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SX-7Ⅱカスタム

1てつ:2008/02/21(木) 12:32:30 HOST:166M05.marv.mediatti.net
はじめましてです。ビクターのSX-7Ⅱカスタムの資料お持ちの方、いらしゃいませんでしょうか?7Ⅱを鏡面仕上げにして、象嵌処理でCustomと印字されたモデルです。

69でしべる:2018/05/20(日) 12:00:25 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
NS-690mk3のベースモデル?である690mk2にも興味ありますね〜。
SX-7mk2との色白美白対決?^^;

70でしべる:2018/05/27(日) 22:47:18 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
輸出仕様のNS-690mk2は白木ではなく茶色なんですね
SX-3とおんなじ

71でしべる:2018/09/15(土) 10:26:50 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
クリプトンからKX-3Spiritが発売されます。
ビクターのSX-10SpiritやSX-500Spiritのネーミングを継承した型番?
いつの日かCustomが出るのを期待します。^^;

72アラン・ドロン:2018/09/15(土) 12:49:58 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ヤマハNS-690は最初のマークⅠのみが、合板でした。
その他は、パーチクルボードでした。

73でしべる:2018/09/16(日) 20:03:58 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
暫らくヤマハNS-690mk3を聴いていましたが
久しぶりにSX-7mk2カスタムへチェンジ。
やっぱりホッと安心できる音質ですね〜^^
見た目も甘美で美味しそう〜?

74でしべる:2018/09/27(木) 23:55:06 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
ヤマハNS-690mk3とビクターSX-7mk2カスタムの違いで
最近一番印象に残ったのは重量ですね^^;
27Kgと23Kg、この程度の差でもキツイと感じるお年頃・・・
宅配便が軒並み25kg以下になった理由はこれかも?なわけないか〜

75でしべる:2018/12/23(日) 00:54:08 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SX-7mk2Labo妄想
電解コンデンサーを全てフィルムコンデンサーに換装
ウーファー用は、電解とフィルムの違いを聴き分けられる?
費用も高額になるので無理そうだね〜
しかし、換えたくなるのがオーディオマニア^^;

76RW-2:2018/12/23(日) 10:12:05 HOST:127.236.241.49.ap.yournet.ne.jp
>費用も高額になる

拙者なんかボイスコイルに並列に入るインピーダンス補正用までポリプロピレンフィルム。
SX-3Ⅱときたらそこだけで55μF。ペアで110μF。もはや音がどうしたでは無い。自己満足w

77アラン・ドロン:2018/12/23(日) 13:59:42 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
宅配便の重量制限は25キロ以下になったのですか。
知らなかったです。以前は、30キロ以下でしたよね。
30キロでは重たいのですかね。腰を悪くするとか。
梱包込みですから25キロなら、正味22キロ未満でしょうか。

それと、たて、横、奥行きの合計も関係在るのですかね。
これは、事実上、許容してくれるのですかね。
重さのみですか。
25キロ以上は引越し便扱いですから、いきなり配送量が高額になります。

78でしべる:2019/01/08(火) 21:24:16 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
クリプトンのKX-3Spirit、評判いいですね〜^^
KX-7への妄想が膨らんでパンパン
2Wayの理想的なスピーカーを目指していただきたいです!

79RW-2:2019/01/09(水) 13:31:49 HOST:127.236.241.49.ap.yournet.ne.jp
>KX-3Spirit

38万円。せめてラウンドバッフルにして欲しいような。LSF-777でさえ。
エンクロージャの素材ってそこはもうSX-500系列で十分じゃないかとも。
今まで使われてない素材がセールスポイントというのは判るんですけどね。

80でしべる:2019/01/11(金) 20:47:47 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SX-500DEのチェリーキャビネットと遭遇しました〜
思慮深さが災いして、購入に至らず?^^;

81でしべる:2019/01/20(日) 23:34:35 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SX-500DEのチェリーキャビネットがまだ売れてませんでした。
売れ残ってると欲しくなっちゃうんですけど〜^^;

82でしべる:2019/02/03(日) 10:21:12 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SX-500DEのチェリーキャビネット
予想通り?買いました・・・
ユニットを用意できるのかな?
目指せ!SX-500カスタム^^;失礼いたしました。

83でしべる:2019/03/04(月) 23:52:51 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SXー3mk3Customを出さなかったのは勿体なかったですね〜
とてもチャーミングなスピーカーになったと思われ・・・

84RW-2:2019/03/05(火) 15:37:44 HOST:88.51.205.61.ap.yournet.ne.jp
>Custom

サンダーで塗装ニスを取り除いてワトコオイルで仕上げればカスタム風になる
かもしれませんね。突板が白木の米松なのでマホガニーだと赤っぽくなるかも。
赤っぽい、色が薄っぽかったらその上からエボニーかダークウォルナットかな。
そのままならシック。テカテカが好みならクリアニス仕上げ。磨きが勝負です。

85でしべる:2019/03/05(火) 20:03:46 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
>磨きが勝負です。磨きが勝負です。磨きが勝負です。
御意<(_ _)>
赤というか、オレンジというか、絶妙な色気なんですね^^;
世界に唯一、SX-7ⅡCustom
<(_ _)>

86でしべる:2019/03/17(日) 01:04:12 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
スピーカーの色
黒、茶、赤、橙、黄、緑、青、紫、灰、白、金、銀、<(_ _)>

87RW-2:2019/03/22(金) 17:23:35 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp
拙者宅の玄関の外柱は4面キラキラタイル。アワビの貝みたいな。7色反射。
ありゃなんて言うんでしょか。レインボータイルなのかパールタイルなのか。
あんなのがスピーカーキャビだったら存在がウザくて聴いてられませんね〜。

88でしべる:2019/03/22(金) 20:15:16 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
タイルといえば、ソニーSS-G7系はタイル状のバッフルですね。
AGボードが苦手な方もいらっしゃることでしょうが
私は、大好物なのでG9、G7、G7a、G5a在庫中。
縦横に切れ込みを入れるメンドクサイ加工したスピーカーほかにあるんでしょうか?
自作スピーカーのバッフルにタイルを貼り付けた方はいらっしゃる筈?

89でしべる:2019/03/25(月) 12:33:48 HOST:KD182251057130.au-net.ne.jp
100均でSX-300に貼る木目調シートを物色中にキラキラタイル調シート発見。
これを貼る勇気はないですね(^_^;)

90RW-2:2019/03/25(月) 21:16:11 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp
>100均

最近は見ませんが突板も売ってたんですよね。木工ボンドで貼ってアイロン掛けて。
仕上げにワトコオイル。手間が掛かってね。突板っても、魚や肉を包むようなペラ
ペラなヤツ。厚いかんな屑みたいな。それでも塩ビシートよりは豪勢。愛着湧くし。

91でしべる:2019/03/30(土) 20:53:05 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
でしべるの名機SX-7mk2
カタログ少年として憧れていたSX-7でしたが
実機のSX-7は、ちょびっと期待外れ?
SX-7mk2はパフォーマンスが見違える程に変身して
音楽鑑賞用スピーカーとして完成の域へ。
SX-7mk2カスタムは外観も磨き上げられて
観賞用?スピーカーとしても極上の美しさへ。
更なる高みへ辿り着くためには
エンクロージャーをSX-10Spiritの箱に換装し究極の美へ。
SX-7mk2Spirit?

92ビクターユーザー:2019/05/02(木) 04:58:34 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
SX-7mk2カスタムは、尖ったところのない平凡な音という印象だった。
低音だけでいうと、
NS-690Ⅲの方が遥かに量感・質感・伸びの点で上回っていのだけど、
高音がとにかく安っぽくてラジカセのようだった。
SX-7mk2カスタムの最大の難点は、ウーハーの剛性が低く、
キャビネットの背圧に負けて腰砕けになるところだと思う。
いくらアンプのドライブ能力を高くして、
ボイスコイルに強力な制動をかけても、ポンポンとした背圧に負けた情けない音にしかならなかった。
その点が690Ⅲとの一番の違いではないかと感じる。
ウーハーというのは、声の領域も受け持つので、そこが腰砕けになるとボイスもまたはっきりしない再現になったように思う。
ボーカルの柔らかさを好む人には良かったのかもしれないけどね。
デザインは非常に良く出来ていただけに、実力を伴わない部分がとても残念なスピーカーだ。
その点、ATC-100は、異様な外観に実力が伴っていて、選ぶならこちらだと思う。
ただし、ATC-100も猛烈に駆動力を要求するスピーカーなので、使えるアンプは限られてくるとは思う。
値段が違い過ぎるから、それも仕方ないかもしれないけど。

93アラン・ドロン:2019/05/02(木) 08:44:41 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ソニーの黒いバッフルのごつごつした物はAGボードと言うのですか。
4機種も持っているのですか。

G-9とG-5は、見た事あります。
G-9は大きいですね。大きい分、オフでは安く売られていました。
27000円位だったと思います。

かなり大型の物は、日本製では一般的に安く売られていますよね。

94でしべる:2019/05/06(月) 14:30:36 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
ビクターユーザーさん、貴重なカキコありがとうございます。

