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暇潰し・ロール練習スレ 其の四
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立てておく
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>>592
【槍が引き抜かれると共に周囲の槍が消え、青年も刀を地面から引き抜く】
他人の想いも背負えないようではたかが知れると言っているのだ!
守る物のない強さに何の価値がある? ただ愚直に強さを求めて、その先に何がある!?
【刀を両腕で構えて男を見据える】
お前は自分の道を、未来を見ていないのだ。
【飛来する槍を見切るつもりで、刀を持つ手に力を込める】
貴様が見ているのは自身の理想像だけ。
その先に待っているのは、膨れ上がった力と空虚な貴様だけだ!!
人を馬鹿にするのも大概にしろォッ!!
【刀を振り下ろし、槍を弾くがその力に押されて刀は後方へと飛んでいく】
【青年は血の滴る拳を握り締め、殴りつけようと走り続ける】
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今ここで死んだら未来もクソもねぇだろうが!!
これ以上お前に何言ったって聞きやしねぇんだろ?
【後方へと飛んでいく刀を見て好機だと悟る】
どっちが正しいかなんてこれで決めようじゃねぇか!!
歯、食いしばりなッ!!
【右腕を振り上げ>>593の顔面目掛け振り下ろす】
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>>594
死なない為に己の中に一本芯を突き立てろというのがまだ分からないのか!
貴様のような戯言に付き合うのはもううんざりだ!
【もとより、互いの手の内に武器は無い】
貴様の目を覚まさせてやるにはコレしかないようだな!
しっかり口を閉じておけ!!
【同じく右腕を振り上げ、>>594の顔面に向かって振り下ろす】
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【足を止め至近距離でお互い拳を振り抜く】
―――ガッ!!
【>>595の拳が自身の頬に当たる】
クソが!!
刀がねぇとこの程度の攻撃しかできねぇのかぁ!?
【頬に走る痛みを噛み締める】
【防御する事もやめ、ひたすら己の拳を相手に向かって突き出し続ける】
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>>596
【男の拳が頬や、腹部、肉の多い所へ突き刺さる】
……ウ、グ…! ゲホッ!
貴様こそ、槍が無ければただのチンピラではないか!
【うめき声を堪えつつ、肉に爪が食い込むほど拳を握り締め、男の体を殴り続ける】
【そして数分後。 とうとう青年は膝を付く】
【その全身はあざの無いところなど無いのではないかというほどに腫れ上がっていて、
酷く痛々しい】
…………ゼェッ…! ゼェッ…! まだ、だ……まだ殴り足りない…
【声はかすみ、体は既にピクリとも動かせないが、それでも青年は啖呵を切る】
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なさ・・・情けねぇな。
口ばっかかよ・・・!
【肩を落とし、膝に手を付き息を整える】
ハァ・・・ゲホッ・・・。
ほ、ほら、どうしたよ。
まだ殴り足りないんじゃねぇのか?
【>>597の言葉に返答するが、自分の腕を上げようにも痛みで上がらなかった】
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>>598
【男の力無い挑発に忌々しげに口元を歪め、唸り声を上げる】
ぐ、くぅ、ぅぅぅぅぅぅぅぅぁぁぁぁぁぁぁ!!
【腹の底から搾り出されるようなその声は酷く濃い、悔しさと闘志を感じさせた】
負けたくない…! コイツにだけは、負けたくないィィ…!!
【膝立ちのまま、脚を滑らせつつ近寄り直前で左足を立てる】
【青年の腕はもはや変色しており、まともに使えるものではなかったが】
【上半身を捻り、遠心力を使って男の胸へと掌を叩きつける】
【それはもはや拳ですらなかったが、鍛えた腕はそれなりに重量がある】
【ラリアットよろしく叩きつけられるはずだ】
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だっせぇ!
子供の喧嘩かよ・・・ゲホッ・・・。
【無鉄砲に振り回された>>599の腕を避ける】
―――ッっておおう!?
【2〜3歩後ろにたたらを踏むが、そのまま体制を立て直せず地面へと腰を下ろしてしまう】
こ、このクソガキが!!
【土をつかみ投げつける】
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>>600
【土を掛けられるが、青年に反応は無い】
…………
【土を髪に浴びながら、膝立ちの姿勢のまま、青年は気絶していた】
【騒ぎを聞きつけた近隣住民の通報によるものか、遠くからサイレンの音が響いてくる】
【かくして、二人の能力者の戦いは此処に幕を下ろすのであった】
【鈍刀岩窟】――気絶
/眠いデス。 乙。 もう少しダメージ与えられれば熱かったなぁ。 最後は相打ちで〆たかったものだ。
/だが楽しかったぜ。 おやすみー
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/>>601付き合ってくれてありがとー!
/たぶん5くらいでロールしても負けるまで削られない気がした・・・
くっそ・・・。
目が霞んできやがった・・・。
【地面に背中を預け目を閉じる】
あぁ・・・、なんか疲れた・・・。
ちょっとだけ・・・寝る・・・。
【そのままサイレンの音がうるさく響く音を子守唄に男は眠りについた】
【殺神聖槍】―――泥酔
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力をくれ… なんでもいい、力を…
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>>603 こんなのしか無い 気に入らなけりゃ倉庫で探してくる
【従軍書記】
とある軍の書記係が持っていたとされる本と万年筆を持つ
本はハードカバーのB5サイズだが銃弾も防げる
紙を破って折って投げれば、折り紙手裏剣が本物と変わりない
紙飛行機も高速で飛んで人体に突き刺さる
また、万年筆で属性を紙に書けばそのページはその属性を一つ持つ
(火と書けば、暫くしたら燃え上がる 無や闇など定義出来ない物は不可)
万年筆は貴方の血を大量に吸って書くので使いすぎに注意
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>>604
/こんなのなどと言わないでくれ、気に入っているんだ。 感謝する。
/ちなみに紙は有限かね。どちらでも構わないが、一応確認としてな。
【その少女は、眼鏡を掛けていた】
【風に揺れるセーラー服は昔ながらの紺色で】
【艶も何もない平凡な黒髪は、風にはためいてボサボサと荒れる】
……
【その手に持つはペンと本。 ペンを持つ手は包帯で巻かれ、ハードカバーの本には、
表紙に何度も捲った跡が付いている】
……この街に、いる
【少女は歯をむき出しにして吠える】
必ず見つけ出して、殺してヤル…!! お爺様の、敵!
【叫びは風に紛れて消え、少女は街へと入っていく】
【復讐の為に】
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/おっすお願いしま〜す
【jack the ripper】(ジャック・ザ・リッパー)
この能力者は、自分を中心に半径3mの範囲に、ナイフを出現させることができる。
ナイフは宙に浮いた状態で出現し、好きな方向に飛ばすことができる(ナイフの軌道を操作することはできない)。
飛ぶスピードは最大60kmくらいで、標的などに命中した後はしばらくすると消える。
もちろん、出現したナイフを手に持つことも可能。
出現させられるナイフの数は最大15本で、刃の長さは15cmくらい。
身体能力は高く、ナイフの扱いには長けている。
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>>605
/有限だけどかなりあるから実質無限だ
ついでに何かおいらにもおくれ
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>>607
【天地壊百(カタストロフィナーレ)】
破壊を司る能力
ありとあらゆる物を破壊する能力と、その破片を操る能力を持つ
視界の中に入れた物質を、「開いた手を握る」動作をすることによって爆破することができる
小さい物体なら一度で大量に、大きいものは数個〜またはひとつしか破壊できない
また巨大すぎる物質は破壊できない(建築物など)
破壊した物体の破片を操ることもでき、念力のように自在に飛ばし操ることが可能
破壊は生物に対しても有効な能力だが、能力者にだけは無効である
能力者との戦闘の際は、地面を砕いて地割れを起こしたり、天井を砕いて屋根を落下させたり
もしくは破片を操る能力で戦おう
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>>607
【レッドペッパーサプリ】
赤唐辛子によく似た不思議な香辛料を生成することができる能力。
また、ビーフカレーライスをどこからか取り出すことも出来る。 最大10人前。
この香辛料は服用の仕方によって様々な効能を示す。
撒けば皮膚に触れた所を刺すような痛みが走る。 何故か目や呼吸器系にはダメージはない。
取り出したビーフカレーに振りかけて食べると、その人の精神的なエネルギーを回復させ、
かつ興奮状態にさせる。
錠剤のように固めて飲めば全体的な身体能力が向上する。
身体能力:鍛えた一般人(錠剤服用後:筋力のみ、一般的な格闘能力者)
初期装備:大きさ、長さを自由に変えられるスプーン
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サンクス 名前欄が長すぎるとしたらばさんに怒られたので
勝手な改変お許し願いたい
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【暗闇に包まれて、時刻も既に11時を回った夜の街中――】
【シンとした静寂に包まれる大通りを、一人の少女が歩いていた】
【いや、少女と言うには些か幼い――…まだ中学生にもなっていないであろう風貌の少女は】
…………
【闇に溶けるような、擦り切れたボロボロの布を纏い】
【淀んだ灰色の髪を揺らしながら……一人静かに、街を闊歩していた】
何年、私はこうしてきたのかしら
……そして私は後何年、「これ」を続ければいいの…?
