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鉄鋼・非鉄金属スレッド
242
:
とはずがたり
:2006/02/12(日) 15:29:22
ちょっと古い記事だが。
構造改革に挑む/<3> 総論 世界の鉄鋼再編(2)
再編で変わる欧州鉄鋼地図
http://www.japanmetal.com/special/special_48.html
欧州では、1952年、欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)が発足し、本格的に復興の道のりを歩み始めた。58年1月にはECSCを基礎として「欧州経済共同体」(EEC)がスタート。67年、EECおよびECSCにユーラトム(欧州原子力共同体)が大合同、ECが成立。域内関税の撤廃をはじめ、産業政策の共通化など25年に及ぶ努力が積み重ねられた。
この間、鉄鋼産業ではEC委員会の下、クオーターごとの生産割り当て、工場別出荷調整、設備調整など、事実上の合理化カルテルに当たるガイドラインに守られ、発展してきた。
92年、欧州連合(EU)が誕生。政治統合も成り、99年1月共通通貨「ユーロ」による決済が始まり、本年2月末、加盟各国通貨は消え、ユーロ貨幣に1本化された。同時に、本年7月にはECSCの50年協定も消滅する。
こうしたECからEUへの完全統合による市場規模の拡大をにらんで、各国鉄鋼業は、国営企業の民営化、コスト競争力の強化に向けて、企業統合・合併を競って推進した。90年代半ばまでには、いわゆる「1国1ミル」体制を確立。さらに、世紀末から最近にかけては、国境を越えた大統合に踏み込んできている。
ドイツは94年時点、大手企業としてはティッセン、クルップ/ヘッシュ、など4社グループが存在していた。このうち、1、2位企業が97年4月合併、新たにティッセン・クルップ・シュタールとして発足。残されたクレックナーは94年後半、ベルギーのシドマールに株式72%を売却。また、EKOは同じくベルギーのコックリルに株式60%を譲渡。ドイツ単独資本はTKS1社になった。
フランスは、国営系企業ユジノール/サシロールが95年7月民営化。97年ユジノールに改称、(1)鋼板(2)ステンレス(3)合金鋼・特殊鋼の3部門に整理統合、スリム化した。その後、ベルギーのコックリルを合併。さらに、アルベドグループと本年2月統合、世界最大企業「アルセロール」として、新発足した。
ベルギーは94年時点、コックリル、シドマール、フォルジ、ウジーヌの大手4社体制だった。このうち、フォルジは96年12月倒産。ウジーヌは97年2月、オランダ・ホーゴベンスに株式50%を売却、同年3月には高炉部門を閉鎖し、電炉(50万トン)のみとなった。コックリルは独EKO社を買収、98年にはユジノールと統合、さらにアルセロールに合流した。
ルクセンブルクのアルベドは独・仏・スペイン・ベルギーにまたがる大鉄鋼メーカーとして統合の中心に座り、ついに世界最大企業の名をものにした。 英国・オランダは99年秋に合併(コーラス)、当時欧州第1位となったが、アルセロールに抜かれた。
このほか、英国に本拠を置く「LNM」はイスパット・グループとして知られる。99年世界ランキング9位だったが、2000年4位に躍進。米・加・独・露・アイルランド・メキシコ・インドネシア等に生産拠点をもつ異色企業だ。
欧州ミルのめまぐるしい統合合併の動きは、長期的視点・戦略に基づく強いダイナミズムを感じさせるものといえよう。
243
:
とはずがたり
:2006/02/12(日) 15:37:03
>>242
=ドイツ=
○EU鉄鋼不況のダメージが軽く民間主導で再編進む
○多角化が進み鉄鋼事業はやや軽視される傾向にあり
94年時点でティッセン,クルップ,クレックナー,EKOの4社体制。
1、2位企業が97年4月合併、新たにティッセン・クルップ・シュタールとして発足。
クレックナーは94年後半、ベルギーのシドマールに株式72%を売却。
EKOは同じくベルギーのコックリルに株式60%を譲渡。→ユジノール,アルセロールへ
→ティッセンクルップ,シドマール,アルセロールの体制に
=フランス・ルクセンブルグ=
フランスは、国営系企業ユジノール/サシロールが95年7月民営化。97年ユジノールに改称,その後ベルギーのコックリルを合併。さらに、ルクセンブルグの国家的保護のもと経営再建を果たしたアルベドグループと本年2月統合、世界最大企業「アルセロール」として、新発足した。
=ベルギー=
94年時点、コックリル、シドマール、フォルジ、ウジーヌの大手4社体制。
フォルジは96年12月倒産。
ウジーヌは97年2月、オランダ・ホーゴベンスに株式50%を売却、同年3月には高炉部門を閉鎖。
コックリルは独EKO社を買収、98年にはユジノールと統合しさらにアルセロールに合流。
シドマールは独クレックナーの株式72%を購入。
→アルセロール・コーラス・シドマールの体制に。
=英・蘭=
英BSCと蘭ホーゴベンスの経営統合でコーラス成立。英蘭の経営上の対立も伝えられる。
245
:
とはずがたり
:2006/02/20(月) 16:30:43
アルセロール買収提案、結論は株主が出すべき=ミタル会長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060220-00000838-reu-bus_all
[ニューデリー 19日 ロイター] 欧州鉄鋼大手アルセロールに対する買収提案を行っている同業ミタル・スチールのラクシュミ・ミタル会長は19日、アルセロールの未来は株主が決めるものであり、個人が決めるものではない、との見方を示した。
私用で訪問したニューデリーの地元テレビ局NDTVのインタビューでミタル氏は「最終的には感情論を排さなければならない」と述べた。
その上で「ビジネスはビジネスとして認識しなくてはならないというのが、私の訴えてきたこと。これは株主によって所有されているビジネスであり、彼らに決定させるべき。個人や感情は重要ではない」と語った。
一方、フランスのシラク大統領をはじめ、欧州各国は同買収提案に反対の立場を表明している。
ミタル会長は、インドのシン首相が20日のシラク大統領との会談で、この問題を取り上げてくれるよう希望する、とも語った。
(ロイター) - 2月20日14時25分更新
247
:
とはずがたり
:2006/02/21(火) 11:04:30
オランダ・ミタル:アルセロール買収提案 鉄鋼再編、日本も影響不可避
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/nld/archive/news/2006/02/20060205ddm008020011000c.html
鉄鋼世界最大手のミタル・スチールが業界2位のアルセロールの買収を提案したが、その成否が日本の鉄鋼メーカーに大きな影響をあたえる可能性があり、各社は行方を見守っている。
新日本製鉄の三村明夫社長は2日、国際鉄鋼協会の会合で訪れたパリでアルセロールのギー・ドレ最高経営責任者(CEO)と会談した。両社は研究開発などで「戦略的提携」を結び、中国で自動車向け鋼板の合弁事業を展開する。
会談は以前から予定されていたものの、アルセロールが提案を受けた直後だけに注目されたが、新日鉄は会談の内容を明らかにしていない。
新日鉄は、ミタルとも北米で共同出資の鋼板加工会社を持つ。ミタルは76年にインドネシアで創業、企業買収で経営規模を拡大してきた。
今回の買収提案先のアルセロールは自動車向けなど高級鋼材が強みで、日本メーカーとも競合する。業界関係者は「今回の提案が不調に終わった場合、買収の矛先が日本のメーカーに向く可能性がある」と指摘している。
日本のメーカーは新日鉄と住友金属工業、神戸製鋼所の3社が互いに株式を持ち合うなど敵対的買収の防衛策をとっているが、巨大メーカーの再編の行方に注目している。[熊谷泰]
==============
◆世界の鉄鋼大手の再編と提携の動き◆
(1)ミタル・スチール 5895万トン=アルセロールに買収提案(オランダ)
(2)アルセロール 4690万トン(ルクセンブルク)
(3)新日本製鉄 3141万トン=アルセロールと戦略的提携・合弁、ミタルと合弁
(4)JFEスチール 3113万トン
(注)数字は04年の粗鋼生産量
毎日新聞 2006年2月5日 東京朝刊
248
:
とはずがたり
:2006/02/21(火) 11:04:54
ミタルの買収提案 世界鉄鋼地図、変動も 新日鉄とJFEに警戒感
http://www.sankei.co.jp/news/060207/morning/07kei003.htm
世界最大の鉄鋼メーカー、ミタルスチール(オランダ)が表明した二位アルセロール(ルクセンブルク)への大胆な買収提案は、アルセロールの拒否にあって膠着(こうちゃく)状態に入った。展開次第では、三位の新日本製鉄や四位のJFEスチールに影響が及ぶのは必至で、世界の鉄鋼業界地図が大きく塗り変わることになりそうだ。(樋口教行)
総額百八十六億ユーロ(約二兆六千億円)で買収を仕掛けられたアルセロールは、安定株主からの買収拒否の援護射撃で時間を稼ぎつつ、有効な対策の準備を進める。
同社の安定株主は発行済み株式数の計11%。内訳は6%のルクセンブルク政府、3%のベルギー地方政府、2%の自社従業員だ。役員を送り込むルクセンブルク政府は、「買収阻止にあらゆる手段を講じる」(ユンケル首相)などと反発、アルセロール従業員約二万九千人を抱えるフランスや、同一万五千人が働くスペインの両国政府も同調の動きを示した。
