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SX-7Ⅱカスタム

1てつ:2008/02/21(木) 12:32:30 HOST:166M05.marv.mediatti.net
はじめましてです。ビクターのSX-7Ⅱカスタムの資料お持ちの方、いらしゃいませんでしょうか?7Ⅱを鏡面仕上げにして、象嵌処理でCustomと印字されたモデルです。

2うふふふ:2008/02/21(木) 14:02:30 HOST:p3016-ipad02gifu.gifu.ocn.ne.jp
資料は無いですが 確か実物を持ってますよ。
音を聞いたことは有りませんが・・・。

3でしべる:2018/01/07(日) 15:17:44 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SX-7ⅡCustom情報(1979年カタログより)

柔らかな大地をピアノのリズムで煙らせながら
淑やかにいつ止むともなく降りしきる銀糸の雨
ブラームスの秘曲、ヴァイオリン・ソナタの一番などを
これで聴きたいと思わせるスピーカーが少なくなったようだ。
オーディオの進化を認めながら
心の片すみでは言葉にならない何かが失なわれてゆくもどかしさを感じる。
本当にそうなのか、それとも私のほうが変わったのだろうか?
この道に足を踏み入れて幾年かが過ぎれば
ふとそんな疑念にかられるときがあるものです。
何が変わってゆくのか、これはとてもむずかしい問題で
いくら自問自答してみてもやはり言葉は出てこないように思われます。
やがていつの日か、歴史が回答を出してくれることなのかも知れません。
少し見かたを変えて、世の中の流行に振りまわされず
我が道をゆくという意味でなら
たしかにそうしたオーディオ機器は多くはありません。
しだいに減ってきていることも事実です。
スピーカーで我が道をゆくまれな例をさがすとすれば
日本ではSXシリーズが代表にあげられるでしょう。

美しい細やかな音質と自然な音場再現で
多くの人々を魅了してきたソフトドームのSX。
わけてもSX-7Ⅱ型は、先代のSX-7型以来5年ぶりに
30数項目の改良をくわえた最高級モデルです。
しかし、独自のノウハウを秘めた
ソフトドーム・ユニットの技術は変わりません。
たとえば伸縮を妨げないルーズバインドの織布基材
そして成型したドームに刷毛で粘弾性剤を塗りこみ、自然乾燥させ
もみほぐし、もういちど粘弾性剤を塗るといった手づくりの工程。
開発当初、これ以上のソフトドームはあり得ないと結論された
前近代的な製法は、今日も変わることなく受けつがれています。
変えれば改悪になる、真似をしようにも真似られない。
そんなカンどころを持つ技術が、SXを異例のロングセラーに育てあげ
SX-7Ⅱの遥かに透明な世界を築いたのです。
クラシック音楽を中心に長時間じっくり聴きこめる味わい深いスピーカー。
そのための明確な其音再現と広いFレンジ、Dレンジ
あざやかな音像定位とそしてゆたかな広がり、奥行感。
SX-7Ⅱ型は、類まれな完成度で音楽の香りを格調高く再現する
熟成のスピーカー・システムです。さらに今、栄光のソフトドームは
ヴァイオリンカラーの典雅なキャビネットに囲まれたCustomへ。

1972年に初代SX-3が誕生して、地道な改良を重ねて今日まで第一線に生き続け
その数は総計60万台にもなりました。世界的にみても珍しい記録ではないかと思います。
これを記念して、シリーズトップ機種であるSX-7Ⅱに晴れ着を着せ
SX-7ⅡCustomと名付けて発売することにいたしました。
Customだけの特長をあげますと、まずキャビネットの表面仕上げが楓材のニス塗りとなっています。
これはヴァイオリンやチェロなどの弦楽器にならった仕上げです。
この変更とともにスピーカーユニットも特別にセレクトし、黒の光沢塗装で仕上げています。
スプルース仕上げのオリジナルと本質的な差はないわけですが
スピーカーの場合キャビネットの表装と音色のニュアンスは無関係ではありません。
SXが室内楽などをじっくり味わうに足る大人のスピーカーであることは
今日までの客観的な評価が証明しています。かといって限られたジャンルの音楽だけを
得意にするスピーカーでもないことは、60万台という数字が示しています。
ビッグバンド・ジャズのディジタル録音にSX-7Ⅱが
メイン・モニターとして使われた例もあります。
SXはいわゆる往年の名機ではありません。むろん最新流行のシステムとも違います。
それは、広い視野と柔軟な心でオーディオの推移を受け入れつつ
しかも生まれながらの土壌に深く根ざして年々実りのゆたかさを増す
樹木のように成長してきたスピーカーです。
SX-7ⅡCustomは、そのなかでも格物の丹精をこめた
60万個目の果実ということになります。

