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作者クリスすすのバイオハザード「滅びし街の記憶」

1クリスすす:2010/03/10(水) 17:36:07 ID:VVbhH25I0
ダークロのバイオ2の題名を使いました。
頑張って書きます

2クリスすす:2010/03/10(水) 18:04:56 ID:VVbhH25I0
バイオハザード「滅びし街の記憶」

登場人物
レオン・S・ケネディ
ミドルネームはスコット。アクション映画に影響されて警察になった。
正義感は強いが女を見ると夜の行動に出ようとする。
決め台詞は「なけるぜ」

クレア・レッドフィールド
バイクが好きな女子大生。クリスの妹で、様々な武器を使いこなす。
バイクの次にクリスが好き。ピッキングも得意で、高校生時代は西ドイツのテログループに所属していた。
Gを狙ってラクーンに来た。

シェリー・バーキン
何かの手違いで出て来てしまった幼女。走るスピードが遅い。
テロリストになるために、父親の開発したGを狙う。

エイダ・ウォン
前作の黒幕アルバート・ウェスカーの部下。年齢を隠したり乳を隠したり、何かと隠したがる。
G狙いでレオンに近づいて来る。

ウィリアム・バーキン
自分に「Gーウイルス」を投与して、アホみたいな姿になる。
科学者としては優秀だが、人としては最低。一応、シェリーの父である。

アネット・バーキン
変な場面で喘ぎ出し、ムードを悪くして来る。

ベン・ベルトリッチ
フリージャーナリストっぽい男。

マービン・ブラナー
古本市場によく行くらしい。

ブライアン・アイアンズ
ただのレイパーです。それ以外何も言う事がありません。

ハンク
謎の特殊部隊に所属している。サブマシンガンでGに立ち向かう。
必殺技は「処刑」

3クリスすす:2010/03/10(水) 18:43:40 ID:VVbhH25I0
20:31「死者の街」
レオン「何なんだよ!アイツらは!」
この男の名は新米警官レオン・S・ケネディ。
彼は今日、ラクーン警察に着任したばかりであった。
レオン「くそぉ!頭を撃たなきゃ死なないのか!」
彼の目に映っているのは、皮膚が腐り落ち、白濁とした目の人々が迫り来る光景だけだった。
レオン「ラクーン警察までもう少しか!他に生存者いないのか!?女だといいなぁ」
すると、レオンの希望通り、彼の前に女性が現れた。クリス・レッドフィールドの妹クレア・レッドフィールドだ。
クレア「クレアよ クレア・レッドフィールド」
レオン「俺はレオンだ レオン・S・ケネディ」
クレア「この街はどうなってるの?」
レオン「付き合おうぜ」
クレア「話を聞いて この街はどうなってるの?」
レオン「俺は今日、着任したばかりの警官だ。この街の事なんて知らん」
クレア「私は兄を探しているの」
レオン「兄さんの名前は?」
クレア「クリス・レッドフィールドよ」
レオン「知らんな〜」
そこへ、ゾンビの集団がやって来た。
レオン「ゾンビ野郎!」
クレア「あの鉄砲店に入るわよ!」
レオン「よし!」
クレアとレオンはゾンビの群れを避けながら鉄砲店に入って行った。
ロバート「おい!何だ!?」
鉄砲店の主人がボウガンを二人に向けて叫んだ。
レオン「待て!」
ロバート「待てと言われて待つバカはいねぇよ!」
主人がボウガンの矢をレオンに発射した。
レオン「ぐえぁあああああ」
矢はレオンの足を貫通して、床に刺さっていた。
クレア「私達はゾンビじゃないわ!」
ロバート「かわいいね 君」
クレア「兄さんに似たのかなぁ?」
ロバート「兄さん?兄さんもかわいいの?」
クレア「この街に住んでるの」
ロバート「まさかアンタ、クリスの妹?」
クレア「そうよ、私はクレア」
ロバート「全然似てないね」
レオン「おいこら!!!俺を無視するな!足が痛いんだ!!!」
ロバート「すまなかった。ここで隠れてたら大丈夫だ」
クレア「ありがとう」

                                 続く

4クリスすす:2010/03/11(木) 14:04:15 ID:VVbhH25I0
20:53「ラクーン警察」
ゾンビの襲撃を受け、鉄砲店に逃げ込んだレオンとクレアは、鉄砲店の主人ロバート・ケンドに
弾薬を分けて貰っていた。
レオン「ハンドガンの弾が増えたぜ」
クレア「この店、銃が全然無いのね」
ロバート「街がこんな状況だからな。市民にプレゼントしたのさ」
レオン「あっ!ショットガン発見!」
レオンは棚の下に隠してあったショットガンを取り出した。
ロバート「チッ!」
クレア「レオン、そのショットガンを私に!」
レオン「じゃ〜あ〜パンツ見せてぇ〜〜〜〜」
クレア「見せるから!」
レオン「よし!先に見せてくれ!」
クレア「やっぱやめとくわ・・・」
レオン(ムラムラしてきた・・・ハァハァ・・・泣けるぜ)
クレア(こいつ絶対ムラムラしてる!顔がヤバい時の顔だもの!)
ロバート「ぎゃああああああああああああああああああ」
ゾンビが店の窓ガラスを破ってロバートに襲いかかった。
クレア「そんなオッサン食べておいしいの?」
ゾンビ「うぅぅぅぅぅぅぅぅうううまい・・・」
レオン「今こいつ喋ったぞ」
クレアがロバートに喰らい付いたゾンビを撃ち倒しが、
ロバートは既に喉を喰い千切られ死亡していた。
クレア「行くわよ!また集まって来た」
彼女はそう言うと、ロバートのボウガンを拾った。
レオン「この先が警察署だ」
二人は路地裏を進んで、大通りに出た。
だが、ゾンビの群れが二人の行く手を阻んだ。
レオンとクレアは弾丸を節約するため、ゾンビを無視して警察署に入って行った。
クレア「まるで美術館ね」
彼女の言う通りだった。ホールには巨大な女神の銅像があり、天井はかなり高い。
レオン「昔、美術館だったからさ・・・」
レオンとクレアは深手を負った警官マービンと出会う。
マービン「誰だ?」
レオン「お前に名を名乗る筋合いはない。消え失せな」
クレア(プフッ)
マービン「俺はマービンだ ここで警官をやってる」
レオン(ヤベッ!)
マービン「まさかお前が新人か?」
レオン「違うよ〜僕はエリックだよ〜図書館で働いてるよ〜」
クレア「この人の名前はレオン・S・ケネディよ」
マービン「やっぱりな」
レオン「クレア許さん!」
マービン「遅刻だぞ 新人」
レオン「すま〜〜ぬ」
マービン(謝り方がウザイな)
クレア「教えて この街で何があったの?」
マービン「一言で言うと生物災害さ・・・」
レオン「洋館事件と関係があるのか?」
マービン「ああ、そうだ」
クレア「洋館?ニュース見ないから分かんない」
レオン(今の喋り方かわいい〜〜〜〜監禁したいぜ)
マービン「この警察署も終わりだ・・・でも、まだ生き残りがいるかもしれない」
レオン「俺達が生存者を探す」
クレア(めんどくせぇな)
マービン「頼んだぞ。俺はもうじきゾンビになるからこれで失礼するよ」
レオン「何故分かるんだ?」
マービン「ゾンビに噛まれたら感染するんだよ」
警官マービンは警察署の外へ出て行った。
レオン「かわいそうに・・・」
クレア「すでにゾンビみたいな顔してるけどね」
レオン「ハッハッハハハハハハハハハ」
クレア「アハハハハハハハ」
二人は3分間ほど笑い続け、警察署の探索を開始した。