アルセロールは、フランス、ルクセンブルク、スペインの大手鉄鋼三社が二〇〇二年に合併した粗鋼生産四千七百万トンの巨大メーカーだ。近代鉄鋼業発祥の欧州には英コーラスや独ティッセンクルップも健在だが、上位は日本の新日鉄とJFE、韓国のポスコ、中国の宝山鋼鉄などアジア勢が躍進し、鉄鋼王国だった米国勢も影が薄い。
ミタルの本社はオランダで実質機能もロンドンだが、インド系企業とみられ、欧州に残る「鉄は国家」の意識からくる反発もあるようだ。
こうした中、アルセロールのギイ・ドーレ最高経営責任者(CEO)は二日、戦略提携関係にある新日鉄の三村明夫社長とパリで会談し、「ホワイトナイト(白馬の騎士=友好的買収)」との観測も出た。だが、関係者の間では、ドーレCEOから三村社長に支援要請など具体的提案はなかったようだ。新日鉄は米国で、ミタルに買収された旧インランドスチールと合弁しており、「何をいっても影響が大きい」(新日鉄役員)と沈黙を守る。
新日鉄にとっても、今回の買収劇の行方は大きな影響をもつ。アルセロールには、顧客の自動車メーカーが進出先の欧州で調達に困らぬよう技術供与の鋼材を供給してもらっているほか、中国でも宝鋼との高級自動車鋼板の合弁を行うなど、世界戦略の土台となる深い関係にある。ミタルが買収に成功すれば、経営の自由度が制約され、買収の標的にもなる恐れがあり、アルセロールといずれ資本提携に発展するとの見方は根強い。
一方、JFEは、アルセロールが近く買収に入るカナダの大手ドファスコと提携し、ミタルがアルセロール買収後にドファスコを手放すとの表明に安堵(あんど)している。ただ、ミタルの巨大化で同社も買収防衛策を検討せざるをえなくなるだろう。
買収表明直後は反対論に包まれた欧州でも、「最終決定するのは株主」(ブルトン仏経済産業相)と風向きの変化や、問題の長期化を指摘する向きも出ている。
251
:
荷主研究者
:2006/02/26(日) 23:19:24
【日本製鋼所室蘭:工場拡張など】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20060105&j=0024&k=200601054962
2006/01/05 07:58 北海道新聞
工場拡張などに30億円 日鋼室蘭 米・中の需要増受け
【室蘭】日本製鋼所室蘭製作所は四日、製鋼工場の拡張など総額三十億円超の設備投資計画を明らかにした。中国や米国の経済成長に伴って増えているエネルギー生産用の関連製品受注の拡大に対応する。同製作所の二○○六年三月期の売上高は約二十五年ぶりに六百億円を超える見通しで、新規投資で来期以降七百億円の売り上げを目指す。
同製作所は受注拡大を受け、製鋼工場からの出鋼量を月九千トンから同一万トンに引き上げたばかり。今回の同工場の拡張や付帯設備の増強で、出鋼量は同一万五百トン程度に増える見込みだ。これに伴い、発電所の蒸気タービン用ローターシャフト(回転軸)や原子炉の圧力容器用部材、石油精製用のリアクター(反応塔)なども増産する。
また、天然ガス輸送用パイプラインなどに使うクラッド鋼板・鋼管は溶接などの生産ラインを増強。クラッド鋼板生産能力は現在の月三千五百トンから同四千二百トンに、鋼板をパイプ状にしたクラッド鋼管も現在の月間生産総延長八キロが同十キロに増える。昨年末から一部着工しており、○六年中に完成。設備増強部分は今春から順次稼働する。
252
:
とはずがたり
:2006/03/10(金) 03:32:21
世界戦略はどうなってんのん?
JFE、新中期計画 3年で投融資7800億円 高収益路線鮮明に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060310-00000017-san-bus_all
JFEホールディングスは九日、平成十八年度を初年度とする三年間の新中期経営計画に、自動車やエネルギー分野などに使われる高級鋼材の能力増強投資を中心に連結ベースで投融資七千八百億円(現行計画実績五千三百億円)を投入すると発表した。高級鋼材の生産量も現行約二千万トンから、三百万トン増の二千三百万トンに高め、高収益路線を鮮明にする。
三年後のグループの姿を示す連結財務指標は、売上高約三兆三千億円(今期予想三兆五百億円)、経常利益五千億円程度(同五千億円)とした。経常利益は現状維持だが、「高いレベルの収益を継続的に獲得できる体質を確立する」(数土文夫社長)と述べた。
また、連結有利子負債残高は、現行約一兆二千億円(三月末予想)から八千億円程度へとさらに圧縮するが、借入金返済を最優先にしてきた従来の姿勢から攻めへの姿勢に転換する。この結果、財務の健全性を表す負債資本比率を50%以下に抑え、高財務格付けを維持して大型投資が必要な場合に機動的に対応できるようにする。(産経新聞) - 3月10日2時34分更新
253
:
とはずがたり
:2006/03/11(土) 04:22:08
唐山鉄鋼:合併で中国2位へ、世界500強入りも
2006/03/09(木) 11:15:53更新
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0309&f=business_0309_003.shtml
河北省・唐山市にある鉄鋼大手「唐山鉄鋼」が「宣化鉄鋼」及び「承徳鋼鉄」を吸収合併することで3社が合意、2月28日に新会社の発足式典が開かれた。
式典には、河北省の季允石・省長、唐山鉄鋼集団の王天義・董事長、唐山市政府の幹部などが出席した。
新会社名は「唐山鋼鉄集団」。2005年実績で、粗鋼生産量が1608万トン、利益総額が21.4億元となり、中国で第2位の鉄鋼メーカーとなる。
同集団ではできるだけ早期に、粗鋼生産量を2000万−3000万トンにまで拡大させたい意向。また2010年までに、世界500強企業に入ることを目指している。売上高では1000億元以上を目標としている。
中国唐山市日本事務所では、「合併により、研究開発費を効率よく使うことができる。こういったメリットを活かして、新会社では高品質の製品の開発を行っていく」と説明している。(編集担当:菅原大輔・如月隼人)
254
:
とはずがたり
:2006/03/11(土) 04:23:17
首鋼集団:「外資に買収される危険性」ミタル警戒
2006/03/08(水) 12:05:27更新
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0308&f=business_0308_008.shtml
首鋼集団の朱継民・董事長(写真)は、「300億元を持っている人ならば、誰でも中国最大の鉄鋼メーカーである宝山鋼鉄でさえも買収することができる」などと危機感を表明した。国際的な鉄鋼業界ではこのところ、世界最大の鉄鋼メーカー「ミタル・スチール」が欧州の鉄鋼大手「アルセロール」に対して買収提案を行ったことに伴い、業務提携や資本提携などで敵対的買収をけん制する動きが加速している。7日付で人民日報が伝えた。
首鋼集団の朱・董事長は、「政府が法整備を行わないならば、外資系ファンドや多国籍企業によって、(中国の鉄鋼業界は)解体されてしまう」と発言。
さらに、「ミタルがアルセロールの買収に成功すれば、ヨーロッパ、北米、南米の資源を独占するだろう」「中国の鉄鉱石はブラジル産とオーストラリア産がほとんどで、資源の調達先が狭められてしまう」などと警戒感をあらわにした。
なお、首鋼集団は2006年における鉄鋼の生産量を、前年比5%増の1100万トン超とする方針だという。(編集担当:菅原大輔・如月隼人)
260
:
荷主研究者
:2006/03/30(木) 01:01:59
【新日鐵室蘭:全工程で設備更新】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20060204&j=0024&k=200602042220
2006/02/04 08:47 北海道新聞
新日鉄室蘭、全工程で設備更新 8カ年計画 生産強化図る
【室蘭】新日鉄室蘭製鉄所は三日、二○○六年度から製鉄関連のほぼ全工程で老朽設備の更新と補修に取り掛かる方針を明らかにした。設備更新などは数十カ所に及ぶ見込みで、約八年間で実施する長期計画となる。当面、自動車部品用の特殊鋼生産でフル操業が続く見通しの中、老朽設備を一新し、生産基盤を強化するのが狙い。
同製鉄所は○一年に高炉を改修するなど大規模な設備投資計画はほぼ終えている。このため、今回は高炉や転炉などの主力設備ではなく、各工程の付帯設備を中心に小規模の更新と補修を繰り返す形。石炭などの原料加工から製鋼、圧延、特殊鋼製品の仕上げまでのほぼ全工程が対象。設備投資額は明らかにしていない。
261
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/07(金) 02:08:32
>>258
住友金属が買収防衛策 「事前警告型」を導入
2006年04月06日21時02分
http://www.asahi.com/business/update/0406/157.html?ref=rss
住友金属工業は6日、買収者に事前の情報提供を求める「事前警告型」の買収防衛策を導入したと発表した。資本・業務提携している新日本製鉄、神戸製鋼所との3社で、敵対的買収に共同で対抗する方針を公表していたが、住金は単独の防衛策を加えた。新日鉄も同様の防衛策を決め、神鋼は「検討中」という。
住金の防衛策は、株式の20%以上(議決権ベース)の取得をめざす買収者が現れた場合、目的や買収後の経営方針などを示すよう求める。取締役会が60〜90日間かけて検討して賛否を決め、株主に示す。買収者が突然、株を大量取得したり事前の情報提供に応じなかったりした場合、新株予約権の発行などの対抗策を実行する。防衛策は6月の株主総会に諮り、過半数の賛同を得られなければ廃止する。
また住金は同日、06年度から3年間の設備投資額を03〜05年度の1.5倍にあたる4800億円に増やすと発表した。
