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【戦】『スタンドバトルスレッド』 その1

1名無しさん:2016/01/18(月) 01:56:43
スタンド使いによる『バトル』用の汎用スレです。
バトル関係でならご自由にお使いください。

509熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/01(月) 22:42:02
>>507-508

────『殺意』の交錯は一瞬
然れどその一瞬の間に引かれた一線は、相交わす両者にとっては『死線』と成り得る

   グググ・・・・・

『アヴィーチー』の力によって持ち上がらんとする絨毯
視線の通らぬ真下にて蠢く『殺意』は鮫の形となって顕現する

    ドゴォォッ!!

         ──── 一撃。

『フォー・エヴァ・ロイヤル』による蹴りの一撃は確かに宗像の頭部を揺るがした
だが、次なる二撃目を放つ前に、『絨毯』を引き裂いた『ノコギリザメ』が空中に躍り出る

(これが・・・・宗像さんのスタンドの本当の能力・・・・!?)

ここに来て熊野は選択を迫られる
            キケン
自身に迫る特大の『脅威』に対処し、己の身の安全を図るか
それとも、この場にある『死線』を飛び越えて、宗像に対してトドメの一撃を喰らわせるか

それは熊野にとって無いも同然の『迷い』であった


      ≪アヴィィィィィィィィィイ〜〜〜〜〜血ィィィイイイイイッ!!!!!!!!≫


   ギャギャギャギャギャ────────────────ッ!!

迫り来る『危険』は認識した
ここで自分が宗像に追撃すれば、それは無視できない脅威となって自分を襲うだろう
だがそれでも・・・・その『向こう側』へ飛び出す事を、その衝動を抑える事など・・・・

    ・・・・・・・・・・・・熊野には出来なかった

                 ヒュバッ!!!!

再び!宗像の頭部に対する『踏みつけ』の一撃
自分自身が『ノコギリザメ』に斬りつけられようとも、宗像の意識を奪い『サメ』が消滅するまで止まらない『トドメの一撃』!
一瞬の躊躇をする事もなく・・・・・その攻撃を続行する!

   ギャッ!

           ギャギャギャギャギャギャギャ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

と、同時に熊野の胴体が『ノコギリザメ』に襲われる
上等な衣類は破れ、皮膚を割き、寒風の下に血肉が露わになる
綺麗な外面の下に潜む・・・・・ドス黒い本性が明らかとなるように、鮮血が地面を濡らすだろう

だが同時に・・・・『フォー・エヴァ・ロイヤル』の蹴りは届くはずだ
宗像の意識の灯を消す、その一撃が・・・・!

510宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/02(火) 05:55:18
>>507-509

『絨毯』が固定されていた事は把握している。
そして、より『強い力で持ち上げた方が早い』のは明白だ。
本体で持ち上げるのは『常人並み』だが、スタンドで持ち上げるのは『常人以上』。
この局面で『本体で持ち上げる事』を選ぶ理由はなく、
たとえ本体が頭を上げていようが、地面までの距離に大した差はない。
だが、『攻撃に対する策』を用意していない訳ではなかった。

『防御策』は『既に用意されていた』。
対峙する『フォー・エヴァ・ロイヤル』が敷いた『絨毯』だ。
それは『拘束具』であると同時に『盾』にもなる。
『俺が一撃で意識を失うかどうか』は『熊野が絨毯を解除するか否か』に掛かっていた。
だが、熊野風鈴という人間は『動きを封じた相手を解放する真似はしない』。
その点において俺は熊野を『信用』し、
ゆえに『攻撃』を最優先に考えた行動を取る事が出来たのだろう。
事前に予測しきれなかったのは、
『絨毯』が『どの程度ダメージを緩和させるか』だったが、
『一撃目を凌ぐ』以上の効果は元より期待していない。

           グ ッ

『押し上げ』と並行して、『アヴィーチー』は『蹴りを放つ態勢(>>502)』に入っていた。
『絨毯の恩恵』を失った『熊野本体』を狙った攻撃だ。
正真正銘『ただの人間』に成り下がっている今、これまでのように容易く避ける事は出来ない。

      ドウッ!!!!!!

                 ドヒュウッ!!

『攻撃』が交錯する瞬間、裂けた『絨毯』から覗く視線が、熊野の眼差しと交差する。
『熱』を帯びる熊野とは対照的に、相対する目は『冷えていた』。
半ば意識を手放しながらも、鈍い輝きを湛えた眼光は、一瞬たりとも熊野から離れない。

  ギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリィッ!!!!!!

刹那、純然たる『殺気』を纏った『復讐者』が牙を剥いた。
『絨毯』から降りている者に『運命』は味方しない。
『衣服』が裂かれ、『肉』が抉れ、『鮮血』が飛び散る。
高速回転する『チェーンソー』によって、生きながら『胴体を切り刻まれていく』。
想像を絶する『激痛』に苛まれるが、それは間もなく終わりを告げた。

    ド ゴ ォ ッ ! !

               ――――――シュンッ

『間に合った』。
『本体の意識』が途切れた瞬間、『ノコギリザメ』の威容が消え失せる。
あと僅かでも遅れていたら、『二目と見られない姿』にされていたに違いない。
だが、そうならなかった。
間近に迫った『死』を紙一重で回避し、熊野風鈴は『生きている』。

    ボト ボト ボト ボト ボト

             ボト ボト ボト ボト ボト

傷口から止め処なく溢れ出る血が、『鎮守の森』の地面を汚し続ける。
『絨毯』から離れた状態で食らった為に、
一撃と引き換えに受けた負傷は無視できるものではない。
『主人』に及ぼされた影響は、忠実な『従者』にも現れるだろう。

511熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/02(火) 06:17:04
>>510

すいません、状況が少しわかりにくいのですが
これは宗像さんは完全に気絶したという事でよろしかったでしょうか?

512熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/02(火) 06:20:27
>>510

また、レスの前半部分にある『防御』と『攻撃』に関する文章はあくまでもPLとしての展望であり
実際の行動結果に結びつくものではないという認識でよろしいですか?

513宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/02(火) 15:17:41
>>511-512

(※こちらは意識を失った。
  前半部分は展望ではなく一つ前の行動を補足する心理描写。
  それ以上の意味はない。
  以後こちらからレスはしないので、ダメージは好きに決めて欲しい。
  お疲れ様)

514熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/02(火) 21:08:55
>>513

   ポタリ・・・・
           ボド・・・・・   ボド・・・・・

「はあ・・・・・」
           ぽたっ

                     「はあ・・・・・・・っ!」

腹から下を真っ赤な地に染め上げながら、息も絶え絶えに熊野は立つ
その視線は直下。先ほどまで激戦を繰り広げていた相手、宗像へと向けられていた
寒空の下、息だけが白く、己の生存を感じさせる

「ふっ、ふふふふふ・・・・・・」

堪らず笑みが零れる
生き残った事が嬉しいのではない。叩きのめした敵を嘲笑っているのではない

「あははははははは・・・・・!!
 ありがとう!宗像さん・・・・!!」

            スリル        ・ ・ ・ ・ ・
ただ・・・・命に迫る『危険』が、無性に楽しかったからだ・・・・!!
零れ落ちる言葉は己を追い詰めてくれた宗像への感謝
その瞳に宿る熱は『死』に触れた事への『狂喜』

「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

笑みが止まり、宗像を見つめる瞳が急激に冷たさを増す
その視線は地に倒れ伏す宗像の、その奥に宿る小さな命の鼓動を見つめていた
今なら・・・・彼を殺す事が出来る・・・・

515宗像征爾『アヴィーチー』:2024/01/11(木) 18:50:43
>>514

『極上の刺激』を味わい、その余韻に浸りながら、熊野は『それ』を見た。

              ・・・・・
仰向けに倒れた宗像の横に、『一枚の写真』が落ちている。
戦っている途中で、作業服のポケットから零れ落ちたらしい。
その『写真』が視界に入った理由は、既に『絨毯』が存在していないからだ。