【その口調は物憂いげに、声色はどこか達観したような声で】
【少女はポツリと呟きを残す。しかしその呟きは、冬の風とともに溶けるように消え】
【「考えるだけ無駄だ」と、断言されたかのような気分に陥り】
ふふ……そうね
思えばあの時、老人を殺めた時から、私の運命は決まっていた
その運命に抗うことは、出来ないもの……
【やがて草臥れた笑みを浮かばせながら少女は笑う。そして手元に一本、大きなナイフを召喚すれば】
【覚悟を決めたかのようにそれを握り締め、少女は静かに、歩き続ける】
【――やがてこの幼い少女は、セーラー服を纏う眼鏡の少女>>605の前に、忽然と姿を表すことだろう】
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>>611
【本を読みながら歩いていると、目の前に灰色の髪をした少女が見えた】
【チラリと見て、ページを戻す】
……「○月×日 灰色の髪の少女が我が軍の前に現れる」……
【少女を見る目は濁っており、光を映していないように見える】
【ぼそぼそと日記を読み上げていくのに合わせて、その濁った目が視線を下げていく】
……「銃や能力を前に、彼女はナイフ一本で全ての首を掻き切っていった」……
……「足音が近づいてくる、きっと私も殺」……
【少女が本を閉じる。 無言の間が空いて、両者の間に風が吹く】
……こんばんは。 私、あなたを殺しに来たの
【冷たい声で少女が言う】
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【黒いパーカーを着た、猫背気味に歩く男】
【破れたジーンズにスニーカー、メッセンジャーバッグを肩に担いでいる】
【街灯と人混みを避けるように歩く姿は不審にも見えるし】
【この街にしてみれば普通の方かもしれない】
…ライトが眩しい
【とある路地への入り口に差し掛かるとパーカーのフードを被って】
【そのまま、その方向へと歩き始める】
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>>612
【ふと気がつくと、自身の目の前に、一人の少女が立っていた】
【自分よりは年上と思われる、セーラー服を着こなす眼鏡の少女】
【その姿を見て、幼い少女は足を止める。そして握りしめたナイフを手にしながら――】
…そう、私を殺すつもりなのね?
【「あなたを殺す」と、殺意を向けられているにもかかわらず、少女は表情を崩さずに告げる】
【その言葉に抑揚はなく、ただ淡々と、事務的に喋っているかのような声で】
なら一つ、聞かせてもらえるかしら
何故貴女は、私を殺すの?
【眼鏡の少女を見据えながら問いかける。少女が持つ、「殺害の理由」を】
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>>614
シラを切るつもり? 聞きたいなら教えてあげましょう
【憎々しげに少女を睨み、本を開く】
【一枚ページを破ると、器用に片手で、本の上を作業台にしながら折っていく】
あなたが私のお爺様、いえ、【従軍書記】を殺したからよ。
【そう言って、少女の足元へ紙飛行機を投げ飛ばす】
【まるで矢のような速さで少女の足元へ突き刺さった紙飛行機には、万年筆で文字が書いてある】
【ちょうど、眼鏡の少女が先ほど読み上げていたところだ】
……私のお爺様は戦争で死んだわ。 何者かに刺殺されて。
それが貴女。 殺すには十分すぎる理由だと、思うけれど。
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>>615
【投げられた――いや、撃ちだされたといったほうが正しいであろう速度で放たれた紙飛行機】
【その紙飛行機を拾い上げ、記されていた言葉に目を通すと】
【「成る程」と、納得したかのように笑みを浮かべて呟きを残す】
復讐…そうね、それなら納得できるわ
【彼女が言うお爺様――、それはつまり、この少女が昔に殺めた老人のことなのだろう】
【戦争時、人々を殺すためだけに参加した時に殺めた、あの人物…】
……あの時の戦争は愉しかったわ
私が一人の首を掻き切るだけで、戦場は大騒ぎになるんだもの
貴女の老人を刺し殺した時も、同じように――ね
【クスリと、笑みを浮かべて幼い少女は笑う。その笑みは、「子供らしさ」とは掛け離れた微笑みで】
【それは、眼鏡の少女を嘲笑うかのような意図が含まれており】
…ここは少し、盛り上がりに欠けるけれど
貴女程度を殺すには十分なフィールドね
【ナイフをくるりと弄び、切っ先を眼鏡の少女につきつけてそう呟く】
【「自分がやられる」場合を想定していない…お前など直ぐに殺せるという、自信と慢心に満ちた言葉】
【その言葉が終わると同時に、少女は手にしていんたナイフを眼鏡の少女にむけて投擲するだろう】
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何か下さい
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>>617
【猊因馬謖】
この能力者は、質量さえあればありとあらゆる物を食える
そして、食った物の特性を取り込んで肉体が変質する
例えばパンを食えば小麦粉ボーイに、鉄を飲めば鎧の体に、ハンバーグを食えばバッファローマンに
少し気持ち悪いがクモを食えばスパイダーマンになれる
そして相手の肉を食らえば勿論……
なお特性は上書き制、原則人型となる
身体能力:並の中の並
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>>616
【眼鏡の奥で濁っていた目が、カッ、と見開かれる】
【投擲されたナイフは少女の持つ本に阻まれ、音を立てて落ちる】
……愉しかった…? ……ですって…?
【ワナワナとカラダが震える。 全身の毛は逆立ち、硬く握り締めた掌の包帯にはジワリと血が滲む】
……戦争は悲しいものだって、いうことくらいは理解していたつもりだった……
……きっと、貴女も国に言われて、仕方がなく祖父を殺したのだと思ってた……
【ガードする際に顔を隠していた本が、震えながら下ろされる】
……何? 『愉しがって殺した』の?
お爺様を殺すときも、そうやってヘラヘラ笑いながら殺したのか…!!
【目からはポロポロと涙が溢れる。 が、その表情は憎しみと怒りが塗りたくられ、
噛み合わない顎が怒りでカチカチと音を立てて震えている】
うぅ…!! うぅぅうぅぅぅうぅ…!! 殺してやる…! 殺してやる殺してやる殺してやる!!
【万年筆を取り出し、メモに書きなぐるのは炎の文字】
【4、5枚に素早く書きなぐると、ぐしゃぐしゃと丸めて投げつける】
【メモ紙はたちまち燃え上がり、スイカほどの大きさの火球となって少女に襲いかかる】
【少女は紙をもう一枚取り出し、何かを手早く折っている】
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【路地裏に張られる蜘蛛巣】
【その巣にいる蜘蛛を指で絡めとり飲み込む一人の男】
嗚呼…足りねぇなあ…血が、足りねぇよ…
【男は蜘蛛のように壁を上り、建物の屋上へと行く】
獲物が必要だ…俺の渇きを癒してくれる獲物が……
【狂気染みた笑みを浮かべると、街を見下ろし、餌となる能力者を探し始めた】
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>>619
【本によって隔てられたナイフは、傷をつけることもかなわず地面へと落ち】
【数秒も立たぬうちに、そのナイフは溶けるように姿を消す】
ええ、「愉しかった」わ
私が一振りする度に、他の兵士が一斉に慌てだすんだもの…
【それは、戦争を「娯楽」と見ているかのような言葉で】
【震え出す眼鏡の少女を見れば、幼い少女は再び笑みを浮かべて】
【一本のナイフを手元に召喚し、それを弄びながら少女の様子を眺め始める】
逆よ、私は愉しみたいから戦争に参加したの
恐怖に歪む人の顔が見たいから――ね
【異常な理由だった。恐怖に屈する人が見たいという理由で、少女は人を殺し】
【人殺しを「娯楽」のように語り、ナイフを振るってきた】
【その思想に慈悲など無い。少女はただ、「殺したい」がために戦争に参加した――】
殺す覚悟があるのなら――当然、「殺される覚悟」もあるのよね?
【そう言って笑えば、少女は手に持っているナイフの他に、5本ほどナイフを召喚する】
【宙に浮かぶナイフ。それらは全て、飛びかかる火球を相殺するかのように撃ちだされて】
【幼い少女はナイフを手に、眼鏡の少女へ向けて素早く駆け出した】
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>>621
【火球に飛び込む少女のナイフ】
【それは火球の勢いを殺すと同時に、その熱に溶かされてイビツに歪み、地面へと転がる】
【祖父を殺した能力者がそんなもので止められるとは勿論思っていない。 駆け寄ってくる仇に少女も構える】
……当たり前よ。 最も、『刺し違えてでも殺す』って意味で、だけどね…!!
【本と、もう片手に持っているのは紙でできたナイフのようなもの】
【紙の内側には『剣』と書かれており、紙は鋼鉄の如き硬さと、ナイフにも負けない切れ味を有する】
【刃渡りは約15cm。 その短剣と本を構えて、少女は相対する】
来なさい! お爺様と同じ苦しみを、貴女にも嫌というほど味あわせてあげるわ!
