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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

445チバQ:2015/05/07(木) 20:51:38
http://www.sankei.com/politics/news/150507/plt1505070004-n1.html
2015.5.7 06:00
【1強の足元】
稲田朋美政調会長 気配り欠かさぬ首相の秘蔵っ子 腹心不足ゆえの失敗も





(1/4ページ)

稲田朋美政調会長
 安倍晋三首相が「初の女性首相」候補として目をかけている自民党の稲田朋美政調会長は、第2次安倍内閣発足時に行政改革担当相となり、昨年9月には党三役に抜擢された。党内には嫉妬とやっかみが渦巻くが、女性らしい気配りと持ち前の粘り強さで何とか切り盛り。二階俊博総務会長と親密な関係を築くなどリーダーの片鱗をみせる。「トップへの道」を歩む続けることはできるのか-。

 「日本の名誉を守るためにも、いわれなき虚偽にはきちんと反論する」

 欧州3カ国を歴訪中の稲田氏は5日、ベルギーのルーバンの大学で講演し、こう語気を強めた。稲田氏の念頭には、慰安婦問題に関する過去の一部報道を取り消した朝日新聞がある。

 政調会長としての初外遊の狙いは、慰安婦問題をめぐる誤った情報を正すことにある。党内にも「日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会」も立ち上げ、情報発信のあり方についても検討を進めてきた。

 こうした言動を影で支えてきたのが安倍首相だ。首相は党幹事長代理時代の平成17年8月15日、靖国神社の境内にいた稲田氏に電話で「郵政解散」に伴う衆院選への出馬を打診し、稲田氏を政界に招き入れた当事者。稲田氏も「一番の相談相手は安倍首相」と漏らすほど信頼を寄せている。

 自民党幹部は「首相は、かつて小泉純一郎元首相に育てられたように、将来の首相候補として稲田氏に目をかけている」と語る。

 稲田氏の強みは首相との関係だけではない。要所で見せる気配りも味方を増やす武器となっている。

 全国農業協同組合中央会(JA全中)を一般社団法人化する農協改革をめぐり、党内議論が大詰めを迎えた今年1月末、稲田氏は国会内の参院幹部の部屋を訪れた。平成28年夏の参院選で改選を迎える議員が「農協票」離れを恐れ、参院幹部も農協改革に難色を示していたからだ。

 稲田氏は部屋を訪れるなり、行きつけの西洋菓子店のシュークリームを手に「よろしくお願いします」と深々と頭を下げた。反対派の急先鋒だった幹部もこれには相好を崩し、以降表立った発言を控えるようになったという。

446チバQ:2015/05/07(木) 20:51:56
 ただキャリアの浅さゆえの死角もある。

 電源構成比率(エネルギーミックス)に関する党提言の策定過程では、原発や石炭火力などの主要電源の比率に言及した原子力政策・需給問題等調査会と、大幅な温室効果ガス削減を目指す環境・温暖化対策調査会との間で調整をつけられず、別々にとりまとめるという失態を演じた。

 自ら委員長を務める財政再建に関する特命委員会では、提言策定を前に事務局長の三ツ矢憲生副幹事長と衝突し、三ツ矢氏が辞意表明する事態に発展した。

 党幹事長経験者は「稲田は議員になって10年足らず。まだ『名代』となって調整に乗り出せる腹心が少ないから、こうした壁にぶちあたっている」と語る。

 福井市が地元の稲田氏は北陸新幹線の金沢-福井間の延伸について、平成34年度までの開業予定をさらに2年前倒しすることを計画。昨年末には党政調会長室にこもり、東京五輪・パラリンピックの2020年に間に合わすよう国土交通省幹部らと渡り合った。

 こうした姿勢には「我田引鉄」との批判もあるが、稲田氏に気にするそぶりはない。田中角栄元首相が郷里の新潟県に上越新幹線を開業させたように、自民党内で新幹線を地元に引き込むことは「首相への登竜門の一つ」(閣僚経験者)とみる向きもあるからだ。

 稲田氏も「首相候補」としての自覚を持ちつつあるようにみえる。3月下旬、都内での講演で首相への意欲を問われ、こう答えた。

 「すべての政治家が最終目標を首相に置いている」     (力武崇樹)

447チバQ:2015/05/07(木) 21:03:18
http://www.sankei.com/politics/news/150507/plt1505070025-n1.html
2015.5.7 20:20

自民若手、戦後歴史の勉強会発足 初会合に24人出席

ブログに書く1





自民党の若手国会議員が開いた、戦後70年の日本の歩みを検証する勉強会の初会合。奥左から3人目は講師を務める古川貞二郎元官房副長官=7日午後、衆院第1議員会館
 自民党の若手国会議員有志は7日、元官僚らを講師に招いて戦後70年の日本の歩みを検証する勉強会「過去を学び“分厚い保守政治”を目指す若手議員の会」を発足させた。国会内で開いた初会合には衆参両院議員24人が出席し、村山富市内閣から小泉純一郎内閣まで8年7カ月にわたり官僚トップを務めた古川貞二郎元官房副長官の講演に耳を傾けた。

 勉強会は安倍晋三首相「1強」の党内で多様性をを示すのが狙い。共同代表世話人の武井俊輔衆院議員は「政治家として幅広い保守の一翼を担う存在になりたい」と述べた。

 ハト派の代表格とされる谷垣禎一幹事長も「戦後70年という大きな節目の中、誠に時宜を得たものだ」と激励のメッセージを寄せた。

448チバQ:2015/05/08(金) 21:27:50
http://www.mbs.jp/news/jnn_2487473_zen.shtml
岸田外相、総裁選出馬に含み?
 今年9月に行われる自民党の総裁選挙に関連して、次の総裁候補の1人とされる岸田外務大臣は、自身の出馬について問われ、「特段何も考えていない」と述べました。

 Q.大臣は宏池会(岸田派)の会長でもあるが、秋の総裁選に出馬するかの対応は現時点でどうお考えか?
 「総裁選挙については、総裁任期が今年の秋、9月に来るということは承知しておりますので、状況によっては総裁選挙が行われるであろうということは認識をしておりますが、取り立ててこの周辺、それに向けて具体的な動きも存在しておりません。私自身も何も考えてはおりません」(岸田文雄外相)

 岸田外務大臣は、現時点での総裁選挙への出馬の意欲を問われ、「何も考えていない」と述べるにとどめました。

 一方で、自民党の谷垣幹事長や二階総務会長らが安倍総裁の再選支持を表明していることに関連して自身の対応を問われ、「取り立てて今まで考えたことはない」と述べるとともに、「これからよく考えていく」と総裁選出馬の可能性に一定の含みを残しました。(08日11:51)

449名無しさん:2015/05/10(日) 20:26:40
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150501-00000003-sasahi-pol
小泉邸の全面建て直しで進次郎氏がいよいよ“嫁取り”!?〈週刊朝日〉
dot. 5月1日(金)7時8分配信

 小泉進次郎衆院議員の実家である、神奈川県横須賀市三春町の小泉邸の庭には、最近、プレハブ小屋が突如として、建てられた。

 ゴミ回収車がやって来て、家の中のものを運び出している様子だ。

 小泉家に何かが起きている。そう思って近所を取材すると、女性が話した。

「先日、純一郎さん(元首相)の長姉が和菓子を持って、ご挨拶にやってきましたよ。『家を建て直します。ゴールデンウィーク明けから工事に入ります』とおっしゃっていました。家は解体されるようです」

 小泉邸は戦前に建てられた日本家屋。純一郎元首相の祖父・又次郎氏は「いれずみ大臣」と親しまれたが、又次郎氏の娘に婿養子に入ったのが純也・元防衛庁長官。2人は又次郎氏の反対を押しきり、駆け落ちしたが、後に結婚を許され、現在の小泉邸に住み始めた。

「やはり政治家の家なのよねぇ。中には裏口から2階に上がる裏階段があり、秘密の部屋もあるんですって。庭には松の木が何本か生えているから、建て直しで木はどうなるんでしょうね」(前出の女性)

 建て直す理由について、進次郎・復興政務官の後援会関係者はこう話す。

「建物がもう老朽化しているんですよ。家の中はその都度、直しているので、つぎはぎだらけです」

 小泉邸の正門前では警察官が24時間態勢で警備にあたっているが、昨年1月、33歳の女が小泉邸に侵入し、現行犯逮捕されるという事件があった。女は応接間の椅子に座って、家人に会うとニッコリほほ笑んだという。この侵入事件があってから、小泉邸では塀の一部の高さを50センチほど高くする対策を取った。

「しんちゃんは横須賀へやって来て、夜遅くなった日には小泉邸に泊まっていくんですが、『事件があってから、何だか怖い』と周囲に漏らしているそうです」(前出の後援会関係者)

 建て直しを機会に、セキュリティーを強化した家になるという。それだけではないのでは、と言うのは別の後援会関係者だ。

「純一郎さんは佳代子元夫人と結婚した時、小泉邸を増築して1部屋増やし、化粧直ししているんですよ。そこに佳代子元夫人や長男の孝太郎、次男の進次郎を住まわせた。進次郎も4月14日の誕生日に34歳になった。いよいよ、“結婚準備”に入ったのではないでしょうか」

 もしかすると、近く自民党一のモテ議員の年貢の納め時が来るかも。

(本誌・上田耕司)

※週刊朝日  2015年5月8-15日号

450チバQ:2015/05/10(日) 21:44:16
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000050016.html
秋の総裁選をにらみ 派閥結束に向け“異例の動き”(05/08 16:55)
 秋の自民党総裁選をにらんで派閥の結束に余念がありません。

 自民党の二階総務会長は派閥のメンバーを引き連れ、横浜市にある日本初の木造4階建ての商業施設を視察しました。
 自民党・二階総務会長:「『聞く』と『見る』では大違いだ。やっぱり来て良かった。日本の林業を守る。じっと守っているだけでなく、攻撃しないと守れない」
 二階派の研修会は先週の高野山に続いて2週連続で、他の派閥と比べても異例の動きです。二階総務会長は、秋に予定されている自民党の総裁選で、いち早く安倍総理大臣の再選支持を明言しましたが、党内からは「いざとなれば、さっと動くのが二階さんだ」と警戒の声も出ています。

451チバQ:2015/05/11(月) 22:37:49
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150510/plt1505101000002-n1.htm
【「1強」の足元】存在感増す二階氏「ポスト安倍」仕込み? 自民の「陰の幹事長」に官邸警戒  (1/2ページ)
2015.05.11
 安倍晋三政権のもと「政高党低」が続く自民党にあって、二階俊博総務会長の存在感が増している。9月の党総裁選をめぐり安倍首相の無投票再選支持をいち早く表明し、流れをつくった。首相も豊富な経験と人脈を駆使して根回しする二階氏に信頼を寄せ、党内には二階氏を「陰の幹事長」と称する向きもある。ただ守旧派の代表格として、首相とは政治信条などで「水と油」のはず。首相側近らは警戒を緩めていない。

 ■「ポスト安倍」布石

 「これまでの日米首脳会談に比べて大きく前進した。首相は世界中を飛び歩き、自ら外交をしている。米国もそれを知っている。だから傾聴に値するという感じの会談になる。評価が高い」

 二階氏は4月30日、二階派の研修で訪れていた和歌山県の高野山で、記者団を前に首相を絶賛した。

 同15日には次期党総裁選についてこう語り、早々と安倍首相への「恭順」姿勢を示している。

 「首相は国民の期待に応えて頑張っておられる。これで十分だ。他に出たい人がいたら拒まないが、いたずらに騒ぎを起こして、面白がったというだけでは済まない」

 首相への批判を強める古賀誠元幹事長が対抗馬擁立を模索し、党内では古賀氏と近い二階氏が連動する可能性もささやかれていた。二階氏はあっさり打ち消してみせたのだ。

 二階氏は「数の論理」を重視する政党政治家らしい一面も見せる。5月下旬に中国を訪問するが、石原派会長の石原伸晃前環境相に同行を打診した。党内では「二階派、石原派合流の布石か」との観測が一気に広がった。石原派からは5人が参加予定だったが、あまりの騒ぎの広がりに5人は中国行きを諦めたほどだ。

 二階派(34人)と石原派(14人)が合流すれば、麻生派(37人)だけでなく岸田派(45人)も抜いて党内第3派閥となる。合流話は石原派最高顧問の山崎拓元党副総裁が主導しており、二階氏も「そういう提案を受けた」と認めている。

 ただ、山崎氏は石原氏を総裁候補と想定しているだけに、二階派内には反発が強い。二階氏は「石原さんがどんな動きをしているかは聞いたことがない。われわれが本気で動くときは、そんな数ではない」とけむに巻くが、官邸周辺は「『ポスト安倍』を視野に次の手を仕込んでいる」と警戒を強めている。

■頼りすぎると…

 政治課題に対し正面突破を図ることの多い安倍首相に対し、国会対策畑が長い二階氏は妥協点を探る手法にたけている。二階氏は親韓国、親中国といわれ、首相とは距離があるが、首相も信頼を寄せている。

 「そちらの雰囲気はどうですか」。昨年11月、外遊中の安倍首相は二階氏の携帯電話を鳴らし、こう尋ねた。首相が年末の衆院解散・総選挙を表明する直前のこと。衆院解散の決意を感じ取った二階氏は記者会見で「解散風が吹いていることは間違いない」などと言及。首相の帰国時には、解散表明の環境がすっかり整うことになった。

 首相側近は「相手の望む結果を出す仕事師といわれる二階氏の真骨頂。首相は信頼を強くした」と語る。実際、首相は2月に訪韓した二階氏に朴槿恵大統領あての親書を託した。今度の訪中も「成功させてほしい」とエールを送る。

 二階氏は新進党時代に行動をともにした公明党とのパイプが太く、漆原良夫中央幹事会会長とは定期的に意見交換している。「俺がいる間は自民党、公明党が別れることはさせない」が口癖だ。閣僚を歴任し、官僚や財界にも知己が多い。

 「二階氏は足して2で割る手法は天才的だ。ただ頼りすぎると、あらゆることが骨抜きにされる。まさにもろ刃の剣だ」

 自民党幹部は警戒を解くことはない。 (沢田大典)

452チバQ:2015/05/13(水) 21:42:51
http://mainichi.jp/select/news/20150514k0000m010024000c.html
若手議員:自民にハトがいた 「分厚い保守政治の会」とは
毎日新聞 2015年05月13日 17時48分(最終更新 05月13日 17時57分)
 すっかり姿を消したとばかり思っていた自民党にハトがいた。「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」がそれ。安倍晋三首相にモノ申すほどの勇ましさはなさそうだが、ようやく「歴史修正主義的なナショナリズムを排そう」との声が聞こえてきた。タカにぱくっと食われやしまいか?【鈴木琢磨】

 ◇バランス感覚必要

 かれこれ1年前のこと。衆院議員1年生だった武井俊輔さん(40)と同期の石崎徹さん(31)が議員宿舎のエレベーターで顔を合わせた。武井さんは岸田派、ハト派で知られる名門「宏池会」の流れをくむ派閥にいる。無派閥の石崎さんが声をかけた。「リベラルって宏池会だけじゃないですよ」。しばらくして2人で飲んだ。歴史好き同士、意気投合する。歴史認識を巡って、安倍政権と韓国、中国との関係がこじれにこじれていくころである。

 武井さんは宮崎出身の元サラリーマン、石崎さんは新潟出身の元官僚。2人のカラーは違うが、戦争はむろん、ジローズのフォークソング「戦争を知らない子供たち」も知らない。バブルの恩恵も知らない。日本が自信を失っていくなかで永田町にやってきた。そして、いきなり巨大与党の一員となったが、それゆえ個人の存在感は薄い。安倍首相のキャッチフレーズは<日本を取り戻す>。それを2人は否定しない。「総理自身はバランス感覚をお持ちだと感じる。ただ、総理を支持すると言いながら、一部を切り取り『反韓』など自らのナショナリズムに利用している人がいる気がする。もっとバランス感覚が必要なんじゃないかな。保守の王道って多様な意見を包摂する奥深さですから」(武井さん)

 いつしか若手で勉強会をやろうとなった。昨年12月の衆院解散もあり、設立は遅れに遅れてこの7日。なんとか戦後70年の夏に間に合った。同期の衆院議員、国場幸之助さん(42)も発起人代表になり、当選1〜2回の衆院議員と2013年初当選の参院議員に呼びかけ、設立総会には二十数人が集まった。ゲストの戦後政治の生き字引、古川貞二郎・元内閣官房副長官から歴代首相の秘話を聞いた。次回は作家の浅田次郎さん。「党本部や官邸に説明しました。別に政権転覆じゃないですからね」(石崎さん)。会の冒頭、谷垣禎一幹事長が寄せた「戦後70年という大きな節目のなか、誠に時宜を得たものと考える」とのメッセージが読み上げられた。

 いささか老かいな「演出」に鼻白むが、2人にはこだわりなき世代らしい素直さはある。中央大で史学を専攻したからなのか、武井さんは「歴史はあくまで科学ですから」と歯切れがいい。そして差し出したのは評論家の大塚英志さんが産経新聞に寄せた「歴史認識」なる文章だった。1995年4月9日とある。戦後50年のときだ。<……特定の新聞の記事などにもしばしば感じるのだが、歴史的事実を確定していく努力が、奇妙な歴史修正主義へと収斂(しゅうれん)していく傾向のある点に同意はできない。歴史的事実を確定するという行為を「捏造(ねつぞう)を暴く」という文脈で行ってしまった瞬間、ぼくたちは歴史に対する正しい距離感を失う>

 「僕の思いそのまま。あれから20年たって、状況はますますひどくなった」。地元の宮崎交通に就職した。「ちょうど韓流ブームでね。宮崎からも直行便ができて、ヨン様大好きのおばさまたちがどっとソウルへ飛んでいった。ここがヨン様の座ったイスだとかね。彼らの文化戦略でもあったでしょうが、人と人が交流することはいいじゃないですか。日本人は中国人の爆買いをたたいたりもしていますが、われわれも昭和40年代のころ、エコノミックアニマルなんて言われたんですよ。いつか来た道じゃないですか。それより、お互いが理解を深めないと」

453チバQ:2015/05/13(水) 21:43:08
◇悲惨な戦争いや

 あの戦争をどう評価していいか、石崎さんはすぱっとした答えを持てないでいる。元財務官僚の秀才だが、ちゃちゃっと無難な政府答弁を書くようなわけにはいかない。昨年の8月15日、地元の新潟日報に平和についてのインタビューが載った。<まだ終戦記念日などに靖国神社を参拝していないのだが、それも戦争の責任の所在について整理できていないということがある。それに与党としての行動の重みを考えたときに、何百人もいる自民党国会議員が一度に参拝することが良いことなのか、とも思う。(略)いま国会議員として、戦時の政治家、行政官、軍人ら指導者層の責任を教訓にしなければいけないと考える。特に政治家が戦争を止める勇気を発揮できなかったことは非常に残念だ>。苦渋がにじんでいる。

 なら、憲法9条はどうします? そう問うてみた。

「改憲は立党の精神です。そこに所属しているからには尊重しなければいけませんが、憲法の成立過程だけでなく、戦後の平和の歴史も見詰めていかないといけない。そこを踏まえた議論をしていくべきでしょう。それに世間の空気も改憲はともかく、9条は変えなくていいとの意見が多いんじゃないですか。僕もいますぐ9条の改正を心から納得できるかと突き詰められれば、うーん、となる。祖父母の家には戦死した兄弟の遺影が飾ってあり、戦争犠牲者のことを身近に感じてもきました。悲惨な戦争はいやですからね」

 苦渋の顔にさらに問いを投げた。安倍首相は「戦争のできる国」にしようとしているんじゃないですか?

 「現段階でわが党がそうした方向へ向かっているとは思っていません。これからの安全保障法制についての国会審議で、後方支援や機雷の掃海など国民の疑問に丁寧に答えていく必要はありますよ。外交には共同体的アプローチもあり、僕はアジア太平洋共同体を長い目で目指すべきだと思っている。アジア太平洋でウィンウィンでいける新しい関係を模索していきたい」。戦後70年の「安倍談話」に注文をつける気はない。「ただ総理はどんな歴史観か。ぜひうかがいたいなあ。まとまって聞いたことないですから。会に呼ぶなんて失礼ですから、こちらからお訪ねしますが」

 7日夜、武井さんは設立総会を伝えるTBS系の「ニュース23」に見入っていた。かつてキャスターをしていたジャーナリストの筑紫哲也さん(08年死去)のことを思い浮かべながら。「僕が早大の大学院に通っていた時、教授をされていてね。毎回、ユニークなゲストを呼んでこられるんですよ。(京セラ創業者の)稲盛和夫さんかと思えば、『噂の真相』編集長の岡留安則さんだったり。主義主張、立場を超え、人に会う大切さを学びました。筑紫さんがおられたら、この会、どうコメントされただろうって」

 さあ、「勉強もいいが……」とちょっと苦笑いしたのではないか。

454チバQ:2015/05/13(水) 22:54:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2015051300851
堀内会長が6月退任=富士急


 富士急行は13日、堀内光雄代表取締役会長兼社主(85)が6月19日付で退任し、取締役社主となる人事を発表した。堀内氏は1960年の副社長就任以来、入閣に伴う2回の中断をはさんで通算51年にわたり持っていた代表権を返上する。同社は「任期満了に伴う退任で、健康に問題はない」と説明している。
 堀内氏は62年に社長、90年に会長就任。富士急グループを、鉄道のほか高速バスや遊園地など幅広い事業を運営する企業集団に育てた。政治家としては衆院議員に10回当選、労相と通産相を務めた。(2015/05/13-18:27)

455とはずがたり:2015/05/14(木) 12:21:42

小泉進次郎が「フライデー」に激怒して講談社を土下座させた!? 作家に依頼して圧力も
2015.05.13
http://lite-ra.com/2015/05/post-1092.html

 報道への圧力と言えば安倍首相の専売特許のはずだが、最近、意外な政治家がメディアを恫喝して記事を潰したという情報が流れている。その政治家とは、「将来の総裁候補」として国民的人気を誇る小泉進次郎だ。
 進次郎と言えば、さわやかなイメージが強く、メディアに対して恫喝をかけるというような話は聞いたことがないが、調べてみると、複数から同じような話がもれ伝わってきた。
「進次郎が『フライデー』の記事に激怒して、講談社の上層部に圧力をかけたようですね。しかも、作家を動かすなどかなり姑息な手を使ったらしい」(週刊誌関係者)
 関係者によるとそもそも、問題になったのは「フライデー」(講談社)4月17日号に掲載された記事だったという。確かに同号には「徹底解剖『原発を止める男』 小泉進次郎の“血脈”“決意”“戦略”」と題された4頁の特集記事が掲載されている。しかし、その内容はと言えば進次郎の生い立ちを丹念に追った“進次郎研究”といったものだ。

 そのトーンは進次郎の“ヨイショ記事”といった体裁で、政治資金問題などのスキャンダルや不祥事を取り上げたものではない。では一体何が問題なのか。

 確かにそれらしい記述もあるにはある。それは女性との関係だ。記事では進次郎がプライベートにおいて徹底して秘密主義で、会うのは政界とはかかわりのない文化人ばかりとしてこう続ける。
「そういった会合を通じてハーフの美人ヘアメイクアップアーティストと親しくなり、シティホテルや赤坂の議員宿舎で密会したという情報もある」

 だが「フライデー」は決定的な密会現場をキャッチしたわけではなく、また進次郎の女性関係は、これまでもメディアで度々触れられてきたことだ。この程度の記事でメディアに圧力を掛けるとはちょっと信じがたい。だが講談社の関係者はこう証言する。

「実は『フライデー』の進次郎記事は、今回1回だけのものではなく、今後も連載という形で掲載する予定だったようです。しかも2回目以降は進次郎個人だけではなく“小泉家”全体、父・純一郎やその姉で小泉家の女帝と言われる信子との関係をクローズアップするものだった。また、“血脈”にスポットを当てることは、小泉家のタブーと言われる信子だけでなく、進次郎の実母をもクローズアップされる可能性が高い。進次郎サイドはそのことに敏感になったようです」
 既に掲載された記事ではなく、むしろ次号以降の記事を阻止したということらしい。

「実は進次郎は自分のブランディングにすごくこだわっている人で、メディアの出方もすごく戦略的だし、些細な記事にも神経を尖らせている。ただ、逆に過剰な抗議は好感度を下げるというのもよくわかっていて、あまり表立った動きはしないはずなんですが……」(政界関係者)
 実際、今回も圧力は表立ったものではなかった。この一件は月刊情報誌「選択」(選択出版)5月号でも触れられているのだが、同誌によると、進次郎サイドは講談社への圧力に大物作家を動かしていたらしい。

「記事を見た小泉事務所が、知り合いの作家・伊集院静氏を通じて講談社に不快感を申し入れた」(同記事より)
 出版社にとって有名作家はタブー的存在だ。自ら手を汚すことなく作家を通じて圧力をかけるとは、進次郎は意外と姑息だと驚くが、しかし記事がストップした理由はそれだけではなかったという。
 実は、同記事によると、講談社は近く進次郎の単行本を出版する予定だったらしい。進次郎の著書となれば、大きな話題になることは確実で、売れ行きも見込める。そのためか、講談社で進次郎からの抗議は大問題となり、すぐに編集部にこれ以上の取材の中止が伝えられ、記事はストップになったという。
「書籍担当者の渡瀬昌彦取締役や、鈴木章一第一編集局長が泡を食って編集部にストップをかけたようだ」(同)
 一説によると2人が土下座せんばかりに、進次郎サイドに謝罪したという情報も出回っているが、いずれにしても、将来の首相候補と言える政治家に対して全面降伏し、自社の利益となる本の出版を優先したということだろう。

456チバQ:2015/05/16(土) 20:59:35
http://www.sankei.com/politics/news/150516/plt1505160017-n1.html
2015.5.16 13:58

石破氏、重ねて不出馬示唆 9月の自民総裁選





 石破茂地方創生担当相は16日のテレビ東京番組で、9月の自民党総裁選に立候補しない意向を重ねて示唆した。「今は安倍政権(の閣僚)として『アベノミクス』の成功に全力を挙げる立場だ」と述べた。

 将来的に党総裁を目指す可能性に関しては「要請があれば応えなければいけない。できませんと言うのなら、何のために(国会議員を)長くやってきたのかということだ」と意欲を示した。

457チバQ:2015/05/17(日) 21:55:48
>>442-443
http://www.asahi.com/articles/ASH5D56HQH5DUTIL01Y.html
日歯連、3回の参院選で迂回寄付か 07年も似た構図
2015年5月17日06時48分
 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)が、11年前の自民党旧橋本派への1億円ヤミ献金事件に続き、再び東京地検特捜部の捜査を受けている。全国の歯科医師で組織する公益社団法人「日本歯科医師会」(日歯)を母体とする団体だが、いったい、何が起きているのか。

 「何も変わっていないと思われても仕方ない」。日歯連で幹部も務めた東京都内の歯科医は今月11日、苦々しい表情で口にした。

 特捜部は先月30日、政治資金規正法違反容疑で日歯連の本部事務所などを家宅捜索。2013年の参院選で、石井みどり参院議員(自民)の後援会に同法の上限(年間5千万円)を超える計9500万円の寄付をした疑いが持たれている。上限を超えた分は、別の政治団体を通した「迂回(うかい)寄付」と指摘されている。

 同様の疑惑は10年の参院選でも。西村正美参院議員(民主)の後援会に、「迂回」した分も含めて計1億円を寄付した疑いがある。

 実は、さらに3年前の07年参院選でも、類似の構図が朝日新聞の取材で新たに判明した。石井氏が初当選した選挙だ。政治資金収支報告書によると、前年の06年5月、日歯連は5千万円を石井後援会に寄付。これとは別に同年8〜12月、47都道府県の歯科医師連盟が100万円ずつ、計4700万円を石井後援会に寄付した。

 都道府県の連盟は日歯連の下部組織の政治団体。複数の関係者は「石井後援会に100万円を寄付してほしいと、日歯連が依頼した」「資金は日歯連から配られた」と証言する。

 なぜ、こうしたことを繰り返しているのか。

458チバQ:2015/05/17(日) 22:05:00
http://www.sankei.com/politics/news/150517/plt1505170011-n1.html
2015.5.17 21:28更新

安倍氏は「首相になって女性政策で脱皮した」 自民・野田聖子氏
野田聖子自民党前総務会長=(酒巻俊介撮影)
 自民党の野田聖子前総務会長は17日、東京都内で講演し、女性政策推進を唱える安倍晋三首相について「(再び)首相になって脱皮した。これまでは、妻は家庭にいるべきだという感覚の持ち主だった」と述べた。

 一方で、全府省庁職員に7、8月の2カ月間、朝型勤務を奨励する政府方針に対しては、子育て世代は実行困難だと疑問視した。「子供を保育園に送らなければならず忙しい。午前4時に目が覚め、朝にやることがない人の発想だ」とした。

 自身が立候補を取り沙汰される9月の自民党総裁選については言及しなかった。

.