実際に試して分かった事だが、
『絨毯による拘束』は期待した程の効果を発揮しなかった。
宗像という『接地の妨げ』になる物を下敷きにしていた為に、
『元々の接地面積』は『地面に敷いた場合』と比べて狭くなっていた。
さらに真下から持ち上げられた事で、
通常よりも容易く『面積の半分以上が接地しない状態』になり、
熊野の意思を介さずに『強制解除』されたのだ。

一見した所、写真の『撮影年代』は最近ではなく、
少なくとも『数十年前』に撮られた事が推測できる。
『被写体』となっているのは一人の『若い女』だ。
外見から窺える年齢は、熊野よりは少し年上だろう。

『写真の女』は優しく微笑んでいる。
しかし、どこか『奇妙な印象』を受ける表情だった。
あたかも『別れを惜しむような微笑み』を浮かべているのだ。

   『映っているのが誰か』は分からない。

       『何故これを持っているか』も分からない。

熊野に分かるのは、ただ『目の前の男が持っていた』という単純な事実のみだ。

516熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2024/01/11(木) 23:37:11
>>515

「・・・・・・・・・・・・。」

         ぽたり・・・・
                  ぽたり・・・・

ぽたぽたと流れ落ちる血液と共に、己の胸を焦がしていた『熱』が急激に冷めていくのを感じる
 スリル
『危険』に浮かれている時には気にも留めなかった認識・・・・それは倒れ伏す『彼』に対しての評価
『ノコギリ』による一撃は確かにこの身を傷つけた。肉を裂き、血を流した・・・・だが
彼が命をかけて行った攻撃は、己の『命』には到底届きようがない一撃であった

「・・・・・・・・・・・・。」

改めて、熊野の視線に氷の様な冷ややかさが増していく
           ・ ・ ・ ・   オトコ
『宗像征爾』とは『この程度』の『危険』だったのか、と

「・・・・・・・・・・・・。」

ほんの少しの物足りなさを感じながら、己の『従者』に意志を伝える
それは遊んだ玩具を後片付けするように、宗像征爾の命の灯を消し去ろうとし・・・・

「・・・・・待って」

不意に、落とした視線が『それ』を捉えた
数十年前に撮影された古びた写真。『若い女』の姿・・・・
恐らくは宗像が後生大事に抱えていたものなのだろう
こんな古びた物を持ち歩いていた事に、彼がどれ程この写真を大事に思っていたのかが察せられる

     熊野はその『写真』を地面から摘まみ上げて・・・・・

「・・・・・うん。壊れた玩具はリサイクルしないとね」

   ビリ・・・

            ビリビリ・・・・・

         ビリィ・・・・・・!!

摘まみ上げた『写真』を
   二度と復元する事が出来ないくらい徹底的に
       破り、砕き、踏み躙って・・・・この世から消し去った

「宗像さんは・・・・少しだけ期待外れだったけど」

「こうしてくれれば、ほんの少しくらいは再起に期待できるかも
 ね?だって、『怒り』や『憎しみ』というのは強い力になるんですもの、ね?」

           『・・・・・・・・・・・・・・・。』

独り言のように呟いたその言葉は、傍に居る『従者』に向けられたものであった
言葉を受けて『従者』は無言のままその場に立ち尽くす

「・・・・・・・(むっ)」

「・・・・・・あ!」

「ああ!ごめんなさい『エヴァ』!
 そう言えば貴女の発言権を戻していなかったわ!」

「本当に悪いと思っているのよ・・・・でも貴女が宗像さんと繋がりあってるみたいに見えて
 つい・・・・あんな事を言ってしまったの。嫉妬心なんて本当に良くない事だけれども
 ねえ、ごめんなさいね・・・・・『エヴァ』」

『お嬢様・・・・』

「ああ!ああ!忘れていると言えばもう一つ!
 このままじゃあ宗像さんが死んでしまうから、救急車を呼ばないと!
 スマホ、スマホ・・・・・あった」

寒風吹きすさぶ森の奥で、女は緊急番号へと通話をかける
そして、いくつかの状況説明の上で、2人分の救急車を要請した

「ええ!そうなんです・・・・
『ノコギリを持った不審者の男』に襲われて・・・・」

警察へは、『ノコギリを持つ第三者』の通り魔に襲われた事にした
実際に自分の身体はノコギリで斬られたような傷がつけられており、
現場には凶器が残されていないのだ
スタンド能力を知らない警察にとっては、『第三者』が居た事を疑うに十分な状況だろう

そして・・・・しばらく後に現れた救急車に運ばれて
『宗像征爾』と『熊野風鈴』は病院へと連れられて行く次第となった


宗像征爾『アヴィーチー』⇒『頭蓋骨骨折』『急性硬膜外血腫』『下顎打撲傷』
                  『全治2か月』

熊野風鈴『フォー・エヴァ・ロイヤル』⇒『両側前腕裂創』『胸腹部裂創』
                        『全治1か月』

517小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/05/31(土) 00:19:17
『パラレル』かつ『セルフ判定』での対戦相手を募集します。
進行はまったり(最低でも1日1レス)でお願いします。
バトル未経験なので、マップやシチュエーションについてはお任せしたいです。

518ダイアナ『オンリー・ガール』:2025/06/01(日) 11:56:23
>>517

「――――ふぅん、あなたも『スタンド使い』だったのね。
 まぁ?私ほどじゃないみたいだけど?
 せっかくだから『練習』に付き合ってあげてもいいわよ。フフン!」

いつものように街を歩いていた『小野塚遥』は、1人の幼稚園児と出会う。
その名は『ダイアナ』。
いくつかのやり取りを経て、2人は互いに『スタンド使い』であることを知る。
どうやら自分の方がスタンドに詳しそうだと感じたダイアナは、
ここぞとばかりに先輩風を吹かし、『練習試合』という名目で、
生意気にも『一対一の勝負』を挑んできた。
小野塚がお灸を据えるのか、ダイアナがワガママを押し通すのか。
『元次期当主』と『成金令嬢』――ある意味で似た存在と言えるからこそ、
こうして『引かれ合った』のかもしれない。
果たして、この戦いの結末は……?

──────────────────────────────────────

よろしければ、僭越ながら立候補させていただきます。
シチュエーションはこのような感じで、マップは以下の場所ではいかがでしょう。
それぞれの開始位置は、番号で選ぶ形が良いかと。

ttps://miurahakusanjinja.jp/about/keidai/

519小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/01(日) 14:47:07
>>518

マップはそれで大丈夫です。用意してくださりありがとうございます。

ただ、シチュエーションについては『遠慮なく戦闘をする口実』程度に考えていました。
ご提案いただいたシチュエーションは限りなく『リアル』に近いように感じており、
ダイアナPCが幼稚園児ということもあって、『ロールに困る』というのが正直なところです。
『お任せしたい』と言っておいてなんですが、代替案として、
『夢の中。なぜか相手を倒さなければならないと『確信』している』くらいでどうでしょう。

もしくは、いっそ『リアルバトル』にする手もあるかと思います。
個人的にはこちらでも大歓迎ですが、どうしましょうか?

