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翻訳機と国際語の将来

1papageno:2007/09/08(土) 21:38:06 ID:zy/dyiIs
インターネットを使っている人なら、「自動翻訳」とか「機械翻訳」とか呼ばれているものを使ったことのある人も多いでしょう。
まだまだ不完全で、全く意味不明の訳文が飛び出して来る事もありますが、時に驚くほど正しく翻訳される事もあります。
いずれは充分信頼するすることのできる翻訳機が出現する事は間違いないでしょう。音声翻訳機(通訳機)もすでに実用されていると聞きます。
国際会議における同時通訳も、人間から機械に取って代わられるでしょう。

誰も彼もが義務として外国語を勉強する事はなくなり、直接外国語を読みたい人、直接外国人と話したい人だけが、勉強するようになるかも知れません。
英語を学習する人は激減し、エスペラントを学ぶ人が増えるかもしれないし、そうならないかもしれない。

国際語の将来を考える上で、翻訳機の存在を考慮しないわけには行かないと思うのですが、そのような話題に触れたものを見た事が無いので、何もかも全くの素人ながらブログを作った訳です。

皆さんはどう思われますか?

papageno のブログ
http://ameblo.jp/esperanto2/
自然言語処理の歴史
http://nlp.nagaokaut.ac.jp/wiki/wiki.cgi?page=%BC%AB%C1%B3%B8%C0%B8%EC%BD%E8%CD%FD%A4%CE%CE%F2%BB%CB
ニュース
自動音声翻訳は20年までに実現 科技会議が行程表
http://www.asahi.com/science/update/0518/TKY200705180317.html
IBM、イラク駐留米軍に音声自動翻訳システムを納入
http://japan.internet.com/webtech/20061016/12.html

2Raku ◆yP0a9GGqWA:2007/09/08(土) 22:01:06 ID:VBtkMNoI
ご存知でしょうが国連では五常任理事国の言語が公用語と定められています。
翻訳機もこの制度を変えることは出来ません。他の国際機構や国際会議やNGOでも
たいてい公用語や作業語が定められます。国際法的文書において正文と訳文の
価値はまったく異なります。国際語問題を考えるときこのような現実を忘れては
いけません。

3松戸彩苑:2007/09/08(土) 22:55:21 ID:???
ブログに「日本語と韓国語とのあいだでの機械翻訳はうまく行く」ということが書いてありま
すが、韓国語というのは、もともと日本語と語順が同じで、しかも併合時代から現在にいた
るまで、日本語から大量に語彙・表現を採用してるんですね。

ですから、ほとんど「日本語のコピー」と言って良いくらいのものだったりします。

たとえば、韓国語ではハガキのことを「ヨプソ」と言いますが、これは「葉書」を朝鮮式に発
音したものなんですね。
また、小包のことは「ソポ」と言いますが、これも「小包」を朝鮮式に読んだものです。

単語だけでなく、法律なども、日本のものをコピーして使っているらしいです。

韓国語というのはこのような言語ですので、機械翻訳がうまく行くことが多いのは当然です
し、このようなケースだけを見て、機械翻訳を過大評価してはいけないと思いますね。

4松戸彩苑:2007/09/09(日) 13:40:07 ID:???
しかし結局のところ、エスペラントが世間から評価されないのは「エスペラントが発表され
てから120年もたつのに、エスペラントが使える人間があまりにも少ない」からなんです
よね。
これでは、世界平和だの平等だのと立派なことを並べてみたって仕方がないんですね。

エスペラントの世界に長年いる人たちは「1887年にエスペラントが発表された」というの
を何度も見聞きしているので鈍感になってるのかもしれませんが、1887年(明治20年)
といえば、日本では鹿鳴館外交が行なわれていた頃なんですよね。
また当時の首相は伊藤博文でした。

こんな大昔からやってるのに未だに広まらないのでは、やっぱりダメなんじゃないかって
考えるのが、ふつうだと思うんですね。
---

それから世界大会が終わってしまったので言いますけど、エスペラントの大会は、エス
ペランティストにとっては大いに意味がありますが、世間に対する宣伝効果はほとんど
無いと考えるべきだと思いますね。

というのも、世界エスペラント大会が行なわれるようになってから100年たちますが、そ
のほとんどの大会はヨーロッパで開催されたわけです。
しかしそれにも関わらず、ヨーロッパにおいてエスペラント運動が落ち込んでるわけです。
ということから、エスペラントの大会の宣伝効果はほとんど無いと結論せざるを得ないわ
けです。

