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藤原肇の最新刊発売

67西條:2005/10/30(日) 09:49:39
現時点で、なんとAmazon.co.jp 売上ランキング: 本で3位 です。
また、一部の書店でもかなりの扱いになってきました。昨夜立ち寄った
八重洲ブックセンターでは、入り口すぐの新刊書の陳列棚の一番左に堂
々の陳列。さらに、1階レジ前のいちばんよい位置にある、八重洲ブッ
クセンターおすすめコーナーの平台の最前列中央(つまり一番目立って
手が届きやすいところ)に、わざわざ「売れているには理由があります。
八重洲ブックセンターおすすめの本。」の小看板がついて15冊以上平
積みになっていました。また政治書のある4階の様子を伺うと、ここで
も4階のエスカレータを降りた正面の平台中央にわざわざKZPだけ立てて
陳列してありました。
私が書店に入るときに、1階入り口でKZPを立ち読みしていた、苦学生風の
若者は、30分以上立って私が出るときにも、食い入るように同書を読ん
でいました。新聞等のメインストリームメディアに書評も出ない、発売1
0日もたたない段階でのこの状況は、大ヒットの予兆にほかなりません。

68亀山信夫:2005/10/30(日) 10:48:23
『小泉純一郎と日本の病理』の売上の伸びと歩調を合わせるかように、少しずつですがホームページ【宇宙巡礼】のアクセスも上がっています。特に、昨夜の700番台から今日(10時45分現在)の段階で一気に2位へ上り詰めており、もしかしたら今日中に1位になるかもしれません。そこで調べたところ、以下のページからホームページ【宇宙巡礼】のトップページに辿り着いた人たちが、今朝に限って異常に多いことが判明しました。
■小泉純一郎と日本の病理
http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/fujiwara/books/koizumi.htm

何処かの大きなサイトで、上記のページを紹介してくれたのでしょう。ともあれ、上記ページの一番下の[著書]というリンクに気づいてクリックすれば、[著書]のページにジャンプし、藤原博士の絶版本である『日本脱藩のすすめ』の電子テキストの存在に気づくであろうし、さらに一番下のトップページをクリックすれば、ホームページ【宇宙巡礼】にジャンプし、[掲示板]、[記事]、[復刊]などへアクセス出来るのであり、一気に藤原博士の思想が多くの人たちに広まりそうです。


ホームページ【宇宙巡礼】管理人・亀山信夫

69尾崎清之輔:2005/10/30(日) 12:17:35
Amazonでは現段階(12時10分)でも2位にランキングされたおりました。
これをきっかけに多くの方々が「記事」「復刊」「掲示板」へアクセスされ、
今も出版されている「賢者のネジ」や「ジャパンレボリューション」などの
藤原さんの他の書籍にも触れられ、更には『小泉純一郎と日本の病理』にも
ございました将基面さんの『反暴君の思想史』をはじめとした数々の名著も
併せて読まれることで、「これからどうすべきか」に対する今後の一人一人
の観と行への重要な指針となることを切に願います。

70野田隼人:2005/10/30(日) 13:14:52
★『小泉純一郎と日本の病理』が売上第1位に!

予想していた通り、13時10分、ついにアマゾンで売上が第1位になりましたのでお知らせ致します。アマゾンのトップページでも『小泉純一郎と日本の病理』が大きく紹介されています。

71相良武雄:2005/10/30(日) 13:52:38
きっこの日記 にでてます。

72マーケティング学徒:2005/10/30(日) 14:18:17
われわれはマーケティングをしているわけではないことを
忘れてはいけません。
今日本が現実に於かれている、暴政に対し、
ただ正論を述べるだけでなく、自己の良心に従い、
動き出すときがきたのだと思います。

73西條:2005/10/30(日) 18:28:52
相良さん、宇宙巡礼の掲示板や脱藩道場のゼミでは、他人に直接的な答えを尋ねる姿勢は、本人にとっても、また場を構成する他のメンバーにとっても知的鍛練にならないので、歓迎されません。

基本的に、まず自分の頭を使い、意見や仮説をまとめ、Aについて私はこう考えるが見解はどうかというアプローチでお願いします。

先の書き込みのご質問に関しては、宇宙巡礼のバイリンガル表記については、まず「地球発想の新時代」にある将来のパシフィカル語の生成についてのはなしを押さえた上で、藤原さんの読者は日本人だけでなく広く世界に広がっていることを参考に考えて見てください。

また、台湾がなぜ靖国批判をしないかについては、台湾にとっての最大の脅威が誰かということと「敵の敵は味方」という諺を併せて考えてみてください。

よろしくお願いします。

74なんとかなる:2005/10/30(日) 18:40:03
上記に大賛成。

75Buffett:2005/10/30(日) 18:47:19
歴史の不思議
現在のヘゲモニー国家である合州国が、カール・ローブ氏関与疑惑で揺らいでいる。CIA工作員の実名漏洩事件が、リビー被告だけでなく、カール・ローブ次期補佐官やチェイニー副大統領に迫りつつある。フィッツジェラルド特別検察官を、日本人の良心が応援している。フィッツジェラルドという名前は、JFKと同じであり、ナイン・イレブンで標的になった米国債専門取引会社名とも同じ。まさに、歴史の必然性を感じる。

76相良武雄:2005/10/30(日) 20:57:09
西條さんへ、ご指摘感謝します。
相当ですが、思慮不足でした。
完全に蛸壺にはまっていたようです。

ただ、そう考えるとしても、日本のとっている行動は
味方として、十分とは思えません。

77レフティーモンスター:2005/10/31(月) 22:34:13
私は現在派遣社員として勤務しています。私と同じフリーター層が小泉自民党に投票したという結果に
愕然としつつ怒りと絶望を感じました。今回の選挙後の経過をみて彼らが猛省して
藤原博士の最新刊を読んでいたら(読んでいることにより上記の売上が関係している)救いが
ありますが,そうでないならもう見捨てるしかありません。
きちんとした本を読み少しは物事を考える癖をつけないと騙され続けて人生は終わりです。
私の尊敬する副島隆彦もそのように言ってました。
もし,藤原博士の著書を読んでいるなら日本の未来にも本のわずかですが明るさがあると
思います。

78田代栄助:2005/11/01(火) 05:11:15
今朝のアマゾンに以下のような注意書きがありました。


ニューリリース・予約
『小泉純一郎と日本の病理 Koizumi's Zombie Politics』
ご注意ください
[在庫状況について]
この商品の次回入荷は2005年11月14日ごろの予定です。
ご予約いただいている分につきましては、商品が入荷次第発送されます。


増刷するのに2週間もかかるのだろうと、良い意味に
解釈したいと思いますが、一方では何故増刷にそんなに
時間がかかるのかと疑問に思います。あれだけ売れると、
権力も黙ってはいないはずです。
「商品が入荷次第発送されます」と書いてありますので、
大丈夫かとは思いますが…。

79川田晃:2005/11/04(金) 23:27:20
藤原さんの新著を読みました。
個人的に意義深かった箇所は、いくつかありますが、特に前首相がノルウェー国王主催の晩餐会に欠席した話の件です。
最近、白洲次郎についての本を読む機会があり、麻生や吉田など戦中・戦後の政財界の大物たちとの交友についての叙述は
興味深いものがありましたが、この傑出した人物が戦前にケンブリッジで学び、そこで生涯にわたる親友を得、その親友は
英国の由緒ある貴族の男であり、この男から白洲がいかに多くを学んだかについても触れられています。
もともと芦屋の富豪の商人の息子で明治生まれの豪快豪傑の気質を持っていただろうが、旧制中学を卒業後ケンブリッジで
学び、学業のみならず真のジェントルマンとは何か?を吸収して日本に帰国し、戦後には、吉田首相の陰で
またその後も日米または欧米との間を政財界で活躍したことを思うと、かつては日本にも分をわきまえたご意見番が陰に日向に
存在していたことを改めて認識させられます。
藤原さんの著作オリンピアン幻想にも示唆に富んだ逸話が数多く出てきます。
貴族として生れたものでなくとも、品性を保ち、分をわきまえ、自らの目で見自らの頭で考え、スタイルを貫いている生きている
人生の先輩が、社会にもっと多く存在していたら、若い者も大いに刺激されまたより真剣に学ぶ者も増えるのにと
思う。まずは自分が実践することです。
藤原さんの心意気に感動いたしました。

80マグノリア:2005/11/05(土) 00:05:37
スレッドタイトルからずれますが、私も白洲次郎についてのエピソードを読んだことがあります。
確か白洲は、中学で素行が悪く「自分はイギリスという島に島流しにあったのさ」と話したというのを思い出しました。
最初は島流しでも欧州中世史や人類学学びケンブリッジを卒業し、生涯にわたって尊敬し会える英国紳士に出会い、
9年間も学んだことを考えると、同じ島流しでも随分と違う例も存在しているわけで、戦後の日本を象徴する話とも取れますね。

81数生:2005/11/05(土) 00:36:58
話はもっと外れます(わはは)、白洲夫人の白洲正子さんの作品に「親分」という小品があり、
広島の競艇場の元締め岩田幸雄をモデルにしています。親しかったらしいっすね。
船舶振興会の面白いところは、笹川より上のクラスの右翼や地方の大物フィクサーを
地方に抱えていたことでしょう。
岩田のほうが上ですからね。その辺と白洲の交友は興味があって調べたことがありました。
船舶振興会には奥の院がある、ということでしょう。
本当に馬鹿馬鹿しい話でした。オシマイ

82岡倉 茂:2005/11/05(土) 07:05:09
外国人が俗語を使うことのみっともなさを藤原さんが指摘していますが 
白洲は英国仕込みのダンディーさと教養・ユーモア、完璧な英語で戦後
占領軍&米政府高官を向こうに回して楽しんでいたのではないかな、と
勝手に想像してしまいます。

83田代栄助:2005/11/05(土) 07:27:45
岡倉さんの言うことが本当であれば、白洲は新渡戸(稲造)よりも
遙かに抜きん出た英語の使い手だったのでしょう。『理は利よりも
強し』にも書いてあることですが、新渡戸が書いた『Bushido』の原
稿は、新渡戸夫人が朱入れをして真っ赤になったと言われています。
それだけ、母国語でない言葉をマスターするのには困難を伴うので
あり、真の意味でのバイリンガルに、私は未だかつて一度も出会った
ことがありません。

