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ミッション『ピストルと手錠』
1
:
『?』
:2006/04/07(金) 01:54:58
場所はアメリカ合衆国・・・・『ニューヨーク』。
華やかなイメージと共に『犯罪都市』としても知られる『街』。
今日もどこかで、違法な行為が横行している。
君達は、それぞれの目的でこの『街』に訪れる。
(詳細
>>2-3
)
2
:
『?』
:2006/04/07(金) 01:58:31
『マフィア』の一員となる。ニューヨークがアジトで資金源は『麻薬売買』中心。
『スタンド使い』を1人だけ増員を希望している。
参加可能人数『1名』
資格『なし(おかっぱ頭不可)』
報酬『10000ドル』
『名前』『性別』『年齢』『スタンド能力』を記載することが
この『仕事』を引き受けることを意味する。
言葉の壁は、気にすることは無い。
3
:
『?』
:2006/04/07(金) 02:02:57
『CIA』の外部依託捜査員。『逮捕件』あり。
ある『マフィア』同士の『抗争』の情報を得た『CIA』に雇い入れられる。
目的は主に『マフィア』にいる『スタンド使い』で『犯罪』を犯したものの検挙。
状況次第ではそのものの射殺の権限も法的に与えられている。
参加可能人数『1名』
資格『なし(パンチパーマ不可)』
報酬『5500ドル』
『名前』『性別』『年齢』『スタンド能力』を記載することが
この『仕事』を引き受けることを意味する。
言葉の壁は、気にすることは無い。
4
:
『?』
:2006/04/07(金) 02:05:52
募集開始。
(プレイヤー同士での殺し合いになるケースも十分に考えられます。)
5
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/04/07(金) 04:22:35
>>3
さる事情で警官を辞め、ニューヨークで悠々自適の隠居生活を送っていた、
一人の男の元に『CIA』からの依頼が舞い込んできた。
そして、男はその話を受けることになる。理由はいまだ不明のまま。
「アメリカに来てまで、この仕事とは我ながら因果な話だな……。
実弾撃ち放題なだけ、日本よりマシであって欲しいがね?」
ちなみに、男の身長は180cmを越え、服装はよれたYシャツに、
くたびれたカーキのジャケットとズボン。さらに、巻いただけのネクタイ。
あ、髪型?パンチパーマとは似ても似つかないショートヘア。
『名前』 七市 敬司
『性別』 男
『年齢』 25
『能力』
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/8604/1100176825/182
6
:
リー・ユンファ『トリック・ダディ』
:2006/04/07(金) 07:24:32
>>2
『名前』リー・ユンファ
『性別』男
『年齢』29
『スタンド能力』&『質疑応答』
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/8604/1093979370/519
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/8604/1093979370/583
リーの生きる目的は誰よりも幅広く深い人脈を作ること。
それこそが彼の全てであり生きがいである。
学生時代は誰よりも友人を作ったし、社会にでてからも誰よりも社交的に振舞った。
「マフィアが募集人員をね。資金源は麻薬の密売…いやはや」
(いいでしょう…本来ならもう少し大きな組織に入りたかったのですが…
人脈を拡げ、より多くの友人を作るためです。
こうゆう方面のご友人はまだまだ多いとは言えませんからね…)
そんな思惑を胸に秘める男がここに一人。
7
:
『?』
:2006/04/08(土) 01:58:06
>>5-6
『参加』を確認。
8
:
『?』
:2006/04/08(土) 02:55:22
>>5
『七市』は『ニューヨーク』の某オフィスビルの一室に来ていた。
表札や社名すら記載されていないこの場所が『CIA』の拠点の1つである。
4名ほどの男女と同じ部屋で『七市』は今回の仕事を聞き始める。
男の1人が話始める。
「はじめまして。君達に尾行者がいないことと、その素性は既に全て調べている。
君達が『信頼しうるもの』と私達は認めることとする。
今回の仕事だが・・・『YOE(Yearning for the old days・・・『懐古』)』と自称する
マフィア組織と、新興勢力であるマフィア組織の『OTJ(Ode to Joy・・・『歓喜の歌』』
以上の2つの組織の抗争が激しく行われているという情報を我々は入手している。
『YOE』に関しては情報も多く、もし『スタンド使い』を雇っていたとしても
それなりの対処方法は我々のほうで準備をしてある。
問題は、新興勢力で情報が限りなくゼロに近い『OTJ』のほうだ。
組織の全体像も歴史的背景なども全くベールに包まれているし
構成員がどこに潜伏しているのかも分からない。
君達には、この『組織』の一部でも構わない。『情報』を集めてもらいたい。
もっとも、依頼の条件にあるように『逮捕権』と、緊急時の『射殺の権限』も与える。」
9
:
『?』
:2006/04/08(土) 03:07:51
>>6
「我々は『OTJ(Ode to Joy・・・『歓喜の歌』』と自称する『組織』だ。
まず、君は『試練』を乗り越えなければならない。・・・・分かるかい?
これと同じ『紋章』を、1つだけでいい。取ってきて私に渡してくれればいい。」
『リー』は、暗がりの無人のスナックで黒ずくめの衣装を着た男性に『紋章』を渡される。
それは小さなピンバッジのようなもので、オリーブの木の中に『YOE』という小さな字が入っている。
男の表情は、暗がりの中で確認が出来ず、声だけが聞こえる。
「『YOE(Yearning for the old days・・・『懐古』)』という『組織』の紋章だ。
『YOE』の『構成員』はチンピラでもその『紋章』を大切に持っている。
・・・・まあ、多くは望まない。その『紋章』さえ持ってくれば、君を仲間と認めよう。」
10
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/04/08(土) 03:20:13
>>8
さすがは天下のCIA様だな。ここまで、訳のわからん場所に支部を作れるとは。参ったね、こりゃ。
……さて。子細は了解したが。気になる点がいくつかある。
まず自分と共に集められた『残り4人』の素性。
CIAが自分程度に信頼し、かつ『謎の組織』のスタンド使いに対抗しうる手段として呼ばれたのか?
だとすれば・・・こいつらも?これは、自分の中で勝手に『推測』する。
「……ところで、気になることがあるんだがね?
まず『逮捕権』はどこまで適用されるのか?って言うことだな。
極端だが、下手すりゃ街の万引き犯まで逮捕しちまっていいのかね?
で、逮捕したらどこに連行すればいいのか?ってことも出来れば頼む。
それに、これ自体、警察全体が連携を取ってくれるような任務じゃないんだろう?」
『逮捕権』についての疑問を、CIAの諜報員に問いかけた。
「それから、使用させてもらえる拳銃は『自前』で用意するのか?支給されるのか?
支給してもらえるに越したことはないが……天下の『ニューナンブ』だけはゴメンだぜ?」
自国の粗悪な制式拳銃をジョークに肩をすくめて笑った。この動作といい、多すぎる『事前質問』といい。
隠居生活でアメリカナイズされすぎたかね、全く。まあ、似非アメリカ人が関の山だろうがな。
11
:
リー・ユンファ『トリック・ダディ』
:2006/04/08(土) 07:48:36
>>9
(マフィアというと…やっぱり密会場所はこういうところですか。
映画や小説の世界だけだと思っていましたがね。しかも、服装まで…)
清潔感溢れる短髪。
しかしその襟足からは動物の尻尾のように腰までたれさがるポニーテールがある。
それがリーのチャームポイント。
そのチャームポイントを手で一払し、目の前の男の言葉に耳を傾ける。
「えーと、つまるところ」
男から渡された『紋章』を親指で上へと弾き、落ちてくるところをキャッチ。
「これと同じバッジを持ってる人から、それをぶん盗ってこいと。そういうわけですね。
そうすれば、わたくしはあなたがたの組織に…」
丸いレンズのサングラスを人差し指で上げ正し、一人うんうんと頷く。
「質問があるのですが、よろしいでしょうか?
一つ、このバッジを持っている方にはどこで会えるのでしょうか?
自分で探せ…と言うのであれば探します。その試練の範囲としてね。
二つ、持って来るためにはどこまでしてよろしいのでしょうか?
相手を傷つけず、平和的にいただいてくる…相手の鼻っ柱に一発いれていただいてくる。
奪うため…もらうための手段は…いかがいたしましょう?」
相手に敵意を与えない、自分はあなたにとって無害、よき友人ですよと意味をこめた笑顔で質問をする。
12
:
『?』
:2006/04/09(日) 02:11:02
>>10
他に集められた人物を『七市』は軽く観察する。
『黒いジャケットの男性』
『スレンダーな黒髪の女性』
『ストライプスーツの女性』
以上の3名。彼らの顔の特徴を覚える。
「『逮捕権』は、あくまでも『犯罪行為』に限って行うことが可能だ。
現行犯に対しては『警察権』を持たないものでも『逮捕』が可能なのは君のいる日本と同じだ。
実際には、犯罪行為を起こしたと認められる『OTJ』及び『YOE』の『構成員』。
以上の2パターンにおいて、君達は『現行犯』では無くとも確たる証拠を持って
『逮捕』を行う権利を有することとなる。
『誤認逮捕』は後に莫大な賠償金を請求されるから細心の注意は必要だがね。」
「拳銃については、君達の自前でも良いし、必要ならばこちらで用意する。
ちなみにこちらで準備するのは『グロッグナイン』・・・・『36口径』だ。」
13
:
『?』
:2006/04/09(日) 02:15:48
>>11
男ははっきりとした口調で『リー』の質問に答える。
その答える態度には、どこか紳士的な振るまいを感じる。
「私達は『マフィア』だ。・・・・多くの『言葉』はいらないだろう?
どちらにせよ、君の『忠誠心』は測られているのだよ。」
14
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/04/09(日) 04:40:41
>>12
うひょー。女二人かよ。さっすが、アメリカだぜ!
こんなダーティーな仕事でも、男女平等社会だね。きっちり2:2かよ。
だからどうってことないんだがね。本当、些末なことなんだが。
説明が終わったら『調査』もかねて、ビリヤードでもご一緒したいね。本当。
「しかし……ご丁寧にどうも。さすがアメリカだね?