以上、カタログより抜粋

4でしべる:2018/01/07(日) 15:26:00 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SX-10spirit情報(1982年カタログより)

この先は、SXの世界です。
最初のSX以来、長い年月がはぐくんだ法外に美しい音への入り口です。
美の尺度は人により異なるとしても、音はまず美しくなければならず
また真実の美は千差万別な価値観や移り去る時の非情を超越して心にひびくということを
SXはその歴史と100万台にのぼる生産量で証明しています。
SX-10spiritは、そうした栄光の美の頂きに薫る名花。
文字どおり精魂をこめたSXの集成です。
SXシリーズは、生まれながらにして他と違うスピーカーでした。
わが国のソフトドーム・ユニットの草分けだったのもさることながら
キャビネットの素材や作りにもまったく独特な技法がありました。
たとえば内部の当て木を補強桟と呼ばず響棒と名付けたように
楽器の構造から学んだ野心的な試みが数多くありました。
それは、数値では表現し得ないプラスアルファの魅力
大自然の神秘にも通じる不思議な美を音にするためにほかなりません。
択ばれた天然の木だけがもつ、いわくいいがたい響き。
木の魂を宿らせてSXは連綿とうたい、そしてSX-10spiriの時代になりました。
木材の供給事情を思えば、このように贅を尽くした
素材主義のスピーカー・システムが今後新しく作られることは
価格を度外視しないかぎりもうないのではないか、と私たちは考えます。
そんな時代にこそSXは生き続けるべきだ、とも考えます。
たおやかな自然の美をたたえて、この先はSXの世界です。

以上、カタログより抜粋

5なごり雪:2018/01/07(日) 22:33:26 HOST:f73-pc108.cty-net.ne.jp
奥によさそうなのがでていますね。

6でしべる:2018/02/01(木) 18:29:14 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SX-7ⅡCustomの魅力とは?

7アラン・ドロン:2018/02/02(金) 18:13:10 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

すみません。私は、見ただけで好きになれませんでした。
白木に密閉型。

8なごり雪:2018/02/03(土) 00:20:26 HOST:f73-pc136.cty-net.ne.jp
白木でしたか?他の機種とまちがえてませんか。

9アラン・ドロン:2018/02/03(土) 09:15:49 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

白木ではなかったです。白木は、カスタムではないほうでした。
カスタムは、赤っぽいオレンジでした。

こぶつきのウーハーですね。これは、昔、RCAと言うアメリカの会社の
製品にありましたね。

後ろのターミナルの部分がくりぬかれていて、裏側から取り付けられて
いますが、容積の面で、少し減ってしまうのでは?

後ろは少しくらい出っ張っていてもいいと思いますが。
まあ、細かい事ですが。

10でしべる:2018/02/04(日) 12:30:55 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
何といっても、バイオリンカラーの塗装と優しい音質。
ほどほどの大きさと重さ、適正な?価格。
そして、ニッパー君印のビクターブランド謹製^^v

11アラン・ドロン:2018/02/04(日) 13:24:31 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

レッドバイオリンと言う本があります。川井郁子が著者です。
また、同名のCDもあります。

独特の色ですね。
このバイオリニストは、演奏しているときの表情がいいですね。
恍惚の表情です。

色気を売り物にしている?

