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【戦】『スタンドバトルスレッド』 その1

1名無しさん:2016/01/18(月) 01:56:43
スタンド使いによる『バトル』用の汎用スレです。
バトル関係でならご自由にお使いください。

86小石川文子『スーサイド・ライフ』:2016/12/29(木) 21:56:03
>>85

  ――まだ歩けるみたいね……。良かった……。

足に受けた怪我が著しく動きを阻害するものでなかったことは幸運だった。
痛みを我慢しさえすれば何とかなりそうだ。
しかし、我慢するというのも決して楽ではない。
ただ立っているだけでも常に痛みが感じられる。
だが、元々ギリギリの回避だったことを思えば、まともに足が動くだけでもありがたいことだ。

  「本体から離れられる距離は短いようだけど――」

投擲した刹那、藤心と椅子を構えた『ラヴィンチェインズ』が前進してくるのを見た。
『右手』を浮遊させ、彼女の後ろに落ちるであろう木片を空中でキャッチさせたい。
もし失敗したなら、床の上に落ちた後で拾い上げる。

  「あの『蔓』の範囲は……」

脇に挟んでいるナイフの刃に触れることで、『左手の小指』を切り落としから、再びナイフを握り直す。
その行動を行いつつ、『ラヴィンチェインズ』の側面に回り込むように移動したい。
『小指』は元の位置で浮遊させておく。
『ラヴィンチェンズ』の両腕に視線を向けて、そこに意識を集中する。

87藤心 舞『ラヴィンチェインズ』:2016/12/29(木) 23:51:32
>>86

右手が木片を手にする。
椅子に弾かれてしまったため狙いがそれた。
それゆえに床に落ちたものを拾うことになったが、問題なくその手に木片がある。

左手の小指を切り離し、自身は『ラヴィンチェインズ』の側面に回る。
藤心の手の『蔓』は彼女の肩幅より広い。
1m30cmくらいだろうか。

「!」

藤心があなたに気づいた。

『ラヴィンチェインズ』に椅子の一部を握りつぶし(パス精BCA)
破片を投げさせる(パス精BCA)
藤心は腕を少し広げて『ラヴィンチェインズ』の後ろに回る。

88小石川文子『スーサイド・ライフ』:2016/12/30(金) 00:49:47
>>87

『右手』が木片を拾い上げたのを確認した。
先程まで自分の足に刺さっていた尖った面を下にして握っておく。
そして、浮遊させた状態で藤心の背後まで移動させたい。

  ――分からないけど……。何か……。

  ――何かありそうね……。

藤心の手の中にある『蔓』を見て、そんなことを考える。
しかし、その考えは長くは続かなかった。
怪力を誇る『ラヴィンチェインズ』が、椅子の一部を握り壊し、破片を飛ばしてきたからだ。
その力強さと精密さは既に体験している。
これを無視するわけにはいかなかった。

『スーサイド・ライフ』で破片を迎撃する(パス精CBB)
力負けすることを考慮して、叩き落すのではなく、軌道を逸らすことで自分に当たらないようにしたい。

また、今しがた切り落とした『小指』を操作して、『ラヴィンチェインズ』の目に向かって突っ込ませる。
破片の防御と同時にすることが難しければ、防御した直後に行いたい。

89藤心 舞『ラヴィンチェインズ』:2016/12/30(金) 01:02:08
>>88

怪力と精密を併せ持つ『ラヴィンチェインズ』
その砲台の如き腕から放たれた破片。
それを小石川は自身のスタンドで逸らしにいく。
ぐっと重たい感触が手に伝わる。
やはり、まともにくらえば大変だ。

そして、切り落とされた指が目に向かっていく。
完全に意識の外にあった指による攻撃。
それはど真ん中とはいかなかったものの確かに藤心の目に入った。

「ッッッ〜〜〜〜〜!!!」

藤心はその場にしゃがみこむ。
『ラヴィンチェインズ』は椅子に『種』を植えたはずだ。
ならば投げた破片と椅子をつなぐ『蔓』があるはずだ。
それを掴んで大きく自分たちの周りに一周させるようにぶん回す(パス精BCA)

90小石川文子『スーサイド・ライフ』:2016/12/30(金) 01:55:55
>>89

投擲された破片と繰り出したナイフがぶつかった瞬間、骨まで響くような重い衝撃が、
『スーサイド・ライフ』を通して左腕に伝わった。
『種』を弾き返した時とは段違いの威力を感じる。
いくら同じパワーで撃ち出されたとはいっても、小さな『種』と破片では大きさも重量も違う。
その差が、そのまま威力の差になっていることが、自分の体で理解できた。
軌道を逸らすことに専念したのは、あながち間違いではなかったようだ。
万が一まともに正面から打ち落とそうとしていたら、こちらの腕の方が耐えられずに壊れていただろう。

  ――通じた……!今なら……!

声を上げる藤心を見て、目潰しが成功したことを悟った。
攻撃を仕掛けるなら、今が絶好の機会だ。
そう思って距離を詰めようとした時、それが視界に入った。

  「『蔓』が……!」

『ラヴィンチェインズ』の能力は、くっついていたものが離れた時に『蔓』を伸ばすことだと推理した。
そして、自分はそれを警戒していたつもりだった。
しかし、椅子そのものを投げられる危険性を注意するあまり、
たとえ椅子の破片であっても離れれば『蔓』が伸びることに気が回らなかった。
しかし、今は後悔している暇はない。

『蔓』が届く前に接近して、『スーサイド・ライフ』で『ラヴィンチェインズ』の手を斬りつける(パス精CBB)
両手を斬りたいところだが、できないのなら自分に近い方の手だけでいい。
手を狙うことで、『蔓』を振り回すパワーが多少なりとも落ちることを期待する。

『小指』は、いったん目から離れさせて、もう片方の目を突かせたい。

91藤心 舞『ラヴィンチェインズ』:2016/12/30(金) 02:25:31
>>90

襲来する椅子。
もはや見慣れた椅子ヌンチャクの技術だ。
そして藤心のスタンド能力も理解した。

小石川は『ラヴィンチェインズ』の手を狙う。
正確無比に『ラヴィンチェインズ』の手をナイフが切り裂いた。
目潰しの効果もあったのかもしれない、その威力は確かに弱まっていた。
ただし、元のパワーが大きかったのも確かだ。

ゴッ

と肉の内側から響く音が聞こえた。
それは小石川だけに聞こえる音だった。
椅子は少し壊れ、小石川の脇腹に鈍痛が走った。
骨は折れていないが呼吸のたびに脇腹が痛む。

「……」

目に向かってくる小指に対して防御の体勢をとらせる(パス精BCA)

92小石川文子『スーサイド・ライフ』:2016/12/30(金) 18:47:49
>>91

  「かふッ……!!」

耳慣れない奇妙な音を聞いたかと思うと、脇腹に強い痛みが走った。
姿勢が崩れ、たまらず膝をつく。
体に受けた衝撃によって、肺の中の空気は残らず吐き出されている。
息苦しさから逃れるために大きく息を吸い込むと、また痛みを感じた。
眉根を寄せた顔を上げて、苦痛に耐えながら呼吸を整える。

  ――威力が落ちていても……これだけの力が……。

元々のパワーの大きさを改めて実感する。
当たったのが破片で良かった。
そうでなかったら確実に骨が折れていたはずだ。

防御する『ラヴィンチェインズ』の手前で『小指』を静止させる。
さっきのような不意打ちならともかく、相手に悟られていてはそうそう成功しない。
『小指』は隙があれば突きにいく態勢で待機されておく。

そして移動させておいた『右手』を操作する。
握っている木片、それを背後から藤心に突き刺す(パス精DCC)
狙うのは『スーサイド・ライフ』で斬りつけた首の傷だ。
傷自体は浅いが、傷であるなら傷口がある。
その傷口を抉るような角度で突き刺したい。

93藤心 舞『ラヴィンチェインズ』:2016/12/30(金) 23:09:54
>>92

止まる小指。
構えた手に隠されて藤心はそれを認識出来ない。
そして浮遊する右手が木片を傷口にぶちこんだ。

「んっ……! んぅ!」

傷口から侵入する木片。
その痛みに声を上げる。
もっと押し込めばその傷はもっと重大なものとなる。

「痛い痛い痛い痛い痛い。嫌、嫌、嫌ぁ!」

半狂乱。首をかきむしるように藤心はその木片をつかみ取りに行く(パス精CCC)
『ラヴィンチェインズ』は小石川を掴みに腕を伸ばす(パス精BCA)

94小石川文子『スーサイド・ライフ』:2016/12/31(土) 00:00:46
>>93

  「――ごめんなさい……」

半狂乱に陥った藤心を前にして、心の中に強い罪悪感がよみがえる。
いっそのこと、もうやめてしまおうかとも思った。
しかし、自分にもこの命を奪われるわけにはいかない理由がある。
胸に渦巻く迷いを振り払い、『右手』が握っている木片を更に押し込む(パス精DCC)

  「ごめんなさい――」

おもむろに立ち上がると、眼前に『ラヴィンチェンズ』の腕が迫るのが見えた。
それに対して、待機させていた『小指』を再び目に飛び込ませたい(パス精DCC)

  「……ごめん……なさい……」

そして自身も『スーサイド・ライフ』を構えて『ラヴィンチェインズ』に突っ込んでいく(パス精CBB)
『ラヴィンチェインズ』の腕に掴まれる前に、その胸にナイフを突き立てるつもりだ。

95藤心 舞『ラヴィンチェインズ』:2016/12/31(土) 00:42:42
>>94

藤心は腕を伸ばした。
それは助けを求めてのことではない。
相手を掴み、ねじり、たたきつけ倒すためだ。

「嫌、嫌、嫌、嫌、嫌」

虚ろな唇から言葉が漏れる。
痛みが増す。
小石川の手を掴み必死に抵抗する藤心。
その時、目に激痛が走る。

「痛い、わ」

瞳に指が突き刺さり、その目から血が流れる。
そして小石川は突っ込んだ。
全てを終わらせるために。
『ラヴィンチェインズ』の腕が空をきった。
胸に差し込まれたナイフ。
藤心舞の心臓の停止。
首の傷からの大量出血を待つまでもなく、闘いを終わらせた。

「ごめ……な……さ……」

横たわった藤心。
その手から『蔓』が消え、人型も消えた。
命の灯もまた、消えた。

藤心 舞『ラヴィンチェインズ』→『死亡』

96小石川文子『スーサイド・ライフ』:2016/12/31(土) 01:42:31
>>95

再び静寂に包まれた図書館に呆然と立ち尽くす。
藤心の最期の姿と声が脳裏に焼きついて離れない。
罪悪感と自己嫌悪、後悔と哀悼。
それらが混ざり合い、心と表情に暗く濃い陰を落とす。
左手に視線を落とすと、そこには自らのスタンドである『スーサイド・ライフ』がある。
これが――そして自分が、人を殺めてしまった。

それからどれ程の時間が経ったのか、正確には分からない。
思い出したように我に返り、切り落としていた『右手』と『小指』を元通り接合し、スタンドを解除した。
足元には、自分が命を奪った女性が、物言わぬ姿で横たわっている。

やがて着ているコートを脱いで、いたわるように遺体に掛けた。
不意に全身の力が抜け、両方の膝を床につけて、その前に跪く。
気付けば、いつの間にか涙が頬を濡らしていた。
透明な雫は止まることなく、後から後から溢れてくる。
藤心舞のことを思いながら、小石川文子は声もなく静かに泣き続けた――。

小石川文子『スーサイド・ライフ』→『生存』

97小林『リヴィング・イン・モーメント』:2017/03/08(水) 22:30:13
(パラレル セルフでの対戦相手 希望)

 シャッ カリカリカリ ピッ… キュッ ガリガリシャララシャシャシャ

「具(つぶさ)に犇(ひしめ)し破風の渇き」
 「飛砂枯れり鯔の鳴き声を舞わせ 廻せながら踊り子の音を奏で…」

「より良き文の為に……より良き闘争が より良き連弾が必要だ」

98小林『リヴィング・イン・モーメント』:2017/03/18(土) 21:47:09

(取り下げ)

 シャララ  カリカリ ピッ…

 「ゐれ看ずの晴れ爬れと曰くなれて…」

「ふむ…時に愛想をつかれたか。また、時が機嫌の良い日にでも……」

99スミノフ『デマーケイション』:2017/10/20(金) 12:01:05
パラレルでのバトルを希望。
セルフかどうかなどはある程度お相手にお任せします。

100遊部『フラジール・デイズ』:2017/10/25(水) 19:37:07
>>99
ヲ   ヲ ヲヲヲン……

 「人間的な願望(ねがい)から人並みのあこがれから、
 魂よ、つまりお前は脱却し、そして自由に飛ぶという……」

 「お前の願望(ねがい)は、自由に飛ぶ翼を魂に与えるるか……」


(パラレル・セルフでのバトルを希望。また、許可されるならハンディとして
こちらのスタンドと意思疎通の為に、日常用品の延長としてスマホは『二台』希望
MAPは→ttps://dl1.getuploader.com/g/goldenrectangle/62/823.png
で、どうでしょうか?)