267
:
とはずがたり
:2006/04/19(水) 01:03:44
鋼線子会社合併へ 新日鉄系と大手商社 関市に新工場
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060418-00000015-cnc-l23
[愛知県] 新日鉄と大手商社系の伊藤忠丸紅鉄鋼は17日、それぞれの子会社2社を合併し、金属加工の新会社「日鉄東海鋼線」(愛知県北名古屋市)を6月1日付で設立すると発表した。中部に拠点を置く自動車メーカーの需要増に対応したもので、両社は系列を越えた合併により、規模の拡大と効率化を目指す。
合併するのは中京製線(北名古屋市)とチタック(静岡県磐田市)で、存続会社は中京。新会社の資本金は約6億9千万円で、出資比率は新日鉄が51%、伊藤忠丸紅鉄鋼が34・4%など。部品メーカーの青山製作所(愛知県大口町)と豊田通商も2%ずつ新たに出資する。社長には新日鉄出身で、中京顧問の山口正昭氏(63)が就任する予定。
新会社発足に合わせ、岐阜県関市の工場団地「関テクノハイランド」に約60億円を投じ、新工場を建設。来年春から稼働する予定だ。
両社は、主に自動車のボルトやナットの素材などに使われる冷間圧造用(CH)鋼線を生産。CH鋼線は品質が厳しく、海外での現地調達が難しいとされ、国内外で増産を続けるトヨタ自動車やスズキなどからの需要が急増、生産能力の拡大が課題となっていた。
両社は合併でお互いの経営資源を補完し合う方が、単独で行うよりも新規投資が抑制でき、迅速な対応ができると判断した。両社の生産量は現在合わせて月間8千トンだが、新工場の稼働で1万数千トンまで引き上げる予定。年間の売り上げ規模も2社合計の五十数億円から約100億円になると予想している。
(中日新聞) - 4月18日12時52分更新
268
:
荷主研究者
:2006/05/02(火) 22:30:46
【衣浦14号地に「中日本鋳工」本社工場移転進出】
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20060216/lcl_____ach_____003.shtml
2006.02.16 中日新聞
衣浦14号地に民間初進出「中日本鋳工」本社工場を移転
県企業庁が所有する西尾市港町の衣浦14号地に、名証二部上場の銑鉄鋳物製造会社「中日本鋳工」(鳥居祥雄社長、同市高畠町)が移転することになった。民間企業では初の進出。市は、優遇措置として「企業立地促進条例」を定めて企業誘致に力を入れており、その適用第一号。固定資産税や都市計画税、償却資産税が三年間、免除される。 (桜井 孝雄)
衣浦14号地は、矢作川河口の衣浦臨海工業地帯の一画を占める。九一・一ヘクタールのうち六一・一ヘクタールは、県の流域下水道施設・矢作川浄化センターが稼働している。別に一〇・二ヘクタールを分譲しており、中日本鋳工は、その約一・七ヘクタールに本社工場を全面移転させる。先月中旬から工事に着手、今年九月に操業を開始する予定。
同社は、生産設備の老朽化で需要の変化に対応できなくなった。加えて本社工場が市街地にあるため、振動や騒音で昼間にしか操業できない制約を受けていた。
移転で生産設備を一新。昼間の一直体制から昼夜の二直体制にするなどし、これまでの月産九百トンから千二百トン以上を安定生産できるようにする。生産能力の増強と生産の効率化で、七期続いた赤字体質からの脱却を図る。総投資額は二十九億円。
272
:
荷主研究者
:2006/05/03(水) 00:02:03
【日立金属:安来工場にアモルファス金属材料生産拠点】
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/165269006.html
'06/02/24 山陰中央新報
日立金属が安来工場にアモルファス金属材料生産拠点
日立金属(東京都港区)は23日、電力用変圧器の鉄心に使われるアモルファス金属材料の生産拠点を同社安来工場(安来市飯島町)の敷地内に新設する、と発表した。同材料を使ったアモルファス変圧器は省エネ性能が優れており、世界的に需要が急増している。2007年1月の稼働開始、10年度の販売高を350億円と見込む。
新工場の名称は「日立金属安来アモルファス工場(仮称)」で、延べ床面積7500平方メートル。設備投資額は50億円。
同社は現在、米国に年間生産能力2・2万トンの製造拠点を持つが、国内工場新設で、生産能力を2・4倍の5・2万トンに引き上げる。
生産増強の背景には、京都議定書の発効など、二酸化炭素(CO2)排出量抑制に向けた省エネへの世界的な関心の高まりがある。
アモルファス金属材料を使った変圧器は、広く普及している電磁鋼板を使った変圧器と比べ、作動していない状態で消費される待機電力を約7割削減できるという。
電力インフラの整備が急ピッチで進むインドでは、アモルファス変圧器の採用比率が高く、中国も普及への取り組みを開始。日本でも省エネルギー法による特定機器に指定されている。
同社は、アモルファス変圧器の普及が特にアジア地域で急拡大すると予想。同地域に密着した日本国内で、高級特殊鋼の研究で世界トップレベルの冶金(やきん)研究所や安来工場の持つ材料開発や量産技術の活用を見込み、同工場敷地内への新設を決めた。
安来工場の松本和美副工場長は「新工場は軟磁性材料製造で、特殊鋼製造の安来工場とは分野が異なるが、新用途の材料開発などでシナジー効果を期待する」と話した。
澄田信義知事の話 省エネルギーを通じて地球環境の保護に資する材料の製造工場であり、将来にわたって生産拡大が見込まれる。島根県経済の活力向上、持続的成長に大いに貢献していただけると期待している。
アモルファス金属材料 軟磁性材料に含まれ、非結晶で原子が不規則に並んでいるのが特徴。磁気特性や機械的特性に優れ、変圧器や電子・電気回路用磁気コア、金属接合用材料などに使われる。
273
:
荷主研究者
:2006/05/03(水) 00:07:57
【日立金属と大同特殊鋼:包括提携、OEMなど合意】
http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20060307/ftu_____thk_____003.shtml
2006.03.07 中日新聞
日立金属と包括提携 OEMなど合意 大同特殊鋼
大同特殊鋼(名古屋市)は六日、日立金属(東京)と包括的な業務提携で合意したと発表した。当面はステンレス鋼などの高級特殊鋼分野を中心に、OEM(相手先ブランドによる生産)や共同開発などを進める。資本関係にも踏み込み、九月末までに出資比率1%程度の株式を持ち合う。
プレス機用の工具鋼や航空機のエンジンシャフトなどに使われる高級鋼は技術の海外流出が進み、低価格を武器に中国が台頭。
両社はこれまで国内でライバル関係にあったが、提携によって生産や開発コストを引き下げることで競争力の強化を図ることにした。
これまでに合意しているのは▽精錬から鍛造、圧延までの工程の生産設備を活用したOEM▽生産技術の向上に向けた共同開発▽原材料・資機材の調達−の三項目。大同特殊鋼は渋川工場(群馬県渋川市)で高級鋼を生産しているが、知多工場(愛知県東海市)や星崎工場(名古屋市南区)でも一部生産している。
具体的な提携内容については、近く設置する検討委員会で細部を詰める。
当初は1%としている出資比率も、将来的には数%程度への引き上げを検討している。人事交流は当面予定していないという。
274
:
荷主研究者
:2006/05/03(水) 01:05:25
【JFE西福山で新コークス炉稼動】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200603240077.html
'06/3/24 中国新聞
JFE西福山で新コークス炉稼働
JFEスチール西日本製鉄所(福山、倉敷市)は二十三日、福山地区の第五コークス工場に新設したコークス炉を稼働させた。倉敷地区と東日本製鉄所京浜地区、中国から調達・購入していたコークスの不足分を新コークス炉で生産し、自給体制を整えた。コークス炉の新設は同所内では二十六年ぶりとなった。
福山地区のコークス炉は第三―第五工場に計八炉あり、新設で九炉体制となった。約百十億円を投じた新炉の年間生産能力は四十万トン。九炉全体では五百十万トンの生産を可能にした。
世界的な鉄鋼需要の高まりを受けて、福山地区ではコークスが不足。年間約四十万トンを、国内他地区と中国から半々の割合で調達していた。今回の設備投資で、年間約五十億円の経費削減が見込めるという。
同社はこの日、新コークス炉そばで稼働式を行い、社員ら約百人が出席。中島広久所長は「計画より三、四カ月早く完成し、JFEの新戦力になったことをうれしく思う」とあいさつした。(中島大)
275
:
荷主研究者
:2006/05/03(水) 01:16:13
【JFEスチール西日本製鉄所、発足3年統合効果出る】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200603310065.html
'06/3/31 中国新聞
JFE西、発足3年統合効果出る
旧NKK福山製鉄所(福山市)と旧川崎製鉄水島製鉄所(倉敷市)が統合し、JFEスチール西日本製鉄所が誕生して四月一日で三年になる。この間、中国特需などの追い風を受け、福山、倉敷の両地区では旧二社の垣根を越えた生産集約や技術移転が順調に進んだ。一方で、鉄鉱石など原材料価格の高騰や業界の世界的な競争激化が進んでおり、統合効果を生かしてさらなる収益力の強化が求められている。(田村勇雄、中島大)
「次の第四高炉の再火入れにより、統合当初に考えていた基盤整備が完成する」。今月二十三日、福山地区であったコークス炉の完成式で、西日本製鉄所の中島広久所長はこう説明した。
