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死する事さえ無意味なら
1
:
ライン
:2012/03/05(月) 07:21:39 HOST:p076.net120137247.tokai.or.jp
みなさんこんにちは、はじめましてラインです。
今回投稿させていただきます小説は
死する事さえ無意味ならという小説です。
ストーリーは男子高校生たちが非日常と化した世界を生き抜いていく
というストーリーなのですが、
正直、バイオ○ザードとかみたいな感じです
出てくる敵もゾンビだったりなんかだったり
変な組織が絡んできたりと
でも基本的なところは似ている…というか同じでも
ストーリー的には違うものを作っていきたいと思っています
初心者なので、下手くそな部分もありますが
よかったらお付き合いください
できれば完結にまで持っていきたいと思います
またこの小説に起承転結が存在するかといったら…なんとも言えません
でもそれなりに頑張っていきますので
温かい目で見守ってやってください
又、この作品以外にも
リアルの方で書いてる作品があったり、いろいろあって
すごく多忙なため、更新率は悪いと思われます
なるべく更新していくようには努力いたしますが
更新されない時は
忙しいんだなということにしていただけると光栄です
では
長々と失礼いたしました
2
:
名無しさん
:2012/03/05(月) 07:45:20 HOST:wb92proxy01.ezweb.ne.jp
真昼さんありがとうございます?
3
:
ライン
:2012/03/05(月) 20:46:55 HOST:p076.net120137247.tokai.or.jp
第一話 すべての始まり
俺の名前萩原翼(はぎわらつばさ)
県立四条高校に通う2年生
わが四条高校は学費が無料である
その分入試試験が難しかったりするとの噂だったのだが
試験内容は面接だけだったからとても驚いた
そして、3年になると各クラス5名前後の人が特別クラスへと移される
ちょっと変わった習慣がある
そして今日は終業式、2年最後の日だ
4月になり3年になった時のクラス割りで特別クラスに配属される生徒が決まる
特別クラスへと配属基準は不明、誰も知らないのである
まあ、どうせ成績トップとかそんなんだろうから俺には関係ないことだ
俺の成績はクラス内で中間全体でも約180人中85前後と至って平凡な成績だ
なのでおれには関係ないのだ
そんなことを思っていたのだが…
クラス割りには俺は特別クラスと書かれていた
「あれ?翼もとくべつくらすなんか?」
「ん?ああ、海斗か」
いま俺に話しかけてきた奴は
神代海斗(かみしろかいと)
小学校時代からの友人だ
「ん?お前もってことは…」
「そう…俺もやで」
「まじか!」
「まじや」
「「…」」
「「あっはっは」」
「まあそーゆーわけや、また頼むで翼」
「おお、こっちこそよろしくな!でも…このクラス編成の基準ってなんなんだろうな?」
「そうやなー…勉強の出来る奴ってわけやなさそうやな」
「そうだよなそれなら俺らが選ばれるはずがないからな」
「そうやな」
「「…」」
「自分で言ってて悲しくなったわ」
「それをゆうなや…まあこんなとこにいてもしゃーないし、早く教室いこうで」
「そうだな」
こうして俺と海斗は教室に向かうのであった
4
:
彗斗
:2012/03/05(月) 22:09:27 HOST:opt-183-176-177-115.client.pikara.ne.jp
この小説読みました!!とても上手いです。クラス分けの基準かとても気になります!!
5
:
ライン
:2012/03/05(月) 23:40:20 HOST:p076.net120137247.tokai.or.jp
第二話 先生
掲示板の前を後にした2人は特別クラスの教室へとやってきた
「なあなあ、他にどんな奴がいるんだろうな?」
「ん〜?まあそんなん入ってみたらわかるやろ、はよおいこーで」
「海斗…お前のその性格が羨ましいよ…」
「あっはっは〜細かいこと気にしてたら人生損するで!前向きにいかんとな」
「そうだな」
そう決意して俺は教室の扉を開ける
そして一歩教室の中に踏み込んだ
中には大体20人位いた
3分の2は男子、残りは女子
うちの学校は全部で6クラスあるから
各クラスから5人なのでこのクラスは30人の計算になる
「となると…あと8人くらいいるのか」
「ん?どうしたんや?」
「いや…なんでもない」
「そうかい」
今この教室にいるメンバーの顔を見回す
見たことのある人も何人かいたが大半は知らない奴らだった
「翼」
「ん?どうした」
「あそこにいるやつなんやけどな」
「ああ」
「学年トップの鈴村やで」
「鈴村…鈴村楓(すずむらかえで)か!」
「かと思ったら向こうにいんのは早見や」
「停学王者の早見佳祐(はやみけいすけ)だと?」
「ああ…このクラスやっぱりなんかあるで…怪しい匂いがぷんぷんするわ」
「…」
なんなんだこの特別クラスってやつは基準はなんだ?
当たりを見回しても共通点なんてものは見当たらない
基準はなんなんだ
そんな風に考え事をしていたら
「席につけ〜」
と担任らしき人物が入ってきた
ざわざわ
クラス内がざわめく
それはそうだ
なぜなら
そこにいる担任と思われる人物はこの高校生活の2年間で1度も見たことがないからだ!
