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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

2772名無しさん:2018/01/25(木) 17:11:15
https://this.kiji.is/329064046206895201

額賀氏に派閥の会長交代を要求
同派所属の参院議員、退会も視野
2018/1/25 14:31
©一般社団法人共同通信社

額賀福志郎元財務相
 自民党第3派閥の額賀派(平成研究会、55人)に所属する参院議員が、会長の額賀福志郎元財務相に退任を求めていることが25日、分かった。来月1日までに額賀氏が退任を表明しない場合、参院のメンバー(21人)が退会し、グループ創設を辞さない考えも伝えた。

 額賀氏は25日の派閥定例会合後、記者会見し「交代する考えはない」と述べ、退任要求を拒否する意向を示した。

 参院メンバーは額賀派の定例会合を欠席した。参院メンバー十数人は国会内で独自に会合を開催。出席者の一人は参院側を束ねる吉田博美参院幹事長に今後の対応を一任したと明らかにした。

2773チバQ:2018/01/25(木) 20:18:51
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1801250027.html
自民・西田昭二衆院議員 細田派の牙城から岸田派入り 「晴れて仲間入りで感無量」
16:29産経新聞

 自民党の岸田文雄政調会長率いる岸田派(宏池会)は25日の会合で、昨年の衆院選で初当選した西田昭二衆院議員=石川3区=の入会を了承した。所属議員は計46人になった。額賀派(平成研究会)の55人に次ぐ党内第4派閥で、二階派(志帥会)との差を2人に広げた。

 岸田派は総裁選をにらみ、勧誘活動を本格化している。西田氏以外にも北関東の新人衆院議員らが入会に意欲を示している。

 西田氏の地元石川県は、県連会長を務める馳浩元文部科学相ら党内最大派閥である細田派の牙城とされるが、宏池会出身の瓦力元防衛庁長官の秘書を務めた経歴から宏池会入りを希望したという。

 あいさつで西田氏は「宏池会は私にとって何事にも代え難い政治の筋道。晴れて仲間入りをさせていただいたことに感無量」と述べた。

2774チバQ:2018/01/25(木) 20:26:28
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018012500975&g=pol
石破氏、自民総裁選へ始動=政策集発表、他派閥に触手

 自民党の石破茂元幹事長が25日、今年9月に想定される党総裁選に向け始動した。自身が率いる派閥「水月会」の政策集を発表し、派閥横断の勉強会も開催。3選出馬が有力視される安倍晋三首相との対立軸を形成するとともに、他派閥の議員への支持拡大を図る。
 政策集は石破派の勉強会で所属議員が発表した内容などをまとめたもので、総裁選公約の基礎になるとみられる。石破氏は憲法改正を取り上げ、戦力不保持を定めた9条2項を残して自衛隊根拠規定を加える首相案を「矛盾しないでどうやって書けるのか」と疑問視。「自衛隊は軍隊か、きちんと答えを出さなければいけない」と主張した。
 2012年総裁選で、石破氏は首相を上回る党員票を獲得した実績があり、今回も地方での訴えに力を入れる。政策集では担当相として尽力した地方創生に触れ、「地方と東京が互いにプラスになる関係をつくる」と強調した。
 石破氏は25日の記者会見で、政策集について「日本の国かくあるべしと発表する時に大きな糧となる」と説明。改憲に関しては「総裁選で憲法の議論が戦わされるのは自民党の在り方としてふさわしい」と語り、争点化する意向を示した。(2018/01/25-20:16)

2775チバQ:2018/01/26(金) 07:22:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180125-00000114-mai-pol
<自民党>額賀氏に会長退任要求 派閥参院議員 
1/25(木) 21:45配信 毎日新聞
<自民党>額賀氏に会長退任要求 派閥参院議員 
額賀派(平成研究会)を巡る相関図
 ◇存在感低下が続き、不満

 自民党第3派閥の額賀派(平成研究会、55人)の内紛が25日、表面化した。参院側の21人をたばねる吉田博美・党参院幹事長(68)が、額賀福志郎会長(74)に退任を求める構図で、参院側は国会開会後初の派閥定例会をボイコット。額賀氏は記者団に「交代する考えはない」と退任を否定した。2009年から続く額賀体制下で派閥の存在感が低下しているとの派内の不満が背景にある。【高橋恵子】

 内紛は安倍晋三首相への代表質問が行われていた25日の参院本会議場で公になった。参院平成研のメンバーに「第六控室に昼食を用意しております 事務局」と書かれた紙が回った。毎週木曜の定例会は党本部近くのビルで昼食を兼ねて開かれるが、この日参院の21人は参院本館内の控室に集まった。当選回数別の懇談会で既に根回しは済んでおり、「今後の対応」は吉田氏にすんなり一任された。

 本来の会場では5分あまり参院側を待った。あきらめて空席が目立つ中であいさつした額賀氏は「衆参一致して(沖縄の)選挙に勝っていく」と語ったが参院不在が際立った。

 同派の前身はかつての最大派閥「経世会」で、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三(いずれも故人)の3首相を輩出。しかし総裁選で候補者が出たのは08年が最後で現在も有力候補は不在だ。かつて「派閥のプリンス」と呼ばれた額賀氏も総裁選の出馬経験はない。細田、麻生、岸田、二階といった各派の会長に比べ発信力が弱く、内閣改造時の入閣待機組への後押しも不十分だとの不満がくすぶる。

 関係者によると、吉田氏が今月上旬に額賀氏と会って直接退任を求めたが拒否されたという。吉田氏は、現在も影響力を保つ青木幹雄・元党参院議員会長(83)と太いパイプがあり、青木氏の理解を得ての行動だとの見方がもっぱら。後任の派閥会長には、青木氏が秘書として仕えた竹下登元首相の弟の亘・党総務会長(71)の名前が早くもあがる。

 参院側は額賀氏が月内に退任表明しない場合、派閥離脱も辞さない構えを示す。3月14日の派閥パーティー券の販売も、参院側は年末からサボタージュしているという。今秋の総裁選を見据え、早期の会長交代で派閥の求心力を回復する思惑がありそうだ。

 一方、竹下亘氏も含む衆院議員だけで開かれた派閥幹部会では額賀氏続投を確認。ベテランは「これで交代したら参院が会長人事を握ってしまう」と指摘する。同派では水面下での「額賀おろし」が長年続き、「額賀氏辞意」の情報は飛び交うものの不発に終わってきた。ただ今回は本格的で、派内では「『やめるやめる詐欺』では乗り切れないかも」との声が漏れている。

2776チバQ:2018/01/26(金) 07:22:36
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180126-00000001-ann-pol
自民党第3派閥 額賀派が分裂の可能性
1/26(金) 0:05配信 テレ朝 news

All Nippon NewsNetwork(ANN)

[ 前の映像 | 次の映像 ]
 かつての総裁派閥が分裂の危機です。自民党第3派閥の額賀派に所属する参院議員は、会長の額賀元財務大臣が退任を表明しなければ参院のメンバー全員が退会も辞さないとしています。

 額賀派は25日に定例の派閥会合を開きましたが、所属する参院議員21人全員が欠席し、国会内で独自に会合を開きました。吉田参院幹事長は先月末、額賀氏と会って「派閥を立て直せないなら、会長を交代してほしい」と退任を求めましたが、額賀氏から明確な回答がなかったということです。額賀氏は、退任要求について「一致結束してやっていきたい」と応じない考えを示しました。かつては自民党の最大派閥だった竹下派の流れをくむ額賀派は、竹下、橋本、小渕3人の総理を輩出して以降、総理総裁に就いていません。額賀氏が今月末までに退任の意向を示さなかった場合、額賀派は分裂する可能性が出てきました。

2777チバQ:2018/01/26(金) 09:21:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180126-00000061-san-pol
「額賀降ろし」本格化 会長退任求め全参院議員が会合欠席
1/26(金) 7:55配信 産経新聞
 自民党第3派閥の額賀派(平成研究会、55人)で、会長の額賀福志郎元財務相の退任を求める「額賀降ろし」が本格化した。同派所属の参院議員21人全員が25日の派閥会合を欠席した。参院側トップの吉田博美参院幹事長は今月上旬、額賀氏に月内に退任を決断するよう求めた。「クーデター」の背景には9月の自民党総裁選への対応があるとみられ、参院側は集団離脱も辞さない構えだ。

 額賀氏は同派会合で「衆参はお互いに同志として協力していきたい」と述べ、続投する考えを示した。会合前の役員会でも続投の意思を示し、了承を得た。

 一方、吉田氏は同時刻に参院メンバー全員を国会内に集めた。額賀氏に月末までの決断を求めた経緯を説明し、今後の対応について一任を得た。3月中旬の派閥パーティーまでに退任時期の明示を求める考えだ。額賀氏が月内に退任の意向を吉田氏に伝えなければ参院メンバーが退会し、吉田氏を中心に新たなグループを立ち上げる構想もある。

 「額賀降ろし」には、有力な総裁候補が育たず額賀氏の求心力が弱まっていることが背景にある。総裁選に向けて存在感を高めるため、派内では同派副会長の竹下亘総務会長に交代すべきだとの意見がある。

 額賀派は他派と比べ参院議員の割合が高い。参院では額賀派以外の10人も加わった31人で「参院平成研究会」として独自に活動しており、吉田氏らが新しい派閥を立ち上げた場合、30人規模にふくらむ可能性がある。

 ■総裁選にらみクーデター 自民第3派閥就任9年、候補育たず

 「われわれは一致結束してサポートして、国の予算を一日でも早く成立させることが政治家の責務…」

 額賀派会長の額賀福志郎元財務相は25日の派閥会合で続投を宣言し、衆院(34人)、参院(21人)両院のメンバーの結束をこう訴えた。ただ、会場は欠席した参院議員用の空席と手の付いていない弁当箱ばかりが目立ち、かえって事態の深刻さが浮き彫りになった。

 ◆影響力増す吉田氏

 吉田博美参院幹事長は25日午前、参院本会議場で額賀派の複数の側近に対し、同派の参院議員全員にこう耳打ちするよう指示した。

 「本会議が終わったら、派閥例会には行かず、集まってほしい」

 本会議が終わった午前11時半過ぎ、同派55人の4割を占める参院メンバーが国会内の一室に集結し、集団離脱も辞さないとする吉田氏に対応を一任することを決めた。派閥会合を欠席したのは、額賀氏退任を求める本気度と結束を示す意味がある。吉田氏ら幹部数人が前日に決め、大半の所属議員には当日伝えられた。

 参院側の「額賀降ろし」は今に始まったわけではない。平成28年秋にも創設者・竹下登元首相の弟、竹下亘総務会長が会長に就く「竹下派」復活論が駆けめぐった。以降、額賀氏は参院側に何度も退任を求められてきたが、なお会長職にとどまった。

 昨年8月の内閣改造で、派閥が推す「待望組」は入閣ゼロに終わった。この間、吉田氏は参院幹事長として人事や国会運営などで影響力を増した。

 昨年10月の衆院選後には、吉田氏は安倍晋三首相に大島理森衆院議長の後任として額賀氏を推した。穏便に派閥の会長交代を図る狙いもあったが、首相は額賀氏の素養も見定め、要請を断った。ここで吉田氏は「額賀氏に義理を尽くした」と判断し、今回の強硬手段へかじを切った。

2778チバQ:2018/01/26(金) 09:21:38
 ◆「月末までに決断を」

 吉田氏は年明けから参院メンバーに会長退任を求める方針を説明。その後額賀氏と2人で会い、「月末までに退任を決断してほしい」と通告した。額賀氏は「私には失うものがない」と反論し、いまだ返事をしていない。吉田氏には、9月の総裁選に向け竹下氏が領袖(りょうしゅう)となった方が、首相側や他派と実のある交渉ができるとの思惑もある。

 25日朝に動きを知った額賀氏は、同派の複数の衆院議員に「『現体制で結束して国会に臨もう』と今日の派閥会合で発言してほしい」と頼んだという。衆院側からは「総裁選に向け額賀氏では心もとないが、会長人事を決めるのは参院ではない」との声や、引退後も影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長が「後ろで糸を引いている」と見る向きもあり、疑心暗鬼が広がる。

 一方、参院メンバーはこう吐き捨てた。

 「派閥会長になって9年、有力議員が次々と抜け総裁候補も育っていない」

 吉田氏は25日、周囲に「けんかは勝たなければ意味がない」と語った。かつて最大派閥として権勢をふるった名門は党内第3派閥に落ち込んだ現状を象徴するように分裂含みの局面に入った。(田中一世)

2779チバQ:2018/01/26(金) 09:53:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180125-00000562-san-pol
安倍首相、岸田政調会長と会食 総裁選めぐり意見交換
1/25(木) 22:55配信 産経新聞
安倍首相、岸田政調会長と会食 総裁選めぐり意見交換
衆院本会議で、公明党の井上義久幹事長の質問に答弁する安倍晋三首相=25日午後、国会(斎藤良雄撮影)(写真:産経新聞)
 安倍晋三首相(自民党総裁)は25日夜、都内の日本料理店で同党の岸田文雄政調会長と約2時間にわたり会食し、9月の党総裁選の情勢などについて意見交換した。

 岸田氏は、安倍首相が3選に向けて出馬することが確実視される総裁選への立候補の是非を慎重に検討している。会食は首相が持ちかけた。

2780チバQ:2018/01/26(金) 09:59:33
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180123-00000024-pseven-soci
岸田文雄、野田聖子、石破茂らがポスト安倍へ動くセコい理由
1/23(火) 16:00配信 NEWS ポストセブン
岸田文雄、野田聖子、石破茂らがポスト安倍へ動くセコい理由
自民党総裁選は9月(時事通信フォト)
 国会開会直前、岸田文雄・政調会長と野田聖子・総務相、石破茂・元幹事長が“ポスト安倍”有力候補として、突然動き始めた。岸田氏は麻生太郎・副総理と会合を持ち、野田氏はフィリピンのドゥテルテ大統領と面会。さらには「推薦人を集める自信は150%ある」と総裁選出馬を公言し、石破氏は減税に言及した。いずれも安倍晋三首相が外遊の際のことであり、まさに“鬼の居ぬ間”を待っていたかのような動きである。9月の自民党総裁選までまだ時間はある。なぜこのタイミングなのか。それには“さもしい”ワケがあった──。

 3候補の“総裁選から騒ぎ”の裏には、仕掛け人がいた。岸田氏を大いに慌てさせ、安倍首相外遊中の1月15日夜に東京都内の料亭で麻生氏と会談を持つ“麻生詣で”に走らせたのは、次のようなきっかけがあった。

「安倍総理が総裁選で3選して東京五輪までやれば、次は河野太郎の時代になる」という発言である。これは菅義偉・官房長官が周辺に流した“河野待望論”とされ、新聞でも活字になった(朝日新聞1月13日付)。

 この発言によって、岸田氏は総裁選後の出馬をめぐって揺れ動く。菅氏に近い議員の見方はこうだ。

「河野待望論に浮き足立った岸田さんが麻生さんを頼ったことで、麻生・岸田両派の合併で大派閥が生まれることを警戒する安倍総理は岸田さんに決定的な不信感を抱いたはずだ。これで岸田禅譲の芽はほぼ消えたと見ていい」

“待望論”発言の意図を、この議員はこう説明する。

「安倍政権から岸田政権へと禅譲が行なわれれば、菅さんは出番がなくなる。なんとしても岸田氏への禅譲の流れを止めたい菅さんは、先ほどの発言が岸田に届くように仕向けた。それを頭から信じ切って『禅譲されるから』と安心していた岸田氏が急にそわそわし始めたということです」

 本誌『週刊ポスト』は前号で、麻生氏と菅氏が河野外相擁立で手を組む可能性を報じたが、岸田氏は、麻生氏からも“河野カード”で翻弄されている。

「河野の注目度アップで麻生派は自前の総裁候補を握った。ポスト安倍に岸田を推すか、それとも河野を立てるかは麻生さんの腹ひとつだ」(麻生派幹部)

 これまでの岸田氏は派閥合併に消極的だったが、“河野カード”が切られ、安倍首相からの禅譲路線が難しくなったことにより、総裁を目指すには否応なく麻生氏の言いなりになるしかないという状況に追い込まれている。

 一方で、野田氏が推薦枠を「150%」も集められるという自信を持っているのにも“裏”がある。実は、野田氏と菅氏は“密約”を交わしていたというのだ。安倍側近の話である。

「総理は総裁選で石破氏との一騎打ちになるのを嫌って“総裁選を盛り上げろ”と指示を出している。一騎打ちでも勝利は間違いないけれども、自分にことごとく逆らう石破さんと党員票で接戦にでもなればプライドに傷がつく。

 そこで、総理の意向を忖度した菅さんは総裁選での“石破氏封じ込め”のために野田氏を裏で支援することを決めた。総裁選で反安倍票を分散させるために、“石破とは組まない”ことを条件に野田聖子に推薦人を貸し出すつもりだ。野田が『150%』と出馬に自信を見せているのも、官邸から兵が借りられると計算しているからだ」

 野田氏は1月16日の講演で石破氏と「反安倍連合」で候補者を一本化する可能性を問われ、「ありません」と自信たっぷりに否定して見せた。これは、約束手形を頼みにしているからなのか。

 3人の総裁候補たちは麻生─菅氏の掌の上で踊らされているピエロのようにも見えてくる。

※週刊ポスト2018年2月2日号

2781チバQ:2018/01/26(金) 11:35:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180126-00000015-asahi-pol
自民額賀派、分裂含み 「ポスト安倍」候補も動き活発に


1/26(金) 8:03配信

 自民党第3派閥の額賀派(衆院34人、参院21人)で、額賀福志郎会長への退任要求が表面化した。参院側が退任を求め、25日の派閥例会を一斉に欠席した。分裂含みの展開で、9月に予定される総裁選に向けた同派の動向に影響する可能性がある。また「ポスト安倍」候補も動きを活発化している。

 25日正午、国会近くで開かれた額賀派例会に参院議員の姿はなかった。同じころ、国会内に額賀派の全参院議員21人が集結。そこで吉田博美参院幹事長が「31日までの会長の退任を求める。辞めなければ重大な決意をする」と表明し、対応一任の署名を取り付けた。

 額賀氏は2009年に同派会長に就任。派内には、総裁候補に名前が挙がらず、規模拡大も進められない額賀氏への不満がある。

 同派議員によると、吉田氏は11日に額賀氏と会談して退任を迫ったが、額賀氏は受け入れなかった。吉田氏は12日に同派参院議員に行動を起こすと宣言。「父親は青木(幹雄・元参院議員会長)、母親は尾辻(秀久・元参院副議長)。ついていくのが子どもの使命だ」と、参院に強い影響力を持つ青木氏の名前を挙げて結束を求めた。参院には額賀派には入らず、参院額賀派だけに所属する議員が10人おり、分裂しても参院で最大31人の勢力となる。
.
朝日新聞社

2782チバQ:2018/01/26(金) 11:36:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180126-00000505-san-pol
血塗られた分裂劇 今なお 額賀派クーデター


1/26(金) 9:30配信

 自民党第3派閥の額賀派で額賀福志郎元財務相の会長退任を求める「額賀降ろし」が勃発した。同派の歴史を振り返ると、キングメーカーとして君臨した田中角栄元首相率いる田中派を乗っ取る形で竹下登元首相が経世会を旗揚げするなど、党総裁選を引き金にした「血塗られたクーデター」による分裂を繰り返してきた。平成に入っても骨肉の抗争劇はなお健在のようだ。

 昭和47年7月、長期政権を築いた佐藤栄作首相(自民党総裁)の退陣表明に伴う総裁選で、田中氏はライバルの福田赳夫元首相を決選投票の末、退けた。佐藤派領袖の佐藤氏は福田氏を推したが、これに不満を募らせた佐藤派所属の田中氏は総裁選前から派内で多数派工作を画策して田中派を結成、分裂した。

 その田中派は最大派閥に躍進し、「数の力」と「鉄の結束」を武器に政界の実権を握った。だが、田中氏のロッキード事件での逮捕を境に求心力は低下した。田中氏は「闇将軍」として他派閥の有力議員を首相に担ぐ一方、派内からは総裁候補を出そうとしなかった。後継者も決めない状況への不満も渦巻いていた。

 そこで反旗を翻したのが当時次代のリーダーと目されていた竹下氏だ。派内に勉強会「創政会」を立ち上げ、62年の総裁選前に田中派140人のうち110人超を引き連れて飛び出し、総裁の座を手に入れた。

 創政会は「経世会」(竹下派)に衣替えし、「竹下支配」が続いたが、平成4年、またも派内抗争が表面化した。最大派閥の竹下派領袖は事実上、党総裁、首相の座に直結する。羽田孜氏を推す小沢一郎氏らに対し、反小沢勢力は小渕恵三氏を支持した。結局、小渕氏が派閥領袖に就任し、これに反発した小沢、羽田両氏らは竹下派を離脱した。

 小渕派時代の10年も総裁候補として小渕氏を担ぐことに反発した梶山静六氏が、額賀派時代の23年には石破茂氏らが相次いで離脱した。ただ、過去の分裂劇は後継者が総裁を目指して飛び出すケースが多く、「総裁候補不在」という今回の抗争は少し事情が異なっている。(岡田浩明)

2783チバQ:2018/01/26(金) 11:36:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180126-00109238-nksports-soci

自民額賀派で「クーデター」参院側が会長退任要求


1/26(金) 9:51配信

日刊スポーツ







自民額賀派で「クーデター」参院側が会長退任要求


額賀派の額賀福志郎会長(12年4月24日撮影)


 自民党の最大派閥だった旧竹下派の流れをくみ、現在は第3派閥の額賀派(平成研究会、55人)で、額賀福志郎会長(74)に退任を迫る「クーデター」のような動きが出ていることが25日、明らかになった。

 吉田博美参院幹事長を中心とする参院側の21人は、25日の定例会を欠席。関係者によると、吉田氏は今月上旬、額賀氏に退任を要求。来月1日までに退任表明しなければ、参院の所属議員は額賀派を抜け、新グループ創設も辞さない考えを伝えたという。吉田氏周辺は「額賀氏が辞任しなければ『吉田グループ』として活動する。既に名称も考えている」と話す。

 一方、額賀氏は「会長交代の考えはない」と、吉田氏の要求を拒否。参院側は吉田氏に対応を一任。分裂の可能性が強まっている。

 背景には、9月の総裁選が絡む。額賀派はかつて竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三の各首相を輩出した名門だが、現在は総裁候補が不在。意中の候補もばらばらとされる。参院側は、各派の草刈り場になる前に会長交代で存在感を示したいようだ。新会長には竹下元首相の弟、竹下亘総務会長、将来的に小渕優子元経産相への期待が浮上するが、後味の悪さを残しそうだ。【中山知子】

2784チバQ:2018/01/27(土) 09:53:18
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASL1V64MYL1VUTFK02H.html
野中氏を惜しむ声 小沢氏「深い哲学持ち、果断に行動」

01月26日 22:19

閣議前に小渕恵三首相(右)と話す野中広務官房長官=1998年9月、国会

(朝日新聞)

 野中広務氏の往時を知る政界関係者からは、惜しむ声があがった。

 森喜朗・元首相 個人や党を超えて、国家としての政治の安定を何より望んでおられた。小沢一郎さんにひれ伏してでも、「国家のために」と協力を求めた。いまの政界には、野中さんのような人はもういない。人間としても、政治家としても、多くを学ばせてもらった。心から感謝している。ひとつの時代がこれで本当に終わった。お世話になりましたと申し上げたい。

 古賀誠・元自民党幹事長 92年の人生のすべてを国家と国民に尽くされた政治家。政治生活を一緒にできたことを誇りに思う。

 青木幹雄・元自民党参院議員会長 野中先生の奥様が島根の竹下登と同じ地元。ご縁もあり、昔から非常によくおつきあいをさせて頂いた。非常に残念だ。

 小沢一郎・自由党代表 私が政治改革を志して、その道を進み始めたときから、考え方や政治的な立場は異なったが、政治的手腕・力量は他の追随を許さず、同じ政治家としていつも感服していた。また、ご自身の体験・経験に裏打ちされた深い哲学・思想を持ち、常にそれに基づいて果断に行動されてきた信念の政治家。存在そのものに大きく重く説得力があった。

 鈴木宗男・元官房副長官 巨星墜つという感じを持っている。一番は平和主義者だった。戦争経験者として戦争に対する特別な思いを持っていた。町議にはじまり遅咲きで国会議員に、自治相まで務めた。絵に描いたようなたたき上げ、地方議員出身の国会議員のモデルといって良い。

 亀井静香・元自民党政調会長 まさに巨星墜(お)つ。大変な政治家だった。

 二階俊博・自民党幹事長 偉大な先輩を失って、大変残念でさみしい。当選早々にして早くも大先輩の風情で党内を圧倒していた。細かいことから大きなことまで細大漏らさず一生懸命やっていた。もう少し指南役として、ご指導をお願いしたい気持ちは私だけではあるまい。

 石破茂・元自民党幹事長 田中派事務所の職員として、野中さんの最初の選挙の1983年の衆院補選で、(京都府の)舞鶴に1カ月泊まり込んで選挙を手伝った。演説が非常に上手だった。弱者への思いやりとか、今の自民党から失われつつあるようなものを持っていた政治家だった。

 額賀福志郎・自民党額賀派会長 正義感に燃えた素晴らしい政治家だった。日本にとって大きな存在を失った。

 辻元清美・立憲民主党国会対策委員長 野中さんは社会党委員長だった土井たか子さんとも非常に親しく、お二人とも戦争体験者で、戦争だけは絶対あかん、憲法9条は絶対守るという意志が非常にお強い方。平和のともしびが消えてしまった。日本のひとつの良心だった。この時代に、もう少し頑張ってほしかった。

 野田聖子総務相 郵政相就任時も今回もとても喜んでくれた。お祝いに頂いた高級ペンは大臣室の私の傍らにある。尊敬する先生をまた一人失い、悲しい気持ちでいっぱいだが、「その分しっかりとした政治家になるんだぞ」といま一度背中を押されている気がする。

2785チバQ:2018/01/27(土) 09:54:16
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180127k0000m010119000c.html
<野中広務さん死去>孤独な闘士、最後まで貫く

01月26日 20:37

野中広務氏=宮本明登撮影

(毎日新聞)

 ◇評伝

 午前6時に鳴った電話口から甲高い声が響いた。

 「何や、この記事は。党があきらめても、政府は断念なんかしませんよ」

 1999年5月26日の毎日新聞朝刊1面トップは「国旗・国歌法案 政府・自民 今国会の提出断念」という“特ダネ”だった。目にした野中広務官房長官は番記者の私に「私は闘う」と宣言したのだ。

