したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

1497チバQ:2012/11/03(土) 21:25:52
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/121103/cpd1211030502001-n1.htm
「オバマ大統領再選を支持」 ブルームバーグNY市長が寄稿2012.11.3 05:00
 米ニューヨーク市のブルームバーグ市長は1日、ブルームバーグ・ニュースへの寄稿で、6日の大統領選で民主党のオバマ大統領の再選を支持するとの考えを表明した。ハリケーン「サンディ」によりニューヨーク市や米北東部は壊滅的な被害を受けており、気候変動問題に対しリーダーシップを発揮できる人物として、オバマ大統領を評価すると説明している。

 寄稿文の中で市長は、「候補の一人は、気候変動について地球を脅かす緊急の問題だと考えているが、もう一人はそうではない。私は、われわれの大統領に選挙対策よりも科学的証拠とリスク管理を優先してもらいたい」と述べた。

 また、ニューヨーク市の二酸化炭素(CO2)排出量削減の取り組みに関し「われわれの力だけでは不十分だ。大統領のリーダーシップが必要となる」とし、「オバマ大統領はこの4年間、自動車やトラックの燃費基準を引き上げるなど、CO2排出量の削減に向け重要な措置を講じてきた」と評価。一方、共和党のロムニー候補は、気候変動対策に取り組んできたが、方向転換したと批判した。

 ブルームバーグ市長は元民主党員だが共和党員として市長に初当選し、現在は無党派。(ブルームバーグ John Herzfeld)

1498チバQ:2012/11/03(土) 22:10:19
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/11/03/kiji/K20121103004477120.html
クルーニーらセレブ支援はオバマ氏優勢
 世界的な映画俳優やミュージシャンらも支持する候補を表明し資金集めなどに関与する米大統領選。今回のセレブ(有名人)たちの支援では、オバマ大統領が優勢なようだ。

 オバマ氏が上院議員のころから親交があるという人気俳優のジョージ・クルーニーさんは5月、ロサンゼルスの自宅で資金集めの夕食会を開催。ロバート・ダウニーJr.さんら映画・音楽界のスターがずらりと並び、メディアの話題をさらった。

 出席者150人はそれぞれ4万ドル(約320万円)を払い、抽選で出席する権利が当たる一般からの寄付も募って1500万ドルを集めた。

 映画のスティーブン・スピルバーグ監督は1万ドルをオバマ陣営に寄付。同陣営は歌手ビヨンセさんがデザインしたTシャツを販売するなど、芸能界での幅広い支持を選挙戦に生かしている。

 一方の共和党ロムニー候補の支持者で目立つのは、8月下旬の共和党大会に登場した米映画界の大御所、クリント・イーストウッドさん。

 「映画界は左寄り(リベラル)ばかりじゃない」「うまくやれなかったなら、退場してもらう」。無人の椅子にオバマ氏が座っているように見立てて軽妙な語り口で政権を批判、喝采を浴びた様子は繰り返しテレビ放映された。ロムニー陣営が選挙戦終盤の10月下旬に放映を始めたテレビ広告にもイーストウッドさんが再び登場。アクション俳優チャック・ノリスさんらもロムニー氏支援に回っている。(共同)
[ 2012年11月3日 20:31

1499チバQ:2012/11/03(土) 22:11:50
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00234713.html
米大統領選 オハイオ州での選挙戦を取材しました。

アメリカ大統領選で、激戦区の中でもとりわけ重要といわれるのがオハイオ州で、2日も両候補がニアミスするなど、熱い戦いが展開されています。
双方の選挙戦を取材しました。

オバマ大統領は「ロムニー氏の意見は、皮肉ばかりだ。わたしは、オハイオの皆さんに懸けている。わたしの戦いは、皆さんのためのものだ」と述べた。
共和党のロムニー候補は「オハイオの皆さん。あなた方が、次の大統領を決めることになる」と述べた。
両候補が力を入れるオハイオ州は、選挙人18人をめぐる争い。
この結果が、大統領選の勝敗を大きく左右することは間違いない。
アメリカン大学のリクトマン教授は「オバマ大統領がオハイオで勝てば、選挙人の過半数を獲得、再選はほぼ確定。ロムニー氏は、オハイオを勝たずに過半数の選挙人を得るシナリオはありえない」と話した。
自動車産業の雇用が13%とされるオハイオ州。
こうした労働者を意識したネガティブキャンペーンでも、容赦ない批判合戦が繰り返げられている。
ロムニー陣営は「オバマ大統領は、GMとクライスラーをつぶし、クライスラーをイタリアに売ったので、ジープは中国で生産されるようになった」と伝えている。
オバマ陣営は「ロムニー陣営のジープに関する内容は、真っ赤なうそ。クライスラー自身が否定しています」と伝えている。
選挙戦では、ハリケーン「サンディ」の対応を追い風にするオバマ大統領が2012年に入って19回、オハイオ入りしたのに対し、ロムニー氏は自らの側近を使って票の掘り起こしを図っている。
オハイオ州を制することなく大統領選を制した共和党候補はいないということもあり、徹底的に州内を回るバスツアーを展開している。
こうしたキャンペーンの先頭に立っているのが、州選出のロブ・ポートマン上院議員。
討論会の予行演習ではオバマ大統領役を務めるなど、ロムニー氏の側近として、重要な役割を担っている。
ポートマン上院議員は「オハイオ州をくまなく回り、選挙の最後の最後まで戦い抜くのです!」と述べた。
最新の世論調査では、オバマ大統領が一歩リードしているとされているが、ポートマン上院議員は戦いに手応えを感じている。
ポートマン上院議員は「ここだけの話、われわれが内々に行った調査では、互角の戦いになっているんです」と述べた。
投票日まであと4日、選挙戦の鍵を握るオハイオ州での総力戦は、今後、いっそう熱を帯びることになる。
(11/03 18:19)

1500チバQ:2012/11/03(土) 22:15:15
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012110302000093.html
勝敗握るオハイオ重点
2012年11月3日 朝刊

 【ワシントン=久留信一】米大統領選の投票が六日に迫り、民主党のオバマ大統領(51)は一日、中断していた大統領選の選挙活動を中西部ウィスコンシン州などで再開。共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)は同日、南部バージニア州内三カ所で開いた集会で演説した。両陣営ともオハイオ州を事実上の「決戦州」と位置付け、人や資金を最後に集中投入する日程を組んでいる。

 オバマ氏は投票日前日の五日まで選挙戦の結果を左右するとされる激戦州八州を回る。特に重視するのが自動車関連産業が集積するオハイオ州。二日に同州三カ所で集会を開催するのを皮切りに五日までの四日間、他の激戦州との間を往復しながら連日同州に入る強行日程を組んでいる。自動車大手三社のゼネラル・モーターズ(GM)などを救済した実績を訴える。

 一方ロムニー陣営は二日、同州内で党大会並み大規模集会を計画している。ロムニー氏のほか、副大統領候補のライアン下院予算委員長、ベイナー下院議長、同州選出のポートマン上院議員、ライス前国務長官ら百人近い共和党有力者が勢ぞろいし、てこ入れを図る。

 ロムニー氏は南部諸州や中西部など共和党の地盤で支持を固めているが、激戦州最多の選挙人を持ち、やや優勢なフロリダ州などで勝っても、オハイオ州を落とせば、勝利に必要な選挙人二百七十人を獲得するのは困難な情勢だ。

 逆にオバマ陣営は同州を確保すれば勝利が見えてくる。

 米政治サイトのリアル・クリア・ポリティクスによると、同州での支持率は三十一日現在でロムニー氏は46・6%。48・9%のオバマ氏にわずかなリードを許しているが、逆転可能圏内で大詰めの大接戦を演じている。

1501チバQ:2012/11/03(土) 22:17:22
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/332251
【米大統領選2012年】米議会ねじれ続く公算 どちらが勝っても一苦労!?
2012年11月3日 00:24 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】6日の米大統領選に合わせ、米議会の上下両院選も同日投開票される。下院は、現在過半数を握る共和党の勝利が確実。上院は民主党が過半数を維持する可能性が高まっている。大統領選で民主党のオバマ大統領、共和党のロムニー氏のどちらが勝っても、大統領と議会のねじれ状態が続く公算が大だ。

 米議会の上院(定数100)は任期6年で、2年ごとに3分の1ずつ改選。下院(同435)は2年ごとに全議席が改選される。

 下院は2010年の中間選挙で共和党が大勝し、過半数を握った。現有議席は共和240、民主190で欠員5。過半数は218議席だが、米紙ニューヨーク・タイムズの分析で共和はすでに227議席を固めた。一方、民主優勢は183議席にとどまっており、焦点は接戦の25議席をめぐり、どちらが現有議席を減らすかに移っている。

 上院は過半数が51議席で、現有議席は民主53、共和47。今回は33議席が改選されるが、改選数は民主23、共和10と民主の改選議席が多く、民主が不利な構図だ。

 同紙によると民主は17議席を固め、非改選と合わせて47議席、共和は8議席を固め非改選と合わせ45議席を確実にしており、残る接戦の8議席をめぐり両党が激しく争っている。ただ、米メディアには最終的に民主党が勝利するとの見方が多い。

 オバマ氏は中間選挙で敗北後、下院で過半数を握った共和党の“徹底抗戦”に遭い、米政治は機能不全に陥った。オバマ氏が再選されてもこの構図が続き、2期目の大きな足かせとなりそうだ。

 一方、ロムニー氏が勝利した場合も上院民主党とのねじれに直面する可能性が高い。ただ、上院の情勢はなお流動的で、ロムニー氏が勢いを得て勝利すれば、相乗効果で上院選でも共和党が勝利する、との見方もある。

=2012/11/03付 西日本新聞朝刊=

1502チバQ:2012/11/03(土) 22:19:55
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCUIBW6JIJUX01.html
GMとクライスラー、ロムニー氏の選挙CMに強く反論
 11月1日(ブルームバーグ):米大統領選の共和党候補、ロムニー氏は、オハイオ州での票獲得に向けてオバマ大統領の自動車産業政策を攻撃している。ただ、これが意図に反して選挙戦に引きずりこまれているゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラー・グループから厳しい批判を招いている。

クライスラーのセルジオ・マルキオンネ最高経営責任者(CEO)は10月30日に従業員に対し、中国で事業を拡大する計画はどれもオハイオ州の雇用を減らすとの考えは「正確でない」と述べ、これは最近の選挙キャンペーンのコマーシャルでロムニー陣営が示唆していることだと語った。GMの広報担当グレッグ・マーティン氏(デトロイト在勤)はロムニー氏の広告について、GMの中国での成長は米雇用の犠牲の上に成り立っているような印象を与えると述べた。

マーティン氏は「この広告はあまりに誤解を招く恐れがあるため、当社は経営破綻から脱却して以降の成長を積極的に擁護せざるを得なかった」と指摘。「当社はチャンスを与えてくれた両党に感謝しており、それを最大限生かしている」と述べた。

1503チバQ:2012/11/03(土) 22:35:56
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date3&k=2012110100640
白人の支持が激減=黒人は圧倒的にオバマ氏−人種間の緊張反映か・米大統領選

黒人団体の会合で黒人指導者らと写真撮影に応じるオバマ米大統領(左から2人目)とミシェル夫人(右から2人目)=2011年9月24日、ワシントン(AFP=時事) 【ワシントン時事】6日投票の米大統領選に関する各種世論調査で、オバマ大統領に対する白人の支持が2009年の就任時から激減していることが浮き彫りになっている。白人層より経済状態が悪い黒人層は、圧倒的にオバマ氏支持。同氏が多様な米国を代表する大統領であり続けようと努める中、人種間の緊張が複雑に反映していると言えそうだ。
 ギャラップ社の最新調査(10月22〜28日、回答者3682人)によると、白人でオバマ氏を支持すると答えた人は38%で、就任時の調査(09年1月19〜25日、回答者2631人)の63%から大幅に減少。黒人は91%がオバマ氏支持と回答した。
 一部の米メディアは、こうした傾向を「人種間の緊張」(ワシントン・ポスト紙)と表現する。雇用問題が最大の争点となる中、黒人層は失業率が13.4%(9月時点)と、白人層の2倍近くに達しているにもかかわらず、黒人初の米大統領であるオバマ氏の再選を求めているからだ。
 保守系シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ政策研究所(AEI)のキャロリン・ボウマン上級研究員(世論・メディア)は「黒人層は一枚岩となって1960年代から圧倒的に民主党候補を支持している。肌の色は関係ない。多くの白人層は大統領の実績で判断している」と指摘する。
 オバマ氏自身は最近のラジオのインタビューで、なぜ黒人層が支持するのかという質問に、「皆が妻のミシェルにファーストレディーを続けてほしいと思っているから」とかわした上で、「全ての米国民のために全霊をささげている」と強調した。
 ワシントン・ポスト紙の最新の調査によれば、白人有権者の支持率で共和党のロムニー候補がオバマ氏を23ポイント上回った。08年の大統領選前調査では、共和党のマケイン候補のリードは8ポイントしかなかった。(2012/11/01-15:38)

--------------------------------------------------------------------------------

1504チバQ:2012/11/04(日) 09:37:26
http://mainichi.jp/select/news/20121104k0000e030124000c.html
米大統領選:38州で住民投票同時に 生活密着の176件
毎日新聞 2012年11月04日 09時25分

 【ロサンゼルス堀山明子】米大統領選が投開票される6日、地域政策や生活に密着した問題に関する住民投票が同時に行われる。南カリフォルニア大学の直接請求・住民投票研究所の集計によると、実施されるのは38州で計176件。過去には大統領選の行方に影響したケースもあった。カリフォルニア州では遺伝子組み換え食品の表示を義務化する州法案が全米で初めて提案され、食料品メーカーや農家を巻き込んだ論争に発展している。

 「食料費が年間400ドル(約3万2000円)増えます」

 義務化反対派のテレビコマーシャルは、「ラベル表示は無駄な労力」と農家やメーカーが訴えた後、最後の画面で上昇が予想される家計の出費額がアップになる。難解な遺伝子組み換え食品の安全論争には踏み込まず、消費者心理に直接訴える作戦だ。

 米メディアによると、コカ・コーラやケロッグなど大手食品メーカーが広告費用に4000万ドル以上かけて反対キャンペーンを展開。9月半ばの世論調査では義務化賛成派が6割を超えていたが、ロサンゼルス・タイムズ紙が10月末に行った世論調査では44%まで降下。反対との差はわずか2ポイントに縮まり、宣伝効果の表れとみられる。

 一方、賛成勢力には、ロサンゼルスやサンタモニカなど、地元農家を集めた青空市開催に熱心な自治体の市議会議員が加勢。自然食系の品ぞろえで人気のスーパー「ホールフーズ」も支持し、周辺は賛成派の消費者の活動拠点となっている。

 ロサンゼルス市内の店頭でビラ配りをしていた2児の母、サハジャ・ダグラスさん(48)は「日本に比べ米国は食品に対する透明性が低い。情報を開示して消費者に安全を判断させてほしい」と語った。

 大統領選と同時実施される住民投票を巡っては、04年にブッシュ大統領陣営の働きかけで、多くの州で人工妊娠中絶や同性婚に反対する住民投票を提起。保守派の票の掘り起こしにつながり、再選を後押しした。今回も、医療保険義務化や同性婚の是非など、大統領選の争点と重なる案が提出され、注目されている。

 激戦州のフロリダを含む4州では、オバマ政権の医療保険改革法をけん制するため、保険加入の義務化を認めない州法案が提示された。オバマ大統領が支持を明言した同性婚を巡っては、合法の州法を持つワシントンなど3州で撤廃案が提出され論争が再燃。同性婚を禁じているミネソタ州は州憲法改正で規制強化を目指している。

 大麻取り締まりの緩和では、ワシントンなど3州で完全合法化を巡る是非が問われ、世論調査ではいずれも賛成派がやや優勢だ。医療用に限定した合法化は17州で成立しているが、用途を限定しないのは初めて。

 <米大統領選と同時実施される主な住民投票>

遺伝子組み換え食品の表示義務化          

 カリフォルニア州

同性婚=4州                   

 メーン、メリーランド、ワシントン(合法の州法撤廃) ミネソタ(禁止を州憲法改正で厳格化)

医療保険の義務化禁止=4州            

 アラバマ、フロリダ、モンタナ、ワイオミング

大麻の合法化=6州                

 コロラド、オレゴン、ワシントン(完全合法)

 アーカンソー、マサチューセッツ(医療用のみ)

 モンタナ(医療用許可の撤廃)

不法移民への公的サービス制限=2州        

 メリーランド、モンタナ

51番目の州への加入                

 プエルトリコ自治領

1505チバQ:2012/11/04(日) 10:09:17
http://news24.jp/articles/2012/11/04/10217072.html
米大統領選 激戦地オハイオ州の攻防ピーク
< 2012年11月4日 8:25 >


   6日に投票が行われるアメリカ大統領選挙まであと3日。民主党・オバマ大統領と共和党・ロムニー候補は選挙戦が終盤を迎え、追い込みをかけている。こうした中、選挙を決するともいわれる激戦地のオハイオ州での争いがピークに達している。現地より、平野亜由子記者が報告。

 毎回、民主党と共和党の候補が激しく競り合い、「ここで負けて大統領になることはできない」といわれるオハイオ州では、住民たちも選挙ムード一色となっている。

 有権者「アメリカを正しく導いてくれるなら、民主党でも共和党でもよい」「オバマ大統領は、人柄は素晴らしい。でも、政策には賛成できない」

 前回、08年の大統領選挙では、保守的な有権者の一部を取り込み、オバマ大統領が4ポイント差で制した。しかし、経済・雇用情勢の回復の遅れなどからオバマ大統領への失望感が広がり、支持率は、オバマ大統領が49.3%、ロムニー候補が46.4%と、今回はさらに接戦となっている(10月23日〜11月1日、リアルクリアポリティクス調べ)。

 また、オハイオ州では、「(国際テロ組織・アルカイダの指導者、ウサマ・)ビンラディン容疑者は死に、GM(ゼネラル・モーターズ)は復活した」とオバマ大統領の成果を訴える看板の裏に、「ロムニー候補こそがアメリカの自由を守る」と書かれた看板が立てられている。

 看板立てた共和党支持者「(前の選挙では)オバマ大統領の聞こえの良いメッセージにひかれて、本質を見抜けなかった有権者が多い。まだ投票先を決めていない人たちに『オバマ政権が続けば、アメリカは誤った道に進む』ことを知ってもらいたい」と話す。

 危機感を強めるオバマ大統領は、このところ連日、オハイオ州に入っている。さらに、ボランティアが州内の住宅地を回って支持を訴えている。3日は民主党の大物であるケリー上院議員も参加し、オバマ陣営の焦りの色がうかがえた。

 選挙戦の天王山・オハイオ州をめぐる攻防は、投票日ギリギリまで続くことになる。

1506チバQ:2012/11/04(日) 10:11:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121104/amr12110407000002-n1.htm
【ジョークは語る】
「オバマさんは“メッセージを承認する”人だよ」
2012.11.4 07:00 (1/2ページ)[ジョークは語る]
 「オバマさんは“メッセージを承認する”人だよ」−両親がオバマ氏支持者の子供

                   ◇

 オバマ米大統領を熱心に支持する夫婦が、4歳の子供と選挙事務所を訪れたときのこと。部屋に飾られたオバマ大統領の顔写真が目に留まった。

 両親が「あの人、誰だか分かる?」と聞くと、子供は「バラク・オバマだよ」との模範解答。「じゃあ、バラク・オバマが何をしている人か知っている?」と尋ねると、子供は少し考え込んでこう答えたという。

 「“このメッセージを承認する”人だよ」

 米国人には爆笑必至の小話だが、これで笑える日本人は相当な米国通だ。

 「このメッセージを承認する」は、選挙戦で対立候補を非難・中傷するCMの中の決まり文句。例えばオバマ陣営のCMの場合、「私はバラク・オバマです」などと、候補者名をこの決まり文句の前に入れることになっている。

 米国は10月以降、これでもかとばかりに中傷CMであふれている。米紙ワシントン・ポストによると、オバマ陣営は同1日からの3週間で約7700万ドル(約61億円)、ロムニー陣営は約8700万ドル(約69億円)を投じて選挙CMを量産。投票日までに計100万本に達するとみられ、約80万本だった前回選を大幅に上回る見込みだ。

 やたらにテレビ局が「接戦」を繰り返すのも、実はCM目当てではないかと、うがった見方をしてみたくなる。

 ただ、そろそろ視聴者も中傷CMに嫌気が差してきている様子。オバマ大統領も10月下旬の演説で「みんながテレビCMに飽き飽きしているのは知っている」と理解を示すと、支援者は大声で「イエス」と返して会場が爆笑に包まれた。

 ちなみに、冒頭の小話を披露したのもオバマ大統領自身で、笑いながら「実話なんだ」と強調していた。(ワシントン 犬塚陽介)

1507チバQ:2012/11/04(日) 12:59:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121104-00000513-san-int
2012 米大統領選 メディアの支持、拮抗 オバマ氏、前回から「激減」
産経新聞 11月4日(日)11時46分配信

 ■激戦州はロムニー氏が優勢

 【ワシントン=犬塚陽介】大統領選が最終盤を迎える中、米国の全国紙や地元紙による候補者の支持表明が出そろってきた。前回の2008年選挙では6割以上の支持を得た民主党のオバマ大統領だが、今回は支持が激減。接戦を反映して、共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事との差はわずか9紙となった。全体ではオバマ氏が優勢ではあるものの、激戦のオハイオ州では拮抗(きっこう)し、フロリダ州ではロムニー氏がオバマ氏を上回った。

 カリフォルニア大サンタバーバラ校が、発行部数で上位100紙に実施した調査によると、3日現在で77紙が立場を表明しており、オバマ大統領への支持は36紙、ロムニー氏が27紙に達している。

 発行部数50万部を超えるニューヨーク・タイムズなど有力紙は、前回同様オバマ氏支持だが、支持紙は前回の65紙から大幅に減少。メディアの“オバマ離れ”が浮き彫りになった。

 とはいえ、支持表明した各紙の発行部数をみると、オバマ支持側の総部数が約93万部、ロムニー支持側は約50万部で大きな開きがある。

 ただ、肝心の激戦州になると状況は一変する。オハイオ州の4紙は真っ二つに分かれており、発行部数はオバマ氏側が38万部、ロムニー氏側が28万部でオバマ氏側が先行している。

 また、フロリダ州では、オバマ支持がマイアミ・ヘラルドなどの2紙に対し、ロムニー支持はオーランド・センティネルを含む4紙で逆転。発行部数の合計もオバマ支持は約46万部、ロムニー支持が約58万部だった。

 ◆12紙は「見送り」

 一方で、今回はオバマ大統領の地元のシカゴ・サン・タイムズが、新聞の役割は「読者に情報を伝え、思考に影響を与えることであり、どうすべきかを示すことではない」と表明するなど、全体で計12紙が特定候補の支持を見送った。

 発行部数約210万部で全米最多のウォールストリート・ジャーナル、約181万部で2位のUSA TODAYは以前から支持候補を表明していない。

 ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は支持表明について、オピニオン面を受け持つ論説委員会の立場を示したものと説明。米国では論説委員のニュース報道介入は禁止されているため、中立性は保たれるとしており、他紙も大筋で同様の見解を示している。

1508チバQ:2012/11/04(日) 13:00:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121104-00000515-san-int
2012 米大統領選 ワシントン支局長が読む 僅差でオバマ氏再選か
産経新聞 11月4日(日)11時58分配信


拡大写真
激戦7州と大票田の州(写真:産経新聞)

 ■オハイオ落とせばロムニー氏終幕も

 【ワシントン=佐々木類】歴史的な大接戦が続く米大統領選は、6日投開票される。民主党のオバマ大統領(51)の再選か、共和党のロムニー新大統領(65)の誕生か。選挙は水物で土壇場まで何が起こるか分からないが、支持率だけでは読み解けない大統領選の行方を展望した。

 結論からいえば、オバマ氏が激戦州で地力を発揮し勝利する可能性が高いとみる。東部を襲った暴風雨の被災地対策にオバマ氏が奔走したことや、10月の雇用統計で就業者数が増加したことも追い風となった。オバマ選対の票読みだと、過半数の270台後半から290超をうかがう情勢でオバマ氏が僅差で勝利する。

 ただ、反オバマ票の“ドミノ現象”が起きれば、ロムニー氏が300の大台に乗せオバマ氏が大敗する可能性もあるとして、オバマ陣営では組織の引き締めに躍起となっている。

 見どころは、激戦7州の中でも僅差で競り合う南部フロリダ、東部バージニア、中西部オハイオ、西部コロラドの4州だ。前回の2008年選挙では、オバマ氏が共和党のマケイン候補を破り全勝している。

 ★フロリダはロムニー氏

 ロムニー氏の勝利の最低条件は、フロリダ、オハイオ、バージニア3州のうち2勝すること。特に、選挙人が29人と多いフロリダでの勝利は必須といえる。

 各種世論調査をみると、フロリダではロムニー氏が大激戦の上、勝利しそうだ。オバマ陣営は今でこそオハイオと並んでフロリダでも遊説を強化したり、資金を重点的に投じたりしているが、フロリダで負けても最終的に勝つ選挙戦略を描いてきた経緯がある。共和党大会の開催場所とするなど、フロリダを最重視してきたロムニー陣営に比べ、見劣り感は否めない。