520花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/01(日) 16:33:52
>>519

その日、『小野塚遥』は『命』を狙われていた。
敵の名前は『花菱蓮華』。
スタンド使いでもある彼は、
『小野塚遥は危険なスタンド使いだから再起不能にしろ』と吹き込まれ、
『鉄砲玉』として送り込まれたのである。
無論、それは完全な『ガセネタ』だ。
この出来事の裏側には、
名家である『生家』に纏わる巨大な陰謀が隠されていたのかもしれない。
既に縁を切った身ではあるが、こうして襲われたという事実は、
皮肉にも小野塚自身の『価値』を示していた。
今、スタンド使い同士の『戦い』が始まろうとしている…………。

「――――例の『遥』って女は、この辺に来てるらしいなァ?
 オレ個人としちゃあ何の恨みもねェが……
 ま、余計なことを考えるのはヤメにするぜ」

────────────────────────────────────

□能力詳細

回転式拳銃のスタンド。装弾数は6発で、実弾はその内1発のみ。
残りの弾丸は、歴史上に実在する『死因』を対象の身体に再現する。
死因は死の直前で解除され、痛みや苦しみも『死ぬほど』ではない。

『スウィート・ダーウィン』
破壊力:―  スピード:― 射程距離:E(2m)
持続力:E 精密動作性:C  成長性:D

『弾丸』
破壊力:B  スピード:B 射程距離:C(10m)

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/65

────────────────────────────────────

□外見

年齢24歳、身長178cm。
赤く染めたウルフカットと、
ライダースジャケット』やレザーパンツなどの革製品で統一したファッション。
一見した印象は『バンドマン風』。

────────────────────────────────────

□所持品
・アルミ製シガレットケース(中身はキャラメル)

────────────────────────────────────

□プロフィール
少年時代に『強盗の人質』にされた経験から『スリル』を偏愛し、
特に『死の一歩手前のスリル』を好む『スリルジャンキー』。
ただし、死んでしまっては興奮を味わえなくなるため、
決して命が惜しくない訳ではない。
本来の職業は『役者』であり、
犯罪組織の三下や街のチンピラなどの『やられ役』を専門とし、
見映えの良い『派手な死に方』を得意とする。

────────────────────────────────────

※ご意見ありがとうございます。
 リアルバトルにするのも捨てがたいのですが、
 小野塚PCはミッション参加中であり、
 リアルにしてしまうことで問題が生じる恐れが考えられます。
 よって、こちら側のPCを変更させていただきました。
 また、個人的な感覚で恐縮ですが、
 背景のないバトルより背景のあるバトルの方が気分が上がるため、
 このような状況を設定してみました。
 上記の内容に支障がなければ、このまま開始したい所存です。

521小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/01(日) 17:36:54
>>720

ではそれでいきましょう。よろしくお願いします。
お互いに『相手の顔は知っている』『能力は知らない』でよろしいでしょうか?
開始位置は⑧を希望します。

────────────────────────────

〇能力詳細

『黄金』の『全身鎧』のスタンド。
『反発する』能力。

『ブリリアント・レジリエンス』(『反発』のスペック)
破壊力:なし(B) スピード:なし(C)  射程距離:D
持続力:A     精密動作性:なし(C) 成長性:A

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/244

〇所持品
財布、スマートフォン、缶ビール(アルミ)

〇外見
倦み疲れた雰囲気の女性。身長177cm、痩せぎす、猫背。
濃い隈の浮かんだ、じっとりした目つき。腰まで伸びた癖のある白髪。
くたびれたビジネススーツをだらしなく着崩している。

〇プロフィール
ニート。社会人時代の貯蓄で生活している。28歳。
現在はもっぱら安酒片手に朝から晩まで星見町をぶらつく日々を送る。
由緒ある名家の次期当主だったが、家とは既に絶縁している。

522花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/01(日) 18:43:07
>>521

※こちらは『12』からスタートさせていただきます。
 『顔は知っていて能力は知らない』で構いません。
 改めてよろしくお願いします。

 それでは、小野塚PCから開始レスをどうぞ。

523小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/01(日) 19:51:15
>>522

ぶらついていたら、謎の『スタンド使い』に襲われた。
その原因が、己の生家……捨てたはずの過去にあることは、想像がつく。

「……まったく。こういうのが嫌だから家を出たのに」

「でも、理解できた。
 この『鎧』は、きっと『身を守る』ためのものだ」

周囲を見渡して、誰もいないことを確認。
柵に近付き、下を見下ろして『花菱』の姿を探す。

「やられる前に、やらせてもらうよ。『花菱蓮華』くん」

524花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/01(日) 22:31:03
>>523(判定)

柵に近付いて下を覗き込むと、見覚えのある人影が確認できた。
眼下に『赤い髪の男』がいる。
まだ小野塚の居場所には気付いていないようだ。

  ……………… ……………… ……………… ……………… ………………

男の手には『回転式拳銃』が握られていた。
どことなく『粗悪』な印象を抱かせるヴィジョン。
『サタデーナイトスペシャル』と呼ばれる銃が存在する。
主として犯罪に多用される『安物の拳銃』を指す総称であり、
それによる被害が『土曜日』に集中していたことから呼び名が付いた。
あの『リボルバー』は、それらに近い雰囲気を持つ。

────────────────────────────────────

>>523(行動)

飾られている『絵馬』の群れを眺め、その内の1つを手に取って、
ライダースジャケットの右ポケットに突っ込む。

  「…………行くとするかァ」

          ────ズギャンッ

              「『風穴作り』によォ」

利き手である右手に『スウィート・ダーウィン』を発現する。
周囲に気を配りながら移動し、『授与所兼ご祈願受付所』を過ぎて、
両脇を草むらに挟まれた短い石段の手前まで進みたい。
『スウィート・ダーウィン』は両手で構え、トリガーに指を掛けておく。

525小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/01(日) 23:17:24
>>524

何事か書いてある『絵馬』を1つ取り、ポケットに入れる。
道に沿って進むと、短い石段があった。
石段を上った少し先はT字に分かれており、左手には神社に続く階段が見える。

────────────────────────────

「…………『拳銃』」

背中に冷たいものが走るのを感じた。
映画か小説の中でしか見たことがない、人間を殺すための道具。
改めて、命を狙われているという事実が重くのしかかる。
しかし。

「ぜんぜん怖くないな。
 『ブリリアント・レジリエンス』にとっては『銀玉鉄砲』だ」

己を鼓舞するように呟く。
岩にぶつけても何をしても、あの『鎧』には傷ひとつ付かなかったのだ。
きっと、銃弾だって目じゃない……そう信じる。

「着られたらもっと怖くないんだけれど」

柵から離れ、足音を立てないよう気を付けて移動。
狛犬(本殿に向かって左側)の陰にしゃがみこんで隠れ、階段の下を見張る。
まず間違いなく、『花菱』はこの神社まで上ってくるだろう。
同時に、地面に触れて柔らかさを確かめる。手で掘れそうだろうか。

526花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/02(月) 17:29:07
>>525

注意深く歩いて足音を消し、狛犬の陰まで移動することができた。
敵である花菱は、両手で『拳銃』を構えながら、
少しずつ『本殿』に続く階段へ近付いていく。
小野塚の正確な居場所は分からずとも、あちらも大方の予想はしているのだろう。

        ガサッ

ふと、彼が石段脇の『草むら』に踏み入ろうとしている。
しかし、小野塚が見張っていることに気付いた様子はなかった。
何か他の理由があるのかもしれない。

              ────ソッ

地面に触れてみると、適度な硬さが伝わってきた。
人の足によって踏み固められているが、素手で掘ることも不可能ではなさそうだ。
ただ、一度に掘れる量は、あまり多くないだろう。

──────────────────────────────────────

    「この辺には人の気配がねェな……」

                    「そうなると……」

T字の道に向き合うと、右手側の『草むら』に踏み入り、姿勢を低くして身を隠す。

      さらに――――

            ガァァァァ──────ン!!

            ガァァァァ──────ン!!

            ガァァァァ──────ン!!

            ガァァァァ──────ン!!

            ガァァァァ──────ン!!

            ガァァァァ──────ン!!

足元の地面に狙いを定め、ある目的のために、
『スウィート・ダーウィン』を6連射(パス精BBC)する。
1発しかない『実弾』は6発目(>>524 live bullet six)に装填されていた。
全て撃ち切ったら、自動的に『リロード』が行われるはずだ。

527小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/02(月) 18:56:45
>>526

『草むら』の中で屈みこむ『花菱』。
そして、地面に照準を合わせ、引き金を引く──

    ガァァァァ──────ン!!

    ガァァァァ──────ン!!

    ガァァァァ──────ン!!

    ガァァァァ──────ン!!

    ガァァァァ──────ン!!

    ガァァァァ──────ン!!

