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民主党政権綜合スレ

4454チバQ:2010/11/19(金) 20:48:14
>>4141とか
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20101119-OYT8T00291.htm
光通信普及へ現実路線
「光回線」分離見送り…ソフトバンク巻き返しへ

 2015年までに全世帯に光回線などの超高速ブロードバンド(大容量通信)網を普及させる「光の道」構想を巡り、総務省の作業部会で議論されていたNTTグループの経営形態については当面、現状を維持する方向が固まった。

 ただ、ソフトバンクは、NTTグループからの光回線事業の完全分社化を主張し、総務省や民主党などへの働きかけを強めている。月内にも取りまとめる予定の最終報告に向け、攻防が続きそうだ。

 総務省の作業部会は、光回線事業の分離案を見送り、NTTに光回線への接続料引き下げなどを求めるほうが、光ブロードバンドの普及が早まると判断したとみられる。一方、ソフトバンクの孫正義社長は18日、相次いでテレビ出演、完全分社化の必要性を訴えた。

 今月9日の作業部会で、ソフトバンクは、光回線事業を担う新会社について、政府が現在保有する約2兆円のNTT株のうち2000億円を現物出資し、NTT、KDDI、ソフトバンクが1000億円ずつ出資すれば、新たな税金投入なしに「光の道」構想が実現できると主張した。

 一方、NTTは、ソフトバンクが示した分離・別会社化した場合の試算について、回線管理費用などが過少に見積もられていると指摘し、「経営が成り立たず、実現不可能だ」(鵜浦博夫副社長)と反論した。

 国内の光回線網のカバー率は約9割に達しているが、実際の利用率は約3割にとどまっている。「光の道」構想はカバー率、利用率とも100%を目指す。総務省の作業部会は22日にも行われ、最終報告の骨子案が示される見通しだ。

(2010年11月19日 読売新聞)

4455名無しさん:2010/11/19(金) 21:18:17
>民主党が厳しいという時に、小沢さんが上機嫌で酒を注いで回った

http://www.j-cast.com/tv/2010/11/19081271.html
小沢元代表が「上機嫌」 閣僚コケて出番到来?
2010/11/19 12:34

尖閣問題やら止まらない閣僚の放言、暴言で忘れ去られた小沢一郎・元民主党代表をめぐる『政治とカネ』だが、久しぶりに小沢元代表が注目された。

『お出かけ前の朝刊チェック』で、司会のみの・もんたが「穏やかでないよ。この一言」と取り上げたのが、小沢元代表の「衆議院解散」発言。

「解散はいつあるか分からない」

産経新聞朝刊(2010年11月19日付)によると、18日あった若手議員の懇親会に出席した小沢元代表が「民主党の現状は厳しい。大変だ」との認識を示したうえで、次のような発言があった。


「解散はいつあるか分からない。常在戦場だ」と述べ、早期解散に言及。別の朝刊では「やぶれかぶれ解散をするのではないかと心配している」とも語ったという。

さらに産経新聞には、小沢元代表は若手議員に紹興酒とビールを注いで回り、終始上機嫌だったとか。

「このひと言を解説してもらいましょう」と、みの・もんたに指名された与良正男(毎日新聞論説副委員長)が次のように……

「追い込まれて解散するのはほとんどない。実際に、解散する力はないですから。それより、この記事で僕が注目するのは、民主党が厳しいという時に、小沢さんが上機嫌で酒を注いで回ったというところ。
今は、失言問題が相次いで(小沢元代表の)国会招致は忘れ去られ、恐らく臨時国会では忘れ去られちゃうのでしょうけど……この政権は全く責任は取らない、けじめはつけないですね」
菅内閣が苦境に立たされ追い詰められれば出番が来る、選挙になればそれもよし、と思い自然と怖い顔がほころぶのかも……

4456名無しさん:2010/11/19(金) 21:32:41

法相進退駆け引き続く、首相は「続投」崩さず
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101119-OYT1T01041.htm

 柳田法相が「国会軽視」と取れる発言をした問題で、野党は19日、参院予算委員会での2010年度補正予算案の採決前に柳田氏が自発的に辞任するか、菅首相が柳田氏を罷免するよう要求を強めた。


 応じない場合、自民党は22日に参院で柳田氏の問責決議案、衆院で不信任決議案を提出する方針だ。菅首相は19日夜、首相官邸で記者団に「法相は深く反省し、今後も誠心誠意頑張りたいと言っているので、頑張ってもらいたい」と述べ、柳田氏を続投させる構えを崩さず、双方の駆け引きが続いた。

 19日の参院予算委では、公明党の荒木清寛氏が「発言は言語道断で許し難い。ご自身のためにも身を引くしかない」と柳田氏の辞任を求め、「国会議員になって一回も法務関係に触れたことがない人を任命した責任を免れない」と首相の任命責任もただした。

(2010年11月19日21時26分 読売新聞)

4457名無しさん:2010/11/19(金) 21:34:25
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010111900910
首相らの答弁要旨

 19日の参院予算委員会での菅直人首相と閣僚の答弁要旨は次の通り。
 【尖閣ビデオ】
 山本香苗氏(公明=比例) (尖閣諸島沖の漁船衝突事件の)ビデオ映像を直ちに提出、公開するよう求める。
 菅直人首相 できるだけ迅速に結論を出して、基本的には提示できるようにしたい。
 山本氏 すぐにビデオを公開すれば、国際社会を味方にでき、流出もなかった。
 首相 一定のルールが捜査上あるので、それに沿った扱いをせざるを得ない。
 仙谷由人官房長官 未来永劫(えいごう)に公開しないと言っているわけではない。捜査との関係でしかるべき時期に公開することはある。
 【法相進退】
 荒木清寛氏(公明=比例) 柳田稔法相の「答弁は二つ(の言い回し)を覚えていればいい」との発言は国会をなめている。自ら(身を)お引きになる以外にない。
 法相 検察改革を抜本的にやろうということで、始まったばかりだ。今後とも任務に誠実に取り組んでいく。
 荒木氏 首相の任命責任は免れない。
 首相 柳田議員は法務委員会に所属されたことはないが、バランスのある判断ができ、他の政務三役としっかりチームを組んでリーダーシップを発揮していただける人材だと判断して任命した。
 【小沢氏招致】
 荒木氏 小沢一郎元代表が政治とカネの問題について国会で説明していないのはおかしい。
 首相 岡田克也幹事長が(小沢氏)本人に意思を確かめて条件整備に努めている。
 荒木氏 12月3日の(今国会)会期末までに判断するか。
 首相 どういった時期になるか確たることは言えないが、幹事長から私に判断するようにということがあれば、その時点で最終的な判断を下さなければならない。
 【支持率低下】
 舛添要一氏(改革=比例) 内閣支持率が30%を切っている。首相のリーダーシップが見えないことが大きい。
 首相 ある(時間的な)長さで判断してほしい。歯を食いしばってでも、成果が国民に見えてくるまで頑張る。
 【盗撮発言】
 小野次郎氏(みんな=比例) (仙谷官房長官が衆院予算委で手にしていた資料が一部報道機関に撮影されたことを)「盗撮」と発言したことを謝罪し、撤回すべきだ。
 官房長官 「盗撮」という言葉は撤回したし、気分を害された方があるとすれば、謝る。絶えずカメラに取り囲まれているという緊張感がなかったことはうかつだった。書類の内容まで撮られるのは不本意だ。
 【雇用】
 水戸将史氏(民主=神奈川) 就職戦線についての認識は。
 首相 大学新卒者が就職できないと、社会に出た途端に居場所がなくなってしまう。今年最も力を入れなければならないことの一つだ。(2010/11/19-20:27)

4458名無しさん:2010/11/19(金) 21:40:08
http://news24.jp/articles/2010/11/19/04170896.html#
柳田法相は辞任する?政治部記者が解説
< 2010年11月19日 20:51 >

 国会を軽視したとも取れる発言をめぐり、柳田法相は辞任に追い込まれるのだろうか。菅首相は極めて難しい判断を迫られている。現状は「補正予算案か辞任ドミノ」との間で対応を決めかねている。政治部・青山和弘記者が解説する。

 自民党は、柳田法相が自ら辞任しなければ22日に参議院に問責決議案を提出する方針を決めた。問責決議案は、閣僚が辞めなければいけないという拘束力はない。しかし、参議院が閣僚不適格と議決すれば、柳田法相が答弁に立つ今年度補正予算案の審議はストップすることが予想される。

 一方で、民主党執行部は、柳田法相が辞任すれば、次は仙谷官房長官、その次は馬淵国交相と問責決議案が次々と出され、「辞任ドミノ」に陥ることを恐れている。ある自民党幹部は、柳田法相は「閣僚の首取り作戦の1人目だ」と手ぐすねを引いている。

 国会は乱戦もようになっている。菅首相は、所信表明演説で今国会を「熟議の国会」にしたいとしていたが、政策論争とはほど遠い状況になっている。ある民主党幹部は、今国会について「早く閉じて仕切り直したい」と嘆いている。

4459名無しさん:2010/11/19(金) 21:42:49

問責可決なら「本人の意思」=法相辞任の可能性言及−仙谷長官
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010111900663

 仙谷由人官房長官は19日午後の記者会見で、国会軽視と取れる発言をした柳田稔法相の問責決議案が参院で可決された場合の対応について「本人の意思だ。その時点でどういう意思なのか、状況次第で予測はしかねる」と述べ、辞任の可能性に言及した。法相をめぐっては、自民党が22日に、問責案を提出する方針で、可決は動かない情勢。民主党内では、国会での混乱回避のため法相辞任もやむを得ないとの空気が広がっており、仙谷長官としても、辞任による事態収拾も選択肢に加えたとみられる。
 会見で仙谷長官は、「自主的に辞任する必要はない。職務に精励してほしい」とも語った。法相は午後の参院予算委員会で「今後とも任務に誠実に取り組む」と続投の意思を強調。政府・民主党は、菅直人首相や岡田克也幹事長、輿石東参院議員会長らによる首脳協議で、野党の罷免要求には応じない方針を確認した。首相は夜には、国会内で輿石氏と改めて会い、対応を協議した。
 しかし、自民党が提出する法相への問責案は、24日の参院本会議で採決され、野党各党の賛成多数で可決されるのは確実。首相が更迭しなければ、野党側は2010年度補正予算案の採決に応じない可能性もあり、成立を担保するには12月3日までの国会会期を同15日まで延長する必要がある。こういう状況を踏まえ、民主党幹部は「辞めなければならないだろう」と述べた。 
 自民党の逢沢一郎国対委員長は19日午後の記者会見で、「法相辞任は避けられないということを(政府・民主党は)受け止めなくてはならない」と強調した。(2010/11/19-20:19)

4460名無しさん:2010/11/19(金) 21:58:14
>>4401
産経

>>4451
毎日放送

>>4452
夕刊フジ(産経)

記事にしっかりとMax Weberが出てるのに仙谷由人官房長官の「発言」を擁護する「主要メディア」が現時点まで一つもないwww


単に「自衛隊」と言えば普通にすむ答弁なのに、わざわざ・・・「暴力装置でもある自衛隊」と言う仙谷由人官房長官はKY

4461名無しさん:2010/11/19(金) 22:18:26

「解散すれば親小沢派若手の8割が落選」 渡部、野中両氏が牽制
2010.11.19 21:55
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101119/stt1011192157016-n1.htm

 民主党の渡部恒三最高顧問は19日、TBSの番組収録で、小沢一郎元代表が若手議員との会食で早期の衆院解散・総選挙の可能性に言及したことに対し、「解散すれば、小沢君を慕っている者の80%は落ちるのではないか。絶対に解散しないよう菅直人首相に頼むのが人間の道だ」と牽制(けんせい)した。小沢グループには選挙に弱い中堅、若手が多いことを念頭においての発言だ。

 また野中広務元官房長官は同番組で「自分の手下がこれだけ集まると見せるための動きだ。離れる連中を引き留めるために食事をしてハッパをかけ、マスコミのネタにするという以外に小沢氏の存在価値はなくなった」と指摘した

4462名無しさん:2010/11/19(金) 22:20:10

首相 解散「人が言うのは自由」
2010.11.19 21:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101119/plc1011192145032-n1.htm

 菅直人首相は19日夜、首相官邸で記者団に対し、民主党の小沢一郎元代表が18日の党所属議員との会合で早期の衆院解散・総選挙の可能性に言及したことについて「政治家はいろいろとコメントすることはある。そう受け止める」とした上で、解散・総選挙に踏み切る可能性について「いろんな人がいろんなことを言うのは自由だ」と述べた。

4463名無しさん:2010/11/19(金) 22:22:38

自民、可決後戦略描けず=問責効果に不安も
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;rel=j7&amp;k=2010111900963

 柳田稔法相が国会軽視と取れる発言をした問題をめぐり、自民党は19日、問責決議案の22日提出を決め、法相の辞任要求を一段と強めた。決議案が可決された後も法相が辞任しなければ、国会審議を拒否する構え。ただ、その場合に世論の批判が跳ね返ってくるとの懸念もあり、問責可決後の戦略は描けていないのが実情だ。
 「法相は自発的に辞任をされるのが望ましい」。19日朝、自民党の石原伸晃幹事長は谷垣禎一総裁ら幹部と協議した後、記者団にこう強調した。公明党の井上義久幹事長も同日の記者会見で「自ら出処進退を決することができないならば、不信任や問責という手段で責任を問うことは当然」と足並みをそろえた。
 石原、井上両氏が自発的辞任を要求するのは、問責可決後の展開を読み切れていないためだ。菅直人首相ら政府・民主党があくまで法相を擁護した場合、自民党は「審議に応じない状態が続くだけ」(参院幹部)として、2010年度補正予算案を「人質」に政府・与党を揺さぶる構えだ。
 ただ、法相辞任に向けて共闘する公明、共産両党は、もともと審議拒否には否定的だ。自民党内でも「補正に期待している地元の支持者も多い」(閣僚経験者)との声が少なくない。審議拒否に出れば、世論の批判の矛先が自分たちに向きかねないとの不安だ。
 問責自体の効果を測りかねている面もある。「可決されれば辞めざるを得ないだろう」(自民党幹部)との見方の一方で、「常識が通用しない政権だから無視されるかもしれない」(公明党中堅)との声も漏れる。実際、仙谷由人官房長官は19日の会見で、2008年6月、問責決議案が可決された福田康夫首相(当時)が辞任しなかったケースを例に挙げた。
 「この問題は与野党の根性試しになっている」。公明党幹部の一人は、法相進退をめぐる与野党の駆け引きをこう表現した。(2010/11/19-21:45)

4464名無しさん:2010/11/19(金) 22:28:35

【柳田法相問題】菅首相、「頑張ってもらいたい」
2010.11.19 21:23
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101119/plc1011192126030-n1.htm

 菅直人首相は19日夜、柳田稔法相の国会軽視発言で自民党が法相の辞任を求めていることについて、「本人も深く反省して、『誠心誠意、頑張りたい』と言っている。頑張ってもらいたい」と語り、辞任や罷免には当たらないと強調した。ただ、首相は閣僚の問題発言が相次いでいることに対しては「それぞれが緊張感を持ってやってもらいたい」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。

4465名無しさん:2010/11/19(金) 22:40:43

柳田法相に「がんばってもらいたい」19日の菅首相(1/2ページ)
2010年11月19日22時27分
http://www.asahi.com/politics/update/1119/TKY201011190552.html

 菅直人首相が19日夜、首相官邸で記者団の質問に答えた内容は、以下の通り。


 「はいこんばんは」


 【柳田法相問題】

 ――柳田法相の問題を巡って、さきほど輿石東参院議員会長と会談をされたということだが、どのような話をされたのか。

 「参議院の状況の説明をいただきました」

 ――自民党は、柳田法相が辞任しなければ週明けの22日に参議院に問責決議案を提出することを決めた。総理には法相を更迭するか辞任を求める考えはあるか。

 「深く反省して、今後、誠心誠意がんばりたいと、いわれているので、がんばってもらいたいと、そう思っています」

 ――問責決議が可決される前に、柳田大臣が辞任した方が、法案審議にとって影響がないとの見方もある。それでも辞任を求めたり更迭したりするお考えはないということか。

 「まぁ、今、言ったとおりです」


 【閣僚の失言】

 ――仙谷官房長官をはじめとする閣僚による失言が相次ぎ、昨日だけでも4人の閣僚が謝罪や発言の撤回を行っている。総理は今日の閣僚懇談会で閣僚に注意をされたということだが、今後、これ以上の具体的な対応をとる考えはあるか。

 「ま、それぞれ緊張感を持って、また国会審議については真摯(しんし)にあたって欲しいと、そういうことを申し上げました」


 【小沢氏の「解散」発言】

 ――民主党の小沢元代表は、党内の会合で、早期に衆議院が解散される可能性もあり得るという認識を示した。小沢氏のこの認識について、総理は理解されるか。

 「政治家は政局についていろいろコメントするのはごく普通のことですから、そういう風に受け止めてます」

 ――解散の時期についてはどうお考えか。

 「ですからいろんな人がいろんなことを言われるのは、それぞれの判断ですから自由じゃないでしょうか」

4466名無しさん:2010/11/19(金) 22:43:06

柳田法相に「がんばってもらいたい」19日の菅首相(2/2ページ)
2010年11月19日22時27分
http://www.asahi.com/politics/update/1119/TKY201011190552_01.html


 【逮捕・起訴弁護士から寄付】

 ――菅総理の政治団体が、脱税容疑で逮捕・起訴された弁護士から100万円の寄付を受けていたことが、政治資金収支報告書で明らかになった。この件について今後、どのように対応されていくか。

 「いただいた後に何かそういう事件で逮捕されたというのを聞きまして、連絡が取れ次第返却するとその、そういうふうに対応します」


 【就職難】

 ――今年の就職内定率が過去最低となったんですが、今のこの状況を漢字一文字で表すと何になるでしょうか。

 「ちょっと漢字が難しいんだけど、書けといわないよね(笑)。やっぱりあの、つなぐ(繋ぐ)という字ね。つまりは若い人が、是非来て欲しいという中小企業とか、私は実は農業なんかもたくさんあると思うんですよね。若い人が一緒に仕事をして欲しいとか。その、来てもらいたいと思っている議論の職場と、どっかでいい仕事があれば仕事をもちろんしたいと思っている若い人をつなぐというね、これがやはり一番重要なことで、いちばん必要なことだと、こう思っています」

 (秘書官:「はい、ありがとうございました」)

4467名無しさん:2010/11/19(金) 22:45:17

菅首相、法相続投の姿勢堅持=民主は「辞任やむなし」強まる
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&amp;k=2010111900663&amp;j1

 菅直人首相は19日夜、国会軽視と取れる発言をした柳田稔法相の進退について、首相官邸で記者団に「深く反省し、誠心誠意頑張りたいと言ってるので、頑張ってもらいたい」と述べ、野党の罷免要求を拒否する姿勢を重ねて示した。しかし、法相をめぐっては、自民党が22日に参院に問責決議案を提出する方針で、可決は動かない情勢だ。民主党内では、国会での混乱回避のため法相辞任もやむを得ないとの空気が広がっている。
 政府・民主党は19日午後の首相や岡田克也幹事長、輿石東参院議員会長らによる首脳協議で、野党の法相辞任要求には応じられないとの方針を確認した。首相は夜にも国会内で輿石氏と改めて会い、対応を協議した。
 しかし、自民党が提出する法相への問責案は、24日の参院本会議で採決され、野党各党の賛成多数で可決されるのは確実。首相が更迭しなければ、野党側は2010年度補正予算案の採決に応じない可能性もあり、自然成立を担保するには12月3日までの国会会期を同15日まで延長する必要がある。こうした状況を踏まえ、民主党幹部は「(法相は)辞めなければならないだろう」と述べた。
 また、仙谷由人官房長官は19日午後の記者会見で、法相の問責案が可決された場合の対応について「本人の意思だ。その時点でどういう意思なのか、状況次第で予測はしかねる」と述べ、辞任の可能性に言及した。法相辞任による事態収拾も選択肢に加えたとみられる。 
 一方、自民党の逢沢一郎国対委員長は19日午後の記者会見で「法相辞任は避けられないということを(政府・民主党は)受け止めなくてはならない」と述べ、法相更迭に踏み切らない首相を批判した。自民党は野党共闘を強める狙いから、問責案を公明党などとの共同提案としたい意向で、他党への働き掛けを強めていく方針だ。(2010/11/19-21:46)

4468名無しさん:2010/11/19(金) 22:59:05

なぜこの時期に?…菅・与謝野会談で波紋
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101119-OYT1T01116.htm

 菅首相とたちあがれ日本の与謝野共同代表が18日夜、首相公邸で会談した。会談の狙いを巡り、様々な見方が19日、飛び交った。


 与謝野氏は会談後、たちあがれ日本の平沼代表らに電話で内容を説明した。関係者によると、与謝野氏は首相に、消費税率引き上げを含む財政再建に向けた与野党協議を進言し、「首相は各党党首ともっと会うべきだ。自民党の谷垣総裁とも会っていない」などと助言したという。

 首相と与謝野氏は囲碁を共通の趣味とするなど比較的親しい間柄。与謝野氏は民主、自民などの「大連立」による政界再編を訴えたことがあるため、たちあがれ日本では「誤解を招く」と与謝野氏の行動をいぶかる声も出ている。

 一方、みんなの党の渡辺代表は19日の記者会見で、「政権末期になると出てくるのが連立組み替え、あるいは大連立構想みたいな話だ」との見方を示した。自民党では、柳田法相の進退問題に絡め、「後任の法相を打診されたのでは」(参院幹部)といった憶測も飛び出した。

(2010年11月19日22時45分 読売新聞)

4469名無しさん:2010/11/21(日) 09:46:22
【問1】あなたは次の衆院選でどの党の候補に投票したいですか。
民主党 18.4%(↓) みんなの党 7.8%(↑)
自民党 30.0%(↑) たちあがれ日本 0.4%(↓)
公明党 2.8%(↓) 新党改革 0.0%(―)
共産党 3.2%(↑) 無所属・その他 1.4%
社民党 0.8%(↑) 棄権する 2.6%
国民新党 0.2%(↑) (まだきめていない) 32.4%
新党日本 0.0%(―)
【問2】あなたは菅内閣を支持しますか。
支持する 26.6%
支持しない 66.2%
(その他・わからない) 7.2%

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/shin2001/chousa/chousa.html

たった2カ月あまりでこの凋落ぶりは凄いね。
菅内閣は、安倍内閣や鳩山内閣を超えて
文句なしに平成ワースト1内閣として名が残りそう。

4470名無しさん:2010/11/21(日) 10:33:32
まあ参議院を野党に握られてるからな。
参議院も与党が多数だった鳩山と比べるのは可哀想な気がするが、
菅もかなり酷い部類なのは確か。ただ鳩山が基盤を荒らしてたからという面はある。

4471小説吉田学校読者:2010/11/21(日) 18:08:35
やっぱこの法相人事はミスキャストだったね。ていゆか、ペーパードライバーにいきなりインディマイル300やらせるような荒波が大阪や尖閣あたりから来てるのも不幸というか不運というか。
ということで、覚えておくべき答弁が3つ以上になる。更迭されなければ。

「踏み込んだ答弁」検討指示=法相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010112100108

 柳田稔法相は21日午後、尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐるビデオ映像流出問題などについて「(これまで)個別案件とか、法と証拠に基づいてとか国会で答弁をしてきたが、このままでいいのか」と述べ、より踏み込んだ答弁が可能か、西川克行法務省刑事局長に検討を指示したことを明らかにした。同省内で記者団に語った。
 法相は地元での会合で「(国会答弁は)二つ覚えておけばいい」などと発言。これに対し、野党から国会軽視と厳しく批判されたことを踏まえた対応。答弁姿勢を変えることで、野党側の辞任要求をかわす狙いもあるとみられる。

4472名無しさん:2010/11/21(日) 22:04:00

柳田法相 大臣続投の意向表明
11月21日 21時38分
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101121/t10015375391000.html

国会軽視とも受け取れる発言で野党側から辞任を求められている柳田法務大臣は、記者団に対し、「今後とも真摯(しんし)に国会答弁を行い、頑張っていきたい」と述べ、みずからに対する問責決議案が可決された場合でも、大臣を続投したいという意向を表明しました。

柳田法務大臣をめぐっては、さきに「国会答弁は2つ覚えておけばいい」などと国会軽視とも受け取れる発言を行い野党側は大臣の資質に欠けるとして、自発的な辞任や罷免を求めています。こうしたなか、柳田法務大臣は記者団に対し、「『法と証拠に基づいて』などと、よく国会で答弁してきたが、このままでいいのだろうかと思った。私としては尖閣諸島の衝突事件の問題など、従来以上に踏み込んで答えてきたつもりだが、国会審議を充実させるためにも、さらに踏み込んだ答弁ができないか検討するよう、きょう、法務省の西川刑事局長を呼んで指示した。これからも国会では真摯に答弁していきたい」と述べました。そのうえで、記者団が「柳田大臣に対する問責決議案が提出され、可決された場合にどう対応するのか」と質問したのに対し、柳田大臣は「国会のことは国会が決めることだが、今後とも真摯に国会答弁を行い、頑張っていきたい」と述べ、問責決議案が可決された場合でも、大臣を続投したいという意向を表明しました。さらに、柳田大臣は「検察改革の論議もスタートしており、国民の信頼を早く回復させるため、しっかりとした改革案を提示したい」と述べました。柳田法務大臣に対する問責決議案について、自民党は、柳田大臣が辞任しなければ、22日に提出する方針で、採決された場合は可決が確実な情勢となっています。柳田大臣が21日、問責決議案が可決された場合でも大臣を続投したいという意向を表明したことで野党側の反発は避けられず、政府・民主党は菅総理大臣や岡田幹事長ら幹部が21日夜、総理大臣公邸であらためて対応を協議しています。