84岡倉 茂:2005/11/05(土) 08:14:30
先日 欧州某国暴都市に出張する機会があり、その街の最高級ホテルの特別ラウンジにおいて世界的・伝統的な米国系企業のCEOが主催した20名程度の懇親会に参加する機会がありました(日本人は小生ひとりで、あとは全て欧州企業、団体のトップ、トップに準ずる人間)。CEOは1980年代にこの会社に入り、以来会社の規模を10倍以上に育て上げた、自他共に認める“中興の祖”であります。ワインを飲み、葉巻を吸いながら懇談した後、席を奥まったサロンに移し(良く映画に出てくるような、書斎を模した、クラシカルな部屋)CEOは革張りのソファに身を沈める欧州企業トップ達を前に自分の会社の新製品(サービス)の売り込みを兼ねてパワーポイントによるプレゼンテーションを始めました。現在55歳のCEOは、銀髪の髪を後ろになでつけ、太めのピンストライプの入ったスーツに、赤い ネクタイ。眼光鋭く、横幅のがっしりした体系からは、傲岸不遜とも思えるアングロサクソン・WASPによくある自信と気迫が感じられました。冒頭、訪問先の欧州の言葉ができないことを詫びた後、英語(厳密には米語なのですが)で話す非礼を詫び、しかし“皆さんはいずれも英語を解する知性の持ち主なので安心”などをゲストを持ち上げた後 英(米)語で話し始めたCEOは、一生懸命 具体的な数字を挙げて自社製品の説明をしました。15分ほどして終了した後、今度はこの会社の欧州現地法人の社長と入れ替わり、更に商品(サービス)のPRが続きました。その後質疑応答に入ったところ、欧州某大国を代表する会社の役員が、“世の中、全て数字に置き換えられるわけじゃなく・・・○○や△といった価値感はどう評価しますか?”と質問、また他の中規模企業の社長も、哲学者の言葉を引用しながら質問。米CEOはたじたじの様子で、しきりに汗を拭く始末。ついでに私も現地語と英語で、しっかり彼の眼光鋭い目をひたと見据えつつ、知識集約型社会の到来と個人&組織へのインパクトの評価等に関する質問をしたら、“いい質問、鋭い質問です”といったかと思うと、腕時計を見て時間切れを理由に退出。その後、欧州系企業の役員クラス数人が寄ってきて、握手を求めながら、中にはウィンクをしながら、“彼は、大変重要な、あなたの最後の質問から逃げましたね。”とニコニコ笑う始末。それにしても、米国世界的企業のCEOがこの程度なんだろうか、とえらく落胆しました。英語の発音とか書ける、書けないだけではなく(欧州トップマネージャー達は決して上手では無かったと思うが)内容が決めて、とあらためて思い知らされた次第。そして、なんでもかんでもとにかく数字に置き換えて説明することの空虚さ、軽さ・・・。それにしても、出会い頭に、東洋人の私を見た時の、CEOの顔に一瞬宿った蔑みと、“なぜひとりだけ日本人が?”とでもいいたげな、いぶかしげな表情を、忘れることができません。

85岡倉 茂:2005/11/05(土) 08:26:29
こういう場面において、白洲次郎ならば、どのように身を処しただろうか。私みたいにしゃかりきになることもなく、ゆったりと、でも威厳をもって、ユーモアで一座を笑わせながら、さりげなく、でも実は「きつ〜い 一発」をかましていたのではないでしょうか、とこれまた楽しく想像してしまうのです。

86藤原肇:2005/11/05(土) 16:34:47
夏目漱石が愛用した「ニル・アドミラル」という言葉を引用して、『KZP』の中で感情に支配されない紳士のマナーに触れましたが、最近の日本には British smile の味わいを知り、その意味を理解しないだけでなく、それを使いこなす人がいなくて寂しい限りです。
これも「マクドナルド化現象」のせいだとしたら、アメリカ基準のデファクト・スタンダードが、世界標準にならないようにしなければいけませんね。

87Buffett:2005/11/05(土) 19:30:42
Dr.Fujiwara
以前、両親を連れて訪問したPalo Altoのホテルでは、エレベーター等で米国人と会えば、70歳を越える父でも、HelloやGood mornigと言いながらsmileを互いに交わしていました。これも、日本の田舎と同じであります。父から、「Palo Altoは日本と同じじゃないか」が、第一の感想でした。しかたなく、Stanfordに連れて行ったら驚いていました。大学ではなく、Shopping Centreの方ですが。大学はこれまた広大で、このような大学を我が町にも作りたいと馬鹿げたことを、父が言っていたのを思い出します。5年前のことでした。ついでに、CarmelやMontley、Pebble Beachにも足を伸ばしました。Pebble Beachは、田舎のゴルフコースにしては、豪華すぎると驚いていました。加州では、これくらいが当り前と説明しておいた次第。

88永岡浩一:2005/11/08(火) 17:12:23
 昨日の朝日夕刊に、光文社ペーパーバックスの広告があり、そこに何と「小泉純一郎と日本の病理」もありました。失礼ながら、藤原さんの本が新聞広告に載るのは、初めてではありませんか。
 ネットでも話題になっています。森田実氏のサイトにも、読者の寄稿があります。
 しかし、この本の書評はゼロです。ある意味、当然です。今のマスコミ諸氏に、この本を紹介する勇気など、ありません。いや、いずれイエローブックとか、酷評が載るかも知れません。この国には、言論の自由はないのです。マスコミ=権力者なのですから。
 しかし、この本が静かなベストセラーになっていることは、日本の、少しは希望になります。
 鹿砦社・松岡氏が法廷で「マスコミは反省せよ」と叫んでいたこと(創12月号参照)を、この本に関する顛末も証明しています。
 そう言えば、滋賀県警察の記者クラブがガサ入れを受けました。記者クラブ、それも警察のものは、警察のお友達、それにガサ入れとは、日本もとんでもない方向になっています。
 ガサ入れならまだしも、松岡さんみたいに、藤原さんも日本の警察に指名手配されかねません。お気をつけて!

89気が付いてますよね:2005/11/09(水) 09:37:40
すでに、賢明な参加者は気が付いていると思うが、
情報操作が行われている。
アマゾンで、1週間以上1位を取り、品切れになっているこの本が、
他のオンライン注文では、八重洲BCの1階でしか、ベストセラーになっていない。
つまり、隠されているのであろう。
こうなると、博士が追求した電通だけでなく、出版取次ぎ業者のなかにも
相当巧妙な圧力が存在するものと思われる。

永岡様へ、ノンフィックス・ナックルズは、最近見ないのですが出ないのでしょうか
情報が有りましたらお教えください。

14日に第2制が書店にならん日以降がこの本の山場ではないでしょうか。

90永岡浩一:2005/11/09(水) 10:04:44
 気が付いてますよねさん、ノンフィックス・ナックルズは隔月刊で、4号は明日出ます。
 3号では松岡さん逮捕の件も載りました。ここの久田編集長には、裁判の経過も報告しています。
 
 「小泉純一郎と日本の病理」、これが広まることを、権力は恐れています。日本では情報は操作されるもの、北朝鮮や、旧ソ連と同じなのです。
 来週の第2刷もどうなるか、注目しましょう。

91永岡浩一:2005/11/10(木) 18:12:40
 ノンフィックス・ナックルズ4号出ました。今回のものは最高、公安ネタなど、ここに集まられる方、必読の本です。
 そう言えば、本日、大阪のジャーナリストの人と会い、公安の恐怖を知りました。
 何と、わずか200部のミニコミでも、潰すと言うのです。
 公安はリストラしていないので職員が余っていて、こんなことが出来るのです。
 ならば、公安を民営してはどうですか、小泉総理(笑)。
 …は冗談としても、おそらく、藤原さん、この本を出したことで、公安に狙われていると思います。
 昨日も、大阪のある地方市議が、無実の罪でガサ入れを受けました。
 松岡さんへの弾圧は、私の予想通り、ほんの序章に過ぎませんでした。
 皆さんも、公安に狙われる可能性があります。
 このサイトも、当然公安の監視下でしょう。
 権力を追求するものは、権力にも増してみをきれいにする、この鉄則を守れないものに、活動する資格はありません。

92ナニワのダルマ:2005/11/11(金) 13:25:43
山根治氏のブログに山根さんのコメントが出ていました。
 http://consul.mz-style.com/item/429

93相良武雄:2005/11/14(月) 13:31:11
とりあえず、重版はでているようです。
出版元の話だと、売れ行きがいいのでがんばってますとのこと。
相変わらず、売れ行きはいいのですが
お得意の手法、所謂 無視 が継続されているようで
雑誌等の書評等での取り扱いは今のところ、見ません

94坂下:2005/11/14(月) 15:40:21
売れているのに無視するという不自然な状況が、かえって更に人々の興味を惹く
のではないでしょうか。

95レフティーモンスター:2005/11/14(月) 19:41:12
2刷いってます。横浜の書店ではいい場所にありますよ。

96永岡浩一:2005/11/14(月) 20:44:38
 面白いことに、「小泉純一郎と日本の病理」、かの2ちゃんねるでは全く話題に上がっていません(笑)。
 もちろん、2ちゃんねるが統一教会の庇護の下にあり、小泉も然りだから、無視して当然でしょう。叩いても宣伝になるのですから。
 しかし、先週、大阪の市民派市議が弾圧を受けました(この件は2ちゃんねるでも騒がれている(笑))。
 藤原さんの本を巡る経過は、日本に言論の自由のないことを立証しているのではないでしょうか?

