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3.11以降の世界と現代文明のゆくえ

1管理人:2011/06/30(木) 02:12:08
継続中の東電福島第一原発の核生成物質漏洩事故は、人類史上に残る大事件であろう。
折しも世界は大きな転換期に入っており、今回の日本の原発事故の原因・推移・影響をふまえながら、それが今後の世界の歴史展開や文明のゆくえの大勢とどう関係するかを考察し、意見を交わすことは意義深いのではないかと考えます。

スレッド【福島原発設備と安全率】にて藤原さんが貼り付けで再録されたニューリーダの文章の最後の部分は、日本の原発事故と地球史・文明史の関係、またこれからの新たな世界の流れに対する深い洞察に満ちているものであるので、
ここに、【3.11以降の世界と文明】と広がりのあるスレッドタイトルにして、知的レベルの高い会話の場としたいと思いますので皆様よろしくお願いします。

>私が過去に書いた本を読めば明白ですが、原発の危険性については35年前からダメだと主張しており、それはプルトニウムの半減期が24,000年で、文明の歴史の五倍もある以上は始末に負えない。また、エネルギーをグロスではなくネットで考えれば、原子力発電は安くないという理由です。
しかも、無限の自然に対して有限の人間の判断が、ほとんど役に立たない人は地球の歴史を知るので、私には津波や自身の基準値などは役人向けの気休めです。
それに関しては「ニューリーダー」の記事の最後の部分を参考までに貼り付けます。ただし、これは入稿のオリジナル原稿で、活字になったものは大事な部分を削られており、編集長のレベルあるいは読者のレベルになっているので、せっかく私がヨーロッパで教養として交換される、知的な会話の雰囲気が消えているのは残念です。
<貼りつけ記事>藤原: すこし補足しましょう。核爆発による放射能の危険性では、原発も原子力空母も同じように危ない。また、原発の歴史を研究すれば原子力潜水艦が、発電用に使った装置を陸上で使い、原発に発展したというプロセスが分かる。しかも、今回の津波で冷却ポンプが機能せず、想定外という言葉が逃げ口上に使われたが、貞観地震(869年)やチリ地震の時には、30m以上の津波が襲った記録があります。
岡田: 想定値よりもあるかに大きいですね。
藤原: しかも、白亜紀末に恐竜やアンモナイトが絶滅した、ユカタン半島の隕石落下の時の記録だと、巨大津波は300mを越える巨大なものだったから、想定外というのは逃げ口上でした。阪神大震災の直後に本誌で活字にした、『サイエンス軽視が日本を亡ぼす』と題した記事で、私は天災が人災になった経過を指摘したが、今回の3・11地震による原発の爆発事故も、サイエンス軽視による悲劇の典型です。
岡田: 地震や津波による猛烈な被害との関連で指摘したいのですが、18世紀の半ばにあったリスボン地震で、大津波被害が致命的だったために、ポルトガル植民帝国が没落したといわれています。
藤原: リスボン地震の発生した同じ日に、マリー・アントワネットがウィーンで生まれているが、ポルトガルの凋落は規定の事実でした。だが、リスボン地震の当時に覇権国として君臨した、フランスとオーストリアの二大王国の没落と終焉が、フランス革命と第一次世界大戦によって、決定づけられた世界史の教訓がある。だから、津波で大被害を受けた当事国は、ポルトガルでも日本でも凋落傾向を継続するが、その周辺で超大国を競い合った覇権国の方が、かえって激動の渦に巻き込まれた教訓は貴重です。<

4西條謙太郎:2011/06/30(木) 05:26:12
藤原さんによる、3・11地震による原発の爆発事故はサイエンス軽視による悲劇の典型であるという指摘と、津波被災国の凋落と周辺の覇権国の没落・終焉の歴史教訓の指摘は、極めて重要な示唆に富んでいるものと考えます。

前者については、1万年足らずの文明の歴史のなかで人類の基本的性向はさほど進化していないのに、サイエンスとテクノロジーが急速に進歩したため、サイエンス軽視とテクノロジー偏重に陥り、結果的にテクノロジーに振り回されている状況ではないかと思います。

また、後者については、今回の原発災害が、積年の財政問題や官主主義システムの跋扈により凋落してきた日本の破綻を決定的なものとし、さらには、その日本の破綻が、2008年末の西欧諸国のバブル崩壊から続く西側先進諸国の財政の行き詰まり、ドルの限界という基軸通貨体制問題及び、今後顕在化してくる中国をはじめとする新興国バブルの崩壊および諸資源枯渇の現実化の流れと合流することで、世界金融システムの極端な不安定化と米国一極システムの終焉、全世界的な社会システムの動揺、中東やアジアを中心する地政学イベントの続発という新たな不安定時代の端緒を開く契機となるのではないかと考えています。