4473名無しさん:2010/11/21(日) 22:06:41

ページ更新時間:2010年11月21日(日) 21時03分
■ 法相は続投明言、首相が最終判断へ
http://www.mbs.jp/news/jnn_4581916_zen.shtml

 国会軽視とも受け取れる発言をして野党側が辞任を求めている柳田法務大臣は21日午後、「今後とも真摯(しんし)に国会答弁を行いたい」と続投を明言しました。柳田大臣の進退をめぐって政府・民主党は、野党側の出方などを見極めたうえで菅総理が最終判断する考えです。

 「今後とも真摯に国会の答弁を行いながら頑張っていきたいと考えております。過去に私が国会を軽視したとか、答弁を拒否したということは一切ありませんでした」(柳田稔 法相)

 野党側は22日、柳田大臣に対する問責決議案を参議院に提出する予定で、決議案は野党の賛成多数で可決される見通しです。しかし、柳田大臣は、問責決議案が可決されても大臣を辞める考えはないことを強調しました。

 一方、岡田幹事長は、野党側が柳田大臣のほか、仙谷官房長官や馬淵国土交通大臣らにも問責決議案を提出しようとしていることについて、野党側を次のようにけん制しました。

 「(問責決議案を)官房長官まで出すということになると、政局になるということですので、だいぶ性格が変わってくるということだと思います」(民主党・岡田克也 幹事長)

 政府・民主党幹部は21日夜、総理公邸で柳田大臣の進退問題について協議する予定で、最終的には菅総理の判断が求められています。(21日20:49)

4474名無しさん:2010/11/21(日) 22:12:38

民主、野党の出方読めず苦悩=法相進退で神経戦
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010112100197

 柳田稔法相の進退問題をめぐる与野党の神経戦は21日も続いた。民主党内には、法相更迭で事態が沈静化するなら「辞任やむなし」の空気が強いが、仙谷由人官房長官らの責任論に発展する「ドミノ現象」への恐怖感も広がる。野党の出方が読み切れず、菅直人首相は厳しい判断を迫られている。
 「6人目の問責とは、前原(誠司外相)ですか、北沢(俊美防衛相)ですか」。NHKの討論番組で与野党幹事長らが顔を合わせた21日、番組終了後に民主党の岡田克也幹事長は自民党の石原伸晃幹事長にこう話しかけた。複数の閣僚に問責を連発する案が自民党内にあることを念頭に同党の腹を探ったが、石原氏は手の内を見せなかった。
 番組の中で岡田氏は、仙谷氏や馬淵澄夫国土交通相らへの問責案提出を視野に入れる自民党に警戒感をあらわにし、「(2010年度)補正予算案を人質にとって、菅内閣に打撃を与えようという政局的な色彩が強くなってきている」とけん制した。
 法相の進退をめぐり、首相官邸筋は「いったんは更迭に傾いた」と証言する。しかし、民主党の輿石東参院議員会長ら参院側が法相擁護で巻き返した。「法相の次の野党の狙いは仙谷氏だ。仙谷氏を問責されたら、政権は持たない」(参院幹部)との理屈だ。
 一方、自民党の谷垣禎一総裁は福井市内の講演で、改めて自発的な法相辞任を要求。「問責を受けても辞めなければ、審議に協力していくことは極めて困難」と事実上の最後通告を突き付けた。
 自民党内には、内閣や民主党の支持率が急落する状況に、「今、解散したら勝てる」(幹事長経験者)との強硬論もある。しかし、執行部は、衆院解散含みとなる政局を嫌う公明党に配慮し、(1)法相辞任と引き換えに補正成立(2)仙谷氏らの問責案提出は会期末−とする落としどころを考えているようだ。
 ただ、民主、自民両党の幹部間のパイプは機能不全状態で、着地点は見えない。引くに引けない「チキンレース」が続き、問責可決へなだれ込む可能性もあり、公明党幹部は「民・自に信頼関係がないから、お互いに強硬論しか言わない。このままでは最悪のシナリオになる」と懸念を強めている。(2010/11/21-20:52)

4475名無しさん:2010/11/21(日) 23:20:30
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101122k0000m010076000c.html

内閣支持:半減26%、不支持57%で逆転…本社世論調査

 毎日新聞は20、21日の両日、全国世論調査を実施した。菅内閣の支持率は10月の前回調査に比べ23ポイント下がり、6月の政権発足後、最低の26%に急落した。不支持率は57%(前回34%)と急増し、政権発足後初めて支持率と不支持率が逆転。国会答弁を軽視するような柳田稔法相の発言に関しては「辞任に値すると思う」との回答が71%に達した。支持率が「危険水域」とされる2割台にまで落ち込み、自民党など野党が攻勢を強めるのは必至で、菅直人首相の政権運営は厳しさを増している。

 ◇「法相辞任を」71%
 内閣支持率を巡っては、菅首相が民主党代表選で小沢一郎元代表を破り、菅改造内閣を発足させた9月の調査で64%まで上昇した。しかし、わずか2カ月で大幅に下落。不支持の理由では「指導力に期待できない」が41%に上り、民主党支持層の支持率も71%にとどまった。

 一方、柳田氏の処遇については、民主党支持層でも64%の人が「辞任に値すると思う」と答えた。政府・民主党が国会対策で連携を期待する公明党支持層では「辞任に値すると思う」が88%を占めている。首相は19日夜に柳田氏を続投させる考えを示したが、「辞任に値すると思わない」は27%だった。

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を巡り、政府が一般公開を拒否しているビデオ映像の取り扱いについては「公開すべきだ」との回答が90%に達した。神戸海上保安部の海上保安官がビデオを流出させた行為に対しても「共感できる」が67%で、「共感できない」(31%)を大きく上回った。ビデオ公開問題について、政府に批判的な一方、保安官には同情的な世論がうかがえる。

 政党支持率をみると、民主党の支持率は20%と、前回調査より11ポイントの大幅減となった。自民党は前回比4ポイント増の18%で、民主、自民両党の支持率がほぼ拮抗(きっこう)。みんなの党は前回と同じ10%、支持政党なしは前回比5ポイント上がり、40%だった。

 小沢氏の国会招致問題で、菅首相が指導力を発揮しているかを問うたところ、90%が「発揮していない」と回答。企業・団体献金の受け入れを一部再開する民主党方針については「適切でない」が69%に上り、「適切だ」(24%)を大きく上回った。【坂口裕彦】

毎日新聞 2010年11月21日 22時52分(最終更新 11月21日 22時55分)

4476名無しさん:2010/11/22(月) 02:51:10

岡田氏、法相責任に言及 柳田氏は辞任否定 首相調整では結論出ず
2010.11.21 23:53
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101121/plc1011212356011-n1.htm

 菅直人首相は21日夜、国会を軽視する発言をしたとして野党から辞任を迫られている柳田稔法相に関し、首相公邸で仙谷由人官房長官、民主党の岡田克也幹事長、輿石東参院議員会長らと会談し、更迭をめぐる大詰めの調整を行った。

 終了後、輿石氏は記者団に「決まっていない」と述べた。別の会談出席者は、柳田氏更迭のタイミングを検討したことを認めたうえで、「(野党は)次から次へと(他の閣僚の)問責を出してくるだろうから、なかなか判断が付かない」と述べた。柳田氏以外にも問責決議案が次々と出される「問責ドミノ」を警戒したものだ。

 岡田氏は21日午前のNHK番組で、柳田氏の発言について「適切でなかったのは事実だ。冗談半分で言ったのかもしれないが、それで済まされる問題ではない」と述べ、柳田氏の責任は免れないとの認識を示した。

 自民党は22日夕に柳田氏の不信任決議案と問責決議案を衆院と参院にそれぞれ提出する。公明党やみんなの党なども共同提案に前向きで、社民党も両案に賛成する方針だ。両案とも24日採決で、野党が多数を占める参院では問責決議案が可決される見通しだ。

 柳田氏は21日午後、法務省内で記者団に対し「私が国会を軽視したとか答弁を拒否したとか、そういうことは一切ない。それ(野党の批判)は少々、違うのではないか。今後とも真(しん)摯(し)に、国会の答弁にがんばっていきたい」と強調した。

4477名無しさん:2010/11/22(月) 08:18:15
柳田辞任。

4478二階席:2010/11/22(月) 08:33:46
ほぼ決まりですな、これは。

柳田法相 辞任の意向を固める

http://www.nhk.or.jp/news/html/20101122/t10015376891000.html

柳田法務大臣は、国会軽視とも受け取れる、みずからの発言の責任を取って辞任する意向を
固めました。
国会軽視とも受け取れる発言で、野党側から辞任を求められている柳田法務大臣は22日朝、
総理大臣官邸に入り、国会軽視とも受け取れる、みずからの発言の責任を取るとして辞任する
意向を伝えているものとみられます。柳田法務大臣は、今月14日、広島市内で開かれた会合で
「法務大臣は、国会答弁で、わからなかったら、2つ覚えておけばいい。『個別の事案については
答えを差し控える』、あとは『法と証拠に基づいて適切にやっている』の2つだ」などと
述べました。この発言について、柳田法務大臣は、撤回して陳謝しましたが、野党側は「大臣の
資質に欠ける」として、柳田大臣の自発的な辞任や罷免を求めていました。こうしたなかで、
柳田法務大臣は、国会軽視とも受け取れる、みずからの発言の責任を取って辞任する意向を
固めました。柳田法務大臣は総理大臣官邸に入り、菅総理大臣と会談しており、大臣を辞任する
意向を伝えているものとみられます。

4479名無しさん:2010/11/22(月) 14:12:01
http://www.fnn-news.com/news/headlines/category01.html
(11/22 12:00)

菅内閣支持率21.8%に急落 政党支持率、初めて自民が民主上回る FNN世論調査

FNNが20日と21日に行った世論調査で、菅内閣の支持率は21.8%と、退陣も視野に入ってくる水準まで急落した。政党支持率でも、民主党が2割を割り込み、政権交代後初めて、自民が民主を上回った。
21日までの2日間、全国の有権者1,000人から回答を得た電話調査によると、菅内閣の支持率は、10月に比べて、15ポイント近く急落し、21.8%となった。
これは安倍・鳩山両内閣退陣のころの水準に匹敵する。
「支持しない」は、13ポイント余り増えて59.8%だった。
政党支持率では、民主党が支持を下げ、1年7カ月ぶりに自民(21.9%)が民主(18.9%)を上回った。
適切と思う総選挙の時期は、「できるだけ早く(21.4%)」、「3年後の衆議院の任期近く(20.4%)」など意見が割れたが、「今、衆院選があるとした場合の比例代表投票先」でも、自民(28.3%)が、民主(25.4%)を逆転し、首位となった。
「国会軽視」発言の柳田法相の進退については、「自ら辞任すべきだ」と思う人が8割に迫り(79.3%)、「問責決議案可決なら辞任すべきだ」と思う人は9割近く(86.0%)にのぼっていた。
菅政権については、「首相の指導力」、「景気対策」、「外交・安全保障」、「領土問題への対応」で、軒並み8割前後の人が「評価しない」と答え、「首相の人柄」についても、「評価しない」が初めて多数を占めた。
首相にふさわしい政治家は、小沢氏、前原氏、舛添氏、菅氏の順にほぼ横並びで、実に3人に1人が「ふさわしい人はいない」(33.3%)と答えた。
いわゆる「尖閣ビデオ映像」を、9割近くが「早期に国民に全面公開すべきと思う」(88.7%)と答え、映像を流出させた海上保安官の行為は「やむを得ないと思う」人(64.1%)は、「思わない」人(29.0%)の倍以上、「保安官の逮捕見送りは妥当と思う」人は7割(70.6%)に達した。
「一連の対応をめぐり、仙谷官房長官への不信任決議案や問責決議案の提出は妥当」と「思う」人は6割(63.2%)を超え、馬淵国交相に比べ、仙谷官房長官の対応をより問題とみる向きが多いもよう。
5人中3人が、「民主党政権になって日米同盟関係が弱まったと思う」(58.6%)と答え、「中国やロシアの強硬姿勢に影響していると思う」人は6割(63.2%)を超えた。
民主党政権は、政策的に期待通りの成果を上げていると「思う」人は、1割にも満たなかった(8.2%)。
望ましい政権の枠組みでは、「民主党中心の政権」を望む人は最も少なく(14.2%)、「民主、自民の大連立」(25.0%)や「政界再編」(37.3%)を望ましいとする声が多かった。 (11/22 12:00)

4480名無しさん:2010/11/22(月) 17:03:17

柳田法相更迭:追い込まれ首相決断 支持急落も打撃 問責ドミノ、収束不透明のまま
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101122dde007010011000c.html

 22日、菅直人首相が柳田稔法相の事実上の更迭に踏み切ったのは、10年度補正予算案の早期成立を最優先させるためだ。内閣支持率が急落したことを受け、辞任を引き延ばせば影響が拡大し、仙谷由人官房長官や馬淵澄夫国土交通相にも波及しかねないと判断した。しかし、事態が収束するかは不透明だ。野党側に追い込まれた形での閣僚辞任となったことで、今後の政権運営は一層厳しさを増す。【須藤孝、岡崎大輔】

 民主党の鉢呂吉雄国対委員長は22日朝、自民党の逢沢一郎、公明党の漆原良夫両国対委員長とそれぞれ会談し、補正予算案の早期成立への協力とともに、仙谷氏と馬淵氏の問責決議案を提出しないよう求めた。

 政府・民主党は柳田氏の辞任で野党側が攻勢を強め、政権の要の仙谷氏に狙いを定めてくることを強く警戒している。民主党幹部は21日夜、「問責決議案が次々と出てくると思うので(柳田氏を辞任させるか否かの)判断が付かない」と心情を漏らしていた。

 それが、急転直下、22日午前の辞任となったのは、内閣支持率が急落(毎日新聞の世論調査では26%)し、鳩山前政権末期の水準に近い危険水域に入ったことがある。民主党内には「世論の支持がここまで悪いと、補正予算案の成立が遅れれば野党のせいではなく政権のせいになる」(ベテラン参院議員)、「尖閣諸島問題とあわせ、地元の声は政権批判ばかり」(新人衆院議員)との声が噴出していた。

 だが、柳田氏辞任で仙谷氏らの問題を切り離せる保証はない。22日午前の参院予算委員会では自民党の佐藤ゆかり氏が、自衛隊について「暴力装置」と発言した仙谷氏をあらためて批判し、「問責決議案も検討しなければならない」と指摘した。柳田氏が辞任しても野党側は攻め手には事欠かない。

 こうした状況に鉢呂氏は、記者団に「これ以上補正予算案の成立を遅らせることは野党にも大きな責任になる。国民からの批判があってしかるべきだ」とけん制。国民新党の下地幹郎幹事長も「野党側が問責決議案を連発して予算成立が遅れれば、経済が厳しいなかで苦しむのは国民だ」と強調した。

 ただ、仙谷氏らの問責決議案を巡っては自民党内の意見が分かれている。22日、石原伸晃幹事長は補正予算案採決前に提出し、菅政権をさらに追い込む姿勢を示したのに対し、参院側は「私たちは補正予算案の審議をじゃまするためにやっているわけではない」(脇雅史参院国対委員長)と慎重だ。野党内の足並みもそろっていない。

 ◇軽口癖以前から 法務の経験なく

 事実上更迭された柳田稔法相。軽口癖は就任前から知られており、問題発言直後から与党内でも柳田氏を守ろうとする空気は広がっていなかった。

 柳田氏は鹿児島県出身。本人のホームページなどによると、東京大理科1類入学後、「手に職をつける」と中途退学しすし職人に。その後、東京大工学部に再入学し、1983年卒業。神戸製鋼所に入社し、呉工場に配属になった。

 90年、衆院選に旧広島3区から旧民社党公認で立候補し初当選。93年再選。小選挙区制導入後、初の衆院選で落選、98年に参院にくら替えした。現在も旧民社党グループに所属している。参院の厚生労働委員長を務めるなど社会保障政策には精通しているといわれるが、本人が「この20年近い間、実は法務関係は一回もふれたことがない」(14日の国政報告会)と語るように、法務行政に関係した経験はなかった。

毎日新聞 2010年11月22日 東京夕刊

4481チバQ:2010/11/22(月) 22:02:01
ダラダラ延命させて辞任ってのが一番ダメージがある。って自分達が野党の時に散々学んだはずなんだけどなあ。

しかし....将来の社会科の資料集にまた情けない辞任理由が載るのか

4482チバQ:2010/11/22(月) 22:51:14
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101122/stt1011221425026-n1.htm
【法相辞任】党へ不満マグマ、実直な彼流ジョークと…民主関係者、統一選影響を懸念 (1/2ページ)
2010.11.22 14:23
 前日まで続投の意向を示していた柳田稔法相が一転して辞任を表明した22日午前、地元広島や民主党関係者の間で衝撃が走り、来春の統一地方選への影響を懸念する声が広がった。「即刻辞めるべきだった」「政権は末期状態」。一連の政府対応についても、有権者や識者からは厳しい意見が聞かれた。


「首相交代回避策として延命される菅政権」

 労組を支持基盤とする柳田氏の選挙を中心になって支えてきた三菱重工労働組合広島支部の幹部は、発言のあった14日の会合に出席。「いつもの柳田氏を知っているだけに、いい発言ではないが彼なりのジョークだと思っていた」と振り返る。「辞任は非常に残念だが、今の状況を考えると仕方がない」とショックを隠せない様子だった。

 県連幹事長の中原好治県議は朝のテレビニュースで辞任を知り、広島市内の県連事務所に駆けつけた。「不適切な発言だったことは間違いないが、柳田さんは飾らない性格で実直な人柄。党県連初の大臣として活躍を期待していただけに、大変残念」と唇をかんだ。

 連合広島の平上宏二郎事務局長も「参院選で支援し、大臣としての活躍を期待していただけに」と残念がる。一方、今後の国会審議への影響については「経済と雇用の問題は深刻で、与野党には早期の補正予算の成立を望む」と述べた。

 一方、民主党関係者からは統一地方選への影響を懸念する声も上がった。大阪府連幹事長の土師幸平府議は「軽口をたたいただけかもしれないが、場所や時節柄を考えて発言すべきだった。この国会情勢を考えるならやめざるを得ないだろう」と指摘。ある府議は「党への不満がマグマのようにたまっており、それを統一選にぶつけられてはたまらない」と本音を漏らした。

 有権者の反応も手厳しい。「辞任は当然」という大阪市北区の男性会社員(41)は「腹の内で思っていてもいいが、言わなくてもいいこと。政治家としての資質を疑う」と指摘。大阪・新世界でたばこ店を営む大西幸次郎さん(59)は「法務省のトップとして、モラルも資質もない。まあ、信じられませんな」と突き放した。

 評論家の大宅映子さんは「柳田法相の発言は、自分は無能で、ばかですと言っているのと同じ。菅政権は、首相が次々と代わるのはよくないという一点だけで、維持されている。通常の政権ならつぶれてもおかしくなく、政権は末期状態だ」と批判した。

4483チバQ:2010/11/22(月) 22:52:17
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101122/plt1011221221002-n1.htm
ジミ〜な柳田、派手に辞任!「バッジなければ、ただのオッサン」★言葉足らずでおちゃらけた元すし職人

2010.11.22
 問題発言で集中砲火を浴びたすえ、辞任に追い込まれた柳田法相。結局、非常識発言と厚かましい居直りぶりだけしか印象を残さないまま、内閣を去ることになった。あまり知られていないその素顔とは−。

 「飾り気がないというか…。バッジをつけてなければただのオッサンですね」

 柳田法相の選挙区で、自宅を構える広島県福山市の支援者は、苦笑混じりにその人柄を評する。

 一方、別の有力後援者は「とにかく質素な男でね。私の所に来るときは、気を使わせないための配慮か、いつもコンビニ弁当とペットボトルのお茶だけを持ってくるんです」とも。

 柳田法相の評判を聞くと、聞こえてくるのは、よくいえば庶民的。言葉を換えれば地味なエピソードのオンパレードだ。

 一方、国会内での評判はと言うと、「そもそも付き合いのある議員、秘書が少ない。だから人柄がどうかという話すら聞こえてこない」(法務省関係者)といい、こちらも実に寂しい限りだ。

 歴代大臣の中でも突出した影の薄さが際立つが、「無類のマージャン好き」としては有名な存在だったようだ。

 そんな柳田法相だが、経歴は一風変わっている。1954年、鹿児島県生まれ。地元の名門・鶴丸高校をへて、東京大学理科I類に入学した。しかし、中途退学し、すし職人の道へ。その後、東大工学部船舶工学科に入り直して神戸製鋼に入社した。ペンを包丁に握り直した理由については「実家が貧しく、手に職をつけたかった」(地元支援者)とか。

 政界入りしたのは、旧民社党の参院議員と知り合ったのがキッカケ。90年の衆院選で初当選し、93年に再選。その後、参院に転身し、7月の参院選広島県選挙区で3回目の当選を果たした。

 ただ、今回の初入閣に軽口癖を危惧する声もあった。「言葉足らずでおちゃらけた所がある。横柄にも取られる」(付き合いのある議員)

 結局、それがとどめを刺した(?)格好となってしまった。

4484チバQ:2010/11/22(月) 23:27:18
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20101122ddm003010132000c.html
クローズアップ2010:内閣支持26% 鳩山政権末期なみ 1カ月の下落幅歴代2位
 毎日新聞が20、21日に実施した全国世論調査で、菅内閣の支持率が26%にまで急落し、10月の前回調査(49%)からほぼ半減した。沖縄県・尖閣諸島沖の漁船衝突事件を巡る対応の不手際に、国会答弁を軽視するような柳田稔法相の発言が追い打ちをかけた形。支持率が6月に退陣した鳩山前政権末期の水準に近づくなか、菅直人首相と民主党執行部は、野党が22日に参院に提出する柳田法相の問責決議案への対応に、なお苦慮している。【中田卓二、田中成之】

 「ここは我慢して、10年度補正予算(成立)のために耐えねばならない」−−民主党の岡田克也幹事長は21日、福島市内で毎日新聞の世論調査について厳しい認識を示した。菅首相も同日、首相公邸に閣僚らを集めた政策勉強会の冒頭、「国会は大変厳しい状況だが、前に向いている課題が確実にある。前進させるようお願いしたい」と呼びかけた。

 政府・与党は支持率低下に「一喜一憂せず」(鉢呂吉雄国対委員長)、実績を積み上げて挽回(ばんかい)を狙う。衆院の任期満了と次期参院選が13年夏で、今後3年弱は大きな国政選挙はない。支持率が低空飛行でも、政権維持は可能との判断もある。

 しかし、調査結果は菅政権の深刻な現状をあぶり出した。同一内閣の支持率が1カ月で23ポイントも落ちるのは歴代2位。小泉純一郎首相が田中真紀子外相(いずれも当時)を更迭した際、77%の支持率が24ポイント減り、53%となった02年2月に次ぐ。26%の支持率は鳩山由紀夫前首相の退陣直前となる5月下旬の20%こそ上回るものの、自公政権下で福田康夫元首相が辞意を表明する前の25%(08年8月)と同水準だ。

 民主党の政党支持率(20%)が前月比11ポイント下落したのも昨年9月の政権交代後、最大の下落幅。「弱腰外交」と批判を浴びた中国漁船衝突事件への対応に、映像流出問題が追い打ちをかけ、政府関係者は「もう一段下がると本当の危険水域だ」と危機感を募らせる。

 肝心の菅首相の指導力への疑問が急速に広がっていることも、政権の展望を見えにくくしている。内閣支持層の支持理由で「指導力に期待できる」を挙げたのは5%だけで、6月の発足当初(21%)のほぼ4分の1に減少。一方、不支持の理由として指導力不足を挙げた人は41%に達し、発足当初の12%から3倍以上に増えた。

 菅政権の求心力低下に野党は対決姿勢を強めている。自民党の大島理森副総裁は「『有言不実行』という実態を国民は厳しい目で見ている」と批判。同党の石原伸晃幹事長も「政権の末期症状だ」と指摘した。菅政権に「是々非々」の公明党も「民意は民主党から離れた」(幹部)と分析し、当面は自民党と歩調を合わせる構えだ。

 ◇法相進退、対応に苦慮「1人辞めても収まらない」
 菅政権は、内閣支持率急落の一因となった柳田法相の進退問題を抱え、混迷を深めている。政府・与党内で「柳田氏の辞任やむなし」の声が強まりつつあるが、内閣支持率の低下に勢いづく野党は、仙谷由人官房長官らさらなる閣僚の問責決議案提出もちらつかせる。仮に柳田氏1人が辞任しても、懸案である10年度補正予算案の早期成立は見通せない。

 「補正予算案がいつまでも決まらない、ということは避けなければいけない」。岡田幹事長は21日、福島市で記者団に、柳田問題が補正予算案の早期成立への壁となっている現状にいら立ちを見せた。

 ベテラン議員は「この世論では、柳田氏を辞任させずに正面突破するのは無理だ」と、柳田氏の自発的辞任に期待する。国民新党の下地幹郎幹事長も21日、那覇市での街頭演説で「リーダーが『あなたは辞めなければならない』と本気で決めた時に、国民から理解される」と述べ、首相の決断を促した。

