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大中華世界的話題

3187チバQ:2012/03/15(木) 21:46:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120315-00000609-san-int
薄氏解任 胡主席攻勢 権力均衡崩れる
産経新聞 3月15日(木)21時36分配信

 【北京=矢板明夫】中国共産党の次世代指導層の一人と目される薄煕来・重慶市党委書記が15日解任され、これまで均衡がとれていた共産党内部の権力バランスが大きく崩れた。薄氏と対立する胡錦濤国家主席が率いる共産主義青年団(共青団)出身者グループが政局の主導権を握ったことを意味し、秋の党大会後に発足する習近平指導部の権力基盤に、大きな打撃を与えそうだ。

 国営新華社通信が15日に伝えた党幹部人事では、薄氏は解任されただけで、次のポストについて触れていない。このような形の発表は、薄氏は失脚しなくても閑職に追いやられる可能性が高く、政治生命はほぼ終了したと見てよい。

 薄氏は次期最高指導者の党総書記に内定している習近平国家副主席と同じく、元高級幹部子弟で構成する太子党グループに属する。2人は派閥内の競合相手であり、関係は良好といえないが、薄氏が次期指導部から脱落したことは、習氏の派閥の党内における影響力の弱体化につながる。また、薄氏が汚職などの罪で刑事責任を問われるような展開になれば、太子党全体のイメージが低下する。

 今年2月に起きた薄氏の元腹心の王立軍副市長の米総領事館駆け込み事件をきっかけに始まった薄氏解任劇は、共青団派が主導したといわれる。共産党筋は「太子党の大物を倒したことで、胡錦濤派の影響力が俄(が)然(ぜん)、強化された」と指摘する。

 薄氏は、胡主席の側近の汪洋広東省党委書記と深い確執があったとされる。汪氏は前任の重慶市党委書記だったが、言論の自由などに寛容的で、経済の活性化や新産業育成に熱心な改革派として知られた。

 一方、薄氏は腐敗撲滅運動や愛国主義教育を積極的に推進し、市民に革命歌を斉唱させるなど毛沢東時代さながらの保守路線を歩む。薄氏は2007年に重慶市党委書記に就任後、汪氏の業績をほぼ全否定し、汪氏が重用していた市幹部を「腐敗分子」等の名目で次々と免職し、投獄した。

 薄氏のやり方は江沢民前国家主席ら一部長老の支持を取り付けたが、共青団グループの猛反発を受けた。

 薄氏が重慶市党委書記に就任後の約5年間、胡主席と温家宝首相は一度も重慶を視察しなかった。

 今回、薄氏の後任に江沢民派の張徳江副首相を据えたことは、標的は薄氏に限定し、全面抗争は避けたい胡錦濤指導部の思惑がうかがえる。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120315-00000048-mai-cn
<重慶トップ解任>指導部、激しい権力闘争
毎日新聞 3月15日(木)14時1分配信

 【北京・成沢健一】中国重慶市トップの薄熙来(はくきらい)党委書記を解任、張徳江副首相を後任にあてる人事が決まったことは、今秋の共産党大会を機に発足する最高指導部人事を巡って激しい権力闘争が繰り広げられていることを改めて印象づけた。

 副首相だった薄一波氏(故人)を父に持ち、高級幹部子弟を指す「太子党」の代表格と言える薄氏は、07年に重慶市に転じてからも派手なパフォーマンスで全国から注目され続けた。しかし、四川省成都の米総領事館に駆け込んだ王立軍副市長(前公安局長)とともに展開した暴力団撲滅キャンペーンは、市民の喝采を浴びたものの、強引とも言える摘発に対して「法治を軽んじている」と人権派弁護士らから批判の声が上がった。

 暴力団の後ろ盾になっていたとして摘発された市幹部には、薄氏の前任者である汪洋・広東省党委書記(政治局委員)やさらにその前の重慶市トップだった賀国強・党規律検査委書記(政治局常務委員)に近い人物も含まれ、波紋を広げていた。王副市長が2月に公安局長職を解任されたのは、賀氏がトップを務める規律検査委が王副市長の汚職追及を進め、薄氏が自身に影響が及ぶのを避けるための措置だったと香港メディアは伝えていた。

 また、薄氏が力を入れた紅歌(革命歌)を歌う運動は、政治的な混乱で多くの犠牲者を出した文化大革命を想起させるとの指摘もあり、胡錦濤国家主席や温家宝首相は批判的だったとされる。

 薄氏や、次期最高指導者に就くことが確実視される習近平国家副主席ら太子党の幹部は、親の代から受け継ぐ人脈を背景に既得権益層とのつながりが深い。一方、胡主席や李克強副首相(政治局常務委員)、汪氏ら「中国共産主義青年団(共青団)」の出身者は、法制度の拡充や改革の進展に前向きな発言が目立つ。

 薄氏の解任は、こうした政治路線の対立と人事を巡る駆け引きが背景にあるとみられており、太子党や保守派にとっては大きな打撃となりそうだ。

3188チバQ:2012/03/15(木) 21:53:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120315/kor12031521240005-n1.htm
元慰安婦が国会議員に? 野党民主党の比例候補
2012.3.15 21:23
 【ソウル=黒田勝弘】韓国の各政党は4月の国会議員選挙に向け候補者選びに余念がないが、野党・民主統合党の候補の一人に元慰安婦の老女(84)の名前が挙がっている。慰安婦問題は支援団体の執拗(しつよう)な反日行動が続く中、ついに元慰安婦を国会議員にしようとするところまでエスカレートした。

 現在、与野党とも地域区の公認候補選定はほぼ終わり、最終段階の比例代表(全国区)候補の選定に入っている。これに対し元慰安婦の一人が民主統合党に出馬を申請。正式に公認候補になるかどうかは未定だが、民主統合党は公認に前向きという。

 過去の日本の責任を追及する慰安婦問題では、日本大使館前での慰安婦記念像の無許可設置など、支援団体による元慰安婦を反日運動の象徴に見立てた動きが目立つ。元慰安婦の政界進出案もその一つだ。

3190チバQ:2012/03/15(木) 22:09:36
http://www.cnn.co.jp/business/30005900.html
中国「人民」代表は超リッチ、資産総額7兆円超
2012.03.13 Tue posted at: 14:14 JST


香港(CNN) 中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)。出席した代表の資産に目を向けると、同国が世界有数の富裕国になったのではないかと思わせる。

全人代を構成する3000人のうち、富裕層75人の2011年の資産総額は900億ドル(約7兆4000億円)を超す。参考までに、このほどまとまったギリシャに対する第2次支援は約1700億ドルだった。

資産額トップは飲料大手ワハハ集団を経営する同国第2位の富豪、宗慶後氏の108億ドル。紅白のラベルが目印の同社の飲料は、北京の観光名所からヒマラヤの山間部にあるチベット高原に至るまで、国内全土で売られている。このほか上位5位までを自動車や不動産業界の経営者が占めた。

米国の富豪政治家や議員と比較すると、オバマ大統領を含む米国の政治家や議員の上位600人が申告した2010年の所得は48億ドルと、全人代の75人の900億ドルを大幅に下回る。米議会で資産額トップのダレル・アイサ下院議員の推定所得は7億ドル。もし中国にいればランキング下位に転落する。

さらに、全人代と同時に開かれている国政助言機関、中国人民政治協商会議(政協)を構成する富豪70人あまりの11年の資産総額は1000億ドル超。持ち物も豪勢で、少数民族出身のある委員は800ドルのバーバリーのハンドバッグを持ち、不動産大手の恒大地産集団の会長は950ドルのエルメスのベルトを着用。別の女性委員はマーク・ジェイコブスの1万ドルのバッグを抱えていた。

中国の国民の1人当たり年間所得は約2400ドル(約20万円)。ネットでは、同機関を「人民」代表大会と呼ぶことに疑問を投げかける声が相次いでいる。

3191チバQ:2012/03/15(木) 22:11:58
>>3180
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120315/plt1203150719001-n1.htm
官房長官いい加減!「問題ない」発言を一転撤回2012.03.15
 東日本大震災一周年追悼式典で台湾代表として出席した羅(ら)坤(こん)燦(さん)台北駐日経済文化代表処副代表が指名献花から外された問題で、藤村修官房長官は14日の参院予算委員会で「配慮が足りなかった点についてはおわびしたい」と陳謝、13日の「事務レベルの仕切りに問題があったとは思わない」との発言を撤回した。

 12日の参院予算委で問題を取り上げた世耕弘成氏(自民)が再び追及した。藤村氏は、指名献花での対応を「事務的に問題はなかったが、もう少し配慮があってしかるべきだった。新聞報道は発言の一部で私の言ったこととちょっと違う」と強弁。羅氏を1階の来賓席ではなく2階の一般席に案内したことも「何か問題があったということではない」と開き直った。

 ところが、世耕氏が「記者会見で明言したではないか」と迫ると、藤村氏は「式典の運びに配慮が足りなかったことは問題で反省材料としたい。事務的にも問題があったことをきちんと認め、おわびしたい」と渋々発言を撤回した。

 一方、野田佳彦首相は「私はやはり失礼があったと思う。きちんとご案内しなかったことも含めて心からおわびしたい」と陳謝。藤村氏の13日の発言についても「誤解を招いたならば申し訳ない」と述べた。

3192チバQ:2012/03/15(木) 22:17:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120315/chn12031503190001-n1.htm
中国総局長・山本勲 中国政治は闇の中
2012.3.15 03:19 [中国]
 中国の全国人民代表大会(全人代=国会)が14日、閉幕した。来春引退する温家宝首相の施政方針演説が新味を欠く一方で、内外の関心は重慶市トップの薄煕来・党委書記の一挙手一投足に集中した。大会1カ月前の深夜、側近中の側近だった王立軍副市長が四川省成都市にある米国総領事館に政治的保護を求めて駆け込むという、前代未聞、スパイ小説さながらの事件が起きたからだ。

 各種情報によると、2月6日深夜、1台の車がひそかに成都の米総領事館に入り、翌日には警察車両約70台が周囲を包囲した。

 駆け込んだのが王副市長で、包囲したのが薄書記の命で身柄を取り戻そうとした重慶市当局とされる。米国は王氏の要求を受け入れず、同氏は重慶に戻ることを固く拒み、身柄は中央の国家安全部が拘束、北京で取り調べ中だ。

 内外の強い関心にはさらに深い理由がある。薄書記は秋に開く第18回共産党大会で最高指導部の党政治局常務委員会入りが有力視されていた。党大会では、胡錦濤国家主席ら現指導者から習近平国家副主席ら次世代への世代交代が行われる。

 現在の常務委員会(9人で構成)では江沢民前国家主席系の上海閥・太子党(高級幹部子弟)派が6人を占め、共産主義青年団(共産党の青年組織)閥の胡主席、李克強副首相と無派閥の温首相は少数派だ。

 このため指導力を十分発揮できなかった胡主席としては、何としても自派閥で多数派を構成したいところで、江派と水面下で熾烈(しれつ)な勢力争いを繰り広げている最中だった。

 薄書記は習副主席と同様、父が副首相を務めた太子党の有力者。江前主席との関係が緊密で毀誉褒貶(きよほうへん)の激しい評判が胡主席らに疎まれたか、2007年秋に中央政府の商務相から重慶市書記へと、遠ざけられた。

 そこで薄書記は重慶で暴力団撲滅と毛沢東賛歌を歌う運動を大々的に展開、成果を全国に宣伝した。腐敗官僚や暴力団が幅をきかし、貧富格差が拡大する中で、この運動は当初、庶民の喝采を浴びた。それは現状を招いた胡政権への批判とも、“挑戦状”とも受け取られた。

 王副市長は以前、遼寧省省長を務めた薄書記が暴力団撲滅のため同省から呼び寄せた公安のプロ。市公安副局長に着任した08年6月から9月末までに「約3万3千件の刑事案件を摘発、9500人を逮捕した」(重慶市当局)という。通常の法治国家では考えられない数字で、冤罪(えんざい)の訴えがあふれている。

 一時は英雄扱いされた王副市長は2月2日に突如、兼務していた公安局長を解任された。「胡錦濤派が王氏の悪行を調べ始めたため、薄書記がトカゲのシッポ切りを図った」との見方が出始めた。王氏は「身の危険を察し、米総領事館に駆け込んだ」と告白しているという。

 全人代閉幕後の会見で温首相は事件に触れ、「法に基づき厳格に処理する。重慶市の党・政府は反省し、真剣に教訓をくみ取らねばならない」と厳しい表情で語った。薄書記の常務委入りは難しくなった。

 胡主席としてはこれを機に同書記の責任をとことん追及して威信を確立し、党大会人事を有利に運びたいところだ。しかし江派の反撃も予想され、これから両派の権力闘争がどう展開するか分からない。薄書記の処遇も最後は双方の力関係で決まるだろう。中国政治の一寸先はいつも深い闇の中だ。

3193チバQ:2012/03/16(金) 12:25:06
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/03/16/20120316ddm003030064000c.html
クローズアップ2012:中国、重慶トップ解任 対立激化に危機感 党指導部、火消しか
 中国の次期最高指導部入りを目指していた薄熙来(はくきらい)政治局委員(62)が突然、重慶市トップの共産党委書記を解任された。党指導部が10年ぶりに世代交代する秋の党大会を前に、水面下で権力闘争が激しさを増しているとの観測も強まる一方、胡錦濤指導部が権力移譲を円滑に進めるため党内対立の火だねを取り除いたという見方もある。急展開した薄氏解任劇の背景を探った。【北京・成沢健一、工藤哲】

 「今回の調整は、中央が現在の情勢と大局に基づき、慎重に考慮して決定した」。中国メディアによると、15日に開かれた重慶市の幹部会議で李源潮・党中央組織部長(政治局委員)は薄氏の解任についてこう説明した。

 李氏は、胡錦濤国家主席と同じく「中国共産主義青年団(共青団)」の出身。高級幹部子弟を指す「太子党」の代表格である薄氏の解任は、副市長の米総領事館駆け込みに絡んだ更迭とみられている。李氏の発言が胡主席の意向を反映しているのは確実で、解任に至るまでに薄氏に対する共青団系の攻勢があったとの見方をさらに強めることになりそうだ。

 1党支配体制の下で経済成長を続ける中国では、党や国有企業の幹部らが既得権益層を形成し、貧富の格差や汚職が深刻化している。共産党による指導体制の堅持という点では党内の各勢力とも一致するが、庶民の不満が高まるなか、既得権益層の抵抗を押し切って改革を進められるかが次期最高指導部の課題となっている。

 親の代から豊富な人脈を受け継ぐ太子党は既得権益層との関係が深く、江沢民前国家主席に連なる「上海閥」も政治的なスタンスは太子党に近い。だが、組織内で選抜されてきた共青団系の幹部は法治を重視し、改革にも積極姿勢を示すことから太子党とは政策的に対立が生じる可能性をはらんでいる。

 現在の最高指導部を形成する政治局常務委員(現在9人)のうち、共青団系は胡主席と李克強副首相の2人だけで、改革に積極的な温家宝首相を合わせても少数派に過ぎない。こうした集団指導体制の中で胡主席も党内の安定と団結を優先する姿勢が目立ち、改革派知識人の間には失望感が広がっている。

 次期最高指導者への就任が確実視される習近平国家副主席は太子党に色分けされるが、「周囲の意見を聞きながら政策を実行するタイプ」(党関係者)とされ、最高指導部の顔ぶれが今後の中国の行方を大きく左右することは間違いない。

 解任劇は、保守的な政治手法で突出しがちな薄氏の最高指導部入りで党内対立が激化するのを避けるため、その芽を事前に摘み取ったとの見方もある。後任には共青団系の周強・湖南省党委書記の名前も取りざたされていたが、江氏に近い張徳江副首相が就任しており、党内のバランスに配慮した人事とも言える。

 ◇王氏「駆け込み」引き金
 共産党中央の15日の発表で、重慶市副市長の職を解かれたことが明らかになった王立軍氏。今回の薄氏解任の引き金となった「米総領事館駆け込み」を起こした王氏は、もともとは薄氏の側近だった。

 王氏は、薄氏によって市公安局長に起用され、暴力団撲滅キャンペーンを指揮した。その対象となった市幹部の中には、共産党序列8位の賀国強・党規律検査委書記(政治局常務委員)や汪洋・広東省党委書記(政治局委員)の元部下が含まれていた。この結果、賀、汪両氏と薄氏との間に亀裂が生じたとされる。

 賀氏がトップを務める規律検査委は昨年、王氏がかつて勤務していた遼寧省鉄嶺市の公安局長の汚職摘発に着手し、今年1月31日にはこの公安局長に有罪判決が出た。この2日後、王氏は重慶市公安局長の職を解かれ、さらに4日後には四川省成都の米総領事館に駆け込んだ。亡命を求めたとの説もある。

 当時、規律検査委が王氏の汚職追及に乗り出しているとの見方が強まっていた▽その追及の手は薄氏に影響を及ぼす▽それを避けるため、王氏に見切りをつけて解任した−−これが駆け込みの背景だと香港メディアなどはみている。

 重慶市は北京、上海、天津とともに直轄市に指定された中国における核心都市。重慶市のトップにはこれまで、賀、汪両氏が就いてきた。

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3194チバQ:2012/03/16(金) 12:25:36
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 ◇米総領事館駆け込み事件を巡る主な動き(中国メディアなどから)
1月31日 王立軍氏が以前勤務していた遼寧省鉄嶺市の公安局長に汚職で有罪判決

2月 2日 重慶市政府が王氏を公安局長職から解任

   6日 王氏が四川省成都の米総領事館に一時駆け込む

   8日 重慶市政府が「(王氏は)休暇で治療を受けている」と発表

3月 5日 全国人民代表大会開幕

   9日 薄熙来氏が記者会見で「事件の責任は限定的」との見方示す

  14日 全人代閉幕。温家宝首相が記者会見で薄氏らに「反省」を求める

  15日 党中央が薄氏の重慶市書記職を解任。王氏の副市長職も解任

毎日新聞 2012年3月16日 東京朝刊

3195チバQ:2012/03/17(土) 00:07:24
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120316/chn12031623510007-n1.htm
重慶市トップ解任 支持サイト相次ぎ閉鎖、異例の保守派言論規制
2012.3.16 23:50

中国重慶市トップの薄熙来・共産党委員会書記の解任と、張徳江副首相を後任に充てる人事を報じた新聞を手にする男性=16日、中国重慶市(共同)
 【北京=矢板明夫】中国の次世代指導者の一人と目されていた薄熙来・重慶市共産党委員会書記の解任が、波紋を広げている。薄氏支持を打ち出してきた保守系サイトが相次いで閉鎖され、薄氏を支持する意見も掲示板から削除されている。民主化や人権問題などをめぐる改革派の意見ではなく、共産党一党独裁を支持する保守派の言論が規制されるのは珍しい。

 薄氏が解任された15日以降、閲覧できなくなったのは「烏有之郷」「毛沢東旗幟ネット」「紅色中国」など、複数の左派思想を宣伝するサイト。いずれも、薄氏が重慶市で行ってきた革命歌斉唱運動などを高く評価し、「薄首相待望論」「重慶の経験を全国に広げよう」といった薄氏を熱烈に支持する文章を発表してきた。

 左派の総本山ともいわれる「烏有之郷」は同日午前から、「サーバーメンテナンスのため、しばらく訪問できなくなった」との声明を出している。著名な左派評論家の司馬南氏が、自身のミニブログで発表した最新のコメントも、当局によって削除された。

 党官僚の腐敗や貧富格差の拡大などに対する不満から、毛沢東時代を懐かしむ声は多い。特に貧困層の間では、薄氏の人気は低くない。当局の言論統制を支持する立場を取ってきた保守系サイトの規制は、薄氏支持者の意見がインターネットを通じて影響力を広げることに対する、胡錦濤政権の警戒心の高さを物語っている。

3196名無しさん:2012/03/17(土) 00:07:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120316/chn12031600160000-n1.htm
中国共産党、重慶市トップ解任 繰り返される権力闘争の構図
2012.3.16 00:14
 【北京=川越一】中国重慶市トップの薄煕来党委書記が電撃的に解任され、政治生命さえ危うい状況に追い込まれた。周辺の不祥事から“標的”を射抜くのは、党大会が近付く度に、過去に何度も繰り返されてきた党内権力闘争の手法だ。

 1997年の第15回党大会を前にした95年、公金横領の疑いで取り調べを受けていた北京市副市長が自殺した。これをきっかけに公費流用など組織ぐるみの汚職が表面化。当時、同市トップだった陳希同党委書記が党籍を剥奪された。仕掛けたのは、陳氏と“政敵”の関係にあった江沢民総書記だったとされている。

 2007年の前回党大会を前にした06年には、逆に江氏を中心とする「上海閥」が攻撃を受けた。社会保障基金をめぐる汚職事件で解任された上海市の陳良宇党委書記は、経済政策などをめぐって胡錦濤総書記と対立していたとされる。この時、陳氏に手が伸びる足がかりとなったのは、秘書の規律違反だった。

 元腹心の米総領事館駆け込み事件を発端とする薄氏解任も同じ構図だ。胡氏率いる共産主義青年団派が、秋の党大会での指導部交代以降も一定の利権を維持するために、次期最高指導者に内定している習近平国家副主席の基盤である太子党の有力者を狙った可能性は否定できない。

 最高指導部の政治局常務委員は9人。ぽっかり空いた薄氏の枠をめぐり、どこから新たな矢が放たれるか分からない。

3197チバQ:2012/03/18(日) 18:02:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012031700078
大統領選の投票始まる=12候補争う混戦−東ティモール
 【ジャカルタ時事】東ティモールの大統領選の投票が17日朝(日本時間同)、始まった。投票は同日午後に締め切られ、開票作業に入る。早ければ18日にも大勢が判明する。
 選挙戦は、現職のラモス・ホルタ大統領(62)に対し、グスマン首相率いる東ティモール再建国民会議(CNRT)の支持を受けたタウル・マタン・ルアク前軍司令官(55)、最大野党の東ティモール独立革命戦線(フレティリン)のルオロ党首(57)らが挑む混戦となっている。立候補者は12人。(2012/03/17-07:37)

3198チバQ:2012/03/18(日) 18:02:38
http://mainichi.jp/select/world/news/20120317ddm007030072000c.html
韓国総選挙:叫ばれる「経済民主化」 与野党問わず、財閥独り勝ち是正
 【ソウル澤田克己】韓国で4月11日の総選挙を前に「経済民主化」という聞き慣れない言葉が急浮上している。格差拡大に対する危機意識の高まりを受け、財閥の独り勝ちという現状を是正しようという考えだ。与野党双方が最優先の公約に掲げており、政界関係者の多くは年末の大統領選までこうした流れは変わらないと見ている。

 与党セヌリ党(旧ハンナラ党)の朴槿恵(パククンヘ)非常対策委員長は7日、国会憲政記念館で開かれた討論会で、福祉、雇用創出、経済民主化の三つを重点政策として列挙。特に経済民主化と関連して「格差があまりにも広がってしまったら(韓国社会という)共同体が崩壊してしまう」と繰り返し語った。

 最大野党・民主統合党はもともと経済民主化を主張してきた。韓明淑(ハンミョンスク)代表は12日の討論会で「(総選挙後に)財閥改革を通じた経済民主化を進める」と強調するとともに「新自由主義見直しは国際社会の流れ」と強調した。

 経済民主化は「(特定勢力による)市場支配と経済力乱用を防止」するための規制を認めた韓国憲法119条2項に基づく考えだ。この条項は、民主化運動の結果として87年に現行憲法が制定された際、与党議員だった金鍾仁(キムジョンイン)元保健社会相が全斗煥(チョンドゥファン)大統領(当時)を説得して盛り込まれた。

 その後は注目を浴びずに来たが、08年の世界金融危機を契機に状況が変わった。

 盧武鉉(ノムヒョン)前大統領の経済補佐官を務めた趙潤済(チョユンジェ)西江大教授は「97年の通貨危機以降、歴代政権の経済政策は新自由主義という国際基準を受け入れるものだった」と指摘した上で「今は世界中で市場万能主義に対する懐疑が語られている。さらに(財閥問題など)韓国特有の事情があって、経済民主化が出てきているのだろう」と話す。

 このため李明博(イミョンバク)大統領が「世界で最も早く危機を克服した」と胸を張っても「国民は実感できていない」(朴氏)という批判ばかり目立つことになる。李大統領も最近は、成長一辺倒でなく「共生発展」などを強調せざるをえなくなっている。

 こうした状況を受けてセヌリ党は昨年末、金元保健社会相を総選挙へ向けた政策見直しの責任者に任命。支持基盤である財界や保守層の一部から反発を買いながらも、経済民主化路線を鮮明にする大転換を打ち出した。

 金元保健社会相は「昔だったら想像もできないほどの変化だが、党内から大きな反発は出なかった」と振り返り、「(年末の大統領選で)誰が次に選ばれても経済民主化の流れは無視できない。そうしなければ、韓国社会が安定しないからだ」と断言した。

 ◇大手スーパーに「強制休業」条例−−中小商店保護
 経済民主化は現実の政策に取り込まれ始めている。韓国国会は昨年末、大手資本のスーパーや大型ディスカウントストアを対象に自治体が営業規制をかけられるようにする法改正案を議員立法で可決した。大型店の攻勢に悲鳴を上げる中小商店の保護が主目的だ。

 韓国南西部・全州市議会は先月、大手資本のスーパーに毎月第2、第4日曜日の休業を義務づける条例を可決。今月11日、全国初のスーパーの強制休業が実施された。ソウル市や釜山市などが追随する動きを見せている。

毎日新聞 2012年3月17日 東京朝刊

3199名無しさん:2012/03/18(日) 18:04:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012031700187
「脱薄熙来」急加速=市全体が党中央に忠誠−「独立王国」解体狙う・中国重慶
 【北京時事】中国重慶市トップの薄熙来共産党委員会書記が解任されたことを受け、同市の政府、人民代表大会(議会)、政治協商会議(政協)が相次ぎ会議を開催、「党に絶対的忠誠を表し、断固として揺るぎなく中央の決定を守る」などと表明した。17日付の地元紙・重慶日報が伝えた。
 胡錦濤国家主席としては秋の共産党大会を控え、独裁的手法で重慶を「独立王国」化した薄氏の影響力を消滅させる狙いだ。
 黄奇帆市長は16日の会議で「党中央の指導の下、(新書記の)張徳江同志(副首相)をトップとする重慶市党委の周囲に緊密に団結しよう」と強調。「仕事上の問題点を真剣に反省し、正確に世論を導く必要がある」と述べ、大衆動員型の政治を展開した薄氏の手法を暗に批判した。(2012/03/17-15:34)