5千々松 健:2011/06/30(木) 16:09:55
この際、大学の理学部と工学部の差異に注目する必要がありそうだ。
前者は科学を後者は技術を学ぶことが基本となる。サイエンス(科学)とテクノロジー(技術)は一連のものではなく、分離して考えるコトが大切であり、理工学部というのは二兎を追うものであり感心しない。科学技術研究所なども科学研究所、技術センターと分離するか、せめて科学・技術研究所とすべきだろう。
サイエンス軽視の風潮はフクシマ原発事故をもたらしたと言えるし、或る一定の枠の中でしか思考しないという技術屋の限界が示されてしまった。
サイエンスは奥の深いものであり、「既知のものから未知のコトを考えたり、未知のコトから既知のものを考えたり」特に自然科学分野は観察と実験をベースにした基本的な人材教育がなされるべきと思う。
そして今は、数学・物理学・生物学・地学・化学、、全ての自然科学を通じて一段階上の共通項を探る「メタサイエンス」の進化が期待されるのです。

6千々松 健:2011/06/30(木) 22:26:45
【オイラーの多面体定理:頂点の数+面の数−辺の数=2】
とテオンの数列【-363,-120,-39,-12,-3,0,1,2,5,14,41,122,365】の特徴の一つである1を中心軸にした場合のマイナスとプラス方向の対称位置同士の合計数が常に2となることとの関連については、何か不思議な関係が在りそうです。
ダイヤモンドのシュトーレンカットの創始者である首藤氏は、そのあたりを研究され既に何かを掴んでいたはずですが、数年前に早世されてしまい残念です。

7知恵蔵:2011/07/03(日) 16:14:23
藤原先生の本を読めば、原発ではなく水素ガスこそが21世紀の基本エネルギーであるべきことが分かる。
この度の災難に対し、ロシアが大量に輸出してくれたのは朗報である。外交下手の日本の政治家、官僚はエネルギー戦略に
伴う外交の多角化を嫌うせいなのか、自前で賄える原発に過度に依存してきたように思える。
役人やメディア、御用学者は汚れた利権で結ばれた原発カルトと化してしまい、この期に及んでも代替エネルギーに関して狂信的に否定する。
ただもし東シナ海で油田が発見されれば、日本のエネルギー、さらには外交戦略も大きく変化せざるかもしれない。

8asa:2011/07/23(土) 15:16:25
初めて書き込みをします。
福島原発事故発生により、原子力発電そのものが如何に危険なものであるか、
そして、原発により放射性廃棄物や使用済み核燃料の処理についても莫大な
費用と時間も掛かることにも考慮すれば、菅総理の個人的な思いつきに過ぎない
とは言え、「将来が原発に頼らずとも、やっていける社会にする」と言う脱原発
依存の方向性そのものは正しいものと考えます。
そもそも日本経済は急成長することは期待出来ないし、GDPで中国に追い抜かれた
ことも大したことでは無いと思っております。
だとすれば、日本経済はダウンサイジング化と言うことで、「より小さくより賢くより
スマートに」と言うことで、農業や環境、観光と社会福祉等を中心に雇用拡大や人材育成
に大いに力を入れて行き、少しでも節電や節約をして資源エネルギーや食糧輸入の大幅な
削減により、貿易黒字が維持出来る程度の規模まで生産規模を縮小して、海外でも生産が
可能な分野については、幾らでも追い出しても良いのでは無いかとも考えられます。
最後に、TPP(環太平洋経済連携協定)への参加については、賛成ではあるのですが、
国内農業への影響にも考慮すれば、大企業に対しては法人実効税率を80%に引き上げて
ただ荒稼ぎすることしか考えていない大企業なら、「どうぞご勝手に」と言うことで、
幾らでも追い出して勝負させても良いのでは無いかとも考えられます。
また、これまで原発推進してきた特殊法人等で溜め込んだお金は、被災者の救済と財政赤字
の削減のために使い、その後で使用済み核燃料や放射性廃棄物の管理と不要となった原発施設
そのものを冷温停止から完全な屍状態にするための維持管理のために使って行くしか無いので
は無いでしょうか。
使用済み核燃料については、取り出して再利用可能な状態になれば、それを必要とするアメリカ
やフランス、中国をはじめベトナムやトルコ等への原発の安全性向上のための技術協力と併せて
提供してあげること位は出来れば、少しでも日本の国益に繋がるのでは無いかと思います。

小職も、仮に日本が外国に攻撃されることがあるとすれば、核兵器や大量破壊兵器なんかわざわざ
仕様することは無いと思います。
そんなことするよりは、何処かの国の自爆テロリストでも雇い入れて、日本国内で稼働中の原発施設
の何処かに特攻隊でもやらせて、原子炉を破壊して大量の放射能を撒き散らして、後は知らないふり
でもしてしまえば良いだけのことですから。
最も特攻隊により勝手に死んで行った連中なんかは自己責任以外の何ものでもないことは当然のこと
ですが。
逆に日本人として、こんな物騒な原発と無理心中なんかすることになってはいい迷惑でしかありません
から。
逆に、もし仮に小職が自衛隊員なら、今回のような大震災等により被災された方々を助けるために幾ら
でも任務を全うすることに誇りを持って対応します。
だが、時には危険なところのも行かなければならないことは想定しており、そのために厳しい訓練も必要
であると思いますが、仮に自分の命が犠牲になることがあったとしても、靖国神社にだけは絶対に慰霊なん
かされたくはありません。
また、これに代わる場所でも追悼されたくありませんから。
勝手に慰霊でもされたら、そういう連中に対して、「ふざけるな、この日本軍の大馬鹿野郎、おまえらこそ
日本からとっとと出て行け」と言う物凄い怒りをぶつけるしかありませんから。
そうでなければ、かつての戦争で犠牲になられた方々に申しわけありませんから。
そんなことされる位なら、何と言われても構いませんが、そっと静かに忘れ去られても、この国で暮らす全ての
人達が、安定した社会の中で幸福に穏やかに暮らせることが出来れば本望でもあり、惜しくはありませんから。

