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暇潰し・ロール練習スレ 其の四
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>>629
【手を縫い付けていたナイフが消えて、少女は後ろに尻餅をつく】
……なんのつもり…ッ! ……は…?
【一体何を感じたのか。 これまで殺気を正面からぶつけてきた少女が、こちらの武器である
本とペンを手渡してきたのだ】
……はっ、あはは。 愉しんで殺して、悠々と生きて、
生きるのが辛くなったら今度は私に殺させるのね…? ……貴女みたいな人、個人的にも大ッ嫌いよ…!
【その相手を、心底侮蔑したように睨みつけ、少女は奪い取るように本とペンを取る】
いいわ…! お望み通り殺してあげる!
【本当に、自分勝手なクズ。 こんな女、さっさと殺してしまおう】
【そう思ってペンをメモに走らせたとき、脳裏に祖父の言葉が蘇る】
『いいか。 これから俺は人殺しになる。 誰かに殺されもするだろう。 だが、相手を殺せばお前も人殺しだ』
【少女は、思わずペンを落としそうになってしまった。 更に記憶は蘇る】
『いいか、忘れるな。 人殺しの未来に幸せは無い。 そこに善も悪もない。 幸せは、無いんだ』
【目から涙が出てくる。 その記憶の中の祖父が、あまりにも悲しい目をしていたから】
【少女は無言でメモにある言葉を書きなぐると、手裏剣状にしてナイフ使いの両腕に突き刺す】
【突き刺されたところから麻痺が広がり、腕の感覚が徐々になくなってくるはずだ】
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