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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3999とはずがたり:2012/01/24(火) 23:23:22
>>3998
凄いなぁ。。或る意味原発関連産業で持ってる東海村なんだが。

4000名無しさん:2012/01/25(水) 18:53:19
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2012/01/25/20120125dde012010004000c.html
特集ワイド:ザ・るぽ 茨城・東海村議選 「見えざる声」票に

広い畑のまんなかの道路で、吉田充宏さんは人が集まらなくても、こまめに演説をしていた=茨城県東海村で2012年1月19日午後1時50分ごろ、宍戸護撮影 「脱原発」に向かうのか、それとも原発に頼り続けるのか。東京や大阪で住民投票に向けた署名運動が続く中、日本の原子力発祥の地と言われる茨城県東海村で任期満了に伴う村議選があった。人口約3万8000人のうち3分の1以上が原子力関連施設の従業員や家族とされる村で、候補者は何を訴え、有権者はどう感じたか。そこには、この国の「未来」が二重写しになっているかもしれない。

【宍戸護】

 ◇10超える原子力関連施設 演説聴く人影はなくても、関心高かった「明確な賛否」
 「選挙戦で手応えを感じた通りの得票になりました。『脱原発』に向けて弾みがつきそうです」。投開票日の22日夜。JR東海駅近くの自宅で当選の報を受けた無所属の相沢一正さん(70)は、ほっとした表情でそう話した。

 県歴史館研究員などの傍ら1970年代から県内の脱原発活動に携わり、00年の村議選で村政史上初の「脱原子力」を掲げる村議として初当選。04年に落選したが、08年に返り咲いていた。

 今回の村議選は、定数20に対し現職15人、新人6人が立った。原子力への姿勢でみると、選挙前は「推進寄り」とされる保守系2会派で過半数の11人を占め、残る9人は脱原発派か慎重・中立派だ。この構図がどう変わるか。

 振り返れば、東海村の日本原子力研究所(原研=05年に日本原子力研究開発機構)で実験炉が臨界に達し、国内で初めて「原子の火」がともったのは1957年。今、車で10分ほどで走り抜けられる狭い村内には、旧動力炉・核燃料開発事業団(動燃=核燃料サイクル開発機構を経て05年に日本原子力研究開発機構)、日本原子力発電(原電)の東海第2原発(78年に運転開始)など10を超える原子力関連施設が、ひしめきあう。

 99年には核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)東海事業所で国内初の臨界事故が起き2人が死亡、村民ら600人以上が被ばくした。さらに昨年の東京電力福島第1原発事故を受け、村上達也村長(68)は「脱原発」「(村中心部まで約4キロで、定期点検中の)原電東海第2原発の廃炉」を明確に打ち出した。

 そんな状況下で争われた村議選。1人しか落選しないだけに盛り上がりに欠け、投票率は59%と前回の67%を下回った。だが、そんな中で相沢さんは、前回の699から大幅に票を伸ばし1040票を獲得。得票順位も16位から4位へとジャンプアップした。

 実は、選挙活動を追っているときには、これほどの結果は予想していなかった。

 「福島第1原発の惨状を考えれば、脱原発に到達せざるを得ない。古い東海第2原発は再稼働せず、廃炉にすべきです……」。選挙期間中のある日。新興住宅地の街頭で相沢さんがそう訴えたが、聴衆の姿はなく、周囲の家のカーテンも閉じたまま。ただ辺りをよく見ると、50〜100メートルも離れた路上や庭先に、耳を傾けているかに思われる人影がポツリ、ポツリ。

 その一人、自営業の男性(63)は「お客さんの半数近くは原子力関係者だから、表立って『脱原子力』の話はできないけど、相沢さんの話を聴いてみようと思ってね」。1歳の孫と一緒に自宅の庭で演説を聴いていた主婦(67)は「東海第2原発がとても気になります」と話した。

 こうした「見えざる声」の広がりを感じると相沢さんは強調する。「脱原発も廃炉も、3・11以前は村内で口に出せる言葉じゃなかったが、今では普通に話せるようになった。村の人たちの原子力への意識が、大きく変わってきていると思います」

4001名無しさん:2012/01/25(水) 18:53:37
   ■

 22日夜、相沢さん宅から800メートルほど離れたビルでは、原発容認派の無所属新人、吉田充宏さん(51)が満面の笑みを浮かべていた。それもそのはず、全体で2位の1690票を獲得し堂々の初当選だ。「原子力の話を村民に伝えていかないといけない、絶対にやっていきます」。原子力関連事業所の関係者が詰めかける中、力強く宣言した。

 高速増殖原型炉「もんじゅ」を運営し、多数の原子力関連研究をしている日本原子力研究開発機構の職員(課長補佐クラス)。79年、旧動燃に入った後、労組東海支部の委員長などを経て、労組の先輩で今回引退する猫塚豊治さん(72)の「後継者」に。村では40年以上前から、旧動燃・核燃機構、旧原研の職員が労使合わせて2〜4人ずつ村議選に立ち、議席を占めてきた。

 9期務めた猫塚さんは「初めて立った36年前は使用済み核燃料の再処理に反対する人が多く、議員として再処理を正しく伝えたかった」と振り返る。当時、定時出退社の原子力関連施設は人気の職場で、就職あっせんの依頼が相次いだ。(電源3法交付金などを元手に)公共施設の充実にも努めたと言う。確かに村内を巡ると、飲食店の多さが目立ち図書館なども立派だった。ひなびた村のイメージはない。

 「東海第2をそんなに簡単に廃炉にしていいのか」「原子力は50年先のエネルギーの選択肢の一つ」。選挙で吉田さんは原子力事業の重要性を訴えたが、やはり聴衆はほとんどいない。同行した日、演説10カ所目でようやく女性(69)が家から出てきた。「原子力は怖いけど、東海第2原発のような大きな建物を廃炉にするといっても、技術的に大変だと思う」。そして「子供が原子力関連施設で働いているんです」と明かした。

 再び当選祝いの会場。原子力関連の地元労組幹部が力強くあいさつした。「全力でやらせていただきました」

    ■

 得票の上位を占めたのは、多い順に、原発メーカーの日立製作所社員、日本原子力研究開発機構の職員2人、そして相沢さん。かつてない危機感が「原子力ムラ」の団結を強めた一方で、「脱原発」を掲げる村長寄りの議員が1人増え、推進寄りとそれ以外が10人ずつの同数となった。

 原発への賛否を明確にしなかった候補は伸び悩んだようだ。2期目の当選をした恵利いつさん(55)も「原子力は議論を尽くして乗り越えていく問題」と演説したが、票数は微減。「内心では脱原発だが、はっきり言っていいのか悩ましい。有権者にはどちらサイドの人もいるわけですから」と胸の内を明かした。

 それぞれの選挙事務所から夜の街にもれる明かりを見ながら、東京大大学院生で社会学者の開沼博さんが福島第1原発の歴史的背景を追った著書「フクシマ論 原子力ムラはなぜ生まれたのか」の一節を思い出していた。

 <全体に危機感が表面化しない一方で、個別的な危険の情報や、個人的な危機感には「仕方ない」という合理化をする。そして、それが彼らの生きることに安心しながら家族も仲間もいる好きな地元に生きるという安全欲求や所属欲求が満たされた生活を成り立たせる。(略)原子力ムラの側が自らで自らの秩序を持続的に再生産していく>

 この選挙結果は、一大原子力センターがある村の構造を変えるのか、変えないのか。まだ分からない。

4002チバQ:2012/01/25(水) 21:44:30
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001201250001
民主県連、再びトップ不在
2012年01月25日


八ツ場ダム建設再開反対の緊急抗議集会であいさつする中島政希衆院議員=17日、東京都千代田区永田町2丁目

 八ツ場ダムの建設再開を批判し、民主党本部に離党届を出していた中島政希衆院議員(比例北関東)の離党が24日、承認された。党県連会長代行だった中島氏の離党で、またしても「トップ不在」となった県連。総選挙の足音が次第に大きくなる中で、県連の足並みは乱れたままだ。


 2009年の総選挙で、自民党が独占していた県内五つの小選挙区のうち3議席を獲得するなど、民主党の県勢は比例区も含め6人が当選した。


 しかし、10年の参院選で県連会長が落選し、当選1回の中島氏が会長代行に就いた。保守系と労組系といった支持基盤の違いなどから、国会議員間の対立は深く、役員会の開催ができず要職不在が続いている。


 八ツ場ダムの建設再開には県連は反対でまとまっていた。中島氏は昨年末に離党届を提出した際、「政権公約に明白に違反し、国民の信頼を裏切る。到底容認できるものではない」と記者会見で述べた。


 桑原功衆院議員(比例北関東)は、中島氏の思いに理解を示す一方で、「会長代行という立場でありながら、突然の離党は無責任だ」と憤る。


 三宅雪子衆院議員(比例北関東)は「どうしたものか。八ツ場ダムについては、生活再建法案もあるので、一緒にやっていきたかった」と困惑気味だ。


 11年の県議選で落選したが、幹事長にとどまる前県議の久保田務氏が、中島氏の離党表明を受け、昨年末、残る5人の国会議員に役員会の開催を持ちかけたがまとまらない。次回の開催予定は決まっていない。


 中島氏は次期会長について、唯一当選回数が2回である石関貴史衆院議員(群馬2区)が妥当、という考えを明らかにするが、内部からは「1回も2回も関係ない。そういうのは、自民党の古い考え方と同じだ」と批判の声があがる。


 「県連がなくちゃ困るということはない。トップがいないと、集まった時に司会者がいないくらいのものだ」と県連そのものに懐疑的な議員もいる。


 柿沼正明衆院議員(群馬3区)は「近く集まりをもうけたい。これからは、開かれた民主党にしたい」と話した。


 当の中島氏は「県連には、あまり心配はしていない。伝統と慣習に従って運営されていくと期待します」と取材に答えた。(牛尾梓)

4003名無しさん:2012/01/27(金) 12:44:00
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20120127ddlk09010143000c.html
藤井・宇都宮市議:議会欠席問題 違反認定見送る−−市議会倫理委 /栃木
 宇都宮市の藤井弘一市議(66)が個人的な旅行で昨年12月の定例市議会を欠席した問題で、市議会倫理委員会は、同市議の行為を倫理条例基準違反とする認定を見送った。

 条例違反の認定に委員8人の3分の2に当たる6人以上の同意が必要だったが、採決では5人しか同意しなかった。

 藤井市議は昨年12月6、7日の本会議を私的な旅行で欠席。「正当な理由なく本会議に欠席し、議員の品位と名誉を害し、市民の信頼を著しく損なった」などとして、自民や市民連合など4会派が倫理委の設置を求めた。【吉村周平】

4004チバQ:2012/01/27(金) 19:34:08
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012012790122739.html
混入票隠ぺい受け 海老名市選管、委員を公募へ
2012年1月27日 12時27分

 昨年十一月の神奈川県海老名市議選で、確定票に混入票があったことを市選管が隠していた問題を受け、選管委員を選出する市議会は、次回の選出から公募する方針を決めた。市によると、選管委員の公募は県内では初めてで、全国的にも珍しいという。

 任期四年の市選管委員は四人。ほかに欠員時などに対応する補充員が四人いる。選管委員と補充員は今年十二月に任期切れとなる。これまでは市内を四地区に分け、各地区代表の市議が推薦した人を、市議会各派の代表者の協議で候補者として決め、選んでいた。

 公募は市内の有権者が対象。職務の適性があり意欲のある人を求めている。一次審査で応募動機を記した書類や小論文で、候補者を選ぶ。市議会の各派代表者ら十人程度で選考し、市議会に諮る。

 記者会見した市議会の氏家康太議長は「今回の一番の問題は、ミスを隠していたこと。選挙は民主主義の根幹であることから公募制を決めた」と述べた。今回の問題を受け、辞意を表明した委員もいるが、まだ辞表は提出されていない。

(東京新聞)

4005チバQ:2012/01/27(金) 19:34:56
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20120127-OYT1T00280.htm
市議選まれに見る激戦、関心呼んだ理由は…
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市選管は39人分のポスターが貼れる掲示板を用意した。通常は30人分だという(守谷市役所で) 29日告示、2月5日投開票の茨城県守谷市議選は、定数20を大幅に上回る34人が立候補の準備を進めており、まれに見る激戦となる見通しだ。

 「茨城都民」と言われる新住民が多い土地柄でしがらみが少ないうえ、東日本大震災や福島第一原発事故をきっかけに、市民の政治への参加意欲が高まったのも一因になっているようで、市選挙管理委員会は「有権者の選択肢が増え、歓迎すべきこと」としている。

 34人が立候補した場合、市制移行前の守谷町議会の定数が22から20に削減された1984年の町議選以来、最多となる。これまでの最多立候補者数は88、92年の24人だった。特に新人は16人と前回の8人から倍増する見込みで、このうち女性は2人。

 立候補を予定している新人の経歴をみると、高校教諭、産業技術総合研究所職員、1級建築士、元プロボクサーなど様々。市は2005年8月につくばエクスプレス(TX)守谷駅が開業したこともあって新住民が増えており、市選管は「立候補予定者の中には新しく守谷市に移ってきた人も目立つ」としている。

 震災を機に、市政への関心を強めた人も多い。市は県内でも放射線量が比較的高く、ある新人男性は「震災と原発事故に触発され、防災を含めた政策決定の場に参加したいと思うようになった」と立候補を決めた動機を語る。別の新人男性も「自分が持つ通信技術を市の防災対策に役立てたい」と話す。道路整備など生活環境の改善を求める市民運動をしてきたが実現せず、「自ら議会を動かすしかない」と立候補に踏み切る新人男性もいる。

 こうした新人の立候補の動きに、現職男性の一人は「我々も、うかうかしていられない。有権者の厳しい審判をこれまで以上に意識して議会活動に臨まなければ」と気を引き締める。一方で、ある県議は「昨年5月にみんなの党が新人3人を公認したのを機に立候補を表明する新人が増えた。今年12月に任期満了を迎える市長選や、今後の国政の動きをにらんだ前哨戦になるかもしれない」と話した。

(2012年1月27日11時06分 読売新聞)

4006チバQ:2012/01/27(金) 19:37:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20120126-OYT8T01321.htm
守谷市議選 激戦の見通し

29日告示 震災で市政に関心強まる

市選管は39人分のポスターが貼れる掲示板を用意した。通常は30人分だという(守谷市役所で)  29日告示、2月5日投開票の守谷市議選は、定数20を大幅に上回る34人が立候補の準備を進めており、まれに見る激戦となる見通しだ。「茨城都民」と言われる新住民が多い土地柄でしがらみが少ないうえ、東日本大震災や福島第一原発事故をきっかけに、市民の政治への参加意欲が高まったのも一因になっているようで、市選挙管理委員会は「有権者の選択肢が増え、歓迎すべきこと」としている。

 34人が立候補した場合、市制移行前の守谷町議会の定数が22から20に削減された1984年の町議選以来、最多となる。これまでの最多立候補者数は88、92年の24人だった。特に新人は16人と前回の8人から倍増する見込みで、このうち女性は2人。

 立候補を予定している新人の経歴をみると、高校教諭、産業技術総合研究所職員、1級建築士、元プロボクサーなど様々。市は2005年8月につくばエクスプレス(TX)守谷駅が開業したこともあって新住民が増えており、市選管は「立候補予定者の中には新しく守谷市に移ってきた人も目立つ」としている。

 震災を機に、市政への関心を強めた人も多い。市は県内でも放射線量が比較的高く、ある新人男性は「震災と原発事故に触発され、防災を含めた政策決定の場に参加したいと思うようになった」と立候補を決めた動機を語る。別の新人男性も「自分が持つ通信技術を市の防災対策に役立てたい」と話す。道路整備など生活環境の改善を求める市民運動をしてきたが実現せず、「自ら議会を動かすしかない」と立候補に踏み切る新人男性もいる。

 こうした新人の立候補の動きに、現職男性の一人は「我々も、うかうかしていられない。有権者の厳しい審判をこれまで以上に意識して議会活動に臨まなければ」と気を引き締める。一方で、ある県議は「昨年5月にみんなの党が新人3人を公認したのを機に立候補を表明する新人が増えた。今年12月に任期満了を迎える市長選や、今後の国政の動きをにらんだ前哨戦になるかもしれない」と話した。

(2012年1月27日 読売新聞)

4007チバQ:2012/01/29(日) 20:43:08
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120129/crm12012919350007-n1.htm
「演説うるさい」と市議選候補者を暴行 公選法違反容疑で男逮捕
2012.1.29 19:34
 茨城県警取手署は29日、同日告示の同県守谷市議選の候補者に暴行を加えたとして、公選法違反(選挙の自由妨害)で同市本町、会社員、森本隆容疑者(59)を逮捕した。

 取手署によると、「演説がうるさかったのでやめさせたかった」と供述している。

 逮捕容疑は29日午前10時半ごろ、守谷市本町の選挙事務所の駐車場で、候補者男性に「うるせえんだよ」と暴言を吐き、背中を殴った疑い。

 候補者は支持者ら20〜30人を集め、出陣式をしていた。同署は政治的な動機はないとみている。

4008チバQ:2012/01/30(月) 22:33:04
>>3989
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120130-00000045-mailo-l11
選挙:上尾市長選 告示 現職と3新人出馬 /埼玉
毎日新聞 1月30日(月)11時14分配信

 任期満了に伴う上尾市長選が29日告示され、新人で元県議の尾花正明氏(60)=共産上尾市委員会支持▽新人で元市議の武藤政春氏(65)=民主推薦▽再選を目指す現職の島村穣氏(67)=自民、公明推薦▽新人で会社役員の西田米蔵氏(65)のいずれも無所属の4人が届け出た。現職に対し新人3人が挑む構図になった。
 尾花氏は午前10時からJR上尾駅東口で第一声。「市は借金財政。知恵と努力がなく損をしている」と指摘。小中学校の耐震化工事を最優先課題に挙げ「上尾の将来のため、市民生活本位の市政を確立する」と主張した。
 武藤氏は同市川で、午前10時から出陣式を行った。武藤氏は「強い指導力で上尾を本当に住んで良かったという街へ」と訴え、財政健全化や市組織の変革、文化複合施設建設などを掲げた。新井弘治前市長らが出席した。
 午前11時から同市久保で出陣式を開いた島村氏は「借金返済や、職員数の削減などに取り組んだ」と4年間の実績を強調した。「上尾は安定している。継続して市民の要望や意見を着実に実行する義務がある」と述べた。
 午後3時から同市今泉1で出陣式を開いた西田氏は、既存政党を批判し、「人口23万人の首長として地方から政治を変え、日本の政治をまともにするしかない」と主張した。合併政策や老朽団地の建て替えなどを掲げる。
 投票は2月5日午前7時から午後8時まで、市内40カ所で行われる。28日現在の有権者数は18万3974人。【林奈緒美、西田真季子、山本愛】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇上尾市長選立候補者(届け出順)
尾花正明(おばな・まさあき) 60 無新
 会社社長[歴]上尾青年会議所理事長▽市議▽県議▽上尾ロータリークラブ会長▽明大
武藤政春(むとう・まさはる) 65 無新
 埼玉民社協会書記長▽民社人権会議事務局長[歴]日産ディーゼル社員▽市議▽横浜市大=[民]
島村穣(しまむら・みのる) 67 無現(1)
 市長▽不動産管理業▽市体育協会長▽市観光協会長[歴]市民部長▽市議▽小松原高=[自][公]
西田米蔵(にしだ・よねぞう) 65 無新 
 電子機器製造会社会長▽上尾商工会議所議員[歴]電機会社員▽大阪・守口高

1月30日朝刊

4009チバQ:2012/01/30(月) 23:24:19
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20120128/CK2012012802000059.html
県議会「通年議会」の定例会 回数見直し 意見割れる
2012年1月28日

 県議会の議会あり方検討会が二十七日開かれ、定例会の回数を減らし、一回の会期を長くする「通年議会」の導入をめぐり、現行で四回開かれる定例会の回数見直しに向けて意見を交わした。一年間を通じて一回とする案と、二〜三回に分けるのが望ましいとする見解があった。

 今月十一日の前回会合で、全ての会派が通年議会の導入を検討することで一致したのを受け、最大会派のとちぎ自民党議員会は、定例会を年一回にした際のモデルを示した。会期は四回の計約九十日から約三百四十日に延ばし、常任委員会も月一回ずつに開催日数を増やすことなどを説明した。

 同議員会は「必要なときに必要な審議ができる」と、一年を通して定例会を開くメリットを強調。みんなのクラブも年一回とする案に同調した。

 一方、公明党県議会議員会は「基本的に通年議会には合意」としながらも「年一回にすると(会期が長くなるため)拘束される。一年を通した会期で自由な活動ができるのか」と、年二〜三回も含めて検討すべきだと提案した。民主党・無所属クラブも年一回制には慎重な姿勢を見せた。

  (神田要一)

4010名無しさん:2012/01/31(火) 17:30:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120131-00000071-san-l09
衆院栃木3区で自民県連 候補者あすから公募
産経新聞 1月31日(火)7時55分配信

 自民党県連は30日、立候補予定者が空白だった衆院栃木3区について、次期衆院選に向けて候補者を2月1日から公募すると発表した。県連が国政選挙で候補者を公募するのは一昨年の参院選に次いで2回目。

 県庁で記者会見した石坂真一幹事長は「広く多くの方から応募いただきたい」と呼びかけた。ただ、3区はみんなの党の渡辺喜美代表が地盤としているだけに「強力な候補が求められ、厳しい戦いに挑まなければならない」とも話した。

 応募は、日本国籍を有せば、選挙区、県内外在住、政治経験などは問わない。2月29日午後5時までに、申請書や「日本の未来像と国政への提言」をテーマにした2千字程度の論文、誓約書などを提出する。選考委員会による書類選考の後、通過者に2次の面接を行う。公募で候補者に決まれば3区支部長となる。問い合わせは党県連(電)028・622・4100。

4011名無しさん:2012/01/31(火) 17:31:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120131-00000146-mailo-l09
選挙:衆院選 自民県連、3区の候補公募 みんなの党は4、5区も擁立へ /栃木
毎日新聞 1月31日(火)12時28分配信

 次期衆院選に向け自民党県連は2月1〜29日の1カ月間、現職議員のいない栃木3区の候補を公募する。同選挙区では前回(09年)、自民党を離党しみんなの党を結党した渡辺喜美代表が14万票以上を得て圧勝。自民、民主とも有力な候補を擁立できず「空白」状態が続いていた。
 県連によると、公募資格は被選挙権があれば政治経験の有無は問わず、選挙区外在住でも構わない。自薦、他薦共に受け付ける。指定の応募申請書や履歴書などの他、「日本の未来像と国政への提言」をテーマにした2000字程度の論文を提出してもらい、書類と面接で審査する。県連の石坂真一幹事長は「厳しい選挙戦になるのは周知の事実。日本と栃木の抱える問題にしっかり取り組める人材を見つけたい」と話した。
 一方、みんなの党の渡辺代表は、29日に県内で開いた会合後、自民の候補公募について「ぜひ(候補を)立てていただきたい。投票率も上がるし、対立軸が明確になってよろしい」と歓迎。また、候補者が未定の4、5区にも擁立する考えを改めて強調した。
 前回、比例北関東ブロックで当選した山内康一・同党国対委員長も、同ブロック(埼玉、茨城、栃木、群馬)内の小選挙区で立候補する方針を表明。渡辺代表は「現職なので比例ではなく小選挙区当選を目指す」と話し、県内選挙区からの出馬の可能性もあるとした。【吉村周平】

4012名無しさん:2012/02/01(水) 09:38:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120201-00000043-jij-pol
東京・国立市、住基ネットに再接続=拒否は福島・矢祭町のみ
時事通信 2月1日(水)9時4分配信

 東京都国立市は1日、2002年12月以来離脱していた住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)に再接続した。同日、住民基本台帳カードの交付を希望する市民からの申請の受け付けを開始した。これで住基ネットに接続していない自治体は福島県矢祭町だけになる。
 住基ネットは、住民の氏名、生年月日、性別、住所などを国と自治体で共有するシステム。市は02年8月から約4カ月間、住基ネットに接続していたが、情報漏えいに対する懸念などを理由に当時の上原公子市長の判断で離脱した。
 11年4月の市長選で、住基ネットへの再接続を公約に掲げた佐藤一夫市長が当選。市長の指示で、再接続に向けた準備が進められていた。

4013チバQ:2012/02/01(水) 23:25:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20120201/CK2012020102000081.html
前橋市長選 来年開館の美術館争点に
2012年2月1日

低層部分で改装工事が進む市美術館の入るビル=前橋市で


 二月十二日告示、同十九日投開票の前橋市長選を前に、市が中心街で開館に向けて改装工事している市美術館の方向性が、立候補予定者の間で争点に急浮上している。無所属で新人の元県議、山本龍氏(52)は運営の見直しを主張。無所属で現職の高木政夫氏(61)は三十一日の定例会見で「運営を見直すつもりはない」と応酬し、対決色が強まっている。 (菅原洋)

 市によると、美術館は市が所有する旧西武百貨店「ウォーク館」(同市千代田町)の地下一階と地上一、二階の延べ床面積約四千三百平方メートルを約十五億円で改装。大小の展示室六室や収蔵庫などを設け、学芸員は四人以上の体制で来年初めをめどに開館する。工事は昨年末に始まり、九月までに完工する予定。

 市は中心街の活性化に向け、隣接する公共施設「前橋プラザ元気21」との相乗効果を期待している。

 山本氏は「通常の美術館の機能を維持するには(自らの試算では)名画の購入や学芸員などで年に三億円以上掛かる」と指摘。「違約金が発生しないよう工事は変更せず、名画を購入しないなどで運営面を見直し、市民のギャラリーや芸術活動の支援センターにするべきだ」と提案する。

 ただ、市の試算では、運営費は年に約二億円の予定。市は県内出身者の名画も一部所有するが、高木氏は「自分の任期中(二期)に高い美術品を買ったことはない」と、今後の名画購入については慎重な姿勢を示した。