これに対して私は「娯楽でも何でも良いから、エスペラントを使って何かをやれる人間が
増えて、それが当たり前のことなんだと世間の人たちから認められるようにすべきなん
だ」「そういうのが一番の宣伝になるんだ」と、ここの掲示板で主張してきたんですね。
---

現在でもJEIには毎年、数十〜百数十人が入会するのに、そのほとんどは数年でやめた
り、あるいは eterna komencanto になってしまうんですね。

このように挫折してしまう人を少しでも減らすことが、当人のためにもなるし、またエスペ
ラント運動全体のためにもなると思うんですね。

5papageno:2007/09/11(火) 22:06:39 ID:VrIuVq9c
>>3
日本語韓国語間、あるいはヨーロッパ諸語同士のように、言語的に近いもの同士の間で、すでにある程度実用になる自動翻訳が実現しているのなら、それはすばらしい事ではありませんか? 発達の順番としては当然の事で、それでもって「機械翻訳を過大評価してはいけない」というのはおかしいのではないでしょうか?

現在の翻訳機がまだまだだからと言って、20年後、50年後、100年後の翻訳機もそうだと誰が言い切れるのでしょう? それどころか「100年後には国際会議で翻訳機が同時通訳をするようになる」と言っても疑う人はいないどころか「100年もかかる訳が無い」という人の方が多いんじゃないでしょうか?

すでに翻訳機の時代に入っているというのに、それを踏まえた上での国際語の将来についての議論がほとんどなされていない事がとても不思議に思われるのです。少なくとも50年後の翻訳機を想像しながら国際語の将来について考えてみませんか?

6松戸彩苑:2007/09/11(火) 23:04:36 ID:wB9UW7EA
>>5
> 少なくとも50年後の翻訳機を想像しながら国際語の将来について考えてみませんか?

50年後の翻訳機は、ちょっと想像できないんですよね。
(専門家にも想像できないんじゃないでしょうか?)
それで、なかなか話がしにくいわけですけども。

しかし「すでに翻訳機の時代に入っている」というのは事実であって、これを無視してはな
らないって意見には賛成です。
(エスペラントの雑誌でも、たまに機械翻訳に関する記事が出たりしますけどね)

私の考えでは、人の手を借りず、機械の力だけで、ありとあらゆる文章を正確に翻訳する
ことが出来るようなものはなかなか現われないでしょうが、しかし通訳者&翻訳者の仕事
を助けるようなツールはすでに実際に使われてるわけで、こっちのほうはどんどん進歩す
るだろうと思っています。

そういや思い出しましたが、面白いことに、エスペラントを中間言語として使用した翻訳ソ
フトの研究というのも、いくつか行なわれている(あるいは、いた)んですよね。

理数系の論文のような論理的な文章だと、かなり訳せるようですけどね。
しかし、大成功だという話は聞いたことがありません。
---

私の考えでは「エスペラントはけっこう使える」とか「エスペラントが出来ると楽しい」といっ
たことを世間の人たちに示すことが出来れば、それなりに広まるんじゃないかと思うんで
すよね。

もちろん「全人類がエスペラントを学ぶ」などということは起こりえないでしょう。
しかし「手話」のように、必要だと考える少数の人が身につける一方で、世間の大部分の人
は使えないけれども、その「必要性」だけは社会的に認知されている。
エスペラントもこういうふうになれば良いと思うんですね。

とくに、くだけた会話は機械翻訳が苦手とするものらしいので、これがエスペラントで出来
れば、かなりの強みになるはずです。

で、問題は

(1) 学習を始めても、挫折してしまう人が多い。

(2) 日常生活に関する語彙・表現が不足・混乱している。

(3) エスペラント界が(1)(2)の問題にあまり真剣に対応しようとしていない。
    (してるのかもしれませんが、まだまだ足りないと思います)

(4) 理念や理論を前面に出した運動に固執しているので、世間からは「宗教」か「特殊な
    イデオロギー」だとしか思われていない。

といったことなんですね。

papageno さんのブログを拝見させていただきましたが、papageno さんも挫折されたみた
いですね。
これは実は papageno さんだけの問題なのではなく、エスペラント界全体の問題でもある
んですね。

正直言いまして、「主の祈り」の問題だとかは(べつに間違ってはいませんが)些細なもの
だと思ったんですが、しかし「エスペラントが身につけられなかった」というのは、これはエ
スペラント運動における根本的な大問題だと思います。

実は、挫折してしまう人というのが、きわめて多いんですね。
それで私は、ここの掲示板に「娯楽を利用すべきなんじゃないか」とか「日常生活に関する
語彙・表現の決定&普及が大事だ」などと書いてきたんですけどね。

papageno さんは、どのような勉強をなさって、どのくらい判るようになったんでしょう?

