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ソウルファッカーズ2のようです
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25年前。
「グオオオオオオ…」
聖母マリアのように胸に両腕をクロスさせた異形が崩れる。
残るは巨大な電子の繭。
「マニトゥ……帰ろう…
アタシ達のいるべき世界へ…」
「そうすれば…
もう、こんなに苦しくないよ……」
銀髪の女が語りかける。
女が振り返る。
「ヒトミちゃんとも……
スプーキーズのみんなとも……
このままずっと一緒にいたかった。」
口ごもる。
「でも駄目なんだよ…
今の人のソウルは、私達には耐えられない……」
https://pbs.twimg.com/media/FUz_rUGaIAAX8RZ.jpg
ネミ;ー;)「今日は、アタシの……
最初の、誕生日かも知れない……
アタシ、忘れないよ……
アンタのこと…」
https://pbs.twimg.com/media/FU0GOoWagAIb0Je.png
「泣くんじゃねーよ!俺達はやる事全部やってきたろ。
最後のシメだ、お前がやりたいと思う事をやりな」
ネミ-ー-)「そうね…起きて、ヒトミちゃん。」
https://pbs.twimg.com/media/FUz_sj-agAYPAHR.jpg
少女が茶髪に戻る。
中から電霊がフワッと華麗に舞う。
繭に抱きつき、消滅していく。
「さよならは言わないぜ。またきっと会えるだろうよ」
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今回はここまで。
小出しで申し訳ございません。
コンゴトモヨーソロー…。
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おつ
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オツ
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オ;゚⊿゚ブ「くそ…あのふざけたやつ…」
つと
月経を司るゾロアスターの鬼女ジャヒーの能力により、少女は戦闘不能に陥っていた。
痛み止めをしこたま飲む。
J( ´ー`)し「オーブリー、何日も引きこもっているけど、大丈夫?
無理はしな」
オ゚⊿゚ブつ「うるせえっ!」
ドゴッ
J( ´ー`)し「…」
内側からドアをバットで叩きつける。
オ゚⊿゚ブ「私に構うな!って言ってるんだ!
どうせアメリカで散々な目にあった私を引き取って、優越感に浸ってんだろ!
見下してんだろ!」
J( ´ー`)し「ご飯置いとくわね。」
オ゚⊿゚ブ「ふん…誰も私を理解なんてできないから」
オーブリーは兄の部屋でパソコンをいじる。
部屋の中はもうボロボロだ。
オ゚⊿゚ブ「phantom society…っと」カタカタ
オ゚⊿゚ブ「出た。サマナーネット?」
様々な情報が張り巡らされた掲示板に見入る。
オ゚⊿゚ブ「つまらない。要は悪魔を使って人殺ししてる連中ってこと。
偶然手に入れたこのバットだけど、使えそう…」
オ-⊿-ブ「…今日も行くか」
画面に集中し、パラダイムXにシフトする。
「VRざんげフォーラム」の文字が映る。
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─
ユ▽д▽ダ「私は、ネパールで生まれた」
タイ料理サワムラで話が始まる。
ヒト゚ー゚)ξ「へえ!まだ行ったところがない国です。
どんなところなんですか?」
ユ▽д▽ダ「ヒンドゥー、イスラム、仏教、色々な宗教の者が手を取り合っているよ。
食べ物はカレーのダルバートと、小籠包のようなモモがおすすめだ。
朝食、軽食はカジャというのだが…
強化魔法の系列と似たような響きが妙に面白い。」
「何故わざわざ日本に?そしてファントムにいたんだ?」
男がトムヤムクンの海老を口に運びながら横目で見る。
少し辛かったようで、苦虫を噛み潰したような顔をした。
ヒト;゚ー゚)ξ「大丈夫?無理して頼むから」
ユ▽д▽ダ「グルカ兵は歴戦の兵士を多数、輩出してきた。
自慢ではないが、私の家もグルカの誇りを持つ戦士の家系だ。」
「答えになっていない」
ユ▽д▽ダ「私の家には…子供が多すぎたのだよ。
ただの傭兵一家で生きていくには時代が厳しすぎた。
私や兄弟達、親友も物心ついた時から訓練と傭兵業に明け暮れていた。ズズ」
一口スープをすする。
ユ▽д▽ダ「失礼。この国ではこうやって飲むのは無作法だったけかな」
ヒト゚ー゚)ξ「あの…女の子はどうしていたのですか?」
ユ▽д▽ダ「間引いていたよ。私の家ではね」
ヒト;゚ー゚)ξ「…」
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「一応こいつも女の子だ。そういう話はやめてくれませんか」 ドン
男が声を荒げてテーブルを叩く。
ネミ゚ー゚)「別にいんじゃない。国によって色々違うんでしょ。
使える使えないで悪魔をセンベツする、サマナーって人種とかわらないわよ」
「俺は違う」
ユ:▽д▽ダ「態度が上がり下がりするが、彼女はその…多重人格だったりするのか」
「まあ、否定はできない」
ユ▽д▽ダ「まぁ戦場は凄惨なものだったよ。
一瞬目を離せば、身近だったものが倒れている。
腰紐が垂れているのかと思ったら 、腸だったりしたりもした。
この破片は友の形見だ。剣でなくなっても手放しはしない」
タイのラーメン、クィッティアオの麺が「それ」に見えた気がして、男がうげっと口を抑えた。
( )つ 「あんたが食ってくれないか。これ」
丼をユダの方に無節操に押し出す。
ユ▽д▽ダ「無神経ですまなかった。
まぁそんなものが少しいやになって、サックス演奏で路銀を稼いで日本に出稼ぎにきた。
このサックスは後付けでCOMPにしてもらった。」
愛おしく撫でる。
「だから、だから人殺しを生業とするファントムソサエティは心地よかったわけか」
ユ▽д▽ダ「まぁな。心地よいというわけではなかったが、金払いはよかったのでな。
今までは人を処理するのも悪魔を倒すのも違和感などなかったよ。
むしろそれこそが私を戦士として更に高めてくれると信じて疑わなかった。
だがウラベが死んだと聞き、アホ扱いといえどそれなりのサマナーだったキャロルJを二度も、
フィネガンですら君達が退けたと聞いたのは驚いた。
非情な殺しをしなくとも、人は強くなれるのではと」
ユ▽д▽ダ「武蔵殿に託されたのだ。
私は私の信じる道を進む。
西殿には悪いが、ファントムとは決別だ」
─
-
( ゚∀゚)「お前の兄貴、死んだよ」
─
(;・e・)「ひィ〜!!」
川 ゚ -゚)つ ガチャガチャ
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核の帝王、カイザーが情けない声をあげている。
取り押さえられ、胸のハッチを不様に回される。
「軌道準備OK!」
川 ゚ -゚)「よーし、やれ!」
( #∀゚)「一体何だってんだこの騒ぎは。
海座の馬鹿が泣きながら連絡よこしやがったから義理できてやったものの。
クソ硬いガチガチ人間ばっか配置されてやがる。不意打ちで目を殴たれちまったぜ。
おいロン毛野郎!ボスはてめえか!?」
川 ゚ ー゚)「いかにも。私がマスカレード総帥だ。
ファントムには協力しているに過ぎないので勘違いしないように
そしてこれが…
本当の人間核ミサイルだ!」
( #∀゚)「吐き気のする趣味だぜ!
兵器はうつくしくなきゃいけねえ。」
https://pbs.twimg.com/media/FpyUcpIaMAEFEy0.png
川 ゚ ー゚)「私もそう思うよ。
海座はあまりにもファントムサマナーを殺しすぎた。西次官もご立腹のようだ。
もっとも、仕掛けたのはファントムだから自業自得だと思うがね」
川 ゚ ー゚)「だが学生ヤクザ上がりが闇組織を脅しすぎたのがいけなかったな。
こいつはファントムに、詫び料を出さねば核を撃つと脅していたのだよ」
( #∀゚)「そりゃ初耳ね。
馬鹿な事やりましたね。ヒヒ…」
川 ゚ -゚)「遠野マナコ。お前のおかげで、子供の時間は終わった。」
https://pbs.twimg.com/media/FpyUe9CaUAAkbW2.png
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( #∀゚)「ガキの時間が終わったなら、このゴミを持って帰って処分しやがれ!
コンビニに家庭ごみ捨てんじゃねーぞ!!」
川 ゚ ー゚)「冗談じゃない。これからが大人の時間(ムーン・アダルト)なんだよ。」
https://pbs.twimg.com/media/FpyUjK-aYAAUJBa.png
川 ゚ ー゚)「ここの核を使って、日本政府をたっぷりゆすってやるよ!」
https://pbs.twimg.com/media/FpyVS_XaQAAbGm6.png
( #∀゚)「させねえ…
てめえの好き放題にはさせねえぜ!」
( ;Д゚)「ぐ」
殴られ拘束される。
川 ゚ ー゚)「ふふ、たった一人、しかも手負いで何ができる?
サマナーのくせに仲魔がいないのは、我が造魔技術で量産された強化兵士で全滅したのだろう?
指をくわえて見ているがいい。汚い花火の打ち上げをな」
川 ゚ -゚)つ「ここで重火器は撃つな!この小僧は丁重に次官への土産に持ち帰る」
兵士達に命ずる。
口をふさがれた帝王が泣き喚く。
(;□;)「ムガー!ムガー!」
( ∀)「仲魔がいねえのはなぁ…」
川 ゚ ー゚)「?」
ドカ
https://pbs.twimg.com/media/FpyjGIFakAEEdHD.png
兵士が吹き飛ぶ。
川 ゚ Д゚)
『魔神・女神・幻魔・妖精召喚』
( #∀゚)つ□ 「温存してただけだぁー!オーバー・サモン!」
(・三・)つ 〇
ス▽-▽カつ ))
川 ・▽・)つ→
-
各々の仲魔が、GOだけで兵を蹴散らしてゆく。
セ;・□・タ「おいリョウ!その体じゃ…」
( #∀゚)「そのままおさえてろ!!!!!!」 ドルルルルルル
>
https://pbs.twimg.com/media/FpyjFHEaMAA0JNT.jpg
重火器で兵士の仮面が貫通されていく。
( #Д゚)「ぬああ」
>
川 ;゚ -゚)「うう…」
川 ;゚ Д゚)「なんてやつだ!」
( #Д゚)「ゴタク並べてねえで、殺す時はキッチリ殺さんかい!!」
https://pbs.twimg.com/media/FpyVVA7aUAEQHPN.png
( #Д゚)「力量(パワー)は、相手をぶちのめしてなんぼじゃあ!!
見ろ!トドメ刺さなかったばかりにきさまはこそこそ隠れてどん詰まりじゃあ!」
川 ゚ Д゚)「発射しろ!」
「えっ!?目標も決めていませんが。」
川 ゚ Д゚)「かまわん!どこに飛んで行こうが知ったことではない!!
ファントムとの契約には入っていないからな!!
海座の始末さえできれば!!」
「そんな…今座標設定中だったのに…」
https://pbs.twimg.com/media/FpyVeudacAEMHW1.png
外。
パーン パパン
ものいわぬものが転がる。
「馬鹿が!」
「ガキどもが火遊びしやがって!!」
https://pbs.twimg.com/media/FpyV7HoakAI1ozD.png
-
( ゚Д゚)「同意だ」 ドン
つっy=
https://pbs.twimg.com/media/FpyV-FFakAEUDnZ.png
https://pbs.twimg.com/media/FpyV--maQAE5daD.png
『タイガー!俺はこれからこのアホをどうにか解体する!
お前らは逃げろ!』
( ゚Д゚)『わかった。少しわかったことがあるが…生きて帰ったら情報交換をしよう』
( #Д゚)つ「どわ!」
勢いよく跳躍して、発射台まで飛び乗る。
(;□;)「胸の…ケーブルを…外…」
( #∀゚)「なに!?」
(;□;)「胸の…ケーブルが…核弾頭と…繋がっ…」
( #∀゚)「世話焼かすんじゃねーわ!!」
https://pbs.twimg.com/media/FpyWBsxakAE3lRs.png
発射。
(;□;)「ぐえええ〜〜」
( #Д゚)「わああああ…圧で目玉が吹っ飛びそうだ!」
ミサイルはぐるぐると回転を続ける。
https://pbs.twimg.com/media/FpyWTztaQAAEIKK.png
(;e;)
( #皿゚)
https://pbs.twimg.com/media/FpyWVfGakAI96hW.png
胸のケーブルが外れ…
(・e・)「あ」
グシャ
(・ Д ・)
https://pbs.twimg.com/media/FpyWWHJaQAAQzE4.png
-
帝王はビルの藻屑と消えた。
川 ゚ ー゚)「ははは!まさか漁夫の利とはな!
次官には申し訳ないが、あんな狂犬を生け捕りにできるわけがなかったの…
だ…」
https://pbs.twimg.com/media/FpyrWghaAAEDxt8.jpg
破壊神カルティケーヤ。
インドの究極破壊神シヴァの実子にして、スカンダ等の異名を持つ軍神。
日本では韋駄天という名で、アスリートやスポーツマンの信仰を集めている。
その神が駆る孔雀の脚にマナコはぶらさがっていた。
( #∀゚)「助かった〜。親父がテトラマカラ継承させてなかったら爆風でとても逃げきれたもんじゃなかったぜ」
川 #゚ Д゚)「くそ!撃つな!あの神の速度は尋常ではない!
やはりこの世界で行動するには制約がつくか…
ファントムに追及されないうちに撤退だ!
海座死亡はいずれ裏社会に知れ渡るだろうからな!」
カ ´ー`ル「甘くみないでいただきたい。私の速さならあの程度の爆風かすりもしません」
カ;´ー`ルつ「あと孔雀ちゃんの脚にずっとつかまってるのやめてくださいね?ほら」
( #∀゚)つ「あんがと」
─
( ゚∀゚)「…というわけだ。お前がいない間に色々やってたよ。
最善は尽くしたしお前の一億も取り戻してやった。文句言うなよ」
トランクを数個放り投げる。
(>´ω` <)「…」
https://pbs.twimg.com/media/Fpyv4WhaIAEHAV4.png
メ #・)Д(・)「しっかし非道い。海座どのは過激とはいえ自衛の範囲に留まっていたはず。
ファントムがしつこく刺客を送り続けていたのを返り討ちにしたのを口実に報復など!!
許すまじ!」
(>´ω` <)「ファントムが悪い、あーだこーだ言ってる暇はねえのさ」
https://pbs.twimg.com/media/Fpyv5hCaMAc0ZoC.png
メ ・)Д(・)「え?」
(>´ω` <)「兄貴は弱いくせに調子こいて死んだ。
これからは弱い人間は生きる資格はねえんだ!!
人類が生き抜くためには、弱い部分の原因を突き止め徹底的に刈り取るんだ!!」
https://pbs.twimg.com/media/Fpyv6LJaQAAeAHG.png
-
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41810998
今回はここまで。
調子よければまたよるに投下するかもしれません。
茜ちゃんに紹介していただいてうれしい。
-
乙
-
メ ;^)Д(^) 「そ、そうですか」
( ゚∀゚)「ロックだねぇ。その思想。
よし決めた!」
メ ;^)Д(^) 「何を?」
https://www.youtube.com/watch?v=YHwMmTooWok
( ゚∀゚)「気に食わねえ奴だったかもしれねえが、隼人は兄貴を失った!
ベンケイは先輩サマナーのムサシを殺された!
俺は生腕を失った!
境遇は違えど、ファントムソサエティのクソどもに何かを奪われた奴らだ!
俺達は、オレ達は…
チームゲッター!
奪還者(GETTER)だ!」
(>´ω` <)「面白ぇ。暴れるには大義名分がないとな
しばらく退屈せずすみそうだ」
メ ;)Д(;) 「うおおー!おいは先輩のカタキを絶対に取りまっす!」
つ つ
(:^∀゚)「ベンケイ、鼻水をくっつけんなよ!」
( ゚∀゚)o彡゜「命を燃やせ!怒りを燃やせ!今がその時だ!
