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真実の瞳とサーカス団

1りほ:2010/12/04(土) 11:45:37 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
 初めましての方は初めまして!
りほっていいます^^
 今までの、小説(もどき)を見てくださった方
こんにちは★そして、お久しぶりです。

 えっと、今回りほにしては初めてのファンタジー小説になってます。
設定がいっぱいあったりするので、軽く言葉の説明を!

〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
四つの国々:砂漠の国・太陽の国・雨の国・星くずの国の四つからなる。
      砂漠の国>どこを見回しても砂漠ばかり。国の中心に『オアシス』
           と呼ばれる街がある。治安が四つの国々の中で一番悪い。
      太陽の国>一日中、太陽が沈まない。土地的に、農作やらに向いてるらしく、
           四つの国の中で一番裕福な国。
       雨の国>晴れた日がない。だが、数学者や物理学者などの
           天才が多いのもこの国。
     星くずの国>天気などは、ほとんど地球と同じ。
           夜は星が綺麗に瞬いたりする。


ちょっと長くなったので、また次に〜^^/シ

2梅干☆:2010/12/04(土) 21:49:01 HOST:p5012-ipad01matuyama.ehime.ocn.ne.jp
楽しみですぅ!!

がんばってください!!
なんか本格的ですね!!
やっぱり、わたしはりほsのふぁんたじっくなのがいいです!
そんなの言える立場じゃないけど‥

なんか突然ですけど、りほsの友達に梅干しが大好きな人っ
ていますかぁ??

3りほ:2010/12/04(土) 21:57:57 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
梅干☆さん>うめぼしって、(呼び捨てОK?)
IDが優斗と一緒なんだけど、同一人物だったりする??

あ〜、いるいる★
その子は毒舌なんだけど、めっちゃ梅干好きな子(笑)

4りほ:2010/12/04(土) 22:41:44 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
 
 この世界には、あなた達が住んでる世界と似ているけど違う
パラレルワールドがあったりするのかもしれない。

        ♯0 『プロローグ』

 その世界は四つの国からなっている。
砂漠の国・太陽の国・雨の国・星くずの国。
その四つの国は敵対していて、戦争が絶えることはない。
 その中でもごく一部だけ優遇され、戦争とは関係ない者達がいた。
『グランド・ディエルサーカス』
そのサーカスは造られてから300年と言う長い歴史を持っている。
 創立者、グランド・ディエルは、人によれば
「サーカスを造ってからすぐに亡くなった。」
と言う者もいれば、
「100年は生きていた。」
と言う者もいる。
 そう、そのサーカスはすべてが謎に包まれているのだ。

 そしてこの話は、まず『グランド・ディエルサーカス団』が
治安の悪い砂漠の国の街、『オアシス』に立ち寄ったときから始まる。

5梅干☆:2010/12/05(日) 19:25:16 HOST:p5012-ipad01matuyama.ehime.ocn.ne.jp
やっぱいる〜!!
それうち!!
あっ同一人物だよっ(笑)よびすてぉkだかんねっ!

6りほ:2010/12/06(月) 17:59:11 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
♯1 『銀色の髪』

 〜オアシス〜
「ねぇ〜、団長。本当にここでやるんですか?」
 茶髪の元気そうな少年が周りを見回す。見渡す限り砂漠しか広がっていない。
 真っ黒なコートを着た背の高い男の人が団長だろう。
その人が少年の質問にゆっくりと答えた。
「クロイ、ここでこそ『グランド・ディエルサーカス』が必要だとは思わないかい?」
「そうよ、クロイ。当たり前のこと言わないでよ。」
 今度は茶髪のツインテールをした綺麗な女の子が、ぶっきらぼうに答えた。
「なんだよ、クレア。お前だって思ってたくせに。」
 クロイとクレアは、一卵性の双子。クレアもクロイも気が強く、よく反発しあっている。
「こら、あんたたち! あんまりふざけてると……どうなるか分かってるわよね?」
 黒髪のキリッとした瞳の女の人が双子をたしなめる。
 双子は縮こまって上を見上げて言った。
「「リン…ごっ…ごめんなさい……。」」
(リンは身長が185cmある。)
「さあ、行くか。」


 オアシスにある、こじんまりした店の中。
「さあ、世にも珍しい銀色の髪の娘。どうです、どうです?」
「100!」「110!」
 ガラガラした声が店の中を飛び交う。
 娘は髪が足までありそうな銀色の髪を、無造作に後ろに垂らして、
まるで、自分とは関係無いような顔をして、床の一点を見つめていた。
 そう、団長が店に入ってくるまでは。

