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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ
7641
:
OS5
:2023/04/10(月) 18:34:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a9a72481337addc3b5656acff6466956a0f6cf8
高市早苗氏「高熱続いて応援できず」 奈良県知事選で候補者敗北うけ
4/9(日) 20:44配信
奈良県知事選で自民県連が推薦する平木省氏(48)の落選が確実となったことを受け、県連会長の高市早苗・経済安全保障担当相は「有権者の皆様のご審判を真摯(しんし)に受け止める」とするコメントを出した。
知事選で高市氏は、自身が総務相だったころに秘書官だった平木氏の擁立を主導した。
高市氏は「10日に委員会答弁がある」として、この日は地元に入らなかった。
平木氏の事務所では「自民党奈良県連会長でありながら、国会答弁に追われた上、高熱が続き、張り付きで応援することができませんでした。深くおわびを申し上げます」とする高市氏の追加コメントも読み上げられた。
コメントの全文は以下の通り。
「この度の奈良県知事選挙及び奈良県議会議員選挙において、自民党公認候補者及び推薦候補者全員が、しっかりと政策を訴え、正々堂々と戦い抜かれたことを誇らしく思い、候補者及び支援者の皆様の懸命のご努力に心より敬意を表します」
「奈良県の有権者の皆様のご審判を真摯に受け止め、選挙期間に各候補者が県内各地で伺った様々なお声を今後の政策構築にいかすことに努めてまいります。まずは、統一地方選挙の後半戦に向けた準備を着実に進めてまいります」
朝日新聞社
7642
:
OS5
:2023/04/10(月) 18:36:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e23c0f5df2c1147d102716f4e9974bfa450cea7
公明「完勝」できず、共産3議席に 大阪府市議選
4/10(月) 13:16配信
産経新聞
大阪市議選などの大勢判明を受け、会見した公明党大阪府本部の石川博崇代表=10日午前3時、大阪市西区
9日投開票された大阪府議選、大阪市議選で「大阪維新の会」が躍進する中、公明党は大阪市議選に擁立した新人1人が落選、「完勝」を逃した。公明は平成19年を最後に統一選での全員当選を実現できておらず、「常勝関西」の中核での黒星に、府本部の石川博崇代表は「完全勝利を目指したが、果たせなかった。党の責任で、おわびしたい」と陳謝した。
公明は支持母体・創価学会の会員高齢化に伴う組織力低下が顕著で、大阪市議選での得票率も減少傾向にある。日本維新の会の馬場伸幸代表は9日の会見で、「公明との関係をリセットする」と言及。次期衆院選では、維新が従来見合わせてきた公明現職がいる選挙区への候補者擁立の可能性が高まった。
石川代表は「衆院選での候補者擁立の話は今のところ、全く何もない。仮定の話はコメントしない」と答えるにとどめ、「(議会では)知事も市長も維新と、構図は変わらない。是々非々の立場で取り組んでいく」との考えを強調した。
一方、府議会で昭和26年以来の議席死守を目指した共産党は府議選・市議選に計30人を擁立したが、市議選で2議席、府議選で1議席を失い、府市両議会での議席はわずか3に。府議選で唯一の議席を死守した吹田市選挙区の現職、石川多枝氏(55)は、「議席の重みを感じる。ピリッと辛い存在として、維新による府の運営にチェックを働かせたい」と話した。
7643
:
OS5
:2023/04/10(月) 18:37:26
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/97726.html
2023年4月9日特集記事
高市早苗大臣 帰りたくても帰れない 奈良県知事選挙のお家事情
「荒井知事には『名誉ある勇退』をお勧めした方が良いという結論になりました」
自民党奈良県連の会長を務める高市早苗が現職知事に対しツイートした内容だ。
そして選挙は、6人が立候補する中、現職の荒井と、高市の元大臣秘書官の平木とで自民党内の支持が分かれる「保守分裂」となり、それに維新の山下が挑む事実上の三つ巴で展開され、山下が戦いを制した。
自らの元秘書官を支援したいが、なかなか奈良入りできなかった高市。知事選挙のお家事情は…
(及川佑子、八城千歳、家喜誠也)
写真:立候補者は6人
「高市さん、きょう来るの?」
4月2日、奈良県生駒市で行われた新人・平木省の街頭演説会。
写真:街頭演説の聴衆
「高市さん、きょう来るの?」
集まった聴衆から、こんな声が聞こえた。
奈良県内外の保守層から、熱狂的な支持を集める経済安全保障担当大臣の高市早苗。
この日、平木の応援演説に奈良県入りする予定が組まれていたが、前日にキャンセルとなった。
高市の応援がキャンセルになったのはこれが初めてではない。これまでも告示日以降、毎週末のことだったのだ。
高市が自民党奈良県連の会長に就任したのは参議院選挙を終えた去年の秋。
大幅に刷新された新執行部は、半年後に迫った統一地方選挙への準備を本格化させていた。
現職・荒井への逆風 対立候補は高市の…
写真:現職の荒井正吾氏
自民党は、旧運輸省の官僚から、参議院議員を経て奈良県知事を4期務めている現職の荒井正吾を、政界入りした2001年以降支え続けてきた。
しかし、去年秋に党本部が世論調査を実施したところ、奈良県内で着実に支持を広げる維新の“匿名候補”にすら、大差で敗北するという結果が出たという。
コロナ禍への対応で、県民・自治体トップの間で不満が高まっていたことも背景に、自民内部では「荒井では勝てない」という認識が広まっていった。
写真:新人の平木省氏
こうした中、去年12月、立候補を表明したのが、高市の総務大臣時代に大臣秘書官として仕えた平木省だった。
大臣秘書官は、大半の時間を大臣と共にし、政策実行のため、日程管理から国会答弁の調整までこなす、大臣の懐刀だ。
総務省の官僚の経験から中央とのつながりもあり、岐阜県の副知事も務めた48歳の平木の登場に、自民内部では、世代交代を求める動きが活発化した。
ベテラン県議が荒井のもとを訪れて“名誉ある勇退”を迫り、各市町村長がトップを務めてきた後援会の市町村支部が解散するなど荒井離れの動きも加速した。
だが、荒井はそうした動きに「もう寝ても(政界引退しても)いいかなとも思ったが、『荒井を降ろせ』と運動されると、ムクムクと起き上がる」と不快感を示し、年明け早々に立候補を表明。
決断の前には上京して旧知の自民党の元幹事長・二階俊博と個別に面会した。
荒井は周囲に「高市県連会長とは全然話さない。僕はいつも大事な話は東京とやりとりする」とも語り、高市との間に亀裂が生じていることをうかがわせた。
7644
:
OS5
:2023/04/10(月) 18:37:38
亀裂は深く 広く
荒井、平木、双方から推薦願いが出される中、自民党県連は1月15日、平木への推薦を決定する。
写真:歩く高市氏
高市は「さまざまな方から十分に意見を伺い、圧倒的に『平木さんで戦いたい』という意見が大勢だった」と述べ、組織が結束して平木を支援する姿勢を強調した。
だが、荒井に義理や恩義を感じている一部の県議や、新執行部の誕生によって引きずり下ろされた形となっていた旧執行部は、この決定に猛反発。
亀裂は、日を追うごとに深く、広がっていった。
維新・山下 大阪以外で初の公認知事目指す
一方、維新は、1月31日、元生駒市長の山下真の擁立を発表した。
山下の知事選挙への挑戦はこれが2度目だ。
「大阪都構想に批判的なスタンスだった山下が維新で立候補?」
一部で批判の声があがったが、山下は立候補表明後、大阪府知事の吉村洋文と一緒に動画を配信した。
「当時は誤解していたが、吉村知事らの説明を聞いて納得した」と話し、維新側もこのやりとりをもってノーサイドとした。
写真:吉村知事と新人の山下真氏
その後も山下は、同日に行われる県議会議員選挙の16人の候補者などと、一枚岩となって活動を展開した。
自民党支持層が厚い奈良県で「保守分裂」の隙を狙って、大阪以外で初となる維新公認知事を誕生させる。
維新の目標は極めてシンプルだった。
自民「保守分裂」避けられず
自民は内部の調整に忙殺されていた。
平木に一本化を… いやいや荒井に…
党本部を巻き込み、こうしたやりとりが続く中、現地の状況を確認しようと、2月23日、党選挙対策委員長の森山裕はひそかに奈良県入りした。そこで、面会した荒井は、立候補への強い意欲を直接伝えた。
「保守分裂」の構図が事実上固まった。
写真:ツイッター「荒井知事には『名誉の勇退』をお勧め」
高市は2月27日、自らのツイッターで「党本部の厳しい世論調査結果を受けて、奈良県選出自民党国会議員で話し合い、荒井知事には『名誉の勇退』をお勧めした方が良いという結論になりました」と公然とツイートする一方、支援する平木を「立派だと思います」と持ち上げた。
候補者一本化の調整を党本部も巻き込む事態となったことに、高市ら県連執行部の手腕を疑問視する声も徐々に表立つようになっていった。
平木陣営の関係者は「候補者一本化調整に時間がかかってしまい、彼が目いっぱい活動する時間がなくなってしまった。かわいそうなことをした」と唇をかんだ。
総務省行政文書の影響は
3月に入って、永田町での国会審議の動向も、各陣営から注目されるようになった。
総務省の行政文書を巡る議論を通して、野党は追及の照準を当時の総務大臣だった高市に合わせ、審議の様子は連日報じられた。
写真:国会答弁の高市氏
高市は、自身の答弁作成に追われ、知事選挙に手が回らなくなり始めていた。
寝ずに国会対応に追われることもあり、体調不良で応援演説のための奈良入りを断念することも重なった。
なによりも高市は「私が応援に行ったら逆効果で、迷惑をかけてしまうことになる。今は奈良に近づけないわ」と周囲に話し、知事選挙に影響を与えないよう慎重に対応せざるを得なかった。
7645
:
OS5
:2023/04/10(月) 18:37:57
最終盤にようやく奈良入り
高市が奈良に戻ることができたのは、投票日2日前の4月7日だった。選挙情勢が予断を許さない中、「県連会長が1度も応援に入らないのはさすがにまずい」と判断したという。
夜7時半、平木の演説会場に姿を現し、1000人を超える聴衆を前に最後の追い込みを呼びかけ、何度も頭を下げた。
「奈良県をぶっ壊すのか、しっかりと守って前に進めるのか。ここは、平木さんに賭けようじゃないか。力をあわせて前に前に進めよう」
その間、約15分。高市は演説を終えると、そのまま会場を離れ、東京へと向かった。
平木自身は、あらかじめ組まれていた別の演説会場からの移動が間に合わなかったためこの日も会えず、結局、選挙期間中に2人が並ぶことはなかった。
現職の荒井と、高市が推す平木が激しい「保守分裂」選挙を繰り広げる間に、大阪以外で初の維新公認知事を狙う山下。
選挙戦は維新・山下が制す
4月9日の投票が終わり、奈良県知事選挙は維新の新人・山下が制した。
日本維新の会の支持層のほか、無党派層や立憲民主党の支持層などからも支持を集め、維新は、大阪府以外で初めてとなる公認の知事を誕生させた。
戦いを制した山下は「『何としても奈良県の政治を変えてほしい』という声が本当に多かったと思う。山下知事になって本当に奈良県がすばらしい県になったと後世の人から評価されるよう全身全霊を尽くして知事として私の生涯を全うしたい」と述べた。
また、日本維新の会の代表・馬場伸幸は、開票が始まると大阪市で記者会見し「大阪でやってきた『身を切る改革』をはじめとする改革が、全国的に広がりつつある。大阪での改革を見てもらった奈良の皆さんから『奈良も大阪のようになればいい』という期待をいただいたと思う」と述べた。
高市はツイッターで…
戦いを終え、高市はツイッターに投稿した。
「平木省さんは、厳しい情勢が伝えられる中でも、最後まで明るく、正々堂々と立派に闘い抜かれた」
(文中敬称略)
7646
:
OS5
:2023/04/10(月) 18:44:43
https://mainichi.jp/articles/20230410/k00/00m/010/004000c?inb=ys
自民・大阪府議団の「若きエース」が落選 市議団幹事長も及ばず
政治
速報
地方選挙
大阪
毎日新聞 2023/4/10 01:48(最終更新 4/10 02:04)
9日投開票された大阪府議選と大阪市議選では、定数削減の影響や地域政党・大阪維新の会の勢いに押されたことで、他の政党には厳しい戦いとなった。
府議選箕面市・豊能町・能勢町選挙区(定数1)では自民党府議団幹事長の原田亮氏(36)が落選した。当選したのは維新の新人(38)だった。この選挙区では、前回から定数が一つ減っていた。
原田氏は25歳で箕面市議、28歳で府議に初当選し、歴代最年少の33歳で幹事長に就任。自民府連幹部から「若きエース」と期待されていた。「健全な野党が必要」と維新との対決姿勢を鮮明にし、3回目の当選を目指したが及ばなかった。
市議選東成区選挙区(定数3)では、自民市議団幹事長の川嶋広稔氏(56)が議席を守れなかった。川嶋氏は2022年から幹事長に就任し、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の反対を訴えていた。【石川将来、野田樹】
7647
:
OS5
:2023/04/10(月) 19:58:27
https://news.goo.ne.jp/article/ytv/nation/ytv-2023041009335524.html
【徹底取材・後編】大阪ダブル選挙・維新勝利の裏側 「夢洲にディズニー」反カジノ包囲網との戦い
2023/04/10 19:35読売テレビニュース
【徹底取材・後編】大阪ダブル選挙・維新勝利の裏側 「夢洲にディズニー」反カジノ包囲網との戦い
大阪ダブル選で維新勝利
(読売テレビニュース)
大阪維新の会の勝利となった「大阪ダブル選挙」。読売テレビでは、各候補者に記者が密着し、情勢やその背景をつぶさに取材してきました。そこから見えてきたのは、プレーヤーたちの思惑や政治信念が絡み合った選挙戦略でした。維新政治の継続を選んだ今後の大阪が向かう先はどこなのか。行政担当記者たちの取材メモから紐解きます。(前編から続く)
(大阪・行政取材班 野神雅史 岡村真朋 前川優也 加藤沙織 有吉優海)
「夢洲にディズニーを」の衝撃
想定外の主張
だが、選挙戦がはじまると、思ってもみなかったことが起きた。
「夢洲にディズニーリゾートを!」。大阪市内の一部に張られたポスター、自民党の党名が入っていた。候補者のポスターや選挙カーにもこの文言が躍った。自民党の府議候補は「USJとディズニーが2つあれば相乗効果が期待できる」と話す。しかし、別の府議や市議の候補者からは「IRの誘致を住民投票で決めようと訴えているのに、土地の使い方をディズニーリゾートにすると訴えるのは、主張が矛盾してしまう」と困惑した。
それでも自民党など非維新陣営には、IRを争点化したい理由があった。「2021年の横浜市長選の再現を」。大阪と同様にIR誘致に手を挙げていた横浜市。しかし、IR誘致が市長選の最大の争点となった結果、誘致に反対する大学教授の山中竹春が現職などを破って当選し、横浜市は誘致から撤退した。
争点をIRに絞り込み住民運動と連動するカタチに持ち込めば、横浜市同様、反IRを訴える陣営が勝つー。谷口と北野を擁立した「アップデートおおさか」の事務局長を務めた元大阪府副知事の小西禎一(68)は、このような青写真を描いていた。
しかし、「夢洲にディズニーを」のポスターは、その思惑とは逆の方向に働いた。府議や市議からの反発はもちろん、有権者からも懐疑的な目が向けられたのだ。さらに維新陣営からも「大阪市はUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)と、大規模テーマパークの誘致の際には相談する覚書を結んでいる。ディズニーの誘致はできない」と指摘されるなど、反発が予想以上におきたのだ。
この「夢洲ディズニーポスター」騒動や、報道各社の中盤の情勢調査で劣勢が伝えられたことを受けて、アップデート陣営は、これまで封印していた党派色を出しての応援を解禁した。自民党の国会議員が連日応援に入ったり、SNSで自民党国会議員が北野への投票を呼び掛ける動画を公開したりしたが、追い上げることはできなかった。
「横山英幸」という男
好物は昆布うどん
四国・香川の出身で、大学進学と共に大阪に出てきた横山。大阪府職員を経て、淀川区選出の維新の府議会議員として12年。「大阪維新の会」の幹事長も務め、松井、吉村の舵取りや政治手法を目の当たりにしてきた。党内調整や公明党との折衝に当たった経験から、党内では「調整型の吉村知事よりも調整型だ」という声も多い。
私生活では双子を含む3人の子育てをしていて、休日は「パパ」としての役割をこなす。善き父であり、良き仕事人である、ように見える。横山は自身を「草食動物」に例える一方、「実は性格悪いんです。『性格きつい』とよく言われる」とうそぶく。
そんな横山が党内の予備選を勝ち抜いて市長選に出馬する中で、最大の課題となったのが、圧倒的な「知名度不足」だった。記者が街頭演説を取材している最中も、道行く人が横山を指差し、「あの人誰?」と言う場面に幾度となく遭遇した。本人も「顔が売れていないのはしょうがない」と弱音を漏らすほど。
この知名度不足を補ったのは、松井と“創業者”で初代党代表の橋下徹(53)が吉村を押し上げた時と同じ作戦だった。
7648
:
OS5
:2023/04/10(月) 19:58:42
入念な選挙戦略と計算
知名度不足との戦い
選挙戦3日目まで吉村は、河内長野市や池田市など大阪市外の府議選の激戦区を重点的に回ったが、その後は大阪市からほとんど出なくなった。多くの演説を大阪市内で横山と2人セットで訴える作戦に切り替えたのだ。これは吉村が市長選挙に立候補した2015年のダブル選の時に、松井と橋下が入れ替わりで吉村と共に街頭に立った時と同じ作戦だった。
「知事、市長のどちらかがだめなら大阪の改革は頓挫する。必ずセットで当選させてほしい」。府市一体の成長を訴えることで知事・市長が同じ方向を向いていることの重要性を説くと同時に、「客寄せパンダ」の吉村の演説で多くの聴衆を集め、横山を認識してもらう作戦だった。
狙いは的中した。読売テレビと読売新聞が行った投票当日の出口調査では、自民支持層の約42%が横山に投票したと答えた。このようにして、維新は終始戦いを優位に進め、投票箱が閉まると同時に2人ともに当選確実が出た。
”維新 大阪市議会過半数”の衝撃と自民党の大敗
新人候補も当選
投開票日翌日の10日午前3時すぎ、吉村が代表としての進退をかけていた大阪市議選の獲得議席数が明らかになった。「46」。過半数の41を超え、大阪市議会で初めて単独で過半数を獲得した。
東成選挙区で維新2人目の候補として立候補した近藤美和(45)。4人の子どもの母親として生きてきた近藤。政治経験はなく、選挙戦は始まる前から「厳しい」と言われていた。
同じ選挙区にいたのは、自民党市議団幹事長の現職。それに前回わずか4票差で維新候補に敗れ、雪辱を果たそうと必死の構えだった公明党が擁立した新人もいた。
しかし、ふたを開けてみると、近藤は定数3の中での2位当選。維新の1・2フィニッシュとなった。当選確実の一報に、近藤の目に涙があふれた。
一方で、大敗したのが自民党だ。府議会の議席は自民党系会派が16人から7人と半分以下となった。府連・府議団・市議団の各幹事長も敗れ、ベテラン議員も多く落選した。「維新が強すぎるのはもちろんだが、かつて自民批判をしていた谷口氏を知事選の非維新候補として自主支援したことで、自民党支持者が離れていった」。ある府議はそうぼやいた。
知事候補の谷口は、かつて自民党の憲法草案を批判したり、安倍元首相の政策に否定的な論評を述べたりしていたため、自民党府議団のなかにも支援を拒否した議員が多く出ていた。その結果、知事選挙と議員選挙の連動がほとんどの選挙区でうまくいかず、活動が広がらなかった。
ここ数年、国政選挙や大阪府知事・大阪市長選挙で何度も敗れ、「解党的出直しが必要」と言われ続けてきた自民党大阪府連。さきほどの自民府議が冷めた声で言う。「誰も責任を取る体制になっていない。『解党的出直し』というよりも、すでに府連は組織の体を成していない。解党状態に陥っている」。
党勢を立て直すことができるのか、それを誰が牽引するのか。目途は立っていない。
“党勢拡大”その先にあるもの
日本維新の会・馬場伸幸代表
投開票日の4月9日夜、日本維新の会代表の馬場伸幸は吉村と横山、衆議院議員の井上英孝(51)、それに今回の統一選で選挙対策本部長を担った府議会議員の森和臣(57)とともに、党の開票センターが設けられた大阪市内のホテルでいつものように談笑していた。
しかし、投票が締め切られる午後8時が近くなると、表情を急に硬くし、NHKが映るテレビ画面をじっと見入った。数十秒後、吉村と横山の当選確実の一報が報じられると、一瞬だけ表情をやわらげ、2人としっかりと握手をした。そして、再び表情をきゅっとひきしめ、記者会見場へと入っていった。
馬場と幹事長の藤田文武(42)は、今回の統一地方選(後半戦も含む)において、現在の1・5倍となる「地方議員600議席」という目標を掲げている。そして、それが実現できなければ藤田とともに役職を辞任すると宣言している。
「次の総選挙で野党第一党になり、その次の総選挙では政権を獲得する」。そのための足腰をこの統一地方選でしっかりと作る算段だ。
7649
:
OS5
:2023/04/10(月) 19:58:56
とはいえ、全国的には今の維新に勢いがあるとは言えない。永田町で存在感が薄い。自民党のある衆議院議員は「安倍政権の時は自民にすり寄り、その後は立憲と共闘した維新は、結局何がしたいのかわからない。“日和見政党だ”」と冷ややかだ。
ダブル選で、維新の街頭演説を聞いていた男性(58)は「教育無償化など生活に則した政策は市民としてありがたい。でも国政で『核共有』の議論を求めるなど、右寄りの政党かと思えるときもあって、維新の正体が分からない」と話していた。
かつて橋下が党を率いていたときは「改革派ポピュリズム」と揶揄された維新。結成13年。都構想という大きな目標を失った党が辿り着く先はどこになるのだろうか。
創業者去りし党 「熱量」を注げるものとは
松井氏は政界引退
維新開票センターの会見場の壇上には、いつもいるはずの男の姿がなかった。長年、党の代表を務め、大阪府知事・大阪市長を歴任した松井一郎だ。前日の4月8日のマイク納めで政治家としての仕事を終え、維新の党員も辞めたのだ。
強面に加え、歯に衣着せぬ発言で目立つ一方、自宅では2匹の猫を寵愛し、2人の孫を風呂に入れて世話をする好々爺の一面もある。この日、松井は自宅で開票速報を見守った。関係者によると、本当は吉村・横山がいる開票センターのホテルに駆け付けることも考えていたという。「市長選挙が競る状況になれば、2人を励ますために(ホテルに)行く予定だった」という。
しかし、情勢が徐々に明らかになってくるにつれて、会場にいくのを止めた。「2人にはこれから、自立して党を引っ張ってもらわなければならない」。松井は、巣立つ子どもを見守る親のような心境だったのかもしれない。
この13年、維新の歴史は松井の歴史そのものだった。その男が党を去った。松井を「最も尊敬する人」にあげる横山は言う。「松井さんにはいつも怒られてばかりだった。いまでも面と向かうと緊張する。この選挙戦でいかに松井さんが大きな存在だったかを痛感させられた」。
維新の悲願であった大阪都構想は実現できなかった。そればかりか、創業者の橋下・松井が住民投票の敗北という同じ理由で次々に党を去った。彼らはもういない。維新の次の舞台が幕を開けるが、目の前には課題が山積している。
IR誘致に向けた住民の理解、町村部を中心とした人口減少への対応、老朽化するインフラの更新など。そして、党是を失った維新の党勢拡大も大きな課題だ。共同代表の吉村は言う。「僕は2期にわたって松井さんと首長を
一緒にやってきたんだから、これからは僕が全部背負う。責任もなにもかも」。
吉村が漏らした言葉の中で、まだそれが一体何を指しているのかわからない言葉がある。「次に熱量を注げるものを見つけたい。もっと大きな、この国を根本的に変革できるようなことをしたい。それに全力で熱量を傾けたい」。
大阪府民・市民が選んだ「維新政治の継続」。吉村の熱量は今後、何に注がれるのか。そして、それが本当に府民が求めるものなのか。私たちはこれからもそれをしっかりと取材し社会に提示していきたい。(敬称略)
【取材記者の紹介】
読売テレビニュース
野神雅史 行政班キャップ
新潟県出身 大阪の行政を8年間取材
選挙期間の髪型は気合の「パンチパーマ」
読売テレビニュース
岡村真朋 行政班サブキャップ
松井前市長の番記者 迷いクジラのよどちゃんの取材も
時々出勤に利用するのは市の「オンデマンドバス」
読売テレビニュース
前川優也 大阪府庁担当
吉村知事の番記者 吉村氏の立候補表明の日は
ノロウイルス感染で自宅で寝込んでいた
読売テレビニュース
加藤沙織 大阪府庁担当
滋賀県出身 ダブル選では谷口府知事候補担当
休日は大好きな韓流ドラマを一気見
読売テレビニュース
有吉優海 大阪市役所担当
ダブル選では北野市長候補担当 女子野球の投手も
左投げ左打ち 取材も投球も「変化球」勝負
7650
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OS5
:2023/04/10(月) 20:05:39
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20230410002.html
防戦の自民、中堅・ベテランの落選相次ぐ 維新の攻勢で苦境に、過半数遠く及ばず 兵庫県議選
2023/04/10 00:46神戸新聞
防戦の自民、中堅・ベテランの落選相次ぐ 維新の攻勢で苦境に、過半数遠く及ばず 兵庫県議選
支援者に感謝とおわびを述べ、頭を下げる藤原昭一氏=小野市上本町(撮影・伊田雄馬)
(神戸新聞)
攻める維新に対し、防戦を強いられた自民。維新と一騎打ちの選挙区では踏ん張りを見せ、最大勢力を維持したものの、過半数には遠く及ばなかった。苦境を象徴するように、県会議長経験者2人を含む中堅・ベテランの落選も相次いだ。
「すまない。一人一人に土下座し、謝りたい」。小野市選挙区では、県連幹事長や県会議長を歴任した自民の重鎮、藤原昭一氏(77)が8選を果たせず、うなだれた。
2回連続で無投票だったが、今回は様相が一変。4人が1議席を争う激戦に。藤原氏は「8期目を集大成としたい」と実績を強調したものの、多選・高齢を批判する他候補をかわしきれなかった。
尼崎市選挙区では、5期目に挑んだ自民現職の大谷勘介氏(44)が当選に届かず、「普段の活動が至らなかった」と肩を落とした。維新の攻勢に危機感を募らせ、大阪・関西万博を見据えた臨海部活性化などを訴えたが、自民が長年守ってきた2議席のうちの1議席を失った。
川西市・川辺郡選挙区でも、8年ぶりの自民議席を目指した新人磯部裕子氏(58)が落選。子育て支援の充実などを訴えたが及ばず、「議席を復活させようと力の限り戦ったが、残念」と頭を下げた。
一方、地力をみせた選挙区も。「もっと競るのではと不安もあった。選挙を通じて成長できた」。定数1の丹波篠山市選挙区。自民推薦の無所属新人、大上和則氏(56)が維新新人を上回り、初当選を決めると、ほっとした表情で話した。
地盤のない維新候補に対し、「オール丹波篠山」を掲げ、地元団体や市議らの支援で組織を固めた。「住民と一緒に考え行動する姿勢は今後も変えない」と力を込めた。
神戸市中央区選挙区でも自民新人伊藤栄介氏(46)が議席を得た。「ここがスタートライン。県民のため力を尽くす」と語った。(まとめ・高田康夫)
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OS5
:2023/04/10(月) 21:58:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/f17afdb13750763363eef80a023f2a245d8f5afa
【速報】泉・明石市長が擁立の新人が初当選確実 兵庫県議選 橋本氏「明石の子育て支援を全県へ」
4/10(月) 0:02配信
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神戸新聞NEXT
当選を確実にし、万歳する橋本慧悟氏(中央)と泉房穂市長(左)ら=明石市大明石町2
兵庫県議選の明石市選挙区では、泉房穂市長が設立した政治団体に所属する新人の橋本慧悟氏(34)が初当選を決めた。
昨秋、泉市長が暴言問題に伴う自身の退任を発表し、市議選などで候補者擁立を打ち出すと、小野市職員を辞して参加。看板政策の手厚い子育て支援を前面に、泉市長と一緒に写ったポスターでPRするなど、知名度を生かす戦いに徹して結果をたぐりよせた。
「明石の手厚い子育て支援を全県へ。明石基準を県政へ」と訴え、子育て世代の期待も集めた。(長尾亮太)
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OS5
:2023/04/10(月) 22:22:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4aae9637160626bf46620f5651f61a0ed5fc8d2
無風区狙った「勝利の方程式」 維新、大阪市議選過半数の裏側
4/10(月) 19:45配信
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毎日新聞
大阪市議選で初の過半数を獲得した大阪維新の会。新人候補の選挙活動には吉村洋文代表(右)や松井一郎前代表(左)ら「党の顔」が応援に入った。中央は大阪市長に初当選した横山英幸氏=大阪市中央区で2023年3月26日午前10時53分、三村政司撮影
9日投開票の大阪府議選(定数79)と大阪市議選(定数81)で、地域政党・大阪維新の会は単独過半数の議席を得た。特に市議選では初めてだ。難攻不落とされた市議選をなぜ攻略できたのか。そこには党勢だけではない「勝利の方程式」があった。
「選挙中はお騒がせしました。頑張っていきます」。淀川区選挙区(定数5)で初当選した維新新人の今村直人氏(39)は一夜明けた10日朝、駅前で道行く人に頭を下げた。冠婚葬祭関連の会社を経営する今村氏が公認されたのは、告示の2カ月前。この無名の新人が他党の現職を押しのけてトップ当選を果たした。
大阪市北部にある淀川区は、JR新大阪駅を中心に交通の要衝にもなっている。過去3回の選挙は維新(2議席)、自民党、公明党、共産党の4党が議席を分け合った。24選挙区で争われる市議選は、こうした定数3以上の中選挙区が75%を占める。過半数を奪うには中選挙区でも定数に近い議席を取る必要があるものの、他党が候補者を1人に絞ると維新の2人目や3人目が当選圏内に割り込むのが難しい。維新が一度も過半数を手にしたことがないゆえんだ。
淀川区は今回も「無風」とみられていたが、2022年末に情勢が動いた。地元選出の維新府議だった横山英幸氏(41)が市長選へ出ることになり、府議ポストが空いたのだ。維新はそこに淀川区選出で当選4回のベテラン市議、山下昌彦氏(56)を回す。そして代わりの市議候補に、山下氏の秘書だった今村氏ら新人2人に白羽の矢を立てた。現職の坂井肇氏(48)を加え、前回2人だった候補を3人に増やす攻勢に出た。
周囲から「無謀」との声も聞こえたが、維新サイドには計算があった。19年市議選でトップ当選した山下氏の得票は約2万3000票だが、淀川区の当選ラインは8000票前後。山下氏の票を均等に割れれば、前回1万2000票余りを獲得した坂井氏も新人2人も当選が可能だ。しかし、公認発表は告示直前まで控えた。党関係者は「早い段階で候補を擁立すれば対策を立てられてしまう」とし、2月に新人2人を一気に公認した。
新人2人のうち、1人は元兵庫県伊丹市議の佐竹璃保氏(35)。ビラ配りや街頭演説をこなして無党派層への浸透を図った。今村氏の売り込みが課題とされたが、山下氏らと地域をくまなく歩くどぶ板選挙を展開。告示後には吉村洋文代表や松井一郎前代表ら「党の顔」も投入した。その結果、今村氏と佐竹氏はそれぞれ1万4000票余りを獲得してワンツーフィニッシュした。思惑通りの「票割り」で、同一選挙区での3人当選を初めて実現した。議席を失った共産の候補は「維新は票を割った上に全体の票も増えていた。非常に厳しい選挙だった」と話した。
今回50人を擁立した維新は、淀川区など7選挙区で前回より候補者を1人増やした。このうち5選挙区で狙い通り当選者を1人増やし、過半数獲得につなげた。ただし、ある党幹部は「松井氏引退のタイミングと重なり、過半数は『ご祝儀』の側面が大きい」と気を引き締める。
◇「全員当選」逃した公明
一方、他党は厳しい結果になった。公明は都島区選挙区で公認候補が落選し、国政選挙並みに重視する統一選で「全員当選」を逃した。大阪では11年以降4回連続となる。さらに維新が市議会で過半数を握ったことで、公明が議席を持つ大阪・兵庫の衆院6小選挙区に日本維新の会が候補を立てる可能性も現実味を帯びる。公明府本部の石川博崇代表は10日未明、「国政と地方選はまったく別次元の問題」と述べるにとどめた。【松本紫帆、野田樹、隈元悠太】
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:
OS5
:2023/04/10(月) 22:29:30
557 :OS5 :2023/04/10(月) 22:29:14
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230410-OYT1T50051/
公明、342人「全員当選」果たせず…山口代表「厳しい選挙区が続出」
2023/04/10 03:36
公明党は、道府県議選(170人)と政令市議選(172人)に擁立した計342人の「全員当選」を掲げたが、果たせなかった。大阪市議選(都島区、定数3)に立候補した新人や、愛知県議選(春日井市選挙区、定数4)に出馬した現職が落選した。
公明は統一地方選で毎回、「全員当選」を掲げているが、2007年を最後に達成できていない。11年以降は関西圏を中心に落選者が出ていた。
今回、公明は、日本維新の会(大阪維新の会を含む)が関西圏の地方選に積極的に候補者を擁立したことに危機感を強め、大阪府議選、大阪市議選などを中心に国政選挙並みの態勢で臨んだ。公明の山口代表は9日の記者会見で「厳しい選挙区が続出した。その危機感の下で非常に引き締まった選挙を展開した」と語った。
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/23/19528/skh53544.html
愛知県議選春日井市
定員4
有権者数249,181開票終了投票率34.43%
20,806(24.8%)神戸洋美 自民現67歳 当選:6回目
17,059(20.3%)伊藤貴治 自民新38歳 当選:1回目
16,424(19.5%)日比雄将 無 現49歳 当選:4回目推薦:新あ
15,285(18.2%)末永啓 無 新37歳 当選:1回目
14,448(17.2%)市川英男 公明現56歳 当選:3回
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/27/18710/skh51681.html
大阪市議選都島区
定員3有権者数86,680開票終了投票率52.36
15,274(34.8%)岡田妥知 維新現54歳 当選:3回目
09,692(22.1%)大西聖一 維新現48歳 当選:2回目
09,631(21.9%)荒木肇 自民元68歳 当選:2回目
09,308(21.2%)佐々木清美 公明新57歳
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OS5
:2023/04/10(月) 22:43:51
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016228703.shtml
2023/4/9 19:00神戸新聞NEXT
