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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

2111チバQ:2017/02/17(金) 15:12:04
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170216-00517698-shincho-pol
「鈴木宗男」長女の自民党入りが許せない…「中川郁子」の憂鬱 

デイリー新潮 2/16(木) 5:57配信

 自民党の中川郁子(ゆうこ)代議士(58)にすれば、今も鈴木宗男氏(69)は義父・中川一郎氏の“逆臣”である。その長女の貴子代議士(31)も、お付合いしたくない存在かもしれない。むろん、貴子氏の自民党入りも許せないという。ところが、本誌(「週刊新潮」)が郁子氏に取材すると、何だか歯切れが悪く……。

 ***

 郁子氏が、貴子氏を巡って激しく動いたのは昨年12月。まず、問題視したのは、自民会派に所属する無所属議員の党政務調査会への参加だった。政治部デスクによれば、

「現在、自民会派に所属する無所属議員は、貴子さんを含め6名いる。12月初め、茂木政調会長が党の役員連絡会で彼らを“オブザーバーとして部会に参加させる”と発言。それを聞いた郁子さんは本来、総務会のメンバーではないが、わざわざ総務会に仲間の議員と出席、この問題はきちんと総務会で諮ってもらいたいとの意見を述べています」

 12月22日、長谷川岳参院議員(自民党北海道連会長代行)は、二階幹事長を訪ね、地元組織として貴子氏の入党に反対する決議文を提出した。この時も、

「郁子さんは、長谷川議員に同行し、反対意見を述べています。とはいえ、安倍総理と宗男さんは、昨年夏の参院選で新党大地の票を回す代わりに、次期総選挙で貴子さんを自民公認で出すことで合意したとされる。宗男さんは、この件で当時選対委員長だった茂木さんとの間で交わした覚書もあると言っていましたが、最近になって、記者にもその紙を見せています。郁子さんが危機感を募らせるのも当然でしょう」(同)
.





「鈴木宗男」長女の自民党入りが許せない…「中川郁子」の憂鬱 


鈴木貴子代議士


■反対していない

 郁子氏の選挙区は、帯広市を中心とする北海道11区。中選挙区時代は「北海のヒグマ」と呼ばれた中川一郎元農水相の地盤で、一郎氏が亡くなった後、息子の昭一氏と秘書だった宗男氏が立候補し、激しい戦いを繰り広げてきた。郁子氏にとって宗男氏は、亡き夫・昭一氏の仇敵である。

 その長女が今更、自民党に戻るとは許せない。郁子氏がそう思う気持ちも理解できなくもないが、貴子氏の自民党入り反対の決議文について聞くと、

「いや、反対しているわけではありません」

 と、意外なことを仰る。

「自民党は、市町村支部があって、その上に選挙区支部があって成り立っているわけですよね。特に自民党が下野した際は、市町村支部の方が党を支え続けてくださった。11区の支部長さんたちは、(貴子氏の入党に)全員反対。党本部が色々なことを決める前に、地域の声を聴いて欲しいということなんです」

 自分の口からは、入党に反対とは一言も言っていないという。とはいえ、宗男氏が茂木氏と交わしたという覚書に関しては、

「実は、そんなものないんじゃないかという噂もありますよ。まあ、大したことは書いていないでしょうし、別に興味もないです」

 と、宗男氏が聞いたら激怒しそうなことも言う。

 地元記者はこう語る。

「昨年11月、帯広の会合で宗男と郁子が一緒になり、彼女の方が話しかけた。そこで、宗男が“表では愛想よくしても、裏では文句言ってんだろう”と言うと、彼女は黙りこくっていたそうです。彼女の後援会には、昔は宗男を応援していたが、小選挙区になって昭一を支援するようになった人もいる。ですから、露骨な宗男親子批判は、得策でないという意見があるのです」

 いつまで続く、表で本音を言えない憂鬱な日々――。

ワイド特集「女という商売」より

「週刊新潮」2017年2月16日梅見月増大号 掲載

2112チバQ:2017/02/19(日) 18:46:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170219-00000014-mai-pol
<自民有志議員>子多いほど税軽減…「世帯方式」検討へ
毎日新聞 2/19(日) 10:20配信

<自民有志議員>子多いほど税軽減…「世帯方式」検討へ
「N分N乗」所得課税のイメージ
 自民党の有志議員が近く、子どもの多い世帯ほど所得税が軽減される「N分N乗(世帯課税)方式」の導入に向けた勉強会をスタートさせることが分かった。少子化に歯止めをかける所得税改革と位置付け、党税制調査会での本格的な議論につなげる考えだ。

 所得税は所得が大きいほど税率が高くなる累進課税で、現在は5%から45%までの7段階。現行制度は個人に課税するため、共働きの場合は夫と妻にそれぞれ課税される。これに対し、N分N乗方式は課税所得を世帯で合計して家族の人数で割り、税率を掛け合わせて1人当たりの税額を算出。さらにこの額に家族の人数を掛け合わせ、世帯が払う税額を決める。

 課税所得は家族の人数で割ることで決まるため、子どもが多い世帯ほどより低い税率が適用され、税額が少なくなる仕組みだ。所得が1000万円で両親と子ども2人の4人世帯の場合、控除を省略して考えれば課税所得は4分の1の250万円で適用される税率は10%。同じ所得の単身世帯に税率33%が適用されるのと比べ、所得税額は3分の1以下になる。

 N分N乗方式はフランスで1946年に導入され、80年代に拡充された。同国の2015年の合計特殊出生率は1.96と日本(1.45)を大幅に上回っており、N分N乗方式が人口減少を食い止めたと評価されている。一方、もともと所得税額が少ない中低所得世帯への恩恵は限られる。自民党も07年度税制改正で議論したが、「効果が出るかどうか判断できない」として見送った経緯がある。

 勉強会は西田昌司参院議員が発起人で、民間の税の専門家らもメンバーに加える。細田博之総務会長ら党幹部も出席する予定だ。党内では「民主党政権の『子ども手当』のようにインパクトのある政策になる」との期待がある。【加藤明子】

2113チバQ:2017/02/20(月) 21:10:45
>>2112
むしろ、子供の数が考慮された税制でなかったことに驚きだ

2114チバQ:2017/02/20(月) 22:16:22
http://www.sankei.com/politics/news/170220/plt1702200015-n1.html
2017.2.20 15:30

自民・石破茂前地方創生担当相「モノ言うと『変なやつ』扱い…」 闊達な党内議論の必要性を強調
 「30年国会議員をしているが、この雰囲気は初めてだ。ほとんど(自民党議員が)モノを言わない。モノを言うと『嫌なやつ』『変なやつ』『裏切り者』『逆らうのか』という雰囲気になる」-。

 自民党の石破茂前地方創生担当相は20日、党のネット番組でこう語り、活発な党内議論の必要性を強調した。天皇陛下の譲位に関する法整備などをめぐり、政府や党執行部の方針に異論がほとんど出ない状況が念頭にあるとみられる。

 石破氏は、かつて党本部にバリケードを築いて執行部に抵抗した経験談を披露し、「若いころは失敗もたくさんしたが、若い奴が暴れない、騒がない、本音を言わないで組織って持つのかね?」と述べ、若手議員の奮起を促した。

 共演した石破派所属の平将明衆院議員は、石破派の所属議員には「モノ申す」タイプが多いと指摘。「(モノを言わないのが)党の体質になりつつあるので、少し揺り動かさないといけない」と述べ、石破氏も「そう思う」と同調した。

2115チバQ:2017/02/27(月) 18:59:10
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170227-00518165-shincho-pol
二階幹事長の健康不安説、ネタ元は茂木政調会長? 党執行部に亀裂

デイリー新潮 2/27(月) 5:59配信
 自民党執行部内に“深い亀裂”が走っている。

 政治部記者の話。

「きっかけは、9日発売の週刊文春に掲載された二階さんに関する記事。会見で読み上げる文面を間違えたり、会談中にも居眠りをしてしまうといった“老人特有の症状”がひどくなり、幹事長交代説まで出ているという内容です」

 記事の中で二階氏側は“意気軒昂”と反論、健康不安説を一蹴している。

 ところが、記事は思わぬ波紋を呼んでしまった。

「雑誌が出た翌日のこと。同じ派閥の林幹雄さん(幹事長代理)が、あの記事のネタ元が、あろうことか茂木さん(政調会長)だと断じたのです。『裏は取れている。党の主要メンバーからこういう話が出るとは、党を崩壊させる行為だ』と、強い口調で非難し、驚きが走りました」(同)

 別の二階派議員も怒りが収まらない。

「二階さんは幹事長就任以降、本当に休むことなく働き詰め。『少し休んではいかがですか』と気遣うと、『俺は動いているほうが疲れないんだよ』と取り合わず、予定を入れていく。会議で眠そうに見えたり、文書を読み違えたりするのは今に始まったことではなく、昔からの癖で茂木さんもそれを知っているはず。『俺と同じくらい仕事してみろよ。死んじゃうよ』と、二階さんもぼやいていました」

 もちろん当の茂木氏は全面否定。大手紙番記者らに身の潔白を訴えている。

 自民党幹部が嘆息する。

「実際に彼が漏らしたかどうかはともかく、この手の話の時に茂木さんの名前があがり、しかも誰も庇おうとしないという、彼の徳のなさこそが一番の問題です」

 火の無い所に煙は立たぬ。

「週刊新潮」2017年2月23日号 掲載

2116チバQ:2017/02/28(火) 00:17:05
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20170228k0000m040022000c.html
<森元首相>東京五輪の週刊文春報道で700万円賠償提訴
02月27日 18:21毎日新聞

<森元首相>東京五輪の週刊文春報道で700万円賠償提訴
森喜朗氏=後藤由耶撮影
(毎日新聞)
 ◇発行元の文芸春秋相手取り 謝罪広告掲載も求めて東京地裁に

 東京五輪を巡る週刊文春の報道で名誉を傷つけられたとして、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相が発行元の文芸春秋を相手取り、700万円の損害賠償と謝罪広告掲載を求めて東京地裁に提訴した。文春側は27日の第1回口頭弁論で請求棄却を求めた。

 訴状によると、森元首相に近い企業が五輪案件を受注したなどと報じた昨年9月15日号と同10月13日号の記事で名誉を傷つけられたと主張している。森元首相の弁護士は「名誉毀損(きそん)の記事に法的措置を取った。本人は非常に悔しがっていた」、文芸春秋は「記事は五輪予算と組織委会長との関係を検証したもので十分自信を持っている」とコメントした。【伊藤直孝】

2117チバQ:2017/02/28(火) 13:53:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170228-00000059-jij-pol
自民、16年党員数104万人=大台回復も目標に届かず

時事通信 2/28(火) 12:11配信
 自民党の二階俊博幹事長は28日午前の記者会見で、2016年の党員数が前年比5.7%(約5万7000人)増の104万3790人だったと発表した。

 09年の野党転落後に割り込んだ100万人台を回復したが、14年から目標としてきた120万人には届かなかった。

2118チバQ:2017/03/03(金) 21:04:32
http://www.sankei.com/politics/news/170303/plt1703030006-n1.html
2017.3.3 07:11

谷垣グループ分裂へ 佐藤勉衆院議運委員長ら数人が麻生派入りの意向

 自民党の谷垣禎一前幹事長が顧問を務める谷垣グループ(有隣会)が分裂する見通しとなったことが2日、分かった。佐藤勉衆院議院運営委員長ら幹部数人が離脱し、麻生派(為公会)に合流する方向だ。

 谷垣氏は昨年7月の自転車事故以来療養を続けているが、グループは2日の総会で、6月16日に政治資金パーティーを開くことを決定。残留メンバーは当面グループを存続させたうえで谷垣氏の復帰を待つ方針だ。

 関係者によると、都内で1日、川崎二郎元厚生労働相や遠藤利明前五輪相、逢沢一郎元外務副大臣、棚橋泰文前幹事長代理らグループ幹部が今後の運営方針をめぐり会談。川崎氏らが6月のパーティー開催を提案した。また、この席で谷垣氏がパーティーの開催を了承していることや、谷垣氏が代表発起人を務めることなどが親族を通じて説明された。会談では「谷垣氏がケガから復帰し、直接今後を話し合うまではグループを存続させるべきだ」との意見が目立った。

 これに対し、棚橋氏は開催に難色を示し、棚橋氏は会談後、グループ幹部に「パーティーの世話人を辞退したい」と申し出た。

 またグループ幹部の佐藤氏は総会を欠席。パーティーにも参加しない方針で分裂は必至となった。

 両氏は、岸田派(宏池会)と同じ流れをくむ麻生派と谷垣グループが再結集する「大宏池会構想」を進めたい考えで、麻生派幹部とも会合を重ねている。約20人のグループからは、現段階で数人が麻生派に合流する方向だ。

2119チバQ:2017/03/07(火) 20:40:16
http://www.cyzowoman.com/2017/03/post_131434.html
現役2世議員に覚せい剤使用のウワサ! 国会議員は「不逮捕特権」で逮捕されない!?
2017.03.07

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 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 本当にいいニュースのない昨今ですが、のりピーこと酒井法子さんの元夫の高相祐一被告が、危険ドラッグを所持・使用していたとして、懲役1年の実刑判決(求刑懲役1年6カ月)を言い渡されました。たとえどんなに立派な業績があっても、「違法薬物をやっている」となったら、社会的信用は一気に失うのに、なんで手を出すんでしょうね。

 でも、そういう人は芸能界だけではなくて、残念ながら議員にもいます。

■与党の某2世議員の「覚せい剤使用疑惑」

 最近では昨年、トップ当選していた神奈川県葉山町議会の細川慎一議員が覚せい剤の使用で逮捕されて有罪判決を受けていますし、2005年にはコバケンこと小林憲司衆議院議員が、やはり覚せい剤の使用で秘書らとともに有罪判決を受け、民主党を除籍されています。

 実は神澤もけっこうツラい日々なんですが、どんなにツラくても、違法薬物には手を出そうとは思いません。

 そして、また今、与党の某2世議員の「覚せい剤使用疑惑」による逮捕が間近だというウワサでもちきりです。事情に詳しい医師でもある国会議員の話では、その議員の覚せい剤の入手ルートは2つあり、そのうちの1つはもう解明されているとか。そもそもは、この議員の「ある会合」での「大失態」が疑惑の発端のとのことでしたが、まだ逮捕されたわけではないので、伏せておきますね。

■政権に与える打撃は相当なもの

 すでに一部のマスメディアもこの情報を追っているようですが、現職の国会議員には、憲法50条に定める「不逮捕特権」というものがあります。会期中に議員を逮捕するには、国会法33条により所属議院の許諾が必要とされます。もちろん現行犯逮捕は例外ですので、実際に覚せい剤を購入・使用している現場を押さえられた場合などは逮捕されます。

 会期中に「疑惑」が生じた場合は在宅で事情聴取を行うのが通例ですが、鈴木宗男衆議院議員が、北海道の地元業者からワイロを受け取った容疑で逮捕・起訴された汚職事件、いわゆる「ムネオ疑惑」の持ち上がった2002年には、実際に鈴木議員に許諾請求が行われ、可決後に同議員は逮捕されました。

 ちなみに05年には自民党の中西一善衆議院議員が女性に抱きついて強制わいせつの疑いで現行犯逮捕されましたが、示談が成立したため、起訴はされませんでした。

 今疑惑の目が向けられている2世議員は、身の危険を察知しているようで、少なくとも会期中にまた覚せい剤を使用することはないだろうというのが、大方の予想です。なので、神澤も、逮捕まではないんじゃないかと思っています。でも、証拠写真などを週刊誌が入手している場合は、「疑惑」として大々的に報道されるでしょうね。なにしろ与党議員のスキャンダルですから、安倍政権に与える打撃は相当なものだと想像できます。

 すでに大阪では夜の街を中心にかなり有名な話だそうで、どうなるか気になりますね。安倍晋三首相の森友学園問題などもありますから、もしかすると引責で衆議院解散もあるかもしれません。選挙になったら、もちろん、しわ寄せは私たち秘書に来ます。また激務モードになるので、今のうちに睡眠時間を確保しておこうか、と秘書仲間と話しています。

2120チバQ:2017/03/09(木) 22:32:53
http://www.sankei.com/politics/news/170309/plt1703090016-n1.html
2017.3.9 13:05

「長靴業界もうかった」発言の“おんぶ政務官” 務台俊介氏が謝罪「自虐的な話を引き合いに出した」
 務台俊介内閣府政務官は9日、昨年9月に岩手県の台風により被害を受けた被災地の視察で、長靴を持参せずに職員に背負われて水たまりを渡った対応に関し「長靴業界はもうかったのでは」と述べたことに対し「不適切だと深く反省している」と謝罪した。都内で記者団に語った。

 務台氏は「一挙手一投足を気をつけていきたいという前段で自虐的な話を引き合いに出した」と釈明した。菅義偉官房長官や松本純防災担当相、今村雅弘復興相から注意を受けた経緯を明らかにした一方、進退については「今の職責を全うしたい」と強調し、辞任を否定した。

 8日に都内で開いた自身の政治資金パーティーで「もうかった」と述べた理由については、「確証があるわけでなく、私の事務所や知り合いの国会議員、役所の出先機関で長靴を確保したと承知している」と説明した。

 務台氏が所属する自民党麻生派の山口俊一副会長は9日の同派の会合で「長靴が売れようと売れまいがどっちでもいいことだが、十分お互いに気をつけて頑張っていきたい」と語った。

 公明党の漆原良夫中央幹事会会長は9日の記者会見で「丁寧に謝らなければいけない問題で笑いを取るというのは、本当に情けない」と強く批判した。

http://www.sankei.com/politics/news/170309/plt1703090026-n1.html
2017.3.9 21:39

“おんぶ”の務台俊介政務官が辞表提出 「長靴業界もうかった」失言に菅義偉官房長官激怒
 務台俊介内閣府政務官は9日、岩手県の台風被害の被災地視察をめぐり「長靴業界はだいぶもうかった」と発言した責任を取り、松本純防災担当相に辞表を提出した。10日午前の閣議で辞任を決定する。

 務台氏は8日の自身のパーティーで、視察時に長靴を持参せずに職員に背負われて水たまりを渡った対応に関し「もうかったのではないか」と述べた。辞表提出前、記者団に「不適切で深く反省している」と謝罪し、進退についても「職責をしっかり果たしていきたい」と述べていたが、最終的に辞表を出した。事実上の更迭とみられる。

 菅義偉官房長官は務台氏を口頭で厳重注意し、9日の記者会見で「不適切極まりない。被災地での行動を踏まえれば、真に反省しているのか疑われかねない」と強く批判していた。務台氏は復興政務官を兼任しており、11日の東日本大震災6年を前に早期の事態収拾が必要と判断したようだ。

 務台氏は、“おんぶ”が報じられた後に知人らが長靴を購入したとの話に絡めて言及。「軽はずみな発言で誤解を生んだ」「被災者の気持ちをないがしろにする考えはなかった」などと釈明していた。

2121チバQ:2017/03/10(金) 16:22:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170310-00000063-san-pol
務台氏辞表 不祥事、また2回生 自民執行部の不安的中

産経新聞 3/10(金) 7:55配信
 務台俊介内閣府政務官=衆院長野2区=が9日、自らの失言の責任を取って辞表を提出した。昨年9月の“おんぶ”で不評を買ったにもかかわらず再び噴出した失態は、国会議員としての自覚を問われる事態だ。務台氏は自民党の衆院当選2回。同期には、これまでも問題行動を起こす議員が多かった。次期衆院選に向け党執行部が若手のテコ入れを図る中、不安が的中した形だ。

 総務官僚出身の務台氏は、平成24年12月の衆院選で初当選。同期の宮崎謙介前衆院議員は昨年2月、妻の金子恵美衆院議員(自民)の出産直前に不倫が発覚し、責任をとって議員を辞職。自民党は同年4月の衆院京都3区補選で不戦敗を強いられた。

 武藤貴也衆院議員=滋賀4区=は27年8月、知人に未公開株の購入を持ちかけて金銭トラブルになり、離党した。ほかにも報道圧力と受けとれる発言で注意を受けたり、同期同士の不倫など、2回生のスキャンダルは枚挙にいとまがない。

 自民党の衆院2回生は107人で、党全体の3分の1以上を占める。2回生の当落が次期衆院選のカギを握るが、過去2回の衆院選のような追い風は期待できない。安倍晋三首相が衆院解散に慎重な姿勢をみせるのは、若手らの落選で20〜30議席減となりかねないとの不安があるからだ。

 危機感を強めた党執行部は昨秋、次期衆院選での候補差し替えも視野に「選挙塾」を開き、テコ入れを図った。今年に入ると特に選挙基盤の弱い若手に対し、先輩議員による地元活動などの「マンツーマン指導」も行っている。二階俊博幹事長は周囲に「若手が勝てるようになって初めて選挙態勢が整う」と漏らすが、いまだに危機意識の薄い若手の現実を突き付けられた。

2122とはずがたり:2017/03/21(火) 14:34:44
今井絵理子、バッジ半年でも政策秘書が決まらず
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170313/DailyShincho_518590.html
デイリー新潮 2017年3月13日 05時59分 (2017年3月19日 15時20分 更新)

〈ほんの少し世の中が分かってきたこの頃は 傷つくことも増えてくけれど 最後は自分には負けたくない〉。SPEED時代、こう歌っていた今井絵理子(33)は、「選良」の役目をどれだけ分かっているのだろうか。初当選以来、いまだ彼女に政策秘書がいない理由とは。

 ***

〈えー与謝野さん、すごくサワヤカな方で、私まだ一回もお会いしたことがないんですけども(中略)本当にポスターを見るとサワヤカな方だなと……〉

 今年2月の東京・千代田区の区長選挙で与謝野信候補の応援に立った今井参院議員の弁である。会場にいた支援者の1人が言う。

「あの演説にはガックリですよ。区長選は、小池都知事が推す候補に対して自民党推薦の与謝野氏が圧倒的に劣勢でした。そこで今井さんが投入されたのですが、話を始めると中身がなくて、会場はシーンです」

ヤル気が伝わってこない
 上に言われてしぶしぶ応援にきたのだろうか、自民党の関係者も嘆息するのだ。

「今井さんには困ったもんです。応援を頼まれたら事前に相手について調べたりしておくもの。ところが、彼女はそれをやっていない。それだけではありません。議員になると、支援者に報告するための国政レポートを作るものですが、それもなし。また、新人は委員会での質問時間を確保してもらえますが、彼女は満足に質問を作れないのです」

 初当選から約8カ月、まだ“試運転中”とはいえ、地元・沖縄の問題にはまともに答えず、憲法改正についてもスルーのまま。…

政治家としてのヤル気が今もって伝わってこないのだが、しかも、彼女の事務所は、政策秘書が“空席”のままである。
■いま探しているところ
 現在、今井議員の事務所には公設秘書が2人いる。1人は芸能プロのライジングから移籍してきた第一秘書、さらに前参院議員の事務所から転籍してきた第二秘書だ。スケジュール管理は何とか回せても政策をサポートできる立場ではない。

 前出の自民党の関係者が続ける。

「もともと、今井さんは山東昭子さんが強く推して出馬した経緯があります。それもあって、選挙中から山東事務所のスタッフが助け、当選後も山東さんの秘書が出向のような形で今井さんの事務所を手伝っていたのです。世代も近く、そのまま事務所に入る可能性もあった。ところが、彼女が雇った私設秘書との折り合いが悪く辞めてしまったと言います」

 もともと政策には関心がないから、辞めてもらってせいせいしたということなのか。そこで、「上司」にあたる山東氏に聞くと、

「私が(今井議員の事務所に)秘書を送り込んだなんてことはありませんよ。彼女の政策秘書は、いま探しているところ。それまでは、私の事務所がいろんな形でサポートしているということです」

 一方、今井議員は暗に辞めてしまった人間がいることは認めたものの、

「秘書は辞任したという訳ではなく、あくまで選挙中にお手伝いして頂いたということです」

 との答え。とまれ、このままだと6年間、「良識の府」に胡坐(あぐら)をかき続けるだけ。“先生、先生”と持てはやされ勘ちがいし歳費ばかりを貯め込む“議員病”にかかったのではと、もっぱらの評判である。

ワイド特集「春の嵐おさまらず」より
「週刊新潮」2017年3月9日号 掲載

2123とはずがたり:2017/03/27(月) 15:25:46

高木氏逮捕の調査費了承=自民県連
時事通信社 2017年3月27日 12時59分 (2017年3月27日 15時18分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170327/Jiji_20170327X266.html

 自民党福井県連は27日、同県連所属の高木毅前復興相(衆院福井2区)が過去に女性宅に侵入したとされる問題の調査費用を、2016年決算の一部として了承したと発表した。同県連の山本拓会長(衆院比例北陸信越)は今年1月、県連の独自調査の結果として、高木氏がこの問題で「現行犯逮捕された」と発表。しかし、高木氏本人は否定しており、自民党本部も衆院議院運営委員会理事会で県連による調査自体がなかったと説明していた。

2124チバQ:2017/04/01(土) 09:32:11
http://www.sankei.com/politics/news/170331/plt1703310005-n1.html
2017.3.31 07:07

自民党額賀派、薄れる存在感 「ポスト安倍」不在でくすぶる会長交代論 竹下派復活か?茂木会長か?それとも…

 自民党額賀派(平成研究会、55人)の存在感が低下している。かつて最大派閥として権勢をふるった経世会(竹下派)を源流に持つが、今は党内第2派閥。「ポスト安倍」をにらんだ動きは鈍く、他派閥が勢力拡大や連携の動きを活発化させているのとは対照的だ。7年半にわたり会長を務める額賀福志郎元財務相への不満が募り、次期会長をめぐる水面下のさや当てが激しくなっている。

 ■  ■ 

 「いま元気にバブル時代を脱出しようとしているときだ。自民党は自由と民主主義を守り、国民の幸せを作っていく」

 額賀氏は27日夕、都内のホテルで開いた額賀派の政治資金パーティーで、2千人以上の参加者を前にこう熱弁をふるった。だが、派閥再興への道筋を語らず、記者団にも「数を集めればよいということではない」と語った。出席議員は「派閥の方向性が見えない。数を集めることが会長の仕事なのに」と酷評した。

 この日のパーティーは同派の約4割を占める21人の参院議員全員が欠席する異例の事態となった。平成29年度予算案を採決した参院本会議と時間帯が重なったためだが、「参院側が行けそうにない日をわざと選んだんじゃないか」との見方が出ている。

 前身の経世会は数の力と団結力を武器に人事や国会運営の実権を握り、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三各首相を輩出した。しかし19年に党内第2派閥に転落。21年9月に額賀氏が会長に就いてからは、石破茂前地方創生担当相(石破派会長)らが離脱するなど、有力な総裁候補不在という状態が長く続いている。

■  ■ 

 それだけに、参院議員を中心に会長交代論が強まっている。経世会時代の4年、派内抗争で小沢一郎現自由党代表や羽田孜元首相らの勢力が離脱した際も参院議員の刃こぼれはなく、派閥立て直しを参院議員が担ってきたとの自負があるからなおさらだ。