続く…

7りほ:2010/12/06(月) 18:02:56 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
うめ>やっぱ、同一人物か!
   よびすてぉK?よかった!
   なら、うめって呼ぶよぉ〜

8梅干☆:2010/12/06(月) 22:05:20 HOST:p5012-ipad01matuyama.ehime.ocn.ne.jp
ぉk〜!!
ってかおもろそぉ!!がんばってかいてねっ☆

9バック転☆少女:2010/12/07(火) 17:02:09 HOST:softbank221076192097.bbtec.net
なんか、す・すごそう、おもしろそう
   頑張ってね〜☆

10梅干☆:2010/12/07(火) 17:08:22 HOST:p5012-ipad01matuyama.ehime.ocn.ne.jp
バック転☆少女s>ぉおっ
            貴方バック転できるんすか!?
            す。すごいですね。。。

11りほ:2010/12/07(火) 17:51:50 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
♯2 『1000』

 ぎしぎし。
 ドアの開く音と共に一人の男が入ってきた。
 ポーカーをしていた2人も、チェスをしていたりビリヤードをしていた人たちも、
もちろん銀髪の少女もびっくりした顔をした。
 そりゃあ、そうだろう。漆黒のコートに片方の目には眼帯。誰もが言葉を失うような
容姿に唖然とするのも無理ない。

「もっ……もしかして…、『グランド・ディエルサーカス』の団長……?」
 誰かがポツリと呟くと、そこにいた人々がいっせいに喋りだす。
「もしかして、ここオアシスに来てくれたのか?」
「じゃっ……あのサーカスがお目にかかれるってこと?」
 皆が興奮している中、一人の男は違った。
そう、銀髪の少女を売ろうとしたあの男だ。顔には冷や汗が流れ、緊張のあまり
長い手足が震えている。
「あっ! ルシファー、お前、確か親友なんだろ? 団長さんとよ!」
 不意を突かれた男は、固まった。こんな奴会った事ない。客の食いつきがあまりにも良かったもんだから…
つい、嘘に嘘を重ねてしまった。まさか、本人が来るなんて、思っても見なかった。
もしここであの団長が違うと言ったら?
俺の面子が無くなっちまう。そしたら、せっかくの信用もすべて終わりだ。

「ああ、そうだ。ルシファー、久しぶりだな。」
 いきなりあの男が声をかけてきた。
「えっ? あっ……ああ。俺のこと忘れたのかと思ったぜ。」
 にっこり笑う団長に、ルシファーも負けじと笑い返す。
 なんで、嘘なんかついたんだ? もしかして、本物じゃないのかもしれない……
「そうそう、何してるんだい? ルシファー。」
 彼は、銀髪の少女を横目で見ながら言った。
銀髪の少女も見つめ返す。
「あっ…ああ。こいつを売ってるんだよ。この街では一応、人身売買は犯罪じゃないからな。」
「確かに。……では、私も参加させてはくれないかい?」
 はあ? 何言ってるんだ? そう思いながらもルシファーはうんと頷く。
「じゃっ……120から。」
「130」「140」「150」
 どうする気なんだ? 何も言わないで……。ルシファーはチラッと見る。そこにはニヤリと笑う団長がいた。
「1000。」
 ざわっ。店の中がざわめいた。1000といったら、ちいさな中古車が一台買えるほど。
「………せっ1000以上は?」
「……………。」
「らっ…落札。」
 ルシファーは言葉を失った。腰が抜ける。なんでなんだ?あんな小娘一人に、
1000も出すなんて。気がおかしいに決まってる……。

続く…

12りほ:2010/12/07(火) 17:54:59 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
バック転☆少女s>ありがとうございます。
         バック転出来そうな名前ですね。
         出来たりするんですか?

13バック転☆少女:2010/12/07(火) 19:45:12 HOST:softbank221076192097.bbtec.net
〇いですよ
  分からない?

14梅干☆:2010/12/07(火) 21:41:39 HOST:p5012-ipad01matuyama.ehime.ocn.ne.jp
バック転少女!!りほゎ多分分かってるよぉ!!唯♪(笑)

っていうか、りほ、小6なのに難しい言葉ばっかり・・・
かっこいいですぅ(笑)

15りほ:2010/12/08(水) 18:13:33 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
バック転☆少女> 分かってるに決まってるじゃ〜ん‐з‐/シ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
♯3 『緋色』

 人込みの中を縫うように歩いている。
 すれ違う人々が2人から目を離せないでいた。
 そりゃあ、そうだろう。片方はとても希少価値のある銀髪を地面に引きずっているし、
もう片方は目をひく様な綺麗な容姿だし。
 綺麗な容姿を持った男が、銀髪の少女に声をかけた。
「君の名前は?」
 少女は質問の意味が分からないという風に、はあ? と言う顔をした。