12でしべる:2018/02/05(月) 12:22:06 HOST:KD182250241102.au-net.ne.jp
楓のつき板が妖艶な雰囲気を醸し出してますね。
ビクターの代表的な作品とも云える完成度の高い
唯一無二の完熟スピーカーではないでしょうか。

13RW-2:2018/02/05(月) 13:20:50 HOST:143.230.156.59.ap.yournet.ne.jp
>優しい音質

一般的にソフトドームを使ったSXシリーズは優しい音と思われてますが、SX-5/5Ⅱや
SX-55はSX-3やSX-7に比べてパワフル感がありますね。SX-5のウーハーはSX-3と同じと
思われてますが、実際はマグネットが一回り大きく箱も大きいので能率も高いのです。

SX-55はSX-7の廉価版ではなく、むしろSX-5Ⅱのウーハーサイズを大きくしたⅢ型と
考えた方が良いのではと思ってます。ローズウッド仕上げのほうがより精悍で宜しい。

14アラン・ドロン:2018/02/05(月) 17:35:18 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

私は優しい音質より、金属ぽい音質の方が好きです。
ソフトドームツイーターは、好きではありませぬ。

15なごり雪:2018/02/05(月) 22:49:19 HOST:sp49-96-34-59.mse.spmode.ne.jp
ビクターを代表する唯一無二の完熟スピーカーの評価に、いたく賛同します。きいてみれば、この音を支持する人は少なくないとおもいますね。嫌いな人はいてもいいでしょう。人の好みは人それぞれですから。ま、実際に聴いてみれば、好き嫌いの尺度とは別に、よくここまで練り上げたな、という、完成度の高さはわかる人にはわかるスピーカーだとおもいますね、まだ聞いてないSX-L9より使いたい悩みがあります。金属でないアコースティックな音源が金属的に響くのは、拙者には最も回避したい要素ですし、例えば広い指向性のソフトドームで聞くアール・クルーのギターは、情感豊かで実にいいですね。アラン・ドロンさんとは、嗜好が正反対ということでしょうね。それもまたありでしょう。

16SAT-IN:2018/02/06(火) 01:13:09 HOST:198.net211007085.libmo.jp
今からほぼ10年前のスレッドなんですね。
だから何ってこともないけど、感慨深いものは有ります。

17なごり雪:2018/02/06(火) 20:26:16 HOST:sp49-96-35-193.mse.spmode.ne.jp
このスピーカー、今のうちの現役なもんで、ついつい贔屓目なカキコをしちまい大変失礼しました。
いくら、こんな風情のいいスピーカーだよといい募ってみても、実際に聴いてみないことには所詮は言われた方にはわからない。逆に、拙者のきいたことのない機種がこんなにいいよといわれても、自分が実際に聴いて味わってみない限り、実感としてわからないわけで、更に、拙者の感性が的を得ているとは限らないので、また見苦しいカキコをしちまったかなと、反省しとります。そんなわけで、駄文大変失礼いたしました。

18でしべる:2018/02/06(火) 21:24:48 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SX-7Ⅱ型は、類まれな完成度で音楽の香りを格調高く再現する
熟成のスピーカー・システム。
爺が自賛?何と言われようが、いい物はいいのです〜^^v
ソフトドーム絶賛スレとしてこのスレを活用しても宜しいでしょうか?

19でしべる:2018/02/11(日) 12:11:56 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
木目で、装飾性が高いものを杢 (もく) というそうです。
製材すると現れて希少価値が高いそうです。
ブナ科の虎斑やメープル等に現れる鳥眼杢(SX-1000Labo)
楓に良くみられるのは縮杢 (SX-7mk2カスタム)という
木目が波状に縮んでしわがよったように見える杢。
縮緬杢、波状杢、カーリー杢とも言う。
弦楽器にも使われ「バイオリン杢」とも言うそうです。
なんとも気品のある木材を使ったスピーカーなんですね^^

20なごり雪:2018/02/11(日) 13:16:03 HOST:f108-pc223.cty-net.ne.jp
このスピーカーで思ったことですが、7llと7llcで、かなり違う、音に差があると感じたことですね。それはたまたま、うちに来た7llがくたびれた個体だったのか?疑問なところです。NW素子が変更されているのかも?なままです。ま、かたや89800円、かたや11万円ですし仕上げが全然違うんで、別のスピーカーと思うのがむしろ順当でしょうか?。