 ただ問題は、尖閣諸島問題以来の政権の弱体化で「柳田氏1人が辞めたところで野党は収まらない」(参院幹部)状況に陥っていることだ。柳田氏が辞任しても問題が解決して補正予算案が成立する確証を持てずにいる。

 自民党は22日、午後の参院予算委員会終了後まで問責決議案の提出を待ち、政府・民主党の出方を見守る方針。柳田氏が辞任すれば24日以降も補正予算案審議に応じ、続投で突っ張るなら仙谷官房長官と馬淵澄夫国土交通相の問責決議案も連発する両にらみの姿勢で揺さぶりをかけている。

4485チバQ:2010/11/22(月) 23:28:55
子ども手当の支給と配偶者控除の縮小は車の両輪なのに
片方だけアピールしてたなあ
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101123k0000m010092000c.html
男女共同参画案:配偶者控除の縮小・廃止求める 
 政府は22日、11年度から5年間の施策をまとめた第3次男女共同参画基本計画の原案を男女共同参画会議(議長・仙谷由人官房長官)に提示した。女性の社会進出を促すため、配偶者控除の縮小・廃止を含めた税制改正を検討するよう求めた。12月に閣議決定する。

 原案は女性の経済活動について「他の先進国と比較して低い水準」と指摘した上で、各分野の指導的地位に占める女性の割合を「20年までに30%程度」とする第2次計画の目標を踏襲した。

 目標達成に向けた具体策として税制改正のほか(1)国会議員候補者の一定割合を女性にするクオータ制(人数割当制)導入(2)共同参画に積極的な企業に対する優遇税制や、国の事業発注での優先的取り扱い−−を盛り込んだ。

4486チバQ:2010/11/22(月) 23:29:39
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101122dde041010006000c.html
柳田法相更迭:「気を許しすぎた」/続投、世論認めず(その1)
 ◇法務省、また激震 幹部「失言懸念していた」
 国会答弁を軽視するような発言をした責任を取らされる形で22日、柳田稔法相が更迭された。わずか2カ月の在任期間中、法務・検察当局は大阪地検特捜部を巡る一連の事件や、沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件など、過去に例のない荒波に襲われた。検察改革に意欲を見せながら「失言」で退場を迫られたことに自身は悔しさをのぞかせたが、市民や識者からは「更迭は当然」との声が上がった。【石川淳一、和田武士】

 柳田氏は首相官邸で菅直人首相に辞意を示した後の午前10時15分、法務省で会見に臨んだ。黒のスーツに紺のネクタイ。ストロボの光をまぶしそうにしながら、「私の不用意な発言が補正予算案成立の障害になっている。国民生活を考え、私から辞意を伝えました」と淡々と切り出した。

 「国会で間違った答弁をしたことはなかった。『政治とカネ』の問題があったわけでもない。何としても検察の抜本改革を今やらないと、との思いで頑張りたかった。拉致担当相としても(被害者の)家族の皆さんと気持ちも通じ合えるようになった段階で、申し訳ない」。短命での「退場」に無念さをのぞかせながら、失言には「(集まったのが)仲間ですから、気を許しすぎた。結果としてジョーク交じりの発言になった」と振り返った。

 柳田氏の法相就任直後から、証拠改ざん・隠ぺい事件の発覚や漁船衝突事件での中国人船長の釈放、小沢一郎・民主党元代表への検察審査会の強制起訴議決など、法務・検察を揺るがす出来事が相次いだ。改ざん・隠ぺい事件では「検察の信頼は地に落ちた」と外部有識者会議を設置。自ら人選に動いた。

 「検察国会」とも呼ばれた臨時国会では与野党入り乱れての追及が相次ぎ、「不運なタイミングで就任し、国会対応を背負わせてしまった申し訳なさがある」(法務省幹部)と同情する声もある。一方で「法務行政の知識がないまま答弁せざるを得ない。いつ失言があるかとびくびくしていた」(別の幹部)との見方もあった。検察幹部の一人は「今の検察のゴタゴタに拍車を掛ける形になってしまった」と、影響を懸念した。

 約20分間の会見。「重大事件を二つ抱えて苦労したが、私なりに道筋は付けられたのかなあと思っている」としたうえで、最後に「これからという時に、こういうことになりましたけれど、本当にありがとうございました」と述べ、深々と頭を下げた。

 ◇民主1年生「影響心配」 野党は「解散・総選挙」主張
 菅直人内閣の支持率が低下し、衆院の解散・総選挙を求める声もある中、民主党1年生議員や、野党議員はどう受け止めたのか。

 衆院法務委員会の委員として法相の答弁を間近で見聞きしていた民主党の井戸正枝議員=兵庫1区=は「残念だ。たしかに、あの発言はしてはいけないものだったが……」と話す。

 問題となった発言については「法務行政の専門家ではないということで謙遜(けんそん)して言ったと思う」と擁護する一方、「大きな課題がある中の大臣交代で影響が出るのか心配」と懸念も示した。また、政局の見通しには「(解散のある)衆院議員は常に臨戦態勢。国民が求めるなら選挙もあるが、それで政治が安定するわけではない」と話した。

 民主党の玉城デニー衆院議員=沖縄3区=は地元で辞任を知った。沖縄では「あの発言は良くない」という反応も「このぐらいでやめず、続けるべきだ」との声もあったという。自身は「野党は国会でも責任追及ばかりだったが、政局論にしてはいけない」と野党の動きをけん制した。

 井戸議員と同様に衆院法務委員の自民党・柴山昌彦議員=比例北関東=は、「柳田氏は、法務行政を担当する能力も自覚もなかった。その重みを感じていたら、あんな発言はできなかった」と厳しく批判する。

 その上で、「発言は、菅政権の無責任体質が凝縮されたもの。法相一人がやめてすむ問題ではない。根本的な政権チェンジが必要。選挙という形がベストだ」と、国民に信を問うべきだと語った。【曽田拓】

 ◇市民の反応は…「首相の統率力も疑問」「もっと法務に詳しい人を」
 柳田法相の更迭について、市民からは「むしろ遅いくらいだ」などの声が聞かれた。

 東京都大田区の男性会社員(41)は「問題が起こった時にすぐ辞めるべきだった」と話した。民主党が野党時代、失言した自民党閣僚に対し辞任を求めていたことを挙げ、「自分たちの時は辞めないのはおかしい。菅首相もリーダーシップに欠ける」とあきれ顔だった。さいたま市浦和区の女性会社員(22)も更迭は当然として「(失言は)誰でも大臣ができると聞こえた。ウケを狙って発言したことなのだろうけど、国民にはそうは思えない」と話した。

4487チバQ:2010/11/22(月) 23:30:08
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101122dde041010050000c.html
柳田法相更迭:「気を許しすぎた」/続投、世論認めず(その2止)
 ◇「統一選にダメージ」−−地元
 更迭された柳田稔法相の地元・広島では惜しむ声が聞かれたが、「仕方がない」という意見が大勢。民主党の地方議員は、来春の統一地方選への影響を懸念した。

 民主党広島県連の中原好治幹事長(県議)は「有権者におわびしないといけない。民主党県連としては初めての大臣で、こういう事態になって残念だ」と厳しい表情で語った。「柳田さんは飾らない、開けっぴろげな個性。(問題の発言は)身内の会合でだったので、ここまで問題になるとは思っていなかった。そうは言っても、大臣の発言として不適切と言わざるを得ない。来春の統一地方選に向け、ダメージは非常に大きい」と話した。

 一方、柳田氏の支持基盤、連合広島の事務所はこの日、報道機関などからの問い合わせに追われた。

 平上宏二郎・事務局長は「昨日までは続けると言っていたので驚いている。言葉の重みを政治家として真摯(しんし)に受け止め、国民の信頼を得られるよう立て直してほしい」と話していた。

 ◇答弁で「控える」連発
 「法相はいいですね。(国会答弁では)二つ覚えておけばいいんですから」。更迭された柳田氏が「失言」した通り、9月の法相就任以降の国会答弁では、沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件など微妙な説明が求められる問題について「法と証拠に基づいて適切に判断」「個別の事案は回答を差し控える」と述べて切り抜ける場面が目立った。

 11月12日の衆院法務委員会。平沢勝栄氏(自民)は、漁船衝突事件で那覇地検が中国人船長を処分保留で釈放したにもかかわらず、映像を流出させた海上保安官に警視庁などが大がかりな捜査を進めていることについて「バランスを失している」と問いただした。柳田氏は「先生のお考えは、しっかりと聞かせてもらいました」と応じつつ、「(検察)当局は法と証拠にのっとって適切に判断したと考えております」と続けた。

 10月18日の参院決算委員会では、同事件に関し、那覇地検と外務省の協議内容などを説明するよう川口順子氏(自民)から再三質問され、「個別の案件への言及は控えたい」「詳細は控えたい」との答弁を連発。業を煮やした川口氏が「イエスかノーで答えて」と詰め寄る一幕もあった。

 同26日の参院法務委員会で、小沢一郎・民主党元代表の政治資金団体の土地取引事件を巡り、検察審査会の起訴議決を違法だとして小沢氏が行政訴訟を起こしたことへの見解を問われた時も「個別の事件についてのコメントは差し控えます」との一言だけだった。【佐々木洋、松谷譲二】

4488チバQ:2010/11/22(月) 23:37:32
http://mainichi.jp/life/job/news/20101122ddm013100036000c.html
働くナビ:民主党は昨年、「介護労働者の賃金4万円引き上げ」を公約しました…
 ◆民主党は昨年、「介護労働者の賃金4万円引き上げ」を公約しました。処遇改善は進んだのでしょうか。

 ◇進まない、介護職の処遇改善 低賃金で人材定着せず/国の交付金も「不十分」の声
 雇用情勢が改善されない中、常に「売り手市場」とされてきた介護職への注目が集まっている。だが、低賃金や長時間労働など介護職の労働環境に改善の兆しは見えず、現場では「人材がせっかく流入しても一時的なものになりかねない」と定着を疑問視する見方が根強い。12年度の介護保険制度改革を前に、生活が成り立つような賃金を確保すべきだとの声が高まっている。

 10月17日、全労連などが開催した介護労働者の全国学習交流集会で、熊本県の訪問介護事業所に勤務する登録ヘルパーの労働実態が報告された。

 男性は40代後半。建設業界で働いていたが、不況で職を失い、介護の道を選んだ。賃金は生活介護が時給1000円、身体介護が1300円。手取りは月15万円程度で、妻子のために勤務のない日もアルバイトをしているという。

 「もう少し、賃金が上がれば」。男性と同じ事業所に勤務する女性(59)は言う。女性は認知症の母と2人暮らしで、月10万円のヘルパーの収入と、週2〜3回の認知症高齢者グループホームの宿直のダブルワークで生計を立てている。グループホームの宿直は1回15時間勤務、仮眠3時間で9000円。体力的にもきつい。女性は「この年では他に仕事もなく、介護の仕事をせざるをえない。訪問介護は7年、宿直は5年続けているが、どちらも賃金が1円も上がっていないのが悲しい」と話す。

 国は09年10月から、介護職員の処遇改善に取り組む事業所に介護職員1人当たり平均月1・5万円の「介護職員処遇改善交付金」を支給。だが、全労連が組合員などを通じて全国7855人の介護労働者に実施した調査では、交付金の効果について「ある」と答えたのは13・1%で、「あるけど不十分」が32・8%、「ない」は7・7%、「分からない」が20・4%だった。

 同調査によると、月給制の労働者の賃金は平均18万6300円。より良い仕事をするために何が必要かという質問では、「職員が働き続けられる賃金・労働条件」が77・6%で最も多かった。勤続年数は5年未満が54・2%を占め、就職しても長続きせず、離職率が高い状況が続いている。

 介護労働者の過酷な労働環境と慢性的な人手不足の問題は07年、コムスンによる介護報酬不正請求の発覚を機に注目を集めた。以来3年が経過するが、労働環境はほとんど改善されていない。民主党は、政権交代を果たした09年の衆院選の公約に「介護労働者の賃金月4万円引き上げ」を掲げたが、いまだにめどは立たない。

 一方で、厚生労働省によると、リーマン・ショック直前の08年9月の有効求人倍率は全業種が0・82倍、福祉関係は1・74倍だったのに対し、今年9月は全業種が0・52倍、福祉関係は1・18倍。特に人手不足の東京でも、福祉関係は3・65倍から2・58倍まで下がっている。雇用悪化で介護の求職者も増えている。

 厚労省や都内のハローワークなどが11日に実施した介護職の合同面接会には、479人の求職者が参加した。東京労働局職業安定課では「国や自治体がヘルパー資格取得や介護職への就職支援を積極的に実施したこともあり、介護現場の人手不足感は一段落しているのではないか」としている。

 だが、全労連の小松民子副議長は「単に人を押し込むだけでは定着は難しい。処遇が変わらない限り、離職率の高い現状は変わらない」と危惧(きぐ)する。【市川明代】

4489チバQ:2010/11/23(火) 00:15:35
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010112102000045.html
<スコープ>『器』否定の烙印 問責で額賀氏辞任、福田・麻生氏 結局退陣
2010年11月21日 紙面から

 国会軽視ともいえる発言をした柳田稔法相に対し、自民党が参院に提出する方針を打ち出した問責決議案。参院は野党が多数派のため、提出すれば可決されるのは確実な情勢だが、その効力はどれほどのものなのか。現憲法下で可決された三例を分析した。 (原田悟)

 憲法に規定された衆院の内閣不信任決議案と違い、問責決議に法的拘束力はない。可決されても首相や閣僚が自動的に失職することはない。

 しかし、問責決議案の可決は、参院から閣僚としての適格性を全面否定する烙印(らくいん)を押されたに等しい。野党としては、「適格性が否定された閣僚のもとでは審議には応じられない」として、審議を全面的に止める実力行使へ突入することにもつながり、政治的影響力は大きい。

 初めて可決されたのは一九九八年、防衛庁背任事件の監督責任をめぐり、額賀福志郎防衛庁長官に対して出されたもの。与党だった自民党は可決後すぐに、国会運営で野党の協力を得るには、辞任はやむを得ないと判断。額賀氏は約一カ月後、事件の調査に区切りの付いた段階で辞任した。

 二〇〇七年の参院選で「ねじれ国会」になると、参院で優位に立った民主党が主導し、〇八年に福田康夫首相、〇九年に麻生太郎首相に対する問責決議を次々に可決させた。

 福田、麻生両氏とも「重く受け止める」と言いながら、すぐには辞任していない。

 民主党などが決議案を提出したのは、いずれも重要な法案処理が終わった会期末。可決を理由に重要法案の審議を拒否した場合、「職場放棄」と批判されかねないため、タイミングを見計らった。ある民主党幹部は「問責は重い。そう簡単に出せなかった」と振り返る。

 福田氏は約三カ月後に突然退陣。麻生氏は問責可決の一週間後に衆院を解散したが、大敗して政権を去った。二人とも結局、問責を受けた身で次期国会に臨むことはなかった。

 過去三回の問責はいずれも、国会会期末に提出されたため、法案審議への影響はほとんどなかった。今回は参院で一〇年度補正予算案審議の真っ最中だ。緊急経済対策が柱とあって、政治空白は許されない状況にある。柳田氏が辞任しないまま、問責決議が可決されれば、与野党攻防は未知の領域に足を踏み入れる。

4490チバQ:2010/11/23(火) 00:24:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;rel=j7&amp;k=2010112200856
首相、仙谷氏らが筋書き=更迭前夜、擁護論押しのける
 柳田稔前法相は22日、前日の「続投表明」から一転して辞任を強いられた。その筋書きが練られたのは、菅直人首相と仙谷由人官房長官、岡田克也民主党幹事長による21日夜の3者会談だった。菅政権が揺さぶられた更迭劇の舞台裏を検証した。

 ◇官邸、参院民主に溝

 「2010年度補正予算案を野党がちゃんと通してくれる保証もないのに、辞めさせる必要はない」。21日夜、首相公邸で開かれた政府・民主党の幹部会議。参院民主党を仕切る輿石東参院議員会長は首相や仙谷長官らを前に、柳田氏は擁護すべきだと主張。平田健二参院幹事長も「問責決議案が出てきたら、来年1月30日まで臨時国会を延長すればいい。野党は耐えられない」と、中央突破論を唱えて同調した。
 参院民主党側は、柳田氏を交代させれば野党が一段と勢いづき、中国漁船衝突ビデオ流出問題などで批判にさらされる仙谷長官らの進退問題に波及する「辞任ドミノ」が起きかねないと警戒。幹部会議で、輿石氏らは最後まで自説を曲げなかった。
 しかし、首相の考えは違っていた。民主党内では、柳田氏が閣僚にとどまり、参院で問責決議案が可決されても、野党側が審議拒否を貫くのは困難との見方もあった。だが、首相は柳田氏への世論の反発の強さを懸念、問責提出前の「決着」を探っていた。
 幹部会議は午後11時近くまで約2時間に及んだが、首相はあえて結論を出さず、「暗黙の了解で首相一任」(出席者)という形になった。輿石氏らが席を立った後、首相は残った仙谷、岡田両氏と協議し、野党が問責決議案を提出する前の22日朝、柳田氏を呼んで更迭する方針を決めた。

 ◇柳田氏、一時辞意

 この間、柳田氏自身も揺れた。問題発言が国会で初めて追及を受けた16日、柳田氏は周辺に「いつ辞めてもいい」と辞意を漏らしたが、野党に主導権を握られる事態を恐れた輿石氏ら参院執行部が、柳田氏擁護の姿勢を鮮明にしたことで、徐々に「続投」へと傾いた。更迭前日の21日には、「今後とも真摯(しんし)に頑張っていきたい」と記者団に続投を宣言した。
 政府・民主党内の足並みが乱れた背景には、「参院での自民党へのパイプがない」(公明党幹部)ため、自民党側の出方が読めなかったことがある。
 与野党が対決色を強めていた19日。ある公明党幹部は民主党幹部に電話し、「柳田法相の首を差し出せば、自民党は補正予算案の採決に応じる」とささやいた。だが、民主党幹部は「仙谷氏までやられたら、政権が持たない」と繰り返すばかりで、自民党との交渉に臨む姿勢は見せなかった。
 最終的に首相が柳田氏更迭に踏み切ったとはいえ、補正予算案の採決日程や仙谷長官らの問責の扱いで野党側から何らかの「担保」を取り付けたわけではない。「今は一気に衆院解散・総選挙に追い込むべきときかもしれない」。自民党幹部の一人は自問するようにこう語った。(2010/11/22-21:24)

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4491チバQ:2010/11/23(火) 00:24:58
http://www.asahi.com/politics/update/1122/TKY201011220418.html
補正予算 公明容認、会期内成立にめど 攻めきれぬ自民2010年11月22日22時4分

 菅政権は、公明党に配慮して柳田稔法相の更迭に踏み切った。これを受けて公明党は補正予算案の早期成立を容認する方向となり、12月3日までの会期内成立にメドがついた。当初は政権への強硬姿勢を貫く構えだった自民党も公明党との足並みが乱れるのは避けたい考えで、2大政党が公明党を引っ張り合う構図がますます鮮明になってきた。

 補正予算案の採決にあたり、自民党は19日の参院予算委員会理事会で(1)小沢一郎元民主党代表の証人喚問(2)柳田法相の罷免(3)政治的な発言をする団体の防衛省行事への参加を控えてもらう防衛事務次官通達の撤回(4)流出した尖閣諸島沖衝突事件のビデオの公開――の4条件を突きつけていた。

 このうち、柳田氏は22日に辞任。同日、流出映像と同じ44分間のビデオも西岡武夫参院議長に提出され、(2)と(4)はクリアされた。公明党はこれを評価。山口那津男代表は訪問先のソウルで「審議を妨げる事情が取り除かれた」と述べた。同党参院幹部も「全部満額回答を求めることはありえない」と明言。自民党側に「補正に政局を絡めるのは反対」と伝え、補正採決前の仙谷由人官房長官、馬淵澄夫国交相への問責決議案の提出も思いとどまるよう要請した。

 公明党は統一地方選を控え、解散を避ける立場から菅政権を最後まで追い込むことは避ける「寸止め路線」を続けてきた。司法修習生に国費で給与を支払う「給費制」復活の議員立法や美術品補償法案など同党がこだわる法案について民主党と合意しており、補正予算案をめぐる審議の混乱のあおりでフイにしたくないという思惑もある。

 野党7党が22日午後に開いた参院国会対策委員長会談では、仙谷氏らに対する問責決議案提出について、みんなの党だけが補正予算案の採決前の提出を主張。公明党は「採決後」を主張し、24日に再び協議することになった。

 菅政権を厳しく批判する一方で、公明党との協力関係を失いたくない自民党は和戦両論が交錯している。谷垣禎一総裁は22日、採決は4条件にあくまでこだわる姿勢を示しつつ、仙谷氏らへの問責決議案提出の時期については明言を避けた。参院幹部は「ここで引っ張りすぎると泥沼にはまる。補正予算案だけはちゃんと成立させないといけない」と漏らす。

4492チバQ:2010/11/23(火) 00:26:45
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101122/plt1011221634005-n1.htm
もう悶絶よ!菅ビビる辞任の連鎖 “仙谷問責”で政権持たない!★柳田辞任、居座り画策に“失敗”

2010.11.22
 「国会軽視」発言で、大臣の適格性が問われていた柳田稔法相(56)が22日朝、辞任した。菅直人政権は昨夜まで、柳田氏の居座り続投を画策していたが、世論の猛批判を受けて断念したもようだ。後任は当面、「影の宰相」こと仙谷由人官房長官が兼務する。勢いづく野党陣営は今後、中国漁船衝突事件への対応をめぐり、仙谷氏や馬淵澄夫国交相の責任も追及していく方針。内閣支持率が「危険水域」の20%台に落ちる中、菅政権は「辞任ドミノ」が炸裂しかねない事態となった。

 「官邸で今朝、菅首相と仙谷氏と話した。首相から『2010年度補正予算案を一日も早く通さなければならない。そのことを理解してほしい』といわれた。一貫して任務を遂げたかったが、私から『身を引かせていただく』と辞意を伝えた。辞表もその場で書いた」

 柳田氏は22日午前、辞表提出後の記者会見でこう語り、辞任に不満があることをにじませた。そもそも柳田氏は前日、居座り続投を画策。休日に西川克行刑事局長を法務省に呼びつけ、記者団にこう語っていた。

 「今日は刑事局長を呼び、国会答弁について指示を出した。『個別案件』とか『法と証拠に基づいて』と答弁してきたが、さらに踏み込んだ答弁ができないか、検討してほしいと指示した。今後も頑張りたい」

 地元会合での大失言を、まるで「法務当局の責任」にすり替えるような物言い。翌22日の朝刊各紙やテレビの報道番組は、柳田氏と菅政権の往生際の悪さを猛烈に批判した。これが最後の一押しとなり、「史上最低の法相」(自民党幹部)は閣外に去った。

 先週末から、菅政権内では「柳田氏の早期辞任はやむなし」(官邸筋)との見方が強まっていた。だが、21日夜、菅首相と仙谷氏、民主党の岡田克也幹事長らが公邸で行った調整では結論は出なかった。中国漁船衝突事件で仙谷氏や馬淵氏、テロ情報流出問題で岡崎トミ子国家公安委員長など、「辞任ドミノ」が炸裂することに脅えたのだ。

 官邸筋の1人は「輿石東参院議員会長ら参院側が『次の野党の狙いは仙谷氏だ。仙谷氏を問責されたら、菅政権は持たない』と強く主張。一気に巻き返した」と打ち明ける。

 このためか、仙谷氏は22日の記者会見で、「(他の閣僚への進退波及は)ほとんど関連性はないと考えている」と自己保身に躍起。岡田氏も同日、「補正予算案(の成立)を遅らせるために出すならば、国民の支持は得られない」と記者団に語り、野党をけん制した。

 統治能力を疑わせるドタバタ劇の背景には、民主、自民両党幹部のパイプが機能不全状態という事情がある。野党の出方が読み切れないのだ。

 岡田氏は21日午前のNHK番組終了後、自民党の石原伸晃幹事長に歩み寄り、「6人目の問責とは、前原(誠司外相)ですか、北沢(俊美防衛相)ですか?」と話しかけた。戦闘態勢を強める自民党の腹を探るための“直球勝負”だが、石原氏は手の内を見せなかった。

 ■古株の“小沢ガール”もダメ出し

 その石原氏は22日午前、「(柳田氏の)辞任は当然。任命した首相は『辞める必要はない』と言ってきた。まったくおかしい」と批判。仙谷氏らへの問責提出については、「厳しく対応するべきだ。(補正採決前に提出すれば)国民に私たちの態度を明確にでき意味がある」と強調した。

 自民党は同日午後、谷垣禎一総裁や石原氏、中曽根弘文参院議員会長ら幹部が国会内で協議。党内には「今、解散したら勝てる」(幹事長経験者)との強硬論もあるが、今後、問責提出をチラつかせながら、24日の補正採決の条件として要求している(1)民主党の小沢一郎元代表の国会招致(2)中国漁船衝突事件に関する流出映像の国会提出−などを求めていく方針。

 一方、みんなの党の渡辺喜美代表も22日、「首相の任命責任は重大。もろもろの悪行で、仙谷氏は問責に値する」と述べ、首相と仙谷氏の問責決議案を単独でも提出する考えを示した。

