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日本の少子化・高齢化問題

1凡人:2011/09/10(土) 03:52:09
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2凡人:2011/09/10(土) 03:53:08
年収300万円が男性の結婚ライン?(2011年6月17日19時43分 読売新聞)

 政府は17日の閣議で、2011年版「子ども・子育て白書」を決定した。

 20〜30歳代の男性では、年収が300万円未満の人の既婚率が、それ以上の収入の人の既婚率より大きく下回る傾向が見られるとし、少子化を食い止めるために若者への就労支援の強化を求めた。

 11年の調査によると、20歳代の男性の既婚率は、年収が300万円未満の人は8・7%、300万円以上400万円未満は25・7%、400万円以上500万円未満は36・5%。30歳代の男性ではそれぞれ9・3%、26・5%、29・4%となり、白書は年収水準が結婚の可否に影響している可能性を指摘した。

 また、05年の公表資料で雇用形態と既婚率の関係を見ると、30〜34歳の男性では非正規雇用の場合は30・2%なのに対し、正社員では59・6%で、2倍近くの差があった。

3凡人:2011/09/10(土) 03:55:12
過去最大10万人超の人口減、去年の猛暑影響?(2011年1月3日 読売新聞)

 厚生労働省が1日付でまとめた2010年の人口動態統計年間推計によると、日本人の死亡数は出生数を12万3000人上回り、4年連続の自然減となった。

 減少幅は統計を開始した1899年以来、初めて10万人を超え、過去最大となった。

 10年の死亡数は119万4000人(前年比5万2000人増)、出生数は107万1000人(同1000人増)で、減少幅は前年より5万1000人も拡大した。厚労省は7、8月の死亡者数が特に多いため、「10年の夏は記録的な猛暑で、その影響があるのではないか」と分析している。

4凡人:2011/09/10(土) 03:55:52
出生率1・39、2年ぶり上昇…環境整備進む?(2011年6月2日 読売新聞)

 厚生労働省は1日、2010年の人口動態統計(概数)を発表した。

 合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数に近い推計値)は1・39で、前年より0・02ポイント改善し、2年ぶりに上昇した。30歳代の女性の出産が増えたのが直接の原因だ。出生数も微増に転じたが、一方で死亡数も増加しており、人口減少は続いている。

 出生数は107万1306人で、前年より1271人増えた。第1子出産時の母親の平均年齢は29・9歳で、前年より0・2歳上がり、30歳目前となった。

 第2子以降も含めた子どもを産む年齢については30〜34歳が最も多く、25〜29歳を上回った。厚労省は30歳代女性の出産増について、「30歳代女性の結婚が増え、第2子以上の出産数も伸びている。女性が年を取っても、働きながらでも出産できる環境整備が進んでいることが影響しているのではないか」と見ている。

5凡人:2011/09/10(土) 03:56:27
「でき婚」4人に1人…若いほど高率 (2010年12月10日 読売新聞)

 2009年中に最初の子どもを産んだ女性のうち、4人に1人が結婚前に妊娠した、いわゆる「できちゃった婚」だったことが、厚生労働省が9日に発表した「出生に関する統計」で明らかになった。

 10代の出産では8割以上に達した。都道府県別では、沖縄が最も高かった。

 統計によると、結婚前の妊娠で生まれた第1子の割合は、09年は25・3%に上った。この比率は、1999年に20・9%と初めて2割を超え、06年に最高の25・6%に達した。

 若いほど割合が高いのが特徴で、09年の統計では15〜19歳が81・5%、20〜24歳が63・6%、25〜29歳が24・6%、30〜34歳が12・1%、35歳以上では10・8%。都道府県別では、沖縄(38・2%)、佐賀(33・3%)、青森(32・4%)の順で高く、低い順では滋賀(21・6%)、愛知(22・2%)、神奈川(22・7%)だった。

 30歳時点で子どもを産んでいない女性の割合は、79年生まれでは53・9%に達した。第2次ベビーブーム世代の73年生まれ以降は5割以上が続いており、晩産化の定着ぶりが鮮明になった。統計は、厚労省が毎年行っている人口動態統計をもとに分析を行った。

6凡人:2011/09/10(土) 03:57:06
新潟県内の子供数、30年連続減少 (2011年5月6日 読売新聞)

最少

 新潟県内の15歳未満の子供の数(4月1日現在)は、前年同期に比べ4283人減って、30万995人と、統計を取り始めた1981年以降、30年連続減少し、過去最少を更新したことが県のまとめで分かった。

 県の人口に占める子供の割合12・8%(前年比0・1ポイント減)も同様に30年連続の減少。

 男女別では、男が15万4315人、女が14万6680人。年齢別では、14歳が2万2881人で最多で、年齢とともに減少傾向。0歳児は1万8088人。

 30年前は54万8059人だったが、ほぼ半減。子供の割合も22・5%から大幅に減少している。10年前との比較でも、人数で5万9932人(16・6%)、割合で1・8ポイント減少した。

7凡人:2011/09/10(土) 03:57:44
下呂温泉病院 常勤産科医不在に…岐阜 (2011年6月29日 読売新聞)

来年1月まで派遣、臨時雇用で対応
 岐阜県下呂市とその周辺で唯一、出産を扱う県立下呂温泉病院で、産婦人科の常勤医師2人が今月末で退職し、常勤の産科医が来年1月まで、不在となることがわかった。(福島利之)

 同病院では今年末までは、県内の拠点病院からの応援などで対応し、来年1月に県外から常勤の産科医1人を確保する。常勤産科医の不在は下呂地域の妊婦にとって切実な問題で、県が進める少子化対策にも影響を及ぼしかねない。

 下呂温泉病院などによると、岐阜大学病院から派遣された産科医2人は昨年12月、「遠隔地での勤務は厳しい」として退職を申し出た。下呂温泉病院は岐阜大に代わりの医師派遣を要請したが、「人材がいない」と断られたという。

 下呂温泉病院ではここ5年間、毎年260〜270人が生まれている。同病院で出産できない場合、妊婦は約50キロ離れた高山赤十字病院(高山市)などで産まなくてはならず、母子ともに負担が増える。

 今回の事態を受け、下呂温泉病院や県は産科医の後継者探しに奔走し、県内外の産科医数十人に打診した。その結果、5月末になって愛知県の60歳代の産科医と来年1月から働くことで合意した。

 同病院では7月から3か月間、県総合医療センター(岐阜市)など3病院から1日2人ずつ交代で派遣してもらう。さらに10月から3か月間、下呂市内の開業医のうち、現在はお産を扱っていない産科医を臨時雇用して対応する。

 県庁で24日開かれた県地域医療対策協議会では、県総合医療センターの渡辺佐知郎院長が「地域の医師が連携し、緊急時にいかに支援できる態勢を作るかが重要だ」と指摘。また、県産婦人科医会の岩砂真一会長は「一人の医師では診る範囲に限界がある」として、産科医の配置を手厚くするよう求めた。

 産科医不足の背景には、産婦人科医が訴訟リスクの懸念から出産の扱いを敬遠し、婦人科のみしか扱わないケースが増加している現状がある。また、出生数の低下により、産婦人科医院の経営悪化も産科医の減少に拍車をかけている。

 県によると、県内で出産を扱う病院・診療所は1996年に81施設あったが、現在は49施設と激減した。県健康福祉部では「少子化対策には安心してお産のできる環境が不可欠」として、対策を急ぐ方針だ。

 下呂温泉病院の山森積雄院長は「地域の病院にとって産科医の確保は綱渡り。県全体で確保し、応援できる態勢を取って欲しい」と訴えている。

8凡人:2011/09/10(土) 03:58:15
都内の小学生、11年ぶり減少 5月時点
2011/8/17 22:46日経

 東京都が17日発表した2011年度の「学校基本調査」の結果(速報)によると、都内の小学校の児童数は約59万2200人で、前年度に比べて0.6%減った。小学生の減少は11年ぶり。都は「都内への流入人口が鈍化している影響」とみている。

 5月1日時点の人数をまとめた。中学校の生徒数は約31万1900人。前年度に比べて0.9%増加した。高校生(通信制を除く)は0.2%増の約31万3600人。大学などへの進学率は65.5%と、前年度から0.1ポイント上昇。04年度から8年連続で過去最高を更新している。

 総務省による住民基本台帳に基づく調査では、都内の人口増加率はやや鈍化している。小学生の人数が減少に転じたことで今後、小学校の施設整備などにも影響が出てきそうだ。

9凡人:2011/09/10(土) 03:59:16
県内100歳以上752人、10年で3.4倍に  群馬
2011年9月9日(金) AM 07:11

 県内の100歳以上(15日時点)の高齢者は前年度比37人増の752人となったことが8日、県が発表した本年度の長寿者名簿で分かった。100歳以上は2001年度からの10年間で3・4倍に増加。高齢化で高齢者層が厚くなっていることや医療の発達もあり、長寿化が進展している。

 100歳以上の高齢者の男女別は、女性が653人、男性が99人。男性は前年度より12人減で、3年ぶりに100人を割った。長寿上位100人のうち、男性はわずか10人。10万人当たりの100歳以上は37・58人で、前年度より1・82ポイント上昇した。

 県内の最高齢者は1902年3月10日生まれの斉藤ハナさん(109)=前橋市=だった。男性の最高齢者は同年9月17日生まれの津久井和四郎さん(108)=館林市=。

 100歳以上の高齢者は96年度に104人だったが、5年後の2001年度には218人に倍増。07年度に500人、10年度には700人を突破した。

 増加のペースは07年度に70人増、08年度は99人増と年間に100人近く増えた時期もあったが、ここ2年は10年度51人増、本年度37人増と鈍化している。

 名簿は9月1日現在でまとめ、年齢は15日時点の満年齢とした。

 県は12日、斉藤さんと津久井さんに加え、本年度中に100歳を迎える413人に慶祝状と記念品を贈呈する。

10凡人:2011/09/11(日) 06:55:18
県民意識調査:「老後不安」8年連続増 「年金支える若者減少」7割が心配 /群馬
毎日新聞 2011年9月10日 地方版