『誤認逮捕』には本気で気を付けることにしよう。
この仕事の報酬以上の賠償金なんてことになったら、洒落にもならん。」
全く、さすがは訴訟大国アメリカ。つくづく、そして、どこまでも、アメリカ。
肩をすくめたくなるような気分を追いやって次だ、次。ツッコミどころはこの先なんでな。
「……ところで、ものすごく気になることがあるんだが。
『グロッグナイン』って、拳銃は聞いたことがない。まして『36口径』なら、なおさらな。
銃から弾薬まで、CIA独自規格の代物か?」
まず、グロック社をグロッグと間違えるぐらい誰にでもある。
しかも、イントネーションの違いで、どうとでもなる。だが、問題はここから。
グロック社の拳銃にはそもそも『17』以前の番号は存在しない。
『9』だとすれば『19』だろうか?まさか、日本の警察でも良くある『業界用語』ってヤツか?
だとすれば、決してチョイスは悪くない。フルオートじゃないのが、残念だが。
さらなる問題は『36口径』という全く聞いたことの無い『口径』である。
実際、日本の制式拳銃こと天下のニューナンブ様でも『38口径』だ。
それよりも小さいとして『22口径』や、一部の『特殊弾』は存在するが、あまりにも稀すぎる。
だとすりゃ、手元の弾丸が無くなった時点で『無用の鉄塊』になるってことかよ。
「そんな『特別』な拳銃があるなら、是非とも愛銃にしてみたいところだが?
で、『弾丸』も『CIAの特別製』だとすれば、ますますワクワクするね。」
生来のガンマニア気質と、元本職からの卑屈なツッコミ。ちなみ、伊達に取り調べはしてないぜ?
にしても『後の3人』が静かすぎるのが怖いが。サイレント・オブ・ゴールドってヤツかしら?
15
:
リー・ユンファ『トリック・ダディ』
:2006/04/09(日) 22:01:39
>>13
「かしこまりました。すでにテストは始まっているのですね」
男に深々とお辞儀をし、自らの非礼を詫びた。
「私がこの試練に合格した時…」
ほくそ笑み自信たっぷりといった口調で、リーは男に告げた。
「Ok,Boss!…この一言であらゆる仕事をこなしてみせますよ。
この試練に合格した時、私の心中を聞いていただけますか?
何を考えてるかわからない男とレッテルを張られるのは私のポリシーに反しますので。
私に関わってくれる人には、あくまでもオープンに」
垂れ下がるポーニーテールを一払いし、もう一度男に一礼をする。
「それでは、行ってきます。私のボスになるお方…」
その場に自信に満ちた笑顔を残し、店を出ようとする。
16
:
『?』
:2006/04/09(日) 22:43:12
>>14
「このタイプの拳銃には初めてお目にかかるか?
この国は広い。君の知らないことは沢山ある。
君には『グロッグナイン』を渡しておこう。」
説明をしている男性は『七市』に『グロッグナイン』とカートリッジを3つ、手渡す。
「他に質問がなければ、早速仕事にかかってもらう。」
その言葉を言い終わらないうちに『スレンダーな黒髪の女性』は部屋を出て行く。
『黒いジャケットの男性』「せっかちだな、女のクセに。B型かなありゃあ。」
『ストライプスーツの女性』「早ければいいってえものじゃあないわよ。
行きましょ『コベレフ』。ディナーでもしながらゆっくり作戦を考えましょう。」
『黒いジャケットの男』「そうだな。俺も腹が減ってきた。
やっぱり俺達は最高の相性だな『リッチ』。急いで得られるものばかりじゃあない。」
そう言うと『黒いジャケットの男』と『ストライプスーツの女性』は部屋を出る。
「彼らは、夫婦でこういう仕事を生業にしている。
実際に過去に色々な依頼をこなしてきた優秀な『外部依託捜査員』だ。
もし何かあれば協力するほうがいいかも知れないな。
さて、他に疑問があれば今のうちに聞いておくが?」
17
:
『?』
:2006/04/09(日) 22:47:40
>>15
「・・・・私は『ボス』じゃあない。『ボス』を知るものはいない。
君は軽率な言動に細心の注意を払うクセをつけたほうが良い。
目的が達成されたら、私にメールを送ってくれ。その後に『確認』する。」
『リー』は、1人店を出る。
外は夜の11時を過ぎている。
暫く歩けば、歓楽街へと出る。
18
:
リー・ユンファ『トリック・ダディ』
:2006/04/09(日) 23:13:00
>>17
(ふぅ、第一印象が最悪な形になってしまいましたね。
失敗、失敗。もう少し相手のことを勉強してから赴くべきでした。
腰は低いが、命令には忠実…そんな第一印象を与えたかったのですが)
リーは店の前で自らを自嘲し、反省点を考え、今後の課題を練りはじめる。
(軽率な言動に注意を払う…少々お喋りすぎましたか。
それに気をつけ、それなりの成功を収めていけば…私とあの方は友達になれる。
どれ、これからどうしましょうかね)
リーは店の前から移動を開始する。
目的地は夜の繁華街。
(まずは、情報収集ですね。
とは言っても、軽率な言動に最新の注意を払う。これを忘れてはいけませんね。
無闇やたらにこのバッジを人に見せ、情報収集なんてもっての他」
正装したスーツの胸ポケットに先ほどのバッジが入っている。
ポケットの上に手を乗せ、バッジの感触を確かめる。
「やはり、地道に行くしかありませんか…先が長くなりそうです」
とりあえず歓楽街に向かい、これと同じバッジをしている人間を探すことに決めた。
19
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/04/10(月) 16:38:46
>>16
うわ、本当にありやがったよ!『グロッグナイン』が。カートリッジってことはオートマだな。
グロッグナインを凝視する。まあ、天下のニューナンブ様よりマシだろ。頼むぜ『愛銃』?
「……いや『世界』は広いね?じゃ、こいつの『弾丸』は本当に『特製』だったりするのか?
まあ、有り体に言って、普通のガンショップで、補充用の弾丸は買えるのか?って、ことなんだが。
あと、このカートリッジ1つに何発の弾丸が入っているのかも頼む。
下手すりゃ練習がいるかもしれん。まあ、撃ったことは多々あるんだがな。」
日本の警官には、一応年に一度の『射撃訓練』が義務づけられていたりする。
ただ、普通はしない。そんな儲からないことより、ネズミ取りとかの方がまだ儲かる。
だが、俺は違う。射撃訓練場に3日入り浸って減給食らった。泣きてぇ。辞めてやったがな!
そして、部屋を出て行く他の調査員。うわー、夫婦かよ。映画か?これは。
夫婦喧嘩で本気の殺し合いとかすんなよ?近所迷惑とか、そんなもんじゃないからな。
まあ、楽しんできな。さすがに夫婦のディナーの邪魔はできんだろ?
「もう一度聞く、逮捕した人間の連行先は?任務が終わるまで『ご同伴』はさすがに勘弁だしな?
それから、もう一人のクールビューティーも気になるんだが。彼女は?
まあ、そこまで詮索しようとは思わないがね。気になることはそれと……。」
そうして、一通りに気になることを聞いてから、俺は大きく息を吸ってから。
「……じゃあ、たぶんこいつが最後の質問になる。
この街の繁華街、もしくはスラム街で『ビリヤード』が出来そうなところはあるか?
とりあえず、全部教えてくれると助かる。あと、近くのコーヒーショップもな。
付け加えて、タバコが吸えるとなによりなんだが。禁煙が多いのはわかっているつもりだが。」
大層な質問と思わせておいて、聞いていることはタウン案内。悪い冗談ってヤツだ。
こうやって無茶な悪態と質問ばっかりしてきたから、肩身が狭くなったのかね、俺は?
20
:
『?』
:2006/04/11(火) 02:39:25
>>18
『リー』は、様々な思案をしつつ『歓楽街』に到着する。
その街は賑わっており、ショーパブ、カジノ、ショットバー、レストランから教会まで
実に様々な建物が並んでいる。人通りも非常に多く、陽気な雰囲気に包まれている。
・・・・当然ながら、『紋章』を身につけているような人間はいない。
現在声をかけられそうな人物は5〜6名。店は全て開いている。
ショーパブの外で談笑しているタトゥーを入れたタフ・ガイ2名
金髪の短髪の3名ほどの青年たちは酒臭い。
セクシーな中年娼婦は退屈そうにタバコを吹かしている。
21
:
『?』
:2006/04/11(火) 03:04:07
>>19
「3発では不充分かな?ならばマガジンごと渡してもいいが。
まあガンショップにいけば大抵はそのカートリッジは購入が出来ると思うが。」
「連行先は、この場所で構わない。
それと、もう1人の彼女だが・・・・非常に優秀な存在だ。
名前は『ユリ』と我々は呼んでいる。共同して行動できるならそれに越したことはないだろうな。」
最後の質問に対して『七市』はビリヤードの出来る俗に言う『プールバー』を
地図で確認する。それぞれがおよそ1キロ程度ずつ離れており
『繁華街』に2件、スラム街の側に1件、離れた場所にあるアミューズメントパークに1件
合計で『4件』を確認する。コーヒーショップは非常に多く存在するが
主要な目印ともなるべき場所を5件ほど聞くことが出来た。
(全て喫煙席、禁煙席と分かれていることも確認する。)
22
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/04/11(火) 03:34:58
なるほど。カートリッジと言うからには、弾丸を詰める物を思い浮かべてはいたが。
カードリッジは弾丸そのものだ。マガジンが弾倉だな。じゃあ、これリボルバー?