知事交代後初の兵庫県議選 分裂の自民、候補者最多擁立の維新 勢力争い激化
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兵庫県議選と神戸市議選の投票をする有権者ら=9日、神戸市中央区山本通1(撮影・鈴木雅之)
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兵庫県議選と神戸市議選の投票をする有権者ら=9日、神戸市中央区山本通1(撮影・鈴木雅之)
統一地方選前半の兵庫県議選(定数86)は間もなく、午後8時に投票が締め切られる。二つの会派に分かれる自民党は、過半数の確保を目指して44人を公認・推薦。日本維新の会は結党以来最多の30人を擁立し、戦いの構図を一変させた。この2党を中心に勢力争いが激化している。
全38選挙区に、4年前の前回選を7人上回る134人が立候補。このうち8選挙区で無投票となり、計9人が当選を決めている。
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今回は斎藤元彦知事にトップが交代してから初めての選挙で、議会の勢力図にも注目が集まる。
自民は2021年の知事選で支援候補を巡って会派が割れた。現状では二つの会派で過半数の44議席を維持する。公認・推薦候補の1人でも議席に届かなければ過半数を割り込む。
前回選で9議席を得た維新は、知事選で推薦した斎藤知事を支えるため、2桁台の当選者確保を目指している。伸長すれば会派間の主導権争いが激化しそう。
2度目の統一選に臨んでいる立憲民主党は7人、国民民主党は1人を公認。両党とも前回から2人減らし、相互推薦で生き残りを図る。公明党は全13人の当選で現有勢力の維持を狙い、共産党は16人を立てている。
歴史的な物価高は、新型コロナウイルス禍からの回復にブレーキをかけている。選挙戦では少子化対策に加え、地域の活力や暮らしをどう守るかで論戦が交わされた。(選挙担当デスク・井関 徹)
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OS5
:2023/04/10(月) 22:57:55
https://www.sankei.com/article/20230410-367WRSKM5NMQTC5HCX7HSCLV5U/?outputType=theme_localelection2023
公明「完勝」できず、共産3議席に 大阪府市議選
2023/4/10 12:43
9日投開票された大阪府議選、大阪市議選で「大阪維新の会」が躍進する中、公明党は大阪市議選に擁立した新人1人が落選、「完勝」を逃した。公明は平成19年を最後に統一選での全員当選を実現できておらず、「常勝関西」の中核での黒星に、府本部の石川博崇代表は「完全勝利を目指したが、果たせなかった。党の責任で、おわびしたい」と陳謝した。
公明は支持母体・創価学会の会員高齢化に伴う組織力低下が顕著で、大阪市議選での得票率も減少傾向にある。日本維新の会の馬場伸幸代表は9日の会見で、「公明との関係をリセットする」と言及。次期衆院選では、維新が従来見合わせてきた公明現職がいる選挙区への候補者擁立の可能性が高まった。
石川代表は「衆院選での候補者擁立の話は今のところ、全く何もない。仮定の話はコメントしない」と答えるにとどめ、「(議会では)知事も市長も維新と、構図は変わらない。是々非々の立場で取り組んでいく」との考えを強調した。
一方、府議会で昭和26年以来の議席死守を目指した共産党は府議選・市議選に計30人を擁立したが、市議選で2議席、府議選で1議席を失い、府市両議会での議席はわずか3に。府議選で唯一の議席を死守した吹田市選挙区の現職、石川多枝氏(55)は、「議席の重みを感じる。ピリッと辛い存在として、維新による府の運営にチェックを働かせたい」と話した。
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OS5
:2023/04/10(月) 22:59:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4218c8330e8cdf1eb2330d3ff7a291b6e76177a
京都市議会議員選挙、共産党「牙城」で議席失う 市議団長「維新の台頭許してしまった」
4/10(月) 6:12配信
京都新聞
落選が確実となり支持者と握手して謝意を伝える井坂さん(10日午前0時19分、京都市北区)
京都市議会議員選挙(定数67)で、共産党は党の「牙城」とされる左京区の現職や市議団長を務める北区のベテランらが相次いで落選し、現有18議席から14議席へ大きく後退した。京都府議会議員選挙(定数60)では、京都市内のベテラン現職らが落選し、改選前から3減の9に沈んだ。全国トップの議席占有率を誇る京都での組織力の低下があらわとなり、退潮傾向が鮮明となった。
【写真】落選が確実となった井坂さん
北区では市議団長の井坂博文さん(67)が9選を逃し、同区で共産は56年ぶりに1議席に減らした。左京区では6選を目指した現職の樋口英明さん(53)が落選した。市の行財政改革を止め、民間保育園への補助金や敬老乗車証を元に戻すよう訴えたが浸透しなかった。井坂さんは党勢の後退について「市議団長として全て私に責任がある。私たちの改革より維新の『改革』が浸透した結果で、台頭を許してしまった。まだまだやりたいことがあった」と声を落とした。
ほかにも7選を目指した南区の井上健二さん(73)、前回僅差で勝利した下京区の鎌野敏徳さん(58)も再選がかなわなかった。
一方、右京区の新人江本佳世子さん(61)は現職の議席の継承に成功した。12年前から全員制の中学校給食の導入に向けた運動に取り組み、子育て世代を中心に訴えを重ねた。江本さんは「続けてきた運動が母親たちに伝わった。議席を引き継げたことはうれしいが重い責任を感じている」と気を引き締めた。
府議選では、京都市南区で5期務めた現職の議席を新人の森吉治さん(66)が引き継いだが、下京区の西脇郁子さん(65)は32年間続いた党の議席を落とし、伏見区でも現職が再選を逃した。1967年以来56年ぶりに府議会で10議席を下回る厳しい結果となった。
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OS5
:2023/04/10(月) 23:41:21
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016230039.shtml
2023/4/10 00:26神戸新聞NEXT
立民、1議席減らし4人当選 逆風を実感「国会議員はもっと危機感を」 兵庫県議選で存在感示せず
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支援者らと当選を喜ぶ中田英一氏=三田市下井沢(撮影・土井秀人)
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支援者らと当選を喜ぶ中田英一氏=三田市下井沢(撮影・土井秀人)
立憲民主党は公認7人のうち4人が当選したものの、前回より1議席減らした。候補を絞り、国民民主党との相互推薦で生き残りを懸けたが、維新に存在感を奪われた。
「『変えていかなあかん』という皆さんの声を届けられず、申し訳ない限り」。兵庫県伊丹市選挙区で落選が決まった元職の相崎佐和子氏(50)は頭を下げた。
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前回は新人として旧民主系の議席を4年ぶりに奪還。昨年の参院選に党公認として挑戦したが及ばず、空白となった県議選に再び照準を合わせた。「立場の弱い人たちの声を届けたい」と、非正規労働者らが働き続けられる環境づくりや子育て支援策の充実を訴えたが、届かなかった。
三田市選挙区では現職の中田英一氏(41)が底力を見せた。かつて人口増加率が日本一だった同市の急激な人口減と少子高齢化に危機感を募らせ、「オールドニュータウン対策が一丁目一番地」と強調。だが、街頭で党への逆風を実感したといい、「中央にいる国会議員らはもっと危機感を持ってほしい」と訴えた。
国民は、神戸市北区選挙区で現職の向山好一氏(65)が唯一の議席を守れなかった。(久保田麻依子、小林伸哉、橋本 薫)
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OS5
:2023/04/11(火) 14:07:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2d58974dc33c94de7717c0d4bd0f6216e65b64a
兵庫県議選にも維新旋風 倍増の21議席
4/10(月) 21:13配信
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産経新聞
9日に投開票された統一地方選前半戦の兵庫県議選(定数86)と神戸市議選(同65)。兵庫県内での勢力拡大を狙い、積極的に候補を擁立した日本維新の会が議席を伸ばす一方、自民などは議席を減らした。今回の結果は県内政界の勢力図を激変させる可能性を秘め、統一選後半戦や今後の国政選挙などにも影響を与えそうだ。投票率は県議選が39・01%(前回38・64%)、神戸市議選が40・58%(同39・98%)だった。
平成31年の前回県議選で9人当選だった維新は今回、擁立した30人のうち21人が当選。所属県議の首長選へのくら替えなどで、改選前には4議席となっていたが、第二党に躍進した。
芦屋市選挙区で自民との新人同士の一騎打ちを制するなど阪神間ではほとんどの候補者が当選し、尼崎市や西宮市では2議席を獲得。神戸市内では立候補した9人全員が当選した。
大阪に隣接する兵庫での結果が、全国政党化という課題を抱える党の消長を左右するとの見方もあっただけに、維新関係者は「維新への評価が大阪以外にも広がっていることを実感した」と手応えを語った。
一方、自民は県議選で44人を公認・推薦したが、34議席にとどまった。強固な地盤を誇る但馬や播磨、淡路などでは堅調な戦いぶりをみせ、第一党の座は守ったが、神戸・阪神間を中心に議席を落とした。
芦屋市選挙区で敗れた自民新人の丸山巌氏(53)は9日夜、「本当に厳しい戦い、結果となった」と支援者らに頭を下げた。ある自民県議は「維新旋風が巻き起こった。維新の名前だけで票が入る状況だった」と振り返った。
今後、無所属議員らの取り込みや分裂した会派の再編なども予想され、県議会での維新との主導権争いが焦点となる。
神戸市議選でも、維新は全9選挙区に前回選の倍近い21人を立て、15議席を獲得。公明や共産は議席を維持したが、自民と立民は議席を減らした。
23日には統一選後半戦が投開票され、その先には国政選挙も控える。維新の馬場伸幸代表は9日の記者会見で、衆院選候補擁立を巡る公明との協力関係について「一度リセットする」と明言した。
維新はこれまで、兵庫県内の衆院選挙区で公明現職のいる2区(神戸市兵庫区、長田区など)や8区(尼崎市)には候補を立ててこなかったが、今後は不透明だ。公明関係者は「維新の出方をみるしかない」と言葉少なに語った。(鈴木源也、藤崎真生、倉持亮)
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OS5
:2023/04/11(火) 14:08:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/f31a399b20ad9d8a1c7f25e22585d33fe61b8ccf
維新大勝、凍りつく自民 次期衆院選へ「このままでは戦えぬ」 知事選から続く保守分裂に有権者嫌気か
4/11(火) 7:30配信
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神戸新聞NEXT
統一地方選前半戦の結果を受け、報道陣の取材に受け止めを語る兵庫県の斎藤元彦知事=県庁
統一地方選前半戦は、関西一円の府県議選と政令市議選で日本維新の会の躍進が際立った。兵庫県議会、神戸市議会とも自民党に次ぐ第2会派に躍り出るのは確実で、影響力も強まる。「これほどまで伸びたのはなぜか」。関係者すら首をかしげる党勢の急拡大に、他党は警戒感を募らせ、早くも次期衆院選に向けた駆け引きが始まった。
【写真】大阪府知事選で再選を果たし、記者会見する吉村洋文知事
「今まで以上にわれわれの意見を聞き、もっと維新らしさを出してほしい」
9日深夜、神戸市内で会見した兵庫維新の会の片山大介代表は、開票結果を受けて早速、斎藤元彦知事に注文をつけた。
4年前の県議選で9議席を得た維新は、2021年の知事選で斎藤知事を推薦。20年ぶりのトップ交代を後押ししたが、最大勢力の自民に抑えられ、存在感も成果も出せていなかった。
今回の統一選で維新は、全国政党化の足がかりとして地方議員の1・5倍増を掲げた。県議選では、初参戦の15選挙区を含む27選挙区に前回の2・5倍となる30人を公認。「共倒れ」の不安をものともせず、尼崎、西宮、姫路の各選挙区には2人ずつ擁立した。
結果的に強気の姿勢が奏功した。各地で立てた候補者が看板となり、「点が線になって浸透した」と片山代表。吉村洋文共同代表の知名度で付いた党のイメージ拡散につながった。
実際、大阪に近い神戸・阪神間では三田市を除く全15選挙区で議席を獲得。トップ当選者も続出し、県全体では18選挙区に党の旗を打ち立てた。
投開票から一夜明けた10日、取材に応じた斎藤知事は維新大勝を歓迎した。「自民とともに県政を支えていただける体制がより大きくなった」。県政の軸足が維新にも乗った瞬間だった。
◇
攻勢のあおりを受けたのは自民だ。維新と蜜月関係だった安倍・菅政権時代から一転、岸田政権で維新は対抗姿勢を鮮明にする。
全面対決の様相となった県議選では、自民の公認・推薦候補10人が苦杯をなめた。獲得議席は前回より4少ない34議席にとどまり、過半数には到底及ばない。
ベテラン県議は、知事選から続く県内外での保守分裂の影響を口にする。「いつまでも『コップの中の争い』を続けていると思われ、有権者に嫌気が差した」。物価高で暮らしに閉塞感が漂う中、自民「1強」のおごりに批判が集まり、維新が変化への期待の受け皿になったのではないか-。
昨年の参院選は、選挙区、比例とも維新に得票で先行を許した。県議選も候補者1人当たり自民は約1万800票獲得したが、維新は約1万4200票。「このままではとても衆院選を戦えない」。自民県連幹部は焦りを募らせ、分裂した会派の再結集を急ぐ。
吉村共同代表は10日、公明党の現職議員がいる衆院兵庫2区、8区と大阪府内の4選挙区について「選択肢を示すのが原則だ」とし、候補擁立の可能性に言及した。やり玉に挙がった公明も神経をとがらせる。
県内の公明関係者は維新の出方をうかがいつつ、言い切る。「けんかを売るつもりはないが、政権与党に挑むなら徹底的に戦う」
戦いの舞台は、統一選後半の首長選や市町議選に移る。その先の国政選挙を見据えたつばぜり合いが続く。(統一選取材班)
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OS5
:2023/04/11(火) 14:09:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b5c8358049cc25f929cbf31b4abb6142dadb7c5
高市氏の策があだに 奈良知事選敗北 自民県連内に会長辞任論も
4/11(火) 10:35配信
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毎日新聞
選挙戦終盤の2023年4月7日に平木省氏の応援に駆けつけた高市早苗・自民党県連会長=奈良県橿原市で、林みづき撮影
平木省氏(48)と荒井正吾氏(78)への推薦対応を巡り分裂状態になった自民党奈良県連は、その隙(すき)を突かれる形で日本維新の会の山下真氏(54)に知事の座を奪われた。候補者調整に課題を残した県連内では、高市早苗会長への恨み節も聞かれる。
【奈良県知事選、自民党内はどんな構図だった?】
「候補者を一本化できなかったことが最大の敗因だ」。県連の井岡正徳幹事長は10日、選挙戦をこう総括した。
県連は昨秋に高市氏が会長に就任すると、荒井氏に代わる候補者の選定を模索し始めた。これまで支援してきた荒井氏は高齢多選への批判が懸念され、勢いを増す維新が候補を擁立した場合は厳しい戦いを強いられると見込まれたからだという。高市氏は、自身が総務相時に大臣秘書官を務めた平木氏の擁立を主導。平木氏は2022年末に出馬に踏み切った。
こうした動きが進退を決めかねていた荒井氏の反発を招き、年明けの立候補表明につながった。県連は平木氏の推薦を決めたが、納得しない一部の県議らは荒井氏支援に回った。ある県連関係者は「自民党を応援してくれている人からも『一体、県連は何をやってるんや』とあきれられた」と嘆いた。
高市氏は、放送法が定める「政治的公平」の解釈に関する総務省の行政文書を巡る国会対応もあり、選挙戦最終盤の7日まで地元に入れなかった。この日、平木氏の集会に駆け付けた高市氏は「厳しい選挙。協力して平木さんを押し上げてほしい」と集まった支援者に訴えたが、最後まで県連をまとめることはできなかった。
演説の中で高市氏は、自身が当初、平木氏の出馬に消極的だったと言及。一方で県連として荒井氏を推さなかったのは「(落選して)恥をかかせないためだった」などと語った。演説を聞いた県連関係者の一人は「自分は悪くないと正当化しているように感じた」と残念がった。投開票日の9日も平木氏の事務所には姿を見せず、平木氏の落選が確実になった後に「有権者の審判を真摯(しんし)に受け止め、まずは統一地方選の後半戦に向けた準備を着実に進めてまいります」とコメントを出しただけだった。
保守層の支持が平木、荒井氏で分かれる形になり、維新の山下氏が「漁夫の利」を得る結果になった。ある県議は「維新に勝つために動いた高市さんのやり方が、結果的に維新を利することになった」と皮肉った。県連幹部の一人は「会長の辞任は当然で、執行部も総替えするぐらいでないと次の大きな選挙は勝てない」と危機感をあらわにした。【久保聡】
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OS5
:2023/04/11(火) 14:10:33
https://mainichi.jp/articles/20230316/k00/00m/010/330000c?inb=ys
高市氏一任で混乱 自民県連の分断深めた「シナリオ」 奈良知事選
久保聡
政治
速報
地方選挙
奈良
毎日新聞 2023/3/17 07:15(最終更新 3/19 05:30) 2242文字
自民党奈良県連の新会長に就任し、記者会見で抱負を語る高市早苗氏=奈良市で2022年9月25日午後1時11分、稲生陽撮影
自民党奈良県連の新会長に就任し、記者会見で抱負を語る高市早苗氏=奈良市で2022年9月25日午後1時11分、稲生陽撮影
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奈良県知事選(4月9日投開票)で、自民党県連会長を務める高市早苗・経済安全保障担当相の政治手腕に疑問の声が上がっている。推薦を求めた現新2氏への対応を巡って県連内が混乱。高市氏との意見の食い違いを理由に、選挙対策委員長の県議が役職の辞任届を出すほど事態は深刻化している。県連は支援態勢の一本化を調整するよう党本部に求めているが、収束する気配は見えない。
議論紛糾、高市氏に一任で最終決定
「選挙対策委員会で決定したこと。一致団結し、推薦した候補を勝たせる」。知事選の対応を決めた1月15日の県連選対委員会の終了後、高市氏は報道陣にこう強調した。
県連はこの日、無所属新人の元総務官僚、平木省氏(48)を推薦する方針を決め、党本部に上申することになった。平木氏は高市氏が総務相だった時に大臣秘書官を務めた「側近」とされる人物。5選を目指して推薦を求めていた無所属現職、荒井正吾氏(78)への支援は見送ることになった。県連はこれまで荒井氏を推薦してきた経緯がある。
選対委員会での議論は紛糾した。会合は非公開で、代理を含めて委員の国会議員や県議ら計24人が出席。4期にわたる県政運営を評価して荒井氏を支援すべきだという声と、若返りのために平木氏を推す意見がそれぞれあった。党本部への相談を求める案も出た。しかし、高市氏は「絶対に決める」と、この日の決定に固執。最終的に判断は高市氏に一任されることになり、平木氏の推薦方針が決まった。
自民党奈良県連選対委員会の前に一部委員に示された文書=奈良市で2023年3月14日、久保聡撮影
自民党奈良県連選対委員会の前に一部委員に示された文書=奈良市で2023年3月14日、久保聡撮影
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実はこの選対委員会が開かれる数日前、一部の出席者に「県連選対委員会の進め方」と題した数枚の紙が示された。毎日新聞が入手した文書には、荒井氏を推す意見にどう反論するかや、平木氏推薦に反対する意見への対処法が記されている。採決をとらないようにするとの注意書きもあった。複数の委員へ取材すると、実際に当日、文書と同様の発言をした委員が複数おり、事前のシナリオに近い形で進められた。ある委員は「もし採決していたら、荒井氏と平木氏は拮抗(きっこう)した結果となっていたはずだ」と取材に明かした。
「えげつない。そこまでやるのか」。文書の存在を知った荒井氏は、逆に出馬への意欲を強めた。自民党参院議員を務めた経験などから党のベテラン国会議員らに人脈を持つ荒井氏は、県連の決定に納得がいかず、選対委員会の2日後に上京して党幹部らに異議を唱えた。党幹部も選対委員会の文書の内容を把握していたという。
これに対し、平木氏を支持する県議や首長らは2月21日、党本部で茂木敏充幹事長と面会。選考過程の正当性を説明し、平木氏の推薦を認めるよう求めた。荒井氏、平木氏の両陣営から支援の一本化を求められた党本部は、対応に頭を悩ませている。
一本化が進まぬ状況を憂慮したのか、高市氏は27日、自身のツイッターで知事選について18回連続で投稿。「正当な手続きを経て奈良県連推薦を決定した平木しょう氏にも未(いま)だ党本部推薦が出ない理由は不明です」と記すほど事態は混乱している。
県連では高市氏ら幹部と意見の食い違いがあったとして、選対委員長の県議が辞任届を提出した。この県議は荒井氏の政治資金パーティーに出席し、荒井氏と固い握手を交わした。ある県連幹部は「党が一丸となって知事選に臨む態勢は、もう崩壊した」とため息をつく。
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OS5
:2023/04/11(火) 14:10:51
「高市氏はやり方がまずかった」
奈良県知事選を巡る自民党内の構図
奈良県知事選を巡る自民党内の構図
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荒井氏への包囲網が敷かれたのは、2022年9月に高市氏が県連会長に就いた直後からだ。県政関係者によると、高市氏を支援するベテラン県議や高市氏の秘書が10月に荒井氏を訪ねた。荒井氏がその場で見せられたのは、党本部が実施したとされる情勢調査結果だ。日本維新の会、共産が候補を擁立すれば荒井氏は苦戦するとの内容だったという。
不出馬を迫られていると受け取った荒井氏は反発。12月に平木氏が出馬を表明した後、年末に党本部の森山裕・選対委員長と極秘で面談した。そこで党本部から出馬への一定の理解が得られたと見込むと、年明け早々の1月4日に立候補を表明した。
保守分裂の事態に、ある県連幹部は嘆いた。「高市氏はやり方がまずかった。荒井氏としっかり対話もせずに平木氏の擁立に動いたことで、分裂を招いてしまった」
一方、県政界には荒井氏への不満も広がっていた。市町村の首長の大半は、荒井氏の後援会の代表に就いていた。21年の政治資金収支報告書によると、荒井氏は県内39市町村ごとに後援会を置き、そのうち38後援会の代表が首長だった。
知事は市町村に対する補助金などで大きな権限を持つ。県より弱い立場の市町村のトップが選挙支援を担う後援会代表を兼ねていることに、一部からは「踏み絵を踏まされている」という声もあった。ある県議は「荒井氏の知事としての成果は素晴らしいが、高齢多選批判もある」と指摘する。
◇
自民の混乱を突くように、維新は弁護士で元奈良県生駒市長の山下真氏(54)を擁立した。告示1カ月前の2月23日にはさっそく、全国的な知名度を誇る吉村洋文・共同代表(大阪府知事)が街頭で支援を呼び掛ける力の入れようだ。大阪府以外で初の公認知事誕生を目指す維新。自民はどう挑むのか。告示が3月23日に迫るが、保守分裂のまま選挙戦に突入する公算が大きく、高市氏の対応に注目が集まる。
知事選には共産推薦の新人で元奈良県大和郡山市議、尾口五三氏(72)と、無所属新人で元中学校講師の西口伸子氏(68)も出馬する意向を示している。【久保聡】
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OS5
:2023/04/11(火) 14:12:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d4b0ab1ee806e405d7ae10b05b8fe342d518a2d
高市氏「責任痛感」も森山氏に〝恨み節〟 自民党内に波紋も 奈良県知事選
4/11(火) 13:39配信
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産経新聞
参院決算委員会で答弁する高市早苗経済安保相=10日午後、参院第1委員会室(矢島康弘撮影)
高市早苗経済安全保障担当相は11日の記者会見で、自らが会長を務める自民党奈良県連が推薦した元総務官僚が日本維新の会の公認候補に敗れた奈良県知事選について「維新の躍進に至った責任は痛感している」と述べた。その上で「党本部が県連推薦以外の人を応援したのではないかという疑問の声が上がっている。きちんと検証することが大切だ」と述べた。高市氏の党本部に対する異例の〝恨み節〟は森山裕選対委員長らを念頭に置いたもので、今後党内で波紋を呼ぶ可能性がある。
9日に投開票された奈良県知事選は、元同県生駒市長の日本維新の会の山下真氏が当選し、大阪以外で初の維新公認首長が誕生した。高市氏は元総務官僚の平木省氏を支援したが、一部の自民県議らが現職の荒井正吾氏の応援に回る分裂選挙となった。
高市氏は11日の会見で、知事選を巡り「県連が分裂したように報じられているが、平木氏を全力で応援してくださった県連からは『耐え難い』というお声をいただいている。少し説明をさせていただく」と断ると、約10分間にわたり自身の主張を展開した。
荒井氏が3月23日の出陣式の際に、森山氏から激励の電話を受けたと披露したとの報道を引用し、「地元からは報道が事実かどうかを確認してほしいとの声がある」と指摘。報道が事実であれば「自民の県連と党本部が別々の候補者を応援したのではないか」と疑問視した。
記者団から森山氏の対応に不満があるのかを問われると、高市氏は「事実関係の確認はできていない。あくまでも報道だ。ただ、しっかりと確認し、検証したいというのが地元からの非常に強い要請だ」と説明した。
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OS5
:2023/04/11(火) 18:47:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4b0afd76ad5868ec2522b586cfd2275d5009e35
大阪府議・市議選 共産党は”議席半減” 維新の勢いに飲まれ…「議席ゼロ」を免れるだけで精一杯
4/11(火) 16:55配信
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ABCニュース
「議席ゼロ」の瀬戸際に
”維新の勢い”に押され、厳しい戦いとなった共産党
統一地方選挙の前半戦で、大阪維新の会の「過半数戦略」の前に厳しい戦いを強いられた野党の各党。
中でも共産党は、すべての議席を失うのではという危機感から懸命に訴えましたが、大阪府議会は1議席、大阪市議会は2議席となり、ともに選挙前から議席を半減させる結果となりました。
今回の府議選では定数が9つ削減されて79議席となったこともあり、激しい選挙戦が繰り広げられました。
共産からは現職2人に加え、元職2人、新人10人の合わせて14人が立候補しましたが各地で苦戦。
告示後最初の日曜日だった4月2日には、志位和夫委員長が吹田市と東大阪市の現職候補の応援に訪れ、「共産党締め出しを狙った定数削減の中、当落線上の争いになっている」などと訴え、野党共闘を強調しながら幅広い支持を呼びかけました。
党幹部らによる必死の「てこ入れ」も劣勢を挽回するまでには至らず、府議選、市議選とも開票が進むにつれて次々と当選圏外に。「議席ゼロ」を免れるだけで精一杯でした。
大阪府議会 唯一の議席を守り抜いた石川氏は
当選の報告でJR吹田駅前に立つ石川多枝府議
府議会で唯一、議席を死守した吹田市選挙区の石川多枝府議(55)は当選から一夜明け、「これまで以上にみなさんの思いをしっかり届けないと、という重責を改めて感じている」と気持ちを新たにしていました。
一方で、「大阪府で共産党の議席を70年与えていただき、この議席が無くなったらどうしようという不安が大きかった」と率直な思いを語り、「1議席になってしまい、維新が府も市も過半数。議決の時にどうにもならない局面は出てくるだろうが、しっかりチェック機能を果たしたい」と決意を述べました。
注目の大阪市議会選挙でも、初めての過半数獲得を狙う維新が候補者を大量に擁立したうえ、それを阻止しようとする自民、公明などとも激しい議席の奪い合いになり、共産は持っていた4議席のうち2議席を失いました。
大阪府知事選挙でも、共産が推薦した元参院議員の辰巳孝太郎さん(46)が維新現職の吉村洋文さん(47)に10倍近い大差で敗れたことも、今後に暗い影を落としています。
統一地方選挙の後半戦への影響は避けられず、「早期解散説」が浮上する次期衆院選に向けても、党勢の立て直しが急がれます。
7665
:
OS5
:2023/04/11(火) 23:26:40
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20230410-OYTNT50183/
<統一選2023>しが議席減 維新足場築く
2023/04/11 05:00
県議選 各党の反応
9日に投開票された県議選(定数44)では自民党が議席を上積みし、3人が当選した日本維新の会が初めて議席を獲得した。一方、立憲民主党、国民民主党、地域政党「チームしが」の3党連合と、共産党が計4議席を減らし、特に湖南市選挙区では立民現職で、しが幹事長の塚本茂樹氏(58)が落選し、衝撃が走った。維新が県内で足場を築いたことで、既存政党は戦略の見直しを迫られそうだ。(井戸田崇志、藤岡一樹)
滋賀県議選挙、44人の顔ぶれ決まる…現職32人・新人12人
■共産半減
改選前の県議会は欠員1で、議席の内訳は会派に所属しない県議を含め自民が20議席、立民、国民、しがの3党連合で構成する会派「チームしが県議団」が14議席、共産4議席、無所属の県議でつくる「さざなみ倶楽部」が3議席、公明党が2議席となっていた。
今回選では自民が推薦を含めて22議席と2議席増やし、さざなみ倶楽部と公明は現有議席を守った。これに対し、3党連合は2議席減の12議席となり、共産は2議席に半減。3党連合、共産が減らした計4議席と欠員分を、維新と自民が分け合った。
■労組頼み脱却
立民県連の徳永久志代表(衆院議員)は10日、読売新聞の取材に「全体として厳しい結果で、重く受け止めている」とコメント。立民は湖南市で塚本氏が議席を失い、東近江市・日野町・愛荘町で新人が落選し、長浜市で現職の後継候補として推薦した新人が敗れた。徳永氏は「各選挙区の戦いぶりを検証し、(党勢を)底上げするには何をすべきか考えたい」と語った。
国民は、唯一の公認候補が大津市で再選した。国民県連の斎藤アレックス代表(衆院議員)は「一安心した」と話す一方、3党連合の退潮を「労働組合員を含め、有権者に浸透できず、県南部を中心に維新に票を奪われた」と分析した。
連合滋賀は大企業の労働組合を軸に構成され、3党連合の候補者を支援した。
県南部は大阪の大手企業に通勤する住民が多く、地域政党「チームしが」の嘉田由紀子代表(参院議員)は「改革派という点で支持層が維新とかぶっており、その影響が表れた」と話す。「草の根運動を積み重ね、支持層を広げていきたい」と、労組だけに頼らない体制の構築に意欲を示した。
一方、共産党県委員会の石黒良治委員長は「岸田政権の大軍拡阻止を争点化できず、残念。4年後の議席奪還を目指す」と述べた。
■勝利と言えず
自民は議席は増やしたものの、目標の単独過半数には届かず、自民県連の大岡敏孝会長(衆院議員)は「善戦はしたが、勝利とは言えない。候補者の活動量の不足など課題が残り、検証したい」と説明した。
当選した22人には、県幹部らへの不適切な言動を理由に、2022年3月に自民会派から離脱させられた彦根市・犬上郡選出の大野和三郎氏(67)が含まれる。自民は今後も大野氏を会派に合流させない方針で、自民会派の所属県議は21人となる見込みだ。
また、大津市で現職と新人を1人ずつ擁立した公明の中村才次郎・県本部代表は、「何とか2議席を死守できて良かった。支援者に感謝したい」と話した。
維新は7選挙区で新人を1人ずつ立て、3人が当選した。県総支部幹事長で、大津市で初当選した河村浩史氏(41)は「全員当選を果たせず、残念だが、維新が大阪で行ってきた身を切る改革を県政でも進めるうえで、大きな前進になる」と手応えを語った。
7666
:
OS5
:2023/04/12(水) 08:03:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d76be62502cc2e3d20aaf3235c3171c8300c08a
高市氏が異例の党本部批判…奈良知事選で「県連推薦と別候補を応援」
4/11(火) 23:32配信
読売新聞オンライン
高市経済安全保障相
自民党奈良県連会長を務める高市経済安全保障相は11日の閣議後記者会見で、県連の推薦で出馬した新人候補が敗れた県知事選を巡り、「県連推薦以外の方を党本部が応援したのではないかという疑問の声も上がっている」と述べた。党本部の対応を批判する異例の発言で、党内に波紋が広がっている。
9日に投開票された奈良県知事選を巡っては、県連は高市氏の主導により、元総務官僚の平木省氏を推薦した。だが、現職の荒井正吾氏がこれに反発し、自民の一部県議らが荒井氏の支援に回る保守分裂選挙となった。この結果、日本維新の会が公認した山下真氏が当選を果たした。
高市氏は11日の閣議後記者会見で、「県連が分裂したように報じられることは、平木候補を全力で応援してくれた県連の皆様から耐え難いという声をいただいている」とし、約10分間にわたって持論を展開した。
知事選が告示された3月23日、荒井氏が出陣式で自民の森山裕選挙対策委員長から電話で激励を受けたという報道も紹介。「(党本部の対応を)検証するのも、党本部と県連の信頼をしっかりと構築していくためには大切なことだ」と主張した。
高市氏の発言について、自民幹部は「高市氏は県連会長だ。現職候補との調整を怠った自身の責任を棚に上げて、党本部に責任を転嫁するような発言は問題だ」と、不快感をあらわにした。
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OS5
:2023/04/12(水) 20:00:17
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASR4C6TKDR4CPIHB001.html?_gl=1*1axka2v*_ga*MzQ0MzAyOTExLjE2NjY0MDI2MzY.*_ga_XJ5END643J*MTY4MTI5Njk4MC4xODEuMS4xNjgxMjk3MTcxLjM0LjAuMA..