3200名無しさん:2012/03/18(日) 18:10:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120317/asi12031718070001-n1.htm
東ティモール大統領選 ルアク、ホルタ氏ら軸に混戦
2012.3.17 18:05 (1/2ページ)

17日、東ティモール・ディリで大統領選の投票をする候補者のタウル・マタン・ルアク前軍司令官(共同)
 【シンガポール=青木伸行】10年前にインドネシアから独立した東ティモールで17日、大統領選挙の投開票が行われた。現職のラモス・ホルタ大統領(62)、タウル・マタン・ルアク前軍司令官(55)、「東ティモール独立革命戦線」(フレティリン)のルオロ党首(57)を軸に、混戦となっている。

 12候補が乱立した大統領選の有権者は約60万人(選挙管理委員会)で、当選には過半数が必要。ホルタ氏ら3候補に、ラサマ国会議長(49)を加えた4候補が票を食い合う展開で、上位2人による決選投票にもつれ込む可能性もある。

 こうした中で、最有力視されているのはルアク氏。かつてインドネシアとの独立闘争とゲリラ戦を、グスマン首相とともに戦った「英雄」のひとりとして、国民の人気が高い。グスマン氏と、同氏が率いる東ティモール再建国民会議(CNRT)が、ルアク氏を支持したことも大きい。

 一方、ホルタ氏は「劣勢」が伝えられている。2007年の前回大統領選で得た、グスマン氏とCNRTの支持を失った。目立った選挙運動もしておらず、国民の人気と、ノーベル平和賞を受賞した国際的な認知度に頼る選挙戦となった。

 東ティモールは5月20日に独立10周年を迎える。6月には議会選挙が実施され、年末には国連東ティモール統合支援団(UNMIT)が撤退する。こうした節目の年の大統領選は、大きな意味をもつ。

 まず、UNMITは治安権限を東ティモール側に移譲しており、大統領選と議会選挙が平和裏に実施されることが、「民主主義の定着」という観点から重要だ。これまでのところは平穏に推移している。

 東ティモールの実質経済成長率は豊富な石油・天然ガスの収入に支えられ、09〜10年が7%台と堅調だ。だが、資源開発を拡大しつつ、インフラや法律の整備、産業と人材の育成、雇用の創出、国民の約4割を占める貧困層の底上げを図るという、幾多の課題に直面している。

 このため、首相と並び国家を牽引(けんいん)する、任期5年の次期大統領を誰にするかという国民の選択は、今後の「国づくり」に大きく影響する。

 また、大統領選における各党の動向は、その後の議会選挙で、グスマン氏を首相とする現在の連立政権の構図と力関係に、いかなる変化が生じるのか、合従連衡の行方を占うものとしても注目されている。

3201名無しさん:2012/03/18(日) 18:11:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120318/asi12031808250000-n1.htm
東ティモール大統領選 4候補の接戦続く
2012.3.18 08:23
 17日行われた東ティモール大統領選は18日、開票が進み、選管当局の中間集計によると、最大野党の東ティモール独立革命戦線(フレティリン)のルオロ党首(57)が得票率30%でリード、3候補が追う接戦が続いている。過半数の得票者がいなければ、4月に決選投票が行われる。

 中間集計によると、ルオロ氏を追う3候補は、タウル・マタン・ルアク前軍司令官(55)、ノーベル平和賞受賞者で現職ラモス・ホルタ大統領(62)、ラサマ国会議長(49)。大統領選には計12人が立候補した。

 18日未明(日本時間同)の段階で、約10万票が開票された。投票率は発表されていないが、登録有権者は約63万人。

 17日の投票では、一部の投票所で投票用紙が足りなくなるトラブルがあったが、大きな混乱はなかった。(共同)

3202チバQ:2012/03/19(月) 23:44:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012031900883
「国民の選択」尊重=ホルタ氏不支持で東ティモール首相
 来日中の東ティモールのグスマン首相が19日、都内で記者会見し、2002年のインドネシアからの独立で共闘し、17日投票の大統領選で敗北宣言した現職のラモス・ホルタ氏を支持しなかった理由について、「国民自身の選択」を尊重したためだとの考えを明らかにした。
 グスマン氏は「(ホルタ氏の)大統領就任から5年がたち、時代や民主主義の成熟とともに国民の判断も変わってきた。国民自身が行う選択が真の意味での民主主義ではないか」と述べた。
 独立闘争を指揮した国民的英雄のグスマン氏は、「(東ティモールは)民主主義が生まれてまだ若い国だが、ダイナミズムに満ちている」と指摘。その上で、大統領選について「平和裏に行われ、国の未来を占う重要な契機となった」と、選挙がスムーズに行われたことをアピールした。(2012/03/19-21:50

http://www.afpbb.com/article/politics/2866561/8670273?ctm_campaign=txt_topics
東ティモール大統領選、現職ホルタ氏が落選 4月に決選投票
2012年03月19日 18:03 発信地:ディリ/東ティモール
【3月19日 AFP】17日投票が行われた独立後2回目となる東ティモール大統領選は19日、現職のジョゼ・ラモス・ホルタ(Jose Ramos-Horta)大統領(62)の落選が決定した。

 ホルタ大統領と他11人の候補の対決となった選挙は、いずれの候補者も憲法が定める50%以上の得票率に達せず、野党・東ティモール独立革命戦線(フレティリン、Fretilin)のフランシスコ・グテレス(Francisco Guterres、通称「ルオロ(Lu-Olo)」)氏と、軍司令官だったタウル・マタン・ルアク(Taur Matan Ruak)氏の間で、4月16日に決選投票が行われることになった。両候補とも、内戦時代にインドネシアに対する独立運動で英雄視された人物だ。

 一方、ホルタ大統領は首都ディリ(Dili)で敗北宣言し、5月19日に大統領職を退くと発表。決選投票ではどちらの候補にも肩入れはしないと述べた。

 ホルタ大統領は1996年のノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)受賞者で、2008年には暗殺の危機を免れた経験を持ち、国民の人気も高かった。17日には、もし再選されなかった場合は「何をするか迷うことになるだろう」と語っていた。

 東ティモールは5月に独立10周年を迎え、年末までには国連東ティモール統合支援団(UNMIT)も完全撤収するが、慢性的な情勢不安が続いており、2006年には選挙がらみの暴動で死者37人を出している。(c)AFP

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3203チバQ:2012/03/19(月) 23:45:20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120319/kor12031918540004-n1.htm
韓国総選挙に在日男性出馬 比例で京都の康さん
2012.3.19 18:50

  康宗憲さん
 4月の韓国総選挙で、在日韓国人2世の早稲田大客員教授、康宗憲さん(60)=京都市在住=が、左派系の統合進歩党の比例代表候補として出馬することが19日までの同党代議員投票の結果確実になった。党関係者が明らかにした。 

 康さんの比例代表名簿の順位は18位。統合進歩党の前身、民主労働党の前回総選挙での比例獲得議席数は3で康さんは当選圏外とみられるが、「在日に対する本国の無関心を改めさせるために、蟷螂のおのであっても当事者として声を上げたい」と話す。

 康さんは韓国留学中の1975年、北朝鮮のスパイの嫌疑をかけられて連行され、国家保安法違反罪などで死刑判決が確定。後に減刑され88年に釈放された。拷問で身に覚えのない容疑を認めさせられたとして当時から無罪を訴え、今月ソウル高裁で再審が始まった。(共同)

3204名無しさん:2012/03/19(月) 23:47:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120318/chn12031812010001-n1.htm
「奇怪的」と言われる公務員給与 中国公務員法
2012.3.18 12:00 [世界仰天ニュース]
 中国の一般市民の間で“奇怪的”と揶揄(やゆ)されているのが、「中華人民共和国公務員法」で算出規定が定められた公務員の給与、そして退職者の年金である。

 同法第75条にはこううたわれている。「公務員の給与水準は国民経済の発展に歩調を合わせ、社会の進歩に添う。国家は給与調査を実行し、相応な企業社員の給与水準と定期的に比較し、その結果を公務員給与水準の根拠とする」−。

 公務員の給与額は“国家機密”ともいわれているが、時折、現職公務員がインターネット上で明細を公表している。ある公務員は基本給750元(約1万円)、その他手当が1350元(約1万8千円)と告白。別の北京市在住の公務員に至っては、「基本給は900元(約1万2千円)余りだが、手当を足した最終的な手取りは7千元(約9万2千円)を超える」と明かしている。

 なるほど、基本給に関しては市井のレベルに準じている。また、同法第74条は「公務員給与は基本給、各種手当、奨励金を含む」としており、手当支給自体は違法ではない。しかし、その総額たるや、一般水準との比較がなされているとは誰も信じていない。

 さらに批判の矛先を向けられているのが、一般企業退職者の2〜3倍とされる退職公務員に対する年金だ。当局は「高齢者の年金・保険改革の停滞が原因」としているが、インターネット上では「自らを欺き、庶民を愚弄している」との声が上がっている。

 公務員優遇策は汚職防止が目的だと開き直る“お役所”に対し、ある市民は「憲法や共産党規約がうたう公平の原則は庶民をだます空文なのか。政府が法原則に従っていないのに、人民に法の順守を求めるのか」と、厳しい言葉をぶつけている。(北京 川越一)

3205チバQ:2012/03/20(火) 09:01:12
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120320/mcb1203200504025-n1.htm
国内観光業界「ぼったくり」横行 数字上の急成長 再編加速も (1/2ページ)2012.3.20 05:00

 中国では近年、国内の観光市場が急成長を遂げる一方で、チケット料金の不当な値上げやツアーガイドと店側の結託による“ぼったくり”といった問題も急増しており、ネット上で話題を集めている。

 ◆1日平均2万人

 中国全国休日観光協調会議弁公室の発表によると、今年の春節(旧正月=1月23日)休暇期間における国内観光客数は前年同期比14.9%増となる延べ1億7600万人に達した。観光収入は、同23.6%増の1014億元(約1兆3400億円)で、航空運賃収入が55億元、鉄道運賃収入が30億5000万元、39の重点観光都市が383億8000万元を売り上げた。

 例年と比べ、海外への旅行客数も大幅な伸びをみせたが、海南省での免税ショッピングも人気で、同省三亜市の免税店にはピーク時で1日平均2万人の来店客があったという。

 こうした観光ブームに乗じた“ぼったくり”行為の横行を巡り、ネット上では政府の管理の甘さや企業側の意識の低さに原因を求める声が上がっている。

 中国旅游研究院の楊彦鋒副研究員は「数字上の急成長を遂げた国内観光市場だが、中身がともなっていない」と指摘、管理制度の強化で問題は解決するものの、一定の時間がかかるとの考えを示した。

 中国金融情報会社Wind資訊によれば、A株上場の旅行会社22社の昨年第3四半期(7〜9月期)の営業収入は総額332億元、株主帰属の最終利益は37億元に上っている。さらに、各社の11年最終利益予想をみると、麗江旅游が前年比1000%増以上、九龍山が同600%増前後という数字を発表している。

 ◆内容重視の旅へ

 老舗の上場会社が業績を伸ばす中、ネット予約を専門とする旅行会社も台頭している。同研究院が発表した「11年中国旅行会社20強」では、旅行サイト「携程旅行網」を運営する携程旅游集団が昨年の4位から2位に浮上。新興企業の去●児網、宝中旅游、海航旅業の3社も初のランクインを果たしている。

 こうした動きに対し、去●児網旅游研究院の侯涛院長は「今後は業界内で合併や再編の動きが加速するだろう」と指摘する。また、業界の再編加速にともなって旅行内容が重視されることになり、新スタイルの旅や、テーマ旅行が関心を注目を集めるようになるという。

 中国国家旅游局の予測によると、15年には中国からの海外旅行者数は年間延べ8800万人、年平均9%増に達するという。

 「中国観光業に関する第12次5カ年計画(11〜15年)発展計画綱要(綱要)」によると、(1)15年の観光総収入は2兆5000億元で年平均10%増(2)国内観光客数は延べ33億人で同10%増(3)外国人観光客数は延べ1億5000万人で同3%増(4)観光外貨収入は580億ドル(約4兆8400億円)で同5%増(5)観光産業の増加値が国内総生産(GDP)に占める割合は4.5%−にするという。(半月談=中国新聞社)

●=口へんに那

3206チバQ:2012/03/20(火) 09:19:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120320/asi12032007020002-n1.htm
卵投げつけ、裸デモ…お国柄が出る?
2012.3.20 07:00 [世界仰天ニュース]

台北で行われた台湾の対米通商政策に対する抗議デモの際に腐った卵を投げ付けられた警察官。石よりはましかもしれませんが、お気の毒のひと言です。(AP)
 台湾・台北で行われた対米通商政策への抗議デモでのワンシーン、腐った「卵」が警察官に向かって投げ付けられました。「卵」は石よりはケガもしないのでマシかもしれませんが、精神的ダメージが大きいような気がします。お気の毒のひと言です。

 場所は変わってペルーの首都・リマ。「裸」で自転車をこぐ集団が登場。日々、危険な目に遭っているサイクリストへの配慮を訴えるデモだそうですが、こんなデモだと注目度も高まりそうですね。

 道路で注目度ならこちらも負けていません。インドでは「ハイヒール車」が走行。試乗運転でしたが、乗り心地はよさそうです。

3207チバQ:2012/03/20(火) 09:22:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120320/chn12032007020000-n1.htm
解任・重慶前トップ拘束 妻の収賄など、完全失脚
2012.3.20 06:59 (1/2ページ)[中国]

 【北京=矢板明夫】中国共産党中央に重慶市トップの党委員会書記の職を解任されていた薄煕来氏(62)が19日までに、党中央規律検査委員会に身柄拘束され、妻の汚職問題などで取り調べを受けていることが分かった。複数の共産党筋が明らかにした。次世代指導者の一人と目され、今秋の党大会で最高指導部入りが有力だった薄氏は、胡錦濤総書記(国家主席)派と政治路線で対立、権力闘争に敗北し、完全に失脚した。今後、刑事責任を問われる可能性も出てきた。

 共産党筋によれば、薄氏は全国人民代表大会(全人代=国会に相当)に出席した後、北京で党中央規律検査委員会の幹部に、実質上の身柄拘束となる「双規」を通告された。「双規」とは「規定の時間・場所で、疑いのある問題に関して説明を求める」という党内部の規則に基づく措置だ。

 共産党筋によると、薄氏が説明を求められているのは、収賄や職務怠慢など4項目という。まず、弁護士事務所を開業している薄夫人にからむ汚職の疑い。また、薄氏の部下で今年2月、米総領事館に駆け込み、拘束・解任された重慶市前副市長、王立軍氏(52)の監督責任も問われているという。薄氏の身柄が近く北京以外の地方都市に移され、本格的な取り調べに入るとの情報もある。

 胡錦濤時代以降、「双規」の手続きを取られた党高官の大半が起訴され、懲役刑以上の判決を受けているが、元文化省次官、于幼軍氏のように刑事責任を問われなかったケースもある。

 薄一波元副首相を父に持つ薄氏は、次期総書記とされる習近平副主席と同様、元高級幹部子弟で構成する「太子党」の中心人物。胡総書記率いる共産主義青年団(共青団)派と対立する保守派とされてきた。

 米総領事館駆け込み事件 重慶市トップの薄煕来党委書記の側近として暴力団一掃運動を仕切った王立軍副市長が2月2日、兼務していた公安局長を解任され、6日に四川省成都の米総領事館を秘密裏に訪問。7日に総領事館を離れた後、国家安全省幹部らに北京に連行され、取り調べを受けているとされる。

 王氏に関しては昨年末から、経済問題で党中央規律検査委員会の調査対象になっているとの噂が流れていた。身の危険を感じた王氏が米国に保護を求め、政治亡命を申請したともいわれている。

3208チバQ:2012/03/20(火) 09:24:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120320/chn12032007050001-n1.htm
薄煕来氏失脚 崩れる権力バランス 勢い増す胡主席派
2012.3.20 07:02 (1/2ページ)

13日、自分の行く末を覚悟していたのか、北京での全国人民代表大会で天井を仰ぐことが多かった薄煕来氏(手前)。閉幕翌日の15日に重慶市党委書記を解任された(AP)
 【北京=矢板明夫】中国共産党の次期最高指導部、政治局常務委員会入りが有力視されていた薄煕来・前重慶市党委書記の失脚は党内の権力バランスを大きく崩す。共産主義青年団(共青団)出身者を中心とした胡錦濤国家主席のグループが大きく勢力を伸ばす一方、江沢民前国家主席のグループや習近平国家副主席ら「太子党」グループが政局の主導権を失いつつある。秋の党大会まで半年余、ポストをめぐる抗争が激化する見通しだ。

                   ◇

 共産党筋によれば、ポスト胡錦濤体制では、習氏を党総書記兼国家主席、李克強氏を首相に起用する既定方針に変わりはないが、この2人の力関係が微妙に変化するという。胡派の躍進で李氏の影響力が強くなり、同じ太子党の薄氏を失った習氏の影響力が低下し、厳しい政権運営を強いられるとの見方だ。

 薄氏は失脚しなければ、国家安全、警察、司法担当の中央政法委員会書記として最高指導部入りの可能性が高いといわれてきた。このポストは政敵の動向調査や逮捕権の行使ができるため、各派閥が最も欲しいとされるポストだった。薄氏の代わりに、江沢民派は公安相の孟建柱氏を推しているが、力不足で実現する可能性は低いとされる。現在のところ、胡主席の懐刀といわれる広東省トップの汪洋氏がこのポストに就く可能性が高いといわれている。

 また、金融・貿易担当の副首相で太子党の王岐山氏は、李氏の後任として筆頭副首相に就任する可能性が高いといわれてきたが、重慶事件のあおりを受け、閑職の全国人民代表大会常務委員長(国会議長に相当)に回される可能性もささやかれるようになった。

 今年の全人代期間中、王氏は「刑法を修正したい」などと担当外のことを言及していたことが注目された。実権のある筆頭副首相は、重慶事件で胡派に協力した張徳江副首相が就任する可能性が高くなったという。

 さらに、胡派の若手で、令計画氏と胡春華氏が最高指導部入りの可能性が出てきた。実現すれば習氏の次の世代を胡派で押さえたことになる。

                   ◇

【政治局常務委員の予想候補】

                  (定員9人)

 習近平 国家副主席(太子党)       ◎

 李克強 筆頭副首相(胡錦濤派)      ◎

 李源潮 党組織部長(胡錦濤派、太子党)  ◎

 王岐山 副首相  (太子党)       ○

 張徳江 副首相  (江沢民派)      ○

 汪洋  広東省書記(胡錦濤派)      ○

 兪正声 上海市書記(太子党)       △

 張高麗 天津市書記(江沢民派)      △

 劉雲山 党宣伝部長(江沢民派?)     △

 劉延東 国務委員 (胡錦濤派、太子党)  △

 令計画 党中央弁公庁主任 (胡錦濤派)  ▲

 胡春華 内モンゴル書記  (胡錦濤派)  ▲

 孟建柱 国務委員    (江沢民派)   ▲

 ◎確実 ○有力 △可能性あり ▲浮上

3210チバQ:2012/03/20(火) 11:38:54
http://jp.wsj.com/World/China/node_409079
中国共産党内で2つの勢力が暗闘−薄書記解任で
2012年 3月 16日 11:04 JST
 【北京】毛沢東思想の復活を唱えていた中国・重慶市トップの薄熙来共産党委員会書記が15日に解任されたことを受けて、中国共産党内部で敵対する2つのエリート勢力が今後、指導部支配を狙ってますます公然と闘争を展開する可能性がある。 

 薄氏はつい最近まで、党の最高機関である政治局常務委員会メンバーの最有力候補とみられていたが、解任された結果、同氏の政治生命に終止符が打たれ、一見して党のリベラルな改革派が勝利したかにみえる。 

 しかし、薄氏放逐の結果、改革派として知られる広東省の汪洋・党委員会書記のようなリベラル派の人物が政治局常務委員会入りする道が自動的に開かれたことにはならない。汪氏は最近、土地収用をめぐる省内の村民の反乱を平和的に処理して称賛された。

 実は薄氏解任は、今年秋に党総書記に選ばれると予想されている習近平国家副主席と並んで、薄氏に連なる人物が政治局常務委員会(現在9人)入りを確実にしようとする動きに一層はずみをつける可能性がある。

 最高指導部をめぐるこうした争いは、共産党が転換期にあることを鮮明にしている。党内では、薄氏がそうだったように、国家による経済・社会統制強化を提唱する勢力と、汪氏のように民間部門、市民社会、法の支配を主張する勢力との亀裂が深まっている。 

 薄氏解任は、温家宝首相が前日、同氏名指しは避けたものの重慶市指導部を異例に厳しい調子で叱責したことに続く動きだ。温首相は記者会見で、重慶市指導部は薄氏の側近だった王立軍前公安局長が米総領事館に駆け込むというスキャンダルから「教訓を学び、反省すべきだ」と語った。薄氏解任とその後継者の名前は翌15日朝に発表された。

3211名無しさん:2012/03/20(火) 11:39:15
 リベラル派勢力は総じて薄氏の政策を嫌悪している。しかしアナリストたちは、薄氏の本当のミスは、彼の派手な個性とポピュリスト(大衆迎合主義)的なスタイル、そして昇格への露骨な工作によって、中央の権力グループ間の微妙なバランスを狂わせ、コンセンサスによる政策決定という文化を毀損したことだったと指摘している。 

 カリフォルニア大学バークレー校の中国政治専門家で、クリントン政権下で国務次官補を務めたことがあるスーザン・シャーク氏は「彼ら(党中央)が薄氏を解任したのは、同氏が重慶で何か間違ったことをしたからではなく、こうした工作をしたからだ」と指摘。「天安門広場事件以降、党中央は指導部をいわばブラックボックスの中にしまっておくよう努めてきたからだ」と述べた。 

 そこで今後の注目点は、薄氏解任によって権力バランスが直ちに回復されるのか、あるいは対決する陣営同士が互いに闘争を続け、党の権力掌握に決定的に重要な団結が壊されてしまうのか、ということだ。党は現在、経済減速とますます強まる一般市民の要求への対応を迫られている時期だけになおさらだ。

 前回、中国指導部に重大な亀裂が見えたのは、1989年の天安門広場事件の際だった。当時、何百万人もの市民が民主化を要求して街頭に乗り出し、天安門広場に集結した。最終的には、人民解放軍の手で弾圧され、殺された市民は何百人とも何千人とも言われている。デモ隊に同情的とみられていた改革派指導者は党から追放された。 

 06年にも、それよりは小さな権力争いが発生した。これは政治局メンバーで上海市共産党委員会書記の陳良宇氏が汚職で追放された事件だ。同氏の後任となったのが現在国家副主席の習近平氏だった。習氏はそのわずか数カ月後に常務委員会メンバーに異例の昇格を果たした。 

 薄氏は現段階では、陳氏と同じ運命にはならないようにみえる。同氏は25人で構成する政治局のポストはそのまま維持する公算が大きく、政治問題に口出ししない限り、権限のもっと小さいポスト、例えば政府諮問機関の副トップになるのではないか、とアナリストらは予想している。 

 しかし、もし薄氏が協力しなければ、側近だった王立軍副市長兼前公安局長が提供した、薄氏にダメージになる各種資料に基づいて、さらに追い詰められる恐れがある。王氏は先月、四川省成都にある米総領事館に駆け込んで一夜を過ごした後、中国公安警察に身柄を拘束された。 

 薄氏解任は、同氏を支持していた党の同胞幹部にとって個人的にも思想的にも打撃となるだけでなく、下級レベルの当局者や学者にとっても打撃だ。これらの人々は薄氏の唱えていた毛沢東思想復活を支持しており、「ニューレフト(新左翼)」と呼ばれている。 

 しかし、薄氏に代わって張徳江氏が重慶市党委員会書記に任命されたことは、薄氏に連なる一派の力が依然として強いことをうかがわせる。張氏は北朝鮮の大学に留学して経済学を学んだこともある。現在、産業・エネルギー担当の副総理で、巨大な国営企業に近いとみられている。 

 北京の人民大学の中国政治専門家、張鳴氏はニューレフトについて、「彼らはきわめてしぶとい」と述べ、「彼らは頼るべき新しい指導者を見つけられる」とみている。 

 共産党内部の派閥と利益集団の構成は流動的で、オーバーラップすることがしばしばだ。しかし張副首相がリベラルな改革派陣営に属さないことは明白だ、とアナリストは指摘する。 

 03年の広東省党委員会書記時代には、新型肺炎と呼ばれた感染症SARSの流行隠蔽(いんぺい)工作を指揮したとして広く批判された。 

 張氏は、中国に侵略した旧日本軍や国民党軍と戦った人民解放軍将軍の息子で、同じように父親が革命時代の有名な指導者だった薄氏と同様に、「太子党」の一員と目されている。 

 また、薄氏と同様に、江沢民前国家主席に近いとみられている。江氏は10年前に退任した際、同志を集めて党のエリート層を形成しており、他の退任した重鎮たちと並んで、今年秋の最高指導部人事に発言権があるとみられている。

 さらに、薄氏が最近までそうだったように、張氏は政治局常務委員会メンバーの潜在的な候補者だ。ただし暗黙の党規則では、彼は既に65歳であるため、一期5年間しか務められないことになる。 

 ワシントンのブルックリン研究所の中国政治専門家チェン・リー氏は、薄氏の失脚によって恩恵を受ける人々は薄氏と同じ派閥出身者かもしれないと指摘。「それは共和党の予備選挙みたいなもので、ある候補が敗れると、他の共和党候補が有利になるのだ」と語った。

3212名無しさん:2012/03/20(火) 12:09:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120320/chn12032010010002-n1.htm
【日々是世界 国際情勢分析】
中国「海保」構想 内外で相反する見方
2012.3.20 09:57 (1/3ページ)

