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藤原肇の最新刊発売

1レフティーモンスター:2005/10/07(金) 00:51:12
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334933688/qid=1128613526/sr=1-23/ref=sr_1_2_23/249-2886938-5682727

近日発売されるみたいです。副島氏のように発売前に宣伝したほうが良いのでは?
私のような若い二十代後半の世代にも分かるように。
発売されたら複数購入することをお勧めします。最近アメリカや小泉・竹中に都合の悪い本は
微妙な圧力がかかって増刷されないことが多々あるようです。
藤原さんの本はファンには迷惑な初版で絶版というパターンが多いので
気をつけましょう。

2相良武雄:2005/10/07(金) 09:00:28
レフティーモンスターさん。情報ありがとうございます。

緊急出版の可能性が高いので、いろいろなところで、情報を発信します。

皆さんもお願いします。

3谷口源太郎:2005/10/07(金) 11:07:38
英語の題が「Koizumi's Zombie Politics」だから凄い内容だと期待できますし、「平成幕末のダイアグノシス」と同じ迫力をもつだろうと思います。あの頃も中曽根や竹下の政治に対して、正面から堂々と対決して論じたのは藤原さんだけでした。
今の小泉の独裁に対して正面から対決するのが、藤原さんだけしかいないということは、本当に情けないことだと痛感します。独裁者として手段を選ばない小泉だから、悪質な形で出版妨害するのではないかが心配です。
本がなくならないうちに先手を打って、予約することで何冊も確保する必要があるかも知れませんね。

4ヒロイエ:2005/10/07(金) 11:42:40
発売は光文社のペーバーブックスに確認したところ、
21日予定だそうです。大手書店は22日にはならぶと確認しています。
出来るだけ、この事実を広めてしまいましょう。

5:2005/10/07(金) 11:46:38
久しく忘れかけていました。
藤原肇氏のサイト「宇宙巡礼」をネットで最初に見た時?という感じで
何か宇宙に関する教育目的なHPかと想いました。
でもなんだか何処かで聴いた事のある氏名でしたので少し思案をしました所、なんと
私と藤原さんは、以前一度お逢いして居るのですネ!それもご一緒にレストランで食事を摂り、同じホテルの相部屋でした。大変気さくで紳士な方でして、当時この様な多方面な才を発揮されている方とは知りませんでした。
又サイトの中に出て来ます日本での紀行記*1のある特殊な文面を読ませて頂いた時には、なる程私と藤原さんは逢うべくして会っていた*2のだな〜と強く思いました。
当時かなり長い時間会話をさせて頂きました事は、今もきちんと覚えています。
その後こうして藤原氏のご健勝なるサイトや新刊の発表を間近にして、大変嬉しくもありその雄姿を思い出す次第です。
早速、近く新宿紀伊国屋書店にて当新刊書籍の鑑賞が出来ればと思います。
 レフティーモンスターさん、貴重な掲示ありがとうございます。
注)*1−1994年4月の記事。*2−1997年吉日、ボリビア・チチカカ湖畔にて

6野田隼人:2005/10/07(金) 18:30:48
皆様、ご無沙汰しております、野田隼人です。

由さんは南米のチチカカ湖に行かれたのですか。私も十代の頃に南米大陸を半年ほど放浪しており、当然ながらチチカカ湖にも行きました。葦の舟にも乗りましたよ。由さんと藤原博士も葦の舟に乗ったのでしょうか…。南米と言えば、私はIBDという国際ビジネスコンサルティング会社のウェブ誌に「世界放浪の旅」という短編を毎月投稿しており、現在は偶然にも南米につい執筆中です。
http://www.ibd-net.co.jp/official/kaientai/index.html

さて、今回藤原博士が『小泉純一郎と日本の病理』をだされるとのことであり、私も一読者として楽しみにしております。ただ、同著同様に楽しみにしているのが、本掲示板の何処かで博士が書いておられた「学問の光」に関わるモロッコ紀行の本です。旅をこよなく愛する者として、同書の出版も期待しております。

しかし、上述の二著よりもさらに期待しているのは、フリーメーソンについての本であり、藤井尚治博士との対談で藤原博士の手許には相当量の原稿があると聞き及んでいます。第二の『間脳幻想』として、是非出版にこぎつけて頂きたいものです。フリーメーソンと言えば、最近は更新しておられないようですが、ブログ「教育の原点を考える」の開設者・サムライさんがフリーメーソンをテーマにシリーズを書くとのこと。こちらも併せて楽しみにしております。

7:2005/10/08(土) 05:43:12
野田隼人さま、早速本・サイト関連のご紹介有難うございます。
さて野田隼人=サムライ=亀山信夫さんって同じ人なんですか!?
さすが世界を放浪した翻訳家だけありまして、HNの翻訳も話釈・意釈・和釈・・と上手ですネ!
他にも沢山の篇釈などありそうで、これが全体のHPの色調になってる様にも感じられます。^^
藤原肇氏は私の旅先での心のアミーゴでして、私にとって藤原肇先生ではなくて、やっぱり藤原肇さんでしょうか!
これが私の安らかな気持ちの精一杯の拙い翻訳です。
こういった偶然の巡り逢わせは何度あっても良いですね。
ハイ、世界の時計の針がまた一歩ぐぐっと前進致しました!
偶然の巡り逢わせと云うのは、つまり思念と現実がどこかでリンクしてしまった事です。
(文注)HN−ハンドル・ネームの事。HP−ホーム・ページの事。
(あとがき)旅先でお逢いしました内容は、ご当人のみが確認出来る表状がありまして、
ネット等での成りすまし投稿や、ご当人のプライバシーの保護の観点より敢えて具体的
な状況表現を差し控えさせて頂きたいと思います。
誠に申し訳ありませんがご理解の程よろしくお願い申し上げます。
また、今後も当サイトを楽しみに拝見させて頂ければと思います。

8野田隼人:2005/10/08(土) 08:13:18
なかなか面白い投稿有り難うございました。南米と言えば、たまいらぼの玉井社長が著した『Zファイル』を思い出します。面白い一種の南米紀行記になっています。

> さて野田隼人=サムライ=亀山信夫さんって同じ人なんですか!?

さあ、どうでしょうか。ご想像にお任せします。

> また、今後も当サイトを楽しみに拝見させて頂ければと思います。

ありがとうございます。今後も宜しくお願い致します。

9ヒロイエ:2005/10/08(土) 09:51:25
藤原さんから聞いた話ですと、インテリジェンス戦争の時代の
改訂版が、原稿をアップし、実際出版直前まで行ったにもかかわらず、
出版社の倒産により、現在編集者の手元に置かれていると
聞いています。この作品も今か今かと期待しています。

10大久保剛一:2005/10/08(土) 12:17:47
藤原さんの新しい本の出版に対して、妨害がありそうだという議論が、すでに始まっているのは心配なことだ。しかもこの掲示板の議論まで引用されている。

http://www.asyura2.com/0510/senkyo15/msg/297.html

小泉よりも秘書官の飯島が悪党だから、「辰野の丑松」と呼ばれる童話の男であり、何をするか油断が出来ないと思う。

11相良武雄:2005/10/08(土) 13:52:31
前提として、出版妨害がすでに行われていたことを
示すものではないでしょうか。
もともと、出版直後に、絶版、流通妨害、出版直前でも発売中止、
何冊の本が消えたことでしょうか。

とにかく、この本が存在することを、発売前に話題にするようにしたいと思います。

12:2005/10/08(土) 17:50:10
藤翁もこんなおどろおどろしい題と気持ち悪い表紙の本を出していないで自分の
健康に気をつけて宇宙と自然との対話と調和に根ざした悠々自適の生活を送って
頂きたいものです。このほうが人類のためになると思います。 合掌

13近藤 崇:2005/10/08(土) 19:24:10
賛成ですね。どうせ出すなら例の不思議な力のあるロゴを大きくあしらった表紙
にでもして水と空気を浄化する仕掛けを通じて日本人の正気と健康を取り戻すことを
やったほうが良いのではと思う。

14エスケイ:2005/10/08(土) 23:30:25
>おどろおどろしい題>の本を出していないで
宇宙と自然との対話と調和に根ざした悠々自適の生活を送って頂きたい