「お〜お〜おどろいとるな!あっはっは」
その教師と思われる人物は高らかにそして豪快に笑う
「なあ海斗…あの先生知ってるか?」
「いんや全然しらんわ」
「だよな」
(これは余談だが席は自由席だったので海斗は俺の隣にすわってる)
その教師の見た目は体育系の一言
体格はがっしりしていて全体的にでかい
身長もでかく185〜190くらいだと思われる
腕なんか筋肉で出来てるようなものだ
「とりあえず、特別クラスにようこそ。俺の名前は大刀洗健吾(たちあらいけんご)
この特別クラス専門教師だよろしくな」
…ごっつい名前だな
「まあとりあえず一人一人自己紹介してってもらおうか」
そんな無難なことから始まった特別クラス
一通り自己紹介も終わって先生の話が始まる
「まずお前らに説明しないといけないことがいくつかあるしっかり頭にいれろよ
2度は言わないからな」
先生が真面目な表情になり言葉を続ける
「まずこのクラスの編成基準だが、それはだな・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回はここまでとさせていただきます
慧斗様
コメントありがとうございます
上手といっていただけると自分も励みになります
まだまだ素人なのですが精一杯頑張っていきますのでこれからもよろしかったらコメントなど
よろしくお願いいたします
クラス編成の基準は次回明かされることとなると思います
たのしみにまってってください!
また慧斗さんがなにか小説を書いていらっしゃるのならば是非とも教えてください
行かせていただきます!
6
:
ピーチ
:2012/03/06(火) 00:43:28 HOST:i118-18-136-9.s11.a046.ap.plala.or.jp
ラインさん>>
初めまして〜ww
おもしろいよ!慧斗さんと同意見!
あたしも気になるよー!ww
7
:
ライン
:2012/03/06(火) 07:22:53 HOST:p076.net120137247.tokai.or.jp
第三話 基準
「クラス編成の基準は…」
ごくり
そんな緊張感がクラスの中を漂う
「…忘れた」
「へ?」
「いや〜わるいわるい忘れちまったわ」
…
さっきの緊張感はなんだったんだろう
俺のドキドキを返してもらいたい
「先生…そんな見え透いた嘘はやめてください」
そう言ったのは一人の女子だった
名前は…たしか
「ん?なんだ高村?どうして俺が嘘を言わねばならんのだ」
そうだ高村だ高村美穂(たかむらみほ)
「簡単なことですよ」
彼女は笑顔を作りながら続ける
「先生は始め、特別クラス専門の教師とおっしゃいました
ということはここ何年もこのクラスの教師をやってるはずです
新任の線も考えましたが、新任の先生にしてはすっごく慣れているので
それはまずないと考えられます。ですからここ何年も同じことをしているはずです
それでも先生は嘘をついた…となれば言えない事情がある…そう考えるのが普通だと思います」
…なんだこいつは?探偵かなんかか?
あの東の高校生探偵工○新一です
みたいなノリなのか?
そうだったら笑えるな
「なにニヤニヤしとるんや?」
「いや…くだらないことを考えてただけだよ」
「そうか」
さてそんなことよりも
「…ふふふ…あっはっはっは」
先生が爆笑し始めた
「まさかそんな推理が始まるとはな、恐れ入ったよ
そう、今高村が言ったとおり俺は嘘をついている」
…なにこの真犯人の告白みたいの
「あんまり言いたくなかったからな、毎年忘れたって言ってすむなら
言わないことにしてたんだ」
なぜ言いたくないのか?そんなにひどい理由なのか?
まさか独断と偏見です!
とか?
「このクラス編成の基準それは…」
またまた緊張が走る
なんでクラス編成の基準だけでこんなになるのか
不思議でしょうがない
先生の口が開かれる
「少しでも生き残れそうな奴が選ばれている」
…は?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回はこの辺にしておきます
ピーチ様
コメントありがとうございます
面白いと言っていただけると励みになります
感謝感謝です
これからもよかったら読んで、コメントしてくださると嬉しく思います
またよろしくお願いします
今回はクラス編成の基準発表でしたがいかがだったでしょうか?
今は起承転結の起の部分ですね
これから承、転と話が進んで行く予定なのですが初めに述べたように
ほんとに起承転結が成り立つかは自分でもわかりません
こんな下手な小説(小説と呼べるかも怪しい)ですがこれからも
感想、アドバイスなどよろしくお願いいたします
ではでは
8
:
ライン
:2012/03/06(火) 18:52:14 HOST:p076.net120137247.tokai.or.jp
第四話 可能性
「少しでも…生き残れそうな奴…どういう意味だ?」
「そんなん俺が知るわけないやんか」
つい先ほど先生から意味不明な言葉を聞いた俺たち
このクラスの基準…それは少しでも生き残りそうな奴
意味がわからない
いや…待てよ
俺たちは高校3年生、受験シーズン真っ只中だ
とゆうかこれからだが
とゆうことは大学競争に少しでも生き残れそうな奴そういうことか?
…いや、それはないだろう
それならもっと頭のいい奴らがくるはずだ
それこそ特進(特別進学コース)の奴らで事足りてるはずだ
わざわざこんなクラスを作る理由はない
じゃあなんなんだ
少しでも生き残れそうな奴というのは
意味がわからない
言葉通りの意味なのか
はたまた起点を聞かせて別視点から
それこそ大学競争に勝ち残るといったような
解釈なのか…
普通に考えたら後者だろう
だって言葉通りに
物理的に考えて生きるか死ぬかなんておかしすぎる
そんな事を頭の中で考えていると先生が口を開いた
「さっき俺が言った生き残れる可能性がある奴という言葉だが…
言葉通りの意味だぞ?」
…その口調はひどく静かで…重い
それだけに事の重大さが理解できる
理解はできるのだが
実際にどういう事が起こるのかは全然わからない
なにか重大なことが起こっている
それはわかる
だが
どれだけ重大なのかはわからない
なんなんだ…これは
俺は…俺たちは…
死ぬかもしれないってことか?
