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「さらば 暴政」を読みました

1豊後の森:2009/08/01(土) 11:03:10
「さらば 暴政」を書店で購入しました。
30日でしたが1冊しかないのを
買ってしまったので、その後また補充してあるかどうか、
今日にも見に行こうと思っております。
一読、日本国を属領化した系譜が綴られてはいますが、
基地ネットを駆使して敗戦国に君臨した、その宗主国も
またその上に鎮座される宗主様にぼったくられて、
その手足となった連中は巧妙に逃げおおせ、
この連中をもメンバーとして、いつか来た道の国家社会主義
に成り果てようとしてはいるが、結局は冷戦世界のような
両統立てにはならず、ナチ・スターリニズム的色合いの
統一権力世界へと誘われるであろうとのパノラマを
見せてもらいました。精巧なマンダラ模様であり、
著者の年来の文体躍如の興奮感激を味わいました。
 陽極まれば陰に転ずる、陰極まれば陽に転ず。
80年代に日本は世界一の資産国だなどと云って
おりましたが、あの頃、私は尊徳の報徳分度論をよく
読んでおりました。
災禍を避けるには結局、天に徳を積むことだということ
ですが、その手立ても思いも見つからないまま
ひったくられて無一文どころか、マイナスになってしまって
いるんでしょうね。
今日の朝刊の一面トップには、「自民は責任力」の言葉が
踊ってましたが、云う方も載せる方もぶっ飛んでますね。
つまるところ、世界中で、宗主の上の宗主様の
「天に徳を積む片棒担ぎ」をやらされたわけでしょう。
それが地球世界の誰にとっても良いものであれば
何の文句もありませんが、どうもそういかないようで
古代エジプト的世界に戻りそうです。
ロレンスが亡くなる半年前に書いたという「アポカリプス論」
では、ただコスモスとのつながりが救いだと書かれていたような
記憶がありますが、著者もそんな心境になったのかどうか、
台湾の仙境に移られたように拝見しますが。文明の果て行き着く
ところ、便利過ぎー管理世界の強権世界とはなり、
文明の及ばないところには不便が高じるしでむつかしいですが、
著者も何かの本で書かれていたように、問題の解決には更に
高い次元に立つことであると。
本書を読んでまた高い次元からの問題解決をと「ふんどし」を
締め直した次第。
本書はまた1470円と安価で、時事評論の棚にはありましたが、
哲学書でもあり、歴史書でもあり人生指南書でもあり、
70才になられたという著者と同時代を生きた来し方を
著者とともにゆくりなく経験できる点でも読書本来の醍醐味を
久しぶりに味わうことができまして、お得な、まさに掛け値なし
に名著であります
是非、未読の方にはお薦め致します。

2さいはての国から:2009/08/01(土) 19:07:38
以下のような書評が出ております。

ただ、残念ながら、藤原さんの本を全部読んでいるといわれておりますが

今の状況に流された形になっています。



http://projectlearning.blog38.fc2.com/blog-entry-106.html

3ミナミの果てから:2009/08/02(日) 09:42:27
上記の書評を読ませていただきましたが、
本当に悲しくなりましたが、
日付をみて、もしかするとディスインフォーメーションの類かと思います。

以下引用
一人の読者として、筋金入りの批判を読まされるより、荒削りでも明日を
どう創っていくのかというアイデアが欲しいです

そして最後に

良書だとは思いますが、読了後に活力が湧いてくるものではありません。
きっと売れないでしょう(『小泉純一郎と日本の病理』ほどには)。
またすぐに絶版になると思います。良い意味でも悪い意味でも、
最初から終わりまで、本著は“藤原肇さんの本”です。

これでは、書評にも、感想にもなっておりません。
この程度の読み手が読者では作者に申し訳がありません。

4宇宙の果てから:2009/08/02(日) 13:27:07
北の果てから氏の年齢が、45歳で藤原肇氏の50冊近い著書を全部持っている
と言うのは疑わしいですね.そして感想は、”最後の森”氏と正反対の否定形
です。
さらば暴政は、多少古くなった情報はありますが、大変読み甲斐のある、今度
の衆議院選にも影響を与えるものと思われので、一人でも多くの方が読まれる
ことをお勧めします。
”北の果て”氏に、全面的に同意します。
陽動作戦には注意しましょう。

5プロジェクトラーニング:2009/08/03(月) 05:33:24
いろいろな「果てさま」に登場いただきありがとうございます。私のことが話題になっていると思いますので、本人として一言コメントさせていただきます。
まずこの宇宙巡礼には入らせていただいておりますので、皆様の掲示板の書き込みを拝見させていただいております。別に記しました私のブログの記事についての話題が出ており、読ませていただくと、私の記事がご迷惑をかけたようで、申し訳なく思っております。
私のブログはたまたま日付をつめて書いているので7月29日に買って読んで30日にアップしました。ディスインフォーメーションの類でも陽動作戦でも何でもありませんからどうかご安心下さい。
また私のことではないのかもしれませんが、46歳で藤原さんの書籍を全部持っているのは疑わしいとの言及ですが、全部読んで持っているは事実なので、そうとしか言いようがありません。『山岳詩』は藤原さんご本人からいただきました。
そして私のブログの記事が否定形で終わっていることについては、反省しています。診断したというのに処方箋が書いてないので読者として暗い気持ちなったし不満だと述べました。それでもこれまで藤原さんの書籍を読み続けてきたのは藤原さんに感銘を受けているからでその感謝の気持ちをわらわすべきでした。私が至りませんでした。申し訳ありません。
ただ「ミナミの果てから」氏のコメントにはカチンときました。あなたにそのようなことを言われる筋合いはありません。私はブログ記事の中で、これは書評ではなく、単なる感想であると述べています。作者の藤原さんに申し訳ないかもしれませんが、それをあなたがこの場で言うことではないと思います。
最後に、将来の日本の政治の構想を、未熟ながら私も真剣に考えたいです。藤原さんにはそれを示していただきたいです。

6千々松 健:2009/08/03(月) 12:37:53
プロジェクトラーニングさんが一晩かけて読まれた意気に私は拍手したいと思います。
直後に読後感をプログに書かれているので、直観的な反応がうかがえます。

他のブログ内容にも見られますが
「悪く言えば、文句ばかり言って、明日をより良くするための価値提案をしない、こういう年配者が多いです。」
というのが、プロジェクトラーニングさんの基本スタンスです。
しかし、診断だけではなく「処方箋が欲しい」「正しい解決法を誰かがもう考えてくれているはずだ」「答えという宝はどこかにあるはずなので探せば良いだけだから、自ら考えることはない」
といった思考停止に陥ってはなりません。
一番カチンとしたところを深く読みこんで行けば、自らが問題解決する道筋を見つけ出せるはずです。また、そうして行かなければ明るい未来はありません。
他から与えられたヴィジョンより、自ら作り上げるヴィジョンがより価値を持ち、実現に向けてのパワーとなるはずです。
個人的には、日本の今の46歳〜50歳の若手に大いに期待しているのです。
自らが処方箋を描き、実行して行くことこそ、彼らの「仕事」になるのではないでしょうか。