令和の「どぶ板」心つかんだ維新 兵庫・躍進の裏側にあったもの
2023/04/12 10:30朝日新聞デジタル
令和の「どぶ板」心つかんだ維新 兵庫・躍進の裏側にあったもの
初当選を決めた鍔木良子氏(後列右から2人目)=2023年4月9日午後11時17分、兵庫県加古川市加古川町平野、高橋孝二撮影
(朝日新聞デジタル)
9日に開票された兵庫県議選では維新が躍進し、前回の9議席を大幅に上回る21議席を獲得した。なにが有権者の心をつかんだのか。新顔候補の戦いぶりからは、足を使い有権者に直接訴える、昔ながらの「どぶ板選挙」の手法が浮かび上がる。
「県政は仲間がいるので心強い。みんなで改革に取り組みたい」。9日晩、加古川市選挙区(定数4)で初当選した維新新顔の鍔木(つばき)良子氏(43)は、支持者らに囲まれ抱負を語った。
この選挙区で県議2期を務め、衆院議員に転身した維新の掘井健智氏(56)の後継。他の当選者が前回よりも得票数を減らす中、鍔木氏は掘井氏の前回得票より約6千票、前々回得票より約4千票上積みし、全候補中2番目の1万6927票を獲得。維新の議席を取り戻した。他党に投じられてきた票が自らに流れたのではないか、と鍔木氏は見る。
鍔木陣営は選挙中、ほぼ連日午前6時にJR加古川駅前に一番乗りし、通勤する有権者に地声で名前を売り込んだ。「新しい価値観を取り入れた政治に変えないといけない」。他陣営が同じ場所に来るのはその後。通勤の少ない土曜日の朝も駅頭に立った。
他陣営は業界団体や労組などの推薦を受けたり、鉄鋼メーカー前で朝立ちをしたり。後援会員らを集めた個人演説会を開いた陣営もあった。維新にはこうした大きな支援団体が無い。
鍔木氏は8年前、県議に初当選した掘井氏に請われ秘書に。2018年に加古川市議となった。加古川では「2人で維新を始めた」と振り返る。食の安全や、発達障害や不登校児をテーマに、講演会を企画するなどして「友達の友達を紹介してもらい、価値観が近い仲間が広がっていった」。
選挙戦は掘井氏や3人に増えた維新市議が応援に。8年間で培った人脈で、当選を勝ち取った。(高橋孝二)
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OS5
:2023/04/12(水) 20:03:26
https://news.goo.ne.jp/article/nikkan_spa/trend/nikkan_spa-1902892.html
維新の圧勝で終わった大阪ダブル選。熱狂を後押しする大阪の「特異な事情」
2023/04/12 08:51日刊SPA!
維新の圧勝で終わった大阪ダブル選。熱狂を後押しする大阪の「特異な事情」
吉村洋文
(日刊SPA!)
4月9日、各地で統一地方選が投開票されました。統一地方選は大規模な選挙になるため、今春は4月9日の前半戦と4月23日の後半戦の2回に分けて実施されます。そのために4月9日が前半戦、4月23日が後半戦と呼ばれます。
国政には課題が山積していますが、国政とは別の課題を抱えている地域はたくさんあります。それだけに、国政とは異なる選挙戦が繰り広げられることは珍しくありません。そうした特異な事情を抱える地域の中でも、特に注目されていたのが大阪府と大阪市です。
2023統一地方選の前半戦となる4月9日は大阪府知事選と大阪市長選、さらに大阪府議選と大阪市議選が投開票されました。首相官邸・永田町取材歴15年、大阪府政・市政の取材を10年以上にわたって続けてきたフリーランスライター・カメラマンの小川裕夫が大阪の選挙を解説します。
◆大阪の4選挙は維新の圧勝
国政では自民一強と言われる時代が2012年以降から長く続いてきました。2022年夏の参院選で自民党は63議席を獲得。非改選の56議席と合わせると119議席になり、選挙前の議席数から8も増やしています。
そんな自民党ですが、大阪では苦戦を強いられています。それは昨夏の参院選だけの話ではありません。一昨年に実施された衆議院議員選挙では、19ある大阪の小選挙区から一人も当選できず、比例復活できたのも13区の宗清皇一候補と19区の谷川とむ候補の2人にとどまりました。
統一地方選の前半戦となる4月9日に投開票された大阪府知事選・大阪市長選・大阪府議選・大阪市議選の4選挙でも維新が圧勝。特に府知事選と市長選は、NHKが投票を締め切った20時と同時に当確を打っています。維新がふたつ首長選を制したことで、これから4年間は維新政治が継続されることになりました。
◆大阪の「特異な事情」とは
大阪での選挙結果を見ると、国政選挙で無類の強さを発揮している自民党が大阪では壊滅と言っていい状態に追い込まれています。他方、維新は大阪で10年以上にわたって多大な支持を集めてきました。
大阪の特異な事情は、よその地域に身を置いていると実感しづらく、それを知らなければ「維新が大阪で絶大な支持を得ている理由」を理解できません。維新の強さを少しでも理解するためには、その成り立ちを抑える必要があります。少し長くなりますが、おさらいがてら説明していきます。
◆2010年に旗揚げした大阪維新の会
国政政党である日本維新の会の母体でもある地域政党の大阪維新の会は、2010年に大阪府の橋下徹知事(当時)と松井一郎府議(当時)によって旗揚げされました。松井府議は自民党の会派に属する議員でしたが、守旧的な体質を打破することを掲げて新会派を結成。以降、橋下徹知事と二人三脚で政治活動を続けてきました。
2011年に府知事だった橋下徹さんが市長選に出馬すると、松井一郎さんは府知事選に出馬。両者どちらも当選し、大阪府と大阪市の両トップが維新になりました。
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OS5
:2023/04/12(水) 20:03:42
◆これまでの慣習をPRに逆利用
ちなみに、知事や市長といった首長選では、幅広い支持を取り付けるために所属する政党から一時的に離党してから臨むのが一般的でした。あくまでも慣習に過ぎませんが、長らく自民党で国家議員を務めていた故・石原慎太郎さんも、1999年に東京都知事選に出馬するときは無所属という形式を取っていました。
維新の候補者は首長選でも無所属という形式を取らず、維新公認を全面的に打ち出しています。吉村洋文候補・横山英幸候補が当選した今回の府知事選・市長選でも同じです。
一方、府知事選に出馬した候補者のうち、共産党で国会議員経験のある辰巳孝太郎候補は無所属、自民党・立憲民主党などが推薦した谷口真由美候補はアップデートおおさかという超党派による団体が擁立したことになっています。また、自民党市議から市長選に出馬した北野妙子候補も自民党公認候補ではなく、アップデートおおさかが擁立しています。
前述したように、知事選・市長選では自身の所属する政党を離党してから立候補するのが一般的です。しかし、維新はそうした超党派による立候補者の擁立を「自民党から共産党までがグルになって改革を邪魔しようとしている」とPR材料に逆利用。それは少なからず一定の効果を発揮してきました。
◆街頭演説で支持者の心をつかむフレーズ
橋下徹さん、松井一郎さん、そして吉村洋文知事の街頭演説に足を運ぶと、毎回「自民党から共産党までがグルになって維新を〜〜」という話が出てきます。この定型句は10年以上も続けられていますが、現在も支持者の心をつかむフレーズになっているようです。
維新は「昔の府知事や市長は団体や職員といった既得権益を握る集団ばかりに目を向けていて、府民・市民に顔を向けていなかった」と主張し、だから府民・市民のために「身を切る改革をする」と盛んに訴えてきました。そして、維新以外の政治勢力を「身を切る改革を阻んでいる」との図式をつくり上げてきたのです。
こうした背景もあり、長らく大阪の選挙では維新VS反維新の二項対立で語られてきました。それは、今回の大阪4選挙でも変わりません。
◆維新が熱狂を生み出し続ける理由
二項対立による政治は、分断政治と呼ばれる手法です。分断政治は大阪だけの現象ではありませんが、昨今は対立構図をわかりやすく示した分断政治のほうが票を集めやすいという政治トレンドが背景にあり、それが大阪では支持を集めています。
そして、維新が大阪で圧倒的に支持されている理由は、なによりも「停滞している大阪を変えた」と有権者に思わせていることです。その熱狂が維新の力の源泉でもあります。
維新の候補者を押し退けて当選するためには、候補者が地域をこまめに回りながらも、普段は投票に行かない無関心層にも興味を持ってもらえるような熱狂的なムードを生み出す必要があったのです。それは言葉で説明するのは簡単ですが、かなりの難題です。
新型コロナウイルスによる行動制限が緩和されているとはいえ、いまだ多くの人が一堂に集まることや大声で話すこと、握手といった接触に抵抗を覚える人は少なくありません。そうした状況に置かれた選挙戦では有権者との接触は少なくなり、どうしても熱狂を生み出しづらくなっているのです。
取り巻く環境は維新側も同じですが、いまや維新は大阪でステークスホルダーです。維新政治の10年間は、それまで大阪の有権者が抱いてきた政治不信を払拭させるには十分な訴求力がありました。
◆“失われた30年間”で自民への不信が高まる
では、その前提にある大阪に政治不信が蔓延した理由は何だったのでしょうか? その理由はいくつかありますが、ひとつの理由として考えられるのが経済の停滞です。大阪経済は町工場や中小企業によって支えられてきました。それは“失われた30年間”で完全に沈下したのです。
大阪経済の沈下は政治の不作為の結果です。だから、長らく大阪で政治を担ってきた自民党への不信感が高まったことは自然な成り行きといえます。
しかし、維新政治が始まってから10年が経過しています。この10年間、維新がまったく政治をしてこなかったのならともかく、知事・市長の2トップが手を取り合って政策を進めてきました。
どんな素晴らしい政治でも、万人が是とする政治はありません。また、どんなに優れた政策であっても進め方が拙速だったり、社会状況の変化によってダメな政策に早変わりすることもあります。政治に完璧はありません。
7670
:
OS5
:2023/04/12(水) 20:03:54
◆知事・市長を待ち受ける難題
そうしたことを踏まえると、10年が経過した維新政治を点検・総括する時期にきています。街頭演説では、吉村・横山両候補は維新政治の10年間を絶賛し、「過去の大阪に戻すな」と訴えました。
時代は大きく異なっています。仮に非維新の知事・市長が誕生しても昔の大阪に戻ることは考えづらいのですが、それを差し引いても有権者は知事に吉村洋文候補を、市長に横山英幸候補を選びました。これは維新政治が一定の評価を得ている表れですが、当選した吉村洋文知事と横山英幸さんには、10年にわたる維新政治の点検・総括という難題も待ち受けています。
なぜなら、新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年以降に身を切る改革で“切り過ぎてしまった”部分があることが表面化したからです。
◆今後の4年間で真価が問われる
過去の大阪に戻さないことにこだわることは、有権者から信託を受けた為政者としての責務です。だからと言って、直近の10年の大阪府政・大阪市政への点検・総括を怠ることは許されません。
維新の創始者でもある松井一郎さんは、今回の統一地方選をもって政界から引退しました。吉村知事は2015年からの4年間を市長として、2019年からの4年間は知事として松井一郎さんとともに大阪の政治を担ってきました。そのため、吉村知事が松井府政・松井市政の計8年間を点検・総括することは自己否定にもつながる部分があります。その点検・総括は、やりづらいと感じることもあるでしょう。それでも、やらなければなりません。
なぜなら、維新最大のセールスポイントは、“身を切る改革”であり、 “府民・市民の方を向いた政治”だからです。
現在の府民・市民に立場になって、それまで維新が取り組んできた政策は有益なのか? 必要なのか? を点検・総括をしていかなければなりません。前任者に忖度して、すべて正しい政策とするならば、これまで維新が否定してきた政治と同じになってしまいます。
大阪府知事選・市長選に勝利した吉村・横山両候補ですが、真価が問われるのは今後の4年間です。
<文・撮影/小川裕夫>
【小川裕夫】
フリーランスライター・カメラマン。1977年、静岡市生まれ。行政誌編集者を経てフリーに。首相官邸で実施される首相会見にはフリーランスで唯一のカメラマンとしても参加し、官邸への出入りは10年超。著書に『渋沢栄一と鉄道』(天夢人)などがある Twitter:@ogawahiro
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OS5
:2023/04/12(水) 20:27:15
https://www.asahi.com/articles/ASR4C7H60R4CPIHB005.html
自民系2会派、統合に向け調整へ 兵庫県議会 維新の躍進で危機感
有料記事統一地方選挙2023維新自民
井岡諒2023年4月12日 10時30分
兵庫県議選での維新の躍進を受け、県議会の自民系2会派が、統合に向け調整を始めたことが11日、複数の党関係者への取材で分かった。
9日に投開票された県議選で、維新は21議席を獲得。前回の9議席から大幅に増やした。これに対し自民の獲得は24議席。推薦を出した無所属候補を合わせても34議席にとどまり、2会派の現有44議席から大幅に減らした。
7672
:
OS5
:2023/04/12(水) 20:29:19
https://www.asahi.com/articles/ASR4B7TSJR4BPTJB008.html
滋賀県議選、維新が県南部で初の議席獲得 とはいえ「負け選挙」?
有料記事統一地方選挙2023
武部真明 鈴木洋和 林利香2023年4月11日 11時00分
9日に投開票された滋賀県議選(定数44)では、日本維新の会が初の議席を獲得した。大阪府知事・市長選に加え、奈良県知事選も制した維新の勢いが県内でも表れ始めたとの受け止めが広がり、各党は警戒感を強めている。投票率は戦後最低の42・51%だったが、前回を上回った5選挙区はいずれも維新が立候補したところだった。
維新は13選挙区のうち7選挙区に1人ずつ候補を擁立し、大津、草津、湖南の各市選挙区で計3人が当選した。草津市では選挙初挑戦の田中誠氏がトップ当選し、大津市で2位だった河村浩史氏とともに1万票を超えた。落選した4選挙区はいずれも次点で、彦根市・犬上郡ではわずか305票差だった。
今回当選した3選挙区は、大阪への通勤者や大阪からの移住者が多いとされる県南部。「滋賀は潜在的支持者が多い」(馬場伸幸代表)とみて、さらに勢力拡大を目指す。
とはいえ、京都府議選(定数…
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:
OS5
:2023/04/14(金) 21:28:58
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016244248.shtml
2023/4/14 18:30神戸新聞NEXT
泉・明石市長の政治団体も参戦、どうなる地域政党 統一選後半戦 大阪の維新は兵庫にも浸透
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手を振り、1票を呼びかける。地方議員を選ぶ統一地方選は地域政党が支持を得る舞台となる=4月8日、神戸市内(撮影・小林良多)
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手を振り、1票を呼びかける。地方議員を選ぶ統一地方選は地域政党が支持を得る舞台となる=4月8日、神戸市内(撮影・小林良多)
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大阪の「地域政党」から始まった日本維新の会が、今月の兵庫県議選や神戸市議選で大きく勢力を伸ばした。明石市では、泉房穂市長が立ち上げた政治団体に所属する候補者が、初めて県議選に挑んで議席を獲得。16日に告示される明石市長選、市議選でも勢力拡大を図る。物価高などを受けて既存政党に厳しい視線が注がれる中、統一地方選後半戦で地域政党の浮沈も注目される。
「大きな組織との力の差を痛感した選挙だった」
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9日に投開票された神戸市議選西区選挙区(定数10)で、辛くも10番目で再選を果たした「神戸志民党」党首、香川真二氏(46)に笑顔はほぼ見られなかった。
2009、13年の神戸市長選に立候補し、現職らと競った樫野孝人氏(60)が発足させた地域政党だ。だが、前回19年の市議選で香川氏が唯一の議員となり、今回は落選した次点候補者とわずか86票差。「資金や人材、知名度で国政政党に及ばない。パワーゲームの政治の世界でどう戦えばいいのか」と漏らす。
◇
地方分権のかけ声に乗り、全国各地に地域政党が林立したのは10年代。県内では「三木新党8人のサムライ」(三木市)、「三田前進の会」(三田市)などもできたが、どちらも既に解散し、組織を維持する難しさを物語る。
一方、突出した存在が、10年に大阪で当時府知事だった橋下徹氏(53)らが創設した政治団体「大阪維新の会」だ。12年に日本維新の会を結党すると選挙に勝ち続ける。今回も大阪ダブル選を制し、奈良県知事選も勝利。神奈川や埼玉、福岡などで県議の議席を得て「全国政党化」の足がかりを得た。
「大阪と兵庫は生活圏がかぶる。阪神間を中心にじわじわと浸透してきた」
維新の参院議員、片山大介氏(兵庫選挙区)は投開票日の9日深夜、会見で手応えを語った。ただ、県議選で自民党系候補との一騎打ちだった定数1の選挙区は1勝6敗。唯一の勝利は芦屋市で、同じ兵庫でも、地盤の大阪から遠ければダブルスコア以上の差で負けた選挙区が多かった。
「そういった地域の自民候補は在任期間が長く、新しい人への期待も出てくる。4年後に取れるようになれば、兵庫の維新は強くなる」ともくろむ。
◇
県議選の明石市選挙区(定数4)では、無所属ながらも「明石市民の会」幹事長の橋本慧悟氏(34)が3万2千票余りと最も票を集めた。
同会は、泉市長が代表を務める政治団体。泉氏は、「選挙で落としてやる」と市議に暴言を吐いた問題で政治家引退を表明したが、橋本氏は「泉市政への評価が後押しになった」と振り返る。同市選挙区で橋本氏の得票率は3割を超えた。
県議選の結果を受け、泉市長は神戸新聞の取材に「市長選、市議選でも候補者を全員通したい」と意欲を見せた。また「退任後は県民のためにも」として、2年後に任期満了となる県知事選や近隣市の選挙への関与も示唆した。(井沢泰斗、小谷千穂、長尾亮太)
7674
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OS5
:2023/04/14(金) 21:29:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cab1f4be370c8bdced943fc78e9bf68dd2bafe7
統一選前半戦、共産の退潮傾向くっきり 関西の府県議が16議席に半減 兵庫も過去最少2議席
4/14(金) 18:30配信
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統一地方選前半の41道府県議選で、共産党の退潮傾向が全国的に浮き彫りになった。とりわけ日本維新の会が躍進した関西2府4県で後退が目立ち、改選前の計31議席から16議席にほぼ半減。兵庫県内でも5議席から2議席に減り、1967年以降で過去最少タイとなった。後半戦(23日投開票)での巻き返しを期すが、党関係者は「短期間でどこまで浸透できるか」と焦りの色を濃くしている。
【表】関西の府県議会における共産の議席数
「まさか2人目も通るとは…」。維新が新人2人を擁立し、そろって当選した県議選姫路市選挙区。3選を阻まれた共産・入江次郎氏(49)は、静まり返った選挙事務所で「皆さんの支援に感謝します」と言葉少なに頭を下げた。
苦戦は兵庫に限らず、41道府県議選の獲得議席は改選前を24下回る75議席。22県で微増か勢力を維持したものの、19道府県で1〜3議席ずつ失った。長く牙城としてきた京都府でも12議席から9議席に減らし、5県(新潟、福井、静岡、福岡、熊本県)で党の議席がゼロとなった。
16人を擁立した兵庫県議選も現職、新人各1人の当選にとどまった。落選した陣営の一人は「賛否が割れるような明確な争点が少なく、野党としてのアピール材料に欠けた。これまでターゲットにしてきた政権や行政への批判票も維新に奪われた」とうつむく。
共産は2人が当選した67年の県議選で初めて議席を得た。以降も4〜7議席を確保し、99年には阪神・淡路大震災の復興事業を巡る行政批判もあって14議席に躍進した。ここがピークとなったものの、2019年の前回選までは4回連続で5議席を維持し、一定の存在感を保っていた。
だが、党員や支持者の高齢化で組織力は細り、国政でも低迷が続く。阪神・淡路後の98年には、参院選兵庫選挙区で共産候補が自民候補を破って当選したが、以降は議席から遠ざかる。おおむね20万票台を維持していた国政選挙の比例票も、17年の衆院選以降は10万票台に落ち込む。
統一選前半の告示前には、党首の公選制導入を主張した党員2人を「分派活動」を理由に除名処分としたが、体質を疑問視する声も広がった。
「誤解もあり、少なからず影響があった」と党県委員会の幹部。後半戦では県内11市町議選に26人を擁立する方針で、「有権者に声を届けるにはもっと活動量が必要。議員数は少数でも、多数派に働きかけて政治を動かす役割を果たしてきたことを訴える」としている。(統一選取材班)
記事に関する報告
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OS5
:2023/04/14(金) 23:07:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/38045bce2f627ceddd20082c68b802ade31f73c8
三つ巴の明石市長戦、16日告示 「ポスト泉」見えぬ争点
4/14(金) 22:50配信
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産経新聞
写真撮影に応じる中川暢三氏、林健太氏、丸谷聡子氏(左から)=明石市
統一地方選後半戦で行われる兵庫県明石市長選が16日、告示される。平成23年から市長を務めてきた泉房穂氏(59)は自身の暴言の責任を取り、政治家引退を表明、後継として女性市議を擁立する。一方、市議会で泉氏と対立関係にあった自民側からも市議が立候補する。さらに1人を加えた新人3人の争いになる見通しだが、全国的にも評価の高い子育て支援策など現市政に対する3人のスタンスに大差はない。功罪それぞれで注目を集めてきた泉氏との距離をどう見るかが争点になりそうだ。
■突然の引退
泉氏が突然、政治家引退を表明したのは昨年10月。当時市議会に提案される予定だった自身への問責決議案を巡り、自民、公明の市議に「賛成したら許さない」「次の選挙で落としてやる」などと発言したことが明らかになり、その引責が理由だった。
それまで泉氏再出馬の見方が強かった市長選の行方はこれで一気に混沌(こんとん)とした。泉氏が後継候補擁立の方針を示す中、先に動いたのは自民。市議会最大勢力で泉氏とたびたび対立してきた自民系会派に所属していた林健太氏(40)が先月上旬、立候補を表明した。
関係者によると、地元選出の衆院議員で経済産業相の西村康稔(やすとし)氏(60)が擁立を強く後押し。林氏は無所属で出馬し、自民、公明が推薦する。
一方、泉氏側の動きはなかなか見えなかった。「引退を撤回し、自分が出るのでは」。自民、公明側からはこんな観測や警戒感も漂った。
泉氏が市議の丸谷聡子氏(59)とともに会見を開いたのは、告示まで1カ月を切った先月25日。時に議会で泉氏と議論を戦わせてきた丸谷氏の指名に予想外との受け止めもあった。丸谷氏自身も3期目に向けた市議選への準備を進めており、泉氏からの出馬打診は「夢にも思わなかった」というが、泉氏は「市民目線で、市民とともに頑張れる方だ」と強調する。
「泉氏派対自公」という構図に、これまで数多の首長選に挑戦してきた元兵庫県加西市長の中川暢三氏(67)も名乗りを上げた。市長選はこの3人の争いになる見通しだが、実は政策面での争点は見えにくい。
■高い市民人気
今月9日に投開票された県議選の明石市選挙区では、泉氏が擁立した新人候補が2位に約2倍の差をつけてトップ当選。独自の子育て施策などを進めてきた泉氏の市民人気の高さをうかがわせた。「市政の継続か逆行か」。泉氏はこう訴え、争点の明確化を図る。
ただ林氏も自身が子育て世代であることをアピール。現在の子育て施策などを継続・発展させるとの立場だ。「泉氏の提案を議会、議員が議決してきた。あたかも泉氏だけの実績のように広まるのはおかしい」と公明関係者。自民関係者も「問われるのは泉氏の政治手法。暴言やトップダウンのやり方に問題がある」と指摘する。
中川氏も泉市政を一定評価しつつ、「議会や職員との関係などに問題がある」と批判する。だが後継たる丸谷氏が、トップダウンではなくボトムアップ型の市政運営への転換を掲げたことで、泉氏の政治手法の評価という点も明確な対立軸にはならなくなった。
13日夜、明石市内で開かれた討論会では3人が手を合わせて撮影に応じた。強い発信力で施策を進めてきた泉氏の後のかじ取りを誰が担うのか、23日の投開票で〝ポスト泉〟の選択が示される。(喜田あゆみ)
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OS5
:2023/04/14(金) 23:25:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/50a3f69f43ba7f8bbe12c0bfac3ad097e75f54ec
大阪自民はどこへ行くのか 維新の猛攻の中で “自民の看板”隠して戦った府議団幹事長の選択
4/14(金) 22:28配信
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関西テレビ
原田亮さん
4月9日に行われた統一地方選前半戦。維新は大阪府知事・大阪市長の「W選」、大阪府議選に加え、市議選でも過半数を獲得するなど、これまでにないような圧勝を遂げた。裏を返すと「圧倒的」な敗者がいるということだ。それは“大阪自民”である。
有権者を訪問
大阪府議選告示前の3月30日。大阪府内で桜が見ごろを迎えていた。
「また大阪でコロナ増えて来ているので、万が一かかったときの相談先一覧ですんで何かあったらここに連絡してください。困ったことあれば言ってください」
箕面市内の有権者の家を1軒1軒回って声をかけていたのは、自民党大阪府議団幹事長(4月14日時点)の原田亮さん(36)だ。2011年、25歳で箕面市議選に立候補し、全国最年少議員として初当選。その後、大阪府議選に自民党公認で立候補し、2期連続当選。府議団の幹事長も務めることなった。まさに大阪自民の「若手エース」だ。
個別訪問は日頃から行っている。河川の改修や信号機の設置の要望などこれまで1800件の相談に耳を傾けてきた。「府議会議員がどんな仕事をしているのかよくわからない」と言われることが多い中で、有権者と顔を突き合わせ、地元の声を議会に届けることを大事にしているからだ。町を歩けば、「亮君や。頑張って」と住民から頻繁に声をかけられる。しかし、3期目を目指す今回の選挙はこれまでとは異なる様相を呈していた。
維新・共産の新人と合わせて3人が立候補
今回の大阪府議選挙では、定数が88議席から79議席に減った。区割りが変わらないまま1人区が5つ増えた。原田さんの選挙区「箕面・豊能郡」も、これまでの2議席から1議席となった。維新、共産党の新人と合わせて3人が、1つの議席を争う。この選挙区では、2015年、2019年の選挙で、維新の候補がトップ当選し、原田さんは2位当選だった。今回、新人とはいえ維新の看板を持つ相手候補は強敵だった。そんな中で3期目を狙い立候補。選挙戦が始まった。
「大阪維新の会」公認の新人・堀江優さん(38)の陣営には、政界引退を直前に控えた松井一郎日本維新の会顧問(当時)や、吉村洋文大阪維新の会代表のほか、国会議員や現職の箕面市長(大阪維新の会顧問)らが続々と応援に入った。「松井・吉村」という“維新の顔”が来くれば、街宣車の前には多くの人が集まり、演説に耳を傾けた。
対照的に、原田さんの陣営に党本部から名の知れた議員が応援に入ることはなかった。原田さんは街頭演説を繰り返し、商店街などを練り歩き、2期8年の実績を地道に訴えた。
■二元代表制形骸化を指摘「府議会には野党が必要」訴えたが…
「大阪府議会には、維新の知事に問題を指摘して改善を促す健全な野党が絶対に必要なんです」
選挙戦で原田さんは、府議会で12年間単独過半数を占めてきた「維新一強」の現状に警鐘を鳴らした。府議会では野党の立場で苦い経験をしてきたからだ。
原田さんは自民党大阪府議団の幹事長に就任
去年4月、原田さんは自民党大阪府議団の幹事長に就任すると記者を控室に集め「議案をどんどん提案していく。大阪府議会で最も改革する団を目指す」と熱く意気込みを語り、維新の改革に改革で対抗する姿勢を見せた。
記者の個人的な印象となるが、「なんだか自民党らしくない人だな」と、この時感じた。維新中心で進む府議会に「風」を吹き込む存在になるのではないか、そんな予感がした。
大阪府議会で発言する原田さん(去年10月26日)
原田さん率いる自民党大阪府議団は、議員が視察の際に新幹線のグリーン車や飛行機のビジネスクラスの利用を廃止する条例改正案や、成立すれば全国で初めてとなるギャンブル等の依存症対策に特化した条例案など、去年6つの条例案を議会に提出した。しかし、その全ては議会で過半数を占める維新などの反対多数で否決された。自民党は、複数会派で協議して取りまとめた議案を議会に提出する「共同提案」も求めたが、維新はそれにも乗らず、独自案を提出。議会では維新案が可決された。
そんな状況でも「改革競争」を仕掛けるなど維新と対峙し続けたのは、府議会での「維新一強」への警戒感だけではなく、「大阪自民」に対しても危機感を抱いてきたからだ。
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OS5
:2023/04/14(金) 23:25:52
「維新じゃないとあかん」「維新は改革してきたやん。大阪の自民党はあかんぞ」そんな言葉を有権者から幾度となくぶつけられた。葛藤しながらも原田さんは今回、自民党の看板を隠して戦うことを選んだ。自民党の看板は、選挙でマイナスになってもプラスにはならない。SNSでは、「党」ではなく「人」や「政策」で選んでほしいと訴えた。離党したわけではないが、SNSや演説などでは自民党の名前を表に押し出さない戦い方を選んだ。ただ、そんな戦略をとりつつ、このままではいけないとも語っていた。
「維新の人気も知事の人気もすごくある中で、大阪の自民党は人気がない。評価されていないと認識しているので、自民党ということを全然訴えていない。でも、そんなんじゃいけないとも思っているので堂々と誇れるような大阪の自民党を作っていきたい」(原田さん)
■自民“若手ホープ”113票差で維新の新人に敗れる まとまり欠く自民党大阪 3幹事長落選
投票日翌日、駅で有権者に頭を下げる
投票日から一夜明けた4月10日午前7時。まだひんやりと冷たい朝の空気が漂う阪急桜井駅で、有権者に深々と頭を下げる原田さんの姿があった。憔悴しきった表情には、悔しさや憂いも見えた。1年間以上の取材で、初めて見る表情だった。「自分の不徳の致すところ。一から出直します」と言い、1人駅で頭を下げ続けた。開票結果は、維新の堀江優さん2万8548票、原田さん2万8435票。わずか113票差での落選だった。
落選した川嶋広稔さん
今回の選挙では、「府議団」幹事長の原田さんのほか、大阪府議選に立候補した自民党大阪「府連」幹事長の西恵司さん、大阪市議選に立候補した自民党大阪「市議団」幹事長の川嶋広稔さんも落選。大阪自民の3幹事長がそろって落選した。
川嶋さんは、10日の午前1時になって落選を知った。支援者らと開票の結果を待っていた会場で、スマートフォンに届いた落選のメッセージを数秒間じっと見つめ「大変申し訳ありません、残念ながら及ばずでございました」と頭をさげた。予期せぬ敗北に会場はざわめいた。
自民党は今回、大阪市議会で3議席、大阪府議会で9議席を失った。川嶋さんは、敗因について「維新のブランドイメージができ上がっている中で、我々は維新をしのぐものにならなかった。彼らに大阪を代表する政党みたいなイメージがある中で、どう対峙していくのか考えないといけない。総合的に負けている」と話した。
「自民党大阪府連は壊滅的出直しが必要」
原田さんは、維新と対峙できる政党になるためにも、自民党大阪府連は壊滅的出直しが必要だと言う。「維新と切磋琢磨できるような2大政党を大阪で機能させないと、独裁のような状態になってしまい(維新の)議員は府民の声を聞かなくなる」と危機感を露わにした。
「二元代表制」がどう機能するのか注目
自民敗退の一方で、悲願だった大阪市議会での単独過半数を占めた大阪維新の会。吉村洋文代表は「政策をスピーディに実現していきたい」と意気込む。「維新一強」の大阪で、議会が首長の行政運営をチェックする「二元代表制」がどう機能するのか、注目される。
(関西テレビ 大阪府政担当記者:菊谷雅美)
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OS5
:2023/04/15(土) 09:46:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7343be2aa5259d1220e5e448f58bddd5c873594
「かなりヤバいことになる」大阪市議選「日本維新の会」に大惨敗で自民党執行部が危惧していること
4/15(土) 7:02配信
現代ビジネス
目も当てられない大惨敗
写真提供: 現代ビジネス
勝者は日本維新の会(馬場伸幸代表)である。4月9日投開票の第20回統一地方選前半戦の9知事選と6政令市長選、そして41道府県議選(総定数2260)と17政令市議選(総定数1005)のことだ。選挙前に自民党執行部の一人はこう言っていた。「維新に大阪市議会で過半数を奪われたら、かなりヤバいことになる」――。実際、そういう結果となった。
【写真】文在寅の「引退後の姿」がヤバすぎる…衝撃ショットを見る!