"爺"さん、至言だと思います。そして、そんなスタンスで書かれた新刊もいいですね。

15レフティーモンスター:2005/10/09(日) 01:34:15
>おどろおどろしい題>の本を出していないで
宇宙と自然との対話と調和に根ざした悠々自適の生活を送って頂きたい

そうしてもらいたいのは私も同じです。しかし,藤原先生までも日本の誤った
状況に発言しなくなると益々日本を牛耳っている奴らの思う壺です。
現在の日本をきちんとした見識を持って批判できるのは副島隆彦,藤原肇,森田実
の三氏くらいでしょう。他は能力も知識もないのに何故か発言の場所を与えられる
権力の犬達です。
我々も現在の状況に絶望しないで自分でも戦う方法を編み出す必要があります。
そのための一歩として藤原先生の著書を複数冊購入しそれを広めることです。
飯島やその周りの群がる奴らには気をつけましょう。

16村山貴子:2005/10/09(日) 11:13:25
こんなオドロオドロシイという気持ちはわかります。でも、宇宙や大自然のことを論じたら他に比類の無い藤原さんに、小泉のような下種人間のことを誰も正面から批判しないので、仕方なしに日本のこんな野卑なせかいについて、論じざるをえないと思って書いたのだとしたら、それをやらなかった若い人こそが責任を感じるべきだと思います。藤原さんは仕方なしに書いたような気がしますが、本を読んでいないのにそんなことは言えないですね。
特に「財界にっぽん」で正慶先生と行った対談で、「賢く生きる」というテーマで論じられているのを読むと、そのことがヒシヒシと感じられます。

17エスケイ:2005/10/09(日) 12:39:38
>15 森田さんのことはよく知らないんですが藤原、副島両氏のレベルでものを見ている人間は確かにあまりいないというのが本当でしょうね。藤原さんが安んじて自分の健康といった、身近なテーマに思いを巡らす状況になってほしいです。

18高橋:2005/10/09(日) 17:47:25
15レフティー〜さん、“日本を牛耳っている奴ら”を許しているのは、不健康な
生活を通じて脳みそと感性が腐りきってしまっている馬鹿な日本の国民そのもの
ではないですか。それはまた、自らの責任でもあります。病人にいくら医者が
あーしろ、こーしろとアドバイスしても、患者自身に治りたいという欲求と、医者の
アドバイスを理解する知力、そして良薬は時には苦いこともある、ということを
我慢できなければ、駄目です。

19相良武雄:2005/10/09(日) 18:46:02
本の題は、基本的にマーケティングに該当する部分が
大きいと思われます。
実際、賢者の螺旋も最初の原稿では、違っており、編集者の
意向が反映されます。他にも、中国人、ロシア人、アメリカ人と付き合う方法は
本人の意思とは全く違う表題になったとどこかに書かれています。
真実はちゃしゃがいちばんよく、知っているわけで直接聞こうとは思いますが、
本の問題は内容がすべてです。題の話が続きますが、
日本人論の落とし穴でこの件に関し、早川、松崎両氏とも語られています。
ご参考にお読みください(といっても、山手書房はすでにないのですが)。

藤原さんが、警鐘をならし、はや25年が経過しています。その間
われわれ、日本にすんでいたものが、このような国にしてしまったことで、
どうして行くかを考えなければなりません。

話は変わりますが、藤井先生が、アナログという生き方で、当時の小泉を
確信犯と断言されています。そして、自民党がどうして、ここまで政権を
維持できたかも分析されています。それは少数の意見を残しておき、
厳しい状況に置かれた際には、その少数意見を採用し、維持していくという
ある意味で姑息なやり方を取れたからとされていました。
小泉もその一人でしかなかったのですが、いざ自分がなったときには
それを根絶やしにしてしまいました。つまり、将なって万骨枯れることは
間違いのですが、このままでは、国敗れて山河在り(本来この国とは首都を意味しますが
今回の場合は日本国です)でなく、国売られて山河なくになってしまいます。

もしかすると、日本に対する劇薬を投入されたのかもしれません。
もちろん、薄めてですが、(そうしなければ、本当に多臓器不全になって
吹っ飛ぶかもしれません)。良薬ではこの国は治癒できない状況に陥っています。

20名無し:2005/10/09(日) 22:18:32
日本がドンドンわるくなっていくし、洗脳選挙は酷くなる。
10年後の日本を考えると鬱になります。

21山下正雄:2005/10/09(日) 22:49:40
だいぶ以前のことですが「日本の危険」が出た後で、藤原さんが表紙に中曽根や東条の顔写真が出ていたのに驚き、出版と同時に一日も早く絶版になって欲しいと願ったと、読んだか聞いたかの記憶がある。
この悪趣味は馬野さんの指定だったし、最後の章がアメリカの右翼のパンフレットの引用で、無断で対談と差し替えになっていたとかであり、そのせいで馬野さんとは絶交したという話も聞いている。
それを思い出せは今度の本のカバーの小泉の顔や、題名に小泉純一郎という名前を使ったのは、藤原さんではなくて編集者の側であったのではないかと予想する、藤原さんは題名を象徴的なものにする人であり、そのものずばりの題名をつけるとは考えられないからである。

22:2005/10/09(日) 23:23:53
題名についての話題が続いていますが、題名や表紙の決定の経緯については、この先、藤原さんご自身の説明を聞く機会もあることでしょう。上で相良さんが、本は内容が全てだと仰っていますが、題名の話はこの辺にしませんか。

23吉田春雄:2005/10/11(火) 15:45:41
本が出る前にわれわれが知ることが出来るものは、題名を除けば「日本不沈の条件を考える」のサイトに藤原さんが書いている、2),5),8)の記事しかヒントがないことになる。それだけをもとに議論すると総選挙がクーデターだということになり、この本はもっと大きなテーマを扱っているらしいから、部分の議論に終始することになってしまう。
私は山下さんと同じでこの題名は藤原さんの本らしくないから、本を売ろうとする販売担当か営業のつけた題名だと思うので、いずれ明らかになるにしても山下さんのいうとおりだと考える。本を読むまで議論が出来ないのでは寂しいと思うので、島さんとしてどんな議論を進めるかについて提案がありますか。私たちは題名しか与えられていませんがどうしたらいいのでしょう。

24相良武雄:2005/10/11(火) 16:44:21
吉田さんへ、自分で考えないと行けませんよ。
ご参考までに、教育の原点を考える の第5章がアップされました。
この章だけでも読んでみてください。
戦中、戦後を生きた力のある人(早川氏)の言葉をかみ締めていただければ
何か生まれるはずです。全部読むとこの本が20年前にでたとは思えません。

25谷口源太郎:2005/10/12(水) 23:50:33
「日本不沈の条件」の「あとがき」の中に、「本書と『日本丸は沈没する』の間に、『経済大国の没落と日本文化』とでも題すべき一書が存在するが、この本は主題に日本のファシズム化と国民国家の終焉を扱っているために上梓に至らないまま、本書の出版が先になったという経緯があった」と書いてあります。確か脱藩会か何かで藤原さんが行っていたかと思うが、それを読んだ東明社の社長が原稿を読みたいと言って来て、出たのが『虚妄からの脱出』になったそうです。
そうなると『虚妄からの脱出』のなかに鍵が有りそうだし、じっくりと読み直して探したら、「六〇年アンポとファシスト革命の失われた鎖の環」があり、どうもこれが今回の本の内容を知るうえで、決め手になりそうだという結論にたどり着いたが、どんなものだろうか。

26尾崎清之輔:2005/10/13(木) 01:24:25
60年以上前に席捲したハードなファシズムについては、時の流れと共に少なくなりつつも
実体験した者が未だ現存しており、その方々の記憶や記録に触れることで嘗ての時代背景
からそこに至るまでの経緯など可能な限り多くのことを知ることが出来るようになったが、
四半世紀以上前に書かれた『虚妄からの脱出』によってソフトなファシズムの到来を的確な
診断書として分析・判断した藤原博士以来、これに続く者は殆ど無く、その後に訪れる戦後
体制の総決算やバブル狂乱とその崩壊によるパニックそして失われた10数年という幾星霜を
経て、危機とパニックと紛争から生み出される大衆の寄生的な傾向は、より顕著な方向へと
導かれてしまったようだ。
これは未来への一切の警鐘を次世代に対する自らの責務として負うことに努めることなく、
また真正の生を求めることもなく、根無し的とも言える虚構の生に埋没していることは、
70年以上も前にオルテガ・イ・ガセットが大衆の反逆として喝破した通りであり、我々の
多くが歴史から何も学んでいないことの証左でもある。