「山岳誌」藤原肇から「野ごころの歌」6行6章のうち4章の部分を引用します。
「野に在る心 野ごころは
エーデルヴァイスの明日の希望
移り行く黄昏に続く明暗の逆転の中で
若く清い憧れを袖に秘めて
この花は 深夜の咆哮を含んだ峰の嵐に耐える」

7プロジェクトラーニング:2009/08/03(月) 13:04:59
千々松さんのコメントに感謝申し上げます。この宇宙巡礼の中では若輩者ですが、「あなたはあなたの人生の中で今が一番若いのだ」と言われているようで、私より若い人に、何それ?と訝しがられるサムエル・ウルマンの「青春の詩」を読み直しては、自らが明日へいかに価値創造できるかということに思いを馳せて胸が高鳴り嬉しくなりました。皆さまのご指導をうけて思考停止に陥ることなく日本経済の発展に貢献していきたいと思います。いままで一度も投稿していませんでしたが、これを機にこの宇宙巡礼の掲示板には発言していきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

8石黒達也:2009/08/03(月) 22:51:40
この本は冒頭から何度も診断の書だと書いてあり、診断の重要性について力説している。更に214ページからは「医療における診断の果たす意味」と題して、医療システムの構造について詳しい解析があり、仮説作りにもとづく診断と治療行為の違いを論じてから、その総合したものが臨床医学であると説明してある。
診断した後に治療をしてもらいたいと思うのは人情だし、普通の医者はそこまで患者の面倒を見るように、習慣としてやるようにならされてきたし、これまでの医療はそうしたやり方に安住していた。だが、『間脳幻想』で二人が対談して合意していたのは、声明にはホメオスタシスという作用が働いていて、それを司るのは患者自身ということであった。
患者が医者に全てを任せるのではなくて、名医の診断を聞いてどうするかを考えるのは、患者自身だという具合に理解するならば、診断をどう受け止めて自らの選択を選んで、どうするかは患者自身の問題に属すのだし、そ子から患者と医者の共同作業としての治療が始まります。
それに対して、「一人の患者として、筋金入りの批判的な診断を読まされるより、荒削りでも明日のためにどう処置していくのかという、治療行為についてのアイデアが欲しいです」というのは、いかにも甘えた他力本願だといえそうです。
特に政治の場合には自らが坂貸しない限り、生きていく権利は縮小するばかりであり、そこまで人頼みにするほど日本人の受精が衰え、まるでウサギが木の切り株にぶつかるのを待ち、運を天に任せているような生き方を当たり前に思うのです。
本の中の本の一部についての発言になってしまったが、取りざたされている件に関してはそんな具合に考えました。

9宇宙の果てから:2009/08/04(火) 00:31:52
石黒氏が、見事に私たちの意見を代弁しています。
45歳のO氏が、創価学会会員なら、自身をじっくり考え直したら如何?

10プロジェクトラーニング:2009/08/04(火) 04:12:57
石黒達也さんのご意見についてわかりました。そのご趣旨を活かすように考えます。私のブログの件については一件落着かと思っていましたが、もう一言だけ述べさせていただきます。当ブログはこの宇宙巡礼の掲示板に載せたものでもなく、自分のところに書きとめたものですので、「さいはての国から」さんが紹介して下さるまで皆さんにお目通しをいただくものでもなかったのです。ですからこれでもうお仕舞にして下さい。石黒さんへです。ごく普通の人が風邪をこじらせて病院に行った際、医師があなたが私に述べた趣旨のことを言ったら、ここは病院かと訝るでしょう。そのごく普通の人を「いかにも甘えた他力本願だ」とは言えないと思います。なぜならそのごく普通の人は病院に行く前に風邪にかからず健康でいようと普段の生活をおくっているからです。お金を払って病院に来ているのですから医師に治して欲しいと願ったのみです。ですが石黒さんのご趣旨を活かすように普段からより健康でいようと思います。それから「宇宙の果てから」という人はトンチンカンな方です。あなたがそんな風に書くから読む人が訳がわからなくなる。私は46歳で別のスレッドに出ているO氏でもなくましてや創価学会員でもないです。また「石黒氏が、見事に私たちの意見を代弁しています。」は、正しくは、私も石黒氏の意見に賛成ですではないのですか。

11吉田春雄:2009/08/04(火) 06:50:37
『さらば暴政』を読みながら強く感じたことは、この本に秘められた巧妙な構成的意図である。それは『宇宙波動と超意識』の中に頻繁に出てくる、エッシャーの絵やだまし絵の効果が組込まれていて、うっかりしていると陰陽の一方だけが読み取れ、もう一方を見過ごすように工夫されている感じがする。これは古典になった本によくある仕掛けであり、奥義は見えているのに見えない仕掛けになっていて、初心者には著者がもっともらしく言う、病理の診断というレベルで理解してしまう。だが、ヒントとして語られている対象が持ち合わせないもの、すなわちリーダーシップというものに着眼すれば、この本は凄いリーダーシップ論として作られており、それが分からないレベルにいる人には、診断の次に治療法が知りたいという希望になって、答えとしての治療について知りたいと思う。そして、答えは自分で見つけるものだのに、本の中にそれが書いてないことを発見し、治療法を教えてくれないからと欲求不満を持ち、著者の狙うふるいにかけられてしまうのだ。そして、何年かして再び読み直したときになって、初めてそのトリックに気づくことになり、自分が成長したと驚くのではないかと思う。それはお経を読む体験で味わう知恵の一種だが、どうも藤原さんはこの本でお経を書いていて、エッシャーの騙し絵を文章で描いたという感じがした。そこまで読み取れなかったときに、プロジェクトラーニングさんが言うようなことになり、何年かの待ち時間が意味を持つのではないかと思う。