んじゃ早速いくz」
プルル
( ゚∀゚)「すまん。ちょおっと外に出てくる
お前らはこの業魔殿で仲魔を強くしときな。
全書から御魂出していいぜ」
(>´ω` <)「おい」
( ゚∀゚)「あ?」
(>´ω` <)「俺を一瞬でも退屈させたら、目も耳も鼻も潰す」
https://pbs.twimg.com/media/Fpz06FtaQAIpUO4.jpg
( ゚∀゚)「退屈なんかできなくなるぜ。これからな」
マナコは手を振って出て行った。
-
( ゚-゚)
( ゚Д゚)「乗らんのか」
つと
https://pbs.twimg.com/media/Fpz4ebBaMAEb7U3.png
ガチャ
( ゚∀゚)「いいリムジンだねぇ。ここで屁こいたらすごい気持ちいいんだろうな」
( ゚Д゚)「クソをたれてもかまわんぞ。私の金ではないからな」
つ
( ゚Д゚)「とりあえず神弟という貴重な人材の確保、感謝する。
お前が派手にぶち壊してくれたおかげで、再構成が容易だった」
( ゚∀゚)「礼言われるの!?キレられるかと思ったが」
( ゚Д゚)「少々ね、頭をいじくらせてもらった」
( ゚∀゚)「洗脳かよ。おっかねーな」
( ゚Д゚)「いや、敵味方区別なく滅ぼされてもかなわんのでな。
欠損した脳にちょっと詰め物をしたついでだ。
自由意志まで取ろうなどと思ってない。
さて、新しい情報が入った。
まずそいつを見てもらおうか」
( ゚Д゚)「まてや」
( ゚∀゚)「レッド・タイガーよ。
あんたが内閣秘密情報局の
日本を裏であやつるおえらいさんかも知れんがな。
俺には俺の目的がある。好きに動かさせてもらうぜ」
https://pbs.twimg.com/media/Fpz4fKYacAE3YU1.png
( ゚Д゚)「それは別にいい。
お前が悪魔、悪党、民間人。
何人何体殺そうとかまわん
私が裏に手をまわし全てあとしまつしてやる。」
https://pbs.twimg.com/media/Fpz4fy3acAI5I4s.png
( ゚∀゚)「そうかい。情報っていうのは
あ、ちょっと待てい」
スマホで咄嗟に撮った写真を見せる。
-
川 ゚ ー゚)
( ゚Д゚)「これは?」
( ゚∀゚)「あんたも知らんのか。マスカレードっていうファントムの協力組織のドンらしいぜ
海座を殺したのはこいつだ」
( ゚Д゚)「便利な機械だな。デジカメより薄く悪魔召喚までできる代物とは」
つ と
タイガーは一枚の表を出してきた。
( ゚∀゚)「なんじゃこりゃ」
( ゚Д゚)「お前も交戦しただろう。その組織の尖兵だろう。
私が倒したもののサンプルを取って解析してみた」
( ゚∀゚)「ふむふむ。全くわからん」
( ゚Д゚)「一見人間のようだったが、人間ではありえない細胞が紛れ込んでいた。
蘇生させた脳細胞を刺激させても、ほとんど感情的なものをしめさんのよ」
( ゚∀゚)「悪魔だったってことかい」
( ゚Д゚)「というより、お前達サマナーの中では造魔と呼ばれるものに近いのだろう
そのようなものを量産、指揮系統に置ける者に心当たりはあるか?」
( ゚∀゚)「ないね。俺が聞きたいくらいだよ。
造魔素体のドリーカドモンってすごい貴重なんだぜ。
生みの親っぽい奴は知ってるけど、ファントムに好き好んで協力するような組織は立ち上げないね。多分」
( ゚Д゚)「そうか、では仮に組織のリーダーを『人形使い』としておこうか。
我々も正体をさぐってみよう」
( ゚∀゚)「ああそうだ。信用できるあんたになら打ち明けるんだが…
そいつ、初対面のくせに俺の本名を知っていやがった」
( ゚Д゚)「おまえは確か、未来からやってきた人間だったか」
( ゚∀゚)「ああ」
( ゚Д゚)「そいつもお前と同じく、未来から来た者ではないのか?
それに関しては自分で探ってみるがいい」
ブーン
( ゚∀゚)「鉄仮面…?」
-
(>´ω` <)「ふむふむ」 カタカタ
m m
https://pbs.twimg.com/media/Fp0HWz5aQAAmb4K.jpg
( ゚∀゚)「よぉ隼人。何やってんだよ」
メア ゚ -゚)「お帰りなさいませ」
(■┏┓■) 「ふむ。マナ…リョウか。
この若者、実に呑み込みが早い。
既に合体法則を把握しおったわ!」
メ ;^)Д(^) 「わしにはまだちょっと…
とりあえず強そうな悪魔を合体させまくってみてます。
しかしすごいマグネタイト量ですね!」
( ゚∀゚)「どんどん使っていいぞ。
ケチって死んだら元も子もねえ
どんどん強いのを作りやがれ!」
(>´ω` <)「サマナーはカジャという魔法で己を強化するんだろう?
継承というものをさせるなら、回復魔法がノイズになるな。
どうにかならないのか」
メ ;^)Д(^) 「おれに聞かれても…体育会系なもんで科学の方はてんでだめなんですよ」
( ゚∀゚)ニア「だからお前は今んとこ役立たず!」
メ ;)Д(;)人 「あ〜それを言わないで〜」
https://pbs.twimg.com/media/Fp0KC-QaAAApTKh.png
( ゚∀゚)「いいか、大先輩サマナーの俺様が科学的に説明するとこうだ!」
メ ;^)Д(^) 「ウンウン」
( ゚∀゚)「今(回復魔法まみれ)のままじゃ、仲魔もどれを使っていいかわからなくなる奴もいる。
悪魔にも脳ミソはあるからな。
タルカジャ使って欲しい時にディア使われても困るだろ?」
( ゚∀゚)「だから好きな魔法を継承させたいなら、素材選びはシンチョーに行うことだ!
カジャ系が欲しいならカジャ無しとカジャ有りで合体させるとかな。
カジャ系もりもりにしたいならカジャ持ちをかき集めろ!」
https://pbs.twimg.com/media/Fp0KEouakAYj4sJ.png
( ゚∀゚)「まぁ回復特化悪魔を作っておくのも悪くないと思うけどな。
爆弾とかを治せる薬はソーマとかくらいしかこの時代にはないはずだし」
-
メ ・)Д(・)「なるほど、それで仲魔も本来の力を発揮できるってわけですね。
回復と強化をまぜこぜにして中途半端はまずいと」
( ゚∀゚)「そういうことだ。
ついでに敵を弱らせるンダ系は継承できる悪魔がなかなかいないから、貴重だぜ」
(>´ω` <)「ふん、たしかにわかりやすく科学的な説明だ」
(;゚∀゚)「あっ!」
(;^∀^)「いやおれは体育会系だから、こういう説明はどうも…」
(>´ω` <)「体育会系の説明にしてはわかりやすくいい説明だったよ
スキル説明を見たが、例えば傷を癒すならメ・ディアラハン以外不要ということか。少しつかめてきた」
( ゚∀゚)b「な!?」 メ ;^)Д(^)
https://pbs.twimg.com/media/Fp0KFjtaUAEfv1S.jpg
─
( ゚∀゚)「よし、見せてみい!」
(>´ω` <) ハヤト 冷静、狡猾な悪魔を好む。
愚鈍や獰猛な一直線の悪魔にはキレることあり。
鬼神コトシロヌシ 魔法を反射 物理攻撃に弱い
マハ・ブフ マーキング テトラジャ デスバウンド メ・パトラ ラクカジャ
https://pbs.twimg.com/media/FTAtF8TaIAERxCv.jpg
幻魔ナタタイシ 破魔を反射 呪殺に弱い
ソニックブーム デ・カジャ 回し蹴り ミサイルパンチ 奥義マモリヤブリ ラク・カジャ
https://pbs.twimg.com/media/EzViEhbUcAM4s0J.jpg
(>´ω` <)「ナタタイシは呪殺に弱い。コトシロヌシのテトラジャでカバー。
一方でコトシロヌシは物理に弱い。ナタタイシを盾にする。
ナタタイシがやられれば前線でデスバウンドを振るう。盤石だ」
メ ;^)Д(^) ベンケイ 獰猛 友愛 愚鈍と気が合う。
冷静な悪魔はちょっと苦手。
外道マッドガッサー 呪殺を反射 破魔に弱い
パララマ(相手を麻痺) ベノンザッパー(毒斬り) タルカジャ
https://pbs.twimg.com/media/FCSA3bFUUAEi9ai.jpg
地霊ティング・カット 打撃・銃撃無効
ベイバロンの気 ドルミナー メ・パトラ タルカジャ
メ ;^)Д(^) 「すいません隼人さんに手伝ってもらいました。
暇なときにタルカジャかけてもらってわしが殴りに行きます!」
-
( ゚∀゚)「ベンケイなぁ…まぁこれからだしな!
っておい!講義にふけってたら深夜じゃねえか!寝るぞ俺は!」
メ ;^)Д(^) 「そうですね。ちょっと疲れました」
(>´ω` <)「だらしない。俺はちょっと悪魔を狩ってくるぞ。
すぐにくずれぬ盤石か試してくる」
( ゚∀゚)「おめーは退院したてだからだろ!
ちょっと待て」
(>´ω` <)「なんだ」
( ゚∀゚)「業魔殿から南西に、芝浜コアってモールがある。
そのCOMPを見せれば武器や防具を売ってくれるはずだ」
(>´ω` <)「気が向いたら寄る」
( ゚∀゚)「ケッ。死んじまっても知らんぜ。」
─
ネミ゚ー゚)( )ユ▽д▽ダ
すれ違い。
(>´ω` <)(変な髪色の女だな)
─
ベッド。
メ ^)Д(^) 「ZZZZZZZZZ」
(;゚∀゚)「ヴィクトルのじじいー!明日から部屋別にしてくれー!」
( ゚∀゚)(さてどうするか…親父達にこいつらを関わらせるとタイムパラドクスが起きるかもしれん。
もう一つのパラドクス要因の人形使いは消息掴めず…
起きたらどうするか?)
>>416安価
パラダイムXで情報収集
カツオ編に行く
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カツオ編に
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( )「なんだかんだで食った食った」
ヒト゚ー゚)ξ「怒りながら食べるご飯っておいしくないでしょ。
途中から和解できてよかった」
( )「ユダさんの人となりが知れて良かった。ありがとう」
ユ▽д▽ダ「別に礼を言われるような…
彼女は何か食事にこだわりがあるのか?」
ヒト゚ー゚)ξ「あ…私の家」
( )「彼女の家は幼い頃に母が…
父親は考古学者なのであまり家もいられないので、一人飯が多かったんです」
ユ▽д▽ダ「…すまない。配慮が足りなかった
これほど腹だけでなく心が満ちる食事はいつぶりだったか。つい口が滑ってしまった」
ヒト゚ー゚)ξ「気にしないでください。今は彼の家にたびたびお世話になっていますから。
そんなに寂しくないですよ」
ユ▽д▽ダ「血が繋がらなくとも…家族なのだな…あたたかい」
(>´ω` <) スタスタ
痩せぎすの男とすれ違った。
ヒト;゚ー゚)ξ「怖そうな人…」
https://pbs.twimg.com/media/Fp0e9kLaQAAG5PE.png
ネミ゚ー゚)『あの男、悪魔の血の匂いがするよ。
多分裏に用なんじゃない?』
ユ▽д▽ダ「同感だ」
男が一瞬振り返った。
https://pbs.twimg.com/media/Fp0e-RlaYAAKBck.png
「しかしどうしようか?俺達は一度アジトに帰るけど…」
ヒト゚ー゚)ξ「ユダさんはどうするの?」
「元とはいえファントムのサマナーだからな…メンバーがどう反応するか」
>>418安価
一緒にアジトに行って紹介する
しない
-
紹介する
-
「ユダさん、一緒に来てくれ。紹介したい人達がいます」
ネミ゚ー゚)「大胆ねぇ。さっきまで敵だった男よ?」
「もう敵意はないんだ。血迷ったら、俺が差し違えてでも止めるさ」
トレーラー。
(’ー`)y-「おお、お疲れのところ急に呼び出して済まない。
実はいい契約の話がまとまっ…
どなたですか?」
https://pbs.twimg.com/media/Fp5YIxhaMAEAwNW.jpg
ユ▽д▽ダ「ファントムサマナーのユダと申す。元、だが」
つJと
(;’ー`)y-「…!」
ユ▽д▽ダ「やはり私は厄介者なのでは…?」
ヒト;゚ー゚)ξ「ユダさん、このタバコ臭い人が私達のリーダーです。
実は少し前に、キャロルJに監禁されて殺されかけて怖い思いをしたの。
ユダさんのせいじゃないから気にしないで」
ユ▽д▽ダ「キャロルがか…
リーダー殿、元同僚がやった事とはいえ大変失礼なことをした」
90度体を曲げて頭を下げる。
「リーダー、あいつはもう襲ってこないよ。
プラネタリウムで完全に心を折ってやったから、サマナーとしては再起不能だろう」
(;’ー`)y-「そ、そうか…ファントムソサエティにも礼儀正しい人がいるんだね…」
8(□□)つ(;’ー`)y-「ランチ!」
後ずさるスプーキーを、ランチが引き留める。
8(□□)つ「いいじゃねえか。こいつらが生きて帰ってきてるって事は、悪い奴じゃないはずだぜ。
俺はコードネーム、ランチ。よろしくな。」
ユ▽д▽ダ「よ、よろしく…」
(’ー`)y-「ぼ、僕はスプーキー。よろしく」
-
「リーダー、契約の話っていうのは?」
(’ー`)y-「ああ、そ」
8(□□)「実はいい技術者のツテが入ってな。
ここから北にある、『EL-115』を知ってるか?
表向きはなかなか人気のあるクラブだ。」
(;’ー`)y-「ランチ…」
8(;□□)「あ、すまん」
(’ー`)y-「コホン。ゲホッ!
そこにレティキュリアンというDJがいる。
裏の顔は…凄腕のハッカーなんだ。
奴らのプログラミングは折り紙つきで、アルゴン社の門倉にも引けを取らないよ。」
ヒト゚ー゚)ξ「一緒に戦ってくれるんですか?」
(’ー`)y-「はは、ある意味ではそうだね。
君達の使っているソフトの改良を依頼した。
話は通してある。」
8(□□)「俺が連れてってやる。早速いこうぜ」
ユ▽д▽ダ「私はどうしようか…」
ヒト゚ー゚)ξつ「一緒に行きましょう!」
(’ー`)y-「それじゃあ彼は、君達に任せることになりそうだな」
https://pbs.twimg.com/media/Fp5YKlEacAE7hJ5.jpg
ユ▽д▽ダ「いや、スプーキー殿と少し話がしたいのだ。
よろしいかな?」
「構わない。これを機に交流を深めてくれるとありがたい」
(;’ー`)y-「ええー!僕だけ置いていくなよぉー!」
EL115前
( ,_ノ` )「潤之助!
…お前、家に帰ってこないと思ったら、こんなところでフラフラして…!」
https://pbs.twimg.com/media/Fp5n6gfaMAE2-0G.jpg
-
8(□□)「チッ!」
( ,_ノ` )「こんな若い子達を連れまわして…そんな子に育てた覚えは…」
ネミ゚ー゚)「ランチのパパなの?おじさん、こんにちはー!」
8(□□)「こんな奴に、挨拶するこたあねえ。中に入るぞ」
https://pbs.twimg.com/media/Fp5pOAiaUAEtI_9.jpg
( ,_ノ` )「潤之助!元気にしているのか!
ちゃんとご飯は食べているのか!
返事をしなさい潤之助!」
プチッ
8(#□□)「うるせえ!てめえみたいなきたねえ野郎、親とも何とも思ってねえからな!
俺を育ててくれたのはお袋だッ!」
胸倉を掴みかけたランチの手を、男が制する。
「ランチ、ここで騒ぎを起こさない方がいい。急ごう。
すいませんおじさん。」
( ;,_ノ` )「…」
「誰だい?今日は休業だよ」
ヒト゚ー゚)ξ「あの…私達スプーキーズの者なんですけど…」
α-へ-)「あら、あんた達がかい。
あたしはレティキュリアンのアルファ。よろしくね。」
β^ハ^)「いらっしゃーい。お待ちしていたわよ。
あたしが弟のベータ。
よろしくお願いね。うふ。」
スキンヘッドの兄弟が台の上に立っている。
ヒト;゚ー゚)ξ「よ、よろしくお願いします…」
β^ハ^)「スプーキーの知り合いっていうから、どんなキワモノかと思ってたら
かわいいじゃない。うふふ」
https://pbs.twimg.com/media/Fp5tK9EaUAkcvQL.jpg
-
α-へ-)つ「ほんと、あんたはかわいい男の子見ると、すぐそうね。
遠慮おし!」
https://pbs.twimg.com/media/Fp5tLoUagAA4VZ3.jpg
ゴツン
β;ハ;)「あーんいいじゃないアルファ!漢日照りなんだから!」
ネミ#゚ー゚)(かわいいってあたしじゃなくてこいつかよ…!)
ヒト゚ー゚)ξ「大丈夫?顔色が…」
「お、いや、ちょっと尻がムズ痒く…」
α-へ-)「大体の話は聞いてるよ。あんたのお宝をお見せ。
悪魔を召喚できるっていう、COMPをさ」
「どうぞ」
男が降りてきて手に取って見つめる。
α-へ-)「ふーむ…」
つっyつと
ネミ゚ー゚)「それ、こいつじゃないと動かせないよ」
α-へ-)「なんだって?生意気だね。バイオメトリクス認証でも使ってるのかい?
それになんだいこの文字は?うちのマシンと互換性は大丈夫なんだろうね!?」
β^ハ^)「ほほほ、スプーキーからサンプルもらって内部解析済みよ。
それにそれ、ルーン文字じゃない。アルファもまだまだねぇ」
α-へ-)「おだまり!…できるならいいんだ。
じゃあ、バージョンアップしてやるからあんたらが今使っているプログラムをおよこし。
コピーは違法だなんて、ハッカーのくせに無粋な事はお言いじゃないよ?
ほんとは他人の頼みなんか聞かない主義だけど、スプーキーの頼みだし、楽しそうだしね。」
β^ハ^)「あんたがブ男だったら、あたしは断ったけどね」
https://pbs.twimg.com/media/Fp5tMktaQAA0sBN.jpg
>ベータの男を見る目が怪しい…
β^ハ^)「ちょっと言語が厄介だけど、天才のあたしならなんとかできてよ。うふ。
さささ…」
即興でプログラムを組み始めた。
α-へ-)「まるっきりタダってわけにはいかないけど、実費で売ってあげるから感謝なさいな。
さて、どうすんだい?」
-
いくつかのソフトを売ってもらい、クラブを後にした。
β^ハ^)「あらん、もう帰っちゃうのぉん?じゃあ、またねぇー!」
https://pbs.twimg.com/media/Fp5tNaFaAAEmSoj.jpg
8(□□)「よう。用事は済んだか?俺は先に帰らせてもらう。
あの野郎のことは気にしないでくれ。じゃあな」
ヒト゚ー゚)ξ「あの野郎だなんて…自分のお父さんなのに…」
(*;ー;)「うわぁーん!」
https://pbs.twimg.com/media/Fp5ymYBaUAILoi9.png
「どうした!また真悟に殴られたのかユーイチ!」
(*;ー;)「スプーキー達がね…
タバコ吸わせてくれないんだー!」
ネミ;゚ー゚)「は?」
ユ▽д▽ダ「当たり前だ。一度道を外れた者といえど、未成年にタバコを吸わせるわけにもいかぬ。
副流煙も本来はいかんものなのだがな。
君にはほれ、ココアシガレットをやろう」
妙な蒸気を放った壺から出た管を、二人が吸っている。
(*^ー^)y-「わーい!甘くておいしい!遊佐のおじさんありがとう!」
ユ;▽д▽ダ「ユダだ。それとまた20代なのだが…」
ヒト゚ー゚)ξ「それが、タバコなんですか?」
(’ー`)y-「うん。水タバコっていうらしい。この人わかってるね。
仲良くやっていけそうだよ」
ユ▽д▽ダ「シーシャともいう。
交流を深めるために、ミスターサワムラのところからお借りしてきた」
プルルルル
ヒト゚ー゚)ξ「あれ、携帯鳴ってるよ」
「もしもし。なんだ母さんか。今日は泊まってい…」
J( ;´ー`)し『オーブリーの、オーブリーの様子がおかしいの。
お母さんどうしたらいいのか…
目を開けたままぼーっとして、とにかく、おかしいのよ。』
-
今回はここまで。
レティキュリアンシスターズ(男)ほんとすき。
-
乙
-
(’ー`)y-「ん?何かあったのか?」
「すいませんリーダー。ちょっと家に戻ります」
(’ー`)y-「あいよ。気を付けてな。
僕もちょっと調査に行くから、ユーイチよろしく頼むよ」
(*゚ー゚)「えぇ!?俺だけ!?」
ユ▽д▽ダ「…仕方ない。
ユーイチ君の面倒は私が診ておこう。
用事があるなら行くといい」
「すまない」
ネミ゚ー゚)「ねーねー、何か面白いことが起きてるの?
