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ネット・ウヨサヨ論

1鎌やん:2002/06/14(金) 11:49
「オタクちゃんねる」から引越し
=======
1 名前: 鎌やん 投稿日: 2002/06/12(水) 11:43
ネットにおけるウヨサヨの事柄は、このスレにまとめてみます。
ちなみに、
右翼左翼という区分は日本政治の解析に全く何の貢献もしない。
ネットにおいてウヨサヨ言うている人は、
「最も政治から無縁な人々、無自覚な政治的弱者」である。
というのが、私の基本的な考えです。

43鎌やん:2002/06/29(土) 02:36
「血統崇拝」という言葉ハケーン。
「血筋」のとこ、「血統」というたほうがカッコよかったな…

44鎌やん:2002/06/30(日) 18:44
メモ。
・イギリスは、「自由」を美徳とする伝統のある国だから、
ゴリゴリの保守層も「自由」を美徳とする。
・日本では、福沢諭吉、吉野作造以来の啓蒙思想家の伝統が、
「自由」の美徳を推奨し、官僚や御用学者がそれを貶す、という、
イギリスとは逆の位相になっている。

英米の美徳…「自由」
日本の美徳…「忠誠」

忠誠は依存に転落する。
近代社会は「自由」を基礎概念として出発した。
「自由」の限界が意識される現在、「忠誠」美徳による社会構造は
新たな目から見直されるべきだが、これは、素朴な「忠誠」の害を
充分に反省した者によってなされるべきである。
ローティの正義論や、アマルティア・センの思想などは、その材料となると思う。

45鎌やん:2002/07/04(木) 16:15
>>1-10 の、「右翼左翼」連呼厨房は、児童買春児童ポルノ法の
ときは、「フェミファシ」連呼厨房に置き換えてお考え下さい。

46鎌やん:2002/07/09(火) 08:29
以前描いた、人格類型仮説

               独立不羈(ふき)、自立
               エゴイズム、啓蒙主義
               (近代社会の価値観)
                         ↑
      観察               |   理念
      (第2象限)          |   (第1象限)
                         |
 .…である    ←―――――――+―――――――→ …べき
 (ザイン)                  |             (ゾルレン)
        ホンネ              |    タテマエ
      (第3象限)           |   (第4象限)
                          ↓
                 温情主義、従属
               ナルシシズム、ロマン主義
                (前近代社会の価値観)

第1象限は、「演繹法」に対応する。
第2象限は、「帰納法」に対応する。
(続く)

47鎌やん:2002/07/09(火) 08:29
第3象限は、「…でしかない」という社会イメージを持っている。
ホンネ、庶民的・2ch的低俗、エログロの領域である。

第3象限「ホンネ」にいる人は、自分こそ「現実」を知っていると思っているから、
第2象限に気づかない。(ごく一部の「現実」を、現実全てだと錯覚している。
他者の欠如)

第3象限「ホンネ」からは、第1象限「理念」が、第4象限「タテマエ」に見える。

第3象限「ホンネ」は、同人誌の世界では、自称実践主義に対応する。
(自称実践主義…質の悪い、芸術的価値のない作品を生産することを、
「自分は実践しているのだ」と強弁することで、自尊心を守ろうとする振舞。
自称創作至上主義を敵視する)

「オタクでしかない自分」であり、「幼稚でしかない自分」という「現実」は
第3象限に属する。「従属」価値観は、「自立」価値観社会では、無力感を導く。

2ch的な「ウヨ厨」は、第3象限に属する。ウヨ厨は第4象限にただごとならない
憎悪を抱いている。

第3象限は、温情主義であり、現実主義であるから、保守思想と相性がいい。
(続く)

48鎌やん:2002/07/09(火) 08:30
第4象限「タテマエ」は、表ヅラ、学校的道徳の領域である。
第4象限「タテマエ」は、常に第3象限「ホンネ」と共犯関係にある。
第4象限「タテマエ」は、自分こそ「理念」であるとしばしば信じているから、
第1象限に気づかない。(「理念」の偽善的自己中心的側面。他者の欠如)

第4象限「タテマエ」からは、第2象限(現実)が、第3象限(低俗)にしか
見えない。

第4象限「タテマエ」は、同人誌の世界では、自称創作至上主義に対応する。
(自称創作至上主義…商業的に成功できないこと、生産能力に乏しいことを、
「自分は創作に対して純粋なのだ」と強弁することで、自尊心を守ろうとする振舞。
自称実践主義を敵視する)

純潔主義、悪書追放運動は、第4象限に属する。第4象限は不純なもの一切を
この世からなくしてしまいたいと考えている。

第4象限は、理想主義であり、温情主義であるから、左派思想を紐帯とした
グループと相性がいい。
(続く)

49鎌やん:2002/07/09(火) 08:30
テロリズムは、ナルシシズムでありロマン主義であるから、第3象限、第4象限と
相性がいい。テロリズムは、啓蒙主義をエゴイズムであるとして、軽蔑する。

日本では、社会上層に生まれた者は、第4象限「タテマエ」の価値観に縛られる。
第4象限「タテマエ」の偽善性に耐えがたくなった者にとって、救済の可能性は
第2象限にある。
第2象限は、実にたやすく第3象限の低俗へ転落する。

日本では、社会下層に生まれた者は、第3象限「ホンネ」の価値観に縛られる。
第3象限「ホンネ」の低俗性に耐えがたくなった者にとって、救済の可能性は
第1象限にある。
第1象限は、実にたやすく第4象限の偽善へ転落する。

第3象限、第4象限は、ナルシシズムを自尊心の根幹としているので、
ともに他者からの批判に耐えられない。

第1象限、第2象限は、エゴイズムを基盤とするので、他者からの批判は
自分の益になると考える合理性がある。

50鎌やん:2002/07/13(土) 15:29
定義の明確でない罵倒語はなぜ「悪」であるのか。

定義の明確でない罵倒語で、ある集団を排除しようというのは、
敵を弱体化させることはなく、「味方」を弱体化させる。

1;人間を、敵と味方の2項に強制的に分類しようとする態度は、
対話のチャンスをいたずらに削る。
対話のチャンスを削ることは、人間的信頼を育むことを阻害し、
人間集団への致命的な不信を煽る。
不合理な、根拠の乏しい不信感は、安全の感覚を人から奪う。
凶悪犯罪は、安全の感覚を奪われた人間が行うものである。

2;定義の明確でない罵倒語は、たやすく「概念拡大の誤謬」を招く。
定義が明確でないため、全ての人間が罵倒語の対象になりうる。
罵倒語が全ての人間を対象となりうる以上、「魔女狩り」
「非国民狩り」を招く。

51鎌やん:2002/07/15(月) 09:13
街宣右翼さんについて
街宣右翼さんは、自民党内勢力で、足の引っ張り合いの武器として
しばしば使用されます。

1987年、竹下登は、首相就任のさい、「皇民党」という街宣右翼により、
「竹下先生は日本一金儲けが巧い政治家。竹下先生を総理大臣にしよう」
と「誉め殺し」を連日行なわれました。
(この時、首相は、中曽根康弘が「指名」する形式だった)
誉め殺しを止めさせるよう、竹下登と姻戚関係のある金丸信(事件当時・
自民党副総裁)は、渡辺廣康元佐川急便社長に頼み、渡辺廣康は、
広域暴力団稲川会二代目会長石井進を通じ、皇民党に誉め殺し中止の
会談をしました。
渡辺はこの謝礼として、佐川急便名義で、稲川会へ数百億円の融資を
行ない、特別背任罪として、後に起訴されました。
(佐川急便事件。1992年11月)
http://homepage1.nifty.com/41troll/jiken/jiken.htm#sagawa
http://www.yomiuri.co.jp/yomidas/konojune/92/92n121.htm