 他の二人の無所属新人は、社会福祉法人理事の亀田好子(たかこ)氏(56)が三十一日の会見で「美術館では(中心街の活性化に)集客効果はなく、税金が掛かり過ぎるのでは」と否定的な見解だ。

 弁護士の樋口和彦氏(60)は三十日の会見で「美術館までの交通アクセスが課題だが、市民にとって必要で無駄がなければ、いいのでは」と柔軟な姿勢を見せた。

4014チバQ:2012/02/04(土) 09:08:08
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120202/gnm12020219510006-n1.htm
【激戦・前橋市長選】
(上)富士見地区 合併の新票田 くすぶる遺恨
2012.2.2 19:46 (1/3ページ)

富士見地区市政報告会に集まった支援者に合併メリットを強調する高木政夫。合併反対派と推進派の遺恨解消を呼びかけた=1月19日、前橋市富士見町のJA前橋市富士見支所
 前橋市北部の富士見地区選出の市議、近藤登は1月5日、市長選に出馬する山本龍のポスターを携え、不安な面持ちでJA前橋市富士見支所の玄関に立った。JA前橋市は昨年12月、同じく出馬予定の現職の高木政夫の推薦を決定。山本の選対幹部を務める近藤にとってはJAは“敵”そのものだ。

 「山本のポスターを貼ってくださいませんか」

 思い切ってポスターを職員に渡し、近藤はそそくさと支所を後にした。数時間後、再び支所に戻った近藤は、ポスター6枚が玄関や階段の人目につきやすい壁に貼られているのを確認、「敵の一角を崩せた」としたり顔を見せた。

 一方で、山本陣営がやすやすとポスターを“自陣”に運び込んだため、高木陣営内で衝撃が走った。

 慌てたJA幹部は山本のポスターをはがすよう職員に指示。6日には、支所の山本のポスターは跡形もなく消えていた。ポスターを巡る騒動について、樺沢福寿支所長は「何もいえない」と固く口を閉ざす。支所には破顔の高木のポスターだけが並ぶことになった。

 両陣営が富士見地区で激しい票田の奪い合いをしているのにはワケがある。平成21年の旧富士見村と前橋市の合併後、初めて迎える市長選で、有権者数は1万8500人(昨年12月3日現在)を数える。市内16地区中、6番目に多い新票田のため、各陣営とも勝敗を決する最重要地区に位置付けているのだ。同地区では今でも合併を推進した高木と反対派との“遺恨”がくすぶっている。

4015チバQ:2012/02/04(土) 09:09:02
 実際、合併で中核市になったことによる事業所税の導入、農地から宅地への転用が難しくなるなど、不満が募っている地主も多い。山本陣営の選対幹部は「潜在的な現職への批判票はかなりある」と自信満々。山本陣営は、この対立を利用して票を伸ばそうと考えたわけだ。

 このため、自民推薦の山本は、出馬表明した直後の昨年11月、ほかの地区に先駆け、富士見地区に選挙対策事務所を立ち上げた。

 選対は、ほかの地域と比べ重厚な120人規模で構成。役員には元村議や元村三役が顔をそろえた。さらに自民党からは県議の中村紀雄、狩野浩志、中沢丈一の3氏に加え、国会議員でも佐田玄一郎、中曽根弘文、山本一太の3氏の後援会富士見支部が全面協力。水面下では、農家の合併反対派から支援を次々と取り付けている。

 選対事務長を務める中沢は「前回の市長選で自民推薦の故金子泰造が高木に約6千票差で負けた分を、富士見で取り返すんだ」と息巻く。

 やがて、山本陣営があおった合併推進派と反対派の対立軸に高木は焦りを見せる。 

 「合併には賛成、反対があったが、今はひとつの前橋市だ。力を合わせなくてはいけない」

 市長選まで残り1カ月に迫った1月19日。高木はJA前橋市富士見支所で開催した市政報告会で、集まった約300人の支援者の前で声を張り上げた。

 報告会には当時、合併を推進した元富士見村長の福島節夫市議を招き、合併後のメリットを細かく説明。合併の成果を印象づけることに躍起になった。

 さらに、高木陣営は道の駅「ふじみ」の新設や原小学校区の放課後児童クラブの設置、赤城山ヒルクライムの実施など20の合併成果をまとめたビラを作成。28日から富士見地区の各家庭にばらまき始めた。約7000世帯に配布する構えだ。

 1月20日の高木のマニフェスト発表会。本紙記者を見つけた高木は本音をつぶやいた。

 「(富士見支所の市政報告会を)君は録音していたよね。俺は録音されると、言いたいことが言えなくなるんだ」。

 遺恨渦巻く富士見地区で神経をとがらせていた高木。両陣営の応酬は水面下で激しさを増しそうだ。(敬称略)

 ■富士見村合併問題

 前橋広域圏の5市町村(前橋市・大胡町・宮城村・粕川村・富士見村)長が平成13年8月、17年3月までの合併に合意したが、富士見村は当時の関口隆正村長が村議会の圧力を受け合併に反対。

 15年2月、合併推進派のリコールで関口村長が失職。同年12月、星野好孝村長のもと、合併の是非を問う住民投票で賛成が63%となった。その後、市と村が法定合併協議会を設置し、17年5月の合併で合意。しかし、9月に村議会が合併議案を否決。合併は暗礁に乗り上げた。

 19年4月の村長選で合併推進派の福島節夫が当選したことで、20年1月に再び合併協議会が設置された。紆余(うよ)曲折を経て21年5月、合併に漕ぎ着けた。

4016チバQ:2012/02/04(土) 09:09:35
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120202/gnm12020220020007-n1.htm
【激戦・前橋市長選】
(中)「本気で当選させる気あるのか」“一枚岩”自民に不協和音
2012.2.2 19:52 (1/4ページ)

山本龍は自民党衆院議員の小渕優子(右)を招いた女性集会を開催。自民の全面支援を受け組織戦を繰り広げる=1日、前橋市問屋町の前橋問屋センター
 1日、前橋市問屋町の前橋問屋センターのホールには女性ばかり200人が集まった。市長選に出馬する自民党推薦の山本龍は多くの視線を浴びて照れながら演説を行った。続いて、ゲストの同党衆院議員、小渕優子があいさつに立った。

 「子育て世代に温かい前橋を、龍さんなら作ってくれる。龍さんを応援してください」

 華やかな小渕の加勢で会場が大きな拍手で包まれる。事前に用意した椅子だけでは足りず、急遽(きゅうきょ)追加された。慌ただしく動くスタッフを見ながら、山本の選対役員を務める同党県議、中村紀雄は「想定以上の女性が集まった」とにんまりした。

 選対役員には同党県議らが名を連ねる。さらに、最高顧問には参院議員の中曽根弘文と山本一太、衆院議員の佐田玄一郎が顔をそろえ、自民一色に彩られている。

 山本陣営では表面的に自民が一致団結して選挙戦に臨んでいるようにみえる。だが、実際は必ずしも一枚岩ではない現実が見え隠れしている。

 「本気で山本を当選させる気があるのか」

 1月24日。山本選対の粕川地区幹事長を務める関根良穂は、市内の選対本部事務所で自民党関係者に詰め寄った。怒りの矛先は前橋が地盤の同党群馬1区支部長の佐田だった。

 関根は佐田の粕川地区後援会幹事長を務める市議の小林岩男(真政会)が、高木陣営の支援市議団として活動していることに憤慨。「小林に対するけじめをつけなければ、次期衆院選で粕川地区は佐田を応援しない」とまで言い切った。

 実際、市旧町村部で開かれた山本陣営の会合にほとんど顔を出さない佐田に対し、選対内でも「山本の支援を積極的にやっているとは思えない」と懐疑的な声が強まっていた。佐田は、こうした批判について、「小林には高木の支援を控えるようお願いしている。私は可能な限り会合に出ている。文句を言われる筋合いはない」と不快感を示した。

4017チバQ:2012/02/04(土) 09:10:07
 また、高木が進めた市美術館の建設で昨年10月、競争入札が行われ、過去に佐田の父が社長を務めていた佐田建設を含めたJV(共同企業体)が落札。佐田は「落札の話は聞いていない。今は佐田建設と深い関係はない」と述べ、山本支持をあくまで貫く構えだ。

 ただ、当の小林は「佐田後援会の立場と市長選の対応は別物だ。文句があるなら、佐田後援会を退会する」と語気を強める。佐田の思いとは裏腹に小林の心は高木にあるようだ。選対内の不協和音が、一枚岩で挑む巨大組織に“ひずみ”を生じさせている。

 1月19日。小林の姿は市郊外の建設業者の自宅前にあった。隣には高木の妻、恵美子の姿もあった。2人が家の中に目をやると、自民党と山本のポスターが視界に入った。縁側に座っていた80代の建設業者の母を見つけるとやにわに話し始めた。

 「山本さんとは知り合いなのですか」。恵美子が質問すると、女性は静かにうなずいた。恵美子が畳みかける。「息子さんと山本さんのどちらが大切ですか」。

 女性は驚いた表情のまま、黙り込んだ。なぜなら、建設業者が市発注の工事を請け負っていただけに「現職の圧力としか考えられなかった」と女性は振り返った。

 恵美子は自身の言動について「女性と山本さんとの関係を確認しただけだ。圧力をかけたわけではない」と説明した。

 こうしたローラー作戦を高木陣営は着々と進めている。1月になり市内の建設会社には「住んで安心暮らして満足 元気で楽しい前橋」と書かれた高木陣営の白いのぼり旗が乱立し始める。その光景を目の当たりにした山本陣営の幹部は、「建設業界を総動員している」と戦々恐々とした表情でつぶやいた。

 実際、高木は建設業やJAを中心に各種団体から推薦を取り付け、市長派の市議団19人を“武器”に選挙戦を展開。ただ、前回推薦を受けた民主、社民両党に推薦要請せずに、表面的には特定の政党に偏らない「市民党」を掲げている。党や業界のしがらみが対立や困惑を引き起こしつつある市長選。有権者はどう応えるだろうか。(敬称略)

4018チバQ:2012/02/04(土) 09:10:51
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120203/gnm12020310510005-n1.htm
【激戦・前橋市長選】
(下)新清掃工場建設反対3新人が同調 現市政の無駄遣い追及
2012.2.3 10:32 (1/3ページ)[2011統一地方選(群馬)]

前橋市に情報公開請求した「新清掃工場建設に関わる協議会議事録」を披露する山本龍。すべてが黒塗りされた内容に疑念を投げかけた=1月27日、前橋市日吉町のベイシア文化ホール
 1月27日、前橋市日吉町のベイシア文化ホールで山本龍の市長選出馬に向けた政策発表会が開かれた。スクリーンに全ての文言が黒塗りされた異様な資料が映し出されると、会場内から大きなどよめきが起こった。

 資料は同じく出馬する市長の高木政夫が推進してきた同市下増田町の新清掃工場建設説明会の議事録(平成19年)。市の推進理由と自治会側住民の反応が生々しく記録されているとみられていた。

 「市が提示した回答がこれだ。何を隠そうとしているのか」

 市は黒塗りにした理由について、「公開されないことを条件に意見交換したからだ」と山本に説明。このため、山本は集まった約2300人の支持者を前に、高木市政の「不透明性」を際立たせるように建設反対を表明した。

 ほかの立候補予定者、福祉サービス事業所長の亀田好子、弁護士の樋口和彦の2人も山本に同調。新清掃工場が、ハコモノ(公共施設)政策を巡る大きな争点の一つになりつつある。

 山本陣営は当初からハコモノに注目。徹底的に無駄遣いを追及する戦術を一貫して実行している。

 山本選対役員の県議、中村紀雄が代表を務める「クリーン前橋作戦会議」は昨年秋、「高木市政の不都合な真実」と題したビラをひそかに作成。市内各世帯への配布を進めてきた。

 ビラでは高木市政下の公共施設を巡る売買の実態を列挙。市が平成18年、旧消防本部跡地(前橋市本町)に提案した医療施設に入居希望が出てこなかったことや、市が約23億5千万円で購入した共愛学園跡地(同市岩神町)を、市医師会に5億8千万でたたき売った内実を暴露。実際、共愛学園跡地の売買について、市管財課は「先見性がなかった」と産経新聞の取材に非を認めている。

 3新人の“猛攻”で、高木も説明責任を果たさなくてはならない状況に追い込まれている。

 「清掃工場の寿命は20〜25年だ。(既存の)市内3カ所の清掃工場は築20年以上経過しているので、建設中止は許されない」

 1月19日に市内で開催された市政報告会で、高木は住民に理解を求めた。

 さらに「175億円の建設費用は国から補助を受けられるので、実質的な市負担は70億円」「焼却熱で発電した電力売電などで年間約6億円の経費削減効果」と次々とメリットを訴える。終いには「新工場が有効なのは中学生でも理解できる」と他の立候補予定者を牽制(けんせい)。独特の“高木節”が会場の笑いを誘った。

 また、市幹部は「175億円の事業規模があれば、市内土木業者への発注がかなりの割合になる。加えて、周辺地の整備、工場の保守点検などで新たな雇用が創出され、経済効果は大きい」とそろばんをはじく。

 新工場は必要なのか、無駄なのか。有権者の判断が迫られている。(敬称略)


新清掃工場建設問題


 3カ所(六供、亀泉、大胡)の清掃工場の老朽化を受け、市が平成17年度から新設を検討。19年5月、前橋市下増田町の市有地での建設方針を決定した。24年度着工し、28年度稼働を目指している。 

 新工場の焼却能力は1日396トン。敷地面積は約3・8ヘクタール。建設費は約175億円、運営費は年約4億円。焼却熱による発電の売電収入は年2億9千万円。


新清掃工場建設の賛否


【立候補予定者建設是非主張】

高木政夫 賛成 事業費175億円のうち国が105億円を補助。焼却熱発電で年間6億円の削減効果。ダイオキシンなど有害物質削減効果

山本龍 反対 既存3工場でダイオキシン対策実施済み。1カ所に集約した場合、災害時のリスク分散に非対応

亀田好子 反対 ゴミを燃やす施設よりもゴミ削減の施策が必要。生ゴミ堆肥化でリサイクル推進

樋口和彦 反対 1カ所集約した場合、災害時のリスク分散に非対応。既存3工場の修繕推進

(この企画は西村利也が担当しました)

4019チバQ:2012/02/04(土) 09:11:19
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120204/gnm12020402080000-n1.htm
前橋市長選 “ルール無視”のぼり旗バトル 2陣営、許可なく市有地に
2012.2.4 02:08 [2011統一地方選(群馬)]
 2月19日投開票の前橋市長選に出馬表明している元県議の山本龍氏(52)と現職の高木政夫氏(61)の各支持者が、市の許可を受けないまま政治活動用ののぼり旗を市有地である公民館の敷地内に立てていたことが3日、分かった。市は2日に撤去を求めたが、3日夕現在、旗は立ったまま。12日の告示前から過熱する市長選。勢力をアピールする“ルール無視”も目立ってきた。

 山本陣営の旗が立つのは下小出町公民館(同市下小出町)の敷地内。オレンジ色の布に「市長交代」と大きく書かれており、現職の落選を期する内容となっている。

 山本氏陣営に属する地元自治会幹部が、1月中旬から敷地を囲むように5本を立てた。本人も取材に「自分で立てた」と話した。山本氏の選対は「高木氏側もやっている」とした上で「自治会から許可を取っており大丈夫だと判断した。(再度)市の指摘があればすぐに撤去する」と説明した。

 東片貝町公民館(同市東片貝町)にも3日夕、白い布に「住んで安心暮らして満足 元気で楽しい前橋」と書かれた高木氏の陣営ののぼり旗が立てられていた。

 山本氏側の動きに「最低のルールは守るべきだ」と苦言を呈していた高木氏の選対役員は同日、「支援者の一部が勝手にやったのかもしれない。確認していないが指摘があれば対応する」と釈明。公民館の近くに住む女性によると「昨年末から立っている」という。

 市は「屋外広告物条例」で公共施設の屋外広告は禁止しているが、政治資金規正法に基づく政治団体のはり紙や旗などの広告物は適用外。ただし、建物や土地の所有者から掲示許可の承諾書を得て、市に提出することが条件だ。

 公民館の敷地は市が所有しており、市管財課の承諾が必要だが、両陣営側とも無断で旗を立てていた。

 屋外広告を管理する市まちづくり課は「市有地は公共のもので、特定の団体を示唆する掲示物はふさわしくない」と両陣営に改めて撤去を求める方針だ。

4020チバQ:2012/02/04(土) 14:26:10
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000151202020001
【課題 藤沢市長選を前に】


インフラ追いつかず(上)
2012年02月02日
年間売り上げ400億円を目指す「テラスモール湘南」=藤沢市辻堂神台1丁目

 週末には、人気店の中はまるで通勤ラッシュのようなにぎわいになる。昨年11月、JR辻堂駅北口に湘南地区最大級の商業施設「テラスモール湘南」がオープンした。開業2カ月で400万人を集め、佐藤勝彦総括支配人は「順調な滑り出し」と評価する。


 近くにはマンション、総合病院、オフィスビルが立ち並ぶ予定だ。だだっ広い空き地だった約25ヘクタールの工場跡地が、住民2300人、就業人口1万人の新しい街へと生まれ変わる。


 藤沢駅の東側には昨年2月、武田薬品工業湘南研究所が完成した。製薬会社の医薬研究所としては国内最大の施設といわれ、約1200人の研究員を擁する。


 JR、小田急、横浜市営地下鉄、江ノ電が通る交通の要所だ。都心と比べると地価は割安で、移住者が増えている。今年1月1日の人口は41万4530人。4年前と比べると約1万2千人増に。このうち15歳未満が1669人増えた。


 市は「子育て世代」の支援に、力を入れてきた。09年度から、子どもの医療費を小学卒業まで無料化した。海老根靖典市長は、さらに中学卒業まで広げる公約を掲げる。


 学校の耐震化工事は前市長時代からいち早く取り組み、2月には小中55校すべての工事を終える。いずれも屋根には太陽光発電パネルを備える。


 ただ、急速な発展に追いついていないインフラもある。元々、狭い道が多かった辻堂地区の渋滞は、テラスモールの開業後に悪化。東西を結ぶ道路は、時に約4キロ離れた藤沢駅近くまで車が連なる。


 認可保育所の待機児童は07年度からの4年間で、328人から726人と2倍以上に増えた。受け入れ数は4年間で417人増やしたが、希望者の増加に追いつかない。7人に1人が認可保育園に入れない状態だ。


 さらに市庁舎の建て替えも喫緊の課題だ。築60年の本館と同50年の東館は、東日本大震災で大きなひびが入り、使えなくなった。市長室を含めて、複数のビルに分散して「避難」中だ。市民会館も老朽化しており、市は、こうした耐震強度不足の施設の建て替えに、約1400億円かかると試算している。
     ◇
 藤沢市長選が2月5日告示、12日投開票される。発展を続ける藤沢の課題を追った。


(吉岡英児)

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4021チバQ:2012/02/04(土) 14:26:36
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000151202030001
【課題 藤沢市長選を前に】


独自施策 赤字に拍車(下)
2012年02月03日

 藤沢市の単年度収支は、2010年度の決算でマイナス9億3800万円。4年連続の赤字が続く。08年に海老根靖典市長が就任してから赤字は膨らむ傾向にあり、11年度には、51年ぶりに地方交付税の交付団体に転落した。


 不況で税収が08年をピークに落ち込む中、「市長が我慢することよりも、独自色を出す方を選んだ結果」と市財政課のOBはみる。


 医療費の無料化を未就学児から小学卒業まで広げたことで、10年度は約6億5千万円の支出増になった。市の試算では、中学卒業まで拡大するとさらに年間3億円ほど支出が増える。


 特別養護老人ホームなど高齢者施設の建設に対する市の助成は03年度から「0」が続いていたが、09年度に7300万円、10年度は7億2700万円と大幅増。海老根市長が公約に掲げた環境保全のための「緑地取得費」も08年〜10年度の3年間で9億円以上の出費になった。


 独自の施策の中には、費用対効果などが疑問視される支出もある。


 その一つが10年暮れに開店したJAさがみの直販店「わいわい市 藤沢店」への補助金。「都市農業活性化」の名目で、施設整備費1億円を助成した。店はにぎわいが続き、活性化には寄与しているが、個人商店主からは「不公平」との声が上がる。同JAが寒川町に出店した際の同町の補助金1千万円と比べると、額も突出している。


 また、市土地開発公社が09年に1億円で先行取得した農地は「市の計画になく、購入の必要性に疑問がある」として、市議会が調査特別委員会(百条委)を開き、経緯を調べている。


 市は、スポーツ振興財団、芸術文化振興財団、青少年協会を統合し、3財団への出資金のうち約5億円を返還させるなどして、財源をひねり出してきた。倒壊の危険がある市庁舎などの建て替え費用のための積立金も取り崩した。07年度に10億円あった積立金は、10年度には約6億4500万円に減った。


 景気の低迷は続き、10年度の税収は約19億2千万円円減って約726億3700万円に。11年度も4億5千万円程度の減収を見込む。「市の『経営者』には、より堅実な経営手腕が求められる」(渡辺光雄議長)との声は根強い。


(吉岡英児)

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4022チバQ:2012/02/05(日) 09:21:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20120201-OYT8T01283.htm
「上尾らしさ」提示に課題

市長選争点 まちづくり施策、重要に


活性化が叫ばれるJR上尾駅西口。「上尾らしさ」をどう打ち出し、にぎわいを創出するかが課題  1月29日に告示された上尾市長選は、再選を目指す現職に新人3人が挑む構図となった。現市政継続と刷新を争点に、5日の投票に向け、舌戦が繰り広げられている。新市長の手腕が問われる、市政の課題を探った。(野口恵里花)

 上尾市は、2001年に合併問題で条例に基づく全国初の住民投票を行い、さいたま市と合併しないことを決めた。「上尾らしさ」を失わない、との判断だった。

 いまや、上尾駅前には高層マンションが立ち並ぶ。人口減の自治体は多いが、1月1日の人口(22万7235人)は前年に比べ129人増えた。都心の「ベッドタウン」としての機能を保っている。

 しかし、今後も同じ状況が続くかどうかは不透明だ。県の人口は15年以降ピークを迎える。財政面でも、高齢化の進行で社会福祉関連の予算増が見込まれる。古くなった社会資本の維持改修費用も膨らむ。

 限られた予算の中で「上尾らしさ」をどう打ち出していくのか。カギの一つとなるのが、まちづくりだ。

 JR上尾駅からほぼ西に約2・5キロ。上尾道路沿いの大正製薬グラウンド跡地に、来春完成を目指し、「西上尾ショッピングセンター(SC)」の建設計画が進む。大手量販店がテナントとして入る予定だ。

 「バスで駅まで買い物に行っていたが、これで便利になる」(近くの70歳代女性)という歓迎の声の一方、「駅前は客が減ってさびれる」(上尾駅西口の飲食店経営50歳代男性)と心配する声も聞かれる。

 市は、商工会議所による商品券発行を支援するなどして、商店街の振興を進めてきた。だが、大型店が進出すると、その圧倒的な集客力に、小売店が対抗するのは難しい。

 市はSC側に、進出にあたって地元商店の意見を聞くよう求めているが、影響は小さくないとみられる。

 人の交流を促し、にぎわいを創出するためのまちづくり施策が、これまで以上に求められそうだ。

(2012年2月2日 読売新聞)

4023チバQ:2012/02/05(日) 09:31:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1328106907528_02/news/20120201-OYT8T01293.htm
県都のあした 「住環境充実」にニーズ

市民が望む将来像

中心街には、テナント募集を掲げるビルも多い(前橋市大手町で)  前橋市中心街の目抜き通りにある「本町2丁目 本町通り」。相続税や贈与税の算定基準となる路線価が市内で最も高い土地で、1平方メートル当たり15万円(2011年分)。都道府県庁所在地としては5年連続最下位となった。同じ北関東の県都と比べると、宇都宮市(34万円)や水戸市(32万円)の半値以下の水準だ。

 前橋市の厳しい経済状況を示す路線価の低迷。背景について、前橋市内で多くの賃貸オフィスビルなどを手がける不動産会社の統括責任者は、中心市街地における「オフィス空室率」を挙げる。JR前橋駅から北側のけやき並木通りを経て、国道50号沿いには多くのオフィスビルが連なるが「空室率は3割弱で、壊滅的な状況」と説明する。

 08年秋のリーマン・ショック以降、企業の前橋支店は次々と閉鎖。関東の支店は埼玉の大宮までにとどめるケースが多いという。

 辛うじて県内に支店を残している企業も新幹線の駅がある高崎市に移転している状況で、この責任者は「企業が前橋に事業所を置く意義が薄らいでいる。現在の経済情勢では、この流れに歯止めがかからない」と、厳しい見方を示す。

 中心街の空洞化と企業の「前橋離れ」が負の連鎖を生み、魅力が薄れていく県都。一方、この街に住む市民は何を求めているのか。

 現行の第6次総合計画(17年度まで)に絡み、市が07年度に行った市民アンケート(15歳以上5000人に郵送)では、「市民が望む将来都市像」の質問に、「安心して暮らせる災害に強い都市」(47・0%)、「福祉の充実した都市」(42・3%)が1、2位と続くのに対し、「産業の栄える活力ある都市」は19・8%にとどまっている。

 この結果に、群馬大学社会情報学部の小竹裕人准教授(公共政策)は、市民が求める都市像は「住環境の充実」と指摘。車社会の群馬県にあって、「職場や商業施設が少しばかり離れていても不便さを感じることはなく、静かで自然に恵まれた住環境を求めているのだろう」と推し量る。

 ただ、このまま中心街の空洞化が続けば、路線価は低落する一方だ。小竹准教授は、皮肉なことに、地価下落が呼び水となり、県外企業のマンション建築が目立つようになったことを指摘。「行政には、ピンチをチャンスと捉えて施策を進める迅速さと、多様な市民ニーズに応える着実さが同時に求められる」と話す。