7松戸彩苑:2007/09/11(火) 23:27:28 ID:wB9UW7EA
>>5
いや、たしかに日本語と韓国語のあいだでは、かなりうまく訳すことが出来るわけですが、
しかし、それはすべての言語のあいだでそうだというわけではないし、それには理由がある
ということが言いたかったんですね。
まぁ、そのくらいのことは判っておられたのかもしれませんが。
(欧米語間の機械翻訳については、残念ながら私は知りません)

日本語と韓国語の翻訳ですけども、日本語は漢字を使って同音異義語を区別しているの
で、「日本語→韓国語」ですとかなり正確に翻訳できるみたいなんですが、韓国語はハン
グルのみで表記されますので、「韓国語→日本語」のばあい同音異義語が区別できなく
て、なかなかちゃんとした訳が出てこないんだそうです。

とは言っても、人間のほうが慣れてしまえば「これでもけっこう役に立つ」ってことになるわ
けですけどね。
実際、大ざっぱな内容は充分に判りますもんね。

余談ですが、日本のエスペランティストのなかには漢字廃止論者がいるわけですけども、
日本語を機械翻訳にかける際には「できるだけ漢字を多く使ったほうが、訳が正確になる」
というのは皮肉としか言いようがありません。

8papageno:2007/11/28(水) 19:52:23
松戸彩苑さんが「大衆迎合なエスペラント運動を考える」で紹介してくださった記事ですが、こちらにも転載させていただきます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/7882/1163065578/220


世界初 携帯電話を使った自動翻訳サービスがスタート
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200711260063.html

携帯電話に向かって日本語を話すと、翻訳された英語が数秒後にディスプレー画面に表
れるサービスが26日、NTTドコモの最新機種D905i(三菱電機製)、SH905i(シャープ
製)で始まった。英語で話せば日本語にも翻訳してくれる。携帯電話による音声自動翻訳
サービスは世界で初めて。ドコモは、このサービスを使える機種をさらに5機種増やす。

音声自動翻訳の基礎技術は、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)=京都府精華町=
が開発し、これにフュートレック=大阪市=が開発した携帯電話での利用技術を融合させ
た。運用は、フュートレックの子会社、ATR―Trek(トレック)=川崎市=が担っている。

周囲のノイズを多く拾う携帯電話は、音声による自動翻訳ができるほど正確に声だけを認
識することが難しかった。このため、携帯電話本体にノイズを取り除く仕組みをつくった。
音声の特徴を抽出し、音声がもつ情報量を30分の1ほどに圧縮してからサーバーに送信
している。

サーバーで、音声のデータを翻訳して携帯電話に送り返す。ディスプレー画面には、元の
文と翻訳の文が表示される。旅行英会話でよく使われる約7万5千の単語を登録し、約100
万の文例をもとに翻訳ソフトをつくった。英検準1級程度の能力があるという。

翻訳サービスの利用料は月157円で、別にパケット通信料がかかる。国際ローミングを利
用すれば海外でも利用できる。北京オリンピックをにらんで近く日中翻訳のサービスも始め
る。1年以内に10万人のユーザー獲得を目指している。

9papageno:2007/12/24(月) 11:37:30
私は自然言語であれ、人工言語であれ、一つの言語がほぼ独占状態であるのは良くないと考えています。もちろん自然言語なら英語、人工言語ならエスペラントがそれに当たるのですが、英語にはまだフランス語、スペイン語などのライヴァルがいるのに対し、エスペラントにはそれが無い。イドにしてもインテルリングアにしても微々たるものです。そのためエスペラントはまったくお山の大将になってしまっていると思えます。

「エスペラントのライヴァルはいないのか?」
http://ameblo.jp/esperanto2/entry-10048747491.html

翻訳機時代の国際語はどうなって行くのでしょう? 私は、自然言語はもちろんのこと、人工言語の世界も多様化して行くような気がしています。基本的に翻訳機で通じるので、一つの言語に集中する必要がなくなるからです。根本的にヨーロッパ語であるエスペラントが相対的な価値しか持たないことは明らかで、これを全世界のすべての人が学ぶようになるなどということはあり得ません。

エスペラント自身も多様化して、方言が盛んになるかもしれません。エスペラントの方言同士を通訳機で通訳したりして???