16日、沖縄県・尖閣諸島周辺の日本の接続水域を航行する中国海監総隊の新鋭船「海監50」(手前)
 中国の全国人民代表大会(全人代=国会)が開催中の今月上旬、中国海軍の少将が海洋権益の保護強化に向け準軍事的組織「国家海岸警備隊」の創設を提言した。中国には複数の海上法執行機関があり、以前から組織統合の必要性が訴えられてきた。提言自体はこの延長にすぎないが、近年の南シナ海や東シナ海での強硬姿勢と相まって注目を集めた。だが、受け止め方は中国の内外で大きく異なっている。

 提言したのは人民解放軍のシンクタンク、軍事科学院世界軍事研究部の元副部長、羅援少将。5日以降、中国新聞社など内外メディアの取材に相次いで応じ、自身が全人代と並行して開かれている国政助言機関、全国政治協商会議に提案した内容を紹介した。

 中国の海上法執行機関は、国土資源部国家海洋局の中国海監総隊(海監)、公安部の公安辺防海警総隊(海警)、交通部海事局(海事)、農業部漁業局(漁政)、海関総署取締局(海関)などに分かれる。羅氏は、さらに交通部港監局の「海救」や捜索救難センターやサルベージ部門などを含め9部門に分類している。

 報道を総合すると、海岸警備隊はこれら9部門を統合して「一つの拳」とし、役割の重複や予算の無駄を解消。装備も各機関が現在保有する船艇以外に海軍の艦艇を一部編入して強化し、人員に軍事訓練を施す。海軍自体が巡視活動をしないことで、海洋権益をめぐる摩擦が軍事衝突に直結するのを回避できる一方、海岸警備隊は「海軍を後ろ盾として」活動できるという。

 羅氏は、日本の海上保安庁などの例を引き、警備隊の創設は「国際基準に合致する」と主張する。人民解放軍の機関紙、解放軍報は全人代での海洋権益をめぐる議論を紹介する8日付の記事で、「わが国の一部海洋資源は違法に(外国に)奪われており、海洋進出をさらに強化しなければならない」としており、中国版「海保」構想に関する中国国内の報道には自国の能力不足を強調する論調が目立つ。

 一方、7日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は「羅氏は政府よりも極端な立場を主張する経歴がある」と紹介しながらも、「彼のタカ派的な視点は他の将官や愛国的な民衆の支持を得ているとみられる」と指摘。その上で、「軍やネット世論の抵抗で、中国政府は領土紛争で妥協することが困難になっている」と警戒心を示している。防衛省防衛研究所も2月に発表した「中国安全保障レポート2011」で、海軍に加え海上法執行機関の活動強化が「総体として中国の強硬な姿勢につながっている」と分析している。

 だが、この報告書も、中国側には「中国脅威論をさらに明確に打ち出したもの」としか映らないようだ。3月6日付の国際情報紙、国際先駆導報(電子版)は、海軍戦略研究所の元所長、尹卓少将らのインタビュー記事を掲載。報告書について「日本の安全保障関係者は中国の海洋能力の発展に困惑している」と突き放している。

3213チバQ:2012/03/20(火) 19:25:49
http://www.47news.jp/CN/201203/CN2012032001001557.html
脱北者初の韓国国会議員誕生へ 与党の趙明哲氏
 【ソウル共同】北朝鮮からの亡命者で、韓国統一省傘下の統一教育院院長(次官補級)の趙明哲氏(52)が、来月11日の韓国総選挙に与党セヌリ党から出馬することが20日、決まった。同党の比例代表候補の名簿4位で、北朝鮮脱出住民(脱北者)で初の韓国国会議員誕生は確実だ。

 これまでに韓国入りした脱北者は累計2万3千人以上。中国が拘束した脱北者を北朝鮮に強制送還していることへの批判が韓国内で高まる中、セヌリ党は、北朝鮮の人権問題などを重視する姿勢を支持基盤の保守派にアピールする狙いとみられる。

 過去の総選挙でも脱北者が立候補したことはあったが、落選した。

2012/03/20 18:42 【共同通信】

3214チバQ:2012/03/20(火) 19:28:52
211 名前:チバQ 投稿日: 2012/03/20(火) 19:28:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120320-00000019-yonh-kr
韓国総選挙 与党の比例名簿1位は女性科学者
聯合ニュース 3月20日(火)15時32分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国与党のセヌリ党は20日、4月11日投開票の総選挙(国会議員選挙)の比例代表名簿を発表した。韓国原子力研究院の閔丙珠(ミン・ビョンジュ)研究委員が1位に登録された。党の選挙対策委員長を務める朴槿恵(パク・クンヘ)党非常対策委員長は当選予想圏の中間ラインとされる11位だった。
 名簿に登録されたのは計46人。閔氏を含め女性候補が上位10位までに5人入った。この中には元卓球韓国代表の李エリサ氏(9位)が含まれている。
 北朝鮮脱出住民(脱北者)で初めて1級公務員になった趙明哲(チョ・ミョンチョル)統一教育院長が4位に登録されたほか、昨年大ヒットした映画「ワンドゥギ」に出演したフィリピン出身の李ジャスミンさんが17位に登録された。
 名簿を発表した党公職候補者推薦委員会の鄭フン原(チョン・フンウォン)委員長は「どれだけ国民に感動を与えられるかを最も考慮した。分野別の役割や功績も参考にした」と述べた。
sarangni@yna.co.kr 最終更新:3月20日(火)15時32分

3215チバQ:2012/03/20(火) 19:29:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120320-00000026-mai-kr
<韓国総選挙>12月の大統領選に影響必至
毎日新聞 3月20日(火)12時22分配信

 【ソウル西脇真一】4月11日の韓国総選挙(定数300)まで1カ月を切り、与野党の動きが激しさを増してきた。今年は12月に大統領選も実施される20年に一度の選挙イヤーで、総選挙の結果は大統領選にも影響する。与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)非常対策委員長(60)や最大野党、民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)常任顧問(59)ら次期大統領選の有力候補にとっても勝負どころだ。

 「政治を変え、国を変えるという使命感で選挙に臨んでほしい」。セヌリ党の事実上の党代表である朴槿恵氏は19日、党の会議で奮起を促した。

 セヌリ党は、李明博大統領側近らの金銭スキャンダルなどで、民主統合党に支持率で差を付けられていたが、朴氏を中心に党の刷新を推進。ハンナラ党からの党名変更や、福祉や雇用創出を最重要課題に掲げ争点化を避けた。

 19日付朝鮮日報によると選挙区の党現役議員144人のうち47人が公認漏れし、不出馬も含めると交代率は過去最大の42%。

 民間世論調査機関リアルメーターによると、3月初めに支持率逆転に成功。19日の発表でも39.4%で、民主統合党の33.7%を上回った。

 ただ、168の現有議席維持は困難で、ある韓国紙記者は「120から130議席ではないか。120以下だと朴氏の責任論が噴出し苦しい立場に追い込まれる」との見方だ。

 一方、民主統合党(89議席)は「李政権4年の審判」を最大の争点に掲げる。別の野党、統合進歩党などとの全国的な選挙協力を実現させ、勢いの盛り返しを狙う。

 19日には統一候補擁立に向け約70選挙区の予備選結果を発表。韓明淑(ハン・ミョンスク)代表(67)は「総選挙勝利と政権交代の基礎ができた」と述べた。国会第1党を目指す。

 また、文在寅氏はセヌリ党が地盤とする地元の釜山から国会議員初当選を狙う。対するセヌリ党は26歳の女性新人を擁立する。

 民主統合党の公認決定では、文氏を筆頭とする故盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領系の存在が目立っており、結果次第で大統領選に向けた文氏の勢いに弾みがつきそうだ。

3216チバQ:2012/03/20(火) 20:59:07
中国共産党中央政治局委員
胡錦濤 1942年12月 党総書記 国家主席 政治局常務委員 第4世代
呉邦国 1941年7月 全国人民代表大会常務委員長 政治局常務委員 第4世代
温家宝 1942年9月 国務院総理 政治局常務委員 第4世代
賈慶林 1940年3月 全国政治協商会議主席 政治局常務委員 第4世代
李長春 1944年2月 中央精神文明建設委員会主任 政治局常務委員 第4世代
習近平 1953年6月 中央書記処第一書記 政治局常務委員 第5世代
李克強 1955年7月 国務院常務副総理 政治局常務委員 第5世代
賀国強 1943年10月 中央紀律検査委員会書記 政治局常務委員 第4世代
周永康 1942年12月 中央政法委員会書記 政治局常務委員 第4世代
郭伯雄 1942年7月 党中央軍事委員会副主席 政治局委員 第4世代
徐才厚 1943年6月 党中央軍事委員会副主席 政治局委員 第4世代
李源潮 1950年11月 中央書記処書記 政治局委員 第5世代
回良玉 1944年10月 国務院副総理 政治局委員 第4世代
張徳江 1946年11月 国務院副総理 政治局委員 第5世代
王岐山 1948年7月 国務院副総理 政治局委員 第5世代
劉雲山 1947年7月 中央書記処書記 政治局委員 第5世代
劉延東 1945年11月 国務委員 政治局委員 第5世代
王兆国 1941年7月 全人代常務副委員長 政治局委員 第4世代
王剛 1942年10月 全国政治協商会議常務副主席 政治局委員 第4世代
兪正声 1945年4月 上海市党委書記 政治局委員 第5世代
王楽泉 1944年12月 新疆ウイグル自治区党委書記 政治局委員 第4世代
劉淇 1942年11月 北京市党委書記 政治局委員 第4世代
汪洋 1955年7月 広東省党委書記 政治局委員 第5世代
張高麗 1946年11月 天津市党委書記 政治局委員 第5世代
薄熙来 1949年7月 重慶市党委書記 政治局委員 第5世代  → 失脚


第6世代
令計画
胡春華 出生: 1963年4月
周強 出生: 1960年4月
陸昊 出生: 1967年6月
孫政才 出生: 1963年9月
孟建柱

3217チバQ:2012/03/20(火) 21:28:29
2002年の政治局常務委員改選時は9人:第4世代が7人、第5世代が2人
同様の流れをたどるとすれば、
現在、政治局員以上の第5世代は下の10人。1習近平2李克強は現在も常務委員であり確定
3李源潮4張徳江5王岐山もほぼ確定
残り2を5で争う形か?

1習近平 国家副主席     太子党    国家主席
2李克強 国務院常務副総理     共青団    総理
3李源潮 党組織部長     >>2953共青団/太子党
4張徳江 国務院副総理       上海閥    筆頭副総理?>>3208
5王岐山 国務院副総理    >>2953太子党    全人代常務委員長?>>3208
6劉雲山 党中央宣伝部長      共青団/上海閥
7劉延東 国務委員         共青団/上海閥
8兪正声 上海市党委書記      太子党
9汪洋 広東省党委書記      共青団
10張高麗 天津市党委書記      太子党
(失脚した薄熙来を除く)

3218チバQ:2012/03/20(火) 21:36:17
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1117295937/2538-2539
中国共産党、10年ぶり大権力闘争の背景団派vs太子党の対立なのか〜中国株式会社の研究


http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1117295937/1245-1246
中国、40代の「第6世代」抜擢 胡主席、地方に若手配置で基盤固め
中国、胡主席勢力を地方に抜てき 胡春華氏がスピード出世

3219チバQ:2012/03/20(火) 23:33:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120320-00000070-mai-cn
<中国>薄氏排除の動きが加速
毎日新聞 3月20日(火)22時27分配信


拡大写真
中国共産党の薄熙来政治局委員

 中国共産党の次期最高指導部入りを目指していた薄熙来(はく・きらい)政治局委員(62)が重慶市トップの党委書記を解任されたことを受け、薄氏の影響力排除に向けた動きが加速している。薄氏の政治手法は、改革開放で格差や汚職などの問題が深刻化したとみる保守層から根強い支持を受けており、当局は同情論の高まりや改革論議の停滞を警戒しているとみられる。薄氏は14日の全国人民代表大会(全人代=国会)閉幕式に出席した後、公の場に姿を見せておらず、当局に拘束されたとの情報も飛び交い始めている。【北京・工藤哲、成沢健一】

【中国共産党】重慶市トップの薄熙来氏を解任

 重慶の地元紙によると、薄氏の解任を受けて重慶市党委書記を兼任した張徳江(ちょう・とくこう)副首相は19日、「党中央による(薄氏解任の)重大決定の思想を統一させよ」と指示。他の市幹部も政治の安定を取り戻す必要性を訴えている。香港メディアは、市指導部が薄氏に近かった幹部の一掃を検討していると伝えた。

 重慶市内では、薄氏の主導で革命歌を歌うキャンペーンが展開されてきたが、市中心部の広場には薄氏の解任が公表された15日、近隣の迷惑防止のために大声で歌うことを控えるように求める看板が設置された。

 一方、薄氏を擁護する意見を多く掲載してきた保守系サイト「烏有之郷」などが15日から一時閲覧できなくなった。民主化を求める言論がネット上で削除されるケースは多いが、保守系サイトが言論統制の対象となるのは異例だ。

 薄氏の政治手法については、政治改革への積極姿勢を示す温家宝首相のほか、次期最高指導部入りを争うライバルと目され、胡錦濤国家主席と同じく「中国共産主義青年団(共青団)」出身の汪洋(おう・よう)・広東省党委書記が批判的な発言をしてきた。ここにきて、次期最高指導者への就任が確実視される習近平・国家副主席の見解が注目されている。

 党理論誌「求是」の最新号は習氏が今月1日に行った中央党校での講演を掲載。習氏は「派手に立ち回って大衆の歓心を買ったり、個人の功利を求め、党や人民の前進を難しくするなら、人民を失望させ、我々の信頼を失うことになる」と指摘した。習氏は薄氏と同じく高級幹部子弟を指す「太子党」だが、薄氏の側近だった王立軍・前重慶副市長が2月6日に四川省成都の米総領事館に駆け込んだ事件を受け、薄氏と一線を画そうとしたとの見方も出ている。

 19日には香港のテレビ局の記者が「薄氏が当局に説明を求められた」と中国版ツイッターに書き込み、妻の汚職で拘束されたとの情報が広がった。事実とすれば、刑事責任を追及され、完全に失脚する可能性もある。

3220名無しさん:2012/03/21(水) 23:52:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120320/asi12032021480008-n1.htm
ASEAN監視団受け入れ 4月補選でミャンマー
2012.3.20 21:47
 東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局は20日、ミャンマーで4月1日に実施される連邦議会補選について、ミャンマー政府がASEANの選挙監視団を受け入れると伝えてきたと発表した。

 ミャンマー政府は欧米諸国の制裁解除に向け、自由で公正な選挙実施を国際社会にアピールする狙いがある。欧米やASEANなどはミャンマーに国際選挙監視団の受け入れを求めていた。

 ASEAN事務局によると、選挙監視団は5人で構成。ミャンマー政府は、報道関係者の同行やASEAN各国からの国会議員の訪問も認めた。監視団のミャンマー入りは3月28日の予定。

 補選は、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんが率いる野党、国民民主連盟(NLD)など17政党が計48議席をめぐって争う。(共同)

3221チバQ:2012/03/21(水) 23:54:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120320/asi12032021230007-n1.htm
揺れるインドネシア 石油燃料33%値上げに各地で反対デモ 苦境に立つユドヨノ大統領
2012.3.20 21:22 (1/2ページ)

政府のガソリン価格引き上げ計画に反対する女性ら=20日、ジャカルタ(AP)
 【シンガポール=青木伸行】インドネシアが原油価格の高騰に揺れている。政府は4月から、石油燃料を約33%値上げする方針。これに反対する学生らによるデモが各地で繰り広げられ、労働組合も大規模なデモを計画している。相次ぐ汚職事件と相まって、支持率が低下する一方のユドヨノ大統領は、苦境に立たされている。

 政府はレギュラーガソリンと軽油を1リットル=4500ルピア(約41円)から、同6千ルピア(約54円)に引き上げる。昨年10月の時点で政府は、国内原油価格を1バレル=90ドルと想定していた。だが、実際には同115.91ドル(今年1月平均)と予想を上回り、「値上げは急速な原油高に対応し、補助金の負担の急増を回避するためだ」(ジェロ・エネルギー・鉱物相)としている。

 インドネシアの燃料価格は、政府が補助金を補填(ほてん)することで、国際価格より安く設定されている。それだけ政府の財政負担は大きく、原油価格が高騰すれば補助金の支出も膨張する。

 首都ジャカルタや、南スラウェシ州マカッサル、ランプン州バンダルランプン、西ジャワ州ボゴールなどでは抗議デモが行われ、逮捕者が出ている。インドネシア労働組合連合(KSPSI)なども今後、数万人規模のデモを予定し、警察は対応に追われている。

 抗議デモが過熱している背景として、2つの要因を指摘できる。まず、石油燃料の値上げが他にも波及することだ。公共交通機関の運賃は30〜35%(陸運局)、飲食品価格は5〜10%(商工会議所)の上昇が見込まれ、中央銀行は「今年のインフレ率が2〜3ポイント上昇する」と予測している。

 もう1つは、ユドヨノ大統領の支持基盤である与党・民主党の副幹事長や、中央銀行の元上級副総裁が贈収賄罪に問われるなど、枚挙にいとまがない汚職事件に対する国民の強い不満である。大統領の支持率は40%にまで低下し、民主党も13.7%と低迷している。汚職事件に石油燃料の値上げが加わり、火に油を注いだ格好だ。

 インドネシアの政権にとり、値上げは“鬼門”だといえる。1998年の燃料価格引き上げは、約30年間のスハルト政権が崩壊する引き金となった。ユドヨノ大統領は18日、民主党関係者に「あるグループが、憲法に違反する方法で政権を打倒しようとしている」と明かし、不穏な動きにも神経をとがらせている。

3222名無しさん:2012/03/21(水) 23:57:56
>>3152
梁氏は、中国の国政諮問機関である人民政治協商会議(政協)常務委員。香港行政会議(長官の諮問機関)メンバーも務め、胡錦濤国家主席に比較的近いとされている。


http://www.asahi.com/international/update/0321/TKY201203210567.html
2012年3月21日20時55分
香港行政長官選、中国政府が肩入れ 委員に投票促す[PR]

 25日投開票の香港行政長官選挙を巡り、中国政府が親中派候補の一人に票がまとまるよう選挙委員らに促していることが分かった。複数の選挙委員が21日、朝日新聞の取材に答えた。香港政界からは「香港の自治を妨げる」と反発の声があがっている。

 同選挙は政財界や業界団体などから選ばれた選挙委員1200人が投票し、当選には過半数票が必要。委員の割り当ては中国政府と関係の深い団体に手厚い。

 昨年までは、香港政府ナンバー2だった親中派の唐英年(ヘンリー・タン)前政務長官(59)が財界の後押しにより本命とされていたが、不倫や違法建築問題で失速。世論調査で約40%と最多の支持を得た別の親中派の実業家、梁振英(C・Y・リョン)氏(57)が最有力に躍り出ている。

 複数の選挙委員によると、中国政府の香港出先機関である中央駐香港連絡弁公室から今週に入って電話があり「民衆が受け入れやすい人物が長官にはいいのでは」と、暗に梁氏への投票を求められたという。

3223名無しさん:2012/03/22(木) 21:14:20
>>3213-3215
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012032200717
与野党公約、「脱李明博」=ミサイル問題、争点にならず−韓国総選挙
 【ソウル時事】4月11日投開票の韓国総選挙で、与党セヌリ党と最大野党民主統合党の公約が22日までに出そろった。両党とも、李明博大統領が推進した大企業中心の「新自由主義」経済政策で格差が拡大し、社会が疲弊したとして、「脱李明博」の政策を掲げた。中間層を意識したため政策の差は小さく、もっぱら「イメージ選挙」の様相だ。対北朝鮮政策には両党とも比重を置いておらず、ミサイル発射問題も争点に上っていない。
 両党に共通するのは「経済民主化」。財閥が独り占めしている富を分配しようという発想で、民主統合党は「七大ビジョン」の一つに掲げ、十大財閥の企業買収、系列化を抑制することを主張。セヌリ党も「十大政策」には含めていないものの、「中小企業の事業への大企業による無分別な進出防止」を盛り込んだ。両党ともに若年層を中心とした雇用創出や育児支援などの福祉政策も前面に掲げている。(2012/03/22-16:47)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120322-00000111-mai-kr
<韓国総選挙>候補者登録が始まる
毎日新聞 3月22日(木)20時21分配信

 【ソウル西脇真一】4月11日に投開票される韓国総選挙(定数300)は22日、告示にあたる候補者登録が始まった。登録期間は23日までの2日間。公式選挙運動は29日開始だが、既に実質的な運動は始まっている。また、今回初めて比例代表で在外投票が実施される。

 任期は4年。小選挙区246、比例代表54を選ぶ。大統領の任期は5年で、今年は20年ぶりに同一年に大統領選も実施される。

 前回総選挙で大勝した与党セヌリ党(旧ハンナラ党、現有議席数168)は苦戦が予想されている。一方、最大野党、民主統合党(現有議席数89)は140議席の確保を目指す。

3224名無しさん:2012/03/22(木) 22:32:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120322/kor12032211450003-n1.htm
虐…迫撃砲で公開処刑 金正恩氏指示で粛清か「髪の毛1本も残すな」
2012.3.22 11:43 [金正恩氏]
 韓国紙、朝鮮日報は22日、韓国政府消息筋の話として、北朝鮮で年明けに公開処刑されたと伝えられた人民武力部の副部長は、迫撃砲の着弾地点に立たせるという残虐な方法で処刑が行われたと報じた。後継指導者、金正恩氏が「髪の毛1本も残すな」と指示したことを受けたものとしている。

 この消息筋はまた、正恩氏が昨年12月30日に朝鮮人民軍の最高司令官に就任後、粛清された軍幹部の人数は2桁に上ると述べた。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120321/kor12032110370001-n1.htm
金正恩氏が軍高官を公開銃殺 韓国紙報道 性的スキャンダルで
2012.3.21 10:36 [北朝鮮]

 【ソウル=加藤達也】21日付の韓国紙、朝鮮日報は、金正恩氏が今年1月、性的スキャンダルを起こした朝鮮人民軍総参謀部副総参謀長を逮捕、公開銃殺していたとの情報があると報じた。北朝鮮筋の話としている。また、韓国政府高官の情報として「人民武力部副部長も、1月に金正日総書記の喪中に飲酒したとの理由で公開銃殺されたとみられる」とも伝えた。

 粛清にあったとされる副総参謀長は特定されていないという。

 報道では正恩氏は金総書記の死去後「将軍さまの哀悼期間中に不謹慎なことをした連中をすべて排除しろ」と指示。2件の銃殺の目的はいずれも正恩氏の指示を受け、軍紀の早期確立のための見せしめだったとしている。

 北朝鮮では金日成主席の死去当時にも金総書記による規律確立目的で“血の粛清”が行われたとされる。

3225名無しさん:2012/03/22(木) 22:33:21
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120322/kor12032221170005-n1.htm
韓国、放送各社が一斉に政治スト 選挙を前に野党支援?
2012.3.22 21:15 (1/2ページ)

ソウルで14日、ストライキを行うMBCの労働組合員ら。女性のマスクには「金在哲(社長)、退陣!」と書かれている(ロイター)
 【ソウル=黒田勝弘】4月の総選挙、12月の大統領選挙を前に韓国の放送や通信社などの労組が一斉にストに突入した。李明博政権下で政府・与党に有利な“偏向報道”が増えたとして社長退陣などを要求している。野党政権の誕生を狙った“政治スト”の色合いが濃く、すでに番組変更など影響が出ている。政治の季節を迎え、与野党対立はマスコミを巻き込み激しさを増しつつある。

 ストに入っているのは2大放送のKBS(韓国放送公社)、MBC(文化放送)のほかニュース専門のケーブルテレビ・YTN、唯一の通信社・聯合ニュースなどで、韓国マスコミ界での比重は大きい。

 労組側は、各社の社長とも政府の息がかかった人物で、その結果、政府・与党寄りの報道や番組が増え、批判的な記者や制作者は疎外されるなど「言論の自由」が損なわれている−と非難している。

 この背景には、KBSやMBCなどの資本や経営陣に政府の一定の“持ち分”があるため、トップの社長人事が政府の意向に左右されやすいということがある。

 左派勢力が強かった盧武鉉前政権時代は、KBS社長に親北・左翼系で知られるハンギョレ新聞の論説幹部が抜擢(ばってき)され、MBCでは労組委員長出身者が社長に任命されている。

 当時はニュース、番組とも逆に“左翼偏向”が目立ち、保守系の代表紙「朝鮮日報」を目の敵にして不買運動をあおるような番組まであり、保守派から批判が強かった。

 このため保守系の李明博政権が登場すると直ちに社長交代となり、報道や番組内容もかなり修正された。しかし今度は左派や野党陣営から不満の声が上がり、政権交代期が近づくにつれ野党支援につながるストにまで突き進んだ。

 マスコミ関連労組は親北・左翼色の強い「全国言論労働組合」の傘下にある。MBCのストはすでに40日を超え、人気の“韓流”ドラマ放送にも支障が出ている。経営側は政治的な不法ストとし、主導者を解雇、損害賠償を求めるなど強硬で対立は激化している。

 「言論界」と称される韓国のマスコミは、昔からテレビを含め客観的な事実報道より“批判精神”が売りモノで、主張が入った主観的な報道や番組が好まれてきた。このため政治対立はすぐマスコミをめぐる対立に発展し、政治ストが繰り返されてきた。

3226名無しさん:2012/03/22(木) 22:34:20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120322/chn12032222090004-n1.htm
胡錦濤派大攻勢 背後で進む軍権掌握 江沢民派から軍首脳乗り換え
2012.3.22 22:08 (1/2ページ)

中国の胡錦濤国家主席
 【北京=山本勲】薄煕来・共産党政治局員の重慶市党委書記解任を機に、中国では胡錦濤国家主席を中心とする共産主義青年団(共青団)派が秋の第18回党大会に向けた政治の主導権を握りつつある。その最大要因は江沢民前主席に忠誠を誓ってきた郭伯雄・党中央軍事委副主席ら軍首脳が、今年に入り相次ぎ胡主席支持へと乗り換え始めたことにある。江氏の健康の衰えや、胡主席が抜擢(ばってき)してきた軍の次世代幹部が台頭し始めたことなどで、軍首脳も保身のために転身を余儀なくされたようだ。