…
なんてな
こんなことを真面目に考えてる奴がクラス内で何人いるだろうか
こんなことが本当にあるはずがない
ありえない
先生の冗談に決まってる
なら先生…
ダメダメですね
よく見積もって30点といったところですかね
冗談ならもっと現実味のある冗談のほうがいいだろう
いくらなんでも話がぶっ飛んでるからな
だから早く
「あっはっは冗談だ」
と言ってくれよ
そんないつまでも真面目な顔してないでさ
早く笑ってくれよ
クラスのみんなもとまどってんだろ
そろそろいいからさ…
早く…冗談といえよ
それからどれくらい時間が過ぎたかはわからない
5分くらいだろうか
だが一向に先生は『冗談』の一言を言わない
そしてとうとうしびれを切らした奴が出た
「おい…ふざけたこといってんじゃねーぞ!」
停学王者の早見だった
「ふざけてなどいない…俺は真面目だ」
「どこがまじめなんだよ?笑えねえ冗談言いやがって…なにが狙いだ?」
「何も狙ってなどいないし、冗談でもない」
「はぁ?ざけてんのかてめぇ!」
早見は教卓までいくと
早見が担任に殴りかかった
ドゴッ
そんな鈍い音が教室内に響き渡り…
早見が窓際まで吹っ飛ばされた
「がはっ」
「教師に乱暴とは何事だ」
この教師…殴られた時に早見のみぞおちにカウンター入れやがった
さすが体育系か…
だがこの巨体であの動きはすごいな
「お前はそこにいろ…さて訳がわからない奴がいるだろうから説明をはじめるぞ」
そう言って担任は話をはじめる
その内容は…信じられないものだった
9
:
ライナー
:2012/03/06(火) 19:57:09 HOST:222-151-086-019.jp.fiberbit.net
初めまして、紛らわしい名前でコメントさせていただきます^^;
設定が深く練り込まれているようで、文章でそれが良く伝わってきます。
アドバイスとしては、まず小説の基本を学び直したほうが良いかと……
・文章を書くときは、前もってスペースを空けておきましょう。
・「!」や「?」を続けて使うときは、スペースを空けましょう。
例:「おーい!どこにいるー!?」
↓
「おーい! どこにいるー!?」
・文章の最後には「。」を付けましょう。
・改行ではなく、「、」を付けて区切りましょう。
・三点リーダー「…」は二文字分使いましょう「……」
これが基本です。小説を書くときは、最低限のルールを身につけましょう。
今度は普通のアドバイスに戻ります。
一つは、台詞の部分にそのキャラクターの行動仕草を入れて、現状を伝わりやすくすると良いということです。
その方が、キャラクターの性格も伝わりやすいですからね。
二つは、緊迫した場面に合わない文章を書き込まない。
緊迫の雰囲気が一気に崩れてしまうので、あくまでそこはシリアス一本でやった方が良いです。
以上です。
では、更新頑張って下さい。
10
:
彗斗
:2012/03/07(水) 21:20:59 HOST:opt-183-176-177-115.client.pikara.ne.jp
少しとんでもない事態になるような予感が•••••
頑張って下さい!!
11
:
名無しさん
:2012/03/09(金) 10:41:15 HOST:wb92proxy16.ezweb.ne.jp
失敗したんですか
12
:
ライン
:2012/03/09(金) 22:32:06 HOST:p076.net120137247.tokai.or.jp
第五話 真実
「まずこの学校の実態から説明するぞ」
そう言って担任は語り始めた
「この学校……表向きは学校ってことになってるが、実際は違う、この学校の本当の姿それは研究施設だ」
研究施設……一体何の?
「この施設では人体実験をしている」
「人体実験だって? そんなの違法だろ!」
クラスメイトの一人が声を張り上げる。そう、彼の言ったとおり違法なはずだ。そんなの国がすぐに止めるはずだ。しかし、うちの学校は国立の高校、つまり
「国が認めている……ということだ」
……そのとおりだ
今のは別のクラスメイトの女子のセリフだ
「国が認めてるだと?」
「そうだ」
「このクラスには賢い奴もいるようだな」
先生の話がまた始まった
「この学校での人体実験の内容、それに関しての質問は受けない、言わなくてもすぐわかるからな、無駄なことはしたくない。だが本当の目的は人体実験ではない。それもすぐにわかる。まあ説明はそんなとこだな、じゃあ今から休み時間だ」
そう言って……担任は教室から出ていった。結局わかったのは人体事件の施設ってだけか……それも国ぐるみの。これは本当に現実なのか? 今でも夢じゃないかって思う。なんせ現実とは違いすぎるからな。
さて、今の説明だけではこのクラスが作られた理由がわかんない。生き残れる可能性というのも気になる。おそらく俺らが人体実験のモルモットにされるわけではない、モルモットにしたいならわざわざ説明なんていらないだろうからな。だがその可能性も捨てきれないのも事実だ。人体実験なら生き残れる可能性も必要だろうからな。うんなんか訳わかんない……頭ん中こんがらがってるな……
「考えても無駄だぞ?」
ん?こいつは……さっきの女子か
「私は杉本京子(すぎもときょうこ)よろしくな」
「あ……萩原翼です」
「ふむ……」
杉本さんは俺を見ながら何か考え込んでいる
「……なんですか?」
「いや、なんでもない……お互いがんばろうな」
「へ?」
「これから何が起こるかわからないが、大変なことになるのは間違いない、だから頑張ろうと言ったんだ」
「はあ……」
そして杉本さんは去って行った。なんか不思議な人だな。
〜それから10分後〜
「よしお前ら移動すっぞ! ついてこい」
担任は教室に来るなりそう言って出て行った
「…」
クラスメイトは全員動こうとしない
「早くついてこい!」
担任が叫ぶ……軽く切れてるな。そうするとクラスメイトは一人また一人と教師についていく
「よしよし……素直な奴は好きだぞ。まあ、素直すぎる奴は死ぬがな」
「死ぬだって?」
俺は担任に尋ねた
「すぐわかる」
そう言ってまた歩き出す担任
「こんなとこが……あったのか?」
使われていない旧校舎に行き着いた俺たちそこに巧妙に隠された階段、それは地下につながる階段だった
「いくぞ」
そして担任は階段を下りていく、下までたどり着き目の前に現れたのは鉄の扉だった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
とりあえず今回はこのへんで
ライナー様
アドバイスありがとうございました。できる限り直していく努力をいたします。本当にありがとうございます。
慧斗様
またまたコメントありがとうございます。これからもよろしくおねがいします!