 今では想像しにくいが、当時は自民党ですら国旗・国歌法制化に慎重論が強く、小渕恵三首相も2月に一度は国会で「当面法制化しない」と明言していた。

 会期が大幅延長され約1カ月後、法案は衆院8割超、参院7割の賛成で成立。剛腕の面目躍如だった。

 野中氏は在日朝鮮人、同和、沖縄、ハンセン病などの差別問題に熱心な強面ながら弱者に寄り添うリベラルのイメージだったので、「なぜ右寄りの法案に肩入れするのか」という疑問をしばしば耳にした。

 だが、その不可解さこそ野中氏の真骨頂だった。法案は単純な2条構成。

 国旗は、日章旗とする。

 国歌は、君が代とする。

 制定趣旨も歴史も、義務や罰則の規定もない徹底した実務本位である。野中氏は、教育行政の愛国ナショナリズムと教職員組合の反戦平和運動の板挟みになって高校校長が自殺した悲劇を繰り返させたくないと説いた。現場の混乱をなくすため思想対立を棚上げする発想だ。イデオロギーへの融通無碍(むげ)と言い換えてもいい。左派は信頼する野中氏なら警戒を緩める。右派は批判しづらい。右と見せて左、左かと見えたら実は右。戦後政治の左右対立を逆手に取り両方のバネを巧みに利用して、現実課題を片付けていく処理能力が野中政治の神髄だった。

 法案成立が確実になった時、そんな解説記事を書いたら、野中氏は私をチラリとにらんでつぶやいたものだ。

 「インテリさんは、好き勝手に書きよるな」

 旧制中学卒業後、旧国鉄に勤務。敗戦の年の兵役経験が終生、反戦の原点となる。

 25歳町議、33歳町長、41歳京都府議、53歳副知事。たたき上げの行政手腕、社共革新府政と和戦両様渡り合った議会経験により、57歳で国政に出た時にはベテランの実力を備えていた。

 80年代後半、自民単独政権末期を牛耳った竹下派(経世会)で、派閥オーナーの竹下登元首相を後ろ盾に、北朝鮮外交で金丸信会長の信頼も勝ち得る絶妙の立ち位置で頭角を現す。

 細川政権誕生で野党に回ると、当時政界最強だった小沢一郎氏に公然と対抗して自らも台頭。不祥事を暴いて政敵を次々倒す破壊力に加え、自社さ、自自、自自公から今に続く自公体制まで平成政治の激動をけん引した。小渕政権の官房長官が権勢の頂点だろう。

 東西冷戦が終わり、左右の対立軸が消えた時代。日本政治も政界再編と国家指針を模索しながらバブル崩壊やテロ・大災害の対応に追われた。時代の特異な難題が野中氏の異能を求めた。連立政治の定着と国家危機管理に果たした功績は評価されるべきだ。

 金融危機回避に必要なら野党案を丸のみし、銀行も潰す。敵と味方を大胆に入れ替える手法は「あざとい」と批判され、敵は多く孤独だったが、政治の術の可能性をあれほどまで追求した政治家は多くない。冷徹さの裏に情があり、政治が面白かった。

 権勢は長くなかった。病に倒れた小渕氏の後継に森喜朗政権への禅譲を謀議した「密室の5人組」と指弾され、自民党幹事長に栄進しても影を引きずった。

 下り坂への転機となった「加藤の乱」で加藤紘一元幹事長が自滅へ突き進んだのは、野中氏の影響下で首相になりたくない反抗期にも似た衝動があった。確かに野中氏は往年の「金丸・竹下・小沢」(略称・コンチクショウ)のようなキングメーカーを狙っていた。野中氏もまた権力のおごりを免れなかったのだ。

 国旗・国歌法に野中政治の予見性を見る気がする。今日の政界総保守化を先取りしていた。自由投票だった旧民主党は、衆院本会議採決で賛否真っ二つに割れたトラウマを引きずり昨年、民進党分裂に至った。

 野中氏が成立にこだわったのは、公明党政権入りを巡る小沢氏との主導権争いと、法案に慎重な同党に権力を担う覚悟を固めさせるためだった。公明党の政権参画が平成政治史の過半に及ぶ礎は野中氏が築き、端緒は国旗・国歌法だった。

【編集委員・伊藤智永】

2786チバQ:2018/01/27(土) 09:55:25
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-180126X301
野中広務氏死去、92歳=「政界の狙撃手」、官房長官など歴任

01月26日 23:04

官房長官や自民党幹事長などを歴任し、「政界の狙撃手」の異名でも呼ばれた野中広務(のなか・ひろむ)元自民党衆院議員が26日午後、京都府内の病院で死去した。92歳だった。【時事通信社】

(時事通信)

 官房長官や自民党幹事長などを歴任し、「政界の狙撃手」の異名でも呼ばれた野中広務(のなか・ひろむ)元自民党衆院議員が26日午後、京都市内の病院で死去した。92歳だった。京都府出身。昨年11月、同市内での会合中に倒れ、病院に救急搬送されていた。党関係者によると、葬儀は親族のみで行い、後日「お別れの会」を開く。

 京都府園部町(現南丹市)生まれ。国鉄職員を経て、園部町議、同町長を務めた後、京都府議となり、野党の立場で革新府政の蜷川虎三知事と対峙(たいじ)。保守府政奪還後に副知事を務めた。中央政界入りは57歳と遅く、1983年の衆院補選で初当選。当選7回。

 自民党が下野した細川、羽田両内閣時代に、野党府議の経験を生かし衆院予算委理事として政権追及に活躍。自民、社会、さきがけ3党連立の村山内閣誕生の立役者となった。村山内閣では自治相・国家公安委員長として、阪神大震災や、地下鉄サリンなどオウム真理教による一連の事件への対応に当たった。

 参院選惨敗を受けて98年7月に発足した小渕内閣では官房長官に就任。政権基盤強化のため、旧竹下派分裂以来、宿敵関係にあった小沢一郎氏率いる自由党(当時)との自自連立、さらに公明党を加えた自自公連立の樹立へ抜群の行動力を発揮し、「影の総理」と形容された。森内閣で、加藤紘一元幹事長(故人)らが野党提出の内閣不信任決議案に同調しようとした2000年の「加藤の乱」では、幹事長として鎮圧に当たった。

 小泉内閣に対し反主流の立場を貫き、03年の総裁選では小泉純一郎首相(当時)の再選を支持した青木幹雄氏らと対立。同年の衆院選に出馬せず、政界を引退した。

 抜群の政局観と情報量で政敵から「政界の狙撃手」と恐れられた一方、外交や安全保障に関してはハト派で知られた。97年4月の駐留軍用地特別措置法改正の際、担当委員長として衆院本会議で「国会審議が大政翼賛会にならないようお願いする」と異例の発言を行った。03年7月にはイラク支援特別措置法の採決を退席した。

2787チバQ:2018/01/27(土) 09:56:35
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1801260046.html
【野中広務氏死去】言葉の武闘派、気配りの人

01月26日 21:39

平成13年6月、自民党総裁の小泉純一郎首相(手前)と野中広務氏。小泉氏から「抵抗勢力」として標的にされた=自民党本部

(産経新聞)

 先の大戦の悲惨さが再び繰り返されることのないよう、いつも心を砕いていた。

 使用期限切れ後も米軍用地の暫定使用を認める駐留軍用地特別措置法の改正をめぐり、平成9年4月、衆院本会議の委員長報告でこんな発言をした。

 「国会の審議が大政翼賛会のようにならないよう、若い方々にお願いしたい」

 同法は、自民、旧新進両党などの賛成多数で衆院を通過した。戦中派としての矜持(きょうじ)がそうさせたのは疑いようがない。

 かつて周辺に、自身の政治原点を聞かれ、「京都の体験が血肉になっている」と話したという。旧園部町議、同町長、京都府議、副知事と地方政治の階段を一段ずつのぼった。特に、野党として革新系の蜷川虎三知事と全面対決した府議時代の教訓は小さくない。

 自著「私は闘う」(文芸春秋)でも、「野党経験は(略)、本当に役にたった」と認めており、実際、5年7月の衆院選で自民党が野党に転落すると府議時代の経験にものをいわせ存在感を発揮。党内外で認知を得た。

 その政治手法には、「大きな敵」に捨て身で切り込む迫力があり、同時に、自身の存在感を高めていくしたたかさものぞいた。何よりも、ここぞというタイミングを見計らい、「言葉の武器」で政敵を攻め立てるセンスは圧巻だった。政治的な戦闘性の高さを評され、「武闘派」「豪腕」「狙撃手」など物騒な代名詞をつけられた一方、社会的弱者への視線を絶えず持ち、「義理人情に厚い」「気配りの人」と慕われもした。

 これほどの人間像を周りに印象づけた政治家はそうおらず、だからこそ言うに尽くせぬ魅力を醸していた。(松本浩史)

2788チバQ:2018/01/27(土) 09:58:05
少なくとも国政では平成の政治家ですけどね
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180127k0000m010076000c.html
<野中広務氏死去>最側近・古賀氏「また昭和が遠く」

01月26日 19:12

衆院本会議を前に笑顔を見せる古賀自民党国対委員長(右)と野中自民党幹事長 (肩書きはいずれも当時)=2000年11月20日、宮本明登撮影

(毎日新聞)

 26日に死去した元衆院議員、野中広務氏の最側近として知られた古賀誠・元自民党幹事長は、野中氏の病状を案じて今月22日に地元・京都の事務所を訪ねたばかりだったという。

 古賀氏は毎日新聞の取材に対し「また『昭和』という時代が遠くなってしまいました。野中先生が衆院議員に当選された昭和58(1983)年以来、ずっと薫陶を受けてきました。平和や政治において何を大切にすべきかということを教えてくださった。私が政治活動を全うできたのも、野中先生と出会い、巡り合ったおかげです。本当に誇りに思います。野中先生の92年の人生を振り返る時、国家と国民をずっと考えて歩んでこられたと言えます。今、悲しい、寂しいということじゃなくて、本当に長い間お疲れさまでした、と申し上げたいですね」と悼んだ。【中澤雄大/統合デジタル取材センター】

2789チバQ:2018/01/28(日) 12:07:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180127-00000511-san-pol
自民総裁選、岸田派の「主戦論」を懐柔か 細田派が会合持ちかけ
1/27(土) 8:23配信 産経新聞
 9月の自民党総裁選をにらみ、連続3選を目指す安倍晋三首相(自民党総裁)の出身派閥の細田派(清和政策研究会)と、出馬の是非を検討する岸田文雄政調会長率いる岸田派(宏池会)の中堅議員同士による会合が近く開かれることが分かった。岸田派内で若手を中心とした主戦論と禅譲に期待する意見が交錯する中、両派の会合は岸田派内の主戦論を和らげ、首相との共闘を模索する思惑もありそうだ。

 会合は細田派側が持ちかけ、当選4、5回程度の中堅議員各5人前後が参加する。細田派関係者は会合の狙いについて「岸田派の中堅や若手と、総裁選をめぐる党内情勢を話し合える環境をつくりたい」と語る。

 岸田派では、岸田氏が4年7カ月も外相として安倍政権を支えた実績や、首相と当選9回の同期で仲がいいことなどを加味し、将来の禅譲を期待して「今回は自重すべきだ」とする声がベテランを中心に根強い。

 総裁選をめぐり最大派閥の細田派と第2派閥の麻生派(志公会)、二階俊博幹事長率いる二階派(志帥会)などが首相支持を打ち出している。こうした情勢を前に、岸田派の中堅議員は「勝てない戦いを挑み(出馬する見通しの)石破茂元幹事長の後塵(こうじん)を拝するような事態になれば、『ポスト安倍』の芽も消える」と危惧する声が多い。

 一方、同派の若手には、党内で河野太郎外相や小泉進次郎筆頭副幹事長らの台頭も見据え「禅譲の確約などできない」として岸田氏の出馬を促す声が強い。一部には「早く態度を明らかにしてもらわないと、準備もできない」と不満すら漏れ始めている。

 細田派としては、こうした岸田派内の不安を和らげ、総裁選で岸田派が首相を支えやすくする狙いがあるとみられる。

 首相自身も、岸田氏との距離を縮めようと動きを本格化させている。両氏は25日夜、都内のふぐ料理店で約2時間、会食した。首相が会食を持ちかけ、総裁選への対応をめぐり意見交換したという。首相が岸田氏の意向を確認した可能性もある。

 首相は26日の参院本会議で、自身の後継者について問われ「現時点ではまったく考えておりません」と答弁した。禅譲をにおわせつつ、次期総裁選に向けた環境整備を着々と進める首相。「辛抱強さ」を信条とする岸田氏はどう判断するのか。(長嶋雅子)

2790チバQ:2018/01/28(日) 12:08:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180126-00000578-san-pol
額賀派クーデター 竹下総務会長「私は半分当事者。動かないと決めた」
1/26(金) 17:20配信 産経新聞
額賀派クーデター 竹下総務会長「私は半分当事者。動かないと決めた」
自民党の竹下亘総務会長(斎藤良雄撮影)(写真:産経新聞)
 自民党の竹下亘総務会長は26日の記者会見で、党第3派閥の額賀派(平成研究会、55人)の参院メンバー(21人)が額賀福志郎会長の退任を求めていることに関し「幸か不幸か、私は半分当事者のような立場に立たされているので、動かないことを決めている」と述べ、静観する考えを示した。額賀氏が退任した場合の後任会長には竹下氏を推す声が強い。

 記者会見で竹下氏は、退任要求をめぐる派閥内の混乱について「こういう事態が起こらなければよかった。『衆参両院の(メンバー同士の)意思の疎通がうまくいっていなかったな』という思いはある」と胸中を打ち明けた。

 参院側トップの吉田博美参院幹事長は、額賀氏に月内に退任を決断するよう求め、決断しない場合は参院21人の集団離脱も辞さない構えを見せている。額賀氏は25日の派閥会合で続投の意思を示した。

2791チバQ:2018/01/29(月) 19:57:42
https://news.nifty.com/article/domestic/gendai/12136-438526/
額賀派クーデターの波紋 “反アベ”結集なら総裁選は大波乱


2018年01月29日 15時00分 日刊ゲンダイDIGITAL

額賀派クーデターの波紋 “反アベ”結集なら総裁選は大波乱
“参院ドン”こと青木幹雄氏(C)日刊ゲンダイ

 突然、勃発した自民党の第3派閥「額賀派」のクーデター劇。参院議員21人全員が、派閥領袖の額賀福志郎氏に退任を求めている。

 この時期にクーデターが起きたのは、9月に行われる総裁選に備えるためだともっぱらだ。衆参54人の額賀派は、“反アベ”で動くつもりだとみられている。もともと、闘う集団だった額賀派が“反アベ”に回ったら、“安倍3選”に黄色信号がともる。

「クーデターの裏に、かつて参院ドンと呼ばれた青木幹雄さんがいるのは間違いないでしょう。額賀派に所属していた青木さんは、いまだに参院額賀派に絶大な影響力がある。青木さんが“右”と決めれば、21人全員が“右”に動く。派閥領袖の額賀さんは“安倍支持”ですが、どうやら青木さんは、総裁選では石破茂を担ぎたいようです。“安倍支持”の額賀さんをクビにして、派内を“石破支持”でまとめるつもりでしょう」(自民党関係者)

 もともと、青木幹雄氏と石破茂氏の関係は最悪だったが、2016年の参院選の時、石破氏が青木幹雄氏の長男・一彦氏の選挙を全面支援したことで関係が修復したという。

■「3人」の共通点は“安倍嫌い”

 自民党内は「額賀派」のクーデターを固唾をのんで見ている。第3派閥の「額賀派」が“反アベ”で腹を固めたら、第4派閥の「岸田派」(45人)と第5派閥の「二階派」(44人)も追随する可能性があるからだ。

 3つの派閥が“反アベ”で固まったら、安倍首相は敗北する可能性がある。

「3つの派閥が手を組む可能性はゼロではないでしょう。まず、岸田派の実質的なオーナーである古賀誠氏と青木幹雄氏は親しい関係です。同じビルに事務所を構えている。さらに、二階派の領袖・二階俊博氏も、2人とはツーカーの仲。青木―古賀―二階は、いつでも話ができる。3人の共通点は内心、安倍首相を嫌っていることです。3人ともいわゆる“保守本流”です。保守本流は、GHQと一緒に憲法を制定し、日本の繁栄を支えてきた。ところが、安倍首相が敬愛する祖父の岸信介氏は“保守傍流”です。戦犯だったため憲法制定に加われなかった。だから、安倍首相は“押しつけ憲法だ”と批判し、“戦後レジームからの脱却だ”と戦後の日本を否定している。そもそも、保守本流と保守傍流は考え方がまったく違うのです。もちろん、青木―古賀―二階の3人は、勝ち目のないケンカはしないでしょうが、勝てるチャンスがあれば、一気に勝負にでてくるはず。場合によっては、岸田文雄氏を担いでもいいと考えているはずです」(政界関係者)

 NNNの調査では「次の自民党総裁に誰がふさわしいか」は、石破21%、安倍19%だった。国民も“安倍3選”にはウンザリしている。今頃、安倍首相は悲鳴を上げているのではないか。

2792チバQ:2018/01/29(月) 21:05:35
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1801290034.html
【額賀派クーデター】自民党・竹下亘総務会長、額賀派分裂を否定「平成研の伝統は一致団結」
20:09産経新聞

【額賀派クーデター】自民党・竹下亘総務会長、額賀派分裂を否定「平成研の伝統は一致団結」

静岡市内で講演する自民党の竹下亘総務会長=29日、静岡市(千田恒弥撮影)

(産経新聞)

 自民党の竹下亘総務会長は29日、静岡市内で講演し、自民党第3派閥の額賀派(平成研究会)で額賀福志郎会長の退任を求める動きについて「平成研の伝統は一致団結だ。私たちは決して分かれない。衆参がしっかりと議論を重ねて団結してやっていく」と述べた。同時に「政治の世界はいろんなことはあるが、一致団結という、われわれのグループの鉄則は崩れることはないし、崩れさせてはならない」とも語った。

 額賀派をめぐっては、吉田博美参院幹事長率いる参院側21人全員が額賀氏の月内退任を決断するよう求めており、後任の派閥会長に竹下氏を推す声がある。吉田氏らは額賀氏が退任しない場合、派閥を集団離脱する意向を示している。

2793チバQ:2018/01/30(火) 03:32:34
http://www.sankei.com/politics/news/180129/plt1801290010-n1.html
2018.1.29 08:22

甘利明氏「復権」へ歩み 閣僚辞任2年「みそぎ澄んだ」
 自民党の甘利明元経済再生担当相が「復権」へ歩みを進めている。建設会社からの金銭授受問題で閣僚を辞任して28日で2年。一時は表舞台から遠ざかったが、昨年の衆院選勝利で「みそぎが済んだ」として、政治活動の幅を広げつつある。

 自身が率いる政策グループ「さいこう日本」(36人)は26日、100回目となる節目の会合を開催。甘利氏は「仲間と政策論を戦わせ、アベノミクスや安倍政治に反映できた」と記者団に成果を強調した。経済政策に明るく、安倍晋三首相の参謀役との自負がある。

 閣僚辞任後、病気療養を理由に国会を欠席。あっせん利得処罰法違反容疑で告発されたが不起訴となり、一昨年6月に政治活動を再開した。昨年末の平成30年度税制改正論議では、党税制調査会を取り仕切る中枢幹部「インナー」として法人税改革などを主導。政調筋は「財務省としのぎを削り、交渉力の強さを見せつけた」と明かす。

2794チバQ:2018/01/30(火) 18:27:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180130-00000501-san-pol
額賀派クーデター全内幕「けんかは勝たねば」参院側が突きつけた最後通牒
1/30(火) 10:15配信 産経新聞
額賀派クーデター全内幕「けんかは勝たねば」参院側が突きつけた最後通牒
1月25日の参院本会議で代表質問に立つ自民党の吉田博美参院幹事長。この直後、参院メンバーを集めた決起の会合を開いた(斎藤良雄撮影)(写真:産経新聞)
 自民党額賀派(平成研究会、55人)のうち、吉田博美参院幹事長(68)率いる参院議員21人が集団離脱も辞さない構えを見せ、額賀福志郎会長(74)に退任を迫っている。衆院側(34人)でも「派閥がまとまるため退任やむなし」の声が強まり、退任を否定している額賀氏の外堀は埋まりつつあるように見える。吉田氏が仕掛けた権力闘争の内幕とは-。

 ■けんか勃発

 「けんかだ。けんかは勝たなければ意味がない」

 1月25日、吉田氏は周囲にこう語った。この日、額賀派所属の参院議員21人全員が定例の派閥会合を欠席し、独自に会合を開いた。退任を求める「本気度」と「参院の結束」を示すのが狙いだ。

 決起の背景には、額賀体制8年4カ月で有力な総裁候補が育たず、額賀氏の求心力が弱まっていることがある。額賀派の前身は永田町で最強軍団と恐れられ、党人事や国会運営を支配した経世会だ。それが今や第3派閥に落ち込み、かつての存在感はない。今秋に総裁選を控え、来年には参院選もあるのに、勢力回復の展望が開けないままで良いのか。

 そんな危機感に起因する参院メンバーの「額賀降ろし」は、実は2年前にすでに始まっていた。時系列で紹介しよう。

 ■平成28年10月26日

 この日の夜、派閥創設者である竹下登元首相の弟、竹下亘・党総務会長(71)が額賀氏から会長を引き継ぎ、「竹下派」が復活する-。そんな噂が永田町を駆けめぐった。

 背景には吉田氏や引退後も参院に一定の影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長(83)が、額賀氏に水面下で退任を忠告していたという事実がある。額賀氏が安倍晋三政権下で存在感を示せないことにしびれを切らしたのだ。この日は、自民党総裁任期を連続3期9年へと延長することが決まり、安倍政権が長期化する公算が高まった、まさにその夜だった。

 だが、額賀氏は翌日の派閥会合で続投を宣言した。額賀氏の後任会長に意欲を持つ同派副会長の茂木敏充経済再生担当相(62)が「これからも額賀会長を中心にやっていこう」と同調した。

 ■29年1月23日

 産経新聞が額賀派の参院側幹部の石井準一・参院筆頭副幹事長(60)のインタビューを掲載した。額賀派から竹下派への交代を促すような内容だ。会長交代論が正式に表で語られたことで動きに火が付いた。この後の今日までの1年間、吉田氏は何度か退任を求めたが、額賀氏はなお会長職にとどまった。

 ■29年7月4日

 夜、額賀派は前身の「経世会」発足から30周年を記念するパーティーを、東京都内のホテルで非公開で開いた。

 「竹下登会長2年、金丸信会長5年、小渕恵三会長5年-」。参院側を代表してあいさつに立った吉田氏は、歴代会長の在任期間を列挙してみた。暗に「在任8年(当時)を迎える額賀会長は長すぎる」とのメッセージだった。

 ■29年8月3日

 吉田氏の意思が固まったのはこの日の内閣改造といえる。

 参院の人事や国会運営などで影響力を増していた吉田氏は、参院国対委員長として自身に仕えた松山政司1億総活躍担当相(59、岸田派)ら参院議員2人を安倍首相に強く推薦し、入閣させた。

 一方、額賀派から入閣したのは、首相が一本釣りした茂木氏と加藤勝信厚生労働相(62)という首相側近2人。派閥が推す「待望組」は入閣ゼロに終わった。派閥内で、領袖としての額賀氏の力量に不満が残った。

 同月末、長野県軽井沢町で行われた額賀派の夏季研修会に、額賀氏は妻同伴で参加した。ある参院メンバーはこう吐き捨てた。

 「成果を出せていないのに何を浮かれているんだ。やっていられないよ」

2795チバQ:2018/01/30(火) 18:28:04
 ■30年1月11日

 1月11日昼、自民党本部にほど近い派閥事務所で、吉田氏は額賀氏と2人きりで向かい合った。

 「1月中に退任を決断し、返事をいただきたい」

 額賀氏は「私には失うものがない」と反論したが、吉田氏は「返事がない場合は事を起こします。私は本気ですから」と通告し、席を立った。これまでも退任を促してきた吉田氏だが、これが最後通牒のつもりだった。額賀氏はこの時点ではまだ相手の本気度を見誤っていたのかもしれない。

 吉田氏は、参院メンバー21人に加え、額賀派には所属しない「参院平成研究会」の独自メンバー10人も獲得し、参院での独自活動を活発化させている。首相にも一目置かれている。額賀派を離脱しても構わない、との自信があったに違いない。

 翌12日、吉田氏は参院メンバーを参院議員会館の一室に集め、額賀氏に退任を求めたことを説明し、結束を呼びかけた。しかし、額賀氏は態度を明らかにしないまま2週間が過ぎ、返事をする素振りもなかった。

 ■30年1月25日-参院

 吉田氏は額賀氏に決断を迫るため、強硬手段に打って出た。24日、側近数人と相談し、翌25日の派閥会合を欠席する方針を決めた。額賀氏側に事前に漏れないよう、この時点では大半の参院メンバーには伝えられなかった。

 25日午前10時に始まった参院本会議場で各党代表質問が始まると、側近が他のメンバーにこう耳打ちして回った。

 「本会議後、例会(派閥会合)に行かずに国会内に集まってください」

 本会議後の午前11時半過ぎ、派閥会合と同時刻に独自会合が始まった。机の上には昼食の豪華なうな重が並んだ。吉田氏は「額賀会長が辞めないのなら重大な決意をする」と派閥を割る覚悟を示し、今後の対応について一任を取り付けた。

 ■30年1月25日-衆院

 一方、額賀氏はこの日朝、自身の退任論に関する報道を受け、複数の衆院議員に「現体制で結束しようと今日の派閥会合で発言してほしい」と頼んだという。参院メンバー21人を牽(けん)制(せい)しようとしたわけだが、ふたを開けてみれば参院議員の姿はなかったというわけだ。

 会合で額賀氏は「衆参はお互いに同志として協力していきたい」と述べ、続投する考えを示した。出席した衆院議員からは退任を求める声は出ず、「額賀会長の下でやっていこう」といった意見が複数出た。

 「会長人事は参院が決めるものではない」

 「額賀会長をこんな形で辞めさせるわけにはいかない」

 派閥会合後、衆院側からは不満が聞かれた。衆院サイドは「続投支持」でまとまった。

 -かのように見えたが、実はこの時点で、事態の深刻さがあまり伝わっていなかったようだ。

 ほどなくして衆院側にも「吉田さんは額賀会長が辞めなければ、本気で派閥を分裂させる覚悟だ」との危機感が急速に広まった。

 分裂回避を目指す動きが始まった。中堅・若手のとりまとめ役で、同派事務局長を務める大塚高司衆院議員(53)は、当選4回の同期と電話連絡を取り、「派閥は衆参がまとまっていくことが何よりも大事だ」とする意思を確認し合った。

 つまり、場合によっては額賀氏の勇退もやむを得ないということだ。大塚氏は参院側とのパイプもあり、集団離脱の本気度をよく分かっていた。

 当選3回生同士も意見集約が進んでおり、29日に会合を開く計画がある。まとまれば中堅・若手の意向として「今後もまとまっていくための対応」を額賀派執行部に申し入れる考えだ。事実上、竹下氏の新会長就任を促すものとみられる。