459チバQ:2015/05/18(月) 23:34:14
>>362
>元ミス日本関東代表の金子恵美衆院議員と、宮崎謙介衆院議員の交際は、政界ではよく知られていますが、2人とも二階派です。ただ、昨年当選した加藤鮎子衆院議員が宮崎氏の元妻という、ややこしい三角関係もあるのですが

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000592-san-pol
永田町屈指の美女議員、イケメン議員と結婚へ
産経新聞 5月18日(月)21時51分配信


安倍晋三首相と面会後、官邸を後にする自民党の金子恵美(手前)、宮崎謙介衆院議員=3月24日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞)
 自民党の宮崎謙介衆院議員(34)=京都3区=と金子恵美衆院議員(37)=新潟4区=が近く結婚することが18日、分かった。複数の党関係者が明らかにした。両氏はともに平成24年の衆院選で初当選した同期で、二階派に所属している。

 金子氏は早大卒で、15年ミス日本関東代表に選出されたこともある永田町屈指の美女議員として知られる。新潟市議、新潟県議を経て国政に転身した。宮崎氏は早大卒で、日本生命などを経て議員バッジを付けた。188センチの長身で、ボート部出身のスポーツマンでもある。

 党幹部らにはすでに結婚の意向を伝えた。政治信条が近いことなどから意気投合して交際を始め、2回目の当選と4月の統一地方選が終わったタイミングで入籍を決めたという。

460チバQ:2015/05/20(水) 23:41:03
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150502/plt1505021530001-n1.htm
【解剖 政界キーマン】自民党・谷垣禎一幹事長「秘めた悔しさ」封印 首相再選に肯定的も… (1/2ページ)
★(2)
2015.05.02


谷垣幹事長【拡大】

 「いいですよ。(地方支部が)そういう判断だったら、私は言われた日と場所に(応援に)入りますから」

 4月の統一地方選。地方組織の応援要請に、自民党の谷垣禎一幹事長はこう語ったという。

 「現場判断を大事にする人」(ある自民党県連の事務局長)、「地方の若いスタッフにも敬語を使い、ねぎらいの言葉をかけてくれる」(別の県連幹部)…。谷垣氏の評価は「その最高の人柄」と言っていいだろう。

 しかし、自民党内のリベラル派にすれば、少し評価が変わってくる。彼らは、谷垣氏の幹事長就任で「党内の穏健保守の声が官邸に届き、政策的に影響を行使できる」という期待があった。

 ところが、谷垣氏は主張を抑えている。安全保障法制の整備でも、リベラルな持論を話さず、安倍晋三首相や官邸を支持していることが多い。

 「もともと激しい人ではないが、記者会見では当たり障りのない言い方が多い。谷垣氏は、安倍首相に気を使う必要などない。中国や韓国と党レベルの外交をどんどんやり、安全保障でも積極的に発言することで、安倍首相や官邸に緊張感を与え、バランスのいい落としどころが見つかるはずだ」(自民党ベテラン)

 谷垣氏のこうした姿勢について、「二度と野党には転落したくないから、党内融和を第一にしている」(自民党幹部)という声や、中には「安倍首相を支えて『ポスト安倍』の禅譲を狙っている」(首相周辺)といった見方もある。

 谷垣氏には、野党総裁として政権交代につなげたのに、首相になれなかった悔しさがあると、永田町関係者はいう。

 「2人で話すと、現政権の政策やガバナンスに疑問を持っている。特に、安全保障と財政再建にはこだわりがある」

 実は、古賀誠元幹事長らOBや派閥領袖が、今年秋の総裁選に向けて、ひそかに「リベラル派の擁立」を画策しているという。そして、「候補の1人が谷垣氏」(自民党閣僚経験者)だという。

 ただ、谷垣氏自身は、安倍首相の再選に肯定的で、「総裁を支えるのが幹事長」と語る。「秘めた悔しさ」は封印したままだ。

 自民党のよき伝統は、党内に多様な意見があり、常に議論を戦わせる懐の深さだ。強力なライバルが常にいて、好敵手がいるから、安倍首相も政権も成長する。谷垣氏の決起は自民党を厚く、強くするともいえる。

 「谷垣氏も70歳。9月の総裁選を逃すと、年齢的にもう首相の目はなくなる」(同閣僚経験者)。政治家としての最後の勝負が迫っているともいえそうだ。 (政治ジャーナリスト・鈴木哲夫)

461チバQ:2015/05/20(水) 23:42:46
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150508/plt1505081550001-n1.htm
【解剖 政界キーマン】自民党・二階俊博総務会長、独特の人心掌握術 狙うは「絶対的な幹事長」 (1/2ページ)
2015.05.08


二階俊博総務会長【拡大】

★(3)

 「事を進めると、必ず『二階氏』が絡んでくる。ここ1、2カ月は特にそれを実感している」

 安倍晋三首相の側近がこう話すのは、自民党の二階俊博総務会長のことだ。象徴的なのは外交。二階氏は、安倍外交とは違い、長く「親中・親韓」で尽力してきた。2月には大訪韓団を率い、今月中旬には約3000人を連れて訪中する。

 「外務省は、安倍首相と方向が違う二階氏の動きにピリピリしている」(同側近)

 官邸スタッフは「こんなところでも…」と驚いた例を挙げた。

 「ネパール大地震をめぐり、二階氏から外務省に連絡が入った。あまり知られていないが、二階氏は日本・ネパール友好議員連盟の会長だ。『できることを、すぐやれ!』という指示だった」

 二階氏が多方面に人脈を保持できるのは「独特の面倒見の良さがある」と党幹部職員はいう。

 「二階氏は、自民党から、新生党や新進党、自由党などを渡り歩いたが、ずっと若手議員や官僚らの面倒を見てきた。できの悪い連中も見放さなかった。二階氏には『あいつはダメだと見放したら、そいつの人生が終わるか、恨みを持って敵方に行くかだ。それは党にも、そいつにも不幸。手を差し伸べる包容力が必要だ』という組織論、人心掌握術がある」

 最近では、不倫路チュー議員や国会の遅刻委員長など、いずれも二階派所属だ。二階氏は彼らを叱った後は対外的には擁護した。彼らの忠誠度は増し、二階氏に人心が集まっていくのは必然だ。

 人だけではない。陽の当たらない国や地域、業者などを大切にしてきたから、突然、何かが起きた場合、そこに「二階人脈」が存在していたというケースは多い。

 首相官邸屋上で小型無人機「ドローン」が発見された事件では、いち早く規制の法整備を指示。安倍首相とオバマ大統領による日米首脳会談直後には「歴史に残る立派な会談だった」と評価した。総務会長の域を超えた存在感だが、二階氏は何を目指すのか。

 「自らが首相になるのではなく、最高の党人派政治家を目指しているのではないか。官邸主導の『政高党低』の現状を是正して、官邸と党を対等にすることだろう。『国民の声を拾うのは党であり、それを実現するのが政治だ』と。二階氏が目指すとすれば『実力者であり、絶対的な自民党幹事長』ではないか」(自民党ベテラン議員)

 官邸主導で政策を推し進めたい安倍首相にとっては、今後も距離感を常に図っていく、警戒すべき存在といえそうだ。 (政治ジャーナリスト・鈴木哲夫)

462チバQ:2015/05/20(水) 23:43:28
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150510/plt1505100830001-n1.htm
【解剖 政界キーマン】自民・小泉進次郎復興政務官 総理へ現実味…野党では離党待望論 (1/2ページ)
2015.05.10
★(4)

 自民党の派閥領袖の1人は、小泉進次郎衆院議員について、「人気や胆力など、総理への道は確実だ。それだけに党内の彼への要求や、彼を見る目はどんどん厳しくなる」と話す。

 進次郎氏は、安倍改造内閣では「東日本大震災復興のために」と復興政務官を希望した。最近では4月8日、福島県広野町に、復興を担う人材の育成を目指す中高一貫校「ふたば未来学園高校」を開校させた。応援団・講師陣には、「いまでしょ」で知られる塾講師の林修氏や、俳優の西田敏行氏らが名を連ね、校歌は作詞家の秋元康氏がプロデュースする。進次郎氏も教壇に立つ予定だ。

 「発想や応援団のメンバーも、進次郎さんが復興庁や文科省などに働きかけてきたからできた」(福島県庁幹部)。

 一方で、進次郎氏に近い自民党中堅議員は「閣内や党内に、進次郎氏への注文が増えてきた」といい、続ける。

 「例えば、被災地活動でも『必要以上の活動や発言には注意しろ』と言われているそうです。総理への道が現実味を帯びてきたことで、『生意気言うな』『調子に乗るな』といった嫉妬のような空気が生まれてきていると思います」

 出るくいは打たれるという「永田町の常識」(同中堅)に対し、進次郎氏はどうするのか。

 実は、必ずしも自民党という枠組みでなく、政界再編含みの新しい勢力を結集する可能性もある。進次郎氏が青年局長時代に、濃密な信頼関係を築いてきた被災地の自民党地方議員がいう。

 「安倍政権の成長戦略について、進次郎氏は少子高齢化や人口減などを考えれば、もっと違うやり方があると思っているはず。被災地に通い続けている本音は脱原発。要するに、今の自民党とは方向感が違う。進次郎氏が自民党内で次世代の理念や政策を打ち上げても、おそらく総意にはならない。その時は飛び出して『この指とまれ』で、新しい政治勢力を作る可能性はある」

 進次郎待望論は、再編がうまくいかない野党内にも「いっそガラガラポンして、改革や脱原発などを掲げた新党を作る方がスッキリする。その時、進次郎氏を巻き込んでこちら側の総理候補にしたい」(民主党幹部)とのラブコールもある。

 こうしたなか、「進次郎氏が2021年に本格的に決起するのでは?」との見方がある。「進次郎氏は常々、『20年の東京五輪後に日本は一気に大変なことになる。そこへ向けて準備がいる』と言っている」(前出の地方議員)からだ。

 与野党ともに注目度の高い進次郎氏。当面は、被災地への国の復興予算減額や、原発再稼働問題などに対し、どういった言動をするかで、今後の進路や覚悟を量ることができるだろう。 (政治ジャーナリスト・鈴木哲夫)

463チバQ:2015/05/25(月) 20:57:15
http://www.hochi.co.jp/topics/20150524-OHT1T50073.html
【永田町ノート】「二階幹事長」説も 高まる存在感
2015年5月24日15時0分 スポーツ報知

 自民党の二階俊博総務会長が、かつて側近として仕えた全盛期の小沢一郎氏(現・生活の党代表)をほうふつさせる存在感を発揮している。

 小沢氏は自民党、新進党、民主党などで代表や幹事長などを務め、「数は力」をモットーに、党や派閥の勢力を伸ばした。いい人材がいると聞けば、全国どこでも自ら足を運んで政界入りを勧めたり、選挙資金の面倒を見たりした。

 若い頃、小沢氏に師事した二階氏は、自民党を離党後、曲折を経て復党し、重要閣僚や党三役を務めた。今は、自ら率いる二階派の勢力拡大に余念がない。自分に仕えた官僚の天下り先の確保にも力を入れる。総務会では、人事で処遇されていない議員らの不満を聞き、首相官邸と党の緩衝材の役割を果たしている。

 安倍首相と二階氏は「そり」が合わない。首相は中国を嫌うが、二階氏は「親中派」だ。派閥の出自も、首相が福田派に通じ、二階氏は田中派に通じる。両派は激しい権力闘争を演じたことで知られる。

 しかし二階氏は、9月に総裁任期が切れる首相の続投支持をいち早く表明した。党内では「二階氏が首相支持を鮮明にしたら、誰も首相に反旗を翻せない」との見方も出ている。仮に総裁選が無投票になれば、二階氏は首相の「恩人」だ。

 2人は16日から1泊2日で二階氏の地元・和歌山を訪問し、高野山を視察したり、熊野古道を歩いたりした。二階氏の求めに首相が応じたもので、「2人だけの時に、総裁選後の人事の話が出たようだ。首相は、二階氏を幹事長に据えるのではないか」とのうわさが党内で広がっている。

 蜜月の中にも、緊張感の漂う2人の関係。首相が長期政権を築けるかどうかは、二階氏の動向次第かもしれない。(す)

464チバQ:2015/05/25(月) 21:44:47
http://www.sankei.com/politics/news/150523/plt1505230004-n1.html
2015.5.23 06:00

首相に近い「保守勉強会」設立へ リベラル系勉強会に対抗

ブログに書く1




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 自民党の木原稔青年局長ら安倍晋三首相に近い若手議員が、月内にも保守政治のあり方を問う勉強会を設立することが22日、分かった。党内ではリベラル色の強い若手議員が勉強会「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」を立ち上げたばかり。分厚い保守政治の会は首相に批判的な古賀誠元幹事長の影響力が大きいとされており、新勉強会の設立には9月の総裁選を前に対抗する狙いがありそうだ。

 新勉強会は日本の外交政策や歴史認識を学び、保守政治のあり方を検討するという。当選1〜3回の国会議員が対象で、党青年局メンバーを中心に若手議員20〜30人の参加を見込む。

 関係者は首相の支援組織であることを認め、「首相が仕事をしやすいように、邪魔者が出てきたら排除するのが役割だ」と強調。参加予定者の1人は「リベラル系中心の分厚い保守政治の会を意識し、首相に近い考えの保守思想を束ねる目的もある」と打ち明ける。

 新勉強会が強いライバル心を燃やすのは、古賀氏が総裁選に向けて首相の対抗馬を模索しているからだ。分厚い保守政治の会の3人の代表世話人のうち2人は古賀氏が名誉会長の岸田派所属で、参加者の1人は「『保守本流』を自負する古賀氏の影響力が大きい」と打ち明ける。

 最近、古賀氏は周囲に「次期総裁選は無投票ではいけない」と話し、首相への批判を強めている。22日のTBS番組の収録では安全保障関連法案について「小さな穴でも一つ開けると瞬く間に広がる」と述べ、首相が訴える「集団的自衛権の限定容認」に正面から異を唱えた。このため、首相周辺は分厚い保守政治の会を、古賀氏が「次期総裁選を仕掛けるための足場固めに使うのでないか」と指摘する。

 9月の総裁選に関しては現段階では、首相の再選が確実視されている。谷垣禎一幹事長や二階俊博総務会長は、無投票再選が望ましいとする考えを表明。前回、首相と激戦を演じた石破茂地方創生担当相は今回、不出馬の公算だ。古賀氏に近い岸田文雄外相も出馬しないとみられている。

 そんな中、古賀氏が総裁選の「候補者の1人」と周辺に打ち明けているというのが、出馬に意欲を示している野田聖子前総務会長。古賀氏が野田氏の支援に回れば無風と思われていた総裁選の様相が一変することから、2つの勉強会を軸に今後、さや当てが激しくなりそうだ。

465チバQ:2015/05/27(水) 22:05:55
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150527/k10010093011000.html
自民 麻生派と山東派 秋までの合流を模索
5月27日 4時02分

自民 麻生派と山東派 秋までの合流を模索
自民党の麻生派と山東派は、党内での影響力を高めるため、秋の党総裁選挙までに合流できないか模索したいとして、合流後の体制などを巡って水面下で調整を行っています。
麻生副総理兼財務大臣が会長を務める麻生派と、先月、山東元参議院副議長が会長に就任した山東派は、これまで合同で勉強会を開くなど連携を強めてきました。
そして、ことし3月、麻生氏と当時山東派の前身の派閥の会長を務めていた大島衆議院議長が東京都内で会談し、党内での影響力を高めるため、両派が秋の自民党総裁選挙までに合流することが望ましいという認識で一致しました。
これを受けて、両派は現在、合流後の体制や派閥の名称などを巡って水面下で調整しているほか、夏に合同で研修会を開くことも検討しています。
ただ、山東派の一部には「合流すれば、所属議員の数で大きく上回る麻生派中心の運営になるのではないか」として慎重な意見もあり、両派はこうした意見にも配慮しながら、合流を模索することにしています。

466とはずがたり:2015/05/28(木) 12:18:44

麻生、山東両派が合流調整…「我々は恋人同士」
2015年05月26日 07時20分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150525-OYT1T50131.html?from=y10

細田派 96人
額賀派 53人
(二階派+石原派 48人)
(麻生派+山東派 47人)
岸田派 45人
麻生派 37人
二階派 34人
石原派 14人
山東派 10人

 自民党麻生派(37人)と山東派(10人)が合流に向けて最終調整に入ったことが25日、分かった。

 複数の関係者が明らかにした。党内での存在感を高める狙いがあり、実現すれば、岸田派(45人)を抜いて第3派閥に浮上する。

 都内で25日開かれた麻生派パーティーで、山東派会長の山東昭子元参院副議長は麻生、山東両派について「我々は恋人同士。『女心と秋の空』ということがないよう、これからも愛を育んでいきたい」とあいさつした。

 両派の合流は2012年に浮上したが、山東派の前身・大島派を率いた大島衆院議長が一貫して慎重だった。しかし、今年4月に大島氏が議長に就任し、山東派に衣替えしたことで合流話が加速した。5月13日に麻生派の松本純・事務局長、山東派の江渡聡徳・事務総長が大島氏を交えて会談した際、大島氏は両派幹部に対応を一任する意向を示した。両派内からは「8月中の発会式を目指し、6月から新派閥の名称や体制を詰めたい」との声も出ている。

2015年05月26日 07時20分

467チバQ:2015/05/28(木) 20:04:44
>>466
三角大福中 以来唯一分裂していなかった
旧三木派が消えてしまうのですね

468チバQ:2015/05/28(木) 20:48:17
http://www.asahi.com/articles/ASH5V658VH5VUTFK014.html
AKBの参考人招致、自民が一時検討 選挙権年齢議論で
安倍龍太郎2015年5月27日11時16分

 選挙権年齢の引き下げの議論をめぐり、自民党はアイドルグループAKB48メンバーの内山奈月(なつき)さんを参考人として国会招致しようとしたが、26日に断念した。本人の都合がつかなかったうえ、党幹部から「パフォーマンスと思われかねない」との異論が上がったためだ。

 今国会では、衆院の政治倫理・公職選挙法改正特別委員会で選挙権年齢を現行の「20歳」から「18歳」への引き下げを審議することになっており、成立は確実視されている。29日の委員会で専門家の意見を聞く参考人質疑が予定されており、自民党は内山さんを招くことを一時検討。委員会の坂本哲志・与党筆頭理事(自民党)は26日昼、報道陣に「内山さんは憲法に非常に詳しいということだ」と期待感を示した。

 ところが、これを聞いた党幹部は「安保法制を議論している最中だ。そういうパフォーマンスはふさわしくない」と疑問視。内山さんの都合もつかなかったため、同日夕には断念することになったという。

 内山さんは憲法全文の暗唱という特技をもつアイドルとして知られており、現在慶応大2年生。共著に「憲法主義」がある。(安倍龍太郎)

469チバQ:2015/05/29(金) 22:01:26
http://www.sankei.com/politics/news/150529/plt1505290009-n1.html
015.5.29 09:42
【政論】
「デマ」が入った質問は不誠実 高村副総裁、民主・後藤氏の発言に激怒

ブログに書く1




(1/2ページ)
 「言葉の引用がまったく不正確。ウソならすべてが『デマゴーグ』と判断されても仕方ない」

 自民党の高村正彦副総裁は28日、衆院平和安全法制特別委員会の質疑で自身の発言を引用した後藤祐一氏(民主)をこう批判し、訂正と謝罪を求めた。

 高村氏が激怒したのは、政府が集団的自衛権を行使する例としてあげた中東・ホルムズ海峡の機雷掃海に関するやりとりだ。後藤氏は、高村氏が出演した3日のNHK番組に触れ、「石油が来なくなって、実際に寒いところで凍死者が続出するというところまでいかないとなかなか適用できないんだというようなことを言っていた」と指摘した。

 確かに、死者の有無を絶対条件とするかどうかは、自衛隊出動を判断するうえで天と地の差があるはずだ。しかし、高村氏は番組で、「一つ一つ例をあげると、これはどうだとなるからなかなか難しい」と指摘した上で「一つ言うと、ホルムズ海峡から原油が全く来なくなって、その結果国内で灯油もなくなり、寒冷地で凍死者が続出するなんてのは『国民の権利が根底から覆される』じゃないか」と例示を述べていた。

 民主党は集団的自衛権を行使する条件が不明瞭と政府を追及している。ただ質問に「デマ」(高村氏)が入るのはあまりに不誠実でないか。後藤氏は産経新聞の取材に「(引用は)一言一句精緻な方がよかったかもしれない」と述べたが、発言が意図的でなかったと信じたい。(水内茂幸)

470チバQ:2015/05/29(金) 22:46:04
http://www.asahi.com/articles/ASH5W6KKXH5WULFA034.html
山東派「小ではあっても弱ではない」 自民・高村氏
2015年5月28日03時22分
■高村正彦・自民党副総裁

 山東派は三木派の流れをくみ、河本(敏夫)先生が設立した政策集団。口の悪い人は弱小集団というが、小ではあっても弱ではない。人の悪い人は、我々は本流だけどお前たちは傍流ではないかと言うけども、あちらが濁流でこちらは清流なのだ。我々は一人一人が一騎当千。この小さい集団ですでに総理を2人、衆院議長を2人出している。

 さらに、それぞれが国家国民のために尽くしたいと(思っている)。そのために、風の便りに聞くところでは麻生派と愛を育んでいると聞いている。山東先生、せっかく女性として(自民党が)始まって以来の(派閥)会長になったわけだから、しばらくは会長職をお楽しみ頂き、ただ、長すぎた春にならないように祈念をして乾杯したい。(山東派のパーティーで)

471名無しさん:2015/05/31(日) 21:52:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150528-00000083-san-pol
自民派閥に合流機運 麻生派+山東派 石原派は二階派と…
産経新聞 5月28日(木)7時55分配信

 自民党で派閥の合流や連携を目指す動きが目立ち始めた。麻生派と山東派は長年の課題だった合流話が再燃、石原派幹部は二階派との合併を模索する。「政高党低」と揶揄(やゆ)されるほど安倍晋三首相(党総裁)の強さばかりが目立っている党内も各派の領袖(りょうしゅう)らが9月の総裁選を見据え、「数」を束ねる動きを本格化させている。

 「風の便りでは『麻生派と愛をはぐくんでいる』と聞いている。山東昭子会長は、せっかく女性初の派閥会長になったのだから、しばらく会長職をお楽しみいただきたい。ただ『長すぎた春』にならないよう祈念したい」

 都内のホテルで27日に開かれた山東派のパーティーで、同派元会長の高村正彦副総裁はこうあいさつした。

 会場には大挙して集まった麻生派議員の姿があった。25日の麻生派パーティーには、逆に山東派の議員が多数出席していた。

 両派の合流は、求心力アップを狙う麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相が熱心で、両派は平成24年5月から合同勉強会を年1回ペースで開くなど連携してきた。ただ、最近は山東派から党要職や閣僚への起用が相次ぎ、「急いで合流する必要性がない」(同派幹部)と機運がしぼんでいたが、会長交代を機に再び盛り上がっている。