 その一方で、ロムニー氏はオハイオで劣勢に立たされている。オハイオは全米の縮図とされ、中間所得層が多い。高額所得者優先のイメージが強いロムニー氏は、党予備選でも知名度の低い候補相手に苦戦した。

 興味深いジンクスもある。先の大戦後、フロリダ、オハイオのいずれかを落として当選した共和党候補はいないのだ。オハイオはオバマ氏が有利に戦いを進めており、ジンクスに従えば、オハイオを落とした時点で、ロムニー氏は「万事休す」だ。もちろんフロリダで負ければ大統領選での勝ち目はほぼなくなり、オハイオの結果に関係なく“幕切れ”となる。

 ロムニー氏が当選に王手をかけるにはフロリダ、オハイオで2勝し、バージニアでも勝ちたいところだ。

 ★世論調査は誤差の範囲

 他の激戦州だが、オバマ氏はウィスコンシン州、アイオワ州、ニューハンプシャー州で選挙戦を有利に展開中。最低でもオハイオを制すれば、「フロリダを落としても最終的に勝つ」というオバマ陣営の“勝利の方程式”に大きく近づく。

 選挙分析に詳しい政治評論家のチャーリー・クック氏は、ロムニー氏の全米での得票率がオバマ氏を上回る可能性について「五分五分だ」としながらも、「獲得選挙人数ではオバマ氏が上回るだろう」とし、最終的にオバマ氏が接戦を制するとの見方を示している。

 とはいえ、世論調査のオバマ氏のリードは、統計上の誤差の範囲内だ。激戦州がオセロ風ゲームのように次々と共和党色に染まる可能性もあり、ロムニー氏にも勝機は残っている。

【用語解説】米大統領選の仕組み

 ■選挙人270人獲得で勝利

 米大統領選は全50州と首都ワシントン(コロンビア特別区)に割り当てられた合計538の選挙人を奪い合う形で行われ、過半数(270人)の選挙人を獲得した候補者が勝者となる。

 選挙人の数は各州の上院議員の定数(2人)と、人口に応じて決まる下院議員の定数の合計。最多はカリフォルニア州の55人、2番目はテキサス州の38人。

 ネブラスカ州とメーン州以外は、投票数が最も多い候補者が全ての選挙人を獲得できる。このため全米での得票率が対立候補より低くても、選挙人の多い州を押さえることにより選挙人数で上回ることが可能だ。

 2000年の大統領選では共和党のブッシュ候補が得票率47.9%と、民主党のゴア候補の48.4%を下回ったが、選挙人では271人を獲得し大統領に選ばれた。これはフロリダ州の得票率でブッシュ候補がゴア候補を0.1%(537票)しか上回っていないにもかかわらず、当時25人だった選挙人全てを獲得したことが影響したとされる。

1509チバQ:2012/11/04(日) 13:04:16
http://www.cnn.co.jp/special/us_election/35023766.html
攻めるオバマ大統領、守るロムニー氏 最終盤で攻守逆転
2012.11.04 Sun posted at 11:37 JST

ワシントン(CNN) 11月6日の投票が目前まで迫った米大統領選だが、民主党のオバマ大統領が劣勢の候補者のように積極的に遊説をこなしているのに対し、共和党大統領候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は政権交代が確実だとの姿勢を示すなど、これまでとは攻守が入れ替わった様子を見せつつある。

3回の大統領テレビ討論会を経て逆転した両候補の立場は、大嵐サンディへの対処で指導力を発揮したとされるオバマ大統領が盛り返しつつあるが、有権者の審判が下されるまで両陣営の熾烈な宣伝合戦が繰り広げられそうだ。

オバマ大統領はメディアへの露出や遊説を精力的にこなしており、ロムニー氏に対する批判の口調はより激しいものになってきている。

一方でロムニー氏は、次期大統領であるとの雰囲気を醸し出そうと、オバマ大統領の実績を批判しつつも政治的な中傷合戦からは一歩引いた姿勢を見せ、オバマ大統領が4年前とは異なり、最重要課題から人々の目をそらさせようとしているなどとも批判している。

ブルッキングス研究所のダレル・ウエスト副所長(統治学)は、今では両候補共に、残り少ない浮動票の獲得よりも、中核的な支持層に対する投票の呼びかけに注力しているとの見方を示す。

ブルッキングス研究所のウエスト氏は、オバマ大統領が10月3日のコロラド州デンバーで行われた1回目のテレビ討論会で精彩を欠いた結果、ロムニー氏が勢いづいたと指摘。一部の世論調査では互角以上となっているため、ロムニー氏がフロントランナーで、大統領はそれを追うというような役割を演じるようになったと付け加えた。

ウエスト氏はさらに、オバマ大統領が、2回目と3回目のテレビ討論会での勝利をもたらした攻撃的な姿勢をその後も維持していると指摘する。

CNNのチーフ政治アナリスト、グロリア・ボーガー氏は、挑戦者である候補は変化を約束するもので、前回のオバマ大統領と今回のロムニー氏がそうであるとの見方を示す。ロムニー氏には、1回目の討論会での大勝利や順調な資金集めなどが追い風になっているともボーガー氏は付け加えた。

これに対しオバマ大統領は、支持者が多い女性やアフリカ系、ヒスパニック系、同性愛者の支持を一層拡大するために、ロムニー氏の政策が時代遅れかつ進歩に逆行するものだと批判を強めている。

オバマ大統領はまた、ロムニー氏の外交政策を酷評して政治姿勢のぶれを批判しているほか、雑誌のインタビューでロムニー氏を「大ぼら吹き」とまで呼んだ。これにはロムニー陣営が、オバマ大統領は混乱しており、弁解や中傷ばかりだなどと直ちに反論した。

オバマ大統領が、前政権がもたらした景気後退から米国経済を回復させたと主張しているのに対して、ロムニー氏は、大統領の見当違いの経済政策が景気回復を遅らせ、何百万人もの米国人が長期間、失業や貧困に苦しめられていると主張している。

そしてロムニー氏は、今回の大統領選挙が、過去4年間と同じ政策による現状維持と、将来が過去よりも良くなることを約束する本当の変化との間の選択だと主張している。

ブルッキングス研究所のウエスト氏によれば、オバマ大統領には、追いかける候補として、より攻撃的な姿勢をとることが有利に働く可能性があるが、ロムニー氏が勢いに頼るのはリスクが高いという。

ウエスト氏は、接戦となっている選挙では、リードを維持するのは非常に難しく、勢いとは曖昧(あいまい)なものでもあると説明。ロムニー氏は過去数週間、世論調査で健闘してはいるものの、これはすぐに変わることもありえると付け加えた。

1510チバQ:2012/11/04(日) 23:18:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121104-00000050-mai-int
<米大統領選>電話作戦、戸別訪問…両陣営追い込み シカゴ
毎日新聞 11月4日(日)22時21分配信

 6日投開票の米大統領選に向け、民主党のバラク・オバマ大統領(51)と共和党の大統領候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が大接戦を繰り広げるなか、オバマ大統領の本拠地、中西部イリノイ州シカゴを訪ねた。両陣営は周辺の中西部激戦州に向け電話作戦や戸別訪問を展開し、「最後の支援」を呼びかけていた。
 「投票先はもう決まっていますか。実はシカゴから電話しているのですが……」。シカゴ中心部にあるオバマ大統領のイリノイ選挙事務所本部では3日、「フォン・バンク」と呼ばれる作業部屋で、60人近いボランティアの市民らが受話器を握りしめていた。陣営幹部によると、投票直前の最後の3日間は、北側のウィスコンシン州、西隣のアイオワ州、東方のオハイオ州など近隣の激戦州に集中的に電話をかける「越境作戦」に力を注ぐという。

 オバマ大統領の地元イリノイ州は民主党の強固な地盤だが、10月末の世論調査によると、近隣州ではウィスコンシン州で3ポイント、オハイオ州で5ポイント程度とオバマ氏のリードはいずれも僅かで、アイオワ州では接戦状態だ。オハイオ州も、無党派層だけをみると、ロムニー氏(49%)がオバマ氏(43%)をリードし、オバマ陣営に危機感が広がっている。

 3日の電話作戦は、4交代制で午前9時から12時間続いた。「一番多かった午後の部の参加者は200人を超えた」(陣営幹部)という。このほか市中心部だけでも選挙事務所は約20カ所あり、州内全域で1日数千人が電話をかけている。

 一方、ロムニー氏を支援するイリノイ州の共和党陣営は、青年部がこれまで断続的に周辺の激戦州で戸別訪問を続けており、4日もウィスコンシン州に入る予定だ。エンゼル・ガルシア青年部長(37)は「周辺の激戦州では、3割が無党派といわれるオハイオで一番手応えを感じている。ロムニーのほうが雇用が創出できると思われている」と強調した。

 オハイオ州の政治動向に詳しい政治評論家のケビン・デュワンさん(35)は、「オハイオの無党派層は、どちらの候補が優勢かという全体状況に敏感で(どちらかがリードすると他方の支援に回るなど)バランスを取ろうとするのが特徴的」と指摘。オハイオ州の無党派層でロムニー氏が優勢な背景には、こうした独特の投票傾向があると説明した。【シカゴ(イリノイ州)堀山明子】

1511チバQ:2012/11/05(月) 22:42:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121105/amr12110521390000-n1.htm
黒人票、オバマ氏回帰 「恩恵ないけれど」
2012.11.5 21:38 (1/3ページ)

選挙演説を終えた後、黒人支持者と握手を交わすオバマ大統領=1日、ラスベガス(ロイター)
 4年前の大統領選で、オバマ氏の当選を後押しした黒人たちの多くは、6日の投票を複雑な気持ちで迎えようとしている。初の黒人大統領の誕生に熱狂した彼らだが、直接恩恵を受けたという実感は乏しく、景気低迷や失業は一段と厳しい。ただ、白人の支持が減り続ける中、オバマ氏との人種的な結び付きや共和党への反発から、強固な支持が揺らぐ様子はない。

 「オバマ大統領は同胞であるわれわれ黒人に何をしてくれたのだろうか?」

 米東部を襲ったハリケーンの影響で、商店の看板が吹き飛ばされたマンハッタン・ハーレム地区で、会社員のスタンリー・ロバーツさん(29)は大統領へのいらだちを語った。オバマ氏が黒人政治家という少数派から大統領に上り詰めてて約4年が経過した今、劇的な生活の変化を実感できる黒人は多くない。

 オバマ大統領は2010年、不法移民の子供でも大学か軍隊に在籍すれば在留資格を与える「ドリーム法」成立に奔走。共和党の反対で葬り去られたが、主にヒスパニック系住民を利する法案だった。また今年5月には、歴代大統領として初めて同性婚も支持し、同性愛者から歓迎された。

 このようにオバマ氏が特定の層に配慮した政策に熱を入れる中、「『合衆国』の大統領であっても『黒人』のための大統領になり切れていない」という黒人の不満は強い。社会学者のアンドリュー・ジョリベッテ氏(41)はオバマ氏の姿勢を「意図的なものだ。(黒人に甘いと)彼の信用が落ちるからだ」と語る。

 黒人の失業率は14%強と白人の2倍近い高さだ。ある男性は「人種間の格差は広がっている」と嘆く。前回選では黒人の96%がオバマ氏に投票したが、昨年その支持率は一時85%まで落ちた。

 だが1日の世論調査によれば、オバマ氏への黒人の支持率は91%と回復。対照的に、白人の支持率はオバマ氏就任時の6割強から4割弱へと大幅に減った。

 多くの黒人がいまなおオバマ氏を支持する理由について、ある女性は「共和党が貧困層を差し置いて富裕層の味方をすると多くの人々が思っているからだ」と語る。とくに黒人層が心配するのは、「オバマケア」と呼ばれる医療保険改革の行く末だ。黒人の無保険者は20.8%と白人の約2倍。主婦のローズ・ジャクソンさん(43)は「オバマ氏は医者に満足に行けなかった貧困層を助けたが、ロムニー氏が勝てば改革は潰される」と懸念を示す。

 「同じ肌の色」という意識によるオバマ氏との人種的な結び付きもいまだに強い。主婦のシルビア・ハントさん(37)は「オバマ氏当選後も人種差別は目立たない形で続いているが、彼がホワイトハウスにいる限り、差別は助長されないはずだ」と話す。

 共和党が強い州では現在、投票時に写真付き身分証明書の提示を求める州法が導入される傾向にあり、事実上、運転免許証の取得を求める内容となっている。これは、貧困ゆえに車を持てない黒人層を“狙い撃ち”したものだとして、共和党に背を向けさせる一因になっている。

 オバマ陣営には今回も、こうした黒人層をどれだけ多く投票所に導くかがカギとなる。激戦州の南部ノースカロライナ州では前回、30万人以上の黒人が初めて投票し、1万4000票差というオバマ氏の辛勝に大きく貢献したからだ。

 民主党の牙城ニューヨーク州では今、「ロムニー氏が勝てば面白い。そうすればオバマの良さが分かる」と逆説的に語る黒人はいるものの、ロムニー氏を支持する黒人の声はほとんど聞こえてこない。

 会計士のティム・ジョンソンさん(32)は「黒人が大統領の執務室にいることはわれわれの誇りだ。わが息子が生涯、長期の“オバマ時代”を記憶できるのは父親としてもうれしいことだ」と目を細めて語った。(ニューヨーク 黒沢潤)

1512チバQ:2012/11/05(月) 22:53:27
http://mainichi.jp/feature/news/20121106k0000m030041000c.html
米大統領選:選挙資金が4800億円突破 史上最高額に
毎日新聞 2012年11月05日 19時52分(最終更新 11月05日 20時12分)

 【ワシントン古本陽荘】6日投開票される米大統領選と、それにともなう上下両院選などに投じられた選挙資金は、60億ドル(約4800億円)を突破し、史上最高額となる見通しだ。集めた資金のほぼ半額が、テレビを中心とした広告費に費やされ、うち約9割は相手候補を中傷するためのネガティブ広告だ。

 大統領選に関する連邦選挙委員会への届け出によると、昨年1月から先月17日までの間、民主党のバラク・オバマ大統領(51)の選対本部は6.5億ドル(約521億円)を集め、共和党の大統領候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)の4.1億ドル(約329億円)を上回った。

 ただ、10年の連邦最高裁判決で活動が認められた「スーパーPAC」と呼ばれる政治団体が集金活動の性格を変えた。

 スーパーPACは、投票の呼びかけといった直接的な選挙活動はできないが、政策に関する主張や相手陣営の批判は認められている。通常の政治献金に設けられている上限がないため、会社経営者や富豪らの大口献金の受け皿となっている。

 こうしたスーパーPACの集金や党への献金もあわせた場合、ロムニー氏の集金額は11.3億ドル(約907億円)となり、オバマ大統領の10.8億ドル(約866億円)を超えている。

 ワシントンの研究機関「責任ある政治センター」の推計では、議会選などを入れた12年選挙の資金総額は60億ドル(うち大統領選は26億ドル)に達し、記録的といわれた08年の約54億ドルを大きく上回る見通しだ。

 支出では、テレビを中心とした広告費が群を抜いて多く、オバマ陣営は4.6億ドル(約369億円)、ロムニー陣営は3.6億ドル(約288億円)を投じた。

 調査会社カンター・メディアの調べでは、オバマ陣営の広告の85%、ロムニー陣営の91%がネガティブ広告で、選挙戦が泥仕合となっていることが、データでも裏付けられている。

1513チバQ:2012/11/05(月) 22:55:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121105-00000012-mai-int
<米ハリケーン>復旧遅れるスタテン島 マンハッタンと明暗
毎日新聞 11月5日(月)10時32分配信

 ハリケーン「サンディ」が米東部を直撃してから5日で1週間。ニューヨーク市では中心地のマンハッタン島でほぼ電気が復旧し、市民生活が正常に戻りつつある一方、郊外では停電と燃料不足が続き、「明暗」が分かれ始めた。復旧の遅れている郊外のスタテン島を訪れると、「我々は忘れ去られたのか」という恨み節も聞こえてきた。【スタテン島(米ニューヨーク市)草野和彦】

 スタテン島はマンハッタン島から南西へフェリーで約30分。ニューヨーク市を構成する行政区の一つだ。29日夜に襲来したサンディによる全米の死者は4日現在、AP通信によると少なくとも107人。うちニューヨーク市だけで41人、さらにスタテン島だけで22人を占める。

 島海岸沿いのニュードープ地区では洪水で複数の死者が出た。屋根が落ちたり、玄関ドアが破られたりして、家屋が壊滅状態の一帯もある。その一棟の前に立ち尽くしていたドミトリー・ケーガンさん(46)。自宅を事務所にしていたシステムエンジニアで、今はブルックリン地区の友人宅に妻子と共に身を寄せているが、後片付けのために毎日やって来るという。「島を出ることを考えている」と肩を落とす。

 頼る先がない住民らは、電気も暖房もない生活に耐えるしかない。4日早朝、気温は3度近くまで冷え込んだ。主婦のゲラ・ゴシアスさん(49)は「電気が復旧するのは今月10日ごろで、ガスの復旧までにはあと10日ぐらいかかると聞いた」と話す。

 公共駐車場に、ゴミのように積まれたビニール袋の山があった。袋の中身は衣服や毛布など住民らが寄付したもので、必要なものを持ち帰ることができる相互扶助システムだ。自主的に「管理人」を務めるフィル・グレッグさん(52)は「(復旧の進む)マンハッタンが経済の中心地で人口も多いのは確かだ。でも被害が最悪だったスタテン島の復旧が遅れているのは、ないがしろにされているとしか思えない」と憤る。島内で進むのはがれきの撤去作業だけだという。

 駐車場に顔を出したドナ・ソリさん(52)が訴えた。「ここは米国。第三世界じゃない」。停電後、シャワーを一度も浴びていないという体からは、異臭が漂ってきた。

 石油精製施設の操業がストップした影響などで発生した燃料不足は、まだ解消されていない。島内のガソリンスタンドには、ポリタンク持参でタンクローリーの到着を待つ住民らの行例も。最前列にいた老夫婦は「昨日の午後10時から並んでいます」と言う。

 サンディによる被害総額について、リスク評価会社「エクイキャト」は当初、100億〜200億ドルと予想。だが停電の規模などを考慮に入れて今月1日、300億〜500億ドルに修正した。米CNNテレビによると、1900年以降のハリケーン被害では、米南部を襲った05年の「カトリーナ」の1080億ドルに次ぐ被害額。東部に限れば過去最悪だ。想定外の被害の大きさに、政府機関やライフライン関係会社の対応が追いついていない側面もあるようだ。

 米エネルギー省によると、停電はピーク時に21州で850万戸に及んだが、4日午前現在では7州の190万戸まで減少した。

 ニュージャージー州では一部地域で、ガソリンの「配給制」が導入された。車のナンバープレートの最後の数字が偶数の場合は偶数日、奇数の場合は奇数日にガソリンを購入できる仕組み。配給制は「石油ショック」の70年代以来だという。

1514チバQ:2012/11/05(月) 22:58:53
http://mainichi.jp/feature/news/20121105mog00m030024000c.html
2012米国大統領選:【クローズアップ】6日投票 激戦州を「弾丸」遊説
2012年11月05日

 6日投開票の米大統領選は、現職の民主党のバラク・オバマ大統領(51)が中西部オハイオ州など勝敗を決する激戦州で共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)をわずかにリードし、優勢を維持している。米東部を襲ったハリケーン「サンディ」への対応や予想を上回る雇用増が最終盤でオバマ氏を後押ししているとみられ、ロムニー氏は豊富な資金力を背景に戦線を拡大し猛追を図っている。ただ、選挙戦は国内問題や非難合戦など内向きな議論に終始し、互いに決定打を欠いたまま投票を迎える。【ワシントン古本陽荘】

 今年1月に大統領候補選びの火ぶたを切った選挙戦も最後の週末を迎えた3日、オバマ、ロムニー両氏とも勝敗を左右する激戦州で投票前日までの全米をまたにかけた「弾丸ツアー」を開始した。

 「私が4年前に『チェンジ(変革)』を掲げたとき、米国の政治を変えようと訴えた。私を信じてほしい」。オバマ氏は3日、オハイオ州の高校で、08年大統領選の熱気を呼び戻そうと演説に熱を込めた。

 オバマ氏は週末、激戦州を中心に7州の8カ所で演説予定で、この日は中西部のオハイオ、ウィスコンシン、アイオワ、南部のバージニアを駆け巡った。国民的人気が高いクリントン元大統領も最終盤で加勢している。

 ロムニー氏は5州の7カ所を回る。3日は北東部ニューハンプシャー州から始め「オバマ大統領は多くの公約を掲げて政権の座についたが、達成できていない。話すだけならたやすいことだ」と批判のトーンをあげた。

 この日は10月の第1回討論会で圧勝したコロラド州デンバーも訪問。5日までには8州に拡大する。

 選挙分析機関クック・ポリティカル・リポートによると、伯仲する激戦州はカギを握るオハイオ、南部フロリダ、バージニアを含む7州(選挙人計94人)。オバマ氏が「優勢」なのは17州・特別区(同計201人)で、「やや優勢」の西部ネバダや中西部ウィスコンシンなど4州を含めると獲得予想選挙人は計253人にまで膨らむ。一方、ロムニー氏が「優勢」を維持しているのは23州に及ぶが、選挙人は計191人にとどまる。

 この通りなら、オバマ氏はオハイオ(同18人)、フロリダ(同29人)、バージニア(同13人)3州のうち、主要メディア調査でオバマ氏が3〜6ポイントリードしているオハイオ州で勝利すれば270人を突破する。バージニアで勝ち、ニューハンプシャー(同4人)かアイオワ(同6人)のいずれで勝っても再選が確定する優位に立っている。一方、ロムニー氏は大票田のフロリダ州を含めて激戦州争奪戦で圧勝しなければ逆転勝利は難しい情勢だ。

 オバマ氏は第1回討論会での惨敗を機に全米支持率でロムニー氏に逆転されるなど終盤で苦戦を強いられてきた。しかし、ハリケーン「サンディ」への迅速な対応で指導力を評価された。今月2日発表の10月雇用統計では9月に続き失業率が「危険水域」の8%を下回り、雇用増加幅も市場予想を上回って追い風となった。

 ブッシュ前大統領(共和)を2度の勝利に導いた選挙参謀で、ロムニー氏を支持するカール・ローブ氏は3日のワシントン・ポスト紙で「オクトーバー・サプライズ(10月の奇襲)だ。ハリケーンはオバマ氏を有利にし、ロムニー氏の経済政策に関するメッセージを湿らせてしまった」と語り、選挙戦の流れを変えたことを認めた。

 ◇最大争点は経済・雇用、でも…決め手欠いた論戦
 11カ月に及ぶ選挙戦で、オバマ氏が「前進」を掲げ、「中間層」重視の路線継続が争われていると強調したのに対し、ロムニー氏は民間主導の経済成長を目指すため、政策を転換させるべきだと訴えた。

 選挙戦で最大争点は経済や雇用問題。オバマ氏は「公平な機会」を主張し、ロムニー氏は「自由競争」を重視した。民主党が志向する「大きな政府」と共和党が目指す「小さな政府」という従来の対決構図だった。

 だが、双方とも決め手を欠いた。オバマ氏は一時10%に達した失業率を09年就任時のレベルにまで下げたが、7%後半と依然として高く、2期目を目指す大統領としては最悪の数字で投票を迎える。

 一方、ロムニー氏は「強い米国」を掲げてオバマ氏との差別化を図ろうとした。高い失業率はオバマ氏の「失政」で中国に雇用が吸収されたと主張。終盤での支持率上昇にもつながったが、具体的な代替案は示さなかった。

 選挙戦では寄付上限のない選挙資金団体を活用することで両候補とも10億ドルを超す史上空前の資金を投入。集会回数は2日までの約5カ月でロムニー氏が277回、オバマ氏が214回に上った。

1515チバQ:2012/11/05(月) 23:01:44
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012110500654
オバマ氏、再選へ一歩リード=追走懸命ロムニー氏−米大統領選、6日投票
 【ワシントン時事】米国の次の4年間のかじ取り役を決める大統領選は6日、全米各地で投票が行われる。再選を目指す民主党のオバマ大統領(51)が接戦州で勢いをつけ、一歩リード。共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)は追走に懸命だ。結果は即日開票され、同日深夜(日本時間7日昼すぎ)にも大勢判明の見通し。
 ワシントン・ポスト紙などの分析によると、大統領は東西海岸沿いの民主党地盤を中心に14州と首都ワシントンで優位に立ち、西部ネバダなど5州でもやや優勢。計538人の選挙人のうち、243人の確保に道筋を付けた。
 ネバダ州は激戦が続いたが、同州が地元の上院民主党トップ、リード院内総務のてこ入れが効いたもよう。ロムニー陣営が最終盤に力を入れた東部ペンシルベニア州でもリードを保つ。
 これに対しロムニー氏は、伝統的に共和党が強い南部と中西部を中心に21州で優位に立ち、大統領陣営が逆転を狙った南部ノースカロライナなど3州でもやや優勢だ。ただ、多くは人口規模が小さく、これらに割り振られた選挙人は計206人にとどまる。
 残る7州(選挙人計89人)の行方はなお予断を許さないものの、最近の各種世論調査によると、大統領はこのうちオハイオ(18人)、ウィスコンシン(10人)、アイオワ(6人)の中西部3州で差をつけ始めた。選挙戦で最も注目を集めるオハイオ州は製造業が基幹で、雇用状況改善を好感したとの見方が多い。(2012/11/05-17:48