「皇民党」のスポンサーは、佐川清(事件当時会長)で、アントニオ猪木議員の
スポンサーでもあります。(湾岸戦争当時、猪木がイラクへ行った際、「皇民党」
もついていった)
http://www.sanbou.net/retsuden/sa/sagawa.htm
http://www.yomiuri.co.jp/yomidas/konojune/90/90n92.htm

1980年、京都府警と「皇民党」は喧嘩をし、皇民党は府警へのいやがらせ
として府知事選に立候補し、結果として現職知事へのいやがらせ行為になりました。
府警に頼まれ、事態収拾をしたのが、佐川清です。

佐川清佐川急便会長と渡辺廣康元佐川急便社長との間には確執があり、
田中角栄と竹下登の間の確執(竹下登は、田中角栄の派閥をのっとった
かたちになる)に佐川清は思いを投影し、「皇民党」を用いて、竹下登へ
いやがらせをしていたようです。

参照; 岩瀬達哉『われ万死に値す ドキュメント竹下登』新潮社、1999年
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101310319/250-0158517-9385079

52克森 淳:2002/09/11(水) 19:11
 今日は同時多発テロから一年ですね。
 それで思い出しましたが私の住んでいる街に海自の基地があって、
例の艦隊出航の時街宣右翼の群れが朝っぱらから押し寄せたのですな。
 なんで連中はあの時にがなり立てるだけで、自分で軍艦仕立てるな
り義勇軍組織するなりしてアフガンに攻め込まなかったのか?
 なんか抵抗してこない庶民を脅かしてオナーニしているだけに見え
たのですが…。

53克森 淳:2002/09/11(水) 19:14
 あ、彼らが「あの時にアメリカと共にアフガンと戦うのが正しい」と
考えていたのならという前提ですが…。

54鎌やん:2002/11/06(水) 21:26
しばらく「生長の家」HPウォッチ怠っていたけど、
「生長の家」が、北朝鮮との外交交渉をこじらせる運動していたのね…
http://www.d7.dion.ne.jp/~seikyo/

記者クラブなんかの言う「世論」(「日本はもっと強硬態度で臨め」論)てーのも、
「生長の家」の意見のことなのね…

1920−30年代に国柱会(当時の日蓮系新興宗教。石原莞爾などが入信)が
やっていたことと同じことをしようというのね…

55・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/06(水) 21:30
2chでこんな情報拾った。

日本青年協議会@生長の家
〒153-0042
東京都目黒区青葉台3-10-1
青葉台上毛ビル602号
TEL:03-3476-5711 FAx:03-3476-5710
E-Mail:seikyo@d7.dion.ne.jp

日本会議事務総局@統一協会
〒153-0042
東京都目黒区青葉台3-10-1 
青葉台上毛ビル601号
TEL:03-3476-5611 FAX:03-3476-5612
E-mail:ibuki@nipponkaigi.org

あれれ? お隣同士なの? 仲良しなのね

56・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/08(金) 00:43
>>54
なぜ「生長の家」から、救う会と教科書つくる会へリンクが
張ってあるのだろう…

57・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/08(金) 19:30
勝共連合HPから

>文鮮明総裁が構想する21世紀の世界を家族モデルで説明しますと、
>韓国は父の国、日本は母の国、アメリカは長男の国となります。

>私がお会いした日本の政治家の中で「天運」に敏感に反応されたのは、
>岸信介、福田赳夫、安倍晋太郎、中曽根康弘といった方々でした。

>また宗教界の協力を得て青少年問題に取り組むことです。
>神主義、頭翼思想により天運に一致した日本となるよう、
http://www.ifvoc.gr.jp/new_page_119.htm

58鎌やん:2002/11/08(金) 22:01

自民党は、「ソ連型社会主義」だと言える。理由は以下だ。

A;官僚の権限が絶大であり  (官僚による統治)
B;政治家は国民の意見を反映せず  (政治家と国民の断絶)
C;集団指導体制なので、責任者が一人に集約されず、かつ、指導者層は
原則的に責任を負わない  (責任中枢の不在)
D;経済は原則的に国営であり自由競争が存在しない
(日本の労働人口の6割は、特殊法人や公共事業に依存している)

この日本経済の異常さが、他の国の体制で最も近いのは、ソ連型社会主義だ。
だが、自民党は事実上「ソ連型社会主義」を行ないながら、自分たちを
社会主義者だとは認めない。

一方、G7参加国などが経験した「ヨーロッパ型社会民主主義」は、
北欧福祉国家をモデルとする。

A;官僚権限は政治家に比べ遥かに低く押さえられ  (政治家による統治)
B;国民は政治家を代表であると実感し  (政治家と国民のインタラクティブ)
C;責任が首相・大統領に集約され、政権交代が起きるとダイナミックに
政策転換がなされる  (責任中枢の明確性)
D;経済は公正な自由競争が基盤であり、それが暴走しがちであることから
処方箋としての、平等主義(たとえば所得の再分配)がなされる

この、D(経済)の後半部分が「自由主義」と「ヨーロッパ型社民主義」を分ける
分水嶺で 、AからCまでは、「自由主義」も「ヨーロッパ社民主義」も同じだ。

59鎌やん:2002/11/08(金) 22:02

日本は、旧ソ連ほどではないが、AからCの弊害(官僚統治体制の弊害)がひどく、
欧米経済と比較して 自由経済がマトモに動いていない。

かつては日本は、外貨獲得政策を国営で行なっていた。国営の外貨獲得は
「自由経済」とは呼べないのだが、「反ソ連・反中国・親米」政策だったから
国際政治的理由により「自由主義」だと、自称してきた。
その経済システムがバブル崩壊以降、通用しなくなったから、再構築の
必要があるが、AからCプラス「基盤としての」自由経済主義が日本には
整備されていないので、日本には「自由主義」も「社民主義」も、成立する
条件が、まだ満たされていない。

したがって、「社民主義か、自由主義か」という議論は、原則的に日本では
ナンセンスである。
日本は欧州やロシアとは基盤が違うから、どの道、海外の「××主義」という
経済政策路線は、日本政治では比喩にしかならない。

「官僚統治・責任中枢不在・国民排斥」体制か、
「政治家統治・責任中枢実在・国民とのインタラクティブ」体制か
が、日本政治の本来の争点だ。

64鎌やん:2002/11/09(土) 01:23

1950−70年代、日本では人口の流動があった。
55年時点では、郡部の人口が日本人口の 7割だったが、
75年には都市人口が日本人口の7割になり、以後安定した。

この過程で、地域から切り離された新都市民、労働共同体として生まれたのが
労働組合であり、それを背景とした政党が社会党だった。

一方、従来の地域を背景とした政党が自民党だ。

本来ならこの人口流動が発生した時期に社会党政権が一度くらいは
起きるのが自然だった。が、そうならなかった。

その原因を集約させるのは難しい。2つ上げてみる。

ア;社会党及びその支持基盤である労組が、内側を向き、党内の勢力争いに
エネルギーを注ぎ、しかもそれは政策によるものではなく、露骨に「イビリ」
による追い出しであり、結果、自民党との競争にエネルギーを注がなかったこと。

イ;政党政治以前から存在する右翼団体(玄洋社をルーツとする)は、
元来は国民と政治家(当初は元老)を繋ぐロビイスト的なものだった。
1920年代政党政治が活発化すると、ロビイストである右翼団体は存在基盤を
失うことになる。(1920年代は「政党政治が活発な」時代だった)
1930年代、政党政治を潰すために、右翼団体は行動した。
それと同じことが、1960−70年代に発生したと考えられる。

