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日本の少子化・高齢化問題
12
:
凡人
:2011/09/14(水) 19:37:21
ついに登場、高齢者版“闇の職安” 老齢の男女らが覚醒剤の運び屋になるワケとは?
2011.3.5 12:00
犯罪の協力者を募るサイト「闇の職業安定所」が登場して久しいが、ついに高齢者版“闇の職安”といえるケースが表面化した。昨年10月に高齢女性にマレーシアから覚醒(かくせい)剤を持ち込ませたとして、千葉県警などが密輸容疑で男3人を摘発した。男らは主に経済的に困窮していた70代の男女約10人を運び屋に仕立て、密輸役として起用。東京都内のハローワーク周辺で求職中の高齢者を狙って勧誘していたという。高齢化社会が進む中、高齢者の弱みにつけ込むケースは今後も増えるとみられ、捜査当局は警戒を強めている。(福田涼太郎)
短期間に渡航繰り返す…高齢旅行者にはない「特徴」
平成22年10月9日、成田空港の入国審査場。スーツケースとショルダーバッグを持った高齢女性が審査官の前に現れた。
「観光です」
審査官が渡航目的を尋ねると、女性はよどみなく答えた。しかし、パスポートには半年という短期間に3回ものマレーシアへの渡航歴が記録されている。さらに女性は友人などと一緒ではなく単独の渡航だった。
高齢の旅行者には見られない特徴が数点あったことから、検査官は別室で手荷物検査を実施。スーツケース内は「通常“あるべきもの”が入っていない」(成田税関支署)など、観光帰りとは考えにくい内容だった。さらにケースの底には不審な触感があり、エックス線検査をしたところ異物が撮影された。
検査官は女性の同意を得た上でケースの底をはがすと、白い粉が入ったポリ袋が敷き詰められていた。成分検査の結果、粉は覚醒剤と判明。密輸量は約1・5キロ(末端価格約1億3500万円)に上った。
「(覚醒剤のことは)分からない。空港ロビーで待っている男に渡すよう頼まれた」
女性がそう答えた通り、到着ロビーには当該の男が立っていた。事情聴取をしたが、男は「自分は知らない」と否認。2人はそのまま同支署と県警に逮捕された。逮捕、起訴されたのは、いずれも無職の斉藤千紗被告(70)と佐藤聖一郎被告(53)。
「以前にも類似のケースがあり、入国審査の際に注意するべき点を審査官に指示していた。斉藤被告もそうした点に該当していた」
同支署は当時、すでに高齢渡航者を見る際の注意点について、意思徹底がなされていたことを明かした。
ハローワーク周辺で勧誘…求職中の高齢者狙う
間もなくして覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで、グループのリーダー格で無職、山根祐治被告(56)ら男2人=同罪で起訴=が逮捕された。当初は容疑を否認していた被告もいたが、その後、いずれも密輸に関与したことをおおむね認めているとみられる。斉藤被告も「荷物が薬物だったと認識していた」という内容の供述をしたという。
いったい、山根被告らはどのように斉藤被告と接触したのか。
捜査関係者によると、山根被告らは平成21年冬に東京・歌舞伎町のハローワーク付近で斉藤被告に「簡単な仕事がある」と声をかけた。当時、斉藤被告は「年金では生活費が足りない」として求職中だったという。近くの喫茶店で「ときどき仕事が入るが、時間は空いていますか」など、数点確認をした上で求人票に名前や連絡先を記入させ、後日、電話で「海外に荷物を取りに行ってほしい」と依頼。薬物について一切触れられることはなかった。
斉藤被告は以前にも“荷物運び”にかかわったことを認めているが、渡航前に航空券や宿泊費のほか、日当2万円と食事代数万円が支給され、さらに成功報酬として3万5000円を受け取っていたという。
山根被告らの関係先を家宅捜索した結果、斉藤被告を含めた高齢の男女約10人分の求人票が見つかっており、いずれも歌舞伎町のハローワーク周辺で接触していたとみられる。
その中には、昨年5月にトルコの捜査当局に覚醒剤所持で摘発された70代の男2人の求人票も含まれていた。同支署は「この2人がトルコで摘発されたことを知り、高齢者の運び屋に警戒するようになった」という。山根被告らの逮捕で、点と点が結びついた格好だ。
「高齢者は荷物検査を受ける確率が低いのを利用した」
逮捕後、山根被告らは高齢者を運び屋に仕立てた理由について、そのように答えたという。
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