 二階派と石原派でも合流話が急速に進む。関係者によると、石原派前会長の山崎拓元副総裁が昨年9月の内閣改造で、同派からの入閣者がゼロだったことなどに危惧を抱いたことが発端という。

 派閥同士が連携する動きは、党内第2派閥の額賀派と第3派閥の岸田派の間でも広がる。両派の参院議員約40人は3月、都内で会合を開催。ともにリベラル色が強く、岸田派座長を務める林芳正農林水産相は「志を一緒にしている仲間だ」と結束を呼びかけた。出席した議員も「考え方の近い2派がバランスを取る勢力になっていけばいい」と指摘。「ポスト安倍」候補として岸田文雄外相を挙げたほどだ。

 党内では安倍首相の党総裁再選は堅いとされ、派閥色を出す動きは控えられていたが、将来の「ポスト安倍」候補育成を視野に、そろり動き始めたようだ。

472チバQ:2015/06/01(月) 22:32:14
http://mainichi.jp/select/news/20150602k0000m010076000c.html
町村氏死去:頭脳明晰な人…安倍首相らが驚きの声
毎日新聞 2015年06月01日 21時34分(最終更新 06月01日 21時58分)

 自民党の町村信孝(まちむら・のぶたか)前衆院議長=北海道5区=が脳梗塞(こうそく)のため70歳で死去した1日、与野党から驚きや悼む声が上がった。4月に議長を辞職する際は、軽い脳梗塞(こうそく)と診断されたが、記者会見して公の場に姿を見せたばかりだった。

 1日夕、国会内での自民党役員会。町村氏から派閥会長を引き継いだ細田博之幹事長代行が訃報を伝えると、安倍晋三首相(党総裁)らが驚きの声を上げたという。谷垣禎一幹事長はその後の記者会見で、「突然のことでみな驚がくした。何とも言葉がない」と沈痛な面持ちで語った。

 細田氏は役員会後、記者団に「頭脳明晰(めいせき)で経済にも明るく国際性もあった。小泉政権時、私が官房長官、町村氏が外相で、在日米軍再編問題で苦労したことを思い出す」と振り返った。5月12日の派閥パーティーへの出席を求める電話をした際、「出たいけど失礼する」と話したのが最後だったという。

 後任の大島理森衆院議長は「町村氏の信念と思いを受け止めて、議長職を果たさなければならない」と述べた。当選同期の二階俊博総務会長も「真面目でよくできる人。もう一働きしてもらいたかった」と悔やんだ。

 旧通産省で後輩の民主党の岡田克也代表は、1月に代表就任あいさつの際、町村氏から「健康には気をつけろ。自分もああ(脳梗塞)なるとは予想していなかった」と助言されたという。「議長として1票の格差是正に意欲を燃やしていただけに、非常に残念だ」と語った。【影山哲也、福岡静哉】

473チバQ:2015/06/01(月) 22:35:38
http://mainichi.jp/select/news/20150602k0000m010082000c.html?ck=1
町村氏死去:円熟味増した晩年 これからの時の突然の死
毎日新聞 2015年06月01日 21時40分(最終更新 06月01日 21時51分)
 1日死去した自民党の町村信孝(まちむら・のぶたか)前衆院議長=北海道5区=は、首相の座を狙い続けた。手は届かなかったものの、消費税率引き上げの持論を封印して政権を支えるなど晩年は円熟味が増しており、これからという時の突然の死だった。

 安倍晋三首相が第1次政権の退陣直後の2007年、福田康夫元首相の辞任に伴う08年の自民党総裁選。いずれも出馬の意欲を抱きながらも福田、麻生太郎両元首相に配慮して断念し、支持に回った。清和会(現・細田派)会長として派の分裂を防ぐためだった。

 09年衆院選での野党転落直後の総裁選の際には「これまで我慢してきたけど、今度こそ出ようと思う」と打ち明けられた。しかし「野党党首ではなく、首相を狙うべきだ」との慎重論から、またも断念。満を持して臨んだ12年の総裁選期間中、脳梗塞(こうそく)に見舞われた。昨年末、念願の衆院議長に就任したものの、脳梗塞を再発し、半年間足らずで退いた。

 「最終的な医者の判断をいただいてね。2年半前と同じ脳梗塞、軽い症状だけども、議長の職と(治療を)並行して行うのは難しいだろうと。心配かけちゃったね。申し訳ない」。4月20日、議長辞任を告げる電話が最後の会話となった。

 頭脳明晰(めいせき)で長年、自民党税調の重鎮を務めた財政再建派の代表格。消費増税の必要性など舌鋒(ぜっぽう)鋭く持論を展開する押しの強さが持ち味だった。だが12年総裁選決選投票でも自らの支持派をまとめ、安倍首相の再登板に貢献。首相が昨年末に衆院解散に踏み切る直前、消費税率の予定通りの引き上げの持論を封印し、首相に「税率引き上げの先送りを国民にわかりやすく説明してほしい」としたためた手紙を渡した。つい最近も「気づいたことは遠慮なく何でも言ってくれよ」が口癖だった。最後まで懐を広げようとしていた中での急逝。早すぎるとしか言いようがない。【高山祐】

474チバQ:2015/06/01(月) 22:36:54
http://mainichi.jp/select/news/20150602k0000m040009000c.html
訃報:町村信孝さん70歳=前衆院議長
毎日新聞 2015年06月01日 17時30分(最終更新 06月01日 21時53分)
 自民党の町村信孝(まちむら・のぶたか)前衆院議長=北海道5区=が1日午後2時15分、脳梗塞(こうそく)のため東京都内の病院で死去した。70歳。今年4月に体調不良のため在任4カ月弱で議長を辞任したばかりだった。

 町村氏は東大卒。旧通商産業省を経て、1983年衆院選で初当選し、当選12回。97年に第2次橋本改造内閣で文相として初入閣し、外相や福田内閣の官房長官などを歴任した。森喜朗元首相から派閥「清和会」の会長を引き継ぎ、党内最大派閥として同派出身の安倍晋三首相を支えた。

 しかし2012年9月、自らも出馬した自民党総裁選中に体調を崩して入院し、「軽い脳梗塞」と診断された。政治活動に復帰した後、昨年12月の特別国会で議長に選出され、「1票の格差」などを協議する衆院議長の諮問機関「衆院選挙制度に関する調査会」での取りまとめに意欲を示していた。今年4月に再び体調を崩し、治療に専念していた。

 公職選挙法によると、選挙区選出の現職国会議員が死去した場合、4月か10月に補欠選挙が行われる。ただし、昨年衆院選の「1票の格差」を巡る訴訟が行われている間は補選を行うことができない。現在、全小選挙区が訴訟の対象のため、町村氏の死去に伴う補選は当面、行われない。【中島和哉】

475チバQ:2015/06/02(火) 21:48:06
http://www.sankei.com/premium/news/150602/prm1506020004-n1.html
2015.6.2 11:00
【政治デスクノート】
「邪魔者は排除する!」と安倍首相応援団 これでは贔屓の引き倒しではないか?





(1/4ページ)

 日ごろ、現場の記者たちから上がってくる原稿を見ていると、さまざまな政治家の言葉に触れることになる。もう、たいていの物言いには驚かないようになったが、この発言には久しぶりにわが目を疑った。

 5月23日付の産経新聞政治面に掲載した自民党総裁選をめぐる長めの原稿の中に、その発言はあった。記事では、自民党若手が新たな勉強会を設立することを紹介し、この勉強会の背景には9月に予定される総裁選への思惑があるということを伝えた。

 そこで驚いたのは「首相が仕事しやすいように、邪魔者が出てきたら排除するのが役割だ」というコメントだ。「邪魔者」とか「排除」とか、なかなか刺激的な言葉が並ぶが、オフレコ発言なので記事では「関係者」のそれとしか記していない。

 「産経ニュース」をごらんの方だけに少し解説すると、「関係者」としたのは自民党の若手議員で、自他ともに認める「安倍晋三首相(自民党総裁)の応援団」。この議員は、首相が目指す憲法改正などの実現のためなら自分たちが「汚れ役」を買って出るとした上で、そのためには「邪魔者」は「排除する」と主張しているのだ。

 もちろん、オフレコ発言特有の「大胆発言」なのだろうが、オフレコには「本音」がにじむ。この議員は、総裁選で安倍首相が無投票で再選されることを望んでいるという。「邪魔者」というのは、総裁選における首相の対抗馬という意味に聞こえてしまうのは穿(うが)ちすぎだろうか。

邪魔者は野田氏?

 ここで、9月の総裁選の行方を占ってみたい。とは言ったものの、情勢は占うまでもなく、首相の再選はまず動かない。

 一応、対抗馬となりうる人物を思いつくままに挙げてみると、石破茂地方創生担当相、谷垣禎一幹事長らとなるが、いずれも不出馬あるいは首相支持を表明している。今、首相に唯一もの申すことができる大物議員と目される二階俊博総務会長も「他に出たい人がいたら拒まないが、いたずらに騒ぎを起こして、面白がったというだけでは済まない」と発言しており、基本的には無投票路線。そんな中、首相の対抗馬になり得るとみられているのが野田聖子元総務会長だ。

 先に紹介した記事は、新たな若手議員の勉強会の説設立には、別の勉強会である「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」に対抗する狙いがある―というのが主眼だった。2つの勉強会の参加者は、ともに総裁選をにらんだ動きであることを否定しているが、前者は首相の再選、後者は野田氏を念頭に置いた対立候補の擁立を目指しているのは明らかだ。

476チバQ:2015/06/02(火) 21:48:27
「参院のドン」のクサイ演出

 さて、ここで問題としたいのは、誰が総裁選の勝者となるのかではない。現下の政治情勢や、自民党の党内情勢を踏まえれば、首相の交代は現実的ではないし、対抗馬の擁立を模索する勢力も、そんなことは考えていないだろう。

 ある自民党重鎮は「今回の総裁選で頭に入れておかなければならないのは、来年の参院選への影響だ。もし無投票なんてことになったら、自民党は民主党と同じで人材がいないのかということなる」と指摘する。

 実は、かつても似たような場面があった。

 平成20年9月、福田康夫首相が突如辞任し、自民党は総裁選を実施する必要に迫られた。後継は麻生太郎幹事長で衆目の一致するところだったが、「参院のドン」と恐れられていた青木幹雄参院議員会長らは、あえて与謝野馨経済財政担当相を擁立。結局、総裁選は史上最多の5人の争いとなった。

 当時は平成17年の「郵政解散」から3年余りが経過し、年内解散は待ったなしといわれた時期。麻生氏絶対有利の状況下での与謝野氏の出馬は「次期衆院選をにらみ、党内の人材の豊富さを印象づける狙い。青木氏ならではのクサイ演出」と言われた。

オフレコ発言の落とし穴

 つい話が横にそれたが、今回の総裁選は、安倍首相が再選されるかが重要なのではない。総裁選という絶好の機会に、自民党内の人材と政策議論を世間に広めるべきだ―というのが総裁選実施派の主張だ。

 そこに、首相応援団から「邪魔者は排除する」という言葉が出た。ある種のリップサービスだったのかもしれないが、総裁選を別の視点で見据えている勢力の受け止め方によっては、「贔(ひい)屓(き)の引き倒し」となりかねない。

 かつて、青木氏はこんな言葉を残している。「女性は産む機械? そんなこと頭で考えただけでもだめだわね」。第1次安倍政権時代、柳沢伯夫厚生労働相の失言に対して漏らした感想と伝わる。

 柳沢氏の失言は自民党島根県連での堂々のオンレコ発言なのだが、青木氏が言いたかったのは、オンレコの失言だけでなく、政治家が頭で考えたことは、いずれオフレコ発言となり、思わぬ落とし穴にはまるという戒めだろう。

 政治の世界は、かくも厳しいということか。無風とされる今回の自民党総裁選も、政治家の言葉次第で何が起こるか分からないと肝に銘じたい。(政治部次長 船津寛)

477チバQ:2015/06/05(金) 21:34:47
http://www.sankei.com/politics/news/150605/plt1506050049-n1.html
2015.6.5 19:10

自民・二階氏、石原派との合流先送りを示唆 「数を集めるのが趣味ではない」

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 自民党の二階俊博総務会長は5日、都内で開いた二階派のパーティーで、派の勢力について「数を集めることを喜んでいるわけでも、趣味でもない。増やそうと思ったら倍にするだけの申し出があるが、あまり党内を騒がせてもいけない。一歩一歩、着実に歩んでいく」と述べた。取り沙汰されている石原派との合流構想先送りを示唆したとみられる。

478名無しさん:2015/06/06(土) 23:45:00
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150604-00000007-sasahi-pol
自民党・二階総務会長「橋下大阪市長と何のご縁もない」〈週刊朝日〉
dot. 6月4日(木)11時36分配信

 大阪都構想を巡る住民投票で、橋下徹大阪市長を“支援”した安倍官邸。しかし、自民党の二階俊博総務会長(76)はその支援を一蹴。投票前日と当日、和歌山県の高野山金剛峯寺を訪れていた安倍晋三首相に会った二階氏は何を話したのか。作家・大下英治氏が二階氏の本音を探った。

*  *  *
大下:5月17日は橋下徹大阪市長が行った大阪都構想の住民投票がありました。反対だった大阪府連を支援した二階さんや党本部、橋下さんを援護した安倍首相、菅義偉官房長官ら官邸側がぶつかったと言われました。首相と高野山で都構想について話されたのですか?

二階:いえ、首相も何も話されないし、私も特に話してはおりません。高野山で私が首相の後を歩いていきますと、沿道の人たちから、「安倍さーん」とキャーキャー言われる人気ぶりでしたが、私は沿道の人から「都構想に反対してください」「都構想を頼みます」と言われたり(笑)。大阪市民じゃないので、「私に言うなよ」と言いました。都構想なんて、そもそも一人の市長、一人の知事が突然、言いだしたようなことで、十分経験豊富な人が何もかも見通して、「これが世界にも通用するし、日本のためにも必要だ」と言ってやっているわけではない。人気取りのようなことでやったわけでしょう。住民投票で負けたら、政治家を辞めると、投げ出した。本気でやるのなら、またやったらいいじゃないかと個人的には思います。

大下:安倍首相が橋下さんを民間大臣にするのではないかとの噂もあります。

二階:そんなことできないと思います。ちゃんと大阪で審判が下ったのですからね。私が経済産業相時代、橋下さんは何回も陳情に来られたから、できるだけ親切に扱ったんですが、私の選挙区に対立候補を立ててきましたから、今は何のご縁も感じません。

大下:今年の秋の総裁選で、二階さんはいち早く安倍支持を打ち出しましたね。マスコミでは、野田聖子(前総務会長)さんと二階さんが組めば総裁選は面白くなるという見方もありますけれど、本音はどういうスタンスなんですか。

二階:安倍総理は、第1次安倍内閣(06〜07年)で、大変ご苦労をなされて、お体のことで退陣されました。私は当時、総務会長で党三役。診断書を出されて、辞めるとおっしゃってましたが、なんとか踏みとどめられないものか、官邸までうかがったのです。でも、その時はよっぽど苦しかったのでしょうね。お辞めになった。しかし、今度は不死鳥のように蘇って、立派な活躍を国際的にも国内的にも、失敗を糧にして、思いを新たに頑張っておられる。私はこの人以外に党内外を見渡して、総裁にふさわしい人はいないのではないかと思っているんです。何も上手を言っているわけではない。私自身、いまさら首相にごまをすらなきゃいかん立場ではないですからね(笑)。

(構成 本誌・上田耕司)

※週刊朝日 2015年6月12日号より抜粋

479名無しさん:2015/06/07(日) 18:35:04
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150605-00000013-pseven-soci
安倍晋三氏 父の秘書官就任で会社退職時人目はばからず落涙
NEWS ポストセブン 6月5日(金)11時6分配信

「安倍家」「岸家」という名門政治家血族の取材を40年以上にわたって続けてきた政治ジャーナリスト・野上忠興氏が『週刊ポスト』でレポートしている安倍晋三首相に関するノンフィクション。米留学後、安倍氏は神戸製鋼に就職、本社輸出部に配属されて「仕事の喜び」を見出すようになった。そして、1982年、父・晋太郎氏が外務大臣に就任、秘書官になるよう命じられた。だが、安倍氏はこれに激しく反発した。(文中敬称略)

 * * *
 安倍の“退職拒否”で神戸製鋼所は大混乱に陥った。

 元来、晋太郎は短気でせっかちだ。外務大臣就任後も政務秘書官不在が続く異例の事態に苛立ちを募らせ、同社首脳部に連日電話を入れては、「息子の首に鈴もつけられないのか。何をやっているんだ!」と迫った。収拾に当たった晋太郎の秘書がこう振り返る。

「神戸製鋼の総務部長が『大臣からは矢の催促ですが、本人がウンと言わない限り辞めさせることはできない。社長も副社長も頭を抱えている』と泣きついてきた。会社側は、夜のうちに晋三さんの机を撤去し、朝来ても『出社に及ばず』と通告する強行手段まで検討したそうだ。が、これは不祥事を起こした場合の措置で、労働組合の同意がなければできないという説明だった」

 安倍と父のにらみ合いは、会社を巻き込んで2週間余り続いた。その頃、成蹊大アーチェリー部時代の友人に、安倍は心境を吐露している。

「親父に秘書官になれと言われて辞めることになったんだが、会社にどう説明したらいいのか困っている」

 友人は「とにかく上司に相談して了解を取ったほうがいい」とアドバイスしたと述懐した。最後に安倍を動かしたのは、直属上司の言葉だった。その課長は「ちょっと飯食いに行こう」と安倍を食事に誘った。

「上からは、なんとかならんかと言ってくるし、安倍さんも落ち込んでいた。だから食事に誘って、『あんたの気持ちはどうなんだ。将来は政治家になりたいのか』と尋ねたんです。すると『なりたい』と言う。政治家になるのが嫌だと悩んでいるなら別だが、そうじゃないなら、とこう言ったんです。

『人間というものは、何か失敗すると、あの時にああしていたらと過去のせいにする。政治家だって例外じゃない。あんたが政治家になると決めているのなら、なるべく過去に理由を残さない方がいい。来週の月曜日にスパッと辞めたらどうか』と。

 そしたら、安倍さんは『会社に迷惑がかからないならいいですけど』と言う。仕事のことをそんなに考えていてくれたのかと嬉しくなりました。だから『この迷惑は“良い迷惑”や。同僚も課の連中もみんな喜んであんたがいなくなった後をサポートするよ。だから心おきなく、今晩お父ちゃんに秘書になると言うてこいや』って」

 その言葉に安倍は、人目をはばからずポロポロ涙を流したという。その夜、父に「秘書官になる」と伝えた。課長は「安倍落城」を上層部に報告し、机の引き出しにあった領収証を全部経理に回し送別会の費用をつくった。

 その夜か翌日か、課長の記憶も定かではないのだが、課の全員で送別会を開き、二次会はカラオケ大会、そして三次会の後、かつて祖父・岸信介の職場だった首相官邸に近い東京・赤坂で安倍を胴上げした。

「落城」から間髪を入れない「別れの儀式」には、〈安倍の気が変わらないうちに退路を断って送り出そう〉──そんな“親心”が働いていた。

※週刊ポスト2015年6月12日号

480名無しさん:2015/06/07(日) 18:38:32
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150520-00000011-pseven-soci
首相と旧知の議員 「晋ちゃんは東大出とエリート官僚が嫌い」
NEWS ポストセブン 5月20日(水)7時6分配信

「安倍家」「岸家」という名門政治家血族の取材を40年以上にわたって続けてきた政治ジャーナリスト・野上忠興氏が『週刊ポスト』でレポートしている大反響のノンフィクション。今回は「学歴」のキーワードから安倍晋三首相の実像を掘り下げる。(文中敬称略)

 * * *
 安倍・岸家はいわば「東大法学部進学」を宿命づけられた家系といえる。

 安倍の祖父である岸信介(元総理大臣)は東大法学部で我妻栄(日本の民法学の権威として知られる法学者)と首席を争った秀才で、大叔父の佐藤栄作(元総理大臣)、父方の祖父の安倍寛(元衆議院議員)、父の安倍晋太郎(元外務大臣)も東大法学部出身だ。

 安倍3兄弟のうち、2歳年上の兄・寛信(現・三菱商事パッケージング社長)と晋三は成蹊小、岸家に養子に行った5歳下の弟・信夫(現・衆院議員)は慶応幼稚舎に入学、いずれもエスカレーターで大学まで進んだが、母の洋子は「中学受験を考えたこともある」と明かしている。

「父や夫も東大で、“東大じゃないと”みたいなところがあった。でも、晋三にそんな意識はあんまりなかったみたい。結局、父も『成蹊は一貫教育がいいんだ』ということで、そのまま上に進むことになった」

 だが、高校生になると、父・晋太郎は政治家志望の安倍に「東大へ行け」と分厚い漢和辞典で頭を叩いて勉強を強いるようになる。「勉強はあまり好きじゃなかった」と認める安倍が反発したことは前号で触れた。

 実は、安倍内閣には東大出身者が少ない。「お友達」と呼ばれる中で東大出身は厚労相の塩崎恭久くらいで、東大から大蔵省というエリートコースを歩んだ経産相の宮沢洋一など計4人しかいない。

「晋ちゃんは東大出身者とエリート官僚が嫌い。議員でも東大出身者とは肌が合わないのか敬遠する傾向がある。エリートだった祖父や父に対する学歴コンプレックスの裏返しではないか」とは安倍と付き合いの長い議員の見方だ。

 大学進学にあたり、政治家志望の安倍は成蹊大学法学部政治学科を選ぶ。「子供の頃から政治家は嫌だった」という寛信は同じ成蹊大学の経済学部に進んでおり、兄との道が分かれた。

 赤いアルファロメオで通学し、アーチェリー部に所属しながら学園生活を謳歌した安倍は、授業には熱心ではなかったようだ。学友の1人の証言。

「アルファロメオで通っているヤツがいると皆で驚いたら、安倍君だった。当時は学習院のアーチェリー部に可愛い女子部員が多くて、今でいう合コンに誘ったり、吉祥寺の行きつけの雀荘によく通って遊んだものだった。安倍君は小遣いが少なかったようで、互いに“マージャンに負けたら帰りの電車賃がなくなる”と必死で打ったものだ」

 麻雀好きは安倍家の“遺伝”で、父の晋太郎は政治家仲間とよく卓を囲んでいた。母の洋子も母親(岸の妻)らと麻雀をしていたと古参秘書は明かす。安倍も麻雀が強いことで知られる。

 そんな学園生活を送っていた安倍に、岸が「官僚になれ」と勧めた過去がある。岸・佐藤兄弟は東大法学部―官僚―政治家のコースを歩いた。「東大へ」と迫る父に反発した安倍も、敬愛する祖父の言葉には悩んだようだ。

 官僚になるためには難関の国家公務員上級職試験を突破しなければならない。大学までエスカレーターで受験の経験がなく、青春を満喫していた安倍は高過ぎるハードルと感じたはずだ。学友は安倍からこんな悩みを打ち明けられている。

481名無しさん:2015/06/07(日) 18:38:43
>>480

「安倍君はおじいさんから、『官僚にならないか』と言われて、『オレは官僚には向いていないんだよ』としきりに愚痴っていた」

 結局、官僚の道も選ばなかった。大学時代の安倍兄弟を教えた教授が10年ほど前、筆者の取材に手厳しく語った。

「安倍君は保守主義を主張している。思想史でも勉強してから言うならまだいいが、大学時代、そんな勉強はしていなかった。ましてや経済、財政、金融などは最初から受け付けなかった。

 その点、お兄さんは真面目に勉強していた。安倍君には政治家としての地位が上がれば、もっと幅広い知識や思想を磨いて、反対派の意見を聞き、議論を戦わせて軌道修正すべきところは修正するという柔軟性を持ってほしいと願っている」

 総理大臣に上り詰めた今の安倍の政治手法を見ると、恩師の願いが通じているかは疑問もあるが、兄は成蹊大卒業後、東大大学院に進学し、安倍には米国留学の話が持ち上がる。

「晋三君を政治家にするため留学で箔をつけさせようという親心からでした」

 安倍家関係者はそう語ったが、この頃、当人は祖父や両親の大きな期待に応えきれないことに苦しんでいた節がある。

「あの頃が一番、精神的に追い詰められていたんじゃないかな」

 複数の学友がそう口を揃えるのである。

※週刊ポスト2015年5月29日号

482名無しさん:2015/06/07(日) 18:39:57
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150607-00000012-pseven-soci
安倍首相 昭恵夫人との初対面「30分遅刻してむっつりした」
NEWS ポストセブン 6月7日(日)16時6分配信

「安倍家」「岸家」という名門政治家血族の取材を40年以上にわたって続けてきた政治ジャーナリスト・野上忠興氏が『週刊ポスト』でレポートしている安倍晋三首相に関するノンフィクション。1982年、父・晋太郎氏が外務大臣に就任、勤めていた神戸製鋼を退職し秘書官に就任した。(文中敬称略)

 * * *
 外務大臣秘書官時代、安倍は大きな「出会い」と「別れ」を経験する。出会いの相手は、森永製菓の社長令嬢だった松崎昭恵。伴侶となる女性だ。

 安倍が昭恵と初めて出会ったのは1984年、原宿のパブでのことだった。当時、電通に勤務していた昭恵は、安倍の友人に「良い人がいる。会ってみないか」と紹介された。昭恵の第一印象を安倍は、こう語る。

「家内は約束の時間に30分ぐらい遅刻して来てね。ずいぶん待たせるなと、第一印象はあんまりだった(笑い)。だから最初は私もむっつりしていた。こっちは8歳も年上だしね。ただ、話は非常に合って、面白かった。印象は良かった。それで、もう1回会うことになり、その後は食事をしたり、一緒にゴルフに行ったりとか」