 派閥創始者・竹下氏の弟の竹下亘国対委員長が会長となって求心力を高め、元首相を父に持つ小渕優子元経済産業相を「将来の首相候補」に育てる-。22年の引退後も影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長や吉田博美参院幹事長ら参院側はそうした意向とされる。

 同調する衆院議員も多く、昨年10月、亘氏が会長に就く「竹下派」復活論が浮上してからは、「次の衆院選後に代替わりするだろう」との観測が広がる。

 ■  ■ 

 そうした中、茂木敏充政調会長も次期会長に意欲があるとされる。ただ「極めて有能で、うまくいけば総裁候補」「下への配慮に欠け、派閥領袖タイプではない」と評価は割れる。特に参院側の拒否感は強く、「茂木会長ならば参院はついていかない」と分裂を示唆する声が漏れるほどだ。

 石破氏との連携案も一部でささやかれ始めた。鳥取、島根両県の「合区」が導入された昨年夏の参院選で、島根選出の青木氏の長男、一彦氏が当選するのに鳥取を地盤とする石破氏が貢献したことに青木氏は感謝しているからだ。今後、「ポスト安倍」への新たな動きにつながる可能性もある。

(政治部 田中一世)

2125チバQ:2017/04/05(水) 19:06:49
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1704050040.html
かつら疑惑に洗髪後写真で反証 自民・葉梨康弘衆院議員、HPに掲載→すぐ削除
15:59産経新聞

かつら疑惑に洗髪後写真で反証 自民・葉梨康弘衆院議員、HPに掲載→すぐ削除
衆院予算委員会で質問する自民党の葉梨康弘氏=2月1日(斎藤良雄撮影)
(産経新聞)
 自民党の葉梨康弘衆院議員(57)は自らの公式ホームページで「かつら疑惑」に反論するとして、風呂上がりの頭髪の写真を“証拠”として公開した。だが、地元支持者からの批判を受け、すぐに削除した。元警察官僚の葉梨氏は学校法人「森友学園」の籠池泰典氏の証人喚問に自民党のエースとして登場。籠池氏の発言には偽証の疑いがあると追及しているが、自らへの「疑惑」については、否認方法の行き過ぎを指摘された形だ。

 葉梨氏は3月23日に行われた籠池氏への証人喚問で、籠池氏が安倍晋三首相の昭恵夫人担当職員に宛てた陳情の手紙を示して追及した。ただ、野党議員などからは「手紙には日付が入っていない」などとの疑問も出ている。

 葉梨氏は4月1日深夜にHPの「目で見る活動日誌」コーナーを更新。「3月23日の証人尋問を行って以来、私に対する誹謗中傷も多くなっているようです。証拠関係等については、私なりにしっかり固めており、全く相手にするつもりはありません。特に、相手方のノートのコピーをもとに、こちらが持っている手紙のコピーを批判するなど、プロとしてはあり得ない指摘がなされていることは悲しい限りです。まあ言いがかりの類いで、同じ土俵に乗るつもりはありません」と反論した。

 その上で「今日は、その手の人たちから、事実と異なるカツラ疑惑だとかなんとか言われているらしいので、洗髪直後の写真をアップします。家族からは、洗髪後の写真の方がかっこいいと言われましたが」と写真を掲載した。

 トランプ米大統領も選挙戦のさかなに、バケツの氷水をかぶる「アイス・バケツ・チャレンジ」でかつら疑惑を否定しており、それにならった格好だ。

  葉梨氏の事務所によると、投稿と写真は週明けに削除された。「地元支援者から『これまで真面目な国政報告をしてきたHPなのに違和感がある』『先生のイメージを損ねる』という指摘が複数あったため」としている。

 葉梨氏は東大法学部を卒業し、警察庁に入庁。兵庫県警捜査2課長や警察庁少年課理事官を務めた後、平成15年の衆院選で茨城3区から当選し、現在4期目。義父は葉梨信行元自治相。

2126とはずがたり:2017/04/07(金) 11:59:16
>この派閥再編が進めば、党内では安倍総理の出身派閥「細田派」に次ぐ、第2派閥になります。(06日22:26)弱小の旧三木派の高村・大島・山東派と出自を忘れてたけど反加藤系宏池会である少数派の旧河野Gの後継の麻生派が合併しただけで党内第二派閥になんのか?!
額賀派や岸田派は何やってんだ??

自民党・麻生派と山東派、派閥合併に向け調整進める
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170407/Tbs_news_87988.html
TBS News i 2017年4月7日 06時16分 (2017年4月7日 07時50分 更新)

 自民党内で麻生副総理率いる「麻生派」と、山東元参院副議長が率いる「山東派」が派閥の合併に向け、最終的な調整を進めていることが分かりました。
 自民党の「麻生派」と「山東派」は、党内で大きな派閥が政策を競い合うことで自民党政権が安定するという考えのもと、合併に向けて幹部が会合を重ねていて、5月の大型連休明けにも麻生副総理と山東元参院副議長が会談し、合併の最終的な調整を行なう方針であることがわかりました。合併後の新派閥のトップには麻生氏が就く方向です。

 また、谷垣前幹事長を中心とする谷垣グループからも合流する議員が出る見通しで、この派閥再編が進めば、党内では安倍総理の出身派閥「細田派」に次ぐ、第2派閥になります。(06日22:26)

2127チバQ:2017/04/07(金) 18:20:53
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170407-00519508-shincho-pol
自民「二階」「下村」の“マグマ溜り” 都議選苦戦予測で

デイリー新潮 4/7(金) 5:58配信
 吹き荒れる小池旋風に抗うはずだったのに――。

 3カ月後の都議選に向け、自民党の挙党態勢に亀裂が生まれている。政治部記者が解説する。

「現有57議席に、古屋圭司選対委員長は“30議席は割らないが”と漏らしており、苦戦するのは必至です」

 その劣勢を跳ね返そうと、3月21日、党本部で都連主催の決起集会が開かれた。

「都議選候補者に加え、下村博文都連会長がお願いし、二階俊博幹事長ら執行部の面々も集まりました。二階さんは“一緒になって勝利しよう”と挨拶をしていました。挙党一致を示すには絶好の機会だったわけです」(同)

 だが、次の発言が場を凍らせた。自民党関係者の話。

「ある都議が “小池都知事の党籍はどうなっているのか、けじめをつけてほしい”と二階さんに抗議した。すると、二階さんは“何?”と凄んだのです」

 なぜなら、

「二階さんは、小池さんの国政進出を警戒。表だって批判せず、“抱きつき”戦術をとっています。対して、都議側は知事との対決姿勢を示さない党に不満を持っている。集会後の党役員連絡会で二階さんは“党本部と都議の間には温度差がある”と怒っていました。周囲には、“本部にばかり甘えるな。候補者が頑張ればいい話だ”とも。都議の不満を抑えようともしない下村さんにも“都連がしっかりしろ”と憤っています」(同)

 都連関係者が見るところ、

「下村さんは党が劣勢を跳ね返してくれると、他人事です。もはや責任のなすりつけ合いですよ」

 さらに、この関係者はこんな不安を吐露する。

「党を挙げての選挙と言っても、内実は各種団体への働き掛けや、国会議員に東京の支援者名簿を出させるというアナログな戦術。小池陣営に流れる浮動票を食い止められるとは思えません。官邸が小池さんへの戦闘モードを鮮明にし始め、安倍総理が応援演説に入る予定ではありますが……」

 二階、下村のご両人、いつ噴火してもおかしくないようなのだ。

「週刊新潮」2017年4月6日号 掲載

2128チバQ:2017/04/08(土) 10:12:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170408k0000m010147000c.html
<自民>麻生・山東派が合併へ調整 大型連休明けに会談
04月07日 22:54毎日新聞

<自民>麻生・山東派が合併へ調整 大型連休明けに会談
自民党内で浮上している派閥合流構想
(毎日新聞)
 自民党の麻生太郎副総理兼財務相が率いる麻生派(45人)と山東昭子元参院副議長がトップを務める山東派(11人)が、5月の大型連休明けから合併に向けた最終調整に入る。谷垣禎一前幹事長の谷垣グループからも一部議員が参加を検討している。新会長には麻生氏を想定。実現すれば安倍晋三首相の出身派閥・細田派(97人)に次ぐ第2派閥となり、党内の勢力図が大きく変わる可能性がある。

 関係者によると、麻生、山東両氏に加え、自転車事故で入院中の谷垣氏に代わって秘書で弟の信行氏の3者が5月中旬に会談。今国会閉会後の新派設立を目指し、意見を交わす見通しという。

 3派・グループは党内の基盤を強化しようと、幹部、中堅、若手議員が昨秋から協議。4月初旬には麻生、山東両氏が詰めの協議に入ることで一致し、山東氏は「入院中の谷垣氏に仁義を切ってほしい」と求めた。麻生氏は6日、谷垣氏に手紙を届け、合併に理解を求めた。手紙は「合流話を進めたい」「(退院後に)新派にお迎えしたい」との趣旨だったという。

 ただ、谷垣グループの動向は見通せない。トップ会談に代理が参加する一方で、谷垣氏自身は当面、新派に合流しないとみられるためだ。グループ内には「谷垣氏の復帰まで動くべきでない」との意見も根強く、グループが事実上分裂し、新派には数人の参加にとどまる可能性もある。

 麻生氏は合併について「党内で『政権交代』が可能な2大派閥をつくるためだ」と繰り返してきた。山東派と合併すれば派閥の所属議員は56人に膨らみ、現在の第2派閥、額賀派(55人)を抜く。

 それでも細田派との差は大きく、同じく池田勇人元首相が創設した「宏池会」の流れをくむ岸田派(46人)との合流を最終目標に掲げる。

 岸田派には「主導権を麻生派に奪われる」(中堅)と否定的な声が多いが、麻生氏は今回の合併を「大宏池会構想」の弾みにしたい考えだ。【小山由宇、小田中大】


https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1704080006.html
麻生氏、谷垣氏へ合流構想説明の手紙送る
07:34産経新聞

麻生氏、谷垣氏へ合流構想説明の手紙送る
麻生太郎副総理兼財務相
(産経新聞)
 自民党麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相が、けがで療養中の谷垣禎一前幹事長に対し、麻生派と谷垣グループ、山東派の3派による合流構想への理解を求める手紙を送ったことが分かった。関係者によると、手紙は6日付で、3派の幹部が合流に向けた話し合いを進めることを説明。合流後は新派閥の幹部になってほしいとも記している。

2130とはずがたり:2017/04/09(日) 20:13:28
青山繁晴が森友問題で晒した醜態! 塚本幼稚園の応援宣言までしながら「知らない」、証人喚問では籠池氏から逃亡
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170330/Litera_3035.html
リテラ 2017年3月30日 11時18分 (2017年4月5日 12時56分 更新)

2131チバQ:2017/04/11(火) 18:38:36
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017041100871&g=pol
麻生派との合流に難色=谷垣氏
 自転車事故で負傷し療養中の谷垣禎一自民党前幹事長が、麻生派が谷垣グループなどに呼び掛けている合流に難色を示し、慎重姿勢を示す手紙を同派会長の麻生太郎副総理兼財務相に届けていたことが11日分かった。
 谷垣氏周辺によると、同氏はこの中で「事情が分からない。今リハビリを頑張っているので、復帰したら周囲によく話を聞きたい」と記したという。手紙は10日に届けられた。
 かつて同じ派閥だった岸田、麻生両派と谷垣グループの再結集による「大宏池会」構想が取り沙汰される中、麻生氏は山東派も併せ、最大派閥の細田派に対抗し得る勢力の糾合による「2大派閥」を志向している。先週には谷垣氏に手紙で合流への理解と協力を求めており、同氏が返信した。(2017/04/11-16:44)

2132チバQ:2017/04/13(木) 13:51:15
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170412X653.html
麻生派、拡大路線に本腰=「2大派閥の一翼担う」
04月12日 19:33時事通信

 自民党麻生派が勢力拡大に本腰を入れ始めた。会長の麻生太郎副総理兼財務相は「党内で『政権交代』が可能な2大派閥」実現を掲げ、他派閥に働き掛けを強めている。焦点は次期総裁候補と目される岸田文雄外相率いる岸田派の対応だが、麻生氏は山東派、谷垣グループとの合流を先行させ、数を背景に主導権を握りたい考えのようだ。

 麻生氏は12日夜、東京都内で開いた麻生派パーティーで「自民党の中で大きな政策集団が切磋琢磨(せっさたくま)する方が政治として安定する」とあいさつ。岸田氏も出席し、「麻生派とも切磋琢磨し、協力しながら努力したい」と語った。

 2012年末の政権復帰時、麻生派の勢力は30人余り。その後、積極的な勧誘で所属議員を増やし、今年2月には甘利明前経済再生担当相ら5人が新たに加入。現在は44人で細田派、額賀派、岸田派に次ぐ第4派閥となった。山東派か谷垣グループが加われば岸田派を上回る計算だ。

 麻生氏は、かつて同じ派閥だった岸田派と谷垣グループとの再結集による「大宏池会」構想を中心に描いている。ただ、鍵となる岸田派の反応は鈍い。安倍晋三首相の総裁任期切れに伴う来年秋の総裁選で、首相の3選支持に回るのは確実な麻生氏との思惑の違いがあるとみられる。

 岸田氏自身は首相からの「禅譲」狙いとの見方もあり、来年の総裁選への対応は明らかにしていないが、派内には主戦論者も抱え、麻生派と合流すれば対立の火種となりかねない。同派に有力な「ポスト安倍」候補がいないことから、岸田派には「麻生氏の発言力確保が狙いだ」と警戒する声も漏れる。

 こうした事情から、麻生氏は野党時代から合流を探ってきた山東派との協議を先行させる構え。5月の大型連休明けにも、同派会長の山東昭子元参院副議長と会談したい意向だ。先週には、自転車事故のけがで療養中の谷垣禎一前幹事長にも、手紙で合流を呼び掛けた。

 麻生氏周辺は「連休明けに合流の動きが加速する」と自信を示す。だが、山東派内には谷垣グループの動向を見極めたいとの声があり、谷垣氏は既に慎重な立場を麻生氏に伝えた。合流への道筋は見えていない。

2133チバQ:2017/04/13(木) 14:09:53
http://www.sankei.com/politics/news/170412/plt1704120024-n1.html
2017.4.12 22:26

自民党麻生派の勢力拡大路線に暗雲…谷垣、岸田両派は警戒・冷淡
 麻生太郎副総理兼財務相率いる自民党麻生派(為公会、44人)が目指す勢力拡大に暗雲が漂っている。合流相手と期待する谷垣グループは谷垣禎一前幹事長が難色を示し、麻生派への参加は数人にとどまる見通しだ。麻生氏がかつて所属した宏池会を引き継ぐ岸田派(45人)も当面の合流には冷淡で、拡大路線に“待った”がかかっている。

■2大派閥で安定を

 「10年前、為公会を作ったときは15人だった…」

 麻生氏は12日夜、都内のホテルで開いた麻生派パーティーでこう切り出し、さらに訴えた。

 「自民党に大きな政策集団があり、切磋琢磨する形が政治として安定する」

 麻生氏は「2大派閥論」が持論だ。二大政党制は国民に不幸をもたらすだけで党内で「政権交代」が可能な2大派閥を作ることが国政の安定につながるという。最大派閥の細田派(97人)に匹敵する勢力の結集を目指している。2月には甘利明前経済再生担当相ら5人が入り、岸田派とほぼ肩を並べた。

 さらに、山東昭子元参院副議長が会長を務める山東派(11人)、谷垣グループ(中核メンバー約10人)との合流協議を加速させている。実現すれば60人を超えて第2派閥に躍進する。

■「闘病中に裏切りだ」

 しかし、ここに来て麻生氏の目算が狂い始めた。麻生氏は6日、自転車事故で療養中の谷垣氏に合流に理解を求める手紙を送った。「合流を目指す考えは谷垣氏と今も共有している」(麻生派幹部)との思いからだったが、谷垣氏は回答を留保した。早期合流への事実上の拒否だった。

 谷垣氏を慕う議員で結成した同グループに大規模派閥との合流の利点は乏しく、谷垣氏側近は「復帰を目指す谷垣氏の闘病中の合流は裏切り行為だ」と語る。前向きなのは佐藤勉衆院議院運営委員長ら数人で全面合流は困難だ。山東派内にも慎重論は根強い。

 岸田派との合流も道は険しい。同派会長の岸田文雄外相が将来的な党総裁選出馬に意欲を示す中、安倍晋三首相に近い甘利氏が加わった麻生派との合流には警戒感が強いからだ。

 麻生派などに「ポスト安倍」候補は不在で、合流は本来、岸田氏にも利点がある。とはいえ首相が今後、甘利氏を党要職などに重用すれば、存在感低下は避けられない。岸田派は今年、宏池会結成60周年の記念事業を計画し、結束を強めていることも影響している。

■菅長官周辺じわり

 麻生派拡大の足踏みを見透かすように菅義偉官房長官の周辺もじわりと動き出した。菅氏に近い若手議員の「偉駄天(いだてん)の会」が6日昼に会合を開いた。同会には他派閥に籍を置く議員もいるため、他派閥が定例会を開く木曜昼にぶつけた会合は定例化する予定という。

 菅氏は100人超の派閥横断政策グループ「きさらぎ会」の顧問でもある。派閥の立ち上げに否定的な菅氏だが、偉駄天の会と合わせ「菅派」の布石となる可能性もあり、麻生、菅両氏の溝が深まればきしみが生じる懸念もくすぶる。(小川真由美)

2134チバQ:2017/04/13(木) 16:23:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170413-00000091-jij-pol
岸田氏、派閥再編議論に前向き=石破氏は一線画す―自民

時事通信 4/13(木) 16:21配信
 自民党岸田派会長の岸田文雄外相は13日、同派と麻生派や谷垣グループが結集する「大宏池会」構想などの派閥再編が取り沙汰されていることについて、「派閥は党の活力という点で意味があり、派閥のありようの議論は前向きに捉えていい。さまざまな派閥と協力について話し合うことはどんどんやるべきだ」と述べた。

 ただ、「今、具体的な話はない」とも語った。外務省で記者団の質問に答えた。

 一方、石破派を率いる石破茂前地方創生担当相は記者団に「政策そっちのけの数合わせは、幻滅することだ」と述べ、一線を画す姿勢を示した。

2135チバQ:2017/04/13(木) 17:34:18
http://www.sankei.com/politics/news/170413/plt1704130019-n1.html
2017.4.13 16:18

谷垣禎一前幹事長の麻生太郎副総理への手紙要旨「同志の顔見て議論する必要あり」
 自民党谷垣グループ(有隣会、中核メンバー約10人)の逢沢一郎代表世話人は13日、グループ顧問の谷垣禎一前幹事長が麻生太郎副総理兼財務相が率いる麻生派(為公会、44人)との合流構想をめぐり、谷垣氏が麻生氏に送った手紙の要旨を明らかにした。自転車事故で療養中の谷垣氏は「私自身が同志の顔を見て、いろいろな議論をしながら方向を定めていく必要がある」とし、早期合流を否定している。手紙は、麻生氏が合流に理解を求めて6日に谷垣氏に送った手紙への返信で、10日に麻生氏の事務所に届けた。公表された谷垣氏の手紙の要旨は次の通り。



「自民党内に振り子の論理というものがあるとすれば、われわれとしてもそれに備える必要はあると認識している。そのときには、われわれ有隣会は為公会ともしっかりと提携しながら進んでいく必要があると思います。ただ今までの枠を超えて、派閥再編に向かうというところまでは谷垣と麻生先生との間で、そこまでは十分に議論をしていなかったというふうに思います」

「自分自身が事故を起こして少し時間も経ってまいりました。昨年末以来、有隣会の中にもいろいろな議論があるようでありますが、そういった議論を聞いていると、もう一度私自身が同志の顔を見て、いろいろな話し合いを、いろいろな議論をしながら方向を定めていく必要があるのではないか。現在の段階ではそのように認識をしております」

2136チバQ:2017/04/17(月) 16:40:57
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-prm1704170005.html
【政界徒然草】“角栄最後の弟子”石破茂氏が新著「日本列島創生論」に込めた思い 総裁選出馬にらみ「イシバノミクス」をアピール 
01:04
 自民党の石破茂前地方創生担当相が新たな著書を出版した。タイトルは「日本列島創生論 地方は国家の希望なり」(新潮新書)。石破氏にとって政治の師である田中角栄元首相の著書「日本列島改造論」にならったものであることは言うまでもない。

 石破氏は出版にあたり、タイトルに込めた思いを記者団にこう語った。

 「田中角栄元総理から『君、銀行辞めて政治家になれ』って24歳の時に言われた。それがなければ絶対に政治家になっていない。高校生の時に『日本列島改造論』が出て、一生懸命読んだ記憶がありますよ。だから日本全体を創生するという意味合いと、原点である田中角栄先生の教えに思いをはせて、ああいう題になったものです」

 石破氏が政界入りしたのは、鳥取県知事や自治相を務めた父・二朗氏が昭和56年に死去した際、その盟友だった角栄氏から後継出馬を迫られたのがきっかけだ。同61年に初当選するまでは、角栄氏率いる木曜クラブ(田中派)の事務局員として下積みを経験。自民党の現職議員では、健在だった角栄氏を知る「最後の世代」だ。

 「いいか石破。法律ほど面白いものは世の中にない。道路には道路法、河川には河川法。世の中にあるものすべて、森羅万象すべてに法律があるんだ。その法律を作ることができるのが国会議員だ。これほど面白い仕事があると思うか?」

 石破氏がしばしば引用する角栄氏の言葉だ。東京・目白の田中御殿で直々に聞かされた。論理とディテールにこだわる政策マン・石破氏の原点が、33件もの議員立法を成立させた角栄氏の教えにあることは間違いない。

 「日本列島創生論」は、そんな石破氏が約2年間、地方創生担当相として心血を注いだ取り組みや、徹底した地方視察で得た知見をまとめ、書き下ろしたものだ。書き出しで「いまは有事である」と指摘し、静かに進む出生率の低下と人口減少が日本の存亡に関わる問題であることを強調。「本気で日本をよみがえらせるためには、新しい動きを地方から起こさなくてはならない」と説く。

 注目されるのは、安倍晋三首相の経済政策であるアベノミクスへの評価だ。大胆な金融緩和と機動的な財政出動を「デフレ脱却に大きく貢献した」と評価しつつも、「ある意味で時間稼ぎであって、いつまでも続けることはできない」とバッサリ。課題とされる景気回復の地方波及についても「今のままではその保証はない」と断じる。

 「本来は、三本目の矢である成長戦略の中に、あるいはその延長線上に、地方創生が位置付けられていたのだと思います」

 この書きぶりには、看板政策だったはずの地方創生が、「1億総活躍」という新スローガンに上書きされ、位置付けが宙に浮いたことへの不満もにじむ。その上で「地方創生を中心とした成長戦略も含めての政策こそが、日本復活のための処方箋なのです」と結んだ。財政規律の重視や地方重視など、アベノミクスに代わる“イシバノミクス”のエッセンスを示した内容といえるだろう。

 石破氏は人口最少の過疎県である鳥取選出で、豪雪に悩める産業後進県だった新潟の角栄氏とバックグラウンドに共通点がある。しかし、石破氏が「創生論」で示した地方復活の処方箋は、時代背景を考えると当然とはいえ、「改造論」とは全く逆ベクトルだ。

 角栄氏は経済成長が続く中、「国土の均衡ある発展」を合言葉として、交通インフラ整備で地方の工業化を促し、成長の果実を行き渡らせる構想を描いた。

2137チバQ:2017/04/17(月) 16:41:12
 一方で石破氏は、日本社会が人口減という縮小期に入ったことを受け、公共事業や工場誘致といった「改造論」的手法を「夢よもう一度、という発想はもう通用しない」と切り捨てる。さらに「努力ぬきで全員が幸せになれるようにしたい、という考え方は、結局は『全員一緒に沈みましょう』という傾向を強める」と断じ、競争に伴う“負け組”の登場も覚悟すべきだと説く。「均衡ある発展」とは対極だ。

 石破氏は、この「創生論」をさらに練り上げた政権構想を手に、来秋までに行われる自民党総裁選を戦うことになるが、課題は国会議員の仲間作りだ。率いる政策集団・水月会(石破派)は自身を含めて計20人の小所帯で、結束こそ固いが「広がりがない」(閣僚経験者)と評する声が強い。

 角栄氏といえば「数は力、力は金」のスタイルで派閥政治や金権政治の権化といわれた。派閥が力を失ったといわれて久しい自民党だが、ひさびさに派閥が合従連衡にうごめきはじめ、「数は力」の格言を思い起こさせる状況になっている。

 そんな中でも石破氏は「政策を中心とした連携は大いにすべきだが、政策そっちのけで数合わせというのは厳に慎むべきだ」と語り、政局とは一線を画して政策磨きに専念する構えだ。角栄氏とは政策もキャラクターも異なる最後の弟子が、「創生論」を自らの手で実行に移す日は来るだろうか。(政治部 千葉倫之)

2138チバQ:2017/04/18(火) 16:10:48
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-168057.html
自民党「大宏池会」構想に渦巻く利害と思惑 キングメーカー狙いの麻生氏への疑心暗鬼も
06:00東洋経済オンライン

自民党「大宏池会」構想に渦巻く利害と思惑 キングメーカー狙いの麻生氏への疑心暗鬼も
自民党「大宏池会」構想に渦巻く利害と思惑
(東洋経済オンライン)
今から17年前の「加藤の乱」で大分裂した自民党・宏池会(現岸田派)の"本家"や"分家"の再結集を狙う「大宏池会」構想が永田町の耳目を集めている。これまでも浮かんでは消えた同構想だが、今回は「ポスト安倍」の主役を演じようとの思惑があり、他派閥も警戒心を隠さない。

仕掛け人は安倍晋三首相の盟友を自任する麻生太郎副総理兼財務相。清和会(細田派=安倍首相の出身派閥)に並ぶ100人規模の巨大派閥を作ることで、「疑似政権交代を可能にして自民党政権を永続化する」との持論を実行に移そうというわけだ。ただ、麻生氏には安倍政権が突然行き詰まったときの「ショートリリーフ」役や、本格的ポスト安倍でのキングメーカー狙いが透けて見える。これが岸田派や谷垣グループ、さらには山東派の麻生氏に対する疑心暗鬼につながり、構想実現はなお見通せない状況だ。

山東派、谷垣グループに呼びかけ
「自民党の中で大きな政策集団が切磋琢磨(せっさたくま)するほうが政治として安定する」――。4月12日夜、都内で開かれた麻生派パーティーで麻生氏がダミ声を張り上げ会場を沸かせた。