                               続く

5クリスすす:2010/03/11(木) 16:51:18 ID:BuLpF9WQ0
21:25「リッカー」
二人はゾンビを倒しながら警察署の探索範囲を広げて行った。
レオン「ここの警官もほとんど全滅してる」
クレア「そうね」
レオン「何だ!?」
クレア「どうしたの?」
レオン「今、窓に何かいなかったか?」
レオンがハンドガンをかまえながら窓に歩み寄った。
クレア「気のせいよ」
その時、廊下の曲がり角の方から不気味な音が聞こえてくる。
だが、そこには何も居なかった。
クレア「あの音は何?」
レオン「クレア・・・天井を見ろ」
レオンが囁くように言った。クレアは言われた通り、天井をゆっくりと見上げた。
天井にいたのは舌が驚くほど長く、脳みそが露出し、人の形をした化け物だった。
化け物は天井から飛び掛かって来た。
レオン「脳みそのお化けだ!!!」
ハンドガンを連射するレオンを援護するため、クレアはボウガンを撃ち込む。
だが、化け物には効かなかった。
レオン「これを使うぜ」
レオンはショットガンに持ち替えて、化け物に3発撃ち込み、倒す事に成功した。
クレア「ボウガン使いにくい」
レオン「パンツ早くぅぅぅう」
クレア「見せねーよ」
その後、二人は2階のS.T.A.R.S.のオフィスに辿り着いた。
クレア「兄さんの机・・・何か分かるかも」
レオン「ここがS.T.A.R.S.のオフィスか・・・・」
クレアはクリスが書いた日記を読み、ファイルを調べた。
レオン「どうだ?兄さんの事何か分かったか?」
クレア「ええ、もうここにはいないわ」
レオン「じゃあこの街から脱出する方法を考えよう」
クレア「待って いい物を見つけたわ」
クレアはボウガンをゴミ箱に叩き捨て、グレネードランチャーを装備した。
レオン「ボウガンの扱い酷いな」
クレア「ボウガン?何それ?」
オフィスを出た通路でレオンが少女を発見した。
レオン「な〜んだガキか」
クレア「追うわよ」
少女「ちょっと来ないで〜〜〜〜〜〜〜」
レオン「ハァハァ・・・待ってくれ 何もしないからさぁ デへへ」
レオンが少女を追いかけ回す。
クレア「すごい変態と手を組んでしまった」
レオンは少女を追いつめて、名前を聞き出した。
レオン「へぇ シェリーか。いい名前だ」
クレア「もう大丈夫よ。何も怖がらないでいいのよ」
シェリー「この男が怖いの!ゾンビより怖いの!変態とかマジで無理!」
レオン「俺が仮に変態だとしても、変態という名の紳士だよ」
クレア「警察官やめなさいよ」
レオン「泣けるぜ」

                               続く

6クリスすす:2010/03/11(木) 17:37:20 ID:BuLpF9WQ0
21:48「Tー103型」
偶然出会った少女シェリーは変態という名の紳士レオン・S・ケネディを恐れるあまり
一人で逃げ出してしまっていた。
クレア「あなたが濃度の濃い変態だからよ!」
レオン「だから紳士だってば!!!」
クレア「あなた、もしかしてクマ吉くんのつもり!?」
レオン「いや、憧れてるだけさ」
クレア「通報されたいの?」
レオン「うさみちゃんのマネすんなよ!」
クレア「成り行きよ」
レオン「とにかくあの子なら大丈夫だ」
クレア「その確信はどこから来るのよ!?」
レオン「まぁ落ち着け・・・あっ救助チームのヘリだ!!!」
だがヘリは警察署に何か落下させ、通り過ぎて行ってしまった。
クレア「何かがここに落ちたわ」
レオン「何だ!?」
すると壁を勢いよく破壊し、落下してきたモノが姿を現した。
レオン「人か!?」
クレア「微妙に違うわ!」
二人の前に現れたのはタイラントだった。深緑色の軍用コートを見にまとい、
じっと見下す目に生気は感じられない。
レオン「逃げよう」
クレア「そうね」
タイラントは警察署を徘徊するゾンビを押しのけながら追って来る。
二人はタイラントに銃弾を浴びせるが、効かない。
レオン「防弾コートか」
クレア「このマヌケが!頭を狙え!」
レオン「女にマヌケと言われるのは初めてだ!」
頭を撃ち続け、怯ませる事に成功。その間に二人は警察署東側に逃げる事にした。
クレア「あれはゾンビじゃないの?」
レオン「ああ、多分な」
ドアを破壊して、タイラントが追って来た。
レオン「こいつの攻撃は絶対に避けろ!」
クレア「ええ、当たったらあの世行きね」
レオン「署長室だ!急げ!」
二人は全速力で走り出し、署長室に逃げ込んだ。
クレア「追って来たわ!」
レオン「食らえ!必殺・・・・・・・ぅ」
クレア「何も無いんかい!!!!!!!!!」
タイラントはレオンの顔面をぶん殴った。
レオン「あううううううううぅぅぅぅぅぅん」
クレア「断末魔キモッ!!!」
レオンは署長室の奥の扉に飛んで行った。
クレア「死ねや!」
クレアはタイラントに飛びつき頭部にナイフを突き刺した。
すると、タイラントは頭を押さえながら床に倒れ込んだ。
レオン「うぅ・・・」
クレア「この奥のドアよ」
二人は署長室の奥の部屋に入って行った。

                                 続く

7クリスすす:2010/03/11(木) 18:19:14 ID:BuLpF9WQ0
22:03「エイダ・ウォン」
署長室の奥の部屋には暗い通路が続いていた。
クレア「ここは一体・・・」
レオン「ドアがある」
レオンは通路の奥にあるドアを発見すると、躊躇する事無く進んで行った。
アイアンズ「誰だ!?」
レオン「署長!お世話になります。レオン・S・ケネディと申します。ケネディと呼んで下さいませ」
アイアンズ「じゃあレオン君、ここから出て行け!」
クレア「お前が署長なんだな・・・・?」
アイアンズ「はい?」
クレア「何故兄さんの言った事を信じなかった!!?アンタの事は兄さんのファイルに書いてたよ!!!」
アイアンズ「何の事だ?」
クレア「アンブレラの裏金でよくここまで出来たわね」
アイアンズ「今更真実に辿り着いたところで・・・・」
クレア「質問に答えてもらうわよ」
レオン「ででん!第一問!Gって何ですか?」
アイアンズ「いずれ分かるさ」
クレア「今言えよ!」
レオン「そうだそうだ」
アイアンズ「そういえば・・・ウィリアム・バーキンの娘がその辺にいたな」
クレア「シェリーの事ね」
アイアンズ「そうだ・・・・ぐぼゔぇっ」
その時であった。彼の体内から何かが現れ、飛び出して行った。
アイアンズは二度と語ることはなくなった。
クレア「今のがGなの?」
レオン「そうらしいな」
二人は駐車場へ降りて行った。
レオン「パトカーがある!これで街を脱出しようぜ」
クレア「電子ロックでタイヤが固定されてるわ あきらめましょ」
レオン「泣けるぜ」
その時、駐車場に銃声が鳴り響く。レオンとクレアは銃声がした方へ走った。
そこにいたのは、ハンドガンを持った東洋系の女性だった。
レオン(ストラーーーーーイク!!!!!)
レオン「名前とメアド教えてくれ」
エイダ「エイダ・ウォン ベンという男を捜しているの」
レオン「手伝いましょう エイダさん」
クレア「消えろアホ」
エイダ「手伝ってくれるの?」
レオン「条件があるぜ」
エイダ「何?」
レオン「その足をスリスリしたい」
エイダ「無理」
レオン「頼む」
クレア「行くわよ」
レオン(チッ)
エイダ(ちょっこの男・・・超タイプ!)
クレア「この先は犬舎ね」
二人は謎の女エイダ・ウォンと協力して進む事にした。