1516チバQ:2012/11/05(月) 23:03:11
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012110500213

縦横無尽に激戦州回り=ロムニー氏、民主地盤に攻勢−米大統領選

4日、米フロリダ州の高校で開かれた集会で演説し、支持を訴えるオバマ大統領(AFP=時事) 【ワシントン時事】6日に米大統領選を控え、民主党のオバマ大統領、共和党のロムニー候補は選挙戦最後の日曜日となった4日、激戦が展開される各州で少しでも票の上積みをしようと国内を縦横無尽に駆け回った。大統領は高い人気を誇るクリントン元大統領とのツーショットで遊説に臨み、劣勢のロムニー氏は逆転を懸け、民主党地盤の大票田に足を踏み入れた。
 大統領はこの日、北東部ニューハンプシャー州から最南端のフロリダ州へ飛び、中西部オハイオ州、西部コロラド州、再び中西部のウィスコンシン州の順に激戦州を行脚。クリントン元大統領と共に壇上に立ったニューハンプシャー州の集会では「今後数十年の米国の行方は皆さんの1票で決まる」と支持を訴えた。


4日、米東部ペンシルベニア州モリスビルで行われた集会に登場した共和党のロムニー大統領候補とアン夫人(AFP=時事) 一方のロムニー氏はオハイオ、バージニア両州に入る途中、全米5番目の票田である東部ペンシルベニア州で遊説した。同州は最近5回の大統領選で民主党候補が連勝したが、ロムニー陣営は逆転可能な差だと判断。急きょテレビCMを打つなど、てこ入れを始めた。(2012/11/05-11:12)

--------------------------------------------------------------------------------

1517チバQ:2012/11/05(月) 23:12:26
http://mainichi.jp/select/news/20121105k0000m030069000c.html
米大統領選:近隣激戦州へ越境支援加速…シカゴ
毎日新聞 2012年11月04日 22時20分(最終更新 11月04日 23時44分)


 6日投開票の米大統領選に向け、民主党のバラク・オバマ大統領(51)と共和党の大統領候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が大接戦を繰り広げるなか、オバマ大統領の本拠地、中西部イリノイ州シカゴを訪ねた。両陣営は周辺の中西部激戦州に向け電話作戦や戸別訪問を展開し、「最後の支援」を呼びかけていた。

 「投票先はもう決まっていますか。実はシカゴから電話しているのですが……」。シカゴ中心部にあるオバマ大統領のイリノイ選挙事務所本部では3日、「フォン・バンク」と呼ばれる作業部屋で、60人近いボランティアの市民らが受話器を握りしめていた。陣営幹部によると、投票直前の最後の3日間は、北側のウィスコンシン州、西隣のアイオワ州、東方のオハイオ州など近隣の激戦州に集中的に電話をかける「越境作戦」に力を注ぐという。

 オバマ大統領の地元イリノイ州は民主党の強固な地盤だが、10月末の世論調査によると、近隣州ではウィスコンシン州で3ポイント、オハイオ州で5ポイント程度とオバマ氏のリードはいずれも僅かで、アイオワ州では接戦状態だ。オハイオ州も、無党派層だけをみると、ロムニー氏(49%)がオバマ氏(43%)をリードし、オバマ陣営に危機感が広がっている。

 3日の電話作戦は、4交代制で午前9時から12時間続いた。「一番多かった午後の部の参加者は200人を超えた」(陣営幹部)という。このほか市中心部だけでも選挙事務所は約20カ所あり、州内全域で1日数千人が電話をかけている。

 一方、ロムニー氏を支援するイリノイ州の共和党陣営は、青年部がこれまで断続的に周辺の激戦州で戸別訪問を続けており、4日もウィスコンシン州に入る予定だ。エンゼル・ガルシア青年部長(37)は「周辺の激戦州では、3割が無党派といわれるオハイオで一番手応えを感じている。ロムニーのほうが雇用が創出できると思われている」と強調した。

 オハイオ州の政治動向に詳しい政治評論家のケビン・デュワンさん(35)は、「オハイオの無党派層は、どちらの候補が優勢かという全体状況に敏感で(どちらかがリードすると他方の支援に回るなど)バランスを取ろうとするのが特徴的」と指摘。オハイオ州の無党派層でロムニー氏が優勢な背景には、こうした独特の投票傾向があると説明した。【シカゴ(イリノイ州)堀山明子】

1518チバQ:2012/11/05(月) 23:47:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121031/amr12103120580007-n1.htm
【米国はいま】
大統領選で意図的に避けられる銃規制問題
2012.10.31 20:54 (1/3ページ)[米国]

デンバー郊外の公共施設には、銃乱射事件の犠牲者を悼むメッセージやぬいぐるみが置かれていた(黒沢潤撮影)
 西部コロラド州デンバー近郊など米国で今年、銃乱射事件が相次いで発生し、米社会を震撼(しんかん)させた。だが銃規制問題は、6日に迫った大統領選の主要争点にはならず、選挙戦を通じて避けられてきた印象すら受ける。銃規制に対するオバマ大統領、ロムニー前マサチューセッツ州知事の姿勢からは、銃と米社会の複雑な関係が浮かび上がってくる。(デンバー 黒沢潤)

 「乱射があった映画館にはこれまで50回以上も行った。事件の日も行こうと思ったが、お金がなくて行けず、辛くも危機を免れた」

 デンバー近郊で7月、大学院生が銃を乱射して12人が死亡、58人が重軽傷を負った映画館近くの広場。今も付近で警官が警戒にあたるピリピリとした雰囲気の中、無職のエンゼル・ヘルナンデスさん(18)はおびえつつこう語った。

 デンバーでは事件後、銃規制の論議が白熱化している。エチオピアから14年前に移民した会計士アブラハム・ムサさん(40)は「戦地さながらに銃で殺されるのは狂気の沙汰だ。自衛でも銃所持は正当化できない。妻には常に『米国で他人とケンカするな。いつ撃たれるか分からないぞ』と警告している」と話す。

 これに対し、銃所持賛成派の弁護士ロン・フィッツジェラルドさん(62)は「銃所持は米国の伝統。きちんと規制した上で認めるべきだ。感情的な議論は無意味だ」とクギを刺す。

 デンバーとは対照的に大統領選で銃規制論議は盛り上がらない。オバマ大統領とロムニー氏の第1回討論会では議題にすら上らなかった。第2回討論会で業を煮やした女性が双方に質問し、やっと日の目をみた。

 ロムニー氏は銃規制反対を主張。オバマ大統領も「(規制可能か)様子をみる」と具体策に踏み込まなかった。ニューヨーク・タイムズ紙は10月18日、「無視され続ける問題」との社説で両者の対応を批判した。

 実はオバマ氏は大統領就任後、銃規制に踏み込むとみられていた。これを受け銃購入の駆け込み需要が急増、銃製造大手スミス&ウェッソンの販売も4年で44%増を記録した。ところが大統領の腰は重いままだ。

 背景にあるのは、銃のロビー団体「全米ライフル協会」(NRA、会員約400万人)の存在だ。NRAは過去に銃規制派の議員を何度も落選に追い込んだ。2000年の大統領選で民主党候補のゴア元副大統領が敗れたのは、銃規制を強く主張したことも一因とされる。

 デンバーの民主党員は「(党内では)銃規制を訴えて、政治家のキャリアを犠牲にするのかと懸念する声が絶えない」と明かす。

 一方、ロムニー氏は知事時代、州の銃規制案に署名した後、“変節”した経緯がある。08年の大統領選で共和党候補の指名争いの際、「私はハンターだ」と豪語したが、実はNRAの支持獲得を狙った誇張だったとされる。実際に仕留めたのはウサギなど小動物と後に分かり、失笑を買った。

 NRAがこれほどの存在感を持つのは、銃が西部開拓時代以後、先住民のインディアンから身を守り、今も多くの米国民が強盗や住居侵入者への自衛に保持しているからだ。憲法も銃所持を認め、全米で3億丁の銃が出回る。西部州では今もカウボーイのように銃を腰に下げる姿がみられる。

 各地の展示即売会では、身分照会なしで銃を購入できるところもあって、「即売会は『野菜市場』の様相をみせる」(銃販売業者)ほどだという。

 こうした事情もあり、デンバー郊外の乱射事件後の調査でも銃規制派は47%、規制反対派は46%と拮抗(きっこう)する。

 デンバーで銃講習を行うNRAの女性会員クリス・モリソンさん(62)は「ロムニー氏はベストな候補とはいえないが、支持する」と述べ、銃所持の権利は米国で永久に保証されるべきだとの考えを示す。

 米国で銃の死者が年間3万人に上る中、銃規制活動家のジョン・ローゼンタール氏(55)は「オバマ氏ら民主党はまだまだ臆病すぎる」と話し、オバマ氏が再選されれば規制に本腰を入れるべきだと訴えた。

1519チバQ:2012/11/05(月) 23:50:54
http://www.afpbb.com/article/politics/2910652/9778925?ctm_campaign=photo_topics
米議事堂前をパペットたちが「大行進」
2012年11月05日 14:42 発信地:ワシントンD.C./米国
2羽のビッグバード(Big Bird)にたくさんのエルモ(Elmo)やカーミット(Kermit)たち――米首都ワシントンD.C.(Washington, DC)の連邦議会議事堂前に3日、人気子ども番組「セサミストリート(Sesame Street)」のキャラクターのパペット人形や着ぐるみたちが大集結した。

「100万パペット大行進(Million Puppet March)」と名付けられたこのデモは、米大統領選のテレビ討論で共和党のミット・ロムニー(Mitt Romney)候補が米公共放送PBSへの補助金を打ち切る可能性を示唆したことに抗議するもの。セサミストリートはPBSが1970年に設立された当初から続く看板番組の1つだ。

大統領選の投票日を3日後に控え、集まった約1000人(主催者発表)の参加者は公共放送の意義を訴え、PBSと公共ラジオNPRの予算を削減しないよう政治家らに呼びかけた。写真は参加者が操るバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領、ロムニー氏、ビッグバードの操り人形(2012年11月3日撮影)。(c)AFP/Nicholas KAMM

1520チバQ:2012/11/05(月) 23:52:45
http://www.cnn.co.jp/business/35024006.html
「セサミストリートを守れ」 米大統領選を前にワシントンでデモ行進
2012.11.05 Mon posted at 12:08 JST

ワシントン(CNN) 米ワシントンで5日までに、公共放送サービス(PBS)への支持を訴えるデモが行われ、PBSの子ども向け番組「セサミストリート」のキャラクターに扮したり人形を持ったりした参加者が市内を行進した。

デモの発端となったのは、米大統領選の共和党候補ミット・ロムニー氏の発言。先月3日の第1回テレビ討論会で、同氏はPBSへの支援を打ち切る可能性に言及していた。

デモ隊は、ベトナム反戦運動で掲げられた兵役拒否のスローガン「Hell no(ヘル・ノー=とんでもない). We won’t go(行くもんか)」をもじって「Elmo(エルモ=セサミストリートに登場するキャラクター). We won’t go」などと唱えながら練り歩いた。

子どもとともに人形を持って参加したという男性は「PBSと言論の自由への支持を表明するために来た。私自身がPBSで育ったし、子どもたちの土台にもなっている」と話した。

PBSは連邦政府から年間約4億5000万ドル(約360億円)の助成金を受けている。セサミストリートの制作会社セサミ・ワークショップは、経費の93%を企業スポンサーからの収入やライセンス収入でまかなっているという。

1521チバQ:2012/11/06(火) 23:50:14
接戦7州の選挙人数
ニューハンプシャー 4人
バージニア    13人
オハイオ     18人
フロリダ     29人
ウィスコンシン  10人
アイオワ      6人
コロラド      9人

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012110602000093.html
米大統領選 オバマ氏僅差で優位 きょう投票
2012年11月6日 朝刊


 【ワシントン=竹内洋一】米大統領選は六日午前(日本時間同日夜)から全米各地で順次、投票が始まる。米CNNテレビが四日に報じた全米対象の世論調査では、民主党オバマ大統領(51)と共和党ロムニー候補(65)の支持率は49%で並んだ。激戦になっている各州での世論調査ではオバマ氏がわずかに優位に立ち、選挙人数でロムニー氏を上回るとの見方が米メディアに強まっている。 

 米紙ニューヨーク・タイムズの分析では、オバマ氏は東部や西部の十九州と首都ワシントンで選挙人計二百四十三を固めた。激戦七州のうち焦点の中西部オハイオ州(選挙人十八人)は各種世論調査でオバマ氏が3〜6ポイントリード。同州を押さえた場合、例えば西部コロラド州(九人)の一州を取れば、選挙人の数は再選に必要な過半数の二百七十になる。

 ロムニー氏は中西部や南部の二十四州で選挙人計二百六の獲得が有力視される。ロムニー氏がオハイオ州で敗れた場合、選挙人が二百七十に届くには、残る激戦六州のうち選挙人の多い五州で勝利しなければならない。

 南部フロリダ(二十九人)、バージニア(十三人)、中西部ウィスコンシン(十人)、コロラドの四州に加え、中西部アイオワ州(六人)か東部ニューハンプシャー州(四人)のいずれかだ。

 フロリダ、バージニア両州は大接戦になっているため、ロムニー氏勝利の可能性は十分にある。加えてオハイオ州でも勝利できれば、残る四州のうち一州の勝利で選挙人が過半数に届く。

1522チバQ:2012/11/06(火) 23:52:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121106/amr12110607100002-n1.htm
きょう投票 2000年の混乱 再来警戒 両陣営、激戦州に法律顧問
2012.11.6 07:09 (1/2ページ)

ハイテク化・期日前投票「もろ刃の剣」


 【シカゴ=犬塚陽介】米大統領選は民主党のオバマ大統領(51)と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が大接戦を展開したまま、6日投開票が行われる。米紙ワシントン・ポストとABCテレビの最新調査ではオバマ氏が1ポイントリード。CNNテレビの調査では両者とも49%で互角の戦いだ。票の再集計をめぐり混乱した2000年の大統領選同様、法廷闘争に発展する可能性も取り沙汰されている。

                   ◇

 共和党ブッシュ候補と民主党ゴア候補が争った2000年の大統領選では、フロリダ州が採用したパンチカード式の投票用紙をめぐり大混乱を引き起こした。それ以降、電子化や期日前投票を利用することでスムーズな開票を目指してきたが、今回は、機器の誤作動や投票確認作業の複雑化などが懸念されている。

 問題になりそうなのは、一部の州が導入するタッチパネル式の電子投票だ。米メディアによると、コロラド州では、ロムニー氏に投票しようとパネルを押しても、誤作動でオバマ氏への投票に切り替わってしまうケースがあった。共和党幹部が一部地域の使用機器の再点検を求める事態になっているという。

 期日前投票の多さも頭痛のタネ。最激戦州のオハイオ州では約130万人が期日前投票を申請したものの、4日現在、まだ約24万人が投票をすませていない。仮に期日前投票を要請していた有権者が当日投票に切り替えた場合、二重投票防止の確認作業が不可欠となる。両陣営が細部の確認を強く要求することも予想され、それには10日以上かかる可能性があるという。

 また、暴風雨の被害に見舞われたニュージャージー州は電子メールでの投票を容認した。ただ、ハッカーが介入する危険性を指摘する専門家もいる。

 米メディアによると、両陣営とも法律顧問を激戦州に配置済みで、自陣営に不利な状況が出現すれば法廷闘争も辞さない方針を徹底させているという。

 大統領選は各州に配分された選挙人の獲得数を争うが、1800年以来という獲得選挙人が同数で並ぶ珍事もあり得る。その場合、下院の投票で選ばれる。

                   ◇

【用語解説】2000年の米大統領選

 フロリダ州で共和党ブッシュ候補のリードが州法の基準に満たない僅差だったため、再集計したところ得票差が縮小。集計機の精度に異議を唱える民主党側の要請で、一部で手集計が始まった。しかし連邦最高裁は、再集計する際の基準があいまいなどとして再集計停止を命令。投票から1カ月余り後にようやく獲得選挙人数が確定、ブッシュ候補の大統領選勝利が決まった。

1523チバQ:2012/11/06(火) 23:54:37
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201211060056.html
米大統領選、激戦州の直前支持率は大接戦=ロイター調査2012年11月6日
11月5日、ロイター/イプソス調査によると、米大統領選挙の投票日を翌日に控え、激戦州4州の支持率は、オバマ大統領とロムニー候補が依然ほぼ互角の大接戦を繰り広げている。写真はオハイオ州で投票所の準備をするボランティア(2012年 ロイター/Matt Sullivan)
 [ワシントン 5日 ロイター] 5日に発表されたロイター/イプソス調査によると、米大統領選挙の投票日を翌日に控え、勝敗の行方を左右する激戦州4州の支持率は、民主党のオバマ大統領と共和党のロムニー候補が依然ほぼ互角の大接戦を繰り広げている。

 最大の焦点となるオハイオ州では、現職のオバマ大統領が4%ポイントのリードを維持。バージニア州とコロラド州でも優勢だが、大票田のフロリダ州ではロムニー氏が1%ポイントリードしている。

 オハイオ州の投票予定有権者のオバマ氏支持率は50%、ロムニー氏は46%。4日の段階ではオバマ氏48%、ロムニー氏44%だった。

 バージニア州ではオバマ氏が48%、ロムニー氏が46%。コロラド州ではオバマ氏48%、ロムニー氏47%で、フロリダ州はロムニー氏が48%で、オバマ氏の47%をわずかに上回っている。

 調査は、投票予定有権者を対象にインターネットを通じて実施した。両候補の支持率の差は、同調査の統計上の誤差の範囲内となっている。

1524チバQ:2012/11/06(火) 23:55:16
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201211060061.html
米大統領選、投票締め切り時刻の早いオハイオ州などに注目2012年11月6日
 [ワシントン 5日 ロイター] 6日投票の米大統領選挙では、オバマ米大統領と共和党のロムニー候補の大接戦が予想されているが、勝敗を分けるとされる激戦州のなかでもバージニア州とオハイオ州の投票所は比較的早く投票が締め切られ、これらの州の結果に注目が集まっている。

 チャールトン・カレッジの政治学者、スティーブン・シーリ氏は、オハイオやバージニア州でどちらかの優勢を明確に示すような結果が出た場合には、そこから最終結果の予想ができるかもしれない、との見方を示した。

 激戦州の投票締め切り時刻は以下の通り。かっこ内は日本時間。

 米東部時間午後7時(7日午前9時)

 バージニア州

 米東部時間午後7時半(7日午前9時半)

 オハイオ州、ノースカロライナ州

 米東部時間午後8時(午前10時)

 ニューハンプシャー州、ペンシルベニア州、フロリダ州

 (一部は米東部時間午後7時、日本時間7日午前9時)

 米東部時間午後9時(7日午前11時)

 コロラド州、米ミシガン州、ミネソタ州、ウィスコンシン州

 米東部時間午後10時(7日正午)

 アイオワ州、ネバダ州

1525チバQ:2012/11/06(火) 23:56:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121106/amr12110620220007-n1.htm
“緒戦”はオバマ氏一勝一分け 東部州村で投開票
2012.11.6 20:21 [2012米大統領選挙]

 米東部ニューハンプシャー州の2つの小さな村で6日午前0時(日本時間同午後2時)すぎ、全米に先駆けて大統領選の投開票が行われた。大統領選当日未明の恒例行事。AP通信によると、オバマ大統領が1勝1分けで“緒戦”を飾った。

 同州ハーツロケーションでは、23票対9票でオバマ氏が共和党のロムニー候補に快勝。しかし同州ディックスビルノッチでは5票ずつで引き分け、接戦の選挙を象徴する結果となった。

 早朝から働く労働者のために始まった制度だが、「未明の投票」として次第に注目を集めるようになり、今では大統領選投票日の到来を告げる行事としてメディアに認知されている。(共同)

1526チバQ:2012/11/06(火) 23:56:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121106/amr12110620330009-n1.htm
熱気失せたオバマ氏の地元シカゴ 高い理想と現実の落差に不満も
2012.11.6 20:21

米大統領選挙の投票を翌日に控えた5日、最後の遊説で涙を見せるオバマ大統領=アイオワ州デモイン(ロイター)
 【シカゴ=犬塚陽介】米史上初の黒人大統領が誕生した2008年の大統領選から4年。「歴史的瞬間」の舞台ともなったオバマ大統領の地元イリノイ州シカゴでは、前回選挙の陶酔感は過去のものとなり、熱気は消えうせていた。

 「前回選挙では大接戦だったヒラリー・クリントン上院議員(現国務長官)との予備選を勝ち抜き、草の根選挙で歴史を作った。あの興奮が、もう一度訪れるとは誰も思っていないよ」

 長年の民主党支持者で、小売業を経営するデーブ・クラインさん(52)が解説した。

 イリノイ州は民主党の強固な地盤で、オバマ氏の勝利は揺るがない。テレビの選挙CMも最小限で、クラインさんも「4年前の熱気はない。通常の選挙に戻ったということだろう」と指摘する。

 それでも「シカゴが生んだ息子」と呼ばれるオバマ大統領への支持は堅い。米経済は「最良ではないが、希望を持てる状況にまで米国は回復した」と分析し、「ようやく芽生えた希望を米国民が摘み取るとは思えない」とオバマ大統領の勝利を予測する。

 ただ、オバマ氏勝利を牽引(けんいん)した若者らのオバマ支持が全米規模で失速し、大混戦を招く要因となったのは間違いない。

 08年は友人らとオバマ氏を支持し、ボランティアにも加わったというスコット・ホルトさん(25)は「人生には選挙よりも楽しいことがある」と述べ、今回はオバマ陣営と一定の距離を置いているという。

 米国の融和を訴えたオバマ氏だが、医療保険改革などをめぐり、民主、共和両党の亀裂は深まった。

 飲食店に勤めているという女性(28)は、高い理想を掲げていたオバマ氏も「最後はロムニー(前マサチューセッツ州知事)との非難合戦に加わってしまった。見たくない姿だった」と述べ、オバマ氏の“変貌”を嘆いていた。

1527チバQ:2012/11/06(火) 23:57:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121106/amr12110620270008-n1.htm
批判の一方で熱気 ロムニー氏の政治拠点 マサチューセッツ州ボストン
2012.11.6 20:26

ロムニー氏選挙集会のステージで準備をするスタッフ=5日、ボストン(ロイター)
 【ボストン=黒沢潤】共和党の大統領候補、ロムニー氏が州知事を務めた政治的拠点のマサチューセッツ州。州都のボストンは、全米でもリベラルな雰囲気を持つ街として知られており、知事時代は穏健派だったロムニー氏が保守的な姿勢に転じていることには批判の声も出ているが、州内には前知事を支持する有権者の熱気があふれている。

 ロムニー氏は2003年から4年間にわたって知事を務めた。在任中、州の医療保険改革を進めるなど、オバマ政権も手本にした政策で住民から支持を得た。

 だがその後、オバマ政権の医療改革を批判するなどの“変節”ぶりには批判の声も出ている。「『ロムニケア』(州の医療改革)を断行した彼はどこへ行った? 彼のことはもう信用できない」。会社員のピーター・タム氏(35)は吐き捨てるように語った。

 中絶や同性婚問題でも主張を二転三転させる姿勢には「大統領として適任だろうか」(ボストン在住の女性)と資質を疑問視する声もある。

 これに対し、投資家で共和党支持のポール・ガメリン氏(61)は「昔の“絶妙な政治バランス”を持ったロムニー氏の方が好きだった」としつつ「オバマ政権の財政運営はひど過ぎる」と大統領を批判した。IT起業家のアダム・ブレーク氏(33)も、ロムニー氏の経済手腕が不可欠だと訴えた。

 マサチューセッツ州は伝統的に民主党が強いことで知られているが、同党の重鎮だったエドワード・ケネディ上院議員の死去を受けて10年に行われた補欠選挙では、同州司法長官(民主)の失言などもあり、共和党候補が勝利。「マサチューセッツ州の奇跡」といわれた。オバマ氏に一時、支持率で差をつけられていたロムニー氏の陣営では、「奇跡の再現」を狙って意気を上げている。

1528チバQ:2012/11/06(火) 23:59:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121106-00000030-mai-int
<米大統領選>両候補、激戦州を奔走 相次ぎ大規模集会
毎日新聞 11月6日(火)12時16分配信


拡大写真
激戦が伝えられる中西部オハイオ州コロンバスでそれぞれ支援を呼びかけるオバマ大統領(写真左)とロムニー前マサチューセッツ州知事(写真右)=2012年11月5日、いずれもAP

 米大統領選の投開票を翌日に控えた5日、民主党のバラク・オバマ大統領(51)と共和党の大統領候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(65)はそれぞれ激戦州を駆け巡り、遊説に奔走した。