2006年に旗揚げした麻生派は、第2次安倍政権下で「首相の後見人」として派閥拡大を続け、今や細田派、額賀派、岸田派に次ぐ第4派閥だ。麻生氏はなお、山東派や谷垣グループを"吸収合併"して党内第2派閥も狙う構えで、最終的には岸田派との合流による「大宏池会」実現で細田派(清和会)と並ぶ100人規模の巨大派閥を目指す。政権が危機を迎えると派閥の合従連衡でトップを替えて乗り切るという、いわゆる「振り子の論理」が自民長期政権の源泉となってきた歴史を踏まえた発想だ。

麻生氏はまず、かねて友好関係にある山東派との協議を先行させる考えで、5月の連休明けにも、同派会長の山東昭子元参院副議長と会談する見通し。その一方で4月上旬には自転車事故によるケガで療養中の谷垣禎一前幹事長にも手紙を届け、谷垣グループとの合流を呼びかけた。ただ、谷垣氏は返信の手紙の中で「もう一度、私自身が同志の顔を見て、議論しながら方向を定める必要がある」と早期合流を事実上拒否する意向を示した。麻生氏は「連休後に合流の動きが加速する」(側近)と自信満々だが山東派内にも慎重意見があり、「党内第2派閥への挑戦も前途は厳しい」(自民長老)との見方も少なくない。

こうした動きに対し、「宏池会の嫡男」を自任する岸田文雄外務相は4月13日、「大宏池会」構想について、「派閥は党の活力という点で意味があり、さまざまな派閥と協力について話し合うことはどんどんやるべきだ」と前向きとも見える考えを示した。しかし、周辺には「大宏池会を作れば政権が取れるというのは甘い」と漏らすなど本音では慎重だ。ポスト安倍で岸田氏の最大のライバルとみられる石破茂前地方創生担当相(石破派会長)も「政策そっちのけの数合わせは、幻滅することだ」と牽制する。

2139チバQ:2017/04/18(火) 16:11:11
再結集で「保守本流」が「保守傍流」に並び立つ
宏池会は故吉田茂元首相の「軽武装、経済重視」の基本理念を継承してきたことで「保守本流」と呼ばれてきた。自民党派閥では最も長い歴史を持つ文字どおりの名門派閥で、吉田氏直系の池田勇人氏をはじめ、大平正芳氏、鈴木善幸氏、宮澤喜一氏(いずれも故人)の4人の領袖(りょうしゅう)が首相・総裁の座を射止めた。

これに対し、今は最大最強を誇る清和会も源流をたどれば安倍首相の祖父でもある故岸信介元首相の系譜を継ぐ「保守傍流」との位置づけで、政治史から見ると前者が「リベラルなハト派」、後者が「保守主義のタカ派」との色分けともなる。これが吉田氏の孫でもある麻生氏が「大宏池会」による「疑似政権交代」を掲げるゆえんでもある。

1957年に誕生した宏池会は池田派→前尾派→大平派→鈴木派→宮澤派→加藤派→(2派閥に分裂)→古賀派と代替わりして現在の岸田派に至る。その間、故加藤紘一元幹事長が率いた加藤派への移行時に河野洋平元衆院議長(元自民党総裁)を支持する麻生氏ら河野グループ(現麻生派)が離脱したが、本格的な分裂は2000年11月の「加藤の乱」によるものだ。加藤派と故堀内光雄元総務会長をリーダーとする堀内派に分裂し、互いに「宏池会」を名乗って反目し合った。

その後、加藤派は谷垣派に、堀内派は古賀誠元幹事長をリーダーとする古賀派に衣替えし、2008年には麻生派抜きの「中宏池会」として両派が再合流したが、谷垣総裁の再選をめぐる対立で谷垣グループが離脱した。こうした経緯から永田町では岸田派が宏池会の「本家」、谷垣グループが「分家」で、麻生派は「外様」との位置づけだ。

ちなみに、河野、麻生、谷垣3氏はいずれも党総裁を務めたが、首相になったのは麻生氏だけ。河野、谷垣両氏は野党時代の総裁で、目前で首相の座を逃した点で共通する。だからこそ現在の宏池会は"嫡男"の岸田氏の首相・総裁就任を悲願としているわけだ。

麻生氏の狙う「大宏池会」について岸田氏が慎重姿勢を示すのは、「麻生派の面々が岸田首相・総裁の実現に協力する保証がない」(岸田氏側近)からだ。麻生氏は首相の盟友で安倍内閣のナンバー2でもある。しかも、来年9月の党総裁選での「安倍3選」支持を公言しており、岸田氏の出馬に同意するとは思えない。

麻生派は「大宏池会ができれば麻生会長・岸田総裁候補という布陣で、岸田政権樹立に邁進する」(側近)とのエールを送るが、岸田氏サイドは「麻生氏はキングメーカーになるのが目的。首相が突然退陣に追い込まれた場合のショートリリーフにも意欲をにじませているので信用できない」(側近)と顔をしかめる。しかも、岸田氏には「首相からの禅譲」への期待もあり、「大宏池会などポスト安倍への動きは首相の不興を買いかねない」(同)ことを懸念しているとされる。

そうした中、岸田派は4月19日に都内のホテルで毎年恒例の「宏池会と語る会」を開く。宏池会結成60年の記念パーティも兼ねるが、本格的な記念式典は5月28日に、創設者の故池田氏と現会長の岸田氏の地元である広島で開催する予定。広島市中央公園内に設置されている池田氏の銅像前に記念碑の建立か植樹を行うというイベントも企画中だ。

「振り子の論理」あるも当面は「派閥より国益優先」
現在の宏池会にとって「最後の首相」である故宮澤氏は、権力闘争が苦手だった。伝統的に「政局より政策」を優先してきた宏池会は永田町で「お公家集団」と揶揄されてきた。退陣後も"ご意見番"として活動を続けた宮澤氏は「あれが居るからね」が口癖だった。

「あれ」とは戦後政治への基本理念が異なる中曽根康弘元首相のことだ。安倍首相は中曽根氏の「戦後政治の総決算」の継承者にも見えるが、中曽根氏自身は周辺に「とうとう俺も左翼になったのかも」と冗談交じりに語るという。ここにきての「安倍政治」を、中曽根氏も「行き過ぎ」と感じているのだろう。その意味では現在の自民党にこそ「振り子の論理」が必要にも見える。

首相は北朝鮮情勢が緊迫する最中の4月15日午前、自らが主催する新宿御苑での「桜を見る会」で「風雪に 耐えて五年の 八重桜」との俳句を披露し、「森友学園疑惑」の渦中にある昭恵夫人とともに芸能人との写真撮影で満面の笑みを見せた。「森友」や「共謀罪」への批判を意識してか政権を取り巻く環境を「逆風」とも表現したが、内閣支持率が下がっていないこともあり、2018年9月の「3選」への自信はまったく揺らいでいないように見える。

副総理兼財務相の麻生氏は4月18日、来日するペンス米副大統領との初の「日米経済対話」に臨む。外相の岸田氏は派閥のパーティより北朝鮮情勢への対応に腐心せざるをえない。両氏とも「権力闘争や派閥再編遊びの暇はない」(自民長老)という状況に置かれている。当分は思惑や利害が錯綜する「大宏池会」構想より「国益を最優先」することがポスト安倍の主役となる道ではないか。

2140チバQ:2017/04/19(水) 19:40:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170419-00000548-san-pol
自民「2回生」またも不祥事に幹部も激怒! 失言、金銭トラブル、不倫…
産経新聞 4/19(水) 18:32配信

自民「2回生」またも不祥事に幹部も激怒! 失言、金銭トラブル、不倫…
中川俊直氏(写真:産経新聞)
 自民党の当選2回の衆院議員がまた不祥事を起こし、政府・与党幹部から19日、激怒の声が相次いだ。

 怒りの対象は女性問題が発覚し、18日に経済産業政務官を辞任した中川俊直衆院議員(広島4区)だ。20日発売予定の週刊新潮によると、妻子がいる中川氏は女性と不倫関係になって海外で“挙式”し、別れ話がこじれて女性宅のドアをたたき、警視庁にストーカーとして登録されたという。

 萩生田光一官房副長官は19日の記者会見で「きちんと国民に説明すべきだ」と中川氏の説明責任を求めた。中川氏は18日にフェイスブックで「不徳の致すところ」と謝罪したが、中川氏の事務所は「記者会見の予定はない」としている。

 公明党の山口那津男代表は党会合で「著しく緊張感を欠いている」と述べ、強い不満を表明。野党からは「政務官を辞めて済む話なのか」(民進党の榛葉賀津也参院国対委員長)と議員辞職に値するとの意見もある。自民党の竹下亘国対委員長は記者団に「本人の問題だ」と突き放した。

 自民党の中川氏の同期は問題行動が多い。被災地視察をめぐる失言で務台俊介氏は3月に内閣府兼復興政務官を辞任し、武藤貴也氏は金銭トラブルで一昨年離党した。宮崎謙介氏は不倫問題で昨年議員辞職した。

 不祥事だけではない。愛知5区が地盤の神田憲次氏(比例東海)に対しては、地元の地方議員が19日、次期衆院選の公認候補を意味する5区支部長の差し替えを古屋圭司選対委員長に求めた。地元での活動に不満があるとみられ、他の複数の2回生にも同様の嘆願が行われている。都内で講演した二階俊博幹事長は、こう危機感をあらわにした。

 「自民党は当選1〜3回生が半数以上を占める。若い議員にしっかり頑張ってもらわないと日本の政治はひっくり返っちゃうよ」

2141チバQ:2017/04/20(木) 19:35:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170419-00000095-mai-pol
<宏池会>見通せぬ復活 岸田氏「安倍後」に意欲も
毎日新聞 4/19(水) 21:13配信

<宏池会>見通せぬ復活 岸田氏「安倍後」に意欲も
岸田文雄外相=川田雅浩撮影
 6月に結成60周年を迎える自民党の派閥「宏池会」(岸田派)は19日、東京都内で祝賀パーティーを開いた。会長を務める岸田文雄外相は「『安倍(晋三首相)時代』の後はいつか来る。今から考えなければならない」と表明し、「ポスト安倍」に名乗りを上げた。ただ、その道筋は描き切れておらず、首相を4人輩出した「名門」の復活は見通せない。

 岸田氏は、池田勇人元首相が宏池会を結成した1957年以後の歴史を振り返りながら「政策を語り、政局に立ち向かう力を蓄えなければいけない」と強調。将来の首相への意欲をにじませると、会場から「そうだ」と合いの手が入り、大きな拍手が湧いた。

 宏池会は、現存する派閥の中で最古の歴史を誇り、池田、大平正芳ら4人の首相を輩出した。ただ、宮沢喜一元首相以後は20年以上も政権の座から遠ざかり、その間は河野洋平氏や谷垣禎一氏が野党時代の自民党総裁を務める「悲運」を味わった。軽武装・経済重視路線を貫き「保守本流」と呼ばれたかつての面影は薄れている。

 一方、宏池会の系譜を継ぐ麻生派からは「大宏池会構想」を持ちかけられる。ただ、岸田派中堅は「麻生太郎副総理にプラスなだけ。主導権を奪われれば岸田氏が首相候補から外される」と警戒。岸田派としては合併構想から距離を置き、額賀派など他派閥との「緩やかな連携」を模索している。

 ただ、来年秋の党総裁選で安倍首相が3選を目指した場合の戦略は定まっていない。派内には岸田氏の立候補への期待もあるが、岸田氏自身はこの日も「引き続き安倍政権を支える」と言明。党内には「外相として支えてきた安倍首相との直接対決は避け、2021年の総裁選を狙うのでないか」との見方が広まる。

 来賓として駆け付けた安倍首相は、オバマ前米大統領の広島訪問などへの岸田氏の貢献を絶賛。そのうえで「先ほど少し上を(岸田氏は狙うべきだ)との話があったが、しばらく我慢して安倍政権を支えてほしい」と笑いを誘う余裕をみせた。

 岸田派のベテラン議員は「首相との違いをみせ、(リベラルの)宏池会らしい政策を打ち出すべきだ。そうしないと次(21年総裁選)もなくなる」と危機感を漏らした。【高橋恵子】

2142とはずがたり:2017/04/20(木) 19:36:03
バカだなあ

議員辞職「ご自身で判断を」と菅長官 中川氏の女性問題
http://www.asahi.com/articles/ASK4N42W2K4NUTFK004.html?ref=goonews
2017年4月20日13時09分

 自民党の中川俊直衆院議員(広島4区)の女性問題が週刊誌で報じられたことをめぐり、議員辞職を求める声が野党から出ていることについて、菅義偉官房長官は20日午前の記者会見で、「ご自身で判断されることだ」と述べた。中川氏の説明責任については「政治家としての責任として、説明される問題だ」とした。

中川・経産政務官が辞任 女性問題原因か、後任は大串氏
 中川氏は「一身上の都合」を理由に18日に経済産業政務官を辞任。フェイスブックで女性問題についてコメントしているが、記者会見はしていない。中川氏は当選2回で、父は元自民党幹事長の中川秀直氏。

2143チバQ:2017/04/21(金) 16:04:46
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1704200036.html
女性問題の中川俊直氏 強まる辞任論 国会審議もストップ 政府・与党首脳も突き放す 本人は雲隠れでFB発信、記者会見回避
04月20日 22:24産経新聞

女性問題の中川俊直氏 強まる辞任論 国会審議もストップ 政府・与党首脳も突き放す 本人は雲隠れでFB発信、記者会見回避
中川俊直氏
(産経新聞)
 週刊誌で女性問題を報じられ経済産業政務官を辞任した自民党の中川俊直衆院議員(46)=広島4区=について、野党だけでなく政府・与党からも20日、議員辞職を求める声が強まった。参院経産委員会が流会となるなど国会審議にも影響が及んだが、渦中の中川氏はフェイスブックで釈明するのみで、自らの口で説明責任を果たす姿勢はみられない。

 菅義偉官房長官は20日の記者会見で、議員辞職の是非について「そうしたことを含め、自身で判断されることだ」と突き放した。自民党の二階俊博幹事長も記者団に「しばらく状況を見たい。本人が判断することだ」と足並みをそろえた。

 二階氏は「中川なんて見たことない」と不快感もあらわにし、中川氏からの報告も「ない」とピシャリ。両氏の厳しい姿勢は、暗に自発的な議員辞職を求めたともいえる。

 公明党の漆原良夫中央幹事会会長も記者会見で「誠に残念だ。政権を奪還したときの気持ちを思い起こすべきだ」と苦言を呈した。

 野党も早速反応した。

 「国会議員以前に人としておかしい。女性ならずとも、この人が議員として国民を代弁できる立場にあるとはとても思えない」

 民進党の蓮舫代表は20日の記者会見で、中川氏を指弾。中川氏が政務官を辞任した経緯を追及するとともに、安倍晋三首相の任命責任も問う方針だ。

 参院経産委は20日、2時間の質疑を予定していたが、民進党の反発で中止となった。同党の榛葉賀津也参院国対委員長は急遽(きゅうきょ)、自民党の松山政司参院国対委員長と会談。中川氏が理事会に出席した上で「一身上の都合」とした辞任理由を説明すべきだと求めた。

 中川氏の「説明責任」に対する姿勢にも批判が集まっている。中川氏は18日に続き、20日もフェイスブックで「誠に不徳の致すところ」「妻と家族には私の一生をかけて贖(しょく)罪(ざい)をしていきたい」などと投稿した。20日発売の週刊新潮が報じた「重婚」や「ストーカー登録」については否定した。

 菅氏は記者会見で「政治家の責任として説明すべきだ」と述べ、公の場で説明責任を果たさないことを批判した。しかし、この警告は届いていないようで、中川氏は所属する自民党細田派の会合にも現れなかった。中川氏の事務所は取材に「今のところ記者会見の予定はない」と語る。

 中川氏の進退は、離党か議員辞職となりそうだ。林幹雄幹事長代理は20日、細田派の西村康稔総裁特別補佐に「早く離党させてはどうか」と提案した。しかし同日の細田派幹部会では、塩谷立事務総長が政務官辞任の経緯を報告し、「緊張感を持とう」と呼び掛けただけで、中川氏の責任を問う声は出なかった。

 与党にとっては、議員辞職した場合も悩みの種が残る。中川氏が9月15日までに辞職すれば、自民党が苦戦する東京都議選(7月2日投開票)後の10月にスキャンダルを理由とした補欠選挙となるからだ。

 一昨年には、中川氏と初当選同期の武藤貴也衆院議員が金銭トラブルで離党した先例もある。ただ、不倫問題では昨年、同期の宮崎謙介氏が議員辞職した。中川氏が現職に固執すれば、宮崎氏との整合性を問われることにもなりかねない。

 党幹部は「離党で幕引きでは自民党が甘いとみられ、支持率も下がりかねない」と語り、党全体へのマイナスイメージを懸念する。さらに中川氏には「第2、第3のスキャンダルがあるようだ」(民進党国対幹部)との見方もあり、与党は戦々恐々としている。(沢田大典、山本雄史)

2144名無しさん:2017/04/21(金) 18:22:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170421-00000056-mai-pol
<自民党>中川氏が離党届を提出
毎日新聞 4/21(金) 13:22配信

<自民党>中川氏が離党届を提出
自民党の中川俊直衆院議員
 女性問題で経済産業政務官を辞任した自民党の中川俊直衆院議員(46)は21日、離党届を提出した。 

 野党は中川氏が政務官を辞任した理由を国会で説明するよう要求しており、20日の参院経産委員会、21日の衆院経産委員会が流会する事態になっていた。野党からは辞職要求も出ているが、自民党幹部は「衆院補選になる議員辞職は避けたい」として、現時点では離党にとどめる考えだ。

 中川氏は衆院広島4区選出で当選2回。【村尾哲】

2145チバQ:2017/04/23(日) 18:15:39
http://www.sankei.com/politics/news/170421/plt1704210023-n1.html
2017.4.21 14:14

前川恵衆院議員「事実ではございません」 離党した中川俊直衆院議員との不倫関係を否定

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衆院本会議に出席した前川恵衆院議員=21日午後、国会(斎藤良雄撮影)
衆院本会議に出席した前川恵衆院議員=21日午後、国会(斎藤良雄撮影)

 週刊誌で女性問題を報じられ、21日昼に離党届を提出した自民党の中川俊直衆院議員と不倫関係にあるとされている同党の前川恵衆院議員(41)が同日の衆院本会議後、国会内で記者団の取材に応じ、週刊誌報道に対し「事実ではございません」と否定した。

 前川氏は中川氏離党に関し「中川氏がよくお考えになった上でお決めになったことだと思う」と述べた。

 また、報道後、中川氏から「関係のない前川議員を巻き込んでしまい、申し訳ない」との謝罪があったことを明らかにした。

2146とはずがたり:2017/04/24(月) 10:10:54
現職議員が警察からストーカー登録…辞任・中川政務官「女性問題」の中身
http://www.excite.co.jp/News/society_clm/20170419/TokyoSports_676458.html
東スポWeb 2017年4月19日 17時00分 (2017年4月19日 21時11分 更新)

 政府は18日、中川俊直経済産業政務官(46)が辞任し、後任に大串正樹衆院議員(51)を充てると発表した。

 中川氏は同日、自身のフェイスブックで「家族がありながら、会社員時代からの知り合いの女性に好意を抱き、その方を深く傷つけてしまい、誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです」などと表明した。

 中川氏は今年3月、写真週刊誌で、自民党の前川恵衆院議員(41)と深夜に都内マンションで“密会”していたことが報じられた。

「中川氏と前川氏の出会いは3年前。前川氏が衆院選で初当選したころ。前川氏は、報道陣から憲法改正について聞かれた時に『わからな〜い』と答えた。憲法改正は、自民党の基本方針。前川氏は、党内から『なぜ答えられないんだ』と批判された。落ち込んでいた前川氏に急接近して励ましたのが中川氏だった」(永田町関係者)

 さらに20日発売の「週刊新潮」で報じられる新たなスキャンダルを受けての辞任となったようだ。新潮のツイッターは「“重婚ウエディング”までした愛人と揉め、現職議員が警察に『ストーカー登録』されてしまったという前代未聞です」と伝えている。

 事情を知る関係者によれば「中川氏は結婚しているが、長らく交際していた女性に『妻とは離婚するからさ』として関係を続け、“結婚詐欺”のような状態になったと聞きます。相当、粘着質だったようで、相手の女性からは『家に来ないで』とストーカー扱いされ、警察にも届け出されたようです」と言う。

 永田町関係者は「先月の前川議員との密会疑惑に続き、今回はストーカー騒動で“警察沙汰”になり、言い逃れはできなかったのでしょう」と明かす。

 中川氏は官房長官や自民党幹事長を務めた中川秀直氏(73)の次男で、長らく父の秘書も務めていた。当選2回ながらも昨年、経産政務官に抜てきされた。

「親の七光議員ですが、党を背負う幹部候補生だったことは間違いありません。父親がスキャンダルにまみれて、失脚していったのを見ていたのに血は争えないのだろうか…」(党関係者)

 今回のスキャンダルは政治生命の危機となりそうだ。

2147とはずがたり:2017/04/25(火) 11:46:27

“若手”の不祥事相次ぐ自民、議員の海外出張に「待った」
TBS News i 2017年4月25日 05時34分 (2017年4月25日 07時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170425/Tbs_news_89390.html

 中川前政務官の離党など若手議員の不祥事が相次ぐ自民党で、執行部がゴールデンウイーク中の議員の海外出張に関して、異例の「待った」をかけました。
 「海外出張を許可する人、あるいは今回は遠慮していただく人、それぞれ執行部でもう一度再検討する」(自民党 二階俊博 幹事長)

 自民党によれば、24日の段階で55人の国会議員からゴールデンウイーク期間の海外出張の届け出があり、その中には、2回連続で小選挙区で敗れ比例復活した若手議員や、夏の都議選を主導する東京都選出の国会議員が多数含まれているということです。

 しかし、中川前政務官が女性問題で離党したことなどを受け、執行部からは若手への引き締めを求める声が上がったことから、25日の幹部会合で海外出張に関する党の基準を決める予定です。(25日01:05)

2148チバQ:2017/04/25(火) 18:24:00
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1704250023.html
自民・二階俊博幹事長がGW海外出張「禁止令」 比例復活と東京都選出議員対象 選挙区と都議選のテコ入れ「必勝態勢へ必要」
11:54産経新聞

 自民党は25日の役員連絡会で、4月下旬からの大型連休中の国会議員の海外出張について、比例復活当選と東京都選出の議員は原則禁止する方針を決めた。選挙区のテコ入れや都議選に向けた活動を最優先させるべきだと判断した。

 二階俊博幹事長は記者会見で「党としても本人にとっても、必勝態勢構築のために必要な措置と考えている」と述べた。古屋圭司選対委員長が24日の役員会で、海外出張を予定している比例復活議員が6人いると説明し、自粛するよう提案していた。

2149チバQ:2017/04/25(火) 20:44:02
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-prm1704240004.html
【政界徒然草】イブキングの「ご講話」がアツい! あいつもこいつもバサバサと切り捨てる長老の怪気炎
04月24日 01:04産経新聞

【政界徒然草】イブキングの「ご講話」がアツい! あいつもこいつもバサバサと切り捨てる長老の怪気炎
「イブキング」こと伊吹文明元衆院議長(伴龍二撮影)
(産経新聞)
 政治家は言葉が命などといわれるが、毎週のように、ひそかに教養あふれる「ご講話」を披露している長老議員がいる。自民党の伊吹文明元衆院議長(79)。最高顧問を務める二階派の例会で、その時々に話題となっている時事ネタを憲法や日本の伝統文化といった大所高所の観点から、斬りまくっているのだ。

 自民党の二階俊博幹事長が会長を務める二階派(志帥会)の例会は、原則として毎週木曜日、東京・平河町にある砂防会館別館3階の派閥事務所で開かれ、冒頭の幹部のあいさつがマスコミに公開されている。司会を当選回数の浅い若手議員が務め、会長代行の河村建夫元官房長官、二階氏、会長代行の中曽根弘文元外相があいさつ、そして伊吹氏の講話-というのが基本的な流れだ。

 以前は司会が「伊吹最高顧問からごあいさつを…」と促していたが、衆院議長を経て派閥に復帰した伊吹氏が「私はあいさつはしない。みなさん(派閥所属議員)に役に立つ講話する」と宣言して以降、「伊吹最高顧問からご講話をお願いいたします」とするのが慣例となった。

 王者の風格を漂わせる格調高い言動で、議長時代から「イブキング」との称号をほしいままにしてきた伊吹氏。その舌鋒は、“自由の身”となった現在でも、誰かに対する遠慮などみじんもない。

 例えば政界で「1強」といわれる安倍晋三首相にも容赦しない。

 「保育園落ちた。日本死ね」とのブログをめぐる論争が盛んだった平成28年2月、首相が衆院予算委員会で山尾志桜里氏の質問に「匿名である以上、実際起こっているか確認しようがない」と答えて、野党から「冷たい」とブーイングを浴びた。首相はその後「待機児童の受け皿作りは、政権交代前の倍のスピードで進めている。保育士の待遇改善に取り組みたい」と丁寧に説明する方針に転換したのだが、伊吹氏は同3月の派閥例会で、「最初からパッとやっておけばトラブルは起こらない。後先を見極める能力を身につけてほしい」とバッサリ。

 今国会のホットトピックとなった学校法人「森友学園」(大阪市)の国有地取得問題と学園の籠池泰典氏の証人喚問では、伊吹氏は安倍首相の昭恵夫人について「昭恵さんは、行為については、批判や意見があると思う」と堂々と皮肉った。その一方で「バラエティー番組みたいなことを国会がやっていては、どうしようもない。非常に恥ずかしい」と述べ、「籠池さんは不動産の取得の当事者で、特捜が入ることになった。昭恵さんは法律の話ではない。次元が違う」と整理してみせた。

 東京都政に関しては、舛添要一前知事を「日本の道徳」、小池百合子知事を「民主主義と衆愚政治」の切り口から論評した。

 舛添氏は政治資金の使途について、違法性よりも公私混同が批判された。

 伊吹氏は「法律で許されても、やってはいけないことがある。伝統的な定めや道徳というものだ。これをしっかり持っていないと、人から後ろ指を指されたり、法律で罰せられないが『お天道様の下を歩けない』などと言われることになる」と指摘。「記載義務を課されているから、人の目に映る。『セコいやつだ』とかいろいろ言われると困るから、自分に厳しく判断すべきだ。今回は違った。自分に厳しくない人が権力を持った組織は非常に怖いことになる」と述べ、舛添氏が急速に都民や国民の支持を失った原因を解説した。

 小池氏に関しては、古代ギリシャ時代のから民主主義の弱点として語られている「衆愚政治」と絡めて危うさを指摘した。

 今年1月、トランプ米大統領就任に当たっては「目先のことではなく少し将来を見据えて、自分のことではなく全体のことを考えながら多数決を行使しないと、こいつが悪いんだという国民の感情をあおりたてながら権力を握ろうという政治家が出てくると、民主主義は衆愚政治の製造機械になり果てる」と述べた。そのうえで、「それが欧州、米国、東京都知事選でも起きた」と語り、自民党東京都連を敵に見立て支持を集める小池氏をトランプ氏に重ねた。