政令指定都市・大阪市議会(定数81)。すでに第1党の維新は46議席獲得し、単独過半数を上回り、府議会(定数79)でも現有議席51に4議席上乗せして55となり、大阪府政・市政ともに盤石な基盤を確立した。
ちなみに自民党は市議選が6議席減の11、府議選は9議席減の7であり、目も当てられない大惨敗である。自民は兵庫県議選も3議席減の24に対し、維新が現有9から大幅増の21と大躍進した。
昨年9月に結党10年を迎えた維新の勢いは確実に全国に波及しており、自民は今後の国政選挙へ与える同党の影響力に警戒を強めている。では、なぜ維新はこれほど強力な政党になったのか。
キーワードは「世代交代」
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第1に挙げるべきは、今統一地方選を仕切った馬場代表(衆院大阪17区選出・当選4回)と遠藤敬国対委員長(同大阪18区選出・4回)のツートップの選挙戦略が奏功したことだ。ほぼ同世代の馬場、遠藤両氏には幾つもの共通点がある。大阪府堺市出身の馬場氏と同高石市出身の2人は共に高卒である。
加えて、元外相の故・中山太郎参院議員(自民党)の秘書を務めた馬場氏に対し、遠藤氏は中山議員後援会の青年局長であった。一方、政界キャリアでは馬場氏に堺市議(6期・市議会議長)という地方政治家経験があり、政治歴が無い遠藤氏には堺高石青年会議所理事長、日本青年会議所大阪ブロック協議会長歴任というビジネスマインドがある。
日本維新の会について言えば、両氏は共に同党創設者である橋下徹、松井一郎両元大阪市長、大阪府知事がそれぞれ党代表、幹事長時の2012年12月総選挙で初当選を果たした。言わば同じ釜の飯を食べた戦友である。
馬場氏が描いた統一地方選戦略のキーワードは「世代交代」であった。聞き及んだ維新シナリオによると、擁立した候補者は「若さ」「雄弁」「地方」(政治・自治体経験)「女性」(可能な限り)の観点から選出している。大阪、兵庫など関西圏で維新に惨敗を喫した自民はまさにその真逆であった。
「直接対決」
閑話休題。実は最近の自民党でも国政レベルではこうした世代交代の流れが加速しているのだ。3月30日、同党デジタル社会推進本部(本部長・平井卓也元デジタル担当相=当選8回・岸田派)傘下の「AI(人工知能)の進歩と実装に関するプロジェクトチーム」(座長・平将明衆院議員=6回・無派閥)は、文章など自動生成できるAIについての提言書を発表した。
同PTが話題を集めたのは、岸田文雄首相が4月10日に対話型AI「チャットGPT」を開発した米新興企業オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)と首相官邸で面会したためだ。なぜならば、同提言書冒頭でチャットGPTについて言及していたからである。世界の耳目を集める先進技術の重要性を先取りしていた。
そしてこの自民PTに蝟集する面子だが、小倉將信少子化担当相(衆院当選4回・二階派)、山下貴司元法相(4回・茂木派)、塩崎彰久衆院議員(1回・安倍派)、神田潤一衆院議員(1回・岸田派)である。維新と比べてこちらの学歴・キャリアが凄い。全員東大卒業。さらに日銀出身の小倉氏は英オックスフォード大学院、神田氏が米イェール大学院修習である。元検事の山下氏は米コロンビア大学ロースクール、弁護士の塩崎氏が米ペンシルベニア大学ウォートンスクール修士号取得。
「学歴」の比較が本稿の目的ではない。米スタンフォード大学在学中に起業して中退した37歳のアルトマン氏が著名な投資家イーロン・マスク氏(テスラCEO)などの出資を得て15年12月に創業したオープンAIの将来性にいち早く気付いたからこそ、彼ら4人組がアルトマン氏を招き、岸田氏との面会を段取りしてその日の午後に自民党本部での講演をセットできたのだ。
近い将来の日本保守政治は、先取性がある若手エリート集団中心の自民党と、ローカリズムに根を張ったバタ臭い指導層の維新の直接対決によって二極分化が進み、その勝者が政権を握る時代がやって来るのではないだろうか。
歳川 隆雄(ジャーナリスト)
7679
:
OS5
:2023/04/16(日) 07:32:14
https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/feature/CO064936/20230413-OYTAT50071/
奈良
<上>県議選と連動 効果顕著
2023/04/14 05:00
選挙・奈良
山下氏 22市町で最多得票
県議選で当選した新人(手前)とともに通行人らにあいさつする山下氏(10日、奈良市で)
知事選当選から一夜明けた10日早朝。前生駒市長の山下真氏(54)は当選あいさつのため、奈良市の近鉄大和西大寺駅前を訪れた。
<統一選2023>選挙 広がるネット戦略
大阪府以外で、日本維新の会公認候補が知事選に勝つのは初めて。県議選では2019年の前回選の4倍となる16人を擁立し、14人が当選した。平均年齢44歳の維新県議の先頭に立つ山下氏は「奈良が発展へかじを切る政策を実現する」と興奮冷めやらぬ表情で語った。
◇
現職の県政運営を支えてきた自民党県連が、元総務官僚の平木省氏(48)、5選を狙う荒井正吾氏(78)の支持で割れ、「保守分裂」で迎えた知事選。維新にとっては千載一遇の好機だった。
維新陣営には読みがあった。「知事選、県議選の投票日は同じ9日。どちらも同じ政党に投票する人が多い」。裏を返せば、県議選で維新候補のいない選挙区は平木氏らに票が流れる。16選挙区のうち、13選挙区で候補者を擁立し、知事選と連動させる戦略を描いた。
選挙戦で、山下氏が県議候補と一緒に街頭に立ち、「身を切る改革」「徹底した行財政改革」と繰り返したのはその一環だ。2人のビラをセットで配り、相乗効果で浸透を図った。告示前には、吉村洋文共同代表(47)が2度県内入りし、注目度を高めた。
大規模な集会を開くわけでも、業界団体を回るわけでもない。人口が多く、大阪の影響を受けやすい近鉄沿線を中心に、無党派層に狙いを定めた。自民側は「イメージ選挙だ」と冷ややかにみていたが、結果は維新の見立て通りだった。
◇
開票結果からも、維新の戦略が読み取れる。
最多得票の市町村数を比べると、山下氏が22市町、平木氏が16市町村、荒井氏が1村。投票者数1万人以上の17市町に限れば、山下氏が15勝と圧倒した。特に奈良、生駒両市で、平木氏に計4万票近い差をつけ、県議候補も5人全員が当選。得票数で平木氏を下回った天理、五條両市は、県議選で維新候補が不在で、かつ無投票だった。
維新候補が敗れた選挙区内の葛城、宇陀両市でも「連動効果」が示された。県議選で獲得した計1万3000票近くとほぼ同数が、山下氏に入り、知事候補で最も多くの票を得た。自民は県議選を制しながら、平木氏が約1万票、荒井氏が約6000票と分散し、優位性を生かせなかった。
立命館大の村上弘特別任用教授(地方自治)は「維新は今回のような勝てそうな選挙に資源を集中する。宣伝も非常に巧みだ。『身を切る改革』などの公約で有権者を引きつけた山下氏に対し、平木氏らは無党派にアピールできなかった」と分析した。
◇
維新が22年参院選の比例選で獲得した約16万票は、今回の県議選全体で、維新候補が得た票数とほぼ一致する。知事選の山下氏の得票は26万6404票。16万票を基礎票とみれば、10万票分の風が吹いたともいえる。
維新陣営の参謀がシナリオの一端を明かす。「自民支持層といっても、コア層は限られる。『維新に県政を任せてもいい』という民意の風が吹けば、維新支持層の8、9割を固め、自民支持層から20〜30%取り込めると踏んだ」
読売新聞社の出口調査では、山下氏は無党派層の約5割を押さえ、維新支持層の85%、自民支持層の27%の票を得ていた。筋書き通りの完勝だった。
◎
統一地方選前半の知事選は、維新公認の山下氏が制し、県政は転換期を迎えた。勝因を探るとともに、県政の今後を展望する。
7680
:
OS5
:2023/04/16(日) 07:32:47
https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/feature/CO064936/20230415-OYTAT50007/
<中>改革 求められる調整力
2023/04/15 05:00
選挙・奈良
大型事業見直し 選挙公約に
「公約に掲げた通りのことをさせてもらいます」
<上>県議選と連動 効果顕著
知事選当選から3日後の12日、山下真氏(54)は県庁を訪れ、職員にそう告げたという。知事の任期は5月3日からだが、早くも行財政改革に取り組む「山下カラー」を示した形だ。
2006年から15年まで生駒市長を務め、市立病院の建設を実現した。一方で、大規模なニュータウン開発への協力を「事業負担が重すぎる」と白紙に戻すなど、「改革派」の印象が強い。知事選でも「無駄なハコモノ事業をやめ、子育て支援や福祉に回す」と訴えた。
県が五條市で計画する大規模広域防災拠点の第1〜3期のイメージ図=県提供
市長時代を知る元市議は「頭の回転が速く、やりたい政策はやりきるが、独善的な面もある」と評する。事業見直しを公言する新知事に対し、現職の荒井正吾氏(78)の下、大型プロジェクトを進めてきた職員らは「中止ありきではないか」と戦々恐々だ。
◇
山下氏が厳しい目を注ぐ事業として、県と近鉄、奈良市で合意した近鉄奈良線の移設(1260億円)や、老朽化した大和郡山市の県中央卸売市場の再整備(270億円)などがある。
知事選の争点になった五條市の大規模広域防災拠点も、その一つだ。南海トラフ巨大地震に備え、昨年10月、同市の整備予定地で事業開始式が行われた。工事は3期に分けて計画され、第2期で600メートル級の滑走路を整備し、第3期で2000メートル級に延伸する。工期は20年で、完成すれば紀伊半島全体をカバーできる機能を持つ。
総事業費は720億円。国の緊急防災・減災事業債の対象のため、県の負担は実質3割になるが、山下氏は「2000メートル級が必要なのか。ヘリポートではダメなのか。費用対効果の検証が不十分だ」と県に説明を求める考えだ。
県は、2000メートル級の滑走路があれば、災害医療チームの受け入れが半日で完了し、より迅速に態勢を整えられるとする。担当者は「県民の安全を守るという目的を伝えていきたい」と話す。
◇
今年度の一般会計当初予算は、すでに県議会の2月定例会で成立している。6月議会で減額を含む補正予算案を提出すれば、事業の見直しは可能だ。ただ、新知事の着任日を考えると、検討する時間は十分には残っていない。
着工した事業を中止すると、受注業者から損害賠償を請求される恐れもある。行財政改革や事業見直しには、慎重な検討が必要で、秋には次年度の予算編成に入る。このため、新知事の意向が大きく反映される予算は、来年度以降となる可能性もある。
「所得制限なしの高校授業料無償化」などの公約を掲げる山下氏も、首長経験者らしく、「一気に達成できるものではない。財源を把握し、段階的に行う」と語る。各方面と協議しながら、いかにスピーディーに改革を進めるか。実行力だけでなく、調整力も問われる。
7681
:
OS5
:2023/04/16(日) 07:33:25
https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/feature/CO064936/20230415-OYTAT50046/
<下>対維新 自民合流の動き
2023/04/16 05:00
県議会再編
県内の首長らが集まった会議。山下氏は市町村との関係強化も求められる(2022年11月29日、大和高田市で)
日本維新の会の14人が当選した県議選(定数43)。この結果に衝撃を受けたのは自民党だ。当選者数は17人と維新を上回ったが、「予想以上の風だ。4年後は勝てない」と危機感をあらわにした。
<中>改革 求められる調整力
改選前、自民は23議席で単独過半数を占めていた。立憲民主党、共産党が各4議席で続き、維新は3議席に過ぎなかった。自民は議長の座を巡る争いなどで3会派に分かれるが、党として最大勢力であることに変わりなく、「1強」は揺らがなかった。
だが、このままでは新知事の山下真氏(54)を擁する維新に、第1会派を奪われかねない。自民県連幹部から「会派分裂で一つになれず、知事選も敗れた。小異を捨てて大同につくべきだ」と3会派の統一を望む声が上がる。
自民議員全員が合流に加わるかは微妙だが、ベテラン議員は「個人的な感情は抜きだ。4月中にメドをつける」と各議員の説得に奔走する。
◇
知事選で、自民県議は元総務官僚の平木省氏(48)、現職の荒井正吾氏(78)の支持で割れたが、荒井県政への姿勢では足並みをそろえ、立民や公明党も荒井氏を支えた。2019〜23年の4期目で、知事提出議案の否決は1件のみ。ほぼ無風の状態だった。
しかし、変革を訴える山下県政では、議会の構図が変わりそうだ。自民議員が「反維新の県民、県職員の声を受け止める」と対決姿勢を強めれば、立民県連幹部も「賛同できない政策がある。是々非々で判断する」との立場だ。
少数与党の維新も、難しいかじ取りを迫られる。山下氏は「議案の否決はあり得る。ただ、基本的な考えを変えることは県民への裏切りになる」と語り、維新側も「野合、談合につながる多数派工作はしない。公約を堂々と主張する」と論戦に応じる構えだ。
◇
市町村長との連携も課題だ。中でも、奈良市長の仲川げん氏(47)は、個人的に山下氏との因縁が深い。
2人は17年の奈良市長選で争い、3選を目指した仲川氏が約2000票差で山下氏を破った。その後、市営火葬場の用地購入を巡る裁判では、弁護士の山下氏が原告代理人を務め、同市に勝訴。仲川氏と元地権者2人に約1億1600万円を請求するよう、市に命じる高裁判決が確定した。
仲川氏は「組織を前向きに進める責任がある。最初から色眼鏡で見ることはしたくない」と冷静に受け止めるが、「人間関係はマイナスからのスタート」とも口にする。県と奈良市の足並みが乱れれば、県政全体に響きかねない。
◇
知事選を足がかりに、維新は国政選挙や他の首長選へ攻勢を強める方針を立てる。支持を広げるためには、山下氏の手腕がカギを握る。
県民の負託を受けた新知事は表情を引き締める。「愚直に丁寧に政策を説明し、実行していく」。初登庁は5月の大型連休明け。古都の県政に新たな風が吹く。
(この連載は知事選取材班が担当しました)
7682
:
OS5
:2023/04/16(日) 21:18:21
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-672866.html
滋賀維新の会など6会派が結成届 県議会事務局
2023/04/15 05:05中日新聞Web
九日投開票された県議選の結果を受け、県議会事務局は十四日、六会派が会派結成届けを出したと発表した。県議会で初めて議席を獲得した日本維新の会は「滋賀維新の会」の結成を届け出た。
会派別では自民県議団が二十一人、チームしが県議団十二人、さざなみ倶楽部三人、滋賀維新の会三人、公明県議団二人、共産県議団二人、無所属は一人。
県議選で自民は公認、推薦の計二十二人が当選。うち予算を巡り県に不当な要求をしたとされる大野和三郎県議は無所属となった。自民県議団は昨年三月、会派総会で離脱勧告を賛成多数で決定し、大野県議は無所属となっていた。県議会で初めての政治倫理審査会が設置され、大野県議は今年二月の県議会本会議で謝罪した。
自民県議団が改選前から議席を二増やし、チームしが県議団は二議席減らした。さざなみ倶楽部と公明県議団は改選前と同じ議席数で、共産県議団は改選前の四議席から半減した。 (北村大樹)
日本維新の会
選挙
国会
行政
滋賀県
7683
:
OS5
:2023/04/16(日) 23:02:33
大阪市議会
>>7683-7685
あたり
大阪市福島区
定数2
当17,231 57.5% 広田和美 59歳 大維現
当06,195 20.7% 太田勝己 50歳 自民新
落04,518 15.1% 山田みのり 46歳 共産新
落02,048 06.8% 坂幸樹 38歳 無所属新 維新府議離党
>>6797
大阪市此花区
定数2
当11,746 46.1% 武智博幸 42歳 大維新
当07,005 27.5% 今田信行 48歳 公明 (自)現
落06,702 26.3% 瀬戸一正 74歳 共産元
大阪市港区 【維新独占狙うも失敗】
定数2
当11,696 37.1% 藤田暁 41歳 大維現
当09,595 30.4% 西徳人 59歳 公明 (自)現
落06,136 19.5% 平原幸弥 32歳 大維新
落04,117 13.1% 竹内祥倫 41歳 共産新
大阪市大正区
定数2
当11,485 46.1% 出雲輝英 53歳 大維現
当07,798 31.3% 小山光明 46歳 公明現
落05,643 22.6% 小原孝志 50歳 共産元
大阪市天王寺区【維新独占狙うも失敗】
定数2
当10,243 33.7% 須藤奨太 30歳 自民新
当10,232 33.6% 金子恵美 51歳 大維現
落09,947 32.7% 人見剛史 53歳 大維新
大阪市浪速区
定数2
当10,028 58.3% 竹下隆 62歳 大維現
当04,759 27.7% 森山禎久 58歳 無所属 (自)現
落02,408 14.0% 円山直子 74歳 共産新
7684
:
OS5
:2023/04/16(日) 23:02:48
大阪市都島区 【公明落選】
定数3
当15,274 34.8% 岡田妥知 54歳 大維現
当09,692 22.1% 大西聖一 48歳 大維現
当09,631 21.9% 荒木肇 68歳 自民元
落09,308 21.2% 佐々木清美 57歳 公明新
大阪市西区
定数3
当13,880 39.8% 西拓郎 32歳 大維現
当09,374 26.9% 東貴之 53歳 大維現
当08,023 23.0% 永井啓介 57歳 自民現
落02,588 07.4% 平松秀樹 69歳 無所属新
落01,045 03.0% 古谷仁彦 55歳 無所属新
大阪市西淀川区
定数3
当08,351 22.0% 山田肇 33歳 大維現
当08,270 21.8% 佐々木哲夫 56歳 公明現
当07,575 20.0% 山田佳奈 56歳 大維新
落07,070 18.6% 北山良三 70歳 共産元
落06,698 17.6% 荒木幹男 75歳 自民現 民主と共通会派
>>7036
大阪市東成区
定数3
当09,458 28.8% 岡崎太 55歳 大維現
当07,425 22.6% 近藤美和 45歳 大維新
当06,805 20.8% 司隆史 43歳 公明新
落06,060 18.5% 川嶋広稔 56歳 自民現 市議団幹事長
落01,798 05.5% 藤原洋一 40歳 無所属新
落01,241 03.8% 野入俊二 67歳 れいわ新
大阪市阿倍野区
定数3
当13,326 28.3% 梅園周 44歳 大維現
当11,343 24.1% 谷井正佳 42歳 大維新
当10,748 22.8% 木下吉信 61歳 自民現
落08,037 17.1% 田中一範 45歳 無所属新 元自民党府議(2019年落選)
落03,589 07.6% 椛田健吾 42歳 れいわ新
大阪市西成区
定数3
当08,825 25.6% 辻淳子 70歳 大維現
当08,207 23.8% 藤岡寛和 39歳 大維現
当08,011 23.2% 山口悟朗 46歳 公明現
落05,472 15.8% 花岡美也 47歳 自民現
落03,111 09.0% 安田明日香 40歳 共産新
落00,899 02.6% 稲垣浩 78歳 無所属新
大阪市鶴見区
定数3
当15,054 34.1% 黒田真梨子 41歳 大維現
当12,040 27.3% 土岐恭生 66歳 公明現
当10,231 23.2% 大橋一隆 45歳 大維現
落06,821 15.5% 平山隆道 35歳 自民新
大阪市中央区
定数3
当11,667 32.0% 野上蘭 40歳 大維現
当10,019 27.5% 塩中一成 51歳 大維現
当06,053 16.6% 鈴木理恵 54歳 自民新
落05,598 15.4% 権世幸蔵 65歳 無所属 (立)元
落03,107 08.5% 松阪功 66歳 無所属新
大阪市旭区【3人区で唯一維新が1議席】
定数3
当10,321 26.4% 宮脇希 36歳 大維現
当08,732 22.4% 福田武洋 45歳 無所属 (自)現
当08,373 21.4% 西崎照明 65歳 公明 (自)現
落06,635 17.0% 山本大 49歳 大維新
落04,985 12.8% 渡司考一 71歳 共産元
7685
:
OS5
:2023/04/16(日) 23:03:00
大阪市生野区
定数4
当09,169 23.3% 木下誠 56歳 大維現
当08,121 20.6% 原口悠介 35歳 大維現
当07,230 18.4% 山田正和 56歳 公明現
当06,742 17.1% 武直樹 50歳 無所属現 民主系
落04,669 11.9% 黒田當士 63歳 自民元
落03,467 08.8% 西田佐枝子 51歳 共産新
大阪市東住吉区
定数4
当15,096 28.9% 高見亮 44歳 大維現
当13,200 25.3% 田辺信広 57歳 大維現
当08,586 16.5% 辻義隆 61歳 公明現
当08,022 15.4% 渕上浩美 48歳 自民新
落07,245 13.9% 山本訓子 37歳 共産新
大阪市住之江区
定数4
当13,488 27.4% 佐々木理江 40歳 大維現
当10,408 21.2% 片山一歩 59歳 大維現
当09,248 18.8% 岸本栄 51歳 公明現
当08,111 16.5% 松崎孔 69歳 無所属現 民主系
落03,866 07.9% 一司智美 46歳 自民新
落03,572 07.3% 辻井大介 43歳 共産新
落00,466 00.9% 田中耕太郎 71歳 無所属新
大阪市北区
定数4
当13,359 25.9% 高山美佳 30歳 大維現
当10,868 21.1% 近藤大 32歳 大維新
当07,184 13.9% 前田和彦 44歳 自民現
当06,841 13.3% 山本智子 63歳 公明現
落06,387 12.4% 蔵本隆之 46歳 大維現 維新現職で唯一落選
落06,070 11.8% 新里嘉孝 62歳 無所属元
落00,804 01.6% 渥美勝也 59歳 無所属新
大阪市東淀川区
定数5
当15,034 24.0% 橋本誠人 41歳 大維現
当11,040 17.6% 森慶吾 44歳 公明新
当09,917 15.9% 桝本沙織 39歳 大維新
当06,917 11.1% 岩池貴代 48歳 大維新
当06,359 10.2% 石川博紀 45歳 自民現
落06,252 10.0% 長岡ゆりこ 52歳 共産現
落05,901 09.4% 表西貴文 53歳 無所属 (自)新
落01,142 01.8% 勝田英紀 64歳 無所属新
大阪市城東区【共産が議席確保】
定数5
当14,919 20.8% 馬場紀幸 48歳 大維新
当13,210 18.4% 本田リエ 49歳 大維現
当11,494 16.0% 明石直樹 66歳 公明現
当11,433 15.9% 山中智子 60歳 共産現
当10,935 15.2% 鷲見慎一 42歳 大維現
落09,863 13.7% 西川裕二 68歳 自民現
大阪市住吉区【共産が議席確保】
定数5
当13,353 21.7% 伊藤亜実 38歳 大維現
当11,162 18.2% 久保田亮 34歳 大維新
当09,609 15.6% 中田光一郎 59歳 公明現
当08,334 13.6% 井上浩 50歳 共産現
当07,489 12.2% 上田智隆 61歳 大維現
落06,708 10.9% 山本長助 53歳 自民現
落03,604 05.9% 野口忠真 34歳 立民新
落01,144 01.9% 藤田祐一 65歳 無所属新
大阪市淀川区
定数5
当14,615 21.9% 今村直人 39歳 大維新
当14,122 21.2% 佐竹璃保 35歳 大維新
当12,681 19.0% 杉田忠裕 68歳 公明現
当09,293 13.9% 坂井肇 48歳 大維現
当08,072 12.1% 南隆文 36歳 自民新
落07,920 11.9% 湊隆介 39歳 共産新
大阪市平野区
定数6
当14,655 19.7% 杉村幸太郎 44歳 大維現
当12,007 16.2% 松田昌利 57歳 大維新
当10,808 14.5% 田中宏樹 49歳 自民現 民主と共通会派
>>7036
当09,762 13.1% 永井広幸 61歳 公明現
当09,494 12.8% 吉見美佐子 50歳 大維現
当08,926 12.0% 永田典子 60歳 公明現
落08,667 11.7% 小川陽太 45歳 共産元
7686
:
OS5
:2023/04/16(日) 23:04:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/28d934f00d2ed2974ef9e37576bf92afde3c5db1
維新、首長ポスト獲得へ擁立 10市長選に7候補 大阪
4/16(日) 20:49配信
時事通信
大阪城(資料写真)
統一地方選の後半戦で、大阪府内では16日、10市長選が告示された。
府知事選をはじめ前半戦で圧勝した地域政党「大阪維新の会」は、7市長選に公認候補を擁立。うち新人は5人で、首長ポストのさらなる獲得に動く。
維新が公認候補を立てたのは、吹田、高槻、守口、八尾、寝屋川、高石、大阪狭山の7市。現職は八尾と大阪狭山のみで、残る5市では、元衆院議員や元市議ら新人候補が名乗りを上げた。
統一選前半戦では、維新が大阪府知事・大阪市長のダブル選を制し、府議選では過半数の議席を維持。同市議選では、初の過半数議席を獲得し、党の勢力を伸ばした。その勢いを後半戦にも持ち込みたい構えだ。
7市のうち守口市では16日、立候補を届け出たのは維新新人のみで、無投票当選が決まった。
維新は大阪府以外では、京都府木津川市と奈良県生駒市の2市長選にそれぞれ新人の公認候補を立てた。
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OS5
:2023/04/16(日) 23:10:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/04eccd826dab75b6e33f62eddd2b749afc3850c8
明石市長選告示 3新人による争い確定 ポスト泉巡り、舌戦始まる 市議選は43人が立候補
4/16(日) 17:23配信
神戸新聞NEXT
明石市役所=明石市中崎1
兵庫県明石市長選が16日告示された。いずれも無所属新人の中川暢三元加西市長(67)、林健太元市議(40)=自民、公明推薦、丸谷聡子元市議(59)が立候補し、3人による選挙戦が確定した。市議選(定数30)も同日告示され、43人が届け出た。23日に投開票される。
林氏は西村康稔経済産業相が顧問を務める自民党明石支部が擁立。丸谷氏は泉房穂明石市長が後継として支援し、この2人を軸とした戦いになるとみられる。
3氏は届け出後、それぞれ街頭で演説した。中川氏は「政策本位の選挙がなされるべきだ」と主張した。
林氏は「子どもたちのために未来の明石をつくる。小学校給食やランドセル、制服、修学旅行など教育費の自己負担分をゼロにしたい」と聴衆に語りかけた。
丸谷氏は「泉市長が12年間積み上げてきた市民に優しい施策を、ここで終わりにするわけにはいかない」と述べ、手厚い子育て支援の継続などを訴えた。
同市では3期12年市長を務めた泉氏が4月末で退任する。市長選では子育て支援や教育の充実、市民の意見を市政へ反映させる方法などが争点となりそうだ。
(松本寿美子、長尾亮太、有冨晴貴)
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OS5
:2023/04/16(日) 23:10:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/8249b92a8fd55c734e5763f8ca722b3b7d60c42f
姫路市長選告示 現職、新人の一騎打ち、自公と維新が争う構図に 姫路、相生市議選も届け出確定
4/16(日) 17:18配信
神戸新聞NEXT
姫路市役所=姫路市安田4
任期満了に伴う兵庫県姫路市長選は16日午後5時に立候補の届け出が締め切られ、いずれも無所属で元財務官僚の新人榑谷健太郎氏(38)=維新推薦=と、2期目を目指す現職清元秀泰氏(59)=自民、公明推薦=の一騎打ちとなることが確定した。同市議選(定数45)は63人、相生市議選(同14)は16人が届け出た。
姫路市長選は、政権与党と姫路でも勢力を拡大する維新が争う構図となった。
榑谷氏は16日午前9時半から、同市本町の家老屋敷跡公園で出陣式。地元選出の国会議員らに続いてマイクを握り、「現市政は税金の使い方が根本的に間違っている。今、姫路が変わる時だ」と強調した。子育て支援や公共交通の充実も訴えた。