                                        続く

8クリスすす:2010/03/15(月) 10:07:02 ID:BuLpF9WQ0
22:34「真相」
エイダと協力したレオンとクレアは留置所に拘束されているベン・ベルトリッチという男を捜していた。
レオン「見ろ 犬もゾンビ化してるぜ」
エイダ「ここは犬舎よ 留置所はあっち」
クレア「行きましょ」
レオン「泣けるぜ」
クレア「そのセリフそろそろウザイんだけど・・・」
クレアがレオンの口癖に苛立ちを見せ始める一方で、エイダは頬を赤らめていた。
エイダ(何で私、ドキドキしてんのかしら!?これって恋?)
クレア(何で私、イライラしてんのかしら!?これって怒り?)
3人は襲いかかるゾンビを倒したり、変な妄想をしたりして何とかベンの所に辿り着いた。
レオン「おい ベンだな?」
ベン「何だ?お前ら何なんだよ?」
レオン「見つけたぜ」
エイダ「あなた 今回の事件について色々知ってるらしいわね」
ベン「知り過ぎてここに拘束されてんだ」
エイダ「私、恋人を探しているのよ。名前はジョン」
レオン「ガーーーーーーーン!!!恋人いたんかい!!!!!!!!!!」
エイダ「アンブレラのシカゴ支社で働いてたんだけど6ヶ月前から行方が・・・・」
ベン「知らねぇな」
クレア「じゃあ・・・今この街で何が起きているのか教えて」
ベン「お嬢さん、タダでは無理だぜ」
クレア「くたばりやがれ」
レオン「そうだそうだ!ゾンビ化しとけアホ!」
エイダ「こういう男ってアレよね・・・ゾンビ化するタイプよね」
ベン「分かった 教えるよ」
レオン「おっと!ツンデレは顔だけにしな!」
ベン「お前、一番ウザイ」
クレア「同感よ」
レオン「早く教えろや」
ベンはレオンへの怒りを抑え、説明を始めた。
ベン「教えてやろう・・・」

                                 続く

9クリスすす:2010/03/15(月) 12:07:35 ID:BuLpF9WQ0
9月23日
ラクーンシティにサイレンが鳴り響く。
「このエリアの被災者はラクーン警察に避難して下さい」
街はパニック状態に陥っていた。それもそのはず、腐った死体達が人を喰い殺し襲いかかって来るのだから・・・。
悲鳴、銃声、腐った悲鳴だけがラクーン市に蔓延していた。
ラクーン警察はバリケードを作り、警備隊を出動し、一般市民の救助を開始。
その頃、警察署内は被災者で溢れていた。
マービン「おい!こっちもやばいぜ」
カール「ホームセンターで板を買って来たぞ!これを窓に!」
ジョージ「この混乱の中、よく行けたな」
デビッド「チクショー!もうここも終わりか」
カール「クリス達が言った事は本当だったのかよ!」
マービン「反省してる場合か!?」
その時、作戦会議室にゾンビが侵入して来た。
ジョージ「・・・いまの なんだ?」
カール「ゾンビ共が入ってきたんだ!それよりお前、顔色が悪いぞ」
ジョージ「だいじょぶ・・・ぜんぜん・・・」
カール「そうか?ならいいが・・・」
デビッド「それより何で弾薬がこんなに少ないんだ」
マービン「弾薬の配置場所が無茶苦茶だな」
ジョージ「なんで こんなかゆい だ」
デビッド「ジョージ、お前・・・その顔どうしたんだ?」
ジョージの顔の肉は腐り落ち、目は白濁としていた。
ジョージ「うぐぅう・・・」
ゾンビ化したジョージはデビッドに噛み付いた。
デビッド「ぐわあああああああ」
マービンがハンドガンでジョージを撃ち殺した。
マービン「すまない・・・・ジョセフ」
カール「ジョージだろ」
マービン「早く2階に行こう デビッドがゾンビになる前に」
カール「分かったよ それより腹減ったぜ・・・・」

その頃、ラクーンシティ地下研究所では事件の張本人であるアンブレラの科学者ウィリアム・バーキンが
妻アネット・バーキンとパニック状態になっていた。
ウィリアム「イタズラだったんだよ!?」
アネット「アナタ何をしたの?」
ウィリアム「貯水池にTーウイルスを流しただけなんだって!」
アネット「イタズラってレベルじゃねーぞ!!!」
ウィリアム「ごめん まさかこんな事になるなんて・・・」
アネット「アンタならわかるでしょ!Tーウイルスの脅威がどれほどのものか!!!」
ウィリアム「俺のGーウイルスの方が強いもーん」
アネット「うるせぇ!シェリーはまだ街にいるのよ!!!」
ウィリアム「えええええ!!!?」
アネット「多分、もう手遅れかも」
ウィリアム「こうなったらシェリーにGを植え付けて研究材料にしよう!」
アネット「アホが!!!でも、もっと悪い知らせがあるわ!」
ウィリアム「何だ?」
アネット「もうじきここに特殊工作部隊がGを回収しに来るの!」
ウィリアム「死神ハンクか!スペンサーの直轄って事か!!!」
アネット「その間、私はロッカーに隠れてるから!」
ウィリアム「この女〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
アネット「じゃあね」
妻アネットはロッカーの中に消えて行った。
ウィリアム「私のGだ!誰にも渡すもんか!!!」

                                   続く

10クリスすす:2010/03/15(月) 12:35:57 ID:BuLpF9WQ0
22:40「下水道」
ベンが全てを説明し終わった。
レオン「ごめん 寝てた」
クレア「結局ウィリアムが悪いのね」
ベン「あれ?あの美脚女はどこだ?」
ベンはエイダが居なくなっている事に気付く。
レオン「ベン、元気でな!クレア行くぞ!エイダを捜す!」
クレア「ええ」
ベン「あっそういう事か」
ベンは自分が見捨てられた事に気付いて、心を痛めていた。
レオンとクレアはベンをすっかり忘れ、レオンだけエイダを血眼で捜していた。
レオン「エイダで何杯いけるかなぁ」
レオンはついに本音を言ってしまう。
クレア「1.5」
クレアは優しく答えてあげた。
レオン「泣けるぜ」
クレアの怒りスイッチがONになり、レオンはクレアのコブラツイストで失神寸前にさせられる。
レオン「〜〜〜でもいい匂いだぁ」