101スミノフ『デマーケイション』:2017/10/25(水) 20:53:57
>>100
個人的にミッション・バトルを問わず相手との有利不利というのはあると思います。
能力の発動などに必要であるなどの理由では無いですし、スマホは1台とさせて貰っていいですか。

また兵器室からマシンガンを持ち出しての掃射や火薬庫から手榴弾を持ち出すなどバランスを崩しかねない要素を廃してもよろしいでしょうか。

それで大丈夫なのでしたら始めさせていただきます。

102遊部『フラジール・デイズ』:2017/10/25(水) 21:03:32
>>101

 畏まりました。スマホは一台で問題ありません
兵器室の武器に関しても、近代的な重火器などは存在せず
骨董品レベルの単発式の銃や剣に槍と言うレベルと言う判断で了承して
頂けるなら、その形式で進めたいと思います。

開始のレスは、スミノフ氏からお願いします。

103スミノフ『デマーケイション』:2017/10/26(木) 00:02:55
>>102

分かりました。
よろしくお願いたします。

「んあ」

男は目を覚ました。
頭をがりがりとかく。癖のある黒髪が手の中で揺れる。
何かがいる。感覚的に分かる敵の気配。

「喧嘩……祭りの時間か」

部屋から出るためドアを開ける。

現在地
二階ベッドの上

服装
ジーンズ、Tシャツ、ジップアップパーカー、薄手のコート、シルバーチェーンネックレス

持ち物
スマホ 財布 家の鍵

能力詳細
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/61

104遊部『フラジール・デイズ』:2017/10/26(木) 16:44:56
>>103

完全自立型の、本体そっくりに実体化したスタンド。
『役』を与える事で、その設定通りの精密な『演技』を行う。
『演技』中、望まない相手とは相互に認識・干渉が不可になる。

『フラジール・デイズ』
破壊力:D スピード:C 射程距離:A(300m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:C

詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463236020/6


現在地:一階 兵器室

外見・持ち物:ポーチ×2 スマホ ドーナツ型の浮輪 使い捨てライター
本体は黒いレインコート、中はオレンジの長シャツとグレーのジーンズと運動靴。


――――――――――――――――――――――――――――

「フラジール……おぉ 私のフラジール」

   ズズズッッ……

「お前は私の分身、掛け替えのない分身。ポーチを 持て……
そして、短剣を……お前は、私の可愛い半身なのだ」

 発現させた『フラジール・デイズ』にポーチを渡し、その中に
投擲に最適なナイフ……スティレットやクナイのような武器があれば
五つほど収納させる。本体である自分は大振りのナイフをポーチにしまう

 
 「さあ、私の手を取れ……厨房へ 向かうぞ。
敵を討たなければ  魂を 昇華させるのだ
 お前は私に必要なのだよ……フラジール・デイズ」

 厨房へスタンド共に移動

105スミノフ『デマーケイション』:2017/10/26(木) 21:47:13
>>104

館の主は不在である。
ゆえにそいつが集めているらしい刃物を自分のモノのように持っていくことも可能だ。
ダガーと呼ばれる刃物が見つかった(全長10センチ)
持ち手などの形状やポーチのサイズ的に三本ほどしか入らなかった。
またポーチは手に持っておかないといけない。

本体は全長15センチのものをポーチに入れた。
ポーチの中に入れられる限界のサイズはそれだ。

厨房に入ったが誰もいない。
ダガー同様包丁やフライパンや鍋などを好きなようにできるだろう。

▽▽▽▽

(判定がなかったので二階ギャラリーにいるものとする)

「あー。ねむ」

コートを一旦脱いでから肩にかける。
落ちそうなら手で押さえつつGの階段から下に降りる。

106遊部『フラジール・デイズ』:2017/10/27(金) 20:06:42
>>105

貴方は気だるい様子で『Gの階段』へ向かう。
二階のギャラリーには、幾つもの風景画やマルクス主義などの絵画が展示している。
美術展などで、よく飾られている子供程の背丈の大きさの絵画だ。

建物は、それ程原作のように埃っぽく幽霊屋敷めいてはいない。幾らか定期的に清掃されてる感じがする
階段もしっかりとした造りだ……。堂々と歩くなら、ある程度階段は反響するかも知れないが
きっちりと扉が閉まってる限り、特に貴方の不利になる事はない

 ▽▽▽▽
遊部とフラジール・デイズはポーチに、大振りのダガー一本 スタンドは小ぶりのサイズを計三本入手した。
ポーチは手で携行しなければならないが……履いているズボンを行儀悪く少し強引に開け、その隙間にポーチを
挟むなりすれば、容易に両手を自由に利かす事は可能だ。
 上記の行動を実行しつつ、本体は語り掛ける。

「油が……油が必要だ。カップ一杯では……足りない」

 「フラジール。お前の協力が必要なのだ……お前だけが」

「エンジンルームの方面へ 部屋へ……時間を無駄にしてはならない。入手して、此処に戻る……
灯油かガソリン……それ等に通ずる液体の入った容器が置かれてる筈だ。頼むぞ……」

 ガチャ  タッタッタッタッ……

『フラジール・デイズ』に命令し、灯油が入ったポリタンク類を
ボイラー・エンジンルームの部屋に入り入手させに行く。

 「私は……私はこの魂を集約せねばならない。全ての、全ての破片を
完全なる球へと戻すのだ」

 刺身包丁などの小ぶりの包丁を、レインコートのポケットに二本入れる。
細かい記載をしてなかったが、こう言う雨合羽でも両方の腰元にポケットが付いてると思うので
二つポケットが付いてるなら、それを二つ入れる。

107スミノフ『デマーケイション』:2017/10/27(金) 22:44:43
>>106

遊部とフラジールはズボンと体の間、左側にポーチを挟んだ。
ズボンが膨らみ、コートの上から不自然なふくらみが生まれる。
ダガーが落ちないようにポーチのチャックを閉めることも可能だ。
ただしその場合、取り出しにくくはなるだろう。

フラジールをエンジンルームに向かわせる。ものを探す都合上すぐに返ってくることはない。
また非力であるため、タンクの重さによっては来るのが遅れる可能性もある。
遊部本体は包丁を探し(20cmほど)を二本、コートの後ろポケットに入れる。
持ち手の部分がポケットからはみ出していた。

▽▽▽▽

「ふぁ……ヒマだ」

「なにしてんだろうなぁ……」

マップ上左側の扉を開けて歩く。
二つ、バーと厨房に繋がる二つの扉が視界に入るだろう。

(喧嘩んとき、持ち出したいやつが多いのは……)

両脚に『デマーケイション』を発現。
厨房側の扉を思い切り蹴りぬく(パス精ACD)
鍵がかかっていようがかかっていまいが蹴りぬけるだろう。

108遊部『フラジール・デイズ』:2017/10/28(土) 12:23:58
>>107(レス遅れ失礼しました)

 強靭なる装甲であり、パワーの装具である『デマーケイション』を担う
貴方によって小細工は無意味だ。敵が道具を入手するなら
『厨房』であるだろうと見当をつけて、扉を蹴りぬく。
大きな音を立てて扉は蝶番を壊れ破損しつつ開放される……扉の一面には
小麦粉が散乱されていた。粉塵爆発などが起きる感じではない。
 厨房の中央に近い部分にレインコートの少し小柄な人間が佇んでいる。
距離としては6,7mはあるだろう。

 ▽▽▽▽

 >>106メ欄 バー側の扉の前に小麦粉を散乱させておく。
それ等を行い厨房の中心に戻っていれば、扉が小さな爆発に等しい轟音を伴い
大きく開いた。少し素行が悪そうな感じの男が堂々と立っている。

 「お前は……お前は そうか、近距離パワー 圧倒的な……」

 ジリ ジリジリ……。

 (指示も、時間も 準備も足りない。我々は余りにも早く
出会い過ぎてしまった……まだ、足りない。圧倒的になりないのだ)

 「今は、退こう。これは、恐怖でない 恐怖は糧にしなければならない……
魂を昇華させる為に 行路は、後ろに続いてる。解るな?」

 タッ。

 エンジンルームに本体は走って移動する。尚、牽制としての攻撃はしない

109スミノフ『デマーケイション』:2017/10/28(土) 12:49:33
>>108

遊部はエンジンルームへ走った。
相手に背を向けた都合上コートの後ろのポケットに入れた包丁は見られただろう。

エンジンルームの奥にフラジールがいた。
手にはポリタンク(18L)
少々重そうだ。

▽▽▽▽

「ちょっと何言ってるか分かんねぇな」

「そういう十人が聞いて過半数以上が絶対首傾げる独自言語とかわかんねーからさ」

「日本語喋れ?」

エンジンルームに行くのを見送りつつ『デマーケイション』を腕に切り替える。

(包丁があるっつーことは料理する機会があるっつーことだよなぁ)

(やってみるか)

近くの冷蔵庫をエンジンルームのドアの前まで持ってくる(パス精ACD)ドアが開いていたら足で閉めてから置く。
こういう屋敷で使うものなのだから多分大型サイズのものだろう。
それでも自販機よりは軽いだろうし、このパワーなら問題なく持ち運べるはずだ。
ドアはこちら(厨房)から見て内側に開く。
冷蔵庫を置けばドアは開かない。

110遊部『フラジール・デイズ』:2017/10/28(土) 18:42:59
>>109

 スミノフは大型冷蔵庫を引き摺るようにして、エンジンルームのある
部屋の扉に対し移動する。大きさに相応しい重量はあるが、それでも
『デマーケイション』のパワーを以てすれば可能だ。貴方はエンジンルームに対する
唯一の出入り口を完全に封鎖した。最も、壁を破壊するなりして強引に道を作る事は可能だが

 ▽▽▽▽

 「おぉ……おぉフラジール 私の可愛いフラジール 私の半身
見つけたのだね? いい子だ……いい子だ」

 「お前に『設定』を言い渡す。
口笛にて『トレ(命令に忠実なロボットのようなメイド)』の人格を、お前に……。
お前は、まだ敵に視認されていない。それと同じように、お前も敵を見定めてない
舞台から外す事も、加える事もまだ叶わない……敵は……敵は強大だ。
だが、お前と私の……力を合わされば」

 エンジンルームの奥で、フラジール・デイズに設定を与える。まだ『演技』はしない。

 静かに聞き耳をたてておく。何か大きなものを引き摺るような音が扉のほうから聞こえるが
全貌は本体スタンドと共に認識してない。

111スミノフ『デマーケイション』:2017/10/28(土) 20:27:51
>>110

遊部はフラジールに役の設定を説明した。
そして耳をすませる。

▽▽▽▽▽

(このまま帰るか。いや、せっかくの喧嘩だ。やりてぇな)

もう一度肩に上着をかけ直す。
エンジンルーム。ボイラーなどが動いていればそこそこ大きな音になるはずだ。
派手なことをしなければ足音程度ならかき消されるだろう。
そのままマップ上へと移動。
武器等の入った棚を見つける。
その棚を見て誰かが何かを持っていってないか、どんなものが入っているかを確認する。
そのあと火薬庫の場所も何があるか調べておく。

112遊部『フラジール・デイズ』:2017/10/28(土) 21:04:36
>>111

 DEAD OR ALIVE(生か死か) それが決闘の舞台と言うものだ
まぁ、舞台外に相手が出たり気絶させても勝利で問題ないが 
相手を密閉空間に閉じ込めただけでは、帰る事は未だ叶わないだろう

エンジンやボイラーは動いてない。だが、そこそこ壁の厚みあるので
足音を気づかれる心配は今の所しなくて問題ない。

『兵器室』にある武器庫に陳列しているのは、骨董品に近い武器が幾つか
並べられている。ダガーが置いてある場所から数本抜かれてるので
相手がそれを抜き取った事を貴方は認識出来る。
他にも、槍や日本刀など美術品寄りのものは置いてある。
小火器などでは、単発式の拳銃・小銃が縦に飾られている。
それに必要な弾薬は全部火薬庫に保管されているようだ。

▽▽▽▽▽

「ボイラーは……熱交換装置だ……。つまり自然と……此処は
消防設備も付随して設置されてる事になる。消火器……もしくは
天井に設置されてる水噴霧消火装置……それが、ある事になる。
消火器は……何処だ? 探そう、フラジール……手段は……選択は
1よりも2のほうが良い。少ないよりも多いに越した事が……」

 天井に消火装置が取りついているか? 消火器が設置してるかを確認
持ち運びできる消火器なら、本体が今は持っておく。

 「静かだ……敵が……私を追って来ない。こんな、か弱い私を
何かを……強大なパワーを効率よく動かす事を模索している。
フラジール、準備をするのだ。私とお前、二人で……」

 『レミ(二十代の社交的な女性)』と『ライ(アジア系、寡黙で力強さのある男性)』の
演技に関しても、更につけ加え教えておく。演技する合図は未だ教えない

113スミノフ『デマーケイション』:2017/10/28(土) 22:17:44
>>112

消火器は先ほど灯油が置いてあったらしい左上の場所にあった。
スプリンクラーはないようだ。
本体は消火器を持った。それに加えて役の説明を行った。

▽▽▽▽

「なるほど」

「刃物何本か持って行ってるか。面倒くせぇ」

何かこちらも持ち出すかと考えたが持って行かれた時が面倒だ。
『デマーケイション』で受け来てないこともないだろうが。
それに『デマーケイション』はステゴロ向きのきらいもある。
この男自身は道具を使う喧嘩も苦手ではないが。

弾丸を適当に掴んでポケットに入れる。
ズボンが膨れて邪魔にならない程度に持って行く。
その後は棚の一つを倒して(パス精ACD)
倒している間に『デマーケイション』を足に切り替える。

「やるかぁ」

後は壁を蹴り破りたい(パス精ACD)
行動過多なら次レスに行動を持ち越す。

114遊部『フラジール・デイズ』:2017/10/29(日) 17:15:49
>>113
(細かい行動指定していなかったが。現在、浮輪を携行してるのは
不自然と考えられるので。武器庫か厨房近くに、折りたたまれた
ドーナツ型浮輪が放置されてる形でお願いします)

 貴方は、敵がナイフを複数所持してるのを確信する。
だが、貴方には強力なる武装『デマーケイション』を既に備えてる。
 それを上手く扱えば、ナイフなど恐れるに足らない。

貴方は、薬莢を四つか五つ手掴みで片手のポケットに押し込んだ。
(※両方に入れたのであるなら、その旨を次レスで提示して頂ければ訂正します)

―やるかぁ

          ガゴンッッ゛!!!

 貴方は棚を無造作に倒すと、その空いた壁に蹴りを繰り出した。

 人が一人通れるほどの穴が開いた……向こう側の端を人影が一瞬
横切るように見えた気がした。


 ▽▽▽▽

ジョボボボ

 「灯油……そう、ともしび 灯  私達の向こう側に光を……つくらないといけない」

「わかるか? フラジール……お前と私、二人ならば……」

   ガゴンッ!!

 「! 迫ってくる……敵……私を、私達を 殲滅せんと……
行こう、フラジール……行こう……安心しろ。最後まで
最期まで……私が傍にいるのだ」

 「トレの役割は……私以外の敵を見かければ
容赦なく、そのレインコートの裾に入れてるナイフを両手で扱い
何度でも、何度でも刺せ わかったな? おぉ……愛しい子よ」

 バルコニーのある部分まで移動。
その入口全体に灯油を撒いておく。扉は半開きで、その物陰で
スタンド、本体と共に立っている。

115スミノフ『デマーケイション』:2017/10/29(日) 23:16:13
>>114

バルコニーに移動し、灯油をまく。
入り口を少し開け物陰に隠れた。
男はすんすんと鼻を鳴らしている。

▽▽▽▽

「……」

灯油のにおいは感じるだろうか。
感じなかったとしてもやることは変わらないが。

上着を左手で掴み、手に『デマーケイション』を発現。
その状態で近くの機械のパイプないし計器を引きちぎりドアの方に投げる(パス精ACD)
出来ればパイプがいいが。
長すぎてドアに当たらない様に千切る際に気を付ける。

「やるぞぉやるぞおい」

武器を敵に奪われる可能性があるのなら、敵に奪われても扱いにくいものを武器にすればいい。

116遊部『フラジール・デイズ』:2017/10/30(月) 18:35:41
>>115(レス遅れ失礼しました)

ガシッ  ギリギリッ   バッ  シュー  ゴッッ゛!!

