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鉄鋼・非鉄金属スレッド

272荷主研究者:2006/05/03(水) 00:02:03

【日立金属:安来工場にアモルファス金属材料生産拠点】
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/165269006.html
'06/02/24 山陰中央新報
日立金属が安来工場にアモルファス金属材料生産拠点

 日立金属(東京都港区)は23日、電力用変圧器の鉄心に使われるアモルファス金属材料の生産拠点を同社安来工場(安来市飯島町)の敷地内に新設する、と発表した。同材料を使ったアモルファス変圧器は省エネ性能が優れており、世界的に需要が急増している。2007年1月の稼働開始、10年度の販売高を350億円と見込む。

 新工場の名称は「日立金属安来アモルファス工場(仮称)」で、延べ床面積7500平方メートル。設備投資額は50億円。

 同社は現在、米国に年間生産能力2・2万トンの製造拠点を持つが、国内工場新設で、生産能力を2・4倍の5・2万トンに引き上げる。

 生産増強の背景には、京都議定書の発効など、二酸化炭素(CO2)排出量抑制に向けた省エネへの世界的な関心の高まりがある。

 アモルファス金属材料を使った変圧器は、広く普及している電磁鋼板を使った変圧器と比べ、作動していない状態で消費される待機電力を約7割削減できるという。

 電力インフラの整備が急ピッチで進むインドでは、アモルファス変圧器の採用比率が高く、中国も普及への取り組みを開始。日本でも省エネルギー法による特定機器に指定されている。

 同社は、アモルファス変圧器の普及が特にアジア地域で急拡大すると予想。同地域に密着した日本国内で、高級特殊鋼の研究で世界トップレベルの冶金(やきん)研究所や安来工場の持つ材料開発や量産技術の活用を見込み、同工場敷地内への新設を決めた。

 安来工場の松本和美副工場長は「新工場は軟磁性材料製造で、特殊鋼製造の安来工場とは分野が異なるが、新用途の材料開発などでシナジー効果を期待する」と話した。

 澄田信義知事の話 省エネルギーを通じて地球環境の保護に資する材料の製造工場であり、将来にわたって生産拡大が見込まれる。島根県経済の活力向上、持続的成長に大いに貢献していただけると期待している。

 アモルファス金属材料 軟磁性材料に含まれ、非結晶で原子が不規則に並んでいるのが特徴。磁気特性や機械的特性に優れ、変圧器や電子・電気回路用磁気コア、金属接合用材料などに使われる。


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