すみませんちょっと中断します。

16りほ:2010/12/08(水) 21:56:49 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
続き…

「私には名前なんかない。親は名前を付ける前に、
私をルシファーに売ったと聞いてる。」
 ぶっきらぼうに少女は答えた。
そして髪の毛のほぐれをいじりだす。
「じゃあ、なんて呼べばいいのかい?」
「お好きにどうぞ。ルシファーは『銀髪』とか『おい』と呼んでいたけど。
 大体、名前なんて他の物と区別するためだけの物でしょう?」
 団長は困ったように頭を掻いた。そしてしばらく悩みこむとこう尋ねた。
「君の好きな色は?」
 少女はくだらないと言う顔で答える。
「赤。」
「じゃあ、緋色。君の名前は緋色だよ。」
「……ひいろ?」
「そうだよ。他の物と区別するだけの物でも、好きな物のほうがいいじゃないか。
 気に入ったかい?」
 にこやかに笑う団長に、緋色はなんともいえない表情でこくんと頷く。
 ひいろ。ひいろ。ひいろ。ひいろ。
もらった名前を何度も繰り返す。
本当に、とても嬉しかった。 

 すると、団長の傍に一人の女性が立っていた。
185cmほどありそうな黒髪の綺麗な人。
 そして、こそっと団長に何か話すと、にこっと笑う。
団長もそうだなと頷く。
「今から私は自分の家に戻るのだが緋色も来るかい?私は緋色を買ったけど、
何も私と共に来ることは無いんだよ。君はもう自由なのだから。」
 突然思い立ったように団長が言った。
 緋色は迷った。どうしよう?
 そうすると、黒髪の女性はひょこっと顔を出す。
そして空を指差す。
「今日は暗いから、とりあえず泊まっていきなさいよ。」

 
 続く…
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 助けて。あの時が恋しくてたまらない。
この声が皆に届かないなら、もう自分だけで行動するしかないのかもしれない。
 私は声をかけた。
「ねえ。私、あんたに前からイライラしてたんだよね。」

17りほ:2010/12/08(水) 21:58:10 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
人数がかなり多くなるので、時々自己紹介みたいなの
書いていきたいと思います。

18りほ:2010/12/09(木) 18:46:38 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
♯4 『マッドアイ』

 街外れの森の中にひっそりと佇む巨大なテントに緋色は見とれた。
 赤にオレンジ、黄色と明るい色を沢山集めたようなテントには、
茶色の飾り文字で『グランド・ディエルサーカス団。予約は受付にて。』
と書かれている。そして、中からは陽気な音楽と明るい声が。
 緋色はテントから目を離さずに、ボソッと呟くようにして聞いた。
「団長、ここ?」
「そうだよ。今日はここで寝泊りすれば良い。」


「団長! お帰りなさい。」
「ねえ、団長。その子だれ?」
 クレアが団長の後ろに隠れている緋色を指差して言う。その手をクロイがパシッと叩く。
「えっと……緋色です。」
 そこには、クロイとクレア、リンに、もう一人体が大きな男の人と、動物に囲まれた細い男の人がいた。
「この子は、ルシファーにもう少しで売られそうになっていたんだ。」
 リンが知らなかったと言う様に、大げさに驚いて見せた。「わお」って。
「ふ〜〜〜〜〜〜〜〜ん。」
 クレアが緋色を上から下までじっとりと見る。緋色はビックリした顔でクレアを見つめた。
 ゴツン!!!!
「いったwwwwww!」
 クレアがいきなり頭を抱える。そして、痛い痛いと騒ぎまくった。
「ごめん。あいつウザイでしょ。俺はクロイ。そして、あいつはクレア。
皮肉にも俺たち、実は双子なんだ。」
 緋色は改めて2人を交互に見た。そっくり。栗色の髪とか、瞳の色とか。
年は12歳くらいかな。
 ぼーっとしてると、クロイにずっと見られていたことに気づいた。
「お前ってマッドアイなんだなぁー。」
 クロイは緋色の右目にかかった長い前髪をのけて言った。
 右目が燃えるような赤。左目は普通の茶色。

「!!!!」
「……………?」
 クロイが顔をかしげる。
 緋色は何も言わず、まっすぐクロイの瞳を見つめた。
クロイは思わずビックリした。緋色の赤い瞳の焦点が定まってない。両手をぶるぶる震えさせ、
遠くを見つめる。
「おっ……おい! どっ、どうした!?」
 クロイが必死に緋色の肩を揺する。だが、緋色は震えたまま、何かをずっと呟いているばっかり。
そして、しばらくしてはっとしてクロイを見た。その瞳は恐怖に震えているような、
悲しんでいるような、そんな瞳だった。
「どうした!?」
 テントにいる人々が全員、緋色を見つめていた。
「あっ……、何でもないです。ちょっと……眠いなって。アハハハ。」
 緋色はクロイから視線を外して下を見た。

 何かが見えた。クロイの記憶が自分の中に流れ込むのを感じた。
あれはなんだったの?