このスレッドが立ち上がる少し前までは「日本不沈の条件を考える」が活況を呈しており、
上記で谷口さんが重要なポイントを述べられたと感じたことから、『虚妄からの脱出』の
該当する章と、この度の最新刊をベースにして、今秋の脱藩道場総会に備えたら如何かと
思いますが、参加ご予定の皆様のご意見を頂けますと幸いです。

27西條謙太郎:2005/10/13(木) 07:20:15
総会の件ですが、『虚妄からの脱出』の該当する章と、この度の最新刊を
ベースに1テーマ設けるという尾崎さんのご意見に賛成します。
しかし、せっかくの総会ですから、日本の病理以外に、メタサイエンスや
文明論的な視点を討議したいと思っています。
『今秋の脱藩道場総会』というスレッドを立てますのでそちらで議論しましょう。

28亀井光晴:2005/10/14(金) 10:18:30
これまで愛読だけしてきましたが、どうしてか不思議に感じているので、発言してみます。皆さんは過去のことに注目していて、目の前にあるものについて見失っているのは、藤原さんの最も新しい著書の「賢者のネジ」が出たのに、その内容についての議論がまったく行われていません。
例外は表紙のロゴについての議論であり、その他の内容については誰も関心が無いみたいだけれども、一番新しいものの中に新鮮な問題が提示されていないはずは無く、そういう観点でこの「賢者のネジ」を読み直せば、第八章と「基本参考資料」がなぜ付いているかが疑問になります。
東条英機に対して中野正剛が破産宣告を突きつけたように、小泉純一郎に対して藤原肇が破産宣告をしていると読めば、今度の本がその決定打でと予測できるように思います。過去も大切だが現在の方がより重要だのに、なぜそれに気づく人がいないのか不思議でなりません。

29広川:2005/10/15(土) 10:35:30
亀井さんの指摘に共鳴する。「灯台下暗し」ということである。

30:2005/10/16(日) 01:07:26
自分と対象(非自分)の間には常にフィードバックが働くからね。
ネガティブなことばっかり言っていると、自分にそれがそのまま
跳ね返る。だから、ネガティブなことと対峙するには、強靭な肉体
と精神が必要だ。
ゾンビ、ゾンビなんていっていると、自分がゾンビになっている。
ミイラ取りがミイラに、とはこのことだ。

31根本敦史:2005/10/16(日) 09:28:12
ご指摘の通りと思います。家康をはじめ、昔から、こうしたネガティブなフィードバックを避けるため、坊主を抱えたりしたものです。天皇家と門跡寺院なども同じ関係にありますね。痛みを伴う改革、こう宣言すれば、痛みは避けられない世となってしまう。池田勇人、佐藤栄作と続く所得倍増計画は、その宣言(言霊)により、それを見事に成就させた。その時代はどういう時代だったでしょうか。見事なものです。岸内閣の官僚統制型計画、それを引き継ぐ小泉内閣、これは我が国の疫病神と、ある先生がおっしゃっていました。政治家、マスコミ(電通?)を始め、我が国はこうした呪いに窮しているのです。クワバラ、クワバラ。しかし、馬鹿馬鹿しいですね。こうした呪いを表に出して、その効力を削ぐ、そして、新しい世の中を私たちが切り開きます。

32山路岳雄:2005/10/16(日) 19:51:14
確かに『日本丸〜』『虚妄〜』の頃の藤原さんは山登りで鍛えた
強靭な肉体と精神を持っていたし、あごひげを蓄えた顔でにこっと
笑う笑顔には、外国生活で培った自信と、山男の優しさが滲み出て
いて、人が寄ってくる、なんとも言えない魅力がありました。

33高橋:2005/10/16(日) 22:26:03
藤原さんにとっての“天海僧正”は誰なんでしょうね。

34ヒロイエ:2005/10/17(月) 11:57:14
この関係は、分かりません。もう少し説明をください。

35尾崎清之輔:2005/10/17(月) 22:08:42
『虚妄からの脱出』の第4章「60年アンポとファシスト革命の失われた鎖の輪」には
次の一文がございます。

****************************************************************************
不吉な未来を招きよせないためには、自分達が現に内在させ顕在化し始めている
ところの、不吉な自壊化症候群(Decay Syndrome)から目をそらしたり目を閉じる
ことによってではなく、問題を掘り起こし、直視し、認識する努力を払う必要がある。
それは情緒的な調和の気分にひたり続けずに、事実は事実として冷静に認め、たとえ
没落に望むに際しても、沈着と勇気を保ち続ける覚悟を決めて、現在の問題点と対決
していくことにほかならない。
****************************************************************************

ご指摘の通り、現代の大きな病に対峙するには、自らを常に健全な状態へ置くことが
必要であり、また、邪気に遣られること無く、新たなより良き世の中の生成へ努めて
いくためには、珪水さんの自然と共に生きる智慧を学ぶことが肝要であると考えます。

それにしても、『虚妄からの脱出』の第4章と今度の最新刊をベースに議論を深めたい
という小生の提案は、戦前の満洲や上海における統治形態と、戦後その復活を目指した
60年安保時代の岸内閣、そしてその継承者である今の内閣を、それぞれ数十年の時を
隔てつつも、必然的なプロセスに支配されて移行しつつある統制型社会が表層の退廃と
相俟って、あらゆるところで顕在化していることに対する歴史における相似象の分析を
試みるという意味で、根本さんには見事に読み抜かれてしまったようです。

36根本敦史:2005/10/18(火) 01:01:42
呪術の世界が実際にどれだけの力を持ちうるか、正直、判りませんが、ネガティブなフィードバックを避けるため、上手くお坊さんを用いたことは確からしいです。しかし、これを冷静な目で見てみると、時の権力者が権力に溺れず、独善的にすぎぬよう、つねに天地人との調和の観点から諌めてくれる師匠のような存在が必要だったのかもしれません。そうした意味で、秀吉は龍に支配されたのであり、残念ながら、それを諌めるものが無かったと言えましょう。大切なのはいつでも、自然とともに生きる智慧、ですね。また、こうした背景を踏まえ、今、小泉首相の後を誰が引継ぎえるか、ということを考えてもいいのではと思います。言霊の発動で一挙に流れを変えうるような霊力のある懐の深い政治家はいますでしょうか。綿貫さんが選挙の際に面白い発言をされていましたが、皆さんは如何思いますか?ちなみに、綿貫さん、大変な福相だとある先生が言っていました。ヤタガラスとも縁のある方ですね。(ネガティブなフィードバックに関しては、珪水さんのお金の扱い方にも関係してきますでしょうか。)

37高橋:2005/10/20(木) 10:16:04
→#34
藤原さんを護るための様々な仕掛けを施すお方、とでもいいましょうか。

38ヒロイエ:2005/10/20(木) 21:59:44
とりあえず、取次ぎには出たようです。
藤原さんは、自分の身は、自分で守られていると思います。
なぜ、アメリカにいるのか。そして、絶対にアメリカのことには
触れません。
副島は、何でも触れるので救いがありませんが、それでも
まだ、いいほうで、言い換えると殆どが救いようがないのでしょう。

39レフティーモンスター:2005/10/21(金) 00:35:07
昨日,横浜の有隣堂で購入しました。いい場所に山積みになっていましたよ。
手に取っている人は私以外いませんでしたが,じわじわと売れるでしょう。
今じっくりと読み込んでいるところです。
皆さんもお早めに購入してください。何があるか分かりませんから.

