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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

7541OS5:2023/03/12(日) 17:27:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/b94f54527dfe5a33eaed61f3674b4346e632b0d3
【独自】兵庫県議選で自民党公認の立候補予定者(36)が自宅で死亡 県連が候補者の選定を急ぐ 神戸市中央区選挙区/兵庫県
3/7(火) 11:02配信
3月31日に告示される兵庫県議会議員選挙で神戸市中央区選挙区からの立候補を予定していた自民党公認の36歳の男性が2月、自宅で死亡していたことが関係者への取材で分かりました。自民党兵庫県連が男性に代わる候補者の選定作業を急いでいます。

自民党兵庫県連

3月31日に告示される兵庫県議選をめぐっては、自民党兵庫県連は2022年12月、神戸市中央区選挙区に、新人で元県職員の三浦将太さん(36)を公認しました。

関係者によりますと、三浦さんは神戸市在住で2月下旬、自宅で死亡しているのが見つかったということです。

県の選挙管理委員会によりますと、2月8日に行われた立候補予定者説明会で神戸市中央区選挙区には、6つの陣営が参加していて、説明会には、三浦さん本人も出席していました。

自民党兵庫県連は3月9日に会議を開き、三浦さんに代わる候補者の選定作業を進める方針です。

7542OS5:2023/03/12(日) 19:36:35
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASR3977HKR36PIHB00Z.html
維新攻めの擁立 各党強める警戒 「のびしろ」の兵庫県 統一地方選
2023/03/10 10:30朝日新聞デジタル

維新攻めの擁立 各党強める警戒 「のびしろ」の兵庫県 統一地方選

兵庫県議選で維新が公認候補を立てる選挙区

(朝日新聞デジタル)

 近く始まる統一地方選挙で、日本維新の会が兵庫県内の公認候補を大幅に増やしている。本格的な「全国政党化」のため地方議員を1・5倍にする党方針を打ち出しており、兵庫はそのカギを握るとの位置づけだ。各地の選挙戦は4年前より激しくなることが予想され、各党は警戒感を強めている。(井岡諒、大下美倫、鈴木春香)

 今月3日、神戸市内の区役所であった市議選立候補予定者の予備審査会場に、1人の男性が訪れた。「急きょ立候補することになりまして」。維新県幹部らとの面接を終え、数日前に選挙へ出ることが決まったという。立候補は初めて。ポスター、のぼりの手配、書類の準備――。「何からやっていいか……」とぽつり。

 県内では、統一地方選の前半戦(4月9日投開票)で県議選と神戸市議選、後半戦(同23日投開票)で4市町長選と11市町議選が行われる。維新はこれらの選挙ですでに計89人の公認候補を発表。最終的には約100人を擁立するとして、前半戦の告示が月末に迫る現在も候補者の選定を続けている。

 4年前と比べ維新の公認候補は急増している。県議選は前回12人だったが、今回は2倍超の29人に。阪神間と神戸市内は全選挙区に擁立する。初めて公認候補を立てる選挙区も14ある(地図参照)。

 神戸市議選の公認も、前回の12人から21人に。市議会では現在、自民、公明に次ぐ第3会派で、第1会派を狙う。後半戦も三木市や播磨町の議員選で初めて公認候補を立てる予定だ。

 党は統一地方選で全国の地方議員を現有の1・5倍となる600人以上に増やす目標を掲げる。「その実現のカギになるのが兵庫県なんです」。2月下旬、兵庫維新の会の片山大介代表は神戸市内で開かれた決起集会で支持者らにそう訴えた。

 県内では直近2回の国政選挙の比例票でいずれも自民を上回りトップだった。党関係者によると、本拠地の大阪は候補者が飽和状態で「最ものびしろがあるのが兵庫」。県議選や神戸市議選の公認候補者数について党本部はノルマを課したという。

 ただ大量の候補者を擁立したことで、人材の質を不安視する声は党内からも上がる。党は2月、神戸市議選の公認候補だった男性について「党の品位を損なう行動があった」と公認を取り消した。

 国政選挙で多くの票を集める一方、西宮、尼崎などの市長選では苦杯をなめてきた経緯もある。兵庫維新の会幹部は「まだ地方議会での実績が足りていない。初心に戻って緊張感をもってやらないと」。

     ◇

 前回無投票だった選挙区が選挙戦になったり、候補者が増えたりすることが予想され、各党は警戒感を強めている。

 県議選の神戸市長田区選挙区で2期目を目指す自民議員は、住宅街に構えていた事務所を今月、人目に付きやすい駅近くの商店街に移した。街頭演説をする場所や活動報告も増やした。後援会幹部は「4年前とは比べようのないほど厳しい選挙。維新とは保守層の奪い合いになる」。

 同選挙区は定数2。4年前は公明、共産の候補と争い2位で当選した。今回はそこに維新の新顔が加わる。長田区は昨年の参院選で選挙区、比例区ともに維新票が自民を上回った。

 立憲民主は今回の統一地方選で公認候補を、前回より7人減の24人とし、守りを固める。昨年の参院選、兵庫選挙区(改選数3)は維新の候補がトップ当選。立憲の候補は、3位に20万票近く離されて落選した。4日の定期大会では、長妻昭政調会長らに支持者から「支持者離れが深刻だ」と厳しい意見が相次いだ。

 強固な支持基盤を持つ公明、共産も、維新に流れる票を懸念している。

 公明党県本部の幹部は「物価高で不満を持つ人々の矛先は政権サイドにいる我々に向けられ、維新が受け皿になっている」と嘆く。強みと自負する市民相談など「地道な活動を訴えていくしかない」。共産党県委員会の幹部も「特に30〜50代に声が届いておらず、一部は維新や自民に流れている」とみる。

 国民民主党県連は「維新は地域のことをよく知らない落下傘の候補が多いのでは。対抗するには地域密着で戦っていくのが大事」と話した。

■統一地方選での県内の公認候補者数(前回→今回)

自民 83→90

立憲 31→24

維新 42→89

公明 69→70

共産 61→52

国民 11→6

社民 3→3

※8日現在。政治家女子48党(旧N党)については、現時点で詳細が不明のため省略した。

7543OS5:2023/03/14(火) 09:03:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/95e5c56d1e3fd65c906a561b4d770e33c738d352
都構想なき大阪ダブル選、割れる非維新 自民、党本部と思惑ずれ
3/14(火) 7:30配信


 自民党の宗清(むねきよ)皇一・大阪府連会長(衆院議員)は2月中旬、法学者の谷口真由美氏(48)らを連れて東京・永田町を訪れ、茂木敏充幹事長と向き合った。府知事選で谷口氏を支援すると報告するためだった。

 知事選には、地域政党・大阪維新の会代表で現職の吉村洋文氏(47)が出馬する。谷口氏はその対抗馬だが、自民の憲法改正草案を批判する著書を過去に出版し、TBSの番組「サンデーモーニング」などのコメンテーターとして政権批判も繰り返してきた。立憲民主党府連も谷口氏を自主支援する。今回の出馬は立憲府連幹部の打診がきっかけで、自民には「敵」に近い存在だ。

 だが、茂木氏は宗清氏の申し出をあっさりと了解したという。「茂木さんは『谷口では勝てない』と考え、大阪自民のことも見限っている。維新の機嫌を取ったのでは」と党関係者は解説する。日本維新の会と立憲の国会での連携にくさびを打ちたい茂木氏はこの前月、吉村氏らと焼き鳥店で会食して維新と距離を縮めていた。

 さらに自民の萩生田光一政調会長は2月24日、東京都内で開いた自身の政治資金パーティーに、日本維新の会前代表で顧問の松井一郎大阪市長を講師として招き、自民府議らが反発するなど、東京と大阪で自民の思惑のずれが垣間見える。

 知事選は大阪市長選とのダブル選で行われる。ダブル選となった2011年以降、維新は3戦全勝。3連敗中の自民府連は候補者探しが難航し、ようやく浮上したのが谷口氏だった。

 ところが、足元で反発が起こる。谷口氏に不満を持つ自民府議の一部が「支援を全力で阻止する」と声を上げるなどし、自民府連は拘束力のない自主支援にとどめた。その後、自民府議3人が「谷口氏を一切支援しない」と文書で表明。大阪府吹田市の自民市議6人も同様の文書をつくり、メディアに公開した。

 自民府連に痛手だったのは、他党を巻き込む「維新包囲網」の形成にも失敗したことだ。維新が掲げる「大阪都構想」の是非が争点だったこれまでのダブル選では、都構想反対で一致する自民や立憲、共産党などが連携して非維新候補を一本化し、各党が実質相乗りで支援してきた。だが、共産系の市民団体が年明け早々、元参院議員の辰巳孝太郎氏(46)の擁立を発表。さらに参政党も歯科医の吉野敏明氏(55)を公認するなど、非維新勢力が分散している。

 背景には、今回は都構想が争点にならないことがある。2度の住民投票で否決され、維新は今回、都構想を公約から外した。代わりの争点として、維新が大阪への誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)が浮上するが、府連内部で賛否が割れる自民と、反対を打ち出す共産の主張は足並みがそろわず、候補者の一本化はならなかった。

 こうした状況のなか、維新はダブル選と同日選となる府議選と大阪市議選で過半数の獲得を目指す。市議会では過去に過半数を得たことがなく、都構想の住民投票実現などで公明党の協力を仰がざるを得なかった。見返りに公明が議席を持つ関西の衆院6選挙区に候補を立てない配慮をしてきたが、過半数を奪えば遠慮が不要になる。維新のあるベテラン府議は「都構想という看板はなくなったが、局面を変えるチャンスだ」ともくろむ。【隈元悠太、石川将来、澤俊太郎】

 統一地方選のスタートを切る9道府県知事選の告示が23日に迫った。選挙の構図や注目点を報告する。

 ◇大阪府知事選立候補予定者

 ※氏名(ルビ)、年齢、肩書、所属の順

吉村洋文(よしむら・ひろふみ)47党代表 大維現①

辰巳孝太郎(たつみ・こうたろう)46元参院議員 無新=[共]

佐藤さやか(さとう・さやか)34薬剤師 政新

吉野敏明(よしの・としあき)55歯科医 参新

稲垣秀哉(いながき・ひでや)53執筆業 諸新

谷口真由美(たにぐち・まゆみ)48法学者 無新

7544OS5:2023/03/14(火) 09:34:04
https://www.nara-np.co.jp/news/20230312220441.html
2023.03.12
維新が「台風の目」 御所市区などベテラン引退の影響注目 - 奈良県議選の情勢(上)
 任期満了に伴う奈良県議選(3月31日告示、4月9日投開票)は告示まで1カ月を切った。同選にはこれまでのところ16選挙区、定数43人に対し、67人が立候補の意思を表明。今回の選挙で台風の目となりそうなのが13選挙区に16人の公認候補を立てる日本維新の会だ。同党は知事選と連動して各地で活発に動いており、他陣営は強く警戒。維新が現有3議席から大きく議席を伸ばすことになれば、改選後の議会運営にも影響を及ぼすこととなり、今後の県議会の在り方を決める重要な選挙戦となる。ベテランの引退や新人が多数立つなど激戦が予想される選挙区の情勢を探る。(文中敬称略)

7545OS5:2023/03/14(火) 10:15:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd837ed184065d04656a70041efabd417cbe3bfa
奈良県知事選 山下氏が先行、平木・荒井両氏追う - 奈良新聞トレンド調査
3/8(水) 11:31配信
奈良新聞デジタル
(写真:Nara newspaper)

 任期満了に伴う奈良県知事選(23日告示、4月9日投開票)で、奈良新聞社は4、5日の両日、JX通信社(東京都)と共同で、県内の有権者を対象に電話調査(トレンド調査)を行い、立候補を表明している4氏への支持動向などを探った。これまでのところ、日本維新の会公認で元生駒市長の新人山下真氏(54)が先行し、元総務官僚の新人平木省氏(48)、5選を目指す現職荒井正吾氏(78)が続く。3月に入って出馬表明した大和郡山市議の新人尾口五三氏(72)は出遅れている。ただ、投票先を「まだ決めていない、わからない」という人が3割おり、情勢は流動的だ。

 回答者の年齢は70歳代が32.64%と最も多く、60歳代20.50%、50歳代14.83%と続いた。性別は男性48.76%、女性51.24%。居住地別では北部が50.95%、中部32.44%、南部10.85%だった。

 知事選については、約9割が「大いに関心がある」、または「ある程度関心がある」と回答。4期16年の荒井県政について、「評価する」との回答は「ある程度」を含めても3割弱にとどまった。

 また、知事の妥当な任期については「2期8年」が半数近くとなり、「1期」「3期」を合わせると約85%に上った。多選に否定的な意見が多数を占めた。

 重視する争点では「医療・介護・福祉」を選んだ人が最も多く4割近くを占めた。次いで「経済・雇用対策」「教育・子育て支援」と続いた。

 支持政党については「支持政党なし」が4割と最も多く、自民党、日本維新の会が続いた。

 支持政党別に投票先を見ると、自民党支持層の4割が平木氏を支持する一方、2割は荒井氏に投票すると回答。国政で自民党と連立を組む公明党の支持層は4割が荒井氏を投票先に選んだ。保守分裂状況が調査結果からも浮き彫りとなった。

 一方、山下氏は維新支持層の7割、共産党の推薦を受ける尾口氏も共産党支持層の7割と、着々と地盤を固めている。立憲民主党は平木氏支持を決めているが、支持層の3割強が山下氏を選んでいた。

 最も多かった「支持政党なし」は4割強が投票先を「まだ決めていない」と回答しており、無党派層の取り込みが勝敗の鍵となってきそうだ。

7546OS5:2023/03/14(火) 10:32:53
>>7542
党は2月、神戸市議選の公認候補だった男性について「党の品位を損なう行動があった」と公認を取り消した。

同市議選の北区選挙区で公認予定だった新人藤本昌弘氏の公認を取り消した。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202302/0016091074.shtml
2023/2/27 19:30神戸新聞NEXT

兵庫維新 県議選と神戸市議選で12人を追加公認
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 日本維新の会の兵庫県組織「兵庫維新の会」は26日、4月の統一地方選で予定される兵庫県議選と神戸市議選の公認予定者12人を追加で発表した。一方、同市議選の北区選挙区で公認予定だった新人藤本昌弘氏の公認を取り消した。今後も擁立を進める方針という。公認予定者は次の通り。(敬称略、かっこ内は選挙区、「新」は新人、表記なしは現職)

 【県議】小林隼人(丹波篠山市、新)▽田中秀典(小野市、新)▽斉藤真大(川西市・川辺郡)▽徳安淳子(尼崎市)▽大原隼人(同、新)▽赤井浩康(高砂市、新)▽小寺健太郎(加古郡、新)

7547OS5:2023/03/14(火) 13:41:12
https://mainichi.jp/articles/20230313/k00/00m/010/198000c
都構想なき大阪ダブル選、割れる非維新 自民、党本部と思惑ずれ
政治

速報

地方選挙

大阪
毎日新聞 2023/3/14 07:30(最終更新 3/14 07:30) 1563文字
会談で憲法改正などの分野では協力を進めるとした自民党の茂木敏充幹事長(右から2人目)と日本維新の会の馬場伸幸代表(同3人目)。東京では自民と維新の関係強化も進む=国会内で2023年1月17日午後4時31分、竹内幹撮影拡大
会談で憲法改正などの分野では協力を進めるとした自民党の茂木敏充幹事長(右から2人目)と日本維新の会の馬場伸幸代表(同3人目)。東京では自民と維新の関係強化も進む=国会内で2023年1月17日午後4時31分、竹内幹撮影
 自民党の宗清(むねきよ)皇一・大阪府連会長(衆院議員)は2月中旬、法学者の谷口真由美氏(48)らを連れて東京・永田町を訪れ、茂木敏充幹事長と向き合った。府知事選で谷口氏を支援すると報告するためだった。

 知事選には、地域政党・大阪維新の会代表で現職の吉村洋文氏(47)が出馬する。谷口氏はその対抗馬だが、自民の憲法改正草案を批判する著書を過去に出版し、TBSの番組「サンデーモーニング」などのコメンテーターとして政権批判も繰り返してきた。立憲民主党府連も谷口氏を自主支援する。今回の出馬は立憲府連幹部の打診がきっかけで、自民には「敵」に近い存在だ。


 だが、茂木氏は宗清氏の申し出をあっさりと了解したという。「茂木さんは『谷口では勝てない』と考え、大阪自民のことも見限っている。維新の機嫌を取ったのでは」と党関係者は解説する。日本維新の会と立憲の国会での連携にくさびを打ちたい茂木氏はこの前月、吉村氏らと焼き鳥店で会食して維新と距離を縮めていた。

 さらに自民の萩生田光一政調会長は2月24日、東京都内で開いた自身の政治資金パーティーに、日本維新の会前代表で顧問の松井一郎大阪市長を講師として招き、自民府議らが反発するなど、東京と大阪で自民の思惑のずれが垣間見える。


 知事選は大阪市長選とのダブル選で行われる。ダブル選となった2011年以降、維新は3戦全勝。3連敗中の自民府連は候補者探しが難航し、ようやく浮上したのが谷口氏だった。

 ところが、足元で反発が起こる。谷口氏に不満を持つ自民府議の一部が「支援を全力で阻止する」と声を上げるなどし、自民府連は拘束力のない自主支援にとどめた。その後、自民府議3人が「谷口氏を一切支援しない」と文書で表明。大阪府吹田市の自民市議6人も同様の文書をつくり、メディアに公開した。


 自民府連に痛手だったのは、他党を巻き込む「維新包囲網」の形成にも失敗したことだ。維新が掲げる「大阪都構想」の是非が争点だったこれまでのダブル選では、都構想反対で一致する自民や立憲、共産党などが連携して非維新候補を一本化し、各党が実質相乗りで支援してきた。だが、共産系の市民団体が年明け早々、元参院議員の辰巳孝太郎氏(46)の擁立を発表。さらに参政党も歯科医の吉野敏明氏(55)を公認するなど、非維新勢力が分散している。

 背景には、今回は都構想が争点にならないことがある。2度の住民投票で否決され、維新は今回、都構想を公約から外した。代わりの争点として、維新が大阪への誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)が浮上するが、府連内部で賛否が割れる自民と、反対を打ち出す共産の主張は足並みがそろわず、候補者の一本化はならなかった。

大阪城とキタのビル群(奥)。大阪では4月に府知事・大阪市長のダブル選が行われる=大阪市内で2021年8月4日、本社ヘリから加古信志撮影拡大
大阪城とキタのビル群(奥)。大阪では4月に府知事・大阪市長のダブル選が行われる=大阪市内で2021年8月4日、本社ヘリから加古信志撮影
 こうした状況のなか、維新はダブル選と同日選となる府議選と大阪市議選で過半数の獲得を目指す。市議会では過去に過半数を得たことがなく、都構想の住民投票実現などで公明党の協力を仰がざるを得なかった。見返りに公明が議席を持つ関西の衆院6選挙区に候補を立てない配慮をしてきたが、過半数を奪えば遠慮が不要になる。維新のあるベテラン府議は「都構想という看板はなくなったが、局面を変えるチャンスだ」ともくろむ。【隈元悠太、石川将来、澤俊太郎】

 統一地方選のスタートを切る9道府県知事選の告示が23日に迫った。選挙の構図や注目点を報告する。

大阪府知事選立候補予定者
 ※氏名(ルビ)、年齢、肩書、所属の順

吉村洋文(よしむら・ひろふみ)47党代表 大維現①

辰巳孝太郎(たつみ・こうたろう)46元参院議員 無新=[共]

佐藤さやか(さとう・さやか)34薬剤師 政新

吉野敏明(よしの・としあき)55歯科医 参新

稲垣秀哉(いながき・ひでや)53執筆業 諸新

谷口真由美(たにぐち・まゆみ)48法学者 無新

7548OS5:2023/03/14(火) 13:41:55
https://mainichi.jp/articles/20230303/k00/00m/010/083000c
維新改革で削られる議員定数 共産襲う「宝の議席」消滅の危機
石川将来  半世紀以上、守ってきた議席がなくなるかもしれない。共産党を今、こんな不安が覆う。

 1951年の第2回統一地方選以来、議席を有する大阪府議会だ。現在は2人の府議がいるが、4月の府議選ではどちらも当落線上にある。

 党の志位和夫委員長も1月に大阪を訪れ、「宝の議席を絶対に守り抜く」と党員らを鼓舞した。そして、こんな「実績」を披露した。条例の制定などについて府に要望や意見を述べる「請願」を府民が出すには府議の紹介が必要だが、2019年4月からの3年間で府議会に提出された約136万人分の請願のうち、9割を超える約127万人分は共産府議のみが紹介した――。「かけがえのない懸け橋の役割を果たしている」と志位氏は強調する。

「コスパ重視」で定数3割削減
 共産が議席消滅の危機にある理由は、府議会で進む議員定数削減の影響が大きい。今回の選挙で、定数は9減の79になる。大阪(人口約884万人)と人口規模が近い神奈川県議会(定数105)や愛知県議会(定数102)と比べると、かなり少ない。人口あたりの議員数は都道府県議会では最少で、府議会には「日本一スリムな議会」をアピールする声もある。

 この定数削減を進めたのが、「身を切る改革」を党是とする地域政党「大阪維新の会」だ。府議会で過半数を占める勢力を背景に、定数条例改正案を自民・公明の両会派と共同提案して成立に持ち込んだ。定数9減により議員報酬や政務活動費など4年間で約7億円の経費削減になるという。

 維新が10年に誕生して以来、定数削減が決まるのは2回目だ。15年府議選の前にも21減の大幅削減を実現させており、約10年間で定数を109から79へ約3割減らしたことになる。維新はその必要性を「財政は依然厳しく、最少の経費で最大の効果を上げる」(条例案提案理由)と訴える。

 だが、こうした「コストパフォーマンス重視」の定数削減の陰で、府議会が全国でも異例の姿に変容していることはあまり知られていない。

7割近くが「小選挙区…

毎日新聞 2023/3/6 06:30(最終更新 3/6 19:06)

7549OS5:2023/03/14(火) 21:37:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/09d0187d05cd616407326a1b3ed466d6dfddd16b
政党色薄めるも熱量に差、アップデート 同床異夢の選挙戦か
3/14(火) 20:29配信
任期満了に伴う大阪府知事、大阪市長のダブル選(4月9日投開票)で地域政党「大阪維新の会」に対抗する政治団体「アップデートおおさか」は、非維新系議員の自主支援を受け、政党色を極力出さずに「市民派」として浸透を図る狙いだ。ただ統一地方選を控えた議員側は、自身の集票にプラスになるかどうかで動く打算が見え隠れし、同床異夢の選挙戦になる恐れもある。

11日、大阪市中央区のビル1階に入ったガラス張りの事務所。アップデートが知事選に擁立する法学者の谷口真由美氏(48)、市長選に擁立する市議の北野妙子氏(63)は事務所開きのあいさつで「ガラス張りの行政」「透明性」を訴えた。

谷口、北野両氏を自主支援する自民党府連や立憲民主党府連からは、国会議員秘書ら事務方が駆け付けたが、議員は自民の川嶋広稔(ひろとし)市議ぐらい。関係者は「政党色など、いろいろ事情がある」と漏らした。

アップデートが政党色を薄める狙いは非維新勢力の結集にある。市長選は維新新人の府議、横山英幸氏(41)に対し、政党の支援を受ける非維新系候補者は北野氏に一本化される予定だが、知事選は奏功しているとはいいがたい。

現職で維新代表の吉村洋文氏(47)と対決する非維新勢力としては、谷口氏のほか、共産党が推薦する元参院議員の辰巳孝太郎氏(46)▽参政党公認の歯科医、吉野敏明氏(55)▽政治家女子48党公認の薬剤師、佐藤さやか氏(34)-が並び立つ見通しだ。

こうした状況で推薦を求められていない自民は府連会長の宗清皇一衆院議員と川嶋氏がアップデートとの窓口になり、一部の府議や市議、国会議員秘書が支援に回る。立民は府連代表の森山浩行衆院議員に加え、辻元清美参院議員も政治資金パーティー券の販売に協力。「資金はそこまで出せないが、人は出す」とのスタンスで支援に関わっているという。

人員面で組織態勢をカバーするのは、労働組合の連合大阪だ。関係者は「谷口氏の支援は連合が、北野氏のバックアップは自民がそれぞれ受け持つと聞いているが、具体的なことは分からない」と首を振った。

こうした言葉を反映するように今月1日に開かれ、千人超の参加者が集まったアップデートの政治資金パーティーでは、熱量の差が露呈した。

自民府連所属の大阪市議は約20人の大半が出席したが、府議は10人に満たなかった。パーティーがお開きに近づくと地方議員らは足早に出口へ向かい、参加者と握手を交わして「これまで同様、よろしくお願いします」と頭を下げた。

「アップデートへの反発が強くない人間が来ているだけ。北野さんへのはなむけでもある」。ある議員は「消極的付き合い」を強調する一方、「パーティーに来るのは自民支持層だけではない」として、自身の選挙に向けた集票活動が参加の動機と明かす。

アップデート関係者は、ため息交じりに漏らした。「統一地方選が本格化すれば、各議員も谷口氏と北野氏を支援している場合ではなくなる。『市民派』は非維新票を獲得するために必要かもしれないが、まともに戦えない可能性もある」(五十嵐一、土屋宏剛)

7550OS5:2023/03/16(木) 20:13:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/9645d8c50b1731963352e62cb7d71fea3b3ef57a
大阪ダブル選で公明が自主投票 衆院選見据え対決を回避か
3/16(木) 19:07配信

毎日新聞
大阪ダブル選の主な立候補予定者と各党の反応

 大阪府知事・大阪市長のダブル選(4月9日投開票)で、公明党は16日、自主投票に決めたと発表した。前回ダブル選で公明は自民党の擁立候補を府本部推薦のかたちで支援したが、今回は次期衆院選を見据えて地域政党・大阪維新の会との対決を回避したとみられる。

 この日、公明の石川博崇・府本部代表が記者会見し「(候補から)推薦の要請がなかった。(統一地方選の)地方議員選挙に全力を入れたい」などと理由を説明した。

 公明の態度決定を受け、主要政党の支援構図が固まった。維新は、知事選で現職の吉村洋文氏(47)を公認。維新に対抗する政治団体「アップデートおおさか」は法学者の谷口真由美氏(48)を擁立し、自民と立憲民主党が自主的に支援する。共産党は元参院議員の辰巳孝太郎氏(46)を推薦。参政党は歯科医の吉野敏明氏(55)、政治家女子48党は薬剤師の佐藤さやか氏(34)をそれぞれ公認する。他にも政治団体が候補を立てる方針だ。

 市長選は維新が公認する府議の横山英幸氏(41)と、アップデートが擁立する市議の北野妙子氏(63)らが出馬を予定している。自民と立憲は知事選と同様に北野氏を自主支援する。共産は非維新候補を一本化させるため独自候補の擁立を見送った。ただし、北野氏と政策が異なるとして党として自主支援はしない。【隈元悠太】

7551OS5:2023/03/17(金) 08:57:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b950d8a04c171ab7376b699b8eff49d01ef990b
高市氏一任で混乱 自民県連の分断深めた「シナリオ」 奈良知事選
3/17(金) 7:15配信



 奈良県知事選(4月9日投開票)で、自民党県連会長を務める高市早苗・経済安全保障担当相の政治手腕に疑問の声が上がっている。推薦を求めた現新2氏への対応を巡って県連内が混乱。高市氏との意見の食い違いを理由に、選挙対策委員長の県議が役職の辞任届を出すほど事態は深刻化している。県連は支援態勢の一本化を調整するよう党本部に求めているが、収束する気配は見えない。

 ◇議論紛糾、高市氏に一任で最終決定

 「選挙対策委員会で決定したこと。一致団結し、推薦した候補を勝たせる」。知事選の対応を決めた1月15日の県連選対委員会の終了後、高市氏は報道陣にこう強調した。

 県連はこの日、無所属新人の元総務官僚、平木省氏(48)を推薦する方針を決め、党本部に上申することになった。平木氏は高市氏が総務相だった時に大臣秘書官を務めた「側近」とされる人物。5選を目指して推薦を求めていた無所属現職、荒井正吾氏(78)への支援は見送ることになった。県連はこれまで荒井氏を推薦してきた経緯がある。

 選対委員会での議論は紛糾した。会合は非公開で、代理を含めて委員の国会議員や県議ら計24人が出席。4期にわたる県政運営を評価して荒井氏を支援すべきだという声と、若返りのために平木氏を推す意見がそれぞれあった。党本部への相談を求める案も出た。しかし、高市氏は「絶対に決める」と、この日の決定に固執。最終的に判断は高市氏に一任されることになり、平木氏の推薦方針が決まった。

 実はこの選対委員会が開かれる数日前、一部の出席者に「県連選対委員会の進め方」と題した数枚の紙が示された。毎日新聞が入手した文書には、荒井氏を推す意見にどう反論するかや、平木氏推薦に反対する意見への対処法が記されている。採決をとらないようにするとの注意書きもあった。複数の委員へ取材すると、実際に当日、文書と同様の発言をした委員が複数おり、事前のシナリオに近い形で進められた。ある委員は「もし採決していたら、荒井氏と平木氏は拮抗(きっこう)した結果となっていたはずだ」と取材に明かした。

 「えげつない。そこまでやるのか」。文書の存在を知った荒井氏は、逆に出馬への意欲を強めた。自民党参院議員を務めた経験などから党のベテラン国会議員らに人脈を持つ荒井氏は、県連の決定に納得がいかず、選対委員会の2日後に上京して党幹部らに異議を唱えた。党幹部も選対委員会の文書の内容を把握していたという。

 これに対し、平木氏を支持する県議や首長らは2月21日、党本部で茂木敏充幹事長と面会。選考過程の正当性を説明し、平木氏の推薦を認めるよう求めた。荒井氏、平木氏の両陣営から支援の一本化を求められた党本部は、対応に頭を悩ませている。

 一本化が進まぬ状況を憂慮したのか、高市氏は27日、自身のツイッターで知事選について18回連続で投稿。「正当な手続きを経て奈良県連推薦を決定した平木しょう氏にも未(いま)だ党本部推薦が出ない理由は不明です」と記すほど事態は混乱している。

 県連では高市氏ら幹部と意見の食い違いがあったとして、選対委員長の県議が辞任届を提出した。この県議は荒井氏の政治資金パーティーに出席し、荒井氏と固い握手を交わした。ある県連幹部は「党が一丸となって知事選に臨む態勢は、もう崩壊した」とため息をつく。

7552OS5:2023/03/17(金) 08:57:47
 ◇「高市氏はやり方がまずかった」

 荒井氏への包囲網が敷かれたのは、2022年9月に高市氏が県連会長に就いた直後からだ。県政関係者によると、高市氏を支援するベテラン県議や高市氏の秘書が10月に荒井氏を訪ねた。荒井氏がその場で見せられたのは、党本部が実施したとされる情勢調査結果だ。日本維新の会、共産が候補を擁立すれば荒井氏は苦戦するとの内容だったという。

 不出馬を迫られていると受け取った荒井氏は反発。12月に平木氏が出馬を表明した後、年末に党本部の森山裕・選対委員長と極秘で面談した。そこで党本部から出馬への一定の理解が得られたと見込むと、年明け早々の1月4日に立候補を表明した。

 保守分裂の事態に、ある県連幹部は嘆いた。「高市氏はやり方がまずかった。荒井氏としっかり対話もせずに平木氏の擁立に動いたことで、分裂を招いてしまった」

 一方、県政界には荒井氏への不満も広がっていた。市町村の首長の大半は、荒井氏の後援会の代表に就いていた。21年の政治資金収支報告書によると、荒井氏は県内39市町村ごとに後援会を置き、そのうち38後援会の代表が首長だった。

 知事は市町村に対する補助金などで大きな権限を持つ。県より弱い立場の市町村のトップが選挙支援を担う後援会代表を兼ねていることに、一部からは「踏み絵を踏まされている」という声もあった。ある県議は「荒井氏の知事としての成果は素晴らしいが、高齢多選批判もある」と指摘する。

    ◇

 自民の混乱を突くように、維新は弁護士で元奈良県生駒市長の山下真氏(54)を擁立した。告示1カ月前の2月23日にはさっそく、全国的な知名度を誇る吉村洋文・共同代表(大阪府知事)が街頭で支援を呼び掛ける力の入れようだ。大阪府以外で初の公認知事誕生を目指す維新。自民はどう挑むのか。告示が3月23日に迫るが、保守分裂のまま選挙戦に突入する公算が大きく、高市氏の対応に注目が集まる。

 知事選には共産推薦の新人で元奈良県大和郡山市議、尾口五三氏(72)と、無所属新人で元中学校講師の西口伸子氏(68)も出馬する意向を示している。【久保聡】

7553OS5:2023/03/17(金) 20:05:13
https://www.asahi.com/articles/ASR3H7QZ4R3FPOMB00S.html?iref=pc_snk_local2023_news_list_n
奈良県知事選 出遅れた維新、保守分裂を歓迎
統一地方選挙2023維新公明立憲

米田千佐子 上田真美 清水謙司2023年3月16日 10時15分

 2月下旬の桜井駅前。日本維新の会の宣伝車の上で、弁護士で元生駒市長の山下真氏(54)の隣には、党共同代表で大阪府知事の吉村洋文氏(47)が立つ。「奈良でやっぱりね、民間のリーダー。これを生み出してもらいたい」