続く…

19りほ:2010/12/10(金) 16:12:23 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
♯5 『誰があんたなんかを受け入れるの?』

 小さなころから人の感情が極わずかに分かるときがあった。
ルシファーの金に対しての欲。自分を買おうと手を上げる奴の心境。
 だけど、あそこまではっきり鮮明に見えたのは初めて。
 いや、『見えた』んじゃない。『感じた』それが正しい気がする。

一時中断します^^(汗)

20ぽよ:2010/12/10(金) 17:47:36 HOST:p1220-ipbf10okidate.aomori.ocn.ne.jp
        切ない恋。にコメしてくれてありがとう
        ございました☆作者です!笑 サーカ
        スは新発想ですね

21りほ:2010/12/10(金) 17:56:32 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
ぽよs>あっ!こんにちは〜★ぽよさん!
あれは塾友から聞いた話だったんですよ〜

ありがとうございます^^

22りほ:2010/12/10(金) 19:05:33 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
続き…

 怖い。私は異常なのかもしれない。
近づいてくる人たちが信じられない。みんな、私の銀髪目当てじゃないかって。


 PM12:00
 緋色は布団からゆっくり這い出す。
 眠れない。さっきの『あれ』が目に焼きついて離れない。
 ミシミシ。
 緋色はなるべく音を立てないようにキッチンに近づいた。
キッチンの場所はサーカスが行われる舞台の横。リンが紹介してくれた。
「うわ…………。」
 キッチンは酷く汚れていた。何日前か分からないほど前の皿がシンクに山積みになっているし、
コンロには焦げやらがべったりと張り付いている。埃はそこらじゅうにあるし、
蜘蛛の巣なんかもある。
「お世話になったしな。」
 そう言うと、緋色は腕まくりをしてシンクのお皿を片付け始めた。
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「よしっ!出来た。」
 キッチンは綺麗になり、ついでに簡単な料理も出来た。
 ラタトゥイユを片手に緋色はキッチンを出た。
「ん?」
 舞台のほうが明るい。誰かがいるのかと緋色は近づいた。
 そこには、クロイとクレアとリンが練習していた。
 クロイはレイピアという細身で先端の尖った剣を操っていた。
レイピアは幅が2.5センチほどで全長が1.2メートル。
複雑な柄が手の甲に施されている。クロイは身のこなしが軽やか。
一突き一突き、真剣そのものだ。
 クレアは精神統一しているように、隅のほうに座りぶつぶつ呟いていた。
クレアの頬を流れる汗は尋常じゃないほどの量の汗だった。
 リンは天井の一転から、一転へと渡された何本もの綱の中の一本の上を逆立ちで歩いている。
しばらく行って、綱の真ん中に来ると近くの綱に片手で飛び移動する。
その下にはクレアが精神統一しているというのに。
なんとも涼しげな顔で渡っている姿は同じ生き物とは思えないほど。
「あっ!緋色。」
 クレアがぼーっとリンを眺めていた緋色に声をかける。
「なんだ、それ!」
「あら、おいしそ。」
 クロイとリンが近寄ってくる。2人とも汗びっしょり。
 緋色は自分で食べようと思って、作った自分が恥ずかしくなった。
そして、適当に誤魔化してみせる。
「こっ…これ、差し入れなの!」


もうちょっと、続きます。
一話一話がが長すぎますね。反省してます(汗)

23りほ:2010/12/11(土) 18:18:41 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
続き…