行ってみようよ!楽しそう!」
ネミ#゚ー゚)「え、なに?フキンシンだって?
ヒトミちゃんうるさいよ!あたしに指図しないで!」
ユ;▽д▽ダ「…精神科を一度オススメしたいのだが」
あかね台
ヒト゚ー゚)ξ「お邪魔します…」
J( ;´ー`)し「ああ、帰って来てくれたのね。
オーブリーの様子がね、おかしいのよ。
部屋の前に置いてたご飯が手つかずになってたから、おかしいと思ってドアを破ったんだけど…
起こるどころか、何も反応がないの。
今あなたの部屋にいるわ。見てやってちょうだい」
https://pbs.twimg.com/media/Fp-xbu1agAYbdsq.jpg
「相変わらずの汚部屋だな」
ヒト゚ー゚)ξ「あなたがスプーキーズに入り浸ってるからでしょ」
「いや、オーブリーが悪い。俺は帰るたびにちゃんと掃除はやっていた」
ヒト゚ー゚)ξ「オーブリーちゃん!オーブリーちゃん!」
肩をゆすってみる。
オ゚ ⊿ ゚ブ「…」
-
ネミ゚ー゚)「ダメね。この子全く意識がないじゃない。」
ヒト゚ー゚)ξ「そんな…オーブリーちゃん!オーブリーちゃん!
どうしよう…」
ネミ゚ー゚)「」というかこいつ、あの夜に襲ってきたキチガイじゃない?
うっすら見えたピンク髪、そこにあるバット!間違いない!」
ヒト゚ー゚)ξ「ええ…なんでオーブリーちゃんがそんなこと…」
ネミ゚ー゚)「あんたの妹じゃなきゃここでぶっ殺してるところよ。
例の仮面野郎といい、なんであんたの周りにはイカれた奴しかいないのよ!」
「俺だって、こいつが男だったらぶん殴ってやりたい気分だよ。
すまない、ヒトミ。ネミッサ。」
ヒト゚ー゚)ξ「でもなんだろう…違和感…
なにかこんな状況…どこかで…」
「PCがつきっぱなしだな。誰が電気代を払うと思ってるんだ。
俺も生活費出してるんだぞ
…なんて嫌味言っても、動じないのか」
ヒト゚ー゚)ξ「今PCに映ってるのって、パラダイムXね。
映画館のVR美術館みたい。
パラダイム…X…
…あ!そうだ!
君よ!」
「俺?」
ヒト゚ー゚)ξ「なんで気付かなかったんだろう。君もこうだった!
オーブリーちゃんがなってる状態って、ヴィジョンクエストを受けてる時の君にそっくりなの。」
ネミ゚ー゚)「ちょ、ちょっと待ってよ!
この子までヴィジョンクエストを受けてるってこと?」
ヒト゚ー゚)ξ「きっと、パラダイムXでレッドマンに出会ったのよ。
私に考えがあるわ。アジトに戻りましょう」
J(;´ー`)し「お、オーブリーはどうだった?」
「PCのやりすぎで少し眩暈がしてるみたいだ。
意識がハッキリするまで放っておいてやってくれ。また暴れるからね」
-
ユ▽д▽ダ「おかえり」
「ただいま。ユーイチは?」
ユ▽д▽ダ「眠いからって帰っていったよ。私は留守番さ」
ヒト゚ー゚)ξ「…オーブリーちゃんは、パラダイムX中に意識を失った可能性が高いわ。
そして君もそうだった。パラダイムXでレッドマンに会って、ヴィジョンクエストを受けている。
きっとパラダイムXに何かあるのよ。
ネミッサの力でダイブすれば、オーブリーちゃんを助けられるかも。」
ネミ;゚ー゚)「ちょ、ちょっと待ってよ。
なんでネミッサがそこまでしてあげなきゃいけないわけ?」
ヒト#゚ー゚)ξ「あなたもレッドマンの事は気になるでしょ?
今行けば、また会えるかもしれないじゃない。
なんのつもりか知らないけど、オーブリーちゃんまで巻き込むなんて許せないわ。」
「PCは美術館で止まってたな…オーブリーの意識はそこにあるのかも」
ネミ゚ー゚)「なんか乗せられてる気もするけど…
いいわ。今回は助けてあげる。」
ユ▽д▽ダ「ん?パラダイムXに行くのか?
ならばいい情報がある」
ネミ゚ー゚)「なによ?」
ユ▽д▽ダ「ファントムがパラダイム内に、悪魔トレードシステムを置いたらしい。
サマナーネットに書いてあった。
パスワードはTNXDVL」
https://pbs.twimg.com/media/Fp-xc0wagAAzUxz.jpg
「サンクスデビル…悪魔に感謝か。
いい趣味してるよ、あんたの元組織」
ヒト゚ー゚)ξ「イライラしないの」
ユ▽д▽ダ「私はパラダイムXにあまり興味はないが、行くならば寄ってみるといい。
少し寝かせ…」
とネミ゚ー゚)つ「行くよ!」
https://pbs.twimg.com/media/Fp-7xpTacAAfXFs.jpg
ユ▽д▽ダ「え、何…うわああああああ!」
-
─
「今、私達は苦しい時代を迎えています。
物質は豊かになりましたが、その分精神が弱くなってしまうのです。
しかしそれは試練であり、大いなる平和へ導かんとする
全ての主のおぼしめしなのです。
さあ、今こそ汚れた魂を捨て、主の御許へ還りましょう。
悩める全ての魂を、主はお救いくださいます…」
https://pbs.twimg.com/media/FqIrRIbaYAAC_kI.png
https://pbs.twimg.com/media/FqIrSJAaEAEQOro.png
https://pbs.twimg.com/media/FqIrTKPaEAARW6Y.png
(>´ω` <)「宗教が自殺を進めるとは、世も末だな。
天海市が平和を謳歌している一方で他国では混乱のさなか。
悪魔の仕業といっても不思議じゃねえぜ」
https://pbs.twimg.com/media/FqIrUB0aIAAZAR1.png
( ゚∀゚)「単純にお前らの時代が頭おかしいんじゃねえの?」
メ ;^)Д(^) 「時代?」
(;゚∀゚)「い、いや、なんでもねえ」
( ゚∀゚)(ベンケイの野郎、アホなんだが妙にカンがさえるからな。
下手な事を口に出したら終わりだぜ)
メ ;^)Д(^) 「しかしあの黒い人、なんだったんでしょうね。
あれから全く見ませんが」
( ゚∀゚)「趣味でヒーローやってるキチガイだろ。」
(>´ω` <)「お前はあの時、何故消えたのか?
加勢かと思ったが身構えたが、何もなかったからベンケイをボコボコにしちまった」
( ゚∀゚)「俺何秒くらいいなかった?」
(>´ω` <)「ん!?頭ぶん殴られたおかげさまでよく覚えていないが、長くて一分だったろうな」
( ゚∀゚)(ウソだろ…あの体感時間は一分なんてゆうに越えてる。
地獄のカマを襲ってる悪魔どもをフッ飛ばして…
そういや動いてるのは俺の意志でも俺の体じゃなかったな)
( ゚∀゚)「ちょっとパラダイムX潜るわ」
(>´ω` <)「腕がなまってる。またちょっとシーアークに行って来る。ベンケイもだ」
( ゚∀゚)「また壁ぶち壊すんじゃねえぞ。タイガーのもみ消しがなきゃマジでやばかったからな」
─
-
ユ;▽д▽ダ「なんだこれは!」
つ と
両手を見つめる。
ユ;▽д▽タ「私の体はどこに行ってしまったのだ!!」
https://pbs.twimg.com/media/FqN9GBYaEAIj3FA.png
ネミ゚ー゚)「大丈夫よ。あんたの体は表面上はアバターにしてあるから。
ファントムの奴らに見つかることはない」
ユ▽д▽ダ「…説明願おう」
─
ユ▽д▽ダ「なるほど…彼女の力でパラダイムXに直接入ったというのか。
ネミッサという悪魔がとりついているという…だから二重人格のような様子だったのか」
ネミ#゚ー゚)「人…悪魔のこと悪霊みたいに言わないでくれる!?黒焦げにするよ!?」
ヒト゚ー゚)ξ『ッ実際悪霊みたいなものじゃない!私の体なのに!』
「VR映画館に行こう」
ネミ゚ー゚)「そうだった。レッドマンの奴、一度くらいぶっ飛ばしてやらないと気が済まない!
…だったっけ?ヒトミちゃんの主張は」
ユ▽д▽ダ「…先に王国屋に行かないか?
ここまできたら悪魔トレードシステムも気になる」
「始まるよー!ロク五郎と愉快な仲魔達!」
https://pbs.twimg.com/media/FqN74NXaMAArrq1.jpg
ユ▽д▽ダ「なぁ…接続の安全性は確立されているのか?
ログアウトしたら死んでいた、なんてことは」
ネミ゚ー゚)「ここで死なない限り、大丈夫だと思うわよ。
体ごとこっちに来てるんだから」
ユ▽д▽ダ「なぁ。では手薄になったアジトの防衛はどうするのだ?」
─
「博士から邪魔者を始末しろって言われたけど、誰もいないっきィー。
バナナがないか探してから戻…」
「悪いがここで死んでもらおうか。ファントムサマナー」
https://pbs.twimg.com/media/FqOFMeRXoAE-yyA.jpg
-
https://www.youtube.com/watch?v=pE0eBr9jPKo
1.25倍推奨
(・ェ・)「能なしやろうども、特攻だキーッ!邪魔者は殺してしまえー!」
https://pbs.twimg.com/media/FqOFhJRXoAEJzTj.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqOFh5tWYAAUnei.jpg
『KAMIKAZE』
『KAMIKAZE』
『KAMIKAZE』
『KAMIKAZE』
『KAMIKAZE』
(;・ェ・)「なんで効かないッキー!
この集団肉弾大喝采が!」
( ゚皿゚)「『死ねない』んだよ。俺は」
( ゚皿゚)つ「そろそろいいか?」
『CHNEIDN-AXT』
特技で耐力を使い果たした妖魔・ロルウイ達が斬り刻まれてゆく。
(;ェ;)「オイラ一人とか、やってらんねー!
ムッキー!」
https://pbs.twimg.com/media/FqOFjJAWYAEy01f.jpg
(;・ェ・)「戦線離だ…」
( ゚皿゚)つっ-l--゙
https://pbs.twimg.com/media/FqOJDwkX0AACMZh.png
(・ ェ・)「え゛」
https://pbs.twimg.com/media/FqOFj69XgAs1KIf.jpg
猿サマナーの胴が寸断される。
『どうしたんやロメロ!応答せや!』
( ゚皿゚)『ドクター・スリルか。ファントムから今すぐ手を引け。
でなければ二上門の研究所まで乗り込んでいくぞ』 バキ
通信機を握力で砕く。
─
-
おつ
-
ユ▽д▽ダ「知力10相当の悪魔か…いるか?」
「合体事故でできた和魂(ニギミタマ)が該当するみたいだ」
ヒト゚ー゚)ξ「せっかくだし、やってみましょうよ」
─悪魔転送中─
「知力があるものは美しい…
我がコレクションに加えるとしよう。
この女神を受け取ってくれ」
https://pbs.twimg.com/media/FqN75T3aEAAj4pV.jpg
「おお!女神!」
ヒト゚ー゚)ξ「ねぇ、なんか情報も送られてきたよ。」
「威霊・狂神は…なになに…」
「ユダさん、ちょっと失礼するよ。
全書から引き出したこの悪魔とで…」
https://pbs.twimg.com/media/FG9u1epacAYHN4h.jpg
「COMP合体…スティーブン起動!」
https://pbs.twimg.com/media/FqN76XracAAjfa0.jpg
ユ▽д▽ダ「おお…?ライトとダーク悪魔が合体しただと?」
「魔神・女神・破壊神・地母神・魔王・邪神・死神のいずれを材料にしたら
新月で威霊、満月で狂神ができると書いてあった。
強そうな悪魔だ」
ユ▽д▽ダ「うむ。これから乗り込む場所がわからないだけに、戦力増強は大きいな。
女神スカアハの回復魔法とラク・ンダも魅力的だが、そこはシルキーとトケビでカバーしよう」
ネミ゚ー゚)「…」
「ネミッサ?」
ネミ゚ー゚)「ちょっと前言撤回。
なんか悪魔のこと軽々しく扱いすぎじゃない?
人間はペットの事とかは大事に大事にするのにね。」
-
「…新しい発見ではしゃいだ。すまなかった」
ネミ゚ー゚)「ジョーダンよ。ジョーダン。
さあ行くわよ!レッドマンをぶっ飛ばしに!」
(^W^)「VRでヒー」
「VR美術館」
(^W^)「」
https://pbs.twimg.com/media/FqYnvG1aUAEWW3h.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=raBYSdTunoY
ヒト゚ー゚)ξ「ここに来るのは久しぶりだね。
あまり様子は変わってないみたいだけど…」
「しかしまずいぞ。オーブリーがどんなアバターか俺達は知らん。
男のアバターなんかだったら、完全に見失う」
三人はあてもなく美術館の中をさまよう。
ユ▽д▽ダ「…手がかりなしか」
ヒト゚ー゚)ξ「前は映画館に行けば、レッドマンがヴィジョンクエストに導いてくれたはずなんだけど…
オーブリーちゃんは既に連れ去られたってこと!?
一般人がいきなり受けたら、ヴィジョンクエスト内で死んだら現実でも死んじゃうかもしれないんだよ!」
ユ▽д▽ダ「どういうことかな?
君達は武蔵殿のビジョンクエストを受けたはず。
その…武蔵殿が死んだのまで見届けたなら、君達はどうして生きている?」
「わからないが、道中で死ぬとアウトなのかもしれない。
対象者の最後を見届けたらクリア扱いなのかもしれない」
ヒト゚ー゚)ξ「どっちにしても、オーブリーちゃんが悪魔との戦いに耐えっられるほどのソウルがあるかわからないし
手あたり次第にファントムに対抗するサマナーを生み出そうとしてるのかもしれないけど…
同意もなくやるなんて横暴だよ!!」
(・ハ?)「いよー、兄弟!
何シケたツラしてんだぁ?
俺はジャグラー、よろしくなっ!」
https://pbs.twimg.com/media/FqYm6qSacAAZ5bp.jpg
-
火の輪をいじる道化が立ちはだかる。
ネミ゚ー゚)「何よあんた。ネミッサたちに何か用…?
あんた、嫌なにおいするわね!」
https://pbs.twimg.com/media/FqYm7r-acAA35oA.jpg
(・ハ?)「ククク、あんたのツレは口が悪いな、兄弟!
ま、それはさておき…あんたのシケたツラの理由はだな…
いや待て言うな。俺が当ててやろう…。
ズバリ!大事な妹を探しに来たんだな?」
「!」
(・ハ?)「その様子だと図星みたいだなぁ。
焦るよな?だってこのままほっといたら、アンタの妹は
永遠に意識が戻らねえんだもんな。」
(・ハ?)「当然、助けたいよなぁ。
くー、泣かせるいい兄貴だよ。
そこで俺様が手助けをしてやろう。
簡単だ。俺様とチェスをするんだよ。」
ネミ#゚Д゚)「ふざけんじゃないわよ!!
なんであんたなんかとチェスなんてしてる暇があんのよ!」
(・ハ?)「うるせえ!!」
https://pbs.twimg.com/media/FqYm_ODakAIeQ98.jpg
周囲を威圧する一喝が空気を冷やす。
ユ▽д▽ダ
っ-l--゙
(・ハ?)「お前らに選択肢なんてねえんだよ!
それに俺は兄弟と話してるんだ。そうだよなっ?
そこの兄さんも構えないでくれよ」
「…どうすればいい」
(・ハ?)「俺、チェスの絵をねぐらにしててさ。
その奥のボードルームってとこに。チェスボードを置いてあるんだなぁ。
そこに、3つの駒を置いてチェックメイト。
それができたら、アンタの勝ちだ。
-
一つは、俺が持ってる。
あとの二つはこの美術館の絵の中のどっかにあるから、探してみな。
三つ揃えなきゃ。意味がねえからよ。
精々頑張りな、兄弟。
ヒャーッハッハッハ!」
道化師は軽快なステップで立ち去った。
ネミ゚ー゚)「くそ、ふざけた奴ね!