97サムライ:2005/11/15(火) 04:59:53
ブログ[教育の原点を考える]のサムライです。永岡さんが言及していた『紙の爆弾』12・1月号で、新島学さんの書いていた「“言論の自由”は守れるのか? 鹿砦社代表・松岡利康 第一回公判記録」は、かなり読み応えがありました。その言論の自由と関連して一言述べさせてもらうとすれば、、永岡さんも仰せの通り、『小泉純一郎と日本の病理』を取り上げていない2ちゃんねるは、統一協会の息がかかっているからと当然であると言えます。そうした意味で、掲示板・阿修羅は統一協会や創価学会とは無縁のまともな掲示板と言えるでしょう。フランクリンという人のまともな『小泉純一郎と日本の病理』も投稿してありました。
http://www.asyura2.com/0510/hihyo2/msg/103.html

ところで、別のソースから教えてもらったのですが、副島隆彦氏も『小泉純一郎と日本の病理』についての書評を自身のHP「学門道場」の「今日のぼやき」という日誌に書いていました。
http://www.snsi-j.jp/boyaki/diary.cgi
「706」 会員の坂崎進君からの長文の読書遍歴、自己紹介文を載せるが、それに関連して、藤原肇氏の最近の本について、副島隆彦は、その政治思想への理解の無さを批判します。「ポピュリズム populism (民衆主義)」という重要な政治用語をこんなにいい加減に使うことはもう許しません。副島隆彦 2005.11.9

上記の副島隆彦氏の書評についての感想文は、いずれブログに投稿したいと思います。

それはともかく、私は書評とは書評の対象となる本に目を通した上で行うものとばかり思っていましたが、副島氏の場合はそうした常識を持ち合わせていないようであり、まともに『小泉純一郎と日本の病理』に目を通さずに書評を書いたことが一目瞭然の内容の書評でした。ともあれ、副島氏が『小泉純一郎と日本の病理』に一通りでも目を通していれば、副島隆彦氏の政治分野における学問体系根本的に崩壊させてしまいかねないことが、『小泉純一郎と日本の病理』に明白に書かれているのですが、その下りすら副島氏は読んでいないようです。(副島氏の『小泉純一郎と日本の病理』に関する書評、その他は、いずれブログ[教育の原点を考える]に転載します)

ところで、副島氏は至るところで丸山真男を批判していることは、知っている人は知っていると思いますが、それでも副島氏は何処かに丸山の著した「タコツボ型」と「ササラ型」については誉めていました。しかし、肝心の副島氏自身がタコツボ型の思想の持ち主であることは、副島氏自身の書いた『小泉純一郎と日本の病理』に対する書評を一読すれば、藤原ブッククラスターには一目瞭然であり、これ以上の皮肉はありません(笑)。

なお、副島氏の思想の根本的な欠陥の一つを知りたい読者は、そのあたりをさりげなく書いている以下のページに目を通されるといいでしょう。
http://asyura2.com/0406/idletalk10/msg/733.html
『属国・日本論』(副島隆彦著 五月書房)

掲示板・阿修羅の上記の投稿は、副島氏自身が己れの代表作の一冊であると自慢している『属国・日本論』を、一見高く評価しているようで、実は副島隆彦の学問体系の根本が崩壊しまいかねないこともさりげなく書いているのであり、同じことが『小泉純一郎と日本の病理』にも書いてあるのです。もし副島がその下りを読めば、まともな神経の持ち主であれば、とても書評を書く気すら起きなかったはずです。

それから、副島氏の掲示板に脱藩人をコスモポリタンと同類に考えていると思われる下りもあり、ここからも副島氏がタコツボ型思想の持ち主であることが明白であることは、藤原さんの一連の著作に目を通してきた読者には一目瞭然でしょう。

98一読者:2005/11/15(火) 10:46:09
副島氏の視点からは、藤原氏があまりにキレイ事を言う
理想主義者に見えて腹が立つのでは?
血の視点から、思想の視点を見ると、
血の繋がりを大事にせず
それを突き放して、脱藩と言うのは祖国誹謗中傷に感じ
とても耐えられないのではないかと。
藤原氏の文体は濃縮されているから、万人向けでは無いことは確かだろう
クセがある。受け取る人間が、賛成するなり支持するなり
批判的に取り入れるなり、考える材料にするなり
各個人、個人に問題提起している書き方だから
副島氏もいつもカリカリ怒りまくるのを止めて落ちついて文章を書いてほしい
最近の本はあまりに品を疑われるような罵倒が多すぎる。

99江戸川圭司:2005/11/15(火) 11:32:25
副島氏は『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち 』『ジャパン・ハンドラーズ』
など力作もあるのですが、残念ですね。

100江戸川圭司:2005/11/15(火) 11:55:43
しかし日本でのオルタナティブな選択肢の少なさには、がっかりしてしまいます。
たとえば副島氏にしても代替技術関係者にしても、
船井幸雄氏に接近する道しか残されていないのでしょうか。
アメリカは問題も多いが、その点、層が厚いですね。
リチャード・ガーバーの『バイブレーショナル・メディスン』やケン・ウィルバー
などの試みが評価されるのですから。

101藤原肇:2005/11/15(火) 15:00:21
数日ほどロス方面に出かけて戻ってきたところですが、その間に拙著の件と副島隆彦の暴走に関しての議論の蓄積があったので、それについて簡単に私見を述べてみます。まず、拙著のことで心配をかけましたが、ロスで一番大きなトーレンスの旭屋書店のマネジャーの話では、普段は新刊発行後の一週間後に届くのだが、今回は三週間半もかかっていると共に、30冊注文したのに5冊しか届いていないから、大取次ぎの日版に問題があるのではないかとのこと。アマゾンも売りたいけれども本の現物が無く、旭屋と同じ立場で泣かされているのではというのが、本が出回らない点についての書店側の解釈でした。また、光文社からのメールでは三刷りにかかったそうであり、心配する必要はそれほどないようです。
副島に関してはあんな感情的で支離滅裂な発言に関しては、私が相手をする必要は全く無いと思います。もし対外試合で腕を磨く気がある人がいれば、阿修羅を始め既に議論が行われている、他のサイトに出かけて武者修行したらいかがですか。このサイトでは副島の暴論の粗雑さが論じられていて、既にいろんな形で明らかにされているので、「蛸壺族」にこれ以上関与する必要は無いでしょう。リバータリアンを自称する人が無原則に自己規定をして、今度はポピュリストだと胸を張るのだから、その政治思想における破綻はご愁傷様というしかありません。時代の趨勢を見失って天に唾している以上は、ほっておいても自己破綻の道をたどるのは、吉田松陰のケースと相似現象ではないでしょうか。

102永岡浩一:2005/11/15(火) 17:42:54
 藤原さん、寄稿ありがとうございます。
 サムライさん、紙の爆弾での、松岡さん裁判記事は、言いたいことを徹底的に掘り下げたものです。さらに、鹿砦社の関係者が、神戸地裁の記者に「あんたの方がよく知っているのでは?」と聞いたら、その通り、と答えたそうです。日本にジャーナリズムはないとは言え、こんな権力の犬に成り下がった記者でもエリート面出来るとは、日本は確実に「後進国」です。
 副島さんは、なかなかいい発言もしているのに、藤原さんの本の足を引っ張ることを言うのは残念です。
 ちなみに、本日、神戸でも「小泉純一郎と日本の病理」、再び見ました。15日に入ると知らせておいた知人より、手に入れたという電話が今ありました。
 ともかく、私は口コミでこの本、紹介しています。小泉よ、首を洗って待っていろ!(笑)

103ヒロイエ:2005/11/21(月) 16:55:44
第3制が、市場に出ているようですが、一つも、新聞や雑誌の書評が
でないことには驚き、あきれる始末です。
そのくせ、わけのわからない問答が取りあげられるなど、出版界も
地に落ちたものです。

それとの関連ですが、船井幸雄が相当かんでいるサンマークグループで
生じたことも第一報以外消えていますし、サンマークのサもでてきません。
詳細は以下を参照。

http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/week45/index.html

104永岡浩一:2005/11/22(火) 17:15:42
 藤原さんの最新刊、あの内容では、今のマスメディアに取り上げる勇気はないでしょう。
 所詮、マスメディアなんて、権力の補完物です。記者クラブは権力のスキャンダル隠蔽システムだし、また民衆を監視する存在です。神戸地裁に、問題ある記者がいます。鹿砦社・松岡さんの件で、自分の知っていることを事件関係者に聞いてきて、当事者から「あなたの方が良く知っているのでは?」と言われたら、「そうですね」と答えたそうです。これは事実です。この記者、記者会見でいろいろ聞いているのに、記事にはほとんど書きません。情報がどこへ行ったか、言うまでもないでしょう。
 一方、ネットでは、細かいところで揚げ足を取り、本質に迫らない書き込みが出るようになりました。背景には、権力だけでなく、権力に従順なこの国の人間の、奴隷根性があります。
 マスメディアの人間は、本質的に権力者と一緒で、戦争が起こっても、自分たちは無縁と思っているのでしょう。
 藤原さんの本が、マスメディアで無視されるのは、皮肉な言い方をしたら、「健全」な本である証拠かも知れません。

105永岡浩一:2005/11/30(水) 20:34:58
 「財界展望」1月号を読みました。鹿砦社関係の記事があり、関係者が送ってくれたのですが、この雑誌、噂の眞相の一行情報のようなコーナーがあり、ちょうど鹿砦社の記事のところに、「『小泉純一郎と日本の病理』(藤原肇著)の再版に圧力と噂駆け巡る」とありました。
 11年前、つるみ芳浩氏の「アメリカ殺しの超発想」も、当時、小沢一郎筋から圧力がかかり、重版できなかったと、佐高信氏が言っていました。
 この国は、やはり言論統制国家です。
 事実を伝えても、犯罪になるのです。
 ちなみに、「ジャポンパンチ」3号が小泉批判特集です。1260円、本日、拘置所の松岡さんに会ってきて、この本を差し入れました。
 皆さんもどうぞ。

106木下俊夫:2005/12/02(金) 12:21:00
「エクソダス2005始動宣言」というブログがありま
す。偶然立ち寄ったブログです。

そのブログに『小泉純一郎と日本の病理』に載った前駐
レバノン特命全権大使の免官状に不備があるという指摘
について、以下のように異論を唱えている。


「天木氏が受領された辞令書には何の不備もなく,書式に
則った正規の公式文書であると結論されます.」
http://exodus.exblog.jp/1971332/

面白いことに、このブログの作者は藤原さんが1992年7月
に『週刊ダイヤモンド』に発表した「蜃気楼の情報大国・
日本の行方 経済の基盤支える情報システムに致命的な障害」
を高く評価している。
http://exodus.exblog.jp/1948627

その点から考えると、ブログの作者は某筋のプロパガンダ
に乗せられたと考えますが、如何でしょうか。

107一読者:2005/12/03(土) 02:32:55
藤原氏の小泉純一郎と日本の病理、買いました。
早速ですが、p59の五行目の小泉には○○○○がある
と言う噂、ここの部分にピンと思い当たりました。
2004年に2ちゃんねるでまったく、掲示板にそれの書き込みがありましたが
数十分もせず速攻で削除されていたのです。
何故くだらない罵倒や嘲笑や掲示板荒らしにどれだけ削除依頼があっても
まったく撥ね付ける態度の削除人が、そんなに速く削除したかが分かった。
藤原氏が聞いた噂とまったく、その件と符合する。

108一読者:2005/12/03(土) 02:41:33
↑訂正します。
藤原氏が見たフォーカスとフライデーの記事に書かれた噂でした。
忘れない内に慌てて書き込んだので文章に誤記があった。