 山下氏は過去に奈良市長選や奈良県知事選に立候補したが、今回は初めて維新公認の立候補予定者として選挙に向かう。

 立候補表明が早いほど、名も広がり選挙を戦いやすい。だが、山下氏の表明は1月末。維新が擁立を検討しているとして名前が公になったのも1月下旬。昨年末から自民党などの保守勢分裂のムードが漂い、維新が利を得る状況ながら出遅れた。山下氏は「新しい感覚のリーダーが県政のかじ取りをする必要性、有用性を訴え、足で稼ぐしかない」。

 背景には、維新県総支部前代表の前川清成衆院議員(60)の存在がある。前回知事選に無所属で立候補しており、維新公認で衆院議員の議席を得た後も、知事選に意欲的だったとされる。

 しかし、2021年衆院選の事前運動に関して、公職選挙法違反の疑いで在宅起訴された。県総支部幹部らは「前川さんが(知事選に)出たがっている以上、判決待ち」と繰り返した。県内政界では著名人の名前などが浮かんでは消えた。

 今年1月、奈良地裁は有罪判決を言い渡した。前川氏は代表を辞任し、控訴。その直後、維新は山下氏で動き出すことを実質的に決めた。

 先立って立候補を表明している元総務省官僚の平木省(48)、現職の荒井正吾(78)の両氏をめぐり今も保守分裂の解決の糸口は見えない。この現状に、維新県総支部幹部は「(分裂のまま)いけいけ」と歓迎する。

 維新関係者は15年の知事選でも山下氏のポスター貼りを手伝うなどしており、付き合いは長い。市民運動をきっかけに政治家への道を歩き出した山下氏に対し、改革派で維新と相性が良いとの評価がある一方、「維新の理念と山下さんの思いが小異で済むのか」と懸念する声もある。

     ◇

 保守分裂は他党にも影響を及ぼしている。平木氏と荒井氏は公明、立憲民主、国民民主の各党と、連合に推薦を求めた。

 公明県本部は現時点でも対応を協議中だ。県本部の幹部は「とにかく一本化をして欲しい。直前まで諦めずに見守りたい」としており、態度の決定は今月23日の告示ぎりぎりになりそうだ。

 立憲県連は年初まで独自候補擁立を模索したが断念。2月下旬に平木氏の県連支持を決めた。国民県連は今月初旬、荒井氏への推薦を党本部に上申したが見送られ、県連推薦にとどまった。

 連合奈良は自主投票とした。西田一美会長は、支持団体の立憲、国民の対応が分かれたことについて「悩ましい」とこぼした。

     ◇

 日本共産党県委員会などでつくる「憲法をくらしに生かすあったか県政の会」は県議選に立候補予定だった元大和郡山市議、尾口五三氏(72)を擁立した。昨夏から候補者擁立を模索してきたが、2月半ばに尾口氏に打診し、下旬に共産の推薦が出る、ぎりぎりのスケジュールになった。尾口氏は「街頭でしっかり訴えていきたい」と話した。

 陣営関係者は、若い世代や女性らとも交渉していたが、擁立には至らなかったと明かす。「県民本位で県政を批判する人がいなかった」と擁立の背景を語る。

 知事選にはこのほか、中学校講師の西口伸子氏(68)が立候補を表明している。(米田千佐子、上田真美、清水謙司)

7554OS5:2023/03/18(土) 08:24:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfdddf03cfa49c9b2e06f889104df12048fd5c5f
奈良知事選、割れた自民の絶望 隙狙う維新「ここは、うちが」
3/18(土) 7:30配信

 奈良県知事選は、5選を目指す現職の荒井正吾氏(78)と県連会長の高市早苗・経済安全保障担当相が推す新人の元総務官僚、平木省(しょう)氏(48)の支援を巡って自民党県連内が二分されている。高市氏や党本部が調整を探るが、事態を収拾できていない。一方、自民分裂の隙(すき)を狙う日本維新の会は奈良県生駒市の前市長で弁護士の新人、山下真氏(54)を擁立し、大阪府以外で初の公認知事誕生をうかがう。

 「初の民間出身知事を誕生させよう」

 2月23日、県中部の桜井市での山下氏の街頭演説。駆けつけた維新の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は、奈良では戦後、官僚出身知事による県政支配が続いてきたと指摘し、こう語った。県内各地で吉村氏らの街頭演説に聴衆が多く集まり、関係者は期待を膨らませる。「奈良は、うちがもらう」と党幹部の鼻息は荒い。

 一方、これまで現職知事を支えてきた自民県連内部の亀裂は深い。

 旧運輸省(現国土交通省)を経て参院議員から知事に転じた荒井氏を巡っては、高齢多選への批判があるほか、公共事業に重点を置いた県政運営を疑問視する声も上がっていた。2022年9月に高市氏が県連会長に就くと、高市氏に近い議員らが世代交代を模索するようになる。その中で12月に出馬を表明したのが、高市氏の総務相時代の大臣秘書官で、いわば「側近」の平木氏だった。

 これに強く反発した荒井氏は、森山裕党選対委員長ら旧知のベテラン国会議員に進退を相談。手応えを感じた荒井氏は「党本部の一定の理解が得られた」と年明けの1月4日、出馬表明に踏み切った。平木、荒井両氏の推薦依頼を受けた県連は対応を協議するもまとまらず、高市氏への一任で平木氏推薦を決めた。しかし、荒井氏に近い県議らは納得せず、県連選対委員長の県議が役職の辞任届を出す事態に発展した。

 「荒井知事には何度も面会を申し入れているが、私とは会わないということだ。一本化へ頭を下げる選択肢はない」。平木氏の決起集会では強気の姿勢も見せた高市氏だが、2月末を迎えても平木氏の党本部推薦が得られない状況にいら立ちを募らせた。自身のツイッターで、知事選について18回連続で投稿。「正当な手続きを経て県連推薦を決定した平木氏にも未(いま)だ党本部推薦が出ない理由は不明です」

 3月に入り、高市氏は荒井氏の自宅を訪ねたが、面会は実現しなかった。荒井氏の側近は引くのは高市氏側だと主張し、「荒井さんは絶対に降りない」と明言。荒井氏も「奈良を良くするために正々堂々と戦う」と譲らない。

 党本部は森山氏が2月下旬に奈良を訪れるなどして一本化を目指してきたが、現時点で奏功していない。党幹部は、党本部として平木氏に推薦を出していない理由について「県連内でも意見が割れており判断が非常に難しい」と語り、静観する方向だ。候補者の選考段階から高市氏の根回しが不十分との意見もあり、党本部側があえて火中の栗を拾う必要はないとの考えだ。

 また、放送法の「政治的公平性」をめぐる総務省文書問題も影を落とす。当時総務相だった高市氏が「捏造(ねつぞう)だ」などと主張して国会審議で野党から連日追及を受ける事態となっており、党内からは「この問題も選挙のプラスにならない。もし平木氏が負ければ高市氏の責任問題に発展するだろう」と突き放す声が上がっている。

 いまだ一枚岩になれない自民県連には絶望感すら漂う。ある県連幹部は、こう恨み節を漏らした。「党本部はもっと本気で一本化に動いてほしい。維新に(知事を)取られてもいいということか」【久保聡】

 ◇奈良県知事選立候補予定者

 ※氏名(ルビ)、年齢、肩書、所属の順

山下真(やました・まこと)54弁護士      維新

尾口五三(おぐち・いつぞう)72[元]市議    無新[共]

荒井正吾(あらい・しょうご)78[元]参院議員  ④無現

西口伸子(にしぐち・のぶこ)68[元]中学講師  無新

平木省(ひらき・しょう) 48[元]総務省課長 無新

7555OS5:2023/03/20(月) 08:32:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6a1599cf2dfe1581b301c23af7cda2e97f21cae
「常勝関西」公明、大阪の統一選で危機感…定数削減・維新が積極擁立
3/20(月) 7:10配信
 公明党が4月の統一地方選で、大阪での戦いに危機感を強めている。地域政党・大阪維新の会が積極的に候補者の擁立を進めていることに加え、大阪府議選や大阪市議選で定数が削減されるためだ。統一選の結果次第では、次期衆院選に影響を与える可能性がある。

 公明の山口代表は19日夕、大阪府茨木市でマイクを握り、「公明党の地方議員は宝物だ。全国津々浦々、声をしっかり受け止め、政策として実現していく」と訴えた。山口氏の大阪入りは少なくとも今年4回目で、他の幹部も相次いで投入している。

 かねて支持母体の創価学会は関西で強い組織を誇り、選挙の強さから「常勝関西」と呼ばれてきた。公明は、統一選で実施される大阪府議選と同府内23市町議選には、全国で擁立する計1555人の1割近くにあたる135人を擁立する。

 しかし、2010年に維新が設立されて以降、公明は11年の大阪府議選で現職1人が落選するなど、大阪府内の統一選で3回連続で「全員当選」を逃した。

 維新は今回、定数が88から9減る大阪府議選で、前回より1人多い56人を擁立する予定だ。定数が83から2減る大阪市議選でも、初の過半数獲得を目指して強気の擁立を進め、公明現職が再選を狙う港区選挙区(定数2)で2人目の候補擁立をする。

 過去4回の衆院選では、維新は「大阪都構想」を巡る住民投票での協力と引き換えに、公明が候補を抱える大阪と兵庫の6小選挙区で擁立を見送ってきた。ただ、都構想が事実上頓挫したことで次期衆院選での選挙協力は白紙となっており、公明幹部は「維新が統一選で躍進すれば、対抗馬を立ててくる」と警戒している。

7556OS5:2023/03/20(月) 08:32:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/57303ead9661238d2748703bba52294dc278023f
公明、「常勝関西」に危機感 維新と共存関係に変化も
3/20(月) 7:06配信
 公明党は4月の統一地方選で、大阪を中心とした関西での議席維持に危機感を強めている。

 支持母体の創価学会の基盤が強く「常勝関西」を誇ってきたが、日本維新の会が勢力を拡大しているためだ。4月9日投開票の大阪市議選で維新の単独過半数を許せば、衆院小選挙区ですみ分けてきた維新との「共存関係」に変化が生じる可能性もある。

 「公明党の地方議員は宝物だ。そのネットワークを生かした政策実現力も党の最大の特長だ」。山口那津男代表は19日、大阪府茨木市内での街頭演説で訴え、支持拡大を呼び掛けた。山口氏は2月も大阪に入り、他の幹部も相次ぎ訪れている。

 公明党にとって、大阪は1956年参院選で国政初の議席を得た特別な場所だ。現有の衆院小選挙区9議席のうち6議席は大阪と兵庫で獲得。しかし、大阪は統一地方選で2011年以降3回連続で「取りこぼし」が続き、21年衆院選では比例近畿ブロックの議席を4から3に減らし、勢いに陰りが見える。

 今回の統一選でも、大阪の現有勢力維持に向け候補者の「全員当選」を目指すが、維新が積極擁立しており、党幹部は「統一選の中で最も厳しい」とみている。

 最大の焦点は定数83から2減が決まっている大阪市議選だ。40議席を持つ維新は第1党で、今回49人を擁立。第2党として18議席を持つ公明の協力がなくても議案を可決できる単独過半数を目指す。

 維新はこれまで「大阪都構想」を巡る住民投票での公明の協力と引き換えに、公明が候補を立てる衆院6小選挙区で独自候補を見送る「選挙協力」を行ってきた。

 だが、都構想が事実上頓挫し、維新では候補擁立を求める声が強くなっている。馬場伸幸代表は昨年9月、公明との選挙協力は「白紙」と明言。今月16日の記者会見でも「統一選後、党内の首長とも相談して決定したい」と述べ、候補者擁立への意欲をのぞかせた。

 公明党は20年の住民投票で、自民党府連とたもとを分かって賛成に回った。4月9日投開票の府知事選・大阪市長選も、自民系候補を推した前回の対応を翻し、自主投票を決めた。公明党関係者は「維新とはけんかできない」と語り、選挙協力の継続を最優先とする。党内からは「このままでは『常勝関西』は過去の話と言われかねない」(別の関係者)との声も漏れる。

7557OS5:2023/03/20(月) 08:33:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/674bc90c96ade7a8ef1f53c9234e9a60df6b1d91
奈良知事選は5氏混戦…維新が初参戦・自民は分裂見通し
3/20(月) 6:36配信
 23日に告示される奈良県知事選(4月9日投開票)で、日本維新の会が初めて参戦し、構図が一変している。現職と新人の支援で割れる自民党は、候補者の一本化を目指しているもののめどは立っていない。共産党も独自候補を擁立し、同知事選は60年ぶりに計5人が立つ混戦になる見通しだ。(平野和彦、三歩一真希)

 「地方の政治では自民党に絶対に負けない」

 維新共同代表の吉村洋文・大阪府知事は19日、奈良市の近鉄奈良駅前で演説し、初の公認候補として擁立する弁護士で前生駒市長の山下真氏(54)と肩を組んだ。山下氏も「官僚県政から民間県政に転換する」とアピールした。

 吉村氏が奈良入りするのは2月23日に続いて2回目で、丸1日かけて県内を縦断した。維新関係者は「本気で奈良を取りにいく」と息巻く。知事選と同日に投開票される県議選では、43の議席に対し、過去最多の16人を擁立する構えだ。

 維新が攻勢をかけるのは、自民の対応が分かれているのをチャンスと見ているためだ。

 自民県連はこれまでの知事選で、運輸省(現国土交通省)の官僚出身で現職の荒井正吾氏(78)(4期目)を支援してきた。しかし、今回は荒井氏の多選などを理由に方針を転換。県連会長の高市早苗・経済安全保障相が県連内の一任を取り付けた上で、元総務官僚の平木省氏(48)の推薦を決めた。

 平木氏は、高市氏が総務相時代に秘書官を務めた。一部の県議は「結論ありきだ」と反発して荒井氏の支援に回り、保守分裂選挙になる見通しだ。

 維新は昨年7月の参院選比例選で、奈良県内で3年前より約6万票増の16万1941票を獲得し、自民(19万5173票)に約3万票差まで迫った。

 自民県連内では「票が分散しては、維新に勝てない」との危機感が強まっており、候補の一本化が必要との意見が大勢を占めるが、実現は厳しいとみられる。

 高市氏は1月以降、荒井氏に協議を打診したが、荒井氏は「面会の意図は私を降ろすということだ」として拒否。高市氏は2月27日、「県の未来を誰に託すのかは知事のご判断です」などと自身のツイッターに書き込んだ。

 平木氏側は自民党本部に推薦を求めているが、党本部は判断を示していない。

 荒井氏は今月18日の集会で「奈良を良くするという思いを訴える」と述べ、出馬への意欲を改めて示した。平木氏は12日の会合で「荒井県政から改善すべき点は改善する」と語り、荒井氏との対決姿勢をにじませた。

 一方、共産党が推薦する前大和郡山市議の尾口五三氏(72)は12日の街頭演説で、「コロナ禍で荒井県政は何をしてくれたのか。無駄な予算を省き、地域医療を支援する」と述べた。

 知事選に立候補することを表明しているのは、元中学校講師の西口伸子氏(68)も含めて計5人。5人が立候補するのは1963年以来となる。

7558OS5:2023/03/20(月) 08:44:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a6a68f755e8ea116ce61140c6390518abf5f34c
検証 維新政治 IR実現へ「負の遺産」活用 効率重視の行政、誤算も
3/20(月) 8:00配信
大阪湾に浮かぶ「負の遺産」-。昭和52年以降、埋め立て処分場として整備された人工島・夢洲(ゆめしま、大阪市此花区)には、都市開発事業の頓挫や2008年五輪招致レースに敗れた歴史にちなんだ不名誉な異名がある。

【イラスト解説】維新政治で大都市開発のグランドデザインを策定

現市長の松井一郎が長らく代表を務めた地域政党「大阪維新の会」は平成23年に大阪府知事と市長のダブル選を制した後、この「負の遺産」を活用する方向にかじを切る。

成長の起爆剤に位置付けるのが、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)。令和11年の開業を目指し、事業期間は35年。国際会議場や展示施設などのMICE(マイス)施設や宿泊施設を備える。

国政政党代表でもあった松井は府知事時代、安倍晋三政権で官房長官を務めた前首相、菅義偉(すが・よしひで)とのパイプを生かし、IR実現のための法整備に動いた。

府が昨年4月、国に提出したIR区域整備計画によると、近畿圏への経済波及効果は年間約1兆1400億円、雇用創出効果は同約9万3千人。一方、反対派は経済波及効果について訪日外国人(インバウンド)の増加を前提とし、採算の見込みがないと批判。ギャンブル依存症への懸念も根強い。

府知事で大阪維新の会代表の吉村洋文はカジノについて「厳格なルールに基づいて運営する」と説明し、松井は「負の遺産をほったらかしにするのでなく有効な資源に変える。観光を経済の柱の一つとし、産業として太くする上でIRは必要だ」と強調する。

◆30年先みた指針

夢洲は2025年大阪・関西万博の会場でもある。令和6年にまちびらきするJR大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期」(同市北区)とともに、政府が掲げる最先端都市「スーパーシティ」構想の国家戦略特区に指定された。

先行地区を含む「うめきた」全体の再開発事業は維新発足前に始まったとはいえ、まちづくりの青写真は平成24年に府市が策定した設計図「グランドデザイン・大阪」にある。夢洲やうめきた2期を含む市内の地域を対象に目標時期を定めてインフラを整備し、民間企業を呼び込んで経済成長を促す計画だ。

当時府知事だった松井はグランドデザイン策定に関し「東京に比べ、大阪は成長のためのインフラ開発が遅れていた。20年、30年先をみて大阪市内を中心にビジネスチャンスを生み出す拠点を整備するための指針を作った」と語る。

府市双方が同様の事業を手掛けて無駄を生む「二重行政」を解消するため、大阪市を廃止し広域行政を府に一元化する統治機構改革としての「大阪都構想」は2度の住民投票で否決された。それでも成長関連事業が一体的に進んだのは「バーチャル大阪都」と称し、府知事と市長が連携する維新政治の結果といえる。

◆計画甘く公費支出

実績を上げてきた維新政治には暗雲も立ち込めている。IR事業者への賃借予定地で土壌汚染や地震発生時の液状化リスクが判明。土地所有者の市が対策費として約790億円を負担することになった。

市有地の売却益などで構成される港営事業会計から支出するため、府市は「市税などの一般財源は投入しない」との立場だ。松井も対策費について「20〜30年の賃料で回収できる」と言い切るが、市議会では対策費のさらなる上振れを懸念する声が上がる。

また夢洲にアクセスする高速道路「淀川左岸線」の2期区間工事でも土壌汚染や軟弱地盤が見つかり、約1800億円の対策費が発生。完成予定時期は令和9年春から6年遅れる見通しとなった。

ある市議は「府市が行財政改革で人件費を削減した結果、見積もりなどの専門技術を有する職員も減り、計画の甘さにつながったのではないか」と指摘する。

府市によると、平成23年度に計2611人を数えた建築・土木分野の技術職員は29年度に2359人まで減少。万博やIRなどの大型事業を控え、令和4年度は将来の採用枠を先取りした形で2499人まで増やしたが、7年の万博閉幕後は再び減る見込みだ。

市幹部は漏らす。「維新体制で民間への業務委託を進めてきたが、地元住民や企業との調整は府市の職員が担う。日ごろのインフラ管理に大型公共工事が加わり、業務量は増えている。現場は、かなりしんどい」

いかにコスト配分のバランスを取って成長・発展につなげるか。効率化を重視した維新の行政運営は岐路にさしかかっている。(敬称略)(山本考志)



4月6日の松井氏の政界引退を前に、平成23年の大阪ダブル選以降続いてきた維新政治を検証する。

7559OS5:2023/03/20(月) 08:45:57
https://www.sankei.com/article/20230318-ZXI3SK4C5VNMZOM3CZPS5FMLE4/
検証 維新政治
㊦教育改革 政治が主導、学力いまだ伸び悩み
2023/3/18 07:00
矢田 幸己
「戦前のように政治が教育にコミット(関与)し、権力を絶賛するような教育は、あってはならない。ただ(自治体で)予算編成権を持つ首長として、大方針を教育委員会に丸投げするのは無責任だ」

大阪市長で地域政党「大阪維新の会」前代表の松井一郎は、2月23日の産経新聞の単独インタビューでこう主張した。

念頭にあるのは、大阪府知事在任中の平成24年3月に府議会で成立した教育行政基本条例。法律で教育委員会の専権事項とされてきた教育目標を、「選挙を通じて民意を代表する」府知事主導で設定することを柱とする。


背景の一つに大阪の学力低迷があった。19年に始まった全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で、大阪は2年連続、全国最低レベルの成績に落ち込み、20年に府知事だった橋下徹は「教育非常事態」を宣言していた。

条例の原案は教育目標の設定について、首長に決定権があることを前提とし、維新が府議会に提出した。しかし府教委側は「政治の介入」として反発。修正協議を重ねて府知事の松井が条例案を提出した結果、維新や公明、自民両党の賛成多数で可決、成立したものの、府教育委員長は辞任した。


「大もめにもめた」。松井は当時を振り返り「条例の根本にあるのは、第1次安倍晋三政権で成立した改正教育基本法だ」と語る。18年施行の同法は、自治体が「地域における教育の振興を図るため、その実情に応じた教育に関する施策を策定し、実施しなければならない」と定めている。

条例は、政治主導で教育行政を立て直すとの維新政治の理念を具現化したものだ。文部科学省や教委中心の公教育制度を、児童生徒や保護者といった「受益者」の視点で再構築する試みともいえる。



「学ぶ機会」保障
維新は学力向上の前提として、家庭環境に左右されず、学ぶ機会を保障する政策を進めてきた。代表例が、高校授業料の実質無償化だ。

公立高校の授業料無償化がスタートした22年4月、維新創設者で当時府知事の橋下は全国に先駆け、年収350万円未満の世帯を対象に私立高校の授業料無償化に踏み切った。23年度からは年収610万円未満まで対象を拡大した。

橋下の肝煎りで始めた施策を後継の松井と現府知事(維新代表)の吉村洋文も継承。府教育庁が私立高3年生の保護者を対象に実施した令和3年度アンケートでは「無償化制度があったから私立を選んだ」との回答が全体の8割を超えた。


松井は府知事として平成26年、教育行政基本条例とともに24年に成立した府立学校条例に基づき公立高入試の学区を撤廃し、居住地に関係なく、どの公立高でも受験できるようにした。

広がる学校格差
これに伴い、府立北野高(大阪市淀川区)をはじめとする進学校に優秀な生徒が集まる一方、私立高の授業料実質無償化の影響もあり、人気校と不人気校の差が拡大。「定員割れ」が続く公立高の統廃合が、計画を上回るペースで進む。


大阪市では、公立小中学校の校区を越えて進学先を選べる「学校選択制」を26年4月に導入した。ただ、こうした改革とは裏腹に、令和4年4月の全国学力テストで、府内の小中学校の平均正答率は国語と算数・数学、理科の全教科で全国平均を下回った。平成19年の学力テスト導入後、全国平均を上回った教科は、数えるほどしかない。


選択の自由を保障したことは学力向上に直結していないが、松井は明言する。

「学校の環境を少しずつ変えてきており、今の路線は間違っていない。子供たちも競争にさらされ、生き抜く力を身に付けてもらいたい」

維新の教育改革は、まだ道半ばといえそうだ。(敬称略)(矢田幸己)

7560OS5:2023/03/20(月) 08:46:29
https://www.sankei.com/article/20230317-KWWARYNV2VJUTMYYHJ4LEV52JQ/
検証 維新政治
㊥コロナ対策 司令塔一元化 第4波「医療崩壊」は防げず
2023/3/17 07:00
北野 裕子
95・4人。大阪府内で令和2年以降に確認された、人口10万人当たりの新型コロナウイルス関連の死者数(今月15日時点)である。全国平均の58・1人を大幅に上回り、都道府県別では最多だ。


大阪では感染「第4波」(3年3〜6月)に際し、陽性判明後も一部で適切な治療を受けられない「医療崩壊」に至った。

変異株のアルファ株が拡大し、重症者は最大449人に上り、第3波(2年10月〜3年2月)の約2・4倍に増加。病床確保が追い付かず、一部の重症者は軽症・中等症病床での治療を余儀なくされた。


結果、第4波の死者数は1541人に上り、死亡率は2・8%。病床逼迫(ひっぱく)のあおりで、19人が医療体制下にない自宅や宿泊療養施設などで亡くなった。

府はその後「災害級非常事態」を想定し、第5波(3年6〜12月)にかけて全体の確保病床を3700床規模まで拡充。高齢者らリスクが高い患者を優先的に収容するとともに、宿泊施設や自宅での療養者の重症化を防ぐため、往診の枠組みをつくるなど初期治療体制を強化した。


府知事(大阪維新の会代表)の吉村洋文はこの3年余りを振り返り「感染の波や変異株の種類が変わるにつれ、できる限りの対応はしてきた」と話す。

松井一郎大阪市長(左)と連携し、コロナ対策を取ってきた吉村洋文大阪府知事。研究途上のうがい薬の効果を発表し、物議を醸したこともあった=令和2年8月、大阪市中央区
松井一郎大阪市長(左)と連携し、コロナ対策を取ってきた吉村洋文大阪府知事。研究途上のうがい薬の効果を発表し、物議を醸したこともあった=令和2年8月、大阪市中央区
独自対策で先駆け
第4波に先立つ感染拡大初期のころ、大阪は全国に先駆けた対策で注目を集めた。

迅速な政策決定を可能にしたのが「司令塔」の一元化だ。法律上、感染症対策の権限は都道府県と、保健所を設置する政令市などにある。大阪では平成21年に新型インフルエンザが流行した際、学校の休校措置を巡り、当時府知事の橋下徹と市長の平松邦夫の方針が一致しなかった。


こうした経緯も踏まえ、23年以降、府知事と市長が連携する維新政治のもと、市長(維新前代表)の松井一郎は早々に「コロナ対策の司令塔は大阪府」と表明した。

吉村は令和2年4月、国内初の緊急事態宣言下で府民に外出自粛などを要請。先が見えない状況の中「暗闇に明かりをともす」として、自粛要請と解除の基準を客観的な数値で示す「大阪モデル」を独自に策定した。同年末には重症者向け臨時施設「大阪コロナ重症センター」を開設した。



保健所業務逼迫
コロナ禍で浮き彫りになった課題の一つは、重症化リスクが高い高齢者施設への対応だ。オミクロン株が拡大した第6波(令和3年12月〜4年6月)では、高齢者施設関連のクラスター(感染者集団)が急増し、798件発生。陽性者数は第4波の約9倍にあたる1万3427人に上った。

当時はコロナ治療の協力医療機関を確保していない高齢者施設が多く、松井は「医師らの往診チームが発足するまでは入所者へのケアが難しかった」と語る。


多数の陽性者を担当する大阪市保健所では国への届け出処理が遅滞し、正確な感染動向の把握が困難になった。陽性者へのファーストタッチ(最初の接触)が遅れ、連絡を取る前に亡くなるケースもあった。保健所の感染症対応部署が1カ所しかなく、感染拡大時に業務が逼迫するためだが、職員を補充しても保健所施設が狭く、別の施設で勤務せざるを得ない環境が迅速対応にブレーキをかけた。

松井は「保健所の機能として、入院調整などが十分でなかった。打ち合わせするにも別々の場所で勤務しており、人員配置が課題になった」と明かす。


市は、市有施設のホテルを改修し、大規模感染症が発生した場合も一元的に対応できる保健所施設とする方針。7年春に中枢部署が先行移転し、同年中に全面運用を開始する予定だ。


「危機管理態勢は強化している」と語る松井。コロナ禍の教訓を、新たな感染症の発生時に生かせるかどうか。府市の対応が問われる。(敬称略)(北野裕子)

7561OS5:2023/03/21(火) 19:06:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c369991dce94d177d8539f1384cd0c5a6c405e4
大阪府議選、共産「議席ゼロ」に危機感 維新主導の定数減で 統一地方選
3/21(火) 7:15配信

時事通信
東京都渋谷区の共産党本部ビル

 統一地方選で行われる大阪府議選(4月9日投開票)で、70年以上議席を維持してきた共産党が「議席ゼロ」の瀬戸際に立たされている。


 現職府議2人が立候補する選挙区で定数が1ずつ削減されるためだ。府議会で過半数を握る地域政党「大阪維新の会」が進める「身を切る改革」の影響を受けた形だが、共産陣営は「宝の議席を守り抜く」と懸命になっている。

 今回の府議選から定数は9減の79となる。その結果、人口当たりの議員数が全国の都道府県議会で最少となり、議員報酬なども4年間で約7億円減る。維新が主導した定数削減は2度目で、2011年に109だった定数は10年余りで約3割減ったことになる。

 定数削減に伴い、53選挙区のうち、1人だけが当選する「1人区」は現行の31から36に増加。落選した候補者への「死票」が増えるため、共産は「多様な民意を反映できなくなる」と反発していた。

 共産府議2人の選挙区は定数が5から4、4から3に減り、激戦となるのは必至。共産は前回と同じ得票順位なら議席を失ってしまう。このため同党は、今年に入り志位和夫委員長ら党幹部が大阪を訪れる回数を増加。陣営幹部は「定数削減が決まった昨年2月以来、党員らと対策を講じてきた」と話す。

 ただ、議席消滅の危機について党内では「定数削減だけでなく、党勢も衰えているからだ」との指摘もある。大阪は1970年代に「革新府政」を掲げた黒田了一知事の下、「与党」として存在感を発揮した伝統ある地盤。それだけに、先の陣営幹部は「議席ゼロになったときのインパクトは大きい」と危機感を募らせている。

7562OS5:2023/03/21(火) 19:31:45
news.yahoo.co.jp/articles/e1b21fcb130789fe7f25f7c0c4765c116b15e55c

明石市長選 元加西市長の中川氏が立候補へ 無所属、67歳
3/20(月) 21:30配信


 任期満了に伴う兵庫県明石市長選(4月16日告示、同23日投開票)で、元加西市長の中川暢三氏(67)が20日、無所属で立候補する意向を明らかにした。月内にも会見を開き正式表明する。

【写真】元加西市長の中川暢三氏

 中川氏は加西市出身。2005年から同市長を2期6年務め、12年には公募制度で大阪市北区長に起用された。兵庫県内では17年の知事選、同年と21年の神戸市長選、2019年の三田市長選などに立候補したが、いずれも落選している。

 中川氏は取材に対し「明石市の子育て支援は評価するものの、子どもが使う施設の老朽化対策などやるべきことがやれていない」と話した。

 明石市長選を巡っては、泉房穂市長が昨年10月、自身への問責決議案を出そうとした市議らに「選挙で落としてやる」と暴言を吐き、その責任を取るとして23年4月の任期満了での退任を表明。その後、市政継続を掲げ後継候補を立てる意向を示したが、立候補予定者は明らかになっていない。

 同市長選には、明石市議の林健太氏(40)が立候補を表明している。(長尾亮太)

7563OS5:2023/03/21(火) 22:55:10
滋賀県
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20230319-OYTNT50153/
<統一選2023 決戦 前夜 県議選>(上) 自民 単独過半数目指す
2023/03/20 05:00
選挙・滋賀
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 統一地方選の前半戦となる県議選が31日、告示される。自民党が単独過半数の確保を目標に掲げる一方、野党側は自民の過半数を阻止し、自民に県政運営の主導権を渡さないことを目指している。<決戦>を控えた主要政党の動きを追う。

<統一選2023>争点 人口減や教育最多
自民党現職県議の集会に出席する小寺衆院議員ら(左、東近江市で)
  ■危機感


 「これまでよりも不安要素が大きい選挙になる」――。自民党の小寺裕雄衆院議員(62)は2月25日、東近江市で開かれた3選を目指す自民の男性県議の集会で、集まった約350人に地元一丸で選挙戦に臨むよう訴えた。

 男性県議は旧能登川町出身だが、日本維新の会が擁立を決めた新人の男性も能登川が地盤だ。小寺氏は、「思わぬことが起こりかねない」と危機感を示した。

 2021年10月の衆院選では、東近江市は市町村合併前の旧愛東町と旧湖東町が滋賀2区、旧能登川町、旧八日市市、旧蒲生町、旧永源寺町、旧五個荘町が滋賀4区に分割されており、小寺氏は4区で当選した。

 だが、衆院小選挙区を「10増10減」し、区割りを見直す改正公職選挙法が昨年12月に施行され、東近江市は全域が新滋賀2区に集約された。新2区の自民公認には旧2区選出の上野賢一郎衆院議員(57)が選ばれ、小寺氏は比例近畿ブロックの単独候補に転出することが決まった。

 集会には、いずれも自民の参院議員の小鑓隆史氏(56)と有村治子氏(52)が来援したものの、上野氏の姿はなかった。選挙区が広がる上野氏にとって県議選は「顔見せ」の絶好の機会だが、自民党県連は「小寺氏の支持基盤を活用するため、新しい区割りでの国会議員の政治活動は統一選が終わってから。党員らが混乱するので、新たに選挙区に加わる区域には基本的に上野氏は入らない」(幹部)と、統一選を最優先する構えだ。

  ■女性1人

 県議選の定数は、19年の前回選と同じ44。現在の県議会は最大会派の自民党県議団(19人)が過半数に満たず、立憲民主党や国民民主党の県議らで構成する第2会派「チームしが県議団」(14人)などが続く。