65鎌やん:2002/11/09(土) 01:24

現在の民主党と、75年頃の社会党は、似ていると思う。
民主党は支持者とのインタラクティブ性、インターフェースの作成に
不熱心過ぎるのが、一番まずいと 私は思う。
民主党をチェックするオンブズマン的存在…たとえば「選挙でGO!」みたいな…
が、多数あるべきだと、私は思う。
かつ、民主党に、オンブズマン(勝手連)が、意思を示してけしかける必要が
あると思う。
「ネット社会」の形成は、60−70年代の「新都市民」誕生の時と同じか
それ 以上の社会変革であるにも関わらず、民主党は基盤を60−70年代の
老いさらばえて機能しなくなっている労組に想定しているところが、誤って
いると思う。
「ネット社会」というでかい票田があるということを、オンライン・オフラインで
知らせる必要があると、思う。

66鎌やん:2002/11/09(土) 01:24

「官僚統治体制」「政治家と国民の断絶」「責任中枢の不在」の問題のほうが
重要だ、という意識共有がなされていない場所では
Dの「自由主義か、平等主義か」が、政治対立の最大にして唯一の点だと
すぐに議論が摩り替えられ、A〜Cの問題(官僚統治体制問題)が
温存されてしまう。

野党共闘への非難や、「民主党はバラバラだ」という批判は、みなこの
A〜Cを無視する、という摩り替えによって成立している。

自民党守旧派(プラス、その利権に依存している人々)は、
このA〜Cを隠蔽するための言葉の蓄積を 大量に持っていて、
おバカなことに団塊世代の左派はA〜Cの問題に関しては、
とんとウブだったりする。
あるいは「自分以外の人間は、このA〜Cみたいなモノスゴク難しい
政治問題は理解できないに違いない」と思いこんでいたりする。

ここの、一種の世代間の認識のズレが、すげえ重要な気がする。

67鎌やん:2002/11/09(土) 01:24

「ネット社会」の意味に、どうもいち早く気づき行動したのは、
保守派の安倍晋三と、その背景にいる団体ではないかと、私は想像する。
「小泉メールマガジン」の作成者は、安倍晋三だ。
安倍晋三の支持母体の一つは、統一協会・勝共連合だ。
統一協会やその実質的支配下にある「生長の家」が、集団的・組織的に
2ちゃんねるを利用しているのは、明確だと思う。

「ネット表現の自由」のシンボルだったブルーリボンを、
わざわざ「拉致家族を救う会」「拉致議連」のシンボルマークとし、
シンボルの意味を変えることを提案したのは、この支持母体を考えると、
必然であるように思う。

私たちは、1930年代と、1970年代の、過去に2度、敗北している。
今回は敗北してはならないと、私は考える。

68・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/09(土) 02:01
敗北って何があったんですか?
それと右派左派でわけるのはもうどうなんでしょうか?

私は資本主義者で自由主義者、
表現規制、ネット規制には基本的に反対
国軍は必要、在日アメリカ軍はいずれ追い出すべき
天皇はいらない
国旗国家法案は思想の自由を侵害するのでNG

です。

69鳥山仁:2002/11/09(土) 08:11
そういえば、鎌やんさんの話にここって出てきてましたっけ?
http://www.decaa.org/home.html
80年代以降における日本の右傾化に最も寄与した、
素晴らしい団体の一つですYO!

70・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/09(土) 16:44
>>54
北朝鮮との交渉って、今おこなってなんか意味あるんでしょうか・・・・
鎌やんさんは、北朝鮮との「現時点での」国交正常化に賛成なのですか?

てゆうか、>>54のリンク先には生長の家という単語はまったくないのですが
関係あるかどうか素人には判断できないのでできればそのあたりをもうすこし
詳しく解説希望です。

>>69
わたしは80年代以前の日本が左傾化してたと思っています。

71・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/09(土) 16:47
日本においては、右翼は戦前型天皇制支持、左翼は一党独裁型の共産主義支持だと思ってるのですが・・・
それ以外はどっちにも分類できないような。

72鳥山仁:2002/11/09(土) 17:08
70さん、71さん>
戦前の経済を含み、人と金の流れを追ってみることをお奨めします。
どちらかと言えば右より人脈の私が言うのもなんですが、
日本が左傾化できる可能性があったのは、
スターリンが生きていた頃までですよ。
学生運動はジェネレーションギャップ闘争に、
ウヨサヨという衣が着いていただけと解釈するのが正解で、
今じゃ彼らの大部分が保守に落ち着いているのがその証拠でしょう。

73・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/09(土) 18:12
>>70
もし左傾化していたのなら、北朝鮮が楽園であるという宣伝を
信じる人間がいるわけがなかったと思われ。

7471:2002/11/10(日) 10:50
>>72鳥山さん
戦前(昭和10年代)の国家体制は、天皇という一点をのぞけばまるっきり共産主義体制なんじゃないかと。
で、その流れで、敗戦後の占領期に社会主義的国家体制が改めて整備され、現在にいたるもそのときの体制がそのまま、と解釈するほうがすんなり話がまとまると思います。
さらに、学会とマスコミは明らかに左翼に属していましたから、完全に左傾化しなかったのはむしろ草の根の大衆がその体制を支持していなかったからでしょうね。
学生運動についての解釈は私も同意です。
ところで、保守と右翼は別だと思うのですが・・・(同様に革新と左翼も別だと思うけど。)

>>73
北の体制を楽園としたのは左翼ではないですか?
左=社会主義、共産主義 で、右=国粋主義と思うのですが(日本では、ね)

75鳥山仁:2002/11/10(日) 16:25
71さん>
全体主義=共産主義であるとするのであれば、71さんの仰るとおりだと思います。
私は共産主義=ソ連経済圏への加盟であると考えていたので、解釈上の齟齬が発生しているのではないでしょうか?

以上の理由から、左傾化しなかったのは草の根運動があったからではなく、
戦前に軍事増強の名目で成立した重工業、総合商社などを中心とする企業群、
及びに政府の庇護下にあった特殊法人群が、
特に戦後から軍閥のメンバーを数多く迎え入れたことに起因する、
と考えた方が妥当であり、それ故にそれらの企業から賃金を得ていなかった、
(しがらみがなかった)若年層が反対運動を起こした際に、
左翼的な衣を身につけれれたのだと思います。

従って、金の流れで追っていく限り、それらの企業に就職、またはそうしたシステムに組み込まれていくことで、
経済的な依存が発生する構図は保守=右翼なんですが、これまた全体主義=共産主義という解釈とは蘇我が生じますね。
ただし、全体主義=共産主義という解釈が間違っているわけではないので、
あくまでも解釈上の違いが齟齬を生んだと理解するのが妥当であると思います。

76鳥山仁:2002/11/10(日) 16:32
誤字です。
×蘇我
○齟齬
ははははは。
蘇我馬子。

77・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/10(日) 18:04
>>74
>北の体制を楽園としたのは左翼ではないですか?
日本が左傾化していたのなら、わざわざ苦労して海外脱出するわけがないでそ。
楽園宣伝を信じるに至ったのは、国内の右翼的雰囲気による反動から来た
と考えるのが一番自然ではないでしょうか?

7871:2002/11/10(日) 21:08
>>75鳥山さん
>>76
共産主義=生産手段の国有化と国民の生活全般の統制であると理解しています。
ソ連経済圏への加盟は国際共産主義の考え方であり、レーニン・スターリン体制の産物ではないでしょうか?