 一方、昭恵の第一印象はこうだ。

「良い人だとは思いました。でも、政治家の家庭は大変な気がして、お付き合いをするのも最初は気乗りしませんでした」

 そんな2人は3年後の1987年6月に華燭の典を挙げた。同じ年の5月に兄・寛信もウシオ電機会長令嬢と挙式している。

※週刊ポスト2015年6月12日号

483チバQ:2015/06/07(日) 18:59:05
http://www.hochi.co.jp/topics/20150607-OHT1T50092.html
【永田町ノート】「スタバ」と「イシバ」対極の存在感
2015年6月7日15時0分 スポーツ報知

 米コーヒーチェーン大手「スターバックスコーヒー(スタバ)」の店舗が全国で唯一なかった鳥取県に先月、ついに第1号店がオープンした。「スタバはないがスナバ(砂丘)はある」との知事発言をきっかけに地元企業が開店した「すなば珈琲」とともに、連日行列ができる盛況ぶりだ。

 鳥取と言えば、忘れてはならない「バ」がもう一つ。イシバである。

 衆院鳥取1区選出の石破茂・地方創生相は「ポスト安倍」の最有力候補と目されている。3年前の自民党総裁選では、国会議員による決選投票で安倍首相に逆転されたものの、地元では「今度こそ鳥取から首相を」と期待が高まっている。

 ところが、その石破氏。コーヒーブームに沸く地元とは裏腹に、最近はめっきり見せ場が減った。

 石破氏が担当する「地方創生」は安倍政権の看板政策だが、国会では注目度の高い安全保障関連法案の審議が本格化し、影に隠れてしまった。5月下旬には、安保関連法案を審議する衆院委員会と同じ時間帯に開かれた地方創生特別委員会の出席委員が半数に届かず、審議が一時ストップしてしまったほどだ。

 掛け持ちする委員会の開催が重なった場合は、他の議員に代理出席を頼むのが一般的。石破氏は「人のやりくりは難しいが、定足数(委員の半数以上)を割らないようにお願いしたい」と呼び掛けたが、自民党内では「石破氏の求心力低下の表れ」との声も漏れる。

 9月の党総裁選については「安倍政権の閣僚としてアベノミクスの成功に全力を挙げる立場だ」と不出馬を示唆した。石破氏周辺からは「首相の黒子に徹してばかりいては埋没してしまう」と焦りの声も出ている。

 故郷へのスタバ進出に「大盛り上がりなのはいいが、『今だけ、ここだけ、あなただけ』という魅力を作ることも重要」と指摘した石破氏。魅力作りが必要なのは自分の方かも知れない。(十

484名無しさん:2015/06/07(日) 20:26:04
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150529-00000020-pseven-soci
安倍晋三首相 神戸製鋼入社は秘書の「政略就職」作戦だった
NEWS ポストセブン 5月29日(金)16時6分配信

「安倍家」「岸家」という名門政治家血族の取材を40年以上にわたって続けてきた政治ジャーナリスト・野上忠興氏が『週刊ポスト』でレポートしている安倍晋三首相に関するノンフィクション。安倍首相の「就職」にはいったいどんな背景があったのかを解説する。これは、米国留学から帰ってきたばかりの時の安倍氏の状況だ。(文中敬称略)

 * * *
 帰国した安倍には、「就職」という人生の岐路が待っていた。

 当時、農林大臣や官房長官を歴任し飛ぶ鳥を落とす勢いだった大物政治家・晋太郎の息子とあって、企業からは引く手あまただった。

 晋太郎は山口県人が経営する中堅商社で社会経験を──と考えていたが、最終的には地元・下関に長府製造所を置く神戸製鋼所に入社する。

 安倍の3年7か月のサラリーマン生活をお膳立てしたのは、岸(信介・元首相=安倍の祖父)にも仕えた古参秘書Aだ。これには選挙区事情が絡んでいた。

 中選挙区制時代、晋太郎の選挙区・旧山口1区(定数4)には、他に田中龍夫(元通産相)、林義郎(元蔵相。林芳正・現農水相の父)という自民党実力者がいた。晋太郎はトップ当選を続けていたものの、大票田の下関は地元のバス会社サンデン交通などを経営する林家の地盤で、食い込めずにいた。

 Aは後継者の安倍を地元の大企業に入社させれば、「林王国」切り崩しにつながり晋太郎の選挙基盤も盤石になる──と安倍の就職を晋太郎の選挙戦略と結び付けて動き出す。言わば“政略就職”だったわけだ。

 Aは事前に晋太郎や鉄鋼大手5社とパイプがあった岸の了承を取り付け、神戸製鋼側にも根回しして内堀と外堀を埋めたうえで本丸の安倍攻略にかかる。

「神戸製鋼に入ることを、おじいちゃん(岸)も喜んでいる」

 安倍にとって「おじいちゃん」の名前は、殺し文句である。安倍が反対するはずもなかった。

 だが、タイミングが悪かった。安倍が帰国した頃には、入社試験も入社式も終わっていたからだ。

 国内には配属場所がなかったため、「会社からは、英語が話せるならニューヨーク事務所に1年ほど行ってほしいと申し出があった。翌年、日本に戻して他の新入社員同様、溶鉱炉の現場を経験させることになった」(A)。

 同社の記録では、安倍の入社日は「1979年5月1日」となっている。留学を打ち切って帰国した直後である。

 政略就職に無抵抗だった安倍だったが、皮肉にも待っていたのは留学に挫折した米国へのUターンだった。

※週刊ポスト2015年6月7日号

485名無しさん:2015/06/07(日) 20:28:43
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150526-00000017-pseven-soci
安倍首相 米留学時代10万円の電話代で父・晋太郎氏が怒った
NEWS ポストセブン 5月26日(火)16時6分配信

「安倍家」「岸家」という名門政治家血族の取材を40年以上にわたって続けてきた政治ジャーナリスト・野上忠興氏が『週刊ポスト』でレポートしている安倍晋三首相に関するノンフィクション。今回は「留学」のキーワードから安倍首相の実像を掘り下げる。(中敬称略)

 * * *
(成蹊)大学卒業が迫っても、安倍が就職活動をした形跡はなく、卒業後「本人の希望」(母・洋子)で渡米している。

「特段、学究心に燃えてということでもなかった。習っていた英会話に多少なりとも磨きをかけられればという程度の気持ちだった」──かつて安倍が筆者に明かした米国行きの目的だ。

 今年のゴールデンウィークに訪米した安倍は、米議会での演説後にロサンゼルスに立ち寄り、留学先だった南カリフォルニア大学(以後、南加大)のキャンパスを訪ねている。

 留学時代の学友は「MBA(経営修士号)を取ろうといったような意気込みではなく、単なる遊学だったのだが、あの頃が晋ちゃんが一番将来に悩んでいた時期ではないか」と見ている。

 安倍は、どんな留学生活を過ごしたのだろうか。

 1977年に大学卒業した後、そう日をおかず意気揚々と羽田からロスに旅立つ安倍を、ある学友は仲間数人と母・洋子、実弟・信夫に混じって見送ったという。

 実は「留学」といっても、ロスでの安倍は最初から南加大に通ったわけではない。祖父・岸の代から安倍家と親交があった華僑のM氏の世話でイタリア系の老婦人の家に下宿しながら、英語学校・ヘイワード校で語学研修し、南加大に行くのは翌78年1月になってからだ。

 滞米中、安倍は慣れない外国暮らしもあって“ホームシック”を募らせていく。

 洋子は「Mさんは責任感の強い方で、晋三が寂しがっているようだからと自宅に呼んでくれたり、遊びに連れて行ったり、世話をいただいたようです」と、その一端を語っている。

 学友たちの間に「安倍がアメリカでホームシックにかかった」との話が広がるほど、安倍は友人に手紙を頻繁に出していた。

「こんな友人ができたとか、便箋5〜6枚に日常を書いてくる。何ということはない内容だったが、頻繁に手紙が来れば寂しいんだろうと思ってしまう」(学友)

 こんなエピソードもある。

 安倍が、やたらと東京の実家にコレクトコールをかけてくるため、父・晋太郎が堪忍袋の緒を切った。

「毎晩のようにかけてくる国際電話代が10万円にもなる月が続いた。さすがに晋太郎さんが『何を甘えているんだ。それなら日本に戻せ!』と声を荒らげた」(安倍家関係者)

 この長電話の一件もあってか、安倍は1年3か月の南加大生活を切り上げ79年春、“途中帰国”している。学位の取得もなかった。

 自民党幹事長時代、この「留学」経歴が国会で問題視されたことがある。

 安倍はそれまで経歴書に〈南カリフォルニア大学政治学科に2年間留学〉としていたが、実際の留学期間は1年強で、しかも政治学科に籍を置きながら政治学の単位は取得していなかった(この問題は『週刊ポスト』2004年2月13日号がスクープした)。以後、経歴から「留学」は消され、現在は安倍の公式サイトのプロフィール欄にも記載はない。

※週刊ポスト2015年6月7日号

486名無しさん:2015/06/07(日) 20:29:42
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150515-00000008-pseven-soci
5歳の安倍晋三氏 デモ隊まね「アンポハンターイ」繰り返す
NEWS ポストセブン 5月15日(金)7時6分配信

 米議会で壇上に立った安倍晋三・首相の顔には、「歴史に名を残した」という充足感が満ちていた。自民党史上初となる首相再登板を果たしてからの安倍首相は、時に党内からも“独裁者”との批判が上がる。数の論理を背景に集団的自衛権行使容認、憲法改正へと前のめりになるその姿は、60年安保締結を断行し、「昭和の妖怪」の異名をとった祖父・岸信介とも重なる。

 一方で、前回登板が敵前逃亡に終わったように、ガラスのシンゾウ、小心者との月旦評も少なくない。40年超の政治記者人生を安倍家取材に費やしてきた政治ジャーナリスト・野上忠興氏が、膨大な取材資料を元に人間・安倍晋三を形成したルーツに迫る。(文中敬称略)

 * * *
 1960年。東京・渋谷の南平台にあった岸の邸宅には、連日、日米安保条約改定に反対するデモ隊が押し寄せた。いわゆる60年安保闘争だ。

 その岸邸の中では、まだ5歳と幼かった安倍晋三と兄・寛信(当時7歳)がデモ隊の口まねをして、「アンポハンターイ! アンポハンターイ!」と繰り返すのを岸がニコニコしながら見ていた──安倍が政治の「原体験」としてよく語るエピソードである。

 だが、その背景に、甘えたい盛りの時期に両親が不在がちだったという家庭の事情があったこと、幼心に感じていた孤独が隠されていたことはほとんど語られていない。

 安倍は毎日新聞政治部記者だった父・晋太郎と岸の長女・洋子の次男として1954年9月に生まれた。2つ上の兄・寛信(現・三菱商事パッケージング社長)が父方の祖父・安倍寛と母方の祖父・岸信介から1字ずつ受け継いだのに対し、安倍は父の「晋」の字をもらったものの、次男なのに晋三と名付けられた。母の洋子に、なぜ晋三なのかと聞いたことがある。

「主人も私も女の子を欲しかったが、2人目も男の子だった。父(岸)は喜んでいましたが。名前の由来はよく聞かれますが、晋二より晋三の方が字画が良いとか。主人も字の据わりが良いからとはじめから『晋三だ』といいました」

 安倍の誕生は、まさに岸が権力への階段を駆け上がっていった時期に重なる。

 開戦時の東条内閣の商工大臣を務めた岸は敗戦後、A級戦犯として巣鴨プリズンに収監された。不起訴となり公職追放が解除されると、1953年の総選挙で国政に復帰。晋三誕生の翌年(1955年)の保守合同による自由民主党結成で初代幹事長に。1956年に石橋内閣の外相、1957年には首相へと瞬く間に頂上へ上りつめた。安倍が2歳の頃だ。

 岸のスピード出世に伴い、晋太郎は政治記者から総理秘書官に転身。そして1958年の総選挙に出馬するや、安倍家の状況は一変した。

「普通の家庭の団欒は、なかった。父親は全然家にいなかったから。父親がいたりすると家の中がギクシャクしたほどだった」

 安倍は筆者のインタビューにそう振り返ったことがある。総理秘書官の父は連日のように深夜に帰宅し、休日も仕事。母の洋子は夫の選挙のために地元の下関に張り付き、東京の家には幼い安倍兄弟がポツンと残された。

「友人宅で一家団欒の光景を見たりすると、『ああ、いいな』と思ったりした」と“普通の家庭”への憧れを語った安倍の言葉が改めて思い出される。

 両親に代わって、安倍兄弟が成人するまで世話をしたのが、晋三の乳母兼養育係だった久保ウメ。岸、安倍両家に40年仕え生涯独身を通したウメは、筆者の取材のなかで、こんな「安倍家の日常」を明かした。

「安保の頃は晋ちゃんがまだ5歳、ママは地元だし、パパは仕事だから昼間も私やお手伝いさんしかいない。子供には危険だからと安倍家は岸邸と別のところに住んでいて、晩ご飯だけは南平台(岸邸)で食べると決まっていた。私が左手で代筆した夏休みの日記は、必ず『今日も、おじいちゃんの所で夕食を食べました』が書き出しだった」

487名無しさん:2015/06/07(日) 20:30:02
>>486

 ウメによると、安倍は幼稚園に通っていた頃、おんぶをよくねだる子だったという。

「朝、お兄ちゃんの仕度ばかりやっていると、晋ちゃんが拗(す)ねちゃって。拗ねるとテコでも動かない。幼稚園のカバンをかけてやって、バス停までおんぶしていった。あんなにおんぶが好きだったのは、やっぱり両親が不在がちだったからでしょう」

 甘えたい盛りの安倍にとって、岸邸での祖父母との夕食や、時には庭で遊んでくれた祖父とのふれあいは貴重な団欒だった。

 であれば、安倍が「A級戦犯」「妖怪」呼ばわりされた岸を「おじいちゃんは絶対正しい」と信じ込んだとしても、「安保反対!」を叫ぶデモ隊が「祖父の敵」として幼心に刻まれたとしても、解せなくはない。安倍は当時の岸との会話をこう回想している。

「『アンポってなぁに?』と聞くと、『日本をアメリカに守ってもらうための条約だよ。なんでみんな反対するのかわからない』──そんなやりとりをしたことをかすかに覚えている」

※週刊ポスト2015年5月22日号

488名無しさん:2015/06/08(月) 21:50:03
http://www.sankei.com/politics/news/150607/plt1506070009-n1.html
2015.6.7 18:58
【1強の足元】
谷垣禎一党幹事長 首相と蜜月は使い勝手の良さゆえ? 「ポスト安倍」への青写真なく

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1日に開かれた谷垣グループのパーティーであいさつする自民党の谷垣禎一幹事長(小野淳一撮影)
 9月の自民党総裁選を前に、安倍晋三首相と谷垣禎一党幹事長が率いる谷垣グループ(有隣会)の蜜月関係が強まっている。谷垣氏はいち早く首相の無投票再選を支持し、今やリベラル系議員に多い「反安倍」勢力から守る防波堤の役割すら担っている。首相も使い勝手がいいようで谷垣氏の側近を重要閣僚などに続々と重用。パーティーを開けば出席者数は大派閥を上回るなど蜜月の効果は抜群だ。(豊田真由美)

 「隙間のない抑止の体系を作ることによって、私たちは日本の平和と安全を保とうとしている。日本が軍備をもって他国に攻めていくことを考えているわけでは全くない」

 谷垣氏は7日、JR新宿駅前で街頭演説し、安倍政権が命運をかける安全保障関連法案の成立に理解を求め、首相を支える姿勢を際立たせた。

 首相は昨年9月に谷垣氏を幹事長に任命して以降、政府や党の要職に谷垣氏の側近を積極的に登用している。昨年12月に就任した中谷元(げん)防衛相は、衆院平和安全法制特別委員会で野党の集中攻撃を受けているが、「原則論に徹して無難に乗り切っている」(自民党幹部)と今のところはまずまずの評価だ。

 特別委の審議日程を仕切るのは佐藤勉国対委員長で、月内にも新設される2020年東京五輪・パラリンピックに向けた五輪担当相には、遠藤利明元文部科学副大臣が起用される方向となっている。

 首相との蜜月関係を背景に、1日に都内で開かれた谷垣グループのパーティーには、昨年を1千人近く上回る3200人が出席。3年前にたもとを分かった岸田派(宏池会)の今年(2800人)を初めて上回り存在感をみせつけた。首相もパーティーに駆けつけ「まさに安倍政権の命運を握っているのが有隣会。自由民主党の良心だ」と持ち上げた。

 谷垣氏は70歳という年齢を踏まえ「ポスト安倍」への思いを封印。首相の再選を支持し「無理に(対抗馬が)立つ必要はない」とも述べ、無投票再選に否定的な古賀誠元幹事長らも牽制(けんせい)している。党内には「首相にもっと諫言(かんげん)すべきだ」(閣僚経験者)などと“従順ぶり”を批判する声もあるが、谷垣氏は「今は党内が割れるような対立を避け、国力を充実させるときだ」と周囲に語り、意に介す様子はない。グループ内も「安倍首相の影響力はあと5年続く」(幹部)という見方がもっぱらで、首相退陣や谷垣氏の引退後の青写真を真剣に思い描く議員がいないのが現状だ。

489名無しさん:2015/06/08(月) 21:52:06
http://www.sankei.com/politics/news/150502/plt1505020003-n1.html
2015.5.2 06:30
【「1強」の足元】
谷垣幹事長 70歳機に「ポスト安倍」自ら封印 「政高党低」には抵抗も…

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谷垣禎一氏
 自民党の谷垣禎一幹事長が「影が薄い」との批判に目もくれず、安倍晋三首相(党総裁)の下支え役に徹している。9月の党総裁選では早々と首相の無投票再選を支持。70歳を機に「ポスト安倍」候補との評価も自ら打ち消しに回り始めた。官邸の影響力が強い「政高党低」との悪評は放置できないようで政策の一部に異論を挟む頑固な一面もあるが、対立回避優先の姿勢は一貫している。(豊田真由美)

 谷垣氏は今年2月、麻生太郎副総理兼財務相に会食に誘われた。

 「今後、党内でリーダーとして誰を育てようとしているのか。首相も務めた麻生さんに聞いてみよう」

 谷垣氏は宴席に向かう車中で党内に有力な「ポスト安倍」候補が見あたらないことを念頭に麻生氏の見立てを聞こうと考えた。ところが、席に現れた麻生氏は開口一番こう切り出した。

 「おい、谷垣。お前は誰を育てようと思っているんだ」

 自民党内では、首相に次ぐ有力な次期リーダーの不在が「党のアキレス腱(けん)になりつつある」(閣僚経験者)。野党時代に党総裁を務め、現在も党務を取り仕切る幹事長として「ポスト安倍」の有力候補のはずの谷垣氏も3月で70歳を迎えた。

 谷垣氏は周囲に、選挙地盤を引き継いだ元文相の父、専一氏が71歳で死去したことを引き合いに「そろそろ好きなことがしたい」と政界引退さえにおわせることもある。2月2日、都内で開いた自著の出版記念パーティーではかつて所属した「宏池会」(現岸田派)を創設した池田勇人元首相の政治理念「寛容と忍耐」に触れ、サラリとこう語った。

 「私ももう今年で70歳。政治家として活動できる時間はそう長くない。もう一回、政治の世界に『寛容と忍耐』を再生させられないか。残る時間をできる限りそれにかけてみたい」

 昨年9月、首相から党幹事長就任の打診を受け「3分で即決した」という谷垣氏。当時、首相は消費税率の再引き上げ延期を検討し、谷垣氏ら財政再建派とは異なる立場だった。しかし幹事長に就任すると、谷垣氏は「自民党はまとまることが大切」と主張し、首相への批判を自ら受け止めた。このため再引き上げの延期が決定した際には、党税調幹部らから「最後のとりでが簡単に崩れた」と糾弾された。

 「まとまる」ことを優先したいからか、「ポスト安倍」候補に祭り上げられないよう細心の注意を払ってもいる。谷垣氏は毎週首相と2人だけで昼食を取り、二人三脚ぶりをアピール。4月9日には「私は幹事長だから総裁をしっかりお支えし、おのずからそういう道(首相の無投票再選)になるようにするのが仕事だ」と述べ、首相支持の立場も鮮明にした。

490チバQ:2015/06/08(月) 21:52:21
 首相肝いりのカジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)を整備する推進法案では、ギャンブルの常習性などを懸念して慎重姿勢を見せるなど「政高党低」に抗するような独自色も出してはいるが、対立に発展しない程度に抑制している。このため党内には官邸に気を使うあまり「幹事長として踏み込まなければならない懸案への発言を控えすぎている」(閣僚経験者)との批判もくすぶる。

 「谷垣さんはもう少し首相に思ったことを言ったらいい」

 こう指摘するのは昨年9月、谷垣氏に首相の「ブレーキ役」となるよう助言した海部俊樹元首相だ。海部氏は「あまり『安倍1強』と書き立てられると、謀反を起こしたい連中が起こせなくなる」とも語った。

 だが、谷垣氏がこうした声に耳を貸す様子はない。党幹部は、皮肉交じりに「谷垣氏は絶対に出過ぎることはない。首相にとってこれほど居心地のいい体制はないだろう」と語る。

 実際、首相は昨年末、谷垣氏の側近にこう感謝してみせた。

 「谷垣さんって、なんていい人なんだ」

491とはずがたり:2015/06/09(火) 13:54:01
安保法案理解「厳しい状況」 自民幹事長が危機感 
共同通信 2015年6月9日 13時24分 (2015年6月9日 13時27分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20150609/Kyodo_BR_MN2015060901001564.html

 自民党の谷垣禎一幹事長は9日の記者会見で、安全保障関連法案をめぐり、衆院憲法審査会の参考人質疑で憲法学者全員が「違憲」と指摘したことや、各種世論調査で反対意見が根強い現状などを踏まえ、国民の支持取り付けに危機感を表明した。「少し厳しい状況が出てきているのは間違いない」と述べた。ただ、今国会中に成立を図る方針には変わりがない考えを強調した。
 谷垣氏は「批判的議論が強くなっている」との認識を示しながらも「慎重に議論を進めてきており、違憲性の問題はない」と訴えた。「着々と一歩一歩進めていくのは当然だ」と述べ、引き続き国民の理解を求めていく意向を示した。

492チバQ:2015/06/11(木) 23:38:52
http://mainichi.jp/select/news/20150611k0000m010145000c.html
脱法パーティー:自民山田氏団体に補助金受給JA系5億円
毎日新聞 2015年06月11日 06時30分(最終更新 06月11日 08時39分)
 JA全中(全国農業協同組合中央会)出身の山田俊男参院議員(自民、比例)関連の政治4団体が6年間で計394回の政治資金パーティーを開き5億4293万円の収入を得ながら、8割に本人は出席せず、3分の2近くは東京都内のJAビル会議室で開いていたことが分かった。チケットは主に国の補助金を受けたJAグループの団体などが購入していた。政治資金規正法は補助金受給団体・企業の献金を原則的に禁じており、専門家は「規制のないパーティーを利用した事実上の献金で脱法的だ」と疑問視している。

 4団体は(1)山田氏が代表の政党支部「自民党東京都参議院比例区第三十四支部」(2)規正法上の国会議員関係政治団体でJA全中の歴代会長が代表の「山田としお後援会」(3)参院選で山田氏を推薦した「全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)」(4)JA全中の元常務理事が代表を務める「フォーラム21」。フォーラム以外の3団体は、2007年参院選にグループ初の生え抜き候補としてJA全中専務理事だった山田氏の擁立が決まった06年に、フォーラムは08年に設立された。

 13年分まで公表されている政治資金収支報告書や政治団体幹部らによると、4団体がそろった08年から13年に各50〜85回、計394回開いたパーティーのうち山田氏が出席したのは主に都内のホテルで開く「山田としお君を励ます会」と、「セミナー」と称される朝の会合の計75回。全体の2割に満たず、「山田としお国政報告会」の名称で後援会が年6〜18回、計59回開いたパーティーにも原則出席していないという。

 また、約64%の251回は東京都千代田区のJAビル会議室で開かれ、その経費は室料や飲食代など1回数万円に対し、収入は100万円前後のことが多かった。チケット購入者はJA全中やJA全農(全国農業協同組合連合会)などグループの団体・企業で、パーティーは主にこうした団体の職員ら約20人が昼休みなどに会議室に集まり弁当を食べながら話し合う。個人の費用負担はない。

 参加者は重複することもあるため政治団体間で日程調整していたというが、開催が集中する時期には後援会が1日に2度、3団体が3日間で4回のパーティーを開くこともあった。また、13年7月の山田氏の参院選期間中にも行っていた。

 JA全中とJA全農はこの間、畑作農業対象助成金(約3億円)や農畜産支援事業(15億円余)など国の補助金を継続的に受けている。政治資金規正法は研究・調査目的など一部を除く補助金の受給団体・企業の献金を禁じる一方、パーティーにはこうした規制がない。全国農政連の幹事長代理も務めた後援会と政党支部の会計責任者は「参議院の比例代表は選挙に億単位の金が必要。献金を禁じられている以上、パーティーで集めるしかない。パーティーの形式には法律上の定義がなく、どんな形であれ違法ではない」と話した。

 フォーラムの代表は「きちんとした勉強会で法律上問題ない」と話し、JA全中と全農、全国農政連、山田氏の事務所はいずれも文書で「法令に従い適正に行っている」と回答した。【「政治とカネ」取材班】

 ◇政治資金問題に詳しい岩井奉信日大教授(政治学)の話

 尋常ではないパーティーの開催数で、本人がこれほど出席しないのも異例だ。制度の不備をついた「抜け道」的な事実上の献金ではないか。パーティーを形式的に開いたことにすれば違法性を問われず、国の補助金を受けるJAグループにとっては苦肉の策かもしれない。諸外国ではパーティー券購入も献金として扱われており、日本も法改正などを通じ献金並みの位置付けに改めるべきだ。