さてさて、今回はちょっとぐだぐだになってしまいました。もうしわけないです
ただ、これから話が展開していけば、いい感じになると思うのでよかったらこれからもよろしくおねがいいたします!
13
:
ライン
:2012/03/10(土) 23:51:03 HOST:p080.net120137253.tokai.or.jp
第六話 開始
「行くぞ」
そういって、担任は鉄の扉を開いた、そのさきにあったものは……
「なんだよ……これ」
俺はその光景を見て驚いた。俺らは確かに地下に向かって階段を下りてきたそれは間違いない。つまり俺らは地下にいるわけだ、だがしかし俺の……俺たちの目の前に広がる光景はおかしなものだった
「なあ…海斗、これってどういうことだ?」
「そんなん俺に聴かれてもわからんわ」
「だよな……」
俺たちは今、学校の屋上にいる。地下に向かって降りてったのに学校の屋上にいるのだ
「ここは……地下にある私たちの町そっくりの町だな」
杉本さんが俺に説明をしてくれる
「そんなものが……俺たちの町の下にあったっていうのかよ」
「そうとしかいえんわな」
海斗が言う
「こんな大舞台を作り上げて……この学校は何を企んでいる……」
京子さんがそういって何か考え事をはじめる
「さてお前たち……地下の世界へようこそ」
担任が満面の笑みを向けて俺たちに言う
「こんなとこ連れてきてなにをやるんや?先生」
海斗が担任に質問をする
「そうだな……教えてやってもいいが、どーせすぐわかるから答えない」
「それはないんやないか?俺らをこんなとこに連れて来たっちゅーのに」
海斗はそれでも担任に質問をする
「はあ……めんどくせえな、すぐわかるっつってんだろ?」
担任の目つきが鋭くなり海斗を睨む、ものすごい眼力だ……正直怖い
「……」
睨まれた海斗はというと一瞬たじろいだあとうつむいて黙ってしまった
「ほらお前たち行くぞ!」
そう言って歩き出す担任……さっきから同じセリフばっかな気がする
「萩原くん」
「……杉本さん?」
「これから何が起こるかわからん……そこでだ手を組まないか?」
「とゆうと?」
「一緒に動かないかということだ……君は地上から何を持ってきた?」
言ってなかったが、われわれ生徒は地上から何かひとつだけ何かをもってきていいと言われていた。もちろんその時はこんなとこに連れて来られるとは思ってなかったから何を持ってくか悩んでいて、本でももっていこうと思ったのだがその時、杉本さんに
「なにか役に立つものがいい」
と言われた。役に立つ物が何かと聞いてみると、武器になりそうなもの、食料、飲み物、マッチやライター等と言われた。そんな武器になりそうなものは見つからなかったので俺はとりあえず水を持ってきた
さて、今の時間に戻ろう
「僕は、水を持ってきました。2ℓサイズのものですが」
「いい判断だ……私人選を間違ってなかったようだ」
「人選ですか?」
「まあな……えっとそっちの……」
「ああ、俺ですか?俺は神代海斗っていいます、よりしゅう」
「神代くんか……よろしくな、で……早速で悪いのだが君は何をもってきたんだ?」
「俺は愛用のナイフですわ、翼に役に立つものっていわれたんでとりあえず」
「そうか……君たちとならいいかもな」
「そうですね」
「そうやな」
「これからは常に3人で動くぞ」
「はい」
「おう」
そんなやりとりを3人でしていると目的地と思われる場所についた。そこは
「体育館やないか」
そう、海斗が言った通り体育館だった
「今から中に入って卒業式やるから出席番号順に席に付け」
「卒業式?!」
俺は教師に尋ねた
「そうだ、卒業式だ。いいから中に入ってすわれ!」
こうして俺たちは卒業式をとりおこなうのであった」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜^
今回はここまでにしておきます
14
:
ライン
:2012/03/12(月) 22:10:49 HOST:p080.net120137253.tokai.or.jp
第7話 始動
今は4月、3年になって初日、始業式をしないで卒業式とは変な話である。でもそんなことはどうでもいい卒業式のあとに何があるのかそれが問題なのだ
「卒業生起立! 礼! これより第44回卒業証書授与式を……」
そんなこんなで進んでいく卒業式、卒業証書もいただいたし、記念品なんかもいただいた。そして最後の校長の話をきいて退場して終了、わずか人クラス分の卒業式、校長と担任以外は誰もいない質素な卒業式。
「お前らおつかれ」
体育館の外で待っていると担任がやってきた
「じゃあお前らに記念品を渡すぞ、名前を呼ばれたら取りに来い」
こうしてひとりひとり名前が呼ばれていく。
「萩原翼」
「はい」
俺の番になったので記念品を受け取りに行った。それは長方形の箱だった。よし全員に行き渡ったな、じゃあ開けてみろ。全員がその箱を開けてみるその中には……
「なんだよこれ……」
そこに入っていたのは銃のマガジンだった
「おそらくハンドガンのたぐいやな」
海斗が言う。そんなこと言われなくてもわかる
「弾数は9発といったところか」
「そうやな」
「はっはっはおどろいてるな」
担任がのんきに笑っている
「まあ今回お前らは運がいい、記念品はもう一個あるから受け取りに来い」
そういって先ほどより大きい箱が渡された。中身はというと
「銃本体か…」
「そうやな」
そう中に入っていたのはハンドガンだった
「それはお前らの十の位が4だった、その記念品だ大切にな」
十の位? ……ああそうか俺らは第44回卒業生……一の位が4でマガジン、十の位で本体か。おもしろいな
「さて、おまえらにも行き渡ったからな、卒業おめでとう。あとはゴールを目指してがんばれ」