 ◇行政に望むこと「施設職員の賃金向上」は43%−−連合調査

 連合群馬(北川秀一会長)がまとめた「11年県民意識調査」によると、「あなたの心配事・困り事・関心事」の設問(選択式で二つまで回答)に「自分や家族の老後」と答えた人は前年比2・5%増の54・4%になり、8年連続で増加した。また老後の不安・心配事の具体的な内容について7割近くが「年金・医療費を支える若者の減少」を挙げた。連合群馬は15日、この調査結果を踏まえ県に提言書を提出する。【角田直哉】

 調査は2〜5月にアンケートを実施、県内に居住または勤務する1万1014人から回答があった。

 心配事に「老後」を挙げた人は、「生活費や所得」38・4%▽「健康と医療」27・4%▽「雇用や職場環境」19・6%−−などを大きく上回っており、年代別では、10代=33・1%▽20代=39・9%▽30代=45・8%▽40代=56・0%▽50代=67・0%▽60代=69・7%▽70歳以上=67・0%−−となっている。

 老後の不安・心配事(選択式で二つまで回答)で「年金・医療費を支える若者の減少」との回答は68・4%を占め、「介護などでの家族の負担」35・9%▽「病院・医師不足などの医療体制」25・0%▽「通院・買い物などの移動手段」19・7%−−が続いた。

 また福祉・介護サービスの充実のために、行政に望むこと(同)は「介護施設の拡充」が52・2%、「介護施設への行財政支援強化」が51・8%といずれも5割を超え、「施設で働く人の賃金向上」は43・4%だった。

 調査結果について連合群馬は「少子高齢化が加速しているにもかかわらず、有効な社会保障対策を打ち出せないことに対する県民の不安の表れ」と分析している。

11凡人:2011/09/14(水) 12:34:02
小中学生の人数、最少…鹿児島
(2011年8月12日 読売新聞)

 今年5月1日現在の鹿児島県内の小学生は9万4417人(前年度比1166人減)で28年連続で減少、中学生も5万225人(同716人減)で24年連続で減少し、ともに1948年度の調査開始以来、最も少なくなったことが、県の学校基本調査で分かった。

 県が公表した調査結果(速報)によると、県内の幼稚園から高校までの全学校(1271校)の児童、生徒、園児の数は計22万6058人。幼稚園、特別支援学校、専修学校でわずかに増加したが、そのほかはいずれも減少し、全体では3273人の減となった。高校生は5万1532人(前年度比1679人減)で、21年連続で減った。

 また、2010年度に30日以上欠席した長期欠席者は、小学校で460人(同22人増)、中学校では1512人(同78人減)だった。

 中学生の進学率は98・9%(前年度比0・4ポイント増)、高校生は42・0%(同0・3ポイント増)で、いずれも若干上昇。就職率は中学生0・3%(同0・1ポイント減)、高校生26・2%(同1・1ポイント増)だった。

 学校数1271校は前年度より17校の減少。6校が新設された一方、23校が廃止された。

12凡人:2011/09/14(水) 19:37:21
ついに登場、高齢者版“闇の職安” 老齢の男女らが覚醒剤の運び屋になるワケとは?
2011.3.5 12:00

 犯罪の協力者を募るサイト「闇の職業安定所」が登場して久しいが、ついに高齢者版“闇の職安”といえるケースが表面化した。昨年10月に高齢女性にマレーシアから覚醒(かくせい)剤を持ち込ませたとして、千葉県警などが密輸容疑で男3人を摘発した。男らは主に経済的に困窮していた70代の男女約10人を運び屋に仕立て、密輸役として起用。東京都内のハローワーク周辺で求職中の高齢者を狙って勧誘していたという。高齢化社会が進む中、高齢者の弱みにつけ込むケースは今後も増えるとみられ、捜査当局は警戒を強めている。(福田涼太郎)


短期間に渡航繰り返す…高齢旅行者にはない「特徴」


 平成22年10月9日、成田空港の入国審査場。スーツケースとショルダーバッグを持った高齢女性が審査官の前に現れた。

 「観光です」

 審査官が渡航目的を尋ねると、女性はよどみなく答えた。しかし、パスポートには半年という短期間に3回ものマレーシアへの渡航歴が記録されている。さらに女性は友人などと一緒ではなく単独の渡航だった。

 高齢の旅行者には見られない特徴が数点あったことから、検査官は別室で手荷物検査を実施。スーツケース内は「通常“あるべきもの”が入っていない」(成田税関支署)など、観光帰りとは考えにくい内容だった。さらにケースの底には不審な触感があり、エックス線検査をしたところ異物が撮影された。


 検査官は女性の同意を得た上でケースの底をはがすと、白い粉が入ったポリ袋が敷き詰められていた。成分検査の結果、粉は覚醒剤と判明。密輸量は約1・5キロ(末端価格約1億3500万円)に上った。

 「(覚醒剤のことは)分からない。空港ロビーで待っている男に渡すよう頼まれた」

 女性がそう答えた通り、到着ロビーには当該の男が立っていた。事情聴取をしたが、男は「自分は知らない」と否認。2人はそのまま同支署と県警に逮捕された。逮捕、起訴されたのは、いずれも無職の斉藤千紗被告(70)と佐藤聖一郎被告(53)。

 「以前にも類似のケースがあり、入国審査の際に注意するべき点を審査官に指示していた。斉藤被告もそうした点に該当していた」

 同支署は当時、すでに高齢渡航者を見る際の注意点について、意思徹底がなされていたことを明かした。


ハローワーク周辺で勧誘…求職中の高齢者狙う

 間もなくして覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで、グループのリーダー格で無職、山根祐治被告(56)ら男2人=同罪で起訴=が逮捕された。当初は容疑を否認していた被告もいたが、その後、いずれも密輸に関与したことをおおむね認めているとみられる。斉藤被告も「荷物が薬物だったと認識していた」という内容の供述をしたという。


 いったい、山根被告らはどのように斉藤被告と接触したのか。

 捜査関係者によると、山根被告らは平成21年冬に東京・歌舞伎町のハローワーク付近で斉藤被告に「簡単な仕事がある」と声をかけた。当時、斉藤被告は「年金では生活費が足りない」として求職中だったという。近くの喫茶店で「ときどき仕事が入るが、時間は空いていますか」など、数点確認をした上で求人票に名前や連絡先を記入させ、後日、電話で「海外に荷物を取りに行ってほしい」と依頼。薬物について一切触れられることはなかった。

 斉藤被告は以前にも“荷物運び”にかかわったことを認めているが、渡航前に航空券や宿泊費のほか、日当2万円と食事代数万円が支給され、さらに成功報酬として3万5000円を受け取っていたという。

 山根被告らの関係先を家宅捜索した結果、斉藤被告を含めた高齢の男女約10人分の求人票が見つかっており、いずれも歌舞伎町のハローワーク周辺で接触していたとみられる。

 その中には、昨年5月にトルコの捜査当局に覚醒剤所持で摘発された70代の男2人の求人票も含まれていた。同支署は「この2人がトルコで摘発されたことを知り、高齢者の運び屋に警戒するようになった」という。山根被告らの逮捕で、点と点が結びついた格好だ。

 「高齢者は荷物検査を受ける確率が低いのを利用した」

 逮捕後、山根被告らは高齢者を運び屋に仕立てた理由について、そのように答えたという。
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13凡人:2011/09/14(水) 19:39:48
背後に外国人犯罪グループ…日本人協力者は「駒」


 「入ってきている情報では、他にも国内に同じような犯罪グループはある。背景には外国の犯罪グループの存在がある」

 捜査関係者は説明する。山根被告らも中東系の犯罪グループの指示を受けていたとみられ、密輸入した覚醒剤の受け渡し場所の一つとなっていた都内のウイークリーマンションは、賃貸契約者名が中東系の名前だった。ただ、契約者名などは偽名で、手がかりをつかむには至らなかった。

 「山根被告らも駒として使われているだけ。報酬も微々たる額しかもらえていない」

 捜査関係者はそう漏らした。

 山根被告らはバブル景気の時期、不動産ブローカーとして羽振りの良い生活を送っていたが、バブル崩壊に伴い借金に追われるようになり、犯罪に手を染めるようになったという。

 捜査関係者は「運び屋となった高齢者よりも、山根被告らの方が“真の意味”での生活困窮者だった」と実情を明かした。


運び屋は働きたくても働けない高齢者?…今後も発生の可能性


 「真の意味」と言うには理由がある。求人票に名を連ねていた高齢者は全員、年金を受給しており、住居もあった。

 斉藤被告のように「年金だけでは足りない」との動機が多いとみられ、捜査関係者は「いずれも食べるに困るほどでもなく、最貧困というわけではない。ちょっと『孫にプレゼントでも買いたい』というような理由の場合もあるようだ」と指摘する。


 共通点として挙げられるのは、1人暮らしか友人と同居をしていること。いずれも不審な行動に最も気付きやすいはずの家族が近くにいなかった。

 また、運び屋となっていた高齢者の中には、友人から情報を得て、山根被告らと接触する目的で歌舞伎町に赴いていた高齢者もいた可能性があるという。

 追い込まれるほど経済的に困窮していないのに、なぜ、怪しげな仕事に手を染める高齢者が後を絶たないのか。

 「今は定年が60歳に下がったり、リストラがあったりして、まだ体力的にも働けるのに家にいることを余儀なくされてしまうケースが多い。高齢者の規範意識が下がったというよりも、中には仕事ができるのなら『多少うさんくさくても乗ってみようかな』と思ってしまう人がいるのでは」