493チバQ:2015/06/11(木) 23:39:05
◇献金並み規制が必要

 補助金受給企業・団体による不透明な政治資金の提供がまた明らかになった。2月には西川公也前農相に対する補助金受給企業や砂糖業界団体側からの献金問題が発覚し、西川氏は閣僚辞任に追い込まれている。

 JAグループの団体などは組織内候補支援のため、政治資金規正法に抵触しないよう献金ではなくパーティー券購入を選択した。JA全中は取材に「利益を伴わない補助金で献金禁止の対象ではなく、献金を避ける意図はない」と説明するが、後援会と政党支部の会計責任者は「JAグループは補助金を受けているのでほとんど献金できず、すれば罰せられる」と明言。実際、JA全中などから山田氏の関連政治4団体への献金の記載は政治資金収支報告書にはない。

 パーティーの「利点」は他にもある。1企業・団体の年間献金総額には上限があるが、パーティー券は1回当たり150万円以下と定めるだけで、回数を増やせばいくらでも資金提供が可能だ。公表基準も献金は5万円超、パーティーは20万円超と匿名性も高い。4団体がそろう前の2007年はJA全中などから40回以上のパーティー券購入が政治資金収支報告書で確認できるが、13年には8回しか記載がなく、小口に分散したとみられる。

 会計責任者は「多額のパーティー券購入は農家らの反発を招き、各団体とも名前を公表されたくないのが本音」とも話す。専門家が懸念する「抜け道」を防ぐため、パーティーにも献金並みの規制や情報開示が求められる。【杉本修作】

494チバQ:2015/06/11(木) 23:46:30
http://www.sankei.com/politics/news/150611/plt1506110035-n1.html
2015.6.11 17:33

憲法審で人選ミスの船田氏らに「ケジメ」要求 山東氏

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 自民党山東派の山東昭子会長は11日、衆院憲法審査会で自民党推薦の参考人が安全保障関連法案を「憲法違反」と指摘したことについて「誰も責任を取らず、ただ曖昧にお茶を濁すという問題でない」と述べ、与党筆頭幹事の船田元・党憲法改正推進本部長ら人選に関わった関係者に対し、役職辞任など何らかのケジメを付けるよう求めた。国会内で記者団に答えた。

 山東氏は「きちんとした形を取ったうえで対処しないと、今後の国会運営でいろいろな影響が出ると危惧する」と述べた。

495チバQ:2015/06/13(土) 09:22:44
http://mainichi.jp/select/news/20150613k0000m010069000c.html
古賀誠氏:大平元首相の墓参 若手議員7人が同行
毎日新聞 2015年06月12日 19時42分(最終更新 06月12日 22時03分)
 自民党岸田派の名誉会長を務める古賀誠元幹事長は12日、東京都府中市の多磨霊園を訪れ、故大平正芳元首相の墓参をした。

 この日は大平氏の命日。古賀氏は「良質な保守が今、日本の政治に大切だと国民に伝わり始めたのではないか。宏池会(岸田派)の責任は非常に大きくなってきている」とあいさつした。その後、「日本の国が平和であってほしいと(大平氏が)一番考えているのではないか。平和こそ国政に携わる人の最大の責務だ」と記者団に語った。同党の若手議員7人が同行した。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150612-00000573-san-pol
古賀誠氏、大平元首相の墓前で政権批判「保守本流の正念場。平和こそ最大の責務」
産経新聞 6月12日(金)18時45分配信

古賀誠氏、大平元首相の墓前で政権批判「保守本流の正念場。平和こそ最大の責務」
大平正芳元首相の墓前に花を供える古賀誠元自民党幹事長=12日午前、東京都府中市(豊田真由美撮影)(写真:産経新聞)
 自民党岸田派(宏池会)名誉会長の古賀誠元幹事長は12日、同派所属の若手衆院議員ら7人と東京都府中市の多磨霊園を訪れ、宏池会中興の祖の大平正芳元首相の墓参りを行った。この日は大平氏の命日で、今年で没後35年を迎える。

 古賀氏は大平氏の墓前で「保守本流の正念場を迎えている。大平先生のご遺志を継げる宏池会、国会議員一人一人であってほしい」と若手議員らを激励。墓参後、記者団に「大きな転換期。平和こそ国政に携わる人の最大の責務だ」と述べ、今国会で審議中の安全保障関連法案を批判した。

496チバQ:2015/06/14(日) 21:57:51
http://mainichi.jp/select/news/20150614k0000e040106000c.html
政治とカネ:使途隠し新手法 青木国交政務官の組織活動費
毎日新聞 2015年06月14日 11時40分(最終更新 06月14日 16時19分)
 政治団体から議員ら個人に支出される「組織活動費」は、個人名の領収書さえあれば、その後の具体的な使途の報告義務がないことから度々問題視されてきた。自民党参院議員の青木一彦国土交通政務官の後援会も2012年、本人や親族、秘書ら延べ10人に計460万円の組織活動費を出していたが、13年には別途政治団体を設立して後援会から資金を移し、使途記載の必要がない「その他の支出」としてほぼ同額を計上。個人名での支出を切り替える「新手法」とみられるが、相変わらず使途は隠されたままだ。【「政治とカネ」取材班】

 青木氏の資金管理団体「青木一彦後援会」は、「参院のドン」と呼ばれ官房長官も務めた父幹雄氏の後を継ぎ島根選挙区で初当選した10年に設立。同年の個人宛ての組織活動費はゼロだったが、11年には親族ら延べ11人に15万〜50万円の計270万円、12年には本人や秘書ら延べ10人に20万〜100万円の計460万円を計上した。だが、昨秋公表された13年分の政治資金収支報告書では秘書1人への10万円にまで減った。

 一方で、同年には政策秘書が経営する会社の社員が代表者、私設秘書が会計責任者の政治団体「三光会」を設立。後援会から800万円の寄付を受けた上で、組織活動費のうち具体的使途の記載がない「その他の支出」として459万円余を計上した。三光会は、全ての領収書がいる「国会議員関係政治団体」の届け出はされておらず、1回で5万円未満の支出は使途記載の必要がない。こうした政治資金規正法の規定が、使途を隠す「抜け道」となっている。

 青木氏の事務所は「政策の調査と組織拡大に支出し、法にのっとり適正に処置している」とコメントしたが、事務所関係者は個人名での支出から切り替えたことを認め「経理テクニック」と述べた。

 ◇「選挙応援。手ぶらじゃ行けんでしょ」 事務所関係者証言

 「事務所として弾力的に使えるカネをストックしたもの。永遠に続くでしょうね」。組織活動費を巡る問題について青木氏の事務所関係者は毎日新聞の取材に赤裸々に語った。

 以前に支出先とされた個人は「気心の知れた人で固めた」が、「収支報告書を見てマスコミも『何で』って思うようになるじゃない」。その手法を「シルエットがよろしくない」と表現した。

 「その他の支出」に切り替えた後も含め、使途は「コンフィデンシャルマネー(内密のカネ)」としつつ、その一端をこう明かす。「こないだの衆院選の応援に行ったりするじゃない。やっぱ手ぶらじゃ行けんでしょ」

 「例えば他の議員の『励ます会』なら、先輩議員には会費だけ出す。でも、同僚は苦しいからお願いに来るわけで、会費だけでは足りない。そういうのはこっち(の内密のカネ)から出さないと。武士の情けで。収支報告書が公表されると金額に差を付けているのが目立つからね」

 こうしたカネを「公然の秘密」としながら、数年前に東京地検特捜部の捜査を受けた大物議員の名を挙げ、こう結んだ。「タンス預金で4億円あっちゃダメでしょ。たとえ公然の秘密ってのがあっても世間にお許しいただける範囲じゃなきゃ」

497チバQ:2015/06/16(火) 21:22:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150616-00010002-chibatopi-l12
「もみ合い時に携帯盗難」 渡辺衆院厚労委員長、刑事告発へ
ちばとぴ by 千葉日報 6月16日(火)15時0分配信

「もみ合い時に携帯盗難」 渡辺衆院厚労委員長、刑事告発へ
診断書を手に憤る渡辺博道衆院厚労委員長=15日、衆院第1議員会館
 衆院厚労委員会で民主党委員ともみ合いになり、首に全治2週間のけがを負った渡辺博道委員長(千葉6区、自民)は15日、本紙の取材に対し、もみ合いの際に何者かに携帯電話を奪われたことを明らかにした。「徹底的に追及する」としており、強盗容疑で刑事告発するという。


 12日の委員会終了後、紛失した携帯電話をGPS電波で捜索したところ、渡辺氏がこれまで足を踏み入れたことがない衆院分館1階の自動販売機の下で発見された。

 「奪った人が隠したとしか考えられない」と憤る渡辺氏は、“犯人”の指紋が消えないよう携帯電話を食品用ラップフィルムで包み証拠保存しているという。

 一方、もみ合いをめぐっては、山井和則氏ら民主党衆院議員3人が議事進行を妨げたとして自民党が衆院事務局に懲罰動議を提出。15日に衆院議会運営委員会理事会で協議を行った。

 議運委員長の林幹雄氏(千葉10区、自民)によると、与党側が本会議で手続きを進めるよう求めたのに対し、民主党は「持ち帰り事実確認をしたい」と述べたといい、結論は先送りされた。

498チバQ:2015/06/19(金) 22:40:23
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201506/0008134902.shtml
2015/6/19 09:00

元民主の自民・山口壮氏が「党支部」設立 兵庫県連が抗議
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 兵庫12区選出で今年1月に自民党入りした山口壮(つよし)衆院議員が、2日付で「党兵庫県衆議院支部」を設立したところ、おひざ元の兵庫県連が抗議する事態になっている。元民主党の山口氏に対し、自民地元議員の間には遺恨があり、県連側の反発はやみそうにない。

 山口氏は昨年12月の衆院選は無所属で立ち、自民県連が独自に擁立した候補を破った。その後、二階俊博総務会長の後ろ盾で自民入り。二階派で活動するが、兵庫県連は所属を認めず、山口氏は二階氏の地元、和歌山県連に党籍を置いている。

 山口氏や自民党本部によると、兵庫での政治資金の受け皿や党員獲得の基盤とする必要から支部を設立。支部を置く決定権は党本部にあるが、兵庫県連は15日付で「支部に反対する」との意見書を党本部に送った。

 通常、自民党の現職衆院議員は選挙区支部長となるが、現在、兵庫12区支部は不在の状態。山口氏は「支部設立は党本部の要請。兵庫県連と事を荒立てるつもりはない」としている。(永田憲亮、山本哲志)

499名無しさん:2015/06/20(土) 21:36:04
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150616-00000062-biz_reut-nb
焦点:自民が「政高党低」に楔、首相の財務省不信で健全化計画迷走
ロイター 2015/6/16 16:35 ロイター

[東京 16日 ロイター] - 市場が注目する「財政健全化計画」をめぐり、自民党が「政高党低」と言われてきた政策決定プロセスに楔(くさび)を打ち込もうとしている。成長重視に傾く内閣府をけん制し、財政再建との「二兎を追う」最終報告を安倍晋三首相に手渡した。ただ、安倍首相は財政再建を強調する財務省に不信感を持っているとされ、政府の骨太方針にどう反映されるか、最終的な決着の姿は不透明なままだ。

<中間目標に「PB赤字対GDP比」と「歳出額の目標設定」を>

自民党の財政再建特命委員会(委員長:稲田朋美政調会長)の最終報告が16日、原案通り総務会で了承され、自民党の機関決定となった。稲田政調会長は安倍首相にこの報告書を手渡し、政府の経済財政運営の基本方針(骨太の方針)への盛り込みを求めている。

報告書が重視したのは「安倍政権の3年間の歳出改革の継続と強化」。「不確実な税収増や歳出抑制先送りの議論は、政府・与党としての責任放棄として国民や市場から信頼を失う」と主張し、歳出の見直しの着実な実行をえるために、歳出目標の設定を求めている。

分野別では、定性的に歳出の枠を想起させる文言を盛り込み、社会保障費は高齢化の伸び程度に、非社会保障費はほぼ横ばいとする方向性を堅持した。

2018年度の中間目標について「PB赤字対GDP比に加えて、歳出額の目標設定を行い、2016年度予算から手を緩めることなく集中的に歳出改革を行う」ことを求めた。

中間目標に政府の経済財政諮問会議が方針を固めている「PB赤字対GDP比」を加えることで、成長にも配慮する姿勢をにじませた。

<政権公約の「二兎追う」>

「経済再生なくして財政再建なし」──。甘利明経済再生相は、これが政権の基本方針と繰り返す。内閣府や経済財政諮問会議の民間議員が「経済再生と財政再建の両立」としながらも成長重視の姿勢に対して、自民党特命委員会が警鐘を鳴らし続けたのはなぜか。

最終的には首相判断となる前の「アリバイ工作」(政治アナリストの伊藤惇夫氏)との見方もあるが、別の声も与党内にはある。関係筋によると、稲田氏には確信があったという。

「財政再建することによって、経済を腰折れさせてはいけないということには、100%同意する。だが、この3年間きちんと財政改革しながら、経済成長も続けてきた。この3年間の改革すら出来ないのはおかしい」と稲田氏は、6月2日の特命委で述べていた。

先の関係筋によると、安倍政権の歳出改革ペースで景気回復は阻害されていないことに稲田氏は確信を持ち、それが稲田氏を傾斜させた。

特命委が懸念したのは、経済財政諮問会議では、高い成長を前提に税収を見込んだうえに、経済構造の高度化や高付加価値化で、新たな税収増を図る税収の伸びを大きく見込み、歳出への切り込みに及び腰な点だ。

諮問会議民間議員の新浪剛史氏(サントリーホールディングス社長)から歳出改革は18年度以降に本格化させる案が浮上すると、金丸恭文・フューチャーアーキテクト会長兼社長ら4人の特命委員会アドバイザーは「本格的な歳出削減の2018年度以降への先延ばしは、与党としての責任放棄として国内外の信頼を失う」との緊急提言をおこない、政調会長を側面支援した。

稲田氏は6月には総務会で機関決定する方向にカジを切る。1)5月13日に提案した中間整理に強い反対がなかった、2)経団連はじめ財界3団体も歳出改革を中心に9.4兆円の赤字解消を図るとの中間整理を支持した、3)網羅的な各論の提案に強い反対が出なかった──ことや、党内からも諮問会議の議論に「緩い」との批判が相次いだことが、政調会長の背中を押した。

500名無しさん:2015/06/20(土) 21:36:19
>>499

<財務省不信が招いた齟齬>

しかし、政府内の議論は、終始、経済財政諮問会議民間議員ペースで進み、内閣府と財務省の「場外バトル」が続く。財務省と安倍晋三首相との距離感が縮まらないことも災いした。消費税率8%への引き上げによる反動減が想定以上に深く、安倍首相の財務省に抱いた不信感が拭えないからだ。

経済財政諮問会議の事務局の内閣府が週2回のペースで、安倍首相に直接説明を行い調整を進めるのに対して、財務省は直接首相に説明する機会がなかったとされる。

関係筋によると、焦る財務省は、高成長を前提とする財政健全化に警鐘を鳴らす自民党の行政改革推進本部(河野太郎本部長)メンバーの支持を取り付け、自民党特命委員会の議論に色濃く反映されている。

<諮問会議も一枚岩とは言えず>

対立の構造は内閣府と財務省だけではない。諮問会議の民間議員も一枚岩ではなかった。

経団連の榊原定征会長は5月26日の会見で、諮問会議での議論が歳出抑制に消極的ではないかと問われると「経済界の代表として(20年度に残るとされる赤字)9.4兆円の大部分は、歳出改革で実現すべきだと主張している」と明言した。

これに先立つ12日の諮問会議で、高橋進・日本総研理事長が「歳出抑制は5─6兆円」などと発言したことについては、あくまで高橋氏の私見に過ぎないと強調。「それが諮問会議の全体の意見とは思わないでいただきたい」と語気を強め、自らの意見が民間議員提言に反映されていないことを強くにじませた。

新浪氏の発言はいったんは民間議員提言となったが、菅義偉官房長官が待ったをかけ、とん挫した。「政権の姿勢が後退していると映ることを警戒した」(政府筋)という。

骨太の方針に2018年度の歳出額の目標設定が盛り込まれることになるのかどうか。「素案」の段階で空欄になっているこの項目に、どのような表現が盛り込まれるのか。安倍首相と稲田政調会長ら政府・与党内の調整の行方に注目が集まっている。

(吉川裕子 梅川崇 編集:田巻一彦)

501名無しさん:2015/06/20(土) 21:37:03
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150616-00015496-president-nb
自民党副総裁 高村正彦 -すっかり「タカ派」と化した小派閥出身者
プレジデント 2015/6/16 16:15 鹿吉大基=文 時事通信フォト=写真

 自民党副総裁 高村正彦(こうむら・まさひこ)
1942年生まれ。中央大学法学部卒業。68年弁護士登録。80年衆議院議員初当選。外務大臣などを歴任し、2012年9月自民党副総裁。

 安倍一強の「露払い」的存在だ。集団的自衛権の憲法解釈変更では「限定容認論」をリードし、安保法制の取りまとめを進める。後半国会、注目の法案だ。安倍晋三首相に歩調を合わせ、すっかり「タカ派」のイメージ。これは小派閥出身ゆえの条件反射でもある。1980年に初当選し旧河本派に所属。同派閥は小人数ながら、田中派系譜の支配をかいくぐり、時には面従腹背、したたかに生き延びてきた。高村氏は2001年から10年あまり、同派閥のトップだった。弁護士出身で政策通。閣僚経験も豊富。03年の総裁選では小泉純一郎元首相と争った。しかし、穏やかすぎてオーラがない。時のリーダーと折り合いをつけて能力発揮の場を求める。小派閥の宿命を背負った身の処し方が身に染みている。

 しかし、インテリなだけに本音では安倍一強を懸念。側近たちの中国を刺激する言動を懸念し、「中国と戦争したらとんでもないことになる」と釘を刺す。ただ、中国暴発に備えて抑止力が必要だという。集団的自衛権行使の容認は、日米同盟を強化し「いざというとき、米軍は日本を守る」というメッセージになるそうだ。しかし本当だろうか。高村氏は「そう信じている」というが、米軍の武力行使は米国議会の承認が必要だ。そう簡単には動かないという見方も多い。「虎の威を借る狐」が騒いで、もう一匹の虎が出てきたとき、背後の虎が動かなければどうなる。結局、戦うのは我々国民だ。安倍首相と周囲の「狐」がコンコン騒ぐのだけはやめさせてほしい。

502名無しさん:2015/06/21(日) 00:08:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150619-00000089-san-pol
22日に会期延長議決 遅れる安保法案 自民の国会対策、異例の迷走
産経新聞 6月19日(金)7時55分配信

 政府・与党は18日、集団的自衛権の限定的行使を可能とする安全保障関連法案を今国会中に成立させるため、22日に衆参両院の本会議を開き、24日までの国会会期の大幅延長を議決する方向で調整に入った。会期末の間近まで延長幅が決まらないのは異例だが、原因は衆院平和安全法制特別委員会での審議の大幅な遅れだ。審議を指揮する自民党国会対策委員会の力不足を指摘する声もある。

 与党は延長手続きについて、22日午後に自民党の谷垣禎一幹事長が各党に延長幅を伝え、同日夕から夜に衆参両院で本会議を開き議決する日程を描いている。

 延長幅については、法案が参院送付後60日たっても採決されず、衆院で3分の2以上の賛成による再可決が可能となる憲法59条の「60日ルール」の適用も視野に、9月上旬までを軸に調整。ただ、9月は自民党総裁選など政治日程が立て込んでおり、8月末までに抑える案も残っている。

 自民党の佐藤勉国対委員長は18日の国対会議で「今週は会期の話はしない」と語り、直前まで調整が続くとの認識を示した。

 延長幅がこの期に及んでも定まらない要因は、特別委の審議の遅れにある。

 与野党はこの日の特別委理事懇談会で、19日に3時間の質疑を行うことを決めた。予定通り審議を行えば、法案の審議時間は約51時間に達する。ただ、24日までに採決の目安とする「80時間」を達成して衆院通過にこぎつけるという当初の想定はおろか、6月中の衆院通過も困難な情勢。参院では民主党のさらなる抵抗が予想されている。

 国会運営を担う自民党国対が、野党の後手に回っている印象はぬぐえない。

 2日には、浜田靖一委員長(自民)の職権で決めた委員会開催を、野党の反発を受けて翌3日に取り下げ、江渡聡徳筆頭理事(同)が謝罪。17日には、特別委とは直接関係ない厚生労働、農林水産両委で民主党の揺さぶりに配慮した結果、維新の党が反発して、特別委での実質審議が見送られる事態も起きた。

 4日の衆院憲法審査会では、自民党推薦の長谷部恭男早大教授ら3人の推薦人全員が、法案を「憲法違反」と言及。政府・与党内では人選した憲法審の与党幹事に批判が集まったが、佐藤氏は記者団に「国会まわしは、私の責任だ」と述べ、平身低頭を通した。

 政府・与党内では「法案を確実に成立させるため安全策に徹すべきだ」(首相周辺)として大幅延長を求める声が強まっている。

503チバQ:2015/06/21(日) 22:08:38
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0619/ym_150619_9423155176.html
機熟さず…山東昭子氏「18歳選挙権」採決棄権
読売新聞6月19日(金)8時47分
 選挙権年齢を「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法の17日の参院本会議での採決の際、投票ボタンを押さずに棄権した、自民党の山東昭子・元副議長は18日、「機が熟していない。納得できず、賛成まではいかなかった」と理由を述べた。
 読売新聞社の取材に答えた。
 このほか、同党の森雅子・前少子化相と野村哲郎氏も採決に加わらなかった。森氏は「賛成だが、体調不良で退席し、採決に間に合わなかった」、野村氏は「ボタンを押し忘れた」とそれぞれ説明した。

504チバQ:2015/06/23(火) 23:31:30
http://mainichi.jp/select/news/20150624k0000m010017000c.html
自民総務会長:党総裁選で無投票再選の見通し示す
毎日新聞 2015年06月23日 18時32分

 自民党の二階俊博総務会長は23日の記者会見で、9月20日に予定される党総裁選に関し「もし出馬の意向のある人がいれば、今年初めから動いているはずだ。今日現在、誰からもそんな話は聞かない」と述べ、安倍晋三首相(総裁)が無投票で再選されるとの見通しを示した。
二階氏は「総裁選にかっと血を上らせないで、静かに重要案件に専念することが今は大事だ」と述べ、安全保障関連法案の成立などに万全を期すよう求めた。【水脇友輔】

505チバQ:2015/06/23(火) 23:41:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015062300780
9月8日告示で調整=安倍首相、無投票再選強まる-自民総裁選


 自民党は23日、安倍晋三首相の9月末の任期満了に伴う総裁選について、「9月8日告示、同20日投開票」の日程を軸に調整に入った。首相支持の広がりに加え、9月27日まで大幅延長された国会と重なることで、対立候補が出馬しにくくなったとみられており、首相が無投票で再選される流れが一段と強まった。この場合、再選は9月8日に決まる運びだ。

〔写真特集〕宰相の系譜〜明治・大正から現在〜

 総裁公選規程は、投開票日を任期が満了する9月30日より前の10日以内と定めている。投開票日を20日とするのは、首相が9月下旬、国連総会出席のため予定する訪米日程を考慮してのことだ。首相が再選されれば、内閣改造・党役員人事は通常国会閉幕後となる見通しだ。
 自民党内では、主要な党幹部らが首相支持を相次いで打ち出している。こうした中、「ポスト安倍」に名が挙がる石破茂地方創生担当相や野田聖子元郵政相も含め、具体的に出馬を模索する動きは表面化していない。
 これに関し、首相を支持する二階俊博総務会長は23日の記者会見で「出馬の意向のある人がいるとすれば、今年が始まったあたりからやっている。きょう現在、誰からもそんな話は聞かない」と述べ、首相の無投票再選の流れに変わりはないとの認識を示した。
 自民党は、国政への影響を避けるため、総裁選は基本的に国会閉会中に実施してきた。今回、総裁選期間中は、政府・与党の最重要課題である安全保障関連法案審議がヤマ場を迎え、野党が対決姿勢を強めている可能性があり、首相の対抗馬として名乗りを上げるにはハードルは高い。会期の大幅延長を受け、党内からは「これで誰も出られなくなった」(中堅)との声が上がっている。(2015/06/23-18:12)

506チバQ:2015/06/24(水) 21:21:41
http://www.sankei.com/politics/news/150624/plt1506240032-n1.html
2015.6.24 18:08

自民・谷垣氏、自らの悩みを吐露 「もうちょっと貫禄が…」

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自民党の谷垣禎一幹事長
 「貫禄があるようになりたい」-。自民党の谷垣禎一幹事長が24日、党のインターネット番組に出演し、こんな悩みを吐露した。

 21日が父の日だったことから、父の専一元文相について問われた谷垣氏は「私なんかに比べると貫禄があった。暴走族に一喝するときの気迫なんてすごかった」と紹介。先立たれた妻の佳子さんから「あなたはいつまでたってもお父さんの貫禄にはかなわない」と言われていたエピソードを懐かしそうに話した。

 悩みを打ち明けたのはこの後。「私に怒鳴りつけられたからといって、怖いと思う人はあまりいないのではないか。もうちょっと怒鳴りつけたとき貫禄があるようになりたいのだが…」。温厚な性格で知られる谷垣氏にとって、いかめしい態度で後輩らを叱責するのは苦手なようだ。

507とはずがたり:2015/06/25(木) 23:04:29
山拓は全く信用成らん政治家だけど。。
>党内きってのハト派だった加藤さんは今、体調が悪くて発言できない
加藤はそんなに体調悪いのか。。

山崎拓 タカ派の重鎮も唖然「防衛省が自民議員にあきれた」〈週刊朝日〉
dot. 2015年6月25日 07時08分 (2015年6月25日 10時52分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150625/asahi_20150625_0004.html