「先生……まだ説明を受けてません! ここでなにすればいいんですか?」
クラスメイトが先生に問いかける
「そうやったな、ここでお前たちにしてもらうことは主に2つだ。一つ生き残れ! シンプルだろ? 二つゴールを目指せ」
「ゴール?」
俺は担任に問いかける
「そうだ……ただしこのゴールはどこにあるかは誰にも教えない、ゴールの門を開くにはパスワードが必要、パスワードはこの空間に常に8個ずつ散らばっている、それを探し出してどこかにあるゴールにもってって門をあけて終了簡単だろ?」
簡単なもんか……パスワード、おそらく紙か何かに書いてあるのだろう……常に8個か、常にってことは誰かがゴールしたら新しいのが現れるってことだな
「さあお前らいけ!ここの学校の門を抜けたらスタートだ!」
「萩原君、神代君……準備はいいか?」
いつの間にか杉本さんが隣にいた
「よし……じゃあ行きましょう!」
俺はそう言って学校を後にした
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回はここまでといたします
感想、アドバイスなどよろしくおねがいします
15
:
ライン
:2012/03/17(土) 06:54:16 HOST:p207.net218219058.tokai.or.jp
現在リア多忙のため更新ができません。申し訳ありません
近いうちに更新いたしますので
もしこんな下手な作品を読んでくださってる人がいるのならば
お待ちくださいませ
16
:
ピーチ
:2012/03/17(土) 09:19:23 HOST:i118-18-136-9.s11.a046.ap.plala.or.jp
ラインさん>>
オッケーッ!!
待ってるよ〜♪
17
:
ライン
:2012/03/21(水) 19:01:41 HOST:p206.net112139164.tokai.or.jp
第8話 正体
ハンドガンか……平和の国日本に住む一般的な高校生がまさかこんなもんを持つことになるなんてな……そんなことを考えながら俺は今学校の門を後にして街のなかを歩いている
「さて……二人ともこれからどうする?」
少し歩いたところで杉本さんが話しかけてくる
「どうするもなにもやっぱりパスワードとやらをみつけるべきやないかな?」
「俺も海斗に賛成です……ただ……」
「ただ?」
「ハンドガンなんてものが渡されたってことはつまり、何かがこの街にいるってことですよね?」
「そう考えるのが普通だな」
「そうやな」
「じゃあ、まず先に敵となり得るものの確認が必要だと思うんです」
「ふむ……神代君はどう思う」
「そうですねぇ……それも一理ありますね」
「じゃあとりあえず、敵の確認を最優先で行こう」
杉本さんが結論をだす、俺と海斗はだまって頷くとまた歩き出した。それから10分ほど歩くと
「止まれ!」
杉本さんが言った。そして一点を見つめている、その先にあったものは
「なんだよ……これ……」
そこにあったのは白骨化した死体だった。
「おそらく……犠牲者だろうな」
……犠牲者、つまり敵にやられたっていうのか? そうとしか考えられないな。
「気を付けろ……ここに死体があるってことは、近くに敵がいるかもしれないってことだ」
敵か……それが一体なんなのか、どんな形をしているのか、わからないことだらけだ
「ん? おい翼ちょっときてみぃ」
「どうした?」
海斗に呼ばれたので近くにいく
「この死体……なんか紙握っとるで」
「ほんとだな」
「なんとかいてあるんだ?」
「ちょっと待ってくださいね」
俺は杉本さんにそう言うと白骨死体から紙を取り上げた、そこには手書きの文字でこう書かれていた
【あとから来る人たちにこれを残す。ここの施設の整体実験の内容それは映画の化け物を作り出すこと。一番多いのはゾンビと呼ばれる個体で、映画そのままの設定になっている。
視覚は無し、嗅覚も無し、聴覚は鋭い、触覚無し、力は異様に強い。噛まれたらそいつもゾンビになる。これが今わかってることだ。この情報を少しでも役に立てて生き残ってくれることを期待する。それと、この情報がほんとかどうかは不明だが、ゾンビ以外の化け物もいるらしい。俺はもう疲れた、先に行く】
「これで、敵の正体がわかったな」
「映画上の生物を作り出すって……いかれてる」
「そうやな」
情報が手に入ったのは大きな収穫だ……しかし、生き残る自身がなくなってきたのも確かだ……生き残る可能性がある奴か、迷惑なはなしだ
「さて…ほかにはなんかないかなっと」
海斗が白骨死体の制服のポケットのなかをまさぐる、よくそんなことができるな
「なんや? そのよくそんなことができるなって目は、こうでもせんと生き残れんやろ」
「そうだな」
考えてることがバレてしまった、そんな目を俺はしてたのか……
「お! いいものあったで、ほれ」
海斗が俺に手渡したのはハンドガンのマガジンだった……しかも3つ
「ふむ……それは萩原くんがもってたほうがいいね」
「そうですね」
「なんで俺が?」
「神代君は自前のナイフを持ってるし、私は刀がある」
……背中の長細い袋の中には刀がはいってたんですか……初耳ですよ、海斗がナイフ持ってたのは知ってたけど
「君はなにもないだろ? じゃあこれが必要だ」
そういって杉本さんはマガジンをわたしてくる
「……わかりました、いただきます」
俺は受け取ることにした……
「さて…二人とも、とりあえず敬語はやめてくれないか?」
「「へ?」」
「私たちは同級生だ、ならば敬語なんていらないだろう」
「そうですか……分かりました」
「とかいいつつ、萩原くんは敬語だね」
「あ」
急に言われると難しいものだな
「んじゃあ、お言葉に甘えてもらいますわ」
……あれ? 海斗はできてる、もしかしておれだけ?