>SX-7mk2カスタムは、尖ったところのない平凡な音という印象だった。

私の駄耳には、平和な音に聴こえます^^;

>低音だけでいうと、
>NS-690Ⅲの方が遥かに量感・質感・伸びの点で上回っていのだけど、

量感といいますか低音が出てる感は、7mk2の方がありますね。

>高音がとにかく安っぽくてラジカセのようだった。

安らげる音でもあります^^;

>SX-7mk2カスタムの最大の難点は、ウーハーの剛性が低く、

クルトミューラーコーン紙は柔らかくしなやかで優しい低音ですね。

>キャビネットの背圧に負けて腰砕けになるところだと思う。

腰砕けにならない様に日本製のコブで補強されていますが、クルトミューラーの音になります。

>いくらアンプのドライブ能力を高くして、
>ボイスコイルに強力な制動をかけても、ポンポンとした背圧に負けた情けない音にしかならなかった。
>その点が690Ⅲとの一番の違いではないかと感じる。

690mk3はカチカチのコーン紙で最強の硬さですね。

>ウーハーというのは、声の領域も受け持つので、そこが腰砕けになるとボイスもまたはっきりしない再現になったように思う。
>ボーカルの柔らかさを好む人には良かったのかもしれないけどね。

仰る通りボーカルは最高ですね。^^v

>デザインは非常に良く出来ていただけに、実力を伴わない部分がとても残念なスピーカーだ。

HiFiという実力は高くはないですが芸術点は高得点です。

>その点、ATC-100は、異様な外観に実力が伴っていて、選ぶならこちらだと思う。
>ただし、ATC-100も猛烈に駆動力を要求するスピーカーなので、使えるアンプは限られてくるとは思う。
>値段が違い過ぎるから、それも仕方ないかもしれないけど。

インターナショナルオーディオショーで聴いただけですが
モニター系のATCは、ソフトドームとは思えないシャープな音で優秀ですね。
私には雲の上のスピーカーでございます。^^;
ビクターユーザーさんはビクターのスピーカーをご愛用ですか?

95アラン・ドロン:2019/05/06(月) 16:31:47 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ビクター製品はカセットデッキしか買った事ないです。
ヘッドホンもありました。モニターのHA-MX10Bです。
売ってしまいました。他にも持っているので。
私好みの音は、シュアーのSRH-940ですね。さわり心地は安っぽい
ですが。

96RW-2:2019/05/06(月) 21:06:00 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp
ヘッドホンは今はまったく興味が無いので持ってませんけど、SRH-940って
3万円くらいの製品ですよね。このくらいの価格ってヘッドホンマニアに
とっちゃどのくらいの地位というか階級というかランクなんでしょかね。

97でしべる:2019/05/07(火) 23:31:59 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SX-7ⅡCustom情報(1979年カタログより)

柔らかな大地をピアノのリズムで煙らせながら
淑やかにいつ止むともなく降りしきる銀糸の雨
ブラームスの秘曲、ヴァイオリン・ソナタの一番などを
これで聴きたいと思わせるスピーカーが少なくなったようだ。
オーディオの進化を認めながら
心の片すみでは言葉にならない何かが失なわれてゆくもどかしさを感じる。
本当にそうなのか、それとも私のほうが変わったのだろうか?
この道に足を踏み入れて幾年かが過ぎれば
ふとそんな疑念にかられるときがあるものです。
何が変わってゆくのか、これはとてもむずかしい問題で
いくら自問自答してみてもやはり言葉は出てこないように思われます。
やがていつの日か、歴史が回答を出してくれることなのかも知れません。
少し見かたを変えて、世の中の流行に振りまわされず
我が道をゆくという意味でなら
たしかにそうしたオーディオ機器は多くはありません。
しだいに減ってきていることも事実です。
スピーカーで我が道をゆくまれな例をさがすとすれば
日本ではSXシリーズが代表にあげられるでしょう。

美しい細やかな音質と自然な音場再現で
多くの人々を魅了してきたソフトドームのSX。
わけてもSX-7Ⅱ型は、先代のSX-7型以来5年ぶりに
30数項目の改良をくわえた最高級モデルです。
しかし、独自のノウハウを秘めた
ソフトドーム・ユニットの技術は変わりません。
たとえば伸縮を妨げないルーズバインドの織布基材
そして成型したドームに刷毛で粘弾性剤を塗りこみ、自然乾燥させ
もみほぐし、もういちど粘弾性剤を塗るといった手づくりの工程。
開発当初、これ以上のソフトドームはあり得ないと結論された
前近代的な製法は、今日も変わることなく受けつがれています。
変えれば改悪になる、真似をしようにも真似られない。
そんなカンどころを持つ技術が、SXを異例のロングセラーに育てあげ
SX-7Ⅱの遥かに透明な世界を築いたのです。
クラシック音楽を中心に長時間じっくり聴きこめる味わい深いスピーカー。
そのための明確な其音再現と広いFレンジ、Dレンジ
あざやかな音像定位とそしてゆたかな広がり、奥行感。
SX-7Ⅱ型は、類まれな完成度で音楽の香りを格調高く再現する
熟成のスピーカー・システムです。さらに今、栄光のソフトドームは
ヴァイオリンカラーの典雅なキャビネットに囲まれたCustomへ。

1972年に初代SX-3が誕生して、地道な改良を重ねて今日まで第一線に生き続け
その数は総計60万台にもなりました。世界的にみても珍しい記録ではないかと思います。
これを記念して、シリーズトップ機種であるSX-7Ⅱに晴れ着を着せ
SX-7ⅡCustomと名付けて発売することにいたしました。
Customだけの特長をあげますと、まずキャビネットの表面仕上げが楓材のニス塗りとなっています。
これはヴァイオリンやチェロなどの弦楽器にならった仕上げです。
この変更とともにスピーカーユニットも特別にセレクトし、黒の光沢塗装で仕上げています。
スプルース仕上げのオリジナルと本質的な差はないわけですが
スピーカーの場合キャビネットの表装と音色のニュアンスは無関係ではありません。
SXが室内楽などをじっくり味わうに足る大人のスピーカーであることは
今日までの客観的な評価が証明しています。かといって限られたジャンルの音楽だけを
得意にするスピーカーでもないことは、60万台という数字が示しています。
ビッグバンド・ジャズのディジタル録音にSX-7Ⅱが
メイン・モニターとして使われた例もあります。
SXはいわゆる往年の名機ではありません。むろん最新流行のシステムとも違います。
それは、広い視野と柔軟な心でオーディオの推移を受け入れつつ
しかも生まれながらの土壌に深く根ざして年々実りのゆたかさを増す
樹木のように成長してきたスピーカーです。
SX-7ⅡCustomは、そのなかでも格物の丹精をこめた
60万個目の果実ということになります。

以上、カタログより抜粋

98でしべる:2019/05/08(水) 06:52:44 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SX-7情報

N氏「SXシリーズにはまだ上があるので
本機が中堅機種といってもよかろう。
一作ごとに話題をまいているSXシリーズだが
一作ごとにトーンキャラクターがちがうというのも面白い
SX-7にはSX-3のような際立った個性はない。
価格からしてもオールマイティを狙っているのだろう。
ウーファーのコニカルドームはヒトデ型宇宙人を思わせるグロテスクなもの
といっても、おそらくこのウーファーは(コーンはクルトミューラー
コニカルドームのみ国産コーン紙)はコニカルドームなしでは
腰が弱くて使い物にならないと思う。混血の勝利、一代雑種の強さか。
コニカルドームは指向性の改善にも効いており
ソフトドームの中高域と相まって、非常に指向性のよいシステムだ。
したがってリスニングルームの影響を強く受ける。
自宅を含めて4ヶ所で聴いたが
デッドな部屋ではかなりドライな鋭い音になり
クラシックにはどうかなという感じさえいだかせる。
しかし、ある程度ライブなリスニングルームでは
ツヤ、響き、奥行、拡がりが出てきて豊麗な音だ。
切れ込みもよいが、スパッと切りっぱなしではなく
切り口に微妙な味がする。適度のしめりけがある。
アッテネーターは敏感に効くから慎重に調整することが
絶対に必要だ。」

K氏「ウーファーはこのシリーズはじめての30cmのもので
このシリーズ共通のクルトミューラー社のコーン紙を用いたもので
更にコーンの腰を強くして分割振動を防ぐようにコニカルドームといわれる
補強がされている。これはかなり効果があるようで特に完全密閉型の場合
内部の音圧上昇によってウーファーのコーン紙に加わる音圧により
腰砕けになることをかなり防げるようで、これがないと
この振動板の大きさからするとブーミーになってしまうようである。
音色は、かなりスケール感をもったものでしかも個々の音像を明確に再生し
ひ弱なところがなく、かなり張りをもった力強さがあり
締りが良く余計な音の少ないシステムといえる。
特に低音域においては伸びは良く余計なぶ厚さをなくしている。
特に全域にわたって凹凸が少なく平坦な特性をもち
音色としてのつながりもよいものである。
かなり高価なシステムであるが
それだけの内容をもりこんだ製品といえる。」