貴方はボイラーの計器に付随した、パイプ部分を捩じ切る。
『デマーケイション』のパワーを存分に活かし、扉の手前に到着した。
 床に深い亀裂が出来るようにして、パイプが突き刺さる。
一瞬、フードを被った人影らしきものが貴方のほうへ覗くのが見えた。が、すぐに顔をひっこめた
相手はバルコニーの奥にいるようだ……。灯油らしき匂いが濃い

 
 
 ▽▽▽▽
改めて、いま現在の装備を確認すれば。
レインコートの両方のポケット。それにナイフが片側に二本、もう片方に一本
スタンドと本体どちらも、同じ装備。それに付け加えて、本体のほうは
使い捨てライターと、消火器を持っている。

 ドンッ!!

 「っ……大きな響き、聞いたか? フラジール……可愛い我が子よ。
敵は、敵は来てるか?」

 『はい 来てます』

 物陰から様子を伺わせたのはスタンド『フラジール・デイズ』だ。

「そうか……そうか。退路も、模索する時間も残されてない……
このバルコニーを、決戦の舞台といこう……我らの魂が……泥となるか 星となるか
それは……フラジール……おぉ……我が愛しきものよ」

 カツ コツ カツ…。 シュボッ

 バルコニー端まで後退、消火器を降ろし、ライターを点火させ
油のついたナイフの先端に火をともし、両手で持つ。

117スミノフ『デマーケイション』:2017/10/30(月) 23:02:43
>>116

お互いの装備をそろえ、フラジールに様子をうかがわせた。
ライターを点火しナイフに火を灯した。
敵はまだ扉を開かない。

▽▽▽▽

(灯油……近づいたら焼くとかか。ナイフで気を逸らして焼く……焼いて意識が向いたのを刺す)

(自分に灯油かけて火ぃつけて特攻。入ってきた俺に灯油をかける)

(どのみち、火ぃ使ってくるんだろうって予測たててるのに近づくのは馬鹿)

パイプを持ち上げて扉に思い切り投げる(パス精ACD)
質量でまずは押し潰す。
バックステップをして『デマーケイション』を足に移動。
腕はデトロイトスタイル(フリッカージャブを打ちやすい状態)にして左手にコートを持つ。
コートで下半身を隠すようにする。

118遊部『フラジール・デイズ』:2017/10/30(月) 23:25:14
>>117

貴方は灯油の匂いに気づき、相手は炎を利用した攻撃をするだろうと予測する。

 ググッ   ブンッ

    ゴ  ギャッ゛!!

地面に突き刺さるようになっていた鉄パイプを引き抜き。思いっきり扉に叩きつけるように投擲!!

 扉は大きく破損し、蝶番は取れ。バルコニーに通ずる扉の半分は完全に取れて地面に下敷きになる。
灯油が撒かれてるが、丁度崩れた扉が下敷きになった部分は炎を遮る通り道になる。

 更に足にスタンドの装具を移動させ、コートを左手に持ちボクシングスタイルの姿勢に移った。

 ▽▽▽▽
 予想MAPは↓こんな感じでOK?

 □□□扉□□□
 □□□破□□遊
 □□□□□□□
 □ス□□□□□

   バ ギャッ゛ッッ!

(凄まじい一撃っ 直撃を喰らう事は絶対に避けねばならない!
この肉体は脆弱だ……一撃だ……一撃で葬らなければならんっ!)

 視界には、大きく壊れ。油の敷かれた場所に倒れる扉が見える。
少し粉塵が舞い、そこから人影は見えない。
 
 スゥゥ……。

 (来い……っ)

 火のついたナイフを投擲できる姿勢に移る。尚、使用したチャッカマンは
口に咥え、すぐにまた点火できるようにしてる。

119スミノフ『デマーケイション』:2017/10/30(月) 23:44:59
>>118

遊部PCの持ち物にあったのは使い捨てライターですが
口にくわえたチャッカマンはどのタイミングで回収したものでしょうか。

>油のついたナイフの先端に火をともし、両手で持つ。
現在の状態は片手にナイフを持っている状態でよろしいですか?

120遊部『フラジール・デイズ』:2017/10/31(火) 09:20:47
>>119(回答)

 すいません、使い捨てライターです。チャッカマンは誤字です

 両手に、先端に火のついた刺身包丁を持ってる状態です。

121スミノフ『デマーケイション』:2017/10/31(火) 23:48:46
>>118

今回のライターの処理など以前のレスで描写していなかったがこうしていたという行動は後出しの優位性があると考えています。
なるべくポケットに入れるなどではない特殊な行動の場合は事前に描写していただくことをお願いします。

火のついたナイフを投擲の体勢。
しかしナイフについた火はあくまでナイフについていた灯油を燃料とするものだ。
時間や風によって消える可能性もある。

▽▽▽▽

(あくまで怖えのは灯油とナイフだ)

(入り口の灯油に着火。それをまず制さねぇと接近の目はねぇ)

大きく弧を描くように走る。
壊した扉の前に移動するが灯油のにおいのする場所は避ける動きだ。
姿勢を低くしてドアの方に体の正面を向けるようにして回り込む。
回り込んだら姿勢を低くしたまま相手の姿を確認する。
加えて走っている間に『デマーケイション』を手に移行。

122遊部『フラジール・デイズ』:2017/11/01(水) 12:58:56
>>121

 大きく弧を描くように走る。

簡易MAP↓だと、このような感じで走り。前屈みの体勢で
遊部と向かい合っている。と考えて宜しいでしょうか?

□□□扉□□□
↑→□破□□遊
↑□□□□□□
←ス□□□□□

123スミノフ『デマーケイション』:2017/11/01(水) 14:05:39
>>122
そんな感じで大丈夫です

124遊部『フラジール・デイズ』:2017/11/02(木) 08:21:13
>>123(回答感謝、レス遅れすみません)

 下敷きになった扉の下、そして両脇の未だ開放可能な扉の下の
部分にも灯油が撒かれている。着火すれば、正常な扉の下の床から
下敷きの扉の部分まで火はつくだろうが。一気に貴方の立つ部分が
炎上する可能性は低い。

 「―来たな」

 目の前でバルコニーの柵を背にレインコートでフードを被った貴方より
小柄な人物が『一人』ナイフを両手で掲げている。

 「―疾っ」

 そして、貴方の頭部に狙いをつけるようにナイフが『一本』。
片手を振り下ろして相手はナイフを下向きに飛来させてきた(ス精CC)
 だが、それ程威力はないような感じだ……これなら腕で払うだけでも
別の適当な方法で直撃を防げるだろう。
 更に、相手のナイフは……どうもこのままだと貴方に直撃する前に
その手前の地面に突き刺さる気もする。

 ▽▽▽

 「―来たな」

 相手が向かいあって自分に対し攻撃を仕掛ける。
これは 非常に 『好都合』な事だ。

 (相手はスタンドを目に見える範囲で発現してない。あの骸骨のような装具
十中八九あれか……ならば、十分勝機はあるぞ!」

 「―疾っ!!」

 ナイフを一本、本体である自分が飛来させる。相手の頭部に
狙いを定めるように、ナイフを飛ばす(パス精DCC)

 (そう……飛来するのは
――我がナイフと、お前の背後より飛ぶナイフ『二本』!!)

 >>116メ欄 模倣の演技 舞台外指定。

この時点で、スタンドは舞台外指定出来る敵を扉から伺い認識した。
模倣の演技により、自分は扉近くでバルコニーまで『後退する動き』をした。
 この時点で自分とフラジールの立ち位置はこうなる。

MAP↓現在位置
 
 □□□扉□□□
 フス□破□□遊
 □□□□□□□
 □□□□□□□

 
あえて下向きに相手に命中しない角度でナイフを投擲したのは、がら明きの背後を
フラジールのナイフが相手に突き刺さるように調整する為だ!

 (どんな遠距離攻撃があろうと、まずは我がフラジールの一撃で打ち崩す!)

125遊部『フラジール・デイズ』:2017/11/02(木) 08:29:06
>>124誤字訂正

 ナイフを一本、本体である自分が飛来させる。相手の頭部に
狙いを定めるように
    
      ↓

ナイフを一本、本体である自分が飛来させる。相手の頭部より前に
狙いを定めるように

126スミノフ『デマーケイション』:2017/11/02(木) 11:41:32
>>124

相手へのナイフの投擲。
しかしそれが本命ではない。背後に回らせたフラジール。
相手はそれに気付けていない。
それが当たれば勝利への道は短いものとなるだろう。

「『デマーケイション』」

目の前の男はそう言った。

▽▽▽▽▽

彼のすることは簡単な事だ。
いつもそうしてきた。今までの人生努力も怠惰もすべて単純な道で終わらせてきた。
だから今までがよくこらえた方である。

「『デマーケイション』」

相手と自分、それ以外のものを区切る境界線。
相手の姿が見えた瞬間に切り離す両肘の狗の髑髏。
自分と前の人間だけを当事者として指定。
当然、認識の外にいる背後のフラジールは部外者になる。
狗は宿主同様単純に最短距離で向かう。
姿勢が低いのから相手の腹や足に目掛けて進むだろう(パスCC)
背後だろうとどこだろうと対処可能だ。

次に右手で弾丸を相手に向かって弾く(パス精ACD)
>>117 メ欄(右手→一つ弾丸取り出し)
>>121 メ欄(右手→銃弾弾く準備)
すでに弾丸の準備は出来ている。
相手の行動は投擲。
大きく動いてるが位置そのものは変わらない。
狙いやすい。

狗の髑髏の切り離しに時間はかからない。
弾丸弾きに集中すればいい。
たとえコートに当たろうと薄手のこれを容易に貫通するだろう。これは防弾ではないのだから。

「わざとらしいやり方……搦手で一杯食わせるつもりか?」

「それとも搦手使うのでいっぱいいっぱいか?」

その後は相手へと走る。
あのナイフも手で払えるレベルならば特別危険視する必要も無い。
近くに来たら払えばいい。コートを持っている左手ですればコートが届く範囲を払える。

「テメェ、覚悟決めてんだろォなアアアー!」

やることは三つ。
一、狗の髑髏の切り離し
二、弾丸を弾く
三、走る

127遊部『フラジール・デイズ』:2017/11/02(木) 22:53:25
>>126

 貴方、スミノフは両ひざの『デマ―ケイション』を切り離す。
すると、膝に装着された髑髏の意匠を伴う貴方の自立スタンドは背後向かって
飛翔する……と、同時に。
 
 ザシュ  カンッ

視界の中で、目の前の相手が投げたナイフが地面に当たって弾かれる音。
同時に貴方の腹部を、掠めるようにして鋭い痛みが走る……。耳元に後方で
人サイズの何かが壁に激突する音と、前方から口笛と声がした。

 「トレ!! その髑髏を……ちっ!! 遅いかっ」

目の前では、相手はナイフをしまいつつ消火器の栓を抜いて構えてる。
貴方の『デマーケイション』は、少し遅れて腕に装着された。

 ▽  ▽  ▽

 目の前で、自分の投げたナイフが地面に当たって跳ね返る
(※跳ね返る方角は、そちらに任せる)

それは重要でない。フラジールのナイフが直撃する事を期待していた。
模倣の演技、されど正確さは人並み。背中の中心よりも僅かに外れて相手の
胴体の横を通過する。浅くはないが深くもないといったところ

 だが、ここからが問題だった。
 
相手の足に装着された髑髏のマークの膝当てらしきものが、突如
浮遊したかと思うと、背後のフラジール・デイズ目がけ飛行した!!

(! アレは普通の装着型でないのか!? いや、しかし舞台外の指定……
っ一直線に狙いをつけてると言う事は、恐らく自動操縦の類!
 不味い、我がフラジール・デイズの舞台外の『例外』! これは……不味い)


 ピーーーーーィ!!

口笛を吹く、これで演技は自分の命令に従順なる僕 『トレ』に切り替わる。
だが、『舞台外の指定』を誰かまだ決めれないっ!!
「トレ!! その髑髏を……ちっ!! 遅いかっ」

 ビター―ンっ   『っ……ぅ』  カランカラン!

髑髏のスタンド『デマーケイション』が『フラジール・デイズ』に当たる。
こちらのスタンドは、派手に思える速度で壁に叩きつけられ、残る手に持ってた
ナイフもこぼれ落としたっ。僅かに呻き、膝をつく

 (我が『トレ』が壁に叩きつけられた。行動続行は無理か!!?
いや……自動解除が見られない。しかし、未だ状況の悪化は免れない!
 あの弾き飛ばした威力……っすぐに私の命令を継続出来ると思わないべきだ!
時間は……私が稼がなくては)

 ナイフをしまい消火器を構える。

 (しかし……! お前の『弱点』は見え始めたゾ……っ)



☆『デマーケイション』は両腕か両膝、どちらか片方に発現される装着スタンド故に
『フラジール・デイズ』を弾き飛ばしてから、腕に装着されるまでに1アクションが
いると考えられ、弾丸をスタンド籠手で指弾させるのは『行動過多』に思えます。

128スミノフ『デマーケイション』:2017/11/02(木) 23:12:35
>>127

レス >>121
>回り込んだら姿勢を低くしたまま相手の姿を確認する。
>加えて走っている間に『デマーケイション』を手に移行。

このレスの段階において私は膝のデマーケイションを手(肘)に移動させる旨をレスしています。
また>>124のレスにて『デマーケイション』の移行が完了していないとは書かれていませんでした。
特記、描写がなかったためこちらはこの行動を『完了した』と認識しました。
                                        ・ ・
そのため当方は>>126にて>相手の姿が見えた瞬間に切り離す両肘の狗の髑髏、としています。

『見落とし、もしくは故意に描写しなかっただけで両肘への移行が完了していない』『移行は完了しているがそれでも行動過多』なのであればその旨をお伝えください。
この状況のままレスをします。

129遊部『フラジール・デイズ』:2017/11/02(木) 23:38:06
>>128
 (失礼しました。>>121の『デマーケイション』を手に移行している部分を
完全に見落としていました。描写訂正おこない投下します)

 
 貴方は『両肘』の『デマーケイション』自立型、闘いの舞台の当事者達以外を
完全に払う相棒を浮遊させる。一気にスタンドは背後に向かって飛来する

 更に、手に装着されたスタンドを扱い。人間では絶対出しえない力と共に
弾きだされる銃弾。文字通りの指で放つ銃弾だ!!

             ドンッッ!!!