 局面打開の策もなく、菅政権の末期症状は深まるばかり。

 党内も呆れ気味で、現職時代に「ルーピー」と揶揄された鳩山由紀夫前首相は「(菅政権は)今ひとつ何をしたいのか(分からない)。もっと(独自色を)鮮明に出したらいい」と切り捨て、小沢氏に近い太田和美衆院議員は「問責(決議)どころか、悶絶状態だ」と突き放した。

 菅政権の寿命が尽きつつあるのか。

4493チバQ:2010/11/23(火) 12:21:41
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101123-OYT1T00350.htm
官邸でドタバタ辞表、「何で俺が…」と柳田氏

 柳田法相が「国会軽視」ととられかねない発言をした当初、菅首相の危機感は薄かった。

 「政権はそう簡単に追い込まれるものではない」

 親しい関係者にはこう漏らしていたことからも、それがうかがえる。

 こうした首相に対し、側近の1人は慌てて、「発言を字面だけで判断してはダメです。実際に映像を見て判断された方がいい」と述べ、柳田氏が地元・広島市の会合で、笑みを浮かべて「法相とはいいですね。二つ(国会答弁を)覚えておけばいいんですから」などと語るビデオを見るよう進言した。

 テレビで繰り返し流される映像と世論の反応の厳しさに、首相も次第に事態の深刻さに気づき始めたようだ。

 ◆「続投宣言」混乱に拍車

 当の柳田氏の事務所にも、苦情が殺到していた。それでも柳田氏には「続投」で乗り切る自信があった。自信の源は、参院きっての実力者で、柳田氏を法相に推薦した輿石東参院議員会長の存在だ。問題発覚後も、知人らには「参院では、輿石さんはじめ、みんなが守ってやると言っている」などと強気で語っていた。

 21日夜に自らの進退をめぐり、首相や輿石氏らが協議すると知った柳田氏は、前日の20日、周囲に「明日から忙しくなる」と語るなど、ひそかに気合を入れた。21日午後、柳田氏は首相らの協議に先駆けて法務省に記者団を急きょ集め、「今後も真摯(しんし)に国会の答弁を頑張っていきたい」と述べ、堂々と続投を宣言した。

 この時点で、首相が「更迭」による事態収拾も視野に検討を進めていたことは、柳田氏の耳には一切入っていなかった。こうした閣内の情報伝達の不足、欠如が、柳田氏を「制御不能」(首相周辺)にさせ、事態の混乱に拍車をかけた側面は否めない。

 ◆「仲間守る文化が乏しい」輿石氏

 22日、国会答弁の準備のため、午前8時に都内の議員宿舎を出発するつもりだった柳田氏は、「首相が呼んでいる」との連絡を受け、出発を10分早めて首相官邸に向かった。

 「国民生活を考え、補正予算案を成立させないとならない」

 首相から直接、引導を渡された柳田氏に、異論はなかった。だが、この日もいつも通り国会に臨もうとしていた柳田氏は、辞表を用意していなかった。その場で辞表を書くというドタバタぶりだった。

 柳田氏辞任の余波は、党内外でなお続く。

 22日昼、国会内での民主党役員会では、輿石氏のドスのきいた声が響いた。

 「民主党には仲間を守る文化が乏しい。与党なんだから腹をくくってやるべきだ」

 野党から補正予算案成立の言質も取れないまま、閣僚のクビを差し出して、当面の苦しい事態の収拾を図った政府への批判が込められていることは明らかだった。

 しかし、出席者の1人は輿石氏の発言を冷ややかにこう評した。

 「そんなことを言っているから、民主党政権は『学級会内閣』なんて言われるんだ」

 野党も矛を収める気配はない。

 法相更迭カードを切ったにもかかわらず、補正予算案審議で野党の協力は得られず、政府・与党が目指していた24日の参院予算委での採決は先送りとなった。22日の記者会見で、国会運営の稚拙さを指摘された民主党の岡田幹事長は、「今の国会は55年体制ではない。先々の(国会審議の)ことまでを(手を)握って辞任を求めるとか、古い政治を我々はしていない」とムキになって反論した。

 一方、法相就任時、「えー、何で俺が」と驚きを隠せなかった柳田氏だが、辞任について、周囲にこう不満を漏らしているという。

 「何で、俺が辞めなくてはいけないんだ――」

(2010年11月23日12時03分 読売新聞)

4494チバQ:2010/11/23(火) 18:25:08
http://mainichi.jp/select/today/news/20101123k0000e020031000c.html
光の道構想:大きく後退 NTT分離見送り
2010年11月23日 15時44分

 15年までに超高速ブロードバンドを全世帯に普及させる「光の道」構想を協議する総務省の作業部会は22日、NTTのアクセス回線網の分離・別会社化を見送る最終報告案を大筋で了承した。分離・別会社化はソフトバンクの孫正義社長が提案し、同構想の最大の焦点になっていたが、現実重視の結論に落ち着いた。また、普及目標時期については、旗振り役の原口一博前総務相の交代を受け、最終報告案には明記されず、NTTも早期の普及に慎重姿勢を崩していない。構想は大きく後退することになった。【乾達、赤間清広】

 「安く、早く全国に光回線を提供するという我々の案で示した目標が実現できない。日本が情報革命で後れを取ると、50年、100年後の人たちが困る」−−。傍聴したソフトバンクの孫社長は作業部会終了後、不満をぶちまけた。

 約1年の議論の焦点は、NTTから光回線などのアクセス回線網を分離するかどうか。アクセス回線は、電話局から各家庭を結ぶもので、NTTは、ほぼ唯一の提供事業者。KDDIやソフトバンクなどの他の通信事業者は、ほとんどの場合、NTTからアクセス回線を借りてブロードバンド接続サービスを提供している。

 ところが、回線設備を持ち、貸し出す立場のNTT東日本、西日本は、自らが提供する接続サービスの営業を一体で行っており、他事業者からは「公平性が保たれていない」と批判が強い。急先鋒(せんぽう)のソフトバンクは、NTTのアクセス回線網を分離・別会社化し、政府と通信各社が共同出資し、5年間で電話回線をすべて光回線に置き換える案を主張した。

 作業部会は、事業者間の競争を活発化する必要があると認め、アクセス回線部門をNTTグループ外へ分離・別会社化する案、現体制のままサービス部門との機能区分を厳格化する案などを比較・検討した。

 別会社化案は、公平性の確保には有効な一方、NTTの株主利益を損ねたり、2年程度の時間がかかるとして見送った。特にソフトバンクが示した光回線の整備計画は、事業性や技術面の不確実性が高いとした。

 そのうえで、金融商品取引法などを参考に、人事、情報、会計などの業務部門間の壁を強化する機能区分案を「最も現実的かつ効果的」と結論づけた。

 一方で、最終報告案は、8月の中間報告に盛り込まれた15年の構想実現という目標には言及しなかった。NTTも光回線普及の目標を示しておらず、作業部会メンバーからは「NTTに目標を出させ、達成できなかったら別会社化を検討するようにしないと、5年、10年同じ議論を繰り返すことになる」(経済評論家の勝間和代氏)と、時期の明示を求める意見も出た。

 ただ、15年の目標は、原口前総務相が作業部会の議論を先取りする形で設定し、これにあわせて孫社長がNTT分離・別会社化案を提唱した経緯があり、原口氏が9月に退任したことで、最重要課題としての意味が薄れた面もある。作業部会のメンバーの一人は「原口氏の肝いりで走り出しただけに、重しが取れた状況で踏み込んだ結論は難しかった」と振り返る。

 ◇高額接続料がネックに
 最終報告案は、光回線網を独占的に握るNTTに対し、接続料の引き下げを求めた。09年度末時点で光回線のインフラ整備率が91.6%に達しているのに対し、利用率は33.4%に低迷。この要因の一つに高額の接続料の問題があると判断した。利用率の向上には使いやすい料金体系の確立が不可欠だ。

 NTT東日本のケースでは、光回線を使ったブロードバンドサービスの月額利用料が6510円(09年度末時点)なのに対し、電話回線を使ったADSLの利用料は3538円。全国網が完成している電話回線と違い、光回線は接続料に設備投資負担を上乗せしていることが要因だ。光回線の未整備地域を解消するには、さらに1.5兆円の追加投資が必要との試算もあり、利用料金の引き下げは簡単ではない。

 実際、最終報告案でも、接続料の引き下げで市場競争を活発化することで、消費者が支払う利用料の軽減につなげる道筋は示したものの、引き下げ幅や時期など具体策には踏み込めなかった。

 現状の枠組みの中で料金体系を抜本的に見直すには、公的資金の投入など新たな方策が必要となりそうだ。

4495チバQ:2010/11/23(火) 18:26:03
http://www.asahi.com/digital/internet/TKY201011220486.html
NTT光分離、総務省退ける ソフトバンクは反発2010年11月23日
 光ファイバーなど超高速ブロードバンドの普及策を検討している総務省の作業部会は22日、ソフトバンクが求めていたNTTから光回線網を分離する案を退け、NTTの組織形態は現状を維持したまま、規制強化で競争条件を整えるべきだとする最終報告案をまとめた。ソフトバンク側はこれに反発、政界に働きかけて「逆転」を狙う。

 作業部会は昨年9月の政権交代後、「2015年までに超高速通信を100%普及させる」という「光の道構想」を掲げた原口一博前総務相が、実現策を議論してもらう場として設けた。争点の一つは、NTTから光回線の設備を切り離すかどうかだったが、部会は現状を維持することを打ち出した。その分、NTTには光回線を他社に貸す時の接続料の引き下げを求め、規制も強める。

 根底にあるのは、競争を加速させてサービス価格を下げ、普及を図るという考え方だ。また、NTTは全国エリアの9割に敷かれる光回線を他社に貸す際、他社の顧客情報を知りうる立場にある。電気通信事業法はこれらの情報を営業活動に活用することを禁じている。だが、実際に営業活動を行う子会社は規制外だったため、子会社にも規制を広げるよう求めた。

 NTTは「すでに世界でもまれなほど厳しい規制下にある」として規制強化に反対してきたが、新たにカンパニー制の導入や営業体制の見直しを迫られる可能性がある。総務省は12月中に政務三役も交えた作業部会の上部組織を開き、政策方針を決める。

    ◇

 ソフトバンクはこれまで、光回線をNTT東西から分離するよう主張してきたが、最終報告案では「不確実性が高い」として退けられた。

 独自の光回線網を持たないソフトバンクは、NTTの光回線網を政府や通信各社が共同出資する新会社に移すべきだとしてきた。銅の電話回線を2016年までに光回線に取り換え、税金の投入なしで月に1150円の光サービスを全世帯に普及できる――との内容だ。業界からは「iPhone人気で容量が増えたデータを、電波だけでなく、家庭内の『小型基地局』などを通じて光回線に振り分ける狙いでは」との見方がくすぶるが、孫正義社長は「天下国家のための主張だ」と強調してきた。

 しかし、大学教授や経営コンサルタントなど委員の疑問は解けなかった。光回線の利用率は3割にとどまっており、需要にかかわらず強制的に敷く手法に国民の理解は得られない▽会社分離や設備投資で必要とされる4兆6千億円の資金をどう調達するのか▽受け皿会社に国の出資を見込んでおり「税金投入なし」とはいえない――などだ。

 通信会社でもNTTのほか、独自で光回線を引くKDDIやケーブルテレビ会社などもソフトバンク案には反対論を掲げた。

 ソフトバンク側は今月半ばから、政治家や世論への働きかけを強めた。孫氏は10日、原口氏が会長を務める民主党の情報通信議員連盟で持論を説明。20日には都内のホテルで菅直人首相に会った。22日の部会後、孫氏は記者団に「一部の専門家による密室の議論で決まった。国会議員が最終判断する問題だ」と述べた。今後も政治家への働きかけを続ける考えだ。(和気真也、堀口元)

     ◇

■超高速ブロードバンド普及策の最終報告案

・普及は事業者間のサービスと設備の両面からの競争で進めることを原則とする

・NTTの光回線を他社が借りる際の料金は引き下げを検討する

・NTTは、他社が自前の光回線を整備しやすいよう、電柱などの使いやすさを促進する

・競争の公平さを保つため、NTT東西の子会社にも情報管理などの規制を守らせる措置を講じる

・規制を見直し、医療や教育、行政分野での利用を促進する

4496小説吉田学校読者:2010/11/24(水) 06:07:49
>>4493
読売は、別報道では「続投意欲も含め予定調和」みたいな記事もあって(削除済み?)、サイトだけ読むと非常に混乱しますね。

4497チバQ:2010/11/24(水) 22:09:37
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101124/stt1011241826005-n1.htm
民主政権は「できれば8年ぐらい…」 岡田幹事長
2010.11.24 18:25

共同通信加盟社論説研究会で講演する民主党の岡田幹事長=24日午後、東京・東新橋 民主党の岡田克也幹事長は24日、共同通信加盟社論説研究会で講演し、衆参両院で半数を占める政党が異なる「ねじれ国会」のもとでの国会運営に関連し、「われわれもいつまでも与党ではない。できれば8年ぐらい(与党でありたい)と思うが選挙の結果次第だ。お互いが与党、野党になるという前提で国会のあり方についてより真剣に議論すべきだ」と述べた。

 また、野党が求めている小沢一郎元代表の国会招致については「自身の判断で国会に出てきてくれるはずだ」と述べるにとどめ、衆院政治倫理審査会への小沢氏の自発的出席に期待感を示した。

 岡田執行部が決定した民主党の企業団体献金の一部再開がマニフェスト(政権公約)違反だと批判を受けていることには「非常に不本意だ。大悪人のように言われて非常に迷惑だ。正しく伝えてほしい」と反論した。

4498名無しさん:2010/11/25(木) 01:46:58
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101122/dms1011221627012-n1.htm
マジかよ!小沢「首相にふさわしい」トップ 菅またサイテー更新
2010.11.22

 産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が20、21両日に行った世論調査で、菅内閣の支持率は政権発足以来最低の21・8%となり、「退陣水域」とされる1割台を辛うじて上回るだけの数値まで急落。そして「首相にふさわしい」の首位にはなんと、民主党の小沢一郎元代表が躍り出た。

 調査結果によると、菅内閣の支持率は、10月に比べ14・6ポイント落ちて21・8%。これは、退陣時の安倍内閣(20・0%)、退陣直前の鳩山内閣(19・1%)に匹敵する数字だ。「支持しない」も、13・3ポイント増えて59・8%に上昇した。

 政党支持率では、民主党の18・9%に対し自民党が21・9%となり、政権交代後初めて自民党が民主党を上回った。

 また、首相にふさわしい政治家では、小沢氏が8・6%でトップ。前原誠司外相(7・0%)、新党改革の舛添要一代表(6・8%)と続き、菅首相は6・6%で4位に甘んじた。

 菅政権を「評価しない」部分としては、「指導力」(84・6%)、「景気対策」(79・1%)、「外交・安全保障政策」(82・2%)、「領土問題への対応」(84・5%)が目立つ。広範言われている「経済無策」や「弱腰外交」が影響したのは間違いない。

4499名無しさん:2010/11/25(木) 01:49:09
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00188466.html
自民党、補正予算案採決前の問責提出見送り 民主党幹部「北朝鮮砲撃は党にとって神風」

朝鮮半島西側の延坪(ヨンピョン)島に向けて、北朝鮮が砲弾を発射した事件への対応で、これまでの失点を取り戻したい菅政権。しかし、思わず漏れた本音をめぐって、野党が徹底追及している。
菅首相は24日、「これは許し難い蛮行だと言わざるを得ません」と述べた。
尖閣、北方領土と失態続きの中、今度こそ失敗が許されない菅外交。
菅首相は24日、「韓国政府の立場を強く支持してまいります」との思いを李明博(イ・ミョンバク)大統領に電話で伝えた。
さらに仙谷官房長官は、検討が進んでいた朝鮮学校の高校授業料無償化についても、見直しの可能性に言及した。
激変した国際情勢を受け、仙谷・馬淵両大臣らへの問責決議案を24日にも提出する構えだった自民党は、補正予算案採決前の提出を見送ることを決めた。
自民党の谷垣総裁は「問責は事態を見ながら。衆参の国対委員長に判断してもらう」と述べた。
しかし、この有事について、民主党幹部から「北朝鮮の砲撃は民主党にとって神風だ」と耳を疑うような発言もあった。
この発言に対し、自民党の石破政調会長は「なぜそんな発想しかできないのだ」と述べ、安倍元首相は「2人の兵士が亡くなっている。このことまで政局に利用しようとしている」と述べた。
さらに、23日の菅首相の「報道で」との発言について、安倍元首相は「とんでもない危機管理」と述べ、小泉 進次郎議員は、「当事者意識がないのか」、「今回の事態は対岸の火事だけど、対岸の火事じゃない」と述べた。
問責決議案の提出は当面見送られても、依然、野党の追及はやむことがなかった。
その矛先は、政府の初動対応に向けられた。
また小泉議員は、菅首相の「情報収集に全力を挙げて。第2点は不測の事態に備えて、準備してほしい」との発言について、「この2点の発言の前に、北朝鮮を非難する言葉がないのがありえない」と述べた。
さらに、菅首相の今回の事態をテレビで初めて知ったかのような発言。
菅首相は23日、「韓国軍も応戦した報道があり、わたしにも(午後)3時半ごろ、連絡がありました」と述べていた。
この発言について、周辺は「秘書官から第1報が入ったあとにテレビをつけたら、ニュースでやっていたため」と釈明している。
しかし、FNNが入手した資料には、首相への連絡体制に疑問点が浮かんだ。
外務部門会議で松本議員は「(午後)3時すぎには、情報が入った時点で対応をスタートいたしまして」と述べた。
その後、午後3時18分にオーストラリアにいる前原外相に報告され、その2分後には首相官邸に情報連絡室が設置された。
菅首相には、さらにそのあと、官邸に連絡室が設置されてから10分もたって連絡があった。
自民党の石破政調会長は「政権全体に緊張感に欠ける」と述べた。(11/24 18:30)

4500名無しさん:2010/11/25(木) 01:57:48
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101124/plt1011241557001-n1.htm
“大醜態”菅の恥知らず!覇気なく「報道で砲撃知った」
★仙谷の「北非難会見」7時間後の体たらく
2010.11.24

 北朝鮮による韓国・延坪(ヨンピョン)島砲撃事件を受け、政府は24日、菅直人首相を本部長に全閣僚をメンバーとする対策本部を設置した。事件を奇貨として、行き詰まった国会運営を打開する狙いなのか、野党各党に党首会談も呼びかけた。ただ、昨23日の初動対応は極めてお粗末。菅首相は事件発生を報道で知り、仙谷由人官房長官が北朝鮮を非難する記者会見を開いたのは7時間以上も後のこと。こんな政権で大丈夫なのか。

 「一般市民が生活している地域への攻撃で、許し難い蛮行だ。(北朝鮮を)強く非難する姿勢は変わらない」

 菅首相は24日午前、対策本部の初会合でこう挨拶した。精いっぱい、強硬姿勢をアピールしたが、それもそのはず、昨23日夕に官邸で行った首相会見が最低最悪だったからだ。

 菅首相は記者団から「今回の件でコメントを」と振られると、3秒ほど沈黙した後、「報道で、北朝鮮が韓国の島に砲撃を加え、それに対して、韓国軍も応戦したという報道があり、えー、私にも、(午後)3時半ごろに秘書官を通して連絡がありました」と、覇気のない表情で語ったのだ。

 国家のトップが、隣国での砲撃事件を報道で知るという大醜態。情報収集能力の絶望的な低さを平然と認め、それを一切恥じる様子もない。

 第一次イラク復興支援業務隊長を務め、外交防衛問題の論客として知られる自民党の佐藤正久参院議員は「あの記者会見はひどい。『(砲撃事件は)報道で知った』と公然と認め、北朝鮮を非難する言葉すらなかった。朝鮮半島がいまだに休戦状態にあり、一歩間違えば周辺事態に発展することが分かっていない。安全保障会議も招集していない。危機管理の常識が欠落している」と猛烈に批判した。

 一連の対応を時系列に並べると、菅政権の末期症状がよく分かる。

 北朝鮮が、砲撃を始めたのは23日午後2時半過ぎで、韓国の聯合ニュースは同2時58分に速報。日本の時事通信も同3時11分に一報を流したが、秘書官から菅首相に最初の報告があったのは同3時半ごろなのだ。

 自民党ベテラン秘書は「外務省も防衛省も、韓国で速報が流れた前後に情報を入手していたはず。通常なら、役所は官邸にすぐ情報を上げる。それがどこで停滞していたのか…。菅首相への報告遅れは、危機管理上の重大な問題だ」と語る。

 ■「危機の宰相」演出も失敗?

 それでも、菅首相の緊張感は低い。一報を聞いた後も、公邸の部屋でテレビ番組を見ながら「大変なことが起きたなあ…」とブツブツ。さらに、民主党の斎藤勁国対委員長代理と約40分、野党側が提出予定の仙谷氏らに対する問責決議案への対応など国会運営をめぐり意見交換していたというのだ。

 同4時44分、菅首相はやっと公邸から官邸に移動。中国漁船衝突事件や、柳田稔前法相の「国会軽視」発言などで、内閣支持率が「危険水域」の20%台まで落ちる中、「危機の宰相」を演出しようとしたのか。

 やはり20%台の低支持率であえいでいた麻生太郎政権が昨年4月、北朝鮮のミサイル発射準備に毅然とした対応を取り、支持率を一時的に回復させているからだ。

 しかし、閣僚らの反応も菅首相同様に鈍かった。

 「影の宰相」こと仙谷氏が官邸入りしたのは、砲撃開始から2時間以上後の同4時45分過ぎ。自衛隊を指揮する北沢俊美防衛相が防衛省入りしたのも同5時ごろ。警察を所管する岡崎トミ子国家公安委員長が官邸に駆けつけたのは、事件発生から5時間半も過ぎていた。

 「岡崎委員長は、登庁はしなかったが、都内にいて必要な報告は受けていた。関係閣僚会議に合わせて、同8時過ぎに官邸入りした。まったく問題はないと考えている」(岡崎氏の秘書官)

 そして、評判が最悪だった記者会見に菅首相が応じたのは同5時15分。宮中日程があったため、関係閣僚会議が開かれたのは同8時55分から。仙谷氏が北朝鮮を非難する記者会見を行ったのは同9時48分だった。

 一夜明け、菅首相は冒頭の対策本部の挨拶で、「関係省庁が緊密に連携を取り、常に必要な情報が集約され私にも適宜届くようにしてほしい」と各閣僚に指示したが、事実上の“官邸崩壊”を認めているのか。

 前出の佐藤氏は「菅政権は首相以下、国家や国防、主権というものに対するトレーニングができていない。これでは国は任せられない」と語る。

 北朝鮮は、日本全土を射程内にとらえるミサイルを多数配備しており、発射から数分後には日本に着弾する。菅政権では本当の危機に対応できそうもない。

4501名無しさん:2010/11/25(木) 20:08:48
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101125/plt1011251640001-n1.htm
砲撃を「神風」と喜ぶ“民主の愚”支持率は急降下!
2010.11.25

 菅内閣が執心した2010年度補正予算案は、北朝鮮による韓国砲撃事件の影響で26日にも成立する見通しとなった。しかし、政局はこれで「鎮火」といきそうもない。自民党は補正予算の成立直後、参院に仙谷由人官房長官らの問責決議案を提出し、公明党などの賛成多数で可決される見込み。事件後の世論調査(共同通信)でも菅内閣の支持率は23・6%と低落に歯止めがかからず、苦しい政権運営が続く構図は変わっていないのだ。

 共同が事件後の23、24両日に行った世論調査で、菅内閣の支持率は今月初旬の前回比で9・1ポイント低下した。菅首相は事件をめぐり政府の危機管理対応の万全ぶりをアピールして政権浮揚を目指そうとしたが、思惑通りにならなかった格好だ。

 菅首相は24日、全閣僚が参加する砲撃対策本部の初会合で「私の指示で対策本部を立ち上げさせた」と指導力をアピール。しかし野党側は、政府の初動対応の遅れを次々に指摘し始めた。

 実際、事件当日の菅首相への第一報は砲撃終了後から30分以上もかかり、北沢俊美防衛相の官邸到着は午後6時前、岡崎トミ子国家公安委員長に至っては午後8時半だった。それだけに、自民党の谷垣禎一総裁は「対岸の火事だと見て迅速対応できなかった」と批判。野党側は衆参予算委員会の集中審議などで、こうした対応を徹底追及していく構えだ。

 こうした中、菅直人首相は24日、砲撃事件の対応を協議するため、野党7党に個別の党首会談も呼びかけた。しかし谷垣氏らは個別会談を拒否。与野党9党首が一堂に会する形になった。

 自民党幹部は「あれは今後の政局をにらんだ対応だ」として、こう解説する。

 「支持率下落が止まらない菅首相は、補正が成立次第、大連立を目標に党首会談を求めてくるはず。しかし悪評が高まった菅内閣と今組むことは自殺行為だ。退陣に追い込むというメッセージを発したつもりだ」

 確かに、政局のキャスチングボートを握る公明党は「政府が事件にきちんと対応できる態勢を整えさせるべきだ」として、仙谷氏と馬淵澄夫国土交通相に対する問責決議案提出を先送りするよう求め、補正予算案が早期成立する見通しにはなった。