21でしべる:2018/02/11(日) 13:42:31 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
ユニットが選別品なのも音質の違いに影響しているのでしょう。

22なごり雪:2018/02/11(日) 14:10:06 HOST:sp1-75-248-225.msb.spmode.ne.jp
その選別プロセスにも興味深いところがありますね。7llと7llcではウーハーフランジの仕上げが艶有りかなしかでちがったんではなかったでしょうか。とすると、ウーハー単体として完成する前に選別していたのか?興味の尽きないスピーカーですね。

23でしべる:2018/02/11(日) 15:51:32 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
カタログによると

Customだけの特長をあげますと、まずキャビネットの表面仕上げが楓材のニス塗りとなっています。
これはヴァイオリンやチェロなどの弦楽器にならった仕上げです。
この変更とともにスピーカーユニットも特別にセレクトし、黒の光沢塗装で仕上げています。
スプルース仕上げのオリジナルと本質的な差はないわけですが
スピーカーの場合キャビネットの表装と音色のニュアンスは無関係ではありません。

特別にセレクトということなので信用したいです^^;

24アラン・ドロン:2018/02/11(日) 18:03:27 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

スプルースとは、グランドピアノのキャビネットですね。

音色も僅かに?
違うとは思います。

25なごり雪:2018/02/11(日) 18:49:09 HOST:sp49-98-8-237.msb.spmode.ne.jp
先輩諸氏を差し置いて、拙者なんぞののたまうことではないのでしょうが、スピーカーは、振動板以外、つまりキャビネットからも振動して音がでてますから、化粧変えてニス仕上げしたなら、まず音は変わるとみるもんなんでしょうね。聞き比べて7llは売却しました。かなりくたびれた個体だったと思うことにしとります。7llcはスペア確保に3セットもおります。

26ワッチ:2018/02/11(日) 19:41:47 HOST:softbank126094251170.bbtec.net
塗装がスピーカーの音に影響する事はダイヤトーンが言ってました。
内部に塗装するのも音に影響するのだとか。

27なごり雪:2018/02/11(日) 20:25:40 HOST:sp49-98-8-237.msb.spmode.ne.jp
かつてのビクターの技術者も表面仕上げが変わると音に影響するといっとりました。話が飛躍しますが、プレーヤーキャビネットも仕上げを変えると影響するですね、アームの塗装も言わずもがなかな。駄文失礼しました。

28アラン・ドロン:2018/02/12(月) 05:26:06 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

駄文だなんてとんでもないです。

スピーカーの箱の内部に塗装している製品があるのでしょうかね。
高価格の物でも中は貧相?

話は全く変わりまして、デザインの美しいオーディオ(アンプ、スピーカー)
は、音も良い---
なんて事を書く評論家が居ますが、そんな事はないと思いますが。

関係ないですよ〜。

野菜や果物なら、形の良い物は味も良いというのはある程度当たって
いますが。

29RW-2:2018/02/12(月) 19:13:03 HOST:143.230.156.59.ap.yournet.ne.jp
SX-7からSX-7Ⅱになって鳴り方が変わりましたよね。SX-7が落ち着いた鳴り方
だったのに比べてⅡ型は快活・ハツラツと感じます。おそらくバッフルの違いが
大きいと思いますね。合板からランバーコアに変わった。比重が違います。1Kg軽く
なったのはその辺も大きいと思います。ランバーコアのほうが制動が弱く鳴き易い。

カスタムもランバーコアです。鳴り方としてはⅡ型と同じです。ただⅡ型より幾分
優しい鳴り方です。Ⅱ型の突板がスプルースだったのに対して楓だからでしょう。
楓の方がスプルースよりも比重が大きいのでダンプとして働きます。この辺は全て
科学的な解釈です。SX-3はオリジナルのキャビが一番金が掛かってます。SX-7も
同じでしょう。プライの切り口と米松材の色を見れば瞭然です。新しいタイプほど
製品値が上がるのに板材の品質が落ちてます。これは仕方がない。SXシリーズは
キャビに金が掛かってました。なので売れても儲からない。白木だとすぐ汚れる
のでニス仕上げが必要。楓も白木。着色してクリアか着色ニスかと手間なんですね。