109読者2:2005/12/03(土) 11:34:59
これからは、藤原氏には、動態幾何学・メタサイエンスや藤井尚治氏との
対談の続刊を希望したいところです。
早く落ち着いて取り組めるような状況にしなくちゃなりませんな。

110内藤進:2005/12/04(日) 09:00:59
ベンジャミン・フルフォードが中丸薫と対談本を出していますが、中丸氏は
本当に堀川辰吉郎の娘、明治天皇の孫なのでしょうか?
堀川氏は塩谷信男先生とも交流があったそうですが、一方で、松本清張の『深層海流』
でM資金に関わる人物と暗示されたようです。
フルフォード氏の今後が気になります。
私としては、ぜひとも藤原氏と組んでもらいたいのですが。

111西條謙太郎:2005/12/04(日) 11:34:30
>109&110の投稿に関して
銀座内科の藤井先生はすでに亡くなられたので、たいへん残念ながら、今生では
藤原さんとの新規の対談はありません。
また藤原さんはいろいろな分野の人から情報を取り、かつ多大な影響力を与え続
けていますのでベンジャミン・フルフォードさんと交流があると考えるのが自然
と思います。しかしその場合でも、藤原さんが誰かと組むというより、藤原さん
が誰かを間接的に使いこなしていると見るほうが、藤原さんの実力と自主独立精
神に鑑みて実体に近いものと思います。
ベンジャミン・フルフォードと中丸薫の対談本の件やそこから堀川辰吉郎や戦後、手当て療法で皇室
に出入りした塩谷信男の件を藤原さんの新著KZPのスレッドに書き込まれたのは
かなりのインテリジェンスの方ではないかと拝察しましたが、残念ながら何々な
のでしょうか?という問いかけで答えを相手に求める姿勢は宇宙巡礼掲示版では
評価されませんので、(教科書ガイドで答えを探るのと同じで聞くほうも答える
ほうも頭を鍛えることにならないという意味です。)ぜひ、私はこう考えるが皆
さんの意見はいかにというアプローチでお願いします。
西條 拝

112永岡浩一:2005/12/04(日) 16:39:27
 木下俊夫さん、これは面白いですね。
 しかし、天木さんへの公文書の問題は、今回の本に先立って、スキャンダル大戦争第8号(2004年8月刊行)に載っています。
 この時に問題にならず、単行本のヒットで問題にするとは、このブログの主は、どんなものか分かります。
 ともかく、今の在京メディアは全て、小泉応援団です。自分の「主人」の悪い噂は聞かないことにしている、「奴隷」たちです。
 奴隷には、奴隷語しかわかりません。「自立」した人間による藤原さんの言葉が、通じないのです。

113相良武雄:2005/12/05(月) 08:44:30
>106の書き込みについては、その存在を知ってはいましたが、
その根拠が、『ウィキペディア(Wikipedia)』であることから
ディスインフォーメーションではないかと考え、書き込みはしておりませんでした。
ウィキペディア(Wikipedia)自体が、単なる雑学の集まりで、目的なく
書き込みが行われるHpであること、それと本件については、しつこいぐらいに
書式についての書き込みが行われていること。また、見出しが否定で入り、最後に
要検討で逃げていることから、私は、最初は無視、次には、細かいことをついて
全体を否定するいつもながらの手と判断しています。

かって、坂口三郎さんが、言った言葉だったと記憶していますが、「証拠、証拠というのは
木っ端役人のいう言葉」 が思い出されます。

114木下俊夫:2005/12/05(月) 09:56:08
永岡さん、相良さん、ありがとうございます。

永岡さん、私も『スキャンダル大戦争第8号』を読んで
います。ただ、私はブログのオーナーの馬場英治氏は根
っからの小泉信者であるとは思えないのです。その根拠
は、藤原さんが『週刊ダイヤモンド』に寄稿した論文を
高く評価している人だからです。

しかし、それでも馬場氏はプロパガンダについて詳しく
ないようであり、その意味で藤原さんが『小泉純一郎と
日本の病理』で挙げたプロパガンダ関係の書籍に馬場氏
は目を通すべきでしょう。一番良いのは、藤原さんが著
した『インテリジェンス戦争の時代』を精読することで
す。この本は絶版ですが、幸いなことにアマゾンであれ
ば今でも古書として入手できます。この本を読めば馬場
氏も藤原さんが今までに数多くの公文書を目にしてきた
こと、公文書の裏表を知り抜いていることを知り、己れ
の不明に恥じ入るのではないですか? 馬場氏は以下の
ように自身のブログに書いています。


まず,免官状に御名御璽+国璽が必要なのは総理大臣の場合に限られています.それ以外の認証官(任免に天皇の認証を要する官吏)では任官状(官記)には御名御璽と国璽がありますが,免官状(辞令書)は御璽だけで,御名と国璽は省かれます.藤原氏はこの辺りかなりずさんに書かれているようで,掲載された写真の説明からも明らかに,国璽と「内閣の文字印」を取り違えています.

参考資料: 認証官 ≪ウィキペディア≫
http://exodus.exblog.jp/1971332/


相良さんの仰せのとおり、ウィキペディアは試みとして
面白いのですが、このようなものを頭から信用するとこ
ろに問題が生じるのであり、まずは疑えというのが偽情
報に引っかからないためのイロハです。電通問題をはじ
めとする情報戦争の裏表を一通り知っていないと、簡単
にディスインフォメーションに引っかかるのが怖いとこ
ろです。

ただ、馬場氏のブログにコメントを書いている連中にあ
まり質のよい人間は居ないようです。特に前田慶次郎と
か名乗る人物は、『小泉純一郎と日本の病理』の行間を
読める人間であれば藤原さんの真のメッセージを理解で
きるはずが、インテリジェンスの欠片もない、単なる単
細胞のような人間であることが分かります。馬場氏もこ
のようなのを相手にしていると、徐々に自分自身劣化し
てしまうことに注意すべきでしょう。諺に、朱に交われ
ば赤くなるを思い出すべきです。付き合うのであれば、
良質の人間、しかも一流の人物と交流すべきだと、老婆
心ながら馬場氏に申し上げておきます。

前田慶次郎とかいう小物はどうでもいいのですが、それ
よりは勝手に天皇のハンコを使ったことが暴露されて慌
てている連中の動きを、今後もしっかり観察していきた
いものです。

木下拝

115朝香隆彦:2005/12/06(火) 00:37:13
相良さんが書き込まれた坂口三郎さんの言葉は「朝日と読売の火ダルマ時代」に
坂口さんの著書「戦争国家の終焉」の紹介とともに、以下のように引用されて
おります。
ご存知のように、坂口三郎さんは戦前戦中にかけて活躍した高名な記者であり、
また戦後は吉田内閣や芦田内閣の顧問や外郭団体のトップなども歴任しており、
この時代の歴史の貴重な証言者でもあることは申し上げるまでもございません。

************************** 引用開始 **************************

証拠主義に毒されて筆の冴えない最近の論調に対して、「歴史の真実と
いうものは、証拠や、証言や、証人や、記録や、日記などの資料によって、
分かるものではない」と書き、「記録はあるのか、証拠はあるのか、
証人はいるのか、などと言って詮索するのはチンピラ法律官僚のすることで
あって、大人のやることではない」と冴えて目で正論を吐いている。

************************** 引用終了 **************************

この言葉の意味を理解できる人物が今や希少な存在になってしまったことは
誠に嘆かわしいことですが、仮にネットから入手した情報をベースにしても、
自らの足(これが実は肝要です)と頭を使って丹念に調査し、更には直観と
演繹によって一定の結論に至ったのならば兎も角として、その殆どは安易に
ネット情報を取ったあげくに(実は取ったつもりが自分が取られていること
には気が付いていないのですが)、そのまま鵜呑みに近い状態で雑音を撒き
散らすような思考能力停止に陥っている御目出度い方々の多さには、驚愕を
禁じえません。

そのような者の中には自らのプロフィールに堂々と新聞記者出身であることを
名乗っていたり、イギリスなどの欧州へ在住して海外の一流メディアに接する
機会を持っている者もいるようですが、せっかく物理的には脱藩しているにも
関わらず、このような蛸壺的な思考体系から一歩も脱却できていないことは、
逆立ちした劣等感の持ち主なのかどうかは分かりませんが、非常に残念です。

古典や良書と呼ばれる書籍は勿論のこと、ネットにもいろいろとヒントは
転がっているのですから、そこからは自らの足を使って飛び歩いて、時間を
かけて捜し求めてみるのも一つの楽しみとなるでしょうし、またモノの見方の
訓練にも繋がりますので、特に若い方はそうされたら如何かと思います。

116相良武雄:2005/12/06(火) 11:06:29
朝香さん。詳しい解説ありがとうございます。
言い訳になってしまいますが、推敲等を重ねない文章を
公表していることに反省をいつもする次第です。
日本人の資質として、教えられたものは、そのまま素直に受け取るのが
美徳とされ、懐疑的になることは否定されると思います。
したがって、世の中には、ポジティブ、前向き、変わらなければ、そして
愚か者が使う改革 という単語の本が蔓延し、ペストセラーとなり、
忘れ去られていきます。蔓延しなければ問題ないのですが
それが、更に細分化され、ハウツー本が広まり、考えることが
出来なくなりつつあるこの国はお先真っ暗です。
闇の光明という言葉がある一方、それゆえにその闇の深さを認識するわけです。
藤原さんの著作は、その情報量だけに留まらず、良書の紹介も行っていただけるわけで
今回も、創元社より翻訳が出ている「会社の中の権力者、道化師、詐欺師」の紹介いただき
之だけでも、十二分に元が取れるのではないかと考えています。
この本ざっと眺めたところですが、表題を見るとLeaders、Fools,Impostors となれば
世のリーダーという言葉の使い方も相当明確に使う必要があると感じる一方、
一時資料に当らないと真意が取れないかもしれないと思ったりもする次第です。

117兼重主税:2005/12/11(日) 16:15:26
藤原さんのことをフリーメーソンだと決め付けているだけではなく、「小泉純一郎と日本の病理」はメーソンの宣伝文書だというような発言が、賑やかに行われているのは妨害工作の一種かもしれないと思う。小泉側だろうかそれとも創価学会だろうか。
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/335.html

118永岡浩一:2005/12/11(日) 19:46:48
 兼重主税さん、阿修羅には藤原さんを創価学会のシンパとする書き込みもありますね。
 藤原さんの批判を、2ちゃんに書けないからこんなところに書いているのでしょう。
 妨害工作は、小泉=統一教会、創価学会、双方から来ていると見るべきでしょう。