 ――ビターンッ
   ダンッ   バシュッ

     ぅ  ぐ ぉ…

 目の前で、レインコートの人物の胸から赤い華が咲き乱れる。
飛ばされたナイフが目前で床に跳ね返る。走り出した腰の横を
銀色の鋭いものが掠め、少し鈍い痛みが生じるものの 貴方の動きを
大きく阻害するものでない。敵との間合いは約一メートルだ!

   こ……の

 ▽ ▽ ▽


 失念していた事は二つ。
相手が、単なる装着型……背後から強襲できる『フラジール・デイズ』の
動きを回避できるような能力はないと、暗に見下していた事。

更に、相手の……見た目以上の『パワー(闘志)』 それを理解してなかった事だ。

   ドンッ

 「ぅ   ぐ  ぉ……っっ」

 強烈な胸を通過する小さくも無視出来ない痛み。

(こい……し  いや、鉄の玉……指弾……か
 だ  めだ……崩れ落ちては  『フラジール・デイズ』を
動かす  動かす の  だ   い  や……アレは)

 壁に叩きつけられるレインコートの姿(我がスタンド)
髑髏の肘当て……自動 操縦

 「こ……の……」

 相手は肉薄してる。完全に自分を殺せる範囲に迫っている。

 だが、まだ私は倒れてない。  勝つ   のは……


  「――――真の勝者は……
       この    俺  だあああああああああっっ!!!」

    我が手に持つナイフに力を込めて、腰に据える

130スミノフ『デマーケイション』:2017/11/03(金) 00:35:42
>>129

レインコートを貫き赤く染まる胸。
頭に浮かぶ失念。
敵の肉薄。この距離どうするか。
道は二つ、生か死か。進める道は一つだけ。
叫び、腰にナイフを構える。
男はただそれを見ている。

▽▽▽▽▽

「いいねぇ、気合入ってんじゃん!」

「ぶっ壊してぇなァ!」

叫ぶ。ドラミングに近い威嚇の形。
自分の腹の底から魂の音を放つのだ。

コートを相手に向かってトスする(パス精ACD)
顔の横に両腕を構えて頭を下げるようにしながら前に踏み込む。

131遊部『フラジール・デイズ』:2017/11/03(金) 16:15:52
>>130

 貴方は少女の叫び声に対し、奮える気合を声にして応える。

片手に持っていたコートを視界いっぱいに広げるようにトスを行い。
そして、両腕で顔をガードして前進する。

 タンッ……ガシッ

 と……。下がった視界の中で敵が『消火器』を足掛けに跳び
バルコニーの柵へとしがみついたのが見えた。 そして声が響く。


 ――トレえええ  来いっっ

 ▽  ▽  ▽

 肺を貫通したのか、呼吸が酷く辛い。猶予は残されてない
それでも、勝つ術は未だあるのだ。諦めはしない 依然 『統一』と『昇華』の
資格を得るのは、私なのだ

 (消火器を、ただ火災を防ぐ為に置いてたわけでは、ない!!)

 タンッ   ガシッ!!

 消火器を足掛けに跳び、バルコニーの柵へと捕まる。
こう言うバルコニーは普通の人間が外に放り投げられないように1m弱ある。
私の、遊部玲実の肉体は平均的な少女の能力。だが、消火器を足掛かりに跳べば
体に銃弾を受けた今でもバルコニーに捕まる事は出来る。制空権を 得る!
 いまの装備は、ポケットの大振りのダガー。そして跳ぶ際に戻した使い捨てライター
片手には刺身包丁だ。


 そして、気力を振り絞り叫ぶ。

 「トレええええ!!  来い!!!」

 壁に貼り付けられていた『フラジール・デイズ』は解除されてなかった。
それなら、まだ立ち向かえる状態の可能性は十分ある。
私と『フラジール・デイズ』。二人が揃えば、勝機はある。
(※こちらのスタンドが、呼びかけに応えて来れる状態か否かの判定は任せます)

132スミノフ『デマーケイション』:2017/11/03(金) 16:45:35
>>131

バルコニーに捕まるというのはバルコニーの柵の上に立つということですか?
それともバルコニーを掴んでいる状態ですか?

133遊部『フラジール・デイズ』:2017/11/03(金) 17:12:28
>>132(回答)
 
 バルコニーに、前傾姿勢で掴まってる状態です。

134スミノフ『デマーケイション』:2017/11/03(金) 18:19:18
>>131

本来消火器とは足場にするものではない。
手負いの状態でもあるから、あまり無理をすると出血が激しくなる可能性もある。
だが多少無理をしたおかげか何とか跳躍は完了。
柵に掴まることも出来た。
そして君はフラジール、自分の半身を呼ぶ。

「は……い……」

か細い声が聞こえる。
頭を打ったのかもしれない。
フラジールはこちらに近づいているが、それに反応してまた二体の狗がフラジールに近づく。

―――男のため息が聞こえた。

▽▽▽▽

「はぁ……んだよ」

「力でぶち上る気概ってのが、見えねェんだよ!」

上着のトスは視界防ぎ。
頭を下げたのは的となる体を小さくするため。
両腕を高い位置で構えるのはナイフを振り回した時の対策。
だがそれの必要はなかった。
相手が選んだ道は前進ではないのだから。

「死ね」

さらに踏み込み前進。どんどんと接近。
下から上、腕が伸びる。体ごとぶつけるかのように思い切り左の拳を叩き込む(パス精ACD)

135遊部『フラジール・デイズ』:2017/11/03(金) 18:38:03
>>134

 貴方は落胆する、敵が挑みかかって来ず 無様な姿で、怯えた猿のように
逃走する事に、怒りと共に前屈の姿勢からアッパーカットのように
敵『遊部』へと狙いをつけて、拳を振り上げる。

 ガシャンッ  

        ぬぅ  んっ……!

 頭上に 影が伸びる。

 ▽  ▽  ▽

 柵に掴まる。スタンドを呼び寄せる 
ふらふらと、こちらに近づく。スピードは良くても歩く速度(スC〜D)だ。
 だが、その速度で構わない。勝利の為に 速度は捨てる。

 「ぬぅ  んっ……!」

ガシャン パッ……!

 柵を蹴りつけ、出血に構わずスミノフを飛び越えるようにして、その背後へと
緊急回避の移動を。体を打ち付ける事は予想している、無茶な跳躍をするので
普通に高い所から着地するよりも大きなダメージは出来る。それでも転げてても
相手との距離を今は取らなくてはいけない。

 「舞台外は……その、髑髏 だっ……! 最初の命令を……実行しろっ」

 体を転がしてても、扉のほうへ スタンドのほうへ本体は移動する。

136スミノフ『デマーケイション』:2017/11/03(金) 19:18:45
>>135

緊急回避。
相手を飛び越えるように跳ぶ。
ただ一つ問題があるとすればその軌道。
下から上に動く拳。空へ届く。
その傷でどこまで高く跳べるのか。
人の体でどこまで跳べるのか。
伸びる腕は天に向かう壁だ。

足への衝撃。
まともに当たった訳では無いが左足に激痛が走る。
そのまま地面に体を預けることになる。
敵はまだ近い(1.5mほど)

そしてフラジールへの命令。
狗の動きが突撃ではなく後退に切り替わる。
舞台外への指定は成功、ただし歩くスピードは遅く、まだ敵には届かない。

▽▽▽▽

「飽きてきた」

あげた拳を下ろして柵を掴む。
そしてそれを床から引き抜いてやる(パス精ACD)
それから反転。
引き抜いた動きのまま腕は固定し振り上げた状態になる。

「そいつアレだろ。見えない聞こえない感じないって感じだろ?」

「俺には見えてるだから殺せる」

とりあえず前進しておく。

137遊部『フラジール・デイズ』:2017/11/03(金) 19:35:11
>>136

 いま現在の立ち位置ですが。


 ☆★  〇●    ☆フラジール・デイズ 両手にナイフ
           ★デマーケイション 切り離した髑髏
           〇遊部 ナイフを片手に装備
           ●スミノフ 柵を抜いて装備してる。

 簡易的に、このような直列の立ち位置であり。
相互不干渉になっているフラジール・デイズと自動操縦デマーケイションは
ほぼ重なっている状態で、こちらに移動してると考えて良いですか?

138スミノフ『デマーケイション』:2017/11/03(金) 19:37:49
>>137

それで大丈夫です

139遊部『フラジール・デイズ』:2017/11/03(金) 20:18:36
>>138(回答感謝)

 敵は、もう瀕死一歩手前だ。
足は挫き、ナイフは持ってるが柵のリーチに勝てはしない。
 だが、生まれたての小鹿のようになりつつも立ち上がる。
その目には炎があり、細く一筋の涙が流れ出ている……。

 ――この  時  を待っていた……っ。

 レインコートの女は、ライターを取り出し火を点け。絞り出すように声をあげる

 よろよろと、少し貴方より横に移動する。……灯油の匂いが、強くなった


 ▽  ▽  ▽

 「――この時を……待って いたっ!」

 出血は酷い、足に激痛は走っている。ろくに歩く事もままならない

対して敵は腹部の横に軽い切り傷は走らせたものの、ほぼ無傷。
さらにバルコニーの柵を、発泡スチロールか何かを上げるように振り上げてる。

 「お前のスタンドは……パワーは、相性でもスペックでも
全て、私が劣っていた。小細工を弄し絡め手を使ってでも競える事は酷な程」

 「それでも……私は……『我々』は最後まで、足掻こうとした。
だからこそ  ――いま、ここは私達の『舞台』だ! 此処こそが『終幕』への!!」

     「トレ……いや フラジール・デイズ……有難う
  我が愛しい半身 魂の片割れ、よく今まで尽くしてくれた」

      カチ、  ボッ

ライターを投げる。軽くスナップをきかし、数センチか上に。
 そして横に跳びつつ、叫ぶ。

     「全力で前に跳び……舞台外の『解除』」

           「――味わえ、この髑髏野郎
             これが私達の『脆性』」

 >>135メ欄でライターを手に

これで、すぐにでも着火出来るように手元にライターは収めてた。

>>114
 この時点で、自分は灯油にナイフを付着させると共に……
タンク半分ほどの灯油を『フラジール・デイズ』のレインコートの頭上から
浴びせていた……全身は『灯油まみれ』だ。

 
 (――お前の、その飛来している『髑髏』……直撃すれば『吹き飛ぶ』んだろ?
似ている、お前のスタンドは私のスタンドに非常に似通ってる性質を秘めてる。
 不干渉での重なり合いと、接触と言う差であるが非常に)

 (直撃すれば……その反対方向に『吹き飛ぶ』んだろ?
――今の、立ち位置なら……『わかるだろ』)

 いま現在
 ☆★  〇●
と言った具合で★☆でスタンドは重なってる。
 その状態で一瞬でもスタンドに力を振り絞り前に飛び出させた瞬間に
舞台外指定を解除し、髑髏が直撃すれば……先ほど銃弾が自分に直撃した時に見てた。
あの髑髏で壁に叩きつける威力の『吹き飛び』……あの壁への
フラジール・デイズの直撃を、次は『スミノフ』が体験する事になる。

 (追加で……私のライターで全身火達磨の、フラジール・デイズと言う。
お前は、柵を引き抜き……退路は、ない)

 (柵で打ち払うか? 横に回避するか?
どちらでも……してみろ。私が、その隙をつき握ってるナイフで
その首をかっ切る……っ!)

140スミノフ『デマーケイション』:2017/11/03(金) 20:39:00
>>139

フラジールへの着火。
そしてそれを相手にぶつけるということ。
相手の衝撃の利用。
退屈そうな顔をした敵を打ち倒せる一手だ。
だから君はライターを投げた。
勝利を信じて。

▽▽▽▽

「だからさぁ飽きてきたって」

「もうお前に興味はないの」

バルコニーの柵を振り下ろす(パス精ACD)
相手は動けないだから回避も出来ないだろう。
思い切り叩いて意識を飛ばす。
この時自分もしゃがみこむようにしてさらに速度を増させる。
精密性はないが、柵の大きさと長さで確実に当てられるだろう。
それに精密性が落ちるのは腕だけ体の捻りなどを使えば狙いをつけるのも可能だ。

「ひとつ教えてやるよ。ジッポとかはフタ閉めねぇと消えねぇけど」

「使い捨てライターってのは」

「基本的には手ぇ離したらな、消えるんだよ」

使い捨てライターの構造上、手を離せば燃料の供給がなくなり消える。
ライター内部に砂などが挟まって故障すれば残り火として火がつきっぱなしになる。
が、それをしたのかは謎だ。
着火されなくてもまぁぶつかれば外に出るだろう。

彼にとって自分に迫る危機などどうでもいい。
相手がこちらに飛んでくるまでにかかる時間か踏み込みや体の動きをつけて通常以上のスピードで迫る打撃が完了するまでの時間。
どちらが早いか。
それだけが大事だ。

141スミノフ『デマーケイション』:2017/11/03(金) 20:58:57
>>140

スミノフが狙うのは本体。
踏み込みや腕の伸ばしで距離を伸ばす。

142遊部『フラジール・デイズ』:2017/11/03(金) 21:15:08
>>140-141

 使い捨てライターは、基本手を離すと消えますが。灯油を付着させた
ナイフは、包丁と一緒にポケットに入れてるダガーも一緒なのにで。
ライターの火が、灯油が付着した蓋部分に接触して点火し続けるかなと考えての
行動でしたが。無理そうなら、そのままフラジール・デイズが『デマーケイション』
に当たりスミノフPCに直撃してMAP外に離脱するのが早いか
スミノフPCが柵攻撃を本体に当てて再起不能にするのが早いかの勝負になるかと思います。
 この判定に関して、こちらが下すのは問題ないでしょうか?

143スミノフ『デマーケイション』:2017/11/03(金) 21:54:28
>>142

遊部PLのいう通りの行動処理だとしても着火は難しい考えています。
どちらがはやいかの判定はそちらにお任せします。

144遊部『フラジール・デイズ』:2017/11/03(金) 22:10:54
>>140-141
>>143(了解、お付き合い有難う御座いました)

 愛の反対は、無関心だ。誰かが、かつてそう言ったものだ。
パス精ACD)
貴方は、遊部の慟哭に近い宣告に対し。感慨なく柵を振り切る(パス精ACD)

   ブゥ  ン!   ゴシャッッ!!

