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鉄鋼・非鉄金属スレッド
248
:
とはずがたり
:2006/02/21(火) 11:04:54
ミタルの買収提案 世界鉄鋼地図、変動も 新日鉄とJFEに警戒感
http://www.sankei.co.jp/news/060207/morning/07kei003.htm
世界最大の鉄鋼メーカー、ミタルスチール(オランダ)が表明した二位アルセロール(ルクセンブルク)への大胆な買収提案は、アルセロールの拒否にあって膠着(こうちゃく)状態に入った。展開次第では、三位の新日本製鉄や四位のJFEスチールに影響が及ぶのは必至で、世界の鉄鋼業界地図が大きく塗り変わることになりそうだ。(樋口教行)
総額百八十六億ユーロ(約二兆六千億円)で買収を仕掛けられたアルセロールは、安定株主からの買収拒否の援護射撃で時間を稼ぎつつ、有効な対策の準備を進める。
同社の安定株主は発行済み株式数の計11%。内訳は6%のルクセンブルク政府、3%のベルギー地方政府、2%の自社従業員だ。役員を送り込むルクセンブルク政府は、「買収阻止にあらゆる手段を講じる」(ユンケル首相)などと反発、アルセロール従業員約二万九千人を抱えるフランスや、同一万五千人が働くスペインの両国政府も同調の動きを示した。
アルセロールは、フランス、ルクセンブルク、スペインの大手鉄鋼三社が二〇〇二年に合併した粗鋼生産四千七百万トンの巨大メーカーだ。近代鉄鋼業発祥の欧州には英コーラスや独ティッセンクルップも健在だが、上位は日本の新日鉄とJFE、韓国のポスコ、中国の宝山鋼鉄などアジア勢が躍進し、鉄鋼王国だった米国勢も影が薄い。
ミタルの本社はオランダで実質機能もロンドンだが、インド系企業とみられ、欧州に残る「鉄は国家」の意識からくる反発もあるようだ。
こうした中、アルセロールのギイ・ドーレ最高経営責任者(CEO)は二日、戦略提携関係にある新日鉄の三村明夫社長とパリで会談し、「ホワイトナイト(白馬の騎士=友好的買収)」との観測も出た。だが、関係者の間では、ドーレCEOから三村社長に支援要請など具体的提案はなかったようだ。新日鉄は米国で、ミタルに買収された旧インランドスチールと合弁しており、「何をいっても影響が大きい」(新日鉄役員)と沈黙を守る。
新日鉄にとっても、今回の買収劇の行方は大きな影響をもつ。アルセロールには、顧客の自動車メーカーが進出先の欧州で調達に困らぬよう技術供与の鋼材を供給してもらっているほか、中国でも宝鋼との高級自動車鋼板の合弁を行うなど、世界戦略の土台となる深い関係にある。ミタルが買収に成功すれば、経営の自由度が制約され、買収の標的にもなる恐れがあり、アルセロールといずれ資本提携に発展するとの見方は根強い。
一方、JFEは、アルセロールが近く買収に入るカナダの大手ドファスコと提携し、ミタルがアルセロール買収後にドファスコを手放すとの表明に安堵(あんど)している。ただ、ミタルの巨大化で同社も買収防衛策を検討せざるをえなくなるだろう。
買収表明直後は反対論に包まれた欧州でも、「最終決定するのは株主」(ブルトン仏経済産業相)と風向きの変化や、問題の長期化を指摘する向きも出ている。
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