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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

2782チバQ:2015/10/28(水) 22:36:32
http://www.afpbb.com/articles/-/3064595
マイク・タイソン氏がトランプ氏支持を表明、米大統領選
2015年10月28日 18:54 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月28日 AFP】ボクシング元ヘビー級世界王者のマイク・タイソン(Mike Tyson)氏が政治のリングに足を踏み入れた──2016年米大統領選で不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を断固として支持すると表明したのだ。

 タイソン氏は26日夜のインターネット放送「ハフポストライブ(HuffPost Live)」で、8年に及ぶバラク・オバマ(Barack Obama)政権の後にはビジネス志向の指揮官が見たいと語り、トランプ氏支持を表明した。

「彼(トランプ氏)は米国の大統領になるべきだ」「新しいことを試そうじゃないか。ビジネスのように米国を運営しよう。(ビジネスでは)肌の色は関係ない」「仕事ができる人が仕事を得るのだ」とタイソン氏は語った。

 2人の交遊関係は数十年に及ぶ。トランプ氏は1988年のマイケル・スピンクス(Michael Spinks)戦をホストし、その後も、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によるとタイソン氏の財務顧問を務めたという。

 トランプ氏を支持するのかと問われたタイソン氏は、ためらうことなく「そうだな。俺はトランプが好きだ」と語った。

 その夜、トランプ氏はタイソン氏の発言に飛びつき、こうツイートした。「アイアン・マイク、ありがとう。大いに感謝する!」(c)AFP

2783チバQ:2015/10/29(木) 22:14:32
http://www.sankei.com/world/news/151029/wor1510290039-n1.html
2015.10.29 19:09
【米大統領選】
“師匠”ブッシュ氏が“弟子”ルビオ氏に「仕事しないなら辞めろ」 共和党第3回討論会は非難合戦

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28日、米西部コロラド州ボールダーの大学で、操り人形に仕立てた大統領選共和党候補のブッシュ氏(左)とルビオ氏を批判する学生ら(ロイター)
 【ワシントン=加納宏幸】2016年の次期米大統領選に向けた共和党候補による第3回討論会が28日、米西部コロラド州ボールダーで開かれた。主催したCNBCテレビは当初、税制や雇用など経済政策を中心とする議論を期待したが、予備選・党員集会の初戦となる来年2月1日のアイオワ州党員集会まで100日を切ったこともあり、候補同士の非難合戦が熾烈(しれつ)さを増してきている。

 ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は、同州選出のマルコ・ルビオ上院議員(44)が議会に欠席することが多いとし、「出席して仕事をすべきだ。そうでなければ辞職し、他の人に仕事を任せろ」と迫った。これに対し、ルビオ氏はブッシュ氏の批判を「私を攻撃することが(選挙戦の)役に立つと誰かに説き伏せられた」ためだと決めつけた。

 かつては政治の師弟のような関係にあったブッシュ、ルビオ両氏だが、選挙戦ではルビオ氏がリード。不動産王のドナルド・トランプ氏(69)、黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(64)に次ぐ3位を維持している。ブッシュ氏としては、フロリダの地元紙が社説でルビオ氏に辞任を促したことを好機とみてルビオ氏の批判で失地挽回を図ったとみられる。

 民主党候補指名争いでヒラリー・クリントン前国務長官(68)が独走状態に入ったのと対照的に、共和党では本命視されていたブッシュ氏の支持率が1桁台で低迷するなど波乱が続いている。十数人が指名を争う混戦模様に変わりはなく、メーンの討論会では10人がステージに立った。

 トランプ、カーソン両氏が20%台の支持率でリードしている状況に変化はないが、首位を維持してきたトランプ氏の勢いにも変調の兆しが出ている。米紙ニューヨーク・タイムズとCBSテレビによる最新の世論調査でカーソン氏が首位に立ったのだ。
 この日の討論会でトランプ氏がカーソン氏を個人攻撃する場面はなかった。だがトランプ氏は、最近、宗教保守層のキリスト教右派などから支持され、穏やかな語り口で人気の高いカーソン氏を、「超低エネルギー」と揶揄(やゆ)した。

 「これは(おりの中で戦う)ケージマッチではない」。テッド・クルーズ上院議員(44)は討論会で、指名争いが候補同士のつぶし合いになることに強い懸念を示した。

2784チバQ:2015/10/29(木) 22:53:31
http://mainichi.jp/select/news/20151029k0000e030242000c.html
米共和党指名争い:支持率上位10候補激しい論戦、応酬
毎日新聞 2015年10月29日 11時43分(最終更新 10月29日 12時49分)

 【ボルダー(米西部コロラド州)及川正也】2016年米大統領選共和党指名争いを巡るテレビ討論会が28日、コロラド州で開かれた。既成政治打破を打ち出して支持率トップを争う不動産王ドナルド・トランプ氏(69)と元神経外科医ベン・カーソン氏(64)が他の候補者らの標的になる一方、政治の本流を歩むマルコ・ルビオ上院議員(44)が存在感を示した。

 27日発表の米CBSテレビなどの全米支持率調査では、無名のカーソン氏がトランプ氏を逆転。来年2月に最初の党員集会が開かれるアイオワ州の世論調査に続く首位入れ替えで、トランプ氏と激しく争う。主流派のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)やルビオ上院議員は非主流派の上位2氏に水をあけられ、二層化が鮮明になっている。

 壇上の中央に並んだトランプ氏とカーソン氏。討論会は冒頭からこの2人に厳しい批判が飛んだ。「仕事のやり方を知らない人を選ぶべきではない」。ジョン・ケーシック・オハイオ州知事(63)は、1100万人の不法移民全員を強制送還するトランプ氏の不法移民対策や、一律課税を原則とするカーソン氏の税制改革をやり玉に挙げ、巨額の財政負担が生じることから「夢物語」と指摘。有権者は「目覚めるときだ」と訴えた。

 ブッシュ氏とルビオ氏はともにフロリダ州が地盤で競い合うライバル。ブッシュ氏は選挙活動中のルビオ氏が上院で法案に投票する機会が減ったことを取り上げ、「仕事をしないなら辞めるべきだ」と指摘。ルビオ氏は「あなたと張り合うつもりはない。私は大統領を目指している」と激しく応酬。討論会で存在感を示すことに成功したのはルビオ氏だった。

 討論会は2部構成で行われ、支持率上位10候補による討論会にはトランプ氏らのほか、女性でコンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ氏(61)、テッド・クルーズ上院議員(44)、マイク・ハッカビー前アーカンソー州知事(60)らが参加した。

2785チバQ:2015/10/30(金) 19:28:23
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151030-OYT1T50033.html
ブッシュ氏不発、メディア「敗者」…共和討論会
2015年10月30日 12時59分
28日、米西部コロラド州でのテレビ討論会で発言するルビオ氏(右)とブッシュ氏=AFP時事
28日、米西部コロラド州でのテレビ討論会で発言するルビオ氏(右)とブッシュ氏=AFP時事

 【ボルダー(米コロラド州)=今井隆】2016年米大統領選の共和党指名候補争いで3回目のテレビ討論会が28日、米西部コロラド州で開かれた。

 ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)が、支持基盤で競合するマルコ・ルビオ上院議員(44)を攻撃したが不発に終わり、米メディアは「敗者はジェブ」とこぞって報じた。一時は本命候補と目されたブッシュ氏は、苦しい立場に追い込まれつつある。

 ブッシュ氏は、ルビオ氏が上院での法案採決をたびたび欠席し、選挙活動をしていることをやり玉に挙げ、「上院議員を辞任し、他の誰かに任せたらどうか」と挑発。だがルビオ氏に「誰かに私を攻撃すると得をすると説得されたから、私に文句を言ってるのだろう」といなされると、二の矢を放つことができなかった。

2015年10月30日 12時59分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2786名無しさん:2015/11/01(日) 21:01:23
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151101-00010002-shincho-int
カナダ新首相「母」が六本木で輝いた「35年前の夜」〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 11月1日(日)8時1分配信

“血統”に重きをおかない欧米の政治風土でも、彼の存在は別格のようである。

 カナダの新首相に決まったジャスティン・トルドー氏(43)。実父は、1970年代から80年代に2度も首相を務めた故・ピエール・トルドー氏だ。今回の総選挙では“世襲批判”もなんのその。父譲りの甘いマスクで人気を博して、所属する自由党を、10年ぶりに与党へ導く活躍をみせた。

 民族共生を訴えた父の“血”を受け継ぐ彼は、上腕部にカナダ先住民のシンボルを彫り込んでいる。先進国のトップで唯一、タトゥーを入れる過激さは、父よりむしろ、母の血が色濃く影響しているのだろう。

 なにせ、実母のマーガレット・トルドー氏は、東京・六本木で夜のファーストレディとして輝いた過去を持つ女性なのである。

〈トルドー夫人が近々来日の予定なのだという。それも、さるディスコのオープニング・ママという使命で。彼女の尻の軽さをたたえればいいのか、わが経済力を誇ったらいいのか〉と、報じたのは、35年前の本誌(「週刊新潮」)2月28日号。この時、トルドー夫人は31歳で、首相の座への返り咲きを狙っていた夫とは、もう3年間別居状態。ローリング・ストーンズのメンバーと浮名を流したことで、世を騒がせていた。そんな彼女が、店から提示されたギャラは3500万円。〈たった十日間で阪神・掛布選手の一年分の稼ぎとは、さすが世界のプレイガール〉と揶揄される始末だったのだ。で、来日した夫人はといえば、

「初日は30分だけディスコに足を運び、会見をボイコット。2日目は仕事をすっぽかし、3日目は踊りもせずに、酒を呷(あお)るだけだったね」(当時を知る関係者)

 残りの日々は、“無断欠勤”を続け、歌舞伎を見たり、カナダに残した長男のジャスティン氏を含む3人の子供たちへの土産を物色。やりたい放題だったのである。

 ジャスティン新首相は当時8歳。今や両親と同じく3人の子供を持つパパとなり、妻は元キャスターの才媛だ。今のところ夫婦仲はよろしいようだが、いつの日か、やはり血は争えない――なんて言われることのないようヨロシクね。

※「週刊新潮」2015年11月5日号

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2787名無しさん:2015/11/03(火) 10:41:25
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015110300100
「慰安婦」交渉加速を歓迎=日韓首脳会談で-米国務省

 【ワシントン時事】米国務省のトルドー報道部長は2日の記者会見で、安倍晋三首相と韓国の朴槿恵大統領が2日の首脳会談で従軍慰安婦問題の交渉加速で一致したことについて「デリケートな問題の解決努力の加速に合意したことを歓迎する」と述べた。
 また、1日の日中韓首脳会談に関しては「関係改善に向けた3カ国の努力を支持する」と表明。さらに「日中韓3カ国が強力で建設的な関係を保つことは、地域の利益に資する平和と繁栄を下支えする」と語った。 
 オバマ大統領は今年、日中韓の3カ国首脳を個別にホワイトハウスに招待。日韓双方に歴史問題の解決を働き掛ける一方で、中国に対しては国際法や規範の順守を求めてきた。オバマ政権は、対中抑止を進める上で、日韓関係の改善を最優先事項に位置付けている。(2015/11/03-08:24)

2788チバQ:2015/11/03(火) 15:29:37
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151103/k10010292781000.html
米大統領選 民主党 大学教授が撤退表明
11月3日 11時21分

アメリカ大統領選挙の民主党の候補者選びは、政治改革の実現を訴えて立候補していたハーバード大学の教授が撤退すると表明し、クリントン前国務長官が優位な情勢となっています。
来年11月に行われるアメリカ大統領選挙に民主党から立候補し、政治改革の実現を訴えていたハーバード大学のローレンス・レッシグ教授は2日、インターネット上に公開した動画で民主党の指名争いから撤退すると表明しました。
レッシグ氏は、インターネット上の著作権の在り方などについて研究している著名な法学者ですが、支持率が1%以下に低迷していて撤退に追い込まれたものとみられます。
今回の選挙戦で民主党から候補者が撤退するのは3人目です。
これによって民主党は、クリントン前国務長官、サンダース上院議員、オマリー前メリーランド州知事の3人の争いとなりました。
民主党の候補者選びでは、クリントン氏が私用のメールアドレスを公務に使っていた問題で支持率にかげりも見られていました。
しかし、先月行われた討論会で善戦して以降、世論調査では2位につけるサンダース氏を20ポイント余りリードするなど勢いを取り戻していて、民主党の候補者選びはクリントン氏が優位な情勢となっています。

2789チバQ:2015/11/04(水) 21:55:18
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2015110400082
クリントン氏の支持率急伸=バイデン氏不出馬受け-米大統領選


 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが3日発表した米大統領選の民主党候補者指名争いに関する世論調査によると、最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)の党内支持率は10月中旬の前回調査比13ポイント増の62%で、2位のバーニー・サンダース上院議員(74)の約2倍の人気を集めた。
 調査が行われたのは、バイデン副大統領が不出馬を表明し、共和党がクリントン氏を議会に招致した直後の10月25〜29日。バイデン氏の支持層がクリントン氏に流れるとともに、メール問題などをめぐる共和党の追及をクリントン氏が乗り切ったことが支持率を押し上げたとみられる。(2015/11/04-06:59)

2790チバQ:2015/11/04(水) 21:56:01

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2015110400535
州知事選で共和2勝=米


 【ワシントン時事】米中部ケンタッキー州の知事選が3日、投開票され、保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」が推す共和党新人マット・ベビン氏(48)が民主党新人ジャック・コンウェー氏(46)を破り、初当選を果たした。CNNテレビなどが報じた。
 選挙戦ではオバマ大統領の看板政策である医療保険制度改革の是非などが争点になった。1971年以降、民主党はケンタッキー州知事選で1回しか負けていなかっただけに、来年11月の大統領選に向けて課題を残す形となった。
 南部ミシシッピ州でも3日、知事選が行われ、CNNによると、共和党現職のフィル・ブライアント氏(60)が再選された。(2015/11/04-14:43)

2791チバQ:2015/11/04(水) 22:01:36
http://www.sankei.com/world/news/151103/wor1511030049-n1.html
2015.11.4 07:45
【米大統領選まで1年】
民主党終戦ムード クリントン氏、関門乗り切り「オバマ後継」 「対共和党」前面に

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10月30日、ジョージア州アトランタでの集会で演説するクリントン氏(AP)
 来年11月8日の米大統領選挙の投票日まで1年。初の女性米大統領を目指す民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)は、このまま党内の支持を固めて党候補に指名されるのか。一方、候補者が乱立する共和党は、政治家の経験がない「政界アウトサイダー」の旋風が最後まで吹き続けるのか。党候補選びのための予備選・党員集会が来年2月から各州で順次行われる。

 「長い一日だったわ」。延べ11時間に及んだ議会公聴会の翌10月23日、クリントン氏はワシントンで開かれた女性支持者の集会で、満面の笑みを見せた。

 公聴会での共和党の追及を無難にかわし、その前日にはバイデン副大統領の不出馬が決まった。「2つの問題を打ち破るために陣営の力を結集しなければならない」と側近らに常々、ハッパをかけてきただけに、安(あん)堵(ど)の色を隠さない。

 バイデン氏支持票の64%がクリントン氏へ流れるとみられており、アイオワ州では支持率が65%に跳ね上がった(モンマス大学)。バーニー・サンダース上院議員との党内での戦いは事実上終わったとみていい。

 オバマ政権のホワイトハウス広報部長からクリントン陣営の広報責任者に転じたジェニファー・パルミエリ氏も「ヒラリーを倒すことはできないわ」と意気込む。ニューハンプシャー州での逆転も射程内とみている。

 「追い風」を背に、クリントン氏の最近の演説は微妙な変化を見せ始めている。サンダース氏への言及が相対的に減り、自身を「オバマ氏の後継」と位置づけ、共和党候補との対決色を一段と強めているのだ。

 10月24日、クリントン氏はアイオワ州デモインへ飛び、夫のビル・クリントン元大統領を傍らに、6千人の聴衆を前に「米国は十分に偉大だ」という新しいスローガンを掲げた。

 「米国をもっと偉大にする」と叫ぶ共和党のトランプ氏へのアンチテーゼだ。そして「オバマ氏の下で成し遂げられた変革を守り、足場にしよう。オバマ氏と民主党は現実の解決策を提供している」と訴えた。

 バイデン氏が不出馬を表明する少し前には、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への不支持を表明するなど、「オバマ離れ」と独自色を打ち出した。サンダース氏の支持基盤であるリベラル層の取り込みを狙った「左旋回」でもある。

 これに加え、今度はオバマ、バイデン両氏の支持者を吸収し中間層の票をさらに固めようというわけだ。

 クリントン陣営は、トランプ氏を最もくみしやすい相手とみている。対カーソン氏では4・8ポイントの差を付けられ分が悪い(リアル・クリア・ポリティクス)。機を見るに敏なクリントン氏にとり、共和党の見極めがつかない展開こそが「最大の敵」でもあるようだ。(青木伸行)

2792チバQ:2015/11/04(水) 22:16:46
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1511030048.html
【米大統領選まで1年】候補者資金力格差顕著に クリントン氏圧倒的 94億円集め、2位に2倍近い差

11月03日 20:30産経新聞

 長丁場の大統領選を勝ち抜くために不可欠な資金調達力では、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官が抜きんでている。連邦選挙管理委員会が公表している9月末までの政治資金状況によると、クリントン氏の累計調達額は7747万ドル(約94億円)で、2位のバーニー・サンダース上院議員に2倍近い差をつけた。

 一方、草の根での支持の広がりを反映する個人献金に占める200ドル以下の献金の割合をみると、サンダース氏が約84%、共和党の元神経外科医、ベン・カーソン氏が75%に達しており、両候補の人気を裏付けている。共和党側のレースをリードする不動産王、ドナルド・トランプ氏は自らの資産を選挙運動に投じ、大口の資金提供は断っているとしている。

 また候補者自身とは別に、独自に選挙戦を支援できる特別政治活動委員会(スーパーPAC)の資金力では、共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が今年上半期に1億316万ドルを集め、2位のテッド・クルーズ上院議員(3772万ドル)を大きく引き離した。ブッシュ氏のスーパーPACは約4300件の献金のうち半数以上が5千ドル超で、富裕層からの支持の高さを示している。

2793チバQ:2015/11/04(水) 22:19:22
http://www.sankei.com/world/news/151104/wor1511040034-n1.html
2015.11.4 21:24
【米大統領選】
WSJ世論調査もカーソン氏が首位 クリントン氏は支持拡大

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クリントン前米国務長官(左、ゲッティ=共同)、カーソン氏(ゲッティ=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】米紙ウォールストリート・ジャーナルとNBCテレビは3日、米大統領選に関する世論調査(10月25〜29日実施)を発表した。共和党では黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏が不動産王、ドナルド・トランプ氏に代わり首位に立ち、民主党では私用メール問題の議会証言を乗り切ったヒラリー・クリントン前国務長官が支持を拡大した。

 共和党支持層でのカーソン氏の支持は10月中旬の22%から29%へと上昇し、トランプ氏は25%から23%に。カーソン氏は人工妊娠中絶などに反対する「社会保守」や中間層の支持を集めた。3位以下はマルコ・ルビオ上院議員(11%)、テッド・クルーズ上院議員(10%)、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(8%)はほぼ横ばいだった。

 民主党ではクリントン氏が58%から62%へと支持を拡大し、バーニー・サンダース上院議員(無所属)は33%から31%に下落。調査はバイデン副大統領の不出馬表明、クリントン氏の議会証言の後に実施された。

2794チバQ:2015/11/04(水) 22:21:05
http://www.sankei.com/world/news/151103/wor1511030047-n1.html
2015.11.4 07:45
【米大統領選まで1年】
共和党いまだ混戦 有力候補「アウトサイダー」ぶり競いあう 黒人元神経外科医が快進撃

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10月29日、ネバダ州スパークスの集会で支持を訴えるトランプ氏(AP)
 共和党の候補者指名争いでは、政治経験のない「アウトサイダー」が州知事や上院議員を経験した政治家をリードしている。不動産王のドナルド・トランプ氏(69)と黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(64)の2人だ。ここ数カ月、トランプ氏が首位を維持したが、最近はカーソン氏の伸長が著しい。

 「ワシントンが湿地の上に築かれたということをご存じでしたか?」

 カーソン氏が穏やかに話しかける。予備選・党員集会の序盤戦となるアイオワ、ニューハンプシャー、サウスカロライナ、ネバダの4州で最近、放映を始めたテレビCMだ。実際に湿地だったのは一部だが、政府機関が傾いている印象を与える。巨額の政府債務や党派対立による機能不全を指摘し、「ワシントンは壊れている」と続ける。

 10月末に発表されたニューヨーク・タイムズ紙(NYT)とCBSテレビの世論調査でカーソン氏はトランプ氏を逆転した。初戦となるアイオワでは、米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の平均支持率が10月下旬にトランプ氏を抜き去り、現在は7ポイント差を付けている。

 特に女性や聖書の教えに忠実なキリスト教福音派からの支持が拡大している。米メディアはCMの影響が大きいと指摘した。

 トランプ氏もアウトサイダーとしてオバマ大統領や共和党の議会指導部を批判して人気を博してきたが、穏健派のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)も「ワシントン政治家」の批判に参戦した。

 「マルコは共和党のオバマだ」。ブッシュ氏の陣営幹部が献金者向けの会合でこう説明したと米メディアが一斉に報じた。標的は同じフロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員(44)。弁護士出身で、上院1期目で大統領選に出馬したことがオバマ氏との共通点。ワシントンでの「立法の実績が少ない」ことも同じだとし、ブッシュ氏の知事経験を売り込む作戦だ。

 ただ、米ピュー・リサーチ・センターの調査では、「経験」を重視する共和党支持者は3月は57%だったのが、9月は29%に激減。逆に「新しい考え」を重視する人が急増した。ブッシュ氏の作戦が功を奏する保証はない。

 NYT調査で「態度が未確定」な共和党支持層は71%。揺れる支持層をつかむため、テッド・クルーズ上院議員(44)のように議会指導部がオバマ政権に融和的だと批判することで「アウトサイダー」然と振る舞う政治家もいる。(加納宏幸)

2795チバQ:2015/11/04(水) 23:32:17
>>2793 WSJ
黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏:29%
不動産王、ドナルド・トランプ氏:23%
マルコ・ルビオ上院議員:11%
テッド・クルーズ上院議員:10%
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事:8%

>>2780-2781 NYタイムズ
黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(64):26%
不動産王、ドナルド・トランプ氏(69):22%
マルコ・ルビオ上院議員(44):8%
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62):7%
コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)カーリー・フィオリーナ氏(61):7%
ランド・ポール上院議員:4%
テッド・クルーズ上院議員:4%
ジョン・ケーシック・オハイオ州知事:4%
マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事:4%

主要11人に入っていた
・クリス・クリスティー(52)ニュージャージー州知事は それより下のよう
・スコット・ウォーカー(47)ウィスコンシン州知事は撤退済

2796チバQ:2015/11/05(木) 07:49:29
http://www.sankei.com/world/news/151104/wor1511040046-n1.html
2015.11.4 22:23
【米大統領選まで1年】
主要6候補の手法と戦略は?