 腰をひねり、『デマーケイション』の直撃した相手が視界いっぱいに
飛んでくる光景が一瞬見え……そして消失した。


 ▽ ▽ ▽

 胸の銃撃、足首の負傷。
相手のスタンド能力を利用し、その『吹き飛ばし』を利用して本体に
攻撃を行うのは、確かに上手いトリックではあるが……
スミノフ『デマーケイション』は、既に振り上げた柵を振り下ろす
1アクション以外の動作は必要しない万全な状態だった。

 対して、遊部と『フラジール・デイズ』は舞台外の解除と共に
『デマーケイション』が直撃し、吹き飛ぶまでのモーションがいる。
 謂わば、野球選手のボールがキャッチャーに収まるのと。バッターが
バットを振り切る動作では、どちらが早いかと言われれば。当然バッターが
振る動作のほうが早い……故に。

 

 ――ゴシャ

 「……ぉ       ――」

  壁へと横に叩きつけられ、コートで中は見えないものの。普通の人間には
到底ありえない形に折り曲げられた肉塊が。振りぬいた貴方の目の端にあった。

 『デマーケイション』の髑髏も、1テンポ遅れて肘へと戻る。

 ……終わってしまえば、なんてことのない  『完勝』であった。



               ドォ―――zノン――!!

 遊部『フラジール・デイズ』→死亡 『敗北』

 スミノフ『デマーケイション』→胴体に切り傷 再起可能 『勝利』

145スミノフ『デマーケイション』:2017/11/03(金) 22:40:06
>>144

「……」

あくびを一つ。
それから伸びをする。

「終わったぁ」

「後始末後始末」

どうにもこのスタンドは手加減が苦手だ。
だからこういう時やりすぎてしまうこともあるだろう。
彼本人はそれを気にしていない。
喧嘩に遠慮は無用だからだ。

「武器使ってたし、使われる側の気持ちになってもらって」

レインコートの上から相手が持ち出してきたナイフを刺す。
ケーキにロウソクを立てるような気軽さでそれを行い残った灯油をかける。

「ライターってこう使うんだよ」

着火。
燃える炎。その結果どうなるかは観察しない。

「で、ここどこだ」

彼は帰る。

146石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2017/11/03(金) 23:07:03
パラレルでバトル希望。

MAPや所持品は相談しましょう。

能力詳細
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463236020/47-48

147岸崎 澄『エステラ』:2017/11/05(日) 16:12:36
>>146
私でよろしければ、是非。

ジャッジはセルフ、所持品は日用品の範疇内、マップは屋内希望ですが、
特に強いこだわりはありません。

能力は以下
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/63

宜しくお願いします。

148石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2017/11/05(日) 20:24:32
>>147
>ジャッジはセルフ、
OK

>所持品は日用品の範疇内、
OK

>マップは屋内希望ですが、
こちら(上空あり・昼間)でどうでしょうか?
 MAP:ttps://dl1.getuploader.com/g/goldenrectangle/62/823.png
 兵器室の武器:近代的な重火器などは存在せず、骨董品レベルの単発式の銃や剣に槍と言うレベル

149岸崎 澄『エステラ』:2017/11/06(月) 21:59:11
>>148

レスが遅くなり申し訳ありません。
条件全て異存ありません。宜しくお願い致します。

150石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2017/11/08(水) 06:10:39
すいません。
ちょっと来週辺りまで忙しそうなので対戦希望を取り下げてよろしいでしょうか。

151七海 フランチェスカ『アクトレス』:2017/12/16(土) 23:06:29
対戦希望。条件などは相手が決まってから決めます。

152花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2017/12/16(土) 23:23:41
>>151
応戦希望

153七海 フランチェスカ『アクトレス』:2017/12/17(日) 01:11:49
>>152
応戦に感謝します。
まず条件を決めたいと思うのですが

1.判定はセルフ
2.所持品は『日用品』まで

については異論などないでしょうか。
また、ステージについて希望はありますか?
(屋内がいい、遮蔽物が多い場所がいいなど)

154花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2017/12/17(日) 06:40:44
>>153
判定、所持品ともに異論ありません。
ステージに関しても、こちらからは大きな希望はありませんので、そちらの采配で決めていただければと思います。
屋内か屋外かはどちらでも構いませんが、遮蔽物が一切ないような場所は避けていただけるとありがたいです。

155七海 フランチェスカ『アクトレス』:2017/12/17(日) 13:25:09
>>154
了解しました。
ステージはホームセンターでいかがでしょうか。
ttp://www.daiyu8.co.jp/images/184_fmap.gif
よければこちらの初期位置は『サービスカウンター前』を希望します。

また、お互いの能力については『未知』でよろしいでしょうか。

156花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2017/12/17(日) 20:16:34
>>155
問題ありません。
こちらは『塗料・接着剤前』を希望します。
お互いの能力についても『未知』で異論ありません。

157七海 フランチェスカ『アクトレス』:2017/12/17(日) 21:40:54
>>156

ではそのような形でよろしくお願いします。
流れ上、先にレスさせていただきたいと思います。
その他ルールで詰めるべき点があれば都度ご指摘ください。

―――――――――――――――――――――――――――――

★持ち物
スマートフォン

★見た目
肩にかかる長さの金髪。ハーフ系の猫顔。
上はセーターの上にチェック柄のポンチョ。
下はワイドパンツ。靴はスニーカー。

★能力詳細
指先で触れたものは徐々に軽くなっていく。
最終的に空気よりも軽くなり、宙に浮かんでいく。

『アクトレス』Actress
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:B

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/59

―――――――――――――――――――――――――――――

「〜〜〜〜〜♪」

これはきっと『夢』なのだろう。
いい夢か悪い夢なのかはこれから決まる。

             ズギュン!

「『映画』でこういうのって見たことあるんだァ。
 夢の中で変な所に閉じ込められて、
 知らない人と『殺し合い』させられちゃうってね」

           「チョーB級感あるよね〜、にゃは」

『アクトレス』を発現して、周囲を見渡す。
花苗のコーナーと用土のコーナーの距離は目測何m程度だろう。
やや西側に移動しつつ、距離感覚をつかんでおきたい。後で使うかもしれない。

>蓮華

『花菱蓮華』は――気づけば『ホームセンター』にいた。

周囲には塗料類、工具、金物類、木材などが見える。
また、家庭用品とでも括るべきか、雑多な製品も見える。

そして・・・建物の『入り口側』から、女の声が聞こえる。
聞き覚えのある声かどうかは知らない。
ただ一つ分かるのはこれは現実ではないし、
『女』がいるからといってロマンチックな夢でもない。

                     ――――『戦う必要がある』

158花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2017/12/18(月) 01:06:12
>>157

・持ち物
スマートフォン、キャラメルの小箱(12粒入り)

・外見
赤毛のウルフカット、身長180cm前後、
ライダースジャケット、ワインレッドのワイシャツ、レザーパンツ、革靴

・能力詳細
回転式拳銃のスタンド。装弾数は6発で、実弾はその内1発のみ。
残りの弾丸は、歴史上に実在する『死因』を対象の身体に再現する。
死因は死の直前で解除され、痛みや苦しみも『死ぬほど』ではない。

『スウィート・ダーウィン』
破壊力:―  スピード:― 射程距離:E(2m)
持続力:E 精密動作性:C  成長性:D

『弾丸』
破壊力:B  スピード:B 射程距離:C(10m)

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/65



『夢』――将来の希望って意味じゃあなく、眠ってる時に見る方の事だ。
夢ってのは、見る人間の願望が投影された物だって話を聞いたことがある。
今、俺が見ている夢なんか、まさにそれだな。

同じ力を持つ人間を相手に、『楽しい命のやり取り』をする夢。
人によっちゃあ、『悪夢』と表現するかもしれねえな。
だが、俺にとってはこの上なく『スイート(素敵)』な夢さ。

これが俺の無意識の願望だったって事かもな。
だから、俺がこんな夢を見ているのは、至って当たり前で何の不思議もねえ事だ。
生死の境目にある『最高にイカしたスリル』を求める俺が、
こんな『最高にイカれた夢』を見てるってのはな――。

「ハ、ハハハ――」

「この張り詰めた空気――俺の皮膚に食らいついて、骨の髄まで痺れやがる」

「最高に――『スウィート(素敵)』って奴だ」

       ズギャンッ

戦いの前のスリルを感じながら、『スウィート・ダーウィン』を発現する。
だが、こんな程度の刺激じゃあ俺は満足しねえ。
これは前菜――お楽しみの『メインディッシュ』は、これから始まるんだからな。

「――声……。向こうか」

楽しげな女の声を聞き、同時に敵の存在を認識する。
まだ姿は確認しちゃあいないが、あれが俺の敵ってことで間違いねえようだな。
さて――まずは、姿を拝ませてもらおうか。

『工具・金物前』まで歩き、その向かいにある『家庭用品』の棚を背にする。
その位置から顔を覗かせ、声の聞こえた方向を窺う。
同時に、正面の『工具・金物』の棚にどんなものがあるか確認しておくか。

>フラン

さながら『B級サスペンス映画』のような現実離れしたシチュエーション。
幸い、これは現実ではない。
まだ見ぬ相手に遠慮をする必要はないし、それによって自分の良心を痛めることもない。

        ズギュン!

自らのスタンド――『アクトレス』を発現する。
優美なシルエットを備えた女性的な人型のヴィジョン。
この『夢の世界』においても、その姿には何ら変わりはない。
無論、能力も同様だ。

サービスカウンターから離れ、やや西側に移動する。
正面にはレジがある。
そこから『花苗』までは約2m、『用土』まではおよそ5mといった所だ。

159七海 フランチェスカ『アクトレス』:2017/12/18(月) 01:52:03
>>158

距離的には問題ない。『花苗』コーナーにスタンドを飛ばす。
そして、存在するであろう『陳列棚』に指先で触れさせておく。
これにより陳列棚は『軽く』なり始める。重さを失うまで。

ただし陳列棚が固定されているなら、そうはならないだろう。
その辺りのチェックも、この動作の内にしておきたい。
固定されているようなら固定の手段が『ネジ止め』か違うかも。

「もしもしぃ、声聞こえる? 今アタシ、貴方の後ろにいるの!
 にゃは、冗談冗談! でも、『そういう能力』の可能性はあるよね」

     「キミも『超能力者』でしょ〜?
      『スタンド使い』でもいいケド」

   「『天使憑き』のほうがオシャレかな? にゃは」

            「顔合わせるまでおしゃべりしちゃわない?」
 
その後、スタンドを引き戻して用土コーナーに向かう。
一応周囲は警戒しておくが、それよりは移動の速度を優先したい。

>蓮華

       ズギャンッ

スタンドを発現する――――スリルを思う存分喰らうために。

声が聞こえた方向を覗く、『敵影』が見えた。
マネキンか、天使像を思わせる純白の女性的なスタンド。
本体は見えないが、角度の問題だろう。位置的には近いはず。
花苗の陳列棚を物色するような動きをした後、入り口側へ退いた。

                ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・

目の前の棚にはネジやボルト、それを取り扱う道具、
あるいは作業用、加工用と思われる『鉄パイプ』の類、
金づちやレンチ、ドライバーといった作業用のツール類など、
おおよそ想像するような『工具類』『金物類』は見つけられる。

また、『ホラー』には付き物のチェーンソーを始め、
電動タイプで剣呑なイメージの工具も見当たるのだが、
店に置かれたままのそれが期待通りに動くかどうかは不明だ。
ノコギリなどもあるだろうし、武器にするのならそちらが無難か。

160花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2017/12/18(月) 21:21:49
>>159

「――人型か……」

『現実の世界』で俺が見たことのあるスタンドは、どちらも人型だった。
そして、こいつも同じような姿をしている。
どうやら、この手のタイプが多いって話は本当らしいな。

「ハッハッハッ!こいつは驚いたぜ」

「まだくたばってもいねえ内から『天使様』を拝むことになるとはなあ」

「翼が破れて空の上から落ちてきたか?良ければ、俺が『天国』へ送り返してやるぜ」

「俺の名は蓮華。花菱蓮華だ」

「短い付き合いだろうが――宜しくな」

これで、敵の女にも俺の位置が分かっただろう。
普通なら、リスクの高い危険な行為だ。
だが、これは現実じゃあねえ。
どうせ夢なら思いっきり派手に楽しもうじゃねえか。
それに何より――『危険』は俺の大好物なんだからな。

「さあて、どいつにするかな」

棚の前に立ち、日曜大工の買い物でもしているかのように、品物を吟味する。
まず、ボルトを一掴み分ほど手に取り、ジャケットのポケットに突っ込む。
もう片方のポケットにも同じ程度の分量を放り込んでおく。
それから、振り回すのに手頃なサイズのレンチを一本選び、
レザーパンツの後ろの隙間に捻じ込む。
その際、レンチがジャケットの下に隠れて、外からは見えないようにする。

「おっと――こいつは、また随分と豪勢なブツじゃあねえか」

チェーンソーが目に留まり、その刃が放つ鈍い輝きに、しばし魅了される。
なにせ、『危険』の代名詞みてえな代物だからな。
だが、自分で使おうなんて思っちゃいない。
店の中に陳列されてるチェーンソーが、まともに稼動するとは思えねえし、第一重すぎる。
こんなかさばるもんを持ち歩くなんざ邪魔にしかならねえ。

「どっちかというと、俺はコイツを『向けられる側』の方が好みだな」

目の前でチェーンソーを振られるなんざ、すげえスリルがあるだろうな。
いずれにせよ、俺には『拳銃』がある。
チェーンソーには用はねえさ。
『工具・金物』から立ち去り、『作業用品』の棚を調べる。
それなりに高さと幅があって、台になりそうな物を探す。

>フラン

『アクトレス』を移動させ、陳列棚に触れた。
パッと見た感じでは、棚の重さは30kg程だろうか。
固定はされていなかったため、重さが『ゼロ』になれば浮かび始めるだろう。

その時、店の奥から男の声が聞こえた。
どうやら『工具・金物』の辺りにいるらしい。
向こうも準備をしているようで、今すぐ仕掛けてくる気配はない。

滞りなくスタンドを自らの元に戻し、用土コーナーの前まで来た。
用途に合わせた多様な種類の袋入りの土が積まれている。
現在、陳列棚の重さは5kgほど減ったようだ。

161七海 フランチェスカ『アクトレス』:2017/12/18(月) 23:12:35
>>160

     「レンゲ」

「アタシはフランだよ! 呼び捨てでもいいし〜
 フランちゃんとか、フラン様って呼んでくれてもいいよ」

             「――――にゃは」

「『送りオオカミ』はノングラッツェ!
 アタシの天使様は観光が済んでないってさ。
 残念賞のキミの行き先はお星さまの世界。
 それも一人旅ってワケ。ロマンチックだよね〜!」

返答する。居場所がばれてもいい。
相手はそういう戦いを望んでいるみたいだ。
武闘は『舞踏』――――『リズム』を合わせよう。

これは夢。味気なく、最強の手を打ち続けるだけの『殺し合い』より、
泡沫を踏み割らないような――――繊細な舞の果てに『昇天』がある。

「ま、キレイゴトだけで勝てるとも思ってないケド。にゃは」

               ズギュン

川砂――――なければなんでも『砂』系の用土袋を一つ。
それから、『土』系の用土袋も一つ、『アクトレス』に持たせる。
1人でも十分持てる重さだろうが、軽量化は始めておこう。これで対象数は三つ。