 高齢者福祉問題に詳しい明治大学法科大学院教授の平田厚弁護士は、そう分析する。

 「高齢者福祉が十分でないのも事実。これまでは、まだ高度成長時代のストックが残っていたが、団塊の世代が高齢者になるころには取り巻く環境はさらに厳しくなる」

 平田弁護士は今後も高齢者による犯罪が発生する可能性を示唆する。

 国内では昨年10月、ナイジェリア人の男が相手の恋愛感情を利用して運び屋に仕立てる通称「ラブ・コネクション」という手法を用いて、日本人の70代女性に覚醒剤を密輸させ、女性が摘発された事例もあった。

 これまで以上に、高齢者にまで疑いの目を向けなければならない時代に入ったことは間違いないようだ。
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14凡人:2011/09/20(火) 17:24:59
100歳以上752人、最多更新 群馬
2011.9.20 02:00

 県内の100歳以上の高齢者は752人で、昨年より37人増えて過去最多を更新したことが、県の集計(15日現在)で明らかになった。うち653人が女性で、男性は99人だった。人口10万人当たりの100歳以上の割合は37・58人。また、今年度中に100歳に達する人は413人となった。

 県内最高齢者の女性は109歳の斉藤ハナさん(前橋市)。男性は108歳の津久井和四郎さん(館林市)。

 また、市町村別では、高崎市が最も多い141人。次いで、前橋市(140人)▽伊勢崎市(71人)▽桐生市(68人)▽太田市(52人)▽安中市(41人)▽渋川市(33人)▽藤岡市(29人)▽富岡市(21人)▽館林市(20人)−などとなった。

 県介護高齢課によると、県内の100歳以上の高齢者は、平成18年は437人だったが、19年が507人、20年が606人、21年が664人、22年が715人と急増している。

15凡人:2011/09/27(火) 04:38:46
「人口は半減し、高齢化率は県内一で五割に近い」…原発推進派の現職が三選した上関町長選の裏には町の財政難、過疎化、高齢化といった、全国の地方が抱える悩みが横たわっている。
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上関町長選 原発マネーと別れよう
2011年9月26日

 原発新設への賛否が地域を二分する山口県上関町長選は、推進派の現職が三選した。だが今や新設は不可能だ。原発で町はつくれない。脱・原発マネーの先駆けになるような町政の転換を望みたい。

 上関町が原発誘致を表明したのは、一九八二年のことだった。

 瀬戸内海を埋め立てて、出力百三十七万キロワットの原発二基を建設する計画で、二年前から敷地の造成が始まった。来年六月に1号機の本体工事に着手し、二〇一八年三月の営業運転をめざしてきた。

 原発は小さな町を推進派と反対派に引き裂いた。町長選も両派の対決が続いてきた。予定地から四キロ沖、反対派が多い祝島では、祭礼さえ両派に色分けされるほど、その溝は深まった。

 過去八回の町長選はすべて、推進派が勝ってきた。今回も推進派と呼ばれる現職が、反対派を退けて三選を果たしたかたちだが、これまでとは背景が大きく変わり、推進派の九連勝とは言い難い。

 福島第一原発の事故を受け、野田佳彦首相も「新規原発建設は困難」と表明した。山口県知事は周辺市町にも配慮して、来年十月に期限が切れる海面の埋め立て免許を更新しない方針だ。原発ができないと、交付金や固定資産税など「原発マネー」も入らない。

 現職も選挙前から「交付税が入らない場合のまちづくりを同時に考えなければならない」と、脱・原発マネーに含みを持たせ、推進、反対の立場を超えた地域ビジョン検討会の設置を決めていた。

 原発誘致表明後、町税収入二億五千万円の上関町に、計四十五億円の交付金のほか、中国電力から多額の寄付金が支給され、温泉施設の建設などが進められてきた。それでも当時約七千人いた人口は半減し、高齢化率は県内一で五割に近い。

 原発マネーは、まちおこしの特効薬にはなり得ない。

 新町政の課題は脱・原発マネーの意志をこのまま強くして、住民の心の溝を埋めていくことだ。

 祝島では、太陽光パネルで電力の自給をめざす「自然エネルギー100%プロジェクト」が始まった。推進派と呼ばれる町長が後押しすれば、融和は進む。

 地域に溝を掘ったのは、安心安全と財源をてんびんにかけ、住民の心を揺らし続けた原発推進の国策だ。祝島の自然を生かした持続可能な地域おこしに、法外な原発交付金を付け替えるなど、政府も責任を負うべきだ。

16凡人:2011/09/29(木) 23:50:01
09年度の国民医療費は36兆円 3・4%増え過去最高
(2011/09/29 16:55、09/29 19:56 更新)

 厚生労働省は29日、2009年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた医療費の総額(国民医療費)は前年度比1兆1983億円増(3・4%増)の36兆67億円だったと発表した。国民1人当たりでは28万2400円で3・6%増え、いずれも過去最高額を更新した。

 高齢化が進み、医療技術も進歩しているためで、国民医療費の国民所得に対する割合は10・61%と、1954年度の調査開始以来、初めて10%を超えた。

 年齢別では、65歳以上の医療費は19兆9479億円で全体の55・4%を占めた。うち75歳以上は11兆7335億円、32・6%だった。

17凡人:2011/10/11(火) 13:21:08
「スリル」求める犯罪者も 後絶たぬ高齢者の万引き 群馬
2011.10.10 15:00

群馬県警は地域安全運動の場などで、安易な万引きの防止を訴えている

 高齢者の万引が後を絶たない。群馬県内では右肩上がりで増加し続け、昨年は過去最高となる430人が摘発された。県警によると、生活苦による犯行がある一方、「スリルを味わいたかった」と供述する高齢者もいた。規範意識の低下が一因とみられ、県警では摘発を強化するなど、警戒を強めている。(森本充)

 刑事企画課によると、高齢者の万引は平成元年は58人。全万引犯に占める割合はわずか4・0%だった。しかし、年々増加し続け、11年には169人に達した。18年には365人となり全体の2割を超えた。

 さらに昨年、430人に膨らみ、万引犯の4人に1人が高齢者という状況になった。今年も8月末現在で、前年同期に比べ15人増、279人となり、増加傾向が続いている。同課は「高齢化社会の到来という理由だけで片付けられない増加ぶりだ」とみている。

 犯行の悪質さも際立つ。279人のうち、初犯は222人(前年同期と同じ)だったが、2回目の摘発は25人(前年同期比5人増)、3回目以上の摘発も32人(同10人増)に上った。

 同課は「何度も摘発されるケースが出ている。中には理由が判然としない万引もある」と警戒感を強める。

 県警が279人の万引理由を調べたところ、生活苦が56件あったが、単純な消費目的も199件に上った。

 同課は「現金を持っているにもかかわらず、万引に走る高齢者がいる。たかが万引という規範意識の低下が背景にあるのではないか」と分析している。

 高齢者の万引増加は全国的にも同じで、警察庁は昨年10月、万引の被害届の手続きを簡素化。被害を届け出る店側の負担を軽くして、たとえ少額でも積極的な届け出をするよう促した。

 県警でも、店側との連携を深め、取締りを強化している。11−20日の10日間に実施される地域安全運動でも万引防止を重点項目に掲げ、高齢者への啓発活動にも力を入れる方針だ。

 同課は「万引は窃盗という重大な犯罪であることを認識してもらうために厳しい姿勢で臨む。摘発強化で何とか規範意識を醸成していきたい」としている。

18凡人:2011/10/14(金) 05:35:18
ブレーキとアクセル踏み間違え、妻はね死なす
(2011年10月13日23時50分 読売新聞)

 13日午後3時45分頃、大阪府東大阪市岩田町の駐車場で、同市内の男性(77)が運転する乗用車が突然前進し、車の前に立っていた妻(79)をはねた後、隣接するスーパーの壁にぶつかって止まった。

 妻は車の下敷きになり、約20分後に救出されたが、搬送先の病院で間もなく死亡した。男性も顔などに軽いけが。府警河内署は同日、自動車運転過失致死の疑いで男性を逮捕した。容疑を認めているという。

 男性は消防に対し、「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と説明しており、同署は事故の状況を調べる。発表によると、2人は、近くのスーパーに買い物に来ていたという。

 高齢者が車のブレーキとアクセルを踏み間違えたことが原因とみられる事故は後を絶たない。

 京都市上京区では8月、茶道武者小路千家の茶室「官休庵」の土塀に70歳代の男性が運転する車が突っ込み、土塀が破損。大阪府吹田市でも9月、70歳代の男性運転の車がJR岸辺駅の駅前ロータリーの歩道に乗り上げ、女子高生がけがをした。いずれも、運転していた男性は「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話していたという。

19凡人:2011/10/16(日) 10:01:41
子供を多産できる環境ではない。
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2年後に手取り最大60万円減少 増税、年金保険料上げで 大和総研の試算
2011年10月15日 17:54 

 政府が進める大震災の復興増税や子ども手当見直し、厚生年金保険料引き上げなどが実現すれば、サラリーマン世帯の手取りが2年後には年13万〜60万円減少するとの試算を大和総研がまとめた。消費税の増税も検討されており、家計の負担感が一段と増すことになりそうだ。

 夫婦のいずれかが働き、小学生の子供が2人いる世帯をモデルに、13年の可処分所得が今年と比べてどう変化するかを試算。

 復興増税案は与野党協議で修正される可能性もあるが、政府、与党案通り所得税の納税額が13年1月から4%増税されるのを前提とした。

20凡人:2011/10/22(土) 06:36:17
出生率:2年ぶり上昇 1.39、少子化傾向変わらず
毎日新聞 2011年6月2日 東京朝刊

 厚生労働省は1日、2010年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子どもの数に相当)が1・39となり、前年を0・02ポイント上回ったと発表した。上昇は2年ぶりだが、1・37で横ばいだった08、09年をはさみ、06年以降の上昇基調は続いている。ただ、出産しやすい年齢(15〜49歳)の女性人口は減り続けていて、全体の出生数は0・1%増の107万1306人にとどまった。少子化傾向に歯止めが掛かったとはいえない状況だ。