12プロジェクトラーニング:2009/08/04(火) 12:02:47
吉田春樹さんの言には説得力があります。私が25年もの間、藤原さんの本を読み続けているのは、そこにご指摘のような魅力があるからで、少しずつ成長しながら理解を深めているので、あなたの記事を拝読し新鮮な気持ちとなれました。ありがとうございます。経営学からリーダーシップを学び企業の次世代経営職の人材開発の仕事をしていますので、『さらば、暴政』を読み直し、経営職育成の実際を考えたいと思います。また議論の相手となっていただけますか。ところで、私のブログでは『さらば、暴政』はきっと売れないだろうと結んでいます。繰り返しで恐縮ですが、普段風邪にかからぬように気をつけてはいるものの、残念ながら風邪となり、やむをえず病院に行くが、病理学に立脚しこんこんと風邪に至った根本原因を説かれても、で、先生、お薬の処方箋はと問えば、そりゃ君、これだけ道理を説いたのだから自分で対処を考えなさいと言われているに等しいです。藤原さんの本は“読む人(私もその一人だか)”しか読まない。その“読む人”のみでは書籍のビジネスが成り立たない。増刷はかからない。やがて売れなくなる。そして絶版となるは帰結。過去からこうだったので、『さらば、暴政』もそうなるのではないかと述べました。自分の日記に書感として。加えて当該主張を引っさげてここ宇宙巡礼に名乗り出た訳でもありません。私の不明は吉田春樹さんをはじめ諸先輩方からいかようにでも突いていただいても構わないし、論を展開しに来ているのでもないので、皆さまからのご指摘を養分として少しでも自身が明るくなろうと努めます。その件は、それでおしまい。だけど問題は藤原さんの本のことがこのスレッドのテーマだったはず。ビジネスにおいては、いくら作り手の魂がこもった高質の商品やサービスをつくっても、売れないと商売は成り立たない。そうなったらその商品やサービスは価値があるものなのに、誰もその存在を知らないということになる。養老孟司『バカの壁』や藤原正彦『国家の品格』の例がある訳だし、これらは藤原さんが嫌う世に無数に氾濫するノウハウ本の類の大衆迎合でもないだろう。なぜ藤原さんの本がそのように売れるようにならないのかと思うと残念でならない。そんな気持ちをブログであらわしたかったのです。大方が薄々気づいていることを、私が恐れもなく言ってのけたのでやり玉にあがっていますが、藤原さん、本の書き方を変えてみてはいかがでしょうか。最後に「宇宙の果てから」のトンチンカン氏が余計なことを書いてくれたことで、また副管理人の野田隼人さんが別スレッドでOなる人物を「O君」と呼ばれていて、なんだか漂っている空気から皆さんに私のことのように思われてはいないかとあまり良い気がしません。私はOなる人物のようなことは致しません。簡便して下さい。

13野田隼人:2009/08/04(火) 12:33:34
大分気にされているようなので、プロジェクトラーニングさんの名誉のためにも一言。副管理人をしていますので、各々の投稿者ごとの(グローバル)IPアドレスを把握しており、また隠そうとしても隠しきれない文章の癖などから判断して、Oとプロジェクトラーニングさんは別人であることは間違いありません。安心して投稿を続けてください。

14野田隼人:2009/08/04(火) 18:59:11
その後の各書店の『さらば、暴政』の扱いに関する最新情報です。

・アマゾンは「入荷未定」から「通常2~5週間以内に発送します」に切り替わっていました。丁度選挙も終わり、タイミング的にはいいですね。流石はアマゾンです。

・知人の「シバちゃんのため息」というブログでは、kimさんという方が、書泉グランデで入手したものの、奥に置いてあったと証言しています。
http://sibanokuni.exblog.jp/11650859/

また、以下はヒロイエさんからの情報です。
「紀伊国屋は倉庫に置かれていましたし、三省堂は在庫なし。ブックファーストも同様です…」

結論として、現在確実に入手できるのはジュンク堂のようです。現在、池袋本店には16冊の在庫があります。ただ、これはオンラインで確認しただけであり、実際にジュンク堂に足を運んでみないことには、どのようなところに本を置いてあるのかは分かりません。
http://www.junkudo.co.jp/

また、情報は入っていませんが、東京駅前の八重洲ブックセンターは入手可能だと思います。

15千々松 健:2009/08/04(火) 21:14:51
>14
南関東に最近出店したジュンク堂には9冊が重ねて在りました。新刊書の棚ではなくテーマ別の方ですが、表紙は見えるようになっておりました。
勢いがあるというか、生き残りを掛けている本気の書店と、そうでない書店との違いを観るようですね。
また、まとめ買いをされて、一般には入手し難くなる「リスク」があるやも知れません。

16野田隼人:2009/08/05(水) 06:11:05
千々松さん、情報提供有り難うございました。いつも千々松さんの投稿を拝読させて戴いています。

さて、今回は、これはと思うさまざまなブログや知人友人に同書を紹介したり、同書を送ってみたりしてみました。たとえば、飯山一郎さんに同書を1冊送ったところ、最近の記事は今度の選挙の話が中心となってきました。飯山さんのホームページは、北朝鮮関連の記事で各方面から注目を浴びている関係から、最近のアクセス数は凄いようで、ここでも目に見えぬ『さらば、暴政』の効果が出たと思います。
http://www.geocities.jp/o1180/

趨勢としては「行政新聞」でも「総選挙直前・目前に迫る歴史的大転換の日」と書いているように、民主政権誕生への流れは現在のところ確実のようです。
http://www.gyouseinews.com/index.php?option=com_content&view=article&id=86:2009-08-04-05-04-08&catid=39:2009-07-09-03-13-14&Itemid=61
総選挙直前・目前に迫る歴史的大転換の日

ただ、残念なことに、私の住む埼玉9区は投票したい候補者がいません…
http://www.gyouseinews.com/index.php?option=com_content&view=article&id=87:2009-08-04-07-09-31&catid=38:2009-07-08-23-14-32&Itemid=57
いざ総選挙!!でも「選択肢がない」埼玉9区の不幸

17プロジェクトラーニング:2009/08/05(水) 09:59:12
水をさすようで申し訳ありません。販売の実況中継をやったところで『さらば、暴政』はこれまでと同じ推移でやがて書店から姿を消すと思います。書店に勢いがある、生き残りを掛けている本気があるか、ないかは『さらば、暴政』の書店における展示に何の関係もありません(千々松さん、上げ足をとってすいませんが、意図があるので、気を悪くなされないでください)。妨害工作があるとかないとかの議論は置くとして、書店も読者も需給の理に則しているのみです。書店は、売れると判断する商品は大きくかつたくさん展示する。ただそれだけです。さて「作ったものを売る」から「売れるものを作る」へ意識を変えてみませんか。言いだしっぺだから私がまずアイデアを出します。藤原さん、たとえば『言葉の実利』とかのタイトルでハードカバーではなく新書を書かれてはいかがでしょうか。日本は意味論オンチだとかばかり言っていないで、セマンティックスに通じる効用について平易に説いてみてはいかがでしょうか。ターゲットはビジネスパーソンです。購買力もありビジネスの基盤になる本質論を学ぶことにニーズを持っていますので、このボリュームゾーンをファンにしない手はありません。戦後歴代のベストセラーと言われる養老孟司『バカの壁』(販売部数400万部強でしたか)を抜き去ることも決してあり得ないことではないと思います。藤原肇さんというこの偉大な方の見識を広く社会に役立つように知恵を出し合うことがここ宇宙巡礼に集った私たちの役目なのではないでしょうか。

18一色:2009/08/05(水) 22:18:10
この欄では本を読んだ感想や批判を書いたり、問題提起に対しての見解を議論するのが、皆にとっての共通の利益になると思う。
なんだかおかしい調子に議論が曲がっているような感じがする。