レオンはズタズタにされて、足を引きずり死にかけていた。
クレア「この下は下水道よ」
クレアはマンホールを開けながら言った。
レオン「エイダも下水道にいるのかなぁ」
クレア「先に降りて 下を偵察して」
レオン「俺はボロボロなんだぞ!君が行けよ」
クレア「行かなきゃ殺すって言ったら?」
レオン「はい、行きます」
レオンは先に降りて行った。暗い、そして臭い。
レオン「酷い臭いだ!クレア早く来てくれ!君の匂いプリーズ!」
クレア「仕方ないわね」
彼女もレオンに続いて降りて行った。
懐中電灯を照らす。だが、何かがいる気配は無い・・・・。
レオン「暗いと興奮する。ここには化け物もいないし〜」
クレア「何よ?」
レオン「一発俺と・・・ブアフッ」
クレアはレオンの頭にナイフを刺し、黙らせた。
レオン「も〜快感」
クレア「ロケランがあれば!!!」

                         続く

11クリスすす:2010/03/15(月) 17:44:48 ID:BuLpF9WQ0
23:11「G第一形態」
レオンとクレアはエイダを捜すため歩を進めていた。
しかし、そんな二人に重い足音が近づいて来る。ゾンビか!?だが二人の前に現れたのは
腐敗した皮膚を引きずるそれではなかった。ウイルスに冒されているはずの半身は、新しい細胞で
満ちあふれている。その半身は人間の名残をとどめるも、右肩から覗く巨大な眼球がただならぬ生物で
あることを思わせた。これがGだ・・・。
G「シェリー・・・・」
クレアは確信した。この怪物がシェリーの父親だと・・・・。
クレア「この化け物がウイリアム・バーキン・・・」
レオン「なるほど!シェリーはこいつを恐れて逃げ回ってたのか!」
Gは手の長く鋭い爪で鉄パイプを拾い、襲い掛かった。
レオン「うわっ!速いな」
身をかわすレオン。
クレア「どういう事なの?Gーウイルスを自分に投与したの!?」
レオン「そうだろうな 来たぞ!」
Gは鉄パイプを振り回す。
クレア「弱点は目玉ね!」
クレアはグレネードランチャーで右肩の眼球を攻撃する。
レオンはGの鉄パイプ攻撃を避けられず、血だらけになっていた。
クレア「あと一発!」
そして、苦戦の末にGを撃退すると、二人は再びエイダの捜索に向かった。
レオン「ふぅ 泣けるぜ」
クレア「ここからはもっと暗くなるからライトで照らしてて」
レオン「ツッコミ期待してたのにぃ」
クレア「わざとよ 分かった?」
レオン「分かってるよ」
その時、レオンは下水道の渡り廊下の床が外れ、下に落下して行った。
クレア「レオーン!!!」

その頃、下のゴミ集積場に落ちたレオンはエイダを発見していた。
レオン「エイダー!!!心配したぞ!」
その時、突然銃弾が二人を襲う。レオンはエイダの盾になるべく身を投じた。
弾がレオンに命中する。見上げた先に女の姿を確認したエイダは、それを追って駆け出した。
エイダ(レオン どうして私のために・・・?)
女の姿はすでになかった。エイダの元に駆けつけたレオンがその場に倒れ込む。
ゴミ集積場に身を潜める二人。
エイダ「レオン・・・」
レオン「頼む 協力してくれ。君が必要なんだ」
エイダ「いいわ・・・協力する」
そう言ってエイダはレオンに睡眠薬を飲ませ、闇に消えて行った。
エイダ(私にはやるべき事があるの・・・許して)

                                  続く

12クリスすす:2010/03/16(火) 14:46:33 ID:BuLpF9WQ0
00:24「宿主」
睡眠薬で眠らされていたレオンはクレアと合流し、下水道からラクーンシティ脱出を試みていた。
レオン「あれは誰だったんだ?」
クレア「何が?」
レオン「俺を撃った女だ」
クレア「エイダじゃないの?」
レオン「いや、彼女は違う・・・」
その時、二人の前に行方不明になっていた少女シェリーが現れた。
シェリー「うげっ変態男!?」
レオン「紳士だって言ってんだろが!!!」
シェリー「その喋り方がもう紳士ではないよ!!!」
クレア「シェリー・・・大丈夫?怪我してない?」
シェリー「私、パパに会ったわ・・・でも、いつものパパじゃなかった・・・」
クレア「何かされなかった?」
シェリー「ええ、それからお腹が痛いの」
レオン「まさか・・・もう」
クレア「胃薬で治るかしら?」
レオン「多分無理だろ・・・Gーウイルスだからね」
シェリー「Gって何?」
クレア「よく分からないの」
シェリー「へぇ〜ちょっとトイレ行くわ」
レオン「一人じゃ危険だ。俺が一緒に行こう」
シェリー「アンタと居る方が危険かと」
クレア「じゃあ私も行くわ」
その時、下水道の天井が大きな音を立てて、崩れるのと同時にタイラントが3人の前に現れた。
レオン「またかよ!!!しつこい奴だな!!!」
クレア「逃げるわよ」
レオン「あっ!シェリーめ!自分だけ通気口から逃げるとは!!!」
クレア「体が小さいのってうらやましいわ」
タイラント「グオオオオオオ」
レオン「逃げろ!頭を撃て!攻撃を避けろ!走れ!」
クレア「命令し過ぎ!!!」
二人はハシゴを見つけると、即座に上って行った。
レオン「ふぅ これでいい」
クレア「でもこっちはゾンビだらけよ」
レオンはゾンビ達にショットガンを撃ち込み、クレアはウイルスの影響で巨大化した大クモに
グレネードランチャーを連射し、その先にある保安室に進んで行った。
レオン「あっ!お前だな!?俺を撃ったのは!!!」
レオンとクレアの目の前に立っていたのはウィリアム・バーキンの妻でありシェリーの母親であるアネット・バーキンだった。
アネット「どうせアナタ達も夫のG狙いなんでしょ!?」
レオン「いや、お前は何か勘違いをしてんだよ」
クレア「あなたアネットね」
アネット「ええ」
クレア「シェリーが危ないのよ」
アネット「何ですって?」
レオン「アンタの旦那がシェリーにGを植え付けたらしいぜ」
アネット「そんな・・・・!!!」
クレア「シェリーを助けたいの」
レオン「手を貸してくれ」
アネット「もちろんよ」
レオン「まずはGの事を教えてくれ。何でウィリアムがあんな姿になってる?」
アネット「教えてあげるわ」