30なごり雪:2018/02/12(月) 23:32:30 HOST:f108-pc223.cty-net.ne.jp
成る程です。流石合理的賢察おそれいります。んー、拙者、7llを2セット調達してカスタムとなきあわせ たんですが、たまたまか、かなりの優劣の差を感じて、両者はかなり別物ではないか?と判断してしまっておりました。仮に今、ビクターがこのスピーカーを同価格で売り出したとしてもかってただろうな、と思う古びない魅力に魅了されとります。なわけで、カスタムは、音質向上を意図して達成したモデルとの主観的見方にはまっておりました。カスタム同士をなきあわせさせるとバッチリ同じで外観以外の中身も幾ばくか7llと違うのではないか?との疑念を永年持ち続けておりましたが、やっと、胃の府に落ちてスッキリできそうです。今もきいてますが、多分、L9を聞いたとしても、依然としてカスタムが一番好きだろうことは見込みが付くのが贅沢な悩みですた。

31でしべる:2018/02/14(水) 13:10:25 HOST:KD182250241072.au-net.ne.jp
SXー7mk2カスタムは、チューニングバージョンとも言えますが、mk3と妄想する事もできるかも?
7ーmk2ファンクラブとしては、今後も応援して参る所存で御座います。
10spも含め、移植バージョンを妄想中ですが、ユニットが外れません(^_^;)

32RW-2:2018/02/14(水) 16:50:46 HOST:143.230.156.59.ap.yournet.ne.jp
>チューニングバージョンとも言えますが、mk3と妄想

おそらくビクターの趣旨は、記念モデルとしての文字通りカスタム化だったと思います。
ノーマル有ってのカスタムですから、ノーマルはもちろんⅡ型になります。その趣向と
言うか主項はペアユニットの選別と塗装、キャビ楓突板仕上げですね。NWは同じものです。

SX-10spiritになると根本的に改良されてます。NWも空芯を使い、磁束の影響を考えて2次元
配置ではなく3次元設置となってました。ユニットも更新されましたがSX-7の系譜でしょね。
コーン紙がKDUコーンからノンプレスコーンになったのはクルトミュラー社の事情だと思います。

33でしべる:2018/02/14(水) 19:42:24 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
カタログによりますと

1972年に初代SX-3が誕生して、地道な改良を重ねて今日まで第一線に生き続け
その数は総計60万台にもなりました。世界的にみても珍しい記録ではないかと思います。
これを記念して、シリーズトップ機種であるSX-7Ⅱに500セット(1000台)だけ晴れ着を着せ
SX-7ⅡCustomと名付けて限定発売することにいたしました。
Customだけの特長をあげますと、まずキャビネットの表面仕上げが楓材のニス塗りとなっています。
これはヴァイオリンやチェロなどの弦楽器にならった仕上げです。
この変更とともにスピーカーユニットも特別にセレクトし、黒の光沢塗装で仕上げています。

レギュラーモデルではなく500組の限定品なので記念モデルですね。

34でしべる:2018/02/14(水) 19:49:40 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SXシリーズ7周年記念
限定版・遥かに透明な世界。

とカタログの表紙にありました。

因みに、カスタムはサランネットが無いので
重量が7mk2よりも1kg軽く23kgです。

35でしべる:2018/02/14(水) 20:02:02 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
更にカスタムのどうでもいい話

カタログの寸法、重量等の印刷部分に
7mk2の数値を印刷したと思われ
上からシールを貼付してありまして
限定品であることを一層感じさせます^^;

36なごり雪:2018/02/14(水) 20:32:20 HOST:sp1-75-0-181.msc.spmode.ne.jp
拙者が一番長い年月をともに過ごしたのがSX-10spでした。が、あのSX-3lll的味わいを期待して買ったのに、それは肩透かしを喰らってずっと欲求不満な思いを引きずったもんでした。たしかに、改良の努力はわかりましたが、進化した方向が、従来型とはややちがってました。その長年の欲求不満を、ぱっと氷解させてくれたのが自分にとってはカスタムだったんでした。艶やかな艶、華のある完熟の完成度。そこはSX-10spより上だと、感じたものでした。

