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翻訳機と国際語の将来

6松戸彩苑:2007/09/11(火) 23:04:36 ID:wB9UW7EA
>>5
> 少なくとも50年後の翻訳機を想像しながら国際語の将来について考えてみませんか?

50年後の翻訳機は、ちょっと想像できないんですよね。
(専門家にも想像できないんじゃないでしょうか?)
それで、なかなか話がしにくいわけですけども。

しかし「すでに翻訳機の時代に入っている」というのは事実であって、これを無視してはな
らないって意見には賛成です。
(エスペラントの雑誌でも、たまに機械翻訳に関する記事が出たりしますけどね)

私の考えでは、人の手を借りず、機械の力だけで、ありとあらゆる文章を正確に翻訳する
ことが出来るようなものはなかなか現われないでしょうが、しかし通訳者&翻訳者の仕事
を助けるようなツールはすでに実際に使われてるわけで、こっちのほうはどんどん進歩す
るだろうと思っています。

そういや思い出しましたが、面白いことに、エスペラントを中間言語として使用した翻訳ソ
フトの研究というのも、いくつか行なわれている(あるいは、いた)んですよね。

理数系の論文のような論理的な文章だと、かなり訳せるようですけどね。
しかし、大成功だという話は聞いたことがありません。
---

私の考えでは「エスペラントはけっこう使える」とか「エスペラントが出来ると楽しい」といっ
たことを世間の人たちに示すことが出来れば、それなりに広まるんじゃないかと思うんで
すよね。

もちろん「全人類がエスペラントを学ぶ」などということは起こりえないでしょう。
しかし「手話」のように、必要だと考える少数の人が身につける一方で、世間の大部分の人
は使えないけれども、その「必要性」だけは社会的に認知されている。
エスペラントもこういうふうになれば良いと思うんですね。

とくに、くだけた会話は機械翻訳が苦手とするものらしいので、これがエスペラントで出来
れば、かなりの強みになるはずです。

で、問題は

(1) 学習を始めても、挫折してしまう人が多い。

(2) 日常生活に関する語彙・表現が不足・混乱している。

(3) エスペラント界が(1)(2)の問題にあまり真剣に対応しようとしていない。
    (してるのかもしれませんが、まだまだ足りないと思います)

(4) 理念や理論を前面に出した運動に固執しているので、世間からは「宗教」か「特殊な
    イデオロギー」だとしか思われていない。

といったことなんですね。

papageno さんのブログを拝見させていただきましたが、papageno さんも挫折されたみた
いですね。
これは実は papageno さんだけの問題なのではなく、エスペラント界全体の問題でもある
んですね。

正直言いまして、「主の祈り」の問題だとかは(べつに間違ってはいませんが)些細なもの
だと思ったんですが、しかし「エスペラントが身につけられなかった」というのは、これはエ
スペラント運動における根本的な大問題だと思います。

実は、挫折してしまう人というのが、きわめて多いんですね。
それで私は、ここの掲示板に「娯楽を利用すべきなんじゃないか」とか「日常生活に関する
語彙・表現の決定&普及が大事だ」などと書いてきたんですけどね。

papageno さんは、どのような勉強をなさって、どのくらい判るようになったんでしょう?


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