それが回収出来たら、『サービスカウンター』の側へと戻るように移動を始める。

>蓮華

    ガチャ
             ガチャ  

                   ジャララッ

ボルト、およびレンチの回収は滞りなく完了した。
ジャケットとパンツに多少の重みは感じるものの、
これくらいなら動きには何ら支障が出ないと言える。
レンチも、少なくとも一目見た程度では発見されないはず。

    『ギラン!』

チェーンソーは――――回収しないことにした。
代わりに探すのは作業用品の中で、『台』になるようなもの。
まず見つかるのは脚立。90cmから30cm区切りで210cmまである。
アルミ製の踏台(2段と3段のものがある)や、プラスチックの踏台もある。
高さの程度にもようだろうが、その辺りが妥当な『台』と言えるのではないか。

162花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2017/12/19(火) 00:06:41
>>161

「あん?」

フラン――その名前が、何か引っ掛かった。
ひょっとすると、『現実の世界』で顔を合わせた事があるのかもしれねえな。
そうだとしても、この場にゃ関係ねえが。

「悪いが、俺は『ギリギリ』って奴が好きでね」

「女と同じだな。最初から全てを曝け出すような女には魅力を感じねえ」

「隠されている部分が見えるか見えないか――
 そのギリギリを楽しませてくれるのがイイ女ってもんだ」

「それに、ロマンチックなんて言葉は俺みたいな無粋な男には似合わねえ」

「だから星空への切符は、ロマンが似合う洒落たお前に譲るぜ――『天使連れ』のフランよ」

アルミ製の二段の踏み台を手に取る。
そして、同じ棚にビニールテープの類がないか探し、あれば回収したい。
見つからなかったとしても、一旦『工具・金物』へ戻る。

そして、片方のポケットのボルトを同分量のネジに交換する。
さらに、鉄パイプを一本調達する。
踏み台は、足元に置いておく。

>フラン

二人以外は誰もいない空間に、お互いの言葉が続いていく。
嵐の前の静けさ――このやり取りを見る者がいれば、そう表現するかもしれない。
そして、嵐が訪れる時は、そう遠くはないだろう。

『川砂』および『黒土』の袋を、自分とスタンドが一つずつ持った。
同時に、能力を使用して重さを失わせていく。
一つの重さは大体5〜6kgだろうか。
元が大した重さではない。
数秒後には重さが『ゼロ』になるだろう。

サービスカウンターまで戻ってくると、店内に赤毛の男の背中が見えた。
その手には、『リボルバー拳銃』が握られている。
敵である事に疑いの余地はない。
だが、まだ攻撃してくる様子は見られない。
最初に触れた陳列棚は、10kg減少している。

163花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2017/12/19(火) 00:34:37
>>162

鉄パイプは短めの物を選びたい。

164七海 フランチェスカ『アクトレス』:2017/12/19(火) 01:19:10
>>162-163

「女は秘密が多いほど美しくなる!
 だっけ? ロマンチストじゃないなら、
 ポエマーかな……あ! ハードボイルド?」

「にゃは、ウケる。『星空への切符』ってさ!
 その『銃』でアタシのハートも撃ち抜ける?」

背中を見てから、お酒の方へと素早く回り込む。
相手が背中を向けているなら移動は妨害されまい。

「それとも〜、天井にたくさん穴開けて、
 プラネタリウムみたいにしてくれるかな!
 けっこうきれいだよォ、黒い紙に穴だけでも……」

花苗の陳列棚に関しては一旦放置しておいて、
酒瓶を――――『ウィスキー』を一本手に取りたい。
安酒しか売っていない店でもウィスキーなら大体ある。

――これは軽量化せずに、本体の手に持っておこう。
用土二つはそれぞれ脇に抱え、浮上で手放さないようにする。

>蓮華

アルミ製の踏台は大した重さもなく、
十分に片手で持ち運ぶことが可能だ。
そしてビニールテープも簡単に見つかる。
必要な物は、しっかり回収できた。

            ザッ
                     ザッ

女の声と足音が聞こえる。
フランも移動している。店内へと。

金物コーナーでの作業も迅速に進む。
ネジとボルトを入れ替えてしまってから、
鉄パイプ――片手で取り廻せる長さの物を手に。

ビニールテープと『スウィート・ダーウィン』もある。
流石にそろそろ『両手』に持つ物は多すぎるか、
収納や持ち方を工夫すればどうとでもない程度だが。

165花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2017/12/19(火) 01:56:26
>>164

「一つ言うなら――『若すぎる』のが残念だな」

「たとえるなら、ワインと似たようなもんだ」

「それなりに年を重ねた方が、味わいに『コク』が出るって事さ」

背後から届く声を聞く。
はっきりと姿を見ちゃいないが、声の感じからして若い女だろう。
少なくとも、俺よりは年下のはずだ。

まあ、それはいい。

今ここで重要なのは、相手の位置だ。
奴も移動しているし、準備もしているのが分かる。
俺もさっさと準備を終わらせちまうか。

まず、『スウィート・ダーウィン』の銃口に鉄パイプの先端を当てる。
続いて、その二つを外れないようにビニールテープで何重にも縛る。
これによって、銃身を延長することが目的だ。
鉄パイプが長すぎるか重すぎると感じたら、もっと短いものに変えてから実行したい。
余ったビニールテープには用がないので、その場に放置しておく。

両手で『スウィート・ダーウィン』を構え、持った時の具合を確かめる。
そして、『家庭用品』の棚の前に、アルミの踏み台を置く。
最初に自分が身を潜めていた位置だ。
自分は、その踏み台の後ろに片膝をつく。
視線は、『家庭用品』と『日用品・化粧品』の間の通路に向けておく。

>フラン

考えた通り、移動が妨害を受けることはなかった。
よって、問題なく『お酒』方面に回り込む事に成功する。
そして、手近な『ウィスキー』を確保した。

二つの用土は既に重さ『ゼロ』状態となっている。
手を離せば、そのまま浮かび上がるだろう。
現時点で、陳列棚は元々の半分の重さである15kgになっている。

166花菱蓮華『スウィ-ト・ダーウィン』:2017/12/19(火) 02:00:45
>>165

踏み台は、最初に自分が隠れていた位置からやや東――つまり中央の通路側にずれた位置に置きたい。

167花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2017/12/19(火) 02:04:11
>>165

自分の位置は、踏み台の後ろではなく、踏み台の横。
『家庭用品』の棚に隠れるような位置で片膝をつく。

168七海 フランチェスカ『アクトレス』:2017/12/19(火) 14:21:03
>>165-167

「ワーオ、声だけで若いってばれちゃう?
 ソムリエの才能あるかも! 人間だけど」

「でも、キミだってヴィンテージって歳じゃないでしょ?
 若いワイン……って何て言うんだっけ〜! にゃは。
 とにかく、若者同士楽しくやろうよ。レンゲ!」

『アクトレス』の蹴り(スB)で文具の棚の商品を地面にばらまく。
その後、重りを減らした陳列棚に指先で触れて軽量化開始。
これで能力対象にした数は『4』だ。

花苗は計画が変更のため多分使わないが、
発動限界数を超えない限りはとりあえず置いておこう。
本体は余裕があればレジャーの棚に『ライター』類を見ておきたい。

>蓮華

鉄パイプで『延長』を試みる――――が。

            カラン!

鉄パイプに銃身を差し込む。これは出来る。
スタンドの側から能動的に干渉している。

  『スゥ…』

だが、『ビニールテープを巻き付ける』のは、
いわゆる『受動的透過』が発生してしまう。
スタンドを通常のテープで止められないように、
スタンド体である拳銃も、テープでの補強は出来ない。
※wiki内『スタンドのルール』参照。

よって『固定』は出来ないが、銃身の延長自体は可能だ。
家庭用品の棚に隠れるような位置で膝を付き、それを試した。
持ってみた感じバランスはよくないが、強く手で固定などすれば、
一発や二発撃つ分には『狙った効果』を出せるのではないだろうか。

169花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2017/12/19(火) 21:30:45
>>168

「十分だな」

一通りの確認を終え、鉄パイプを銃身から取り外す。
そして、ネジとボルトが鉄パイプの中に入るかどうかも確かめる。
それも済んだら、鉄パイプは足元に置いておく。

「ハハハ、こりゃあ一本取られちまった」

「ところでよ――」

「さっき、ロマンチストじゃないなら、ポエマーかハードボイルドかって言ったよな?
 生憎だが、俺はどっちでもねえな」

「俺は、『スリル・フリーク』だ」

「要するに、『危険』が大好物の『イカれ野郎』って訳さ」

『スウィート・ダーウィン』を両手で構え、踏み台の上に乗せる。
狙いを合わせる際の手ブレを低減させられるかどうか試したい。
実際に撃ってみない事には分からないだろうから、あくまでも目安だ。

「俺の方は、いつでもいいぜ」

高まる緊迫感の中で、感情の昂ぶりと共に宣言する。
そして――ポケットからボルトを一つ取り出す。
鈍く光る無骨なそれを手の中で転がしながら、更に言葉を続ける。

「今、俺の手の中にボルトが一本ある」

「こいつを上に放り投げて、床に落ちたら――それが合図だ」

「準備が出来たら言ってくれ」

敵の動きに警戒しながら天井を見上げる。
照明のタイプや数、位置を確認しておく。
ひょっとすると、何かに使えるかもしれねえな。

敵は、どんな手を打ってくるのか。
俺にどんな『刺激』を――『スリル』を与えてくれるのか。
そいつが愉しみで仕方がねえ。

>フラン

     シュバッ
           ドンッ!
                 バララッ

『アクトレス』の素早い蹴りが、文具棚に勢いよく叩き込まれる。
その衝撃を受けて、大半の商品が床の上に散らばる結果となった。
そして、『天使の指先』によって、棚の軽量化を開始する。

文具棚は、先程の花苗棚と比べると、やや小振りだ。
見た目から判断すると、元の重さは20kg程だろうか。
同時に、能力対象が残り一つとなる。

花苗の棚は、現在10kgまで減少している。
これが元々の重さの三分の一になっている事を知るのは、フランだけだ。
あと10秒が経過すれば、残っている重さも完全に失われ、浮上を始める事になる。

それをひとまず放置し、レジャーの棚に視線を走らせる。
ライターとしては、いわゆる『使い捨てライター』がある。
その他は、ジッポ用の『ライターオイル』や『チャッカマン』の類が並んでいるのが見えた。

170七海 フランチェスカ『アクトレス』:2017/12/20(水) 02:03:58
>>169

「『危険』のフルコースを味合わせてあげる。
 ん〜、レンゲだから『満漢全席』の方がいいかな〜」

「それでね、お残しは許さないのがうちのルール」

準備――――良いとは言えない。
『アクトレス』は気の長い能力だ。
重いものほど軽くしたいところが、
重いものほど軽くしづらいジレンマ。
文具棚が十分に軽くなるまでは15秒ほどか。

「あ! 『品数』が多いと
 準備も時間いるんだけど、
 実際どれくらい『待てる』のかな」

「当店は『スピードメニュー』も完備だよ、にゃはは」

待つとは言うものの永遠に待たせる気もない。
そうなれば敵にも永遠の仕込みの隙を与える。
なので『次の瞬間にでも仕掛ける』気でいる。
『アクトレス』は、脇に挟んでいた用土を手に取る。

チャッカマンを手に取り、開封してロックを外しておく。
手に持ちきれなくなってきてるならズボンに入れておこう。
そしてスタンドと共に北上。文具の棚の淵で立ち止まって、
スタンドだけ棚の北側から顔を出させて、通路の様子を窺う。

戦いの発端は――――『花苗』の棚が浮かんだら。今はあと何秒だ?

>蓮華

ネジとボルトは鉄パイプを通るだろうが、
勢い次第で中で詰まる可能性は十二分にある。
それでも、一つずつ入れていくならまず問題ない。

             カチャ

踏み台を『銃座』のようにすれば、
ある程度だが『銃口』の向きは固定できる。
手を宙にさまよわせるよりは狙いやすいが、
咄嗟の狙いの修正がしづらいような気もした。

    ジャラ

ボルトの内の一つを手にして――――天井を見る。
電灯は通路上に、蛍光灯タイプのものが縦に並ぶ。
数は正確に数えるのが難しいが、一つや二つではない。

参考:ttp://art117.com/2013/09/23/homecentertanaorosi.jpg

171花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2017/12/20(水) 20:30:36
>>170

「一長一短だな。動いてねえ的なら、ちったあ命中精度の足しになるか」

ピストル向けられてる相手が、カカシみてえに突っ立ってるとも思えねえ。
相手が元気な内は、腕だけで構えた方が無難か。
そこら辺は状況次第って奴だな。
なにしろ、動いている相手に撃った経験がねえもんだから、分からん事も多い訳だ。
今までに撃った事のある相手は――俺自身だけなんだからな。

「時間がいるなら待つのは構わねえさ」

「だが、出来合いのチャーハン一つに一時間も待てる程、俺は気の長い性格でもねえからよ」

「時間を掛けた分だけ、待った甲斐のあるモンを喰わせてくれよな」

「待たされた挙句に出てきたのが不味い料理じゃあ割に合わねえ」

「その時は――代金の代わりに銃弾をブチ込むことになるぜ」

待つことは、さほど苦にならない。
スリルを味わう――それが俺にとって一番の目的だ。
急かして安物を出されるくらいなら、待つ価値があったと思えるような、とびきり上等の奴を喰らってみたい。

こっちとしても、その間の時間を無駄にする気はない。
ポケットからボルトを取り出して、踏み台の上に横一列に並べる。
ボルトとボルトの間には多少の間隔を空ける。
並べられるだけ並べ、ポケットのボルトが後どれくらい残っているかも把握しておく。
ボルトは半分くらいは残すようにし、それに合うように並べる数を調整する。

>フラン

『アクトレス』に用土袋を持たせ、臨戦態勢を整える。
開戦の合図を提案してきたものの、相手の男――蓮華は準備が済むまでは待つ姿勢のようだ。
その間、文具棚の重さは15kgになった。

     ベリッ
          チャキッ

フラン自身はチャッカマンを手に取り、すぐに使えるような状態にした。
今の時点で持っているのは、重さが『ゼロ』になった用土袋と、ウィスキーとチャッカマン。
用土袋の重量は『ゼロ』だが、サイズが大きいため、その分だけ多少の持ちにくさはある。
とはいえ、持ち歩きに困る程でもない。
チャッカマンをポケットに入れてしまえば尚更だろう。