 同出生率は05年に1・26と過去最低を記録した後、上昇傾向に転じている。厚労省は晩婚化が定着し、増え続けている30代で出産する人の出生数が、集計に反映され始めたのが原因とみている。第1子出産時の平均年齢は29・9歳。前年より0・2歳上昇した。

 しかし、最も出生率が高かった30〜34歳の女性が14万人減るなど、15〜49歳の女性は3万9000人減少した。この傾向は続いており、1人が何人産んだかを示す合計特殊出生率は増えても、全体の出生数が増加傾向に転じたわけではない。【堀井恵里子】

21凡人:2011/10/22(土) 06:40:08
出生動向基本調査:夫婦の子、2人割る 「結婚しても少子化」進む−−昨年
毎日新聞 2011年10月21日 東京夕刊

 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は21日、妻が50歳未満の夫婦の結婚や出産について調べた10年の「出生動向基本調査」の結果を公表した。結婚後15〜19年経過し、ほぼ子どもを産み終えた夫婦の平均出生数を示す「完結出生児数」は1・96人(前回05年2・09人)と、初めて2人を割った。同研究所は「調査対象は晩婚化が鮮明になった90年代前半に結婚した人たちで、(出産適齢期が短いため)出生数が少なかった」と分析している。

 完結出生児数は第1回の40年調査の4・27人をピークに低下していたものの、70年代以降は2・20人前後で推移してきた。それが前回2・09人と前々回(02年)を0・14人下回り、今回はさらに0・13人減と02年以降で0・27人減となった。

 対象は1385組の夫婦で、妻の平均年齢は40歳代前半ごろ。夫婦に子どもの数を聞いたところ、「1人」は15・9%(05年調査11・7%)に増え、6・4%の「なし」(同5・6%)を含めた「1人以下」(22・3%)が初めて2割を超えた。「2人」は56・2%(同56・0%)で横ばいだった。

 日本は1人の女性が生涯に産む子どもの数にあたる合計特殊出生率(10年1・39)も依然低い。ただ、それは晩産化と未婚者の増加が要因とされ、結婚した人の出生数は安定的に推移しているとみられていた。ところが、今回の調査はそれを覆す結果となった。同研究所は「2回連続で減っており、一時的現象ではない」とみている。

 全体の調査結果もこれに沿っている。「理想と考える子どもの数」は2・42人(05年調査2・48人)、「実際に生むつもりの子ども数」は2・07人(同2・11人)で、ともに過去最低。理想とのギャップの理由(複数回答)は、「子育てや教育にお金がかかりすぎる」が最多の60・4%(同65・9%)。2番目は「高年齢で産むのはいや」35・1%(同38・0%)。初婚年齢は男29・8歳(同29・1歳)、女28・5歳(同27・4歳)と一層晩婚化が進んだ。

 調査は原則5年ごと。今回は昨年6月に全国9050組の夫婦を対象とし、86・7%から有効回答を得た。【鈴木直】

22凡人:2011/10/22(土) 06:40:54
出生動向基本調査:少子化解消、見通しなく 結婚0〜4年「0.71人」に減少
毎日新聞 2011年10月22日 東京朝刊

 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が21日公表した10年の出生動向基本調査で、ほぼ出産を終えた夫婦の子供の数を示す「完結出生児数」が1・96人となり、初めて2人を割り込んだ。合計特殊出生率がその年の傾向を映す「瞬間風速」なのに対し、完結出生児数はある世代の人が最終的に産んだ子供の数を指す「実績」に当たるだけに、深刻な少子化の実情が一層浮かび上がった。

 「90年代以降子供数がペースダウンしたと言われていたが、最終的に確定的に裏付けられた」。21日の社会保障審議会人口部会で、同研究所の金子隆一人口動向研究部長は調査結果をこう説明した。

 有名な「期間合計特殊出生率」(10年1・39)は、1人の女性の生涯出生数を示すデータとはいえ、特定の年の15〜49歳女性の出生数を足し上げ、1人の女性に見立てたものだ。あくまでもその年の数値であり、景気など社会環境に左右される面がある。

 一方、完結出生児数は夫婦が最終的にもうけた子供の数で、景気やムードの影響は小さい。今回の調査は90年代前半に結婚し、15〜19年を経た夫婦が対象。89年に急落した出生率から「1・57ショック」と言われた直後で、少子化という言葉が使われ始めたころに結ばれた人たちだ。

 調査対象となった母親1385人の平均年齢は40代前半。同研究所は、晩婚で「時間切れ」となり産まなかった人が多かったと分析する。しかし、この世代の女性の平均初婚年齢は25・7歳(92年調査)で、10年の28・5歳に比べ3歳近く若い。

 今回の調査で、結婚10〜14年の人の子供数は1・88人と前回の05年調査を0・1人下回った。この世代が、出生を「完結」する5年後までにどれほど子供を産むかは微妙。2回連続で増えていた結婚0〜4年の人の子供数も、今回は0・71人で前回より0・09人減った。今後、完結出生児数が上向く見通しは立っていない。

 そもそも出生率や完結出生児数は女性1人当たりの出生データだ。少々増えたとしても、出産期の女性の数が減れば出生数の増加にはつながらない。

 10年、15〜49歳の女性人口は2649万人で、前年より3万9000人減った。今後20年で600万人近く減ると推計されている。10年は107万人だった出生数も、20年後には70万人を切るとみられている。【鈴木直】

23凡人:2011/10/22(土) 12:19:40
下仁田の4小統合へ みどり市では1校廃校 【群馬】
2011年10月22日

 県教育委員会は二十一日、下仁田町の小坂、西牧、下仁田、馬山の四小学校が来年度から新しい下仁田小に統合されると発表した。同町で唯一の小学校となる。みどり市福岡西小も本年度で廃校になる。いずれも入学児童の減少が理由。

 県教委によると、下仁田町の四小学校の今年五月現在の児童数は小坂が四十六人、西牧が三十六人、下仁田が百十六人、馬山が九十七人。みどり市福岡西小は四十四人だった。

 下仁田小は住所は変わらないが、校舎を年度内に新築する。町有林のスギやヒノキをふんだんに使った木造校舎になる。四年前に同小に着任、本年度で定年退職する黛隆善校長(60)は「子どもたちが互いに思いやって新しい学校をつくっていってほしい」と話した。 (伊藤弘喜)

24凡人:2011/10/23(日) 13:47:03
さびしくもあり、悲しいね。
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小海町の北牧小で閉校記念集会 「北牧の良さをつないで」 長野県
2011年10月23日(日)

卒業生から戦時中の様子について聞き、発表した6年生の児童たち

 小海町内にある2小学校の統合に伴い本年度を最後に閉校する北牧小学校で22日、閉校記念集会が行われた。卒業生へのインタビューで同校について学んだ成果などを学年ごとに発表し、保護者や卒業生などが耳を傾けた。

 6年生は、戦時中に同校で過ごした卒業生に話を聞き、「戦時中は授業を受けられず働いていた」「体育の授業で野球など外国のスポーツはできなかった」と紹介。「(豊かになった)今を当たり前と思ってはいけない」と締めくくった。住民に教わったお手玉を披露したり、児童があいさつできるなど同校の長所を紹介した学年もあった。

 児童会長の6年山口楓(かえで)さん(12)は式典で「一つでも多くの北牧の良さを持って新しい小学校や中学校に進んでいきましょう」と呼び掛けた。

 閉校記念事業実行委員会の井出徹委員長(48)は「閉校は寂しい。でも児童たちが、北牧の良さをつないでいくと言ってくれたので、安心しました」と話していた。

25凡人:2011/10/24(月) 20:03:06
母親の遺体放置した疑い 長女と次女逮捕「葬儀代なかった」
2011.9.12 12:02

 昨年7月に死亡した母親=当時(79)=の遺体を約1週間にわたり自宅に放置したとして、静岡県警島田署は12日、死体遺棄の疑いで、長女の清掃作業員、松原美佐子容疑者(54)=同県島田市御仮屋町=と、同居する次女の無職、松原純子容疑者(51)を逮捕した。「葬儀代などがなかった」と供述している。

 2人の逮捕容疑は昨年7月28日から8月4日の8日間、同居中に死亡した母親春子さんの遺体を自宅に放置した疑い。同署によると、両容疑者と春子さんは3人暮らし。別居している妹が同8月4日にこの家を訪れた際、布団の上であおむけで死亡していた春子さんを見つけた。

 両容疑者は死亡の経緯などについて「母親は昨年3月ごろから寝たきりだった」などと話しているが、通院はしていなかったという。司法解剖の結果、外傷などはなかったが、死因は判明せず、同署は発覚直後に出頭した両容疑者から事情を聴いていた。

26凡人:2011/10/26(水) 16:20:16
高齢化率全国トップか 
2011年10月25日

 秋田県の高齢化率が初めて全国でトップになりそうだ。高齢化率は1974年から36年間、島根が最も高かったが、速報値で秋田が1ポイント、島根を上回っているためだ。最終的な数値となる2010年国勢調査の確定値は26日発表される。

 高齢化率は、総人口に占める65歳以上の割合を示す。5年に1度の国勢調査から計算されるほか、調査がない年は人口推計をもとに算出する。県長寿社会課によると、09年は島根県が29・0%で最も高く、次いで秋田県の28・9%、高知県の28・4%だった。

 秋田県は1970年は7・3%で全国33番目だったが、調査のたびに割合も順位も高くなり、90年に15・6%で8番目、97年に21・2%で3番目に。01年以降は2番目が続いている。

 国勢調査は10月1日が基準日。全体傾向を知るために、全世帯の約100分の1を抽出した速報集計が、確定発表に先立って6月に公表される。

 総務省統計局が公表した昨年調査の速報値によると、島根県の29・2%に対し、秋田県は30・2%でトップ。前回の05年の国勢調査の時も、速報値で秋田が0・1ポイント島根を上回っていたが、この時は確定値で秋田が26・9%、島根が27・1%となり、順位が入れ替わっている。ただ今回は、速報値の段階で1ポイントと、大幅な差がある。