「まあ、緊急時にしか撃てないだろうし、誤射も怖いからな。
3発もあれば十分だ。必要とあれば、現地調達するさ。ああ、自腹は覚悟しとくよ。
……出来れば地図のコピーが欲しいんだがね?まあ、いい。行ってくるさ。」
と、卑屈に微笑んでから。俺は事務所を後にした。ああ、本格的に前の仕事っぽいね、全く。
全部の場所は頭にたたき込んだから大丈夫だろ。さあ、調査は足って言うからな。
『ユリ』さんだったっけ、察するに日本人かね?少し探してみて居るようなら、ご一緒願いたいがね。
街に出てユリを探してみる。居なければ、最寄りのプールバーでも行くとするさ。
23
:
リー・ユンファ『トリック・ダディ』
:2006/04/12(水) 01:13:31
>>20
(いませんね、考えが浅はかすぎましたか。
映画なんかでは組織の下っ端の人間は、バッジを付けつつうろうろしているものですけど…)
歩くのを止め、腕を組み今後の方針をリーは考える。
いま目にしている人間に声をかけるべきか、それとももう少し歓楽街を練り歩くべきか。
(体格のいい方、今風の青年、ポン引き…声をかけてみましょうか。
なんらかの手がかりを得られ、組織の人間と接触。これが理想の形ですが…
めんどうですね、いろいろハショりましょう)
半ば開き直りぎみに、金髪の短髪の三人ほどの青年に声をかけることに決めた。
三人に近づいていく。
24
:
『?』
:2006/04/13(木) 01:31:15
>>22
『拳銃』はオートタイプ。
『七市』は地図のコピーを取り、部屋を出る。
『ユリ』と呼ばれた女性の姿は、既にどこにも無い。
周辺を探してはみたが、出会うことは出来ない。
・・・・『七市』は『繁華街』にある一軒の『プールバー』に足を運ぶ。
3階建てのビルの2階にそれはある。
受付の太った中年女性が挨拶する。
「いらっしゃいませ。一人ですか?なんならうちのバイト君が相手になってもいいよ?」
薄暗い店内には8台のビリヤード台がセットされており、その台にそれぞれスポットライトが当たる。
現在、3台ほどが使用中であり、若いカップルが2組と老齢の3人組がいる。
25
:
『?』
:2006/04/13(木) 01:33:34
>>23
『リー』は青年たちのもとに近づく。
青年の1人が『リー』に気付く。
26
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/04/13(木) 02:01:00
>>24
はぁ……ユリさんいないでやんの。まあ、一人の捜査の方が何かと楽だしな。
そうして、俺は地図を頼りに一件目の『プールバー』にたどり着いた。
受付は恰幅の良さげなおばちゃん。いやはやこういうの、もしかして世界共通かね?
「……いや、とりあえずは良いよ。久しぶりなんで、しばらく練習させてくれるかい?
興が乗ってきたら、バイト君にお相手でもしていただこうかね。」
そう言って、ジャケットを脱ぐと店の備え付けの『キュー』を構える。
適当に選んだフリをして『チョーク』を付け、9つのボールを台にセットする。
(……では、捜査開始といきますかね。)
ブレイクショットは捜査開始の合図。『同類』を燻り出すための。
俺は、スタンド使い以外は見えないはずのキュー『クリア・ザ・デックス』を取り出す。
そして、実体の『キュー』より少し長く透過させる。これで偽装完了。
スタンド使いを雇ったんだ……ってからには『組織』にもいるってことだろうな、『同類』が?
そして俺は『クリア・ザ・デックス』でブレイクショットを打ち込んだ。
ふむ、ビリヤード自体も久しぶりなんだが、……さて、腕はなまっているかどうか?
(それから、見事に釣れると良いがね?この『キュー』に気づく輩が……。)
27
:
リー・ユンファ『トリック・ダディ』
:2006/04/14(金) 00:37:34
>>25
少年達の前、遠すぎることもなく近すぎることもない間合いを保つ。
「失礼、少々お聞きしたいことがあるですが」
相手に警戒心を与えないための屈託のない笑顔。ゆったりとして落ち着いた声。
それらとともに口を開く。
(声をかけてみたものの、全くのノープランです。
どうしましょう、相手の出方を伺いつつ、喋れる範囲を喋りましょうか)
「この町の有力な人物、組織のことを教えていただきたいのですよ。
その人物名、組織名を聞くとみんなブルッちまう…知りません?」
一通り喋り終えた後、相手の反応を窺う。
28
:
『?』
:2006/04/15(土) 02:18:45
>>26
『ドッキャァァーーン!!!』
見事な『ブレイクショット』が決まり、3つの玉がポケットに入る。
周囲は見事なブレイクショットに歓声を上げる。
(『スタンド』に気付いている人間はいないようだ。)
残っている番号は『1』『3』『4』『5』『8』『9』
『1』の直線状の左ポケットの側に『3』があり、上手く行けば『8』『9』も狙える。
29
:
『?』
:2006/04/15(土) 02:23:41
>>27
『リー』は、ゆっくりと青年たちに声をかける。
『ドドドドドドドドドド』
・・・・暫くの沈黙の後、青年の1人が口を開く。
「ス・・・スパイ映画の撮影ですかッァアァ〜〜〜〜!?
HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!!」
『ドッ!』
青年達は酔った顔で腹を抱えて笑いはじめる。
全員が『リー』を指差して笑っている。
「HAHAHAHAHA!
あ、あんたが一番ブルっちまうぜぇぇー!
畜生!俺を笑わせてどうするつもりだ!HAHA!」
30
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/04/15(土) 02:57:05
>>28
ふむ、完璧だ。久しぶりだが、腕は『あの時』から衰えていないか……。
俺は、未練がましく滞在先の自室に置いてある小さな『トロフィー』を思い出す。
そこには『県内ジュニアビリヤード大会優勝』の文字が書いてある。
結局俺はそこまでの器で、以来ビリヤードは趣味程度にしか触れていなかったがね。
(で、どうやら、待ち人はまだ現れず……か。)
だが、なんだね。この絶好のチャンス。疼くよな、全く。
まあ、ブレイクショットが『完璧』なのは『スタンド』のおかげも多少あるんだがね?
……俺は、片目を閉じて狙いを定める。
『3』を壊さない程度に強く当てて、出来ることなら『9』を頂いてゲームセットと行こうか?
当然スタンドは使わせて貰うがね。ただの練習だったが『本気』でいこうか!
31
:
リー・ユンファ『トリック・ダディ』
:2006/04/15(土) 08:32:16
>>29
「HAHAHA!そうですよねっ、こんな突拍子もない話…」
青年達につられるようにリーも笑う。
自分で言った冗談じみた話が本当に面白いかのように。
「ですが、こちらは大マジなのですよ。もう少し、話の内容を聞いていただけますか?」
(短角的にハショッた結果がこれ。少々手がかりを掴むまでの過程を変更しましょう、そうしましょう」
今更悔やんでも仕方ありません、オーライポジティブシンキング)
笑いをぴたりと止め、青年達の一人に耳打ちをするように告げる。
「Yearning for the old daysという組織をご存知ですか?
YesかNoかのどちらでかお答えくだされば結構です」
リーの短所とも言うべき所。
多くの人脈を作るという目的には、もしかしたら致命傷になってしまう短所。
リーはとても結果を急ぎすぎる。
その落ち着いた外見とは裏腹に、心の中はいつだって結果を答えを求めている。
今回もその例外ではない。
当初の目的を変更し、もっとも素直な言い方で質問をすることにした。
32
:
『?』
:2006/04/16(日) 02:07:06
>>30
『ドッギャァァアーー!
バギューン!ドゴォォ!』
『七市』の狙い通り『9』の玉がポケットに入り、練習は終わる。
『パチパチパチ』
・・・・他の客から拍手が上がる。中々見事な腕前と見込まれたのだろう。
『パチパチパチ』
「素晴らしい腕ですね。もしかして、あなた『ハスラー』?
良かったら胸を貸してくれないかな?俺も結構自信あるんだよね。」
後方から声を掛けてきた男性は、名札をつけている。
どうやら彼が、このバーの『バイト君』らしい。
『WAKAYAMA』と名札には書いてある。
小柄な日系人だが、彫りの深さや髪形からしてハーフらしい。
33
:
『?』
:2006/04/16(日) 02:18:27
>>31
『リー』は青年の1人の耳元で告げる。
一瞬、青年の表情が強張ったように見える。
「Yearning for the old days・・・・『YOE』のことかよ?
『YES』・・・この『街』で知らないヤツは『よそ者』だ。」
青年達は、一瞬怪訝そうな顔をする。若干酔いが覚めた風でもある。
「あんたが何者か知らないが『YOE』に関わるのはご免だ。
悪いけど余所を当たってくれないか?非礼なら詫びるよ。」
青年たちは、早く立ち去りたいような雰囲気になっている。
34
:
リー・ユンファ『トリック・ダディ』
:2006/04/16(日) 08:15:57
>>33
(そうそう、最初からこうやって聞くべきでしたね。
全く遠まわしに聞くものだから、笑われなくていいところでゲラゲラと笑いをとってしまいましたよ。
それにしてもこの空気の沈みよう。マフィアの組織名です、これくらい当たり前ですよね)
リーは自らの行動を先走ったものではないと。
誰に向けたものでもない、自分の行動の正当化を説いた。
「いえいえ、御気になさらず。あんな言い方をした私の方に非があるのですから。
あなたがの楽しい気分を害すような話題を持ってきてすいませんでした。
そうですか、関わりたくありませんか。ですが、こちらとしては…」
一呼吸つき、青年達が口を挟む余地なく口を開いていく。
「その『YOE』ですか、その組織に関する情報がどうしても欲しいのですよ。
あなた方が知っていることをお聞かせ願えませんか?
主にどこで活動しているのか、どこを拠点としているのか。お願いしますよ。
あなた方から聞いたことは、私は誰にも喋りません。本当ですよ」
リラックスした笑顔、そして周囲をきょろきょろと見始めた。
どうやら何か飲めるところを探している。
「どうです?お酒でも飲みながら、ゆっくりと話を聞かせてもらえないですかね?
おごりますよ、勿論お話いただけたことにも、それ相応のお礼はするつもりです」
どうですか?と三人に問いかける。
35
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/04/19(水) 00:04:57
>>32
(……お。見事に入ったね。鈍ってないってことか、それとも、単なるまぐれか?
『スタンド』のおかげってことにしておこうか。とりあえずは。)
そうして、見事に9ボールを頂いた七市の前に現れる、一人の小柄な男。
同郷を感じさせるが、まあ、こいつはハーフだろうな。
(……で、この店に於ける最後の容疑者が出てきたわけだが。)
この店に最初からいなかった人間は、残るところ『彼』だけだ。
後の人間は『スタンド』には気づいていないと判断する。
「まあ『ハスラー』って誉めてくれるのは嬉しいんだが、俺はただの『いかさま師』かもしれないぜ?