99でしべる:2019/05/08(水) 14:55:21 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SX-10spirit情報(1982年カタログより)

この先は、SXの世界です。
最初のSX以来、長い年月がはぐくんだ法外に美しい音への入り口です。
美の尺度は人により異なるとしても、音はまず美しくなければならず
また真実の美は千差万別な価値観や移り去る時の非情を超越して心にひびくということを
SXはその歴史と100万台にのぼる生産量で証明しています。
SX-10spiritは、そうした栄光の美の頂きに薫る名花。
文字どおり精魂をこめたSXの集成です。
SXシリーズは、生まれながらにして他と違うスピーカーでした。
わが国のソフトドーム・ユニットの草分けだったのもさることながら
キャビネットの素材や作りにもまったく独特な技法がありました。
たとえば内部の当て木を補強桟と呼ばず響棒と名付けたように
楽器の構造から学んだ野心的な試みが数多くありました。
それは、数値では表現し得ないプラスアルファの魅力
大自然の神秘にも通じる不思議な美を音にするためにほかなりません。
択ばれた天然の木だけがもつ、いわくいいがたい響き。
木の魂を宿らせてSXは連綿とうたい、そしてSX-10spiriの時代になりました。
木材の供給事情を思えば、このように贅を尽くした
素材主義のスピーカー・システムが今後新しく作られることは
価格を度外視しないかぎりもうないのではないか、と私たちは考えます。
そんな時代にこそSXは生き続けるべきだ、とも考えます。
たおやかな自然の美をたたえて、この先はSXの世界です。

以上、カタログより抜粋

100アラン・ドロン:2019/05/08(水) 18:29:54 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
RW-2様
お答えします。この位の価格3万円はモニターヘッドホンとしては、
高い方になります。普通のオーディオ(リスニング)用としては、
普通位の価格となりますが、安い物の方が、高い物を上回っている
と言う事は、ざらにあるようです。
しかし価格差2倍以上とか、そんなに違わないですが。

モニター用は、他にソニーのMFR-7506,7510等を持っていますが、
ヨドバシカメラ価格では11000円位です。7510は700ZXの海外版なので
ヨドバシには売っておりませんが。

結論――――モニター用は新品で実売20000円以内で充分。

リスニング用---新品で実売価格3万円まで。

101ビクターユーザー:2019/05/08(水) 20:00:03 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
でしべるさん

ビクターは、学生の頃は僕も廻りもみんなビクターでしたよ。
大学生協で学生がなんとか小遣いで買える価格で販売していたし、当時人気が高かったですしね。
実際、当時の音にもなんの不満もなくて、30年後の今聞いても大きさな不満はないと思います。
十分じゃないかと思います。
オーディオ雑誌が海外製品を過剰に礼賛するので、そうかな?と気にはなるにしても。
ただ、スピーカーはSX-3の影響があまりにも大きかったので、それが足を引っ張ったようにも感じられますね。
SX-3と正反対の傾向のスピーカーは人気が無かったように思いますね。
アルテックに採用されたホーレー社のコーン紙を使ったシリーズも密閉型の後を追うように展開しましたが。
当時のビクターのバックロードホーンも、非常に精度が高く造りが良いのに、これもそんなに売れていなかったでしょ?
当時も今も、一般家庭に大きなスピーカーは要らないし、今となってはSX-7でも大きいと感じる人は多いと思います。
個人的には、SX-7Ⅱカスタムには何故か縁があって、3セットほど自宅に来ては過ぎ去って行った歴史があります。
どの個体にも差は無くて、製品品質は非常に均一でした。
今、家にある小型スピーカーは、SX-3がコピーした、スキャンダイナのA-25。
SX-7のコピー元は、AR-3aだと思うけど、それは無く、代わりにデンオンのSC-107を残しています。
国産スピーカーの悪弊として広域がチリチリするけど、低域は非常に良いですね。
15インチウーハーを彷彿とさせるのに箱が割合小さい。
何よりもデザインが洒落ていて、SX-7の楓バージョンと意匠的には双璧だと思います。
家族には、SX-7の楓バージョンの方が全然好評なんだけど、僕はデンオンを残しました。

102ビクターユーザー:2019/05/08(水) 20:25:38 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
ビクターとRCAの繋がりもあって、コニカルコーン紙を採用しするというのは、良かったと思います。
本家のRCA LC-1A を国内でライセンス生産していた時期もあったようです。
でも、あの空調機械のようなデザイン・大きさは日本の一般家庭には全く向かないですよね。
サブウーハーとして余生を過ごしていた時期もありましたが、これは1980年代まで生き残っていたかと思います。
ソフトドームスピーカーは、当時ブラウンがSX-3の前にすでにあって、その緻密で繊細な音はとても良かったと思います。
信じられないくらいにスピーカーの外に音が拡がるのは、面白かったです。
スキャンダイナ、AR、ブラウンなどソフトドームスピーカー群がある中でのSX-7の位置付けは、
やはりキャラクターの薄い、影の薄いスピーカーという印象を個人的には持ちました。
それが日本的といえばそうかもしれませんね。

103アラン・ドロン:2019/05/09(木) 17:23:08 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ヘッドホンマニアックはそろそろ飽きてきましたので、今度はチューナー
マニアックになります。

1970年代後半のチューナーはいいですね。チューナーはジャンクでも、
確認しやすいし故障は少ない機器ですからね。

私の3連バリコンのチューナーでは近くのコミュニティ局は入らないようです。
4連、5連なら入るのかな?
コミュティ曲の番組は面白いのかどうか。
ちなみに300オームのフィーダー線をT字型にして、室内で張っています。
きちんとした、FMアンテナは建ててはいません。

104RW-2:2019/05/09(木) 18:11:10 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp
>SX-3がコピーした、スキャンダイナのA-25

バスレフに対して密閉。ドームツイターの口径はほぼ2倍。キャビの仕上げも
違います。スプルース仕上げは画期的でした。コピーと言ったらビクターの
設計陣が可愛そう。元々ソニーからピアレスのようなユニットと依頼されるも
キャンセル。ビクターが自社で使う羽目に。以前そんなお話で賑わいましたね。

>SX-7のコピー元は、AR-3aだと思うけど

3ウェイの密閉という意匠が似てますけどコピーっていうほどでもないような。
こちらはスコーカーの口径が2倍違います。設計の意図するところはAR社の
システムが手本なのは間違いないでしょうね。ドイツはブラウンのほかにヘコ
にもソフトドーム使用の密閉型があってあの当時広告が良く載ってました。

105くろねき:2019/05/09(木) 23:48:39 HOST:fpoym3-vezC1pro23.ezweb.ne.jp
皆さんこんばんは。

>>104
> スプルース仕上げは画期的でした

しかしSX-3のあのデザインはどこから発想されたんでしょうね。
スプルース仕上げ自体ではなくて、ドーム型トゥイーターと
同じようなプロテクター(グリル)をウーファー部分にも
付けてサランネットを無くしたあのデザイン。

同時期に登場したセンモニもそういうデザインに
なりましたが、当時は他に例が無かったと思います。
ウーファー部分の○を表に出して強調したデザイン自体、
SX-3以前にはB&WのDM70やJBLのL-88くらいしか見当たらないような。

ドーム型トゥイーターの2ウェイ機はB&Oも出してたみたいですね。
当時の欧州はこの流れがあったんでしょうか。
同時期のARの2ウェイ機(AR-4など)はオールコーンシステムなんでつよね。

106RW-2:2019/05/10(金) 10:19:04 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp
>オールコーンシステム

当時密閉型のもう一方の雄はアメリカのKHLでしたね。コーンシステムのアコー
ステックサスペンション型。#6の評価が高かったです。日本の雄ダイヤトーンは
その頃、数多くのシステムをラインナップに並べて盟主たる感じでした。

主力のDS-251が@25000円。対してKLHの#32も@25000円。
ユニットや箱の金の経かりかたではDS-251の方が上でしたけど、舶来品に
弱かった、憧れがあったあの時代に25000円ですからね。けっこう売れたん
じゃないかと思いますよ。構成はDS-24Bを密閉にした感じです。

#32が日本製だったらDS-24B同様@15000円の価格帯でしょうけど。

107アラン・ドロン:2019/05/11(土) 15:35:41 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
1973年発売のSX-3は、イギリスあたり--といっては、大雑把ですが、
ヨーローパ臭いデザインです。

スプルースですか。ピアノに使われている木ですよね。
ヤマハが得意とする技術ですよね。
ウーハーのグリルはいいけど、ツイーターのグリルは変です。
ツイーターも完全な丸いドーム型のグリルの方が良かったと思います。

108アラン・ドロン:2019/05/12(日) 09:23:53 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
エアサスで、KHLというメーカーは知りませんでした。AR社のみ
知っていました。

やはり、前面バスレフがいいです。後面バスレフは、イヤですね。
最近、ミニコンポ用のスピーカーでパイオニアのS-X7とS-X9を
買いました。一応木材のキャビネットです。
ホーンツイーターのように見えますが、どちらもバスレフです。
ネットで御覧くださいませ。
こんな安価な物でも当時は、7でペア14000円、9でペア16000円でした。

109でしべる:2019/05/12(日) 09:50:10 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
ビクターユーザーさん

>ビクターは、学生の頃は僕も廻りもみんなビクターでしたよ。

庶民の味方?人気ありましたよね^^

>ただ、スピーカーはSX-3の影響があまりにも大きかったので、
>それが足を引っ張ったようにも感じられますね。
>SX-3と正反対の傾向のスピーカーは人気が無かったように思いますね。

イメージとは恐ろしいですね・・・

>当時のビクターのバックロードホーンも、
>非常に精度が高く造りが良いのに、
>これもそんなに売れていなかったでしょ?