 高齢化率の上昇は、自治体独自の調査結果にも表れている。秋田県は毎年、住民票などをもとに7月1日現在の高齢化率を算出。11年の結果は29・6%だった。島根県でも毎年10月1日現在の推計値を出しており、10年は29・1%で、秋田を下回っている。(岡田昇)

27凡人:2011/10/26(水) 22:06:24
日本人の人口、減る…区別集計開始以来初
(2011年10月26日19時12分 読売新聞)

 総務省が26日に発表した2010年10月実施の国勢調査確定値によると、日本の総人口は1億2805万7352人で、05年の前回調査に比べ28万9358人(0・2%)増えた。

 このうち、日本在住3か月以上の外国人を除く日本人の人口は1億2535万8854人で、37万1294人(0・3%)減少した。

 国勢調査で日本人人口が減ったのは、日本人と外国人を区別して集計を始めた1970年調査以来初めてで、人口減少社会の本格的な到来が浮き彫りとなった。

 外国人人口は、9万2532人(5・9%)増の164万8037人。国籍不明者も56万8120人増えており、日本人人口の減少分を補って総人口を押し上げた形だ。

 国籍別では「中国」(46万0459人)が27・9%と、「韓国・朝鮮」(42万3273人)を抜き、初めてトップになった。

28凡人:2011/10/28(金) 07:21:18
国勢調査 県内は215万2449人 高齢化率 天龍村、全国で3番目 長野
2011年10月27日(木)

 2010年国勢調査の確定値によると、長野県の同年10月1日現在の総人口は215万2449人で前回調査より4万3665人(2・0%)減った。都道府県別では前回と同じ16番目。国勢調査による調査で35年ぶりに減少に転じた前回に続いて減少した。

 男性は104万6178人、女性110万6271人。世帯数は79万2831世帯で前回比1万4900世帯増加した。

 年齢別割合は、65歳以上の高齢者人口が56万9301人で、総人口に占める割合(高齢化率)は26・5%で前回比2・7ポイント上昇。15〜64歳の生産年齢人口は128万1683人で全体の59・7%、15歳未満の年少人口は29万5742人で13・8%だった。

 全国市町村別の人口の増加率は、北佐久郡軽井沢町が前回調査比10・9%増の1万9018人となって全国15位となる一方、減少率では下伊那郡平谷村(563人)が18・2%減で同9位、北安曇郡小谷村(3221人)が17・8%減で同10位、下伊那郡天龍村(1657人)が17・2%減で同13位となった。

 高齢化率は天龍村が54・1%に上り、全国で高い方から3番目、同郡大鹿村が51・6%で同8番目だった。全国で最も高い高齢化率は長野県境にある群馬県南牧(なんもく)村の57・2%。

29凡人:2011/11/09(水) 02:50:43
日本人の人口、減る…区別集計開始以来初
(2011年10月26日19時12分 読売新聞)

 総務省が26日に発表した2010年10月実施の国勢調査確定値によると、日本の総人口は1億2805万7352人で、05年の前回調査に比べ28万9358人(0・2%)増えた。

 このうち、日本在住3か月以上の外国人を除く日本人の人口は1億2535万8854人で、37万1294人(0・3%)減少した。

 国勢調査で日本人人口が減ったのは、日本人と外国人を区別して集計を始めた1970年調査以来初めてで、人口減少社会の本格的な到来が浮き彫りとなった。

 外国人人口は、9万2532人(5・9%)増の164万8037人。国籍不明者も56万8120人増えており、日本人人口の減少分を補って総人口を押し上げた形だ。

 国籍別では「中国」(46万0459人)が27・9%と、「韓国・朝鮮」(42万3273人)を抜き、初めてトップになった。

30凡人:2011/11/09(水) 02:51:16
教員平均年齢ピークに、3人に1人が50歳以上
(2011年7月29日 読売新聞)

 公立の小中学校と高校の教員の3人に1人は50歳以上となったことが28日、文部科学省が発表した2010年度学校教員統計調査でわかった。

 第2次ベビーブーム(1971〜74年)に対応するため大量採用された世代が退職時期を迎えつつあり、同省は「教員の平均年齢は現在、ピークの時期を迎えている」としている。

 調査は3年ごとの実施。昨年10月1日現在で、公立学校教員に占める50歳以上の割合は、小学校38・4%(07年度比2・9ポイント増)、中学校34・0%(同5・6ポイント増)、高校37・4%(同3・4ポイント増)。平均年齢では、小学校は過去最高だった07年度から0・1歳下がって44・4歳。一方、中学校は44・2歳(同0・3歳上昇)、高校も45・8歳(同0・5歳上昇)で、過去最高を更新した。

31凡人:2011/11/09(水) 02:51:54
65歳以上人口最多23% 群馬
(2011年11月6日 読売新聞)

2010年国勢調査、県発表確定値

 県が発表した国勢調査(2010年10月1日現在)の確定値によると、県人口に占める老年人口(65歳以上)の割合は23・6%で過去最高となり、年少人口(15歳未満)の割合は13・8%で過去最低となった。生産年齢人口(15〜64歳)の割合も減少しており、少子高齢化が加速している。

 発表によると、県人口は200万8068人で前回調査(05年)からの減少率は0・8%に踏みとどまったが、年齢構成が大きく変動した。

 老年人口の割合は前回調査から3ポイント上昇し、上昇幅も過去最大を記録。生産年齢人口は2・3ポイント、年少人口は0・6ポイント、それぞれ下降した。

 また、15歳以上に占める未婚者の割合(未婚率)は、男性が前回比0・3ポイント増の30・5%で、女性が0・2ポイント減の20・8%となった。

 年齢別で未婚率を見ると、男性は25〜29歳が69・0%(1・1ポイント増)、30〜34歳が46・1%(1・1ポイント増)、35〜39歳が35・1%(4・3ポイント増)。女性は25〜29歳が55・8%(1・8ポイント増)、30〜34歳が30・7%(1・8ポイント増)、35〜39歳が19・9%(3・9ポイント増)。団塊ジュニア世代の未婚率が大きく上昇した。

32凡人:2011/11/09(水) 02:52:49
65歳以上、県人口の24% 岐阜
(2011年11月8日 読売新聞)

 県は7日、総務省が発表した国勢調査(2010年10月1日現在)の確定値に基づき、県人口に占める老年人口(65歳以上)の割合が24・1%の過去最高となり、年少人口(15歳未満)は14%と過去最低となったことを明らかにした。県人口は208万773人で、初めて人口が減少に転じた2005年の前回調査に比べ、2万6453人(1・26%)減り、減少幅が拡大し、高齢少子化の進行が鮮明となった。

 県統計課によると、男性は100万6247人、女性は107万4526人。老年人口が49万9399人で、その一方、年少人口は28万9748人だった。

 市町村別で最も人口が多かったのは岐阜市(41万3136人)で、大垣市(16万1160人)、各務原市(14万5604人)と続いた。最も少なかったのは白川村(1733人)だった。

 42市町村のうち、岐阜市や美濃加茂市など29市町で世帯数が増加し、一般世帯数は73万5702世帯で過去最高だった。1世帯当たりの人数は2・78人と調査開始以来、最も少なかった。

33凡人:2011/11/11(金) 03:02:59
移動販売:高崎NPO、高齢者の買い物支援 食料や日用品、きょうから /群馬
毎日新聞 2011年11月10日 地方版

 地方都市の中心部で生活必需品を扱う店が次々に店じまいし、高齢者の買い物難民化が進む中、お年寄りの居場所づくりに取り組む高崎市のNPO法人「わんだふる」(赤羽潤子代表)は10日から、軽トラックによる食料品や日用品の移動販売を始める。

 軽トラックの荷台には、無農薬で栽培された野菜を中心に、豆腐、納豆などの食品、菓子類、トイレットペーパー、洗剤などを載せる。当面は毎週木曜日の午前中、同市の相生町、若松町、竜見町を回る予定という。

 スーパーなどでの販売品は1個の量が多く、1人暮らしや、高齢者だけの家庭では、なくなるまで何日も同じ物を食べ、栄養が偏ってしまう心配もあるという。このため団子1串、納豆1個など、ばら売りをしていく。また、常連客が買い物に来なくなった場合は、家を訪ねて安否確認することも検討する。

 品ぞろえなどを研究するため、10月に試験的に移動販売を行ったところ、高齢者から「ほしい物が手軽に手に入る」と評判は上々という。軽トラックのスピーカーからは童謡の「汽車ポッポ」を流し、移動販売にあたるメンバーを「ポッポ隊」と命名した。

 「わんだふる」は若松町で、地域の高齢者の昼間の居場所と交流の場としてサロンを運営している。高齢者から買い物依頼を受けるようになり、移動販売を始めることにしたという。問い合わせは「わんだふる」(電話027・322・1188)へ。【増田勝彦】

34凡人:2011/11/11(金) 15:47:10
太田の91歳女性死亡火災 孤独な生活浮き彫り 群馬
2011.11.11 02:08

 ■昨年、夫と死別… 認知症、警報機なく

 太田市高林南町で6日夜、無職、小林すゑさん(91)が死亡した住宅火災。小林さんは認知症に加え足が不自由で、夫と死別後、訪問介護を受けながら独り暮らしを続けていた。小林さん方には消防法で義務づけられている火災警報器が設置されておらず、孤独な高齢弱者の生活実態が浮き彫りになった。

 太田署の調べでは、小林さん方は木造平屋で、遺体は寝室隣の6畳間で見つかった。遺体は損傷が激しく体の向きも分からない状態で、死因は一酸化炭素中毒だった。小林さんの遺体は9日、東京都内に住む姉に引き取られた。

 家の中にストーブはあったものの、当時は使われておらず、ガスの元栓も閉まっていた。火事を発見した付近の女性住民は「寝室から火が強く出ていた」と話しており、同署では寝室から何らかの原因で出火した可能性が高いとみている。