銃声が響き、地面に6つの弾痕が刻み込まれた。
もっとも、銃声は『スタンド使い』にしか聞こえない……
聞いたとしたら、どこかに隠れている『小野塚』だけだろう。
位置を把握された可能性は無視できない。
同時に、弾丸が『リロード』されたことを確認した。

────────────────────────────

「撃った……『6発』」 「なんのために?」

『花菱』が『草むら』に踏み入る姿はこちらからも見えていた。
姿は隠れたが、一連の銃声が『花菱』によるものだろうことは分かる。
しかし、なぜこのタイミングで発砲したのかが分からない。

「──『ただの拳銃』じゃないのかな?」

分からないが、今は考えても仕方のないことだ。
手で地面を掘り返し、一掴みの『土砂』を両手に握り込みたい。

      ザク
            ザク

「まったく、28にもなって生まれて初めての『砂遊び』か。
 子供のころは憧れてたけれどさ」

目は『花菱』が踏み込んだ『草むら』から離さず、監視を継続する。

528花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/03(火) 16:17:27
>>527

厳かな境内に似つかわしくない『銃声』――それを聞き逃す理由などない。
監視と並行して両手を動かし、望み通りの『土砂』を確保できた。
そして、相手も何かを終えたようだ。

         ガサ…………

地面の一部を握り締めたのと同じタイミングで、花菱が草むらから姿を現す。
敵の動向を注視し続ける小野塚は、先程と違う部分に気付く。
彼は右手だけで『拳銃』を握っており、
左手はライダースジャケットのポケットに差し込まれている。

────────────────────────────────────

自らが拵えた弾痕を見下ろし、手早く『準備』を済ませた。

「――――あんまり時間も掛けてられねェからよ」

ライダースジャケットのポケットに左手を突っ込み、
右手で『スウィート・ダーウィン』を構えて、草むらから出ていく。
『片手撃ち』は命中精度が低下してしまうが、それは承知の上だ。
『本殿』に通じるスロープ付きの階段へ向かい、
その手前で足を止めて階上を見上げる。

「こういう所を思いっきり転がり落ちると『画面映え』するんだがなァ」

一度ならず経験はあった。
発砲が交錯する銃撃シーンの撮影現場だ。
目の前に飛来した銃弾を食らって、階段から転がり落ちて絶命する端役。
実際に起こった出来事ではなく、単なる虚構の一幕に過ぎない。
弾など飛んでこなかったし、もちろん安全対策も整っている。

529小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/03(火) 22:47:52
>>528

『準備』を終え、神社に続く階段の下に移動する。
撮影現場での経験とは違い、
転げ落ちでもすれば大怪我は免れないのは想像がつく。

────────────────────────────

「やっぱり来るかァ」

『花菱』が階段に近付いてくるのを確認し次第、その場を離れる。
中腰で歩けば、階下からは自分の姿は見えにくいはずだ。
そして、本殿の後ろに回り込む。屋根の高さは3mといったところだろうか。

「とにかく」 「近づかないといけないかな」

その場に立ったまま、『ブリリアント・レジリエンス』の『両脚』を『装着』。
反動を利用して跳躍し、本殿の屋根に乗る。
地面の固さはさっき確認済みだ。強度は足りているだろう。

530花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/04(水) 17:07:13
>>529

花菱はスロープを背にして階段を上り始めた。
身体の右半分を前に出し、左半分を後ろに回した『半身の構え』で、
一歩ずつ石段を踏みしめている。
おそらく、もうじき上がってくるはずだ。

      …………ザッ

姿勢を低くして『本殿』の裏手に回り、
『ブリリアント・レジリエンス』と名付けられた『黄金鎧』を発現する。

            グ ワ ァ ッ

『変質』した『本質』――小野塚は『反発』を利用した『跳躍』を敢行した。

                    ────タンッ

着地には成功したものの、その直後に身体が揺らぎ、軽くバランスを崩しかける。
小野塚自身の身体能力は平均的であり、傾斜した屋根という足場の悪さが災いした。
万一の事故を防ぐためには、まず体勢を立て直す必要があるだろう。

──────────────────────────────────────

「オレの勘じゃあ、ここから先は『デッドライン』だ」

階段に設けられているスロープに背中を預け、半身に構えて一歩ずつ上っていく。
右半身が『前方』、左半身が『後方』だ。
『本殿』が見えてくると、『スウィート・ダーウィン』を握る手にも力が入る。

「生きるか死ぬかの『スリル』ってヤツを楽しもうじゃねェか」

ひとまず階段を上がりきってしまいたい。
それから『空』を見てみよう。
この辺りに『鳥』は飛んでいるだろうか?

531小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/04(水) 18:55:36
>>530

警戒態勢を崩さぬまま、ゆっくり階段を上っていく……。
右手の『拳銃』に力を込めると、しっかりとした感触が返ってきた。

やがて、境内に到着した。
顔を上げると、空を飛んでいる鳥はいないが、
周囲の木の枝に止まる『小鳥』を何羽か見つけることができた。
『本殿』の後方にある木々にもそれなりにいると思われる。
大きな音を立てるなりすれば、少なくない数の鳥が飛び立つだろう。

────────────────────────────

「うわっ」 「おっ」 「とととと」

棟(屋根の頂点の部分)にしがみついて体勢を安定させたい。
両手は『土砂』で塞がっているが、たぶん問題ない。

「『湖畔』でジャンプの練習しといてよかったな……」

そのまま屋根をよじ登って棟を越え、
2つの屋根の谷間になった部分に屈み込んで身を潜めよう。
少なくとも、正面からは自分の姿は見えないはずだ。
そして、境内を歩く足音に耳を澄ませる。
左から来るか、右から来るか、くらいは分かると思う。

また、『両脚』は解除されているだろうか?
5m離れればいいのだが、微妙な距離だ。感覚で把握したい。

532花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/05(木) 17:21:00
>>531

かつて包帯姿の男と遭遇した時に練習していた『木登り』が、
この局面において大いに活かされたと言えるだろう。

    ともかく――――

              グ ッ

すぐ近くの棟を支えにすることで、無事に体勢を立て直すことができた。
そのまま目的の場所まで移動する。
やはり足元が不安定であるため、
地面を歩く時のように素早く行動することは難しい。
バランスこそ崩さなかったものの、両手が塞がっていることも合わさって、
自然と慎重な動きになった。
その間に、花菱も階段を上りきったようだ。

       ザッ ザッ ザッ

足音から判断する限り、どうやら『稲荷神社』の方向に歩いているらしい。

   ……………… ……………… ………………

『ブリリアント・レジリエンス』の『両脚』は、
あと少しでも離れると強制解除されそうだ。

──────────────────────────────────────

内心の緊張を隠せない面持ちで、改めて周囲に視線を巡らせる。

    「――――あン?」

その時、『地面を掘った跡』を見つけることができるだろう。

             「…………なるほどなァ」

本体の手で掘ったのか、それともスタンドによるものかまでは判別できない。
いずれにせよ、『地面を掘る理由』があったはずだ。
相手の能力が分からない段階では決め手に欠けるが、有用な手掛かりに成り得る。

      ザッ

『稲荷神社』――朱塗りの『鳥居』がある方向に進む。

533小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/06(金) 04:50:36
>>532

周囲を見渡す。『ターゲット』の姿は見当たらないが──
ともすれば見逃してしまったかもしれない、地面を掘った痕跡。
『小野塚』によるものと考えて間違いないだろう。
その意味するところを考えつつ、『稲荷神社』に向かって歩を進める。

────────────────────────────

押し潰すような恐怖に、顔には自然と引き攣った笑みが浮かぶ。
必死に息を殺し、近付く足跡に耳を澄ませる……。

「……………………」

ある程度足音が近付いたら、屈んだまま屋根の端まで移動する。
自分を探しているなら、『花菱』の視線が上を向くことはないだろう。
あるいは見つかるかもしれないが、やることは変わらない。
『花菱』が自分の目前に来るのを見計らって、

「やァ青年」 「お姉さんと遊んでよ」

話しかける。
と同時に、右手に握った『土砂』を『花菱』の顔面に叩き付ける!
この状況……話しかけられて、顔をそちらに向けないことはありえない。
最も効果的なタイミングで『目潰し』を食らわせてやるのだ。
よしんば見つかっても、いずれにせよ顔はこちらに向く。
その場合も、効果は落ちるかもしれないが『目潰し』は実行しよう。

『拳銃』は目標を視認して狙いを定めるのが『前提』。
まずは、その『前提』を奪う!