戦中から戦後にかけて、日本では生産手段の国有化自体は行われませんでしたが(兵器生産を除く)、民間企業の運営は官による法規制と業界団体の統制によって実質国有化と同等の効果をあげています。
戦後復興から高度成長期も官主導の体制は変わらず、官僚による開発独裁といってよい状態だったと思います。ちなみにこの時期宰相の地位にあった吉田、鳩山、岸、池田、佐藤はいずれも官僚か準官僚出身です。
ちなみに戦中最も共産主義的であったのは軍官僚だったというのが笑えます。
軍官僚と、戦中期を通じて彼らと結びつきを強めていった企業家が戦後民間企業の指導的地位につくことによって国と企業の癒着が促進されたのではないでしょうか。
ところが、戦前、戦中にもっとも「共産党」を排斥したのも彼らであったわけで。なぜそうなるかというと、軍官僚は天皇を頂点にいただく一君万民体制の中で、独裁的権力を握ることを目的としていたのに対し、「共産党」はスターリン体制下のソ連の主唱する国際共産主義に依拠して天皇を否定して親ソ国家を打ち立てようとしていたから。
目指す体制は同じでも、その正統性を担保する価値の根源がちがえば当然倶に天を戴かざる仇敵になりえるわけです。
占領期に盛り上がった共産主義運動は、戦前の共産党の流れをひいており当然国際共産主義運動を目指すことになります。
その過程の中で、戦前の「ソ同盟が我が祖国」が「北朝鮮は地上の楽園」や「共産中国礼賛」につながったと思います。
特に在日朝鮮人の帰国運動と同時に「北は楽園」という論調が新聞や論壇誌で流布されていったのではないでしょうか。

79鳥山仁:2002/11/10(日) 23:20
71さん>
了解です。
齟齬は解消されました。
以後は71さんの解釈で話を進めたいと思います。
論断の左翼支持は、一部マスコミ(特に本田勝一など)が振りまいた虚言であり、
真に受けたのはそれこそ(当時)純真な若者ぐらいではなかったかと思われます。
また、終戦直後にGHQを中心としたグループが労組潰しに動いたのも、
ベトナム戦争が旧植民地時代の終焉を意味していたのも、
ほぼ間違いのない歴史的事実ですから、そうした言説には有る程度の信憑性があったものと思われます。
ひょっとしたら、「反米思想と右翼、左翼」という枠組みで議論を進展させた方がよいかも知れません。
どないなもんでしょうか?

8071:2002/11/12(火) 11:13
>>79鳥山さん
レスが遅くなってしまいました。
ご趣旨了解しましたので、その方向で論じてみます。
GHQが労組つぶしに動いたのは東西冷戦の開始によって朝鮮半島での緊張が高まって以降であり、終戦直後はむしろ日本の旧支配層をつぶすために利用しようとしていたと思います。
朝鮮半島の安定化に失敗し、中国政策でも当時はソ連と親密な関係を保っていた中国共産党の台頭を招いて、極東の情勢に危機感を抱いて以降は、GHQはむしろ旧支配層の復活を許し、セレモニーとしての東京裁判も当初の予定を大幅に削って結審させます。
そして、それ以降は復活した旧支配層との連携によって親ソ親中共の労組をつぶし、復興を支援して、日本を極東における西側のとりでとして利用する方針に転換します。
したがって、この時期に労組や共産党は反米、右翼勢力は親米という路線がしかれたと思います。
ただ、右翼勢力には大東亜共栄圏思想の残滓で、アジアとの関係を重視しアメリカとは距離をおく勢力もあり、ベトナム戦争を通じて徐々に反米に転じていくといった動きもありました。

マスコミの左翼支持は、GHQの初期の占領政策によって現場が親労組勢力になったせいで、GHQの方針転換後もその傾向が続き、彼らの昇進によって中堅層まで左翼化したものと思います。

81鳥山仁:2002/11/13(水) 04:23
71さん>
お気になさらずに。
私の認識とほぼ一緒なので安心しています。

ポイントとなっているのは、
1:米国の対朝鮮、対中国政策の失敗、
2:それに伴う、初期の日本占領政策に加わっていた、
リベラル派の政治的な失脚
3:ソ連の日本における共産化活動
の3点で、
これらが戦後日本における右翼・左翼の原点を作った、
という解釈であるのなら、実は71さんと私には
論争の余地がほぼありません。
何故なら、最初の齟齬さえなければ、ほぼ一緒の歴史観だからです。

後は職業右翼を右翼と見なすかどうか、
という点がずれている可能性もありますが、
(私は金脈、人脈の点から職業右翼を右翼と見なしている)
ここが同じであれば、ディベートは終了させたいと思います。

82・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/14(木) 00:06
>3:ソ連の日本における共産化活動
これってどこが拠点だったんですかね?例えば日本共産党はソ連とは
一線を画していたはずだと記憶していますが。

8371:2002/11/14(木) 11:50
>>81鳥山さん
おそらくその部分においてもそう大きな違いはないと思います。
というか、あとは最近の政治の動きを右傾化と見るかそう見ないかの違いだけかと。

>>82
ソ連の日本における共産化活動の拠点は代々木ですよ。
日本共産党がソ連と一線を画したのは1960年代も後半に入ってからではないでしょうか。

84・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/15(金) 01:08
代アニ?

85カマヤン@ログを読まずにカキコ:2002/11/15(金) 20:13
当然のことだが、勝共連合は拉致議連を全面支援なわけですね

http://www.ifvoc.gr.jp/

86・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/16(土) 00:43
救う会って、政府の出した第3国で北朝鮮家族と会わせる案を蹴ったあたりから
それっておかしいんじゃないの?と思っている。

8771:2002/11/17(日) 16:04
救う会や拉致ギレンは「家族のきづな」とか言い過ぎるから嫌い。
わたしは家族とは前近代的な共同体だと思ってるので。
子どもが立派に成人したら解散するのが本来の姿だと思うしね。

8871:2002/11/17(日) 16:07
重視すべきは家族とか民族とかじゃなくて「国民」じゃないのかな?というのがわたしの立場。
国民の人権も守れない国家はだめだ。その点で、北朝鮮の拉致という案件はしっかりと追求してほしい。
でも、そこに「家族」というファクターが入ってくると一気に中世的な雰囲気になっちゃうんだよね・・・
その辺の区別が、保守派の方々はわかってないと思われます。

89カマヤン:2002/11/19(火) 01:36
>>88
「民族」とか「国民」といった言葉が、今までどういう使われ方をしてきた
歴史を背負っているのか、小熊英二『〈民主〉と〈愛国〉』(新曜社)で
研究されているので、図書館に注文してご一読下さい。

90・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/21(木) 03:53
http://www.geocities.com/Colosseum/Court/8490/special/toitsu.htm

91・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/22(金) 04:22
●日本会議国会議員懇談会(と懇談会出席経験者)一部

・会長・島村宣伸 →生粋の勝共推進議員
・幹事長・平沼赳夫 →生粋の勝共推進議員
・事務局長・小山孝雄 →KSD事件で逮捕(生長の家)
・麻生太郎 →生粋の勝共推進議員
・衛藤晟一 →右派系人脈→高橋史郎
・中川昭一 →勝共推進

【日本会議】
神社本庁、生長の家などの宗教団体を中心に結成された「日本を守る会」と、
民族主義、皇国史観に基づく改憲思想潮流の形成を目的とする思想団体
「日本を守る国民会議」が統合し1997年に発足。
中央役員のなかに、勝共連合(統一教会の政治部門) の賛同人だった人が多く、
理事長の戸澤眞は勝共連合の元顧問。
また、各県本部と「新しい歴史教科書をつくる会」支部役員は重複している
ケースが多い

619 名前:朝まで名無しさん 投稿日:02/11/21
国際勝共連合と神社本庁は、今年の2月11日、はじめて共同で「建国記念の日」
集会を開催したそうですが、これまでの裏の繋がりを公然化させ、中央レベルでのブ
ロック形成を進めていると見ることができるでしょう。そこにどんな政治家や経済
人、御用学者が参列したのやら。

92・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/22(金) 07:50
冷戦と米国の新世界秩序計画
http://www3.ocn.ne.jp/~yasuo/

94・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/24(日) 05:04
729 名前:朝まで名無しさん 投稿日:02/11/24 04:34 ID:J9Z9ZQ4O
日本が結果の平等だと?笑わせてはいけない。
711の周りはそうかも知れないが、しょせんドキュンや
サラリーマンの世界の「結果平等」などたいしたことはない。
711は青年会議所の二世、三世どもを知っているか?東京や大阪にあれだけの
ビルが建ち並びながら、その所有者はだれか知っているか?