 日本は、こんな姑息なことをしないと、持たないのです。
 鹿砦社の松岡さんを不当逮捕、門真の戸田市議を不当逮捕、治安維持法の予行演習です(戸田市議も、接見禁止つき)。
 この国が滅び去るのは、案外早いのかも知れません。

119根本敦史:2005/12/11(日) 22:50:26
阿修羅におけるHAARP氏の投稿は割りと健全なものだと思っています。しかし、阿修羅全体に言えることですが、蛸壺思想(?)と言いますか、簡単にフリーメーソンを世界を牛耳る悪の権化の如く批判し、それ一辺倒になってしまっている感じがします。開国以降、我々は世界の中で生きていくことを選択したわけで、生き残るためには相手のことをよく知る必要があるし、その上での戦略がなくてはならないと思います。実際、明治維新以降の多くの有志は、そうした観点から世界に旅立ち、闘ってきたものと思えますし、そうした彼らが我が国の上層部にいたのは事実なんでしょう。フリーメーソンや世界の秘教グループの奥にある知恵は、無知なる者を操るに十分なほどの力を持ちえるものと思います。問題なのは、この国の現状であり、真摯に学び、国に貢献しようとする者がいなくなったことと言えましょうか。藤原さんの好奇心を考えると、例えば自身がフリーメーソン員でも決しておかしくはなく、それは決して悪いことでもないとすら思います。HAARP氏などは、こちらの掲示板でご意見を伺えると面白いと思うのですが。氏の指摘する矛盾点を明確に説明することで、世界の情勢がよく判ってくるような気がします。

120サムライ:2005/12/12(月) 14:24:22
根本さん、ご無沙汰しております、ブログ[教育の原点を考える]のサムライです。最初に、長原芳郎先生の著した『陰陽道』のご紹介ありがとうございます。同書を入手された由、良かったですね。最早オンラインの古本屋では入手できないのではないでしょうか。
さて、私も藤原さんの新著『小泉純一郎と日本の病理』とフリーメーソンを結びつけた阿修羅の投稿を読みました。実はフリーメーソンに関心のある私が、同書の中で印象に残った一つにp.88の以下の記述があります。

そして、ペンシルバニア州はその後、「自由・平等・博愛」を謳ったアメリカ合衆国独立宣言とアメリカ合衆国憲法の起草と採択の地となった。

例の1ドル紙幣から始まって、フリーメーソンとアメリカについて書き出すとキリがないので止めますが、時間が取れたらフリーメーソンについてブログに書くつもりでいたので、根本さんの投稿を読み、阿修羅の投稿と『小泉純一郎と日本の病理』からフリーメーソンについてスタートするのも悪くないなと思った次第です。

なお、フリーメーソンに関する書籍で優れている書籍としては、『石の扉』よりも寧ろ清川理一郎の著した『フリーメーソン源流紀行』(彩流社)と『キリストと黒いマリアの謎』(彩流社)とが、他のフリーメーソン関係の書籍に抜きん出ていると思う次第です。数生さん、これ以外に何かお勧めの本はありますでしょうか? 忘れるところでしたが、過日本掲示版で紹介していただいた例の『東京ディズニーリゾート 暗黒の軌跡』(田中幾太郎著 リベラルタイム出版社)を一読しました。凄い世界でした。


サムライ拝

121根本敦史:2005/12/12(月) 19:07:08
日本の神様に陰陽、破壊と創造の働きがあったように、宇宙は破壊と創造の繰り返しであり、「変化」であります。そこに人の考える善悪はないようにも思います。ただし、そうした宇宙の理の中で、人類としてこの地球上で平和裏に生きていけるよう、「変化」の中での動態均衡をとらなくてはならない(その方が人類にとって良いということ)。それを公共善と言ってもいいかもしれません。利己的にミーイズムは、この理に反する姿勢であり、公共善に反し、自ずと崩壊へと導いてしまう。辺境における蛸壺的な思想が、今日、世界から廃されようとしているのは、新しい通信技術の普及に伴う必然的な流れでしょう。アメリカは、こうした破壊と創造という宇宙の理の現地球上におけるある役目を持たされた国と言えます(米国と言いますが、「米」の字が象徴的です)。例えば、国家という枠を超えて生きるフリーメーソンなどは、国家すらも自らの意志で動かす力を持ちえましょう。阿修羅におけるHAARP氏の投稿を見ると、一見、KZP各所の矛盾(破壊と創造)を指摘しつつも、その矛盾をも包括して一手に収める世界の秘教グループの有する真理に気付いているように思われます。陰陽道をはじめ、常に宇宙の理に「変化」を見ます。その「変化」の法則を易経に認めただろうし、魔方陣もそうなのでしょう。藤原先生は、きっとそうしたことも見越した上で、色々なエッセンスをこの本の中に入れ込んであるものと、改めて、驚かされます。単なる小泉批判ではないということですね。一貫してますね、世界(宇宙)をもっと知りなさい、ということでしょうか。

122一読者:2005/12/30(金) 08:12:47
フリーメーソンに関しては、「ハラキリ吊り目のニホンジン」みたいな、カリカチュア化された情報が多くて、
なかなか冷静な位置づけが難しいですね。
一部の古神道系の方々は「メイソンやユダヤ=悪魔集団」という感情的なレッテル貼りに終始していますし
(これは大本教からの文化遺伝子なのでしょうか?かと思えば日ユ同祖論があったりするからややこしい)、
フリーメイソン側にも例えばイタリアのP2事件のように、陰謀の疑惑を深めるような事件があったのも事実でしょう。
フリーメイソンにも色々な流れがあるはずですから、決して一部だけで判断してはならないと思います。
以前はジャーナリステックな著作では、赤間剛氏や久保田政男氏のものしかありませんでしたね。
労作ですが、やはり著者の先入観を引いて読まないと危うい。
私も、『フリーメーソン源流紀行』(彩する流社)と『キリストと黒いマリアの謎』(彩流社)読んでみます。
フリーメイソンの精神に基づく戦後日本の社会改造をどう判断したらよいのか?
藤原肇氏は肯定的で、馬野周二氏は否定的。
藤原氏は肯定的に過ぎるような気もしますが、かといって、戦前の価値観のまま日本が進路をきっていたら、
「ファスト風土化」と揶揄されようと、果たして今のような物質的な豊かさは実現していたでしょうか?
歴史の皮肉を見つめる余裕も、それによってもたらされたのは間違いない。
二者択一であれば、今のところ、戦後日本の方を私は選んでしまう。
来年は、浜田政彦『神々の軍隊』(三五館)、松本健一『三島由紀夫の二・二六事件』(文春新書)
小熊英二『『〈民主〉と〈愛国〉』(新曜社)なども読みたい。

123古神道学習者:2005/12/30(金) 17:28:40
大本教の開祖の出口なおに取り憑いたうしとらの金神は
国常立大神らしいが、フリーメーソンを石屋と言って日本人に警戒を発しているが
一面、石屋と手を結ばねば岩戸は開かれないと矛盾したことも言っていて
理解に苦しむ。
日本人の精神性と理性を称えるフリーメーソンと、組まなければ
世界に真の平和は来ないと言いたいのだろうか?
古代の日本に何があったのか知らないが
根源的な神が、日本に押し込められこの世は真っ暗になってしまった
と言うのと啓蒙の光を賛美するフリーメーソンと何か関係する部分がある
のかもしれないと感じる。

124根本敦史:2005/12/30(金) 21:28:51
そうですね、日本におけるフリーメーソンに関する情報の大半がディスインフォメーションだと思っています。

ひとつ思うのは、フリーメーソンを始め、あらゆる秘教、密教とされてきた叡智というものの基はひとつであるということです。しかし、これらの叡智が如何にして生まれたかということを考えると、それも当然のことのように思います。つまり、これらの叡智は、我々同じ地球に住む人間がより良く生きることについて考えたもので、結局、それらはこの宇宙について学んだものと思われるからです。学ぶとは、真(真理であり、理)に似せることで、真似ることです。答えは常に一つなんでしょう。この哲学というか叡智が、きっと世界中に散らばったものと思われるのです。

古神道学習者さんが面白い表現をされていますが、ある叡智を学ぶ術としての「理性」と「精神性」、「理性」と「感性」とも言えましょうか、それも考えてみると面白いです。何故、日本がこれまで「感性」の国足りえたのか。それは、地球上における日本という国土の地理的な条件に大いによるものと考えられないでしょうか。四方を海に囲まれ外敵の進入が比較的に少なかったこと、そして、四季に恵まれ、大地が育む水が綺麗であること、また、中央構造線上に列島が延び、どこを掘っても温泉が沸き、地下資源にも恵まれているということ。日本の歴史は、国土により齎されてきた、本当にそのように思います。場合によっては、日本には宇宙の理を知るに適した素晴らしいある場所があったかもしれませんね。世界最大級のカルデラ湖、阿蘇などは、まるでそれ自体が宇宙の情報をキャッチするパラボラアンテナのようにも見えます。

かたやユーラシア大陸をはじめ、諸大陸の諸民族はどうでしょう。争いは、その国土自体がもっているカルマとも思われ、数千年、いつでもそのカルマから抜け出せた試しがありません。であるから、日本以外の諸民族は、理性をもって生き抜かなければならなかったし、一部の密教、秘教というものは、常に裏に潜みました。しかし、その叡智の哲学は結局は一つだったのですね。もっとも、こんなに争いが続いていては、まともに研究も続けられないし、真の情報の保存も難しかったでしょう。

藤原さんが紹介した清水先生の「場の理論」が判りやすく説明しますが、「感性」の国である日本は、理性による叡智の伝達を、叡智を学ぶ「場」の保存に費やしてきたわけで、それがあらゆる日本の遊びの文化の中に生きています。茶道、書道、華道、香道、剣道等々。武道の稽古には、道場があり、正に道を学ぶ場だったわけですね。

そして、大本が言った「石屋と手を結ぶ」ことの意義は、理性では果たしえなかった何かを、感性による何かでそれを果たすことです。そこに、スメラミコトが関係してくるかもしれませんね。世界の中心軸です。独楽も中心軸がぶれるとダメですね。今、世界にはこの軸がないのです。この軸を中心とした世界人類の回転運動です。そうしてみると、通貨「円」というものの役割も、今後、不思議と重要となってくるかもしれません。しかし、思います、何故に封印したのか、そして何を待っているのかと。。。