 自民は11年の県議選で過半数を確保したが、15年と19年は過半数を割り込んでおり、自民党県連の大岡敏孝会長(50)(衆院議員)は「単独過半数を確保したい」と意気込む。

 県議選は13選挙区で争われ、米原市選挙区以外は定数が2以上となる。自民は大津市(定数10)、東近江市・日野町・愛荘町(同5)、彦根市・犬上郡(同4)などで複数の候補者を擁立する。

 こうした選挙区では各候補が地盤をすみ分け、ほかの自民候補の支持基盤を侵食しないように選挙活動が行われるが、自民候補同士で票の<食い合い>になるケースも多い。19年の県議選で、自民は大津市選挙区に5人を擁立したが、3人しか当選できなかった。

 大岡氏は、「複数区でどれだけ議席を積み上げられるかが鍵になる」と話す。

 大津市選挙区では今回、現職3人、新人1人の計4人の擁立に絞る。新人は自民唯一の女性候補となる見込みで、2月23日に開かれた集会には稲田朋美元防衛相が応援に駆けつけ、「政治の世界は男社会。(女性の当選で)自民党が変わることを示す必要がある」と声を張り上げた。

  ■背水の陣

 今回選では長浜市選挙区の定数が1減の3、守山市選挙区が1増の3に変更されるが、自民は守山で現職1人しか出馬しない見込みだ。2人目の候補の調整がつかなかったためという。

 自民が県議選で擁立を予定するのは公認、推薦を合わせ計26人。過半数という目標達成には取りこぼしがほぼ許されず、背水の陣で選挙戦に臨むことになる。

7564OS5:2023/03/21(火) 22:56:22
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20230320-OYTNT50238/
<統一選2023 決戦前夜 県議選>(中)3党共闘で反転攻勢
2023/03/21 05:00
選挙・滋賀
県議選に向けた集会で並び立つ(右から)チームしがの嘉田代表、国民県連の斎藤代表、立民県連の徳永代表(大津市で)

■一騎打ち

 県議選の13選挙区で、米原市選挙区は唯一、定数が1の「1人区」となる。

 2019年の前回選では政治団体「チームしが」公認の男性県議と自民党公認の新人候補が議席を争い、男性県議が再選した。今回選も3選を目指す男性県議と、自民新人の男性候補の一騎打ちとなる公算だ。

 チームしが代表で、前知事の嘉田由紀子参院議員(72)(無所属)は18日、男性県議の集会に出席し、人口減の原因について「自民党の人口社会政策の誤り」と指摘。「子ども手当」を導入した旧民主党政権を評価したうえで、「日本を潰してきた政治に戻してはいけない」と男性県議への支援が自民に打撃を与えることを強調した。

 男性県議は今回選で、立憲民主党、国民民主党、社民党から推薦を受ける。立民県連の徳永久志代表(59)(衆院議員)も「象徴的な選挙区になる」と、米原市選挙区の結果を重視する。

 チームしが、立民、国民が擁立する公認・推薦候補は計17人となる見通しだ。県議会では立民、国民の県議らが会派「チームしが県議団」を構成。県議選では政治団体のチームしが、立民、国民の3者がそれぞれの候補を支援し合うケースが多くなりそうで、そうした候補には社民も推薦を出して後押しする方針だ。

 例えば、大津市選挙区ではチームしが公認の新人男性を立民、国民、社民が推薦する一方、立民公認の女性県議を国民、社民、チームしがが推薦する。地元事情などでチームしがの公認しか受けないといった候補も現れそうだが、17人は当選すれば、チームしが県議団に所属するとみられる。

■国政選見据え

 国民は県内での党勢拡大に注力しているが、今回選で擁立する公認候補は大津市選挙区の男性県議1人だけになる見通しだ。国民県連の斎藤アレックス代表(37)(衆院議員)は「次期衆院選でも間違いなく、立民などと連携することになる」と述べ、国政選挙に向けた基盤作りのため、独自候補の擁立人数にはこだわらない考えだ。

 立民、国民を取り巻く環境は厳しい。2021年10月の衆院選では県内の全4小選挙区で自民に勝利を許し、22年7月の参院選滋賀選挙区では立民と国民の推薦候補が自民現職に敗れた。

 立民は今回から定数が1増の3となる守山市選挙区で、現職と新人の推薦候補2人を擁立することを決めた。立民県連の徳永代表は「自民が候補を1人に絞るため、2議席を獲得できるチャンスがある」と強気だ。

 県議選を反転攻勢の足がかりにできるのか。成否は、県政界の政党力学も左右することになる。

7565OS5:2023/03/22(水) 19:24:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/329fbf2af04c6a63a4ef116734831f2ea1f0100a

れいわ・大石晃子共同代表、大阪市長選出馬に意欲!?「最後まで追求したい。4年後かな」
3/22(水) 16:50配信


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よろず〜ニュース
統一地方選へ向けたれいわ新選組のマニフェストを発表する櫛渕万里、大石晃子両共同代表=国会内

 れいわ新選組共同代表で衆院議員の櫛渕万里氏(55)、大石晃子氏(45)、同党参院政策委員の長谷川羽衣子氏(41)が22日、国会内で会見し、4月の統一地方選へ向けた地方マニフェスト(選挙公約)を発表した。

【写真】「これ!?」れいわ新選組代表選の投票箱に山本太郎代表ら候補者も苦笑

 2019年の結党後、初めて臨む統一地方選には80人の候補者擁立を予定。櫛渕氏は「本当に1人でも多く。それ以上でも以下でもありません。みんなで力を合わせて、真の草の根市民政党として、新しい歴史のページを開きたい。『地方から国を揺らせ!」のメッセージのもと、マニフェスト各論盛り込ませていただいた。地方議会から、地方から国を揺らしてほしいという思い」と意気込んだ。

 大石氏は「私たちの仲間がどういうスタンスで、地方で議員になって、戦っていただけるのかというのがマニフェストに込めた思いでもあります」と説明。「国がもっとお金を出さなきゃいけない。『お金があるから出せよ』って戦っていける仲間が必要。地方が緊縮財政をやっていいというのはダメだろうと。介護や保育や医療や様々な予算が地方でも削られてますので、一番悪い例は身を切る改革。民間資金を利用して、地域をもっともっと活性化できる」とポイントを示した。

 カジノを中心とする統合型リゾート(IR)事業を認可しないよう求めることもマニフェストに掲げたが、IR事業への賛否が最大の争点となる大阪府知事選、大阪市長選(4月9日投開票)への候補擁立は見送った。「大阪ダブル選」への向き合い方を記者から問われた大石氏は「私も大阪市長選に出たいなと思ってますので、そこは最後まで追求したいなと思っています。でも、政治情勢を総合的に考えた時に、難しいな」と述べ「4年後かな」とした。

 続けて「れいわ新選組としては(統一地方選で)自分たちの立てた候補ですとか、マニフェストですとか、きょう初めて訴えてそして今回初めて広げていく活動になりますので、そこに注力したいと今は考えています」と話し、櫛渕氏も「いま初めて聞きました。何が起こるか分からないのが、政治の世界ですから」と驚いていた。

(よろず〜ニュース・杉田 康人)

よろず〜ニュース

7566OS5:2023/03/23(木) 13:02:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/990b88ac564109bd0b9b236dd6a92f53ef52a1c7
奈良県知事選 混戦模様の幕開け 自民分裂、維新参戦 訴えに熱
3/23(木) 12:12配信

毎日新聞
奈良県庁=奈良市で2019年2月24日、中津成美撮影

 統一地方選が23日にスタートした。地域の未来を占う17日間の論戦が展開される。現新2氏への推薦を巡って自民党県連が分裂し、日本維新の会が参戦するなど混戦模様となった奈良県知事選でも、各陣営の訴えが熱を帯びた。

 奈良を統一選前半戦の「最重点地区」と位置付ける維新。馬場伸幸代表が国会の合間を縫って近鉄奈良駅前に駆け付け、「奈良の政治を変えよう」と呼び掛けた。公認候補で弁護士の山下真氏(54)は戦後、官僚出身の知事が続いたことに触れ、「民間の発想で行財政改革や教育無償化を実現させる」と訴えた。

 自民県連が推薦を決めた元総務官僚の平木省氏(48)は、近鉄大和西大寺駅前で「最も安心・安全で、住みたいと思う県にしていく」と気勢を上げた。後ろ盾となった県連会長の高市早苗・経済安全保障担当相の姿はなかったが、自民県議や市町村長らが顔を見せた。立憲民主党県連の支持も得て、知名度不足を組織力で補う。

 共産党の推薦を受ける元同県大和郡山市議の尾口五三氏(72)は、行動制限を課さなかった県の新型コロナウイルス対応を批判し、地域医療体制の充実などを掲げる。活動をスタートさせたJR奈良駅前で、集まった支持者らを前に「医療や福祉、介護の充実のために取り組みを強化していく」と誓った。

 奈良市の事務所で第一声を上げた現職の荒井正吾氏(78)は、22日に自民党本部の森山裕・選対委員長から激励の電話を受けたと明かし、「奈良を発展させたいとの思いを最後まで愚直に貫く」と決意表明。南海トラフ巨大地震に備えた「大規模広域防災拠点」など、県が進める大型事業の重要性を訴える。【稲生陽、林みづき、塩路佳子、久保聡】

7567OS5:2023/03/23(木) 18:40:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/b15bf0ac2157a4b705d10815715a9e429783c3f5

窮地の高市早苗氏が推す「奈良県知事選候補」は立憲民主からも推薦で“板挟み”に? 候補者を直撃 〈dot.〉
3/23(木) 16:30配信
 3月23日に告示される奈良県知事選(4月9日投開票)は5人の候補者が立つ混戦模様で、保守分裂となった。自民党奈良県連は新顔の元総務省官僚の平木省氏(48)を推薦したが、これに自民内の一部が反発し、現職の荒井正吾氏(78)を支援する。平木氏は、同県連会長の高市早苗・経済安全保障担当相が擁立を主導したが、国会で議論されている「放送法文書」で高市氏と総務省には向かい風が吹いている。国会論戦の影響は同県知事選にも影響を及ぼすのか。告示直前の同21日、平木氏を直撃した。

*  *  *

 自民党の候補者擁立をめぐっては奈良県内の首長や保守層の支持も分裂する事態となっている。

 平木氏は高市氏が総務相だったときの大臣秘書官を務めていたこともあり注目を浴びた。一方の荒井氏はすでに知事を4期務めており、自民党の一部からも「多選批判」があったが、重鎮の二階俊博・元自民党幹事長と関係が良いとされる。

 平木氏が立候補の意向を公表したのは、昨年11月。まだ荒井氏が態度を保留している段階だった。結局、荒井氏は今年1月に立候補を表明し、現職VS.新顔の保守分裂選挙となったが、平木氏は荒井氏の動向をどう読んでいたのか。

「荒井知事はご自身のご判断で立たれているわけですし、私は私でふるさとで仕事をしたいと思っていました。荒井知事がどうこうで立候補したわけではありません。私は私で、志を持って、奈良県政を担いたいという気持ちがある。ただ、それだけです」(平木氏)

 平木氏と荒井氏の双方が自民党県連に推薦依頼を出したが、今年1月、どちらを推薦するかの判断は県連会長である高市氏に一任された。そのうえで、高市氏は平木氏の推薦を決めた。高市氏は2月27日、自身のツイッターで、18回ものツイートで奈良県知事選について触れ、次のように投稿した。

「党本部の厳しい世論調査結果を受けて、奈良県選出自民党国会議員で話し合い、荒井知事には『名誉の勇退』をお勧めした方が良いという結論になりました」

「平木氏と知事の1本化をしない私を批判する報道も多々拝見しました。知事には面会を申し込みましたが、拒否されています」

「1月15日に正当な手続きを経て奈良県連推薦を決定した新人の平木しょう氏にも未だ党本部推薦が出ない理由は不明です」

 その一方で、「私が平木しょう氏に出馬依頼をしたという事実はありません」とし、平木氏が出馬を決断した後に高市氏へあいさつに行った際は「退官は勿体ない」などと「出馬を思い止まるように説得した程でした」ともつづった。

 実際に高市氏から出馬を思いとどまるように言われたのか平木氏に聞くと、

「やめたほうがいいとはさすがに言わなかったですよ。高市大臣も一人の政治家ですから、それは私の志や気持ちは当然、わかっていただけると思います」

 と高市氏のツイートとは少し異なる回答をした。高市氏が候補者の一本化に失敗したという報道があることについては、

「それは高市大臣に聞いてください。私はもう、どういう状況であっても決めた以上、出ますので。(総務省を辞めて出馬しても)別に保証があったわけではないですから。そういう世界です」

 だが、ここ最近、平木氏に向かい風となりかねない問題が国会で議論され始めている。3月2日、立憲民主党の小西洋之参院議員がいわゆる「総務省文書」を公表。放送法の政治的公平性の解釈について政権の関与があったのではと、当時の総務相だった高市氏が追及されている。だが高市氏は自身に関する発言を「捏造(ねつぞう)」と反論。その後の国会論戦では「(私や答弁が信用できないなら)質問をなさらないでください」と述べたことを撤回する事態にも発展した。

7568OS5:2023/03/23(木) 18:40:40
 前述のように、平木氏は高市氏が総務相だったころに大臣秘書官を務めていた。文書の中で、平木氏が関わった点があるのかどうか聞くと、きっぱりとこう答えた。

「(関わって)ないです。(行政文書の)存在すら知らなかった。私は地方自治の担当秘書官なので、地方自治法や地方財政法などの担当で手いっぱいでした。放送法については郵政部局の秘書官が担当していますので、(問題となっている高市氏レクの文書の)レクに出てくる同席者の秘書官は、郵政の秘書官です」

 平木氏は国会で追及側に回る立憲民主党の推薦も受けている。平木氏、荒井氏ともに立憲民主党奈良県連に推薦依頼を出していたが、今年2月、立憲は平木氏を県連として支持することを決めた。

 国会で高市氏が立憲側から批判を受けることは、同知事選でマイナスにはならないのだろうか。

「調査結果などは見ていませんから、マイナスになるかと聞かれても困ります。逆に、国民民主党には私も荒井知事も推薦依頼を出しましたが、(県連は)荒井知事を選ばれた。非常に厳しい戦いになりますが、それぞれ戦うだけです」(同)

 世論調査などでは、日本維新の会が擁立した元同県生駒市長の山下真氏(54)が一歩リードと伝えられている。

「報道は承知していますが、がんばるのみです。奈良県のポテンシャルは非常に大きいと思っていますので、私はしっかりと経済成長をさせて成長の好循環を持続するということを公約にしています。そのうえで、子育て支援や県民が安心できる財源の確保を訴えていきたいと思っています」(同)

 同県知事選には他にも、共産党が推薦する元同県大和郡山市議の尾口五三氏(72)、無所属で元中学講師の西口伸子氏(68)の計5人が立候補を表明している。

 争点は4期16年の荒井県政の評価となりそうだが、平木氏も荒井氏も共倒れとなれば、他の候補に知事の座を奪われることになる。保守一本化できなかった影響が注目される。

(AERA dot.編集部・上田耕司)

7569OS5:2023/03/23(木) 19:54:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e26bfc04b1c3270f63357efa242af36374f3fe3
共産市議がパワハラで離党、大阪 同僚に「おまえ」「虚言癖」
3/23(木) 18:40配信


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コメント21件


共同通信
 大阪府富田林市の岡田英樹共産党市議(69)が、同僚の女性市議(44)に「おまえ」などのパワハラ発言をしたとして、党地区委員会から警告処分を受け、離党していたことが23日分かった。離党は22日付。

 女性市議によると、普段から岡田市議から「おまえ」「あいつ」呼ばわりされたほか、他人に自分のことを「うそつき」「虚言癖」などと言われたという。

 市議にハラスメント中止を求めていたが改善されないため、女性市議は2021年10月に、党本部に訴えていた。

 党大阪府委員会などによる聞き取り調査に、岡田市議はハラスメント行為を認めた上で、女性市議に文書で謝罪した。

7570OS5:2023/03/23(木) 22:40:49
https://www.asahi.com/articles/ASR3R2S5XR3MPOMB005.html
保守分裂の奈良知事選、5氏が立候補 維新は初の公認知事めざす
統一地方選挙2023

上田真美2023年3月23日 10時06分

 統一地方選が23日スタートし、9道府県の知事選が告示された。投開票は4月9日。

 奈良県知事選に立候補を届け出たのは、日本維新の会新顔で元同県生駒市長の山下真氏(54)、無所属新顔で元総務省課長の平木省氏(48)、無所属新顔で元同県大和郡山市議の尾口五三氏(72)=共産党推薦=、無所属現職の荒井正吾氏(78)ら5人。

 高市早苗・経済安全保障担当相が会長を務める自民党県連が推す平木氏と、これまで自民党の支援を受けてきた荒井氏の双方が立候補し、地方議員や首長らの対応が分かれる保守分裂選挙となった。

 県連は党本部に平木氏の推薦を求め、国会議員らが調整を図る動きはあったが、党本部は推薦を出さずに保留したまま選挙戦に入った。

 一方、維新は大阪府外では初めてとなる党公認の知事誕生をめざす。党幹部が選挙戦前から複数回、県内で演説するなど攻勢を強めている。(上田真美)

奈良県知事選の候補者一覧
(届け出順。丸数字は当選回数、政党の略称の〈〉は推薦・支持。年齢は投票日現在)

山下真(54)維新〈元〉生駒市長

平木省(48)無新〈元〉総務省課長

尾口五三(72)無新〈元〉大和郡山市議〈共〉

荒井正吾(78)無現〈元〉参院議員④

西口伸子(68)無新〈元〉中学校講師

7571OS5:2023/03/23(木) 22:42:05
https://www.sankei.com/article/20230323-NKVQZSDTD5IJNF7734L3URDNDI/?outputType=theme_localelection2023
混戦に臨む6陣営の戦略 火ぶた切られた大阪知事選
2023/3/23 21:16
演説に集まった人とグータッチを交わす大阪府知事選の候補者(右)=23日午前、大阪市天王寺区(南雲都撮影)
演説に集まった人とグータッチを交わす大阪府知事選の候補者(右)=23日午前、大阪市天王寺区(南雲都撮影)
23日告示された大阪府知事選は一騎打ちだった平成31年の前回選と異なり、現職と新人の計6人が立候補した。大阪府市一体の行政運営の継続を目指す地域政党「大阪維新の会」は、知事と市長のダブル選セットでの支持を訴える。対立候補を擁立した政治団体「アップデートおおさか」は、政党色を薄めた「市民派」を打ち出し、無党派層などへの浸透を狙う。混戦に臨む各陣営の戦略を探った。


市長選へセットでアピール
「大阪を成長させていくには、府市一体の成長戦略が必要だ」


23日、大阪市中央区の南海難波駅周辺。再選を目指す現職で維新代表の吉村洋文氏(47)は第一声でこう訴えた。隣には26日告示の市長選に立候補する維新幹事長で府議の横山英幸氏(41)が並ぶ。吉村氏は「横山さんとセットで頑張る」と強調した。

平成23年以降、知事と市長のポストを押さえてきた維新にとっては、今回も両選挙での勝利が〝至上命令〟。セット当選の訴えには横山氏の知名度不足をカバーする狙いもある。

吉村氏は、2025年万博の大阪誘致やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致推進などを挙げ「府市がバラバラではできなかった」とアピール。公立、私立高校の授業料無償化の要件である所得制限の撤廃や大阪公立大の入学料、授業料無償化を公約に掲げている。


女性タッグで刷新感
一方、アップデートおおさかは知事選に無所属新人で法学者の谷口真由美氏(48)を、市長選には市議の北野妙子氏(63)を擁立。ダブル選に男性2人で臨む維新とは対照的に女性タッグで刷新イメージを打ち出す。

過去2回のダブル選では自民党が非維新勢力の中核となって候補者を擁立したが、いずれも敗北。その反省から自民などは今回、自主支援とし、谷口、北野両氏が「市民派」を掲げて支持拡大を図る。これまでに障害者や退職教員、介護従事者らと膝詰めで意見交換する会合を重ねてきた。


谷口氏は23日の第一声でIRを念頭に「インバウンド(訪日外国人客)一本足打法、もう無理です。人の財布を当てにする経済政策ばっかりやっていたらあきません」と主張。インバウンドに頼らない、ものづくりによる経済成長や新型コロナウイルス禍を踏まえた保健・医療態勢の見直しを訴えた。

VS維新を強調
カジノ反対を明確に掲げるのが、新人で元参院議員の辰巳孝太郎氏(46)=共産推薦。IR候補地の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)で開かれる2025年大阪・関西万博についても会場見直しを訴え、「反維新」色を鮮明にする。


辰巳氏は23日、「対立をあおり大阪をめちゃくちゃにした維新政治を終わらせ、希望を取り戻す」と気勢を上げた。

「大阪から日本を取り戻す」をスローガンに掲げる参政党新人の歯科医師、吉野敏明氏(55)は外国資本に対する警戒や伝統的な価値観・歴史観に基づく教育などを訴え、非維新系保守層の取り込みを図る。

吉野氏はIR反対を主張し「一番の依存症対策はカジノをつくらないこと。大阪を一緒に変えましょう、吉村から吉野に変えましょう」と呼びかけた。


政治家女子48党新人の薬剤師、佐藤さやか氏(34)は東京都内で活動し、交流サイト(SNS)で配信する予定だ。従来とは異なる選挙戦を展開して若い世代や女性に政治参加を促す。


諸派新人で執筆業の稲垣秀哉氏(53)は「自衛のための核武装」などを訴えている。

7572OS5:2023/03/23(木) 23:02:17
https://mainichi.jp/articles/20230322/k00/00m/010/405000c
「維新政治の評価」「IR誘致の是非」…大阪ダブル選の争点は?

毎日新聞 2023/3/23 06:30(最終更新 3/23 06:30) 1050文字

 大阪府知事・大阪市長のダブル選(4月9日投開票)が、23日の知事選告示で幕を開ける。過去のダブル選では「大阪都構想」の是非が論戦の中心となってきたが、今回は争点にならない。各陣営は何を争点と考えているのか。主要な立候補予定者に聞いた。

 知事選で再選を目指す現職の吉村洋文氏(47)=大阪維新の会代表=は「維新政治の継続」を争点とする構えだ。官邸のパイプも駆使して誘致にこぎつけた2025年大阪・関西万博の成功や、高校授業料の完全無償化、府市一体の成長戦略といった公約を挙げ、「維新が進めた改革を継続すべきだ」と訴える。


大阪ダブル選の主な立候補者が考える争点拡大
大阪ダブル選の主な立候補者が考える争点
 一方、吉村氏に挑む人たちは何に力を入れるのか。

 元参院議員の辰巳孝太郎氏(46)=共産党推薦=は、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の是非を争点に据える。IRは府市が誘致を進めており、現在は国が認定審査中だ。カジノ事業の売り上げは年4000億円を超えるとされ、辰巳氏は「それだけ誰かが負けるということだ。カジノ誘致を止めることが重要」と指摘する。

 「10年以上にわたる維新政治への評価」を争点とするのは法学者の谷口真由美氏(48)。維新が実績としてアピールする「大阪の成長」について、「この10年で大阪は本当に成長したのか。新型コロナウイルスによる死者が全国最多になったのはなぜか」と問い掛け、維新政治の検証が必要だとしている。


 歯科医師の吉野敏明氏(55)=参政党公認=もIRが争点という考えだ。IR予定地の人工島・夢洲(ゆめしま)では土壌汚染などで約790億円の公費が支出されることを批判。「ギャンブル依存症患者を増やす」と誘致のデメリットを強調する。

 薬剤師の佐藤さやか氏(34)=政治家女子48党公認=は「女性や若者の政治参加をもっと増やすことが必要だ」と述べ、政治改革が必要だとしている。


 新人対決となる市長選はどうか。府議の横山英幸氏(41)=維新幹事長=は「府市一体の成長戦略」を争点に挙げる。維新が知事・市長のポストを取るまでは「府市でバラバラな行政運営が行われ、大阪は成長の機会を逃した」と主張。府市一体を継続することで、税収を確保して住民サービスの拡充を図るとアピールする。

 主要政党が非維新候補として一本化した市議の北野妙子氏(63)は「夢洲のビジョン」を掲げる。夢洲について「問題が相次いでいるのに市民に情報開示されないままIR誘致に突き進んでいる」と問題視。「住民投票などを通じ、本当に今の活用法でいいのか考えるべきだ」と話す。【石川将来、野田樹】

7573OS5:2023/03/25(土) 19:27:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/95ccabe5ee684306c9eea041f2113c4a16f1306c
引退表明の明石市・泉市長、4月の市長選に女性市議を擁立へ
3/25(土) 18:37配信


産経新聞
明石市長選への出馬を表明した丸谷聡子氏(左)と「明石市民の会」代表の泉房穂氏=令和5年3月25日午後、明石市(喜田あゆみ撮影)

暴言を理由に今期限りでの政治家引退を表明している兵庫県明石市の泉房穂市長は25日、4月23日投開票の同市長選に、自身の後継候補として市議の丸谷聡子氏(59)を擁立すると発表した。

丸谷氏は平成27年の同市議選で初当選し、現在2期目。25日に出馬表明の記者会見を開き、泉市政の継続などを訴えた。同席した泉氏は「市民とともに頑張れる方だと思い、声をかけた」と話した。

市長選にはこれまで、同市議の林健太氏(40)と元同県加西市長の中川暢三氏(67)が立候補を表明しており、泉氏への評価などを争点に選挙戦が展開される見通し。

泉氏は昨年10月、自身に対する問責決議案をめぐり、別の市議に「選挙で落としてやる」などと暴言を吐いた責任を取るとして任期満了での引退を表明。自身が代表を務める地域政党「明石市民の会」から後継候補のほか、同時に行われる市議選にも候補者を擁立する考えを示していた。

7574OS5:2023/03/25(土) 19:29:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d62a5b51a4d436e852ebfbf012443106936255a
堺市長選 無所属の元市議が出馬表明 「維新政治を変える」
3/24(金) 20:51配信
毎日新聞
堺市長選への出馬を表明した野村友昭氏=堺市役所で2023年3月24日午後4時42分、榊原愛実撮影

 任期満了に伴う堺市長選(6月4日投開票)について、元市議の野村友昭氏(49)が24日、無所属で出馬すると表明した。堺市長選への立候補表明は、現職の永藤英機氏(46)=大阪維新の会=に続き2人目。

 野村氏は記者会見で「維新政治を変えないと私たちの暮らしが脅かされる」と訴えた。一方で「維新も含めて全ての政党の支持者と等距離で向き合いたい」と述べ、非維新勢力を代表する立場になることは否定。政党からの推薦は受けない意向を示した。

 争点は「永藤市政4年間の評価」だとし、永藤氏が出した「財政危機宣言」や、生活保護費の不正支給の疑いで職員が書類送検されるなど相次ぐ不祥事を批判。給食費無償化の延長や子どもの学力向上などを政策に掲げた。

 野村氏は前回市長選に無所属で出馬し、永藤氏に約1万4000票差で敗れた。【榊原愛実】

7575OS5:2023/03/25(土) 19:35:52

https://www.fnn.jp/articles/-/494277
石川県知事選のしこりか?ベテラン県議の現職に馳知事の元秘書が挑戦する輪島市選挙区【石川発】
石川テレビ
2023年3月15日 水曜 午前7:10
2023年に行われる石川県議会議員選挙。定数1の輪島市選挙区は、自民党県連前幹事長の地元にも関わらず、同じ自民党で馳知事の元秘書が出馬表明した事から、注目の選挙区となっている。現知事と前知事の応援合戦など前哨戦からヒートアップする両陣営の動きをまとめた。


保守分裂の激戦へ!5期20年のベテランvs知事衆院時代の元秘書
宮下正博県議:
ただ、この地域を良くしたい。そしてこの地域を守るのは俺だという、そんな思いは誰にも負けません。

現職で、自民党の宮下正博県議。自民党の公認候補で5期20年のベテランだ。

この記事の画像(37枚)
西田昭二衆院議員:
輪島市の発展のため、先生と共に歩んでまいりたい。

石川県内唯一の岸田派、西田昭二衆院議員が支援する。

一方…

北村麻記子氏:
北村です、よろしくお願いします。

挨拶回りをするのは同じく輪島市選挙区に立候補を表明している新人の北村麻記子氏。

北村氏は元衆院議員、北村茂男氏の娘で馳知事の衆議員時代の秘書でもある。

馳浩知事:
今までと同じようなことをしていては、輪島の新時代を迎えることはできません。

保守分裂の激戦となった2022年の知事選。

宮下県議は馳氏の対立候補、山田氏を支援していた。

しこりが残る中での馳知事元秘書の出馬表明。保守分裂の激戦が予想されている。


両事務所開きに顔を出すも”よんどころない事情”で…
2023年1月。この日は宮下県議の事務所開き。式の前に訪ねてきたのは…

馳知事:
グッドモーニング!