この国は今、見えないところでトンでもない「結果不平等」の世界に
なっている。しかも「努力」の結果ではない。すでにある資産が
二世、三世と世襲されているのが現状で、日本の富の大部分が彼らのものだ。
彼らは消費税を挙げ、相続税を下げ、下々の競争意欲を煽ることで自分たちの
地位の安定化をはかっている。「結果平等」にだまされるな。

95・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/24(日) 05:04
752 名前:朝まで名無しさん 投稿日:02/11/24 04:50 ID:J9Z9ZQ4O
まず基本認識として、我々の世論はコントロールされている。
そして、今の日本で急速に広まってきた論調としては
(1)競争社会の推進
(2)階層社会論(上流・下流があっていい)
(3)愛国心の推進
(4)フリーターの容認
 これらは全部つながっている。不況で日本の富のパイが限られているなかで
金と権力を独占しているグループが
(1)で、競争意識を煽り、給与所得者同士でパイの奪い合いをさせ
(2)で、既得権の継承を正当化させ(相続税減の政策に影響)
(3)で、問題や不満を外国とマイノリティに転嫁させ
(4)で、実質失業率をこれ以上さげないように見せかける。

「愛国教育」は、この流れの中にあることを忘れてはいけない。
不況にならなかったら、絶対に出てこない思想だからだ。

96・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/24(日) 10:10
   ↓   .││││┌────(献金バラ撒き)─→─┐   .┃
   【 統 ○ ○ 会 】.━┳━━━━━━━━━【 大 寒 民 国 】─→(寒国国民への反日政策)
      │ ││ ∧    .┃          ┏━━━┛  │ ┗━━━━━━━━━━┓
      │ ││ │    .┣━━━【 国 〇 勝 共 ○ 合 】 └─【現代コ*ア研】  【 寒 国 民 団 】→亀井○香・許A中
      │ ││ │    .┃       ┃      ┃┃        ↓         │   │ └→石原支持
      │ ││ │    .┃    【原理研〇会】 .┃┃  [対日嫌北・親韓工作] 【 全〇 】【 商 銀 】
      │ ││ │    .┃              ┃┃           ┌────┘    ↑
   ┌─┘ ││ │    .┃ .┌─ 【 CI* 】 ━┓ ┃┗━━━┓    . │   公的資金1兆6千億円!
   │    ││ │    .┃ │(アメリカマンセー)o。┃ ┃      ┃     │
【眠主党】  ││(布施)  ┃ │┏━━━【中曽根○弘】-【 渡辺○雄 】  │
        .││ │    ┣【石〇慎〇郎】   │        ┃      │
  ┌───┘│【ハッピ*  .┃  │        .│     【賣讀グループ】 │ 【日〇組】─【眠青】─【日本共〇党】
安部晋太郎  │ワ*ルド社】 .┃(支援)       .│                ↓   ↓
  │      │ │    .┃  ↓   【新〇科書つくる会】       ( 日本の自虐史観 )
 息子      │(布施)  ┃ 【オーム】 (副会長) │      ┌──────┘
  │      │ │    .┃        │    .│      ↓
安部晋3    │【信者】  ┣【生〇の家】┘    .│  [ 教〇書問題 ]
         .│       ┃             ↓       ↑

97・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/24(日) 18:19
>>96
なんかその関係図見ていると、右翼とか左翼とか言うより、日本が朝鮮半島に支配されてるような錯覚を覚えますがw

98鳥山仁:2002/11/26(火) 02:14
97さん>
96さんの図に台湾の秘密警察と日本モーターボート協会、
同台経済懇話会(旧日本軍部)、朝鮮系右翼、ヤクザ、
右翼系団体各種が加わればほぼ完成です。
まあ、この図表で一番キャスティングボードを握っているのは、
CIAなので、日本が朝鮮半島に支配されていると言うより、
日本がアメリカに支配されていると言った方が正確でしょう。
基本的にイタリアと変わらないのかな?

99カマヤン:2002/11/26(火) 08:15
>>96は、微妙にスレ違いだと判断して削除しようかと思ったけど…
まあ、いいか…

100・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/27(水) 00:50
>>96
http://corn.2ch.net/test/read.cgi/news2/1032697432/641
からのコピペだね。上下の矢印が消えているから、なんか一部を
ひっこぬいただけのよう。完成版ってあるのかな?

101・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/27(水) 01:01
自己レス。ぐぐったらこういうのがあった。
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/sisou/1029287960/161
まだありそう。
これらの図が正しいとすると、日本と韓国・朝鮮の対立を煽っているのは
アメリカということか?右翼系は売国奴的行為に知ってて乗っかっている?
しかし何のために?

102・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/27(水) 01:30
>>101
右翼のスポンサーは、1945年からずっとアメリカさまです。

103・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/11/27(水) 01:34
>>101
この辺にヒントありそな予感…
http://jbbs.shitaraba.com/study/bbs/read.cgi?BBS=1274&KEY=1037310426&START=105&END=108&NOFIRST=TRUE
キーワードを検索&色んな本を読んで、情報を確認してみよう

104カマヤン:2002/11/28(木) 03:44
愛国「教育」は止めた方がいいんじゃねえ
http://corn.2ch.net/test/read.cgi/news2/1038169117/
愛国心を強制させんじゃねえよ日本政府!
http://corn.2ch.net/test/read.cgi/news2/1037980520/
http://corn.2ch.net/test/read.cgi/news2/1037820513/

「日本男児」さんの書きこみが、学があって面白い。
ちょっと転載する。

105コピペ@カマヤン:2002/11/28(木) 03:45
593 名前:日本男児 投稿日:02/11/27 18:20 ID:r06B2S21
国民国家が成立するために、必要な公教育がある。最低限の愛国教育といっていい。
近代に国民国家成立と同時に生まれた二つの義務、納税と徴兵だ。
現代では、それはこう変化している↓
(1)国家サービスを維持させるための納税を納得させる教育。
(2)納税額が財政に寄与する程度に労働させる教育
(3)自衛力を保持するために、海外との同盟関係を維持したり、
   自発的な兵士を一定数生み出すための教育

上記三条件のためならば、より一層の愛国心教育は必要であろう。
 しかし、これまでの教育で三条件は満たされているのである。
これ以上は、とりあえず現在の社会体制では要求されれていない。
結論として、これ以上の「愛国教育」は必要ない。

 当然、安保が破棄されたなら(3)が変化するので教育内容も変えねばならない。
また、脱税で予算が成立しないようになったなら、教育も変えねばならない。
漏れの論理構成も、主張も一貫しているつもりだが、何か?