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3日、アイオワ州コーラルビルでの集会で支持者に手を振るヒラリー・クリントン氏(AP)
 2016年米大統領選挙に名乗りを上げた民主、共和両党の主要候補者たちは「オバマ後」の米国をどこへ導こうとしているのか。それぞれの候補が唱える主な政策公約や、勝利に向けた選挙戦略を概観する。(ワシントン 青木伸行、加納宏幸、小雲規生)

民主1位 ヒラリー・クリントン氏「『タカ派』の外交 前面に」

 オバマ政権の1期目に国務長官を務めた民主党のクリントン氏にとり、外交・安全保障分野で「弱腰」と批判されるオバマ大統領との距離をどう取るかが大きな課題となっている。

 「シリアではとりわけ、ロシアのプーチン大統領の『いじめ』に対して立ち上がらなければならない」。10月の討論会ではシリアへの軍事介入を強めるプーチン氏を強く批判した。

 大統領夫人、上院議員を経て2008年大統領選の民主党指名争いでオバマ氏に敗れた。1期目のオバマ外交の中核を担い、アジア重視、イランとの対話、対露関係の改善を目指す「リセット」路線を進めた。

 しかし、プーチン氏が12年、大統領に再登板すると米露関係は悪化。14年3月のウクライナ南部クリミア半島併合で、クリントン氏の責任も問われることに。

 クリントン氏は、オバマ政権が否定するシリア上空への飛行禁止空域の設定を主張。女性の権利向上に関する会合を国連と共催した中国の習近平国家主席を「恥知らず」と批判するなど、オバマ氏に比べ強硬姿勢を前面に出している。



共和1位 ベン・カーソン氏「信仰を重視 中絶は否定」

  「結婚は男女によるものだと信じている。だからといって同性愛者を差別するわけではない」。元神経外科医のカーソン氏はキリスト教徒として信教の自由を守ることや、人工妊娠中絶に否定的な立場を重視した主張で支持を広げる。

 貧しい母子家庭に育ちながら、脳外科手術の権威として米文民最高の栄誉とされる「大統領自由勲章」を受章した。選挙戦では政府の規模縮小や税制の簡素化による「個人の努力が報われる社会」の実現を訴える。医療保険制度改革に関しては、個人への保険加入義務づけなどが米国の理念に反すると批判している。

 知名度向上のきっかけは2013年2月の政治イベント。近くに座る元弁護士のオバマ大統領に対し、「弁護士になるために学ぶのはどんな手段を使ってでも勝つこと。でも必要なのは問題を解決することですよ」と痛烈な皮肉を飛ばし、保守系のテレビ番組に出演するようになった。

 政治経験のなさを指摘され、討論会でも存在感が薄いことが多いが、ソフトな語り口の好感度は高い。

2797チバQ:2015/11/05(木) 07:49:56


民主2位 バーニー・サンダース氏「格差是正『人々を幸せに』」

 「欲望まみれのウォール街が経済を破綻させた。全ての人々が幸せに生活できる社会を」。民主党から候補者指名を目指すサンダース上院議員は「民主社会主義者」を自称し、格差是正を最大の争点に掲げる。

 主な政策では、最低賃金の時給15ドルへの引き上げや公立大学の授業料無料化、社会保障の拡充、富裕層への課税強化などリベラル色を前面に打ち出す。また北米自由貿易協定(NAFTA)が製造業の海外流出につながったとの見方から、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)にも「反対」の立場を取る。

 下院議員時代から無所属としてキャリアを積み、時代の流れに左右されない政策判断を売り物にする。後に同性婚への差別的な扱いが違憲だと判断された1996年の結婚防衛法や、2003年のイラク戦争開戦に対して当初から反対を貫いたことをアピールし、日和見主義を揶揄(やゆ)されるクリントン前国務長官との違いを強調する。

 74歳という高齢がネックだが、白髪を振り乱して熱弁を振るう姿は若者からも支持を集めている。



共和2位 ドナルド・トランプ氏「『雇用奪われた』不満吸収」

 不動産王のトランプ氏は「米国を再び偉大にする」と繰り返し唱え、オバマ大統領や議会指導者を「間抜け」と見なしている。

 「中国の指導者は米国の指導者に比べ利口だ。(米プロフットボールNFLの)ペイトリオッツの選手を連れてきて高校生と試合をさせる程の違いがある」

 トランプ氏が貿易問題で中国や日本、メキシコをやり玉に挙げたのも、オバマ政権の約7年間でこうした国々に米国の雇用が奪われたと印象づけ、「不公平さ」への怒りや不満をかき立てる狙いがある。

 世界一の国内総生産(GDP)を誇り、最強の軍を擁する米国だが、2008年のリーマン・ショック後、国民は自信を完全には取り戻せないでいる。共和党支持層は、不動産開発を成功させて富豪になったトランプ氏の「偉大な米国」という単純なメッセージに引き付けられている。

 トランプ氏を主に支持しているのは、景気回復の実感を持てない白人のブルーカラーだ。中間層や企業への減税で景気を刺激することで、6%の経済成長率を目指すと主張している。

2798チバQ:2015/11/05(木) 07:50:18


共和3位 マルコ・ルビオ氏「移民の子 巧みな討論」

 「父はバーテンダーで、母はメイドだった。私たちによりよい生活を送る機会を与えるため一生懸命に働いてくれた」。ルビオ上院議員はキューバ移民の両親の苦労を語ることが多い。

 学生ローンを使って法科大学院に通い、弁護士資格を取ったルビオ氏は、フロリダ州下院議員などを経て、2010年中間選挙で39歳の若さで上院議員になった。当時は保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)ブームの最中。現職の州知事を破り、当初から「将来の大統領候補」と目されていた。

 民主党に偏る中南米系の支持を得ようとした共和党指導部は13年、オバマ大統領の一般教書演説への反論演説に抜擢(ばってき)。だが、オバマ氏が目指した約1100万人の不法移民に市民権取得の道を開く移民制度改革法案を支持し、保守強硬派の反発を買ったこともある。

 その後、移民問題では国境警備の強化に重点を置き、議会でも優れた討論の手腕を見せ、保守層の信頼も戻りつつある。早くも本選を視野に「クリントン氏にオバマ氏の政策を続けさせない」と訴えている。



共和5位 ジェブ・ブッシュ氏「穏健な保守 支持広がらず」

 ブッシュ元フロリダ州知事のブレーンにはベーカー元国務長官やウォルフォウィッツ元国防副長官、ゼーリック元国務副長官、ネグロポンテ元国家情報長官らが顔をそろえる。元大統領の父と前大統領の兄、そしてレーガン政権で要職を務めた保守派の面々だ。中でもウォルフォウィッツ氏は兄の政権下でイラク戦争の「設計者」と呼ばれた。

 こうしたブレーンを反映し、ブッシュ氏は「米国は戦力を投射し、世界の遠隔地を平和的に安定させることができる」とし、「強い軍事力に裏付けられた米国の復活」を標榜(ひょうぼう)している。

 シリアやイラク、アフガニスタン情勢に関する主張は、オバマ政権の戦略より保守的だ。シリア情勢では反体制派とクルド人部隊に「確固たる軍事力」を供与し、安全地帯などを設定するよう主張している。

 ただ、本人の保守色はそれほど強くない。自身が穏健派であることに加え、「ブッシュ王朝」のイメージを薄めて「ジェブらしさ」を打ち出しているためだが、それ故に支持が広がっていない側面もある。

2799チバQ:2015/11/05(木) 22:52:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151105-00000562-san-s_ame
カナダ・トルドー政権、男女15対15で「らしさ?」アピール どうなるTPP
産経新聞 11月5日(木)18時55分配信

 【ニューヨーク=黒沢潤】先月行われたカナダ総選挙で圧勝した中道左派、自由党のジャスティン・トルドー党首(43)は4日、首相に就任し、新内閣を発足させた。保守党から約10年ぶりの政権交代で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)などへの対応が注目される。

 新政権の陣容は30代〜50歳と若く、首相以外の閣僚30人は男女15人ずつ。インド系のハルジット・サジャン氏を国防相に、先住民のジョディ・レイボールド氏を司法相に就任させるなど、人種や性別に配慮した顔ぶれとなった。

 トルドー氏は就任式後、「カナダらしい内閣を皆さんに示すことになり、大変うれしい」と語った。

 来月3日、初議会に臨むトルドー氏の重要課題はTPP批准問題だ。明確な姿勢は示していないが、選挙直後のオバマ米大統領との電話会談では、推進の必要性を確認した。

 米軍などが実施している「イスラム国」への空爆から自国軍機を撤退させる一方、シリア難民約2万5千人を年末までに受け入れる。中間層への減税を来年1月から実施するほか、温室効果ガスの削減に積極的に取り組むとみられる。

2800チバQ:2015/11/07(土) 23:58:34
http://www.sankei.com/world/news/151107/wor1511070051-n1.html
2015.11.7 23:36
【米大統領選】
出るくい、叩けばホコリ? 共和カーソン、ルビオ氏「過去」めぐりメディアの矢面に

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 記者会見で自らの過去を追及され反論するカーソン氏=6日、米フロリダ州(ロイター=共同)
 米大統領選の共和党指名争いで、上り調子の元神経外科医カーソン氏(64)とルビオ上院議員(44)の2候補に対し、生い立ちや過去のスキャンダルに関するメディアの追及が本格化してきた。出るくいは打たれるのが大統領選の定石だが、対応を誤れば失速の契機になりかねない。

 最近の世論調査でトランプ氏と支持率首位を競り合うカーソン氏。少年時代は気性が荒く、友人をナイフで刺しそうになったなどの“武勇伝”を自伝に記していた。しかし、友人らを取材したCNNテレビは、昔からカーソン氏はおとなしく、自伝を「誰も証言できない」と懐疑的に報じた。

 支持率3位に浮上してきたルビオ氏も、過去に党のクレジットカードを私用に使っていたことなどが問題視されている。

 トランプ氏はツイッターなどで「カーソンはうそをつき続けている」「ルビオは自分のカードさえまともに管理できない」とライバル攻撃に余念がない。(共同)

2801チバQ:2015/11/09(月) 21:04:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151109-35073166-cnn-int
クリスマスへの挑戦?、スタバの無地のカップが物議
CNN.co.jp 11月9日(月)11時19分配信

ニューヨーク(CNNMoney) 米スターバックスがクリスマスシーズン用に使い始めた無地の赤いカップに対し、「クリスマスに戦争を仕掛けた」と非難する声が出ている。同社は8日、このカップには「帰属と包容と多様性の文化の創出」を目指す狙いがあると説明した。

クリスマスカップは昨年までトナカイやクリスマスの装飾があしらわれていたが、今年はそうした「季節のシンボル」をなくし、赤い無地のカップに統一。同社のジェフリー・フィールズ副社長は10月にこのカップを発表した時点で、「我々すべてのストーリーを受け入れる純粋なデザインでホリデーを迎えたい」と語っていた。

これに対して元牧師のジョシュア・ファウアースタイン氏は5日にフェイスブックに投稿したビデオでスターバックスを批判、「カップからクリスマスをなくしたのは、イエスを憎んでいるからだ」とかみついた。

同氏は無地のカップに対抗する抗議運動も提案。スターバックスでコーヒーを注文する際に名前を聞かれたら、自分の名を答える代わりに「メリークリスマス」と告げて、カップにそのフレーズを記入させようと呼びかけている。

8日のCNNMoneyの取材に対して同氏は、抗議ビデオは1000万回以上も再生されたと主張。「この国で多数を占めるキリスト教徒が自分たちの声に耳を傾けるよう要求している。そのメッセージはスターバックスに届いたと思う」と語った。

これに対してスターバックスの声明では顧客に対し、無地のカンバスで自分のクリスマスの物語を自分のやり方で語ってほしいと促している。

フェイスブックやツイッターでは「メリークリスマス」の文字が入ったカップの写真が投稿される一方で、スターバックスに賛同する意見も寄せられている。

2802名無しさん:2015/11/09(月) 22:31:35
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015110900432
「日本軍国化」に危機感=米一極支配構造を批判-O・ストーン監督、戦後70年語る

 米政治の腐敗、矛盾をえぐり出してきた社会派の米映画監督、オリバー・ストーン氏(69)はニューヨークで時事通信の取材に応じ、日本の戦後70年について語った。新たな安保法制を整備した安倍政権に対して「日本を軍国化させようとしている」と危機感を表明。また、オバマ政権を「世界の一極支配を追求する米国の政策は傲慢(ごうまん)だ」と痛烈に批判した。一問一答は次の通り。
 -戦後70年の世界、アジアをどう見るか。
 中国は巨大な経済力を誇示している。ただ、私は中国を脅威とは思わない。歴史的には(近代以降)日本が中国にとって脅威だった。安倍晋三首相は「中国脅威論」を利用して憲法を改正し、日本を軍事化させようとしている。安倍氏は、力の強迫観念で世界を見ている。
 -あなたは沖縄の基地問題に関与してきた。
 辺野古(沖縄県名護市)沿岸の美しさに心を打たれた。あなた方は世界で最も美しい場所を破壊しようとしている。なぜ、住民を抑圧している米軍基地を閉鎖しないのか。米国は自分たちの力を維持するために世界に基地を約700(米国防総省の公式発表は587)設置している。日本を侵略したのは、中国ではなく(江戸幕府に開国を迫った)ペリー提督と米通貨のドル、資本主義だ。
 -米国は日本との同盟強化を歓迎している。
 米国は日本を占領し、旧ソ連との冷戦が激化する文脈の中で(西側陣営の)「駒」に仕立て、1950〜60年代から日本の左翼政党を不安定化させてきた。米中央情報局(CIA)は日本の至る所に存在してきた。日本は繁栄したが、歴史問題への対応などで第2次世界大戦の教訓を十分に生かしておらず、現在の世界情勢を正しく理解していない。
 -ウクライナや中東で戦争が続いている。
 91年のソ連崩壊で、米国は「敵」を失った。このため、われわれは新たな「ヒトラー」をつくり出した。フセイン(元イラク大統領)をヒトラーと呼び、今はプーチン(ロシア大統領)を糾弾している。2001年9月の同時テロを受けて、米国は世界をばかげた巨大な国際(アフガニスタン、イラク)戦争に巻き込んだ。一方、米国内では銃で毎年3万人以上が殺害されている。
-オバマ大統領をどう評価するか。
 フランクリン・ルーズベルト元大統領は就任時、「これからこの国を変える。私は支配勢力、資本家から喜んで憎まれよう」と語った。オバマ氏はウォール・ストリートの銀行家や民主党保守派の側に付いた。国家安全保障局(NSA)による盗聴活動を含め、治安政策をブッシュ(前大統領)から引き継ぎ、事態を悪化させている。最大の失敗は、ウクライナ問題を理由にロシアとの冷戦を再び始めたことだ。 
◇オリバー・ストーン氏
 オリバー・ストーン氏 46年9月15日ニューヨーク生まれ。67年から米陸軍でベトナム戦争を経験。イェール大学中退。74年に長編映画監督デビュー。戦争映画「プラトーン」「7月4日に生まれて」の2作品でアカデミー監督賞を受賞。その他の代表作に「ウォール街」「JFK」など。米国の現代史を問い直すドキュメンタリーを制作し、原爆投下の背景を描いた。広島市や長崎市も訪問。沖縄県では米軍基地に反対する住民を訪ねている。(ニューヨーク時事)(2015/11/09-15:04)

2803チバQ:2015/11/10(火) 21:36:04
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/11/post-785.php
保守派からも見放された「ブッシュ・ファミリー」の憂鬱
2015年11月10日(火)16時10分
 共和党の大統領予備選は今週もテレビ討論があるのですが、その討論を前にしてジェブ・ブッシュ候補の勢いがかなり鈍ってきています。有力な政治サイト「リアル・クリアー・ポリティクス」が集計した各種世論調査の平均値では、支持率が5位になっていますが、問題はその数字です。

 1位がトランプ候補で24.8%、2位はカーソン候補の24.4%と、トップの「政界の素人」2人がほぼ拮抗。これに3位のルビオ候補(11.8%)、4位のクルーズ候補(9.6%)が続いています。ジェブはその下で、現在の党内での支持率は6.0%と完全に低迷しています。

 全国平均だけでなく、年明け2月に予備選と党員集会のあるアイオワ州とニューハンプシャー州でも同様に「ヒト桁の5位」となっています。このままの数字であれば、かなりの確率で撤退に追い込まれる、そんな状況となってきました。

 ジェブがここまで苦戦するのは、もちろん「トランプ旋風+カーソン人気」をもたらした「既成の政治家への不信感」というトレンドが、もろに逆風になったということがあります。

 ですが、それ以上に足を引っ張ったのは「ブッシュ」という名前でした。そのためにジェブは、選挙運動のキャンペーン・ロゴとして「Bush」の4文字のない「Jeb!」という表現で押し通しているのです。ではジェブ候補は、どうして「Bush」の4文字を「隠さなくては」ならなかったのでしょうか?

 一つには、父と兄が大統領であったことで「ブッシュ・ダイナスティ(王朝)」になるという批判をおそれたことがあると思われます。ですが、これは隠してもどうしようもないことですし、場合によっては保守中道のグループには安心感や信頼感を与えるという効果もゼロではないでしょう。

 問題は「ブッシュ(父)」ではなく、「ジョージ(兄)」です。要するに9・11のテロを受けてアフガニスタン戦争、そしてイラク戦争へと自身の判断で2つの大きな戦争を起こした兄の存在が問題なのです。「Bush」の4文字を見ると、兄ジョージの8年間、そして2つの戦争に疲弊した時代のことを思い起こす人が多いからです。

 この点に関して言えば、ジェブという人は、兄とは比較にならない知識人であるとか、あるいは経営者としての成功経験のある中道実務家だという評価があり、さらにはメキシコ出身のコルンバ夫人との家庭を通じて、ヒスパニックの人々に強い支持を受けているなど、兄の支持基盤とは異なる中道票を獲得できる人物である、そう言われていました。

 仮にそうした路線で行くのであれば、「Jeb!」のロゴを使いながら、イラク戦争を遂行した兄とは全く異なる政策、キャラクターであることを売り込んでいけば良かったはずです。ですが、その主張が強すぎると、今度は「兄のジョージのレガシー(遺産)を軽んじた」として、共和党の中の根強い「草の根保守」の離反を受けることになります。

 この点に関して、ジェブは結局その態度が定まっていない印象を与えてしまいました。一度は「兄のように自分もイラクに侵攻したかもしれない」という言い方で、兄と兄の支持層を「立てて」おきながら、別の機会には「イラク戦争には問題がある」というようなことを言って「どっちつかず」という評価がされたのです。

 そのように腰が定まらないことで、ジェブは「本当は相当に中道なのに、兄に遠慮して保守にも気を遣っている」という「スッキリしない」イメージを与えてしまうことになったのです。

2804チバQ:2015/11/10(火) 21:36:24
 そこへさらに妙な事件が起きました。「ブッシュ(父)」について、本人が公式に認めた評伝が出版されるのですが、その中で父は「ジョージ(兄)の2人の側近」すなわち、ディック・チェイニー前副大統領と、ドナルド・ラムズフェルド元国防長官をハッキリ批判していることが分かったのです。

 これには、まず保守派が怒っています。イラク戦争の口実となった「大量破壊兵器」は「存在しなかった」かもしれないし、その点でジョージ(兄)も反省していることは知られています。ですが、それでもチェイニーとラムズフェルドの遂行した戦争は、9・11直後の危険な状況の中では「仕方がなかった」という考え方が今でも保守派の中にはあります。そして、当時のブッシュ(父)はそれを黙認していたのに、今になって批判するのはどういうことか、というわけです。

 もっともブッシュ(父)の支持者からすれば、2006年の中間選挙で世論から最終的に「イラク戦争へのノー」が突きつけられた際、ブッシュ(父)とベイカー元国務長官の人脈に連なるロバート・ゲーツ国防長官が登板してラムズフェルド路線を否定したのは既に歴史的事実であるし、そのブッシュ(父)がチェイニー=ラムズフェルド路線を批判するのは自然という受け止め方が可能でしょう。

 そして、ご本人のブッシュ(父)とすれば、1991年の第一次湾岸戦争の当時、シュワルツコフ司令官、コリン・パウエル統合参謀本部議長の助言により、バグダット侵攻を行わずにサダム・フセイン政権の継続を黙認した判断を、自身の人生の総決算期となる現在、やはり正当な判断だったとしたいというのは理解出来るわけです。

 そうだとしても、結果的にこの「父の評伝」によって、ブッシュ家のイメージはあらためて分裂してしまいました。もっとも、ジョージ(兄)自身はイラク戦争については反省姿勢を見せているので、一家で別に不一致があるわけではありません。ですが、それでも保守層には「ブッシュ(父)のチェイニー、ラムズフェルド批判」というのは腹の立つエピソードなのです。

 この「父の評伝」は、ジェブにさらにマイナスの一撃を与えつつあります。ブッシュ一家の憂鬱は深まるばかりです。

2805チバQ:2015/11/10(火) 21:57:38
http://www.sankei.com/world/news/151110/wor1511100029-n1.html
2015.11.10 20:01

米国の大学で黒人差別が横行 猛抗議受けて総長辞任 アメフト部が試合をボイコットする事態に

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9日、ミズーリ州コロンビアのミズーリ大で、ウルフ総長の辞任に歓喜の声を上げる黒人学生ら(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米中西部ミズーリ州のミズーリ大学(同州コロンビアなど)で黒人差別が横行しているとして、黒人学生らによる抗議やボイコットが相次ぎ、9日に総長が混乱の責任をとって辞任を表明する事態となった。昨年、白人警官が丸腰の黒人少年を射殺する事件が起きた同州では、黒人差別への不満がくすぶり続けている。

 ミズーリ大で激しい抗議活動が起きたのは9月中旬。学生連盟の代表を務める黒人学生が大学の構内で「ニガー」という黒人への差別語を何度も浴びせられたことをフェイスブック上で告発したのが発端だ。先月にはユダヤ人などの絶滅政策を遂行したナチス・ドイツの「カギ十字」が学生寮内に掲げられ、黒人学生の怒りが広がった。

 しかし、大学側は迅速な対応をとらず、怒った黒人学生がウルフ総長の車の通行をたびたび妨害。一部の学生は今月上旬、ハンガーストライキまで始めた。

 8日には、アメリカンフットボール部の黒人学生30人以上がウルフ氏の辞任を求めて対外試合のボイコットを表明し、全米メディアの注目を浴びた。試合に伴う収益は大学の貴重な財源であるほか、近く予定される他大学との交流戦が中止された場合、100万ドル(約1億2千万円)の違約金が発生することになっていた。

 ウルフ氏は9日、「(黒人学生の)不満の全責任をとる」と辞任を表明。ニクソン州知事も声明で「キャンパス内に和解をもたらすための不可欠な一歩だ」と辞任を歓迎した。同大は4大学の連合体で、コロンビア校のロフティン学長も辞任を表明した。

 ロイター通信によると同大コロンビア校では学生(約3万5千人)の大半が白人で、黒人の割合は7%。大学は3カ月以内に黒人差別一掃に向けた抜本策を発表するという。

2806チバQ:2015/11/10(火) 21:58:15
http://www.sankei.com/world/news/151110/wor1511100025-n1.html
2015.11.10 17:34
【米大統領選】
数々の逸話は作り話? 共和党黒人候補者、カーソン氏の「美談」に疑惑の目 支持率低下の恐れも

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記者団の質問に答えるベン・カーソン氏=10月28日、米コロラド州ボールダー(共同)
 【ワシントン=青木伸行】来年の米大統領選挙の共和党候補者指名争いで、元神経外科医のベン・カーソン氏(64)がアピールしている自身の「美談」に、米メディアから疑惑の目が向けられている。有権者の離反と支持率の低下を招く可能性もありそうだ。

 やり玉に挙がっているのは、カーソン氏が自伝や講演、メディアとのインタビューで語ってきた逸話だ。

 ミシガン州デトロイト生まれのカーソン氏が高校生だった1968年4月4日、公民権運動家のキング牧師が暗殺され、カーソン氏の高校では翌日、黒人生徒が怒りを爆発させ、白人生徒を標的にしたという。

 事件の際、カーソン氏は「数人の白人学生を生物学研究室にかくまい守った」と米紙ウォールストリート・ジャーナルに語った。だが、同紙が当時の教師や同級生に取材したところ、かくまったという事実は確認できず、カーソン氏自身も白人学生の名前を誰一人思い出すことができなかったとしている。

 「奨学金疑惑」も追及の的だ。事件の翌69年、カーソン氏は陸軍士官学校から奨学金提供の申し出を受けたものの、「軍事のキャリアは望んでいない」と断ったと書いている。

 進学したのは名門エール大学。複数の米メディアは「陸軍士官学校には奨学金制度がなく、全士官候補生に対し無料であり、奨学金の申し出があるはずがない」と疑問を呈している。

 また、カーソン氏は貧しい家庭で育った少年時代のエピソードとして、とある少年の腹を刺そうとするなど「不安定でキレやすい性格だった。幸いなことに、私の人生は変わった」とアピールしている。

 だが、CNNテレビは「子供のころのカーソン氏を知る人で、問題がある少年だったという記憶をもっている人は誰もいなかった。今と同じように穏やかな語り口で、勉強熱心なカーソン氏を覚えている」と疑問を投げかけている。

 一方、カーソン氏は「メディアや他の候補者は自分のあら探しをしている。目的は国民と私の気を散らすことだ」と反論している。

2807チバQ:2015/11/10(火) 21:59:25
http://www.sankei.com/world/news/151109/wor1511090024-n1.html
2015.11.9 21:25
【米大統領選】
本命ブッシュ氏はいまや泡沫候補? 出遅れの波乱 第3グループに沈む

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ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事=2日、タンパ(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補指名争いで、黒人の元神経外科医、ベン・カーソン(64)不動産王、ドナルド・トランプ(69)らの「政界アウトサイダー」たちがレースを先導していることに並ぶ波乱がある。一時は本命視されたサラブレッド、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)の出遅れだ。

 7月中旬まで首位争いをしていたブッシュ氏だが、カーソン、トランプ両氏の台頭と反比例する形で一時18%近かった米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新平均支持率は一桁台になった。

 「長い目で見れば、誰に投票するかについて人々が考え直してくれるだろうと確信している」

 ブッシュ氏は5日、AP通信のインタビューに答えた。現実離れしたカーソン、トランプ両氏の過激な主張に引き付けられている共和党支持層も目を覚ますと考えているようだ。

 ただ、自らを「実践的で改革精神を持った保守主義者」と称し、保守系草の根の「ティーパーティー」(茶会)運動によって強硬派と穏健派に二極化された共和党員を統合しようとするブッシュ氏の試みは成功しているとはいいがたい。

 最近2回の世論調査でのブッシュ氏の支持は4%にまで落ち込んだ。マルコ・ルビオ上院議員(44)、テッド・クルーズ上院議員(44)にも差を付けられ、「第3グループ」に吸収される格好になった。連邦議会からの支持表明も頭打ちとなり、流れはルビオ氏に向かっている。

 年内の討論会は残り2回。11月10日に中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開かれる第4回討論会はブッシュ氏にとり正念場となる。陣営は上位討論会に参加する候補が8人に絞られることで政策論議の色合いが強くなり、ブッシュ氏に有利に働くと踏む。

 だが、討論会当日には父の元大統領の伝記が発売される。元大統領はイラク戦争を主導した長男の前大統領の主要閣僚を批判しており、討論会では誤った情報を元に兄が始めた戦争の是非を問われることは確実だ。この論争を乗り切れるかがブッシュ氏にとっての試金石となる。

