世界の投資家が注目を集める予想会社「プリディクトワイズ」によれば、共和党が231〜240議席を取る確率は、「わいせつ発言」以前は46%(10月4日)でしたが、同発言後には31%(10月13日)に急降下しています。共和党は辛うじて過半数を維持することはできても、民主党との議席差が大きく縮まる可能性が出てきました。
("Overall House Control After 2016 Election," predictwise.com., 10/13/2016)
スタイン陣営は気候変動対策として、2030年までに100%クリーンな再生可能エネルギーへの転換を図るために「第2次世界大戦(World War II)と同規模の国家総動員を図る」ことを掲げている。また軍事費の削減や、すべての米国民が生活賃金をまかなえる雇用の創出、学生ローン債務をなくすことなどを掲げている。リアルクリア・ポリティクスの世論調査による支持率は2%にとどまっている。
またトランプ氏が大統領選を制するには絶対に負けられない州であるフロリダ州では、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)とシエナ大学研究所(Siena College Research Institute)の共同世論調査でトランプ氏の支持率が46%と、クリントン氏の42%を上回った。前回はクリントン氏が1ポイントリードしていた。
共和党全国委員会(Republican National Committee)のラインス・プリーバス(Reince Priebus)委員長は米ABCテレビの日曜の報道番組「ディス・ウィーク(This Week)」で、「われわれは勢いに乗った。ミシガンのようなところで勝てば(当選は)決まりだ」と語った。