 オバマ氏はやや優勢が伝えられる中西部ウィスコンシンのほか、オハイオ、アイオワの3州を大統領専用機で回った。米国の有名なロック歌手、ブルース・スプリングスティーンさん(63)らも同乗し、各州でロックコンサートを交えた大規模集会を開催した。

 幅広い年齢層に人気のあるスプリングスティーンさんの投入は、オバマ氏が初当選した4年前に比べ、動きが鈍いとされる無党派層の投票を促す狙いがあるとみられる。

 2カ所目のオハイオ州コロンバスの集会には約1万5000人が参加した。オバマ氏は「変革は終わっていない」と強調。「仕事がしたいのに見つからない国民が一人でもいる限り、私の仕事は終わっていない」と訴えた。

 オバマ氏は同日午後10時すぎ、アイオワ州で最後の遊説を終え、地元イリノイ州のシカゴに入る。投票日の6日は、シカゴ市内で開票作業を見守る大規模集会が計画されており、ミシェル夫人やバイデン副大統領が参加する予定。陣営は支持者へのメールで「当選すればオバマ大統領が勝利演説をする」と流し、投票と集会参加を呼びかけた。

 一方、ロムニー氏は5日、南部フロリダを皮切りに南部バージニア、オハイオ、東部ニューハンプシャーの激戦4州を回り、支持を呼びかけた。バージニア州リンチバーグでは「新たな始まりまで、あと1日だ」と訴えた。

 ニューハンプシャー州マンチェスターの集会会場周辺では、開場前から白人層を中心に多くの支持者が行列をなした。銀行員の男性、ダン・フリンさん(38)はロムニー氏支持について「米国の将来にとって最善の選択」と指摘。ロムニー氏の雇用創出や財政赤字削減の手法に期待を示す一方、「大きな政府」を掲げる民主党のオバマ氏は「社会主義者だ」と批判した。

 ロムニー氏は投票日当日も、オハイオ、東部ペンシルベニア両州でイベントを行う。ペンシルベニア州では92年以降、5回連続で民主候補が勝利しているが、ロムニー陣営は今回、最終盤で勝利の可能性があるとの見方を強め、テレビCMなどを開始した。

 ロムニー氏は6日午前、ボストン近郊のベルモントでアン夫人と一緒に投票する。【シカゴ(中西部イリノイ州)堀山明子、マンチェスター(東部ニューハンプシャー州)草野和彦】【

1529チバQ:2012/11/07(水) 00:00:33
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_542989
米大統領選、開票時間別の注目ポイント
マーケットウォッチ
2012年 11月 6日 15:54 JST
 【ワシントン】米大統領選で再選を目指す民主党のオバマ大統領と共和党候補のミット・ロムニー氏は世論調査で接戦を演じており、ほんの一握りの州が勝敗を決することになりそうだ。


 以下、選挙の夜に注目すべきポイントを時間別にまとめた。時間は米東部時間(カッコ内は日本時間)、右に書かれているのはその時間に投票が締め切られる主要州。

午後7時(7日午前9時):バージニア

 バージニアはロムニー氏にとって是が非でも勝たなくてはならない州だ。5ポイント以上の差で勝てば、全国調査が示すよりも広範な支持を得ているシグナルとなる。オバマ氏は、ここで勝てば再選確実となりそうだ。

午後7時半(7日午前9時半):ノースカロライナ、オハイオ

 ノースカロライナについては、共和党に奪い返される兆しのなか、オバマ氏は何週間も選挙運動をしていない。同氏は2008年の選挙で、32年ぶりに同州を制した民主党候補となった。

 オハイオは最も重要なスイングステート(無党派層が多い激戦州)だ。この州を取らずに大統領の座を勝ち取った共和党候補はいない。オバマ氏は4年前51.4%対46.8%でこの州を制し、現在の世論調査では小幅にリードしている。過去29回のうち27回の選挙で、オハイオを取った候補が大統領になっている。

 ただ、注意が必要だ。同州では郵送による投票が100万票を超えている。専門家によると、大接戦となった場合はオハイオの結果判明までに1日以上かかる可能性があるという。

午後8時(7日午前10時):フロリダ、ニューハンプシャーなど17州

 フロリダも重要なスイングステートの1つだが、終盤の世論調査ではロムニー氏寄りになっている。開票に時間がかかることが多いため、ロムニー氏がこの州で勝利したことが早く判明すれば、同氏が全国的にも非常に優位なことを示す兆しになり得る。

 ロムニー氏はオハイオ州を落とした場合、自分の別荘があるニューハンプシャーがカギになりそうだ。ニューハンプシャーとウィスコンシンの両州で勝つ必要が出てくるほか、有利とみられているすべての州を制さなくてはならなくなる。

 午後8時以降、ペンシルベニアの開票速報が徐々に判明してくる。民主党が強いこの州では依然オバマ氏が優勢。ロムニー氏は厳しい世論調査の結果を受け、終盤に同州で遊説した。

午後9時(7日午前11時):コロラド、ウィスコンシン

 ロムニー氏はコロラドで勢いづいているようだ。オバマ氏は4年前、この州を簡単に制した。

 ウィスコンシンでは過去6回の選挙で民主党が勝っているが、副大統領候補のポール・ライアン氏のおひざ元であるこの州で最近みられる共和党の波が、同州での勝利をもたらすかもしれないと同党は願っている。

 伝統的に民主党の強いミシガン、ミネソタの世論調査結果は拮抗(きっこう)しており、専門家の視線が集まりそうだ。ロムニー氏はデトロイト育ちだが、オバマ氏の米自動車メーカー救済で勝利が固まったかもしれない。

午後10時(7日正午):アイオワ、ネバダ

 アイオワ州は過去6回のうち5回の選挙で民主党が勝っており、世論調査ではオバマ氏が一貫して小幅にリードしている。対するロムニー氏は同州の4大新聞紙すべてから支持を得ており、番狂わせのチャンスもある。

午後11時(7日午後1時):アラスカ以外の西部州

 大半の州でオバマ氏が強く、再選になった場合こうした地域での勝利はおまけにすぎない。

1530チバQ:2012/11/07(水) 00:01:57
やはりポイントは日本時間朝9時台のバージニアとオハイオでしょうね

1531チバQ:2012/11/07(水) 12:06:09
http://www.cnn.co.jp/usa/35024111.html
激戦州オハイオ、共和党調査ではオバマ氏が5ポイントリード
2012.11.07 Wed posted at 11:21 JST

CNN) 大統領選の投開票が進むなか、共和党のロムニー陣営が投票前に行った調査によれば、注目州の1つであるオハイオ州で民主党のオバマ大統領がロムニー氏を5ポイントリードしていたことが分かった。共和党筋がCNNに明らかにした。

ロムニー陣営が行っていた調査によれば、それまで接戦だったオハイオ州の支持率が、最終週に入ると、ロムニー氏の支持が落ち込み、オバマ氏の5ポイントのリードに変わったという。

選挙人18人を抱えるオハイオ州は大統領選でも注目の州だ。オハイオ州を落として大統領に就任できたのは1960年のケネディ35代大統領で最後。このため両陣営ともオハイオ州での支持獲得に力を注いできた。

1533チバQ:2012/11/07(水) 12:10:06
http://www.cnn.co.jp/usa/35024099.html

大接戦の米大統領選、結果が分かるのはいつ?
2012.11.07 Wed posted at 09:27 JST

(CNN) 6日の米大統領選は、米東部時間午後7時(日本時間午前9時)から順次投票が締め切られ、開票が始まった。ケンタッキー州でロムニー氏が、バーモント州でオバマ氏が勝利を確実にした。

投票は米東部時間で、バージニアなどで午後7時、オハイオが7時30分、フロリダや中西部が8時、西部とハワイが午後11時、アラスカが7日午前1時にそれぞれ締め切られる。

CNNのジョン・キング記者によると、最初の山場となるのはワシントンに隣接するバージニア州北部。ここでロムニー氏優勢となれば、同州の行方が重要な鍵を握ることになる。一方、オバマ氏が圧勝すれば、その時点で事実上の決着がつく可能性もある。

CNNのピーター・ハンビー記者は、フロリダ州パスコ郡の期日前投票の結果に注目する。ここは共和党寄りの地盤でありながら、前回大統領選の期日前投票ではオバマ氏が勝利した。投票締め切りの直後に発表される期日前投票分の結果でオバマ氏が票を伸ばせなかった場合、フロリダ州全体でも苦戦が予想される。

激戦州のオハイオでは、事前に選挙登録をしていなかった有権者が投じる「暫定票」が焦点となる可能性がある。暫定票の有効性を判定する作業には最大で10日間かかり、決着が今月半ばまでずれ込む可能性も指摘されている。ただ同州のハステッド州務長官は、州中部の郡の動向次第で6日深夜までには大勢が判明するとの見通しを示している。

1534チバQ:2012/11/07(水) 12:14:03
http://www.cnn.co.jp/usa/35024107.html
米議会選、上院の過半数をかけた攻防に注目
2012.11.07 Wed posted at 10:51 JST

(CNN) 米国の選挙デーとなった6日、大統領選と同時に上下両院選の投票も行われている。特に注目されるのは、上院の過半数獲得をかけた攻防だ。

上院(定数100)では民主党23、共和党10の計33議席を改選。47議席を握る共和党が過半数を制するためには、現状より4議席を上乗せする必要がある。景気低迷が続く中、共和党が4議席を奪取するのは容易とみられていたが、ここへ来て苦戦している状況だ。

主な原因は、共和党が地盤としてきた複数の州で予想外の防戦を強いられたことによる。特にインディアナ州の攻防は、上院のパワーバランスを占う展開となりそうだ。

同州から上院選に出馬している共和党のマードック候補は数週間前、レイプによる妊娠は神からの賜物だとする失言で、支持率が急落した。投票は米東部時間午後7時に締め切られる。もし民主党のドネリー候補が勝てば、共和党にとっては痛手となる。

メーン州の上院議員選では、引退を表明した共和党のスノー上院議員に代わって、同州知事時代に人気を誇った無所属のキング候補が選出される見通しだ。

さらにバージニア、モンタナ、マサチューセッツの各州の結果も注目される。

1535チバQ:2012/11/07(水) 18:17:56
けっこうあっさり再選ですね
つまらんヽ(゚Д゚)ノ

1536チバQ:2012/11/07(水) 21:39:44
http://www.asahi.com/international/update/1107/TKY201211070886.html
2012年11月7日21時4分
福島県出身女性、米上院議員に当選 アジア系女性で初
上院議員選でアジア系女性として初めて当選した日系のメイジー・ヒロノ氏=AP

 【ロサンゼルス=藤えりか】ハワイ州選出の上院議員選で、福島県生まれの日系1世、民主党のメイジー・ヒロノ下院議員(65)が共和党のリンダ・リングル前州知事(59)を破り、初当選した。アジア系女性の上院議員は初めて。日本生まれの上院議員としても初。

 米メディアによると、ヒロノ氏は現在の福島県桑折町に生まれ、8歳で母親に連れられハワイへ。1959年に米国市民となり、苦学してロースクールに学び、弁護士の資格を取った。同州議員や同州副知事となったが、2002年にハワイ州知事選でリングル候補に敗れていた。

1537チバQ:2012/11/07(水) 21:44:13
http://www.cnn.co.jp/usa/35024143.html
米11州の知事選、共和党がノースカロライナ州を奪取
2012.11.07 Wed posted at 15:33 JST

(CNN) 米大統領選と同時に6日に投開票が行われた11州の知事選は、CNNの予想によると、ノースカロライナ州で共和党が民主党から知事の座を奪取する見通しとなった。同州で共和党の知事が選出されるのは1988年以来。

同州は引退を表明した民主党の現職パーデュー知事の後任として、共和党のパット・マクロイ候補が民主党のウォルター・ダルトン候補を破って勝利することが確実になった。

共和党はノースカロライナ州のほか、ユタ、ノースダコタ両州の現職が再選を確実にし、インディアナ州も引き続き制する見通し。

一方、民主党はバーモント、デラウェア、ミズーリの3州の知事の再選が確実となり、ウェストバージニアとニューハンプシャーの両州も引き続き制する見通し。

選挙前の11州の知事勢力は民主党が8州、共和党が3州だったが、ノースカロライナ州知事が共和党に入れ替われば、共和党は全米50州のうち、少なくとも30州を制することになる。同党の過去最多は1920年代の34州だった。

1538チバQ:2012/11/07(水) 22:30:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121107/amr12110714370007-n1.htm
勝敗分けた女性とヒスパニック票、10ポイント超す差 出口調査
2012.11.7 14:35 (1/2ページ)[2012米大統領選挙]

 6日、米シカゴでオバマ大統領の勝利を伝えるテレビ速報を見て喜ぶ支持者たち(共同)
 【ワシントン=佐々木類】オバマ米大統領の主な勝因が、中南米出身のヒスパニック系移民の支持拡大と女性票でロムニー氏に10ポイント以上の差をつけたことだったことが、出口調査などから浮き彫りになった。

 前回2008年の大統領選では若者を対象に草の根選挙を実施。今回は、若者と白人労働者層の“オバマ離れ”を補うため、ヒスパニックと女性票の掘り起こしに力点を置いた選挙戦術が勝敗を分けた形だ。

 米メディアの共通出口調査によると、オバマ氏はマケイン候補と戦った08年選挙でヒスパニック票を67%を獲得したが、今回は71%で大台に乗せた。

 オバマ氏は今年6月、一定の条件を満たした不法移民の強制送還を猶予する大統領令に署名。また、包括的な移民制度改革を13年に実現するとし、再選後は若年不法移民に市民権獲得の道を開く「ドリーム法案」の可決を目指す姿勢が広くを支持を集めた。

 ロムニー氏は、共和党予備選で保守系の支持拡大を狙って不法移民取り締まりの強化をアピール。国民の雇用を守ると主張した。また、両親に連れられてきた不法移民の子どもらへの対応も明確にせず、オバマ氏に大量に票が流れた。

 一方、オバマ氏は前回選挙に女性票を56%獲得したのと同様、今回も55%を獲得。ロムニー氏の44%に10ポイント以上の差をつけた。

 オバマ氏が女性票をしっかり固めたのは、人工妊娠中絶を容認するなど女性の権利尊重の立場を明確にしたことだ。陣営は、最終盤の鍵を握る女性票の掘り起こしを強化。08年に構築した草の根組織をフル稼働し、全米各地で女性を対象としたミニ集会を頻繁に実施してきた。

 ロムニー氏が、避妊や人工中絶、乳がん検診など女性を対象とした医療プログラムへの予算打ち切りを公約に掲げていることを強く批判。討論会でも、男女の賃金格差是正に対するロムニー氏の消極姿勢を糾弾したのが奏功した。

 ロムニー氏は共和党予備選で、保守票を意識して中絶禁止を訴えていたが、その後、禁止に向けた具体策を打ち出すことはないと表明。オバマ氏から、「健忘症」と批判されたこともボディーブローとなった。

 オバマ選対で草の根選挙を研究してきた明治大の海野素夫教授は、オバマ氏の勝因について、「共和党が予備選で中傷合戦をしている間に、女性とヒスパニックの支持拡大を狙った戦略が奏功した」と分析した。

1539チバQ:2012/11/07(水) 22:32:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121107/amr12110714430008-n1.htm
ロムニー氏支持者ら敗北の報に沈痛ムード「オバマ氏は経済知らない…」
2012.11.7 14:42 [2012米大統領選挙]

敗北の報に沈痛ムードのロムニー氏支持者=6日、ボストン(ロイター)
 米大統領選投開票日の6日、共和党ロムニー候補の陣営本部がある東部マサチューセッツ州ボストンでは、選挙戦を締めくくる最後の集会の会場で支持者らが開票速報を見守ったが、米メディアが同氏の敗北を相次いで報じると沈痛なムードに包まれた。

 投資会社を経営し大成功した経験を看板に、回復の歩みが遅い米経済の再生を訴えてきたロムニー氏。失言などが災いし、オバマ大統領に支持率で水をあけられた時期もあったが、第1回大統領候補討論会で“完勝”して猛追した。この日の集会では、勝利を想定したスピーチしか準備していないと「自信」を示していたが、及ばなかった。

 オバマ氏再選に、同市内に住むロムニー氏支持の男性(64)は「オバマ氏は経済を知らない。一期目は散々な結果なのに」と絶句した。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/121107/amr12110719220013-n1.htm
敗北スピーチ用意せず ロムニー氏、無念の表情
2012.11.7 19:19 (1/2ページ)[米国]

 米大統領選で敗れ、敗北宣言をする共和党のロムニー候補=7日、米マサチューセッツ州ボストン(ロイター=共同)
 【ボストン=黒沢潤】共和党の大統領候補、ロムニー氏は7日未明、マサチューセッツ州ボストンで行われた集会で敗北を認めた。

 ロムニー氏はオバマ氏の当選を祝福した上で、「この国の行く末を心配していたから出馬した。違う方向に米国を導きたいという、あなた方の希望を実現させたかった」と無念の表情を見せた。

 ロムニー氏は勝利しか念頭にないとして、敗北を想定したスピーチを用意せずに集会に臨んだ。支持者が大勢詰めかけた集会には、妻のアンさんら家族も姿を見せ、ロムニー氏や副大統領候補のライアン氏の健闘をたたえた。

 米国の景気が上向かず、失業率が7・9%と高止まりする中、支持者の間でロムニー氏の経済手腕に期待する声は強かった。

 「約束したら、直ちに実行に移してくれそうなロムニー氏を応援していたのに」。集会に参加した清掃業のビリー・ビッツェさん(50)は肩を落としてこう語った。

 会社社長のジム・ロザメルさん(37)も「実業家として成功したロムニー氏には、『国家』を『巨大会社』に見立てて大改造してほしかった」と話した。

 ロムニー氏が2003年から4年間、知事を務めたマサチューセッツ州には熱烈な支持者がいる一方で、今回の選挙キャンペーン中、ロムニー氏批判が絶えなかったのも事実だ。

 「知事職は2期8年務めるのが普通なのに、彼は1期でやめて大統領への踏み台にしようとした。われわれが彼に利用されたことは生涯、忘れないだろう」。オバマ氏を支持する無職のジム・スミスさん(41)はこう語った。

 当初、盛り上がりに欠けた大統領選だったが、終盤に入ってロムニー氏が支持率で驚異的な追い上げを見せ、国民の関心も高まった。

 元テレビ局勤務のジェームズ・ダンさん(83)は「人々が投票所にこんなに列をなして並んだのは過去40年間、記憶にない。オバマ氏だけでなく、ロムニー氏もいい勝負をした」と激戦を振り返った。

1540チバQ:2012/11/07(水) 22:33:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121107/amr12110719440016-n1.htm
議会の“ねじれ”継続、運営に苦慮か 下院が共和党が過半数確保 
2012.11.7 19:39

勝利宣言の演説を終え、支持者に向かって手を振るオバマ米大統領=7日未明、米イリノイ州シカゴ(共同)
 【ワシントン=柿内公輔】6日に投開票された米連邦議会選の結果、上下両院で多数党が異なる「ねじれ」は解消されず、再選を果たしたオバマ政権も議会運営に苦慮しそうだ。

 米メディアによると、7日未明までの判明分で、全435議席が改選された下院は、民主党が182議席にとどまるのに対し、共和党が227議席で過半数を引き続き確保。全100議席の上院は33議席が改選され、非改選も含めて民主党が52議席と過半数に達し、45議席の共和党は逆転がならなかった。

 オバマ政権は1期目も、雇用創出法案などの審議で共和党が主導権を握る下院の抵抗に苦しみ、政策の実現を阻まれてきた。議会選は2年ごとで解散はない。

 一方、州知事選は民主党が握っていたノースカロライナを共和党が奪還。全米50州で共和党知事が非改選と合わせ30州に到達した。

1541チバQ:2012/11/07(水) 22:35:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121107-00000109-mai-int
<オバマ氏再選>勝利演説で「一つの国家、一つの国民」
毎日新聞 11月7日(水)22時6分配信

 【ワシントン古本陽荘】米大統領選は6日、投開票され、民主党のバラク・オバマ大統領(51)が中西部オハイオ州や南部バージニア州など激戦州の大半を固め、勝利に必要な270人を超える選挙人を獲得し、再選を決めた。大統領は勝利確定後、地元の中西部イリノイ州シカゴで演説し、「我々は一つの国家、一つの国民」と強調、選挙戦で際立った党派間対立を乗り越え、結束して内外の課題に取り組む決意を明確にした。

 演説でオバマ氏は「経済は回復に向かっている。10年続いた(イラクとアフガニスタンでの)戦争は終わろうとしている」と1期目の成果を指摘。2期目に向けた財政赤字の削減や税政改革への意欲を示し、野党共和党への協議を呼びかける考えを示した。ただ、共和党は譲歩に応じる姿勢を示しておらず、調整が難航するのは確実だ。

 年末には、歳出削減と大型減税の期限切れが重なる「財政の崖」が迫っており、早くも緊張した局面を迎える。2期目の政権は、主要閣僚を大幅に入れ替えて臨む方針で、新たな閣僚人事も今後の焦点となる。

 フロリダを除き、オバマ氏が獲得した選挙人は303人で、ロムニー氏の206人を大きく上回っている。

1542チバQ:2012/11/07(水) 22:37:39
http://mainichi.jp/select/news/20121108k0000m030102000c.html
オバマ氏再選:経済・雇用・財政…共和と対立続く
毎日新聞 2012年11月07日 21時10分(最終更新 11月07日 22時28分)


 「中間層のための新たな雇用確保のために戦い続ける」。再選を決めたオバマ大統領は7日未明、支援者らを前に宣言した。2期目に入るオバマ大統領の最大の課題は、経済の立て直しと雇用の拡大だ。米経済の回復は鈍く、失業率も高水準が続くなど国民の不満は強い。大統領選でオバマ大統領は「教育やクリーンエネルギーに投資し、国内で雇用を創出する企業を優遇する」と繰り返し訴えた。

 製造業や新たな産業を中心に輸出を拡大し、雇用創出や所得向上による中間所得層の底上げで力強い米経済を再生させる。これがオバマ大統領の戦略だ。

 一方で、「無謀なふるまいで危機を引き起こした」とする金融機関への規制強化を引き続き推進する姿勢を崩さない。これが金融機関の強い反発を招いているほか、企業経営者らには、オバマ大統領の政策は企業に厳しい「アンチ・ビジネス」との不満は根強い。減税や規制撤廃による「小さな政府の下での自由競争」を訴えたロムニー氏が最後まで接戦を繰り広げたのも経済停滞が大きな要因。1期目の路線延長が大きな成果を生む保証はない。

 さらに、米経済に重くのしかかるのが財政問題だ。金融危機対応の巨額の財政出動などで財政は急速に悪化し、赤字は4年連続で1兆ドルを超える。

 来年初めに大規模減税の期限切れと歳出の自動削減が重なる「財政の崖」も、財政健全化策を巡る与野党の対立が解決を困難にしている。減税延長などで財政の崖を全面的に回避すれば、財政の改善は見込めないためだ。

 オバマ大統領は富裕層を除く減税延長を主張し、景気下支えと財政健全化の双方に配慮を示すが、共和党側は「中小企業経営者など富裕層の増税は雇用を減らす」と反発。歳出削減を中心に財源を確保するよう求め、歩み寄りはみられない。

 市場では「今の減税をひとまず半年程度延長し、与野党が税制改正などを議論する時間を稼ぐ」との見方も出ているが、財政健全化の道筋をつけるのに相当の時間がかかるのは避けられない。税財政政策の先行きが見えにくい状況が続けば、個人消費や企業の投資にも影響が及ぶほか、財政面の制約はオバマ大統領が目指す教育やインフラ投資などの政策実行を困難にしそうだ。

1543チバQ:2012/11/07(水) 22:38:02
http://mainichi.jp/select/news/20121108k0000m030096000c.html
オバマ氏再選:苦戦の背景 中間層支持伸び悩み
毎日新聞 2012年11月07日 20時51分(最終更新 11月07日 22時09分)


米メディアによる大統領選出口調査の主な内容 ※数字は%
拡大写真 米メディアによる大統領選の出口調査によると、民主党のオバマ大統領(51)は08年の前回選挙に続き、女性や若者、低所得者層、非白人から強く支持されたことが再選に結びついた。ただ、オバマ政権が重視する中間層からは前回ほどの支持は得られず、白人や男性の支持が共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)を大きく下回り、苦戦ぶりが浮き彫りになった。

◇非白人・女性・若者が支持

 黒人は93%が再選を支持し、ヒスパニック系やアジア系も7割超がオバマ氏に投票した。一方、白人は前回を4ポイント下回る39%で、ロムニー氏(59%)に大差をつけられた。

 女性は55%がオバマ氏に投票し、前回同様に共和党候補を10ポイント以上引き離した。特に独身女性の67%がオバマ氏を支持。だが男性は前回比4ポイント減の45%で、ロムニー氏を7ポイント下回った。既婚者の支持もロムニー氏(56%)がオバマ氏(42%)より高かった。

 年齢別では、10〜20代は60%、30代も55%がオバマ支持。ただ10〜20代の支持率は前回から6ポイント下がった。40代以上は年齢とともにロムニー氏優位が拡大する傾向がみられた。