                                       続く

13クリスすす:2010/03/18(木) 10:47:23 ID:BuLpF9WQ0
9月25日「変異」
Gーウイルスのサンプルを回収するため、特殊工作部隊がアンブレラ地下研究所に潜入を開始していた。
ウィリアム「やばい やばい やばい」
ウィリアムの額に汗が光る。
ウィリアム「そうだ!銃を持っておくか!」
自分の机の引き出しを開け、オーストリア製の高性能銃グロック17を取り出し、白衣のポケットにしまった。
ウィリアム「Gをどこに隠そうかなぁ」
その時だった。研究室の自動ドアのロックが解除され、特殊工作部隊がウィリアムの前に現れた。
ハンク「Gを渡して下さい」
ウィリアム「ははは 俺の物だ!誰にも渡さんぞ」
ウィリアムはグロックの銃口をハンクに向けて言った。
すると、ハンク以外の隊員がウィリアムにサブマシンガンを向ける。
ハンク「やれ」
隊員達は一斉に引き金を引いた。わざと急所を狙わず、足、腹部に弾丸を命中させ、ウィリアムを瀕死の状態にさせた。
ウィリアム「うぅう・・・」
そして、ハンクはGのサンプルを手に取って、本部に報告をした。
ハンク「Gのサンプルを回収しました。これから本部に戻ります」

ハンク率いる特殊工作部隊は研究室を出て行った。
ウィリアム「ふっふふふ・・・ぬるい奴らだ・・・もう一つ隠してあるんだよ・・・」
自分のパンツに隠しておいたGのカプセルを手にウィリアムは不適な笑みを浮かべる。
ウィリアム「あの野郎共!絶対本部に帰らせんぞ!」
その言葉と同時にGを腕に注入した。
ウィリアム「ぐぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
目は赤く変色し、右肩は大きく膨張し始めた。
その瞬間を、妻アネットは職員用ロッカーの中から見ていたのだった。
アネット「ついにやっちゃったか・・・」

特殊工作部隊は下水道に来ていた。
ハンク「通路の確保をする。命令を待て」
隊員A「了解」
ハンク「よし、鍵を外せ」
隊員B「了解」
その時、ブラヴォーチームが進む下水道通路の方から怪物のような声と、隊員達の悲鳴が聞こえて来た。
ハンク「ブラヴォーチーム、応答しろ」
隊員C「何者かに攻撃を受けている模様です」
ハンク「行くぞ」
ハンク達は反対側の通路に突撃した。そこにはブラヴォーチームの隊員達の死体が横たわっていた。
隊員B「隊長!バーキンです!」
Gの影響で変異したウィリアムに隊員達が攻撃を始める。
隊員A「この化け物め!死ねぇ!」
サブマシンガンを乱射する隊員達。
ハンク「駄目だ。効いて無い」
隊員C「ぐわあああああああああああ」
Gと化したウィリアム・バーキンは隊員達を次々と殺していく。
ハンク「フン、一対一になったようだな」
死神の異名を持つ彼は、Gに向かっていった。
G「グゥオオオオオオオ」
ハンクはサブマシンガンをGの顔面に連射するが、Gには効かない。
Gは筋肉が発達した腕でハンクを持ち上げ、壁に叩き付けた。
ハンク「掛かったな」
Gの右肩にセットされた時限爆弾が起爆し、Gを撃退する事に成功する。
ハンクは、Gのサンプルが入ったアタッシュケースを拾い、下水道を抜け、警察署を脱出した。

14クリスすす:2010/03/19(金) 18:10:37 ID:BuLpF9WQ0
00:37「責任」
アネットはGと化した夫ウィリアムの事を全て二人に話した。
レオン「何で最後の方は特殊部隊視点なんだ?」
クレア「そこは触れちゃまずいわよ」
レオン「ですよねー」
アネット「結局、Gは世紀の大発明なんかじゃないのよ。適合してもウイルスに浸食されていくだけ」
レオン「何故ウィリアムはシェリーを?」
アネット「ウィリアムは種を宿すために最適な媒体を求めてるの。遺伝子情報が近ければ近いほど
優秀な種が作れるわ」
クレア「それでシェリーに植え付けたのね」
レオン「あの子を救う方法は?」
アネット「地下研究所のPー4レベル実験室のワクチンを打つしか方法はない」
クレア「分かった 急ぐわよレオン」
レオン「よし」
アネット「待って!」
アネットが二人を呼び止め、地下研究所までの地図を渡した。
クレア「ありがとう」
レオン「複雑な通路が続いてるな・・・」
レオンが地図を見て言った。
クレア「まずはシェリーを見つけないと」
アネット「この上にあるロープウェイで、工場に行く必要があるわ。それからターンテーブルに乗れば
地下研究所に行けるから」
レオン「じゃあ俺達は行く」
アネット「ええ」
レオンとクレアは研究所に向かい、アネットはGと決着を付けるべく特殊弾を装備したグロック銃を装備し、
決意した。Gは私が終わらせる・・・。

レオンとクレアは下水道を抜け、ロープウェイに乗っていた。
クレア「二人でこんな密室って気まずいわね」
レオン「いや、最高のシチュエーションだぁ うひひ」
クレア「何か言った?」
レオン「いいえ」
ロープウェイで工場に辿り着いた二人は地図通りに進む。
クレア「ここにもゾンビが!?」
レオン「いや!違う!普通のオッサンだ!」
なんと二人の前に現れたのは、ゾンビではなく驚くほど普通の中年男性だったのだ。
オッサン「お?誰だ?こんな所でデートしたらいかんだろ!バカップルめ!」
クレア「デートではねぇよ!」
レオン「オッサン何やってんの?」
オッサン「ここでターンテーブルの管理してんだよ!それより出て行けよ!デートするなら街に行けや」
クレア「あなた、街がどうなってるか分かってないの?」
オッサン「何かあったのか?」
レオン「いいか、笑うなよ」
オッサン「笑わんよ」
レオン「街中ゾンビだらけなんだよ」
オッサン「ぷぷぷっ!心の病気か?ジョークか?うはははは」
クレア「思った通りのリアクションね」
オッサン「だろ?うはははははははははははは」
レオン「笑い過ぎだろ こいつ」
クレア「あなたここの管理人?」
オッサン「いやぁこの下にある研究所の入り口の管理人だよ」
レオン「アンブレラの人間か?」
オッサン「給料が良いんでね 世話になってるよ」
クレア「お願いがあるの」
オッサン「何だい?」
クレア「ターンテーブルを動かして欲しいの」
オッサン「駄目だ!アンブレラ職員以外はこの先に通しちゃ行けないんだ」
レオン「頼むよ」
オッサン「そんな事したらクビにされるだろうが」
クレア「残念ながらアナタを首に出来る人間はこの世にいないわ」
オッサン「何?」
レオン「信じてくれ ラクーンシティはもう壊滅状態だ」
クレア「この辺も汚染されてる。だから急がないと」
オッサンは二人を信じてターンテーブルを動かす。
その中でレオンとクレアは、奇跡の再会を果たす事になる。
オッサン「このチビは?知り合い?」
クレア「シェリー・・・・」
レオン「無事だったのか」
シェリー「ごめんなさい」
クレア「いいのよ・・・今からワクチンを取りに行くわよ」
レオン「そのワクチンがあれば腹痛も治るさ」
シェリー「ありがとう」
オッサン「着いたぞ」
シェリーと合流した三人は研究所に辿り着いた。