106コピペ@カマヤン:2002/11/28(木) 03:45
615 名前:朝まで名無しさん 投稿日:02/11/28 01:14 ID:uD5NqaPm
昔どっかのスレであったけど、「公に奉じ」は「奉公」の読み下しであって
「国の人々のため」じゃなくて「国家(=天皇)」のために働けってことらしい。
それと、「○○しなさい」という箇条書きもきちんと読めばそれも天皇のため
だということになる。

当時の物事を現在の尺度で考えてはいけないと誰かが言ってましたが。

107コピペ@カマヤン:2002/11/28(木) 03:45
616 名前:日本男児 投稿日:02/11/28 02:22 ID:hW+l+Onu
>615
そうそう。公家って言葉があるだろう。文字通り天皇の一家、貴族の亊だ。
「公」の「家」だな。明治維新の時、日本政府は様々な外国語を
日本語に翻訳する説明に迫られた。でも、その時の政府役人にとって、
publicは天皇=公以外には考えられなかった。
いや、その時にも市民という翻訳はありえたが、国に属する人物の所有者
は天皇以外には考えられなかった。公民=天皇の民ってことな。
今、勘違いした愛国厨房が公共心とは人々のためで、大日本帝国は
人々のことを考えていたように言っているが、そもそも、大日本帝国は
天皇のためにあった。何度もいうが、良いも悪いもない。
当時は、天皇という権威のために生きる時代だった。
公募、公金、公庫、公共心、公立学校。その公を全部天皇に置き換えても
全く矛盾しない時代だったのである。
しかし、英語のpublicはラテン語のpublicus(市民)に由来する。
もし日本の近代が戦後から始まったのなら、これらの言葉は
市民募、市民金、市民庫、市民共心と翻訳されていただろう。
そして、欧米で愛国というとき、その対象は「市民」への愛であり
日本語の「公」への愛とは違っているという点を留意すべきだ。

以上をふまえて、大日本帝国時代に使われていた教育勅語を
現代に用いる意義を教えて欲しい。日本の愛国教育とは、「天皇教育」を
始まりから内包しているのである。そうした認識を示した上で、大政奉還を
計るために愛国教育を推進したいというのも、一つの見識だろう。ワシは
否定しないよ。立派な論理として筋が通るからな。

しかし、愛国心や公教育って基本的に国民のためにあるんでしょ、
って単純なウソを歴史をなーんも知らない珍走団が言うのには我慢ならん。

108コピペ@カマヤン:2002/11/28(木) 03:46
617 名前:日本男児 投稿日:02/11/28 02:33 ID:hW+l+Onu
なんで日本が近代国家を作る上で「天皇」の権威が必要だったか。
近代国民国家はフランスから始まった。当時、フランスは圧倒的に
強く、自らを市民による文明を築いたと思っていた。市民の文明
つまりシビリゼーションだ。これにびびったのは周辺の国だ。文明と
いうグローバルスタンダードをフランスのモノにされてしまった。

そこでイギリスや、特に後進の国民国家であるドイツが反論した。
「なるほど、フランスには唯一の文明があるかも知れない。でも我が国
には固有の文化(カルチャー)がある」と言い始めた。
 つまり歴史に根差した文化を国の基礎に置けば、フランスと文明競争
をしなくて済む。「独自」という一つの位置づけができる。
そこで、国王の国イギリスと、カイゼルの国ドイツが誕生したのである。
偶然にもイギリスは産業革命で成功したので、「国王」という権威に
国の支えを求める必要はなくなったが、遅れたドイツはその後も「皇帝」
の体制をひきづった。大日本帝国は、そのドイツを参考にして、国の
体制を築き上げた。

だが今の日本はどうだ?まだ権威が必要なのだろうか。誰と競争するために?
愛国教育の是非は、近代の歴史をふまえなくてはいけないだろう。

109・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/12/02(月) 15:52
コピペにコメントってつけていいのかちょっと疑問なんだけど、いいでしょうか?

競争は必要だと思います。米欧、中国、韓国などあげていけばきりがないですが。
まぁ、権威をどこに求めるかといって、天皇家に求めても意味ないですけどね。
新しい権威がないのが今の日本の弱さだと思います。

110・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/12/03(火) 07:50
権威つーのは、それに白紙委任するっつーことだよ。

111・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/12/06(金) 17:54
>>110
それなら戦前は天皇は権威ではなかったことにならないかな?

113・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/12/08(日) 19:05

神道政治連盟
http://www.sinseiren.org/ouen.html

114カマヤン:2002/12/14(土) 10:31
http://web.sfc.keio.ac.jp/~oguma/report/thesis/2001/ueno2.htm

…うーむ、そうだったのか…

116・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/12/22(日) 00:17
日本会議
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/sisou/1036803218/
神社本庁
http://mentai.2ch.net/kyoto/kako/1024/10241/1024193382.html
キリストの幕屋
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/sisou/1030874188/

117・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2002/12/22(日) 02:59
>>114
ネットアンチフェミっていうのは、かつてのつくる会支持者だった連中
ということかな。フェミファシストと称して考え無しに叩くあたりは
よく似ている。
それに市民運動家を「プロ市民」と揶揄するのも、自分たちにはできない者への
あこがれと嫉妬なのだろう。

なんであれつくる会運動は、表現規制反対運動などの反面教師とするべきかな。

118・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/01/15(水) 22:33
http://www.asahi-net.or.jp/~am6k-kzhr/news45.htm
>勝共連合が「青少年の健全育成」署名と募金 1998.4.3登録
>
> 統一協会の政治的謀略部隊・国際勝共連合岡山県本部は、3月ごろから
>各地で「青少年の健全育成のために純潔教育をすすめましょう」などという
>署名と募金を集めて各戸を訪問しています。
> 最近は、回ってくる協会員は中年のオバサンが多くて、若い人が減っているようです。
> また、「勝共連合」では印象が悪いのでしょうか、署名があまりはかどらないようです。

勝共連合HP
http://www.ifvoc.gr.jp/
現職国会議員128人の「勝共連合・統一教会」関係度リスト
http://www.asahi-net.or.jp/~AM6K-KZHR/wgendai.htm

119・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/01/15(水) 22:34
【日本会議】
神社本庁、生長の家などの宗教団体を中心に結成された「日本を守る会」と、
民族主義、皇国史観に基づく改憲思想潮流の形成を目的とする思想団体
「日本を守る国民会議」が統合し1997年に発足。
中央役員のなかに、勝共連合(統一教会の政治部門) の賛同人だった人が多く、
理事長の戸澤眞は勝共連合の元顧問。
また、各県本部と「新しい歴史教科書をつくる会」支部役員は重複している
ケースが多い
http://www.nipponkaigi.org/
【世論の会】
特に君が代・日の丸問題に敏感なことで知られる圧力団体
NHKの従軍慰安婦問題の放送中止を求め新風,、大日本愛国党等との阻止行動 etc...
http://www.ztv.ne.jp/mizuya/
【キリストの幕屋】
統一協会(=勝共連合)出身者が多く、極めて国粋主義的
「つくる会」組織委員の有田正作は熱烈な信者であり、松山市駅前のビラ配り
では200人以上を動員している。
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~kasa/Religion/makuya.html
http://www.makuya.or.jp/

120・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/01/23(木) 04:16
777 名前:朝まで名無しさん 投稿日:03/01/23 03:26 ID:O8Bvod1n
▲関東大虐殺
<定義>
1923年9月1日日本 関東地方で発生した 大地震の混乱を収拾する為に朝鮮人を虐殺した事件。
<背景>
1920年代 初じめ 日本国内は 労働・農民・学生運動等により 軍国主義体制の危機をむかえた。
軍部をはじめとする 軍国主義勢力は 社会主義運動 団束法(取締り法)の制定を示図し、社会主義
勢力に対する弾圧の機会を狙っていた。このような状況で発生した 大地震は 日本全国を恐慌状態に
落としめ、日本政府は 危機克服の為 在日朝鮮人と日本人 社会主義運動勢力を犠牲とした。
<結果>
9月1日 午後 警視庁は 戒厳令 宣布を準備した。2日 前 朝鮮総督府 政務長官であった
水野錬太郎内務大臣と 前 朝鮮総督府 警務局長であった 赤池濃警視総監等は 東京と
神奈川県の警察署および 警備隊に ”朝鮮人が 暴動を起こした”という 噂を流す様に指示した。
2日午後から 3日間には 内務省 警報局長名義で ”東京付近で 放火するなど 不良な目的を達そうと
市内には 爆弾を所持し 石油を撒いている者がいる。東京では すでに戒厳令を 実施しており、各地では
細密に 視察して、朝鮮人の行動に対しては 厳密に 取締りを願う”という 虚偽電文を 送った。
朝鮮人暴動の 噂が 全国にひろがる中、2日 午後6時戒厳令ガ 宣布された。
5日には 戒厳司令部による 朝鮮問題に関する 協定が決定された。そうして ”朝鮮人の暴行または
暴行しようとする 事実を 積極 調査して、肯定的に処理すること、風説を徹底的に調査して これを
事実化して、なるべくならば 肯定する方向に 努力する事、特に 海外にいる 赤化 日本人および
赤化 朝鮮人が背後で 暴行を扇動した事実があるという事を宣伝するのに 努力する事”等を指令した。
戒厳令は 3日神奈川県に、4日には 埼玉県と 千葉県に 拡大された。7日には 治安有事法を
緊急則令と公布し、治安を妨げる 事項を流布する行為は 懲役10年の 重刑に処するようにした。
戒厳令下での 軍隊と警察 そして 自警団により 6,000名の朝鮮人 および 日本人社会主義者が
虐殺された。