構うこたないわ!手あたり次第探しましょう!」
ヒト゚ー゚)ξ「あれ、ちょっと見て…」
https://pbs.twimg.com/media/FqYl-njaMAA9LeX.png
ヒト゚ー゚)ξ「外国の聖堂にあるような絵だわ。
これはきっと、フランスの英雄ジャンヌ・ダルクじゃないかしら」
「この絵の中クエストを受けているということか?」
ネミ゚ー゚)「わからないけど、善は急げよ!
絵の中に入れるっていうなら、試してみよ!」
ユ;▽д▽タづ「ぐあっ!」ビリビリ
先んじて絵に触ったユダが苦悶する。
ヒト;゚ー゚)ξ「ユダさん大丈夫!?」
ユ▽д▽ダぐ…どうやら強力な結界が貼られている。妹君がいる可能性は高そうだ「」
つ と
ネミ゚ー゚)「・・・ごめんなさい。アタシが先走ったせいで」
ユ▽д▽ダ「気にするな。こう見えても痛みには強い。戦士だからな」
川’ー`川「ここに毎日来てる女の子。その絵の中によく入ってるよ。
今日も来たんじゃないかな。
よっぽどあの絵が、好きだったんだな…
でも、もう どうでもいいや…そんなこと…」
男の目はうつろだ。
ネミ゚ー゚)「疲れてるみたいだけど、ログアウトしないのかしら」
ユ▽д▽ダ「そんな事をする思考力も薄れているのかもしれぬ。
かの空港のような邪気にあてられているのか。
パラダイムX…」
-
https://pbs.twimg.com/media/FqYlIcuaAAA-o1X.jpg
「気を確かに持ってくれ。情報ありがとう。
その女の子がオーブリーである確証はないが…
ジャグラーの提案に乗るしかなさそうだな」
ネミ゚ー゚)「あーめんどくさい!
罠だったらビリビリ返ししてやるから!ユダの恨み!」
虱潰しに絵を探していく。
ネミ゚ー゚)「魔力を感じる。
ここ怪しいよ。幽滝だって。」
https://pbs.twimg.com/media/FqYnAQ_aMAAHvjh.jpg
手を振れると、三人は絵に吸い込まれていった。
ゴツゴツした岩の洞窟。
ネミ;゚ー゚)「あれ?ネミッサたちって、滝の絵に入ったんだよね?
それがなんで、こんなトコに…??」
https://pbs.twimg.com/media/FqYnBNbaEAIij1U.jpg
ユ▽д▽ダ「なんだか湿っぽいな。滝の裏ではないだろうか?
しかしダイブというのは凄いな。バーチャル空間が現実の様に感じる」
ネミ゚ー゚)「そうか!さすユダだね!」
ユ▽д▽ダ「…サマナーになってからあまり褒められたことはないものだから,、こそばゆいな。
ファントム時代は私の強さに縋りつつ、裏に馬鹿にするような雑魚ばかりすり寄ってきたからな」
https://pbs.twimg.com/media/FqY98MmaMAAktlZ.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqY9899aYAIPFP_.jpg
( )つ〇「見晴らしの玉を使うよ」
COMPに表示された簡易マップを身ながら、そのまま北を進む。
ネミ゚ー゚)「あからさまに怪しい行き止まりね…宝物庫…って書いてあるよ。
じゃあドアの向こうのここにコマがあるんだ!なんだラクショーじゃん!」
https://pbs.twimg.com/media/FqYnLycaAAAMxpS.jpg
ネミッサが扉に触れると、丸状に切り取られた扉がぽっかり穴を開ける。
ネミ>ー<)つ「うーん、手が届…いた!」
>「ナイトのコマ」を手に入れた。
-
ヒト゚ー゚)ξ「あっさりだね。もう一つ目ゲットだなんて」
「見てみろ。この何か扉に文字が…それにこの切り口…」
男が顎に手を当てる。
『開門…なき…べからず。』
ヒト゚ー゚)ξ「何か文字が書いてあるね。開門…べからず…」
ユ▽д▽ダつ「あまり触らない方がいい。滑らかな断面はたやすく手を切るぞ。
といっても、籠手さえ装備していればそうそう…」
(この鋭利で丸い切り口…空港で会った仮面の男…?)
『(■│■)っ-l--゙ 〇「一気に決めるぜ!虚空ッ!」』
ネミ゚Д゚)「まさか…!?」
https://pbs.twimg.com/media/FqatvcPaYAAd0vH.jpg
ネミ#゚Д゚)「これ偽物じゃないでしょうね!?
ジャグラーの野郎、ぬか喜びさせてどっかであたしらを笑ってんだ!
チッ話がうますぎると思ったわ!ジオ!」
https://pbs.twimg.com/media/FqatwIHaIAAryrx.jpg
怒りにかられて電撃を放つが、コマは微動だにせず壊れる気配もない。
「落ちつけ。あのお調子者っぽい奴のことだ。
このコマはおそらく本物なんだろう。
ここで油断させて二つ目のコマが鬼門とか…十分にありえる話だぜ。
チャクラドロップはあるが、無駄に力を使うんじゃない」
ユ▽д▽ダ「さあ行こう。妹君を助けに行くのだろう。
君らが話し込んでいるうちに、帰り道の悪魔は一掃しておいたから」
ヒト゚ー゚)ξ「色々探し回ったけけど、あとはこの絵くらいかな…」
>『ストレンジエリア』
https://pbs.twimg.com/media/Fqa1VtUaAAExhAI.jpg
-
〜( ∵)〜「!わチんこ」
https://pbs.twimg.com/media/Fqa1WZyaIAASh36.jpg
ヒト;゚ー゚)ξ「きゃ!なに…これ?生き物?
喋った?でも何を言ってるのか…」
〜( ∵)〜「?たケヤぶやけタ」
https://pbs.twimg.com/media/Fqa1XXdacAErmLq.jpg
ネミ゚ー゚)「なーに言ってんのか全然…あっ!
わちんこ…?タケヤブやけた…?」
( ;)つ「いやネミッサさん!ちょっとCEROが上がっちゃうから…!」
〜( ∵)〜「…ラなよさ」
ネミ゚ー゚)「あっ、行っちゃった。
でもなんか可愛い。ね?」
「ボーリングの玉みたいだな。昔はよくヒトミやオーブリーとも…」
ユ▽д▽ダ「感傷に浸っているところ悪いが。今のは回文というものではないか?
言葉を逆さに読むんだ。まぁ一種のアナグラムのようなものだろう」
悪魔とエンカウント。
敵意はないようだ。
『オ主 コノ場所ヘ紛レ込ンデキタヨウダガ…何用カ?』
https://pbs.twimg.com/media/ELHWVthUYAAE117.jpg
「大事な人を助ける為に来ました」
『同族カ?人間モ悪魔モ 大事ナ者を助ケル為ナラ命ヲ惜シマヌ、トイウコトカ
我ハ 気ニ入ッタ 奴ニハ会ッタカ?』
「あの変な生き物のことですか」
『奴ノ言葉ハ一見意味不明ダガ ヨク注意シテ聞ケバ 突破口ハ開ケルダロウ
ワープスル床ニは十分気ヲツケルノダ 迷ッテ骸ニナラヌヨウニナ
若人ヨ マタ会オウ』
悪魔は去っていった。
「親切な悪魔だったな」
-
迷い続けて数十分。
ヒト;-ー-)ξ「それにしても熱いわね。ここ?ジッとしているだけで汗が出てくる…
なんかずっと、同じ場所を歩いているような…」
https://pbs.twimg.com/media/Fqa1YDBakAIF_vW.jpg
ユ;▽д▽ダ「実体化の弊害か。じわじわと体力を削られているような…」
ネミ゚ー゚)「ターバン脱げば?」
ネミ゚ー゚)「でもヒトミちゃん。今更気が付いたの?
この絵の世界に、果てがないってこと。」
https://pbs.twimg.com/media/FqbsQKUacAEhsqg.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqbsRESaEAAxuwK.jpg
ヒト;゚ー゚)ξ「え?」
ネミ゚ー゚)「ボケっと歩いてると。死ぬまで同じ方に向かって歩かされるわよ。
多分、端へ行けば対極の端っこに飛ばされる、一種の閉鎖空間なのかもね。」
https://pbs.twimg.com/media/FqbsR2OaMAEezxm.jpg
ヒト;゚Д゚)ξ「閉鎖空間?
それって、メビウスの輪の表と裏みたいなものかしら?
このまま閉じ込められたら、まずいわよ!」
https://pbs.twimg.com/media/FqbsSrwaUAEEp-9.jpg
(# )つ「くそっ!」
男が苛立たしげに壁を殴る。
「早くしないとオーブリーが手遅れになるかもしれないのに…こんなところで足止めを食ってたまるか!」
ユ▽д▽ダつ「落ちつけ。あの妙な生き物は敵ではなさそうだった。
アドバイスをもらい、無尽のワープゾーンをうまく切り抜けてコマを取るしかあるまい。
オートマップも使えんから、目印を決めた方が良いな…
私が目立つところに立っていよう。
シルキー、彼らの護衛を」
シ*^ー^ル「ユダ様みたいになりたいわ」
〜( ∵)〜「!イイガルガマニニシニ」
〜( ∵)〜「!ロエガンカデンブジ」
ヒト゚ー゚)ξ「やったね!ユダさんのところに戻ろう!」
>『ルークのコマ』を手に入れた。
-
ユメ▽д▽ダ「ほどほどにかかったな」
シ*゚ー゚ルつ「ユダ様!回復を!」
「くそっ!まだ入れないのか!」
ネミ゚ー゚)「落ちつきなさいよ。まだチェックメイトが済んでないじゃない。」
「あ、そうか、ジャグラーのねぐらに…コマを置かないと…」
ユ▽д▽ダ「気持ちはわかるが、はやるな。ヒールスポットを探して少し休もう」
>窓辺のチェス
https://pbs.twimg.com/media/FqcEUmlaQAAXf-C.jpg
ネミ#゚Д゚)「ここね!あのサイコ野郎ジャグラーのねぐらは!」
ネミ;゚Д゚)「…に、しても、シュールな世界。
なんでチェスの駒のオブジェにピーカンの空なわけ?
なんか、ネミッサついていけない…」
https://pbs.twimg.com/media/FqcEVlxaMAAC2mh.jpg
>「ディクローズの石」を手に入れた。
「王様の道を進め…か」
ネミ゚Д゚)「うわっ!飛ばされた!」
ユ▽д▽ダ「足元を見たまえ。キングの絵が書いてある床を歩いていけば問題なかろう。
さしずめジャグラーとかいうのは、ここの絵のキング気取りのようだな」
https://pbs.twimg.com/media/FqcEWTPaYAAhYd8.jpg
大広間。
(・ハ?)「よぉ!兄弟!
まさかあんたに、本当にナイトとルークのコマが集められるとはねぇ。
しゃーない、俺の持ってるビショップのコマはあんたにやろう。 どうだい。欲しいんだろ?」
ネミ゚Д゚)「約束は約束よ!よこしなさいよ!」
(・ハ?)「いいぜ。その素直さは大事だぜ。気に入った。
しかしお代はもらうがな」
身震いがし、男は構える。
「お代?」
(・ハ?)「アンタらの命はオイラのものさ。」
-
ユ▽д▽ダ「来るぞッ!悪魔召喚用意!」
つ Jと
(・ハ?)「素直さは小学校のジョウシキ、つまらない意地を張らないのは社会の常識。
そして自分以外のモノは信用しない!
これゲームの常識だぜ!ハッハッハッハー!」
https://pbs.twimg.com/media/FqcGpUCacAEBZHz.jpg
チェスと心臓を天秤にかける戦いがはじまった!
オ -皿-)つ「からたけ割り!?だよなぁぁぁぁ!」
手に持つ槍と軽快なステップで邪鬼に立ち向かう。
https://pbs.twimg.com/media/FqcSFrRaQAARtqo.jpg
「あまり効いていないぞ!」
ユ▽д▽ダ「ラームジェルグは物理攻撃にはめっぽうつよいのだ。体中に刺さった武器が盾となり剣となる。
だが、剣が刺さったキズ口は癒えていない。そこを…」
(・3?)「魔法か?そりゃないぜ!ヒャハハハは!」
https://pbs.twimg.com/media/FqcSNkJaYAA8bcf.jpg
道化師のふざけた囁きが、全員の口を塞ぐ。
ネミ゚Д゚)(…!詠唱できなきゃ魔法が使えないじゃない!)
「だが!お前達も使えないんじゃないのか!?」
敵の剣を必死に防ぐ。
(・ハ?)「ところがどっこい!俺達は平気なのさ!
耳ふさいどくんだったな!」
『MAHA-ZAN』
https://pbs.twimg.com/media/FqcSgdoaEAMi62-.jpg
ユ▽д▽ダ「ぐう」
つと
衝撃波に切り裂かれる。
(^ハ?)「ほらぜーんぜん痛かねえだろう?じわじわと嬲り殺してやるぜ。
こんな有様で俺をたおすだと!?ギャーッハッはハッハ!」
https://pbs.twimg.com/media/FqcSpHRaMAEGUML.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqcSlklaIAEVIkS.jpg
ユ▽д▽ダ「なめるなよ。
ネミッサ。魔法は私がどうにかする。ハチダイオウに酒をたらふく飲ませてやってくれ。」
-
( ´>`)つ「召喚師殿に勝利を!」
つ
『GUARD BREAK』
奥のジャグラーに突きをかます。
防御態勢が崩れた。
ネミ;゚Д゚)つ「ほらほら飲んで飲んで!」
ユ▽д▽ダ
つ◇と
『Dis-CLOCE-STONE』
ひし形の石を砕くと、重苦しい沈黙の場が解除された。
https://pbs.twimg.com/media/FqcX1u0aIAApM5U.jpg
(・ハ?)「へえ、隠してたブツを見つけるとあなぁ。
これでなきゃ戦いは面白くな…」
( )つ「液化窒素ボンベ!」
https://pbs.twimg.com/media/FqcYA6dacAEhJBx.jpg
邪鬼達が凍り付く。
ネミ゚ー゚)つ「お返しよ!マリンカリン!」
https://pbs.twimg.com/media/FqcYMNiaAAE1fo9.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Fqcb6WCaEAAiag6.jpg
魅了攻撃の連打により、邪鬼達は自刃を始めあっという間に全滅した。
オ -皿-)つ「決めるのはうぉれだああああ!!!」
https://pbs.twimg.com/media/Fqcb9PJaIAApDyb.jpg
猛攻にジャグラーがたたらを踏む。
(・ハ?)「へへ…なかなかやるじゃ…!」
つと
『GUARD』
『GUARRRRRD BREAK!!!!』
https://pbs.twimg.com/media/Fqcb-d4aQAAVaDN.jpg
(・ ハ?)「ヒャハはハハハ!オれは死ぬのか…!」
道化師は自分の負けが信じられないといった様子で折れ曲がった体を見た。
>『ビショップのコマ』を手に入れた。
-
ハ?)「破ハハハハハ!この後ロの部屋でチェスをやってたの・・さ…
ウソだと思うなら行ってみ…な…
妹を見つけたからって連れ帰ってハッピーエンドになるるるるるとはははははカギらないがな…
ひゃghfdbhfddfdd!」
ジャグラーは壊れた機械のように動かなくなった。
ユ▽д▽ダ「力の滾りを感じるぞ…私は更に強くなる!
つ と
https://pbs.twimg.com/media/Fqcd-b0aAAAlWYo.jpg
ヒト゚ー゚)ξ「ユダさん、やっぱりお強いんですね。
魔法を封じられた時はどうしようかと思いました」
ユ▽д▽ダ「君とネミッサがハチダイオウに酒を飲ませてくれたおかげだよ。
彼のドランクスマイルという特技は、酒を飲めば飲むほど冴えわたる魅了の舞だ。
いわば酔拳のようなものだな」
「急ごう。ジャグラーは嫌な奴だったが、言ってる事は本当だと思う。」
三人は広間を抜け左折し、奥の部屋へ向かう。
「チェックメイト!」
https://pbs.twimg.com/media/FqceAP7aIAAyyYW.jpg
ヒト゚ー゚)ξ「ジャグラーの言ってたとおりなら、
オーブリーちゃんをこれで助けることができるはずよ。」
急ぎ足で窓辺のチェスを出る。
道中、人型が抜け出したような空白の絵があった。
ヒト゚ー゚)ξ「あれがジャグラーのいた絵なのかしら…
パラダイムXの謎の力で具現化したのかな…?」
ジャンヌ・ダルクの絵画の前に立つ。
ユ▽д▽ダ「フン!」
っ-l--゙
ユ▽д▽ダ「結界は溶けているようだな…
準備はいいか?
悪魔がいたら洒落にならん」
「俺はできてる」
できるだけの悪魔を呼び出し直す。
ユ▽д▽ダ「行くぞ!!義の為に!!」
-
オ゚⊿゚ブ「それに、昔の友達なんて、肝心な時にアタシのそばにいてくれなかったクズばっかじゃん。
乗り換えて何が悪いの?」
https://pbs.twimg.com/media/FqdS3HgaYAANApa.jpg
ヒト;゚ー゚)ξ「マリちゃんがね…マリちゃんが亡くなった時は…お葬式とかでみんな忙しかったの。
あなたやシック…マリちゃんのお父さんの憔悴しきった顔だってあなた覚えてるでしょ?」
オ-⊿-ブ,「そんな単純なことじゃなかった。兄貴はいつまで経っても単純だけど」
https://pbs.twimg.com/media/FqdVUmWakAILmxB.jpg
「そうかもな。
でも父さん母さんも俺も、ヒトミも、お前を大事にしなかった、愛さなかった事なんてなかったよ
なんでヒトミや母さんにあんなことができるんだ。血が繋がってないからか?」
「ヒトミだってお母さんをなくしてお父さんとも離れ離れ。お前だって知ってるだろ。」
オ-⊿-ブ「大事なのはみんな同じだろ…」
https://pbs.twimg.com/media/FqdWCzmagAA7MBm.jpg
オ゚皿゚ブ「アタシだってヒトミちゃんを大事には思って無くないよ。
だからアタシが危険なことしないように警告して守ってやってるんだよ。」
https://pbs.twimg.com/media/FqdWYkbakAgLVU1.png
三者とも声のトーンが大きくなる。
「意味が分からん。ヒトミを傷付けて、何から遠ざけようっていうんだ
お前がヒトミに謝って、家に帰って、母さんに謝るまで俺はてこでも動かない」
オ゚⊿゚ブ「は〜あ。もういいわ。しつこいんだけど
マリちゃんが死んだ時、アンタはすぐ立ち直ったもんね。
まるで最初からいなかったように」
オ-⊿-ブ「アタシが毎日来てるのはね。
今になっても、どうしたら心が安らぐのか…ずっと模索してるってわけ。
今日もどうやら安らぐことはないみたいだけど。」
ユ▽д▽ダ(phantomPaine)
オ゚⊿゚ブ「」
-
厳かな、そしてどこか邪な感じのする教会に入った。
いかつい牧師が説教中だ。
ヒト゚ー゚)ξ(オーブリーちゃんはいるみたいね。見て!あのピンクの髪!)