【眼鏡の少女の背後、数m離れた地面に、何かのメモがいつの間にか2、3枚落ちている】
【ナイフ使いの少女からは見えにくく、しかし踏む危険もない】
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>>622
【地へ落ち、役目を果たしたナイフは、次々と姿を消していく】
【それを固めに幼い少女は駆け続け、眼鏡の少女へと相対し――】
【一歩踏み出せば切りつけられる距離。その距離を保ちつつ、少女はナイフを構え】
さて、私に苦痛を味あわせることはできるかしらね?
その手に持っている、折り紙なんかで
【眼鏡の少女が手に持っている、紙製のナイフに目をやると】
【そのナイフを嘲るかのように言い捨て、構えていたナイフの待ち方を変え――】
【この距離を縮め、尚且つ攻撃を仕掛けやすい「突き」の体勢へと持ち変える】
さぁ、これが――貴女のお爺様を屠った、攻撃よ
【そして幼い少女はナイフを握りしめ――「老人を殺した突き」を、眼鏡の少女めがけて繰り出した】
【しかし突きは、威力は高いものの動きが単調だ。そのため避けるのも容易だろう】
【…後ろに落ちているメモについては、気がついてすらいないようだ】
【尤も、気がついていたとしても特に反応は示さないだろうが】
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>>623
【眼前に迫った少女は薄笑いを浮かべていた】
【背筋に冷たい物を感じた瞬間、きらめくナイフが切っ先をこちらへ向ける】
……くッ!!
【祖父を殺した刺突攻撃。 なんと趣味の悪い嗜好だろう】
【ギリギリで背後に跳べば、鼻先から飛んだ汗を少女のナイフが切り裂く】
(今ので、お爺様は……!)
【今、自身が感じているこの瞬間に祖父が殺されたのかと思うと、少女は目頭が熱くなった】
【もう一度祖父が目の前で殺された気分になって、胃が焼けた鉄を流し込まれたように痛い】
………うぅ、くッ…!
【少女が足を縮めながら背後に着地する】
【その足元にばらまかれているメモをローファーでしっかりと踏みしめ、涙に濡れた瞳で空を睨みつける】
……ッハァァァッ!!
【その瞬間、少女は上へ飛び上がる】
【メモ紙に書かれていたのは『風』。 靴裏で圧縮された空気が、少女を空へと舞い上げた】
……然るべき裁きを、私が下す! 下さなきゃならない!
【メモ書きに新しく書くのは『雷』。 2枚に書くのが限界だった少女は、それを宙にばらまく】
【メモ紙に黄色い電気が、パリパリと走っていく…】
【数瞬後、眼下の少女の元へ雷が2本、打たれるだろう】
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>>624
【この突きで、眼鏡の少女の祖父は――倒れた】
【無論、それ以前の戦いで消耗していたということもあって、一撃で殺せたのは偶然なのだが】
今のを避けるなんて…貴女は、お祖父様よりも強いのかもしれないわね
【ナイフを弄びつつ幼い少女は笑う。「お前の祖父は所詮その程度」と、言いたげな言葉を呟きながら】
【そして次に少女は、空中にもう一本ナイフを召喚する。そのナイフは、幼い少女の頭上あたりに召喚されて】
【眼鏡の少女が着地し、踏みしめた瞬間を狙い――少女はナイフを打ち放つ…が】
――ッ!?
【そのナイフが命中することはなく、放たれたナイフは空を切った】
【何が起こったのだろうと、幼い少女は、驚いた様子で上を見上げると】
【そこには、空を舞っている、眼鏡の少女が映って】
ぐっ……!
電撃、とは…意表を突かれたわ…
【刹那、電気の音を聞くのと同時に、少女の体を二本の雷が勢い良く襲う】
【雷の直撃を受け、ふらりと身を揺らす少女。まだ辛うじて立ってはいるが…ダメージは大きく】
【頭を抑えつつも何とか立ち残り、焦げたナイフを投げ捨て、新しいナイフを手元に召喚する】
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>>625
【大きく弧を描いて飛んだ少女だったが、着地用のメモの準備は間に合わず
そのまま硬い地面へと着地する】
あ、ぐっ…! い、た…ぁ…!
【べちゃっ、と地面へと落ちた少女の手からは、本とペンが離れ数センチ離れて転がる】
……お、爺ちゃんの、本とペン…が!
【センスもある。 身体能力もそれなりに高い。 そんな少女に足りないものは経験】
【無茶な作戦で奇襲を放ったまでは良かったが、
頭に血が上っていた少女に着地の事を考える余地は無かったようだった】
あ、…あと、少し…!
【ずりずり、と這いつくばって本とペンへ手を伸ばす…】
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>>626
【まだ体の痺れは残っているが、手足や思考は十分に動く】
【神経に関しては…恐らく、数本程度焼き切れているだろう】
【だが十分。思考が動くのなら、幼い少女にとって不足はない】
……熟練度で言えば、お爺様のほうが上、かもしれないけれど
【這いつくばり、本とペンに手を伸ばす眼鏡の少女を見て呟きを残す】
【その瞬間――幼い少女の背後に、一本のナイフが召喚され】
【召喚されたナイフはゆらりと、狙いをつけるように眼鏡の少女へ…少女と、本の間に向けられて】
詰めが甘かった、わね
残念だけど…貴女にその本を、触らせる訳にはいかないわ
【痺れているためか、どこと無く呂律の回らぬ声で少女は呟く】
【そうして背中に漂っていたナイフは、言い終えるのと同時に弾丸のように放たれた】
【もし眼鏡の少女がそのまま、本へと手を伸ばしていたのなら――…迫り来るナイフが、手の甲に突き刺さることだろう】
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>>627
【あと少し、あと少しで指先が本に触れるというところで】
……え?
【衝撃とともに少女の右手にナイフが突き刺さる】
【手のひらを貫通した切っ先は地面へ縫い付けられ、それに気がついた瞬間、猛烈な痛みが少女を襲った】
い、あ”あ”あ”ああああああああぁぁぁ!!?
【包帯では抑えられない程の出血が、じわりじわりと地面へと流れていく】
【痛みに体を震わせて、たまらず縫い付けられている方の手首を抑える】
……こ、こんな、もの…!!
【震える左手で刺さったナイフを抜こうとするが、痛みと恐怖でうまく力が入らず、抜くことが出来ない】
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>>628
【思っていた通りに、幼い少女が放ったナイフは眼鏡の少女の手の甲を突き刺した】
【そして、それに気がついた少女の悲鳴を聞くと同時に――】
【幼い少女は、あの老人を…祖父を殺した時に告げられた言葉を思い出す】
『自分を殺すつもりなら、お前もいつか殺されるつもりでいろ』
【その言葉を聞いた時から、少女は「殺害」に対して意識を持つようになった】
【……長らく忘れていた言葉を、どうして今更、思い出したのだろう】
殺される…ね
どうせ殺されるくらいなら、見ず知らずの能力者に殺されるより――
【パチン、と少女は指を鳴らす。すると…それに呼応するかのように、突き刺さっていたナイフは消え】
【落ちていた本とペンを、眼鏡の少女の元へ動かし】
復讐で殺される方が、よっぽど納得できるわ
【「それで自分を殺せ」―――…そう言いたげな行動で、少女は本を渡す】
出来るでしょう?貴女なら
お祖父様の敵を、取るためなら…
【殺されるかもしれない、という恐怖を抱き続けるよりは、こうして殺される方がよっぽどいい】
【そう結論づけたのか、幼い少女は眼鏡の少女を見据えてそう告げる】
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>>629
【手を縫い付けていたナイフが消えて、少女は後ろに尻餅をつく】
……なんのつもり…ッ! ……は…?
【一体何を感じたのか。 これまで殺気を正面からぶつけてきた少女が、こちらの武器である
本とペンを手渡してきたのだ】
……はっ、あはは。 愉しんで殺して、悠々と生きて、
生きるのが辛くなったら今度は私に殺させるのね…? ……貴女みたいな人、個人的にも大ッ嫌いよ…!
【その相手を、心底侮蔑したように睨みつけ、少女は奪い取るように本とペンを取る】
いいわ…! お望み通り殺してあげる!
【本当に、自分勝手なクズ。 こんな女、さっさと殺してしまおう】
【そう思ってペンをメモに走らせたとき、脳裏に祖父の言葉が蘇る】
『いいか。 これから俺は人殺しになる。 誰かに殺されもするだろう。 だが、相手を殺せばお前も人殺しだ』
【少女は、思わずペンを落としそうになってしまった。 更に記憶は蘇る】
『いいか、忘れるな。 人殺しの未来に幸せは無い。 そこに善も悪もない。 幸せは、無いんだ』
【目から涙が出てくる。 その記憶の中の祖父が、あまりにも悲しい目をしていたから】
【少女は無言でメモにある言葉を書きなぐると、手裏剣状にしてナイフ使いの両腕に突き刺す】
【突き刺されたところから麻痺が広がり、腕の感覚が徐々になくなってくるはずだ】
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>>630
【本来なら、召喚できるナイフの全てを解き放ってでも殺すつもりだったが】
【幼い少女は、この眼鏡の少女が…どう復讐を果たすのかが見たかった】
【これほどに憎ませて、恨む人物をどう殺すのか…それが愉しみで、少女は本を差し出す】
貴女は祖父の敵をとれて、私は楽に死ねる…誰も損をしないわ
さぁ、早く殺して頂戴
【まさに一石二鳥だと、少女は笑う。相手の憎しみを、怒りを、昂ぶらせるために】
【あの時告げられた…老人の言葉を、片隅に抱きながら】
【――刹那、両腕に突き刺さるような痛み、そして痺れが走る】
……一思いには、殺さないのね?