バックロードホーンブームだったので意外に売れたのかもしれませんね
ヤフーオークションでも良く見かけます。

>当時も今も、一般家庭に大きなスピーカーは要らないし、
>今となってはSX-7でも大きいと感じる人は多いと思います。

最近では、SXー3でも大きい気がしてきました^^;
SXー300程度の大きさがお気に入りです。

>個人的には、SX-7Ⅱカスタムには何故か縁があって、
>3セットほど自宅に来ては過ぎ去って行った歴史があります。
>どの個体にも差は無くて、製品品質は非常に均一でした。

素晴らしい強運をお持ちですね^^

>代わりにデンオンのSC-107を残しています。

極めて渋い選択ですね〜
拙宅にもSCー104がありますがエッジが朽ちています。
107のエッジは、ご自分で交換なさったのでしょうか?

110ビクターユーザー:2019/05/12(日) 15:41:12 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
でしべるさん

SX-3は大人気で、ほとんどの喫茶店のBGM用として定番だった時期がありましたよね。
外観が新鮮でしたから。
ほどなくして、それはボーズの301に置き換わっていったと記憶しています。
一説によると、
「ボーズ丸儲け」という言葉の験を担いだものが独り歩きしたせいだとも言われてますが。
要するに、商人には音はどうでも良かった訳です。

SX-3の出始めの頃、お店の視聴室での一番人気は、クライスラーでした。
安くて音が良かったですからね。
安いと言ってもSX-3と同じくらい。当時の若いサラリーマンにとってはそれなりだったと思います。
何年か前、懐かしくも聴く機会があって久々に聞きましたが、やはり良かったですよ。
舶来のブックシェルフに音で劣るところは無いと感じました。

実は、当時の国産密閉型のスピーカーを駆動しきるには、当時売れ筋の6万円台のアンプでは駆動力が全然足りなかったですよね。
なんで自社でもドライブするのが困難なスピーカーを大量に販売したのかちょっと不思議な感じがします。

SC-107は、オーディオラボ小川さんにお願いして修理してもらいました。
新品同様になっています。
そもそもエッジの朽ち果てた「新品デッドストック」を入手したのですが、「エッジさえ戻れば新品」とはいかなくて、
スピーカーダンパーから錆びたボイスコイル、外れた磁石などを再生するのに、他の2台から部品をかきあつめ、
3個イチの手間暇をかけて再生してます。
20年以上前の話ですが。
SX-7カスタムとは同じ密閉型のブックシェルフですが、音はSC-107のほうが圧倒的に素直で聞きやすいです。
107のバージョンは307も含めて3つくらいありますが、初期のコーン紙にコラーゲンを塗布したもののほうが好みでした。
コーン紙にコーティングをすると空気の漏れが抑制されるので、アンプへの負担は大きくなります。
後期の黒いコーン紙では、コラーゲン塗布は表も裏もされた形跡がないせいか、アンプは選ばないと思います。
初期104のコーン紙は、普通のコーン紙なので、ちょっと焦点のはっきりしない音の出方という印象でしたが、まじめにはまだ聞いていないです。
キャビネットの造りが良く捨てるにはもったいないので、倉庫にとって置いてます。
104と101だけドームツイーターでしたが、何故でしょうね?

111くろねき:2019/05/12(日) 19:17:44 HOST:fpoym3-vezC1pro06.ezweb.ne.jp
皆さんこんばんは。

>>110
> 104と101だけドームツイーターでしたが、何故でしょうね?

それはピアレスだからでは?
ピアレス社との共同開発ユニット採用はその後も続いて、
1980年以降のモデルはドーム型トゥイーターが採用されていたようです。
(好評で派生・改良モデルがいくつかあったSC-101「スーパーボーイ」は
'80年代のもののようですが、それ以前に同名の別モデルがあったのでしょうか?)
SC-104の頃が端境期だったのかもしれませんね。

112RW-2:2019/05/12(日) 22:46:36 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp
>それはピアレスだからでは?

でしょね。あのドームツイーターはソニーもSS-5GXで使ってます。同型でハード
ドーム型もあってやはりデンオンが使いました。フィリップスのT8、KEFのT27
あたりと共に当時世界的OEMでもっとも使われたツイーターユニットだと思いまっせ。

自作者にはありがたいユニットたちでした。皆@6000円くらいで買えましたから。
ちなみにマッキントッシュの有名なXRT20。ツイータータワーのユニットはフィリッ
プスのT8。間隔を詰めたいのでフランジを円形から四角に変更しておりましたよ。

113くろねき:2019/05/13(月) 23:49:09 HOST:fpoym3-vezC1pro17.ezweb.ne.jp
皆さんこんばんは。

>>112
> フィリップスのT8

『オーディオの足跡』さんにAD-0160-Tというのが出てますが、
AD-0160-T4と同T8というモデルがあったみたいですね。
これはT4が4Ω仕様でT8が8Ω仕様ってことでしょうか?

> KEFのT27

LS3/5aの復刻モデルにも使われたみたいですね。
これも別名SP1032とSP6535というのがあって、外形も仕様も違うみたいですね。

114アラン・ドロン:2019/05/14(火) 16:45:35 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

パイオニアのS-X7を持っています。
ミニスピーカーです。直だしケーブル=安物?

115RW-2:2019/05/16(木) 15:41:59 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp
ソフトドームユニットの名品ったらほとんどが舶来品。フィリップス、KEF、
ピアレス、ディナウディオ、スキャンピーク、オーダックス 他々。

国産は製造メーカーが少ないし、ソフトドームはイマイチ人気が無いのか
販売機種も少なかった。三菱、オンキョー、コーラルともほとんど皆無。

フォステクスにFT-55Dというのがあって良いツイーターだと思って使って
ましたが何故か製造中止。昔にはパイオニアにPT-20という製品があって
@2000円と激安でした。ソフトドームとは思えないキレのある音がする
ユニットで今でも活躍中なのであります。

116アラン・ドロン:2019/05/16(木) 17:02:53 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
FT-55Dは、丸みを帯びた角型アルミダイキャストフレームで、黄色い
振動板でしたか。あれは、プラスチック系統では
ないですかね。セミハードドームというべきかですね。

FT-38Dというのもありました。

117RW-2:2019/05/16(木) 17:34:56 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp
>プラスチック系統ではないですかね

振動板は柔らかいですよ。55DのデカいやつにFS-70Dというミッドレンジがあります。
測ってみたらダイヤフラムは約φ50mmでした。同じ格好で大きい。2.5Kgもあります。
FT-38Dはハードドームですね。合金にセラミックを蒸着したモノ。

118アラン・ドロン:2019/05/17(金) 17:58:48 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
FT-55Dは、スコーカーみたいなツイーターではないですかね。
今の製品で言うと、FT-48Dみたいなです。
円形のフランジは、FE-108Eシグマと同じみたいですが。
12デシベルの減衰量で1000ヘルツから使えるなんてものは、
まさしく、スコーカー兼ツイーターですね。

119アラン・ドロン:2019/05/19(日) 08:23:19 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
スコーカー(ドーム型)と言うのは、昔から極端に機種が少なかったですね。
多分あまり売れないのですかね。
なので、作っても仕方ないのですかね。
コーン型で代用ですね。しかし、フルレンジを代用するのは嫌ですね。

部屋で聞くなら、ドーム型で、グリルが始からついているのがいいですね。

120RW-2:2019/05/19(日) 16:01:37 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp
>多分あまり売れないのですかね

ドームスコーカー使うったら25〜30cmの3ウェイシステムでしょ。耐久力、大パワーに
耐えなきゃいかんでしょ。するとダンパーを2重にしたり、変型防ぐ塗布剤塗ったり、
ダイヤフラム内部を吸音材充填してダンプしたり。すると能率が上がらないんですね。
90dBまでもってこうようとしますとバカみたいな大型マグネットが必要なんです。

FS-70Dのマグネットは厚さ2cmでφ12cmです。SX-3のウーハーマグネットは厚さ1.5cmで
φ9cmですよ。ATCのSCM100のスコーカーマグネットも巨大。それでも能率88dBしかない。

メーカーは3ウェイシステムには組み込みますけど、単品市販しても使いづらい。マニア
しか買わない。言うとおり売れないからでしょね。普通は2ウェイで間に合いますからね。

121アラン・ドロン:2019/05/22(水) 11:35:06 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
25センチ口径こそ、主流になっても良さそうですよね。
2ウエイで済みますし、箱も小さくて、メリット大と思いますが。

日本のような、6畳間、8畳間が主流の部屋では、どんぴしゃですよね。
オフでコーラルの10L60Bというウーハーが売られています。
結構良いのではないですかね。
物量投入でしたからね。こんなウーハーは今時もう、作りませんよね。

フォステクスにエッジレスウーハーがありましたが、20cmと30センチ
でした。25センチはなしです。
あのタイプはモデルチェンジして、2世代ありましたね。
結構高価だったと思います。エッジレスにして何かメリットあるの?

