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日本の少子化・高齢化問題

46凡人:2012/01/31(火) 07:53:20
世界人口70億人に/4止 「人口世界一」中国からインドへ
2011年9月号毎日新聞

 ◇中国 一人っ子政策で人口減へ

 いま世界で最も人口が多い国、中国。総務省のデータでは2010年で13億5400万人を数える。2位がインドで12億1400万人。この二つの国で世界人口の37%を占めている。

 中国は1949年に現在の国の体制になった時、人口5億4000万人にすぎなかった。当時の独裁的リーダー、毛沢東主席(1893〜1976年)が子どもをどんどん産むことをすすめたことで急増。政府は79年、うって変わって人口をおさえる一人っ子政策に転じた。2030年には14億6200万人となり、そのまま減っていく見通しだ。

 ■一人っ子政策……人口爆発に悩んだ中国政府が毛沢東主席の死後に行った政策。「夫婦に子どもは1人」を原則に、国民の結婚を遅らせて出産を抑えた。これにより4億人の増加が食い止められたとされるが、かくれて生まれて戸籍のない子が急増したり、一人っ子の過保護が問題視されたりしている。

わが子にパソコンを教える父親。一人っ子政策で子どもは大事にされ、教育にかけるお金も増えた=中国・上海で

 ◇働きざかり9億人にも インド

 経済発展を続けるインドは人口が増え続け、2030年には14億8500万人にふくらんで世界一になりそうだ。少子高齢化が進む中国に対し、インドでは15〜59歳が増加。働きざかり世代は2030年に9億人になるといわれている。だが貧困の根は深く、仕事のない人がたくさん出るのではないかと心配されている。

日系の自動車会社でエンジンのしくみを学ぶインドの若者たち=インド南部のまちで

 ◇人口爆発が抑えきれない アフリカ

 アフリカでは1960年以降、人口が爆発的に増えている。もともと子孫繁栄のため子どもを多く産む傾向にあり、戦争や食料不足で死亡率も高い。80年代まで真剣に人口を抑えようと考える国は少なかった。そのため、50年に2億2000万人だった人口は2000年に8億1000万人と4倍近くになった。現在も貧しい国が多く教育が広まらないため、人口爆発をおさえる政策が行き届いていない。

 ◇移民が超大国支える アメリカ

 多くの先進国が人口減少に悩む中、アメリカは増加を続けている。2006年に3億人を突破し、50年には4億人を超すと見られる。原動力となっているのが、メキシコなど中央・南アメリカからやってくる移民「ヒスパニック」だ。50年に総人口の3割に達し、黒人の2倍以上になりそうな勢い。賃金の安い労働力としてアメリカ経済を下支えしているが、不法移民も1000万人以上いて問題になっている。


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