(2012年2月2日 読売新聞)

4024チバQ:2012/02/05(日) 09:31:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1328106907528_02/news/20120202-OYT8T01202.htm
県都のあした 中心街どう活性化

日中でも人通りの少ない中心市街地の商店街。シャッターの下りた店も目立つ(前橋市千代田町で) 九つの商店街などで構成される「前橋中心商店街」。昭和の面影を色濃く残すアーケードの一角で昨年暮れ、飲食店経営の30歳代の男性は、一人ひっそりと店を閉める作業に追われていた。「丸6年。店を軌道に乗せようと頑張ってきたが、力及ばなかった」

 男性は2005年11月、前橋市が新規出店者に家賃や改装費を補助する「熱血店舗開店支援事業」を活用し、開店した。「若者が語らいを楽しむ場をつくりたい」と、熱い思いで始めたが、中心街の現実に向き合わざるを得なかった。郊外の大型商業施設に客を奪われ、空洞化していく現象は全国で見られるが、前橋市の実情は特に厳しい。

 市が11年度から取り組んでいる中心市街地活性化基本計画では、前橋中心商店街も含む計49ヘクタールを活性化区域に位置づけている。商業統計調査によると、この区域では、1988年に553あった商店数が07年には284に半減。年間商品販売額も685億円から159億円に落ち込んだ。

 市は対策に躍起だ。活性化区域の一画に2007年12月、約50億円をかけ、専門学校や子育て支援施設などを備える複合施設「前橋プラザ元気21」(本町)を建設した。

 年間約150万人が訪れ、施設そのものの集客力はあるが、「商店街へ向かう人の流れができない」と、市の担当職員は説明する。

 市が新たな核施設にと考えているのが、元気21に隣接する別館の一部を改装し、12年度中の開館を目指す前橋市美術館(仮称)だ。予算は約15億円を見込む。

 さらに商店街の中心に位置する「8番街区」(千代田町、6800平方メートル)には、図書館を備えた複合施設の建設も検討されている。半径約300メートル圏内に、文化・芸術・学習機能を持つ三つの施設を集約し、人の流れを生み出すという構想だ。

 ただ、効果が未知数のハコモノに多額の税金を費やすことに疑問の声もある。

 中心街で祭りがあれば平均25万人が訪れる。昨年2回開催した出会いイベント「前コン」は1回に1000人以上の若者を呼び寄せた。ソフト事業に力を入れるべきとの考えだ。

 前橋工科大の湯沢昭教授(都市計画)は「毎日イベントを開催する訳にはいかない。持続可能性という観点から核となる施設は必要だ。有効活用のために、いかに市民や商店主を巻き込む仕組みをつくれるかが、中心街再生のカギとなる」と指摘する。

(2012年2月3日 読売新聞)

4025チバQ:2012/02/06(月) 12:04:31
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120206k0000e040127000c.html
横芝光町長:死亡…自ら首を切り入水か 千葉
 6日午前1時25分ごろ、千葉県横芝光町の斉藤隆町長(47)の妻(48)から、「夫が暴れている」と119番があった。県警山武署員らが駆けつけ自宅近くの栗山川に入っていた町長を救出し病院に搬送したが、約2時間半後に死亡が確認された。首に15センチ程度の切り傷があり、大量出血していた。同署によると、家族は、町長が自ら刃物で首を切ったと話しているといい、同署は自殺を図った可能性があるとみて調べている。

 同署によると、救急隊の到着時、斉藤町長は水深約1メートル程度の場所で父親(76)に支えられた状態で、救急隊員が2人を助け出したという。家族は「ここ数日、食欲がなく、悩んでいるようだった」と話しているという。

 斉藤町長は同町議2期を経て10年4月、現職町長を破り、町長に初当選していた。自宅周辺でぶどう園を経営している。

 同町は副町長を職務代理者とする準備を進めている。同町職員は「普段の穏やかな姿からは思い浮かばないことで、驚いて言葉が出ない」と話していた。【山縣章子、荻野公一】

毎日新聞 2012年2月6日 8時59分(最終更新 2月6日 11時43分)

4026チバQ:2012/02/06(月) 21:16:49
>>4008>>4022
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001202060006
上尾市長に島村氏
2012年02月06日


再選が決まり、喜ぶ島村氏(右)=上尾市




◇新顔3氏破り再選


 無所属4人の争いとなった上尾市長選は5日投開票され、現職の島村穣氏(67)=自民・公明推薦=が再選を果たした。前市議の武藤政春氏(65)=民主推薦=、元県議の尾花正明氏(60)=共産支持=、電機会社会長の西田米蔵氏(65)の新顔3氏を破った。


 当日有権者数は18万1397人で、投票率は36・13%(前回34・81%)だった。


 島村氏は5日夜、「当選確実」の連絡を受けると、JR北上尾駅近くの事務所で、支持者から大きな拍手を浴びた。「防災を含めた安心・安全な街づくりに、まず取り組まなければ」などと抱負を語っていた。


 選挙戦では、市職員としての行政経験を生かした市政運営でマニフェストを着実に実行したとして、1期目の実績を強調。他の新顔陣営が「市政刷新」を掲げる中で、現職としての知名度と安定感を前面に打ち出して「市政継続」を強く訴えた。自民、公明の推薦も得て、支持を集めた。


 武藤氏は、財政健全化などによる「自立・協働社会実現」を訴えて、新井弘治・前市長の支援も得たが、推薦した民主への逆風が響いた形になった。


 前回に続いて挑戦した尾花氏は「市民生活最優先」を掲げ、政策協定を結んだ共産の支持も得たが、告示8日前という立候補表明の出遅れが響いた。


 西田氏は「脱政党」を掲げ、「地方から政治改革を進めよう」と訴えたが、及ばなかった。

4027チバQ:2012/02/07(火) 12:40:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120207-00000092-mailo-l08
選挙:東海村議選 原発推進派が過半数割れ 2会派で9議席 脱原発寄りに変化か /茨城
毎日新聞 2月7日(火)12時2分配信

 先月の選挙で新議員が決まった東海村議会(定数20)で、改選前に計11議席を占めていた原発推進の2会派が、村議選の結果、計9議席に減少し、過半数を割り込むことが6日、複数の村議会関係者への取材でわかった。新会派の結成も進んでおり、村議会が脱原発寄りに変化する可能性が強まった。
 改選前の議席構成は、原発推進寄りとみられる「みらいの会」(6人)と「新和とうかい」(5人)の両会派が計11人で過半数を占めた。一方、慎重・中立会派が、村上達也村長に近い「光風会」(4人)▽公明党(2人)▽共産党(2人)▽無所属(1人)−−となっていた。
 村議選では、現職15人と新人5人が当選。関係者によると、推進会派では「みらいの会」が「新政会」と名称を変え、新人も取り込んで6人が所属。「新和とうかい」はベテラン議員の引退などで3人に減少するという。
 これに対し、慎重・中立会派は「光風会」から「豊創会」(2人)が分裂するが、同会派の現職、豊島寛一氏は「兄弟会派。村長支持の方針は変わらない」と語る。「光風会」は新人の照沼昇氏が加わり3人。公明、共産は各2人で変わらず、無所属は現職の相沢一正氏と新人の武部慎一氏の2人となる。【大久保陽一】

2月7日朝刊

4028チバQ:2012/02/08(水) 20:53:24
新社会党系の村長
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20120207-OYT8T01284.htm
長生村長の視察費用巡り百条委

 長生村議会は6日、2010年に石井俊雄村長が宗教法人「幸福の科学」グループの中高一貫校(栃木県那須町)を視察した際の費用を同法人が負担したのは公職選挙法(寄付行為)に抵触する可能性があるとして、地方自治法100条に基づく調査特別委員会(百条委員会)を設置した。同村などによると、石井村長は視察の際、公用車や公共交通機関を使わず、同法人が用意した車を使用した。こうした行為が寄付行為にあたる疑いがあるという。

 同法人は08年、同村内に約31ヘクタールの土地を取得、16年4月の開校予定で大学を建設する計画があり、視察は法人の学校経営が目的だった。

 百条委員会は、地方議会が自治体の不祥事などで調査をする必要がある場合に設置される特別委員会。調査権限があり、関係者に記録提出や出頭、証言を求めることができる。正当な理由なく証言を拒否したり、虚偽の証言をしたりした場合、告発されて罰せられることがある。

(2012年2月8日 読売新聞)

4029チバQ:2012/02/08(水) 20:53:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120207-OYT8T01221.htm
「新清掃工場」「美術館」争点に

前橋市長選 高木、山本両氏軸に展開か
  12日告示、19日投開票の前橋市長選は、現職で3選を目指す高木政夫氏(61)に、自民党推薦の前県議・山本龍氏(52)、障害者福祉事業所長の亀田好子(たかこ)氏(56)、共産党推薦の弁護士・樋口和彦氏(60)の3新人が挑む構図にほぼ固まった。新清掃工場と美術館が争点として浮上しており、4氏のマニフェスト(公約)や主張をみた。

 選挙戦は、市民党を打ち出す高木氏と、自民党の全面支援を受ける山本氏による保守系同士の争いが軸になりそうだ。政策的な争点が見えにくいと言われているが、対立軸が明確になっているのは、新清掃工場建設計画と、先月着工した市美術館だ。

 市の整備計画などによると、新清掃工場は伊勢崎市境の下増田町の市有地(約3・8ヘクタール)に建設され、2016年度からの稼働を目指す。建設費は約175億円を見込む。市では現在、六供、亀泉、大胡で三つの清掃工場が稼働中だが、それぞれ20〜35年が経過しており、新工場はこれらを一つに集約するかたちで建設される。

 高木氏は「ごみ焼却施設の耐用年数は一般的に20〜25年。新工場は集約による効率化や売電費で年間6億円のプラス効果がある。今なら国から約105億円を補助してもらえる」とのメリットを強調している。

 一方、山本氏は建設の凍結を明言し、「メンテナンスを重ねれば各工場は50年もつ。一つに集約すれば、ごみ処理能力は減少し、運搬コストも増す。何より故障時の際のリスク分散もできない」と訴えている。

 亀田氏は「生ごみを肥料化するなどごみの減量が最優先」、樋口氏は「一つへの集約は運搬と危機回避の観点で問題がある」といずれも建設に反対する。

 約1年後にオープンする「前橋市美術館」(千代田町)は、既存ビルを改装して地下1階と地上1、2階に入る。全国の県庁所在地で唯一、公立美術館を持たなかった市は、中心市街地再生の中核施設になることに期待を込める。

 高木氏は、隣接する複合施設「前橋プラザ元気21」と、「8番街区」の再開発が進めば相乗効果が生まれ「芸術・文化の拠点ができることで中心街のにぎわいが前進する」と訴える。

 山本氏は、中止すれば違約金が発生するため工事は変更しないとしつつ、「用途は運営費のかからない市民ギャラリーや芸術活動の支援センターにとどめたい」と規模縮小を唱える。

 亀田氏は「中途半端な施設は不要。美術館は集客につながらない」、樋口氏は「無駄なく使え、市民が必要とするならあってもいい」との考えを示している。

(2012年2月8日 読売新聞)

4030チバQ:2012/02/08(水) 20:56:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120208-00000646-yom-soci
横浜市議が結核、同僚議員も感染…連絡に1か月
読売新聞 2月8日(水)13時52分配信

 横浜市で昨年11月、市議1人が結核と診断され、今年1月には別の市議2人も感染が確認されていたことが同市などへの取材でわかった。

 市は最初の感染を把握してから、接触したとみられる市議30人への連絡に約1か月かかっており、関係者からは「もっと迅速に知らせられなかったか」との指摘が出ている。議会関係者や市によると、昨年11月初旬に結核と診断された市議は自らが所属する会派に報告したが、他の会派には連絡しなかったという。一方、検査を行った医療機関は横浜市へ連絡。だが、市保健所などによると、市が、行動を共にした市議への連絡を終えたのは、感染確認から約1か月後の12月初旬だった。

4031チバQ:2012/02/10(金) 21:25:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120210-00000139-mailo-l10
選挙:前橋市長選 公明、自主投票 山本氏推薦見送り /群馬
毎日新聞 2月10日(金)12時25分配信

 任期満了に伴う前橋市長選(12日告示、19日投開票)で、公明党県本部は9日、自主投票を決めた。東京都内で開かれた党中央幹事会に報告し、承認された。
 同党は前回08年の市長選で自民が擁立した故金子泰造氏を推薦。今回は前県議の山本龍氏(52)=自民、みんな推薦=が推薦依頼をしていたが、県本部幹部によると「党内で結論が得られなかった」という。【喜屋武真之介】

2月10日朝刊

4032チバQ:2012/02/11(土) 17:31:11
>>3907>>3935>>3940>>3987>>4013-4019
>>4023-4024>>4029>>4031
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120207-00000106-mailo-l10
県都を問う:’12前橋市長選/1 買い物難民 /群馬
毎日新聞 2月7日(火)12時18分配信

 ◇高齢者にスーパー遠く 孤立化進み宅配頼り
 前橋市の中心市街地から北東に約5キロ。赤城山のふもとにある高花台団地の中心部には、03年に撤退したスーパーマーケットの跡地が今も更地のまま残っている。団地周辺の徒歩圏内にはコンビニエンスストアや弁当店しかなく、しかも坂道が多い。「小さくてもいい。この空き地にまた商店ができてほしい」。高花台1丁目自治会の橋本寛文会長(69)の願いは切実だ。
 同団地は1977年に造成され、働き盛りの20〜40代を世帯主とする家族を中心に、約1000世帯が移住した。子供たちはすぐ近くの小中学校に通い、団地の中心部にあったスーパーは当時、買い物客でにぎわった。
 しかし、造成から30年以上経過し、住民の高齢化が顕著になった。住民基本台帳によると、同町1丁目で65歳以上の割合を示す高齢化率(11年12月31日現在)は32・90%で、市平均の23・81%を大きく上回る。成長した子供たちは親元を離れ、夫婦2人や1人暮らしの高齢者が増加した。最寄りのスーパーは団地から約2キロ離れている。自転車は上り坂がきつく、歩く人もほとんど見かけない。
 同団地に住む女性(76)は約2年前に夫と死別し、1人暮らしになった。免許は夫しか持っていなかったため、買い物は生協の宅配が中心。月2〜3回、路線バスで約30分かけて中心商店街へ出かけるが「バスの本数は少なく、重い荷物を持ち帰るのが大変。気軽には行けない」と話す。
 以前は新聞の折り込みチラシでお買い得品を見つけるとすぐに出かけたが、買い物が不便になってからはチラシを見るのさえ避けるようになった。外出する機会も減り、家にこもって誰とも会話しない日もあるという。
 橋本会長は「今はまだ車を運転できる人も多いが、あと10年もたてば免許の返納が必要な人も一気に増えてくる。宅配に頼って周囲との接点が減り、孤独死も懸念される」と指摘する。
 しかし、手をこまぬいてばかりではいられない。危機感を抱いた同自治会は06年、住民有志で「まちづくり検討委員会」を発足。夏に魚のつかみどりなど子どもたちを巻き込んだイベントを開催したり、地域住民でつくるバンドのコンサートを企画するなど、地域共同体の再生に乗り出している。地域住民の取り組みをどうバックアップするか、行政の力が問われている。【喜屋武真之介】=つづく
    □
 前橋市長選(12日告示、19日投開票)にはいずれも無所属で、現職の高木政夫氏(61)▽新人の亀田好子氏(56)▽樋口和彦氏(60)=共産推薦▽山本龍氏(52)=自民、みんな推薦−−の4人が立候補を表明している。選挙を前に県都の抱える課題を探った。
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 ◇買い物難民対策◇
 現在は合併前の旧3町村(大胡、粕川、宮城)で運賃200円の予約制デマンドバス4台を、また中心部を起点に巡回バスを運行中。デマンドバスについて高木氏は富士見地区への拡大、亀田氏は数万人単位の地区別運行、樋口氏は増発、山本氏は市内全域での乗り合いタクシー導入を掲げる。

2月7日朝刊

4033チバQ:2012/02/11(土) 17:31:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120208-00000139-mailo-l10
県都を問う:’12前橋市長選/2 中心商店街 /群馬
毎日新聞 2月8日(水)13時43分配信

 ◇空洞化、流れ止まらず 後継者不足が課題に
 前橋市の中心商店街を多くの人が行き交っていた約30年前、当時小学生だった池下敦洋さん(41)は、ぶつかりそうになる自転車の間をすり抜けながら商店街にある祖母の家に毎日のように通っていた。その池下さんが昨年11月、市内の建設会社を退職して中心商店街の一角にカフェ「フリーダ」をオープン。「商店街に活気を取り戻すのはすごく難しい。それでも人が集まるきっかけを少しずつ作っていきたい」と生まれ育った街の再生に意気込む。
 中心商店街が活気を失って久しい。80年代には約500店が軒を連ねたが、現在は約300店に減り、シャッターを下ろす店が目立つ。中央通りの八百屋「八百駒」の飯塚伸彦代表(58)は「何十年かけて徐々に衰退してきたが、ここ10年で一気に寂しくなった」と振り返る。
 7月の七夕まつり、10月の前橋まつり、新年の初市まつりなど年数回の大型イベントの時は、昔をほうふつとさせる大勢の人出でにぎわうが、買い物客の定着にはつながっていない。前橋中心商店街協同組合は商店街の店舗で使える共通ポイントカードや商品券で買い物客の増加を狙うが、利用するのは高齢者に偏っているのが現状という。同組合の植木修理事長は「長い時間をかけて今の商店街の姿になった。再生にはまた長い時間をかけるしかない」と話す。
 商店街の人たちが指摘する衰退の要因はさまざまだ。「駐車場が少なく車社会に対応できなかった」「共愛学園や前橋工業など近隣の高校が移転し、買い物をする若者が減った」「郊外に大型ショッピングセンターができて客を取られた」−−など、問題点は数多く挙がる一方、効果的な打開策は乏しく、商店街では高齢化と後継者不足が喫緊の課題になっている。
 池下さんによると、幼稚園の頃から一緒に遊んでいた同級生は商店街に少なくとも5人いたが、店を継いでいるのは1人しかいないという。経営者の多くは池下さんの親以上の世代で「このままでは閉める店がさらに増えてしまう」と懸念する。
 市は商店街への新規出店や若者の流入を促すため、05年度から中心商店街や駅前通り商店街に新規出店する場合、家賃や改装費を補助する「熱血店舗開店支援事業」を始めた。10年度までに47店が同事業を利用して出店したが、そのうち10年度末までに16店が閉店し、定着の難しさを物語っている。【喜屋武真之介】=つづく
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 ◇中心商店街の活性化策◇
 高木政夫氏は「市立美術館の設置と八番街開発で人を呼び込む」と主張。亀田好子氏は「起業に対する資金支援を通じて出店を促す」とし、樋口和彦氏は「中心市街地へのアクセスの向上」の必要性を訴える。山本龍氏は「街なかでイベントを毎週開く」と公約している。

2月8日朝刊

4034チバQ:2012/02/11(土) 17:32:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120209-00000105-mailo-l10
県都を問う:’12前橋市長選/3 赤城山観光客 /群馬
毎日新聞 2月9日(木)12時15分配信

 ◇ピーク時の4割減に 打開へ住民も動く
 旧富士見村と09年に合併して以来、前橋市の代表的な観光名所になった赤城山。1950年代に県と東武鉄道グループが観光開発に乗り出し、都市近郊にありながら雄大な自然と景観に恵まれている。カルデラ湖の赤城大沼でのボート遊びやワカサギ釣り、登山客やスキー客らで四季を通じてにぎわってきたが、大沼周辺の観光客数は87年度の105万人をピークに、10年度は4割減の63万人に落ち込んだ。
 11年度は東京電力福島第1原発事故の影響で、大沼のワカサギから暫定規制値を超える放射性セシウムの検出が続き、冬の観光の目玉であるワカサギの氷上釣り解禁は絶望的になっている。さらなる観光客数の減少が懸念されるが、打開策はあるのだろうか。
 「行政や開発頼みで、観光客を呼び込む努力をしてこなかった」。そう話すのは、大沼周辺の住民約25人でつくる「AKAGIやる気塾」の副塾長、塩原勲さん(47)。観光客数の低迷に危機感を抱いて同塾が発足したのは10年7月。市が仲介して群馬大情報学部の小竹裕人准教授(公共政策論)をアドバイザーに招いた。小竹准教授の初会合での助言は「自分たちにできることをまず考えよう」。塩原さんら塾メンバーは、これまで行政頼みで受け身の姿勢だったことに気づかされたという。「まずは自分たちで動いて、足りなければ行政を動かそうという意識に変わった」。塩原さんはそう振り返る。
 同塾は小竹准教授の研究室の大学生と月1回、赤城山の観光振興についてアイデアを出し合ってきた。今年1月20日の会合では、登山ブームに着目して登山者向けに販売する弁当「山弁」の試食会が行われた。料理研究家に依頼した試作品の一つは、黒ごまと岩のりを絡めて炒めた豚肉が具材のメーン。「黒」を基調にしており、これを見たメンバーの一人がひらめいた。「赤城山最高峰の黒檜山(くろびさん)(標高1828メートル)から一文字とった『黒弁』と、赤城山の『赤弁』を同時に売り出すのはどうか」
 登山シーズンを迎える5月までに商品化を目指しており、塩原さんは「駅弁のように、山ごとに個性ある『山弁』をブームに」と、行政頼りでは実現できないアイデアに次々と取り組もうとしている。
 一方、福島第1原発事故は、今年も赤城山観光に影を落とす。市が昨年10〜12月に空間放射線量を測定した大沼周辺の80地点中、10地点で除染目安の毎時0・23マイクロシーベルトを超えた。市が除染後に再測定した結果、10地点すべてで基準を下回ったが、風評被害の拡大を抑えるのも課題だ。塩原さんは「魅力ある観光地を目指して、私たちにできることをしていく」と前を向く。【喜屋武真之介】=つづく
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 ◇赤城山観光対策◇
 高木政夫氏は昨年始めた自転車レース「赤城山ヒルクライム」の充実などを掲げ、亀田好子氏は自然や歴史、文化を生かした「赤城山エコツーリズム」を提唱。樋口和彦氏は放射性物質の除染徹底と安全性のアピールを、山本龍氏は名所や旧跡、伝統の発掘と知名度向上を訴えている。

2月9日朝刊

4035チバQ:2012/02/11(土) 17:32:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120210-00000138-mailo-l10
県都を問う:’12前橋市長選/4止 産業活性化 /群馬
毎日新聞 2月10日(金)12時25分配信

 ◇交通の利点どう生かす 企業定着が発展の鍵
 07年3月のオープン以来、大勢の買い物客でにぎわう前橋市文京町2のショッピングモール「けやきウォーク」。この土地には04年まで軽自動車製造会社「ダイハツ車体(現ダイハツ九州)」の工場があり、県都の経済をけん引してきた。同市商店街総連合会の藤井正一会長(73)は「ダイハツのような大手企業が来れば、商業への波及効果も大きく前橋の活性化につながるが、近年は出て行くばかりだ」と嘆く。
 ダイハツ車体は1960年、県が進出企業に奨励金を払う工場誘致条例第1号として、約10ヘクタールの敷地に工場を建設し、稼働を始めた。月約1万2500台の軽自動車を生産し、正社員約880人、パートなども含めると1000人以上を雇用。しかし手狭で老朽化も進んだため、04年11月に約130ヘクタールある大分県中津市の新工場に移転。家庭事情などで異動できない正社員の約2割は転職や退職を余儀なくされ、下請け企業も大きな影響を受けた。
 近年は景気悪化の影響で企業の撤退が相次ぐ。自動販売機などの製造を手がけてきた東芝機器(古市町)が11年3月に事業を終了。パナソニックに経営統合された三洋電機の子会社「関東三洋セミコンダクターズ」の粕川工場(粕川町)は11年6月に埼玉県内の工場に、日本ビクター前橋事業所(大渡町)も同年5月に営業部門を残して東京都内の事業所に統合された。
 企業の撤退は雇用問題や税収減につながるため、市の危機感は強い。ダイハツが01年に移転表明すると、翌02年度には企業誘致条例を施行。前橋工業団地造成組合が造成した工業団地に新たに立地し、一定の条件を満たした企業には、用地取得費の1割補助や固定資産税の3年間助成などの優遇措置を用意した。
 しかし、10年度までに立地した27社のうち、市外から進出した企業は11社にとどまる。また27社の被雇用者総数はパートなどを含めても140人程度。09年に前橋市五代町の五代南部工業団地に立地したプラスチック製品製造会社「ビーエム工業」(本社・名古屋市)は、優遇措置について「少なからず考慮した」と好意的にとらえる一方、前橋に進出した理由は「たまたま群馬に納入先があったため」と説明する。同団地は03年に分譲を開始したが、27・6ヘクタールのうち9・8ヘクタールは買い手が決まっていない。
 一方、東日本大震災後は「前橋の安全性」に着目する企業もあり、市によると「リスク分散のために前橋に立地を検討している企業数社から問い合わせがあった」という。関越自動車道と北関東自動車道という交通の大動脈が走る前橋市。その利点をどう生かすかが経済発展の鍵を握る。【喜屋武真之介】=おわり
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 ◇企業誘致対策◇
 高木政夫氏は「事業所税の減免を継続し、交通網の利点と災害への強さをアピール」、亀田好子氏は「高速道路網などインフラ環境の利点をPR」、樋口和彦氏は「大企業誘致から市内の中小企業支援に重点を移行」、山本龍氏は「事業所税廃止のため地方税法改正を国に求める」と主張する。

2月10日朝刊

4036チバQ:2012/02/11(土) 17:33:02
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000871202060001
あしたを選ぶ 前橋市長選