2809チバQ:2015/11/11(水) 21:13:23
http://www.afpbb.com/articles/-/3066206?cx_part=txt_topics
トランプ氏、スタバ「不買運動」示唆 無地カップ論戦めぐり
2015年11月11日 14:24 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月11日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党の候補者指名を争う不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が、コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)がクリスマスシーズンのカップとして、クリスマス用のデザインを省いた無地の赤いカップを使い始めたことを受け、不買運動を示唆した。

 スターバックスは最近、これまで使用してきた雪の結晶やトナカイなどのクリスマスのデザインを省いた赤い無地のカップを使い始めた。これに対しネットなどで一部の人々から、クリスマスに戦争をしかけているなどとスターバックスを批判する声が上がっている。

 マナー違反もいとわない大げさな発言とともに選挙キャンペーンを展開しているトランプ氏にとって、これは見逃すには惜しい機会だったようだ。

 トランプ氏は9日夜、イリノイ (Illinois)州スプリングフィールド(Springfield)で開かれた選挙集会で、「最もはやっているスターバックスの店舗の1つがトランプ・タワー(Trump Tower)にある」と大観衆に向かって話し、「スターバックスをボイコットしたほうがいいのか?私にはわからない。本当のところ、どうでもいい」と付け加え、さらに「いずれにせよ、(その店舗の)賃貸は終了だ。だが誰も気にしない」と述べた。

 米国ではほぼ毎年、クリスマスの時期になると、年末にかけての休暇から宗教的な側面が減少していっているなどと嘆く主に保守的な人々から、同国はクリスマスに対する戦争に直面しているといった批判的な声が上がる。トランプ氏は「もし私が大統領になったら、みんながまた『メリー・クリスマス』と祝うようになるだろう。これは断言できる」と述べている。(c)AFP

2810チバQ:2015/11/11(水) 21:15:21
http://www.sankei.com/world/news/151111/wor1511110021-n1.html
2015.11.11 12:25
【米大統領選】
政界アウトサイダー“二強支配”塗り変わるか 共和党第4回討論会 瀬戸際のブッシュ氏

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米共和党の候補者討論会に参加したトランプ氏(左)とカーソン氏=10日、ウィスコンシン州ミルウォーキー(ロイター=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選に向けた共和党候補による第4回討論会が10日夜(日本時間11日午前)、米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで始まった。テーマは経済だが、参加者が前回の上位10人から8人に絞られたことで激しい攻防が予想される。黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(64)、不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)の「二強」が支配する選挙戦の構図が塗り替えられるかが焦点となる。

 民主党でヒラリー・クリントン前国務長官(67)が他を大きくリードしているのとは対照的に、共和党ではなお15人が戦っている。予備選・党員集会の初戦、来年2月1日のアイオワ州党員集会まで3カ月。候補同士のつぶし合いも熾烈(しれつ)さを増している。

 共和党の候補指名争いでは、カーソン、トランプ両氏の「政界アウトサイダー」がそれぞれ20%台の支持率で選挙戦を主導。2人は、オバマ政権と妥協してきたとして同党指導部ら「ワシントン政治家」への反発を強める保守層の後押しを受ける。これを、若手論客であるマルコ・ルビオ(44)、テッド・クルーズ(44)の両上院議員が10%前後で追い上げる展開となっている。

 当初は本命視され、今年7月には20%近くあったジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)への支持率は徐々に下がり、現在は一桁台。予備選・党員集会の前に開かれる共和党討論会は今回を含めて12月と来年1月の計3回だけとなり、失地挽回に必死だ。

2811チバQ:2015/11/11(水) 21:17:05
http://mainichi.jp/feature/news/20151111k0000e030212000c.html
米大統領選:「変節」「誇張」共和2強がメディア批判
毎日新聞 2015年11月11日 11時16分(最終更新 11月11日 13時00分)

 【ミルウォーキー(米中西部ウィスコンシン州)及川正也】2016年米大統領選共和党指名争いで4回目のテレビ討論会が10日、ウィスコンシン州で開かれた。民間人候補の不動産王ドナルド・トランプ氏(69)と元神経外科医ベン・カーソン氏(64)の発言の「変節」や体験談の「誇張」がメディア報道で相次いで発覚。両氏がライバルやメディアへの批判を展開しているが、論戦ではあまり触れられず、疑念払拭(ふっしょく)にはいたらなかった。

 来年2月の予備選開始まで約2カ月半と迫る中、トランプ、カーソン両氏の勢いは衰えていない。米メディアは、「候補者の信頼性」や「大統領としての資質」を問うため一斉に両氏らの言動や経歴を検証し始めている。

 政治専門紙ポリティコは、カーソン氏が回顧録で「米陸軍士官学校の全額支給奨学金の申し出を受けた」としていることについて、陸軍士官学校に志願していなかったと暴露。カーソン氏は討論会で奨学金の申し出は事実だとして「曲解されている」と反論した。

 カーソン氏については過去の経験談の「誇張」も問題化しているが、討論会では「私を知る人は、私が誠実だと知っている」とかわした。

 一方、支持率調査でカーソン氏に首位を奪われることも出てきたトランプ氏は「カーソン氏の多くのウソ」とメディアに便乗、泥仕合になっている。

 ただ、トランプ氏についてもメディアの追及は強くなっている。

 トランプ氏は、CNNとのインタビューで「アフガニスタン攻撃は間違いだった」と発言しているのに、後に「言っていない」と主張したり、自身のウェブサイトにも記録されている他の候補者への中傷発言も否定したりしている。メディアはそうした姿勢を批判するが、トランプ氏は逆にメディア批判を展開して支持を集めている。

 ただ、両氏の高支持率は、8割前後に達する「既存政治不信」の世論を背景にしたものだ。それだけに、「信頼性」を問う世論の矛先が民間候補にも向かえば、選挙情勢が一変する可能性もある。

2812チバQ:2015/11/11(水) 21:19:16
http://www.sankei.com/world/news/151111/wor1511110028-n1.html
2015.11.11 14:32
【ミャンマー政権交代へ】
でも大統領になれないスー・チー氏「私がすべてを決定する」 野党NLD総選挙で過半数確保 

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8日、ヤンゴンで自ら投票する国民民主連盟(NLD)党首のアウン・サン・スー・チー氏(ロイター)
 【シンガポール=吉村英輝】ミャンマー総選挙で、アウン・サン・スー・チー氏(70)が率いる野党、国民民主連盟(NLD)は11日までの独自集計で、軍人枠を含めた国会全体で、政権交代可能な過半数を確保した。選挙管理委員会の途中集計でもNLDは圧倒。政局の混乱がなければ、半世紀にわたり軍主導の政治が続く同国で、同国の民主化を主導してきたスー・チー氏による政権奪取が実現する。

 NLDの11日までの独自集計によると、下院で改選対象82%の271議席、上院で同80%の135議席で当選を確実にした。

 ミャンマーの国会は、来年1月末に発足する新議会で、下院の民選議員、上院の民選議員、両院でともに25%の議席を握る軍人議員がそれぞれ、計3人の大統領候補を指名。上下両院の全議員の投票で大統領を選出し、落選した2候補は自動的に副大統領となる。

 NLDの集計結果は、軍人枠を含め、下院(定数440議席)と上院(同224議席)の両方で6割以上の比率となるため、NLDが2人の大統領候補を擁立できる。また、両院合計(同664議席)のうち406議席以上を固めたことで、単独で大統領を選出できることになる。

 選管が11日午前に発表した途中開票結果では、NLDは下院の開票済み149議席中134議席(89%)を獲得、上院も同様に33議席中29議席(87%)をとっており、NLDの独自集計結果を追認する流れとなっている。

 また、選管は同日午前、スー・チー氏が自身の下院選挙区で当選したことも発表した。

 新議会は2〜3月に大統領選出作業を進め、新大統領はテイン・セイン大統領が任期切れとなる3月末に就任する予定。新大統領は、議会に閣僚候補の名簿を提出するなど、新政権発足にあたり権限を持つ。

 ただ、政権交代しても、外国人の家族を持つスー・チー氏は憲法の規定で大統領になれない。スー・チー氏は10日、英BBC放送などのインタビューで、次期大統領には何の権限もないと明言し「私がすべてを決定する」と強調した。

 一方、憲法は国軍総司令官に国防相や内相の任命などの権限を付与しているほか、憲法改正など重要案件には、議会の25%を握る国軍が実質的な拒否権を持つ。政権奪取が確実となりつつあるスー・チー氏の課題は、国軍との協力関係構築に移りつつある。

2813チバQ:2015/11/11(水) 21:34:22
http://www.sankei.com/world/news/151111/wor1511110042-n1.html
2015.11.11 21:13
【米大統領選】
政策論で「2強」精彩欠く 共和党候補討論会でトランプ、カーソン両氏 ブッシュ氏は安保で挽回目指すも…

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米共和党の候補者討論会に参加したトランプ氏(左)とカーソン氏=10日、ウィスコンシン州ミルウォーキー(ロイター)
 来年11月の米大統領選の共和党候補による第4回討論会が10日、米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開かれた。2月からの予備選・党員集会まで3カ月を切り、世界における米国の役割を中心に激論が交わされたが、不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)、黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(64)の「2強」は本格的な政策論争の中で精彩を欠いていた。(ワシントン 加納宏幸)

 参加者が前回の上位10人から8人に絞られたことで、候補同士が国家観を戦わせる場面が目立った。

 「イランの過激な(イスラム教)シーア派の宗教指導者は核兵器取得を試み、中国は南シナ海を乗っ取ろうとしている。米国が最強の軍事大国であれば、世界はより安全になる」。2強を追うマルコ・ルビオ上院議員(44)はこう訴えた。ランド・ポール上院議員(52)は軍事費増大による財政破綻に警鐘を鳴らし、これに反論した。

 民主党の候補指名争いで他を引き離すヒラリー・クリントン前国務長官(68)への批判も目立った。

 ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は、軍事より外交を重視するオバマ米大統領と、政権1期目に外交を担ったクリントン氏の2人に「米国に果たすべき指導的役割があるとは信じていない」と指摘。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」掃討のため、オバマ氏が拒否しているシリア上空への飛行禁止空域の設定を主張した。

 一時はクリントン氏と同じように本命視されたブッシュ氏の支持率は1桁台の低空飛行。中東での役割強化を主張することには、兄の前大統領が間違った情報を基に始めたイラク戦争の是非をめぐる論争に発展する危険性があったが、失地挽回を目指し、あえて火中のクリを拾った形だ。

 これに対し、トランプ氏は「プーチン大統領がイスラム国をたたきのめすのなら、100%支持する」とロシアの中東での影響力を許容するかのような発言をした。また、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉で中国の為替操作が議論されなかったとし、他候補から「中国はTPP交渉に入っていない」とたしなめられる場面もあった。

 カーソン氏は貧困家庭から医師になった自身の生い立ちをめぐる「美談」に米メディアが疑問を投げかけていることに「嘘だ」と反論したが、他候補との論争に絡む場面は少なかった。

2814チバQ:2015/11/11(水) 21:39:16
http://www.cnn.co.jp/usa/35073352.html
共和党候補が移民や外交で論争、個人攻撃影潜める 米大統領選
2015.11.11 Wed posted at 19:47 JST
(CNN) 来年の米次期大統領選に向けた共和党の第4回テレビ討論会が10日、米FOXビジネス・テレビの主催で開かれた。世論調査で首位を争う不動産王ドナルド・トランプ氏と元医師のベン・カーソン氏をはじめ8人の候補者が、移民制度、外交政策などの分野で激論を交わした。
過去3回の討論会で目立っていた個人攻撃や中傷から、本格的な政策論争に転じたのが大きな特徴だ。各候補者とも民主党の有力候補、ヒラリー・クリントン前国務長官との対比を意識しつつ、自身の政策を明確に打ち出そうとする姿勢がみられた。
カーソン氏は最近、自伝にうその記述があると報道されていることに対し、「入念に調べ上げられることは一向にかまわない。だがうそを言われるのは承知できない」と反発。リビア・ベンガジで起きた米領事館襲撃事件をめぐるクリントン氏のうそは取り上げないのかと、メディアを逆に批判した。
過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」への対応をめぐっては、トランプ氏とジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が真っ向から対立した。
ISISとの戦いはロシアに主導させるべきだとの立場を取るトランプ氏は、「米国が世界の警察官であり続けることはできない」と主張。これに対してブッシュ氏は、トランプ氏が「間違っている」と反論し、「米国は世界の警察官であろうとしているわけではないが、世界のリーダーでなければならない」と強調した。
これまでの討論会では精彩を欠いていたブッシュ氏だが、今回は自信を取り戻した様子で持論を展開した。
移民制度改革の議論では、穏健派のブッシュ氏やジョン・ケーシック・オハイオ州知事と、強硬派のテッド・クルーズ上院議員の間で意見がぶつかった。
ブッシュ氏は、米国が不法移民を大量に追放することは「不可能であり、米国の価値観に反する」と主張した。一方クルーズ氏は「法を執行せずに不法移民の滞在を許し、結果として勤勉な米国人労働者の賃金を引き下げてしまう政策は、思いやりがあるとはいえない」と論じた。
オバマ政権が目指す最低賃金の引き上げに対しては、マルコ・ルビオ上院議員が「機械より人を雇う方が高くなってしまう」と、改めて反対を表明。トランプ氏とカーソン氏はさらに、もともと高い賃金をさらに上げれば、失業率が上昇するなど経済に悪影響を及ぼすとの見方を示した。
討論会にはこのほか元ヒューレット・パッカード最高経営責任者(CEO)のカーリー・フィオリーナ氏、ランド・ポール上院議員が参加した。
これに先立ち、支持率が下位の候補者による「前座」の討論会には、クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事、ボビー・ジンダル・ルイジアナ州知事、リック・サントラム元上院議員が参加。クリスティー氏は、共和党候補者が互いに攻撃し合うのでなく、クリントン氏に照準を合わせるべきだと力説した。

2815チバQ:2015/11/15(日) 10:12:16
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/world/toyokeizai-91572.html
トランプ氏は共和党の本命であり続けるか 米大統領選の指名争い、本命不在の大混戦

06:00東洋経済オンライン

トランプ氏は共和党の本命であり続けるか 米大統領選の指名争い、本命不在の大混戦
コロラド州ボールダーの公開討論会で気を吐くトランプ氏(中央)とルビオ氏(左)カーソン氏(右)(写真:AP/アフロ)
(東洋経済オンライン)
ズバ抜けた候補が見当たらない。2月1日のアイオワ州党員集会を機に始まる、アメリカ大統領選の予備選挙まで3カ月を切った。

共和党の候補者争いには10名以上が名乗りを上げているが、実業家のドナルド・トランプ氏と神経外科医のベン・カーソン氏、上院議員のマルコ・ルビオ氏の3人に絞られてきた感がある。当初に最有力候補とされていた元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ氏は脱落したと見てよい。

民主党では、ジョー・バイデン副大統領が不出馬を表明したことで、候補者はヒラリー・クリントン前国務長官、上院議員のバーニー・サンダース氏の二人に絞られた。

インサイダーvs.アウトサイダー
アメリカの大統領選挙にはパターンがある。有権者の反ワシントン意識を背景に政治改革を唱えるアウトサイダーと、ワシントンの政界の支持を得たインサイダーの戦いの様相を示すことだ。

過去の大統領選挙では、カーター、レーガン、クリントンの各候補は、いずれもワシントンの政界と関係のない州知事経験者だった。オバマ候補も上院議員出身であったが、当選2年目に大統領選挙に出馬しており、実質的にアウトサイダーだった。

今回の共和党候補ではトランプ氏とカーソン氏がアウトサイダーであり、ルビオ氏がワシントンのエスタブリッシュメントの支持を得た候補者である。民主党では、クリントン氏はワシントンを代表する政治家だが、サンダース氏は“民主的な社会主義者”と自称し、ワシントンの政界では一匹狼で、既成政治に挑戦するアウトサイダーだ。

共和党の予備選挙の焦点は、世論調査でリードするトランプ氏とカーソン氏の勢いがいつまで続くのか、ということである。

注意すべきは、両候補の支持率が高いとはいえ、いずれも20%台であり、圧倒的なリードとはいえないことだ。両候補の高い支持率は、候補者濫立で支持が割れていることと、それぞれの支持層の特徴を反映したものである。

トランプ氏の最大支持層はブルーカラーで、同候補に対する忠誠心が強い。カーソン氏の支持層は、エバンジェリカルと呼ばれるキリスト教右派と、ティーパーティ運動の支持者。多数を占めるホワイトカラー層や経営者層は、支持者を決め切れていないのが実情といえる。

現段階まで選挙戦は顔見せ的な様相が強く、詰めた政策論議は行われていない。予備選挙が始まると状況は大きく変わってくる。支持層の構成から判断して、トランプ氏とカーソン氏が支持基盤を拡大する可能性は小さい。

2816チバQ:2015/11/15(日) 10:12:45
ウォール街が支持する共和党のルビオ氏
注目すべき候補者は、コロラド州ボールダーの公開討論会で勝者との評価を得た、ルビオ氏であろう。

同氏はキューバ移民の子で、苦学して弁護士になった経歴を持つ。年齢も44歳と若い。有権者にアピールする要素を十分に持つ。まだ1期目の上院議員で、既成政治に染まっていない点も魅力だ。ブッシュ氏の脱落で、最大の資金源であるウォール街はルビオ氏支持に軸足を移しつつある。これから脱落する候補者の支持層を吸収するのは間違いない。ルビオ氏は“共和党のオバマ”と呼ばれ、民主党候補者に勝てる候補者として期待感が高まっている。

一方、民主党のクリントン氏は、ベンガジ事件や私的な電子メール使用というスキャンダルで、支持率が5月の64%から9月には40%にまで落ち込んだ。上院での公聴会を乗り切り、民主党の公開討論会で他の候補者を圧倒したことで支持率は回復しつつあるが、以前の勢いはない。

同候補の支持率が大きく崩れることはないだろう。しかしサンダース氏の追い上げは無視できない。

まず注目しなければならないのは、バイデン副大統領の支持層がどちらに流れるのか、ということだ。不出馬声明直後に行われた世論調査では、クリントン支持率は前の調査に比べ横ばいにとどまったのに対し、サンダース支持率が大きく伸びた。バイデン支持層がサンダース氏に流れている兆候で、着実にリベラル派の支持を得つつある。

サンダース氏の2月予備選挙3州を注視
サンダース氏は2月に行われるアイオワ州、ニューハンプシャー州、サウスカロライナ州の予備選挙に全力投入、クリントン氏を追い詰める戦略を取る。3州での選挙体制作りで、クリントン陣営に後れを取ったが、短期間で体制を構築しつつある。この3州の選挙結果は、その後の選挙に大きな影響を与える。

2008年の大統領選で、クリントン氏はアイオワ州、ニューハンプシャー州でオバマ氏に敗北、最後まで取り戻すことができなかった。クリントン陣営は失敗を教訓に、早い段階から3州での選挙体制を構築してきたが、安閑としてはいられない。

最新の世論調査によれば、アイオワ州ではクリントン氏(57%)がサンダース氏(25%)を大きくリードしているが、ニューハンプシャー州では48%対45%と拮抗している。もし、サンダース氏が3州で負ければ、クリントン氏の民主党での勝利は決まる。

共和党の場合、エバンジェリカルが多いアイオワ州では、トランプ氏とカーソン氏が21%対21%で接戦。ニューハンプシャー州ではトランプ氏が26%、カーソン氏が16%、ルビオ氏が急進して13%を獲得している。2月まで、共和党の公開討論会は3回予定され、まだ情勢は流動的。闘いはこれからだ。

 (「週刊東洋経済」2015年11月14日号<9日発売>「核心リポート05」を転載)

2817チバQ:2015/11/15(日) 10:27:37
>>2801>>2809
http://www.sankei.com/world/news/151114/wor1511140003-n1.html
2015.11.14 22:50

スタバはクリスマスを憎んでいる!? “赤い紙カップ”めぐり大論争





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米ニューヨークにあるスターバックスの店舗。クリスマスシーズンのカップをめぐる大論争は、まさにホットな話題だ(AP)
 米スターバックスが、今年のクリスマス(ホリデー)シーズン用に使い始めた「紙カップ」をめぐり、欧米で大論争が巻き起こっている。これまではクリスマスを連想させるデザインだったが、今年は赤一色の無地に。すると、保守的なキリスト教徒らが「スタバはクリスマスを憎んでいる」「キリスト教への挑発だ」などと猛反発。スタバ側は「(宗教や考え方にとらわれずクリスマスを)多くの人に楽しんでもらうのが狙い」と説明しているが、今のところ理解を得られそうにないようだ。

万人のためのデザイン

 米CNNテレビや英紙デーリー・メール(いずれも電子版)などによると、今シーズンのカップは、季節の飲み物とともに、欧州では10月22日、カナダを含む北米では11月1日から各店舗にお目見えした。スタバは1997年のホリデーシーズンに、クリスマスを連想させる赤字に、ジャズとサンタを題材にしたカップを採用。以来、クリスマスを盛り上げるため、トナカイやモミノキなどをデザインしたカップを用意してきた。

 スタバのジェフリー・フィールズ副社長は、今年の紙カップにデザインを描かなかった理由を「今シーズンは、われわれすべての物語を受け入れるため、あえて純粋なデザインにした」と説明した。クリスマスはキリスト教の行事ではあるが、さまざまな宗教や考え方の人たちにも楽しんでもらいたい、との願いを込めたというのだ。

「イエスを憎んでいるから」

 ところが、この無地のカップに保守的なキリスト教徒たちが激怒。アリゾナ州の元牧師、ジョシュア・フューアスティーン氏は、自身のフェイスブック(FB)に「スタバがカップからクリスマスを消し去ったのはイエス・キリストを憎んでいるからだ」との動画を投稿。これまでに約1200万人がこの動画を閲覧し、約15万人が「いいね!」と評価した。

 欧米では、スタバで飲み物を注文すると、紙のカップにお客さんの名前を書き入れ、できあがると名前を呼ぶシステムになっている。このため、フューアスティーン氏は、名前の代わりに「メリークリスマス」と告げて、カップに記入させ、これを広げる呼びかけも続けている。

2818チバQ:2015/11/15(日) 10:28:03
 フロリダ州の学生牧師、ネイト・ウェーバー氏も、FBに「私の人生において、正式にスタバ(の利用)を禁止する」と投稿。英では保守党のデビッド・バロウズ議員(46)が英ニュースサイトに5日「消費者主導というより、政治的な正当性を主張するのが理由のような気がする」と、スタバが建前論でキリスト教色を薄めたことを暗に批判した。

 こうした動きにスタバ側は、「お客さまには、思い思いのクリスマス物語を描いてほしい。そのために無地のカンバス(カップ)を用意した」と趣旨を説明、懸命に理解を求めている。

過去にはウォルマートも

 この手の騒動は、過去にもあった。2005年のホリデーシーズンに、米大手小売りチェーン、ウォルマートが顧客を迎える際、例年「メリークリスマス!」と呼びかけるところを「ハッピーホリデー!」に変えたところ、保守的なキリスト教徒のウォルマートでの不買運動に発展。翌年、元に戻したことがあった。米調査機関、ピュー・リサーチ・センターの調査では、米国人の70%以上はキリスト教徒で、熱心過ぎる教徒がこうした問題を起こしがちだという。

 だが、米国内でもフューアスティーン氏の考えに反対する声も少なくない。FBには「キリスト教が唯一の宗教じゃない」「私はスタバの店員でキリスト教徒だが、スタバの店員はコーヒーを愛するすべての(宗教の)人々を受け入れる」といった反論も多く投稿されており、クリスマスを控えて論争は、さらにヒートアップしそうだ。(SANKEI EXPRESS)

2819チバQ:2015/11/15(日) 21:12:41
http://mainichi.jp/feature/news/20151116k0000m030031000c.html
米大統領選:指名争い争点に国際テロ対策が浮上
毎日新聞 2015年11月15日 19時45分(最終更新 11月15日 19時49分)

 【デモイン(米中西部アイオワ州)及川正也】フランスでの同時多発テロを受け、2016年米大統領選指名争いの争点に、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討など国際テロ対策が浮上した。軍事作戦の強化から銃規制緩和など広範な議論が活発化。今後、具体的な対抗策が焦点となりそうだ。

 民主党指名争いで本命視されるヒラリー・クリントン前国務長官は14日、アイオワ州での候補者討論会で「過激なジハード思想を根絶する必要がある。ISは最大の脅威で壊滅させる」と述べ、包括的なテロ対策を立案する考えを表明した。ただ、「米国は(最前線で)戦うことはなく、ISと戦う人たちを支援する」と述べ、オバマ政権のIS戦略を支持する考えを示した。支持率でクリントン氏を追うバーニー・サンダース上院議員は「残虐なISを地上から駆逐する」と述べたが、具体策は示さなかった。

 共和党指名争いに出馬している主要候補も13、14両日、仏同時テロに言及した。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事は「西洋文明の破壊を意図」したテロで、ISとの戦いを「我々の時代の戦争」と指摘。マルコ・ルビオ上院議員もイスラム過激主義の自由主義社会に対する挑戦と位置づけた。

 支持率首位を争う元神経外科医のベン・カーソン氏は「地上部隊が重要だ」と軍事作戦の強化を求め、実業家ドナルド・トランプ氏は「もし(犠牲者らが)銃を携帯していたなら状況は変わっていただろう」と銃規制緩和論を持ち出した。

 民主党候補を対象にした12日発表のCBSテレビの支持率調査によると、「国際紛争」対応ではクリントン氏53%、サンダース氏16%と大差で、国際テロ対策が焦点になればクリントン氏に有利に働く可能性がある。