今のウーハーはエッジレスになっておりませんが。

122ワッチ:2019/05/22(水) 12:51:05 HOST:p11093-ipngnfx01marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
>>121 エッジレスにして何かメリットあるの?

うろ覚えですが、エッジの逆共振を無くせるというのがメリットだったような。エッジが逆共振しちゃうと、F特に凸凹ができちゃいますから。

123アラン・ドロン:2019/05/22(水) 16:51:28 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
さようでございますか。ところで、コイズミ無線では時々、イベントを
やっていますね。
参加された方はおりますか?また、面白かったですか。
札幌市ではキャビン大阪屋がたまに何かやっているようですが、
あの店は、敷居が高くてほとんど入りません。
また、中古品でも高くて。保証は少しあるのですが。

私にはオフが似合っていますね。札幌市内にはオフは6店舗あります。
その内、よく行くのは3店舗です。
後の3店舗は遠いので滅多に行きません。何年かに1回です。

また、いい物があっても腰の関係で長い距離を持てるのは4キログラム
程度までです。
それを越えるとタクシーで5000円位出さないと帰って来れません。
なので、下手に見に行かないようにしています。時間があっても。

もはや、行かない3店舗はないものと考えた方が良さそうです。
後の

124RW-2:2019/05/22(水) 17:28:38 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp
>下手に見に行かないようにしています

正解でしょう。ネットオークションも見なければポチりません。セコハン店も
覗かなければ買えません。大して欲しくない物でも買ってしまって散財して
生活空間を減らすだけ。部屋がダンボールだらけの知人が2人ばかりいます。

届いても開封すらしてない。何で?と訊いたら「買った、落としたというとこ
ろで完結。ひとつのストレスの解消法。メンタルの正常維持法さ」いやはや・・・。。。

125くろねき:2019/05/22(水) 22:51:39 HOST:fpoym3-vezC1pro02.ezweb.ne.jp
皆さんこんばんは。

>>122
懐古録に最近出たサンスイ機にインナーエッジというのがありましたね。
コーンの背面側にロールエッジを付けて、表側はコーンで覆っちゃう形という。

>>124
> メンタルの正常維持法

既に正常ぢゃない悪寒。

126ワッチ:2019/05/23(木) 10:45:04 HOST:p11093-ipngnfx01marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
>>125 コーンの背面側にロールエッジを付けて、表側はコーンで覆っちゃう形という。

な〜る!良いアイデアですね。と思うのですが、そんな機構になっているスピーカーは今現在みあたりませんね。
コスト的、あるいは二律背反的に何かデメリットが生じるのかなぁ。

127前期:2019/05/23(木) 18:59:11 HOST:h219-110-155-150.catv02.itscom.jp
>既に正常ぢゃない悪寒

本当ですね。間違ってもお友達にはなりたくないタイプ。

128アラン・ドロン:2019/05/23(木) 19:08:32 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
それは、エッジレスウーハーになりませんか。
また、表面のコーンと裏のエッジの間に空間が出来るので、良くない
のでは。
それとも、コーンを裏のエッジとピッタリくっつけるのですか。

129RW-2:2019/05/27(月) 16:12:18 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp
>間に空間が出来るので、良くない

スルドイ。コーン紙がストロークした際にふいごのように空気の流れを生んでしまうから。

131アラン・ドロン:2019/06/02(日) 08:09:58 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
日本中に引きこもっている人は、70万人から80万人位いるそうですね。
条件の取り方にもよりますが、20歳から39歳の若年層、
40歳から59歳の中年層を合わせてです。
高卒の、18.19歳は含まないのでしょうね。
無色の期間が半年以上で、未就労だそうですが、これは、ちょっと
期間が短いですね。

せめて2年以上、就労の意思がないとうように改めるべきですね。
半年や1年なら、ちょっと休もう位ですが。
無職の人間が増えると国も、国民もいい事がなくなりますね。

今日の社会問題を、政治、行政の人たちは、もっと考えなきゃなりません。
何らかの歪があるから、このようになっているのですから。
勿論、本人自身の問題もあるですが。

高齢の方達ばかりに手厚い行政とか。だからおれおれ詐欺なんか
なくならないですね。
高齢の金持ちからむしりとってやろうと言う考えです。

歪んだやりかたですが、現代を反映しています。
介護ビジネスだって、トップの人間達は金をいかに設けるかしか考えて
いませんからね。
何て、批判的になってしまいました。

132でしべる:2019/09/11(水) 20:50:13 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
あらためまして、SX-7ⅡCustomの魅力とは?

133アラン・ドロン:2019/09/13(金) 08:48:28 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
あらためまして、SX-7ⅡCustomの魅力とは?

カスタムがねっとで、出てきませんので、SX―7Ⅱの事で。
デザインがのっぺりした感じです。
SX-3を先進的にした感じとも言えます。白木の色と、グリルの色の
釣り合いが取れなさそうです。
スピーカーグリルは、3つとも、同じように、丸いので統一性は、
あると思います。
実物は見たことないです。
何となく、見た感じでは、テクニクスが作りそうなデザインです。
テクニクスの木材バージョンですか。

134RW-2:2019/09/13(金) 10:47:54 HOST:156.7.243.49.ap.yournet.ne.jp
「魅力」を訊いてるのに「見かけ」の感想。相変わらずです・・・。。。
見たこともないのにレスる。白木なんて書いてますが7ⅡとCustomは別物です。

135アラン・ドロン:2019/09/13(金) 14:14:45 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
見た目も魅力の一部かと思い投稿しました。
実物と写真では、雰囲気が違うかもしれませんが。
あくまで、カスタムではない、感想でした。

136でしべる:2019/09/13(金) 20:26:38 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SX-7Ⅱカスタム
で検索を推奨いたします。

137アラン・ドロン:2019/09/14(土) 09:13:15 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ハイファイ堂に載っていました。赤ぽい色ですね。リアルウッドと
いうのですか。
このリアルウッドと言うのは表面仕上げの事を言うのですかね。
木材自体の名称ではないですね。

ターミナルは、随分下にありますね。そして小さいですね。

一台定価89800円ですね。高級感があります。

138SX-3lll:2019/09/14(土) 10:39:54 HOST:f86-pc219.cty-net.ne.jp
2セット保有して使ってますが、今となっては特に感想はないものですね。
他と比べないからでしょうか。

これに限った話でもありませんが、わからない人に、わざわざ無理してわかって
もらおうとも思えない、それでいいぢゃないのという気分かもしれませんね。
実際に聞いてみない限りわからないのが当たり前で。聞いてみてナンボです
もんね。

新品定価は11万円でした。当時それだけだせば、センモニが買えましたね。

139でしべる:2019/09/14(土) 10:51:54 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
どんどん魅力を書き綴っていただけましたら幸いです^^
私、文才が無く語彙の知識も乏しいので・・・^^;
よろしくお願いいたします。<(_ _)>

140ビクターユーザー:2019/09/14(土) 10:52:25 HOST:137.132.231.153.ap.dti.ne.jp
SX-7Ⅱcustomは、音を出して聞くことはせず、綺麗に飾って眺めるのが一番。
音は、陰にこっそりと置いたミニスピーカーから流して聞きます。
(2セット実際に使っていろいろ試行した末の結論)
どんな音にしたかったのか、見えてこないスピーカーでしたね。
煮詰めすぎてつまらなくなったという典型的な音にしか聞こえなかった。
ユニットの塗装の色は黒で、茶色のSX-10よりすっきりして好きでしたけど。

141SX-3lll:2019/09/14(土) 11:03:31 HOST:f86-pc219.cty-net.ne.jp
ビクターユーザー様のおっしゃるように、自分なりにあれこれと使いこなしてみて
自分なりに得た結論が、他から何と言われようと、自分にとって一番正しいのだと
思いますですね。

似ているのでよく比較されるSX-10spは、従来型のSXから音を変えたい意図は
わかりましたが、果たしてそれを熟成できていたものなのかどうかは?な印象
でした。あくまで拙者には、に過ぎない感想ですね。

142アラン・ドロン:2019/09/14(土) 11:29:34 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
書き忘れてましたが、近くのオフに、SX―7Ⅱカスタムのウーハのみ
売ってます。8640円で。大分前から置いてあります。