 毛沢東は「銃口から政権が生まれる」と喝破したが、法治が浸透しない中国では軍の実権を握った政治家が最高権力者となる。

 胡錦濤氏は2002年に党総書記、翌春、国家主席、04年、党中央軍事委主席に就任した。しかし軍事委の制服組首脳、郭伯雄、徐才厚の両軍事委副主席や梁光烈国防相、陳炳徳総参謀長ら首脳は江沢民前主席が抜擢。胡主席の意向は軍に浸透しなかった。

 ところが今年に入り、これら軍首脳が相次ぎ胡主席への忠誠を表明。軍の各種催しを通じ「党中央軍事委と胡主席の権威を旗幟(きし)鮮明かつ断固擁護し、すべての指示に従う」大々的な教育、宣伝を始めた。

 軍機関紙「解放軍報」によると、1月10日に北京で開いた全軍規律検査工作会議を手始めに、2月には広東省広州(13日)、北京(17日、27日)、江蘇省南京(17日)、3月にも全国人民代表大会の会期中に北京などで実施された。

 陣頭指揮をとったのは、いずれも郭、徐の両副主席ら。「軍事委主席としての胡錦濤氏」にこれほど絶対服従を求めたのは異例だ。しかも各地で「法に基づき軍を治め、社会の安全、安定を重視する」(徐副主席)よう求めた。党大会を控え権力闘争が激化する中で、軍が胡錦濤支持を明確に打ち出したわけだ。

 軍首脳転身の背景には、江氏の健康の衰えと軍次世代幹部の台頭がある。昨年末の軍事委拡大会議で劉少奇元国家主席の子息、劉源・軍総後勤部政治委員(大将、1951年生まれ)が軍の腐敗を放置した現首脳を厳しく批判したとされる。

 劉氏が一例とした、首脳部に近い谷俊山中将は翌月に汚職で身柄を拘束され、彼らの威信もかなり低下しているようだ。胡主席系の次世代としては房峰輝・北京軍区司令員(51年生まれ)らが台頭している。

 胡派は「胡主席が江前主席のように党大会後も軍事委主席に留任する」との情報を流すなどして軍権掌握を内外に印象付け、政局を有利に展開しつつある。

 政治局常務委員(9人)中、「薄煕来解任に反対したのは周永康氏(中央政法委員会書記)のみ」とされるのもその表れだ。

3227名無しさん:2012/03/22(木) 22:36:42
>>3152>>3159>>3161>>3222
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120322/chn12032222130005-n1.htm
25日に香港長官選 初の親中派対決胡錦濤政権が政治干渉 梁氏有力に
2012.3.22 22:12
 【上海=河崎真澄】中国が25日に投票を控えた香港行政長官選挙への“政治干渉”を強めている。香港からの情報によると、中国の劉延東国務委員(共産党政治局員)が22日までに香港に近い広東省深●(=土へんに川)市に陣取り、親中派で実業家の梁振英候補(57)への支持を、投票権をもつ香港の選挙委員に求めた。梁氏とともに親中派で、当初は本命候補だった唐英年前政務官(59)は相次ぐスキャンダル発覚で後退した。中国に反発する香港の民主派市民らは投票当日にデモを計画している。

 深●(=土へんに川)から香港長官選の対策を指揮している劉氏は中国で唯一の閣僚級女性。共産党中央香港・マカオ工作協調小組(組長・習近平国家副主席)の副組長を務めている。党高級幹部の子弟で作る太子党の一員でありながら、同時に共産主義青年団(共青団)を支持母体とする胡錦濤国家主席にも近い。

 1997年の中国返還後初めて、香港長官選で複数の親中派が争うなか、劉氏は、間接選挙で投票を行う香港の選挙委員(1200人)の一部を呼んで梁氏支持を求め、25日の投票で過半数の票を得て当選を決めるよう要請したという。選挙委員には各界の有力者が任命されている。

 選挙戦序盤は、著名財界人の李嘉誠氏らの支持を取り付けてリードしていた唐氏だったが、自宅の違法建築や女性との不倫疑惑などスキャンダルが続々発覚し、支持率が下降した。

 さらに16日の公開討論会で唐氏は、2003年のデモをめぐる政府内部会議の梁氏発言を暴露。梁氏側は、非公開の内容を選挙戦に利用する唐氏側を非難するなど、泥沼化している。

 討論会後に香港大学の機関が一般市民を対象に行った支持率調査で、梁氏は43%とトップに。民主党の何俊仁主席(60)が23%、唐氏は13%にとどまった。

 中国の胡錦濤指導部は先月以降、支持候補を唐氏から対抗馬の梁氏に切り替えたとみられる。

 重慶市党委書記だった薄煕来氏の解任など、共産党内部での権力闘争が、香港長官選の支持候補に影響したとの見方がある。梁氏は胡主席の立場に比較的近く、唐氏は薄氏も属する太子党や江沢民前国家主席ら上海閥に近い。

 一方、ロイター通信によると、普通選挙を求める香港の民主派ら30以上のグループ数千人が25日にデモを行う。「一国二制度」下の香港で保障されている「港人治港(香港人による香港統治)」の原則から中国の干渉にも反発している。

     ◇

 【香港行政長官選挙】  商工業、金融界など各種業界で構成する選挙委員会(定数1200)による間接選挙。行政長官の任免権は中国政府が握る。選挙委員会は中国に近い人物が大半を占め、親中派候補が選出されやすい。定数は今回の選挙から400増えた。

3228名無しさん:2012/03/23(金) 12:35:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120323-00000704-chosun-kr
(朝鮮日報日本語版) 談合:農心など4社、10年間不当に値上げ
朝鮮日報日本語版 3月23日(金)9時37分配信

 ラーメンメーカー各社が過去10年間にわたり、談合によって価格をつり上げていたことが分かった。ラーメンは韓国国民が平均で週に1.5回は食べるという「国民的食品」だけに、韓国社会に衝撃が走っている。

 韓国公正取引員会は、2001年から10年まで価格を談合していたラーメンメーカー各社を摘発し、課徴金1354億ウォン(約100億円)の納付を命じたと発表した。

 2001年5月21日、農心は辛ラーメンの価格を1袋450ウォン(現在のレートで約33円、以下同じ)から480ウォン(約35円)に値上げすると発表した。その10日後、三養ラーメン(三養)とワンラーメン(韓国ヤクルト)の価格が、7月1日には真ラーメン(オットゥギ)の価格が、いずれも480ウォンに上がった。市場シェアが100%に肉薄するこれらの4大メーカーは、担当の役員・社員が電話、電子メール、会議などを繰り返し、価格について綿密に協議していたことが、公取委の調査で分かった。

 その後、世論の反発で2010年2月に三養が6%値下げしたものの、それまでは「庶民の代表的な食べ物」とされるラーメンの価格が4大メーカーの密約によって決められていた。談合により、過去10年間でラーメンの価格は56%も値上がりした。ある民間研究所の関係者は「ラーメンメーカー各社の10年間の売り上げは15兆ウォン(約1兆円)に達するが、このうち約3兆ウォン(約2200億円)が値上げの分だ。談合が行われず、価格上昇幅が半分に抑えられていれば、消費者は余計な1兆5000億ウォン(約1100億円)を払わずに済んでいたと考えられる」と指摘した。

 各メーカーの課徴金は、農心が1078億ウォン(約79億円)、三養が116億ウォン(約8億円)、オットゥギが98億ウォン(約7億円)、韓国ヤクルトが63億ウォン(約4億6000万円)。公取委によると、三養は調査過程で、課徴金の減免措置を受けるために談合を自主申告したため、課徴金を全額免除されるという。

3229名無しさん:2012/03/23(金) 19:51:02
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/03/23/20120323ddm007030200000c.html
中国:天安門事件、温首相が再評価提案 薄氏反発、解任原因に?
 【北京・工藤哲】民主化要求運動を武力鎮圧した中国の天安門事件(1989年)について、温家宝首相が共産党指導部の非公式会議で再評価を提案したところ、薄熙来(はくきらい)・前重慶市党委書記(政治局委員)が強く反発したと、英紙フィナンシャル・タイムズが20日伝えた。こうした温首相と薄氏の対立が15日の薄氏の解任公表につながった可能性もある。

 報道が伝えた党幹部の話によると、温首相はここ数年間で3度、事件の再評価を提案したが、すべて強い反発に遭った。最も激しく反発した一人が薄氏だったとしている。

毎日新聞 2012年3月23日 東京朝刊

3230名無しさん:2012/03/23(金) 20:15:00
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120323-OYT1T00198.htm
韓国与党、総選挙に脱北者を擁立…接戦の様相も
 【ソウル=中川孝之】4月11日投開票の韓国総選挙(定数300。うち小選挙区246、比例54)の候補者登録が22日、2日間の日程で始まった。

 劣勢とされる与党セヌリ党(165議席)は脱北者候補の擁立や現職の大幅入れ替えで巻き返しを図る。野党側は候補者選びで足並みが乱れており、接戦の様相も出てきた。

 脱北者候補は、統一省傘下の統一教育院長を務める趙明哲(チョミョンチョル)氏。平壌の金日成総合大の元経済学部教授で1994年に脱北した。比例名簿4位に登録されており、初の脱北者議員誕生が確実視されている。

 韓国では脱北者の人権問題が改めて注目されており、セヌリ党は趙氏の擁立で支持層拡大を狙う。同党はまた、小選挙区の現職4割に当たる60人を新人に入れ替えた。この効果で、党支持率は、最大野党・民主統合党を5ポイント上回った。

(2012年3月23日09時55分 読売新聞)

3231チバQ:2012/03/23(金) 23:00:21
http://www.asahi.com/international/update/0323/TKY201203230517.html
香港行政長官選、梁氏の優勢決定的に 最大政党が支持[PR]

 香港行政長官選挙で23日、親中派の実業家、梁振英(C・Y・リョン)氏(57)の優勢が決定的となった。立法会(議会)の最大政党、民主建港協進連盟(民建連)が支持を決めた。民建連には選挙委員1200人のうち147人が所属し、これで500票近くを固めたことになる。

 25日に投開票される行政長官選には親中派2人と民主派1人が立候補している。政財界や業界団体などから選ばれた選挙委員の過半数601票以上を得た候補が当選する。

 中国返還後から4回目となる行政長官選で親中派同士が争うのは今回が初めて。再選挙になる混乱を避けたい中国政府の「梁氏支持」の呼びかけを、民建連が考慮したとみられる。

 香港紙の東方日報は23日、梁氏本人が当選後の政権構想を語る特集記事を掲載。梁氏は「現在の高官は大きく変えない」と話した。(香港=小山謙太郎)

3232チバQ:2012/03/23(金) 23:06:33
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2867419/8688043?ctm_campaign=txt_topics
カップ麺とニンジンの政争?検閲と闘う中国ネットユーザー、あの手この手
2012年03月23日 18:44 発信地:北京/中国
【3月23日 AFP】カップ麺ブランド、ニンジン、子ども向けテレビ番組名――いずれも、中国版ツイッター「新浪微博(Sina Weibo)」のユーザーたちが当局の厳しい検閲の目をどうにかすり抜けようと生み出した、重慶市トップをめぐる政治スキャンダルに関する「隠語」だ。

 中国当局はインターネット上に「グレート・ファイアーウォール(万里の長城)」と揶揄(やゆ)される膨大な検閲網を敷き、当局が要注意とみなす情報を全て遮断している。だが「新浪微博(Sina Weibo)」の利用者の急増で、こうした当局の試みは次第に困難になりつつある。

 中国では今、重慶(Chongqing)市共産党委員会の薄熙来(Bo Xilai)書記の解任や、薄氏に近い周永康(Zhou Yongkang)中央政法委書記が党執行部に造反を謀ったという噂に関する情報は、ただちに削除対象となる。

 そこでネットユーザーらが編み出したのが、「康」の一字が共通している中国の即席麺メーカー「康師傳(Master Kong)」を、周氏の名前に置き換えて話題にするという奇策だ。たとえば「大きく出すぎた康師傳は、窮地に陥った」などの書き込みがネット上に上がっている。

 薄氏を批判した温家宝(Wen Jiabao)首相は、英国の子ども向けテレビ番組「テレタビーズ(Teletubbies)」に変換されている。番組の中国名「天銭宝宝」と「宝」の字が共通しているためだ。一方、胡錦濤(Hu Jintao)国家主席は、中国語でニンジンを意味する「胡葡萄」に置き換えられた。

 あるユーザーは、中国共産党内部の政治分裂を次のように表現した。「現在行われている権力闘争は、ニンジンとテレタビーズが長年待ち望んでいたものだが、そう簡単にはいかないだろう」 (c)AFP

3233チバQ:2012/03/24(土) 09:30:18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120323/asi12032318540002-n1.htm

逮捕、殺害はナンバー2が直接指示 元収容所長が証言−ポル・ポト裁判
2012.3.23 18:53
 【シンガポール=青木伸行】旧ポル・ポト政権(1975〜79年)の大量虐殺を裁くカンボジア特別法廷では今週、元トゥールスレン政治犯収容所(S21)所長、カン・ケ・イウ被告(69)が証言した。元人民代表議会議長でナンバー2のヌオン・チア被告(85)から直接、反革命分子である「敵」の逮捕、殺害という粛正の指令を受け、2人が頻繁に会っていたことを明らかにした。

 人道の罪などに問われ2月に終身刑が確定したカン・ケ・イウ被告は、今月19日から3日間の証言の中で、ポル・ポト政権の「民主主義的中央集権制」においては「下部の者は上層部からの指令を遂行しなければならない。私の任務は敵の粛正で、上層部が逮捕、殺害を決定したとき、S21は指令を遂行しなければならなかった」と述べた。

 「誰が敵を選定、決定したのか」との検察側の追及に、同被告は「ポル・ポト(元首相、98年死亡)と、ヌオン・チアがすべてを統制していた。ヌオン・チアは警察、軍、経済、政治などすべてを指導していた」と指摘。逮捕、殺害の直接の指令は「75年以前はソン・セン(元副首相、97年に殺害)から受け、その後はヌオン・チアからだった。ヌオン・チアとは1日おきに定期的に会っていた」と証言した。

3234チバQ:2012/03/24(土) 09:31:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120203/asi12020323390006-n1.htm
ポル・ポト裁判 初の判決確定 「暗黒の歴史」にはなおベール
2012.2.3 23:33 (1/2ページ)

大量虐殺を裁く特別法廷に出廷し、着席前に合掌のポーズをとるカン・ケ・イウ被告(中央)。残る4被告の平均年齢は80歳を超し、長期化が懸念される裁判は時間との戦いにもなっている=3日、プノンペン(ロイター)
 【シンガポール=青木伸行】カンボジアのポル・ポト政権が1979年に崩壊してから33年もの歳月を経て、大量虐殺に対するひとつの判決がようやく確定した。カンボジア特別法廷の最高裁が3日、元トゥールスレン政治犯収容所長カン・ケ・イウ被告(69)に下した、最高刑である終身刑の判決に、「粛清」を免れた生存者や犠牲者の遺族は沸いた。だが、大虐殺という「暗黒の歴史」はなお、ベールに包まれている。

 現地時間の午前10時(日本時間正午)から開かれた判決公判。日本の野口元郎氏ら7人の判事が入廷し、判決文の朗読が始まった。そして最後にコン・スリム裁判長がカン・ケ・イウ被告に向け、口を開いた。

 「被告の犯罪は、人類の歴史において最悪のものであることに疑いはない。よって終身刑を科す」

 同被告は身動きもせず、聞き入っていた。

 法廷の内外では、わずかな生存者や犠牲者の遺族ら数百人が、判決の行方を固唾をのんで見守った。現地からの報道によると、夫や両親をはじめ家族19人を失ったキム・フイさんは「犠牲者についに正義がもたらされ、心の安らぎを覚える」とコメント。「長い時間を経て、ようやくここまできた」(28歳の男性)という声も聞かれた。

 ポル・ポト政権が、ベトナム軍の侵攻により、政権の座から一掃されたのは79年1月のこと。その後、カン・ケ・イウ被告がカンボジア特別法廷に起訴されたのは2008年8月になってからで、判決確定までさらに3年半を要した。

 公判では多くの証人が出廷し「つめはぎや電気ショック、水責めなどで自白を迫られ、故意の殺人、拷問、非人間的な拘禁が行われた」という実態を証言している。カン・ケ・イウ被告は「収容所はポル・ポト(元首相、故人)が発案し、ソン・セン(元副首相、1997年に殺害)が実行し、ヌオン・チア(元人民代表議会議長)が管理した。責任は最高幹部にあり、私にはない」と抗弁した。

 そのヌオン・チア被告(85)ら元最高幹部の4被告は、高齢のうえ、人道に対する罪などの容疑を否認し続けている。

 同国のソク・アン副首相は3日、「わが国と全人類にとり歴史的な日だ」と初の判決確定を称賛したが、「革命」と「粛清」の名の下に200万人ともされる住民らが虐殺された真相の解明は、阻まれたままだ。

3236名無しさん:2012/03/24(土) 11:45:00
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012032402000041.html
ミャンマー補選 NLD優勢の一方 妨害次々 公平さ疑問
2012年3月24日 朝刊

 【バンコク=寺岡秀樹】四月一日に迫ったミャンマー連邦議会の補欠選挙(四十八議席)。民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん(66)率いる国民民主連盟(NLD)は有利な選挙戦を展開する一方、政権側の妨害とみられる動きも目立っている。ミャンマーに対する欧米諸国の経済制裁解除の条件は公正な選挙の実施で、国民は選挙の行方を固唾(かたず)をのんで見守っている。

 「有権者は選挙が自由かつ公正に行われるかどうか監視する必要がある」。遊説初日の一月二十九日、南部ダウェでスー・チーさんは数千人の聴衆を前に訴えた。

 だが、選挙活動の妨害工作とみられる動きは次々に発覚した。現地からの情報によると、二月二日、NLDは中部マンダレーで予定していたスー・チーさんの演説を延期。NLDが遊説場所として申請した競技場などの使用を、当局が認めなかったためだ。町の中心部から二十キロ以上離れた水田を当局から遊説場所に指定されたこともあった。NLDは「これでは自由で公正な選挙は実現しない」と抗議した。

 選挙戦終盤に入った三月以降も、スー・チーさんが出馬する最大都市ヤンゴン南部のコームー選挙区で、有権者登録名簿に故人らの名前が多数記載されていたことを、NLDが明らかにした。対立候補側が重複投票する目的だったとみられ、スー・チーさんが選挙管理委員会に改善するよう要求した。

 スー・チーさんの政見放送用の原稿は当局に検閲され、「軍事政権は国民を抑圧するため法を用いてきた」との表現が削除された。

 本格的な制裁解除に向け、ミャンマー政府は公正さをアピールするため東南アジア諸国連合(ASEAN)や米国、EUから選挙監視団の受け入れを表明した。だが、地元記者は「スー・チーさんの人気を恐れ、政権側が不正を行っていると考えている有権者は多い」と指摘する。

3237チバQ:2012/03/25(日) 01:07:27
NLDは勝ちすぎても負け過ぎてもダメという難しいところですね
スーチーは圧勝。NLDは4割弱くらいの議席というのが、ベストか?
「侮られるほど小さくなく、恐れられるほど大きくなく」という微妙な
結果を生み出すことができるか・・・

3238チバQ:2012/03/25(日) 17:57:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012032500074
香港次期長官に梁振英氏=初の親中派対決で逆転勝利
 【香港時事】香港行政長官選挙は25日、各界代表から成る選挙委員会(定員1200人)で投票が行われ、親中派実業家の梁振英氏(57)が定員の過半数から支持を得て当選した。7月1日に就任し、5年の任期を務める。
 今回の長官選は、昨年9月まで香港政府ナンバー2の政務官(閣僚)だった同じ親中派の唐英年氏も立候補し、1997年の香港返還後初めて親中派同士の対決となった。選挙戦序盤は、財界主流派が後押しした唐氏が本命視されたが、過去の不倫や自宅の違法増築発覚などスキャンダルが相次いだため失速。終盤に選挙委の支持者が次々と離れ、草の根からの支持が厚く世論調査の支持率が高い梁氏に逆転された。(2012/03/25-14:33)

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3239チバQ:2012/03/27(火) 22:01:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120327/chn12032712520002-n1.htm
中国重慶市の幹部交代 “薄氏派”の人事調整続く
2012.3.27 12:51
 中国共産党中央委員会は、陳存根・重慶市共産党委員会常務委員を解任、後任に寧夏回族自治区の徐松南組織部長を選任する人事を承認した。地元メディアが27日伝えた。

 重慶市トップ、薄煕来党委員会書記の解任後、同市では新たな公安局長が選任されるなど人事調整が続いている。「薄氏と親交が深かった高官の異動が続く」との見方も出ている。

 徐氏は湖北省鄂州市委員会書記などを経て、2006年3月から寧夏回族自治区の組織部長を務めた。(共同)

3240名無しさん:2012/03/27(火) 23:47:42
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120327/plt1203270750001-n1.htm
中国“重慶政変”の裏に路線闘争みえ隠れ2012.03.27
連載:永田町・霞が関インサイド
 筆者の周辺には、秀逸のチャイナ・ウォッチャーが少なくない。

 外務省のチャイナスクール(中国語研修)出身者で言えば、駐中国大使を務めた阿南惟茂氏(現新日鉄顧問・1966年入省)を始め、現役ではピカ一の垂秀夫駐中国公使(政務班長・85年)など知己は多い。

 あまたいる民間の「知中派」では、何といっても日中協会の白西紳一郎理事長が断トツである。これまでの訪中回数は優に500回を超える同氏の中国人脈は半端ではない。共産党中央対外連絡部日本担当副部長、国務院外事弁公室主任など多くの要人を紹介された。

 ユニークなところでは、メディアゲイン社長の小川勝正氏を挙げたい。同氏は、次期共産党総書記の習近平国家副主席の出身校、清華大学の教育基金会東京事務所を社内に置く。3月21日、東京・大手町の日本経済新聞本社内ホールで同会主催の「清華大学新百年記念フォーラム」が開かれ、各界からの出席者の熱い視線が集まった。

 だが、恒常的にお付き合いするチャイナ・ウォッチャーは、やはり新聞・通信社の外信記者である。北京特派員を歴任した“大物記者”も存じ上げているが、新世代記者の中で筆者が信を置くのは、時事通信社北京駐在の城山英巳記者である。

 そこで、この間紙面をにぎわす「重慶政変」の真相を聞いてみた。同氏の分析をベースに解説してみたい。

 9月開催の第18回共産党大会で中国最高指導部の政治局常務委員会入りが有力視されていた薄煕来・重慶市党委員会書記(政治局員)が15日、突然解任された。そして「産経新聞」(20日付朝刊)報道によると、身柄を拘束されているという。

 胡錦濤国家主席(党総書記)の出身母体である「共産主義青年団(共青団)」と、薄煕来氏を含む党・政府高級幹部の子弟である「太子党」との権力闘争というのが支配的な見方だ。ところが、政治局常務委員9人の枠を巡る抗争という単純な図式では描き切れないところが中国たる所以だ。

 一時期、「胡錦濤後継」をめぐって習近平氏のライバルとされた共青団出身の李克強・筆頭副首相の「次のポスト」についての暗闘が背景にあるというのだ。改革・開放路線継承を求める胡主席は李氏を温家宝首相の後任に推す。だが、いまなお影響力を持つ江沢民前主席は「太子党」の王岐山副首相を据えようとしている。つまり、「政変」の裏には改革派と保守派による路線闘争があるのだ。(ジャーナリスト・歳川隆雄)

3241チバQ:2012/03/28(水) 01:09:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120328/chn12032800550003-n1.htm
薄煕来氏失脚 妻、側近ら相次ぎ拘束 重慶で“粛清”始まる
2012.3.28 00:54 (1/2ページ)
 【北京=矢板明夫】中国共産党中央に重慶市党委書記を解任された薄煕来氏は汚職や職務怠慢などの疑いで共産党機関の調査を受け続けており、結論はまだ出ていない。しかし、その妻と側近たちは27日までに次々と汚職などの名目で拘束されている。薄氏の影響力を排除するための“粛清”が始まっているもようだ。

 共産党筋などによると、薄氏の妻で、弁護士事務所を開業している谷開来氏は薄氏と同じ頃に党中央規律検査委員会から実質の拘束となる「双規」(規定の時間、場所で疑いのある問題に関して説明を求めること)を通告された。

 同筋は「容疑が固まれば、今秋の党大会直前に開かれる第7回中央総会で、薄氏の政治局員の資格が剥奪される可能性がある」と指摘する。

 27日付の重慶日報によると、薄氏を支えた重慶市議会議長にあたる陳存根・市人民代表大会常務委員会主任は26日に同市党委員会の常務委員を解任された。

 この人事は陳氏が兼務していた同市の党組織部長をまもなく解任されることを意味する。薄氏一派は重慶における人事権が奪われた。後任には重慶と全く関係のない寧夏回族自治区の幹部が起用された。

 薄氏の遼寧省時代の部下で腹心の一人として知られる呉文康・重慶市党委員会副秘書長は薄氏が解任された後、同市の重要会議をすべて欠席し行方がわからなくなった。当局に拘束された可能性が高い。

 さらに、薄氏のマフィア一掃キャンペーンを推進した王鵬飛・渝北区副区長や夏沢良・南岸区党委書記らも相次いで党の規律検査委員会関係者に汚職などの名目で連行されたことは中国メディアの報道で確認された。

 関係者によると、重慶市では5月に市の主要人事を決める党代表会を開く予定。薄氏に近い幹部の多くはこの会議で更迭されるとみられる。薄氏と良好な関係にありながら、事件後、党中央への忠誠を誓い、事態の収拾に尽力した黄奇帆・重慶市長の処遇が注目を集めている。

3242チバQ:2012/03/28(水) 01:10:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110906/chn11090609550000-n1.htm

人海戦術時代の終わり?「世界の工場」中国で地殻変動
2011.9.6 09:55 (1/2ページ)
 13億の人口を抱え、低賃金かつ大量の労働力(チープレーバー)を武器に海外の製造業を続々と呼び込み、膨大な貿易黒字を稼ぎ出す輸出産業を勃興(ぼっこう)させた「世界の工場」の中国でいま、地殻変動が起きている。(ビジネスアイ)

 主に農村部からの出稼ぎ労働者(農民工)を念頭に置いた都市部の最低賃金が今年、各地で20%前後も上昇した。政府系の経済団体、中華全国工商業連合会ではさらに、今年から2020年まで年平均15%引き上げ続けることで、10年間で最低賃金を現在の4倍にするとの「所得4倍増計画」まで提案している。