9西條:2011/08/20(土) 09:05:27
Australia’s CBS exposed the “unspeakable” realities of the Fukushima catastrophe in its 60 Minutes program.
http://t.co/aE0qUWc

11No Lifeguards on Duty.:2011/11/30(水) 15:54:36
参考資料

サバイバルデザイン 須永豪氏作製 印刷・配布、自由(A3サイズ)

原発不要の理由を3分で伝える資料:
http://www.sunaga.org/works/img/311t/311t.pdf

汚染地で「30人学級で36人の子が病気」
http://www.sunaga.org/works/img/help/help.pdf

12藤原肇:2012/07/16(月) 21:43:38
霧島神宮に参拝した時に宮司さんから聞いた話では、神社の入り口周辺の立ち木が討伐によって荒され、神域を破壊した不心得者が跋扈しているようだ。犯人は誰かはまだ分からないらしいが、江戸っ子として私の故郷である東京の例で、何となく相似象として感じることがあった。それは湘南の太陽族の成れの果てが都知事になり、千葉の泥鰌堀の芋っ子男が首相として、官邸の密室に陣取り売国行為を演じる現状から、国立公園第一号の霧島の聖域が陵辱され、どこかの悪党に荒された背景を顕示する必要がある。
偶然だが手元に雑誌記事のコピーがあったので、『財界にっぽん』2011年10月号に掲載された、「天災を人災にする権力者の欲望と暴政」と題した記事を渡し、次のような言葉をパロディー風に宮司に伝えた。
http://fujiwaraha01.web.fc2.com/fujiwara/article/zaikai111001.html

「風俗小説家だった日没太陽族の単細胞知事が、身の程もわきまえずに国政を掻き回すために、尖閣列島をと都有地にしようと妄動しています。そのために都政より国政に都税を使いたいバカ者の追従者たちが、尖閣列島に渡るイカダを作ろうとして、霧島神社の神域の木を伐採した可能性があります。東京と大阪はニヒリストの首長たちに支配され、日本の運命は危ういという声が伝わってきて、神殿でかしわ手を打つ時に共振していました。また、日本のメディアは狂っているために真実を報道しないが、沖縄と鹿児島は戦場になるための工作で、支離滅裂な暴政の餌食になりかけている。国民は隠されて知らない数隻の航空母艦があり、海上自衛隊が保有して沖縄に配備されているが、アメリカが持ち込もうとしている垂直離着機のオスプレイは、この偽装航空母艦に配備するのであると、先ほど神社に参詣して手を合わせたときに、不思議な声でお告げを受けましたが、霧島神社には不思議な雰囲気がありますね」
こんなことを私の口が伝えたのを聞いて、最初は怪訝な表情をしていた宮司だったが、そのうちしたり顔で「ここではそういうことが良くあります」といったのであり、これが海の日の休日に霧島神宮で私に起こった体験談である。

13村山:2012/07/17(火) 22:03:22
藤原先生が霧島神社に参拝されたことを知り、何か不思議な因縁とでも言うか、地震などの天の異常現象が続発している日本にとって、重要な意味合いがありそうに思えます。
これまで一度も耳にしたことがありませんが、海上自衛隊が航空母艦を持っていたなどと言う事は驚きで、言う言葉がないほどです。
それも毎日の新聞の一面を賑わせているオスプレイと言う名の飛行機が、岩国基地や沖縄基地の海兵隊用では無くて、自衛隊の航空母艦の為なのに、嘘の情報操作で誤魔化されているとはショックです。
何と言う恐ろしい企みを日本とアメリカの政府は企んでいるのかと思うと、腹立たしい事まったく言いようがないほどです。

14一目山隋徳寺:2012/07/17(火) 22:41:01
ひゅうが型護衛艦 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%82%85%E3%81%86%E3%81%8C%E5%9E%8B%E8%AD%B7%E8%A1%9B%E8%89%A6
「ジョージ・ワシントン」と並走する「ひゅうが」の写真あり

動画:護衛艦ひゅうが:日米共同演習 KeenSword2010 DDH"HYUGA"
http://www.youtube.com/watch?v=uq9PPPJktLM&feature=related