 小林さんは不自由な足と認知症の症状のため、5段階のうち上から2番目に手厚い介護サービスが受けられる「要介護4」と認定されていた。

 市内の介護ヘルパーが毎日、朝昼晩の3回自宅を訪問し食事や入浴などの世話をしていた。担当の女性ヘルパーは「最近はよく食べて元気が良くなっていたので、『よかったね』と2人で喜んでいたのに…」と肩を落とす。

 近隣住民によると、小林さんは昨年6月、介護施設に入所していた夫と死別し、子供はいなかった。一度は夫と同じ介護施設に入所したが、周囲に「空き巣が心配だ。家に帰りたい」と漏らし、自宅に戻ったという。

 小林さんが縁側に座っている姿をよく見かけたという近所の主婦(68)は「最近も『これから寒くなるよ』と声をかけていた。自分でベッドに戻れないため、近所の人と協力してベッドに寝かしていた」と振り返る。

 県介護高齢課によると、県内で独り暮らしをしている65歳以上の高齢者は6月1日現在で5万87人で、近年は毎年約2千人ずつ増加。同課では今回の火事を受け、「近隣の住人と協力した見守りネットワークの構築や情報技術を使った安否確認システム導入を進めなければならない」と訴える。

 平成18年の消防法改正に伴い、県内では20年から、一般住宅にも火災警報器の設置が義務づけられた。しかし、小林さん方に警報器は設置されていなかった。

 太田市介護サービス課では、65歳以上の独居高齢者に対し、火災警報器や消火器の設置を促している。同課では、小林さん方に警報器が支給されていなかった理由について「市職員が小林さん宅を訪問して警報器などの要否を確認していたかどうか分からない。経緯は不明だ」と説明する。

 県消防保安課によると、6月1日時点の県内住宅への火災警報器導入率(推計)は63・4%で、全国平均の71・1%を下回っている。

 同課では、「火災警報器はホームセンターなどで数千円で購入できる。早期に設置してほしい」と呼びかけている。

35凡人:2011/12/15(木) 08:45:27
高齢者雇用:65歳まで再雇用義務化 希望者全員、法改正目指す−−厚労省
毎日新聞 2011年12月15日 東京朝刊

 厚生労働省は14日の労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の職業安定分科会雇用対策基本問題部会で、13年度から希望者全員を65歳まで再雇用するよう企業に義務づける方針を明らかにした。厚生年金の支給開始年齢(60歳、報酬比例部分)は13年度に61歳へ引き上げられる一方、60歳の定年後、希望者全員を再雇用している企業は半数にも満たず、このままでは賃金も年金もない「空白期間」が生じるためだ。しかし、負担増となる経済界は強く反発している。【鈴木直】

 60歳だった厚生年金の定額部分の支給開始年齢は、01年度から段階的に引き上げられており、男性は13年度に65歳となる。男性は13年度から報酬比例部分も3年ごとに1歳ずつ上がり、25年度に65歳支給となる。そこで同省は来年の通常国会に高年齢者雇用安定法(高齢法)改正案を提出し、「希望者全員の65歳までの雇用」の実現を図ることにした。

 ただし、企業側の反発は強い。経団連は14日、「希望者の増加を踏まえると雇用確保には限界がある。新卒採用にも影響が出かねない」と早速けん制した。厚労省は来年の通常国会に税と社会保障一体改革関連をはじめ、法案を15本程度提出することを検討している。高齢法改正案を出しても成立までこぎつけられるかは不透明だ。

 一方、「60歳定年」を65歳まで延長することは「直ちには困難」として先送りした。

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 ■解説

 ◇無賃金・無年金を回避
 年金の65歳支給開始は、再来年4月に迫っている。希望者全員が65歳まで働けるようにならないと、老後に路頭に迷う人が続出しかねない。厚生労働省が高年齢者雇用安定法の改正に乗り出す背景には、そうした切羽詰まった事情がある。

 年金の支給開始年齢を65歳に遅らせたことに対応し、厚労省は06年、65歳までの就労を可能にするため、企業に(1)定年年齢の引き上げ(2)継続雇用制度の導入(3)定年制廃止−−のいずれかの採用を義務づけた。しかし、厚労省の調査では希望通り65歳まで働ける企業は、今年6月時点で全体の47・9%。大企業は23・8%に過ぎない。その要因は、80%以上の企業が選んだ(2)の継続雇用制度に設けられた「抜け穴」だ。

 同制度は労使の合意があれば、再雇用する人の基準を設定できる。この規定を使い、「働く意欲がある」「勤務態度がよい」など、あいまいな基準を設け、一部の人しか再雇用しない企業も多い。

 厚労省の有識者会議は6月、この基準について「弊害が多い」として、撤廃を求めた。厚労省は中長期の課題として、年金の支給開始年齢を68〜70歳へと遅らせることも検討しており、まずはこの基準を撤廃して65歳までの雇用を確保する必要があると判断した。それでも経団連は「自律的な労使関係を否定することにつながりかねない」と批判している。【鈴木直、川口雅浩】

36凡人:2012/01/01(日) 01:45:24
新成人:122万人 ピークの1970年の半数以下に
毎日新聞 2011年12月31日 21時26分

 2012年1月1日現在で20歳の新成人は122万人で、第1次ベビーブーム世代による新成人のピークに当たる1970年(246万人)の半数を初めて下回ったことが31日、総務省の人口推計で分かった。辰年生まれの年男は496万人、年女は526万人で計1022万人。

 新成人は男性62万人、女性60万人。新成人の人口は11年から2万人減少し、5年連続で過去最少を更新した。総人口1億2773万人に占める割合は0.96%で、11年に続き1%を割った。調査は68年から始まり、第2次ベビーブーム世代による新成人のピークは94年の207万人。(共同)

37凡人:2012/01/01(日) 05:13:48
人口減、過去最大の20万人 2011年の動態統計
2012/01/01 05:00 【共同通信】

 2011年に国内で生まれた日本人の赤ちゃんは10年より1万4千人少ない105万7千人、死亡数は6万4千人多い126万1千人となる見込みであることが31日、厚生労働省の「人口動態統計の年間推計」で分かった。

 出生数は戦後に統計を取り始めた1947年以降で最少、死亡数は最多となり、出生数から死亡数を引いた「自然増減数」はマイナス20万4千人で、07年以降5年連続の人口減。10年(確定数)の約12万5千人減から1・5倍以上で過去最大の減少となった。

 厚労省は「マイナス幅の拡大傾向は続く」としている。

38凡人:2012/01/07(土) 01:06:06
都の人口、8年後1335万人ピーク
2012.1.6 23:58

 平成22(2010)年の国勢調査で1316万人だった東京都の人口が、32(2020)年の1335万人をピークに減少に転じるとの試算を都がまとめた。65歳以上の高齢者が人口に占める割合(高齢化率)は22年の20・4%から、32年に24・0%、47(2035)年には28・9%まで上昇する見込み。

 22年の国勢調査で、人口が17年調査より増えたのは全国の9都府県で、東京都の増加率が最も高かった。都の人口も8年後を境に減っていくとの予測が示されたことで、国や自治体は少子高齢化対策の充実を迫られそうだ。

 試算によると、22年に638万だった都の世帯数は1人暮らし世帯の増加で人口より少し遅れて、37(2025)年の663万世帯をピークに減少する見通し。高齢者の1人暮らし世帯は22年は62万世帯だったが、32年には84万世帯に増加し、高齢者の4人に1人が1人暮らしとなるという。

39凡人:2012/01/09(月) 18:34:29
原発事故の影響には何も触れていないのはまったくおかしな話。
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千葉県、初の人口減少 東京圏1都3県も人口減時代に
2012年1月9日3時0分

人口が減少している市区町村=写真

 千葉県の人口が昨年、1920年の統計開始以来初めて減少することがわかった。東京、神奈川、埼玉を含めた1都3県の東京圏の人口はこれまで増加基調が続いてきたが、先陣を切って人口減時代に入る。

 千葉県の毎月常住人口調査によると昨年12月1日は620万9303人で、年始から7724人減った。年末に大きく増える要因はなく減少は確実。今年1月末発表の調査月報で確定する。県は2010年に作った長期計画で17年までは人口増を続けると予測していたが、7年早くなった。

 引き金は、東京に近く、県全体の人口増を引っ張った柏、松戸市など常磐線沿線の東葛飾地域や、市川、浦安市など東京湾沿いの京葉地域の変化だ。一昨年は両地域の計12市で計2万8468人増えたが、昨年は12月までの時点で543人増に縮んだ。

 東日本大震災で浦安市は液状化で大きな被害を受けた。東葛6市は放射線量が高い「ホットスポット」とされ、ともに県外からの入り込み人口は激減した。銚子市など過疎化が進む房総半島南部や東部と合わせると、減少になる形だ。

 長期的な人口構造の変化もある。高齢化に伴い増えつつあった死亡数が昨年10月時点で出生数を逆転し、「自然減」に突入した。

 専門家は、地方から東京圏への転入による社会増もリーマン・ショック以降は縮小していくとみている。

 人口減について県は「一時的か長期的なものかは判断できない」との見解。だが県幹部は「ホットスポットや液状化の問題は早急には解決しないかもしれず、回復は厳しい」と認める。

 東京圏の人口は地価高騰が収束した1995年以降、一貫して伸びた。昨年も千葉以外は増加見通しだが、1都2県のいずれも10年代後半か20年ごろから減少に転じると予測する。埼玉県は全国一の速度での高齢化の進展を踏まえ「10年代後半がピーク」。神奈川県も県西部で人口減が既に始まり、「20年からは減少」と予測。東京都も20年ごろをピークとみている。

 昨年10月時点で1年前と比較すると、1都3県でも都心から離れた郊外部を中心に人口減の市町村が広がる。120市のうち57市、69町村中54町村で人口が減少。都心のほか、横浜、川崎、さいたま市など大都市部の増加で支える構図だ。(重政紀元)