まぁ、練習で『いかさま』使っても誰も責めたりしないだろうがね?
それでも、良ければ。お相手させて貰おう。さて、ナインボールでよろしいかな?」
貴族か、己は。とでも言いたくなるぐらいの仰々しい礼をする七市。
さて、何にしろ。最後の容疑者とそれから店の客を引きつけて情報収集するためには。
もう少しわかりやすい『いかさま』が必要かね?
(ブレイクショットにしろなんにしろ、次のショットはわかりやすく行こう。
全く『キュー』を動かさないで、ボールを突けばそろそろ引っかかるだろ?)
そうでも、無ければ。さてどうしたものか……などと考えて。
軽く溜め息をつきながら台に向かう七市がそこにいた。
36
:
『?』
:2006/04/19(水) 01:34:03
>>34
青年たちは青ざめた顔で『リー』の提案を拒否する。
「わ、悪いけどこの『街』で『YOE』に関して何か話す訳にはいかない。
俺達自身が平穏な日常を送れなくなっちまう可能性があるからだ。
そうだな、せいぜい言えることって言うのは『YOE』は『マフィア』ってぇこと。
当然アジトなんかは誰も知らない。構成員だって知るわけが無い。」
「『YOE』ってぇのは『懐古』の略称じゃあない。
だれも『YOE』の実態は知らない。実際に関わるのはタブーなんだ。」
青年たちは一様に口を噤む。
37
:
『?』
:2006/04/19(水) 01:39:25
>>35
「俺は『和歌山』って言うんだ。よろしくお願いしますねお客さん。
ナインボールは俺得意なんだよね。」
『和歌山』は細身の『キュー』を取ると、先端にチョークをつける。
『和歌山』「『レート』は、どうする?ワンゲーム10ドルくらいでどう?」
38
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/04/19(水) 02:50:59
>>37
(ふーむ、そう来たか。さて、ここで賭けに乗ると賭博行為なんだよな。
……なるほど。もしもの時は逮捕の理由はそれでも良いかもな。この国の法律はよく知らないが。
うわ、俺すげえ悪徳警官だ。いや、今は悪徳捜査官か。……いや、俺も逮捕されるな。)
そう考えて七市は自嘲気味に笑ったあと。タバコに火を付けて一息ついて。
「……まあ、軽い賭けだし、乗ろうか。その方が緊張感も出るか。
だが、都合で、1後ゲームぐらいしかつきあえそうにないんだがな。
さて、ブレイクショットはどちらから行こうか?」
当然、七市は『キュー』は変えない上に『チョーク』は付けない。
都合2回しか撞いていない上、『チョーク』は元々不要だから、これからもつける気はない。
39
:
リー・ユンファ『トリック・ダディ』
:2006/04/23(日) 00:12:56
>>36
「…」
(困りましたね、マフィアというからビビるのもわかります。
でもここまでのビビりよう。よほどの恐怖の対象のようですね)
今回の仕事の内容をリーは軽く考えていた。
街の人間から適当に情報を聞き出し、構成員の一人からバッジをブン取る。
「わかりました。お手数をかけてすいませんでしたね。
他の人に聞いてみることにしますよ、失礼します」
そう言って青年達のもとからリーは離れようとする。
今回の仕事は長丁場になると感じ、どこか適当な店で飲み物を飲みながら、
これからの行動をゆっくりと考えることにした。
(どこか適当なお店はっと…)
店を探す。
40
:
『?』
:2006/04/23(日) 01:37:54
>>38
『和歌山』「よし。じゃあ10ドルで。ブレイクショットはこれで順番を決めない?」
『和歌山』は2つの玉を台に置く。
『和歌山』「これでショットして、向こうの壁に近いほうが先攻。
きみは『チョーク』つけなくていいの?流石にハスラーは自信あるなあ。」
『和歌山』はキューを構える。
41
:
『?』
:2006/04/23(日) 01:42:39
>>39
『リー』は青年たちと分かれ、店を探す。
外に向いてオープンテラス風になっている『ショットバー』には
タフそうな男たちや女子大生風の女性数名がカクテルを飲んでいる。
その隣にある『教会』は、その歓楽街には似つかわしくなく思えるが
中には明かりがついているのがステンドグラスなどから分かる。
42
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/04/25(火) 01:44:14
「ほぉ……バンキングとは、随分とまた本格的だね?
では、妙技をお見せするとしようかな。」
そう大言した七市には『クリア・ザ・デックス』がある。
特性を利用すればこの『バンキング』で負けることは『ほぼ無い』と言っても過言ではない。
それだけの算段、そしてあからさまに『何か』があると思わせられる算段が。
(しかし、チョークには気づいてきたか。
次の関門も見事に突破してくれると非常に捜査の助けになるんだがね?)
七市は吸い終えた煙草を灰皿に入れ、軽い伸びを取ってから『キュー』を構えて、台に向かう。
43
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/04/25(火) 01:44:59
失礼、
>>42
は
>>41
宛てだ。
44
:
リー・ユンファ『トリック・ダディ』
:2006/04/27(木) 23:49:40
>>41
(教会?ほぉ、よもやこんな場所にこんなものがあろうとは。
景観とのミスマッチ、何か気になるますね。後で覗いてみましょうか。
ですが、今は考えを纏め喉の渇きをうるおすために)
リー歩くのを止め、しばらくのあいだ教会のステンドグラスを見つめる。
何か気になるところがあったのか、後ろ髪を引かれるような思いでショット・バーへと歩き始めた。
(さて、これからの行動を緻密に計画的に練らなくては。
軽率な行動をしないためにも)
空白の席を探す。
45
:
『?』
:2006/04/28(金) 01:27:45
>>42
『七市』はキューを持ったまま台に向かい、キューを構える。
『和歌山』「ひぇぇぇー、凄い余裕ですね。じゃあ、行きましょうか。」
2人はキューを構え、ボールに狙いを定める。
『和歌山』「では、行きましょうか。」
46
:
『?』
:2006/04/28(金) 01:32:06
>>44
『リー』は教会の明かりを見つめる。
ぼんやりと人影のようなものが幻想的に映る。
そしてその後にショットバーへ向かう。
カウンターの椅子が空いており、そこへ腰をかける。
年配のいかにも屈強そうなバーテンが挨拶をする。
「いらっしゃいませ。何にしますか?」
バーテンはメニューを差出す。チャージにはバナナチップスが数枚出される。
47
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/04/28(金) 02:11:03
>>45
「……では『妙技』。とくとご賞味あれ?」
力を極限まで抜いて撞くだけだ。そうすれば最初の障害物、つまり壁にぶつかれば玉は止まる。
問題があるとすれば、回転が止まりかねない。それでも玉は『進み続けてぶつかる』と言うことぐらいか。
そうなったとしても、見えない人間には尚も『タネ無し手品』であることに変わりはない。
(さて、幻影に遊ばれるだけか?それとも、幻影を見切ってくるかね?)
そうして、七市はさも大袈裟に息を吸い込んでから、何もなかったかのように、
『クリア・ザ・デックス』で、実物のキューは『一度も動かさず』に、ボールを撞いた。
48
:
リー・ユンファ『トリック・ダディ』
:2006/05/03(水) 23:29:16
>>46
「さっぱりとしたフルーツ系のやつを頼みますよ。
アルコール度数はちょっと弱めくらいでお願いします。私お酒に弱いので」
愛想笑いをしながら、リーは飲み物を注文する。
チップを一枚手に取ると無造作に口へと放り込んだ。
(これからどうしましょうかね。バッチをブン取ってくる組織…
あの青年達のビビリよう。難しいですね、実に。
それに私をテストするといったあの人物の思惑…)
手をおでこに当てやれやれと溜息を付いた。
(飲み物で喉を潤したら、行動開始といきますか。
飲みながらこれからの行動をゆっくり考えればいいでしょう」
49
:
『?』
:2006/05/04(木) 02:08:43
>>47
『カコーン!』
小気味良い快音とともにボールは進み、壁にぶつかるとその場にピタリと止まる。
『和歌山』は、その動きを見ると感服したように拍手をする。
『パチパチパチ』
『和歌山』「good!素晴らしい技術だ。流石はハスラー。
そして、その『技術』・・・・『使える』ね。」
『ドドドドドドドドドドドド』
『和歌山』の側に『人型』の『スタンド』が発現される。
『和歌山』とぴったりと重なるように『スタンド』が構える。
『和歌山』「その『スタンド』のやったこと・・・・『もらった』よ。」
『カコーン!』
小気味良い快音とともにボールは進み、壁にぶつかるとその場にピタリと止まる。
『和歌山』「結果は『ドロー』だね。どうぞ先攻を。」
『和歌山』は『七市』のほうを向くと、余裕そうに答える。
50
:
『?』
:2006/05/04(木) 02:16:12
>>48
バナナチップスは口に含むとほんのりとした甘味が広がる。
バーテンは『リー』に頷くと、カンパリとリキュールとオレンジ等を使い
一杯のカクテルを作り、差出す。
「『ヴァレンシア』です。どうぞ。
ため息なんてついてどうしました?お悩みごとですか?」
51
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/05/11(木) 02:59:09
「・・・BEST!いや、むしろこの場合はBETTERかね?いやはや、しかし。」
そういって、七市は本心からケラケラと笑っていた。
ここまで見事に『策』は成功したが、それは同時に『失策』でもあることを露呈していたからだ。
(おいおい、しかし。スタンド使いの可能性は当たってたが・・・『複写』とはな。
『スタンド使い』を見つけた時点で運を使い果たしたかね?)
「・・・素晴らしい。全く持って天晴れだよ、和歌山くん?
・・・しかしそんな『技術』を見せられては、『バンキング』は俺の負けだな。
さあ、ブレイクショットを頼むぜ。それじゃ、『実力』拝見させてもらおうかな?」
と、七市は手玉を差し出した。複写とは基本的に『後出しじゃんけん』だ。
では、使ったものをもう一度使えるのか?それぐらいは詮索しておくべきだろう。
いまだ『彼』が敵か味方なのかわからないが。
52
:
『?』
:2006/05/12(金) 00:19:27
>>51
『和歌山』「『先攻』は嫌なんだ?後攻のほうが有利だってことだよね?