15一目山隋徳寺:2012/07/17(火) 23:25:27

バトルシップ 劇場公開日 2012年4月13日

ユニバーサル映画100周年記念作 製作費2億ドル
解説
「キングダム 見えざる敵」「ハンコック」のピーター・バーグ監督が手がけ、エイリアンの侵略部隊と各国の連合艦隊が洋上で激闘を繰り広げる姿を描くアクション大作。ハワイ沖の太平洋上で大規模な軍事演習を行っていた、アメリカを中心とした世界各国の護衛艦隊の前に、突如として正体不明のエイリアンの母船が出現。地球側の呼びかけ応じることなく、侵略を始める。演習に参加していた米海軍の新人将校アレックスや、アレックスがライバル心を抱いている海上自衛隊の指揮官ナガタらは、弱点もわからない謎の侵略者と相対することになる。主演は「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の新鋭テイラー・キッチュ。ナガタを演じる浅野忠信は、「マイティ・ソー」に続くハリウッド映画出演。

映画 『バトルシップ』 日本の海上自衛隊が大活躍!→ 韓国ネチズン
不満爆発「旭日旗」 なんか出すな!
http://jin115.com/archives/51863422.html

Battleship Trailer 2012:
http://www.youtube.com/watch?v=wjUsm4yCTl8
http://youtu.be/KWafZrKTs_4

16一目山隋徳寺:2012/07/17(火) 23:32:31
邱永漢氏(88歳) 5月16日(水)心不全で死去: 最期の言葉  「これからアジアの国々は酷い目にあう。大変な事になるだろう。でも、それも面白いね。」

17ABC:2012/07/18(水) 06:59:14
飯山さんのサイトに鹿児島県の種子島や馬毛島や沖縄などに、ミサイル基地が着々と建設されていることが報告されている。
それは日本と中国が戦争をする仕掛けであるし、鹿児島や沖縄が戦場になることによって日米の防衛産業が繁栄することを狙っているらしい。

18ABC:2012/07/18(水) 07:01:17
飯山さんのサイトの記事は以下の通り。
◆2012/03/31(奴) 猪血を虎れる鴨
鹿児島県民がどんなに反対しようとも、鹿児島の軍事基地化は既定
の路線! と書いたら、多くの方々からお叱りをいただいた。

グルンバの工事で忙しかったので、鷲は、ロクな説明ができなかった。
ご免なさい。

しかし、駄目なものは駄目なのだ。日本は民主主義の国ではない!
ので、国民がどんなに反対しても駄目なのだ。

日米安保条約から始まって、小選挙区制も、消費税も、沖縄も、原発も
国民がどんなに反対しても、「お上」が決めたことは通ってしまうのだ。

今回の種子島や馬毛島の軍事基地化だって同じだ。
馬毛島が米空母艦載機部隊による離着陸訓練(FCLP)の基地になる
ことは、日米両政府の合意事項として合意文書に明記されているのだ。
だから、国民や鹿児島県民がどんなに反対しようとも、「お上」は決めた
ことを、国民や鹿児島県民の意向などお構いなしに粛々と実行する。

実際に、コトは粛々と実行されている。
馬毛島には、米空母艦載機の離着陸訓練(FCLP)用の滑走路が完成
間近だし、この違法行為を鹿児島県知事は故意に見逃してきた。
種子島には韓国の(軍事用の)人工衛星が搬入されて、その発射準備
が着々と進んでいる。
マスコミは、北朝鮮のミサイル発射を攻撃するが、種子島からのミサイル
発射は見て見ぬふりだ。
このように、鹿児島県の軍事基地化は着々と、そして、粛々と進められて
いる。

しかし、上に書いたことは、ほんの序の口だ。
10兆円以上もの軍事予算を見込んだ大規模な軍事基地の築造絵図を、
日米の利権屋ロビーストたちは描いている。
軍事にカラんだ途方もない利権構造が鹿児島県を舞台にして生まれよう
としている。ようするに、軍事は儲かるのだ。

はたして、鹿児島県の地図上には、どんな絵図が描かれているのか?

猪血を虎れないよう、猫を噛む窮鼠(きゅうそ)の気持ちで書いていく所存。

19朝香隆彦:2012/07/18(水) 08:35:56
ひゅうが型護衛艦といえば22DDHや24DDHを忘れてはなりません。こちらが本丸ではないかと推察しております。

◎19500トン型護衛艦(ヘリコプター搭載護衛艦)
http://ja.wikipedia.org/wiki/19500%E3%83%88%E3%83%B3%E5%9E%8B%E8%AD%B7%E8%A1%9B%E8%89%A6

19500トン型護衛艦(19500トンがたごえいかん、JMSDF DDH 19500t class)は、海上自衛隊が取得計画中のヘリコプター搭載護衛艦(DDH)である。1番艦が平成22年度(2010年度)予算で建造予定の護衛艦であるため、ヘリコプター護衛艦を意味する記号の「DDH」を付けて22DDHとの通称名でも呼ばれる。