40凡人:2012/01/30(月) 16:39:38
「超高齢化社会」
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2060年の人口、8674万人…4割が高齢者
(2012年1月30日13時54分 読売新聞)

 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は30日、2060年までの日本の将来推計人口を公表した。

 女性が生涯に産む子どもの数に近い合計特殊出生率は、50年後は1・35になるとし、前回(06年)の推計値1・26を上方修正した。ただ、人口の減少傾向は変わらず、10年の1億2806万人から60年は8674万人まで減る。65歳以上の高齢者が人口に占める高齢化率は60年に39・9%まで上昇し、人口の4割が高齢者という「超高齢化社会」の到来を予測している。

 「50年後」の人口推計は、国勢調査に合わせてほぼ5年に1度実施され、年金の給付水準を決める年金財政のほか、経済成長などの指標の基礎データとして利用される。今回は、10年の国勢調査を基準に、標準的な「中位」、楽観的な「高位」、悲観的な「低位」の3種類の推計を行った。

 中位推計では、出生率に関し、過去最低の1・26を記録した05年を底に上昇に転じ、10年に1・39まで回復していることから、長期見通しを引き上げた。同研究所は出生率上昇の理由について、経済状態の悪化などで出産を見合わせていた若い世代が30歳代半ば以降になって出産に踏み切ったと見ており、「出生率が大きく落ち込んだ2000年代前半が、あまりにも低すぎた」と分析している。

41凡人:2012/01/30(月) 17:24:36
将来推計人口:2048年に1億人割る 超高齢化が進行
毎日新聞 2012年1月30日 11時13分

 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は30日、2011〜60年の将来推計人口を公表した。10年に1億2806万人だった日本の総人口は、48年に1億人を割り、60年には今より3割減の8674万人になると予測している。推計の前提となる合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子どもの数に相当)は、60年に1.35になるとみて前回06年推計の1.26から上方修正したものの、60年には総人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)が4割に達し、超高齢化の進行に歯止めは掛かりそうにない。【山崎友記子】

 推計人口は10年の国勢調査に基づき算出した。最も可能性が高いとみる「中位」のほか、厳しく見積もった「低位」、その逆の「高位」の3推計を示した。60年の総人口8674万人は中位の数値。

 推計は昨年3月の東日本大震災の影響による「産み控え」などを考慮、11年末〜12年にかけて出生数が減り、12年には合計特殊出生率がごくわずか低下するとみているものの、13年以降への影響は小さいと判断している。

 今回、将来の同出生率を上方修正したのは06年以降実績が上昇基調に転じ、10年には1.39に回復したため。前回の06年推計は、基準の05年に過去最低の1.26に落ち込んだことを織り込み、前々回の02年推計を大幅に下方修正していた。ただ、長期的には若い世代の出生率が緩やかに低下する傾向は変わらないとみている。

 中位推計によると、40年代には総人口が毎年100万人単位で減っていく。1年間で和歌山県クラスの全人口が消失する計算だ。

 10年の実績と60年の推計値を年齢層別に比べると、0〜14歳は1684万人(総人口の13.1%)から791万人(同9.1%)、15〜64歳も8173万人(63.8%)から4418万人(50.9%)へほぼ半減。一方、65歳以上は2948万人(23.0%)から3464万人(39.9%)に増える。1人の高齢者を支える働き手の数は、10年の2.8人から1.3人に減る。

 平均寿命は、10年は男性79.64歳、女性86.39歳だったのが、60年には男性は84.19歳、女性は90.93歳に伸びる。

 このほか、高位推計は60年に出生率が1.60まで回復するとし、総人口を9460万人と予測する。逆に出生率が1.12まで下がるとみる低位推計では、総人口が7997万人となり8000万人を割り込むとしている。

 人口推計は国勢調査に合わせ、同研究所がおおむね5年に1度、公表している。

42凡人:2012/01/31(火) 01:26:15
デフレ、空洞化で日本のGDPは4位に
2012.1.30 21:49

 将来人口推計が見通す大幅な人口の減少は国内市場の縮小に直結して物の値段が持続的に下がるデフレを加速させるほか、海外の成長市場に活路を求める企業の動きに拍車をかけ、国内産業の空洞化を一段と深刻化させかねない。「超人口減少社会」が歴史的な円高などに苦しむ日本経済の活力をさらに奪う心配がある。

 日本経済の病といえるデフレの根本原因は需要不足だ。日本企業の潜在的な供給力に対し、実際の需要がどれほど足りないかを示す需給ギャップは年間で約15兆円に上る。

 SMBC日興証券の宮前耕也エコノミストは「人口減はさらなる需要の減退につながる。限られたパイを奪い合う、企業の値下げ競争が激化するのは間違いない」とデフレ脱却が遠のく可能性を指摘する。デフレの長期化は日本経済を「企業収益の圧迫→賃金の抑制→需要低下」という悪循環に陥らせる懸念が強い。

 人口減で企業が生産拠点などを海外に移す空洞化が一層進む恐れもある。

 現在も、国内生産1千万台に対し、国内販売が500万台にとどまる自動車業界では、「少子高齢化で自動車購入者が減る可能性は高いうえ、円高で国内生産の採算は厳しくなっており、空洞化が加速することを懸念している」(日産自動車の志賀俊之・最高執行責任者)と警戒する。

 空洞化が進展すれば、国内雇用の受け皿も失われてしまう。

 英銀最大手のHSBCが今月まとめた経済規模予測によると、平成62年に、日本の国内総生産(GDP)は人口が世界最多に膨らむインドに抜かれて世界4位に転落する見通しだ。日本経済の衰退に歯止めをかけるためにも抜本的な対策が求められる。

43凡人:2012/01/31(火) 07:29:38
世界人口70億人に/1 急増の時代続く
2011年9月号毎日新聞

 世界の人口が10月末にも70億人になる。80年前は約20億人だったから、ひいおじいさんの時代に比べて3倍以上の人が地球の資源を使っていることになる。長い目で見れば生まれる子どもの数は減る傾向にあるが、ここしばらくはアフリカやアジアの発展途上国を中心に増加が続く。人口急増の時代が終わるとみられる2050年には91億5000万人になりそうだ。
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人口の多い国2010年(総務省の資料より)
1.中国 13億5400万人
2.インド 12億1400万人
3.アメリカ 3億1800万人
4.インドネシア 2億3300万人
5.ブラジル 1億9500万人
6.パキスタン 1億8500万人
7.バングラデシュ 1億6400万人
8.ナイジェリア 1億5800万人
9.ロシア 1億4000万人
10.日本 1億2700万人
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写真左:バングラデシュは日本の4割足らずの国土に1億6400万人が住む。首都ダッカの道路は車や人力車で大混雑だ/同上:中央アフリカの女性たち。アフリカ大陸は人口爆発がなかなか抑えられない/同下:インドネシアの子どもたち。アジアは世界人口の約6割を占めている

 ■発展途上国……国民1人あたりのかせぎが少なく、近代化が進んでいない国。第二次世界大戦(1939〜45年)後に独立したアフリカやアジア、中央・南アメリカの国に多い。これに対し、日本やアメリカなど、産業や経済が発展している国を先進国という。

44凡人:2012/01/31(火) 07:32:33
世界人口70億人に/2 増える国と減る国
2011年9月号毎日新聞

 ◇グラフ<2>の状態にある国の例 ウガンダ

わが子を抱く22歳のウガンダ人女性2010年の人口:3380万人(1年の人口増加率3.3%)

2050年の予測人口:9130万人

発展の度合い:特に開発が遅れている国

女性1人が産む子どもの数:6.16

08年の国民1人あたりのかせぎ:1140ドル(約9万1200円)

 ◇グラフ<3>の状態にある国の例 ブラジル

ブラジル北部のまちで遊ぶ子どもたち2010年の人口:1億9540万人(1年の人口増加率1.0%)

2050年の予測人口:2億1850万人

発展の度合い:このごろ経済発展が著しい国

女性1人が産む子どもの数:1.78

08年の国民1人あたりのかせぎ:1万70ドル(約80万5600円)

 ◇グラフ<4>の状態にある国の例 日本

赤ちゃんをあやすお年寄り=大分県で2010年の人口:1億2700万人(1年の人口増加率 マイナス0.1%)

2050年の予測人口:1億170万人

発展の度合い:先進国

女性1人が産む子どもの数:1.26

08年の国民1人あたりのかせぎ:3万5220ドル(約281万7600円)

※データは国連人口基金「世界人口白書2010」にもとづき、総務省のデータとは誤差がある。1ドル=80円で計算

 ◇世界大戦終わり人口爆発が起こった

 1945年に第二次世界大戦が終わり、世界で人口爆発が起こった。先進国で赤ちゃんがたくさん生まれるベビーブームがやってきたうえ、発展途上国でも医学の進歩などで死亡率が下がったからだ。

 国連によると61年前の1950年の世界人口は25億人。人口増加率は60年代にピークをむかえ、87年に50億人、1999年に60億人、2006年に65億9000万人と増えていった。30年には83億人、50年には91億5000万人になると見られている。

・人口増加率……ある年の人口を前年の人口と比べて伸びた割合。

45凡人:2012/01/31(火) 07:52:22
世界人口70億人に/3 途上国で40年後に25億人増
2011年9月号毎日新聞

予想される人口増加の割合は地域によって違う。国連によると、2006〜50年に先進国で増えるのは5233万人にとどまるが、発展途上国では25億567万人になりそうだ。

 2050年といえば今の小学生が50歳前後になるころ。国連のデータでは、世界人口91億5000万人のうちアジアが最も多い52億3150万人を数え、アフリカ19億9850万人▽中央・南アメリカ7億2920万人−−と続く。ただし世界的に人口急増をおさえる動きが広がっており、増えるペースはゆるやかになる。世界人口は今世紀後半に横ばいか減少に転じる見こみだ。それでも2100年までに101億人に届くと予測している。