 一方、共和党候補では、「外交政策の経験がないカーソン、トランプ氏ら政界の非主流派にとって重要な局面になるだろう」(NBCテレビ)との指摘もあり、国際テロ対策が試金石となる可能性もある。

2820チバQ:2015/11/15(日) 21:13:51
http://news.ameba.jp/20151115-118/
将来の米大統領候補説も 「JFKの孫」が楽天に入社の舞台裏
2015年11月15日 07時00分
提供:NEWSポストセブン
 グローバルIT企業・楽天に、キャロライン・ケネディ駐日米大使の長男、ジョン・シュロスバーグ氏(22)が入社していたことが判明した。11月16日発売の『週刊ポスト』が報じている。

「楽天に超大物海外セレブの子息が入社したようだ」──本誌がその情報をキャッチしたのは10月下旬。「社内公用語は英語」の楽天は、昨今、ネット通販やデジタル書籍などの分野で海外進出が進み、グローバル企業に急成長している。新卒採用も4月入社に加え、海外の大学の卒業式に合わせた10月入社もあり、外国人社員も積極的に採用している。

 そんなグローバルIT企業に入社した“子息”こそ、シュロスバーグ氏だ。35代米大統領のジョン・F・ケネディ氏を祖父に持つアメリカの名門一家子弟である。

 産経新聞ワシントン駐在客員特派員の古森義久氏がいう。

「ジャックの愛称で呼ばれるシュロスバーグ氏は、祖父のケネディ元大統領にとっては唯一の男孫で、将来、政治家への転身は間違いないと囁かれています。実際、彼は雑誌や新聞のインタビューで“やがては政治の道に進みたい”と公言していて、気の早い人の間では、すでに彼を将来の大統領候補として推す声もあるほどです」

 ケネディ家のアメリカにおけるブランド力は絶大だ。

 2008年の大統領選の民主党予備選で、オバマ氏とヒラリー氏が激しい指名争いを繰り広げていた時に、キャロライン氏がオバマ支持を表明した途端、形勢は一気にオバマ氏に傾いた。それほどケネディ家の名前には力がある。

 シュロスバーグ氏は名門イエール大学を卒業した秀才にして、高身長のイケメン。まるで少女漫画の主人公のようなセレブ男子が、なぜアメリカを離れ、日本のIT企業での“サラリーマン生活”を選んだのか。

 楽天関係者がいう。

「ジャックは日本好きが高じて、大学で日本史を専攻したほど。昨年、キャロライン氏が東日本大震災の被災地を訪問した際には、福島第一原発視察などに同行した。復興に邁進する東北の人々の姿に痛く感動したようです。

 その視察時に、キャロライン氏が招待された楽天イーグルスの始球式にジャックも出席し、三木谷社長と3人で始球式を務めました。そこで社長と意気投合して連絡を取り合う仲になり、入社を希望するに至ったと聞いています」

 シュロスバーグ氏の日本贔屓は相当なもの。お気に入りのアイドルまでいるという。

「大学時代から3人組アイドルユニットの『Perfume』にハマっているそうです。2013年のクリスマスには、東京ドームで開かれた彼女たちのライブに親子で来場していました。子供の頃はポケモンカードを持ち歩いていたそうです」(同前)

 さらにこの夏、「佳子内親王とシュロスバーグ氏が“お見合い”をした」という記事が女性週刊誌に掲載され、話題になった。皇室関係者がいう。

「2人が私的に会ったという噂が出回っただけで、『お見合い』は言い過ぎでしょう。ただ、彼が日本の企業に就職したとなれば、2人の“距離が縮まった”とは言えます。噂が再燃するかもしれません」

 楽天は「一社員の在籍の有無についてはお答えしていません」(広報部)というのみだが、別の楽天関係者によれば「シュロスバーグ氏は10月1日付けで入社し、他の同期社員と共に働き始めている」という。

 将来のアメリカ大統領候補は、日本で社会人の第一歩を歩み始めたようだ。

※週刊ポスト2015年11月27日・12月4日号

2821チバQ:2015/11/15(日) 22:38:09
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/151114/mcb1511140500008-n1.htm
米年末商戦に見直し機運 1日集中より長期間セール (1/3ページ)
2015.11.14 06:27
米小売業界では、感謝祭(11月第4木曜)翌日の「ブラックフライデー」(今年は27日)に一斉に大幅値引きを行い、年末商戦をスタートするのが慣習だ。しかし、大手小売りの中にはセール期間を延長するケースもあり、1日の集中販売にこだわる傾向は薄れつつある。

 米小売りチェーン大手ターゲットは9日、家電・キッチン用品・玩具などのホリデーセールを今月22日から12月1日まで、10日間にわたり実施すると発表した。

 同社幹部のティナ・タイラー氏は「ブラックフライデー前、当日、後に買い物をしようと考えている全ての顧客にお得感を提供できるよう、より長期にわたる人気商品の特価販売を試みる」と説明した。

 小売り最大手の米ウォルマート・ストアーズも、今月に入ってすでに「iPad(アイパッド)」やテレビを含む数千点の値引きを開始している。

 一方、英国では、ウォルマート傘下の英スーパーマーケットチェーン、アズダが11日、今年はブラックフライデー・セールを実施せず、年末商戦全体で2600万ポンド(約48億5500万円)規模の値下げを行う方針を示した。

 同社は2013年、米国にならってブラックフライデー・セールを導入したが、「高額かつクリスマスに不要な商品の瞬間的なセールをめぐる買い物客の疲労」への配慮から今年は実施しないと説明。顧客からの意見をまとめた結果、たった1日の「ドタバタ騒ぎ」ではなくホリデーシーズン全体でのセールを求めていることが分かったという。

 このほか、英百貨店チェーン、ジョン・ルイスや英小売りチェーン、アルゴスもブラックフライデー・セールに懸念を示している。アルゴスの親会社、ホーム・リテール・グループは、昨年の「ほぼ異常」といえるレベルのブラックフライデーの注文や大幅値下げは、さまざまな問題を引き起こす可能性があるとの見解を示した。

 英国では昨年、ブラックフライデー・セールで客どうしが店内でけんかを起こしたり、需要に対応できず小売店のウェブサイトが停止したりなどトラブルが相次いだ。英調査会社ミンテルの小売り担当ディレクター、リチャード・パークス氏は、昨年のブラックフライデーは「クリスマスギフトへの支出に打撃を与えた」と分析している。

 米国でもブラックフライデーのセールを取りやめると表明する企業が出始めている。アウトドア用品大手のREIは27日当日に143店舗を休業すると発表。また、スウェーデンの衣料品ブランド「H&M」の米店舗や、米事務用品小売り大手ステープルズは感謝祭に店を閉める方針だ。ブラックフライデーは、セール営業が早まって感謝祭夕方から始まる傾向が強まっている。(ブルームバーグ Paul Jarvis、Christie Boyden)

2822チバQ:2015/11/16(月) 21:58:12
http://www.sankei.com/world/news/151116/wor1511160014-n1.html
2015.11.16 07:30
【ポトマック通信】
米大統領候補にとって「身長」は重要な要素らしい…





【外信コラム】
 米国人といえば背が高い印象があるが、街中を歩いていると、日本人からみて普通の身長の人も多い。米保健福祉省の調べでは、米国の成人男性の平均身長は176センチ。日本男性は172センチだから、その差は4センチと意外に小さい。また米国女性の平均身長は162センチで、こちらも日本との差は3センチでしかない。

 ただし大統領候補となると話は別だ。先日の共和党との討論会に参加した男性候補11人の平均身長は181センチ。なかでも不動産王のドナルド・トランプ氏とジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事はともに191センチで、米国男性のなかでトップ5%圏内に入る背の高さということになる。

 政治家の身長には米国人も関心があるらしく、米メディアでも「一番背が高い候補者は誰だ」といった記事がよくある。米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、歴代大統領の大多数は同時代の平均身長より高く、過去の大統領選のうち約3分の2では背が高い方が勝っている。「有事のときほど身体的に威厳がある指導者が好まれる」との分析もあるという。

 テレビと選挙の関わりが深まった1960年代以降の大統領で、身長が180センチ未満なのはジミー・カーター氏のみ。たかが身長ではあるけれど、一部の陣営には嫌なデータかもしれない。(小雲規生)

2823チバQ:2015/11/17(火) 20:33:17
http://www.sankei.com/world/news/151117/wor1511170046-n1.html
2015.11.17 19:55

カナダ新政権、「ニカーブ」着用認める イスラム教の衣装、前政権で禁止法 イスラム国空爆参加も中止表明

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 【ニューヨーク=黒沢潤】カナダに移民したイスラム教徒の女性が市民宣誓式に出席する際、全身を覆うニカーブの着用が許可されることになった。ハーパー前保守党政権時代に定められた「着用禁止法」が宗教の自由に反するとして最高裁まで争われていたが、発足したトルドー新政権が16日、上訴を取り下げた。

 禁止法は2011年に施行されたが、パキスタン出身の女性が、禁止法はカナダで保障されている宗教の自由に反するとして提訴。控訴裁判所が9月、違法と認定したのを受け、ハーパー前政権が上訴していた。

 トルドー氏は前月の総選挙に際し、禁止法はイスラム教徒の脅威をあおるものだと批判し、ニカーブ着用を支持していた。

 レイボールド司法相は16日の声明で、「カナダは強い。それは多様だからだ」と強調した。

 一方、トルドー首相は同日、総選挙の公約に従い、パリ同時多発テロを実行したと主張する「イスラム国」への空爆参加をいずれ中止すると表明した。

 カナダは戦闘機6機を現地に派遣。訓練要員として派遣している特殊部隊はそのまま残すという。

2824チバQ:2015/11/17(火) 21:19:55
http://www.cnn.co.jp/usa/35073512.html
米大統領選の共和党候補、シリア難民拒否の姿勢相次ぐ 仏テロで
2015.11.15 Sun posted at 15:49 JST
ワシントン(CNN) パリで13日夜起きた同時多発テロ事件を受け、来年の米大統領選に立候補している共和党候補の多くが15日までに、オバマ米政権が発表した少なくとも1万人のシリア難民の受け入れ計画を批判したり、見直しなどをそろって要求した。
同時多発テロ事件についてフランスのオランド大統領は過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の犯行と断定。ただ、襲撃犯の身元や出身地、フランスへの入国方法などの詳細はまだ明らかになっていない。一部の共和党候補によるシリア難民受け入れへの懸念などは事件発生から数時間後に表明された。
各種の世論調査で支持率首位を争う実業家ドナルド・トランプ氏はテキサス州での集会で、「大きな問題を引き起こすかもしれない難民を引き受けることは正気ではない」と主張。
マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事もCNNの取材に「シリア難民の引き取りは最大限の馬鹿げた行動」と言い切り、代わりに中東で人道支援に当たることを提案した。
リック・サントラム元上院議員はフロリダ州の共和党関連会合で、ISISがシリア難民の米入国で狙うことをしてやるようなものだと指摘。ヒューレット・パッカード元社長のカーリー・フィオリーナ氏も同じ会合で、オバマ氏はテロリズムとの関係がないことの審査を約束せず一方的に難民受け入れを決めたと批判。さらに、オバマ大統領が13日、米国はISISの封じ込めに成功したとする発言は間違いだったとの怒りをぶちまけた。

また、ランド・ポール上院議員も同会合で「第1にシリアの難民は受け入れない」とする自らの立場を主張した。ルイジアナ州のボビー・ジンダル知事はオバマ大統領に書簡を送り、受け入れようとするシリア難民の監視方法やテロとの関係の有無を調べる方法などについての情報提供を要求した。
一方、ヒラリー・クリントン前国務長官ら民主党の大統領選候補3人はパリの事件とシリア難民の受け入れ問題を関連付ける見解など示さなかった。声明発表やツイッターで、フランス政府や国民を悼む気持ちを伝えた。

2825チバQ:2015/11/17(火) 21:20:49
http://www.cnn.co.jp/usa/35073611.html
難民を宗教で選別、共和党候補の提案にオバマ大統領が怒り
2015.11.17 Tue posted at 11:46 JST
ワシントン(CNN) 来年の米大統領選に名乗りを上げている共和党の候補者から、シリア難民の受け入れはキリスト教徒に限るべきだといった発言が相次いでいることに対し、オバマ大統領が16日、憤りをあらわにした。
オバマ大統領はトルコで開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の記者会見の場で、共和党候補者の発言に言及。こうした候補者はISISに対する強硬姿勢を見せようとしているにすぎず、イスラム教のシリア難民に対する恐怖心をかき立てていると非難した。
名指しこそ避けたものの、特に保守強硬派テッド・クルーズ上院議員の姿勢をやり玉に挙げ、「(難民は)キリスト教徒だけ受け入れてイスラム教徒は拒むべきだと言う連中もいれば、内戦から逃れてきた人の宗教を問うべきだと主張する政治指導者もいる。そうした連中の中には、政治的迫害から保護される恩恵を受けた家系の出身者もいるのに、恥ずべきことだ。それはアメリカ的ではない」と語気を強めた。
クルーズ氏の父はキューバからの移民で、キューバ独裁政権下でひどい暴行を受けたと語っていた。クルーズ氏はまた、シリアのキリスト教徒は被害者であり、テロの危険は生じさせないと述べる一方、イスラム教徒の難民受け入れは「狂気の沙汰」だと発言していた。

ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事も16日のCNNの番組で、米国のシリア支援はキリスト教徒に重点を置くべきだと語った。
こうした姿勢をオバマ大統領は「暗黒の衝動」と形容。2001年の米同時テロ直後に共和党のブッシュ前大統領が「我々はイスラム教と戦争をしているわけではない」と語った言葉を引用し、「同氏の党の指導部の中に、これを無視しようとする者がいる。それは我々のあるべき姿ではない。この点については同氏の前例にならうことこそ正しい道であり、正しい衝動だ」と力説した。
さらに「ISILとの戦闘の価値は、信教を理由に人を差別しないこと、自分たちと違う人たちを殺害しないことにある。米国は宗教を問わない」と力を込めた。

2826チバQ:2015/11/17(火) 21:22:05
http://www.cnn.co.jp/usa/35073654.html
米国の州知事、半数以上がシリア難民受け入れに反対
2015.11.17 Tue posted at 20:06 JST
(CNN) パリの同時多発テロ事件を受け、米国50州のうち半数以上に当たる27州の知事が、シリアからの難民を受け入れるというオバマ米政権の方針に反対を表明している。
同事件では少なくとも1人の容疑者が、10月初めにシリア難民としてギリシャで認定を受け、欧州入りしたことが判明した。
シリアでは紛争が始まった2011年以降、25万人が死亡し、2200万人の人口の約半数が国内外へ逃れている。
このうち米国が受け入れた難民は1500人にとどまっているが、オバマ政権は9月、来年は1万人を受け入れるとの計画を発表した。各州からはこの計画自体に反対したり、身元調査の強化を要求したりする声が上がっている。
難民受け入れを決める権限は連邦政府にある。しかし専門家らによれば、州当局が住宅供給の資金を断つなど協力を拒否した場合、実際の受入れは非常に難しくなる。

受け入れに反対する州知事のうち、1人を除いて26人は野党・共和党の知事だ。
テキサス州のアボット知事はオバマ大統領への公開書簡でパリの事件に言及し、「米国の人道的配慮が悪用され、国民が同様の危険にさらされるかもしれない」と指摘。ツイッターを通して連邦政府にも受け入れ拒否を呼び掛け、「安全が最優先だ」と主張した。
ジョージア州のディール知事は、連邦政府が難民の身元調査手続きを見直すまで同州には受け入れないと表明した。
アラバマ州のベントリー知事は15日の声明で、パリ同時テロを受けて州内への受け入れに反対することを決めたと述べた。
ミシガン州のシュナイダー知事は、住民の安全を第一に考えて受け入れを「保留」するとの声明を出した。
16年大統領選に向けて共和党の指名を争っているオハイオ州のケーシック知事、ルイジアナ州のジンダル知事も、それぞれ反対を表明している。
一方でデラウエア州のマーケル知事は、「対象となるのはテロの手から逃れてくる人々だ」として受け入れを表明した。
イスラム教市民団体の米イスラム関係評議会(CAIR)は16日、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に打ち勝つためには「アメリカの理想を世界に示す必要がある」と主張。難民受け入れを拒否する知事らはその理想を捨て、その代わりに「恐怖感を世界に示している」と批判した。
ローズ大統領副補佐官(国家安全保障担当)は15日、米NBCテレビの番組で、米国入りするシリア難民の身元は入念に調査していると強調した。これに対して共和党議員らから、シリア政府には国民の身元を記録したデータベースが存在しないため、調査は事実上不可能だと指摘する声が上がっている。

2827チバQ:2015/11/17(火) 22:13:54
http://www.sankeibiz.jp/express/news/151117/exd1511170900002-n1.htm
【アメリカを読む】“世界の警察”米国の役割、どうあるべきか… パリ多発テロで問われるオバマ流対策 (1/4ページ)
2015.11.17 09:00
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来年11月の米大統領選に向けた共和党の第4回候補者討論会で、安全保障問題等について意見を述べるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(左)と耳を傾けるマルコ・ルビオ上院議員。軍事介入をめぐっては、共和党内でも亀裂が生じている=2015年11月10日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー(ロイター)
来年11月の米大統領選に向けた共和党の第4回候補者討論会で、安全保障問題等について意見を述べるジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(左)と耳を傾けるマルコ・ルビオ上院議員。軍事介入をめぐっては、共和党内でも亀裂が生じている=2015年11月10日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー(ロイター)【拡大】
 パリ中心部で起きた同時多発テロで、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」掃討作戦などバラク・オバマ米大統領(54)のテロ対策が改めて問われることになった。次期米大統領選の共和党候補たちはオバマ氏や民主党最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)の弱腰を批判するが、自らもまた世界における米国の役割がどうあるべきかについて合意が作れないでいる。

 介入主義か孤立主義か

 保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)系が台頭した2010年の中間選挙、オバマ大統領への不満が野党候補に向かった14年の中間選挙を通じ、共和党は米国民の「アンチ・ワシントン」「アンチ・エスタブリッシュメント」の感情に訴えて躍進した。

 ウィスコンシン州ミルウォーキーで10日に開かれた共和党候補による討論会は「アンチ」ではない形でどのようにして保守主義を定義付けるかが各候補に問われる結果となった。

 ともに茶会の後押しにより10年中間選挙で初当選したマルコ・ルビオ(44)、ランド・ポール(52)両上院議員は、介入主義か孤立主義のどちらが「保守」であるかという共和党にとって未解決の問いをめぐり論戦を交わした。

 「マルコ、マルコ! 1兆ドル(約122兆円)も軍事費を増加させようとしているが、それでは保守主義者といえないよ」

 リバタリアン(自由至上主義)の傾向があるポール氏は軍事面での米国の役割を強調するルビオ氏を批判した。国家財政が破綻してしまっては安全保障もおぼつかない。こう考えるポール氏はルビオ氏から「孤立主義者」と決めつけられたことへの怒りをむき出しにしていた。

 ルビオ氏はポール氏の主張に「国家が安全でなければ経済は成り立たない」と反論。「イランの過激な(イスラム教)シーア派聖職者は核兵器取得を試み、中国は南シナ海を乗っ取ろうとしている。米国が最強の軍事大国であれば世界はより安全になる」と訴えた。

 論戦で共和党内に亀裂

 共和党内の亀裂は、イスラム国掃討作戦をめぐる議論にも現れた。口火を切ったのは、当初は本命視されながら現在は支持率が1桁台に低迷しているジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)だ。

2828チバQ:2015/11/17(火) 22:14:20
 「シリアに飛行禁止空域を設定し、(穏健な反体制派の)自由シリア軍を支援して安全地帯を作るべきだ。米国の指導力が必要とされている」

 飛行禁止空域の設定は軍事的緊張を高めるとしてオバマ氏が拒否している政策だ。民主党最有力候補であるクリントン前国務長官もブッシュ氏と同様の主張をしているものの、ブッシュ氏は「オバマ、クリントン両氏は米国に果たすべき指導的役割があると信じていない」と断言した。

 一方、不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)は「ロシアのプーチン大統領がイスラム国をたたきのめすのなら100%支持する」と主張。ウクライナ情勢も挙げ、「ドイツのような経済大国があるのに、なぜ米国が働かなくてはならないのか。世界の警察官であり続けることはできない」と反論した。

 ポール氏も飛行禁止空域に関し、ロシアがシリアに軍事介入していることを挙げて「ロシア機を撃墜するつもりなら、子供たちをイラク戦争のような戦場に送り込むことになる。あの戦争は間違いだった」と述べ、ブッシュ氏をイラク戦争を始めた兄の前大統領と重ねて批判した。

高くつく「力の空白」

 討論会は共和党の深刻な亀裂を浮き彫りにした。財政状況を考えれば、介入に介入を重ねることはできない。その一方で、「力の空白」を過激組織が埋めたことでかえってコストが高くつくことは、米軍の完全撤退後のイラクでイスラム国が台頭したことが証明している。

 野党の立場であれば、オバマ政権を弱腰と批判していれば済んだが、クリントン氏との決戦を考えれば「米国を再び偉大にする」(トランプ氏)といった抽象的な言葉ではなく、米国が世界秩序の維持にどのような役割を果たすか具体的に語ることが求められる。

 「世界の警察官であり続けるつもりはないが、米国が世界の指導者でなければ、真空を誰かが埋めてしまう」。ブッシュ氏はこう訴えた。討論会が「反オバマ」から一歩進み、米国の指導力を真剣に議論するきっかけになるのなら同盟国・日本としても歓迎すべきだろう。(ワシントン支局 加納宏幸(かのう・ひろゆき)/SANKEI EXPRESS)

2829チバQ:2015/11/17(火) 22:20:01
http://www.sankeibiz.jp/express/news/151110/exd1511100900003-n1.htm
【アメリカを読む】大統領選 3候補の意外な資金力 (1/4ページ)
2015.11.10 09:00
 2016年の大統領選の候補者指名をめぐる争いが熱を帯びるなか、知名度で劣るとみられた3候補が意外な資金力をみせている。米連邦選挙管理委員会が公表した選挙資金状況によると、民主党側ではバーニー・サンダース上院議員(74)の調達額が、先行するヒラリー・クリントン前国務長官(68)に迫る勢い。共和党側では元神経外科医のベン・カーソン氏(64)とテッド・クルーズ上院議員(44)の資金力が注目を集めている。3候補は08年に候補者指名を獲得したバラク・オバマ大統領(54)同様、少額献金の多さでも際立つ。クリントン氏やジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)といった本流候補の資金力に変わりはないが、3候補の資金力が現在の健闘につながっていることは間違いなさそうだ。

 際立つ少額献金の多さ

 「もし私を応援してくれるなら、バーニー・サンダース・ドット・コムにアクセスしてください。平均献金額は30ドル。ご支援に感謝します」。サンダース氏が10月中旬の民主党候補者討論会でダミ声を枯らして献金を呼びかけると、会場からは大きな拍手が沸き上がった。

 サンダース氏は6〜9月の3カ月で2621万ドル(約32億3000万円)を調達。圧倒的な知名度で選挙戦をスタートさせたクリントン氏の2992万ドルに匹敵する資金力をみせつけた。共和党側ではカーソン氏が2076万ドルを集め、2位のブッシュ氏(1338万ドル)を引き離した。ブッシュ氏はクルーズ氏(1221万ドル)にも迫られており、2人の大統領を輩出したブッシュ家の威光を発揮できないでいる。

 長丁場の大統領選を勝ち抜くには選挙組織の運営や、候補者やスタッフの移動などの経費に加え、テレビやラジオでPR広告を流すためにも巨額の資金力が必要だ。資金切れになった候補は選挙戦からの撤退を迫られるという現実もある。

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 思い描くオバマ流戦略

 サンダース、カーソン、クルーズの3候補は、一般的な有権者からの集金力が優れているという点でも共通している。サンダース氏の場合、個人からの献金のうち200ドル以下の少額献金が占める割合は約84%で、全候補者のなかでトップ。200ドル以下の献金が21%にとどまるクリントン氏や、6%しかないブッシュ氏とは好対照だ。

2830チバQ:2015/11/17(火) 22:20:51
 08年大統領選の民主党での候補者指名争いでは、当時上院議員だったオバマ氏がインターネットを通じた少額献金の積み重ねで資金を集め、元ファーストレディーとしての知名度と人気を誇ったクリントン氏を逆転した。200ドル以下の割合が75%のカーソン氏や51%のクルーズ氏もオバマ流の戦略を描いているものとみられる。

 ただしクリントン氏やブッシュ氏に資金力での強みがあることに揺るぎはない。クリントン氏は選挙戦立ち上げから積み上げた累計の資金調達額が7747万ドルに達しており、サンダース氏の4146万ドルを引き離している。ジョー・バイデン副大統領(72)の出馬見送りや、12年にリビア東部ベンガジで起きた米領事館襲撃事件をめぐる下院での公聴会を無難に乗り切ったこともあり、サンダース氏の支持率での追随にブレーキをかけている。

大口生かせぬ「本命」

 また候補者とは別に独自の選挙支援活動を展開できる特別政治活動委員会(スーパーPAC)の資金力では、ブッシュ氏が今年上期に1億316万ドルを集め、2位のクルーズ氏に2.5倍以上の差をつけた。ブッシュ氏を支援するスーパーPACの代表者は米通信社ブルームバーグの取材に対して、予備選・党員集会の初戦となる来年2月1日のアイオワ州党員集会から地元フロリダ州予備選がある3月15日までの45日間を重点期間と位置づけていると言明。「資金力でわれわれに対抗できる陣営はない」と自信をみせている。

 ただしブッシュ氏の場合はクリントン氏とは異なり、支持率で不動産王のドナルド・トランプ氏(69)やカーソン氏だけでなく、クルーズ氏にもリードを許す厳しい展開が続く。クルーズ氏には「草の根の支持者からの少額献金と、大口献金者からの集金力との間のバランスが最もとれている」(米紙ワシントン・ポスト)との評価も出てきており、今後の展開次第ではブッシュ氏の強みである資金力でも優位が崩れる可能性もありそうだ。(ワシントン支局 小雲規生(こくも・のりお)/SANKEI EXPRESS)

2831チバQ:2015/11/18(水) 21:47:53
>>2690 インド系アメリカ人
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151118-OYT1T50078.html
共和・ジンダル氏、大統領選指名候補争い撤退
2015年11月18日 18時05分
 【ワシントン=今井隆】2016年米大統領選の共和党指名候補争いに立候補しているボビー・ジンダル・ルイジアナ州知事(44)は17日、選挙戦からの撤退を表明した。


 支持率が1%前後に低迷していたのが要因。共和党の主要候補は14人となった。

2832チバQ:2015/11/19(木) 21:38:08
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-93078.html
パリ同時テロが「米大統領選挙」に落とす影 ヒラリー氏に追い風、トランプ氏に逆風?

