したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

死する事さえ無意味なら

12ライン:2012/03/09(金) 22:32:06 HOST:p076.net120137247.tokai.or.jp
第五話 真実

「まずこの学校の実態から説明するぞ」
そう言って担任は語り始めた
「この学校……表向きは学校ってことになってるが、実際は違う、この学校の本当の姿それは研究施設だ」
研究施設……一体何の?
「この施設では人体実験をしている」
「人体実験だって? そんなの違法だろ!」
クラスメイトの一人が声を張り上げる。そう、彼の言ったとおり違法なはずだ。そんなの国がすぐに止めるはずだ。しかし、うちの学校は国立の高校、つまり
「国が認めている……ということだ」
……そのとおりだ
今のは別のクラスメイトの女子のセリフだ
「国が認めてるだと?」
「そうだ」
「このクラスには賢い奴もいるようだな」
先生の話がまた始まった
「この学校での人体実験の内容、それに関しての質問は受けない、言わなくてもすぐわかるからな、無駄なことはしたくない。だが本当の目的は人体実験ではない。それもすぐにわかる。まあ説明はそんなとこだな、じゃあ今から休み時間だ」
そう言って……担任は教室から出ていった。結局わかったのは人体事件の施設ってだけか……それも国ぐるみの。これは本当に現実なのか? 今でも夢じゃないかって思う。なんせ現実とは違いすぎるからな。
さて、今の説明だけではこのクラスが作られた理由がわかんない。生き残れる可能性というのも気になる。おそらく俺らが人体実験のモルモットにされるわけではない、モルモットにしたいならわざわざ説明なんていらないだろうからな。だがその可能性も捨てきれないのも事実だ。人体実験なら生き残れる可能性も必要だろうからな。うんなんか訳わかんない……頭ん中こんがらがってるな……
「考えても無駄だぞ?」
ん?こいつは……さっきの女子か
「私は杉本京子(すぎもときょうこ)よろしくな」
「あ……萩原翼です」
「ふむ……」
杉本さんは俺を見ながら何か考え込んでいる
「……なんですか?」
「いや、なんでもない……お互いがんばろうな」
「へ?」
「これから何が起こるかわからないが、大変なことになるのは間違いない、だから頑張ろうと言ったんだ」
「はあ……」
そして杉本さんは去って行った。なんか不思議な人だな。
〜それから10分後〜
「よしお前ら移動すっぞ! ついてこい」
担任は教室に来るなりそう言って出て行った
「…」
クラスメイトは全員動こうとしない
「早くついてこい!」
担任が叫ぶ……軽く切れてるな。そうするとクラスメイトは一人また一人と教師についていく
「よしよし……素直な奴は好きだぞ。まあ、素直すぎる奴は死ぬがな」
「死ぬだって?」
俺は担任に尋ねた
「すぐわかる」
そう言ってまた歩き出す担任
「こんなとこが……あったのか?」
使われていない旧校舎に行き着いた俺たちそこに巧妙に隠された階段、それは地下につながる階段だった
「いくぞ」
そして担任は階段を下りていく、下までたどり着き目の前に現れたのは鉄の扉だった



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
とりあえず今回はこのへんで

ライナー様
アドバイスありがとうございました。できる限り直していく努力をいたします。本当にありがとうございます。

慧斗様
またまたコメントありがとうございます。これからもよろしくおねがいします!


さてさて、今回はちょっとぐだぐだになってしまいました。もうしわけないです
ただ、これから話が展開していけば、いい感じになると思うのでよかったらこれからもよろしくおねがいいたします!


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板