【10月1日 AFP】インドの首都ニューデリー(New Delhi)で29日、ミャンマーからの亡命者らが、軍政と市民の対立が続くミャンマーへのインド政府の介入を求めて抗議デモを行った。デモには子どもや僧侶を含む約100人が参加、ミャンマーの民主化指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんのポスターと「軍事政権打倒」の横断幕を掲げ、軍事政権に対する抗議の声を上げた。
日本は、欧米諸国との共同歩調を例外的に見合わせ、ミャンマーに対して人道支援を実施。同国最大の支援国の1つになっている。しかし、中国と異なり、日本政府はミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんの自宅軟禁に抗議して、2003年以降インフラ整備計画に対する低金利融資を停止するなど、軍政側に対し強い態度も示している。(c)AFP/Kyoko Hasegawa