「うんまっ!」
 クロイが声を上げる。
「ちょっと、クロイうるさい!」
「あんたもね。」
 クロイとクレアが喧嘩をしている横でリンは、
何事も無いように静かにラタトゥイユにぱくつく。
 リンってすごいな。年は18歳らしいけどそれよりも年上に見える。
「ねえ。緋色って明日出て行っちゃうの?」
 緋色は突然のクレアの質問に驚いた。
 たしか『団長は一緒に来るかい』とは言ったけど
『一緒にサーカスの一団として来ないか』とは言ってない。
 急に不安になった。私はどうすればいいのだろう。
「でも――」
 リンが口を開く。それを合図のようにクロイがいきなり立ち上がる。そして
「クレア、ちょっと来て。クレアに見せたいものがあるんだ。」
 クロイはにっこりと笑って、そしてみょうに焦りながら、クレアを連れて緋色たちから離れた。
 リンがはあっとため息をつく。
「さあ、緋色。本題よ。あなたはここにいるつもりなの?」
「………………。」
 緋色は黙り込む。そんな緋色を見てリンは眉間に指を当てて考え込んだ。
「言い方を変えるわ。あなたはここにはいないと選んだらどうするつもりなの?
 あなたはただ、髪の毛が銀色なだけよ。それを売ったらちょっとは高くつくかもしれないけれど…
 この国では、未成年の職務採用はなかなかされないし。」
「……………。」
「それに、あなたは前、人身売買で売られそうになったし、
 そんなあなたを誰が受け入れるの?」
 きつくて、重い一言。だけどその言葉は心にぐさりと突き刺さる。
だって、それは事実だから。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 私はどうすればいいのだろう。
 月は私とはまったく違う。
明るくて綺麗で暖かくて、それに自分を持ってる。
 そう、リンだって。クレアだって。クロイだって。

「!!!!」
 いきなり口をふさがれる。
 何?なにがあったの?
 あれ? 視界が揺らぐ。
 最後に聞こえたのは
「久しぶりだったな。銀髪。」
と言う、ルシファーの声だった。

続く…

24りほ:2010/12/12(日) 14:20:12 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
♯6 『誘拐』

「団長、資料です。目を通して置いてください。
 次に向かう街の名前と、宗教と――」
「あれは?」
 団長がくるくる回る椅子を回転させ、にっこり笑って聞く。
「あなたってほんっと趣味悪いですよね。」
 リンが団長にゲ〜ッとした顔をする。
そして後ろ手に隠した資料をパッと出す。

『緋色 hiiro
誕生日:不明
 年齢:12
 能力:特になし。だが―――』

「リン、資料に間違いは?」
 団長は資料から目を離さずにリンにたずねた。
「おそらく、無いと。ですが、最後のはあくまでも推測ですから……」
「リン、ありがとう。」
 団長がにっこり笑う。
「じゃあ、失礼します。」
 リンは音を出さずにドアを閉めた。
 本当にあの人は気味が悪い。何を考えているか分からないあの瞳。
いつも変わる事の無いあの笑顔。思っちゃいけないのは知っている。
でも、あの笑顔を見ると吐き気がする――

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 辺りが眩しい。
チュンチュン。サワサワサワサワ。鳥の鳴き声や木々の音が辺りに響き渡る。
 私はどこにいるのだろう。
 緋色は小さな窓から辺りをぐるっと見回す。何も無い。あるのは針葉樹の木々だけ。
まるで、地の果てまで続いているよう。
「いたっ!」
 緋色は小さく呟いた。板の間に寝ていたらしく、体のあちこちが痛いのだ。
 どこかの部屋のようだ。天井も床も壁もすべてが板で出来ている。
床には毛布が数枚と、革のバックが二個転がっている。
窓は横の壁に二つと前に一つ、ポツリとついている。
前には外側からカーテンが閉まってて良く見えないけれど。
 何が起きたんだっけ?
一つ一つ、順番に思い出す。部屋で横になってたら、いきなり口をふさがれて……
ルシファーが……
「逃げなきゃ……!」
窓に駆け寄る。窓が開かない。
 がたっ!!
 部屋が揺れる。地震じゃない。これは動いてる。これは……
「車だよ。」
 ルシファーが前の窓から顔を出す。
「この車、団長とか言う奴がお前を買うときに貰った金で買ったんだ。
かっこいいだろー。」
「ルシファー、あんた酔ってるでしょ。」
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「クロイ!」
「クレア?」
 クレアが急いでクロイの部屋に入ってきた。
「なにか用? 部屋なら明日片付け―――」
「……緋色がいないの…」
 汗が流れる。静かに。静かに。時計の秒針の音しか聞こえない。
「リンにロイに、粋を呼んだけど……」
「クレア、『あれ』今出来るか?」
「…………もちろん」
 クレアとクロイが不敵な笑みを浮かべた。

25りほ:2010/12/13(月) 22:13:56 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
♯7 『能力』

 逃げようとした。何回も何回も。だけど、手首に絡まりつく鎖が邪魔で身動きが出来ない。
「諦めとけよ〜、ヒック! お前の命は俺様が握ってるんだからな〜、ヒック!」
 本当にそう思う。こいつが私の命を握ってると思うと、腸が煮えくり返りそうになる。
 

明日、更新します。すみません(汗)

26ゆみぃ☆:2010/12/14(火) 16:56:31 HOST:softbank221076192097.bbtec.net
バック転☆少女です
名前変えます☆☆☆☆☆

27りほ:2010/12/14(火) 17:37:22 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
ゆみぃ☆>名前変えたんだね。
       可愛い名前だね〜

28梅干☆:2010/12/14(火) 19:35:27 HOST:p5012-ipad01matuyama.ehime.ocn.ne.jp

ほんと〜めっちぁ可愛い名前!!