121松代:2003/01/28(火) 01:07
226事件等の舞台となった旧歩兵第一連隊本部や旧首相官邸など、歴史的価値という点でははるかに重要そうな建物については、ほとんどなんの反対運動も展開されなかった。いや、旧歩兵第一連隊本部については熱心に活動する人がいたんだけど、右翼や保守派からも見捨てられるようなカッコウで失速した。
皇室がらみになったら、途端に「情緒的電波がゆんゆん」し始めたけど、やっぱりだめじゃった…

移築案も浮上していたが、きくところによると「今の場所にあってこそ旧正田邸の意味がある」と言うことで、話が進まなかったらしい。

また、旧正田邸は「居住者の利便性」から改築されている部分も多く、歴史的な姿を留めているかどうか疑問という指摘もあり、取り壊し反対運動が「なにを目標としていたのか」よくわからない。
皇室に関係するものは「不可侵」という感情から来ているとしか思えない。

>旧正田邸工事差し止め、仮処分申請を却下・東京地裁
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20030127AT1G2702Y27012003.html

123カマヤン:2003/02/05(水) 00:33

「不敬言動審査会」という団体について、情報あったら下さい。

124・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/02/07(金) 04:22
http://www24.big.or.jp/~uyotama/

125・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/02/15(土) 21:52
右翼情報サイト
でも管理者は左翼

倭國國粋趣味同志會
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Vega/6529/kokusui/

126・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/05/18(日) 21:17
嫌韓の方々の横顔
http://artifact-jp.com/mt/archives/000340.html

リンク先の画像が秀逸

>これは秋葉原のエロゲーの行列の写真でしょうか?
と言う一言に尽きる。

127・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/05/20(火) 23:05
管理人さま、>>126削除したほうがいいのでは?

128カマヤン:2003/05/21(水) 14:48
>127
えーと、どういう理由でですか?

129126:2003/05/22(木) 09:56
>>128
1)まず、引用部分が単なる印象操作、レッテル貼りの類であって論理的な批判ではないこと。
2)リンク先の内容もそれとほぼ同義でしかないこと。
3)もしこれがイラク戦反対デモ等についてのレッテル貼り等であったならおそらく削除なり何なりの対策がとられるであろうこと。
このくらいでよろしいでしょうか?

130カマヤン:2003/05/22(木) 20:16
判断保留します。

131・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/05/22(木) 21:19
>>129
するとあなたは、上記が”嫌韓を批判している”と受け取るわけですね?
すなわち、嫌韓がエロゲーを買うために行列する人々と同一視されるのは
不快だと、そういうわけでしょうか?

132カマヤン:2003/05/23(金) 00:41
「ギャグとしてはあまり洗練されていない」というあたりの
判断で良いかなあ、という気がしますです。

ギャグの話は、「出来がいいか悪いか」で評価されるべきかなあ、と。
「ギャグとして出来が悪いから」という理由でギャグを削除するのは
スレの趣旨と違うと思うので、削除はやめとくです。

てゆーか、>>131 そこは「批判」という言葉を使うのは間違ってるんでは?

133・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/05/24(土) 01:29
他に適当な言葉が見当たらなかったもので

134カマヤン:2003/06/04(水) 03:05
 右翼の反戦
 1
 1951年のサンフランシスコ講和会議、1952年の講和条約発効によって日本右翼は
勢いづいた。辻政信元大佐、只野直三郎らは国会に進出した。
 陸海軍旧職業軍人は、偕行会、水交会を結成し、新国軍建設への布陣を整備した。
 2
 しかし旧右翼人の精神的基礎である天皇が動揺し、政治的経済的掩護物だった
軍隊と財閥の復活が正調に戻らず、旧右翼陣営の整備は進捗しなかった。
 特に、農村青年の再軍備反対熱は意外に強く、旧東亜連盟の主体勢力の継承者
である武田邦太郎らの協和党が再軍備反対を強く―あまりにも強く打ち出していたのは、
故石原莞爾の遺志によるというよりは、これら農村青年の覚醒ということに、より多く
客観的根拠をもっているといえる。
 一時旧「勤皇まことむすび」の本間憲一郎が再軍備反対であると伝えられたのも、
青年層の意識の反映であったとみられた。織田正信の救国青年連盟がはじめ再軍備
反対を唱えたのも、また渡辺捷三の民族新生運動が、“アジア人はアジア人を打たず”
などといったりするのも、同様の理由にもとづいたのである。
 出典;木下半治『日本右翼の研究』(現代評論社、1977年)168-169頁から構成。

135・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/11/11(火) 11:44
「<普通>の市民たちによる「つくる会」のエスノグラフィー」から

>(つくる会が最近「キリストの幕屋」という宗教団体の影響を非常に受けてきていることに対して)
>こういう運動っていうのは一般市民には無理ですよ。基本的にボランティアなんですから。
>逆に言うと、幕屋の人たちは信仰と結びついているから、すごく熱心。つくる会への入会だって
>家族ぐるみでやる。

>つくる会自体の変容(方針・支持者層)を憂慮する声もあった。発足当初に比べ、宗教色が
>強まってきたというのである。前述した「キリストの幕屋」信者の割合が増えているのが
>目に見えてわかるというのだ。なぜわかるのか、と問うたところT氏(44歳男性)とH氏(34歳女性)が
>頭の上で指をくるくる回した。
>「幕屋の女性の信者さんは皆ほとんど同じ髪型をしているからわかります。長くのばした髪を
>三つ編みにして上にあげているんです。だからすぐ分かる。」
>「戦争論2のシンポジウム(2002年2月13日)でも、幕屋の人多かったですね。平成10年のときの
>シンポジウムとは、参加者が明らかに違うって感じです。最初はもっといろんな人がいて
>明るーい感じだったんだけどな。」(H氏)

> 採択の結果が思わしくなかったことなどを受けて、「つくる会」では、どんどん「運動支持派」層が
>脱会している。「運動推進派」の担い手が宗教団体「キリストの幕屋」の信者たちに移り変わりつつある。
> 教科書採択、というフィールドではもはや限界がある、と見切った「運動支持派」は興味の
>矛先を「夫婦別姓問題」にシフトしている。
>O氏(28)はアンケートにこのようにコメントしている。
>「私にとって「歴史」はすでにメインテーマではありません。これからは夫婦別姓とフェミニズムです。
>(2002年1月29日)」
http://web.sfc.keio.ac.jp/~oguma/report/thesis/2001/ueno.htm