【上】中心商店街 店舗減少、打開策は
2012年02月06日


中心商店街の「弁天通」。藤田さんは「レトロな建物をうまく生かせば、面白い通りになるかも」と話した=前橋市千代田町3丁目

 週末の昼ごろ、前橋市の中心商店街・千代田町周辺を、市内の販売コンサルタント藤田耕平さん(63)と歩いた。


 アーケードの下は薄暗い。シャッターが下りた店が並ぶ。開店中でも客があまり出入りしていない。店が抜けたビルの床材は、かびが生えたような緑色に変色していた。


 婦人服店では年配の女性たちが品定めしていた。藤田さんは「なじみの客があるからやっていける。店主と客が一緒に年を取るので先がないが、子供が店を継がないので構わない。こうしてどんどん店が減る」と解説した。


 市の調査で、最もにぎわうスズラン新館北口前の歩行者は1975年度には4万人を超えていた。だが高木政夫市長(61)が初当選した直後の2004年度には約6千人、今年度には2千人強にまで落ち込んだ。


 三越や地元経済界の出資で県内初の百貨店「前三百貨店」が開店したのは64年。以後、長崎屋、丸井、ニチイ、西武と次々に出店したが、85〜06年にすべて撤退した。残る大型店はスズランだけだ。


 商業統計調査では、88年に中心市街地に1203あった商店は、07年には571に減った。「全国有数のシャッター通り」とやゆされるなか、市の打開策は「とにかく人を集める」だ。


 西武の跡は市が買い取り、本館は07年に中央公民館やこども図書館などが入る前橋プラザ元気21として再開した。


 09年に名画座「シネマまえばし」が入った別館は、地下1〜地上2階を美術館に作り替える工事が始まったばかりだ。工事費は約15億円。市は「国の補助と合併特例債を使い、市の直接的な負担は2億5千万円」と説明する。


 全国の県庁所在地で、公立美術館がないのは前橋だけ。市が買い集めてきた前橋出身の画家の作品などを展示し、名画の巡回展なども開きたいという。13年春には開館予定だ。


 旧「麻屋百貨店」を解体してできたイベント広場などがある8番街区は、近く整備方針の結論が出る。


 ホテルやマンションが入る複合商業ビルや、子ども科学館といった計画が持ち上がっては消えた同街区。市は民間事業者の誘致を断念し、公共施設を設ける方針を決めた。図書館にする案が有力だ。


 元気21には専門学校や食品スーパーなども入居し、当初目標とした年間80万人の倍近い来館者を集めるまでになった。その恩恵を受け、客が増えたという店もある。だがこうした効果は限定的だ。


 市は空き店舗対策として05年に新規出店の資金を援助する熱血店舗開店支援事業を始めた。50店余りが出店したが、歯抜けの穴を埋めるまでには至らない。


 高木氏は「第2弾、3弾と仕掛けを打てば活性化につながる」と話す。


 美術館建設を他の立候補予定者はどう考えるのか。山本龍前県議(52)=自民党推薦=は「運営費が高くなる」とし、美術館にせず市民ギャラリーに使うという。亀田好子・社会福祉法人理事(56)は「工事が始まり美術館として使わざるを得ないが、集客はできないと思う」と効果には否定的。樋口和彦弁護士(60)=共産党推薦=は「無駄なく使えれば美術館はあって良い」と容認の立場だ。


 8番街区の公共施設建設には山本、亀田両氏が反対し、山本氏はイベント広場として活用するという。樋口氏は「大きく全体の中に位置づけるべきだ」とし、再度検討するとし
ている。(渕沢貴子)


     ◇


 前橋市長選が12日に告示される。3選を目指す現職に対し、新顔3氏が挑む構図だ。主な争点となる政策課題を探る。

4037チバQ:2012/02/11(土) 17:33:26
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000871202060002
あしたを選ぶ 前橋市長選


【中】公共交通 利便性追求増す負担
2012年02月06日


中心市街地を回る「マイバス」。東循環は1月から運行が始まった=前橋市表町2丁目

 人口1・55人に1台と自動車保有率が日本一の「車王国」群馬。前橋市での保有率は県全体とほぼ同じだ。車を持たない交通弱者が不便を感じないようにするにはどうしたらよいか。


 市が昨年8月にまとめた基本計画では、バス網の改善・整備を中心に据えている。特に期待されているのが「デマンドバス」だ。


 前橋市茂木町、赤城タクシーの事務所。電話が鳴り、女性従業員が受話器を取った。「どこからどこまで乗りますか」「大胡駅から心臓血管センターまで」「では、午後1時にバス停に来て下さい」


 市から運行を委託されたデマンドバス「ふるさとバス」だ。決まったコースはなく、乗客が希望するバス停間だけを走る。1人でも利用できる。バスとタクシーのいいとこ取りだ。


 市に合併した大胡・宮城・粕川の旧3町村で2007年、県内初の運行が始まった。料金は一律200円。240カ所のバス停を9人乗りのバス4台が回る。1日平均110人程度が利用する。


 同市滝窪町の六本木ことさん(79)は、週に2回以上、買い物などで利用する。「頼りにしています」


 デマンドバスは00年ごろから全国に広がったが、導入は簡単ではない。市交通政策課では「既存のバスやタクシー会社が撤退すれば本末転倒。共存を検討する必要がある」。赤城タクシーの北爪純専務も「この地域で競合相手がいれば利用者の奪い合いになったかもしれない」と話す。


 市は、旧市区でのデマンドバス運行は難しいとみて、路線バス網の改善を掲げる。鉄道との乗り換えをしやすくするダイヤ改定、運行時間帯の拡大などで利便性を高める計画だ。


 路線バス全44路線のうち25路線は、赤字でも必要だとして市がバス会社に運行を委託している。委託路線の1便あたりの乗客は平日で平均7・1人。


 バス事業全体における市の補助金は、年間約2億6千万円にのぼる。デマンドバスの運行費は年間約3千万円で、市は約2600万円を支出している。


 前橋市の土地の路線価は全国の都道府県庁所在地の中で5年連続で最下位。人を集めようと中心市街地を一律100円で巡回させる「マイバス」は今年に入って3から4路線に増やした。4路線で年間計7千万円程度の補助金が必要になる見込みだ。


 公共交通にかける市の負担は大きいが、市長選立候補予定者たちはみな積極的だ。ただ、手法には大きな違いがある。


 現職の高木政夫氏(61)は「富士見地区にもデマンドバスを導入する」と訴える。


 新顔の山本龍氏(52)は市内全域一律200円乗り合いタクシーの100台運行を公約に掲げ、「午後10時まで運行し、飲んだ後も使えるようにしたい」と話す。財源は赤字の委託路線を廃止して作るという。


 新顔の亀田好子氏(56)は市全体で3万〜4万人単位の地域ごとにデマンドバスを走らせるほか、両毛線の旧下増田駅再建を目指すという。新顔の樋口和彦氏(60)は、マイバスやデマンドバスの増発で買い物弱者対策に重点を置くという。(遠藤隆史、渕沢貴子)

4038チバQ:2012/02/11(土) 17:33:51
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000871202070001
あしたを選ぶ 前橋市長選


【下】清掃工場建設 ごみ処理集約に異論
2012年02月07日


新清掃工場の建設予定地。広々とした空き地が広がっている=前橋市下増田町

 前橋市最南部の下増田町。雑草が伸び放題の空き地に立つと、広瀬川の対岸に伊勢崎オートレース場が見える。30年以上前、清掃工場の建設用地として市が買ったこの場所に、清掃工場を建てる計画があらためて進んでいる。


 「出来てほしくはないが、ほったらかしというのも……」。80代の住民男性は複雑な表情を見せた。


 総事業費約175億円という新清掃工場の建設は是か非かが、市長選で大きな争点になっている。


 4年前、高木政夫市長(61)は新工場建設を公約に掲げ、再選された。新顔2人は建設に反対・慎重の立場だった。


 市は4年の間に計画を着々と進めており、来年度着工、2016年度の稼働開始を目指している。


 市内には六供、亀泉、大胡の3カ所に清掃工場がある。1日の処理能力は六供が405トン、大胡が108トン、亀泉が25トン。新工場が完成すれば、既存工場は廃止する。


 新工場の処理能力は396トンと実際の処理量を下回るため、ごみ減量が課題となる。


 新工場を造る理由は、既存工場の「老朽化」だ。


 市によると、一般に清掃工場の耐用年数は25年程度。亀泉は来年度、大胡は15年度、六供は16年度に耐用年数になるという。旧六供工場は廃止して下増田町に新工場を建てる計画だったが、結局、隣の土地を買って建て替えた。


 3工場の保守・修繕に、今年度は4億円余りかかる。


 市は新工場の基本構想のなかで「六供の大規模改修には50億〜70億円かかるうえ、10年程度の延命にしかならない。現地で新しい炉に替える工事をすると、その間の処理委託料が高額になる」として、移転建て替えが必要としている。


 新工場建設にあたり、105億円は国の交付金などでまかない、市の負担は70億円と見積もっている。


 高木氏は「最新の発電設備を設けるため売電収入は年間約2億3千万円増える」とメリットを強調する。


 新顔の3氏は全員異論を唱えている。


 山本龍前県議(52)は「耐用年数がそんなに短いはずはない」と計画の前提に疑問を投げかける。


 3工場は00〜02年度に10億〜39億円かけ、集じん機の変更などダイオキシン類対策を施した。「これほどの工事をしたのにもったいない。せめて40年は長持ちさせる」と訴える。


 さらに、六供工場の廃熱利用の温水プールを残す場合には新たに燃料費が生じることや、廃炉の経費が考慮されていない、などと批判する。


 両毛線下増田駅の復活を掲げる亀田好子・社会福祉法人理事(56)は「現地で建て替えるべきだ」とし、建設予定地を同駅の駐車場にする構想を持つ。また、ごみの指定袋をなくし、「真の無料化を実現する」と訴える。


 樋口和彦弁護士(60)も「大きなものを一つ作る考え方には疑問。規模が大きくなる分の利益はあるが、危険も集中する」と主張している。(渕沢貴子)

4039チバQ:2012/02/11(土) 17:34:15
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000871202090001
あしたを選ぶ 前橋市長選


旧富士見村の動き焦点 前哨戦も熱帯びる
2012年02月09日


富士見村地区で行われた立候補者の集会で気勢を上げる参加者=前橋市富士見村町田島

 前橋市長選が12日告示される。2009年に合併した旧富士見村の有権者約1万8500人には初めての市長選だ。前回、現職の高木政夫氏(61)と次点の票差は5904票。富士見の票の動きが勝敗を左右するとあって、前哨戦も熱を帯びている。


 「合併でのみ込まれたんじゃない、富士見らしい独自の街づくりができる」


 昨年11月、前橋市富士見町田島で、新顔の山本龍前県議(52)は、地区後援会の設立総会で熱っぽく語った。後援会長の大友五十吉・元村議は「富士見の票で現職の3期目当選を阻止しよう」と呼びかけた。


 市内全域で最も早く地区後援会を立ち上げ、村議から県議になった金子一郎・元自民党県連総務会長(故人)を支えた後援会や元村議らが陣営の中核を担う。


 前回、高木氏と、自民党などの支援を受けた新顔の得票はおよそ6万6千対6万。この差を富士見の票で覆す、と息巻く。


 その約2カ月後。同じ会場で、今度は高木氏がマイクを握った。


 「賛成・反対もあったが、既に合併して一つの前橋なんです。厳しい時代だけに、34万市民が力を合わせなければならない」


 両氏のせめぎ合いには、合併を巡り村が二分した名残が色濃い影を落とす。


 2002年以降、「合併しない」宣言をした村長のリコール成立、合併賛成の住民投票結果を受けた合併案を村議会が否決、と騒動が続いた。07年、合併が争点の村長・村議のダブル選挙で、いずれも合併派が勝利し、ようやく方針が固まった経緯がある。


 ダブル選で、高木氏は積極的に合併派を支援した。合併後の市議増員選で当選した3人のうち、1人はダブル選挙を制した元村長で、今回富士見地区で高木陣営の先頭に立つ。残る2人は山本氏を支援する。


 富士見地区の北部は赤城山をいただき農畜産業が盛ん。南部は旧市に通勤・通学する人たちの多いベッドタウンとなっている。


 当時合併に賛成したのは、主に村南部の「新住民」と呼ばれる人たち。一方、反対派は農家など昔から地元に住み、地域とのかかわりも深い。


 商店を営む女性(67)は「合併で教育が充実すると言われたが、子育てを終えた世代は恩恵を感じられない。公民館の利用手続きなど、面倒になったことが増えたという印象だ」と話す。


 高木氏の後援会幹部は「合併で良くなったこともたくさんあるのに、悪いところが印象に残りやすい」とぼやく。新清掃工場建設の必要性や、行財政改革と行政サービス向上に努めてきた実績を訴え、支持を取り付けようと懸命だ。


 新顔の亀田好子・社会福祉法人理事(56)は、子ども向けの「どろんこパーク」建設など、赤城の自然を生かす政策で支持を広げようとしている。原発反対などを訴える新顔の樋口和彦弁護士(60)は、赤城大沼など放射能対策を全面に打ち出している。(渕沢貴子、遠藤隆史)


     ◇


 前橋市長選に立候補を表明している現職と新顔3氏による公開討論会(前橋青年会議所主催)が8日夜、同市千代田町2丁目の前橋テルサで開かれ、約350人が集まった。立候補予定者は中心市街地の活性化などをテーマに議論を戦わせた。


 いずれも無所属で、3選を目指す現職高木政夫氏、山本龍前県議=自民、みんな推薦=、亀田好子・社会福祉法人理事、樋口和彦弁護士=共産推薦=が出席した。


 討論会で取り上げられたのは、(1)最も重点を置く三つの課題とその施策(2)中心市街地の活性化と8番街の活用(3)前橋の魅力・市外からの誘客(4)地方分権の推進と前橋・高崎合併(5)ごみ問題(6)市の財政改革。


 群馬大社会情報学部の小竹裕人准教授がコーディネーターを務めた。JCが同市長選の討論会を行うのは2回目。今回は前半を一問一答としたうえで相手の発言への反論や補足意見を述べる時間を取ったほか、後半を自由討論とした。


     ◇


 各氏の発言は、10日付朝刊に掲載します。

4040チバQ:2012/02/11(土) 17:40:01
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/1638
イトーヨーカドー跡複合商業ビルに 前橋市
「やまき」が計画案来年9月開店へ

4041チバQ:2012/02/11(土) 18:14:12
>>1849-1850市議会会派再編
>>3220>>3731>>3733藤沢土地問題
>>4021-4022

三野さんは、湘南地域連合、連合神奈川の推薦を取りつけた。民主党の中塚一宏衆院議員(12区)らが支援に駆けつけている。
鈴木さんの陣営では、会派を超えて保守系市議が中心となって支援。加えて、共産党や社民党も党として自主支援を表明している。一部の市民活動団体も支援を公表するなど、保守系に限らない支持
海老根さんの陣営では、同門の松下政経塾出身者が街頭や個人演説会で支援を呼び掛ける。松沢成文前知事や中田宏前横浜市長が告示日に駆けつけたほか、民主、自民の国会議員らが政策への評価などについて応援演説を展開している。


http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1202100013/
藤沢市長選:3候補が懸命の訴え、街頭や演説会で支持呼び掛け
2012年2月10日
 任期満了に伴い12日投開票される藤沢市長選は、終盤に入った。元市議の三野由美子さん(46)、元県議の鈴木恒夫さん(62)、現職の海老根靖典さん(56)=届け出順=の3候補者は街頭や個人演説会で自らの政策を力強く訴え、支持を広げようと懸命だ。

 三野さんは、湘南地域連合、連合神奈川の推薦を取りつけた。民主党の中塚一宏衆院議員(12区)らが支援に駆けつけている。選挙戦では個人演説会を一切開かず、街頭に集中。広く市民に政策を訴え掛けている。

 三野さんの陣営は「やはり現職は強いという印象。ただあと一歩というところまで追い上げている手応えはある。最後まで気が抜けない」と話している。

 鈴木さんの陣営では、会派を超えて保守系市議が中心となって支援。加えて、共産党や社民党も党として自主支援を表明している。一部の市民活動団体も支援を公表するなど、保守系に限らない支持を取り付けている。

 3候補の中では最多となる9回の個人演説会を最終日までにこなす予定。さまざまな団体の弁士がマイクを握り「今を変えなければいけない」と訴えている。

 海老根さんの陣営では、同門の松下政経塾出身者が街頭や個人演説会で支援を呼び掛ける。松沢成文前知事や中田宏前横浜市長が告示日に駆けつけたほか、民主、自民の国会議員らが政策への評価などについて応援演説を展開している。

 支援する保守系市議も街頭で4年間の実績をPR。陣営は「街の反応は悪くない。ただ厳しい選挙戦で、いま一度引き締めが必要」と話している。

 市選挙管理委員会によると、8日時点の期日前投票受け付け状況は、4年前の前回市長選と比べ、29%増(4227票)。期日前投票の受付窓口を、前回の4カ所から6カ所へ増やした結果とみている。2月4日時点の有権者数は33万5695人(男16万6240人、女16万9455人)。

4042チバQ:2012/02/11(土) 18:16:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120204-00000043-mailo-l14
藤沢市土地開発公社:私有地取得 鑑定額、公社購入の1/4 市議会百条委、市長ら5人喚問へ /神奈川
毎日新聞 2月4日(土)11時31分配信

 藤沢市善行の私有地を不自然な経緯で市土地開発公社が取得した問題で、市議会百条委員会は3日、鑑定依頼していた私有地の評価額が、公社購入額の4分の1にとどまる2760万円と発表した。
 現状のままの無道路地だった場合の評価額で、接道され、周囲の生産緑地指定が解除された宅地見込み地として評価しても5880万円だった。
 公社の購入額は1億850万円で、「開きが大きすぎる」「なぜそんな額で買ったのか」との声が委員から改めて上がった。
 その結果、先行取得を決めた海老根靖典市長、購入した当時の公社理事長・石渡朝司氏、当時鑑定評価した不動産鑑定士ら5人を21日に証人喚問することを決めた。海老根市長の喚問は2回目となる。今回の評価を担当した不動産鑑定士も参考人として招致する。
 私有地を巡る住民訴訟で横浜地裁が実施した鑑定でも2666万円(道路開設の場合5333万円)、市議会4会派の市議が独自に依頼した鑑定評価額も4250万円で、いずれも購入額を大幅に下回っていた。【永尾洋史】

2月4日朝刊

4043チバQ:2012/02/12(日) 11:28:23
>>4025
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20120206-OYT8T01199.htm
横芝光町長 自殺か



.精励1期目、家族「食欲なかった」


斉藤町長が見つかった栗山川(6日午前9時14分、横芝光町横芝で)  横芝光町の斉藤隆町長(47)が6日未明、自宅近くの川で自ら首を切って死亡した。山武署は自殺と見ている。捜査関係者によると、斉藤町長の家族は「数日前から元気がなく、食欲もなかった。仕事の関係で悩んでいるようだった」と話しているという。町長の突然の死に、地元では衝撃が広がった。

 発表によると、斉藤町長は6日午前1時25分頃、同町横芝の自宅近くの栗山川で、自宅から持ち出したカッターナイフで首を切り、亡くなった。死因は失血死とみられる。

 同日未明に連絡を受けた鈴木孝一副町長は、課長ら幹部を午前4時に招集して状況を説明。午前8時半前には改めて幹部職員に対し、「動揺することなく、しっかり事務を執るように」と指示した。鈴木副町長は取材に対し、「温厚で明るくて穏やかな人柄。いろいろな意見を聞き、まちづくりに励んでいた。なぜこうなったのかわからない」と言葉を詰まらせた。

 鈴木克征・町議会議長は「町長は人一倍まじめな性格で、公務が重なり疲れた表情を見せたことはあったが、こんなことになるとは思いもしなかった。何があったのだろうか」と驚きを隠せない様子だった。

 斉藤町長は、町議を経て2010年4月の町長選で初当選した。町議時代に議席を並べたこともある地元の実川隆県議は、「5日午後に事務所を訪ねてきた斉藤町長と30分ほど雑談したが、特に変わった様子はなかった。ショックとしか言いようがない」と話していた。

 町長の死去に伴い、鈴木副町長が6日、町長職務代理者に就任した。新年度予算や議会対応に当たる。新町長を選ぶ選挙は来月中に行われる予定で、町選管が今週中に具体的な日程を決める。

 斉藤町長の告別式は、13日午前10時から、同町母子191の1の青雲閣で行われる。自宅は同町横芝1074。喪主は妻、優子さん。

(2012年2月7日 読売新聞)

4044チバQ:2012/02/12(日) 23:40:08
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120212/kng12021223310002-n1.htm
「藤沢の再生と信頼回復を」 鈴木氏が初当選
2012.2.12 23:26

初当選し、支援者らとバンザイをする鈴木恒夫氏(中央)=12日深夜、藤沢市
 任期満了に伴う神奈川県藤沢市長選は12日投開票され、無所属新人で元県議の鈴木恒夫氏(62)が、無所属現職の海老根靖典氏(56)と無所属新人の元市議、三野由美子氏(46)を破り初当選した。投票率は35・08%(前回36・25%)で、当日有権者数は33万1276人。

 藤沢市内の選挙事務所には支持者らが詰めかけ、鈴木氏の当選確実が伝わると、祝福ムードに包まれた。鈴木氏は支持者とバンザイし、「藤沢市民の良識が勝った。再生するんだという気持ちでいっぱい。まず信頼を回復していきたい。これから超高齢化社会に入り財政が厳しくなる。まず自ら襟を正し、市長の退職金見直しなどに取り組みたい」と語った。

 鈴木氏と海老根氏の保守分裂による混戦加え、市庁舎内でのバーベキューで煙感知器を取り外した問題などの不祥事が影響するかが注目された。鈴木氏は「法とモラルを守る市政」を掲げていち早く出馬を表明し、市政の信頼回復と市長退職金の見直しなど財政改革を訴えてきた。市議を中心に応援を受け、幅広い支持を獲得した。

 海老根氏は批判に対し「政策を比べてほしい」と訴え、4年間の実績をアピール。だが、保守分裂で組織票を固めきれず、不祥事が響いて前回よりも票を減らした。三野氏は連合神奈川の推薦を受け、女性市長による市政刷新を訴えたが、無党派層に浸透しきれなかった。

4045チバQ:2012/02/13(月) 21:06:46
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001202130003
無党派層取り込み 躍起
2012年02月13日

 前橋市長選が12日告示される。3選をめざす現職の高木政夫氏(61)に、山本龍・前県議(52)=自民、みんな推薦=、亀田好子・社会福祉法人理事(56)、樋口和彦弁護士(60)=共産推薦=の新顔3人が挑む構図になりそうだ。各陣営は、無党派層の行方が勝敗を左右するとみて、取り込みに力を入れている。


 山本氏は自民党の組織を挙げた支援を受ける一方、無党派層への働きかけにも力を割いている。


 ホームページに街頭演説の動画を流したり、政策対談を生放送で配信したりと、インターネットを最大限に活用する。


 無党派層対策の中核は、2007年の知事選で山本氏を支援した同級生らだ。


 4日、「新しいリーダーをつくる大会」が、「チーム山本を復活しよう」の呼びかけで始まった。県内各地からの応援団が次々に登壇。山本氏は一人ひとりと抱擁してみせた。企画した同級生は「米大統領選のようにしたかった」。


 同じ頃、「市民グループの集い」で、高木氏が「相手の旗がいっぱい立てば立つほど、私は勇気と闘志が沸いてくる。もっと立てろ!」と声を張り上げると、笑いと拍手に包まれた。


 後援会幹部は「集まったのは特定の業界団体に所属しない人たち。本隊とは別に、勝手連的に動いてもらう」と話す。


 山本、高木両氏を応援するブログも次々に立ち上がり、政策や人物評価をめぐってネット上の論争が激化している。


 亀田氏も、毎日のようにブログを更新。「女性市長誕生を」「しがらみがないのでクリーンな政治ができる」と訴え、女性や無党派層の心をつかもうとしている。樋口氏は「市民は原発事故の放射能や消費増税の問題に悩んでいる。政策を訴えることが無党派層への浸透にもつながる」(事務所幹部)として、政策の訴えを続ける構えだ。(渕沢貴子)

4046チバQ:2012/02/14(火) 20:53:26
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1202140013/
海老名市議選の開票ミス、新たに76票、県選管再点検「極めて異例の事態」/神奈川
2012年2月14日
 昨年11月に行われた海老名市議選の開票結果をめぐり、有効票と無効票が計76票入れ替わることが13日、県選挙管理委員会(梅木武夫委員長)による再点検で明らかになった。当選順位への影響はないが、県選管は「極めて異例の事態で誠に遺憾」とし、市選管に改善を申し入れた。同市議選では14票の混入ミスを隠蔽(いんぺい)しようとする問題も発覚しており、変動票は計90票に上る。

 有効・無効が入れ替わるのは、候補者29人のうち9割近くに当たる25人。最も変動が多かった候補者は26票が有効に変わった。変動票の大半は氏名の1文字程度が誤記載された事例で、いずれも最高裁判例などを踏まえて検証した。

 県選管は、1999年の海老名市議選で当落選者が入れ替わった問題にも触れ、「選挙に対する信頼を損なう極めて重い問題」と指摘。「異例の事態」と強調し、同市選管に対する原因究明調査と再発防止策の検討を求めた。

 海老名市選管の相澤康生委員長は「今回の76票について、有効・無効の判断が県選管と異なったことについては、最高裁判例等を参考に精査する。また、その取り扱いについては、県選管とも協議しながら検討する」とコメントした。

 今回の問題は、次点候補者からの審査申し立てに基づき、県選管がすべての投票用紙(計5万4129票)を再審査した過程で判明。同申し立てに関しては3票が有効票と判断されたが、最下位当選者の得票数は上回らず「棄却」する裁決が下された。不服がある場合、申立人は3月14日まで東京高裁に提訴できる。