29ゆみぃ☆:2010/12/15(水) 17:29:28 HOST:softbank221076192097.bbtec.net
かわいいなんてとんでもない・・・
ありがとね☆小説楽しみです☆☆☆☆

30りほ:2010/12/15(水) 21:15:38 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp


「た――す――け」
「無駄だよ…」
 緋色が必死に叫ぶ声は一人の男の子の声でかき消された。
その男の子は革のバック(よく見るとトランク)の上に座っていた。
 いつの間に!?
「だっ!?」
 緋色が「誰?」と言い終わる前に、その男の子が手で口を思いっきり塞ぐ。
「声、出さないでくれないかな?
 あいつに見つかるとめんどくさいからさ……。ねっ? ラプンツェル。」
 ラプンツェル? 緋色は首をかしげる。あっ!
「もしかして……群青(ぐんじょう)? 」
 緋色は声を潜めて聞く。男の子はにこっと笑いコクンと頷いた。

 群青は、緋色が5歳のころルシファーに連れて来られた。
髪の毛が青くてなのに瞳は茶色で、一目見るだけで綺麗な人だなと思うような容姿だった。
 群青は、最初から自分を群青と名乗っていた。何歳かも分からない。どこから来たのかも知らない。
緋色は、群青のことは何も知らなかった。けれど、群青の隣にいるととても落ち着いて
一瞬だけでもルシファーや、自分が変わってることも忘れることが出来た。
 そして、私のことを髪が長いからといって、ラプンツェルと呼んでたっけ。
だけど、私が10歳になる前に、君はいなくなった。
 あれから、もう2年が経つのか―――

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「クレア、準備できた?」
 リンは片手にサバイバルナイフを持っていてクルクルペン回しをするよう
にして遊びながらクレアに聞いた。
「あったりまえよ。あんたこそ準備できたんでしょーね!?
 ってか、なんでサバイバルナイフなんか持ってんのよ!」
「これは、サーカスの舞台で3日後にやる技に使うのよ。
 ナイフをお手玉にの代わりにして投げるの。
 例えば5本とかで。フツーでしょ?」
 いやいや、フツーじゃねーだろ。
クロイはそう思いながらも口に出さなかった。
「さあさあ、やりますよ。」
 動物に囲まれている細い体の少年が声をかける。
 その人は、セーブル。明らかに体のサイズにあっていない
だぼだぼのサイズの服に、またまた明らかにサイズの合ってない靴。
初めて黒凛を見た人はさぞかし驚くことだろう。


「「わかってるわよ!!」」
 リンとクレアがセーブルに怒鳴る。邪魔するんじゃない! と言わんばかりの
気迫にセーブルは立ち退きながらぼそっと「ならいいけど……」と言った。
 セーブル、首を突っ込まなければいいのに……
 クロイはセーブルが可哀相になった。
向こうで筋トレしている体のゴツイ男の人。サルゴも呆れた顔をする。
そして、黒い葉まだ言い合ってる2人に声をかけた。
「おい、速くしねーと緋色に何かあったらどうするんだよ。」
 クレアに言うと、クレアはビクッとするといきなり地面に座り込んだ。
 そしてブツブツブツブツ。
 何かを言い出す。
「なにか見える?」
 リンがナイフの手入れをしながら聞いた。
 クレアは顔が真っ赤。そして汗がたくさん。
数分して呟いた。
「クリアナって書いてある看板が見える。もう少しで海に出るみたい。」
 クレアがそう言うと目を開く。
そのころにはもう、4人は目の前にはいなかった。

31りほ:2010/12/18(土) 10:04:47 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
えーーっと、また書き間違い……いや、打ち間違いしちゃいました(汗)

30>
『初めて黒凛を見た人はさぞかし驚くことだろう。』
誰だよ、黒凛って! えっと、セーブルですね。
いや、セーブルの名前を考えるまでは黒凛って名前に予定してたもので…アハ

『そして、黒い葉まだ言い合ってる2人に声をかけた。』
やってしまった……変換間違い。
お分かりの方もいると思いますが、『クロイは』ですね…

気をつけていくつもりですが、あれ? と思うところがあったら
遠慮なく教えていただけるとありがたいです☆
では×2
                 
                    FROM☆りほ

32りほ:2010/12/22(水) 17:01:55 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
お久しぶりですっ!
スレ主のりほというものです^^