 この日は伊吹氏はさらに、「米国という国は、原住民の生活と土地を奪い取って作られた移民国家だ。それがいまや、最初の移民が次の移民に苦しめられている」と米国の成り立ちと現状の皮肉ぶりを紹介。「市場経済、競争原理も自己抑制と矜恃を持って動かさないと、結局、勝った者が偉い、もうけた人が良いんだという仕組みになる」と経済のあり方にまで警鐘を鳴らした。

2150チバQ:2017/04/25(火) 20:44:44
憲法論と三権分立による整理も伊吹氏はよく用いる。

 昨年10月、山本有二農林水産相が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案をについて「強行採決するかどうかは議院運営委員長が決める」と述べて野党が反発した際には「憲法」を盾にこう反論した。

 「強行採決をしませんね、ということを、予算委員会で首相に聞くのはどうにかしている。採決するかは国会が決める。安倍首相が決めるのではない。議運委員長、国会役員が決めるのは、憲法の法理から言えば当たり前のことだ」

 野党だけでなく、政府にも矛先は向かう。テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の国会審議をめぐり「法案提出後に議論すべきだ」とする法務省による報道機関向けの文書について、国会議員の国政調査権を規定した憲法62条と国務大臣による国会出席義務を規定した憲法63条を根拠に、「憲法の規定によれば、法律が出ていなくても、あるいは予算と関係なくても聞かれたことには答えなければならない」と解説。「法務委員会で法案が出たあと質疑をしてくれなどということを文書にして出すと、これはやっぱり憲法上の問題になってくる」と述べた。

 天皇陛下の譲位をめぐっては、憲法にある「国民の総意」をもとに、国会での各党の合意形成を早くから提言していた。

 時には伊吹氏が10分を超えて話し派閥幹部がウトウトする場面もあるが、若手議員にはよい教訓になっている。(政治部 沢田大典)

2151チバQ:2017/04/26(水) 10:25:42
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1704260005.html
【復興相辞任】二階派用意のひのき舞台で失言、パーティー暗転 二階俊博幹事長の面目つぶす
00:19産経新聞

【復興相辞任】二階派用意のひのき舞台で失言、パーティー暗転 二階俊博幹事長の面目つぶす
乾杯する自民党二階派の代議士ら。自民党の二階俊博幹事長(前列左から2人目)から離れた場所で乾杯する今村雅弘復興相(右から2人目)=25日午後、東京都千代田区(古厩正樹撮影)
(産経新聞)
 今村雅弘復興相辞任への引き金となった発言は、所属する自民党二階派が25日に開いたパーティーで飛び出した。東京電力福島第1原発事故をめぐる失言で窮地に陥った今村氏の「名誉挽回のチャンス」として、二階派が用意したひのき舞台がかえってあだに。同派を率いる二階俊博幹事長の面目も潰れ、年に1度の華々しいパーティーは一気に暗転した。

 今村氏は、二階派所属の鶴保庸介沖縄北方相とともに、パーティーの行事として講演に臨んだ。演題は「荒海を航(い)く! 強いニッポンを創ろう」。二階派の配慮に対し、勇んで約20分間、復興や防災への取り組みを語った今村氏だが、その中で東日本大震災の被害に関し「東北で良かった」と語ったのだった。

 事態は直後に急変した。講演後の懇親会に駆け付けた安倍晋三首相があいさつの冒頭で今村氏の発言を陳謝したのだ。パーティーでの異例の首相の発言に会場の空気が凍った。

 今村氏の辞任は国会にも影響を与えている。26日は衆参で各委員会が開催される予定だが、自民党の竹下亘国対委員長は25日夜、記者団に「少なくとも朝から衆院の全ての委員会の開会を遠慮する」と明言した。

 復興相経験者の竹下氏は「被災地の皆さんの気持ちを思うと怒りに近い感情を覚えた」と激怒。26日朝から各党への謝罪行脚を行うが、野党が反発を強めれば国会は全面的に空転しかねない。

 今回ばかりは連立を組む公明党も厳しい姿勢を見せた。大口善徳国対委員長は今村氏の発言直後、記者団に「言語道断で許し難い。今村氏は政治家として自らの出処進退についてよく考えるべきだ」と述べ、自発的な辞任を求めた。

 二階派のパーティーには約4500人が参加し、新たに吉川貴盛衆院議員の入会が決まった。勢力を42人に拡大し、本来ならば盛会に終わるはずだった。

 首相は「二階幹事長はじめ、志帥会(二階派)には自民党の屋台骨として安倍内閣を支えていただいている。志帥会あっての安倍内閣といってもいいぐらいだ」と持ち上げたが、それも後の祭りだった。

 二階氏はパーティー後、記者団に今村氏が辞任の意向を固めたことを明らかにし、「誠に残念だ」とした上で、こう力なく語った。

 「深い反省の上に国民の皆さまにおわびを申し上げたい心境だ」

2152とはずがたり:2017/04/27(木) 09:34:56
とんでもない子分飼ってて申し訳御座いません,だろーが( ゜д゜)、 Peッ

自民党の二階幹事長、今村復興相の暴言辞任になぜか「『すぐ首を取れ』となるマスコミは排除しなきゃ」と報道批判
BUZZAP! 2017年4月26日 16時05分 (2017年4月27日 08時22分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20170426/Buzzap_42417.html

2153とはずがたり:2017/04/27(木) 09:59:13

小泉、長崎氏公認を明言=「文句あれば追い出してみろ」―自民幹事長
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%B0%8F%E6%B3%89%E3%80%81%E9%95%B7%E5%B4%8E%E6%B0%8F%E5%85%AC%E8%AA%8D%E3%82%92%E6%98%8E%E8%A8%80%EF%BC%9D%E3%80%8C%E6%96%87%E5%8F%A5%E3%81%82%E3%82%8C%E3%81%B0%E8%BF%BD%E3%81%84%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8D%E3%80%8D%E2%80%95%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%B9%B9%E4%BA%8B%E9%95%B7/ar-BBAobE1
時事通信
14 時間前

 自民党の二階俊博幹事長は26日、無所属の衆院議員で同党二階派特別会員の小泉龍司(埼玉11区)、長崎幸太郎(山梨2区)両氏の次期衆院選での処遇について、「私の方針は揺るぎない。(復党させ)公認する決意だ」と明言した。東京都内で講演し、質疑応答の際に語った。

 小泉、長崎両氏をめぐっては、二階氏がかねて復党に意欲を示しているが、競合相手が所属する細田派や岸田派の反発を招きそうだ。二階氏は「文句があったら私を自民党幹事長の席から追い出してみろということだ」とも述べた。

2154とはずがたり:2017/04/27(木) 10:23:30
なんで中国比例に回ったんだっけ?
避難者がいる東京や北関東や南関東に移れば良かったのに。

復興相辞任「東北で良かった」…東京の皆さんの本音ではありませんか?
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/170426/evt17042623190031-n1.html
2017.4.26 23:19

 米国のジャーナリスト、マイケル・キンズリーは「失言とは政治家が本音を話すこと」と語っている。

 今村雅弘前復興相の「(東日本大震災は)東北で良かった」は本音が出た。「中央は東北をさげすんでいる」と改めて思い知る。

 石原慎太郎元東京都知事の「震災は天罰」発言と似ている。「天罰を受けたのがなぜ石原氏でなく、東北の人なのか」という問いに答えがなく、被災者は東北蔑視の臭いをかぎ取った。

 〈被災地に寄り添い(中略)復興事業を進める〉

 復興庁のホームページにはこうある。その組織のトップは正反対の言葉で被災者を突き放した。

 復興庁ができて5年。この間に大臣が6人代わった。全員が初入閣。「入閣適齢期」を過ぎた議員の「滞貨一掃」で用意された椅子にしか見えない。

 今村氏の後任に吉野正芳衆院議員が充てられた。被災地選挙区の選出で「東北を見下す言動はないだろう」と言われる。だが、彼が平成24年の衆院選で、被災地から離れた比例中国に「国替え」して当選した事実は忘れられない。

 日本は先の大戦で敗れ、体制を軍国主義から民主主義に百八十度転換した。オイルショックでは世界一の省エネ国にモデルチェンジする。日本人は危機に直面すると、国の形を大胆に変えて乗り切ってきた。

 震災ではどうか。東京は相変わらず埋め立て開発に突き進んでいるし、下町の防火対策も進んでいない。

 日本は大震災時代の真っただ中にいる。平成期に起き、気象庁が命名した大地震は14回。これほどの地震活性期は有史以来数えるほどしかない。しかも、活性期は首都直下地震と南海トラフ地震の発生を待たないと終わりを見ない。

 それでも、この国は災害に強い国に生まれ変わろうとしない。お上の防災対策は不十分で、国民の危機意識も高まらない。

 それは震災があっても、中央が国の危機と受け止めていないからだ。阪神大震災で神戸が火の海になっても。東日本大震災で1万8500人が犠牲になっても。中央にとって結局「人ごと」で、復興相の言う通り「あっちの方」の出来事でしかない。この国は東京が痛い目に遭わないと目を覚まさない。

 今回の失言を政治家個人の責任で終わらせてはならない。被災地以外の国民の本音を映し出している。

 東京の人に聞きたい。

 あなたも「東北で良かった」と思っていませんか。

(東北特派員 伊藤寿行)

2155チバQ:2017/04/27(木) 19:05:22
http://www.sankei.com/politics/news/170427/plt1704270022-n1.html
2017.4.27 18:21

麻生派、今国会での合流方針を了承 山東派+谷垣Gの一部
 自民党麻生派(44人)は27日の会合で、山東派(11人)に加え、谷垣グループ(中核メンバー約10人)の一部議員と今国会中の合流を目指す方針を全会一致で了承した。5月にも3者の代表が会談し、合流時期や新派閥の名称などを協議する。麻生派幹部によると、谷垣グループの一部議員は離脱して新グループの結成を検討しているという。山東派や谷垣グループには早期合流に慎重論もある。

2156チバQ:2017/04/27(木) 19:06:02
http://www.sankei.com/politics/news/170427/plt1704270020-n1.html
2017.4.27 15:28
【復興相辞任】
伊吹文明元衆院議長、失言回避へ6つの「た」 二階派例会で訓示
 「東北でよかった」発言で復興相を更迭された今村雅弘衆院議員が所属する自民党二階派の27日の例会で、幹部から関連する発言が相次いだ。最高顧問を務める伊吹文明元衆院議長は失言を避けるために留意すべき6つの「た」を所属議員に訓示した。今村氏は欠席した。

 一連の経緯について伊吹氏は「非常に残念だ」と述べ、(1)立場をわきまえること(2)正しいと思っていることを話すとき(3)多人数の場で話すとき(4)旅先で話すとき(5)他人の批判をするとき(6)例え話をするとき-の頭文字が「た」となる6つの注意点を列挙し「ちょっと一呼吸入れて考えれば、そうおかしなことは起こらない」と述べた。

 伊吹氏は「立場をわきまえる。みなさんが失敗したら、応援してくれた有権者に大変な恥をかかせる。正しいと思っていることを言うときに、よほど注意しなければいけない。政治の世界では、何が『公平』や『平等』か、人によって判断が違う。多人数のときは、自分の価値観と違う人もたくさん来ている」と前半の3つを解説した。

 後半3つについても「旅先では、笑いを取って、楽しく話してあげないといけないと思うから、ついつい舌が滑る。他人を批判するときは、よほど注意しないと、自分にもう一度戻ってくる。例え話。これは非常に危険だ。例え話をすると誤解されるから」とまくしたてた。

 会長の二階俊博幹事長は「いろんなことはあったが…」と意味深長な前置きをし、7月の東京都議選を挙げ「気を引き締めて次なる戦いにチャレンジしていく」と述べた。

 会長代行の河村建夫元官房長官は「いわゆる言葉足らずということだが、言葉の持つ影響は大きい。残念だが、結果も致し方なかった」と今村氏辞任劇を振り返った。そのうえで「公職にある方は、例えばテレビなら、記者だけでなく、その後ろに多くの方々がいるということをいつも意識しておかなければならない」と注意を促した。

2157とはずがたり:2017/04/27(木) 20:02:00

二階幹事長の「メディア批判」発言、自民党内からも苦言
TBS News i 2017年4月27日 18時35分 (2017年4月27日 19時50分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170427/Tbs_news_89664.html

 今村復興大臣の辞任から一夜明けましたが、自民党内にはその「余波」が広がっています。26日、二階幹事長がメディアの姿勢を批判する発言をしたことについて、自民党内からも苦言が呈されています。
 「大変申し訳ない。深く反省をしております」(今村雅弘 前復興相)

 東日本大震災について「東北でよかった」などと発言して、事実上更迭された今村復興大臣。今村氏は27日午前、自らが所属する自民党二階派幹部らが集まる会合に参加。「ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした」と謝罪したということです。その後、総会には今村氏は姿を見せませんでした。

 派閥会長の二階幹事長は・・・
「いろいろな事はありましたが、我々気を引き締めて次なる戦いにチャレンジしていく」(自民党 二階俊博幹事長)

 「いろいろな事」。二階氏は自らの発言を念頭に置いていたのでしょうか。
 「マスコミが余すところなくきっちりと記録をとって、その中で一行悪いところがあったら『これはけしからん、首を取れ』と。そんな人は初めから排除して入れないようにしなきゃダメ」(自民党 二階俊博幹事長)

 この発言に野党側は猛反発です。

 「一番反省をしなきゃならない人がマスコミに責任を転嫁して、ああいう発言をする。言語道断ですよ」(共産党 志位和夫委員長)

 「巨大与党の幹事長であればそうした言葉をすれば、メディアが忖度するとでも思っておられるとしたら、それは大きな間違いである」(民進党 蓮舫代表)

 二階氏の発言に対しては、身内の自民党内からも苦言が呈されました。

「『一部だけ切り取られたんだ』『真意はそうじゃないんだ』と言っても、それは言い訳にしかすぎない」(石破茂 前地方創生相)

 「“発言の端々を取り上げてとんでもない”と二階さんが言ってるという話も出ていたけど、“あっち”というひと言が非常に話を東北の人の怒りを買う元になった言葉ですよ」(麻生太郎 副総理兼財務相)

 「二階さんの発言は踏み込みすぎだね。内輪の会ならまだしも、公の場で言うことではないよね」(自民党派閥幹部)

 一方、今村氏の後任となった吉野復興大臣は、27日国会で、大臣としての所信表明を行いました。

 「被災者に寄り添いつつ、復興の司令塔としての機能をしっかり果たしながら、復興をさらに加速化させてまいります」(吉野正芳 復興相)

 被災者に寄り添い復興を加速化させると強調した吉野大臣。しかし、公明党の重鎮・漆原氏は被災地福島出身の吉野氏に期待したいとしながらも、このように警鐘を鳴らします。
 「特にこの復興大臣については、被災者に寄り添うという言葉をよく皆さん使うが、言葉だけが上滑りしているような、単なる形容詞になっているような気がしてならないんです」(公明党 漆原良夫中央幹事会会長)

 二階氏に対する批判や苦言を知ってか知らでか、27日午後、こんな場面がありました。

 中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表と会談した二階氏・・・
 「通訳はいらないです。いらないって言ったら悪いけれどね」(自民党 二階俊博幹事長)
 「『いらない」は失言だよ。それは失言」(中国 武大偉朝鮮半島問題特別代表)
 「失言は毎日仕事だから」(自民党 二階俊博幹事長)
(27日17:16)

2158とはずがたり:2017/04/28(金) 12:53:20
【復興相辞任】朝日新聞と自民党・二階俊博幹事長が“バトル” 「重ねて尋ねる」と朝日が追及 二階氏は「物足りない人は…」とイライラ
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1704280020.html
12:49産経新聞

 自民党の二階俊博幹事長は28日午前の役員連絡会後の記者会見で、東日本大震災について「東北でよかった」と発言して安倍晋三首相の意向で復興相を更迭された今村雅弘衆院議員やその後の自身による「首を切るまで張り切らなくても」といったマスコミ批判に関する質問の連打を受け、イライラを隠せなかった。「何回も何回もぶり返す必要ない」「意見がある人は来て」などと述べた。特に朝日新聞が強い問題意識を持ち、二階氏を追及した。二階氏と記者団の主なやり取りは以下の通り。

朝日「今村前復興相の辞任や発言について、役員連絡会で意見交換はあったのでしょうか」

二階氏「特別なご意見はなかったように思います」

朝日「関連しまして、務台俊介政務官や中川俊直政務官の問題では、その都度、役連や役員会などで幹事長や政府から発言があったと思います。今回はより深刻な事態かと思うのですが、党内でご議論がないというのは、どういったご判断でしょうか」

二階氏「その立場にある人が辞表を出してですね、そういう、一定のけじめ、処分を行っているわけですから、毎日毎日、そのことを議論する必要はないんじゃないですか」

時事通信「幹事長の先日の講演で、今村前復興相について、メディアのあり方を問われたと思うが、それについて野党側から言論封殺との批判があるが、野党の指摘については」

二階氏「野党の人は野党の人として、ご意見を述べられたことはたいへん立派なことかと思いますが、特別、話をこっちに持ってきたわけではないわけですから、『新聞にしゃべっておいたから読んどけ』と言っている程度でしょ。だから、立派な発言だというふうにね、こっちは理解をしております」

朝日「同じ講演の中で、『首を取るところまで張り切っていかなくてもいいんじゃないか』と話されました。辞任は必要がなかったとお考えなんでしょうか」

二階氏「私の真意はね、やっぱり本人にも発言の機会があってもいいんじゃないか、と。私はかれこれの思いでこう言った、と。ここが言葉が足らなかった、ここは言葉が過ぎた、とか。あるでしょう?その話も聞いてあげてもいいんじゃないか、という思いがあったから申し上げただけのことであります」

読売新聞「先ほどの『首を取りにいかなくてもいい』という真意だが、首相官邸に対してではないのか」

二階氏「いきなりですよ、いきなり。ね。それは当たり前のことじゃありませんか。もう、これ以上、言いませんがね。いまの時節に、こんなことで、せっかく本人がああいうふうに辞めている話を、何回も何回もぶり返す必要はないじゃないですか」

フジテレビ「マスコミへの言葉を撤回する考えは」

二階氏「撤回を要求してきているわけではありません。それじゃあ、日常、野党がまた何か言ったときにですね、われわれがいちいち発言に撤回を要求すると。こんなことを、われわれはしたことない。しかも、そそのかすようなことがね、誰も言ってませんがね、あったとしても、そのとき考えればいいんじゃないですか。これ以上、何かありますか」

朝日「先ほど、今村大臣の話、『ぶり返す必要はない』とおっしゃいました。お言葉ですけれども、復興大臣の発言は、安倍政権の復興政策そのものへの信用にかかわる極めて重大な問題だと思っていますのでわれわれも、重ねてお尋ねしています」

二階氏「はい。じゃ、これからもまた、毎回やりましょう」

朝日「はい。おうかがいしなければいけないと思っています」

二階氏「はい、どうぞどうぞ。はい」

朝日「いきなり首を切ったのはおかしい、という問題意識を示されましたけれども、今回いきなり首を切ったのはメディアではなくて安倍総理がすぐに決断をされたように承知をしております。安倍総理の決断のあり方に対して疑問を示されていると、そういうふうに受け止めてよろしいんでしょうか」

二階氏「いやいや。本人がこれからも政治活動をやっていくわけですから、注意してがんばっていくと、こういうことだからそれでいいんじゃないかと思っています。意見のある人、物足りない人は、どうぞ、きてくれたら結構です」

朝日「はい、よろしくお願いします」

二階氏「よろしいか。ありがとう」

2159とはずがたり:2017/04/29(土) 07:37:21
二階もその内更迭やね。

今村氏更迭「いきなりですよ」=自民・二階氏、首相に不満?
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E4%BB%8A%E6%9D%91%E6%B0%8F%E6%9B%B4%E8%BF%AD%E3%80%8C%E3%81%84%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%A7%E3%81%99%E3%82%88%E3%80%8D%EF%BC%9D%E8%87%AA%E6%B0%91%E3%83%BB%E4%BA%8C%E9%9A%8E%E6%B0%8F%E3%80%81%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%AB%E4%B8%8D%E6%BA%80%EF%BC%9F/ar-BBAsTiE
時事通信
18 時間前

 自民党の二階俊博幹事長は28日午前の記者会見で、今村雅弘衆院議員が東日本大震災に関する発言を受け、復興相を直ちに更迭されたことについて、「いきなりですよ、いきなり」と述べ、安倍晋三首相の手法に不満をにじませた。

 二階氏は記者団から「首相の決断の在り方に疑問を呈しているのか」と問われると「いやいや」と否定。一方、「本人に発言の機会があっていい。この言葉が足らなかった、言葉が過ぎたという話を聞いてあげてもいい」と述べた。

2160とはずがたり:2017/04/30(日) 17:15:58
基本二階が自分の子分に対して護るぞと怒ってるフリして見せただけなんだとは思うんだけど。

安倍首相と二階幹事長の関係が悪化 揺らぐ安倍一強
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170428/asahi_2017042800009.html
dot. 2017年4月28日 10時11分 (2017年4月30日 10時52分 更新)

 安倍政権に新たな火種が勃発した。

 自民党の“大番頭”二階俊博幹事長と安倍晋三首相との関係が「急速に悪化している」(与党関係者)からだ。

 両氏の確執が表面化したのは、安倍首相が二階派のパーティーに出席した4月25日夜、その場で“舌禍事件”を起こした今村雅弘前復興相を“更迭”したことに起因する。

 二階幹事長は翌26日の講演でいら立たしげにこう不満をぶち上げた。

「内閣総理大臣・安倍晋三先生がわざわざお越しになってお詫びを言ってくれる。いきなりそういうことで大騒ぎです」

 前出の与党関係者のこう解説する。

「二階幹事長は今村氏更迭に猛烈に反対していた。森友問題では党が一丸となって首相夫妻を守ったのに、失言で首はあんまりではないかと。今村発言を取り上げたマスコミ批判を展開したのも今村氏を切った安倍官邸に対する不満からです。更迭直後の講演で、郵政選挙(2005年)で離党した無所属の長崎幸太郎衆院議員らの復党、公認候補とすることを言明したのも、『官邸が勝手にやるんだったら、党も勝手にやらせてもらう』という二階氏の怒りの現れからです。二階氏が今村更迭を強く首相に進言した菅義偉官房長官を電話で怒鳴りつけたという噂も漏れ伝わっています」

 二階氏は昨年8月、当時の谷垣禎一幹事長の自転車事故で総務会長から横滑りで急きょ、起用され、「党の重石として、官邸とある程度うまくやってきた」(自民党議員)とみられてきた。二階氏は来年9月の総裁選で「安倍3選」を早々に表明し、あくまで黒子として安倍首相を支える姿勢を示していた。

 しかし、自民党内で「安倍首相と二階幹事長の政治姿勢は水と油、対極に位置している」(幹部)ことはよく知られている。

 自民党関係者は「安倍首相は親中派の二階氏の朝貢外交を内心、嫌っている。二階氏も媚中派扱いされ、過去に安倍シンパ議員に肝いりの人権保護法案を潰されたことに対し、未だに恨みをもっている。先日の小池百合子東京都知事らを交えた会合で反安倍急先鋒(せんぽう)の山崎拓元副総裁が同席したのも、安倍首相へのけん制と見るべきです」との見解を示す。

 政府関係者は「一連の安倍一強の緩みは政権中枢でも極めて重く受けとめていることは事実。得意の外交でカバーするにも限界があり、当初、今秋を想定していた内閣改造が早まる可能性が出てきた。これ以上、安倍と二階両氏の確執が悪化すれば、幹事長交代もあるかもしれない。その場合、二階氏の盟友、古賀誠元幹事長が名誉会長を務める岸田派の岸田文雄外相禅譲論が浮上し、総裁3選を目指す首相にとって悩ましい事態に陥ることにもなる」と見立てる。

 政権に近い政治評論家、鈴木棟一氏ですら、こんな厳しい見方を語る。

「二階氏にとって、年に一回の大祝賀会がお葬式になってしまったのは喜劇としか言い様がない。与野党共に政治家の劣化が甚だしい。今村氏に続いて、失言が相次いでいる稲田朋美防衛相、山本幸三地方創生相、金田勝年法相など辞任予備軍が連鎖していけば、政権は危険水域に入る」

 安倍一強がいよいよ崩れるのか。(本誌・村上新太郎)

※週刊朝日オンライン限定記事

2162とはずがたり:2017/05/08(月) 22:56:19
二階の恫喝は本気というより譲歩引き出す為のフェイクだと思う。安倍が勘違いして幹事長更迭とかしない限り落とし所はあるだろうな。

自民党に亀裂 「籠池逮捕」でも安倍一強は自壊?
https://dot.asahi.com/wa/2017050800063.html
(更新 2017/5/ 8 16:00)

 国民の目には、森友問題はいまだにモヤモヤしており、国会でも真相が解明されぬまま、疑惑が山積みとなっている。

 森友問題に関する情報を積極的に発信している神戸学院大学法学部の上脇博之教授はこう語る。

「権力の横暴をまざまざと見せつけられる思いです」

 数ある疑惑の中でも、特に上脇氏が問題視しているのが、安倍首相夫人の昭恵氏が瑞穂の國記念小學院の名誉校長に就任したことだ。

「昭恵氏は行政の長である内閣総理大臣の夫人の立場で、民間の学校の名誉校長に決して就いてはならなかった。これから学校を作ろうとしている場合は、特に問題です。どうしたって設置者の森友側と一体化してしまい利益相反します。単なる名義貸しではないことは、(塚本)幼稚園で3回も講演していることからも明らかです。名実ともに森友側の人間として、官庁や自治体に政治力が発揮された」(上脇氏)

 森友学園の籠池氏が3月23日、証人喚問で昭恵氏から「安倍首相からの寄付100万円」を手渡されたと発言したことに対しても、安倍首相は否定するばかり。野党の求める昭恵氏の証人喚問に応じる素振りもまったくない。

 国有地がなぜ、9割近くも値引きされて売却されたのか。その疑問を解くために行政文書の検証が不可欠だ。しかし、財務省は森友学園との交渉記録は売買契約後に廃棄したと説明。削除されたパソコンの電子データも復元は不可能と言い切る始末だ。

「公文書管理法」に詳しい獨協大学名誉教授の右崎正博氏が怒る。

「後々問題が生じた場合、検証可能な形で文書が残されていることが重要なのですが、こんなことがまかり通るなら財務省は国有財産の管理なんかできません。もはや、証拠を残さない、隠蔽しようとの故意を感じざるを得ません」

 政府と官庁が示し合わすように証拠となる文書を隠してしまえば、真相は闇の中だ。安倍首相や政府の目論見どおり、森友問題はこのまま幕引きとなってしまうのか。国会で問題を追及している宮本岳志衆院議員(共産)はこう指摘する。