◇「経済」でロムニー氏と支持二分

 年収別では、5万ドル(約400万円)未満の低所得者層からは60%と前回並みの支持を受けたが、中間層の5万〜10万ドル未満では46%で前回を4ポイント下回った。オバマ氏は富裕層への増税を訴えており、10万ドル以上の支持は前回比5ポイント減の44%だった。

 「米国の最重要課題」の設問では59%が経済と答え、うちオバマ氏に投票したのは47%、ロムニー氏は51%とほぼ拮抗(きっこう)した。オバマ氏が1期目に改革した医療保険制度を挙げた有権者(18%)の75%がオバマ氏に投票しており、実績を示せる現職の強みが明らかになった。一方で、財政赤字と答えた有権者(15%)の66%はロムニー氏に投票しており、深刻な財政難への不安も浮き彫りになった。

 無党派層(28%)では、オバマ氏に投票したのは前回より7ポイント少ない45%で、ロムニー氏(50%)を下回った。【秋山信一】

1544チバQ:2012/11/07(水) 22:46:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2012110700568
民主2人目の「偉業」=2回当選のオバマ氏−米大統領選
 【ワシントン時事】6日の米大統領選で再選を果たしたオバマ大統領は、第2次大戦後に限れば、選挙を2回勝ち抜いた民主党2人目の大統領となった。共和党には2回当選した大統領が4人いるが、民主党では1990年代のクリントン氏と並ぶ「偉業」だ。
 オバマ氏は戦後12人目の大統領。このうち民主党は半数の6人だ。ただ、2期務めたトルーマン、ジョンソン両氏は1期目が前任者の死去による副大統領からの昇格。ケネディ氏は1期目に暗殺され、カーター氏は再選に失敗した。(2012/11/07-14:43)

--------------------------------------------------------------------------------

1545チバQ:2012/11/07(水) 22:56:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2012110700579
ケネディ家、議席回復=32歳ジョゼフ氏、米下院当選
 【ワシントン時事】6日投開票された米下院選で、ケネディ元大統領の弟ロバート・ケネディ元司法長官の孫に当たるジョゼフ・ケネディ氏(32)が初当選を果たした。これにより、ケネディ家は2年ぶりに連邦議会の議席を「回復」することになった。
 政界の名門として知られるケネディ家だが、元大統領の末弟エドワード・ケネディ上院議員(2009年に死去)の次男パトリック・ケネディ下院議員が昨年1月に引退して以来、連邦議会に議席を持っていなかった。ケネディ家は元大統領が下院議員に就任した1947年からこの時まで、常に一族の誰かが議席を保持していた。
 ジョゼフ氏はマサチューセッツ州検事を経て、同州第4区に民主党から出馬。当選後、自身のウェブサイトに「より力強い未来を築くための戦いだった」と振り返るメッセージを掲載し、今後の活躍を誓った。(2012/11/07-14:56)

--------------------------------------------------------------------------------

1546チバQ:2012/11/07(水) 22:57:33
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201211070150.html
2012年11月7日19時52分
次期米財務長官にルー大統領首席補佐官が最有力、ボウルズ氏の名も

 [ワシントン 7日 ロイター] オバマ米大統領は再選を受け、今期限りの退任を表明しているガイトナー財務長官の後任を近く明らかにする見込み。

 最有力なのは、財政問題に精通しているジェイコブ・ルー大統領首席補佐官。同氏は元シティグループ幹部で、クリントン政権とオバマ政権で行政管理予算局(OMB)局長を務めた。同氏指名で債務削減と税制改革への取り組みを市場にアピールできる。

 ただルー氏は、2011年の共和党との予算協議に臨んだ経緯から、一部の共和党関係者は、ガイトナー財務長官やデーリー前大統領首席補佐官とは違って建設的な交渉相手ではないとの認識を示している。下院は共和党が制していることから、両党の間をつなぐ人物が必要だ。

 クリントン政権で首席補佐官を務めたアースキン・ボウルズ氏の名もあがっている。同氏は、オバマ大統領が2010年に設置した財政赤字削減に向けた超党派委員会で共和党のアラン・シンプソン元上院議員とともに計画を取りまとめた。

 ガイトナー財務長官は、クリントン政権での財務次官や国際通貨基金(IMF)に務めた経験から国際経済にも精通していたが、ルー、ボウルズ両氏は国際経済での実務経験はほとんどない。

 次期財務長官は、金融界や財界との関係強化も求められる。

 この点から候補となるのは、クリントン政権で財務副長官を務めたロジャー・アルトマン氏、同じくクリントン政権で財務省に務めたほか、世銀エコノミストやグーグル幹部を歴任したフェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)、ウォール街の経験が長いブラックロックのローレンス・フィンク最高経営責任者(CEO)など。

 民主党上院議員のなかにはアルトマン氏を支持する声もある。しかしクリントン大統領の州知事時代の不正が疑われたホワイトウォーター疑惑をめぐる議会証言で追及され、財務副長官を辞任した経緯があるため、上院での指名承認は難しいとも見方もでている。

 *内容を追加して再送します。

1547チバQ:2012/11/07(水) 22:58:11
http://mainichi.jp/select/news/20121108k0000m030104000c.html
オバマ氏再選:財務長官後任探し急務…NY市長も浮上
毎日新聞 2012年11月07日 21時14分(最終更新 11月07日 21時31分)

 2期目に入るオバマ大統領にとって、1期限りの退任が確実とされるガイトナー財務長官の後任探しが急務となる。「財政の崖」の回避が当面の重要課題となる中、今後の財政健全化を主導する重要な役割を担うだけに、閣僚人事の目玉となりそうだ。

 有力な候補に挙がっているのが、大統領首席補佐官のジェイコブ・ルー氏だ。クリントン、オバマ両政権で行政管理予算局長を務め、今年1月に現職に就任。オバマ大統領からの信任も厚いとされる。クリントン元大統領の首席補佐官、アースキン・ボウルズ氏の名前も挙がっている。同氏は10年に超党派による財政赤字削減委員会の共同委員長を務め、10年間で4兆ドルの赤字削減案をまとめた。

 このほか、マイケル・ブルームバーグ・ニューヨーク市長や、米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)らが取りざたされている。

1548チバQ:2012/11/07(水) 22:58:34
http://mainichi.jp/feature/news/20121108k0000m030082000c.html
米大統領選:西部2州、大麻合法化…住民投票で承認
毎日新聞 2012年11月07日 20時21分(最終更新 11月07日 20時35分)

 【ワシントン小坂大】米大統領選と合わせて6日に各州で行われた住民投票で、西部のワシントン、コロラド両州では、大麻の規制を緩和し米国で「嗜好(しこう)品」と認める提案が承認された。連邦政府は大麻を「違法薬物」として禁じており、医療目的以外で合法化されたのは初めて。販売を許可した業者に課税するなどして税収の拡大を見込んでいるという。米CNNテレビなどが伝えた。

 また、再選したオバマ氏が支持して民主党の政策綱領に盛り込まれた同性婚を巡っては、東部メーン州とメリーランド州で承認された。ニューヨークなど6州とコロンビア特別区(首都ワシントン)では議会などの立法措置により認められてきたが、住民投票で合法化されたのは初めて。

1549チバQ:2012/11/07(水) 22:58:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121107/amr12110719290014-n1.htm
「51番目の州に」米プエルトリコで住民投票 意見多数も…実現は微妙
2012.11.7 19:29 [米国]
 【ボストン=黒沢潤】米大統領選と同時に自治領プエルトリコで6日、住民投票が行われ、「51番目の州」に昇格すべきか否かを問う住民投票が行われた。

 投票ではまず、「現在の地位を維持する」か「地位の変更を求める」という二者択一の質問に回答。変更を求める場合は、(1)51番目の州への昇格(2)米国の統治権が及ばない連盟の樹立(3)独立する−との選択肢から回答する形で行われた。

 AP通信によれば、1643選挙区のうち243選挙区では、47%が「現状維持を望む」と回答、53%が「変更を求める」と答えた。変更する場合、「州昇格を求める」と答えたのは65%で、「連盟」は31%、「独立」は4%だった。

 州への昇格を求める意見が多数を占めたとしても、同時実施の知事選ではこれに否定的な候補が当選する見通しで、実現は微妙な情勢。地位変更には、米議会の承認が必要となる。

 オバマ大統領は昨年6月、米大統領として約50年ぶりにプエルトリコを公式訪問

1550チバQ:2012/11/07(水) 22:59:20
http://mainichi.jp/select/news/20121107k0000e030219000c.html
米連邦議会選:民主、上院過半数守る
毎日新聞 2012年11月07日 13時52分(最終更新 11月07日 22時31分)

【ワシントン白戸圭一】6日投開票された米連邦議会選挙は、7日午前7時半(日本時間同日午後9時半)現在の米CNNテレビの統計によると、上院(定数100)は民主が改選前の議席と同数の51を確保し、民主系無所属議員1人と合わせて民主系の総議席は52となった。共和党は45議席を獲得した。一方、下院(定数435)は、改選前に過半数(218)を上回る240議席を有していた共和党が231議席を確保、民主党は190議席にとどまっている。上院はモンタナ、ノースダコタの2州で、下院はミシガン州などで開票作業が続いている。

 民主党は10年の中間選挙で両院で歴史的敗北を喫し、オバマ大統領は過去2年間、共和党が過半数の下院の抵抗で厳しい政権運営を強いられてきた。再選を果たした大統領にとっては、民主が上院で過半数を死守したことで、両院を失う最悪の事態は回避した。

 2年ごとに3分の1ずつ改選される上院の今回の改選議席数は「共和10」に対して「民主21」で、民主が不利な構図だった。さらに民主議員6人が選挙前に引退したのに対し、共和の引退は3人。議会選は現職有利といわれるため、当初は新人候補の多い民主の苦戦が指摘されていた。

 だが、マサチューセッツ州では、オバマ氏に近い民主新人が共和現職を破って当選。接戦州のバージニア州でも民主新人が共和元職を退けた。ミズーリ州では、当初は優勢だった共和のトッド・エイキン候補が8月、地元テレビで「本物のレイプなら妊娠しない」と発言して批判を浴び、民主現職のクレア・マカスキル氏が逆転当選を果たした。

 一方、全米50州のうち11州で投開票された知事選は、7日午前7時半(日本時間同日午後9時半)現在、民主の知事が引退したモンタナ、ワシントンの両州で接戦が続いている。

1551チバQ:2012/11/07(水) 22:59:40
http://mainichi.jp/select/news/20121108k0000m030103000c.html
オバマ氏再選:TPPに弾み…日本は足並み乱れも
毎日新聞 2012年11月07日 21時12分(最終更新 11月07日 21時58分)

 雇用拡大を目指すオバマ大統領の通商政策の重要なカギとなるのがTPPだ。当初目指した年内合意は来年以降に先送りされたものの、再選を果たしたことで、交渉の加速に全力を挙げる見通しだ。野田佳彦首相もTPP推進に意欲を見せるが、慎重論も根強く、国内調整に追われる事態が続きそうだ。

 TPP拡大交渉を巡っては、関税撤廃などの具体論で交渉参加国の利害が対立し、交渉が遅れていた。日本が交渉に参加するには、米国との事前協議で了承を得る必要があるが、米自動車業界などが日本の加盟に反対しており、オバマ政権の産業界への配慮などから日米協議もストップしていた。

 再選が決まり、TPP交渉の機運も再び高まりそうだ。ロムニー氏が当選した場合、政権の顔ぶれが固まるまでの2〜3カ月間は交渉が停滞すると言われていただけに、経済産業省幹部は「オバマ氏再選で、日米の事前交渉にも弾みがつくのでは」と期待する。

 ただ、国内では農業団体を中心にTPP参加に反対が依然として根強い。首相は10月29日の所信表明演説でTPP推進に意欲を見せたが、郡司彰農相は今月6日の記者会見で「私のところに寄せられる意見は圧倒的に反対か慎重が多い」とけん制し、足並みはそろっていない。

 解散・総選挙後に政権復帰するとの見方が出ている自民党も、TPPには慎重だ。政府・民主党内には「自民党はTPP参加に消極的。交渉参加を表明できれば、自民と差別化できる」との強硬論が浮上する一方、「TPP参加を表明すれば、新たな離党者が出かねない」と不安も広がる。

 原発停止で発電コストが高止まりする中、米国から安価な新型ガス「シェールガス」を輸入したいところだが、これもTPPの議論と並行して進む可能性がある。政権の腰が定まらない中、「米国が日本を相手にするだろうか」(経済官庁幹部)との懸念もあり、政府はオバマ大統領の対応を注視している。

1552チバQ:2012/11/07(水) 23:01:02
http://www.asahi.com/international/update/1107/TKY201211070799.html
2012年11月7日19時23分
同性婚、米メーン州など賛成多数確実 住民投票で初

 【ワシントン=大島隆】大統領選に合わせて四つの州で同性婚に関する住民投票が実施され、メーン州とメリーランド州で賛成多数が確実となり、同性婚が認められる見通しとなった。ミネソタ州では同性婚を禁じる州憲法改正案が否決された。ワシントン州では開票作業が続いている。

 米メディアによると、同性婚はすでに七つの州や地区で州法などに基づき認められているが、住民投票ではこれまで30回以上否決されており、賛成が反対を上回るのは今回が初めて。

 ウィスコンシン州では民主党のタミー・ボールドウィン氏が上院議員に当選し、同性愛者であることを公言する初の上院議員が誕生することになった。

1553チバQ:2012/11/07(水) 23:14:56
>>1521
激戦7州 フロリダ以外は全部オバマが取ったんですね(フロリダは未決)

接戦7州の選挙人数
ニューハンプシャー 4人【オバマ】
バージニア    13人【オバマ】
オハイオ     18人【オバマ】
フロリダ     29人
ウィスコンシン  10人【オバマ】
アイオワ      6人【オバマ】
コロラド      9人【オバマ】

http://www.cnn.co.jp/special/us_election/35024163.html
オバマ氏、激戦州制して再選決める 米大統領選
2012.11.07 Wed posted at 18:48 JST

(CNN) 6日投開票の米大統領選は、米東部時間の同日午後11時すぎ(日本時間7日午後1時すぎ)に民主党のオバマ大統領が激戦州オハイオでの勝利を確実にし、共和党のロムニー候補を破って再選を決めた。現時点で結果が出ていない州はフロリダを残すのみとなった。

オバマ氏はオハイオ以外でも激戦となっていたニューハンプシャーやアイオワ、ウィスコンシン、コロラド、バージニアの各州を次々に制して勝利を引き寄せた。

激しい接戦が予想されていたフロリダ州では互角の情勢が続き、7日未明にかけて集計作業を実施。開票率97%の時点で得票率はオバマ氏が50%、ロムニー氏が49%と僅差となっている。

当選に必要とされた選挙人は270人。これまでに獲得した選挙人はオバマ氏が303人、ロムニー氏は206人。

オバマ大統領は再選を確実にした後、シカゴで勝利宣言を行った。大統領は演説の冒頭で合衆国憲法を引用し、「完全な連合体を形成するというわれわれの務めが、今夜皆さんの力によって前進する」と宣言。「われわれは苦楽をともにするひとつの家族」「最高の米国はこの先にある」と続けて喝采を浴びた。

http://www.fukuishimbun.co.jp/nationalnews/CO/world/641111.html
米大統領選、フロリダの開票中断 最終結果ずれ込む

(2012年11月7日午後7時50分)
 【ワシントン共同】米大統領選の激戦州の一つ、南部フロリダ州は7日未明(日本時間同日午後)、開票率約98%の段階で開票作業を一時中断した。投票が深夜までずれ込んだため。米メディアが伝えた。最終結果の判明は作業が再開される7日朝(日本時間同日夜)以降になる見込み。

 フロリダ州は大統領選挙人29人の大票田。AP通信によると、再選を決めたオバマ大統領が得票率約50%、共和党のロムニー候補が約49%の接戦となっている。

 フロリダの結果が決まれば、両候補の獲得した選挙人の総数が確定する。

1554チバQ:2012/11/07(水) 23:16:58
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201211070094.html
米民主党ボールドウィン氏、同性愛公表した初の上院議員へ2012年11月7日
11月6日、米大統領選と同時に行われた上院議会選で、民主党のタミー・ボールドウィン氏が当選確実となり、同性愛者であることを公言している初の上院議員が誕生する見通しとなった。10月撮影(2012年 ロイター/Darren Hauck)
 [ミルウォーキー 6日 ロイター] 6日の米大統領選と同時に行われた上院議会選で、民主党のタミー・ボールドウィン氏(50)が当選確実となり、同性愛者であることを公言している初の上院議員が誕生する見通しとなった。

 現在のところ、ボールドウィン氏の当選確実を報じた主要メディアはフォックス・ニュースのみだが、当選が決まればウィスコンシン州選出の初の女性上院議員にもなる。同氏は1998年の下院議会選で初当選。今回の選挙では共和党のトミー・トンプソン元知事を抑え当選確実となった。

 同州に拠点を置く同性愛者の権利保護団体の幹部は、「ボールドウィン氏の勝利で、上院でも同性愛者コミュニティーに発言権が与えられることになる」と期待を寄せた。

1556チバQ:2012/11/08(木) 23:10:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2012110800079

民主、上院で2議席増=共和、戦略見直しの必要も−米議会選
 【ワシントン時事】米大統領選と同時に6日に行われた上下両院選の開票は7日午後も続き、上院(定数100)の議席が確定した。民主党が過半数を維持した上で、議席を現有より2多い55(同党系無所属2を含む)に伸ばした。
 ただ、上下両院の議席数の変動は小幅で、選挙前後の勢力配置はほぼ同じ。民主党の上院議席も、議事妨害阻止に必要な60議席に達しなかった。
 上院の共和党の獲得議席数は45で、現有の47を割り込んだ。同党は選挙戦で、オバマ政権の「経済失政」を批判したが、同政権に先立つブッシュ共和党政権の経済運営に景気低迷の理由を求める声も多く、有権者の理解を得られなかった。オバマ政権の経済政策を否定してきた共和党は、戦略の見直しを迫られている。(2012/11/08-06:58

1557チバQ:2012/11/08(木) 23:23:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121108/amr12110818230007-n1.htm
国務長官はケリー氏か ライス国連大使、ドニロン補佐官も浮上
2012.11.8 18:22 [米国]
 【ワシントン=犬塚陽介】オバマ大統領の再選が決まり、クリントン国務長官の後任人事が注目されている。大統領に代わる米国外交の顔として、関係国との意見を調整する指導力が不可欠な役職。民主党の元大統領候補で、上院のケリー外交委員長のほか、ライス国連大使、ドニロン大統領補佐官(国家安全保障担当)らの名が取り沙汰されている。

 国務省のヌランド報道官は7日の記者会見で、1期目での退任を公言するクリントン長官は、退任後の私生活を楽しみにしているとして、計画に変更はないことを強調した。

 後任に有力視されているのは、ケリー委員長。これまでにもオバマ大統領の実質的な“特使”として中東諸国やアフガニスタンなどを訪問し、オバマ政権の意向を非公式に伝達する役割を担うことも多い。

 大統領選の討論会でもオバマ大統領の練習相手を担当。今回の上院議員選で民主党が過半数を確保し、辞任しても多数派を維持できることも大きく、ケリー氏自身も長官ポストに乗り気との観測もある。

 ライス大使も当初は有力視されていたが、リビアの米領事館襲撃事件で、テロの可能性は低いとの認識をテレビ番組で表明し、共和党が厳しく批判。国務長官に指名されても承認公聴会で追及を受けるのは確実で、政権側のリスクは高い。

 オバマ大統領の信頼が厚いドニロン補佐官は、外交政策の立案で中心的な役割を果たしている。ただ、首都ワシントン以外での知名度は低く、「米国の顔」としての存在感には疑問符も付いている。

 また、今回の選挙で落選した民主党のバーマン下院議員の名前も浮上。一部では“大穴”として、共和党穏健派のパウエル元国務長官も挙がっている、

1558チバQ:2012/11/08(木) 23:31:04
http://www.afpbb.com/article/politics/2911140/9801626
オバマ氏再選はアジア票が決め手、アジア系議員も躍進
2012年11月08日 12:38 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月8日 AFP】6日の米大統領選では、急増するアジア系米国人の支持が民主党のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領の再選に大きな役割を果たしたことが、7日発表された世論調査結果で明らかになった。同時に行われた議会選でも、米史上初となるヒンズー教徒の議員が誕生するなどアジア系の躍進が目立った。

 地域別に行われた調査によると、今回の大統領選ではアジア系有権者の73%がオバマ氏に投票し、初当選した2008年大統領選の約65%から支持者を増やした。加えて黒人とヒスパニック(中南米系)からも圧倒的な支持を集めたことが、共和党のミット・ロムニー(Mitt Romney)候補に流れた白人票を補ったとみられる。

 アジア系米国人は、米総人口に占める割合こそまだ小さいものの、最近最も速いペースで人口が増加している人種グループだ。有権者数も6日の大統領選では全体の3.4%がアジア系で、前回の2.7%から増加した。

 アジア系有権者がオバマ大統領に票を投じた理由の1つに、オバマ氏がこの4年の任期中に導入した重要政策をアジア系の人々が支持してきたことが挙げられる。例えばアジア系有権者の60%が、政府には国民を医療保険に加入させる義務があると考えている。

■アジア系議員続々、初の「日本生まれ」も

 一方、大統領選と同日投開票の上下院選でもアジア系は躍進した。
 
 下院では、ハワイ(Hawaii)選出のトゥルシ・ガバード(Tulsi Gabbard)氏(31)がヒンズー教徒として米史上初の当選を決めるなど、少なくとも5人のアジア太平洋系米国人が初当選。ハワイからはまた、メイジー・ヒロノ(Mazie Hirono)氏が日本生まれで仏教徒の日系人として初めて上院に当選した。

 シカゴ(Chicago)では、イラク戦争で両脚を失ったタイ生まれの元女性兵士、タミー・ダックワース(Tammy Duckworth)氏がタカ派の現職ジョー・ウォルシュ(Joe Walsh)議員(共和党)を破り、カリフォルニア(California)では日系のマーク・タカノ(Mark Takano)氏が、同性愛者であることを公言している非白人として初めて下院議員に選出された。

 ニューヨーク(New York)市でも、台湾系のグレース・メン(Grace Meng)氏が初めて同市選出のアジア系下院議員となった。(c)AFP/Shaun Tandon

1559チバQ:2012/11/08(木) 23:32:47
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201211080042.html
注目集まる次期米国務長官の人選、「スター性が重要」との声も2012年11月8日

11月7日、米大統領選で民主党のオバマ大統領が再選を果たす中、同国では次期オバマ政権で誰が国務長官に就任するのか関心が高まっている。写真左は、退任の意向を明らかにしているクリントン現長官。アルバニア首都ティラナで1日撮影(2012年 ロイター/Arben Celi)
 [ワシントン 7日 ロイター] 米大統領選で民主党のオバマ大統領が再選を果たす中、同国では次期オバマ政権で誰が国務長官に就任するのか関心が高まっている。クリントン現長官は退任の意向を明らかにしている。

 政治アナリストは過去数カ月にわたり、次期国務長官に就任する可能性がある人物として、ジョン・ケリー上院議員、スーザン・ライス国連大使、トム・ドニロン米大統領補佐官(国家安全保障担当)などの名前を挙げてきた。しかし、いずれの人物も「難点」を抱えているほか、現長官のクリントン氏の指名も予想外だったことから、別の人物が国務長官に就任する可能性もある。

 数十年にわたり政治的問題の解決に努めた経験を持つケリー氏の場合、国務長官はオバマ大統領の外交政策に忠実に従う必要があることから、この経験がかえって不都合となる可能性もある。ライス氏については、今年9月に米大使らが殺害されたリビア・ベンガジでの米領事館襲撃事件での対応をめぐって問題があったとの批判がある。ドニロン氏も有能な人物とされる一方で、ワシントン以外では知名度が低いことなどから適役ではないとの見方がある。

 国務省のヌランド報道官は7日、クリントン氏の退任意向を改めて発表。長官が「プライベートの生活に戻って休養し、執筆活動などを行う予定」だと述べた。クリントン氏は現政権で最も人気が高く、2016年の大統領選での民主党候補として出馬する可能性も指摘されている。

 米シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」のH・アンドリュー・シュウォーツ氏は、国務長官には「スター性が重要」と指摘。国際的な存在感があるクリントン氏は人気があり有能だとし、このような人物の後任を務めることは非常に難しいと述べた。

1560チバQ:2012/11/09(金) 20:36:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121109/amr12110903190000-n1.htm
アイ・ラブ・ニューヨーク 大統領選 本当の勝者
2012.11.9 03:21 [外信コラム]
 米大統領選が終わり、選挙予想の専門家、ネイト・シルバー氏にスポットライトが当たっている。オバマ大統領がロムニー氏に競り勝った選挙だったが、シルバー氏は全50州のうち開票作業中のフロリダを除くすべての投票結果を的中させた。2008年の前回選でも49州で的中させている。