 衆院憲法審査会で著名な憲法学者3人が安保法制を違憲と断じたことで、国会が大荒れだ。元自民党副総裁の山崎拓氏も反対を表明する。

*  *  *
 私は1972年に初当選し、日本の外交・防衛政策に深く関わってきました。

 今国会で議論されている安保法案の説明のために、私のところに来た防衛省の担当者が、今の自民党議員にあきれている。会合で法案の説明をしたら、「自衛隊が北朝鮮に乗り込んで、拉致被害者を救出できるのか」との質問を受けたのです。そんなことは不可能なので、彼が「できません」と答えたら、議員はガックリしたそうです。

 そんな状態なのに、恒久法である「国際平和支援法案」と、「平和安全法制整備法」と称した10本の改正法案が、ゴッタ煮状態で一括りにして提出されている。内容が複雑すぎて、国民にも改正の重要性が伝わっていない。このまま国会で法案が通ると、後々必ず深刻な事態を招きます。

 なぜなら、国民の合意なき安保政策は、実際に運用できないからです。もし、安保政策の大転換を目指すのなら、正面から堂々と憲法改正を訴え、国民投票にかけるべきです。

 私が考察するに、外務省には、集団的自衛権の行使もさることながら、集団安全保障にもっと積極的に参加したいという思惑がある。首相の集団的自衛権行使容認の悲願をてこに、長年の懸案を片付けたいと考えているはずです。

 そこが今回の安保法制の落とし穴です。これまで日米ガイドラインで自衛隊の活動範囲が「アジア太平洋地域」と限定されていたものが、一気に対象を全世界に広げました。地球の裏側にまで行って「後方支援」をやろうとしています。

「後方支援」とは「兵站」のことで、弾薬や燃料の補給をする活動です。武力行使と不可分です。ですから、敵は継戦能力を殺ぐために必ず攻撃目標にします。後方支援は、現に戦闘が行われている区域から離れている場所で行うと説明していますが、危なくなったら移動するというのは事実上不可能。自衛隊が戦争に巻き込まれ、死傷者が出る可能性があります。

 歴代政権の政府見解は、集団的自衛権の行使は現行憲法下では認められないとしていました。それを解釈改憲で強引に解禁して、功名心に酔っているように見える。安倍首相のようにヤジに過剰反応し、議論でヒステリックな対応をする人は、実際に有事が発生したときに的確な判断ができないと思います。首相たるもの、もっと泰然自若としてほしい。

 私は現役時代は「タカ派」と呼ばれましたが、日本の自衛隊は「専守防衛に徹すべき」と信じ、防衛政策に取り組んできた。それが今、日本は「積極的平和主義」の美名の下に武力を背景にした外交姿勢に変わろうとしているのです。

 当選同期には加藤紘一さんがいます。党内きってのハト派だった加藤さんは今、体調が悪くて発言できない。だから、私が加藤さんに代わって発言しようと思っている。加藤さんの平和を愛する“魂”は、よく理解しているつもりですから。

(本誌・西岡千史、牧野めぐみ、古田真梨子)

508チバQ:2015/06/25(木) 23:27:32
http://mainichi.jp/select/news/20150619k0000m010111000c.html
自民・今津氏:高校生の中絶「世間が認めない」
毎日新聞 2015年06月18日 23時45分(最終更新 06月19日 10時11分)
 自民党の今津寛衆院議員(68)は18日、民法の成人年齢引き下げを議論する党成年年齢特命委員会であいさつし、「高校生がセーラー服を着て産婦人科に入り、子供をおろすことができるというのは世間だれもが認めないだろう」と語った。高校生の人工妊娠中絶を否定するような例を出したことが、議論を呼ぶ可能性がある。

 同委は17日成立した「18歳選挙権」を実現する改正公職選挙法を踏まえ、成人年齢の引き下げを議論している。今津氏は委員長で、年齢引き下げに向けた課題について「きちんと説明できるよう意見を聞きたい」と問題提起した。

 ただ、母体保護法は不妊手術に関しては未成年者を例外とする規定があるが、人工中絶には年齢制限がない。未成年者の意思を尊重するためだが、自民党内では「重大な決断に関わる年齢だ」として、人工中絶にも年齢に基づく一定のルールが必要だとの議論がある。【中島和哉】

509チバQ:2015/06/26(金) 21:16:10
http://mainichi.jp/select/news/20150626k0000e010218000c.html
百田氏発言:「沖縄の新聞社潰せ」…自民「謝罪する」
毎日新聞 2015年06月26日 11時56分(最終更新 06月26日 18時09分)

 自民党の25日の勉強会で作家の百田尚樹氏が、安全保障関連法案に関し、沖縄の新聞社2社について「潰さないといけない」などと報道機関を批判する発言をした問題で、民主、維新、共産3党は26日午前の衆院平和安全法制特別委員会の理事会で、抗議した。自民党側は陳謝した。

 民主党の長妻昭氏によると、野党側は勉強会に出席した加藤勝信官房副長官の特別委出席を要求し、与党側も応じた。自民党の江渡聡徳筆頭理事が「謝罪する」と述べ、浜田靖一委員長も「しかるべき人に注意したい」と語った。

 また、菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で、「憲法で表現の自由が保障されている」と述べ、政府として距離を置く姿勢を示した。加藤官房副長官らの出席については「政治家としての自由で、制約すべきでない」と問題視しない考えを示した。

 菅氏は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設を巡り政権批判を強める琉球新報と沖縄タイムスについては「地元メディアの報道は許された自由だと考える」と述べた。

 閣僚からは批判的な発言が相次いだ。石破茂地方創生担当相は「我々は政権の側にいる。言論の弾圧と受け取られかねないようなことは心していかねばならない」と批判。山口俊一沖縄・北方担当相は「自民党本部でやった会合。場所柄を考えていただきたい」と述べた。党内でも懸念する声が上がっており、谷垣禎一幹事長は26日午前の記者会見で「メディアに対して批判、反論はあっていいが、主張の仕方にも品位が必要だ」と苦言を呈した。【高本耕太、村尾哲】

http://mainichi.jp/select/news/20150626k0000e010233000c.html
百田氏発言:安倍首相「事実なら大変遺憾だ」
毎日新聞 2015年06月26日 12時56分(最終更新 06月26日 14時31分)
 ◇「沖縄2紙をつぶせ」 平和安全法制特別委の集中審議で

 自民党の25日の勉強会で、安全保障関連法案に関して作家の百田尚樹氏らから「沖縄2紙をつぶせ」など報道機関に圧力をかけるような発言が出た問題で、安倍晋三首相は26日午前の衆院平和安全法制特別委員会の集中審議で「報道が事実なら大変遺憾だ。(勉強会は)党の正式会合ではない。有志の会合だ。発言がどのように報道されたかは確認する必要がある」と述べた。

 首相は事実関係を確認していないとしたうえで、「党において、さまざまな議論が行われる。基本的には自由と民主主義を大切にするので、報道の自由は民主主義の根幹だと言うことでの議論だと思っている」と理解を求めた。

 勉強会に参加した加藤勝信官房副長官は「(百田氏は)作家としての立場で話していた。そうした視点の意見は拝聴に値すると思った」と理由を説明した。

 菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で「我が国は憲法で表現の自由が保障されている」と強調。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設を巡り政権批判を強める琉球新報と沖縄タイムスについては「地元メディアの報道は許された自由だと考える」と述べた。

 加藤官房副長官の出席については「政治家としての自由で、制約すべきでない」と問題視しない考えを示した。

 政権内からも会合への批判が出ている。石破茂地方創生担当相は「我々は政権の側にいる。言論の弾圧と受け取られかねないようなことは心していかねばならない」と批判。山口俊一沖縄・北方担当相は「自民党本部でやった会合。場所柄を考えていただきたい」と述べた。宮沢洋一経済産業相も「報道の自由を脅かすようなことは適当ではない」と述べた。

 与党内でも懸念する声が上がっており、谷垣禎一幹事長は26日午前の記者会見で「メディアに対して批判、反論はあっていいが、主張の仕方にも品位が必要だ」と苦言を呈した。公明党の井上義久幹事長も記者会見で「政治に関わる者としては言論、報道の自由はしっかり尊重すべきだ」と批判した。

 また、民主、維新、共産3党は26日午前の衆院平和安全法制特別委員会の理事会で、会合について抗議した。自民党側は陳謝した。

 民主党の長妻昭氏によると、自民党の江渡聡徳筆頭理事が「謝罪する」と述べ、浜田靖一委員長も「しかるべき人に注意したい」と語った。

 浜田靖一委員長は26日午後の特別委冒頭で、百田氏らの発言について「確認したところ、そのような趣旨の発言があったことが分かった。私としては、はなはだ遺憾であると存じている」と述べた。【高本耕太、村尾哲】

510チバQ:2015/06/26(金) 21:22:38
http://www.huffingtonpost.jp/2015/06/25/ldp-media-study_n_7667436.html
自民党勉強会「経団連に働きかけ、マスコミ懲らしめを」
朝日新聞デジタル | 執筆者: 朝日新聞社提供
投稿日: 2015年06月26日 08時39分 JST 更新: 2015年06月26日 08時39分 JST

「経団連に働きかけ、マスコミ懲らしめを」 自民勉強会

安倍政権と考え方が近い文化人を通し、発信力の強化を目指そうと、安倍晋三首相に近い若手議員が立ち上げた勉強会「文化芸術懇話会」(代表=木原稔・党青年局長)の初会合が25日、自民党本部であった。出席議員からは、広告を出す企業やテレビ番組のスポンサーに働きかけて、メディア規制をすべきだとの声が上がった。

出席者によると、議員からは「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番。経団連に働きかけて欲しい」「悪影響を与えている番組を発表し、そのスポンサーを列挙すればいい」など、政権に批判的な報道を規制すべきだという意見が出た。

初会合には37人が参加した。官邸からは加藤勝信官房副長官が出席し、講師役に首相と親しい作家の百田尚樹氏が招かれた。同会は作家の大江健三郎氏が呼びかけ人に名を連ねる「九条の会」などリベラル派に対抗するのが狙い。憲法改正の国民投票まで活動を続けたい考えだという。

(朝日新聞デジタル 2015年6月25日22時56分)

511チバQ:2015/06/26(金) 21:32:10
http://www.sankei.com/politics/news/150626/plt1506260002-n1.html
2015.6.26 11:00
【政界徒然草】
国会延長で広がる安倍首相“無投票再選”との見方 自民党総裁選、功労者は船田氏?

 今国会の会期が9月27日まで大幅延長されたことで、同月末の任期切れに伴う自民党総裁選が国会開会中に行われる見通しとなった。党内では「安倍晋三首相(党総裁)が無投票で再選される公算が大きくなった」との見方が広がっている。

 政府・与党が戦後最長となる95日間もの大幅延長に踏み切ったのは、安倍政権が最重視する安全保障関連法案の今国会成立に万全を期すためだ。衆院での審議時間は目安とする「80時間」にほど遠く、衆院通過は7月中旬以降にまでずれ込む可能性が出ている。

 安保関連法案の審議がずれ込んだ要因の一つが、6月3日に開かれた衆院憲法審査会の参考人質疑だった。自民党が推薦した長谷部恭男・早稲田大教授を含む憲法学の専門家3人全員が、安保関連法案を「違憲」と指摘。与党が呼んだ参考人までが政府提出の法案を否定するという異例の事態となった。

 自民党幹部らが激怒したのは言うまでもない。ある国対幹部は「何をやっているんだ。ばかか」とあきれかえった。憲法審査会の船田元・筆頭幹事(自民)は後に出演したBS番組で「(人選)ミスだった」と釈明した。

 「最大の延長幅を取って徹底的に議論していきたい」。6月22日夜の衆院本会議で会期延長が議決されたことを受け、安倍首相は国会内で記者団にこう語った。

 安倍首相が戦後最長の延長幅にこだわったのは、これまでの安保関連法案の審議の遅れをカバーするためだけでなく、「審議時間を多く取ってしっかり議論するとの意志を国民に示す」(首相)という意図があったからだ。徹底審議を求める野党側の姿勢を逆手に取ったようだ。

 さらに自民党内では、当初は国会閉会後に行われるとされていた総裁選を会期中に実施することで、「安倍首相の対抗馬を出させないための牽制(けんせい)をした」(党幹部)ともささやかれている。

 安倍首相の総裁任期は9月30日に満了となる。総裁の選出方法などを定めた党総裁公選規程は、党所属国会議員の投票を「任期満了日前10日以内」に行うと定めており、総裁選は9月20日から29日の間に実施することになる。

 9月は延長国会が大詰めを迎えている。安倍首相の無投票再選を支持する党幹部は「(国会は最終盤で)党内が一致団結しなければいけないときに、総裁選で対抗馬として出てくる者がいるとしたら、相当にKY(空気が読めない)と言わざるを得ない」と指摘する。

 総裁選をめぐる情勢は、安倍首相の再選が確実な見通しだ。前回の総裁選(平成24年9月)で安倍首相と争った石破茂地方創生担当相は不出馬の公算が大きい。安倍首相に批判的な古賀誠元幹事長に近い岸田文雄外相も今回は出馬しないとみられ、有力な対立候補は見当たらない。

 それだけに、今回の大幅延長をめぐり、党内には「総裁選になったとしても勝てるのだから、安倍首相には堂々としていてほしい。(牽制と)露骨にみられるのは損だ」(若手議員)と気をもむ声も聞かれる。こんな冗談も飛び交う。

 「安倍首相が無投票で再選したら、最大の功労者は(大幅延長の必要性を高めた)船田氏だ」

(政治部 豊田真由美)

512チバQ:2015/06/26(金) 22:48:26
http://www.asahi.com/articles/ASH6V6F00H6VUTFK01V.html
「マスコミ懲らしめるには…」文化芸術懇話会の主な意見
2015年6月26日20時54分
 25日に開かれた自民党文化芸術懇話会で出た主な意見は次の通り。

●大西英男衆院議員(東京16区、当選2回)

 「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番。政治家には言えないことで、安倍晋三首相も言えないと思うが、不買運動じゃないが、日本を過つ企業に広告料を支払うなんてとんでもないと、経団連などに働きかけしてほしい」

●井上貴博衆院議員(福岡1区、当選2回)

 「福岡の青年会議所理事長の時、マスコミをたたいたことがある。日本全体でやらなきゃいけないことだが、広告の提供(スポンサー)にならないということが一番(マスコミは)こたえる」

●長尾敬衆院議員(比例近畿ブロック、当選2回)

 「沖縄の特殊なメディア構造を作ったのは戦後保守の堕落だ。沖縄のゆがんだ世論を正しい方向に持っていくためには、どのようなアクションを起こすか。左翼勢力に完全に乗っ取られているなか、大事な論点だ」

●百田尚樹氏

 「本当に沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさなあかん。沖縄県人がどう目を覚ますか。あってはいけないことだが、沖縄のどっかの島でも中国にとられてしまえば目を覚ますはずだ」

 「もともと普天間基地は田んぼの中にあった。周りに何もない。基地の周りが商売になるということで、みんな住みだし、今や街の真ん中に基地がある。騒音がうるさいのは分かるが、そこを選んで住んだのは誰やと言いたくなる。基地の地主たちは大金持ちなんですよ。もし基地が出て行ったりしたら、えらいことになる。出て行きましょうかと言うと『出て行くな、置いとけ』。何がしたいのか」

 「米兵が犯したレイプ犯罪よりも、沖縄県全体で沖縄人自身が起こしたレイプ犯罪の方が、はるかに率が高い」

 「政治家というのは、理念、信念、大事ですが、言葉が大事だ。戦争と愛については何をしても許されるという言葉があるが、政治家も『負』の部分はネグったらいい。いかに心に届くか。その目的のためには多少……もちろんウソはダメですが」

513チバQ:2015/06/26(金) 22:49:10
http://www.nikkansports.com/general/news/1498123.html
「県民の強姦の方が…」百田氏発言はもっとカゲキ
[2015年6月26日22時46分]
 安倍晋三首相に近い自民党の若手議員による25日の勉強会で講師を務めた作家の百田尚樹氏が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に関し「飛行場の周りに行けば商売になるということで(人が)住みだした。そこを選んで住んだのは誰なのかと言いたくなる」と語っていたことが分かった。出席者が26日、明らかにした。

 百田氏は「飛行場の地主は年収何千万円だ。六本木ヒルズとかに住んでいる」とも指摘。「ですから基地が移転したら、えらいことになる」と述べた。

 同時に米兵よりも沖縄県民による強姦(ごうかん)事件の発生率の方が「はるかに高い」と説明した。

 日本の高校生が街で女性に性的暴行をした場合を例に挙げ、在籍校を街から撤去させるのかと疑問を呈し「米兵が少女を犯したら米兵は出て行けと言うのか」と述べた。

 26日の衆院平和安全法制特別委員会で、百田氏のこうした発言を取り上げた民主党の寺田学衆院議員は「違和感がある」「信じ難い」と不快感を表明した。

 加藤勝信官房副長官は特別委で、自身も参加したこの勉強会について「心を打つ政策を立案し、実行する知恵と力を習得することを目的として開催された」と答弁した。

 25日の自民党若手勉強会での主な発言要旨は次の通り。

 ▽作家の百田尚樹氏 (政府は安全保障関連法案に関して)国民に対するアピールが下手だ。気持ちにいかに訴えるかが大事だ。

 ▽出席議員 マスコミをこらしめるには広告料収入がなくなることが一番だ。われわれ政治家には言えない。ましてや安倍晋三首相は言えないが、文化人、民間人が経団連に働き掛けてほしい。

 ▽井上貴博衆院議員 青年会議所の理事長のときにマスコミをたたいてみた。日本全体でやらないといけないことだが、広告料収入、テレビの提供スポンサーにならないことが一番こたえるということが分かった。経団連も商工会も「子どもたちに悪影響を与えている番組ワースト10」とかを発表して、それに(広告を)出している企業を列挙すればいい。

 ▽別の出席議員 関連だが、沖縄の特殊なメディア構造を作ってしまったのは戦後保守の堕落だった。左翼勢力に完全に乗っ取られている。

 ▽百田氏 沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)は田んぼの中にあった。周りに行けば商売になるということで(人が)住みだした。騒音がうるさいのは分かるが、選んで住んだのは誰なのかと言いたくなる。基地の地主は年収何千万円だ。六本木ヒルズとかに住んでいる。ですから基地が移転したら、えらいことになる。沖縄に住む米兵が犯したよりも、沖縄県民自身が起こしたレイプ犯罪の方が、はるかに率が高い。左翼の扇動に対して立ち向かう言葉とデータをもって対抗しないといけない。(共同)

514チバQ:2015/06/26(金) 22:50:22
http://www.sankei.com/politics/news/150625/plt1506250043-n1.html
2015.6.25 21:55

安倍首相支持の勉強会「文化芸術懇話会」が発足

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 自民党の若手国会議員有志は25日、芸術家を講師に招いて意見交換する勉強会を発足させた。出席者には、安倍晋三首相(自民党総裁)に近い議員も多く、9月の総裁選を前に首相の無投票再選の機運を高める狙いがある。

 新勉強会は「文化芸術懇話会」。設立趣意書によると、芸術家との意見交換を通じ「心を打つ『政策芸術』を立案し、実行する知恵と力を習得すること」を目的としている。

 この日、党本部で開いた初会合には加藤勝信官房副長官や薗浦健太郎外務政務官、萩生田光一総裁特別補佐ら首相を支持する議員を中心に37人が出席、作家の百田尚樹氏の講演に耳を傾けた。

 代表に就任した木原稔党青年局長は会合後、記者団に「党所属国会議員として、党や政府が進めようとしていることを後押しするのは当然だ」と強調。総裁選に向け、首相の「応援団」として活動するとみられる。今後は月1回のペースで会合を開催する予定。

 一方、党内のリベラル系議員による勉強会「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」も同日、漫画家の小林よしのり氏を講師に招いて会合を開く予定だったが、「運営上の都合」(同会)により急(きゅう)遽(きょ)中止した。

515チバQ:2015/06/26(金) 22:51:14
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150626/k10010128671000.html
自民若手議員らが報道批判 谷垣氏「品位必要」
6月26日 21時19分

自民若手議員らが報道批判 谷垣氏「品位必要」
自民党の谷垣幹事長は記者会見で、自民党の若手議員らが25日開いた勉強会で、報道機関に対する批判が相次いだことに関連して、冷静な対応が必要だという考えを示したうえで「主張のしかたには品位が必要だ」と述べました。
自民党の若手議員らが25日に作家の百田尚樹氏を講師に招いて開いた勉強会「文化芸術懇話会」で、出席した議員から「マスコミをこらしめるには広告料収入がなくなるのがいちばんだ」などの報道機関への批判が出されたほか、沖縄の地元紙の報道について「沖縄の世論がゆがんでおり、なんとかしなければいけない」といった指摘が出されました。
また、講師の百田氏は、沖縄の地元紙の報道に関連して「沖縄の2つの新聞はつぶさなければならない」などと発言しました。
これに関連して、谷垣幹事長は記者会見で「白熱した議論のときは、メディアから見れば不愉快な発言が出るかもしれないし、時々、メディアのほうにも私どもにとって不愉快な発言があるのも事実で、お互いボルテージが上がることはあるが、双方冷静に行こうということだ」と述べました。そのうえで谷垣氏は、「メディアに対して、われわれがこの表現はどうだと思うときに、批判や反論をすることは当然あっていいし、むしろなければいけないが、その主張のしかたには品位が必要だ」と述べました。
一方、安全保障関連法案を審議している衆議院の特別委員会の理事会で、この問題が取り上げられ、野党側が「看過できない」などと抗議したのに対し、自民党の理事は「誠に不見識で申し訳ない」などと陳謝しました。
「言論弾圧の暴論」地元紙が抗議声明
沖縄の地元紙2紙は、「表現の自由、報道の自由を否定する暴論だ」として、共同で抗議声明を発表しました。この中で、沖縄の地元紙2紙は、「“言論弾圧”の発想そのもので民主主義の根幹である表現の自由、報道の自由を否定する暴論だ」と抗議しました。そのうえで、「戦後、沖縄の新聞は戦争に加担した反省から出発し、政府に批判的な報道ができる社会こそが健全だと考える。『批判的だから、つぶすべきだ』という短絡的な発想は極めて危険だ。言論の自由、報道の自由を弾圧するかのような動きには断固として反対する」としています。
沖縄では大きく伝える
自民党の若手議員らが開いた勉強会で、沖縄の地元紙の報道を巡り「世論がゆがんでいる」などという指摘が出されたことを受けて、沖縄県の主要な新聞は26日の朝刊で、紙面を大きく割いて事実関係を伝えています。
このうち「沖縄タイムス」は、1面と社会面で議員の発言や勉強会に招かれた作家の百田尚樹氏の発言を詳しく掲載し、「まだこんなことを言う人がいるのかと耳を疑う」などとする住民の声を紹介しています。
また「琉球新報」は社会面で取り上げ、地元大学の教授の「民主主義の土台には多様な情報を発信するメディアが必要だ」などとするコメントを紹介しています。

自民党沖縄県連に所属する宮崎政久衆議院議員は、百田尚樹氏の沖縄に関連した発言は事実と異なる点があり容認できないとして、勉強会を主催した木原稔青年局長に抗議しました。これに対し木原氏は「事実かどうかを調べたい」と述べました。
自民 国対委員長が注意
安倍総理大臣は衆議院の特別委員会で、「党において、さまざまな議論が行われるが、基本的には自民党は自由と民主主義を大切にする党で、当然『報道の自由というのは、民主主義の根幹である』という中での議論だと思う」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は「私は存じ上げないが、それが事実であるとすれば大変遺憾だが、当然、党の正式な会合ではなく、有志が集まった会合であり、その中の発言がどのような形で報道されたかということについても、確認をしてみる必要はある」と述べました。
また、自民党の佐藤国会対策委員長は、安全保障関連法案を審議する衆議院の特別委員会に影響しているとして、勉強会を主催した木原稔青年局長らを呼びました。
そして佐藤氏は、勉強会について説明を受けたうえで「安倍政権の応援団が後ろから鉄砲を撃ってどうするのか。応援団だとしても、結果としてそうなっている。結果がすべてだ」などと述べ、木原氏を注意しました。また同席した棚橋幹事長代理も、今後の勉強会の運営を適切に行うよう求めました。

516チバQ:2015/06/26(金) 22:51:44
http://www.sankei.com/politics/news/150624/plt1506240009-n1.html
2015.6.24 00:39

自民総裁選、無投票へ「安倍応援団」25日に初会合 リベラル系「分厚い」は尻すぼみ





(1/2ページ)
 自民党内で9月の総裁選に向けた駆け引きが、にわかに活発化してきた。安倍晋三首相(党総裁)に近い自民党議員でつくる勉強会「文化芸術懇話会」(代表・木原稔党青年局長)が25日に初会合を開催。国会会期が9月27日まで大幅延長されたことも絡めて首相の「無投票」再選への機運づくりを狙う。一方、党内では古賀誠元幹事長が支援するリベラル系議員の勉強会は参加者が減少、首相に弓を引く動きは尻すぼみになりつつある。

 懇話会の初会合は作家の百田尚樹氏が講演し、若手議員を中心に約30人が出席する見込みだ。設立趣意書によると、表向き「心を打つ『政策芸術』を立案し、実行する知恵と力を習得すること」が目的だが、若手議員は「首相の再選を拒む“邪魔者”の排除が懇話会の役割。いわば首相の応援団だ」と打ち明ける。

 懇話会が意識しているのは、党内のリベラル系若手議員が5月7日に立ち上げた勉強会「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」だ。当選1、2回の議員が対象で、メンバーには首相の無投票再選阻止を目指す古賀氏に近い議員が少なくない。

 同会の武井俊輔共同代表は「あくまでも幅広い保守の一翼を担う政治家になるための勉強会」と説明するが、背後に古賀氏の存在がちらつくだけに、「反安倍」のレッテル貼りを敬遠してか、会を重ねるごとに出席者は減少。初会合には24人が参加していたが、11日の4回目の会合の出席者は16人だった。