いずれにしろ、今年も後僅かです。これから温泉に言ってきますが、この国に生まれ、温泉(火、太陽)につかり、綺麗な水(月)を飲み、豊かな大地(地球)の御加護があることを感謝したいと思います。

125ナニワのダルマ:2005/12/31(土) 15:30:49
このスレッドの中心テーマである「小泉純一郎と日本の病理」の裏表紙に博士のプロフィールが載ってあり、その中に省かれている「賢者のネジ」ですが、編集子である玉井禮一郎社長の文章に以下のような下りがあります。

・・・「フランスの大学の地質学博士号を持った藤原肇の発想の根元は「石」に由来するという。そういえば、この大宇宙の始まりである「光」も波動であると同時に、極微の「石」といえる「光子」である。シャーマンが異次元を旅するためには、次元の壁にある螺旋状の穴を通過しなければならないが、藤原肇「光子」となってやすやすと次元のジャンルの壁を乗り越えて、21世紀に飛翔するための「最終戦略」を惜しみなく提示している。中略 
太古から人類はこの世界を一語で表現できるコトバを探してきた。そしてそのコトバを「神」とし「道」としてきた。そして、現代科学はその正体を「光子」ととらえた。さらにいうならばその構造は「波動」であり、「螺旋状」であることもわかってきた。中略
そして螺旋こそ万物の神秘を解く、究極のキーワードなのである。・・・

陰陽不二という言葉があります。二つに見えて実はひとつと風に理解するのが自然でしょうが、文章の末尾につけて十分に意を尽くさないという意味から完結しない、永遠に生まれつつあると解釈する事もできる。

さて、同様に天地一体という言葉もあります。エッセネ派の福音には「天なる父、地なる母」とありこれは「老子」の「無、天地の始めを名づけ、有、万物の母を名づく」に対応するという見解にも興味が湧きます。 またそれよりも「体」は地の母、「心」は天の父として明確に説かれ「地にましますわれらが母よ、希くば御名をあがめさせ給え。・・われらを疾病よりまもり、すべての悪より救い給え。大地と身体と健康は汝のものなればなり。アーメン」という箇所が何故消えたのか、このスレッドの主旨としてはこれ以上踏み込ませんが古神道学習者さんの問いかけに対して、イエスの言葉には(「地の母」を通じてでなければ、誰も「天の父」のところには行けません。)からメッセージを汲み取ればよろしいのではないでしょうか。

石は大地の象徴みたいなものですし、「物」をしっかり押さえて地に足を付けないと宇宙の根っこに繋がるのは困難ですよと私なりに理解しています。

唯物論(イシヤの仕組み)に毒されずに感性(霊性)を重視すればこそ見えない変な「物」や妄想等(例、国家神道、皇国史観)に心を惑わされない様に理性を養うという事が崩壊型から蘇生型への螺旋階段を貫く柱(中心軸)を担保するのではないでしょうか。

126一読者:2005/12/31(土) 19:18:47
例えば中矢伸一氏などが書いたひふみ神示の解説書などを読んでいると、
近代化の負の部分、傷つけられ均質化されていった土着文化の叫びが
フリーメイソンへの呪詛となって表現されているのではないか、と思うのです。
なんだか感情を絶叫してカタルシスに誘う、プライマリー(原初)療法を連想してしまう。
シャドウの投映の部分もかなり多いのではないでしょうか?

127古神道学習者:2006/01/01(日) 17:28:06
日月神示に書かれている理想と、現実をどう、うまく摺り合わせが
出来るかは、まだまだこれから始ったばかりの様に感じられる。
藤原氏が批判する生活向上を無視する日本の過剰な工業化や
他国の製造業を圧迫する大安売り輸出は、西洋近代のマイナス、唯物論を
直接体現しているが、プラスの精神面、啓蒙思想は今も日本に
伝わったとは言いがたい。
明治から現代に至るまで教育現場で、西洋の啓蒙思想を地道に伝える努力を
していない感じがする。異論があっても当たり前で当然と言う前提すら
日本にはない。
それが和の正体であり、自然理性を妨害する
見えないフィルターになっている。と批判する論者が現れ始めている事から
これからの日本はインターネットのお陰で安全に発言できる環境が整い
多様な発想がふつふつと出るように変っていく予感がする。

128一読者:2006/01/03(火) 10:26:11
やはり日本に生まれ育ったのですから、日本の精神風土・霊的風土に
興味はありますし大切にしたいのです。
ただ、まだ私も先入観が強く理解が浅いのでしょうか、どうも
古神道系の一部の人(中矢伸一もそうですが)の論調にはファナティックな印象があって、ついていけないんですよね。
ケガレ意識にみられる純粋志向がその原因なのでしょうか?
あとクリティックをさかしらなものとして否定するところにもついていけない。
私自身には、まだ仏教のほうが御縁があるような気がしてます。

そういえば面白い記事がありました。
「ひふみ神示とオウム真理教をつなぐ怪文書」の批判的検討
ttp://www.geocities.co.jp/Technopolis/3138/aum.html

岩田慶治や鶴見和子のように、ネオ・アニミズムの思想として展開される方もいるようで、。
魑魅魍魎の跋扈する(笑)精神世界では、J.クリシュナムルティやラマナ・マハリシが
一番「まとも」でシンプルに思えました。
ほかの夾雑物は、理解させるための方便という感じでした。
日本のものでも、ああいった静謐なエネルギーを感じさせるものを取り入れたいのです。
それにしても、私も衣食住めちゃくちゃで気をつけなくては・・。

129一読者:2006/01/03(火) 10:32:47
ひとまず私は、穢れた者にも慈悲をくださる観音さまのエネルギーに身を委ねていきます。

130一読者:2006/01/03(火) 10:45:49
連投すみません。>>128のリンクをたどっていくと面白い記事がありました。
この分野の議論の元にもなりそうですので、紹介させてください。

ttp://www.geocities.co.jp/Technopolis/3138/#conc

131リック 加藤:2006/01/03(火) 19:58:47
『石の扉』には、日本の彼らのHP上で英語と日本語で公開されている情報以上のことは載っていませんね。

132東山昌弘:2006/01/13(金) 14:40:40
藤原さんの最新刊が書店で余り見かけなくなり、活字の書評も無いので寂しい限りです。

133亀山信夫:2006/04/13(木) 09:57:22
ここ半年間本業に追われていたため、現在は半年間の間に溜まった未読の手紙の束に目を通しています。無論、藤原博士といった方々からの手紙は、到着した時点ですでに目を通していますが、博士からのご要望、例えば記事のHTML化については手を付けられない状態でしたが、ここに来て漸く出来るようになりました。その第一弾が数日前の堺屋太一氏との対談記事でしたが、『小泉純一郎と日本の病理』についての書評も博士の手紙の中にありましたので、以下のページにアップしました。(ページの下の方)
http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/fujiwara/books/koizumi.htm

日本をメチャメチャにした小泉首相の無能ぶりを、大手マスコミも漸く少しずつ批評するようになったようですが、上記の書評と比較すればまだまだです。

134亀山信夫:2006/04/15(土) 07:38:41
遅れましたが、『財界にっぽん』に載った『小泉純一郎と日本の病理』の書評です。
http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/fujiwara/books/koizumi.htm

135ヒロイエ:2006/06/07(水) 21:54:31
藤原さんぽ新刊が、清流出版より、今月末予定されているとHPに出ております。
そのためか、記事の一部が読めなくなっております。

HPでは、日本理化学の倉田さんのことを扱っておりますが、いまひとつ
私には理解できず、頭を抱えております(どうしても????)。
正慶先生との対談で思ったことは、別に書き込みます。

136藤原肇:2006/06/10(土) 14:51:33
ヒロイエさんのような読者を持って光栄に思います。著者の私でさえ次の本がいつ出るかについて、詳しい情報を知らないでいたのに、先手を打って近刊予告を見つけ出して、それを教えていただきうれしい限りです。
昔はそういう先手必勝をやる読者がいて、私が出版交渉の悪戦苦闘をしている最中に、藤原さんの次の本はxx社が出すらしいと、私より早く情報をつかんで、教えてくれる人がいて、その地獄耳に驚いたことが良くありました。
しかし、最近の日本人は受身に慣れてしまい、そういった積極性のある人がほとんどいなくなり、寂しいと思っていた時だけに新鮮なショックでした。
この原稿は一月中に出来上がっていたが、出版社から二月は端境期だから春になると言われ、日本は不景気で消極主義だからと諦めていたが、ここに来て「まえがき」の仕上げ以来が着たので、やっと出ることになったと思っていた時でした。
そうですか、月末に出るという予告がありましたか。どうも有難う。目が疲れたのでここで止めますが、皆さんが議論を進めてくれていればそれにあわせて、そのうち続きをまた書くつもりです。

137ヒロイエ:2006/06/17(土) 19:50:49
藤原さんより、過分の言葉をいただき、恐れ入ります。
しかし、読者として、求めていくことは当たり前であり、
25年以上そのすべての書物を持っているものとしては
それは当たり前のことです。
しかし、われながら驚くこともあります。
かって、松江に5年住んだことがありますが、藤原さんもご存知のとおり
本屋さん程度のものしかありませんでした。たまに、祝い事程度しか
東京に出たことがありませんでしたが、それでも
エールの日本が本当に危ないなどは、上京の際偶然入手しています。
かっては、ヤエスブックセンターの一角に行けば必ず、新刊がありました。
いまは、そのコーナーが分かりませんが、当時としては最高の書店でした。
東京に戻ってから、最近は、巨大書店が増えましたが、ほんの羅列に
あきれています。以下に書店の質が堕ちたかを示しています。

139ヒロイエ:2006/06/21(水) 23:13:16
新刊の追加情報です。
少し遅れて、7月4日に配本となるとのこと。
したがって、全国にいきわたるのは、10日ごろとのことです。
個人的に気になる表紙カバーについては、HPの更新は
月末とのことですので、それに期待します。

140ヒロイエ:2006/06/28(水) 22:18:03
新刊ですが、おかしなことに、全くアマゾンほかネットに
表示が出ません。本当に出るのか心配になってきました。
前回と違い、マーケティングの差でしょうか?