でしべる様
=私、文才が無く語彙の知識も乏しいので・・・
そんな事、気にする必要は、ないですよ。
でしべるさんの表現は何となく、私的な感じです。ところで、SX-3でも大きく
感じますか。

私は、タンノイの自作箱、高さ111×幅60×奥行き45(単位・センチ)
でも小さく感じます。
1985年発売の、JBLエベレストDD55000位が丁度良いです。

143でしべる:2019/09/14(土) 13:04:48 HOST:KD182251052199.au-net.ne.jp
正しいか正しくないかではなくて、好きか好きではないかだと思いますが・・・

144SX-3lll:2019/09/14(土) 13:15:25 HOST:f86-pc219.cty-net.ne.jp
なるほど、おっしゃる通りかと思います。
自分のたどり着いた嗜好に素直に従ってくのが、正しい というか、
正しい選択なんでしょうかね。という気持ちでありました。
訂正いただき恐れ入りました。

145でしべる:2019/09/14(土) 14:06:39 HOST:KD182251052084.au-net.ne.jp
作りっぱなしな音ではなく熟慮を重ねた音とでもいいましょうか、ゆったりとした気分に浸れる稀有なスピーカーですよね。

146SX-3lll:2019/09/14(土) 14:34:22 HOST:f86-pc219.cty-net.ne.jp
私も個人的にはその思いは同じですよ^^

147RW-2:2019/09/14(土) 15:24:48 HOST:156.7.243.49.ap.yournet.ne.jp
7Ⅱおよび7Ⅱカスタムはまったり・ゆったりした音ですもんね。似て非なのが
NS-690Ⅲ。こちらは解像度・鮮烈タイプ。ソースによってはちょっとヒステリ
ックな感じも。7Ⅱカスタムか690Ⅲか。しかし双方聴いてみて音の好みでチョ
イスした方は意外に少ないんじゃないでしょか。

あの時代はオーディオ真っ盛り。各メーカーも力入れてた時期です。聴き比べ
て選ぶという自信が誰にもあるわけじゃなく、やっぱ雑誌の評論評価、広告の
上手さ、メーカーに対するブランドイメージなんかも選択の大きな要素でしょ。

7Ⅱ選びました。となるとアンプもビクター選びたいという気持ちはありますよね。
690Ⅲ選んだ方はやっぱりアンプもヤマハを選びたいという気持ちがあったでしょ。
ビクターならA-X7とかA-X9。ヤマハならA-8やA-9。アンプの音もスピーカーの音と
同じような傾向なんですね。柔らかくまったり。片や強靭で繊細。ここにサンスイ
のアンプやラックスのアンプを選ぶのはけっこう冒険なんです。度胸が要りました。

148SX-3lll:2019/09/14(土) 16:24:07 HOST:f86-pc219.cty-net.ne.jp
なるほどね。説得力のある、共感できるお話ですね。
当時、東芝のプリメイン選んだド素人の拙者は度胸あったのかな?ですね。

149SX-3lll:2019/09/14(土) 20:31:08 HOST:f86-pc219.cty-net.ne.jp
カスタムについて、
その思いは、私もまったく同じなんですよと書きましたのは、何か奥歯に
物が挟まったような切れ味の悪さがかんじられたかなとおもいますが、

物事 白か黒 0か100かの両極端にわかりやすくパターン化して
考えてみたときに、古今東西、これまでに、正しい良い音のスピーカーは、
あるただ一つしかなかったと考えるのか、それとも、の価値観、好み
嗜好は千差万別で、各人にとっての良いスピーカーも人また各々向けに
千差万別に存在したと考えたほうがいいのか、どうも、拙者には、
その両極端のどっちでもないような気がして、何が的を得ているのかの、
答えは、そのあいだのどこかにはあるものかな?と、適切な切り口は拙者には
わからないもんですね。

ただ一つ拙者にも言えることは、マーケットで大方の賛同者を得たメジャー
な人気のあったもの、例えばセンモニのような機種は、大方の巷に支持された
高評価を得た機種だったと客観的に言えるのだろうとは思います。カスタムは、
果たしてセンモニのように客観的に大方の支持を得ていたのかなというと、
んー?ですね。すると、巷での客観的高評価というのは、多くの人の主観的
高評価が最大公約数的に束になって一致していたということなのかなと。
車でいうと、R32スカイラインGT-Rはいいね、うん、あれの良さは
よくわかるよ、みたいな。アニメなら、あしたのジョーは名作だったよね、
うん、そうそう、俺もそう思うよーみたいな。

ただまぁ、音の捉え方の何に重きを置くかを含た価値観・好みは
各人各様なので、ある機種を、ある人は高評価しても、ある人は、
否定的という現象は、例えばオーディオ雑誌の各評論家の評価が、
ある機種に対して皆一律同じでなくて、バラバラなのがむしろ
至極当たり前に起きることで、そこのところは、否定する人の感性も
また、一概に否定しないで、それなりに尊重しなくちゃな〜なんて、
もやもや思うのでした。

そうした考えから、ビクターユーザー様もまた、歴戦の強者なお方
かなとお見受けいたしまして、そうしたお方が使いこなしをしっかり
思考錯誤を経た結果、このスピーカーに対して具体的なウィークポイ
ントを示して否定的見解を出しておられることについて、そこへ対立
した価値観・立場を旗色鮮明にして、角突き合わせるスタンスで何か
書くのは、いかにも愚かで不毛でしかないのかなという考えを持って
みておりましたわけでした。

駄文失礼しました。

150RW-2:2019/09/14(土) 21:42:37 HOST:156.7.243.49.ap.yournet.ne.jp
音の好みというものは人それぞれなんです。見て、触って、匂い嗅いで、聴いて
判断しますけど、意識下の問題(たとえばメーカーに対する)や、入手までの経緯、
その時の生活状態なんかも大きく作用します。それらが複雑に絡まっての評価。

上で7Ⅱcustomを評して音を出して聞くことはせず、綺麗に飾って眺めるのが一番
という御方がおりました。690Ⅲにしてもラジカセみたいな中高域と言ってる御方も。

評価というのは水物です。状況で変わります。たった数台しかない機械を評論家が
褒めちぎってもどもなりません。あ〜そうなんだと信じるか懐疑かは受け手次第です。
銘機となると別です。数多く世に出て多数の方が評価した機種が銘機なる資格を持ち
ます。今は銘機ばやりでネット売買では古いオーディオ機械は何でも銘機らしいです。

少数の方しか所有してないモノは銘機には成り得ません。大多数の評価が伴いませんから。
評価が高ければ売れますから多数世に出回ります。多数出回ってこそ資格が生まれます。
そう考えると一部マニア向けの機種とか高額機種は傑作機かもしれませんが銘機と成り得ず。

そんなこんなでSX-3やDS-251やNS-1000Mは銘機です。しかし銘機と言われてもケチつける
方はいっぱいいますでしょ。SX-7Ⅱ/7Ⅱカスタムは銘機というほど売れたとは思えません。
SX-7使用者の多くが7Ⅱや7Ⅱカスタムに買い替えたかというとおそらく少数だと思います。

SX-7は銘機としても7Ⅱや7Ⅱカスタムは銘機に非ずの現象。銘機でもケチ付けがあるのに、
銘機の勲章がなければさらに風当たりは強いものなんです。良いシロモノでもブランドや
流通の弱さで売れず、悲しい生涯だった機械もいっぱいあるでしょう。そんな機種を愛を
もって整備して使うのもオーディオの愉しみ。自己銘機への昇華。それが趣味のオーディオです。

151ビクターユーザー:2019/09/14(土) 21:51:05 HOST:137.132.231.153.ap.dti.ne.jp
NS690の3型はしばらくの間家にありました。
実際に聞くまでは、「どうせヤマハ特有の線の細い、痩せた貧相な音なんだろうな。」
と思っていたのですが、ウーハーの出来は凄く良かったですね。
SX-7の何倍もしっかりした音で、きちんと芯があるし、音程も明瞭。
大パワーを入れても腰砕けにならず、これもSX-7に大差をつける。
意匠も、地味な感じですが、悪くない。
そもそも、NS600シリーズは、ビクターのSXシリーズのパクリで、
後発組でした。
当時、試聴会のNS690を見て聞いて、「こんなに似たデザインでデザイナーの意地はないのだろうか?」
と思ったものです。
アルミのダイキャストフレームは、JBLのLE-8Tのパクリでしたし。
SX-3が登場したときには、「この手のデザインがあったか!」と感心したのですが、そこが残念でした。
音も残念でしたが。
3型は、その残念な部分が大幅に改善されて、これなら良いかも?と感じたものです。
しかし、高域は酷いまま、音量過多でシャリシャリうるさいのは相変わらずでした。
アッテネーターで絞ってもまだうるさい。
私はこの典型的な日本のハイファイ音が大嫌いなので、残念ながら処分してしまいました。
おそらく、当時の日本製アンプはドライブ能力が不足して、密閉型3ウェイのスピーカーは駆動できなかったのでしょう。
私のように2000ワットのアムクロンでねじ伏せるような使い方は想定していないのだと思います。
一般にアンプのドライブ能力が劣ると高域がおとなしくなるので、そのバランスで高域過多にしたのが露骨に見えました。
ちなみに、
SX-7カスタムは、アムクロンをもってしても、音は変わらなかったですね。
腰砕けで空気感がはっきりしない音のまま。
ウーハーがキャビネットの背圧に負けて音が歪んているのが良くわかりました。
まるでコンプレッサーをかけたかのように、ダイナミックレンジが狭くなり、
音のピークが鈍ってしまうんですね。
この、
どこか抑制のかかった音の出方は、1000シリーズのスピーカーになってもあまり変わっていない印象をもっています。
密閉型で音が良かったのは、
ブラウンのL-710。
これは箱庭的な世界が素敵で、非常にチャーミングな音が良かったです。
木工工作もドイツ職人的な芸の細かさで素晴らしく丁寧な仕事をしていました。
それに洗練されていて無駄がない。
三次元的に室内に広がる繊細な音は、これはこれでありだと実感したものです。
これは、NSやSXよりも先行して販売されていたので、
日本の各社は分解して技術を真似していたとは思いますが、出てくる音はかなり違っていました。