・・・・『そうでもない』んだよ、これが・・・・!」
『カコーン!』
『和歌山』のブレイクショットが先端の『1』のボールを当てると
手玉がピタリと停止し、4つの玉がポケットに入る。
『和歌山』「どうだいハスラー?これがロシアンルーレットじゃあなくて良かっただろ?」
『和歌山』は引き続き玉を突き、確実に2つの玉を連取したところで終わる。
『1』『3』『9』の玉が残り、それぞれ離れ離れの場所に位置している。
53
:
『?』
:2006/05/12(金) 00:20:20
本体名:リー・ユンファ スタンド名:『トリック・ダディ』→『死亡』
54
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/05/12(金) 02:42:43
まず、流れをせき止めての野暮な質問になって申し訳ない。
じゃ、これを見てくれると助かる。念のため2つ用意したが、どっちでも良い。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB
http://kuwahara.gooside.com/game/nine.html
と、言う。ナインボールのルール上、台に1番のボールが残っていることは例外を除いてほぼありえない。
その例外も、1番のボールに手玉を当ててから残りのボールに当てる。
っていう高等技術を、2度連続で続けないといけないんだが、和歌山はそれをやってのけたのか?
それをやってのけたのなら、この質問自体を無かったことにしてくれてかまわない。
そうでないのなら、何らかの訂正を求めたい。
さすがに、アメリカといえど世界共通のナインボールのルールまでは曲げられないのでな。
重ね重ね、野暮い質問だが答えてくれると幸いだ。頼んだ。
55
:
『?』
:2006/05/13(土) 01:05:25
>>54
→質問自体が無かったこととなる。
56
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/05/13(土) 03:12:34
>>52
(やりやがったか!こいつ何者だ!全く?)
目の前の『バイト君』は奇跡と思えるような所行をいともあっさりやってのけた。
「……Holy Sit!GREATだよ!全く持ってあり得ん。いや、素晴らしいな!
君の『実力』も相当なものだな。実は『プロ』だったりするだろ、和歌山くん?
高みに上り詰めるような『スリル』あるゲームになりそうだ。ぞくぞくしてくるな。」
口では同じように見える技を使ってきた和歌山に、素直かつ冷静な感想を述べてはいたが、心の奥底では。
(……最悪の外れ籤だな、こいつ。ただの『猿真似』野郎じゃ無いってか。)
と、己が不幸を呪っていた。しかも下手をすれば全て見通しているかのような印象すら受ける。
「ふむ、これではこちらも『本気』を出さないと礼儀に反するな?
ならば、真の『妙技』とくとご賞味あれ?」
灰皿に当たった吸いかけの煙草に火をつけて、大きく深呼吸をとった後、体を鳴らすようにひねった後。
台に向かい、『一度』たりとつけないはずだったチョークをキューの先端につける。
もう一度深呼吸し、集中力を極限まで高める。狙いは残っている『1』番。スタンドは使わない。
(こいつが真似できるのは『スタンド』だけか見切ってやる。)
見せてやろう。昔は出来たじゃないか。さんざん練習もしたあの『技』を。
周りからの受けは良かったし、もう一度、成功したときの高揚感を!そして、このスリルを越えてやる!
七市は『スタンドなし』で『1』番めがけて『ジャンプショット』を試みる。
57
:
『?』
:2006/05/14(日) 03:00:19
>>56
『和歌山』「まあこんな場末でもね、場末っていうとババァが怒るけど。
ずっとひたすらビリヤードばっかりやってると自然と上手くなるもんだよ。」
『ガゴォン!!』
ジャンプショットが『1』の玉に命中し、ポケットに落下する。
そしてそのまま『3』の玉とポケットの直線上に手玉が戻る。
上手く行けばその後のショットも『9』の側につけることが出来るだろう。
『和歌山』「ヒュゥ〜!すげー、無駄に高い技術力!
普通に取れた『1』をあえてジャンプして取りにいく!」
『和歌山』は店員の中年女性に鋭く睨まれる。
『和歌山』「おっと!すみません、冗談冗談、ハハ・・・・。」
58
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/05/15(月) 02:27:17
>>57
ジャンプショットは見事に成功。七市はそれを確認すると、長いため息をはいた。
相手の神技に熱くなりすぎて、基本的なことを忘れていた。手番はまだこちらにある。
つまり手番を譲らない限り、相手の手番は永遠に来ない。しかも、この状況での手番譲りは致命傷だ。
当然、このまま『勝負』は頂いてしまいたいのだが、和歌山の正体も気にかかる。
「……『妙技』、ご堪能いただけたかな?
と、ジャンプショットは禁止事項で、おばさん怒ってるとか、まさか、無いよな?」
しかし、七市はそんな動揺を隠しながら冷静かつおどけて言ってのけた。
「……まあ、和歌山君の腕前に『敬意』を払ったまでだよ。これは本当に練習したんでね。
ところで、場末だろうが何だろうが。埋もれるような『力』には見えないんだが。
本当に和歌山君、ただの『バイト』?」
新しい煙草に火をつけると紫煙を燻らせながら、和歌山に問いかけてみる。
59
:
『?』
:2006/05/16(火) 01:29:46
>>58
『和歌山』「俺はただのしがないバイトですよ。ジャンプショットは禁止じゃあないけど
失敗して台を傷つけると罰金だから気をつけてね。」
『和歌山』「じゃあ、逆に質問するね。あなた本当にただのハスラー?
たまたまこのバーに遊びにきただけ?そうじゃあなければ『何の用』?」
『和歌山』は周囲に気付かれないようなボソボソとした特徴のある話し方で
『七市』の耳元で呟く。
60
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/05/16(火) 02:18:02
>>59
「……だよな。ラシャ代ってバカにならないんだよな。実際、2,3枚お釈迦にしてるんだよ。
向こうの好意で、破れた台でしばらく練習させてもらってたが、それでもなおだ。
君の言うとおり、無駄に高くついた『技術』だよ?」
耳打ちに対して、七市は何も言わずに煙草を消して、台に戻る。
「確かに、君の言うとおり、ただの『ハスラー』じゃないな。そして、ただ遊びに来たわけでもない。
じゃ、何のためか。少し遅めに打つから、シンキングタイムにしよう。
次の玉がポケットに入るまでに、俺の正体『当てて』みな?」
七市は『クリア・ザ・デックス』を発現し、先ほどの『バンキング』より少し力を入れて、『3』番を狙う。
少しぐらいの時間稼ぎにはなる。『正体』を偽るか、それとも……?
61
:
『?』
:2006/05/17(水) 00:31:49
>>60
『七市』は『スタンド』を発現し『3』を狙う。
再び『和歌山』は『七市』の側に来ると、耳元で特徴のあるしゃべり方をする。
『和歌山』「シンキングタイムは『終了』でいいよ。
ここにいる『全員』、俺の仲間の『スタンド使い』だ。
怪しいヤツが引っかかったら『始末』していいって言われてる。
お客さん、早く『正解』を言ったほうがいいよ。
それとも・・・・『クラシック好き?』」
『3』の玉がポケットに入り『9』の横に手玉が残る。
62
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/05/17(水) 02:45:10
>>61
(……うわー、ビンゴ。しかも言うとおりなら『最悪』だな。
謀られていたのかよ!ただの『ハスラー』にでも収まっとくべきだったな。)
「……へぇ。この中の全員が、これはまた偉いご立派な『組織』だな?」
そういって『店内』を見回すのと一緒に、気づかれないよう『退路』の確認をする。
『開いてる窓』だけでもあればそこから逃げることも不可能じゃないだろう。
(クラシックは好きか?……とすると、大当たりか。『懐古』のことだろうね。きっと。
と、すれば。こいつらはその敵である『OTJ』、へっ、大当たりじゃねぇか。)
煙草に火をつけて、和歌山の耳元で七市は話し出す。
「……和歌山くん。日本の『やくざ』って知ってるか?」
臆面もなく表情も変えず、警察時代からつきなれている『嘘』を吐いた。
63
:
『?』
:2006/05/18(木) 02:23:09
>>62
『七市』は店内を見まわす。他の客はゲームに興じており、店員女性はタバコをふかしている。
出入り口にはこれといった支障もなく外に出れそうだし、窓は一気に走ればすぐに触れることも出来るだろう。
『和歌山』「『仲間』じゃあないね。これは全て『報告』しないといけないな。
これは『クイズ』をやっているんじゃあない。既に『命』がかかっている。
生きてるうちに口からものを喋るか、死んでからじっくり調べられるか選ぶといい。」
『和歌山』の会話は、ボソボソとしているが耳元でははっきりと聞こえる。
刑務所等で囚人が話す独特の口ぶりを思わせる・・・・。
『和歌山』「『時間稼ぎ』とわかった時点で『死んでから調べる』ほうに決定する。
マフィアのゴロツキっていう風じゃあない。警察にでも雇われたのか?」
『ドドドドドドドドドドドドドド』
『和歌山』の側に、再び『スタンド』が姿を現す。
現在距離『1メートル』。窓までの距離も出入り口までの距離も遠くは無い。
64
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/05/22(月) 22:26:14
>>63
「まあ、話は最後まで聞け。俺はすでに『答え』は言ったはずだよ、和歌山くん。」
不敵な笑みをこぼしてから、煙をくゆらせて七市は話を続ける。
「……そう、俺は『やくざ』だ、そう言ったつもりだがね?
ごろつきには見えない、か。お褒めの言葉と受け取らせてもらうよ。」
この手の嘘はつきなれていた。だから、倫理観に欠けるなどと言われるのだろうが。
「そっちで言う『マフィア』ってヤツだな。
俺は『それ』の組員でな。まあ小さな組だから、聞いても知らんと思うけれど。
組長たっての『依頼』だ。それを請け負って、ここまで来てる。」
自分の中での常套手段である。組織に対しては、関係ない組織を装う。
「依頼の内容だが、和歌山くん、『仁義』って言葉を知ってるかね?