534花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/06(金) 16:48:03
>>533

敵の接近に合わせて、身を隠しながら動く。
花菱は周囲を警戒しているものの、屋根の上は物理的にも意識的にも『死角』だ。
先んじて発見される可能性は極めて低く、何の問題もなく移動は成功した。

         ……………… ……………… ………………

『ブリリアント・レジリエンス』には、
『鎧の位置』を感知する能力は備わっていないが、
十分な距離が離れたことによって、既に『両脚』は強制解除されたはずだ。

             …………ザリッ

鳥居付近に到達した花菱を見下ろし、おもむろに右腕を構える。

「――――――なにィ!?『上』からだとォ!?」

          バ ッ !

『言葉』を投げると同時、花菱の顔面めがけて『土砂』を投げる!
不意に呼びかけ、確実に顔を向かせてから投擲する。
一方的に位置を把握しているという利点を、最大限に活かした先制攻撃!

「チッ……!危うく食らっちまうところだったぜ……!」

小野塚の行動は『花菱にとっての予想外』。

そして、『小野塚にとっての予想外』は、彼が『急に走り出した』ことだ。
しかも、その方向は『本殿の裏手』であり、小野塚とは逆だった。
これら2つの要因が重なった結果、大幅な『ズレ』が生じ、
『目潰し』の狙いは外されてしまう。

だが、不意を突いた事実は変わらない。
花菱は立ち止まったが、そこから攻撃に繋げる余裕はなく、
まだ『拳銃』は向けられていない。
しかし、『小野塚の居場所』は気付かれた。

──────────────────────────────────────

             「さァて…………」

    ダ ッ !

鳥居に辿り着いた直後、前触れもなく『走り出す』。
向かう先は『本殿の裏手』。
さほど深い考えがあった訳ではない。
ただ、もし自分が隠れるとしたら、
この場で最も大きな『本殿の陰』を利用するだろうと思った。
だから、まず『稲荷神社』まで歩いていき、
あらかじめ小野塚の注意を逸らしておいた上で、
一気に『裏手に走ろう>>532(run behind)』と考えたのだが…………。

「――――――なにィ!?『上』からだとォ!?」

完全な『不意打ち』を受け、反射的に頭上を向く。
飛んできたのは、おそらく『土』だろうと判断した。
さっき確認した『地面を掘った跡』と一致する。

「チッ……!危うく食らっちまうところだったぜ……!」

紙一重の『スリル』が全身を駆け抜け、
『生と死の境』で『恐怖』と『興奮』が入り交じる。
どうやら『ギリギリのライン』で『当たり』を引いていたようだ。
現在地は『稲荷神社』と『浅間神社』の中間ぐらいだろうか?
小野塚の位置を察した瞬間、その場で足を止めて、
『スウィート・ダーウィン』の銃口を突きつけようとする。
また、目視で両者の間にある『距離』を測っておきたい。

535小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/07(土) 08:02:32
>>532

相手の意表を突くべく、『本殿』の裏手に向かって突然走り出す。
本来の意図とは異なるが、それが功を奏した形だ。
不意に頭上から投げ付けられた『土砂』──
しかしその狙いは逸れ、『花菱』の視界が奪われることはなかった。

       バ ッ !

体を翻し、屋根の上に向けて『スウィート・ダーウィン』を構える!
が…………誰もいない。
代わりに、屋根の谷間には、黄金に輝くプレート状の何かが乗っていた。
それは緩やかなカーブを帯び、『鎧』の胸当てのようにも見える。

『花菱』の現在地は、『鳥居』と『浅間神社』の中間辺りだ。

────────────────────────────

「あッ」 「やば」

『花菱』の思いがけない行動により、作戦はあえなく失敗した。
しかし、次の手は既に打っている──『目潰し』に次ぐ二の矢としてだが。

      ド シ ュ ウ ッ

『土砂』を投げ付けると同時に、
足下に『ブリリアント・レジリエンス』の『胴体部(前)』を発現していた。
>>533メ欄:同時に・足下に・胴体部を・発現して・ジャンプ)
先程と同じく『反発』の反動によって跳躍し、相手の頭上を取りたい。

「こっちも練習しないとダメだなァ……!」

『目潰し』が失敗したのは痛いが、同じ手が二度通用するとも思えない。
ここは当初の計画通り、頭上からの攻撃を敢行しよう。
『花菱』に向かって落ちていく最中、屈んだ姿勢から思いっきり足を伸ばし、
落下の勢いを乗せて頭部を踏み付ける(破ス精CCC+落下)……!
高低差はおそらく5mほど。落下の勢いは相当なものになる。
相手の位置は想定とは異なるが、誤差の範囲……修正は可能なはずだ。

「そう、『上』から」 「──『おかわり』だ」

536花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/07(土) 17:06:16
>>535

磁力にも似た『反発』が発生し、小野塚は空中に身を躍らせる。

    間髪入れず『再跳躍』ッ!

         それは『移動』ではなく『攻撃』ッ!

この一撃が成功すれば、花菱に重篤なダメージを負わせられることは間違いない。

              そして――――――

「いねェだとォ!?ほんの一瞬の間に『消えやがった』!!」

           チャキッ

『小野塚がいた場所』に銃口を向けたまま、
花菱自身は身じろぎもしておらず、上空の小野塚を見上げる様子もない。

      フワッ…………

一瞬の浮遊を経た直後、小野塚の身体が『落下』を開始する。
地上の花菱に到達するまで幾ばくもないだろう。
『位置エネルギー』を味方につけた『踏みつけ』は、
『一撃必殺』にも成り得る一手だ。

       ――――このまま予定通りに突っ込むだろうか?

──────────────────────────────────────

銃口を向けた先に標的の姿はなく、不可解な『鎧』の一部だけが転がっている。
謎の『胸当て』が能力の産物であることは間違いない。
だが、最優先で対処すべきは『小野塚遥』だ。

(『上』を向いて状況を確認するべきか?
 いや!今度こそ『目潰し』を食らっちまう!)

『誰もいない屋根』を視認した直後、『覚悟』を決めた。

    (なら、一か八か『やる』しかねェ……)

通常は登れるはずがない『屋根の上にいた』という事実は、
『能力の一端』を推測できる材料だ。
『登れるはずがない屋根』にいて、
そこから消え失せてしまった小野塚が、今どこにいるのか。
能力を発動する瞬間こそ目撃していないものの、
おそらく『屋根に登ったのと同じ方法』で『上に行った』と判断する。
見上げて状況を確認しなかった理由は、
『もう片方の手による目潰しを警戒した(>>534 caution lefthand)』からだ。
人間の腕は『2本』あるのだから、『あと1回は残っているだろう』と考えた。

       ドクンッ

             ドクンッ

                   ドクンッ

己の鼓動が耳に響くほど、『ギリギリのスリル』に身を焦がしながら、
集中力の全てを『警戒』に注ぎ込む。
小野塚が上空に移動したとすれば、
自由に空を飛べない限り、いつかは落ちざるを得ないだろう。
『その時』を待つ。

537小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/08(日) 02:38:41
>>536

再度の『目潰し』を警戒するが、『土砂』が飛んでくることはなかった。
だが、屋根の上には奇妙な『鎧』があるだけで、
そこにいたはずの『小野塚』の姿はどこにも見えない──この状況。
焼き付くような『スリル』の中、『花菱』は『覚悟』を決めた。
『小野塚』の居場所に『上空』という目星を付け、『その時』を待つ──

────────────────────────────

浮遊感に包まれながら『花菱』の姿を見下ろす。
彼は屋根の上に銃口を向けたまま、身じろぎひとつせず……

──『身じろぎひとつせず』?
『花菱』はきっと、自分が跳躍した瞬間を見ていない。
となれば、周囲を見渡すなり、一歩引くなりするのが普通ではないか?
屋根に残した『鎧』が注意を引いていると思えば、そう悪いことではないが……

なんにせよ、落下中という状況において取れる選択肢は多くはない。
『ブリリアント・レジリエンス』も、再発現にはもう少し時間が必要だろう。
故に、予定に変更はない──『頭上からの踏み付け』だ。

538花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/08(日) 16:19:59
>>537

『違和感』を抱きながらも、予定通りに『落下』を開始する。
見る見る内に地面が近付き、同時に花菱に肉薄していく。
そして、ついに小野塚の両足が花菱を捉えようかという瞬間、
『予期せぬ事態』が起こった。

  「――――『来やがった』ッ!」

                   ダ ン ッ !