馳知事だ。

馳知事:
きょうは”よんどころない”事情もあって、開会の前にご挨拶にあがりました。多くの後援会のみなさんにもしっかりとご支援をいただきますように私からもお願いを申し上げたいと思います。

約10分ほどで事務所を後にした馳知事。よんどころない事情というのが…

同じ日に行われた北村氏の事務所開きだ。

馳知事:
輪島市民が希望が持てるような環境作りをする。そのためには新たな技術、新たな人材が必要です。それを担うふさわしい人材として、北村麻記子を私は推薦したい。

7576OS5:2023/03/26(日) 13:11:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b91eb6bd222726e4c69d4c5bfdd2a46c1532af7
去就明言せず他陣営翻弄、明石市長が後継擁立 市長選は3人の争いか
3/25(土) 20:23配信


毎日新聞
兵庫県明石市長選に出馬表明した市議の丸谷聡子氏(左)と「明石市民の会」を率いる泉房穂市長=明石市役所で2023年3月25日、大川泰弘撮影

 「出る?」「出ない?」。統一地方選後半戦で実施される兵庫県明石市長選(4月16日告示、23日投開票)は、暴言問題で引退を表明している泉房穂(ふさほ)市長(59)が25日、自身の後継として市議の丸谷聡子氏(59)の擁立を発表した。告示まで約20日と迫ったタイミングを狙った“ステルス作戦”は他陣営を翻弄(ほんろう)、直前まで「やっぱり泉氏が出るのでは」との観測も飛び交った。

 丸谷氏は泉氏が代表を務める政治団体「明石市民の会」の推薦を受け、無所属で立候補する。西村康稔経済産業相が支援し、子育て・介護減税などを掲げる市議の林健太氏(40)、学校給食の有機・無農薬化などを訴える元同県加西市長の中川暢三氏(67)の2人も無所属での出馬を表明しており、3人が争う構図となりそうだ。

 泉氏は政治手法を巡って市議会主要会派の自民、公明党系市議らと対立。2022年10月、自身への問責決議案を巡り、市議らに「賛成したら許さん」「次の選挙で落としてやる」と暴言を浴びせた。発言が表沙汰になると、その責任を取るとして政治家引退を表明。市長選と市議選に候補者を立て、力を入れてきた子育て施策など現市政の継続を目指す考えを示していた。

 「市議選は政策の浸透に時間がかかるが、1人を選ぶ市長選は告示日(の表明)でも間に合う」。泉氏は後継指名を急がず、市議会最終日の24日まで公務を優先した。「市長選は白紙」と周囲をけむに巻き、議場では本人から不出馬の言質を取ろうとする市議の質問に、巧みに明言を避けて疑心暗鬼を誘った。

 こうした泉氏の戦略に、市長選と距離を置くある市議は「ステルス作戦のかく乱効果はあったが、結局は人物本位だ。有権者は人を見て投票先を決める」と結果に影響しないとの見方を示した。【大川泰弘】

7577OS5:2023/03/27(月) 00:15:10
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_election_3C3L7WP5TRMZ5FWL6YU2FAFO4Y.html
大阪市長選候補2氏の深い因縁、同じ地元「都構想」で火花も
2023/03/26 18:30産経新聞

大阪市長選候補2氏の深い因縁、同じ地元「都構想」で火花も

雨の中、大阪市長選候補の街頭演説を聴く人々=26日午前、大阪市北区(甘利慈撮影)

(産経新聞)

26日告示の大阪市長選に立候補した地域政党「大阪維新の会」新人の元大阪府議、横山英幸氏(41)と対立候補の無所属新人で元市議、北野妙子氏(63)は因縁めいた仲だ。議会の違いこそあれ、いずれも議員時代の選挙区は大阪市淀川区。維新の看板政策「大阪都構想」の是非を問う住民投票を巡っては、それぞれ推進派と反対派の論客として火花を散らした。

父親が前香川県三豊(みとよ)市長の横山氏は大阪府職員から政界入り。平成23年の府議選に維新公認で初当選し、3期務めた。令和2年11月から維新幹事長。

北野氏は元市議の父親の地盤を引き継ぐ形で、平成17年の市議補選に自民党候補として立候補し初当選。5期務め、市議団幹事長などを歴任した。

2人は、大阪都構想の制度案を議論するため29年に設置された府市の法定協議会(廃止)のメンバー。令和2年の2度目の住民投票に際し、横山氏は住民説明会で反対派の主張に逐一反論する様子が、交流サイト(SNS)などで注目された。北野氏は、自民を中核に「大阪市廃止にNO!」を掲げる反対派の急先鋒(きゅうせんぽう)として論陣を張った。

今月24日に開かれた市長選立候補予定者の討論会で「府市一体でなければ課題が棚ざらしにされ、政治決断ができなくなる」と訴える横山氏に対し、北野氏は「知事と市長が同じ政党なら意思決定が早いとは集団催眠みたいなもの」と反論した。終了後の撮影では、横山氏がおどけてファイティングポーズを取ろうとする場面もあった。

市長選にはほかに、いずれも無所属新人で飲食店経営の荒巻靖彦氏(58)▽「ネペンサ」名義のユーチューバー、安達真氏(48)▽理学療法士の山崎敏彦氏(44)-の3人が立候補している。

7578OS5:2023/03/27(月) 00:15:38
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_A45JVE4RTNLHNOZRJ6KUBGJBAQ.html?_gl=1*1l9dewf*_ga*MzQ0MzAyOTExLjE2NjY0MDI2MzY.*_ga_XJ5END643J*MTY3OTg0MzU0NC4xNjUuMS4xNjc5ODQzNzEyLjI2LjAuMA..
公明「常勝関西」に危機感 集票陰りと維新の勢い
2023/03/26 18:17産経新聞

公明「常勝関西」に危機感 集票陰りと維新の勢い

雨の中、街頭演説で統一地方選挙の党公認候補への支持を訴える公明・山口那津男代表=26日午後、京都市下京区(大島悠亮撮影)

(産経新聞)

公明党が統一地方選で、大阪を中心とした関西の情勢に危機感を募らせている。支持母体の創価学会の組織力を背景に強さを見せてきたが、近年は日本維新の会の勢いに押され、取りこぼしが目立ってきた。統一選の結果は次の衆院選に影響しかねず、幹部が集中的にてこ入れに乗り出している。

「(国と地方の)ネットワークを生かした政策実現は与党・公明党だからできることだ。野党は独自に予算を作ることはできず、いくら『あれをやった』といっても、はりぼての訴えに過ぎない」

雨が降りしきる26日の京都市、四条烏丸交差点前。公明の山口那津男代表は街頭演説で、政権与党の強みをこうアピールした。

山口氏は19日にも大阪府茨木市で街頭演説に臨んだ。26日には西田実仁選対委員長が兵庫県入りし、石井啓一幹事長は24日に兵庫県、25日に京都市を訪れるなど、公明は幹部を関西に集中的に投入している。

これまでは関西で、創価学会の強固なネットワークを武器に組織戦を展開し、選挙の強さから「常勝関西」とも呼ばれてきた。だが、平成22年に地域政党「大阪維新の会」の設立後から様相が変化。公明は23年の大阪府議選、27年と31年の大阪市議選でいずれも目標とした全員当選を逃している。

維新は今回、定数が9減の79となる大阪府議選に前回を上回る56人、2減の定数81となる大阪市議選には初の過半数獲得を目指し50人をそれぞれ擁立する構えだ。公明は支持層の高齢化で勢いに陰りも見えており、「大阪は特に厳しい選挙になる」(石井氏)と焦りを募らせる。

次期衆院選への影響にも気をもんでいる。維新は近年の衆院選で、公明が候補を立てる大阪府と兵庫県の計6選挙区で独自候補の擁立を見送ってきた。維新が進める「大阪都構想」を巡る住民投票で協力を得る狙いもあった。

しかし、都構想は住民投票で2度否決され、頓挫した。維新の馬場伸幸代表は次期衆院選での公明との選挙協力について「全てリセットだ」と明言する。維新が大阪の府市両議会で単独過半数を得れば、それぞれ公明に配慮する理由もなくなる。

公明関係者は「統一選の結果次第では、維新が公明の現職がいる衆院選挙区に候補者を立ててくる」と警戒する。関西での統一選の戦績は、公明の今後の党勢全体を占う試金石ともなる。(大島悠亮)

7579OS5:2023/03/27(月) 01:04:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/699699899f448dbc797b5ae27f39b2ef0bca5324
大阪市長選で維新、府市一体を強調「背水の陣」に他党警戒
3/26(日) 21:34配信



産経新聞
大阪市長選候補の街頭演説を聴く人々=26日午後、大阪市北区(甘利慈撮影)

26日告示された大阪市長選は、4月6日の任期満了をもって政界を引退する松井一郎市長(日本維新の会前代表)の後継を決める選挙だ。維新は本拠地の大阪で知事選と合わせたダブル選の勝利に加え、今月31日告示の府議選、大阪市議選でそれぞれ過半数の議席獲得を目指す。全国政党化に向け、統一地方選後半戦も含めて600議席の目標を掲げており、馬場伸幸代表ら党の「顔」を懸けた背水の陣を敷く。

「成長し、安心して暮らせる大阪を府市一体でつくっていこう」

雨天となった26日、大阪市中央区の南海難波駅周辺で、地域政党「大阪維新の会」前代表でもある松井氏は市長選の新人候補の第一声に駆け付け、聴衆にこう呼びかけた。

大阪維新はダブル選での勝利に向け、市長選候補の知名度アップに躍起だ。選挙期間中は松井氏らが街頭演説で候補と並び、知事選とのセット当選を訴える。

統一選前半戦の焦点は、大阪市議選だ。大阪維新の吉村洋文代表(維新共同代表)は定数が今回83から81に減る市議選で過半数の議席獲得を目標に掲げ、達成できなければ代表を辞する意向を示す。

狙いは、党内の引き締めだけではない。

平成23年の党創設以来、市議会で過半数を占めたことがない大阪維新は政策実現のために公明党と協力してきた。過半数を得た場合は大阪維新のみで政策決定が可能になるが、自民党などは「首長ポストと議会の多数派を同じ政党が握れば二元代表制が機能しなくなる」と警戒感を募らせる。

大阪以外での党勢拡大に向け、馬場氏は統一選で地方議員を現状の1・5倍となる600議席以上に増やす目標を掲げ、達成できない場合は代表を辞任する考えだ。結果次第では「ポスト松井」の人材が執行部から消えるリスクをはらむ。(山本考志、北野裕子)

7580OS5:2023/03/27(月) 09:05:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/5db11bcb157064d7ee58e6b4d4c39a04df8cea44
拡大路線の維新、兵庫が主戦場 統一選の候補を倍増 本拠地・大阪はもう飽和状態
3/27(月) 8:30配信
 兵庫県内でも近く始まる統一地方選で、日本維新の会の拡大路線が各地の選挙に波紋を広げている。全国政党化に向けて積極的に擁立を進める維新に対し、激戦を強いられる各党は警戒感を高める。前半戦(4月9日投開票)の県議選と神戸市議選、後半戦(同23日投開票)の4市町長選と11市町議選を前に、過熱する前哨戦を追う。(統一選取材班)

【写真】「地方の政治で維新は自民に負けていない」 吉村共同代表、兵庫で街頭演説


 「勝負の鍵を握っているのは間違いなく兵庫だ」

 2月下旬、神戸市内であった日本維新の会・県組織の決起集会。党幹事長藤田文武(42)は集まった立候補予定者らにげきを飛ばし、兵庫が「主戦場」になると訴えた。

 今回の統一選で維新は、全国の地方議員を1・5倍となる600人以上に増やす目標を掲げる。全国政党化に向けた足場を固める選挙として、積極的な擁立を進めている。

 本拠地・大阪は府市両議会とも第1党となり、議席数は既に飽和状態。大阪に次ぐ「第2の牙城」とされながら、議員数が約50人と大阪の5分の1にとどまる兵庫は、その「のびしろ」に期待が集まる。

 攻勢の裏には現状へのいら立ちもある。候補擁立を巡り、自民党県連が分裂した2021年の知事選で、維新は自民の一部議員が支援する知事斎藤元彦(45)を推薦。20年ぶりのトップ交代を後押ししたが、県議会の所属議員は現在4人しかいない。

 4年前の県議選は9議席を維持したものの、国政選挙や市長選へのくら替えで目減りし、本会議で代表質問ができる6人以上の「交渉会派」からも外れた。

 「知事与党なのに、われわれの訴えは(知事に)届いていない」。県組織代表の片山大介(56)は不満を口にする。「数は力。最低でも2桁の議席を確保する」と影響力の拡大を狙う。



 「まるで知事選の延長戦のようだ」。維新の擁立が本格化するにつれ、自民県議から懸念の声が漏れる。

 県議選で候補を立てる選挙区が、知事選で斎藤の対立候補を支えた自民県議の地元を狙い撃ちしたように見えたからだ。保守地盤で前回選は多くが無投票だった東播磨や北播磨、丹波地域の1人区で目立つ。

 維新は「刺客」を否定するが、自民側は神経をとがらせる。「無投票で当選できたら仲間の応援に回れるが、自分の選挙区に足止めされる。こちらの動きを止めたいのだろう」

 維新の立候補予定者の発表は昨年11月に始まり、3月になっても選定作業は続いた。党本部が課したノルマもあり、前回選に比べて公認候補は急増している。

 前回12人を立てた県議選は2・5倍の30人に増え、阪神間と神戸市内は全選挙区に擁立。初めて立てる選挙区も15ある。神戸市議選は2倍近い21人に。後半戦の市町議選も含めた総数は計89人で、自民の候補者数に次ぐ多さとなっている。



 維新にとって、強気の擁立はもろ刃の剣でもある。

 にわか仕込みの人材の質を不安視する声は党内からも上がる。2月には神戸市議選の候補予定者について「品位を損なう行為があった」と公認を取り消した。

 統一選で擁立する半数近くは新人で、地盤も知名度も乏しい。県組織の幹部は「大阪の実績を訴えるだけでは響かない」と危機感を持つが、県内でアピールできる実績は多くはない。

 このため県議選の立候補予定者の大半が、党の公約「身を切る改革」を中心に行財政改革の推進を前面に出す。看板をそろえ、浸透力を高める戦略で臨む。

 過去2回の国政選挙の県内比例票は、自民を上回りトップだったが、西宮や尼崎などの市長選では苦杯をなめた。前半戦の結果は、後半戦で推薦候補を立てる姫路市長選にも直結する。

 大阪市長松井一郎(59)の後継として代表に就いた馬場伸幸(58)が退路を断ち、主導する初めての本格選挙。「風」は吹くのか、維新関係者でさえ測りかねている。(敬称略)

7581OS5:2023/03/28(火) 11:43:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdde5c1f9aca1343805ee938cda0236a473a82c1
維新の拡大路線で楽観ムード一転 きしむ「兵庫の保守王国」、守勢の自公に危機感 統一地方選兵庫県議
3/28(火) 7:30配信

神戸新聞NEXT
兵庫県議会自民党会派から離脱する議員から県知事選の立候補要請を受ける斎藤元彦氏(手前左)=2021年3月、、神戸市中央区下山手通4、兵庫県民会館

 「誰が出てきても受けて立つ」。3月上旬、北播磨を地盤にする自民党の兵庫県議は、選挙事務所開きで覚悟をにじませた。

【写真】斎藤元彦氏の応援に駆け付けた維新幹部ら

 2019年の前回選は無投票当選し、支持者の間には「今回も無風」と楽観ムードが漂っていた。だがその裏で、日本維新の会による候補擁立がささやかれ、程なくして現実となった。


■4年前にはなかった光景


 維新の拡大路線は、県議選の構図を一変させた。その象徴が、七つの選挙区で見込まれる「自民VS維新」の直接対決。いずれも1人区で、4年前には見られなかった光景だ。

 その大半は自民の公認・推薦候補が議席を守ってきた保守王国。しかし、維新の候補9人全員が当選(比例復活を含む)した21年の衆院選では、比例得票も維新に後れを取った保守地盤もあり、勢力図が揺らぐ。

 内閣支持率の低迷で求心力が低下する中、維新の攻勢を受ける自民は今回、政権でタッグを組む公明党との協力を重視する。県議選では前回選の約1・5倍の19人が推薦を受ける。

 昨夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)で公明候補を推薦しており、「借りを返してもらう」とベテラン自民県議。組織力を誇る公明の協力で優位に選挙を進めたいとの計算が働く。

 一方の公明は、県議選の11選挙区で13議席の維持を狙う。ただ、いずれも維新候補と対峙(たいじ)することになり、公明関係者は「厳しいのはうちも同じ」と漏らす。

 「大阪都構想」の協力を前提に連携してきた維新との関係も「リセット」され、「自民の期待には応えるが、最優先はわが党の全員当選だ」と強調する。

     ◇

 県議会のいびつな構成も構図を複雑にする。

 21年の知事選で、自民会派は候補擁立を巡って分裂。維新とともに知事斎藤元彦(45)を支え、会派を出たグループと、対立候補を推したもともとの議員団とのあつれきは、いまだ解消されていない。

 自民の支持団体には合流を望む声が強く、ある地元選出の国会議員は仲介を買って出た。「選挙後、一つにまとまるなら協力する」。維新との一騎打ちに備え、支援を求める県議に交換条件を示し、了承を得た。

 一致団結が求められるのには事情がある。自民は県議選(定数86)で44人を公認・推薦する。分裂した2会派で今は過半数を維持するが、維新が伸ばせば主導権の一端を握られかねない。

 県幹部は県側のスタンスを解説する。「維新の提案も取り入れるが、自民が反発しない範囲が前提。ただ、議席数の差が縮まれば前提も変わる」。決戦の行方は県政の軸足を左右する。

     ◇

 「地方から党勢を回復させるには、これ以上、議席を減らせない」

 旧民主党を源流とし、国政ではたもとを分かつ立憲民主党と国民民主党は今回、同じ危機感を共有する。県議会で現有4議席の立民は7人を立て、国民は現職1人が議席死守を狙う。

 県議会では、両党所属の議員が同じ会派で活動する。前知事時代、県政与党の一角を占めたが、先の知事選で対立候補を支援したこともあり、新知事就任後は是々非々で対応する。

 昨年末、知事との親密ぶりをアピールする宣材写真の撮影会があった。フレームに納まったのは、自民と維新、公明会派の議員たちで、立民と国民の姿はなかった。

 前回選で両党県組織の協力は、各選挙区で候補者が対決しない「すみ分け」にとどまった。崖っぷちに立つ今回は、立候補予定者の相互推薦にまで踏み込み、生き残りをかける。

 共産党は前回と同じ16人を公認し、議案提案権を持つ8議席を目指す。

 各党の思惑が交錯する前哨戦。審判後、議会の風景はどう変わるのか。(統一選取材班)

7582OS5:2023/03/28(火) 13:03:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c27c3361e213fc9e2cd5445449817ca112e1476
なぜ今?IR争点化 維新・非維新のコントラスト鮮明 都構想なき大阪ダブル選
3/27(月) 20:48配信
産経新聞
4月9日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選で、主要争点としてにわかに浮上した感があるのが、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致の是非だ。府市のトップを長く独占してきた地域政党「大阪維新の会」が政府・自民党とIR誘致を推進、すでに事業者選定や府市両議会の承認も終え、あとは国の認定を待つばかりとなっている。誘致自治体としての手続きはほぼ完了したともいえるIRが、「維新VS非維新」の対立軸として先鋭化した背景とは-。

【表でみる】大阪IRをめぐる動き

■対立軸示しやすく

「IRは争点じゃないんだけど、僕は正面から訴えていきます。相手はこれしか言わないから」

知事選で再選を目指す維新現職の吉村洋文氏(47)は23日、大阪市中央区の街頭演説でこう述べ、対立陣営のIR争点化について、受けて立つ構えを見せた。

今回の知事選では、非維新候補の5人がIRについて軒並み反対・慎重の姿勢を表明。市長選でも、事実上の一騎打ちとなる維新新人で元府議の横山英幸氏(41)と、無所属新人で元自民市議の北野妙子氏(63)がそれぞれ賛否の論陣を張る。

今回のダブル選で維新は支持者の間でも賛否が割れてきた看板政策「大阪都構想」の主張を封印。過去10年以上にわたって府市の行政運営を主導してきた「維新政治」の評価が選挙戦の底流をなし、論点がぼやける中で、対立のコントラストを最も鮮明にしやすかったのが、IRだったといえる。

■争点でないはずが…

そもそも大阪のIR誘致は平成22年、シンガポールのIR予定地を視察した維新創設メンバーの橋下徹知事(当時)が、アジア諸国との都市間競争の起爆剤にしようと発案。その後、政府・与党によりIR関連法が整備され、自民の安倍晋三政権と蜜月関係にあった維新顧問の松井一郎・大阪市長らが人工島・夢洲(ゆめしま)(同市此花区)の活用策として誘致を推し進めてきた経緯がある。

令和3年9月には米MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの企業連合に事業者を決定。昨年3月、府市両議会で整備計画案が承認され、同4月には国への申請も済ませた。

もっとも、そこに至るまでは紆余(うよ)曲折があった。IR事業者の募集段階では、開業時期を9年3月末までとしていたが、新型コロナウイルス感染拡大のあおりで11年秋〜冬にずれ込んだ。夢洲の候補地では土壌汚染や液状化リスクも判明、市は土壌対策として当初想定になかった約790億円の公費負担を余儀なくされた。

IR開業により、府市が事業者から受け取る収入は年間1060億円と試算されているが、富裕層をはじめとするインバウンド(訪日外国人客)がコロナ禍で激減した後、どこまで回復するかはまだ見通せない。ロシアのウクライナ侵略に伴う世界的な燃料・物価高騰も、まだ「先の話」ともいえるIRの収支シミュレーションから、現実味を奪ってしまう。

こうした将来の不確定要素はそのまま推進派の維新に対する攻撃材料となる。それが「争点ではない」はずのIRが、争点となった背景にある。

■選挙結果が審査に影響も

吉村氏はダブル選で年間1兆円超と試算するIR開業後の経済波及効果(近畿圏)をアピールし、IRに伴う府市の収入を福祉や教育の政策に充てると強調。ギャンブル依存症対策として相談・治療体制や入場規制の徹底を挙げ、「府市一体の成長戦略でやっていきたい」と横山氏とのセット当選を訴える。

一方、知事選で反対派の急先鋒(せんぽう)となる無所属新人で元参院議員の辰巳孝太郎氏(46)=共産推薦=は「地域で使われるはずのお金がカジノに使われ、地域経済が落ち込む」と経済効果を疑問視。非維新勢力の結集を目指す政治団体「アップデートおおさか」が知事選に擁立した法学者で無所属新人の谷口真由美氏(48)も「カジノですったお金を教育や福祉に回すというのは大阪の気質に合わない」と指摘する。

ダブル選でIR反対陣営は「情報開示が不十分なまま強引な議会運営で手続きが進められた」と批判し、住民投票で民意を問うべきだと主張している。

誘致の是非を問う住民投票条例の制定案はこれまでも府市両議会で提案されたが、いずれも維新、公明の反対多数で否決。仮に反対派のトップが誕生した場合も、両議会での合意という難題が待ち受ける。

もっとも国はIR認定の審査のポイントとして「地域における十分な合意形成」を挙げている。今回のダブル選で反対の民意が示されれば、今後の審査に影響を与える可能性はある。

7583OS5:2023/03/29(水) 16:50:46
https://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20230328-OYTNT50275/
<統一選2023>県議選情勢(下)
2023/03/29 05:00
選挙・和歌山
御坊 現元一騎打ちか

御坊市(定数1) 
 中村裕一63自元〈8〉 〈公〉
 楠本文郎68共現〈1〉  

 前回選では、元小学校教諭で市議を30年以上務めた楠本が、9選を目指した中村を247票差で破り初当選。県議選の1人区で共産候補が当選するのは戦後初で、大きな話題となった。今回も同じ2人の対決となる。

 1月に行われた御坊市議選で楠本の娘・香織が自民候補らを抑えてトップで初当選を果たすなど「楠本」人気は健在だが、楠本は、19日の事務所開きで「再選を確信するところまでにはまだ遠い」と気を引き締める。

 中村は昨年6月、早々に出馬会見を開き、着々と準備してきた。前回選は、保守分裂となった2016年の御坊市長選のしこりが残っていたが、今回は事務所開きに自民党元幹事長の二階俊博が出席し、挙党態勢を目指す。

新宮市(定数1)
 浜口太史56自現〈3〉 〈公〉
 上田勝之57無新   

 11年に現職を破って浜口が初当選し、その後2回が無風となっていた新宮市選挙区。元新宮市議の上田が挑む構図で、12年ぶりの選挙戦となりそうだ。

 上田は旧市時代を含めて7期市議を務め、21年の市長選にも挑戦するなど市内で高い知名度を誇る。2月下旬、新宮市内で開いた記者会見では「選択肢を作るべきだという声を多くいただいた」と出馬理由を強調した。

 4期目に挑む浜口は、12年にわたり県と市のパイプ役を務めた実績を訴える。自身も12年前、自民現職に無所属で一騎打ちを挑んで足場を築いただけに、上田への警戒を緩めない。

西牟婁で激戦予想
西牟婁郡(定数2)
 秋月史成54自現〈2〉 〈公〉
 高田由一59共現〈3〉
 三栖拓也36無新 〈自〉〈公〉

 戦後、無投票になったことがない選挙区。15年の選挙で敗れた高田が前回選で返り咲きを果たし、自民と共産で議席を分け合っていたところに、三栖が新たに名乗りを上げた格好だ。議員経験はないが、自民の推薦を得て保守層への浸透も狙う。高田と三栖は地盤が重なり、激しい争いが予想される。

9選挙区で無投票か
 読売新聞の調べでは3月25日時点で、海南市・海草郡、橋本市、有田市、田辺市、岩出市、伊都郡、有田郡、日高郡、東牟婁郡の計9選挙区で無投票となる公算が大きい。現行の定数42で行われた11年の県議選以降最多で、無投票当選議員は全体の半数近い20人に上る見込みだ。

〈注〉敬称略。並びは衆院勢力順などによる。氏名、投開票日現在の年齢、党派、新旧、当選回数。四角囲みは推薦政党。

7584OS5:2023/03/29(水) 16:52:06
https://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20230328-OYTNT50042/
<統一選2023> 県議選情勢(上) 
2023/03/28 05:00
選挙・和歌山
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 春の統一地方選・前半戦で4月9日に投開票される県議選(定数42)が、3月31日に告示される。14選挙区中、少なくとも5選挙区で選挙戦となる見通しだ。立候補予定者の顔ぶれや、各選挙区の構図を2回にわたり紹介する。(文中敬称略)

「18歳選挙権」世代、25歳にして立つ…ボランティアで興味・市民のために動く姿に憧れ
和歌山 衆院補選も視野

 和歌山市(定数15)
 井出益弘76自現〈10〉
 新島雄71自現〈7〉
 山下直也67自現〈7〉
 尾崎太郎57自現〈5〉
 森礼子54自現〈4〉
 林隆一60維現〈1〉
 岡本年永59維新
 浦平美博51維新
 岩井弘次65公現〈2〉
 小川浩樹56公新
 中尾友紀62公新
 奥村規子71共現〈4〉
 松坂美知子66共新 
 浦口高典68国現〈5〉
 加藤充也58参新
 長坂隆司66無現〈7〉
 片桐章浩61無現〈4〉
 藤本真利子69無現〈5〉

 県全体の定数の3分の1以上を占める選挙区。今回は現職12人と新人6人が立候補する見込み。衆院和歌山1区補選(4月11日告示、23日投開票)も見据えた選挙戦になりそうだ。

 現在6議席を占める自民は現職1人が引退予定で、残るベテラン現職5人が全員当選を狙う。同党は同じ和歌山市域を選挙区とする衆院1区補選に門博文を擁立しており、県連幹部の一人は「安定した候補で県議選を勝ち抜き、補選につなげたい」と語る。

 同じく補選に前和歌山市議の林佑美を擁立する維新は、現在の1議席から2増を目指し、現新3人が立候補する。県総支部幹部は「全員当選を目指しつつ、今後に向けて和歌山で政党名をアピールするチャンス」と意気込む。

 現在1議席の共産は2議席獲得を狙う。前回、前々回選も2候補を立てたが票の分配がうまくいかず党勢拡大はならなかった。前回選で649票差で落選した新人と現職の同じ顔ぶれで雪辱を期す。

 現在3議席の公明はベテラン現職2人が引退することを受け、和歌山市、田辺市で議員経験のある新人2人を新たに擁立し、現有勢力を維持する構え。国民民主も現職1人が6選を目指す。参政も新人1人を擁立し、県議選に初挑戦する。

紀の川 12年ぶり選挙戦か
 紀の川市(定数3)
 山田正彦81自現〈6〉 〈公〉
 坂本佳隆53自新    〈公〉
 杉山俊雄72共現〈1〉
 高田英亮78無新

 自民の岸本健が昨年2月、紀の川市長にくら替え当選したため欠員1となっていた。今回、自民、共産の現職に加え、前紀の川市議の新人2人が立候補を表明しており、2011年以来12年ぶりの選挙戦となりそうだ。

 新人のうち坂本は元沖縄・北方相の参院議員・鶴保庸介の秘書を長年務めたのち21年の市議選で初当選。高田は市議選で5期連続トップ当選を果たした実績の持ち主だ。

 自民現職の山田は7選を目指すが、共産の杉山以外は保守系で一部は地盤も重なるため票の食い合いが予想され、「全員が横一線」との声も聞かれる。

        ※  ※  ※

<注>並びは衆院勢力順などによる。氏名、投開票日現在の年齢、党派、新旧、当選回数。四角囲みは推薦政党。

7585OS5:2023/03/29(水) 17:21:15
https://sakisiru.jp/41829
ディズニー誘致「公約」、前川氏とのコラボで連続炎上…大阪自民、止まらない「学級崩壊」
「感性がズレてる...」頭抱える関係者
2023年03月28日 18:00




SAKISIRU編集部
統一地方選の前半戦で注目される大阪ダブル選挙(大阪府知事選、大阪市長選)がスタートしたが、大阪自民が序盤からネットで炎上する事態が相次ぎ、維新との決着をつける前に早くも逆風にさらされている。

「IR予定地にディズニーリゾート!」
まず物議を醸したのは大阪市内で張り出されたポスターと配布された機関紙の号外だった。その中で大阪市の人口島、夢洲地区へのディズニーリゾート誘致を掲げたことでネット民の波紋を呼んだ。維新の藤田幹事長はツイッターで「大阪自民党ってなんでも有りなんか?」と呆れる。

炎上した主な理由は2つ挙げられる。まずはこのタイミングでIR反対を掲げたことへの疑問だ。

夢洲を巡っては、維新府政・市政が安倍政権時代から統合型リゾート施設(IR)を積極的に誘致し、事業者もMGM・オリックスの共同グループに決定。府議会・市議会でも承認され、すでに国にも認可を申請済みだ。手続き的には既定路線に入っている段階で、国政の自民党もIR実現を後押ししてきた経緯がある。

そうしたことから維新側から言わせれば「IRは争点じゃない」(吉村知事)はずだった。ダブル選で知事選候補の法学者、谷口真由美氏を支援し、市長選候補の前市議、北野妙子氏の出身母体でもある大阪の自民党(大阪府連)は、府議団がIRの区域整備計画に賛成したものの、市議団が反対するという矛盾に陥った。

そして今回の選挙戦に際し、反維新勢力のわかりやすいネタとしてIRが蒸し返され、問題のポスターや機関紙が出回った。機関紙には「大阪IR予定地にディズニーリゾート!」と明確に「IRの代替案」を掲げている。


万博・IRの計画地「夢洲」(平つかさ/PhotoAC)
もう一つ、物議を醸したのは、「ディズニーリゾート」という特定の商業施設名を安易に使ったことだ。ディズニーは版権管理に厳格なことで知られる。有名なところでは1987年、滋賀県内の小学校で、児童が卒業記念として学校のプール底にミッキーマウスを描いたところ、報道でそれを知ったディズニー側から抗議を受け、学校側がやむなく消したケースがある。

ディズニーリゾートの運営会社、オリエンタルランド広報部は取材に対し、「ディズニーリゾートの名称に関する権利は当社ではなくディズニー社に帰属しており、コメントする立場にはない」と静観する構えだが、あるディズニーの関係者は「勝手に名前を使うのはいかがなものか」と困惑気味に語った。そもそも大阪市内にはテーマパークの競合であるユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が存在しており、維新の関係者も「現実味のない政策を掲げて何を考えているのか」と呆れる始末だ。

大阪自民の複数の関係者によると、問題のポスターやチラシは、前回の衆院選で落選した前議員が旧知のディズニー関係者に協力を打診するも日本法人に相談するように門前払いされた。ディズニー側と正式に詰めたのかは定かではないが、府連内にも危惧する向きはあったという。

結局、一部の元市議らが“暴走”する形で配布・掲出したようだが、この関係者は「大阪府連として組織的に認めたものではない」と言明しつつ「まさかこのようなポスターやチラシを本当に使うとは思わなかった。これで票になると思っているセンスが疑われる」と半ば怒り気味に話す。

SAKISIRU編集部は大阪府連と前議員の公式サイトに事実関係を確認する質問状をメールしたが、回答期限までにコメントは得られなかった。この後、回答があり次第、追記または続報で伝える(※末尾に追記あり)。

「前川さんとは一緒に本を出した」
この“ディズニーポスター”だけでも「マイナスの影響」(自民府議)にも関わらず、今度は知事選候補の谷口氏のツイートが追い打ちをかけることに。というのも、谷口氏が27日、ツイッターの音声交流サービス「スペース」でゲストに招いたのが前川喜平・元文科事務次官だったのだ。

7586OS5:2023/03/29(水) 17:21:33
言わずもがな前川氏は退官後、安倍政権に最も敵対してきた論客の1人。安倍氏の暗殺から3か月経った昨年10月には、「気の毒とは思ったけど悲しいとは思わなかったです」と述べたことで物議を醸した。それでなくても谷口氏はTBS系サンデーモーニングに出演し、自民党政権を辛らつに批判してきた言動から、自民が野党と共に支援する候補者として擁立されただけでも保守層に波紋を広げてきた。

今回、谷口氏は「実は前川さんとは一緒に本を出したことがあるんです。選挙や政治についてあれこれ話しますよ」と前川氏と親しい関係を臆面もなくつまびらかにした。これにより、安倍政権を支持してきた「岩盤保守層」の離反は決定的になったと見る向きが強い。

自民から離れた大阪の保守層は維新にも行かない人が少なくない。知事選では、参政党公認の歯科医、吉野敏明氏が立候補中だが、岩盤保守層の受け皿になる可能性もある。岩盤保守層の不満を代弁するように、お隣・京都の自民党は、西田昌司参院議員が27日にアップしたYouTube動画で、市長選こそ北野氏への支持を呼びかけたものの、知事選では谷口氏ではなく吉野氏支持を訴えた。



ダブル選序盤にして、もはや大阪自民は「学級崩壊」状態に等しいようだ。



【追記3/29 17時】自民党大阪府連の担当者は29日午後、電話取材に応じ、問題のポスターや機関紙について「大阪府連としてIR予定地のあり方についてはさまざまな案を検討してきたが、ディズニーリゾートいう提案はコンセンサスを得たものではない」との見解を正式に示した。担当者によると、府連所属の中山泰秀前衆院議員が旧知のディズニー関係者に打診したと説明したが、ディズニー側の確認を取ったかについては言及しなかった。

7587OS5:2023/03/29(水) 17:54:36
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20230321-OYTNT50169/
<統一選2023 決戦前夜 県議選>(下)新興勢力 初議席狙う
2023/03/22 05:00
選挙・滋賀
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駅前に立ち、あいさつする立候補予定の男性(大津市で)

 2019年の前回選の近江八幡市・竜王町選挙区(定数3)では、共産党新人の女性候補がチームしが公認の現職の男性候補に628票差で惜敗し、「3位当選」を逃した。女性は今回選でも出馬する意向で、男性は立憲民主党公認で立候補して5選を目指す。

<統一選2023 決戦前夜 県議選>(中)3党共闘で反転攻勢
 前回選で1位、2位当選した自民党公認の男性県議2人も出馬し、前回、舌戦を繰り広げた4人が再び争うことになる見込みだ。

 女性は18日、近江八幡市上野町のスーパーの前で演説し、岸田政権が掲げる防衛力強化について、「憲法9条を踏みにじることは許されない」と批判した。

 15日に閉会した県議会定例会では、立民や国民民主党の県議らでつくる会派「チームしが県議団」が岸田首相の掲げる「防衛増税」を批判する一方、防衛力強化の必要性自体は認める意見書案を提案した。結局、否決されたが、共産党県委員会の石黒良治委員長(64)は「軍拡に歯止めをかけられるのは共産だけ。県議会で共産の議席を増やすことが反戦に向けた世論を示すことになる」と話す。

 共産は現在、県議会で4議席を持つ。今回選では近江八幡市・竜王町のほか、長浜市、甲賀市、東近江市・日野町・愛荘町、大津市の各選挙区で現職・新人の計6人を擁立する。定数10の大津市選挙区では現職の女性県議2人が出馬する予定で、2月23日に開かれた集会では、党中央委員会の市田忠義副委員長が「大津の2議席を絶対に確保しなければならない」と強調した。

 ■2議席維持

 一方、公明党も大津市選挙区で2議席を獲得することが重要課題となる。

 公明は現在、県議が2人おり、いずれも大津市選出だ。今回選では女性県議が再選を目指して出馬予定だが、県本部代表の中村才次郎県議(63)は引退し、新人の男性を後継候補として擁立する方針だ。