152ビクターユーザー:2019/09/14(土) 22:08:44 HOST:137.132.231.153.ap.dti.ne.jp
僕は、評論家の創り上げた「名機伝説」が大嫌いなので、
いつも「本当か?」
という検証の目線で「名機」は使っています。
初心者のうちは、長岡氏の褒める記事は真に受けて、購入します。
菅野氏が良いと書けば、「試しに使ってみよう。」となります。
しかし、実際使うと、「ちょっと違うんじゃない?」と気付きます。
それが悪への転落の入口で、スタビライザー地獄や制振材地獄、コード地獄が待ち受けてします。
日本のマニアはこのままどっぷりつかって、もう沼から這い出ることはできないと僕は考えています。

私は、音楽を演奏者の意図を感じながら浴びたいたけなのに、
やれコードがどうこうとか、電源タップがどこうとか気にして、同じところを何度も聞くつもりはないですね。
スピーカーの蘊蓄にも全然興味がありません。
ユーザーにとっては、結果が全てです。
演奏者のパッションを妙な脚色なく、そのまま届けてくれる機材が私にとっては名機です。
結果的に、身の回りには業務用の機器だけが残りました。
一部、ビクターの製品も残っていますが、それ以外は全て。

153ビクターユーザー:2019/09/14(土) 22:37:01 HOST:137.132.231.153.ap.dti.ne.jp
反面、音は別として、デザインが良くて眺めていたいな。
という製品はいくつかありますね。
PMA-255、EQ-7070、M-60、5C50、5K50、SC-107、SX-7カスタムなど。
肩の抜けた意匠が好ましい。
技術的に頑張って、未だに海外の製品では作れない機種もありました。
CS-955、ボロンを使ったダイヤトーンの製品群、DDターンテーブル。
ビクターのTT-101は未だにトップノッチではないかと感じています。
世評はテクニクスでしょうが。
TADは、JBLライクですが、さすがの音だと思います。
3401と4333を比べて、実感しました。

懐メロ目線で、日本の二線級の製品を発掘して楽しむというはあるでしょうね。
ここに来る大部分のマニアはたぶんそうなのでしょう。
僕も一部はそうですが、あくまでも懐メロ路線ですね。
名機かどうかは、僕には全然関係ないです。
OTTOのスピーカーもクライスラーのスピーカーも、ちょっと懐かしい。
カセットデッキもソニーの初期の水平型でメーターがくっついた機種が面白いと思います。
力強くかつ荒れた音もまた面白いものです。(長く聞くと飽きますが)
ただ、優雅にレストアする時間がとれないので、放置しているのがほとんどです。

154RW-2:2019/09/14(土) 23:47:07 HOST:156.7.243.49.ap.yournet.ne.jp
>そもそも、NS600シリーズは、ビクターのSXシリーズのパクリで、後発組でした

そりゃ違うんじゃないでしょか。発売時期も大差ないです。

むしろ違いが大きい。ユニットの並び→Gラインvsずらしたインライン。フレーム/フラン
ジ→鉄板・丸型vsダイキャスト・角型。キャビの仕上げ→ラッカー仕上げvsオープンボア。
補強材→簡素vs強固。インダクター→EIコアvsドラムコア。コンデンサー→バイポーラケミ
コンvsメタライズドペーパーコン。ミッド/ハイのダイヤフラム→貼り合わせエッジvs一体
形成重合。その形状→ロールエッジvsタンジェンシャルエッジ。ほれ。ほとんどで違います。

ソフトドーム使用と白木風だけでパクりと言われちゃヤマハ設計陣も浮かばれませんでしょ。

155くろねき:2019/09/14(土) 23:58:14 HOST:fpoym3-vezC1pro23.ezweb.ne.jp
皆さんこんばんは。

>>153
> 技術的に頑張って

海外メーカーで作れないということは無いでしょうが、いわゆる
位相整合設計の元祖と言われるテクニクス7(SB-7000)も頑張ったものでしょうか。

発売当時のテクニクス7の広告で、例えば3ウェイであるとかの形態が
音を決めるのではなく、あくまで総合的な設計の完成度なんだと
力説されてましたが、スピーカーユニットも作る
総合メーカーとしての開発力への自信が見えるようでしたね。
それは別にしても、この視点はユーザーにとっても大事だなと思います。

フォノモーターではオンキヨーのPX-100Mも挙げたいですね。
メインモーターとは別にスタート用のハイトルクDCモーターが付いている、
糸ドライブの重量級プレーヤーをDD化したようなものすごいシロモノ。
他では作れなかったのか、それとも他に誰も手を挙げなかったのか。

156SX-3lll:2019/09/15(日) 00:14:12 HOST:f86-pc219.cty-net.ne.jp
お二方のおっしゃることには、それぞれに、オーディオを深く探求してこられた
お方ならではの、そこまでに至る境地が垣間見えまして、いたく感心しきりな
ものでした。貴重な観点のお話ありがとうございました。

さて、そこで、RW-2様や、ビクターユーザー様とは、とても比較にならない、
月とスッポンな拙いこれまでの自分のオーディオ履歴を振り返ってみますと、
ひとつだけ、ひっかかるものがあるのでした。

それは、これまで使ってきたスビーカーの主なものを挙げてみますと、
SX-3系の他に、SX-900,ZERO-1000,ZERO-FX9といった、SX-7llcustomよりは
うんと、HIFI再生機志向の強い機種も長く並行して使用したのに、
物理的再生能力では幾分劣るかと思われるSX-7llcustomのほうに
ぐんと一段上の魅力を感じて、一貫して変わることなく推移したまま、
今日に至ったことですね。

物理的再生能力が客観的に見て劣ると思うものがよかったというのは、
良くも悪くも、私の引きずった趣味嗜好で、忠実な再生能力よりは、
ともすれば、なんらかのエモーショナル・情緒的な訴えかけで押して
くる初期SXの、これも、誤解を招きやすい言葉ですが、楽器的なSP固有
のキャラクタが付加された音が好きだったものかな?と思うところは、
今日まで一貫してあるものでした。

現在断捨離の後、手元に残して使用しているアンプはAU-a907imos ですね。

最近までに駆動したアンプは、アンプロージア2000、アンプシラ2000、SY-Λ88ll、
SC-Λ99、EQ-7070、L-550、C-2301、B-2102、M90a、C-05、M-05で、このうち、
再度また入手したいなと思うものは、M-90aなもんでした。

SX-L9は、入手はしたものの、未使用で手放したので除外しています。

157SX-3lll:2019/09/15(日) 00:41:48 HOST:f86-pc219.cty-net.ne.jp
自己レスになりますが、その要因のひとつは案外単純で、初期SXは至近距離で聴いても
疲れなかった、ということなのかもしれないですね。
お粗末さまでした。

158ビクターユーザー:2019/09/15(日) 02:46:45 HOST:137.132.231.153.ap.dti.ne.jp
NS-690は、SX-3の一年後です。
SX-3が72年の世界各地のオーディオショーでセンセーションを巻き起こしてから。
SX-3の出た時期は、確か1972年の春先です。
参考書を買いに街に出て、何故か電気店に立ち寄ってみるとカタログが置いてありました。
NS-690は、その次の年のやはり春先でした。1973年です。
私の住んでいる街で、ヤマハの展示会があって発表をしたので、見に行きました。
当時、デモでケンとメリーのスカイラインが何度もNS690から流されていたのを覚えています。
当時知り合ったオーディオ好きの人と、「この低音は無いんじゃない?」と
NS690の低音を二人で酷評していました。「僕は買わない。」と、学生だったのに偉そうに。(笑)

SX-3もNS-690も実は突然出たのではなく、ベースになるモデルがありました。
ビクターだとBLAシリーズの密閉型があって、すでに針葉樹バッフルとかドイツ製のコーン紙などをアピールポイントにしていました。
V7シリーズのアンプを使って4チャンネルにも使えるという触れ込みでした。
セパレートステレオのスピーカーを密閉にしたようなものです。
ドームユニットも機種によってはすでに搭載していました。
吸音材はすでにエステルウールです。