そんなこんなで、俺たちの冒険(?)は始まっていくのであった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さてみなさんこんにちは
まず始めにお詫び申し上げます
この度は更新が遅れて申し訳ありません…もし楽しみにしてくださってる読者様がいたのであれば本当にもうしわけない。それと、第7話なのですが、手抜き感が半端なかったです。本当に申し訳ありません
これからは気をつけていきますので、末永い目で見守ってください
ピーチさま
ありがとうございます。そのコメントが励みとなって、これからも頑張っていけます
これからもよろしかったら、感想、アドバイスなど頂けたらなと思っております
18
:
ピーチ
:2012/03/22(木) 01:10:49 HOST:i118-18-136-9.s11.a046.ap.plala.or.jp
ラインさん>>
え??あーゆーコメントで良かったの??
だったら良かったーww
19
:
彗斗
:2012/03/22(木) 21:02:52 HOST:opt-183-176-190-251.client.pikara.ne.jp
久々にコメント失礼します。
とても面白くなってきました! この調子で頑張って下さい! 僕もちょくちょく見てます。
20
:
ライン
:2012/03/25(日) 20:59:38 HOST:p206.net112139164.tokai.or.jp
第9話 生き残り
「とりあえず……食料の確保をしたほうがいいね」
杉本さんが言う
「そうやな」
「俺もそう思う」
「それでは、近くのコンビニにでも向かうとしよう」
杉本さんがそう言って先導する
「なあ海斗」
「なんや」
「ここの……地下の街の大きさってどこまでだと思う?」
「そうやな……おそらくこの街すっぽりやろうけど」
「それはわかってるよ、俺が言いたいのは……」
「わーっとる、その範囲やろ」
俺は黙って頷く
「かんがえててもしゃーない、そのうちわかるやろ」
「……そうだな」
「ついたぞ」
俺と海斗の会話が終了したちょうどその時、杉本さんがこちらに声をかけてきた。俺たちの目の前には学校から一番近いコンビニ
「先に言っておく、あまり期待するなよ……コンビニやスーパーなら他にいくらでもある」
「ええ……わかってます」
なぜ杉本さんがこんなことを言ったのか、それは俺たちと同じことを考えてる人間が何人いるかということだ。こんなところに連れて来られたんだ、まず初めに心配することそれは食料と水分の確保だろう。つまり、まともな人間であればまず先に食料と水分の確保をするだろうということ……率直に言えばここには何もないかもしれないということだ
「じゃあ……行くぞ」
杉本さんがコンビニの扉を開ける(ここのコンビニの扉は手動になっている)扉が開きなかに入るすると
「なんだよ……これ……」
そこには、数多くの食べ物があった
「……どおゆうことだ? 普通食べ物の確保にくるだろ……なのになぜ……」
「補充されとるんやろーな」
「私も同意見だ」
「……やっぱりそうなのか」
そう、ここの食品は常に補充されていると考えるのが妥当だろう、ここを出るのに必要なパスワードも常に8個と言っていた。つまり、使われたら新しいのが来るということだ、それならばほかの物も補充されると考えるのが普通だろう
「敵や自殺以外での死を防ぐためか……」
「そうやな」
俺が言った言葉に海斗が同意する
「まあいいだろう、とりあえず食料の確保は出来ることがわかった、とても重要なことだ」
「そうだな……じゃあ腹ごしらえしたら行くか」
ん? 待てよ…とゆうことは
「俺の持ってきたものは不必要ってことか……」
「どんまい」
海斗が慰めてくれた、ありがとう……海斗
そんな時
「きゃああああああああ!」
外から大きな悲鳴がきこえた
「杉本さん! 海斗!」
「わかっとる!」
「ああ!」
俺たち3人は声のした方向に向かって走った……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
では、今回はこのへんで
ピーチ様
もうモメントがいただけるだけで、私は満足です!これからもよろしくお願いします
慧斗様
コメントありがとうございます!これからどんどん話が展開していくので、よかったらこれからもお願いします
ではこの小説を読んでくださっている全ての人に感謝を込めて……ありがとうございました!
これからもおねがいします!
……なんか最終回っぽいですね(笑)
21
:
ピーチ
:2012/03/26(月) 16:50:25 HOST:i118-18-136-9.s11.a046.ap.plala.or.jp
ラインさん>>
わー!!何かおもしろくなってきた!!←元々だ!!
また更新待ってるね〜・w・
22
:
彗斗
:2012/03/26(月) 17:07:26 HOST:opt-183-176-190-251.client.pikara.ne.jp
ラインさん>>
そろそろ「敵」のお出ましですか……ね?
とても面白い展開になって来ました!!