「(音声データで籠池氏とのやり取りを暴露された)財務省の田村室長を議員会館へ呼んでいろいろと問いただすと、谷氏が首相夫人付と名乗り森友学園の件を問い合わせてきたことは認めたが、ゴミの埋め戻しについては言葉を濁した。安倍首相夫妻、松井(一郎・大阪府)知事も、もともと森友学園の小学校設置を応援してきた。彼らが具体的にどう関与したのかが明らかになれば、安倍政権にとって致命的となるはずです」

 昭恵氏や夫人付職員に対して国家公務員法違反容疑で告発する動きも、活発化してきた。すでに大阪地検などに複数、告発状が提出されているが、受理されれば、国会での答弁が「係争中」を理由に行われなくなる懸念もあり、幾つかの市民団体は告発状の提出を見合わせている状態という。

 攻勢は外部ばかりではない。ここにきて政権内部にも亀裂が生じてきた。

 確執が表面化したのは、安倍首相が二階派のパーティーに出席した4月25日夜、その場で“舌禍事件”を起こした今村雅弘前復興相を“更迭”したことに起因する。与党関係者の解説。

「二階俊博幹事長は自派閥の今村氏更迭に猛烈に反対していた。森友問題では党が一丸となって首相夫妻を守ったのに、失言でいきなりクビはあんまりではないかと。今村発言を取り上げたマスコミ批判を展開したのも今村氏を切った安倍官邸に対する不満からで、『官邸が勝手にやるんだったら、党も勝手にやらせてもらう』という怒りの表れです」

 当初、今秋を想定していた内閣改造が早まる可能性が出ており、安倍、二階両氏の確執が悪化すれば、幹事長交代もあるかもしれないという。

「その場合、宏池会系の岸田派の岸田文雄外相禅譲論が浮上し、総裁3選を目指す首相にとって悩ましい事態に陥ることになる」(自民党議員)

 安倍一強といわれた政権に亀裂が生じれば、内部から森友問題を追及する声があがる可能性もある。(本誌・亀井洋志、村上新太郎)

※週刊朝日  2017年5月19日号

2163チバQ:2017/05/09(火) 02:03:55
http://www.sankei.com/premium/news/170508/prm1705080006-n1.html
2017.5.8 01:00
【政界徒然草】
再登板? いえ、ど真ん中で支えます―。自民党麻生派の拡大路線をめぐり神経戦も 実現するか「2大派閥」態勢

反応 プッシュ通知

反応


(1/3ページ)
自民党麻生派パーティーで挨拶に臨む麻生太郎副総理兼財務相。安倍晋三首相の政権運営を支える自負を強調した=4月12日午後、東京都港区のホテル(宮崎瑞穂撮影)
自民党麻生派パーティーで挨拶に臨む麻生太郎副総理兼財務相。安倍晋三首相の政権運営を支える自負を強調した=4月12日午後、東京都港区のホテル(宮崎瑞穂撮影)

 自民党の麻生太郎副総理兼財務相が率いる麻生派(為公会、44人)を中心とした山東派(番町政策研究所、11人)、谷垣グループ(有隣会、中核メンバー約10人)離脱組の合流協議が加速しそうだ。大型連休明けに幹部らが会談し、合流時期などを調整。今国会会期末の6月18日までの合流を目指す。今秋の党役員改選や内閣改造を前に存在感を高めておきたいところだが、それぞれの思惑にズレもあり、新たな派閥結成は曲折も予想される。

 「『ポスト安倍』狙いだという変な噂が出回って迷惑している」。麻生派幹部は4月27日の同派定例会合後、記者団にそう不満を漏らした。この日、麻生氏が派閥メンバーに合流方針を伝え、全会一致で了承されたばかりだった。

 「変な噂」とは、永田町でささやかれる「麻生氏が安倍晋三首相の次の再登板を狙っている」という話だ。

 これに先立つ4月12日、都内で開いた麻生派パーティーで、麻生氏は「いよいよ麻生は安倍を引き下ろしにかかったと、そういうことを書きたい人がいると思うが、そういう話をしているのではない」と火消しに走っていた。「4年前に安倍晋三をわれわれが(総裁選に)推して勝ち、衆院選も参院選も勝って安定した政権を作り上げた。そのど真ん中にいると自負する奴が足を引っ張ってもしようがない」とも強調している。

 それでも、麻生派に対する党内の警戒感はなかなか消えない。

 無理もない。麻生氏は昨年来、岸田派(宏池会、45人)の会長を務める岸田文雄外相と会食を重ねるなどしており、かつて同じ派閥だった岸田、麻生両派と谷垣グループが結集する「大宏池会」構想が再燃。今年2月には「かなりインパクトがあった」(ベテラン議員)といわれる甘利明前経済再生担当相ら5人の麻生派入りを実現させた。他派閥と比べて派閥の勢いの差は歴然としている。

 麻生氏自身も、通商交渉や為替問題などトランプ米政権との経済分野での厳しいかじ取りを安倍首相から全面的に任され、閣内での存在感が高まっている。党内有力派閥の幹部は「首相への返り咲きは無理だろうが、『ポスト安倍』のキングメーカーの座を狙っているのは間違いない」と分析する。

 ただ、麻生派の“破竹の勢い”が今後も続くかは見通せない。

 麻生派は今後、山東昭子元参院副議長が会長を務める山東派との合流協議を加速させる方針だが、「麻生氏と山東氏の相性はよくない」(関係者)とされる。麻生、山東両派の合流話は3年以上も前から浮上しているのに実現していない一因といわれている。

 また、麻生派は山東派、谷垣グループ離脱組との合流について「あくまで1対1対1の対等なもの」(関係者)としている。しかし、実際は山東派の4倍の勢力を誇る麻生派による“吸収合併”の側面は否めず、山東派には派閥創設から50年以上の歴史が失われるとの懸念が根強い。合流しても閣僚や党要職で希望のポストが回ってこなければ、メリットは少ない。

2164チバQ:2017/05/09(火) 02:04:27
さらに、谷垣グループの大半は麻生派との合流に慎重で、積極派は数人にとどまるとみられる。麻生派は当初、谷垣グループ全体と合流することを目指した。「麻生氏と谷垣氏は前から理念を共有してきた仲間」(麻生派幹部)だったことから、麻生氏が入院中の谷垣氏に手紙を送り、合流に直接理解を求めた。

 だが、谷垣氏は「もう一度、私自身が同志の顔を見て、議論をしながら方向を定めていく必要がある」と早期合流を事実上拒否。結果的に谷垣グループの分裂を招いた。谷垣グループ幹部は「リハビリ中の谷垣氏の不在を狙ったかのような合流には賛同できない」と戸惑いを隠さない。

 麻生氏は吉田茂元首相を祖父にもち、自身も首相を経験した。数々の派閥の浮き沈みと2度の野党転落などを含め、日本の戦後政治と自民党の変遷を最も肌身で知る政治家だ。その麻生氏だからこそ、政権交代可能な「二大政党制」ではなく、政権を担う自民党の中に互いに切磋琢磨する「2大派閥」をつくることが、政治の安定と国益に寄与するとの確信を得ている。

 安倍首相は先進7カ国(G7)首脳の中でもメルケル独首相に次ぐ長期安定政権を築き、諸外国から注目されている。党内にも「ポスト安倍」有力候補は見当たらず、来年9月の党総裁選での3選が既定路線となっている。麻生氏は最大派閥の細田派(清和政策研究会、97人)と並ぶ派閥の確立を急ぐが、他派閥との摩擦が増し、きしみが激しくなれば、逆に安倍首相の政権運営の足かせにもなりかねない。

 麻生派所属議員にとって、派閥が大きくなっても山東派、谷垣グループ離脱組など“外様”ばかり厚遇されたら、面白いはずがない。実際、甘利氏の入会には「これから甘利氏ばかり注目されかねない」との声が出ている。麻生派の拡大路線は結束力が緩みかねないという「諸刃の剣」でもあるのだ。

 「保守の中で大きな政策集団をつくり、世界に対し、日本の政治のあり方、こういう民主主義のほうが政治は安定すると堂々と言えるようになる」。麻生氏が目指す世界に誇れる安定した政治は実現するか―。今後の麻生氏の動きから目が離せない。
(政治部 小川真由美)

2165とはずがたり:2017/05/10(水) 12:46:56

麻生・山東派が合流へ=今国会閉幕後、谷垣グループからも―自民
時事通信社 2017年5月10日 11時44分 (2017年5月10日 12時36分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170510/Jiji_20170510X913.html

 自民党の麻生、山東両派が合流することになった。山東派会長の山東昭子元参院副議長が10日午前、東京都内で記者団に「私どもは一緒になる気持ちを固めた」と明らかにした。合流の時期は、6月18日が会期末の今国会終了後に詰める。谷垣グループからも一部議員が参加する見通しだ。
 麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相と山東氏は今月15日に都内で会談し、合流を確認する。谷垣グループの佐藤勉衆院議院運営委員長も同席する。
 麻生派は44人、山東派は11人で、合流すれば計55人となる。さらに谷垣グループから加われば額賀派を抜き、党内第2派閥となる。

2166チバQ:2017/05/10(水) 14:54:34
http://www.sankei.com/politics/news/170509/plt1705090051-n1.html
2017.5.9 23:44

ツキに見放される石破茂氏 「反安倍」強め総裁選意欲 憲法改正で首相批判も 本会議より派閥パーティー優先


プッシュ通知 (1/3ページ)【憲法施行70年】
自民党石破派のパーティーで講演する石破茂前地方創生担当相=9日午後、東京都千代田区(納冨康撮影)
自民党石破派のパーティーで講演する石破茂前地方創生担当相=9日午後、東京都千代田区(納冨康撮影)
 自民党の石破茂前地方創生担当相が来年9月の党総裁選を視野に安倍晋三首相との対決姿勢を強めている。首相が表明した憲法9条改正と2020(平成32)年の新憲法施行に“待った”をかけ、総裁選で憲法改正を対立軸とする構えだ。ただ、会長を務める石破派が開いた9日のパーティーは衆院本会議と時間帯が重なる悲運に。石破氏は本会議を一部欠席してパーティーを優先し、後味の悪さを残した。(清宮真一)

 「長い年月と膨大な努力の積み重ねで改正草案がある。『こだわらない』と言われても、今までやってきたことは何だったのかとなる。通りっこないというのは敗北主義だ」

 石破氏は9日夜、都内のホテルで開いた石破派のパーティー後、記者団にこう訴えた。自民党が野党時代の平成24年に公表した憲法改正草案にこだわらず柔軟に対応する考えを示した首相を強く批判したのだ。

 草案の起草委員も務めた石破氏がこだわるのは9条改正だ。首相は戦争放棄などをうたった9条1項と2項を残しつつ、自衛隊の存在を明記する条文の追加を目指す。石破氏は、戦力の不保持を規定した2項との矛盾が解消できないとの立場で真っ向から対立する。

 石破氏はパーティーのあいさつで「未来永劫続く政権は絶対にない。そのとき、自分はその任にあらずと言うのは自己保身だ」と述べ、重ねて次期総裁選への出馬に意欲を表明。総裁選では改憲を争点にするとみられる。

 昨年の内閣改造で閣内残留を拒んだ石破氏と、首相の相違はこれまでもあった。27年成立の安全保障関連法では、石破氏の本音は集団的自衛権の行使容認を明記した抜本的な「国家安全保障基本法」の制定だった。天皇陛下の譲位をめぐっても、石破氏は恒久制度化を主張。原理原則にこだわる石破氏と、結果を重視する首相との政治スタンスの違いともいえる。

 首相との対決色を鮮明にしつつある石破氏だが、パーティーではミソもついた。石破氏はパーティーの第1部で、約2200人の聴衆を前に講演した。だが、同じころ、国会では鈴木淳司衆院法務委員長解任決議案を扱った衆院本会議が開かれていた。与野党の調整で本会議は想定外の時間帯での開催となり、石破氏はパーティーを優先。石破氏は第2部の懇親会冒頭には出ずに国会に駆け付け、採決には間に合った。

 石破氏不在の間、“名代”としてマイクを握ったのはジャーナリストの田原総一朗氏。田原氏は、首相の改憲表明を「明らかに憲法審査会に対する裏切りだ」と猛批判。一方で、「今の自民党で安倍さんに対して文句を言えるのは石破茂だけだ」と持ち上げた。

 本会議を終えて石破氏が再び会場に現れたのは懇親会開始から約30分後。結局、20人の石破派のうち、石破氏を除く衆院議員18人も晴れの舞台に大幅に遅れて参加する展開となり、石破氏はこうつぶやいた。

 「世の中、何が起こるか分からない。こんなはずではなかったのだが…」

2167チバQ:2017/05/10(水) 21:21:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170509-00000131-mai-pol
<石破氏>「受け皿」狙う 「1強」への異論にじませる
毎日新聞 5/9(火) 21:26配信

<石破氏>「受け皿」狙う 「1強」への異論にじませる
派閥のセミナーで講演する自民党の石破茂元幹事長=東京都内のホテルで2017年5月9日午後6時9分、和田大典撮影
 ◇自身の派閥パーティーで18年の党総裁選への意欲を改めて

 自民党の石破茂元幹事長は9日、東京都内のホテルで自身の派閥「水月会」のパーティーを開き、2018年の党総裁選への意欲を改めてにじませた。最近の石破氏は、憲法改正問題などで安倍晋三首相への異論がにじむ発言が多くなり、首相に批判的な議員の「受け皿」となることを目指す。ただ、「安倍1強」の党内からは冷ややかな視線も注がれ、党内基盤の拡大は進んでいない。【高橋恵子】

 「己の利益を捨てて言わねばならない時に言わねばならないことを言う。勇気とまごころをもって真実を語りたい」

 石破氏はパーティーの前の講演を「石破節」で締めくくり、「1強」にすくむ党内の状況で異論を提起する覚悟を示した。ただ、9日夕のパーティーは、急きょ開かれた衆院本会議と重なり、石破派衆院議員は本会議を優先。石破派議員は参院議員1人での開会となった。本会議を終え会場に戻った石破氏はあいさつで、田中角栄元首相から「首相はなろうと思ってなれるものではない。天命だ」と教えられたと紹介。「その時に『自分はその任にあらず』というのは自己保身だ」と述べて総裁への意欲を示し、会場をわかせた。パーティー後には記者団に対し、「私のように多くの役職、閣僚をやってきた人間が『任にあらず』と言うのは責任放棄だ」とさらに踏み込んだ。

 ただ、安倍首相は国会日程やマクロン次期仏大統領との電話協議もあってかパーティーを欠席。首相が出席してきた他派パーティーとの違いが出てしまった。二階俊博幹事長のあいさつも石破氏の人柄に触れない短いもので、党中枢との「距離感」がにじんだ。一方、石破氏と同様に「ポスト安倍」を目指す岸田文雄外相は「心から尊敬する大先輩。お酒を飲む際も話が合う。個人的には大変親近感を感じている」と親しさをアピールした。

 石破氏は防衛相、農相、党幹事長などの要職を歴任してきたが、昨年8月に閣外に出て以来、党の常設最高意思決定機関の総務会での発言や、テレビ番組発言で発信力を維持しようと苦心している。

 総裁任期延長には「今やるべき事の優先順位を間違えてはいけない」と消極論を唱え、天皇陛下の退位を巡る問題でも「党内議論が尽くされていない」と主張。憲法9条の1、2項を維持したまま自衛隊を明記するという首相の9条改正構想には「党内ではこういう議論は一回もしていない」と異論を唱える。

 ただ、その「発信」が基盤拡大につながってはいない。12年総裁選では1回目の投票で石破氏が地方票の過半数の165票を獲得したが、2回目の国会議員による投票では108票対89票で安倍氏に敗北。その後、党幹事長に就いたが、議員の支持の広がりは今ひとつ。石破派は石破氏を含め20人で、総裁選立候補に必要な推薦人20人を集めるには、自派以外から1人確保することが必要な状況だ。

 党内では「民進党より強力な野党」と皮肉る声もあれば、石破氏が総務会で発言を控えた際は「珍しく総務会が早く終わった」との嫌みも出る。派閥議員は「ものを言わなくなったら石破さんじゃない」とかばうが、首相への道筋は見通せない。

2168とはずがたり:2017/05/11(木) 17:43:13
佐藤、棚橋氏が離脱へ=谷垣グループ―派閥合流前に新集団
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170511X083.html
17:01時事通信

 自民党谷垣グループは11日、党本部で会合を開き、代表世話人の逢沢一郎元国対委員長が10日に棚橋泰文元科学技術担当相から「近く佐藤勉衆院議院運営委員長を代表とする新しい政治集団を立ち上げる」と伝えられたことを報告した。佐藤、棚橋両氏は同グループを離れ、麻生、山東両派の合流に参加する見通し。逢沢氏は「いささか残念なことと言わざるを得ない」と述べた。

 佐藤、棚橋両氏は合流前に新たな集団「天元会(仮称)」を結成する。12日に設立総会を開く。

 麻生、山東両派に佐藤、棚橋両氏が加われば計57人となり、55人の額賀派を抜いて党内第2派閥となる。

女心と秋の空…今度こそ 麻生派+山東派+谷垣グループ離脱組=自民党第2派閥 11日に離脱組が新政治団体立ち上げを表明
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1705110005
07:19産経新聞

 自民党の麻生派(44人)と山東派(11人)が合流する見通しとなった。山東派会長の山東昭子元参院副議長が10日、合流する意向を明言した。谷垣禎一前幹事長率いる谷垣グループの一部議員も11日に新しい政策集団を立ち上げ、合流に加わる。「対等合併」による新派閥は60人規模となり、党内第2派閥に躍進する。ただ、合流時期について麻生、山東両派に温度差があり、曲折も予想される。

■自民第2派閥に

 「私たちは一緒になる気持ちを固めた」。これまで合流に慎重だった山東氏は国会内で記者団にこう明らかにした。谷垣グループの佐藤勉衆院議院運営委員長と棚橋泰文前幹事長代理は11日、記者会見を開き合流に向けた政策集団発足を発表する。両氏を含め数人が谷垣グループを離脱し、参加する見通しだ。

 麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相と山東、佐藤両氏らは15日に会談し、合流に正式合意する。麻生、山東両派は解散し、新派閥を結成する運び。会長に麻生氏、座長は山東氏が就任する案が浮上している。新派閥は額賀派(55人)を抜き、最大派閥の細田派(96人)に次ぐ勢力となる。

■合流時期で温度差

 しかし、山東氏は10日、合流時期について「国内外のさまざまな揺れ動く状況に加え、国会も重要法案が残っている。合流に力を注ぐことは適当ではない」と述べ、今国会(会期末6月18日)の閉会後が望ましいとの認識を示した。山東派には「急ぐ必要はない」との声がくすぶる。

 一方、麻生派は今国会中の合流を目指す。9月に想定される内閣改造・党役員人事をにらみ、一刻も早く発言力を強めておきたい考えだ。合流を先送りさせないため、15日の会談で新派閥の結成日まで決めることを狙う。

■吸収× 対等合併○

 麻生、山東両派の合流構想は、山東派が高村正彦現副総裁率いる高村派だった平成24年に始動したが、同派を継いだ大島理森現衆院議長と、山東氏は消極的で協議は停滞していた。党内最小派閥のため合流は事実上の“吸収”となり、埋没するとの懸念からだった。

 しびれを切らした派内の合流推進派が3月末に山東氏に直談判し、山東氏も押し切られる形で容認した。そんな山東氏は27年5月の麻生派パーティーでこう挨拶している。「われわれは恋人同士。『女心と秋の空』ということがないよう愛を育んでいきたい」。6年越しの「長い春」はようやく成就しそうだ。(岡田浩明)

2169チバQ:2017/05/11(木) 19:46:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170511-00050030-yom-pol
麻生派拡大で岸田氏ら「ポスト安倍」戦略見直し
読売新聞 5/11(木) 17:54配信

麻生派拡大で岸田氏ら「ポスト安倍」戦略見直し
(写真:読売新聞)
 自民党の麻生派(44人)と山東派(11人)が合流する見通しとなったことで、「ポスト安倍」に意欲を示す岸田文雄外相(59)と石破茂・前地方創生相(60)は、総裁選に向けた戦略の見直しを迫られそうだ。

 合流後の新派閥は最大派閥の細田派(96人)に次ぐ勢力になり、麻生派を率いる麻生太郎副総理(76)の総裁選への影響力が増すとみられるためだ。

 「為公会(麻生派)との合流について、一緒になるという気持ちは固めた」

 山東派会長の山東昭子・元参院副議長(74)は10日、国会内で記者団にこう述べ、麻生派と合流する方針を明らかにした。合流時期は、通常国会閉会後が望ましいとの考えを示した。谷垣禎一・前幹事長を中心とするグループから佐藤勉衆院議院運営委員長(64)らも加わる方向で、第2派閥の額賀派(55人)と第3派閥の岸田派(宏池会、46人)を抜き、党内の勢力図が大きく変わる見通しだ。

 麻生派も谷垣グループも宏池会の流れをくむことから、麻生氏は将来的に岸田派とも合流する「大宏池会」構想を念頭に置いている。しかし、岸田派内には「60年の歴史を誇る宏池会の本流は自分たちの派閥だ」との思いが強く、麻生氏主導で合流が進む構想に慎重な意見が根強い。ただ、岸田氏が総裁選で勝利するには他派閥からの支援が不可欠で、勢いを増す麻生派の存在を意識せざるを得ない。このため、岸田派内からも「将来を考えて麻生氏と連携を深めるべきだ」(幹部)との声が出始めている。

 一方、石破氏が率いる石破派は20人にとどまり、党内の支持拡大が喫緊の課題だ。石破氏はかつて所属した額賀派との連携を水面下で模索するが、額賀派は否定的で、勢力拡大の道筋は見えない。麻生派と山東派が合流することで、石破派内では「派閥が埋没してしまう」と懸念する声も出ている。

 来年の総裁選は、安倍首相(党総裁)の3選が有力視される。岸田、石破両氏とも来年の総裁選への出馬については明言していない。

2170チバQ:2017/05/11(木) 20:56:49
http://www.sankei.com/politics/news/170511/plt1705110005-n1.html
2017.5.11 07:13

女心と秋の空…今度こそ 麻生派+山東派+谷垣グループ離脱組=自民党第2派閥 11日に離脱組が新政治団体立ち上げを表明 

反応 プッシュ通知

反応




 自民党の麻生派(44人)と山東派(11人)が合流する見通しとなった。山東派会長の山東昭子元参院副議長が10日、合流する意向を明言した。谷垣禎一前幹事長率いる谷垣グループの一部議員も11日に新しい政策集団を立ち上げ、合流に加わる。「対等合併」による新派閥は60人規模となり、党内第2派閥に躍進する。ただ、合流時期について麻生、山東両派に温度差があり、曲折も予想される。

■自民第2派閥に

 「私たちは一緒になる気持ちを固めた」。これまで合流に慎重だった山東氏は国会内で記者団にこう明らかにした。谷垣グループの佐藤勉衆院議院運営委員長と棚橋泰文前幹事長代理は11日、記者会見を開き合流に向けた政策集団発足を発表する。両氏を含め数人が谷垣グループを離脱し、参加する見通しだ。

 麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相と山東、佐藤両氏らは15日に会談し、合流に正式合意する。麻生、山東両派は解散し、新派閥を結成する運び。会長に麻生氏、座長は山東氏が就任する案が浮上している。新派閥は額賀派(55人)を抜き、最大派閥の細田派(96人)に次ぐ勢力となる。

■合流時期で温度差

 しかし、山東氏は10日、合流時期について「国内外のさまざまな揺れ動く状況に加え、国会も重要法案が残っている。合流に力を注ぐことは適当ではない」と述べ、今国会(会期末6月18日)の閉会後が望ましいとの認識を示した。山東派には「急ぐ必要はない」との声がくすぶる。

 一方、麻生派は今国会中の合流を目指す。9月に想定される内閣改造・党役員人事をにらみ、一刻も早く発言力を強めておきたい考えだ。合流を先送りさせないため、15日の会談で新派閥の結成日まで決めることを狙う。

■吸収× 対等合併○

 麻生、山東両派の合流構想は、山東派が高村正彦現副総裁率いる高村派だった平成24年に始動したが、同派を継いだ大島理森現衆院議長と、山東氏は消極的で協議は停滞していた。党内最小派閥のため合流は事実上の“吸収”となり、埋没するとの懸念からだった。

 しびれを切らした派内の合流推進派が3月末に山東氏に直談判し、山東氏も押し切られる形で容認した。そんな山東氏は27年5月の麻生派パーティーでこう挨拶している。「われわれは恋人同士。『女心と秋の空』ということがないよう愛を育んでいきたい」。6年越しの「長い春」はようやく成就しそうだ。(岡田浩明)

2171チバQ:2017/05/11(木) 21:01:41
http://www.sankei.com/politics/news/170511/plt1705110035-n1.html
2017.5.11 20:44

麻生・山東派合流 慣例で離脱中の高村正彦副総裁「私も連れてって…」と笑い誘う


 自民党の高村正彦副総裁は11日夜、都内のホテルで開かれた山東昭子元参院副議長のパーティーであいさつし、麻生派と山東派が合流して結成する新派閥について「それが本当なら私も連れていってほしい」と述べ、会場を沸かせた。高村氏は山東派所属だが、副総裁としての慣例に従い、形式上は離脱している。

 山東氏が率いる山東派(番町政策研究所、11人)は、麻生太郎副総理兼財務相が会長を務める麻生派(44人)と、谷垣禎一前幹事長が顧問を務める谷垣グループを離脱した佐藤勉衆院議院運営委員長らとともに新派閥を結成する意向だ。

 平成9〜24年に高村派として番町政策研究所の会長を務めていた高村氏は「麻生さんと一緒になり、党内第2の派閥をつくることになれば、必ずや山東派は全員一致して行動すると確信している」とも語った。

 また、高村氏は、山東氏が委員長を務める党紀委員会が与謝野馨元官房長官の復党を了承したことに関し「山東先生が自ら動いて『この人を帰したい』と党内全体をあっという間にまとめ、復党を認めた。大変な指導力を発揮された」と持ち上げた。

2172チバQ:2017/05/12(金) 11:48:52
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20170512-567-OYT1T50037.html
谷垣グループ、事実上分裂…佐藤勉氏ら離脱へ
08:42読売新聞

 自民党の谷垣禎一・前自民党幹事長を中心とするグループ(約30人)は11日、党本部で会合を開き、逢沢一郎代表世話人が、佐藤勉衆院議院運営委員長や棚橋泰文衆院国家基本政策委員長がグループを離脱する考えであることを明らかにした。

 佐藤氏らは麻生派(44人)と山東派(11人)の合流に参加する方針で、谷垣グループは事実上分裂する。

 佐藤氏らは両派との合流準備のため、新たな集団「天元会」(仮称)を結成する予定で、12日に設立総会を開く。総会には佐藤、棚橋両氏のほか、谷垣グループの議員や無派閥議員ら数人が参加する見通し。