今回は、キャラ設定を書いていきたいと思います。
キャラが恐ろしく多い小説なのでね(ァハハ)
じゃあ、今回は主人公の緋色ちゃんです*

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

  名前:緋色
 読み方:ひいろ
  年齢:12歳
 誕生日:不明
 血液型:不明  
  趣味:掃除・料理(ラタトゥイユが得意です)
家族構成:不明
  性格:きれい好き。人ごみが嫌いで、一人が好き。
     あまり、自分を主張するのが得意じゃない。
 見た目:銀髪(天然)の髪が足元まで伸びている。
     小柄で、身長は150センチ程度。マッドアイ。
     右目が赤。左目が茶色。
     
 裏設定:……これを言ったら、あまり小説として面白くないかもしれません…(苦笑)
     なので、秘密ということで(笑)
     この子にはいろいろと設定を考えているので、速く書きたいなぁ〜と思っています。


いま、思ったら不明ってのばっかりですね^^(汗)
スミマセン

33りほ:2010/12/22(水) 17:11:52 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
♯8 『サーカス団の秘密』

『クリアナ』
 そう書いた標識の横を車が滑るように通り過ぎていく。
 海へ行くのか。緋色はぼんやりと考えた。なんだか、もうどうでも良くなったのだ。
何時間経ったのかわからないし、群青は何も言わない。もう疲れた……
 キキ―――!!!
 車がいきなり止まる。急ブレーキを踏んだのだ。
そして、バタンという音がしたと思ったらルシファーが窓に顔を寄せた。
そして、口をパクパクさせて何か言う。
「出て来い。」
 緋色は何とか読み取ると、群青のほうを見た。群青はぼそりと言った。
「絶対に、ルシファーの機嫌を損ねないほうが良い。気をつけるんだよ。」
 緋色はこくりと頷く。緋色は一瞬まばたきをした。その瞬間には群青はどこにもいなくなっていた。

34りほ:2010/12/23(木) 21:17:49 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
「ぐんじょ……?」
 まるで、ここ砂漠の国に溢れかえっている砂のように、一瞬で消えた。
 目をごしごし擦ってみた。頬を抓ってもみたけれど、夢じゃない。
 ゴンゴンゴン!
 ルシファーが窓をゴンゴン叩いた。待たされたのがご立腹のようだ。
「……どうやって出ればいいの?」
 『絶対に、ルシファーの機嫌を損ねないほうが良い。気をつけるんだよ。』
頭の中で群青の言葉が響く。よし、群青をだましてやる。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 まさかのまさかだった。ルシファーが叩いていた窓の下、縦1mくらいがまさか隠し扉だったなんて。
そこを四つん這いになって荷台だった車を降りると、
「あの船に乗って国外に逃げるぞ。そのために人数確認は大切だ。
 お前、パスポート持ってるよな? 言っとくけど逃げるんじゃねーぞ。」
 ルシファーは遠くの海に止まっている豪華客船を指差して言った。そして、
速く車に乗れとだけ言うと、運転席に乗った。もう酔いはさめてしまったようだ。
 ブルルルル。
 エンジンが鳴り響く。これって絶対に省エネなんかじゃないはず。
「お前は俺の妹って役だ。分かったか? 絶対にばれるんじゃねーぞ。」
 毎回、外国に逃亡するときはこういうふうな打ち合わせ的なものをする。
前は従姉だったし、その前は娘役。そのさらに前は、ルシファーが変装して
緋色が孫役をしたときもあった。
「ねえ。群青も一緒なの?」
「はあ? なんだそれ、ぐっ、ぐんじょ……?」
 えっ!?どういうこと……
「サーカス団どうだったか?」
「……うーーん。1日だけだったし。知らない。」
 びっくりした。いきなり質問とか、今までではありえなかったし。
 そう言うとルシファーはにっこりと笑う。
「だよな。俺、実はお前のこと結構気に入ってたんだぜ。」
「大体さ、あんな奴らサーカス団らしいけど絶対嘘だね。
 あの、団長だっけ? あいつもいきなり1000出すとか空気読めてないにもほどがある(笑)
 あんなふざけた団長のサーカスなんてクソ以下だよ
 あんな奴らはさ、ぬくぬくと遊んでりゃいいじゃねーか。な?」