 選挙中は、大津市の南部では女性県議が、北部で男性が支持を訴え、互いに活動地域を侵食せずに票の掘り起こしを図る戦略だ。中村氏は「ミニ集会などをこまめに開き、県民の声を聞き、困りごとを解決していくという党の姿勢を浸透させたい」と意気込む。

 ■試金石

 今回選では、日本維新の会が大津市、草津市、彦根市・犬上郡、栗東市、守山市、東近江市・日野町・愛荘町、湖南市の7選挙区にそれぞれ新人候補を立て、県議会で初の議席獲得を目指す。

 維新は昨夏の参院選比例で、県内では自民に次ぐ比例票を得た。維新共同代表の吉村洋文・大阪府知事は2月18日、草津、大津両市で演説し、「大阪で進めてきた改革を、滋賀でもやらせてほしい」と訴えた。

 さらに、参政党も大津市選挙区に新人の男性を擁立し、初議席獲得を狙う。

 県議選は、<新興勢力>が県政界で影響力を示せるかどうかの試金石ともなる。(井戸田崇志、藤岡一樹、西村歩が担当しました)

7588OS5:2023/03/29(水) 17:54:54
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20230320-OYTNT50238/
<統一選2023 決戦前夜 県議選>(中)3党共闘で反転攻勢
2023/03/21 05:00
選挙・滋賀
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県議選に向けた集会で並び立つ(右から)チームしがの嘉田代表、国民県連の斎藤代表、立民県連の徳永代表(大津市で)

■一騎打ち

<統一選2023 決戦前夜 県議選>(下)新興勢力 初議席狙う
 県議選の13選挙区で、米原市選挙区は唯一、定数が1の「1人区」となる。

 2019年の前回選では政治団体「チームしが」公認の男性県議と自民党公認の新人候補が議席を争い、男性県議が再選した。今回選も3選を目指す男性県議と、自民新人の男性候補の一騎打ちとなる公算だ。

 チームしが代表で、前知事の嘉田由紀子参院議員(72)(無所属)は18日、男性県議の集会に出席し、人口減の原因について「自民党の人口社会政策の誤り」と指摘。「子ども手当」を導入した旧民主党政権を評価したうえで、「日本を潰してきた政治に戻してはいけない」と男性県議への支援が自民に打撃を与えることを強調した。

 男性県議は今回選で、立憲民主党、国民民主党、社民党から推薦を受ける。立民県連の徳永久志代表(59)(衆院議員)も「象徴的な選挙区になる」と、米原市選挙区の結果を重視する。

 チームしが、立民、国民が擁立する公認・推薦候補は計17人となる見通しだ。県議会では立民、国民の県議らが会派「チームしが県議団」を構成。県議選では政治団体のチームしが、立民、国民の3者がそれぞれの候補を支援し合うケースが多くなりそうで、そうした候補には社民も推薦を出して後押しする方針だ。

 例えば、大津市選挙区ではチームしが公認の新人男性を立民、国民、社民が推薦する一方、立民公認の女性県議を国民、社民、チームしがが推薦する。地元事情などでチームしがの公認しか受けないといった候補も現れそうだが、17人は当選すれば、チームしが県議団に所属するとみられる。

■国政選見据え

 国民は県内での党勢拡大に注力しているが、今回選で擁立する公認候補は大津市選挙区の男性県議1人だけになる見通しだ。国民県連の斎藤アレックス代表(37)(衆院議員)は「次期衆院選でも間違いなく、立民などと連携することになる」と述べ、国政選挙に向けた基盤作りのため、独自候補の擁立人数にはこだわらない考えだ。

 立民、国民を取り巻く環境は厳しい。2021年10月の衆院選では県内の全4小選挙区で自民に勝利を許し、22年7月の参院選滋賀選挙区では立民と国民の推薦候補が自民現職に敗れた。

 立民は今回から定数が1増の3となる守山市選挙区で、現職と新人の推薦候補2人を擁立することを決めた。立民県連の徳永代表は「自民が候補を1人に絞るため、2議席を獲得できるチャンスがある」と強気だ。

 県議選を反転攻勢の足がかりにできるのか。成否は、県政界の政党力学も左右することになる。

7589OS5:2023/03/29(水) 17:55:11
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20230319-OYTNT50153/
<統一選2023 決戦 前夜 県議選>(上) 自民 単独過半数目指す
2023/03/20 05:00
選挙・滋賀
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 統一地方選の前半戦となる県議選が31日、告示される。自民党が単独過半数の確保を目標に掲げる一方、野党側は自民の過半数を阻止し、自民に県政運営の主導権を渡さないことを目指している。<決戦>を控えた主要政党の動きを追う。

<統一選2023 決戦前夜 県議選>(下)新興勢力 初議席狙う
自民党現職県議の集会に出席する小寺衆院議員ら(左、東近江市で)
  ■危機感


 「これまでよりも不安要素が大きい選挙になる」――。自民党の小寺裕雄衆院議員(62)は2月25日、東近江市で開かれた3選を目指す自民の男性県議の集会で、集まった約350人に地元一丸で選挙戦に臨むよう訴えた。

 男性県議は旧能登川町出身だが、日本維新の会が擁立を決めた新人の男性も能登川が地盤だ。小寺氏は、「思わぬことが起こりかねない」と危機感を示した。

 2021年10月の衆院選では、東近江市は市町村合併前の旧愛東町と旧湖東町が滋賀2区、旧能登川町、旧八日市市、旧蒲生町、旧永源寺町、旧五個荘町が滋賀4区に分割されており、小寺氏は4区で当選した。

 だが、衆院小選挙区を「10増10減」し、区割りを見直す改正公職選挙法が昨年12月に施行され、東近江市は全域が新滋賀2区に集約された。新2区の自民公認には旧2区選出の上野賢一郎衆院議員(57)が選ばれ、小寺氏は比例近畿ブロックの単独候補に転出することが決まった。

 集会には、いずれも自民の参院議員の小鑓隆史氏(56)と有村治子氏(52)が来援したものの、上野氏の姿はなかった。選挙区が広がる上野氏にとって県議選は「顔見せ」の絶好の機会だが、自民党県連は「小寺氏の支持基盤を活用するため、新しい区割りでの国会議員の政治活動は統一選が終わってから。党員らが混乱するので、新たに選挙区に加わる区域には基本的に上野氏は入らない」(幹部)と、統一選を最優先する構えだ。

  ■女性1人

 県議選の定数は、19年の前回選と同じ44。現在の県議会は最大会派の自民党県議団(19人)が過半数に満たず、立憲民主党や国民民主党の県議らで構成する第2会派「チームしが県議団」(14人)などが続く。

 自民は11年の県議選で過半数を確保したが、15年と19年は過半数を割り込んでおり、自民党県連の大岡敏孝会長(50)(衆院議員)は「単独過半数を確保したい」と意気込む。

 県議選は13選挙区で争われ、米原市選挙区以外は定数が2以上となる。自民は大津市(定数10)、東近江市・日野町・愛荘町(同5)、彦根市・犬上郡(同4)などで複数の候補者を擁立する。

 こうした選挙区では各候補が地盤をすみ分け、ほかの自民候補の支持基盤を侵食しないように選挙活動が行われるが、自民候補同士で票の<食い合い>になるケースも多い。19年の県議選で、自民は大津市選挙区に5人を擁立したが、3人しか当選できなかった。

 大岡氏は、「複数区でどれだけ議席を積み上げられるかが鍵になる」と話す。

 大津市選挙区では今回、現職3人、新人1人の計4人の擁立に絞る。新人は自民唯一の女性候補となる見込みで、2月23日に開かれた集会には稲田朋美元防衛相が応援に駆けつけ、「政治の世界は男社会。(女性の当選で)自民党が変わることを示す必要がある」と声を張り上げた。

  ■背水の陣

 今回選では長浜市選挙区の定数が1減の3、守山市選挙区が1増の3に変更されるが、自民は守山で現職1人しか出馬しない見込みだ。2人目の候補の調整がつかなかったためという。

 自民が県議選で擁立を予定するのは公認、推薦を合わせ計26人。過半数という目標達成には取りこぼしがほぼ許されず、背水の陣で選挙戦に臨むことになる。

7590OS5:2023/03/30(木) 11:41:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/50b9431449d88d907c9e31a22b39321f7c46d099
兵庫・明石市長選、予想外の後継候補に驚きの声 ポスト泉、継承と転換の争点見えにくく
3/30(木) 11:30配信
 誰もが想像していない人選に関係者からも驚きの声が上がった。

 25日、兵庫県明石市役所であった市長選(4月23日投開票)の立候補会見。退任する市長泉房穂(59)は、後継候補として市議の丸谷聡子(59)を紹介し、手放しで褒めた。

 「路線継承と丁寧な進め方を兼ね備えている。しっかりたすきをつなぎたい」

 泉はかねて擁立が念頭にあったとしたが、丸谷が打診を受けたのは会見の4日前。同時に実施される市議選に向けて、事前の書類審査を受けた直後だった。

 市長と市議で立場が違う2人が交わることは、多くはなかった。政策のテーマによっては、議会本会議で丁々発止の議論を戦わせる場面すらあった。

 それでも泉が白羽の矢を立てたのは、「市民目線」で問題に取り組む丸谷の姿勢を評価したからだ。自身の政治信条とも一致した。

 ほころびもある。議会との対立もいとわず市政を推し進めた泉に対し、「施策は引き継ぐが、私はボトムアップでやっていく」と丸谷。違いを鮮明にすることで、「泉頼み」の批判をかわす意図が透ける。

     ◇

 市長選は当初、泉が難なく4選を果たす筋書きが一致した見方だった。

 一転したのは昨年10月。小学校の記念行事で同席した自民、公明両党の議員に「次の選挙で落としてやる」と暴言を吐いた。「相反する考えを排除する姿勢が危険」とした自身への問責決議案がきっかけだった。

 2019年にも市職員への暴言で出直し選を経験し、舌禍を重ねた責任を取って政治家引退を表明。現市政を継続するため、後継を立てる意欲も示した。

 「あらゆる選択肢を排除しない」と引退撤回に含みをもたせつつ、水面下では後継にふさわしい人材を模索。女性県議や会社社長らに相次いで打診したが、良い返事は聞けなかった。

 機先を制するように自民党支部が候補を立て、子育て支援の継承を打ち出すと、余裕を見せていた泉にも変化が表れる。当初の予定よりも2週間早く、後継の発表を余儀なくされた。

     ◇

 「自民支部全体で決めた。自信を持って送り出す」

 泉が後継を発表した翌日の26日。地元選出の衆院議員で経済産業相の西村康稔(60)が集会で訴えると、市長選に挑む市議の林健太(40)が深々と頭を下げた。

 候補者選定はもつれた。2月上旬、党支部として候補の擁立を表明したが、地元県議を含め複数の名前が挙がり難航。長時間にわたる協議の末、西村が林の擁立で押し切った。

 当時、引退を表明した泉が翻意するとの観測がまだあった。後継を立てた場合も、泉が自身で手がけた子育て施策の「継承するか否か」を争点に据えるのは目に見えていた。少子化対策は今やどの自治体にも欠かせない。争点化を避けるには「子育て世代で、支援の継承を訴えやすい林が適任」(自民県連幹部)だった。

 「責任は全て負う」。従来の市長選では関与を避けてきた西村が今回、前面に立つのには訳がある。

 元首相安倍晋三が率いた自民最大派閥の中核を担い、将来の党総裁も見据える。周囲は「地元で求心力を低下させるわけにはいかない」と息巻く。

 ただ、丁寧な議論を重視する丸谷の登場に自民関係者は戸惑う。「全面対決のはずが争点が見えにくくなった」。双方が子育て支援の継承を掲げ、泉の強引な市政運営は転換を訴える。

 現市政の施策を一定評価する元加西市長の中川暢三(67)も名乗りを上げる。

 対立軸はかすみ、色濃くなる主導権争い。見極めるのは有権者の一票にほかならない。=敬称略=

(統一選取材班)

7591OS5:2023/03/30(木) 19:49:32
https://www.asahi.com/articles/ASR3V7R5LR3SPTJB002.html
滋賀県議選は65人の争いか、構図や注目点さぐる 統一地方選前半戦
統一地方選挙2023

武部真明2023年3月27日 10時15分

 統一地方選の前半戦として、滋賀県議選が31日に告示、4月9日に投開票される。県内は13選挙区、定数44。今のところ、計65人が立候補の準備を進めている。

 前回2019年も定数は44で、61人が立候補した。今回はこれを上回る見通しだ。任期中に辞職した1人と引退の7人を除く現職36人、新顔29人が挑む。うち女性は10人(現職7人、新顔3人)で、最高齢は73歳、最年少は31歳。

 全体の定数は変わらないが、長浜市選挙区が1減の定数3、守山市選挙区は1増の定数3になる。

無投票は2選挙区か
 前回は栗東市、湖南市、高島市の3選挙区(いずれも定数2)が無投票だった。なかでも栗東市と湖南市の両選挙区は3回連続の無投票。今回、この両選挙区は選挙戦になる見込みだが、高島市と新たに野洲市選挙区(定数2)が無投票になりそうだ。

 注目される選挙区は、まず大津市選挙区(定数10)。自民、立憲民主、公明、共産、国民民主、チームしがの現職・新顔に加え、県議会に議席のない日本維新の会、参政党の新顔ら計14人が立候補を表明するなど、混戦模様となっている。

 東近江市・日野町・愛荘町選挙区も、定数5を自民、立憲、維新、共産、無所属の計9人で争う激戦になりそうだ。

 一方、県内唯一の1人区の米原市選挙区は、前回に続いて自民と非自民が対決する構図になる見通し。チームしが公認で立憲、国民、社民が推薦する現職に、自民公認の新顔が挑む。

注目のポイント
 立候補を予定している65人を政党別にみると、公認は自民23人、立憲4人、維新7人、公明2人、共産6人、国民1人、参政1人、チームしが6人、無所属15人。

 推薦3人を加えた26人を擁立する自民が、単独過半数の23議席以上を確保できるのかがポイントのひとつだ。自民は衆院旧4選挙区を独占し、22年の参院選でも議席を獲得するなど国政では勢力を維持しているものの、県議選では15年の前々回(定数44)が推薦をふくめ21議席、19年の前回は同じく19議席といずれも過半数に届かなかった。

 もうひとつ注目されるのは、維新が初の議席を獲得するかどうかだ。維新は2月5日の党大会で、地方議員を現有の1・5倍となる600人以上を目標に掲げた。県内でも7選挙区に候補者を擁立。うち4人は市議の経歴がある。22年の参院選比例区の得票率をみると、維新は21・83%と自民の34・64%に次いで2位だった。自民県議のひとりは「侮ってはいけない存在」と警戒している。

 投票率の行方も注目だ。前回は43・13%と補選を除いて戦後最低だった。県議選では明確な争点が見えにくいかもしれないが、子ども施策、物価高、感染症対策、政治倫理、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係など、課題は山積している。4年に1度、身近な地方選挙で1票を投じるチャンス。有権者の行動も問われている。(武部真明)

7592OS5:2023/03/31(金) 09:08:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/03d4d6691b55ca503afdc14d4fcd0b1067911f8c
姫路市職員、市議との面談は「30分以内」「全件録音」 不当要求問題相次ぎ市が基本方針 4月から適用へ
3/31(金) 8:30配信

神戸新聞NEXT
姫路市役所=姫路市安田4

 兵庫県姫路市は、職員が市議から要望を受ける際の対応をまとめた基本方針を策定した。市議との面談は原則30分以内とし、全件の録音を義務付けた。4月1日から適用し、市議による不当要求行為や市の不適切な予算執行の再発防止を図る。


 同市では2020〜21年度、公園への遊具設置や小学校への相撲場建設などで、市議による不当要求が相次いで発覚。市は条例で義務付けられた記録作成を一部で怠り、不適切な工事発注や予算の増額が問題視された。

 市と市議会は22年4月、再発防止策を検討する協議会を設置。今年3月までに計7回の会合を開き、協議会で決定した対応を基に基本方針を定めた。

 市議が職員に電話で要望を伝える行為を禁止し、面談は事前の約束が必要とした。面談が1時間を超える場合は新たに別の日程を設定する。

 職員は面談後、要望内容を記した記録票や、不当要求が疑われる行為の有無を記録する専用シートを速やかに作成。市議の行為に不当要求の恐れがあれば、言動を控えるよう注意する。

 市職員倫理課の有末元三課長(50)は「特定の誰かのためでなく、市民全体のために仕事をするという意識を持ち、職員一丸となって再発を防ぎたい」と話した。(田中宏樹)

7593OS5:2023/03/31(金) 13:00:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/852ae81ed5c66eb8a8e0fba91626e1fd8e22f92b
維新が候補者倍増、1人区7選挙区で自民と一騎打ち 構図一変の兵庫県議選、各党の戦略に影響
3/31(金) 12:52配信
 今回の兵庫県議選、神戸市議選では、全国政党化を狙う日本維新の会が、公認候補を4年前の前回から倍増。30人を立てた県議選では、定数1の7選挙区で自民党との一騎打ちになるなど、従来の構図が一変した。維新の攻勢が各党の戦略に影響を及ぼす。

 12年ぶりの選挙戦となった県議選の高砂市選挙区では、8選を目指す自民現職(77)に維新新人(64)が挑む。維新新人は過去2回の無投票や現職の多選を批判し、「身を切る改革ができるかどうかが、維新と他党との違いだ」と強調。金融機関での勤務経験を踏まえ「県会の定数削減や議員報酬カットには、民間の感覚が必要」と訴えた。

 尼崎市選挙区では、昨年の参院選で市内政党別の得票数トップだった維新が初の2議席獲得を狙う。自民現職(44)は「これまで以上に厳しい戦いになる。確かな政策で恩返しさせてほしい」と声を振り絞った。

 維新が攻勢をかける同選挙区では、前回新人を立てた立憲民主党が候補擁立を見送り、市民派出身の無所属現職を支援。内閣支持率が低迷し、政権与党の求心力も低下する中、防戦を強いられる自民現職2人は「経験」を前面に打ち出す。

 神戸市北区選挙区では国民民主党の現職(65)が県議会唯一の同党の議席死守を目指す。「党を挙げ電気料金の値下げなどを訴え実現させた」と、国政で与党と連携した実績も持ち出し、「厳しい選挙だが政策で期待に応える」と強調した。(まとめ・石沢菜々子)

7594OS5:2023/03/31(金) 21:26:04
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/sankei-_life_trend_YOAEU44755PQNO7KOJWRX4BQDE.html
大阪府議選2割が無投票当選 自民、維新の対抗馬立てられず
2023/03/31 20:08産経新聞

大阪府議選2割が無投票当選 自民、維新の対抗馬立てられず

(産経新聞)

31日告示の大阪府議選(定数79)は、全53選挙区の約2割にあたる11選挙区で定数を上回る届け出がなく、計15人の無投票当選が決まった。このうち7選挙区が定数1の「1人区」で、地域政党「大阪維新の会」の立候補者以外に届け出がなかった。維新は残る4選挙区でも議席を獲得した。

無投票当選者の内訳は党派別で、維新11人▽公明党2人▽自民党2人。

前回選挙(平成31年)で告示日に無投票当選が決まった選挙区は8。今回は定数が9削減されたが、無投票当選は増えた。2回連続で無投票になったのは大東市・四條畷市と和泉市の2選挙区(ともに定数2)。

改選前に過半数の46議席を有していた維新は今回、全選挙区に56人の候補者を擁立した。一方、自民が擁立したのは26人で、前回から12人減った。

自民は令和3年衆院選の大阪の選挙区で、維新と争った計15選挙区で全敗。自民大阪府連関係者によると、候補となる人材が集まりにくくなったうえ、現職の国会議員を中心に地方議員が結集するメカニズムもこれまでのように働かず、候補者擁立段階で苦戦を強いられた格好だ。

7595OS5:2023/03/31(金) 21:27:38
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20230331025.html
兵庫県議選、維新の候補擁立10→27選挙区へ一気に拡大 「自民vs維新」の1人区は7選挙区
2023/03/31 20:04神戸新聞

兵庫県議選、維新の候補擁立10→27選挙区へ一気に拡大 「自民vs維新」の1人区は7選挙区

神戸新聞NEXT

(神戸新聞)

 134人が立候補し、決戦の幕が開いた兵庫県議選。無投票選挙区は4年前の15から8選挙区にほぼ半減した。現有4議席にとどまる日本維新の会が、候補者の擁立を前回の10選挙区から27選挙区に一気に広げたためだ。自民党は全員当選すれば過半数に届く44人の公認・推薦候補をそろえ、他党も勢力維持、拡大を目指す。長らく選択の機会から遠ざかっていた選挙区もあり、有権者は論戦に耳を澄ませる。


 「維新以上に『改革とは何か』を考えてきた」。12年ぶりの選挙戦となった三木市選挙区(定数1)。維新新人と一騎打ちを繰り広げる自民推薦の現職は、出陣式で声を張った。

 対する維新新人も「現状維持か改革か、選択の時がきた」と強調し、対決姿勢を前面に出した。

 同様に「自民VS維新」の構図となった1人区は計7選挙区。前回はこのうち6選挙区が無投票で、加東市は16年ぶり、高砂、丹波篠山市は12年ぶりに舌戦が交わされる。

 県議選で無投票選挙区が最も多かったのは1979、99、2003年の18選挙区。前回19年はいずれも定数1の15選挙区で、全20選挙区あった1人区の75%もの候補者が審判を受けることなく当選したことになり、約71万7千人が投票の機会を失った。

 一方、無投票がゼロだったのは83年までさかのぼる。今回も8選挙区(洲本市▽相生市▽たつの市・揖保郡▽赤穂市・赤穂郡・佐用郡▽西脇市・多可郡▽養父市・朝来市▽丹波市▽神崎郡)に減ったとはいえ、約39万4千人は1票を投じることができなかった。

 4回連続の無投票となった丹波市選挙区。15年に同市に移住した植地惇さん(32)は「丹波に来て一度も県議選の投票をしていない」。選挙がないのが当たり前になっており、「今回もあまり意識していなかった」と話す。

 今は過疎地域の古民家活用などに取り組む地元NPO法人で事務局長を務める。「選挙戦になっていれば、空き家の増加防止策や、若い世代が暮らしやすいまちづくりに注目していたと思う」とし、4年後に期待した。

(田中陽一、那谷享平、長沢伸一)

7596OS5:2023/03/31(金) 21:40:34
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230331/2000072419.html
大阪府議選 無投票当選は15人
03月31日 19時12分

大阪府議会議員選挙では、11の選挙区であわせて15人が無投票で当選しました。

当選した方々です。
▽大阪市大正区および西成区選挙区は定員2人です。
▼大阪維新の会の現職、金城克典氏(51)と▼公明党の現職、川岡栄一氏(63)が当選しました。
▽大阪市西淀川区選挙区は定員1人です。
▼大阪維新の会の現職、中川誠太氏(31)が当選しました。
▽貝塚市選挙区は定員1人。
▼大阪維新の会の現職、牛尾治朗氏(38)が当選しました。
▽泉佐野市および泉南郡熊取町選挙区です。
定員は1人です。
▼大阪維新の会の現職、松浪武久氏(56)が当選しました。
▽富田林市、大阪狭山市および南河内郡選挙区は定員は2人です。
▼自民党の現職、須田旭氏(43)と、▼大阪維新の会の現職、鈴木憲氏(54)が当選しました。
▽松原市選挙区は定員1人。
▼大阪維新の会の現職、山本真吾氏(63)が当選しました。
▽大東市および四條畷市選挙区は定員は2人です。
▼大阪維新の会の現職、橋本和昌氏(55)と、▼公明党の現職、内海久子氏(65)が当選しました。
▽和泉市選挙区も定員2人です。
▼大阪維新の会の現職、森和臣氏(57)と▼自民党の現職、杉本太平氏(46)が当選しました。
▽柏原市および藤井寺市選挙区は、定員1人です。
▼大阪維新の会の現職、中谷恭典氏(69)が当選しました。
▽羽曳野市選挙区は、定員1人です。
▼大阪維新の会の現職、西元宗一氏(49)が当選しました。
▽泉南市、阪南市ならびに泉南郡田尻町および岬町選挙区は定員1人です。
▼大阪維新の会の現職、土井達也氏(55)が当選しました。
ここまで、大阪府議会議員選挙で、無投票で当選した方々を紹介しました。

7597OS5:2023/04/01(土) 22:57:33
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/214283
「定数1」9割で無投票、新人出馬に高い壁 岐阜県議選、1人区割合全国2番目の高さ
選挙
2023年4月1日 08:05

 31日告示された県議選(定数46)は26選挙区中の17選挙区で無投票当選となった。うち「定数1」の1人区は15選挙区と約9割に上った。1人区が全選挙区に占める割合を見ると、岐阜県は47都道府県議会で2番目に高い。組織力に劣る新人が出馬しづらい制度だとして、無投票増加の一因と指摘する声もある。

 1人区は17選挙区あり、全選挙区に占める割合は65・4%。1人区では最多得票者しか当選できないため、議席に結び付かない「死に票」が多くなり、組織や体制が整っている現職や第1党に有利とされる。この日、1人区で当選が決まった15人の内訳は、自民党公認の現職が14人、自民党籍を持つ無所属現職が1人だった。「新人、特に野党からは手を挙げにくい。選挙にならないと有権者の関心も上がらない」と話すのは野党の県議の一人。「自民が圧倒的優位な岐阜県議会で、自民に有利な選挙区割りを変えるのは難しい」と悔しがる。

 最大会派の県政自民クラブは今回の県議選に向けて議員定数と選挙区割りの見直しを検討する研究会を立ち上げたが、結論は「現状維持」。超党派の調査懇談会では、他会派から1人区をなくす意見が出たが、自民は「地域代表の確保を求める声は存在する」などとして現状維持を貫いた。

 全国都道府県議会議長会の調査などによると、全選挙区に占める1人区の割合が全国で最も高かったのは大阪で67・9%。今回の統一地方選に向け、人口当たりの議員数を全国最少まで減らす「議会改革」のため、選挙区割りを変えずに定数を9減し、1人区は5増えていた。府議会事務局は「死に票など問題点も議論されたが、全国最少値の達成を優先させた結果」と経緯を話した。

 他の上位には、高知や鹿児島など自民が強い地域が目立つ。近県では、愛知県は45・5%で9番目。民主王国というイメージが強い三重は、1人区が1選挙区のみで6・7%と46番目だった。

 一方、沖縄では2016年の県議選から1人区ゼロが続く。県議会事務局は「1人区は多様な民意を県政に反映しにくくなるという点も考慮された」と説明。選挙区割りの見直し論議は続いているが、1人区復活の可能性は「ない」と断言した。

 朝日大の鏡圭佑講師(政治学)は「定数が複数だと第2、第3の勢力も当選圏内に入り込め、多様な民意を政治に反映させる素地がある」と指摘。「かつての衆院中選挙区制で問題視されたように、同じ党の議員同士が同一選挙区内でしのぎを削ることによって特定の業界・団体との癒着が強くなるデメリットもある。バランスが大切」と話した。

7598OS5:2023/04/02(日) 09:04:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/509d88ac06bfaf3227f07bd322d863590e732d1d
大阪の「ダブル選」は維新優位、保守分裂の徳島知事選は接戦…統一選情勢分析
4/2(日) 5:00配信
 読売新聞社は、統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。大阪府知事選と大阪市長選の「ダブル選」は、いずれも地域政党・大阪維新の会の候補が優位に立つ。保守分裂となった徳島は接戦で、奈良では日本維新の会の候補がややリードしている。

 統一選の前半戦は知事選、政令市長選のほか、41道府県議選と17政令市議選が行われている。いずれも9日に投開票される。与野党は、一般市長選などの後半戦と同じ23日に投票日を迎える衆参5補欠選挙に向け、勢いをつけたい考えだ。情勢はなお流動的な要素がある。

 大阪府知事選では、再選を目指す大阪維新代表の吉村洋文氏が知名度を生かし、頭ひとつ抜け出している。「非維新」勢力の結集を目指す政治団体「アップデートおおさか」が擁立し、自民、立憲民主両党の地方議員らが自主的に支援する元大学准教授の谷口真由美氏や、共産党が推薦する同党前参院議員の辰巳孝太郎氏は引き離されている。

 日本維新の会前代表で政界を引退する松井一郎氏の後継を決める大阪市長選でも、大阪維新公認の横山英幸氏が先行する。「アップデートおおさか」が擁立した前自民大阪市議の北野妙子氏が追いかける。

 徳島県知事選では、自民前衆院議員の後藤田正純氏と自民前参院議員の三木亨氏、6選を目指して自民県連の推薦を受けた現職の飯泉嘉門氏が激しく競り合う。同様に自民内の支持が割れた奈良県知事選は、日本維新の会公認の山下真氏がややリードし、自民県連が推薦する平木省氏、5選を狙う現職の荒井正吾氏が追い上げる。

 与野党が全面的に対決する北海道知事選は、現職の鈴木直道氏が優勢で、大分県知事選は、前大分市長の佐藤樹一郎氏が優位に戦う。神奈川、福井、鳥取、島根の4県と、札幌、相模原、広島の3市では、いずれも現職が有利に戦いを進める。静岡市は前静岡県副知事、浜松市では元総務官僚がともにリードする。

7599OS5:2023/04/02(日) 17:24:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b33da2da3b9e0db7360b5b1cc8239fe6c70c1f1
保守分裂の奈良県知事選、自民が劣勢に危機感…維新は弾みに期待
4/2(日) 10:45配信
 読売新聞社の統一地方選前半戦の情勢調査で、自民党は支援する知事選候補がおおむね堅調な中、保守分裂の奈良での苦戦に危機感を強めている。日本維新の会は「お膝元」の大阪府知事・市長のダブル選に加え、奈良でも勝利し、隣接する和歌山での衆院補欠選挙へ弾みを付けたい考えだ。

 自民は、知事選で唯一の「与野党全面対決」となった北海道と、事実上の与野党対決と位置付ける大分で優位に戦いを進めている。福井、島根両県の推薦候補も優勢で、遠藤総務会長は「(歴史的に野党が強い)大分はもっと厳しい戦いになるイメージでいたが、思いの外順調だ。内閣支持率回復の追い風を受けている」と分析した。

 ただ、保守地盤が厚い奈良では、2人の自民系候補が対立し、維新に「漁夫の利」を許しかねない状況だ。知事の座を奪われれば、維新に県内で勢力拡大を許す恐れもある。自民幹部は「候補の一本化ができていれば、もっと有利な戦いができるのに」と悔しがる。

 維新は勢いづいている。現職が戦う大阪府知事選だけでなく、前代表の松井一郎氏が引退して新人を擁立した大阪市長選でも先行しているためだ。遠藤敬国会対策委員長は「改革路線を維持してほしいという有権者の意識の表れだ」と胸を張る。

 維新は23日に投開票される衆院和歌山1区補選を重視しており、統一地方選前半戦の近畿圏での好結果は「直後の補選に大きく影響するはずだ」(馬場代表)と期待感を持っている。

 一方、立憲民主党は、自民と直接対決となった北海道で後れを取っており、巻き返しに懸命だ。北海道は自治労などの労働組合が強く、かつては「民主王国」とも呼ばれた。長妻政調会長は「北海道には底力がある。何とか追い上げたい」と語った。

 自民系がリードする大分では、立民は23日投開票の参院補選に候補を擁立している。岡田幹事長は「知事選の候補は政党色を出さずに戦っている。結果は(与野党対決となる)補選とはリンクしない」と指摘した。

7600OS5:2023/04/02(日) 17:25:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d65049b577750050534799fec658980671e7887
[大阪府知事選挙・情勢分析]吉村洋文氏が安定感増す
4/2(日) 14:00配信

読売新聞オンライン
 読売新聞社は、統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。

谷口真由美 48 (元)大学准教授 無 新
吉野敏明 55 歯科医師 参 新
辰巳孝太郎 46 (元)参院議員 無 新〈共〉
吉村洋文 47 知事〈1〉 諸 現
稲垣秀哉 53 くにもり役員 諸 新
佐藤さやか 34 薬剤師 政 新

 再選を目指す地域政党・大阪維新の会代表の現職・吉村が、安定感を増している。

 吉村は、日本維新の会(大阪維新含む)支持層の9割超を固めたほか、自民党支持層の7割にも浸透する。全年代で5割以上の支持も得た。コロナ禍の対応や、行財政改革などの実績も強調する。賛否が割れているカジノを中核とした統合型リゾート(IR)の大阪誘致では有権者に理解を求めている。

 谷口は、自民、立憲民主両党の府連などが自主的に支援するが、両党支持層に浸透しきれていない。IRの大阪誘致に反対する層の支持は2割にとどまる。無党派層への支持拡大が今後の課題だ。

 共産党前参院議員の辰巳は、「維新政治」からの転換を主張する。

調査の方法
 3月30日から4月1日にかけて北海道、大阪、奈良、徳島、大分の5道府県知事選と札幌、大阪の2市長選について、無作為に作成した番号に電話をかけるRDD(Random Digit Dialing)方式で実施した。回答者の合計は4680人。