確実に命中すると思われた『踏みつけ』が、直前で『避けられた』のだ。
花菱は『上』を確認していなかった。
当然、小野塚の『正確な位置』は分からなかっただろう。
それにも関わらず、回避されてしまった。
まるで『来ることが分かっていた』かのようなタイミングで。
花菱が動いたことで、『小野塚を受け止めるもの』はなくなった。
何か手を打たなければ、両足を痛めることは免れない。

  「そして、『コイツ』は…………」

          ス ゥ ッ

       「オレからの『プレゼント』だ!」

               ガァァァァ──────ン!!

さらに、花菱は『拳銃』を構え、そのまま『発砲』してきた。
現在、互いの距離は1m程度だろう。
命中までの時間は僅かしかないはずだ。

──────────────────────────────────────

屋根に登れる設備がないことは、事前の知識として知っている。
しかし、小野塚は屋根の上にいた。
そうなれば、何らかの『能力』を用いて登ったはずだ。

そして、小野塚は忽然と消えてしまった。
おそらくは『屋根に登った方法と同じ能力』を使ったのだろう。
だから、真っ先に考えられるのは『上』。

ここまでは状況から推測できたが、
小野塚の『正確な位置』は全く分からない。
用心して『目潰し』を警戒していたために、
迂闊に確認することもできなかったのだ。
今まさに小野塚が――『必殺の一撃』が、
頭上から迫ってきていることに気付けるはずもなかった。

  「――――『来やがった』ッ!」

                 ダ ン ッ !

上空から接近する小野塚に反応し、地面を蹴って後方に飛び退く。
それが可能だった理由は『下』を見ていたからだ。
『落下してくる小野塚』によって、
『地面に生じる影を見ていた(>>536 watch ground shadow)』。
この回避を成功させるために、
敢えて他の行動を放棄し、意識を『影』に集中していた。
その場から動こうともしなかったのは、『カウンター』を浴びせるためだ。

  「そして、『コイツ』は…………」

           ス ゥ ッ

       「オレからの『プレゼント』だ!」

                ガァァァァ──────ン!!

飛び退くと同時に『スウィート・ダーウィン』を構え直し、
着地直後の『小野塚の胴体』めがけて『発砲(破ス精BBD)』する!

互いの距離は長くても1m程度だろう。
精度の落ちる『片手撃ち(精D)』でも、これだけ近ければ外す方が難しい。
この弾は『実弾(>>528 最後の5行を縦に読むと一発目実弾)』だ。
命中すれば、相応のダメージを与えられる。
仮に失敗としても、相手は『着地』にも対処しなければならない。

539小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/09(月) 03:50:59
>>538

質問です。
斜め上に顔を向けながら目だけで足元を見ることは不可能ですので、
地面の影を見るには首を下に曲げる必要があると思いますが、
>>536-537の時点で、小野塚は『花菱PCが地面を見ている』ことに気付かなかったのでしょうか?

540花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/09(月) 11:34:40
>>539

自分としては可能なつもりでいましたが、言われてみれば難しいようですね。
ご迷惑をお掛けしました。
こちらの不手際ですので、処理に関してはそちらのお好きなようにしていただいて構いません。

541小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/10(火) 01:56:03
>>540

回答感謝。こちらこそお手数おかけしました。

>>538

結論から述べると──踏みつけを回避することは、不可能だった。

誤算は、『首の角度』にあった。
斜め上に顔を向けながら、目だけで足下を見ることはできない。
そのため、『花菱』は首を下に曲げざるを得なかったのだが、
その様子は、当然『小野塚』の目にも入っていた。
銃口を屋根の上に突き付けながら地面を見るという、不自然な行動──
すなわち、『花菱』の策は『勘付かれていた』。

       ゴ ス ゥ ッ

地面を蹴るのとほぼ同時に、『花菱』の額を激しい衝撃が襲う。
それは、落下してきた『小野塚』の蹴りだった。
目前に花火が散り、飛び退く勢いのまま後方に転倒する。
とはいえ、『命中』は免れた──今のは『必殺の一撃』には程遠い。

着地した『小野塚』は『本殿』の壁にぶつかり、よろめいている。
『花菱』の現在地は2つの『鳥居』の中間辺り。
両者の距離は『4メートル』ほどだ。

────────────────────────────

「────────!」

『花菱』の行動を見てその意図に気付き、
足を繰り出す方向を変えて額に蹴りを当てた──それは良かった。

        ド ガ ッ

「ぐがッ」

咄嗟の修正のせいでバランスを崩し、着地に失敗。背後の壁にぶち当たる。

「いったい」 「なァ……もう……ッ」

壁に右手を付いて体勢を立て直しつつ、『花菱』の動向に注意したい。
左半身を前方に出し、右半身を後方に引く──
銃撃への警戒から、体を横に向け、少しでも的を小さくする構えを取る。

542花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/10(火) 17:06:15
>>541

体勢を立て直した直後、『花菱の攻撃』が放たれた。

    ガァァァァ──────ン!!

無論、『銃弾』だ。
見たことはないだろうが、その速度は『本物』と同等(スB)らしい。
おそらく『威力』も同じぐらいだろう。
しかし、狙いは精確ではなかった(精D)。
間違っても『急所』に直撃するコースではない。

───────────────────────────────────

      「 ぐ へ ェ ッ ! ! 」

          ドタァンッ!!

『職業』によって染み付いた癖で、
実際のダメージ以上に派手なリアクションで仰向けに倒れ込む。
咄嗟に頭を持ち上げておくことで、後頭部を強打することだけは避けたい。
その後、歯を食いしばって痛みを堪えながら、
『スウィート・ダーウィン』を構え直す。

「いいぜェ!いよいよ楽しくなってきやがった!」

      ガァァァァ──────ン!!

          「『小野塚遥』さんよォ!」

躊躇なく『発砲(破ス精BBD)』し、『実弾』を撃ち込む!
狙いは変わらず『小野塚の胴体』。
その後は『神頼み』だ。

      スッ

発砲後――――ジャケットのポケットから『握った左手』を抜く。

543小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/11(水) 10:46:41
>>542

オーバーリアクションを演じつつ、ダメージは最小限に抑える……
『役者』としての経験が活きた形と言える。

   ガァァァァ──────ン!!

そして間髪入れず『スウィート・ダーウィン』を構え、発砲ッ!
発射されるのは『実弾』──命中すればただでは済まない。
『片手持ち』『寝そべった体勢』『脳へのダメージによる視界のぶれ』
……コンディションは決して良いとは言えないが、果たして。

        ス ッ

発砲後、ポケットから『握った左手』を抜いた。

────────────────────────────

「アハハァ。楽しんでくれてるなら何よりだよ」

『花菱』に銃口を向けられた瞬間、
『ブリリアント・レジリエンス』の『右腕』と『右脚』を『装着』。
反動によって『右斜め上』に跳躍する(ス精CC)。
『幅跳び』のようにごく浅く、高さではなく距離を出す。
なおかつ、『花菱』や『鳥居』との衝突を避けるため、やや右寄りで。
そうなるように右腕と右脚の角度を調整していた(>>541メ欄)。

事前に相手の動向に注意していたため、判断は迅速に行える。
そして、『鎧』の『装着』が完了するのは『一瞬』。
『人間並み』のスピードで『飛び退く』のとは訳が違う。
もともと、『銃弾』の狙いは正確ではない……十分に回避できるはずだ。

「でも」 「こっちも楽しませてくれなきゃねェ〜〜……」

右寄りに跳躍したため、『花菱』の左脇を通り過ぎる形になるだろう。
すれ違いざま、左手の『土砂』を顔面に投げ付ける!
右半身を後ろに引いた体勢から『右腕』と『右脚』を『装着』したため、
『花菱』からは『鎧』は見えにくい──跳躍そのものが予想外のはず。
さっきのように、『目潰し』を回避する余地は与えない……!

