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死する事さえ無意味なら

26ライン:2012/04/15(日) 22:18:17 HOST:p092.net182021150.tokai.or.jp
第10話 「行く末」

「やはりパス探しじゃないかと俺は思うんですけど」
これからどうするかを決めようとして、俺は無難な提案を出す
「俺もそーもいます」
海斗も同じ意見だった、他のみんなも頷いている、やはりこれが一番のようだ。
「と言っても、どこにあるのかも、どのような形状なのかも全然わからない状態では探すのは困難だな……」
「……」
杉本さんの一言でその場に沈黙が訪れる。おそらくパスワードというのは文字数字の羅列だとは思うのだが、安易に断定することは出来ない。
「あの……」
その時北村さんがおずおずと言葉を発した
「どうしたんだ?」
杉本さんが北村さんに向かって言う、続いて北村さんが言葉を発した
「出来る限りでいいのですが、生き残りの人を集めたほうがいいのではないかと思うのですが……」
「……確かにそうだな」
彼女の提案に俺は同意する、しかし
「それは難しいな」
杉本さんは言った
「なぜ!?」
俺は杉本さんに少し大きめの声で言う。すると杉本さんは続けた
「最初のルールを覚えているか? 一度に置かれるパスワードは8個まで……つまりそれ以上の人数が同行していたらパスワードの取り合い奪い合いになってしまう……それに必ず残る人間が出てしまう、仲間同士での争いは避けたいだろう?」
「……」
北村さんは沈黙する
「パスワードも大切やと思いますが……武器も大切とちゃいますか? いつもでもハンドガンやらナイフやらじゃきついもおもいます」
確かに海斗の言うとおりだ
「君たち二人は何を持ってる?」
杉本さんが北村さんと穂波さんに問う
「私は初めに渡された銃だけです。弾もひとつだけ」
「自分も同じです」
そう二人は答えた……となると今ここには、海斗がナイフとハンドガン1丁予備マガジンが一つ、杉本さんは日本刀とハンドガン、予備マガジン、俺がハンドガンにマガジンが4つ、彼女達はさっきの通りか……
「足りないな」
杉本さんが言う
「俺も同意です」
「俺もや」
俺と海斗も同意する
「となると武器集めをしなければいけないね」
「そうはいっても杉本さん……あてはあるんですか?」
俺は杉本さんに質問をした
すると彼女はこう言った

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回はこのへんで

ピーチさま慧斗様
いつもいつもコメントありがとうございます
これからものんびりとですが書いていきますのでよかったらつきあってくださいませ!
ではでは!


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