 ただ、前出の共同調査では、公明支持層の56・4%が「仙谷氏は辞めるべきだ」と答えるなど、強い拒否反応は続いている。自民、公明両党は26日の補正成立後、ただちに仙谷、馬淵両氏に対する問責を出す方針で一致しており、公明党も賛成する見通しだ。

 政府・民主党はこれ以上の延焼を食い止めるため、連立与党の国民新党が渇望する郵政改革法案も見捨て、臨時国会を延長せず12月3日で閉会する方針。しかし2閣僚が辞任しない限り、野党が多数を握る参院は、年明けから本会議すら開けない状況となり、2011年度予算案の審議はいきなり暗礁に乗り上げる。

 民主党幹部は今回の事件を「神風だ」と喜んだが、菅内閣の逃げ場はますますなくなっている。

4502チバQ:2010/11/25(木) 22:29:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101125-00000046-jij-pol
「地域主権」の文言、削除へ=法案で与野党協議、民主が妥協
時事通信 11月25日(木)11時25分配信

 民主、自民、公明の与野党3党は25日までに、先の通常国会から継続審議となっている地域主権関連3法案について、法案名と条文に記されている「地域主権」という文言の大半を削除する方向で修正協議に入った。自民党が「国民主権」という憲法の原則から「地域主権」の言葉は認められないと主張、法案成立を優先させたい民主党が、自民党の主張を受け入れ妥協した

4503名無しさん:2010/11/26(金) 00:01:41

問責決議案可決なら、野党どうする?辞任迫るも温度差  (1/2ページ)
2010.11.25 22:20
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101125/stt1011252222010-n1.htm

 自民党は26日に提出する仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相の問責決議案が可決された場合、仙谷、馬淵両氏の辞任を菅直人首相に強く求め、問責された閣僚が出る国会審議も欠席する方針だ。ただ、問責決議案可決に賛成する野党間でも、考え方は一致していない。自民党自体も12月3日で終わる臨時国会後の戦略を描き切れていないようだ。

 「国会で問責が通れば、真摯(しんし)に対応されるべきではないか」

 自民党の谷垣禎一総裁は25日の記者会見で、仙谷、馬淵両氏は問責決議案が可決されたら直ちに辞任するよう求めた。

 問責決議は過去3回可決された。問責決議に法的拘束力はないものの、これまで問責された閣僚や首相は、遠くない時期に辞任か衆院解散という不信任決議なみのけじめを取った。このため、自民党内では仙谷氏の問責決議案提出を機に「執行部は徹底的に戦う姿勢を持たないといけない」(伊吹文明元幹事長)などと、菅政権を追い込むべきだとの声が強い。

 北朝鮮による韓国・延坪(ヨンピョン)島への砲撃をめぐる危機管理態勢についても「自衛隊を『暴力装置』と発言するような官房長官は、この事態に不適格だ」(安倍晋三元首相)と批判を強めている。しかし、問責決議案可決後の対応については、まだ方針を定め切れていないのが実情だ。

 一方、公明党は「野党同士のお付き合い」(幹部)として問責決議案に賛成する方針だが、本音では政局が流動化し、来春の統一地方選に影響が出ることを懸念している。自民党が12月1日に党首討論の開催を要求していることに関しても「党首討論で国会審議に復帰するという考えは理解できない」(幹部)と、可決された場合の対応が定まらないまま問責決議案を提出する自民党に冷ややかだ。

 逆にみんなの党は、25日に単独で仙谷氏の問責決議案を提出。仙谷氏が辞任しなければ首相の問責決議案の提出も検討する。同党の仙谷氏問責決議案は審議されない可能性が高いが、与党との対決姿勢を明確にして党の存在感を高めたい思惑も垣間見える。自民党が問責決議案の早期採決を目指したのは「野党共闘の関係からみんなの党を無視できない」(国対幹部)という事情があったからだ。

 しかし、政府・民主党は問責決議案が可決されても辞任する必要はないとの構え。自民党執行部は「一日も早い内閣退陣と衆院解散・総選挙を迫る」(谷垣氏)としているが、本気度は伝わってこない。

4504名無しさん:2010/11/26(金) 17:33:05
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101126/plt1011261629004-n1.htm
ついに永田町で「12月政変」仙谷問責
2010.11.26

 今国会最大の焦点である2010年度補正予算案が26日夜、成立する。失政続きの菅直人首相(64)はホッと胸をなでおろしたいところだろうが、一難去ってまた一難。自民党は「影の宰相」こと仙谷由人官房長官(64)らの問責決議案を提出、野党の賛成多数で可決されてしまうのだ。これにより、11年度予算案を審議する来年1月の通常国会で政権が行き詰まるのは必至。政権にしがみつきたい菅首相は大連立などを模索して活路を見いだしたい構えだが、ついに永田町では「12月政変」を囁く声すら出始めた。

 26日は、午後に参院予算委員会で補正予算案に関する締めくくり総括質疑と採決を行い、野党の反対多数で否決。続く参院本会議でも否決されるが、両院協議会を経て、憲法の規定で衆院の議決が優先され、同日夜に成立する。この後、関連法案も公明党が賛成して成立する。

 一方、自民党は仙谷氏と馬淵澄夫国交相の問責決議案を提出。公明党の主張に配慮し、採決は補正予算成立後としたが、公明、みんな、共産、たちあがれ日本の各党も賛成を表明していることから、同日深夜にも過半数で可決される。

 それだけに、永田町の関心はすでに、問責後の与野党の神経戦に移っている。問責には法的拘束力がないため、菅首相は仙谷、馬淵両氏を続投させる意向。

 これに対し、野党側は審議の全面拒否、もしくは問責閣僚が出席する審議の拒否を行う構えだ。要するに、仙谷、馬淵両氏が罷免されるか辞任しない限り、議院運営委員長を自民党が握る参院では、本会議すら開けなくなるのだ。

 自民党中堅議員は「12月3日までの臨時国会で残る法案はともかくとして、11年度予算を審議する1月の通常国会まで審議拒否が持ち越されれば、法案は1本も通らず予算が執行できなくなる。菅首相は自らのクビと引き換えに予算成立を野党にお願いするか、『信を問う』と言って、解散するしかなくなる。お先は真っ暗なので、通常国会前に大連立を画策してくるかもしれないし、内閣改造で仙谷氏を外してくるかもしれない」とみる。

 ひたすら権力にしがみつこうとしている菅首相だけに、内閣総辞職に踏み出すと見る向きはほとんどないのだ。

 ただ、内閣の要である仙谷氏を失えば即、政権崩壊につながりかねない。官邸関係者によると、最近の菅首相は「岩にかじりついてでも、消費税増税と環太平洋経済連携協定(TPP)を成し遂げたいと執念を燃やしている」というだけに、永田町では「補正成立後に菅首相が税と社会保障を軸に大連立を呼びかけるのではないか」と、大連立構想に活路を見いだすとの見方が急速に広がっている。

 実際、状況証拠は多い。菅首相は、与野党協議の環境を整えるため、民主党内に10月6日、「税と社会保障の抜本改革調査会」(会長・藤井裕久元財務相)を立ち上げた。さらに今月18日夜には、突如、首相公邸に、大連立による税制改革が持論の与謝野馨元官房長官(たちあがれ日本)を呼び寄せた。

 しかし、こうした荒業は、あくまで菅内閣の人気と体力があってこそできること。自民党内では「支持率が2割台まで落ち込んだ菅内閣と組むようなことがあれば、こちらが滅亡する」(閣僚経験者)との声がもっぱらだ。党内でも小沢グループなど消費税増税に猛反対する非主流派を抱えているだけに、容易ではない。

4505名無しさん:2010/11/26(金) 17:33:56
 一方で、菅首相が支持率を上げるため、「野党側が要求している小沢一郎元代表の国会招致に動きだし、小沢氏が拒否した場合は離党勧告を行い一気に最終戦争を仕掛ける」(民主党関係者)との見方もある。

【党分裂の「不測事態」も】

 菅首相に近い議員は「首相は党内に抵抗勢力を作って国民の支持を集めた小泉純一郎元首相の手法にあこがれている。小沢氏を切れば、自民党から『一緒にやってもいい』という勢力も出てくる」との楽観論を披露する。

 ただ、いくら小沢氏が強制起訴寸前で虫の息とはいえ、座して死を待つのは考えにくい。小沢氏は今夏以降、自民党の森喜朗元首相や古賀誠元幹事長ら実力者と連絡を取り合ってきた。関係者によると、小沢氏は古賀氏に対し、電話で「その気になれば、(民主党を割って)100人連れて来られる」と豪語したこともあったという。

 さらに、ここにきて菅政権の弱体化に比例するかのように活動も活発化。党の若手議員との夜会合を連日開いたかと思えば、25日には小沢氏を支持する衆院当選1回議員約50人による政策グループ「北辰会」の設立総会を開き、小沢氏は最高顧問に就任した。

 それだけに、菅首相が小沢切りを決断すれば、「返り討ちにあったり、党分裂という不測の事態を引き起こす」(民主党筋)可能性も指摘されるのだ。

 永田町有力筋の1人は「今の政権の体力を考えれば、菅首相は自民党と話し合い解散に応じ、どちらが勝っても一致して税制改革に取り組むのでないか」と見るが、この場合も民主分裂は避けられず、政界がカオスに包まれることは必至だ。

4506名無しさん:2010/11/26(金) 18:25:11

仙谷、馬淵氏問責案可決へ=補正予算案、今夜成立
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;rel=j7&amp;k=2010112600521&amp;j1

 自民党は26日夜、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の対応などが不適切として、仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相の問責決議案を参院に提出する。問責案は社民党を除く野党の賛成多数で可決される見通し。菅直人首相には大きな打撃で、首相の政権運営は一層厳しさを増す。一方、円高・デフレ対策を柱とする2010年度補正予算案は同日、衆参の両院協議会を経て、憲法の衆院優越規定により成立する。
 首相は、問責案が可決されても仙谷氏らを続投させる意向。首相は12月3日の会期末に国会を閉じ、柳田稔前法相の後任人事を決めた上で、11年度予算編成を通じて政権立て直しに全力を挙げる考えだ。しかし、支持率の低下に歯止めが掛からなければ、首相に対する民主党内の不満が強まる可能性もある。
 これに対し、野党側は、仙谷、馬淵両氏の辞任を求め、両氏が出席する本会議や委員会の審議を拒否する構え。仙谷氏らが続投すれば、来年1月召集の通常国会で野党が審議拒否し、冒頭から混乱する展開も予想される。 
 一方、政府・与党が臨時国会の最重要課題と位置付けた補正予算案は、26日の参院予算委員会で野党の反対多数で否決された。同日の本会議で否決される。補正予算案は衆院では与党の賛成多数で可決しているため、両院協議会を経た上で、衆院の議決が国会の議決となる。補正予算関連法案の地方交付税法改正案も夜の参院本会議で与党と公明党の賛成多数で可決、成立する。
 補正予算案は、約5兆1000億円の「緊急総合経済対策」を実行するためのもので、歳出総額は4兆8513億円。新規国債は発行せず、10年度税収の増収分や09年度決算剰余金などを充てた。(2010/11/26-16:21)

4507名無しさん:2010/11/27(土) 19:05:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101127-00000064-jij-pol

菅首相「支持率1%でも辞めない」=鳩山氏と昼食
時事通信 11月27日(土)16時10分配信

 菅直人首相は27日、都内の中国料理店で民主党の鳩山由紀夫前首相と昼食を共にしながら約1時間半会談した。首相は内閣支持率の急落に関し「(支持率が)1%になっても辞めない」と述べ、引き続き政権運営に全力を挙げる考えを示した。鳩山氏は挙党態勢の構築の必要性を強調した。
 首相はまた、2022年サッカーワールドカップ(W杯)の日本招致に向け、スイス・チューリヒで12月に開かれる国際サッカー連盟(FIFA)の最終プレゼンテーションへの出席を要請したが、鳩山氏は消極的な姿勢を示した。
 会談は、首相の呼び掛けで実現した。仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相の問責決議が可決されるなど、菅政権を取り巻く環境は厳しさを増しており、首相は鳩山氏に政権運営への協力を求めたとみられる。

4508名無しさん:2010/11/27(土) 19:08:13

公明離反で目算狂う=指導力欠いた首相−臨時国会
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010112700257

 菅直人首相は「熟議の国会」を掲げて臨時国会に臨んだ。参院で野党が多数を占める「ねじれ」の下で、野党との対話路線を定着させる試金石と位置付けたが、内閣の要の仙谷由人官房長官の問責決議が可決される事態に至り、目算は完全に狂った。とりわけ、公明党との連携に失敗したのは、首相の指導力不足に起因した面が多い。
 当面の景気・雇用対策が盛り込まれた2010年度補正予算への公明党の協力を取り付け、11年度予算案と関連法案の成立が焦点となる来年1月召集の通常国会への布石とする−。首相や民主党執行部が当初描いたシナリオだ。しかし、先月4日に検察審査会が小沢一郎元代表の起訴議決を公表。野党各党は小沢氏の証人喚問要求で足並みをそろえ、いきなり首相は難題に直面した。
 小沢氏の国会招致で首相は自らは動かずに対応を岡田克也幹事長に委ねた。岡田氏が求めた衆院政治倫理審査会への出席を小沢氏は拒否、招致問題は宙に浮いた。野党とのパイプが細い岡田氏に代わり、野党対策も担うとみられた仙谷長官が中国漁船衝突事件の対応で批判を浴び、動きを封じられたのも誤算だった。公明党は「『政治とカネ』では何もしない、補正には協力しろ、では通らない」(幹部)と不信感を募らせた。
 公明党の「菅離れ」を一層強めたのは、政府が公開を制限し続けた衝突事件の映像のネット上への流出だ。一連の対応を含めて内閣支持率が急落し、当初は補正予算に賛成する意向だった同党を反対に追いやる結果となった。
 国会終盤では「(国会答弁は)二つ覚えておけばいい」(柳田稔前法相)、「暴力装置でもある自衛隊」(仙谷長官)など自覚と緊張感を欠いた閣僚の言動が相次ぎ、「政権末期」(中堅)の様相を呈した。首相は柳田氏を更迭せざるを得なくなり、最終局面では仙谷長官と馬淵澄夫国土交通相を問責される事態にまで発展した。
 首相は仙谷長官らを辞任させない意向だが、通常国会は野党が問責閣僚の続投を理由に冒頭から審議を拒否し、混乱する事態も予想される。政権立て直しへの展望が見えない中、民主党執行部からは内閣改造による局面打開を求める声が出始めている。(2010/11/27-17:29)

4509名無しさん:2010/11/27(土) 19:15:31

与野党チキンレース…菅は罷免も内閣改造も切り崩しも出来ず
2010.11.27
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101127/plt1011271442001-n1.htm

 与野党によるチキンレースが幕を開けた。野党は、問責決議が可決された、「影の宰相」こと仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国交相が辞任か罷免されない限り、年明けの通常国会冒頭から審議拒否する方針。一方、政府・与党は断固続投させる構えなのだ。カギを握るのは公明党だが、菅政権への強硬姿勢を崩さない。菅直人首相は土俵際に追い込まれつつある。

 「さようならー」「蛍の光 窓の雪だな!」

 27日未明までかけ、仙谷、馬淵両氏の問責を可決した参院本会議場は、高揚した野党側のヤジに包まれた。問責直前の参院自民党議員総会では「この上は内閣総辞職か衆院解散に追い込みたい」(中曽根弘文参院会長)などと威勢のいい言葉が飛び交った。

 標的となった仙谷氏は記者団に「ノーコメント」とだけ答え、逃げるように国会から退散した。菅首相は26日夜、「帰趨を見定める」と述べ、即座の罷免を否定したが、打開策は見えないままだ。

 野党は仙谷氏らが交代しない限り、年明けの通常国会冒頭から始まる2011年度予算案の参院審議に応じない構え。民主党には「野党は国民生活に直結する予算案をいつまでも放置できないはずだ」(幹部)として、野党がいずれ国会審議に戻るとの楽観論があるが、そう簡単でない。

 当面切り崩しのターゲットとなるのが、当初2010年度補正予算案に賛成を検討した公明党だ。しかし、相次ぐ外交失態で内閣支持率が「危険水域」の20%台に低迷し、今秋の衆院北海道5区補選や福岡市長選などで民主党関連候補が惨敗した今、公明党内の空気は厳しい。

 「民主党と組めば一緒に地獄行き」(参院議員)といった強硬論が台頭し、衆院落選中の大物幹部も「今解散なら勝てる」と現執行部を突き上げているという。

 民主党内には「大胆な内閣改造で支持率を回復し、事態打開を目指すべき」(古参議員)との声もある。仙谷氏に代わり、人気の高い前原誠司外相や蓮舫行政刷新担当相を官房長官に横滑りさせるプランだ。

 しかし、人事で干されてきた小沢一郎元代表に近い議員の不満が爆発する可能性もあり、一筋縄ではいかない。

 罷免も、内閣改造も、野党切り崩しもできないまま、菅内閣は座して死を待つのだろうか。

4510名無しさん:2010/11/27(土) 19:21:38

“支持率1%になっても辞めず”
11月27日 16時54分
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101127/t10015493041000.html

菅総理大臣と民主党の鳩山前総理大臣が、東京都内で会談し、鳩山氏が、仙谷官房長官らに対する問責決議の可決を受けて、来年の通常国会に向けて打開策を検討すべきだと伝えたのに対し、菅総理大臣は「内閣支持率が1%になっても辞めない」と述べ、政権運営への強い決意を示しました。

この中で鳩山前総理大臣は、「政治主導という方向性はまちがっていない。政権交代した意義が認められるまで、民主党はふんばらなければならず、党内も協力したいと考えている」と述べました。そのうえで鳩山氏は、仙谷官房長官と馬淵国土交通大臣に対する問責決議が可決されたことを受けて「来年の通常国会にも影響が出るおそれがある」として、何らかの打開策を検討すべきだという考えを示しました。これに対して、菅総理大臣は「仙谷官房長官らの交代は考えていない」としたうえで、通常国会での来年度予算案の成立に全力をあげる考えを示しました。また、菅総理大臣は「内閣支持率が1%になっても辞めない」と述べ、政権運営への強い決意を示しました。一方、菅総理大臣は、サッカーワールドカップの2022年大会の開催地を決める会合が、来月初めにスイスで開かれることから、鳩山氏に対し「政府専用機を用意するので、日本への招致に向けて現地を訪れてほしい」と要請しました。

4511名無しさん:2010/11/27(土) 19:23:45

首相、支持率1%でも辞めない 鳩山氏と会談
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010112701000369.html

 菅直人首相は27日昼、民主党の鳩山由紀夫前首相と都内の中国料理店で会談し、内閣支持率の低落を踏まえ「支持率1%でも辞めない」と述べ、政権維持への強い決意を強調した。

 鳩山氏は政権浮揚に向け挙党態勢構築の重要性を強調。両氏は仙谷由人官房長官、馬淵澄夫国土交通相の問責決議可決を受けた対応、2011年度予算編成など今後の政権運営をめぐっても意見交換したとみられる。鳩山氏によると、9月の民主党代表選後、首相と鳩山氏が2人だけで会談するのは初めて。首相から呼び掛けた。

 首相は鳩山氏に、日本が招致に乗り出しているサッカーの22年ワールドカップ(W杯)開催地が決まる12月1、2日のスイス・チューリヒでの国際サッカー連盟(FIFA)理事会への出席を要請した。

2010/11/27 16:03 【共同通信】

4512名無しさん:2010/11/27(土) 19:30:56
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-170601-storytopic-11.html

社説 内閣支持率 公約守れぬなら解散が筋だ
2010年11月27日

 内閣支持率がまたも急落した。
 共同通信社の全国緊急電話世論調査によると、菅内閣の支持率は23・6%。前回調査より9・1ポイント下落し、政権維持の「危険水域」とされる30%を大幅に下回った。
 国会軽視発言をした柳田稔法相辞任、北朝鮮の韓国砲撃や尖閣諸島付近の中国漁船衝突をめぐる一連の対応の影響とみられる。
 菅首相の指導力不足が不支持理由のトップで、政党支持率も民主は自民に逆転された。
 内閣支持率続落の最大の原因は、米軍普天間飛行場移設をめぐる基地問題をはじめ、政権公約(マニフェスト)を次々とほごにしてきた「約束違反」に尽きる。
 マニフェストは有権者と政治を結び付けるパイプだ。有権者が民主党の公約を支持したから政権交代が実現した。約束を守らない政権が支持を失うのは当然だ。
 米軍普天間飛行場の移設をめぐる混乱と「政治とカネ」問題で退陣した鳩山由紀夫前首相の後継として菅内閣は6月に発足した。所信表明で「有言実行内閣」だと演説したが、実行力が伴わない。
 この間、民主党政権の目玉政策の一つ、八ツ場ダムの建設中止方針を事実上撤回した。
 「クリーンな政治の実現」を目指すとしながら、政治資金規正法の改正論議はなかなか進んでいない。おまけに自粛していた企業・団体献金の一部受け入れを再開している。現状は「政治とカネ」問題の解決に程遠い。
 4月に創設した子ども手当も、衆院選マニフェストが減額修正されている。「地方主権」は掛け声倒れになっている。
 菅内閣は世論の動向を気にしすぎて、長期的視野で思い切った政策を打ち出せないのではないか。政治主導と言いながら、人気取りだけで理念がないように映る。
 「世論調査民主主義」と称して新聞各紙やインターネットによる調査の乱用に警鐘を鳴らす研究者もいる。だが、数字が示す事実は重く受け止めてほしい。
 政治に不信感を深めていた国民が政治に期待したからこそ、民主党政権が誕生した。政局に振り回されずに、国民との約束を一つ一つ果たすことだ。
 もう一度、政権公約の原点に戻ってほしい。もしも公約を実現する気がないのなら、潔く衆院を解散し、総選挙で国民に信を問うべきだ。

4513名無しさん:2010/11/27(土) 19:38:09
http://gendai.net/articles/view/syakai/127656
代表を替え民主政権は出直せ
【政治・経済】
2010年11月27日 掲載
巷では小沢一郎が支持されている

 政界に驚きの声が広がっている。
「首相に一番ふさわしいのは誰か」という世論調査で、なんと小沢一郎がトップに躍り出たからだ。「国民は小沢を嫌っている」というのが定説だったはず。
 ところが、産経新聞などが20、21日に行った調査で、小沢は前原誠司や菅直人を抑えて堂々の1位だった。
 上位5人は、小沢一郎、前原誠司、舛添要一、菅直人、渡辺喜美という順位だ。小沢一郎は前回5位から、一気にランクアップ。世論のこの様変わり、一体どうしたのか。
「やっと国民が本気で政治を考えはじめたということでしょう。戦後60年、日本人は『どうせ誰が総理をやっても一緒さ』と軽く考えてきた。舛添要一あたりが世論調査でトップだったのも、その裏返しです。テレビ人気の高い政治家を安易に支持してきた。しかし、菅首相のテイタラクを見せつけられ、さすがに能力のない政治家がトップになったら、国がおかしくなり、自分たちの生活がメチャクチャにされると分かった。強いリーダーシップと政治哲学を持った政治家にやらせないと大変なことになると目を覚ましたということです。そう考えると、口先だけの前原誠司には、とても任せられない。やはり、適任者は小沢一郎しかいないとなったのでしょう」(政治評論家・本澤二郎氏)
 冷静に考えれば、最大の実力者である小沢一郎が「総理にふさわしい政治家」の1位に選ばれるのは当たり前のことだ。もともと、政治意識の高い有権者が集まるネットでは、小沢人気はダントツ。これまで前原や舛添がトップだったことの方がおかしいのである。

4514名無しさん:2010/11/27(土) 19:43:00

「進退は総理がお決めになる」仙谷氏、揺れる自負心
2010年11月27日7時30分
http://www.asahi.com/politics/update/1127/TKY201011260573.html

 「個人的には、淡々としている。党の幹部なり総理がお決めになるだろう」。いまや「陰の首相」とも呼ばれる仙谷由人官房長官は26日の記者会見で、問責決議案可決という事態を前に、菅直人首相に自らの進退を委ねる考えを示した。

 内政から外交まで一手に請け負う自分を切れるのか――。仙谷氏の言葉にはそんな自負も透ける。ただ、口調はいつもより投げやりだった。

 実のところ、心は揺れているようだ。内閣支持率は下落し、政権浮揚の妙案は浮かばない。野党は仙谷氏を内閣の要とみて、その進退に照準を絞って攻め立てる。来年の通常国会も冒頭から野党が審議拒否で結束すれば国会運営は行き詰まることは必至で、民主党からは「首相は仙谷氏のクビを切るしかない」(中堅)との声も漏れ始めた。

 公明党の動きも読めない。仙谷氏は最近、「来春に公明党が重視する統一地方選がある。その時、内閣支持率がどれくらいあるかだ」と周辺に語った。公明党を引き込めるかは支持率次第との見立てだ。

 首相との「二人三脚」にもすきま風が吹く。所信表明演説で「交渉への参加検討」を打ち上げた環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について、首相が参加見送りを決めた11月上旬。推進派だった仙谷氏は「菅さんはTPPで勝負できなかった」と周辺に不満を漏らした。

 そもそも、首相と仙谷氏が手を結んでいるのは、9月の党代表選でも争った小沢一郎元代表という「共通の敵」があるためだ。党内では「菅―仙谷関係は『政権維持』という利害で結びついている」との見方がもっぱらだ。