 大学で経済を専攻したシルバー氏は統計学を使いこなす。前職は野球研究家で、出塁率など野球選手の実力を数理的に評価するモデルを開発した。

 政治に関心を示したのは07年ごろ。選挙区の人口動態から世論調査まで、さまざまなデータを過去にさかのぼって蓄積し、確率論を用いた選挙予測モデルを開発した。今回の選挙でも、シルバー氏は投票日の1週間前にオバマ大統領が当選する確率を90%と大胆予測。世論調査や政治コメンテーターの予想の大半が直前まで割れていただけに、「シルバー・モデル」が傑出していたことが証明された。

 インターネットの世界でも予想は正確だった。当選確率を売買するイントレード市場では、1週間前からオバマ大統領の当選確率が70%前後で推移し、投票日当日もテレビ局が確報を出す数時間前にオバマ氏の当選確率は80%を超えた。データとネット。選挙予想の世界でも、旧来型ビジネスが放逐されようとしている。(松浦肇)

1561チバQ:2012/11/09(金) 20:42:57
http://mainichi.jp/select/news/20121109k0000e030160000c.html
オバマ米大統領:アジア3カ国歴訪を発表 再選後初の外遊
毎日新聞 2012年11月09日 10時29分(最終更新 11月09日 12時51分)

 【ワシントン白戸圭一】米ホワイトハウスは8日、オバマ大統領が17〜20日の日程でタイ、ミャンマー、カンボジアを訪問すると発表した。米大統領のミャンマー訪問は史上初めてで、テインセイン大統領、民主化運動指導者で最大野党・国民民主連盟(NLD)党首のアウンサンスーチー氏と会談する予定。カンボジアでは20日、プノンペンで開催される東アジアサミットに出席する。

 オバマ大統領にとって大統領選で再選後、初の外遊。大統領は政権1期目にアジア太平洋地域を米外交・安全保障の最優先地域とする方針を表明している。再選後初の訪問先に東南アジア3カ国を選び、来年1月に始まる政権2期目で「アジア太平洋重視」を継続する方針を明示する狙いがあるとみられる。

 ホワイトハウスによると、ミャンマー訪問は19日の予定で、テインセイン大統領、スーチー氏との会談以外に市民と対話する機会を設け、民主化を支持する考えを伝える。オバマ政権は米企業の対ミャンマー新規投資解禁など段階的に制裁を解除しており、今回の大統領訪問を機に両国関係を完全に正常化し、米企業のミャンマー進出を積極的に支援する構えだ。

 大統領はミャンマー訪問に先立ち18日、タイでインラック首相と会談し、来年が1833年の米タイ修好通商条約締結から180年であることを踏まえ、同盟関係の強化を確認する。

 一方、米大統領の東アジアサミット出席は昨年に続いて2回目で、経済、安全保障など幅広い分野でアジアの首脳らと意見交換する。オバマ政権は中国の軍拡に懸念を強めており、南シナ海を舞台にした中国と東南アジアの間の領有権問題を踏まえ、紛争解決のための「行動規範」策定を各国に促す見通しだ。

1562チバQ:2012/11/09(金) 20:54:13
http://www.afpbb.com/article/politics/2911244/9808923
「ロムニー次期大統領」のウェブサイト、誤って公開?
2012年11月09日 18:07 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月9日 AFP】6日の米大統領選で敗北した共和党のミット・ロムニー(Mitt Romney)候補の陣営が当選した場合に備えて用意していた「ロムニー次期大統領」の公式ホームページが、選挙結果が判明した後で一時、公開されてしまっていたようだ。

 ウェブサイト「ポリティカル・ワイヤー(Political Wire)」に掲載されたウェブページのスクリーンショット(保存画像)には、たなびく米国旗を背景にしたロムニー氏の写真の横に、「国家としての私たちの展望に胸を膨らませている」「人々を仕事に復帰させることが私の最優先事項」とのメッセージが添えられている。

 写真の下には「より小さく、よりシンプルに、よりスマートに。アメリカを信じよう」とのスローガンが掲げられており、ページ内には「ロムニー政権」の広報ページや求人情報へのリンクも。

 他にも、ロムニー「次期大統領」とポール・ライアン(Paul Ryan)「次期副大統領」の写真を並べ、来年1月27日に首都ワシントンD.C.(Washington D.C.)で行われる就任式への参加を呼びかけるページのスクリーンショットも紹介されている。

「ポリティカル・ワイヤー」は、作家で米上院議員や州知事の政治顧問を務めた経歴をもつテーガン・ゴダード(Taegan Goddard)氏が運営している。同氏によると、問題のページはすぐにアクセスできなくなってしまったが、7日午後8時40分にスクリーンショットの撮影に成功したという。バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の勝利宣言からほぼ丸1日が経過している。

 AFPはロムニー陣営に取材を試みたが、今のところ返答は得られていない。(c)AFP

1563チバQ:2012/11/09(金) 22:16:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012110900843
次期米大統領選へ早くも始動=民主、クリントン氏の動向焦点−共和はブッシュ氏弟ら
 【ワシントン時事】米大統領選が終わったのを受け、次の2016年の戦いに向けた動きが早くも始まった。政権奪取を狙う共和党はブッシュ前大統領の弟ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事らの名が挙がり、民主党は国民に人気の高いクリントン国務長官の動向が最初の焦点。有力候補の何人かは既に党の候補者レースに向け走りだした。
 米国では「大統領選はその前の大統領選が終わった翌日に始まる」といわれる。憲法で大統領の3選が禁じられているため、次回は新人同士の対決。同一政党が3期12年間、政権を維持した例は第2次大戦後は1回しかなく、共和党にとっては大きなチャンスだ。
 共和党で「次」を有力視される上位3人はルビオ上院議員、クリスティー・ニュージャージー州知事とジェブ氏。
 キューバ系のルビオ氏の下馬評が高いのは、中南米系などマイノリティー(少数派)の支持でオバマ大統領に差をつけられたのが今回の主な敗因とされたため。来週には党候補争いの開幕戦の地、中西部アイオワ州で政治集会に参加する予定で、州民の反応をじかに確かめる狙いとみられる。
 政界の名門の出であるジェブ氏は党内主流派に推されるが、前大統領の不人気ぶりが足を引っ張りかねない。草の根保守層にも支持されるクリスティー氏は、苦戦が予想される来年の知事選を乗り切るのが最初の関門だ。今回の副大統領候補ライアン下院予算委員長も保守層に強い人気を誇る。ただ、敗れた側の副大統領候補がその後に大統領になった例は戦後なく、下院議員から直接大統領になったケースもない。
 一方の民主党は、クリントン氏が知名度と好感度で他を圧倒する。08年に続く再挑戦を一貫して否定してきたものの、臆測は消えていない。現職副大統領のバイデン氏は自ら出馬をにおわせる発言をしたため一躍注目を集めたが、高齢であるのがネックだ。(2012/11/09-18:48)

--------------------------------------------------------------------------------

1564チバQ:2012/11/09(金) 22:35:04
http://news.walkerplus.com/2012/1109/18/
マドンナ、ガガ、ビヨンセ、マライアらセレブがオバマ大統領再選に歓喜!
2012年11月9日 MovieWalker
拡大写真

オバマ大統領再選にセレブも歓喜

写真:SPLASH/アフロ
現地時間11月6日に行われたアメリカ大統領選では、大接戦の末、現職のオバマ大統領が再選を果たした。ジョージ・クルーニー、アン・ハサウェイ、サラ・ジェシカ・パーカー、ナタリー・ポートマンらハリウッドの信奉も多いオバマ大統領の再選に、一般市民だけではなく、セレブたちも歓喜している。

米テレビ番組アクセス・ハリウッドやUsウィークリー誌によれば、上記の他にレオナルド・ディカプリオ、スカーレット・ヨハンソンやウィル・スミスらがオバマ大統領に投票しており、一方のミッド・ロムニー候補には、クリント・イーストウッド、ジョン・ヴォイトらが投票したという。

オバマ大統領の再選を受け、信奉者であるレディー・ガガ、ビヨンセ、マライア・キャリー、エバ・ロンゴリアらがツイッターで喜びを表明した。

また、ペンシルバニアでコンサートの真っ最中にオバマ大統領再選のニュースを聞いたマドンナは、「今、何が起こったかわかる?」とファンに向かって叫び、“Holiday”を歌いながら、ダンスでオバマ大統領再選を祝福したという。「オバマ大統領が再選したら脱ぐわ」と宣言していたマドンナは、その夜から明け方までパーティで再選を祝い、ツイッターでも喜びを表明しているが、今度はどこまで露出してくれるのだろうか?【NY在住/JUNKO】

1565チバQ:2012/11/09(金) 22:35:54
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201211090065.html
「オバマケア」は国法、再び撤廃目指すつもりない=米下院議長2012年11月9日


 [ワシントン 8日 ロイター] 米共和党のベイナー下院議長は8日、米大統領選で民主党のオバマ大統領が再選されたことを受け、同政権が推進する医療保険制度改革法(通称「オバマケア」)の撤廃を再び目指すことはないとの考えを示した。

 米ABCニュースのダイアン・ソーヤー氏とのインタビューで語った。

 下院で多数派を占める共和党のベイナー議長は、オバマ大統領の1期目には幾度も同医療保険制度改革法の撤廃に向け活動してきたが、「(大統領)選挙により事情が変わった。今やオバマケアは国法だ」と述べた。

 ただ、同制度改革の一部については、議会が財政均衡に向けた取り組みを進める中で変更する必要があるとの考えを示した。

1566チバQ:2012/11/09(金) 22:36:54
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2012110900383
オバマ大統領、涙の謝意=選対本部で「あなた方は誇り」−米大統領選
 【ワシントン時事】オバマ米大統領の選対本部は8日、再選を果たしたオバマ大統領が7日、シカゴの選対事務所を訪れ、選挙活動を支援したボランティアの若者らに涙ながらに謝意を伝える動画を公開した。
 オバマ大統領は突然、選対事務所を訪れ、5分余りマイクを握って語り掛けた。25歳でシカゴに移り、貧困地域で社会福祉活動に取り組んだ経験を話した後、「あなた方は私よりもずっと、多くの点で優れている。あなた方を本当に誇りに思う」と述べた瞬間、涙が流れ出した。涙を指で拭った後、「あなた方は私の希望の源であり、私の精神を高揚させてくれた」と締めくくった。(2012/11/09-12:08)

--------------------------------------------------------------------------------

1567チバQ:2012/11/09(金) 22:37:40
http://www.asahi.com/international/update/1109/TKY201211090388.html
2012年11月9日11時18分
再選のオバマ氏、12カ国首脳に電話 日中韓はなし
 【ワシントン=望月洋嗣】米大統領選で再選を果たしたオバマ大統領は8日、英仏独など友好関係にある12カ国の首脳に電話し、今後も緊密な協力を続ける考えを伝えた。アジア太平洋地域ではインドとオーストラリアの首脳と話したが、この日は日本や韓国、中国に電話しなかった。

 ホワイトハウスによると、世界の首脳から再選への祝意を伝えられたことを受け、返礼のために電話したという。12カ国は英仏独豪のほか、ブラジル、カナダ、コロンビア、エジプト、インド、イスラエル、サウジアラビア、トルコの各国。北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長にも電話した。

1568チバQ:2012/11/09(金) 22:39:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121109-00000021-mai-int
<オバマ米大統領>アジア3カ国歴訪を発表 再選後初の外遊
毎日新聞 11月9日(金)10時29分配信


 【ワシントン白戸圭一】米ホワイトハウスは8日、オバマ大統領が17〜20日の日程でタイ、ミャンマー、カンボジアを訪問すると発表した。米大統領のミャンマー訪問は史上初めてで、テインセイン大統領、民主化運動指導者で最大野党・国民民主連盟(NLD)党首のアウンサンスーチー氏と会談する予定。カンボジアでは20日、プノンペンで開催される東アジアサミットに出席する。

 オバマ大統領にとって大統領選で再選後、初の外遊。大統領は政権1期目にアジア太平洋地域を米外交・安全保障の最優先地域とする方針を表明している。再選後初の訪問先に東南アジア3カ国を選び、来年1月に始まる政権2期目で「アジア太平洋重視」を継続する方針を明示する狙いがあるとみられる。

 ホワイトハウスによると、ミャンマー訪問は19日の予定で、テインセイン大統領、スーチー氏との会談以外に市民と対話する機会を設け、民主化を支持する考えを伝える。オバマ政権は米企業の対ミャンマー新規投資解禁など段階的に制裁を解除しており、今回の大統領訪問を機に両国関係を完全に正常化し、米企業のミャンマー進出を積極的に支援する構えだ。

 大統領はミャンマー訪問に先立ち18日、タイでインラック首相と会談し、来年が1833年の米タイ修好通商条約締結から180年であることを踏まえ、同盟関係の強化を確認する。

 一方、米大統領の東アジアサミット出席は昨年に続いて2回目で、経済、安全保障など幅広い分野でアジアの首脳らと意見交換する。オバマ政権は中国の軍拡に懸念を強めており、南シナ海を舞台にした中国と東南アジアの間の領有権問題を踏まえ、紛争解決のための「行動規範」策定を各国に促す見通しだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121109-00000518-yom-int
オバマ大統領、再選後初の外遊はミャンマーなど
読売新聞 11月9日(金)11時11分配信

 【ワシントン=白川義和】米ホワイトハウスは8日、オバマ大統領が17〜20日にタイ、ミャンマー、カンボジアを訪問すると発表した。

 米大統領によるミャンマー、カンボジア訪問は初めて。プノンペンでは東アジア首脳会議に出席する。6日の大統領選での再選後、初の外遊で、「アジア重視」を改めて打ち出す方針だ。

 オバマ氏はミャンマーのヤンゴンを訪問し、テイン・セイン大統領や、民主政党・国民民主連盟(NLD)を率いるアウン・サン・スー・チー氏と会談する。市民向けの演説も行い、ミャンマーの民主化改革を後押しする立場を表明する。外交筋によると、訪問は19日の予定。

 同国での1988年の軍事クーデター後、米国は経済制裁を発動していたが、オバマ政権はテイン・セイン氏による民主化努力を評価し、今年9月に全面禁輸措置を解除した。オバマ氏は今回の訪問で民主化の一層の進展を促し、政治、経済、軍事など幅広い分野で協力、交流拡大を目指す方針を示すとみられる。

1569チバQ:2012/11/09(金) 22:40:57
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012110902000091.html
オバマ外交 中東正念場 パレスチナ、イラン、シリア
2012年11月9日 朝刊

 【カイロ=今村実】再選されたオバマ米大統領の真価が問われる中東関連の外交課題が早速、めじろ押しとなっている。本丸であるパレスチナ和平問題に加え、イランの核開発、シリア内戦だ。選挙を気にする必要のない二期目、柔軟で思い切った政策を打ち出す「チェンジ」があるか、関係者は注視する。

 「パレスチナ和平は、オバマ政権の一期目は全く進展しなかった。イスラエルに占領地への入植を止めさせるなど、二期目に姿勢を変えることを期待している」。パレスチナ解放機構(PLO)の主流派ファタハ幹部のナビル・シャース氏は、本紙取材に答えた。

 PLOは今月後半、国連総会でオブザーバー資格の「国家」格上げを要請する。イスラエル寄りの米政権は反対するが、過半数の加盟国が賛成するとパレスチナ側はみる。

 米政権が仲介した和平交渉は二〇一〇年に頓挫。入植を強行するイスラエルのネタニヤフ政権の説得に、失敗したためだ。「国家」承認により国際社会の風当たりが強まれば、米政権は和平への対応を一段と迫られる。

 イラン核問題は、年内に米国などとイランの交渉が再開する可能性が出ている。ウラン濃縮が来年春−夏にも「越えてはならない一線」に達するとして、イスラエルは攻撃を示唆。早急に譲歩を引き出す必要があり、いきなり正念場となる。

 アルアハラム戦略研究所(カイロ)のアブタレブ教授は「イランの体制は、国民の前で面目を失うような譲歩はできない。濃縮停止には見返りに何らかの経済制裁の緩和が必要だ」と指摘し、米政権の出方に注目する。

 シリア内戦で、米政権は解決の道筋を示せていない。クリントン国務長官は先月末、反体制運動が「過激派に乗っ取られる」と焦りを語った。分断した反体制派の再編が焦点となっている。反体制派「国民評議会」のガリユン前代表は「米政権は、介入に及び腰だった従来の失敗から学んでほしい。時間がたつほど状況は悪化する」と待ったなしの対応を求めた。

1570チバQ:2012/11/11(日) 16:51:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121110-00000128-san-int
富裕層向け減税停止 オバマ大統領方針表明
産経新聞 11月10日(土)14時59分配信


 【ワシントン=柿内公輔】オバマ米大統領は9日、再選後初めてホワイトハウスで演説し、来年からの減税停止と歳出削減が景気に悪影響を与える「財政の崖」問題をめぐり、富裕層向けの減税措置を打ち切る方針を、改めて表明した。

 大統領は財政の崖を回避できない場合、「米経済に打撃を与えるだろう」と強い懸念を表明。「妥協や新たな提案を受け入れる用意はある」として、16日に米議会の指導部を招き、協議を行う意向を明らかにした。

 ただ、「バランスを欠いた提案はいかなるものでも受け入れられない」として富裕層への負担増は不可欠であるとの考えを強調。中間層の重視とともに財政不安の解消に努めるとし、富裕層向け減税の延長を求める共和党を牽制(けんせい)した。

 カーニー大統領報道官も同日、富裕層向け減税を延長する法案には大統領が拒否権を発動すると述べた。

1571チバQ:2012/11/11(日) 16:52:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121111-35024292-cnn-int
オバマ大統領、フロリダでも勝利へ 得票率50.01%
CNN.co.jp 11月11日(日)9時13分配信

(CNN) 米大統領選で再選を果たしたオバマ大統領は、唯一結果が未確定だったフロリダ州でも、共和党のロムニー候補を破って勝利する見通しとなった。これによって大統領は接戦とされた8州をすべて制し、選挙人計332人を獲得することになる。

同州の各郡から現地時間10日正午の期限までに提出された票数に基づきCNNが集計したところによると、オバマ氏の得票率は50.01%と、ロムニー氏の49.13%をわずかに上回った。得票数の差は7万4000票だった。

同州に割り振られた選挙人は29人。オバマ氏が当選に必要な270人をはるかに上回る選挙人を獲得する一方、ロムニー氏の獲得選挙人数は206人にとどまった。

オバマ氏は勝利の決め手となったオハイオをはじめ、CNNなどが接戦を予想していたすべての州で競り勝った。フロリダは特に、2000年以降の大統領選で5%以上の差が出たことのない激戦区。オバマ氏は同州でのテレビ広告に6950万ドル(約55億円)と、ロムニー氏の4200万ドルを上回る費用を投入した。一方、同州を訪れた回数はオバマ氏が24回、ロムニー氏が33回だった。

1572チバQ:2012/11/11(日) 17:10:36
http://mainichi.jp/select/news/20121111k0000e030140000c.html
米大統領:「財政の崖」対策、議会交渉の難航必至
毎日新聞 2012年11月11日 12時09分(最終更新 11月11日 12時23分)


大統領選後初の演説に臨んだオバマ米大統領=ホワイトハウスで2012年11月9日、AP
拡大写真 【ワシントン平地修】オバマ米大統領は週明けから、大規模減税の期限切れと自動的な歳出削減が来年初めに重なる「財政の崖」の回避に向けて上下両院幹部と協議に入る。景気に深刻な打撃となる急激な財政緊縮を避ける一方で、税収の増加や歳出削減による財政健全化策で、与党民主党と野党共和党が合意する必要がある。両党とも「妥協が必要」と歩み寄りの姿勢は示すものの、主張の隔たりは大きく、交渉は難航必至だ。

 「国民の大多数が私に同意した。今やらなければいけないことは、議会に民意を反映させることだ」。オバマ大統領は9日、ホワイトハウスで大統領選後初の演説に臨み、年収25万ドル(約2000万円)を超える富裕層への減税措置を停止することでは一歩も譲らない姿勢を示した。

 米議会予算局(CBO)によると、「財政の崖」が現実になれば5000億ドル超の規模の財政緊縮となる。米経済は13年に景気後退入りし、直近7.9%だった失業率は13年終わりに9.1%に上昇。一方、富裕層を含めた減税の全面延長や歳出削減の停止に踏み切れば、赤字が毎年1兆ドルを超える財政をさらに悪化させ、「財政危機のリスクが高まる」と警告する。

 オバマ大統領と議会に求められているのは、13年初めの財政緊縮をできるだけ緩やかにする一方で、財政赤字削減の道筋をつける困難な作業だ。

 「公平な社会」を掲げるオバマ大統領にとって、富裕層に有利に働く「ブッシュ減税」の見直しは3年前の就任時からの重要課題。大統領は「歳出削減との組み合わせが必要」としながらも、「強い経済のための投資が必要」として、財源として富裕層増税の必要性を強調する。

 一方、共和党は「中小企業経営者らを含めた増税は雇用を破壊し、経済を減速させる」(ベイナー下院議長)と全面的な減税の延長を主張。社会保障などの歳出を積極的に削減するよう求めている。

 ただ、クリスマスまでの5週間余りで税制や社会保障の抜本改革を打ち出すのは不可能で、当面は自動的な歳出削減を一部にとどめて「財政の崖」を回避し、中長期的な赤字削減策は1月に招集される新議会に先送りするしか方法はなさそう。

 共和党が求める暫定的な減税の全面延長に、大統領は「いかなる期間でも全面的な減税延長は認めない」(ホワイトハウス高官)姿勢。妥協点を見いだそうと、民主・共和両党が水面下で激しい駆け引きを始めている。

1573チバQ:2012/11/11(日) 17:11:22
http://mainichi.jp/select/news/20121111k0000m030042000c.html
オバマ米政権:閣僚大幅刷新へ クリントン国務長官ら辞任
毎日新聞 2012年11月10日 20時05分

 【ワシントン白戸圭一】来年1月のオバマ米政権2期目の発足に向け、閣僚人事を巡る米メディアの報道が過熱している。クリントン国務長官のほか、ホルダー司法長官らが辞任する見込みで、ガイトナー財務長官も2期目の体制が整った後、辞任すると見られる。米中央情報局(CIA)のペトレアス長官が女性との不倫を理由に辞任し、外交・安全保障分野も含め大幅な刷新を図るとの見方が強まっている。

 辞任の意向を示しているクリントン長官の後任に名前が挙がっているのは、04年の大統領選の民主党候補だったジョン・ケリー上院外交委員長▽スーザン・ライス国連大使▽トーマス・ドニロン大統領補佐官(国家安全保障担当)−−など。

 ケリー氏は知名度が高く、大統領選前のテレビ討論会でオバマ氏の練習相手を務めるなど信頼も厚い。一方、ライス氏はクリントン氏に続く女性国務長官の誕生を期待されているが、リビアの米領事館襲撃事件後に「テロの可能性は低い」と発言したことが批判を浴びている。ドニロン氏は「政策のプロ」だが、知名度は低く、超大国の「外交の顔」になるかが懸念される。

 パネッタ国防長官は国防費削減などへの対応のため留任するが、74歳と高齢のため、早ければ来年中に退任するとみられる。後任にはアシュトン・カーター国防副長官や、今年2月まで国防次官を務め、退任後はオバマ陣営の外交顧問だったミシェル・フロノイ氏が取りざたされている。また、ホルダー司法長官が退任し、ナポリターノ国土安全保障長官が横滑りで着任するとの報道もある。

 外交安保分野と並ぶ焦点は、課題が目白押しの経済分野の閣僚。ガイトナー財務長官の後任には、ジェイコブ・ルー大統領首席補佐官▽クリントン政権の首席補佐官だったアースキン・ボウルズ氏−−らの名が挙がる。雇用、財政など難題山積の状況で即戦力となる人材が求められる。

 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉を統括する米通商代表部(USTR)のカーク代表も退任の見通し。6月にブライソン氏が病気辞任して以降、空席のままの商務長官選びも注目されている。

1574チバQ:2012/11/11(日) 18:21:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121107/amr12110721230019-n1.htm
【変革への再挑戦】
(1)オバマ大統領、前途多難の船出 「ねじれ克服」課題
2012.11.7 21:22 (1/2ページ)[オバマ米大統領]

 再選を決め、支持者に向かって手を振る米国のオバマ大統領=7日未明、米イリノイ州シカゴ(共同)
 オバマ大統領は7日午前1時半、地元シカゴの支持者らの前に姿をみせ、共和党側に対話を呼びかけた。

 「建国以来、道のりは平坦(へいたん)ではなかったが、米国は合意形成による発展を成し遂げてきた」。

 だが、非妥協的な姿勢を示し、分断国家を助長したのはオバマ氏自身だった。

 4年前に一世を風靡(ふうび)したオバマ氏の合言葉、「イエス・ウィー・キャン(われわれはできる)」は死語と化し、選挙戦では足踏みする景気回復を横目に、「公約不履行」をなかば認めながらの防戦を強いられてきたのが実情だ。

 実際、オバマ氏への失望感と、コロコロ変わる立場や失言で「低い好感度」に悩まされたロムニー氏による「消去法の選挙」という印象が、有権者の心理に暗い影を落としていた。

 それでも米国民がオバマ氏に次の4年間を託したのはなぜか。失業率は7・9%と高いままだが、就業者数を増加させるなど、金融危機の最中に政権が発足した当時と比べれば、徐々に成果を挙げていると評価されたためだ。外交では、国際テロ組織アルカーイダのビンラーディン容疑者を殺害。アフガニスタン戦争終結に道筋をつけたことが信任につながった。