4047チバQ:2012/02/15(水) 21:54:23
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001202150002
全投票所 終了時間繰り上げ 前橋市長選
2012年02月15日


市のホームページでも投票時間繰り上げを周知

 19日に投開票される前橋市長選は、すべての投票所で、公職選挙法で定めた午後8時の投票終了時間を繰り上げる。同市長選では初めて。他県の県都と比べても、繰り上げが徹底している。


 前橋市長選の投票所は全部で101カ所。うち98カ所で投票時間が午前7時〜午後7時だ。山間部で降雪が懸念されたり、有権者数が少なかったりする3カ所は午後6時で投票所を閉鎖する(うち1カ所は午前8時に投票開始)。


 前回の2008年の同市長選は、有権者が少なく山間部の3カ所を除き、投票時間は午後8時までだった。市選管によると、市内では09年1月の県議補選以降、市議選や県議選、知事選、衆参国政選挙で投票時間を繰り上げてきた。


 ▽夜間の投票者数は少ない▽立会人の負担軽減▽有権者が早く結果を知ることができる、といった理由で、自治会などから終了時間を早めて欲しいと要望が寄せられたためという。


 投票の権利が阻害されるのではないかという懸念に対しては、期日前投票所の拡充で理解を求める。前回市長選で9カ所だった期日前投票所は16カ所に増やした。午後8時まで投票できる。


 投票時間を巡っては、投票率の低下に歯止めをかける狙いで公選法が改定され、午後6時までだった投票時間が2時間延びた。一方で、「特別の事情」がある場合、市町村の判断で投票時間の繰り上げができると定めている。


 近県の県都では――。


 宇都宮市長選(08年11月)、千葉市長選(09年6月)、横浜市長選(09年8月)、水戸市長選(11年5月)で繰り上げた投票所はいずれもゼロだった。


 長野市長選(09年10月)は、全95カ所のうち山間部の35カ所で投票時間を午後7時終了に繰り上げた。


 さいたま市長選(09年5月)は、全投票所で午後8時までだった。市選管は「全投票者の4・5%が午後7〜8時に投票し、繰り上げは難しい」とする。


 ただ、近年の期日前投票の定着を理由に、投票終了時間を早めることには賛成という。現在、政令指定都市のグループで、投票所閉鎖を午後6時に改めるよう総務省に求めている。


 新潟市長選(10年11月)も全投票所で繰り上げはしなかったが、市選管は「午後8時までとする現行規定は改正すべきだ」と答えた。(木村浩之)

4048チバQ:2012/02/16(木) 20:42:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120216-OYT8T00054.htm
西へ東へ候補者走る

前橋市長選舌戦中盤
 前橋市長選(19日投開票)は中盤を迎え、障害者福祉事業所長の亀田好子(たかこ)氏(56)、弁護士の樋口和彦氏(60)(共産推薦)、前県議の山本龍氏(52)(自民、みんなの党推薦)の3新人と、現職の高木政夫氏(61)による訴えも熱を帯びてきた。4候補の15日の動きを追った。

■亀田氏園児の保護者に熱弁

 亀田氏が理事を務める社会福祉法人が運営する保育園。午前11時半頃、桃色のニット帽姿で選挙カーを下りると、園児が駆け寄る。「かめだせんせーい」。この日は園児の誕生日会だ。

 昼食に合わせて訪れ、集まった5人の保護者に園児たちの生活の様子を説明し、最後に付け加えた。「子供を取り巻く環境を変えたい。周りにも亀田のことを呼びかけてください」

 強力な支援組織を持たない陣営が狙うのは女性や高齢者票だ。こうした数人規模の集まりや、浮動票が見込める住宅街の遊説を重視し、中3までの給食無料化や介護態勢の充実など、福祉政策を徹底的に訴える。

 午後、選挙カーは、人口の多い朝倉町や広瀬町の団地内の細い路地へ。寒さも気にせず車から有権者に駆け寄った。「手を振り返してくれる人も増えてきた。最後まであきらめずに頑張りたい」と気合を入れる。

■樋口氏強風ついて持論展開

 樋口氏は午前6時半から、東片貝町の卸売市場で消費増税反対などを訴え、午後は市街地の団地や病院前でマイクを握った。同2時50分には団地住民らに、車の上で風にあおられながら「強い風が吹いている。(東日本大震災のあった)3月11日以降、風や雨で放射性物質の心配をする人が見られる」と脱原発を訴えた。夕方には保育園前で、母親たちに「市長候補です」と声をかけた。

 「寒いねえ。すごい風だ」

 午後5時半、天川大島町の事務所に戻り、うどんをすすって体を温めた。30分後には再び選挙カーへ。

 出馬表明は1月30日で、知名度向上が急務だ。遊説では「市長として市民の生活や中小企業の経営を守る」と、脱原発や消費増税反対を訴え、他候補との違いを打ち出す。「政策はこちらが上です」と残る期間中、地域を歩き回って支持の風を広げたい考えだ。

■山本氏橋下氏使用車で遊説

 午前8時。山本氏は100人以上の支援者でごった返す事務所を出て選挙カーに乗り込んだ。車はレンタルで、偶然、昨年の大阪市長選で橋下徹市長が使ったものだという。「縁起がいいでしょ」とスタッフが笑う。

 1日に20〜30か所を回る遊説も4日目。午前11時、中学時代を過ごした総社町地区を通ると、「りゅうちゃーん」。同級生の両親だ。街頭演説では、小学校の担任で、中学時代に下宿させてもらった恩師(68)の姿も。「風邪引くなよ。負けるんじゃないぞ」。がっちりと握手で励まされ、「本当にありがたい」。表情を緩ませた。

 昼食は中華料理店。市長選を伝える新聞を5分間、無言で目を通す。「勝負所だね」と気合を入れ直す。夜は三河町の体育館で卓球サークルを訪問。20人の前で「ごみ清掃場は本当に必要なのか。市政の無駄をそぎ落とします」と大声で訴えた。

■高木氏合併地区で支持訴え

 高木氏は午前8時に事務所を出発。1時間、上細井町で選挙カーを走らせた後、赤城山を抱える富士見地区へ。「市街地より2〜3度低いかな。でも汗かきだから。寒さには強いんだ」と笑顔を見せる。

 地元の市議の先導で、車は斜面を上り下り。「合併して良かった思ってもらえる街を作り上げる」と訴え、車から降りて支持者たちと握手を交わす。「合併して2年半。富士見の本格整備はこれから。現職としての責任の重さを感じる」と表情を引き締める。

 正午過ぎ、事務所でつかの間の休息。昼食のカレーライスをぺろりと平らげた。夕方からは04年に合併した大胡、宮城、粕川の3地区で個人演説会を開催。大胡地区の会場では70歳代の女性から、昨年一緒に撮った写真を手渡される場面もあり「次も市長になっていい街を作って」との激励に笑顔を見せていた。

(2012年2月16日 読売新聞)

4049チバQ:2012/02/16(木) 20:42:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120215-OYT8T00072.htm?from=popin
「富士見村」票つかみたい 前橋市長選で4陣営

初めての市長選となる富士見地区(14日)  19日投開票の前橋市長選は、2009年5月に旧富士見村が合併してから初めての市長選となる。富士見地区では、村を二分する大論争を経て合併に至っただけに、禍根は今も地元に残る。こうした住民意識などを念頭に同地区の票をいかに取り込むかも、勝敗を左右するため、立候補者4陣営も取り込みに躍起だ。

 市選管によると、同地区の有権者数は11日現在、1万8495人。市内16地区では6番目に多い票田だ。

 新人で障害者福祉事業所長の亀田好子(たかこ)氏(56)は赤城山で子供たちが遊ぶことが出来る施設「どろんこパーク」の整備や、スキー場など雪を活用することで、地域の魅力を向上させると訴える。親子連れなどを呼び込み、活性化を目指す考えだ。

 新人で弁護士の樋口和彦氏(60)(共産推薦)は「農業が壊滅状態に追いやられる」と環太平洋経済連携協定(TPP)参加への反対を掲げており、農家が多い同地区での浸透を目指す。支所機能の強化による住民サービスの向上なども訴える。

 保守系2候補は、同地区がもともと保守地盤なだけに、激しいせめぎ合いを展開している。

 新人で前県議の山本龍氏(52)(自民、みんなの党推薦)は、合併に反対だった層の票取り込みを図る。合併により人口が増えたことで事業所税の支払いが生じたり、同地区の独自政策だった中学生の留学制度が縮小になったりしたことで、不満が増大していると捉えているからだ。公約では「支所機能の充実」を掲げ、予算や政策立案の権限の拡充を明記したほか、「事業所税の廃止」を訴える。

 現職の高木政夫氏(61)は、07年4月の村長選で合併推進を掲げ当選した現・前橋市議とともに合併効果を唱える。道路や公園整備が進んだなどと実績を強調。今後も地域の実情に沿った改善を行う考えで、市立図書館富士見分館の整備▽原小学校区の放課後児童クラブの改築▽赤城山ヒルクライムの充実▽地元業者の育成、受注機会の拡大――など20項目の公約を掲げている。

 60歳代の会社役員男性は「地域に雇用の場が少ない。合併によって地元振興の資金が増えることを期待したい。赤城山の観光利用などを進めて活性化につなげてほしい」と話している。

(2012年2月15日 読売新聞)

4050チバQ:2012/02/16(木) 20:52:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120216-00000021-mailo-l11
幸手駅西口地区土地区画整理事業:市長、推進意向 「駅舎橋上化を先行」 /埼玉
毎日新聞 2月16日(木)11時3分配信

 渡辺邦夫・幸手市長は15日の記者会見で幸手駅西口地区土地区画整理事業を推進し、駅舎橋上化事業を先行する意向を言明した。
 渡辺市長は市長選(昨年10月)の出馬会見や選挙戦で、町田英夫前市長が推進し県の事業認可を得た駅西口区画整理事業について、財政問題などを理由に「現状では反対。事業を見直す」と明言。当選後の記者会見でも「県に事業見直しの意向を伝えたい」としていた。
 渡辺市長は「その後、検討した。事業は推進する」とし駅橋上化事業の基本設計経費(315万円)を予算化した。【栗原一郎】

4051チバQ:2012/02/16(木) 20:54:13
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2012/02/16/9.html
無所属県議“スカウト”へ
自民県連、復党や入党要請  迫る衆院選勢力拡大狙う


 自民党山梨県連(清水武則会長)は15日、年内にも想定される次期衆院選に向け、無所属県議を“スカウト”することを決めた。県連三役が面談し、自民党入りを呼び掛ける。かつては県議会の大半を占めた自民党だが、現在は半分にとどまっており、議会内の勢力拡大で選挙戦に備えた基盤固めを目指す。

 自民党入りを呼び掛けるのは、2009年衆院選の公認選考をめぐる不満から離党した石井脩徳(上野原・北都留)、堀内富久(都留・西桂)両氏のほか、県議選の選挙区事情から離党した河西敏郎氏(中央)や、1期目で無所属の桜本広樹(南アルプス)、大柴邦彦(北杜)、永井学(甲府)、早川浩(富士吉田)の4氏。

 09年衆院選の公認問題をめぐり、離党した中村正則氏は復党願を県連に提出し、党紀委員会に諮られているため、別に協議する。

 県議38人のうち自民党県議は19人。このほか民主党(サポーター含む)が7人、公明党、共産党が各1人となっている。「かつては保守系議員は自民党に入るのが当然」(自民党県議)だったが、昨年の県議選以降、「選挙区内の支持者から無所属での活動を求める声がある」などの理由で特定政党に属さない県議も出ていた。

 早期の解散総選挙を求めている自民党としては、選挙の際に支持を呼び掛ける“実働部隊”の県議を1人でも増やしておく必要があり、復党・入党要請することを決めた。皆川巌幹事長は「しっかりと説明し、できるだけ多くの県議に県連に入ってもらいたい」としている。

4052チバQ:2012/02/17(金) 21:46:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120216-OYT8T01149.htm
衆院選も視野 各党活発、国会議員投入



国会議員投入 前橋市長選
 19日投開票の前橋市長選では、主要政党は次期衆院選や来年夏の参院選を見据え、推薦候補の応援演説に国会議員を投入したり、水面下で支持者に呼びかけたり、それぞれの思惑を抱えて活発な動きを見せている。

 政権与党の民主党は独自候補を擁立しないが、同市が大票田となる衆院1区の宮崎岳志議員が、自民推薦候補と対決する現職の高木政夫候補(61)への「勝手連的な支援」を表明。事務所にスタッフを派遣しているほか、集会への参加を支援者に呼びかけたり、「高木政夫特集」を掲載した国政リポートを後援会に配布したりしている。

 自民から離反後も依然として自民支持層にシンパを抱え、「市民党」を掲げる高木候補に配慮し、表だった動きは控えるが、「マイクを握る以外のことは全部やっている」と宮崎議員。民主党の応援団となる連合群馬も高木候補を推薦しており、「高木さんは非自民でやってこられ、自分の選挙も応援してもらった」と話し、次期衆院選を視野に入れる。

 政権奪回を目指す自民党は、同市を選挙区とする国会議員3人が、新人の山本龍候補(52)(自民、みんなの党推薦)の支援に精力を傾けている。

 12日の出陣式には、中曽根弘文県連会長と衆院1区支部長の佐田玄一郎議員、山本一太参院議員が勢ぞろい。遊説では山本議員が「今や『山本』と言えば、『山本龍』。前橋を変えるには、この人しかいない」とアピール。3議員は国会日程の合間を縫って、街頭でマイクを握る。

 17日夕の決起集会には、谷垣総裁も入り、片山さつき参院議員も弁士に加わる。県連関係者は「市長選は、衆院選に向けての試金石。長年の縁で高木さんを支援する人もいるのは残念だが、党としてまとまらないといけない」と話す。

 自主投票の公明党は告示直前まで態度を保留していたが、1日から地元の水野俊雄県議が山本候補の集会に参加。県と県都のねじれ解消や、自民党との協調関係を踏まえ、事実上の支援態勢を敷く。山本候補の決起集会には、加藤修一県本部代表も駆けつける。

 共産党は、推薦する新人の樋口和彦候補(60)が、消費増税反対や脱原発など国政と連動した政策を掲げている。県内の衆院全選挙区で候補者擁立を目指す小菅啓司県委員長は「国政にもつながる市民の声が何を求めているか、しっかり対話したい」と話す。

 山本候補を推薦するみんなの党は、県内を拠点に活動する上野宏史参院議員が遊説や集会に積極的に参加する。「大阪維新の会」など新たな第3極の台頭で党の埋没が懸念されており、存在感を発揮しつつ、自民と共同歩調を取る構えだ。

 新人の亀田好子(たかこ)候補(56)は、政党とは一線を画している。

(2012年2月17日 読売新聞)

4053チバQ:2012/02/18(土) 09:42:51
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20120218/CK2012021802000100.html
山本、高木両氏競り合う 前橋市長選あす投開票
2012年2月18日

 現職と新人三氏が混戦を展開する前橋市長選は十九日、投開票される。新人で元県議の山本龍氏(52)と、三選を目指す現職の高木政夫氏(61)が激しく競り合い、双方を支援する同市区の県議や市議らの動向が当落を左右しそうだ。ともに新人で社会福祉法人理事の亀田好子(たかこ)氏(56)と弁護士の樋口和彦氏(60)も追い上げている。 (菅原洋、川口晋介)

 ■亀田氏

 保守政党を「利権政治」と批判し、無党派層や女性票の獲得を狙う。得意とする福祉とごみ問題を中心に持論を訴え、保育・福祉関連の団体などで個人演説会も開く。

 ■樋口氏

 推薦する共産党の地元県議と市議五人が全面支援し、脱原発や消費税増税の反対などを主張。最後に出馬表明した出遅れ感を取り戻そうと、決起集会を重ねる。

 ■山本氏

 自民党の地元衆院議員をはじめ、ともに県内の同党参院議員二人とみんなの党の参院議員が支援。地元県議は自民党四人に、公明党一人が加勢する。市議は清新クラブの十二人と他会派の一人が支援し、公明党の複数の市議も選挙事務所に顔を見せる。

 二〇〇九年の県議選では前橋市・旧勢多郡区補選で三万票を得て、出馬した五人の中で首位当選した。陣営では、この票数を基礎票として六万票を当選ラインとみている。選対幹部は「差が開いても五千票以内の接戦になる」と予測した。

 陣営は十七日夕、市内のグリーンドーム前橋で決起集会を開き、自民党の谷垣禎一総裁、大沢正明知事ら計約二千人が参加した。

 ■高木氏

 政党に頼らない「市民党」を掲げ、ともに地元の民主党衆院議員と県議二人が個人的に支援。市議は真政会の十人、市民フォーラムの六人と他会派の三人が支援に回る。

 建設関連を中心に各種業界団体から支援も取り付けた。陣営の集計によると、各集会は前橋市農協で約五千人、前橋商工会議所で約千二百人、連合群馬などの主催で約五百人参加したという。

 陣営は当選ラインを五万票台の攻防とみており、選対幹部は「市議は来年の市議選に向けて必死だ。(既成政党離れが進む中)無党派層を取り込みたい」と強調する。

 夕方を中心に個人演説会を重ね、陣営は十八日に各農協支所などで地区別に決起大会を開く予定。

 ■市議補選も

 市長選と同じ日程で市議補選(被選挙数一)もあり、ともに無所属で、元職の元建設会社員笠原久氏(59)と、新人の電機部品製造会社役員、奥深山健氏(47)が出馬。笠原氏は高木氏、奥深山氏は山本氏と連携する。

 投票は午前七時〜午後七時(一部を除く)、市長選が百一カ所、市議補選が九十二カ所で実施される。開票は同八時十五分から、上細井町の市立前橋高体育館で。大勢の判明は市長選が同九時半、市議補選が同十時半の見通し。十一日現在の有権者数は二十七万七千百八十人。

◇前橋市長選立候補者(届け出順)
 ◆亀田好子(かめだたかこ) 56 無新

 障害者事業所長・社会福祉法人理事(元)保育園長▽関東短大

 <公約>▽震災がれきを放射線量が規定値以下に限って適正処分▽在宅でも暮らしやすい老後に▽夏休みの学童保育所開設と給食無料化

 ◆樋口和彦(ひぐちかずひこ) 60 無新

 弁護士(元)群馬弁護士会副会長・学習塾経営▽東北大 =共

 <公約>▽脱原発と再生可能エネルギーの普及▽消費税増税反対と無駄な公共事業の中止▽政務調査費を市民含む第三者機関でチェック

 ◆山本龍(やまもとりゅう) 52 無新

 会社社長(元)自民党県総務会長・県議・衆院議員秘書▽早大 =自み

 <公約>▽市美術館計画を見直し、八番街区などにイベント広場を設置▽清掃工場計画は凍結▽任期を二期までとして市長の退職金は廃止

 ◆高木政夫(たかぎまさお) 61 無現<2>

 市長(元)県議長・県副議長・市議▽日大

 <公約>▽市美術館の設置と八番街区の公共施設整備▽三カ所の清掃工場を下増田町に集約▽観光振興に自転車のテーマパークを建設

◇前橋市議補選立候補者(被選挙数1−候補2)=届け出順
 ◆笠原久59 (元)建設会社員  無元<1>

 ◆奥深山健47 電機部品会社役員 無新

※年齢は投票日基準

4054チバQ:2012/02/19(日) 20:52:06
http://www.asahi.com/politics/update/0219/TKY201202190192.html
2012年2月19日20時35分
前橋市長選、新顔の山本龍氏が当選確実
 前橋市長選は19日投票、即日開票の結果、新顔で前県議の山本龍氏(52)が、3選を目指した現職の高木政夫氏(61)、新顔で社会福祉法人理事の亀田好子氏(56)、新顔で弁護士の樋口和彦氏(60)を破り、初当選を確実にした。

4055チバQ:2012/02/20(月) 12:46:14
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20120220/CK2012022002000061.html
保守層二分 激戦制す 前橋市長選 山本氏初当選
2012年2月20日


花束を手に夫人と喜ぶ山本龍氏=前橋市で


 十九日投開票された前橋市長選は、初当選した新人で元県議の山本龍氏(52)と、三選を目指した現職の高木政夫氏(61)が保守層を二分して激戦を展開した。山本氏や支持者らは喜びに沸いた。当日有権者数は二十七万四千七百二十五人、投票者数は十三万四千七百八十四人。投票率は49・06%で前回の52・40%を下回った。また、市議補選の投開票も同日、行われた。 (菅原洋、川口晋介)

 山本氏の選挙事務所(同市天川大島町)には同日夜、自民党の国会議員や大沢正明知事、各自治体の首長ら数百人が詰め掛け、熱気に包まれた。

 山本氏は「全ての市民にお礼をしたい。あらゆる対立を乗り越え、手を結び、前橋の再生へともに歩み出そう」と支持者らに呼び掛けた。さらに「自らの足で立ち上がり、努力すれば良くなると信じ、公正な心と、弱い者に対する優しさを持って前進しよう」と政治理念を語り掛けた。

 一方、落選した高木氏の選挙事務所(同市上泉町)では、午後八時三十八分すぎ、山本氏当選確実の一報が流れると女性支持者から「えー、うそー。どうして」と驚きの声が上がった。

 間もなく現れた高木氏は「私自身の力が足りなかった。二期八年、実績を残すことができたのはみなさんのお力。感謝の気持ちでいっぱい」と述べ、頭を下げた。報道陣には「実績や約束を評価されていると感じていたが、市民の判断なら仕方ない」と述べた。

 高木氏は市議十九人や各種業界団体から支援を受け、政党の推薦を受けずに無党派層の取り込みを図った。しかし、山本氏を推薦した自民党の組織力に敗れた。

 新人で社会福祉法人理事の亀田好子(たかこ)氏(56)は福祉やごみ問題で持論を訴えたが、及ばなかった。

 新人で弁護士の樋口和彦氏(60)は共産党の推薦を受け、脱原発などを主張したが、出馬表明の出遅れが響いた。

<開票結果>

当 65,173 山本龍 無 新<1>

  51,552 高木政夫 無 現 

  9,650 亀田好子 無 新 

  7,037 樋口和彦 無 新 

  全票終了

4056とはずがたり:2012/02/20(月) 14:12:56
>>4052
>新人の亀田好子(たかこ)候補(56)は、政党とは一線を画している。
これもと民主で県議選とか出たた人ですよねぇ?