清元氏は午前11時、同市東延末1の大年公園で第一声。デジタル改革や水素を活用した新産業の誘致などを進めるとし、「市民の人生を輝かせるため、責任ある政治をする」と声を張り上げた。自民、公明の国会議員や県議らも応援に駆け付けた。(田中宏樹、井上 駿)
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OS5
:2023/04/16(日) 23:12:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3ac191b6516f9a2ecae8f54033f7041362b33d6
芦屋市長選告示、現職に3新人が挑む 西宮、芦屋、伊丹、宝塚の4市議選も届け出確定
4/16(日) 17:09配信
統一地方選後半の兵庫県芦屋市長選と西宮、芦屋、伊丹、宝塚の4市議選が16日、告示された。芦屋市長選は、現職と新人3人が立候補し、1995年以来となる4人による選挙戦が確定した。投開票は23日。
同市長選に立候補を届け出たのは、いずれも無所属新人の高島崚輔氏(26)、中島香織氏(55)、大塚展生氏(65)、現職の伊藤舞氏(53)。
4人は16日朝に立候補を届け出、それぞれの事務所で出陣式に臨んだ。その後は選挙カーなどで市内をめぐり、舌戦を繰り広げた。
高島氏は高校時代から地域と関わる中で「芦屋に元気がない」と感じたという。市民力を市政に生かし、「世界で一番住み続けたいまちを実現する。一緒に未来をつくろう」と訴えた。
中島氏は新型コロナ対応などで現市政を批判し「状況を変えたい」と主張。市民の声を聞き、説明責任を果たすことなどを基本に「市民が主役のまちづくりを進めたい」とした。
大塚氏もごみ処理広域化の方針転換や集会所の統廃合などに触れ、現市政を「失われた4年間」と総括。「市民の声を聞き健全で透明で市民に寄り添った市政にする」と主張した。
2期目を目指す伊藤氏はJR芦屋駅南側の再開発事業やこども家庭・保健センターの新設などの実績を強調しつつ「市民の命を守ることを第一にしっかりと先頭に立ちたい」と訴えた。
西宮市議選(定数41)は66人▽芦屋市議選(定数21)は29人▽伊丹市議選(定数28)は33人▽宝塚市議選(定数26)は35人-が立候補を届け出、いずれも選挙戦が確定した。
□ □
芦屋市長選について、神戸新聞阪神総局と市内の高校生でつくるグループ「あしや部」は3月26日、公開討論会「あしや若者未来トーク」を開きました。今回立候補した4名が若者から出されたまちづくりや市政の課題について回答されています。質疑応答の詳細記事と、会の様子を撮影した動画を電子版「神戸新聞NEXT」で公開しています。
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OS5
:2023/04/16(日) 23:13:14
https://www.sankei.com/article/20230414-JX2YJMSOJZNSVDCNHJ7LX4WDIQ/?outputType=theme_localelection2023
三つ巴の明石市長選、16日告示 「ポスト泉」見えぬ争点
2023/4/14 22:46
喜田 あゆみ
統一地方選後半戦で行われる兵庫県明石市長選が16日、告示される。平成23年から市長を務めてきた泉房穂氏(59)は自身の暴言の責任を取り、政治家引退を表明、後継として女性市議を擁立する。一方、市議会で泉氏と対立関係にあった自民側からも市議が立候補する。さらに1人を加えた新人3人の争いになる見通しだが、全国的にも評価の高い子育て支援策など現市政に対する3人のスタンスに大差はない。功罪それぞれで注目を集めてきた泉氏との距離をどう見るかが争点になりそうだ。
突然の引退
泉氏が突然、政治家引退を表明したのは昨年10月。当時市議会に提案される予定だった自身への問責決議案を巡り、自民、公明の市議に「賛成したら許さない」「次の選挙で落としてやる」などと発言したことが明らかになり、その引責が理由だった。
それまで泉氏再出馬の見方が強かった市長選の行方はこれで一気に混沌(こんとん)とした。泉氏が後継候補擁立の方針を示す中、先に動いたのは自民。市議会最大勢力で泉氏とたびたび対立してきた自民系会派に所属していた林健太氏(40)が先月上旬、立候補を表明した。
関係者によると、地元選出の衆院議員で経済産業相の西村康稔(やすとし)氏(60)が擁立を強く後押し。林氏は無所属で出馬し、自民、公明が推薦する。
一方、泉氏側の動きはなかなか見えなかった。「引退を撤回し、自分が出るのでは」。自民、公明側からはこんな観測や警戒感も漂った。
泉氏が市議の丸谷聡子氏(59)とともに会見を開いたのは、告示まで1カ月を切った先月25日。時に議会で泉氏と議論を戦わせてきた丸谷氏の指名に予想外との受け止めもあった。丸谷氏自身も3期目に向けた市議選への準備を進めており、泉氏からの出馬打診は「夢にも思わなかった」というが、泉氏は「市民目線で、市民とともに頑張れる方だ」と強調する。
「泉氏派対自公」という構図に、これまで数多の首長選に挑戦してきた元兵庫県加西市長の中川暢三氏(67)も名乗りを上げた。市長選はこの3人の争いになる見通しだが、実は政策面での争点は見えにくい。
高い市民人気
今月9日に投開票された県議選の明石市選挙区では、泉氏が擁立した新人候補が2位に約2倍の差をつけてトップ当選。独自の子育て施策などを進めてきた泉氏の市民人気の高さをうかがわせた。「市政の継続か逆行か」。泉氏はこう訴え、争点の明確化を図る。
ただ林氏も自身が子育て世代であることをアピール。現在の子育て施策などを継続・発展させるとの立場だ。「泉氏の提案を議会、議員が議決してきた。あたかも泉氏だけの実績のように広まるのはおかしい」と公明関係者。自民関係者も「問われるのは泉氏の政治手法。暴言やトップダウンのやり方に問題がある」と指摘する。
中川氏も泉市政を一定評価しつつ、「議会や職員との関係などに問題がある」と批判する。だが後継たる丸谷氏が、トップダウンではなくボトムアップ型の市政運営への転換を掲げたことで、泉氏の政治手法の評価という点も明確な対立軸にはならなくなった。
13日夜、明石市内で開かれた討論会では3人が手を合わせて撮影に応じた。強い発信力で施策を進めてきた泉氏の後のかじ取りを誰が担うのか、23日の投開票で〝ポスト泉〟の選択が示される。(喜田あゆみ)
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OS5
:2023/04/16(日) 23:19:48
https://www.sankei.com/article/20230416-K2O6C225CNNQJBVMRKGCADWBRY/?outputType=theme_localelection2023
大阪・高石市長選は現新一騎打ち
2023/4/16 18:16
任期満了に伴う大阪府高石市長選は16日告示され、7選を目指す無所属現職の阪口伸六氏(66)と、維新新人の元市議、畑中政昭氏(42)が立候補。現新の一騎打ちとなった。
阪口氏は、国や府とのパイプを築き事業を進めたとして「これをしっかりとつなぐことが街の発展につながる」と実績を強調。多選については「長いと悪で、短いと善なのか」と批判をかわす。
畑中氏は、出発式後は徒歩で街頭活動に繰り出し、若さをアピール。「高石市は構造的に元気がなくなっている。身を切る改革が必要だ」と主張し、市長報酬のカットをはじめ行財政改革を掲げる。
https://www.sankei.com/article/20230416-2LIV2BWL5RPD3JAQ3RPNHK3LQA/?outputType=theme_localelection2023
大阪・八尾市長選 現、新、元の4氏の争いに
2023/4/16 18:18
任期満了に伴う八尾市長選は16日告示され、大阪維新の会現職の大松(だいまつ)桂右(けいすけ)氏(53)▽政治団体「アップデートおおさか」が推す無所属元職の田中誠太(せいた)氏(66)▽無所属新人で女性団体役員の間野窪(まのくぼ)民子(たみこ)氏(74)=共産推薦▽無所属新人で主婦の山口穂奈美(ほなみ)氏(32)=参政推薦-の4人が立候補した。
大松氏は出陣式で「さらなる八尾の成長を皆さんとつくる」と市政の継続を訴えた。応援に来た吉村洋文知事との連携も強調した。
田中氏は出陣式後、近鉄八尾駅前で連合大阪の応援を受けて演説。「拝金主義でなく市民と進む八尾をつくろう」と支持を求めた。
間野窪氏は出発式後、JR久宝寺駅近くで子育て充実へ「医療・給食費など5つの無料化」を約束。国会議員も応援にかけつけた。
山口氏はJR八尾駅前で第一声。「生活がしんどくありませんか」と政治参加を呼びかけた。支援者と一斉にポスターを貼った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/33512249e5b04e3da148f1028608576066ffb729
大阪・寝屋川市長選 現新2氏が立候補
4/16(日) 17:51配信
任期満了に伴う大阪府寝屋川市長選は16日告示され、大阪維新の会新人の元市議、井川晃一氏(40)と無所属現職の広瀬慶輔氏(52)が立候補を届け出た。
井川氏は京阪寝屋川市駅前で出陣式。
3期12年の市議経験をもとに「市はかつての慢性赤字の時代の入り口にある」と指摘。「市政に民間の力を取り入れ、身を切る改革で教育と福祉を充実させる」と支持を訴えた。
広瀬氏は住吉神社の事務所前で出陣式。
子ども家庭庁も注目する市独自のいじめ対策や9年ぶりの転出入逆転など1期目の実績を強調し、「子育て世代から選ばれるまちとなるため、変化をとめてはならない」と呼びかけた。
7692
:
OS5
:2023/04/16(日) 23:21:37
https://www.sankei.com/article/20230416-P3SLF7TAA5K4ZIAHR2T5NSARBQ/?outputType=theme_localelection2023
大阪・藤井寺市長選は現新の一騎打ちに
2023/4/16 18:01
任期満了に伴う大阪府藤井寺市長選は16日告示され、再選を目指す無所属現職の岡田一樹氏(57)と無所属新人の元市職員、堀川国彦氏(75)の一騎打ちとなった。
岡田氏は取り組んできた子育て支援の継続などを掲げる。堀川氏は子供の安全な通学路の確保に向けた施策の充実などを訴えている。
https://www.sankei.com/article/20230416-UCGT5XLUPJPBZKW33XE2DMG4T4/?outputType=theme_localelection2023
大阪・泉佐野市長選は千代松大耕氏が無投票で4選
2023/4/16 18:57
任期満了に伴う大阪府泉佐野市長選は16日告示され、無所属現職の千代松大耕氏(49)=自民、公明、維新推薦=のみが立候補を届け出て、無投票での4選が決まった。無投票当選は平成20年1月以来15年ぶり。
午後5時に届け出が締め切られ、無投票当選が確定した。千代松氏は選挙事務所に現れ、集まっていた支援者らとともにガンバローコールを行った。
関西国際空港の対岸に位置する同市。新型コロナウイルス禍で影響を受けた地域経済の立て直しが大きな課題となっている。千代松氏は「この泉佐野市を日本一の街にすべく再スタートを切る」と強調した。
https://www.sankei.com/article/20230416-D2ESYVVWRNNPBHZQIL3XXAXZ7U/?outputType=theme_localelection2023
大阪・富田林市長選 吉村氏無投票で再選
2023/4/16 20:36
任期満了に伴う大阪府富田林市長選は16日告示され、無所属現職の吉村善美氏(58)以外に立候補がなく、無投票で再選が決まった。
吉村氏は、再選が決まった午後5時過ぎに市内の選挙事務所に到着し、花束を受け取った後、支援者らとともに万歳して喜びを爆発させた。
吉村氏にとって同市議や府議を合わせ今回が9度目の選挙となるが、初めての無投票だという。「これまでの市政が肯定的に受け止められたのかもしれないが、白紙委任ではない。市民からの叱咤(しった)激励ととらえたい」と話し、表情を引き締めた。
2期目については、取り組んできた政策を「バージョンアップさせる」としている。子供を支え、応援することを明確にするための条例の制定を目指したり、0歳児の家庭へのおむつを宅配したりする事業などにも取り組みたいとの考えも示した。
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:
OS5
:2023/04/16(日) 23:25:09
https://www.sankei.com/article/20230416-AWPCWJB7XJOQXBTYOX4KI6EILE/?outputType=theme_localelection2023
大阪・吹田市長選は三つどもえの戦いに
2023/4/16 17:53
任期満了に伴う大阪府吹田市長選は16日告示され、無所属新人で元市議の上垣優子氏(69)=共産推薦▽大阪維新の会新人で元市議の馬場慶次郎氏(45)▽3選を目指す無所属現職の後藤圭二氏(65)=自民、立民推薦-の3人が立候補を届け出た。
人口が増加傾向にある市のまちづくりや教育、福祉施策の充実のほか、2期8年の後藤市政への評価などが争点。
https://www.sankei.com/article/20230416-LDFFQWDB5FK2DP7CLDNWEEUNUQ/?outputType=theme_localelection2023
大阪・高槻市長選は三つどもえの戦い
2023/4/16 17:55
任期満了に伴う大阪府高槻市長選は16日告示され、大阪維新の会新人で元衆院議員の松浪健太氏(51)▽無所属新人で看護師の吉本草蔵氏(42)▽4選を目指す無所属現職の浜田剛史氏(58)=自民、立民、公明、国民推薦-の3人が立候補を届け出た。
8年ぶりの選挙戦となり、3期12年の浜田市政の評価などで激しい論戦になりそうだ。
https://www.sankei.com/article/20230416-PESXEXLVW5LPJAGGRB6YD4Q3EA/?outputType=theme_localelection2023
大阪狭山市長選は現新の一騎打ちに
2023/4/16 17:58
任期満了に伴う大阪府大阪狭山市長選は16日告示され、3選を目指す大阪維新の会現職の古川照人氏(51)と無所属新人の元市議、丸山高広氏(48)との一騎打ちとなり、前回と同じ戦いの構図となった。古川氏は2期8年の実績と行財政改革を掲げる。丸山氏は多くの声が反映される市政が必要だとしている。
https://www.sankei.com/article/20230416-PO3XDA5VINLXFLN5SVHQZDMMFM/?outputType=theme_localelection2023
大阪・守口市長選は維新新人の瀬野氏が無投票初当選
2023/4/16 17:41
大阪府守口市長選は16日告示された。午後5時までに立候補を届け出たのは大阪維新の会新人の元府職員、瀬野憲一氏(58)だけで無投票での初当選となった。
同市では3期目を務めていた大阪維新の会顧問の西端勝樹氏(59)が2月に政界引退を表明。統一地方選で行われる同市議選と日程を合わせるため、今夏の任期満了を待たず4月1日付で辞職した。
西端氏は後継指名を行わなかったが、府からの派遣で守口市で勤務経験のある瀬野氏が名乗りをあげ、事実上の後継となった。
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OS5
:2023/04/16(日) 23:26:41
https://www.sankei.com/article/20230416-CHXNBHFLUFOHXLVFROL22IQH7Q/?outputType=theme_localelection2023
京都・木津川市長選 新人3人の選挙戦に
2023/4/16 12:50
任期満了に伴う京都府木津川市長選は16日告示され、いずれも元市議で、無所属の呉羽真弓氏(64)、無所属の谷口雄一氏(50)=自民、立民、公明推薦=、日本維新の会公認の高味孝之(こうみ・たかし)氏(65)の新人3人が立候補を届け出た。
4期務めた現職は不出馬。現在の市政方針の継承か刷新か、3町合併から16年が経過する中でどのような政策に重点を置いて今後のまちづくりを進めていくかが争点となる。
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OS5
:2023/04/16(日) 23:26:42
https://www.sankei.com/article/20230416-CHXNBHFLUFOHXLVFROL22IQH7Q/?outputType=theme_localelection2023
京都・木津川市長選 新人3人の選挙戦に
2023/4/16 12:50
任期満了に伴う京都府木津川市長選は16日告示され、いずれも元市議で、無所属の呉羽真弓氏(64)、無所属の谷口雄一氏(50)=自民、立民、公明推薦=、日本維新の会公認の高味孝之(こうみ・たかし)氏(65)の新人3人が立候補を届け出た。
4期務めた現職は不出馬。現在の市政方針の継承か刷新か、3町合併から16年が経過する中でどのような政策に重点を置いて今後のまちづくりを進めていくかが争点となる。
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OS5
:2023/04/16(日) 23:27:31
https://www.sankei.com/article/20230416-BNYLLGMDUZPGHDQ3ZXCBSIOZOQ/?outputType=theme_localelection2023
奈良・生駒市長選、現新一騎打ちの見通し
2023/4/16 12:15
任期満了に伴う奈良県生駒市長選は16日告示され、3選を目指す無所属現職の小紫雅史氏(49)=自民党県連、立憲民主党県連、公明党県本部、国民民主党本部推薦=と、日本維新の会新人のNPO法人理事、海豪うるる氏(55)=本名・中谷由里子=が立候補を届け出た。投開票は23日。
両氏の直接対決は今回で連続3回目で、過去2回は小紫氏が勝利している。関西屈指のベッドタウンとして発展してきた同市だが、現在は高齢化や空き家問題が課題として浮上している。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20230416/2050013251.html
生駒市長選挙告示 現職と新人の2人が立候補
04月16日 17時32分
任期満了に伴う、奈良県生駒市の市長選挙が、16日告示され、自民党など4党が推薦する無所属の現職と日本維新の会の新人のあわせて2人が立候補しました。
生駒市長選挙に立候補したのは、届け出順に
▼無所属の現職で、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党が推薦する小紫雅史氏(49)と
▼日本維新の会の新人でNPO法人理事の海豪うるる氏(55)のあわせて2人です。
2人が市長選挙で争うのは、これで3回連続で、前々回(平成27年)は、▼小紫氏は今回の知事選挙で当選した日本維新の会の山下真氏の後継候補、▼本名で立候補していた海豪氏は自民党の支部が擁立した候補でした。
前回(平成31年)は、▼小紫氏は当時の国民民主党、公明党の生駒支部の推薦を受けた一方、▼本名で立候補していた海豪氏は自民党の推薦を受け、選挙戦を戦いました。
今回は政党の支援状況が大きく変わり、▼小紫氏は、自民党・立憲民主党・公明党・国民民主党の4党の推薦を受けて、▼海豪氏は選挙の届け出名を変更した上で、日本維新の会の公認候補として戦います。
立候補の届け出を済ませた2人は早速、街頭などで支持を呼びかけていました。
▼小紫氏は屋内の会場で、「市北部の高山地区第2工区、そして、いま演説を行っているこの場所、この地域を拠点として、生駒駅の南口を再生する。各駅のバリアフリーに取り組みます。むだなハコモノをつくる気は全くありませんが、生駒の発展に必要なインフラの整備、拠点の整備は必ずやります。みなさまとともに日本一楽しく住みやすいまちづくりを進めてまいります」と訴えました。
▼海豪氏は街頭で「生駒は子育て世代が引っ越してきてくれて成長してきた街です。本気の改革、待ったなしの改革をしなければ生駒の未来はありません。県と市が一体となって奈良を、生駒を前に進めていく。大阪の隣町、生駒で大阪でできた改革を前へ進めていく」と訴えました。
選挙戦では、「関西文化学術研究都市」の一角で市北部の高山第2工区の開発計画や、子育て支援策のあり方などをめぐり、論戦が交わされる見通しです。
また、奈良県では、大阪以外では初めて、維新公認の知事が誕生することになりました。
その勢いで、市長選挙でも、大阪以外で初めてとなる維新の公認候補が当選するのか、それとも、与野党4党が推薦する現職が市長の座を守り抜くのかにも注目が集まりそうです。
生駒市長選挙は、今月23日に投票が行われ、即日開票されます。
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OS5
:2023/04/17(月) 13:00:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/d252a4087bfb67d9d20e7f414da197e52addca4f
大阪・高槻市長選 非維新の4選目指す現職と維新の元衆院議員が対決
4/17(月) 12:20配信
産経新聞
高槻市長選候補者の出発式に集まった多くの人々=大阪府高槻市(恵守乾撮影)
16日にスタートした統一地方選の後半戦で、大阪府高槻市長選は、4選を目指す無所属現職の浜田剛史(たけし)氏(58)=自民、立民、公明、国民推薦=に、大阪維新の会の元衆院議員で府議も務めた松浪健太氏(51)ら新人2人が挑む構図になった。非維新の主要政党から推薦を受けた浜田氏に対し、松浪氏は前半戦で伸長した維新の勢いに乗り、刷新を狙う。
市長選が告示された16日朝、松浪氏は市内の選挙事務所前で出発式に臨んだ。浜田氏を「オール与党」と位置付け「行政と政治がなれ合っている」と批判。「市政の改革を進め、全国で一番進んだ高槻市をつくる」と訴えた。
衆院議員を通算5期、府議1期を務めた松浪氏。前半戦での維新の伸長は好材料との見方もあるが「勢いが続いているのか見通せない」(陣営関係者)との声も。陣営は「相手は強くて厳しい戦い」と話す。16日は維新代表の吉村洋文知事と維新幹事長を務める横山英幸大阪市長も応援のため、てこ入れした。
対する浜田氏は高槻市役所前で市議選候補者約20人と合同で出発式。立憲民主党の参院議員、辻元清美氏も応援に駆け付けた。浜田氏は「市町村の政治に党派は全く関係ない。市民の意見を聞きながらまちづくりを進めたい」とし、松浪氏の「オール与党」批判に対抗心をあらわにした。
平成31年の前回選挙では無投票当選を決めており、維新候補との直接対決は初めて。警戒するのは維新の勢いだ。9日投開票の知事選で、維新候補の吉村氏の得票割合は高槻市内全体の得票総数(14万7870票)の約74%に達し、府議選の高槻市・三島郡選挙区(定数3)では維新候補がトップ当選した。
浜田氏の陣営関係者は「前半戦の結果を見る限り安心できない」とする。推薦政党の支持を固めるとともに無党派層の取り込みも図る方針だ。
市長選には無所属新人で看護師の吉本草蔵(そうぞう)氏(42)も立候補し「環境とケアのまちをつくる」などと訴えている。
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OS5
:2023/04/17(月) 13:00:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/e416f48b3f1f02475a78dea0137606da77339912
市長選、市議選告示 奈良県生駒市、五條市はダブル選突入 - 統一地方選2023
4/17(月) 9:10配信
奈良新聞デジタル
候補者を拍手で迎える聴衆=16日、生駒市内
第20回統一地方選挙は後半戦を迎え、奈良県内では16日、3市の市長選挙と5市の市議選挙、1市の市議補欠選挙が告示。各市の選挙管理委員会が午前8時30分から午後5時まで立候補の届け出を受け付けた。このうち生駒市は市長と市議、五條市は市長と市議補欠のダブル選に突入。大和高田市長選は無所属現職の堀内大造氏(55)=自民推薦=が無投票で再選を果たした。
生駒市長選は、3選を目指す無所属現職の小紫雅史氏(49)=自民、公明、立民、国民推薦=と日本維新の会新人の海豪うるる=本名・中谷由里子=氏(55)が出馬。五條市長選は、ともに元市議の無所属新人、養田全康氏(44)と平岡清司氏(59)=自民推薦=の一騎打ちとなった。
市議選はいずれも選挙戦となり、定数改正で2減の22議席を争う生駒市は28人が立候補。大和高田市(定数17)は21人、大和郡山市(定数20)は25人、天理市(定数16)は20人、桜井市(定数16)は17人が、それぞれ届け出た。五條市議補選(欠員3)は5人が出馬、舌戦がスタートした。
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OS5
:2023/04/17(月) 17:39:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d02e525e22728e09aab5efa559047eec71b8963
【ABC特集】維新VS反維新 大阪市議会「過半数」の攻防 “絶対に負けられない戦い”の結末は その舞台裏に密着
4/17(月) 17:02配信
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ABCニュース
「大阪市議会過半数」を達成できなければ、大阪維新の会代表を辞任すると宣言した吉村洋文氏
統一地方選挙の前半戦の投開票日を迎えた9日。大阪府知事と大阪市長を決める「大阪ダブル選」の陰で、今後の大阪に大きな意味を持つ、もう一つの選挙が行われました。それは、大阪市議会議員選挙です。維新が過半数に届かない市議会こそ、他の党にとっては維新の思い通りにさせない、いわば「防波堤」となってきたからです。
(大阪維新の会・吉村代表)
「市議会の過半数をめざすと、代表の目標として公言した以上、実現できなければ、大阪維新の会の代表は辞任します」
吉村代表の“クビ”をかけて、悲願である「市議会過半数」を狙う維新。それに対し、土俵際に追い詰められた他の政党。両者の戦いを追いました。
防戦を強いられる自民
大阪自民のキーマン・川嶋広稔幹事長も厳しい状況
自民・大阪市議団のリーダー的な存在、川嶋広稔幹事長(56)。ダブル選を含めて党の戦略を練る、「大阪自民」のキーマンです。
(自民・川嶋氏)「維新の過半数っていうのは現実味を帯びています」「(自民候補は)全員当選してくださいと言いました。新人も含めて全員当選しないと、維新の過半数が起きうる」
自民を軸とする非・維新勢力は、選挙のたびに維新との間で「10年戦争」ともいうべき、熾烈な戦いを続けてきました。その最前線に立ってきたのが、川嶋さん。市長だった維新の松井一郎さんとは長年、市議会を舞台に火花を散らす立場。2人の間には、いつも緊張感が漂います。
維新は大阪市議選に50人の候補を擁立
市議会で、単独で議案を可決できる「過半数」は41。選挙前に40議席を握っていた維新は今回、大幅に上積みして50人の候補を公認しました。
(自民・川嶋氏)「(Q維新の勢いは感じる?)維新は強いからね。どう考えても、新住民に維新支持者は多いと思う。自民党は大変厳しい」
維新は「過半数戦略」 大半の区で複数候補を立てる
定数3の東成区には維新から2人が立候補
今回、川嶋さんのいる定数3の東成区には、維新から2人が立候補。吉村代表の盟友で、維新市議団を率いる幹事長の岡崎太さん(55)と人の近藤美和さん(45)です。こうして、大半の区で複数の候補を立て、定数の半分以上を押さえていくのが、維新の描く「過半数戦略」です。
その結果、定数3の東成区は6人がひしめく激戦区に。川嶋さんは16年間守ってきた議席をおびやかされています。
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OS5
:2023/04/17(月) 17:39:21
維新に押されたままでは終われない公明
フレッシュさをアピールする公明・司隆史氏
維新と自民がせめぎあう中、間に入ってきたのが…公明が満を持して送り込んだ新人、元党職員の司隆史さん(43)です。
キャッチフレーズは「知名度ゼロ、情熱無限大」。新人であることを逆手にとって、フレッシュさをアピールします。4月、大阪入りした公明の山口那津男代表が、真っ先に駆けつけたのも東成区でした。力の入れようが伝わってきます。