あれを破った不逞の輩を捜していてな。そいつも『スタンド使い』だったりする。
そして、ヤツがこの街に潜伏してると言うところまでは漕ぎ着けた。」
と、つきなれた嘘のテンプレート通りのストーリーを『それらしく』話し。
やはり、自分は『警察』ではなく『詐欺師』に向いているのかと天井を見上げ煙を吐いた後。
「………ああ、俺や『組』はこの街に関与する気なんてさらさらない。
ただ、ヤツを『始末』出来れば良い。出来れば和歌山君『たち』にも協力を願いたいんだがな?」
そうして、どうあれつけるつもりだった決着をつけようと七市は『キュー』に手をかけた。
65
:
『?』
:2006/05/24(水) 00:46:34
>>64
『和歌山』は『七市』を睨みつけるように見る。
『和歌山』「誰を追っているんだ?」
『和歌山』はボソボソとした声で話す。
『和歌山』「さっき言ったことは『生きてる』。
『時間稼ぎ』だと分かった時点で『死んでから調べる』ほうに決定する。」
『七市』は『キュー』に手をかける。
66
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/05/27(土) 00:12:52
>>65
キューを手に取り、煙を吐き出して。煙草を灰皿に入れて潰す。
「……疑われるは承知の上だ。突飛すぎて信頼は置けないか?
端的に言おう。名前は烏丸って言う。元は家の若頭まで上り詰めた男なんだが、知らないかね?
因みにどこからどう見ても日本人だ。君みたいなハーフではないな。」
昔の同僚の名前を使った、適当な嘘だ。しかし、立て板に水。よく出てくると自分でも感心する。
烏丸って言う名字自体が珍しいから、まずいないと答えるだろう。なら、それで良い。
いるならばいるで、お会いしたいがね?その上で和歌山と1対1に踏み込めれば理想だ。
「……しかし、ノリが悪いな?和歌山くん。まだ、俺たちは最初の勝負の上にいるんだ。
その決着ぐらいはつけたいと思う。そのナインボール落とさせてもらえないか?」
台に戻り仰々しいお辞儀をしたあと、和歌山に了解を求める。
67
:
『?』
:2006/05/27(土) 23:22:50
>>66
『和歌山』は『七市』に了承する。
『和歌山』「『時間切れ』だ。・・・・この『ゲーム』も終りにしよう。」
『和歌山』は、ぽつりと呟くと少し後方へと後ずさる。
『和歌山』は、仰々しい礼をすると軽くため息をつく。
『和歌山』は、軽く嘲るように笑ったあと。タバコに火を付けて一息つく。
「……まあ、軽い賭けだし、乗ろうか。その方が緊張感も出るか。
だが、都合で、1後ゲームぐらいしかつきあえそうにないんだがな。
さて、ブレイクショットはどちらから行こうか?」
『和歌山』の口から出た『言葉』は『和歌山』自身の声だったが・・・・。
その動きやセリフ回しは『七市』を完全に『模倣』しているようだった。
『和歌山』「『時間切れ』だ。・・・・この『ゲーム』も終りにしよう。」
68
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/05/30(火) 00:52:00
>>67
悟られないように、背伸びをする。骨をならしながら身体をひねる。
このフロアは何階にあったのか、窓の大きさ。入り口までの距離。全てをもう一度確認する。
ポケットに手を入れる。ポケットの中に無造作に入れていた10ドル札がこんなことで役に立つとは。
「よし。じゃあ10ドルで。ブレイクショットは……お預けだな?」
相手の台詞を少し『拝借』し、10ドル札をテーブルに、キューはテーブルの横に置き。
『クリア・ザ・デックス』を構え、一番大きい窓に近づいていく。
……さて、どう出る、猿真似野郎?
69
:
『?』
:2006/05/30(火) 01:49:23
>>86
『和歌山』「ほぉ……バンキングとは、随分とまた本格的だね?
では、妙技をお見せするとしようかな。」
『和歌山』は吸い終えた煙草を灰皿に入れ
軽い伸びを取ってから『キュー』を構えて、台に向かう。
『和歌山』「ここから『逃げる』ことは容易いだろうな。
『あんたのスタンド』なら、その『窓』から飛び降りてもなんとかなるんだろう?
だが・・・・あんたは『どこまで行ってももう追跡から逃れられない』んだな。」
『ドドドドドドドドドドドドド』
『和歌山』と重なり合うように出た『スタンド』が『キュー』を強く後方に押し出し
『溜め』を作る。直ぐにでもその矛先を『七市』へ向けることが出来るだろう・・・・。
70
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/05/30(火) 02:08:39
(そうだ、それで良い。追跡から逃れられない?逃れる方法は一つだけ。……貴様は俺が殺す。)
覚悟を決めよう。時間稼ぎは終わりだ。こいつに嘘は通用しない。
ここはアメリカだ。個人主義万歳。とりあえず話を聞いてくれる日本とは別だ。
「……そうだ、俺は逃げるとも。そうとも、どうにかなるね?そして着いてくるんだろ?
和歌山くん、人は空を飛べると思うか。……せっかくの空の旅だ、ご堪能あれ?」
窓から飛び降りて、『クリア・ザ・デックス』で自分の体を空に飛ばす。
和歌山の言ったとおり、店内が全員が『敵』だとすれば1対多では分が悪すぎる。
1対1の空中戦に持ち込んでやることが出来れば、勝負ぐらいにはなる。
71
:
『?』
:2006/05/30(火) 02:18:56
>>70
『ガッシャァァアアン!!』
『七市』は窓を破り外へ飛び出す。他の客たちの悲鳴が聞こえる。
そして次の瞬間『七市』の体が上空へと凄まじい速度で上昇していく。
『和歌山』「何ッ!?『上昇』ッ!?」
『和歌山』が慌てるように窓から顔を外に覗かせる。
空中に上っている『七市』と目があう。現在上空『15メートル』程度。
『和歌山』「馬鹿め。空中じゃあ抵抗することは出来ないだろう。」
『和歌山』の『スタンド』が『キュー』を構える。
72
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/06/03(土) 07:20:58
(……あの悲鳴。どうやら、全員が仲間って言うのは『嘘』か?
だとすりゃ、派手なパフォーマンスになったな?
それに、和歌山のヤツ、こりゃずいぶん立派な『猿真似』だな?)
和歌山が能力そのものでなく『動き』だけを完璧に模写してくるとしたら。むしろ完璧だ。
こちらは和歌山の顔は覚えたのだから。本部に戻れば、一応の報告になる。
「……残念だったな?俺は『逃げる』、と言った。抵抗だって?したからどうなる。
それでも、俺を『どうにかする』つもりだったのなら付いてくることだな。
『貴様のスタンド』なら、それが出来るんだろ?
じゃ、また会おう?和歌山くん……あっーはっはっはっはっ!」
自分にキューを向けて地面と水平にかつ、狙いにくいようにカーブをかけて、自分の身体を飛ばす。
隠しておいたピストルに手をかけ、いつでも抜けるように準備する。
後ろにも用心しておくに越したことはない。ぶつかる前に方向を調整すればいい。
それだけでこの夜空と摩天楼は、まるで俺の物になったと錯覚するような『スリル』。
(怪人21面相の真似事では立場が全く逆か。いったい、何の冗談かな。)
やった後でいまさらながらにそんなことを考えた。
73
:
『?』
:2006/06/05(月) 01:08:15
>>72
『ドッキャァァア!』
『和歌山』の『スタンド』の投擲した『キュー』は空を切り
『七市』の姿がそのまま闇に飲まれ、消えていく。
『和歌山』「チィッ!まさか『上』へ逃れていくとはッ!
だが・・・・絶対に貴様は逃さんッ!絶対になぁぁッ!」
『和歌山』の鋭い眼光を『七市』は後に見つつ、空を飛んでいく。
『ーーーゴッオォォォ!!』
『七市』はそのまま100メートルほど離れた大きな路地裏に向かい、飛んでいく。
周囲には特に交通もなければ人通りも無く、着地をするには最適と思われる。
74
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/06/09(金) 17:54:06
>>73
ニューヨークの闇夜に意味もなく怪人21面相風の笑い声が響き渡り、
七市の身体が『プールバー』から遠ざかっていく、その一方で空の上の七市は、
(いや、はっちゃけ過ぎたかね……さらに言えばコテコテ過ぎたとも。
ところで、ここはニューヨークなんだから、怪人21面相は新鮮だと思ったんだがね、明智くん?)
そんなこの上のない無意味な自己嫌悪を覚えていた
人生初フライトが怪人21面相のオマージュになるとは、我ながら傑作のつもりでいたのだが。
。
(いや、しかし。本物の怪人21面相もこんな気分だったのかね?
この自己嫌悪もセットだとすれば、これに耐えて良く逃げ続けられたと褒めてやりたいが。)
さて、空の上で煙草を吸うのも乙だが、残念ながらそんなことをしている暇も余裕もなさそうだ。
下を見れば、ちょうど着地には良さそうな場所がある。さて、和歌山は……当然追ってくるだろうね?
このまま、コベレフやリッチ、もしくはユリさんあたりと合流して、本部に戻るのがベストだが。
ここら辺だと、和歌山は追いついてくるかもしれん。それでも、そこまでは許容範囲内だ。
1対1ならともかく、1対多にならない限り。次のフライトの必要は無かろう。
俺はとりあえずその地点に着地し、様子をうかがいながら地図で一番近い高級レストランを探す。
75
:
『?』
:2006/06/09(金) 23:58:01
>>74
『七市』は路地裏に上手く着地をする。周囲に追手や人影は見られない。
少し先に進んだ場所には明かりが見える。繁華街に近いらしい。
・・・・地図で確認すると、その繁華街の一角にあたる場所にレストランがあるらしい。
『七市』は地図の場所へと進む。繁華街は非常に賑わっており、様々な人種がいる。
その街は賑わっており、ショーパブ、カジノ、ショットバー、レストランから教会まで
実に様々な建物が並んでいる。人通りも非常に多く、陽気な雰囲気に包まれている。
100メートルほど先の、少し落ちついた場所にフレンチレストランがある。
この繁華街の雰囲気とは全く違う佇まいを持っていることが確認出来る。
76
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/06/15(木) 23:12:44
>>75
(上手い具合に着地できたな。昔、電子柱に着地しようとして足を挫く夢を見たんだが。
……どうにも、俺に運が巡ってきているらしいな。このまま合流できれば、完璧だがね?)