立候補者の見方
 道府県、市名の後の( )は、立候補者数。氏名の並びは届け出順(敬称略)。年齢は投票日現在。以下、代表的肩書((元)は過去の役職。前職を含む)、当選回数、党派、新旧。〈 〉は、推薦・支持政党。党派は、自=自民、立=立民、維=維新、公=公明、共=共産、国=国民、社=社民、政=政女、参=参政、諸=諸派、無=無所属。


https://news.yahoo.co.jp/articles/51333cfaff22b4156f95d52850f982612ee3e2d8
[大阪市長選挙・情勢分析]横山英幸氏が先行、北野妙子氏が追いかける
4/2(日) 14:00配信

読売新聞オンライン
 読売新聞社は、統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。


横山英幸 41 (元)府議 諸 新
北野妙子 63 (元)市議 無 新
荒巻靖彦 58 飲食店経営 無 新
ネペンサ 48 ウェブ投稿業 無 新
山崎敏彦 44 理学療法士 無 新

 地域政党・大阪維新の会が擁立した前大阪府議の横山が先行し、前大阪市議の北野が追いかける。横山は、日本維新の会(大阪維新含む)支持層の8割に浸透し、自民党支持層の3割からも支持を得た。松井一郎市長の後継候補として、維新の実績も強調し、幅広い支持を狙う。

 北野は、IR誘致に反対する層の支持が3割にとどまる。

調査の方法
 3月30日から4月1日にかけて北海道、大阪、奈良、徳島、大分の5道府県知事選と札幌、大阪の2市長選について、無作為に作成した番号に電話をかけるRDD(Random Digit Dialing)方式で実施した。回答者の合計は4680人。

立候補者の見方
 道府県、市名の後の( )は、立候補者数。氏名の並びは届け出順(敬称略)。年齢は投票日現在。以下、代表的肩書((元)は過去の役職。前職を含む)、当選回数、党派、新旧。〈 〉は、推薦・支持政党。党派は、自=自民、立=立民、維=維新、公=公明、共=共産、国=国民、社=社民、政=政女、参=参政、諸=諸派、無=無所属。

7601OS5:2023/04/02(日) 17:26:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4d46705e32131b057938518f01c845592591eec
[奈良県知事選挙・情勢分析]山下真氏がやや先行
4/2(日) 14:00配信

読売新聞オンライン
 読売新聞社は、統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。

山下真 54 (元)生駒市長 維 新
平木省 48 (元)総務省課長 無 新
尾口五三 72 (元)大和郡山市議 無 新〈共〉
荒井正吾 78 知事〈4〉 無 現
西口伸子 68 (元)中学校講師 無 新
羽多野貴至 43 会社員 無 新

 山下がやや先行し、平木、荒井が追いかける。自民党の支援が、平木と荒井に分かれ、保守分裂選挙となっている。

 山下は、日本維新の会支持層の7割から支持を取り付け、自民支持層の2割弱にも食い込む。無党派層の3割にも浸透する。維新は党幹部を重点的に応援に投入し、挙党態勢で臨んでいる。

 平木は、自民、立憲民主両党の支持層の3割から支持を得た。自民党本部の推薦は得られず、公明党は自主投票とした。保守票の取り込みが課題だ。

 現職の荒井は、平木擁立の動きに反発した一部の自民県議らが支援に回るが、自民支持層の支持は2割にとどまる。

調査の方法
 3月30日から4月1日にかけて北海道、大阪、奈良、徳島、大分の5道府県知事選と札幌、大阪の2市長選について、無作為に作成した番号に電話をかけるRDD(Random Digit Dialing)方式で実施した。回答者の合計は4680人。

立候補者の見方
 道府県、市名の後の( )は、立候補者数。氏名の並びは届け出順(敬称略)。年齢は投票日現在。以下、代表的肩書((元)は過去の役職。前職を含む)、当選回数、党派、新旧。〈 〉は、推薦・支持政党。党派は、自=自民、立=立民、維=維新、公=公明、共=共産、国=国民、社=社民、政=政女、参=参政、諸=諸派、無=無所属。

7602OS5:2023/04/02(日) 21:46:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8cf990a88167302ad22765f1fd395397a472f32
奈良県連古参幹部が明かした…!「放送法文書で炎上中の高市早苗氏」が、地元・奈良で「嫌われてしまった理由」
3/28(火) 7:03配信



現代ビジネス
「大丈夫だと言っているでしょう!」
photo by Getty images

 「放送法文書問題」で炎上を続ける高市早苗氏が自民党奈良県連会長として迎える「奈良県知事選」が、3月23日に告示された(4月9日投開票)。

【写真】高市早苗騒動で、岸田政権は「ブチギレ解散」へ

 自民が保守分裂のまま選挙戦に入り、維新(元生駒市長の山下真氏)の“漁夫の利”当選が現実味を帯びている。

 同県自民党県連は去る1月15日、高市氏が総務相だった時の秘書官・平木省氏の推薦を決めていた。この時、高市新会長と地元県連とのあいだにひと悶着あり、平木氏擁立に反対した一部が現職・荒井正吾氏の支援へと動いた。

 その結果、選挙対策委員長の県議が役職の辞任届を出すほど深刻な内輪揉めが起きたことは、全国紙でも報じられている。

 1月15日、選対委員会での議論は紛糾した。県連としては、5選を目指して荒井氏への推薦を求めてきた経緯もある。なぜ今さら「若返り」を理由に平木氏なのか。自民党本部に相談するべきだ、という声もあった。ところが……。

 「高市さんが『本部のことは会長の仕事。私に任せなさい。私が絶対に決める』と引かなかったんですよ。自分の頭を飛び越えた仲裁案がよほど気に入らなかったんでしょう。保守分裂への懸念も『大丈夫だと言っているでしょう! 』と一蹴し、国会答弁でお馴染みの口調で押し切った」(古参の県連幹部)

「かつて辛酸を舐めた政治家とは思えない」
 結局、自民党の混乱を突くように、日本維新の会は元生駒市長の山下真氏を擁立。告示1ヵ月前の2月23日にはさっそく、知名度が高い吉村洋文・共同代表(大阪府知事)を街頭演説に送り込んでいる。すでに自民党本部関係者は白旗を上げているも同然だ。

 「情けないことに、平木氏の負けはほぼ確定的です。高市大臣とは当初から苦戦が予想されるデータを共有していました。にもかかわらず、党内調整できずに、自身のツイッターであれこれ騒ぎまくって、顰蹙をかっています。

 2月27日の1日だけで、『なぜか自民党本部推薦はいまだ出ません』『「自民党分裂」の旨を報道するメディアの記事に、あまりにも誤情報が多い』など、内輪もめに油を注ぐような投稿を計18回も繰り返しています」(自民党本部関係者)

 苦戦が予想される奈良県知事選だが、高市氏を助けようという動きはほとんど見られない。前出の奈良県連古参幹部は「高市氏は地元からも愛されていない」と嘆く。

 「前回の衆院選の際、小林茂樹君(奈良1区で落選、比例復活して3選)のところに、総裁選出馬を表明したばかりの高市さんから、『推薦状を書きましょうか』と打診があったんです。高市さんは『総裁選に出馬した自分が推薦状を出せば、感謝されるだろう』と考えたのでしょう。しかし小林君は『自分は派閥が違うから』と丁重にお断りした。

 奈良1区は、高市さん自身がかつて惨敗した(2003年の衆院選で、当時・民主党の馬淵澄夫氏に敗れ落選)選挙区です。有権者は忘れていませんから、自分の推薦状が逆に迷惑をかけるかもしれないと遠慮するのが礼儀でしょう。

 かつて辛酸を舐めた政治家とは思えない。そうした高市氏の振る舞いが積み重なって、いまの不人気に繋がっているんです」

7603OS5:2023/04/02(日) 21:46:52

地元でも「楽勝」ではなかった
 実は前回の衆院選でも、高市氏は地元(奈良2区)で苦労していた。最終的には高市氏が14万1858票(64.6%)を獲得し、次点の猪奥美里氏(立憲民主党)は5万4326票(24.8%)だった。しかし前出の県連古参幹部によれば「楽勝ムードではなかった」というのだ。

 「実は高市さんは20〜30代の女性の支持基盤が脆いんです。そもそも総裁選に出たのも、自身の知名度を上げたいという思惑がありました」

 「今回の知事選では、勝利を確信した山下陣営から『(奈良1区で落選して、奈良2区に鞍替え当選した高市氏は)どんどん南に下がっていく。保守分裂敗戦の責任を取らされ(3区の)橿原までいくんじゃないか』という嫌味まで言われています。もともと高市さんが選挙に弱いことを知っているからですよ」(前出の県連古参幹部)

 地元・奈良県知事選という山場を迎えようとしている高市氏。だが「放送法文書問題」がなかなか鎮火できずにいる。

 この状況を見て、前出の 県連古参幹部は「高市さんはそもそもテレビのおかげで当選できたのに……」と首を傾げる。

 「高市さんには恩人ともいうべきテレビマンがいました。しかし、その人が亡くなってからテレビとは距離を置いているのです」

 後編『高市早苗氏が恩人である“テレビマン”に「不義理」を働いていた…森元首相との縁を繋いだ“大物放送作家”への裏切り』に続く…。

週刊現代(講談社)

7604OS5:2023/04/02(日) 21:51:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a5439cb4d35ecddc5bb5db434cbc05f6135862f?source=rss
奈良県知事選挙/日本建国の地で続く保守系の覇権争い 『Gの系譜(1)〜歴史からひもとく注目の知事選〜』(歴史家・評論家 八幡和郎)
3/31(金) 19:01配信
歴史家・八幡和郎氏による新連載「Gの系譜〜歴史からひもとく注目の知事選挙〜」がスタート!
Gの系譜〜歴史からひもとく注目の知事選〜第1回 奈良県知事選挙/日本建国の地で続く保守系の覇権争い(歴史家・評論家 八幡和郎)

知られざる「Governor(知事)」たちの権力闘争の歴史。 
ドラマチックな歴史を知れば、現代の選挙が、政治がもっと分かる!

第1回の統一地方選挙は、新憲法や地方自治法が施行される直前の1947年4月6日のことである。それから70年が経過して、知事の途中辞任、解任、死亡などがあり、だんだん、統一地方選挙とは違う時期に知事選挙が行われることが多くなっている。それでも、1999年の第14回の選挙までは、北海道、東京、神奈川、大阪、福岡の知事選挙が、この時期に行われていたのであるが、横山ノック大阪府知事や猪瀬直樹東京都知事が任期途中で辞任したので東京と大阪がはずれた。ただ、大阪では維新が都構想推進のために知事と市長の選挙を統一地方選挙に合わそうとしたために、統一地方選挙で知事・市長の選挙も行われることになった。また、奈良では、前知事の柿本善也が四選目の任期を半年残して、統一地方選挙に合わせるタイミングで辞職したので、2007年からは統一地方選挙の枠内で知事選挙が行われるようになった。

私はかつて、『歴代知事300人〜日本全国「現代の殿様」列伝』(光文社新書)という本を書いて、いまでも関係者の間ではよく読んでいただいている。また、『47都道府県政治地図』(啓文社書房)を書いて、全国の歴代知事や知事選挙を俯瞰してきたので、制度全体の歴史については、少し蓄積がある。その観点から、今回は奈良、徳島、大分の三つの県の選挙について、戦後の歴代知事と知事選挙の経緯を紹介し、そのコンテキストのなかで今回の選挙の状況を分析してみたいと思う。

まずは、元生駒市長の日本維新の会新人、山下真氏(54)、元総務官僚の無所属新人、平木省氏(48)=自民党県連推薦、立憲民主党県連支持、元同県大和郡山市議の無所属新人、尾口五三氏(72)=共産党推薦、現職の荒井正吾氏(78)=国民民主党県連推薦、元中学講師の無所属新人、西口伸子氏(68)▽会社員の無所属新人、羽多野貴至氏(43)ーーの6人で争われている奈良県知事選挙である。

(編集部注:下記、本文中は敬称略とさせていただきます)

歴代知事の数が全国で最も少ない奈良県。8期務めた知事も
奈良県の現職知事である荒井正吾は、公選知事として五代目であって、これは全国でも石川県とともにもっとも歴代知事の数が少ない。

どうしてそうなったのかというと、全国の知事で任期最長が31年つとめた中西陽一石川県知事であり、次が29年つとめた奈良県の奥田良三知事だったからだ。

官選初代の野村萬作(1947年初当選)は狂言師と同じ名前だが、もちろん何の関係もない。最初の知事選挙では、第1回投票で社共推薦の弁護士で官選知事として最後から3人目だった小野正一が1位となったが、当時の法定得票の8分の3に達せず、決選投票となったが、再選挙を前にして公職追放となり、2位だった野村が初代公選知事に就任した。

岐阜県出身で東京大学から内務省入り。官選知事として奈良に赴任した。だが、吉野川の利水問題で和歌山県などともめたことと、地元出身でなかったこともハンディになって、再選されなかった。

奥田良三(1951年初当選)は、筒井順慶の故郷である生駒郡筒井町(現大和郡山市)に生まれ東京大学から内務省に進み、官選の群馬県知事であり、福岡県で革新系の公選知事である杉本勝次のもとでの副知事をつとめた。

抜群の行政能力、中央への工作の巧みさで、吉野川分水問題を片付け、同和問題行政の充実を図った。いまでこそ、行き過ぎを批判されることも多い同和行政だが、問題が少しでも良い方向に向かったのは多くの人の努力の結果である。

工場や住宅の進出が相次ぎ、また、近畿日本鉄道が積極的な経営姿勢を示して観光開発も進んだ。開発と文化財保護の調整も難しい課題であったが、国による立法や遺跡や文化財保護の充実も奈良を先行例として進められていった。また、インフラでは下水道の整備に奥田は力点を置いた。

知事就任時に三高・東京大学の同級生であった下位真一郎を副知事に、出納長に県警出身の西上菊雄を起用し、それぞれ20年以上も在任させた。

7605OS5:2023/04/02(日) 21:51:23

奥田が8期目の途中で辞任すると、副知事の上田繁潔(1980年)が立候補して当選した。奈良市生まれ。旧制金鐘中学(現東大学寺学園高校)から関西大学を経て奈良県庁に入り、副知事となっていた。上田はシルクロード博覧会を成功させるなどした。

柿本善也(1991年)は、大和高田市出身。東京大学から自治省に入省し、自治大学校校長から奈良県副知事に就任。平城建都1300年である2010年に向けて大極殿の復元工事が進んだ。柿本が力を入れたのが道路整備である。奥田のところでも書いたように、奈良県では近畿日本鉄道の充実した路線網があったので、道路よりも下水道の整備がなどが優先していたのである。

経費節減や県議選などと同時に行うのが筋ということで任期満了を前倒して退任した。英断だったと思う。

媚びずパフォーマンスを嫌う現職と、過去4回の知事選
荒井正吾(2007年)は大和郡山市出身で、東京大学から運輸省入り。米国留学、OECD代表部勤務のあと観光部長、海上保安庁長官を経験した。若い頃から豪快なキャラクターで知られ、政官財界で顔が広く、2001年の参議院議員選挙に自民党から立候補し当選した。

その後、二期目の選挙を前にした、2007年の4月に辞職し奈良県知事選挙に立候補した。このときは、柿本知事からの禅譲ということもあり、対立候補は、共産党推薦の候補だけだった。

荒井は官僚時代から、官僚ばなれした感覚で、実質のない仕事には興味は示さず、政治的なパフォーマンスも嫌いだし、大胆に重点化した仕事を好む。運輸省観光部長の経験も生かし観光開発を重点施策にし、念願の国際的な高級ホテルの誘致などにも成功し、常識にとらわれないで成果を上げている。

2010年に奈良県で開催された平城遷都1300年記念事業の公式マスコットキャラクター「せんとくん」など奇想天外で批判を浴びたが、結果的には大成功だった。

かつて大阪府から苦労して独立した経緯に鑑み、道州制に強く反対し、関西広域協議会にも参加してこなかった(2015年に部分参加した)。新型コロナでは大阪の吉村知事らのパフォーマンスに反対し非常事態宣言もなかなか出さないなど、骨のあるところを見せた。

再選時と三選目の知事選挙でも現職としては異例なほど弱かった。再選時の2011年には、前年末に民主党県連から出馬を要請されながら辞退していた、塩見俊県医師連会長が「関西広域連合」への加盟を主張して立候補し、橋下徹大阪府知事が塩見を支援する方針を打ち出し緊迫した。

それでも、荒井は実績を見てほしいと選挙戦に熱が入らなかったが、これを救ったのが東日本大震災である。この大震災で、東京都でもパフォーマンスで浮動票を狙った東国原英夫が予想されていたが、石原慎太郎知事は震災の直後に選挙戦でもあるまいと挑戦を受け流し成功したが、荒井はもっと極端に選挙事務所も実質閉鎖し、選挙カーもまわらせず、事実上、選挙運動をいっさい行わなかった。

このために塩見の挑戦はからまわりになり、荒井が得票率51%で、39%の塩見と11%の共産党推薦北野候補を破って再選された。

2015年の三選目の選挙では、荒井は民主党の推薦を取り付け、今回も立候補している山下真が無所属で出馬して関西広域連合への参加を打ち出して挑戦したが逃げきった。しかし、得票率は50%で、山下が40%で現職相乗りとは思えない弱体ぶりだった。

2019年の四選目では、民主党参議院議員を1期務め浪人中の前川清成、フリーランス医師の川島実が出馬したが、馬淵澄夫代議士が所属する国民民主党県連は、荒井を推薦し、当初、川島を支持する方向だった共産党は前川に乗り換え自主支援するという複雑な選挙だったが、自公の県連の推薦を得た荒井が48%の得票で、32%の前川と20%の川島を振り切った。

7606OS5:2023/04/02(日) 21:51:39
山下元生駒市長の二度目の挑戦と元総務大臣秘書官の平木省がトップを争う
今回の2023年の選挙では、2015年の知事選で次点だった元生駒市長の山下真が早くから意欲をみせ、それに維新が乗った。奈良は経済的には大阪とのつながりが強く、通勤通学者も多いし、マイホームを求めて大阪から引っ越してきた人も多い。

すでに書いたようにJRでなく近畿日本鉄道が交通の中心であることも大阪との特殊な関係の理由だ。テレビも生駒山のテレビ塔から大阪の報道がそのまま流れる。

そういう条件下では、大阪で維新が展開する世論受けを狙った政策に比べて、荒井の「媚びない姿勢」はなんとも不利なのだ。

そういう情勢のなかで、焦ったのが自民党、とくに高市早苗改革相である。高市は早くから荒井にも去就を明らかにするというよりは、勇退の決断を促したのだろう。

なにしろ、高市も荒井も媚びない人たちだから、互いに不快感は増してきたようだ。そして、かつての高市早苗総務相補佐官で、岐阜県副知事だった平木省が、総務省を退職し、現職が県議会で出馬表明をすると予想された日の前日の12月5日に奈良県庁で出馬記者会見を行い、同日付で自民党県連に推薦を依頼した。怒った荒井知事は、自民党本部の選対委員長である森山裕に相談し、1月4日に出馬を表明、党県連に推薦願いを提出した。

県連での会議では、荒井の実績については評価しつつ、5選と77歳(当時)という高齢が問題になった。結局、「会長一任」となったが、ここで一呼吸おかずに、いきなり高市会長が「平木氏支持の声が大きかった」と、平木の推薦を決めたのがやや拙速だったようにもみえる。「保守分裂ならば日本維新の会が擁立する候補に負ける。負けるわけにはいかない」という趣旨は分かるが、知事の退路がなくなってしまった。

平木は1974年、香芝市の生まれ。東大寺学園中学・高校から東京大学法学部を卒業して1997年自治省入り。ハーバード大学ロースクールやニューヨーク大学に留学。浜松市財政部長、京都府自治振興課長、官房企画官、自動車税制企画室長、岐阜県副知事を経て総務省財務調査課長で退官した。この上もない経歴である。山田啓二京都府知事や古田肇岐阜県知事に十分に鍛えられて実績もある。

ただ、公約などを見るとメリハリに欠け、演説なども下手ではないが、官僚臭が抜けきらないと言う人も多い。

山下真は、山梨県牧丘町(現山梨市)生まれで、駿台甲府高等学校、東京大学文学部フランス語フランス文学科を卒業したのち、朝日新聞社に入社するが、すぐに退社し、アルバイトをしながら、京都大学法学部3年次に学士入学。1997年、司法試験に合格し、2000年に大阪市内で弁護士をはじめたが、橋下徹の事務所と同じビルだったという。

2006年に生駒市長選挙に政党の推薦や支持なしに立候補し、自民・公明・社民・新党日本の推薦を受ける現職を破って当選した。市議会はほとんどオール野党で予算案や助役選任もままならず、住居を隣接の奈良市に移したことでも話題となった。

二選目は楽勝だったが、三選目の時には、建設中の市立病院の指定管理者を医療法人徳洲会にする方針を掲げて立候補したが、市政の混乱に嫌気もさされて得票率は下がった。

こうしたなかで、三選から一年たった2015年1月には、4月の知事選挙に立候補することを表明し2月に辞職したが、知事選挙では荒井に敗北した。2017年には奈良市長選挙に立候補したが、現職に敗北。

非常に有能で魅力的だが、弁護士らしく激しく政敵や抵抗勢力と戦うところが、嫌われることもあるようだ。知事選落選後に、国民文化祭奈良県実行委員会がロゴマークのデザイン料として「くまモン」のデザイン会社に支払った委託料が違法だとして訴えた訴訟の代理人を務めたこともある。

7607OS5:2023/04/02(日) 21:51:49
今回の知事選で最多6人が立候補 現・新がしのぎを削る
選挙では自民党県連は平木を推すが、本部は3月27日現在、判断を保留している。維新が山下を公認し、立憲民主党が平木を推し、公明党は自主投票である。日本共産党は大和郡山市議会議員の尾口五三を推す。

ほかに西口伸子氏、羽多野貴至氏も立候補している。

選挙戦は、世論調査に依れば、山下、平木、荒井の順で山下と平木には5%ほどの差がある。山下と平木の差はいっとき縮小したが、逆転にはまだ距離がある。荒井劣勢ということで、自民党支持者の票が平木に流れる可能性はあるが、少し泥仕合になりすぎて、そうはるかどうかは分からない。

また、高市大臣をめぐる「文書偽造問題」に当時、平木氏が総務相秘書官だっただけに政治的陰謀の影も感じられる(旧郵政省所管分野については別の秘書官の担当なのだが)。

=つづく

7608OS5:2023/04/03(月) 09:08:01


4078 :OS5 :2023/04/03(月) 09:07:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/3aa2b469a95926f40495d8055271c25d0c59c0fe
大阪ダブル選、維新リード 北海道は与党系優勢 9知事・6政令市長選終盤情勢
4/3(月) 7:07配信


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時事通信
大阪城

 統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選は、9日の投開票に向け終盤戦に入った。

 大阪府知事選と大阪市長選の「ダブル選」は、地域政党「大阪維新の会」の候補がいずれもリード。与野党が全面対決する北海道は与党系の現職が優勢を保つ。奈良は日本維新の会の候補がやや優位に立っている。

 大阪府知事選は、再選を目指す大阪維新代表の吉村洋文氏が他の候補を引き離している。非維新勢力の結集を目指す政治団体「アップデートおおさか」が擁立した法学者の谷口真由美氏、共産党が推薦する元参院議員の辰巳孝太郎氏は伸び悩んでいる。大阪市長選は、大阪維新の元大阪府議を「アップデートおおさか」が立てた元自民党大阪市議が追う。

 知事選は北海道で自民、公明が推薦する鈴木直道氏が再選に向け優勢に進める。立憲民主党など野党4党が支援する元衆院議員の池田真紀氏は巻き返しを狙う。

 奈良と徳島は自民勢力が割れる保守分裂選挙。奈良は、維新公認で元生駒市長の山下真氏がやや先行し、自民県連が推薦する元総務官僚の平木省氏、5選を目指す現職の荒井正吾氏が追う。徳島は自民元衆院議員や自民元参院議員、自民県連の推薦を受け6選を狙う現職が激しく競り合っている。

 新人同士の一騎打ちとなった大分は、自民、公明県本部が推薦する元大分市長を元参院議員が追う展開。神奈川、福井、鳥取、島根は与野党が支援する現職が安定している。

 大阪以外の政令市長選は、2030年冬季五輪・パラリンピック招致の是非が争点となる札幌で、招致を目指す現職が招致反対を掲げる新人2氏をリード。相模原、広島も現職が優位に立つ。静岡は与野党が相乗りした元静岡県副知事、浜松は自民、公明が推薦する元総務官僚が先行している。

7609OS5:2023/04/03(月) 20:06:04
https://www.sankei.com/article/20230331-VCVU43FKRFMODKFMR7UEPNJUJA/?outputType=theme_localelection2023
無投票一転三つ巴 大阪府議選激戦区、箕面市・豊能郡
2023/3/31 12:11
9選挙区の定数が1減となった大阪府議選が31日、告示された。平成31年の前回選挙で無投票だった箕面市・豊能郡選挙区は一転、自民党現職のほか、共産党と地域政党「大阪維新の会」の新人の計3人が1議席をかけて争う激戦区に。ほかの選挙区でも、現職と新人らがしのぎを削る9日間の論戦が始まった。

大阪府議選が告示され、第一声をあげる自民現職の原田亮氏 =31日午前、大阪府箕面市(柿平博文撮影)
大阪府議選が告示され、第一声をあげる自民現職の原田亮氏 =31日午前、大阪府箕面市(柿平博文撮影)
「維新の人気はすごい。だからこそ切磋琢磨(せっさたくま)するためにも、建設的な議論で大阪を前に進めたい」

箕面市・豊能郡選挙区に立候補した自民現職の原田亮氏(36)は午前9時15分ごろから阪急箕面駅前に立ち、青いジャンパー姿で支援者らに訴えた。

平成27年の府議選で初当選し、現在2度目の自民府議団幹事長を務める。4年前の前回選は別の選挙区で当時の府議団幹事長が落選しており、自民にとってメンツを懸けた戦いになる。

原田氏は第一声で2期8年の経験をアピール。ただ令和2年に維新の看板政策「大阪都構想」の協定書(制度案)が府議会で採決された際は賛成しており、維新との対決姿勢をどこまで示せるかがポイントになりそうだ。

維新新人の堀江優氏=31日午前、大阪府箕面市(柿平博文撮影)
維新新人の堀江優氏=31日午前、大阪府箕面市(柿平博文撮影)
午前10時過ぎ、原田氏と入れ替わるように同じ阪急箕面駅前でマイクを握ったのは、維新新人の堀江優氏(38)。「10年、20年後の新しい大阪を作るためには、この選挙区から維新の府議が誕生しなくてはいけない」と聴衆に訴えた。

4年前に当選した維新現職が令和2年の市長選に転出し、維新にとっては告示前から吉村洋文代表が複数回、現地入りしてきた「重点選挙区」の一つ。

堀江氏の第一声では、吉村氏の激励メッセージも読み上げられた。堀江氏は、吉村氏の名前と写真がプリントされた街宣車から、子育て支援策の拡充や教育無償化など次世代への投資を訴え「府と連携、協力していかなくてはいけない」と強調した。

共産新人の吉村定教氏=31日午前、大阪府箕面市(彦野公太朗撮影)
共産新人の吉村定教氏=31日午前、大阪府箕面市(彦野公太朗撮影)
一方、共産新人の吉村定教氏(71)は午前10時過ぎ、約2キロ南の阪急桜井駅前で第一声。維新公認の知事による新型コロナウイルス対策やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致を批判し、「維新に府政を任せておけない。安心して府民が暮らせる生活を守る」と声を張り上げた。

4年前に維新と自民による無投票当選が決まったとき「有権者に選択肢を示したことにならない」と声をあげた。府職員の経験を生かし、障害者対策や生活保護など弱者の視点で支持を広げたい考えだ。

7610OS5:2023/04/03(月) 20:06:36
https://www.sankei.com/article/20230331-AH3TLDGFEZIWJHD5O6DXP6THWI/?outputType=theme_localelection2023
大阪府議選、維自一騎打ち 定数減の大阪市住吉区と堺市北区
2023/3/31 11:48
53選挙区ある大阪府議選で定数1減となったのは、箕面市・豊能郡選挙区のほか、大阪市住吉区▽堺市堺区▽堺市北区▽吹田市▽泉大津市・高石市・泉北郡▽高槻市・三島郡▽八尾市▽東大阪市-の8選挙区。

平成31年の前回選挙と比べ、定数1の「1人区」は31から36に増加。うち大阪市住吉区選挙区は公明現職の引退に伴い、告示前まで市議だった自民新人がくら替え出馬し、維新現職に挑む一騎打ちの構図。堺市北区選挙区では、いずれも現職の維新若手(当選2回)と自民ベテラン(同6回)が対決する。

定数が複数の4選挙区のうち、高槻市・三島郡選挙区(定数3)では、前回当選した維新の2人が令和3年の衆院選と今年4月の高槻市長選に転出し、公明現職が引退。今回は無所属と維新、公明の新人に加え、立民現職と自民新人の計5人が立候補を届け出た。


吹田市(定数3)と東大阪市(定数4)の両選挙区も、それぞれ4人と6人が立候補した激戦区だ。いずれも維新と自民、公明、共産の現職や新人が届け出ており、昭和26年から府議会で議席を持つ共産にとっては改選前の2議席死守を懸けた戦いとなる。

7611OS5:2023/04/03(月) 20:15:07
https://www.asahi.com/articles/ASR4266NWR3XUZPS00D.html
大阪市長選 維新の新顔やや有力、前自民市議が追う 朝日情勢調査
有料記事統一地方選挙2023

2023年4月3日 5時02分

大阪市役所=大阪市北区

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 朝日新聞社は1、2日、統一地方選前半戦(4月9日投開票)のうち、大阪市長選について電話調査を実施、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。大阪維新の会新顔の横山英幸氏がやや有力。無所属新顔の北野妙子氏が追っている。他の候補は厳しい。

 有権者の7割近くが投票態度を明らかにしておらず、今後、情勢が大きく変わる可能性もある。

 投票態度を明らかにした人を…

7612OS5:2023/04/03(月) 20:16:19
https://www.asahi.com/articles/ASR4266KCR3XUZPS00C.html
大阪府知事選 現職が安定した戦いぶり、他候補苦戦 朝日情勢調査
有料記事統一地方選挙2023

2023年4月3日 5時01分
大阪府庁

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 朝日新聞社は1、2日、統一地方選前半戦(4月9日投開票)のうち、大阪府知事選について電話調査を実施、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。大阪維新の会現職の吉村洋文氏が安定した戦いぶり。他の候補は苦戦を強いられている。

 有権者の4割が投票態度を明らかにしておらず、今後、情勢が変わる可能性もある。

 投票態度を明らかにした人を…

7613OS5:2023/04/03(月) 20:17:04
https://www.asahi.com/articles/ASR4266V3R3XUZPS00F.html
第4回
奈良知事選 維新新顔が一歩抜け出す、平木氏と荒井氏追う 朝日調査
有料記事統一地方選挙2023

2023年4月3日 5時03分
 朝日新聞社は1、2日、統一地方選前半戦(4月9日投開票)のうち、奈良県知事選について電話調査を実施、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。日本維新の会の新顔で元生駒市長の山下真氏が一歩抜け出している。無所属新顔で元総務省課長の平木省氏、無所属現職の荒井正吾氏が追う。共産推薦で無所属新顔の元大和郡山市議、尾口五三氏らは厳しい。

 有権者の5割強が投票態度を明らかにしておらず、今後、情勢が変わる可能性もある。

 投票態度を明らかにした人を…

7614OS5:2023/04/04(火) 23:59:46
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20230402k0000m010115000c.html
大阪ダブル選 知事・市長とも維新候補リード 本社中盤情勢分析
2023/04/02 18:52毎日新聞

大阪ダブル選 知事・市長とも維新候補リード 本社中盤情勢分析

大阪府知事選が告示され、候補者の演説に拍手をする有権者ら=大阪市北区で2023年3月23日午前9時39分、川平愛撮影(画像の一部を加工しています)

(毎日新聞)

 大阪府知事・大阪市長のダブル選(4月9日投開票)について毎日新聞は1、2日に電話世論調査を実施し、取材結果も踏まえて中盤情勢を分析した。知事選では、地域政党・大阪維新の会公認で現職の吉村洋文氏(47)が大きくリード。市長選では、維新公認の横山英幸氏(41)が優位な状況だ。ただし、両選挙とも一定程度の人が態度を決めておらず、終盤に情勢が変わる可能性がある。

 調査は在阪の報道機関5社が合同で行い、共通のデータを各社が独自に分析した。ダブル選は10年以上にわたる「維新政治」を継続させるかどうかや、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の是非が争点になっている。

 知事選では、府内トップの政党支持率を誇る維新の支持層をほぼ固める吉村氏が安定している。非維新の政治団体「アップデートおおさか」が擁立し、自民党や立憲民主党が自主支援する谷口真由美氏(48)は自民支持層を1割程度しか取り込めず、無党派層への浸透も課題だ。共産党が推薦する辰巳孝太郎氏(46)はIRに反対する人の約2割が投票先に選んだものの、谷口氏とIR反対層を分け合う状況になっている。

 参政党が公認する吉野敏明氏(55)、政治家女子48党が公認する佐藤さやか氏(34)、諸派の稲垣秀哉氏(53)は支持に広がりを欠く。

 松井一郎市長の政界引退により新人対決となった市長選は、横山氏が維新支持層の8割超を固めた上、自民支持層も取り込んでいる。アップデートが擁立した北野妙子氏(63)はIRに反対する人の5割近くから支持されるが、古巣・自民の支持層や無党派層の支持を固め切れていない。