公明・山口代表が大阪入り
(公明・山口代表)「大阪市議会へと、ぜひとも送っていただきたいのであります」
司さんは、公明が前回選挙で、維新とわずか4票差で失った東成区の議席を奪還するという、重要な使命を帯びています。支持母体である創価学会が、強い組織力を誇る関西。「常勝関西」とも呼ばれ、維新に押されたままでは終われません。
(公明・司氏)「今回、大激戦の東成区。みなさまのお声を力に戦わなければ勝てません。力を貸してください」
共産守る4議席 全て失う可能性も
「共産党が議会からいなくなるわけにはいかない」と山中智子団長
一方、隣の城東区でも、維新の「過半数戦略」に神経を尖らせる人物がいました。共産市議団の山中智子団長(60)。選挙は10回目といいますが、今回ほど大きな危機感を抱いたことはないといいます。
(共産・山中氏)「みなさん、このままでは議席を失いかねない、非常に厳しい選挙です」
共産が守る4議席は、前回選挙で区ごとの得票数がいずれも最下位(住吉区は無投票)。今回、維新が積み増してくれば、当選圏外に押し出される危険が大きくなります。維新が過半数を占めると、多様な意見が議会に反映されず、市長の考えをただ追認するだけになってしまう…。山中さんは、こう危惧します。
(共産・山中氏)「とにかく、共産党が(議会から)いなくなるわけにはいかない。岩をこじ開けてでも頑張ろうと思う」
結果は…維新が“悲願の過半数”達成
東成区は維新2人と公明が当選
そして迎えた投開票日。大阪ダブル選は、維新の「圧勝」。市議会も、悲願の過半数を達成しました(46議席)。定数3の東成区は 維新2人と公明が当選。一夜が明け、街頭には当選した2人の姿が。
(維新・岡崎氏)「維新という看板に信頼があって、そこを支援していただいている」
一方、自民市議団を率いる川嶋さんは落選。
(自民・川嶋氏)「維新の波が来ているというか、すごいとしか言い様がない。知事選、市長選」「過半数取られた、首長も取られた、すごいことだということは、いいのか悪いのか。僕は民主主義を潰すのは、民主主義のルールの中でできると思うので、その第一歩が始まったという怖さを感じる」
維新はダブル選を含めて“完勝”。反維新勢力は“最後のとりで”だった市議会過半数を阻止できず
城東区では 共産・山中さんが辛くも勝利。しかし共産市議団は、議席が4から2へと半減しました。
それぞれが身を粉にして挑んだ今回の選挙戦。反維新は、維新の過半数を阻止することはできませんでした。
(朝日放送テレビ・尾崎文康、岡谷藍、朝日新聞・丘文奈、寺沢知海)
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OS5
:2023/04/18(火) 08:02:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/addad4f7ca1123bae9768a2af5b11a63aa7d7e2f
京都初の維新公認首長か、自立公による進出阻止か 3新人が争う木津川市長選
4/17(月) 20:02配信
産経新聞
選挙カーから支援を呼び掛ける立候補者ら=木津川市
統一地方選前半戦での日本維新の会の躍進を受け、16日に始まった後半戦で注目を集めるのが、4期務めた現職が引退し、新人3人が争う京都府木津川市長選だ。本拠地の大阪に近く、県知事選を制した奈良と隣接する同市で京都府内初の公認首長誕生を狙う維新に対し、自民党などの主要政党は維新の進出を阻止すべく、相乗りで現職の後継候補を支援。各陣営が激しい選挙戦を展開している。
【グラフィックでみる】木津川市の所在地
■大阪・奈良のベッドタウン
平成19年に3町合併で生まれた木津川市は、奈良や大阪へのアクセスも良いことから新興住宅街を中心に子育て世帯などが増え、合併時に約6万6千人だった人口は昨年8万人を突破。全国でも有数の増加率を誇る一方、高齢化や過疎化が進む旧地域との間で、施策のバランスをどう取るかが市政の課題となっている。
過去2度の市長選は、いずれも現職と新人の一騎打ち。ただ今回は、昨夏に元市議で市民団体代表の呉羽(くれは)真弓氏(64)が3度目の挑戦を表明した後、今年1月に合併時から市長を務めた現職が突如引退を表明したことで、各党の候補者選びが活発化した。
自民と立憲民主、公明の3党は現職の後継として元市議の谷口雄一氏(50)を推薦し、維新は元市議の高味孝之(こうみ・たかし)氏(65)を擁立、新人による三つどもえの選挙戦に突入した。
■「舞鶴に続け」
令和3年の知事選で維新の推薦候補が初当選した兵庫県などと比べ、共産党をはじめとした革新系と自民中心の保守系が長年競り合ってきた京都政界への維新の進出は遅れていた。ただ今年2月の舞鶴市長選で党府総支部が単独推薦した新人候補が自民、公明両党推薦の現職らを破り初当選。維新は統一選前半戦の府議選でも、改選前の3倍となる過去最多の9議席を獲得して勢いに乗る。
維新が告示前日の今月15日に木津川市内で開いた決起大会には馬場伸幸代表が駆け付け、高味氏について「京都に維新ができたときからのメンバーで、私にとっても兄貴分だ」と持ち上げ、市長選への本気度を示した。ある維新幹部は「舞鶴に続き木津川も首長ポストをとれれば、本丸である来年の京都市長選に向けて弾みがつく」と明かす。
ただ自民支持層が分裂した隙を突き、維新が勝利した奈良県知事選と異なり、今回は自民、立民、公明が支援する候補が相手だ。維新府議の一人は「勢いだけでなく、どう改革していくか丁寧に説明しなければ巨大な組織は崩せない」と気を引き締める。
■身を切る改革に「NO」
一方、谷口氏陣営は維新への警戒感と危機感を隠さない。告示日の出陣式には現職市長や自民、立民、公明の地元組織の幹部が勢ぞろいし、市政継続の重要性を訴えた。マイクを握った自民の参院議員は「(維新が掲げる)身を切る改革で街が良くなるわけがない。木津川を維新に明け渡すわけにはいかない」と気勢を上げた。
2陣営と異なり、呉羽氏は政党の支援を受けない「無党派・市民派」の市政運営を掲げる。告示日は市内を駆け回り、社会的弱者の立場からの政策実現を訴えた。(杉侑里香)
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OS5
:2023/04/18(火) 08:08:30
https://mainichi.jp/articles/20230414/k00/00m/010/247000c?inb=ys
非維新は何を間違えたのか 大阪ダブル選で歴史的大敗のわけ
野田樹
政治
速報
地方選挙
大阪
毎日新聞 2023/4/16 06:30(最終更新 4/17 02:34)
地域政党・大阪維新の会の圧勝に終わった大阪ダブル選。維新政治を転換させるチャンスと踏んだ非維新の政治団体「アップデートおおさか」の関係者らは、想像以上の大敗にショックを隠しきれない。「市民派」候補を追い求め、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の是非で戦った非維新は何を間違えたのか。
過去の非維新の得票にも遠く及ばず
投票が締め切られた直後の9日午後8時、大阪府知事・大阪市長のダブル選で報道各社が維新の勝利を一斉に伝えた。その約15分後、アップデートが擁立した市長候補の元自民党市議、北野妙子氏(63)が伏し目がちに記者会見場へ姿を現す。「市民のうねりを起こしたかった。結果を重く受け止めている」と淡々と敗戦の弁を語った。
非維新の共産党の元参院議員や参政党の公認候補も出馬した知事選と異なり、市長選は維新対非維新による事実上の一騎打ちとなった。しかし、維新が公認した元府議の横山英幸氏(41)が65万を超える票を得たのに対し、北野氏は約26万票と倍以上の差を付けられ、全く歯が立たなかった。過去のダブル選で非維新の市長候補の得票が40万〜50万票だったことを考えると、あまりにも振るわない結果だった。
誤算に終わった市民派擁立
「市長選が最後のチャンス」。自民などの非維新側では2022年秋ごろから、ダブル選でも特に市長選への期待が高まっていた。松井一郎市長(当時)の政界引退で新人対決となる今回は、候補や戦略次第では維新の勢いを止める絶好の機会と捉えていた。
こだわったのが市民派候補の擁立だ。…
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OS5
:2023/04/18(火) 08:09:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd56b65b87ac4c7f81ac7cdac6f03ab3ae9c546a
統一選後半戦 維新は近畿の9市長選に擁立 5選挙で新人が現職に挑む
4/17(月) 14:12配信
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コメント19件
産経新聞
集まった人々と握手を交わす高槻市長選の候補者(右)=大阪府高槻市(恵守乾撮影)
統一地方選後半戦の幕開けとなる88市長選が16日告示された。前半戦で躍進した日本維新の会と地域政党「大阪維新の会」は大阪で7人、京都、奈良で1人ずつの計9人の公認候補を擁立。18日告示の奈良県河合町長選にも1人が立候補を予定しており、奈良県知事選に初めて勝利した余勢を駆って大阪以外への伸長を狙う。
大阪維新は大阪府内の吹田、高槻、守口、八尾、寝屋川、高石、大阪狭山の7市長選に現職2人と新人5人の立候補を届け出た。また京都府木津川市と奈良県生駒市の2市長選に維新公認の新人が立候補した。吹田や生駒など5市長選は新人が現職に挑む構図。いずれも23日に投開票される。
守口市長選では新人の瀬野憲一氏(58)の無投票当選が決まった。
八尾市長選は大阪維新現職の大松桂右(だいまつけいすけ)氏(53)▽政治団体「アップデートおおさか」が推す無所属元職の田中誠太氏(66)▽無所属新人で女性団体役員の間野窪民子(まのくぼたみこ)氏(74)=共産推薦▽無所属新人で主婦の山口穂奈美氏(32)=参政推薦-の計4人が争う。維新前代表の松井一郎氏の地元で各党がしのぎを削る。
木津川市長選にはいずれも元市議で、無所属の呉羽(くれは)真弓氏(64)と無所属の谷口雄一氏(50)=自民、立民、公明推薦、維新公認の高味孝之(こうみ・たかし)氏(65)の新人3人が立候補した。
生駒市長選は現職と新人の一騎打ち。3選を目指す無所属現職の小紫(こむらさき)雅史氏(49)=自民、立民、公明、国民推薦=と維新新人のNPO法人理事、海豪(かいごう)うるる(本名・中谷由里子)氏(55)が立候補を届け出た。
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OS5
:2023/04/18(火) 21:31:41
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016257582.shtml
時計2023/4/18 19:00神戸新聞NEXT
自公「負けられぬ戦い」VS維新「歴史変え西の拠点に」 姫路市長選 次期衆院選占う政党対決がヒートアップ
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支援者とともに気勢を上げる姫路市長選の立候補者ら。政党対決も熱を帯びる=姫路市内(撮影・辰巳直之、画像の一部を加工しています)
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支援者とともに気勢を上げる姫路市長選の立候補者ら。政党対決も熱を帯びる=姫路市内(撮影・辰巳直之、画像の一部を加工しています)
23日投開票される兵庫県姫路市長選は、日本維新の会が推薦する新人榑谷健太郎氏(38)と、自民、公明両党が推す現職清元秀泰氏(59)の一騎打ちとなり、24年ぶりに政党推薦の候補者同士が争う構図となった。兵庫第2の都市・姫路でも勢力を拡大する維新に対し、警戒を強める政権与党。次期衆院選を見据え、政党対決の様相は激しさを増している。
「次世代エネルギーを使った新産業を姫路に誘致する。『身を切る改革』でお金をばらまいても、未来に何が残せるのか」
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16日の告示日、清元氏は第一声で維新の看板政策を批判し、顔をそろえた自民、公明の国会議員や地方議員とともに気勢を上げた。
2期目を目指す清元氏は2019年の前回、政党の推薦を受けずに当選。しかし今回は、榑谷氏が立候補を表明し、維新の支援を受けることを明らかにすると、相次いで自民、公明に推薦を要請した。
本拠地・大阪から離れた姫路でも維新は勢力を伸ばし、自民としのぎを削る。21年衆院選では比例代表の得票で市内第1党に躍進。22年参院選は自民が維新を抑えてトップに返り咲いた。今月9日の県議選では維新の新人がトップ当選し、姫路市選挙区で初の2議席を獲得する一方、自民は4議席から一つ議席を減らした。
「市長選は負けられない。もし落とせば、次の衆院選で維新にひっくり返される」と自民のベテラン市議。党姫路市支部は県議選後、清元氏への支援態勢を強化するよう急きょ文書で党員らに求め、組織の引き締めを図る。
「今の市政は税金の使い方が間違っている。古い政治を変えていこう」
榑谷氏は出陣式で、道の駅や市立3高校の統合新設、山陽電鉄手柄駅に近い手柄地区の再整備など市が進める大型事業に反発し変革を訴えた。公約には市長の退職金5割カットや副市長の減員など、維新流の行財政改革を掲げる。
党本部単独の公認、推薦を含め、県内では初となる首長誕生を目指し攻勢を強める維新。県内の地方議員が連日、事務所に応援に入り、選挙戦が中盤に差しかかる19日には、共同代表、吉村洋文大阪府知事が来援を予定する。
「この市長選を制すれば維新の歴史が変わる。兵庫に根付いた政党になれる」と県組織「兵庫維新の会」代表の片山大介参院議員。姫路を西の拠点にし、さらに勢力を拡大する構想を描く。(田中宏樹、井上 駿)
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OS5
:2023/04/18(火) 21:33:39
https://news.livedoor.com/article/detail/24077162/
高市早苗氏〝元側近〟当選ならますます窮地 維新も絡み…複雑な人間模様の奈良・生駒市長選
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2023年4月18日 6時15分 東スポWEB
連敗は許されない高市早苗経済安全保障相
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統一地方選の後半戦(23日投開票)が全国で熱い戦いを繰り広げている中、注目されているのが奈良県生駒市長選だ。前半戦で行われた奈良県知事選では日本維新の会の候補が当選し、自民党奈良県連会長を務める高市早苗経済安全保障担当相の責任を問う声が上がったが、同市長選の維新公認候補は、何と高市氏の〝元側近〟。複雑な人間模様が交差する選挙戦を追った――。
16日に告示された生駒市長選には、無所属の現職で自民、立憲民主、公明、国民民主が推薦する小紫雅史氏(49)と、日本維新の会公認の海豪うるる氏(55)の2人が立候補した。
実はこの2人が同市長選を争うのは、これで3回連続となる。過去2回はいずれも小紫氏が制しているが、今回とは推薦する政党が全く違ったのだ。
実は海豪氏は、岸田文雄首相が誕生した2021年の自民党総裁選で、高市氏の選対で広報担当をしていた人物で、いわば〝高市氏の側近〟。そのため過去2回の市長選には、自民党の候補として出馬していた。
前回までは本名の中谷由里子として出馬していたが、今回は届け出名を「海豪うるる」に変更して、維新の公認候補として出馬する。高市氏にとっては、まさに〝飼い犬に手を噛まれる〟という状況だ。
それでなくても高市氏は今、厳しい状況に置かれている。前半戦で行われた奈良県知事選は保守分裂となり、日本維新の会の山下真氏が当選した。自民党の奈良県連会長を務める高市氏に対しては「候補の調整ができなかった」と責任を問う声が上がっている。
高市氏は当面、県連会長を続投する考えを示しているが、もし知事選に続いて生駒市長選でも維新に敗れれば、責任を問う声がますます高まるのは間違いない。しかも、その維新の公認候補は、自身の側近だった人物なのだから、当選を許してしまうとますます「なぜ調整できなかったのか?」と言われることになりそうだ。
ただ、海豪氏だけでなく、小紫氏にも複雑な人間模様が交差する。小紫氏は2015年の生駒市長選に初当選し、それから2期市長を務めたが、その前の生駒市長は先日、奈良県知事選に勝利した山下氏だったのだ。
15年の選挙で山下氏は、副市長を務めていた小紫氏を後継候補に指名。その時は海豪氏に勝って市長に就任したわけだが、山下氏はその後、小紫氏と袂を分かつこととなった。
山下氏は16日、海豪氏の応援に駆け付けたが、その演説で「後継指名は間違いだった。後継者は海豪さんです!」と声を上げた。
さらにこんな話もしていた。
「市長になってから態度が豹変し、すぐに(県知事選を争った)荒井正吾さんにすり寄っていった。やったことといえば市で小さなイベントをたくさん作って、そのたびに顔を出しては次の選挙のための活動をしてただけ」「市役所の職員からは市長がひどい。職員を辞めたいという電話がいまだにかかってくる」
奈良県知事選では大阪以外で初めて維新公認の知事が誕生したが、それに続いて生駒市長選にも勝利すれば、こちらも大阪以外で初となる維新公認の市長誕生となる。
生駒市長選を重視する維新は18日、山下氏とともに大阪府知事の吉村洋文共同代表が現地入り。午後6時から近鉄生駒駅北口ロータリーで街頭演説を行うという。
複雑な人間模様が交差する生駒市長選は、候補者のみならず高市氏の命運も握る選挙戦となっているが、果たしてどんな結末を迎えるのか?
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OS5
:2023/04/19(水) 19:21:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/311b2fa6645d97e3f762aa348694a1661cc781cb
奈良・河合町長選告示、維新新人と無所属現職の2人が立候補
4/18(火) 17:17配信
統一地方選前半戦(9日投開票)で、大阪以外で初めて日本維新の会の公認知事が誕生した奈良県では、河合町長選が18日に告示され、維新新人と無所属現職の2人が立候補を届け出た。維新が勝利すれば、大阪以外で初めての公認市町村長となる。
県北西部に位置する町の人口は約1万7000人。町内に近鉄、隣の斑鳩町にJRの駅があり、大阪のベッドタウンとして発展したが、近年は人口減が続く。
町長選に立候補したのは、維新新人の森川喜之氏(67)と無所属現職の清原和人氏(69)。
かつて民主党会派所属の奈良県議だった森川氏は2019年前回町長選に無所属で出馬して落選。今回は維新公認で立候補した。知事選で当選した山下真氏(54)や維新県議が応援に駆けつけ、森川氏は「町を根底から変えなければならない」とした。
元町立小学校長の清原氏は、4人の争いとなった前回選で初当選した。この日の出発式には、自民党県連会長の高市経済安全保障相の秘書や近隣9市町の首長が出席。清原氏は「防災機能を備えた体育館の整備などで町民の命を守っていく」と訴えた。
7707
:
OS5
:2023/04/19(水) 21:55:30
大阪市都島区
定数1
当27,068 62.3% 魚森豪太郎 44歳 大維現
落16,361 37.7% 花谷充愉 60歳 自民元
大阪市福島区・此花区
定数1
当36,799 68.6% 橋本有人 40歳 大維新
落16,862 31.4% 杉浦美香 57歳 自民 (公)新
*坂幸樹(維新) 金銭トラブルで離党。市議選出馬落選
>>6797
>>7683
大阪市西区
定数1
当23,893 69.1% 横倉廉幸 76歳 大維現
落10,695 30.9% 工藤祐貴 30歳 自民新
大阪市港区
定数1
当21,061 68.1% 三田勝久 63歳 大維現
落09,851 31.9% 雫川俊博 41歳 自民 (公)新
大阪市天王寺区・浪速区
定数1
当31,323 66.5% 和田賢治 58歳 大維現
落15,784 33.5% 林陽子 53歳 自民新
大阪市東成区【前回自民当選】
定数1
当16,972 52.7% 森田彩音 42歳 大維新
落15,226 47.3% 徳永慎市 56歳 自民現
藪田将天(維新)出馬予定だったが死亡
>>7492
大阪市生野区
定数1
当24,258 63.6% 角谷庄一 45歳 大維現
落13,904 36.4% 竹沢宣之 62歳 自民新
大阪市旭区【前回自民当選】
定数1
当19,406 51.0% 楠好美 43歳 大維新
落18,625 49.0% 冨田忠泰 49歳 無所属現 自民系
大阪市阿倍野区
定数1
当30,632 67.0% 置田浩之 45歳 大維現
落15,110 33.0% 堀内孝雄 71歳 無所属新
大阪市住吉区 【減員区】
定数1
当35,500 59.8% 河崎大樹 51歳 大維現
落23,877 40.2% 多賀谷俊史 74歳 自民新
*中村広美(公明)は出馬せず
大阪市東住吉区
定数1
当36,401 74.5% 富田武彦 60歳 大維現
落12,436 25.5% 江川繁 73歳 共産新
大阪市鶴見区
定数1
当31,954 76.4% 徳村聡 49歳 大維現
落09,894 23.6% 高山純三朗 50歳 無所属新
大阪市住之江区
定数1
当34,008 73.6% 永井公大 40歳 大維現
落12,178 26.4% 沢邑啓子 60歳 立民新
大阪市北区
定数1
当35,980 71.7% 久谷真敬 51歳 大維現
落14,205 28.3% 茂原英仁 54歳 自民新
大阪市中央区
定数1
当22,363 62.3% 坂上敏也 64歳 大維現
落13,540 37.7% 山中良介 30歳 自民新
大阪市西淀川区
定数1
無投票 中川誠太 31歳 大維現
堺市堺区【減員区】
定数1
当31,032 58.5% 中川覚仁 43歳 大維現
落21,984 41.5% 西村日加留 36歳 自民 (公)現 IR反対
>>7246
堺市中区【前回自民が当選】
定数1
当22,012 53.4% 奥村幸恵 53歳 大維新
落19,232 46.6% 西恵司 76歳 自民 (公)現
>>6872
都構想に賛成票
堺市東区・美原区
定数1
当31,204 68.8% 中野稔子 60歳 大維現
落14,172 31.2% 山根亜希子 49歳 無所属新
堺市西区
定数1
当37,632 77.6% 三橋弘幸 49歳 大維現
落10,889 22.4% 沢田博志 63歳 共産新
堺市南区
定数1
当41,922 76.7% 西林克敏 52歳 大維現
落12,701 23.3% 井上光吉 76歳 共産新
堺市北区【減員区】
定数1
当38,543 64.2% 伊良原勉 50歳 大維現
落21,459 35.8% 奴井和幸 57歳 自民 (公)現
7708
:
OS5
:2023/04/19(水) 21:55:43
池田市【前回自民当選】
定数1
当18,797 44.9% 浦本知恵 37歳 大維新
落18,414 44.0% 原田孝治 42歳 自民 (公)現
落04,663 11.1% 永谷義浩 67歳 共産新
泉大津市・高石市・泉北郡
定数1
当37,581 73.3% 大橋一功 64歳 大維現
落13,698 26.7% 中村与志子 50歳 無所属新
*奥田悦雄(自民)は出馬せず
守口市
定数1
当39,660 81.8% 西田薫 55歳 大維現
落08,803 18.2% 酒井美知代 71歳 共産新
河内長野市【1人区で唯一維新が取れなかったところ】
定数1
当23,228 53.3% 西野修平 50歳 自民現 元維新
>>5740
落17,100 39.3% 橋上和美 61歳 大維新
落03,217 07.4% 山崎裕史 39歳 無所属新
箕面市・豊能郡【減員区】
定数1
当28,548 42.3% 堀江優 38歳 大維新
落28,435 42.1% 原田亮 36歳 自民現
>>6872
都構想に賛成票
落10,582 15.7% 吉村定教 71歳 共産新
上島一彦(維新)は20年箕面市長選に当選
門真市
定数1
当26,225 76.4% 泰江征樹 52歳 大維現
落08,102 23.6% 亀井淳 66歳 共産新
摂津市
定数1
当22,071 83.9% 中川嘉彦 53歳 大維現
落04,225 16.1% 岡本隆幸 60歳 無所属新
交野市
定数1
当20,428 65.9% 美好 かほる 52歳 大維現
落10,564 34.1% 松本 直高 50歳 自民元
貝塚市
定数1
無投票 牛尾治朗 38歳 大維現
*今井豊(維新)は金銭問題で辞職
>>7143
泉佐野市・熊取町
定数1
無投票 松浪武久 56歳 大維現
松原市
定数1
無投票 山本真吾 63歳 大維現
柏原市・藤井寺市
定数1
無投票 中谷恭典 69歳 大維現
羽曳野市
定数1
無投票 西元宗一 49歳 大維現
*19年当選山入端創(維新)は20年市長選で当選
>>6770
西元宗一は補欠選で当選
泉南市・阪南市・田尻町・岬町
定数1
無投票 土井達也 55歳 大維現
7709
:
OS5
:2023/04/19(水) 21:56:11
大阪市東淀川区
定数2
当35,696 58.2% 笹川理 41歳 大維現
当15,531 25.3% 横道淳子 45歳 公明新
落10,114 16.5% 高橋一郎 45歳 無所属新
大阪市城東区
定数2
当40,469 57.5% 紀田馨 47歳 大維現
当17,464 24.8% 鹿田松男 61歳 自民現
落12,457 17.7% 山川義保 60歳 無所属新
大阪市淀川区
定数2
当39,668 60.1% 山下昌彦 56歳 大維新
当16,159 24.5% 加治木一彦 54歳 公明現
落10,123 15.3% 前島一輝 25歳 無所属新
*横山英幸(維新)大阪市長選出馬当選
大阪市平野区
定数2
当40,686 55.2% 岩木均 64歳 大維現
当19,951 27.1% 藤村昌隆 47歳 公明現
落13,044 17.7% 山本陽子 69歳 共産元
大阪市大正区・西成区
定数2
無投票 金城克典 51歳 大維現
無投票 川岡栄一 63歳 公明現
岸和田市
定数2
当30,035 47.9% 前田将臣 32歳 大維現
当19,659 31.3% 垣見大志朗 66歳 公明 (自)現
落13,032 20.8% 今口千代子 74歳 共産新
八尾市【減員区】
定数2
当52,610 53.3% 前田洋輔 41歳 大維現
当23,632 23.9% 堀川裕子 50歳 公明新
落12,938 13.1% 小松久 65歳 共産元
落09,530 09.7% 梅田匡 57歳 無所属 (自・参)新
西川訓史(自民)
>>6872
都構想に賛成票 IR反対
>>7246
は出馬せず
寝屋川市
定数2
49,170 56.7%上田健二 39歳 大維現
25,748 29.7%肥後洋一朗 58歳 公明現
11,775 13.6%谷口正曉 75歳 共産新
富田林市・大阪狭山市・南河内郡
定数2
無投票 鈴木憲 54歳 大維現
無投票 須田旭 43歳 自民現
大東市・四條畷市
定数2
無投票 橋本和昌 55歳 大維現
無投票 内海久子 65歳 公明現
和泉市
定数2
無投票 森和臣 57歳 大維現
無投票 杉本太平 46歳 自民現
7710
:
OS5
:2023/04/19(水) 21:56:30
吹田市【減員区】 自公で食い合い
定数3
当79,250 50.7% 杉江友介 44歳 大維現
当28,120 18.0% 石川多枝 55歳 共産 (社)現
当24,724 15.8% 大竹泉 45歳 公明新
落24,247 15.5% 奥谷正実 59歳 自民現
>>6872
都構想に賛成票
高槻市・三島郡【減員区】
定数3
69,851 43.1% 市来隼 36歳 大維新
32,800 20.3% 野々上愛 45歳 立民 (社)現
28,757 17.8% 吉田忠則 60歳 公明新
20,222 12.5% 杉本哲也 44歳 自民新
10,256 06.3% 末岡友行 40歳 無所属新
*松浪健太(維新)は市長選へ
*池下卓(維新)は21年衆院選出馬当選
茨木市
定数3
48,002 44.4% 大野幾子 43歳 大維新
26,228 24.3% 占部走馬 38歳 自民現
>>6872
都構想に賛成票 IR反対
>>7246
20,504 19.0% 中野剛 50歳 公明現
13,322 12.3% 長崎由美子 67歳 社民 (立・共)新
*松本利明(維新)は出馬せず(高齢?)