◎海上自衛隊 22DDHの情報
http://www.youtube.com/watch?v=cNyXFx2bNHQ

20asa:2012/07/18(水) 10:13:01
航空母艦ぐらいは、自衛隊が持っていたとしても、何ら驚くことでは無いし
これが、原子力空母なら、日本列島から遠く離れたところで、勝手に爆発し
沈没してしまうだけのことなら、それで結構なことでは無いでしょうか。
日本経済は、どうせ急成長なんか期待出来ないのだし、産業競争力は衰退し
経済規模や成長率なんかで、他国と比較する様な愚かなことはせず、まともな
日本国民なら、わざと騙されたふりをして、韓国に対して、経済規模で追い抜き
たければ、どうぞ追い抜いて下さい。とでも言ってあげて、幾らでも喜んで敗北
してあげることで、国際社会の中でも存在感も低下させ、世界の中で、ただひっそり
と存続して行くことさえ出来れば、これだけで十分だと思うし、それが返って、日本
が、変な戦争に巻き込まれることも無くなることに繋がるし、国内社会は、幾らでも
ひっそりと静まり返った社会に変わって行くことで、変な騒ぎを引き起こす連中なんか
一人もいなくなるし、それで犯罪もへり、いじめや自殺も減り、生活保護受給者も減り
東京からは地方に幾らでも人口が流出していくことで、エネルギー需要の大幅な削減に
繋がると共に、地域経済の活性化を通じて、日本経済を共に支え合い、助け合い、分かち合い
ながら、資源や食糧等の輸入を減らし、その分を他国にどうぞ廻して上げて下さい。とでも言っ
てあげれば良いのだし、極めて良心的な中堅企業や中小企業を中心に、安定した収益や利益を確保
することが出来る様になることで、皆で喜んで利益に貢献してあげると共に、喜んで税金や社会保険料
を、幾らでもたくさん払ってあげることで社会に恩返しできることだけを大いに誇りとさえ出来れば良い
のだし、それでただひっそりと幸せに暮らせる社会となりさえすれば、もう此れほど喜ばしいことは無いし
、何も言うことは無いし、国際社会に対しても、決して恥ずかしいことでもないどころか、これこそが、
幾らでも高く評価される様になりさえすれば、此れほど素晴らしいことは無いし、何も言うことはござい
ませんよね。
まともな日本人なら、愛国心というものがあれば、これぐらい出来て当然のことだと思えば、それが出来ない
連中こそ、幾らでも日本人とは一切切り離してしまえば、それこそ騙されたふりをして、そういう馬鹿な連中
を、幾らでも海外に売り飛ばすための外交カードに利用しても良いのだし、ここまでしなくても、何処か人目の
付かないところで、そっと静かに生きて行かれるのなら、それで良いのだし、生きて行けないのなら、そっと静かに
集団自殺でもさせて、そのまま滅びて下さい、と言ってあげるしか無いのは、自明のことでしか無いのは、悲しいこと
でしかありませんが、これを幾らでも乗り越えて行くことで、日本が幾らでも良くなるのなら、避けては通れないこと
でもあるし、致し方無いのでは無いでしょうか。

21吉田春夫:2012/07/18(水) 16:35:18
福島の原発の大爆発で放射能汚染が進み、無知な日本国民は言論統制で知らないが、
アメリカさんは東京近辺から逃げてしまい、赤坂の米国大使館には人影がないらしい。
横須賀の海軍基地が使えなくなったので、米国海軍の航空母艦は佐世保に本拠地を移し、
その次はより安全な沖縄に移転する計画が進んでいるという話が伝わっている。
もちろん横田基地も座間基地も米軍はもぬけの殻で、首都防衛などというものはもはや存在しない。
次の余震で福島の第四号炉が崩壊すれば、東京も全滅でチャイナシンドロームになる。
中曽根と菅直人がその責任者だが、なぜ日本の報道界は犯罪者の告発をしないのか不思議である。

22藤原肇:2012/07/22(日) 07:41:07
夏の霧島では恒例の「霧島国際音楽祭」が開催され、今年は7月18日から8月5日にかけて、「雄大な自然と音楽のハーモニー」と題し、第33回目の音楽フェスティバルが行われる。数多くのコンサートが催されるだけでなく、ワークショップやマスタークラスが企画され、音楽愛好家たちに至福の体験を提供するが、その音楽監督はチェリストの堤剛さんである。
「神宮の森に響くチェロとピアノの癒しの音」と題して、7月21日の夕暮れの19時30分から霧島神宮で、ピアニストの仲道郁代とチェリストの長谷川陽子による、ショパンを中心にした「かがり火コンサート」が行われた。神楽堂に隣接して作られたコンサートステージに、黒塗りのコンサートピアノが据え付けられ、客席を囲んで燃え盛るかがり火に照らされて、「レオノーレ」序曲のファンファーレの響きで始まったが、トランペットの吹奏はアレクセイ・トカレフであり、ペテルブルグ交響楽団の主任トランペッターである。
続いて中島宮司の挨拶が演奏の前に行われたが、この日は朝から雨模様だったので心配していたのに、午後には雨が上がって無事にかがり火が燃え上がり会が無事に開かれ、天の思し召しとの感謝の気持を表示したのであり、この宮司には中曽根大震災の記事を差し上げていたので、不思議で神秘な星のめぐり合わせ下での再会になった。ピアノ演奏の観察の都合で選んだ座席は中列左側で、四抱えもあるヒノキの巨木が左前方に聳え立ち、この古木の前方でかがり火が燃えているので、その彼方にステージの奏者が位置している構図が、何とも神妙でそこが聖域だけにとても印象深かった。多くの物事が根元では一本にまとまって集まる現象として、ささら的な世界が広がっている寓意なのだろうか。