 ■30年1月26日

 「衆参はまとまらなきゃいけない。もう結果は見えてきたなあ」

 当初は額賀氏続投を主張していたベテラン衆院議員はこの日、周囲にこう語った。茂木氏らが参院側への切り崩し工作を試みたが、大勢は変わっていない。

 後任会長に名指しされている竹下氏は26日の記者会見で「私は半分当事者のような立場に立たされているので、動かないことを決めている」と述べ、他の幹部らに対応を任せる構えを見せている。

 「参院側に期限を区切られてクビにされたのではしこりが残る」

 衆院側にはこんな認識がある。参院メンバーの中にも「本当はこんな形で決着させたくない」という声もある。衆院側で、額賀氏がなるべく傷つかずに退任できるような「花道」を模索する動きが始まった。

 吉田氏が設定した「返答期限」まで残り3日だ。吉田氏側近はこう語る。

 「うちがやることは、もうない。ボールは向こう側にある」

 焦点は額賀氏の対応だが、周辺にはあくまでも退任を拒否する意向を示し続けている。 (政治部 田中一世)

2796チバQ:2018/01/31(水) 20:19:51
http://www.sankei.com/politics/news/180131/plt1801310025-n1.html
2018.1.31 20:08
【額賀派クーデター】
衆院は額賀福志郎氏退任是非の回答延期を要請、参院応じる 「花道」探る動きも本人はかたくな
 自民党額賀派(55人)の参院議員21人が額賀福志郎会長の退任を求めている問題で、同派事務総長の山口泰明衆院議員が31日、参院側を率いる吉田博美参院幹事長と会談し、参院側が求めていた月内とした返答期限を延ばすよう要請した。吉田氏は衆院側の動きを見守るとして受け入れた。ただ猶予は来週までとみられ、衆参双方が額賀氏の「花道」を念頭に置いた収拾策を探り始めている。

 会談は参院幹事長室で30分間行われた。山口氏によると、当選回数別に衆院側の所属議員の意見を聞き始めたことを説明し、時期を明言せずに「返答をもう少し待ってほしい」と述べた。吉田氏は「みんなをまとめてほしい」と応じたという。ただ、参院側は1日も派閥会合を全員で欠席し、独自に集まる。

 吉田氏は周囲に「別に額賀氏を無理やり引きずり降ろしたいわけではない」と語った。ただ、額賀派の参院議員は「『退任の環境を整える時間が必要だ』というなら話は分かるが、退任を前提としないなら待てない」と態度を緩めない構えだ。衆院側は、返答を急ぐため、15日まで予定していた当選回数別会合を7日までに短縮する方向で調整に入った。

 参院側では、退任後の額賀氏を「名誉会長」として処遇し、派閥会合であいさつの場を設ける案も浮上している。衆院側にも同調する議員もいるが、当の額賀氏は辞任を拒否している。

 1月30日夜、額賀氏は衆院当選1、2回生5人を都内の料理店に招き、「(混乱を招き)不徳の致すところだが、こういうときこそ『雨降って地固まる』で一致結束していこう」と強調したという。出席者の一人は「退任の意思は全く感じなかった」と振り返った。(田中一世)

2797チバQ:2018/01/31(水) 20:20:49
一国の総理に対して、病気になれとは失礼ではないか!?
http://www.sankei.com/politics/news/180131/plt1801310023-n1.html
2018.1.31 19:47
【平昌五輪】
開会式「インフルで欠席するのも手」 自民・宇都隆史議員が安倍晋三首相に
 自民党の宇都隆史参院議員は31日の参院予算委員会で、安倍晋三首相が平昌冬季五輪の開会式に出席予定となっていることに関し「本当は行きたくないとも感じる。最後は行くのをやめようと思ったら、インフルエンザに罹患(りかん)する手もある」と述べた。首相の答弁は求めなかった。

 首相の五輪出席をめぐって、自民党内には慰安婦問題で新方針を示した韓国に対し、誤ったメッセージを与えかねないとの批判がある。

2798チバQ:2018/01/31(水) 20:22:39
http://www.sankei.com/politics/news/180131/plt1801310006-n1.html
2018.1.31 07:20
【額賀派クーデター】
額賀福志郎会長、包囲網じわり 参院側、分派辞さず 衆院は回答期限先送り求めるが

 自民党額賀派(平成研究会、55人)の参院議員21人は30日、額賀福志郎会長が月内に退任する意向を示さなければ、「分派」を宣言する方向で調整に入った。2月1日に参院議員だけの会合を行う。全参院議員が退会届に署名しており、「最後通牒」を突きつけ額賀氏に決断を迫る構え。衆院側は「回答期限」の1週間程度の先送りを求める方針だが、幹部からも「参院に配慮した対応をしなければいけない」と自発的な退任を求める声も出始めた。

 「何笑っているんですか。こっちは腹をくくっているんですよ」

 参院平成研を率いる吉田博美参院幹事長は30日の党役員連絡会で、正面に座った額賀派の山口泰明事務総長の態度を見て、淡々とした口調ながら怒りをあらわにした。他派閥の幹部も居合わせる部屋は、ピンと張り詰めた空気が漂った。

 衆参の対立がここまで先鋭化したのは、2週間前の吉田、額賀両氏の直接会談がきっかけだった。

 「返事がない場合は行動を起こします。私は本気ですから」

 吉田氏は東京・永田町の派閥事務所で額賀氏と2人きりで会い、こうたんかを切って席を立った。吉田氏は会談で「1月中に退任を決断し、返事をいただきたい」と求めたが、額賀氏は「私には失うものがない」と反論。最終的に「周りと相談する」とやんわりとかわした。

■全参院議員が署名

 吉田氏は1年以上にわたり水面下で退任を求めてきたが、額賀氏は「機をみて」などあやふやな答えを繰り返した。直接会談後も態度を明らかにしないまま2週間が過ぎた。参院平成研は2月1日昼の次回派閥会合も欠席する意向で、東京・銀座の高級すし店のバラちらし弁当まで手配したという。

 額賀派の参院議員21人は「一身上の都合」とする退会届に署名し、吉田氏に預けた。3月中旬に開く額賀派のパーティー券の販売も中止しており、2月1日にも券を派閥事務局に返却するとみられる。ある参院議員は「辞め方は来月以降に相談すればいいが、月内に衆院側の意思表示がなければ(衆院側と)行動を別にする」と明言した。

■数日間は決断猶予か

 分派した場合、吉田氏を中心としたグループを立ち上げる計画もある。

 ただ、吉田氏がまとめた21人の退会届は日付が空欄になっている。参院側が次期会長に推す竹下亘総務会長が事態収拾に含みを持たせていることから、参院側にもしこりが残る形で「分派」することにはためらいが残るようだ。このため、参院側は何らかの意思表示があれば、数日間は決断を猶予する方向だ。

 それでも、別の参院議員は「進退の見通しがなければ、どんなに遅くても2月20日以降『額賀派』であることはない」と語る。その日は派閥会費(1議員当たり月5万円)の支払いが確定する。会費が口座から引き落とされるまで、再びあやふやなまま引き延ばされかねないからだ。

 そうした中で、額賀氏や竹下氏、茂木敏充経済再生担当相ら衆院側幹部は30日夜、都内の日本料理店で衆院当選1、2回生の5人から意見を聴取。その後、対応を協議した。

 だが、遠回しに額賀氏に退任を求めたのはわずか一人。他の幹部から退任論は一切出ず、「大丈夫だ。吉田氏なら分かってくれる」と楽観論が相次いだ。額賀、竹下両氏は終始無言だったという。

 出席した衆院幹部は「(額賀、吉田両氏の)双方の顔が立つよう、軟着陸させる解決策を考えたい」と語る。山口氏は協議後、記者団に「31日が(進退の)回答期限だとは知らなかった。期限の先送りを(吉田氏らに)申し入れる」と述べた。(田中一世)

2799チバQ:2018/01/31(水) 20:30:37
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180131-00537034-shincho-pol
「野田聖子」総裁選なら「菅」応援で「石破茂」潰し
1/31(水) 5:58配信 デイリー新潮
「野田聖子」総裁選なら「菅」応援で「石破茂」潰し
前回は涙を呑んだ
「最近はちゃん付けで呼んでくれる人も減って……」

 1月16日、ホテルニューオータニで開かれた講演でそう語った“聖子ちゃん”こと野田聖子総務相(57)は意気揚々だった。

「自分が総理になったらと思い、毎年組閣名簿を作ってきました。去年のを見たら笑っちゃうんですけど、ヒューマンウォッチして、今年も作ります」

 と、総理への意欲を隠さなかった。政治部デスクが解説する。

「この日の講演で注目されたのは、石破茂さんが出馬した場合、“反安倍”で候補を一本化するか、という点でした。その質問に対し“そうはなりません”と答えた。石破と野田の双方が立候補することになりそうです」

 となれば、俄然注目されるのは、野田氏に推薦人が集まるかどうか。3年前の前回総裁選では、20人に及ばなかったが……。

「野田さんが足掛かりとするのは、浜田靖一元衆院予算委員長がトップの“無派閥有志の会”。梶山弘志地方創生相や小此木八郎国家公安委員長も所属していますが、10人にも満たないので、前回支持してくれた議員らも一本釣りしていく。とはいえ、20人集まるかはまだ不透明です」(同)

 そこで思わぬ援軍が現れるのでは、と囁かれている。

 官邸筋の話。

「菅官房長官が“前は俺が出るなと言ったんだよ。でも今回は出られるよ”と意味深に話しており、推薦人を貸し出す意思を見せているのです。野田さんが出れば、反安倍票が石破さんと分散し、安倍総理に有利になりますからね。菅さんは小此木さんや梶山さんと親しいですし、韋駄天の会と呼ばれる議員の勉強会も主宰している。集めようと思えば、すぐ集まりますよ」

 もっとも、あからさまに貸すわけではなく、

「安倍1強だけに、野田さんから推薦人のオファーを受けた議員は官邸にお伺いを立てる。そこでゴーサインを出すというわけ」(同)

 官邸に踊らされれば、“聖子の乱”には程遠い。

「週刊新潮」2018年2月1日号 掲載

2800とはずがたり:2018/02/01(木) 12:20:57
額賀氏に衆院も退任論 返答期限延長 「名誉会長」案が浮上
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180201-00000077-san-pol
2/1(木) 7:55配信 産経新聞

 自民党額賀派(55人)の参院議員21人が額賀福志郎会長の退任を求めている問題で、山口泰明事務総長が1日、参院側が次期会長への就任を求める竹下亘総務会長と会談し、事態収拾に向け協議する。参院側では額賀氏を「名誉会長」として処遇する案が浮上、衆院側も退任はやむなしの声が一層強まっている。

 額賀氏の処遇について、「名誉会長」として派閥会合であいさつの場を設ける案が浮上。同派副会長の竹下氏を後任の会長にし、同じく副会長の茂木敏充経済再生担当相については派の「ポスト安倍」候補に位置づける形で会長代行にする構想も浮上している。

 さらに、3月の同派パーティーで、6月20日の通常国会会期末をもって新体制に移行することを正式発表する案もあるという。

 額賀派内には、1日の竹下、山口両氏の会談を受けて、竹下氏が額賀氏の説得に動くことへの期待の声も出ている。衆院側は、15日まで予定していた当選回数別会合を7日までに短縮する方向で調整に入った。

 山口氏は31日、参院側を率いる吉田博美参院幹事長と会談。参院側が求めていた月内とした返答期限を延ばすよう要請した。吉田氏は衆院側の動きを見守るとして受け入れた。

 山口氏によると、当選回数別に衆院側の所属議員の意見を聞き始めたことを説明し、時期を明言せずに「返答をもう少し待ってほしい」と述べた。吉田氏は「みんなをまとめてほしい」と応じたという。ただ、参院側は1日も派閥会合を全員で欠席し、独自に集まる。

 吉田氏は周囲に「別に額賀氏を無理やり引きずり降ろしたいわけではない」と語ったが、別の参院議員は「退任を前提としないなら待てない」と態度を緩めない構えだ。

2801チバQ:2018/02/01(木) 20:16:43
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/nation/p-so-tp0-180201-4062.html
茂木敏充大臣、線香問題で尻に火 与党幹部も不快感
09:03日刊スポーツ

茂木敏充大臣、線香問題で尻に火 与党幹部も不快感

茂木敏充氏

(日刊スポーツ)

 線香で尻に火が付いた? 茂木敏充経済再生担当相が、秘書による選挙区内有権者への線香配布問題で、追い詰められている。公職選挙法にのっとった対応だったと主張するが、1月31日の参院予算委員会では、公選法違反の疑いを念頭に追及する野党に、イラだった反応をみせた。衆院予算委では、公選法を所管する野田聖子総務相との「談笑シーン」がNHKの生中継に映り、与党幹部も不快感。「もり・かけ・スパ」に線香が加わり、安倍政権は乗り切れるのか。

 「先生、あの、個別の政治活動で何らかの違法性があるというなら、ご質問いただければと思いますが」。茂木氏は31日の参院予算委員会で、茂木氏の秘書による線香配布の経緯を問い詰めた民進党の森本真治氏に、不快感を示した。一方で答弁は「個別の政治活動については控えたい」と具体性に欠け、野党席からブーイングが起きた。

 今回の問題は「週刊新潮」の報道で浮上。公選法は、候補者名が類推できる方法での寄付行為を禁止している。茂木氏は先月末の衆院予算委員会で、秘書による線香や衆議院手帳の配布を認めつつ「配布物に私の氏名はなく、政党支部の政治活動として配布した」「公選法にのっとっている」と強調したが、納得できる答弁には至っていない。

 この日も、自身の線香配布は否定したが、秘書が茂木事務所の名刺を持参したかどうか指摘されると「その場に居合わせておらず、分からない」とかわした。

 線香配布の際、秘書に茂木氏と分かる言動があったか、一連の行為が公選法にある「類推」に当たるかが最大の焦点だ。野党は、かつて自身で有権者に線香セットを配り、公選法違反に問われて議員辞職した小野寺五典防衛相にも答弁を求め、小野寺氏が淡々と「経験談」を語る場面も。14年には、名前入りうちわを配って公選法違反と指摘された松島みどり法相が辞任。類似案件では議員辞職や閣僚辞任の「前例」があるだけに、野党は、閣僚辞任だけでなく議員辞職を求めて徹底追及の構えだ。

 加えて、茂木氏の態度にも批判が集中。衆院予算委員会では安倍晋三首相の答弁中、あろうことか公選法を所管する野田総務相との談笑シーンが、NHKの生中継に映り「なれ合い」のような印象を与えた。この日、自民、公明両党の幹部会で公明側が苦言を呈し、茂木氏に緊張感を持つよう求める声も拡大。茂木氏は安倍政権の重要閣僚だけに、進退に発展すれば政権に打撃となりそうだ。【中山知子】

2802チバQ:2018/02/01(木) 20:25:34
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180202k0000m010059000c.html
<自民派閥>額賀会長の退任問題、幹部に対応一任 衆院議員
19:12毎日新聞

 自民党額賀派は1日、国会近くで派閥の定例会合を開いた。額賀福志郎会長の退任を求めている同派参院議員(21人)は先週に続いて欠席。衆院側は額賀氏ら幹部に対応を一任することを決めた。

 出席者によると、額賀氏は「今後の対応は執行部に任せていただき、しっかりと平成研究会(額賀派)の旗を守りたい」と述べ、拍手で了承された。若手議員からは「衆参がばらばらにならないように大所高所からの判断を」「スピード感を持って事に当たってほしい」など事態収拾を望む意見が出たという。

 同派では幹部が当選回数別に衆院議員と意見交換しており、結果を踏まえて額賀氏が対応を判断する。同氏は1日、「そんなに時間をかけないで結論を出すことが大事だ」と記者団に語った。自身の進退には言及しなかった。

 同派参院議員は1日、国会内で衆院とは別に会合を開いた。【高橋恵子】

2803チバQ:2018/02/01(木) 21:45:04
http://www.sankei.com/politics/news/180201/plt1802010033-n1.html
2018.2.1 19:28

岸田氏、「ポスト安倍」に向け財政で存在感狙う 自民 財政健全化特命委員会
 自民党の岸田文雄政調会長は1日、財政再建に関する特命委員会を開き、財政健全化に向けた党内議論をスタートさせた。委員長を務める岸田氏は、少子高齢化社会の進展を見据え、財政を圧迫する社会保障費の抑制などを議論する考えを示した。「ポスト安倍」と目される岸田氏は9月の党総裁選をにらみ、経済政策で独自色を示す狙いもある。

 岸田氏は特命委で「2022(平成34)年には団塊の世代が75歳の節目を迎え始める。社会状況の変化を考えるときに財政健全化は焦眉の急だ」と強調し、膨らむ社会保障費の改革などに強い意欲を示した。

 政府は、平成31年10月の消費税率10%への引き上げに伴う増収分のうち、使途の一部を教育無償化などに付け替える。この影響も重なり、内閣府は1月、国と地方を合わせた基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)の黒字化時期が当初目標より2年遅れ、39年度になるとの試算を発表した。

 特命委では、改めて新しいPB黒字化の達成時期の目標などを策定し、6月に政府が作成する財政再建計画に反映させたい考えだ。歳出の膨張を抑えるため、医療や介護など社会保障費の抑制策や地方の行政改革なども議論する。

 岸田氏が会長を務める岸田派(宏池会)は「次世代の負担軽減」を掲げ、歳入・歳出改革を伴う財政再建を重要課題に掲げる。岸田氏には、特命委の議論を通じ、過去2回、消費税増税の予定を先送りした安倍晋三政権との違いを打ち出す狙いもありそうだ。(長嶋雅子)

2804チバQ:2018/02/01(木) 21:47:04
http://www.sankei.com/politics/news/180201/plt1802010004-n1.html
2018.2.1 07:21
【額賀派クーデター】
額賀福志郎会長の「名誉会長」浮上 衆院も退任論強まる

 自民党額賀派(55人)の参院議員21人が額賀福志郎会長の退任を求めている問題で、山口泰明事務総長が1日、参院側が次期会長への就任を求める竹下亘総務会長と会談し、事態収拾に向け協議する。参院側では額賀氏を「名誉会長」として処遇する案が浮上、衆院側も退任はやむなしの声が一層強まっている。

 額賀氏の処遇について、「名誉会長」として派閥会合であいさつの場を設ける案が浮上。同派副会長の竹下氏を後任の会長にし、同じく副会長の茂木敏充経済再生担当相については派の「ポスト安倍」候補に位置づける形で会長代行にする構想も浮上している。

 さらに、3月の同派パーティーで、6月20日の通常国会会期末をもって新体制に移行することを正式発表する案もあるという。

 額賀派内には、1日の竹下、山口両氏の会談を受けて、竹下氏が額賀氏の説得に動くことへの期待の声も出ている。衆院側は、15日まで予定していた当選回数別会合を7日までに短縮する方向で調整に入った。

 山口氏は31日、参院側を率いる吉田博美参院幹事長と会談。参院側が求めていた月内とした返答期限を延ばすよう要請した。吉田氏は衆院側の動きを見守るとして受け入れた。

 山口氏によると、当選回数別に衆院側の所属議員の意見を聞き始めたことを説明し、時期を明言せずに「返答をもう少し待ってほしい」と述べた。吉田氏は「みんなをまとめてほしい」と応じたという。ただ、参院側は1日も派閥会合を全員で欠席し、独自に集まる。

 吉田氏は周囲に「別に額賀氏を無理やり引きずり降ろしたいわけではない」と語ったが、別の参院議員は「退任を前提としないなら待てない」と態度を緩めない構えだ。

2805名無しさん:2018/02/02(金) 09:15:21
http://www.sankei.com/smp/region/news/180202/rgn1802020018-s1.html

自民埼玉県連、小泉氏の復帰容認 地元の混乱を回避
2018.2.2 07:05
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自民党県連は衆院埼玉11区選出の小泉龍司衆院議員の県連への復帰を認める方針を固めた。小泉氏は昨年の衆院選前に復党が認められ、県連が擁立した今野智博前衆院議員を破り、追加公認されていた。県連は小泉氏の復党と今野氏を非公認とした党本部の方針に反発し、県連所属を認めていなかった。ただ、地元地方議員から分裂状態の解消を求める声が強まり、混乱を避けるため、小泉氏の所属を認めた。

 小泉氏は衆院議員を6期務め、平成17年の郵政民営化法案を契機に自民を離党した。その後、復党を求めていたが、認められていなかった。26年の衆院選後、同党の二階派に特別会員として入会。二階氏が幹事長となり、強い後押しもあり、復党が認められた。

 3月25日に党大会が開かれる予定で、それまでに正式に県連所属となる方向で調整している。

2807さきたま:2018/02/03(土) 13:32:47
>>2806
2018.1.29 14:00
【衆院予算委】
自民の質問短縮にやじ 時間削減で野党が反発
http://www.sankei.com/politics/news/180129/plt1801290021-n1.html

 衆院予算委員会で29日午前、質問に立った自民党の堀内詔子氏が、与えられた時間の前に質問を終えようとした。自民党は今国会で野党の質問時間を削り与党分を増やしただけに、野党側の抗議のやじで場内が騒然となった。堀内氏はやじに気付いて慌てて発言を続け、持ち時間を使い切った。

 与野党の対立点だった質問時間の割合は、基本的質疑と締めくくり質疑を合わせて「与党3対野党7」とすることで折り合った。堀内氏は、45分間の質疑時間が残り1分程度余っている段階で「仕事に精進することを誓い、堀内からの質問とさせていただきます」と発言。野党席から「時間が余っている」とやじが飛んだ。

 堀内氏は「申し訳ありません。続けさせていただきます」と述べ、女性活躍推進の決意表明をして時間を使い切った。

 野党側の質問時間削減をめぐり、立憲民主党の長妻昭氏が午後の予算委で「そんなに野党の質問が嫌なのか」とただすと、安倍晋三首相は「国会で決めることだ」と述べるにとどめた。

2808とはずがたり:2018/02/04(日) 20:05:42

裏切る心算はないだろうがなんか起きれば直ぐに安倍を切り捨てて岸田で自民党は180度変わったと云う心算はあるやろね。

安倍首相を裏切るか 岸田氏と接近する麻生財務相の思惑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/221444
2018年1月18日

「裏切るつもりなのか」――安倍首相の周辺が、麻生財務相に対して疑心暗鬼を強めている。15日、「ポスト安倍」の最有力、岸田政調会長と2人きりで2時間、都内の日本料理店で会合を持ったからだ。

 会合は岸田氏の方から持ちかけている。9月の総裁選についてじっくり話し合ったのは間違いない。麻生氏は「とにかく2位を目指せ」「3月までは動くな」とアドバイスしたという。

「安倍さんの周辺が、麻生―岸田の接近にピリピリするのは当然です。もし2人が組んだら、安倍さんは9月の総裁選で負ける可能性があるからです。第2派閥の麻生派(60人)と第5派閥の岸田派(44人)が共闘すると100人を超える。安倍さんの出身母体の細田派は最大派閥ですが、96人です。もともと麻生派と岸田派は、同じ旧宏池会だけに手を組みやすい。旧宏池会がまとまれば、自民党内も安倍政権に飽きているだけに、勝ち馬に乗ろうとして第3派閥の額賀派(54人)と、第4派閥の二階派(44人)も、岸田文雄氏を担いでおかしくありません」(自民党関係者)

■狙うは「キングメーカー」

 実際のところ、麻生氏が安倍を裏切る可能性はあるのか。表向き2人は盟友だけに、裏切ったら激震が走る。

「麻生さんが狙っているのは、キングメーカーです。もし岸田文雄氏を担いで総理にできるなら、躊躇せずに安倍さんを裏切ると思う。このまま安倍さんを支持していても、これ以上の影響力は持てませんからね。何より大きいのは“犬猿の仲”である菅義偉官房長官への怒りです。菅長官が『ポスト安倍は河野太郎だ』とキングメーカー気取りなのが許せない。そもそも、河野太郎氏は麻生派ですからね。『何を勝手に他人の派閥に手を突っ込んでんだよ』という気持ちでしょう。

 黙っていたら、キングメーカーの地位を菅長官に奪われかねない。キングメーカーとして生き残るためにも、岸田文雄氏と手を組む可能性はゼロではないでしょう。わざわざ岸田さんとサシで会ったことを世間に公開したことも、思惑を感じさせます」(政界関係者)

 麻生氏が裏切ったら、総裁選は一気に面白くなってくる。

2809名無しさん:2018/02/06(火) 09:04:07
https://this.kiji.is/333291328891192417?c=39546741839462401

石原派と谷垣グループ合同勉強会
自民党総裁選へ存在感発揮
2018/2/6 02:00
©一般社団法人共同通信社

 自民党の石原派(近未来政治研究会、12人)と、谷垣禎一前幹事長が特別顧問を務めている政策グループ「有隣会」(約10人)が、合同の勉強会を開く方向で調整していることが分かった。双方の幹部が週内にも今後の進め方を協議する。9月の党総裁選に向けて存在感を高める狙い。将来的な合流を視野に連携強化を進めていく。関係者が5日、明らかにした。

 合同勉強会は双方の所属議員が参加し、会合には、石原派最高顧問の山崎拓元副総裁と昨年の衆院選に出馬しなかった谷垣氏を講師に招く案が浮上している。石原派側が打診。昨年10月の衆院選以降、水面下で検討が続けられてきた。

2810とはずがたり:2018/02/06(火) 15:45:57
ずぅーっとパッとしないもんねえ,額賀氏。。

<自民>額賀会長、退任不可避 派閥の衆院幹部「やむなし」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180206-00000010-mai-pol
2/6(火) 7:00配信 毎日新聞

 ◇近く退任を表明か

 自民党額賀派(衆院34人、参院21人)の参院側が額賀福志郎会長の退任を求めている問題で、同派の衆院幹部の間でも5日までに「退任やむなし」との意見が広がり、額賀氏の退任は不可避の情勢となった。同派内では、額賀氏が日韓議員連盟会長として平昌冬季五輪開会式(9日)に出席するため訪韓する8日までに退任を表明するとの見方が強い。額賀氏は「名誉会長」になり、後任は竹下亘党総務会長で調整する見通しだ。

【額賀派を巡る相関図】

 額賀氏や同派の衆院幹部は5日夜、東京都内の日本料理店で所属する当選3回の衆院議員らと意見交換した。山口泰明事務総長は終了後、「(額賀氏が)責任をもって、早いうちに決断すると言っているので会長の判断に任せたい」と語った。既に当選1、2回との意見交換を終えており、7日に当選4回らと意見交換し、額賀氏は判断を下す予定だ。

 参院側は額賀氏が退任を表明しなければ派閥を退会する構えを崩していない。衆院側は派閥の分裂回避を望む声が強く、幹部の間でも「みんなの意見を受け止めて、『名誉ある撤退』にするしかない」などの声が出ている。中堅議員も「平昌の後まではもたない」と語る。

 派内では、額賀氏が7日か8日の派閥の幹部会合か定例会合で退任の意向を表明するとの見方が強まっている。額賀氏が表明すれば、派閥幹部側は受け入れ、そのうえで額賀氏に「名誉会長」への就任を要請するシナリオが取りざたされている。ただ、新会長の選出や具体的な交代時期は、3月に予定される派閥のパーティーを節目とすべきだとの声もあり、流動的だ。【高橋恵子】

2811チバQ:2018/02/06(火) 20:23:51
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2018020600007.html
「額賀派の乱」の真のターゲットは線香問題で炎上中の茂木経済再生相
10:28AERA dot.