 荒巻靖彦氏(58)や山崎敏彦氏(44)、ネペンサ(本名・安達真)氏(48)は伸び悩んでいる。

 世論調査では、ダブル選と同日に投開票される大阪府議選(定数79)と大阪市議選(定数81)についても投票先を尋ねた。両選挙とも維新が過半数を得るかどうかが焦点になっているが、府内と市内の有権者はいずれも5割超が維新を投票先に選ぶ結果になった。【向畑泰司】

7615OS5:2023/04/05(水) 18:09:58
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-666766.html
県議選、初の擁立 維新に各陣営危機感
2023/04/05 05:05中日新聞Web

県議選、初の擁立 維新に各陣営危機感

沿道でマイクを握り支援を呼びかける候補者=彦根市内で

(中日新聞Web)

 九日投開票の県議選で、日本維新の会は大津、栗東市や彦根市・犬上郡など七選挙区に各一人を擁立し、初の議席獲得を目指す。迎え撃つ形の各陣営は実績を強調するなど、舌戦を繰り広げている。

16年ぶり選挙戦に 栗東市

 栗東市選挙区は定数二に現職一人、新人二人の計三人が立候補。二〇一一年から三回続けて自民と非自民が議席を分け合い無投票だったが、維新の候補者が出たことで、十六年ぶりの選挙戦となった。

 維新新人で元市議の片岡勝哉さん(44)は朝、駅前で京阪神方面への通勤客に党名をアピール。「議員報酬削減など、滋賀の財政でできる『身を切る改革』を」と訴える。陣営は「党名を聞いて、家から出てくる住民も多い」と自信をのぞかせる一方「どの地域にどれほどの票があるのか見えない」と戸惑いも語る。

 自民新人の田中英樹さん(58)は、集会所での個人演説会で票固めを図る。「将来、若い世代に支えてもらう立場になるときのため、子育て政策に力を入れる」と主張。維新も同じ元市議で「動きも票も読みづらい」とこぼした。

 無所属現職の九里学さん(59)は、街宣とスーパーや駅前での演説を織り交ぜ、五期目に挑む。今回は立憲民主を離れ、無所属での出馬。「栗東の課題、路線バスなど交通手段の希薄さを改善したい」と話す。「若者向けに動画の発信にも力を入れている」と維新に対抗心を燃やす。 (和泉萌花)

対抗馬ら実績強調 彦根市・犬上郡

 定数四に現職二人、新人四人が立候補した彦根市・犬上郡選挙区。直近の二度の国政選挙では選挙区内の一市三町で、維新が一万余りの比例票を獲得した。

 「住民に負担を求めるのではなく、議員定数の削減などで生まれた財源で医療や福祉、教育の充実を図る」。維新新人の北村善幸さん(64)は四日、彦根市内の県道沿いでマイクを握り「身を切る改革」をアピールした。選挙カーでくまなく回り「新しい選択肢ができたと知ってもらい、掘り起こしさえできれば。感触はある」と語る。

 対する現職や元市議の新人ら五人は、これまでの実績を強調する。ある陣営幹部は「維新が意外と票を取るんじゃないかという話も聞く」。別の陣営も「未知数。維新が取った分だけこちらの票が減る」と危機感をにじませる。

 現職後継の赤井康彦さん(50)は立憲民主と国民民主、チームしが、連合滋賀が推薦。市議二十年での市中部の発展や子育て環境の充実、環境問題への取り組みを強調し「彦根を映画のまちにし、東海や北陸との交流も盛んにしたい」と意気込む。

 市議を二期務めた杉原祥浩さん(61)は、市長や市長与党の市議らの応援を受ける。地元高宮町での演説で市内の慢性的な渋滞を問題視し「政治家は道路整備が一番大事な仕事。私にさせてほしい」と訴える。

 四期目を狙う大野和三郎さん(67)は犬上郡を中心に保守層固めに力を入れる。インフラ整備の実績を強調するほか「中小企業支援で経済と財政を元気にし、教育や子育て支援などの政策を進める」と主張する。

 現職後継の谷口典隆さん(55)は二十二年の市議経験を強調。新型コロナウイルス禍を経た医療や除雪の態勢整備といった課題を挙げる。家族の病気を通じて小児医療の現実を知り「苦しむ人に手を差し伸べる政治を決意した」という。

 前回トップ当選のチームしがの中沢啓子さん(64)は市中心部や多賀町を中心に支援を呼びかけ、七期目を目指す。小さく産まれた乳児の成長を記録する「リトルベビーハンドブック」を例に「生活の中の小さな声を政治に反映させ、安心できる滋賀をつくる」と呼びかけた。 (渡辺雄紀)

7616OS5:2023/04/06(木) 20:38:01
滋賀
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/feature/CO064676/20230406-OYTAT50000/
<3>無投票一転 陣営手探り
2023/04/06 05:00
選挙・滋賀
この記事をスクラップする
栗東市 / 湖南市
 栗東市、湖南市の両選挙区は、16年ぶりの選挙戦が展開されている。両選挙区とも定数2で、これまで自民党と、県議会会派「チームしが県議団」の所属県議が議席を分け合ってきた。

<統一選 2023>各候補 人出求め舌戦
個人演説会で候補者を激励する支援者(栗東市で)

 だが、今回選は、栗東市では自民新人と、地域政党「チームしが」推薦の現職、日本維新の会の新人が立候補。湖南市では、自民現職と立憲民主党現職に加え、維新新人と無所属新人が出馬し、一転して激戦となっている。

 無投票が続いた影響で、現職の集票力や、有権者の投票行動には読みにくい面があり、各候補は手探りで選挙運動を行っている。

■栗東市

 維新新人の片岡勝哉氏は商業施設の前で買い物客に声をかけ、維新の公認候補であることをアピールする。元栗東市議で、市議時代は自民系会派に所属していたこともあるが、街頭では「既得権益を打破したい」と決意して維新から出馬したことを強調している。「無駄な事業は切り捨てるべきだ」と訴え、無党派層への浸透を狙う。

 自民新人の田中英樹氏は、2022年10月の栗東市長選に出馬し、自民の県議から市長に転じた竹村健氏の後継候補だ。市内各地で演説会を重ね、「子育て環境の整備や農業、林業の振興を進めていきたい」と訴える。全面支援する竹村氏も「私の後継者として皆さまの力で勝たせてほしい」と呼びかけ、支持基盤固めを図る。

 5選を目指す九里学氏は22年4月に立憲民主党を離党し、今回はしがの推薦だけを受ける。連合滋賀も陣営に加わらず、所属する社会人ラグビーチームの関係者らが選挙運動を支える。街頭では三日月知事と子ども図書館の整備に取り組んでいることをアピールし、「栗東の交通ネットワークを充実させたい」と訴える。

■湖南市

 22年7月の県議補選で無投票当選した自民現職の菅沼利紀氏は、親子連れの多い公園などで街頭演説を重ね、「子育て支援策を充実させられるのは自民だけ」と力説。少子高齢化に備えた財政基盤づくりを課題に挙げ、幅広い世代に支持を呼びかける。自民県連青年局のメンバーが陣営で選挙運動を支え、動画投稿サイトでの発信も重視する。

 維新新人の柴田栄一氏は3月31日の告示直前に、「湖南の有権者の選択肢を広げたい」と立候補を表明した。湖南市議時代の地盤である菩提寺地域や、新興住宅街を中心に選挙カーでまわり、「県政でも、維新が大阪で進めてきた身を切る改革をしなければならない」と強調する。維新を前面に打ち出し、無党派層の取り込みを狙う。

 無所属新人の藤川人志樹氏は、妻で湖南市議のみゆき氏が地盤とする下田地域などで支持拡大を図り、「子育て世代の目線で教育行政を変えたい」と声を張り上げる。通販会社社長の経験を踏まえた地域経済の活性化を訴え、地元企業の経営者らも支援に入る。演説会には湖南市の生田邦夫市長も出席し、支援を呼びかけた。

 3選を目指す立民現職の塚本茂樹氏は初めての選挙戦で、陣営幹部は「票が読めない」と危機感を示す。連合滋賀の全面的な支援を受け、選挙運動はダイハツ工業の労働組合のメンバーらが支える。商業施設近くなど市内各地で街頭演説を重ね、「医療費や給食費の無償化拡充など、子育て支援に取り組む」と訴える。

■栗東市 (定2、候3)
 片岡勝哉 44 維新
 田中英樹 58 自新
 九里学 59 無現<4>

■湖南市 (定2、候4)
 菅沼利紀 45 自現<1>
 柴田栄一 54 維新
 藤川人志樹 48 無新
 塚本茂樹 58 立現<2>

(届け出順。年齢は投開票日現在。<>数字は当選回数)

7617OS5:2023/04/07(金) 16:01:49
https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20230406-OYTNT50229/
<統一選2023>県議選 激戦区 構図様変わり
2023/04/07 05:00
 知事選と同じ9日に投開票される県議選(定数43)。全16選挙区に2019年の前回選を6人上回る計65人が立候補し、無投票となった天理市、五條市、磯城郡の3選挙区を除く13選挙区で、論戦が展開されている。日本維新の会が16人を擁立するなど、前回選とは様相が大きく異なる激戦区の構図を探った。(平野和彦、浜井孝幸)

◎奈良市・山辺郡


 現行の区割りとなった07年以降で最多の19人が争う。

 前回選では、立候補した現職10人が全員当選。だが今回、現職の危機感はこれまでになく強い。背景には、3人を立てた維新の存在がある。

 自民党現職の一人は「大変厳しい。大阪の政党(維新)から3人が立候補している」と気を引き締めた。公明党現職も「死にものぐるいで勝ち抜きたい」と意気込む。

 維新候補は大阪での取り組みに触れ、奈良との差を強調。ある新人は「有権者の期待を感じる。次々握手を求めてもらえる」と手応えを語る。

 一方、大混戦の現状について、立憲民主党現職は「候補者が多く、無党派層も分散する。普段から気にかけてくれる人を重点的に回る」と話す。共産党現職も「下位は混戦になる」とみて、1人でも多くの支持を取り込もうと必死だ。

 県議選初参戦の参政党新人は「まずは党を知ってもらいたい」とし、無所属新人の一人は「無党派層の多い西部などを中心に回りたい」と語る。

◎生駒市

 前回選で候補者を立てた立民、共産が擁立を見送ったことで構図が大きく変化。現職と新人の計5人が争う。

 維新候補の一人は「大阪側の玄関口である生駒は追い風がある。住民の感触もいい」と話す。裏付けとなっているのが昨年の参院選だ。比例票で自民を約800票上回る約1万8300票を獲得した。

 一方、自民候補には公明が推薦を出して支援。候補の一人は「5人が横一線ではないか。直接人に会い、握手を交わす選挙の原点に立ち返って戦う」と主要駅などに立つ。

 前回選では、立民、共産の2候補で計約9800票を獲得。ある候補は「その票がどこにいくのか。各陣営で取り合いになる」とみている。

◎香芝市

 トップ当選者と落選した3番手の差が133票だった前回選。現職、新人の計4人が臨み、再び激戦となっている。

 維新陣営は「大阪に近く、勝つ可能性は十分にある」とみて、無党派層の取り込みに力を入れる。実際、15年の県議選では、維新が議席を獲得した。一方、現職の一人は「長年、地元を回ってきた。準備期間が違う」と強調。支持層を固める考えだ。

 カギを握るのが投票率だ。前回選は無投票を除く選挙区で最も低い41・43%にとどまった。だが、今回は期日前投票(投開票の5日前時点)で、前回選の約3倍の4117人が投票し、有権者の関心は高そうだ。ある候補は「無党派層の票が増えると、誰が勝つか読めない」との見方を示す。

7618OS5:2023/04/07(金) 16:02:51
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/feature/CO064676/20230407-OYTAT50009/
<4>1増1減 影響出るか
2023/04/07 05:00

守山市 / 長浜市
 2020年に実施された国勢調査の人口比に基づき、今回選から、長浜市選挙区の定数が1減の3、守山市選挙区は1増の3に変更された。

 守山市は京都、大阪両府のベッドタウン化を背景に人口が増加しており、新住民を取り込めるかどうかが勝敗を分けそうだ。立憲民主党などが推薦する候補が2人立った一方、自民党は現職1人しか擁立せず、対応が分かれた。日本維新の会が新人を立て、舌戦が繰り広げられている。

 一方、長浜市は少子高齢化が進み、人口減少に歯止めがかからない。現在の長浜市は10年に旧長浜市、旧虎姫町、旧湖北町、旧高月町、旧木之本町、旧余呉町、旧西浅井町が合併して誕生した。自民現職の2人は旧市町域で地盤を分け合い、前回選に続き、2議席の確保を狙う。立民、国民民主党、地域政党「チームしが」が推薦する無所属新人と、共産党新人はいずれも引退する県議の後継候補で、議席の死守を目指している。

■守山市(定3、候4)
 森重重則 49 し新
 岩佐弘明 68 自現〈3〉
 小川泰江 60 無現〈1〉
 二上勝友 48 維新

■長浜市(定3、候4)

 柴田清行 58 自現〈1〉
 宮本鉄也 52 無新
 中山和行 68 共新
 川島隆二 51 自現〈4〉

(届け出順。年齢は投開票日現在。〈 〉数字は当選回数)

        ◇

駅前で政策ビラを配り、アピールする候補者(守山市で)
 ■守山市


 しが新人の森重重則氏は立民、国民、社民党の推薦を受ける。守山市議時代に虐待を受けた子どもらの支援に取り組んだ実績をアピールし、県独自の返還免除型奨学金を創設して若者の経済的負担を軽減する必要性を訴える。JR守山駅前で市民に声をかけ、無党派層への浸透も目指す。

 自民現職の岩佐弘明氏は市内各地を選挙カーでまわり、宮本和宏・前守山市長の市政運営を支えたことを強調する。宮本氏は演説会で応援弁士を務め、県が県立3病院の地方独立行政法人化への移行を見送った背景に岩佐氏の県への働きかけがあったと説明し、岩佐氏の実績を訴えた。

 立民、国民、社民は無所属現職の小川泰江氏も推薦し、政策ビラには「連合滋賀全力推薦」と目立つように記して労働組合票の獲得を図る。街頭では「保育現場の処遇改善を進めたい」と訴え、子育て支援などに取り組むことを強調する。選挙カーを市内各地に走らせ、再選を狙う。

 維新新人の二上勝友氏は、講師を務めていた市立明富中の学区や、新興住宅街を中心に選挙カーでまわっており、「守山でも維新による改革を進めたい」と訴える。児童虐待やヤングケアラーなどの悩みを抱えた子どもを、デジタル技術を活用して支援する体制の構築を公約に掲げた。

 ■長浜市

 再選を目指す自民現職の柴田清行氏は、地盤とする市北部の旧木之本町、旧高月町、旧余呉町、旧西浅井町を中心に選挙運動を展開し、市議や地元企業の関係者らが選挙戦を支える。演説会では「インフラ(社会資本)整備を進めることが交流人口の増加につながる」と声を張り上げる。

 無所属新人の宮本鉄也氏は長浜市議時代、自民系会派に所属していたが、今回選では立民の大橋通伸県議の後継候補として挑む。立民、国民、しがの推薦を受けるほか、前長浜市長の藤井勇治氏も支援する。街頭では「起業や移住を支援し、地域の活性化を図りたい」と訴える。

 共産新人の中山和行氏は共産の杉本敏隆県議の後継候補で、街頭では「平和が何よりも大切。憲法9条に反する軍拡に反対」と力を込め、党支持層への浸透を図る。杉本氏が重視していた県北の活性化や高時川の濁水対策を引き継ぐこともアピールし、杉本氏の支持基盤の継承を目指す。

 5選を目指す自民現職の川島隆二氏は地盤とする旧長浜市、旧湖北町、旧虎姫町の区域を中心に浸透を図る。戦国時代の遺構を活用した観光振興や企業誘致の強化などを掲げ、県が進める北部振興策の充実を訴える。演説会には石破茂元地方創生相が来援し、支持基盤固めを進める。

(おわり。井戸田崇志、藤岡一樹が担当しました)

7619OS5:2023/04/07(金) 18:09:54
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-668015.html
定数減でつばぜり合い 県議選、長浜市選挙区
2023/04/07 05:05中日新聞Web

定数減でつばぜり合い 県議選、長浜市選挙区

国道沿いで支持を訴える候補者=長浜市内で

(中日新聞Web)

 九日投開票の県議選で長浜市選挙区は、定数が四から三に減った。二〇一九年の前回は、自民と非自民が二議席ずつ分け合った。今回は二人の自民現職に、チームしがなどの支援を受ける無所属と共産の二人の新人が、いずれも現職の後継として挑む構図に。三議席を巡り、四人が激しいつばぜり合いを続ける。(渡辺雄紀、平子宗太郎)

 元市議の宮本鉄也さん(52)は引退する現職の後継として立ち、立憲民主や国民民主、チームしが、連合滋賀の推薦を受けて臨む。コンビニを営む経験と、労働者の味方としての立ち位置を強調。地元西浅井町と、現職の地元高月町を中心に、市北部全体での支持固めに奔走する。

 情勢は厳しいとみて、五日夜に新栄町で開いた演説会で、集まった約五十人に向けて力を込めた。「現職が守ってきた三期十二年の議席を失うわけにはいかない。支援の輪を広げ、私を県政に送ってほしい」

 共産新人の中山和行さん(68)は三日夕、高月町のスーパー前でマイクを握り「共産党の議席は守らないといけない」と訴えた。「十日間しかない国民スポーツ大会に費やす無駄遣いをなくし、教育や医療、福祉にお金を使わせることが、共産党議員団の役割だ」

 共産は前回、現職が四位で当選した。三位との得票差は二百弱とわずかだったが、今回は後継探しが難航して準備が遅れ、陣営の危機感は強い。防衛費を増やす政権への反対姿勢も強調しながら、地元湖北町を中心に市域全体を選挙カーで回り、支持の拡大を図る。

 一方、現有二議席の確保を図る自民。二期目を目指す柴田清行さん(58)は、人口が減る地域での医療態勢の維持を強調する。四日夜に地元木之本町で開いた演説会で「県が唯一、へき地医療拠点病院に指定している湖北病院を、皆さんがすぐに使える病院にしなきゃいけない」と訴えた。

 陣営幹部は「一期目に県北部のためにまいた種を二期目で咲かせるため、同じ人が県議を続ける必要がある」と語る。定数減を受け、前回選で得た約七千票に二千票を上乗せする必要があるとし、市北部だけでなく「南にも支援を広げないといけない」と見通す。

 川島隆二さん(51)は五期目を目指し、地盤の市街地や旧東浅井郡などを重点的に回る。陣営の一人は「当選は大丈夫という声もよく聞くが、選挙は水物。油断していると危ない」と気を引き締める。

 三日夜の相撲町での演説会で、県北部の振興を図る県の事業を紹介。「ちょこちょことして終わるだけにならないよう、目を光らせることが私の仕事。滋賀の未来を決める上で、一番大事なのは北部振興だ」と語った。浅見宣義市長も応援に駆け付け、市と県をつなぐパイプ役を強調した。

7620OS5:2023/04/07(金) 19:04:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a4c2c6fa588b228f958ebe972914c298a3c1ff
「市民派」演出の非維新、支える連合大阪 挑む4度目のダブル選
4/7(金) 18:36配信


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産経新聞
労働組合員数は減少傾向が続く

9日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選は終盤に入った。双方に候補者を擁立した政治団体「アップデートおおさか」に協力するのが、大阪最大の労働組合「連合大阪」だ。過去3回のダブル選を制した地域政党「大阪維新の会」と再び対峙(たいじ)する今回は、「市民派」を掲げて政党色を薄めるアップデートを人員、経験の両面から支援。維新との対立軸が曖昧になる中、組織の存在意義をかけたダブル選に臨んでいる。

■「ジャンヌ・ダルク」

「このままでは大阪はだめになる。維新と戦わせてください」

アップデート発足の記者会見から一夜明けた2月9日、大阪市内にある連合大阪の事務所。知事選候補で法学者の谷口真由美氏(48)と市長選候補で元自民市議の北野妙子氏(63)に対し、田中宏和会長がダブル選に挑む覚悟を尋ねると、熱意のある言葉が返ってきた。

2人は維新が掲げる「身を切る改革」の転換と、誘致を図るカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の問題点にも言及。その姿に田中会長は、打倒維新の「ジャンヌ・ダルク」に据えると決めた。連合大阪が支援する統一地方選の立候補予定者らが集う「総決起集会」にも2人を招き、自ら支持を呼び掛けた。

連合大阪は過去3度のダブル選から、維新打倒の壁の高さが骨身に染みている。最も衝撃的だったのが平成31年の前回選。自民、公明、国民民主の各党が推薦・支持し、立憲民主党と共産党が自主支援する形で盤石な「非維新包囲網」を築いたにもかかわらず、知事選では約100万票差を付けられる完敗を喫した。

■既得権批判に反発

「政党色を薄めたい」。アップデート設立会見の約1年前、関係者から設立協力への打診を受けた田中会長は首を縦に振った。「既存のやり方では維新に勝てない」。維新の強固な壁をどう崩すのか、模索する中での決断だった。

だが、「今度こそ」という期待も少しずつしぼむ。府内には連合が支持する国会議員や地方議員が少なく、過去に政権批判を繰り返してきた谷口氏への反発から自民も一枚岩になれない。自民の一部議員は街頭演説で谷口氏の同席に難色を示し、アップデート事務局が調整に追われる場面もあった。

効率重視、コストカット、弱肉強食-。労働者の権利を守る立場にある連合大阪には、維新の政治はそのように写る。だが、連合大阪が本質的に維新を拒絶する理由は別にある。

平成23年のダブル選で大阪市長選に臨んだ橋下徹氏が「公務員労組は既得権」と批判。以降、維新はダブル選ごとに自治体の労働組合を中心とする連合大阪の傘下労組などに批判を繰り返してきた。「仮想敵をでっち上げ、支持を集める」という維新の手法には根強い反発がある。

■政権との接近

一方で維新政治が大阪で定着するのに伴い、維新への明確な対立軸を描けずにいる傘下労組も。「野党として存在感を発揮し、万博誘致に成功した維新を評価する組合員もいる」と、ある労組幹部は打ち明ける。

連合大阪幹部は連合本体の動きにも神経をとがらせる。岸田文雄首相が1月に連合の新年交歓会に出席し、芳野友子会長が自民党大会への参加を一時検討するなど、政権との接近が進んでいるからだ。

連合発足から30年余り。労組の組合員数は全国で減少傾向にある。厚生労働省によると、ピーク時に100万人以上いた大阪府内の組合員も昨年は69万3735人。連合大阪のある幹部は、労組が主役を担ってきた賃上げ要求が、今春は政権が経済界に働きかけ、容易に達成された経緯をかみしめて言う。

「このままでは連合の存在意義が問われる。政策の反映を考えるなら、維新との関係性を見つめ直す必要も出てくるだろう」

7621とはずがたり:2023/04/07(金) 22:04:25

https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20230223-OYTNT50214/
2023.03.09
国民民主、荒井氏「県連推薦」に - 奈良県知事選

 国民民主党県連(榛葉賀津也代表)は8日、任期満了に伴う奈良県知事選で、党本部に推薦を上申していた現職の荒井正吾氏(78)について、連合奈良が自主投票としたことなどから、県連推薦とすることが決まったと発表した。同様に上申していた生駒市長選に立候補予定の現職、小紫雅史氏(48)については党本部が推薦を承認した。
平木氏支持を 立民県連決定
2023/02/24 05:00
https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20230223-OYTNT50214/

 知事選を巡り、立憲民主党県連は23日、奈良市内で常任幹事会を開き、元総務官僚の平木省氏(48)を県連支持とすることを決めた。
期日前投票 知事選8万1189人

 同党県連には平木氏のほか、現職の荒井正吾氏(78)からも推薦依頼が出ていた。

 会終了後、県連の馬淵澄夫代表は平木氏支持の理由を「子育て世代の負担軽減など、基本政策が一致している」と語った。荒井氏については「前回は(民主系で)例外的に推薦したが、5期目を目指す今回は困難と判断した」とした。

 県連レベルの支持としたことについては「自民党本部も(平木氏の)推薦を決めていない中、我々が推薦を党本部に上申するのは筋が違う」と説明した。

7622OS5:2023/04/10(月) 10:08:31
平木と荒井の票を単純に足すと山下超えますね
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/29/18691/skh51593.html
奈良県知事選
有権者数1,112,680
開票終了投票率54.82%
266,404(44.4%)山下真   維新新54歳当選:1回目元奈良県生駒市長弁護士
196,729(32.8%)平木省   無新48歳 推薦:自民県連支持:立民県連元総務省財務調査課長元岐阜県副知事
097,033(16.2%)荒井正吾  無現78歳 当選:4回推薦:国民県連元参議院議員元海上保安庁長官
019,861(03.3%)尾口五三  無新72歳 推薦:共産共産党奈良県委員元奈良県大和郡山市議会議員
013,034(02.2%)西口伸子  無新68歳 元中学校常勤講師
006,806(01.1%)羽多野貴至 無新43歳 会社員

7623OS5:2023/04/10(月) 10:12:46
アップデイトの負け方がヤバですね。供託金は戻ってきてよかったねレベル・・・
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/27/18707/skh51625.html
大阪府知事選
有権者数7,188,665開票終了投票率46.98%
2,439,444(73.7%)吉村洋文  維新現47歳当選:2回目大阪維新の会代表
0,437,972(13.2%)谷口真由美 無新 48歳法学者
0,263,355(08.0%)辰巳孝太郎 無新 46歳推薦:共産元参議院議員
0,114,764(03.5%)吉野敏明  参政新55歳歯科医師
0,032,459(01.0%)佐藤さやか 政女新34歳薬剤師
0,022,367(00.7%)稲垣秀哉  諸派新53歳執筆業

7624OS5:2023/04/10(月) 10:15:09
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/27/18708/skh51626.html
大阪市長選
有権者数2,214,966開票終了投票率48.33%
655,802(64.6%)横山英幸 維新新41歳当選:1回目元大阪府議会議員
268,227(26.4%)北野妙子 無新 63歳元大阪市議会議員
045,369(04.5%)山崎敏彦 無新 44歳理学療法士
030,960(03.0%)荒巻靖彦 無新 58歳飲食店経営
015,408(01.5%)ネペンサ 無新 48歳作家

7625OS5:2023/04/10(月) 10:18:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/c477c2cbbc8cf854ab00319eb4e11defb263c15d
大阪ダブル選「維新VS市民派」の構図作れず大敗…北野妙子さん「うねり起こせず」
4/10(月) 6:34配信
 地域政党・大阪維新の会に対抗する勢力の結集を目指し、経済人らが設立した政治団体「アップデートおおさか」が大阪ダブル選に立てた新人2人がいずれも大敗した。政党色を薄めて「維新VS市民派」の構図を作ることを目指したが、陣営は一枚岩になりきれず、維新の勢いを止めることはできなかった。

【一覧】大阪府知事選の開票結果

 「市民派として大きなうねりを起こせなかった」。大阪市長選で敗北を喫した前大阪市議の北野妙子さん(63)は記者団に対し、悔しさをにじませた。

 過去3回のダブル選で、推薦候補を擁立するなどして非維新陣営を主導したのは自民党大阪府連だった。維新が10年以上知事・市長ポストを握る中、3連敗していた自民は今回、独自候補の擁立を断念。代わりに選定作業を進めたのが、1月に発足したアップデートだった。

 自民市議団幹事長を務め、2020年の大阪都構想の住民投票で反対派の先頭に立ち、制度案を廃案に追い込んだ北野さんに出馬を要請。「市民派」を演出するため、北野さんに離党を求めたこともあり、自民府連は自主支援にとどめた。

 アップデートの態勢作りは遅れ、北野さんが活動を本格化させたのは3月上旬。維新が年明けからミニ集会を重ねて選挙準備を進めていたのとは対照的だった。

 焦った自民府連はダブル選告示後、小渕優子・元経済産業相ら知名度の高い自民国会議員を応援に入れる日程を急きょ設定するなど、陣営のちぐはぐさも目立った。

 ダブル選で維新に4連敗を喫した格好の自民府連。幹部は「維新への勝ち方がわからない」と頭を抱えた。

谷口さん 淡々と
 大阪府知事選で敗れた元大学准教授の谷口真由美さん(48)は記者会見で、「敗因は分析できていないが、結果は結果としてちゃんと受け止める」と淡々と語った。

 アップデートの要請で出馬を決めたのは、2月上旬。維新の「身を切る改革」を引き合いに、「大阪は身を切りすぎた。維新政治を検証する必要がある」などと訴えた。

 政治経験がない中、コメンテーター時代に自民党の憲法改正草案を批判したことなどを理由に、自民府連所属の議員からの支援はほとんど得られなかった。

 大阪府議選、大阪市議選では、自民党の府市両議員団の幹事長がいずれも落選した。大阪維新の会がいずれも過半数を獲得し、勢力を伸ばした影響を受けた。

 落選したのは、府議選の箕面市・豊能郡選挙区(定数1)で2期目の原田亮さん、市議選の東成区選挙区(同3)で4期目の川嶋広稔さん。川嶋さんは、維新が掲げる「大阪都構想」反対派の急先鋒(せんぽう)だった。

 2019年の前回選でも、自民の府市両議員団の幹事長が落選している。

7626OS5:2023/04/10(月) 10:26:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/10de24e9e3f34e0d511e7e0add84725b195426d7
維新・吉村氏が歴代最多得票 横山ノック氏を上回る 大阪知事選
4/10(月) 1:58配信
 9日投開票の大阪府知事選で再選された地域政党・大阪維新の会代表の吉村洋文氏(47)の得票が240万票を超え、これまでの府知事選の歴代最多だった横山ノック氏の得票を上回り、過去最多となった。

 投票率は46・98%と前回より2・51ポイント下がったが、有力な対抗馬がなく、知名度の高い吉村氏に有権者の票が集中した。

 これまでの過去最多得票は、横山氏が再選を果たした1999年の235万959票。この際の投票率は53・24%だった。

https://mainichi.jp/articles/20230409/k00/00m/010/103000c?inb=ys
大阪ダブル選で維新4連勝 知事選・吉村氏、市長選・横山氏
政治

速報

地方選挙

大阪
毎日新聞 2023/4/9 20:00(最終更新 4/9 23:14)
 大阪府知事・大阪市長のダブル選は9日、投開票された。知事選では地域政党・大阪維新の会代表で現職の吉村洋文氏(47)が再選を、市長選では維新幹事長で元府議の横山英幸氏(41)が初当選をそれぞれ確実にした。維新はダブル選で4連勝。大阪での「1強」体制を守り、日本維新の会の「全国政党化」に向けて足場を固めた格好だ。

 大阪で11年半近くにわたる維新政治の評価や、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の是非が争点となった。誘致を進める維新の両氏が勝ったことで、大阪でIRの整備を認めるかどうかを審査している国の判断に影響を与える可能性がある。


 投票を終えた有権者を対象とした毎日新聞の出口調査(知事選で145投票所)で、吉村、横山両氏は維新支持層を固めたほか、無党派層にも広く浸透し、他の候補を突き放した。

 今回のダブル選は、維新のターニングポイントだった。橋下徹氏らと党を結成した松井一郎・前大阪市長(6日で退任)が政界を引退し、世代交代を余儀なくされたからだ。「ポスト松井」の市長候補は、一般党員らの投票による予備選で横山氏に決定。党外では無名に近い横山氏の知名度不足が懸念されたが、新型コロナウイルス対応で全国でも有名になった吉村氏や松井氏と選挙活動をともにし、支持を広げた。維新は今後、40代の吉村・横山両氏が「党の顔」となる。横山氏は政令指定都市の現職市長としても全国最年少。


 大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)で府市が誘致を進めるIRを巡っては、予定地で土壌汚染が判明したほか地盤沈下の恐れもあり、カジノ開業によりギャンブル依存症が深刻化するとの懸念も強い。国の認定を受けられれば、2029年秋〜冬ごろの開業を目指す方針だ。

 一方、維新に対抗する政治団体「アップデートおおさか」が擁立し、自民党や立憲民主党が自主支援した知事候補で法学者の谷口真由美氏(48)、市長候補で元市議の北野妙子氏(63)は敗れた。IR誘致について反対を訴え、その是非は住民投票で決めるべきだと呼び掛けたが、他の政策が曖昧でIR反対票を固めきれなかった。

 今回は維新の看板政策「大阪都構想」の是非が争点とならず、過去のダブル選では反都構想でまとまってきた非維新勢力の結集が乱れた。知事選では共産党の元参院議員が出馬したほか、次期衆院選を見据えて維新との対決を避けたい公明党が自主投票に転じたことも影響し、維新の独走を許す結果になった。【澤俊太郎、松本紫帆】

7627OS5:2023/04/10(月) 10:27:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa22398df515d8073081583e85c9e956c2e32b36
奈良知事選、保守分裂で落選確実の平木省さん「私の力不足」…高市早苗氏「深くおわび」
4/9(日) 21:46配信 9日に投開票された奈良県知事選で、自民党県連が推薦した新人の平木省さん(48)は落選が確実となった後の午後8時10分頃、支援者を前に「私の力不足だ」と敗戦の弁を述べた。その後、報道陣の取材に「結果的に保守分裂となったが、勝ちきれなかったのは私の責任だ」と語った。