 さらに、古賀氏は総裁選出馬に意欲を示す野田聖子前総務会長を「候補者の一人」と位置づけるが、同会出席者の一人は「野田氏が出馬しても、(立候補に必要な)推薦人になるつもりはない」と断言。自民党幹部も「党内に多様な議論があるのは結構だが、『分厚い』が総裁選の政局に絡むなら注意する」という。

 総裁選は9月20日以降に行われるが、同月27日までの国会会期内に重なる見通し。直前には与野党対決型の岩手県知事選(9月6日投開票)も控えている。総裁選の対立が激化して党内の結束が乱れれば、安全保障関連法案の審議にも悪影響を及ぼしかねない。

 ある閣僚経験者は「今回は総裁選をやっている場合でない」と指摘。23日の党副幹事長会議では、若手議員が取材を受ける際には党幹事長室に報告を義務づける方針を申し合わせるなど、大幅延長はピリピリムードをもたらしている。(豊田真由美)

517チバQ:2015/06/27(土) 04:10:54
http://www.sankei.com/politics/news/150626/plt1506260045-n1.html
2015.6.26 21:30
【安保法制】
足を引っ張る安倍応援団 身内からも抗議の声 肩落とす木原氏ら

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文化芸術懇話会で挨拶する百田尚樹氏=25日午後、東京都千代田区永田町の自民党本部(斎藤良雄撮影)
 「安倍政権の応援団が後ろから鉄砲を撃っている状態と言われても、仕方がない」。自民党の若手議員らが立ち上げた勉強会「文化芸術懇話会」の代表を務める木原稔衆院議員は26日、記者団にこう漏らして肩を落とした。

 懇話会初会合に講師として招いた作家の百田尚樹氏の発言などを野党が問題視し、この日は衆院平和安全法制特別委員会が紛糾。木原氏は、身内の自民党議員からも抗議を受けるはめになった。

 懇話会のメンバーには安倍晋三首相(党総裁)に近い議員も多く、9月の総裁選を前に無投票再選の機運を高める「首相の応援団」(若手議員)と位置づけられている。

 この日の特別委で、百田氏が沖縄県の地元紙について「沖縄の2つの新聞は潰さないといけない」と述べたことなどに関して、民主党の寺田学衆院議員らが首相を追及。木原氏は、佐藤勉国対委員長から「委員会に迷惑をかけたことを反省してほしい」と注意されたという。

 また、百田氏の「あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば、目を覚ますはずだ」といった発言も波紋を呼んだ。沖縄県宜野湾市などを地盤とする宮崎政久衆院議員は26日、「沖縄県民の生命や暮らしを軽視し、到底看過できない」として木原氏に文書で抗議した。

518チバQ:2015/06/27(土) 04:11:15
http://www.sankei.com/politics/news/150626/plt1506260039-n1.html
2015.6.26 20:45
【安保法制】
野党、自民「文化芸術懇」を一斉批判 「言論統制する独裁政党」「責任は首相にある」

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(1/2ページ)

衆院平和安全特別委員会で質問する民主党の岡田克也代表=26日午前、国会・衆院第1委員室(酒巻俊介撮影)
 野党は26日、メディアへの圧力ともとれる発言が出た自民党議員の勉強会「文化芸術懇」を一斉に批判した。民主党は衆院平和安全法制特別委員会で積極的に取り上げ、安倍晋三首相(自民党総裁)の責任を追及。勉強会と直接関係ないとはいえ、安全保障関連法案の廃案に向けた格好の材料を得た形だが、逆に「国会での暴力」を認めない同党幹部の矛盾をあぶり出す指摘も相次いだ。

 民主党の岡田克也代表は26日の記者会見で「極めて問題だ。自民党のメディアに対する締め付けがあらわになってきた」と批判した。維新の党の今井雅人政調会長は「言論統制をする独裁政党と言わざるを得ない」と断じ、共産党の志位和夫委員長も「言論の自由に対する乱暴な挑戦だ」と首相の謝罪を求めた。

 民主党の寺田学氏は26日の特別委で「党議員のことに関して責任を感じないのか」と首相に迫った。辻元清美氏も「社長は社員がおかしなことを言ったら責任を持つ」と追及した。

 辻元氏は、勉強会の講師だった作家の百田尚樹氏についても「首相は百田氏と本を出し、安倍政権がNHK経営委員に選んだ」と訴え、首相と百田氏の親密性を強調。民間人の百田氏の発言の真意を首相にただす筋違いの質問も連発した。

 こぞって首相の責任を追及する民主党だが、岡田氏ら幹部は12日の衆院厚生労働委員会で起きた同党議員の実力行使による審議妨害には一切謝罪していない。

 与党の強権的な国会運営が原因だとして暴力行為を正当化している岡田氏は26日の会見でも「暴力行為があってもいいと取れるようなことを言ったことはない」と述べつつ、謝罪はしなかった。「党総裁として後始末を明確にやるべきだ」と首相に迫った岡田氏は、自らの責任には目をつむったままとなっている。

519とはずがたり:2015/06/27(土) 14:32:39
<自民党>青年局長更迭へ…勉強会問題、安保審議影響を懸念
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20150627k0000e010177000c.html
11:29毎日新聞

 自民党の若手議員による勉強会「文化芸術懇話会」で報道機関に圧力をかけるような発言が出た問題で、同党は27日、同会代表の木原稔(きはら・みのる)氏(衆院熊本1区、当選3回)を党青年局長から更迭する方針を固めた。党幹部が明らかにした。世論の批判が強く、安全保障関連法案の審議に影響が出ていると判断。29日朝の審議再開までに木原氏に辞表を提出させ、問題の早期収拾を図ろうとしている。

 安保法案を審議中の衆院平和安全法制特別委員会で26日に野党から追及されたことを受け、谷垣禎一幹事長、高村正彦副総裁、佐藤勉国対委員長らが対応を協議し、木原氏の事実上の更迭で一致した。二階俊博総務会長も26日の記者会見で「そこ(勉強会)にいた責任者がトータルとして責任をとるべきだ」としていた。佐藤氏は26日に木原氏を呼び、「審議に迷惑をかけている。反省を」と注意。木原氏は記者団に「後ろから鉄砲(を撃った)と言われても仕方ない」と語っていた。

 25日の勉強会は党本部で開かれ、首相と親交のある作家の百田尚樹氏を招いた。【影山哲也】

 ◇自民党青年局長◇

 若手議員で構成される青年局のトップで、党幹部への登竜門とされる。局長OBには、竹下登、安倍晋三、麻生太郎各氏ら後に首相となった政治家も多い。小泉進次郎復興政務官も局長経験者。

520とはずがたり:2015/06/27(土) 21:42:56
2015.6.27 19:34
木原青年局長は役職停止1年に 自民、事態収拾に躍起 野党は首相の責任追及へ
http://www.sankei.com/west/news/150627/wst1506270065-n1.html

 自民党の若手議員が開いた勉強会で、報道機関に圧力をかけて言論を封じようとする議論が噴出した問題は27日も余波が続いた。党執行部は代表の木原稔青年局長を1年の役職停止処分とするなど事態収拾に躍起だが、野党は安倍晋三首相の責任を追及する構えだ。

 勉強会で報道機関の広告料収入をなくせと発言したのは、大西英男衆院議員(東京16区)だったことが出席者らへの取材で新たに分かった。

 自民党の谷垣禎一幹事長は27日、党本部で記者会見し、木原氏の処分を発表。理由に関し「わが党に対する国民の信頼を大きく損なうもので看過できないと判断した」と述べた。報道機関に圧力をかけたり、沖縄を侮辱したりする発言をした大西、長尾敬、井上貴博3衆院議員は厳重注意とした。木原氏は自らの進退に関し「党から処分があるなら従う」と熊本市内で記者団に述べた。

 竹下亘復興相は松江市で開いた党島根県連の会合で「批判も含めて全て受け止めるのが政権を担当するということだ。『批判する人は駄目だ』というのは政権ではない」と述べ、勉強会を非難した。

 民主党の岡田克也代表は木原氏の処分に関し「首にすれば済む話ではない」と指摘。首相が国会質疑で謝罪していないことを踏まえ「首相はまるで人ごとだ」と反発した。名古屋市内で記者団の質問に答えた。

 勉強会「文化芸術懇話会」は25日に自民党本部で開かれた。講師として招かれた作家の百田尚樹氏の講演後、大西氏は「マスコミをこらしめるには広告料収入がなくなることが一番だ。文化人、民間人が経団連に働き掛けてほしい」と述べていた。

 大西氏は昨年、衆院総務委員会で野党の女性議員にセクハラやじを飛ばし、当時の石破茂幹事長から厳重注意を受けた経緯がある。

521名無しさん:2015/06/27(土) 21:48:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150626-00000017-asahi-pol
自民、小林よしのり氏招く勉強会中止 党内の異論封じか
朝日新聞デジタル 6月26日(金)5時51分配信

 安全保障関連法案をめぐり、自民党執行部が党内の異論封じへ引き締めを図っている。25日に予定されていたリベラル系議員の勉強会に「時期が悪い」と注文をつけ、結局、中止に。OB議員の批判にも神経をとがらせる。法案への国民の理解が広がらず、憲法学者から「違憲」と指摘された焦りからか、身内の動向にまで敏感になっている。


 中止に追い込まれたのは、党内ハト派とされる「宏池会」(岸田派)の武井俊輔、無派閥の石崎徹両衆院議員らが立ち上げた「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」だ。この日、漫画家の小林よしのり氏を招いて5回目の会合を開く予定だったが、2日前に急きょ中止が発表された。

 小林氏は、自衛隊を軍隊と位置づけるべきだとの立場から、改憲を主張する保守派の論客だ。憲法の解釈を変更して集団的自衛権を使えるようにした安倍晋三首相に批判的な立場だ。

 複数の議員によると今月中旬、党幹部の一人が「分厚い保守政治の会」のメンバーに対し、「安全保障関連法案への審議に影響がある」として法案成立まで会合を開かないよう求めたという。別の党幹部は「小林氏を呼べば、政権批判をされ、憲法学者が法案を違憲だと指摘した二の舞いになる」と打ち明ける。

 一方、メンバーには「党内の幅広い意見が消える」との声もあり、政治学者の御厨貴氏を呼ぶ予定だった次回の会合は中止せず、そのまま開くことを決めた。

 小林氏は朝日新聞の取材に「会合中止は国会が空転しているから、と説明されただけだ。執行部への抵抗勢力になるのが怖くなり、負けたんだと思う。自民は全体主義になっている」と語った。

朝日新聞社

522名無しさん:2015/06/27(土) 21:51:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150626-00000056-jij-pol
自民の報道規制論に懸念=石破氏「言論弾圧は駄目」―政府・与党
時事通信 6月26日(金)11時33分配信

 自民党若手が開いた会合で報道規制を求める声が上がったとして政府・与党内で26日、懸念の声が相次いだ。石破茂地方創生担当相は記者会見で、「われわれは政権の側におり、権力を持っている。言論の弾圧と受け取られかねないようなことには、心していかなければならない」と語り、苦言を呈した。
 問題の会合は、安倍晋三首相を支持する若手・中堅議員が25日に開いた「文化芸術懇話会」(代表・木原稔党青年局長)。出席した議員から「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなることが一番。経団連に働き掛けてほしい」との声が上がったほか、講師として招かれた作家の百田尚樹氏が「(政権に批判的な)沖縄の二つの新聞はつぶさなあかん」などと発言した。
 これに関し石破氏は、「そういう発言がもしあったとすれば、表現に不穏当な部分はありはしないか」と指摘した。
 自民党の谷垣禎一幹事長も「クールマインドでやっていただきたい」と自制を促した。
 公明党の井上義久幹事長は「スポンサーをどう選ぶかは企業の選択。政治が直接働き掛けることがあってはならない」と強い不快感を示した。

523名無しさん:2015/06/27(土) 23:28:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150626-00000586-san-pol
安保法制 政府・自民、火消しに躍起 谷垣氏「祈るような思い…」 法案審議への影響懸念
産経新聞 6月26日(金)20時50分配信

 政府・自民党はこの日、党若手議員の勉強会「文化芸術懇」で出た報道批判など「軽率発言」の火消しに追われた。衆院憲法審査会の参考人質疑に続く「オウンゴール」。党幹部は安保関連法案審議のさらなる遅れを懸念し、これ以上の不規則発言が飛び出さないように、若手議員らにテレビ出演の自粛を促す検討も始めた。

 「冷静に発言してほしい。祈るような思いだ」

 自民党の谷垣禎一幹事長は26日の記者会見で、こう語った。国会会期を大幅延長し法案審議が仕切り直しになったばかりだけに、党内に漂う緩みを苦々しく感じたようだ。

 安倍晋三首相は衆院平和安全法制特別委員会で、報道の自由を尊重する姿勢を強調した上で、発言者の処分について「党の私的な勉強会だ。発言をもって処罰することがいいのか」と否定的な見解を示した。菅義偉官房長官は記者会見で「事実だとすればどう考えても非常識だ」と述べた。

 政府・与党にとって、安保法案の審議にこれ以上影響が出ることを避けたいところ。佐藤勉国対委員長は勉強会の代表を務める木原稔青年局長らを国会に呼び出し、「首相の応援団が後ろから鉄砲を撃ってどうするのか。結果はそうなっている」などと注意した。

 自民党は26日朝の副幹事長会議で「(与党議員の)失言を引き出す能力が高い民放番組に若手が出ること自体、リスクが高い」として、テレビ出演の自粛を検討することを確認。役員連絡会では、政界引退した党重鎮が安保法案を批判していることに「勝手にテレビ出演し、安保法制を否定するレッテル貼りは許されない」などの意見が出た。

 ある党副幹事長は「法案は党内が結束しなければ通らない。過剰反応かもしれないが、『非常時』という危機意識をあおらなければならない」と話している。

524名無しさん:2015/06/27(土) 23:36:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150627-00000055-mai-soci
<勉強会問題>自民、火消しに躍起 3氏が出演辞退 
毎日新聞 6月27日(土)21時57分配信

 25日の自民党若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」で出た報道機関への圧力を求める発言が、波紋を広げ続けている。テレビ朝日の27日未明の討論番組に複数の自民党議員が出演を辞退していたことが判明。批判を浴びることを懸念する党本部の意向もあったとみられる。同党は関係議員の処分を発表するなど火消しを急ぐが、発言封じともとれる姿勢に有権者の不信が強まる可能性もある。

 自民党議員が出演辞退した番組は「朝まで生テレビ!」。当初は同党議員3人を含む与野党の若手議員が安保法制などについて議論する予定だったが、公明党も出演を断り、出演者は野党議員と評論家らだけだった。

 番組内での説明によると3人が辞退した理由は「地元の日程の調整がつかない」。その穴を埋めようと同党議員多数に出演を求め、1人が承諾したが、放送直前に「体調不良」を理由に辞退したという。司会の田原総一朗氏は番組で、辞退の背景を「安保法制の議論が際どいところへきている」とし、懇話会問題も影響していると分析。公明党については「なぜ出ないのか。自民党の子分でもあるまいし」と批判した。テレビ朝日広報局は「放送で伝えた通り」と詳しい説明は避けた。

 谷垣禎一幹事長は27日の記者会見で、出演辞退の経緯は不明としつつ、「こういう時は慎重に対応してもらいたい」と暗に出演自粛を促した。自民党幹事長室は今月、安保法案審議の混乱を受け「マスコミに出演する際には事前に報告するように」と通知していた。党関係者は「幹事長室が(番組出演を)止めたのだろう。首相官邸がテレビでの議員の発言にピリピリしている」と語った。

 一方、公明党は「出演できる議員を探したが、日程の都合がつかず、25日に断った。自民と歩調を合わせたわけでない」(広報部)としている。

 出演した民主党の蓮舫氏は27日、取材に「平時ならば与党は議員をテレビに出すのに必死なのに、都合がよくないと出ないのは権力のおごりだ。その結果、議論が深まらなかった」と反発を示した。

 ◇当の議員たち 「謝罪組」と「開き直り組」に

 懇話会に出た当の議員たちの反応は「謝罪組」と「開き直り組」に分かれた。

 懇話会代表の木原稔氏(熊本1区)は27日、熊本市での支持者との会合で「私の本意に反して国会運営に多大な迷惑をかけたことを申し訳なく思っている」と陳謝。会合後、取材に「(党青年局長更迭の)処分は全面的に受け止める」とした。

 「(圧力を加えるには)広告収入をなくすのとスポンサーにならないことだ」と発言した井上貴博氏(福岡1区)は26日、「私の発言が誤解を招いたとすれば申し訳なく思っている」と釈明のコメントを発表した。

 長尾敬氏(比例近畿)は26日、ネット上で「沖縄の二大メディアには偏向的な記事が極端に多い。報道の自由を盾に、ノリを越えたあり方は激しい疑問符をうたざるを得ない」と持論を展開。27日になってネット上で陳謝した。【水脇友輔、須藤唯也、取違剛】

525名無しさん:2015/06/28(日) 09:15:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150627-00000025-asahi-pol
木原・自民青年局長を更迭へ 党幹部「世が世なら切腹」
朝日新聞デジタル 6月27日(土)13時39分配信

 自民党は27日、安倍晋三首相に近い議員でつくる勉強会「文化芸術懇話会」で、沖縄の地元紙をはじめ報道機関を威圧するなどの発言が出た問題に関連し、懇話会代表の木原稔・党青年局長を更迭する方針を固めた。野党が厳しく批判しており、安全保障関連法案の審議への影響を懸念し、早期に事態収拾を図る必要があると判断した。

 党執行部の一人は27日、「青年局長の更迭は当然。世が世なら切腹ものだ。勉強会で問題発言したのは別の議員かもしれないが、責任は免れない」と語った。

 25日の勉強会の初会合では、出席議員から「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番」などと政権に批判的な言論を封じるような声が出た。また、沖縄のメディア事情について質問した議員に、講師として招かれた作家の百田尚樹氏が「沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさなあかん」などと語っていた。

 26日の安保関連法案を審議する衆院特別委員会で、野党が追及したほか、与党内からも批判の声があがった。これを受け、自民の佐藤勉国会対策委員長は26日、国会内で木原氏を呼んで事情を聞き、「委員会に迷惑をかけている。しっかり反省して欲しい」と注意。木原氏自身も陳謝していた。

朝日新聞社

526名無しさん:2015/06/28(日) 09:16:19
>>524

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150627-00000001-jct-soci
田原総一朗、自民にブチ切れ 朝生「不参加」に、机叩きながら「逃げた!」
J-CASTニュース 6月27日(土)15時48分配信

 お馴染み討論番組「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)で、司会の田原総一朗氏が、自民党と公明党に対し、「逃げた!」と怒りをぶつけた。

 2015年6月27日未明の放送では、現在審議が続けられている安全保障関連法案がテーマだった。各政党の若手国会議員(1期目、2期目)をパネリストに迎える予定だったが、与党議員はなぜか欠席。野党議員のみが参加する異例の事態となった。

■「出ると言っては断る、出ると言っては断る」

 番組冒頭、渡辺宜嗣キャスターが、出演を予定していた自民党所属議員が直前になって来られなくなったと説明した。その理由は「体調が悪く、病院に行くので、徹夜はできない」というもの。同様に公明党にも出演要請を行ったが、「かなわなかった」という。

 それを受けて、田原さんは「安保法制の議論が、相当際どくなっている」のが欠席理由だと分析しつつ、「自民党も最初は、割にみんな簡単に(番組へ)出そうだった。(しかし)出ると言っては断る、出ると言っては断る。また公明党までが『自民党が出ないと出ない』と。なにやってるんだ、って感じだけどね」と、あきれたように語った。

 オープニングが終わると、田原さんは開口一番、鈴木裕美子チーフプロデューサーに経緯説明を求めた。田原さんと鈴木氏のやりとりによると、当初3人の自民党議員が出演予定だったが、「地元の日程調整がつかない」などの理由で断られた。その後、党広報部にとりまとめを頼み、30人以上の議員に声をかけたが、なかなか出演者は見つからない。25日夕になって、やっと自民党議員1人の出演が決まったが、番組開始前に先述の「お断り」が来たという。「とにかく面白いのは、1度OKした人が、途中でダメになっていくんですよね」(田原さん)。

 公明党の欠席理由は「自民党と、与党として足並みをそろえたい」というものだったが、25日に「おひとり(自民党議員の出演が)決まったので、公明党さんいかがですか」とオファーしても、「今から出られる人はいない」という返事だったという。田原さんは「自民党の子分でもあるまいに」と不思議そうに語る。

(自民・公明党の若手は)「なにも考えてないんだよ!」
 そこからの約3時間は、ほとんど与党不在について触れられなかった。エンディングになって、評論家の荻上チキさんが再び話題にすると、田原さんは「(番組に)出たら損だ、と思っているわけだ! 自民党と公明党は出たら損だ! 逃げた!」と、机をたたきながら熱弁した。

 残り約1分になり、渡辺キャスターが「『自民党・公明党の若手が、どう考えているのか』というのを本当に聞きたかったですね」と感想を言うと、田原さんは「なにも考えてないんだよ!」と一蹴。番組初出演だった、元自民衆院議員の杉村太蔵さん(35)から「そんなことはない! そんなことはないですよ!」とツッコまれながら、おなじみのテーマソングとともに番組は終了した。

527名無しさん:2015/06/28(日) 13:04:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150627-00050154-yom-pol
自民、早期の幕引き図る…報道規制発言
読売新聞 6月28日(日)9時13分配信

 自民党は保守系議員の勉強会「文化芸術懇話会」での発言を巡る問題で、木原稔党青年局長の処分に踏み切った。

 早期の幕引きを演出し、安全保障関連法案の国会審議への影響を最小限にとどめるのが狙いだが、野党は安倍首相の責任を追及する構えだ。自民党は所属議員にテレビ出演の自粛を促すなど、国会内外での言動が審議に悪影響を及ぼさないよう神経をとがらせている。

 「与党政治家は自分の思ったこと、言いたいことを言い募ればいいという責任の浅いものではない」

 自民党の谷垣幹事長は27日夕、党本部で開いた記者会見で、厳しい表情で述べた。今回の対応を主導したのは谷垣氏だった。保守系若手・中堅議員らで作る文化芸術懇話会は25日に初会合を開いた。報道機関への圧力を求めたり、沖縄の地元紙を批判したりする発言を伝え聞いた谷垣氏は、「今、何を議論していると思っているのか」と怒りをあらわにした。

 執行部は、木原氏が26日になっても勉強会を継続する意向を示したことも問題視。水面下で木原氏に自ら辞任するよう打診したが、木原氏は難色を示したという。勉強会に参加した萩生田光一総裁特別補佐らは処分に慎重だったが、「自分でけじめをつけない以上、処分は仕方ない」(幹部)として更迭することを決めた。

 問題の発言をした3人についても、名前を発表した上で厳重注意とし、党として厳しい対応をアピールした。ただ、勉強会の開催については幹事長室にも事前に報告していた。党内では「更迭はやりすぎ」「非公開の勉強会の発言で責任をとらせるのか」など不満の声が上がっており、今後にしこりも残した。

最終更新:6月28日(日)9時13分

528チバQ:2015/06/29(月) 20:33:54
http://www.sankei.com/politics/news/150628/plt1506280016-n1.html
2015.6.28 19:56

温厚な谷垣氏もさすがに激怒 報道機関への圧力発言 「与党議員の自覚足りない」

ブログに書く3




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 自民党の谷垣禎一幹事長は28日のNHK番組で、党内若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」で報道機関に圧力をかける発言が相次いだことを陳謝した。谷垣氏は同会代表の木原稔青年局長の更迭など、一連の処分を即断。安全保障関連法案の国会審議が大幅に遅れる中、みすみす野党に追及の材料を与えるような軽率な言動だけに、普段は温厚な谷垣氏も、さすがに「与党議員の自覚が足りない」と激怒した。

 谷垣氏は番組で、「『メディアの糧道を絶つ』などというのは、権力にある政党として、報道の自由に対する姿勢からしても極めて誤解を招くものだった」と指摘。木原氏の更迭は「大変申し訳ないという思いを込めた」と謝罪した。

 民主党の福山哲郎幹事長代理は「これでトカゲの尻尾切りでは収まらない」と批判し、勉強会に出席した加藤勝信官房副長官の責任問題を追及する構えを強調。ただ、維新の党の柿沢未途幹事長は番組後、記者団に「谷垣氏の内心を思うと大変お気の毒な感じ」と同情すらしてみせた。

 党幹部によると、谷垣氏は25日の勉強会直後の報道をみて「安保法案に苦闘する与党の一員の自覚が足りない」と激怒。26日には棚橋泰文幹事長代理と佐藤勉国対委員長を通じ、木原氏に青年局長の辞任を促した。しかし、木原氏が非公式の勉強会だったことなどを理由に渋ったため、27日に木原氏の更迭と問題発言をした3議員の厳重注意処分を決断した。

 処分には、若手議員から「党内で言論の自由も民主主義もなくなってしまう」との批判もあるが、谷垣氏は周囲に「党本部を会場とし、しかも記者団がドアの前に陣取る会合で許される発言ではない」と指摘。勉強会は安倍晋三首相に近い議員によるものだったが、谷垣氏は27日に首相と電話で協議し、理解を取り付けた。

 党執行部はこれ以上不規則発言が出ないよう、若手議員のテレビ出演を事実上「許可制」にするなど、神経をとがらせている。

 谷垣氏が今回こだわったのは与党議員としての矜持(きょうじ)だ。木原氏の処分を発表した27日の記者会見では、語気を強めてこう指摘した。

 「与党政治家は言いたいことを言いつのればいいという責任の浅いものではない。物事が進み、世の中がそれなりに治まる状況をつくることこそが与党政治家だ」(豊田真由美)