37でしべる:2018/02/14(水) 22:05:02 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
更にカタログから一言

熟成の余薫に遥かなクレモナの栄光を想う、楓のSX。

38でしべる:2018/02/14(水) 22:43:57 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
カタログ写真を旧掲示板に掲載いたしました。

39SX-3lll:2018/02/15(木) 21:33:04 HOST:f73-pc162.cty-net.ne.jp
カタログ拝見しました。なかなかカッコいい風情ですね。というか、超レアなお宝ですね。カラーコピーほしいにゃ〜。管理者様にお貸しして活用いただいても良さそうですね。

40SX-3lll:2018/02/19(月) 20:58:20 HOST:sp49-97-110-171.msc.spmode.ne.jp
カスタムがどうもスカッとしないなと感じる向きはあるかもです。密閉型でしたから。むっちり感、弦の滑らかさ、ボーカル、ピアノは得手かな?ですね。

41でしべる:2018/02/22(木) 19:08:48 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
クルトミューラーコーン紙ですから凄みは控えめ?
スカッとした音はヤマハの690mk3にお任せあれ〜^^;

42でしべる:2018/02/22(木) 20:46:56 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
mk3機種は、人気者の証?
SX-3、M-6、S-180、S-955
A-10
SP-10、EPC-100C、EPC-C205

43SX-3lll:2018/02/22(木) 21:26:17 HOST:f55-pc91.cty-net.ne.jp
70年代後半に、あのサイズの3wayで価格11万円、ライバルは手強いかのセンモニ、エモーショナルな風情のアドバンテージを選ぶ人がカスタムを買ったんでしょうね。

44RW-2:2018/02/23(金) 14:31:13 HOST:65.231.241.49.ap.yournet.ne.jp
>ヤマハの690mk3

ウーハーコーン紙は強靭ですよね。1000M以上。駆動力が凄い。なのでエンクロー
ジャ内部の補強も徹底。ミッドとハイはタンジェンシャルエッジ一体で重合形成
してるので軽量で経年劣化も少ない。ダンプ量が少ないのでビクターのソフトドーム
よりも鮮度高く、煌びやかさは1000M以上。ただソフトによってはヒステリックぽい
面も顔を出しますが、バイオリンなんかはそこがまた「泣き」となって宜しい。

ドヴォルザークとかブラームスとかあの手の音楽に合うんです。ベートーヴェン、
モーツァルト、シューベルト、チャイコフスキー、ラフマニノフ等でもやっぱし
日本人は基本的に短調が好き。ジャズやブルースもマイナースケールが主体です。

45でしべる:2018/02/26(月) 19:45:53 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SX-7mk2のネットワークはコンデンサーとコイルを分離し
ウーファーの磁気や音圧を避けるため?
コイルをツィーター後方に配置し
コンデンサーはウーファー後方に配置。
結果、コイルとコンデンサーの間には無駄に長いケーブルが・・・
常識外れな手法も採用して拘り抜いて作り上げたからこその音?

46でしべる:2018/03/03(土) 23:59:13 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SX-7mk2の音をスコーンと抜けのいい音にするため
ネットワークを改造するとフィルムコンデンサー代が高い・・・
まったりしてる方がSX-7mk2らしくて好ましいですね^^

47でしべる:2018/03/13(火) 07:31:45 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
伸縮を妨げないルーズバインドの織布基材
そして成型したドームに刷毛で粘弾性剤を塗りこみ、自然乾燥させ
もみほぐし、もういちど粘弾性剤を塗るといった手づくりの工程。
開発当初、これ以上のソフトドームはあり得ないと結論された
前近代的な製法
7mk2らしさは、この製法がキモ?