19プロジェクトラーニング:2009/08/06(木) 06:43:57
一色さんの言うとおりです。私その当事者ですから反省します。そのうえで、吉田春雄さん(お名前を間違えてしまいごめんなさい)のコメントにある「すなわちリーダーシップというものに着眼すれば、この本は凄いリーダーシップ論として作られており、」に刺激を受けましたので、『さらば、暴政』を再読し、政治家の育成について少し考えたことを記します。最初に頭に浮かんだのは、話は変りますが坊さんのことです。寺に生まれたことで坊さんになることを宿命づけられ(これって世襲です)、やがて仏教系の宗門立の大学に進み宗旨に基づいた専門教育を受ける。私が不思議に思うのは、こういう若い子たちは結婚もしちゃうんです。悟りに導くための仏教的生活規範としては、女性に触れてはならないのではないかしら。一事が万事で、現実の「苦・悲・痛」の実相を知ることなく、宗教者として檀信徒のまえで法を説く。坊さんが提供するサービス(お布施の対価)が、人の老・病・死にまつわる苦悩の緩和だとするなら、いまの日本の宗教者の育成システムは、何をかいわんやでしょう。これと同じことが政治家にも言えるのではないか。そんな問題意識を持ちつつも、残念ながら私は経営学がバックグラウンドなので、経営者の育成について次に考えます。例えば金井壽宏の『仕事で「一皮むける」』光文社新書によると、「経営幹部にまで至るような方々が、いったいどのような「一皮むけた経験」を通じて、経営幹部ならではの思考法や行動の仕方を身につけたのか」についての研究が深まっています。その示唆は、藤原さんが書いているように(P27)、「資質としての適応力は指導性を決定づけるし、困難な中で一段とその輝きを増すものである。それは厳しい試練を乗り越える能力であり、優れた理念と高潔さに支えられたもので、艱難辛苦の試練を通じて鍛えられるものだ」という指摘に通底します。そうすると代議士の「艱難辛苦の試練を通じて鍛えられる」は何なのか。それはどのようにあるべきなのか。藤原さんが酷評する「未熟な世襲代議士」にはどうしてそういう「一皮むける経験」が不足するのか。すなわち政治家の育成システムを考え直さないとならないのではないかと思いました。松下政経熟の方々と交流することがあり、松下幸之助が建学精神を説いたVTRなどを観たりすると、そもそも代議士になる前に、「出家して」社会問題を真正面からとらえて関係者と協働しながらそれらに応じていくという、相当長い時間の行動実践の大事を感じます。

20ひたくれない:2009/08/08(土) 07:35:00
望んでいなかったにも拘らず 戦争に突入していってしまった過去がある。同様に誰も暴政を望んでいなかったにも拘らず 気がついたら暴政を許してしまっていた。これを記録に残すことが藤原氏のいう歴史の証言ではないだろうか。古希を越えた氏は 次世代を担う我々が史眼を磨くことによって同じ過ちを犯さないように願っているのではないだろうか。そのために日本社会の診断をしたのだと思う。出版には困難が付きまとい 以前に自費出版を覚悟した時でさえ問題があったと聞く。幸いにもタイムリーに活字になったが 選挙は質ではなく数が勝負となるので この熟考タイプの本がどこまで影響を与えることが出来るのかは疑問である。しかし長期的にみるとこれからの人生の中で たとえ登場人物や時代背景が異なろうと そこに過去に起きたことと相似現象を発見することが出来るだろう。そこから学ぶことによって 新たな共通善の実現に貢献出来るはずである。これは凄いリーダーシップ論であるという読者に賛成である。藤原氏は常に人材育成の大切さを訴えてきた。しかし氏はあくまで著者であり 何事にも直接携わることは考えられない。この宇宙巡礼のサイトも献身的なサポーターがいるからこそ成り立っている。氏の生き方は二十年以上前から決して変わっていないのだ。自分をコメンテイターだと言い 次のように続けている。「...情報を集めて仕事をし 自分が判断したことを好みのスタイルにまとめて それを勝手にコメントして私は生きてきた。...大衆に理解してもらおうとは思っておらず 必要な情報をプロにメッセイジとして届け 役立ててもらうことが必要だと考えてきたので 解説したりハウツウ的な記述はしないですましている。そういう人間の生き方も成り立っているのである。」『日本が本当に危ない』より

21プロジェクトラーニング:2009/08/08(土) 10:13:52
ひたくれないさんのコメントを読み、しみじみした思いがこみあげました。私が大学生だった頃、藤原さんは定期的に日本に来られては、ネットワークで情報収集なさったり識者と対話をなされていたようですが、そのお忙しい合間にも時間を作って下さり、我々学生の鼻垂れ小僧らと触れていただき話しをして下さった。私もそのよき薫陶を受けた一人です。私は当時大阪に暮らしていましたが、私たちの東京の仲間から「藤原肇さんが来るよ!」という連絡をもらっては、なけなしのお金を払って新幹線に乗り東京まででかけたものです。藤原さんの話はやはり歴史観が多かった。いまでも鮮明に記憶に残っているは、1985年11月29日「国鉄総武線浅草橋駅炎上事件」というのがありまして、藤原肇さんはちょうどこの日の前から日本におられて、私たちがお目にかかった際に、この事件にやけに興奮なされており、あれは二・二六事件のようだと話がそこから始まった思い出があります。この宇宙巡礼で、どなただったか藤原さんを藤原先生と呼ばれていましたが(藤原博士とお呼びするのは大事だと思いますが)、私たちは当時藤原さんに、私を先生と呼ぶなと諭されたものです。今となってはその真意はわかりますが、鼻垂れ小僧としては、ただ言われるがままに、藤原肇さんと呼んでいました。ひたくれないさんの言うとおり藤原さんのスタンスはまったく変っていない。ですから私がこのスレッドで指摘した通り『さらば、暴政』は“読む人”にのみ読まれ、早くも書店から姿を消しているのです(初版の発行部数にもよりますが、今回の潮の引き具合はこれまで以上に早いような気がします。7月29日30日あたりに書店に出て2週間もせずして姿を消すというのは、どう考えても需要がないということです)。もう一言皆さんから吊るし上げ覚悟で言挙げしますが、藤原さんはもともとのタイトル(表題)は違ったのだとコメントされていましたが、前作『小泉純一郎と日本の病理』がそこそこ売れて少しは長く書店に姿があったのは、タイトル(表題)に小泉純一郎の名があったからだと私は思います。光文社の実利的な判断です。売れてなんぼ(だって広く読まれる訳だから)。吉田春雄さんのコメントを借用させていただくとすると、「エッシャーの絵やだまし絵の効果が組込まれていて」「(「著者が」ですよ)読者をふるいにかける」そんな書き手の上から目線の本を喜んで1,400円払って買う人は、その真価を知って“読む人”意外にはみあたりません。

22甘粕雄一郎:2009/08/08(土) 10:18:23
この本にの流れている主流も底流もネオコン政治の身勝手な強欲に基づく暴政が、世界の平和と秩序を破壊して猛威を振るっただけでなく、アメリカ流の貪欲資本主義を破綻させるサイドストリーとして、無能だのに日本のネオコンとしてなりあがった安倍という世襲政治家のために、日本の社会を破滅させたことへの憤りを込めた叙事詩として成り立っていると感じた。藤原節といわれるものはホーマーの語り口による叙事詩に似ていると感じた。。

