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作者クリスすすのバイオハザード「滅びし街の記憶」

11クリスすす:2010/03/15(月) 17:44:48 ID:BuLpF9WQ0
23:11「G第一形態」
レオンとクレアはエイダを捜すため歩を進めていた。
しかし、そんな二人に重い足音が近づいて来る。ゾンビか!?だが二人の前に現れたのは
腐敗した皮膚を引きずるそれではなかった。ウイルスに冒されているはずの半身は、新しい細胞で
満ちあふれている。その半身は人間の名残をとどめるも、右肩から覗く巨大な眼球がただならぬ生物で
あることを思わせた。これがGだ・・・。
G「シェリー・・・・」
クレアは確信した。この怪物がシェリーの父親だと・・・・。
クレア「この化け物がウイリアム・バーキン・・・」
レオン「なるほど!シェリーはこいつを恐れて逃げ回ってたのか!」
Gは手の長く鋭い爪で鉄パイプを拾い、襲い掛かった。
レオン「うわっ!速いな」
身をかわすレオン。
クレア「どういう事なの?Gーウイルスを自分に投与したの!?」
レオン「そうだろうな 来たぞ!」
Gは鉄パイプを振り回す。
クレア「弱点は目玉ね!」
クレアはグレネードランチャーで右肩の眼球を攻撃する。
レオンはGの鉄パイプ攻撃を避けられず、血だらけになっていた。
クレア「あと一発!」
そして、苦戦の末にGを撃退すると、二人は再びエイダの捜索に向かった。
レオン「ふぅ 泣けるぜ」
クレア「ここからはもっと暗くなるからライトで照らしてて」
レオン「ツッコミ期待してたのにぃ」
クレア「わざとよ 分かった?」
レオン「分かってるよ」
その時、レオンは下水道の渡り廊下の床が外れ、下に落下して行った。
クレア「レオーン!!!」

その頃、下のゴミ集積場に落ちたレオンはエイダを発見していた。
レオン「エイダー!!!心配したぞ!」
その時、突然銃弾が二人を襲う。レオンはエイダの盾になるべく身を投じた。
弾がレオンに命中する。見上げた先に女の姿を確認したエイダは、それを追って駆け出した。
エイダ(レオン どうして私のために・・・?)
女の姿はすでになかった。エイダの元に駆けつけたレオンがその場に倒れ込む。
ゴミ集積場に身を潜める二人。
エイダ「レオン・・・」
レオン「頼む 協力してくれ。君が必要なんだ」
エイダ「いいわ・・・協力する」
そう言ってエイダはレオンに睡眠薬を飲ませ、闇に消えて行った。
エイダ(私にはやるべき事があるの・・・許して)

                                  続く


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