     スゥッ

スタンドの視覚で様子を窺うと、正面方向に敵の姿が見えた。
家庭用品の棚に身を隠すようにして、アルミ製の踏み台の横で片膝を突いている。
通路を覗き込む『アクトレス』に気付いている様子はない。
花苗棚の重量は現在5kg――六分の一の重さになっている。
もう間もなく経てば『ゼロ』になり、『純白の天使』が導く『昇天』の時を迎える筈だ。

172七海 フランチェスカ『アクトレス』:2017/12/21(木) 00:24:12
>>171

・・・あと『5秒』。

『川砂』の用土袋をスタンドに。
『土』の用土袋を本体に持ち替える。
元からそう持っているならそのままでいい。
そして、スタンドはやや低い姿勢で構えさせて。

それから、深呼吸をして。
『5秒経つな』と思ったら、声を出そう。

「にゃはは、ヤな客〜!
 それじゃ、そろそろ始めようかな?
 ボルト、投げてくれてもいいよ〜」

   「一品や二品で『リタイヤ』しないでね?」

声を出すのは本体。

更に――――『本体の軽量化』を始める。
これで『軽量化』の枠は最後まで使い切った。

その次の瞬間には、『花苗』の棚が天に導かれよう。

>蓮華

踏み台の上にボルトを並べていく。
特に神経を使う作業でもないし、
難しくもない。すぐに並べ終えた。

ポケットの中に残っているボルトはほぼ10個ほど。
踏み台の上に並んだ数も、だいたいで10個ほど。

173花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2017/12/21(木) 01:48:32
>>172

「上出来だ」

だが、俺の武器を考えると、今の距離は少し近すぎるか。
そう考えて後ろに下がり、それと共に踏み台も同じ方向へ移動させる。
今いる位置から西に移動し、反対側の角まで移動したい。
ワーク衣料と家庭用品の間――その家庭用品側の角に片膝を突いた状態で身を隠す。
ボルトの乗った踏み台は通路に出しておく。

「いいな――投げるぜ」

踏み台に乗せたボルトの一本を手に取り――宙に向かって高く放り投げる。
緊張と同時に興奮が込み上げてくるのが分かる。
ボルトの落ちる音を待ち、それが聞こえると同時に行動を起こす。

ボルトが地面に落ちた瞬間、『スウィート・ダーウィン』を構えて角から半身を出す。
そして、敵の姿が見え次第、発砲する。
相手を直接撃つのではなく、踏み台の上に乗せたボルトの一つを撃つ。

弾丸の推進力を利用して、ボルトを本体のフランめがけて飛ばしたい。
よって、弾丸そのものを当てるつもりはない。
弾丸の種類は『実弾』ではなく、『偽死弾』。

出てきたのがスタンドだけだった場合は、その足元を狙って『偽死弾』を一発発射する。
牽制なので、この場合も当てるつもりはない
まだ能力を明かさないようにするためだ。

「さあて、お楽しみの始まりだ」

「――『イカしたダンス』を踊ろうぜ」

「この『イカれた世界』の中でよ!!」

>フラン

用土袋を持ち替え、間もなく始まる戦いに備える。
更に、最後に残った一枠を自身に使い、軽量化を開始した。
まだ明らかな変化はないが、身体が身軽になっていくのが徐々に実感できるだろう。
文具棚の重さは10kgになった。
それが『ゼロ』の状態になるまでの時間は、残り10秒だ。

やがて男の声が響き、続いてボルトが宙を舞った。
上昇の頂点に達したボルトは、重力に従って落下していく。
ボルトの『落下』――それとほぼ同じタイミングで、花苗棚の『浮上』が始まる。

天に向かって緩やかに上昇する陳列棚。
その奇妙な現象は、花苗棚の重さが『ゼロ』になったことを意味する。
一瞬の後――落下を終えたボルトが、金属質の音を立てて床の上に転がった。

――戦いの『合図』だ。

174七海 フランチェスカ『アクトレス』:2017/12/21(木) 02:55:32
>蓮華

MAP西側の通路の角。
そこが蓮華の選んだ位置だ。
半身を乗り出し、銃を構える。
敵影が見えた瞬間に発砲するために。

それも、『ボルト』で人間への『殺傷力』を保証し、
スタンドが出てくれば牽制に切り替える二段構え。
決め撃ちよりは『判断』の隙が生まれてしまうが、
それはこの距離を即座に埋める程のものではない。

           対するフランの動きは――――

>>173

「銃弾で踊るダンスなんて『悪者』の専売特許。
 アタシはキミの手を取って『ダンスホール』で踊るよ」     

         「だから隠れてないで近くに――――」

角から飛び出させるのは、スタンド。
であれば誘発される蓮華の行動は足元への発砲。
もちろん、意味もなく飛び出したわけではない。

      「うわお!」

「影に隠れて『銃撃戦』なんて、
 ギャングスタみたいな事するよね〜」

             そして。

  ブォ
          ン

アンダースロー気味に投擲したのは『土袋』。
低い姿勢のままの『アクトレス』は投擲後すぐ、
元いた『文具棚』の陰へと身を引かせる(スB)

蓮華が発砲をなんとか踏みとどまったのでなければ、
足元狙いの銃弾は徐々に上昇する『土袋』に着弾する筈。

そうなれば――細やかな『川砂』が、
煙幕のように『拡散』するのではないか。
量はさほどでもないが、『牽制』の役目になるはずだ。

結果を見ることなく、投擲とほぼ同時に本体は文具棚から5m南下。
文具棚とお酒コーナーの間辺りの位置へと駆けこみたい。
敵の位置を考えるに、このまま『正面突破』は困難だからだ。
『アクトレス』はそのまま文具棚の北端に立たせMAP北通路を監視させるが、
射程が足りなくなった時点で自分の傍まで引き戻す事にする。移動が優先だ。

175花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2017/12/22(金) 07:55:42
>>174

「『天使様の御出座し』と来たか――」

「それなら俺も、粗相のないように『丁重にお出迎え』するのが礼儀ってモンだよなあ!」

『スウィート・ダーウィン』を両手で構え、飛び出した『アクトレス』の姿を確認する。

    そして――。

          ズッガァァァァァ――ンッ!!

元から撃つ気でいた以上、発砲を中止する意思はなかった。
予定通りに、足元を狙った牽制の『偽死弾』を放つ(パス精BBC)。

                          だが――。

「――なにィッ!?」

『アクトレス』が投げ放った用土袋は突如として軌道を変え、奇妙な軌跡を描いて上昇した。
弾丸はそれに着弾し、中に詰まっていた川砂を、辺りに飛び散らせる。
用土袋を貫通した『偽死弾』は、『アクトレス』がいた手前の床に命中したが、それだけだ。

上昇速度が緩やかなため、川砂が拡散したのは比較的低い位置だった。
そして、今の自分は片膝立ちの状態で構えていた。
その結果、ちょうど顔の辺りで川砂が広がる形となった。

反射的に目を閉じてしまったため、当然それによる隙が生じる。
『スウィート・ダーウィン』を構え直した時には、既に『アクトレス』は後退を終えた後だった。
そのまま構えは解かず、棚に隠れた『アクトレス』に銃口を突き付けておく。

「それが『天使様の力』って訳かい?」

「――やってくれるじゃあねえか」

自分と『アクトレス』の真ん中辺りで浮上を続ける用土袋を見て、感嘆の声を上げる。
能力の事も気になるが、今は敵の次なる行動に集中しなければならない。
『アクトレス』を警戒するのは勿論だが、本体のフランにも注意しておく必要がある。

足音から察するに、フランが南側へ移動したらしい事は推測できるだろう。
的が二手に分かれてしまったのは厄介だ。
だが、『アクトレス』から目を離す訳にはいかないので、このままスタンドへの対処を優先する。

投擲した時の素早い動きを見れば、高速の動作が可能であることが分かる。
そして、今のように本体が離れているという事は、射程の長さはそれなりといった所か。
能力に関しては、まだ片鱗が見え始めた段階だ。

「『浮かばせる』――こいつが『能力』の『カギ』になりそうだな」

スタンドに注意を向けさせておいて、フランの方が仕掛けてくる可能性もある。
それを考慮して、目で『アクトレス』の行動に、耳でフランの動きに注意を払っておきたい。
調達した鉄パイプは、今の位置に移動した際に自分の足元に持ってきていただろうか?

>フラン

『能力』を用いた投擲の直後、一発の銃声が轟いた。
発射された弾丸は用土袋を貫いて床に当たったものの、『アクトレス』には掠りもしていない。
川砂による目くらましも成功している。

フランの目論見通り、用土袋は牽制としての役目を果たしたようだ。
『アクトレス』の退避と自身の移動も、何ら邪魔される事なく成功した。
また、目的の位置へ着いた時点で、射程距離の限界に達したことを感じ取った。

文具棚の重さは現在『5kg』――『ゼロ』になるのは、もう間近だ。
同時に、減量中の人間が羨ましがるスピードで、自身の体重も減り始めている。
今の体重は『44kg』になった。

最初に能力を使用した『花苗棚』は、今も上昇を続けている。
もうすぐ天井に到達しそうだ。
天井に当たれば、そこで浮上は停止することになるだろう。

176七海 フランチェスカ『アクトレス』:2017/12/22(金) 23:45:05
>蓮華

敵の動きを探るために集中する。ゆえに、目と耳が捉える。
棚に陳列された品の向こうに、『南下』して行く『アクトレス』が。
そして『自分の立ち位置から南東』に響く、軽やかな靴音が。

用意していた鉄パイプはすぐ足元に転がっている。
何かに使うのならば、今すぐにでも可能だろう。
足音は少しの間響いていたが、今は『聞こえない』――――立ち止まった?

>>175

                ドギャン!!

床に生まれた銃創。間違いなく『実銃』並みの威力。

「わー、ホンモノの『発砲』シーンじゃん!
 モデルガンなんかとはワケが違うって感じ?
 にゃは、『射殺』シーンは見ないで済むようにしなきゃね」

「銃で撃たれて死ぬなんて、映画で見飽きて、陳腐だし〜」

射撃の威力と性質にあたりを付ける。
ただの銃じゃないのは明白だが『威力』は『普通』っぽい。
銃の普通とは即死も有り得るという事。一撃も当たるべきではない。

反面――――『弾丸を操作する』とか、そういう能力ではないと分かる。
もしそうなら威嚇射撃をする意味が分からない。角に隠れるのは効果がある。

「――――『アクトレス』って呼んでくれてもいいよ。
 どういう『超能力』かはヒミツ! 正解したら……どうしよう?
 夢のハワイ旅行なんて今更ケチな話に聞こえるよねェ。
 だって、星の世界か死の世界に行こうってハナシなんだし〜」

フランは『アクトレス』を引き戻しながらすばやく『花苗』の棚に接近する。
大体の高さに目安をつけながら、スタンドは『文具』の棚のすぐ南で静止。

届きそうなら上に手を伸ばし、『花苗』の棚に手をかけ『確保』しておきたい。
もし邪魔なら用土(土)は――――いったん、手放してしまって問題ない。
また、用が済んだ用土(川砂)の軽量化は解除。羽を失ったそれは蓮華の目の前で床に落ちる。

177花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2017/12/23(土) 18:52:05
>フラン

スタンドとの距離を計算に入れながら、『花苗棚』に近付いて行く。
浮上しきった『花苗棚』は、天井に当たって静止している。
しかし、サイズが大きい物体のため、手を伸ばして掴むことは困難ではない。

現在、フランの両手は用土袋とウィスキーで塞がっている。
よって、『花苗棚』の確保と引き換えに、用土袋を手放した。
緩やかな速度で、用土袋が浮上していく。

手を大きく伸ばすと、『花苗棚』を掴む事が出来た。
そのまま腕を引けば、簡単に引っ張り下ろす事が可能だろう。
また、川砂の袋を解除した事で、能力対象数に一つ空きが生まれた。

               ――フワリ

ほぼ同じタイミングで、『文具棚』の重さが『ゼロ』になり、浮上を始める。
フランの体重は『39kg』だ。

>>176

「『アクトレス』――なるほどな」

「『女優』なら『天使』の役をこなすのもお手の物って訳だ」

「俺の相棒の名は『スウィート・ダーウィン』だ。
 名前の通り、俺の心を満たしてくれる『スウィート(素敵)』な奴さ」

大方、何かやってんだろうって事は分かるが、それ以上は分からねえ。
見えない所から危険が忍び寄ってくるような感覚がある。
同時に、全身に痺れるような『スリル』を感じる。

「うぉッ――」

落下した用土袋を見て、一瞬そちらに注意を向けた。
床に当たった衝撃で、銃撃で空いた穴から砂が飛び散る。

「こいつは……『落ちた』のか?それとも『落とした』のか?」

前者なら、時間が経って自動的に落ちたって所か。
後者なら、解除したって事だろう。
どっちにしても、落とされる可能性がある以上、浮かんでるモンの下にはいねえ方がいいな。

「――どっちだ?どっちから来る?」

今の俺の位置を考えると、敵が攻めてくる方向は主に二つある。
東側から来るか、それとも南から来るかだ。
出来る限り、両方を警戒しなきゃならねえ。

まず、ボルトを乗せた踏み台は、南側に向けておく。
スタンド相手には無意味な代物だからな。
こいつはフランが出てきた時に使えりゃあ十分だ。

『アクトレス』に対しては弾丸で対処すりゃあいい。
さっきはわざと外したが、次は当ててやる。
今まで感じた事がねえような、最高に『ブッ飛ぶ』経験をさせてやるぜ。

「化粧直しは済んだかい?『女優』さんよ!」

今の位置から少し後退して、東側と南側の両方が目視出来る位置で片膝立ちの姿勢を取る。
東からスタンドが来れば『偽死弾』を、南から本体が来ればボルトを撃ち込む腹積もりだ。

178七海 フランチェスカ『アクトレス』:2017/12/23(土) 23:53:41
>蓮華

袋の落ちるメカニズムは読めないが、
落ちたのは突然だ。本当に突然落ちた。
浮上するときのようなゆっくりな動きではない。
そして不自然に速い動きでもない、重力の動き。

           ガガガ…

台を移動させ、本体に対する攻撃の準備をする。
ボルトが移動の振動で多少ズレるが、全てではない。
直そうと思えばすぐ直せるし、必要性も微妙なところ。
南にフランがいるのは間違いない。足音と声で分かる。

    ス

片膝立ちになり、射撃の準備を整える。
南と東、どちらから来ても問題のないように。
今のところ、東南どちらの通路にも姿は見えない。
(※現在地を木材の棚の右下あたりと認識しています)