                                     続く

15クリスすす:2010/03/19(金) 18:51:32 ID:BuLpF9WQ0
01:50「研究所」
アンブレラ地下研究所に辿り着いた四人は、激しい腹痛を訴えて倒れ込んだシェリーを寝かせるため
警備室に入って休憩&お茶タイムを始めていた。
オッサン「どうやらお前らが言った事は本当だったんだな」
クレア「どうしたの?」
オッサン「息子がラクーンシティに住んでるんだが・・・電話しても繋がらねぇ」
レオン「これが現実だ。俺も今日、ラクーン警察に着任したばかりだってのにこのザマだ」
オッサン「アンタも若いのに苦労してんだな」
レオン「しかもここに来る前の日に彼女にフラれちまったし・・・」
オッサン「いい相手ならすぐ見つかる」
クレア「私はイヤよ」
レオン「チッ」
オッサン「それにしても地下にこんなでけぇ施設があるとは思わなかったぜ」
クレア「ここがアンブレラの地下研究所よ」
レオン「おい!見ろよ!マグナムだ!」
ロッカーに入っていたのは世界最強のマグナム銃デザートイーグルだった。
オッサン「昔、それを撃った事があるが明らかにハンティング用だ。パワーだけでつまらん銃さ」
クレア「マグナムって下品よね」
オッサン「確かにそうだな。俺はコンパクト重視なんだ」
クレア「サブマシンガンはイングラム派?」
オッサン「ああ よく分かったな。今も持ってるよ」
そう言ってオッサンはイングラムをクレアに見せた。多弾数マガジンとサイレンサーが装着されている。
クレア「いい感じね」
レオン「お前らサブマシンガン如きで盛り上がりやがってぇぇえええ」
オッサン「てめぇはマグナムでケツ拭いてな」
レオン「このオヤジぃ!その銃を2ちゃんで叩きまくってやるわ!」
オッサン「じゃあ良い事言ってやろうか?デザートイーグルは厨銃だ!」
レオン「へぇこれが?だったらその銃はなぁ・・・・」
シェリー「お前らワクチン取りに行かんかい!!!!!!!!殺すぞおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」
ベッドで寝ていたシェリーは取り憑かれたように叫んだ。
オッサン「この娘・・・やるな」
クレア「行きましょ」
レオン「怖い〜逃げろ〜」
シェリー「早く帰って来いよ!寂しくなるからさぁ!!!!!!」
レオン「言ってる事はかわいいのに言い方怖い〜」
レオン、クレア、オッサンは警備室を出て行った。
 
                                      続く

16クリスすす:2010/03/23(火) 12:35:38 ID:BuLpF9WQ0
02:38「メインシャフト」
Gウイルスのワクチンを探す三人はメインシャフトのブレーカーシステムにメインヒューズを差し込み、
研究所イーストエリアとウエストエリアへの移動に成功していた。
レオン「ゾンビ共だ!」
オッサン「あわわわわわわぁ!こりゃまるで悪夢だ」
銃を発砲するレオンの横でオッサンは驚きを隠せずに叫び出す。
クレア「あなたも手伝って!頭を狙うのよ」
オッサンは自慢のサブマシンガンを連射し、なんとかゾンビ達を倒した。
レオン「ホラー映画観てる気分だろ?」
オッサン「ああ、ゾンビ共にサイン貰うべきだったか?」
クレア「そうね」
レオン「ていうか、Pー4レベル実験室はどこなんだ?」
クレア「B4だから・・・もっと下の階よ」
オッサン「とにかくウエストエリアから進んで行こう」
クレア「OK」
ウエストエリアに向かう三人の前にアンブレラの究極兵器タイラントが現れた。
オッサン「ぎゃああああああああああああ」
クレア「またこいつ!?」
レオン「心配ない!とにかくエレベータに乗れ!」
オッサン「分かった!」
三人はエレベータに乗り込み、タイラントから逃げる事に成功。
溶鉱炉があるフロアに到着した。
オッサン「何だここ?」
レオン「この先に溶鉱炉があるらしい!あいつを落とせる」
クレア「簡単ではなさそうだけど」
オッサン「まぁやってやろうぜ」
溶鉱炉に行く途中もゾンビの襲撃は続いた。
そこに植物型B.O.W.イビーが現れる。
レオン「これも兵器なのか!」
クレア「毒液に気を付けて!」
オッサン「こりゃ消化液みてぇだ!床が溶けてやがる!」
消化液を吐きかけ襲い来るイビーをクレアが火炎弾で撃ち倒した。
オッサン「おお バーベキューかよ」
レオン「この通路暑いな」
クレア「もうすぐよ」
その時、タイラントが壁を破壊してその巨体を現す。
オッサン「来たぞ!」
クレア「誘い込むわよ!」
レオン「任せろ!こっちだ!」
溶鉱炉に到着した三人とアンブレラのB.O.W.タイラントが対峙する。
クレア「さっさと終わらせましょ」
レオン「ああ、これで終わりにしよう」

         
                                続く

17クリスすす:2010/03/23(火) 13:26:49 ID:BuLpF9WQ0
03:49「愛と別れ」
レオン「来いよ コート野郎!」
三人は銃をかまえ、タイラントを溶鉱炉に追い込んでいた。
問題はどうやって落とすかだ・・・・。
クレア「とにかく撃って!」
オッサン「分かったよ!」
レオン「撃ちまくるんだ!」
タイラントは銃弾を受け、怯み出す。
クレア「死ねぇ!!!!!!!!!!」
クレアは硫酸弾、火炎弾を惜しみなく暴君に撃ち込んだ。
オッサン「このハゲ野郎が!消え失せろ!」
イングラムでタイラントの顔面を撃ちまくるオッサン。
レオン「・・・・」
クレア「死ねぇ!死ねぇ!死ねぇ!死ねぇええええ!!!!!!」
オッサン「こりゃストレス解消になるぜ!!!!!!!ぎゃはははははは!!!!!!!」
レオン「あっ・・・・」
タイラントは痛々しい呻き声を上げると、膝を付いた。
そんなタイラントを撃ち続ける鬼のような二人。
レオン「ちょっと!そんなに撃ちまくったらかわいそうだろうが!!!!!!!!!!!!」
レオンの怒りが爆発する。
クレア「撃ちまくれって言ったのあなたよ」
オッサン「確かに!」
レオン「やりすぎだ!心が痛まんのか!?そんな人間がいるから現代の若者はなぁ!」
クレア「あなたも若いだろ!」
レオン「とにかくやりすぎだ!少し休ませてやろうぜ」
そう言ってレオンは優しくタイラントを抱きしめた。
クレア「えええええええええええ!?」
オッサン「そこまでするのか!!?」
クレア「レオン、そいつ怒ってるわよ」
彼女の言う通りタイラントは殺気立った目でレオンを睨みつけ、彼の頭を掴み持ち上げた。
レオン「ぐわあああああああああ恩知らずめぇえええええ!!!!!!!」
その時、銃声が轟いた。レオンはタイラントの背後にエイダを確認した。
オッサン「綺麗な女だ」
クレア「この性悪女め!まだ生きてやがったか!!!!!!」
捨て身の覚悟で戦うエイダ。そして遂に彼女の銃弾がタイラントの顔面を捉えた。
エイダ「アンブレラの哀れな子供・・・」
タイラントはたまらずエイダを壁に叩き付けると真下で燃えたぎる溶鉱炉へと転落していった。
エイダに駆け寄るレオン。
エイダ「お願い逃げて・・・」
レオン「君も一緒に行こう」
エイダ「私はスパイよ・・・」
レオン「関係ないさ」
顔を近づけていく二人。
エイダ「不思議ね。そう言ってくれると信じてた」
レオン「・・・・」
オッサン「早くキスしろよ!」
クレア「なんなら×××でもしてやがれ!」
ふてくされるクレアの言う通りエイダとレオンは×××をした。
オッサン「こりゃ18禁だぜ・・・」
その光景を見て、つぶやくオッサン。
クレア「どこであんなテクを・・・」
感心するクレア。
事が終わるとレオンが二人の所へ戻った。
レオン「さようなら エイダ」
エイダは静かに息を引き取った。スパイとしてではなく一人の女として・・・。