【突き刺さった箇所から広がる麻痺。そしてそれに応じて、腕の感覚がなくなっていく】
【それを感じて幼い少女は一言、眼鏡の少女に向かって呟く】
【…老人を刺し殺す前。思い返せばあの時が、私の人生のピークだったのかもしれない】
【老人のあの言葉と、覚悟を決めたあの瞳を見る寸前までの、人生が――】
【そんな昔のことを思いつつ、少女は静かに目を瞑る。次なる攻撃に、備えるように】
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>>631
【少女の両腕がしびれてきている事を確認し】
……いいえ、復讐は済んだわ
【少女は後ろを向いて歩き出す。 虚ろな目を虚空に彷徨わせて】
……どうして殺さないのか、って? ……簡単なことよ。
【一度だけ少女を振り返って、冷たく告げる】
【眼鏡の奥の目は老けた老女のような、当初のものとはまた違う濁った目をしている】
貴方が損をしない時点で、私にとっては損なのよ……
あなたにとって死が有益ならば、私がくれてやる義理はないわ。
【引きつったように笑うその表情には、どす黒い毒が浮かんでいる】
苦しみなさい……死ぬまで苦しみなさい。 貴女がこれ以上ない後悔と共に死んだ時、
私の復讐は終わるの……ふふ、ふふふふ……っ…
【その瞳に最早正気は残っていない。 頭の中は亡き祖父との思い出が蘇り
壊れた笑い声を上げながら、少女はフラフラと歩いて行った】
ねぇ、お爺様…? 私殺さなかったよ…? 私、幸せになれるカシラ…? ア、ハハハ!
【従軍書記】――崩壊
/お疲れ様でした。 久々に熱くなってしまった。 楽しかった…
/が、眠気でまともなオチが考えられんかった。口惜しや
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>>632
【――その復讐は、幼い少女にとって、予想外のものだった】
【自分が苦しみ、悔しみ、死んでいった時に復讐は完了すると――】
【眼鏡の少女は虚ろな目を浮かべて告げた】
……成る程、ね
【両腕が動かぬまま、囁くように少女は呟く。その「復讐」を、理解したかのように】
【ふらりと立ち上がって壁へと寄りかかる。こんな状態のままで生き抜けなど、とうてい無理な話…だが】
けほっ…あの子も中々、意地の悪い殺し方をするのね
これがあの子の復讐……ふふ、せいぜい愉しませてもらうわ
【だが少女は怯えずに笑みを浮かべる。冷や汗を浮かべつつ、寄りかかるように歩きながら】
【これが眼鏡の少女の「憎しみ」の結果なら――それでいい】
【手も使えないとなれば、死ぬことも許されない…その苦しみを、少女はこれから、嫌というほど味わうこととなる】
…私が死ぬまでに、あの子が正気を保てていれば、の話だけれど
【そうして少女は歩き出す。背後から…壊れたら眼鏡の少女の笑い声を聞きながら】
【…苦しみを味わうだけの日々。これが今まで少女が行なってきた悪行の、「報い」】
【jack the ripper】――続く
/乙ゥ^〜 自分もすっごい眠くなってきた…
/お疲れ様でしたー…
-
誰も居ねえのか
-
何か最近弱気なロールしか出来ていないので、ガシガシ殴りに行くキャラを練習する。
俺TUEEEというよりはボス、強キャラの練習。
【帯電拳闘】
体に電気を帯びさせることの出来る能力者。
放電能力も然ることながら、殴りつけた物に電気を帯電させることが出来る力を持つ。
電気を流すと、生物にはスタンガンのように感じられるが、物質には軽いスパークを起こしながら帯電し、
電気が一定量蓄積された物質は周囲に強力な電気を放電しながら崩壊する。
自身に電気を帯びさせることで、筋力と反射神経を上昇させることが出来る。
が、長時間行なう程に体に熱が溜まり、動きが鈍るため、時々体を休ませると良い。
身体能力:器用で技術力も高いが、素の筋力や速度は一般人より少し上程度
-
/いざ、参る…!
【魔手蒼剣】
黒っぽい青色をしたひと振りの西洋剣。
この剣の持ち主は目に付いた影から人の腕のようなものを作り出し、操作することが出来る。
力はこの能力者と同等レベルだが、最大6本まで同時に生やすことが出来る。
剣が持ち主を選ぶため、それを握っていなくとも能力を使うことが出来る。
剣自体の切れ味も良く、非常に頑丈。
身体能力:剣士
-
/オナシャス
【不可視剣】or【Transparent Sword】
貴方は「不可視の剣」を一本所持している。
どの角度から見ても、どんなに近くから見ても、全く見えない不可視の剣を
ゲームなどでよくあるような、「僅かな空間の歪み」なども全く発生せず
透明と言うには少し違う、まさにその名の通りの「見えざる剣」。
この剣の形状を直接見ることができるのは、所持者である貴方のみ
形状も貴方に馴染む形となり、西洋剣や日本刀、レイピアやバスターソードにもなるだろう
しかし、いくら見えないと言っても打ち合った際の感触や、斬った時の傷は残る
もし戦いが長引いてしまったら…その感触や傷で幅や長さを見破られてしまうかもしれない
なのでこの剣を使う際は、相手に気づかれる前に殺すことが重要となる。
…また、この武器の致命的な弱点として、「ペンキ」や「液体」などがある
なぜかというと…それらをぶっかけられてしまえば、剣の形状がまるわかりになってしまうからだ
身体能力 かなり高め
-
【――静寂と宵闇が支配する、人気のない夜の校内】
【月明かりだけが照らす学校内は、耳鳴りがするほどに静かで、暗く】
【…校内の一角に存在する図書室に、その「少女」はいた】
……………
【窓際に座り込むようにして、月明かりだけを頼りに本を読む少女】
【ページをめくる音と、少女の羽音ほどに小さな呼吸音だけが、図書室内に響き渡り】
【彼女だけが、存在を許される世界――…そう錯覚してしまうほどに、この図書室は「静か」で】
…………
【少女の栗色の髪を照らすように差し込む月明かりを見あげれば、少女は静かに本を閉じ】
【窓際から立ち上がると…ブレザーの学生服を揺らしながら、読んでいた本を棚に戻す】
……誰か、いるの…?
【そうして棚の前で立ち尽くした後、図書室の扉に目をやれば――】
【問いかけるように、投げかけるように、小さな声を扉――の先にいるであろう人物――へ告げる】
【その言葉に他意はない。少女はただ…ふと感じた気配の詳細を確かめたいがために、問いかけた】
【右手を強く握りしめ、群青色の瞳を扉へと向けながら】
【少女は扉の先に居るであろう「人物」を視るべく、息を僅かに潜めたまま、棚の前で立ち尽くす】
-
/まさかいらっしゃるとは
>>638
【少女が扉を開けると、そこには眼鏡を掛けた一人の青年が本を読んでいた】
【ただ一つ異常であったのは、彼の周りには4つの本が浮いているということだった】
あー、本の返却なら、入口に受付があっただろう。 そこに置いておいてくれたまえ。
【彼は少女の気配を感じると、そちらを振り返ることも無く本のページに目を走らせる】
【よく見れば、浮いている本は彼の座っているデスクの下、暗がりから伸びている妙な腕が支えている】
【青年はとても良く集中して本を読んでおり、まだ学校が終わったことすら気が付いていない】
-
>>639
【――この時間に、少女以外の人間がいたとは】
【…少女は少々驚いた様子で青年を見やる。そして告げられた言葉は】
……返却…?
【図書委員じみた事務的な言葉……図書室に入り浸る身としては、幾度と無く聞いた言葉だが】
【こんな時間に、このようなことを告げられるとは思っていなかったのか、少女は少々面食らった様子で】
【青年の元へ近寄り、青年――の近くに浮く、四冊の本に気がつく】
(念動力者……それとも、別の能力…いや、それよりも)
【不自然に浮かび上がる4つの本。それを見ると少女は、様々な思考を巡らせるが】
【それよりも先ず、疑問に想っていたのは――】
…貴方、どうしてここにいるの?