23プロジェクトラーニング:2009/08/08(土) 11:05:09
薄学で皆さんについていけないけれど、甘粕雄一郎さんがホーマーの英雄叙事詩ときたから、私などはその影響を受けたといわれる「指輪物語」があまりにも長すぎて途中でついていけなくなった口なので、同じように藤原節についていくのは時間がいくらあっても足りない。だけど甘粕雄一郎さんに刺激を受けて、本著を物語だととらえなおすと、藤原さんの真価が少しでも見えてくるような気がします。「歴史は絶えず生成と変化を続けていく生き物」である、と誰が言った言葉か忘れましたが、私のノートにありました。意味は、コンテクストから孤立した事実そのものは、物理的出来事ではあれ、歴史的出来事ではない。すなわち歴史とは、人によって語り継がれてきた無数の物語から成る編成と記述のネットワークである。そんな意味だと私は理解しています。そうすると、藤原さんは歴史の制作者なのであって、絶えざる物語の制作の過程を通じて濾過され沈殿していった我々日本の共同体の記憶を残して下さっているのだと解釈できるのではないでしょうか。

24プロジェクトラーニング:2009/08/08(土) 18:42:30
カウティリヤ『実理論』 上村勝彦訳 岩波文庫 を読了しました。私ではこんなの書評不可能で、宇宙巡礼の皆さんの博識に少しでもおいつかないと思うのみですが、本著の出だしのところで良いことが書いてあり、すでに皆さんにおかれてはご案内だと思いますが、そのことをほんの一部共有させていだだきます。カウティリヤは、感官を制御せよと述べています。感官の制御とは、耳・皮膚・眼・舌・鼻という感官が、音声・接触・色(概観)・味・香に対して迷わないことである。学問の修養を行うことで、六種の敵、すなわち、愛欲、怒り、食欲、慢心、傲慢、過度の歓喜を捨て去り、感官の制御は行い得る。そして長老との交際により智慧を磨きなさい。その際、あなたは、学ぶ意欲、聴聞、理解、記憶、認識、肯定的否定的論究、真理に専念する者でいなさい。そうであればこそ、長老の智慧に触れ、あなたを自らの性質、才能、人格を陶治(とうや)することができる。学習から知性が生じ、知性から実際的教訓が、実際的教訓から自制が生ずる。これが学問の効用である。『さらば、暴政』を読む以前の己のあり方としてこれらの言葉を座右の銘にしたいぐらいです。心が奮えました。

25プロジェクトラーニング:2009/08/08(土) 18:48:00
すいません。気をつけないといけません。陶冶(とうや)の漢字はこちらでした。

26ヒロイエ:2009/08/09(日) 20:23:38


数々のスクープを出している山岡さんのストレイドック
に取り上げられています。


http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/

27T.N.:2009/08/12(水) 01:33:08
 「さらば、暴政」最近ようやく入手しました。Amazonのマーケットプレイスに天山商会というところが、
新書同然の古書を安く出しておりましたので利用させていただきました(著者の方には申し訳ありませんが、
新刊か古書かにはあまりこだわりません)。
 さて、現在のところAmazonには本書のレビューがまだ出ていないようです。簡単にレビューが書けるような
本ではないと思うものの、8月末の大事な選挙前に、一人でも多くの国民が正しく判断するための情報に満ち
た本書が、レビューなしで放っておかれるのは、惜しいことです。私もなるべく早くレビューを試みるつもり
ですが、既に読み終えた方々にも挑戦していただけたらと思います(Amazonが掲載するかどうかの不安はさて
おき)。
 まだ、ざっと読んだ段階ですが、今の日本は1930年代の大日本帝国というより満州国なのではないかと
いう感慨を持ちました(外国の軍事基地の存在、肥大化した行政組織による事実上の独裁、全ては宗主国のた
めの政治)。

28石垣雅俊:2009/08/30(日) 06:57:05
『さらば暴政』の主体が安倍内閣が支配していた時期に書かれたことは、自民党が選挙で大敗北しかけている投票日の今日を迎えて、この本が預言書であったことを証明していると痛感する。
自民党と公明党が野合して好き勝手な政治支配を続けた結果として、暴政の横行によって日本が国として機能しなくなったことで、ようやく国民にその酷さが痛感せざるを得なくなった現状を見れば、どん底を体験しない限り人は目覚めないということが、はからずも実証されたことになるのである。
「バカは死ななきゃ直らない」という昔からの言い伝えの教訓は、自民党が続けてきたゾンビ政治の正体を明示した、『小泉純一郎と日本の病理』の英語の題名のKoizumi's Zombie Politics の持つ薀蓄を痛感し、『さらば暴政』の新聞広告においてマット・アマノが描いた「幽体離脱政権」の図が、それを見事に描きつくしていたと思う。
日本の政治が記念すべき回天をする日を迎えて、『さらば暴政』が預言書であったという実感を記録して置きたいと思う。

29藤原フアン:2009/11/22(日) 12:44:00
瀬島氏捕虜売り渡しスパイ説の明白な否定r理由--クライン孝子の日記ブログより
http://www2.diary.ne.jp/user/119209/
参照:「スターリンの国際戦略から見る大東亜戦争と日本人の課題」 落合道夫著
http://www3.plala.or.jp/tkyokinken/ 「(瀬島の捕虜売り渡し話は)ソ連側が収容所で流した
デマエ作によるものだった。このことはソ連崩壊後の情報公開で明らかになった」
という。---以下の理由で--3.早期帰国:したがってソ連スパイの条件は早期帰国者である。
そうでないと社会で昇進できないからである。スターリンは下層階級の人間は利用価値がないので
まったく相手にしなかった。瀬島氏は10年以上の抑留を経験し、スターリンの死で始めて釈放された人である。
本来は殺されていた人である。?????

30h:2009/12/24(木) 18:13:34
シベリア郵便局-93通目-【レス代行】
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1261481091/

511 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/12/24(木) 16:25:21 発信元:113.32.180.154
【依頼に関してのコメントなど】よろしくお願いします
【スレ名】【小泉・竹中】新聞テレビの世論操作を監視するスレ102
【スレのURL】http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1261099647/
【本文】↓
統一教会=安部=小泉
◆政治の病理を診断した“カルテ”<サンデー毎日 2009年12月20日号より>
『さらば、暴政・自民党政権 負の系譜』藤原 肇・著(清流出版/税込1470円)
小泉純一郎以来の歴代自民党政権は、サイコパス(精神病質)の領域に属していたというのである。
彼らはそれほどに嘘つきで、尊大で、無責任の塊だった。
http://mainichi.jp/enta/book/review/news/20091208org00m040020000c.html

512 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/12/24(木) 16:27:23 発信元:117.104.4.42
>>511 政治的内容は保留させて頂きます