 「辞任が自らに降りかかるのが怖いのか」。法相更迭をめぐり、仙谷氏は25日の参院法務委員会で野党に詰め寄られ、強弁してみせた。「事実に基づかない揣摩憶測(しまおくそく)だ。そんなことを考えるわけは百%ない」(内田晃)

4515名無しさん:2010/11/27(土) 20:18:04
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101127/t10015495461000.html

自民幹事長“問責可決は民意”
11月27日 19時46分

自民党の石原幹事長は、石川県小松市で講演し、仙谷官房長官と馬淵国土交通大臣に対する問責決議が可決されたことについて、「参議院が国民に代わって示した民意だ」と述べ、速やかに仙谷長官らは辞任すべきだという考えを示しました。

この中で、石原幹事長は「問責決議が仙谷官房長官と馬淵国土交通大臣に対して出された。大臣としての責任をまっとうしていく資格がないという強い意思表示だ。これは菅政権に対して参議院が国民に代わって示した民意だ」と述べました。そのうえで石原氏は「仙谷長官と馬淵大臣の2人が出てくる委員会に出て行って議論することはできない。レッドカードが突きつけられたのだから、政府が2人を代えるべきだ」と述べ、速やかに仙谷長官らは辞任すべきだという考えを示しました。一方で、石原氏は「前の通常国会で、民主党は最終日に閉会中の審査をどうするかということもやらなかったが、そんなばかなことはしない。通すべきものはしっかりと与野党で協議をして、最終日に法律案は通すという姿勢で臨んでいく」と述べました。

4516チバQ:2010/11/27(土) 21:29:35
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010112702000039.html?ref=rank
<スコープ>民主内に不協和音 内閣改造論も浮上
2010年11月27日 紙面から

 今国会は民主党にとって、散々な内容で終わろうとしている。二〇一〇年度補正予算の成立が大幅に遅れた上に、仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相の問責決議も可決される事態に。こうした結果を招いた“張本人”はだれか。政府・民主党内には、首相官邸と党執行部の双方ともだらしなかったと責任を問う声が強まりつつある。 (関口克己)

 岡田克也幹事長は二十六日夜、仙谷、馬淵両氏の問責決議について、記者団に「問責に値するとは考えていない。二人は十分に責任を果たしている」と述べ、現体制で政権運営に当たる方針を強調した。

 だが、仙谷氏の自衛隊「暴力装置」発言をはじめ閣僚の相次ぐ失言や、柳田稔前法相の更迭劇など、内閣の不始末が支持率の大幅ダウンを招き、野党を勢いづかせたのは事実。迷走する菅内閣に冷ややかな視線を向ける議員は少なくない。

 党内には政権浮揚に向けたウルトラCとして、今年九月に菅改造内閣が発足したばかりにもかかわらず、早くも改造論が一部で語られ始めている。

 小沢一郎元代表に近い中堅議員は「閣僚が足を引っ張り合っている。流れを変えるには人を代えるしかない」と指摘。首相を支持する勢力にも「ピンチはチャンス。首相が指導力を発揮し、心機一転すればいい」(ベテラン議員)と改造論に同調する声もある。

 一方、官邸側は「内閣改造なんて話は全くない」(官邸筋)と全面否定。逆に首相が連日、国会審議に引っ張り出され、野党の攻撃にさらされたことへの不満が強く、野党側との交渉に当たった党国対など執行部の対応を疑問視している。

 補正予算成立のため、野党の協力を求めなければならないとはいえ、最近は週三日のペースで首相の国会出席が続いたことで、官邸筋は「あまりにも野党に譲りすぎ」と納得いかない様子。

 柳田氏更迭をめぐっては「辞任カード」を切ることで、野党が仙谷氏らの問責決議案提出を見送るのかどうか、最後まで見極められず「仙谷氏を守れなかった党国対の責任は重い」(政府関係者)との声も漏れるほどだ。

 今国会をねじれ乗り切りの試金石と位置付けていた民主党。結束すべき時に、不協和音が広がってしまったことで、さらなる政権弱体化につながりそうな気配だ。

4517名無しさん:2010/11/27(土) 22:03:02

菅首相:「支持率1%になっても辞めない」…鳩山氏と会食
2010年11月27日 19時32分 更新:11月27日 21時36分
http://mainichi.jp/select/today/news/20101128k0000m010024000c.html

 菅直人首相は27日、民主党の鳩山由紀夫前首相と東京都内の中華料理店で約1時間半会談した。内閣支持率が急落しているが、首相は「1%になっても辞めない」と述べ、政権維持に向け意欲を強調した。会食は首相の呼びかけで、政権運営が厳しさを増す中、協力を求めたとみられる。

 鳩山氏は、仙谷由人官房長官、馬淵澄夫国土交通相の問責決議が可決されたことを受け、挙党態勢を構築するよう促した。「非小沢」路線を修正する内閣改造などが念頭にあるとみられる。

 首相はまた、22年サッカーワールドカップの日本招致に向け、12月に国際サッカー連盟(FIFA)理事会が開かれるスイス・チューリヒで招致活動をしてほしいと要請。「政府専用機を用意する」と水を向けたが、鳩山氏は「あまり期待しないでほしい」と消極的な姿勢を示した。【朝日弘行】

4518名無しさん:2010/11/27(土) 23:28:43

その時、岡崎トミ子国家公安委員長登庁せず
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101125-OYT1T00377.htm?from=main7

 国会は25日、北朝鮮による韓国砲撃を受け、衆参両院の予算委員会で集中審議を行った。

 自民党など野党は日本政府の対応を「初動が遅かった」などと批判、政府内の動きの問題点も明らかになった。

 「国民が心配している最中に首相官邸は空っぽ。首相は公邸で国会対策の話をし、国家より党のことを考え対応していた」

 25日午前の衆院予算委で自民党の小野寺五典氏がこう追及すると、首相は「全く間違っている。迅速な対応がしっかり取れた」と色をなして反論した。

 ただ、仙谷官房長官はこの日の審議で、伊藤哲朗内閣危機管理監の首相官邸到着が砲撃開始の連絡を東京都内で受けてから約1時間10分後だったと説明。

 治安対策を担当する岡崎国家公安委員長が、連絡を受けた後も警察庁に登庁しなかったことも分かった。

 岡崎氏は「警察庁に出向いてきちんと対応ができればよかったかと、私も思う」と、対応の不十分さを認めた。

 政府の初動に関連し、自民党の谷垣総裁は記者会見で「発生から関係閣僚会議を開くまで6時間。危機管理にあまりにも無頓着だ」と批判した。

(2010年11月25日22時38分 読売新聞)

4519名無しさん:2010/11/27(土) 23:31:31
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20101126-OHT1T00048.htm
北朝鮮砲撃一報も「警察トップ」岡崎氏は在宅勤務

 北朝鮮による韓国砲撃を受けた菅政権が対応遅れを批判されるなか、岡崎トミ子国家公安委員長(66)が発生の一報を受けた後も東京・麹町の議員宿舎にいたことが25日、明らかになった。砲撃当日には一度も警察庁に登庁せず宿舎で指揮していたという。あまりのノンビリぶりに野党から批判が続出。岡崎氏の問責決議案を検討すべきとの声があがっている。

 北朝鮮の韓国砲撃で日本が危機的状況の真っただ中、「警察のトップ」である国家公安委員長が議員宿舎にとどまっていたという仰天事実が明らかになった。

 衆院予算委員会で、岡崎氏は「私自身はその日は警察庁に入ってはおりません」。砲撃があった23日に一度も警察庁に登庁しなかったことを認めた上で「随時報告を受け情報収集に努め、適宜指示していた」と述べた。

 岡崎氏は、午後4時ごろに一報を受け、約5時間後の午後8時45分に関係閣僚会議出席のために官邸入り。参院予算委員会で、自民党の山本一太参院議員(52)から「どこで何をやっていたんですか?」と問われた岡崎氏は「5時25分まで議員宿舎におりました」。同6時の宮中行事に出席後、8時まで周辺で待機していたことを明かし「いつでも官邸、警察庁に行ける所で待機していた」とニコニコ顔で答弁した。

 山本氏は「国家公安委員長の資格はないですよ」と絶叫。その後、岡崎氏は「警察庁に出向いてきちんと対応できればよかった」と自身の対応に問題があったことを遅ればせながら認めた。野党からは「家で寝てたんだろ!」「あんた、本当に警察のトップか!」と厳しいヤジが飛んだ。

 岡崎氏に対し自民党の小泉進次郎衆院議員(29)はあきれ顔。「どう考えても、岡崎大臣は国内治安、警察をつかさどってる現実は信じられない。ほかの方に代えた方がいい」とバッサリ。「普通、問責を出す時っていろんな理由を探すけど、探す必要がない。一言、不適格! それだけ」。直ちに問責決議案を検討すべきとの考えを強く示した。

 岡崎氏はこれまでに、テロ捜査に関する警視庁内部資料の流出問題などで、自民党などから問責を検討すべきとの声があがっていた。

 自民党は26日に仙谷由人官房長官(64)、馬淵澄夫国交相(50)の問責決議案を参院に提出することを決定。国会軽視発言で辞任した柳田稔法相(56)に続く“ドミノ辞任”の危機のなか、岡崎氏の首筋にも寒風が吹き付けてきた。

(2010年11月26日06時02分 スポーツ報知)

4520名無しさん:2010/11/28(日) 02:06:18

細川厚労相:代表支部が建築会社から150万円 草加
2010年11月27日 15時1分
http://mainichi.jp/select/today/news/20101127k0000e010042000c.html

 細川律夫厚生労働相が代表の「民主党埼玉県第3区総支部」が昨夏、地元の埼玉県草加市で大型量販店の出店事業を進める建築会社から150万円の寄付を受けていたことが分かった。事業を巡っては騒音や治安悪化を懸念する地元住民らが反対運動を展開。細川氏側は建築会社側から事業の説明を受けたことを認めたうえで「住民運動に働きかけたことはない」と話すが、事業推進の後押しの見返りとも受け取られかねない寄付だけに議論を呼びそうだ。【杉本修作、西田真季子】

 ◇利益誘導は否定
 150万円を寄付したのは群馬県高崎市の建築会社「商建」。同支部の政治資金収支報告書によると、寄付は衆院選期間中だった09年8月19日付。細川氏本人と資金管理団体が支部に寄付した分を除き、寄付のうち最高額だった。

 大型量販店の出店計画は07年春に始まり、草加市内の別の商業施設の跡地を予定地に、商建が施工を担当することになった。

 しかし、店舗内へのゲームセンター設置や24時間営業に住民側が反発。細川氏の元私設秘書の市議も反対派の中心メンバーとなり、約7000人分の署名を集めて計画の見直しを求めた。

 細川氏の秘書官などによると、出店計画が明らかになったころ、商建の下請けの1級建築士が、細川氏の支援者の紹介を受けて事務所を訪問。この建築士は新店舗の設計のほか、商建の依頼で住民説明会の担当も務めていた。建築士と秘書官は計3回面談し、建築士が住民との対応や計画の進ちょく状況などを説明していた。寄付はこの面談のいずれかの際に、同支部の会計責任者でもある秘書官が直接受領したという。

 秘書官は「(反対派に元私設秘書の市議がいるため)うちが運動に火をつけたと思っていたのかもしれないが、向こうから具体的な依頼はない」と説明。元私設秘書の市議も「この件で事務所から何か言われたことはない」という。

 政治資金問題に詳しい岩井奉信・日大教授(政治学)は「企業が寄付する場合、必ず利益誘導を求めるもの。100万円単位の金を付き合いだけで出すわけがなく、受け取る側も、どういう意図があるのか調べるべきだ」と問題視する。そのうえで「企業献金は禁止されたはずなのに、政党支部を抜け道にして続いており、抜本的な見直しが必要だ」と指摘している。

 民間信用調査会社によると、商建は09年7月期に大型量販店の施工による約15億円の売り上げを見込んでいたが、出店計画の遅れなどで業績が悪化し、今年1月に経営破綻(はたん)した。大型量販店は別の業者が施工し、住民との合意を得ないまま一部の計画を見直して今月5日に開店した。

4521名無しさん:2010/11/28(日) 07:59:29
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/11/28/01.html
人気関係ない?菅首相「支持率1%でも辞めない」

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐる対応などで支持率の低落傾向に歯止めがかからない菅直人首相が27日、民主党の鳩山由紀夫前首相と都内で会談した。仙谷由人官房長官、馬淵澄夫国土交通相の問責決議可決で逆風が続く中、鳩山氏から挙党態勢の構築を提言された首相。「支持率1%でも辞めない」などと述べ、政権維持に固執する考えを強調した。

 9月の民主党代表選後、首相と鳩山氏が2人だけで会談するのは初めて。鳩山氏は代表選で小沢一郎元代表を支持しており、関係修復を図るために首相側が呼びかけた。

 都内の中国料理店で行われた会談で、柳田稔法相の事実上の更迭、仙谷、馬淵両氏の問責決議可決など菅政権を取り巻く環境が厳しさを増す中、首相は「支持率1%でも辞めない」と強調した。

 8日の衆院予算委員会で「石にかじりついてでも頑張りたい」と述べていた首相。しかし、中国漁船衝突事故への対応で急降下した内閣支持率は回復する兆しもなく、23、24両日の共同通信の世論調査では23・6%。今月初旬の前回調査32・7%から9・1ポイントも下落し、政権維持の「危険水域」とされる30%を下回っていた。

 年内危機説も現実味を帯びる中、代表選後、自らの政権運営に苦言を呈するなど批判的だった鳩山氏に対し、辞任の考えがないことを強調しておきたかったようだ。

 鳩山氏は政権浮揚に向け挙党態勢構築の重要性を提言。両氏は仙谷氏らの問責決議可決を受けた対応、2011年度予算編成など今後の政権運営をめぐっても意見交換したとみられる。

 また、首相は鳩山氏に、日本が招致に乗り出している22年のサッカーW杯開催地が決まる12月1、2日のスイス・チューリヒでの国際サッカー連盟(FIFA)理事会への出席を要請した。

 首相は米韓合同軍事演習を前にした北朝鮮の動向を警戒し、原則都内待機の全閣僚と同様、公邸とその周辺で過ごした。昼の外出はこの会談だけで約1時間半だった。

 一方、菅内閣の取り組みを紹介する政府のインターネットサイト「KAN―FULL BLOG」は27日、北朝鮮の韓国砲撃を受けた首相らの対応をまとめた動画付きの記事を掲載。事件があった23日、首相が記者団に語った発言が「どこの国よりも早い、トップによる直接の発言」と自賛した。 [ 2010年11月28日 ]

4522名無しさん:2010/11/28(日) 21:48:20

和歌山県知事に仁坂氏再選確実 民主、大型選挙で3連敗(11/28 20:51)

 任期満了に伴う和歌山県知事選は28日投票、即日開票の結果、無所属現職の仁坂吉伸氏(60)=自民推薦=が、いずれも無所属新人の元県議藤本真利子氏(56)=民主、国民新推薦=、JR西日本シニア社員洞佳和氏(62)=共産推薦=の2人を破り、再選を確実にした。

 7月の参院選後の大型選挙では、衆院道5区補欠選挙、福岡市長選に続いて民主党公認、推薦の候補が3連敗。自主投票とした沖縄県知事選の“不戦敗”も含めて、政府、与党は一層窮地に追い込まれそうだ。

 仁坂氏は県議会で圧倒的多数を占める自民党県議団の支援のほか、公明党県本部の支持も受けて組織戦を展開。企業誘致や財政再建などの実績を訴え、県内全域に浸透した。

 藤本氏は観光経済特区の創設や、公共事業で景気対策を優先させる政策を唱えたが、仁坂氏に対する批判票を広く集めるには至らなかった。

 洞氏は1次産業を和歌山の基幹産業にすると強調、福祉の充実を訴えたが及ばなかった。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/262242.html

4523名無しさん:2010/11/29(月) 00:17:28

参院問責可決 一段と追い込まれた菅政権(11月28日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20101127-OYT1T00877.htm

 尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件の不手際を理由に、仙谷官房長官と馬淵国土交通相に対する問責決議案が参院に提出され、野党の賛成多数で可決された。

 問責決議に法的な拘束力はないが、過去に決議が可決した麻生首相ら3氏はいずれも辞任に追い込まれた。菅政権が一段と苦境に立たされたのは間違いない。

 自民党が提出した仙谷氏の問責決議は、中国人船長釈放の経緯の不透明さに加え、海上保安庁が撮影した衝突時の映像を非公開とした判断を厳しく批判している。

 馬淵氏の場合は、映像流出事件を招いた海保の杜撰(ずさん)な情報管理体制への監督責任を挙げている。

 どれも、もっともな指摘だ。漁船衝突事件で仙谷氏らに政治責任があるのは明白である。

 菅首相は、仙谷、馬淵両氏を続投させる考えを強調している。内閣の“司令塔”である仙谷氏を辞任させれば、政権の屋台骨が揺らぐと懸念してのことだろう。

 だが、自民党だけでなく、公明党まで政府・民主党に距離を置いたままでは、臨時国会の残り会期中は無論、来年の通常国会も法案を成立させるめどが立たず、国政の大幅な停滞が避けられない。

 公明党の山口代表は「問責の重みを軽視し、さらにまずい対応を重ねることがあれば、問責の効果は尾を引くことになるだろう」と警告している。

 野党側は、仙谷氏らが出席する委員会審議に応じない構えだ。仙谷氏らが閣僚にとどまることを理由に、審議拒否戦術を乱用することは許されないが、菅首相は、ねじれ国会という厳しい現実を重く受け止めるべきだ。

 問責決議に先立ち、総額4兆8000億円超の円高・デフレ対策を盛り込んだ今年度補正予算が成立した。しかし、政府提出法案の成立はわずか30%台だ。補正予算以外は、見るべき成果がほとんどない国会と言わざるを得ない。

 ねじれ国会による国政停滞を避ける責任は与野党双方にある。だが、より多くの努力を求められるのは政府・民主党である。

 特に、小沢一郎・民主党元代表の「政治とカネ」に関する国会招致を実現しないまま、今国会を閉じることは到底許されまい。

 菅首相は、小沢氏の説得を岡田幹事長任せにせず、自ら指導力を発揮すべきだ。まして、問責決議を受けた与野党対立を口実に、このまま会期末を迎えればよい、と計算しているとすれば、大きな考え違いである。

(2010年11月28日01時41分 読売新聞)

4524名無しさん:2010/11/29(月) 00:19:54
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010112900002

仲井真氏勝利を歓迎=政権批判強める−自民

 自民党は28日、沖縄県知事選で県連推薦の仲井真弘多氏の勝利を歓迎している。米軍普天間飛行場移設問題について、仲井真氏は自公政権が推進した県内移設の条件付き容認から「県外移設」へと姿勢を変えたが、自民党は「これまで積み重ねてきた信頼関係を生かせる」(幹部)と連携に期待。一方で「普天間問題をこじらせた」として、民主党政権への批判を強める。
 自民党の石原伸晃幹事長は同日夜、談話を発表し、「民主党政権は基地問題を混迷させ、県民の心を引き裂いたが、仲井真氏は県民の心を一つにと訴え勝利した」と強調。「菅政権は普天間基地の危険性除去のため、解決への道筋を示す責任があるはずだ。現政権にできるか注視していく」との考えを示した。
 県連推薦とはいえ、自民党は大島理森副総裁や小池百合子総務会長をはじめ多くの党所属議員が沖縄入りし、てこ入れを図った。共産、社民両党などに推され、「県内移設への断固反対」を掲げる伊波洋一氏が勝てば、普天間問題が一層こじれるとの懸念があったためだ。
 自民党としては、衆院北海道5区補選、福岡市長選に続き、全国的な注目を集める選挙での支援候補の勝利で、「内閣の早期退陣、衆院解散・総選挙を強く迫っていく」(石原氏)と勢いづいている。
 一方、仲井真氏を推薦した公明党の山口那津男代表は、記者団に「政権党でありながら、(基地問題で)混乱を招いた責任がある。民主党の政権運営に影響を与えるのではないか」と民主党を批判。みんなの党の渡辺喜美代表も「まずは鳩山由紀夫前首相と菅直人首相が頭を丸めて沖縄県民におわびすることだ」とのコメントを出した。(2010/11/29-00:05)

4525名無しさん:2010/11/29(月) 00:33:56

「反菅」議連、民主内に続々 平野前官房長官も設立
2010/11/29 0:05 情報元 日本経済新聞 電子版

 民主党の平野博文前官房長官ら菅政権と距離を置く議員は12月2日、同党が昨年夏の衆院選マニフェスト(政権公約)で打ち出した内需拡大策の充実を政府に求める議員連盟「日本再生戦略会議(仮称)」を設立する。
 設立趣意書には日本経済の回復に向けて「輸出に頼るばかりではなく、産業構造を変え、内需拡大による有効需要の増加が必要」と明記した。

4527名無しさん:2010/11/29(月) 02:53:27
伝統的に自民、公明が強すぎる和歌山とはいえ票差が大きすぎる。 

◆和歌山県知事選
 開票終了

当  259200 仁坂 吉伸 無現 【自】

    76051 藤本真利子 無新 【民】【国】

    24467 洞  佳和 無新 【共】

2010年11月29日
[2010和歌山県知事選]
仁坂さん大差で再選
http://www.wakayamashimpo.co.jp/news/10/11/101129_8970.html

知事選2010わかやま 仁坂氏、自公支援で圧勝 藤本氏、民主逆風響く
2010.11.29 02:33
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/101129/wky1011290234000-n1.htm

>藤本氏は浮動票の取り込みを狙ったが、民主党への逆風も響いた。

4528名無しさん:2010/11/29(月) 03:34:19
仲井真氏は県外移設の姿勢を崩しておらず、互いに歩み寄る妙案もない。

http://www.asahi.com/politics/update/1129/TKY201011280295.html
2010年11月29日3時0分
首相、沖縄訪問へ調整 仲井真知事再選

 普天間問題で政府と協議してきた仲井真弘多氏が再選されたことで、菅内閣は辛うじて交渉の余地を残したと言える。ただ、仲井真氏は県外移設の姿勢を崩しておらず、互いに歩み寄る妙案もない。菅直人首相は来年春ごろの訪米を見すえ、沖縄を訪問して調整にあたる構えだが、具体的な展望は描けていない。

 首相が沖縄を訪れる姿勢を示しているのは、内閣を挙げて取り組む意思表示といえる。前原誠司外相や北沢俊美防衛相などの閣僚も沖縄訪問を検討している。政権内には、辺野古移設で歩み寄れなければ普天間飛行場が固定化しかねないとの懸念もある。

 福山哲郎官房副長官は28日、知事選の結果について「県民の民意の表れの一つと受け止めている」と表明。普天間問題は「(県内移設の)日米合意を踏まえ、一方で沖縄の負担軽減に全力を尽くし、仲井真知事や県民の理解をいただくよう誠心誠意話し合っていきたい」とした。

 菅首相は、日米両政府が5月末に合意した同県名護市辺野古への移設方針を受け継いだ。鳩山政権が普天間問題で迷走した経緯を踏まえ、日米同盟に軸足を移したものだ。この問題にかかわる政府関係者は「色々な検討をした結果、辺野古しかないという結論に至った」と語る。

 さらに、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件や北朝鮮による韓国領砲撃など東アジアの地域情勢は不透明さを増している。日米同盟を軸に、こうした問題に対処することが重要である以上、普天間問題の解決が欠かせないとの判断だ。

 菅内閣は振興策などの議論を通じて沖縄側の軟化を期待する。ただ、普天間問題を取り仕切る仙谷由人官房長官は参院で問責決議案を可決され、首相は外交立て直しやねじれ国会に追われて余裕がない。そのさなかに米国側から普天間問題の解決を迫られる。政府高官は「出口は見えない」と語っている。(高橋福子、坂尻顕吾)

4529名無しさん:2010/11/29(月) 06:05:55

TPP国会議員9人が反対 県農協中央会の集会で表明
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20101129-OYT8T00009.htm

 県農協中央会は28日、県関係国会議員を招いた集会を青森市内で開き、コメなど主要農産品の関税を撤廃する環太平洋経済連携協定(TPP)の参加に反対することを要請した。出席した9人全員が反対を表明した。

 農水政務官で民主の田名部匡代衆院議員と、自民の参院比例選出の議員1人を除き、民主4人、自民4人、共産1人の計9人が駆けつけた。

 それぞれ発言を求められ、民主県連代表の横山北斗衆院議員は「食料自給率を減らすと大変なことになるということをわかってもらえるよう先頭に立ちたい」と強調。ほかの民主3人も反対の立場を明確にした。

 また、自民副総裁の大島理森衆院議員は、「世界の農業交渉の原則は各国の基本的な農業の生存を守ること。そのような視点がない」と政府の姿勢を批判。民主の4議員がいずれも反対を表明したのに対し、「党内で腹をくくり戦って」と注文をつけた。

 集会には農家約400人も参加。津軽地方のリンゴ農家は「あまりにも唐突。これまでも農業は色々と犠牲になってきたのに」と不安をあらわにし、別の農家は「ただでさえ作物の値段は下落傾向。所得が少なくなり、後継者も育たず、農地が放棄されていく」と声を荒げた。

 最後には、「青森県の農業および地域経済を守るため、TPP断固阻止に向け組織の総力をあげて取り組む」などとする特別決議が全会一致で承認された。

(2010年11月29日 読売新聞)

TPP参加反対 農業者らが集会…国会議員も参加
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20101127-OYT8T00878.htm?from=nwlb

