「フロムイーグルリーダー トウ チヤールズ ツウ、フロムイーグル・・・」
「This is Charles two, to Eagle leader, no enemy appeared yet, all directions are cleared, forward on your destination, over」
「へいへい、オール ディレクション アー クリアードってね。」
まだ、敵は現れないようだった。
後方の空母を経由して一時間、既に独逸領内は直ぐそこである。
攻撃第一波に属する彼らは、鷹部隊、コールネームはイーグルと名づけられた大隊だった。
四機で一小隊を形成し、それが三編隊で中隊、中隊三つで大隊と言う名称は中々慣れない。
それでも、通信を全て英語でこなさねばならない事よりはまだましだった。