10なつ:2007/12/24(月) 19:29:34
>>9
そうですかね?自然言語のみで言えば英語にもはやライバルはいないと思うんですけど。
おそらく全科学論文は国際的に英語しか現在認めないでしょう。
いまやフランスでもドイツでも国際的な論文は英語でしか受け付けません。
エスペラントのライバルはエスペラント界自体においては英語なのでは?
いないわけではありません。

11papageno:2007/12/25(火) 18:51:19
>>10
そうですね。全世界で通用する「国際語」としては英語のライヴァルはいないといっていいでしょう。部分的にはフランス語、アラビア語なども国際語ではあるんですけどね。

そう考えてみると英語というのは人類の歴史上初めて全世界規模の共通語になった言葉でしょうね。それだけ地球規模の交流が盛んになって共通語が必要とされているからでしょう。

英語とエスペラントがライヴァルであるとはエスペランティストが思っているだけなのでは?

12なつ:2007/12/25(火) 22:57:18
>>11
完全に同意です。
私も全くそのとおりに思っております。

13papageno:2007/12/26(水) 07:25:12
ここに来ておられる皆さんにはエスペラントを深く愛される方が多いので、気を悪くされるかもしれませんが、日本人の利益を考えるならエスペラントの普及より翻訳機の開発の方が大事だと思います。

私やはりエスペラントはヨーロッパの言葉であり、確かに英語などと比べていくらか易しいとは思いますが、日本人でこれを使いこなせるようになるのは、英語と同様、一部の人に限られると思います。

いったい日本人全体でどれくらいのお金と時間を語学学習につぎ込んでいるのでしょうか? 考えるだけめまいがしそうです。そのお金の十分の一でも翻訳機の開発に回せば、優れた翻訳機の実現が早まるでしょうに。

「外国語教育より翻訳機開発に全力を」
http://ameblo.jp/esperanto2/entry-10054635194.html

14松戸彩苑:2007/12/26(水) 07:39:12
>>13
そういうことは、英語を支持している世間の人たちに訴えたほうが良いように思いますね。

15papageno:2007/12/28(金) 09:24:03
>>14
まあ細々とですが、にほんブログ村の英語カテゴリー>通訳・翻訳サブカテゴリーに参加はしています。
http://english.blogmura.com/english_interpreter/

16なつ:2007/12/29(土) 01:46:25
>>13
じゃあ私はまず何をすればいいでしょうか?
あるいはこの掲示板をごらんの人は何をすればいいのでしょうか?
よろしくお願いします。

17KamelioJapana:2007/12/29(土) 06:48:34
>翻訳機の開発の方が大事だと思います。

この方は翻訳機の果たす役割と共通言語が果たす役割との根本的違いが分かっていない様です。

18papageno:2007/12/29(土) 07:26:03
>>17
私は国際共通語を否定しているわけではないんですよ。ただ将来において、異言語使用者間のコミュニケーションは翻訳機が中心になるだろうと言っているだけです。これはまあ間違いないことだと思いますが。

KamelioJapanaさんのように、英語もエスペラントもよくおできになるような方にはわかりにくいかもしれませんが、私のようにいくらやってもなかなか上達しないような者にとっては翻訳機があればどれほどありがたいことか。そして日本の大部分の者にとってもそれは同じなのです。

19papageno:2007/12/29(土) 08:04:17
>>13
>エスペラントの普及より翻訳機の開発の方が大事だと思います。

確かにちょっと誤解を招く言い方だったかもしれませんね。これは別にエスペランティストに向けて言ったつもりではありませんでした。エスペランティストはもちろんエスペラントの普及に努めればいいと思います。