141ヒロイエ:2006/06/30(金) 15:40:50

いよいよ出るようです。表紙のカバーも出ています。
今回の表紙は、珪水先生から見るといかがでしょうか。

表紙は別に、内容は期待します。

http://www.seiryupub.co.jp/

142尾崎清之輔:2006/07/03(月) 23:02:55
博士の新刊『賢く生きる』が現時点(7/3)の検索結果で表示される検索エンジンを、
幾つか調べたところ、八重洲ブックセンター、セブンアンドワイ、オンライン書店
ビーケーワン(三省堂のサイトはこの検索エンジンを利用)、liveddorブックス、と
いったところであり、例のネット大手の検索結果には相変わらず表示されなく、他の
大手書店系の検索エンジンにも引っかかりませんでした。
これがマーケティングの差なのか、または何かの意図らしきものが働いているのかは
分かりませんが、そのような大手書店の幾つかに出向いた上で、「出版社のWEBでは
発売中と出ていて、しかも上記の大手系書店では取り扱っているようですが…」とか、
「何か取次上の問題でもあるのですか?」みたいな質問を投げつつ、モノの試しに
何冊か注文してみました。

143ヒロイエ:2006/07/03(月) 23:21:40
さすがに心配なので、もう一回電話しました。
間違いなく、明日、取次ぎから出荷されるとのこと。
大手の本屋は、明日入手できるとのことです(見るまでは信用できませんが)
確かに、賢者の螺旋は、マーケティングの問題だったと思いますが、
今回の展開は、いまひとつ分かりませんが、所謂、嫌がらせではないでしょうか。

144ヒロイエ:2006/07/05(水) 23:44:01
本日、入手できましたので、報告します。

145藤原肇:2006/07/07(金) 14:23:44
『賢く生きる』の折り返し表紙に印刷された、サムの絵は非常に小さく縮小されているので、それではよく分からないという感じがします。そこで見やすいように電子化した絵は次のURLで見ることが出来ます。
http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/fujiwara/books/pic/sam%20mantra.jpg
「まえがき」にその縁起を書いたとおり、このイコンは平和を祈念しサムが池口さんへの感謝をこめて、マンダラとして本に収録したものです。

146相良武雄:2006/07/11(火) 22:51:56
新著を入手し、一読しました。今回の対談は、賢者の螺旋よりも
読者に対する藤原さんの思想をうち題しているように感じた次第です。
対談の方々は、各界にわたっており、石油、国際政治、情報、そして
メタサイエンスと真剣に向き合わないと、ただのトンでも本扱いに
なってしまいます。
しかし、そのエッセンスを生かすことは、多くの人に有効であると
感じた次第です。読み取れなければそれまでですが。

147雨好百姓:2006/07/12(水) 07:44:10
初めてのメールします。藤原先生と、副島氏のメールのやり取り読みました。
議論に負けそうになると、大声になるのは自信のなさの裏返しと見ました。
第一線で知識人と交わる先生の言には重みが感じられます。生意気ですが。そう感じながら読みました。
ロン・ヤスと仲良しを売り物の中曽根氏に対して、「ジャップ」と言いながら扉を閉めたとの、文字を見たときに、
やはり日本の首相とはこの様なものだな〜と、悲しくなりますた。
話しそれましたが、日本を愛する藤原先生もう一度副島氏に、メール送信してみればどうでしょうか?
「メールをもう送るな」と怒るか?無視するか?どちらでしょうか?勝手気ままに失礼します。

148sigezumi:2006/07/14(金) 18:50:23
「賢く生きる」このサイトのお蔭でしることができ、早速入手し、ひさしぶりの充実の時間をいただきました。
仙台のk書店にて、意識的にこまぎれに一冊ずつ三冊=三回注文ということ=入手しました。
書店のK女史にも指摘され、私自身も感じていたことなので記しておきます。
タイトルと表紙のことです。
1.いかにも、ハウツー本 的なタイトルでいかがなものか?
2.書店によっては、ハウツー、人生論コーナーに置かれるのではないか?
「では、お前はどういうタイトルがいいと思うのか?」については次回。
初めてメールしました。タクシードライバーの明け番は、やや辛い。

150野次鹿:2006/07/24(月) 12:28:44
藤原さんの情報取材能力と洞察に満ちた先見力が、最近の靖国神社と天皇の心情の発露の関係で、大新聞のスクープ騒ぎと比較して話題になっている。
http://asyura2.com/0601/hihyo3/msg/298.html

151ヒロイエ:2006/07/24(月) 22:43:20
そういえば、新著に高松宮日記には、昭和5.6年の部分が欠落していたと
会ったことを思い出す。この辺が、妥協した部分だろうと推測されるが
残念ながら、高松宮日記を読んでいない。
何が書いてあったのか。当時宮様がどの立場にいたかから
推測するしかないか。
相当都合の悪いことが書いてあることは間違いない。

152ヒロイエ:2006/08/03(木) 23:52:09
アマゾンに

以下の書評が出ています。

人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

充実した対話の醍醐味, 2006/7/22
レビュアー: 北極星 (東京都三鷹市) - レビューをすべて見る
対話が楽しめるためには教養が必要であり、「論語」や「プラトン」などは
対話からなっていて、昔の日本人は対話の醍醐味を知っていた。
だが、最近の日本人は娯楽小説やコミックを読み、ストリーの流れにしか
興味を示せなくなってしまった。そんな中で頑なに対話に執着する著者は、
前回の『賢者のネジ』(タマイラボ出版)に続いて、再び中身の濃い対談集を
作り上げている。だが、これだけ多くの問題提起を含む本に対して、
それをじっくり読む日本人がどれだけいるだろうか。それにしても不思議なのは、
一見するとオカルトに近い内容にも触れ、それついて深入りしすぎているために、「
トンデモ本」の同類として扱われてしまい、著者について誤解される
可能性もありそうだ。それはかつて寺田寅彦博士が複雑系の問題に触れて、
世間から変わり者扱いされたのと同じで、この本も暫らくはその仲間と
みなされ、毀誉褒貶の渦に巻き込まれそうだと感じさせるのだ。
それにしてもこんなに多くのテーマが、一冊の本の中に詰まっていると
いうことは、今の日本の流行からして痛んだという感じが強くした。
また、躾の大切さを論じた第一章を読むだけで、本を買った価値が十分に
満たされたと思った。


しかし、なぜ最後のページに本が紹介されているのかな

153藤原肇:2006/08/15(火) 13:10:03
光文社の編集部経由ですが、KZPのハングル版が出版されて届きました。これは光文社が直接に行った契約に基づき、日本語版から直接ハングルに翻訳され、訳したのはKorea Timesの東京特派員だった人で、六月に韓国で発売されて注目を浴びているそうです。
私はハングルがチンプンカンプンであるために、自分の名前さえも読めない状態ですので、コリアタウンに出かけて解読してもらったが、日本語版を忠実に訳したもののようです。
しかし、ハングル版に続いて大幅に改定した英語版が、Japan’s Zombie Politicsという題名で出たことにより、世界の識者に日本のペテン政治の実態がバレただけでなく、日本人向けに作られたものが、北東アジアの読者に読まれるにしろ、世界の読者のために書き改めた本として、JZPが世界で読まれるのはうれしい限りです。
こうして本来の言論活動が機能したことにより、小泉のペテン政治だけでなく安倍の無能も暴露され、これまでのような浅ましい愚考を続けることは、国際世論の前に不可能になると思います。
タコ壷の日本という枠の中で出鱈目が続き、マスコミも小泉劇場の茶番劇を囃し立て、国民がそれに陶酔する愚民政治は、日本人自身の意思でストップさせるべきです。そして、世界の側から吹き込む良識の風によって、沈滞して腐って饐えた空気を一掃することにより、まともな精神が蘇ることを期待したいと思います。

154広川雅俊:2006/08/16(水) 23:53:07
台湾のYahooにはアメリカ情報が出ていて、こんな記録がありました。
http://203.84.203.14/search/cache?ei=UTF-8&p=%E8%97%A4%E5%8E%9F%E8%82%87&fr=fp-tab-web-t&u=www.bridgeusa.com/mbm/2005/1115/books.html&w=%22%E8%97%A4%E5%8E%9F+%E8%82%87%22&d=B6eadWP9NDJc&icp=1&.intl=tw

155早耳小僧:2009/06/25(木) 07:06:33
藤原さんの政治批判を扱った待望の「暴政への反逆」が、出版されるという噂が流れています。久しぶりの本として出版が待ち望まれます。

156藤原肇:2009/06/30(火) 07:42:19
新刊の名前は「さらば、暴政」であり、副題は「自民党政権・負の遺産」と決まりました。英語の題名は「TRUMP TYRANNY」であり、トランプという言葉は意味論的に言えば「王手」であり、ダイアグノスという医学の用語では「ご臨終」という意味です。

157藤原肇:2009/06/30(火) 07:52:04
第一章の「もくじ」を紹介するだけで、論旨展開の運び具合が分かると思うので貼り付けてみます。
第一章 「狂乱状態を呈した二十一世紀冒頭の日本の政治」

***二十一世紀は石油から気体燃料の時代へ
***果たして資本主義は生き残れるのか
***世襲代議士の多くがこれほど無能とは
***日本ではジャーナリズムが死滅
***テレビをフルに活用した小泉劇場
***ゾンビ内閣に続いたネオコン内閣の狂乱
***エキスパートが誇るパターン認識と直観力
***経験不足による自信のなさと曖昧さ
***議論抜きの議会が罷り通ったネオコン政治
***不信任と破産宣告を無視したネオコン内閣の断末魔
***私利私欲が優先で暴言と嘘で固まったお粗末な政治(特別追加)
***『和をもって貴し』とする精神的な伝統への裏切り
***信用崩壊の前哨戦としての長銀の叩き売り
***不況と閉塞間の中で高まる祖先帰りの妄執
***暴政に対峙する共通善の威力
***ハイポロジックスが示す不気味な共通パターン
***リーダーとしての首相が不在の日本
***国際政治とゲーム感覚
***日本の実力評価の没落と国力の低下
***歴史は繰り返すという教訓
***歴史を見る目と脳を使って考える魅力
***ケース・スタディが構成するジグゾウ・パズル
***フェアープレーの精神と素養としての志
*** 「他山の石」としての暴政史