【何故この時間に、生徒がいるのか――と、少女は短く問いかける】
【…尤も、これは少女にも言えることなのだが。少女はそんなことよりも、青年がいる理由を知りたいらしく】
【青年の姿を…半ば怪しむような瞳で見据える】
-
>>640
【少女の言葉にぴくりと眉を動かし、本をゆっくり閉じると、周囲の手も一斉に本を閉じる】
君は面白いな。 ……いや、あまり普段から利用しない人にはあまり知られていないのも仕方あるまい
【影の手は流れるように本を積み重ねてデスクの上に揃え、青年は立ち上がる】
【自慢げに胸を張ると、腰元に差した西洋剣が少し揺れる】
2年B組、図書委員の【魔手蒼剣】だ。 放課後の時間の間だけ司書と似たようなことをしている
今日は俺の当番だったからな……活字を愛するものとして、こうして聖域を守って……
【眼鏡を直して外を見れば、放課後所かもうすっかり日は暮れている】
……なんと…! 日が、暮れている…!?
【彼にとっては数十分程度しか経っていないように感じられていたのだろう】
【強いショックにふらつき、デスクに手を付いて頭を押さえる】
-
>>641
【…かなり小説を読みふけっていた少女でさえ、今が「夜中」だと気がついていたのに】
【この青年はどれだけ鈍感なんだ…と、少女は心の中で呟いて】
……今、夜中の2:00だけど…
【放課後からこの時間まで、青年は夜だということに気が付かなかたのだろうか】
【少女は半ば呆れた様子で、小さくそう言い残すと】
【ショックを感じ、デスクに手を付けて落ち込む青年を見つめながら】
(…こんな図書委員に、聖域が守れるのかしら)
【囁くように、青年に聞かれぬような声量で、ボソリと呟く】
【だが図書室内は静かだ、耳を澄ましていれば少女の呟き程度、容易に聞き取れるだろう】
-
>>642
【少女の言葉がザクリと胸に突き刺さる】
【以前にも似たような事で図書委員長に怒られたのを思い出し、胃が痛む】
ま、守れる。 守れるさ!
剣にはそれなりに自信はあるし、影手のおかげで上の本だって傷つけずに簡単に取れる!
自分で言うのもアレなのだが、それなりの能力はあるのだ。 能力は…!
【ただ、時々抜けているのが珠に傷なのだが】
【という最後の一言は口の中で噛み砕く】
-
上は途切れたのかな?
なら誰かやらないか
【私犠致妖】
自分の身体を、部分的に、あるいは全て醜悪な怪物に変えることが出来る。
その姿はぬめぬめの粘液を纏う夥しい数の触手で、様々な種類の猛毒を分泌したり、棘を生やしたり出来る。
ただし、代償として一度変化させた部位は数日間元には戻らず、また触手は感覚が非常に鋭敏なので、斬られたりすると凄まじい痛みが走る。
触手は長さ最大10m、太さ最大5cm程度まで伸縮が可能であり、斬られても数分で再生する。
一度に数十本の触手を操作できるが、一本ごとの動きはそれほど正確ではない。
また、触手一本の張力は5kg程度である。
-
【偶像鏡】
存在するは一枚の鏡
現れる姿は望みしモノ
能力は?性別は?容姿は?性格は?
どのような物語を望む?
鏡はそれに答えよう
/ただ悩んでるだけです、指定してくださればなんでもしまさぁ
-
>>645
これといって能力の指定は無いので、あまりチート過ぎない奴でオナシャス!
どうしても決まらなければ倉庫から適当に引っ張ってきますが…
-
>>646
/了解した、よろしく頼む
【冷気麗姫】
周囲に氷の結晶が舞うほどの冷気を纏う能力者
能力者に近づけば近づくほど冷気は強くなり、一般人位なら凍えて動きが鈍くなる
能力者ならばある程度その症状は緩和される
空気中の水分を凍らせ任意の物に変えることができる
例としては武器や壁、氷柱や鎖など作れる物の自由度は高い
身体能力は軍人
初期装備はなし
-
>>647
/よろしくお願いしまーす
【人気の無い路地に、真っ黒いボロ切れを羽織った少女が一人】
【彼女は、たまに後ろを振り返りつつ、息を切らせて駆けてゆく】
「待てよおじょーさーんwwww」
「いーかげん捕まっとけってwwwwww」
【どうやら数人の男に追われているようだが、何故か助けを求めない】
【それどころか、彼女は人気の無い所を目指しているようだった】
【やがて、一軒の廃屋に逃げ込んだ彼女は、逃げるのを止めて男達の方を見据えた】
「そろそろいいかしら」
「なにがいいんだぁ?wwww」
「俺らにヤられる覚悟かwwwww」
【男達の下卑た笑いは、彼女がボロ切れをたくし上げた瞬間に凍りついた】
「ひっ……」
【叫び声を上げる前に、彼らはぼろきれから這い出した『何か』に、あっという間に首を折られて息絶えた】
「面倒なことしないでよね」
-
>>648
さっきの足音…この辺りだったかしら
【裏路地には似合わぬ真白いゴシックドレスと白銀の髪】
【周囲には冷気を纏わせた少女が淡々と歩いていく】
全く、たかが能力者一人の捕縛くらい自分達でどうにかするのか筋でしょうに…
ましてや社会にはほとんど顔を見せない相手、内密にということがわかってないのかしら。あら?
【少女の視界の隅に入ったのはどこかへと駆けていく男達】
【表通りなら見過ごすところだが裏路地ではそうはいかない】
さて、少しつけてみるかしら
【追った先にあったのは一見の廃屋、中にはさっきの男達の死体と黒いボロを纏った少女がいた】
ビンゴね、そこの貴女…ちょっといいかしら?
【少女も廃屋へと入り声をかけた】
-
>>649
【人を殺めたことで集中が途切れていたのか、こんなに近寄られるまで少女に気付かなかったことに驚き、慌てて振り向いた】
「……!」
【――死体を見られた】
【仕方なく少女を殺そうと思った直後、彼女から強力な冷気を感じ、相手が能力者である事に気付く】
「……私を、殺しに?」
【強烈な殺意を篭めて彼女を睨み、言葉を発した】
-
>>650
殺し、まではいかないわ。捕縛任務だもの
【殺気を篭めた少女の問いに涼しい顔で返答する】
でも抵抗するのであれば…動けない程度にはするわね
とりあえず、うちの機関に来てくれるかしら?黙って付いてくれば『私は』何もしないわ
【どこか意味深な響きを含ませた誘い】
【だが、先に抵抗すれば痛めつけると遠まわしに言っている当たり脅迫に近いか】
-
>>651
【じりじりと後退して、その辺りに転がっていた壊れた机に手を置いた】
「嫌に決まってる。お前みたいな怪しげなヤツの言いなりなんて」
【そういいつつ少女がボロ切れを捲ると、中からかなりの速さで触手が飛び出て【冷気麗姫】に迫った】
「コレでも喰らってろ!」
【触手の先端には鋭い針が生えている】
【刺さればひとたまりも無いだろう】
-
>>652
【迫る触手は少女の目の前で氷の壁に阻まれ止められる】
あら、人前で肌を晒そうとするなんて。痴女もいいところね
とは言っても…貴女の判断は正しいわ。それでいて間違ってもいる
【少女が手を真横に振れば、その手に現れるは氷の槍】
【それを逆手に構え振りかぶると】
死にはしないわ、血は凍結して止まるから
ただ…そうね、冷たく焼けるような痛みが襲うかもしれないわ
【『私犠致妖』に向けて放った】
-
>>653
「つめたいっ!」
【触手は冷気で凍てつき、少女の感覚に強い痛みを与えたようだ】
「……ッ!」
【痛みに顔を顰めつつも、何とか数本の触手で机を持ち上げ、槍を受け止める】
【勢いは殺しきれないが、貫通する前に机ごと横に薙ぎ、放り投げた】
「氷……お前の能力は美しいな」
【そう言って少女は【冷気麗姫】に背を向けてボロ切れを脱ぎ、腰に巻きつける】
【晒された背中からは、粘液を纏っててらてらと妖しく光る触手が何本も生えていた】
【そのおぞましい姿は、廃墟の闇に紛れてより不気味に見える】
-
>>654
あら、それはありがとう
【軽く礼をいい『私犠致妖』の行動を待つ】
【背を向けた相手には攻撃しないのは自分なりの流儀だ】
【そして『私犠致妖』が見せた背中には幾本かの触手】
貴女の能力…
【少女は目を細める。その目はどこか憂いを帯びていて】
その能力は、貴女自身にはじめから備わっていて?
それとも…人為的に創り出されたのかしら?