ただ日本全体では、外国語教育もさることながら、翻訳機開発に全力を挙げたほうが得策だ、ということです。

20KamelioJapana:2007/12/29(土) 18:23:28
>>19

まあ、投資に対して、それに見合った教育効果の上がらない英語教育を全国民に押し付ける
よりは、翻訳機開発にその十分の一でも投資した方が確かにましですわな。

21papageno:2008/01/01(火) 11:43:35
>>14
適当な掲示板がないものだろうかと探してみたのですが、なかなかないですね。いいものを発見されましたら知らせてください。

22松戸彩苑:2008/01/01(火) 12:57:25
papageno さんが翻訳機械を支持するのは構わないんですが、そうなのであれば

(1) 機械翻訳・言語学・コンピューターなどに関する知識をつけて、「どうして現在の翻訳
    ソフトでは100%満足のいくような翻訳ができないのだろうか」ということについて考
    える。

(2) 翻訳ソフトの研究・開発に携わっている人と知り合い、連絡を取り合う。

といった事をすべきだと思うんですね。

こういった事をするのには、この掲示板は、ほとんど役に立たないような気がします。
---

それから、「エスペラントのほうは趣味としてやる」というのも別に構わないんですが、しか
し「方言を作ろう」というのには、まったく賛成できません。

だいたい、そんな事をしたら、現在ささやかながら可能となっている国際的な交流が、困難
(あるいは不可能)になってしまうじゃないですか。

ですから「そういう事をしたいのであれば、ノシロをやったほうが良いだろう」と言ったわけ
です。
---

余談になるかもしれませんが、ノシロを知る人の多くは、ノシロを笑いものにしていますが、
しかし私の考えでは、ノシロというのは、世間の人たちが「エスペラントの欠点」としてあげ
るような部分をすべて変更して作られているんですね。

すなわち

(1) エスペラントは欧米語中心である → ノシロは世界中の言語から単語を採用した。

(2) エスペラントには定冠詞がある → ノシロには定冠詞・不定冠詞は無い。

(3) エスペラントには語尾変化がある → ノシロには語尾変化が無い。

(4) エスペラントには字上符がある → ノシロには字上符が無い。

というふうになってるんですね。
ですからノシロというのは、エスペラントを批判している人に向いてるはずなんですね。

しかし、エスペラントやノシロを批判する人の大多数は、こういった事にまったく気づいてい
ません。
シロウトさんですから仕方がないんですが、しかし、この程度のことに気づかないような人
の批判というのは、ほとんど役に立たないんですね。

ということで、私はノシロの創始者である水田氏をけっこう高く評価しているんですが、しか
し残念なことに、水田氏は「ノシロで書いた文章をどんどん発表する」という事をしないんで
すね。
それをすれば、もっと支持者が増えるように思うのですが、当人にその気がないのですか
ら、どうしようもありません。

23papageno:2008/01/01(火) 19:04:39
>>22
私は>>1に書きましたように、「国際語の将来を考える上で、翻訳機の存在を考慮しないわけには行かないと思うのですが、そのような話題に触れたものを見た事が無いので、何もかも全くの素人ながらブログを作った訳です。」

つまりエスペラント界には「英語かエスペラントか、さもなくば人類の滅亡か」というような雰囲気があると私は思うんですけど、んなことはない、翻訳機の可能性もあるじゃない、もっと広い視点から考えようよ、と問題提起したかった訳です。

ですから今のところ(1)(2)のようなことをやるつもりはありませんし、実際のところやる時間もありません。

方言については、心配はないと思います。まず賛同者はほとんどいないでしょうから。もし賛同者がたくさんいるのなら、それはそれで需要があるということですから、作るべきだということです。それでもし方言ができたとしても、例えば私が大阪弁と標準語を使い分けるように、方言エスペラントと共通エスペラントを使い分けることは何ら困難なことではないでしょう。

ノシロは確かに発想はいいと思いますが、作者自身が文章を書かないんではね。ただ一気に世界共通語を作ろうとしないで、ザメンホフがヨーロッパ共通語(ユダヤ人共通語?)を作ろうとしたように、アジア(といってもその境界がどこにあるかはっきりしませんが)共通語を作る方がいいかもしれません。

24papageno:2008/01/01(火) 22:24:10
>>23
「英語かエスペラントか、さもなくば人類の滅亡か」というのはちょっと変ですよね。
「人類はエスペラントを選ぶのか、それとも滅亡への道を選ぶのか」という雰囲気がエスペラント界にはありますよね。これはカルト宗教そのものです(笑)。


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