 もはや「チープレーバー」に頼る対中工場進出が成り立たなくなったことを意味すると同時に、進出済みの製造業にとっては中国事業戦略のかじを切ることが急務となってきた。「所得4倍増計画」の進行はいわば、労働集約型のローコスト製造業はもはや不要だ、との中国政府の宣言と受け止めてもいい。

 中国ビジネスにおいて、台湾企業の動向は日本企業の先行指標となりうるが、米アップルなどを顧客とする世界最大の電子機器製造受託サービス業、鴻海精密工業の戦略は興味深い。

 同社グループは広東省深センに基幹工場をもつ富士康科技集団中心に、中国大陸で実に100万人を超える労働者を雇用している。より安価な労賃を求めて工場を内陸部にも増設したが、それに加え今後3年間で深セン工場に、現在の中国での従業員数に匹敵する100万台もの産業用ロボットを導入することを決めた。

 深センでは今年4月、最低賃金がそれまでの月1100元(約1万3200円)から20%引き上げられて1320元(約1万5800円)と中国の中で最高水準になった。これに単純に100万人分と考えると年間人件費はざっくり160億元(約1920億円)。当然、熟練工や中間管理職なども含まれるため、総額はもっと増える。

 最低賃金が今後10年で4倍になるとすれば、単純計算で月額5280元(約6万3400円)となり、年間でも4倍となって総額は640億元(約7680億円)に膨れあがる。

 さらに公共事業の増大で内陸部でも就業機会が増え、若い労働力が集まりにくくなってきた現実もある。

 これが13億人もの人口を抱える国で、マンパワーに代わる産業用ロボットの大量導入に踏み切らせた要因だ。少なくとも数百億円の規模になるロボット大量導入への設備投資は、現段階の中国においては「過剰」「無駄」と判断する経営者もあろうが、ロボット導入決断が数年内に「先見の明あり」と評価される時期が来るかもしれない。

 いずれにしてもこの国で、チープレーバーに頼った製造業をめぐる経営環境が急速に悪化してきていることは確か。「人海戦術」に別れを告げるときが迫ってきた。(産経新聞上海支局長・河崎真澄)

3243チバQ:2012/03/28(水) 21:55:06
建前でもこの発言は評価できるのでは?
http://www.asahi.com/international/update/0328/TKY201203270742.html
2012年3月28日0時15分
「軍は改革支援する」最高司令官が強調 ミャンマー

 ミャンマーの首都ネピドーで27日、国軍記念日の式典が開かれ、ミンアウンフライン最高司令官は「軍は国政で主導的な役割を果たしている」と演説した。テインセイン政権による改革にも軍が貢献しているとするもので、軍の政治への関与を自ら印象づけた。

 ミンアウンフライン氏は「改革を支援する」と強調。一方で、国会議員の4分の1を軍から選ぶことなどを定めた憲法を「国の生命線であり、守ることが軍の義務」とし、軍が政治的役割を果たし続けるべきだとの姿勢を明確にした。

 また、民主化運動指導者アウンサンスーチー氏の父、故アウンサン将軍を、かつての独裁者ネウィン氏、前最高司令官で軍政トップだったタンシュエ氏と並べて「軍の発展に寄与した」と称賛。タンシュエ氏はスーチー氏との対立からアウンサン将軍の評価を避けていたが、3氏への同等の評価を示した。(バンコク=古田大輔)

3244チバQ:2012/03/28(水) 22:45:47
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120328/chn12032820120006-n1.htm
チベット族の歌手拘束 ダライ・ラマたたえる歌発表
2012.3.28 20:09 [チベット]

28日、ニューデリーで反中国デモに参加、身柄を拘束されながらもチベットの旗を広げる亡命チベット人(AP)
 米政府系放送局ラジオ自由アジア(電子版)は28日までに、中国青海省玉樹チベット族自治州のチベット族の男性歌手(25)がチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世をたたえる歌を発表し、その後拘束されたと伝えた。

 男性は2月、ダライ・ラマやチベット亡命政府のロブサン・センゲ首相をたたえる歌など13曲を収録したアルバムを発表。今月26日に当局に拘束された。

 チベット族の人権団体関係者は「アルバムに政治的な内容が含まれていたため拘束された。現在、行方が分からなくなっている」と語った。

 中国では2008年のチベット自治区ラサでの大規模暴動後、中国当局の政策を批判する歌を発表した別のチベット族男性歌手が懲役刑を受けた。(共同)

3245チバQ:2012/03/28(水) 22:49:54
>>3236
>改選議席(四五)の九割を獲得、大勝を収めると予想
勝ち過ぎはまずい

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012032802000042.html
ミャンマー補選1週間切る 政権側 苦戦で焦り
2012年3月28日 朝刊

 【バンコク=寺岡秀樹】四月一日に実施されるミャンマー連邦議会の補欠選挙まで残り一週間を切った。民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん(66)率いる野党、国民民主連盟(NLD)は依然、選挙戦を有利に進め、軍政を支えてきた与党、連邦団結発展党(USDP)は苦戦を強いられている。

 現地からの情報によると、NLDのニャン・ウィン選対本部長は改選議席(四五)の九割を獲得、大勝を収めると予想している。スー・チーさんはこれまで全国約十五カ所を遊説、移動距離は数千キロに及び精力的に選挙運動を進めてきた。今月三日の中部マンダレーでは十万人以上の支持者らが出迎えるなど圧倒的な人気を誇った。

 補選に候補を擁立したのは十七政党。地元メディアは各候補のインタビューなども掲載するが、国民の関心の高さからスー・チーさんの遊説の様子を大々的に報じている。

 一方、USDPは苦戦。二〇一〇年の総選挙で総議席の約八割を獲得し、昨年三月の民政移管以前から政権を支えてきた。「テイン・セイン大統領率いるUSDP候補の支持を」と訴え、民主化を進めてきた大統領の実績を前面に押し出す。USDP幹部はNLDに対抗し、民主化推進を掲げて「どぶ板選挙に徹してきた」というが、劣勢は否めない。

 ミャンマー国軍記念日の二十七日には、ミン・アウン・フライン総司令官が式典で「軍は憲法に従うだけでなく、憲法を守っていかなければならない」と述べた。補選を意識し、軍の政治関与を認める憲法の改正を求めるスー・チーさんをけん制したとみられる。

 USDPにとって焦点の一つは改選数四議席の首都ネピドーでの勝敗。有権者の多くは軍や政府関係者ら公務員。NLDに議席を譲れば政権支持者にスー・チー旋風が浸透しつつあることになる。

 補選は二〇一五年に行われる総選挙の前哨戦とも位置付けられており、NLDとUSDPの選挙戦は激しさを増している。

3247チバQ:2012/03/29(木) 22:15:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120328/kor12032822440001-n1.htm
巻き返す与党 韓国総選挙、焦点は親北左派
2012.3.28 22:44 (1/2ページ)
 【ソウル=黒田勝弘】韓国の総選挙が29日、公式の選挙戦に突入する。4月11日の投票に向け与野党の宣伝戦はすでに始まっているが、選挙演説など戦いはこれから本格化する。

 12月の大統領選の前哨戦で、保守派が政権を維持するのか、それとも親北・左派勢力が再び政権を握るのか、今後の韓国政局を占う重要な選挙だ。

 現時点の選挙情勢は劣勢が伝えられた与党セヌリ党(旧ハンナラ党)が盛り返し、最大野党の民主統合党を追撃している。一方、親北・社会主義路線の統合進歩党(旧民主労働党)の進出が目立ち、韓国政治を左右する存在になるのではとの観測も出ている。

 韓国の国会は一院制で任期は4年、議席数は300(地域選出246、比例代表54)。現在、与党セヌリ党が過半数を占めているが、政権末期の李明博政権への飽きや各種疑惑などから与党は苦戦を強いられている。

 マスコミ世論調査によると、党支持率では一時、民主統合党が上回っていたが、このところセヌリ党が巻き返しほぼ伯仲の状態だ。ただ民主統合党は統合進歩党と選挙協力を進め、統一候補がかなりいるため、全体的には依然、野党陣営の支持率が上回っている。

 なかでも統合進歩党の動きが注目される。支持率は10%未満だが、前身の民主労働党時代に10議席を占めたことがある。今回、院内交渉団になる20議席の確保が関心の的になっている。

 また選挙協力で民主統合党への影響力も拡大しているため、総選挙および大統領選で野党陣営が勝った場合、次期政権は“民主・進歩連立政権”になるとの見方さえ出ている。

 統合進歩党は旧民主労働党内で「主体思想派」といわれた親北朝鮮派など急進左派が中心。米韓自由貿易協定(FTA)破棄、済州島海軍基地反対、米韓同盟反対、財閥解体など反米・反企業路線で知られる。

 民主統合党はセヌリ党と接戦の選挙区では統合進歩党の票がほしい。このため統一候補作りや政策公約などで統合進歩党にかなり引きずられている。

 セヌリ党は朴槿恵=パククネ=・非常対策委員長が陣頭指揮で選挙戦に臨み、野党陣営の親北・左翼ぶりを攻撃している。民主統合党(韓明淑=ハンミョンスク=代表)、統合進歩党(李正姫=イジョンヒ=共同代表)も党代表は女性で“女の戦い”になっているが、とくに次期大統領を狙う朴槿恵氏にとっては背水の陣だ。

3248チバQ:2012/03/29(木) 22:44:08
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2012032912668
セヌリ党は「実現可能性性」、民主党は「顧客志向」で高い評価 与野党の公約評価


MARCH 29, 2012 05:57
4.11総選挙を控え、各政党が打ち出した公約を詳しく分析した結果、実現可能性や予算の妥当性ではセヌリ党が、顧客志向性や時期性では民主統合党が高い評価を得た。


与党セヌリ党の公約は、全般的に実現可能性が高いが、有権者の政策的ニーズを十分反映していないという意味だ。「約束は必ず守らなければならない」と言うセヌリ党の朴槿惠(パク・グンヘ)非常対策委員長の要求が反映された結果と見られる。


民主党の公約は、財源調達対策などでは不十分だが、国民の願いをより多く反映している。中長期的に社会発展に役立つかどうかを分析した公益性では、両党共に同点が付けられた。


これは28日、東亜(トンア)日報・マニフェスト諮問教授団が、各政党の公約を、△経済、△福祉・教育、△政治・社会の3分野に分けて分析した結果だ。各分野の専門家15人で構成された諮問教授団は、セヌリ党や民主党、自由先進党、統合進歩党の公約について、△実現可能性、△予算妥当性、△顧客志向性、△時期性、△公益性の5項目から評価した。


セヌリ党は、実現可能性では平均6.0点(10点満点)が付けられた。民主党は5.3点、先進党や統進党はそれぞれ5.0点と3.9点が付けられた。予算の妥当性でも、セヌリ党は5.3点がつけられ、残りの3政党より高かったが、満点の半分ぐらいに止まった。顧客志向性や時期性では、民主党がそれぞれ6.4点が付けられ、セヌリ党より高かった。セヌリ党は、顧客志向性では6.0点、時期性では6.1点が付けられた。公益性では両党共に、6.2点がつけられた。


セヌリ党は、中小企業就職者に対して奨学金を支援する「希望の梯子奨学金」公約や、エンジェル投資市場を活性化させる若者起業公約などで、具体的な実践対策を示し、よい評価を得た。また、完全な「学校5日制」実施の後続対策として、小中高校での土曜文化学校の支援に向けた予算反映を約束し、実現可能性を高めた。


民主党は、△大学授業料5割引対策の一つとして、「授業料後払い制」の導入、△現在労働者の50%に上る非正規職を25%レベルへと縮小、△兵士らに月30万ウォンの社会復帰支援金の支給などを公約に掲げ、顧客志向性で高い点数が付けられた。ただ、このような公約が政策目標を達成できるかどうかを巡り、専門家らの間では賛否の意見が分かれた。

3249チバQ:2012/03/29(木) 22:56:19
>>3192
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120329-00000040-mai-kr
<韓国>活気戻らぬ街 財閥独走に「待った」の法改正も
毎日新聞 3月29日(木)14時13分配信


拡大写真
人影もまばらな市場で不安そうな表情を見せる李海順さん=韓国南西部・全州市で、澤田克己撮影

 格差拡大の深刻化に危機感が高まっている韓国で、4月11日の総選挙投開票を前に注目が高まる「経済民主化」。財閥の独り勝ちを是正しようという考えで、国会が昨年末、中小商店保護を目的にした大型スーパーの営業規制を自治体に認める法改正をしたことが実践例に挙げられる。全国で先頭を切って、今月から大型店の営業規制を始めた韓国南西部・全州(チョンジュ)市を訪ねた。【全州市で澤田克己】

 「中小商店のことも考えて自主的に休業日を作ったり、営業時間を短くしてほしいと、財閥系スーパーに頼んできた。でも、何の反応もなかったんだ」

 全州市議会の曹志訓(チョ・ジフン)議長は力説する。全州市では大型スーパー前での座り込みなど大型店規制を求める運動が続いてきた。それだけに法改正後の動きは早かった。市議会は2月7日、財閥系スーパーに毎月第2、第4日曜日の休業を義務づける条例を可決。市は今月から準大規模店に休業を義務づけた。韓国の法律では、売り場面積3000平方メートル超が「大規模店」、それ以下の大手資本系列は「準大規模店」に分類される。

 人口約65万人の全州市には現在、大規模店が7、準大規模店が18。大規模店のうち6店は財閥系で、うち5店は05年以降の出店。唯一の地元資本の店は、昨年7月の財閥系大規模店の出店で客足が落ち、破産の危機に直面しているという。準大規模店も近年、地元資本の店が買収されたり新規出店が相次いで財閥系ばかりになった。

 全国的にも数年前から財閥間の出店競争が過熱。05年に全国で200店強だった準大規模店が11年には900店を超えた。

 義務休業初日の11日、市内で話を聞いた主婦の金恵淑(キム・ヘスク)さん(60)は「財閥系のお店は利益もソウルに流れるだけ。地元の店も生きていけないと」と理解を示した。幼稚園に通う男児2人を連れた栄養士、李挺美(イ・ジョンミ)さん(32)も「共働きなので大規模スーパーは便利だが、義務休業は仕方ない。これからは市場にも行こうと思う」と話す。

 ソウルや釜山(プサン)などの都市も条例制定を急いでいるが、目立つのは業界の悲鳴だけ。消費者からの反発はほとんどなく、総選挙でも争点にはなっていない。

 ただ現実には、市場や商店街が庶民の台所としての活気を取り戻すのは簡単ではない。

 義務休業に合わせて割引キャンペーンを始めた全州南部市場は客がちらほらと見えるだけ。シャッターが下ろされた区画が目立つ市場には、反転攻勢に出ようという勢いはなかった。30年前から家族で鮮魚店を営むという李海順(イ・ヘスン)さん(60)は「昔は通路を歩くのが大変なほどの人出だった。義務休業に期待はしてるけどね……」とつぶやいた。

3250チバQ:2012/03/29(木) 23:02:10
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012032901043
元政府ナンバー2、贈収賄で逮捕=大富豪の兄弟も−香港
 【香港時事】香港の捜査機関である汚職取締公署は29日、かつて政府ナンバー2の政務官だった許仕仁容疑者と不動産開発大手、新鴻基地産(サンフンカイ・プロパティーズ)共同会長を兄弟で務める郭炳江、郭炳聯の両容疑者ら計8人を贈収賄などの疑いで逮捕した。地元のテレビ・ラジオが伝えた。
 許容疑者は政府の運輸、財政部門などを経て、2005年から07年にかけて政務官を務めた。郭兄弟はアジア有数の富豪として知られている。(2012/03/29-20:57)

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3251チバQ:2012/03/30(金) 22:58:07
http://mainichi.jp/select/world/news/20120330ddm007030161000c.html
ミャンマー:補選、NLD勝利確信し高揚 「私たちの時代が今始まる」 スーチーさんグッズ人気
 【ヤンゴン杉尾直哉】ミャンマー民主化の行方を占う議会補欠選挙が4月1日に実施される。国民民主連盟(NLD)を率いる民主化運動指導者、アウンサンスーチーさんの選出が確実視されており、ニャンウィンNLD選対本部長(69)は毎日新聞の取材に「自由で公正な選挙が実施されれば大勝利を収める」と述べた。ヤンゴンの選対本部を29日、訪ねると、民主化への歴史的な一歩を前に支持者の熱気で包まれていた。

 選対本部ではスーチーさんの絵をあしらった赤い色のTシャツや、スーチーさんのカレンダーなどが飛ぶように売れていた。談笑する支持者は勝利を確信している様子だ。元中学校教師のティンミインさん(57)は「スーチーさんがやっと国政に参加できる。軍支配時代の終わりの始まりだ。私たちの時代が今始まろうとしている」と興奮気味に話した。

 地元の新聞は連日1面でスーチーさんの動きを大きく報じている。選管は「不偏不党の報道」を規定しているが、守られていないのが実態だ。雑誌記者の男性(27)は「NLDのニュースを読みたい読者のニーズに応えるためだ」と説明した。

 今回の補選では、10年総選挙後、空席となった上院(定数224)の6議席、下院(同440)の37議席、地方議会の2議席の計45議席が争われる。

 NLDは44人の候補を擁立しているが、圧勝しても議会少数派にとどまり、軍を支える与党・連邦団結発展党(USDP)が多数派の構図は変わらない。それでも多くの支持者は「スーチーさんの勝利は15年次回総選挙の勝利に向けた第一歩」と位置づけている。

 ミャンマー政府は今回、欧米などから初めて選挙監視団を受け入れており、公正で自由な選挙となるかどうかは民主化の進展を見極める試金石と受け止められている。

 だが、ニャンウィン氏によると、USDP関係者がNLD支持者に暴力をふるうなどの妨害が相次ぎ、警察に訴えても真剣な捜査がされていないという。

 ニャンウィン氏によると、ミャンマー中部のパコクで28日、選管関係者が民家に集まって打ち合わせをしようとしたところ、NLDの集会と勘違いした暴徒が乱入。2週間前には首都ネピドーでNLD集会に参加していた女性支持者が与党支持者と思われる男から竹やりで刺されて負傷する事件も起きたという。

 ニャンウィン氏は「テインセイン大統領は民主化を目指しているかもしれないが、他の政権幹部がこれに不満を持っており、政府内で足並みがそろっていない可能性がある」と指摘した。

 監視団の受け入れについても「投票日直前の招待であり、選挙運動などを含めたプロセス全体の監視ができない。投票日当日に監視団は投票所への出入りが禁じられ、活動は限られている」と批判した。

毎日新聞 2012年3月30日 東京朝刊

3252チバQ:2012/03/31(土) 08:13:26
http://mainichi.jp/select/world/news/20120331ddm007030049000c.html
ミャンマー:あす補選 「民主化へ重要な一歩」 スーチー氏、少数民族和解に意欲
 【ヤンゴン杉尾直哉】ミャンマー議会補欠選挙を4月1日に控え、最大野党の国民民主連盟(NLD)を率いるアウンサンスーチー氏(66)は30日、ヤンゴンの自宅で記者会見した。選挙中の与党による「多くの不法行為」を批判しつつも、今回の選挙を「民主化へ向けた重要な一歩だ」と述べ、選挙に参加し国政の一翼を担うことの意義を強調した。

 スーチー氏は、国民民主連盟の候補者を狙った暴力事件が相次いでいると指摘。女性支持者らが負傷するなどしたことから「自由で公正な選挙とはいえない」と批判した。

 だが、「選挙への参加は人々の希望だ」と述べ、選挙戦についての評価は選挙が終わるまで留保し、最後まで戦う考えを示した。

 米欧は、選挙が「自由で公平に行われるか」を対ミャンマー経済制裁解除の前提条件としており、制裁の行方はスーチー氏の評価に大きく左右される。

 国民民主連盟は1990年の総選挙で圧勝したが、当時の軍政により国政参加から排除された。今回の補選で国民民主連盟などの民主派勢力が勝利しても、軍・政権を支える与党が大多数という構図は変わらない。

 だが、スーチー氏は会見で「国民は(90年総選挙の)当時より今回の方が熱狂している」と述べ、民主化の進展に向けた国民の期待の大きさを示した。

 さらに「たとえ声が小さくとも、世界中に響かせることができる。15年の次の総選挙まで(のミャンマー情勢)に大きな影響を及ぼすことができる」とも語り、補選勝利の意味をアピールした。

 テインセイン政権による最近の民主化路線について、スーチー氏は「確かに改革を進めているが、(軍を含む)周囲でどれほど支持を得ているのかは分からない」と語り、改革の揺り戻しが起きる可能性に懸念を示した。

 スーチー氏自身はヤンゴン管区コームー選挙区から下院に出馬し、初当選は確実視されている。国会議員の立場でテインセイン大統領の路線を後押しし、憲法改正などによる民主化を進める意向を示唆した格好だ。

 スーチー氏はまた、国家統合を図る上で最大の懸案とされる少数民族問題にも触れ、政府軍との戦闘が依然続く北部カチン州のカチン族など、少数民族との和解に向け尽力する決意も示した。

 スーチー氏は25日、体調不良のため地方遊説を中止していた。選挙キャンペーンを締めくくるこの日の会見には、数十人の内外の記者が参加。約1時間半、立ち通しで丁寧に答えたが、最後の数問はさすがに疲れた様子で、腰をかけて答えた。

 今回の補選は当初48選挙区で実施される予定だったが、選管は今月23日、カチン州の3選挙区(いずれも下院)について「治安上の理由」を挙げて実施延期を発表した。これについてスーチー氏は「治安上の問題はない」と批判した。

毎日新聞 2012年3月31日 東京朝刊

3253名無しさん:2012/03/31(土) 12:35:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120331-00000011-jij-int
「胡・温・習」主導で解任=重慶前書記「毛沢東化」に反発―一枚岩でない中国指導部
時事通信 3月31日(土)2時37分配信

 【北京時事】中国重慶市トップだった薄熙来前重慶市共産党委員会書記の解任事件は、胡錦濤国家主席や温家宝首相とともに、次期最高指導者の座を確実にしている習近平国家副主席が主導していたことが分かった。複数の共産党関係者が30日までに明らかにした。
 党関係者によると、胡、温、習氏は以前から、法を無視した暴力団一掃捜査や、大衆を動員した革命歌熱唱運動など、薄氏の「文化大革命(1966〜76年)」式政治手法に反対してきた。そこに2月6日、薄氏の元側近・王立軍前副市長による米総領事館駆け込み事件が発生し、胡主席らは薄氏だけでなく政治局常務委員の機密情報も米側に渡ったと危機感を強めた。
 直後の9日、最高意思決定機関・政治局常務委会議で、駆け込み事件を契機に薄氏の「指導責任」を問い、解任する方向性が固まったという。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120329-00000120-jij-int
重慶の警察首脳、また交代=権力闘争絡みか―中国
時事通信 3月29日(木)19時3分配信

 【香港時事】共産党委員会の薄熙来書記や王立軍副市長らが最近相次いで解任された中国重慶市で、今度は1カ月半前に就任したばかりの市の警察首脳である公安局党委書記が交代した。中央指導部内の権力闘争が市の人事に影響している可能性がある。
 交代劇は中国各紙の28日の報道で明らかになったもので、重慶市副市長と公安局長を兼任する何挺氏が局の党委書記にも任命された。
 重慶市政府は2月2日、王副市長の公安局長・党委書記兼任を解くと発表。王氏はその後、成都(四川省)の米総領事館に駆け込む事件を起こし失脚した。王氏に代わって公安局党委書記に就いたのは胡錦濤国家主席と同じ共産主義青年団(共青団)出身の関海祥氏。当初、関氏が局長を兼ねるとみられたが、実際には何氏が局長兼副市長となり、最終的には党委書記の座も手にした。

3254チバQ:2012/04/01(日) 22:21:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120401/asi12040121050005-n1.htm
ミャンマー補選 変革、民主化、暮らしの向上…委ねるのは大統領かスー・チーさんか
2012.4.1 21:04 (1/3ページ)

ヤンゴン郊外の与党・連邦団結発展党(USDP)の選挙事務所。スタッフがこちらを撮影していた(青木伸行撮影)
 1日、投開票が行われたミャンマーの連邦議会補欠選挙。国際社会が同国の行方を占う選挙として注目する今回の補選はとどのつまり、国の変革と民主化、そして経済と暮らしの向上を、テイン・セイン大統領と野党・国民民主連盟(NLD)の党首、アウン・サン・スー・チーさんのどちらに委ねるのかという、国民が久々に手にした意思表示の機会でもある。スー・チーさんの選挙区では−。(ヤンゴン 青木伸行)

 補選で争われた45選挙区の有権者は約648万人。東南アジア諸国連合(ASEAN)の選挙監視団によると、投票所は約8千カ所に設けられたという。日中は40度近くまで気温が上がるため、投票開始は午前6時と早く、午後4時に締め切られた。

 スー・チーさんが出馬したヤンゴン郊外のコームー選挙区では、小学校など約100カ所の投票所に住民が足を運んだ。

 まず、入り口で「国民登録証」を提示し、本人確認をする。投票用紙には、候補者名と政党名などが印刷されており、その横の空欄にチェックを入れる。住民は白い半透明の投票箱に、それぞれの思いを託した一票を投じていた。


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 人口約5千万人(推計)のこの国には、多様な民族と、多くの農民が暮らす。農村人口は7割以上にのぼるという。コームー選挙区の住民も、ほとんどが貧しい農民である。

 ある稲作農家を訪ねた。夫婦と娘の3人家族。あばら家の裏手に、東京ドームの半分ぐらいはある畑が広がっていた。年に2回、稲を植え収穫する。年収は日本円で1万円ほど。昨年は洪水で稲が全滅した。

 「タイの洪水ほどひどくなかったが、ここら一帯の畑はすべてやられた。政府はわずかなカネ(約200円)しか援助してくれなかった。コメの買い取り価格も下がっている」と、夫(55)は顔をしかめた。

 スー・チーさんに投票したという彼は、その理由を「民主主義の国になって自由に発言できるようになれば、農民の権利と農村の発展を要求できるから」と話す。水は井戸に頼り、電気は来たり来なかったり。脇で妻(53)が「民主主義うんぬんより、暮らしが良くなればそれでいい」とつぶやいた。