豊中市
定数4 – 候補5
当42,725 27.9% 木下昌久 53歳 大維新
当40,362 26.4% 植田正裕 60歳 大維現
当25,602 16.7% 中井源樹 49歳 自民現
当24,743 16.2% 八重樫善幸 59歳 公明現
落19,509 12.8% 松下三吾 68歳 共産新
*漆間譲司(維新)は21年衆院選出馬当選
枚方市
定数4
当55,258 34.8% 岩本優祐 43歳 大維新
当31,422 19.8% 山田健太 37歳 無所属 (立・社)現
当26,138 16.5% 大橋章夫 62歳 公明現
当24,936 15.7% 岡沢龍一 55歳 大維現
落13,852 08.7% 出来成元 74歳 自民元
落07,167 04.5% 田代ミチル 53歳 無所属新
*中司宏(維新)は19年衆院選出馬当選
東大阪市【減員区】
定数4
当64,464 38.7% 西野弘一 54歳 大維現
>>5740
自民→維新
当31,995 19.2% 山下浩昭 62歳 公明現
当28,319 17.0% 広野瑞穂 57歳 大維現
当20,564 12.3% 由井聖太 39歳 自民新
落19,136 11.5% 内海公仁 66歳 共産現
落02,303 01.4% 上妻敬二 64歳 無所属新
7711
:
OS5
:2023/04/20(木) 20:57:58
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_election_3D6GGSGS6ZKW7H4PXYTH4GVJGE.html
自民大阪府連会長が辞任へ 惨敗の統一選、党内混乱を受け
2023/04/20 10:55産経新聞
自民大阪府連会長が辞任へ 惨敗の統一選、党内混乱を受け
自民党大阪府連会長の宗清皇一衆院議員
(産経新聞)
自民党の宗清皇一衆院議員(比例近畿)が同党大阪府連会長を辞任する意向であることが20日、分かった。9日投開票の統一地方選前半戦の惨敗を受けての決断で、既に関係者に辞任の意向を伝えた。次期府連会長は、谷川とむ衆院議員を軸に調整が進んでいる。
自民府連は大阪府知事・大阪市長ダブル選で政治団体「アップデートおおさか」が擁立した候補者2人を自主支援したが、党内では知事選に擁立した候補者が過去に自民の憲法改正草案を批判していたことなどから反発が起きていた。両候補とも地域政党「大阪維新の会」に敗北した。
さらに、同日投開票の府議選は16から7に議席が大幅減。大阪市議選も14から11に減らしたことで維新に初の議会過半数を許しており、責任を取った形だ。
宗清氏は塩川正十郎氏の秘書、大阪府議を経て、平成26年の衆院選に大阪13区から初当選し現在3期目。令和3年10月の衆院選で自民は候補を擁立した全15選挙区で維新に敗北し、立て直しを目指して同年12月に府連会長に就任していた。
西恵司府議と川嶋広稔市議も落選したため、それぞれ府連の幹事長と総務会長を辞任する意向で、体制刷新を進める。
7712
:
OS5
:2023/04/20(木) 21:52:12
https://sakisiru.jp/42496
“炎上”女性現職とハーバード卒26歳らが激突!兵庫・芦屋市長選バトルロワイヤル
元タカラジェンヌ、元ABCアナも参戦
2023年04月20日 06:00
SAKISIRU編集部
統一地方選の後半戦、東京・世田谷区長選では29歳の元財務官僚がベテラン現職に挑み注目されているが、関西に目を転じると、同じく“ハイソ”な街、兵庫県芦屋市の市長選がいつになく盛り上がっている。
市長選に際し、通例なら2期目の選挙は強いはずの女性現職が数々の“失政”で炎上。そこへ地元灘高出身でハーバード卒の26歳、タカラジェンヌ出身の元県議、ABCアナウンサー出身の元市議というユニークな経歴の新人が挑むバトルロワイヤルになっている。
芦屋といえば東京でも知られる関西屈指の高級住宅街。その歴史は大正期に現在の阪急電鉄が敷設するなど交通インフラの発達を背景に大阪や神戸の富裕層が家を建てるようになり、昭和期にかけて発展。朝日新聞の元社主、上野精一(1882〜1970)やダイエー創業者の中内功(1922〜2005)など名だたる経営者らも豪邸を構えた。
ハイソな住民たちだけにまちづくりの意識も先進的だ。日本ではいち早く電線を地中化し、街の景観を守ることにセンシティブ。2015年にはその伝統を守るため、全国的にも厳格な屋外広告物条例を制定した。パチンコ店が1軒もないことでも知られる。
議会で5度否決、問われる現職の手腕
そんな芦屋の市政の近況は東京でほとんど知られていないが、近年は議会に度々批判されるなど“炎上”が続いた。理由は2019年に市長に就任した伊藤舞氏の市政運営だ。
伊藤氏は神戸大大学院を修了後、保険代理店、外資ブランドでの勤務を経て2007年から市議3期。前回の市長選は自民党の元県議と「女性同士」の一騎打ちを、わずか593票、得票率にして1.6%の僅差をものにして初当選した。
ところが就任後の市政はネガティブな話題で新聞を騒がせることに。1期目はコロナ対応に注力せざるを得ない不運はあったとはいえ、懸案のJR芦屋駅南の再開発は議会で5度も否決。さらには市の幹部による部下へのパワハラ問題への対応のまずさも浮き彫りに。第三者委員会に「部下の訴えを放置していた」と指摘され、議会で問責決議案が可決されてしまった。兵庫県の自治体事情に詳しい官僚OBは「性格が悪い人ではないが、経営手腕に欠けた」と指摘する。
女性首長の2期目をめざす選挙は、東京都の小池知事が3年前に圧勝したことに見られるように通例は無敵であることが多いが、がたつく市政からの転換を訴え、ABCアナ出身の元市議、大塚展生氏がいち早く立候補を表明し、選挙1年前の22年5月に辞職。さらには市民団体が元加西市長で、都知事選にも出馬経験のある中川暢三氏に立候補を要請したこともあった。
中川氏は明石市長選に転戦したものの、前県議の中島香織氏が参戦。中島氏は市議も3期経験しているが、市民にはタカラジェンヌ出身として知られる。月組ではトップスターの天海祐希と同期だった。
ただ、ここまでの展開なら首長選でしばしばある“バトルロワイヤル”だが、彗星のように現れたNPO法人理事長の高島崚輔氏の登場が激戦を盛り上げている。
7713
:
OS5
:2023/04/21(金) 13:36:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/dac11b7e651d26d52f6112148c218f43ba965154
自民の若手ホープ“113票差”で敗れる 「大阪自民」はどこへ行くのか…維新の猛攻の中で
4/21(金) 12:32配信
4月9日に行われた統一地方選の前半戦。維新は大阪府知事・大阪市長の「W選」、大阪府議選に加え、市議選でも過半数を獲得するなど、これまでにないような圧勝を遂げた。裏を返すと「圧倒的」な敗者がいるということだ。それは“大阪自民”である。
大阪自民の「若手エース」 3期目を目指す戦いはこれまでと違う様相が…
大阪府議選告示前の3月30日。大阪府内で桜が見ごろを迎えていた。
「また大阪でコロナ増えて来ているので、万が一かかったときの相談先一覧ですんで何かあったらここに連絡してください。困ったことあれば言ってください」 箕面市内の有権者の家を1軒1軒回って声をかけていたのは、自民党大阪府議団幹事長(4月14日時点)の原田亮さん(36)だ。
2011年、25歳で箕面市議選に立候補し、全国最年少議員として初当選。その後、大阪府議選に自民党公認で立候補し、2期連続当選。府議団の幹事長も務めることなった。まさに大阪自民の「若手エース」だ。
個別訪問は日頃から行っている。河川の改修や信号機の設置の要望などこれまで1800件の相談に耳を傾けてきた。「府議会議員がどんな仕事をしているのかよくわからない」と言われることが多い中で、有権者と顔を突き合わせ、地元の声を議会に届けることを大事にしているからだ。
町を歩けば、「亮君や。頑張って」と住民から頻繁に声をかけられる。しかし、3期目を目指す今回の選挙はこれまでとは異なる様相を呈していた。
今回の大阪府議選挙では、定数が88議席から79議席に減った。区割りが変わらないまま1人区が5つ増えた。原田さんの選挙区「箕面・豊能郡」も、これまでの2議席から1議席となった。維新、共産党の新人と合わせて3人が、1つの議席を争う。
この選挙区では、2015年、2019年の選挙で、維新の候補がトップ当選し、原田さんは2位当選だった。今回、新人とはいえ維新の看板を持つ相手候補は強敵だった。そんな中で3期目を狙い立候補。選挙戦が始まった。
「大阪維新の会」公認の新人・堀江優さん(38)の陣営には、政界引退を直前に控えた松井一郎日本維新の会顧問(当時)や、吉村洋文大阪維新の会代表のほか、国会議員や現職の箕面市長(大阪維新の会顧問)らが続々と応援に入った。「松井・吉村」という“維新の顔”が来くれば、街宣車の前には多くの人が集まり、演説に耳を傾けた。
対照的に、原田さんの陣営に党本部から名の知れた議員が応援に入ることはなかった。原田さんは街頭演説を繰り返し、商店街などを練り歩き、2期8年の実績を地道に訴えた。
二元代表制形骸化を指摘「府議会には野党が必要」訴えたが…
「大阪府議会には、維新の知事に問題を指摘して改善を促す健全な野党が絶対に必要なんです」 選挙戦で原田さんは、府議会で12年間単独過半数を占めてきた「維新一強」の現状に警鐘を鳴らした。府議会では野党の立場で苦い経験をしてきたからだ。
2022年4月、原田さんは自民党大阪府議団の幹事長に就任すると記者を控室に集め「議案をどんどん提案していく。大阪府議会で最も改革する団を目指す」と熱く意気込みを語り、維新の改革に改革で対抗する姿勢を見せた。
記者の個人的な印象となるが、「なんだか自民党らしくない人だな」と、この時感じた。維新中心で進む府議会に「風」を吹き込む存在になるのではないか、そんな予感がした。
原田さん率いる自民党大阪府議団は、議員が視察の際に新幹線のグリーン車や飛行機のビジネスクラスの利用を廃止する条例改正案や、成立すれば全国で初めてとなるギャンブル等の依存症対策に特化した条例案など、去年6つの条例案を議会に提出した。
7714
:
OS5
:2023/04/21(金) 13:36:43
しかし、その全ては議会で過半数を占める維新などの反対多数で否決された。
自民党は、複数会派で協議して取りまとめた議案を議会に提出する「共同提案」も求めたが、維新はそれにも乗らず、独自案を提出。議会では維新案が可決された。
そんな状況でも「改革競争」を仕掛けるなど維新と対峙し続けたのは、府議会での「維新一強」への警戒感だけではなく、「大阪自民」に対しても危機感を抱いてきたからだ。
「維新じゃないとあかん」「維新は改革してきたやん。大阪の自民党はあかんぞ」そんな言葉を有権者から幾度となくぶつけられた。葛藤しながらも原田さんは今回、自民党の看板を隠して戦うことを選んだ。
自民党の看板は、選挙でマイナスになってもプラスにはならない。SNSでは「党」ではなく「人」や「政策」で選んでほしいと訴えた。
離党したわけではないが、SNSや演説などでは自民党の名前を表に押し出さない戦い方を選んだ。ただ、そんな戦略をとりつつ「このままではいけない」とも語っていた。
自民党・原田亮さん:
維新の人気も知事の人気もすごくある中で、大阪の自民党は人気がない。評価されていないと認識しているので、自民党ということを全然訴えていない。でも、そんなんじゃいけないとも思っているので堂々と誇れるような大阪の自民党を作っていきたい
まとまり欠く自民党大阪 3人の“幹事長”が落選
投票日から一夜明けた4月10日午前7時。まだひんやりと冷たい朝の空気が漂う阪急電鉄・桜井駅で、有権者に深々と頭を下げる原田さんの姿があった。憔悴しきった表情には、悔しさや憂いも見えた。1年間以上の取材で、初めて見る表情だった。
「自分の不徳の致すところ。一から出直します」と言い、1人駅で頭を下げ続けた。開票結果は、維新の堀江優さん2万8548票、原田さん2万8435票。わずか113票差での落選だった。
今回の選挙では、「府議団」幹事長の原田さんのほか、大阪府議選に立候補した自民党大阪「府連」幹事長の西恵司さん、大阪市議選に立候補した自民党大阪「市議団」幹事長の川嶋広稔さんも落選。大阪自民の3幹事長がそろって落選した。
川嶋さんは、10日の午前1時になって落選を知った。支援者らと開票の結果を待っていた会場で、スマートフォンに届いた落選のメッセージを数秒間じっと見つめ「大変申し訳ありません、残念ながら及ばずでございました」と頭をさげた。
予期せぬ敗北に会場はざわめいた。 自民党は今回、大阪市議会で3議席、大阪府議会で9議席を失った。
川嶋広稔さん:
(Q.選挙での敗因について)
維新のブランドイメージができ上がっている中で、我々は維新をしのぐものにならなかった。彼らに大阪を代表する政党みたいなイメージがある中で、どう対峙していくのか考えないといけない。総合的に負けている
原田さんは、維新と対峙できる政党になるためにも、自民党大阪府連は壊滅的出直しが必要だと言う。「維新と切磋琢磨できるような2大政党を大阪で機能させないと、独裁のような状態になってしまい(維新の)議員は府民の声を聞かなくなる」と危機感を露わにした。
自民敗退の一方で、悲願だった大阪市議会での単独過半数を占めた大阪維新の会。吉村洋文代表は「政策をスピーディに実現していきたい」と意気込む。「維新一強」の大阪で、議会が首長の行政運営をチェックする「二元代表制」がどう機能するのか注目される。
(関西テレビ 大阪府政担当記者:菊谷雅美)
関西テレビ
7715
:
OS5
:2023/04/22(土) 08:46:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3f71a141c2e74ed1f770b8e1b3cffb7c1961bd0
社員に選挙手伝わせ報酬を約束した疑い、会社社長ら逮捕 大阪府議選
4/22(土) 6:00配信
朝日新聞デジタル
大阪府警本部
9日に投開票された大阪府議選で、自社の社員に特定の候補者の陣営で選挙運動を手伝う見返りに報酬の支払いを約束したとして、府警は21日、大阪府吹田市の建設会社「紙谷工務店」社長、紙谷繁夫容疑者(83)や取締役で社長の息子の和也容疑者(56)、別の取締役の山岸徳昭容疑者(63)の3人を公職選挙法違反(買収約束)容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。
捜査関係者によると、3人の逮捕容疑は3月上旬、同社の社員2人に対し、社長らが応援する候補者2人の陣営に出向かせ、選挙運動を手伝わせる見返りに、報酬を支払うという約束をしたなどの疑いがある。
公選法では告示期間中に選挙の運動員に報酬を支払うことや、期間外でも支払う約束をすることを禁止。支給対象は選挙管理委員会に事前登録した事務員や車上運動員などに限られる。(河野光汰、華野優気)
朝日新聞社
7716
:
OS5
:2023/04/22(土) 08:51:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/3429454ec77eb50bf68040cfe047e3de20c48802
兵庫・明石市長選、熱帯びる3新人の争い 市政12年…継承か転換か 西村、泉氏「代理対決」の様相も
4/21(金) 20:26配信
神戸新聞NEXT
明石市役所=明石市中崎1
4月末の任期満了で退任する泉房穂市長(59)の後任を選ぶ兵庫県明石市長選(23日投開票)は新人3人が立候補し、西村康稔経済産業相(60)らが擁立し自民、公明両党が推薦する元市議の林健太氏(40)と、泉市長が推す元市議の丸谷聡子氏(59)が火花を散らしている。泉市政に対する評価も争点となり、自民党や政府の要職を占めてきた大臣と、手厚い子育て支援などで全国的な知名度を誇る市長が街頭で支持を訴え、「代理対決」の様相も見せる。
【図】選挙カーで名前連呼、なんと得票効果 数値で実証
「自民、公明党が自信を持って送り出した。国、県、市が一体となり明石を発展させられる」。20日朝、西村経産相はJR西明石駅前で声を張り上げ、隣に立つ林氏を持ち上げた。
一方、前日の19日夜には泉市長が西二見公民館で丸谷氏の応援演説に立ち、生まれ育った地元の有権者に「培ってきた12年の明石をちゃんと引き継いでもらう」と涙を交えて訴えた。
2人はともに明石市の西部、二見の出身。学生時代に東大キャンパスで出会った。泉氏は衆院議員を経て明石で弁護士業務に就き、2011年の市長選で初当選。元経産官僚の西村氏は、同市と淡路島が選挙区の衆院兵庫9区で7期当選を続ける。
昨秋、泉氏は自民、公明党の市議に「次の選挙で落としてやる」と暴言を浴びせた。自身への問責決議案がきっかけで、「発言の責任を取る」として政治家引退を表明。一方で市長選や市議選に自らが支援する候補者の擁立を打ち出し、市議選は「自民、公明以外で過半数」と対抗心を見せた。
自民の市議らが頼ったのが西村氏だった。同氏は2月上旬に市長選への候補者擁立を表明。その後、林氏の名が明らかになった。他の議員の名も挙がったが、西村氏が待ったをかけた。「若い力に期待したい。全責任を取る」。林氏を指名し、決意をにじませた。
林氏は西村氏と同じ場所に事務所を構え、西村氏の秘書や後援会関係者らが選挙活動を支える。市議の一人は「泉氏との代理戦争」と語る。9日に投開票された県議選は、県議会議長も務めた自民のベテラン現職(60)が落選したのに対し、泉氏が立てた新人(34)は2番手候補に対し2倍の得票で圧勝した。選挙期間は西村氏も明石に入り、てこ入れをしただけに、自民関係者に衝撃が走った。
泉氏は3月下旬、市議選の準備をする丸谷氏に立候補を打診。数日後に会見で市長選擁立を表明した。
丸谷氏は、泉氏が立ち上げた政治団体「明石市民の会」の一員として活動。泉氏の顔が大きく写るポスターを使い「子どもを核としたまちづくりを継続させていく」と訴え、「泉市長の後継」を前面に出す。
一方、林氏は泉市政は財政的に持続可能でないとし「税収を増やすため事業者を後押しする。インフラ再整備も進める」と訴える。
注目の選挙に自民、公明の国会議員、地方議員も駆け付ける。ある市議は「泉市長は議会をないがしろにした。自公にとって(市長選は)多様な民意も守る戦いだ」と漏らす。
明石市長選には元加西市長の中川暢三氏(67)も立候補し、「政党や推薦団体の影響を受けない政策本位の選挙にするべき」と主張している。(長尾亮太)
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OS5
:2023/04/24(月) 07:39:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c5344045fa32798f7f2b6bd72bde15d819c3795
維新、大阪府外に初の公認町長誕生 2市長選は敗北で課題残す
4/24(月) 0:36配信
「全国政党化」を目指す日本維新の会は、奈良県河合町長選で公認候補が当選した。大阪府外での公認首長の誕生は奈良県知事選(9日投開票)に続き2人目で、市町村長では初めて。一方、公認候補を立てた他の2市長選(京都府木津川市、奈良県生駒市)では敗れるなど党勢拡大に課題も残した。本拠地・大阪では3市長選で勝利し、堅調な戦いぶりを見せた。
河合町長選は維新新人で元県議の森川喜之氏(67)が、再選を目指した無所属現職の清原和人氏(69)との一騎打ちを制した。両候補の得票差は22票という激戦だった。
県北西部に位置する河合町は町内に近鉄、隣町にJRの駅があり、大阪へ通勤通学する人も多い。大阪を発祥とする維新の影響を受けやすい土地柄で、県知事選の勝利も追い風になったとみられる。
次期衆院選で野党第1党の獲得を目指す維新は「大阪偏重」を打破するため、府外の首長選で積極的に公認候補の擁立を進めている。首長が地方政治の場で実績を上げることで、党勢拡大につなげた大阪での成功例を全国に展開しようとする狙いがある。馬場伸幸代表も「維新の力をパワーアップさせるには地方で首長を誕生させることが重要」と強調する。
◇明暗分かれ「基盤強化が急務」
こうしたなか、統一選前半戦では奈良で知事ポストを奪取。道府県議選でも13道県で初めて議席を得るなど、全国に勢力を広げた。後半戦も京都府と奈良県の計3市町長選で公認候補を立てたが、新人3人の対決になった木津川市長選は維新公認の元市議が最下位に沈み、自民党や立憲民主党、公明党が推薦した元市議が当選した。奈良県知事選に維新公認で当選した山下真氏(54)がかつて市長を務めた生駒市の市長選も、3選を目指した現職に維新新人が敗れた。
府外の首長選の結果は明暗が分かれるかたちになり、党幹部は「地方の市町村レベルではまだまだ力が足りない。基盤強化が急務だ」と話した。
大阪府内では地域政党・大阪維新の会が7市長選(うち一つは無投票)に公認候補を擁立した。選挙になった6市長選中、4市長選には新人を立てた。
維新は前半戦の府知事・大阪市長のダブル選で圧勝。府議会で過半数を維持し、大阪市議会でも初の単独過半数を獲得した。こうした勢いを背景に後半戦では非維新の現職に戦いを挑み、大阪での「1強」体制を強固にすることを狙った。
投開票の結果、3市長選で現職2人と新人1人が勝利した。高石市長選では維新新人で元市議の畑中政昭氏(42)が、7選を目指した無所属現職の阪口伸六氏(66)との一騎打ちを制した。選挙戦では、大阪維新代表の吉村洋文知事ら党幹部が連日応援に駆けつけて支持を広げた。
しかし、高槻市長選では維新新人で元衆院議員の松浪健太氏(51)が、自民や立憲、公明、国民民主党が推薦した現職の浜田剛史氏(58)に敗北。残る2市長選も維新新人が「現職の壁」に阻まれ、当選には届かなかった。
今回の統一選で府内43市町村長のうち維新系は20人になり、選挙前(18人)から2人増えた。【熊谷仁志、鈴木健太郎、澤俊太郎】
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OS5
:2023/04/24(月) 07:40:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/0824a905b689bf55d5914b7563f990de44328a47
奈良・河合町長に森川氏 大阪以外の市町村長選で維新公認が初勝利
4/23(日) 23:49配信
任期満了に伴う奈良県河合町長選は23日投開票され、日本維新の会新人で元県議の森川喜之氏(67)が、無所属現職の清原和人氏(69)を破り、初当選した。大阪府以外の市町村長選で維新の公認候補が勝利したのは初めて。
昨年11月に「維新の改革を河合町でも実現させたい」と出馬を表明。身を切る改革として、町長の退職金ゼロや期末手当の30%カットを掲げるほか行財政改革を主張していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/006863a354eb45e83b6968c4a05ac47ae23fa755
維新の新顔、22票差で現職破り初当選 奈良県河合町長選
4/23(日) 23:20配信
河合町長選は、維新新顔で元県議の森川喜之氏(67)が、無所属で現職の清原和人氏(69)を22票差で破って初当選を果たした。維新公認の市町村長は県内初。当日有権者数は1万4745人、投票率は63・91%(前回65・66%)。
22票差での森川氏当選が伝えられると会場は歓喜に包まれた。森川氏は「この感激を忘れることなく、住んで良かったと思ってもらえる町を作りたい」。財政を徹底的に調べ、給食費無償化や地域交通の整備などに取り組むと話した。2019年は無所属で出馬。維新の公認を得た今回、知事選で初当選した党公認の山下真氏や党幹部も応援に駆けつけ、後押しした。
清原氏は事務所で「個人対政党の選挙になってしまった。力及ばず、申し訳ない」と支持者に頭を下げた。終盤は高市早苗・経済安全保障担当相が応援に入ったが、及ばなかった。(米田千佐子、今井邦彦)
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OS5
:2023/04/24(月) 18:54:24
https://www.sankei.com/article/20230424-HZM423ZJYRPEPNIVNUU25QFWT4/?outputType=theme_localelection2023
〝泉房穂旋風〟明石市議選も 支援候補圧勝、暴言浴びた議長は得票減
2023/4/24 14:28
23日に投開票された兵庫県明石市長選は、自身の暴言の責任を取って政治家引退を表明した現職の泉房穂氏が後継指名した元市議の丸谷聡子氏(59)が、自民、公明推薦の元市議らにダブルスコア以上の票差で圧勝した。同時に行われた市議選(定数30)でも、泉氏が支援した新人候補らが圧倒的な得票数で次々と当選。功罪両面で注目を集めてきた泉氏の人気の高さを示した。
一方、泉氏から昨年10月、「次の選挙で落としてやる」と暴言を浴びせられた自民市議で、市議会議長を務める榎本和夫氏(66)も4選を果たした。
ただ、得票数は前回の3190票から2649票に減った。榎本氏は取材に「あの暴言から、少なくとも『泉氏と対立している議員』という印象になり、その影響が出たと感じている」と分析。「泉氏の街頭演説に市民が集まっているのをみて、危機感を持った。当選できてよかった」と述べた。
新市長となる丸谷氏については、「はなから対立するつもりはない」と是々非々で対応する考えを示した。
市議選では、泉氏が擁立した新人5人が全員当選。トップ当選はこのうち1人の女性候補で、2千票が当選ラインとなる中、1万2千票余りを獲得する圧勝ぶりだった。
泉氏は24日、報道陣の取材に、自身の市政運営を踏まえ、「市民と一緒にやってきた12年間が今回の結果だ」と強調。「市民自身が政治をつくっているというのは、全国的にも明石が誇れる形だと思う」と述べた。
市長任期は今月いっぱい。泉氏は市長退任をもって政治家を引退するとともに、今回の市長選、市議選に向けて設立した政治団体「明石市民の会」を解散する方針だ。自身の今後について泉氏は「白紙状態で、あらゆる選択肢はあると思う」としつつ、「本音でいえばかなり疲れた。もう少し12年の振り返りもしたい」などと話した。
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OS5
:2023/04/24(月) 19:04:28
https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/202304/0016277640.shtml
2023/4/24 01:09神戸新聞NEXT
明石市議選 泉氏の政治団体「市民の会」は5人全員当選 今後の会派構成に注目
神戸新聞NEXT
兵庫県明石市議選(定数30)は23日投開票され、現職17人、新人12人、元職1人の当選が決まった。泉房穂市長の政治団体「明石市民の会」に所属する5人は全員当選、維新は立候補した5人のうち4人が当選した。投票率は前回より11・81ポイント高い48・80%だった。
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OS5
:2023/04/24(月) 19:08:00
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1013397
最下位当選のはずが…法定得票に満たず落選、来年再選挙へ 滋賀・日野町議選
2023年4月24日 0:52
滋賀県日野町議会議員選挙(定数14)は23日投開票を行い、得票順位14番目の村嶋勝治候補は公職選挙法の定める法定得票数に満たず、落選となった。定数内で落選者が出たのは18回実施した日野町議選では初めて。町選挙管理委員会は2024年7月10日に任期満了となる町長選と併せて欠員1の再選挙を行う。
法定得票数は有効投票総数を議員定数で割った数の4分の1以上。町選管によると、今回は166・714票で、村嶋候補は88票だった。
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OS5
:2023/04/25(火) 19:56:58
明石市市議選(定数:30)
中川夏望 12,658票41歳無所新 明石市民の会
山中裕司 09,827票45歳無所新 明石市民の会
黒田智子08,660票45歳無所新 明石市民の会
金尾良信 04,190票58歳無所新 明石市民の会
中西礼皇 03,919票43歳無所元
梅田宏希 03,129票70歳公明現
竹内きよ子03,116票63歳無所現
辻本達也 03,000票50歳共産現
正木克幸02,909票50歳維新新
石井宏法02,804票41歳自民現
宮坂祐太02,737票39歳無所現
中村茂雄02,703票55歳維新新
榎本和夫02,649票66歳自民現 暴言を浴びせられた
略
山下祥02,395票30歳無所新 明石市民の会
======当落線============
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OS5
:2023/04/25(火) 19:57:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/25ba9ccf5b0c623b9677cc34e0e3ced100e6752d
明石市長選 泉氏が旗揚げの政治団体解散へ「きれいに身を引きたい」 当選の丸谷氏「市民の期待裏切らない」
4/24(月) 12:41配信
兵庫県明石ダブル選から一夜明けた24日、泉房穂市長(59)が会見し、昨秋立ち上げた政治団体「明石市民の会」について「選挙戦向けに立ち上げたもので、4月末に区切りとして解散する」と明らかにした。
同会が立てた市長選候補の丸谷聡子氏(59)は、自民、公明両党から推薦を得た候補にダブルスコアで圧勝。市議選でも候補者5人全員が当選し、当選者の上位4位までを占めた。
泉市長は「順位は予想通り。街の空気は8割が応援だった。前回より投票率が上がりうれしい。私が担った12年間で市民自身がまちをつくるという意識を高めた結果で、誇りたい」と話した。
団体の解散については「新市長に市政継承のバトンをしっかりつなぐため、議会に仲間を増やすために立ち上げた。しかし市長と議会は二元代表制。市長が一部の議員を束ねるのは本来の姿ではない。丸谷さんも同じ考え」とした。
団体に関わり続けることにも「私はキャラクターが濃いので居続ければみんなが気になる。裏にいるように見られ誤解につながるので、きれいに身を引きたい」と語った。
会見に同席した丸谷氏は「予想できないほど多くの市民から期待をいただいた。裏切らないように頑張りたい」と決意を語った。団体との関係については「今後相談しながら、市民目線の政治を目指す同じ志の集団として連携していきたい」と語った。
また、議会との関係の見通しについて「議案一つ一つに是々非々で判断するのが正常な議会。過半数を取ることや多数派対策ではなく、多様な意見があっていいし、議員一人一人に向き合っていきたい」と語った。
泉市長も「私の12年間にはいわゆる与党的過半数などなかったが、まちを変えられた」としつつ「私の限界でもあるが、かなり対立構図にはまってしまった。せっかく変わるので、仕切り直していい関係を作ってほしい」と話した。(松本寿美子)
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OS5
:2023/04/25(火) 22:38:05
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016279788.shtml
兵庫県議会、自民新会派が役員体制を発表 分裂の2会派が合流、37人所属
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兵庫県議会の議場=2019年6月19日、神戸市中央区下山手通5
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兵庫県議会の議場=2019年6月19日、神戸市中央区下山手通5
兵庫県議会の新任期が30日に始まるのを前に、分裂していた自民党2会派が新たに発足させる会派「自民党・兵庫議員団」が24日、2023年度の役員体制を発表した。9日投開票の県議選で当選した新人4人を含め、計37人で構成。幹事長には山口晋平氏(たつの市・揖保郡選出)が就く。(田中陽一)
会見で山口氏は「県議選でも(会派が二つに分かれているのは)分かりにくいという指摘があった」と説明。「広い県土の多様な声を県に届けるため、一つの固まりになる」と合流の狙いを話した。
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過半数を大きく割り込むことになった県議選の結果にも触れ「県民一人一人と向き合うところが足りなかった」と述べ、「時代に見合った保守改革の会派」として、新たな綱領や理念づくりを進めていることも明らかにした。
会派名は当面の使用とし、正式な名称は今後、協議するという。
他の役員は次の通り。(敬称略、かっこ内は選挙区)
副幹事長=大豊康臣(加西市選出)、橘秀太郎(豊岡市・美方郡選出)▽政務調査会長=門間雄司(豊岡市・美方郡選出)▽政務調査副会長=奥谷謙一(神戸市北区選出)、松本裕一(加古川市選出)
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OS5
:2023/04/27(木) 21:04:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a0ac25aaf8d23452ac45981a7f78984102422fe
「自浄能力ない」解体的出直しの大阪自民 〝党本部直轄管理〟の可能性も
4/27(木) 20:24配信
統一地方選で大敗した自民党大阪府連が解体的出直しを迫られている。会長の宗清皇一衆院議員=比例近畿=は辞表を提出したが、後任が決まらず「預かり」に。次期衆院選をにらみ、日本維新の会の躍進を警戒する自民党本部が選挙対策を指揮する「直轄管理」の可能性も取り沙汰される。自民幹部は28日、府連所属の国会議員と立て直しについて協議する予定だ。
「責任を取りたい」
統一選後半戦が始まった16日深夜、大阪市中央区のビルの一室に集まった自民府連の国会議員ら数人に宗清氏はこう切り出し、会長を辞する意向を伝えた。
府連は大型連休明けにも総務会を開き、後任を決めるが、選挙期間中の府連トップの辞意伝達は前半戦の大敗に伴う混乱とショックの大きさを物語っていた。
前半戦の大阪府知事・大阪市長のダブル選で、自民府連は、独自候補の擁立もかなわず、地域政党「大阪維新の会」に対抗する政治団体「アップデートおおさか」が立てた候補を自主支援するとした。しかし知事選に立候補した法学者の谷口真由美氏は自民政権を批判した過去があり、支援拒否を公言する議員も出た。
実際、ある国会議員は、自民を離党して市長選に臨んだ元市議の北野妙子氏の応援に駆けつけた際「妙子さんだけは、何とかお願いします。今でも仲間なんです」と支援者に懇願した。ただ谷口氏支援を呼びかけることはなかった。
大阪市内の会合で岸田文雄首相(自民総裁)とともに、谷口、北野両氏が「頑張ろうコール」をする写真が交流サイト(SNS)に流出したときも、府連内部は「首相が応援した」「首相に恥をかかせるな」と二分され、選挙を戦う組織とは思えぬ惨状を呈した。結果、知事選では維新候補に過去最多得票を許し、200万票差をつけられた。
府議選(定数79)と市議選(同81)では、それぞれ府連の幹事長と総務会長を務める西恵司府議と川嶋広稔(ひろとし)市議をはじめ多くの公認候補が落選した。府議選の当選者は議案提出に必要な7人にとどまった。
大敗を招いた理由の一つに候補者不足がある。前半戦直前に来阪した自民の森山裕選対委員長は「とにかく立てろ」と府連幹部を叱咤(しった)したが、自民の公認候補は府議選26人、市議選は19人。維新がそれぞれ56人と50人を擁立したのと比べれば差は歴然だ。府議選では定数1の7選挙区で維新候補が無投票当選を決めた。
深刻さは衆院選に波及する。自民府連は26日、次期衆院選の公認候補予定者となる支部長が決まっていない府内4選挙区で公募を始めた。党関係者は「他の選挙区も選び直すよう党本部から指示があるかもしれない。それほど大阪は信用がない」と嘆く。
自民の茂木敏充幹事長は前半戦終了後の記者会見で「大阪では抜本的改革が必要だ」と述べており、28日に府連幹部と組織の立て直しを協議する予定だ。ある党関係者はため息まじりに漏らした。「今の府連に自浄能力などない。党本部直轄になったほうが、まだましかもしれない」
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OS5
:2023/04/27(木) 23:09:07
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1015406
国民民主と維新が京都で統一会派を結成へ 京都市議会では京都党も、京都市長選にも大きく影響か
2023年4月27日 6:00
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OS5
:2023/04/28(金) 16:27:25
さらに1人区を増やすかw
https://news.yahoo.co.jp/articles/57247eb67112aebef2a3e4574f0dd58ff30a0a22
大阪維新の会、大阪市議会「10減」案提出へ…定数81→70前後に
4/28(金) 10:20配信
地域政党・大阪維新の会(代表・吉村洋文大阪府知事)は、大阪市議会の議員定数を現行の81から10程度削減する条例改正案を5月18日開会の市議会に提出する方針を固めた。4月9日投開票の市議選で目標としていた過半数の46議席を獲得しており、可決される見通し。
維新は看板政策の「身を切る改革」に基づき、統一地方選の公約に市議会の議員定数削減を明記。削減幅は以前から「2割」を主張してきた。今回、10程度減らして70前後になれば、2011年当時の86から約2割減ることになる。
維新が市議選で過半数を獲得したのは今回が初めてで、24ある選挙区(定数2〜6)の「1票の格差」が2倍以上にならないことを前提に、削減する選挙区の絞り込みを進めている。
維新は、11年の大阪府議選(定数109)で57議席を獲得し、初めて過半数を達成した後、府議会の定数を公約通り88に削減した。市議会の大幅な定数削減も、公約を早速実行することで党の支持を高める狙いがあるとみられる。
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OS5
:2023/04/28(金) 16:55:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/a28c473952aa1d2ef2e0e45515c9eaa7c9cbc899
国民、維新が合流 京都府議会と京都市議会
4/28(金) 0:32配信
統一地方選後の京都府議会(定数60)と京都市議会(同67)の会派再編で、国民民主党と日本維新の会が合流し新会派結成に向けて調整を進めていることが27日、わかった。新会派はいずれも自民党に次ぐ第2会派となる。両議会の勢力図の変更は府と市の行政運営のほか、来年に控えた京都市長選にも影響するのは必至だ。
政党関係者によると、国民府連の前原誠司代表(衆院京都2区)が「非自民、非共産の中道勢力結集を目指す」として合流を提案。統一選直後から国民と維新が協議を進めている。
国民は昨年7月の参院選で維新の新人候補を推薦し、立憲民主現職の支援を見送った経緯がある。統一会派には次の国政選挙を視野に入れた地ならしの意味もありそうだ。
今年の府議選では維新9人、国民4人が当選。府議会では、両党で計13人の会派となった場合、自民(28人)に次ぐ第2会派になる。市議選でも議席数を伸ばした維新10人と国民3人に、すでに維新と統一会派を組む京都党5人が合流。計18人の勢力は共産(14人)を上回る第2会派となり、自民(19人)に迫る。現在国民と統一会派(民主・市民フォーラム)を組む無所属1人は新会派には加わらないという。
国民はこれまで知事選、京都市長選とも自民、公明、立憲民主との相乗りで候補者を推薦し、維新は相乗りに加わらず野党の立場を貫いてきた。統一会派の結成がこうした首長選挙の構図を一変させ、来年の京都市長選に影響するのは確実とみられる。
一方、国民が支持母体とする連合京都は維新の唱える「身を切る改革」に反発しており、支持の一部を失うリスクも抱える。連合京都の原敏之会長は27日、産経新聞の取材に「目に見えない壁が国民民主との間にできたように感じる」と組織分裂への懸念を述べた。また「連合は府政、市政を(推薦する議員を通じ)与党の立場で支えるのが基本姿勢だ。統一会派の行政や市長選への対応を注視している」と話した。(平岡康彦、田中幸美)
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OS5
:2023/04/28(金) 17:40:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ebfc22e97ea7346604bdea8f0fc4bee366b26cb
「一寸の虫にも五分の魂」 落選の奈良県知事が振り返る選挙戦
4/27(木) 11:00配信
毎日新聞
知事選を振り返る荒井正吾知事=奈良県庁で2023年4月26日午前10時1分、吉川雄飛撮影
奈良県知事選(9日投開票)で落選した荒井正吾知事が26日、県庁で報道各社の取材に応じ、「支援者から熱心に応援していただき、すがすがしい気持ちだった」と選挙戦を振り返った。一方で、自身と他候補の推薦を巡って自民党県連が割れる保守分裂選挙となったことに関しては「候補の一本化の動きは私が引退する前提で、ノーと言わざるを得なかった」と心境を明かした。
知事選では、元総務官僚で新人の平木省氏が立候補の意志を示した後、5選を目指す荒井氏も出馬を表明。自民県連は平木氏の推薦を決めたが、党本部は認めなかった。さらに一部県議が反発して両氏への支援が割れたため、県連は平木氏への候補者一本化を模索した。
荒井氏は、一本化により自らが出馬を断念することは「支援者に義理が立たないし、談合して出馬をやめたという疑惑も立ちかねない」と強調。「選挙をおとしめることにもなり、納得できなかった」と訴えた。さらに、弱いものにもそれ相応の意地があるという意味のことわざ「一寸の虫にも五分の魂」を引用し、「やめさせる=一本化というのは(荒井氏の)五分の魂が収まらない」と話した。
また、知事選で日本維新の会公認の山下真氏が当選したことについて「知事選で維新と政策論争をした感じがしなかった。私は『未来の政策はこうだ』と訴えたが、あまりかみ合わなかった」と指摘。今後、大規模広域防災拠点(五條市)など自ら立案したプロジェクトが中止される可能性があることは「心配している」と話した。
新知事への期待を問われた荒井氏は「とにかく奈良県をよくしてほしい」と語った。【吉川雄飛】
7730
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OS5
:2023/04/28(金) 20:10:18
>>7727
大阪市議会に一人区はなかったです。間違えた!