七市は軽く巻いていただけのネクタイを締め直し、高級フランス料理店に入る。
一応、ドレスコードには……引っかかりそうで怖いが。目的は人捜しで、ディナーではない。
「……みすぼらしい格好ですまんが、人を探していてな?
『黒いジャケットの男性』と『ストライプスーツの女性』が一緒にディナーを楽しんでいるかね?
だとしたら、少し話があると、どちらか呼んできていただけれると嬉しいのだが。」
と、また、大袈裟に礼をした後で、店の人間に問いかけようとする。
77
:
『?』
:2006/06/16(金) 03:03:14
>>76
『七市』はレストランの入り口に立つ店員に質問をする。
黒いタキシードの店員は仰々しく礼をすると『七市』に向き、落ちついて話す。
「失礼ですが、お客様のお名前をよろしいでしょうか?
もしお名前とご用件を頂ければ、お探しいたしますが。」
78
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/06/20(火) 01:50:17
>>77
「……そうか、では『七市』という日本人で、今日仕事場で会った者と言ってもらえればいい。
それがそのまま用件みたいなものだしな。ことは一秒を争うのでな。頼む。」
そういって、七市は真剣な面持ちで店員に頼み込む。
ここが日本なら、手帳を見せて踏み込むところだが、あいにくここはアメリカな上に。
そんな便利なID手帳は日本に帰ったとしても、もはや俺の手元にはないのだが。
79
:
『?』
:2006/06/20(火) 02:02:11
>>78
店員「畏まりました。少々お待ち下さいませ。」
店員は深くお辞儀をすると店の奥へと消える。
2、3分が経過し、店員が『七市』のもとへと戻ってくる。
店員「申し訳ございません。先ほどまではこちらにてお食事を楽しまれていましたが
15分ほど前に既にお帰りになりました。その後にどちらに向かわれたのかは存じ上げません。」
80
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/06/26(月) 00:49:33
>>79
意外にあっさりした店員の応対にあっけにとられながら。七市は次の一手を模索する。
15分という時間にずれがそこまで無ければ、彼らもそこまで遠くには行けない。
ホテルあたりにでも行ってしまわれたら、その場で単独行確定だが……。
「……ところで彼ら、食後に酒かコーヒーは飲んでいましたか?」
自分と重ねて考える。この店でそれら食後の飲み物を飲んでいないのであれば、
俺なら飲みに行く。彼らだってそうだと非常に助かる。と、言う寸法だが。
「……今度は、もう少しマシな格好で客として訪れますよ。ご協力に感謝します。」
答え如何に関わらず。七市は店を出てコベレフとリッチを探すことを続ける。
当然答えに依った方向での捜査にはなるが。出来れば早急に、そう早急に合流できれば僥倖だ。
81
:
『?』
:2006/06/28(水) 02:48:13
>>80
店員「赤いワインをお二人でお楽しみになっていたようですね。」
店員は受付にある伝票を見ながら『七市』へ答える。
『七市』がレストランを出ると、足元に大きな見出しの新聞が一部、絡みつく。
『大統領 暗殺される。
複数の暗殺団による犯行か?アジア系のマフィアやテロリストの可能性もあり。
現在警察、FBI、CIAによる調査が進行中。近く『ニューヨーク』に戒厳令も。』
それは『号外』のようなものであり、事件の大きさが認識される。
・・・・ふと、鋭い視線を感じる。
82
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/06/28(水) 03:19:13
>>81
(……赤ワインか。こりゃ、ホテル直行コースか?ちっ、見つかれば良いが。)
七市は店を出てニューヨークの街を走る。合流は急務だ……ふと、足下に気になる紙切れ。
『大統領 暗殺される。
複数の暗殺団による犯行か?アジア系のマフィアやテロリストの可能性もあり。
現在警察、FBI、CIAによる調査が進行中。近く『ニューヨーク』に戒厳令も。』
「……Unbelievableだ、アンビリーバブルだよ。」
それなりの英語の発音と完璧なカタカナ発音で二回も繰り返してつぶやいた。
ここまで大事だとは、想像だにしていなかった。こりゃ、和歌山も大きな船に乗っていたってことか?
こうなれば、事の次第を確認する必要性がありそうだ。本部に急ごう。
と、そのときだった。鋭い刺すような視線を感じたのは。
「……和歌山か?そうでないと個人的には嬉しいね。」
肩をすくめたオーバーリアクションで七市は後ろに振り返る。
83
:
『?』
:2006/06/28(水) 03:29:41
>>82
『ドドドドドドドドドドドド』
『七市』は鋭い視線のもとへと目を向ける。
・・・・そこには『和歌山』の姿がある。
『和歌山』の側には『スタンド』が発現されており
その手には『拳銃』が握られている。
兆度人通りが無く、『和歌山』と『七市』はその場で対峙する。
『和歌山』「・・・・2年前の『5月19日』・・・・。
ここで『銃撃戦』があった。マフィア同士の抗争で、腕の立つヒットマン同士の戦いだった。
今時『西部劇』みたいな銃撃戦が見れるとは夢にも思わなかった。
今でも『はっきり覚えてる』んだ。あの『打ち合い』をな。」
『和歌山』が一歩、二歩と『七市』へと近づいてくる。
『和歌山』「誰に雇われたかは関係無い。ただ、目の前にいるお前を撃ちぬいて終りだ。
抗争や金なんか実はどうでもいいんだよな、俺達みたいな人種はよぉ。」
現在距離『10メートル』
84
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/06/28(水) 05:30:02
>>83
「……来たか。『和歌山』、貴様とは不思議な縁だな、全く?
いや、本当に貴様とは……別のところで会いたかった。案外、良い仲間になれたかも知れん。」
七市は笑いながら、長いため息を一つ付きながら懐に右手をかける。
「鉄砲を撃つ練習を続けた結果。自分の身を狭くした警官がいた。
そんな国だ、貴様の何分の一かのルーツを持った国は。無意味に『平和』だよ、きっと今もな。
だから、相手にも慈悲をかけるように言われてきた。」
胸に左手を当て、神に祈るフリをして『クリア・ザ・デックス』を人差し指と挟む。
破壊不可能という大それた売りの七市敬司ご自慢の『キュー』様だ。
心臓を守るぐらいは出来るはず。銃弾が先端に『奇跡』的に当たれば跳ね返せるか?
「……俺の雇い主は日本警察だ。元の、だがな?」
(この一瞬かつ極上の『スリル』に乾杯。そして、集中しろ。ヤツが動いた瞬間に…脳天を貫いて)
そう思った瞬間に、七市の脳天に電撃が走った。
(違う!ヤツがまだ猿真似野郎なら。狙う場所は寸分違わず、俺の『キュー』の先端に相当する場所。)
笑いたいぐらいだな。奇跡はこの手でつかめってか?猿真似野郎。
頼むぞ?両手に忍ばせた相棒達。狙いはたぶん数ミリの点。)
狙いを定める。これは、ゴルゴ13やダーティーハリー、同業のイーサン・ハントはおろか、
本来銃神『野比のび太』にこそ与えられるべき崇高すぎるミッションだが、やるしかないのだ。
プロを射抜いた最強の素人、6発のワンホールショットを決めた敬愛すべき神の高みへ。いざ。
85
:
『?』
:2006/06/29(木) 23:41:11
>>84
『ガガァァン!』
『和歌山』が目にも止まらないような速度で2発の弾丸を発射する。
『ドッギャァァァ!!』
鋭い痛みと共に『七市』の体がレストランの壁に激突する。
『和歌山』の体も、ほぼ同時に後方へと投げ出された。
『七市』のこめかみに激しい痛みがあり、出血する。
体が壁に叩きつけられたせいで酷い痛みがある。
『和歌山』がその場で立ち上がる。右肩のあたりを負傷しているようだ。
(『クリア・ザ・デックス』に『奇跡的』に当たり、跳ね返せたらしい。)
『和歌山』が一歩、二歩と『七市』へと近づいてくる。
『和歌山』「誰に雇われたかは関係無い。ただ、目の前にいるお前を撃ちぬいて終りだ。
抗争や金なんか実はどうでもいいんだよな、俺達みたいな人種はよぉ。」
現在距離『10メートル』
86
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/07/05(水) 01:45:49
>>85
(……全く、奇跡が起こるか。起きないから奇跡と言うらしいが、どうにも。)
銃声は二発。奇跡的に跳ね返った弾丸。自分は弾丸を撃っていない事実。
(そうか、そういうことか。奇跡ではどうも無いようだな。)
頭の上で電球が灯った。見切ったという絶頂に似た感覚。
これが、錯覚ならば七市が負け。正解ならば和歌山が負ける。いや殺し合いは無情だ。
七市は神に祈りをかけるように『クリア・ザ・デックス』を隠した左手を頭にかざし。
狙いを一点に定める。
(……俺の狙いか?自分の脳天だよ、自分のな!)
当然、撃つ気などない。
だが、この一瞬だけは、己の思考を『真似』ているであろう和歌山に一泡を噴かせてやりたかった。
七市は自分の思考に『嘘』をつきつつ、右手の銃に手をかけた。
87
:
『?』
:2006/07/05(水) 02:55:04
>>86
『ガァン!』
『和歌山』の向けた拳銃が『七市』の肩口を撃ち抜く。
『ドッギャァーーーン!』
『七市』の体が吹っ飛ばされ、地面に叩きつけられる。
『和歌山』が、ゆっくりと『七市』のもとへと近づいてくる。
ピストルの銃口は『七市』へと正確に向けられている。
『和歌山』「『反復』を操る・・・・俺の『スタンド』は力はないが、正確無比だ。
『反復』を途中で『解除』した・・・・ッ!『ヒットマン』ほど正確な狙いにはならなかったがな。
まあ肩に命中したんだ、中々の腕前だろ?なぁ?」
現在『和歌山』から『七市』までの距離『5メートル』。
『和歌山』「この距離なら『外さない』。さっきも頭部を狙ったんだがね。
選ばせてやろう。頭に風穴が開くのと、胸が空っぽになるの、どちらか選びな。」
88
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/07/11(火) 01:07:39
>>87
「……『模写』じゃなく、『反復』とはな。まったく、いやはや参ったね、和歌山。
だが、俺の敬愛する銃の神には、まだまだ遠いな。」
身体から吹き出た血のように、本来なら口に出すべきことじゃないことが口からこぼれている。
正解に近い回答というのは、本来の答えから一番遠いところにある矛盾。
(ああ、あれはいつだったか。
子供の頃に兄貴がやっていたビリヤードを真似事で始めて……
……県内の小さな大会で優勝して有頂天になって……
……結局、その後にプロとの壁を実感して、キューを置いて……
……堅実な仕事だったかね?警察稼業は全く、あんなに失望して辞めたじゃないか……
……いやあ、同僚の皆さんには悪いことをしたんだろうが……
……ニューヨークまで逃げられたんだから、稼ぎはそこまで悪くはなかったな……
……しかし、因果だな。キューも、仕事も手元に戻ってきたのだから……
……コベレフやリッチはこんな稼業を夫婦だから続けているのかね?……
……ユリさん、キレイだったな。しかし、こんな因果な商売に………
はは、いよいよ末期らしいな。走馬燈が見えてやがる。しかし、なんて一瞬なんだろうね?)