31h:2009/12/24(木) 18:14:43
513 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/12/24(木) 16:27:37 発信元:113.32.180.154
【依頼に関してのコメントなど】よろしくお願いします
【板名】既婚女性 【スレ名】【奇跡の】小泉進次郎ファンクラブ8【四代目】
【スレのURL】http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1260593790/
【本文】↓
統一教会=安部=小泉
◆政治の病理を診断した“カルテ”<サンデー毎日 2009年12月20日号より>
『さらば、暴政・自民党政権 負の系譜』藤原 肇・著(清流出版/税込1470円)
http://mainichi.jp/enta/book/review/news/20091208org00m040020000c.html

518 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/12/24(木) 16:34:05 発信元:118.3.78.38
>>513
宛先スレに相応しくない書き込みと判断されてもおかしくない内容なので拒否します
以下>>513配達停止お願いします

522 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2009/12/24(木) 16:40:59 発信元:113.32.180.154
>>512
レス内容の内容を読み解く能力がないんだな
>>518
お前みたいな莫迦がそうでも他人に強要するなよ
発信元:118.3.78.38は頭が相当悪いから仕切るなw

33MM:2013/02/06(水) 19:33:33
「ザ・フナイ」の二月号に藤原さんの対談記事が出ています。
それについていた「文殊菩薩」に引用されていた、
「さらば暴政」の紹介記事にあるフナイのHPを開けば、
目次が見ることが出来ます。
http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-3212.html#more

34藤原肇:2013/02/08(金) 07:16:40
指摘のとうり「ザ・フナイ」の二月号に、「水素原子の生命活性化作用とシリカエネルギー水の威力」と題した唐津さんとの連載対談が掲載されています。
編集長からの連絡では記事が注目されて、年間購読の注文が増えているので、全文の公開は数か月待ってほしいと依頼が来ています。
従来の習慣では発売してから一か月後二は全文公開していましたが、今回は一か月後に冒頭の3〜4頁の公開か、三か月くらい待つかのどちらかにするかでどうですか。
皆さんの意見を書いて、管理人に判断してもらったらいかがかと思います。

35ヒロイエ:2013/03/05(火) 18:28:21
しかし、完全にゾンビ状態ですね
これで踊っているのはお伊勢参り

36AAA:2013/05/04(土) 10:55:07
藤原さんの発言が「記事」に収録されないので不思議だったが、「ザ・フナイ」の五月号に「日本のおぞましきアベジェクシォン政治」の記事が、本澤さんとの対談として出ているようだ。
http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-4619.html#more
この「ザ・フナイ」には数か月前に、藤原さんのシリカについての対談が出ていた。念のため。

37AAA:2013/05/21(火) 16:28:17
「ザ・フナイ」五月号の記事の一部がウエブに掲載されています。
http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-4856.html

38XYZ:2013/06/20(木) 23:28:22
「さらば暴政」についての鋭い書評が書かれていたが、長らく埋もれていた発言が阿倍野ミクスの破綻と同時に再発掘され、インターネット上で取り上げられ評価されている・
http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-3372.html#more

39XYZ:2014/03/16(日) 11:32:20
だいぶ前に問題になった安倍首相の仮病を使った辞任の件が、ここら来て再び注目を集めているようある。
そろそろ引導を渡す坊さんの登場が求められているようだ。http://ichienyuugou.blog.fc2.com/#container
何とかしなければ日本が潰れてしまうという危機感が、日本全土に盛り上がっているということかも知れない。

40XYZ:2014/03/17(月) 11:37:39
一円融合の記事の原典は次のものである。http://www.asyura2.com/14/senkyo162/msg/774.html
色んな反響が書き込んであって興味深い。

41藤原肇:2016/04/02(土) 21:09:38
このスレットで議論が盛り上がらず、所感的な発言の氾濫に終わったのは、「『さらば暴政』を読みました」という、曖昧な名のインデックスが災いし、目的意識を見失ったのだろうと、発言を通読して思い当たった。なぜ暴政が支配する不吉な社会が、日本会議の君臨と共に蘇って、安倍内閣の暴走の放置により、亡国に向かうに至ったかに関し、皆が持つ叡智を結集する必要がある。
そして、政治が狂った時代性を掘り下げ、閉塞感に包まれ病理現象を呈す、現在の日本を各人が診断を試みて、拙著では触れていない処置を始め、治療法や処方箋について発言することで、提言の場を生めば良いのにと感じた。また、そのような場が必要であるのに、日本には存在したことがなく、未だに御用学者が跋扈する学界や、買弁評論家と芸能人による、洗脳工作が横行するメディアしか、日本には存在しない現実がある。
その打破は世界で活躍している、脱藩型の日本人によるインプットであり、情報化が進むIT時代の中で、インターネットの機能を活用すれば、その実現は可能なはずである。また、「宇宙巡礼」は読者のアゴラだし、私は著者として名義を貸すだけで、「適塾」の思想に基づいて、自発的に運営されているから、私の著書がどう扱われても、異論を差し挟むような立場にはない
。ただ、『虚妄からの脱出』での問題提起が、重要な役割を果たすことになる時に、ジグゾウパズルの全体図と結び、構図や図柄が出来上がって行く段階で、提言位は出来るはずだと思う。藤井先生の思想が結集した『間脳幻想』から、『生命知の殿堂』に至る生理論や、『平成幕末のダイアグノシス』や『夜明け前の朝日』で展開した、政治や言論界の異常現象が、パズルの単片として意味を持つし、現時点での図柄が暴政だった。
しかも、将基面さんの画期的な著作群として、『反「暴君」の思想史』に始まり、『政治診断学への招待』が示唆する、異常に対しての鋭い視座が、有効なアプローチを提供して、『近代市民社会論』にと結びつく。そんなことを考えながら、このスレッドの将来に思いを馳せた時に、「『さらば暴政』を読みました」から、それを発展的に解消することにより、「『さらば暴政』が誕生した時代」という形で、新しいスレッドによって置き換えて、議論の場を作ったらどうかと思った。

42藤原肇:2016/04/06(水) 14:11:57
最近の日本のジャーナリズムは腰抜け揃いで、安倍が懐柔の目的で夕食に招くと、新聞社の社長や編集長たちが,喜々として買収のもてなしに駆けつけ、牙を抜かれ権力の太鼓持ちになり果てている。だから、批判精神の片鱗もなくなってしまい、政府に都合の悪い情報は報道しないし、隠ぺい工作に加担しているだけでなく、嘘の政府宣伝で大本営発表が記録顔をする。だから、50年後の学者が新聞を下敷きにして、今のことを歴史として書いても、情報源の新聞が空疎だから、まともな歴史を構築できるわけがない。
その典型がフクシマの原発事故だし、世界理動きに関しても報道しないので、日本人の情報感覚は実にお粗末だ。その傾向は戦後の日本を特徴づけたので、私は世界から情報を発信し、その結果が50冊余りの著書になった。だから、『平成幕末・・』や『小泉・・』もそうだが、『さらば暴政』もその仲間として、未来の読者の歴史資料として、考える上でのヒントを提供し、それを基に給料をもらう学者たちが、それぞれ本を書けばいいと思い、活字化を試みたのであった。
だから、売れて読まれるということよりも、資料として図書館に保存されて、未来においても読めることが、大切だと考えて本にする努力をした。しかも、多くは買い取りという条件で、半ば自費出版に近いし送料も大変だった。だが、最近の図書館は貸本屋に近く、寄贈しても読まれないということになり、書棚がないという理由で売り払われ、処分されてしまうケースも多く、日本の読書文化は全滅に近い。
しかも、「サルでも分かる」を売り物にして、分かりやすさで売る本を読めば、考える能力を喪失することで、人間はサル以下の存在になり果てるから、屠殺場に率いられる羊や牛と同じになる。ホモサピエンスとしての人間は、考えると共に情報発信することで、人間としての価値を誇れたのではないかと、異国の空のもとに住んで過ごしたが、この感じは最近になるほど強くなっている。老化現象に伴うなげきにしても、これは実に悲しいことである。