>>4055
自民の圧勝ですね。。

4057チバQ:2012/02/20(月) 21:33:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120220-00000076-mailo-l10
’12前橋市長選:山本氏、現職振り切る 「刷新」期待票集め 保守分裂、推薦の自民が雪辱−−投票率49.06% /群馬
毎日新聞 2月20日(月)11時29分配信

 3回連続の保守分裂選挙になった前橋市長選は19日、新人で前県議の山本龍氏(52)=自民、みんな推薦=が、現職で3選を目指した高木政夫氏(61)ら3人を破り初当選した。市を二分する激しい選挙戦で「市政刷新」を掲げた山本氏が、業界団体の支持が厚い高木氏を振り切った。中心市街地の空洞化や相次ぐ企業撤退など県都の課題は山積しており、山本氏の行政手腕が試されることになる。当日有権者数は27万4725人(男13万2925人、女14万1800人)、投票率は49・06%(前回52・40%)だった。【喜屋武真之介、庄司哲也、鳥井真平、角田直哉】
 前橋市天川大島町3の山本氏の事務所に、待ちわびた当確の一報が届くと、集まった約700人の支持者から大歓声がわき上がった。山本氏は万歳三唱する支援者に深々と頭を下げ「前橋のすべての市民に心からお礼を申し上げたい。前橋の新しい価値の創造に、ともに歩み出しましょう」と市政運営に協力を求めた。
 山本氏は昨年4月、県議選前橋市区への出馬を見送り、街頭演説やあいさつ回りを重ねて市長選への準備を進めてきた。自民は前回08年に推薦候補が高木氏に敗れており、雪辱に燃えて山本氏を全面的にバックアップ。同党国会議員や県議、市議がそれぞれの後援者に支援を求めたほか、自主投票を決めた公明党支持者からも一定の票を集めた。
 高木氏との差別化を図るため、候補者の中で最も若いことをアピール。「市長交代」と書かれたポスターを市内各地に張って市政刷新の必要性を訴え、浮動票の取り込みを図った。陣営は高木市政を批判する新聞折り込み広告を大量に配り、批判票を掘り起こした。
 公約では、高木氏の掲げる新ゴミ処理場の建設凍結▽事業所税の廃止▽市内全域で運賃200円の乗り合いタクシー導入▽市長の退職金廃止−−などを掲げた。
 ◇高木氏「力及ばず申し訳ない」
 前橋市上泉町にある高木氏の事務所に、落選を知らせるテレビ画面が映し出されると、集まった約600人は一斉に静まり返った。泣き出す支持者もいる中、高木氏は「私の力が及ばず申し訳ない。皆さんの支援を頂いて感謝の気持ちでいっぱいです」と敗戦の弁を述べ、深々と頭を下げた。
 高木氏は多くの業界団体の支援を受け、市債残高の縮減や自転車レース「赤城山ヒルクライム」の開催など2期8年の実績を強調したが、企業撤退など市勢停滞を招いた責任を問う声も多く、批判票が山本氏に流れた。
 社会福祉法人理事の亀田好子氏(56)は福祉の充実などを、弁護士の樋口和彦氏(60)=共産推薦=は消費増税反対などを訴えたが票は伸びなかった。
 ◇市議補選は笠原氏
 前橋市議補選(富士見地区除く)も19日投開票され、新議員が決まった。
 当日有権者数は25万6341人(男12万3833人、女13万2508人)で、投票率は48・76%だった。

4058チバQ:2012/02/20(月) 21:33:55
………………………………………………………………………………………………………
 ■視点
 ◇公約の財源、工程示せ
 前橋市は今、衰退への道をたどっている。人口に占める65歳以上の割合を示す高齢化率は00年に17・7%だったが、11年は23・9%に上昇した。県都でありながら県内12市平均の23・7%を上回り、若者が市外に流出していることを示す。
 初当選を果たした山本龍氏が、公約の最大の柱に「年間1000人の雇用創出」を据えたのは、問題意識の表れとして一定の評価ができる。しかし、この目標を達成するために山本氏が掲げたのは(1)補助金を出して住宅リフォームを推進し業者の仕事を増やす(2)市発注事業を小さい企業に細かく分ける(3)事業所税を廃止して企業を元気に−−などだ。
 残念ながら、これだけでは1000人雇用の道筋は見えない。また補助金創設に必要な財源はどう工面するか「財源の裏付け」も示していない。
 国政、地方選挙を通じて全国に広がるマニフェスト選挙の基本型は(1)数値目標(2)必要な財源の裏付け(3)実現に至る工程表−−の明示とされるが、山本氏の公約は、多くが旧来型のスローガンにとどまった。これは敗れた高木政夫氏も同様だ。待ったなしの政策課題を抱えながら「保守同士の力と力のぶつかり合い」(両陣営)に終始した不幸な選挙だった。【喜屋武真之介】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 65173 山本龍  52 無新
  51552 高木政夫 61 無現
   9650 亀田好子 56 無新
   7037 樋口和彦 60 無新
………………………………………………………………………………………………………
 ◇市長略歴
山本龍(やまもと・りゅう)52 無新(1)
 [元]県議▽クリーニング会社社長[歴]衆院議員秘書▽草津町参与▽自民党県総務会長▽早大=[自][み]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇前橋市議補選開票結果(改選数1−2)
当 63042 笠原久  59 無元(2)
  42268 奥深山健 47 無新
 =選管最終発表

2月20日朝刊

4059チバQ:2012/02/20(月) 21:36:26
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001202200004
那珂市議選 選挙カー 自粛に賛否
2012年02月20日

 19日に告示された那珂市議選で、東日本大震災の復旧復興への配慮を理由に、現職の候補者16人のうち10人が申し合わせ、選挙カー使用を自粛している。10人は代わりに広く政策を訴える場として22日、合同個人演説会を開くが、その他の候補者には異論があり、有権者の賛否も分かれている。


 市選挙管理委員会によると、市議選の選挙運動では、公職選挙法や市条例をもとに、候補者が選挙カーを借りる費用(1日1万5300円以内)、燃料代(1日7350円以内)、運転手を雇う費用(1日1万2500円以内)が公費で負担される。


 自粛の申し合わせは、昨年12月の市議会全員協議会で、全員一致で行われた。選挙カーを使わず経費の公費負担分を市に請求しないことで、浮いた分を災害復旧費に回してもらうことで一致した。

4060チバQ:2012/02/21(火) 22:25:47
>>3775
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20120220/725126
小山・上野市議が辞職願 選挙違反事件で控訴棄却
(2月21日 朝刊)
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 2011年4月の小山市議選をめぐる選挙違反事件で、公選法違反(寄付行為の禁止)罪で小山簡裁から罰金30万円、公民権停止3年を言い渡された小山市高椅、同市議上野明宏被告(48)の控訴審判決公判が20日、東京高裁で開かれた。若原正樹裁判長は「原判決の刑は重すぎて不当とは考えられない」などとして、上野被告の控訴を棄却した。

 判決後、上野被告は下野新聞社の取材に「議長に辞職願を提出した。判決を受けて、これ以上、後援会や市民に迷惑を掛けられない。三審制なのでもう一度チャンスはあるが上告はしない」と話した。

4061チバQ:2012/02/22(水) 20:50:36
>>4051
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120222-00000123-mailo-l19
自民県連:総選挙へ加速 県議入党や復党呼びかけ /山梨
毎日新聞 2月22日(水)13時28分配信

 自民党県連は衆院解散総選挙に向けて準備を加速させている。国会会期末の6月解散を見据え、県議の入党や復党を呼びかけるほか、知名度の高い国会議員を招いて同党を県民にアピールしていきたい考えだ。皆川巌幹事長は「議席奪還のため、より強固な基盤固めをしたい」と話している。
 県連は今月、次期衆院選に向けて党所属県議を増やそうと、新人で保守系の無所属県議の入党や離党した県議に復党を呼びかけることを決めた。県連の清水武則会長と三役が随時面談する。
 同党所属県議は現在19人。県議の一人は「既存政党が評価されず、新党に期待が高まるご時世。特定政党に属することを望まない県議も多い」と口にする。当選回数の少ない県議はそれぞれの選挙区事情もあり、「簡単に入党とはいかない」(別の県議)との見方もある。
 そのため、まずは離党組の中村正則、石井脩徳、堀内富久、河西敏郎県議の復党を急ぐ考えだ。皆川幹事長は「一人でも多くの県議を増やしたい」と意欲を示している。
 党本部はこれまでに衆院山梨1、3区の選挙区支部長を正式決定。両支部の幹事長に県議2人が就任することも決めている。2区支部長については党本部の正式決定を待っている状態だが、県連が決定した1〜3区の3氏を並べたポスターを既に作製。選挙制度改革の行方を注視しながらも、現行制度での衆院選に備えて着々と準備を進めている。
 また、3月には石原伸晃幹事長や茂木敏充政調会長、三原じゅん子遊説局長代理を招いて県連政経セミナーを開催。4月には谷垣禎一総裁を招いて県連大会を開くほか、同月には政治大学校を開校することにしている。【水脇友輔】

2月22日朝刊

4062チバQ:2012/02/22(水) 20:52:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120221-00000154-mailo-l10
検証:’12前橋市長選/上 1年4カ月前、出馬促され 山本氏、支持拡大へ対立軸演出 /群馬
毎日新聞 2月21日(火)12時58分配信

 前橋市議会の最大会派「清新クラブ」は10年10月、当時県議だった山本龍氏に市長選への出馬を促した。市長選までは、まだ1年4カ月も先のことだ。同クラブにとって高木政夫氏は、04年に萩原弥惣治市長(当時)を破った政敵であり、政務調査費訴訟を巡っては法廷で激しく争っていた。
 「若くて、パフォーマンスがうまくて、ケンカ(選挙)に強い。この三つが条件だった」。同クラブの町田徳之助市議は擁立に動いた背景を説明する。市長選はまだ1年以上先だが、急いだのには理由がある。前回08年の選挙で、自民党県連幹事長だった故金子泰造氏の擁立が決まったのが市長選の4カ月前。約6000票差で高木氏に敗れたのは「準備不足」が敗因とみていた。
 山本氏は07年の知事選で自民を飛び出して立候補し落選しており、党内には「山本アレルギー」があったほか、他にも出馬を模索する動きもあり、自民の推薦決定は昨年9月下旬と遅れた。
 しかし山本氏は精力的に街頭演説や自転車遊説を重ねて知名度アップを図った。イメージカラーには目につきやすいオレンジを使い、のぼりやポスターで「市長交代」を掲げた。高木氏より9歳年下の若さを武器に「市政刷新」をアピール。当初500本用意したのぼりは、告示前には1000本に増やした。
 また自民県議が中心になり、高木氏が市政運営を私物化していたと思わせる「ネガティブキャンペーン」を展開。高木氏を批判するビラなどは約33万部配布した。公明市議の間では政務調査費訴訟などを巡って清新クラブに反発があったが、公明県議が山本支持を表明するなど、陣営幹部は「公明支持層の7〜8割は山本氏に流れた」とみている。
 接戦が予想されながら1万3000票以上の大差で山本氏の勝利に終わった前橋市長選は、対立軸を明確にすることで山本氏が支持拡大に成功した。【喜屋武真之介】

2月21日朝刊

4063チバQ:2012/02/22(水) 20:53:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120222-00000061-mailo-l10
検証:’12前橋市長選/下 新市長公約の事業所税廃止、実現へ道筋不透明 「30人学級」も財源示さず /群馬
毎日新聞 2月22日(水)12時2分配信

 前橋市長選で初当選した山本龍氏は目玉公約の一つに事業所税の廃止を掲げた。しかし法改正が必要な廃止への道筋について「他の自治体と協力しながら国に訴える」と述べるにとどまる。
 事業所税は地方税法に基づき、都市環境整備などに充てる目的税で、人口30万人以上の自治体が、敷地面積1000平方メートル以上または従業員100人以上の企業に課税される。前橋市では04年12月に旧3町村(大胡町、粕川村、宮城村)と合併して人口が約32万人になり、法で定める5年間の猶予期間を経て09年12月に課税対象都市に指定された。
 前橋市の事業所税収入は年間約8億5000万円(11年度当初予算見込み)。山本氏は法改正で廃止されるまでは、企業が納めた税金を全額、助成金として戻すと主張している。これによる経済効果について山本氏は「減税分を企業は人件費や投資に回せる」と説明するにとどまった。
 山本氏は全小学校の30人学級実現も公約に掲げたが、実現のために教員を何人増員するかや、そのためにかかる人件費に言及しなかった。前橋市では現在、1〜2年生は既に30人学級になっているが、3〜4年生は35人学級、5〜6年生は40人学級だ。30人学級を実現するには校舎の増改築も必要になる。
 また新ゴミ処理場の建設計画も凍結する方針を打ち出し、現在使用している3処理場を引き続き補修しながら活用する方針を示したが、現在の補修費用は年間計約4億〜5億円。継続使用すれば改修費は膨らみ続けるとみられるが、将来的には「改修や別の場所への建設も含め、今後市職員と話し合って検討する」と語るだけだった。
 新ゴミ処理場の凍結など高木政夫氏との差別化に成功した山本氏だが、当選後に記者に「公約実現に向けた財源の裏付けに乏しい」と指摘されると「見直すべきものを見直せば、財源を捻出できる」と述べた。この発言は09年の政権交代直後の民主党と大差なく、公約を今後どう肉付けしていくかが大きな課題として残る。【喜屋武真之介】

2月22日朝刊

4064チバQ:2012/02/24(金) 19:55:15
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20120224/CK2012022402000079.html
落選の高木・前橋市長の事務所 市職員4人複数回出入り
Tweet 2012年2月24日


高木・前橋市長の選挙事務所だったプレハブ=前橋市で


 十九日投開票の前橋市長選で落選した現職、高木政夫氏(61)の選挙事務所(同市上泉町)に、市の中堅幹部職員や幹部を経験した嘱託職員ら計四人が告示後も含めて複数回ずつ出入りしていたことが二十三日、分かった。本紙の取材に対し、四人はいずれも訪問を認めている。地方公務員法などは職員に政治的中立を求めており、事態を重くみた市は、このうち一人に事情を聴いて注意し、残る三人にも事情を聴く方針。 (菅原洋)

 関係者によると、四人は高木氏が事務所開きした昨年末から投開票日までの間、いずれも勤務時間外に訪問。全員が公選法で問題となる公務員の地位を利用した選挙運動や、上司からの指示などは否定した。

 ただ、四人とも高木氏から職務上の決裁や指示を受けるためではなく、「応援したいと思った」「市長に世話になったから」などと選挙で支持したことを認めている。

 中には五回程度訪問した職員が二人おり、三人は十二日の告示後も訪れていた。二人は休日に加え、平日の勤務終了後にも行っていた。

 また「陣営から呼ばれた」「嘱託も含めてかなりの職員がいた」「(担当する)業界の人々と話をした」と打ち明ける職員もいる。大半の職員は「誤解を招く行為で、申し訳なかった」「告示後は特にまずかった」「勉強不足だった」などと釈明した。

 今回の市長選にあたって、市は一月中旬、職員向けの電子情報で「公務員として公平・公正であることを自覚し、市民の信頼を損なうことのないように十分に注意してほしい」と呼び掛けていた。

 市職員課は「市民の疑惑を招かないように注意した。残る三人にも事情を聴き、訪問が事実なら注意したい」と話している。

 総務省公務員課は「個別の事例には答えにくいが、(職員が選挙事務所に複数回出入りする)行為があったとすれば、中で何をしたのかが問題となる」と話している。

 市長選は高木氏と初当選した元県議の山本龍氏(52)が激戦を展開した。

<公務員と選挙> 地方公務員法は「職員の政治的中立性を保障することで、地方公共団体などの業務の公正な運営を確保する」などと規定。総務省は国政選挙や統一地方選のたびに、事務次官の通知などで「地方公務員の政治的中立性に対する疑惑を招き、住民の信頼を損なうことは厳に慎まねばならない」と求めている。

4065チバQ:2012/02/25(土) 18:13:15
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20120225/CK2012022502000056.html
市長任期 特例求め国に再申請 鎌倉市長 再選出馬の意向?
2012年2月25日

 鎌倉市は二十四日、市長選を来年十月の任期満了の半年前に行われる市議選と同日実施し、再選された場合の市長任期を四年間とする公選法の特例措置を認めるよう、国に申請した。国の構造改革特区制度によるもので、申請は却下された一昨年に続き、二回目。

 投票率向上と選挙経費の節約を目的に、松尾崇市長が前回の市長選で掲げたマニフェスト(政権公約)の実現を目指すためだが、申請内容から事実上、再選出馬の意向を示したと受け取られそうだ。

 申請は、来年五月の任期満了で行われる市議選に合わせて松尾市長が辞職し、同日選挙で再選した場合は、任期を同十月までの残任期間とせず、四年間とする特例を求めている。今回は、同様の事情を持つ埼玉県所沢市と共同で申請した。

 公選法では、首長が自分の選挙を有利にするのを防ぐ目的で、任期途中で辞職して再選した任期は、辞職前の任期と定めている。前回の申請では、市議選と同日実施が目的でも、この規定を除外できないとして認められなかった。

 松尾市長は「選挙を有利にする目的ではなく、マニフェストを実行するため、再申請した」と説明。再選出馬については「可能性はあるが、申請が正式に立候補を確定するものではない。ただ一期で辞めるつもりはなく、任期中に国政に転身するつもりもない」と明言を避けた。 (斎藤裕仁)

4066チバQ:2012/02/27(月) 00:52:29
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120226/plt1202261708003-n1.htm
“美人すぎる市議”埼玉にもイタ−!26歳新人議員を直撃!2012.02.26


新座市議選に初当選した立川明日香さん=24日、さいたま市浦和区(撮影・安岡一成)【拡大】

 「昨日の新座市議選挙で選挙で当選した中に、すごい美女がいるらしいよ。取材してみたら?」

 20日朝、他社の記者からそういわれた。投票結果を伝える地元紙をあわてて繰ってみたが、肝心の顔写真が載ってない。もどかしい気持ちで告示日翌日の紙面を探すと、顔に深くしわを刻み込んだベテラン勢の中、確かに一人だけ、つるんとした肌の美女がいるではないか。26歳、職業はタレントとある。すわ、ついに埼玉県にも青森県八戸市の藤川優里市議のような「美しすぎる市議」が誕生か?! すぐにアポを入れ、オールメディアぶっちぎりで独占取材を敢行した。(さいたま総局 安岡一成)

 ■埼玉都民のベッドタウンでいきなり4位当選

 埼玉県南部にある新座市は、東京都練馬区などに隣接し、県内でもいわゆる「埼玉都民」の多い都市として知られる。人口は約16万人、ベッドタウンとしての住宅開発が展開されている。

 そんな新座市の市議選で初当選した立川明日香さん(26)は、いわゆる落下傘候補で選挙にも初挑戦ながら2067票を獲得し、堂々の5位当選。ホームページをのぞくと、笑みをたたえた表情の写真が載っていた。確かに、今風の美人だ。

 取材アポを入れた2日後の24日、目の前に現れた彼女を前にドギマギしながら始めた取材は、あまりに衝撃的な言葉から始まった。

 ■施設育ち…窮屈だった少女時代

 「私は両親の顔を知りません。都内の乳児院に預けられていましたが、いつ預けられたのかも分からないんです。そのまま18歳まで児童養護施設で育ちました」

 施設では似たような境遇の子供たちとともに、まるで姉妹のような集団生活を送っていたという。

 朝6時に起きてマラソン、掃除、食事の準備、食堂の掃除。登校すると寄り道も許されず、帰ってきたら夕食の準備、掃除、風呂、就寝…。

 それは彼女にとって厳しく、窮屈なものだったという。さらに続けた。

 「勉強のやり方や、やる意味を教えてくれなかった。だから、みんな勉強はしてなかったです」

 「バレーボールをやらされたんですが、監督が張り手をするんです。親のいない子供たちだからって」

 「施設で育った子供は、継続的な人間関係を築けないんです。私もそう。携帯電話の番号を変えても教えないで、そこで関係を絶ってしまう。それは、決まった人に育ててもらってないから。職員は頻繁に交代するし、昨日までいた仲間もある日突然、引き取られたり他の施設に行ったり。身近な人がいなくなるのに慣れているからです」

 なぜ、自分の過去を否定するような発言をするのか。後述するが、これが政治を志すきっかけだった。

 一転、施設の規則も緩くなった高校時代は遊んでばかりの毎日だったという。いわゆる「ギャル」ではなく、愛読雑誌も「SEVENTEEN」。茶髪でスカートは学年で一番短く、ルーズソックスをはいていた。

 「ほめられて育ってないから、基本的に自分に自信がない。でも自分を少しでもよく見せるために、そういうファッションしてました」

 授業中は居眠りするか、鏡を見ながら化粧してばかり。しかし、こっそり勉強はしたので成績はよかったらしい。

4067チバQ:2012/02/27(月) 00:53:05
■留学して目覚めた。日本って国は!

 短大に入学し、施設を出た。ホテル、コンビニ、ピザ屋、工場などでのバイトに明け暮れる日々。ためたお金でアメリカに留学した。

 そこで聞いた話に衝撃を受けた。ある大学関係者がこういったのを聞き、思わず食いついた。

 「うちの家族が中国人の赤ちゃんを養子にとったのよ」

 「それは妊娠できないからですか?」

 「そんなことないわよ。でも養子にしたの」

 人種の違う子供を養子にとるなど、日本では少ないことだろう。でもアメリカでは親のない子供の里親になることに対し、制度的にも雰囲気的にも何の障害もないことを知った。

 彼女は声の限り叫びたかった。「私も養子にもらわれたかった!」と。

 ■モデル、結婚、出産、就職、再びモデル、そして政治家へ

 帰国後、渋谷でモデルとしてスカウトされた。意外にも、それまでは自分をブサイクだと思っていたらしく、そこで初めて自分の容姿に少し自信を持つことができたという。

 広告や通販雑誌のモデルやドラマ、CMのちょい役などをこなしながら、会社員の男性と結婚し、女の子を出産した。

 子育てをしながら、夫が挫折した宅建の通信教育を猛勉強。すぐに資格をとり、英語力も武器に不動産管理会社に就職し、しばらくサラリーマン生活を送っていた。

 ある日、ひょんなことからある芸能事務所から声がかかった。この時点で彼女にはこんな思いが芽生えていた。

 「私はタレントでもうけたいわけではない。自分の生きてきた過程で社会に対する意見は人一倍持ってきた。社会を変えたいと思っている。そんな思いを発言して、多くの人が耳を傾けてくれる存在になりたい。タレントもいいが、ほかにもないかな…」

 彼女は自分の考えをしたため、事務所の社長にメールを送った。

 「私は、自分のことだけではなく、他人のことを考えることができる人を増やしたい。そのためにはまず、人間の根源である子供たちの精神が健康でなければ、子供たちが大人になったときにいい社会を作れないのでは。私の育った養護施設の現状や、私を拾ってくれなかった養子制度を変えたいんです」

 タレント活動とは一切関係のない思いがつづられたメールを見て、社長は言った。「じゃあ、政治やってみるか!」

 ■3000部のチラシ、街頭演説で当選

 彼女は二つ返事で快諾。すぐに準備にかかった。

 選挙前は自分を売り込む3000部のチラシを選挙区で自らポスティング。選挙期間中は子供を夫の実家に預け、駅で街頭演説し、選挙カーで回った。

 「新座市は公明党と共産党が強いし、無所属を名乗る人も自民党が多い。若いあんたに何ができるの?」

 こうののしられることもあったが、温かく励ましてくれる有権者の声に発奮、ふたを開けてみれば4位当選だった。

 市議として最もやりたいことは、子供の権利に関する条例づくりという。先述したが、自分が子供時代に施設で育った経験が下敷きとなっている。

 「アメリカでは、施設に子供を入れることは虐待だと見なされます。全ての子供たちが施設なんかで共同生活をさせられることなく、本当の親でも里親でも、一対一の関係で愛情を受けられるような仕組み作りをしたい。子供たちは施設ではなく、家庭で育てられる権利があるんだと、条例に書き込むことで里親制度をもっと普及させたい」

4068チバQ:2012/02/27(月) 00:53:26
 ■「美人すぎる市議? 全面否定!」

 4年に一度の統一地方選でもない限り、地方議員の選挙が新聞で大きく取り上げられることは少ない。よほどの話題がない限り、全国紙はもちろん、地方紙の記者でも個々の候補者と接触して政策などを取材することはほとんどないといえる。

 新聞記者の取材を受けたのは初めてという立川さんだが、この情報化社会、その存在が知られるようになり、「美人すぎる市議」と騒がれるのも時間の問題だろう。そうつっついてみたら、全力でこう言われた。

 「それは全面的に否定します! 私はそんな美人じゃないですから。あの人はどの角度から見ても美人で、以前から気になっていましたが、私はそんな…」

 立川さんのいうあの人、とはもちろん、藤川市議のことだ。藤川市議といえば、マスコミが大騒ぎし、水着写真集や観光PRのDVDまで出したことが思い出されるが…。

 「新座市の宣伝になるなら、私もやりますよ。でも、水着は需要がないと思いますので、それはお断りしますけど」

 写真撮影のため、レンズを向けて表情やポーズなどのリクエストを出すと、一瞬でびしっと決まるさまはさすが、モデルそのもの。写真集などは実現すれば、いいものができるのではないか。

 最後に、今後の目標を聞いてみた。

 「先のことは見えてないんです。とりあえず、この4年間を精いっぱいやって、私が議員を続けていいかどうかは市民が決めることなので。でも、他の候補者と違い、なんの知名度もない私の名前を2000人以上の人が書いてくれた。その期待や、思いだけはどうしても生かしたいですね」

4069とはずがたり:2012/02/27(月) 17:55:16
>>4066-4088
ただの2世のぼんくら藤川と違って苦労人ですね。
あっちの方が美人な気がするけど立川女史の方を応援したい(;´Д`)

4070チバQ:2012/02/28(火) 21:37:07
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001202280005
東海第二 揺れる議会
2012年02月28日

 東日本大震災後の原発に対する厳しい世論を背景に、県内4市町の議会がこれまでに、停止中の日本原子力発電東海第二原発の廃炉や脱原発などを求める意見書を可決した。ほかの大半の市町村議会にも廃炉や再稼働中止の意思表示を求める請願が提出され、多くは3月定例会で委員会審査が始まる。原発をめぐる議論が各地で活発になりそうだ。


 廃炉を求める意見書を議会が可決したのは取手(昨年9月)、土浦(12月)、北茨城(12月)の3市。五霞町は昨年9月、「脱原発」を求める意見書を可決した。一方、日立市や龍ケ崎市では昨年12月、再稼働を認めないよう求める請願が不採択に。水戸市でも同じ12月、議員提案による廃炉を求める意見書が否決された。


 朝日新聞が各市町村議会事務局に取材したところ、下妻、坂東、行方、大洗、境の5市町を除く39市町村議会に廃炉などを求める請願が提出されている。うち19市町村では、請願が継続審査中か、または3月定例会で委員会審査を始める=表。



■東海第二原発の廃炉や脱原発などを求める市町村議会の動き■


【請願採択や意見書可決】土浦、北茨城、取手、五霞


【請願不採択や意見書否決】水戸、日立、龍ケ崎、常陸太田


【3月定例会で審査(継続審査を含む)】古河、石岡、結城、常総、高萩、笠間、牛久、つくば、ひたちなか、守谷、常陸大宮、那珂、筑西、かすみがうら、つくばみらい、城里、東海、大子、阿見


【陳情として扱い・議員配布など】鹿嶋、潮来、桜川、鉾田、河内、八千代


【未提出・扱い未定など】下妻、坂東、稲敷、神栖、行方、小美玉、茨城、大洗、美浦、境、利根


〈注〉朝日新聞調べ。複数の請願などが出されている場合は最初に出されたものについて記述。継続審査には、議員の改選などに伴い審議未了で廃案見通しのものも含まれる。

4071チバQ:2012/02/28(火) 22:40:52
>>3965
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13303546817722
2012年2月28日(火)
かすみがうら市長香典配布 反省不足と10%減給否決

かすみがうら市議会は27日、宮嶋光昭市長から提出された、市長の月額給料を10%、3カ月間減額する条例改正案を否決した。宮嶋市長は、昨年8月に選挙区内の新盆の有権者宅を回って香典などを配ったとして、公選法違反(寄付行為)の疑いで書類送検され、起訴猶予処分となっている。それを受けて今回、「反省、自戒の意味を込めて」(同市長)、給料減額案を提出した。

本会議で議員3人が議案に対する質疑に立った。給料の減額率と減額期間についての根拠を問われた宮嶋市長は、周辺自治体で過去にあった同様のケースを参考に、「世間並みにした」と説明。「処分はきわめて甘いと言わざるを得ない。職を辞して市民に信を問う意思はあるか」という質問には、その考えのないことを重ねて答えた。「市長の言う反省の重みとは3カ月程度のものなのか」とする批判もあった。

給料減額案は所管の委員会付託を省略して採決され、減額賛成が4人、反対が11人で否決された。

宮嶋市長は茨城新聞社の取材に「根本の考え方に違いがあり、否決は仕方がない。コメントのしようがない」と、戸惑いながら答えた。

4072チバQ:2012/02/28(火) 22:46:01
>>132>>455>>1849-1850>>3620>>3638
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1202270015/
藤沢市議会の自民系会派が三つに分かれる/藤沢
2012年2月28日