近づいてくる、和歌山。目算距離、約5メーター。
ここまで来て早撃ち、しかも両手同時に扱える特訓をしていなかったことが悔やまれる。
無念無想、明鏡止水の境地で一瞬を狙う。思えば、思った場所を今度こそ貫かれる。
(仕事をこなすのはプロだ。だが、俺の敬愛する神は、いざというときに真の力を発揮するタイプでね?
そうだろ?スクリーンの中の敬愛すべき偉大なる銃神野比のび太よ!)
間合いだ。間合いを詰めさせなければ。勝機はない。
89
:
『?』
:2006/07/11(火) 02:24:53
>>88
『バギュゥン!バギュゥン!』
『バズバズゥゥッ!!』
右手と左足に鋭い痛みが走り、衝撃が体を突き抜ける。
『和歌山』の放った弾丸が、正確に『七市』の体を傷つける。
『和歌山』「・・・・『残り一発』・・・・小うるさいあんたを『始末』するのは
『脳みそを空っぽにする』ことに決めた・・・・これで終りにしよう。」
『和歌山』が距離を詰め『七市』のすぐ側まで寄り『銃口』を向ける。
現在距離『1メートル』。
『和歌山』「1つ、教えてやろう。『歓喜の歌』は、もう『消滅』した。
・・・・『新しい組織』・・・・『歓喜の歌』は『そこに到達した』。」
90
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/07/14(金) 02:47:09
>>89
走馬燈には、ジャミング効果があるとするならば、勘は的中していたらしい。
無念無想とは簡単に言ったが、考えないと言うことはさすがに難しかったので。
本当にどうでも良いことを考え続けることにしていた。
和歌山との距離が詰まる。もう少し、あと少しだ。
(……そりゃ、そうだろ和歌山。俺は確かに小うるさい。よく言われる。)
目算距離『射程圏』……やっと、時は満ちた。
(……それから、ようこそ?俺の間合いへ!)
思うが早いか、『クリア・ザ・デックス』を発動し、銃まで伸ばす。180cmが七市の射程範囲。
それが上手くいったなら、後はヤツの反撃を封じるために和歌山を対面の壁まで吹き飛ばす。
「……到達ね。ずいぶんと吹いてくれたな、和歌山?」
(さて、反撃開始だ。ところで、さしあたって俺の身体よ。どれぐらい持ってくれるか?
傷の箇所。出来れば動くか、動かないか。脳内麻薬あたり出ていないものかね?)
後は銃を手に取るだけなのだから。引き金なら『クリア・ザ・デックス』で無理矢理にでも引いてやる。
91
:
『?』
:2006/07/15(土) 01:02:44
>>90
『ドギュゥゥンッ!!』
『和歌山』が引き金を引くのとほぼ同時に『クリア・ザ・デックス』が『銃』に触れる。
『ドッギャァァーーン!
ドッゴォォォー!!』
『七市』の左耳に軽く弾丸が掠り、兆弾が遠くへ飛んでいく。
耳から激しく出血し、刺すような痛みがあるがなんとかこらえることは出来る。
『和歌山』は10メートル程度先の建物の壁に叩きつけられる。
『和歌山』はよろよろと立ち上がる。『和歌山』の持っていた銃は『七市』の近くの壁際に転がっている。
『七市』はピストルに手をかける。体は引き裂かれるような痛みで正確な狙いが定まらない。
『和歌山』は『七市』から距離を取るように後ずさる。
92
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/07/24(月) 23:27:41
>>91
反撃開始と思うにも、状況はいまだにこちら側の不利。
(……出血が酷いか、意識が朦朧とする。そろそろケリをつけんとならん。
しかし、反復とは。ずいぶんと厄介な品だな。半径180cmに近づけないし。
正確に心臓を狙うことが出来たとしてもヤツは跳ね返してくるだろうね?)
自分なら、と言うことが鏡写しで。 むしろ、自分がすることが跳ね返ってくる恐怖。
(……なるほど。と、すればヤツの次の狙いは!)
自分と同じように逃げの一手をうってくる可能性が高い。
七市は和歌山の脳天の上を狙って『クリア・ザ・デックス』で引き金を引く。
これなら何とか強く引けるはずだ。
これは威嚇かつ布石。逃げるなら、追ってトドメを刺すまで。
『クリア・ザ・デックス』でいつでも飛べる準備はしておく。
93
:
『我々は皆運命に選ばれた兵士』
:2006/08/04(金) 00:41:50
ageますね。
94
:
『?』
:2006/08/04(金) 01:09:38
>>92
『ドッギャアアン!』
『七市』が撃った弾丸は、遥かに『和歌山』を外れ、遠くへと飛んでいく。
『和歌山』は一瞬動きを止めるが、そのまま路地裏へと移動し
『七市』はその姿を見失ってしまう。
周囲にはこの騒ぎに気付いたのか、パトカーの音や人の大きな声が聞こえ始める。
95
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/08/05(土) 23:26:17
>>94
(……外したか。で、今度は逃げられるとはな。今度は立場が逆になったか。)
だが、七市には和歌山を追う体力は残っていないらしい。
(パトカーのサイレンか。一応、CIAとの連携がとれていれば助かるが……
だが。ここは逃げるより助けてもらった方が得策だろうな。)
七市は静かに壁にもたれかかったまま、人が来るのを待つことにした。
96
:
『?』
:2006/08/06(日) 02:11:43
>>95
『七市』は、壁にもたれかかったまま人の来るのを待つ。
ほどなくして男性の通行人と1人の男性の警官が気付き、近寄ってくる。
警官「どうしたんだ!?大丈夫か?酷い怪我じゃあないか!
今、救急車を呼んでいるから頑張るんだぞ。
これは銃の傷だな。撃ち合いをしたのか・・・・・こんな場所で。」
警官「おい!あんた!悪いが協力してくれ。あそこのバーで氷と水を大至急もらってきてくれ。」
警官は通行人に指示を出し『七市』を床に寝かせる。
・・・・ふと、警官の襟についている独特の『紋章』に『七市』は気付く。
それは、小さなピンバッジのようなもので
オリーブの木の中に『YOE』という小さな字が入っている。
97
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/08/09(水) 05:14:38
>>96
(……CIAとのつながりを期待していたが、まさかYOEとはな。)
だが、助けを拒絶するわけにはいかない。命あっての物種だ。
何とか、傷が治るところまでは利用したいところだ。和歌山達の敵であるならなおさら。
「すまないな。少々やんちゃが過ぎたようだ。この戒厳令に気づかないとは間抜けだった。
……しかし、オリーブか。随分と洒落た紋章だが、ここらの警官は皆そいつを付けているのか?」
と、さり気なく聞いてみることにはしたが。ああ悲しきかな、警官の習性というのは。
98
:
『?』
:2006/08/10(木) 02:47:38
>>97
警官「『オリーブ』は『生命の象徴』だ。・・・・・・『懐古』とは『生命』と共にある。
あんたは、どこに雇われたんだ?『CIA』か『FBI』か・・・・・・?
『歓喜の歌』の『幹部』と戦闘になっていたんだ、少なくとも『我々』の『敵』ではない。
そして、良くやってくれた。・・・・・・『ヤツ(和歌山)』は、既に『始末できた』。」
99
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/08/10(木) 13:25:43
>>98
(……そうか、和歌山が。随分と手練れが居るようだな?)
警戒を緩めてはいつ絡め取られるかわからない。それだけは肝に銘じている。
「……いや、オリーブは確か『平和』の象徴だったと思ってね?
それを付けている警官と言うのも洒落ているな、と感じたまでだよ。」
それが、YOEであるならなおさら。滑稽なジョークでもあると七市は感じながら。
「どちらにしろ少なくとも俺の敵でもないようだ。だが、まあ、雇い主に筋は通す質でな。
同業者だろうと、そう易々とは教えたくはないところだがね?」
軽口と冗談は悪い癖だとは思っていても、人間そこまで本質は変わらないらしい。
100
:
『?』
:2006/08/11(金) 01:25:41
>>99
『警官』「『懐古』のことをどこまで知っているかは知らないが
『懐古』は『歓喜の歌』とは『抗争状態』にある。
『歓喜の歌』ははっきりとした組織像が掴めていない。
それはあんたらも一緒だと思うがね。大体のケンカはゲリラ戦になっている。
はっきり言うと『懐古』はこの『抗争』を早く終結させたいと考えている。
新興勢力で組織のはっきりしていない相手なんかと戦ってもメリットは無いからな。」
救急車の音が聞こえてくる。
『警官』「この救急車は『懐古』の傘下にある病院へ連れていってくれる。
『歓喜の歌』の追手なんかの心配はいらない、ゆっくりと休養を取るといい。」
『七市』の側に担架が運ばれてくる。
101
:
七市 敬司『クリア・ザ・デックス』
:2006/08/13(日) 06:00:29
>>100
「……確かにな。俺の方はさっき戦った男が幹部であることすら知らなかったって寸法だ。」
手をすくめようとしたが、どうもそれすらままならない。
「なら、こちらもありがたい。好意に甘えさせてもらって、少し休養させてもらうとするよ。」
七市は担架になすがままに運ばれる。まず傷を治さねば、何も始まりそうにない。
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