2173チバQ:2017/05/12(金) 18:13:36
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170512X259.html
谷垣グループが分裂=佐藤、棚橋氏ら4人離脱―自民
17:17時事通信

 自民党の佐藤勉衆院議院運営委員長、棚橋泰文元科学技術担当相らは12日、谷垣グループから離脱し、新たな集団「天元会」の設立総会を衆院議員会館で開いた。参加メンバーは、谷垣グループの佐藤、棚橋、阿部俊子、安藤裕各衆院議員と園田修光参院議員の5人に、無派閥の御法川信英衆院議員を加えた計6人。

 佐藤、棚橋、阿部、安藤各氏は谷垣グループを離脱するが、園田氏は同グループを抜けず、掛け持ちして活動する。オブザーバーとして無所属の渡辺美知太郎参院議員が入会する。谷垣グループは26人となった。

 佐藤氏らは麻生・山東両派の合流に参加する予定。谷垣禎一前幹事長はかねて難色を示しているが、佐藤氏は記者会見で、グループ離脱について「2大派閥を立ち上げるという谷垣禎一先生の意思に沿った行動だ。派閥強化のため合流を進めていく」と主張した。 

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017051100657&g=pol
佐藤、棚橋氏が離脱へ=谷垣グループ-派閥合流前に新集団

 自民党谷垣グループは11日、党本部で会合を開き、代表世話人の逢沢一郎元国対委員長が10日に棚橋泰文元科学技術担当相から「近く佐藤勉衆院議院運営委員長を代表とする新しい政治集団を立ち上げる」と伝えられたことを報告した。佐藤、棚橋両氏は同グループを離れ、麻生、山東両派の合流に参加する見通し。逢沢氏は「いささか残念なことと言わざるを得ない」と述べた。
 佐藤、棚橋両氏は合流前に新たな集団「天元会(仮称)」を結成する。12日に設立総会を開く。
 麻生、山東両派に佐藤、棚橋両氏が加われば計57人となり、55人の額賀派を抜いて党内第2派閥となる。(2017/05/11-17:02)

2174チバQ:2017/05/12(金) 23:29:26
http://www.sankei.com/politics/news/170512/plt1705120034-n1.html
2017.5.12 20:01

谷垣グループを離脱した佐藤勉氏らが新派閥「天元会」を設立 衆参6人が参加
 自民党の谷垣禎一前幹事長が顧問を務める谷垣グループ(有隣会)を離脱した佐藤勉衆院議院運営委員長と棚橋泰文前幹事長代理らが12日、国会内で新たな派閥「天元会」の設立総会を開いた。衆参両院議員の6人が参加し、佐藤氏が会長を務める。近く麻生、山東両派と合流し、新たな派閥を結成する方針だ。

 メンバーは佐藤、棚橋両氏のほか谷垣グループの阿部俊子、安藤裕両衆院議員と園田修光参院議員、無派閥の御法川信英衆院財務金融委員長の計6人。園田氏は谷垣グループと掛け持ちで活動する。無所属の渡辺美知太郎参院議員もオブザーバーとして加わった。

 佐藤氏は記者会見で「麻生派から対等合併を呼びかけられたので派閥をつくった」と説明。谷垣氏は3派の早期合流に難色を示したとされるが、佐藤氏は「谷垣氏の意思は、2大政党制がダメなら党内に2大派閥を立ち上げることとうかがっている。谷垣氏の意思に沿った行動だ」と述べた。

2175チバQ:2017/05/15(月) 23:20:09
7420: チバQ :2017/05/15(月) 21:16:46
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12180-550577/
大宏池会と細田派の2大派閥体制覆す動き、大田中派が復活
2017年05月15日 07時00分 NEWSポストセブン
大宏池会と細田派の2大派閥体制覆す動き、大田中派が復活
大田中派が復活へ(田中角栄。写真・時事通信フォト)
「安倍一強」といわれる自民党で派閥大再編の地殻変動が始まった。台風の目と見られているのは麻生太郎・副総理兼財務相だ。

「自民党の中で大きな政策集団が切磋琢磨する方が政治として安定する」

 麻生氏は自派パーティ(4月12日)でそうぶちあげて意欲的に派閥合併を推進。甘利グループを吸収して所属議員を44人に拡大し、さらに谷垣グループ、山東派とも合併協議を進め、最終的には岸田派を合わせて名門派閥・宏池会を再結集する「大宏池会」構想を掲げている。

 大宏池会(新・麻生派)が実現すれば100人規模となり、安倍首相の出身派閥で議員数最大の細田派(96人)に匹敵する勢力が生まれる。

「大宏池会と細田派の2大派閥から交互に総理・総裁を出すことで、党内で政権交代が可能な仕組みをつくる」というのが麻生構想の骨格だ。安倍首相と麻生副総理による自民党の分割統治体制といってもいい。

 しかし、そうした思惑を根底から覆す動きがひそかに進んでいる。かつて「鉄の結束」で政界を動かした「田中派」の復活である。

 仕掛け人は「田中派DNAの最後の継承者」(自民党ベテラン)といわれる二階俊博・幹事長だ。田中派―竹下派出身の二階氏は1993年の政変で小沢一郎氏らとともに自民党を離党したが、2003年に復党した。その政治手法は「数は力」という田中派の論理に貫かれている。

 二階氏は復党後に保守新党出身議員や小泉チルドレンを中心に新派閥(新しい波)を結成したものの、2009年の総選挙で本人以外の衆院議員が全員落選して派閥は潰滅状態に陥った。

 そこから本領を発揮する。自派の残った参院議員2人を連れて伊吹派に合流したかと思うと、会長の伊吹文明氏の衆院議長就任を機にいきなり後任の派閥会長に就任したのだ。党内では「伊吹派を乗っ取った」(細田派議員)と驚かれた。それでも会長になるや民主党離党者や保守系無所属議員を次々に取り込んで麻生氏と競うように派閥勢力を急拡大させて主流派の一角に食い込み、さらに石原派との合流も仕掛けている。

 自民党での役職も総務会長から幹事長と出世し、ベテラン議員は「いまや業界団体の陳情も霞が関の役人の相談も二階幹事長のところに集まり、利害調整を一手に仕切っている。まさに田中派のDNAそのもの」と舌を巻く。

 その二階氏が派閥拡張とともに力を入れているのが自民党離党に追い込まれた田中派―竹下派OBの復権だ。昨年6月には野中広務・元幹事長、同11月には綿貫民輔・元衆院議長という田中派出身の大物2人を自民党に復党させ、竹下派幹部だった鈴木宗男氏の長女で民主党を離党した貴子氏も自民党会派入りさせた。

 野中氏、綿貫氏、宗男氏はいずれも小泉政権時代の“竹下派弱体化工作”というべき党内抗争で引退や離党、失脚に追い込まれた人物たちだ。政治ジャーナリストの野上忠興氏が指摘する。

「二階氏が3人を復権させたのは引退議員の名誉回復というだけではなく、田中派―竹下派の持っていた政治基盤を復活させる狙いが見て取れる。野中氏は農業土木事業を取り仕切る全国土地改良事業団体連合会(全土連)の前会長で、農業票に力を持つ。綿貫氏は田中角栄がつくった全国治水砂防協会の現会長でダムや災害復旧などの公共事業に影響力がある。宗男氏は今も北海道の建設・農業票をしっかり握っている」

※週刊ポスト2017年5月26日号

2176チバQ:2017/05/16(火) 00:05:05
http://www.asahi.com/articles/ASK5H5S30K5HUTFK00N.html
自民派閥3派の合流決定 会長は麻生氏、党内第2勢力に
寺本大蔵2017年5月15日21時42分
 自民党の麻生太郎副総理、山東昭子・元参院副議長、佐藤勉・衆院議院運営委員長が15日、東京都内のホテルで会談し、3者がそれぞれ率いる派閥・グループの合流を正式に決めた。合流時期は都議選投開票(7月2日)後で一致。新派閥会長は麻生氏、会長代行に山東氏、会長代理に佐藤氏が就くことも決めた。

 新派閥は60人前後となる見通しで、額賀派(55人)を抜き、安倍晋三首相出身の細田派(96人)に次ぐ第2派閥となる。

 合流は、政権安定のためには自民党内に、2大派閥による「疑似政権交代」が必要だと考える麻生氏が主導。今回の合流を、旧宮沢派(宏池会)の流れをくむ岸田派と麻生派、谷垣グループが合流する「大宏池会」構想の先駆けとしたい考えだ。

 会合後の記者会見で、麻生氏は「小さな派閥が乱立するより大きな派閥。政権安定、国益のためだ」と述べた。山東氏は「1、2年生議員が大きな風で当選し、たまにおごりが見える。原点に返るため、力を合わせるべきだ」と強調した。

 佐藤氏は、けがで療養中の谷垣禎一前幹事長が率いる谷垣グループから離脱し新グループを結成。「谷垣先生の状況を踏まえると悩ましかったが、意思を受けとめ、合流に進んだ」と述べた。(寺本大蔵)

2177チバQ:2017/05/16(火) 18:37:39
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170516k0000m010146000c.html」<安倍首相>細田派に「四天王を作りたい」
01:23毎日新聞

<安倍首相>細田派に「四天王を作りたい」
(左から)稲田朋美氏、松野博一氏、下村博文氏
(毎日新聞)
 ◇稲田防衛相、松野文科相、下村博文氏の3人の名前挙げる

 安倍晋三首相は15日夜、東京都内で父の故晋太郎元外相をしのぶ会に出席した。出席者によると、首相は自らの出身派閥・細田派に関し「『四天王』を作りたい」と述べ、稲田朋美防衛相、松野博一文部科学相、自民党の下村博文幹事長代行の3人の名前を自ら挙げた。自らに続く同派の実力者の育成に意欲を示した形だ。

 同派は晋太郎氏が領袖(りょうしゅう)時代、森喜朗元首相、三塚博元蔵相、塩川正十郎元財務相、加藤六月元農相の4人の実力者で「安倍派四天王」を構成した。【遠藤修平】

2178チバQ:2017/05/16(火) 18:41:22
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170516-00000007-pseven-soci
「大田中派」結成へ 二階俊博氏と鈴木宗男氏の接近に注目
NEWS ポストセブン 5/16(火) 7:00配信

「大田中派」結成へ 二階俊博氏と鈴木宗男氏の接近に注目
娘の貴子氏は自民からの出馬が決まった
 かつて「鉄の結束」で政界を動かした自民党「田中派」(田中角栄の派閥)の復活がひそかに進んでいる。仕掛け人は「田中派DNAの最後の継承者」(自民党ベテラン)といわれる二階俊博・幹事長だ。二階氏が派閥拡張とともに力を入れているのが自民党離党に追い込まれた田中派―竹下派OBの復権だ。昨年6月には野中広務・元幹事長、同11月には綿貫民輔・元衆院議長という田中派出身の大物2人を自民党に復党させ、竹下派幹部だった鈴木宗男氏の長女で民主党を離党した貴子氏も自民党会派入りさせた。

 とくに注目すべきは二階氏と宗男氏の接近だろう。

 貴子氏の対立候補は二階派の伊東良孝・元農水副大臣で本来なら貴子氏の会派入りに反対する立場だったが、2人は二階氏と宗男氏の了承の上で「次の選挙では協力する」という確認書を交わし、次の選挙で貴子氏が自民党から出馬することが決まった。

 折しも、宗男氏自身もこの4月30日に実刑判決確定に伴う5年間の公民権停止期間を終え、政界復帰に意欲を見せている。

「二階氏と宗男氏は当選同期で新人時代はともに“竹下派のドン”金丸信・副総裁に近く気心は通じています。加えて宗男氏は自民党時代に派閥横断的な『ムネムネ会』を主宰して党内に独自の勢力を築いていたから、当選5回生クラスの中堅議員にいまだ影響力があり、娘の貴子議員の披露宴に当時の子分達が勢ぞろいしていました。次期衆院選で政界復帰を果たして、実力者の二階幹事長と手を組めば強力なタッグになるのは間違いない」(政治ジャーナリスト・藤本順一氏)

 さらに注目すべきは二階派と田中派の「本家筋」にあたる額賀派との急接近だ。さる3月下旬、二階派と額賀派の若手議員たちが初めて会合を開いた。

「額賀派は副会長の竹下亘・国対委員長、二階派も副会長の林幹雄・前経産相がそれぞれ派内の若手に声をかけた派閥公認の懇親会だった。当然、両派のトップの意向だ。額賀派にはこれまで派閥を出ていった二階さんに距離を置く空気が強かったが、今後は両派の交流を深めることになった」(出席者)

 自民党の地下水脈で、二階氏と宗男氏を軸に額賀派(55人)、二階派(41人)、石原派(14人)が結びつこうとしている。3派を合わせた「大田中派」が結成されれば所属議員110人を超え、安倍首相の出身派閥である細田派(96人)も大宏池会(新・麻生派100人程度)も上回る最大派閥が誕生する。

※週刊ポスト2017年5月26日号

2179チバQ:2017/05/16(火) 19:45:14
http://www.sankei.com/politics/news/170516/plt1705160025-n1.html
2017.5.16 12:51

自民・下村博文幹事長代行、安倍晋三首相の「清和研四天王」指名に破顔 「ありがたい。役に立ちたい」

反応 プッシュ通知

反応


下村博文幹事長代行
下村博文幹事長代行

 自民党の下村博文幹事長代行は16日午前の記者会見で、安倍晋三首相(党総裁)が、下村氏を所属する最大派閥・細田派(清和政策研究会、96人)を背負う四天王の一角に挙げたことについて「ありがたい」と述べ、破顔した。

 清和研では首相の父・安倍晋太郎元外相が領袖時代、森喜朗元首相、三塚博元蔵相、塩川正十郎元財務相、加藤六月元農水相の実力者が「安倍派四天王」と呼ばれた。首相は15日夜、東京都内で晋太郎元外相をしのぶ会に出席。出席者によると首相は、下村氏のほかに稲田朋美防衛相、松野博一文部科学相を挙げ「(清和研の)四天王を作りたい」と語ったという。

 下村氏は会見で「清和研は多士済々の、これから伸びゆく人材がたくさんいる。私は若手ではないが、総裁もこれからの人材を育成しようという視点から言っていると思う。本来、派閥は人材育成だ。私も役に立つよう、仲間とともにしっかり総裁を支えたい」と述べた。

 四天王の残りの一名については、15日の会合では確定しなかったという。四人目を狙う自薦・他薦が話題になりそうだ。

2180とはずがたり:2017/05/16(火) 22:42:33
>稲田防衛相、松野文科相、下村博文氏の3人
むぅ,絶望的な軽量感だな。

<安倍首相>細田派に「四天王を作りたい」
毎日新聞社 2017年5月16日 01時23分 (2017年5月16日 09時24分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170516/Mainichi_20170516k0000m010146000c.html

 ◇稲田防衛相、松野文科相、下村博文氏の3人の名前挙げる

 安倍晋三首相は15日夜、東京都内で父の故晋太郎元外相をしのぶ会に出席した。出席者によると、首相は自らの出身派閥・細田派に関し「『四天王』を作りたい」と述べ、稲田朋美防衛相、松野博一文部科学相、自民党の下村博文幹事長代行の3人の名前を自ら挙げた。自らに続く同派の実力者の育成に意欲を示した形だ。

 同派は晋太郎氏が領袖(りょうしゅう)時代、森喜朗元首相、三塚博元蔵相、塩川正十郎元財務相、加藤六月元農相の4人の実力者で「安倍派四天王」を構成した。【遠藤修平】

2181チバQ:2017/05/17(水) 23:37:56
http://www.sankei.com/politics/news/170514/plt1705140003-n1.html
2017.5.14 16:00
【政界徒然草】
女性問題で経済産業政務官を辞任した中川俊直衆院議員と“密会”女性議員のあきれた議員生活 ネットでも話題に

 「自民党 未来のホープ!」の文字に安倍晋三首相とのツーショット写真-。中川俊直衆院議員(47)=広島4区=のホームページに現在もこう書かれている。そして「経済産業政務官 自由民主党衆院議員」とも。だが、これは偽りだ。妻子ある中川氏は4月、週刊新潮で女性との不倫や“ストーカー行為”を暴かれ、経産政務官の辞任にとどまらず、自民党も離党した。ホームページの写真の笑顔はそのままに…。

 中川氏の辞任と離党は、不倫による議員辞職や金銭トラブルによる離党、そして失言など数々の不祥事を起こしてきた自民党初当選同期の「魔の2回生」のマイナスイメージに拍車をかけた。中川氏以外の同僚議員はいずれも記者会見などで自ら釈明してきた。

 しかし、中川氏は今も記者会見を開いていない。説明は全てフェイスブックだ。不倫が報道されることが発覚した4月18日、新潮発売日の19日、そして28日と3回投稿があった。

 18日は「心よりお詫び申し上げます」と切り出し、「家族がありながら、会社員時代からの知り合いの女性に好意を抱き、その方を深く傷つけてしまい、誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです。すべて私の不徳の致すところであり、言い訳のしようがありません」と釈明した。

 19日は「刑事事件に係ることについては弁明させていただければと思います」と記し、「重婚罪にあたることはしておりません」「ストーカー登録をされたかのような報道がされていますが、そのような事実は一切ございません」と反論した。確か新潮はハワイで結婚式を挙げたような写真は掲載したが、「重婚罪」とは断定していなかったように思うが…。

 そして28日は、「中川事務所」が「ご報告」として、「中川俊直は、病院での診断の結果、心因反応で、不眠、不安、身体症状が認められ、しばらくの間、休養が必要な状況です」と“代打ち”投稿している。

 中川氏の不祥事を縷々紹介したのは、ゲスな話に興味があるわけではない。中川氏は政務官辞任後に開かれた4月18日、21日、28日、5月9日、11日の衆院本会議を全て欠席している。議員の務めを放棄したわけだ。

 衆院議員の歳費は、期末手当や文書通信交通滞在費を含め年間約3200万円にのぼる。もちろん原資は税金だ。中川氏は議員の仕事をしていない。これでは税金泥棒と言われても仕方あるまい。

 中川氏が週刊誌で取り上げられたのは今回が初めてではなかった。3月に写真週刊誌「FRIDAY」で自民党の前川恵衆院議員(41)=比例東京=との深夜の“密会”が報じられたのだ。中川氏は同誌の取材に不倫を否定した。しかし、新潮では、前川氏は「元カノ」として登場している。

 前川氏はホームページで、新潮とFRIDAYの報道について「内容は虚偽であり事実ではございません。中川俊直代議士とは、仕事上で関わることはありますが、それ以外の関係はございません」と全面的に否定している。中川氏の政務官辞任直後も、記者団に「事実ではございません」と語り、中川氏から「関係のない前川議員を巻き込んでしまい、申し訳ない」との謝罪があったことも明らかにした。

2182チバQ:2017/05/17(水) 23:38:24
 その前川氏とはどのような議員か。平成26年12月の衆院選で比例東京の名簿下位で当選した1回生議員で、衆院議員になる前は料理研究家だった。ホームページによると、「食育による地方創生、農林水産業における女性の進出を推進すること等、食の分野を中心に多くの政策を発信している」という。

 週刊誌報道への反論がひときわ目立つホームページで、どれだけ「政策を発信」しているのか見てみた。「お知らせ」には日々の活動が掲載されている。しかし、視察や会合出席などの写真ばかりで、活動を説明する文章は見当たらない。いまどきの国会議員の大半が行っているフェイスブックやツイッターのリンクも見当たらない。

 実は前川氏、ちまたでは以前から、ちょっとした有名人だった。27年1月の初登院の日、民放のインタビューでアベノミクスや自民党の定数削減方針への見解などを問われ、笑いながら「どうしよう、わかんない」「自民党の方針ってどうでしたっけ」と回答している。インターネット上では「ひどすぎる」「アホ議員」というありがたくない称号を得ている。

 国民に選挙された国会議員たるもの、立候補するにあたり政治のことは熟知し、勉強もしているはず-などという杓子定規なことを言うつもりはない。無縁な世界から政界に入り、ひょんなことから初当選した直後にマスコミに直撃されれば、こういう回答が出ることもあるだろう。望ましいことではないが…。

 では、前川氏はその後、反省を生かして成長したのかどうか。

 ここに一つの興味深いデータがある。前川氏ら26年衆院選で初当選した自民党1回生議員14人の国会の委員会での質問登場回数だ。国会議事録を元に27年1月から今年4月末までの回数を調べた。

 前川氏以外の13人は全て27年6月までに委員会で初質問を実現させていた。最多は木村弥生議員=比例北関東=と、谷川とむ議員=比例近畿=の10回。9回の加藤鮎子議員=山形3区=は、国会の花形である予算委員会で安倍首相と直接論戦を交わしている。

 前川氏をのぞく13人の中で最も少ない古田圭一議員=比例中国=は4回で、13人の質問登場回数は平均7・3回だった。

 前振りがくどくなったが、前川氏は1回しかない。しかも“デビュー戦”は今年3月29日の農林水産委員会で、わずか13分間の登場だった。随分と遅咲きの新人だ。

 ちなみに、昨年4月の衆院北海道5区補欠選挙で初当選した和田義明議員は約1年間で5回、昨年7月の参院選で初当選したSPEEDの今井絵理子参院議員は、すでに2回質問を行っている。データでみると、前川氏には何か特別な事情があるとしか思えない。

 破廉恥な不祥事を起こしても説明責任や国会議員としての仕事を果たさず、議員辞職もしない「魔の2回生」と、2年4カ月の議員生活で国会で1回しか質問していない1回生。くどいようだが、衆院議員の歳費などは税金で年間約3200万円支払われている。そして、その2人が不倫を取り沙汰された。有権者の審判は次期衆院選で行われるだろうが、国会議員は随分と暇で楽な仕事のようだ。
(政治部 酒井充)

2183チバQ:2017/05/18(木) 20:36:18
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20170517/plt1705171530001-n1.htm
自民党「麻生派」拡大のワケ 狙いは「ポスト安倍」か「キングメーカー」か 派閥抗争に火をつける可能性も (1/2ページ)
2017.05.17
 麻生太郎副総理兼財務相率いる「麻生派」が、自民党第2派閥に躍り出る。麻生氏と山東昭子元参院副議長、佐藤勉衆院議院運営委員長が15日夜、都内ホテルで会談し、7月上旬にも新派閥を立ち上げることで合意したのだ。事実上、麻生派による吸収合併だ。麻生氏は、安倍晋三首相の盟友でもあり、後見役でもある。麻生氏は何を狙っているのか?

 「単なる数合わせじゃない」「党内でいたずらに対立をあおるつもりはない」

 麻生氏は15日夜、会談後の記者会見で、こう強調した。自民党内には麻生氏の勢力拡大を懸念する声があり、それを打ち消そうとしたのだ。

 新派閥は、麻生派(44人)と山東派(11人)、佐藤グループ(6人)が参加し、60人規模となる。これで額賀派(55人)を抜き、安倍首相の出身派閥で、党内最大の細田派(96人)に次ぐ勢力になる。

 会長には麻生氏が、会長代行に山東氏、会長代理に佐藤氏が就任する。安倍首相を支えながら、自民党内に「新たな保守本流の受け皿」を目指す。自派から総裁候補を出すことや若手の育成も確認した。

 勢力拡大の狙いについて、麻生氏は「きちんとした政策を立案できる政策集団として研鑽(けんさん)していかなければならない」と説明したが、これを額面通り受け取る向きは少ない。
 ある自民党関係者は「麻生氏は『もう一度、総理をやりたい』という思いを隠せなくなったのだろう」と語り、「ポスト安倍」をにらんだ動きと分析した。

 ポスト安倍をめぐっては、岸田文雄外相や石破茂元幹事長が動き始めている。両氏とも安倍首相が掲げた憲法改正論に異論を挟むなど、独自色を示した。別の自民党関係者は「総理の座を狙うのであれば、今から仕掛けていかなければならない」と述べ、闘争心をあらわにした。

 麻生派の勢力拡大が、党内の派閥抗争に火をつける可能性もある。

 麻生氏の狙いは何か。

 政治評論家の伊藤達美氏は「麻生氏はキングメーカーを狙っているのではないか。麻生氏が『ポスト安倍』を狙うという“野心”を持っているわけではないだろう。中堅、若手議員にポストが回ってくるためメリットがある。麻生氏の影響力は格段に大きくなる」

2184チバQ:2017/05/18(木) 22:42:47
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20170518/plt1705181100003-n1.htm
自民総裁選で菅官房長官vs安倍首相、平成の角福戦争か (1/2ページ)
2017.05.18
 来年9月に安倍晋三首相は自民党総裁任期を迎える。党内では今のところ「安倍三選は確実」との見方が強いが、派閥再編の動きによって情勢は大きく変わる。

 安倍一強といっても、それを支える最大派閥の細田派は自民党議員の4分の1を占めているに過ぎない。党内が細田派、大宏池会(新・麻生派)、そして二階俊博幹事長と鈴木宗男氏を軸に額賀派(55人)、二階派(41人)、石原派(14人)が結集する大田中派、の3派閥に収斂していく“自民党三国志”状況の中で駆け引きが展開される可能性も出てきたからだ。

 政治ジャーナリストの藤本順一氏は「カギを握るのは長老グループの動向」と指摘する。

 「派閥再編となれば各派は前会長の意向を無視できない。とくに岸田派名誉会長の古賀誠氏が反安倍の急先鋒で麻生太郎氏主導の大宏池会構想に難色を示していますし、むしろ安倍首相と距離がある旧竹下派オーナーの青木幹雄・元官房長官や二階、鈴木宗男両氏とパイプが太い。

 二階-宗男連合を中心に二階派と額賀派、それに岸田派が結集すれば安倍包囲網ができる。かつての田中派と大平派の大角連合で福田派を破った“角福戦争”と同じ構図です」

 実は、額賀派と岸田派は永田町の同じビルに派閥事務所を置き、すでに若手議員が定期的に会合を開く親密な関係にある。額賀派をブリッジに3派(二階派、岸田派)の若手交流が進んでいる構図だ。

 焦点は二階氏が安倍三選阻止のために誰を対抗馬に擁立するか。二階氏周辺からはこんな構想が浮上している。

 「78歳の二階さんは派閥を託せる後継者を探している。霞が関に睨みが利き、各業界を束ねて利害調整するという田中派のDNAを受け継げる意中の人物は自民党内を見渡しても1人しかいない。

 竹下派出身で“七奉行”の1人、梶山静六氏の側近だった菅義偉・官房長官だ。二階さんはいずれ菅さんに跡を継いでもらいたいと考えている」

 菅氏は、現在は無派閥だが、急死した鳩山邦夫氏の派閥横断グループ・きさらぎ会の顧問に迎えられた。その鳩山氏の跡を継いだ二郎氏は二階派に入会し、きさらぎ会にも二階派や旧ムネムネ会のメンバーが多い。人脈的にも実力的にも大田中派の盟主としての資格は十分だ。