(ああ…アバターもなしとはな。俺達も解除してはいるが)
ユ▽д▽ダ(あの子が妹君か?
私は部外者だから、トラブルにならないように入口で仲魔達と待っているよ)
(ありがとう)
ヒト゚ー゚)ξ(他の参拝者の人達もいるから、そっと後ろから近付きましょ)
(あの牧師はレッドマンではない気がする…彼はいつも動物のアバターでやってきていたからな)
ヒト>ー゚)ξ(じゃあビジョンクエストじゃないのね!善は急げよ!)
(オーブリー…オーブリー!)
https://pbs.twimg.com/media/FqdOeCcaIAE7X78.png
オ゚⊿゚ブ「…?」
オ;゚⊿゚ブ「んなっ?アンタら!?な、何しに来たの!?」
(大声を出すな。お前を助けに来たんだ。
現実のお前は俺のパソコンの前で意識がなくなってるんだ。
これ以上、母さんに心配かけるな)
オ゚⊿゚ブ「またその話?アンタらに関係ないだろ。
親戚だからって、勝手にあんたの家に引き取って恩着せがましいんだよ」
(ヒトミにも謝れ。今はアバターで髪は茶髪だが、数日前にお前が殴った銀髪の女の子はヒトミなんだよ
知らなかったのかもしれないけど、親友を殴るなんてよくない)
オ゚⊿゚ブ「ふうん、ヒトミちゃんも髪染めたんだ。
まあその通りだよ。
親友『だった』、ね。」
https://pbs.twimg.com/media/FqdOjB0agAYZ0pV.jpg
(オーブリー、お前本気で言ってるのか!
今は新しい友達と一緒の方が楽しいんだろうけど、だからって昔の友達を捨てるんじゃない。
マリが見たらきっと悲しむぞ、今のお前)
オ゚ー゚ブ「ははっ…マジで言ってんの?
ここでマリちゃんの話する奴いる?」
https://pbs.twimg.com/media/FqdSNlDaAAE-89K.jpg
オ-⊿-ブ「マリちゃんの考えなんて、誰も気にしねえよ!マリちゃんはもう死んだんだ。」
https://pbs.twimg.com/media/FqdSOW1agAEpG6l.jpg
-
オ゚⊿゚ブ「それに、昔の友達なんて、肝心な時にアタシのそばにいてくれなかったクズばっかじゃん。
乗り換えて何が悪いの?」
https://pbs.twimg.com/media/FqdS3HgaYAANApa.jpg
ヒト;゚ー゚)ξ「マリちゃんがね…マリちゃんが亡くなった時は…お葬式とかでみんな忙しかったの。
あなたやシック…マリちゃんのお父さんの憔悴しきった顔だってあなた覚えてるでしょ?」
オ-⊿-ブ「そんな単純なことじゃなかった。兄貴はいつまで経っても単純だけど」
https://pbs.twimg.com/media/FqdVUmWakAILmxB.jpg
「そうかもな。
でも父さん母さんも俺も、ヒトミも、お前を大事にしなかった、愛さなかった事なんてなかったよ
なんでヒトミや母さんにあんなことができるんだ。血が繋がってないからか?」
「ヒトミだってお母さんをなくしてお父さんとも離れ離れ。お前だって知ってるだろ。」
オ-⊿-ブ「大事なのはみんな同じだろ…」
https://pbs.twimg.com/media/FqdWCzmagAA7MBm.jpg
オ゚皿゚ブ「アタシだってヒトミちゃんを大事には思って無くないよ。
だからアタシが危険なことしないように警告して守ってやってるんだよ。」
https://pbs.twimg.com/media/FqdWYkbakAgLVU1.png
三者とも声のトーンが大きくなる。
「意味が分からん。ヒトミを傷付けて、何から遠ざけようっていうんだ
お前がヒトミに謝って、家に帰って、母さんに謝るまで俺はてこでも動かない」
オ-⊿-ブ゙「は〜あ。もういいわ。しつこいんだけど
マリちゃんが死んだ時、アンタらはすぐ立ち直ったもんね。
まるで最初からいなかったように」
https://pbs.twimg.com/media/FqdZLh3aIAENBfb.jpg
オ-⊿-ブ「アタシが毎日来てるのはね。
今になっても、どうしたら心が安らぐのか…ずっと模索してるってわけ。
今日もどうやら安らぐことはないみたいだけど。」
https://pbs.twimg.com/media/FqdZMu5aYAAZSYv.jpg
ユ▽д▽ダ(phantom Paine…心の幻肢痛といったところか。
複雑に絡み合った糸のような)
https://pbs.twimg.com/media/FqdaD2DacAEswSX.jpg
オ#゚⊿゚ブ「それなのに!アンタとヒトミちゃんは今更!
アタシの生き方に土足で踏み込んで!
級に指図するつもり!?甘いんだよ!」
https://pbs.twimg.com/media/FqdcVNEaQAA86NX.jpg
-
オ-⊿-ブ「フン。アンタらの知ってるオーブリーはとっくに死んでるから。
友達や妹だったかわいいオーブリーは…もういないんだよ。」
https://pbs.twimg.com/media/Fqdej_QaQAArzdR.jpg
「…悪かった。マリが死んだときにそばにいてやれなくて。
でも一番落ち込んでたのはシンゴだ。わかるだろ?」
オ-⊿-ブ゙「…」
オ゚⊿゚ブ「やだね。認めない。」
https://pbs.twimg.com/media/FqdfpD6aQAEclGk.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Fqdfp4yaAAAwBrN.jpg
ヒト゚ー゚)ξ「オーブリーちゃん…」
席を立とうとする。
「待て!一緒に帰ろう…家に!
今の友達との付き合いだって俺は否定するつもりはない!」
ざわざわ
「え…?何あの子…」
「オーブリーって…確か…」
「あかね台を仕切ってる…」
オ;゚⊿゚ブ「…」
https://pbs.twimg.com/media/Fqdgv-vaEAYJylr.png
オ-⊿-ブ「…」
゙オ゚ー゚フ「兄貴、あんた、自分を正義の味方とでも思ってんだろ。
そしてアタシは不良やってるカワイソーなアメ公のイジメッコってか?」
https://pbs.twimg.com/media/FqdhQrSaAAE00Oj.png
オ゚Д゚フ「ナイフ持ち歩いてるサイコパス女と一緒にいるくせに!」
https://pbs.twimg.com/media/FqdhhffaYAAYeoW.png
ヒト゚ー゚)ξ「…!」
オ゚⊿゚ブ「あたしやられたよ。銀髪の女がヒトミちゃんだとしたら。
バットで殴ってやったら反撃で肌を少し切られたよ。」
オ゚⊿゚ブ「そこまでいじめっ子だと思いこみたいんなら…
お 望 み 通 り い じ め て や る ! !」
https://pbs.twimg.com/media/FqdkPHRaYAAc1Yr.png
-
>>445は誤爆なので、エストマで華麗にスルーでお願いします。
-
https://www.youtube.com/watch?v=epdiOKX1zkc
_,
オ;⊿;ブ「二人ともさっさとかかってこいよ…
こ な い な ら こ っ ち か ら 行 く よ !
突きやぶれ!」
https://pbs.twimg.com/media/FqdkP4JaUAAJtT6.png
ドスン
(〜W〜)
機械仕掛けの邪龍が教会の天井から飛び出してくる。
悲鳴が周囲からわきおこる。
ユ▽д▽ダつ )) yつ
ユ;▽д▽ダ「受け取れ!こうなれば手加減できる相手じゃない!」
( )つyつ 「ありがとう!くそっ!
オーブリーがサマナーだと!?」
『狂神召喚』
オ -皿-)「うぉれの出番かあああああ!?」
渾身のからたけ割りが効かない。
ユ▽д▽ダ「よく聞け!奴は最上級の邪龍ファフニール…あの少女が何故扱えるのかわからないが…
鋼鉄の肉体により、先のラームジェルグより物理の通りが悪いぞ!」
ネミ゚ー゚)「なら魔法でいいじゃん!
どっかーん!」
ロマ・フルメン。
オ -皿-)つ「お前を信じてやるぅぅ!」
『MUDO-RA』
(〜W〜)
ヒト;゚ー゚)ξ『呪殺効いてないよ!?』
(; )「ネミッサ!人がいるんだ!広範囲攻撃はよせッ!」
つ と
男はドラゴンテールを自分に誘導させながら逃げ回る。
-
ネミ゚Д゚)「んな事言ってもねぇ!あっちはやりたい放題だよ!」
オ#゚⊿゚ブつ「たかが仮想空間だろうが!騒いでんじゃねえ!」
礼拝者達をバットで殴る度に、悪魔が召喚される。
「やめろ!」
男が肩をつかむ。
オ゚⊿゚ブ「何しに来たんだよ!」
https://pbs.twimg.com/media/FqieFDmacAI_HM3.png
殺意のプレッシャーが放たれる。
降り下ろされる釘バットをすんででかわす。
『死神召喚』
川 川「ごめんなさいねえ、かわいい坊や。
私がお相手するわ」
「く!新手か!」
一歩後退する。
川 川「あら。ロン毛は苦手かしら。
私は死神イシュタム、よろしくね。
まぁこれから死んじゃうんだけどね」
( )つ「死ぬのはお前だ!」
ユ▽д▽ダ「待て!死神は分が悪い!引け!」
っy=
ネミ゚ー゚)「そんなにヤバイの?」
ユ▽д▽ダ「私もまだ召喚したことはないが…
防御相性、特技魔法、あらゆる面でスキのない希少な悪魔だという。
死神と相対して斃されたものは魂を食われるとも」
https://pbs.twimg.com/media/FqiiXfiWcAEpt3x.png
ネミ゚ー゚)「要は殺られる前に殺れ、でしょ!ジオ!」
また呼び出された悪魔が、電撃を吸収した。
〇д●「俺はタナトス。冥府の番人だ。
我が主の命によって死んでいいよ。いやいやマジで」
https://pbs.twimg.com/media/D07qUw3U0AAJTdZ.jpg
-
オ゚ー゚フ「アンタもサマナーって人種だったとはね。
面白いからここでつけようか。決着」
「なんのだ」
オ゚⊿゚ブ「勝った方が負けた方が言う事聞くの。
アタシが勝ったら…もう関わらないで」
「俺が勝ったら!?」
オ゚⊿゚ブ「ヒトミちゃんに謝り程度はしてあげる…かな…」
「付け足してもらう!母さんにも謝れ!」
男が駆けていく。
川 川「させないわよぉ」
〇д●「」なれなれしくオーブリーに近付くなよ。
なんか用なのか?」
「く!どけ!」
ユ▽д▽ダ「一人で突破口を突入するのは無理だ!力を合わせるんだ!」
っ-l--゙
(〜W〜)「zzzzzz」
邪龍は戦いに飽きて寝ている。
川 川「ファフ坊ったら、しょうがないわねえ。
自我を奪っちゃったからかしら
集いなさい、幸福な楽園の使徒たちよ」
イシュタムが悪霊ガロットの軍勢をけしかけてくる。
https://pbs.twimg.com/media/Fqind0raUAAhCET.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqinejIaYAIbD8_.jpg
( )つっyつ 「死神には死神だ!」
『死神召喚』
( ^皿^)「暴れてくれるわ!」
チェルノボグが巨大なカマでガロットの群れを薙ぎ倒していく。
(^皿^)「どんなもんじゃい!」
オ -皿-)つ「とどめは、うぉれださあああああ!!!!!」
-
オグンが勝手に槍をイシュタムの胸に刺す。
川 川「う…ぐ…
わたしを斃した事…
いまに…後悔する…わ…」
『Ya-xche』
オ 皿)「無念」
https://pbs.twimg.com/media/Fqinfg5aYAAqQOd.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqingKXaIAE3uNI.png
オグンは即死した。
「なに!?」
オ゚ー゚フ「彼女は自殺を司る悪魔。
だから斃した相手を道連れにするの」
オ⊿ブ「ごめん…」
(〜W〜)「ゴおオオオ!!」
竜の目覚め。
尻尾でベノンザッパーを放つ。
ユ:▽д▽ダ「ぐ…」
つ
ヒト;゚ー゚)ξ『大丈夫ですか!?』
ユ;▽д▽ダ毒を食らうと…神経がおかされ肉体のキレがにぶくなる。
私のような戦士には致命的だな…
即死でなくてましだったか…」
銃を取り落とす。
( )つ「お前!」
急接近して胸倉を掴む。
『( ゚∀゚)「さてと」
オ;゚⊿゚ブ゙「え?」
https://pbs.twimg.com/media/Fc8s4o8aEA42ttL.jpg』
フラッシュバック。
-
オ;゚⊿゚ブ「ひっ!触るな!」
https://pbs.twimg.com/media/FqieETIaYAETDM-.png
釘バットで殴られる。
「ぐ」
「教会に武器を持ち込むなんて…
なんて野蛮な子…」ヒソヒソ
オ⊿ブ「ねえ…兄貴…
なんで…
なんで今来たの?」
https://pbs.twimg.com/media/FqieN_eagAA0nVB.png
「お前゛を゛っ」
滅多打ちにされる。
ユ▽д▽ダ「サマナー同士の戦いに発展したか。
いくら悪魔が強力でも、サマナーが倒れれば悪魔は指揮系統を失う。
命がけだが、いい作戦だ」
シャムシールでタナトスを貫いたユダが分析する。
ネミ゚Д゚)「そんな事言ってる場合か!
生身で入ってるんだから、ここで死んだらマジで現実でも死ぬよ!」
オ゚ー゚フ「ふふふ。少し教えてあげるよ。
このファフニール、少し前まで全くいう事聞いてくれなかったんだ。
でも、調教してもらったら無言で何でも言う事聞いてくれるようになったんだ。
あんたらの負けはアタシの胸三寸ってわけ。」
「オーブリー。あまり教会を荒らしてもらっては困りますよ」
牧師が諭す。
オ゚⊿゚ブ「めんどくせ。じゃあ決めるか。
メガトンプレス!!」
-
と(〜W〜)つ ヒョイ
ファフニールが跳躍する。
最大クラスの押しつぶし攻撃の予備動作だ。
ユ▽д▽ダ「く…あの巨躯と攻撃力では助かるまい…
シルキーを出す。
盾にして君達は逃げろ…」
ヒト;ー;)ξ『そんな!?
オーブリーちゃああああん!!
やめてええええええ!!』
ヒトミの声は届かない。
( )つっyつ 「ウオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
頭から出血したまま雄叫びをあげる。
『邪神召喚』
/⌒\
( ω )「ほえ?」
https://pbs.twimg.com/media/FEIpJfKacAE5sgy.jpg
キンッ
強烈な打撃は巨龍にそのまま返される。
オ゚⊿゚ブ「ふーん。まだそんな余力あったんだ。
でも多勢に無勢だね。
その卑猥なの以外また潰して終わり。」
(俺とユダさんの仲魔はこんなところか…
目がかすんできた)
https://pbs.twimg.com/media/Fqi5GmAaUAAcYD_.jpg
カツオ達はどうする?安価
妹を諦められるか!戦う
逃げる…
https://pbs.twimg.com/media/FqieDLaakAETyXo.png
-
安価>>457で。
こんごともよろしく!
ずっどおおおおおおん!
-
戦う
-
「まだだ…俺は戦う…
妹を助けるのが兄としての宿命なら!!」
オ゚ー゚フ「馬鹿じゃないの。アタシに踏んづけられてる分際で。
そこでヒトミちゃん達がやられるのをじっくり身てなよ」
ネミ゚Д゚)「ふざけんじゃないわよ!!
おめおめやられてたまるもんですか!!」
機械竜に電撃が通電し、感電する。
オ゚⊿゚ブつ「もうヒトミちゃんでも容赦しない。
ぶっ飛ばす!!」
「待ちたまえ、オーブリー
野蛮な心は主ものぞんでおらぬ」
オ゚⊿゚ブ「神父様…」
祭壇の上から様子を見ていた者が制止する。
(手Д手)「神父だからシド・デイビスかと思った?
読者の皆さん、残念でした!!」
(手Д手)「…コホン。私はレイ。
ジルド・レイである」
https://pbs.twimg.com/media/FqniWrLagAYb64L.png
首無し人形に目を塞がれた男は自己紹介する。
ヒト゚ー゚)ξ『あ、この人は最近よくテレビでも出てる…
自殺推奨してる人だよ!』
ユ▽д▽ダ「また敵が増えたか…
だが、ファントムでは見なかった顔だな。」
(手Д手)「私はファントムソサエティの者ではない!