「額賀派の乱」の真のターゲットは線香問題で炎上中の茂木経済再生相

国会で集中砲火を浴びる茂木敏充経済再生相 (c)朝日新聞社

(AERA dot.)

「線香問題」が持ち上がっている茂木敏充経済再生相が、国会で連日、集中砲火を浴び、防戦一方となっている。茂木氏が選挙区内で有権者に線香を配布したことが週刊誌で報じられ、公職選挙法違反の疑いが持ち上がっているのだ。

 一方、茂木氏が「ナンバー2」を自認する所属派閥でも激震が走っている。

 額賀派(平成研究会 55人)では“額賀下ろし”が本格化。参議院側の21人が額賀福志郎衆議院の会長退任を求めている。

 額賀派といえば、竹下登氏が、師である田中角栄氏を追放する形で結成した経世会が源流。その名門が分裂の危機にあるのだ。

 長きにわたって自民党最大派閥を誇ったが、2009年に額賀氏が会長に就任して以降、石破茂氏らが離脱したこともあって、細田派(清和会、96人)、麻生派(志公会、60人)に次ぐ第三派閥に甘んじている。

 勢力拡大が見通せないうえ、閣僚ポスト獲得に実績が残せていない。派閥の領袖でありながら総裁候補に名前すら挙がらない額賀氏に、不満が噴出したと見られている。額賀氏は昨年7月、「安倍さんを支えていく」と表明。総裁選に向けて、早々に安倍支持を打ち出しことに、派閥内に失望感が広がったとも言われている。

 額賀氏に対する退任要求に同調する動きは衆院にも及んでいるが、参院のクーデターの背後には、かつて“参院のドン”と呼ばれた青木幹雄氏の存在を指摘する声もある。

 閣僚も務めた額賀派の大物OBがこう語る。

「引退したとはいえ、青木さんの影響力は絶大です。今回、額賀派の参院側が一枚岩になっているところを見ると、やはり青木さんの意向しかない。ただし、青木さんと額賀さんの関係が決して悪いというわけではないのです。額賀さんが会長に居座り続けることに、青木さんが本当に不満を持っていたのなら、とっくに引きずり下ろしていますよ」

 青木氏の本音は、「好ましからざる人物」が派閥で台頭することを懸念していることだという。その人物こそ、茂木氏にほかならないのである。

 大物OBが続ける。

「このまま行ったら茂木君が会長になりかねない。青木さんはそれを阻止するために動いた。われわれのような古い人間には、よそから来た人(茂木氏は日本新党から無所属を経て、95年に自民党入党)に対しては警戒感がある。やっぱり面白くないんだ」

 茂木氏はパワハラ体質のため、若手議員たちからの評判もすこぶる悪い。そのうえ、叩けばスキャンダルの埃が出る。凡庸な額賀氏の後継につけ入る隙を封じたという見方をするのだ。

 本命の会長候補には竹下亘党総務会長の名が挙がるが……。

「青木さんの意中の人というわけではない。そんなに竹下家にこだわっているわけではない。だが、他におらんじゃろう」(大物OB)

 乱の成り行きが注目される。(本誌・亀井洋志)

※週刊朝日オンライン限定記事

2812チバQ:2018/02/06(火) 20:34:00
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1802050056.html
石破派、総裁選にらみ全国行脚を開始 生命線の地方票を掘り起こし
02月05日 20:54産経新聞

石破派、総裁選にらみ全国行脚を開始 生命線の地方票を掘り起こし

自身が率いる派閥「水月会」のセミナーで講演する自民党の石破茂元幹事長=5日午後、大阪市中央区(大島悠亮撮影)

(産経新聞)

 自民党の石破茂元幹事長率いる石破派(水月会)は5日、大阪市内のホテルで約1千人が参加した大規模な同派主催の会合を開き、9月の党総裁選に向けた活動を本格的に始めた。地方での大規模な会合は、石破氏の知名度を生かし、総裁選の行方に影響する地方票を掘り起こす狙いがある。派では今後、全国各地で同様の会合を開く予定だ。

 「(総裁選を)2回続けて無投票というのは絶対あってはならない。私が臨むときには、これがあるべき日本の姿だと揺るぎない自信を持って語る」

 石破氏は会合で、総裁選出馬への意欲を強い口調でこう語った。さらに憲法9条1、2項を維持して自衛隊を明記する安倍晋三首相(党総裁)の提案について「受けがいいかも知れないが、私はそれがあるべき姿だと思っていない」とも述べ、戦力不保持を定義した2項の削除論を唱える自身との違いを鮮明にした。

 石破氏にとって、地方票の掘り起こしは総裁選に挑むための生命線といえる。石破派は石破氏本人を含めても20人しかおらず、国会議員票では最大派閥の細田派(清和政策研究会、95人)などをバックとする安倍首相に比べ劣勢だ。

 一方、石破氏は前回出馬した平成24年の総裁選で地方票を165票獲得。87票だった首相にダブルスコアをつけた。石破氏は県議レベルの講演会まで各地を細かく回っており、地方に点在する「石破票」の多さには定評がある。石破氏側近は「やれることは全部やる。俺たちはチャレンジャーだから」と語る。

 ただ、首相は24年末の第2次政権発足以降、国政選挙で5連勝した実績もあり、党内では「石破氏が前回と同様に地方票を集めるのは難しい」(閣僚経験者)との声も強い。石破氏はいち早く全国行脚を始めることで、地方人気を起爆剤に形勢逆転を目指す考えだ。(大島悠亮)

2813チバQ:2018/02/07(水) 15:38:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180207-00000005-mai-pol

<岸田氏>全国行脚へ 総裁選視野、知名度アップ図る


2/7(水) 7:30配信

毎日新聞







<岸田氏>全国行脚へ 総裁選視野、知名度アップ図る


岸田文雄外相=川田雅浩撮影


 自民党の岸田文雄政調会長が3月から全国行脚を始める。最初に福島県を訪れるほか、山梨県や香川県、九州地方などを予定。現地での講演に加え、子育てなどの現場を視察する。「ポスト安倍」候補として地方で知名度向上を図りつつ、9月の党総裁選への対応を判断する材料にしたい思惑もありそうだ。

 岸田氏が会長の岸田派内では、9月の総裁選出馬を促す声も若手などに根強いが、一般の知名度不足が大きな課題。岸田氏自身は2018年度当初予算案の成立が見込まれる今春以降に総裁選に出馬するかどうかを判断する考えで、全国行脚で支持の広がりを見極める狙いもある。

 岸田氏は1月に写真共有アプリ「インスタグラム」を開設するなどインターネット対応も強化。妻との写真を投稿するなど、「真面目すぎる」(岸田派若手)と評されるイメージの向上も意識している。【小田中大】

2814チバQ:2018/02/07(水) 16:00:14
http://www.sankei.com/politics/news/180207/plt1802070005-n1.html
2018.2.7 05:00

自民・額賀派、「竹下派」へ 衆院幹部、新人事案を受け入れ

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自民党の竹下亘総務会長
自民党の竹下亘総務会長

 自民党額賀派(55人)は6日、額賀福志郎会長が退いて名誉会長に就き、後任に同派副会長の竹下亘党総務会長が就任する新体制を固めた。同じく副会長の茂木敏充経済再生担当相は会長代行に格上げする。額賀氏を除く衆院側の幹部は全員、新人事案を受け入れる意向だ。同派所属の参院議員21人が集団退会の構えを見せた事態の収拾のため「竹下派」への体制刷新が不可避と判断した。

 額賀氏は、中堅・ベテラン衆院議員との意見交換後の7日夜に最終判断し、8日の額賀派定例会合で辞意を表明する意向のようだ。

 額賀氏を含む額賀派幹部は5日夜、都内で同派所属の若手衆院議員と意見交換し、額賀氏は「分裂回避」を求める意見を尊重した上で、進退を判断する考えを示した。

 会合後、額賀氏は自身の処遇に関する協議を竹下氏や山口泰明事務総長ら5人に任せ、離席した。残った5人は、名誉会長ポストの新設など、参院側が容認している新体制に移行し、分裂を避けるべきだとの認識を共有。茂木氏も会長代行就任を受け入れる方向だ。新体制では、茂木氏を派の「ポスト安倍」候補に位置づけ、竹下氏とともに派の運営にあたる。

 額賀氏の会長退任を求める動きは、参院側を率いる吉田博美参院幹事長が、1月中に退任を決断しなければ所属参院議員の21人全員が派を退会すると額賀氏に伝えた。衆院側が同月31日に退会の先送りを要請、吉田氏は「常識的な範囲内で待つ」と答えた。

 ただ、吉田氏は21人の退会届を預かっており、吉田氏は事態が長期化すれば集団離脱する方針を崩していない。衆院側は、参院側の手法が強引だとして当初は反発もあったが、「うまく軟着陸したい」(山口氏)として新体制の構想を急いでいた。

2815チバQ:2018/02/07(水) 16:01:00
http://www.sankei.com/politics/news/180207/plt1802070002-n1.html
2018.2.7 01:00
【政界徒然草】
日本の深刻な後継者不足、自民党にまで…派閥領袖は70歳代が続々
 中小企業、農業、伝統工芸の職人…。日本は各方面で後継者不足が深刻だが、自民党も例外ではなさそうだ。第3派閥の額賀派が額賀福志郎会長(74)の退任騒動で揺れている中、党内を見渡すと、主要派閥には額賀氏のような70歳以上の高齢会長が目立つ。カリスマ性を持つ実力会長を抱えるがゆえに、めぼしい後継候補が不在の派も多いのだ。派閥は任意団体で、会長職に任期や改選などはないが、派閥運営の今後に頭を悩ませているケースは多い。

 自民党の7派閥のうち、最大派閥の細田派(清和政策研究会、95人)を率いる細田博之会長は73歳で、第2派閥の麻生派(志公会、59人)の麻生太郎会長は77歳の喜寿を迎えた。第5派閥の二階派(志帥会、44人)では、党全体も率いる二階俊博幹事長が派閥領袖として最高齢の78歳だ。今月17日に79歳となる。

 この3派に共通するのは、めぼしいポスト「細田」「麻生」「二階」候補が見当たらないことだ。

 細田派は安倍晋三首相(63)の出身派閥だが、仮に首相が9月の党総裁選で3選を決め、任期満了まで務めるならば、平成33年9月まで派に戻らない。同派には文部科学相や党総務会長を務めた塩谷立選対委員長(67)や、首相が「ポスト安倍」候補として期待する稲田朋美元防衛相(58)らがいるが、巨大派閥を一手にまとめ上げるような細田氏の後継候補は見当たらない。

 同派では、細田氏の前任の会長を務めた町村信孝元衆院議長(1944〜2015年)が安倍首相とともに24年の党総裁選に出馬し、派内の議員が両氏の陣営に分かれ戦った経緯もある。細田氏が緩やかに派の連帯を保つ現状を考えると、細田氏が会長職を退いた後の同派をだれがどう運営するのか極めて不透明だ。

 一方、麻生、二階両派では、それぞれの会長が強力なリーダーシップを持つがゆえに、後継候補がなかなか育たない環境もありそうだ。

 麻生派は昨年7月、山東派(番町政策研究所)と谷垣グループ(有隣会)の一部と対等合併し、党内第2派閥に急成長した。麻生氏は副総理兼財務相として5年以上安倍政権を支えていることもあり、党内の影響力は絶大だ。

 麻生派には、最近「ポスト安倍」候補として台頭した河野太郎外相(55)がいる。麻生派の前身の「大勇会」(河野グループ)を率いた河野洋平元衆院議長(81)は太郎氏の父であり、党内では「麻生派の後継は河野太郎氏」との見方もある。

 しかし、ある麻生派議員は「太郎氏が派を率いるまでの求心力を持つには、相当長い時間が必要だ」と語る。派閥領袖ともなれば、所属議員への細かな選挙応援やポストの配分など、物心両面の供給体制を整える必要があるが、「太郎氏はもう少し派のために汗をかく姿勢をみせてほしい」との声は強い。

2816チバQ:2018/02/07(水) 16:01:33
 もっとも、太郎氏の政治家としての魅力は、派閥単位などの特定のしがらみにとらわれずに物事をズバッと言い切るような面にもある。過去の言動をみれば、本人も決して「派閥」に固執しているわけではないと思うのだが…。

 他方、麻生派には副会長の山口俊一元沖縄北方担当相(67)や鈴木俊一五輪相(64)、事務局長の松本純前国家公安委員長(67)らがいるが、積極的に「ポスト麻生」候補を探し出しているようには見えない。麻生派幹部は「麻生会長の肌のつやを見れば、まだ『ポスト麻生』なんて考えるときでない」と語る。

 麻生派以上に後継者が見当たらないのは二階派だ。二階氏は昨年10月の衆院選で落選した元議員を含め、派のメンバーを物心両面で支えている。派の結束力は党内随一ともいわれるが、同派中堅は「二階氏のカリスマ性が高いだけに、『ポスト二階』の議論など始まる気配がない」と打ち明ける。

 二階派には、会長代行の河村建夫衆院予算委員長や林幹雄幹事長代理らがいるが、河村氏が75歳、林氏は71歳と高齢だ。派にめぼしい後継候補がいないことについて、同派の議員は「将来、他派の草刈り場になりかねない」と危機感を募らせる。

 お家騒動の額賀派でも、後継会長に目される竹下亘総務会長は71歳だ。一方、同じ派閥領袖でも「ポスト安倍」と目される岸田派(宏池会)会長の岸田文雄政調会長は60歳、石破派(水月会)会長の石破茂元幹事長は61歳、石原派(近未来政策研究会)会長の石原伸晃元幹事長は60歳と、老練領袖とは10歳以上の差がある。63歳の安倍首相は3人より若干の先輩だが、世代は岸田氏らと同じ層に属する。こうみると、自民党を統率するベテラン層にも10年間ほどのみえない「世代の壁」が横たわっていることが分かる。

 ベテラン議員には長い政治経験に裏打ちされた政治の奥義があり、一概に「高齢」を批判しようとは思わない。今の野党が伸び悩むのは、自民党のように政治の権謀術数にたけているベテランの知恵が欠けている面もあるだろう。

 各方面で深刻な後継者不足は、日本の活力が失われていくことにもなりかねないが、自民党も同じではないだろうか。後継者に悩む派閥は、今後党内で求心力を維持するだけでも大変だろう。派閥の長にも政治力とカリスマ性の軽重があるので単純な比較はできないが、今回の額賀派のお家騒動に肝を冷やした領袖も、意外と少なくないと感じている。

2817チバQ:2018/02/07(水) 22:11:19
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018020700613&g=soc
杉田議員にツイッターで脅迫=「辞めないと娘に危害」-警視庁

衆院選

 自民党の杉田水脈衆院議員(50)=比例中国ブロック=に対して「国会議員を辞めないと娘に危害を加える」と受け取れる内容がツイッターに書き込まれ、警視庁赤坂署が脅迫などの容疑で捜査を始めたことが7日、同署への取材で分かった。

 同署や杉田議員の事務所によると、書き込みは3日。杉田議員を名指しで「明日にでも国会議員をやめて頂けないでしょうか?」「報復措置として貴方の娘さんに被害が被るかも知れません」などと記されていた。
 書き込みを見た閲覧者から通報があり、同署が家族の安否確認を行ったという。書き込みは既に削除されている。
 杉田議員は2012年衆院選で初当選。次世代の党(当時)国対副委員長などを務め、現在2期目。(2018/02/07-11:39)

2818チバQ:2018/02/08(木) 14:34:07
https://www.asahi.com/articles/ASL284D0LL28UTFK00J.html
額賀派、参院側と分裂回避で一致 額賀会長、退任示唆か
2018年2月8日13時30分
 自民党第3派閥の額賀派(衆院34人、参院21人)の分裂騒動が8日、収束した。参院側から退任を求められていた額賀福志郎会長(衆院議員)と、吉田博美・党参院幹事長が8日午前に会談し、分裂回避で一致した。吉田氏側が「額賀氏が会長退任を示唆した」と受け止めたとみられる。

 額賀氏はその後、派閥の定例会のあいさつで吉田氏との会談に言及。3月に予定される派閥のパーティーについて、「衆参両院の国会議員が協力して盛大に、成功裏に開催できるように努力をする」ということで吉田氏と一致したことを明かした。

 吉田氏ら参院側はこの日も定例会を欠席し、国会内で独自に会合を開いた。吉田氏は会合後、記者団に「分裂はしない。来週から例会に出る」と語った。

2819名無しさん:2018/02/08(木) 17:21:00
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180208-00006150-bunshun-pol

「異端児」から総裁候補へ 存在感を増す河野太郎外相
2/8(木) 11:00配信

文春オンライン
「異端児」から総裁候補へ 存在感を増す河野太郎外相
英語力は歴代外相でもトップクラス ©共同通信社
 かつて「自民党の異端児」と言われた河野太郎外相(55)。ここに来て「ポスト安倍」のダークホースとして急浮上している。

「岸田文雄政調会長は、禅譲を狙っていまだに総裁選出馬を明言せず。石破茂氏、野田聖子総務相も党内支持が広がっていない。その中で河野氏が外相として結果を出し、存在感を増している。本人も総理への野心を隠そうとしません。菅義偉官房長官も『河野はいい』と公言。2021年まで安倍首相が務めた後、河野氏を担ぐ青写真もあるようです」(政治部デスク)

 外相としては韓国・文在寅政権への強気の姿勢を貫く。慰安婦に関する「河野談話」を出した父・洋平氏とは対照的な姿勢だ。

「文政権が慰安婦合意の再協議を示唆すると、『応じられない』と強気の姿勢を見せた。かつて行革担当相だった頃には、外務省を『害務省』と目の敵にしたこともあり、就任当初、外務官僚は戦々恐々としていた。しかし就任6カ月で4回中東に行くなど、攻めの外交を仕掛ける姿が『前任の岸田氏より胆力がある』と評価されている。また新年の挨拶で、モルディブ大使館の人員削減について『行革担当相時代の私の失敗』と頭を下げたことに心を鷲掴みにされた職員も少なくない」(外務省担当記者)

 河野氏の祖父は副総理などを務め、河野派を立ち上げた一郎氏、父の洋平氏は自民党総裁、衆院議長を歴任したサラブレッド。さらに、母方の曽祖父は伊藤忠商事の創業者、故伊藤忠兵衛氏で、政界屈指の財力を誇る。

 一方、これまで反原発や行政改革の急先鋒として、我が道を歩んできた。

「一言で言えば変わり者。党内でも仲間は少ない。09年の総裁選に出馬し、落選。このとき推薦人になってくれた人に対し、その後、何の手当てもしなかったことが物議を醸しました」(自民党関係者)

 そんな原理主義者も、外相になってからは持論を封印。2月3日、米・トランプ政権が策定した新核戦略について、河野氏は「高く評価する」と談話を出した。

「新核戦略は核兵器の先制使用も辞さないという内容で、反原発の立場からは絶対に認められないはず。派閥の長である麻生太郎財務相から『政府の方針に従え』と言われたことを忠実に守っているそうです」(同前)

 河野家の悲願である総理の座に手が届くか。

「週刊文春」編集部

2820名無しさん:2018/02/08(木) 18:27:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180206-00000110-mai-pol
<自民総裁選>各派の動き活発に 細田派、岸田派に接近
2/6(火) 21:02配信

毎日新聞
<自民総裁選>各派の動き活発に 細田派、岸田派に接近
自民党総裁選を巡る各派閥の相関図
 安倍晋三首相の出身派閥で自民党最大勢力の細田派(94人)が、岸田文雄政調会長が束ねる岸田派(46人)に接近している。7日夜には両派幹部が会談する予定で、9月の党総裁選に向け、首相の3選へ党内基盤を固めたい細田派と、岸田氏への「禅譲」を視野に入れる岸田派が駆け引きを展開しそうだ。石原派(12人)と谷垣グループ(中核20人)も近く合同勉強会を開くなど、総裁選へ各派の動きが活発化している。【村尾哲、小田中大】

 7日の会合は細田派が打診し、岸田派が応じた。細田派から塩谷立選対委員長や西村康稔官房副長官ら、岸田派からは望月義夫元環境相、三ツ矢憲生政調会長代理らの計10人程度が出席する。岸田派の中堅議員は「総裁選での協力を詰めることになる」と明かす。

 首相は出馬を明言していないが、既に細田派、麻生派(59人)と二階派(44人)から支持を取り付け、衆参両院の自民党議員407人の半数近くを固めた計算だ。それでも細田派中堅は「森友、加計学園の影響もあり、首相は万全だとは思っていない」と指摘する。

 一方、岸田派内では安倍首相が3選した場合の任期が終わる2021年を待ち、後継指名を受けるシナリオがささやかれる。禅譲を見据える議員の一人は「細田派にも安倍首相の次はいない」とし、細田派に貸しを作るべきだと主張。首相と岸田氏は1月25日に会談しており、派閥関係者は「総裁選戦略について突っ込んだやりとりがあった」とみる。

 また石原派と先の衆院選で引退した谷垣禎一前幹事長が特別顧問を務める谷垣グループは、近く合同勉強会を開き、石原派最高顧問の山崎拓元副総裁らを講師に、双方の所属議員が参加する案が検討されている。両派・グループとも所属議員が少なく、将来の合流も念頭に存在感を高める狙いだ。

 総裁選への出馬に意欲を示す石破茂元幹事長は、自身がかつて所属した額賀派OBの青木幹雄元官房長官らと会談を重ねており、同派への支持拡大を模索する。

 その額賀派では過去の総裁選などの対応を巡って額賀福志郎会長の進退問題に発展するなど、各派の思惑が交錯している。

2821名無しさん:2018/02/08(木) 18:30:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180208-00050030-yom-pol

自民総裁選へ意見交換か、細田派と岸田派が会談
2/8(木) 11:40配信
読売新聞

 安倍首相の出身派閥の自民党細田派と、岸田政調会長が率いる岸田派の幹部が7日夜、東京都内の日本料理店で会談した。

 9月の党総裁選では、連続3選に向けた首相の出馬が確実視される中で、「ポスト安倍」の有力候補の岸田氏が出馬するかが焦点となっており、両派間で意見交換したとみられる。

 会談は細田派側が打診した。細田派から前事務総長の塩谷立選挙対策委員長、西村康稔官房副長官ら、岸田派から事務総長の望月義夫・元環境相、宮腰光寛首相補佐官らが出席した。

 一方、石原派と、谷垣禎一・前幹事長を中心とするグループ(有隣会)の幹部も7日夜、都内のホテルで会食し、今後の連携のために3月上旬に共同の勉強会を始めることを決めた。

2822とはずがたり:2018/02/08(木) 19:26:13
分裂騒動で額賀元財務相が退任の意向固める
2018年2月8日 15:40ツイートするシェアする
http://www.news24.jp/articles/2018/02/08/04385192.html

自民党のかつての最大派閥、竹下派の流れをくむ額賀派の分裂騒動で、会長を務める額賀元財務相が退任する意向を固めた。

2823チバQ:2018/02/08(木) 20:04:32
http://www.sankei.com/politics/news/180207/plt1802070035-n1.html
2018.2.7 23:19
【憲法改正】
自民党幹部vs石破茂氏 「2項」削除是非めぐり鋭く対立 9条で初の本格議論 条文案募集も難航必至

 自民党の憲法改正推進本部(細田博之本部長)は7日、全体会合を開き、憲法9条の改正について集中的に議論した。推進本部幹部は、9条1、2項を維持したまま自衛隊を明記する安倍晋三首相(党総裁)の提案を党の改憲案としたい考えだが、会合では戦力不保持を定めた2項削除にこだわる石破茂元幹事長らが激しく反発。推進本部は党内から具体的な条文案を募集することを決めたが、意見集約は難航しそうだ。

 「憲法改正は国民の意思でできることを早く実感してもらう必要がある。国会発議では与野党の協力の下、(発議要件の)3分の2の議決を得られる一致点を見いだす努力が必要だ」

 推進本部の幹部を務める中谷元・元防衛相は全体会合でこう述べ、9条改正では幅広い合意が得られる条文案の採用を訴えた。細田氏も「精神論だけいくら言ったって意味がない。国民投票で、ある程度理解を得ないといけない」とクギを刺すように語った。

 両氏の発言は、2項削除に固執する石破氏を牽制(けんせい)する意味がある。「平和の党」を掲げる公明党の理解が得られにくく、発議にこぎ着けても国民投票で勝利できるかは懐疑的-。首相案を進めようとする推進本部幹部の脳裏には、こうした計算が働いている。

 全体会合では、過去の党内の改憲草案作りで、2項削除は集団的自衛権が国際法上認められるフルスペック(際限ない形)で行使できるようにする目的があったことも紹介された。

 こうした動きに石破氏は反発した。「軍隊とは国家主権を守るための国際法に従い活動する実力集団であり、そこを絶対曖昧にしてはならない」と述べ、2項を削除し「戦力」を改憲案に位置づけるよう主張。「平成24年草案は集団的自衛権を何でもやるとは想定していない。国会が決めることだ」とも反論した。

 細田氏は全体会合に先立つ執行役員会で、石破氏を前に、1、2項を維持して自衛隊を明記する案と24年改憲草案の違いは「実はない」と説明した。しかし石破氏は「24年案と違わないならどんな案か。私には思い浮かばない。ぜひご提示いただきたい」と皮肉り、緊迫する場面もあった。

 全体会合では、9条1、2項を維持した上で「自衛権の発動を妨げない」と加える独自案を主張する青山繁晴参院議員ら保守系グループも発言した。

 党内には、首相が安定的な政権運営を続けている間に改憲発議を急ぐべきだという意見があり、首相提案への支持が多数になりつつある。しかし、国防族の議員からは「自衛隊の意義付けがおろそかになるような案になるなら本末転倒だ」との声もある。推進本部は今後10日間程度、党内から条文案を募集するが、議論の帰結点は見えていない。(千田恒弥)

2824チバQ:2018/02/08(木) 20:06:13
http://www.sankei.com/politics/news/180208/plt1802080001-n1.html
2018.2.8 07:00
【政界徒然草】
自民・岸田文雄政調会長の逡巡の背景に宏池会と総裁選の「負の歴史」あり