書き込む場所を間違えてしまいました。申し訳ありません。

40横浜塚之進:2005/10/21(金) 01:12:07
私も早速購入してまずはさっと目を通した上で、半分近くを読み終えました。
この出版社の同シリーズは勿論のこと、同様のテーマについて取り組んでいる
他社からの出版物も含めて、他の追従を許さないほどの内容に仕上がっており、
同時代に対する診断書のレベルを超えて、明治開闢以来150年近くの近現代の
西欧文明から大きな影響を受けた一つの時代(この場合、横田幕府だけでは
ないので、何々幕府と呼んだらよいのでしょうか?)を生きた多くの著名な
人物を歴史の流れと共に捉えた上で、この幕末の末期を断じつつ、今後の
日本をご懸念されていると申し上げても良いかもしれないと思いました。
また、ある章の後半部分はタイトルとは直接的な関係は無いものの、実は
おそらくこの部分がこれからの我々にとって一番肝心なことをヒント以上の
ものとして示して頂いたという意味では、まだ目を通しただけの部分にも
関わらず、その時は思わず目から熱いものがじわっと込み上げてきました。
更に、この部分こそがネガティブなフィードバックを博士ご自身の持つ力で
見事に跳ね返したのではと感じたところでもあります。

41相良武雄:2005/10/21(金) 21:26:01
本日、入手しましたが、今までにない扱い方です。
私が、手に入れたのは、駅の構内にある書店ですが、
平積み扱いでした。これは、今はなき、銀座の近藤書店で
「日本の危機」で見かけて以来のことです。
残念ながら同書は、あっというまに絶版となりましたが、
久しぶりの書き下ろしとあって、重量感が違うので、
読むのに、苦労しそうです。
ざっと、眺めた時点で、小泉だけでなく、日本への、劇薬となりうる書と
感じた、横浜さんと同じ様に、目頭が熱くなり、あの戦争でなくなった
多くの人々に報いなければと感じたしだいです。

ただ、今回の本には、このHPのことがなかったように感じます。
今後、どこかで書き込み等される際は、ぜひ、このHPのアドレスを
入れてください。

すでに山根ブログには、書き込みがされています(早い人がいるようです)。

それと、感じたことは、この作品いついて、藤原さんが相当エネルギーを使ったのでは
ないかと心配しています。かって、藤井先生が、なくなる直前に、アナログという生き方を書かれ、
ストレスを纏め上げられました。そこまではいかないかもしれませんが
気がつけば、藤原さんも70に近くなってきています。
もっと、若いわれわれがしっかりしないとならないと感じるしだいです。

42坂口:2005/10/22(土) 08:22:09
発売数日の本がなんでアマゾンでは既に “在庫切れ”なの?
紀伊国屋ブックウェブでは注文できるみたいだけど。

43兼重主税:2005/10/22(土) 10:03:21
坂口さんの疑問はもっともで、すでにこんな議論が起きている。

http://asyura2.com/0505/bd41/msg/615.html

未だ油断しない方がいい。

44Buffett:2005/10/22(土) 14:12:47
丸善日本橋(仮店舗)で購入。在庫は、2冊でした。
同日発売の同社ペーパーバックス「大阪消滅」の在庫は大。
店員さんも「ベストセラー」の様相を呈しているような雰囲気でした。

45戸田 修:2005/10/22(土) 16:48:21
置いてある本屋をこのスレッド上でどんどん報告していきませんか。

46Buffett:2005/10/22(土) 20:19:40
『拒否できない日本−アメリカの日本改造が進んでいる』文春新書と同じ状況を呈してきたようです。同書は、アマゾンで注文できないとメディアに登場した結果、現在、アマゾン115位に浮上。同じようなマーケティング戦略を採ると売れるのではないでしょうか。買いたい人は、どこかで買えると思います。「ワルブルギスの夜」ベルリン国立博物館の絵は、的を得ておりますね。

47相良武雄:2005/10/22(土) 21:55:33
吉祥寺で探しましたら、南口のバスの降り口で3冊、ロンロンで平積みでした。
かって、藤原さんの作品で、これだけの状況担ったのは、例がないと思います。
光文社の山田編集長の藤原さんへの根気とメディアに携わる人間としての力に
敬意を表します。
一つだけ、面白い変化が出たことを、報告します。
私の家内は、今回の選挙前、小泉さんしかいないと言い切っていましたが、今日
言ったとこは、完全に裏切られたと言いました。
言われた私が、驚いた。
小泉は、孤立するでしょう。そして、おろかな83人の馬鹿が足を
思いっきり引っ張りはずです。
注意すべきは、自作自演の国内でのテロです。
間違いありません。その時が、再生の一歩になるはずです。

48Buffett:2005/10/22(土) 22:30:08
気が付いたら、独はシュレンジャー首相(日本びいき)ではなく、女性が首相になったいた。ジパングも初の女性首相登場となるのでは。イスラム社会の小池環境相であれば、操作しやすいのではなかろうか?

49福田 昭信:2005/10/23(日) 16:07:44
シュレーダーです。

50Buffett:2005/10/23(日) 18:49:07
福田先生 ご指摘、誠に深謝。ドイツ語の読み方が判りませんでした。Gayrhard Fritz Kurt Schröder, 1944年4月7日生でしたね。第7代連邦首相(1998年 - )。ゲッチンゲン大学法学卒の弁護士だそうですね。この大学は、ドイツNo.1の連邦政府立大学のはずですが。確か、知人にこの大学卒の方がおられます。いつも、同僚から、日本人なのに、Dr.○○と呼ばれています。いつも、「ダンケ!」、当方は「ビッテ」と返答しています。

51相良武雄:2005/10/24(月) 13:25:22
アマゾンの動きが変です。新刊のランキングが350位前後に
なったところから、ランキング表示が消えました。
時間がとれず、動きが継続して見れません。
誰か、他でもつついていただけませんか。

52亀山信夫:2005/10/24(月) 15:21:44
『小泉純一郎と日本の病理』をホームページ【宇宙巡礼】にアップしましたのでお知らせ致します。
http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/fujiwara/books/koizumi.htm


ホームページ【宇宙巡礼】管理人・亀山信夫

53一目山隋徳寺:2005/10/25(火) 06:56:29
「うっかり一票、すっかりゾンビ」に対する頂門の一針

構造地質学のプロとして地球の診断医であるだけでなく、同時にメタサイ
エンティストであり、歴史学徒でもある著者は、既に4半世紀にわたり数多
くの著書で、我々に日本の亡国現象を指摘し、それに対する深いダイアグノ
シス(診断)を明示し続けてきた。

しかし、私を含め、日本の若い世代はその的確な診断書の数々を日本がか
かった業病の治療作業に活かしきる力を持たず、その努力も怠ったため、
日本はついに病膏肓に入り「腐」から「死」に至って、ついには国民が
911選挙において小泉首相に大権を付与するところにまで立ち至って
しまっている。

 本書はペーパーバックス・スタイルの手頃な書籍であるが、一読すれ
ば、ただでさえ大きな変動が予想される世界のなかで、我々がこれから
祖国日本において、いかにとんでもない時代を生きることになったかが
深く感得できる力強い内容と情報を持った書である。そして、本書を読
めば、開いてしまった地獄の釜の蓋をいかに速やかに閉じるかに叡智を
絞ってとりくまなければならないということが身にしみて理解され
るはずである。

 不幸中の幸いと言えるのは、著者が、国民が911選挙の結果を眺め
て、自分たちは過ちを犯したのではないかとはたと反省する絶妙のタイ
ミングを捉えて、このインパクトあふれる『小泉純一郎と日本の病理』
を世に出し、ゾンビ達に支配されて前後不覚の死に体に陥った日本に頂
門の一針を叩き込んでくれたことである。

願わくは、少しでも多くの人が本書を手に取り、その頂門の一針の衝撃
を分かち合い、「ゾンビ政治」と「賎民資本主義」による政・官・財・
宗と闇社会の構造的癒着と腐敗・暴走を阻み、人材の枯渇、教育の荒廃
を改めようとする決意を共有して、自ら本気で目を開き、目を覚す契機
としてほしいものである。

 小泉政権が今後の日本と日本人をどこへ導いていくのか?に対する著
者の答えはP294に端的に記されているが、それが誇張や脅しではないこ
とは、本書を読み終えた者は戦慄をもって感得することであろう。