新しい話待ってます。
23
:
ライン
:2012/04/05(木) 14:51:00 HOST:p092.net182021150.tokai.or.jp
第10話 仲間と犠牲
「たしかこっちの方から……」
俺たち3人は先ほど叫び声の聞こえたほうに走っていた。少し走ると先ほど教室いいた女子2人が見えてくる
「大丈夫ですか!」
俺は彼女達に叫んだ
「ああ……たす……助けて……」
「今行く!」
そして彼女たちの元にたどり着く……そうすると俺たちの目の前には
「あ゛あ゛ぁ゛〜」
腐った体に生気の無い目……ゾンビがいた
「やはりここにはゾンビがいるみたいやな!」
海斗が俺に言う
「そうだな……信じられねえが現実だもんな」
「となるとや……弱点はどこやと思う?」
「分かりきったことを聞くなよ」
「そうやな」
そう言うと海斗はゾンビの元に走り出した。制服の内ポケットからナイフを取り出しゾンビの頭に突き刺す
「う゛あ……」
ゾンビはそう言うと倒れた
「あっけなかったな」
「そうやな」
「海斗君よくやった、見事だった。ナイフの扱いなんてどこで習ったんだ?」
「うちの父親がそう言うのに詳しいひとだったんで」
「そうか……さて、君たち大丈夫か?」
「あ……はい、大丈夫です」
「ありがとうございました」
二人の女子はそう言って頭を下げてくる
「お礼なんていいんよ」
海斗は頭をかきながらそう言った……顔が微妙に赤い……照れてやがんなあいつ
「君たちの名前は?」
杉本さんが質問をする
「私は北村 玲奈(きたむられな)です」
「自分は穂波 香織(ほなみかおり)です」
「そうか……私は杉本京子こちらの二人は……」
「自分は神代海斗っていいます」
「俺は萩原翼」
俺たちは簡単な自己紹介をした。そして彼女たちがここに来るまでになにか情報を得て無いかを確認、そして俺たちの得情報を報告した
「でもみなさん……よく冷静に動けましたね……特に神代さんとか」
北村さんが言う
「ん? ああ、敵の正体がわかってたていうのと、ゾンビ系のゲームたくさんやってから慣れとったってだけやで、まあ現実とゲームは違うけんな」
「へえ……」
「さて……これからどうする」
杉本さんが話題を切り替える……そして俺たちはこれからのことを話し合った
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回はこのへんで
更新遅くなって申し訳ありません!あと今回は話し言葉ばっかりで、文章がすくなっかたことを反省します
さて
ピーチ様
ありがとうございます。多分これから展開がどんどん進んでくのでよかったらこれからもおねがいいたします
慧斗様
敵も1体だけですが、これからどんどん増えていく予定です!よかったらこれからもお願いします
24
:
ピーチ
:2012/04/05(木) 20:26:08 HOST:i118-18-136-9.s11.a046.ap.plala.or.jp
ラインさん>>
おぉ!初回から敵=ゾンビ!?
おもしろくなってきたぞー!!
更新待ってまーす!!
25
:
彗斗
:2012/04/06(金) 23:18:34 HOST:opt-183-176-190-251.client.pikara.ne.jp
ラインさん>>
何か……いきなりエグイですね…頭にとか…他の敵とかも期待しています!!
26
:
ライン
:2012/04/15(日) 22:18:17 HOST:p092.net182021150.tokai.or.jp
第10話 「行く末」
「やはりパス探しじゃないかと俺は思うんですけど」
これからどうするかを決めようとして、俺は無難な提案を出す
「俺もそーもいます」
海斗も同じ意見だった、他のみんなも頷いている、やはりこれが一番のようだ。
「と言っても、どこにあるのかも、どのような形状なのかも全然わからない状態では探すのは困難だな……」
「……」
杉本さんの一言でその場に沈黙が訪れる。おそらくパスワードというのは文字数字の羅列だとは思うのだが、安易に断定することは出来ない。
「あの……」
その時北村さんがおずおずと言葉を発した
「どうしたんだ?」
杉本さんが北村さんに向かって言う、続いて北村さんが言葉を発した
「出来る限りでいいのですが、生き残りの人を集めたほうがいいのではないかと思うのですが……」
「……確かにそうだな」
彼女の提案に俺は同意する、しかし
「それは難しいな」
杉本さんは言った
「なぜ!?」
俺は杉本さんに少し大きめの声で言う。すると杉本さんは続けた
「最初のルールを覚えているか? 一度に置かれるパスワードは8個まで……つまりそれ以上の人数が同行していたらパスワードの取り合い奪い合いになってしまう……それに必ず残る人間が出てしまう、仲間同士での争いは避けたいだろう?」
「……」
北村さんは沈黙する
「パスワードも大切やと思いますが……武器も大切とちゃいますか? いつもでもハンドガンやらナイフやらじゃきついもおもいます」
確かに海斗の言うとおりだ
「君たち二人は何を持ってる?」
杉本さんが北村さんと穂波さんに問う
「私は初めに渡された銃だけです。弾もひとつだけ」
「自分も同じです」
そう二人は答えた……となると今ここには、海斗がナイフとハンドガン1丁予備マガジンが一つ、杉本さんは日本刀とハンドガン、予備マガジン、俺がハンドガンにマガジンが4つ、彼女達はさっきの通りか……
「足りないな」
杉本さんが言う
「俺も同意です」
「俺もや」
俺と海斗も同意する
「となると武器集めをしなければいけないね」
「そうはいっても杉本さん……あてはあるんですか?」
俺は杉本さんに質問をした
すると彼女はこう言った
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回はこのへんで
ピーチさま慧斗様
いつもいつもコメントありがとうございます
これからものんびりとですが書いていきますのでよかったらつきあってくださいませ!
ではでは!