五月に第四高炉の改修完了で、同地区の設備増強が一段落。倉敷地区を合わせた粗鋼年産能力は二千百万〜二千二百万トンと、5〜10%拡大する見込みだ。
▽一体化を徹底
単一の製鉄所として世界最大規模を誇る西日本製鉄所。二〇〇四年度の粗鋼生産実績は両地区で千九百四十万トンと、JFE全体(二千七百六十五万トン)の七割を占める。〇二年度に比べ生産量は3・5%増え、粗鋼一トン当たりの収益では三倍以上と飛躍的に拡大した。両地区が徹底的な一体運営を進めた結果だ。
福山地区に三本、倉敷地区に一本ある自動車用鋼板などを生産する溶融亜鉛めっきライン(CGL)は、各ラインの特性を生かして生産品種を組み替えた。統合前は複数品種を生産していた福山の第三CGLを、足回り部品など自動車内板だけの専用ラインにした。
一方、福山の第二CGLから一部の特殊めっきラインを倉敷のCGLに移管。生産品種を絞り込むことで、品種を変更する度に必要なラインの段取り替えにかかる時間を短縮し、両地区のCGLの生産量は統合前に比べて二割アップした。
▽技術移転進む
技術移転も積極的に取り入れた。旧川鉄が開発した高炉改修技術「大ブロックリング工法」を旧NKK側にも導入。昨年三月に改修が完了した福山地区第五高炉では、工期が従来の半分以下の五十八日に短縮できた。倉敷地区には旧NKKの高強度厚板の急速冷却設備を導入。両地区では銑鉄や製鋼部などの部長クラスを入れ替えて、人事交流も図った。
経済成長を続ける中国向けの輸出の伸びなどで、JFEスチールが発足時に二千三百億円と見込んでいた〇六年三月期の経常利益は、〇五年三月期ですでに四千五百億円と約二倍の水準に達している。だが、最近は鉄鉱石など原材料価格の高騰が収益を圧迫している。輸出先の中国では、現地メーカーによる鉄鋼生産が拡大を続けているため、建材向けなどの汎用鋼材はすでに値崩れを起こしている。
こうした状況に対応して、西日本製鉄所では両地区の建材向けなど形鋼ラインを半減し、計二ラインに集約した。その一方で、倉敷地区には自動車部品向けに厚さや材質の違う鋼板をレーザー溶接して一体成型する設備(TWB)を導入。福山地区では自動車外板向けの高級鋼板を製造する四本目のCGLを増設しており、高付加価値化を進めている。
中島所長は「生産量を維持しながら、商品の付加価値を高める。特に、自動車向けを強化する必要がある」とみている。
【JFE西日本製鉄所の主な歩み】
2003年 4月 旧NKK福山製鉄所(福山市)と旧川崎製鉄水島製鉄所(倉敷市)が統合し発足
10月 福山、倉敷両地区で建材用など形鋼ラインを計4ラインから2ラインに集約
11月 倉敷・第2高炉の改修を終え、火入れ
04年12月 倉敷地区にTWBを国内鉄鋼メーカーで初めて導入
05年 3月 福山・第5高炉の改修を終え、火入れ。JFE全体9基の中で最大規模
06年 2月 福山・第4高炉の改修開始。5月をめどに火入れ
3月 福山・コークス炉を増設
276
:
荷主研究者
:2006/05/03(水) 22:10:27
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20060407003.htm
2006年4月7日 北國新聞
シーケー金属、本社隣接地に新工場 11月稼働、ネッキ能力4割増へ
シーケー金属(高岡市)は、同市守護町の本社工場に隣接する鉄工所跡など約一万五千平方メートルを取得し、十一月をめどに、メッキ工場、試験研究センターなど五施設を新たに稼働する。これに伴い、現在、メッキラインのある同市長慶寺の長慶寺工場は閉鎖、生産機能を本社工場に集約する。新メッキ工場では、生産量を40%引き上げる。
同社は、建築構造材などが対象の大物メッキと、部品、金物向けの小物メッキを事業化。利益率が高い小物メッキの受注を強めており、設備増強を検討していた。隣接地に新設するメッキ工場は小物用で、ロボットを導入した自動ライン二本に、長さ六メートル、二・五メートルのメッキ釜をそれぞれ備える。生産能力は現在の月間五百トンから七百トンまで増え、本社工場の大物メッキラインと合わせ、二千二百トンに伸びる。
生産設備では、小物メッキ工場のほか、ステンレス継ぎ手の生産工場、継ぎ手に付属する樹脂部品を生産するプラスチック射出成形工場を建設。加えて、商品の金属組織を検査する試験研究センター、社員寮を併設する。総投資額は九億六千万円。生産設備の集約に伴い、物流コストや管理費を削減、納期も短縮する。長慶寺工場の跡地は売却を検討している。
277
:
荷主研究者
:2006/05/03(水) 22:38:01
【苫小牧臨港、鋼材専用倉庫建設相次ぐ】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20060414&j=0024&k=200604139619
2006/04/14 09:09 北海道新聞
苫小牧臨港、鋼材専用倉庫建設相次ぐ ナラサキスタックス、道内最大級夏に完成
【苫小牧】苫小牧港の臨港地域で、鋼材専用倉庫が相次いで建設されている。苫小牧市内に点在するレンタル倉庫を借りて保管していた鋼材を自社倉庫に集約させ効率化を図るとともに、景気が上向き、鋼材需要が増えていることに対応する。
港湾運送業のナラサキスタックス(苫小牧)は、同市晴海町に鋼材専用としては道内最大級の倉庫(七千二百六十平方メートル)を建設中で、八月下旬に完成する。新倉庫は同社の「晴海物流センター」に既設の二棟に隣接して設置する。既設の倉庫はいずれも四千九百五十平方メートルで、新設の一棟を合わせた同センターの倉庫面積は一万七千百六十平方メートルとなる。
苫小牧北倉港運(苫小牧)も市内勇払一五二で建築用鋼材などを保管する倉庫を建設している。面積は六千六百平方メートルで、五月下旬に完成する。これまでは同市新開町の自社倉庫と、市内三カ所のレンタル倉庫を借りて保管していた鋼材を新倉庫に集約させる。
両社が建設中の倉庫はいずれも鉄骨造りで、保管能力は約二万トン。大型倉庫建設の背景には、景気が上向き、鋼材需要が増えてきた事情もある。
ナラサキスタックスの米田峻社長は「臨港地区に新倉庫が完成すれば、交通事情に悩まされることなく、苫小牧港に陸揚げされる鋼材をスムーズに収納できる」と話している。
283
:
とはずがたり
:2006/05/17(水) 19:08:17
白熱してきましたなぁ
アルセロール、自社株買いで対抗 ミッタルの買収提案で
2006年05月13日20時03分
http://www.asahi.com/business/update/0513/017.html
鉄鋼世界最大手ミッタル・スチール(オランダ)から敵対的買収提案をうけている2位のアルセロール(ルクセンブルク)は12日、対抗策として、最大で1億5000万株の自社株買いによる株主還元策を発表した。ミッタルも買収額の上積みを提案し、月内に株式公開買い付け(TOB)に乗り出す考えで、両社の攻防は山場を迎える。
アルセロールは総額50億ユーロ(約7100億円)の株主還元策を打ち出しており、今回の自社株買いはその一環。1株あたりの価値を上げて株主への配分を手厚くし、ミッタルの提案に株主が応じることを防ぐのが狙い。19日に臨時株主総会を開いて承認を得る。一方、ミッタルのラクシュミ・ミッタル会長は9日、これまで総額186億ユーロとしていた買収金額を上積みする考えを示した。
284
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/05/22(月) 09:48:09
経産省、非鉄金属の産業戦略を策定−国際競争力を強化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060522-00000017-nkn-ind
経済産業省は非鉄金属を対象とした産業戦略を策定した。需給逼迫(ひっぱく)や生産面で東アジア諸国の追い上げを受けている状況を踏まえ、非鉄金属産業の今後の方向性を検討。国内で培った競争力をベースに国際展開の推進が必要との結論を打ち出した。今後、業界団体が同戦略をたたき台に行動計画をまとめて、競争力強化につなげる方針だ。
経産省は非鉄産業戦略を業界全体の概論と「アルミニウム」「伸銅品」「電線・ケーブル」「マグネシウム」「チタン」「シリコン」「化合物半導体材料」の計7個別産業に分けてまとめた。
このうち概論では競争力の源泉育成が必要とし、国内ユーザーや装置メーカーとの連携強化を指摘した。いわゆる”擦り合わせ“が日本の強みであるとした上で、緊密な連携による次世代技術の開発や、高付加価値化による”川下“展開の必要性を挙げた。
(日刊工業新聞) - 5月22日8時29分更新
290
:
とはずがたり
:2006/06/22(木) 01:51:37
アルセロール、合併計画白紙撤回か ルクセン、露の支配憂慮
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200606200006a.nwc
FujiSankei Business i. 2006/6/20 TrackBack( 0 )
鉄鋼世界2位、アルセロール(ルクセンブルク)の筆頭株主(5・6%)であるルクセンブルク政府が、同社と同12位の露セベルスタリの合併計画に異議を唱えていることがわかった。新会社の経営をロシア側に奪われ、ルクセンブルク国内の雇用が脅かされる心配があるためで、合併計画が白紙撤回される可能性も出てきた。英紙デーリー・テレグラフが関係者の話として伝えた。
それによると、ルクセンブルクのユンケル首相は合併計画に「強い憂慮」の念を表明。最終的に反対する意向という。また、3・4%を保有するスペインの鉄鋼系大株主、アリストレイン家も合併決定の経緯に不信感を強め、合併の可否を検討する臨時株主総会の開催を要求している。