【図】一目でわかる…奈良県知事選を巡る構図

 今回の選挙戦では、一部の自民党県議らが5選を目指した現職の荒井正吾さん(78)の支援に回る「保守分裂選挙」となり、新人で日本維新の会公認の山下真さん(54)の勢いを止められなかった。

 自民党県連は平木さんを推薦。この日、県連会長の高市早苗・経済安全保障相は平木さんの事務所に顔を見せず、「県連会長でありながら国会答弁に追われたうえ、高熱が続き、張り付きで応援することがかないませんでした。深くおわび申し上げます」などとするコメントが読み上げられた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5756a1ae23ac51af83274bcf69817081eb06e29d
「側近」敗北の高市氏「審判を真摯に受け止める」 奈良知事選
4/9(日) 21:55配信
 自民党奈良県連の会長を務める高市早苗・経済安全保障担当相は9日夜、同県知事選で、県連が推薦を決めた新人の元総務官僚、平木省氏(48)の落選が確実になったことを受けて、コメントを発表した。「正々堂々と戦い抜かれたことを誇らしく思い、有権者の皆様のご審判を真摯(しんし)に受け止める」などとしている。

【写真特集】当確報道を受け万歳する今井瑠々氏

 同知事選では、日本維新の会新人で弁護士の山下真氏(54)が初当選を確実にした。

 平木氏は、高市氏の総務相時代に大臣秘書官を務めた「側近」で、高市氏が擁立を主導した。県連は平木氏の推薦を決めたが、現職の荒井正吾氏(78)を支持する県議らが反発し、分裂状態に。党本部も推薦を見送った。高市氏は候補者の一本化に動いたが、事態を収拾できないまま選挙戦に突入。県連の分裂で支持層も割れ、大阪府外で初の維新公認知事の誕生を許した。

 県連内では高市氏の責任を問う声が上がっているが、高市氏はコメントで会長職の進退には触れなかった。【林みづき】

7628OS5:2023/04/10(月) 10:28:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdb4d6466cbd7c47305492abfd9d0ea031489a10
保守分裂の奈良知事選、維新が漁夫の利 自民支持層が分散 朝日調査
4/9(日) 22:14配信
 保守分裂選挙となった奈良県知事選は、日本維新の会の山下真氏が勝利した。朝日新聞社などが9日に実施した合同出口調査で、自民支持層が割れ、漁夫の利を得た形となったことが明らかになった。

 投票した人の34%を占めた自民支持層の投票先は、無所属の平木省氏に48%、無所属の荒井正吾氏に25%、維新の山下氏に24%と分散した。

 山下氏は、維新支持層(26%)の86%からも支持を得た。調査では、維新の勢いが奈良県にも及んでいることが浮き彫りになった。地域政党・大阪維新の会の地方政治での実績を聞いたところ、「評価する」は「大いに」17%、「ある程度」57%を合わせて74%を占めた。「評価しない」は「あまり」17%、「全く」7%の計24%だった。「評価する」という人の半数以上が山下氏に投票した。

 無党派層(24%)の支持は山下氏が45%と最多で、平木氏の30%、荒井氏の17%を上回った。

朝日新聞社

7629OS5:2023/04/10(月) 17:29:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/4eb44e01dc504862fae3de5c4d882cce6de03715
松井一郎・前大阪市長「漁夫の利」「これからの4年が勝負」奈良県知事選で初当選の山下真氏に辛口エール
4/10(月) 10:20配信


スポニチアネックス
任期満了で大阪市長を退任した松井一郎氏

 松井一郎・前大阪市長が10日までに自身のツイッターを更新。9日に行われた奈良県知事選で初当選した日本維新の会新人で、大阪府以外で初めて維新の公認知事誕生となった元同県生駒市長の山下真氏(54)に辛口エールを送った。

 松井氏は山下氏の当選確実を伝える記事を引用し「せっかくの勝利に水を差すようですが、奈良県知事選挙は自民党が割れた事による漁夫の利、山下さんはこれからの4年が勝負ですね」とツイート。

 このツイートには「身内の当選でも冷静に分析される姿、流石です」「4年後に真価が問われますね」「この言葉と意味を大切にしましょう」「奈良県政が今後どないなるんかがほんまに注目やね」と厳しくも冷静に現状を受け止める松井氏の分析力を称える声が寄せられた。

 今回の奈良県知事選で注目されたのが「保守分裂」だった。昨年9月に会長に就任した高市早苗経済安全保障担当相率いる自民党奈良県連は、高市氏が総務相時代に秘書官を務めた元総務官僚で無所属新人の平木省氏(48)を推薦。だが、前回まで自民県連の推薦を受けていた現職・無所属の荒井正吾氏(78)も5選を目指して出馬し、自民の支持が一部流れる事態となった。

 保守色が強いとされる奈良県での維新勝利は、保守分裂による“漁夫の利”との声も聞かれ、山下氏の追い風になったとみられる。高市氏、自民にとっては痛すぎる敗北で、政界関係者は「県連会長として候補をまとめきれなかった高市氏に対して責任を問う声が上がるのは必至だろう」と語った。

7630OS5:2023/04/10(月) 17:49:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/6560ebc4ec66b247db70b4f05f139d331bf8aea1
読売テレビ・野村解説委員 高市氏は「調整不足」「政治力、求心力が中央で低下」奈良知事選で自民敗北
4/10(月) 11:54配信
 読売テレビの野村明大解説委員(50)が10日、同局の「朝生ワイドす・またん!」(月〜金曜前5・10)に生出演。9日の奈良県知事選で日本維新の会公認候補の新人で元同県生駒市長の山下真氏(54)が初当選したことに言及した。

 奈良県知事選は山下氏が26万6404票を獲得し、初当選。自民党県連推薦で新人の元総務官僚平木省氏(48)は19万6729票、前回まで自民県連の推薦を受けていた現職の荒井正吾氏(78)は9万7033票だった。

 野村解説委員は「これは国政、中央からもすごく注目の選挙だったと思うんですけど、フタを開ければ結局、自民党が調整仕切れず分裂したところで維新が漁夫の利になってるわけですよね」と指摘。「単純計算で2位と3位を足せば、上回っているので奈良県連トップは誰なんだって。高市さんなんです。高市さんは調整不足でここをまとめきれなかった」と自民党奈良県連の会長を務める高市早苗氏の責任問題に言及した。

 高市氏については「3月の国会でねつ造発言をしたことによって、ずっと高市さんはその問題に追われて、結局その話になるからってこともあったというふうに言われてますけど、選挙区の応援にも全然入れなかったんです」とし「今回の結果は高市さんの政治力、求心力が中央でものすごく低下するのがこの結果になりました」と言い切った。

 平木氏、荒井氏ともに出馬し「保守分裂」となったことに「事前の調整不足」ときっぱり。「荒井さんもベテラン政治家だから、きちっと話を持っていって地道に水面下で調整すれば、まとめることはできた。荒井さんがへそ曲げたという言い方をすれば怒るかもしれないですけど、そのまま立った(立候補した)わけでしょ」と荒井氏を説得しきれなかったことが自民敗北に直結したのではとした。

 その上で「平木さんは高市さんが総務大臣の時の秘書官ですよ。今、ねつ造発言で総務省と高市さんがバチバチやってるわけでしょ。よく分からない構造に実はなってしまっているんですよ」と分析した。

7631OS5:2023/04/10(月) 17:52:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/be363355f4661eea16dc439bdb36747b1f25375e
維新、大阪市議会で初の過半数 全議席が確定
4/10(月) 12:31配信


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産経新聞
会見にのぞむ大阪維新の会、吉村洋文氏(右)と横山英幸氏 =9日午後、大阪市北区(柿平博文撮影)

大阪府知事・大阪市長のダブル選と同じ9日投開票の府議選(定数79)と市議選(同81)は10日未明に開票作業が終わり、全議席が確定した。ダブル選に勝利した地域政党「大阪維新の会」は目標の市議会過半数を初めて達成し、過去最多の46議席を獲得。府議会でも平成31年の前回に続き、過半数となる55議席を獲得した。

今回の知事選で再選した維新代表の吉村洋文氏は、市議会で過半数の議席を獲得できなければ代表を辞任する意向を示していたが、続投することになった。

維新は市議選に改選前の39議席を大幅に上回る50人を擁立し、現職34人、新人12人が当選した。なかでも定数5〜6の淀川区、東淀川区、城東区、住吉区、平野区の5選挙区では3人が議席を得た。

自民党は公認19人中、当選は11人にとどまり、改選前の14議席を下回った。東成区(定数3)で立候補した市議団幹事長の川嶋広稔(ひろとし)氏が落選した。

公認19人の全員当選を目指した公明党は前回に続き1人が落選。都島区(定数3)の新人が323票差で自民元職に競り負けた。共産党は公認16人のうち当選したのは2人で、改選前の4議席から減らした。

一方、今回定数が9減となった府議選に維新は56人を擁立。全53選挙区のうち36選挙区を占める定数1の「1人区」について、35選挙区で当選し、改選前の46議席から55議席に大幅に上積みした。

26人を擁立した自民は1人区での敗北が響いて19人が落選し、7議席。改選前16議席から大幅に減らした。1人区となった箕面市・豊能郡の府議団幹事長、原田亮氏は維新新人に議席を奪われた。

公明は公認14人全員が当選。改選前2議席だった共産は東大阪市(定数4)で現職が落選したものの、吹田市(定数3)で1議席を死守した。立憲民主党も高槻市・三島郡(定数3)で現職が1議席を維持した。

7632OS5:2023/04/10(月) 17:53:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/561adaba1ba8dc435d1370f3f332fc5ce45719db
政治ヨコからナナメから 大阪ダブル選 反省なき失敗続ける自民
4/10(月) 12:29配信


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産経新聞
「大阪ダブル選」に立候補して敗れた谷口真由美氏(左)と北野妙子氏(中央)=3月26日、大阪市北区(甘利慈撮影)

4年に1度行われる統一地方選前半戦の投開票が9日行われ、大阪府知事・大阪市長の「大阪ダブル選」は大阪維新の会の候補が勝利した。自民党にとっては、平成23年11月以降、ダブル選は4連敗となった。

自民は中央で対立する立憲民主党や共産党(知事選は共産系候補も出馬)などの野党と結果的に共闘した。首長選での与野党相乗りは珍しくない。相乗りでも勝てばいいが、大阪で自民は負け続けている。そして負けっぷりもよくない。

選挙期間中、府知事選に立候補した谷口真由美、市長選に出馬した北野妙子両氏がそろい踏みした街頭演説を見た。両氏が選挙カーの上に登壇する前に「応援弁士」と紹介されたタクシー会社経営の男性は、こう訴えた。

「カジノで発展したような都市はない。世界中から名だたる犯罪者が来る街になってしまう」

維新が進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を猛批判していた。ほかのテーマも含め、まるで共産のような主張ばかりだったが、なんてことはない。

この男性は令和3年10月の衆院選で、「比例は日本共産党」と呼びかける同党公式のSNSの動画に出演し、「共産党を残す、増やすことが大事だ」と訴えていた。昨年7月の参院選でも同様の動画に登場し、共産の機関紙「しんぶん赤旗」にも出ている。今年2月には同党のインターネット番組で小池晃書記局長と共演した。

思えば平成27年11月のダブル選のときだった。自民系の市長選候補の街頭演説を取材に行くと、共産などの野党支持者の間で流行していた「アベ政治を許さない」のステッカーを身に着けた多くの聴衆が「頑張って!」と叫んでいた。漫画やドラマでもこんなベタな演出はないだろう。

今回は件の男性と候補2人は一緒に立たなかったが 男性の降壇直後に2人は自民の大阪市議とともに「ギャンブル依存症の人がただ発生するだけ」(谷口氏)とカジノ誘致批判を展開した。出来の悪い喜劇を再び見ているようだった。

谷口氏は選挙期間中、前川喜平元文部科学事務次官とツイッターの音声会話機能「スペース」で対談した。前川氏は安倍晋三元首相を「噓つき」と断じ、自民や維新への批判を繰り返している。対談でも前川氏が「いつまで維新してますの?」と主張すると、谷口氏も激しく同調していた。

言論の自由があるとはいえ、反自民で有名な前川氏と選挙中に対談すること自体、多くの自民支持者には理解できないだろう。

こうした候補を自民の大阪府連は「自主支援」し、中央で対立する野党と連携して敗れるという失敗を繰り返した。2回にわたる大阪都構想の是非を問う住民投票に際し、推進した維新に反対多数で勝ったとの思いがあるのだろう。

今回のダブル選でカジノ誘致反対を前面に掲げた2人だが、そもそもIR推進の法律を作ったのは自民である。本当に反対ならば、共産などと手を組んで党中央に関連法廃止法案の提出を働きかければいいものを、そんな形跡はない。岸田文雄首相ら自民幹部への批判も聞こえてこない。

3月の知事選告示直前、ある維新重鎮が自民系の地方議員と遭遇する場面を見た。「(自民の大阪市議だった)北野さんをかつぐのは、まあええわ。しかし谷口さんはアカンわ」と維新重鎮が訴えると、自民議員は何も反論できなかった。忸怩(じくじ)たる思いがあるならば、中央とねじれた矛盾だらけの野合で支持者を裏切るような行動は、もうやめたほうがいい。(酒井充)



政治にまつわるさまざまな出来事を取り上げる「政治ヨコからナナメから」がスタートします。普通の記事とは少し異なる視点から考察します。

7633OS5:2023/04/10(月) 17:55:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6ac599888562246ed7b4687f58b1ef14a94d46c
大阪府議、市議選 圧勝の維新始動 自民幹部は「力不足」
4/10(月) 12:49配信


産経新聞
大阪市議選で初当選し、駅前で通勤客らにあいさつする維新の佐竹璃保氏=10日午前、大阪市淀川区(甘利慈撮影)

大阪府知事、大阪市長のダブル選と府議、市議選は知事、市長の両ポストと、両議会の過半数を獲得した地域政党「大阪維新の会」の圧勝で幕を閉じた。維新の結党以来、初となる市議選での単独過半数に貢献した新人候補は10日朝、早速地元の街頭で活動を開始。一方、自民は前回に引き続き府議団、市議団の両幹事長が落選するなど議席を減らし、支援者を前に敗戦の弁を語った。

「ご期待を寄せていただきありがとうございます」

投開票から一夜明けた10日午前7時ごろ。市議選淀川区選挙区(定数5)で初当選した維新新人で会社役員の佐竹璃保(りほ)氏(35)は駅前に立ち、通勤客らにお礼を述べた。

同区は市長選で初当選した維新幹事長の横山英幸氏(41)が府議時代に、政治団体「アップデートおおさか」が擁立した対立候補の北野妙子氏(63)が自民市議時代にそれぞれ地元とした〝因縁の地〟でもある。

市議選では維新の現職1人、新人2人が立候補して3議席を獲得。知事選で再選した吉村洋文氏(47)が、維新代表の進退を懸けて掲げた市議選での単独過半数に貢献した。

元兵庫県伊丹市議(無所属)から国替えした佐竹氏は2月に維新の公認を受けると、急ピッチで準備。子育て支援や児童虐待防止対策の充実を訴えてきた。「身が引き締まる思い。選挙戦で掲げた政策を4年間で実現したい」と決意を述べた。

一方、あおりを受けた自民は府議会での議席が16から7に、市議会で14から11に減少。幹部も落選の憂き目にあった。

府議選の箕面市・豊能郡選挙区(定数1)で、3選を目指しながら維新新人に敗れた府議団幹事長の原田亮氏(36)は113票差で涙をのんだ。

9日夜、市内の会場には原田氏の支援者ら約50人が詰めかけたが、10日未明に原田氏の落選が伝えられると落胆の声が広がった。「結果を出せなかったことはひとえに私の責任、力不足」と頭を下げた原田氏は「大阪の自民党にとってかなり厳しい結果。バッジはなくなるがまた大きく成長したい」と前を見据えた。

維新の現職、新人の計2人と公明新人1人が当選した市議選東成区選挙区(定数3)では、5選を目指した自民市議団幹事長の川嶋広稔氏(56)が落選。10日未明、支持者に「維新という大きな波を乗り越えるべく力を尽くしたが及ばなかった」と陳謝した。

7634OS5:2023/04/10(月) 18:00:03

https://news.yahoo.co.jp/articles/c27b70c65451ce7d3f1e033d2a9c817206ac7a50

自民「保守分裂」で奈良県知事選惨敗…“戦犯”高市早苗氏は永田町でも「ぼっち化」加速
4/10(月) 14:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL
結局、平木事務所に顔は出さず(高市早苗経済安保担当相)/(C)日刊ゲンダイ

 夜8時の投票終了と同時に「当確」が出る“ゼロ打ち”──。岸田自民にとって屈辱的な結果となった。


 統一地方選の前半戦で注目を集めた奈良県知事選が9日、投開票された。選挙戦は、現職の荒井正吾知事と高市経済安保担当相の後押しで出馬した元総務官僚の平木省氏による保守分裂の構図。そこに割って入った日本維新の会公認の山下真・元生駒市長が“漁夫の利”を得る形で当選した。

 高市大臣は県連会長として平木氏の推薦を決めた張本人だが、9日は平木事務所に顔を出さず、ツイッターに〈明日は国会答弁もあり、こんな夜に平木省さんの側に居られない事は残念です〉とシレッと投稿。保守分裂の原因をつくった高市大臣が、今後、窮地に追い込まれるのは確実だ。

「高市さんはもう終わりでしょう」と言うのは、ある永田町関係者だ。

「もともと、4期務めた荒井さんが進退を決める前に、県連会長の高市さんは総務大臣時代の秘書官だった平木さんの擁立に動いた。そんな高市さんのスタンドプレーに荒井さんとその周辺は激怒。結果、自民系2人が出馬する保守分裂となってしまった。地元で高市さんの責任を問う声が大きくなるのは間違いない。もはや居場所はないでしょう」

和歌山1区補選にも影響必至
岸田自民には屈辱的な結果(奈良県知事選で当選を決め、ガッツポーズをする維新・山下真氏)/(C)共同通信社

 岸田自民にとって、県知事を維新に奪われたショックは相当なもの。さらに、この惨敗は直近の重要選挙にも影響を与えそうだ。最もあおりを受けそうなのは、岸田政権の「中間評価」と位置づけられている衆参5補選のうちの1つ「和歌山1区」補選である。

「同区は、自民党元職の門博文氏と維新の林佑美前和歌山市議、共産党の男性候補の戦いになっている。維新はもともと、奈良県知事選勝利の勢いを駆って近隣県の和歌山1区補選でも優位に立つシナリオを描いていましたが、その通りの展開になる可能性がある。門氏は女性議員との“路チュー”を写真付きで報じられた過去があり、評判がイマイチ。公明党の支持母体・創価学会は嫌悪感を示しており、女性候補の維新・林前市議に票が流れかねない状況です」(和歌山県関係者)

 高市大臣の失態により、岸田自民が和歌山1区まで落とせば一大事。“戦犯”のそしりを免れないだろう。地元のみならず、永田町でも「ぼっち化」が加速するのは必至だ。自民党ベテラン議員はこう言う。

「奈良県知事選の結果はある意味、自業自得ではないか。保守分裂の件もそうだが、知事選が告示される前後から、高市さんは放送法の解釈を巡る総務省の内部文書問題で炎上していた。『質問しないで』という閣僚としてあるまじき答弁まで展開。この様子は連日報道され、完全に悪目立ちした。知事選への影響も否定できない。本人がかねて『入りたい』と言っていた安倍派(清和会)も、受け入れる様子はゼロ。党内で高市さんをかばう声も、ほぼ皆無です」

 次の内閣改造では経済安保担当相を外されるのが確実とみられている高市大臣。かつては「次の首相」ともてはやされていたが、もはやその目は完全に消えたのではないか。

7635OS5:2023/04/10(月) 18:00:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/827bfa140dbef95821c60d298cceacf1967b9611
奈良知事選落選の78歳荒井正吾氏「保守分裂で今までにない選挙」
4/10(月) 13:57配信

毎日新聞
奈良県知事選で落選が確実となり、あいさつをする荒井正吾氏=奈良市で2023年4月9日午後8時9分、野原寛史撮影

 奈良県知事選では5選を目指した現職の荒井正吾氏(78)が落選した。同知事選で現職が敗れるのは1951年以来72年ぶり。過去4回の選挙で支援を受けた自民党県連が対抗馬の元総務官僚、平木省氏(48)の推薦を決定。分裂選挙となった上、「高齢・多選」との声にも苦しんだ。荒井氏は「保守分裂で今までにない選挙になった。結果は県民の皆様の意思。(自分の主張が)十分に届かなかった」と振り返った。

 荒井氏の後援会は従来、市町村ごとに置かれ、大半の首長が代表に就いた。選挙戦では首長や県議を引き連れて回るのが恒例のスタイルだった。しかし、県連が割れた今回は、多くが高市早苗・経済安全保障担当相が擁立を主導した平木氏に付いた。新型コロナウイルスへの対応を巡っても、荒井氏が行動制限を課さなかったことから、前回は選挙応援を受けた県医師会と対立。一部の業界団体も荒井氏と距離を置いた。

 組織力を生かした大規模な個人演説会などが開けなくなり、焦った陣営はこれまでの方針を転換。県内各地をこまめに巡って街頭演説やミニ集会を催し、地道に支持を訴えた。ツイッターを利用して若者や子育て世代に実績をアピールするなど、新たな支持層の掘り起こしにも注力した。

 「次の4年に奈良の成長がかかっている」。荒井氏は苦境にも表情を変えず、リニア中央新幹線の新駅誘致や県南部に計画する「大規模広域防災拠点」などの必要性を説いて、県政の継続を訴えた。しかし、日本維新の会がこうした大規模プロジェクトをやり玉に挙げて対立軸を鮮明にしたため、荒井氏の主張が裏目に出た。【久保聡】

7636OS5:2023/04/10(月) 18:03:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/d000dc5bb699b584c6b0c577bbb769d36a554719
h「勝てば官軍、勝ったら正義です」パッと見『維新』で活動の候補者…公認取消に不満も
4/10(月) 16:55配信


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MBSニュース

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 大阪府知事選・大阪市長選での当選や大阪府議会・大阪市議会での過半数獲得など、大阪で「完勝」した維新の会。お隣の兵庫県でも多数の公認を擁立して、兵庫県議選・神戸市議選でもそれぞれ議席を伸ばしました(兵庫県議選:9議席→21議席 神戸市議選:11議席→15議席)。

 そんな「維新躍動」の選挙戦の最中、神戸市北区の選挙区ではある異変が…。

 (選挙カーからのアナウンス)
 「神戸維新の会、藤本まさひろ、藤本まさひろでございます」

 4月6日、維新カラーの緑色の看板を掲げて走る選挙カー。さらに、緑色のジャンパーに身を包み支援を呼び掛けるのは、神戸市議選に立候補していた藤本昌弘さん(39)です。

 (街頭に立つ藤本昌弘さん)
 「ありがとうございます、ありがとうございます」

 胸元のたすきには「大日本維新の会」候補の文字。一見、“維新”候補の藤本さんですが、国政政党「日本維新の会」からの公認や推薦はなく、自ら立ち上げた「神戸維新の会」所属です。

 (藤本昌弘さん)
 「(Qパッと見、維新。どういう狙い?)元々公認予定者で活動していた。もちろん公認取り消しになった処分は全く納得いかないです、全く」

 実は、藤本さんは去年11月に日本維新の会から公認を受けましたが、SNS上で差別的な投稿を繰り返したなどとして、今年2月に公認取り消しに。しかし、チラシや選挙公報には「日本維新の会所属」と記し、“維新”の候補者のように選挙戦を戦っていました。藤本さんは公認取り消し後も「一般党員の申し込みをしていて維新の会に所属している」と主張していますが、一方で「維新の会」は、入党は許可制で藤本さんは一般党員でも特別党員でもないとしています。

 (藤本昌弘さん)
 「(Q維新の波に乗りたい?)もちろんです、もちろんです、もちろんです。はっきり申しますけど、選挙は勝てば官軍、負ければ賊軍の世界なので、勝てばいいんですよ、勝ったらいいんですよ。勝ったらそれが正義です。負けたらそれが悪です」

 選挙活動中には本物の「日本維新の会」公認候補者と遭遇することもありました。

 (日本維新の会公認 山本憲和さん)「頑張れ。頑張れ」
 (藤本昌弘さん)「頑張ります」
 (日本維新の会公認 山本憲和さん)「一緒ちゃうで」
 (藤本昌弘さん)「ライバルやけど」

 そして、4月9日。神戸でも維新が大きく議席を伸ばしましたが、藤本さんは14人中最下位で落選しました。一夜明けて10日、改めて話を聞きに行きました。

 (藤本昌弘さん)
 「日本維新の公認を外されていなかったら、もしかしたら、『たられば』では思っちゃいますけど、がたがた言ってもしゃあないですよね。やりきったので、できることはやりきったので、あんまり後悔はないですね」

MBSニュース

7637OS5:2023/04/10(月) 18:17:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9756cd0a7cf0fb79e21a99bb4171b2840ae37f5
維新の大阪市長選戦略は9カ月前から 圧勝の裏に周到なシナリオ
4/10(月) 10:50配信
 9日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選は、地域政党「大阪維新の会」が完勝した。維新圧勝の裏には、政界を引退した松井一郎前市長に比べて知名度で劣る後継候補をアピールする周到なシナリオがあった。

【写真】松井一郎氏から引き継ぎを受ける新市長

 「種まき」は9カ月前に始まっていた。2022年7月、大阪。焼き付けるような日差しの下でマイクを握る横山英幸氏の姿があった。当時は参院選のまっただ中。大阪府議だった横山氏は、大阪選挙区で日本維新の会が公認した候補の横に並んで何度も演説した。党幹部は当時の取材に「横山氏が市長選の有力候補の一人になるのは間違いない。今から顔を売っておく必要がある」と狙いを語った。

 この年の1月、松井氏は市長後継候補を予備選で決めると表明していた。予備選が始まったのは9月で、まだ誰が候補になるか分からない状況だったが、その前から本番を見据えた動きを始めていたことになる。

 一般党員らによる投票の結果、横山氏が候補者に選ばれると、ダブル選でタッグを組む吉村洋文氏の知名度を生かした戦略を開始した。市民参加型集会「タウンミーティング」を選挙告示日までに約40回開き、吉村氏とセットで売り出すことで浸透を図った。選挙期間中も横山氏の街頭演説計97回(維新発表)のうち27回で吉村氏が隣に並んだ。松井氏も16回応援に駆け付け、「維新の第1ステージは僕と橋下徹さん。次のステージは吉村さんと横山さんのYYコンビ」と世代交代を強調した。

 現職で全国最年少の政令市長となった横山氏だが、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致や2年後の大阪・関西万博など課題は多い。横山氏は「改革の流れを引き継ぎ、守りに入ることなく新しいことに挑戦していきたい」と語った。【澤俊太郎】

7638OS5:2023/04/10(月) 18:30:29
https://www.asahi.com/articles/ASR4900CKR47UTFK01D.html?oai=ASR497L2WR46OHGB00T&ref=yahoo
「今や悪人扱いなので」 高市氏、動けなかった保守分裂の奈良知事選
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上田真美 米田千佐子 榧場勇太2023年4月9日 20時30分
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フロントライン 「保守分裂」の責任

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 「保守分裂」となった奈良県知事選は、高市早苗・経済安全保障担当相が自民党奈良県連会長として擁立を主導した自民県連推薦の元総務省課長の平木省氏(48)が、日本維新の会の元同県生駒市長の山下真氏(54)に敗れた。自民は危惧された通り、知事5選をめざした荒井正吾氏(78)と支持が割れた。高市氏は選挙の陣頭指揮を執れず、9日夜も奈良には行かなかった。「県連会長でありながら、国会答弁に追われた上、高熱が続き、張り付きで応援することができませんでした」とおわびするコメントを出したが、これから敗北の責任を問われることになる――。

 4月7日夜、高市氏は永田町での公務を終えるや、飛行機に飛び乗った。知事選期間中で初めて奈良に戻るためだ。投開票が9日に迫るなか、最終盤になってようやく奈良入りができる状況になった。

 「いろんなことがございました。ほいほい乗っちゃった私がアホやったんですが――」

 平木氏の決起集会に駆けつけた高市氏は、昨秋に周囲からいかに熱心に請われる形で県連会長に就いたか、そしてこの保守分裂選に至るまでの経緯も含めて約15分間、語り続けた。

 「なんとか、なんとか荒井知事の名誉を守りたい。その一心でやってきました」

 高市氏が総務相当時に秘書官を務めた平木氏への応援を呼びかけながら、いかにして荒井氏との意図せぬボタンの掛け違いが起きたのか、自ら説明したかったことをすべて詰め込んだ。そして、演説を終えるとすぐさま空港に向かって帰京した。

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奈良県知事選に立候補した平木省氏の決起集会で応援演説する高市早苗・経済安全保障担当相=2023年4月7日午後7時36分、奈良県橿原市、榧場勇太撮影
 「やっぱり高市氏が来てくれると盛り上がる。放送法問題が影響して、選挙戦の最初のころが一番きつかった」と演説を聞いた県連幹部は胸をなで下ろした。

 「票を減らすので奈良入りはできません。今や世の中では悪人扱いですので。東京で不在者投票に行きます」

 知事選が告示された日の翌3月24日、高市氏は、放送法の政治的公平性をめぐる総務省の行政文書問題で国会で連日追及を受けるなか、そう周囲に自嘲気味に語った。

支援の当て外れ 維新は連日幹部入り
 2日後、知事選初の「選挙サ…

7639OS5:2023/04/10(月) 18:31:21
https://www.asahi.com/articles/ASR4964G6R47UTFK010.html?oai=ASR497L2WR46OHGB00T&ref=yahoo
なりふり構わなかった自民党 それでも維新止められず、公明とも悪化
有料記事統一地方選挙2023

藤原慎一 野平悠一2023年4月9日 20時56分(2023年4月10日 1時03分更新)
 統一地方選前半戦は日本維新の会が各地で新たに議席を獲得した。国会では「是々非々」で与野党双方に接近と反目を使い分け、自民党や立憲民主党は次期衆院選をみすえて、維新の取り込みに腐心してきた。この堅調さは、各党に維新との関係や戦略の見直しを迫るものとなりそうだ。

 国政で巨大与党を形成する自民党は、他党を圧倒する地方議員の多さが力の源泉になっている。4年に1度の統一地方選は、今後の国政選挙を占う先行指標にもなる。そのため「必勝」を掲げて臨んだが、日本維新の会の伸長が今後の党勢と公明党との連立関係に影を落とす状況になろうとしている。

 「残り1週間、必勝に向けて党の総力を結集して臨んでいきたい」。3日の役員会で茂木敏充幹事長は、9日の投開票に向けて最後まで全力を尽くすように引き締めを図った。

 岸田文雄首相(総裁)も重要性を訴えてきた。2月の党大会で「常に地域とともに歩んできた自民党にとって、国民に最も身近なところで行われる統一地方選挙は最も大切だ」と強調。「必ず勝ち抜こう」と声を張り上げた。

 国政を支える基盤となる地方選だけに、政府・与党は勝つためなりふり構わぬ姿勢で対策を打ってきた。

奈良知事選では維新に「漁夫の利」
 3月下旬には自民や公明党の…

7640OS5:2023/04/10(月) 18:31:49
https://www.asahi.com/articles/ASR497JMTR46POMB00N.html?iref=pc_extlink
「高市氏、冷たかった」と自民内に恨み節 奈良知事選、維新躍進許す
有料記事統一地方選挙2023自民維新

米田千佐子 上田真美 浅田朋範2023年4月9日 23時12分
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林尚行さん
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奈良県知事選で当選を確実とし、支持者らと喜び合う山下真氏(中央)=2023年4月9日午後9時31分、奈良市、金居達朗撮影
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 自民が分裂した奈良県知事選は、日本維新の会の公認候補が大阪以外では初となる知事の座をつかんだ。維新は幹部が何度も応援に入って大阪に近い県北部を中心に支持を広げ、「漁夫の利」を得た。候補を一本化できなかった自民内の亀裂は深く、県連会長を務める高市早苗・経済安全保障担当相の今後の立場にも影響が残りそうだ。

 「大阪と奈良は生活圏や経済圏がかなりかぶっている。大阪の次に奈良で維新公認知事が誕生したのは必然だったのでは」。午後8時過ぎ、当選を確実にした山下真氏(54)は、支持者の歓迎を受けながら奈良市内のホテルに姿を見せ、報道陣の取材に答えた。

 告示前には吉村洋文共同代表が2度県内に入りアピール。選挙期間中も松井一郎氏や馬場伸幸代表ら幹部が幾度も応援に駆けつけ、大阪中心からの飛躍をかけた「大勝負」(党幹部)を挙党態勢で支援した。

 維新は、自民批判票の受け皿となる形で奈良県内でも票を伸ばしてきた。2021年の衆院選や22年の参院選では、大阪府内の企業に通勤する住民も多い県北西部の都市部を中心に支持を得て、比例では自民に迫る票を得た。

 それでも追い抜くまでは至らない中で迎えた「チャンス」が、元総務省官僚の平木省氏(48)と5選をめざした荒井正吾氏(78)で自民が割れた今回選挙だった。

「知事とらなあかん」 維新幹部が発破
 維新の現職議員が3人だった…


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