43asa:2016/04/06(水) 19:32:13
最近の日本のジャーナリズムは腰抜け揃いで、安倍が懐柔の目的で夕食に招くと、新聞社の社長や編集長たちが,喜々として買収のもてなしに駆けつけ、牙を抜かれ権力の太鼓持ちになり果てている。だから、批判精神の片鱗もなくなってしまい、政府に都合の悪い情報は報道しないし、隠ぺい工作に加担しているだけでなく、嘘の政府宣伝で大本営発表が記録顔をする。だから、50年後の学者が新聞を下敷きにして、今のことを歴史として書いても、情報源の新聞が空疎だから、まともな歴史を構築できるわけがない。

藤原肇先生にとっての主訴なのだといったところで、最後の

「「サルでも分かる」を売り物にして、分かりやすさで売る本を読めば、考える能力を喪失することで、人間はサル以下の存在になり果てるから、屠殺場に率いられる羊や牛と同じになる。ホモサピエンスとしての人間は、考えると共に情報発信することで、人間としての価値を誇れたのではないかと、異国の空のもとに住んで過ごしたが、この感じは最近になるほど強くなっている。老化現象に伴うなげきにしても、これは実に悲しいことである。」

ということからして、故小室直樹博士であれば、「そりゃそうだろう。結局のところは、私たち日本人というのは全人類の中で最も猿に近い民族であり、この政権与党の安倍首相からして、自らがそのボス猿に過ぎない、ということをごまかそうとして、お国のため、天皇陛下のためなどと言っておきながら、全人類を騙し、昭和天皇を騙し、日本国民を騙し続けた挙句に、一億総懺悔により滅び去った大日本間抜け帝国を、憲法9条を亡き者にしてでも
復活させたいがために、アメリカの言いなりになるだけの間抜け国家に他ならないのだということを見事に証明してくれたのだからな。だが、このようなボス猿にまんまと騙された私たち日本人というのも、自ら招いたことなのだということは、良く肝に銘じておけ」なんてことで、草葉の陰で、そっと静かに大笑いしていることくらいのことは、もう簡単に想定出来ることですが、これこそが
キャリアコンサルタントから見た、私たち日本人および、この日本国そのものに対する本質的な見立てではないかということは、もう国際社会全体からしてもバレバレのことであり、お見通しのことではないかと考えられるのですが、藤原肇先生におかれましては、知り合いの外国人の方に、ぜひとも聞いてみて頂きたいところですが、日本人として、これほど悲しいことはないということは大いに共感する次第でございますとともに、キャリアコンサルタントと
して、重く受け止めて、良く肝に銘じておく必要があることは言うまでもありませんね。

沖縄県にしてみれば、これを逆手にとるならば、それこそ中国からお金を貰い、このお金で国有化された尖閣諸島を沖縄県に払い下げることで、この尖閣諸島付近の土地に、老人介護施設でも作るならば、あのような買取騒動をしでかしてくれた石原慎太郎と一緒に、大勲位中曽根君を、島流しということで、そっと静かに老後生活を送ってください、ということで応えてやりたいところですね。
中国にしてみれば、これがご老害の慰安所なんてことになれば、慰安婦として中国人女性をどんどん送り込んでもらうことは、簡単に出来ることだし、これに対しては、中国外務省に対しては、「多額のお金をだまし取られたり、あるいは多額のお金をだまし取られた高齢者に対して被害額を取り戻してやると言っておきながら、ちゃっかりとネコババしようなんて悪事をたくらむ日本人に対しては
中国人女性スパイの皆様におかれましては、ぜひともそのスキルを活かして、まんまと騙されたふりをして、容赦なくコケにして頂くことを、仕事理解につながる目標と方策の一つとして、ご活躍頂きたく存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます」ということで、キャリアコンサルタントとして、そっと静かに応えてやりたいところですね。

44中野紘子:2016/04/12(火) 16:36:13
小室直樹先生の[論理の方法]の中に理論について書いてあり、[本質的なモノだけを抜き出して、後は捨て去る作業]と書いてあります。
キャリアコンサルタントと名乗って書いている人のも文章は、読み辛くてとてもまともな日本語とは思えません。書く前に頭の中で整理して、他人が読んでも分かるように書いた方が良いと思います。
せっかく管理人の方が新しいコラムを開いて下さったのに、こんな一人よがりの長い記事を読まされたのでは、やる気を失う人が多くなるのでは無いかと心配になりました。
ここは小学生の自由作文の練習教室ではなくて、大人の人の意見の発表の場では無いかと思うので、苦言を敢えて言わせていただきました。
安倍首相の支離滅裂で独善的な発言を始めとして、最近の日本の男の人の主張には、きちんと整理された思想がなくて、漫才師に似た口から出任せの幼稚な言葉が目立つように思えてなりません。

45asa:2016/04/14(木) 21:08:52
なるほど、これは個人的な意見ですが、「安倍首相の支離滅裂で独善的な発言を始めとして、最近の日本の男の人の主張には、きちんと整理された思想がなくて、漫才師に似た口から出任せの幼稚な言葉が目立つように思えてなりません。
」というものこそが、結局のところは、私たち日本人にとっての極めて重大な構造的欠陥というものが、根本的な原因になっているのではないかというのが、キャリアコンサルタントから見た
この私たち日本人および日本国にとっての本質的な見立てではないかと、自己分析した結果によるものではないかと気づいた次第ですが、如何でしょうか?

