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死する事さえ無意味なら

29ライン:2012/04/23(月) 22:28:07 HOST:p092.net182021150.tokai.or.jp
第12話  入手〜SECOND〜

数が少ないとはいえひとつの戦いを終えた俺たち
「気が抜けなくなってきたな」
杉本さんが言う
「そうですね」
「そうやな」
俺と海斗も同意する
「おそらくこれから敵はどんどん増えていくだろう、気が抜けないな」
杉本さんの言う通りだ、それに俺の使う武器はハンドガン……弾数に限りがある。杉本さんや海斗は刀やナイフ、少なくとも今の俺よりは武力は長持ちするはずだ……ただしそれもいつまでもつか
「杉本さん、海斗二人ともあとどれくらい保つ?」
「さすがだね萩原君……私はしばらくいけるよ」
「俺も大丈夫や、翼はどうなんや?」
「さっきの戦いで3発……あと33発だな」
「あの……みなさん何の話をしてらっしゃるんですか?」
北村さんが俺たち3人に問う
「ん?ああ、俺の使ってる武器はハンドガン、弾がある限り戦える……でも刀やナイフは違うんだ」
「そういうことだ」
俺の説明に杉本さんが続ける
「刀やナイフは切るたびに切れ味が落ちてくし、骨を切ればかけたりもする、私や神代君は一定力量の腕を持ってるからとても長持ちするがな」
「長持ち?」
穂波さんが問いかけてくる、俺はそれに答える
「刀や刃物ってのは使う人が上手ければうまいほどかけにくく切れ味は落ちにくいんだ、切り方を心得てるからね」
「へえ…」
北村さんが感心したようにつぶやく
「萩原くん詳しいね、見た感じ刀なんて使わなそうなのに」
「昔読んだ本に書いてあったんですよ」
俺は答えるすると
「お二人さん雑談はそこまでや……なんか来たで」
海斗が俺たちに言った
「またか……行くぞ!」


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