【気づけばそんなことを問いかけていた】
-
>>655
「お前には関係ない」
【そう言って、触手を蠢かせる】
「お前が今すぐ私の前から消え去るなら、見逃してやろう。そして……どうしても私の自由を奪うと言うなら、私はお前を殺す」
【触手の先端から針が生え、紫や緑色の液体が滴る】
「どちらにせよ、お前に話してやる義理は無い」
【禍々しい触手は、【冷気麗姫】の周囲を囲むように広がってゆく】
-
>>656
確かに関係ないわ、野暮な質問だったようね
【少女は一度だけ指を鳴らす】
【その瞬間、纏っている冷気がさらに強くなり】
【周囲に氷の結晶が舞い始める】
でもお生憎様、私も手ぶらでは帰れないの
ましてや殺される義理も私にはないわ
【少女の手に、今度は幾本もの氷のナイフが作り出される】
【その柄の部分には氷の鎖が取り付けられていて】
殺す気の相手にどこまでやれるかはわからないけど…
本当、分が悪い戦いね
【少女は氷のナイフを触手にめがけ投降する】
【まずは触手の動きを封じるつもりだ】
-
>>657
【触手は氷のナイフをかわし、氷の鎖を絡め取った】
「――ッ!!!」
【しかし、二三本はかわしきれずに切り落とされてしまったようだ】
【痛みに膝を振るわせつつ、【冷気麗姫】を睨む】
「……この程度っ!ど、どうってこと無い……!!」
【【冷気麗姫】の方に向けられた触手の先端が膨らむ】
「喰らえっ!」
【そこから、神経毒が放たれた】
【微量が皮膚に触れるだけでその部位の自由を奪うほどに強力なそれは、シャワーのように降り注ぐ】
-
>>658
強がりは程々にするべきよ
【淡々と言い放ち少女は絡め取られた鎖を引く】
【完全に動きを封じた、そう考えていた】
なっ!?
【それが油断となった。毒液が触手から放たれ】
くっ…間に合って…!
【周囲の空気を凍てつかせようとしたが間に合わず】
っ…ああああああああああ!!!!!!
【顔は腕でかばったものの、ドレスを通して毒液がほぼ全身に付着する】
【思わず声を上げるほどに強力なそれは徐々に体の自由を奪っていき】
そん…な……こんな、ことって…
【体を支えることすらできなくなりその場に倒れ伏した】
-
>>659
【【冷気麗姫】が倒れたのを見て、鎖に絡めていた触手を解き、引っ込める】
「……どうやら、動けないみたいだな」
【触手を隠すように再びボロ切れを纏い、彼女に背を向ける】
「……今は、殺さないでやる。これに懲りたら、私には二度と関わるな」
【触手が受けたダメージはかなり深刻だったのもあり、もう気力がもちそうにない。少女は【冷気麗姫】を殺さず、廃墟を後にした……】
/本当にすみませんが急用で落ちますorz
/付き合ってもらったのに本当にすいません;;
-
>>660
【視界の片隅、まだ機能している視覚聴覚が『私犠致妖』が去ったことを知らせる】
私としたことが…
【呟く表情から読み取れるのは悔しさだろうか】
【倒れ伏したままの少女は体が回復するのを待つ】
…でも、また出会うはず。その時は…
その時は、助けてあげられれば…
【どこからともなく現れた黒づくめの男達に少女は回収される】
【担ぎ上げられた少女の意識は闇に落ちていった】
/了解、乙でした!
/またいつかロールしましょうぜ!
-
暇な人やろうぜー
【創機製槌】
元々はただのレンチだった物にありとあらゆる改造を施した結果、
能力者と渡り合えるほどの高速機器製造機能と攻撃用機構を得た大型レンチを扱うことの出来る能力者。
部品を転送してくれるお供のロボットを従えており、出てきた部品をレンチで叩く事で
簡単な子供サイズのロボを造り出せる
作り出したロボは一般人と同じ程度の身体能力だが、一般人よりはすこしだけ頑丈
レンチの頭部にはスタンガンのような放電機能がついている
身体能力:怪力
-
だれかくださいお願いしますおかしくなってしまいます
-
>>663
【狗螺詰窩】
この能力者はある特殊な銃を使用する
銃自体の機能は普通だが、特殊弾薬が使用できる
その弾薬とは、音響弾Dである
音響弾Dは、その名の通り発砲すると爆音を撒き散らす弾なのだが
その音が最早音の範疇にある大きさではない
100m以内で無防備に聞けばまず聴覚器官を痛めるし
10m程度なら身体動作の不自由を感じる程の振動を起こす
刀剣程度の間合いなら内出血を引き起こしたりガラスを割ったり
もし接射ができた場合内蔵に重大な損傷を与えるのではなかろうか
なお、本人には高性能のイヤマフが支給されているので耳を痛める心配は無いが
付けっ放しだと何も聞こえない
また、音とはいえ結構な指向性を持たせてあるので
射線から左右45°内外で威力が5割、90°内外でほぼ0になる
-
テストプレイ
【人指灯火】
[Lv1]
この能力者は意識を集中させることで、物体に火を灯すことが出来る。
火力は人一人を火だるまに出来る程度から、マッチの火まで可能。
が、あくまで火をつける能力なので、何か燃えるものがないと使うことが出来ない。
[Lv2]
Lv1に加え、発生させた炎を自在に操作することが可能。
延焼させて炎を大きくすれば、Lv1以上の火力を発揮できる
[Lv3]
炎を操る異能が暴走し、これまでの物とは全く異なる力へと発展。
[Lv1][Lv2]に加え、体に触れたありとあらゆるものを高温度の体熱で溶かし焼き焦がす。
うかつに触れれば能力の宿った刀剣類でも溶かしかねない火力を持っている
自身で解くことはできず、能力無効能力か、氷、冷気の能力者に冷やしてもらわなければ、戦闘終了後に
その体は燃え尽きる
-
【炎獣合魔】
人と炎の魔獣を合成した生物。普段は人間の姿をしているが、興奮すると毛や赤い結晶が生え揃う。
体毛は固く、ある程度の攻撃は軽減できる。赤々とした尻尾が生えており自在に動かせる。
体からは常に微弱な熱気が流れ、小さい羽虫程度だったら近づくだけで焼け落ちる。
靭やかで強い筋肉を持ち、両手の指先は爪と言うより棘に近い程固く尖っている。
スチール缶程度であれば噛み砕ける顎と牙、本職程ではないが炎や熱気を操る魔術の心得もある。
叫び声は火山口のように強い熱気を帯び、遠くまで響き渡る。
魔力を込めて特殊な叫び声を上げることで、自身の周囲50m内へランダムに炎の塊を浮遊させることが出来る
数はおよそ2,30個で、大きさはスイカ程度。 炎の塊は込めた魔力が尽きるまで燃え続ける
-
【道路に散らばる瓦礫、燃え盛るビル。 折れた街路樹に、焼け焦げた人の死体】
【普段なら人の喧騒が止む事のない大通りは、不気味な程に静まり返っていた】
……グルルル……
【パチパチと音を立てる火柱のほかにもう一つ、唸り声を上げるモノがあった】
【唯一、この場で生存しているモノ。 それは犬のようでもあり、爬虫類のようでもあった】
【炎のように揺らめく赤い毛と、ところどころに生えている鱗のような赤い結晶】
【サメのような鋭い牙は、足元の焦げた人間を時折つまらなさそうに齧り取っている】
【化け物は大きな欠伸を一つすると、屍の上に丸くなって眠り始める】
-
なんと丁度いいタイミング
四時くらいまでなら出来るかな・・・能力ください
-
>>668 /倉庫
【氷結双槍】
この者は貫いた物質を凍結させる2本の槍を装備している。
また、脚に付けた特殊な装置で強化された身体能力で数メートルを超えるジャンプや、強烈な蹴りを放つ事が出来る。
装置の力によって数秒間滞空し、更に空を蹴る事により疑似的に空を飛ぶことが可能。
槍の技術は達人レベル。
脚以外の身体能力は格闘家レベル。
-
/オッスお願いしまーす
【精石契約-藍玉-】
氷の精霊を使役する能力者。氷の精霊は単体だと軽い氷の魔法や氷の生成しかできないが、
この能力者の槍に向けて魔法を放つ事で、能力者がその魔法の威力を強化し、
再度放つことが出来る。
一度術者に向けて魔法を放つため、精霊と能力者の距離が近いときでないとこの技は使えない。
また、この精霊は槍に纏わせることで槍を強化することが出来る。
槍を巨大化したり、突き刺した物に冷気を流し込み凍らせたり出来るようになる
この状態は魔力を大幅に使用し、5レスの間しか維持することが出来ない
身体能力:身軽、槍を扱える程度
初期装備:鉄製三つ又槍
-
/サイコロ振ってたら遅くなりましたあん
/6時ころに飯落ちしてしまうかも
【零裂等識】
この能力者はありとあらゆる刃物に対して相応しい使い方を心得ている
懐には大量の刃物を携帯しており戦闘中任意に取り出す事が出来る
更に初期状態では持っていないがワイヤーと言った頑丈な糸を手にする事で
指先のリングに糸を通し糸を指先の微細な動きで操る事が出来る
その糸は例え普通に裁縫に用いられる糸でも周囲に展開すれば半径8メートル程の索敵フィールドを展開し
頑丈なワイヤーであれば拘束に振るい相手に裂傷を与える事が出来る
初期武器 大量の刃物(主にナイフ系) 糸を通す指輪(鉄製)
身体能力 比較的高く徒手空拳で不良を二人位なら余裕で追い払う事が出来るほど
-
【冬が終わり、春の陽気が暖かい空気を運んできている】
【冬眠していた動物は目をさまし、人々は満開になった桜の元で飲み騒ぐ。 あらゆる生物が活発になる時期、春】
【そんな中、青年の頭に顎を乗せ、でろん、とトロけている妙な小人がいた……】
「兄様……暑いんですけど……」
【青いワンピースにジャケットを羽織ったような姿をしているのは一人の少女。 大きさは人の腕よりも小さく、羽が生えている】
じゃあ離れていればいいだろう
【眼鏡を掛けた短髪の男はそれをうっとうしそうに払い除ける。 銀色の髪に隠れた金色の目が不機嫌に歪んでいる】
「うえー……兄様冷たいー……」
そりゃよかったな
【漫才のようなことをしながら、青年はある場所を目指す】
-
>>672
やあやあ、そこの御兄妹。私と遊んでいかなーい?