23千々松 健:2012/07/23(月) 16:34:49
先の吉田秀和さんを送る会では、バッハの「G線上のアリア」が水戸室内管弦楽団により演奏されました。私は水戸芸術館の方に参列したのですが、サントリーホールの方では小澤征爾氏が指揮されたそうです。
21日の霧島国際音楽祭の前夜祭でもこの曲が入っていたと思いますが、霧島神宮での篝火と巨木の聖域で奏でられた「G線上のアリア」は、どんなにか素敵だったことでしょう!

24千々松 健:2012/07/23(月) 16:35:55
先の吉田秀和さんを送る会では、バッハの「G線上のアリア」が水戸室内管弦楽団により演奏されました。私は水戸芸術館の方に参列したのですが、サントリーホールの方では小澤征爾氏が指揮されたそうです。
21日の霧島国際音楽祭の前夜祭でもこの曲が入っていたと思いますが、霧島神宮での篝火と巨木の聖域で奏でられた「G線上のアリア」は、どんなにか素敵だったことでしょう!

25藤原肇:2012/07/23(月) 21:34:46
バッハの「G線上のアリア」の響きは実に象徴的であり、朱色と白色で塗り分けられたコンサートステージの中で、黄金色のピアニストと青色のチェリストのドレスに、漆黒のピアノの色の組み合わせで五色が揃い、何とも心地よい配色の空間が生まれていた。それにしても、ショパン特集としてのこの夜のコンサートの曲目が、「エチュード」、「革命」、「別れの曲」、「英雄」、「ポロネーズ」と続いていく前に、まず「夜想曲」から始まったのは順当な選曲にしても、その次にバッハの「無伴奏チェロのための」シャコンヌが配置されていたのは、何というシンクロニシティかと思わず目と耳を疑ってしまった。そして、丸山真男先生の面影がかがり火の向こうに浮かび上がり、これこそ星のめぐり合わせかと呆然とした気分に支配された。
それにしても、現在の日本は国際化という世界の趨勢の中で、皇国史観の妄想に支配された政経塾内閣の狂信的な路線を支えるマスコミにより、国境という枠組の中で物事を考えるバカな政治家たちが、古臭い経済国家主義と領土観に基づき、尖閣列島だのオスプレイだのに熱を上げている。そして、日本中が混沌の中で閉塞感と劣等感の狂気に包まれ、領土だとか民族の血といった国粋感情の中に沈み込み、狂おしい執拗低音が日本列島を揺るがせている中で、鹿児島や沖縄が戦場になりかねない忌まわしい陰謀が進んでいる。亡国に向けてのパッソ・オスティナートの不吉な旋律が、中曽根バブルや中曽根大震災という不協和音の乱れとともに、北東アジア全域に放射能と入り混じって降り注いでおり、それが大地の唸りを呼び起こそうとしている。まさに、忌まわしい精神の古層が剥き出しになり、21世紀の時代に幕末現象の維新ブームが蘇っているが、あの世で切る山先生は何と嘆いているかと思った。
マグマ溜まりか上昇し爆発して地表に積もり、シラス台地を作った南九州の霧島に、日本の古層が剥き出しになった聖域に流れていく、パッソ・オスティナードには不順な響きはないのに、海を越えた沖縄や屋久島の周辺からは、胆に響く低音の唸りの波動が伝わってくる。日本のメディアと官僚は既得権を守るために、つい最近まで小沢いじめに熱を上げていた癖に、己の浅はかな虐め習性には目をつぶり、中学生のいじめ事件を騒ぎ立てているし、文部省にいじめ対策の部門を作るとかほざいているけれど、日本全体がいじめ国家であることを忘れている。そんなことが頭を掠めているうちに、幾度かのアンコールの後で演奏者が巫女さんから花束を受け、この夜の音楽界は終了して闇夜の石段を降り、温泉に入って身体のしこりを解きほぐしてから安眠したのである。

26千々松 健:2012/07/23(月) 22:26:53
>23と24がダブってしまい、申し訳ありません。
霧島国際音楽祭の音楽監督の堤剛氏は桐朋学園で吉田秀和らの育てた逸材です。その秀和は那智大社の宮司の末っ子で生まれていたらしいから、きっと神聖なる感覚を持っていたに違いないと思う。本日のNHKのクローズアップ現代でも秀和が取り上げられていたが「自分で考えるコトの大切さ」と、最晩年に遭遇した原発事故からのショックも大きく「この国は病んでいる」という自筆原稿のコトバは身につまされる想いがした。
さて地図上では、霧島神宮・熊野那智大社・鹿島神社を結ぶ線がほぼ一直線上に並んでいて、かつ等間隔です。鹿島神社のある常陸の国(茨城県)は日本の原発発祥の地であるので、新県人としては一度はこの鹿島神宮に参拝しなければならないと思う。