 自民党の第4派閥、岸田派(宏池会)を率いる岸田文雄政調会長(60)が、9月の党総裁選への態度をなかなか明確にしようとしない。背景には宏池会の「負の歴史」があるとされる。かつて「宏池会のプリンス」と呼ばれた加藤紘一元幹事長(1939〜2016年)は無投票再選を狙った小渕恵三元首相(1937〜2000年)に対し、知名度アップを目的に「お試し出馬」し、小渕氏を激怒させ、冷遇された。それが翌年の「加藤の乱」につながり、加藤氏の政治生命は絶たれた。若手として目の当たりにした岸田氏はこのトラウマから抜け出せずにいるという。

 総裁選に向け、党内の各派閥の動きは活発化している。3選をかけて出馬が確実視される安倍晋三首相(63)出身の最大派閥、細田派(清和政策研究会)は中堅・ベテラン議員同士の会合を岸田派に持ちかけ、7日に意見交換した。岸田氏不出馬に向けた懐柔策との見方が出ている。第3派閥の額賀派(平成研究会)で起きた額賀福志郎会長(74)の退任をめぐる“お家騒動”は、かつて同派に所属し、総裁選出馬に意欲を示す石破茂元幹事長(61)に有利に働くとの向きもある。

 そんな中、「ポスト安倍」の有力候補である岸田氏は、外相から政調会長に就任した昨年8月以降、勉強会を立ち上げたり、メディアへの露出を増やしたりするなど総裁選に向けた地ならしとも取れる活動を開始している。

 1月20日に地元・広島で開かれた後援者向けの新年会では「次の日本を背負う政治家になっていただけると期待している」(地元後援会会長)、「広島だけでなく全国で『岸田首相を』とみんな言う」(湯崎英彦広島県知事)といった期待の声が相次いだ。しかし、そこでも岸田氏は「具体的には何も決まっていない」と繰り返した。

 岸田氏のかたくなな態度の裏には、宏池会の歴史があるようだ。

 宏池会は昭和32年に池田勇人氏(1899〜1965年)が設立して以降、池田氏、大平正芳氏(1910〜80年)、鈴木善幸氏(1911〜2004年)に宮沢喜一氏(1919〜2007年)と4人の首相を輩出した。昨年、創立60年を迎えた名門派閥だが、総裁選では何度も苦い経験を味わい、「政策に明るいが政争に暗い」と評されるようになったほどだ。

 平成11年の総裁選では無投票再選を狙った小渕氏に対し、宏池会会長だった加藤氏が立候補した。加藤氏にとっては「名を売りたい」とする登竜門的な考えでの出馬だった。しかし、総裁選を機に、それまで円満だった両氏の関係に亀裂が生じた。「人柄の小渕さん」と親しみを込めて呼ばれていた小渕氏が、結果的に再選阻止に動いた加藤氏に「私を追い落とそうとしたじゃないか」と迫った話は有名だ。加藤氏にとってみれば、さわやかに総裁選に出馬したつもりが、「そんなはずではなかったのに…」との心境だったろう。

 12年4月に小渕氏が病気で倒れ、森喜朗内閣が誕生すると雲行きはさらに怪しくなった。同年11月に野党が提出した森内閣不信任決議案に加藤氏は同調。いわゆる「加藤の乱」だ。

 加藤派こと宏池会は、加藤氏の盟友・山崎拓氏(81)率いる山崎派(現・石原派)とともに不信任決議案賛成の方針を決めたが、結局欠席で終わった。加藤氏への支持と不支持をめぐるしこりが残った宏池会は間もなく分裂し、以後、加藤氏が総裁候補になることは二度となかった。

2825チバQ:2018/02/08(木) 20:06:46
 加藤の乱の際、岸田氏は衆院当選3回、43歳の若手議員だった。前年の小渕氏の激怒から派閥分裂に至るまで目の当たりにしていた。特に加藤の乱では当初、加藤氏に同調する構えだったが、最終的に宏池会に残り、今の会長の座につながっている。中途半端な「お試し出馬」の怖さを十分に認識しているに違いない。

 岸田氏は地元新年会でもこのエピソードをあえて取り上げ、「加藤の乱といったようなさまざまな政局、日本の政治を揺るがすような大きな政局にも参画してきた」と約25年にわたる自身の政治人生を振り返った。そこから得られた教訓として「戦うときには勝たなければならない」と“呪文”のように繰り返す。

 派内の若手らが「知名度を上げるチャンス」だとして出馬を促す動きにも逡巡を続け、「加藤の乱がトラウマになりすぎている」(若手議員)との不満の声も漏れる。

 一方、覚悟を先送りするジレンマも抱える。宏池会の2代目会長、前尾繁三郎氏(1905〜81年)は昭和45年の総裁選への出馬を模索したが、4選を目指した当時の佐藤栄作首相(1901〜75年)から内閣改造での宏池会の優遇を約束されて出馬を見送った。しかし、内閣改造は行われず、はしごを外された前尾氏に反発した宏池会の若手議員が大平氏を担ぎ、前尾氏は会長の座を追われた。

 前尾氏はその前の43年の総裁選にも出馬していた。結果は、後に首相となる三木武夫氏(1907〜88年)の後塵を拝して3位に終わっている。前尾氏は後に衆院議長に就いたが、首相の座を手にすることはなかった。

 岸田氏は今回の総裁選出馬を見送り、安倍首相からの禅譲を狙っているとも言われる。しかし安倍首相が岸田氏に対し明確に禅譲を約束している形跡はない。そのため今回出馬を見送れば「禅譲なんか確約できるわけがない」と主戦論を唱える岸田派の一部若手らから突き上げを受けることは必至だ。

 逆に今回無理をして出馬し、石破氏を下回って3位以下になれば、求心力を失って「次の次」への道も絶たれることになりかねない。前尾氏の立場も自らの今と重なるだけに、岸田氏は出馬、不出馬の悩ましい状況に揺れる。

 宏池会はこれ以外にも総裁選に絡んだ忌まわしい過去がある。加藤の乱の後に加藤氏らと宏池会を一時飛び出し、再び宏池会に合流していた谷垣禎一前幹事長(72)は平成21年、野党に転落した自民党の総裁に就いた。しかし、民主党政権の失政で自民党の政権復帰が間違いないとみられていた時期の24年の総裁選では、部下の幹事長だった石原伸晃氏(60)が先に名乗りを上げたことで出馬を辞退した。

 宏池会会長ではなかったが、宮沢派に所属していた河野洋平氏(81)は5〜7年の野党時代や「自社さ」連立政権時代に自民党総裁を務めていた。しかし、首相には就けず、宮沢会長の後継争いで加藤氏と対立し、宏池会を去った。今年で結党63年を迎える自民党の歴代総裁24人のうち、首相の座に就けなかったのは宏池会の谷垣、河野両氏の2人しかいない。

 「今回は我慢するべきだ」(ベテラン議員)、「出るとしても遅すぎる。準備が間に合わない」(ベテラン秘書)、「今回出て財政再建や地域経済活性化などやるべき政策を訴えるべきだ」(中堅議員)-。岸田派内には、こうしたさまざまな意見が渦巻く。ジレンマを払拭して「出る」のか、それとも過去の経験から「待ち」を選択するのか。岸田氏の動向に注目が集まっている。 
(政治部編集委員 長嶋雅子)

2826チバQ:2018/02/08(木) 20:07:29
http://www.sankei.com/politics/news/180208/plt1802080015-n1.html
2018.2.8 11:29

自民党総裁選へざわつく各派閥 細田派・岸田派は会合、共闘か禅譲か石原派・谷垣Gも勉強会開催へ

 安倍晋三首相(自民党総裁)の任期満了に伴う総裁選を9月に控え、各派閥の活動が活発化してきた。総裁選に絡んだ“お家騒動”に揺れる額賀派は額賀福志郎会長の退任に向けた大詰めの協議に入ったほか、首相の出身派閥の細田派は「ポスト安倍」候補の岸田文雄政調会長率いる岸田派との意見交換を開始した。石原派と谷垣グループも合同勉強会の3月開催を決めた。

“お家騒動”大詰め

 自民党額賀派(平成研究会、55人)の参院議員21人が集団離脱も辞さない構えで額賀福志郎会長の退任を求めている問題で、額賀氏や同派副会長の竹下亘党総務会長ら派閥幹部が7日夜、都内の日本料理店で衆院当選4回以上の議員から意見聴取した。額賀氏は会合後、記者団に「責任の重大さを冷静にしっかり考え今後の方向を決断したい」と述べた。額賀氏は8日の派閥会合で退任の意向を示すとみられる。

 出席者からは、派閥の分裂回避を求める意見が相次いだ。執行部は7日夜の会合で全衆院議員を対象にした意見聴取を終了。ただ、額賀氏は7日夕時点で進退判断を示しておらず、参院側は1月25日と今月1日に続いて8日も定例会合を全員欠席し、独自に会合を開く準備をしている。

 額賀氏は新設の名誉会長に就き、後任の会長に竹下氏が就任する。同じく副会長の茂木敏充経済再生担当相は会長代行に格上げされる予定だ。

2827チバQ:2018/02/08(木) 20:07:58
首相側提案で会食

 安倍晋三首相(自民党総裁)出身の党内最大派閥である細田派(清和政策研究会、95人)と岸田文雄政調会長率いる岸田派(宏池会、46人)の中堅・ベテラン議員が7日夜、都内の日本料理店で会食した。9月の総裁選を見据えた意見交換が目的で、岸田氏と首相との共闘を模索する細田派と、首相からの将来的な禅譲を期待する岸田派の思惑が交錯している。

 会合は首相側が持ちかけた。計9人が参加し、細田派は松野博一前文部科学相や西村康稔官房副長官ら、岸田派は望月義夫元環境相や宮腰光寛首相補佐官らが出席した。細田派の関係者は「岸田派と総裁選の情勢を話し合える環境をつくりたい」と語っている。

 一方、岸田派では若手を中心に次期総裁選に岸田氏の出馬を求める声も多い。岸田派側は会合を通じ、細田派が「ポスト安倍」候補をどう考えているのか探る狙いもありそうだ。

遺恨乗り越え…

 石原派(近未来政治研究会、12人)と、引退した谷垣禎一前幹事長が特別顧問を務める谷垣グループ(有隣会)の幹部が7日夜、都内で会談し、3月上旬に合同勉強会を開くことを決めた。勉強会は、将来的な合流も視野に入れた連携強化を図ることや、9月の党総裁選に向け、両派の影響力を高める目的があるとみられる。

 会談には、石原派の森山裕国対委員長や野田毅元自治相ら、谷垣グループの中谷元・元防衛相や遠藤利明元五輪相らが出席した。合同勉強会では、経済問題を議論するという。

 石原派の石原伸晃会長は幹事長だった平成24年、当時総裁の谷垣氏が再選に意欲を示していた総裁選に出馬し、谷垣グループには「裏切りだ」として禍根が残っていた。しかし、この日出席した谷垣氏の側近は「勉強会の設定をもって過去を水に流したい」と語り、両派の連携強化に意欲を示した。

2828チバQ:2018/02/11(日) 18:44:21
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/politics/bunshun-6115.html
安倍三選は磐石か? 「ポスト安倍」石破、野田、岸田の三者三様

02月09日 11:00

「総理がこれから向き合わなければならないのは飽きとの戦いだ」

 首相・安倍晋三の今後について、最近こんな言葉を発しているのは、自民党前幹事長・谷垣禎一だ。


自転車事故の直前の谷垣禎一幹事長(当時) ��輅檎砂媾�

 1年半前の自転車事故以来、長らく入院生活を送っていた谷垣が昨年末、ひっそりと退院した。東京・桜新町の閑静な住宅街にある2階建ての自宅は車いす生活が続く谷垣のためにリフォームされ、段差をなくし、エレベーターも取り付けられた。昨年10月の衆院選に立候補せず、議員バッジがない一民間人だが、退院を聞きつけてやってくる議員らと、面会を重ねている。

 谷垣が事故を起こしたのは2016年7月16日。SPを引き連れて皇居周辺をサイクリングしていた時のことだった。歩道から車道に降りようとした際に段差の高さを読み誤り、頭から転落。血まみれになった姿にSPは「死んでしまう」と慌てたが、命に別状はなかった。ただ、身体がまったく動かない。すぐにSPにかけた言葉は「信行に電話を」。秘書を務める実弟への伝言を託した。「『幹事長を辞任する』と総理に伝えて欲しい」。

 タカ派の安倍とハト派の谷垣。思想信条がまるで違う総裁を、谷垣は幹事長として、安倍が「なんていい人なんだ」と評するほどに支え続けていた。

 その谷垣が、今年の安倍について冒頭のように懸念を語り、さらには、7年8カ月間宰相の座にあった安倍の大叔父・佐藤栄作に言及して「長期政権ゆえに『ストップ・ザ・サトウ』と言われたが、今の世論も同じような空気になりかねない」とも漏らす。

 世論調査で安倍の続投を望む声は、3年前の7割弱から、今や4割弱にまで減っている。党内も、かつては一切の批判を許さぬ絶対王国の雰囲気が色濃くあった。しかし、昨春以降次々と浮上した森友、加計学園問題で、支持率は大幅に下落し、夏の東京都議選で大敗。昨秋の衆院選では、表面上は14年と変わらぬ大勝を果たしたものの、絶対的一強の雰囲気は既にない。

「もりかけ」に続く、次の矢も喉元まで迫っている。スーパーコンピューター開発会社「ペジーコンピューティング」の助成金詐欺事件だ。財務官僚は「この件はやばい」と副総理兼財務相の麻生太郎の名を挙げる。昨年度の第2次補正予算作成の際、麻生はペジーへの助成に固執し、財務官僚に「早く(予算を)付けろ」と迫ったとの話が永田町や霞が関で囁かれている。

 野党は通常国会で、この問題に加え、リニア中央新幹線をめぐる不正入札事件も追及。リニアは安倍政権の成長戦略の1つと位置づけられ、国債による財政投融資で3兆円が投入済みだ。リニアを発注したJR東海のドン、名誉会長の葛西敬之は安倍と思想信条が近く、ブレーンでもある。昨年だけでも安倍と4度会食した間柄だ。

 スパコンとリニアに関する追及が続けば、安倍やその周辺に刑事事件としては直結せずとも、じわじわと支持率を落とすことは十分あり得る。

「貴乃花は石破さんでしょ」

 だが当の安倍に切迫した雰囲気はない。1月24日夜、赤坂の中国料理店。報道各社のキャップらとの懇談会で安倍は、民進党と希望の党の統一会派結成が白紙になったことを引き合いに出し、「身内の喧嘩が一番盛り上がるんだ。昔の自民党の派閥もそう。去年の下関市長選もそうだったでしょう」と、自らの元秘書が、文科相の林芳正に近い県議らが推す現職を破ったことに言及するなど余裕の表情をみせた。事実、秋の総裁選での安倍三選を、早くも確実視する向きは多い。

 最大の対抗馬と目される元地方創生担当相の石破茂だが、その孤高ぶりは永田町の外でも評判だ。

 昨年12月20日、東京・両国の国技館で行われた日本相撲協会の横綱審議委員会。この日の議題は、貴ノ岩に暴力を振るった責任を取って引退した元横綱・日馬富士や、現場に同席した横綱の白鵬、鶴竜への処分だったが、開始前の雑談で話題になったのは、政治だった。

「貴乃花は田中真紀子さんに似ていますよね」。こう口を開いたのは、自民党副総裁の高村正彦。13年から横綱審議委員を務める高村が田中の名前を挙げたのは、国際会議へのNGO(非政府組織)参加拒否問題をめぐり、外務官僚と対立し、当時の首相・小泉純一郎から更迭されたが、「強い者にいじめられる悲劇のヒロイン」として世間では人気を集めたのを想起してのことだ。高村は、貴乃花を「強者の相撲協会にいじめられる悲劇のヒーロー」になぞらえたのだ。だが直後、別の委員が言った。「いやいや、貴乃花は真紀子さんではなく、石破さんでしょ」。安倍に近い高村が、政権批判を繰り返す石破を煙たがっていることを知っているかのような口ぶりだった。


自民党党大会に出席する高村正彦自民党副総裁(写真左)ら ��輅檎砂媾�

2829チバQ:2018/02/11(日) 18:45:25
 翌21日夜。東京・紀尾井町のホテルであった石破派の忘年会で話題になったのも、奇しくも大相撲だった。貴乃花批判で盛り上がる派閥所属議員に石破だけが反論。貴乃花の現役時代に触れ、「『とにかく勝ちさえすればよい』という価値観は微塵もなかった」と白鵬を念頭に批判した。「貴乃花は大相撲の因習、アンシャンレジームに1人で立ち向かっている。正論だ」。まるで自らを「自民党の因習に1人で立ち向かうヒーロー」になぞらえているかのように周囲は受け止めた。

 派内の「子分」に対しても、常に正論で立ち向かうのは石破の真骨頂であると同時に、弱点でもある。某省の幹部は言う。「正攻法すぎる石破さんはすべて自分が把握しなければ気が済まない質。総理になれば、大震災時にマイクロマネジメントで霞が関を混乱させた菅直人のようになりかねない」。

 総理総裁を目指すなら、夜の会合は2階建て、3階建てが当たり前とされる永田町。しかし石破は、夜の会合でも1つ目の会に顔を出すと、仲間と飲み明かすことなく早めに切り上げ、議員会館や宿舎に戻ると、アベノミクスの批判本などを読みふけるという。

夜の話題に事欠かない野田聖子

 一方、石破と同じように総裁選への出馬をめざす総務相の野田聖子は、夜の話題に事欠かない。酒席で気に入った同席者にキスしたり、抱きついたりするのは昔から有名だが、最近は「総理候補」の言としては聞くに堪えない下ネタが霞が関で話題を呼んでいる。

 野田は昨年、事務次官ら高級官僚が集まる酒席で、経済産業相の世耕弘成と、元民進党参院議員の林久美子夫妻の「夜」の話を披露。林が世耕に「政府の秘密を教えてくれないと一緒に寝てあげない」と迫る、という真偽不明のエピソードを面白おかしく語った。少し離れた席にいた官僚が「下品な」とつぶやくと、それが耳に入った野田は「なんだとー」と凄んだという。

 野田は今年に入って安倍への批判を強めている。講演では安倍政権肝いりの明治150年記念事業に「今年は明治維新に思いをはせることが多いと思うが、あえて辛口に申しあげれば、だからこそ、明治維新と決別をする時代を迎えている」と噛み付いた。同じ講演で曰く、「トリクルダウンではなく、ボトムアップ。強いリーダーシップを経済界や政治の中で見つけるのは難しい」「強い人を強くするのでなく、弱者を無くす時代を作らなければ」。まるで安倍一強やアベノミクスをあげつらうようでもあり、生活保護費を削減するなど弱者切り捨てとも取れる政権の政策に、刃を向けるフレーズが続いた。

2830チバQ:2018/02/11(日) 18:46:15
「ポスト安倍」候補3人のうち、国民へのアピールが最も乏しく映るのが、政調会長の岸田文雄だ。岸田派と番記者による昨年末の忘年会の2次会はカラオケ。いつもなら「銀座の恋の物語」や、福山雅治の「桜坂」、サザンオールスターズをリクエストする岸田だが、この日、自ら選んだのは、「戦争を知らない子供たち」。♪戦争が終わって僕らは生まれた 戦争を知らずに僕らは育った��。ベトナム戦争最中の70年代に流行ったフォークソングを、慣れた様子で歌った岸田は、「これは9条の歌だ」と呟いた。9条改正を狙う安倍に面と向かって異論を唱えることができない岸田だが、この日の選曲は「本当は9条改正に反対だ」という心の叫びだったのかもしれない。

 1カ月後の1月20日、広島で開催した自らの新年会で、知事の湯崎英彦らから「岸田首相」を期待する声が上がる中ですら、岸田は「持ち前の辛抱強さと我慢強さを十二分に発揮して、じっくりと日本のこれからを考え、自分自身の行動も判断していきたい」と慎重な物言いを崩さなかった。

青木が絵を描いている?

 決め手に欠く「ポスト安倍」候補3人を尻目に余裕の安倍――そんな構図が一変するかも知れない動きが1月25日に表面化した。

 額賀派(平成研)の分裂騒ぎだ。

 この日は自民党各派の定例会が正午から開かれる木曜日。東京・永田町の自民党本部裏にある額賀派事務所は、まるでお通夜のような雰囲気だった。所属する参院自民のメンバー21人が一斉に欠席したからだ。額賀派の源流は、かつて最大派閥として隆盛を誇った田中派であり、竹下派。「一致結束、箱弁当」と称され随一の結束力を誇った派閥の面影はなく、大量に残った欠席者分の弁当が、細田派、麻生派に次ぐ第3派閥(衆参計55人)にまで転落した派閥の衰退を物語った。

 同じ時間、欠席した21人は参院自民党の控室にいた。各議員の目の前には、熱々の高級うな重が並ぶ。

「額賀(福志郎)会長には、派閥会長の退任時期を1月31日までに明確にするよう求めた。そうでなければ、重大な決意をしなければならない」

 自民党参院幹事長であり、参院額賀派を束ねる吉田博美が声を張り上げた。元労相の村上正邦、元官房長官の青木幹雄の2人が引退して以来、長らく「ドン」不在の参院自民党で、吉田はここ数年、とみに力を付けてきた。自民党元副総裁・金丸信の秘書を務め、長野県議、同県議会議長を歴任後、52歳で参院に打って出た叩き上げの経歴だが、若い頃に欧州に留学し、英語、仏語、スペイン語が堪能という顔も持つ。知る人ぞ知る存在だった吉田が、新たなドンになりつつある。

 吉田はこれまで額賀に直接、退任時期の明言を求めてきた。防衛庁長官、財務相を務め、かつては「プリンス」と呼ばれた額賀だが、09年から派閥を率いるも求心力がなく、党幹部にもなれず、総裁候補にも名前があがらないまま74歳になった。これまでも派内から度々、退任を求められ、「次の選挙まで」とずるずる引き延ばしてきたが、ついに、業を煮やした吉田がクーデターを決行したのだ。

 この動きに呼応するような意味深な発言をしたのが石破だ。

「竹下登総理は自分の内閣と引き換えに、消費税法案を成立させた。歴代総理の中で、竹下登先生は本当に立派な方だった」

 同日夜、派閥横断で議員が集まった会合で、石破は竹下をこう礼賛した。石破派は、現状わずか20人。本人以外が19人では総裁選の推薦人も心もとない。そんなところに降ってわいた額賀派の分裂騒ぎと石破の思惑は無関係ではありえない。関係者の間では、

「石破の額賀派離脱に怒っていた青木幹雄だが、後継の息子・青木一彦が島根・鳥取が合区となった1昨年の参院選で石破に世話になり、手打ちとなった。吉田の動きの背後で青木が絵を描いている。総裁選に石破を担ぐ」

「いや、参院額賀派は参院岸田派と結んで、総裁選で岸田を推す考えだ」

 と揣摩臆測が飛び交う。

 同日夜、安倍は岸田と2人きりでフグ料理屋で会食。麻生と官房長官の菅義偉、元経済再生担当相の甘利明の3人も都内で情報交換をした。額賀派のクーデターをきっかけに、一気に回転し始めた永田町の政局。通常国会の動向次第では、安倍三選は必ずしも盤石ではなくなってきた。

(文中敬称略)

(赤坂 太郎)

2831チバQ:2018/02/11(日) 18:50:52
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1802080040.html
【額賀派クーデター】「地位に恋々としない」 自民・額賀福志郎氏が会長退任の意向を示す 3月の派閥パーティーで正式表明へ 

02月09日 05:04

 自民党額賀派(平成研究会、55人)の額賀福志郎会長は8日、会長交代を求めている吉田博美参院幹事長と東京都内で会談し、派閥会長を退任する意向を伝えた。正式な退任表明は3月14日に予定する同派の政治資金パーティーになる方向で、後任に副会長の竹下亘党総務会長が就任する。吉田氏が率いる同派の参院議員21人は額賀氏が退任しなければ集団離脱の構えを見せていたが、分裂は回避されることになった。(田中一世)

 会談は額賀氏が持ちかけ約30分間行われた。額賀氏は退任の意向を伝えるとともに「衆参が結束してパーティーに対応したい」と分裂回避を求め、吉田氏は了承した。吉田氏は会談後、記者団に「分裂はない。一致団結して取り組む」と述べた。

 額賀氏は竹下氏とも派閥事務所で会談し、「地位に恋々としない」と伝えた。その後の額賀派の定例会合では「3月のパーティーに向かって、私も先頭に立って努力をしていく」と述べた。出席者から額賀氏の進退に関する意見は出なかった。

 一方、参院側は3週連続で定例会合を欠席し、国会内で独自に会合を開いた。中止していたパーティー券の販売を始めた。

 今後、額賀、吉田両氏を中心に約1カ月かけて新たな派閥人事や派閥運営のあり方について協議する。衆院側の幹部は「竹下派」への移行時期について「秋の党総裁選への対応もあるので通常国会の会期内(6月20日まで)だ」と語った。

 額賀氏が会長を務めた8年5カ月間、同派は有力な総裁候補も育たず、勢力拡大の展望がなかなか開けなかった。吉田氏は平成28年7月の参院選以降、水面下でたびたび退任を求めてきたが、額賀氏はあいまいな態度をとってきた。このため、参院側は1月25日の定例会合を集団で欠席し、額賀氏が退任の意思を示さなければ、今月9日にも集団で派閥を離脱する構えを見せていた。

 衆院側でも分裂回避のための会長交代論が広がり、竹下氏や茂木敏充経済再生担当相、船田元・元経済企画庁長官ら派閥幹部が「額賀名誉会長、竹下会長、茂木会長代行」とする案をまとめている。衆参の結束を打ち出すため、副会長などに参院議員を起用する案も出ている。

2832チバQ:2018/02/11(日) 18:52:50
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-180208X904.html
自民・額賀氏、来月に派閥会長退任=後継竹下氏、収拾図る

02月08日 20:23

 自民党額賀派の額賀福志郎会長(74)が3月に退任する見通しとなった。額賀氏は8日、参院議員団トップの吉田博美党参院幹事長と東京都内で会談し、同月14日の派閥パーティーまで会長を続けることを確認する一方、退任後の新体制について協議に入ることで一致。後継会長には副会長の竹下亘党総務会長(71)が就く見込みだ。分裂回避を最優先し、参院側の要求に沿った代替わりによって事態の収拾を図る。

 額賀氏は会談で、派閥パーティーまで会長職にとどまることに理解を求め、吉田氏も了承。参院側は今年のパーティー券販売を拒んでいたが、今後は双方が準備に協力することを申し合わせた。

 この後、額賀氏は派閥の例会で吉田氏との会談結果を説明。今後の派の在り方について「吉田氏と私で率直に誠意をもって話し合うことで共通の認識を持った」と述べた。例会ボイコットを続ける吉田氏も国会内で記者団に「(新体制へ)しっかり協議することでお互い理解した」と語った。

 参院議員団21人は当初、1月中の退任を額賀氏に突き付け、応じない場合は集団離脱も辞さない構えを見せていた。だが、8日の会談で額賀氏退任への道筋が付いたと判断、派内にしこりを残さないよう猶予期間を認めた。来週以降、参院側も例会に出席する。

2833チバQ:2018/02/12(月) 14:25:53
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1802120007.html
財務相戦後最長の麻生太郎氏 副総理も歴代1位更新中 派閥後継は?