【声に振り返れば、そこには若い女の姿があるだろう】
【女性にしては背丈が高く、見るからに180cmはあるその若い女】
【その上特に目を引くのは、その美しい黒髪の長さだろう】
【ゴムで一本にまとめ上げてはいるものの、それでも地に髪がついてしまうのではないかというくらいに長い】
最近街をにぎわせている通り魔の噂、知ってるかなー?
あれ、私のことなんだよねん
【快活に笑う女性――その両手にはナイフ】
どこか急いでいるのかな?でも残念。私の遊び相手になってもらおう!
【そういって、女性は二本のナイフを同時に投げはなった】
-
>>673
【突如現れた長身の女性。 長すぎるともいえる黒髪を揺らして、笑顔で殺意を向けてくる】
……いや、丁度良かったよ。 依頼と任務がほんの少し入れ替わるだけだ
「……え? え!?」
【空中でワタワタと狼狽える妖精を押しのけるように、青年は布に包まれた長物でナイフを弾く】
俺は掃除屋【精石契約-藍玉-】。 楽しいひと時を期待しているよ、通り魔
【引き千切るように布をはぎ取れば、そこには先端が三つ又になっている大きな槍が握られている】
【その後ろでは妖精が顔を青くしながら空間に魔力を充填している】
……アオイ。 折角お前の好きな涼しい展開になったんだ……働けよ?
「……涼しいどころか寒気がするよ!!」
【青年は小走りで女性の元へと向かう。 背後では、妖精の少女が何かを唱え、青い光が漏れている】
【近付けば、牽制程度に槍を突出し、払い、を繰り出していく】
-
>>674
へえ、あんた、掃除屋かい!!だとしたらすごく楽しませてくれるんだろうねえ!
【女性はどこからともなくブッチャーナイフと呼ばれる、精肉などに用いられる刃物を手に持った】
【刃が厚く、ナイフというよりも鉈に近いその刃物で、青年の突きを払っていく】
【しかし、その圧倒的なリーチの差に、女性は後退せざるをえない】
チィッ!こうなったら……!
【そこで女性は逆に、間合いをつめようと青年に向かって駆け出した】
懐にもぐりこめばこっちのものさあっ!!
【その際、槍の刃先が女性の左肩をえぐるも、女は気にしない】
【間合いをつめた瞬間、女性はブッチャーナイフで青年の脇腹めがけナイフを振るうだろう】
-
>>675
【圧倒的なリーチ差にも関わらず女性は青年の槍撃を次々と躱し、流し、受け止める】
(流石に、俺に依頼が来るだけはある……コイツ、出来る……!)
【一進一退の攻防の後、女性は青年の槍を体に受けつつも、強引に攻めてくる】
しま……ッ!
【リーチの差に油断があったのだろう。 女性は肩から血を流しながらも、
腕を伸ばしきった青年の懐へ入ると、絶好のタイミングで脇腹へと刃物を振るう】
【が】
「しまっ…、じゃないよ! 兄様しっかりしてよね! 心臓凍るかと思ったよ!」
フッ……! お前に言われるようでは俺もまだまだだな…… フンッ…!!
【背後から伸びた氷柱がその進行を阻止していた。 青年は薄く笑うと、
槍の柄の部分を女性と自分の体の間にくるりと差し入れ、石突きの部分を蹴り飛ばして弾き飛ばしに掛かる】
-
>>676
うおっと……!!
【確実に仕留めたと思った――しかし、ナイフは氷の柱によって止まってしまう】
【さらに青年の石突による反撃――女性はナイフを投げ捨て、すぐさまバックステップ】
【青年と十分に距離をとった】
いやあ、まいったまいった……あんたたちの連携やるねえ
リーチではこっちが圧倒的に不利だし…間合いを詰めれば今度はそこの女の子に止められる
さすが、掃除屋をやってるだけのことはあるねえ……近距離中距離に死角なし、か
だったら――
【女性はすぐに自分が来ていた服を引き裂き、その布切れを強く左肩に巻いて止血した】
【そして自身の左手を握ったり開いたりを繰り返し――】
うんうん、まだ使い物になるね……それじゃあ!!
【瞬間、女性の両方の手に4本のナイフ、計8本が指と指の間に挟まるように現れる】
歩く人間ナイフ庫とは私のことさ……これならどうかな!!
【そうして、計8本のナイフを投擲した】
【この女性、最初の数本をはじかれたとしても――さらにナイフを取り出し、長距離からナイフを投げ続けることだろう】
【反撃されないかぎりにおいては、の話だが】
-
>>677
【距離を離した女性に安易に追撃することなく、槍を構えて隙無く構える】
お褒めに預かり光栄だ。
時々氷が折れてそのまま俺に突き刺さってくることもあるが、まぁ重宝しているよ
(手負いの虎は恐ろしいというが、果たして目の前の女性は猫か、虎か……)
【などと考えていると、いつの間にか女性の手に現れたのは大量のナイフ】
【体や服の各所に武器を隠す技術に暗器と呼ばれるものがあるが、そのナイフの多さたるや、
暗器というよりもはや召喚に近い】
「あ、兄様!!」
問題ない……! お前は外側を狙え!
【投げ放たれたナイフを二人で迎撃していく】
【大型の武器であることが災いし、叩き落としそびれたナイフを、妖精が小さい氷で迎撃していく】
【第一波をしのいだだけでは、それは終わらなかった。 迎撃しては近づこうとするが、その度に足を止められる】
【叩き漏らしによるナイフの傷は着々と増え、5分もしないうちに、青年の各所には突き刺さったナイフや切り傷が大量に増えていった】
「あああ兄様! どうしたら、どうしたら!?」
……慌てるな。 深い傷じゃあない だが、もうそろそろ切り替えしたいところだな…!
【青年は妖精に力を溜めるように命じ、引き続き女性からのナイフを槍で弾いていく
が、時折足元に転がったナイフを足で弾き、女性に向かって蹴り飛ばす】
-
>>678
……くっ!?
【大量に投げたナイフが、仇となった】
【青年が蹴り飛ばした数本のナイフ――その内の2,3本が、女性の顔面に向かって跳んできたのだ】
――ッ!!
【女性は投げる手を止め、顔面に向かって跳んでくるナイフを弾き飛ばした】
【一瞬――そのまさに一瞬、女性には隙ができた】
【戦闘での隙は、一瞬とはいえ大きな致命傷になりかねない】
【これまでに様々な能力者――時には一般人を相手にしてきた女性には、それが一番わかっているはずなのに】
-
>>679
【蹴り飛ばしたナイフはその多くが見当違いの方向へ飛んで行ったが、ついにその内の数本が、
女性を捉えることに成功する】
……ッ!!
【その瞬間を青年は逃さなかった。 目をカッ、と見開き、槍を構えて矢のように飛び出す】
アオイッ! やれ!!
「……! 我は契約を果たす者也…! 我が主に精霊神のご加護を授けたまえ…!」
【背後から少女の詠唱が響き、大きめの氷の矢が放たれる】
【矢はまっすぐに青年の背中へと向かい、大きく振り回した槍の中へと吸い込まれる】
――契約成立。 狂化・氷棘槍!!
【掛け声と共に、青年の槍に変化が現れる。 先端はビキビキと音を立てて凍り付き、先ほどの矢と一体化】
【女性の足元に思い切り突き刺せば、女性のいる方向へと大きな氷柱が幾重にも生え、貫いていく】
-
>>680
しまっ……!!?
【地面から伸びてくる幾重にも連なる氷柱――それを、女性はかわせない】
――――ッッ!!!!
【幾本もの氷柱が女性を貫き――さらにその内の特に巨大な一本が、女性の腹部に突き刺さった】
ぐ、ううぅぅッッ!
【苦痛に顔をゆがめる女性、口からは大量の吐血】
ま、まさか、この私が……!
ふ、ふふふ、や、やるじゃあないか……掃除屋!!
【もうこれで終わり――もしもこの光景を見ている第三者がいたらそう思っただろう】
【しかし、この女性は――】
ふ、ふふふふふふふ、でもねえ…!!私は、転んでもただで起きないタイプなのさ…っ!!
