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自民党スレ

2816チバQ:2018/02/07(水) 16:01:33
 もっとも、太郎氏の政治家としての魅力は、派閥単位などの特定のしがらみにとらわれずに物事をズバッと言い切るような面にもある。過去の言動をみれば、本人も決して「派閥」に固執しているわけではないと思うのだが…。

 他方、麻生派には副会長の山口俊一元沖縄北方担当相(67)や鈴木俊一五輪相(64)、事務局長の松本純前国家公安委員長(67)らがいるが、積極的に「ポスト麻生」候補を探し出しているようには見えない。麻生派幹部は「麻生会長の肌のつやを見れば、まだ『ポスト麻生』なんて考えるときでない」と語る。

 麻生派以上に後継者が見当たらないのは二階派だ。二階氏は昨年10月の衆院選で落選した元議員を含め、派のメンバーを物心両面で支えている。派の結束力は党内随一ともいわれるが、同派中堅は「二階氏のカリスマ性が高いだけに、『ポスト二階』の議論など始まる気配がない」と打ち明ける。

 二階派には、会長代行の河村建夫衆院予算委員長や林幹雄幹事長代理らがいるが、河村氏が75歳、林氏は71歳と高齢だ。派にめぼしい後継候補がいないことについて、同派の議員は「将来、他派の草刈り場になりかねない」と危機感を募らせる。

 お家騒動の額賀派でも、後継会長に目される竹下亘総務会長は71歳だ。一方、同じ派閥領袖でも「ポスト安倍」と目される岸田派(宏池会)会長の岸田文雄政調会長は60歳、石破派(水月会)会長の石破茂元幹事長は61歳、石原派(近未来政策研究会)会長の石原伸晃元幹事長は60歳と、老練領袖とは10歳以上の差がある。63歳の安倍首相は3人より若干の先輩だが、世代は岸田氏らと同じ層に属する。こうみると、自民党を統率するベテラン層にも10年間ほどのみえない「世代の壁」が横たわっていることが分かる。

 ベテラン議員には長い政治経験に裏打ちされた政治の奥義があり、一概に「高齢」を批判しようとは思わない。今の野党が伸び悩むのは、自民党のように政治の権謀術数にたけているベテランの知恵が欠けている面もあるだろう。

 各方面で深刻な後継者不足は、日本の活力が失われていくことにもなりかねないが、自民党も同じではないだろうか。後継者に悩む派閥は、今後党内で求心力を維持するだけでも大変だろう。派閥の長にも政治力とカリスマ性の軽重があるので単純な比較はできないが、今回の額賀派のお家騒動に肝を冷やした領袖も、意外と少なくないと感じている。


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