 藤沢市議会の自民党系会派「ふじさわ自民党」から佐藤春雄市議と市川和広市議が離脱し、新会派「自民クラブ藤沢」を24日付で、発足させた。同市議会の自民党系会派は、「自由松風会」を含め三つに分かれることになる。

 市川市議は離脱の理由について「市長選を通じて、(ふじさわ自民党の市議と)訴えてきたことも異なる。個々の議員としてけじめをつけるべき」と話した。両市議は今回の選挙で当選した鈴木恒夫市長を支援していた。

 両市議の離脱で、ふじさわ自民党は7人から5人となった。

4073チバQ:2012/02/28(火) 22:48:55
>>4043
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120228/chb12022822220004-n1.htm
横芝光町長選に元町長の佐藤晴彦氏が出馬表明
2012.2.28 22:19

 斉藤隆町長の死去に伴う横芝光町長選(3月20日告示、25日投開票)で、元町長で会社役員の佐藤晴彦氏(54)が28日、立候補を表明した。

 佐藤氏は、合併前の旧横芝町議を経て、平成18年4月の横芝光町長選で初当選。再選を目指した22年の町長選で斉藤氏に敗れた。

 記者会見で佐藤氏は「町の発展と町民の幸せを目指す町政のため、もう一度挑戦したい」と決意を語った。

4074チバQ:2012/03/03(土) 10:24:07
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120302/chb12030221370004-n1.htm
横芝光町長選に鈴木副町長が出馬表明 千葉
2012.3.2 21:35

鈴木孝一氏
 斉藤隆町長の死去に伴う千葉県横芝光町長選(3月20日告示、25日投開票)で、同町副町長の鈴木孝一氏(63)が2日、立候補を表明した。出馬表明は、元町長で会社役員の佐藤晴彦氏(54)に次いで2人目。

 鈴木氏は合併前の旧光町総務課長、横芝光町総務課理事などを経て、平成22年5月から同町副町長。斉藤町長の死後は町長職務代理者を務めている。記者会見で鈴木氏は「任期を2年あまり残して急逝した斉藤町長の政策を継続したい」と述べた。

4075チバQ:2012/03/03(土) 10:36:25
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1203020012/
横浜市副市長2人交代、鈴木隆氏と鈴木伸哉氏を起用へ
2012年3月2日
 横浜市の林文子市長は1日までに、新たな副市長に鈴木隆総務局長(61)、鈴木伸哉建築局長(56)を充てる方針を決めた。小松崎隆(61)、山田正人(44)の両副市長は任期途中で3月末に退任する見込み。開会中の市会第1回定例会に人事案を提案する。

 筆頭格の大場茂美副市長(63)は職務を継続。長年にわたって市長肝いりで一部を外部登用してきた慣例を改め、庁内出身の副市長3人体制となる。

 林市長は2012年度を「成果結実の年」としている。福祉や行財政改革の手腕に庁内などから定評のある鈴木隆氏と、ハード面のまちづくりに中心となってきた鈴木伸哉氏を起用することで、施策の推進を図りたい考えとみられる。議会などからは、来年8月に任期満了を迎える市長選20+ 件の再選出馬に向けた体制強化との見方も出ている。

 鈴木隆氏は1974年に入庁し、子育て支援事業本部長、都市経営局長などを歴任。行財政改革や人材育成、組織力強化などを担当してきた。

 鈴木伸哉氏は建築職として78年入庁。みなとみらい21(MM21)地区の区画整備やMM線の立ち上げ工事、横浜駅周辺の大改造計画などを担ってきた。

 小松崎、山田両氏は林市長の下で2009年12月に就任。経済産業省出身の山田氏は子育て支援策などを“特命”として受け持った。保育所の待機児童解消に一定のめどがつき、一つの節目を迎えたことで経産省に復帰するとみられる。

4076チバQ:2012/03/04(日) 17:58:08
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/national/69258
合併2町の狭間で苦悩? PCB施設めぐり紛糾も 横芝光町長、突然の自殺
2012年02月20日 11:03
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斉藤町長の遺影を手に葬儀告別式場を後にする親族=13日、横芝光町母子
産業廃棄物処理業者セオリーが微量PCBの研究を行う横芝光町宮川の食品工場跡地 今月6日未明、横芝光町の斉藤隆町長が自ら命を絶った。川に飛び込み、自ら首を傷つけるというショッキングな最期。何より、初当選から2年足らず、47歳という若きリーダーの死は町に大きな衝撃をもたらした。「まじめ」「誠実」と評判だった町長に何があったのか。周辺取材からは、合併で誕生した町特有のかじ取りの難しさを指摘する声が聞かれる一方で、地域に持ち上がった微量ポリ塩化ビフェニール(PCB)の研究施設をめぐり苦悩する町長の姿も浮かび上がってきた。

 「夫が暴れている」

 斉藤町長の妻、優子さん(48)から119番通報が入ったのは6日午前1時をとうに回っていた。

 自宅を飛び出した町長は近くを流れる栗山川に身投げ、カッターナイフで自らの首を何度も切り付けた。病院に搬送されたが、死亡。遺書はなかったという。

◆町議会にしこり
 横芝光町は2006年3月、山武郡横芝町と匝瑳郡光町が合併して誕生した。多くの市町村合併のケースと同様、その“しこり”は議会を中心に残っている。

 旧横芝町議だった斉藤氏は10年4月、同じく横芝出身で当時の町長だった佐藤晴彦氏を破り初当選を果たした。

 ただ、町関係者は「斉藤氏は佐藤前町長の地盤で町議になったが、町長選では一転して光町側の支援を受け町長に当選した」とささやく。

 斉藤町政下で“台頭”する旧光町側の勢力に反発するかのように、昨夏には斉藤町長と一部の業者を名指しする怪文書もたびたびばらまかれた。

 旧横芝町出身の町議は取材に「光町の取り巻きが悪い」と斉藤町長の周辺を批判すれば、光町側のある町議は「斉藤町長は批判に苦しんでいた」と話した。

 両町を隔てていた栗山川はまさに対立の挟間だったのか。妻の優子さんは葬儀が行われた13日、取材に「(主人は)議会の事で悩んでいた」と言葉少なに語った。

◆対応後手で批判も
 町議会は、同町宮川の食品工場跡地で名古屋市の産業廃棄物処理業者「セオリー」が実施する微量PCBの研究をめぐり、1月末から紛糾していた。

 同社は昨年4月、同町に対し研究を開始したい旨を相談。同年末、県が研究を承認したのを受け、斉藤町長は今年1月26日の全員協議会で町議に初めて状況を説明し、反対する意向を表明した。

 だが、これに対し、議会の一部からは「町は昨年4月の時点で情報を入手していながら、なぜもっと早く報告しなかったのか」との批判が噴出。

 一方で、地域住民の不安も高まったこともあり、今月6日には同社が町幹部や町議を対象に説明会を開く予定だった。町長の死はその直前だった。

 「(斉藤町長から)PCBの件も含め相談を受けた。人を紹介してほしいと頼まれた」と明かすのは地元選出の森英介衆院議員。2人が会ったのは亡くなる前日の5日。「いろいろ悩んでいるようだった」という。

◆業者は関連を否定
 斉藤町長死去から10日後の16日、いったん中止された説明会が開かれた。同社の伊藤一徳社長は研究が成功したら、県の許可を得て同所で操業する方針を示した。

 説明会の中で伊藤社長は「町長にプレッシャーをかけても許可が早くなることはない」と強調。取材に対しても「町長とは一度も会ったことがない」と述べ、自殺との関連を強く否定した。

 斉藤町長が編成した新年度予算案は必要経費だけを盛り込んだ骨格予算となり、町議会に提案される見込み。本格予算は3月に選出される新町長の手に委ねられる。


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4077チバQ:2012/03/05(月) 22:16:27
>>3692
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/71629
規約案通らず幹事長“不在”に 党員の不満噴出、衆院選に不安材料 自民党市原市支部
2012年03月05日 10:32
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 自民党市原市支部(支部長・鈴木昌俊県議)の定期総会が3日、市内で開かれたが、役員構成の規約改正案がまとまらず、幹事長ポストが“空席”となるなど紛糾した。また敗けた市長選への総括をめぐっても不満が噴出。反転攻勢を目指す衆院選を控え、不安の声が聞こえ始めた。

 総会では幹事長、総務会長、政調会長という現行の三役体制を、支部長と支部長選任の副支部長の両頭体制に変更する支部長の規約変更案が議題となる予定だった。昨年の市長・市議選後、同党市議会会派が運営や方向性をめぐり分裂したことから、支部長に権限を一本化する狙いがあった。

 ところが「組織として成立しない」「偏った組織だ」などの批判が続出し、議題にさえならず。最後には、幹事長の伊豆倉節夫市議(61)=4期=が昨年の市長選敗戦の責任を取り辞任。後任が決まらず、役員構成は現状維持で、支部長の幹事長兼任という苦肉の策でしのぐ結果となった。

 従来の総会は一般党員の出席が少なく、議題も支障なく通った。しかし今回は一般党員51人が出席。「市長選の総括がない」「現状で一丸となって衆院選を戦えるか」などの不満や、執行部の責任を問う厳しい声も上がったという。


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4078チバQ:2012/03/05(月) 22:18:38
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/north/nasushiobara/news/20120303/732502
市議会最大会派が3分裂 那須塩原
(3月3日 朝刊)
【PR】
 【那須塩原】市議会最大会派で、みんなの党代表渡辺喜美氏を支援してきた「みんなのクラブ那須塩原」(7人)が3会派に分裂し、2日開会した定例市議会後に会派届を提出した。先月22日の市長選で同会派が二分し、当選した阿久津憲二氏と対立候補をそれぞれ支援したことが分裂につながったという。

 阿久津氏を支援した4人が会派を離脱し新会派「致知の会」を結成。対立候補を推した代表中村芳隆氏ら2人が同クラブに残った。阿久津氏を支援した副議長の関谷暢之氏は「委員会構成など議会運営を考慮」し、1人会派「志士の会」を立ち上げた。

4079チバQ:2012/03/07(水) 22:45:45
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/national/20120307-OYT1T00265.htm
市長「どこが違反か判断できぬ」選挙ビラ郵送で

 1月22日に投開票が行われた栃木県那須塩原市長選で、当選した阿久津憲二市長の選挙運動員の男性がビラを違法に郵送したとして、市民団体「明るい市民の会」が6日、公職選挙法違反(法定外文書の頒布)の疑いで宇都宮地検に告発状を提出した。

 地検は今後、受理するか検討するとしている。

 同会は1月下旬、落選した君島寛氏の支援者ら約10人で設立。同会によると、公選法上、選挙期間中は候補者のビラの郵送は禁止されているにもかかわらず、1月19日頃、阿久津氏の名前やスローガンを書いたビラ1枚を含む2枚の紙が、政治団体の封筒に入って市内各世帯に郵送されたという。阿久津市長の収支報告書に添付された郵便事業会社の領収書から、ビラの量は7864通としている。

 阿久津市長は6日、市役所で「担当者は問題ないと話していた。どこが違反か判断できない。(告発状が提出されたことについて)候補者として責任の一端はある」と述べた。

(2012年3月7日10時41分 読売新聞)

4080チバQ:2012/03/08(木) 22:57:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120308-OYT8T00080.htm
凍結公約に地元反発 市長に建設要望へ



前橋の新清掃工場


広大な空き地が広がる新清掃工場の建設予定地(前橋市下増田町) 前橋市が同市下増田町で進めていた新清掃工場計画を巡り、建設凍結を掲げて初当選した山本龍市長に対し、地元自治会の住民らが建設推進を求める要望書を近く提出することが7日、わかった。山本市長は新清掃工場凍結を公約の柱に掲げていたが、既存の3工場の老朽化も差し迫っており、難しい対応を迫られる。

 要望書を提出するのは下増田町自治会長の細野精一さん(77)ら住民代表。同町など16町でつくる城南地区自治会連合会が7日開かれ、細野会長が「地元は2007年7月の建設計画の浮上以来、受け入れ準備を進めてきた。周辺道路の整備などにも期待を寄せていたのに今さら凍結はない」と訴えると、大半の町が賛同した。要望書はこうした意見を反映させて臨時市議会開会前の14日に提出される予定だ。

 下増田町自治会によると、山本市長は5日、自治会の役員らと会談。その際、町側が「ごみ処理施設は老朽化しているのに、新工場を凍結して代替案はあるのか」と聞くと、市長は「1年間勉強させてほしい。その間に研究したい」と述べるにとどまったという。

 山本市長は選挙戦で、高木政夫・前市長が進めた新清掃工場建設計画の効果を疑問視し、既存施設の改修で対応できるとして新工場の建設凍結を訴えた。

 同計画では、既存の六供、亀泉、大胡の3工場を下増田町の市有地(約3・8ヘクタール)に集約、2016年度の稼働を目指し、建設費は約175億円を見込んでいた。国から約105億円の補助金も得られるメリットも強調されていた。さらに3工場は稼働から20〜35年が経過し、25年程度とされる耐用年数に差しかかり、毎年の修繕・維持管理費は4億〜5億円かかっている。

 山本市長は取材に対し、「じっくり考え、有効な手段を導き出したい」と話しており、各炉の補修状況を見極め、現地建て替えも含め複数の案を検討中だ。ただ仮に現地建て替えとなると、その間、規模の大きな前橋市のごみ焼却を、他の自治体が担ってくれるのかなどの問題にも直面する。

 細野会長は「様々な条件を勘案すれば、下増田町に新清掃工場を建設することが最善。山本市長は要望を受け入れ、計画通りに建設を進めてほしい」と訴えている。

(2012年3月8日 読売新聞)

4081名無し:2012/03/09(金) 01:04:23
べっ、べつにアンタのためじゃないんだからね!(人・ω・)◎ http://ktjg.net

4082チバQ:2012/03/10(土) 22:22:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20120309-OYT8T01123.htm
「明野」反対派搬入停止要求



.協議4時間半、県は拒否


県側と協議する反対派の篠原出代表(テーブル奥の中央)ら(9日午後、県庁で)  北杜市明野町の廃棄物最終処分場問題をめぐり、反対派住民約20人が9日、県庁を訪れ、廃棄物の搬入停止を訴えた。これに対し、県は搬入を続ける従来の方針を強調。協議は物別れに終わり、双方の溝の深さが改めて浮き彫りになった。

 この日、住民らは午前10時頃、県庁1階ロビーに集合。その後、場所を2階の特別会議室に移して協議が始まった。県側は環境整備課の守屋守課長と秘書課の小島徹総括課長補佐が応対し、住民側は反対派リーダーの篠原出(いでる)氏ら3人が臨んだ。協議は約4時間半にわたり断続的に行われた。

 篠原氏は協議で、2010年10月に汚水漏れを検知するシステムが作動した原因について「住民が納得できる究明がなされていない」と指摘。今月2日にいったん再開された廃棄物搬入に異を唱え、住民説明会を開いて地元の同意を得た上で搬入すべきだと主張した。同時に、地元住民らでつくる安全管理委員会の早期開催を要求。システム作動の原因に関し、反対派の意見に理解を示す専門家を同委員会に出席させることも求めた。

 住民側と県側は、同委員会を早期に開催し、反対派が推す専門家の出席の是非を審議することでは合意した。ただ、守屋課長が「搬入は淡々と進めていく」と述べたため、反対派は猛反発。「原因がはっきりしない段階で搬入はしないでほしい」と翻意を促したが、守屋課長は応じなかった。

(2012年3月10日 読売新聞)

4083チバQ:2012/03/11(日) 12:18:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/feature/kofu1329310554078_02/news/20120215-OYT8T01023.htm
決断の背景〜2期目横内県政〜

<1>リニア 「大津町」慎重に選定

昨年12月27日には、有識者でつくる「県リニア活用推進懇話会」のメンバーが、リニア駅建設予定地となった甲府市大津町を視察した 横内知事の手元には、リニア駅の位置を<A地域><B地域>と表記した資料があった。

 昨年10月下旬、県庁3階の知事室。知事とリニア交通局幹部が、リニア中央新幹線の県内駅をどこにするか最終の詰めをした。A地域はJR身延線小井川駅(中央市上三條)周辺、B地域は甲府市大津町周辺を指す。

 資料はリニア交通局が作成し、両地域を「整備費」「県内主要都市へのアクセス」などの観点から比較していた。B地域は、整備費を約100億円低く抑えられ、甲府、塩山、大月までの所要時間も8〜6分短かった。小池一男局長は知事に提案した。「B地域の方が優れていると思います」

 知事もうなずいた。「やっぱり、そうだろうな」。「大津町案」が県の方針として決まった瞬間だった。

 それまでの打ち合わせで、知事は「小井川、大津町ともに推す声がある。双方が納得できる資料を用意してほしい」と指示していた。優劣を証明する客観的データがそろい、ようやくゴーサインを出した。

 多くの県内市町村が誘致していたリニア新駅。地域間対立を招きかねない問題だっただけに、県は慎重に選定を進めた。

 まず、甲府市や中央市でつくる「甲府圏域建設促進協議会」に候補地の選定を依頼。同協議会が複数案を県に提示し、その中から県が絞り込む――という手順を踏んだ。「県がトップダウンで決めた」との批判を避ける狙いがあった。

 場所の選定は県のシナリオ通りに進んだ。9月6日に同協議会から大津町周辺と小井川駅周辺の2か所が提示され、11月2日の期成同盟会の臨時総会で大津町案が県全体の総意として了承された。反対意見は全く出なかった。JR東海は地元の意向を尊重する姿勢を示しており、大津町への駅設置が事実上決定した。中間駅が設置される6県の中で、最も早く具体的な場所が決まった。

 しかし、大津町には“弱み”もある。同所とJR甲府駅を結ぶ公共交通機関がないことだ。その距離約8キロ。県は今後、ノンストップのシャトルバスや、専用道路を使った「バス高速輸送システム」(BRT)などの導入検討を始める。「リニア活用基本構想」を来年度策定し、方向性を打ち出したい考えだ。

 県幹部はぼやき気味につぶやく。「この1年、大きな決定をしてきたが、決めなきゃいけないことはまだたくさんある」

 ◆リニア駅 JR東海は品川、名古屋、新大阪の各駅を「ターミナル駅」、それ以外の神奈川、山梨、長野、岐阜、三重、奈良の6県に設置される駅を「中間駅」と位置づけている。2027年の東京―名古屋間の開業時、運行ダイヤは1時間あたり最大5本(片道)を想定。うち4本が品川と名古屋の間をノンストップで走行し、残る1本が中間駅に停車する「各駅停車型」になる見通しだ。中間駅の建設費は地上駅が350億円、地下駅が2200億円。

(2012年2月16日 読売新聞)

4084チバQ:2012/03/11(日) 12:19:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/feature/kofu1329310554078_02/news/20120216-OYT8T01148.htm
決断の背景〜2期目横内県政〜
<2>明野処分場 搬入再開へ法廷闘争

明野処分場の入り口前で抗議行動を行う反対派住民ら(1月4日) 反対派住民の抗議行動で廃棄物を搬入できず、「開店休業」状態が続いている明野処分場。打開策を協議するため、横内知事は1月上旬、県幹部、処分場を運営する県環境整備事業団の職員らを知事室に集めた。

 事業団の高木昭専務理事が切り出した。「妨害禁止を求める仮処分を申請した方がよさそうです」。こう付け加えることも忘れなかった。「審尋で処分場の安全性が争点になってしまうと、最大4か月間は、搬入がストップしたままになる可能性があります」

 反対派住民は処分場前での抗議行動をやめる気配がない。一方、裁判が長引けば、料金収入を得られず、処分場の損失が膨らむ。法廷闘争に踏み切るべきか否か――。決断を迫られた知事は口を開いた。

 「時間がかかってもいい。法的手続きにのっとって、粛々と進めよう」

 事業団は1月16日、住民12人の妨害禁止を求める仮処分を甲府地裁に申し立てた。2月2日に行われた第1回審尋は即日結審し、今月中に決定が示される見込みだ。過去の裁判例から、県側に有利な決定が出るとの見方が強い。県幹部は「処分場の安全性はもう議論し尽くされている。裁判所は良心的な判断をしてくれるだろう」と安堵(あんど)の表情を浮かべる。

 明野処分場は、稼働開始から1年5か月後の2010年10月、汚水漏れを検知するシステムが作動し、搬入を停止した。事業団は原因を「施工時に遮水シートに負荷が加わって穴が開いた」とし、地下への汚水漏れはなかったと結論付けた。

 しかし、反対派住民はこの説明に納得せず、処分場の操業が再開された昨年12月16日、入り口に立ちふさがって搬入トラックの進路を妨害した。処分場に反対する「明野廃棄物最終処分場問題対策協議会」の篠原出代表は「私たちは原因究明の継続を求めているのに、県は搬入再開、仮処分申請と事を強引に進めている」と憤る。

 明野処分場は開業直後から、受け入れ量が計画を大幅に下回っていた。搬入停止が追い打ちをかけ、事業団は債務超過状態に陥っている。県は2月補正予算案と来年度当初予算案に計19億7583万円を計上し、損失の穴埋めを行う方針だ。

 事業団の幹部は「明野処分場に関わる判断はスピードが求められている。結論を先送りするほど、県の負担が大きくなる」と語る。ツケを払わされるのは、税金を納めている県民だ。

 ◆仮処分 民事的な争いが解決するまでの間、侵害されそうな権利を保護するため、暫定的に裁判所が行う処分。県は明野処分場の土地所有権や賃借権が侵害されたと主張している。地裁の仮処分命令に対し、命令を受けた側が不服な場合は同じ地裁に異議申し立てができる。明野処分場をめぐっては、県は過去3回、反対派住民の妨害禁止を求める仮処分申請を行い、いずれも県側の主張が認められた。

(2012年2月17日 読売新聞)

4085チバQ:2012/03/11(日) 12:19:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/feature/kofu1329310554078_02/news/20120217-OYT8T01261.htm
決断の背景〜2期目横内県政〜
<3>中小企業高度化資金 責任問題はうやむや

昨年12月16日、県議会の議員全員協議会で不良債権の譲渡議案を2月議会に提出することを表明した横内知事(中央)。今月8日に譲渡予定会社に仮契約を解除され、2月議会提出は不可能になった 1月5日、東京・平河町の県東京事務所。中小企業高度化資金の不良債権処理策を検討する第三者委員会のメンバーが、貸し付け当時の県の担当者を呼んで聞き取り調査をした。

 「審査に問題はなかった」「考えられる指導はした」――。融資を担当した5人は、職務上の過失を否定した。その口ぶりは、後の第三者委の報告書で「県民の税金が原資である融資を行う責任意識が欠落していた」と非難されることになる。

 1992年から5年間で発生した不良債権は、107億円に膨れ上がっている。全国でも同じ制度の融資が行われたが、県の不良債権額は最も大きい。

 「組織として県に問題があった。猛省を促したい」。第三者委の雨宮真也委員長は1月30日の報告書提出の際、横内知事に苦言を呈した。

 始まりは昨年7月中旬だった。県が不良債権の回収を委託していた整理回収機構(東京)の職員が県庁を訪れ、「2012年度以降、法改正に伴って業務を請け負えなくなる」と通告していった。担当の商業振興金融課から報告を受けるや、知事はすぐさま「11年度中に処理するように」と指示を出した。歴代知事が解決を先送りしてきた課題に向き合う覚悟を決めた。

 同課は、不良債権処理の仕組み作りに着手した。債権の譲渡先と譲渡額の決定には、県議会の議決が必要だ。同意を得やすくするため、10月に弁護士や公認会計士、大学教授による第三者委が設置された。外部の目で原因を究明した方がいい、との判断もあった。

 ところが、肝心の責任問題はうやむやになっている。

 知事は今月1日の記者会見で、貸し手として県と同じ立場にある中小企業基盤整備機構を持ち出し、「機構の了解を取り、議会の議決も頂いて進めてきた」と手続きの正当性を強調。そのうえで、「違法、不適正な事務処理があったわけではない」と述べ、関係職員の処分は行わない考えを示した。第三者委の報告書も「個々の法的責任を問うことはできない」との見解を出している。

 県議からは「誰も責めを負わないのはおかしい」(臼井成夫氏)、「組織としてどう責任を示すかが重要だ」(小越智子氏)などと早くも反発の声が上がっている。

 8日には、4億6000万円で債権を譲渡する契約を結んだ債権回収会社が、契約を解除し、県は処理方法の再検討を迫られることになった。巨額の不良債権は引き受け手が見つからずに、行き場を失っている。

 ◆中小企業高度化資金 中小企業でつくる組合が工業団地やショッピングセンターを建設する事業に対し、都道府県と中小企業基盤整備機構が資金を出し合って支援する制度。中小企業の体質強化を図る狙いがある。山梨県の場合、1967年度以降、これまで93団体に780億円を融資してきた。貸付残高は23団体の175億円で、このうち7団体の107億円が返済の見込みがなく不良債権化している。

(2012年2月18日 読売新聞)

4086チバQ:2012/03/11(日) 12:20:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/feature/kofu1329310554078_02/news/20120222-OYT8T00632.htm
決断の背景〜2期目横内県政〜
<4>富士山世界遺産 「五湖の同意」取得完了

世界文化遺産に推薦された富士山(10日、山中湖村平野で) 2011年12月20日の定例記者会見。横内知事は同年に直面した県政の難問を問われ、富士山の世界文化遺産登録に向けた取り組みを真っ先に挙げて回顧した。

 「苦労したと同時に、大変うれしかった」

 県は同年7月、静岡県とともに、富士山の文化的価値を説明する推薦書原案を文化庁に提出した。2年続けて先送りを余儀なくされた末の難産だった。

 最初の延期は09年1月。文化遺産を構成する資産絞り込みが長引き、同年中の提出を断念した。

 10年も、富士五湖が国の文化財指定を受けるために必要な準備に手間取り、1年先延ばしを決めた。五湖は文化遺産を構成する資産に含まれ、文化財指定を受けることが文化遺産登録の前提とされていたが、湖岸の占用許可を持つボート業者など約350件の権利者の同意を得られなかったのだ。

