>>288
>数学の世界に、そのような立場があった
ええ、「直観主義的集合論」と言われるものです。
古典主義論理の立場に立つ以上、
P :「自然数全体の集合 N の空でない部分集合 X には最小元がある」
は正しい命題であり、証明も出来ます。しかし、直観主義論理の立場では、
P が正しい、ということを、「P が成り立つことを確認する(有限時間で
終わる)方法を具体的に持っている」と解釈します。この立場からは、命題
P は、正しいとも正しくないとも言い切れません。
如かして、 「 大小の異なる無限個の元をもつ数の集合 A に或る元 a が
在って、 a を除いた A のいずれの元よりも a が大なるとき、 a を
無限大と定義する。 」とすれば、 R″ は R と濃度が等しくかつ元の並び
方も同様の順序であるから、 ∞'∈R' については、 R'∋∞'>∀r'∈R'-{∞'}
であることから ∞'=∞ である。