【最後の力を振り絞り――女性は自身の長い髪を、縛っている根元からナイフで切った】
【黒髪が辺りに舞いちり、女性は右手でそれらの髪を握り締めた】
【すると、人差し指につけていた指輪にいくつもの髪が絡まり――その髪が、青年の周囲に向かって伸びていく】
【髪と髪が絡まりあい――さらには幾本にも重なり合い――それらの伸びた髪が行き着いた先には】
……私の、最期のあがき、さ……喰らいな
【青年が弾き飛ばしたナイフ群】
【それらに髪が絡まり――四方八方から、十数本にのぼるナイフたちが青年たちのことを襲うだろう】
-
>>681
【氷の棘に磔になった女性をみて、青年は肺に溜まっていた息を吐き出す】
……いや、全くいい経験になった。 お前が魔法を使えなくて、心から良かったと思ってるよ
【止めを刺すべく、突き立てた衝撃でお椀のような形になっている氷の矢から槍を引き抜こうとした、その時】
「あ、兄様ッ!? 駄目ェッ!!」
…アオイ? なん………
【妖精の少女は絶叫する。 青い光を涙のようにまき散らし、青年の元へと飛ぶが間に合わない】
【女性の流れるような手捌きに、青年はほんの1秒にも満たない間呆然と浮き上がるナイフを見ていた】
【一瞬の出来事。 青年が気が付いた時には全身をナイフが貫いていた】
あ、っが…は…!?
【熱く、鋭く、冷たい痛み。 腕が、足が、首が、腹が、腿が、脹脛が】
【全てを貫かれ、青年はその場に崩れ落ちた。 それを、妖精の少女が慌てて受け止める】
「兄様…………」
【背中側のナイフを抜いて、傷口を凍らせる。 静かに地面に横たえると、極寒の瞳が女性を睨み付ける】
「女……死んでも楽になれると、思うなよ」
【その手には大きなナイフが握られている。 妖精は磔になっている女性を見下ろし、ナイフを振り上げる】
-
………………………………………………………………
………………………………………………………………
【――沈黙】
【この女性に訪れたのは、果てしない沈黙だった】
【自身を抉った幾本もの氷柱――もはや冷たいや痛いを通り越し、感覚さえなかった】
(…………私は…私は…?)
【薄れ行く意識の中――もはや視界も定かではない】
【ただ音だけ――今ほど戦っていた二人のやりとりが聞こえる】
【このやりとりから察するに――どうやら最後のあがきは、無駄には終らなかったらしい】
「女……死んでも楽になれると、思うなよ」
【そして、声】
【自身の頭上から降ってくるその声は、酷く冷たく、そしてまた憎しみと言う熱さが篭もっていた】
(…ふ、ふふ……これほどの憎悪をぶつけられるのは、久々だ……)
(死んでも?…ふふ、こういう結末は覚悟していたさ……)
(極悪人にふさわしい、最期さ――――)
【女性の意識が、急速に闇へと溶けていく】
【そうして最期に女性の脳裏に浮んだのは――今までに殺してきた人々の姿だった】
【零裂等識】――END
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>>683
【妖精は氷で出来たナイフを女性に突き立てる。 完全に事切れた女性の顔を無表情にじ、っと見つめた後、
急いで青年の元へと向かう】
「兄様……必ず、必ず助けますから……!」
【涙の滲む目を拭うこともなく、少女は氷で作った台車に青年をゆっくりと乗せると、病院のある方向へと消えていった】
【その後、病院で目を覚ました青年が数か月のリハビリをしたり、貰いそびれた報酬を受け取ったり、
長期の休暇を取ってシベリアまで行ったり等、様々なことが起きるが、それは別の話】
【精石契約-藍玉-】――END
/乙。 濃いロールでした。 時間過ぎたのに付き合ってくれてありがとう
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>>684
/いえいえこちらこそ
/お疲れ様でした
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/ロール練習したいです
【呪付箋】
付箋に書いた文字通りの能力を貼り付けた物に対して発動させる能力。「斬」の付箋を対象に貼りつければ、対象は斬撃をくらい、「爆」の付箋を対象に貼り付ければ爆発が巻き起こる。
しかし、大規模な力(チート)であるほど能力者の体力を消費するので注意。(例・「滅」などは命と引き換えレベル)
また、呪付箋を使うには使いたい文字をペンで書かなくてはならない
複数の呪付箋を組み合わせることも3枚まで可能
初期装備…呪付箋、ペン
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/ロール練習
【始原之糸】
現存する全ての物質から糸を作り出したり、布を織ることができる。
糸の強度は原料となった物質に依存するが、重量は普通の糸と同じ。
またそれの糸や布は物質の特性を持っている。
空気の糸を紡ぎそれで布を織れば、それを使って使用者が飛んだりすることができる等。
金属の糸を紡ぎそれで布を織れば、それは軽い盾となる。
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/お題スレで作った奴テスト
【祈願弓弩】or【E bow】
イチイの樹の端材を利用して作られた小型のボウガン
このボウガンが放つ矢には、神経毒を主とした様々な毒の効果が付与されており
相手を傷つけるよりも、相手の動きを止めることに主眼を置いた弓である。
矢自体の威力は往来のボウガンと同じ程度で、それ1つでは致命傷になり得ない。
しかしこの矢には少量の火薬が含まれており、矢が抜ける前に追撃を当てることで
刺さっている矢の火薬を発火させ、爆発させることも出来る。
また矢に用いる毒を自身の体に塗りこみ、とある呪詛を呟くことで
辺り一帯にイチイの毒を活性化させる毒素を散布することも可能。
が、この弓はボウガンであるため、矢を装填するのに時間を要する。
また連射を行うと弦が千切れる可能性もあるため、発射には1レスほどの間を設けなければならない。
因みに毒の効果時間は2レス程度。それ以降はたとえ矢が刺さっていようと自然完治してしまう。
身体能力:射撃の腕は一流。他は一般人程度。
初期装備:小型のボウガン(手に装着することも可能)、毒液が入った小瓶数個
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【夜の街、少女が一人歩いていた。】
【少女の容貌はまだ少し肌寒いこの季節には不釣り合いの薄着である。】
【少女は自分の自慢の長髪が風に撫でられるのを感じつつ呟いた。】
この風はいい素材になるかしら?
【少女は、おもむろに風が吹いてくる方向に手を伸ばす。】
【風をつまむように手を動かすと、緑色の糸が紡がれる。】
いい糸ね、これならいい上着ができそうだわ。
【少女は素早く手を動かすと、あっという間に透明感あふれる緑の衣が誕生した。】
【少女はそれをうれしそうに着る。】
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>>689
【――夜の街に吹き抜ける風が、女性の頬を通り抜ける】
【その風は始りを告げる「開始」の合図。能力者の「殺害」という――仕事の合図で】
【とある住宅の屋根に座り込んでいた女性は、ふらりと腰を上げ】
……ようやく来たか
【亜麻色の髪を揺らし――群青色の瞳で街を見下ろす】
【彩色の薄い蒼の瞳。その瞳に映ったのは、透き通る翠の衣を纏う一人の少女で】
【少女の容姿を見据え、「少女を待っていた」かのような言葉を残せば】
【傍らにおいていた弓――いや、「ボウガン」を、自らの右腕へと装着し】
【番えられている矢を少女に向け、風が止む時を見計らう】
――貰ったッ
【そして風が静止し、静まり返る街中。その時を狙い女性は、番えていた矢を射出する】
【放たれた矢は勢いをつけ、少女の身体へ向けて勢いを増していく】
【しかし風を切る音が響いている為、矢を捉えずとも避けることは容易だろう】
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>>690
【――ふと、風を切る音が聞こえる。】
おや、何かしら、止めて欲しいわね。ふふっ
【少女は矢が風を切る音に振り向き、そして微笑んだ。】
せっかく作った上着が台無しになっちゃうじゃないの。
でも、ありがとう。あなたのおかげでこの上着を試すことができるわ。
【少女は上着をマントのようにはためかせた。】
【その刹那、少女から突風が吹き荒れる。】
【>>690から放たれた矢は勢いを失い、地に落ちる。】
それと、あなたのその服、私の新しい服の材料にしてもいいかしら。
【少女の言葉に呼応するように、突風は鋭さを増し、かまいたちのように襲い掛かる。】
【少女の言葉通り、服を裂くためで威力はそれほどない。】
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>>691
【突如吹き荒れた突風。それにより女性の矢は、威力を失い地面へと落ち】
やはり一筋縄では行かない、か
【女性は帽子で表情を隠しながらも、僅かに悔しさが垣間見える呟きを残し】
【再び矢を番えつつ、矢尻に「麻痺」の神経毒を塗りこむ――と、その時】
【放たれた突風が、刃の如く女性へ向かって吹き付ける】
――風か、厄介だな…
【すんでのところで鎌鼬を回避した女性。そんな女性の左袖は――鎌鼬により、切り裂かれていて】
【思いがけぬ少女の攻撃に戸惑いながらも、女性は直ぐ様その場から走りだし】
【少女との距離を起き、再び矢の装填を開始して】
【――「服の材料」。その言葉に妙な違和感を覚えつつ、女性は少女に視線を戻す】
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