合併計画は、世界最大手、蘭ミタル・スチールによるアルセロール買収を阻止する目的で、5月に両者で合意した。しかし、実現すればセベルスタリのモルダショフ会長が新会社の株式の38%と最高役員会の定員(4人)の半数を握ることになる。ルクセンブルク政府はミタルによる買収計画にも、アルセロールによるルクセンブルク国内の雇用(約6000人)が脅かされるとして反対した。
計画はアルセロールの約3分の2の株主が支持しており、同社経営陣は30日の株主総会で承認を取り付ける予定だったが、ミタルが合併計画の不利を説き、計画に反対するよう呼びかけていた。ベルギーの株主も、ミタル案支持に傾き、英紙オブザーバーは一部の株主が、ミタル買収実現に向け株の買い占めに動き始めたと報じるなど、予断を許さない展開だ。
291
:
荷主研究者
:2006/06/26(月) 00:00:46
【神戸製鋼所長府製造所:ゼロエミッション達成】
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/yamaguchi/20060427/20060427_002.shtml
2006/04/27付 西日本新聞朝刊
埋め立て処分量 3304トンから50トンに圧縮 神戸製鋼長府製造所 ゼロエミッション達成
下関市長府港町の神戸製鋼長府製造所(門山尚志所長)がごみを極限まで出さない「ゼロエミッション」(同製造所基準で最終埋め立て処分比率0.5%以下)を昨年度達成した。従来出ていた廃棄物を徹底して分別し、再利用の道を他の企業と探るなどして、同処分比率を0.3%まで圧縮、処理にかかっていた費用を減らすだけでなく、有価物として販売することで収益を上げるまでになっている。同製造所は2005年度の県エコファクトリーにも認定された。
同製造所は銅板工場とアルミ押出工場があり、年間10万トン程度を生産、04年度の売上高は約600億円。01年3月に環境マネジメントシステム「ISO14001」の認証を受けたことをきっかけに、廃棄物の徹底減量に取り組んできた。
その結果、リサイクルセンターでの徹底分別や技術開発で、料金を支払って引き取ってもらう「廃棄物」を、業者に販売する「有価物」に転換することに成功。具体的には、銅板工場で出る汚泥の含水率を減らして銅精錬会社の原料としたり、廃プラスチック類はセメント燃料にするなどしたりした。また、廃棄物のまま工場から搬出されるものも、再資源化の技術を持つ中間処理業者と連携して金属回収率アップなどの成果を得た。
これにより、2000年度には埋め立て処分していた廃棄物が3304トンあったものが、05年度は50トンまで大幅減少。05年度に同製造所から出た1万6030トンの廃棄物のうち3分の2が有価物になり、廃棄物関連の収支が03年度に9000万円の赤字だったのが、6000万円の利益を生むことになったという。
長府製造所では、本年度は再資源化率100%を目指している。
293
:
荷主研究者
:2006/06/26(月) 00:34:34
【佐藤商事が苫東に鋼材加工工場建設へ アイシンと取引視野】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20060512&j=0024&k=200605127004
2006/05/12 07:37 北海道新聞
佐藤商事が苫東に鋼材加工工場建設へ アイシンと取引視野
【苫小牧】鋼材商社の佐藤商事(東京、村田和夫社長)は十一日、苫小牧東部地域(苫東)に鋼材加工工場の建設を決めた。製品はいすゞエンジン製造北海道(苫小牧)やトヨタ自動車北海道(同)に納入する計画で、六月にも着工、十月の操業を目指す。
村田社長と土地所有者の株式会社苫東(同)の高橋 了社長が同日、東京都内で土地の売買契約を結ぶことで基本合意した。十七日に正式契約する。
新工場の敷地は、臨空柏原団地内の約五千平方メートル。建物面積は千六百五十平方メートルで、鋼材の保管に必要な倉庫も設置する。総投資額は約三億円。
現在いすゞエンジン製造やトヨタ北海道に納めている生産ラインの補修部品を加工するほか、金属部品の鋳造に必要な金型の生産も視野に入れる。今後、来年四月に苫東で操業するトヨタ系列の自動車部品メーカー、アイシン北海道(同)との取引も目指す。
苫小牧市内ではアイシン北海道の操業が決まって以来、需要増を見込んだ自動車関連企業の進出の動きが水面下で続いており、立地を決めたのは佐藤商事が初めて。
佐藤商事は東証一部上場で、二○○五年三月期の売上高が千百十四億円。従業員四百六十九人。アイシン北海道の親会社のアイシン精機(愛知県刈谷市)とは、クラッチ部品の製造会社を共同出資するなど関係が深い。
294
:
荷主研究者
:2006/06/26(月) 00:58:05
【道内で最大規模 鋼材倉庫が苫小牧で稼動】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20060527&j=0040&k=200605271509
2006/05/27 14:11 北海道新聞
道内で最大規模 鋼材倉庫が苫小牧で稼動
苫小牧北倉港運が苫小牧市勇払に建設していた鋼材専用倉庫「トマホク2号倉庫」が完成し、操業を始めた。倉庫面積は約六千六百平方メートルと、鋼材倉庫としては道内最大級の規模を誇る。
同社が保管する鋼材はこれまで、新開町にある既存の自社倉庫を利用したほか、他社の倉庫にスペースを借り、分散していた。
今後、苫小牧港に近く道道上厚真苫小牧線沿いという好立地のトマホク2号倉庫に集約して、効率的に管理する。建設費は約六億六千万円で、保管能力は約二万トン。
倉庫内には、つり上げ荷重二十トンの天井クレーン一基と、十トンの天井クレーン二基を設置。効率よく入庫と出庫を行うほか、貨物をコンピューター管理する。同社は「温暖化防止も意識した。港に近く、トラックの輸送距離が短縮できる新倉庫で、環境への負担を減らしながら物流コストも削減したい」としている。
295
:
とはずがたり
:2006/06/26(月) 16:01:12
【アルセ+ミッタル合併】
新日鐵+住金+神鋼=大日鐵は未だか?
鉄鋼1・2位合併へ アルセ、ミッタル両社
2006年06月26日00時49分
http://www.asahi.com/business/update/0626/001.html
鉄鋼世界首位のミッタル・スチール(オランダ)から敵対的買収を仕掛けられている2位のアルセロール(ルクセンブルク)は25日の臨時取締役会で、これまでの拒否の姿勢を一転させ、合併受け入れで大筋合意した。AFP通信などが伝えた。アルセロールが進めてきたロシア鉄鋼大手セベルスタリとの合併に株主の反対が強かったうえ、ミッタルがアルセロールに有利な買収条件を示し、最終局面での逆転につながった。
ミッタルはインド出身のラクシュミ・ミッタル会長が創業し、買収を繰り返して急成長した。1位と2位の合併で、年間粗鋼生産量が1億トンを超す巨大企業が誕生する。1社で日本の年間生産量に匹敵する規模となり、新日本製鉄など国内各社も対応を迫られそうだ。
ミッタルは総額258億ユーロ(約3兆8000億円)でのアルセロール買収を提案していたが、AFP通信によると、25日にこの価格を引き上げるなどの譲歩案を示した。アルセロールはセベルスタリとの合併計画を撤回し、1億3千万ユーロの違約金を支払うことになるが、ロシア側の反発は必至だ。
鉄鋼の世界1位と2位、合併発表 日本の生産量に匹敵
2006年06月26日10時26分
http://www.asahi.com/business/update/0626/059.html
鉄鋼世界首位のミッタル・スチール(オランダ)と2位のアルセロール(ルクセンブルク)は25日、合併することで合意したと発表した。年間粗鋼生産量は1億トンを超え、1社で日本の年間生産量に匹敵する巨大鉄鋼会社が誕生する。世界市場占有率(シェア)の約10%を握ることになり、世界の鉄鋼業界に大きな影響を与えそうだ。
アルセロールの声明によると、合併会社の社名は「アルセロール・ミッタル」で、本社はルクセンブルク。合併は株式交換と現金を組み合わせ、アルセロールの株主が合併会社の株式の50.5%、ミッタルの株主が49.5%を持つ。ミッタル株のほとんどを保有するミッタル家は合併会社の株式の43%を握ることになる。
合併会社の会長はアルセロールのキンシュ会長が務め、社長にはミッタルのラクシュミ・ミッタル会長が就任する。キンシュ氏の引退後はミッタル氏の会長昇格が決まっており、近い将来、ミッタル主導の経営になる。
ミッタルは1月下旬、アルセロールの買収を提案。アルセロールは徹底抗戦の姿勢をとり、5月にはロシア鉄鋼大手セベルスタリとの合併案を発表して対抗した。
しかしセベルスタリとの合併にはアルセロールの株主の反対もあった。ミッタルは25日、買収金額を約7%引き上げて約274億ユーロ(約4兆円)にすることを提案し、アルセロールはこの日の臨時取締役会で受け入れを決めた。アルセロールはセベルスタリとの合併計画を撤回し、1億3千万ユーロの違約金を支払うことになる。
ミッタルはアルセロールとの合併に向け、合併比率や人事、本社所在地などで一定の譲歩をした。建材用などの鋼板が主力のミッタルにとって、自動車用鋼板など付加価値の高い製品に強いアルセロールの技術が何としても欲しかった事情がある。セベルスタリとの合併を阻むためにも、アルセロールの意向にある程度沿う必要があった。
296
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/27(火) 17:20:07
>>295
とりあえず、新日鐵+日新製鋼+中山製鋼くらいなら早い? しかし、ショボい・・・。
特殊鋼メーカーと合併するのもアリなのでしょうか?