06:24

麻生太郎副総理兼財務相(斎藤良雄撮影)

(産経新聞)

 財務相として戦後歴代1位の在任記録を12日に更新した麻生太郎副総理兼財務相。平成24年12月の第2次安倍晋三政権発足以来、一貫して安倍首相を支えている。自身が率いる自民党麻生派(志公会)は党内第2派閥に躍進し、「安倍��麻生」ラインは盤石にみえる。しかし足元の麻生派内には課題も多く、政権中枢と派閥領(りょう)袖(しゅう)の「1人2役」は困難が伴っているようだ。

 第2次安倍政権発足で副総理兼財務相に就任した麻生氏は、副総理としては27年5月21日、祖父・吉田茂元首相の第2次、3次内閣で副総理だった林譲治氏の876日を抜いて単独1位となった。こちらも在任1875日で、歴代最長記録の更新を続けている。

 昨年の衆院解散の決断前など節目では安倍首相と2人きりで会談するなど強固な関係を築いている。安倍首相は周囲に「私と麻生さんは日米同盟のようなものだ」と語る。

 麻生氏に対しては「首相再登板」への野心があるのではないかとの臆測が流れることもある。しかし、昨年7月、山東派などと合流して党内第2派閥になった際は「安倍政権をど真ん中で支えていくという点については一点の乱れもない」と強調。安倍首相の任期満了に伴う今年9月の党総裁選は「安倍3選」を支持する見通しだ。

 安倍首相との関係で不安は見当たらない麻生氏だが、麻生派内は「ポスト安倍」ならぬ「ポスト麻生」への不安がある。

 18年の発足当初は15人だった麻生派は、昨年の合流で59人に拡大した。ただ、強烈な個性を持つ麻生氏頼みの色合いが強く、急拡大したゆえに「大派閥の運営経験が誰にもない」(ベテラン)のが現状だ。

 結束のほころびを物語る事態も生じた。約40人が出席した石破茂元幹事長主宰の派閥横断型勉強会「さわらび会」が1月25日に開いた会合に、麻生派からも3人が出席した。麻生派幹部は「決して看過できない」として、3人に厳重注意した。

 77歳の麻生氏の有力な後継者もはっきりしない。麻生派所属の河野太郎外相は昨年8月の外相就任以降、中国や韓国に対する毅然(きぜん)とした言動が評価を得ている。当選8回で麻生氏の後継とも目され、本人も将来的な党総裁選への出馬の意欲を隠さないが、派内では「人望が薄く今の姿勢では難しい」(幹部)との見方がもっぱらだ。

 「議員や秘書らが会って食事をともにしながら意見交換する時間の積み重ねこそがお互いの信頼醸成の基礎で、結束の源だ」

 日頃からそう説く麻生氏だが、結束がいったん揺らげば、他派閥の草刈り場となりかねない。(小川真由美)

2834チバQ:2018/02/14(水) 11:35:14
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180214-00537584-shincho-pol

安倍総理とサシで“ひれ酒”でも… 「岸田文雄」総裁選への熱量


2/14(水) 5:57配信

デイリー新潮







安倍総理とサシで“ひれ酒”でも… 「岸田文雄」総裁選への熱量


岸田文雄


 サシで飲むのは、半年ぶり――。

 安倍総理(63)と岸田政調会長(60)である。1月25日の夜、2人で会食したのだ。
.

 政治部デスクの話。

「岸田さんは1月アタマに総理から声を掛けられていたそうです。場所は赤坂の高級ふぐ料理店。料理に舌鼓を打ちながら、寒かったせいか、2人ともビールもそこそこに、ひれ酒を堪能したようです」

 もっとも、肝心の2人の間で交わされた会話の中身については、

「番記者が岸田さんに声を掛けたのですが、“いやまあ、単に情報交換、意見交換だよ”とお茶を濁していましたね」(同)

 それでも記者が食い下がったところ、

「“昔のいろんな総裁選について話をしました”ともらし始めた。そこで、“今年の総裁選については?”と畳み掛けると、“『総裁選あるね』とだけ、言葉を交わした”と」(同)

 岸田氏率いる派閥「宏池会」の関係者が嘆息する。

「野田さんや石破さんが出馬を表明する中、岸田さんだけ明言を避け続けている。出るなら出る、出ないなら出ないではっきりしてほしい。安倍さんと仲良く飲んでる場合ではないですよ」

 他派閥幹部が続ける。

「今回、下手に出馬してもし第3位になってしまったら、安倍さんからの“禅譲”の線が、立ち消えになってしまう可能性が高い。岸田さんは何よりそれを恐れていて、かなり慎重になっているんですよ」

 それだけでなく、

「安倍さんの頭の中には、今国会の会期中、自民党内の改憲案がまとまり、公明党との擦り合せが終った後、高村副総裁を退任させ、そこに二階幹事長を据えようという構想があるようです」(同)

 その際、

「空いた幹事長の椅子を岸田さんに、というハラらしいのです。実際にそうなるかどうかはともかく、この時点でこれをチラつかされたら、いよいよ身動き取り辛いのでは……」(同)

 ひれ酒とは裏腹に、岸田氏の総裁選への熱は冷める一方なのだ。

「週刊新潮」2018年2月8日号 掲載

2835チバQ:2018/02/14(水) 11:36:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180214-00000501-san-pol

麻生派は麻生太郎氏頼みで後継「?」 河野太郎氏は「人望薄い」、たばこでも割れて


2/14(水) 9:30配信

産経新聞







麻生派は麻生太郎氏頼みで後継「?」 河野太郎氏は「人望薄い」、たばこでも割れて


志公会(麻生派)の系譜(写真:産経新聞)


 自民党の麻生太郎副総理兼財務相(77)率いる麻生派(志公会)は昨年7月に党内第2派閥に躍進した。第3派閥に転落した額賀派(平成研究会)の分裂騒動に対し、高みの見物をするがごとく静観する余裕をみせる。しかし、麻生派は安倍晋三首相(63)の盟友である麻生氏頼みの色合いが強く、有力な派閥領袖の後継者は見当たらない。急拡大した派内の足並みにはほころびも見え隠れし、実は課題は多い。

 東京都心で23センチの積雪を記録した翌日の1月23日夜、東京・赤坂の料亭「浅田」で志公会の新年会が開かれた。畳の大広間の上座には、会長の麻生氏と顧問の高村正彦党副総裁(75)が着席。その両脇に所属議員がずらりと並び、一人ずつ目の前に用意された加賀料理に舌鼓を打ちながら、芸者6人の歌や踊りを鑑賞するなど豪華な宴は約3時間続いた。新年会では安倍政権を「一致結束してど真ん中で支える」(麻生氏)ことを改めて確認したという。

 だが、出席者の様子には温度差があった。散会直後、麻生氏に近い議員の多くは満足そうだったのに対し、他派閥からの昨年7月の“合流組”は淡々とした表情だった。ある中堅議員は「どうも(麻生氏出身の)日本青年会議所のノリにはついていけない」とこぼした。

 その2日後の25日夜。都内で開かれた石破茂元幹事長(61)が主宰する派閥横断型の勉強会「さわらび会」に約40人の国会議員が集まった。麻生派からは3人が出席していた。後日、麻生派は3人を厳重注意とし、同派幹部は「決して看過できない」と不快感を隠さない。

2836チバQ:2018/02/14(水) 11:36:35
×  ×

 麻生派は長年、こぢんまりとした規模の少数派閥だった。平成18年12月、麻生氏が河野洋平元衆院議長(81)が率いていた大勇会(河野グループ)を引き継ぐ形で麻生派(為公会)を立ち上げた際の所属議員数は15人。自民党が下野した21年8月の衆院選後には11人まで落ち込んだ。

 反転したのは、自民党が民主党(当時)から政権奪還した24年12月の衆院選後だ。選挙前は15人だったのが、25年1月に2倍超の34人に増加した。

 さらに昨年2月、甘利明元経済再生相(68)の政策集団「さいこう日本」の5人が麻生派に入会。7月、山東昭子元参院副議長(75)率いる山東派(番町政策研究所)と、谷垣禎一前幹事長(72)の谷垣グループ(有隣会)の一部議員が麻生派に合流して59人に拡大し、額賀派(55人)を抜いた。あまりにも急拡大したゆえに「大派閥の運営経験が誰にもない」(ベテラン)のである。

 麻生派の躍進は、麻生氏の「キングメーカー狙い」「首相再登板への布石」などと党内で警戒された。だが、合流直後の昨年8月の内閣改造で麻生派から入閣したのは麻生氏と鈴木俊一五輪相(64)、河野太郎外相(55)の3人にとどまり、第4派閥の岸田派(宏池会)の4人を下回った。麻生派からの党四役入りはゼロで、派閥拡大の思惑は外れた。特に首相官邸と党の結節点であり、政権運営の一翼を担う党幹事長室の幹部ポストを得られなかったことは、情報収集や派閥のアピールに不安を残した。

 派内の融和も芳しくない印象だ。例えば、志公会発足に伴い、毎週木曜日昼の派閥の定例会は党内で受動喫煙の予防活動に取り組む山東氏の意向をくんで禁煙になった。だが、たばこを吸う旧為公会のメンバーは今も不満を隠さない。谷垣グループ出身者に対しては、派内で「谷垣氏の意向に反して、たもとを分かった」との否定的な見方が拭えていない。全体的に、国会議員だけでなく、その秘書同士の交流もあまり進んでいないようにみえる。

 麻生氏は日頃から「議員やその秘書、家族などが会って食事をともにしながら意見交換する時間の積み重ねこそがお互いの信頼醸成の基礎であり、結束の源だ」と説いている。中堅議員は「合流直後に夏休みや衆院選があり、親交が深まる機会が乏しかった」と話すが、それは核心ではないだろう。

 人材育成にも課題がある。所属議員の構成は、麻生氏をはじめ閣僚を経験したベテラン議員と第2次安倍政権下で当選した若手に大きく分かれる。中堅層が薄いことは、今後、党内の主要ポスト確保に不利に働く可能性がある。

 将来の総裁選出馬に意欲を示す河野氏は、外相としての高評価に加え、麻生派の前身である大勇会の会長が父・洋平氏だったことから、麻生氏の後継と目されている。だが、総裁選で欠かせない派閥の支持は「人望が薄く今の姿勢では難しい」(幹部)。派閥の“キラーコンテンツ”が首相の盟友である麻生氏だけというのでは心許なく、裏を返せば派閥最大の弱点になりかねない。

 首相を何人も輩出した「経世会」を前身に持つ額賀派の額賀福志郎会長(74)の退任をめぐる騒動は、名門と呼ばれる派閥でさえも、所属議員の“反乱”で、いとも簡単に瓦解する可能性があることをさらけ出した。麻生氏の強烈な個性とリーダーシップで盤石に見える麻生派さえも、結束がいったん揺らげば他派閥の草刈り場となりかねない。

 吉田茂元首相(1878〜1967年)を祖父に持ち、弱小派閥で数々の政局を乗りきってきた麻生氏が所属議員に繰り返し結束を求めるのは、そうした危機感の裏返しでもある。麻生派の参院議員15人は昨年9月、派内に「上公会」を結成し、山東氏が会長に就任した。麻生派は党内第2派閥ではあるが、参院自民党では細田派(清和政策研究会)、額賀派、岸田派の3派が主導権を握る。上公会が今後、参院でどこまで存在感を示せるかが麻生派全体の一つの試金石となる。

 記者からみると、無派閥の小泉進次郎党筆頭副幹事長(36)をはじめ党内他派閥の40歳前後の議員や野党の若手議員と比べ、麻生派の中堅・若手議員は一部を除き、憲法改正や経済などの国会論戦や党内での政策提言、SNSを使った対外発信への積極性に乏しいと感じる。次世代を担う中堅・若手が政策提言や権力闘争に奮闘しない派閥に明るい未来はない。国会議員の役割を全力で果たさなければ、有権者に見放され、ひいては国益を損なう恐れがあることを肝に銘じてほしい。(政治部 小川真由美)

2837チバQ:2018/02/17(土) 10:58:48
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018021601155&g=pol
岸田氏が総裁選不出馬示唆?=「首相は来年へ力蓄えて」
 「今年は大きな国政選挙はないと言われるが、来年は事多き一年だ。安倍晋三首相も来年に向けて、しっかり力を蓄え、態勢を整えて、この大切な年を迎えなければならない」。自民党の岸田文雄政調会長は16日、東京都内での講演でこう述べた。来年の統一地方選や参院選を首相の下で戦うとも取れる発言で、今年秋の総裁選への不出馬を示唆したとの臆測を呼びそうだ。
 講演は、首相側近の萩生田光一幹事長代行のパーティーで行われた。岸田氏は萩生田氏を「首相の最も信頼する懐刀」と持ち上げ、「みんなで力を合わせて乗り切りたい」と強調した。 (2018/02/16-21:19)

2838チバQ:2018/02/17(土) 11:04:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180217-00000015-san-pol
「岸田総裁」へ道筋選び 首相側近の会合出席、3選支持を示唆
2/17(土) 7:55配信 産経新聞
「岸田総裁」へ道筋選び 首相側近の会合出席、3選支持を示唆
自民党の萩生田光一幹事長代行(左)の会合に出席した岸田文雄政調会長=16日午後、東京都八王子市(川口良介撮影)(写真:産経新聞)
 ■自派で情報交換会/知名度向上へ全国行脚

 自民党岸田派(宏池会、46人)を率いる岸田文雄政調会長が安倍晋三首相(党総裁)との距離を縮めている。16日は首相の側近で細田派(清和政策研究会、95人)所属の萩生田光一幹事長代行が地元で開いた会合に顔を出し、9月の党総裁選で首相の3選支持を示唆する発言まで口にした。ただ、19日には岸田派の結束強化をにらんだ情報交換会も開き、自身の道筋を選んでいる様子もうかがえる。

 「今年は安倍首相もしっかり力を蓄え、態勢を整えて大切な来年を迎えなければならない」

 岸田氏は東京都八王子市で開かれた萩生田氏の会合で、天皇陛下の譲位と改元、参院選、消費税率10%への引き上げ、20カ国・地域(G20)首脳会議といった来年の重要行事を列挙した上で、こう強調した。「ポスト安倍」の一角を占める岸田氏には今年の総裁選への出馬論が消えないが、発言は首相3選に向けた援護射撃と読み取れる。

 党内第4派閥の岸田派の現状を踏まえると、岸田氏がポスト安倍を狙うには最大派閥・細田派出身の首相のサポートを受けることが重要になる。今年の総裁選への対応を決めていない岸田氏は、首相や細田派との連携を強化しつつ慎重に見極める構えとみられる。

 首相側近の萩生田氏の地元に足を運んだのも、その表れだ。関係者によると、萩生田氏は会合で「ブルペンで投げ込んでもらい、いつでも日本のニューリーダーになれるようにしていただきたい」と岸田氏を持ち上げた。首相も岸田氏の立場に理解を示す。1月25日に岸田氏と2人で2時間会食し、今月7日には首相主導で岸田、細田両派の中堅議員による会合も開いた。

 一方で、岸田氏は足元の結束強化も図っている。岸田派は19日に都内のフランス料理店で出入り自由な情報交換会を開くことを決めた。同様の会合は3月にも2回行う予定で、岸田派関係者は「総裁選に向け一丸となって取り組むための意見集約を図るのが狙い」と語る。派内の政策委員会では宮沢洋一元経済産業相を中心に政策作りを進めている。3月上旬には岸田派のベテランが複数の派閥の幹部らと会合を開く予定がある。

 岸田氏自身は3月から本格的に全国行脚を始め、課題となっている知名度の向上も目指す考えだ。岸田派の中堅議員は「あらゆる可能性を考慮してウイングを広げておく必要がある」と話している。(長嶋雅子、原川貴郎)

2839チバQ:2018/02/18(日) 13:06:10
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180215-00006225-bunshun-pol
グズグズ額賀会長に引導を渡した2人の参院叩き上げ
2/15(木) 7:00配信 文春オンライン
グズグズ額賀会長に引導を渡した2人の参院叩き上げ
ネクスト“参院のドン”と目される石井氏 ©共同通信社
 自民党の第3派閥、平成研究会の額賀福志郎元財務相が3月半ばに会長を退任することになった。かつて栄華を極めた派閥も、故小渕恵三氏以来、長きにわたって総理総裁を出していない。グズグズと会長退任を渋る額賀氏に引導を渡したのは、2人の叩き上げ参院議員だった。

 まずは吉田博美参院幹事長(68)。参院額賀派21人を束ねる今回のクーデター劇の主役だ。早大社会科学部を卒業後、金丸信元副総理の秘書を務めて県政を経験した後、国政入り。参院のドン・青木幹雄元参院議員会長の薫陶を受けた筋金入りの党人派だ。

「吉田さんは政府の役職は国土交通政務官しかやっていない。閣僚はおろか副大臣も経験せず、どんどん他の人にやらせた。これも『青木流』だ」(ベテラン秘書)

 故竹下登元首相の「汗は自分でかきましょう、手柄は人にあげましょう」の処世術を地で行った。

 派閥の定例会合を集団で欠席し、参院側で独自に3週連続で集まった時には、昼食を豪華なうな重でもてなした。「ケチで有名な額賀氏にはできない芸当」と、細かなところにも賛嘆が集まった。

 そして、“若頭”として陣頭指揮をとったのが、吉田氏側近の石井準一参院筆頭副幹事長(60)。1月23日付の産経新聞で「自分のことばかりで他人のことに気づかない人なんですよ」と額賀降ろしの先陣を切った。大学を中退してハマコーこと故浜田幸一元衆院議員の自宅に住み込み、書生を11年務めた経歴の持ち主。秘書―県議―国政のルートは吉田氏、青木氏と全く同じ。しかも石井氏は政務官さえも経験していない。

 振り返れば、平成研究会の系譜は常に参院がカギを握ってきた。1990年代の竹下派分裂でも、衆院で優位に立った小沢一郎氏に対して竹下・小渕側は参院の大半を抑えてみせた。当時、派閥会長になった小渕氏は「参院が姉さんで、なんとなく肩身が狭いな」とこぼしたものだった。その時の立役者の1人が、やはり秘書出身の青木氏だった。

 後継会長には竹下亘総務会長が就くが、会長交代により、平成研は秋の総裁選でも存在感を増すことになった。

「3選を目指す安倍晋三首相も対抗馬の石破茂氏も平成研の支持は欲しい。結束力を見せつけた参院平成研の意向は無視できないでしょう」(自民党関係者)

 2人の叩き上げの動きは、今後も注目を集めそうだ。

「週刊文春」編集部

2840チバQ:2018/02/18(日) 23:13:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180218-00000529-san-pol
世耕弘成経産相「お詫び申し上げたい」 政策秘書逮捕で
2/18(日) 17:29配信 産経新聞
世耕弘成経産相「お詫び申し上げたい」 政策秘書逮捕で
世耕弘成経産相(斎藤良雄撮影)(写真:産経新聞)
 世耕弘成経済産業相は18日、自身の政策担当秘書がタクシーの男性運転手を殴ったとして暴行の現行犯で逮捕された問題でコメントを発表し、「被害者の方に心からお見舞いとおわびを申し上げたい」と謝罪した。

 政策秘書逮捕を知ったのは「本人から弁護士を通じて別の秘書に連絡があり、その秘書から報告を受けた」と説明。

 その上で「弁護士によると、(政策秘書は)非常に深く反省しているということだった。被害者の方にしっかり寄り添って、しっかりと個人としての責任を果たしてほしい」とした。

2841チバQ:2018/02/20(火) 19:38:59
https://www.asahi.com/articles/ASL2L4H21L2LUTFK003.html
狙うは「キングメーカー」 麻生氏、二大派閥構想の先に
寺本大蔵2018年2月20日11時11分
 先月25日夜、首相官邸にほど近いホテルの日本料理店に、安倍政権の中核とも言える政治家が集まった。

 副総理兼財務相の麻生太郎、官房長官の菅義偉、元経済再生相の甘利明。2012年末の第2次安倍政権発足に大きく寄与した3人は、約2カ月ごとに顔をそろえ、意見交換を続ける。

「安倍の3選は盤石だ」

 麻生が口にすると、菅、甘利はうなずいた。

 その日、永田町は自民党額賀派…

2842チバQ:2018/02/20(火) 19:39:35
https://www.asahi.com/articles/ASL2M4Q0GL2MUTFK00J.html
岸田派、じわり総裁選モード 本人煮え切らないが…
今野忍2018年2月20日09時08分
 「ポスト安倍」候補の岸田文雄・自民党政調会長が率いる岸田派が19日、派閥内で情報共有を図るための定例会合を始めた。各議員が他派閥から集めた情勢を集約する狙いで、来月からは政策提言づくりを本格始動させる。本人は秋の総裁選への立候補について「まだ決めていない」と煮え切らないが、周辺の動きはじわりと活発化している。

 「情報交換会」と称する派閥の懇談会は19日夜、東京都内のレストランで開かれた。会合は2週間に1度の頻度で開き、参加は自由。岸田氏が若手からベテランまで、メンバーと直接会食する機会にする。党内情勢を探るのが主眼だ。

 来月には、岸田派の「政策委員会」も動き出す。本人こだわりの財政再建問題などを軸に政策集にまとめる方針。岸田氏側近は「事実上の総裁選の公約のたたき台になる」と明言する。

 岸田氏はこの日、名古屋市内で立ち上げた個人後援会の初会合にも出席。愛知県内の経済人らが中心で、地元・広島以外で後援会ができるのは東京と沖縄に続き、3番目。岸田氏としては、今後は地方行脚にも力を入れていく考えだ。

 岸田派の若手は「肝心の本人が煮え切らないが、我々は戦う準備をしておかないといけない」と語った。(今野忍)

2843チバQ:2018/02/25(日) 15:18:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180225-00000006-san-pol
自民党総裁選 比重増す地方票、取り込みに行脚
2/25(日) 7:55配信 産経新聞
自民党総裁選 比重増す地方票、取り込みに行脚
講演する自民党の石破茂元幹事長=24日午後、秋田市(大島悠亮撮影)
 ■石破氏、秋田から富山へ×岸田氏は来月に本格化

 9月の自民党総裁選をにらみ、早くも地方遊説の動きが活発化している。石破茂元幹事長は24日、秋田市で講演し、安倍晋三首相(党総裁)の経済政策「アベノミクス」に代わる経済対策の重要性を訴えた。岸田文雄政調会長も東京都羽村市で講演し、4年7カ月務めた外相時代の経験をアピールした。次期総裁選から地方票の比重が増すだけに、両氏とも地方での支持拡大を徹底する考えだ。

 石破氏は講演で、アベノミクスについて「株や有効求人倍率は高いが、本当に実感をもって受け入れられているか」と疑問を呈した。「地方の産業が伸びない限り、日本経済は本格的に復活しない」とも述べ、地方創生を絡めた経済政策の必要性を強調した。

 石破氏は講演に先立ち、秋田放送の番組収録にも参加した。25日には富山県で自民党支部主催の講演会を5カ所も回る。

 一方、岸田氏は24日、滋賀県長浜市長選(25日投開票)の応援演説に参加。同日夕には羽村市で講演し、外相時代を振り返り「環境や軍縮などグローバルな課題に取り組まないと、日本の存在感は高まっていかない」と持論を語った。

 岸田氏は知名度不足が課題だけに、3月から山梨を皮切りに地方行脚を本格化させる。岸田派関係者は「地方では泊まり込みで地方議員らと酒も酌み交わし、人柄を知ってもらいたい」と力を込める。

 今月19日には愛知県で、財界人などでつくる後援会の初会合も開き、地方への支持拡大を図っている。

2844チバQ:2018/02/26(月) 20:09:51
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/editorialist/article/396892/
自民派閥の不思議な生命力
2018年02月25日 10時35分

 自民党派閥の生命力の源はどこにあるのか。カネやポストで「諸悪の根源」と指弾されても政策研究グループに看板を書き換えて生き残った。

 七つある派閥の領袖(りょうしゅう)を全て知る人はあまりいないのではないか。かつての領袖は首相(自民党総裁)の座を目指した。異なる政策を掲げて「疑似政権交代」も果たした。今、そんなことはない。

 現在の領袖は細田博之、麻生太郎、額賀福志郎、岸田文雄、二階俊博、石破茂、石原伸晃の各氏である。このうち首相経験者は麻生氏だけだ。

 安倍晋三首相も領袖の経験はない。9月の総裁選に立候補が取り沙汰されるのは岸田、石破両氏にとどまる。

 選挙の候補者擁立、政党交付金の配分、閣僚などのポスト決定といった権限は執行部に集中する。もう派閥の出番はかつてほど多くない。

 総裁候補不在の額賀派で内紛が起きた。派内の参院議員21人が額賀氏の退任を求め、派閥の会合をボイコットした。「総裁選を含めて額賀氏は指導力を発揮していない」という不満が噴き出した。

 源流をたどれば田中角栄、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三の各元首相が居並ぶ。ところが「豪腕」小沢一郎氏が自民党を飛び出し、小泉純一郎元首相には「抵抗勢力」扱いされ、存在感は希薄に。

 小渕元首相の次女で将来の総裁候補と期待された小渕優子氏は「政治とカネ」の問題で表舞台に立てない状態が続く。派閥の焦りは深い。

 結局、額賀氏は退任し、後任に竹下元首相の弟である竹下亘総務会長が就く方向で一件落着した。とはいえ竹下氏も総裁候補とは言い難い。

 総裁選に向けて派内では、近い関係にある岸田氏や石破氏を応援する動きもある。今回の内紛も、この動きと無縁ではあるまい。

 総裁候補不在でも存在感に欠けても、いざ総裁選となれば内紛を起こすほどの熱気が生まれる。やはり不思議な存在だが、近年の自民党派閥が政策研究で名だたる成果を上げたとはついぞ聞いたことがない。

=2018/02/25付 西日本新聞朝刊=

2845チバQ:2018/02/27(火) 08:00:13
http://www.sankei.com/politics/news/180226/plt1802260014-n1.html
018.2.26 17:26

江崎鉄磨沖北相が再入院 公務復帰めどたたず
 軽い脳梗塞の疑いで都内の病院に検査入院し、24日に退院していた江崎鉄磨沖縄北方担当相が26日に再入院したことが分かった。菅義偉官房長官が同日の記者会見で明らかにした。