48でしべる:2018/03/14(水) 19:21:47 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
>象嵌処理でCustomと印字されたモデル
残念ながら象嵌ではなくプリント文字です・・・
SX-10spiritは金属製の文字になり
エンクロージャー後面も突板塗装仕上げで高級感が増してます。
SX-7mk2CustomとSX-10spiritの塗装工程の違いに興味があります。

49でしべる:2018/03/17(土) 22:51:55 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SX-7mk2Customスピーカーユニットを安全に外す方法は・・・

50でしべる:2018/03/26(月) 19:07:06 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
ギターの真似してSX-7mk2に塗装したらSX-7mk2Customみたいな音になるかな〜?

51でしべる:2018/03/27(火) 20:54:57 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SX-3をSX-7mk22Customの様な
バイオリンカラーに塗装してる方々がいらっしゃるんですね〜
真似してみたいです〜^^;

52でしべる:2018/04/01(日) 10:06:51 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
他のソフトドームスピーカー
オットーSXー551
華麗なブビンガのつき板
暗くて渋い音が貴重?
上級機のSXー661のドームがミクロフォンバウ社製なのですが
ネット検索したところ

German Maestroの源流をさかのぼると
1962年西ドイツ・オブリヒハイムに設立された
ヘッドホン、マイク、ヘッドセットの専業メーカー
「ミクロフォン・バウ(マイクロフォン製造)」社にいきあたります。
ミクロフォン・バウは1975年に全面駆動型方式(オルソダイナミック型)の
先駆者でもあるデンマークのスピーカーメーカー、ピアレス社に買収されて
「Peerless MB」となり、その結果静電型、全面駆動型、ダイナミック型の
三種類の駆動方式のヘッドホンを製造する世界唯一のメーカーになります。
1983年にピアレスはMB部門を売却したため「MB Quart」として
スピーカー、カーオーディオ事業を加え全世界に展開しますが
2007年ごろ企業買収に遭いブランドネームは中国に売却されてしまいました。
ドイツに残されたスタッフは出資者の支援のもと
末端の製造ラインの人員に至るまでほぼそのままの形で会社を再興し
2008年、企業名を現在の「German Maestro」へと変更しました。
所在地もオブリヒハイムのミクロフォン・バウ設立当時のままです。
また買収以前のドイツ製MB Quart製品のサポートも行っているようです。
日本では無名にもひとしいですが、「ミクロフォン・バウ」から連なる長い歴史を持ち
ヘッドホン製造に関しては世界でも有数の経験と技術を持つメーカー
それがGerman Maestroである、というわけです。

という解説がありました、ありがたや。

53でしべる:2018/04/05(木) 19:28:18 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
次々と、ソフトドームマニアが当スレをハッキング?m(__)m
ヤマハNS-1200classics
経年でドームがデコボコになる影響でしょうか人気薄でお買い得?
ゆったりと寛げる音質なのでお勧めです〜。
ただし、重いでっすヤマハ入魂の42Kg!

54でしべる:2018/04/08(日) 23:18:19 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
どうしてSX-7mk2カスタムが好きなのか
カレン・カーペンターの声が好きだからなのだろうと
自己分析^^;

55SX-3lll:2018/04/13(金) 03:16:27 HOST:f67-pc54.cty-net.ne.jp
んー、古内東子のボーカル、グレンミラーオーケストラの鳴りっプリ、アール・クルーのギターソロのおとかな。

56でしべる:2018/04/28(土) 21:57:31 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
デイヴ・グルーシンのシネマジックとご縁を賜りました。
SX-7mk2との相性抜群?びゅーてほー

57でしべる:2018/05/02(水) 22:45:04 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
クリプトンのスピーカーデザイナー渡邉勝さん
で検索
上記の記事中、ビクター在籍時に世界中で売れていた
ダイナコのA-25を超えるスピーカーを作れと言われ
そしてSX-3が出来上がったとか。
拙宅に1台だけですがA-25在庫中です
およそHiFiとは程遠い音?
ソフトドームらしさの出汁が濃すぎます^^;

渡邉氏は、SX-1000 Laboで、ある程度の達成感があったそうで
プロジェクターの企画に移ったそうです。

58SX-3lll:2018/05/03(木) 00:20:56 HOST:f21-pc166.cty-net.ne.jp
L9より1000ラボのほうが俄然欲しいにゃ 無い物ねだりはやめませう。