 選挙前、東部を襲った暴風雨の被災地対策でリーダーシップを発揮。ロムニー氏の懐刀だったニュージャージー州のクリスティ知事(共和党)の謝意を引き出したのも追い風になった。

 米シンクタンク「超党派政策センター」のフォーティーエ研究員は、有権者のオバマ氏に対する積極的な評価というより、「実績未知数のロムニー新政権への移行リスクを嫌ったのではないか」と語る。

 「数十年先の米国の姿を決める選挙」。そう訴えたオバマ氏だが、上下両院で多数派が異なるという「ねじれ」が横たわる。

 オバマ氏が金看板の医療保険改革法を成立させながら、改革がまだ成就できないのは、4年間という任期の短さではなく、ねじれの存在とそれを軽視した政治手法にほかならなかった。

 政権発足当初、上下両院とも民主党が多数派で中央政界での経験が未熟なオバマ氏の基盤は盤石だった。気をよくしたオバマ氏は、悲願の医療保険改革を強力に推し進め、皆保険制度を憲法違反だとする草の根保守運動「茶会」や保守系団体の強い反発を招いた。

 この結果、10年の中間選挙で下院多数派を共和党に奪われ大敗。オバマ氏が選んだのは、共和党との妥協ではなく全面対決だった。

 側近も離れていった。議会への根回しにたけた初代大統領首席補佐官、エマニュエル現シカゴ市長らがホワイトハウスを去った。首席補佐官は現在のルー氏で4人目だが、議会対策は素人。調整役の不在は政権のアキレス腱(けん)だ。

 ただ、民主党系大手シンクタンク「ブルッキングス研究所」のマン上級研究員は、「2年後には中間選挙がある。多数派の共和党下院も対決一辺倒の姿勢はとれないはず」とし、妥協は可能との見方だ。

 変革を成し遂げて米国民の記憶に残る国家指導者となるか、初の黒人大統領として歴史に名を刻むだけで終わるのか。2期目の挑戦はもう始まっている。(ワシントン 佐々木類)

     ◇

 激闘を制したオバマ大統領だが、内政・外交の課題は山積する。前途多難の2期目を展望する。

1575チバQ:2012/11/11(日) 18:22:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121108/amr12110819070008-n1.htm
【オバマ大統領 変革への再挑戦】
(2)「崖」から落ちるか米景気 試される「党派の利害を超えた」協力
2012.11.8 19:06 (1/3ページ)[オバマ米大統領]
 「一夜で解決できる問題ではない」

 オバマ大統領が再選を果たして一夜明けた7日、野党共和党のベイナー下院議長はこうくぎを刺した。

 問題とは、減税停止と歳出の強制削減が年明けに重なる「財政の崖」を指す。5600億ドル(約45兆円)規模の財政緊縮によって、切り立つ崖から突き落とされるような景気悪化が懸念されているのだ。

 「Xデー」まで2カ月足らず。だが、大統領選と同時に実施された議会選の結果、共和党が下院の過半数を維持し、民主党が多数派の上院との「ねじれ」が確定した。

 「議会と政権の折衝は難航し、崖は避けられそうにない」。7日のニューヨーク市場はダウ平均が一時360ドル超も急落。3カ月ぶりの安値まで売り浴びせた。

 実際、米議会予算局によると、財政の崖の影響で米経済は最悪3%近いマイナス成長に陥る見通しで、世界の成長率の半分が吹き飛ぶとの民間予測もある。だが、それほどまで事態が切迫した責任は他ならぬオバマ氏にあるといっていい。

 崖を回避するには、政権と議会が減税措置の延長などで歩み寄るしかない。民主党は中間層の減税延長の引き換えに富裕層の減税停止を求めているが、共和党は「富裕層への実質増税となり景気への影響が大きい」と拒む。両党の溝は深いが、オバマ氏は選挙戦を優先し、調整を棚上げしてしまった。

 昨年、政権と議会は債務上限引き上げ問題をめぐる対立でデフォルト(債務不履行)騒ぎを起こした前科がある。「政治家が去年は火遊びをしていたとすれば、今はニトログリセリンで遊んでいるようなもの」

 航空宇宙機器大手ハネウェル・インターナショナルのデイビッド・コート最高経営責任者(CEO)はいらだちを隠さない。コート氏はマイクロソフトのバルマー氏ら米主要企業のCEOとともに10月下旬、議会に財政の崖問題解決へ早急な行動を訴えた。

 大統領選直前に開かれた先進20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議も、退任見通しのガイトナー財務長官が欠席するなど当事者意識を欠く米国に、「米国は重い責任がある。危機回避へ努力をせよ」(ショイブレ独財務相)と尻をたたいた。

 大統領選直後、市場に横っ面をひっぱたかれたオバマ氏は7日、与野党の指導部に電話し、「党派の利害を超えた協力」を要請した。

 ベイナー下院議長は大統領に協力の用意があるとしたものの富裕層向け減税停止には改めて反対。暫定的な減税延長でしのいで、抜本解決は来年招集の新議会に委ねるべきだとした。

 だが、米シンクタンクの経済開発委員会のジョセフ・ミナリク副代表は「問題を先送りすべきでない」とし、オバマ氏と議会は大統領選の遺恨を持ち込まず歩み寄るべきだと説く。

 財政の崖を回避できても、米経済が上向くわけではない。年2%以下の低成長にあえぎ、失業率が8%近い雇用の停滞を打ち破るには、力強い景気対策が必要だ。一方、格付け会社は財政改革の進展がなければ、昨年に続き米国債の格下げに動く構えでいる。

 「将来の課題解決に取り組む決意と意欲を新たに」(7日の勝利演説)して執務室に戻ったオバマ氏。崖の手前で踏みとどまり景気の腰折れをすり抜けながら、先進国でも最悪水準の財政を立て直す。この難解な方程式を解くには、財務長官など経済ブレーンの再構築による政策の総動員とともに、共和党との合意形成を図る懐の深いかじ取りが欠かせない。(ワシントン 柿内公輔)

1576チバQ:2012/11/11(日) 18:23:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121109/amr12110921050011-n1.htm
【オバマ大統領 変革への再挑戦】
(3)外交に活路か アジア訪問が試金石
2012.11.9 21:03 (1/3ページ)[アジア・オセアニア]
 大統領選直前の1日、ワシントンで開かれたシンポジウム。今後4年のアジア外交で起こり得る「サプライズ」について、出席した3人の国務次官補経験者の予想が一致した。

 「北朝鮮だ」

 オバマ大統領が就任した当初は長距離弾道ミサイル発射や核実験など挑発行為を繰り返した北朝鮮だが、金正恩第1書記の新体制発足から約7カ月が経過し、変化の兆しも見える。

 対米関係の改善は北の望むところであり、ブッシュ政権で北の核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表を務めたヒル前次官補は、「大きなことが起きても驚かない」と指摘した。

 シンポジウムには、オバマ政権のアジア政策を取り仕切るキャンベル次官補も出席。キャンベル氏は10月下旬に訪韓し韓国大統領選3候補の陣営幹部と会談した結果、どの候補も「対北外交に取り組む強い願望がある」と分析した上で、選挙後に対北外交について「韓国側と速やかに協議したい」と述べ、北との対話再開に前向きとも受けとれる発言を繰り返した。

 選挙戦では「米国再建」を強調し、内向きな発言を繰り返したオバマ大統領だが、2期目は「外交に活路を見いだすだろう」(外交筋)との見方が支配的だ。

 上下両院のねじれは解消されず、経済政策の推進に大きな困難が予想される。だが、大半の外交案件に議会承認は必要ない。

 このため、クリントン政権やブッシュ前政権に倣って、2期目に従来の対北政策の原則「戦略的忍耐」を修正し、米朝協議再開で「積極外交」に転じる可能性が、ワシントンで盛んに論じられている。

 これまで、オバマ氏の外交ドクトリンは、国際社会の合意形成を重視するゆえに「弱腰」との批判にさらされてきた。リビアのカダフィ政権崩壊では成果を収めたが、シリア問題では内戦の泥沼化を許し、北朝鮮やイランには核開発を進める時間を与えている。

 対中政策も同様だ。中国は沖縄県・尖閣諸島や南シナ海における海洋権益拡大を明言し、日本やフィリピン、ベトナムを刺激し続けている。その中国を、経済上の利害から「潜在的なパートナー」と位置づけ、関係強化を模索する姿に「強い米国」は見いだせない。

 財政再建策をめぐる党派対立で国防費の強制削減も現実味を帯び、中国の台頭をよそに「米国の存在感が段階的に低下しかねない」との不安がアジア諸国の外交官に広がっている。

 ロムニー前マサチューセッツ州知事が「友好国や同盟国は米国の指導力の後退を望んでいない。その逆なのだ」と訴えて喝采を浴びたのも、超大国の“地盤沈下”を憂慮する声が米国内にも少なくないからだ。

 イスラエルが空爆の可能性をちらつかせるイラン核問題、2014年末の治安権限移譲をにらんだアフガニスタン情勢など、関係国の利害が交錯する課題が山積する。オバマ政権は積極策に打って出るのか。

 外交筋がその「試金石」として注視するのが、再選後初の外遊となる17日からのアジア歴訪だ。オバマ氏は現職米大統領として初めてミャンマーを訪れ、その足でカンボジアも初訪問し、首都プノンペンで開催の東アジアサミットに出席する。中国が巨額の投資や援助を武器に影響力拡大をめざす地域でもある。

 「そこでどこまで強力なメッセージを中国に発信するかで2期目の姿勢が占える。言葉だけではなく、行動が伴って初めてリーダーシップと呼べるのだ」

 ある中東の外交官はオバマ外交の“変化”に期待を寄せる。(ワシントン 犬塚陽介)

1577チバQ:2012/11/11(日) 18:25:23
http://mainichi.jp/feature/news/20121108ddm007030179000c.html
米大統領選:オバマ再選/上 国民融和へ溝深く
毎日新聞 2012年11月08日 東京朝刊

 オバマ米大統領が6日、再選を果たした。地元シカゴでの勝利演説で「一つの国家、一つの国民」を唱える姿はりりしく、協調性に満ちたように映った。だが、今回の大統領選では米国の政治や社会の分断と両極化がさらに進んでいることが浮き彫りになった。対立は深刻な状況になっている。【ワシントン古本陽荘、シカゴ(米中西部イリノイ州)堀山明子】

 ◇「傲慢」返上、対話の糸口
 「完全な一つの連合体を形成するという建国以来の任務が今夜、前進した」。演説でオバマ氏が合衆国憲法を引用しながら国民の融和を訴えると、会場から拍手喝采が湧き起こった。だが「今後どんな協力ができるか、ロムニー氏と話したい」と続けると、拍手に混じり不満そうな低いうなり声も響いた。

 ×  ×  ×

 「雇用や予算について、最後にオバマ大統領と会って話をしたのはいつだい?」

 選挙戦が最終盤に入った今月1日、共和党の大統領候補、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は南部バージニア州で演説した際、下院共和党ナンバー2のエリック・カンター院内総務に声をかけた。

 カンター氏が「1年近くたつかな」と短く答えると、ロムニー氏は驚いた。「1年近くだって! 私なら物事を成し遂げるため垣根を越えて民主党議員と会談を重ねる」

 ちょうど4年前の11月、大統領選に当選したオバマ氏はシカゴで勝利演説し、「老いも若きも、共和党員も民主党員も、黒人も白人も、全てが出した答えだ。我々はアメリカ合衆国(の一員)だ」と国民融和を訴えた。

 だが4年がたち、大統領は、党派対立をあおった張本人だと野党の共和党から批判される存在になっていた。

 就任早々のオバマ大統領は、経済回復のため共和党にもアイデアを出すよう求めた。カンター氏が中心となり、案をまとめホワイトハウスに提出。だが、大統領がまとめた景気刺激策には共和党案は一切反映されず、採決時には共和党議員全員が反対に回った。さらに雇用創出に専念するよう求めた共和党に対し、大統領は医療保険改革法案を優先して成立させた。自信に満ちた大統領の姿勢は、共和党側からみれば「傲慢」そのものだった。

 10年の中間選挙で民主党は大敗。下院は共和党が多数党となり、「ねじれ状態」による膠着(こうちゃく)が続いてきた。「これからの優先課題はオバマ大統領の再選を阻むことだ」。中間選挙後まもなく、共和党上院トップのマコネル院内総務は、報道陣にそう漏らした。

 ロムニー氏が共和党の大統領候補に決まり、選挙戦が本格化すると、オバマ大統領の選挙参謀は「3年間にわたって経済が低迷する中、希望や変革を訴えても再選はできない」と進言。ロムニー氏の人格をおとしめることを狙った徹底的なネガティブ戦略で「ロムニー潰し」を図ることを大統領自身も承諾した。ロムニー氏が「税金を払ってない47%のことは気にかけない」と非公開集会で語ったビデオが見つかると、すぐさまテレビ広告で流した。ロムニー氏の好感度は低迷した。

 だが、未来志向のメッセージを失った大統領自身の好感度や支持率も次第に低下を始めた。激しい批判を弱め、ようやく前向き姿勢を取り戻したのは10月末、ハリケーン「サンディ」への対応で選挙戦を一時離脱した後だった。

 今回の選挙で下院は共和党が多数派を維持し「ねじれ状態」は今後も続く。だが、オバマ大統領は議会との人間関係作りはほとんどしてこなかったのが実態で、膠着状態を打破する道筋はまったく見通せていない。

1578チバQ:2012/11/11(日) 18:25:45
 ◇「変化は不要」各国歓迎
 オバマ大統領の再選に、各国はおおむね歓迎の意向を示した。外交手腕が未知数でネオコン(新保守主義)的な主張を展開した共和党のロムニー候補への警戒感と、外交で大きな変化を望まない各国の事情が背景にある。

 中国の胡錦濤(こきんとう)国家主席と温家宝(おんかほう)首相はオバマ氏に祝電を送った。国営新華社通信は「対中政策でより建設的な対応が望まれる」としたうえ、オバマ政権は中国の台頭への懸念を排除し、相互に有益な関係を築くべきだとした。両候補の中国批判について「米国内の中国への不安感と(両国の)基本的信頼の欠如の表れ」と分析。安全保障問題で中国の主権を尊重することなどを改めて求めた。

 韓国の聯合ニュースは北朝鮮問題に関し「韓国大統領選の候補はいずれも対北包容で、大統領選後、韓米間での対北政策の調整が重要になる」との専門家の意見を報じた。

 ロシアはブッシュ政権時代に冷え込んだ米露関係の「リセット政策」を進めるオバマ氏再選を歓迎。プーチン大統領は親書を送り、その中で当選を祝い「建設的な共同作業」の継続を呼びかけた。また、メドベージェフ首相はロムニー氏について「『ロシアを地政学上の第1の敵』と見なす人物が大国の大統領にならずうれしく思う」と皮肉った。

 欧州連合(EU)のバローゾ欧州委員長とファンロンパウ欧州理事会常任議長(大統領)は共同声明を発表し、シリア問題や財政問題を念頭に「経済や安全保障を含むグローバルな問題に共に対処したい」と述べた。

 中東はおおむねイスラムとの融和を掲げるオバマ氏再選を歓迎。アハラム政治戦略研究所(エジプト)のイマド・ガッド副所長は「対シリアで積極策に転じることはないだろう」と述べ、中東外交に変化はないとした。

 核開発問題で対立するイラン政府は公式反応を見せていない。強硬派のロムニー氏の敗北で、米・イスラエルとイランとの間で軍事衝突の可能性が遠ざかり、安堵(あんど)すると共に、当面は反米姿勢を続けると見られる。

1579チバQ:2012/11/11(日) 18:26:17
http://mainichi.jp/feature/news/20121109ddm007030067000c.html
米大統領選:オバマ再選/中 変節したロムニー氏
毎日新聞 2012年11月09日 東京朝刊

 ◇右傾化共和党と無党派の間
 「懐かしいなあ。昔の穏健派ロムニー(前マサチューセッツ州知事)が姿を現した。一体、今までどこにいたんだよ」。先月9日、西部ネバダ州ラスベガスでの集会。オバマ大統領の応援のため全国を飛び回るクリントン元大統領がそう語ると、聴衆から大きな笑い声が上がった。

 初回の大統領候補テレビ討論会以降、共和党候補のロムニー氏が、富裕層優遇の主張を封印するなど、姿勢を中道寄りに変え始めたことをからかったのだった。

 共和党予備選からオバマ大統領との本選まで、ロムニー氏は政治的な信条がよく分からないと指摘され続けてきた。

 今回は自らを「極めて保守的な大統領候補」と売り出した。だが、94年の東部マサチューセッツ州選出の上院選では、民主党のリベラル派の重鎮ケネディ上院議員(故人)に対抗するため、人工妊娠中絶を容認し女性の権利に理解ある候補として立候補していた。

 マサチューセッツ州知事時代(03〜07年)は、地球温暖化対策を推進し「石炭は人を殺す」と主張。だが、今回の選挙戦では「私は石炭が大好きだ」と語り、化石燃料の積極的活用による景気回復を目指した。

 こうした政治的な立場の変化をロムニー氏の個人的な問題と受け止める声がある一方、共和党が抱える本質的な矛盾の象徴だと指摘する意見も絶えない。

 共和党は近年、顕著な保守化傾向を示している。予備選を勝ち抜き、党内の支持層を固める段階では、候補者らは保守色を競い合う。だが、民主党候補と戦う本選挙では、無党派層の支持が不可欠なため、中道寄りに政策の立場を修正することになる。こうした傾向は過去の大統領選でも見られたが、支持層の保守化を受け、予備選段階の発言があまりに右傾化し、本選挙での軌道修正が難しくなってしまった。

 例えば、ロムニー氏は予備選途中で、不法移民の取り締まり厳格化を明言。その結果、大統領選ではヒスパニック系の支持拡大が難航した。

 財政赤字の拡大や、国民皆保険制度の導入を目指すオバマ政権に反発し広がった「小さな政府」を求める草の根保守運動「ティーパーティー(茶会運動)」は、政治家に妥協を拒否するよう迫ってきた。中西部インディアナ州選出の共和党穏健派のルーガー上院議員は、予備選で、茶会運動による「落選運動」で敗退した。いまや「穏健派は絶滅品種」(パウエル元国務長官)だ。

 「民主党も共和党も、政治より国民を優先するよう期待する」。大統領選で敗北したロムニー氏は7日未明、選挙後は両党が協力するよう呼びかけた。下院共和党トップのベイナー議長もオバマ大統領の再選を受け、協力姿勢をのぞかせている。

 だが、共和党内では妥協姿勢を示す党指導部の方針に、若手保守派が「反逆」するのが常態化している。大統領選後にその状況が変わる兆しはまったく見られない。【ワシントン古本陽荘】

1580チバQ:2012/11/11(日) 18:27:42
http://mainichi.jp/feature/news/20121110ddm007030072000c.html
米大統領選:オバマ再選/下 目前に迫る「財政の崖」
毎日新聞 2012年11月10日 東京朝刊

 ◇健全化へ融和手探り
 「米国民は政党のリーダーが党派を超えて、国民と米経済のために働くべきだというメッセージを送った」。再選の余韻がさめない中、オバマ大統領は7日未明から朝方にかけ、与党・民主党と野党・共和党双方の幹部に次々に電話をかけた。年末までに議会の合意が得られなければ、大規模減税の期限切れと歳出の自動削減が来年初めに重なる「財政の崖」が目前に迫っているためだ。

 「財政の崖」が現実になれば、急激な財政緊縮効果で「米経済は13年に景気後退入りする」(米議会予算局)。選挙戦から一夜明けた7日のニューヨーク株式市場は、「共和党が下院の過半数を占める『ねじれ状態』が続き、財政の崖の回避は困難だ」との悲観ムードに包まれ、株価は今年最大の落ち込みを記録した。

 「財政の崖」を作りだしたのは、経済・財政政策を巡る米政界の「分断」だ。オバマ大統領の1期目は、金融危機に対応するための巨額の財政出動などで財政が急激に悪化。4年連続で赤字は1兆ドル(約80兆円)を超え、債務総額は16兆ドル(約1270兆円)まで膨らんだ。

 しかし、債務上限引き上げや健全化策を巡り、与野党は泥沼の対立を繰り広げてきた。国防費を含め10年間で1・2兆ドル(約95兆円)の歳出の自動削減が来年初めから始まるのは、与野党が財政健全化策に合意できず、法的に強制発動せざるを得なくなったためだ。

 また、所得税などの大型減税の期限切れを巡っては、「富裕層を除く減税延長」を主張するオバマ大統領と、「全面的な延長」を求める共和党との間で妥協点が見いだせないままだ。

 「私たちの国にとって最良のことをするため、ともに働く用意がある」(共和党のベイナー下院議長)

 「いつでも、どんな問題でも交渉に応じる。『妥協』は汚い言葉ではない」(民主党のリード上院院内総務)

 オバマ大統領の協力の呼びかけを受けて、両党の幹部は7日、問題解決に向けて前向きな姿勢を示した。だが、対立の根は依然深い。ベイナー下院議長は、「新たな歳入が経済成長と改革から来るものであれば受け入れられる」と、オバマ大統領が主張する富裕層向け増税を改めてけん制した。

 「公平な社会」を追求し、教育や研究開発への政府の投資などで経済の底上げを目指す民主党に対し、共和党は減税と規制緩和による自由な競争環境に基づく経済成長を追求。大統領選でオバマ大統領とロムニー前マサチューセッツ州知事が争った構図は、そのまま「財政の崖」を巡る与野党の対立に投影されている。

 大接戦の末、再選を果たしたオバマ大統領と、下院選を制した共和党−−。今回の選挙で国民は明確な選択を下したとは言えず、「財政の崖」は分断を超えて、超党派で米経済の再生に向けて歩き出せるかを問うている。【ワシントン平地修】

1581チバQ:2012/11/11(日) 18:33:17
>>1548
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121111/mcb1211111406006-n1.htm
税収↑ 密売↓ 「大麻合法化」2州で嗜好用承認、米政府は激怒 (1/3ページ)2012.11.11 14:05
医療用として販売されている袋入りの大麻。コロラドなど2州では住民投票で嗜好用の大麻が初めて合法化された(AP)【拡大】
 米西部のコロラド州とワシントン州で、嗜好(しこう)用の大麻合法化の是非を問う住民投票が11月6日の大統領選に併せて行われ、賛成多数で承認された。医療用として認められている州はあるが、嗜好用は全米初。賛成派は、課税による税収増のほか、マフィアなどによる密売撲滅につながると主張しているが、吸引者による事件・事故の増加や未成年者の吸引を懸念する声は強い。州法で認められても、連邦法では禁止されており、政府当局は断固阻止する構えだ。

 「投票者たちは意思を示した。われわれは彼らの意思を尊重しなければならない」

 コロラド州のジョン・ヒッケンルーパー知事は、住民投票の結果を受け、こう語った。ただ、「連邦法では依然、違法薬物だ」と、注意を促すことも忘れなかった。

 米国では既に約3分の1の17州で、がん患者らの痛みを和らげるといった医療目的での大麻使用を認めている。嗜好用の合法化の住民投票はオレゴン州でも行われたが、否決され、マサチューセッツ州では医療用の合法化が承認された。

 ロイター通信やCNNなどによると、コロラド、ワシントン両州では、21歳以上なら1オンス(約28グラム)以下の大麻の所持や使用が合法となるほか、アルコールのように州公認の店で販売できるようになる。コロラド州では、2014年から1人当たり6本まで大麻栽培も認められる。

連邦法に違反

 米国にある「大麻禁止法改正のための全国組織(NORML)」のアレン・サンピエール常務は、CNNに「わが国だけでなく、世界の大多数の地域での大麻禁止法についての活動が変わる」と語り、合法化の動きが広がることに期待を示した。

 コロラド州で賛成票を投じたジーン・ヘンダーソンさん(73)も、ロイター通信に「たばこよりは(体に)いいんじゃないかな。既に州内で広まっているしね」と話し、現状追認の考えを示した。

 連邦政府と同様に、各州政府も財政悪化に苦しんでおり、「課税によって州の収入が増える」との意見もある。

 また、組織犯罪に悩むメキシコ政府の諜報機関の元高官、アレハンドロ・ホープ氏はAP通信に「コロラドで大麻が合法販売されれば、メキシコの密売組織の利益は60億ドル(約4700億円)から46億ドル(約3600億円)に減るだろう」と述べ、具体的な数字を挙げ、密売組織にダメージを与えると評価した。

 一方、反対派は事件・事故や未成年者の吸引の急増のほか、大麻吸引を目的とした州外や海外からの観光客が増え、治安が悪化すると懸念している。

 とりわけ怒り心頭なのが連邦政府だ。違法薬物取引問題を担当する2人の元政府当局者はロイター通信に「法的手段を用い、合法化項目の一部実施を停止させるほか、販売店への警告文送付などで対抗する。また、密売の温床となっている医療用大麻を使う診療所にも厳しい措置をとる」と明言した。