 そうなれば、自民党は安倍首相と菅氏が党を二分して戦う“平成の角福戦争”の大激震に見舞われる。

 ※週刊ポスト2017年5月26日号

2185チバQ:2017/05/21(日) 11:39:31
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170521-00002542-bunshun-pol
自民党「麻生派」拡大で渦巻く、それぞれの思惑と打算
文春オンライン 5/21(日) 7:00配信

自民党「麻生派」拡大で渦巻く、それぞれの思惑と打算
六本木のバーで怪気炎 ©共同通信社
 山東派が麻生派との合流を決め、一気に動き出した自民党の派閥再編。特に、谷垣グループは分裂状態に陥った。佐藤勉元総務相(64)、棚橋泰文元内閣府特命相(54)らが谷垣グループを離脱し、「天元会」を結成したのだ。麻生派、山東派、天元会が対等合併し、新麻生派につなげる狙いだ。

 キングメーカーを狙う麻生太郎氏にとっては「大宏池会」への一歩だが、参加者には打算が渦巻いている。

 佐藤氏は、もとはといえば故加藤紘一元幹事長の直系だった。小選挙区が導入された1996年衆院選に初出馬し、新進党の小沢一郎党首(当時)の側近だった山岡賢次氏と栃木4区で相まみえた。

「加藤さんは宿敵・小沢氏の側近を蹴落とそうと、佐藤氏に猛烈なてこ入れをした。加藤事務所からも人が送り込まれ、当選を果たした」(自民党のベテラン秘書)

 以来当選7回、国対委員長在任期間は党の歴代3位になるほど汗をかきながら、閣僚経験は1回きり。

「昨年の改造でも本人は意欲を見せていましたが見送られ、谷垣禎一氏が推していた山本公一氏が初入閣を果たした。佐藤氏は、当選同期の菅義偉官房長官と気脈を通じていたが、それも役に立たなかった。佐藤氏が大臣になったのは麻生政権。谷垣さんに見切りをつけたのでしょう」(同前)

 もうひとりの中心人物、棚橋氏はかつて小渕派に属し、小渕恵三元首相が目をかけたスター候補だった。当選3回で初入閣し、総裁選出馬に意欲を見せるなど順調に出世したが、評判は急降下。

「東大法卒で弁護士資格も持ち、頭はいいが、人望がゼロ。派閥を飛び出して、谷垣グループに加わり、谷垣幹事長の下で幹事長代理を務めるなど重用されていましたが、グループの重鎮から不満の声があがっていました。昨年、谷垣さんが入院すると、今度は麻生派との合流に走った」(谷垣グループ関係者)

 棚橋氏も、閣僚経験は最初の1回だけで、もう10年以上も大臣になっていない。

「麻生さんに『経産大臣にして下さい』と懇願したそうです。父は元事務次官で、本人も6年在籍した。思い入れがあるのでしょう」(同前)

 一方の山東派は、領袖の山東昭子元参院副議長が「どうしても参院議長になりたい人」とささやかれる。

 大派閥になったはいいが、麻生氏はさっそく約束手形の決済に忙しくなりそうだ。

2186チバQ:2017/05/22(月) 15:23:20
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6240561
大西議員 がん患者「働かなければいい」
日本テレビ系(NNN) 5/22(月) 12:15配信
 受動喫煙対策について話し合った自民党の会合で大西英男衆議院議員が、がん患者について「働かなければいい」と発言し患者団体などが反発している。

 出席者によると、三原じゅん子参議院議員が飲食店での受動喫煙対策の徹底を求めて、「働きながら治療するがん患者は店を選べない」と訴えた際に大西議員が「働かなければいい」と発言したという。大西議員はホームページで「指摘されたような趣旨の発言ではない」「誤解を招き不徳の致すところだ」などと説明している。

 しかし、がん患者の団体は「患者の尊厳を否定しかねない」などと反発している。

 また、民進党の野田幹事長は「議員の資格なしというより人間失格だ」と厳しく批判した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170522-00000090-sph-ent
小倉智昭氏、三原じゅん子議員へのがん患者は「働かなくていい」ヤジに激怒
スポーツ報知 5/22(月) 9:08配信

小倉智昭氏、三原じゅん子議員へのがん患者は「働かなくていい」ヤジに激怒
三原じゅん子参院議員
 22日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月〜金曜・前8時)では、受動喫煙防止対策をめぐり、厚労省案と自民党の対案について議論が行われた今月15日の自民党厚生労働部会で、がん患者の立場を考慮した対策を求めた三原じゅん子参院議員(52)に対し、「(がん患者は)働かなくていい」という趣旨のやじが飛んだことについて特集を組んだ。

 三原氏は、子宮頸(けい)がんを克服した経験を持つ。番組では、このやじを飛ばしたのは、過去にもやじや失言が取りざたされた大西英男衆院議員(70)であると指摘。出席者によると、三原氏は部会で、がん患者の就労支援の重要性や、がん患者が望まない受動喫煙への配慮を訴えた。大西議員のやじが飛んだのは、この直後だったという。

 三原氏は部会後、自身のブログに「怒り!」と題した文章を掲載。「様々な意見があって当たり前です」とした上で、「何を言ってもいいということとは違います」「残念ながらあまりにも心ないやじに、私は心底怒りで震えました」と、怒りの思いをつづっていた。

 小倉智昭キャスター(69)は、大西議員が自身のホームページで「そういう趣旨の発言ではなかった」などと釈明している点について「何なんですかね? どんな言い訳しても認められない。どんな趣旨(での発言)でもダメでしょ」とバッサリ。

 大西議員が過去、上西小百合議員へのセクハラ・ヤジや「一部マスコミを懲らしめたい」発言など、数々の失言を繰り返してきたことを指摘した上で「この人、いろんなヤジを飛ばしてきて…。なんで、これが無くならないんですかね」と疑問を呈していた。

2187チバQ:2017/05/22(月) 16:34:54
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK5Q4JHQK5QULBJ00K.html
がん患者「働かなければいいんだ」 大西議員が発言謝罪
15:05朝日新聞

がん患者「働かなければいいんだ」 大西議員が発言謝罪
自民党厚生労働部会での発言について、頭を下げて謝罪する大西英男衆院議員=東京・永田町の自民党本部
(朝日新聞)
 受動喫煙防止対策の強化策を議論した15日の自民党厚生労働部会で、大西英男衆院議員が「(がん患者は)働かなければいいんだよ」と発言していたことがわかった。大西議員は22日、取材に「がん患者や元がん患者の皆様のお気持ちを傷つけたことをおわび申し上げます」と謝罪した。

 部会は非公開。朝日新聞の取材によると、飲食店の客や従業員の受動喫煙をどう防ぐかを議論する流れで、三原じゅん子参院議員が「患者側は店や仕事場を選べない。弱い立場のことをぜひ知ってほしい」などと述べた。それらに対し、「働かなければいいんだよ」というヤジのような発言があった。

 大西議員は、発言が自身のものと認めたうえで「私は限定的に小規模飲食店の喫煙を認める考え。『働かなくていいのではないか』というのは、ごくごく少数の喫煙可能の店でのことについてだ。がん患者が働かなくてもいいという趣旨ではない」と主張した。発言の撤回はしないという。

 この発言を知った、がん患者でつくる全国がん患者団体連合会は18日付で、「がん患者の生活や希望を否定するものとなりかねない」と抗議する文章を公表。同連合会などは22日、屋内を原則禁煙とする受動喫煙対策の徹底を求める会見を厚労省内で開いた。天野慎介・同連合会理事長は「がん治療と職業、生活の両立が政策として実行されてきた中で、逆行につながりかねない危機感をもっている。怒りというよりも悲しい」と話した。

 大西議員は、昨年3月には「巫女(みこ)さんのくせになんだ」と発言。2014年には衆院総務委員会で女性議員に「まず自分が子どもを産まないとダメ」などと話すなど、失言騒動を繰り返している。

2188チバQ:2017/05/22(月) 18:15:32
http://www.sankei.com/politics/news/170522/plt1705220001-n1.html
2017.5.22 01:00
【政界徒然草】
「ポスト安倍」で首相に対決姿勢の石破茂氏「憲法改正で妥協しない!」 吉と出るのか それとも
 自民党の石破茂前地方創生担当相(60)が憲法改正をめぐり、安倍晋三首相(自民党総裁)との対決姿勢を強めている。国防軍の保持を明記した平成24年の党憲法改正草案にこだわらず自衛隊を位置づけ、2020(平成32)年の改正憲法施行を目指すという首相を「敗北主義」と痛烈に批判。「妥協していいとは思わない」と一歩も引かない構えだ。党執行部は、首相が指示した党改憲原案の取りまとめに向けて議論を加速させる方針だが、独り正論を吐く石破氏は「ポスト安倍」の一人とされるだけに、党内政局を巻き起こす“台風の目”になれるか。

 「独立国家にふさわしい憲法をつくるというのが自民党結党の原点だ。ここの議論を粗略にして、憲法改正ができるなんて私は全く思っていない」

 石破氏は5月11日、会長を務める石破派(水月会)の会合で、首相が意欲を示す9条への自衛隊明記を念頭に、性急な議論にくぎを刺した。

 自民党は結党時の昭和30年、「現行憲法の自主的改正」を掲げ、平成17年と22年に公表した各綱領にも新憲法の制定を明記している。さらに野党時代だった24年には、当時の谷垣禎一総裁のもとで党改憲草案を策定した。

 その起草委員会のメンバーとして、9条改正構想に関わったのが石破氏だった。

2189チバQ:2017/05/22(月) 19:23:04
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK5Q4JHQK5QULBJ00K.html
がん患者「働かなければいいんだ」 大西議員が発言謝罪
15:05朝日新聞

がん患者「働かなければいいんだ」 大西議員が発言謝罪
自民党厚生労働部会での発言について、頭を下げて謝罪する大西英男衆院議員=東京・永田町の自民党本部
(朝日新聞)
 受動喫煙防止対策の強化策を議論した15日の自民党厚生労働部会で、大西英男衆院議員が「(がん患者は)働かなければいいんだよ」と発言していたことがわかった。大西議員は22日、取材に「がん患者や元がん患者の皆様のお気持ちを傷つけたことをおわび申し上げます」と謝罪した。

 部会は非公開。朝日新聞の取材によると、飲食店の客や従業員の受動喫煙をどう防ぐかを議論する流れで、三原じゅん子参院議員が「患者側は店や仕事場を選べない。弱い立場のことをぜひ知ってほしい」などと述べた。それらに対し、「働かなければいいんだよ」というヤジのような発言があった。

 大西議員は、発言が自身のものと認めたうえで「私は限定的に小規模飲食店の喫煙を認める考え。『働かなくていいのではないか』というのは、ごくごく少数の喫煙可能の店でのことについてだ。がん患者が働かなくてもいいという趣旨ではない」と主張した。発言の撤回はしないという。

 この発言を知った、がん患者でつくる全国がん患者団体連合会は18日付で、「がん患者の生活や希望を否定するものとなりかねない」と抗議する文章を公表。同連合会などは22日、屋内を原則禁煙とする受動喫煙対策の徹底を求める会見を厚労省内で開いた。天野慎介・同連合会理事長は「がん治療と職業、生活の両立が政策として実行されてきた中で、逆行につながりかねない危機感をもっている。怒りというよりも悲しい」と話した。

 大西議員は、昨年3月には「巫女(みこ)さんのくせになんだ」と発言。2014年には衆院総務委員会で女性議員に「まず自分が子どもを産まないとダメ」などと話すなど、失言騒動を繰り返している。

2190チバQ:2017/05/23(火) 00:35:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170522-00000065-mai-soci
<がん患者たばこヤジ>大西議員、謝罪するも発言撤回せず
毎日新聞 5/22(月) 19:40配信

<がん患者たばこヤジ>大西議員、謝罪するも発言撤回せず
大西英男衆院議員
 ◇発言趣旨「喫煙可能の店で無理して働かなくていいのでは」と

 受動喫煙対策を議論した自民党厚生労働部会で「(がん患者は)働かなくていい」という趣旨のやじがあった問題で、大西英男衆院議員(東京16区)は22日記者会見し、自らの発言で誤解を与えたことを認め「(がん患者らの)気持ちを傷つけた」として謝罪した。しかし、発言は撤回せず「『喫煙可能の店で無理して働かなくていいのではないか』との趣旨だ」と釈明した。

 やじは、15日に開かれた部会で、三原じゅん子参院議員が、職場でたばこの煙に苦しむがん患者の立場を訴えた際に飛んだ。大西氏は会見で「飲食店での従業員の受動喫煙を議論する中での発言で、(広く一般の)がん患者が働かなくてもいいという趣旨ではない」と強調した。

 一方、がん患者団体や支援団体は22日、会見を開き、大西氏の発言について「政府が治療と仕事の両立を支援する政策を進めている中で、逆行する発言」と批判した。

 がんと分かると離職を求められるなど、働きたくても働けない現状もある。全国がん患者団体連合会(東京都世田谷区)の天野慎介理事長は「がん患者の就労はまだまだ厳しい中、危機感を持っている。患者らからも怒りや悲しいという声が寄せられている」と述べた。就労支援に取り組む患者団体は「病気を隠して働く患者も多く、喫煙のある職場環境に声を出せない人もいる」と指摘した。

 国は2012年策定の第2期がん対策推進基本計画に基づき、治療と仕事の両立支援を打ち出すとともに、昨年成立した改正がん対策基本法でも、患者が仕事を続けられるよう企業に配慮を求める施策を柱とした。3月にまとまった政府の働き方改革の実行計画でも、治療と仕事の両立を支援するコーディネーターの配置が盛り込まれるなど、支援策の拡充が進められている。

 菅義偉官房長官は22日の会見で「がん患者をはじめ病気を抱える方の就労支援は重要」と政府の考え方を説明した。

 大西氏は15年に党の勉強会で「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番」などと発言し、党から厳重注意を受けた。昨年3月には「『みこさんのくせになんだ』と思った」との女性蔑視とも受け取られかねない発言で批判を浴び、謝罪するなど失言が問題化している。【山田泰蔵、下桐実雅子】

2191チバQ:2017/05/23(火) 00:47:33
>>2186
野田も下品でセンスのない批判だな
言われた三原の方がよほど大人なコメントしてるじゃんか

2192チバQ:2017/05/23(火) 14:15:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170523-00000044-asahi-pol
大西議員、自民都連副会長辞任へ がん患者巡る発言で
朝日新聞デジタル 5/23(火) 11:45配信

 自民党厚生労働部会で「(がん患者は)働かなければいいんだよ」と発言した大西英男衆院議員は23日、党東京都連副会長を辞任する考えを、下村博文党都連会長に伝えた。大西氏は辞任の理由について「私の発言が来たるべき都議選にご迷惑をかけてもいけない」と記者団に語った。

2193チバQ:2017/05/23(火) 19:15:39
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1705220050.html
自民“魔の2回生”失言 「がん患者働かなくていい」の大西英男衆院議員 「マスコミ懲らしめる」「巫女さんのくせに」に次いで3度目の謝罪
05月22日 21:29産経新聞

自民“魔の2回生”失言 「がん患者働かなくていい」の大西英男衆院議員 「マスコミ懲らしめる」「巫女さんのくせに」に次いで3度目の謝罪
「(がん患者は)働かなくていい」との自身の発言について謝罪会見を行った自民党の大西英男衆院議員=22日、東京・永田町(丸山汎撮影)
(産経新聞)
 自民党の“魔の2回生”が、またも失態を演じた。大西英男衆院議員=衆院東京16区、当選2回=が22日、がん患者について「働かなくていい」とした自身の発言について「患者の気持ちを深く傷つけた。おわびする」と謝罪した。

 発端は、受動喫煙防止対策を盛り込む健康増進法改正案を議論した15日の党厚生労働部会だった。がん患者に寄り添うよう求めた三原じゅん子参院議員の発言中、大西氏は「働かなくていい」とやじを飛ばした。三原氏は同日のブログで、大西氏の名を出さず「心底怒りで震えた」と記した。

 法案は飲食店の扱いが焦点となっており、原則として全店禁煙を目指す厚生労働省案と、小規模飲食店には例外を認めるべきだとの自民党案が対立している。

 大西氏は22日、記者団に「『働かなくていい』というのは、ごくごく少数の喫煙可能の店でのことだ」と説明。「がん患者が働かなくてもいいという趣旨ではない」とも述べた。

 ただ、大西氏は「働かなくていい」との発言の確認には明確に答えず、発言を撤回する考えは「ない」と明言。その一方で「率直に失言だ」とも述べるなど、歯切れの悪い説明に終始した。

 大西氏の失言は初めてではない。平成27年6月に「マスコミを懲らしめる」、昨年3月には「巫(み)女(こ)さんのくせになんだ」と発言し、その度に「心より反省する」と謝罪してきた。

 下村博文幹事長代行は大西氏に口頭で厳重注意したが、民進党の野田佳彦幹事長は記者会見で「人間失格だ」と痛烈に批判した。

 大西氏ら“魔の2回生”に相次ぐ不祥事は、次期衆院選や7月の東京都議選で自民党のマイナス材料となる。二階俊博幹事長は記者会見で「反省させることが大事だ」と不快感をにじませた。(沢田大典)

2194チバQ:2017/05/24(水) 10:19:30
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1705230041.html
パーティー大盛況も失態続出 砂上の細田派 「ポスト安倍」不在も課題
05月23日 22:09産経新聞

パーティー大盛況も失態続出 砂上の細田派 「ポスト安倍」不在も課題
自民党細田派、清和政策研究会が開いたパーティーで、あいさつする麻生太郎氏(中央)=23日午後、東京都港区の東京プリンスホテル(飯田英男撮影)
(産経新聞)
 安倍晋三首相の出身派閥である自民党細田派(清和政策研究会、96人)の若手議員に不祥事が相次いでいる。最大派閥の地位は盤石ながら、続出する失態は人材難の裏返しともいえる。大所帯ゆえに他派閥に比べ結束力を不安視する向きもあり、“砂上の楼閣”となりかねない危うさもはらんでいる。(沢田大典)

 「家に帰ってきたような気持ちになる。勢いのある会場を目の当たりにし、本当にうれしくなっているところだ」。首相は23日、細田派が都内のホテルで開いたパーティーでこう語り、約5500人で埋まった会場の笑いを誘った。会長の細田博之総務会長も「われわれは首相を支える政策集団だ」と胸を張った。

 細田派は安倍政権同様「1強」といえる。閣僚は稲田朋美防衛相ら党内8派の中で最多の5人、党執行部にも細田氏や橋本聖子参院議員会長、下村博文幹事長代行らを輩出する。二階俊博幹事長はパーティーで「党で最も頼りになる、最も実力のあるのが清和研だ」と持ち上げた。

 麻生太郎副総理兼財務相らが7月にも結成する新派閥は約60人の第2派閥に躍り出るが、細田派の3分の2で、麻生氏が唱える「二大派閥による切磋琢磨(せっさたくま)」にはほど遠い。

 しかし、華々しいパーティーで、麻生派に合流する山東派の山東昭子会長が「大きいからと言って、おごらず謙虚にしていくことを期待する」と牽制(けんせい)したように、ここへきて細田派内の実態が露呈している。

 大西英男衆院議員=東京16区、当選2回=は23日、がん患者は「働かなくていい」との発言の責任を取り都連副会長を辞任。事実上の更迭だった。4月に不倫問題で経済産業政務官を辞任し、離党した中川俊直衆院議員も細田派の2回生だ。選挙基盤の弱い若手も多い。同派の衆院当選1、2回生は32人で、次期衆院選での当落が派の勢力に直結する。公認しないよう地元から党本部に要請が届いた議員も少なくとも2人いるほどだ。

 派内の「ポスト安倍」も見当たらない。首相が女性初の首相候補に挙げる稲田氏は経験不足を指摘される。首相の実弟の岸信夫外務副大臣を推す声もあるが、党幹部・閣僚とも未経験だ。

 こうした中、首相が出席した15日の知人との会合では、新たな「四天王」結成が話題に出た。父・晋太郎氏が領袖(りょうしゅう)時代に活躍した森喜朗元首相、三塚博元蔵相、塩川正十郎元財務相、加藤六月元農水相は「四天王」と呼ばれた。首相も、退任後に派閥に戻って影響力を発揮する場合や、その先を見据えた人材育成の必要性を感じているようだ。

 清和研は創設者の福田赳夫元首相が田中角栄元首相との「角福戦争」に敗れ、平成12年に森氏が首相に就くまで非主流派の時期が長かった。派内でも晋太郎氏の後継を三塚、加藤両氏が争った「三六戦争」、小泉純一郎元首相の後継をめぐる首相と福田康夫元首相の対立などの暗闘を繰り広げた歴史もある。一寸先は闇の政界で主流派で居続けるためには、派内の「ポスト安倍」の確立こそが求められているのかもしれない。

2195チバQ:2017/05/25(木) 11:19:07
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170524-00000062-jnn-pol
自民・石原派退会の平沢氏、二階派入りへ
TBS系(JNN) 5/24(水) 16:51配信
 今年2月に自民党の石原派を退会した平沢勝栄衆議院議員が、二階幹事長が会長を務める二階派に、25日加わることが分かりました。

 「これからも石原さんは応援しますけれども、石原先生のところから、ちょっと距離を置いて、都議会議員選挙、全力で戦いたい」(自民党 平沢勝栄 衆院議員)

 7月に行われる都議選を前にして、東京選出の平沢議員は「もっとフリーな立場に立って戦いたい」と述べました。(24日16:05)
最終更新:5/24(水) 19:28

2196チバQ:2017/05/26(金) 01:20:43
http://www.sankei.com/politics/news/170526/plt1705260001-n1.html
2017.5.26 01:00
【政界徒然草】
自民・谷垣グループが分裂…離脱、残留それぞれが「谷垣先生のご意思だ!」 パーティー開催をめぐっても対立

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反応


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合流して新派閥を立ち上げることで合意した自民党の(左から)山東昭子元参院副議長、麻生太郎副総理兼財務相、佐藤勉衆院議院運営委員長=5月15日、東京都内のホテル
合流して新派閥を立ち上げることで合意した自民党の(左から)山東昭子元参院副議長、麻生太郎副総理兼財務相、佐藤勉衆院議院運営委員長=5月15日、東京都内のホテル

 自民党の谷垣禎一前幹事長(72)が顧問を務める谷垣グループ(有隣会=ゆうりんかい)が分裂した。幹部の佐藤勉衆院議院運営委員長(64)と棚橋泰文前幹事長代理(54)らが近く麻生派、山東派と合流するためグループを離脱し、新たな政策集団「天元会(てんげんかい)」を立ち上げたのだ。グループに残るメンバーと佐藤氏ら双方は、自転車事故で長期療養中の谷垣氏の「ご意思」を忖度し、互いに自らの正当性を主張。6月に開催するグループの政治資金パーティーをめぐっても対立が浮き彫りとなり、谷垣氏不在のまま分裂へと至った。

 「谷垣先生の状況も踏まえると非常に悩ましかったが、やはり谷垣先生のご意志をしっかり受けとめさせていただいた上で、その方向に進ませていただいた」

 佐藤氏は5月15日、東京都内のホテルで開いた麻生派、山東派、天元会の合流を発表する記者会見で、合流は谷垣氏の意思だと強調した。これに先立つ12日の天元会設立総会後の記者会見でも佐藤氏は「谷垣先生のご意思」を何度も口にした。

 「谷垣先生のご意思として私どもは天元会を立ち上げた」「谷垣先生のご意思にそった行動であると認識している」「谷垣先生も必ずやご理解いただける」…

 負傷する前の谷垣氏と麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相(76)は月1回程度の会合を重ね、二大政党制がうまく機能していない今、政権与党の自民党に2大派閥をつくり、党内での「政権交代」を可能にしていくことが国政の安定につながるとの考えで一致していたという。

 麻生氏が会長に就く3派合流後の新派閥は60人規模となり、党内最大勢力の細田派(96人)に次ぐ第2派閥に躍り出る。佐藤氏らにしてみれば、自分たちこそが谷垣氏の意向に沿って動いているというのだ。

 一方で、グループに残るメンバーは当面グループを存続させた上で、谷垣氏の復帰を待つ構えだ。「(麻生派などとの)早期合流に否定的なのが谷垣先生の意思だ」と主張する。

 麻生派との合流をめぐっては、麻生氏は4月6日、合流に理解を求める手紙を谷垣氏に送っている。この手紙に対する返信の中で、谷垣氏は「自民党内に振り子の論理があるとすれば、為公会(麻生派)ともしっかりと提携しながら進んでいく必要があると思う。ただ今までの枠を超えて、派閥再編に向かうというところまでは麻生先生との間で十分に議論をしていなかったと思う」とした上で「もう一度、私自身が同志の顔を見て、いろいろな議論しながら方向を定めていく必要がある」との考えを示している。

 4月13日に谷垣氏の返信内容を公表したグループ代表世話人の1人、逢沢一郎元外務副大臣(62)は「谷垣先生の基本的な立場が改めて示されたので、そのことを全体としてしっかり受け止めて努力したい」と述べ、早期合流に前向きな佐藤氏らを牽制していた。

 グループの分裂が決定的となった5月11日にも逢沢氏は「復帰の後、これからのあり方についてみんなで膝を合わせて話し、間違いない方向を決めていこうという(谷垣氏の)考えが明らかになったことを考えると、いささか残念なことといわざるをえない」とし、佐藤、棚橋両氏の離脱は谷垣氏の意思に背くものだとして不快感を口にした。

2197チバQ:2017/05/26(金) 01:21:04
グループ分裂の大きな要因になったのは政治資金パーティーをめぐる意見の対立だ。グループは今年3月、パーティーを6月16日に開くことを決めた。谷垣氏もパーティーの代表発起人となり、開催経費も応分負担する意向を示したという。

 しかし、パーティー開催に異を唱えたのが当時、代表世話人の1人だった棚橋氏だった。麻生、山東両派との合流に向け、昨年末から両派幹部と頻繁に会合を重ね、交渉を進めていた。そうした中で、グループの運営資金を集めるパーティーを開くことは「必ずしも誠実ではない」というのが反対理由だった。

 谷垣氏と30年以上、政治行動を共にしてきた逢沢氏や川崎二郎元厚生労働相(69)、遠藤利明前五輪相(67)らは、谷垣氏復帰前の合流に慎重だったため、パーティーの開催にこだわり、グループ内の溝は深まった。

 棚橋氏は、こうした経緯を天元会設立総会後の記者会見で暴露し、不信感をあらわにした。その上で、麻生派との合流について「(谷垣氏の)秘書を通じて谷垣氏の意向をうかがったところ、有隣会のメンバーに丁寧に説明しながらも、適切なタイミングで『結婚』を考えてよろしいというような趣旨のメッセージをいただいた」と説明。「粛々と丁寧に(合流話を)進めていた中で、急遽パーティーが決まった。かつ代表世話人3人のうち2人が反対のまま決められた」と訴えた。