136・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/11/11(火) 11:44
「キリストの幕屋」について
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~kasa/Religion/makuya.html
 教団名も変わっているが、信仰の内容もかなり変わっている。教団名に「キリスト」の文字が
入っていながら、本人たちはキリスト教の一派ではないと明言している。
また、既成のキリスト教派と違ってユダヤ民族の信仰であるユダヤ教にも重きをおいている
ところが一風変わっている。手島氏は生前にはイスラエルのユダヤ教関係者とも親交を持ち、
信徒とともに聖地巡礼(ユダヤ教・キリスト教聖地としてのエルサレムへの訪問)を行っている。
幕屋ではキリスト教の原点となるユダヤ民族の歴史やイスラエルの国家とその文化についても
深い興味をもっており、聖地巡礼、聖地留学を大事な信仰活動の一部と捉えている。
一方で、幕屋ではさらに日本人の在り方、国の在り方、信仰による日本民族の発展・救済といった
民族主義的な教えも付加される(なんで?)。
 異端キリスト宗派では統一教会(正式名称:世界基督教統一神霊協会)も旧約聖書に重きをおき、
その独自解釈(原理講論)がその教義となっている。こういったキリスト教派は幕屋も含めて少数派
であると思う。ただ統一教会と幕屋の大きな違いは、ひとつに創始者の立場にある。
文鮮明は自らをキリストの再臨であり救世主であると位置付けているが、手島郁郎はあくまで自分は
キリストの使徒であるとの立場をとる。そして、キリストの使徒として原始福音(聖書、とくにその原典を
重視し、旧約、新約どちらも対象)の伝道に力を注いだ。ユダヤ教の教えもカバーするのは、
キリスト教の原点を知るにはその背景であるイスラエルの歴史や文化も知る必要があるとの
考えからである。

137・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/11/11(火) 11:44
「つくる会」「幕屋」「日本会議」などの人名リスト
http://www1.ocn.ne.jp/~sinryaku/uhazinmyaku.htm

138・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/11/14(金) 15:07
村上正邦と、小山孝雄は、「青少年有害環境対策基本法」の推進者だ。

http://www1.ocn.ne.jp/~kenpou/work/tushin/2001/0104.HTM
>KSD事件もひどい疑獄事件ですが、その中心人物である村上正邦と
>その子分である小山孝雄といった前議員は、【神道政治連盟】国会議員懇談会
>幹事長と事務局長でした。
>村上がその右翼的思想を買われて参議院憲法調査会の会長であったことはよく
>知られていますが、小山もこの調査会の幹事でしたし、今問題の「新しい歴史教科書を
>つくる会」とも因縁が深く、「つくる会」の代表である西尾幹二から「もっとも頼りにする議員」と
>信頼を得てきました。
> 両名は、他方では、別の宗教団体である「生長の家」の金と票でのし上がってきました。
>生長の家との関係がまずくなって、次に票と金を狙って癒着した先がKSDです。

  「神道政治連盟」で検索してみると、「夫婦別姓反対」政治勢力が出てくる。
  「神社本庁」は、自民党の有力支持組織らしい。↓

神道政治連盟
http://www.sinseiren.org/
【神道政治連盟と選択的夫婦別姓】
http://www.monjiro.org/hokoku/iinkai/homu/000525.html

>神道政治連盟は神社本庁の政治団体で、議員懇談会は自民党を中心とする
>関係議員で組織。森首相も結成当初からのメンバーとなっている。会合は、
>結成30年祝賀会で、議員のほか神社本庁関係者らも出席した。
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/mori/200005/15-1.html

139・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/11/14(金) 15:07
> 「神社本庁の要望に配慮した」というのも自民党らしい。神社本庁のHPを見ると、
>『神道へのお誘い』として「天皇さま」と題し、天皇をたたえる文章が載っている。
> 『神社本庁のご案内』では、関連団体として、全国神社総代会、神道政治連盟、
>全国敬神婦人連合会、神道青年全国協議会、全国神社保育団体連合会、
>全国教育関係神職協議会、全国神社スカウト協議会、全国氏子青年協議会が挙げられている。
http://www.janjan.jp/government/0307104799/1.php

神社本庁
http://www.hokkaidojinjacho.jp/jfaq.html
http://www.jinjahoncho.or.jp/
神社オンラインネットワーク
http://jinja.jp/jikyoku/index.html

雑学
>神社本庁という組織は戦後あらゆる局面で戦前回帰の反動政策を画策してきた。
>例をあげると元号法制化、建国記念日の復古、靖国神社の国営化推進などなどである。
>「神道」というコトバは中国渡来のものだが、本場中国では神道とは「墓穴に至る道」
>「墓地に至る道」を意味する。
>久山信氏はこれを踏まえて神道のことを「結晶のごときピュアな構造をつくると宣伝しつつ、
>その実汚物と腐臭に満ちたファッシズム」の母体と評している。実に的確な評だ。
>神社本庁の神主ドモは戦前においては国家の官吏として天皇制のチョーチンもちを
>つとめることにより給料をもらい侵略の尖兵として機能してきた。戦後もその甘い汁が
>忘れられず、ことあるごとに戦前復帰を画策した。

140・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/11/14(金) 15:08
 ↓「原発用地」「関西電力」と、「青環対法」は、関係があるみたいだ。

>原発用地の秘密裏取得をめざし関西電力が買収の過程で違法行為につながる工作を繰り返し、
>新しい事実が判明するたびにうそを重ねた
http://www.usio.co.jp/magagine/pump0104/media0104.html
http://www1.doshisha.ac.jp/~twatanab/watanabe/pumpkin/0104.html

141カマヤン:2003/12/22(月) 03:22
右翼/左翼が存在できる背景

 思想信条の内容で人を2分割すること自体、欧州でのキリスト教文化・ローマ文化を
前提にしている。
(大雑把には、キリスト教会をより信じると欧州的分類での右翼、ローマ文化をより信条と
すると欧州文脈での左翼に近くなる。革命後は実態として変化現象が起きる)、
 日本という土地柄では、「信条」によって人を二分するという習慣は、あまり強くない。
 どのくらい権力に位置が近いかという発言者のステータスと、
どのくらい他者の信条や見知らぬ他者の事情に対して寛容かという度量と、
どのくらい自分の信条に忠実か、という誠実さ
といったもので分類するほうが、日本での分類では、習慣に近い。
 右にも左にも、バカも変節漢も嘘吐きも君子もいる。

 欧州は元々キリスト教という信条で他地域から区別されていた宗教共同体だったから、
信条が同じなら仲間だ、信条が違えば敵だ、という文化背景がある。
 中世の欧州では、真実を判断できる能力は神父にだけあって貴族や庶民にはない、
という宗教的信条から、神父による裁判への信頼が強く、神父の行動がダメでも
神父の言葉は神の言葉を伝えている、という「言葉」への強い信頼がある。
 日本にはどれもない。

 また、日本では「信条による分割」に習慣としてあまり慣れていないから、いったん
「信条による分割」を前提にすると、互いに対話不可能になる。
 「違う信条や違う習慣を持っている他者との合意を目指す」のは政治の要点だが、

 「自分の文化は普遍だから、これを世界の果てまで浸透させるのが他者との合意を
作る方法だ」と信じるのが狭義での右翼(民族主義)と左翼(革命思想)、
 「違う信条や違う習慣を持っている他者との合意を目指す」のが「リベラル」、だと思う。

 翻訳学問やっているヤツ以外で、以上のことを踏まえないで過度に右左こだわるヤツは、
何かに騙されている。

142・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2003/12/22(月) 05:39
>>141
>「自分の文化は普遍だから、これを世界の果てまで浸透させるのが他者との合意を
作る方法だ」と信じるのが狭義での右翼(民族主義)と左翼(革命思想)


これに関連することですが、ドイツの反ナチス法のように国家が(暴力によって)特定の思想を規制するというのは、
結局のところナチスがやったことと何も変わらないと思います。


http://home.att.ne.jp/sun/RUR55/J/Chomsky/chom.htm
>わたしにとってスキャンダルなのは、自分にはヘドがでそうな思想であってもその表現の自由は徹底的に擁護するとヴォルテールが200年も前に述べているというのに、
>いまだにこの問題を議論しなければならないということである。
>自分たちを虐殺した者たちの根本教義が後世に採用されたとなっては、ホロコーストの犠牲者たちも浮かばれまい。


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