                                 続く

18クリスすす:2010/03/23(火) 18:33:40 ID:BuLpF9WQ0
04:47「託された想い」
研究所イーストエリアでアネットはシェリーを捜すべく駆け出す。
しかしその時、彼女の前にかつての夫、Gが現れた。
アネット「ウィリアム・・・!私が分かる?」
Gはアネットにゆっくりと近づいていく。
アネット「あなたの妻アネットよ」
だが、目の前にいるのは理性を失った化け物でしかない。
ウィリアムの本能が叫ぶ。Gーウイルスを持つ者を攻撃せよと。
アネット「悪いけどこれで終わりよ」
彼女はシルバースライドのグロック17をGに向ける。
ウィリアムは走り出し、襲い掛かった。
イーストエリアに銃声が鳴り響く。

銃声を聞いたレオン達がアネットの所へやって来た。
彼女は床に倒れ込んで、腹部から大量に出血している。
これでは助ける事は出来ない・・・。
レオン「おい 大丈夫か?」
オッサン「多分、大丈夫じゃなさそうだ」
アネットはレオンを見て、口を開く。
アネット「Pー4レベル実験室はこの先よ」
レオン「ああ、もう喋らなくていい・・・」
アネット「シェリーは?あの子は無事?」
クレア「絶対に助けて見せるわ」
アネット「あの子に言っておいて・・・悪いママだったけど愛していたと」
そう言うと、彼女は二度と口を開く事はなくなった。

無数の敵に襲われながらも、Pー4レベル実験室に辿り着く三人。
オッサン「作り方が書いてるぞ」
クレア「こういうの苦手」
レオン「俺が作る。男の料理を見せたる」
クレア「料理じゃねーよ」
オッサン「お湯を入れて三分で出来上がりだってさ」
クレア「カップラーメンみたいなワクチンね」
ワクチンを生成したレオンはワクチンカートリッジをポーチにしまい込んだ。
レオン「シェリーの所へ行くぞ」
オッサン「おい!コイツらもゾンビか!?」
三人が実験室を出た所でリッカーの群れが現れた。
だが、気付かれてはいないようだ。
レオン「こいつら目が見えないんだ。そのかわり耳がいい」
クレア「だから音を立てずに移動すればいいのよ」
オッサン「わかった」
小声で話す三人の気配に気付いたリッカーが動き始める。
レオン「あれ?気付かれたっぽい?」
クレア「そうね。囲まれたわ」
オッサン「どうする?策はあるのか?」
レオン「いい作戦があるぜ」
クレア「何?早く言って」
レオン「撃てぇええええええええええええええええ」
オッサン「そう言うと思ったぜ!!!!」
クレア「私も!!!」
三人は銃を撃ちまくる。リッカーの群れは飛び掛かって来た。
レオン「ショットガンの威力思い知れ!!!!!!!!」
リッカーは銃弾で次々と床に叩き付けられていく。
オッサン「ゾンビよりハードな連中だぜ」

                           続く

19クリスすす:2010/03/26(金) 11:49:42 ID:BuLpF9WQ0
05:21「形態」
レオン達はワクチンを完成させると、シェリーが居る警備室へと向かって行った。
クレア「やっとここまで戻れたわ」
オッサン「ああ、メインシャフトだ」
レオン「待て・・・何かいる」
何かの気配を感じ取ったレオンは銃を握りしめる。
クレア「あれは!?」
すでに人間の面影が無くなったウィリアムが現れた。
オッサン「ぎゃあああああああああああああああああああああ」
レオン「Gが進化してるのか?さっきとは姿が違う」
ウィリアムはGに浸食され肉体が変異し、第二形態と化したのである。
オッサン「倒せるのか?」
クレア「ええ」
G第二形態はブレード状の爪で襲い掛かる。
レオン「避けろ!あれを食らったら終わりだ」
クレアは遠距離からグレネードランチャーで援護した。
レオン「肩の目を狙え!」
デザートイーグルでGを攻撃するレオン。
オッサン「デカイ目玉だ!しかも充血してやがる!」
オッサンはレオンの後方から撃ち続けた。
クレア「火炎弾撃つから離れて!」
レオンとオッサンはメインシャフト中央部に身を潜める。
クレアの火炎弾を受けたGは驚く事に形態変化を始め、第三形態に進化した。
レオン「うそーん」
Gは従来の腕が背中に移動し、堕天使のようなシルエットを生み出している。
クレア「レオン!ショットガンを!」
レオンはクレアにショットガンを渡すと、G第三形態にマグナムを発射。
オッサンはイングラムで援護した。
だが、Gは驚異的なスピードで襲って来る。
レオン「あううううううううぅぅぅぅぅん」
Gの回し蹴りを食らったレオンがメインシャフトの動力部に激突した。
クレア「おかしな声出さないで!笑いが・・・ププッ」
オッサン「笑っちゃ駄目だろ・・・むふふ」
レオン「笑ってんじゃねーよ!!!」
レオンは怒りを剥き出しにすると、起き上がりマグナムでGを撃った。
Gは武道の達人のように華麗な動きで攻撃してくる。
クレア「速い!」
オッサンのイングラムがG第三形態をメインシャフトから下に叩き落とした。
レオン「やるな。オッサン」
だがしかし、メインシャフトの下から恐ろしいスピードでGは姿を現す。
G細胞が全身に行き渡り、2足歩行では自重を支え切れず、遂に四足歩行状態になっていた。
オッサン「犬かよ まったく!」
レオン「これ以上マグナム撃てねぇよ!肩痛いわボケ!」
G第四形態は変則的な動きで迫り来る。
レオン「当たらねぇ!」
マグナムの銃声は虚しく響くだけで、G第四形態に命中する事は無かった。
オッサン「姉ちゃん、ランチャー貸してくれねぇか?」
クレア「いいわよ」

                                     続く

20クリスすす:2010/03/27(土) 10:18:19 ID:BuLpF9WQ0
05:39「勇姿」
クレアからグレネードランチャーを受け取ったオッサンは、形態変化を続け第四形態に進化したGを倒すため動き出す。
レオン「おい!オッサン!なにやってる!?」
オッサン「俺はこいつを倒す!アンタらは逃げろ!」
クレア「まさかそのランチャーで!?無茶よ!」
呼び止めるクレアに、オッサンが口を開いた。
オッサン「ここでアンタらが死んだら誰があの子を助けるんだ!?行け!!!」
レオン「待てぃ!何か方法があるはずだ!」
クレア「そうよ!だから変なマネしないで!」
場の空気を読んで動かないG第四形態。
オッサン「昔、俺のオヤジが言ったんだ。もし恩返しする時が来たら死ぬ気で返せってな」
クレア「単純すぎるわよ!」
オッサン「止めるな。アンタらに恩返しさせろ」
レオン「だったらここを出て、いい女でも紹介してくれ」
オッサン「ああ、それなら・・・」
グレネードランチャーをかまえながら、オッサンはG第四形態の醜悪な口に飛び掛かる。
オッサン「いい女はお前の横にいるぜぇ!!!」
そう言うと、Gの口の中に上半身を入り込ませ、グレネードランチャーを発射した。
Gの体は飛び散り、メインシャフトの下に落ちていく。オッサンの姿も見えなくなった・・・。
レオン「最後に名前を聞いておくべきだった・・・」
クレア「オッサンの死を無駄にしないためにもシェリーを助けないと」
レオン「ああ、行こう」