 ごめんなさい。群青。群青の言ったことを守るつもりだったけれど、
無理っぽいや。団長は私に名前をくれた。クロイとクレアは優しかった。
リンはちょっと苦手だけど、、私を心配して言ってくれたことに違いはない。
「………んの…」
「えっ?」
 海まで、のこり1キロの看板が見えた。
「あんたに何がわかんの……。」
 緋色は運転席の前にあるサバイバルナイフを引ったくった。
そして、刃先をルシファーに向ける。
 本当に思う。あの時が恋しくてたまらない。
この声が皆に届かないなら、もう自分だけで行動するしかないのかもしれない。
 緋色は声をかけた。
「ねえ。私、あんたに前からイライラしてたんだよね。」
「……はあ? 落ちつこーぜ。」
 あきらかにルシファーは顔が青ざめている。冷や汗が流れ落ちる。
 緋色は後ろのドアのロックを解除すると、ドアから落ちようとした。
  逃げなきゃ―― 

「!!!」
 体がガクンとなって、体が後ろに引っ張られた。
サバイバルナイフが車内の床に落ちて、音を立てた。
「逃がさねーぞ。」
 ルシファーは緋色の髪の毛をしっかりと握り締めていた。
「お前がいなくなるのはちと寂しいけどよ、でも充分だ。
 髪だけでも、充分生活できるしな。」
 そう言うと、床に落ちたナイフをサッと拾い上げ刃先を、緋色の頬に当てた。

 助けて―――

35りほ:2010/12/24(金) 13:57:50 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
 頬に冷たいナイフがあたる。
その冷たいナイフに生暖かい真っ赤な血が流れ落ちた。
 緋色は痛いと声も出さずルシファーを見つめた。
いや、見つめるしかなかった。
 その反抗的な瞳が逆にルシファーを逆なでたようだった。
「なんだその眼は……。」
 何も言わずに、じっとルシファーを見つめ続ける。
「こっ……この!!!」
 ルシファーはナイフを持ってない、左手を掲げて緋色を平手打ちしようとした。
「!!」
 緋色はギュッと目をつぶる。
 助けて―――

「何やってんだよ、おっさん。」
 明らかにルシファーじゃない、幼い男の子の声が聞こえた。
 ふと、顔を上げてルシファーの方を見る。
「クッ……クロイ!!!」
 ルシファーの左手、平手打ちをしようと空に掲げた手に、クロイが片足で乗っていたのだ。
その手にはレイピアを持ち、レイピアの刃先はルシファーの喉元に伸びていた。
「ほんっと、こんなおっさんに団長の名前汚されるとか最悪だ。」
 リンはいつのまにか荷台の上に座っていて声を張り上げる。
「なっ……なにしやがった!! かっ……体が動かねぇ!」
「ちょっと、あなたの自由を奪わせてもらっただけ。」
 リンがにっこりと笑う。緋色にはリンの背後に大蛇が見えた。
「あと、一言でも喋ってみろ。お前を虫地獄へと招待してやるよ。」
 クロイが低い声で悪態をついた。

「緋色、大丈夫?」
 リンとクロイが聞く。
 緋色の目の前で、ルシファーが助けてと泣いている。
リンとクロイは思いっきりルシファーを無視した。
「大丈夫だけど……何が起こったの?」
 そういうと、緋色は目にかかった前髪を掻き分けた。
 ドクン!
「…………」
 また緋色の目の焦点が合わなくなった。
 ぶつぶつ呟くばかり。
 クロイはまたあの時と同じだと思い、緋色の声をかけた。
「ひっ…緋色?」
 前の時とは違い、緋色の目の焦点はすぐに戻った。
「あははは。だっ……大丈夫。」
 リンとクロイは目配せした。絶対に緋色には何かある。クロイは確信した。
そして、リンは団長に渡したあの資料を思い出した。
そして、あれは本当なのだと一人頷いた。

『能力:特になし。だが―――』

「リーーーーン!」
「今行くーーー。」
 リンは返事をして駆け出した。

『だが―――真実の瞳の持ち主である可能性が高い。』

続く…

36りほ:2010/12/24(金) 18:47:08 HOST:cm017.ucat7.catvnet.ne.jp
 えっと、また訂正。(ほんっとにすみません(汗))
『緋色の声をかけた。』
 ですが、『緋色に声をかけた』です><
すみません。

そのお詫びに(なのかな?)、軽いネタばらしです!!

えっとですね〜、リン・クレア・ルシファー・サルゴ以外の人はじつは
色の名前だったりします。

  緋色:赤
  群青:青
セーブル:黒(西洋の紋章学では、黒はそう呼ばれてたらしいです。
       古フランス語らしい?)
 クロイ:黒(ダジャレなっちゃいましたけど…)

↑の通りです。まだまだ、ですけどこんな色の名前かっこいいよ!
ってのがあったら教えてください(笑)


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