アルセロール:ミタル買収受諾 ミタルCEO「日本メーカー買収意図ない」
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/news/20060627ddm008020043000c.html
【ロンドン藤好陽太郎】鉄鋼世界最大手ミタル・スチールのミタル会長兼最高経営責任者(CEO)とアルセロールのキンシュ会長が26日、ルクセンブルクで記者会見した。ミタル会長は、日本の鉄鋼メーカー買収について、「その意図はない」と否定したうえで、「新日鉄とは良好な提携関係にあり、これを発展させたい」と述べた。
またミタル会長は、アルセロールが合併で合意していたロシア鉄鋼大手セベルスタリについて、3社統合の考えがないことを明らかにした。
毎日新聞 2006年6月27日 東京朝刊
298
:
とはずがたり
:2006/07/05(水) 00:03:06
アルセロール買収後はインドや中国でも買収模索=ミタル会長
2006年07月03日15時15分
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200607030030.html
[ロンドン 30日 ロイター] オランダのミタル・スチールのミタル会長は30日、同社はアルセロール買収に続き、中国やインドなどの新興市場でも買収を模索していることを明らかにした。
ミタル会長は、ロイターとのインタビューで今後の買収戦略について「現時点では、中国とインドに焦点を合わせる」と語った。
ミタル会長はアルセロール買収について、合併後のグループは「少なくとも5年は競争を先取りしている」とし、業界の再編を加速させるだろうと述べた。
300
:
とはずがたり
:2006/07/11(火) 10:04:25
新日鐵も欧州に製鉄所一個ぐらい持ってなあかんわけよ
アルセロール・ミッタル合併 新日鉄「支配権の変更」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20060710mh07.htm
「提携の解消」条項に該当
新日本製鉄は7日、技術提携を結んでいる鉄鋼生産世界2位のアルセロール(ルクセンブルク)が、同1位のミッタル・スチール(オランダ)と合併した場合、技術提携を新日鉄側から一方的に解消できる「経営支配権の変更」に当たると判断したことを明らかにした。実際に提携を解消するかどうかは、アルセロールに合併内容の詳しい説明を求めた上で決めるが、大型の業界再編が日本メーカーの海外戦略にも波及してきた形だ。
新日鉄とアルセロールは2001年に技術提携を締結しており、アルセロールは新日鉄の技術供与を受けながら、トヨタ自動車のフランス工場やホンダの英国工場など、欧州にある日系自動車メーカーに高級鋼板を供給している。
新日鉄は技術の流出や漏えいを防ぐため、契約の中に、アルセロールの経営支配権が第三者に移れば、提携を打ち切れる条項を盛り込んでいる。
ミッタルは現在、アルセロール株を取得するため株式公開買い付け(TOB)を進めており、TOBが成功すれば、両社は合併して新会社を発足させる。
その際、ミッタル創業者のラクシュミ・ミッタル会長兼最高経営責任者(CEO)一族が株式の43%を保有して筆頭株主になることなどから、新日鉄は支配権の変更に該当すると判断した。
ただ、新会社の取締役は、7人のうち4人をアルセロール出身者が占める予定で、経営の実権がミッタル側に移るかどうか不透明な部分もある。このため、新日鉄はミッタルによるTOB期間が終了する今月中旬以降、アルセロールに対して、新会社の経営体制などの詳しい説明を求めるほか、顧客である欧州の日系自動車工場への影響などを分析し、最終判断する。
301
:
とはずがたり
:2006/07/11(火) 23:45:48
蘭ミタルがインドに照準 大型製鉄所建設を計画
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060711-00000012-fsi-bus_all
インド人富豪、ラクシュミ・ミタル氏が率いる鉄鋼世界1位の蘭ミタル・スチールがインド市場に照準を合わせ始めた。鉄鋼世界2位のアルセロール(ルクセンブルク)買収で欧州を席巻したミタルだが、母国を訪問したミタル氏は、インドの東部オリッサ州に新たな大規模製鉄所を建設する意向を明らかにした。
ブルームバーグによると、ミタル会長は7日、オリッサ州に年産1200万トン規模の大型製鉄所の建設を計画していることを明らにした。総投資額は87億ドル(約9918億円)。ミタルは隣接するジャルカンド州でも昨年、年産1000万トン規模の製鉄所建設計画を発表しており、実現すればミタルはインドでも最大規模の鉄鋼会社となる。
さらに同社の最高財務責任者で、ミタル氏の子息のアディテャ・ミタル氏は、インド国内での企業買収の可能性を示唆した。有力買収候補とされる地元タタ財閥の旗艦企業、タタ・スチールは、親会社が同社株式10%買い増しを発表するなど防衛策を強化した。
ミタル会長はインドの鉄鋼需要が今後10年間で年率平均7・3%増大し、同6・9%の中国を上回るペースと予測。インド市場を重視する姿勢を打ち出した。アルセロール買収で激しい反対を受けた欧州と異なり、インドではミタル氏を英雄視する世論も強く、今後同氏がインドでの活動を一気に拡大しそうだ。
(フジサンケイ ビジネスアイ) - 7月11日8時32分更新
302
:
とはずがたり
:2006/07/18(火) 22:10:35
合併後も提携、新日鉄が合意 ミッタル・アルセロールと
2006年07月16日22時51分
http://www.asahi.com/business/update/0716/004.html
新日本製鉄の三村明夫社長は16日、鉄鋼世界最大手ミッタル・スチール(オランダ)のラクシュミ・ミッタル会長らと京都市内で会談し、ミッタルが同2位アルセロール(ルクセンブルク)と合併した後も、新日鉄アルセロール間の包括提携を含め、友好関係を維持することで合意した。
京都で開催される国際鉄鋼協会理事会に合わせ、三村社長はミッタル会長やアルセロールのドレ最高経営責任者(CEO)らと個別に会談。三村社長は「品質や研究開発も重視するという方向性が確認できた。関係維持の方向でいけると思う」と報道陣に語った。ミッタル会長も「(新日鉄との関係は)もちろん継続する」と述べた。
307
:
荷主研究者
:2006/07/23(日) 23:27:24
【大同特殊鋼:知多工場の鍛造機を増設】
http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20060621/ftu_____thk_____001.shtml
2006.06.21 中日新聞
大同特殊鋼が鍛造機を増設 自動車向け強化
大同特殊鋼(名古屋市)は20日、知多工場(愛知県東海市)に最新の高速精密鍛造機1基を増設すると発表した。来年1月に運転を始める。自動車部品向けの需要拡大に対応するためで、投資額は約12億円。
同社は知多と君津(千葉県君津市)で熱間高速精密鍛造品を製造。これにより、同社の鍛造品の国内生産量は月産6000トンから7000トンに増える。
米オハイオ州にある100%子会社「オハイオ・スター・フォージ」にも1基を増設し、7月に運転を開始する。
312
:
とはずがたり
:2006/08/08(火) 02:47:40
頑張れ労働者よ。折角の素材高の恩恵が途上国の労働者の手に渡らないなんてのは不公正だ。
世界最大のチリ銅山で7日からストライキ (ロイター)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/chile/story/07reutersJAPAN223822/
[サンチアゴ 6日 ロイター] 世界最大の銅鉱山、チリのエスコンディダ銅山の労働者らが7日からストライキに入る見通しとなった。政府の調停にも関わらず、新労働協約をめぐる労使交渉が決裂したため。
組合は、銅価格が、前回2003年の交渉時から5倍以上に跳ね上がったことを反映した給与や手当ての引き上げを求めていた。
組合の幹部は週末にロイターに「ストライキは7日の最初のシフトから始める」としたうえで、ストは簡単には収束しない、との見通しを示した。
[ 2006年8月7日16時5分 ]
315
:
とはずがたり
:2006/08/21(月) 19:07:04
CSNが米鉄鋼会社と合併
http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DA_N_ID=14&DO_N_ID=12279
ナショナル製鉄CSNが米ホイーリング・ピッツバーグ製鉄を吸収することに決定、このため2億2500万ドルの投資が必要という。
同吸収でCSNは米、加でのCSN製鋼板の長期一手販売が可能になるという。新会社の株式の49・5%をCSNが取得し、50・5%は米鉄鋼会社の現株主に残るという。
316
:
とはずがたり
:2006/08/21(月) 20:16:45
世界の素材高の恩恵を途上国の労働者へヽ(`・ω・´)ノ
チリのエスコンディーダ銅山、労組が新たな契約条件を拒否
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060821-00000379-reu-bus_all
[アントファガスタ(チリ) 20日 ロイター] 世界最大の銅山であるチリのエスコンディーダ銅山での労使紛争で、労働者側は20日夜、鉱山側から提示された新たな契約条件を投票で拒否した。
8月7日に労働者らがストを開始して以来、エスコンディーダ銅山の生産量は半減し、精練銅の出荷で不可抗力条項の適用宣言を余儀なくされている。
労働者側の代表は「(提示された契約条件は)説明の途中で全会一致で拒否された」と発言。
今回提示された条件は、最大3万2000ドルの一時金が盛り込まれるなど、内容はこれまでと比べ大幅に改善したが、労組側は、前回契約を結んだ2003年に比べ銅価格が5倍に上昇していることから、それを反映した新たな契約を求めている。
エスコンディーダ銅山は英豪系資源大手BHPビリトン<BLT.L><BHP.AX>が権益の過半を保有し、世界の銅生産量の約8%を担う。
(ロイター) - 8月21日15時16分更新
323
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/08/31(木) 23:21:44
>>321
大紀アルミのシェアが1位(生産量52万トン)、
これまでの2位がサミット昭和アルミ(生産量18万トン)・・・昭和電工系の昭和軽合金と住商系のサミットアルミの統合会社、
新しい2位の日軽エムシーアルミが生産量31万トン。
324
:
とはずがたり
:2006/08/31(木) 23:49:27
情報あざーす。
大紀アルミとか聞いたこと無かったですが二位が18万㌧に対する52万㌧の首位とはかなりの優良トップ企業だったんでしょうか。
注目株なんでしょうか??