 菅氏は「さらなる検査のために再び入院しており、今後、1週間程度の入院加療および在宅療養が必要だと報告を受けている」と説明した。病状が大きく変わったどうかかを問われると「そういうことではない」と述べた。

 菅氏は江崎氏の公務復帰について「検査結果や回復状況を見ながら判断していきたい」と述べ、江崎氏の進退への言及は避けた。

 江崎氏は19日夜に体調不良を訴えて入院し、20日から公務を取りやめている。27日の閣議も欠席する見通しだ。今後の対応については、菅氏や所属する自民党二階派会長の二階俊博幹事長らと協議して最終判断するとみられる。

2846チバQ:2018/02/27(火) 13:00:36
http://www.sankei.com/politics/news/180227/plt1802270025-n1.html
2018.2.27 11:58

江崎鉄磨沖北相が辞任へ 後任に福井照氏

 安倍晋三首相は27日、健康問題で職務続行が難しいとして江崎鉄磨沖縄北方担当相の辞任を認め、後任に自民党の福井照国際局長(衆院比例四国)を充てる人事を決めた。認証式は同日夕、皇居で行われる。

 福井氏は東大工学部卒、建設省出身で当選7回。今回が初入閣となる。江崎氏と同様に、自民党の二階俊博幹事長が会長を務める二階派に所属している。二階氏の外遊に同行したほか、国土強靭(きょうじん)化などの政策面でも二階氏をサポートしてきた。

 江崎氏は19日夜に軽い脳梗塞の疑いで都内の病院に検査入院し、24日にいったん退院したが、26日に再入院。20日から公務を取りやめていた。

 菅義偉官房長官は26日の記者会見で「さらなる検査のために再び入院しており、今後1週間程度の入院加療および在宅療養が必要だと報告を受けている」と説明していた。

 江崎氏が所属する自民党二階派の二階俊博幹事長は26日の記者会見で「全ては任命権者が決める問題だ」と述べ、江崎氏の進退を首相の判断に委ねる考えを示していた。

2847チバQ:2018/02/27(火) 21:20:44
ホント産経って「派閥」「政局」ネタ好きだよなあ
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1802270006.html
【自民党総裁選】最大派閥・細田派、期別会合開催へ 出身の首相動けず対石破氏でピリピリ、地方票で後押し
05:04産経新聞

【自民党総裁選】最大派閥・細田派、期別会合開催へ 出身の首相動けず対石破氏でピリピリ、地方票で後押し

(産経新聞)

 安倍晋三首相(自民党総裁)の出身派閥である細田派(清和政策研究会、95人)が所属議員を当選回数ごとに分け、派閥幹部との会合を4月中旬までに計11回開くことが分かった。首相の出馬が確実視される9月の総裁選から党員票(地方票)の比重が増すことを踏まえ、他の有力候補は地方行脚を始めているが、首相は活動が公務で限定されている。派内には「3選は楽観できない」との懸念もあり、各議員に地元での票の掘り起こしを徹底させる考えだ。

 今回、細田派が当選回数懇を細かく設定するのは、地方票の取り込みを徹底する石破茂元幹事長の動きを念頭に置いているからだ。石破氏率いる石破派(水月会)が5日に大阪市で開いた政策セミナーは約1千人が集まった。参加者は近畿一円の府議や県議も多く、首相は神経をとがらせているという。

 「最終の特急列車で石破さんを目撃したという報告がいくつもある。石破氏は地方で会合に出た後、県議らと酒を酌み交わしてから東京に戻るんだろう」

 首相側近も石破氏がこつこつ地方を回る状況に警戒感を募らせる。総裁選出馬が取り沙汰されている岸田文雄政調会長は3月から全国行脚を始め、野田聖子総務相は地元・岐阜県で女性対象の政治塾を立ち上げる予定だ。

 首相も総裁選を念頭に今月、自民党衆院当選1〜3回生と個別に公邸で会食した。一方、今年に入って三重県の伊勢神宮参拝や地元・山口へのお国入りはしたが、地方の自民党員とふれあう機会は少なかった。側近は首相に地方行脚の回数を増やすよう求めたが、6月20日までの通常国会中は国会対応に追われ、どうしても制約を受ける。

 有力候補が地方回りを重視するのは、党の総裁公選規程の変更で一般党員の意見が反映されやすくなったためだ。300票に固定されていた地方票は、規程変更で国会議員票との比重が1対1となる。現在の勢力に当てはめれば405票対405票となる。

 野党時代に行われた平成24年の総裁選は、1回目の投票で石破氏が地方票165票を獲得し、87票の安倍首相を圧倒した。石破氏は国会議員のみによる決選投票で敗れ、与党に転じた今回の総裁選は国会議員票自体も倍増している。とはいえ、地方票で石破氏が勝利するような事態となれば、国会議員の投票にも影響が出かねない。

 党幹部は「総裁として国政選挙で5連勝したので、今回は地方票でも安倍首相の優位は変わらない」と語る。長期政権の実績がある現在は24年の総裁選と状況が異なるというわけだ。しかし、細田派のベテランは「石破氏は地方で人気が高く、地方票で勝つ可能性がある」と不安を隠さない。

 細田派が当選回数別の会合に乗り出したのは、最大派閥の強みを生かして所属議員に地元の支援者らへの周知を徹底させ、地方票でも石破氏らを引き離したいからだ。細田派の重鎮は「油断は禁物」と引き締めを図っている。(原川貴郎)



 自民党総裁選は平成25〜26年の総裁公選規程改正で仕組みが大きく変わり、党員票(地方票)の割合を手厚くした。前回の27年は安倍晋三首相の無投票再選だったため、選挙戦が確実な9月の総裁選で初めて適用される。

 党員票の総数は従来、300票に固定され、47都道府県連に3票をあらかじめ基数として割り振り、残りの票を各県連の党員数に応じて配分していた。それを国会議員票と同数に変更し、各都道府県連にあらかじめ票を割り当てず、党員票の全国集計の結果に応じドント方式で各候補に配分する。

 第1回投票で過半数を獲得した候補がいなかった場合、上位2人で争う決選投票の仕組みも変わる。従来は国会議員のみで実施していたが、新たに各都道府県連に1票の47票が加わる。各都道府県連の投票先は、各地で党員票を多く獲得した候補となる。

2848チバQ:2018/02/27(火) 21:29:15
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1802260028.html
二階俊博幹事長と岸田文雄政調会長が会談 総裁選で意見交換か
02月26日 21:49産経新聞

二階俊博幹事長と岸田文雄政調会長が会談 総裁選で意見交換か

小野寺五典防衛相の国政報告会に参加する岸田文雄・自民党政調会長=22日、東京都千代田区(撮影・春名中)

(産経新聞)

 自民党の二階俊博幹事長と岸田文雄政調会長が26日、国会近くのホテルで会談した。岸田氏は安倍晋三首相の任期満了に伴う9月の党総裁選への出馬が取り沙汰されており、二階氏と意見交換したとみられる。二階氏は安倍首相の3選を支持している。

 会談には、二階氏率いる二階派の林幹雄幹事長代理、岸田氏が会長を務める岸田派の根本匠元復興相も同席した。

2849チバQ:2018/02/27(火) 22:40:56
http://www.sankei.com/politics/news/180227/plt1802270032-n1.html
2018.2.27 19:18

江崎鉄磨沖北相が辞任、後任に同じ二階派の福井照氏 健康問題で公務困難


 安倍晋三首相は27日、健康問題で公務を続けることが難しいとして江崎鉄磨沖縄北方担当相(74)からの辞任の申し出を受理し、後任に自民党の福井照・元文部科学副大臣(64)=衆院比例四国=を起用した。福井氏の認証式は同日夕、皇居で行われた。平成24年12月の第2次安倍政権発足以降、閣僚の辞任は7人目で、29年7月に稲田朋美氏が防衛相を辞めて以来。

 福井氏は東大工学部卒、建設省出身で当選7回。今回が初入閣となる。江崎氏と同じ自民党二階派に所属している。

 安倍首相は官邸で記者団に対し、江崎氏から27日に辞意を伝える電話を受け「江崎氏の意思を尊重することとした」と説明した。福井氏については「政策通だ。沖縄北方対策を強力に進めていく上で適任だと判断した」と述べた。

 江崎氏は、19日夜に軽い脳梗塞の疑いで東京都内の病院に検査入院し、一時的に脳の血液循環に障害が起こる「一過性脳虚血発作」と診断された。24日に退院したものの26日に再入院していた。国会答弁について「しっかりお役所の原稿を読む」と語って批判を浴びるなど、野党から資質を問われたこともあった。

2850チバQ:2018/02/27(火) 23:37:33
http://www.sankei.com/politics/news/180223/plt1802230007-n1.html
2018.2.23 06:55

出馬?不出馬? 岸田文雄氏「軍師」不在の不安…煮え切らなさに首相も不信感
 「ポスト安倍」候補の岸田文雄政調会長が9月の党総裁選への対応を決めかねている。岸田派(宏池会)に指南役となる「軍師」が不在であることが影響しているようだ。総裁選圧勝で3選を目指す構えの安倍晋三首相にとっても岸田氏の出馬の有無は影響を与えるだけに、首相は煮え切らない対応の岸田氏に不信感を募らせているようだ。

             
×   ×

 「大変な安定感と大きな存在感を感じる。さらなる政治家としての力を蓄え、さらに上を目指すために(防衛相としての)役割を果たしてほしい」

 岸田氏は22日、都内で岸田派所属の小野寺五典防衛相が開いたパーティーに唯一の国会議員として参加し、こう持ち上げた。党外交部会長などを歴任した小野寺氏は、外相就任まで外交分野に疎かった岸田氏のアドバイザー的な役割も担った。

 自民が野党だった時代には連日のように酒を酌み交わし、小野寺氏は岸田氏について「誠実という言葉が歩いているような人」と語る。「岸田政権」が発足した場合、官房長官などの要職で起用される可能性もある。

 小野寺氏はパーティーで総裁選を念頭に「今年は大切な年なので岸田会長をしっかり支えていきたい」と宣言した。しかし、防衛相の小野寺氏は安倍内閣の一員として総裁選で表立っては動きにくいのが実情だ。

 派内を見渡しても総裁選の戦略を練る「軍師」は不在だ。岸田氏のいとこの宮沢洋一元経済産業相をトップとする政策委員会を立ち上げ、望月義夫元環境相が事務総長として派をまとめる。若手らも地方行脚を計画するなど、岸田氏のアピールに躍起だが、抜きんでた存在は見当たらない。

 首相には最側近の萩生田光一幹事長代行や、無派閥ながら支える菅義偉官房長官らがいる。古くは「趣味は田中角栄」と公言した二階堂進元副総裁のように、総裁を目指す人物には一心同体の番頭がつきものだ。

 岸田氏について、岸田派議員は「1人で判断するタイプで、なかなか踏み込んでいけない雰囲気がある」と語る。総裁選について派内には「もう少し方向性を示してほしい」「本音が知りたい」との不満がある。

                
×   ×

 そんな中、岸田氏は16日に萩生田氏の地元・東京都八王子市で行った講演で総裁選の首相3選支持を示唆した。首相は発言を知り周囲に歓迎の意向を伝えた。第4派閥の岸田派率いる岸田氏が出馬しなければ総裁選の帰趨(きすう)は決するからだ。

 ところが岸田氏は19日、「総裁選における私の対応とは全く別次元の話だ」と記者団に語った。不出馬示唆との観測を打ち消すためだったが、首相は強い不快感を示しているという。

 宏池会会長だった加藤紘一元幹事長は平成11年の総裁選で、無投票再選を狙った当時の小渕恵三首相に挑んだ。「さわやかな政策論争」を掲げたが、小渕氏は加藤氏を破った後、「私を追い落とそうとしたじゃないか」と激怒。翌年の「加藤の乱」につながり加藤氏の政治生命は事実上絶たれた。

 この20年、迷走する宏池会の歴史を目撃してきた岸田氏は、果たしてどう判断するのか。(長嶋雅子)

2851チバQ:2018/03/02(金) 11:56:42
http://www.sankei.com/politics/news/180302/plt1803020005-n1.html
2018.3.2 07:24

「ポスト安倍」をうかがう岸田派と石破派が異例の接近 首相サイドからは警戒感
 「ポスト安倍」をうかがう自民党の岸田文雄政調会長率いる岸田派(宏池会、47人)と石破茂元幹事長率いる石破派(水月会、20人)の幹部が1日夜、都内で会談した。石破氏は9月の党総裁選で3選を目指す安倍晋三首相(党総裁)のライバルで、岸田氏は将来的な「禅譲」も視野に首相と信頼関係を築く。両派の会合は異例の組み合わせだが、首相サイドからは両氏の接近に警戒感も広がっている。(長嶋雅子、大島悠亮)

                  


 会合は岸田派が呼びかけ、同派の望月義夫事務総長と左藤章、木原誠二両衆院議員、石破派の古川禎久事務総長と鴨下一郎元環境相、福山守衆院議員の計6人が出席した。望月氏は記者団に対し、総裁選の話題は出なかったとした上で「派閥同士で風通しを良くすることは政権のためにもなる」と語った。

 岸田派幹部は2月7日に首相の出身派閥である細田派(清和政策研究会、95人)の幹部と会談し、同月26日は岸田氏が二階派(志帥会、44人)を率いる二階俊博幹事長らと会談した。今月7日は額賀派(平成研究会、55人)、12日は麻生派(志公会、59人)との会合も調整しているという。

 9月の総裁選への対応を決めていない岸田氏の判断材料を得る目的があり、首相からの「禅譲」路線と主戦論を織り交ぜながら水面下で他派閥と腹の探り合いを続ける考えだ。

 石破派との会合もその一環だ。9月の総裁選は細田派や麻生派などの主要派閥が支持する安倍首相が有利な情勢だが、残り半年間、裁量労働制に関する厚生労働省の不適切データのような政権への突発的な逆風が起きるかは分からない。

 岸田氏の側近は「出馬の有無を戦略的に曖昧にしておくことで存在感が増す」と述べ、他派閥と幅広く協力関係を構築する意義を強調する。岸田氏はこうした情勢を見極め、5月の大型連休前後に対応を判断する構えだ。

 石破派にとっても岸田派からの会合の申し込みは「渡りに船」といえる。石破氏は総裁選出馬に必要な20人の推薦人確保にも窮する状態が続き、党内での人脈拡大が最大の課題だ。しかし、石破氏が経済政策や憲法改正などで安倍首相との違いを盛んにアピールしていることもあり、他派閥は石破派との交流を控える傾向が目立っていた。

 岸田、石破両氏は同い年で、中国地方選出という共通項はあるが、これまでの接点は多くない。そんな中、財政再建を重視する経済政策などでは一致する点もあり、石破派中堅は「岸田派と『戦線協定』を結べば、面白い総裁選になる」と期待を寄せる。

 一方、安倍首相が外相として信頼を寄せた岸田氏は2月に総裁選3選支持を示唆した。ところが間もなく撤回し、安倍首相は不快感を示しているという。岸田派の若手からは「石破派との対話はいいことだが、官邸がどう見るかも考えた方がいい」と懸念する声も上がっている。

2852チバQ:2018/03/02(金) 16:46:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00000539-san-pol
名門派閥・額賀派の分裂騒動、その後どうなった?参院はなぜ動いた
3/1(木) 16:30配信 産経新聞
名門派閥・額賀派の分裂騒動、その後どうなった?参院はなぜ動いた
久しぶりに衆参そろって行われた額賀派の定例会合。額賀福志郎会長(奥右から2人目)は3月の同派パーティーを花道に退任し、竹下亘党総務会長(奥左)に交代する見通しだ=2月15日、東京・永田町(斎藤良雄撮影)
 自民党額賀派(55人、平成研究会)の額賀福志郎会長(74)の退任をめぐる今年1〜2月の動きは、かつて権勢をふるった名門派閥の分裂騒動とあって永田町の注目を集めた。結局、集団離脱を辞さなかった吉田博美参院幹事長(68)率いる参院側21人の退任要求を額賀氏が受け入れ、3月14日の同派の政治資金パーティーを花道に退く方向となり、分裂は回避された。派閥の定例会合を3週連続で全員欠席し、退任を迫った参院側の動機とは-。

 2月15日の額賀派定例会合には参院メンバーが久しぶりに出席した。

 「皆さんにご心配おかけしました。平成研究会の歴史や平成研に対する思いは、額賀会長と同じ。政経セミナー(同派の政治資金パーティー)を成功させるべく、衆参一致してがんばると約束します」

 吉田氏はこう語り、衆参の融和をアピールした。会合は分裂が回避されたことへの安堵感に覆われた。出席者はシュークリームと煎餅を食べ、緊張気味の額賀氏があいさつの際、シュークリームを「ソフトクリーム」と言い間違えると爆笑が起き、和やかムードで進んだ。前回までのピリピリした雰囲気は幻だったかのように…。

 翌週の2月22日の定例会合では、騒動の件は話題にすらならなかった。

 額賀氏は3月14日の同派政治資金パーティーを花道に退任する方向だ。後任には、派閥創始者の竹下登元首相の弟で、参院側も推す同派副会長の竹下亘党総務会長(71)が就任する。騒ぎが大きくなったのは想定外だったようだが、ほぼ狙い通りの展開となった。

 集団欠席という強硬手段に出たのは「額賀氏に何度も退任を促したが、はぐらかされ続けてきたから、こっちは本気だと示すため」(参院メンバー)だ。その背景について、一部の報道では「今秋の自民党総裁選での石破茂元幹事長(61)の支持をにらんだ動き」と見る向きもあったが、吉田氏にその思惑はない。理由の最たるものは来年夏の参院選に向けた危機感だろう。

 平成28年7月の前回参院選で、自民党は単独過半数まであと1議席に迫る勝利を収めた。だが、額賀派は沖縄選挙区で現職閣僚の島尻安伊子氏(52)が落選した。青森選挙区でも現職候補が敗れる憂き目にあった。吉田氏や、引退後も参院に一定の影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長(83)はこれ以降、額賀氏にたびたび退任を促してきた経緯がある。

 「額賀さんのことが嫌いで引きずりおろしたいのではない。ただ、今後のことを考えると態勢の立て直しが必要ではないか。額賀さんにも今までそう申し上げてきた」

 騒動の最中、吉田氏は周囲にこう語り、クーデターではないと強調していた。今後の政治情勢を考えると、来年の参院選に追い風が吹くことはなかなか想定しがたく、厳しい戦いになるのは必至だ。

 額賀派は伝統的に参院が強い。平成4年、小沢一郎元幹事長(75)=現自由党代表=や故羽田孜元首相らが前身の竹下派(経世会)を離脱した際も、参院側は青木氏が固め、離脱者をほとんど出さなかった。参院勢力の維持・拡大は最重要課題で、求心力に欠ける額賀体制のままで来年の次期参院選を戦えるのか-。そんな危機感が増大していた。

2853名無しさん:2018/03/02(金) 16:47:06
 次期参院選では竹下亘氏が派閥のトップとして全国を回れば大きな力になるという目算がある。自民党支持者に効く「竹下ブランド」を持ち、額賀氏と違って党総務会長というれっきとした与党の中枢メンバーでもあるからだ。党組織運動本部長などを歴任し、全国の支持団体にも顔が利く。

 「口数は少ないが、参院自民党が選挙で負けたときも支えてくれた人だ」。吉田氏は2月1日、派閥会合を欠席して参院メンバーだけで開いた会合で、竹下氏をこう評した。

 参院選の戦いは選挙の1年前には始まる。選挙区は都道府県単位、比例代表は全国区という広大なエリアにわたって浸透を図らなければならないからだ。会長交代のタイムリミットは迫っていたというわけだ。

 また、今後の総裁選や内閣改造・党役員人事を見据えた場合も、安倍晋三首相(63)や他派閥とのパイプが細い額賀氏では存在感を発揮できそうにない。29年7月の内閣改造では同派事務総長として額賀氏を献身的に支えてきた今津寛氏(71)ら「入閣待望組」の入閣はゼロに終わり、10月の衆院選では今津氏らが落選した。衆院側にも失望は根強かった。

 竹下氏ら額賀派幹部は2月14日夜、最大派閥の細田派(清和政策研究会、95人)と都内で会食した席に、小渕恵三元首相の次女で、将来の総裁候補と目する小渕優子元経済産業相(44)を同席させた。「今後、小渕を派閥の顔にしていくということだろう」(同派ベテラン)とみられている。平成研究会の復活を目指す動きは、3月14日のパーティー後、さらに活発化しそうだ。 (政治部 田中一世)

2854チバQ:2018/03/02(金) 17:15:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00000533-san-pol
金子恭之氏が岸田派入り、47人に 自民
3/1(木) 12:54配信 産経新聞
 自民党岸田派は1日、無派閥の金子恭之衆院議員(熊本4区)の入会を了承した。金子氏は当選7回で、国土交通副大臣などを歴任。現在は同派会長の岸田文雄政調会長の下で政調副会長を務めている。岸田派は細田派、麻生派、額賀派に次ぐ第4派閥で、所属議員は47人となった。

2855名無しさん:2018/03/05(月) 22:39:28
http://www.sankei.com/politics/news/180305/plt1803050017-n1.html

自民党員数、5年連続増で106万人に 7割の議員が1千人獲得のノルマ達成
2018.3.5 19:54

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 自民党は5日、平成29年の党員数が106万8560人で、前年に比べて2万4770人増えたと発表した。党員数の増加は5年連続で、約7割の党所属議員が「党員1千人獲得」のノルマを達成した。

 二階俊博幹事長は記者会見で「党員数を増やすことに国会議員自身が意識を持つことが大事だと機会あるごとにお願いしてきたが、ようやくその機運が本物になりつつある。今後も気を緩めることなく党員の獲得にしっかり対応していきたいと」と語った。

 自民党は26年から党勢回復を目指して「120万党員獲得運動」を開始し、全議員に新規と継続を合わせた党員を1千人以上確保するよう指示していた。未達の場合は不足党員1人につき2千円の罰金などを命じていたが、昨年からは氏名を公表する罰則も加えた。

2856名無しさん:2018/03/05(月) 22:43:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180305-00000012-khks-pol

脱原発の方法考え続ける 小泉進次郎・自民筆頭副幹事長に聞く
3/5(月) 10:55配信

河北新報
脱原発の方法考え続ける 小泉進次郎・自民筆頭副幹事長に聞く
小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)神奈川県横須賀市生まれ、米コロンビア大院修了。2009年衆院選から4回連続当選。11年に党青年局長に就き、月命日の被災地訪問を開始。13〜15年復興政務官。17年から現職。36歳。
 東日本大震災から7年を前に、元復興政務官の小泉進次郎自民党筆頭副幹事長が河北新報社の単独インタビューに応じた。東北の被災者と接した経験を振り返り「東北は政治家として大切な原点を教えてくれた」と今後も復興に携わる意志を強調した。東京電力福島第1原発事故を巡っては「どうやったら原発をなくせるのか考え続けるべきだと思う」と提起した。

(聞き手は東京支社・瀬川元章)

 -震災から7年となる。率直な心境は。

 「ふたば未来学園高(福島県広野町)で初の卒業生を送り出すのが最も印象的だ。『前例なき環境には前例なき教育を』という思いで立ち上げから参加した。避難生活を繰り返し、友達と別れて古里に戻れない。厳しい環境の中で3年間よく頑張ったと全国からエールを届けてほしい」

 「人生全部に影響を与える教育は大事。だから教育の復興に関わり続ける。子どもたちに基本的な知識として震災を教え続けることが、結果として風化させない大きな役割を果たす」

 -父の純一郎元首相は原発ゼロを訴えている。

 「まだ人が住めない、戻れない帰還困難区域の景色を見るたび、原発事故の計り知れない結果に責任を感じる。父の活動とは関係なく、どうやったら原発をなくせるのか、私は考えたいね。一つの国で2度原発事故があれば終わり。そのリスクがないとは言えない」

 「福島県は2040年度までに再生可能エネルギーで自給100%との目標を立てた。全国の原発立地地域の先例になるのは福島以外にないじゃないですか。ずっと応援していきたい」

 -首都直下地震や南海トラフ巨大地震が発生する懸念がある。震災の教訓は伝わっているか。

 「一つは熊本地震ですよ。東北の職員、全国の応援職員がすぐに熊本に行って罹災(りさい)証明の発行業務などを手伝った。被災地同士のバトンがちゃんと渡されているなと思った」

 「日本で生きる限り災害は不可避。自然災害によってつながり続ける被災地の連合みたいなものができると思う。知の集合体として日本の防災政策や地域の大切な絆、一人一人の自助の意識を高めていく。震災をきっかけに花開いたことがもう一つある。食べる支援と飲む支援ですよ」

 -改めて3.11とは。

 「戦争を知らない僕らの世代にとって、今までの価値観を根底から揺さぶられた。問い続ける価値がある。それだけ重い」

 -復興にどう関わるか。

 「被災地から復興のために仕事をしてほしいと声が出る活動を続けたい。日本人全員に21世紀の国の在り方を問うた東北は特別な地。あの時を契機に、あるべき姿に向かって走りだしたんだと、東北の皆さんに思ってもらえる国造りをしてお返ししたい」

2857名無しさん:2018/03/08(木) 07:32:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180306-00010000-senkyocom-pol

初の女性総理候補は「野田聖子」議員だけではなく「小渕優子」議員も?自民党派閥内の戦いが続く
3/6(火) 7:01配信

選挙ドットコム
初の女性総理候補は「野田聖子」議員だけではなく「小渕優子」議員も?自民党派閥内の戦いが続く

自民党の額賀派で、参院議員などが公然とトップの退任を求める「クーデター」騒動が起き、同派の会長が額賀福志郎氏から竹下亘氏に交代することとなりました。小泉純一郎元首相が「解体論」を掲げて以来、話題にのぼることも少なくなった派閥ですが、実際にどんな活動をしているのでしょうか。また、ボスが変わると何か国政に影響があるのでしょうか。

第3派閥ながら「ポスト安倍」不在。第5、第6派閥にも

額賀派は衆参両院で55人が所属し、細田派(96人)、麻生派(59人)に次いで自民党内で3番目に大きな派閥です。昨年までは第2派閥でしたが、麻生派と山東派が昨年7月に合流したことで第3派閥に転落しました。

額賀派の正式名称は「平成研究会」で、1987年に竹下登元首相が田中派を割って作った「経世会」が源流。竹下、橋本龍太郎、小渕恵三という3人の首相を輩出したかつての最大派閥です。しかし、郵政選挙で一部の有力議員が「造反組」として公認を得られず、小泉純一郎首相(当時)の出身母体である森派が急増したことで第2派閥に転落。会長だった橋本氏も2005年の郵政解散を機に日歯連闇献金事件の責任をとって辞任し、津島雄二氏、そして額賀氏が会長の座を引き継いだものの存在感を発揮するには至っていません。

しかも、細田派出身の安倍首相が長く政権の座を維持する中で、「ポスト安倍」として名前が挙がるのは第5派閥である岸田派の岸田文雄政調会長や、第6派閥である石破派の石破茂元防衛相ばかり。額賀氏をはじめ、額賀派内には有力な首相候補が見当たりません。

将来の首相候補は小渕優子氏?