 日本の環太平洋経済連携協定(TPP)への参加を阻止しようと、農業者らで組織する熊本農政懇話会(山口清志会長)は27日、熊本市植木町で集会を開き、松野頼久衆院議員ら県選出の民主党国会議員3人に、農家の実情の厳しさを訴えた。

 ほかに参加したのは、松野信夫参院議員、福嶋健一郎衆院議員。

 約100人の会員が参加。阿蘇市で酪農を営む男性は「もしTPPに参加することになれば、先行きが見えなくなる。若者が農業で生活できると思えるような政策を実施してほしい」。宇城市の農業男性は「参加すれば、どうやって採算が取れるようにすればよいのか悩んでいる」などと訴えた。

 これに対し、福嶋氏は「党の公約で自給率を上げると明記している。それに反する動きは見逃せない」とし、松野信夫氏は「農業に限らず国民全体を巻き込んで、TPPについて考えていかなければならない」と述べた。松野頼久氏は「TPPに反対し、党内でブレーキを踏みながらやっていきたい」と、理解を求めた。

(2010年11月28日 読売新聞)

4530チバQ:2010/11/29(月) 12:25:25
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101030/plc1010300934007-n1.htm
仕分け人も仕分け必要 「勉強不足…」傍聴者から不満 (1/2ページ)
2010.10.30 09:30

エネルギー対策特別会計導入補助事業等について質問をする枝野幸男・民主党幹事長代理=29日午前、東京・東池袋(宮川浩和撮影) 特別会計を対象とする事業仕分け第3弾。複雑かつ専門性の高い事業がターゲットとなるだけに、仕分け会場では一般傍聴者から「議論が分かりづらい」との不満が噴出している。特に、勉強不足の国会議員の仕分け人には冷たい視線が集中し、仕分け3日目となる29日には、「『仕分け人』を仕分けた方がいい」との声すら聞かれた。(寺田明伸)

 「全然答えになってない。はっきりしなさい」

 経済産業、文部科学、環境の3省がからむエネルギー対策特会の議論。民主党の枝野幸男幹事長代理は、堂々巡りの議論に業を煮やし、ついに説明者の官僚に声を荒らげた。

 仕分けの俎上(そじょう)に載せられていたのは「温泉エネルギー活用加速化事業」。省エネに資する温泉の発電設備を導入すれば一定の割合で補助が受けられる制度だ。環境省の担当者は制度の趣旨や効果を何度も説明したが、枝野氏は「違うんじゃないですか? 政策目的が」と切り捨てた。

 この様子を傍聴していたIT企業の部長は「本質的な議論をせず、枝野氏はパフォーマンスが過ぎる」と批判した。

 調べれば簡単に分かる質問も目立った。

 「温泉発電と地熱発電がどう違うのか」(亀井亜紀子参院議員)「政府の燃料電池車の普及目標を教えてください」(大西健介衆院議員)…。

 傍聴人の機器メーカー会社員は「仕分け人が技術的に切り込めていないから、役所に逃げられてしまう」と落胆の表情を浮かべた。

 高速増殖原型炉「もんじゅ」を抱える福井県敦賀市の河瀬一治市長もエネルギー対策特会の議論を見守った。もんじゅの研究開発予算は1割程度の圧縮と判定された。

 「仕分け人にも専門家を入れた方がいい」

 河瀬市長は傍聴後、こう苦言を呈した。

 国民に耳慣れない言葉が並ぶ特会の仕分けだからこそ、分かりやすさと専門性の両立が求められている。

4531チバQ:2010/11/29(月) 12:26:18
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101128/plc1011282343010-n1.htm
格安航空会社の活用に中央省庁が反発 事業仕分け一環で浮上 (1/2ページ)
2010.11.28 23:40
 国の予算削減を目指す事業仕分けの一環で、民主党内の一部から浮上している「中央省庁職員の海外出張に格安航空会社(LCC)の航空券を導入すべきだ」との主張に、霞が関官僚が反発を強めている。日程の変わりやすい海外出張が多いだけに、予約変更のできないLCCは逆に割高なキャンセル料を支払うことになるためだ。無駄を減らすという事業仕分けの政策目的に「明らかに矛盾する」(ある省庁幹部)との見方も少なくない。

 事業仕分け第3弾が大詰めを迎えた11月中旬。霞が関の官庁街に、「LCCを使えば『海外出張費をさらに削れる』と民主党が主張し始めた」との声が、にわかに広まった。

 職員の国内外の出張で格安航空券を利用している各省庁だが、今のところ、LCCは活用していない。

 外務省の場合、平成16年度に年間約18億円だった旅費(宿泊費を含む)を21年度に15億円に減らすなど各省庁とも削減努力を続けており、総務省幹部は「エコノミークラスの格安航空券が当たり前になった」と話す。

 LCCの活用に慎重な理由について、国際交渉を担当する経済官庁の関係者はスケジュール変更の難しさとともに「着陸料の安い空港を優先的に使うなど不便な点が多い」と語る。

 景気対策として実施される公共投資について米国産品の優先使用を義務づける米国の「バイアメリカン条項」のようなルールは日本にないものの、アジアや欧米のLCCを使えば、全日本空輸と日本航空は利用対象から外れる。

 香港系企業と組んでLCC事業への参入を表明した全日空だが、新規事業に慎重な日航は「研究する」段階にとどまるなど“日本のLCC”の誕生には時間がかかる見通しだ。

 割安料金が魅力のLCCとはいえ、経営再建のために日航に巨額の公的資金を投入する一方、「『国家公務員は国内航空会社に乗るな』という指示はどうか」(国土交通省関係者)との指摘もある。

 23年度予算編成が本格化する時期に取りざたされるLCC導入論だが、「目先のコスト削減しか考えないのはおかしい」(別の経済官庁幹部)といった、民主党批判も聞こえてくる。

4532名無しさん:2010/11/29(月) 17:53:09
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101129/plt1011291632003-n1.htm

連戦連敗!民主いよいよ死に体 鳩山お気楽「来年選挙かも」
2010.11.29

 菅直人首相(64)が9月の内閣改造後に行われた大型選挙で、野党に4連敗を喫し、いよいよ死に体となった。28日投開票の和歌山県知事選では民主推薦候補が惨敗、沖縄県知事選では候補者すら立てられず、自民県連や公明党などが推薦した仲井真弘多氏(71)の再選を許したのだ。先の衆院北海道5区補選や福岡市長選に続く失態で、「選挙にめっぽう弱い首相」というレッテルが貼られるのは確実。民主党内からは“菅降ろし”の声すら出始めた。

 「仲井真氏におめでとうと言わないといけない」

 政府高官は28日夜、仲井真氏の再選にこんなノー天気なコメントを寄せた。日米安保を否定する伊波洋一氏(58)=共産、社民、国民新推薦=が当選すれば、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を同県名護市辺野古に移設する日米合意が完全に暗礁に乗り上げていただけに、かつて県内移設を容認していた仲井真氏の当選で、「首の皮一枚つながった」(外務省関係者)というわけだ。

 「5000票差程度の僅差になるかと思ったら、4万票近い大差がついた。伊波氏は経済政策に乏しかった上に、選挙直前の中国漁船衝突事件や北朝鮮の韓国砲撃事件で、日米同盟の重要性を再認識した県民も多かったのだろう」(自民党関係者)

 とはいえ、民主党が「最低でも県外」などと沖縄県民をあおったおかげで、仲井真氏も今では県外移設論に転換。鳩山由紀夫前首相(63)が自らの首と引き換えに辺野古移設に転換した経緯も踏まえれば、本来民主党は辺野古移設を公約した候補を立てて、戦わなければならなかったはずだ。

 ところが民主党内には、「反米・反基地」のイデオロギー色が濃い伊波氏に親近感を持つ議員が多く、選挙戦では「特定候補の応援禁止」という岡田克也幹事長の通達を無視して伊波氏の決起集会に参加する猛者も出現。何もかも中途半端なまま、仲井真氏の圧勝を遠巻きに喜ぶズルさを見せてしまい、民主党と沖縄県政との信頼関係はゼロになったともいえる。

 オバマ米大統領は菅首相に来春の訪米を要請したが、裏を返せば「それまでに普天間問題の最終決着を図れ」と迫ったもの。内閣支持率20%台と政権の体力が弱り、仲井真県政とのパイプもない中では、鳩山氏のように「トラスト・ミー」とはとても言えない状況だ。

 さらに、28日に行われた和歌山県知事選では、自民党が推薦した現職の仁坂吉伸氏(60)が、民主、国民新推薦の新人候補に3倍以上の得票差をつけて圧勝した。

 和歌山は二階俊博元経産相のおひざ元で、「保守王国・和歌山」とも呼ばれる地。しかし昨夏の衆院選では県内3小選挙区中2選挙区で民主候補が制していただけに、完膚無きまでの大敗は、菅政権にとって大打撃だ。

 愛媛県知事選など与野党相乗りを除き、菅民主党が連敗した各選挙で目立つのが、公明党による自民系候補の支援だ。和歌山では推薦こそ見送ったものの、水面下では圧勝した仁坂氏を支援。沖縄県知事選や福岡市長選、衆院北海道5区補選では、いずれも自民党と歩調を合わせ、民主系候補を打ち破った。

 公明党内では「来春の地方統一選は民主党と組んでは戦えない」との声が急速に広がっている。公明党の支援を望めないまま、いまだ民主党執行部は統一選で候補者擁立の拡大路線を続けており、このままなら統一選大敗は火を見るより明らかだ。

 ジリ貧の菅首相は、知人から「支持率1%でも辞めるな」と言われご満悦に浸ったようだが、地方選の連戦連敗に身内からは“菅降ろし”や“解散・総選挙”の声も出始めた。

 原口一博総務相(51)は28日、「今、やらなければいけない改革ができないとするなら、できる人たちで改革をやろう」と述べ、菅おろしを公言。自ら後任首相を目指す考えを示した。民主党政権を追い込んだ元凶の1人である鳩山氏に至っては、「内閣改造する前に私が改造された」などと自虐ネタを炸裂させながら、「このままいくと来年選挙かもしれない」と放言する始末だ。

 党内外で敵に囲まれ、米国からは普天間問題の解決のタイムリミットも切られた菅首相。八方ふさがりの現状を打開できるのか。

4533名無しさん:2010/11/30(火) 00:18:37

民主:敗北続きで悲鳴 来春統一選「戦えない」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101130k0000m010106000c.html

 地方選挙で民主党推薦・支持候補の敗北が続いている。28日投開票の和歌山県知事選では民主党などが推薦する新人が自民党の推薦する現職に惨敗した。沖縄県知事選は、公明党や自民党県連が推す現職の仲井真弘多氏が再選されたが、民主党は独自候補を擁立できず、参院選に続く不戦敗となった。来春の統一地方選を控え、党内では地方組織を中心に「このままでは戦えない」との声が上がっており、菅政権の先行きに暗雲が垂れこめている。

 28日投開票の地方選ではこのほか、金沢市長選で同党県連などが推薦した6選を目指す現職が、新人の前市議に競り負け落選した。14日には福岡市長選で同党などが推薦した現職が自民、公明両党が支援した新人に敗れたばかりだ。

 連鎖は首長選だけにとどまらない。21日投開票の千葉県松戸市議選では民主党は公認11人のうち当選したのは新人2人だけ。現職4人を含む9人が落選し、現職の1人は供託金没収ラインの法定得票数にも届かなかった。ベテラン参院議員は松戸市議選について「都市部の無党派層で民主党離れが進んでいる」と心配する。若手衆院議員も「『民主党』の看板がプラスにならなくなっている」と落胆を隠さない。

 12月12日投開票の茨城県議選では、枝野幸男幹事長代理が応援に入るなど党を挙げての支援態勢を組んでいるが「民主党への受けが非常に悪い」(県選出国会議員)と早くも懸念する声も出始めた。党内では来年の通常国会で11年度予算案審議の見通しが立たなくなる「3月危機」もささやかれるが、それ以前に足元の地方組織から執行部批判が高まる可能性もある。党幹部も「地方からの風当たりは非常に厳しい」と認める。

 岡田克也幹事長は29日の記者会見で、今後の統一選対策について「民主党政権になってこれだけのことが成し遂げられたと多くの有権者に実感してもらえるような状況を作り出す」と強調した。だが、内閣支持率は20%台に急落し、民主党と自民党の政党支持率の差も急速に縮まるなかで打開策は見あたらない。【影山哲也】

毎日新聞 2010年11月29日 22時11分(最終更新 11月29日 22時35分)

4534名無しさん:2010/11/30(火) 01:55:59
出席委員の過半数の賛成で審査が始まる。ただ委員の議決で開催が決まっても、出席の強制力はない。


民主幹事長、小沢氏招致で国会の議決も視野 党内から反発必至(11/30 01:21)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/262410.html

 民主党の岡田克也幹事長は29日の党役員会で、野党が求める小沢一郎元代表の国会招致について、小沢氏自らが衆院政治倫理審査会(政倫審)出席を申し出ない場合、国会の議決によって実現を図ることもあり得るとの考えを示した。国会で審議拒否の姿勢を示す野党の譲歩を引き出す狙いとみられるが、小沢氏が出席を拒む中で議決に踏み切れば、民主党内の小沢グループなどの強い反発が予想される。

 政倫審は議員本人の申し出か、委員の3分の1の申し立てで開かれ、出席委員の過半数の賛成で審査が始まる。ただ委員の議決で開催が決まっても、出席の強制力はない。

 岡田氏は11月上旬の与野党幹事長会談で、今国会中の小沢氏招致実現の努力を約束していた。29日の記者会見では「野党との連携を考えても、(小沢氏問題は)障害の一つになっていることは事実。本人が自ら判断していただくことが望ましい」と小沢氏の出席に重ねて期待感を示した。

4535小説吉田学校読者:2010/11/30(火) 05:35:11
これ、記事から推量するしかないけど、菅と舛添は「周辺事態法適用=自衛隊の活用のみ」とは考えていないんですね。
朝鮮半島情勢が最悪の経路をたどった場合、予想される周辺事態は第一次的なものとして「難民の大量流入」が予測され、それには自衛隊を含めた幅広い連携が不可欠であるから、菅と舛添に軍配。
それと、一国の指導者の言動がセンシティブになっているこの事態の下で、国の安保の根幹である自衛隊の活用を含む周辺事態法の適用について、軽々に記者団に話す渡辺喜美は何か根本的に間違っていないか。

菅首相、周辺事態法検討を否定=北の砲撃対応、渡辺氏と食い違い
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010112900659

 菅直人首相が29日午後の与野党党首会談で説明した北朝鮮による韓国砲撃への対応をめぐり、各党の説明が食い違う場面があった。みんなの党の渡辺喜美代表は会談後、記者団に「周辺事態法(適用)の検討などもしているという話だ」と説明。一方、首相は首相官邸で記者団に「ある方から話題に出た。しかし、私がその法律の適用を検討していることは全くない」と否定した。
 複数の党首によると、新党改革の舛添要一代表が席上、周辺事態法を適用するかどうかについて問題提起。これに対し、首相から適用に前向きな発言はなかったという。同席者の一人は、首相が舛添氏に「(自衛隊の)いろいろな部署における対応を検討する」と回答したとしており、渡辺氏はこれを周辺事態法適用と受け取った可能性がある。

4536名無しさん:2010/11/30(火) 06:36:49

問責閣僚を徹底拒否=党首討論開催折り合わず−野党
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010112900576&amp;j1

 国会は29日、仙谷由人官房長官、馬淵澄夫国土交通相の問責決議可決を受けて、来年1月召集の通常国会をにらみ、与野党が攻防を繰り広げた。自民、公明両党は同日、問責を受けた閣僚が出席する本会議や委員会に応じない方針を確認。政府・民主党は首脳会議で、全閣僚出席が原則の党首討論開催に応じることを決めたが、野党側は仙谷長官らの出席を拒否し、対決姿勢を強めた。
 与野党は29日午後、衆参両院国家基本政策委員会の合同幹事会を開き、12月1日の党首討論開催について協議した。この中で、与党側が仙谷長官と馬淵国交相を出席させる方針を示したのに対し、自民、公明、みんなの野党3党は「問責決議の重みを考慮して出席は遠慮すべきだ」と主張。双方の意見は平行線をたどり、30日に改めて協議することになった。
 29日午後に開かれた北朝鮮情勢に関する与野党党首会談でも、野党側は仙谷長官の同席を認めないと強硬姿勢を貫いた。結局、仙谷長官は同席せず、党首会談は午後1時からの予定が約3時間半遅れて始まった。
 野党側が「問責閣僚」の出席を徹底拒否していることに対し、民主党内では来年の通常国会での予算審議などが滞ることを懸念する声が強まっている。斎藤勁国対委員長代理は29日夕のBS11の番組収録で「ここまで来ると対決型になるので、通常国会は極めて深刻だ」と指摘。同党には「このままでは通常国会は乗り切れない」(閣僚経験者)と内閣改造を求める意見も相次いでいる。 (2010/11/29-20:21)

4537名無しさん:2010/11/30(火) 06:42:03

首相、突然“全方位外交” 背景に「陰の首相」の存在 (1/2ページ)
2010.11.29 22:49
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101129/plc1011292252022-n1.htm

 八方塞がりの政権運営を強いられている菅直人首相が突如、“全方位外交”に乗り出した。29日、野党との党首会談を行った首相は就任後初の党首討論にも意欲的な姿勢を示した。27日には9月の党代表選以来、距離を置いてきた鳩山由紀夫前首相とも会談した。各方面との接近を試みる背景には、「陰の首相」と言われながら、参院での問責決議の可決で、今や政権運営の最大の障害と化した仙谷由人官房長官の存在がある。

 29日夕の党首会談は奇妙な空気に包まれた。首相は緊迫する朝鮮半島情勢について政府の対処方針を説明したが、「情報の提供なら役所の紙を見るのと同じ」(新党改革・舛添要一代表)と言われるほど、素っ気ない内容だった。

 自民、みんな、新党改革の3党の党首は異口同音に首相を非難した。「今日、党首会談をやる意味はどこにあるのか」。みんなの党の渡辺喜美代表は「挙国一致内閣でも作りたいんですか?」と皮肉った。

 それでも窮地に立たされた首相にとって、来年の通常国会を見据え野党と膝を交えて話をすることに意味があった。党首会談は首相の意を受けた民主党の鉢呂吉雄国対委員長が28日、自民党の逢沢一郎国対委員長に電話で打診したのがきっかけだ。この際、2人はこんなやりとりを交わした。

 逢沢氏「われわれ野党は仙谷氏を問責している。今回は官房長官の出席がない場を考えてらっしゃるのでしょうね」

 鉢呂氏「官房長官出席のもとで行いたい」

 仙谷氏の同席の有無は、国会で仙谷氏の答弁を認めるか否かにつながる問題だ。仙谷氏への問責決議が可決した今、野党にとっては譲れない一線だ。

 午後1時から予定された党首会談は野党側の反発でいったんは流れた。結局、政府・民主党は野党側の要求を受け入れ、午後4時過ぎから仙谷氏抜きでの党首会談を受け入れた。

 首相は29日朝の政府・民主党首脳会議で、12月1日の党首討論にも応じる意向を示した。党首討論の開催に関しても、仙谷氏の陪席の有無が問題になる。

 首相が野党と接近すればするほど、野党からの仙谷氏への風当たりは避けられないものとなる。それでも、首相は野党に秋波を送り続ける。仙谷氏が苦境に立たされることは、もはや計算のうちなのか。

 首相は党内の非主流派にも目配せを始めた。鳩山氏と9月の党代表選後初めて会談した首相はその日の夜、海江田万里経済財政担当相とも会談。鳩山、海江田両氏は代表選で小沢一郎元代表を支持した。

 「仙谷氏を即刻、罷免してほしい」

 党首会談で渡辺氏は首相に単刀直入に求めたが、首相は何も答えなかった。

 そのころ、仙谷氏は首相官邸で定例の記者会見に臨んでいた。問責決議を受け自ら辞任する考えはあるか問われた仙谷氏は、ドスの利いた声でこう反論した。

 「参院には不信任をして内閣を倒す権限はない。(辞任の考えは)全くと言っていいほどありません」

4538名無しさん:2010/11/30(火) 06:44:56

【言(こと)のついでに】論説委員・清湖口敏 菅さんの「初心」、何ですか?
2010.11.30 04:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101130/plc1011300407005-n1.htm

 JR東日本や西日本のホームページを見ると、ロゴ文字の「旅客鉄道株式会社」の「鉄」の字が「金偏(かねへん)に矢」となっている。巷説(こうせつ)では「金を失う」のを嫌ったためだそうだが、私の子供のころ、近所にあった近鉄百貨店阿倍野店(大阪市)でも同じ形の字が使われていた。

 「失」と「矢」。4画目をわずかに上に突き出すか出さないかに、企業人は社運をかけたのかもしれない。性質は異なるが、漢字学で欠画や欠筆などと呼ばれるものがある。皇帝や聖賢といった高貴な人物の名前を書き表す際、漢字の一部の筆画を省略する習わしがあり、中国ではきわめて重要視されてきた。

 例えば孔子の諱(いみな)が「丘」であることから、過去の中国では「丘」は大抵、4画目の縦棒を省いた字で書かれたという(阿辻哲次『タブーの漢字学』)。また清代の康煕(こうき)帝の勅命により編纂(へんさん)された康煕字典では、「玄」の字が最終画を省略した形で示されていた。康煕帝の名は「玄●(げんよう)」というからである。

 字典でありながら正しい字形を示さなかったことも驚きだが、このような文字を欠画にしなかったため斬首刑に処せられた人物もいたというから、なおさら驚く。

 ところでわが国で文字の点画を欠いた例として有名なのは京の都の應天門(おうてんもん)の額で、門に掲げた後で「應」の初めの点が落ち失(う)せているのに気づいた弘法大師が、額めがけて筆を投げ、見事、点を付けたという伝説が今昔物語に紹介されている。

 現代に例をとるなら、さしずめ東大野球部合宿所「一誠寮」の看板だろうか。野球部長で総長だった長与又郎が揮毫(きごう)した看板では、「誠」の右側のたすき(ノ)が欠けていた。長与が「優勝したら『ノ』を書き加えよう」と言ったと語り継がれているが、いまだ悲願は達成されておらず、寮に飾られている額の「誠」は「ノ」がないままだという。

 外国人初の横綱となった曙は反対に、大関昇進を機に「曙」の「者」に点をつけて「曙」へと“改名”した。点と「天」を重ね、天下を手に入れるとの思いからだといい、東大野球部同様、わずかの点画にも強い決意を込めたのだった。

 以下は「ついで」の話である。今ではもう旧聞ながら、小沢一郎元代表と争った先の民主党代表選のさなか、菅直人首相は色紙に「初心を貫く」と揮毫して記者に示した。

 その日の夜も更け、日付がかわったころ。わが社の編集局は最終版の制作にとりかかっていた。と、政治部が突然、「色紙の字が変だ」と騒ぎ始めた。撮影された字をつくづく眺めてみると確かに変で、「初」の衣偏が示偏(ネ)になっている! 点が1つ欠けていたのである。

 菅首相の揮毫を報じた全国紙で、「初」の字の誤りに触れていたのは産経だけだった。いえ、別に産経の記者が優秀だとか、菅首相の漢字力が劣っているとか言うつもりは毛頭ありません。弘法にも筆の誤り、誰だって間違いはあります。だいいち首相には漢字力がなくても政治力があればよいのですから。

 もしやそれとも、菅首相も長与総長らに倣(なら)って何か心に秘めるものがあってわざと点を抜いたのでしょうか。もしそうなら伺(うかが)いたいのです。民主党の「初心」(政権公約)の虚妄が次々と明らかになるなかで、菅首相、あなたの「初心」とは一体、具体的に何なのですか?