むしろソウルを己の欲の為に集積しようという輩は、我々の敵だ。
魂は主に等しくすくわれるべきだから,だ」
「ではきさまは誰の手先だ…ぐゅ」
オ゚⊿゚ブ「黙ってろよ。クズ野郎。
今お説教中だろうが」
顔を踏まれる。
-
(手Д手)「私は主の意志をあの男に見た。
故にその助けになるようにこうやって自殺者を集めているのだよ」
ユ▽д▽ダ「私も死に急ぐような生き方をしてきた者だがな。
せめて精一杯あがいて、戦って、死ぬべきではないのか?」
(手Д手)「やはりサマナーなどやっている者は野蛮だな。
彼女は精一杯生きて…利用されて…死んだのだ」
ヒト゚ー゚)ξ『彼女?』
(手Д手)「話はもういいだろう、戦いを始めさせてもらう。
来たまえ!主に従うものたちよ!」
https://pbs.twimg.com/media/FqnoWAMaAAAAhPH.png
上級天使たちが現れ出た!
「くっ!オーブリー!離せえええええ!」
オ゚⊿゚ブ「嫌だね。ここで身てなよ」
つと
「ビィイイイーム!!!!」
https://pbs.twimg.com/media/FqnrG9MX0AEjBul.jpg
ユダ達に牙、いや羽根をむく天使たちが一瞬で撃墜、蒸発させられる。
https://pbs.twimg.com/media/FqnrIW7WwAAQQpr.jpg
( ゚皿゚)「見つけたぞ。八卦レイ。
ネットで自殺者募集だと?くだらないことを、しやがる
ファントムへの対抗にしても派手すぎやしねえか」
(手Д手)「おお、外法によって生きるものとはそなたか。
話は聞いておるぞ」
(手Д手)「だがな、神は盲目の信仰を与えたわけではないぞ。
自らを清き光に照らし、己が己を裁いてゆく。
それが神の望む人の姿ではないか?」
https://pbs.twimg.com/media/FqnrmrzXwAEFlct.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqnrnY9WwAUZ8Xu.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqnroUFXwAcdF1c.jpg
-
( ゚皿゚)「お前が清き光とでもいうつもりか?」
(手Д手)「私一人ごときの問題ではないのだよ。人類の問題だ。
我らが計画の重要さを、汝も全く理解しておらぬ」
https://pbs.twimg.com/media/FqntNShWcAAQdfT.jpg
( ゚皿゚)「放蕩貴族の青髭ジル・ドレのソウルを移植されたようなキチガイのたわごとなど」
(手Д手)「あの男はインターネットという自由な世界でも争いに囚われるおろかな人類に絶望し、
絶対的な善の世界を築くため立ち上がったのだ。」
https://pbs.twimg.com/media/FqntOD4XwAI_6bU.jpg
ヒト;゚ー゚)ξ『・・・それは、否定できないかも。
現にパラダイムXですら、争いが起きているわ』
https://pbs.twimg.com/media/FqnxQxbWwAEUGwO.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqnxRgtXwAAHZ8k.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqnxSu7WAAEcvEe.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqnxTetX0AM8rI-.jpg
(手Д手)「かつては人を信じもした。主の御心を絶対的に信じていた。
だがジャンヌが処刑された時に、私は悟ったのだ。」
https://pbs.twimg.com/media/FqntEZ7WYAArcRV.jpg
男の顔が僅かに歪む。
(手Д手)「人間は信心という言葉を軽く使い、ジャンヌのような清き…清きものを
保身と利権の為だけに生贄に差し出すどうしようもないケダモノということに」
https://pbs.twimg.com/media/FqntHk6WcAA-5zl.jpg
(手Д手)「それが許されることか?
いや許されぬ」
https://pbs.twimg.com/media/FqntI0tX0AgkkSY.png
男の声はどこか、遠い過去に語りかけているような…
と(手Д手)「つ私はこれからも多くの魂を救済していこう。
それを否定し、阻止する理由がなんであれ、邪魔はさせぬ
彼とジャンヌに誓って、汝らを裁くとしよう」
https://pbs.twimg.com/media/FqntO5QX0AERW9a.jpg
男を覆う手が青く光り始める。
https://www.youtube.com/watch?v=PBFIL9n8lZ0
https://pbs.twimg.com/media/FqnkKVhaYAAVHXa.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqnkK-xaMAE4wqc.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqnkJweacAEdeQT.jpg
-
ネミ;゚Д゚)「ゲっ!気持ち悪い!なにあれ」
ユ▽д▽ダ「やつの手下だろう。さっさと倒して彼を救出するぞ
トケビ!」
「おうよ!ユダさん、相変わらず信じてるぜぇ!」
『RAKU-NDA』
( ゚皿゚)つ「うおおおおおおおおおおおおっ!」
https://pbs.twimg.com/media/Fqn22SlXwAYqhUG.jpg
一体を瞬殺する。
( ゚皿゚)「お前らはお前らで生き残れ!」
ユ;▽д▽ダつっ-l--゙「言われなくとも」
間合いを測りつつスウェーで異形と対峙する。
肉薄され、回転する脚が剣のガードを崩し取り落とす。
ユ▽д▽ダ「しまった!」
つ -l--゙
ネミ;゚ー゚)つ「マハ・ジオぉ!」
「ぎゃ!」
バケモノが一瞬動きを止める。
ユ▽д▽ダっy=「許せ!」
口に銃口を突っ込み、引き金を…
ドワオ
「うごおおおおごごごご」
ユ▽д▽ダ「まだ動くのか。生命力が桁違いだ」
ユダを離す為に、トケビがショートジャブで牽制する。
「旦那!ほら!」
剣も投げつける。
ユ▽д▽ダ「すまない」
-
と(゚皿゚ )「くらえ!」
https://pbs.twimg.com/media/Fqn23jYX0Ag1MRV.jpg
(手Д手)゙「野蛮人は柔軟さを知らぬ。しなやかさがないからだ」
つ と
背中の羽根で拳をガードする。
と(゚皿゚ )「信じられねえ。スパイクがボロボロになっちまった…な」
(手Д手)つ「汝の魂も刈り取ってやろう」
レイの大ガマが首を狙う。
(;^皿^)つ「危ないぞ!」
チェルノボグが大ガマを投げつけて対抗する。
ガギンッ
( ゚皿゚)「別に俺は斬られてもよかったんだがな。余計なことを」
バッ
(手Д手)
つと
翼を広げ、飛翔する。
推進力で力を増し、確実に刈り取り切り裂くつもりだ。
( ゚皿゚)「いい攻撃だろうな…
相手が俺でなければな!!!!!」
---lと( ゚皿゚)つ-l--゙「バキュームアクス!」
内装から次々とトマホークを出していく。
( ゚皿゚)「くたばりやがれ!」
つ つ -l--゙ -l--゙ -l--゙ -l--゙ -l--゙ -l--゙
https://pbs.twimg.com/media/Fqn24WXXsAA_MHd.jpg
-
オ゚⊿゚ブつ「しつこい!」
( )っ-l--゙「しつこくても食い下がるんだよ!兄貴だからな!」
オ゚⊿゚ブ「妹に向ける剣かあああああ!!!」
混乱に乗じて拘束から脱した男は、オーブリーと対峙して鍔競り合っていた。l
オ゚⊿゚ブ「死神たちがいなくたって、あんたなんかに負けない
それを思い知らせてやる!」
横なぎにバットが降られる。
スキアヴォーアの剣部分が砕ける。
「COMPなのに…なんて威力だ!」
仕込みの杖、ビリー・クラブで意表を突く。
「武器は一つじゃないんだぜ」
プニ
「あ」
柔らかいものに当たった。
オ゚皿゚ブ「」
https://pbs.twimg.com/media/Fc8msNeakAAbRCT.png
オ;⊿;ブつ「このこのこのこのののおおおおお!!!!!
乙女の!!!!!」
バットで滅多打ちにされる。
「ご・・・お…」
ヒト;゚ー゚)ξ『やばい!彼が!』
ユ;▽д▽ダ「しかしあの怪物はどうする…
ええい!私が引き受けるから助けに行ってやれ!」
ネミ゚Д゚)「ジオ!」
オ;>⊿゚ブ「う゛っ」
ネミ゚Д゚)「今のはそいつの痛みよ!
妹だっていうから手加減してやったんだ!
ありがたく思いなさい。」
-
(手Д手)「…オーブリー、撤退しますよ」
オ゚⊿゚ブ「…はい」
( ゚皿゚)「よくもまあ、そんなに斧が刺さってて動けるもんだ」
『Di-arahan』
https://pbs.twimg.com/media/Fqn1S3jXwAk45ET.jpg
(手Д手)「私の無敵の盾の隙を突くとはな…
その力を我らの為に使ってくれれば…」
またもステンドグラスを突き破り、異形たちが襲ってくる。
( ゚皿゚)「ピンクのガキ!下がれ」
オ゚⊿゚ブ「え」
黒い男?のフォルムがより禍々しくなる。
と( ◎皿◎)つ「極光・破戒光線!!!!!!!!!!!」
https://pbs.twimg.com/media/Fqn25GbWcAAk9MK.jpg
直線状のビームで異形は一掃された。
( ゚皿゚)「チッ。レイは逃げたか」
マントを翻し、男は飛び去る。
オ゚⊿゚ブ「ざまあみろカス兄貴。
…もう関わるなよ」
https://pbs.twimg.com/media/FqieOu3aMAMB_tA.png
ざわざわ
騒ぎがおさまり、巡礼者たちが集まってくる。
「あの子、凶器なんて持ち歩いて…」
「あの子が暴れ出してから教会が滅茶苦茶になったんだ!」
「出てけ!」「出てけ!」「出てけ!」「恥め!」
オ;へ;ブ「…」
https://pbs.twimg.com/media/FqieQ4naQAIgbUT.png
-
ダッ
走り去る。
「オ…ーブリー…」
ヒト゚ー゚)ξ『無理しちゃだめよ!』
シ*-ー-ル「目を閉じて」
『Dia-rama』
ヒト゚ー゚)ξ『オーブリーちゃん、きっとログアウトしにいったのよ!
泣いてた…追いかけて家で待ち伏せましょう!』
「その前に…寄るところが…
どけっ!」
参拝者を押し分け、殴り、王国屋へ向かう。
「力…力が…」
https://pbs.twimg.com/media/FqoFJcNaAAg5TtB.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqoFKHXaUAA3Q-i.jpg
自宅。
ユ▽д▽ダ「御母堂、失礼する。私は彼の友人のユダと申す」
オ;⊿;ブ「im fine !!!!!!!!!」
https://pbs.twimg.com/media/FqoGaRzaAAAIpse.png
釘バットを振り回しながらオーブリーが出ていく。
部屋はさらに荒れている。
ヒト゚ー゚)ξ「おばさま!大丈夫!?」
J( ;´ー`)し「いきなり起き上がったと思ったら、大泣きして暴れまわって…
オーブリーが意識を取り戻したなら、それでいいんだけどねぇ。
おばさんは大丈夫だよ。
…疲れてるんじゃない?寝なさいよ。」
「母さん…俺は…まだ…オーブリー…」
意識を失った。
-
─
芝浜コアのホテル。
川 ゚ ー゚)「落ちついたか?」
オ゚⊿゚ブ「ええ。おかげでね。でもあんたも変な奴ね」
川 ゚ ー゚)「ん?」
オ゚⊿゚ブ「悪魔の改造してくれて、こんなとこ泊めてくれて。
なにか…その…要求とかしないの?」
川 ゚^ー^)「なんのかな?」
悪戯のように笑う。
オ///ブ「その…えっちな…こととか…」
川 ゚ ー゚)「興味ないよ」
オ゚⊿゚ブ「…」
川 ゚ ー゚)「何か問題あったかな?」
オ゚⊿゚ブ「いや拍子抜けでびっくり。
要求されたらキンタマ蹴り潰すけどね」
川 ゚ ー゚)「私は君にサマナーとして動いてもらえればいいと思ってるだけだよ。
そうすれば私の理想世界も成就が早まる。
日本に来てからいわれもない差別を沢山されてきたんだろう?かわいそうに」
中性的な男は頭をなでる。
オ゚⊿゚ブ「やめてよ」
川 ゚ ー゚)「ごめんごめん。
片手間でいいんだが…次はある男を倒してもらいたい。
前払いでこのスマートフォンをあげよう。未来の携帯電話だよ。COMPにもなる」
オ゚⊿゚ブ「わかった。ところで…
ファフニールがすっかり大人しくて命令に従うんだけど、あれは何をしたの?」
川 ゚ ー゚)「ああ、あれは造魔という特殊な悪魔の研究の副産物だよ。
性格をうつろにして、何でも言う事を聞く人形みたいにしてしまうのさ」
─
-
─
(0∥0)「誰だ?俺達の道に入ってきた野郎は!?
お前も俺の走りを邪魔しようってのか…
ふざけんなよ。」
https://pbs.twimg.com/media/FTkxsNEaAAAaRJe.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Fqslz5LaUAALw6E.jpg
バイクにまたがった怪人がいる。
( ゚∀゚)「きさまが能勢か!手間取らせやがって!」
https://pbs.twimg.com/media/Fc8EYBAaAAYVEXr.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqsnrGMaEAMqNTk.jpg
(0∥0)「ノセ…?ああ、奴は死んだ。
今貴様たちの目の前にいるのは…
命と引き換えに永遠のスピードを手にした男。
最速の、スピードデーモンだぁッ!」
https://pbs.twimg.com/media/Fqsl01jaYAEzEpO.jpg
( ゚∀゚)「おもしれえ!どっちが速いか…試してみるか!」
『邪神召喚』
(皿)「召喚だね。うれしいね、ボク」
取り巻きのくびなしライダー達が嘲笑してくる。
「友愛な奴は寝る時間だぜっ!」
https://pbs.twimg.com/media/Fqsl3kLaAAUwN9z.jpg
『KIND BIND』
https://pbs.twimg.com/media/Fqsl4MUaEAI-x2V.jpg
( ゚∀゚)「はぁ…うちのマダちゃんね…愚鈍なの。つまりバカ。
効かねーよ」
(皿)「ほめられたね。嬉しいね。ボク」
( ゚∀゚)「な?」
「クックック!」
https://pbs.twimg.com/media/FqsntACakAg7qLb.jpg
( ゚∀゚)「気持ちわりーな。うすら笑いしやがって。
首がねえのにどこから声出てやがる」
-
( ゚皿゚)「それに俺は優しくねえぜ…半グレ怪異ども」
>
( ゚∀゚)「てめ〜ら…サマナー…」
https://pbs.twimg.com/media/FqspBt_agAMOtfs.png
( ゚∀゚)「なめんじゃねえぞ〜〜〜!!」
つ >
「ぎゃん!!!」
https://pbs.twimg.com/media/FqspD7iaMAA812k.jpg
(;0∥0)「くそ、リューイチ、リュージ、リューゾー!
俺がお前らに何かしたかッ!?」
『ATTACK』
https://pbs.twimg.com/media/FqspEsgaAAA7E38.jpg
( -∀-)「俺には恨みはないが、俺のオヤジが依頼受けたまんますっぽかしちまってな。
悪く思うな…」
マダの腹と屈強な腕が、ライダーの突進を止める。
(皿)「ねぇねぇサマナーくん。食べちゃっていい?いい?」
つ(0∥0)と
( ゚∀゚)「おつまみじゃねーんだぞ!こいつの首に5万かかってるんだ」
( ゚∀゚)「覚悟はいいか。」
(0∥0)「俺は…また死ぬのか…?
くくく、だがな…覚えてなよ。
俺を」
https://pbs.twimg.com/media/FqssbfUaQAE6ihR.jpg
( ゚∀゚)「死なせねーよ。」
(;0∥0)「は…?」
-
https://www.youtube.com/watch?v=UZZUSycdQpY
天海バイパス。
( ゚∀゚)つ「おー!もっと飛ばせー!」
(;∥;)「ひィー!」
2ケツしてハイウェイを飛ばす。
( ゚∀゚)「運3か。事故って死ぬわな」
https://pbs.twimg.com/media/Fqssc9cakAAHN5u.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FqssdrtaAAEDdIA.jpg
(;0∥0)「警察は!取り締まりは!オービスは!?」
( ゚∀゚)「おめー意外と常識人な。
安心しろ!おれは政府公認サマナーだからナ!
工事中の高速ノーヘルで走るくらい、さもんよ!」
( ゚∀゚)「俺のオヤジとおふくろが本来お前の討伐にくるはずだったんだがな。
お人好しっぽいあいつらじゃ、無理と踏んだのよ。
相手が寛容な俺でよかったな、な!
それにお前も走りたいんだろ?まだまだな!」
「能勢の兄貴〜!」
くびなしライダー達がついてくる。
(;0∥0)「リューイチ、リュージ、リューゾー!
お前達…!?」
( ゚∀゚)「よそ見すんな。
お前らが嫌ってた友愛仲魔が復活させてくださったんだぜ!
さあ、かっとばすぞてめーら!」
(0∥0)「お…おう!おう!おお!!!!!!行くぞ!!!!!
この街は…俺をこんなにしやがったこの街は!!
まだまだ眠らせねえ!!」
https://pbs.twimg.com/media/FqsscIMaAAUXV02.jpg
-
パラダイムX
(■│■)「任務完了。悪魔討伐成功」
「これで、やっと、安らかに走らせてやれる…
ありがとう。」
https://pbs.twimg.com/media/Fqsx07haMAAMPBa.jpg
(■│■)「…あんた、見てやがったのか」
「ハシロウを頼んだよ。
君なら悪事に使ったりはしないだろう。
…ところで、君のIDを教えてもらえないだろうか?」
(■│■)「構わない。IDは…SMT2003220。」
「ありがとう。
もう君に会う事はないと思うが…
体には気を付けてくれ。
さようなら。」
初老の男はログアウトしていった。
マナコもログアウト。
ドゴォ
(>´ω` <)つ(#)゚∀゚)
(>´ω` <)「一人で退屈しのぎをしていたようだな」
(>´ω` (#)と(゚∀゚ )
パンチひとつひとつで、滾る闘志を確かめ合う。
メ ;^)Д(^) 「…」
(>´ω` <)「なんだその暴走族の群れは。鞍替えか?」
( ゚∀゚)「どこにだって規則をまもらねえ奴はいるもんだぜ!」
https://pbs.twimg.com/media/Fqs1l24aIAIfzIl.png
( ゚∀゚)「規則破りはファントムやマスカキードの特権じゃねーってことを教えてやろうじゃねえか!