これに気づいて頂けたのであれば、個人的には、これだけは、そっと静かに肝に銘じておくことで、これを逆手にとって、社会的サポート資源としての役割を喜んで担うことで、これに応えていくことで、これに気づいていないだけの一部の日本人だけが
どんどん涙を流し続けながら、意欲と熱意を喪失し、どんどん泣き寝入りすることになろうとも、これは一時的なものであり、むしろ私たち日本人にとっては、これもまた、偶発的な転機として齎されたものではないかと気づけば、これがきっかけとなって
どのような行動をとることで、幸せに暮らすことが出来るようになるのか、ということを具体的目標と方策の一つとして、これが結果的に公共の利益につながることになれば、これをどんどん学習し直すことにより、この転機を乗り越えて、自立・自律していく
道を自ら選択して、この日本国の運命もまた大きく変えていくことになるのならば、例えば「憲法9条にノーベル平和賞のお墨付きを賜る」という発想そのものも、また一人の主婦による偶発的な発想であったものが、これを外交カードに利用することで、この日本国の
運命を大きく変えるきっかけにつながるのではないかと捉え直せば、韓国がフランスをロールモデルとするならば、日本がドイツをロールモデルとすれば、それこそアメリカと中国を相手にビスマルク外交というものに活かしていくことに繋がれば、「脱ニッポン型思考のすすめ」
の最後の部分と同じ結果を齎すことになるのではないかとも思われるのですが、如何でしょうか?

苦言を述べて頂きましたことには、深く感謝を申し上げますとともに、こちらこそ、良く肝に銘じておくことと致しましょう。

46一色:2017/08/23(水) 10:32:15
本澤さんの「ジャーナリスト同盟通信」に、藤原さんの最新記事について触れた記事があった。朝日の内情についても触れていて興味深いので紹介する。
2017年08月23日
どうした朝日新聞!<本澤二郎の「日本の風景」(2711)
<詩織さん事件を報道しなかった社会部>
 筆者は最近の朝日新聞社会部の復活を評価してきたが、ここ数日、友人が「今も狂っている。詩織さん事件を真正面から報道していない」と信じがたい情報を持ち込んできた。「女性作家がそのことを朝日紙面で書いて、指摘している」というのだから、どうやら確かなのだ。これには仰天してしまった。朝日の読者は、読売産経読者レベルに貶められていることになる。「まだ覚醒していない」となると、読売同様に部数減を続けることになる。「東京新聞には、エースが社会部長になった」という知らせとは、真逆である。

<取材しても記事にしない、ボツにした編集長>
 筆者の経験でも頷ける。2011年8月15日に、医療事故で息子の命を奪った東芝病院を刑事告訴したさい、東芝財閥経営に対する初めての刑事告訴だったことから、警視庁詰めの社会部記者が、記者会見に勢ぞろいした。
 だが、記事にしたのは朝日と東京の2紙、テレビはTBSのみだった。他は、すべて電通の圧力に屈してしまったのだ。ジャーナリストでありながら、ジャーナリズム不在の日本に驚かされたものだ。民放テレビ局のOBは「東芝ではねえ」と、さも当たり前のように述べた。情けなかったのは、共同と時事の通信社までが、報道しなかったことである。その後に、この通信社が電通の株主であるというカラクリを知った。
 日本のメディアは、表と裏の顔を持っている。正義を貫けない体質を有しているのである。金という広告に沈黙する体質である。そして権力である。
 詩織さん事件については、官邸から編集幹部に圧力があり、それで握りつぶしたものだろう。これは本当に怒り狂うような、朝日社会部と編集幹部、その上の首脳部の対応ということか。
 「官房長官がいち早く朝日首脳部に連絡したのだろう」との憶測が出て当然であろう。詩織さんの決起は、命がけのことであることは、日本人女性であればビンビンと伝わってくる。それをボツにした朝日新聞だった。ケジメをつけるべきだろう。
 日本を代表する高級紙との評価は、やはり間違いだったことになる。

 数年前、中国の武漢大学で講演したさい、新聞テレビの崩壊を指摘したことに対して、日本研究者の一人は「朝日は違うと思うがどうか」と質問してきたが、むろん、それを否定する回答をしたが、改めて詩織さんの官邸がらみの強姦握りつぶし事件を報じなかった朝日新聞が、見事に証明したことになろう。
<秘密国家警察(ゲシュタポ)内閣に屈した新聞テレビ>
 朝日新聞政治部は廃止したほうがいい。社会部も、となると、これは廃刊するほかない。
 数日前、コメントした「日刊ゲンダイ」が自宅に届いた。数年ぶりか、5年ぶりに目にする新聞である。全紙面に目をやって驚いた。財閥企業はおろか、大企業広告がない新聞だった。そこから、この新聞の強さを、改めて認識した。電通の圧力など無縁の、唯一の新聞ということになる。これはすごい、偉大な新聞である。読者の購入で生存権を確保している真っ当な新聞なのだ。
 権力に屈しない、日本で唯一の偉大な新聞である。今の朝日経営陣には、その度胸も勇気もない。
 現在、国際ジャーナリストの藤原肇原稿が「財界にっぽん」に掲載され、注目を集めている。安倍内閣をヒトラーの「ゲシュタポ」になぞらえている。ゲシュタポというと、ヒトラー側近のヒムラー指揮の国家秘密警察のことである。
 不勉強を恥じ入るばかりだが、安倍内閣は公安警察が主導する政権である。菅はさしずめヒムラーということになろう。配下の警察官僚が、官邸の実権を握っている。かの文科省事務次官だった前川喜平が正論を吐くと、即座に安倍ゲシュタポの情報を垂れ流して、それを読売が大々的に報じて反撃した。
 実に細かい官邸分析なので、本人に確かめると、なんと「自分の読者があれこれと通報してくるので、それを整理したまで」と説明してくれた。興味のある専門家は、月刊誌「財界にっぽん」を取り寄せて、目を通すといい。特に朝日の社会部は、そこから詩織さん事件を取り上げるといいだろう。今からでも遅くない。TBS強姦魔事件を徹底追及すると、犯人逮捕を封じ込めた警視庁と安倍官邸の正体も見えてくるだろう。
(後略)
2017年8月23日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

47H. Nakano:2018/03/18(日) 13:52:39
藤原さんが「財界にっぽん」四月号に発表した記事が、最近のインターネット上で注目され話題になっている。
http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/511.html
その中のコメント欄に興味深い書き込みがあって、「さらば暴政」の副題として英語の題名として使われていた、"TRUMP TYRANNY"という言葉の真意に着眼している点で、流石に慧眼の士がいるという感じを強く意識させられた。

21. KITAMITA[2]
"TRUMP TYRANNY"
藤原肇箸『さらば、暴政』(清流出版、2009年)の副題です。「トランプ」には「打ち負かして破産宣告する」という意味があるとのことです。
"Trump tyranny. Trump Abe. Trump Trump."
(さらば暴政、さらば安倍、さらばトランプ)

48ヒロイエ:2020/06/09(火) 19:20:20
書き込みがほとんどない状態ですが
ようやく日本人も暴政の中にいるのがわかってきたようです。
もうさらば暴政から10年が経過したのかとおもうと
時代の流れを感じさせられますが
日本の置かれた状況は末期になっているとしか思えません。

はっきりいって安倍内閣が総辞職しないと何でもかんでも噴き出して
来る気配がしてきている一方で、自民党の人材不足が露呈してきており
まさにゾンビがうごめいている雰囲気です。

今一度われわれは何をすべきかを己に問いかけようと思っています


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