 「大麻合法論者にとって象徴的な勝利だが、今回の合法化は短命に終わるだろう。合法論者は政府と大統領に盾突いているのだから」

 オバマ政権の元違法薬物問題アドバイザー、ケビン・サベット氏はロイター通信にこう語った。2州で実際に大手を振って、大麻を吸えるようになる可能性は小さいようだ。

 (SANKEI EXPRESS)

1582チバQ:2012/11/11(日) 20:11:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012111102000112.html
ポスト・オバマ 両党に課題
2012年11月11日 朝刊

 【ワシントン=竹内洋一】オバマ米大統領が再選を決めた米国で、次の二〇一六年大統領選の候補者が早くも取り沙汰されている。下馬評に上がる顔触れは、民主、共和両党がそれぞれ抱える課題を映している。

 民主党の筆頭格は、圧倒的な知名度、人気を誇るクリントン国務長官(65)だ。米メディアの出口調査では、オバマ氏は今回、女性票の55%を獲得し、共和党ロムニー候補を引き離した。クリントン氏なら再び女性票をさらうことは確実だ。

 問題は本人の意向。オバマ政権二期目では国務長官を退く予定で、大統領の座に今も意欲を持っているのか明らかではない。二番手に挙がるのがバイデン副大統領(69)。オバマ氏の再選決定後、自ら次回の出馬をにおわせ、注目を集める。ただ、高齢がネックだ。

 「昔の名前」の先行は、民主党内で次代のスターが現れていないことを示す。新顔ではオマリー・メリーランド州知事(49)やクオモ・ニューヨーク州知事(54)が有力候補として挙がるが、全米での知名度はまだ低い。

 対する共和党では、今回の敗因をどう総括するかが次の候補選びに影響を与えそうだ。出口調査では、ヒスパニック(中南米系)の71%がオバマ氏に投票し、ロムニー氏は得票率27%と惨敗した。

 中南米系の人口は今後も増加を続けることが確実なため、共和党が移民政策で強硬姿勢を修正しなければ「永遠に負け続ける恐れがある」(ギングリッチ元下院議長)との危機感が強まっている。

 移民政策で転換を図った場合、キューバ系移民二世でフロリダ州選出のホープ、ルビオ上院議員(41)が新しい「顔」の有資格者になる。ブッシュ前大統領の弟ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(59)は名門のブランドに加え、メキシコ系の妻を持ち、中南米系から人気が高い。

 共和党があくまで保守的な理念にこだわるなら、ロムニー氏の副大統領候補だったライアン下院議員(42)が財政、社会政策の両面で保守派を代表できる。クリスティー・ニュージャージー州知事(50)も保守層からの人気が高い有望株だ。

1583チバQ:2012/11/11(日) 20:13:29
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012111002000237.html
CIA長官 不倫で辞任 イラク戦争功労者 オバマ政権痛手
2012年11月10日 夕刊


 【ワシントン=久留信一】米中央情報局(CIA)のデービッド・ペトレアス長官(60)が九日、不倫を理由に辞任した。当面はモレル副長官が代行を務める見通しだ。ペトレアス氏はイラク駐留米軍司令官、アフガニスタン駐留米軍司令官を歴任し、昨年九月にCIA長官に就任。再選したばかりのオバマ大統領にとって、安全保障の中核を担うペトレアス氏の辞任は大きな痛手になる。

 ペトレアス氏は九日、CIA職員に宛てた書簡で「不倫という非常に愚かなことをした。夫としても組織のリーダーとしても許されない誤りだった」と辞任理由を説明。大統領には八日に辞意を伝えていたという。

 ペトレアス氏は二〇〇七年、イラク駐留米軍の増派戦略を指揮、アフガンの治安改善にも尽力した。共和党のホープとされながら、二期目のオバマ政権では国防長官に任命される可能性もあった。

 不倫相手は女性ジャーナリストで、ペトレアス氏が送った多数のメールから機密情報が漏れる懸念があり、連邦捜査局(FBI)が捜査していたという。

1584チバQ:2012/11/11(日) 20:27:50
>>1563>>1582
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20121108/frn1211081221003-n1.htm
米国、早くも次期大統領選の候補者は誰?2012.11.08

 米政界の関心は早くも2016年大統領選の顔触れにも向かい始めた。

 8年ぶりのホワイトハウス奪還を目指すことになる共和党。若手は保守派の有望株が目立つ。今回、副大統領候補として全米に名を売ったライアン下院予算委員長(42)、両親がキューバ移民で、中南米系の有権者へのアピールが期待できるルビオ上院議員(41)らが筆頭格。

 ベテランの穏健派では、ブッシュ前大統領の弟ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(59)の名前も。共和党大会の演説で脚光を浴びたライス前国務長官(57)だが、政界進出の考えはないとしている。

 民主党はヒラリー・クリントン国務長官(65)の人気が群を抜いて高い。ただクリントン氏は出馬の可能性を一貫して否定しており、固辞し続ければ候補者探しが本格化する。

 最短距離にいるのはバイデン副大統領(69)。メリーランド州のオマリー知事(49)やニューヨーク州のクオモ知事(54)らの名前も挙がるが、いずれも知名度は低い。 (共同)

1585チバQ:2012/11/12(月) 22:50:06
http://mainichi.jp/feature/news/20121112dde007030070000c.html
米大統領選:フロリダ、オバマ氏勝利 1州除き激戦州制す
毎日新聞 2012年11月12日 東京夕刊

 【ワシントン古本陽荘】6日に投開票された米大統領選で唯一、勝敗が決まっていなかった南部フロリダ州は10日、民主党のオバマ大統領が勝利したとする最終集計結果を発表した。これにより、全米で両大統領候補が獲得した選挙人数が確定。オバマ大統領は332人で、206人の共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事との差を広げた。オバマ氏は南部ノースカロライナ州を除き激戦州全てで勝利した。

 フロリダは00年大統領戦でも接戦となり、再集計をめぐって最高裁の判断を仰ぐ事態に発展した。今回も大接戦で、一部の海外投票者分などを除き、オバマ大統領の得票率は50・0%でロムニー氏の49・1%を上回った。 フロリダではロムニー氏が先行し、ロムニー選対はフロリダでの勝利を前提とした選挙戦を展開していた。

 異変があったのはこれまで共和党支持傾向を示していたキューバ系移民の投票動向だった。オバマ選対が調査を依頼した調査会社の出口調査によると、今回の選挙ではキューバ系の48%がオバマ大統領に、52%がロムニー氏に投票した。

1586チバQ:2012/11/13(火) 22:40:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121113/amr12111316530006-n1.htm
国防長官にケリー氏検討 国務長官はライス氏か
2012.11.13 16:51 [米国]
 米紙ワシントン・ポストは13日、オバマ大統領が2期目政権の国防長官にジョン・ケリー上院外交委員長の起用を検討していると報じた。退任するクリントン国務長官の後任には、スーザン・ライス国連大使が有力という。

 不倫問題で辞任したデービッド・ペトレアス中央情報局(CIA)長官の後任には、テロ対策を統括するジョン・ブレナン大統領補佐官の名前が挙がっている。

 ケリー氏は国務長官候補にも挙がっていた。オバマ政権高官は同紙に対し、ベトナム戦争で勲章を得たケリー氏の軍歴に加え、予算や外交に関する豊富な知識と経験が現代の国防長官にふさわしいと指摘した。ケリー氏は2004年大統領選の民主党候補で、共和党のブッシュ氏に敗れた。(共同)

1587チバQ:2012/11/13(火) 22:42:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121113/amr12111307440001-n1.htm
分かれるオバマ米大統領の勝因分析
2012.11.13 07:42 (1/2ページ)[米国]

再選を決めた後、支持者の前で勝利演説するオバマ大統領=7日未明、シカゴ (AP)
 接戦が伝えられていた6日投開票の米大統領選は、フタを開けてみると民主党の現職、オバマ大統領が中西部オハイオ州など激戦州をすべて制して、共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事を突き放して再選を果たした。この結果の解釈はさまざまだ。

 オバマ氏の再選が決まった後、米紙ニューヨーク・タイムズ社説(電子版)は、「雇用拡大や医療制度改革などの経済政策と、移民政策や中絶、同性愛結婚に関する穏健な政策への強い支持が勝利をもたらした」と持ち上げた。

 しかし、再選が伝えられた後の翌7日の米株式市場は急落。同日の米紙USA TODAY社説(電子版)は、オバマ大統領の再選、そして上下両院での“ねじれ現象”は選挙前と同じ状況であることから、「同じ集団がマシなことを今回やるだろうか、と懐疑的な投資家たちを誰が非難することができようか」と市場の空気を解説した。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは8日の社説(アジア版)で、オバマ氏は「1期目はおろか、2期目における政策についてほとんど語らなかった」として、選挙期間中のエネルギーはロムニー候補へのネガティブキャンペーンに注がれたなどと指摘。政策論争の不在を示唆しつつ、勝因を「有権者は経験より希望に賭けたということだろう」と総括した。

 一方、ロムニー氏の敗因をめぐっては、オバマ陣営のネガティブキャンペーンが奏功した面もある。だが、最大の敗因は同紙が指摘するように、「予備選段階で打ち出した強硬な移民政策がヒスパニック系有権者の断固たる拒絶をもたらした」ことだろう。

 8日のUSA TODAY紙社説(電子版)によると、2004年の大統領選でジョージ・ブッシュ前大統領が獲得したヒスパニック系票の44%をロムニー氏が獲得していれば、結果は変わっていたと指摘。ロムニー氏が実際に獲得したのは27%にとどまったが、44%を獲得していれば、100万票を上積みして勝利できていたという。

 オバマ氏が今年に入って打ち出した移民政策は、ヒスパニック系などの票の取り込みを狙った政策で、その狙いは確実に達成された。同紙は「ヒスパニック系からの不人気が共和党候補者の大統領選に勝利する能力を台無しにする」と指摘し、米国が力を取り戻すことにつながるような移民政策の見直しを共和党に迫る。

 オバマ氏の直面する課題は、年明けに減税停止と歳出削減が重なる「財政の崖」問題への対応だ。影響は世界経済に及ぶ。8日の英紙フィナンシャル・タイムズ社説(アジア版)は、「運命はオバマ氏に『財政の崖』の形でチャンスを与えている。危険をもたらす一方でチャンスをももたらす。最大限にいかすべきだ」として、再選を決めたオバマ氏の指導力に期待感を示した。

1588チバQ:2012/11/13(火) 22:46:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000064-mai-int
<CIA長官不倫>アフガン駐留米軍の司令官も捜査
毎日新聞 11月13日(火)19時9分配信


 【ワシントン白戸圭一】米連邦捜査局(FBI)が米中央情報局(CIA)のペトレアス長官(60)=9日辞任=の不倫に絡む機密漏えいを捜査していた過程で、アフガニスタン駐留米軍のジョン・アレン司令官(58)の不倫疑惑が発覚した。FBIから通報を受けたパネッタ米国防長官は13日声明を発表し、アレン氏による機密漏えいの有無の調査を始めたと明らかにした。

 ペトレアス氏はCIA長官に就任前、アフガン駐留米軍司令官で、昨年7月にアレン氏が後任となった。「対テロ戦争」に携わる要職者の相次ぐスキャンダルに、米国内には衝撃が広がっている。

 米メディアによると、アレン司令官の不倫相手の女性は、米南部フロリダ州の中東軍司令部のボランティア職員だったジル・ケリーさん(37)。ケリーさんは、ペトレアス長官の不倫相手のジャーナリスト、ポーラ・ブロードウェルさん(40)から多数の嫌がらせの電子メールを送られたとして、FBIに通報した。ケリーさんはペトレアス長官と親しく、ブロードウェルさんは2人の関係に嫉妬したとみられている。

 ケリーさんの通報をきっかけにFBIはペトレアス長官とブロードウェルさんの不倫関係を把握。ペトレアス氏による機密漏えいは確認されなかったが、同氏は辞任に追い込まれた。

 ところが、捜査過程でケリーさんがアレン司令官と2万〜3万通の「不適切な電子メール」を交わしていたことも発覚した。アレン氏は次期欧州軍最高司令官候補で上院の承認待ちだが、パネッタ長官は調査終了まで転任手続きを停止する考えを示した。

1589チバQ:2012/11/14(水) 22:26:36
>>1588
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2012111400151
アレン司令官更迭の意思なし=欧州連合軍への転出は凍結−米大統領
 【ワシントン時事】カーニー米大統領報道官は13日の記者会見で、既婚女性と不適切なメールのやりとりを行い内部調査の対象になっているアフガニスタン駐留米軍のアレン司令官について、オバマ大統領には現時点で更迭する意思はないことを明らかにした。
 カーニー氏は「大統領はアレン将軍を極めて高く評価し、信頼している」と述べた。ただ、大統領はアレン氏を欧州連合軍最高司令官に指名する人事を凍結し、週内に行われる予定だった承認公聴会を延期するよう議会に要請した。アレン氏は当面、現職にとどまる。(2012/11/14-10:00)

--------------------------------------------------------------------------------

1590チバQ:2012/11/14(水) 22:31:23
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121114/mcb1211141429026-n1.htm
米ワシントン・ポスト紙、編集主幹交代 経営環境悪化、予算で対立  2012.11.14 14:28
 米有力紙ワシントン・ポストは13日、マーカス・ブロクリ編集主幹が辞任し、後任にボストン・グローブ紙の編集者マーティン・バロン氏が就任すると発表した。経営環境が悪化する中で、ブロクリ氏は編集予算などをめぐり、ウエーマス発行人と対立していた。

 ブロクリ氏は2008年に就任。今後は副社長に転じ新メディア部門を担当する。

 ウエーマス発行人は「この時代、発行人と編集者は常に緊張関係にある」と述べた。(共同)

1591チバQ:2012/11/15(木) 00:38:47
http://www.cnn.co.jp/special/us_election/35024219.html
米大統領選を終えて分かった5つのこと
2012.11.09 Fri posted at 09:00 JST

(CNN) 6日行われた米大統領選はオバマ大統領が共和党大統領候補のロムニー氏を退け、再選を決めた。選挙前にいわれていたように、激戦州オハイオの結果がオバマ氏の勝利を決定づけた。しかし、他にも選挙から分かったことがある。今回の大統領選で分かったポイントは以下の5つだろう。


1.共和党が抱える「ラテン問題」

共和党で選挙戦の顧問を務めるアナ・ナバロ氏は「ヒスパニック系の人々への対応がうまくいかなければ、永遠にホワイトハウスへの道は閉ざされるだろう」と指摘。別の共和党選挙顧問のアリ・フライシャー氏も、共和党が取り組むべき最大の問題としてヒスパニック系有権者からの支持獲得を挙げる。

全米での出口調査でも同様の問題が見て取れる。ヒスパニック系は最も人口増加が著しく、有権者に占める割合は2008年の大統領選の9%から今回は10%に増加した。再選を決めたオバマ氏の得票率は、08年の67%から今回は71%と上昇している。

接戦になるとみられていたコロラドやネバダといった州でオバマ氏が勝利できたのはヒスパニック系有権者の貢献が大きいとみられている。かつては接戦州だったニューメキシコでもヒスパニック系有権者の存在が大きく、民主党寄りの州になりつつある。

この流れが続けば、共和党の地盤とされるアリゾナやテキサスでも民主党が有利になるかもしれない。

共和党は今回の大統領選の結果を、移民問題への立場を変更するための警告と受け止めるべきだろう。


2.若年層が増加、白人層は減少

選挙前に注目を集めていたのは、若年層が投票所に足を運ぶかどうかだった。結果からいえば、前回よりも増加した。

出口調査によれば、投票した有権者に占める18〜29歳の割合は19%となり、04年の17%、08年の18%を上回った。オバマ大統領は若年層からの得票率を前回の66%から今回は60%に落としたが、若年層全体の有権者数の増加が得票の落ち込みを補った格好だ。

オバマ大統領は白人層からの得票率も前回の43%から今回は39%に落としている。しかし、有権者全体でみると白人層は08年の74%から今回は72%へと減少している。

一方、アフリカ系の割合は13%で変わらず。共和党のアナリストからは、ロムニー氏が勝利するには白人有権者の割合が74%は必要だったとの見方が出ている。

1592チバQ:2012/11/15(木) 00:39:15
3.自動車産業救済でオハイオ州がオバマ大統領に傾く

オバマ陣営は選挙戦で米自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーに対する公的支援を実績として強調し、9月上旬の民主党全国大会でも、そのことに触れた。オバマ陣営としては、これでオハイオ州で違いを見せることができるだろうと見ていた。自動車産業の中心地でもある同州が最終的に選挙の行方を決めた。

自動車メーカーに対する公的支援はブッシュ前政権(共和党)が08年に着手したものだったが、オバマ大統領がそれを引き継いだ。ロムニー氏は公的支援に反対の姿勢を示していた。オバマ陣営はロムニー氏が連邦政府による支援に反対したことを攻撃した。

こういった戦術はうまくいったようだ。オハイオ州で投票した10人に6人が自動車産業に対する公的支援を支持。そうした有権者の75%はオバマ大統領に投票した。


4.ロムニー陣営、民主党の地盤を崩せず

選挙戦終盤にロムニー氏と副大統領候補のライアン氏は、ペンシルベニア州に何度も足を運んだ。ロムニー陣営は数多くのテレビ広告も流した。規模はこれよりも少ないが、民主党寄りとされるミネソタ州でも接戦が予想されるということで重点的に選挙活動を行った。

しかし、成功しなかった。ロムニー氏はペンシルベニアやミネソタで08年の共和党候補だったマケイン氏よりも善戦したものの勝利するにはいたらなかった。ロムニー陣営の選挙戦はインディアナとノースカロライナを取り返すだけに終わった。


5.60億ドルかけて、現状維持に

選挙前、米国には、民主党の大統領と、共和党が過半数を占める下院、民主党が過半数をおさえた上院があった。

今回の選挙戦の費用は、連邦と地方とを合わせた合計で過去最高の60億ドル(約4800億円)を上回りそうだ。これだけの費用を投じて何を得たのか。

そう、民主党の大統領と、共和党が過半数を占める下院、民主党が過半数をおさえた上院だ。

結局何も得なかったという見方もできそうだ。

1593チバQ:2012/11/15(木) 23:15:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2012111500559
少数派への「贈り物」で再選=オバマ大統領の勝因分析−ロムニー氏
 【ワシントン時事】米大統領選で敗れた共和党のロムニー候補は14日、大口献金者を対象とした電話会議で、オバマ大統領の勝因について、黒人やヒスパニック(中南米系)など少数派が、医療保険改革や移民政策を「贈り物」と評価した結果だと分析した。ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)が伝えた。
 ロムニー氏は、オバマ政権の医療保険改革で恩恵を受ける年間所得2万5000〜3万5000ドルの有権者や黒人らのほか、学生ローンの一部利子免除を評価した若者が、オバマ大統領に投票したと指摘。大統領が一定の条件に基づき、不法移民の子どもの強制送還を免除したことも有利に働き、ロムニー氏を「反移民」と印象付ける結果になったと総括した。
 ロムニー氏はまた、「大統領の選挙運動は、得票を狙うグループに大きな贈り物を与えることに重点を置くもので、数兆ドルの歳出拡大をもたらす」と批判。大統領選での敗北を謝罪する一方で、「勝てると思っていた。非常に惜しい戦いだった」と悔やんだ。(2012/11/15-14:59)

--------------------------------------------------------------------------------

1594チバQ:2012/11/15(木) 23:16:11
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2012111500926
議会トップの顔触れ変わらず=「決められない政治」継続か−米
 【ワシントン時事】米民主、共和両党は14日、連邦議会内で上下両院の各議員総会をそれぞれ開き、来年1月3日に発足する新議会での執行部人事をめぐり協議、両党のトップ計4人の全員続投が事実上確定した。
 各執行部の新たな任期は2015年1月まで。上院は与党民主党、下院は野党共和党が多数を握る「ねじれ議会」が続く中、これまでの「決められない政治」も継続する可能性があり、オバマ大統領にとり試練の2年間になりそうだ。(2012/11/15-19:26)

--------------------------------------------------------------------------------

1595チバQ:2012/11/15(木) 23:29:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121115/amr12111509410003-n1.htm
【今、何が問題なのか】
自己資金32億円つぎ込んでも敗退 米選挙戦への投資、損得勘定は?
2012.11.15 09:36 (1/3ページ)[選挙]
 米大統領選と上下両院選などに投じられた選挙資金は史上最高の60億ドル(約4800億円)に上った。献金額に上限のない「スーパーPAC」と呼ばれる政治団体に、会社経営者や富豪が巨額の献金をしたのが一因だ。バラク・オバマ大統領(51)再選など、有権者の判定が下され、献金者、(元)候補者の損得勘定は? きょうのテーマは「60億ドル投資の結果」とした。(編集委員 内畠嗣雅(うちはた・つぐまさ)/SANKEI EXPRESS)


選挙戦に史上最高額


 選挙資金を調査しているワシントンの研究機関、責任ある政治センター(CRP)によると、2012年選挙の選挙資金総額は60億ドルに上り、これまで最高だった08年より7億ドル(約560億円)多かった。大統領選の資金はこのうち26億ドル(約2080億円)で、これは08年よりも少ない。10月後半までに、民主党のオバマ大統領の選対は6億4500万ドル(約516億円)を集め、共和党候補、ミット・ロムニー氏(65)の選対の4億1300万ドル(約330億4000万円)を上回った。ただし、スーパーPACや党の選挙資金をあわせると、ロムニー氏が資金力でまさったという。

 スーパーPACは政治資金の受け皿となる団体。10年の連邦最高裁判決で活動が認められたもので、従来あるPAC(政治行動委員会=Political Action Committee)と違い、個人の献金額に上限がない。直接的な選挙活動はできないが、政策に関する主張や相手陣営の候補の批判は認められている。私設応援団のような存在で、「プライオリティーズ・USA・アクション」などがオバマ大統領らを、「リストア・アワ・フューチャー」などが、ロムニー氏らを応援。計10億ドル(約800億円)が選挙戦につぎ込まれたという。


1億ドルが台無し


 米誌アトランティック(電子版)によると、スーパーPAC向けも含めたロムニー氏への最大の献金者は、カジノ大手ラスベガス・サンズの会長兼CEO、シェルドン・アデルソン氏(79)で、献金額は7000万ドル(約56億円)〜1億ドル(約80億円)に上った。アデルソン氏によると、オバマ大統領は09年の就任直後、「政府による金融支援を受けた企業はラスベガスで会合を開くべきではない」と述べ、カジノ産業に打撃を与えた。オバマ大統領を落選させたかったのだ。

 ロムニー氏が敗れたため、“投資”は無駄になった。もっとも、アデルソン氏の自己資産は250億ドル(約2兆円)で、献金額はその0.4%以下。アデルソン氏は共和党の大統領候補指名争いでは、保守色の強い元下院議長のニュート・ギングリッチ氏(69)に献金を続け、ロムニー氏を苦しめる結果となった。

 一方、オバマ大統領らに対する最大の献金者は、映画会社ドリームワークス・アニメーションのCEO、ジェフリー・カッツェンバーグ氏(61)で、256万6000ドル(約2億530万円)だった。


9000万ドルで連敗


 米公共ラジオ(NPR)によると、コネティカット州から上院を目指したプロレス団体WWEの元CEO、リンダ・マクマホン氏(64)=共和党=は、選挙戦に自己資金4000万ドル(約32億円)をつぎ込んだが、4分の1の選挙資金で臨んだ民主党候補に敗れた。マクマホン氏は10年の中間選挙でも上院選に出馬。5000万ドル(約40億円)を使って敗れている。

 都合9000万ドル。ニュース専門局CNBCは「個人の金をどう使おうと勝手だが、胴体に自分の名前が入ったボーイング737−700を買った方がよかったのでは」と皮肉っている。

1596チバQ:2012/11/16(金) 00:49:33
http://www.cnn.co.jp/usa/35024504.html?tag=mcol;topStories
米軍高官にまた醜聞、公金疑惑でアフリカ軍元司令官が降格
2012.11.15 Thu posted at 18:56 JST


(CNN) 米国防総省は15日までに、アフリカ地域を担当する米軍のアフリカ軍の初代司令官を務めたウィリアム・ウォード大将に公金の不適切な使途疑惑が発覚し、パネッタ国防長官がウォード氏を中将に降格させた上で退役させる処分を決めたと発表した。

国防総省は声明で、同中将に8万2000ドル(約656万円)の返金を求めるとも述べた。年金も減額される予定。年金の額は軍役期間の長短によって異なるが、大将に上り詰めた軍人の額は通常、年間10万ドル以上となっている。

同省の調べによると、中将は大将の地位を利用して妻に公用車を使った過度のショッピングを許したり、ぜいたくな旅行をしたり、軍人関連契約業者の計らいで米人気俳優デンゼル・ワシントンと舞台裏で会える招待にも1度応じていたりしたという。

ウォード氏は2011年4月にアフリカ軍司令官を離任。その後は少将として陸軍副参謀総長の補佐などを務めていた。

米軍内では最近、高官が関与する不祥事が相次いで発覚。アフガニスタン駐留米軍のアレン司令官は、女性に不適切な電子メールを送った疑いで捜査の対象になっている。また、アレン司令官の前任者だったペトレイアス米中央情報局(CIA)長官も不倫騒動の渦中にある。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板