線路ぎわに住むバングラデシュの大家族。貧しくてここでしかくらせないという=写真
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予想人口の国別順位2050年(総務省の資料) 
1.インド 16億1400万人
2.中国 14億1700万人
3.アメリカ 4億400万人
4.パキスタン 3億3500万人
5.ナイジェリア 2億8900万人
6.インドネシア 2億8810万人
7.バングラデシュ 2億2200万人
8.ブラジル 2億1900万人
9.エチオピア 1億7400万人
10.コンゴ民主共和国 1億4800万人
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19.日本 9500万人
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 ◇内戦の地で生まれた60億人目

60億人目の赤ちゃんだったアドナン君(右端、撮影した時は7歳)=ボスニア・ヘルツェゴビナで2006年

 国連が認定した60億人目の赤ちゃんは、ボスニア・ヘルツェゴビナで12年前に生まれたアドナン君だ。1999年10月12日午前0時3分、首都サラエボの病院で誕生した。このまちでは悲惨なボスニア内戦(92〜95年)のつめあとがまだ生々しかったため、当時のアナン国連事務総長が「多くの子どもが犠牲となった地で生まれた」と、科学的根拠に基づかずアドナン君に白羽の矢を立てた。さて70億人目はどこで産声を上げるのだろう。

・ボスニア内戦……ヨーロッパ南東部にあるボスニア・ヘルツェゴビナで1992年3月、旧ユーゴスラビアからの独立を支持するイスラム教徒、クロアチア人と反対するセルビア人との間で始まった民族戦争。20万人以上が死亡し、95年12月に和平が取り決められた。

2010年以降は推計人口にもとづく

 ◇日本など東アジアでは子どもの数が特に減っている

机がゆったり置かれた小学校の教室。日本の人口が減り始めた2005年の光景だ=東京都内で

 人口増加率は世界的に下がる傾向にある。特に日本は亡くなった人の数が生まれた子どもの数を上回る「人口減少社会」に突入。厚生労働省が発表した合計特殊出生率(1人の女性が一生で産む子どもの数)は2010年で1.39だった。今の人口を守るのに必要な2.07に遠くおよばない。若者の結婚する時期が遅くなり、赤ちゃんを産む年齢も高くなっているなど多くの原因がからみ合っている。

 少子化は東アジア地域が世界一進んでおり、韓国、台湾、タイ、シンガポールでも出生率が下がっている。

46凡人:2012/01/31(火) 07:53:20
世界人口70億人に/4止 「人口世界一」中国からインドへ
2011年9月号毎日新聞

 ◇中国 一人っ子政策で人口減へ

 いま世界で最も人口が多い国、中国。総務省のデータでは2010年で13億5400万人を数える。2位がインドで12億1400万人。この二つの国で世界人口の37%を占めている。

 中国は1949年に現在の国の体制になった時、人口5億4000万人にすぎなかった。当時の独裁的リーダー、毛沢東主席(1893〜1976年)が子どもをどんどん産むことをすすめたことで急増。政府は79年、うって変わって人口をおさえる一人っ子政策に転じた。2030年には14億6200万人となり、そのまま減っていく見通しだ。

 ■一人っ子政策……人口爆発に悩んだ中国政府が毛沢東主席の死後に行った政策。「夫婦に子どもは1人」を原則に、国民の結婚を遅らせて出産を抑えた。これにより4億人の増加が食い止められたとされるが、かくれて生まれて戸籍のない子が急増したり、一人っ子の過保護が問題視されたりしている。

わが子にパソコンを教える父親。一人っ子政策で子どもは大事にされ、教育にかけるお金も増えた=中国・上海で

 ◇働きざかり9億人にも インド

 経済発展を続けるインドは人口が増え続け、2030年には14億8500万人にふくらんで世界一になりそうだ。少子高齢化が進む中国に対し、インドでは15〜59歳が増加。働きざかり世代は2030年に9億人になるといわれている。だが貧困の根は深く、仕事のない人がたくさん出るのではないかと心配されている。

日系の自動車会社でエンジンのしくみを学ぶインドの若者たち=インド南部のまちで

 ◇人口爆発が抑えきれない アフリカ

 アフリカでは1960年以降、人口が爆発的に増えている。もともと子孫繁栄のため子どもを多く産む傾向にあり、戦争や食料不足で死亡率も高い。80年代まで真剣に人口を抑えようと考える国は少なかった。そのため、50年に2億2000万人だった人口は2000年に8億1000万人と4倍近くになった。現在も貧しい国が多く教育が広まらないため、人口爆発をおさえる政策が行き届いていない。

 ◇移民が超大国支える アメリカ

 多くの先進国が人口減少に悩む中、アメリカは増加を続けている。2006年に3億人を突破し、50年には4億人を超すと見られる。原動力となっているのが、メキシコなど中央・南アメリカからやってくる移民「ヒスパニック」だ。50年に総人口の3割に達し、黒人の2倍以上になりそうな勢い。賃金の安い労働力としてアメリカ経済を下支えしているが、不法移民も1000万人以上いて問題になっている。

47凡人:2012/04/17(火) 18:58:36
総人口、過去最大の25万9000人減 1億2779万人に
2012/4/17 15:27

 総務省が17日発表した2011年10月1日時点の人口推計によると、日本人と外国人を合わせた総人口は1億2779万9千人となった。前年より25万9千人(0.2%)減少し、落ち込み幅は1950年以降の統計で最大。福島県の人口は1.93%減で、都道府県別として過去最高の減少率となった。

 総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は、前年比0.3ポイント増の23.3%で、過去最高を更新。世界で比較しても、ドイツ(20.6%)やイタリア(20.3%)を引き離し、引き続き最高水準となっている。〔共同〕

48凡人:2012/09/17(月) 18:09:58
65歳以上過去最高に 23.7% 人口も最多【茨城】
2012年9月17日

 「敬老の日」に合わせて県統計課がまとめた県内の六十五歳以上の高齢者数は、十七日現在で六十九万五千五十六人で、県総人口に占める割合(高齢化率)は23・7%となり、ともに過去最高を更新した。七月一日の常住人口調査の結果を基に推計した。

 前年同期の推計値よりも二万二千五百五人増加し、高齢化率も0・9ポイント上昇した。男性三十万八千九百九十五人(21・2%)、女性三十八万六千六十一人(26・2%)で、女性が男性を約七万七千人上回っている。

 市町村別で高齢化率が最も高いのは大子町の37・2%。次いで利根町31・1%、常陸太田市30・4%、河内町30・3%、常陸大宮市30・0%と続き、上位5市町はいずれも30%を超えた。逆に低かったのは守谷市(15・8%)、つくば市(16・8%)、神栖市(17・9%)。この三市だけが20%を下回った。

 ちなみに総務省統計局がまとめた二〇一一年十月一日現在の都道府県別推計人口では、茨城県の高齢化率は22・9%で全国平均23・3%を下回り、三十六位となっている。 (成田陽子)

49凡人:2012/09/17(月) 18:10:33
100歳以上長寿者、813人 敬老の日 最高齢は110歳女性 群馬
2012.9.17 02:04

 17日は「敬老の日」。県介護高齢課によると、県内で100歳以上の長寿者は男性99人、女性714人、合計813人となった(15日現在)。最高齢は、女性で明治35年3月10日生まれの斉藤ハナさん(110)=前橋市。男性では、明治39年3月25日生まれの武捨正雄さん(106)=嬬恋村。

 同課によると、100歳以上の長寿者数は、平成7年の84人から年々増加し、18年間で10倍に達した。県人口10万人当たりの長寿者数も今年は40・81人で、7年の4・17人から約10倍となった。

50凡人:2012/12/31(月) 03:04:54 ID:wJTrnUQo0
65歳以上人口、過去最多 平均年齢45.9歳 群馬
2012.12.27 02:05

 ■0〜14歳は最少

 65歳以上の老年人口が過去最多となったことが26日、県がまとめた年齢別人口統計調査結果でわかった。対照的に0〜14歳の年少人口は過去最低を記録、改めて少子高齢化を裏付けた。平均年齢は45・9歳(男44・4歳、女47・4歳)だった。

 調査は10月1日現在。老年人口は49万3156人で前年比1万6961人の増。割合も過去最高で前年比1・0ポイント増の24・9%に達した。年少人口は26万6546人で、割合は13・4%。15〜64歳の生産年齢人口は122万2139人(61・7%)だった。

 5歳ごとに区切った階級別でみると、最も多い人口は60〜64歳の16万5155人、増加率が最も高いのは100歳以上の7・6%となっている。

 市町村別では、年少人口の割合が高いのは吉岡町の16・4%をトップに太田市と伊勢崎市が15・1%、みどり市と榛東村が14・3%−などの順。老年人口の割合が高いのは南牧村の57・1%を筆頭に、神流町、上野村、下仁田町で40%超となっている。

51凡人:2013/01/13(日) 03:09:26 ID:T88WnrCg0
新成人2万950人 1989年以降で最少 群馬
2013年1月12日

 今年の県内の新成人は、昨年より311人少ない2万950人(男性1万846人、女性1万104人)。県が発表した。少子化を反映し、記録が残る1989年以降で最も少ない。各市町村の式典は14日の「成人の日」の前日の13日に31市町村が集中する。

 今年の新成人は92年4月2日〜93年4月1日生まれ。県が昨年11月現在で、各市町村に新成人の人数や記念行事の日程などを聞き取り、集計した。

 人数は昨年、18年ぶりに前年を262人上回ったが、再び減少に転じた。2004年には2万6050人だったが、5千人以上減った。市町村別では太田市で昨年より177人減ったのが目立つ。最も少ないのは上野村の12人。

 式典は昨年8月に開いた草津町と嬬恋村、高山村、今年8月に催す上野村の計4町村を除き、1月13日に開かれる。式典を成人の日当日ではなく前日の日曜日に開催する日程が定着した理由について、県少子化対策・青少年課の担当者は「前日は夜遅くまで祝い、成人の日はゆっくりしたいという新成人の希望が強いのでは」との見方だ。


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