54相良武雄:2005/10/25(火) 15:45:23
気がつかれましたでしょうか。この本は、藤原さんの著作で、初めての
横書きです。それと、著作としての宇宙巡礼を読んだ方は分かるでしょうが
同じく、バイリンガルになっています。刊行されてから10年以上経ちますので
藤原さんは画期的な本を企画されていたことになります。

そういえば、ネットの世界はすべて、横書きです。縦書きのHPやブログはないと思うのですが
あれば見てみたいものです。

55二の丸:2005/10/25(火) 18:30:02
これは、日本人にそのまま向けることができる

http://www.fujiwaraoffice.co.jp/other/michael_moore.pdf

56ヒロイエ:2005/10/26(水) 10:01:33
YAHOOもなんかおかしい。
藤原肇で検索しても、昨日までは、宇宙巡礼のHPが
最初に着たのに、今は検索しても出てこない。
之如何に。

57夢違観音:2005/10/26(水) 10:07:07
指摘されて、検索しましたが、確かに
おかしい。宇宙巡礼と入れても、HPに行かない。
今後、どこかに書く際は、
http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/
のアドレスを添付しましょう。

58なんとかなる:2005/10/28(金) 14:57:55
今回の著書の4重表記にともなう英語表記の誤植の多さについて

期待に打ち震えながらとにかく読了しましたが、ざっと読んだだけでも 英語表記に誤りが多すぎます!

About Kobunsha Paperbacksの4番目に、

“英語(あるいは他の外国語)混じりの「4重表記」  これまでの日本語は世界でも類を見ない「3重表記」(ひらがな、カタカナ、漢字)の言葉でした。この特性を生かして、本書は、英語(あるいは他の外国語)をそのまま取り入れた「4重表記」で書かれています。これは、いわば日本語表記の未来型です。”

と高らかにうたうのはいいのですが、ざっと読んでこれだけ誤植、誤表記があるのですから、わざわざ4重表記になんかしなくてもいい、と思います。これが本当に日本語表記の未来型なら、藤原さんが著書の中で述べている通り、日本も日本語表記の未来も正に“地獄”です。まあこれが今の日本の知的レベルの正体、浅さ、ということなんでしょうけれども。世界から相手にされないわけです。藤原先生も、セマンティックス(意味論)云々とか、世界に留学して云々、というからには、英語表記にも責任もって頂きたいと思います。これじゃ、せっかくの本書も、日本の未来を担う青少年の教科書の役割も担えません。間違い探し本としてはいいかもしれませんが。重刷がなるかどうか知りませんが、とにかく徹底的にチェックして頂ければと思います。

英語の本だったら、こんなに沢山の誤植、誤表記は有り得ないと思います。触れる読者の数が違いますし。藤原氏が述べているように、日本人も舐められたものです。このことを自らの著作で証明してしまうとは。ことほどさように、日本は弛緩しているですね。国内向けの読者だし、ということで。甘い。とことん甘い。意図していないものの、これはある種のdisinformationに他ならないのではないでしょうか。今の日本は正にこのような事例に満ち溢れています。間違おうとして間違っていないから、更に始末におえないのです。どうりで世界とインターフェースがとれないはずです。100年に1冊の内容だけに、実に惜しい。早く直してください。

藤原さんの日本語原稿に英語が付け足されたのは勿論わかっていますが、私が指摘しているのは、人名などどいった基本的な、中学生でも調べればわかるような言葉を平気で間違ったまま載せてしまうという、堕落、弛緩した姿勢です。これは、日本が世界に対して閉じられた世界、系であることの証である、ということです。うまく言えないもどかしさがありますが、例のひとの“ワンフレーズ標語(?)”同様の、知的拙さの顕れである、と。うまく言えませんが、現象の背後にある、より深いものを指摘したいと思います。光文社さんには声援を贈りたいのです。だからいたずらに文句をつけてるのではないのです。日本語は世界に類例の無い3重表記云々・・・世界の誰もそんなこと気にしていないよ、どうでもいいよ、それより、英語表記をしっかりやろうね。そういうことをお伝えしたいのです。

This is 事務 Jim. He is a japanese 学制 student. He goes to school 舞日 every day.
His girlfriend is 鼻子 Hanako. Hanako is very pretty.
米人がこんな調子で日本語交じりの本を発表したら、それこそ物笑いの種で、日本人は誰もまともに相手にしないでしょう。馬鹿だよ、ということになって。それと同じです。ただ、それでもたかだか世界人口の2%程度の人々が馬鹿にしているだけだから、影響はほとんど無視できるレベルです。しかし日本人が英語で発表すると、世界にその馬鹿さ加減が瞬時に伝わってしまいます。軽く見られる、見くびられることくらい屈辱的なことは、(欧米では)ありません。日本人は、無視されていることにすら気が付いていなのではないでしょうか。ジャパン・ナッシングの結果としての、ジャパン・パッシングです。

59相良武雄:2005/10/28(金) 19:12:22
この件について、私も藤原さんに質問したいのが、
著作の「宇宙巡礼」で、このやり方を行った経緯についてです。
私自身は、英語の部分が邪魔で、読みづらいと思いながら
今も読んでいるのですが、このような本が出るのは、日本人の英語コンプレックス
への表れなのかとも考えるこのごろです。

最近感じるのは、日本人は、地縁、血縁、利害者の範疇で取り繕えば、後は野となれ
山となれの人種のようで、これでは、無視されていることには気が付かないでしょう。
逆に、それを指摘した場合、村八分状態です(そういえば、今の日本人で、村八分の
八分が分かる人いるかな?)。

あと、個人的なもので申し訳ありませんが、靖国の件で、中華民国と大韓民国と北朝鮮が
抗議するのですが、台湾は聞きません。これはいかなることでしょうか。
こっちの方が数倍怖い気がします。すでにジャパン・ナッシングなのかもしれません。

60意味不明:2005/10/28(金) 21:45:20
私も英語が邪魔です。
英語は英語の引き出し、日本語は日本語の引き出しに入っているものです。
それを無理に交差させるのは不自然です。
なんらかのアピールなのだろうか。
まさかバイリンガルをアピールするほど稚拙だとは思いたくないのですが。

61学問道場の弟子:2005/10/29(土) 07:43:25
#19について書き込みします。副島先生はわれわれ多くの弟子たちの世話をするために、時間も金も精神的なゆとりもない状態で一生懸命です。だから苦労の多い自分の生き方のせいで、どうしても気持ちが荒れて被害妄想的になりますが、それを反発のバネにして頑張っているのは、九州男児に共通な当たって砕ける「肥後もっこす」精神の現われになるのです。藤原先生は塾生の自発性と自由な判断に任せるという適塾の精神で、「宇宙巡礼」を大学院のゼミのやり方をしているのに対して、副島先生は担任教師のような熱心さで、中学を相手にするように手取り足取りして学問道場を運営していることもあり、自信のないわれわれには叱られても副島先生に従うのが、安心してついていけるという満足感になるのです。
だけども、藤原先生が正慶先生と『ニューリーダー』で行った対談の中で、松下村塾はタリバンと同じでテロリストの養成所だと発言していたのを読み、個人的にショックを受けました。組織の中にいるとどうしても自分の組織が中心だと考えてしまい、他に違った世界があることを忘れてしまがちになり、天動説的な考えになってしまいます。
藤原先生の新著「小泉純一郎と日本の病理」を読んで私は多くのことを学び、世界は広いと言うことを痛感しています。それに対して忙しいから本は読んでいないと言う副島先生が、藤原先生から学ぶことは何もありませんと言っているのは間違いであり、強がりで負け惜しみを隠しているのは明らかですが、これは時間も心の余裕もないための悲鳴だと考えて余り痛めつけないでください。

62なんとかなる:2005/10/29(土) 17:22:03
英語という、マスターしていない言葉を中途半端に混ぜるくらいなら、「漢文社」を設立して、〝漢文ペーパーバックシリーズ(KPB)〟第一弾としてこの本を漢文、あるいは古文調ででも出版したらどうでしょうか。

KPBシリーズ出版の〝こころ〟は、さしずめこんな感じです:

尭舜孔子の道を明らかにし
西洋機械の術を尽くさば
何ぞ富国に止まらん
何ぞ強兵に止まらん
大義を四海に布かんのみ

慶応二年(1866年)四月二十七日
横井小楠

「日本が江戸時代末期に直面した国難を見事に乗り切り、まがりなりにも明治維新を成し遂げることができたのは、当時の日本の憂国諸賢が四書五経等中国の古典に親しみ、東洋文明の精髄を摂取し、その世界観を下敷きに西欧文明を理解、摂取し、日本にとって有益に利用しえたことが大きい。

しかるに今、150年後の日本は、経済は停滞し、政治は混迷を極め暴政と化し、人心の荒廃は鶏鳴狗盗の跋扈と拱手傍観を生み、亡国の淵に正に沈まんとする状況にある。

本KPBシリーズでは、現代に生きる著者の作品を漢文にあらためて書き下ろし、賢明なる読者諸氏に提供するものである。その際、外来語や、近代用語については全て新たに用語を創成した。巻末に、それらの用語の現代日本語訳、英語表記、中国語表記、韓国語表記、創成の理由等を記した。

本書の読破は、困難が予想される。願わくば読者諸氏が自らの襟をただし、泰然自若の姿勢を通じて東洋の叡智に学び、明治の遺賢を偲び、本書を東洋の発展と現代日本再生の原動力たらん座右の書とされんことを切に願うものである。なお、本書は音読を念頭に書かれている。」

63相良武雄:2005/10/29(土) 18:56:43
確かに、幼児教育といって、英会話の学校は
多いが、四書五経を音読させる塾はないかと
探すがない。
これは、サムライさんのブログにもあるが、
実際、湯川秀樹氏の「旅人」には、4歳のときに
父親が、父親に対し、そろそろ、秀樹にも
素読をという回想シーンがある。

64富永 靖夫:2005/10/29(土) 19:44:44
確かに漢字ベースで出版すれば、中国、台湾、韓国の知識階級も読めるから、
メッセージを送るのにはいいかも知れません。それで話題になって、きちんとした
英訳が出れば、より多くの読者に読まれることでしょう。日本人や日本語の狭い枠に
とらわれず、東洋の叡智を結集した形で世に問われるから、意味論的にもしっかりした
英訳になるのではないでしょうか。本当に感銘を受けた人が、英訳することを名乗り出るのでは
ないですかね(もっといっちゃうと、日本人には恐らく英訳できる
人材が居ない)。これがまさに開かれた系に向けた情報発信の仕掛け、でしょうか。
英単語を、米国のフランチャイズ方式の安物のファーストフードピッザのトッピングよろしく
ただパラパラと散らすのではなく、しっかりと味わいのある和食に仕上げて、じっくり
ゆっくりまったり味わってもらおう、ということでしょうか。

65一目山随徳寺:2005/10/30(日) 04:08:06
学問道場の弟子さんの貴重な書き込みに多謝します。
17から19で藤原さんが総会の宿題として出された内容に関して、この学問道
場の弟子さんの書き込みに触発されて以下書きますのでよろしくお願いしま
す。

藤原さんの新著「小泉純一郎と日本の病理」の内容と、副島さんと藤原さん
の交信が、学問道場の弟子さんの潜在意識に対して頂門の一針の役割を果た
し、常に新しい視点に立って、日々新たに、セルフマインドコントロールを
も果敢に乗り越えていこうとする体勢の重要性に対する認識を新たにする契
機となりつつあると拝察し、よりよい経世済民を志す同志として心より喜び
たいと思います。
また、精神的覚醒のショックのあとでも、時間と心の余裕がない恩師を思い
やる心を忘れない暖かい心遣いに感銘を受けたことも申し添えておきたいと
おもいます。

 さて、「元気を出して頑張るように激励したつもりだったが、頭をなぜる
のではなく声援を送ったのに、その反応は狂犬に手を噛まれたような感じで
した。」という藤原さんの当惑は、今回の副島氏が初めてというわけではな
く、最近は、藤原さんがアドバイスや声援を送ったことに対して、先方から
感情的な反応が出ることがたびたびあるように仄聞している。

上位の者が見ている世界は、下にいるものには判らないという真理への理解
不足や、自己の能力を客観的に評価できないなどということは、単純な力不
足、修行不足ということであり、若い人が相手ならば将来の成長に期待して
チャレンジの契機を提供すれば良い。

 しかし、相手の考え方や彼我の立場のいかんにかかわらず、相手とできる
だけダイアローグを行い、関係を築いて場を共有・共創し、その中から互い
に学べるところを学び、協力・協業し、たとえ敵側のものとであっても外交
チャネルはできるだけ閉ざさず、それを生かして情報を取り、かつメッセー
ジを送り、己の位置付けを知り、かつ敵側をドライブする契機とするといっ
た、いわば外交の基本スタンスが判っていない場合は、その影響は深刻であ
る。

なぜなら、そのスタンスの未熟さゆえに、敵に対して過激に反応するだけで
なく、アドバイスや激励を送るものに対してすら、潜在意識的なコンプレッ
クスやストレスを感じて、感情的に反発し、それが原点となって、基本とな
る情報のインプットが歪められて、鎖国、断交の思想や蛸壺主義、狂信が台
頭するからである。

今回の藤原さんと副島さんの応酬をみて、学校という意味のタリバンがイス
ラム教原理主義で、また松下村塾が尊皇攘夷で、互いに外に対して閉じてい
た根本的な要因に目を見張らされた思いである。

国民はすっかり誑かされて小泉政権に大量議席を与え、ユニークな個性と能
力を持って世直しを志すような憂国の士は、ジャパン・レボリューションの
いわば同志の立場で藤原さんがアドバイスや激励をしただけで、心を閉ざし
たり反発したりする状態こそ、まさに日本の病理なのであり、日本が構造的
に抱えている未熟さの露呈である。

いまこそ、藤原さんが、日本の弱点克服のキーポイントとして、永年にわた
り一貫して「虚妄からの脱出」と「日本脱藩のすすめ」を唱え続け、また、
意味論への習熟や、社会の木鐸としてのジャーナリズムの回復の重要性を強
調してきたことを改めて見詰めなおすべき時なのである。



[余談]
藤原さんがアドバイスや声援を送るような相手には、よく言えば独立自尊型、
ときにはドンキホーテ的と言われるような人も数多くまじっているから、個
性と個性のぶつかり合いでいろいろなことが起きるのだが・・・。
そういえば街頭演説が得意な木村愛二氏の他に、最近は副島氏も大宮税務署
相手に街宣活動をしているので副島さんもドンキホーテ系に分類可能ですね。

66野田隼人:2005/10/30(日) 05:42:20
昨夜アマゾンで確認したところ、『小泉純一郎と日本の病理』の売上が700番台だったのですが、今朝起きて再びアクセスしてみると33番に突入していました。これは、様々なブログで同書が取り上げられ、かつGoogleなどの検索エンジンでヒットするようになった点が大きいように思えます。

67西條:2005/10/30(日) 09:49:39
現時点で、なんとAmazon.co.jp 売上ランキング: 本で3位 です。
また、一部の書店でもかなりの扱いになってきました。昨夜立ち寄った
八重洲ブックセンターでは、入り口すぐの新刊書の陳列棚の一番左に堂
々の陳列。さらに、1階レジ前のいちばんよい位置にある、八重洲ブッ
クセンターおすすめコーナーの平台の最前列中央(つまり一番目立って
手が届きやすいところ)に、わざわざ「売れているには理由があります。
八重洲ブックセンターおすすめの本。」の小看板がついて15冊以上平
積みになっていました。また政治書のある4階の様子を伺うと、ここで
も4階のエスカレータを降りた正面の平台中央にわざわざKZPだけ立てて
陳列してありました。
私が書店に入るときに、1階入り口でKZPを立ち読みしていた、苦学生風の
若者は、30分以上立って私が出るときにも、食い入るように同書を読ん
でいました。新聞等のメインストリームメディアに書評も出ない、発売1
0日もたたない段階でのこの状況は、大ヒットの予兆にほかなりません。