着地した後は、すぐさま『花菱』の方を振り返り、身構える。

544花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/11(水) 18:56:52
>>543

瞬時に『ブリリアント・レジリエンス』を『装着』し、
新たに生じた『反発』の力で低空を『跳躍』する。
もはや慣れた応用だ。
事前の『角度調整』も有効に作用した。

        ────ビスゥッ!

大雑把な狙いの『銃弾』を回避することは容易い。
小野塚の背後で弾丸が壁に命中し、確かな破壊音を響かせた。
それを聞きながら、再度の『目潰し』を実行に移す…………。

発砲の直後、花菱は自ら『転がった』。
『目潰し』と『横転』は、ほぼ同時のタイミングだったが、
転がる過程において自然と顔を背ける形となるため、
投じられた『土砂』は目に入らない。
宙を舞う小野塚の下方を、花菱が潜り抜けていく。

      バ ッ

               バ ッ

『上』と『下』――ほんの一瞬、両者の視線が交錯する。

          タンッ

着地した瞬間、即座に振り返って身構えた――――。

────────────────────────────────────

『神頼み』――すなわち『祠に向かって転がる(>>542 rolling small shrine)』。

    そして――――――

               「『ダーウィン賞』って知ってるかァ?」

          バ ッ !

      「『愚かな行為』によって『死亡』することで、
       自分自身の『劣った遺伝子』を抹消して、
       『人類の進化』に貢献した証として贈られる賞だ」

『左手』を開く。
そこには『何もない(>>528 empty hand)』。
『6発の銃声』は『何かしていた』のではなく、
『何かしている』と思わせるための『ブラフ(>>526 bluffing)』。

「オメーさん、『人類の進化』に貢献してみる気はねェか?」

        ────チャキッ

『うつ伏せ』に変わった姿勢で小野塚と向き合い、
『スウィート・ダーウィン』を『両手』で構えながら、
相手の姿を注視して互いの距離を測る。

545小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/12(木) 06:20:11
>>542

祠に向かって転がると、飛んできた『土砂』は後頭部を掠めていった。
そして、邂逅の以前から仕込んでいた『ブラフ』──
何もない『左手』を開いて見せるが、『小野塚』に反応はない。
『銃声』と『左手』を結び付ける要素が存在しないので、当然かもしれない。

      ────チャキッ

両手で『スウィート・ダーウィン』を構え直し、ターゲットに向き直る。
彼我の距離は、『2メートル』。

────────────────────────────

「あーッ、もう!」

またも『目潰し』を回避されたことに歯噛みしつつ、

「残念ながら、あたしは世界一無意味に生きて」

「世界一無価値に死ぬ女だ──」 「よっと」

        ド シ ャ !

地面を蹴って『花菱』の顔面に土砂をぶつける(破ス精CCC)。
目を瞑るにしろ、転がって回避するにしろ、
一瞬の隙ができることは間違いない。『三度目の正直』だ。
相手は何やら『左手』を開いているので、蹴る間に撃たれる心配もない。
万が一のため、両腕は胴体の前でクロスし、発砲に備えておく。

「というか」

「『愚か』なのは『鉄砲玉』なんかやってる君のほうだろうさ!」

蹴った直後、『花菱』に向かって跳躍する。
地面を蹴った足をそのまま踏み切り足にすれば、隙も最小限になるだろう。
角度45度くらいの放物線を描いて相手の真上に落下する軌道だ。
うつ伏せで構えている相手にとっては、頭上の標的は狙いにくいはずだ。

546花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/12(木) 18:02:57
>>545

小野塚自身が確かめたように、この地面は適度な硬さを持っている。
地面を蹴り飛ばしたとして、『一度の蹴りで飛ばせる土砂』は多くない。
また、硬さのある地面を蹴って『土砂』を飛ばすためには、
力を込めて蹴る必要があるが、それには『足を引く動作』が不可欠だ。

今、小野塚の目の前には『両手で拳銃を構えた敵』がいる。
既に『射撃準備』は完了しており、もう『トリガーを引くだけ』の状態。
『どちらが早いか』は明白だった。

       ガァァァァ──────ン!!

足を引いた直後、轟く銃声と共に『銃弾』が発射された。
『両手』で構えているせいか、先程よりも『精度』が上がっており、
小野塚の『胴体』めがけて真っ直ぐに飛来する。
まだ『土砂を蹴り飛ばす前』であり、それ以降の行動はできていないが、
両腕を交差させることだけは辛うじて間に合った。

────────────────────────────────────

先程から小野塚の姿は注視していた。
当然『地面を蹴ろうとする動作』も視認している。
そして、既に『リロード』も完了しているだろう。

「ハハハッ!違いねェな。まさしくオレは大馬鹿野郎だ」

小野塚が動いた瞬間――――――『胴体を撃つ(破ス精BBC)』。

「だが、その動きを見逃す程マヌケじゃねえさ」

『両手撃ち』の場合、『5m以内の止まっている的は外さない』。
『実弾』は『6発目』に装填している(>>542の【&>>538】の部分)ので、
発射されるのは非殺傷の『偽死弾』だ。
生物に対しては破壊を起こさず、歴史上の『死因』が再現される。

547小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/12(木) 22:25:49
>>546

花菱PCが左手を開いている間(拳銃を構える前)に地面を蹴るつもりでした。
紛らわしい記述をしてしまって申し訳ありませんが、レスの訂正をお願いしたいです。
誤解ではなく、間に合わなかったなどの判定なのであれば、ご指摘ください。

548花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/13(金) 15:29:13
>>547

小野塚が振り返った時、既に花菱は『両手』で『拳銃』を構えていた――――。

『目潰し』と『横転』は、ほぼ同時に行われた。
そして、『着地』と『左手を開く』のが同時。
『振り返る』のと『両手で構える』のも、また同時だ。

今、『2m』の距離を挟んで、銃口を突きつけられている。

────────────────────────────────────

花菱が左手を開いたのは、『両手で得物を握るため』だ。
何かあることを匂わせるのがブラフ。
ポケットに手を突っ込む、または手を握っておくという行為が、それに相当する。
そして、その役目は『既に終わっている』。
わざわざ『何もない左手』を見せる理由はない。

『両手』で『スウィート・ダーウィン』を構え、引き続き小野塚の挙動を注視する。



※お互いの認識に齟齬があったようですので、
 少し巻き戻して>>544>>545の中間(小野塚PCが振り返った直後)から、
 仕切り直しさせていただいています。

549花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/13(金) 15:30:15
>>548

こちらで補足をさせていただきます。

花菱の左手を開くという行動は、
スタンドを両手で構えるための動作(ブラフだったというのはPL向けの開示です)であり、
開いた手を小野塚PCに見せるという意図はありません。
小野塚PL側のレス(>>545)にある開いた手を見せたという判定は、
こちらの認識とは違っていたのですが、最後の行において既に構え直せたと読み取れたので、
特に指摘をいたしませんでした。
説明が足らず、申し訳ありません。

こちらの判定では、小野塚PCが振り返って身構えたのと、
花菱が両手でスタンドを構えたのは同時です。
その根拠は、前レス(>>542)で花菱がポケットから左手を抜いており、
あとは手を開いて構え直せば完了するためです。
また、小野塚PCは、振り返る前に着地というワンクッション
(これが左手を開くのと同時としています)を挟んでおり、これも加味して、
振り返って身構えた時には両手でスタンドを構えているという状況を想定しました。