 グループに残ったメンバーからは「何で谷垣先生の復帰を待てないのか」「けじめもつけないで勝手に出ていった」といった恨み節が聞こえてくる。

(政治部 小沢慶太)

2198チバQ:2017/05/29(月) 20:43:30
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1705280030.html
「ポスト安倍」中途半端な岸田文雄外相 宏池会60年「原点の地」で意欲も対決回避 
05月28日 21:09産経新聞

「ポスト安倍」中途半端な岸田文雄外相 宏池会60年「原点の地」で意欲も対決回避 
宏池会を創設した池田勇人元首相の銅像前で記念撮影する岸田文雄外相(前列中央)ら自民党岸田派の議員たち=28日午前、広島市
(産経新聞)
 安倍晋三首相の次の自民党総裁の座をめぐり、岸田派(宏池会)会長の岸田文雄外相が首相につかず離れずの姿勢を見せている。“禅譲”を狙う向きもある一方、憲法9条改正を訴える首相とは距離を置く。派閥再編の動きも当面は静観の構えだ。「ポスト安倍」の戦略はまだ見えてこない。(小沢慶太)

 6月に創設60周年を迎える宏池会は28日、岸田氏の地元・広島市にある創設者・池田勇人元首相の銅像近くで記念植樹を行った。銅像は、広島出身の池田氏が昭和34年、首相を目指して「所得倍増論」を最初にぶち上げた演説場所に近い。「宏池会の原点」に立った岸田氏は「改めて歴史の重みを感じる」と語ると、こう呼び掛けた。

 「未来に向け日本の政治で何をすべきなのか。しっかりと役割を果たそう」

 同席した広島県の湯崎英彦知事からは「5代目の宏池会首相として岸田先生にぜひご就任いただきたい」との声も飛び、大きな拍手がわいた。

 しかし、岸田氏は煮え切らない。植樹後、記者団に「安倍首相は卓越したリーダーだが、いつまでも一人に頼り続けるということではならない」と述べた一方、来年の党総裁選については「今の時点では何もない」とそっけなかった。

 岸田氏には、3選が確実視される首相と対決する来年の総裁選出馬は見送り、4年後を見据えたいとの思いがある。周辺には「焦る必要はない」と漏らす。

 ただ、最近は首相との違いも出てきた。首相が表明した自衛隊の存在を明記する憲法9条改正に関し「今すぐに改正することは考えない」と述べた。首相に批判的な岸田派名誉会長の古賀誠元幹事長さえ「一定の評価に値する」と容認しているにもかかわらずだ。

 将来に向け首相との対立軸を鮮明にする狙いもうかがえるが、中途半端な対応は孤立を招く可能性もある。麻生派と山東派などの新派閥が7月に発足すると、岸田派は第3派閥から第4派閥に転落する。それでも岸田氏は、派閥再編の動きについて、記者団に「宏池会の結束を確認することがまず何よりも大事だ」と述べるにとどめた。

 「未来に向けた政治」の姿が曖昧な岸田氏は、次の党役員人事・内閣改造でどう動くか。岸田派内は「もう閣外に出るべきだ」との声が大半になっている。

2199チバQ:2017/05/31(水) 18:52:58
173: チバQ :2017/05/31(水) 18:52:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170531-00000088-jij-pol
自民・若狭氏が離党届提出=二階氏「預かって相談」
時事通信 5/31(水) 16:34配信

 自民党の若狭勝衆院議員(東京10区)は31日、党本部で二階俊博幹事長と会い、離党届を提出した。

 若狭氏によると、二階氏は「預かって相談する」と述べた。若狭氏は会談後、7月の東京都議選に触れ、「都民ファーストの会(の候補者)が多く当選することに力を尽くしたい」と記者団に強調した。

 若狭氏は29日に進退伺を提出しているが、31日は二階氏に「けじめをつけて都議選を戦うことが必要だと思った」と離党の理由を伝えた。二階氏からは、再考を促されたという。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170531-00000533-san-pol
若狭勝衆院議員が自民に離党届 「総合的に判断した」
産経新聞 5/31(水) 17:35配信

若狭勝衆院議員が自民に離党届 「総合的に判断した」
若狭勝氏(写真:産経新聞)
 自民党の若狭勝衆院議員=東京10区=が31日、二階俊博幹事長に離党届を提出した。

 若狭氏は小池百合子東京都知事が代表に就く地域政党「都民ファーストの会」を7月の都議選で応援するため進退伺を提出していたが、二階氏には「けじめをつけて都議選を戦うことが必要だ」と説明した。二階氏は「預かる」と述べるにとどめた。

 若狭氏は記者団に、都民ファーストの役職就任や議員辞職は否定した。若狭氏は5月29日に進退伺を提出したばかり。舌の根も乾かぬうちの離党届提出には党内から批判も出ている。若狭氏は「先輩らから進退伺というあいまいな形は、『卑怯(ひきょう)だ』とか『ごまかしている』との指摘を受けた。総合的に判断した」と述べた。

http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/170529/plt17052919430025-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
若狭勝氏が進退伺 二階幹事長「大幹部なら別だが…進退は自分で決めろ」
2017.5.29 19:43
プッシュ通知

 自民党の二階俊博幹事長は29日の記者会見で、同党の若狭勝衆院議員(東京10区)が進退伺を提出したことについて「大幹部の場合なら別だが、一議員の進退をいちいち委ねられても執行部としては扱いに困る。進退は自分で決めていただきたい」と述べ、処分を党に委ねるとした若狭氏を突き放した。

 若狭氏は29日、東京都議選(7月2日投開票)で、小池百合子都知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」を「とことん応援する」などとして進退伺を提出した。離党届は出さなかったが、「除名も想定の範囲内だ」と語った。

 二階氏は、若狭氏の行動について「感想を申し上げるに及ばない。どうぞご随意に」と切り捨てた。その上で、昨年10月の衆院東京10区補欠選挙で、二階氏をはじめ党幹部が若狭氏を応援したことなどを念頭に「若狭氏が窮地に陥ったときにも、われわれは常に応援の手を差し伸べてきたが、今日のことは直接何も聞いていない」と強調。「本気で辞めていくなら、私のところに来るのが本当でしょう」と不快感をあらわにした。

2200チバQ:2017/06/02(金) 18:53:55
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1706020001.html
重婚疑惑の中川俊直氏、次はSM写真流出の“醜聞”炸裂 丸刈りも反省の色なし
17:05夕刊フジ

重婚疑惑の中川俊直氏、次はSM写真流出の“醜聞”炸裂 丸刈りも反省の色なし
丸刈りにしたという中川氏だが…
(夕刊フジ)
 不倫女性に絡む「ストーカー登録」「重婚」疑惑を報じられ、自民党を離党した中川俊直前経済産業政務官(47)に、新たな“醜聞”が炸裂(さくれつ)した。1日発売の『週刊新潮』が「『中川俊直』頭を丸めた 重婚ストーカーのSM緊縛写真」という記事を写真付きで掲載したのだ。「心因反応」で休養中の中川氏だが、“政界復帰”への道はまた遠のいたようだ。

 衝撃的な写真だ。縄で縛られた女性の脇で、中川氏は弾けんばかりの満面の笑みで映っているのだ。同誌によると、東京・銀座の高級クラブで、昨秋撮影されたという。中川氏は「オレ、SM縛りが上手いんだ」と語っていたという。広島の有権者はどう感じるだろう。

 中川氏は一連の疑惑が報じられてから、表に出てきていない。

 永田町関係者は「中川氏は確かに頭を丸めた」といい、近況を語った。

 「頭を丸めたのは『自分は反省しています』というアピールではないか。表向きだけ何とか取り繕えばいいと考えているのだろう。中川氏はあれ以降、地元にも帰らず、都内の高級ホテルを転々としている。『心因反応』というが、外見は元気に見える。反省しているようにも見えない」

2201チバQ:2017/06/02(金) 18:58:17
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-prm1706020004.html
【政界徒然草】安倍晋三首相が育てたい派閥「四天王」 4人目は誰だ?! 噂される濃い〜面々とは
01:04産経新聞

【政界徒然草】安倍晋三首相が育てたい派閥「四天王」 4人目は誰だ?! 噂される濃い〜面々とは
自民党細田派の新「四天王」の4人目として有力視される萩生田光一官房副長官 
(産経新聞)
 国会議事堂の中央広間には板垣退助、大隈重信、伊藤博文という3人の政治家の銅像がある。日本の議会制民主主義の基礎を作った功績によるものだが、4つ目の台座は空席だ。このことは「政治に完成はない、未完の象徴」ともいわれる一方で、歴代の政治家が“4人目”を目指し切磋琢磨する動機付けにもなっているとか。さて、最近は安倍晋三首相(62)の出身派閥である自民党細田派で新たな四天王が話題となり、3人まで名前が挙がった。こうなると、「4人目は誰だ」と噂するのが、永田町スズメの習性というもので-。

 きっかけは5月15日、安倍首相が出席した父・晋太郎元外相をしのぶ会だった。ここで、細田派の新たな「四天王」結成が話題に出た。出席者によると、下村博文幹事長代行(63)=衆院東京11区、当選7回=と松野博一文部科学相(54)=衆院千葉3区、同6回、稲田朋美防衛相(58)=衆院福井1区、同4回=の名前が挙がり、4人目は決まらなかったという。首相が「1人は女性を入れないと」と語ったと明かす出席者もいた。

 首相は同月23日、東京都内のホテルで細田派が開いた政治資金パーティーであいさつし、「私のおやじの番記者だった方々が、昔のことを懐かしく話しながら名前が、私からではなくて、そこにいた昔の記者から名前が出た」と種明かしした。そのうえで、細田派所属議員について「多士済々、みんな大変な能力を持っている」と述べた。

 細田派は正式名称「清和政策研究会」(清和研)で、5月2日現在で96人が所属する党内最大派閥だ。福田赳夫元首相(1905〜95年)が昭和37年に立ち上げた「党風刷新連盟」を源流とし、党内ではタカ派で通してきた。かつて首相の父・晋太郎外相が領袖を務めていた安倍派時代は、森喜朗元首相(79)、三塚博元蔵相(故人)、塩川正十郎元財務相(同)、加藤六月元農林水産相(同)という4人の実力者が「四天王」を形成した。

 これが今回の「四天王」が話題となった背景にある。首相も退任後に派閥に戻ってキングメーカーとして影響力を発揮する場合や、その先を見据えて、人材育成の必要性を感じているようだ。4人目が決まらなかったのも、競争をあおることで有力議員の底上げを促す狙いがあると見る向きもある。

 「有資格者」としては、少なくとも人望や人脈を含む政策実現能力、選挙の強さ、ある程度の資金力が必要だろう。関係者から挙がる議員をみると、前述の3人に劣らず、なかなかに濃いメンツだ。

 いの一番に挙げる関係者が多かったのが、萩生田光一官房副長官(53)=衆院東京24区、当選4回=だ。市議、都議のたたき上げで、第2次安倍政権発足後、党総裁特別補佐、官房副長官を務め、首相側近として頭角を現している。

2202チバQ:2017/06/02(金) 18:58:25
一昨年には、首相に近い議員がつくった勉強会「文化芸術懇話会」(会長・木原稔衆院議員)を陰で主導するなど忠誠心が高い。民主党に政権が移った平成21年の政権交代選挙で落選したため、選挙に課題を残すが、「浪人時代に苦労して一皮むけた」(若手)との評もある。

 西村康稔総裁特別補佐(54)=衆院兵庫9区、当選5回=を推す声もある。経済産業省の官僚を経て、内閣府副大臣を経験し、9月にも想定される内閣改造で入閣候補ともいわれる。首相が党総裁として提案した憲法改正の「2020(平成32)年施行」「9条改正」をめぐっては、5月25日に党憲法改正推進本部の「事務局長代理」に新たに就任した。森氏にも近く、党総裁選に出馬経験もある。中堅議員は「支える子分をどれだけ作れるかが課題だ」と語った。

 首相の実弟である岸信夫外務副大臣(58)=衆院山口2区、当選参院2回・衆院2回=は、党幹部・閣僚とも未経験ながら「ポスト安倍」の呼び声もある。今後の役職次第で急浮上する場面もありそうだ。高木毅元復興相(61)=衆院福井2区、当選6回=の名前も挙がる。国対族として党人派のキャリアを積み、閣僚も経験済みだ。スキャンダル報道があったのがネックだが高木氏は報道を否定しており、ある若手は「選挙でみそぎが済めば…」と語った。

 馳浩前文科相(58)=衆院石川1区、当選参院1回・衆院6回=や柴山昌彦(51)=衆院埼玉8区、当選5回=も年齢や当選回数から適齢といわれる。

 参院では、世耕弘成経産相(54)=和歌山選挙区、当選4回=が筆頭格といえそうだ。24年の野党自民党の総裁選で、いちはやく安倍首相支持を打ち上げ、官房副長官、経産相のポストを射止めた。細田派参院議員でつくる「清風会」の会長も務めている。ただ、野党時代の参院議員会長選で参院を仕切る細田派、額賀派、岸田派の三派連合に反旗を翻したことがあり、二階俊博幹事長(78)が影響力を発揮している和歌山県内では衆院くら替えの噂が絶えない。この“闘争心”が吉と出るか凶と出るか。

 このほか、野党時代に当時の前原誠司外相(55)の外国人からの違法献金疑惑を国会の質問で暴き「爆弾男」といわれた西田昌司参院国対委員長代理(58)=京都選挙区、当選2回、岡田直樹参院幹事長代理(54)=石川選挙区、当選3回=を推す声もある。

 細田派はいまでこそ最大派閥だが、かつては田中角栄元首相(1918〜93年)と福田氏の「角福戦争」に代表される田中派との争いに敗れ、12年4月に森氏が首相に就任するまで非主流派としての時期が長かった。最近では大西英男衆院議員(70)ががん患者について「働かなくていい」と失言したほか、中川俊直衆院議員(47)は不倫疑惑が浮上し離党に追い込まれるなど緩みが目立つ。

 派閥勢力の拡大に注力し、細田派と麻生派による2大派閥体制を目指す麻生太郎副総理兼財務相(76)は5月23日の細田派パーティーで、所属議員について「品はいまひとつかもしれないが、迫力満点の方がそろっている」と皮肉とも取れる評価を下した。

 現在、首相は「安倍1強」といわれるほど党内基盤は揺るぎない。だが、出身派閥の細田派はもともと福田氏が立ち上げた派閥ということもあって、ある中堅議員は「次の細田派有力者は、福田康夫元首相を父に持つ当選2回の達夫衆院議員ということにもなりかねない」と指摘する。

 「新・四天王」に限らず誰が抜け出すか、注目だ。

(政治部 沢田大典)

2203チバQ:2017/06/02(金) 18:58:57
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1706010052.html
麻生、山東両派ら「新派閥」議員60人が会合 新派閥の7月3日設立、安倍政権支持を確認 
06月01日 21:44産経新聞

麻生、山東両派ら「新派閥」議員60人が会合 新派閥の7月3日設立、安倍政権支持を確認 
麻生太郎副総理兼財務相(斎藤良雄撮影)
(産経新聞)
 自民党の麻生太郎副総理兼財務相、山東昭子元参院副議長、佐藤勉衆院議院運営委員長がそれぞれ率いる3派に所属する議員約60人が1日夜、東京都内で会合を開き、新派閥を7月3日に設立する方針を確認した。

 新派閥の会長に就任予定の麻生氏は会合で、佐藤氏が離脱した谷垣グループを率いる谷垣禎一前幹事長や、山東派出身の高村正彦副総裁との間で「海外でも先進7カ国で日本が一番政権が安定し、間違いなく、経済政策がうまくいっているのは日本だ」と話してきたと紹介した。

 その上で「皆で一致団結して安倍晋三内閣を支えることで自民党が政治的に安定し、日本が安定する。結果として国家が繁栄していく」と述べ、新派閥としても安倍政権を支える考えを強調した。60人規模となる見通しの新派閥は、細田派(96人)に次いで党内第2派閥となる。

2204とはずがたり:2017/06/06(火) 10:40:03

中谷前防衛相、加計学園問題めぐり政権の対応に苦言
TBS News i 2017年6月5日 18時49分 (2017年6月5日 23時30分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170605/Tbs_news_93024.html

 加計学園問題をめぐり安倍政権への批判が強まるなか、1年前まで安倍内閣の閣僚だったこの人も政権の対応に苦言を呈しました。
 「もりそば(森友問題)、かけそば(加計問題)、“忖度したのか”という問題があるが、しっかり政府が答えを出すべきだ」(中谷前防衛相)

 中谷前防衛大臣が、3日、自らの後援会でこう語っていたことがわかりました。

 さらに中谷氏は安倍総理について、こう述べたといいます。

 「安倍晋三首相にあいうえおの5文字を贈りたい。『あせらず、いばらず、うかれず、えこひいきをせず、おごらず』。政治の公正性、中立性、そうしたものを確保しなくてはならない」(中谷前防衛相)
(05日17:26)

2205チバQ:2017/06/09(金) 23:08:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170609-00000560-san-pol
譲位特例法成立 付帯決議で反対の自民・有村治子氏「制裁を受けるのは当然」 党役職の辞表を提出
6/9(金) 14:35配信 産経新聞
譲位特例法成立 付帯決議で反対の自民・有村治子氏「制裁を受けるのは当然」 党役職の辞表を提出
自民党の有村治子氏=平成28年10月撮影(写真:産経新聞)
 自民党の有村治子前少子化担当相は9日、天皇陛下の譲位を可能にする特例法案の付帯決議の採択で反対したことについて「与野党の合意に結果的に加われなかったことに対しての制裁を受けるのは当然のことだ」と釈明し、8日に参院政審会長代理などの党役職の辞表を提出したことを明らかにした。反対した理由については明言を避けた。国会内で記者団に語った。

 有村氏は7日の参院特別委員会で特例法案に賛成したが、その後に採択された「女性宮家の創設等」の検討を政府に求める内容の付帯決議に反対した。9日の本会議での法案採決では賛成した。

 有村氏は2日に自身のホームページで「女性宮家の創設等」と明記した付帯決議案に反対の意向を示し、いったん就任した特別委の理事を辞任していた。

 一方、特別委の委員を務める野党議員に宛てた付帯決議への反対を謝罪する手紙の中では、「法案に賛成するということだけで頭の中がいっぱいになっており、何を考えていたのか、附帯決議の採決があるという当然のことを、すっかり放念しており、突然腰が上がらない事態に陥ってしまいました」と説明していた。

2206とはずがたり:2017/06/10(土) 09:59:31

前川氏招致に言及=自民幹事長
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170609-00000162-jij-pol
6/9(金) 21:07配信 時事通信

 自民党の二階俊博幹事長は9日、BS朝日の番組収録で、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画に絡み、野党が求めている前川喜平前文部科学事務次官の証人喚問について、「証人喚問がいいかどうかは別だが、それに匹敵する形で問いただす、国会の中でそんな議論はある」と述べ、国会招致の可能性に言及した。

 
 二階氏は、安倍晋三首相が指示した獣医学部新設計画をめぐる内部文書の再調査を踏まえ、「その結果、判断すればいいのではないか」とも語った。

 この後、記者団に「何もなかったように包んでしまおうというのに対し、もっと明確にしなさいと言われている時だ。(野党の要求を)一考してみる必要がある」と述べた。

2207チバQ:2017/06/15(木) 22:26:19
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK6H4HBNK6HUTFK00P.html
自民40人が「脱アベノミクス」勉強会 経済政策を懸念
20:59朝日新聞

 自民党内で安倍晋三首相に距離を置く議員を中心に結成した「脱アベノミクス」を考える勉強会が15日、国会内であり、石破茂、野田聖子両氏ら来秋の総裁選をにらむ議員も出席した。経済政策で首相への対抗軸を打ち立てる勢力に広がるかが注目される。

 「財政・金融・社会保障制度に関する勉強会」と名付け、会長には消費増税の延期をめぐり首相と対立した野田毅・前党税制調査会長が就任。5月16日の初回会合に続き、この日は2回目の会合。主催者発表で40人の国会議員が出席し、異次元の金融緩和に対する懸念をぶつけ合った。

 あいさつで野田毅氏は「企業レベルでも個人レベルでも、将来への不安が世の中に充満している」と指摘。講師に招いた元日本銀行理事の早川英男氏は、日銀のマイナス金利政策を「限界に来ている」と批判した。出席議員からは「物価上昇率2%という目標が高すぎるのでは」との声のほか、財政規律に関する政府の目標設定を疑問視する意見が出た。

 勉強会を仕掛けたメンバーには、村上誠一郎・元行革相、中谷元・前防衛相ら、首相が消費増税を2度にわたって先送りしたことに批判的な立場を取る議員が多い。村上氏は加計学園問題でも首相に厳しい指摘を繰り返している。

 野田聖子氏の呼びかけに応じて初めて出席した石破氏は会合後、「これから日本が迎える状況は極めて危機的だ」と強調。「言うべきことを言わないのは、自分の取るべきやり方ではない」と記者団に語った。

 ただ、首相出身派閥である細田派の塩谷立・元文部科学相や額賀派会長の額賀福志郎・元財務相も出席するなど勉強会は必ずしも「非安倍」一色とはいえず、首相への対抗軸につながる動きになるかは未知数だ。(藤原慎一、古賀大己)

2208チバQ:2017/06/20(火) 21:19:22
http://www.sankei.com/politics/news/170619/plt1706190016-n1.html
2017.6.19 14:30

谷垣グループ存続へ岐路 引き抜き不安、合流も
 自民党の政策グループ「有隣会」(約10人)が存続の岐路を迎えている。中心の谷垣禎一前幹事長は昨年7月の自転車事故以降、公の場に1年近く姿を見せず、一部メンバーは離脱して新派閥参加に動いた。新たな引き抜きへの不安が広がり、他派閥との合流論も依然くすぶる。

 谷垣氏は東京都内で16日に開かれたグループの政治資金パーティーに「退院の時期をにらみながらリハビリに専念し、一日も早い復帰に向けて準備している」との手紙を寄せた。周辺は「8〜9月の退院も見えてきた」と話す。

 事故以来、家族や一部の友人以外は面会できていない。谷垣氏の意向が正確に伝わらないまま、他派閥との合流を推す佐藤勉衆院議院運営委員長らと、川崎二郎元厚生労働相ら慎重派が対立。佐藤氏ら4人は5月にグループを離脱した。

 佐藤氏らは麻生、山東両派と7月に新派閥を結成し、谷垣グループの追加合流に秋波を送る。若手は「今後も離脱や他派閥からの引き抜きが続く恐れがある」と焦りを隠せない。

2209チバQ:2017/06/21(水) 11:11:19
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170621-00000003-pseven-soci

谷垣禎一氏の政界復帰、安倍官邸にとっては両刃の剣に


6/21(水) 7:00配信

NEWS ポストセブン







谷垣禎一氏の政界復帰、安倍官邸にとっては両刃の剣に


政界復帰は近い?(写真:時事通信フォト)


 自民党の谷垣禎一・前幹事長がサイクリング中の転倒事故で入院してはや1年近く。本誌・週刊ポストはそのリハビリの様子をキャッチした。東京都内のリハビリ専門病院で食事をする姿を捉えた。食事の介助はなく、30分ほどかけて食事を終えた。表情にはリハビリに励む強い意志が宿り、「政界復帰は近い」との印象を受けた。
.

 ここに来て内閣改造を控えた官邸筋から仰天人事情報が流れ出した。次の内閣改造で谷垣氏を副総理に起用する案が検討されているというのだ。
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 その背景にあるのが、ライバル不在の安倍晋三首相の前に立ち塞がるように存在感を強めている麻生太郎・副総理兼財務相の動向だ。
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 今年5月には麻生派と山東派、谷垣派の一部が合流することで合意し、7月の都議選後に約60人の新派閥を立ちあげる。最終的には、もともと谷垣氏が所属していた宏池会(岸田派)と合併して分裂している保守本流派閥・宏池会を再結集し、100人規模の「大宏池会」を作って安倍首相の出身派閥である細田派(96人)に対抗する構想だ。
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 それに対して、合流に慎重な谷垣氏を副総理として重用し、麻生氏を牽制しようというのが狙いとされる。
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 しかし、安倍官邸にとって谷垣氏の政界復帰は“両刃の剣”でもある。もともと谷垣氏は自民党リベラル派の“大将格”で、タカ派の安倍首相とは政治思想が対極に位置する。
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 党内で加計疑惑の文科省文書を「再調査すべき」と最初に声をあげ、「あせらず、いばらず、うかれず、えこひいきをせず、おごらずの“あいうえお”の5文字を贈りたい」と安倍首相を批判した中谷元・元防衛庁長官は谷垣側近で、派内には安倍批判派が多い。ジャーナリスト・藤本順一氏はこう見る。
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「加藤紘一さんが亡くなった今、保守本流の宏池会の正嫡は谷垣さんしかいない。谷垣さんが麻生派との合流に慎重なのは、自分が入院中に話が進められたからです。宏池会の再結集には反対ではない。政権への風向きが強まる中、ソフトでリベラルな谷垣さんが車椅子で登場すれば人気が高まるでしょう。安倍首相が谷垣さんを取り込むつもりで入閣させても、逆に復活した谷垣さんを中心に岸田派やかつての盟友派閥の額賀派と手を組み、ポスト安倍に担ぎ出される可能性もある」

2210チバQ:2017/06/21(水) 11:11:35

 党内大乱のきっかけは憲法改正だという。
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「谷垣さんは総裁時代、護憲リベラルでありながら石破茂氏ら改憲派とギリギリの妥協をして自民党の改憲草案を作った。それを安倍さんは完全にぶち壊して新たな改正案を作ろうとしている。これは党内の改憲派もリベラル勢力も巻き込んで反旗を翻す大義名分になります」(同前)
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 安倍首相は副総理から追い出す麻生氏と、新たに閣内に加えた谷垣氏と、政権の外と内に敵を抱え込む事態になりかねない。
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 実は、さる4月10日、谷垣氏は病院から麻生氏に手紙を出している。谷垣派の逢沢一郎・代表世話人が発表した内容はこうだ。
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〈自民党内に振り子の論理というものがあるとすれば、われわれとしてもそれに備える必要はあると認識している。そのときには、われわれ有隣会(谷垣派)は為公会(麻生派)ともしっかりと提携しながら進んでいく必要があると思います。ただ今までの枠を超えて、派閥再編に向かうというところまでは谷垣と麻生先生との間で、そこまでは十分に議論をしていなかったというふうに思います〉
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〈もう一度私自身が同志の顔を見て、いろいろな話し合いを、いろいろな議論をしながら方向を定めていく必要があるのではないか。現在の段階ではそのように認識をしております〉
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 谷垣氏が復帰する日が、「安倍一強」の終わりの始まりになるかもしれない。
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※週刊ポスト2017年6月30日号


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