 車が行き交う道路脇に「この道路は、USDP(連邦団結発展党)が整備した」と書かれた看板が立っていた。同選挙区の与党・USDPの候補は40代の開業医、アウン・ミャット氏。かつて軍の医官だった。

 選挙事務所へ行ってみると、よそ者を警戒してか立ち入りを拒み、スタッフがこちらにカメラを向け続けた。事務所の近くに住む支持者の女性(35)は「道路も学校もUSDPがつくったし、ミャット医師は多くの住民を診てくれている。大統領の改革も評価しているわ」と話した。


□ □


 スー・チーさんはこの日、投票をせず、7カ所の投票所を見て回った。彼女の自宅はヤンゴンにあるが、選挙区内に5年以上居住していない者は投票できない、という規定があるためだ。スー・チーさんは前日から民家に泊まり、少数民族のカレン族が多い村の投票所は、住民と報道陣でごった返した。

 選挙監視団159人も投開票状況に目を光らせた。日本の選挙監視団は、コームー選挙区などの投票所を回った。外務省南東アジア第1課長の佐々山拓也団長は、「選挙人名簿があり、候補者の立会人の席も用意されているなど、投票所は整っている。見た限り、これまでのところ混乱はない」と話した。

3255チバQ:2012/04/02(月) 12:32:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120402-00000015-mai-int
<ミャンマー補選>NLD「44人全員当選」
毎日新聞 4月2日(月)10時57分配信


拡大写真
ヤンゴンのNLD本部前に集まった支持者=2012年4月1日、AP
 【ヤンゴン杉尾直哉】ミャンマーの民主化運動指導者アウンサンスーチー氏が率いる国民民主連盟(NLD)の選対本部は1日夜、同日投開票された議会補欠選挙(改選議席数45)で、独自集計の結果、擁立した44人の候補が全員当選したと発表した。スーチー氏は声明で勝利宣言した。ヤンゴンの選対本部前ではNLDの支持者数千人が深夜まで道路を占拠し、勝利の味をかみしめた。

【ミャンマー補選】スーチー氏、「勝利」宣言

 投票は1日夕に締め切られ、即日開票が始まった。選管は約1週間後に結果を公表するとしている。ミャンマーのワナマウンルウィン外相は1日、訪問先のカンボジアで共同通信に「(選挙は)非常に自由、公正に行われた」と述べた。

 NLDは1選挙区について選管に立候補を取り消されており、戦った全選挙区で勝利を収めたことになる。1日深夜(日本時間2日未明)、NLD選対本部前の電光掲示板に「44人全員当選」の文字が映し出されると、支持者から大歓声が沸き、「NLD、勝利!」の連呼が続いた。

 ヤンゴンの選挙区から下院に初当選した社会活動家のピューピューティンさん(40)は「(スーチー氏の自宅軟禁とNLDの政治活動禁止が始まった89年以降の)23年間も抑圧されてきた。自由を求める私たちの意思が投票結果に反映された」と話した。

 政権を支える与党、連邦団結発展党(USDP)が強いと思われていた首都ネピドーの4選挙区でもNLDは一つも落とさなかった。支持者の間から「そんなに我々は強かったのか」と驚きの声が聞かれたほどだった。

 スーチー氏は1日夜、「皆さんが勝利の結果を喜ぶのは理解できるが、NLD党員は、敗北した他党をさげすむようなまねはしないように」との声明を出し、与党や他の民主派政党に配慮を示した。NLD幹部によると、スーチー氏は1日夜はヤンゴンの自宅で過ごしたという。

3256チバQ:2012/04/02(月) 12:34:13
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/04/02/20120402ddm003030143000c.html
クローズアップ2012:ミャンマー補選 「公正」巡り思惑交錯
 ◇旧軍政、制裁解除にらむ NLD、15年総選挙意識
 ミャンマー議会の補欠選挙が1日行われ、民主化運動を主導してきたアウンサンスーチー氏が当選したことで、ミャンマー情勢の次の焦点は米欧の対ミャンマー制裁解除がどうなるのかに移る。解除の条件は「自由で公正な選挙が行われたかどうか」の判断だ。長年の軍政支配を経験した市民の間には疑念の声もあり、米国も慎重姿勢を崩さないが、解除の方向性は変わらないとみられ、今回選挙は「通過儀礼」的な意味合いがありそうだ。【ヤンゴン杉尾直哉、ワシントン白戸圭一、北京・工藤哲、横田愛】

 最大都市ヤンゴンでは1日、早朝から市民が続々と投票所に訪れ、自由に投票できる喜びをかみしめていた。

 20年ぶりに実施された2010年11月の総選挙では、「公正な選挙が保証されていない」として、スーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)はボイコットした。

 「今日、初めて何の制約もなく、自由に投票できた。政治犯として10年服役し、刑務所から出た時よりもうれしい気分だ」。ヤンゴン中心部に近い選挙区でNLDとは別の民主派政党「ミャンマー民主党」(DPM)から出馬したトゥウェイ党首(79)はそう語り、選挙が公正に行われたことを強調した。

 だが、ヤンゴン北東部の選挙区で投票した野菜農家のピョンさん(66)は「21歳の私の息子は有権者名簿に名前がなく、投票できなかった。NLDにしか希望を見いだせない」と話し、当局に不正があったと訴えた。

 ヤンゴンのNLD選対本部前には1日夜、支持者数千人が集まった。スーチー氏の写真などを手に、大音量で流れる党のテーマソングに合わせて歓声を上げ、踊った。野外のテレビ画面では独自集計を発表し、「当選」するたびに大きな拍手がわいた。

 とはいえ、つい1〜2年前まで、人々は公衆の面前で政治について話し合うことはもちろん、与党や軍への批判も公言できなかった。民家に数人集まると、数日後には軍の情報機関が一人一人を取り調べたほどだ。今回、有権者は「NLDに投票した」と公言し、「もう誰に気兼ねすることもなく自由に話ができる」と話した。

 「公正な選挙」を巡り政権側とNLD側の主張は異なる。政権側は「選挙は公正に行われている」と繰り返しアピールしてきた。実際、外国の選挙監視団と外国メディアを受け入れ透明性を強調した。

 一方のNLDは「選挙ポスターが破られた」「候補者への投石があった」などと、当局の妨害行為が相次いだと指摘してきた。だが、公正な選挙を内外にアピールし、制裁解除につなげたい政権側が、組織的に妨害活動をしている可能性は低い。

 NLDが選挙妨害や選挙の不正について声高に訴えるのは、15年に実施予定の総選挙をにらみ、透明性の高い公正な選挙を前例として作りたいとの思惑もあるからだ。

 ただ、今後の民主化の行方に疑問を抱く人たちもいる。民主化運動グループ「88年学生世代」指導者で、今年1月の恩赦で釈放されたコーコージー氏(50)は「補選で民主派が圧勝してもまったく意味がない。現状では法改正や新たな法案を通すこともできないからだ。補選は制裁解除という目的を果たすだけの見せかけでしかない」と話した。

 選挙監視団長として派遣された日本外務省の佐々山拓也・南東アジア第1課長は記者団に「選挙は平穏に行われ、大きな混乱もなかった。評価は総合的に判断する」と語った。

3257名無しさん:2012/04/02(月) 12:34:45
◇米、慎重に解除検討/中、米欧接近警戒
 対ミャンマー制裁措置を実施してきた米国や欧州連合(EU)は、今回の補欠選挙を改革の進展を測る指標の一つに位置付けている。補選の「自由・公正」な実施は制裁緩和や解除の前提条件となるが、米国の専門家の間では、アウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)が圧勝しても、ただちに制裁の全面解除を可能とする政治環境が整うことはないとの見方が一般的だ。

 米議会で制裁を主導してきた共和党のマコネル上院院内総務は1月、ミャンマーを訪問し改革を評価する一方、少数民族との和解を求めた。ミャンマー政府軍は今も北部カチン州などで少数民族武装組織と戦闘を続けており、米議会が求める制裁全面解除の条件は満たされていない。

 米国のミッチェル・ミャンマー担当特別代表は3月末の毎日新聞との会見で、拙速な開発援助や投資がミャンマーの改革を後退させる危険性を指摘。国際社会の一部に存在する制裁の早期全面解除への期待を戒めた。米国は今後、全政治囚の無条件釈放や少数民族との和解を促しつつ、制裁解除のタイミングを慎重に見極めるとみられる。

 一方で旧軍事政権と密接な関係を保ってきた中国政府は、米欧諸国とテインセイン政権との接近に警戒感をにじませ、存在感低下の回避に必死だ。

 国際情報紙「環球時報」は先月27日、「(欧米諸国からの)制裁に対抗するため、中国はミャンマーに多くの資金や技術を提供してきた」と、ミャンマー経済への中国の貢献を強調する論評を掲載。また「新民晩報」はスーチー氏の当選を見越して「スーチー氏の母親と周恩来元首相は親しい仲だった」と報じ、スーチー氏の国政参加が両国関係に悪影響をもたらすことはないと強調した。

 円借款停止など一定の制裁措置を取りながらも、ミャンマー政権との独自の関係を保ってきた日本政府は、改革の進展を受け入れ、本格的な支援再開に乗り出す。

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 ■ことば

 ◇ミャンマー議会補選
 ミャンマーの国会は上院224、下院440の計664議席で構成される。軍政下の2010年に実施された総選挙(国民民主連盟はボイコット)の当選者が閣僚に就任するなどして空席になり、今回の補選となった。改選数は上院6、下院37に地方議会の2議席を加えた計45議席。憲法(08年制定)は上下院の4分の1の議席を軍人に割り当てている。

毎日新聞 2012年4月2日 東京朝刊

3258名無しさん:2012/04/02(月) 12:35:08
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/04/02/20120402ddm007030156000c.html
ミャンマー:補選 少数民族、和解へ期待 政権への不信根深く
 【バンコク岩佐淳士】ミャンマー議会補欠選挙の投票が1日行われ、当選したアウンサンスーチー氏に対し、この国の最大の懸案とされる少数民族問題の解決に向け、期待が高まっている。だが、北部カチン州では政府軍と少数民族武装組織の戦闘がやまず、前途は多難とみられる。

 全ビルマ学生民主戦線のタンケー議長は1日、毎日新聞の取材に「スーチー氏が議会で少数民族問題を取り上げることで、問題は確実に前進するはずだ」と語り、国会議員としての影響力に期待を示した。

 民主戦線は、88年に本格化した民主化運動に参加した学生らが少数民族と共闘するためにタイ国境地域で結成した武装組織。旧軍事政権から登録抹消された少数民族系政党の間では、スーチー氏が率いる国民民主連盟(NLD)に同調し、政党再登録を検討する動きもあるという。

 ミャンマーでは独立(48年)以来、一部少数民族武装組織が「分離独立」や「自治」を掲げ、武装闘争を続けてきた。これに対し、昨年3月に発足したテインセイン政権は少数民族との停戦交渉を本格化させ、今年1月にはこれまで最強硬派で東部カイン(カレン)州を拠点とするカレン族勢力が政府と停戦合意した。

 スーチー氏の父で「建国の父」とされる故アウンサン将軍は、国家統合を目指し、少数民族との間で「パンロン合意」をまとめた。スーチー氏もその遺志を継ぎ、「21世紀のパンロン合意」を提唱してきた。

 ただ、スーチー氏が野党の党首として国政にどれだけ影響力を持てるかは未知数だ。タンケー議長は「スーチー氏が議会でどんな役割を果たせるかは、政府や与党の考え方次第だ」と慎重な姿勢も示した。

 今回の選挙は、カチン州内の3選挙区(いずれも下院)で投票が延期された。政府は「治安上の問題」を理由に挙げたが、カチン族の武装勢力「カチン独立機構」(KIO)のクンタット・ラナン報道官は1日、毎日新聞に「戦闘区域はへき地で、投票に影響はない。カチン独立機構が選挙を妨害するはずもない」と述べ、スーチー氏の国政参加については「ノーコメント」とした。

 また、カチン族の女性は取材に「(選挙の延期は)カチンの政治参加を拒むための策略だ。スーチー氏が議員になることはいいことだが、カチンの状況が良くなるかは正直分からない」と話した。

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 ■ことば

 ◇少数民族問題
 ミャンマーには人口の7割を占めるビルマ族以外に、タイ、中国、インドとの国境地帯に130以上(大きく分けて7部族)の少数民族がいる。独立直前の1947年2月、ビルマ族を代表するアウンサン将軍とカチンなどの各民族が東部シャン州で少数民族に自治権を与える「パンロン合意」に調印し、連邦制国家の樹立が決まった。しかし、直後に将軍は暗殺され、62年の軍事クーデターで合意は有名無実化し、政府軍と少数民族武装組織の戦闘が本格化した。

毎日新聞 2012年4月2日 東京朝刊

3259チバQ:2012/04/02(月) 12:37:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120402/asi12040211340002-n1.htm
見せつけたスー・チー人気、全勝の勢い 与党危機感 ミャンマー補選
2012.4.2 11:34

1日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンにある国民民主連盟の党本部前で、開票状況を見て歓喜するアウン・サン・スー・チーさんの支持者ら(共同)
 【ヤンゴン=青木伸行】1日に投開票されたミャンマーの連邦議会補欠選挙(45議席)は、2日までの野党・国民民主連盟(NLD)の独自集計によると、立候補者44人のうち43議席を獲得、残る1議席もNLDが優位で全勝の勢いという。党首アウン・サン・スー・チーさんの絶大な人気と、政権と軍に対する国民の根強い不信感を改めて見せつけた結果となった。

 こうした圧勝ぶりにスー・チーさんは1日夜、「国民の支えにより、NLDの候補者が勝利を収めている」と勝利を宣言。最大都市ヤンゴン市内のNLD本部では、支持者が「この日が来るのを待っていた」と勝利に沸いた。

 大敗を喫した与党・連邦団結発展党(USDP)は、危機感を強めている。NLDがボイコットした2010年の総選挙では、約8割の議席を獲得し圧勝しただけに、今回の大敗が政権と軍内部にどのような影響をもたらすのか、今後の懸念材料だ。

 国際社会も直ちに反応した。クリントン米国務長官は1日、訪問先のトルコのイスタンブールで、補選により「最も抑圧的な政権でも改革は可能」と述べると同時に、「過去数カ月の(民主化の)進展が持続するかどうかを判断するのは早計だ。前途にはまだ何ら保証はない」と、今後を注視する姿勢を強調した。

3260チバQ:2012/04/02(月) 20:34:40
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/295102
スー・チーさん「新時代の幕開け」 NLD完勝
2012年4月2日 19:40 カテゴリー:アジア・世界
 【ヤンゴン進藤卓也】ミャンマーで1日に行われた連邦議会などの補欠選挙で、アウン・サン・スー・チーさん(66)率いる野党、国民民主連盟(NLD)は2日、独自集計の結果として「候補者44人のうち、スー・チーさんを含む43人が勝利した。残る1人も優位な情勢だ」と語り、全員当選して完勝するとの予測を明らかにした。

 特に、政府機関に勤める公務員や軍関係者が多数住み、与党が優勢とみられていた首都ネピドーでも全4議席をNLDが占める見通しとなり、民主化勢力への支持の広がりを象徴した。

 大勢判明を受けてスー・チーさんは2日、最大都市ヤンゴン市内のNLD本部に現れ、詰め掛けた数千人の支持者に熱狂的に迎えられた。スー・チーさんは「これはNLDの勝利という以上に、この国の政治プロセスに関与したいと決意してNLDに投票した人々、皆さんの勝利です」と勝利宣言。「(民主化進展へ)これから長い闘いが始まる。この選挙がミャンマーの、新しい時代の幕開けになることを望んでいます」と語った。

 また、他の政党に対しても、「ミャンマーに平和と繁栄をもたらすために、共に協力して進んでいきたい」と連帯を呼び掛けた。

 今回の補選は上、下院など計45議席が争われた。正式な結果は数日中に発表される見通し。

=2012/04/02 西日本新聞=


http://www.afpbb.com/article/politics/2869159/8733847?ctm_campaign=txt_topics
ミャンマー「新時代の幕開け」、スー・チーさんが勝利演説
2012年04月02日 18:51 発信地:ヤンゴン/ミャンマー

【4月2日 AFP】ミャンマー改革の試金石として注目されていた1日投票の議会補選で、国民民主連盟(National League for Democracy、NLD)による独自集計ながら当選確実と発表された民主化運動指導者で同党党首のアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんは2日、ミャンマーの「新時代」の幕開けを称えるとともに、選挙に参加した他政党に政治的結束を呼び掛けた。

 過去22年間のほとんどを軍政による軟禁下で過ごしたスー・チーさんは、ヤンゴン(Yangon)のNLD本部で演説。「私たちの勝利というより、この国の政治プロセスに参加しなければならないと決断した民衆の勝利だ」「これが新時代の幕開けであることを願う」などと述べた。

 また、「国内に真に民主的な雰囲気を作り出すため、選挙に参加した全ての政党が私たちと協力する立場にあることを望む」と語り、依然として軍部の強い影響下にある議会で初めて国政に参加するにあたり、他党に融和を呼び掛けた。

 公式な開票結果はまだ発表されていないが、NLDは独自集計に基づき44候補中、43候補が当選したと発表した。スー・チーさんが公式に当選すれば、国会における野党指導者として法案審議過程にかつてない発言権を得ることになる。

 NLDが早くも2015年の総選挙に目を向ける中、数十年間にわたって軍政が続き2011年に民政に移行したばかりのミャンマー情勢は、劇的な転機を迎えようとしている。(c)AFP/Kelly Macnamara

3261チバQ:2012/04/02(月) 20:54:44
>>3221
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M1U2CJ6JTSE801.html
インドネシア:大統領の支持弱まる−燃料価格引き上げできず
  4月2日(ブルームバーグ):インドネシアのユドヨノ大統領は、計画していた燃料価格の即時引き上げを議会で可決させることができなかった。連立与党内で大統領への支持が弱まっていることを示唆しており、大統領の景気刺激策にも悪影響が及ぶ恐れがある。

インドネシア議会は先週、政府が提案した補助金付きの燃料価格の即時33%引き上げを拒否。代わりに、インドネシア公式原油価格(ICP)が予算の想定(1バレル=105ドル)を6カ月で平均15%上回った場合に限って、政府に価格引き上げ権限を付与した。

ユドヨノ大統領への支持は2009年に2期目に入ってから低下している。与党・民主党の元会計担当者をめぐる贈収賄容疑など、汚職問題への対応に苦慮しているためだ。ユーラシア・グループのアジア担当アナリスト、ショーン・レバイン氏によると、与党内で引き上げへの支持が得られなかったことで、政府の政策実行がより困難になるとの懸念が投資家の間で高まる可能性がある。

レバイン氏は質問に対し電子メールで回答し、「これはユドヨノ氏が大統領として苦境にあることを示す確実な証拠かもしれない」と指摘。燃料価格引き上げを可決させるため、「大統領は多くの政治資本を投入したほか、国民の反対にもかかわらず引き上げ要求を続けることで、国民の党への支持も危険にさらした」と述べた。

原題:Yudhoyono’s Support Falters as Indonesia Stalls on FuelPolicy(抜粋)

http://www.asahi.com/international/update/0331/TKY201203310445.html
2012年3月31日20時33分

インドネシア、燃料値上げ見送り 連立与党の多く反対[PR]

 インドネシア政府が目指した4月1日からの燃料の値上げは見送られることになった。相次ぐデモなど国民の反発を意識した連立与党の多くが値上げ反対に回り、国会は31日未明まで紛糾。6党の連立政権を率いるユドヨノ大統領の求心力の低下があらわになった。

 政府は、巨額の財政負担となっていた補助金付きのガソリン価格などを30%余り引き上げる計画を提示。労働団体や学生らが各地で大規模な抗議デモを続け、多数の負傷者が出ていた。

 3月30日午前に始まった本会議では、ゴルカル党など、ユドヨノ大統領の基盤である民主党以外の5党全部が値上げに反対し、値上げの先送りが決定的となった。各党間の交渉後、夜に再開された本会議でも、野党は値上げそのものに反対したほか、与党内でも代替案はばらばらだった。

3262チバQ:2012/04/03(火) 19:22:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120403/asi12040319090002-n1.htm
中国、ネパールとの関係強化 インドにらみ鉄道建設も協議
2012.4.3 19:08 (1/2ページ)
 【ニューデリー=岩田智雄】中国がネパールとの経済関係の強化を進めている。3日付インド紙ヒンズーによると、両国は、中国チベット自治区の青蔵鉄道をネパールのコダリまで延伸する計画を協議した。貿易額も増加を続ける。中国にとって、ネパールは亡命チベット人の出国ルートになっているだけでなく、核武装国インドとの間に位置し、戦略的重要性が高いことが背景にある。

 中国の温家宝首相は今年1月、中国の首相としては約11年ぶりにカトマンズを訪問し、バタライ首相らと会談。中国が資金援助を増やすことや、チベット独立運動を念頭に、ネパールが中国を分断しようとする動きに対して領土を使わせないことなどを約束した合意文書に調印した。

 ヒンズー紙によれば会談の際、ラサと青海省西寧を結ぶ青蔵鉄道の延伸計画についても協議。駐ネパールの中国大使は先週、ネパール当局者に対し、中国国境の町コダリを通関地として整備するため支援することを明らかにした。

 ネパールは貿易の6割弱をインドとの間で行っており、物流の多くをインドに頼る一方、中国との昨年の貿易額は前年比61%増の約12億ドルと拡大している。

 また、チベット自治区から毎年数百人規模のチベット人がネパールを経由してチベット亡命政府があるインドへ渡っており、中国にはネパールとの関係強化でチベットの分離・独立勢力を押さえ込む狙いがある。

 中国が国境を接する国には、南シナ海の領有権問題で対立するベトナム、民主化の進展で相対的に関係が後退したミャンマー、親日的な国王を持つブータンなどがあり、中国にとりネパールを自国側に引き寄せることは戦略的意味を持つ。

 ネパールでは2008年に王制が崩壊し、反政府武力闘争を行ってきたネパール共産党毛沢東主義派が武装解除、毛派主導の政権が誕生した。王室と良好な関係を築いていた中国はかつて毛派をテロ集団とみなしていたが、民主化後は毛派を最重要政党とみて関係を構築してきた。毛派書記長のダハル元首相は首相就任後の初外遊先に慣例だったインドではなく中国を選び、インドを刺激した。

 インドのジャワハルラール・ネルー大学のシリカン・コンダパリ教授は、「中国はネパール国境に19の検問所を築いている。開通済みは数カ所で、残りはネパールの合意待ちだ。インドは、中国が軍事的に攻撃的な動きをしているとみなしている」と話している。

3263チバQ:2012/04/03(火) 19:43:34
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2012/04/post-2498.php
ビルマもう一つの快挙、為替改革
A Sane Currency Policy in Myanmar?