ヤマハには、NS650というのがすでにありました。
そののアップグレード版がNS670です。
これから分かるように、どちらの会社もベースとなる機種がすでにあって、
SX-3やNS690はそれの衣を載せ替えたモディファイバージョンだったということが分かります。
もちろん、多少は改良はしているとは思いますが。
しかし、どちらの機種も元を正せは、AR-3やL710に行きつきます。

SX-3は、サランネットを取り去って角を留めの納まりにしてシンプルにしたのが、世界的に受けたのです。
音は、低音がドロドロであまり関心できたものでは無かったので、
僕は全く興味を持ちませんでしたが、デザインは各社パクリが続出して、
テクニクスやオーレックスも真似たものを出していました。
ヤマハも、NS650の古臭いデザインはやめて、角を留めにして白木に急遽代えて、
1年後にようやく出して対抗してきたのが、NS670です。
さすがに、クローズドボアにしなかったのは、
「そこまで真似るとやはり.....。」という抑制が働いたものとおもいます。
ヤマハは、ピアノを造っているので、鏡面仕上げのクローズドボアは得意なはずですが。
これらのスピーカーが出ていたちょっと後に、パイオニアの3000シリーズが出て、
凄いユニットが使われていて驚きました。

しかし、どの会社もこれらの密閉型のスピーカーをドライブできるアンプが無くて、
その低音は、ドロドロした締りのないものか、伸びやかさの無いもので、
僕が密閉型を嫌いになった理由になっています。

159ビクターユーザー:2019/09/15(日) 03:16:35 HOST:137.132.231.153.ap.dti.ne.jp
パイオニアも、当時CS-10というAR-3にクリソツな密閉ドーム型スピーカーを出していました。
厚手の木枠の中に重苦しい茶色のサランネットがあるという造りです。
CS-3000になってそれがガラっと変わり、留めの納まりのネットを外せるデザインになって流行に乗りました。
ちなみに、オーディオ・ヘリテージの登場年は、どれもみんな間違っていると思います。
CS-3000は、NS-690の更に後だと記憶しています。
ダイヤトーンがどうだったかは覚えていません。他に流されず、孤高の路線だったかもしれません。
CS-3000は中域から上は良かったと記憶しています。
音が三次元的に広がり、ドームスピーカーのメリットを実感したものです。
ただ、
低音が......。
結局、ロカンシー氏がやってきて、CS-955が出るまでは、まともに低音の出せる日本製スピーカーは無かった印象です。
無かったというと語弊があり、
パイオニアだと、PE-20とかPAX-25などのユニットは大変好評で音が良かったです。
パイオニアの社員は、自社のスピーカー製品は買わないで、単体ユニットを使うというは有名な話でした。
ビクターは、S-3000になってようやく歯切れの良い低音が出せるようになったと記憶しています。
市販の単体ユニットを組んだ、クライスラーのスピーカーが一番音がまとまっていたという印象で、
実際ベストセラーになっていたのは、幸運でした。
テクニクスにも密閉型のスピーカーがありましたが、やはり印象は良くなかったです。
こんな時代背景からすると、SX-7カスタムは、ちょっとチューニング技術が足りなかったのだろうと思います。
こういう状況で耳にするJBLの音は圧倒的で、全然別世界のものに聞こえたものです。
何より、音楽が聴いていた楽しい。
日本のスピーカーは、
ドーム型が流行したせいもありますが、音が分析的で静的で躍動感に乏しいものが大部分だったんです。
そういう音よりは、セパレートステレオの大きいキャビネットに20cmウーハーが入れられたもののほうが、
個人的には遥かに音楽的だと感じていました。
家にあった、ビクターの真空管カラーテレビにも後面開放型の音の良いスピーカーが使われていました。

160ビクターユーザー:2019/09/15(日) 03:29:05 HOST:137.132.231.153.ap.dti.ne.jp
SX-3lll さん
僕が好きなのは、ダイナコのA-25ですね。
聞いていて疲れない良いスピーカーです。
ドームTW付きの2ウェイです。
気合を入れて、大音量で聞くときは、JBLの4ウェイ。
静かに聞くときはA-25ですかね。
飾って、そして、見て楽しいのは、SX-7ⅡカスタムとSC-107。
音はその横にある、ミニコン用の500円のスピーカーを使っています。

161RW-2:2019/09/15(日) 03:39:14 HOST:156.7.243.49.ap.yournet.ne.jp
>NS600シリーズは、ビクターのSXシリーズのパクリで、後発組
>NS-690は、SX-3の一年後です

2ウェイのSX-3をパクッてNS-690を開発したとは思えませんでしょ。
ちなみにSX-7がステサンレビューに登場したのは73年12月。
NS-690登場はそれより早い73年の9月です。パクるどころか順序が逆。

>ビクターだとBLAシリーズの密閉型があって
>ヤマハには、NS650というのがすでにありました。そのアップグレード版がNS670
>SX-3やNS690はそれの衣を載せ替えたモディファイバージョン

違うと思いますよ。

162くろねき:2019/09/15(日) 03:51:49 HOST:fpoym3-vezC1pro04.ezweb.ne.jp
>>159
> ちなみに、オーディオ・ヘリテージの登場年は、どれもみんな間違っていると思います

それなら是非、管理人さんにメールして教えてあげて下さい。
ああいったサイトはそうやって作り上げるものですよ。
「頃」と書いてあるのは「私(管理人さん)もよくわかんないけど、
多分この頃くらいには販売されてたものと思います」くらいの意味かと。
まぁ、もうちょっとご自分で調べられてもいいんじゃないかとは思いまつが、
かと言って大宅壮一文庫に籠もる時間も無いんでせう(え゙

実は私が情報提供して収録された記事があるんでつが、
説明書にあった製品の特長の章をメールに全部書き写して、
図版は説明書をスキャンして大きさを揃えて添付画像にして、
発売年と値段は他サイトで調べて、そのソースも示しますた。

> クライスラーのスピーカー

CLシリーズのメーカー発表の特性は確かにフラットでつもんね〜。

> 家にあった、ビクターの真空管カラーテレビにも後面開放型の音の良いスピーカーが使われていました

正にこの点に着目したのが、他スレでいろいろ語り過ぎますたがw、
イシノラボさんのサイトにも言及があった
“ユニークスピーカー”、サンスイLMシリーズでつね。
現代のスピーカーのトレンドを先駆けたような部分もあり、
スピーカーが演奏を楽しんでるんじゃないかという音さえしたスゴい一台ですた。

163RW-2:2019/09/15(日) 04:03:10 HOST:156.7.243.49.ap.yournet.ne.jp
7Ⅱおよび7Ⅱカスタムはまったり・ゆったりした音なんて書きましたけど、
才気走った音のNS-690Ⅲと比べての話しであって、初代のSX-7に比べ
ますとハツラツ感が出ましたよね。ランバーコアにして箱共鳴も綺麗に。

ⅡよりⅡカスタムのほうが落ち着いた音なのは突板をスプルースから
カエデにしたから。質量が重いのとラッカー層が厚いのも要因でしょね。

164くろねき:2019/09/15(日) 04:17:24 HOST:fpoym3-vezC1pro10.ezweb.ne.jp
>>161
NS-650と670・690じゃミッドレンジが別物でつもんねぇ。
トゥイーターもドーム型だけど違うし。
670には650のウーファーが少し改良されて引き継がれてるみたいでつが、
全体的には新たなコンセプトの下で設計し直したと見るべきでせうね。

165アラン・ドロン:2019/09/15(日) 08:01:38 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
いやはや、盛り上がっておりますな。

166ビクターユーザー:2019/09/15(日) 11:29:50 HOST:137.132.231.153.ap.dti.ne.jp
当時は、ヤマハのユニットはビクターが製造していたんです。
ttps://blog.goo.ne.jp/parc-audio/e/cd58d6a114e6c1a7d351d5f7e8344226
実は、パクリではなくビクターそのものだったという話。
もうひとつ、当時の各社のDDターンテーブルのほとんどもビクター製です。
あのGT-2000でさえ。

167ジークフリート:2019/09/15(日) 11:52:32 HOST:p349241-ipngn200107okayamahigasi.okayama.ocn.ne.jp
ゴールドムンドのスタジェッタもビクターのモーターだそうです。

168くろねき:2019/09/15(日) 12:02:55 HOST:fpoym3-vezC1pro05.ezweb.ne.jp
皆さんこんにちは。

>>166
> 当時の各社のDDターンテーブルのほとんどもビクター製です

ビクター製品には、一部テクニクスに似てるのもありまつね。
JL-F44R他のリピート機能の付いてる機種は、もしかすると
SL-1300系のオート機構と同じのが入ってるんじゃないかと。
スタート/ストップレバーの感じなんかまんまでつし。
当時は資本関係もありますたから他人の空似じゃない感。
実はコレも、逆にビクターからテクニクスへの供給だったりして…。


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