06:00東洋経済オンライン

パリ同時テロが「米大統領選挙」に落とす影 ヒラリー氏に追い風、トランプ氏に逆風?
演説するヒラリー候補(写真:AP/アフロ)
(東洋経済オンライン)
日本を代表する3大シンクタンクである三菱UFJリサーチ&コンサルティング、みずほ総合研究所、野村総合研究所に、6回にわたって2016年の日本を予測してもらう本連載。第2回は、『経済がわかる 論点50 2016』を上梓したみずほ総合研究所の安井明彦氏が、パリを襲った同時多発テロが2016年の米国大統領選挙に与える影響を分析する。

パリを襲った同時多発テロ。海を挟んだ米国にも、大きな衝撃が伝わった。米国は長期間にわたって中東での軍事活動を続けており、2001年の同時多発テロの記憶も残る。2016年11月に投票が行われる大統領選挙には、どのような影響が及ぶのだろうか。

軍の最高司令官を選ぶ選挙
2016年の米国では、4年に1度の大統領選挙が行われる。実質的な選挙戦は2014年11月の中間選挙が終わった直後に始まっており、投票が行われる2016年11月までの2年間にわたり、長丁場の戦いが繰り広げられる。

選挙期間が長いだけに、その間に起こった出来事によって、選挙戦の流れは何度も変わりうる。今回の同時テロも、選挙戦のひとつの節目となりうる出来事である。

目に見える影響は、すぐさま表れた。パリ同時多発テロの翌日、11月14日には、党の指名候補を選ぶ予備選挙に関連して、民主党の候補者によるテレビ討論会が予定されていた。当初の予定では、国内問題を中心にした討論会になるはずだったが、パリでの惨事を受けて、テロ対策や外交問題が、急きょ重要な論点に据えられた。

冒頭では犠牲者に黙禱がささげられ、各候補はパリ同時多発テロに関する意見から発言を始めるよう促された。予備選挙に出馬しているヒラリー・クリントン前国務長官の最初の言葉は、「フランスのみなさんと共に祈りたい」だった。

2833チバQ:2015/11/19(木) 21:38:42
不幸な出来事を直ちに選挙と結び付けて語ることは、ともすると不謹慎に映るかもしれない。しかし、パリ同時多発テロが米国大統領選挙の文脈で語られる背景には、見逃されがちな事実がある。米国の大統領は、「米軍の最高司令官」でもあることだ。パリでの惨事は、米国の大統領選挙が軍の最高司令官を選ぶ機会でもあることを、あらためて有権者に意識させる出来事だった。

注目されるのは、テロ対策や外交問題への関心の高まりが、共和党の予備選挙に与える影響である。

トランプ氏には逆風?
共和党の予備選挙では、実業家のドナルド・トランプ氏を筆頭に、政治経験のない候補者が高い支持率を維持する異常事態が長期化している。共和党の支持者には、バラク・オバマ政権の8年間に対する不満が強い。劇的な変化を求める有権者の思いが、トランプ氏らの人気を支えてきた。

パリ同時多発テロの衝撃によって、こうした共和党の予備選挙の構図に変化が生じる可能性がある。「軍の最高司令官を選ぶ選挙」としての側面が意識されることは、政治経験が浅く外交的な知見が乏しい候補者への逆風になりやすいからだ。国の安全が意識されるようになれば、有権者の判断基準は変わる。危機感が高まれば、手腕が未知数の候補者に「懸けてみる」余裕は失われるだろう。劇的な変化だけではなく、安定した手腕を求める力学が働いても不思議ではない。

早速、外交的な知見を問われたのが、トランプ氏と並び高い支持を得てきた、元神経外科医のベン・カーソン氏である。パリ同時多発テロ後のインタビューでカーソン氏は、イスラム国への対応で最初に協力を呼びかけるべき国を繰り返し問われたのに対し、特定の国の名前を挙げることができなかった。

有利になると目されるのは、政治経験のある候補者だ。父・兄に大統領経験者を持つジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事や、上院で外交委員会に所属しているマルコ・ルビオ上院議員は、外交問題での知見を強みとしている。ここまでは支持率でトランプ氏やカーソン氏に引き離されてきたが、あらためて有権者の目が向くかもしれない。

クリントン前長官の強みと弱み
見逃せないのは、知見はともかく、外交面での経験となると、共和党には不安が残ることだ。ブッシュ元知事は、国政の場で外交に携わった経験があるわけではない。ルビオ議員にしても、まだ1期目の新人議員である。

外交面での共和党候補の経験不足は、本選挙で対峙するとみられる民主党の候補と比較すると、より鮮明になる。民主党の予備選挙では、クリントン前国務長官が優勢に戦いを進めている。言うまでもなく、オバマ政権の国務長官として、まさに外交の現場を経験してきた政治家である。その前職である上院議員時代にも、軍事委員会で活躍してきた経歴を持つ。ファースト・レディ時代を含め、外交面での経験は十分すぎるほどだ。

そのクリントン前国務長官にも弱みはある。オバマ政権の外交政策への関与である。国務長官としてオバマ政権の外交政策に携わってきたクリントン前国務長官は、オバマ外交に対する批判を受けやすい。

「イスラム国」の台頭に関しては、オバマ政権が断固とした対応を取ってこなかったことに理由を求める声がある。それでなくても、キューバ、イランとの関係改善など、融和を重視するオバマ政権の外交姿勢に対しては、これを「弱腰」とする批判が絶えない。

クリントン前国務長官は、オバマ外交との違いを打ち出す必要に迫られかねず、テロ後の「イスラム国」対策についても、オバマ政権よりも強硬な対応を主張する可能性があるだろう。

2834チバQ:2015/11/19(木) 21:39:00
戦時下で行われる選挙
実は米国にとって2016年の大統領選挙は、4回続けて行われる「戦時下の選挙」である。2001年の米国中枢同時多発テロを受け、米国のジョージ・W・ブッシュ大統領は、「テロとの世界的な戦い」に踏み切り、2004年の大統領選挙で再選を果たした。2008年、2012年の大統領選挙では、米軍のイラク、アフガニスタンでの戦闘終了を目指すオバマ大統領が勝利、米軍をイラクから撤退させたものの、そこに「イスラム国」という新たな脅威が台頭している。

2001年の米国中枢同時多発テロから、すでに14年の歳月が経過した。2016年の大統領選挙で初めて投票権を得る18歳の有権者にとって、米国中枢同時多発テロの記憶は鮮明ではないかもしれない。

しかし、そうした若い有権者たちは、人生のほとんどを自国が戦争を戦っている中で育ってきた「戦争しか知らない子供たち」でもある。米国の世論調査機関のピュー・リサーチセンターが米国中枢同時多発テロ直後の2001年10月に実施した世論調査では、「米国でのテロ再発を懸念する」との回答が73%を占めていた。同センターが2015年1月に行った調査でも、依然として64%がテロ再発の懸念を表明している。

すでに述べたように、米国の大統領選挙は選挙期間中に何度も流れが変わる。「イスラム国」の行方次第では、テロ対策や外交問題は、いずれ大統領選挙の後景に退くかもしれない。難民・移民排斥論へと、議論の中心が変質していく可能性もある。それでも、戦時下にある米国において、有権者が「米軍の最高司令官」を選ぶことの重さは変わらない。米国の大統領選挙は、2016年11月8日に投票日を迎える。

2835チバQ:2015/11/19(木) 21:39:26
>>2831
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20151119k0000m030101000c.html
<米大統領選>共和指名ジンダル氏脱落…残る主要候補14人

11月18日 22:23毎日新聞

<米大統領選>共和指名ジンダル氏脱落…残る主要候補14人
ルイジアナ州のジンダル知事=米南部オクラホマ州で2015年5月22日、西田進一郎撮影
(毎日新聞)
 【ワシントン西田進一郎】来年の米大統領選に向けた野党・共和党の候補者指名争いに立候補していたジンダル・ルイジアナ州知事(44)は17日、声明を発表し、選挙戦から撤退することを明らかにした。同党指名争いからの撤退は3人目で、同党の主要候補は14人になった。

 ジンダル氏は米国初のインド系知事で、若手のホープとされていた。しかし、党内支持率は最近の調査で1%前後に低迷。ジンダル氏は声明で「今回は私の番ではない」と撤退を表明した。

 同党の候補者指名争いは、ともに政治経験がない不動産王のトランプ氏(69)と、元神経外科医のカーソン氏(64)が首位争いをしている。これにルビオ上院議員(44)、クルーズ上院議員(44)らが続いている。

2836チバQ:2015/11/19(木) 22:01:20
http://www.sankei.com/world/news/151119/wor1511190026-n1.html
2015.11.19 11:30
【パリ同時多発テロ】
NYでのテロ警告か 「イスラム国」映像公表

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【パリ同時多発テロ】
 米メディアは18日、過激派組織「イスラム国」がニューヨークへのテロ攻撃を警告する内容の映像を公表したと報じた。ニューヨーク市警は現時点で具体的なテロ情報はないが、引き続き警戒を続けるとしている。

 モナコ大統領補佐官(国土安全保障・テロ対策担当)も米国に対する「信じるに足る脅威の情報はない」と語った。同組織は米首都ワシントンでのテロも警告している。 米紙ニューヨーク・ポスト電子版によると、映像では爆発物のようなものを組み立てて体に巻き付け、ニューヨークの市街地に向かう人物が映し出される。タイムズスクエアなど繁華街の風景も織り交ぜられている。何者かが手りゅう弾のピンを抜くシーンの後、映像は暗転するという。

 パリ同時多発テロの直後にフランスのオランド大統領が行った演説の映像が続き「次はもっとひどく、悲惨なことが起きる」と字幕が流れる。

 ニューヨーク市警は、映像の一部は使い古しだと指摘する一方で「ニューヨークが依然、テロの主要標的だというメッセージを再確認するものだ」と指摘。米連邦捜査局(FBI)などと連携して警戒するという。(共同)

http://www.sankei.com/world/news/151119/wor1511190053-n1.html
2015.11.19 16:51
【パリ同時多発テロ】
“脅しに動じない!”…NY市長、安全アピール イスラム国映像「信じるに足る脅威ない」




【パリ同時多発テロ】

18日、ニューヨークのタイムズスクエアに立つ武装した警察官(ロイター)
 ニューヨーク市のデブラシオ市長は18日深夜、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が同市へのテロ攻撃を警告する内容の映像を公表したことを受け、ブラットン市警本部長と共に繁華街タイムズスクエアで記者会見し「信じるに足る具体的な脅威はない」と強調、安全をアピールした。

 映像に写っていたタイムズスクエアで会見することで、脅しに動じない姿勢を強調した。デブラシオ市長は、市警は米国最強の警察で「9・11(米中枢同時テロ)以来、14年にわたって絶えずこの街をテロの脅威から守ってきた」と指摘。

 ブラットン氏は、これからクリスマスなどのイベントでニューヨークを訪れる観光客らに対し「安心して来てほしい。市警は皆さんを守る」と請け合った。「イスラム国」の映像については「過去の映像を寄せ集めて慌ててつくったようだ」と分析し「新しい要素は何もない」と一蹴した。(共同)

2837チバQ:2015/11/20(金) 21:52:27
http://www.sankei.com/world/news/151120/wor1511200010-n1.html
015.11.20 08:04
【米大統領選】
クリントン氏がタカ派色 シリア軍事作戦加速促す






クリントン前米国務長官(ゲッティ=共同
 【ワシントン=共同】来年の米大統領選で与党民主党の最有力候補、クリントン前国務長官(68)は19日、パリ同時多発テロを受け、過激派組織「イスラム国」対策について演説した。シリアへの米特殊部隊増派や飛行禁止空域設定など軍事作戦加速を促し、オバマ大統領よりも「タカ派」色の強い立場を打ち出した。

 同時に、アフガニスタンとイラクでの戦闘の教訓を踏まえれば地上戦は現地や周辺国が主体となるべきだと語り、仮に米国内で再びテロが起きても米地上軍の大規模派遣は行うべきではないとした。

 クリントン氏は「目標は封じ込めではなく、破壊することだ」とし、同組織掃討作戦を「新たな段階」に進める時だと表明。空爆だけでなく地上戦で支配地域を取り返す必要があると述べた。(共同)

2838チバQ:2015/11/23(月) 19:12:27
http://www.sankei.com/world/news/151123/wor1511230030-n1.html
2015.11.23 16:13

米ルイジアナ州知事選で民主勝利 共和党から奪い大統領選に弾み





 21日投開票の米南部ルイジアナ州知事選で、民主党のエドワーズ州議会議員(49)が共和党のビッター上院議員(54)を破り、初当選を果たした。米メディアが22日までに報じた。

 共和党への支持が強い南部で知事ポストを獲得したことで、来年の大統領選に向けて民主党には弾みとなりそうだ。

 大統領選に向けた共和党指名争いに立候補していたジンダル知事の任期満了に伴う選挙。ジンダル氏は今月、指名争いからの撤退を表明した。(共同)

2839とはずがたり:2015/11/23(月) 20:34:03
トランプ氏、無所属出馬に含み 共和党に公平な扱い求める
http://jp.wsj.com/articles/SB10666961791936904616304581372661513214164?mod=WSJJP_hpp_RIGHTTopStoriesFirst
LAURA MECKLER
2015 年 11 月 23 日 12:36 JST

 米大統領選の共和党候補指名争いで首位に立つドナルド・トランプ氏は22日、共和党が自身を「公平に」扱っていないという結論に達した場合、無所属として大統領選に立候補する姿勢を示した。

米共和党、トランプ氏追い落としに「ゲリラ作戦」計画
 トランプ氏のそうしたコメントが飛び出したのはABC放送の番組「ディス・ウィーク」でのインタビュー。共和党指導部の幹部たちが団結してトランプ氏を候補者指名争いから脱落させようとしていると報じた20日付のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)電子版の記事について聞かれたときだった。そのグループはトランプ氏の立候補を「挫折させ、破壊する」ために、秘密の資金提供者が支援する「ゲリラ作戦」を計画しているという。

 一部の共和党員は、トランプ氏が無所属で大統領選に出馬するという事態に危機感を抱いている。というのも、共和党候補者に入るはずの票が同氏に流れると、民主党候補者に有利に働くからである。

 無所属では立候補しないという約束を考え直す可能性があるかと問われたトランプ氏は明確な返答を避けた。

  同氏は「どうなるか様子を見ることになるだろう」とした上で、「非常に興味深い展開になりそうだ。私はすべての世論調査で大差でリードしている。もはや僅差ではなく大差なのだ」と述べた。

 無所属で立候補する可能性についてもう1度聞かれると、トランプ氏は「どうなるか様子を見なければならない。事態を見極めるのだ。私は公平に扱われるべきだ。私は当初からそのように主張してきた」と指摘。「私を公平に扱うのであれば、何の問題もない。私が求めているのは公平な条件、それだけである」と強調した。

2840チバQ:2015/11/23(月) 20:58:18
http://mainichi.jp/select/news/20151121k0000e030238000c.html
米国:ロアノーク市長が「難民声明」で謝罪
毎日新聞 2015年11月21日 11時49分

 ◇難民受け入れ支援中断主張 「気分害した人たちに謝る」と

【ワシントン西田進一郎】米南部バージニア州ロアノーク市のデビッド・バワーズ市長(民主党)は20日の市議会で、第二次世界大戦中の日系米国人の強制収容を引き合いに出してシリア難民の受け入れ支援の中断を主張した声明について「気分を害した全ての人たちに謝る」と謝罪した。地元テレビ局が伝えた。日系米国人の強制収容は、米政府・議会が基本的人権の侵害を認めて謝罪しており、市長の声明に批判が上がっていた。

 市長は18日の声明で「フランクリン・ルーズベルト大統領が真珠湾攻撃の後、日本人を隔離せずにいられなかったことを思い出す」と主張。過激派組織「イスラム国」(IS)の脅威について「当時の我々の敵(日本)からのものと同様に現実のもので、深刻だ」とし、シリア難民の受け入れ支援を中断すると説明した。

 これに対し、日系人や民主党内から批判が噴出。日系3世で強制収容を経験したマイク・ホンダ下院議員(民主党)らは「強制収容政策は米国の民主主義における醜い汚点であり、将来の排他的な政策を正当化するために使うべきではない」と批判する共同声明を発表していた。

2841チバQ:2015/11/24(火) 22:55:08
http://www.sankei.com/world/news/151124/wor1511240006-n1.html
2015.11.24 06:30
【米大統領選】
仏テロ後もトランプ氏が依然高支持率 民主党はクリントン氏が大きくリード

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カーソン氏(左)とトランプ氏(右)(ゲッティ=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、不動産王のトランプ氏と元神経外科医のカーソン氏の「非政治家」が高い支持率を維持していることが22日、米メディアの世論調査で分かった。13日のパリ同時多発テロで政治家の経験が重視されるとの見方があったが、シリア難民受け入れへの厳しい姿勢が評価されているようだ。

 ワシントン・ポスト(WP)紙とABCテレビがテロ後の16〜19日に実施し22日に発表した調査では、共和党支持層の32%がトランプ氏、22%がカーソン氏を支持し、前月と同じく支持率で1、2位を占めた。ルビオ上院議員(11%)、クルーズ上院議員(8%)、ブッシュ元フロリダ州知事(6%)が続いた。

 共和党支持層の52%が「変化をもたらす」候補を重視すると回答し、非政治家を支持する傾向が続いている。トランプ氏は、テロ対策や移民問題に関して「より信頼できる」との回答が他候補を大きく上回る40%台に上った。

 トランプ氏はテロを受け、米国内にいるイスラム教徒の監視を強めるべきだと主張。WP紙は、トランプ氏の強固な支持基盤である大学を出ていない白人層がシリア難民の受け入れに強く反対していることが影響しているとみている。

 民主党ではクリントン前国務長官が60%の支持を集め、無所属のサンダース上院議員は34%。クリントン氏が大きくリードする構図に変化はなかった。

 一方、FOXニュースが22日に発表した世論調査によると、シリア難民を1年間で少なくとも1万人受け入れるオバマ大統領の計画に、67%が反対すると答え、賛成は28%にとどまった。共和党支持層に限ると、反対が86%に上った。

2842チバQ:2015/11/24(火) 23:47:23
http://www.afpbb.com/articles/-/3067401
米下院、シリア難民らの受け入れ中止法案を可決
2015年11月20日 09:39 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月20日 AFP】米下院は19日、難民審査が厳格化されるまでシリアとイラクからの難民受け入れを凍結する法案を可決した。これに対してはフランス・パリ(Paris)の同時テロを受けて排外主義に屈したものだと非難する声もでている。

 同法案の採決は、米議会がパリ同時テロへの反応を初めて示す機会となり、結果、法案は賛成289、反対137の大差で可決された。民主党議員も50人近くが賛成票を投じており、難民受け入れを表明しているバラク・オバマ(Barack Obama)大統領に造反するかたちとなった。

 野党・共和党が提出した法案は、イラクとシリア難民の審査過程で難民一人一人について身元調査を実施。さらに米連邦捜査局(FBI)長官、国土安全保障省(DHS)長官、国家情報長官(Director of National Intelligence)の3人に国家の安全の脅威とはならないと保証されなければ、米国への入国を認めないとしている。

 だが民主党側は、そのような措置はイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」など過激派グループらの阻止に集中すべき各長官にとって悪夢の業務となるだろうと主張している。

 続いて法案は上院に送られるが、採決の行方は定かではない。上院でも可決された場合はオバマ大統領が拒否権を行使すると、ホワイトハウス(White House)は発表している。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3067717
トランプ氏、米当局による「水責め」復活を呼び掛け
2015年11月23日 12:02 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月23日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党の候補者指名を争うドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)は22日、拷問だとして非難されている「水責め」と呼ばれる尋問手法の復活を呼び掛けた。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」のしていることに比べれば水責めは「取るに足らないこと」だとしている。

 この提案は、フランスの首都パリ(Paris)での同時テロ事件を受け、テロの脅威への対応策として行ったもの。同氏は先週にも、米国内の全イスラム教徒を登録するよう呼び掛け、論争を引き起こしていたが、今回の米ABCニュース(ABC News)とのインタビューでは、強硬発言をさらにエスカレートさせた。

 トランプ氏はテロ容疑者に対する尋問の手段としての「水責め」について、「私だったら復活させる。水責めは、奴らがわれわれにしたこと、していること、(米国人ジャーナリストの)ジェームズ・フォーリー(James Foley)氏を斬首したことに比べれば、ピーナツ(取るに足らないこと)だ」と語った。

 水責めは、2001年9月11日の米同時多発テロの容疑者少なくとも3人への尋問に米中央情報局(CIA)が用いた手段だが、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が2009年に就任した直後にその使用を禁止した。

 トランプ氏は一方で、共和党の他の大統領選候補者などから非難が殺到していたイスラム教徒追跡やモスク(イスラム教礼拝所)閉鎖の主張については、自身の立場を若干修正。「モスクを閉鎖したいわけではない。モスクを監視したい。監視下に置かれたモスクならいい」と語った。

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)とABCニュースが行った最新の全国世論調査によると、共和党の候補指名争いでのトランプ氏の支持率は32%で、2位の元小児神経外科医のベン・カーソン(Ben Carson)氏に10ポイントの差を付け首位となっている。(c)AFP/James MANNION

2843チバQ:2015/11/25(水) 23:23:37
http://www.sankei.com/world/news/151125/wor1511250031-n1.html
2015.11.25 11:58

旭日旗の地下鉄広告が物議 NY市長批判、撤去へ





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旭日旗のような図柄の地下鉄の車両内の広告=24日、ニューヨーク(ゲッティ=共同)
 ニューヨークの地下鉄の車両内に、旭日旗やナチス時代のドイツ軍記章をイメージさせるドラマの広告が掲示され、物議を醸している。デブラシオ市長は24日、「侮辱的だ」と批判し、ドラマをインターネット配信している米ネット通販大手アマゾン・コムに広告の撤去を要求。同社は撤去を決めた。複数の米メディアが報じた。

 ドラマは「高い城の男」。第2次大戦に日本とナチス・ドイツが勝利し、敗戦国になった米国を分断して統治するという内容の小説を基にしている。

 広告は、旭日旗の光線の部分が青色で一部に赤い星が入ったような図柄と、米国旗の星の部分がナチスの軍記章のようになっているデザインの2種類。マンハッタンの中心部を走る地下鉄車両の座席表面をラッピングする形で掲示された。

 広告は地下鉄で定められた掲載の基準に沿っていたが、デブラシオ市長は第2次大戦やドイツのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の生存者らにとって「無責任で侮辱的だ」と非難していた。(共同)

2844チバQ:2015/11/25(水) 23:30:40
http://www.sankei.com/world/news/151125/wor1511250056-n1.html
2015.11.25 18:59

黒人少年に16発浴びせた白人警官を訴追 米シカゴ、殺人容疑で 抗議デモが警察署取り囲む

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殺人容疑で訴追された白人警官ジェイソン・バンダイク容疑者=24日(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】米中西部イリノイ州の検察当局は24日、同州シカゴで昨秋、黒人少年に16発の実弾を浴びせて殺害したとして、白人警官のジェイソン・バンダイク容疑者(37)を殺人容疑で訴追した。シカゴでは24日夜、事件に抗議する黒人住民らの抗議デモが発生し、警察署を取り囲む事態となった。

 事件は昨年10月20日に発生。ナイフを持った男が路上を歩いているとの通報で駆け付けたバンダイク容疑者が、黒人少年のラクアン・マクドナルドさん(17)を銃撃した。

 マクドナルドさんはナイフを所持していたものの、バンダイク容疑者から遠ざかるように徒歩で移動。しかし、容疑者は数発発砲し、マクドナルドさんが体を激しく回転させて路上に倒れた後も十数秒間撃ち続けた。

 事件を担当するアルバレス検察官は「明らかに行き過ぎで、権力の乱用だ。『力の行使』は不必要だった」と断罪した。

 バンダイク容疑者は過去4年半の間に、「権限の過剰行使」で住民から20件の苦情が寄せられていた。しかし、警察側はいずれの件も、不問に付していた。

 訴追発表後、警察側は判事の命令で事件当時のビデオ映像を公開。容疑者は当初、身の危険を感じたため発砲したと主張していたが、ビデオ映像で矛盾が明らかになり、黒人住民らの怒りに火が付いた。