スー・チーのように英雄の顔こそしていないが、ビルマは為替の正常化で等しく大きな一歩を踏みだした

2012年04月03日(火)15時44分
パトリック・ウィン
4月1日、ビルマ(ミャンマー)の民主化指導者アウン・サン・スー・チーは支持者の歓声に包まれながら大きな勝利を手にした。連邦議会の補欠選挙で、スー・チーを含む野党・国民民主連盟(NLD)の候補者40人が当選。人々は長い暗黒の時代を終えてやっと繁栄への道を歩むことができると、喜びの涙を流し未来への期待を膨らませた。

 この日、ビルマではもう一つ、大きな改革があった。為替制度の改革だ。それまで公定レートと実勢レートという不透明な「2重の為替レート」が使われていたが、これを実勢レートに1本化。一定の幅で通貨を変動させる「管理変動相場制」へと移行した。

 従来の複雑な「2重為替ルール」では、ビルマの通貨チャットの公定レートは実勢レートより約130倍も高く固定されていた。闇市場では1ドル=800〜850チャットなのに、公定レートでは1ドル=6チャットと過大評価されていたのだ。

 管理変動相場制への移行はスー・チーの勝利宣言ほど注目されていないが、ビルマの人々を貧困から救い出す重要な節目になるだろう。公定レートが実勢レートよりもはるかに高いことが、これまでビルマへの出資を躊躇していた外国人投資家にとって障害がなくなったからだ。外資の流入は特に貿易分野での雇用を生み、腐敗の排除にもつながるだろう。

 もちろん、リスクもある。外国人投資家による投機はインフレを引き起こしかねない。それでも投資家たちにとって不透明で足かせになっていた2重レートよりはましになったはずだ。

(GlobalPost.com特約)

3264チバQ:2012/04/03(火) 19:44:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120403/asi12040318520001-n1.htm
選挙は「自由、公正」だったのか ミャンマー連邦議会補選
2012.4.3 18:49 (1/2ページ)

2日、ヤンゴンのNLD本部に到着し、大勢の人々に取り囲まれるアウン・サン・スー・チー氏(AP)
 【ヤンゴン=青木伸行】ミャンマーの連邦議会補欠選挙(1日投票、45議席)は3日、野党・国民民主連盟(NLD)がシャン州で1議席を落とし43議席となった。他の2議席は同州の少数民族政党と、与党・連邦団結発展党(USDP)が獲得。補選では「自由、公正」さも問われた。投開票に大きな混乱はなく「平和裏に、総じて秩序だって実施された」(国連の潘基文事務総長)といえる。だが、数々の不正・妨害行為の事例が報告されている。

 選挙結果について米国政府は、ヌランド米国務省報道官が2日、「不正行為の調査」に言及し、クリントン国務長官も、選挙制度を変える必要性を指摘しているなど、問題があるとの認識を示唆している。

 不正・妨害行為の事例は数多い。北東部シャン州の選挙区の一つでは、地元の選挙管理委員会が、期日前投票の全900票を破棄した。このためNLDがクレームをつけ、この問題が議席の確定を遅らせる原因の一つとなった。投票用紙にも細工が施された。用紙には候補者・政党名が書かれ、横の空欄にチェックを入れる。ヤンゴン郊外のコームー選挙区では、NLDの空欄にロウが塗られ、その上にチェックがなぞられた票は無効にされた。

 選管のスタンプが押されていない投票用紙は無効となるが、選管が故意に、スタンプがない投票用紙を渡していた選挙区もあった。選管職員が、投票所の入り口で「どの政党に入れるのか?」と聞き、「NLD」と答えた住民を追い返していた投票所もある。

 選挙人名簿に自分の名前が記載されておらず、投票できなかった人も多い。コームー選挙区では、農業を営む男性(48)が「ここにずっと住んでるのに、おかしいだろう!」と、怒りをあらわにしていた。

 一方、諸外国の選挙監視団にも規制がかけられた。例えば、投票所の中に立ち入ることはできず、外から窓越しにチェックしなければならなかった。東南アジア諸国連合(ASEAN)の選挙監視団からは「表面をなぞっただけだった」との声が漏れた。

 こうした中でも、獲得議席を当初、44としたNLDの独自集計結果と、選管の途中集計結果の40議席に大きな差はない。このため、南洋工科大学ラジャラトナム国際研究院のジョウ・サン・ウイ研究員は「補選の結果は、政権が進める変革への支持を後押しする一助となる」と指摘する。

3265チバQ:2012/04/03(火) 19:48:21
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/04/03/20120403ddm007030126000c.html
北朝鮮:金正恩氏、4カ月で体制確立 政権安定、内外に誇示か
 【北京・米村耕一】北朝鮮が朝鮮労働党代表者会の開催日を11日と公表したことで、新指導者の金正恩(キムジョンウン)氏による権力継承に向けた日程がおおむね明らかになった。父の故金正日(キムジョンイル)総書記が故金日成(キムイルソン)国家主席の死後、最高指導者としての地位の完成に4年余りをかけたことに比べ、わずか4カ月間という短い期間で正恩体制が確立することになる。

 金総書記は94年7月の金主席死去後3年間喪に服し、党総書記に推戴されたのは97年。さらに「国家の最高ポスト」と宣言して国防委員長に再選されたのは翌98年だった。

 一方、正恩氏は4月11日の党代表者会で党総書記、13日の最高人民会議では国防委員長などの国家機関最高ポストに就任する可能性が高い。正恩体制が実質的な権力だけでなく、最高位固めを急ぐのは、正恩氏が20代後半と若く、また国際情勢や国内の経済環境の変化が早い中で、内外に体制の安定を示す必要があるためだ。

 党代表者会は朝鮮労働党規約で「党大会と党大会の間に開催される」と規定された大会で、党中央委員の選出など幹部人事や党の路線問題などを議論する。これまでに、1958年と66年、そして正恩氏の後継者としての立場が固まった10年9月と3回しか開かれていない。

毎日新聞 2012年4月3日 東京朝刊

3266チバQ:2012/04/03(火) 19:57:46
http://mainichi.jp/select/world/news/20120403ddm007030105000c.html
韓国総選挙:政府の尾行、盗聴で与野党攻防 暴露文書めぐり
 【ソウル西脇真一】総選挙の投票を11日に控えた韓国で、反政府的な企業家や労働組合などを対象とした韓国政府首相室による民間人の違法調査問題があらためてクローズアップされ、最大野党、民主統合党が攻勢に出ている。政府や調査への関与を疑われる青瓦台(大統領府)は「民主統合党と関係の深い盧武鉉(ノムヒョン)前政権時代もやっていた」などと対抗し、非難の応酬となっている。

 発端は、韓国放送公社(KBS)の労組などが29日、首相室の「公職倫理支援官室」が作成した調査報告など2619件を暴露したこと。

 支援官室の業務対象は公務員ら公職者で、その綱紀粛正を目的としている。ところが韓国メディアによると、暴露文書から李明博(イミョンバク)大統領の実兄議員を批判した議員や、政権寄りの社長の就任に反対した放送局の労組など広範囲に監視していたことが判明。また、公職者の調査では尾行や盗聴までしていた疑いや、「BH(ブルーハウス=青瓦台)下命」と記した文書もあるため、青瓦台が指示した疑いも浮上した。

 このため、民主統合党の韓明淑(ハンミョンスク)代表は2日、遊説先の仁川で「(不法に)民間人まで調査し、盗聴する政権は審判しなければならない」と、批判のボルテージを上げた。

 一方、首相室や青瓦台も1日、相次いで記者会見し、暴露文書の8割以上は韓代表が首相を務めた盧前政権時代に作成されたものだと指摘。その中にも労組の闘争動向などがあると「反撃」した。

 また「過去の政権でも、支援官室と同じ機能を果たした『調査審議室』が、政界や民間人らに対する報告をしてきた」と強調。その「報告」が手元にあることも明らかにし、野党をけん制した。

 暴露資料は元々、検察当局が10年に企業家を違法調査していた疑いで支援官室を強制捜査し、その際に押収したものだった。

毎日新聞 2012年4月3日 東京朝刊

3267チバQ:2012/04/04(水) 23:00:44
http://japanese.joins.com/article/852/149852.html?servcode=200&sectcode=200
韓国総選挙まであと1週間 第1党争いで大接戦
2012年04月04日14時53分
[ⓒ聯合ニュース] comment4mixihatena0 【ソウル聯合ニュース】4月11日投開票の韓国総選挙(国会議員総選挙、300議席)が1週間後に迫った。12月に実施される大統領選の前哨戦とされており、第1党の座をかけ大接戦の様相を呈している。選挙結果は今後の政局を大きく左右すると予想される。

 選挙情勢は「朴槿恵(パク・クンヘ)VS盧武鉉(ノ・ムヒョン)」の対決構図となっている。与党セヌリ党の地盤である釜山と慶尚南道で盧武鉉前大統領系の人材が大挙立候補したほか、韓米自由貿易協定(FTA)や済州海軍基地建設などの政策をめぐり、セヌリ党の党運営にあたる朴党非常対策委員と盧前大統領の側近で最大野党、民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)最高顧問、韓明淑(ハン・ミョンスク)代表らが激しい舌戦を繰り広げている。

 民主統合党は国政破綻に対する「李明博(イ・ミョンバク)・朴槿恵政権」の共同責任を前面に打ち出し、民間人への不法査察問題などを攻撃材料に「政権審判」を訴えている。一方、セヌリ党は野党側が「理念闘争」に走っていると批判している。

 選挙情勢は今なお混迷の度を深めているが、不法査察問題を機に、民主統合党がやや優勢だと、専門家たちはみている。

 勝負の分かれ目は首都圏になると予想される。全体の地域選挙区(246)の45.5%を占める首都圏では112議席を争う。与野党の支持率は伯仲しており、50カ所以上が数千票の差で勝負が決まるとの見方が出ている。

 首都圏以外の地域では民主統合党が釜山で文在寅氏を含め3人以上の当選者を出せるか、セヌリ党が民主統合党の地盤の全羅道で議席を確保できるかなどが注目されている。また、統合進歩党が20議席以上を確保し、初の院内交渉団体となるかも見どころだ。

 民主統合党は140議席以上を目標にしているとされる。第1党確保は視野に入ったが、過半数獲得は難しいというのが大方の見方だ。

 セヌリ党は2004年の盧武鉉政権下で行われた第17代総選挙で、逆風下にありながら確保した121議席を下回れば、「敗北」と認識するムードだ。そうなれば、京畿道の金文洙(キム・ムンス)知事や鄭夢準(チョン・モンジュン)元同党代表が朴氏に対する責任論を提起し、大統領選への出馬に乗り出す可能性もある。

 与野党は不法査察の波紋や無党派層、若い世代、ソーシャルネットワークサービス(SNS)のほか、国民に人気の高い元IT企業家、安哲秀(アン・チョルス)氏らが選挙結果に影響を与える要因とみている。

3268チバQ:2012/04/04(水) 23:02:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012040400498
正恩氏、現実無視の指示乱発=幹部は戦々恐々−北朝鮮
 【ソウル時事】4日付の韓国紙・東亜日報は、政府筋の話として、北朝鮮の金正恩氏が現実を考慮しないむちゃな指示を出すなど、問題が頻発していると伝えた。幹部らは、統治経験がないという正恩氏のコンプレックスを逆なでしてはいけないと気を使い、うかつに反対意見を出せないという。
 同筋によると、正恩氏は1月、北朝鮮住民の外貨使用を禁じる措置を取った。北朝鮮は2009年11月のデノミ(貨幣呼称単位の変更)失敗で経済の混乱を招いており、正恩氏の措置に関し「デノミ以後の市場の状況を全く分かっていない」との不満の声が上がった。さらに2月、電力と食料が不足しているとの報告を受けた正恩氏は、現実を考慮しないまま「無条件で供給を正常化しろ」と怒り出したという。(2012/04/04-14:19)

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3269チバQ:2012/04/04(水) 23:31:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120404/kor12040422170002-n1.htm
北朝鮮「謎の休日」は…墓参りの清明節
2012.4.4 22:16
 北朝鮮で昨年末、今年のカレンダーに4月4日が公休日として表示されていることが分かり、さまざまな臆測を呼んでいたが、朝鮮中央テレビは4日、この日が先祖の墓参りなどをする「清明の日だ」と公式に説明した。ラヂオプレス(RP)が伝えた。

 同テレビは「この日は先祖の墓の手入れをするほか、昔から種まきなどを始めた。勤勉な民族性が反映されている」と説明。金正日総書記は生前、「民俗的節句も祝い、民族固有の文化を生かすべきだ」と述べたとされ、RPは、この発言に従って清明節が公休日に追加されたとみている。

 突然の「4月4日」の公休日指定をめぐっては、日韓で「金正恩氏の指導者就任に関連した特別日では」などの見方がなされていた。

3270チバQ:2012/04/04(水) 23:32:08
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120404/asi12040422290003-n1.htm
テイン・セイン大統領 ミャンマー補選乗り切る 与党内は惨敗に怒り 
2012.4.4 22:24 (1/2ページ)

4日、プノンペンで行われたASEAN首脳会議に出席するミャンマーのテイン・セイン大統領。制裁解除を求める議長声明を引き出した(AP)
 【ヤンゴン=青木伸行】東南アジア諸国連合(ASEAN)は4日の首脳会議で、ミャンマーの連邦議会補欠選挙が「自由」「公正」だったとして、すべてのミャンマー制裁を即時解除するよう要請した。同国のテイン・セイン大統領にとり、今回の補選は国際社会に民主化の進展を誇示し、欧米による制裁を解除・緩和するうえで重要な分岐点だった。どうにか乗り切った格好の大統領だが、国内では与党の惨敗が波紋を呼んでいる。

 3月のある日。補選の投票が迫り、与党・連邦団結発展党(USDP)の幹部が、首都ネピドーのテイン・セイン大統領のもとを訪れた。

 「大統領、USDPは苦しい情勢です。公務員は給与の引き上げにもかかわらず、『安い』と不満をもっており、政府内からですらNLD(野党・国民民主連盟)に投票する者が出そうです。わが党に投票するよう指示を出してください」

 USDPは当初、45議席を争う補選に、「30対15」でNLDに勝てると読んでいたという。だが、雲行きが怪しくなっていく。

 政府は3月14日、全公務員に4月から生活費手当として、日本円にして約3千円を支給すると発表していた。汚職撲滅と行政の効率化のためだけではない。物価上昇で公務員の間に募る不満を押さえ込み、選挙戦の引き締めを図ることが、隠された狙いだった。

 だが、かつてUSDPの党首でもあった大統領は、幹部の要請をはねつける。

 「それはできない。そんなことをすれば国際的に非難を浴び、自分の政治的な死につながる」

 大統領の真意を、消息筋は「自ら選挙の自由、公正を損なえば、国際社会が民主化に疑問の目を向け、経済制裁の解除が後退してしまう」と代弁する。このエピソードは、大統領がいかに国際社会の目を強く意識し、経済制裁解除を希求しているかを物語る。

 大統領は、外資を呼び込み、経済制裁解除にも備える措置として、補選当日から公定、実勢両レートが併存する二重為替相場を廃止し、実勢レートに一本化した。外国企業に対する免税措置期間の延長など、新外国投資法も導入する。

 連邦議会関係者は「輸出入と投資を促進するうえで、米国の経済制裁によりドル決済ができないことが最大のネックだ。制裁解除を求める大きな理由も、そこにある」と話す。

 こうしてみると、補選は経済の発展、改革のうえで極めて重要だったのだ。

 補選が終わるや、大統領はカンボジアのプノンペンへ飛んだ。ASEAN首脳会議で、補選の「自由、公正」を強調し、全面的な支持を取りつけた。

 だが、国内では、1議席と惨敗したUSDPなどの怒りが、大統領に向けられている。同党関係者は「3つの怒りがある。大統領への怒り、NLDと支持者への怒り、そして(NLD党首の)アウン・サン・スー・チーばかりを報じるメディアへの怒りだ」と明かした。

3271チバQ:2012/04/04(水) 23:40:08
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20120405k0000m030064000c.html
ミャンマー:ASEANが制裁解除要請 未開市場へ投資熱
 「最後の未開拓市場」と呼ばれるミャンマーへの投資拡大に各国が動き出している。4日閉幕した東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議が、ミャンマーに経済制裁を科す欧米各国に対し、制裁解除を呼びかける声明を採択したのも、先進国の支援でミャンマー国内の投資環境の整備を加速させる狙いがある。豊富な天然資源と、安価な労働力を持つミャンマーにASEANだけでなく、日本も熱い視線を注いでいる。

 各国がミャンマーに関心を示す中、隣国タイは欧米諸国の経済制裁の中、いち早く投資を行っている。

 「以前の状況とは大違いだ」と、タイの建設コンサルティング会社「PSKコンサルタンツ」のキーラティ社長(34)は話す。同社はタイからインド洋に面するミャンマー南部の都市ダウェーにつながる高速道路などの整備計画の調査を行っている。

 先月、3年ぶりにミャンマーを訪れ、「ブーム」を肌で感じたという。ミャンマー発着の飛行機や、ホテルはビジネスマンで満員で、都市部の地価は数年前に比べ5〜10倍上昇していた。

 豊富な天然資源と人件費の安さから、ミャンマーは高い潜在能力を持つ。タイやシンガポール、マレーシアなどASEAN各国は、旧軍事政権の民主化勢力弾圧を批判して経済制裁を続けた米欧とは一線を画し、ミャンマーに投資を続けてきた。しかし、巨額な資金を必要とするインフラ整備が遅れており、投資環境も整っていなかった。

 経済制裁解除に向けての環境作りが進む中、ダウェーの大規模湾岸開発計画は、とりわけ注目度が高い。バンコクの西約350キロに位置し、遠回りとなるマラッカ海峡を通らないで済むインド洋への玄関口になるからだ。タイだけでなく、周辺国にも大きな輸出拠点になる。計画はタイ最大手の建設会社が進め、大型船舶が接岸できる水深の港を掘り、周辺に発電所や石油精製施設、工業団地などを配置する。

 しかし、最大のネックは開発資金で、開発も計画通りに進んでいない。地元紙によると、事業継続には今年中に125億ドル(約1兆円)以上の融資が必要とされる。タイ政府も全面支援を表明し、日本など各国に投資を呼びかけているが、総額500億ドルともされる資金調達は難航している。地域の経済発展の起爆剤として大きな注目を集めながら、実際の投資には結びついてこなかったため、関係者は経済制裁解除が投資の呼び水となることに期待を寄せる。

 キーラティ社長も制裁解除が前提としながら、「タイは他国に先駆けてミャンマーに投資しており、地理的にも有利。経済発展で大きな見返りを得られるはずだ」と期待する。

 アジア経済研究所の工藤年博主任研究員は「ASEANがEUや米国など域外先進国と経済連携交渉を進める上で、制裁下にあるミャンマーの存在がネックになっていた。制裁が解除されれば、全体のパイも増え、域内の経済も活発化する」と話す。【坂井隆之、バンコク岩佐淳士】

3272チバQ:2012/04/04(水) 23:40:29
 ◇日本企業も続々参入
 3月9〜11日、ヤンゴン市の高級ホテルで開かれた日本製品の展示会。日本製品を売り込もうと、日本貿易振興機構(ジェトロ)が主催し、家電、食品、化粧品のメーカーなど計45社が参加した。来場者数は延べ1万人余り。化粧品や日用品のブースには行列ができ、ジェトロの担当者は「日本製品に対する信頼を感じた」と話す。

 ジェトロのヤンゴン事務所を昨年4〜12月に訪ねた日本企業関係者は、前年同期比5割増の294組にのぼった。現地進出を目指す日本企業に当座の拠点として使ってもらう「レンタルオフィス」を近く開設。企業側の情報収集や準備作業を支援する。

 具体的な動きも目立ち始めた。大手商社の双日はヤンゴンなど2カ所で工業団地建設を検討中。家電や繊維、自動車など数十社程度の日系企業の入居を見込む。中堅音響機器メーカーのフォスター電機(東京都昭島市)は6月にも、スピーカー部品の生産拠点をヤンゴンに設ける。婦人服製造小売り大手ハニーズ(福島県いわき市)も3月、ヤンゴンに新工場を設立し、今月下旬にも稼働させる。人件費の低いミャンマーでコスト抑制を狙う。

 味の素は消費市場として注目する。当局の規制で00年から休眠状態だった現地法人の事業再開がこのほど認められた。タイの工場からうま味調味料を輸入、包装し、ミャンマー国内で販売する考えだ。

 ◇政府の支援も本格化へ
 日本政府は、4月21日に行う日ミャンマー首脳会談で、ヤンゴン近郊の経済特区ティラワの開発を後押しする方針を打ち出す。87年以来凍結していた円借款の再開方針を受けて可能となった。地理的条件の良い経済特区開発に積極的に関わることで、日本企業の進出を支援する。

 ミャンマーに対してはこれまで、貧困対策を中心に支援してきたが、玄葉光一郎外相は4日の記者会見で「援助方針の見直しを指示しており、今まさに具体化しようとしているところだ」と説明。ミャンマー経済の底上げが、日本企業のチャンスにもつながると見て、円借款を活用したインフラ整備を本格化させる。【高橋慶浩、大久保陽一、横田愛】

 【ことば】対ミャンマー制裁

 国民民主連盟(NLD)が圧勝した90年の総選挙結果を軍事政権が無視したり、民主化運動を弾圧したりしたことなどを理由に、米国や欧州連合(EU)などが90年代から実施している。特に03年のアウンサンスーチーさん拘束後に制定された米国のミャンマー制裁法は、ミャンマー製品の全面輸入禁止、ドル送金の禁止、政権高官の対外資産凍結など厳しい内容で、ミャンマー経済に大きな打撃を与えた。

毎日新聞 2012年4月4日 20時40分(最終更新 4月4日 22時27分)

3273名無しさん:2012/04/04(水) 23:49:41
http://www.afpbb.com/article/politics/2869515/8734100?utm_source=google&utm_medium=news&utm_campaign=recommend-rss
連邦議員になるスー・チーさん、日常的課題に追われる?専門家
2012年04月04日 18:03 発信地:バンコク/タイ
【4月4日 AFP】1日に行われたミャンマー連邦議会の補欠選挙で当選した民主化運動の指導者、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さん(66)に大きな期待が集まっている。しかし専門家たちは、スー・チーさんが大きな政治目標ではなく、もっと日常的な課題に取り組まざるを得なくなるかもしれないと語っている。

 軍事政権に対する反体制派の精神的支柱であってきたスー・チーさんはこれから、農民を助け、投資を促進し、軍政の下で約50年に及んだ誤った経済政策からミャンマーを脱出させ、発展させるために、かつての敵ともテーブルに着かねばならないだろう。

 香港大学(University of Hong Kong)のルノー・エグレトー(Renaud Egreteau)准教授(政治学)は「大臣としてであれ、一般議員としてであれ、政治的な駆け引きをする余地は、在野の反対派だったときよりも小さくなるだろう」と語る。

 スー・チーさんが率いる国民民主連盟(National League for Democracy、NLD)が今回の補選で争われた44議席を全て獲得したとしても、軍を後ろ盾に議会で圧倒的な議席を持つ与党・連邦団結発展党(Union Solidarity and Development Party、USDP)の優位は揺るがない。さらに議会の議席の4分の1は、選挙で選ばれたのではない軍高官で占められている。

 しかし20年ぶりの総選挙が行われてからこの半年で、国家予算や医療、中国のエネルギープロジェクトなど多岐にわたる問題を扱ってきた連邦議会にスー・チーさんは初めて議席を持つことになる。

 タイのシンクタンク「Vahu Development Institute」のミャンマー専門家、アウン・ナイン・ウー(Aung Naing Oo)氏は「USDPが支配する現在の議会は非常にエネルギッシュで、この1年で素晴らしい成果を上げてきた。だが議会が取り組む課題は、一般国民が心配するきわめて日常的な問題だ」と言う。そしてスー・チーさんは選挙運動中は民主主義や憲法改正などの大きなテーマをうたってきたが、それよりもむしろ毎日の問題に取り組まなければならないだろうと指摘する。「わが国にとって最も重要なのは経済だが、アウン・サン・スー・チーには経済の実績がない」

■入閣はありか?

 スー・チーさんが政府の要職に就くのかどうかも大きな問題だ。1月、ナイ・ジン・ラット(Nay Zin Latt)大統領顧問はAFPに対し、スー・チーさんが閣僚として指名される可能性はあると語っていた。しかしそうした可能性に言及した政府高官は他にいない上、スー・チーさん本人も3月30日、大臣就任を打診されても、それを受ければ法律上、議席をあきらめなければならないので入閣する意志はないと話している。

 もっともスー・チーさんが、例えば国内の民族紛争などを担当する何らかの役割を引き受けようとする可能性はある。
 
 アウン・ナイン・ウー氏は、どのような役割を選ぶにせよ、スー・チーさんは自分の名声や影響力を用いるだろうが、信念を変えようとしない不屈の性格が問題となる恐れもあると指摘する。「彼女の個性や意思の強さは、一部の人々にとって諸刃の剣のようなものだ。彼女自身が問題になる恐れもある。議会にせよ政府内にせよ、未知の大海の中でどのようにうまく自分らしさを出していくか、それが鍵になるだろう」

 過去にはスー・チーさんが軍政に譲歩しなかったことが、野党と軍政の行き詰まりを招いたと批判されたこともあった。

 しかし、スー・チーさんを政敵と捉えていたタン・シュエ(Than Shwe)前国家平和発展評議会(SPDC)議長は1年前にその地位を退き、新世代の指導部はスー・チーさんにより好意的な姿勢を取っている。

 タイ・チュラロンコン大学(Chulalongkorn University)の政治学者Thitinan Pongsudhirak氏は、「いかなる民主主義も1人の人間の周りに形作られるものではない」と言う。「スー・チーさん個人だけに焦点を合わせるところから、彼女の支持者や彼女を補佐する人たち、彼女の政党、そして与党や現政権を含めたミャンマーの民主主義機構へと考えを広げるところへシフトする必要がある」(c)AFP/Didier Lauras

3274チバQ:2012/04/05(木) 00:02:25
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012040402000099.html
「軍関係者も陰で応援」 当選のNLD元政治犯語る
2012年4月4日 朝刊

3日、ヤンゴンで、インタビューに応じる補選に当選したNLDメンバーの元政治犯、ピョー・ミン・テインさん=寺岡秀樹撮影


 【ヤンゴン=寺岡秀樹】ミャンマー連邦議会の補欠選挙で、圧倒的な勝利を収めたアウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)。ヤンゴンの選挙区で当選したピョー・ミン・テインさん(42)は、人生の三分の一を刑務所で過ごした元政治犯だ。三日、本紙の取材に応じ「国会で真実が勝利すると信じている」と意気込んだ。

 大学二年だった一九九一年、反政府運動に参加して懲役七年の判決を受けた。服役してからも刑務所から手紙を出したなどとして刑期が延長された。釈放されたのは二〇〇五年のことだった。

 刑務所の待遇はひどかった。独房に閉じ込められ、食事はほとんどお湯に近いスープだけのことが多かった。「この国をアメリカや日本のような先進国にしたいという思いがあったから耐えられた」と振り返る。

 スー・チー氏が一〇年に自宅軟禁から解放されたのを機に、NLDに入党。民主化の大切さを市民に啓発していたところ尊敬するスー・チー氏から、出馬するよう頼まれた。

 「選挙区では軍関係者も陰で応援してくれた。いろいろな制約から与党に票を投じたようだ」。選挙に圧勝したものの、NLDは国会では少数派。ピョーさんは「重要なのは数ではなく質だ。国民の支持を得ながら選挙公約を実行する」と力を込めた。テイン・セイン大統領については「彼は改革を望んでいる。われわれは後押しする」と話した。

 スー・チー氏と同じように民主化を願い続けた人生。「政治家になれるとは思ってもみなかった。責任の重大さを自覚している」

3275チバQ:2012/04/05(木) 00:03:20
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120404/mcb1204040505023-n1.htm
ミャンマー 与野党連携カギ2012.4.4 05:00
 1日に投開票されたミャンマー連邦議会補欠選挙(45議席)で、民主化運動指導者のアウン・サン・スー・チーさん率いる国民民主連盟(NLD)が圧勝したが、他派との連携に失敗した場合、反改革強硬派の動きが活発化する危険性があるとの懸念が識者の間で出ている。

 NLDは補選で44候補のうち43候補が当選したと発表したものの、ミャンマー連邦上・下院(総定数664)の80%を与党・連邦団結発展党(USDP)と軍人が占めており、NLDの議席は10%未満となる。

 シンガポールにある東南アジア研究所(ISEAS)客員研究員、マイケル・モンテサノ氏は、トゥラ・シュエ・マン下院議長について、「優秀な顧問団を抱え、非常に活動的。議会の最大限の活用に関心があるのは明白だ」と指摘。NLD議員が他党議員との関係を議会で構築できるかが重要と語った。

 「ミャンマーネットワーク」会長のデレク・トンキン氏も、特にUSDPとの関係を築くことが、アウン・サン・スー・チーさんにとって最初の課題だとしたうえで、「保守派や強硬派が権力を握り、これまでの成果が全て覆される事態をわれわれは望んでいない」と述べた。

 今回の補選を受け、欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表の報道官は2日、EUの対ミャンマー経済制裁緩和の是非を23日の外相理事会で協議するとの見通しを示した。(ブルームバーグ Daniel Ten Kate)

3276名無しさん:2012/04/05(木) 00:12:25
http://www.cnn.co.jp/world/30006126.html
艾未未氏、自宅に実況カメラを設置 当局の監視を皮肉る
2012.04.04 Wed posted at: 20:15 JST
香港(CNN) 中国の著名芸術家で人権活動家の艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏(54)がこのほど、自宅に自ら実況カメラを設置した。当局による24時間態勢の監視に対し、皮肉を込めた一策だという。