 地元市町村との連携の必要性を痛感した知事は動いた。10年8月、県庁の世界遺産推進課内に「対外調整室」を設ける。県が年度途中に組織を新設するのは極めて異例だ。

 「私が地元へ説明に行くことには何の躊躇(ちゅうちょ)もないから、必要な時は遠慮なく言ってほしい」。市川満室長(現世界遺産推進課長)に知事は伝えた。

 10年末から11年初めにかけ、知事は富士五湖地方に何度も足を運び、説得にあたった。地元住民から文化財指定後の規制強化を懸念する声が上がった時には、新たな規制はしないと明言した。「知事が来たことで県の本気度が伝わった」と富士河口湖町の幹部は語る。市川氏も「知事の姿勢が事務方には心強かった」と振り返る。

 知事選翌日の11年1月31日の記者会見。知事の表情が晴れ晴れとしていたのは、再選が決まったからだけではなかった。会見では、難航していた同意取得が完了し、この日に富士五湖の文化財指定を国に申請したことが明らかにされた。

 政府は今年1月、富士山を世界文化遺産に推薦する書類を国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)に提出し、国内の手続きは終了した。今年夏〜秋には、審査に一定の影響力がある国際記念物遺跡会議(イコモス)の現地調査が行われる。

 外国人の調査員に富士山の文化的価値を理解してもらうため、県は英訳パンフレットの準備や通訳の人選を進め、受け入れ態勢に万全を期す構えだ。

 ◆イコモス 1965年設立。本部はパリ。約1万人の専門家で構成するユネスコの諮問機関。世界遺産登録では推薦書や現地調査を踏まえ、候補を「登録」「情報照会」「登録延期」「不登録」の4段階で評価する。評価は登録の可否を審査するユネスコ世界遺産委員会に勧告され、拘束力はないものの、判断に一定の影響を及ぼす。127か国が加盟。

(2012年2月21日 読売新聞)

4087チバQ:2012/03/11(日) 12:21:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/feature/kofu1329310554078_02/news/20120222-OYT8T00638.htm
決断の背景〜2期目横内県政〜 <5>峡東談合 処分短縮「正しい判断」

県庁に集まった業者に処分解除通知書を手渡した酒谷幸彦県土整備部長(左)は「県民の信頼を回復するよう取り組んでほしい」と求めた(昨年11月24日) 日曜日にもかかわらず、横内知事と県の主要幹部が昭和町のアピオ甲府の一室に顔をそろえた。

 昨年11月20日。午前中は全員、アピオで開かれた県政功績者の表彰式に出席していた。式後、別室で打ち合わせが始まった。議題は、公正取引委員会に談合を指摘された峡東地域の建設業者の指名停止問題だった。

 <指名停止を継続した場合、11社が年末から年度末にかけて廃業・倒産する可能性が非常に高い>。示された資料に出席者らは目を疑った。資料は中小企業診断士が作成し、主観は排除されている。

 知事はこう言わざるを得なかった。「これじゃ、立ち直るのは難しいな」

 4日後、知事は臨時記者会見を開き、指名停止処分を解除して期間を12か月から5か月短縮することを公表した。

 「業者に甘い」「談合の抑止力が失われる」――。処分解除に早速、各方面から批判の声が上がった。それでも知事は12月の記者会見で、「県は地域の雇用・経済に責任を持っている。判断は正しかったと思っている」と正当性を強調した。

 知事は旧建設省の官僚出身らしく、重要な政策判断でルールを重んじる。峡東談合問題も基本的にこの流儀で決断された。

 指名停止が下される前、県内の経済・労働団体は地域への悪影響を考慮するよう県に求めていた。だが、知事は昨年4月、この要請を振り切り、県の指名停止措置要領に基づいて12か月の処分とした。

 一見すると思い切った判断だった11月の処分解除も、ルールにのっとっていた。要領は「情状酌量すべき特別の事由」がある場合、指名停止の短縮を認めている。県幹部は「指名停止をこれ以上続けると業者がつぶれる、というぎりぎりのタイミングだった」と、「特別の事由」を解説する。

 指名停止を受けた飯塚工業(笛吹市)の飯塚三郎社長は「約150人いた従業員を2割近く減らした。厳しい状況にさらされたのは事実だ」と打ち明ける。冬には県などから委託を受け、道路に融雪剤をまいてきた。夜間や未明に出動し、凍結によるスリップ事故を防ぐ地道な作業だ。飯塚社長は「峡東地域にとって、県の処分解除は必要な判断だったに違いない」と語る。

 もっとも、甲府市の業者の見方は辛辣(しんらつ)だ。「倒産させないために処分解除が許されるなら、同じ理由で談合をしてもいいということになる」(おわり)

 ◆指名停止措置要領 県の入札に関し、指名停止期間や解除手続きなどを定めた県の内規。全国知事会が2006年12月にまとめた指針に沿って、07年4月、罰則を強化した。県発注工事をめぐる談合で、公正取引委員会から排除措置命令や課徴金納付命令を受けた業者は、指名停止期間を「3か月以上12か月以内」から「12か月以上24か月以内」に変更する内容だった。

 この連載は、横山薫、小高広樹、池田寛樹が担当しました。

(2012年2月22日 読売新聞)

4088チバQ:2012/03/11(日) 12:57:56
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001203080001
【前橋市の課題】中心市街 ソフト路線
2012年03月08日


美術館への改装工事が始まったが、山本市長が見直しを宣言した建物。囲いにはまだ「前橋市美術館(仮称)工事中」と書いてある=前橋市千代田町5丁目

 前橋市中心市街地の活性化策について、山本龍・新市長は従来のハード重視から、ソフト重視にかじを切る考えだ。公約通りに市民の交流拠点に再生できるのか。歴代市長が苦闘してきた難題に挑む。


 土地の評価額である最高路線価が県庁所在地で5年連続最下位となり、近年特に停滞が著しい中心街。だが衰退は今に始まったことではない。


 高木政夫前市長は、空きビルや遊休地に人を集められる公共施設をつくるという施策を進めてきた。山本市長はこうした旧来のやり方と決別すると宣言した。


 既に改装工事が始まっている美術館は、運営経費がかかり過ぎるなどとして美術館にはしない方針。2人の追加募集をかけていた学芸員の応募も取りやめた。全国の50人以上から応募書類が届いていたが、職員が一人ひとりに連絡を取って謝罪した。


 市民の芸術活動の拠点にしようと、具体策を練っている。ただ、設計変更の規模や内容によっては追加費用がかかり、長引けば違約金も発生しかねない。


 商店街の中心の8番街に複合公共ビルを建てる計画は取りやめる。ビルの具体案を検討してきた有識者らによる委員会から、今月下旬に提言書を受け取る予定だが、「アイデアは参考にするが、大きなビルは造れない」との姿勢だ。


 公約では、8番街をイベント広場として活用し、空き店舗には市内各地域の特産品店などを開くとする。


 イベントは一時的に盛り上がっても、恒常的なにぎわい創出の効果は薄いとされる。山本市長は市民グループが代わる代わる出演し「毎日がお祭り」状態にするというが、マンネリ化しない企画で人を集め続けられるのか。腕が試される。


 中心街の活性化に役立つとする「市内一律200円乗り合いタクシーの導入」が可能かも注目される。


 乗り合いタクシーは、予約の入った停留所を結ぶ方式で、法的にはバスの扱い。国が許可を出すが原則地区単位で、自治体全域での導入例はほとんどない。


 栃木県真岡市では昨秋、市内全域で試験運行が始まったが、登録した利用者宅と市内19カ所を結ぶタクシーが、平日の午前8時〜午後5時に走るというもの。


 山本市長の構想は、通学や飲み会の帰りにも利用できるという大がかりで、全国でもまれな取り組み。


 新年度に交通事業者ら関係者を集めて研究会を設置する。民間の理解が得られるかが鍵となりそうだ。(渕沢貴子)

4089チバQ:2012/03/11(日) 13:20:17
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000871203010001
あしたを選ぶ 前橋市長選


前橋市の課題・上 税取り立て「ゆるめる」
2012年03月01日

 前橋市の山本龍市長(52)は、「厳しすぎる」と批判もあった税収納のやりかたをゆるめる方針を決めた。税公平の原則をどう守るかが課題だ。


 市税全体の2010年度の収納率は、滞納繰り越し分を含めて95・8%。当時の中核市40市で2位だ。


 収納率が高い分、一人ひとりの負担は軽くなる。市税のうち国民健康保険税は、世帯収入300万円の4人家族の場合、国保の税額は高崎市だと年間約51万円だが、前橋市は約42万円で済む。


 国保会計も健全だ。一般会計からの繰り入れで赤字を補填(ほ・てん)している自治体も多く、全国市町村の赤字補填額は約4千億円にのぼるが、前橋市はゼロ。


 8年前は危機的状況にあった。04年度の滞納繰り越しを含めた収納率は一般税で88・7%、国保で63・7%。滞納額は計100億円を超え、市は抜本的な対策に乗り出した。


 納付が遅れるほど一括納付の市民の負担が重くなるとして、嘱託の徴収員が未納者を戸別訪問。訪問件数は年に5万〜7万件に達する。


 督促に応じず納税相談にも来ない滞納者は資産調査し、預金や貯蓄型生命保険などを差し押さえた。10年度は、一般市税だけで延べ6千件差し押さえた。


 この結果、滞納額は37億円弱にまで減った。取り組みは全国的に注目され、今年度は130人ほどの職員や議員が視察に訪れた。


 一方で、「税の取り立てが厳しい」という批判もつきまとってきた。


 このため山本市長は28日、「高齢者の税金の取り立てをもう少し優しくしていこう」と幹部職員への訓示で述べ、年金や生命保険の解約に至る差し押さえなどはやめることを明言した。「収納率が落ちてもいい」とまで言い切った。


 選挙期間中、山本氏の陣営は「コンビニの店長が、アルバイト店員の給与が差し押さえられると聞いてびっくりしていた」などのエピソードを交えて現職を批判していた。


 ただ、徴税業務は「公平性」が重要だ。市民の納税意識が薄まると、かつてのように滞納が膨らみかねない。山本市長の言う「優しい市政」と、公平性をどう両立させるか。新市長の手綱さばきが問われそうだ。(渕沢貴子)
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4090チバQ:2012/03/15(木) 21:59:02
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001203150004
「市長から暴言」抗議 取手市議
2012年03月15日

 取手市議会の加増充子議員(59)=共産=が、藤井信吾市長(52)から「人間じゃない」「死ね」「地獄に落ちろ」などと3回にわたって暴言を吐かれたとして14日、市長に宛てて抗議文を提出した。藤井市長は取材に対し、「『こんなことをしていたら地獄に落ちるよ』とは言ったが、『人間じゃない』とか『死ね』とは言っていない」と反論している。


 加増議員はあわせて、藤井市長に対し、こうした言動の真意を21日までに文書で回答するよう求めた。


 加増議員によると、最初の暴言は今月2日、加増議員が共産党の機関紙「しんぶん赤旗」と党市委員会発行の広報紙「明るい取手」を市役所の秘書課に配達したところ、広報紙の内容について市長から「疑惑とは何だ」との指摘を受けたうえで、「人間じゃない」と言われたという。


 広報紙には、市内の全防犯灯約9700本を蛍光灯からLEDに交換して10年間にわたって維持管理する事業の入札で、大半の指名業者が辞退したことを伝える記事が掲載されていた。その場には、数人の職員もいたという。


 さらに、この日、議会棟の共産党議員団控室前の廊下でもLEDの記事について市長と2人で話し合っていたところ、「死ね」と言われたという。


 また、5日の市議会本会議の休憩中、加増議員が議場で市幹部と話し合っていたところ、市長が割って入り、加増議員の一般質問通告事項「各種法令違反が濃厚なウェルネス計画推進をやめよ」について、市長が「濃厚とは何か」と指摘。市長から「地獄に落ちろ」と言われたという。


 7日にあった加増議員の一般質問で、市長は「この間ちょっと加増さんに口を荒らげて言ったことがある」と答弁した。


 加増議員は会見し、「人格を傷つけるような発言はすべきではない」と語った。藤井市長は「『地獄に落ちるよ』とは言ったが、あまり良い言い方ではなかった。ただ、入札結果が出たあとに広報紙で談合疑惑を指摘するのはおかしい」と反論している。(佐藤彰)

4091チバQ:2012/03/15(木) 22:00:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120315-00000123-mailo-l19
選挙:西桂町長選 町長名義ウナギ贈答問題 町議会特別委、町長に質問書 /山梨
毎日新聞 3月15日(木)12時56分配信

 西桂町の石田寿一町長名義でウナギのかば焼きが有権者に宅配された問題で、同町議会の調査特別委員会(滝口新一朗委員長)は14日、石田町長に対する20項目の質問書をまとめた。16日に石田町長に提出し、22日までに回答を求めている。
 質問書では(1)石田町長が「妻が独断で贈った」と発言しているため、委員会の場で妻の説明を求める(2)石田町長の学歴についての再確認と説明(3)石田町長が同委員会を退席したことは議会軽視であり即刻辞職を求める−−などについて石田町長に見解を求めている。
 回答がない場合、3月定例町議会最終日の23日に全員協議会を開き、対応を協議する。【小田切敏雄】

3月15日朝刊

4092チバQ:2012/03/15(木) 22:13:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120315-00000124-mailo-l19
選挙:早川町長選 辻町長が立候補を表明 9選目指す /山梨
毎日新聞 3月15日(木)12時56分配信

 早川町の辻一幸町長(71)は14日、3月定例町議会で「町民の支持、議会の賛同をいただきながら、次の4年間の町政も担当させていただきたい」と述べ、任期満了(11月15日)に伴う同町長選に9選を目指して立候補することを表明した。望月健市議員の一般質問に答えた。
 議会後の記者会見で辻町長は、町長選での公約として、老朽化した町役場を災害拠点として建て替え▽同町奈良田地区から南アルプス市まで通行できる道路建設−−などを挙げた。
 辻町長は80年に初当選し、現在8期目。同町長選を巡っては、他に同町議1人が出馬を模索している。【山口香織】

3月15日朝刊

4093チバQ:2012/03/20(火) 18:30:48
>>4041-4044
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20120319-OYT8T01173.htm
「前市長らの刑事責任追及を」 藤沢市議会百条委


最終報告案判明
 藤沢市善行の土地取得経緯や購入価格などを巡る問題で、市議会の調査特別委員会(百条委)は、海老根靖典前市長らに対し、刑事責任の追及や損害賠償をするように市へ求めていることが、読売新聞が入手した最終報告書の原案などでわかった。原案は各会派内で調整した上で、23日に開催される百条委で議決され、28日に市議会に提出される。

 原案によると、自ら判断せずに土地取得を認めたとして、海老根前市長のほか、取得を実質的に決定した新井信行元副市長、土地取得を進めた前市民自治部長、住民の総意を装った陳情書を提出したとして善行地区自治会連合会長の4人に対して、市は刑事責任を追及するよう求めている。市土地開発公社に依頼されて土地の鑑定を行った不動産鑑定士に対しても、誠実に鑑定業務を行わなかったなどとして、刑事責任追及について慎重に検討すべきとしている。

 市が土地を買い戻さなかった場合に生じる損害などについては、市か公社が、海老根前市長や新井元副市長、前市民自治部長に請求し、鑑定士や公社理事長など土地取得や価格決定に関わった人に対しても請求すべきとしている。

 前市民自治部長と自治連会長については、虚偽の陳述をしたとして、地方自治法100条に基づき、市議会が告発すべきとした。2008年9月18日の陳情書提出時のやり取りなどについて、前市民自治部長は事実を述べているとは言えず、虚偽の陳述をしたとした。自治連会長も、土地の特定などについて、証言に一貫性がなく、真実を述べているとは言い難いと指摘している。

 公社が土地を先行取得したのは不当で、市が買い戻すべきではないとしている。土地を利用するには隣接地の買収など多額の費用が必要となることなどから、土地の利用計画を進めるのではなく、前所有者に買い戻しを求めるなどするべきとしている。

 土地は、03年5月に前所有者が3000万円で購入し、09年1月に公社が1億850万円で先行取得した。11年6月定例会で初めて百条委の設置が採択され、同年7月27日の第1回の百条委以降、今月13日までに18回開催された。

 2月12日投開票の市長選で、海老根前市長は再選を目指して立候補し、4万944票を獲得したが、1万932票差で、鈴木恒夫氏に敗れた。

(2012年3月20日 読売新聞)

4094チバQ:2012/03/22(木) 22:03:37
>>4018>>4038>>4080
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001203220004
新清掃工場の計画凍結
2012年03月22日


新清掃工場建設予定地の対岸の伊勢崎市側には、「建設絶対反対」と書かれた看板があった=2月5日、伊勢崎市宮子町

 前橋市の山本龍市長は、市長選での公約通り、新清掃工場の計画凍結を打ち出している。だが課題は多く、すんなり決着しそうもない。


 新清掃工場は、市最南部の下増田地区に175億円かけて建設し、既存の六供、亀泉、大胡の3工場を統合する計画だった。


 だが山本市長は「新清掃工場は凍結。既存工場はまだ長持ちするはず」と公約で述べ、計画に「待った」を掛けた。


 山本市長は当選後、下増田や六供の自治会役員に「1年間凍結して考える」と説明し、理解を求めた。六供の温水プールの廃熱に代わる熱源の燃料費なども念頭に、現地建て替えなどの可能性を検討し、1年後には複数の案を提示する考えだ。


 地元は揺れている。建設予定地の自治会役員は何度も先進地を視察して建設を容認。周辺環境の整備への期待もある。だが、「迷惑施設」に反対する声もあり、地元の準備組織も解散を決めた。


 計画の変更には様々な難題が立ちふさがる。


 市は2010年度、11年度までの2カ年で環境影響評価と発注仕様書を作るため、国から循環型社会形成推進交付金約3670万円を受けている。


 事業計画の期間は10〜16年度。計画の内容が大きく変わるなどの場合は、交付金の返還を求められる可能性がある。計画見直しの際には、こうした追加費用も織り込む必要がある。


 ゴミ処理の委託も課題になる。


 全体の8割のゴミを焼却している六供工場を建て替える間、最低でも3年は年8万トン余りの処理をどこかに委託しなければならない。市によると、処理費の相場は1トン3・2万円。単純計算すると3年で77億円になる。


 そもそも、それだけの量のゴミを引き受けられる自治体があるのか不明だ。市幹部は「県内にはまずないだろう。あちこちに分散しなければならなくなる。運搬費もかさむ」と話す。


 六供には三つの炉があるので、一つずつ大規模修繕し、10年程度の延命を図る案もある。だが中央制御室など共用部分を直す間は全体が止まる。この期間は、やはりゴミ処理委託の問題が浮上する。


 既存工場の修繕費は年4億円を超え、老朽化に伴い年々増える可能性が高い。


 21日の市議会代表質問では、清掃工場の質問が相次いだ。「改修で延命できてもいずれ新設を検討しないといけないが、今回中止となれば将来にわたり下増田では受け入れがたい」と警告する議員に対し、山本市長は「真摯(しん・し)に話せばご理解頂けると思う。選挙で振り回されたという地元の徒労感にも報いたい」と応じた。(渕沢貴子)

4095名無しさん:2012/03/23(金) 20:40:23
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20120323ddlk19010174000c.html
前島県議:「明全会」に合流 第2会派に /山梨
 前島茂松県議が県議会会派「明全会」に合流することが分かった。前島氏は昨年4月の県議選後、会派「自由民主党」を1人で結成していたが、21日に解散届を出した。明全会は前島氏の合流により8人になり、19人が所属する最大会派「自民党・県民クラブ」に次ぐ第2会派となる。

 前島氏は取材に「県政に対する是々非々の姿勢など同じ方向を向いている。若い議員も多く活力があり、刺激し合っていきたい」と語った。

 その他の会派構成は、「フォーラム未来」7人、「自民党県政会」2人、「公明党」「日本共産党」が各1人。【水脇友輔】

毎日新聞 2012年3月23日 地方版

4096チバQ:2012/03/23(金) 23:05:00
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2867189/8685435?ctm_campaign=txt_topics
マリ反乱軍、国境封鎖と夜間外出禁止を発表
2012年03月23日 08:48 発信地:バマコ/マリ
【3月23日 AFP】(一部更新、写真追加)マリの首都バマコ(Bamako)で大統領府など主要庁舎を占拠し、アマドゥ・トゥマニ・トゥーレ(Amadou Toumani Toure)大統領を追放した反乱軍「民主主義制定のための全国委員会」の指導部は22日、同国の国境を全て封鎖すると発表した。西アフリカ一の民主国家での突然のクーデターに国際社会では懸念と批判の声が高まっている。

 占拠された国営放送局からは何時間にもわたり音楽ビデオが繰り返し流されていたが、やがて反乱軍の数十人が画面に映し出され、声明を発表した。大半は緑のベレー帽をかぶった一般兵士で、将校は2人だけだった。

 反乱兵らは全ての国境の封鎖を発表し、さらにリーダーと名乗るアマドゥ・サノゴ(Amadou Sanogo)大尉はマリ全土に夜間外出禁止令を発令すると宣言した。

 同日遅くには反乱軍政府のアマドゥ・コナレ(Amadou Konare)報道官が再びテレビ放送を行い、外出禁止は午後6時から午前6時までの間となると述べた。外出禁止令がいつまで続くのかは明らかにしなかった。

 また、全公務員に対し27日から通常の職務に戻るよう命令し、各省庁の官僚らも国務を引き続き遂行するべきとした。

■大統領は国内にとどまる

 匿名を条件に取材に応じた軍事筋によると、大統領府の外で銃撃戦が起きたとき大統領府にいたトゥーレ大統領は脱出に成功し、現在は大統領が掌握しているバマコ市内の軍事キャンプにいる。赤いベレー帽をかぶったエリート空挺部隊がこのキャンプを警備しているという。

 米国務省の西アフリカ担当副次官補を務めた経験がある、ワシントンD.C.(Washington D.C.)のシンクタンク、世界開発センター(Center for Global Development)のトッド・モス(Todd Moss)氏は、反乱軍側には「これまでに高級将校がまだ一人も出てきていないことに注目すべき」としている。

 セネガルの首都ダカール(Dakar)でAFPの電話取材に応じたモス氏は、このクーデターにより同国北部のトゥアレグ(Tuareg)人問題が「さらに複雑化する」可能性が高く、トゥアレグ人の反政府勢力との和平はさらに困難になったと述べた。(c)AFP/Serge Daniel

4097名無しさん:2012/03/26(月) 01:42:07
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1203240007/
「4億円規模いかがか」、自民市議団が市のダンスイベント批判/横浜
2012年3月24日
 横浜市会で最大会派の自民党市議団(31人)は23日の本会議で、約1カ月にわたり審議してきた2012年度当初予算案について、異例ともいえる“賛成討論”を行った。 

 会派を代表して意見表明した山下正人氏(青葉区)は「厳しい財政状況の中、防災対策などはおおむね評価する」と述べたものの、大半は林文子市長が看板政策として掲げる「ダンス・ダンス・ダンス アット ヨコハマ2012」への懸念を列挙した。

 林市長は昨年開催され、成功に終わった現代美術の国際展「ヨコハマトリエンナーレ」に続き、12年度は「ダンス」、13年度は「音楽」と3年ごとのローテーションで芸術イベントを仕掛ける構想を持つ。大勢の観光客を呼び込み、経済波及効果を期待している。

 山下氏は「赤レンガ倉庫に税金を使って仮設する野外ステージは、津波対策に取り組む市として防災上の問題もある。クラシックバレエを開催するだけならば4千万円もあれば可能なのに、付帯する各種イベントが過大で4億円規模になったのはいかがなものか」と批判。赤字となった横浜開港150周年記念イベント「開国博Y150」を引き合いに、「二の舞になる懸念は根強い」と指摘するなど、さながら反対討論のような雰囲気だった。

 予算案については、民主党と公明党が賛成討論、共産党と無所属の太田正孝氏(磯子区)が反対討論したが、賛成多数で可決された。

4098チバQ:2012/03/26(月) 22:02:15
>>4073-4076
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120326-00000048-mailo-l12
選挙:横芝光町長選 佐藤氏、返り咲き 実績を元に刷新訴え /千葉
毎日新聞 3月26日(月)10時53分配信

 横芝光町の斉藤隆町長(当時47歳)の急死に伴う町長選は25日、投開票され、元町長の佐藤晴彦氏(55)=無所属=が、斎藤町政を支えた前副町長の鈴木孝一氏(63)=同=を破り、返り咲きを果たした。
 佐藤氏は06年の合併前の旧横芝町、鈴木氏は旧光町のそれぞれの出身地盤を背景に争う構図。医療・福祉や情報公開のあり方を問う選挙ともなったが、PCB(ポリ塩化ビフェニール)廃棄物の処理実験施設の進出問題については、両氏とも反対の立場を取った。
 佐藤氏は、町長時代の実績を元に高校までの医療費無料化や耐震改修への補助など災害対策を公約。「公平な町政を取り戻し、住民の視点で」などと町政刷新を訴え、広く浸透、支持を伸ばし、鈴木氏を振り切った。
 一方、鈴木氏は「斉藤氏の遺志を引き継ぐ」などと町政の継承を強調。財政の健全化とともに国・県と協調した防災システムの構築や学校の耐震化、特養ホームなど福祉施設の充実を訴えたが、票を固めきれなかった。
 当日有権者数は2万1119人(男1万260人、女1万859人)。投票率は68・47%で、合併後過去2回の町長選と比べ、最も低い投票率だった。【武田良敬】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇横芝光町長選開票結果=選管最終発表
当 8017 佐藤晴彦 55 無元
  5954 鈴木孝一 63 無新
………………………………………………………………………………………………………
 ◇横芝光町長略歴
佐藤晴彦(さとう・はるひこ) 55 無元(2)
 [元]町長▽会社役員[歴]旧横芝町議・副議長▽明大

3月26日朝刊


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