27
:
ピーチ
:2012/04/15(日) 22:43:33 HOST:i125-204-92-164.s11.a046.ap.plala.or.jp
ラインさん>>
武器集め〜♪何が集まるの??
そこら辺も加えて、更新待ってるね〜!
28
:
ライン
:2012/04/16(月) 23:09:48 HOST:p092.net182021150.tokai.or.jp
第11話 入手
「警察署」
杉本さんはそう言った
「警察署ですか?」
俺はそう聞き返した
「そうだ」
彼女は答える……しかし少し考えれば分かることだった。警察署だったらきっと武器庫なんかもあるだろうそれなら何かしらの武器が置かれていてもおかしくはない……ただ……
「いちかばちやな」
俺が言おうと思ったことを先に海斗が言った
「どういうことですか?」
北村さんがそう質問をする穂波さんも同じことを言いたげだった
「同じことを考えてる人間がいるかもしれないってことだよ」
俺は彼女たちにそう答えた
「同じこと? ……っは!」
「気づいたようだね」
何か理解したような行動を見せた北村さんと穂波さんに杉本さんが言う
「そう、同じ考えの人間が他にいてもおかしくはない、むしろそう考えるのが妥当だろう、その場合武器庫には何も無い可能性が大いにあるわけだ」
「そういうこと、ここから警察署までは多少の距離があるし、どれだけの【敵】に合うかもわからない、さっきの【敵】意外にもほかの形状の【敵】もいるかもしれないしね」
杉本さんに続いて俺が付け足す、そう……無駄足を踏んだ時のことを考えると少し迷ってしまうのだ……だがしかし
「いくしかないんやろーな」
またも海斗が俺の意見を先に言った
「そうだな」
杉本さんも同意する……まあそうするしかないか
「じゃあ探しにいこうか!」
俺は北村さんと穂波さんにそう言ってその場を後にした
しばらく歩くこと10分
「うあ゛あ゛〜」
唸るような不気味な声が少し向こう曲がり角の先から聞こえてきた……来たか
「みんな準備はいいか?」
杉本さんが問う。俺たちはみな無言で頷く、そして曲がり角を曲がる……そこには10体ほどの【敵】がいた
「いくぞ!」
杉本さんがそう叫ぶ
「「おう!」」
俺と海斗は頷き【敵】に向かっていく
「君たちはそこにいて!」
俺は北村さん達にそう叫ぶとハンドガンを構えた……撃つのは初めてだが、なるようになるだろう……大丈夫射撃は昔から得意だった……昔やったサバイバルゲームを思い出せ、頭を狙うんだ……そじて
ズガン
火薬の破裂音が当たり一体に響き渡る……
「う゛あ゛……」
ドサッ
変な声をあげながら一体の【敵】が倒れる
「なかなかやるね……」
日本刀を構えた杉本さんが言う、確かに今のはうまく当たったがやはりエアガンとは勝手が違う、まず反動がすごい……しっかり構えといてよかった
「……っふ!」
杉本さんが息を吐くと同時に【敵】を切りつけていく
ドサッ……ズシャッ……
肉が切れる音と共に倒れていく【敵】……2体、3体、どんどん数は減っていく
「俺も負けてられんわな!」
ナイフを構え海斗が突っ込むそして脳天や脊髄にナイフを突き立てる……この二人強いな……俺も頑張らないとな
俺はそう思ってハンドガンを構えなおす……そして
ズガン!
破裂音がまた鳴り響く頭に向けて撃つ
ズガン!
しかし頭には命中せずに的外れな方向にとんでってします(と言ってもそこまで外れてるわけではない)
ズガン!
今度は命中……そして
「お疲れ様」
「お疲れ様です」
「お疲れやな」
杉本さん、俺、海斗はひとつの戦いを終えた……【敵】の数も少なかったが……俺たちは戦いを生き抜いたのだった…
29
:
ライン
:2012/04/23(月) 22:28:07 HOST:p092.net182021150.tokai.or.jp
第12話 入手〜SECOND〜
数が少ないとはいえひとつの戦いを終えた俺たち
「気が抜けなくなってきたな」
杉本さんが言う
「そうですね」
「そうやな」
俺と海斗も同意する
「おそらくこれから敵はどんどん増えていくだろう、気が抜けないな」
杉本さんの言う通りだ、それに俺の使う武器はハンドガン……弾数に限りがある。杉本さんや海斗は刀やナイフ、少なくとも今の俺よりは武力は長持ちするはずだ……ただしそれもいつまでもつか
「杉本さん、海斗二人ともあとどれくらい保つ?」
「さすがだね萩原君……私はしばらくいけるよ」
「俺も大丈夫や、翼はどうなんや?」
「さっきの戦いで3発……あと33発だな」
「あの……みなさん何の話をしてらっしゃるんですか?」
北村さんが俺たち3人に問う
「ん?ああ、俺の使ってる武器はハンドガン、弾がある限り戦える……でも刀やナイフは違うんだ」
「そういうことだ」
俺の説明に杉本さんが続ける
「刀やナイフは切るたびに切れ味が落ちてくし、骨を切ればかけたりもする、私や神代君は一定力量の腕を持ってるからとても長持ちするがな」
「長持ち?」
穂波さんが問いかけてくる、俺はそれに答える
「刀や刃物ってのは使う人が上手ければうまいほどかけにくく切れ味は落ちにくいんだ、切り方を心得てるからね」
「へえ…」
北村さんが感心したようにつぶやく
「萩原くん詳しいね、見た感じ刀なんて使わなそうなのに」
「昔読んだ本に書いてあったんですよ」
俺は答えるすると
「お二人さん雑談はそこまでや……なんか来たで」
海斗が俺たちに言った
「またか……行くぞ!」
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