529チバQ:2015/06/29(月) 21:01:15
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201506/2015062900770&g=pol
「言論圧力」繰り返す自民=関係者処分も幕引きならず



自民党役員会に臨む安倍晋三首相(奥中央)ら=29日午後、国会内
 自民党の保守系若手議員が勉強会で報道機関への圧力を求めた問題は、29日も国会で野党の攻撃材料となった。党執行部は関係者の処分で幕引きを図ったが、火消しは容易ではないことを思い知らされた形だ。同党は過去にもテレビ番組の内容をめぐり、局幹部を呼び付けて事情聴取するなど、「言論圧力」と取られかねない動きを繰り返しており、身内からも「党の体質」と認める声が上がった。
 安倍晋三首相は29日、自民党の谷垣禎一幹事長と対応を協議し、「表現の自由は民主主義の根幹だ。自民党は配慮していくという姿勢をはっきり示さないといけない」と強調。谷垣氏はこの後の党役員会で、7月上旬を目指す安全保障関連法案の衆院採決を念頭に、「国会の状況を踏まえ、緊張感を持って行動していく」と報告した。
 党執行部は、勉強会での発言が「党に対する国民の信頼を大きく損なった」として、会を主宰した木原稔氏を27日付で「役職停止1年間」、問題発言をした衆院議員3人を「厳重注意」とする処分に踏み切った。この際、谷垣氏は「自民党の報道・言論の自由に対する基本精神を誤解させる」と説明したが、26日の記者会見では「メディアから見れば不愉快な発言かもしれないが、お互い冷静にいこうということではないか」と語っており、事態を見誤っていたことは否めない。
 ◇「党の体質」本音も
 実際、党内からは「報道への圧力はうちの体質」(中堅)との本音も漏れる。
 党情報通信戦略調査会は今年4月、番組出演者が「政権の圧力」に言及したテレビ朝日と、やらせ疑惑が浮上したNHKの幹部を呼び、事情を聴取した。昨年11月の衆院解散前にも、党幹部が各局に「選挙時期における報道の公平中立・公正の確保のお願い」を出した。こうした対応は「報道機関を萎縮させかねない」などと批判を招いたが、自民党は問題があったとは認めていない。
 「言論統制」の動きは党内にも広がっている。27日未明に放映されたテレビ朝日の「朝まで生テレビ」には、与野党の若手政治家が呼ばれていたが、自民党の出演予定者は急きょキャンセル。党関係者は「執行部から『待った』がかかった」と明かす。
 安保法案の採決にも影響は不可避の情勢だ。民主党の枝野幸男幹事長は29日、同法案について「表現・報道の自由に対する無理解な政府によって進められる政策、まして軍事に関わる政策だから、二つは一体不可分だ」と記者団に語り、今国会での成立阻止に全力を挙げる考えを示した。(2015/06/29-19:08)

530とはずがたり:2015/06/30(火) 11:35:40
追悼式で首相に怒号「県が動員」自民木原氏発言
http://news.goo.ne.jp/article/okinawa/politics/okinawa-32307558.html
06:25沖縄タイムス

 【東京】報道機関を批判する意見が相次いだ自民党の若手議員の勉強会の代表で、党青年局長を更迭された木原稔衆院議員(45)=熊本1区=が、23日の沖縄全戦没者追悼式で安倍晋三首相に怒号を浴びせた参列者について「明らかに動員されていた」と、インターネット動画サイトで述べていたことが29日までに分かった。主催した県は「動員などはあり得ない」としており、県内からの反発が一層強まりそうだ。
 木原氏は29日、沖縄タイムスの取材に応じず、事実関係の問い掛けにも答えなかった。木原氏の発言は25日の動画サイト「チャンネル桜」で配信されていた。だがこの動画は、29日夕までに非公開となっている。
 動画で木原氏は、翁長雄志知事が平和宣言を読み上げる際には拍手が起き、安倍首相のあいさつ時には「帰れ」などのやじが飛んだことを「極めて異様な雰囲気だった」「(首相へ)罵声を浴びせたのは一部の固まった席の方」「主催者は沖縄県である」などと解説。「たくさんの式典や集会を見ているから分かるが、明らかに動員されていた」と持論を述べた。さらに、「そういったことが式典の異様な雰囲気になった原因ではないか」とし、やじを飛ばしたのは県の動員による参列者との見方を示した。
 追悼式の主催者の一人である県議会の喜納昌春議長は「いくら何でもひどすぎる。ゆゆしき発言で、悲しくなる」と絶句。「自民党に沖縄のことを何も知らない議員がいることが問題。末期的だ」と怒りをあらわにした。
 木原氏は25日、党本部で作家の百田尚樹氏を講師に招いて若手議員による「文化芸術懇話会」を開催。沖縄の2紙をはじめ報道機関に圧力を求める発言が出て問題となり、党本部は27日に木原氏を更迭した。

531旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/06/30(火) 19:22:31
>>530も含め,バカばっかりかと。

安保批判報道「懲らしめる」=自民・大西氏が再び問題発言-与党幹部が不快感
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015063000604
 自民党の大西英男衆院議員(東京16区、当選2回)は30日午後、安全保障関連法案に批判的な報道について「懲らしめなければいけないんじゃないか」と述べた。また、「誤った報道をするようなマスコミに対して広告は自粛すべきじゃないか」とも語った。国会内で記者団の質問に答えた。
 自民党有志の勉強会で報道機関への圧力を求める発言が相次いだ問題で、党執行部が火消しを図っているさなかだけに、与党幹部は相次ぎ不快感を表明した。自民党の二階俊博総務会長は記者団に「言いたい放題を言っていい、というものではない」と強調。公明党の大口善徳国対委員長は、自民党幹部に対し「看過できない」と伝えた。
 自民党細田派の細田博之会長30日、東京都内で同派所属の大西氏から事情を聴いた上で、厳重注意した。
 大西氏は25日、保守系の党所属議員有志が開いた文化芸術懇話会で、「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなることが一番。経団連に働き掛けてほしい」と述べ、党執行部から厳重注意を受けた。この発言について、大西氏は30日、「政治家が財界に圧力をかけて、マスコミを懲らしめろなんてことは一言も言ってない」と釈明し、「問題があったとは思わない」との認識を示した。 
 政府・与党は、報道圧力問題が安保法案審議に悪影響を与えることを警戒している。自民党の谷垣禎一幹事長は30日の党代議士会で「国会はますます緊張した局面に入る」と述べ、引き締めを図った。大西氏の発言は、この直後に飛び出した。
 野党は批判を強めている。民主党の枝野幸男幹事長は取材に、「大変恥ずかしい、情けない事態だ。安倍晋三首相をはじめ自民党がどう対応するのか厳しく見守りたい」と語った。維新の党の柿沢未途幹事長も「感覚を疑わざるを得ない」と述べた。(2015/06/30-19:09)

自民・大西氏発言要旨=報道圧力
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015063000765
 自民党の大西英男衆院議員が30日、国会内で記者団に語った内容の要旨は次の通り。
 常にマスコミの皆さんは(発言を)つまみ食いする。都合のいいところだけ編集し、全く本人の意図と違うような報道が極めて多い。私は政治家や党が財界に圧力をかけて、マスコミを懲らしめろなんてことは一言も言ってない。
 例えば朝日新聞の従軍慰安婦の捏造(ねつぞう)記事。安全保障法制について全く事実無根の、戦争に導く、あるいは徴兵制(に移行するかのような報道)。全く関係ないじゃないか、日本が戦争に巻き込まれないための抑止力を高めようとしているのに。そう(批判的に)報道している一部マスコミがある。こういうことを懲らしめなければいけないんじゃないか。マスコミのやりたい放題じゃないか。何かいいお知恵はありませんか、と百田(尚樹)先生にお尋ねした、勉強会の中で。
 自由主義世界、資本主義社会で、広告料をなくすなんてことができるのか。広告を出す企業は、自らの信念と良識に基づいて選択をしなさいというのが私の気持ちだ。日本の国を過つような、誤った報道をするようなマスコミに対して、広告なんかは自粛すべきじゃないかなと個人的には思う。
 だけど、政治家として、政治権力を使うとか、政党の力でそういうことをやるというのは民主主義の根底を揺るがすことだ。言論の自由や表現の自由というのは民主主義の根幹だ。
 (先の勉強会での「マスコミを懲らしめる」との発言を)野党が党利党略に使っている。われわれが主張しても野党の堅い石頭には通じないだろう。問題があったとは思わない。(マスコミを)懲らしめようという気はある。(2015/06/30-19:05)

532チバQ:2015/06/30(火) 21:49:19
http://www.asahi.com/articles/ASH6Z61JXH6ZUTFK010.html
大西議員、報道機関を「懲らしめる気はある」 再び発言
2015年6月30日19時55分
 自民党議員の勉強会「文化芸術懇話会」での発言について、党から厳重注意処分を受けた大西英男衆院議員(東京16区)は30日、国会内で記者団に「(発言に)問題があったとは思わない」と述べた。また、「(報道機関を)懲らしめようという気はある」と重ねて語った。

 党の処分直後だけに、党執行部の指導力が個々の議員に及んでいないことが明らかになり、野党はさらに反発を強めている。党総裁としての安倍晋三首相の対応も問われる。二階俊博総務会長は30日、大西氏の勉強会での発言について「党という看板を背負ってやる以上、個人の立会演説ではない。もっと慎重であるべきだ」と批判した。

 大西氏は25日の党本部での勉強会で「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番。日本を過つ企業に広告料を支払うなんてとんでもないと、経団連などに働きかけしてほしい」などと述べていた。

 大西氏は30日、自らの発言について「問題があったとは思いません」としたうえで、「安全保障法制について事実無根の『戦争に導く』という報道をしている一部マスコミを懲らしめなければいけない。いい知恵はありませんかと(講師で作家の百田尚樹氏に)尋ねた」と説明。また、「誤った報道をするようなマスコミには広告を自粛すべきだと、個人的には思う」とも主張した。

 一方、大西氏は「言論や表現の自由は民主主義の根幹で、それを否定する発言はしていない」「誤解、曲解を与える発言は反省している」とも語った。

533チバQ:2015/06/30(火) 21:59:35
http://mainichi.jp/select/news/20150701k0000m010042000c.html
報道圧力:大西議員「発言問題ない…マスコミを懲らしめ」
毎日新聞 2015年06月30日 19時54分(最終更新 06月30日 20時12分)

 自民党の若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」で報道機関への圧力を求める発言をして厳重注意処分を受けた大西英男衆院議員(東京16区)は30日、自らの発言について「問題があったとは思わない」と反論した。そのうえで「日本の国を過てるような報道に対しては広告を自粛すべきだと個人的には思う」と語り、発言の正当性を訴えた。国会内で記者団の質問に答えた。

 大西氏は、朝日新聞の従軍慰安婦に関する報道や、安全保障関連法案に関し徴兵制導入に言及した報道があったことに対し、「こういうことを懲らしめなければいけないんじゃないか。マスコミのやりたい放題じゃないか。そういうことで何かいい知恵はありませんか、と百田(尚樹)先生にたずねた」と説明。さらに「(報道機関を)懲らしめようという気はある」と明言した。

 大西氏は25日の懇話会で講師の作家、百田氏に対し、「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番だ。文化人や民間人が不買運動、日本を危うくするマスコミは、とんでもないと経団連などに働き掛けてほしい」などと発言していた。

 大西氏の発言に対し、自民党の二階俊博総務会長は30日、記者団に「言いたい放題を言って歩いたらいいというもんじゃない」と批判。与党国対委員長会談では、公明党の大口善徳氏が自民党の佐藤勉氏に「党のガバナンス(統治)にも関わることで、看過できない」と伝えた。民主党の枝野幸男幹事長は記者団に「安倍晋三総裁(首相)をはじめ、自民党がどういう対応を取るのか、厳しく見守りたい」と語った。

 大西氏の発言に先立ち、自民党の谷垣禎一幹事長は30日昼にあった党代議士会で「仕事が前に進むようにするのが与党議員の使命だ。脇を締めて腰を落として頑張るつもりなので協力を心からお願いする」と呼び掛けたばかりだった。公明党の山口那津男代表も記者会見で「報道の自由は憲法で保障された基本的人権の中核で、それを損なうような発言は厳に慎むべきだ」などと苦言を呈していた。

 一方で、自民党内には若手議員を中心に、党執行部が懇話会代表の木原稔前青年局長を1年間の役職停止、大西氏ら不適切な発言をした3人を厳重注意とした処分に対して「厳しすぎる」という不満もくすぶっている。30日の自民党正副幹事長会議では、出席議員から「処分は過剰反応ではないかと地元で言われている」などと異論の声が上がった。【影山哲也】

534チバQ:2015/06/30(火) 23:06:19
谷垣の>>528
 「与党政治家は言いたいことを言いつのればいいという責任の浅いものではない。物事が進み、世の中がそれなりに治まる状況をつくることこそが与党政治家だ」

に比べて
枝野の>>529
「表現・報道の自由に対する無理解な政府によって進められる政策、まして軍事に関わる政策だから、二つは一体不可分だ」
とか頭の悪い発言しかできないのか

535チバQ:2015/07/01(水) 19:58:03
http://www.sankei.com/politics/news/150630/plt1506300043-n1.html
2015.6.30 22:16更新
【報道圧力発言】
自民・大西英氏、2度目の厳重注意処分 「問題あったとは思えない」発言で
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1>> 利用規約
TweetTweetPR 自民党内の勉強会「文化芸術懇話会」で報道機関に圧力をかける発言が出た問題で、党執行部は30日夜、大西英男衆院議員を2度目の厳重注意処分にした。大西氏は勉強会での発言を理由に、27日に谷垣禎一幹事長から厳重注意処分を受けていたが、30日に記者団に対し「発言に問題があったとは思えない」などと話していた。

536チバQ:2015/07/01(水) 19:59:49
http://www.asahi.com/articles/ASH6Z7WLJH6ZUTFK01J.html
村上氏「我が愛する自民党が誤った道に踏み出さぬよう」
2015年7月1日00時25分

■村上誠一郎・自民党衆院議員

 99%の憲法学者、歴代の法制局長官、そしてほぼ全員の法曹のみなさん、私が議論する限り、砂川判決や1972年の政府見解は(集団的自衛権の行使容認の)根拠ではないと言う。大多数の国民、学者に「違憲の法案」というコンセンサスが得られているのに、あえて強引に突破することは、日本の将来、日本の民主主義に多大なる禍根を残すんじゃないかと心配している。

 私は10回連続で選挙に通って、1回も自民党を出たこともないし、1回も野党の不信任案に投票しなかった、ただ1人の生き残りだ。私こそがミスター自民党だと考えている。なぜそのミスター自民党がこういうことを言うかというと、我が愛する自民党と、我が愛する日本が、誤った道に踏み出さないように、なんとしてでも、ここは一度考え直してほしいという気持ちがあるからだ。(都内の外国特派員協会での講演で)

537チバQ:2015/07/01(水) 20:03:55
http://mainichi.jp/select/news/20150701k0000e010210000c.html
自民勉強会:南太平洋の国を「くそ貧乏長屋」百田氏発言
毎日新聞 2015年07月01日 12時41分(最終更新 07月01日 14時57分)

 6月25日に行われた自民党若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」で、講師に招かれた作家の百田尚樹氏が軍隊を持たないナウル、バヌアツ、ツバルなど南太平洋の数カ国を挙げ「くそ貧乏長屋」と述べていたことが分かった。

 勉強会の出席者によると、百田氏は講演の中で「軍隊は防犯の鍵」と指摘した後、南太平洋の島国について「泥棒が入っても、とるものがない貧しい家」などと発言した。出席した加藤勝信官房副長官は6月26日、「(百田氏の)講演が終わったところで退出した」と国会で答弁した。

 勉強会を巡っては、報道機関への圧力を求める発言をした衆院議員4人が処分された。これに関連し、同党の谷垣禎一幹事長は1日午前、東京都内で行われた公明党との会合で「一連の勉強会、報道の自由に関する発言の件で大変迷惑をかけた。心からおわびする」と謝罪した。公明党の井上義久幹事長は「気を引き締め緊張感を持って、丁寧に国会運営をしていこう」と応じた。【中島和哉、水脇友輔】

538チバQ:2015/07/01(水) 23:00:54
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015070100905
自民リベラル系が勉強会


 自民党のリベラル系議員でつくる「過去を学び分厚い保守政治を目指す若手議員の会」が1日、衆院議員会館で会合を開いた。約20人が出席し、御厨貴東大先端科学技術研究センター客員教授が「保守と革新」をテーマに講演した。
 保守系の若手議員による「文化芸術懇話会」での「言論圧力」発言が与野党の批判を招いた直後とあって、出席者は不規則発言が報道機関に取り上げられることを警戒。会合は冒頭を除いて非公開で行われた。 
 集団的自衛権の行使容認に否定的な講師を招く予定だった6月25日の会合は、安全保障関連法案審議への影響を懸念した党執行部から自重を促され、急きょ中止していた。(2015/07/01-19:53)

539チバQ:2015/07/01(水) 23:56:00
>>536

 私は10回連続で選挙に通って、1回も自民党を出たこともないし、1回も野党の不信任案に投票しなかった、ただ1人の生き残りだ

高村副総裁とか、大島衆院議長とかも上記条件満たしそうな気がするけど違うのか?

540とはずがたり:2015/07/02(木) 11:48:36
もう滅茶苦茶だなぁ。サンケイよ,自民党の時も学級崩壊ってちゃんと報道しろよなぁ。

報道規制問題の木原氏処分「重すぎる」と軽減案
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150701-OYT1T50053.html?from=ycont_navr_os
2015年07月01日 09時56分

 自民党内で30日、「報道規制」発言の責任を問われ、党青年局長の職からの更迭と役職停止1年の処分を受けた木原稔衆院議員について、実質的に処分を軽減する打開策が浮上した。

 木原氏の局長権限だけを1年間停止し、後任は任命しないことで、「更迭」色を薄める案だ。処分が重すぎるという党内の不満に配慮した玉虫色の案だが、厳しい処分を求めてきた強硬派から批判が出る可能性もある。

 木原氏は、発言が相次いだ同党保守系議員の勉強会「文化芸術懇話会」の代表。政府の安全保障関連法案の審議への影響などを重く見た谷垣幹事長が主導し、27日に処分が決まった。

 しかし、若手議員らを中心に「木原氏は問題発言をしていない。処分が重すぎる」と、執行部への不満が出ていた。打開策には、〈1〉後任は決めず臨時代理にすることで、形式上は木原氏が青年局長にとどまっていると説明できる〈2〉権限を1年間凍結し、局長としての活動ができなくなれば、「更迭」したとの説明とも一定の整合性がとれる――と判断しているとみられる。

 ただ、党内には厳しい処分が当然との意見もあり、「処分の意味をころころ変えるのは信頼を損ねる」として、打開策が党内の亀裂を深めるおそれもある。

541とはずがたり:2015/07/02(木) 12:16:40
ナウルなどを「くそ貧乏長屋」 百田氏、勉強会で発言
http://www.asahi.com/articles/ASH6Z4H5JH6ZUTFK007.html?iref=com_rnavi_arank_nr03
2015年6月30日22時36分

 自民党の勉強会「文化芸術懇話会」で、作家の百田尚樹氏が軍隊を持たないナウル、バヌアツ、ツバルなどを名指しして「くそ貧乏長屋。とるものも何もない」などと述べていたことが、複数の出席者への取材で分かった。

 出席者によると、百田氏は過去にも同様の発言をしたとの経緯の中で述べた。「軍隊は防犯用の鍵だ。軍隊を持っていない国はたった26カ国」と語り、防衛力の必要性を強調。その上で「南太平洋の小さな島。ナウルとかバヌアツとか。ツバルなんか、もう沈みそう。家で例えればくそ貧乏長屋。とるものも何もない」「アイスランドは年中、氷。資源もない。そんな国、誰がとるか」などと発言した。参加議員からは笑いが起きた。

 勉強会には加藤勝信官房副長官が出席。加藤氏は衆院特別委員会で「(百田氏の)講演が終わったところで退出した」と述べており、30日の朝日新聞の取材にも講演部分は最後まで出席していたと認めた。

542チバQ:2015/07/02(木) 19:32:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150702-00000082-jij-pol
自民・細田派が総会中止=「圧力発言」に苦言相次ぐ
時事通信 7月2日(木)15時27分配信

 自民党細田派は2日昼の定例総会を取りやめた。同派には報道機関への圧力を求める発言で厳重注意を受けた大西英男衆院議員ら2人が所属している。同派幹部は「出席者の都合が合わなかったため」と説明したが、総会を開けば問題発言に触れざるを得ず、メディアに改めて取り上げられることを懸念して冷却期間を置いたとみられる。
 同じく厳重注意を受けた井上貴博衆院議員が所属する麻生派例会では、麻生太郎副総理兼財務相が問題発言を取り上げ、「(安全保障関連)法案を通すのが大事であり、発言によって法案審議を遅れさせたら何の意味もない」と戒めた。井上氏は欠席した。
 他派の幹部からは苦言が相次いだ。林芳正農林水産相は岸田派例会で「おごり高ぶることのないよう、責任与党として常に心掛けなければならない」と呼び掛けた。石破茂地方創生担当相も無派閥連絡会で「『懲らしめる』とか『つぶす』とか物騒な話があり、余波が残っている。権力をあずかる者はいかにそれを抑制的に使うかをよくよく考えなければならない」と語った。

543チバQ:2015/07/02(木) 19:40:20
http://www.sankei.com/politics/news/150701/plt1507010038-n1.html
2015.7.1 23:18

「分厚い」勉強会に「懇話会」メンバー出席 首相は山口氏に陳謝

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 自民党のリベラル系若手議員による勉強会「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」が1日、国会内で会合を開き、御(み)厨(くりや)貴東大客員教授が保守政治のあり方について講演した。安倍晋三首相(党総裁)の“応援団”で、報道機関への圧力発言などが問題となった勉強会「文化芸術懇話会」のメンバーを含め、21人が出席した。

 共同代表発起人の武井俊輔衆院議員は会合で「幅広い声をしっかり聞き、各自の学びに生かすのが勉強会の趣旨」と強調。「丁寧に慎重にこれからも学びを深めたい」とも述べ、勉強会の継続に意欲を示した。

 「懇話会」メンバーの参加は、同会代表の木原稔前青年局長が更迭されるなど党内に緊張感が高まっていることを受け、「議論が自由にできる『開かれた党』をアピールする狙い」(関係者)がある。メンバーの星野剛士衆院議員は会合で、若手議員有志で沖縄を毎年視察していることなどを報告した。

 これに関連、安倍首相は1日、公明党の山口那津男代表と首相官邸で会談し、党内勉強会での圧力発言に関し「ご迷惑をおかけして大変申し訳ない」と陳謝した。

544チバQ:2015/07/02(木) 23:47:16
http://www.j-cast.com/2015/07/02239318.html?p=all
「百田氏にも言論の自由」 マスコミ関係者からも擁護論が続々
2015/7/ 2 19:45
沖縄2紙への「つぶさなあかん」発言がマスコミから猛バッシングを受けた作家の百田尚樹氏を擁護する声が、マスコミ関係者らから上がっている。

「表現、言論の自由だ」「笑ってすませる程度の話」「民間人」とその理由は様々だ。

「WiLL」花田編集長、維新・松井大阪府知事、田母神氏・・・

月刊誌「WiLL」の花田紀凱編集長は2015年6月26日、「百田発言のどこが悪い」と題したブログを更新。「クロウズドな勉強会で述べた個人的感想ではないか。どこがいけないのか」と疑問を呈し、「言論の自由、表現の自由だろう」と擁護した。

翌日のブログでも

「言い方はややキツかったかもしれないが、百田さんにも沖縄2紙の報道を批判する『言論の自由』はある」
と主張。百田氏が発言を「冗談として言った」と説明したことから、「笑ってすませる程度の話だ」とも述べた。

「言論の自由」を理由に、百田氏を擁護する人はほかにもいる。維新の党顧問の松井一郎大阪府知事は26日、「自民党を叩くのはいいが、講師として勉強会に行った百田氏には表現と言論の自由がある」と報道陣に述べたと朝日新聞やNHKが報じた。

元自衛隊航空幕僚長の田母神俊雄氏は28日、ツイッターに「マスコミには日本を貶める言論の自由が無限にあるが、百田氏には言論の自由がないというのか」と書いた。

百田氏自身も29日、ツイッターで「表現の自由」の保障を規定する憲法21条を引用し、

「つまり、私的な会合での発言は、憲法で保証されているのです(原文ママ)」
と説明していた。

ただ、「言論の自由」を理由に擁護することに反論もある。漫画家の小林よしのり氏は7月1日のブログで「これは間違っている」と切って捨てる。

「百田尚樹が沖縄の新聞をつぶせと言うのは、民間人が表現の自由を行使しているのだから勝手である。だが、マスコミ・民間人がこれを批判するのも言論の自由を行使しているのだ」
小林氏は百田氏と同じく、自民党議員との勉強会が予定されていたが、中止になった経緯がある。
百田氏は擁護されて「男らしいなあ!」「さすがや!」と喜ぶ

百田氏の立場を「民間人」「一文化人」として、問題視するべきではない、という意見もある。キャスターの辛坊治郎さんは6月26日の「朝生ワイドす・またん!」(読売テレビ)で

「自民党の勉強会でプライベートな人間が好きに言ったことを批判する記事を書くのは、言論機関として自殺行為じゃないかと思う」
と語り、毎日新聞をはじめ新聞各紙を批判した。

元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんは28日のブログで、百田氏は講師として招かれただけだとし、

「要はただの『文化人』であり、『自由に発言してください』という依頼の下、自民党の若手たちに『お話をしただけ』に過ぎない」
と書いた。国会議員とは立場が違うことを強調した。

一連の擁護の声に百田氏もツイッターで反応している。27日は「松井知事は男らしいなあ!この騒動の中で、堂々と発言するのは『漢』や!」、30日には「辛坊さん、歯切れいいなあ さすがや!」とうれしそうだ。


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