その時――――――

           ゴ 
                ォ

南と東、その両方に注意を向けているから分かる。
二つの棚・・・『文具』と『花苗』の棚が浮かんでいる。
数十キロはある、金属製の棚。鈍器の次元を超えた重量とサイズ。

                 さらに――――

>>177

「『ダーウィン賞』取れるような『ユーモア』を希望ってコト?
 にゃは、『死因』のハナシだけどね……ハードル上がる〜!
 アタシ『三面記事』になりそうな方法しか考えてなかったよ」

「それで、一つ訂正なんだけど――――
 アタシの『アクトレス』が演じてるのは『天使』じゃない」

             ガシッ

しっかりと花苗の棚に手をかけて、確保する。
スタンドもそれに同期するような動きで文具の棚を掴む。

「女優なのはむしろ、アタシの方かも!
 これ終ったらほんとに読モとか応募しよっかな〜」

「アタシ、天才だからさ。『戦いの才能』があるってわかったら、
 次は『女優の才能』もあるかどうか、確かめてみよっかな〜、なんてね」

そのまま本体は家庭用品の下あたりで待機しつつ、
掴んだまましゃがみ、『花苗』の棚を床まで引き下ろす。
先ほどの『落とした動き』と併せて、解除を錯覚させる。
意味があるかは知らない。出来る事はやっておこう。

そして、棚を持ったままの『アクトレス』は中央の通路に移動する。
もし棚が地形に引っかかるなら腕を伸ばして天井を擦らせるように移動。
陳列棚は一番高くても客に手が届くように配置しているのが普通だ。
であれば、腕を伸ばしておけば、その上に担いでいる棚は引っかかるまい。

つまり上手く行けば蓮華からは『花苗の棚』は沈み、『文具の棚』は動いたように見えるはず。

179花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2017/12/24(日) 01:08:17
>フラン

本体で花苗棚を、スタンドで文具棚を掴んだ。
重さが完全に失われているため、ペーパークラフトよりも軽々と持つ事が出来る。
そして、しゃがむ動作と共に、そのまま花苗棚を床まで下ろした。
まだ効果があるかどうかは分からないが、全くないとも言い切れない。
何かしらの意味はあるかもしれない。

『アクトレス』は文具棚を持った状態で、中央通路に到着した。
所々で引っ掛かる部分があったため、腕を伸ばして文具棚を掲げる。
フランが考えた通り、問題なく文具棚を通らせる事が出来た。

文具の棚が動くのと花苗棚が沈むのは、蓮華にも目撃されているはずだ。
あとは、それを向こうがどう受け取るかによるだろう。

>>178

「ありゃあ――『陳列棚』……か?さっきの『袋』みてえに浮かんでやがる……」

浮かび上がる二つの棚を見て、思わず口が半開きになってしまった。
物が『浮かぶ』ってのはさっきも見たが、なにしろデカさが違い過ぎる。
勿論、重さも見た目通りと思っていいだろう。

あれをどう使うかはまだ分からんが、攻撃に使うって事だけは間違いない。
十分に用心しなきゃあいけねえな。
もし、あんなモンを上から落とされたりしたら、結構なダメージを食らっちまう。

「ハハハ、そいつはいいかもしれねえな」

「俺もこれが終わったら、一風変わった斬新な『死因』でも考えてみる事にするぜ」

今は現状維持だ。
敵が何かしてるってのにじっとしてるのはもどかしいが、迂闊に動いても隙を作っちまう。
軽く天井を見上げて南方向の蛍光灯を確認し、それに銃口を向ける。
ここから撃ったとして距離と角度的に当てることは可能かどうかを確かめるためだ。
それが済んだら、また銃口を元の位置に戻す。

「あん?」

その時、花苗棚が沈んでいくのを見た。
それを見て、さっきの袋のように落下したのかと思った。
しかし、それにしては『音』が聞こえねえのが気になる。

さっきの砂袋は、ごく自然に落ちていったはずだ。
あんだけデカいモンが普通に落下すりゃあ、派手な音がするだろう。
つまり、さっきの袋の時とは違うって事だ。

どういう意図があるのかは分からねえが、一応注意はしとくべきだろうな。
注意しなきゃならねえのは、それだけじゃあない。
もう一つの棚も動いてやがるからだ。

「何をしてるかしらねえが、かなりヤバい事を企んでるようじゃねえか?」

「――愉しみだぜ」

今にも仕掛けてくるかもしれねえ。
基本的な行動方針は同じだ。
『出てきたら撃つ』――シンプルなやり方だ。

180花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2017/12/24(日) 01:11:39
>フラン

フランの体重は更に減り、現在『34kg』になっている。

>>179

(※こちらの位置はそれで問題ありません)

181七海 フランチェスカ『アクトレス』:2017/12/24(日) 03:07:13
>蓮華

現状維持をしつつ、攻撃の創意工夫を深める。
ここから南の蛍光灯は――――集中すれば当たる。
距離は5mはさすがに超えているが、動かない的だ。
角度的にも腕を伸ばすなり、位置を調整するなりすれば、
当てる事は出来るだろう。不安なら数撃てば確実と言える。

>>179

敵が動いてくる様子がないのは、
現状維持でも十分と考えているから。
つまりすでに『準備』は済んでいるはず。
適当に近付けば撃たれて終わりだろう。
だから、適当には近づかないことにする。

「考える時間は永遠にあるからね〜。
 あ、アタシ『天国』はあるって信じてるから!
 スリル好きのキミには物足りない場所だろうし」

「アタシも、まだまだまだまだ行く気はないケドね」

文具棚を持ち上げさせたまま、
己のスタンドを全速力で移動させる。

移動先は、自分のすぐ傍。どちらかと言えば西側。
西側の通路にはみ出ることになれば撃たれかねない。
あくまで『はみ出さない』ギリギリを保つ。ギリギリでいい。

そして、『文具の棚』を――――西の通路に向け軽く、押す。
棚が西の通路に重なったと判断出来た時点で軽量化を解除。
すると棚は『パズルゲーム』のように通路を埋めるだろう。
もし仮に多少ズレて引っかかっても自重で落下すると考えられる。

遠距離では不可能だろうが、僅かな距離であれば可能な芸当のはず。
落下の衝撃と轟音は、本体だけが『知っている』――――『動揺』を減らせる。

文具棚はサイズ、向き、そのどちらも西の通路に十分収まる。
落とすタイミングは、本体が棚の隙間から通路を見ればある程度分かる。
その間は本体は下手に動かない。花苗の棚の左端をしっかり掴む。それ以外スタンドに集中。

182花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2017/12/24(日) 21:26:54
>フラン

フランの選んだ動作は、至ってシンプルなものだ。
スタンドの腕を使って、軽量化した『文具棚』を軽く押し、タイミングを計って解除を行う。
無駄のない最小限の動作が、大きな効果を生むことになる。

      フッ
           ――ドガシャァァァンッ!!

瞬時に『20kg』の重さを取り戻した『文具棚』が、轟音と共に床に叩きつけらた。
落下位置も狙い通りだ。
本体の目で確認していたお陰で、巨大な『テトリミノ』のように西通路を埋めることに成功する。

当然ながら、その間もフランの体重減少も止まる事はなく、現在は『29kg』になっている。
また、手放した用土袋は、床と天井の中間辺りを浮上している。
もし取ろうと思ったなら、まだ問題なく取れる位置だ。

>>181

「もしフランが行く事になったとしたら、まあ『天国』だろうよ」

「だが、俺の趣味には合いそうにねえ場所だな」

「そういう平和そうな場所ってのは、どうにも退屈しそうでいけねえ」

「俺が行くとしたら――『地獄』の方が好みだな」

「くたばっちまった後も『刺激』には困らねえだろうからなあ」

その時、棚が軽く押されるのが見えた。
無論、それに対しては警戒する。
瞬間――。

「――おぉッ!?」

驚きの声を上げて、眼前の光景に目を見張る。
落下してきた棚によって、通路の一方を半ば封鎖されたからだ。

「この狙ったような『タイミングの良さ』――自分の意思で『落とした』と見るぜ」

衝撃によって、踏み台に乗せたボルトがあらかた転がり落ちてしまった。
だが、それに構っている間に追撃される可能性もある。
あえて直さず、片膝立ちの状態から立ち上がり、『スウィート・ダーウィン』を両手で構える。

「驚かせてくれた礼をしとかなきゃあなあ!」

    ガァァァ――ンッ!!
                  ガァァァ――ンッ!!

二発の『偽死弾』を発射する。
目標は南側の天井に備え付けられている蛍光灯だ。
可能ならば、フランの真上辺りを狙いたい。

二ヶ所破壊できるのがベストだが、最低一発でも当たればいい。
蛍光灯の材質はガラス管だ。
命中すれば、細かいガラスの破片が降り注ぐだろう。

「何を考えてるか分からんが、このままだと敵の策に嵌っちまいそうだ」

「そうなる前に、場所を変えるべきかもしれねえな」

ガラス片の牽制をした上で、鉄パイプと踏み台を持って東へ移動したい。
鉄パイプは脇に挟み、片手に踏み台を、もう片方の手で『スウィート・ダーウィン』を保持する。
家庭用品の東端付近で立ち止まり、踏み台と鉄パイプを一旦床に置いて、南と西を警戒する。

183七海 フランチェスカ『アクトレス』:2017/12/25(月) 00:08:26
>蓮華

銃撃は成功した。蛍光灯を破壊し、フランの短い悲鳴も聞こえた。
重傷などは望めないが、『浅い傷』はつけられたのではないか。
また、行動を多少なりとも遅らせることが出来た可能性もある。

踏み台と鉄パイプの回収を終えて、家庭用品の棚の東端に移動。
西。何も来ない。棚が落下したあと、動きだしたりもしない。
東にも自然と視線は向くが、こちらも何もない。落ちた袋だけだ。

    そして――――南。そこに見えるのは、『敵の行動』だ。

>>182

銃と戦うのなんてもちろん初めてだけれど、
相手にやらせてはいけないのは『間合いの維持』だ。
そのためには『地形』を変更し、『追い詰める』――

>           ガァァァ――ンッ!!
>                  ガァァァ――ンッ!!

              「!?」


「にゃは、空砲なんて――――」

                 バリン

                      バリィン!!

             「きゃっ!」

  ザシュ!

蓮華からフランの正確な位置は分かっておらず、
距離もギリギリである以上『効果的な割り方』は出来ない。
それでも、蛍光灯を二つ破壊する事は可能だったし、
降り注いだ破片がフランの頬や首に浅い切り傷を作る。

「いたたた、『ガンアクション』ってこういうのもあるんだ。
 いつか『マフィア』と戦う時にでも使える知識かな?
 わざわざお礼してくれてありがとね〜、アタシ勉強になったから」

家庭用品の棚の軽量化も考えたがサイズ的に商品が多すぎる。
ただ乗っているだけのものは総重量に含まれない以上、
それ自体を『軽く』しても大きな意味を出せない可能性が高い。
そして、さきほどまでのように商品を蹴散らす暇があるとも思えない。

一応、見ておくのは家庭用品の棚に重そうなものがあるかないか、だ。
家電やインテリアは別にコーナーがあるが、ここには何があるんだろう?

「お返しをしてあげたいってね! もちろん刺激的な〜?」

いずれにせよ動く。『花苗』の棚の右側をスタンドに掴ませ、
自分は左側から軽く押す。これにより『中央通路』側に棚を押し出し、
スタンドの手によって角度を変えて――――要は、『縦向き』にする。

狙いはもちろん、中央通路にもパズルのように『棚』を配置すること。
スタンドは体勢を低くする。不意の銃撃の際、花苗の棚が盾になるように。
ガラス攻撃の影響で『そこまで』が限界だろう。通路を埋めるまで行きたかったが・・・

184花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2017/12/25(月) 01:18:14
>フラン

自身の能力と状況を視野に入れつつ、『家庭用品』の棚に視線を走らせる。

主に存在しているのは、キッチン用品や調理器具のようだ。
鍋やフライパンのような物から、包丁やカトラリーなども確認できた。
他には、洗濯用品や浴用品といった類の商品が陳列されている。
そちらには、各種洗剤や清掃用のスポンジなどが並んでいた。
これらの中で『重い物』といえば、『鉄のフライパン』や『鋳物の鍋』になるだろうか。

       トンッ――
              ガシャァァァンッ!!

先程と同様の手段で、『中央通路』に棚を配置する事も完了した。
行動を制限される事を警戒してか、今まで動かなかった蓮華も移動しているらしい。
現在の体重は――『24kg』だ。

>>183

「おっと――また『棚』か」

「こっちの逃げ道を潰して、自分が有利に動けるようにしようって腹か?」

まず、踏み台はその場に捨て置く。
そして、ボルトを十本ほど補充したい。
終わったら、鉄パイプだけを回収し、中央通路に足を踏み入れる。

「ああ――」

「とびきりスリリングな奴を頼むぜ」

「あの世に行きかけちまうくらいの奴をよ」

『スウィート・ダーウィン』を片手で構え、油断なく銃口を南側に向けておく。
片手撃ちじゃあ精度が落ちちまうが、こうして突きつけてるだけでも、ある程度の牽制にはなる。
無駄な行動にはならねえ筈だ。

『スウィート・ダーウィン』を構えたまま、『作業用品』の棚を一瞥する。
そこから、より大きな踏み台か、程ほどのサイズの脚立を一つ手に入れたい。
使用用途は、さっきと同じだ。

射線上に棚があっても、『間接射撃』が通るような高さが確保できりゃあいい。
それを作業用品棚の手前に斜めに設置しておく。
西と南の両方に対応できるようにするためだ。

相手に目立った動きがないようなら、再びボルトを十本並べておきたい。
動きがありそうな気配を感じるなら設置だけに留める。
どちらの場合も、行動が終わったら、『日用品・化粧品』の棚に身を隠し、敵の様子を窺う。

185七海 フランチェスカ『アクトレス』:2017/12/25(月) 02:46:15
>>184(確認)

>       トンッ――
>              ガシャァァァンッ!!

>先程と同様の手段で、『中央通路』に棚を配置する事も完了した。
>行動を制限される事を警戒してか、今まで動かなかった蓮華も移動しているらしい。

『花苗棚』の軽量化はまだ解除していません。
ここまで解除の際には必ずその旨を明記しましたが、
>>183では解除を行う旨は描写しておりません。
ややこしい場面があった事に関しては申し訳ございません。
>>183最終行、『通路を埋めるまで行きたかったが』=まだ埋めてない)

返レス内描写を見るに『解除した』と受け取られたのかな、と判断できるので、
一応確認とさせていただきます。レス訂正などあれば行っていただいて構いません。

重ね重ね、ややこしいレスを書いてしまい申し訳ありません。


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