27David 見城:2012/07/24(火) 07:09:46
夏の夜に、霧島神宮の薪能ならぬ「かがり火コンサート」についての藤原さんの文章(22.25.)を読み、篝火に照らされた木立の神域に流れたショパンやバッハの響きを思い、また、歴史の流れを濃縮したようなその夜の饗宴の醍醐味の一端を味あわせて貰うことができたことを感謝したい。

大木の繁る森林の中で、火をたいて夏至祭りや夏祭りをする習慣は世界各地に見られるが、個人的には、7月のこの時期であれば、那智の火祭やボヘミアングローブとのシンクロニシティを感じざるを得ない。

この霧島神宮の話を読んで、かつて那智の火祭りを訪ねた際、神域に聳え立つ大木の杉木立と、その元で行われる火祭りの迫力ある様相を見て、那智の火祭りや古神道の原点が、ギルガメッシュが森の番人であるフンババを殺す前のレバノン杉の林の中にあり、エンタシスの柱はレバノン杉の森の神秘と生命力への畏怖から生まれたものだろうと直覚したことを思い出した。

レバノン杉の森に遠征し、森の番人のフンババを殺し、自然を征服したギルガメッシュの末裔である我々の祖先が、自然を破壊・征服し、諸資源を枯渇させつつ、営々と築いてきたのが今日に至る歴史の主流である。
現代の先進諸国の中で最大の森林保有率を誇る、極東の島国の日本に、自然信仰の対象である鎮守の森の緑と赤い社のコントラストが今も美しく息づいており、夏の一夜、篝火のもとその木立の中で人々がバッハやショパンの生演奏を深く味わっているという姿は、自然の器に文明のエッセンスを盛り付けたとでも言うべき不思議な取り合わせ効果を持っており、その一夕の出来事が、現代の一つの奇跡であることを示している。

しかし、現代文明の中の奇跡のオアシスのような霧島神宮の夏の一夜も、それが311以降の日本で起きている出来事だと改めて認識するとき、今、日本で急展開し続けている、ギリシャ悲劇にもないような究極の人類悲劇の中の劇中劇のような、入れ子構造の一部であることが意識され、人類が陥った深淵の深さと事態の深刻さがよりいっそう強調されるような気がした。

28藤原肇:2012/07/25(水) 22:25:44
この霧島国際音楽祭の音楽監督は堤剛さんで、数年前まではインディアナ大学の教授として、世界を舞台にチェリストとして活躍していたが、現在では桐朋学園大学の学長になっていているようだ。『オリンピアン幻想』の中に書いたと思うが、若い頃にモントレーの音楽祭に参加した時の体験談として、スイスに集まった音楽家の卵たちを相手に、トランプや議論に興じたことを綴ったことがある。当時は未だ海外留学をする若者が少なく、コンクールに入賞した音楽家たちがパイオニアだったし、桐朋学園で学んだ人たちが圧倒的だった。そうした音楽化の卵の演奏の腕前は優れていたのに、社会を見る目は温室育ちで子供っぽく、荒波の中で自活していくのかと心配したが、そんな音楽家の中で例外だったのが堤さんで、彼は政治でも歴史でも文明論にも関心を示し、議論なら何でもこなすルネッサンス人に属していた。その後の堤さんは母校インディアナ大で教え、毎年バンフで開かれる夏の芸術学院の先生として、赴任する前の数日をカルガリーの私の家で過ごし、議論を通じて音楽の世界を教えてくれたが、もし霧島で会えるなら30年ぶりの再会になる。
そんな思いでチェロが奏でるシャコンヌを聞き、丸山先生が会わずじまいで亡くなったという、天才少女で幻のヴァイオリニストとして知られた、諏訪内昌子さんのエピソードを思い出した。ソリストとして活躍していた彼女は、ふと思い当たってジュリアード音楽院に留学し、交換授業として出席できるコロンビア大学で、政治思想史の授業に出席したときに、丸山先生の名を知り著作全集17巻に挑戦したという。モルガンお雪やグーデンホフ光子の伝統で、日本の女性には物凄い才女が世界で活躍し、比較にならない威力で男を圧倒しているが、連綿と続くバカな首相たちを思うと情けない限りで、首相も天皇も女性に任せたくなってしまう。
地質学を専攻した私には古層が分かり易いが、丸山先生のお陰でパッソ・オスティナードという言葉を知り、何となくダイナミックな変化の相を感じて、私の歴史感覚にも多様性の色彩が加わり、46億年の地球の歴史に色合が出始めた。
歴史といえばハーバード大学で授業をしている、北川智子さんもサムライを男の独占から奪い、「ペアー・ルーリング」という新概念を打ち出して、左脳と右手が卓越する歴史観に異議を唱え、右脳と左腕の協調作業の役割を訴えている。しかも、彼女がショパンとバッハをピアノで弾き較べ、バッハでは主旋律を右手と左手で紡ぐと指摘したが、そこには執拗低音の秘密が捉えられており、まさに青天の霹靂の乱舞があったので、やはり日本は天照大神の世界だと痛感した。これが「かがり火コンサート」の収穫であり、霧島神宮の社殿が女性を象徴して作られたし、それに向かい人びとが参拝する理由が納得でき、豊かな知的収穫を得た一日になったと湯船で思った。

