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「今の教え」と「本流復活」を考える・信仰/体験板/2

964SAKURA & NANCY:2013/03/02(土) 22:47:35 ID:VaTGaQRA
トキ様 へ   観覧者の皆様 へ
こんばんは……  ロ−マ字(大文字)の【SAKURA・NANCY】で〜〜〜す。

>>926>>927>>931>>935>>936>>938>>939>>942>>943>>948>>949>>950>>951>>955>>956>>
>>957>>958>>959>>960>>961>>962>>963>> の投稿の続きです…。
■それでは神と霊魂と人間と †††『 因霊の世界 』†††

――― 第 6 章 動物霊 一寸の虫にも五分の魂がある ―――

―†―【猫の姿に見える我が娘 】―†―    ――(その1)
 娘の里の結婚を一年繰り越して、翌年の九月に中川文乃信を婿養子に迎え入れましたが、
この文乃信は非常に人当たりもよく、武家にはあまり似合わない、むしろ商人にぴったりする
ほどの男でした。
 妹の暮にも優しく、暮もまた“兄さん”と慕い、いろいろ気軽に相談を持ちかけ、またそ
の相談にのってあげる文乃信です。しかしこうしたやりとりの内に、いつしか暮にも兄に対
する恋心が芽生えはじめました。むろんそれを見て心よく思わないのは姉の里です。
 あまりにも夫は暮に愛情をかけ、また暮が何かと相談をかけてはふざける様子を見て、里
にも嫉妬心がわきたってきました。思案のすえ、里は小暮勝房という使用人に相談を持ちか
けたのです。
「勝さん、あなた妹を好いているんじゃない!もし好きなら、わたし父に願ってお婿さんに
なるように頼んであげるわよ」
「ほんとうですか?」
「そうよ、だって勝さんは本当に妹が好きなのでしょう。わたし、いろいろ力になってあげ
るわよ」
 これを聞いた勝房の心は勇み、何かと暮に心を奪われるようになり、一層の親切がはじま
るのです。何も知らない暮は“最近の勝さんはずいぶん親切にしてくれる”と考えていたで
しょうが、といって気分が悪くなるはずもありません。
 ちょうどその夏のおり、大変有名な福島の花火祭が行なわれると聞いた里は、暮に花火祭に
出かけてはどうかとすすめたのです。父母の許しを得て勝房と女中のつやを供にさせ、暮は
喜んで出掛けました。
「勝さん、しっかりしてよ、強引にね」
 姉の話が“妹の操を積極的に奪いとれ”と聞こえてくるので、勝房は何か浮き立つ思いで
した。そして一行はその夜。福島の本宮町に宿泊しました。勝房はいろいろと考えた末、夜
半になって覆面し、女中のつやに当て身を喰わせて気絶させてしまい、暮の操を強引に奪っ
てしまったのです。
 その後の暮は家に帰っても、勝房の顔をみるのは嫌だといいだし、また人にも逢いたくな
いといって部屋に閉じこもり、こうして姉妹の中に不思議な因縁のめぐり会わせは始まった
のです。

 一方、勝房は姉の里のすすめもあってしつこく暮に言いより、
「わしが嫌いなのですか?ふたりが夫婦になるのに、何がはずかしいのです」
「そんなことわたしは考えられません」
 そして気違いじみた暮は文乃信に抱きつくのです。里は困ってしまいました。いくら姉妹
でもこればっかりは許せないと思った里は、「暮! お前は何ということを!」
 姉妹は殴る蹴るの大喧嘩となりました。

   つづく


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