68亀山信夫:2005/10/30(日) 10:48:23
『小泉純一郎と日本の病理』の売上の伸びと歩調を合わせるかように、少しずつですがホームページ【宇宙巡礼】のアクセスも上がっています。特に、昨夜の700番台から今日(10時45分現在)の段階で一気に2位へ上り詰めており、もしかしたら今日中に1位になるかもしれません。そこで調べたところ、以下のページからホームページ【宇宙巡礼】のトップページに辿り着いた人たちが、今朝に限って異常に多いことが判明しました。
■小泉純一郎と日本の病理
http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/fujiwara/books/koizumi.htm

何処かの大きなサイトで、上記のページを紹介してくれたのでしょう。ともあれ、上記ページの一番下の[著書]というリンクに気づいてクリックすれば、[著書]のページにジャンプし、藤原博士の絶版本である『日本脱藩のすすめ』の電子テキストの存在に気づくであろうし、さらに一番下のトップページをクリックすれば、ホームページ【宇宙巡礼】にジャンプし、[掲示板]、[記事]、[復刊]などへアクセス出来るのであり、一気に藤原博士の思想が多くの人たちに広まりそうです。


ホームページ【宇宙巡礼】管理人・亀山信夫

69尾崎清之輔:2005/10/30(日) 12:17:35
Amazonでは現段階(12時10分)でも2位にランキングされたおりました。
これをきっかけに多くの方々が「記事」「復刊」「掲示板」へアクセスされ、
今も出版されている「賢者のネジ」や「ジャパンレボリューション」などの
藤原さんの他の書籍にも触れられ、更には『小泉純一郎と日本の病理』にも
ございました将基面さんの『反暴君の思想史』をはじめとした数々の名著も
併せて読まれることで、「これからどうすべきか」に対する今後の一人一人
の観と行への重要な指針となることを切に願います。

70野田隼人:2005/10/30(日) 13:14:52
★『小泉純一郎と日本の病理』が売上第1位に!

予想していた通り、13時10分、ついにアマゾンで売上が第1位になりましたのでお知らせ致します。アマゾンのトップページでも『小泉純一郎と日本の病理』が大きく紹介されています。

71相良武雄:2005/10/30(日) 13:52:38
きっこの日記 にでてます。

72マーケティング学徒:2005/10/30(日) 14:18:17
われわれはマーケティングをしているわけではないことを
忘れてはいけません。
今日本が現実に於かれている、暴政に対し、
ただ正論を述べるだけでなく、自己の良心に従い、
動き出すときがきたのだと思います。

73西條:2005/10/30(日) 18:28:52
相良さん、宇宙巡礼の掲示板や脱藩道場のゼミでは、他人に直接的な答えを尋ねる姿勢は、本人にとっても、また場を構成する他のメンバーにとっても知的鍛練にならないので、歓迎されません。

基本的に、まず自分の頭を使い、意見や仮説をまとめ、Aについて私はこう考えるが見解はどうかというアプローチでお願いします。

先の書き込みのご質問に関しては、宇宙巡礼のバイリンガル表記については、まず「地球発想の新時代」にある将来のパシフィカル語の生成についてのはなしを押さえた上で、藤原さんの読者は日本人だけでなく広く世界に広がっていることを参考に考えて見てください。

また、台湾がなぜ靖国批判をしないかについては、台湾にとっての最大の脅威が誰かということと「敵の敵は味方」という諺を併せて考えてみてください。

よろしくお願いします。

74なんとかなる:2005/10/30(日) 18:40:03
上記に大賛成。

75Buffett:2005/10/30(日) 18:47:19
歴史の不思議
現在のヘゲモニー国家である合州国が、カール・ローブ氏関与疑惑で揺らいでいる。CIA工作員の実名漏洩事件が、リビー被告だけでなく、カール・ローブ次期補佐官やチェイニー副大統領に迫りつつある。フィッツジェラルド特別検察官を、日本人の良心が応援している。フィッツジェラルドという名前は、JFKと同じであり、ナイン・イレブンで標的になった米国債専門取引会社名とも同じ。まさに、歴史の必然性を感じる。

76相良武雄:2005/10/30(日) 20:57:09
西條さんへ、ご指摘感謝します。
相当ですが、思慮不足でした。
完全に蛸壺にはまっていたようです。

ただ、そう考えるとしても、日本のとっている行動は
味方として、十分とは思えません。

77レフティーモンスター:2005/10/31(月) 22:34:13
私は現在派遣社員として勤務しています。私と同じフリーター層が小泉自民党に投票したという結果に
愕然としつつ怒りと絶望を感じました。今回の選挙後の経過をみて彼らが猛省して
藤原博士の最新刊を読んでいたら(読んでいることにより上記の売上が関係している)救いが
ありますが,そうでないならもう見捨てるしかありません。
きちんとした本を読み少しは物事を考える癖をつけないと騙され続けて人生は終わりです。
私の尊敬する副島隆彦もそのように言ってました。
もし,藤原博士の著書を読んでいるなら日本の未来にも本のわずかですが明るさがあると
思います。

78田代栄助:2005/11/01(火) 05:11:15
今朝のアマゾンに以下のような注意書きがありました。


ニューリリース・予約
『小泉純一郎と日本の病理 Koizumi's Zombie Politics』
ご注意ください
[在庫状況について]
この商品の次回入荷は2005年11月14日ごろの予定です。
ご予約いただいている分につきましては、商品が入荷次第発送されます。


増刷するのに2週間もかかるのだろうと、良い意味に
解釈したいと思いますが、一方では何故増刷にそんなに
時間がかかるのかと疑問に思います。あれだけ売れると、
権力も黙ってはいないはずです。
「商品が入荷次第発送されます」と書いてありますので、
大丈夫かとは思いますが…。

79川田晃:2005/11/04(金) 23:27:20
藤原さんの新著を読みました。
個人的に意義深かった箇所は、いくつかありますが、特に前首相がノルウェー国王主催の晩餐会に欠席した話の件です。
最近、白洲次郎についての本を読む機会があり、麻生や吉田など戦中・戦後の政財界の大物たちとの交友についての叙述は
興味深いものがありましたが、この傑出した人物が戦前にケンブリッジで学び、そこで生涯にわたる親友を得、その親友は
英国の由緒ある貴族の男であり、この男から白洲がいかに多くを学んだかについても触れられています。
もともと芦屋の富豪の商人の息子で明治生まれの豪快豪傑の気質を持っていただろうが、旧制中学を卒業後ケンブリッジで
学び、学業のみならず真のジェントルマンとは何か?を吸収して日本に帰国し、戦後には、吉田首相の陰で
またその後も日米または欧米との間を政財界で活躍したことを思うと、かつては日本にも分をわきまえたご意見番が陰に日向に
存在していたことを改めて認識させられます。
藤原さんの著作オリンピアン幻想にも示唆に富んだ逸話が数多く出てきます。
貴族として生れたものでなくとも、品性を保ち、分をわきまえ、自らの目で見自らの頭で考え、スタイルを貫いている生きている
人生の先輩が、社会にもっと多く存在していたら、若い者も大いに刺激されまたより真剣に学ぶ者も増えるのにと
思う。まずは自分が実践することです。
藤原さんの心意気に感動いたしました。

80マグノリア:2005/11/05(土) 00:05:37
スレッドタイトルからずれますが、私も白洲次郎についてのエピソードを読んだことがあります。
確か白洲は、中学で素行が悪く「自分はイギリスという島に島流しにあったのさ」と話したというのを思い出しました。
最初は島流しでも欧州中世史や人類学学びケンブリッジを卒業し、生涯にわたって尊敬し会える英国紳士に出会い、
9年間も学んだことを考えると、同じ島流しでも随分と違う例も存在しているわけで、戦後の日本を象徴する話とも取れますね。

81数生:2005/11/05(土) 00:36:58
話はもっと外れます(わはは)、白洲夫人の白洲正子さんの作品に「親分」という小品があり、
広島の競艇場の元締め岩田幸雄をモデルにしています。親しかったらしいっすね。
船舶振興会の面白いところは、笹川より上のクラスの右翼や地方の大物フィクサーを
地方に抱えていたことでしょう。
岩田のほうが上ですからね。その辺と白洲の交友は興味があって調べたことがありました。
船舶振興会には奥の院がある、ということでしょう。
本当に馬鹿馬鹿しい話でした。オシマイ