http://gold.ap.teacup.com/unagiinu/276.html
325
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/01(金) 00:13:17
>>324
正直なとこ、あんまり詳しくないから、この板で書くのが恥ずかしいのですが(上のデータも、日経に書いてあったのを見つけただけです)。
非鉄セクターは、資源高が今後見込まれるしPERが割安で、なかなか面白いと思うのです(素人なりに)。
資源高で苦しむ場合もありますけど、当面は在庫評価が上がりますし、製品の価格もより上がっているようなので、プラスの影響らしいです。
大紀アルミも、自動車関連産業の絶好調を背景に、業績を急伸させており、それが株価にも反映されてきています。
溶湯技術が優れているので、自動車産業の需要に対応しやすいようです。
おおいに割安だった水準をみているから、今から手を出しづらい感じもしますけど、こういった資源関連は世界的に重要視されてるし、もしかしたらグッと伸びるかもしれないと思っています。
他のセクターに比べれば、もともと割安だから、下値も限られるように思うし。
大紀アルミに限らず、非鉄は超好決算が多いです。最近の株価回復基調の中で急伸して織り込まれちゃった感もありますけど。
なお、今見てみたら、急伸して出来高が伸びてるので、個人的にはすぐには手出ししづらいですね。
326
:
とはずがたり
:2006/09/01(金) 00:19:37
すげぇ上昇トレンド。ちょっと手ぇ出しづらいけど,「業績は更なる上ブレ余地があるとの評価」を信じて参入もありかなぁ・・
(株)大紀アルミニウム工業所 (東証2部:5702)
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=5702.t&d=c&k=c3&t=1y&l=off&a=v&z=m&h=on&q=c&p=m65,m130,s
「株式」 大紀アルミ(5702)−個別銘柄ショートコメント
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060831-00000017-fis-biz
*10:27JST <5702> 大紀アルミ 866 +25
5日続伸。三菱UFJでは投資判断を新規に「1」、目標株価を1220円としている。再生アルミ需要の拡大に加えて、価格のスプレッドも拡大傾向、業績は更なる上ブレ余地があるとの評価。GSでも紹介レポート、自動車軽量化の恩恵を最も享受できるポジショニングにあると。
(FISCO)
(フィスコ) - 8月31日10時28分更新
328
:
荷主研究者
:2006/09/02(土) 23:43:24
【藤田金属:ICタグで鋼板コイルを管理】
http://www.job-nippo.com/news/details.php?t=&k=1196
2006年7月19日 新潟日報
ICタグで鋼板コイルを管理
鋼材製造・販売の藤田金属(新潟市)は、倉庫内に保管する鋼板コイルにICタグを取り付けて、保管位置を瞬時に把握できるシステムを導入する。倉庫内の運搬作業の効率や安全性を高めるのが目的。今月からシステムの設計に取りかかり、本年度内に三条市の工場での導入を目指す。
新システムでは、搬入時にICタグをコイルに取り付ける。倉庫内を碁盤の目のように区切って保管位置を設定し、作業用クレーンのセンサーでタグを読み取り、コイルをどのブロックに保管したかを記録する。
運搬作業では、クレーンの運転室内のモニターで特定のコイルの保管位置を把握。クレーンがコイルをつかんだ際にタグを読んで、間違ったコイルを運んでいないか確認できる。
倉庫内には常時、千個以上のコイルを保管しており、これまでは、作業員が倉庫内を歩いて目的のコイルを探し、目印の旗をさして、クレーンの運転手に位置を伝えていた。
システムの導入で、コイルを簡単に見つけられるため、作業時間のロスを減らすことができ、作業員が危険の伴う倉庫内に立ち入る必要もなくなる。
今回の投資額は約3500万円。経済産業省の「中小企業戦略的IT化促進事業」の補助金を活用する。
同社は「今までとは、全く違ったやり方になるので、社内でも期待は大きい。運転手の意見も聞きながら使いやすいシステムにしたい」として、新システムの稼働状況を見ながら、他の工場でも導入する方針だ。
329
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/03(日) 17:09:29
「レアメタル」輸出 中国が規制の動き
FujiSankei Business i. 2006/9/1
http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200609010028a.nwc
中国の資源保護や国内販売を優先する動きから日本企業の先端技術に欠かせないレアメタル(希少金属)の安定確保に影響が出始めている。レアメタルはハイブリッドカーや液晶パネルに不可欠な材料だが、希少なだけに世界的に生産量や生産国が限られる。中でも中国への依存度が高いのが特徴で、産業界も防衛策を迫られている。
(上原すみ子)
レアメタルの中でも特に中国への依存度が高いのが、タングステン、レアアースなど4品目。タングステンは自動車部品を切断したり削るのに必要な超硬工具に使われ、レアアースはハイブリッド自動車の駆動モーターやハードディスク駆動装置(HDD)向けの永久磁石の保持力を強化するのに最適とされる。インジウムは液晶パネルに、アンチモンはプラスチック、ゴムに添加される難燃助剤に使われ、いまや産業界には欠かせない鉱物資源に位置づけられる。
中国国内需要の拡大は、原油、銅など世界のあらゆる商品市況を押し上げる撹乱(かくらん)要因になっており、産業界に必要なレアメタルもその例外ではない。
需給逼迫(ひっぱく)だけではない。中国政府の資源ナショナリズムの高まりを背景に、将来的には中国がレアメタルも輸出規制に動く可能性も高まっている。
すでに事実上の輸出規制に動いている品目もある。タングステンは昨年に続き今年1月、輸出振興のために輸出すると税金が還付される増値税(付加価値税)の還付率を引き下げており、実質的な輸出規制に踏み切ったといえる。
このまま放置すれば産業界への影響が避けられないと、経済産業省資源エネルギー庁も対応に乗り出した。6月、レアメタルなどの鉱物資源も石油や天然ガス同様に資源戦略の一環だとする報告書をまとめ、安定確保に向けた探鉱開発や備蓄の強化を提言。これに加えて、レアメタルに変わる代替材料開発やリサイクル推進にも乗り出す計画だ。
この資源戦略研究会には、ハイブリッド自動車で世界の先端を行くトヨタ自動車、液晶パネル世界シェアトップのシャープ、レアアースを使う磁石メーカーの信越化学工業など日本を代表するメーカー幹部が顔をそろえ、「現状のままだと中国が輸出規制に転じた場合の代替材料が確保できない」と危機感をあらわにした。
一方、安定確保に向けて中国国内で鉱山などの上流部門に投資できるかといえば、資源保護の観点から難しい。例えば外資はレアアースの探査、採掘などに参入できないほか、精製や分離工程も制限業種に位置づけられている。
石油天然ガス・金属鉱物資源機構は先行して、昨年からこの問題に取り組み、今春にはタングステンなどの代替調達先を求め、ベトナム、カナダに調査団も派遣した。従来は価格が低迷していたため、カナダなどでは生産を休止したところもある。今後は、価格上昇を背景に再開できる可能性もあり、実現できれば有力な代替地になる。
レアメタルは少量輸入で、原油や銅などスケールメリットが物をいう商社の仕事にはなじまないと消極的だった大手商社も関心を高めている。最大手の三菱商事は4月、非鉄金属本部内に非鉄事業開発ユニットを立ち上げ、レアメタルの研究に乗り出した。
だが、石油や天然ガス同様に鉱山や権益確保に動くかと思いきやそう簡単ではないという。
レアメタルは「技術動向の行く方次第で需要が激減するため、簡単には投資できない特性がある。まずは今後の先端技術動向を見極めるほか、代替技術開発などの提案につなげたい」(三菱商事非鉄金属本部三輪純丈次長)と新機能も模索している。
丸紅経済研究所の柴田明夫所長は「レアメタルも石油や銅など他の資源同様に需給逼迫が予想され、中国以外の調達先の確保や代替技術開発を急ぐ必要がある」と警鐘を鳴らしており、中国の資源保護が本格化する前に官民で先手を打つ必要がありそうだ。
332
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/09/05(火) 20:29:44
>>330
アルセロール・ミタルにすれば今の日本の鉄鋼・特殊鋼メーカーは美味しそうだろうなぁ・・・
新日鉄:韓国鉄鋼最大手ポスコと提携拡大へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20060906k0000m020067000c.html
新日本製鉄は5日、韓国鉄鋼最大手ポスコとの資本・業務提携を拡大する方針を明らかにした。買収防衛策として、ポスコとの株式持ち合いを強化することや原材料の輸送協力など高まる高級鋼材の需要に対応できる関係強化を検討している。鉄鋼業界では、世界最大手のミタル・スチール(オランダ)が2位のアルセロール(ルクセンブルク)を買収するなど世界規模で再編が進んでおり、新日鉄はポスコとの関係強化でアジア市場での競争力を高め、買収防衛にも備える。
ポスコは世界3位の鉄鋼メーカーで、新日鉄とは00年に株式持ち合いを中心に提携を結び、両社が参画するオーストラリアの鉱山拡張や研究開発などを共同で行ってきた。昨年8月、提携関係を5年間延長することを決め、副社長レベルなどで具体的な事業戦略を話し合ってきた。