ゲッターチームの流竜眼さまもおんなじよ!!
今日は趣旨をかえて処刑ライダーといこうぜ!!!!!!!」
https://pbs.twimg.com/media/Fqs1mf3acAAU1Pj.png
─
-
乙
-
─
養護施設こまどり
https://pbs.twimg.com/media/FqtJ06vaUAgpV-s.jpg
(川-゚)「…」
ミレ゚ー゚ディ「こんな場所にヤタガラスが運営する孤児院があるなんてねぇ。
ファントムを殺しつつ子供は育てる。矛盾してない?
同じ命よ?」
(`・д・´)「ファントムが敵対してこなければヤタガラスだって動きはしなかったはずだ。
殺し合いはお互い様だろう」
ミレ゚ー゚ディ「ファントムは悪人がから救わなーいってこと?
とんだお笑いね、民を守る国防組織がねぇ」
(`・д・´)「うるさ」
リン^ー^ゴ「はーいストップ。なんで仲良くできないかな?」
ミレ;゚ー゚ディ「あなた…都合いい時にソウルハック権限使わないでくれる?
こっちはただですら時代遅れのフィネガンじじいの介護をさせられて疲れてるのに」
リン-ー-ゴ「はいはい。今日はAIONとして来ました。
ヤタガラスとファントムのしがらみはなし」
(川-゚)「…」
サイゾーはうつろな目で子供を見ている。
*(``)*「…」
「わー!アロウ兄ちゃんだ!」
建物から駆けてきた男の子たちに押しのけられ、女児は転倒する。
*(><)*「ぁっ」
(`・д・´)「おいっ!走り回るな!」
「ねー!今日のお土産はなにー!?」
(`・д・´)「今日は仕事で来たんだ。悪いが手ぶら…」
-
リン・ー・ゴ「兄ちゃんって、アロウの弟?」
(`・д・´)「いや。俺もここ育ちだからみんな家族みたいなもんだけどな。」
フ*゚ー゚ィつ「ありますよ。お菓子」
(`・д・´)「すまないなフィグ。しかしこいつらにあまり甘くするのは…」
「わーすっげーいっぱい!今食っていいの!?」
(`・д・´)「だーめだ!明日にしなさい。夕飯が食べられなくなるだろう。先生に怒られるぞ」
https://pbs.twimg.com/media/FqtJ4vGaAAE7kDd.jpg
「だって先生の飯っていっつもカレーばっかなんだもん!」
「飽きるー!」
(`・д・´)「今度何か作ってやるよ」
「マジ!?」
フ*゚ー゚ィ「子供というのは、実に素直に感想をいうのですね」
リン^ー^ゴ「号外!フィグ、母性に目覚めたかぁ?」
フ;゚ー゚ィ「い、いえ、そもそも私は人型として造られたAIONであって人間の体を持つからにはそういう感情も芽生えるのが当然で
つまり人間の子供に愛着を覚えるのは至極当然の反応で正しく私が稼働してるといえるでしょう!」
リン・ー・ゴ「いや早口やめてくれる?」
「全く、わがままなちびどもだ。そこがまたかわいいんだが」
https://pbs.twimg.com/media/FqtRdANaYAACO74.jpg
*(;;)*「ぅっ…ぅっ…」
https://pbs.twimg.com/media/FqtJ24BakAAOrF2.png
突き飛ばされた子が絵本を抱えて泣きかけている。
「大丈夫か。絵本が砂利だらけだ。君は?」
砂を払って、ウェットティッシュで綺麗に拭いてから乾かしてやる。
*(``)*「ヘリカル…ぉ兄ちゃんは?」
https://pbs.twimg.com/media/FqtR5aeaEAENJlR.png
「砂利がついたのが表紙だけでよかったよ。
僕は…先生のお友達だよ」
-
レ´∀`メ
両眉にキズの入った、いかつい男が立っていた。
(`・д・´)「レイヴン!」
レ´∀`メ「久しいモな、アロウ。元気だったか」
https://pbs.twimg.com/media/FqtRdwsaQAAFoaw.jpg
(`・д・´)「紹介しよう。俺の師匠で、ヤタガラスの元トップサマナー。
ワケあって今はここの施設長をしている人だ。
レイヴン、こちらは…」
レ´∀`メ「正義のAIONのリンゴさんとフィグさんだろ。
そしてファントムの…」
ミレ゚ー゚ディ「ミレディよ。
あなたが先生?最悪の冗談だわ。
現役時代はさぞかし、同胞達が討たれてきたんでしょうね」
ジャキッ
レ´`∀´メっy= 「下手な真似はしてくれるなよ?アロウのお友達。
こう見えても、ちび達を守る為の力くらいできるくらい残ってる」
ミレ゚ー゚ディ「チッ」
(`・д・´)「レイヴン!子供達が見たらどうするんだ!」
レ;´∀`メ「…すまない。昔の癖で…
無礼を許してくれ。夕食を食っていかないか?
今日も…カレーだ!」
(`・д・´)「…子供達のまたかーって顔が目に浮かぶよ…」
フ*゚ー゚ィ「ふふ。子供達は誰もかれも生き生きしていますね。
皆、みなしご達なのですか?」
レ´∀`メ「まぁモな。成長すると恩を忘れて生意気になってきて困る!」
フ*^ー^ィ「あなたは戦いから退き、子供達の力に…
新しい命を未来につなぐ仕事をしているのですね。
素晴らしいと思います。」
レ´∀`メ「そうか?大げさだモな。
だが美人さんに言われちゃ、悪くない」
-
夕食後の談話室。
リン^ー^ゴ「まだ食事って概念に慣れてないけど、おいしいっていうのは理解できた!」
レ´∀`メ「よかったよ。遅くなったが礼を言わせてくれ。
リンゴ、フィグ。
かわいい弟分を助けてくれて、ありがとう」
https://pbs.twimg.com/media/FqyFVhHaUAATlpY.jpg
フ///ィ「感謝は不要です!
私達は目的の為にソウルハックを使っただかですから!」
リン^ー^ゴ「 ( ´,_ゝ`)プッ、噛んでる」
フ#゚ー゚ィ「リンゴっ!」
https://pbs.twimg.com/media/FqyFXCrakAAZhvy.jpg
レ´∀`メ「しかし信じがたいのがソウルハックだ…
完全に死んだ人間を生き返らせることができるとはモな…」
(`・д・´)「信じられないか?」
レ´∀`メ「いや。まぁ…
ところで、ずっと昔に死んだ人間も生き返らせたりもできるのか?」
リン・ー・ゴ「いや、残念だけど。死にたて新鮮かつ、体が残ってないと今は難しいかな。
依代があれば別だけどね」
レ´д`メ「そうか…」
https://pbs.twimg.com/media/FqyFXz0agAAJRsS.jpg
レ´∀`メ「話を戻すが、アロウ。
お前の任務は、ファントムに潜入捜査し、『C計画の話を探る』ことだったか?」
(`・д・´)「はい」
レ´∀`メ「それで、任務途中でファントムの同僚に殺され…ソウルハックで助けられる。
そしてファントムから捨てられたミレディと…そっちのサイゾーも助けて珍道中というわけか」
リン^ー^ゴ「今は新生ファントムだからミレディもバッチリ所属だよん」
https://pbs.twimg.com/media/FqyGtTjaQAAvVC3.jpg
レ;´д`メ「まさか鉄仮面の懐刀とこうやって相対するとはな。やれやれ、胃が痛いよ」
リン・ー・ゴ「知り合い?」
https://pbs.twimg.com/media/FqyGukmaUAEC_m7.jpg
レ´∀`メ「鉄仮面とは何度もやりあった(意味深)仲だ。そこの彼女さんともね」
-
レ´∀`メ「そう構えなさんな。
引退した今、ここで、やりあう気はないよ。
それはお前さん達の役目だ」
チラリと目をやる。
レ´∀`メ「…それはそうと、サイゾーだったか?
彼はもともと無口か何かなのかな?」
リン・ー・ゴ「この前の関東大破壊、あったでしょ」
レ´∀`メ「ああ。ひどいようだったな。東京までボロボロだそうで」
リン;ー;ゴ「それで戦死しちゃってね。かわいそうだから急造でソウルハックしてあげたんだけど…
体の損傷がひどくてまだ言語が不完全なの」
レ´∀`メ「英雄だな!かわいそうに、うちでよけりゃいつでも保養に来るといい。
カレーは食い放題だからモな!」
(川-゚)「…ドモ」
リン・д・ゴ「喋った!」
レ´∀`メ「それで、本題は情報提供だったかな。
俺の知ってる事ならなんでも。
滅びの回避は組織の方針とも反していない。
現場に必要なのはそれだけで、後の話は政治の範疇、だろ?」
リン^ー^ゴ「ね」
レ´∀`メ「あとは上の仕事…」
「そうもいかないんですよ」
川д川
-
(`・д・´)「キョウスケ!なんでここに」
川д川「裏切者は黙ってろ。僕は烏丸さんに用があるんだ」
レ´∀`メつ旦 「ようキョウ。幾月ぶりだろうな。
積もる話もある。まぁ座れよ」
川д川「結構だ。要点だけ」
つと
キョウは壁に背をもたれかけて腕を組む。
レ;´∀`メ「キョウ。あのさぁ…
その壁が擬態した人喰い悪魔だったらどうすんだ?
教えを忘れるなよ?」
川д川「僕はあなたに師事した経験はほとんどありません。物心ついたらすぐ実戦部隊にまわされたのでね」
つと
川д川「それと、ヘリカルという子が他の子に突き飛ばされて泣いていましたよ。
仮にも児童養護施設が何をしとるんですか。」
レ´∀`メ「ああ、あの子は入りたてでな…まだ馴染めていないんだよ。
いじめはないと思うんだが…」
川д川「それはそうだ。そんなことがあったら相手が子供でも半殺しにしている。
あなたも現役時は相当しごきがきつかったですよね。
すっかり丸くなられた」
レ;´∀`メ「出した茶も飲まずに嫌味を言いに来たなら帰ってくれ。
俺は世界を守る救世主達と大事な話をだな…」
川д川「僕も聞かせてもらいますよ。ファントムのゴミだけに情報はわたしたくない」
レ´∀`メ「…暴れないって約束できるか?」
川д川「する意味がないですからね」
レ´∀`メ「…ではご清聴願おう。
アロウの話では、まず大いなるものの事を知りたいって事だったな。
あれは、人類と契約したものだ」
(`・д・´)「…契約?」
レ´∀`メ「太古、地上に顕現して人類と契約した大いなる存在は
その証に虹をプレゼントした。
ファントムに伝わる伝説だな」
https://pbs.twimg.com/media/FqyGwTpacAIsz-C.jpg
-
ミレ゚ー゚ディ「それを裏付ける伝承や文献も数多く残っているわ。
宇宙人がやってきたとか、神が人に知恵や炎を授けたなんていうのもその派生でしょうね。」
https://pbs.twimg.com/media/Fq2dVGAaMAASrz3.jpg
https://pbs.twimg.com/media/EWb9CBvUEAAbuFS.jpg
レ´∀`メ「宇宙人の正体は悪魔なんて突飛した説を唱えた、古臭いゴミ小説もあるくらいだからな。はは」
https://pbs.twimg.com/media/Fq2eZZ9acAA-McP.jpg
川д川「前置きはいいから続きを。ファントムのくだらない伝承なら履修済みだ」
リン^ー^ゴ「わたしは勉強になったかなー。デジタルアーカイブからデータ取るより『人間』してるって感じしてるし」
(`・д・´)「リンゴの前向きな姿勢はお前も見習うべきだと思わないか、キョウ」
川д川「ふん…」
ミレ゚⊿゚ィ「ここからが本題。
新しい世界の為に、古い世界を滅ぼす。
それが私たちの『C計画』だった」
https://pbs.twimg.com/media/FqyG0lZaAAAI7Hg.jpg
レ;´∀`メ「笑えない冗談だモな。俺達は生き残れるんだろうか…」
ミレ゚ー゚ディ「まぁ、貴方達葛葉の手の者は滅亡でしょうね。
ファントムが手綱を握れれば、だけど」
川д川「手綱?」
レ´∀`メ「大いなる存在を契約によって呼び出し、制御することができれば
世界を思うままにできる。 …というのが今のファントムの考えか?」
ミレ゚ー゚ディ「そうね。旧ファントムは大いなる存在に生贄をあげて、
ご機嫌取りしようってくだらない考えだったらしいけど。
冗談じゃない。人は全ての頂点に立つのよ!服従するのはあっちなのよ!」
リン^ー^ゴ「…私も含まれる?」
ミレ゚ー゚ディ「…」
フ*;ー;ィ「フィグはとても悲しいです。
私達はAIONと人間との架け橋になる為の存在なのに」
-
レ´∀`メ「でも今は、ファントムによる滅びを止める正義の救世主として戦っているんだろう?
ソウルハックで蘇ってまでも。
素晴らしいことじゃないか」
川д川「あんた、テレビもネット放送も見ないのか。
こいつらはテロリストですよ」
レ´∀`メ「ここの管理で忙しくてモな。わかるだろ?
どういうことだ?
少なくとも俺には、こいつらはいい奴らにしか見えない。
むしろズカズカと和睦の場に入り込んだお前の方が─」
川д川「こいつらはね、ファントムに協力してるんですよ。
プロフェッサー・ランドウは流石に知っているでしょう」
レ´∀`メ「ああ。脳科学の権威だろ」
川д川「今ファントムを今牛耳っているのは…ランドウだ。
そして葛葉ランドウなどとかふざけたもんを名乗って自慢の技術で死体を次々にサイボーグ兵士に変えている。
そして協力者達は…」
レ;´∀`メ「…リンゴ達だと、いうのか?」
川д川「ランドウの後ろ盾を得て、好き勝手していますよ。
僕は何度か鉄仮面含めてこいつらと交戦している…そして
槻賀多の葛葉の里で大量虐殺をした!!
…そうだよな?弓打ィ」
レ´∀`メ「…本当なのか?」
(`・д・´)「否定はしない。彼らは非協力的だったし、クズノ派だったからな。
そしてソウルハックする価値もないと切り捨てた」
リン・ー・ゴ「本当は助けてあげたかったんだけどね」
川д川「お為ごかしもこれまでだ。クズどもが。
助けるもなにも、きさまらが殺さなければ…
100年も前のポジトルヲの怪なんて、今の人間には関係ないじゃないか!!
制裁とでもいうつもりか…ハァハァ…」
アロウが肩に手をかけようとする。
川゚д川「触るな」
「お取込み中すまないが」
-
穂・∀)「レイヴン、そろそろ熟れた子供達の出荷をしてもらわないと困るんだけど。」
ぶしつけな態度の男がニヤニヤしながら入ってくる。
レ;´∀`メ「ホヅミ…!」
リン・ー・ゴ「知ってる人?」
(;`・д・´)「ああ…ヤタガラスの…凄腕のお偉いさんだ…」
穂・A)「僕はホヅミ・キリコ。よろしくね。
炎のさだめの中に生きる、葛葉というシステムの保険といったところかな。
ファントムの人やフリーの野良犬もいるみたいだけど、まぁいいか。
先の大戦で、ヤタガラスの雑兵どももだいぶ失ってしまったからね。
そろそろ補充が欲しいんだよ」
https://pbs.twimg.com/media/FqyFaw2akAMO2uv.jpg
フ*゚ー゚ィ「熟れた…果実の出荷でしょうか。」
穂・∀)「あれ、おねえさん聞いてないの。アロウ、君話してないんだねぇ」(ニヤニヤ
(`・д・´)「必要ないと思ったからです」
ミレ゚ー゚ディ「どういうこと?隠し事なんて納得できないわ。こっちはほとんど曝け出してるのに」
(`・д・´)「子供達はもう寝てるよな…
実はこの施設は…ヤタガラスのサマナー育成所でもあるんだ」
-
フ*゚ー゚ィ「!
つまりここの子供達はいずれ…」
(`・д・´)「悪魔で個人の自由意志にまかせてある。
とりあえず霊的素養のある孤児たちを集めているだけだからな。
サマナーが排出されない年だってある。ある年は俺とキョウの二人だけだった」
ミレ゚ー゚ディ「はははは、笑えるわ!
裏があるとは思ったけど、外国実習生奴隷制度と同じじゃない!
正義気取っても所詮はファントムと同じアナルのムジナじゃない!」
リン・ー・ゴ「ミレディ!」
ミレ゚⊿゚ィ「チッ」
(川-゚)「…」
穂・∀)「残酷だと思うかい?
でもその尊い犠牲のおかげで、この国は守られてきたんだよ?
国民の見えないところで死んでいく命がある。
飼われた恩は返さないとねぇ」
レ;´∀`メ「あの…ほずみん。出荷とか飼うとか言うのはやめてくれないか。
それにまだ今期の子達は小さい。無理に修行したら壊れるぞ」
穂・∀)「おや、いつまで僕と対等な口を聞けるようになってるつもりだい?
殺しが嫌だとダダこねてセミリタイアした飼いカラスくん?