 黒人住民らは「私たちを殺すな、(殺人について)どう感じているか私たちに言え。私たちを殺すな、(心の傷を)どう癒やせばいいのか私たちに言え」と連呼しながら激しく抗議した。厳寒にもかかわらず、デモ参加者は約300人に膨れ上がり、警官隊との小競り合いも起きた。

 ロイター通信によれば、少なくとも2人が逮捕され、釈放を求めてデモ参加者が警察署を一時取り囲む事態にもなった。

 シカゴのエマニュエル市長は黒人住民らに対し、平静を保ち、暴動を起こさないよう自制を要求。警官の過剰な対応でここ最近、命を落とした黒人住民の家族らも平和的なデモを求めた。

 米国で3番目に大きな都市であるシカゴ(人口約270万人)は、白人、黒人、ヒスパニック(中南米系)の人口がそれぞれ約3分の1を占める。2008〜14年の統計では、警察権限の過剰行使が原因で住民が犠牲となる銃撃が年平均で17件発生している。

2845チバQ:2015/11/27(金) 00:24:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151126-35074085-cnn-int
米俳優ウィル・スミス、政界進出を示唆 芸能誌で
CNN.co.jp 11月26日(木)18時45分配信

(CNN) 米人気男優のウィル・スミスさんは25日、米国の政治状況を踏まえ、「自らの将来はそこにあるのかもしれない」と政界進出を考えていることを示唆した。

米芸能誌ハリウッド・リポーターのポッドキャストで述べた。世界に役立てる新たな方法を真剣に見い出そうとしているとし、米国の政治が自らを必要としているかもしれないと語った。

スミスさんはこの中でアフリカ系(黒人)の人々の在り方を歴史的に振り返った場合、米国はその在り方を十分に高めてきたと主張。「米国は自らが存在出来る唯一の場所であり、他の国は自分を含め、デンゼル・ワシントン、オプラ・ウィンフリーやバラク・オバマを生み出せない」とし、「私はクライマーなので山を見たら、登らなければならない。私はキャンパーではない」と続けた。

スミスさんの新作映画「コンカッション」は今年のクリスマスごろに封切られる予定。アメリカンフットボール選手の頭部の負傷の後遺症問題を描いている。

2846チバQ:2015/11/28(土) 22:45:22
http://www.cnn.co.jp/usa/35074075.html
トランプ氏、身体障害の記者の姿態あざける NYT紙反発
2015.11.26 Thu posted at 17:04 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 来年の米大統領選の共和党指名候補争いに出馬した実業家ドナルド・トランプ氏が選挙集会で身体障害を持つ米紙ニューヨーク・タイムズの記者の姿態をあざけるようなポーズを見せ、同紙は常軌を逸した振る舞いと激しく反発している。
トランプ氏は24日夜、サウスカロライナ州の集会で誇張された声音や腕を使ってサージ・コバルスキー記者の姿をまねる仕草を示していた。同記者は腕の動きに先天的な障害を持っている。
タイムズ紙の広報担当者はCNNMoneyの取材に「我々の記者の1人の外見を嘲笑するのは恥知らずの行為」と糾弾した。
トランプ氏の今回の行動の背景には、2001年の米同時テロについてニュージャージー州で数千人規模のイスラム教徒が世界貿易センタービルが倒壊する際に喝采を送ったのを見たとする自らの発言が絡んでいる。この発言は物議を醸している。
同記者は当時、米紙ワシントン・ポストに勤め、喝采の情報が流れた後、直ちに取材を始めそのような反応はなかったと結論付ける記事を書いていた。ポスト紙との最近の会見でも喝采を目撃したと証言した人物は思い出せないとも指摘していた。
トランプ氏は24日の集会で、喝采の事実の有無について「14年前のことだ」とも主張した。
コバルスキー記者はニューヨーク・デーリー・ニューズで勤務していた際、たびたびトランプ氏を取材した経験があり、同氏は身体障害のことは知っていたとみられる。また、これまでの選挙戦で自らを不快にさせた記者や評論家らを攻撃する言動もたびたび示している。

2847チバQ:2015/11/28(土) 22:46:06
http://www.cnn.co.jp/usa/35074158.html
米国人の旅行機会が増大、新記録相次ぐ 背景に景気回復
2015.11.28 Sat posted at 16:06 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 米運輸統計局は28日までに、航空会社の国内線利用客の輸送距離が今年1〜8月期に前年同期比で5%増の約4230億マイル(1マイルは約1.6キロ)を記録したとの最新統計を公表した。
通年の最高記録となる勢いを示しており、航空燃料費の下落と合わせ航空業界には好材料となっている。ただ、航空利用客にとっては機内の混雑度が増すことを意味し、国内便の座席占有率は今年これまで85%と過去最高の水準を示している。
景気改善や安値の原油価格の効果で米国民の旅行機会も増えているとみられ、米高速道路局によると、米国人による車の走行距離は9月時点で約2兆4000億マイルを記録。前年同期比で3%以上増加する新記録となった。
経済の回復で出張などの旅行機会が多くなり、雇用増で通勤などの走行距離が増えたとみられる。
米国では26日から感謝祭の休暇に入ったが、全米自動車協会(AAA)によると車利用や空路での旅行者数は2007年以降、最多の規模になる見通し。約4700万人が50マイル以上の旅行を実施するとみられている。

2848チバQ:2015/11/28(土) 22:48:18
http://www.afpbb.com/articles/-/3068284
米共和党内にトランプ氏排除の動き、「ファシスト」と批判も
2015年11月27日 16:33 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月27日 AFP】米大統領選の予備選では、一般大衆の歓心を買おうとした候補者から突拍子もない発言が飛び出す事例は珍しくない。しかし、共和党の指名候補争いで首位を走るドナルド・トランプ(Donald Trump)氏がますます扇動的な放言を連発する中、党内のライバル候補は包囲網を強め、保守派の論客からも同氏を「ファシスト」呼ばわりする声が上がり始めた。

 最も物議を醸しているのは、トランプ氏が米国に住むイスラム教徒の登録制導入を支持すると表明したことと、2001年の9.11米同時多発テロの際にニュージャージー(New Jersey)州でアラブ系住民が歓声を上げるのを見たと、根拠もなく主張したことだ。

 あまりに好戦的な態度に、トランプ氏が民主主義的な価値観を尊重しているのかどうか疑問視する声が共和党内からも上がっている。

 専門家は、トランプ氏によって共和党が長期にわたるダメージを被る恐れがあると指摘。仮に同氏が共和党の指名を獲得した場合、大統領選では民主党候補指名争いをリードするヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏に敗北を喫するのは必至だと警告する。

 こうした状況下、トランプ氏の候補指名を阻止する必要があるとの認識で、共和党の複数の選挙チームが手を組みつつあるようだ。名の知られた保守派の論客も、強い言葉でトランプ氏を批判し始めた。

「宗教的信条に基づいて米国市民に連邦登録制度を強制するのは、ファシズムだ」。ジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)元フロリダ(Florida)州知事の国家安全保障顧問を務めるジョン・ヌーナン(John Noonan)氏は、こう言い切った。予備選で苦戦を強いられているブッシュ氏自身も25日、米テレビ局FOXニュース(Fox News)に、トランプ氏は特にイスラム教徒に関する辛辣な発言で「別次元の世界」を作り出していると述べた。

 一方、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は24日付の論説で、ここ1週間の予備選について「ドナルド・トランプ氏の人種差別的なうそ一色だった」と評した。

 報道によれば、共和党内ではトランプ氏を非難・攻撃するネガティブ・キャンペーンに乗り出す動きが出ている。既に共和党候補の1人、ジョン・ケーシック(John Kasich)オハイオ(Ohio)州知事は、トランプ氏をナチス・ドイツ(Nazi)と関連付けるオンライン広告キャンペーンを開始した。(c)AFP/Michael Mathes

2849チバQ:2015/11/29(日) 10:28:18
http://www.sankei.com/world/news/151129/wor1511290014-n1.html
2015.11.29 07:50
【米コロラド州銃撃】
相次ぐ銃犯罪にオバマ大統領「普通じゃない」と銃規制訴え






ロバート・ディア容疑者 (AP)
 米西部コロラド州コロラドスプリングズの医療施設で27日起きた銃撃事件で、捜査当局は容疑者の男の動機解明を進めた。現場が妊娠中絶の手術を行うことで知られる施設だったため、男が中絶に反対していた可能性も指摘されている。

 オバマ米大統領は28日、この事件を受け、銃犯罪が相次ぐ現状について「普通じゃない」と強調、あらためて銃規制を訴える声明を出した。

 AP通信によると、男はロバート・ディア容疑者。米テレビは後ろ手に手錠を掛けられて連行される白いTシャツ姿の同容疑者の映像を放映した。警官の一人はAPに「(容疑者の)思想やイデオロギーについての情報はない」と述べた。

 一方、同施設を運営するNPO「プランド・ペアレントフッド」の支部責任者は「過激主義者が悪意に満ちた環境をつくり出し、国内のテロを助長することを懸念する」などとの声明を出した。(共同)

2850チバQ:2015/11/29(日) 12:53:52
http://www.cnn.co.jp/usa/35074163.html
トランプ氏の選挙戦に本物のゾウ、共和党のシンボル
2015.11.29 Sun posted at 10:46 JST
フロリダ州サラソタ(CNN) 来年の米大統領選に向けた不動産王ドナルド・トランプ氏の選挙運動は「政治ショー」「サーカス」とも形容されてきたが、この週末にはついに本物のゾウが登場した。
フロリダ州サラソタのイベントで、会場の敷地内を歩き回っているのは「エセックス」という雌のアジアゾウ。ゾウを所有する会社のオーナーが、トランプ氏の支持者だという。
ゾウは共和党の伝統的なシンボルマークだ。トランプ氏は大統領選で同党の指名獲得を目指している。同氏の陣営にコメントを求めたが、28日の時点で返答は得られていない。

2851チバQ:2015/11/29(日) 20:06:28
http://www.sankei.com/world/news/151129/wor1511290003-n1.html
2015.11.29 15:00

トランプ氏、またまた炎上 「イスラム教徒データベース化で監視」発言 追及すると「君たちが勝手に…」と責任転嫁





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20日、サウスカロライナ州スパータンバーグで行われた政治集会で、ポーズをとりながら熱弁を振るうドナルド・トランプ氏。共和党の大統領候補指名争いで依然としてトップを走るが、「データベース発言」で潮目が変わるのか注目される(ロイター)
 パリ同時多発テロを受け、イスラム教徒を排斥しようとする動きが米国に飛び火、保守層を中心に拡散する兆しを見せ、来年11月の大統領選の帰趨(きすう)に影響を及ぼしそうな情勢だ。そんな中、野党共和党の候補指名争いでトップを走る不動産王のドナルド・トランプ氏(69)が「米国在住のイスラム教徒の動向をしっかり監視するためにデータベースを超えるシステムを導入する必要がある」などと発言。激しい批判にさらされ、言葉を濁して“前言撤回”を余儀なくされた。数々の問題発言を繰り返しながらも、これまでは主張を取り下げなかったトランプ氏だが、他陣営は初の翻意を潮目が変わる好機ととらえ、トランプ潰しに躍起だ。(SANKEI EXPRESS)

「ナチスと同じ手法」

 トランプ氏の今回の発言は、19日に行われたNBCテレビとのインタビューで飛び出した。パリ同時多発テロについて、ひとしきりのやり取りがあった後、トランプ氏は「テロリストの脅威から米国を守るため、イスラム教徒の全国民の諸情報を国(連邦政府)に登録させるべきだ。データベースを超える多くのシステムがあるはずだ」などと語った。

 これに対してイスラム教徒の団体などが「かつてナチスがユダヤ人を差別し迫害した方法と同じだ」「21世紀にこの国で大統領を目指そうとする人物の発言とはとても思えない」と猛反発。米主要メディアもこれに同調した。

マスコミに責任転嫁

 翌20日、遊説先でメディアの突撃インタビューを受け、「大統領になったら本気でデータベースを導入するつもりなのか」と問われたトランプ氏は一瞬、沈黙した後、「それは君たちが(報道で)勝手に示唆したことだ。私は情報管理をしっかりやらなくてはいけないと言ったが、データベースを導入するとは言っていない」とまくしたてた。確かにトランプ氏は「データベースを超えるシステム」と言っていたが、これは「データベース導入」とは五十歩百歩の表現であり、苦しい抗弁だった。CNNはさっそく「トランプ氏は必ずイスラム教徒のデータベース登録をやるつもりだ」とかみついた。

 トランプ氏はイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」がビデオ声明でワシントンへの攻撃を予告した16日にも、「米国内のモスク(イスラム教礼拝所)の閉鎖を検討すべきだ」と述べ、物議をかもした。

共和党重鎮に警戒感

 一連のトランプ氏の問題発言に対して、共和党の候補指名争いで本命視されながら、低迷を続けているジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は20日、CNBCテレビのニュース番組に出演し、「モスクを閉鎖するとか、イスラム教徒を登録するとか言っているが、全くの間違いだ。人々の不安を操作しようとするものであり、強さではなく、弱さの表れだ」などと批判した。

 共和党内の保守本流を自負するグループが恐れているのは、いつかは支持率が下がると見られながら、いまだにほとんどの世論調査で候補者指名レースでトップを譲らないトランプ氏が、まさかの共和党大統領候補になってしまうことだ。この場合、中道・無党派層の支持は得られず、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が最有力視されている民主党候補との本選では勝ち目がないからだ。

 共和党の重鎮たちは今回の発言をトランプ潰しのチャンスととらえている。米紙ウォールストリート・ジャーナルは20日、「共和党の“工作員”がトランプ氏の立候補を『挫折、破壊させる』ため、秘密の資金提供者から支援を受ける『ゲリラ作戦』を計画、着手した」と報じた。

2852チバQ:2015/11/29(日) 22:55:41
http://www.afpbb.com/articles/-/3068416
トランプ氏、「世界中のイスラム教徒は米同時多発テロに大喜び」
2015年11月29日 15:42 発信地:マイアミ/米国
【11月29日 AFP】2016年米大統領選挙の共和党の候補者指名を争う不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)は28日、世界中のイスラム教徒が2001年の9.11米同時多発テロに「大喜び」していたと述べた。

 トランプ氏は今月、アラブ系やイスラム教徒の米国人は米同時多発テロを称賛していたと語って人々から疑問視されたほか、米国在住のイスラム教徒の登録制導入にも支持を表明していた。

 28日に米フロリダ(Florida)州サラソータ(Sarasota)で開かれた選挙集会で同氏は扇動的な発言をさらにエスカレートさせ、「世界中のイスラム教徒が(9.11米同時多発テロに)間違いなく大声援を送ったと、誰もが認めている」と、集まった大勢の支援者に語った。

 実際には、パレスチナ解放機構(PLO)の故ヤセル・アラファト(Yasser Arafat)前議長やリビアの故ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐など、アラブやイスラム教の複数の指導者たちは当時、この襲撃を非難していた。

 2008年の米世論調査会社ギャラップ(Gallup)の調査によると、米同時多発テロを「完全に」正当化されるとし、米国を好ましくないとみているのは、全世界のイスラム教徒のわずか7%にすぎなかった。(c)AFP

2853とはずがたり:2015/11/30(月) 12:08:36
2015年 11月 30日 08:21 JST
トランプ氏支持率12ポイント低下、首位は維持=米大統領選世論調査
http://jp.reuters.com/article/2015/11/29/us-election-trump-idJPKBN0TI0Z820151129

[ワシントン 27日 ロイター] - ロイターとイプソスが27日に公表した世論調査によると、2016年の米大統領選に向けた共和党候補指名争いでは、ドナルド・トランプ氏の支持率が31%でトップだった。

トランプ氏は首位を維持したものの、支持率は前回22日調査時から12ポイント低下した。

2位は元神経外科医のベン・カーソン氏。カーソン氏は、10月下旬にはトランプ氏との差を6ポイントまで縮めていたが、支持率は15%にとどまった。

3位はマルコ・ルビオ上院議員とテッド・クルーズ上院議員で、ともに約8%。4位はジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(7%)だった。

2854とはずがたり:2015/11/30(月) 12:09:52
2015年 11月 30日 11:36 JST
米民主党クリントン候補、2750億ドルのインフラ投資計画公表へ
http://jp.reuters.com/article/2015/11/30/usa-election-clinton-idJPL3N13P0TH20151130

[ボストン 29日 ロイター] - 2016年米大統領選で民主党有力候補のクリントン前国務長官は今週、政府のインフラ投資を5年間で2750億ドル拡大する計画を公表する。

同氏の側近は、全額を法人税制の変更によって賄うと述べたが、詳しい内容は明らかにしなかった。

計画では250億ドルをインフラ銀行に支出する。民間投資を促すことで合計5000億ドルがインフラ整備に回ると試算している。

クリントン氏は29日、遊説先のボストンで「私の雇用創出計画はインフラへの投資から始まる」と述べた。将来に向けてインフラ拡充が必要とされていることに加えて、賃金の高い雇用を生み出し、米経済の生産性と競争力も高めると指摘した。

2855チバQ:2015/11/30(月) 23:03:39
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/477557/
カニエの時とは大違い ウィル・スミス政界進出表明への反応
2015年11月30日 06時00分

政治家転身を宣言したウィル・スミス
 米セレブタレント、キム・カーダシアン(35)の夫として、すっかりカーダシアン家の一員になった黒人人気ラッパー、カニエ・ウェスト(38)が「2020年の米大統領選に立候補する」と発表し、ブッシュ元大統領を大笑いさせたのは先月のこと。そんな中、ハリウッドの大物俳優ウィル・スミス(47)が今週、政界進出を表明。こちらは“現実味のある話”として注目を集めている。

 カニエは10年前、米南東部に甚大な被害をもたらした「ハリケーン・カトリーナ」直後、被災者救済キャンペーンのためテレビの特番に出演。当時大統領だったジョージ・ブッシュに対し「彼は黒人(被災者)など眼中にない」と辛辣に批判した。以来、これを根に持っていたブッシュ氏は、報道陣からカニエが大統領選出馬の意向を表明したと聞くや、「ハッハッハ!」とバカにするように大笑いしてみせた。

 大方の米メディアが、カニエの出馬表明について半信半疑の扱いをすると、今度はウィルが、米芸能サイト「ハリウッド・リポーター」とのインタビューで「近い将来、政治家の道を進むことになる」と明言。メディアはカニエとは全く異なる反応を見せている。

「自分はクライマー。だから山を見つけると登る。でも、そこに長く滞在するタイプじゃない」

 ウィルは自身の性格をこう分析した上で、音楽や映画の世界で満足のいく実績を残したと判断した結果「新たな高みに挑み、世界に自分の力を役立てたい」と政治家転身への覚悟を語った。これらの話をメディアはストレートに報じている。

 ハリウッド出身の政治家といえば、カリフォルニア州知事から米大統領にまで上り詰めたロナルド・レーガンや、同州知事を2期務めたアーノルド・シュワルツェネッガーがあまりにも有名だ。

 08年の大統領選ではオバマ氏を支持し、米国初の黒人大統領誕生を支えたウィル。今度は自分が、“ハリウッド初の黒人政治家”として、歴史に名を残すことができるか期待される。

2856チバQ:2015/11/30(月) 23:12:41
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20151201k0000m030083000c.html
<米大統領選>トランプ氏 「反イスラム」で支持率が再上昇

21:42毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】パリ同時多発テロを受け、来年の米大統領選に向けた共和党候補者指名争いで支持率首位を走る不動産王トランプ氏(69)のイスラム教徒を敵視したり、反感をあおったりする発言が止まらない。批判や事実関係を疑問視する声があがっても、撤回はせず、矛先をメディアなどにそらして強弁する。テロ発生後に支持率を再び伸ばしており、トランプ氏の「憎しみの政治」(ワシントン・ポスト紙)の勢いが衰える様子はない。

 「私は100%正しい。発言を取り消すつもりはない」。トランプ氏は29日、NBCテレビのインタビューでイスラム教徒を「敵視」する発言を正当化した。

 問題になっているのは22日の発言。トランプ氏はABCテレビの番組に電話で出演し、2001年の米同時多発テロの際、「アラブ人が多く住むニュージャージー州では、世界貿易センタービルが倒壊する際に数千人が喝采を送っていた」と述べた。司会者は「警察はそんなことはなかったと言っている」と問いただしたが、トランプ氏は「テレビで見た」、「あの時よく報じられていた」と繰り返し主張した。

 ワシントン・ポスト紙が当時のニュース映像を検証調査した結果、そのようなものは存在せず、米国外のイスラム教国家でテロを祝ういくつかの報道があっただけだと報じた。 トランプ氏の強硬な発言はこれにとどまらない。イスラム教徒への監視を強めるため、イスラム教徒のデータベースや信仰する宗教を記した個人識別証などを作る案に前向きな姿勢を表明し、「信教の自由に触れる」と批判されると、「私はデータベースを提案していない。記者がしたのだ」とツイッターに投稿し、反論した。ほかにも、米国内のモスク(イスラム教礼拝所)の閉鎖を検討すべきだとも述べている。

 共和党指名争いに出馬しているジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事は29日のCBSテレビで、「彼の話は正直言って気味が悪い。彼はまともな候補ではない」と強く批判した。

 だが極端な主張を発信し続けるトランプ氏の支持率は、パリ同時多発テロの後、再び上昇している。米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した22日時点の世論調査平均値は、トランプ氏が27.5%(12日時点比2.7ポイント増)で、2位の元神経外科医カーソン氏(64)は19.8%(同4.6ポイント減)だった。発言の中身よりも強い姿勢がテロへの恐怖や怒りを感じる共和党支持層を引き付けているとみられる。

2857チバQ:2015/11/30(月) 23:24:12
http://www.sankei.com/world/news/151130/wor1511300028-n1.html
2015.11.30 18:44
【米大統領選】
シリア問題が主要争点に 候補が中東訪問 2万人派遣論も

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来年の米大統領選に向けた民主党討論会で演説するクリントン前国務長官=14日、アイオワ州(ロイター)
 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選に向けてシリア問題が主要争点に浮上し、政権奪還を目指す野党・共和党候補がオバマ政権を批判し、対案を競っている。同国やイラクでのイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の台頭は政権による米軍のイラク完全撤退の決断が影響しているとみられるだけに、政権継承を目指す民主党のクリントン前国務長官も応戦を迫られる。

 共和党の支持争いで首位の不動産王、トランプ氏を追う元神経外科医、カーソン氏は11月27日からヨルダンを電撃訪問した。オバマ政権の医療保険制度改革(オバマケア)批判など内政問題で支持があるトランプ氏にとり外交・安全保障はアキレス腱(けん)。自身への「素人」批判をはね返す狙いもあった。

 「1万人のシリア難民を米国に連れてくるのは問題解決の端緒にもならない」。カーソン氏は29日放映されたCNNテレビのインタビューで、オバマ政権がシリア難民を1年間で少なくとも1万人受け入れるとしていることを批判した。

 ヨルダンのシリア難民と面会したカーソン氏は、難民の真の望みは米国に渡ることではなくシリアに戻ることだとし、米国としては難民キャンプへの資金援助をすることで役割を果たすべきだと提言。十分な身元調査をせず難民を受け入れることは「米国の状況を複雑化させる」と述べた。

 首位に立つトランプ氏も政権の方針を批判。難民を「狂犬」になぞらえて国内にあるイスラム教のモスクを監視するよう主張している。また、2001年の米中枢同時テロの際にニュージャージー州のアラブ系住民が喝采を送っていたとし、事実ではないという指摘を受けて反論に追われている。

 それでも、共和党支持層は難民受け入れに慎重なこともあり、イスラム教徒の排斥を求める発言をしても高支持率を維持している。

 一方、米国の軍事的役割を重視する共和党候補のグラム上院議員は29日、同党のマケイン上院軍事委員長とイラクの首都バグダッドを訪問。両上院議員は、イラクで現地部隊の助言や訓練などに当たっている約3500人の米軍要員を1万人規模に増やし、シリアに新たに送る1万人と合わせて2万人規模の地上部隊の駐留が必要だと主張した。空爆の誘導や過激派を急襲する特殊作戦の要員だという。

 これに対し、クリントン氏は人道的見地からの難民の受け入れを主張し、拒否すべきだとする共和党候補を批判。また大規模な地上部隊の派遣を否定し、オバマ米大統領と歩調を合わせている。その一方で、パリ同時多発テロを踏まえ、「これは全世界による戦いであり、米国が主導しなければならない」と述べ、米国の指導力を強調した。

 クリントン氏は米軍の空爆誘導要員の派遣やシリア北部への飛行禁止空域設定も主張しており、米軍が中東の現地部隊を支援する役割に徹するべきだとするオバマ氏の路線に微修正を加えようとしている。

2858チバQ:2015/12/01(火) 21:45:48
http://www.afpbb.com/articles/-/3068323
事実は二の次の米大統領選、飛び交う「虚言」の数々
2015年12月01日 15:17 発信地:ワシントンD.C./米国
【12月1日 AFP】2016年の米大統領選挙に向けた民主・共和両党の候補指名争いが本格化する中、二の次にされているのが「事実」だ。

 2001年の米同時多発テロが起きた際、アラブ系住民が歓声を上げていたと主張した共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の先月の発言は、候補者たちによる虚言のほんの一例だ。事実確認を行う「ファクトチェッカー」たちによると、事実を歪曲しているのは、トランプ氏だけではない。