業務面での関係強化では、鉄鉱石などの輸送協力のほか、高炉などの設備改修時に生産量が落ち込むのを防ぐため、鋼板など最終製品前の「半製品」を相互供給する方向で調整している。
また資本面では、現在、新日鉄がポスコ株を3%強、ポスコが新日鉄株を2%強それぞれ保有しているが、この保有比率を引き上げる予定。
新生ミタルは、新日鉄の3倍以上の粗鋼生産量となり、今後も再編の機運は高まると見られている。国際的な買収に備えるため、新日鉄は国内では今年3月、住友金属工業や神戸製鋼所と株式の持ち合いを行うなど安定株主対策を進めている。[小原綾子]
毎日新聞 2006年9月5日 19時46分
336
:
とはずがたり
:2006/09/08(金) 23:26:06
日新製鋼、買収防衛策の導入を検討=広島断水で30億円損失
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060907-00000171-jij-biz
*日新製鋼 <5407> の津田与員常務執行役員は7日、買収防衛策の導入を検討していることを明らかにした。津田常務は事前警告型の防衛策に加え、「株式の持ち合いも重要な選択肢」と述べた。同社の筆頭株主である新日鉄 <5401> は神戸製鋼所 <5406> 、住友金属工業 <5405> と相互に株式を持ち合う防衛策を導入しており、日新製鋼も持ち合いに加わる可能性も出てきた。
(時事通信) - 9月7日20時1分更新
JFE系など3社、製缶事業で包括提携=10月に共同製造会社設立
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060907-00000163-jij-biz
*JFEコンテイナー、日本製罐 <5905> 、弥生工業の製缶3社は7日、製缶事業で包括提携することで合意したと発表した。10月に共同出資で製造会社を設立し、JFE系のJFE製缶千葉工場は2007年3月末に休止する。生産の効率化を進め、経営基盤を強化し、競争力を高めるのが狙い。
(時事通信) - 9月7日20時1分更新
神鋼、07年3月期の連結経常利益増額はアルミ、銅の在庫評価益が主因
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060907-00000168-jij-biz
*神戸製鋼所 <5406> の松谷高志専務は7日記者会見し、2007年3月期業績予想見通しの増額修正について、価格高騰が著しいアルミと銅価格の在庫評価益が主因と説明した。鉄鋼部門は販売価格は想定以上に上昇したものの、原材料価格の高騰も予想以上だったため、同部門の通期の売上高は従来予想比100億円増えるが、営業利益は20億円増の970億円にとどまった。
(時事通信) - 9月7日20時1分更新
鉄鋼4社が業績を上方修正 高級鋼材が高水準推移
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060908-00000015-fsi-ind
新日本製鉄、JFEホールディングス、神戸製鋼所、日新製鋼の鉄鋼大手4社は7日、2007年3月期の中間期と通期の業績見通しを発表した。鉄鋼事業で、自動車や電機などの国内製造業向け高級鋼材が高水準で推移し、輸出の主力である東アジア地域の市況回復なども進んだことから、4、5月の今春予測に比べ、4社ともに業績を上方修正した。このうち新日鉄、JFE、神鋼は中間期の復配の計画を明らかにした。
大手の中で唯一、7月の第1四半期(4〜6月期)業績公表時に、通期業績見通しを明らかにした住友金属工業も、その時点で4月時点に比べて見通しを上振れさせており、鉄鋼大手の事業は好調が持続している。
ただ、史上最高レベルの業績だった前期に比べると、すべての社が増収見通しながら営業・経常利益は減益予想。前期は安価な段階で調達していた鉄鋼原料を利用できたなど、利益上積みの特別要因があったため。
藤原信義・新日鉄副社長は「経常でみると、前期だけの一過性の特別要因によるマイナスが600億円ある。これを考慮して計算すると、実力的には7%程度の増益と判断している」と、堅調な事業環境を強調した。
神鋼は、中間期、通期ともに最終利益が5社の中で唯一増益見通し。銅・アルミ部門で、安価な段階で調達していた原料を利用できているのが要因だ。
8月に広島県の県営水道の事故で、呉製鉄所(広島県呉市)の操業度が低下した日新は「影響として(経常損益段階で)30億円の損失とみている」(津田与員・常務執行役員)と説明した。
(フジサンケイ ビジネスアイ) - 9月8日8時32分更新
338
:
杉山真大
◆mRYEzsNHlY
:2006/10/08(日) 21:26:00
へぇ〜北朝鮮の石炭使って鉄つくってたのか・・・・・ (゚Д゚;)
新日鉄:北朝鮮からの石炭輸入を停止
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20061009k0000m020012000c.html
新日鉄が北朝鮮からの石炭輸入を自主的に停止していたことが8日、分かった。石炭は高炉用燃料として使っていたが、関係者によると、北朝鮮が7月に弾道ミサイルの発射実験をした直後から、北朝鮮に対する政府の圧力に同調する形で輸入をストップ。その後、輸入停止の方針を正式に政府に伝えたという。新日鉄は「個別の取引についてはコメントできない」としている。
日本貿易振興機構(ジェトロ)の統計によると、北朝鮮の05年の石炭の対日輸出金額は1748万ドル(約20億円)で、対日輸出全体の約13%を占める。その大半が新日鉄向けとみられ、アサリなど魚介類(3694万ドル)に次ぐ主要輸出産品となっていた。このため、新日鉄の輸入停止措置が北朝鮮経済に大きな影響を与える可能性もある。
339
:
荷主研究者
:2006/10/09(月) 02:35:24
【アルミ製品加工の三和油化工業:苫東に工場新設、トヨタなどから受注】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20060801&j=0024&k=200608019924
2006/08/02 09:27 北海道新聞
アルミ製品加工、愛知の企業 苫東に工場新設 年内操業、トヨタなどから受注
【苫小牧】アルミニウム製品加工の三和油化工業(愛知県刈谷市、柳忍社長)は一日までに、苫小牧東部地域(苫東)にアルミ製品の加工工場を新設することを決めた。自動車部品メーカーのトヨタ自動車北海道(苫小牧)やアイシン北海道(同、来年四月稼働予定)の加工作業の一部を受注する計画で、九月着工、年内にも操業開始の予定。
柳社長と土地所有者の株式会社苫東(苫小牧)の高橋了社長が、土地の売買契約を結ぶことで基本合意し、八月下旬に正式契約を結ぶ運び。土地の購入面積は約五千平方メートル、建物面積は約六百平方メートル。総投資額は約一億五千万円で、従業員を数人、地元雇用する。
三和油化工業が受注を計画しているのは、部品メーカーが造ったアルミ鋳造製品のうち、出荷前に補整が必要な場合に行う「含浸加工」という工程。アルミ製品にできた微細な空間に樹脂をしみ込ませ、製品の均質性を保つ工法という。
部品メーカーにとっては、近隣の工場への外注でコストダウンを図れる。同社は工業用油脂などの製造・販売も手がけており、「機会があれば、北海道の多くの企業と取引を広げたい」としている。
三和油化工業は、資本金一億円、従業員百四十五人。売上高九十一億円(二○○六年三月期)。
340
:
荷主研究者
:2006/10/09(月) 03:10:36
【JFEスチール西日本製鉄所:06年度粗鋼生産2000万トン突破へ】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200608100058.html
'06/8/10 中国新聞
粗鋼生産2000万トン突破へ
▽JFE西、単一製鉄所で世界初
JFEスチール西日本製鉄所(福山、倉敷市)の中島広久専務執行役員所長は九日、同製鉄所の二〇〇六年度の粗鋼生産量が二千万トンの大台を突破し、JFEスチール発足(〇三年四月)以来最高の約二千五十万トンになるとの見通しを示した。単一製鉄所で二千万トンを超えるのは世界初。国内自動車メーカーやアジア向けなど旺盛な需要がけん引役となっている。(萩原英一郎)
福山地区は千百万トン弱(前年度比16%増)で、NKK時代の一九七六年度に記録した千二百十九万トン以来の高水準。倉敷地区は約九百六十万トン(同4%増)で、川崎製鉄水島製鉄所時代も含めて最高となる見込み。
両地区合わせて二千万トンを超えれば、七四年以来三十二年ぶり。世界の鉄鋼メーカーでは、単一製鉄所で第二位となるポスコ(韓国)の光陽製鉄所の粗鋼年産千八百万トンクラスを引き離す。
汎用品の生産調整が今年三月で一段落。国内で自動車や造船、産業機械向けなど高級鋼板の受注が好調な上、提携先やグループ会社のあるタイや韓国、中国向けの輸出が堅調に推移している。
福山地区で〇五年三月の第五高炉に続き、今年五月には第四高炉も改修を終えて再火入れ。倉敷地区でも〇二年から高炉二基を順次改修し、いずれも容積が拡大した。
JFEスチール(東京)の第二次中期計画(〇六〜〇八年度)では、西日本製鉄所の粗鋼年産目標は二千百五十万トン。中島所長は「今年から高炉増強などの効果をフルに生かせるようになった。何とか(期間内に)目標を達成できそうだ」と話している。
【写真説明】2006年度の粗鋼年産量が2000万トンを超える見込みとなったJFEスチール西日本製鉄所の福山地区
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