158藤原肇:2009/06/30(火) 22:32:13
続いて第二章です。

第二章「ネオコン内閣の誕生と日本の満州化」
*** 阿倍首相の誕生と人材の枯渇
***誠意も胆識も不在になった時代
***誰でも総理になれる国
***安倍晋三への世界の厳しい目
***「理想を過去に求める」安倍晋三の執念と因縁
***臨戦国防国家体制への回帰
***祖父の「十四光」で輝く三代目の世襲大臣
***安倍の総裁選挙の宣伝用に作った『美しい国へ』
***ヴィシー政権とビ(美)シイ国家のモットー
***満州がミニアチュア化しているロスで得たヒント
***政治感覚が狂ったネオコン内閣と岸信介の正体
***戦争によって生まれた傀儡国家・満州国
***満州国の誕生と建国の目的
***戦後レジームを否認した阿倍の心理的トラウマ
***ネオコンの覇権主義と驕慢な思い上がり
***ネオコンの他国民や異文化への無理解と驕り
***生態史観で見た保守主義の系譜
***ネオコンの拝金主義と世界経済を破綻させる詐欺商法
***FRBの錬金術とバブル経済への驀進
***「理」が「利」に置換し「情」に支配された時代精神
***阿倍に取り付いたネオコンという[モノモライ]
***安倍を首相に仕立てたジャパン・ハンドラーの狙い
***日本の核武装を炊きつけたネオコン
***ネオコンのお眼鏡にかなった安倍の売り込み演説
***情報後進国「日本」混迷と脇の甘さ
***幼稚な安倍内閣に失望したアメリカ
***ミサイル防衛計画から核装備への重点の移動

159藤原肇:2009/07/01(水) 09:50:11
第三章:「批判精神の健在が一国の活力を生む」
***アメリカから伝わった中間選挙の結果の大津波
***言論の威力によるラムズフェルトの更迭
***民主主義の基盤としての報道の自由
***報道のメッセージは活字だけではない
***2008年に拡大した共和党への幻滅感(特別追加)
***大統領選挙を支配する不正投票のメカニズム(特別追加)
***ネオコン体制の破綻と2008年の金融破綻(特別追加)
***信用崩壊による金融破綻のドミノ現象(特別追加)
***ニューディール政策を通じたネオコン体制の復活(特別追加)
***オバマ政権を取り込んで制圧した国際金融マフィア(特別追加)
***真の國際紙としての『トリッブ』の魅力
***情報化時代のネット新聞の醍醐味
***報道におけるニュースと分析の役割
***小泉ゾンビ政治の負の遺産
***ジャーナリスト魂を持つ記者の価値
***社会診断としての批判精神の重要性
***政府による言論弾圧という明治以来の伝統
***戦争協力に続くメディアの自己規制
***破廉恥事件を起こした男でも首相になれる国
***30年間も眠っていた情報の蘇生
***破廉恥事件を知っていたメディアの幹部たち
***活字に出来ないサラリーマン編集長たち
***世界における一流紙の条件
***世界における一流紙の条件と欧米のジャーナリズム
***英国に蔓延したタブロイド旋風
***記者クラブ制の弊害と日本の新聞の病理

160藤原肇:2009/07/01(水) 14:45:46
第四章「世にもお粗末なデモラル内閣」
***自民党のデモラル党としての汚れた歴史
***岸信介の多重人格の遺伝子と「傀儡肉腫」の肥大
*** 戦争準備の家系と隔世遺伝子
***御祝儀代わりにバラ撒かれた首相補佐官の肩書き
***お粗末な人選と乱発された補佐官人事
***国家戦略と密着した本来の特別補佐官の役割
***日本の政治を支配した幼稚な閣僚群
***防衛大臣をめぐる魑魅魍魎の相克
***軍隊を警察官僚が支配し国会が幼稚園になった悲劇
***矮小化された国家の安全保障問題の悲劇
***大臣としての指導性とマネージメント能力
***日本の公人の杜撰な責任の取り方
***責任感と誠実さに満ちた将軍たち
*** 多数派のマルドメと少数派だが誠意と志を貫いた日本人
***近代国家としての日本の問題
***国家権力における警察と軍隊の役割の差
***概念としての国民と人民
***官僚制度の典型としての軍隊モデル
***満月の引力とルナティックな出来事
***戦争のコスト計算
***石油をめぐる侵略戦争と石油による自縄自縛
***イラク戦争の泥沼にはまり込んだ米国の蹉跌
***遂に始まった信用崩壊と世界恐慌(特別追加)

161藤原肇:2009/07/01(水) 23:32:43
第五章「意味論オンチの醜悪政治の破綻」
***日本批判の海外論調の津波
***政治理念の欠如と裏工作担当の経歴
***場の理論と結ぶエクリチュールの意味論
***「異胎」が取り付いた日本の末路と歴史の教訓
***ヤマトニズメーションを生み出す土壌と時代精神
***病理診断と言論の自由
***構造主義と異常現象の診断
***医療における診断の果たす意味
***石油開発のロギコスと医療制度の相似象
***小泉政権のクーデタの「最後っ屁」
***議会を解散できる政治的な条件
***小泉が犯した憲法違反と独裁趣味
***ゆらぎによるバタフライ効果と予期しない成果の誕生
***ファシスト革命への危惧の継続
***レーガン訪日と軍人支配下の韓国での既視感覚
***鎖国状態の韓国にゆらぎの渦で風穴を開ける仕掛け
***韓国で見つけた情報の金脈
***知恩院で始まったゆらぎの渦
***摂動によるゆらぎが発生するための初期条件
***世相の様変わりとネオコン政治が生んだ閉塞感

***精神病質と嘘をつく無責任政治
***泡沫のように生まれては消える無能内閣の醜態(特別追加)
***麻生内閣という前代未聞のポンコツ政権の醜態と暴政の断末魔(特別追加)
***日本で使用が困難な「暴政」という政治用語
*** 読者からの嬉しい手紙
***『日本脱藩のすすめ』の誕生の時代からネオコン破綻に至った四半世紀の星霜

162千々松 健:2009/07/02(木) 21:41:41
パンデミックの件で「未病」と言うことばが気になって調べたら、三千年前の中国の書『黄帝内経』に医療の基本として書かれていて「聖人不治巳病、治未病」、すなわち本当の聖人とは病気を治す者を言うのではなく、病の要素をあらかじめ取り除いて疾病を防ぐ者を言う、という意味であるという。
これはまさに「リスク・マネジメントと危機管理」に繋がると思われた。

また、中国の唐時代の書『備急千金要方』に「小医は病を癒し、中医は人を癒し、大医は国を癒す」とあるというが、国を癒すは大医という意味で、まさに藤原博士は大医であるに違いない。

163藤原肇:2009/07/02(木) 21:51:23
あとがき

日本長期信用銀行の国有化に税金を八兆円使い、それを禿鷹ファンドに十億円で売り払ったし、「カンポの宿」の払い下げを巡る疑惑事件で、小泉内閣のペテン政治が日本の利益を損ない、小泉の正体がゾンビ政治家だと明らかになった。しかも、目玉の「改革」は単なる政治宣伝に過ぎなかったし、郵政民営化もいかがわしいものだったかは、国民は今になってやっと知るに至り後悔しているが、小泉が長期政権で君臨した頃は、誰もそのペテン政治を暴露して批判しなかった。
私が『小泉純一郎と日本の病理』を書いた理由は、小泉のペテン政治の実態を暴露することで、次の世代に歴史の証言を残すためであり、当時は小泉の「ヨイショ本」ばかりが、洪水のように氾濫している時代だった。日本で最初の小泉政治の批判書として、各種の妨害や嫌がらせの続発は予想したが、巧妙でソフトな妨害工作が功を発揮し、新聞や雑誌に書評や紹介がゼロという記録を生み、恐らくこれは日本新記録だと思う。
真実に触れた書は時代から黙殺されるし、著者の多くが弾圧され焚書されるものだが、この本は書評ゼロにかかわらず注目されて、インターネット上で大いに取りざたされ、何とベストセラーのトップに名を連ね、一ヶ月の間に四万部も読者を獲得した。これはタコ壷社会から排斥と黙殺された著者としては、何にもまして名誉なことであり、書評ゼロという数字は大切な記録として、永遠に保存して置きたいものだと思う。
日本ではこの本の改訂版は生まれないし、いわくつきの本は文庫本にもならないので、日本語版を大幅に内容を改めて、英語版を『Japan’s Zombie Politics』と題して作り、世界の読者のために送り出したと報告したい。小泉政治のペテンが露見した今の時点において、読まれて然るべき記事を含む内容であるが、日本語版は書店で入手できない状態が続く。
それはコンピュータで書名を見つけても、「品切れ」という表示が現れるようになっており、読者が注文出来ないように仕組まれている。それが情報時代のソフトな出版妨害で、背後には真実を知られたくない権力がいて、それが笑顔のファシズムの正体でもある。
本書が同じような運命に見舞われてしまい、書評もないまま故国で黙殺されたとしても、
暴政が支配する国では当然のことであり、そうやって歴史は抹殺されて行くのである。もしも、本書との出会いを持って読んだことで、歴史とは何かを理解して貰うことになれば、著者として一期一会の出会いを感謝して、それを大事にして行きたいと思っている。
 本文中に原文をそのまま引用した記事は、経済誌の「財界にっぽん」と「ニューリーダー」に掲載されたものであり、転載を快諾された両誌の編集長に感謝する。
 また、愚民政策で低迷している日本の出版界だが、本書を読者と結びつけるために勇気を持って決断された清流出版の加登屋陽一社長と臼井雅観出版部長の出版魂に、心からの敬意と感謝の気持ちを表したいと思う。

藤原肇

164金子:2009/07/08(水) 19:21:09
時いよいよ自公政権下野の兆しであり「さらば、暴政」の出版が回天の
とどめとなる絶好のタイミングでの出版だと思います。
 新政権の国会議員や転向必至のメディアや官界はもとより、ひろく国民
に読み継がれることを願って止みません。
 初版を書店で入手できる日を心待ちにしています。

165藤原肇:2009/07/14(火) 00:41:54
読者の皆様
どうもお待ち動作までした。間もなく『さらば、暴政』賀詞異本になり書店に並ぶので、楽しみにしていてください。
卑劣で驕慢な麻生が衆議院解散を決めた日というのもめぐり合わせですが、今日の夕方に私向けの見本を受け取りましたから、よほどのことがない限り入手は可能だと思います。
『情報戦争の時代』の出版のときは、東京周辺の電車に中吊り広告を出しましたが、今それをやると600万円近くかかるので、今の内閣はそれだけの費用をかける価値がないと判断しました。
しかし、江戸っ子としてペテン政治をやった暴虐内閣を許せないので、今度もマッド・アマノさんに協力してもらい、パロディー入りの新聞広告を打つことにして、準備を整えているのでご期待ください。

166藤原肇:2009/07/14(火) 00:53:15
二行目の文章が乱れていて失礼しました。次のように訂正します。
どうもお待ち遠さまでした。間もなく『さらば、暴政』が単行本になり書店に並ぶので、・・・・です。


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