艾氏が昨年、北京の空港で当局に拘束されてからちょうど1年がたつ。3カ月後に身柄は釈放されたものの、脱税容疑で多額の追徴金を言い渡された。

「私の生活は監視の目に囲まれている。電話やコンピューターを監視され、事務所を捜索され、私自身も毎日尾行される。家の前にも監視カメラがある」と、同氏は語る。「それなら自分でもカメラを設置して、私の活動がだれにでも見えるようにしてはどうかと思い立った。そうすれば、当局側にも少しは透明性が期待できるのではないだろうか」

自宅のコンピューターやベッド、中庭に向けた4台のカメラから24時間、専用ウェブサイトを通して実況映像が配信される。サイトはツイッターとも連動していて、同氏の発想や姿勢をたたえる支持者らのメッセージが絶え間なく流れている。

3277チバQ:2012/04/05(木) 22:53:04
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2012/04/70034.php
スー・チー氏の野党圧勝、与党は15年総選挙へ「戦々恐々」
2012年04月05日(木)17時45分
[ヤンゴン 5日 ロイター] ミャンマー連邦議会補選で、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏(66)率いる野党・国民民主連盟(NLD)が大勝。対照的に大敗を喫した旧軍事政権系の与党・連邦団結発展党(USDP)は、戦略の見直しを迫られている。

ミャンマーは2015年に次期総選挙を控える。USDPは、さらなる議席減を防ぐため、党の再生を目指しており、軍事政権が長年にわたって抑圧してきた民主的・大衆的な考えを取り入れる可能性も出てきている。

USDP候補として、スー・チー氏と同じ選挙区から出馬して落選した元軍人のソエ・ミン氏(49)は、「軍人が戦いのあと、自らの姿勢を見直すことは自然なこと。われわれは修正すべきことを修正し、決断すべきことを決断していく」と、次の決戦を見据えて語った。

USDPのテーウ事務局長も「われわれに弱点があるかどうか当然見直すべきだ。国民に政策を知ってもらう必要がある」と、米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の現地語版で強調している。

「ミャンマーの変化は早過ぎではないか」。1日の補選では、NLDが改選45議席中43議席を獲得する圧勝。与党やスー・チー氏を2010年11月まで自宅軟禁下に置いていた元軍司令官らに、このような厄介な問いを投げ掛ける結果となった。また、補選で争われた議席は全体の7%に過ぎないが、NLDの勝利は国民が抱く民主化への期待と同時に、軍の政治参加への拒絶反応が鮮明になった。

<軍に対する宣戦布告>

スー・チー氏が掲げる重要施策の一つは、議席の4分の1を軍人枠に割り当てた憲法の改正だ。3月30日の会見では、「この国の改革は、彼らに対する改革を意味する」ということを軍が理解すべきだと訴えた。

一方、軍のミン・アウン・フライン総司令官は、憲法は政治的なリーダーシップを軍に保証するもので、保護されるべきだと主張。しかし、スー・チー氏の訴えは、これまで国の中心人物であるとの認識を抱いていた軍人らを慌てさせている。

軍事枠議員の1人はロイターに対し、「楽観的とは言えない。落胆している」と心情を吐露。「軍に対する戦争が宣言されたと考える者も出てきている。軍人議員の多くにとって、彼女(スー・チー氏)のスローガンは、今すぐにでも兵舎に戻れと脅されているのに等しい」と話す。

最も可能性の高いシナリオは、混乱を避け改革を継続させるため、軍、USDP、スー・チー氏の間で調整が行われること。ミャンマーは、海外からの投資拡大に向け、経済制裁解除への動きを進めている。そのため、2015年の総選挙後に連立政権が樹立されることが、情勢安定化には最も望ましいとの見方が広がっている。

タイのシンクタンクの専門家、アウン・ナイン・ウー氏も「連立政権の可能性が高い」とした上で、「重要人物の間で協議が行われるだろう。国家建設では失敗の歴史があり、誰も旧来の方法に逆戻りしたいとは思っていない」と指摘した。

3278チバQ:2012/04/05(木) 23:02:29
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012040502000096.html?ref=rank
ASEAN ミャンマー支援採択
2012年4月5日 朝刊

 【バンコク=杉谷剛】カンボジアの首都プノンペンで開かれていた東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議は四日、欧米によるミャンマーへの経済制裁の即時解除などを求める議長声明を採択し、閉幕した。最大の懸案となっていた南シナ海の領有権問題では、各国の中国への対応に隔たりがあり、具体的な進展は得られなかった。

 AFP通信によると、南シナ海で中国と激しく領有権を争うフィリピンやベトナムは、紛争解決のために法的拘束力を持つ「南シナ海行動規範」の制定を強く主張。規範の草案策定段階から中国が参加することに反対を表明し、タイも賛成した。だが、議長国のカンボジアは中国を参加させたい意向で、双方の溝は埋まらず、草案策定に向けた進展はみられなかった。

 声明は結局、紛争の平和的解決をうたった二〇〇二年策定の南シナ海行動宣言の「重要性を再確認する」にとどまり、加盟国の足並みの乱れが浮き彫りになった。

 各国は一五年のASEAN共同体発足を前に、ミャンマーの経済発展の遅れを懸念しており、会議では協力してミャンマーを支援することで一致。同国の補欠選挙は「自由で公正に行われた」と評価し、声明で「経済制裁の解除はミャンマーの民主化と経済発展に寄与する」と強調した。

 北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルの発射計画では、フィリピン領内に破片落下の恐れがあり、各国は「北朝鮮に自制を求める」と決議した。

3279チバQ:2012/04/06(金) 23:17:44
http://mainichi.jp/select/news/20120407k0000m030046000c.html
中国:保守サイト一斉に閉鎖…薄氏解任後の混乱抑制
毎日新聞 2012年04月06日 20時40分(最終更新 04月06日 21時44分)

 【北京・工藤哲】中国重慶市の共産党委員会書記を解任された薄熙来氏(62)を支持してきた保守系(左派)ウェブサイト「烏有之郷(ユートピア)」など複数のサイトが6日から一斉に閉鎖された。中国当局は、薄氏に関するインターネット上の情報を遮断する言論統制で、解任に伴う混乱を抑える狙いとみられる。

 「烏有之郷」などには、中国共産党の次期最高指導部入りを目指していた薄氏を擁護する意見が多数、投稿されてきた。現在、サイトは閲覧できないが、運営者が書いたとみられる談話が掲載されている。

 談話によると、北京市公安局などが「サイトの内容は憲法に違反し、国の指導者を悪意を持って攻撃し、秋の共産党大会の情報をみだりに流した」と批判し、「6日正午から1カ月間の閉鎖」を通告してきたという。サイトには「具体的な憲法違反の証拠を示すよう(当局に)求めたが、話し合いは打ち切られた」と書き込まれている。

3280チバQ:2012/04/06(金) 23:18:28
http://www.worldtimes.co.jp/w/korea/korea2/ku120406.html
保守の牙城・釜山に異変?−韓国総選挙
与党・朴槿恵氏5回目の訪問へ
 長く圧倒的な保守支持の土地柄として知られてきた韓国南東部の釜山市。だが今回の総選挙では左派系野党がその厚い壁に風穴を開けつつある。釜山で何が起きているのか現地ルポする。
(釜山・上田勇実、写真も)
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有権者と握手を交わすセヌリ党の孫受祚候補(左)=4日、釜山市沙上区
有権者と話を交わす民主統合党の文在寅候補(右)=3日、釜山市沙上区
 今回の総選挙は首都圏をはじめ大混戦模様で、選挙戦終盤に入り各党とも浮動票をターゲットに遊説活動などに総力を挙げているが、単純な票取り計算とは別の意味で注目を集めている選挙区がある。釜山だ。
 ここは前回の2008年総選挙で2選を果たした第1野党・民主統合党の趙慶泰議員(沙下区乙)を除けば、全てが与党セヌリ党(旧ハンナラ党)の地盤。だが今回、有力な大統領候補の一人に数えられている民主統合党の文在寅・盧武鉉財団理事長(59)が与党現職の不出馬宣言を契機に沙上区に出馬したことで様相が変わった。

 民主統合党釜山市党の朴鍾萬事務処長はこう指摘する。

 「地域経済が期待したほど活性化せず、有権者には保守支持への疲労感や失望感がある。その半面、盧武鉉前大統領の国政運営への評価は釜山でも肯定的。盧前大統領と同様に弁護士時代に釜山で活動し、盧政権で大統領秘書室長を務めた文候補が好感を持たれるのは自然のことだ」

 沙上区で有権者に聞くと「公認さえもらえば当選と考えてきたセヌリ党候補ではなく、今回は文在寅候補に入れる」(60代男性商店主)、「心の中では保守を応援してきたが、投票所にはずっと行かなかった。でも文候補なら物価を下げてくれそうなので投票する」(30代主婦)など、確かに与党に手厳しい声が返ってきた。

 文候補の対抗馬で20代の女性として脚光を浴びたセヌリ党の孫受祚候補(26)は、若さが売りものだが、公言した内容を破り支持率が伸び悩んでいる。市場でのあいさつ回りでは有権者と交わす言葉数も少なく、信頼回復には時間がかかりそうだった。

 釜山には東西地域格差の問題があり、今回、民主統合党は開発が遅れ、反政府感情が比較的強い西部を重点的に攻略。ここに文候補をはじめ俳優出身で熱烈な盧武鉉ファンである党最高委員の文盛瑾候補や盧政権時代の青瓦台秘書官など、盧前大統領の「効果」にあやかるような候補たちを次々に投入した。市西部を流れる洛東江に沿った地域であるため「洛東江ベルト」と称し、ここでの必勝を目指している。

 直近の世論調査によると文・趙両候補が大差で優勢、文盛瑾候補も僅差ながらリード。民主統合党が釜山での勝利宣言のラインとみなす4〜5議席に手が届く可能性も出てきた。

 保守の牙城に風穴を開けようという左派系野党の善戦ぶりに与党も危機感を抱いているようだ。勝って当然の釜山では「18議席のうち3議席失ったら負け」(崔炳文セヌリ党釜山市党広報部長)だ。総選挙の陣頭指揮に立つ朴槿恵元セヌリ党非常対策委員長(60)は、2月末以降既に4回も釜山を訪問し、今週末には最後の訪問で応援遊説をすると予想されている。

 朴委員長が応援遊説した選挙区では、その直後の候補支持率が数%上昇するという「絶大な影響力」が証明済みだ。ただ、ここまで肩入れするのは「自分の大統領選にとっても釜山で議席を失うのは致命的とみているから」とする見方もある。

3281チバQ:2012/04/08(日) 19:19:33
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120407/kor12040708540001-n1.htm
保守牙城の釜山に異変 「盧武鉉の風」再び
2012.4.7 08:49 (1/2ページ)

有権者と握手するセヌリ党の孫受祚候補(左)(加藤達也撮影)
 11日投開票の韓国総選挙は、各地で与野党が接戦を展開する中、終盤を迎える。今回特に注目されているのが、韓国第2の都市、南東部の釜山だ。伝統的に圧倒的な保守地盤だったが、盧武鉉(ノムヒョン)前政権の流れをくむ最大野党・民主統合党が、かつて盧武鉉前大統領を支え12月の次期大統領選挙の有力候補に挙げられる候補らを大量投入。“盧武鉉の風”で与党・セヌリ党を揺さぶっている。(釜山 加藤達也)


女刺客


「がんばります。よろしくお願いします」

 4日午後2時。幅5メートルほどの曲がりくねった路地の両側に海産物、日用品や食品を扱う店が軒を連ねる釜山市沙上(ササン)の旧毛羅市場に、女性の声が響く。セヌリ党の孫受祚(ソンスジョ)候補(27)だ。

 「女刺客」。身長155センチと小柄で若い孫氏を、韓国メディアは、2009年の衆院選で自民党の久間章生元防衛相を破った民主党の福田衣里子氏になぞらえてこう呼ぶ。

 長らく“保守王国”と呼ばれてきた釜山・慶尚南道地域。しかし、2002年の大統領選で地元出身の革新系候補、盧武鉉氏が当選し、全国的な“盧武鉉フィーバー”が起きた。現在は市内18の選挙区のうち、民主統合党の現有議席は趙慶泰(チョギョンテ)氏のただ1つ。保守の地盤は依然、守られている。

 ただ、今回の選挙で、様相は変わった。民主統合党は、盧前大統領の秘書室長で次期大統領選の有力候補と目される弁護士、文在寅(ムンジェイン)氏(59)を沙上選挙区に投入、セヌリ党が送り込んだ「女刺客」を上回る勢いで、趙慶泰氏に続く釜山の2議席目をほぼ固めている。

 民主統合党釜山支党の朴鍾萬事務処長は「暮らしを苦しくした現政権への怒りと、釜山でも評価が高い盧武鉉政権にかかわった候補なら変えてくれるかもしれない−という期待感が追い風」と分析する。2議席に加え「接戦の5選挙区で1つでも上乗せしたい」と自信を見せる。


生活悪化


韓国では、ウォン安などで輸出型大企業を優先した李明博政権の経済政策の結果、物価高と生活水準の悪化が進んだとして批判が噴出。選挙戦では与野党ともに責任追及と、福祉や生活者重視の政策への転換を訴えている。

 釜山では地域の両極化が際立っている。海水浴場で知られる海雲台(ヘウンデ)など、80階を超す超高層マンションが林立し繁栄する東部に比べ、西部の河川、洛東江沿いは「開発から取り残された負け組地帯」(地元商店主)だ。文、孫両氏が激突する沙上はその中心に近い。

 3日夕、沙上の商店街に文氏の姿があった。保守の土地柄、名刺を差し出す運動員を無視する住民もいるが、文氏の著書を手にサインを求める人も目立った。20〜60代の幅広い層に受け入れられているようだ。花卉店経営の60代男性は「これまでハンナラ(現セヌリ)党に入れてきたが、文氏に入れる」と言う。

 セヌリ党釜山支党の崔炳文広報部長は「民主統合党の優勢は現政権の失政の余波。取りこぼしを2議席に抑えたいが、市民の選択ならば反省し刷新しなければ」と危機感を隠さない。

3282チバQ:2012/04/08(日) 19:21:07
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012040702000097.html
弾圧と闘い夢結実 結成24年ミャンマーNLD
2012年4月7日 朝刊

4日、ヤンゴン市内のNLD本部で、結成以来の党員であるナイン・ナインさん(左)と、入党したばかりのリン・サンダー・トゥンさん=寺岡秀樹撮影


 【ヤンゴン=寺岡秀樹】ミャンマーの連邦議会補選で圧勝したアウン・サン・スー・チー氏(66)率いる国民民主連盟(NLD)。一九八八年の結成から二十四年。軍事政権の弾圧と闘い続けた歴史だった。最近は若者の入党も増え、新たな時代を迎えた。

 「当局は令状なしにメンバーの身柄を次々と拘束した」。結成当時からの党員で、ヤンゴン管区議長のナイン・ナインさん(71)は九〇年の総選挙を振り返った。

 選挙でNLDは勝ったが軍政は政権を渡さず、ナインさんを含む百人以上の身柄を拘束した。それ以降、軍政は、事あるごとにNLDの活動を妨害。今のテイン・セイン政権下でも党幹部らは尾行や監視を受けた。

 結成当初からの党員の平均年齢は約六十五歳。それでも屈しなかったのは、スー・チー氏に負うところが大きい。ナインさんは「この国に変革をもたらす能力を備えた人」と手放しで称賛した。

 NLDは二〇一〇年の総選挙をボイコット。軍政に有利な選挙制度に反発したためだが、一部メンバーは参加を主張し、別政党を立ち上げた。民主化運動が下火になるともささやかれたが、補選では全国で圧倒的な支持を受けた。選対本部長のニャン・ウィンさん(69)は「民主化実現に向けた大きな転機になる」と胸を張った。

 最近は政府の締め付けが緩くなったこともあり若者の入党が増えている。「スー・チーさんが大好きだし、NLDは正しいと信じている」と今年入党した女性のリン・サンダー・トゥンさん(18)。「党員のこれまでの苦労があるからこそ、今のNLDがある。私たちはその思いを引き継いでいきたい」

3283チバQ:2012/04/08(日) 20:25:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120407-00000018-rcdc-cn
異常状態のネット検閲、垣間見える中国共産党内部の権力闘争―中国
Record China 4月7日(土)20時51分配信


拡大写真
6日、BBC中国語版は記事「ネット封鎖と解禁が暴露した、中国共産党内部の激烈な権力闘争」を掲載した。写真は中国マイクロブログ大手・新浪微博の通知。3月31日から4月3日にかけ、デマ排除のためコメント機能が停止された。

2012年4月6日、BBC中国語版は記事「ネット封鎖と解禁が暴露した、中国共産党内部の激烈な権力闘争」を掲載した。

【その他の写真】

先日、王立軍(ワン・リージュン)前重慶市副市長が米領事館に逃げ込む事件が起きて以来、中国のネット検閲は異常状態に突入している。天安門事件、趙紫陽、法輪功などこれまで検閲対象だった語句が一時的に検索可能になった。また薄煕来(ボー・シーライ)前重慶市党委書記をめぐるさまざまな推測がネットにあふれ、その後の厳しい取り締まりへとつながった。

こうしたネット検閲のほつれは断続的に繰り返されている。4月6日には「生きた人間からの臓器摘出」関連の情報がネットで表示されるようになった。その多くは法輪功関連の情報だ。

北米華字ニュースサイト・博訊網は、ネット検閲のほつれは薄煕来氏に近い勢力による反撃だとの北京消息筋の情報を報じている。北京在住の政治学者・陳子明(チェン・ズーミン)氏も同様の意見だ。別のアナリストもまた、中国のネット検閲の異常現象は中国共産党内部の権力闘争が日増しに激しくなり、しかも以前のように隠されなくなったことの現れではないかと指摘している。(翻訳・編集/KT)

3284名無しさん:2012/04/08(日) 20:25:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120407-00000042-mai-cn
<中国>薄熙来氏解任騒動、臆測呼ぶ英国人の死
毎日新聞 4月7日(土)13時23分配信

 【北京・工藤哲】中国の最高指導部入りを目指していた中国重慶市トップで共産党委員会書記を解任された薄熙来(はく・きらい)氏(62)の騒動で、薄氏の家族との関係が深かったとされる英国人の死因を巡り、謎が深まっている。一連の騒動の引き金になった可能性もあり、欧米メディアの関心を呼んでいる。英国政府は死因の真相解明を中国政府に求めるなど、中英の外交関係に影響する可能性もある。

 不審な死が伝えられているのは、英国人の男性ビジネスマン、ネイル・ヘイウッド氏(41)。昨年11月に重慶市内のホテルで死亡した。米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、ヘイウッド氏は英国の情報機関とつながりのあるビジネス情報企業で勤務し、薄氏の大連市長時代(1993〜2001年)から親交を持っていた。

 ヘイウッド氏が、薄氏の息子の英国留学の世話をしたことから一家と関係が急速に深まり、弁護士の資格を持つ薄氏の妻と、ビジネス上の関係を持つようになった。薄氏の政治的地位が上がると、妻はヘイウッド氏に、薄一家へ公私にわたる忠誠を示すよう要求、中国人の妻と離婚するよう迫った。しかし、ヘイウッド氏は拒んだため、妻との関係が急速に悪化。ヘイウッド氏は死亡前の数カ月、知人に身の危険を訴えていたという。

 死因について、当局は当初、アルコールの過度の摂取としていた。しかし、ヘイウッド氏の酒量は少なかったことから、副市長で薄氏の側近だった王立軍(おう・りつぐん)氏が、死因について毒殺との見方を示し、ヘイウッド氏と妻とのトラブルについて薄氏に苦言を呈し、両者の関係が悪化。王氏はその後、四川省成都市の米総領事館に駆け込み、騒動が表面化した。

 ヘイウッド氏の死因の調査状況について、米メディアなどは強い関心を示し、中国外務省の記者会見で再三質問をしているが、外務省の報道官は毎回回答を避けている。

 また、中国紙は今月、建材や金融、プロサッカー事業などを幅広く手がけ薄氏と関係が深い大連市の実業家が中央規律検査委員会の調査を受けていると伝えた。この実業家は、かつて富豪の10傑にも入ったことがある。

 ◇米総領事館駆け込み事件

 中国重慶市トップだった薄熙来氏の元腹心で重慶市の王立軍副市長が2月2日、兼務していた公安局長を解任され、4日後に四川省成都の米総領事館に駆け込んだ。薄氏は秋の共産党大会で最高指導部入りを目指していたが、3月15日、共産党委書記を突然解任された。政府は薄氏支持の保守系サイトを削除するなど神経をとがらせている。

3285チバQ:2012/04/09(月) 18:53:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120409-00000009-yonh-kr
総選挙まで2日 勝負どころ・首都圏攻略に総力戦
聯合ニュース 4月9日(月)11時59分配信

 【ソウル聯合ニュース】韓国総選挙(国会議員選挙、11日投開票)を2日後に控え、与野各党が勝負の行方を左右する首都圏の攻略に総力を挙げている。
 与党セヌリ党の選挙対策委員長を務める朴槿恵(パク・クンヘ)非常対策委員長は9日、ソウル市の永登浦や陽川をはじめ、京畿道、仁川市の計11選挙区で支持を訴える。
 最大野党の民主統合党は、韓明淑(ハン・ミョンスク)代表がソウル市の松坡や冠岳などのほか、京畿道、仁川市、忠清南道の16区で応援演説に立つ。孫鶴圭(ソン・ハクキュ)常任顧問もソウル市と京畿道を回る。
 首都圏には有権者の半分以上が居住。全選挙区数の45.5%にあたる112区がある。このうち約50区が激戦区となっている。

3286チバQ:2012/04/09(月) 21:29:06
>>3226-3227>>3232>>3239-3241>>3253>>3279>>3283-3284
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120409/chn12040909260000-n1.htm
薄氏解任劇「点と線」結ぶ妻 変死英国人と愛人関係?
2012.4.9 09:21 (1/3ページ)[アジア・オセアニア]
 今秋の党大会で指導部が交代する中国の政界を揺るがす、重慶市トップの薄(はく)煕(き)来(らい)共産党委員会書記(62)の解任問題。真相が明かされず、臆測が臆測を生んでいるが、ここにきて薄氏の妻で弁護士の谷開来氏(51)が疑惑の中心に浮上してきた。親交の深かった英国人ビジネスマンの不審死や、弁護士の地位を利用した不正疑惑との関連が取り沙汰され、薄氏の解任に関係している可能性が高い。

 共同通信によると、昨年11月、英国人ビジネスマンが重慶市のホテルで死亡しているのが見つかった。中国人の妻を持つニール・ヘイウッド氏=当時(41)。公安(警察)当局は過度のアルコール摂取が死因と判断して検視もせずに火葬したが、ヘイウッド氏は禁酒主義者であったことから不審死の疑いが出た。


隠蔽図り圧力か


 

 ヘイウッド氏は薄氏が遼寧省大連市長を務めていた1990年代に大連市で谷氏と知り合い、薄氏の息子、瓜瓜氏(24)=現在は米ハーバード大学院生=の家庭教師をしたり、英オックスフォード大学への留学を世話したりする中で谷氏と親交を深めた。だが、ヘイウッド氏の死去数カ月前から2人の関係は悪化。米紙ウォールストリート・ジャーナルなどによると、ビジネス上のトラブルとの見方のほか、抜き差しならぬ愛人関係がこじれたとの情報もあり、ヘイウッド氏は周囲に「身の危険」を打ち明けていたという。

 王立軍・元重慶市副市長の米国総領事館駆け込み事件をめぐる党の暫定報告書は、薄氏が「家族の関わる事件の隠蔽(いんぺい)を図り、王氏に圧力をかけた」ことが事件のきっかけだったと指摘しており、谷氏がヘイウッド氏の不審死に関わっていた可能性がある。疑惑について公安局長として部下から報告を受けた王氏は、ヘイウッド氏の死因は毒殺と確信し、1月下旬に薄氏に「あなたの家族が関わる重大事件があり、捜査員がプレッシャーを感じて辞職を申し出ている。適切に処理してほしい」と報告したとされる。

 2月になって薄氏は王氏の公安局長の職を解くとともに、側近らを動員し家族の捜査に関わった捜査員らを次々と拘束しており、王氏は薄氏の隠蔽工作に身の危険を感じ、米総領事館を訪れて亡命申請をしたという筋書きが浮ぶ。


「威光で顧問料集め」


 

 「私も妻も、いかなる個人的な財産も持っていない」。解任される前の記者会見で薄氏は訴えたが、大連市長時代の薄氏の醜聞を報道したことなどから国家機密漏洩(ろうえい)罪で服役した香港紙、文匯報の元大連駐在記者、姜維平氏=カナダ在住=は「全くのうそ」と言い切る。谷氏は北京で弁護士28人を擁する開来法律事務所の所長を務めるが、姜氏は「(谷氏は)法廷には全く姿を現さない弁護士。専ら夫の威光を借り、企業から顧問料名目で多額の現金を集めていた」と指摘する。昨年には、息子の瓜瓜氏が米国で真っ赤なフェラーリを乗り回していると香港紙で報じられ、国民のひんしゅくを買っている。

 今回の「事件」を、胡(こ)錦(きん)濤(とう)国家主席(69)を中心とした共産主義青年団派は、薄氏が中心人物である太子党(党高級幹部の子弟グループ)派の弱体化に利用した。ただ、中国指導部はほぼ例外なく、役得ビジネスなど皆すねに傷を持っているのが実態だ。薄氏の解任後、谷氏も拘束され、夫と同様に当局の調査を受けているとされるが、権力闘争の中で共青団派が探る落としどころが注目される。



 米総領事館駆け込み事件 中国・重慶市は2月初め、市トップの薄煕来共産党委員会書記の側近で、暴力団一掃に取り組んだ王立軍副市長について、兼任していた公安局長を解任する人事を発表。直後の2月6日に王氏が四川省成都の米総領事館に駆け込んでいたことが判明、王氏の亡命申請説が出た。王氏は中国当局による説得の末、総領事館を出たが、その後、当局の取り調べを受けているとされる。最高指導部である党政治局常務委員会入りが有力視されていた薄氏は3月15日、解任が発表された。王氏が総領事館へ駆け込んだ理由や薄氏が解任された理由は明かされていない。(SANKEI EXPRESS)


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