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日本の少子化・高齢化問題
22
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凡人
:2011/10/22(土) 06:40:54
出生動向基本調査:少子化解消、見通しなく 結婚0〜4年「0.71人」に減少
毎日新聞 2011年10月22日 東京朝刊
厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が21日公表した10年の出生動向基本調査で、ほぼ出産を終えた夫婦の子供の数を示す「完結出生児数」が1・96人となり、初めて2人を割り込んだ。合計特殊出生率がその年の傾向を映す「瞬間風速」なのに対し、完結出生児数はある世代の人が最終的に産んだ子供の数を指す「実績」に当たるだけに、深刻な少子化の実情が一層浮かび上がった。
「90年代以降子供数がペースダウンしたと言われていたが、最終的に確定的に裏付けられた」。21日の社会保障審議会人口部会で、同研究所の金子隆一人口動向研究部長は調査結果をこう説明した。
有名な「期間合計特殊出生率」(10年1・39)は、1人の女性の生涯出生数を示すデータとはいえ、特定の年の15〜49歳女性の出生数を足し上げ、1人の女性に見立てたものだ。あくまでもその年の数値であり、景気など社会環境に左右される面がある。
一方、完結出生児数は夫婦が最終的にもうけた子供の数で、景気やムードの影響は小さい。今回の調査は90年代前半に結婚し、15〜19年を経た夫婦が対象。89年に急落した出生率から「1・57ショック」と言われた直後で、少子化という言葉が使われ始めたころに結ばれた人たちだ。
調査対象となった母親1385人の平均年齢は40代前半。同研究所は、晩婚で「時間切れ」となり産まなかった人が多かったと分析する。しかし、この世代の女性の平均初婚年齢は25・7歳(92年調査)で、10年の28・5歳に比べ3歳近く若い。
今回の調査で、結婚10〜14年の人の子供数は1・88人と前回の05年調査を0・1人下回った。この世代が、出生を「完結」する5年後までにどれほど子供を産むかは微妙。2回連続で増えていた結婚0〜4年の人の子供数も、今回は0・71人で前回より0・09人減った。今後、完結出生児数が上向く見通しは立っていない。
そもそも出生率や完結出生児数は女性1人当たりの出生データだ。少々増えたとしても、出産期の女性の数が減れば出生数の増加にはつながらない。
10年、15〜49歳の女性人口は2649万人で、前年より3万9000人減った。今後20年で600万人近く減ると推計されている。10年は107万人だった出生数も、20年後には70万人を切るとみられている。【鈴木直】
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