安倍政権で要職を歴任している茂木敏充経済財政相と加藤勝信厚生労働相は額賀派からの入閣というよりは、実務能力を買われて首相に一本釣りされたというのが実態。昨年の内閣改造でも額賀氏の推した議員は一人も入閣を果たせず、派内に不満が渦巻いていました。「落選議員などへの面倒見が悪い」という評判も多く、このままでは派閥の存在感低下が止まらない、そんな危機感を抱いた参院側が会長の交代を求めたというのが今回の騒動の経緯です。

2009年から会長を務める額賀氏に対しては数年前から交代論が出ていましたが、額賀氏にのらりくらりとかわされてきました。しかし、今回は業を煮やした参院側が分裂をちらつかせ、定例会合への出席拒否など強硬姿勢をとったことから派閥内にも「分裂は回避すべき」との空気がまん延。額賀氏は3月14日に開催する同派の政治資金パーティーで退任を表明し、後任には竹下元首相の実弟で、党総務会長を務める竹下亘氏が就くこととなりました。

ただ、70歳を超えており、「ポスト安倍」とはいいがたい竹下氏に白羽の矢が立ったのは同氏に敵が少なく、無難な存在だから。本命は小渕元会長の次女で、将来の首相候補の一人と目される小渕優子氏で、一連の政治資金スキャンダルのほとぼりが冷めるまで「竹下氏につなぎ役を務めてもらう」(所属国会議員)狙いがあるとみられます。

2858名無しさん:2018/03/08(木) 07:33:50
>>2857

「権力を争う戦闘集団」ではなくなった

そもそも自民党内に派閥が形成されたのは、社会党の統一に対抗して1955年に自由党と日本民主党の2つの政党の合併「保守合同」によって今の自民党が設立されたところに原因があります。それまで対抗していた議員が突然一緒になったため、人脈や政策、支持基盤の近い議員たちでグループを作り始めたのが起源となりました。

その後、タカ派である岸派(現在の細田派)とハト派である佐藤派・田中派(現在の額賀派)を中心に離合集散を繰り返し、現在の7派閥体制となっています。各派は原則として木曜日の昼に会合を開いて情報交換しているほか、政治資金パーティーで資金を集め、盆や年末に「氷代」や「餅代」として所属議員に活動費を配布したりしています。また、内閣改造があるとポストを配分する際に派閥が連絡調整役となります。

ただ、かつての旧選挙区時代に派閥が金権政治の温床とされたことなどから派閥への風当たりが強くなり、派閥に属さない「無派閥議員」も増えました。今では無派閥議員内でも「幹事役」を選任してポスト配分の調整役を担ったりしており「派閥に入らなければ議員活動ができない」ということはありません。派閥の会合も弁当を囲みながら談笑するだけの緩い雰囲気で、かつてのような「権力を争う戦闘集団」の面影はありません。

安倍首相の「一強」状態が続く永田町、そして自民党。今回のクーデター騒動が冷遇される派閥の反転攻勢のきっかけとなるか、それともさらなる存在感低下につながるか注目です。

山本洋一

2859名無しさん:2018/03/08(木) 08:12:52
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180306-OYT1T50028.html?from=tw

自民党員、5年で30万人増…「獲得運動」展開
2018年3月6日 08時39分
 自民党の二階幹事長は5日の記者会見で、2017年末の党員数が106万8560人(前年比2・4%増)となったと発表した。

 党員数の増加は5年連続。

 自民党員は09年の野党転落後に大幅に減り、12年には73万人台まで落ち込んだ。同党は、政権復帰後の14年から120万人を目標に党員獲得運動を展開し、16年末に8年ぶりに100万人台を回復していた。自民党員は今秋の総裁選で投票資格を持つ。

2860名無しさん:2018/03/08(木) 08:28:29
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180304-OYT1T50019.html

解放同盟全国大会に二階氏…自民幹事長初の出席
2018年3月4日 09時18分
 自民党の二階幹事長は3日、東京都内で開かれた部落解放同盟の第75回全国大会に出席した。

 同盟によると、同大会に自民党幹事長が出席するのは初めて。二階氏はあいさつで、国や地方自治体に差別解消に向けた取り組みを促す「部落差別解消推進法」に触れ、「この法律に基づいて取り組んでいくことが大事だ。自民党は、必ず問題解決に力を尽くすことを誓う」と語った。

2861名無しさん:2018/03/08(木) 19:08:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180307-00000063-jij-soci

杉田議員脅迫容疑で男逮捕=ツイッターで「娘に危害」―警視庁
3/7(水) 14:27配信

時事通信
 自民党の杉田水脈衆院議員(50)=比例中国ブロック=を脅迫する内容がツイッターに書き込まれた事件で、警視庁赤坂署は7日までに、脅迫容疑で無職中村大介容疑者(41)=浜松市東区市野町=を逮捕した。

 「注目を浴びたくてやった」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は先月3日午前6時55分ごろ、自宅のパソコンからツイッター上に、杉田議員を名指しして「国会議員をやめて頂けないでしょうか」「報復措置として娘さんに被害が被るかも知れません」などと投稿し、脅迫した疑い。

 同署は書き込みを見た人からの通報を受けて、杉田議員本人や娘の安否確認を実施。同議員が被害届を出していた。

2862チバQ:2018/03/09(金) 00:30:47
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180309k0000m010119000c.html
<細田派>当選回数別に懇親会 総裁選、若手の地方集票期待
03月08日 21:23毎日新聞

<細田派>当選回数別に懇親会 総裁選、若手の地方集票期待

細田博之氏=東京都千代田区で2018年2月20日、宮武祐希撮影

(毎日新聞)

 安倍晋三首相(自民党総裁)の出身派閥で党内最大勢力の細田派(94人)は8日夜、細田博之会長ら幹部と所属する衆院当選3回の議員との懇親会を東京都内で開いた。出席者によると、幹部が「政権を支える中枢として、しっかり汗をかいてほしい」と呼びかけたという。

 同派は、所属議員を当選回数ごとにわけた派閥幹部との会合を、この日を皮切りに4月9日まで計10回にわたって開く。9月の党総裁選での首相3選に向けて、地元での集票に力を入れるよう若手議員を引き締め、課題である地方票の確保につなげたい考えだ。

 総裁選は今回から、規定変更で国会議員票と一般党員らの地方票が1対1の割合になる。300票に固定されていた地方票は、現在の勢力では405票となり、地方票の比重が増す。

 対立候補と目される石破茂元幹事長は、2012年総裁選で地方票の過半数を獲得した。全国で講演を重ねており、2月に大阪市で開いた石破派セミナーには約1000人が集まった。首相は「地方行脚を増やしたい」と周辺に語っているが、国会日程などで時間確保は容易ではない。

 細田派の約半数は、首相が党総裁に返り咲いた12年総裁選より後に国会議員になった若手だ。15年総裁選は無投票だったため、今回が初めての本格的な総裁選になる若手が多い。細田派幹部は「若手の地元の集票活動には不安が多く、楽な選挙にはならない」と語っており、会合を通じて引き締めを図る考えだ。【村尾哲】

2863チバQ:2018/03/09(金) 00:34:26
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/nation/bunshun-6474.html
総裁選の影のキーマン 小野寺防衛相の“防衛力”がすごい
03月08日 07:00文春オンライン


防衛大臣は2度目 ©共同通信社
 風雲急を告げる安倍内閣で、防衛力では閣内随一と言われる大臣がいる。岸田派所属の小野寺五典防衛相(57)だ。何しろ、ニュースになったのは、所管の防衛安保を除けば、「線香」と「散歩」ぐらい。

「線香」とは、茂木敏充経済再生担当相が、野党の標的になった線香配布問題で“先例”として登場したのが、小野寺氏だった。1999年、まだ当選1回だった小野寺氏は自ら線香を配布し、公職選挙法違反の容疑で書類送検され、翌年議員辞職した。

「散歩」は2月中旬、ジョギングしている最中に、散歩中の安倍晋三首相に遭遇したことが小さく報じられたのだ。

 小野寺氏は、宮城県気仙沼市に生まれ、東京水産大から宮城県庁を経て、松下政経塾に入った。同期には立憲民主党幹事長の福山哲郎氏がいる。地元県議に婿入り、1997年の衆院補選で初当選。線香配布問題で議員辞職したが、2003年に復活すると、以来選挙では無類の強さを誇る。

「2度目の防衛大臣だが、省内での評判の良さは歴代でもトップクラス。何しろ稲田朋美氏の後ですから(笑)。ゲタを履いているとはいえ、答弁は低姿勢で、すべての基地をまわるなど、地道なところが評価されています」(防衛省関係者)

 地味な小野寺氏だが、総裁選の「影のキーマン」になりかねない。というのは、出馬を模索する岸田文雄政調会長の唯一無二の側近なのだ。

 2月下旬、小野寺氏が開いたパーティーに国会議員としてただ1人、参加した岸田氏は「大きな安定感と大きな存在感を感じる」と最大限の賛辞を送った。「『岸田首相』が実現すれば『小野寺官房長官』だろう」(岸田派関係者)といわれる関係だ。

 岸田氏が総裁選に出馬すれば、安倍首相の「無風3選」とは簡単にいかなくなる。岸田派は最近、他派閥との会合を積極的に仕掛けている。それだけに岸田氏の最側近、小野寺氏の動向に注目が集まっているのだ。

 小野寺氏は自らのパーティーで「今年は大切な年なので、岸田会長をしっかりと支えていきたい」と総裁選を意識した発言を繰り出した。

「小野寺氏は岸田氏の3歳下。自身もかつては総裁選出馬に動いたこともあり、首相への野心を秘めている。そのためにも、先輩の岸田氏には早く総裁選に出馬してもらいたいのでしょう」(岸田派議員)

 専守防衛ばかりではない?

(「週刊文春」編集部)

2864チバQ:2018/03/09(金) 00:45:12
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1803080010.html
「ゼロ回答」火に油…森友書き換え疑惑で“麻生氏VS二階氏”再燃 秋の総裁選の主導権争いも
03月08日 17:05夕刊フジ

「ゼロ回答」火に油…森友書き換え疑惑で“麻生氏VS二階氏”再燃 秋の総裁選の主導権争いも

火花を散らす麻生氏(左)と二階氏(右)

(夕刊フジ)

 学校法人「森友学園」への国有地売却に絡む決裁文書「書き換え」疑惑をめぐり、麻生太郎副総理兼財務相率いる財務省の対応が火に油を注いでいる。調査状況に関する「ゼロ回答」の報告に、自民党の二階俊博幹事長が公然と不快感をあらわにしたのだ。国民の不信感が高まるなか当然の反応だが、秋の自民党総裁選を見据えた「派閥領袖同士の暗闘」という一面もありそうだ。朝鮮半島情勢が急展開するなか、早期の疑惑解明が求められる。

 「どういう理由で資料を出せないのか、ちょっと理解できない。改めて問いただしたい」

 二階氏は6日の記者会見でドスを効かせるように、こう語った。

 財務省はこれまで、「(6日までに)できる限り努力し報告する」としていた。ところが、麻生氏は同日の閣議後会見で「担当局以外の職員も関与させて、全省挙げて調査を進めていきたい」と述べるにとどめた。

 「政界寝業師」の異名を持つ二階氏としては、疑惑調査をめぐる麻生氏と財務省の姿勢に納得できなかったようだ。

 財務省の富山一成理財局次長は6日午前の参院予算委員会理事会で、疑惑が持たれている決裁文書の原本は大阪地検特捜部に提出し、「近畿財務局にはない」と説明した。文書が2つあるかどうかについては、「捜査への影響」を理由に、明確な回答を避けた。

 財務省の対応に与野党は6日、猛反発した。北朝鮮情勢に結束して対応するには、ほど遠い状況といえる。

 小泉進次郎筆頭副幹事長は、党会合で「(これまでの森友問題とは)次元が違う話だ」と語った。

 自民党関係者も「朝日新聞の報道が事実なら、政権を直撃しかねない事態にもかかわらず、党への説明が何もないことに、二階氏ら執行部はいらだっている」と話す。

 祖父に吉田茂元首相を持つ「政界プリンス」の麻生氏と、和歌山県議からたたき上げた二階氏は、年齢こそ77歳と79歳と近いが、性格も政治手法も「水と油」だ。麻生派(59人)は党内第2派閥、二階派(44人)は同第5派閥と、牽制(けんせい)しあっている。

 鳩山邦夫元総務相の死去に伴う2016年10月の衆院福岡6区補欠選挙では、後継候補をめぐって激突した。麻生氏が選対本部長まで務めた無所属候補は、邦夫氏の次男、鳩山二郎衆院議員に敗れた。鳩山氏は二階氏に支えられて選挙戦を戦い、現在は二階派に所属している。

 9月の自民党総裁選後には、内閣改造・党役員人事が行われる。

 今回の疑惑浮上で、「麻生vs二階」の対立が再燃した。自民党関係者は「派閥領袖としては当然、疑惑対応だけでなく、総裁選をめぐる主導権確保も念頭に置いているはずだ」と話している。

2865チバQ:2018/03/09(金) 00:46:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1803070032.html
【自民党総裁選】合従か連衡か…派閥会合活発化 岸田派&額賀派、石原派&谷垣G、安倍晋三首相&二階俊博幹事長
03月07日 21:39産経新聞

 9月の自民党総裁選をにらみ派閥やグループの動きが活発化している。安倍晋三首相(党総裁)と二階派(志帥会、44人)を率いる二階俊博幹事長は7日夜、東京都内の日本料理店で会食した。岸田派(宏池会、47人)と額賀派(平成研究会、55人)、石原派(近未来政策研究会、12人)と谷垣グループ(有隣会、約20人)もそれぞれ同日夜に幹部同士の会合を開いた。学校法人「森友学園」問題など総裁選の不安要素も浮上しており、各派の動向にはそれぞれの思惑がにじむ。

 首相と二階氏の会食には、二階派の林幹雄幹事長代理が同席した。二階氏は「『ポスト安倍』は安倍」と公言し総裁選での3選をいち早く支持。ただ、水面下では支持の条件となる政策を作成し始めるなど、強気の姿勢もにじむ。

 首相は健康問題で辞任した江崎鉄磨沖縄北方担当相の後任に、同じ二階派の福井照氏を起用し、二階氏への配慮をみせる。党幹事長として首相を支える二階氏に反目されれば、総裁選で大きな脅威となるからだ。

 一方、「ポスト安倍」に名が上がる岸田文雄政調会長率いる岸田派も7日夜、都内の日本料理店で、額賀派と幹部同士の少人数の会合を開いた。岸田氏は次期総裁選の出馬の是非を慎重に検討しており、党内情勢を探るため、先月から他派との会合を重ねている。

 額賀派も「保守本流」という旗色では岸田派に近く、岸田氏の動向は気になるところだ。派内では安倍首相の3選に肯定的な意見が多いが、同派の次期会長に内定した竹下亘総務会長は「今夏にいろいろな状況が出る。それをみてから考えればいい」と他候補の支持にも含みを持たせている。

 石原派と谷垣グループも7日夜、都内のホテルで会合を開いた。両勢力を合わせれば30人程度をそろえられることから、総裁選では結束して対応し、党内で求心力を高めることを狙う。

 当初は同日に合同勉強会を開いて合流への機運を高める予定だったが、谷垣グループは6月に独自の政治資金パーティーを開く計画もあることから、当面は幹部同士の交流にとどめる。

2866チバQ:2018/03/09(金) 00:47:08
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-180307X176.html
安倍首相、自民・二階氏と会談=総裁選へ党内掌握目指す
03月07日 22:25時事通信

 安倍晋三首相(自民党総裁)は7日夜、同党の二階俊博幹事長と東京都内の日本料理店で約2時間会談した。首相が連続3選を狙う秋の総裁選に向けた党内情勢や、今後の国会日程などをめぐり意見を交わしたとみられる。関係者によると、会談は首相から持ち掛けた。

 二階氏は二階派(44人)の会長で、昨年の衆院選圧勝直後に首相3選支持を公言した。裁量労働制をめぐる不適切なデータ処理や、森友学園への国有地売却に関する財務省文書書き換え疑惑が相次ぎ、総裁選への影響が懸念される中、首相は二階氏と連携を深めて党内の掌握を目指す意向とみられる。会談には二階氏側近の林幹雄党幹事長代理が同席した。

2867チバQ:2018/03/09(金) 00:48:15
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180308k0000m010122000c.html
<自民>石原派、谷垣グループ幹部ら会談 総裁選で連携か
03月07日 21:24毎日新聞

 自民党の石原派(12人)と谷垣グループ(約20人)の幹部らが7日夜、東京都内で会談した。石原派最高顧問の山崎拓元副総裁も出席した。秋の党総裁選に向け、連携を探る狙いとみられる。

 両派・グループとも所属議員は少数で、有力な総裁候補を抱えていない。総裁選対応で足並みをそろえ、存在感を発揮したい考えだ。将来の合流を求める意見もある。ただ、2012年総裁選では、石原派会長の石原伸晃元幹事長が出馬し、谷垣グループ特別顧問の谷垣禎一前幹事長が出馬断念に追い込まれた。そのしこりが残り、合流構想の行方は見通せていない。

2868チバQ:2018/03/09(金) 00:49:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180308k0000m010046000c.html
<自民>「力を蓄えておく」岸田氏、総裁選向け準備アピール
03月07日 18:52毎日新聞

 自民党の岸田文雄政調会長は7日、東京都内で講演し、9月の党総裁選について「(準備を)何もしなかったら『決められない』と言われるのがオチだ。政策でも、政局でもしっかり力を蓄えておくことが大事だ」と述べ、準備を進めていることをアピールした。

 ただ、実際に立候補するかについては「まずは予算成立に全力を尽くす。そこからは何も決めていない」と述べるにとどめた。岸田氏は、地方講演を精力的にこなし、自身の派閥と他派閥との会合も頻繁に開いている。【小田中大】

2869チバQ:2018/03/09(金) 00:52:04
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1803060048.html
石原派と谷垣G、7日に会合 弱小勢力同士、総裁選で意思統一目指す
03月06日 22:54産経新聞

 自民党で最小派閥の石原派(12人)と谷垣グループ(約20人)の幹部が7日夜に会談し、党総裁選で連携する可能性などを探る。両者には「ポスト安倍」に直結する候補が見当たらず、人数を束ねて総裁選で影響力を強めたい考えだ。

 幹部会合は今年2回目で、石原派最高顧問の山崎拓元党副総裁も出席する予定。当初は将来の合流も視野に合同勉強会の開催を検討したが、谷垣グループには他派と掛け持ちで所属する議員が多く、調整に時間がかかるため見送った。

 谷垣グループ特別顧問の谷垣禎一前幹事長は病気療養を続け、昨年の衆院選出馬を断念した。身内に総裁候補がおらず、総裁選で草刈り場になることへの危機感が強い。石原派も会長の石原伸晃前経済再生担当相が「ポスト安倍」候補に上らず、派内には「石原氏が会長でなくてもよいので谷垣グループとの合流を急ぐべきだ」との声まである。

 一方、谷垣グループは6月に政治資金パーティーを開く予定で、合流の検討は性急に進めない方針だ。ただ、総裁選で「一定の数をまとめて影響力を行使すべきだ」との意見も強く、石原派と意思統一して行動することを目指している。

2870チバQ:2018/03/09(金) 17:15:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180308-00000516-san-pol
安倍首相と二階幹事長、異例の夜会談の理由は…総裁選、政権運営で利害一致?
3/8(木) 10:12配信 産経新聞
安倍首相と二階幹事長、異例の夜会談の理由は…総裁選、政権運営で利害一致?
1月24日、衆院本会議で質問に立つ自民党の二階俊博幹事長(手前)を見守る安倍晋三首相(斎藤良雄撮影)
 9月の自民党総裁選をにらみ、二階派を率いる二階俊博幹事長(79)の動きが活発化してきた。二階氏は7日夜、党総裁の安倍晋三首相(63)と都内の日本料理店で会談した。総裁選を念頭に森友学園問題で波乱含みの政権運営などについて意見を交わしたとみられる。会談は二階氏側近の林幹雄幹事長代理(71)が同席したのみで、首相が打診して実現した。二階氏の幹事長就任から1年半以上経過したが、首相動静で確認する限り、自民党ナンバー1、2が少人数で夜に会食するのは意外とない。この時期にあえて2人が接近したのには、それなりの理由がありそうだ。

 二階氏は平成28年8月、自転車事故による長期療養を強いられた谷垣禎一氏(73)の後任の幹事長に就いた。谷垣氏の急な事故で首相が信頼したのが、「自民党でもっとも政治的技術を持った方」と称賛する二階氏だった。

 首相と二階氏は、もともと政治信条が折り合うわけではない。第1次安倍政権時に二階氏を党国対委員長に起用し、首相が力を入れた教育基本法改正や防衛庁の省昇格などに二階氏が尽力したのは事実だが、気心が知れているとか盟友だとか、「仲がいい」という関係ではない。

 それでも現在、二階氏は「安倍の後は安倍」と公言し、9月の総裁選での3選をいち早く支持した。首相にとって、幹事長でもあり44人の二階派(志帥会)を率いる領袖でもある二階氏の支援は心強い。

 首相も人事で応えた。象徴的だったのは2月に健康問題を理由に辞任した江崎鉄磨沖縄北方担当相(74)の後任に福井照(てる)氏(64)をあてたことだ。

 2人はともに二階派所属で、江崎氏は同派から唯一入った閣僚だった。後任を別の派閥から選べば、44人を擁する二階派からの入閣はゼロになる。これは二階氏の顔に泥を塗ることになりかねない。

 二階派所属の閣僚は不祥事が続いていた。西川公也農林水産相(75)は政治資金問題の責任をとって27年2月に、今村雅弘復興相(71)は東日本大震災の被災者に対する失言で29年5月にそれぞれ辞任している。江崎氏の辞任理由は健康問題だが、昨年8月の就任直後に国会答弁について「役所の原稿を朗読する」と述べ、国会では事実誤認の答弁が続いた。24年12月の第2次安倍内閣以降に辞任した7人の閣僚中、3人が二階派だ。

 それでも首相はあえて二階派を厚遇した。首相の配慮を受け、二階氏は周辺に「互いに政治をやっているんだから言わなくてもわかる」と相好を崩した。

 円滑な政権運営や、総裁選で勝利するためには二階氏の協力が不可欠だと踏んだのは間違いない。二階氏に反目されれば、政界屈指の「政治的技術」が首相への大きな脅威となるからだ。首相の出身派閥である細田派の中堅議員も「総裁選で最も不気味なのが老練な二階氏の動きだ」と警戒する。

 田中角栄元首相の薫陶を直接受けた最後の世代である大ベテランの二階氏も、やすやすと首相を支持しているわけではない。

 働き方改革関連法案をめぐる2月26日深夜から27日未明の与野党幹事長会談で、二階氏は事前に公明党と打ち合わせた内容を黙殺し、30年度予算案の衆院採決を1日遅らせた。背景には、首相官邸が党の存在を軽視しているとの憤りがあった。「官邸の思い通りにはさせない」ということだろう。

 政府が2月に国会に提示した日銀総裁人事案は報道が先行し、党への報告が遅れた。裁量労働制に関する厚生労働省のデータ不備問題も党側への説明が遅く、二階氏はいらだっていた。

 首相は日銀総裁人事については二階氏と鉢合わせした際に直接「不手際があってすみません」とわび、働き方改革関連法案から裁量労働制の部分を削除する際も官邸に二階氏ら与党幹部をわざわざ呼び、決定の過程で尊重した。安倍政権が「政高党低」と呼ばれて久しいが、二階派最高顧問の伊吹文明元衆院議長(80)は「議院内閣制の理想的な姿だ」と党側の復権を歓迎した。

 その二階派は現在、政策作りを進めている。4月の派としての政治資金パーティーまでにまとめ、首相に提案し、二階派44人の支持と引き換えにする算段のようだ。

 一方で、二階氏の政治力を最も高く買い、使いこなせるのは首相であることも二階氏は見極めている。二階氏は「ポスト安倍」候補の岸田文雄政調会長(60)や石破茂元幹事長(61)らとも会談を重ねるが、「子供」扱いで歯牙にもかけない。安倍政権の存続に力を注ぐのが基本線だ。権力の源泉を熟知しているからだろう。 (政治部 石鍋圭)

2871チバQ:2018/03/09(金) 17:16:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180308-00000055-san-pol
自民党総裁選 合従か連衡か、派閥会合活発
3/8(木) 7:55配信 産経新聞
 ■首相&二階氏/岸田派&額賀派/石原派&谷垣グループ

 自民党で9月の党総裁選をにらみ、派閥やグループの動きが活発化している。安倍晋三首相(党総裁)と二階派(志帥会、44人)を率いる二階俊博幹事長は7日夜、東京都内の日本料理店で会食した。岸田派(宏池会、47人)と額賀派(平成研究会、55人)、石原派(近未来政策研究会、12人)と谷垣グループ(有隣会、約20人)もそれぞれ同日夜に幹部同士の会合を開いた。学校法人「森友学園」問題などで逆風に立たされている中で、各派それぞれの思惑がにじむ。

 安倍首相と二階氏は日本酒を酌み交わしながら、意見交換。会食には二階派の林幹雄幹事長代理が同席した。二階氏らは「『ポスト安倍』は安倍だ」と総裁選での3選を支持する考えを伝えた。森友学園問題も話題にのぼったとみられる。

 首相は健康問題で辞任した江崎鉄磨沖縄北方担当相の後任に、同じ二階派の福井照氏を起用し、二階氏への配慮をみせる。幹事長として首相を支える二階氏に反目されれば、総裁選で大きな脅威となるからだ。

 一方、「ポスト安倍」に名が挙がる岸田文雄政調会長率いる岸田派も7日夜、都内の日本料理店で、額賀派と幹部同士の会合を開いた。岸田派から望月義夫事務総長ら、額賀派から次期会長に内定している竹下亘総務会長らが出席。竹下氏は会合で「われわれは(保守本流などの)同じ路線でやってきたのだから、これからもタッグを組んで一緒に政策をつくろう」と呼びかけた。

 岸田氏は総裁選出馬の是非を慎重に検討しており、先月から他派との会合を重ねている。額賀派は安倍首相の3選に肯定的な意見が多いが、竹下氏は派閥の対応を今夏以降に決定する方針を示しており、この日は党内情勢などをめぐり意見交換したようだ。

 また石原派の森山裕国対委員長と谷垣グループの中谷元・元防衛相らは会合で、今後も毎月1回のペースで懇親会を開く方針を確認した。当初は合同勉強会を開き合流への機運を高める予定だったが、谷垣グループは6月に独自の政治資金パーティーを開く計画もあることから、当面は幹部同士の交流にとどめる。


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