でも、一人区を作り岩盤にしそうですね。
7731
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OS5
:2023/05/02(火) 00:28:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/c82dd48799bf0bca62e1b4d28b437ec0f2885d33
兵庫県議会の正・副議長、自民「独占」に幕 半世紀超譲らずも過半数割れで 維新は副議長獲得へ意欲
4/30(日) 9:00配信
新任期が30日に始まる兵庫県議会(定数86)で、正副議長のポスト争いに注目が集まっている。1966年から両ポストを独占してきた自民党だが、9日投開票の県議選で過半数を大きく割り込み、副議長を他会派に譲るのは避けられない。第2会派は県議選で躍進した日本維新の会となり、存在感の高まりを警戒する自民内には「譲るなら維新以外」との声もある。次期衆院選を見据え、会派間の攻防が早くも激化している。(田中陽一)
【図】兵庫県議会の新たな会派構成
正副議長の任期は地方自治法で「議員の任期による」とされ、4年間務めることができるが、県議会では1年交代が慣例化。毎年6月の定例会で正副議長の選挙を行ってきた。
「数の力」で両ポストの独占を続ける自民に対し、他会派は2015年以降、「議会運営に多様な民意を反映させる必要がある」などとし、副議長ポストを譲るよう要求してきた。副議長の選挙では、第2会派が推す議員に第3、4会派もそろって1票を投じてきたが、逆転に至らなかった。
自民は前回知事選で支援候補を巡って分裂したとはいえ、二つの会派で過半数の44人以上を維持していた。それが先の県議選では、公認・推薦候補の当選が34人にとどまった。再結集を決めたものの、無所属議員を取り込んでも勢力は37人と過半数に届かない。自民独占に終止符が打たれるのは確実な情勢で、焦点はどの会派が副議長ポストを握るかに移る。
◇ ◇
自民が警戒するのが、県議選で21議席を獲得し、4年前から倍増させた維新だ。「不毛なポスト争いは避けるべきだ」との意見の一方、「副議長を譲れば、議会運営でも主導権を握られかねない」との焦りも強い。維新が議員定数削減など「身を切る改革」を主張することも予想され、自民のベテラン県議は「反対すれば抵抗勢力だと思われる」と漏らす。
対する維新会派の幹部は「交渉はこれから」としつつ、「これまでも副議長は第1会派以外から出すべきだと訴えてきた。その考えに変わりはない」と強調。副議長奪取の意欲を隠さない。
鍵となるのは第3会派の公明党(13人)と、立憲民主党や無所属議員で構成する第4会派の「ひょうご県民連合」(9人)。両会派が維新に協力すれば、すんなり維新からの選出が決まるが、自民に協力した場合、維新を外した上で自民、公明、県民連合で副議長ポストを回す-というシナリオも成立する。
◇ ◇
ただ、3会派には「露骨に維新を外せば、民意に反しているとの批判を浴びかねない」との懸念もある。
さらに公明は別の事情も抱える。これまで維新が掲げた「大阪都構想」への協力を名目に、衆院兵庫2区、8区を含む計6選挙区で候補者をすみ分けてきたが、維新側は「リセット」を表明。候補者擁立で揺さぶりをかけられ、公明関係者は「対決姿勢を示すのも一つの考えだが、第2会派の立場は一定、尊重せざるを得ない」と頭を悩ませる。
全国都道府県議会議長会によると、都道府県議会で正副議長の所属会派が異なるのは15議会。兵庫県議会の新たな正副議長は、5月16日の臨時会で決まる。
7732
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OS5
:2023/05/02(火) 00:34:20
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20230423/2010017157.html
京都 向日市長選 現職の安田氏 3回目の当選
04月23日 22時44分
現職と新人の2人の争いとなった京都府向日市の市長選挙は、現職の安田守氏が3回目の当選を果たしました。
向日市長選挙の開票結果です。
▼安田守、無所属、現、当選、1万1545票
▼木下秀美、無所属、新、4325票
自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党、社民党が推薦した現職の安田氏が新人を抑えて、3回目の当選を果たしました。
安田氏は58歳。
向日市議会議員や京都府議会議員を経て、平成27年の市長選挙で初当選しました。
安田氏は「選挙で訴えてきた少子化対策、高齢者福祉など、さまざま直面している課題がある。市民や議会と話しながら、解決に向けて取り組んでいきたい」と話していました。
今回の選挙の投票率は34.83%でした。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1013347
京都・向日市長に現職の安田守氏、3回目当選 市議会や経済界の支持幅広く
統一地方選挙
2023年4月23日 22:26
任期満了に伴う京都府向日市長選が23日、投開票され、無所属現職の安田守氏(58)=自民、立民、公明、国民、社民推薦=が、無所属新人の木下秀美氏(62)を大差で破り、3選を果たした。
得票は安田氏1万1545票、木下氏4325票だった。
安田氏の2期8年間の市政に対する評価やJR向日町駅東口開設に伴う周辺開発が争点となった。
安田氏は開発推進による新たな税収で住民福祉を向上させると強調。「少子高齢化への対策、脱炭素社会を目指す取り組みのための資金を生み出す」と訴えた。市議会の多くの会派、各種団体、経済関係者らの支援を受け、幅広い支持を集めた。
木下氏は、共産党や労働組合などの支援を受け、子どもや子育て支援など福祉の充実を訴えたが、浸透しなかった。
投票率は34・83%で前回を0・83ポイント上回った。
向日市
安田守 11,545票:72.75% 58歳 無所現 推薦・支持:自民 / 立憲 / 公明 / 国民 / 社民
木下秀美 04,325票:27.25% 62歳 無所新
7733
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OS5
:2023/05/02(火) 00:40:26
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230423/2000073156.html
奈良 五條市長選 新人の平岡氏 初めての当選
04月23日 23時35分
無所属の新人、2人の争いとなった奈良県五條市の市長選挙は、元市議会議員で自民党が推薦する平岡清司氏が初めての当選を果たしました。
五條市長選挙は、開票が終了しました。
▼平岡清司、無所属・新、当選、7661票
▼養田全康、無所属・新、7352票
3期12年務めた現職が引退を表明したことを受けて、平成19年の選挙以来、16年ぶりに新人どうしの争いとなった五條市長選挙は、自民党が推薦する平岡氏が養田氏に競り勝ち、初めての当選を果たしました。
平岡氏は59歳。
自動車販売業を営みながら、平成25年に五條市議会議員選挙で初当選しました。
市議会議員選挙には、これまでに3回当選しています。
今回の五條市長選挙の投票率は63.42%でした。
平岡清司氏は、「高齢者の方々が買い物に行くバスや病院に行くバスを実現したい。五條市は財政難でもあるし、しっかりと皆さんと協議をして話を聞いた上で、国と県と市が連携し五條市の発展につなげていく。しっかりと気を引き締めて頑張っていきたい」と話しました。
https://www.asahi.com/articles/ASR4X74P4R4XPOMB005.html
「維新県政」に懸念 防災拠点整備要望へ 平岡・新五條市長
清水謙司2023年4月29日 10時15分
23日の奈良県五條市長選で初当選した元同市議の平岡清司氏(59)が28日、新市長として市役所で記者会見した。日本維新の会公認で知事選に初当選した山下真氏(54)による県政が始まることに、「『身を切る改革』は都会ではいいのかもしれないが、県南部は公共事業整備がまだ必要だ」などと懸念を示した。
平岡氏は市長選で自民党の推薦を受けた。国・県・市の連携強化で市政運営にあたると主張している。維新は「行財政改革」を唱える。会見では人口減少問題が課題の同市などで、「それが適当なのかどうか明確にはできない」と述べた。
同市で計画されている大規模広域防災拠点については、あらためてその必要性を強調。「消防団員だった。(市内でも死者・行方不明者が出た)紀伊半島大水害にも出動した。市の状況をしっかりと説明して、知事に要望する」と力を込めた。
この日、新市長として初登庁した平岡氏は、職員たちへもあいさつした。地域のバス(の見直し)や買い物支援、給食費の無償化など、「市民に直結する身近な政策をやらせていただきたい」と述べた。(清水謙司)
23日の奈良県五條市長選で初当選した元同市議の平岡清司氏(59)が28日、新市長として市役所で記者会見した。日本維新の会公認で知事選に初当選した山下真氏(54)による県政が始まることに、「『身を切る改革』は都会ではいいのかもしれないが、県南部は公共事業整備がまだ必要だ」などと懸念を示した。
平岡氏は市長選で自民党の推薦を受けた。国・県・市の連携強化で市政運営にあたると主張している。維新は「行財政改革」を唱える。会見では人口減少問題が課題の同市などで、「それが適当なのかどうか明確にはできない」と述べた。
同市で計画されている大規模広域防災拠点については、あらためてその必要性を強調。「消防団員だった。(市内でも死者・行方不明者が出た)紀伊半島大水害にも出動した。市の状況をしっかりと説明して、知事に要望する」と力を込めた。
この日、新市長として初登庁した平岡氏は、職員たちへもあいさつした。地域のバス(の見直し)や買い物支援、給食費の無償化など、「市民に直結する身近な政策をやらせていただきたい」と述べた。(清水謙司)
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OS5
:2023/05/02(火) 00:46:46
https://www.asahi.com/articles/ASR4V6S38R4SPIHB00G.html
暴言を重ねても…明石市長選、泉氏の「後継」が大勝 市民の本音は
統一地方選挙2023
新谷千布美 天野剛志 鈴木春香2023年4月27日 12時34分
23日に投開票された兵庫県明石市長選は大きな注目を集めた。子育て施策で人気を集めながらも暴言を重ね引退を表明した泉房穂市長。類いまれなキャラクターが12年間牽引(けんいん)した市政とその後継候補を、市民がいかに評価するのかが、関心の的となった。結果は泉氏側の大勝。市民は何を考えていたのか。(新谷千布美、天野剛志、鈴木春香)
「泉さんは問題もあったけど、市民を思ってやってくれた。子育てしやすい町にしてくれたり、駅前に図書館ができたり、街に活気が出た。明石の知名度も上がった」
市長選が告示された16日。JR明石駅前で泉氏と丸谷聡子氏(59)の演説を聴いていた主婦(61)は話した。
1週間の選挙期間中、泉氏の人気ぶりは際立った。街頭ではサインや写真撮影を求められた。最終日の22日、朝から明石駅前で演説を始めると、多くの人が足を止めた。絶叫気味に訴える姿を見つめる聴衆は時に100人ほどに上った。
「泉さんは言い過ぎだと思うこともよくあります。だけど熱意に胸を打たれちゃうんですよね」とパートの女性(36)。手厚い子育て施策や街づくりを進めた実績を理由に、「泉氏を支持しているので、後継の丸谷氏に入れる」と話す市民も複数いた。
泉氏は昨秋、議会で対立する自民、公明の市議に「選挙で落としてやる」などと暴言を浴びせ政界引退を表明。今回の市長選で自民側が擁立した林健太氏(40)は、「敵や味方で市民を分断する政治とはおさらばだ」と訴えた。
泉氏は2019年も、暴言を理由に辞職。重ねて問題を起こす姿を市民はどう捉えていたのか。
明石駅近くを歩いていた女性(73)は、「もともと明石弁ってきれいな言葉じゃない。思ったことをわーっと言ってしまう文化みたいなのがある。だからなんとも思わない」。教員の男性(37)は「今の時代にああいう発言は良くない」とし、「泉さん本人がやめるならクリーンになる」。子育て中で暮らしやすさを実感しているといい、丸谷氏に投票すると話した。
丸谷氏の得票は、11年、15年市長選での泉氏の得票を上回り、19年の出直し市長選での泉氏の最多得票にも迫った(グラフ参照)。林氏は、陣営が県議選明石市選挙区の得票をもとに自公支持層と見込んだ4万票あまりの多くを得たが、丸谷氏に2倍以上の差をつけられた。
林氏は落選後、「候補者本人じゃない人(泉氏)と戦った」と話した。林陣営幹部は「大阪の維新や東京の都民ファーストのような、泉さんによる『ブーム』が起きた」と振り返った。
◇
泉氏に厳しい意見もあった。林氏に投票すると話した会社役員の男性(50)は、「泉氏は暴言もあるし、自分のイメージに反することは言わないから信用できない」。
市内の企業や団体からは「泉氏は子育て支援など関心のあるところは手厚いけど、バランスに欠ける」「企業の声をもっと聞いてほしい」という声も出た。
林陣営が市役所前で開いた街頭演説では、昨年3月に任期途中で辞職した宮脇俊夫元副市長がマイクを握った。宮脇氏は過去の取材に「泉氏の恐怖で職員を動かす手法についていけない」と辞職の理由を話していた。演説では「市長と信頼関係で結ばれてこそ職員の力も存分に発揮される。それができるのは林候補だ」と訴えた。
泉氏自身も「トップダウンで命令するスタイル」と表現する市政運営の手法は、議会や市役所内などに「溝」を残したのも事実だ。
泉氏は丸谷氏の当選後、報道陣に「丸谷さんにしっかり引き継ぐ。私は終わり。今後は基本的に一切口出ししない」と話した。丸谷氏の市長としての手腕に注目が集まることになる。
7735
:
OS5
:2023/05/02(火) 00:48:44
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016276263.shtml
2023/4/23 20:00神戸新聞NEXT
明石市長選で泉市長後継候補が当選確実 元市議の丸谷聡子氏 自公推薦候補が敗北
兵庫県明石市長選は23日投開票され、退任する泉房穂市長(59)が後継指名した元市議の丸谷聡子氏(59)が初当選を確実にした。同市で初めての女性市長となる。
泉市長の政治家引退表明に伴い、いずれも無所属新人3氏が立候補。元市議の丸谷氏と、西村康稔経済産業相(60)らが擁立し自民、公明両党が推薦した元市議の林健太氏(40)を軸とする戦いとなった。
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今回の市長選を巡る動きは、泉氏が昨秋、自民、公明党の市議に「次の選挙で落としてやる」と暴言を浴びせたことが発端となった。「発言の責任を取る」として政治家引退を表明した一方で市長選や市議選に自らが支援する候補者の擁立を打ち出した。
泉氏は3月下旬、市議選の準備をする丸谷氏を後継に指名。丸谷氏は、泉氏の顔が大きく写るポスターを使い「子どもを核としたまちづくりを継続させていく」と訴え、「泉市長の後継」を前面に出した。
西村氏は市長選への候補に林氏を擁立。何度も明石入りするなどして全面支援した。林氏は子育て支援継続とともに、教育費の自己負担ゼロ、インフラの再整備などを掲げたが及ばなかった。(長尾亮太)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016280098.shtml
2023/4/24 21:44神戸新聞NEXT
明石市長選、泉氏VS西村氏 泉氏に軍配、西村氏は維新に秋波も及ばず 「市長選は序章に過ぎない」の声も
暴言問題で退任する泉房穂市長(59)の後任を選んだ兵庫県明石市長選は、後継候補を立てた泉氏と、自民系候補を支援した地元選出の西村康稔経済産業相(60)が激しく火花を散らした。子育て支援策で全国的に知名度がある泉氏。対する西村氏は日本維新の会にも秋波を送り、なりふり構わずに戦ったが、軍配は泉氏に上がった。
「完敗だ。全責任は私にある」。23日夜、西村氏は候補者をねぎらいつつ、自身の責任に言及した。
泉氏が後継指名した元市議の丸谷聡子氏(59)は、自民、公明両党の推薦を受けた元市議の林健太氏(40)らを破り、初当選を決めていた。
従来の市長選で関与を避けてきた西村氏だが、今回は前面に立った。泉氏から敵視された自民市議らの強い求めもあったが、地元で自身の求心力を保つ思惑も透けて見えた。
選挙戦は苦戦を強いられた。絶大な知名度を誇る泉氏に対し、明確な対立軸を示せず、打開策を考えた。その一つが躍進を続ける維新との連携だった。
自民と維新は岸田政権下で対峙するが、関係者によると、林氏側は維新の県組織に推薦を要請。維新から良い返事はなかったが、選挙戦で具現化した場面があった。
2日後に投開票を控えた21日夕、明石駅前。市議選候補者の応援で訪れた維新の馬場伸幸代表(58)に、西村氏と林氏が駆け寄り、握手した。2人を意識しながら馬場氏は声を張り上げた。「皆で力を合わせて改革のうねりを起こしていこうではないか」
この光景は偶然の鉢合わせとされた。自公推薦候補と政党対決を繰り広げていた姫路市長選の応援に向かう馬場氏への配慮もあったとみられる。
◇
「政党や団体に依拠せず、市民は自らまちをつくることを選んだ」。23日夜、丸谷氏の当選で沸く事務所で泉氏は、自公を念頭に勝因を強調した。
昨年10月、自身への問責決議案を巡って、自公の市議に「次の選挙で落としてやる」と暴言をはき、政治家引退を表明。だが、その後も交流サイト(SNS)での発信を続け、人気は衰えなかった。
選挙結果は丸谷氏が7万票以上を集め、林氏にダブルスコアで圧勝。昨秋に立ち上げた政治団体から出た市議選候補5人も全員が当選し、うち4人は得票の上位を独占した。
選挙から一夜明けた24日、泉氏は会見で政治団体の解散を表明。「議会に仲間を増やすために立ち上げたが、市長と議会は二元代表制。市長が一部の議員を束ねるのは本来の姿ではない。きれいに身を引きたい」と覚悟を語った。
ただ、議会と摩擦を繰り返し、県知事選に関心を示す泉氏の動向を懐疑的に見る向きもある。「市長選は序章に過ぎない」(統一選取材班)
明石市
丸谷聡子 77,017票:64.74% 59歳 無所新
林健太 36,944票:31.06% 40歳 無所新推薦・支持:自民 / 公明
中川暢三 04,995票:04.20% 67歳 無所新
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OS5
:2023/05/02(火) 00:50:04
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016268757.shtml
2023/4/21 20:20神戸新聞NEXT
明石市長選、熱帯びる3新人の争い 市政12年…継承か転換か 西村、泉氏「代理対決」の様相も
4月末の任期満了で退任する泉房穂市長(59)の後任を選ぶ兵庫県明石市長選(23日投開票)は新人3人が立候補し、西村康稔経済産業相(60)らが擁立し自民、公明両党が推薦する元市議の林健太氏(40)と、泉市長が推す元市議の丸谷聡子氏(59)が火花を散らしている。泉市政に対する評価も争点となり、自民党や政府の要職を占めてきた大臣と、手厚い子育て支援などで全国的な知名度を誇る市長が街頭で支持を訴え、「代理対決」の様相も見せる。
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「自民、公明党が自信を持って送り出した。国、県、市が一体となり明石を発展させられる」。20日朝、西村経産相はJR西明石駅前で声を張り上げ、隣に立つ林氏を持ち上げた。
一方、前日の19日夜には泉市長が西二見公民館で丸谷氏の応援演説に立ち、生まれ育った地元の有権者に「培ってきた12年の明石をちゃんと引き継いでもらう」と涙を交えて訴えた。
2人はともに明石市の西部、二見の出身。学生時代に東大キャンパスで出会った。泉氏は衆院議員を経て明石で弁護士業務に就き、2011年の市長選で初当選。元経産官僚の西村氏は、同市と淡路島が選挙区の衆院兵庫9区で7期当選を続ける。
昨秋、泉氏は自民、公明党の市議に「次の選挙で落としてやる」と暴言を浴びせた。自身への問責決議案がきっかけで、「発言の責任を取る」として政治家引退を表明。一方で市長選や市議選に自らが支援する候補者の擁立を打ち出し、市議選は「自民、公明以外で過半数」と対抗心を見せた。
自民の市議らが頼ったのが西村氏だった。同氏は2月上旬に市長選への候補者擁立を表明。その後、林氏の名が明らかになった。他の議員の名も挙がったが、西村氏が待ったをかけた。「若い力に期待したい。全責任を取る」。林氏を指名し、決意をにじませた。
林氏は西村氏と同じ場所に事務所を構え、西村氏の秘書や後援会関係者らが選挙活動を支える。市議の一人は「泉氏との代理戦争」と語る。9日に投開票された県議選は、県議会議長も務めた自民のベテラン現職(60)が落選したのに対し、泉氏が立てた新人(34)は2番手候補に対し2倍の得票で圧勝した。選挙期間は西村氏も明石に入り、てこ入れをしただけに、自民関係者に衝撃が走った。
泉氏は3月下旬、市議選の準備をする丸谷氏に立候補を打診。数日後に会見で市長選擁立を表明した。
丸谷氏は、泉氏が立ち上げた政治団体「明石市民の会」の一員として活動。泉氏の顔が大きく写るポスターを使い「子どもを核としたまちづくりを継続させていく」と訴え、「泉市長の後継」を前面に出す。
一方、林氏は泉市政は財政的に持続可能でないとし「税収を増やすため事業者を後押しする。インフラ再整備も進める」と訴える。
注目の選挙に自民、公明の国会議員、地方議員も駆け付ける。ある市議は「泉市長は議会をないがしろにした。自公にとって(市長選は)多様な民意も守る戦いだ」と漏らす。
明石市長選には元加西市長の中川暢三氏(67)も立候補し、「政党や推薦団体の影響を受けない政策本位の選挙にするべき」と主張している。(長尾亮太)
7737
:
OS5
:2023/05/02(火) 00:53:18
>>7712
とか
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230423/2000073145.html
兵庫 芦屋市長選 新人の高島氏 当選
04月23日 23時09分
兵庫県芦屋市の市長選挙は、無所属で新人の高島崚輔氏が、2期目を目指した現職らを抑え、初めての当選を果たしました。
高島氏は26歳で、全国市長会によりますと歴代最年少での当選だということです。
芦屋市長選挙の開票結果です。
▼高島崚輔、無所属・新、当選、1万9779票
▼伊藤舞、無所属・現、1万1981票
▼中島香織、無所属・新、5671票
▼大塚展生、無所属・新、4958票
現職と新人あわせて4人の争いとなった芦屋市長選挙は、無所属で新人の高島氏が、2期目を目指した現職の伊藤氏らを抑えて、初めての当選を果たしました。
高島氏は26歳で、全国市長会によりますと歴代最年少での当選だということです。
高島氏は、若者の海外留学などを支援するNPO法人の理事長を務めていて、去年、アメリカのハーバード大学を卒業しました。
選挙戦では、18歳までの医療費の無償化や、在宅介護を進めるための介護士の待遇改善などを掲げ幅広い世代に支持を訴えました。
抱負について高島氏は「身の引き締まる思いでこれから市民の皆さんと市政を担っていくことができ、非常にわくわくした気持ちだ。さまざまな方と対話を重ねながら、世界で一番住み続けたいと思ってもらえるようなまちづくりを進めていく」と述べました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9daa36dbcd1e5bd656d6ee8ae2856f5d5d819cce
議会との軋轢、市民との溝「不信感招いた」 芦屋市長選 現職伊藤氏、26歳高島氏に敗れる
4/23(日) 22:55配信
神戸新聞NEXT
駆け付けた支援者の前で涙ぐむ伊藤舞氏=芦屋市打出小槌町(撮影・長嶺麻子)
「全て私の力不足。コロナ禍で、議会運営もうまくいかず不信感を招いてしまった」。兵庫県芦屋市長選で2期目を目指した無所属現職の伊藤舞氏(53)は無念さをにじませた。
4年前、自民推薦の元県議と女性同士の一騎打ちとなり、僅差で制して初当選した。しかし議会は自民が最大会派の「ねじれ状態」で、JR芦屋駅南側の再開発は関連予算案が再三否決され、2年にわたって停滞。西宮市とのごみ処理広域化も頓挫するなど混乱が続き、新型コロナ対応では近隣自治体に比べワクチン接種の遅れも指摘された。
それでも「自分の手でまちを前に進めたい」と昨年11月末に立候補表明すると、早朝から駅前に立った。選挙戦では市議選候補との連携も強調。母子保健と児童福祉を一元化した「こども家庭・保健センター」創設などの実績を掲げ「1期目にまいた種が花開こうとしている。もう一度任せてほしい」と訴えた。
だが、前回伊藤氏に投票した有権者からは「4年で何も変わらなかった」との声も上がり、静かに広がっていた市民との溝は埋められなかった。伊藤氏は「今後は一市民として新市長を支え、市の発展に尽くしたい」と振り絞った。(村上貴浩、広畑千春
芦屋市
高島崚輔 19,779票:46.66% 26歳 無所新
伊藤舞 11,981票:28.26% 53歳 無所現
中島香織 05,671票:13.38% 55歳 無所新
大塚展生 04,958票:11.70% 65歳 無所新
7738
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OS5
:2023/05/02(火) 00:55:46
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016286649.shtml
2023/4/26 19:45神戸新聞NEXT
加西市長選 元市長の中川氏が無所属で立候補へ
任期満了に伴う兵庫県加西市長選(5月14日告示、21日投開票)に、元同市長の中川暢三氏(67)が26日、無所属で立候補する意向を明らかにした。近く会見を開き、正式に表明する。
中川氏は加西市出身。信州大卒業後、大手ゼネコン勤務を経て2005年から同市長を2期6年務めた。12年には公募制度で大阪市北区長に起用された。19年の加西市長選や21年の兵庫県知事選、神戸市長選などに立候補して落選。4月23日に投開票された明石市長選にも立候補したが敗れている。
中川氏は、神戸新聞社の取材に「市民に考える材料と選択肢を提供し、しっかりと考えてもらう選挙にしたい」と述べた。
加西市長選には既に、元市教育長の高橋晴彦氏(65)と前副市長の河尻悟氏(47)、市議の深田真史氏(38)が立候補を表明している。(敏蔭潤子)
7739
:
OS5
:2023/05/02(火) 00:56:44
https://www.asahi.com/articles/ASR4R6WN1R4NPIHB01B.html
全国最年少26歳が芦屋市長選で当選 ハーバード大出身、現職ら破る
統一地方選挙2023
真常法彦2023年4月23日 23時36分
兵庫県芦屋市長選で「当選確実」の知らせが入り、支援者から花束を受け取る高島崚輔氏=2023年4月23日午後8時15分、芦屋市大原町、真常法彦撮影
兵庫県芦屋市長選では、26歳の無所属新顔、留学支援NPO理事長の高島崚輔氏が現職ら3氏を引き離し、初当選を決めた。全国市長会によると、1994年の東京都武蔵村山市長選に27歳で当選した志々田浩太郎氏を抜き、史上最年少での当選となった。
当選確実の報を受けた高島氏は「年齢ではなく結果をみてほしい。ただ、若い分走れる。誰よりもフットワークよく進んでいきたい」と話した。若者の政治離れが指摘されていることについては、「社会を変える成功体験のなさが原因。若者を若者扱いせず、良いまちをつくる仲間として、一緒に市政活動を進めていきたい」と語った。
大阪府箕面市出身。米ハーバード大で環境工学を専攻し、再生可能エネルギーの送配電方法などを学んだ。在学中の2019年に芦屋市でインターンを経験して市政に関心を持ち、昨年5月に大学卒業後、芦屋に移り住み、市長選挑戦を決めた。
選挙戦では、子育て支援の拡充、18歳までの子ども医療費無償化、英語教育の充実などを公約に掲げ、「市民との対話を重視した市政の実現」を訴え、幅広い支持を得た。
全国市長会によると、全国の現職市長で最年少は大阪府泉南市の山本優真氏(32)=大阪維新の会=で、昨年4月の初当選時は31歳だった。(真常法彦)
高島崚輔氏の横顔
幼いころは小児ぜんそくに苦しみ、環境問題は常に「自分の問題」だった。高校時代には東日本大震災の被災地で同世代と語らい、日本のエネルギー政策を考えるようになった。米・ハーバード大学では環境工学を専攻。主に再生可能エネルギーの送配電や蓄電の方法を学んだ。
学んだことをどう社会に還元するか。2019年に大学を休学し、インターンとして芦屋市政策推進課で働き、行政の仕組みを学んだ。「自然豊かで住みやすい芦屋のポテンシャルの高さに気づいた。次世代に引き継がねばと思った」。学生の留学を支援するNPO法人の運営にも携わってきた。
中学、高校、大学とラグビー部に所属。「すべての選手がそれぞれの役割を果たさなければトライは生まれない。そこがラグビーの魅力。市政にも『ワンチーム』で取り組みたい」
7740
:
OS5
:2023/05/02(火) 08:40:40
>>7692
泉佐野市 維新含む相乗り
>>6763
ふるさと納税
無投票
千代松大耕 49歳 無所現 当選4回 推薦・支持:自民 / 公明 / 大維
>>7692
富田林市
無投票
吉村善美 58歳 無所現 当選2回 府議(無所属:民主会派→自民会派)
藤井寺市
岡田一樹 19,182票:87.59% 57歳 無所現
堀川国彦 02,717票:12.41% 75歳 無所新
https://www.sankei.com/article/20230424-4FSK4UTMEJPUXFAGQ4K2AMQQ5I/?outputType=theme_localelection2023
大阪・藤井寺市長選 現職の岡田氏が再選
2023/4/24 00:21
任期満了に伴う大阪府藤井寺市長選は無所属現職の岡田一樹氏(57)が、無所属新人の元市職員、堀川国彦氏(75)を制し再選を果たした。
岡田氏は、前回選で初当選を果たすまで行政や政治経験がなく、就任後は「市民目線」を掲げて市役所の窓口改革などを実施した。
選挙戦では子育て支援をより進め、子供を主役とする「子育ち」支援を打ち出したほか、2年後の大阪・関西万博を控え、世界遺産の古市古墳群を活用した観光客の取り込みなどに、周辺自治体とともに取り組みたい考えを示した。
堀川氏は選挙戦で、子供らの安全な通学路の確保や人が集まる場所づくりなどを進めたいと主張。市役所で28年勤務した経験を市政運営に生かすと訴えたが、及ばなかった。
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