警備室に戻った二人は、シェリーをワクチンで回復させる。
「起爆装置が作動しました プラットフォームへ避難して下さい」
無情な警告が鳴り響く中で、ゾンビやリッカーを倒して行く二人。
レオン「プラットフォームがあるらしいな」
クレア「エレベータがあるわ!」
シェリーはエレベータのボタンを連打する。リッカーの襲撃で動揺しているようだ。
レオン「安心しろ 俺達がいる」
シェリー「えっ?」
シェリーは遂にレオンを男として意識し出す。
クレア「来たわ!乗って!」
リッカーの攻撃がもう少しで当たりそうなところで三人はエレベータに乗り込んだ。
エレベータの中に恋の空気が流れ始める。
シェリー「レ、レオン・・・電話番号教えなさいよ」
レオン「俺にはクレアがいるんだ」
クレア「殺すぞ 女たらしが」
レオン「泣けるぜ」

                                   続く

21クリスすす:2010/03/27(土) 11:10:31 ID:BuLpF9WQ0
05:48「再び」
研究所プラットホームに到着した三人。
レオン「電車がある!」
クレア「急いで!」
その時、溶鉱炉へ落ちたはずのタイラントが異形の者へと変化して姿を現す。
レオン「死んだはずだろ!」
マグナムで戦うレオン。
クレアはシェリーを電車の中に隠れさせ、タイラントに攻撃を始めた。
レオン「怪力野郎め!」
タイラントの怪力と機動力に驚く二人はプラットホームの鉄橋に逃げる。
クレア「しつこいヤツね」
クレアはレオンのショットガンでタイラントを狙う。
すると、タイラントは脅威のジャンプ力で鉄橋に跳んで来る。
クレア「ホント上から来るの好きよね」
レオン「まったくだ!」
遂にレオンのデザートイーグルの弾が切れた。
クレア「任せて!」
ショットガンを撃ち続けるクレア。
レオンの銃はすべて弾切れだったらしく、彼はナイフをかまえた。
クレア「男って何で無茶ばかりするの?」
レオン「君もだ」
クレア「それは兄さんに似たの」
タイラントは爪を振り回し、襲い掛かる。
ナイフを手にしたレオンは鉄橋から電車の上に飛び移った。
レオン「さぁ来い!」
レオンの心臓に爪を突き刺そうとしたタイラントの顔面にナイフが刺さる。
タイラント「グゥオオオオオオオオオオオオ」
叫び声と同時に暴君は、電車から落ちた。
そしてクレアがショットガンを撃ち込む。
レオン「あと少し・・・」
その時だった。何者かが階上からレオンにロケットランチャーを放り投げた。
謎の女「これを使って」
逆光に浮き出された黒い影。レオンは自分の耳を疑う。その声は忘れられるはずもない声音だったからだ。
レオン「エイダ!君か!?」
だが、階上からその影は姿を消していた。
クレア「早く撃って!」
そしてタイラントが立ち上がる。
レオン「これで終わりだ!」
ロケットランチャーで粉々に吹き飛ぶタイラント。
レオン「やった!当たった!」
「爆破2分前です」
警告が鳴り、二人は急いで電車に乗り込み発車させた。
シェリー「二人共!早く!」
レオン「ああ」
喜ぶ猶予もなく、突如列車を衝撃が襲う。
クレア「まだ何かあるの!?」
レオン「あの大男はロケットランチャーで殺ったはずだが」
クレア「だとすればアイツしかいない」

                                続く

22バイオの人:2010/03/29(月) 11:55:22 ID:BuLpF9WQ0
06:08「第五形態」
異変を調べるため、後部車両に向かったレオンとクレアが目にしたもの。
それは原形を思い出すのもはばかるほど醜いGの姿であった。
G第五形態「シェリィィィイイイイイイイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
その叫び声はもはやウィリアムのものでは無い。
クレア「これってまさか!?」
レオン「そうだ ウィリアムだ」
質量が増大し、肉塊のような状態になったGに弾丸を撃ち込むクレア。
レオン「ここで決着を付けるぞ!」
G第五形態の触手が二人を襲う。
クレア「レオン!ショットガンを返すわ!」
レオン「君は!?」
クレアは電車の壁に設置されていたスパークショットをかまえた。
おそらくアンブレラが実験動物撃退用に開発した物だろう。
レオン「電撃銃か!?」
クレア「ええ」
スパークショットの電撃がGに命中する。
G第五形態「シェリィィィイイイイイイイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
クレア「そこまでして子孫が欲しいの?」
レオン「そうらしいな」
レオンは限りなくショットガンを撃ち込んだ。
クレア「連結器があるわ!あそこを撃って!」
レオン「触手が邪魔だ!」
クレアはスパークショットでGの触手を連結器から引き剥がす。
クレア「撃って!」
レオン「ウィリアム!これはオッサンの仇だ!」
ショットガンの銃声が鳴り響き、G第五形態が占領していた車両は研究所の爆発で消し飛んだ。
レオン「やっとだ・・・」


                                 続く

23この世はでっかいアンブレラ:2010/03/29(月) 12:50:39 ID:BuLpF9WQ0
06:22「外の世界」
地下研究所から脱出した三人。
レオン「朝だ」
クレア「もう大丈夫よね・・・」
シェリー「家に帰れるの?」
クレア「・・・」
レオン「シェリー・・・お母さんの事で話がある」
レオンはシェリーに全てを話した。
母親の想いの全てを・・・。
レオン「ワクチンを託したのは君の母さんだ」
シェリーの頬に涙が流れる。
レオン「母さんは最後まで君の事を愛していた・・・」
シェリー「嘘よ!だってママは・・・」
クレアはシェリーを優しく抱きしめた。

それから数日後、クレアは兄を探す旅に出た。
一方、レオンとシェリーはアメリカ政府に身柄を保護されていた。
政府側の人間「我々は君とあの娘をなんとでも出来るという事だ」
レオン「シェリーはよせ あの子に罪は無い」
政府側の人間「貴重なG抗体を宿している。乱暴には扱わんさ」
レオン「・・・・」
政府側の人間「率直に言うと、我々は君を高く評価している」
レオン「・・・・」
政府側の人間「話を穏便にすませるなら選択肢は一つ・・・」
レオンは顔を上げた。
政府側の人間「我々の側につけ」
 
           end

24バイオ・オブ・はるしげ:2010/03/29(月) 12:53:54 ID:BuLpF9WQ0
続きはバイオ3を書きます
付き合ってくれた方々ありがとうございました
バイオ3もよろしくお願いしま酢
 

                      byクリスすす


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