●=火へんに華

4539名無しさん:2010/11/30(火) 06:46:48

11月30日付 編集手帳
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20101129-OYT1T01148.htm

 〈ドラえもんいるとのび太は努力せず〉。女性が詠んだ川柳の秀作集『女の一生』(仲畑貴志編、毎日新聞社)に収められている。作者は白石くららさんという方である◆のび太の身にふりかかる困難をいろいろな“ひみつ道具”で処理してくれるドラえもんの活躍も、見方を変えれば功罪あるのかも知れない。菅内閣のドラえもん役を尋ねれば十人が十人、その人の名前を挙げるだろう◆法相、拉致問題担当相までも兼務する仙谷由人官房長官の抱える秘書官は12人、菅首相の秘書官6人の倍いるのをみても、氏が内政と外交の要であるのは隠れもない◆その仙谷氏に参院で問責決議が突きつけられ、菅政権は窮地に立たされた。「尖閣」をめぐる数々の不手際に政治責任が伴うのは当然であり、野党の攻勢をガキ大将ジャイアンの横暴と片づけるわけにもいかない。進退がどうなるにせよ、理詰めの法廷式弁論術あり、逆ギレあり、「厳秘」の私的メモあり…と、国会審議を曲がりなりにもこなしてきた仙谷流“ひみつ道具”が封じられるのは確かだろう◆川柳に言う「努力せず」では、もはや済まない人がいる。

(2010年11月30日01時31分 読売新聞)

4540名無しさん:2010/11/30(火) 06:48:42
http://www3.nhk.or.jp/knews/20101129/k10015532121000.html
◆政治
仙谷氏ら続投なら首相問責も

自民党の石原幹事長は、前橋市で講演し、政府・民主党が問責決議が可決された仙谷官房長官らを交代させない方針を示していることについて、政府・与党が態度を変えなければ、菅総理大臣に対する問責決議案を提出することも検討せざるをえないという考えを示しました。11/29 23:48

4541名無しさん:2010/11/30(火) 06:51:59
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101130k0000m010117000c.html

野党硬化:仙谷長官が辞任否定 首相、打開の糸口探る

 与野党は29日、仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相の問責決議可決を受け、激しい攻防を続けた。自民、公明両党は同日、仙谷、馬淵両氏が閣僚にとどまる限り、来年の通常国会も含め、両氏が出席する委員会審議に応じないことで一致。仙谷氏は記者会見で「(辞任する気は)全くといっていいほどない」と明言し、与野党の対決色が強まっている。

 この日、菅直人首相が呼びかけた与野党党首会談は、野党側が仙谷氏の同席を拒み、予定より3時間以上遅れて始まった。仙谷氏は欠席したが、公明党の山口那津男代表は低調な議論に「次回は開かなくてかまわない」と首相に宣告。同党幹部は「酒を飲んで年が明けたら、前の年のことは忘れましたとはいかない」と言い切る。

 自民党幹部は29日夜、「仙谷氏が辞めると内閣がつぶれるので、絶対辞めない。与野党が歩み寄れる状況ではない」と指摘。公明党幹部は仙谷氏の辞任拒否について「理解できない」と述べ、仙谷氏らの更迭を求めた。

 このままでは通常国会での11年度予算案審議は難航が必至だけに、首相は打開の糸口も探っている。29日に今国会中の党首討論開催に応じる考えを表明したのもその一環。与野党は12月1日開催で調整を始めたが、仙谷氏らの同席を巡って対立し、結論を30日に持ち越した。

 政府・与党は引き続き公明党への接近を図るものの、苦しい対応を余儀なくされている。首相は29日、超党派の日韓・韓日議連合同総会で、植民地時代の朝鮮半島由来の図書を韓国政府に引き渡す「日韓図書協定」について「来月半ばにお返しできるよう超党派のご協力をいただきたい」と述べ、今国会中の承認を要請した。

 引き渡しに前向きな公明党と、慎重論のある自民党の分断を狙い、首相は続く党首会談でも「抜き打ち」的に協定承認を持ち出そうとしたが、公明党は「やり方が姑息(こそく)だ」と反発。会期末が12月3日に迫るなか、関係構築への道筋は見えない。【岡崎大輔、横田愛】毎日新聞 2010年11月29日 23時29分(最終更新 11月30日 0時42分)

4542名無しさん:2010/11/30(火) 06:54:32

首相問責案提出も=「参院が次の一手」−自民幹事長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010112900894

 自民党の石原伸晃幹事長は29日夜、前橋市で講演し、仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相の問責決議が可決されたことに関し、「菅直人首相は内閣改造を打ってくるとみているが、2人をこのまま任せるという事態になれば、参院が次の一手に駒を進めてもらえると思う」と述べた。仙谷、馬淵両氏が辞任しない場合、参院に首相問責決議案を提出する可能性を示唆したとみられる。
 石原氏はまた、「2人がいるときは(国会で)話はできない。早く次の人を見つけてくださいという立場で取り組む」として、引き続き仙谷氏らの辞任を求めていくことを強調した。 (2010/11/29-21:51)

4543名無しさん:2010/11/30(火) 06:56:31

自公、「仙谷降ろし」に照準=内閣改造の見方強まる
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;rel=j7&amp;k=2010112900805

 自民、公明両党は29日、問責決議が可決された仙谷由人官房長官、馬淵澄夫国土交通相が出席する国会審議に応じない方針を示し、与野党党首会談からも仙谷氏を外した。政権の要である仙谷氏を狙い撃ちしているのは明らかで、来年の通常国会をにらみ、菅直人首相が仙谷氏らの処遇についてどう判断するか。与党内では、首相が内閣改造で事態打開を図るのではないかとの見方も強まっている。
 「通常国会は施政方針演説など政府4演説から始まる。万一、仙谷、馬淵両氏が閣僚席に座るようなことがあれば出席できない」。自民党の逢沢一郎国対委員長は29日、民主党の鉢呂吉雄国対委員長にこう宣告した。
 問責決議の可決例は過去3回。同決議に法的拘束力はないが、可決後、次の国会まで延命した首相や閣僚は皆無だ。仙谷、馬淵両氏が来年1月召集の次期通常国会まで職にとどまれば、初のケース。自民党は、公明党との共闘をこのまま維持できれば、「首相は通常国会までに、内閣改造という形で仙谷氏を切らざるを得ない」と読む。
 それだけに、自民党は政権側の公明党取り込みとも思える動きに神経質になっている。24日の与野党党首会談で、個別会談方式から一堂に会する形に変更させたのも、民主、公明両党だけの首脳会談を阻止する狙いがあった。
 一方、民主党も問責決議を黙殺して通常国会に臨んでも、一層の支持率下落を招き、政権が立ち往生しかねないとの空気が広がりつつある。
 仙谷、馬淵両氏だけの辞任は、野党に押し切られたとの印象が強い。「岡崎トミ子国家公安委員長らも一緒に代えたらいい」(民主党幹部)。同党からは、国際テロ捜査情報が流出した問題で責任が問われている岡崎氏の交代も含め、内閣改造に踏み切るべきだとの声が出ている。(2010/11/29-20:37)

4544小説吉田学校読者:2010/11/30(火) 06:58:19
小沢の言う地方重視は、本人の意思とは離れたところで、側近とか圧力団体とか支援者とか選挙対策とかのフィルターを通じて「公共投資」と変換されるわけです。ここに小沢の不幸がある。

小沢・民主元代表:「地方議員の反乱で政権崩れる」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101130ddm005010151000c.html

 民主党の小沢一郎元代表=似顔絵=は29日夜、東京都内の日本料理店で社民党の又市征治副党首、民主党の高嶋良充元参院幹事長と会談し、地方選で民主党の敗北が続いていることについて「地方議員から反乱が起こると民主党政権が根っこから崩れる。菅政権は地方への危機感が薄い」と述べ、菅直人首相の政権運営に強い不満を示した。
 出席者が明らかにした。09年衆院選の政権公約(マニフェスト)などで地方重視の姿勢を打ち出してきた小沢氏は、菅政権が財政再建を重視する立場から修正を図っていることが、地方選敗北の一因との認識を示唆した。一方で、小沢氏は「今、首相を代えると選挙になる。選挙になったら勝てない」とも語った。

4545名無しさん:2010/11/30(火) 06:59:13

菅政権と対決姿勢強める公明、創価学会からも政権批判 (1/2ページ)
2010.11.29 21:01
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101129/stt1011292103007-n1.htm

 公明党が菅直人政権への対決姿勢を強めている。問責決議に賛成した仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相の辞任を迫り、29日には仙谷氏が同席する党首会談や党首討論への出席拒否を通告するなど態度を硬化させた。公明党は民主党政権に「是々非々」で対応するとしてきたが、参院でキャスティングボートを握った立場を生かし、支持母体の創価学会から評判の悪い菅政権を揺さぶり、暗に民主党に首相交代を迫る覚悟もにじませている。

 「仙谷、馬淵両氏が党首討論に出てくるなら出席しない。本来、それまでに辞任か更迭すべきだ」

 公明党の漆原良夫国対委員長は29日、国会内で開かれた自公両党の幹部会談後、記者団にこう語った。

 会談で両党は「問責が可決された閣僚のもとで審議をするのは理屈が通らない」として、両氏が閣僚として出席する場合、党首討論を含めて国会審議に応じない方針を決めた。この影響で、首相が呼びかけた29日の与野党党首会談は仙谷氏抜きで行われた。

 公明党としては、菅政権が沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の対応などで失政を繰り返し、小沢一郎元代表の「政治とカネ」の問題をめぐる国会招致も前進させないことにいらだちを募らせており、支持率が急落した「泥船」(党幹部)とは安易に協力はできない環境になった。

 もともと、首相と仙谷氏が過去に創価学会批判をしていたことが尾を引いているほか、学会の婦人部を中心に国会や記者会見での仙谷氏の態度に「強い拒否反応がある」(党関係者)という。菅政権が学会の「仏敵」とされている矢野絢也元公明党委員長に叙勲を授章したことも影を落としている。

 もっとも、公明党は民主党との縁を断ち切るところまでは考えていないようだ。幹部の一人は「遅かれ早かれ菅政権はもたない。公明党が自発的に倒閣に動かなくても、自然に行き詰まる」と解説する。そのうえで「民主党は『どうせ公明党は協力してくれる』と期待しているだろうが、そんなに甘く見るなということだ。あとは菅政権や民主党の対応次第だ」としている。

4546名無しさん:2010/11/30(火) 07:04:23
かつて小渕内閣で額賀防衛庁長官への問責決議案が可決された時、当時の菅代表は「1つの院が正式に大臣を不適任だと。当然、辞任ということになるべき」と述べていた。
さらに福田首相への問責可決の際、当時の菅代表代行は「問責を契機として、本来解散すべき」と述べていた。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00188763.html
野党、仙谷・馬淵両大臣の問責で攻勢強める 仙谷官房長官「辞職はまったくない」

仙谷官房長官、馬淵国交相のダブル問責で、野党はいっそう攻勢を強めている。あくまで強気の菅首相だが、党内の思わぬところから、「解散」の声も上がっている。
天皇・皇后両陛下、そして秋篠宮ご夫妻出席のもとで行われた議会開設120年記念式典。
そんな厳かな雰囲気とは対照的なのが、今の永田町だった。
29日朝、記者の呼びかけにも元気のない仙谷官房長官。
ほかの大臣に声をかけられても、口は半開きだった。
力を誇っていた「影の総理」も一転、「問責長官」となったことで、ショックの色を隠せないようだった。
本会議場での29日の式典には、野党議員のほか、仙谷・馬淵両大臣も出席した。
しかし、自民党の石原幹事長は「この2人(仙谷・馬淵両大臣)が出席する委員会は、今国会も一切、自民党も公明党も出席しない」と述べた。
野党は、問責可決をかさに「仙谷外し」をしかけた。
12月1日に開催の方向で調整している菅政権初の党首討論でも、仙谷・馬淵両氏が出席する場合、野党側は、討論に応じないことを表明した。
そして午後4時すぎ、北朝鮮問題を話し合う与野党党首会談では、仙谷官房長官の姿は見当たらなかった。
仙谷官房長官は午後4時すぎ、会見で「(自ら辞す考えは?)まったくと言っていいほどありません。(根拠は?)根拠はありませ〜ん」と述べた。
この窮地に、気になるのは、菅首相の次の一手。
かつて小渕内閣で額賀防衛庁長官への問責決議案が可決された時、当時の菅代表は「1つの院が正式に大臣を不適任だと。当然、辞任ということになるべき」と述べていた。
さらに福田首相への問責可決の際、当時の菅代表代行は「問責を契機として、本来解散すべき」と述べていた。
そんな中、民主党の鳩山前代表と小沢元代表の周辺から吹き始めた解散風。
鳩山前首相は28日、総選挙について、「このままいくと、来年(2011年)選挙かもしれないと」と述べた。
さらに、「破れかぶれ解散」に言及した小沢元代表は先週、最高顧問を務める政治集団「北辰会」を旗揚げした。
一方、27日の前原外相の講演中には「総理を変えろ!」、「前原総理!」との声が聞こえた。(11/29 18:55)

4547名無しさん:2010/11/30(火) 07:08:04

仙谷長官、辞任否定 「職務全うする」
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010112901000645.html

 仙谷由人官房長官は29日午後の記者会見で、自身に対する問責決議が参院で可決されたことに関し「(辞職する気は)全くと言っていいほどない。命じられた職務を全うするだけだ」として、辞任する考えはないと初めて明言した。

 仙谷氏の進退をめぐり、菅直人首相は26日の問責決議可決前の参院予算委員会で「更迭はまったく考えていない」と強調。仙谷氏は可決後、記者団に「ノーコメント」と述べていた。

 辞任しない理由について仙谷氏は「首相から『辞めろ』とは一切言われていない」と説明。さらに、15日に衆院で自身への不信任決議案が否決されたことを指摘し、法的拘束力のない問責決議よりも優先されるとの認識を示した。

4548名無しさん:2010/11/30(火) 07:10:56
http://news24.jp/articles/2010/11/29/04171435.html
仙谷長官ら出席の委員会審議を拒否〜自公
< 2010年11月29日 17:55 >

 自民党と公明党は29日朝、今後の国会対応について協議し、26日に問責決議が可決された仙谷官房長官と馬淵国交相が出席する委員会審議には応じない方針を確認した。

 自民党・石原幹事長「この2人(仙谷官房長官、馬淵国交相)が出席する委員会は、今国会も一切、自民党も公明党も出席しないし、万が一、来年の(通常国会の)冒頭ですね、その2人がそのままいたら、私たちは当然、冒頭からその2人がいるところには出席しない。そういうことを確認しました」

 また両党は、野党側が来月1日に行うよう申し入れている党首討論についても、仙谷官房長官ら2人の出席を拒否する方針を確認した。自民党内では、問責決議の効果を明確にするために、すべての国会審議を拒否するべきとの意見もあったが、最終的には、公明党などほかの野党と足並みをそろえた形。

4549名無しさん:2010/11/30(火) 07:12:32
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101129/plt1011291632003-n1.htm

連戦連敗!民主いよいよ死に体 鳩山お気楽「来年選挙かも」
2010.11.29

 菅直人首相(64)が9月の内閣改造後に行われた大型選挙で、野党に4連敗を喫し、いよいよ死に体となった。28日投開票の和歌山県知事選では民主推薦候補が惨敗、沖縄県知事選では候補者すら立てられず、自民県連や公明党などが推薦した仲井真弘多氏(71)の再選を許したのだ。先の衆院北海道5区補選や福岡市長選に続く失態で、「選挙にめっぽう弱い首相」というレッテルが貼られるのは確実。民主党内からは“菅降ろし”の声すら出始めた。

 「仲井真氏におめでとうと言わないといけない」

 政府高官は28日夜、仲井真氏の再選にこんなノー天気なコメントを寄せた。日米安保を否定する伊波洋一氏(58)=共産、社民、国民新推薦=が当選すれば、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を同県名護市辺野古に移設する日米合意が完全に暗礁に乗り上げていただけに、かつて県内移設を容認していた仲井真氏の当選で、「首の皮一枚つながった」(外務省関係者)というわけだ。

 「5000票差程度の僅差になるかと思ったら、4万票近い大差がついた。伊波氏は経済政策に乏しかった上に、選挙直前の中国漁船衝突事件や北朝鮮の韓国砲撃事件で、日米同盟の重要性を再認識した県民も多かったのだろう」(自民党関係者)

 とはいえ、民主党が「最低でも県外」などと沖縄県民をあおったおかげで、仲井真氏も今では県外移設論に転換。鳩山由紀夫前首相(63)が自らの首と引き換えに辺野古移設に転換した経緯も踏まえれば、本来民主党は辺野古移設を公約した候補を立てて、戦わなければならなかったはずだ。

 ところが民主党内には、「反米・反基地」のイデオロギー色が濃い伊波氏に親近感を持つ議員が多く、選挙戦では「特定候補の応援禁止」という岡田克也幹事長の通達を無視して伊波氏の決起集会に参加する猛者も出現。何もかも中途半端なまま、仲井真氏の圧勝を遠巻きに喜ぶズルさを見せてしまい、民主党と沖縄県政との信頼関係はゼロになったともいえる。

 オバマ米大統領は菅首相に来春の訪米を要請したが、裏を返せば「それまでに普天間問題の最終決着を図れ」と迫ったもの。内閣支持率20%台と政権の体力が弱り、仲井真県政とのパイプもない中では、鳩山氏のように「トラスト・ミー」とはとても言えない状況だ。

 さらに、28日に行われた和歌山県知事選では、自民党が推薦した現職の仁坂吉伸氏(60)が、民主、国民新推薦の新人候補に3倍以上の得票差をつけて圧勝した。

 和歌山は二階俊博元経産相のおひざ元で、「保守王国・和歌山」とも呼ばれる地。しかし昨夏の衆院選では県内3小選挙区中2選挙区で民主候補が制していただけに、完膚無きまでの大敗は、菅政権にとって大打撃だ。

 愛媛県知事選など与野党相乗りを除き、菅民主党が連敗した各選挙で目立つのが、公明党による自民系候補の支援だ。和歌山では推薦こそ見送ったものの、水面下では圧勝した仁坂氏を支援。沖縄県知事選や福岡市長選、衆院北海道5区補選では、いずれも自民党と歩調を合わせ、民主系候補を打ち破った。

 公明党内では「来春の地方統一選は民主党と組んでは戦えない」との声が急速に広がっている。公明党の支援を望めないまま、いまだ民主党執行部は統一選で候補者擁立の拡大路線を続けており、このままなら統一選大敗は火を見るより明らかだ。

 ジリ貧の菅首相は、知人から「支持率1%でも辞めるな」と言われご満悦に浸ったようだが、地方選の連戦連敗に身内からは“菅降ろし”や“解散・総選挙”の声も出始めた。

 原口一博総務相(51)は28日、「今、やらなければいけない改革ができないとするなら、できる人たちで改革をやろう」と述べ、菅おろしを公言。自ら後任首相を目指す考えを示した。民主党政権を追い込んだ元凶の1人である鳩山氏に至っては、「内閣改造する前に私が改造された」などと自虐ネタを炸裂させながら、「このままいくと来年選挙かもしれない」と放言する始末だ。

 党内外で敵に囲まれ、米国からは普天間問題の解決のタイムリミットも切られた菅首相。八方ふさがりの現状を打開できるのか。

4550名無しさん:2010/11/30(火) 07:13:26

民主:敗北続きで悲鳴 来春統一選「戦えない」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101130k0000m010106000c.html

 地方選挙で民主党推薦・支持候補の敗北が続いている。28日投開票の和歌山県知事選では民主党などが推薦する新人が自民党の推薦する現職に惨敗した。沖縄県知事選は、公明党や自民党県連が推す現職の仲井真弘多氏が再選されたが、民主党は独自候補を擁立できず、参院選に続く不戦敗となった。来春の統一地方選を控え、党内では地方組織を中心に「このままでは戦えない」との声が上がっており、菅政権の先行きに暗雲が垂れこめている。

 28日投開票の地方選ではこのほか、金沢市長選で同党県連などが推薦した6選を目指す現職が、新人の前市議に競り負け落選した。14日には福岡市長選で同党などが推薦した現職が自民、公明両党が支援した新人に敗れたばかりだ。

 連鎖は首長選だけにとどまらない。21日投開票の千葉県松戸市議選では民主党は公認11人のうち当選したのは新人2人だけ。現職4人を含む9人が落選し、現職の1人は供託金没収ラインの法定得票数にも届かなかった。ベテラン参院議員は松戸市議選について「都市部の無党派層で民主党離れが進んでいる」と心配する。若手衆院議員も「『民主党』の看板がプラスにならなくなっている」と落胆を隠さない。

 12月12日投開票の茨城県議選では、枝野幸男幹事長代理が応援に入るなど党を挙げての支援態勢を組んでいるが「民主党への受けが非常に悪い」(県選出国会議員)と早くも懸念する声も出始めた。党内では来年の通常国会で11年度予算案審議の見通しが立たなくなる「3月危機」もささやかれるが、それ以前に足元の地方組織から執行部批判が高まる可能性もある。党幹部も「地方からの風当たりは非常に厳しい」と認める。

 岡田克也幹事長は29日の記者会見で、今後の統一選対策について「民主党政権になってこれだけのことが成し遂げられたと多くの有権者に実感してもらえるような状況を作り出す」と強調した。だが、内閣支持率は20%台に急落し、民主党と自民党の政党支持率の差も急速に縮まるなかで打開策は見あたらない。【影山哲也】

毎日新聞 2010年11月29日 22時11分(最終更新 11月29日 22時35分)

4551名無しさん:2010/11/30(火) 19:01:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010113002000040.html?ref=rank

『支持率1%でも辞めぬ』に波紋
2010年11月30日 朝刊

 菅直人首相が民主党の鳩山由紀夫前首相との会談の中で「内閣支持率が1%でも辞めない」と発言したとされる問題に対し、自民党など野党側が反発を強めている。与党側は首相自身が述べたものではないと火消しに走っているが、なお尾を引きそうだ。

 自民党の山本一太参院政審会長は二十九日の記者会見で「発言が本当なら大変な話だ。『民意関係ない閣』と呼びたい」と揶揄(やゆ)した。野党は、支持がなくても政権にしがみついていると人物としてイメージダウンを図る戦術で、さらなる支持率降下につなげようとしている。

 これに対して民主党側は首相自身の発言ではないと説明。当の鳩山氏は二十八日の講演で、この発言について「首相が言ったのではない」と明言。首相の友人の発言であり、「支持率1%になっても辞めてはだめだと言われた」と説明した。

 また、首相側近は二十九日、このアドバイスをしたのは自分であると証言。衆院本会議で首相と顔を合わせた時に「支持率1%になっても辞めないで」と励ますと首相は「分かった」と応じたという。

 しかし、首相周辺がどう説明しても、首相の発言として既に独り歩きしており、こうした努力もどこまで成功するか…。

4552名無しさん:2010/11/30(火) 19:03:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010113002000039.html
民主、統一選に暗雲 大敗続きの地方選
2010年11月30日 朝刊

 来春の統一地方選で党勢拡大を目指す民主党の戦略に暗雲が広がっている。菅改造内閣発足後、与野党対決型となった注目の選挙で、大敗が続いているためだ。中央政界の逆風が地方を直撃している形で、党内には動揺も広がっている。 (関口克己)

 自民党推薦の現職に民主党推薦の新人が挑んだ二十八日の和歌山県知事選は、約二十五万九千票対約七万六千票で惨敗。渡辺周選対委員長は「現職の壁は厚く、厳しい戦いになった」と指摘した。

 今月十四日の福岡市長選では、当初は優勢とみられた民主推薦の現職が完敗している。十月の衆院北海道5区補選でも自民党に敗北しており「負け癖」がついているのが実情だ。

 民主党は統一地方選で、積極的に候補者を擁立する方針。弱点といわれる地方議員を大幅に増やし、足腰を強化したい考えだが、最近の低迷ぶりに党内には「このままでは統一選は戦えない」(中堅議員)と悲鳴が上がり始めている。

 こうした中、注目を集めるのが十二月の茨城県議選(定数六五)だ。民主党は現有六に対して二十四人の候補を擁立。勝てば勢いを取り戻せる半面、退潮傾向が決定的になれば、執行部は戦略見直しを迫られかねない。

 岡田克也幹事長は二十九日の記者会見で統一選対策に関し「民主党政権になって変わったと有権者が実感してもらえる状況をつくり出していくことが基本だ」と強調したが、周囲に「民主党への風当たりは強い」と漏らしている。

4553名無しさん:2010/11/30(火) 21:15:32

何様だ!民主大物、皇族にヤジ 秋篠宮殿下に「早く座れよ」
★みんな桜内暴露「いずれ誰か明らかに…」
2010.11.30
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101130/plt1011301649008-n1.htm

 天皇皇后両陛下ご臨席のもと、29日午前に参院本会議場で開かれた「議会開設120年記念式典」で、民主党ベテラン議員が秋篠宮殿下御夫妻に対してヤジを飛ばした、との衝撃情報が流れている。自民党も調査に乗り出した。菅直人内閣の体たらくで民主党支持率は急落しているが、不謹慎極まるベテラン議員とは一体誰なのか。

 驚くべき情報を指摘したのは、みんなの党の桜内文城参院議員。30日朝に更新した自身のブログに、こう記したのだ。

 《報道されてはいませんが、ある民主党ベテラン議員は、秋篠宮殿下御夫妻が入場された後、天皇皇后両陛下の御入場をお待ちになる間、ずっと起立されていた(当初の式次第では着席されることとなっていた)のに対して、『早く座れよ。こっちも座れないじゃないか。』と野次を飛ばす始末。想像を絶するようなことが起こっていたのが実情です》

 国会議員が、皇族の方々にヤジを飛ばしたという衝撃情報に、桜内氏のブログには、「不敬にもほどがある」「この無礼な態度、断じて許せない」「ヤジを飛ばした議員の名前を明らかにすべき」といった書き込みが殺到した。

 このためか、桜内氏は同日午前、改めてブログを更新した。

 《議場に響き渡るような大きな声のヤジではありませんでしたが、周囲にいた複数の国会議員は耳にしたと思います。みんなの党の同僚議員も確かにそのヤジを耳にしていますし、いずれ誰が発したヤジなのかは明らかになると思います》

 民主党といえば昨年12月、天皇陛下と会見する際は1カ月前に申請するという「30日ルール」を破るかたちで、中国の習近平副主席との“特例会見”をセットした。ヤジが事実なら、似たような思想的背景や皇室観を感じずにはいられない。

 ベテラン議員の実名について、桜内氏はブログで「『言った』、『言わない』の水掛け論になる」として明かしていないが、自民党国対関係者は「大問題だ。そのベテラン議員は議員辞職もの。昔なら、内閣総辞職も十分あり得る。北朝鮮による砲撃事件への対応も含めて、民主党全体が緩みきっているのでは。徹底的に調査・追及する」と語った。

 桜内氏は、夕刊フジの取材に「ブログに書いたことがすべてです」とコメントしている。


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