先生なんて職をあっせんされただけでも、ありがたく思って従わないとねぇ。」
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(`・д・´)「ホヅミさん!言い過ぎですよ!」
穂・∀)「なんだ、やるのかい?僕は別に構いやしないけど。
葛 葉 最 強 のサマナーとうたわれる僕とやりあうつもりならねぇ」
実力に裏打ちされた笑いに、一人を除く全員が威圧される。
穂・∀)つ*(;;)*「とりあえず一人はもらってくか。
外で絵本読んでたこの子とかいいかもな。
戦闘で使い物にならなくても…あっちの方は…」
川∀川
https://pbs.twimg.com/media/Fq3PPm_akAAdWiB.jpg
-
https://www.youtube.com/watch?v=gBm0AaUGeWw
川∀゚)
つ つ
『鬼神黒掌』
穂д)「ゴッ」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3bDezaAAAaUtg.png
ホヅミが血を吐いて倒れる。
たった二撃の正拳突きを音速で食らっただけなのに。
川∀゚)「返せ・・・返せ…
それは『俺の』だ!
返せ!!」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3Y6ijaEAAdfX2.png
(;`・д・´)「はぁっ!?」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3Y7T6aUAA_BNt.jpg
リン・ー・ゴ「ねぇ、今のは?」
(;`・д・´)「わからんよ…逆に俺が聞きたいくらいだ。
キョウ…キョウなんだよな…?」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3Y8AfaAAAO6J5.jpg
穂#・∀)「この僕を侮辱したな!
甘く見てたら調子に乗りやが」
穂;・∀)と(゚∀川
「先にポン刀抜いてきたのは貴様だろうがペド郎。
それとも…本当は強いのか?」
川∀゚)「いいぜ。
今日のところの『おもちゃ』は、お前でも…。
まずは得物握れないように腕ひっこぬくか?
目と耳と華の順で潰していくか?
バラバラにしてバラムみたいに組みなおしてやろうか?」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3PQRiaMAAMpZc.png
穂;・д)「こ、降参だよ、降参!
落ちこぼれがこんなでたらめだなんて聞いてないって。
覚えていろよレイヴン!」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3bEskakAEA2VJ.jpg
男は逃げ去った。
-
レ´∀`メ「ありがとうキョウ。ヘリカルを守ってくれて。
だがホヅミの機嫌をそこねてしまったモな。
始末書で済むかどうか・・」
*(‘‘)*「あ…あ…あり…」
女児は卒倒した。
レ´∀`メ「だがお前は…誰なんだ?」
川∀゚)「…」
(;`・д・´)「どういうことなんだ…?」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3bGk1agAAAZ3s.jpg
リン・ー・ゴ「アロウ?」
(;`・д・´)「髪も変色してるし、
ホヅミさんを倒すほどのあのスピードとパワー!お前はキョウじゃない!
俺は、あんたのことなんて知らない!
あんたはなんなんだ!」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3bHPSaYAAn-hW.jpg
男は女児を抱き支えたまま嘲笑する。
川∀゚)「俺にキョウスケの思い出話でもしろというのか?
勘違いするなよ。俺は、お前に質問の機会なんぞ与えちゃいない。
ガキがいる中で手が出せないからっていい気になるな。
さっきのゴミもろとも、貴様ら全員肉塊に変えることだって出来る。
そのことを忘れるな。」
https://pbs.twimg.com/media/FqyG1mpacAEcZHc.png
川∀゚)「まぁ、名前なんて意味などないさ。
あえていうなら…『狂死』」
-
(`・д・´)「じゃあ俺達は帰るけど…カレーばっかり作るなよ!」
レ´∀`メ「師匠になんてクチきいてやがる。よーし!カレーパンを今度振舞ってやる」
(;`・д・´)「げっ」
レ´∀`メ「…キョウは残るのか」
川д川「あ、はい。この子を介抱してから…」
ミレ゚ー゚ディ「どうかしらね。暗がりでわいせつするんじゃない?男なんてポールしか信用できないわ」
川∀゚)「もう一度言ってみろケバ女。そのクソダサ剣COMPを喉にブッ刺してやる」
リン^ー^ゴ「さーみんな行くぞー!」
レ´∀`メ「アロウ!」
(`・д・´)「?」
レ;´∀`メ「お前達がファントムにガチでついたのが本当だとしても、俺は信じてるからな!
弱みを握られてるとかなら、相談に来い!」
(`・д・´)「…ありがとう。」
*(``)*「…ぁの」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3m5P2aEAA0qD9.png
川∀゚)「あ?」
*(``)*「絵本を拭いてくれた人だよね。雰囲気は違っても、心でわかるの。何してたの?」
川∀゚)「風に当たってただけだ。体温が…ああ、体があったまりやすいからな」
*(``)*「次は、いつ来てくれるの?」
川∀゚)「わからねえな。おまわりさんの代わりに悪党ぶっ飛ばしまくらにゃならないんだ」
*(;;)*「…」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3fdGAaEAAq8eu.png
川∀゚)「チッ、しゃあねえな。今度来れたら、絵本を腐るほどみやげにもってきてやるよ。
んで、一緒に読もう」
*(``)*「うんっ!楽しみにしてるね!
でも絵本はくさらないよー!?」
https://pbs.twimg.com/media/Fq3fo_zagAEqJFA.png
川∀゚)「頭いいな」
-
今回は一旦ここまで。
補足までに「古臭いゴミ小説」と劇中で言わせていますが、筆者は原作小説含めてシリーズ全て愛しています。(墓2はメガテンシリーズじゃねえな!)
唐突に悪魔召喚プログラム出しといて「伝統なんかクソくらえ」とかさぁ…
個人的傑作の真Ⅴと同列扱いか、それ以上の評価をしてるような信者はしんじゃえばいいと思います。
愚痴失礼。コンゴトモヨロシク…
あちなみに、ゲーパスに配信されているそうなので
加入者の方で西次官をドブに捨てる覚悟がある方はやってみてもいいんじゃないかと思います。
https://pbs.twimg.com/media/Fq3rja7aYAAKHjc.jpg
-
おもろいぜ
-
乙
-
川;д川「勝手に出てくるな! ちょっとごめんよ」
つつ*(``)*
抱っこしていた女児を優しくおろす。
川д川「レイヴンさん、耳を」
レ´∀`メ「お、おお。いつものキョウだ」
川д川(最近、小さい子供たちの誘拐が頻発しています。
こまどりも狙われる可能性が高い。
よく守ってあげてください)
川д川「じゃあ、またね」
*(^^)*ノシ「またねー」
川д川「ただいま」
(’/ー`)y-「おかえり。進歩どうだったい。」
川д川「スプーキーさん。
帰りに雨で髪がびしょ濡れになった以外は上々ですよ」
レ ´_>`)「よう。生きて帰ってきたか」
川д川「まぁ古巣なのでね。あそこは。
一体メカフクロウが監視していたので、壊して持ってきました。
ダクトにまでついてくるとは…」
https://pbs.twimg.com/media/Fq8EYIyaMAMn-Hp.jpg
全壊したミミズク型の機械を差し出す。
レ ´_>`)つ(-V-)「ご苦労。AIONめ、大口叩く割りにこすいドローンなんか使いやがる」
川д川「これが…どろーんって奴か…」
(’/ー`)y-「いいのか?頭脳メモリまでぶっ壊れてちゃあ…」
レ ´_>`)「いいんですよ。下手に生かしておいたら、こっちの隠れ家を探知されかねない。
こっちがやってやるんですよ…奴らの居城…ベガゾーンの逆探知をね」
カωブ「ガガガガガガgggggggg!!!!!」
四肢を取り外されたカブラギが、電気ショックを受けて反応している。
-
レ ´_>`)「どうやらコイツは下っ端だ。ロクな情報を引き出せん。
せいぜいがアロウとかいう奴の思い出くらいだ」
川д川「…弓打ですか」
レ ´_>`)「元お仲間も施設に来てたんだな。その様子では。
他メンツは?」
川д川「リンゴという派手な女、似たような容姿の女。フィグ。
ファントムのミレディ、サイゾー…そして」
ガラッ
と(´<_` メ)つ「アッシュは。アッシュはいたのか」
傷だらけのカムイが、全壊したアルゴンビルの唯一無事な地下へ入ってくる。
川д川「カムイ!どうしたんだそのキズは!」
(´<_` メ)「安心しろすぐに治る。アッシュは」
川д川「いなかったよ。どうやらAIONの人間じゃないみたいだ」
(´<_` )「そうか…ではソウルハックはされていないということか。
安心した。やつはせめておれの手で…」
レ ´_>`)「話の腰を折るな」
(´<_` )「申し訳ありません」
回復魔法をかけたわけではないのに、キズは徐々に塞がっている。
レ ´_>`)「まぁいい。奴はリンゴと交戦していたのだ。
正確にはそのコピー体だがな。
外道ドッペルゲンガー」
https://pbs.twimg.com/media/Fq8KgSCaYAI0PZZ.jpg
川д川「カゲボウシですか。十四代目や葛葉キョウジですら苦戦を強いられたと聞きます」
https://pbs.twimg.com/media/Fq8PgNEaAAAUIz_.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Fq8Pg4IaYAEWoHb.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Fq8Ph-GaQAIgAv1.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Ez_qltCVkAAQwZg.jpg
-
(´<_` )「冗談じゃねえぜ。物理押しの攻撃は効かないし…
仲魔が弱点を疲れた瞬間、悪魔の群れが襲ってきやがった。」
─
ズドン
https://pbs.twimg.com/media/EJ7P5HeUEAEEi4c.jpg
(>V<)「うわあカムイ!撃たれたよ〜」
(´<_` )「下がれハルパ…ス」
リンーゴ「地獄の開演。サバト」
(´<_` ;)「うっ!?この数の悪魔…どこから!?」
https://pbs.twimg.com/media/Fq8KhDCaIAEhWhV.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Fq8QdQkaMAALw3L.png
https://www.youtube.com/watch?v=7p9W_JhbSUY
─
レ ´_>`)「まさかおめおめ逃げ帰ってきたわけではないだろうな」
(´<_` )「まさか。凍らせて砕いてきましたよ」
─
(・牙・)つ「下ガレ!カムイ!」
(´<_` ;)「うっ!?」
『ZIONGA-RENGEKI』
「「「ぎゃん!!」」」
https://pbs.twimg.com/media/Fq8XJbdagAETZsN.jpg
と(・牙・)つ「天ヨリ来タレ…!」
『BLACK-thunderbolt』
ボティスは自らの胸を蓄電器とし、雷を集める。
「「「ぐあああああー!」」」
https://pbs.twimg.com/media/Fq8XIQkaYAAaBYF.jpg
カムイにトドメを刺しに来た悪魔は軒並み焼け焦げたミンチと化した。
-
「冗談じゃねえ!リンゴの姉御の命令とはいえ…勝てるわけねえ!」
パン
リンーゴっy=「逃げるな。死んでも戦え」
(´<_` )「きさま…」
(・牙・)「電撃ハ効カナイラシイナ。カムイ!」
と(´<_` )「わかってる!」
『MAHA-BUFU-RA』
リンーゴ「フン。一瞬凍らせたところで…」
眼前に既に迫っていた。
『ICE-CRAAAAAAASH!!』
https://pbs.twimg.com/media/Fq8XKGdaUAAQbQA.jpg
影の胸を穿ち砕く。
リンдゴ「ア嗚呼アアああああああ!!」
仰向けに倒れ伏し、動く気力もない。
(´<_` )「ムールムール。逃げ出した奴らを始末してこい」
(□十□)「御意」
グリフォンにまたがり、一瞬で飛び立った。
リンーゴ「くくく…やってることは…私と同じじゃないの…
堕天プリンスくん…」
(・牙・)「抜カセ!負ケ犬ガ!」
https://pbs.twimg.com/media/Fq8XKuRakAA-fNi.jpg
リンーゴ「ふふふ…カムイ・ショウ。
あなたは私達と同じ側なのよ。
侵略者は人間のほう…
いまに…わか…」
マグネタイトが霧散し、消えうせた。
(´<_` )「…」
─
-
(´<_` )「総司令、人間が侵略者とはどういう意味なのでしょう」
レ ´_>`)「深く考えるな。人間が環境破壊をしたとかそういう意味だろう。
悪魔だってウェンディゴのように人間を家畜のように食う者がいる。お互い様だろう。
しかし、その仮説が真実としてそれが原因で人間を滅ぼそうとするのか?
ランドウよりイカれていやがる」
川д川「…」
ると
レ ´_>`)「どうした」
川д川「気になっていたのですが、キャロルJにユダ・シング。
彼らは25年前に亡くなったサマナーのはず。
姿こそ違うが、確かにそう名乗っていました。
何故?」
レ ´_>`)「答えは簡単だ。
蘇生体だからだよ」
川д川「…!冒涜ではないのですか」
レ ´_>`)「生命への?」
川д川「…はい。
これではランドウと変わりがないと思うのですが…」
レ ´_>`)「前に言っただろう。奴らへは俺が地獄で詫びる。
お前達が気にすることではない」
(´<_` )「業魔殿にあったカプセルは三つ。
一人足りませんでしたが。まだ眠っているのですか?」
レ ´_>`)「最強召喚師と名高いナオミ氏にお願いしたかったが、魂レベルで拒絶されたよ。
ソウルが定着しないんだ。
代わりに、培養液には代わりの人物を漬けてある。
こちらは生きた人間だ。同意も取ってある」
(’/ー`)y-「レイさんに会いたいなぁ。あの日の花見以来会ってないからね」
https://pbs.twimg.com/media/Fq8jY7ZaYAIuJB3.png
https://pbs.twimg.com/media/Fq8jZoIaAAQx_Pa.png
(´<_` )「それは、隠匿されたイントルーダー事件の?」
(’/ー`)y-「そうだね。サナギの奴も元気かなぁ…」
-
>>486-487
ご愛読ありがとうございます。
おもろい!?
最高の誉め言葉ありがとうございます。
気が向いたら、某茜ちゃんのフォームからも思うままの感想をいただけるとありがたいです。
どんな感想にしろ、人様の俯瞰視点から読んだままの感想は励みにもなるし何かの「きっかけ」になるのです。
こんごともよろしく!ずっどぉぉぉおおーん!
-
乙でさ
-
─
『NECRO-dogma』
https://pbs.twimg.com/media/FrA6ZeaaQAAcR6p.png
(*゚ー゚)「どっかーん!やったー!
なんだ、悪魔って大した事ないじゃん!」
https://pbs.twimg.com/media/FrA4KXtakAICWse.png
ヒト゚д゚)ξ「ユーイチ君!
遊びじゃないんだからね…?」
https://pbs.twimg.com/media/FrA4eBaaAAEdGfz.png
「まったく、俺を巻き込むんじゃねーや…」
ファントムソサエティとの激闘から半年。
門倉が行方不明(事実上の死亡)になり、アルゴンソフトは倒産。
事実上マニトゥに支配された門倉に利用されていたファントムソサエティも撤退。
天海市は半数以上の住人が去っていった。
事件の中での反省を活かし、街に残り監視とハッキングの勉強をしていたユーイチからの連絡があった。
サナギとヒトミは急遽急行したのであった。
事件は、「ネット上でクラッキングをする悪魔がいる」との事。
ヒト゚ー゚)ξ「サナギの仲魔が強いだけなのよ。
悪魔達の動きは妙に統率されてるし、敵の真意がわかるまで油断しちゃダメだからね?」
(*゚ー゚)「オレだって少しはハッカーとしてハクをつけたんだ。
この悪魔送信プログラムだって…」
「ヴィクトルのおやじの技術を借りたんだろ?
まさかこんな僻地にまだ残ってるとは思わなかったぜ」
(*゚ー゚)「でもねでもねェ。オレが一人で組み上げたプログラムだってあるんだよ!
オレが作った悪魔退治用プログラムー!」
https://pbs.twimg.com/media/FrA4cpraMAEwJnW.png
(*゚ー゚)「ホラ見て!エリアの悪魔が一掃されてくよォ!」
ヒト;゚ー゚)ξ「ユーイチくんすご…」
「これありゃ、おれらを呼び出す意味はなかったんじゃねーの?
わざわざ旅行切り上げてきたんだぜ?」
ヒト//)ξ「いや、あれはただのネミッサの故郷巡りだから!
一人で行くのもあれだから、サナギにも付き合ってもらっただけで…」
「マグ株で腐るほど金あるからまた行けばいいけどよ。
やっぱ生身じゃないと、悪魔と戦った気がしないゼ」
-
「よしヒトミ、デートしよう!」
https://pbs.twimg.com/media/FrA6b_JaAAAg0m0.png
ヒト゚д゚)ξ「いきなり何言ってるの…ああっ!
ユーイチくん!悪魔増えてるよ!?」
シ #゚ ー゚)つ「人が買い出し行ってる時に、まーたお前は余計なことやってんのか!」
https://pbs.twimg.com/media/FrA6fI3aYAAsSVV.png
ガチッ
(*;ー;)「どわああー!ゲンコツすることないじゃんかー!
シックスのバカぁー!」
シ #゚ ー゚)「おめえは金持ち道楽息子でいいよな!
俺なんてまだ有給出てないのにバイト休むことになったんだぜ。
いない親戚殺してまでな!
…ま、この面子でまた集まれた縁には感謝してるけどな」
「じゃあこの面倒なバイトの報酬は俺がオマケつけて出してやるよ。それでいいだろ?
あ、でも買い出しの釣りは返せよ。」
シ ;゚ ー゚)「お前妙なとこでケチいよな…悪魔との交渉だっけ?
そのセコさでよく生き残ってこれたよな」
「多く出しちまうと調子づかせて悪魔がトンズラしちまうのさ。
駆け引きって大事だね。マグ株によーく活かせましたとも」
ヒト;゚ー゚)ξ「そんな事より敵!
こっちのエリアにまで浸食してきてるよ!?」
「任せろ!抜け目ねえぞ!
見る限りはザコばかりだ!」
サナギはGUMPをサーバーに接続し、ルーンのキーボードを手早く打つ。
ザザザ
モニターに何かが割り込んでくる。
(角`羊´角)「ニン…ゲン…か?
ジャマ…スルな…!」
https://pbs.twimg.com/media/FrBDh-eakAAO-3E.png
https://pbs.twimg.com/media/FrBDjXmaEAMLPCG.png
シ ;゚ ー゚)「こいつも悪魔なのか?」
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