 共和党の候補者では、マルコ・ルビオ(Marco Rubio)上院議員が、溶接工は哲学者よりも多く稼いでいると発言。また、元神経外科医のベン・カーソン(Ben Carson)氏は、米国の独立宣言の署名者に公選職の経験があった人はいなかったと発言した。

 また、コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)の元最高経営責任者(CEO)カーリー・フィオリーナ(Carly Fiorina)氏は、米国が25万人のシリア難民を受け入れる準備をしているという誤った主張を展開した他、女性に医療を提供するNPO「プランド・ペアレントフッド(Planned Parenthood)」が「体の部位を得るために赤ん坊たちを惨殺している」ことを示す証拠動画があると主張したが、この動画の所在は明らかになっていない。

 民主党の候補者らもまた、事実を捻じ曲げる発言をしている。ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官は、在任当時に私用サーバーを通じた電子メールの使用を国務省から「許可されていた」と発言。バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員は、「気候変動はテロ増加と直接関連している」と断言し、証拠を誇張した。

 ファクトチェッカーによって誤りが暴かれているこうした主張は、すでに政治の一部と化しているが、今回の大統領選では候補者による扇動的な発言が特に目立つ。中でもとびぬけているのが、トランプ氏だ。

 トランプ氏は今年、米国の実際の失業率は最高で42%だと発言。最近では、白人の殺人被害者の81%が黒人に殺害されたことを示すグラフをツイートした。だが、政治家らの発言の正確性を評価するウェブサイト「ポリティファクト(PolitiFact)」によると、司法省による正確な数字は15%だという。

 米テレビ局FOXニュース(Fox News)の番組でこの誤りを指摘されたトランプ氏は、「ツイートしたのは私ではない。専門家とされる人(の投稿)をリツイートしただけ」と弁解した。

■自説に固執する政治家

 政治家は得てして、事実を突きつけられてもなお、自説に固執するものだ。

 トランプ氏は、米同時多発テロで多くのアラブ系住民が歓声を上げたと論じているが、この噂は、警察やファクトチェッカー、そして米メディアによって事実ではなかったことが、テロ発生から数日の間に確認されている。

 だが米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)から誤りを指摘されたトランプ氏は、「謝罪を求める!大勢の人が、私は正しいとツイートしている!」と反撃に出さえした。

 また、先月29日に出演した米NBCニュースの番組では「14年前だが、テレビで見た。私も、大勢の人々もあの映像を見た」と主張。「トランプ・オーガナイゼイション(Trump Organization)には、『私たちも見た。路上で踊っていた』と言う電話が数百件も寄せられている」と語り、発言の撤回を拒否した。

 政治家らの頑固さには、ファクトチェッカーも驚きを隠せずにいる。ポリティファクトの創設者であるデューク大学(Duke University)のビル・アデア(Bill Adair)教授(ジャーナリズム)は、「明らかに事実に反するのに、それを認めない。どうしたらそんな事が言えるのか見当もつかないことが確かにあった」と語る。

2859チバQ:2015/12/01(火) 21:46:02
■独り歩きする誤報

 米ボストンカレッジ(Boston College)の政治学者、エミリー・ソーソン(Emily Thorson)氏によると、「誤った情報」はたとえすぐに訂正されても影響が長く続くことが多い。例えば、あるレストランで虫が出たという話を聞くと、それが間違った情報だと分かった後も、そのレストランに対して悪い印象を持ち続けてしまうことがある。「最初の印象を取り消すのは難しい。誤った情報はたちまち伝わり、繰り返される」と、同氏はAFPに説明した。

 また、専門家らによれば、候補者の確固たる支持者は、ファクトチェッカーが証拠を示してもほとんど影響されないのだという。米ダートマス大学(Dartmouth College)の政治学者、ブレンダン・ナイハン(Brendan Nyhan)氏は、事実確認について、「議論の的となっている政治問題の場合、効果がなくむしろ逆効果であることが多い」と述べ、「人間は元々持っていた考えや姿勢に反する情報には抵抗する傾向がある」と説明した。(c)AFP/Rob Lever

2860チバQ:2015/12/01(火) 21:51:14
http://mainichi.jp/feature/news/20151202k0000m030110000c.html
米大統領選:民主予備選 クリントン氏、盤石の体制
毎日新聞 2015年12月01日 20時49分

 【ワシントン西田進一郎】来年の米大統領選で民主、共和両党の予備選が始まるまで、1日で2カ月となった。民主党では最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が盤石の体制を築きつつある。上院では民主党会派46議員のうち38人の支持を取り付け、本命視されながらオバマ大統領に逆転された2008年の苦い経験を背景に雪辱を期している。

「皆さんが私のために働く準備ができているなら、私も皆さんのために働く準備はできています」

 クリントン氏が11月30日、首都ワシントンでの政治資金集会で語ると、約1000人の参加者から歓声がわき上がった。民主党の女性上院議員14人のうち13人が出席し、次々にクリントン支持を表明して「初の女性大統領」への期待感が会場を埋め尽くした。

 予備選は来年2月1日に中西部アイオワ州で開かれる党員集会で始まるが、既に知事12人、下院議員140人以上もクリントン支持を表明している。

 一時は、民主党会派の無所属、バーニー・サンダース上院議員(74)に追い上げられたが、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)不支持や最低賃金引き上げなどリベラル色の濃い政策を前面に出して対抗。主要労働組合である全米サービス業従業員組合(SEIU)や全米教員労組(AFT)など、サンダース氏寄りとみられた労組からの支持も取り付けている。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」集計による直近の世論調査平均値は、クリントン氏が55.8%、サンダース氏が30.2%。差は9月末時点で13.2ポイントまで縮まったが、再び開く傾向にある。

2861チバQ:2015/12/04(金) 00:51:34
http://www.sankei.com/world/news/151203/wor1512030040-n1.html
2015.12.3 18:08
【米大統領選】
なお首位走るトランプ氏、指名獲得に現実味 ルビオ、クルーズ両氏が受け皿に

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トランプ氏(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選の共和党候補指名争いで、不動産王のトランプ氏と首位争いをしていた元神経外科医、カーソン氏が支持を落とし、若手のルビオ、クルーズ両上院議員が受け皿として浮上したことが2日、米キニピアック大(コネティカット州)の世論調査で分かった。予備選・党員集会が始まる2月1日まで2カ月を切り、各陣営は差別的な発言を繰り返しながら独走するトランプ氏への対応を迫られている。

 トランプ氏は2日、ワシントン近郊のバージニア州マナサスで演説し、「私はすべての世論調査と討論会で勝ってきた」と自賛した。調査で自身に次ぐ2位に浮上した、キューバ系移民の両親を持つルビオ氏を「不法移民に対して非常に弱腰だ」と批判するなど他候補への攻撃も続けた。

 トランプ氏は2001年の米中枢同時テロの際に東部ニュージャージー州のアラブ系住民「数千人」が喝采を送ったと発言し、事実ではないとして批判を浴びている。だが、リベラルな主流メディアにたたかれても傷を負わないトランプ氏。米メディアは料理を焦げ付かせないよう調理器具をコーティングするテフロン素材になぞらえる。

 今回のキニピアック大調査で、共和党支持層におけるトランプ氏の支持率は11月の24%から3ポイント上昇して27%となり、2位のルビオ氏(17%)とは10ポイント差。経歴疑惑や外交・安全保障に関する知識不足が露呈したカーソン氏は11月の23%から16%に支持を落とし、クルーズ氏と並んだ。一時は本命視されたブッシュ元フロリダ州知事は5%で苦しい戦いを続けている。

 今後、ルビオ、クルーズ両氏が支持を拡大する見込みがある。ただ、トランプ氏は2月1日に初戦の党員集会が開かれるアイオワ州、続いて予備選が行われるニューハンプシャー州でも首位を占め、緒戦で勢い付けば指名獲得も現実味を帯びる。他陣営はトランプ氏を攻撃するCMを流すなど、巻き返しに躍起だ。

 ただ、調査では、民主党で独走するクリントン前国務長官と決戦を争った場合、トランプ氏は他の共和党候補に比べ劣勢に立つとの結果が出た。トランプ氏が本選に進めば、同氏の「暴言」が大統領選に合わせて行われる連邦議会選や州知事選に影響を与える恐れがあり、米メディアは州レベルの共和党組織が対策を練り始めたと伝えている。

2862とはずがたり:2015/12/04(金) 16:03:54

米銃乱射「テロの可能性」…オバマ大統領が言及
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151204-OYT1T50118.html?from=y10
2015年12月04日 13時49分

 【サンバーナディーノ(米西部)=田原徳容】米カリフォルニア州の障害者支援施設で2日に起きた銃乱射事件で、AP通信は3日、情報機関関係者の話として、射殺されたサイド・ファルーク容疑者(28)が、インターネットを利用してイスラム過激派と接触していたと報じた。自宅から爆弾や銃弾が大量に見つかった。

 オバマ米大統領は3日、テロの可能性に言及し、動機の解明を急ぐ方針を示した。

 同通信によると、同容疑者が接触していたのは、連邦捜査局(FBI)がテロ捜査関連で監視下に置く人物という。米CNNテレビも同日、同容疑者とFBIの捜査対象者の間で数か月前までやりとりがあったと伝えた。オバマ大統領は記者団に対し、動機は依然不明だとした上で、「テロの可能性もあるが、職場の問題の可能性もある」と述べた。

米乱射、計画的犯行?2容疑者が複数の武器用意
http://www.yomiuri.co.jp/world/20151203-OYT1T50179.html?from=yartcl_popin
2015年12月04日 00時53分

 【サンバーナディーノ(米西部)=田原徳容】米ロサンゼルス郊外サンバーナディーノにある障害者支援施設で2日、武装した2人が銃を乱射し、14人が死亡、17人が負傷した。

 2人は車で逃走したが、警察との銃撃戦の末、射殺された。警察は、2人が複数の武器を用意していたことなどから、計画的な犯行とみて動機の解明を進める。

 警察は2日の記者会見で、2人について、地元の保健当局職員でイスラム教徒のサイド・ファルーク容疑者(28)と、同容疑者の妻とみられるタシュフィーン・マリク容疑者(27)と特定したと発表した。

 警察によると、保健当局が同施設で開催していたパーティーの会場に武装した両容疑者が押し入り、数分間発砲。スポーツ用多目的車(SUV)で逃走したが、約4時間半後に警察に射殺された。警察は施設内で複数の爆発物を発見し、除去作業を実施。捜査過程で、男1人が拘束されたが、事件との関連性は不明だ。

2863チバQ:2015/12/06(日) 12:33:30
http://www.cnn.co.jp/usa/35074497.html

米共和党指名争い、トランプ氏が独走 2位に20ポイント差 
2015.12.05 Sat posted at 11:26 JST

(CNN) 来年の米大統領選の共和党候補指名獲得争いで、トランプ氏の支持率は36%に達し、2位を20ポイント引き離して独走状態にあることが、CNNと調査機関OCRの最新の世論調査で分かった。
トランプ氏のリードは6月の出馬表明以来、最大となった。
トランプ氏を追うテッド・クルーズ上院議員の支持率は16%で、元神経外科医のカーソン氏は14%。さらにマルコ・ルビオ上院議員が12%で続いている。他の候補者の支持率はすべて5%以下。
10月中旬に行われた前回の世論調査からは、カーソン氏、ジェブ・ブッシュ・元フロリダ州知事、ランド・ポール上院議員が大きく支持率を落とした。一方、クルーズ氏は12%増、トランプ氏は9%増と支持率を大きく伸ばした。
共和党支持者のうち、大卒以上の層ではクルーズ氏が21%の支持を集めトップ。僅差で19%のカーソン氏とルビオ氏、18%のトランプ氏が追う。一方、それ以外の層では、トランプ氏の支持率が43%と圧倒的なリードを保っている。
トランプ氏は争点別でも圧倒的な支持を得ており、経済、連邦予算、不法移民、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」、外交といった争点で、いずれも他を寄せ付けない支持率を獲得している。
調査は11月27日〜12月1日、無作為に選んだ成人1020人を対象に電話で実施。うち登録有権者は930人で、共和党支持者や共和党寄りの無党派層は445人だった。共和党支持者らの調査結果に関する統計上の誤差はプラスマイナス4.5%。

2864チバQ:2015/12/06(日) 12:34:52
>>2862
http://www.cnn.co.jp/usa/35074507.html
米カリフォルニア銃乱射 「支持者」の犯行、ISISが宣言
2015.12.06 Sun posted at 10:49 JST
(CNN) 米カリフォルニア州サンバーナディノの福祉施設で起きた銃乱射事件について、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」は5日、「支持者たち」による犯行だったと宣言した。
ISISがイラクで運営するラジオ局アルバヤンが伝え、事件の容疑者夫婦を「神が殉教者として受け入れることを祈っている」と表明した。
ただし容疑者らがISISのメンバーだったとは断言せず、ISISとして犯行を認めているわけではない。
CNNの軍事アナリストは、ISISが過去のテロ攻撃で、実行犯を「騎士」「戦士」などと呼んでいたことを指摘。支持者という表現が使われたからといってそれは容疑者らがメンバーだったという意味ではなく、ISISから指示があったという意味でもないと述べた。
さらに、支持者というのはメンバーに比べて低い立場と考えられ、容疑者夫妻はISISと直接接触していなかった可能性があるとも語った。
ホワイトハウスによると、オバマ米大統領が5日朝、当局者らから受けた報告も「犯人が犯罪組織やテロ組織の構成員だったことを示す事実はない」との内容だったという。
当局は容疑者夫妻の渡航歴や電話、コンピューターに残った履歴などを基に、犯行の動機を詳しく調べている。

http://www.cnn.co.jp/usa/35074508.html
オバマ米大統領、異例の執務室演説へ テロの脅威めぐり
2015.12.06 Sun posted at 11:42 JST
(CNN) オバマ米大統領は米東部時間の6日午後8時(日本時間7日午前10時)、ホワイトハウスの大統領執務室からテレビ演説を行い、カリフォルニア州で起きた銃乱射事件の捜査状況やテロの脅威全般について演説する。CNNなどが生放送を予定している。
ホワイトハウスによると、オバマ大統領はまず、連邦捜査局(FBI)が「テロ行為」として捜査している銃乱射事件について、最新の情報を示す。
アーネスト報道官によれば、大統領はさらにテロの脅威全般についても説明。脅威の本質や現在に至るまでの経緯、掃討作戦の方針などを語る。
「過激派組織『イラク・シリア・イスラム国(ISIS)』を撲滅するとの固い決意」を改めて表明し、「暴力を使って破壊的なイデオロギーを広めようとするテロ集団に打ち勝つために、米国は正義と平等、自由を誓う価値観を駆使する必要がある」と訴える見通しだ。
野党・共和党の大統領選候補や議員らは、銃乱射事件を受けたオバマ大統領の対応を批判し、大統領が銃規制強化に言及したことに強い反発を示している。大統領は5日のラジオ演説で、旅客機の搭乗禁止名簿に記載されるような危険人物でも銃を購入できるという現状は「正気のさたではない」と厳しく批判した。
オバマ大統領が執務室から演説するのは、就任以来3回目。過去2回はいずれも2010年で、1回はイラク駐留米軍の戦闘任務終結を宣言し、もう1回はメキシコ湾原油流出事故への対応を説明した。

2865チバQ:2015/12/06(日) 16:13:40
http://news.goo.ne.jp/search/article/?MT=%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%81%B8&amp;IE=UTF-8&amp;OE=UTF-8
【米大統領選】“暴言王”トランプ氏が過去最高支持率36%! オバマ政権の「イスラム国」対応への不満代弁

12月05日 19:24産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選に向けた共和党指名争いで独走する不動産王、トランプ氏に対し、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」への対応で同党支持層からの期待が強まったことが、4日発表されたCNNテレビの世論調査で分かった。オバマ大統領への不満も吸収しているとみられ、米連邦捜査局(FBI)がカリフォルニア州での銃乱射事件をテロ行為と断定したことで、この傾向はさらに強まる可能性がある。

 事件前に実施された同調査によると、トランプ氏は10月の前回調査での27%から36%へと支持を拡大。トランプ氏と同様にシリア難民受け入れで厳しい立場を取るクルーズ上院議員が4%から16%へと躍進し、2位に付けた。トランプ氏の支持率、2位との差(20ポイント)は過去最大となった。

 イスラム国問題に誰が最もうまく対処できるかを尋ねた設問では、46%がトランプ氏を挙げ、8月調査の32%に比べて14ポイントも増加。外交政策でも9月調査の22%から30%に上昇していた。パリ同時多発テロを受け、トランプ氏は米国内のイスラム教徒への警戒を訴えており、強硬姿勢が支持につながったとみられる。

 一方、オバマ氏は同時多発テロ前日の11月12日に収録されたABCテレビ番組によるインタビューに対し、「イスラム国が力を付けているとは思わない。当初の目標の通り、私たちはイスラム国を封じ込めている」と述べていた。

 だが、パリと米国でのイスラム国がらみの犯行は、その脅威がイスラム国による支配地域があるイラク、シリアに封じ込められていないことを証明した形だ。

 ブッシュ、オバマ両政権で続けて安全保障を担ったゲーツ元国防長官は4日付のワシントン・ポスト紙で、オバマ氏が2013年にシリア空爆を断念したことを念頭に「次の大統領は決然とし、レッドライン(越えてはならない一線)を引くことには慎重でなければならない」と論じた。

 ゲーツ氏は“トランプ現象”に関し、「多くの米国人が政治指導者に激怒し、トランプ氏のような人物を通じて怒りの声を上げようとしている」と指摘した。

2866チバQ:2015/12/06(日) 19:30:02
http://www.sankei.com/world/news/151205/wor1512050018-n1.html
2015.12.5 09:13
【カリフォルニア銃撃】
大統領「脅威ない」宣言から1週間で惨劇 「ホームグロウン」封じ込め困難 テロの恐怖、米国飛び火





 米西部カリフォルニア州の福祉施設で起きた銃乱射事件は4日、思想的な背景を持つ人物が米社会を震撼させるために行った犯行の可能性が高まった。テロの恐怖は、パリ同時多発テロが起きた欧州から米国に飛び火。米国民が恐れていた事態が現実になった。

 保安当局はクリスマスや年末年始に向けて神経をとがらせてきた。「イスラム国」は米国でのテロを予告。このためオバマ大統領自ら11月25日に「具体的な脅威はない」と国民に平静を呼び掛けていた。それからわずか1週間で惨劇に直面し、暴力を完全に封じるのは困難だとの現実が浮き彫りになった。

 米国では「(イスラム国の)メッセージを受け取った人物が武器を手に行動を起こしかねない」(ブルッキングズ研究所)との見方があった。排他的な空気が広がれば、米社会に不満を持つ市民を「ホームグロウン(自国育ち)」の新たなテロに駆り立てる悪循環を招くことも考えられる。(共同)

2867チバQ:2015/12/06(日) 23:54:42
>>2702 9月末 
1:不動産王トランプ氏
2:元神経外科医 カーソン氏
3:ルビオ上院議員
4:HPの元CEO フィオリーナ氏
5:ブッシュ元フロリダ州知事

>>2795 11月頭
>>2793 WSJ
黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏:29%
不動産王、ドナルド・トランプ氏:23%
マルコ・ルビオ上院議員:11%
テッド・クルーズ上院議員:10%
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事:8%

>>2780-2781 NYタイムズ
黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(64):26%
不動産王、ドナルド・トランプ氏(69):22%
マルコ・ルビオ上院議員(44):8%
ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62):7%
コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)元最高経営責任者(CEO)カーリー・フィオリーナ氏(61):7%
ランド・ポール上院議員:4%
テッド・クルーズ上院議員:4%
ジョン・ケーシック・オハイオ州知事:4%
マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事:4%

>>2853 11月末 ロイター
1.ドナルド・トランプ 31%
2.元神経外科医のベン・カーソン 15%
3.マルコ・ルビオ上院議員8%
3.テッド・クルーズ上院議員8%
5.ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事7%
>>2861 12月頭 米キニピアック大(コネティカット州)の世論調査
1.不動産王のトランプ氏:27%
2.ルビオ上院議員:17%
3.元神経外科医、カーソン氏:16%
?.ブッシュ元フロリダ州知事5%

>>2863 CNN
1.不動産王のトランプ氏:36%     
2.テッド・クルーズ上院議員:16%   茶会系 父親はキューバからの移民でヒスパニック系>>2313
3.元神経外科医のカーソン氏14%  茶会系 
4.マルコ・ルビオ上院議員12%    穏健とも茶会系とも言い難い>>2571

2868チバQ:2015/12/08(火) 02:47:49
http://www.sankei.com/world/news/151207/wor1512070031-n1.html
2015.12.7 20:11

対テロ対策で失点続きのオバマ大統領 なお戦略手探り 政権への不信感高まる

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(1/2ページ)

6日、ホワイトハウスの大統領執務室から国民向けにテレビ演説するオバマ米大統領(UPI=共同)
 米カリフォルニア州の乱射事件は、オバマ大統領が「イスラム国」などの過激主義を過小評価する発言を繰り返している最中に起きた。異例のテレビ演説はその失点を挽回し、テロと戦う姿勢を見せるのが目的だったが、政権の戦略がなおも手探りである実態をかえって浮き彫りにした。

 オバマ氏は演説で「ここ数年でテロリストの脅威は新たな局面に発展した。銃乱射のような複雑さの少ない暴力行為に転じている」と述べた。2001年の米中枢同時テロ後に国際テロへの対処能力を向上させた米国が、単純なテロ行為にもろい実態を認めた形だ。

 オバマ氏は最近、テロに関して失点続きだった。パリ同時多発テロの前日には「私たちはイスラム国を(シリア、イラクに)封じ込めている」と発言。乱射事件の1週間前には「具体的で信頼できる情報は得ていない」と発表していた。

 米国民はそんな政権への不信感を強めている。米CNNテレビが6日発表した世論調査によると、イスラム国への対処でオバマ氏への不支持は3分の2近くの64%に上り、支持は33%にとどまった。テロ対策でも不支持(60%)が支持(38%)を大きく上回った。
 米軍のより強い関与を求める声が強まっている実態も判明した。昨年9月のシリア空爆開始直後のCNN調査では、米国がイスラム国掃討のため地上戦闘部隊を送ることを「好ましい」とする回答は38%にとどまっていたが、最新の調査では53%まで拡大。反対の45%を初めて上回った。

 オバマ氏は演説で、国内でのイスラム教徒に対する差別を批判するとともに、野党・共和党で強まっているシリア難民受け入れ反対の意見も牽制(けんせい)した。だが大統領選の共和党候補指名争いで首位の不動産王、トランプ氏は演説後、ツイッターで「(対策は)これで全て? 速やかに新大統領が必要だ」と反応した。

 トランプ氏は難民受け入れ拒否や国内のモスク(イスラム礼拝所)の監視を主張し、政権への不満の受け皿になっている。今回の演説でこうした流れを変えるのは難しそうだ。(ワシントン 加納宏幸)

2869とはずがたり:2015/12/08(火) 04:10:54
中絶反対は或る種米国に於けるイスラム原理主義的な立ち位置にあるようである。で,イスラームの世俗主義に対応するのがグローバル資本主義という訳だ。

冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
中絶医療施設への銃撃テロ、保守派が抱える闇
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/12/post-791.php
2015年12月01日(火)17時50分

 先週末、コロラド州コロラドスプリングスにある医療施設が銃で武装した男に襲撃され、警官隊との銃撃戦が発生。警官1人を含む3人が死亡する惨事となりました。逮捕された狙撃犯はロバート・ディアという57歳の男性で、動機などの詳細は現時点で判明していませんが、「ベビー・パーツ(胎児の臓器利用のこと)を許さないため」などと語っているようです。

 襲われた医療施設は全国組織の団体である「プランド・ペアレントフッド」という団体が経営しています。不妊対策や避妊を中心とした家族計画に関する啓蒙活動を行いながら、男女に対する不妊治療や人工妊娠中絶など実際の診療行為も行っているようです。

 この「プランド・ペアレントフッド」ですが、今年に入って保守系団体による「潜入撮影ビデオ」が出回り、その中で中絶した胎児の臓器売買に関する(真偽のほどは不明ですが)疑惑があったことから、全米の保守派による「同団体への補助金を打ち切れ」という政治運動に発展していました。

 この秋には、この「プランド・ペアレントフッド」への補助金をカットするかしないかで、議会共和党の右派が「予算未成立の場合は政府閉鎖も辞さず」という強硬な姿勢を見せ、結果的にはベイナー下院議長が辞任する事態になっています。

 ディアという狙撃犯が「臓器売買」のことを口にしているという報道が事実であれば、同団体に対する保守派による一連の敵意に満ちたプロパガンダに乗せられて、凶行に及んだということが考えられます。

 実は、この「プランド・ペアレントフッド」に対する今回のテロ行為には、長いアメリカにおける「保守派の闇」とでも言うべき問題があります。今回は「胎児の臓器売買批判」というプロパガンダに触発された可能性が高いわけですが、もっと一般的な「中絶医師への襲撃」という問題で、90年代以降長い歴史があるのです。

 例えば、96年の夏季五輪の大会期間中に発生したアトランタ五輪公園爆破の容疑者エリック・ルドルフが典型的です。ルドルフは五輪テロを起こす前にも、中絶医を襲撃したり、同性愛者の集まるナイトクラブを爆破したりと、極端な価値観を動機にした事件を多く起こしていたのです。

2870とはずがたり:2015/12/08(火) 04:11:38
>>2869-2870
 その背景にある思想とは何なのでしょう。それは、ルドルフがオリンピックそのものを攻撃対象にしたところに1つのカギがあります。ルドルフは供述の中で「オリンピックというのは大企業が大金を払って、国際的な社会主義を許す愚行であって、背景には中絶賛成のイデオロギーがある」という言い方で爆弾テロの動機を語っていました。

 つまり、「国際的なもの」や「大企業の経済力」などが「中絶賛成のイデオロギー」と結びついた敵の正体だというのです。そこには、グローバル経済から取り残された者の鬱屈した「反国際主義」があり、「大企業への憎悪」があります。さらに思想的に飛躍する中で、「国際的な大企業に支えられたリベラル思想」が「人間であるにも関わらずヒトの生命に対して決定権を持つ」という傲慢に至っているというストーリーを描いて憎悪の対象にしていたわけです。

 理屈としては分からないわけでもないのですが、それではどうして「中絶への怒り」という感情が、諸外国では見られない政治的イデオロギーに発展するのでしょう? そこにあるのは、「強者による殺人の正当化という偽善」への怒りです。それは宗教の教義にそう書いているから、というレベルを越えて一種の信念になってしまっており、理屈を越えた感覚としてあるようです。

 これに加えて、アメリカの保守が抱きがちな「大自然の脅威に対抗するカウボーイ的なヒロイズム」や、銃社会ゆえの「殺されるかもしれない」という恐怖心が「殺される存在としての胎児」への感情移入と、「殺す側」であるリベラル派への強烈な反発になる、そしてそれが「中絶反対」という一点に凝縮するというイデオロギーのメカニズムが見られます。

 この一点に凝縮するというのが特徴であって、例えば中絶反対派は女性の社会参加や給与水準の均等などの点で「アンチ・フェミニズム」であるかというとそうではありません。そうではなくて、彼らが重視しているのは「生命倫理」に集約されているのです。

 その関連で、中絶問題に加えて「尊厳死」に対しても強く反対しており、クリント・イーストウッド監督がオスカーを受賞した『ミリオンダラー・ベイビー』という映画では、尊厳死の問題が肯定的に描かれているとして上映反対運動が起きましたが、そこにも同様のイデオロギー的背景があります。

 自分は「殺される側」だという自己規定をして、中絶や尊厳死を肯定する人間を「殺す側」だと決めつけて敵視する、そこまでなら「生命を尊重している」という姿勢を曲がりなりにも主張できるかもしれません。ですが、そこで「敵視した相手」の命を奪ってもいいということになると、論理矛盾も甚だしいということになります。ですが、その矛盾に気が付かないところが、テロリストがテロリストたる所以なのでしょう。

2871とはずがたり:2015/12/08(火) 04:13:18

冷泉氏もはっきりした事は判らず曖昧な物言いに終始しているイメージ。
俺の妄想ベースだと中東から連れてきた奥さんが過激派思想に傾倒していて旦那は奥さんにめろめろで言いなりだったとか?

冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
乱射事件、「イスラム教徒の容疑者」に苦悩するアメリカ
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/12/post-792.php
2015年12月04日(金)17時25分

 今週2日、ロサンゼルス近郊のサンベルナルディーノにある福祉施設で発生した銃乱射事件は、14人の犠牲者を出すという規模の大きさが全米に衝撃を与えました。同時に、事件の背景に「原理主義テロ」の可能性が否定できないため、メディアの報道には明らかな「歯切れの悪さ」があります。オバマ大統領のコメントも同様です。

 メディアや大統領は真実を隠そうとしているのでしょうか? 違うと思います。アメリカは今回の事件に対して、どのように理解し、どのように対応するかという点で、苦悩の最中にあると言えます。捜査と情報開示がまったくの現在進行形の事件ですが、とりあえず現時点での論点について整理しておこうと思います。

 まず、射殺された男女2人の容疑者ですが、28歳の男性サイード・ファルークと、27歳の女性タシュフィーン・マリクであり、2人は夫婦だったと発表されています。

 同市の市警の発表と一部報道によれば、死亡したファルーク容疑者は、地元サンベルナルディーノ郡の保健局に食品衛生管理の職員として勤務しており、既に勤続5年、年俸は5万1000ドル(約625万円)だったそうです。また、職場では静かで礼儀正しい人物という評価だったと報道されています。

 事件現場は障害者支援の拠点施設ですが、この日はたまたま郡の保健局が「歳末パーティー」を開くために場所を提供していました。パーティーの冒頭では、ファルーク容疑者は普通に参加していたのですが、記念写真を撮ろうとすると彼がいないので、同僚たちは不審に思ったようです。その間にパーティーを中座したファルークは、自宅に帰って妻を連れ、共に重武装してパーティー会場に戻って凶行に及んでいました。

 一部報道によればファルークは、パキスタン系の2世でアメリカ生まれのアメリカ市民であり、同時にイスラム教徒でした。そのファルークは、2013年にサウジアラビアへの巡礼に行っており、2014年には再度サウジを訪問して、戻った時には新妻のマリクを伴っていたそうです。

 驚くべきなのは、夫妻には生後6カ月の乳児がいるのですが、その赤ちゃんを親に預けて乱射事件へと向かい、そして警官隊との銃撃戦の末にその赤ちゃんを残して死亡しているということです。28歳と27歳の収入も身分も安定している若い夫婦が、しかも生後6カ月の可愛い盛りの子供を残して、これだけの暴力と破滅行為ができるということが信じられません。

 この点に関して、現在はFBIも入って夫妻のネット閲覧履歴などを捜査しているようです。現時点では、テロ容疑者に指定された人物と電話やSNSで接触していた形跡があるという報道があります。例えばですが、サウジ巡礼の際に、アルカイダなどのリクルーティングに引っかかり、過激思想に影響されて破滅への道を歩んで行った、そんな可能性も議論されています。

2872とはずがたり:2015/12/08(火) 04:13:52
>>2871-2872
 ネット上の量販店のサイトには、マリクが出産予定を登録してベビーグッズの買い物リストを作った記録がまだ残っています(本稿執筆時点)。また、ファルークの職場では、出産前に「ベビーシャワー」という祝いのイベントを同僚たちにしてもらっていたという証言もあります。CNNのインタビューに応じていた夫婦の隣家の女性は、「幸せそうな若夫婦でまったく何の不審な点もなかった」と証言していました。

 もしかすると、文化の狭間で引き裂かれる中で、苦悩のエネルギーが良くない方向へ向かってしまったのかもしれません。その一方で、攻撃計画が先にあって、ある時点以降は「幸せな若い両親」というのは「偽装」だったというような証拠が出る可能性も否定できないのです。CNNでは最初からテロを仕掛けるために「強いられた結婚」だという説も排除できない・・・そんな議論もされていました。

 こうした様々な憶測はあるものの、警察当局や大統領は極めて慎重です。例えばオバマ大統領は、事件から一夜明けた3日には「テロリズムである可能性は排除できないが、職場のトラブルという可能性も排除できない」という発言をしています。そこには、慎重さと同時に重苦しさが感じられます。

 アメリカは、明らかに苦悩しています。警察もメディアも、2人の本名を発表するまで半日以上の時間を置きましたし、大手メディアはパキスタン系であることや、サウジ巡礼の話は事件翌日の昼過ぎまでは伏せて報道していました。その「苦悩」というのは、2人の真の動機を理解しかねて苦悩しているということではありません。

 そうではなくて、仮に今回の事件が「イスラム教徒による原理主義テロ」であるならば、アメリカ社会の中で「移民排斥」や「イスラム教徒への偏見拡大」といった「マス・ヒステリー」に近い現象が拡大する可能性があるからです。

 9・11の直後にブッシュ政権は、「イスラムとの共存」を国民に説き、国内のイスラム教徒との団結姿勢を見せながら、アフガニスタンとイラクという戦争に突き進むことで「アメリカが攻勢に出て弱みを見せない」ことが、保守層の「安心」になる政治的判断を下しました。

 ですが、現在は、状況が異なります。世論の厭戦感情が強いために対ISIL地上戦は不可能な一方、パリの事件が「他人事であるがゆえに、国内での不安が増す」という異常な状況にあるのです。

 そんな中、ドナルド・トランプという稀代のポピュリストは、事件の前日には「ISIL攻撃では不十分。アメリカでもテロリストを生み出したら、その家族をこっちが人質にとって、場合によっては殺すことにして対抗すべき」という極端な言論を展開しています。

 そのトランプは、「9・11の直後に、ニュージャージー州では何千人というイスラム教徒が集まって、勝利を喜んだ」(地元の人間として断言できますが、100%デマです)とか、「9・11はブッシュ政権時代に発生した。意味わかるだろ?」(ブッシュに責任があるような言い方で、これも大いに物議を醸しました)などという暴言もはいており、それが一部の支持者に受け入れられているのも事実です。

 そのような世相の中で、今回の事件が、世論の不安感情に「点火してしまう」こと、大統領もメディアもそれをおそれているのです。9・11直後とは、また別の形でアメリカは苦悩の中にあります。

2873チバQ:2015/12/09(水) 00:04:52
http://www.sankei.com/world/news/151208/wor1512080010-n1.html
2015.12.8 08:49
【米大統領選】
共和党トランプ氏、イスラム教徒の入国禁止を主張

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7日、サウスカロライナ州で演説する米大統領選の共和党指名を争うトランプ氏(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】来年11月の米大統領選に向けた共和党の候補指名争いで首位に立つ不動産王、トランプ氏は7日、米カリフォルニア州サンバーナディーノでの銃乱射事件を受け、イスラム教徒が米国に入国することを全面的に禁止すべきだとする声明を発表した。

 トランプ氏はイスラム教徒が米国民への憎悪を強め、イスラム法により聖戦が正当化されていると指摘。「わが国が、聖戦のみを信じて人命を尊重する感覚を持たない人々による恐ろしい攻撃の犠牲になってはならない」とした。

 これまでもトランプ氏はシリア難民の受け入れ拒否や国内のイスラム教モスク(礼拝所)監視を主張。選挙戦をリードするトランプ氏の発言は影響が大きく、共和党の対立候補は「トランプ氏は錯乱している。まともな政策提言ではない」(ブッシュ元フロリダ州知事)などと批判した。

2874とはずがたり:2015/12/09(水) 09:53:17

なんかを調べてたら(→思い出した,息子がすぐ暑がって薄着なのでバセドー氏病とかじゃあないか心配になって甲状腺とか調べてたらケネディがアジソン病でってのがひっかかった)ケネディはホルモン治療の副作用で顔が黒かったとあって勿論ケネディと云えば暗殺で,それを調べてるとケネディ一家の悲劇の話しになる。

で,上院議員で暗殺されたのはケネディ司法長官とヒューイ・ロングのみとの事。で,フランクリン・ルーズベルトと大統領候補の座を争った所得再分配の持論の政治家だそうな。先日,大恐慌とニューディールについて調べてた所だったのでひょんな所から繋がった。

ヒューイだったらその後どうなってたかねぇ。。

もしヒューイ・ロングが大統領になっていたら 〜『鷲たちの盟約』ほか
http://himehikage.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-f3d1-1.html
『鷲たちの盟約』アラン・グレン著/佐々田雅子訳
(新潮文庫 2012年邦訳)

1943年、アメリカ合衆国。10年前に大統領就任目前のルーズヴェルトが暗殺され、未だに大恐慌の悪夢から脱せずにいるこの大国は、今やポピュリストに牛耳られた専制国家と化している。ポーツマス市警のサム・ミラー警部補はある晩、管内で発見された死体の検分に向かうが、その手首には6桁の数字の入れ墨があった…(文庫カバーより)

Amerikaneagle もし急進的ポピュリストだった南部出身のヒューイ・ロングが、暗殺されることなく大統領にまで登りつめていたら第二次世界大戦最中のアメリカはこうなっていたかもしれない、という歴史改変サスペンス。ヒトラーのドイツを支持し、アメリカはドイツと中立条約を結ぶべきと訴えて経歴を汚すことになったリンドバーグも1シーンに登場し、まさにその思惑どおりの展開が、本書では繰り広げられる。

常に秘密警察に見張られている緊張感、そして警官という立場上、家族を守るためにも体制側に従わないわけにはいかない主人公のジレンマなどは、同じ新潮文庫のトム・ロブ・スミス作品に近いものがある。あっちに登場した黒人歌手ポール・ロブソンがこっちにもちらっと登場するし。
感情を揺さぶられ読み出したら止まらない面白さはスミス作品のほうが上だと思うが、こっちは史実や実在した人物が思わぬところで絡んでくる面白さがある。終盤になって、手首に入れ墨のあった線路脇の死体の身元がほのめかされるけど、あれはあの超有名人物ってことでいいのかしら? それともその関係者? ちゃんと読み取れていない…。

話はどこに落ち着くのか最後まで予想がつかないまま、主人公はある決心をする。なるほどそういう手段しかないのかと、納得半分、気の遠くなる思いが半分。

かつて南部の黒人奴隷が北部やカナダへ逃亡するのを手助けした「地下鉄道」が、本書では反体制分子として目をつけられた人々を国外に逃がす地下組織として再び組織される。学生時代にその「地下鉄道」も関係する論文を書き、英文資料を漁っていたのを思い出した。バンド活動とアルバイトのほうに精を出していたし英語理解力も乏しく、どうやってごまかして課題を完成させたのか、今となっては謎。

2875チバQ:2015/12/09(水) 22:58:49
http://www.sankei.com/world/news/151209/wor1512090044-n1.html
2015.12.9 18:43
【米大統領選】
トランプ氏「イスラム教徒入国禁止」発言に集中砲火「妄想で名を上げた」 日系人強制収容引き合いに正当化も

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米サウスカロライナ州での集会で演説するトランプ氏=7日(ゲッティ=共同)
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補指名争いで首位の不動産王、トランプ氏がイスラム教徒の入国禁止を主張した問題は、米政府はもとより共和党からも批判が相次いだ。それでもトランプ氏は8日、第二次大戦中の日系人強制収容を引き合いに自らの発言を正当化。「国を害する」(アーネスト大統領報道官)ような暴言を止めようとしない。

 ケリー米国務長官は8日、訪問先のパリで「発言は建設的ではない」と批判した。アーネスト氏も同日の記者会見で「トランプ氏は大統領になる資格がない」と述べるとともに、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」掃討作戦に参加する有志連合の中東諸国との協力に悪影響が出ることに懸念を示した。

 大統領選の民主党最有力候補、クリントン前国務長官もホームページで「トランプ氏は選挙戦を通じ、偏見と妄想症の取引で名を上げた」と非難した。

 共和党でも、ライアン下院議長がトランプ氏の発言を「保守主義ではない。共和党や米国が支持するものでもない」と否定した。

 これに対し、トランプ氏は8日、米メディアで「(批判は)気にしていない」と発言した。

 ABCテレビの番組では、フランクリン・ルーズベルト元大統領が戦時中に日系人強制収容に道を開く決定を下したことを挙げて、自らの政策と「何ら変わりはない」と主張。イスラム教徒の入国禁止は「他に手段がない」と語った。

2876チバQ:2015/12/09(水) 23:15:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&amp;k=2015120900370
68%「無所属でも投票」=共和トランプ氏支持者-米紙調査


 【ワシントン時事】米紙USAトゥデーが8日発表した2016年米大統領選に関する世論調査結果によると、共和党指名争いの首位を走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の支持者の68%が、トランプ氏が第3党や無所属の候補として出馬した場合でも、トランプ氏に投票すると答えた。投票しないという回答は18%だった。
 トランプ氏は9月、共和党を離れて出馬する選択肢は封印すると党に誓約した。しかし、自身を引きずり降ろそうとする動きが主流派の間で強まってきたことを受け、第3党などからの出馬の可能性を再びほのめかし始めている。
 党指名争いでの支持率はトランプ氏が27%でトップ。2位はテッド・クルーズ上院議員(44)の17%、3位はマルコ・ルビオ上院議員(44)の16%だった。調査はトランプ氏がイスラム教徒の入国禁止を提唱する前の2〜6日に行われた。(2015/12/09-11:54)

2877チバQ:2015/12/09(水) 23:20:41
http://www.sankei.com/world/news/151209/wor1512090017-n1.html
2015.12.9 09:24

モスク前にブタの頭部 イスラム敵視のヘイトクライムか FBIが捜査 米東部フィラデルフィア

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 【ニューヨーク=黒沢潤】米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアのモスク(イスラム教礼拝所)前に6日夜、ブタの頭部が投げ付けられていたことが分かり、米連邦捜査局(FBI)は7日、憎悪犯罪(ヘイトクライム)の可能性があるとみて捜査を開始した。

 監視カメラの映像によると、モスク前を走行していた赤いトラックの窓から、何らかの物体が投げ付けられていた。モスク関係者が7日朝にブタの頭部を発見し、警察に届け出た。

2878チバQ:2015/12/09(水) 23:23:34
http://www.sankei.com/world/news/151209/wor1512090064-n1.html
2015.12.9 21:52
【米大統領選】
トランプ氏お膝元NYで“怒りの嵐” イスラム教徒「知的レベルの表れ。正気の沙汰か」

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米サウスカロライナ州で演説するトランプ氏=7日(ゲッティ=共同)
 不動産王のトランプ氏が7日、米カリフォルニア州サンバーナディーノでの銃乱射事件を受けてイスラム教徒の米国への入国を全面禁止にすべきだと発言したことに対し、米国のイスラム教徒からは「本格的な迫害の動きにつながりかねない」と強い批判の声が上がった。熱心な共和党支持者らも発言に疑問を呈している。(ニューヨーク 黒沢潤)

 「トランプ氏の知的レベルがそのまま(発言に)表れた。州知事や上院議員の候補ならともかく、一国のトップを目指す人物の言葉ではない。支持者がそれを笑って称賛するとは、正気の沙汰なのか」

 トランプ氏が所有するビル「トランプタワー」のあるニューヨーク市マンハッタン島の東に位置するクイーンズ区。数十万人のイスラム教徒が住む同区のモスク(イスラム教礼拝所)「アッダワ」近くで、パキスタンから24年前に移住したタクシー運転手、ラフィ・カーン氏(52)は語気を荒らげた。娘と息子は米国で生まれた薬剤師といい、「米社会に立派な貢献をしている」と強調する。

 米軍では陸軍1928人、海軍879人、空軍595人のイスラム教徒が国防を担っている。それだけに、多くのイスラム教徒にとりトランプ氏の言動は「冒涜(ぼうとく)」と映る。

 28年前にエジプトから移住したアフメド・エルデルバイ氏(40)も、「米国は多民族で構成されている。イスラム教徒を排除するという過激な発言をする者は米国にいてほしくない。彼は(祖先がいた)欧州に行くべきで、再び米国に戻らない方がいい」と言い切った。

 米国のイスラム教団体「米イスラム評議会」(本部・ワシントン)幹部のフッサム・アイロシュ氏は、ナチス・ドイツがユダヤ人を迫害・虐殺して以降、責任ある者がトランプ氏のような発言をするのを聞いたことがないと指摘。その上で、米社会に今後、イスラム教徒迫害の動きが強まりかねないと懸念を示す。

 米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアのモスク前には6日夜、赤いトラックの窓からブタの頭部が投げ込まれていたことが監視ビデオの映像で判明した。連邦捜査局(FBI)が憎悪犯罪(ヘイトクライム)の可能性があるとみて捜査を始める事態になっており、米国のイスラム教徒約450万人は不安におびえている。

 米国では1880年代、「中国系移民が多くの雇用を奪った」として排斥運動が高まった結果、中国人排斥法が議会で可決された。第二次世界大戦中も、日系移民が収容所に入れられて辛酸をなめた。

 イスラエルから37年前に移住したユダヤ系米国人で共和党支持者のマウリオ・フェダー氏(65)は銃乱射事件の実行犯らについて「アメリカン・ドリームを追い求めて米社会の一部となったのに、イスラム国に共鳴するとは問題だ」と批判しつつも、「トランプ氏の言動は子供のようだ。同じイスラム教徒でも、シリア難民は米国が厳重な審査のうえ受け入れるなど助けてしかるべきだ」と指摘。さらに、「彼は刺激的なことを言って自己宣伝に努めているが、共和党を混乱させ、結局は(民主党候補の)クリントン氏を利するだけだ」と切り捨てた。

2879チバQ:2015/12/09(水) 23:35:28
http://www.afpbb.com/articles/-/3069562
トランプ氏に世界中で非難の嵐、ハリポタ作者「ヴォルデモートより悪」
2015年12月09日 10:00 発信地:ワシントンD.C./米国
【12月9日 AFP】2016年米大統領選挙で共和党の指名獲得争いの首位に立つ不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)が、イスラム教徒の入国禁止を提案したことを受け、世界中で批判の嵐が巻き起こっている。米ホワイトハウス(White House)は同氏を大統領の資格がない「祭りの客引き」と呼び、ライバル候補らもこぞって非難の声を上げた。

 トランプ氏の発言は、過激思想に傾倒していたとされるイスラム教徒の夫婦が起こしたカリフォルニア(California)州の銃乱射事件を受けたもの。バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は6日の国民向けテレビ演説で、事件を「テロ行為」と呼びつつも、「アメリカとイスラムとの戦い」ではないと強調した。

 だがトランプ氏は、それから24時間もたたないうちに、「米国の指導者らが何が起こっているのか把握できるまでの間、イスラム教徒の入国を全面的かつ完全に禁止」すべきだと訴えた。

 エジプトのイスラム教権威機関「ダールイフタ(Dar al-Iftaa)」は、この提案を「過激主義で人種差別主義」と非難。この他、英政府などからも批判の声が上がっているが、トランプ氏は8日もなお、反省の色を見せていない。

 トランプ氏のポピュリスト的な基準から見ても過激な今回の発言は、共和党の有力メンバーや選挙のライバル陣営からも同様に猛烈な批判を受けた。

 候補者指名争いで大幅に遅れをとっているリンゼー・グラム(Lindsey Graham)上院議員は米CNNテレビで、トランプ氏の選挙スローガン「アメリカを再び偉大に」を引き合いに出し、「どうすればアメリカを再び偉大にできるか知っているか」と問いかけ、「ドナルド・トランプに『地獄へ落ちろ』と言うことだ」と述べた。

2880チバQ:2015/12/09(水) 23:35:45
■「ルーズベルト大統領もやった」と反論

 だが、トランプ氏は少しもひるまず、自身の入国禁止の提案を、第2次世界大戦(World War II)中にフランクリン・ルーズベルト(Franklin D. Roosevelt)大統領が取った「敵国人」の日本人とドイツ人に対する方策になぞらえた。

 米ニュース専門局MSNBCの番組「モーニング・ジョー(Morning Joe)」でのインタビューで、この提案は米国が重んじる価値観に反しないかとの質問を受けて、同氏はこう答えた。「ノーだ。FDR(ルーズベルト大統領のイニシャル)がやったじゃないか」

 それでも批判の嵐は収まらず、人気児童小説「ハリー・ポッター(Harry Potter)」の作者J・K・ローリング(J.K. Rowling)氏は、同作に登場する悪役よりもトランプ氏は悪者だと述べた。

「恐ろしい。ヴォルデモート(Voldemort)も全く足元に及ばない悪者だ」としたローリング氏のツイッター(Twitter)投稿は、瞬く間に拡散した。

 英政府も同様の反応を示している。デービッド・キャメロン(David Cameron)英首相は報道官を通じ、トランプ氏の発言を「敵対的で、用をなさず、単純に間違っている」と一蹴し、「全く同意できない」と述べた。

 また、スイス・ジュネーブ(Geneva)に本部を置く国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)も、トランプ氏の発言に直接言及はしなかったものの、米大統領選で使われている表現は重要な米国の難民再定住制度を脅かすものだと警鐘を鳴らした。(c)AFP/Peter STEBBINGS

2881チバQ:2015/12/09(水) 23:36:12
http://www.afpbb.com/articles/-/3069552
トランプ氏に「大統領の資格なし」 ホワイトハウスが痛烈批判
2015年12月09日 07:41 発信地:ワシントンD.C./米国
【12月9日 AFP】米ホワイトハウス(White House)は8日、2016年大統領選挙で共和党の指名獲得争いの首位を走る不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏がイスラム教徒の入国を禁止すべきだと提案したことを受け、同氏に大統領に就任する資格はないとして、共和党陣営に対しトランプ氏を糾弾するよう呼び掛けた。

 ジョシュ・アーネスト(Josh Earnest)大統領報道官は、トランプ氏を「偽物の髪」をまとった「祭りの客引き」で、その選挙運動は「歴史のごみため」レベルだとこき下ろし、同氏の提案は憲法違反だと指摘。その発言を「侮辱的」「有害」などさまざまな言葉で形容しながら、「ドナルド・トランプ氏はきのう(7日)の発言で、大統領への就任資格を失った」と述べた。

 このようにホワイトハウスが異例なまでの痛烈批判を展開するのは、トランプ氏の発言がイスラム教徒の米国人とイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」との戦いに与え得る影響への懸念の表れであることと同時に、大統領選を来年に控え、政治上の好機として利用したい思惑もうかがえる。

 アーネスト報道官は即座に、トランプ氏の発言を批判しながらも大統領候補となれば支持すると表明している共和党の重鎮らに対する批判も展開した。「トランプ氏の発言は資格剥奪に相当する。そして、共和党支持者らを恐れてそれを認められない共和党員も、やはり大統領になる資格はない」と語った。(c)AFP


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