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作者クリスすすのバイオハザード「滅びし街の記憶」

14クリスすす:2010/03/19(金) 18:10:37 ID:BuLpF9WQ0
00:37「責任」
アネットはGと化した夫ウィリアムの事を全て二人に話した。
レオン「何で最後の方は特殊部隊視点なんだ?」
クレア「そこは触れちゃまずいわよ」
レオン「ですよねー」
アネット「結局、Gは世紀の大発明なんかじゃないのよ。適合してもウイルスに浸食されていくだけ」
レオン「何故ウィリアムはシェリーを?」
アネット「ウィリアムは種を宿すために最適な媒体を求めてるの。遺伝子情報が近ければ近いほど
優秀な種が作れるわ」
クレア「それでシェリーに植え付けたのね」
レオン「あの子を救う方法は?」
アネット「地下研究所のPー4レベル実験室のワクチンを打つしか方法はない」
クレア「分かった 急ぐわよレオン」
レオン「よし」
アネット「待って!」
アネットが二人を呼び止め、地下研究所までの地図を渡した。
クレア「ありがとう」
レオン「複雑な通路が続いてるな・・・」
レオンが地図を見て言った。
クレア「まずはシェリーを見つけないと」
アネット「この上にあるロープウェイで、工場に行く必要があるわ。それからターンテーブルに乗れば
地下研究所に行けるから」
レオン「じゃあ俺達は行く」
アネット「ええ」
レオンとクレアは研究所に向かい、アネットはGと決着を付けるべく特殊弾を装備したグロック銃を装備し、
決意した。Gは私が終わらせる・・・。

レオンとクレアは下水道を抜け、ロープウェイに乗っていた。
クレア「二人でこんな密室って気まずいわね」
レオン「いや、最高のシチュエーションだぁ うひひ」
クレア「何か言った?」
レオン「いいえ」
ロープウェイで工場に辿り着いた二人は地図通りに進む。
クレア「ここにもゾンビが!?」
レオン「いや!違う!普通のオッサンだ!」
なんと二人の前に現れたのは、ゾンビではなく驚くほど普通の中年男性だったのだ。
オッサン「お?誰だ?こんな所でデートしたらいかんだろ!バカップルめ!」
クレア「デートではねぇよ!」
レオン「オッサン何やってんの?」
オッサン「ここでターンテーブルの管理してんだよ!それより出て行けよ!デートするなら街に行けや」
クレア「あなた、街がどうなってるか分かってないの?」
オッサン「何かあったのか?」
レオン「いいか、笑うなよ」
オッサン「笑わんよ」
レオン「街中ゾンビだらけなんだよ」
オッサン「ぷぷぷっ!心の病気か?ジョークか?うはははは」
クレア「思った通りのリアクションね」
オッサン「だろ?うはははははははははははは」
レオン「笑い過ぎだろ こいつ」
クレア「あなたここの管理人?」
オッサン「いやぁこの下にある研究所の入り口の管理人だよ」
レオン「アンブレラの人間か?」
オッサン「給料が良いんでね 世話になってるよ」
クレア「お願いがあるの」
オッサン「何だい?」
クレア「ターンテーブルを動かして欲しいの」
オッサン「駄目だ!アンブレラ職員以外はこの先に通しちゃ行けないんだ」
レオン「頼むよ」
オッサン「そんな事したらクビにされるだろうが」
クレア「残念ながらアナタを首に出来る人間はこの世にいないわ」
オッサン「何?」
レオン「信じてくれ ラクーンシティはもう壊滅状態だ」
クレア「この辺も汚染されてる。だから急がないと」
オッサンは二人を信じてターンテーブルを動かす。
その中でレオンとクレアは、奇跡の再会を果たす事になる。
オッサン「このチビは?知り合い?」
クレア「シェリー・・・・」
レオン「無事だったのか」
シェリー「ごめんなさい」
クレア「いいのよ・・・今からワクチンを取りに行くわよ」
レオン「そのワクチンがあれば腹痛も治るさ」
シェリー「ありがとう」
オッサン「着いたぞ」
シェリーと合流した三人は研究所に辿り着いた。

                                     続く


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