59でしべる:2018/05/04(金) 12:20:18 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
上記記事中、オールアルニコのSX-500が高価なので
フェライトを使った少し安いSX-300も発売とありますが
SX-300はオールアルニコ磁石なので
SX-311の事だろうと思われます。
311を推奨した評論家の方もいましたが、やや低音もっこり型なので
バランスのとれたSX-500の方が売れたんでしょうね。

ダイナコA-25のような音のスピーカーが日本にもあります。
ケンウッドのLS-1001(LS-300G)は低音過多で有名?
LS-1001の雰囲気で聴かせる個性は一級品?

60でしべる:2018/05/04(金) 12:49:28 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
ヤマハNS-670に対抗するためにSX-5を
NS-690に対抗するためにSX-7を発売?
そのSX-7でようやくAR-3に追いついたそうです。

61でしべる:2018/05/04(金) 13:56:52 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
コーラルに入社して、P-610を超えるユニットを作れと言われて
FLATシリーズを作ったそうです。
ロクハンで50Hzまで再生できるスピーカーを作るという理想を掲げて
ビクターに移ったそうです。

てなわけで・・・SX-500、SX-300、SX-700
そしてKX-3、KX-5、KX-1000Pが生まれたのかもですね?^^;

62アラン・ドロン:2018/05/04(金) 19:18:38 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
コーラルに入社して、P-610を超えるユニットを作れと言われて
FLATシリーズを作ったそうです。

=1980年から5年間くらいフラット6Ⅱを使っていました。
だいぶ昔の話ですが、とてもとても、3世代目のP-610(1982年発売)
のP-610には、及びませんです。

フラットは、若干クセのある音といいますか、いわゆる紙くさい音です。
作りは丁寧です。

音自体は、フォステクスのFE-163といい勝負でしょうね。

63RW-2:2018/05/05(土) 16:57:38 HOST:65.231.241.49.ap.yournet.ne.jp
>NS-690に対抗するためにSX-7を発売

SX-7とSX-7Ⅱは似てるけど別物に近い。これはNS-690とNS=690Ⅱにも当てはまります。
SX-7ⅡとSX-7ⅡCは意匠替えというより衣装替え。NS-690ⅡとNS-690Ⅲもそんな感じか。

両社シリーズ機種での違いは仕上げ。ビクターは光沢塗装。ヤマハはオープンポアー。
塗装仕上げは汚れても拭けば取れる。ただ、ヤケて変色したりキズが付くとリペア大変。
オープンポアはオイル仕上げですので色がヌケる。ヌケてもキズ付いてもリペアが簡単。

64でしべる:2018/05/06(日) 11:58:29 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
RW-2さん
楽しいご賢察ありがとうございます。
SX-7とNS-690
SX-7mk2とNS-690mk2
SX-7mk2CustomとNS-690mk3
不思議な程よく似た進化を辿った宿命のライバルだったのですね^^

65でしべる:2018/05/07(月) 18:32:45 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
SX-5のライバルNS-670
SX-3のライバルNS-470
これらにも注目してます〜^^;

66RW-2:2018/05/08(火) 14:57:47 HOST:65.231.241.49.ap.yournet.ne.jp
SX-7とNS-690を比べると前者がジミで後者が元気ってな感じもしますが、
SX-5とNS-670を比べると前者が元気で後者がジミ。面白いもんですね〜。

SX-3はライバル無しの独り勝ちだったでしょう。対照的な音でロングセ
ラーのDS-251がなんとか健闘。一矢を報いたのは後発のオンキョー M-3。
オンキョーも同じ土俵では勝負せず、アメリカ西海岸風情でしたからね。

67SX-3lll:2018/05/16(水) 23:57:59 HOST:f85-pc135.cty-net.ne.jp
奥にでている690lll、やはり仕上げが素敵だな〜、と見入って おりました。

68でしべる:2018/05/17(木) 19:27:20 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
奥にでているカスタム、やはり仕上げが素敵だな〜、と見入って おりました。
m(__)m


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