29asa:2012/07/25(水) 23:20:46
女性宮家についてですが、女性天皇や女系天皇の容認につながるのでは無いか
という懸念から反対する人たちもいるようですが、現在の皇室の中で、男子は
一人しかいない状況等を考慮すれば、女性宮家に関しては、対象となる女性皇族
は、全て男系の女性皇族ということでもあれば、何ら問題無いのでは無いかと
考えられます。
将来的には、さすがに女系天皇の容認までは何とも言えないところはありますが、
天皇直系であれば女性天皇に関しては、構わないのでは無いかとも考えられますが
、皇室典範の改正により皇位継承順位も変わることにもなることを考えれば、何と
言っても今の天皇陛下のご意思というものが分からないし、勝手に議論する訳には
行かないし、こればかりは何とも言えないところはあるのですが、藤原先生は如何
どのようにお考えでしょうか?

30藤原肇:2012/07/28(土) 23:01:26
夜中には雷鳴や閃光が闇夜を貫いて走るし、朝霧に包まれる空から雨粒が降り注ぐ霧島は、生命力を水で表現する地球の息吹を感じ、われわれの故郷が水の惑星であることを実感させる。悠久の時間の流れのたゆといを実感させる、大自然が伝えるこの懐かしい気分は、人間が作った文化や社会レベルの執拗低音ではなく、もっと根源的な自然のリズムと結びつく、生命の躍動を伝えるパッソ・オスティナートで、それはフィボナッチ数列のファイ律動である。そんな地球が生み出すリズムの快感に魅せられ、一年の半分近くを山歩きに費やすことで、北アルプスの穂高連峰の岩壁に遊んだ時代が、『山岳誌』の章句の中に刻印として残る。
あの頃は人生における疾風怒濤の時代で、大学一年の時は岸内閣打倒に熱を上げ、二年の夏季実習を栃木県の川俣ダムで体験し、後背地の地質調査をやったことにより、構造地質学や水資源の問題に強い興味を抱いていた。当時は秋葉ダムを始め奥只見や佐久間ダムなど、日本中がダム工事で賑わっていたし、黒四ダムなどの大計画が次々と発表になり、私は日本のダム建造能力が世界一だと思い、それをいささか得意に感じていた。
だから、フランスに留学した時に将来の抱負を聞かれて、コンゴ川にダムを作るような大計画か、サハラ砂漠の緑化をやりたいと答えたものだ。そうしたら、「世界最大のサハラ砂漠は大切な自然だから、後の世代がつきを眺めて瞑想する場所として、人手を加えずに残して置くことは考えないか」と指導教授に言われ面食らった思い出が懐かしい。
大学に入るのは山岳部のメンバーになるためで、その頃アンナプルナに出かけていたから、京都大学を受けて「桜の花散る」が続いて、浪人した後で埼玉大学の学生になったが、共に外国語としてフランス語で受験できたからだ。
というのは、中学時代から文学少年だったために、フランス語を独学からアテネフランセで学び、高校時代は御茶ノ水周辺の大学で、モグリの学生として明治、中央、日大などで授業を聞いた。
高校時代の後半は英語の授業を取らす、「こんな汚い言葉を口にしたら、フランス語の発音が濁る」と主張して、フランス語を専ら学んだとことの天罰とでもいうか、英語の能力は中学生のレベルだのに、その後カナダとアメリカに40年も住んだのだから、人生というのは実に皮肉な結果を生むものだ。
その後は市谷の日仏学院の学生になって、カトリックの神父から議論の仕方を学んだが、一般教養のほとんどはこの時に身につけたし、沢歩きを中心に山に親しむ青春を楽しんだ。

31千々松 健:2012/07/29(日) 11:33:15
<岩と水と木と・・・上高地や穂高連峰に“カンタータ”を感じつつ・・・>
 真夏の太陽が照らす暑さの中でも、鹿島神宮の鎮守の森の中はひんやりとしていました。
寒中修行の執り行われる「御手洗(みたらし)」の湧水池の霊水は、地震を起こす鯰の頭を押さえ
ると伝えられた「要石」の真下辺りから流れているような位置関係にありました。ただし、この要
石にも拘らず3.11の東日本大震災で御影石製の大鳥居が崩壊してしまったのは誠に残念で、今度は
自身の森の杉大木を四本選んで再建するそうです。確かに石よりも木の方が生命力には溢れている
に違いないし、地震にも耐えられるかもしれません。

 さて地震といえば今、構造地質学者や地震学者は水の影響力に注目が集まっていて、断層(岩盤の
境目)の強度が水で低下するという「水誘発説」が云われているようです。

 また杉と言えばレバノン杉が思い出されますが、クフ王のピラミッドの南面地下に埋められていた
「太陽の船」二艘は、そのレバノン杉で構築されていましたから杉は水にも強いようですね。


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