上記に間違いがある場合は、お手数ですが、ご指摘をいただければ幸いです。

550小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/14(土) 06:58:00
>>549

了解しました。

>>542

両手で『スウィート・ダーウィン』を構え直し、ターゲットに向き直る。
彼我の距離は、『2メートル』。
『小野塚』は動きを見せず、その場に突っ立っている。

────────────────────────────

「というか」

「『愚か』なのは『鉄砲玉』なんかやってる君のほうだろうさ!」

その場に突っ立ったまま、
『ブリリアント・レジリエンス』の『全部位』を発現。
身体の前面と接触するように発現することで『反発』を発生させ、
『花菱』に向かってすっ飛ばす(破ス精BCC)。
全方位に拡散するのではなく、『花菱』へ集中するように角度は調整する。
高密度で殺到するそれは、いわば『崩れ落ちる防御壁』だ。
予備動作はない。発現は一瞬。距離は至近。ゆえに、銃弾よりも『早い』。
射線を防ぎつつ、『花菱』の顔面から背中にかけてに打撃を与えたい。

551花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/14(土) 20:58:20
>>550

小野塚の攻撃は『鎧の発現』→『反発』という順番。
『鎧の発現』は一瞬だが、花菱は『小野塚の姿をバッチリ見ていた』。
だから、『反発が起こる前に動く時間』が、ほんのチョッピリだがあった。

     「――――――何か『ヤベェッ』!!」

『鎧の発現』を見た瞬間、花菱は再び『地面を転がる』。
次の瞬間には『反発』が発生するので、『花菱の転がり』を見た後で、
『追加の軌道修正』をする時間は、小野塚にはない。
そして、光り輝く『黄金の弾幕』が発射された――――。

「さっき見たヤツは『コレ』かッ!
 てっきり飛び跳ねるだけかと思ったが、『飛び道具』とはシャレてるなァ!」

────────────────────────────────────────

花菱の行動は――――

『鎧』の『全部位』が発現された瞬間、
さっきとは反対方向(赤い鳥居方向)に地面を転がり(転がり終了時はうつ伏せになりたい)、
『避けられそうにない部位だけ』を『銃撃(破ス精BBC)』で撃ち落とす。

その行動を取った理由は――――

『全身鎧を出す』というのは『派手な行動』だ。
だから、なんとなく『ヤバさ』を感じた。
要するに、単純に『ビビった』。

この行動を成功させうる根拠は――――

第一に、小野塚の攻撃は『鎧』の発現→『反発』という順番。
小野塚の姿はバッチリ見ていたので、『鎧が発現した瞬間』に――つまり、
『反発の直前』に転がり始めることができる。
『反発のスピード』と『花菱のスピード』は同速なので、
『鎧の発現』という一種の『前兆』が現れている間に距離を稼ぎたい。

第二に、『密集して飛んでくる』ということは、
おそらく『一塊』に近いだろうと思うので、
逆に言えば『回避しやすい(散弾などは避けにくい)』と考えられる。
ただ、『全身鎧』であれば『面積』も大きいだろうから、命中率は高いと思われる。
『反発』と同時に動いていては避けきれないかもしれないので、
前述した『鎧が発現した瞬間に転がる』ことで、回避の成功率を高めたい。

第三に、『銃弾』のパワーは『反発』と同等なので、
『鎧』を撃てば十分に撃墜できるだろう。
先述したように、『全身鎧』の面積は大きいと思うので、
『鎧が発現した瞬間に転がる』だけでは避けられそうにない可能性も計算に入れて、
『避けきれないと判断した部位だけ』を、
『銃撃(部位が複数の場合は連射する)』で撃ち落として安全を確保したい。

要約すると、『鎧が現れた瞬間』に転がって避けようとし、
『それでも避けきれない部位だけ』を撃ち落とす。

552小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/15(日) 08:11:21
>>551

『鎧』の弾幕を転がって避けようとする『花菱』──しかし。
『反発』の勢いそのものはさほど速くないとはいえ、
『鎧』の発現から『反発』の発生までは一瞬。
前兆がなかったことも相まって、転がる余裕は存在しない。
そして『2メートル』という距離の近さもまた、回避を許さなかった。
転がるのではなく、迎撃のみに集中していれば、被害は抑えられたかもしれない。

       ド ゴ ッ
                ド ゴ ォ !

転がる最中、飛来した『鎧』が顔面や脇腹にぶち当たる。
額が割れ、骨が軋むのを実感しつつ、どうにか一回転した『花菱』は見た。
先ほどまで立っていたそこに、『小野塚』がいない。

────────────────────────────

「洒落てるかい? ありがとね」

『全部位』を発現したとき、
実は、『左脚』だけは『装着』状態で発現していた(>>550メ欄)。
『全部位』の発現という派手な行動の真意は、
『左脚』を『装着』したのを目立たなくする『カモフラージュ』にして、
弾幕によって『花菱』の視線を遮り、跳躍の瞬間を隠す『遮蔽』。
高密度の『鎧』は、一瞬だけだが『花菱』の視界を覆い隠してくれただろう。
その一瞬の間に、『反発』の反動によって跳躍していた。

「まァ、あたしは──」

跳躍する先は『花菱』の真上。
落下と同時に、その頭部を踏み付ける(破ス精CCC+落下)。
加えて言えば、『花菱』が向かって右に転がることは『予測済み』だ。
既に一度転がっている以上、同じ方向に転がれば『鳥居』が邪魔になる。
だから『両脚』ではなく『左脚』のみを装着した。
すなわち、転がりによる落下位置のズレは既に修正している。

「こんなの全ッ然好きじゃないんだけれどね!」

既に見せた手である以上、自分が跳躍したことは察知されるだろう。
だが、相手は『鎧』の対処に追われ、さらに痛打を受けた直後。
転がり終わって自分が跳躍したと気付いたときには、既に落下の最中だ。
再び転がるにしても、ガードするにしても、『一手』遅れざるを得ないはず。
頭部への一撃により、確実に意識を刈り取りたい。

553花菱蓮華『スウィート・ダーウィン』:2025/06/16(月) 18:58:09
>>552

花菱が『脇腹』に負ったダメージは軽微だった。
戦いの前、『簡易的な盾』にするために、
ポケットに『絵馬(>>524)』を仕込んでいたからだ。
犠牲となった絵馬はポケットの中で割れただろうが、
その分だけダメージを軽減できただろう。

     そして――――――

『鎧』を盾にして『銃撃』を防ぎつつ、
それを『目隠し』にして『跳躍』するという、まさしく『攻防一体の一手』。

「――――――『やりやがった』ッ!!」

その狙いは見事に『成功』した。

跳躍直後の時点で花菱は『うつ伏せ』であり、それも上手く噛み合ったと言える。
現在、小野塚は『3m』上空。
そして、小野塚が落下を開始したと同時に、
花菱は『肘と膝を使って身を起こした(>>551elbow knee standup getready)』。

     その結果、着地地点が『ややズレた』。

                       ────ベキィッ!

『頭』に着地する予定だったが、『首』を踏み抜いてしまい、
『頚椎』がへし折れる音が響いた。
ほぼ『即死』だろう。
『意識を刈り取る』のではなく、『命(タマ)を取る』ことになったが、
小野塚は無傷で窮地を切り抜けた。

    戦いは終わった。

しかし、また『次の鉄砲玉』が送り込まれるに違いない。

『小野塚遥の戦い』は『これから始まる』のだ。

554小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』:2025/06/16(月) 21:11:44
>>553

靴越しに上ってくる厭な感触。
しかし、それは予期していたものでもあった。
もとより、あの高さからの頭部への踏みつけは『致命的』だ。
それを『覚悟』して、跳んだのだから。

「……………………」

首をあらぬ方向に曲げた『花菱』を見下ろす。
しばしの後に背を向けると、懐から『缶ビール』を取り出し、
プルタブを開け、口を付けて一息に呷る。

      ゴクッ ゴクッ ゴクッ ゴクッ

「ふゥー……………………」

           グシャ

「帰ろ」

嫌なことは、酒を飲んで忘れるに限る。
今までずっとそうしてきたのだ。
だが、これからは────

「……………………お父様…………」

   小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』→『勝利』

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