82岡倉 茂:2005/11/05(土) 07:05:09
外国人が俗語を使うことのみっともなさを藤原さんが指摘していますが 
白洲は英国仕込みのダンディーさと教養・ユーモア、完璧な英語で戦後
占領軍&米政府高官を向こうに回して楽しんでいたのではないかな、と
勝手に想像してしまいます。

83田代栄助:2005/11/05(土) 07:27:45
岡倉さんの言うことが本当であれば、白洲は新渡戸(稲造)よりも
遙かに抜きん出た英語の使い手だったのでしょう。『理は利よりも
強し』にも書いてあることですが、新渡戸が書いた『Bushido』の原
稿は、新渡戸夫人が朱入れをして真っ赤になったと言われています。
それだけ、母国語でない言葉をマスターするのには困難を伴うので
あり、真の意味でのバイリンガルに、私は未だかつて一度も出会った
ことがありません。

84岡倉 茂:2005/11/05(土) 08:14:30
先日 欧州某国暴都市に出張する機会があり、その街の最高級ホテルの特別ラウンジにおいて世界的・伝統的な米国系企業のCEOが主催した20名程度の懇親会に参加する機会がありました(日本人は小生ひとりで、あとは全て欧州企業、団体のトップ、トップに準ずる人間)。CEOは1980年代にこの会社に入り、以来会社の規模を10倍以上に育て上げた、自他共に認める“中興の祖”であります。ワインを飲み、葉巻を吸いながら懇談した後、席を奥まったサロンに移し(良く映画に出てくるような、書斎を模した、クラシカルな部屋)CEOは革張りのソファに身を沈める欧州企業トップ達を前に自分の会社の新製品(サービス)の売り込みを兼ねてパワーポイントによるプレゼンテーションを始めました。現在55歳のCEOは、銀髪の髪を後ろになでつけ、太めのピンストライプの入ったスーツに、赤い ネクタイ。眼光鋭く、横幅のがっしりした体系からは、傲岸不遜とも思えるアングロサクソン・WASPによくある自信と気迫が感じられました。冒頭、訪問先の欧州の言葉ができないことを詫びた後、英語(厳密には米語なのですが)で話す非礼を詫び、しかし“皆さんはいずれも英語を解する知性の持ち主なので安心”などをゲストを持ち上げた後 英(米)語で話し始めたCEOは、一生懸命 具体的な数字を挙げて自社製品の説明をしました。15分ほどして終了した後、今度はこの会社の欧州現地法人の社長と入れ替わり、更に商品(サービス)のPRが続きました。その後質疑応答に入ったところ、欧州某大国を代表する会社の役員が、“世の中、全て数字に置き換えられるわけじゃなく・・・○○や△といった価値感はどう評価しますか?”と質問、また他の中規模企業の社長も、哲学者の言葉を引用しながら質問。米CEOはたじたじの様子で、しきりに汗を拭く始末。ついでに私も現地語と英語で、しっかり彼の眼光鋭い目をひたと見据えつつ、知識集約型社会の到来と個人&組織へのインパクトの評価等に関する質問をしたら、“いい質問、鋭い質問です”といったかと思うと、腕時計を見て時間切れを理由に退出。その後、欧州系企業の役員クラス数人が寄ってきて、握手を求めながら、中にはウィンクをしながら、“彼は、大変重要な、あなたの最後の質問から逃げましたね。”とニコニコ笑う始末。それにしても、米国世界的企業のCEOがこの程度なんだろうか、とえらく落胆しました。英語の発音とか書ける、書けないだけではなく(欧州トップマネージャー達は決して上手では無かったと思うが)内容が決めて、とあらためて思い知らされた次第。そして、なんでもかんでもとにかく数字に置き換えて説明することの空虚さ、軽さ・・・。それにしても、出会い頭に、東洋人の私を見た時の、CEOの顔に一瞬宿った蔑みと、“なぜひとりだけ日本人が?”とでもいいたげな、いぶかしげな表情を、忘れることができません。

85岡倉 茂:2005/11/05(土) 08:26:29
こういう場面において、白洲次郎ならば、どのように身を処しただろうか。私みたいにしゃかりきになることもなく、ゆったりと、でも威厳をもって、ユーモアで一座を笑わせながら、さりげなく、でも実は「きつ〜い 一発」をかましていたのではないでしょうか、とこれまた楽しく想像してしまうのです。

86藤原肇:2005/11/05(土) 16:34:47
夏目漱石が愛用した「ニル・アドミラル」という言葉を引用して、『KZP』の中で感情に支配されない紳士のマナーに触れましたが、最近の日本には British smile の味わいを知り、その意味を理解しないだけでなく、それを使いこなす人がいなくて寂しい限りです。
これも「マクドナルド化現象」のせいだとしたら、アメリカ基準のデファクト・スタンダードが、世界標準にならないようにしなければいけませんね。

87Buffett:2005/11/05(土) 19:30:42
Dr.Fujiwara
以前、両親を連れて訪問したPalo Altoのホテルでは、エレベーター等で米国人と会えば、70歳を越える父でも、HelloやGood mornigと言いながらsmileを互いに交わしていました。これも、日本の田舎と同じであります。父から、「Palo Altoは日本と同じじゃないか」が、第一の感想でした。しかたなく、Stanfordに連れて行ったら驚いていました。大学ではなく、Shopping Centreの方ですが。大学はこれまた広大で、このような大学を我が町にも作りたいと馬鹿げたことを、父が言っていたのを思い出します。5年前のことでした。ついでに、CarmelやMontley、Pebble Beachにも足を伸ばしました。Pebble Beachは、田舎のゴルフコースにしては、豪華すぎると驚いていました。加州では、これくらいが当り前と説明しておいた次第。

88永岡浩一:2005/11/08(火) 17:12:23
 昨日の朝日夕刊に、光文社ペーパーバックスの広告があり、そこに何と「小泉純一郎と日本の病理」もありました。失礼ながら、藤原さんの本が新聞広告に載るのは、初めてではありませんか。
 ネットでも話題になっています。森田実氏のサイトにも、読者の寄稿があります。
 しかし、この本の書評はゼロです。ある意味、当然です。今のマスコミ諸氏に、この本を紹介する勇気など、ありません。いや、いずれイエローブックとか、酷評が載るかも知れません。この国には、言論の自由はないのです。マスコミ=権力者なのですから。
 しかし、この本が静かなベストセラーになっていることは、日本の、少しは希望になります。
 鹿砦社・松岡氏が法廷で「マスコミは反省せよ」と叫んでいたこと(創12月号参照)を、この本に関する顛末も証明しています。
 そう言えば、滋賀県警察の記者クラブがガサ入れを受けました。記者クラブ、それも警察のものは、警察のお友達、それにガサ入れとは、日本もとんでもない方向になっています。
 ガサ入れならまだしも、松岡さんみたいに、藤原さんも日本の警察に指名手配されかねません。お気をつけて!

89気が付いてますよね:2005/11/09(水) 09:37:40
すでに、賢明な参加者は気が付いていると思うが、
情報操作が行われている。
アマゾンで、1週間以上1位を取り、品切れになっているこの本が、
他のオンライン注文では、八重洲BCの1階でしか、ベストセラーになっていない。
つまり、隠されているのであろう。
こうなると、博士が追求した電通だけでなく、出版取次ぎ業者のなかにも
相当巧妙な圧力が存在するものと思われる。

永岡様へ、ノンフィックス・ナックルズは、最近見ないのですが出ないのでしょうか
情報が有りましたらお教えください。

14日に第2制が書店にならん日以降がこの本の山場ではないでしょうか。

90永岡浩一:2005/11/09(水) 10:04:44
 気が付いてますよねさん、ノンフィックス・ナックルズは隔月刊で、4号は明日出ます。
 3号では松岡さん逮捕の件も載りました。ここの久田編集長には、裁判の経過も報告しています。
 
 「小泉純一郎と日本の病理」、これが広まることを、権力は恐れています。日本では情報は操作されるもの、北朝鮮や、旧ソ連と同じなのです。
 来週の第2刷もどうなるか、注目しましょう。

91永岡浩一:2005/11/10(木) 18:12:40
 ノンフィックス・ナックルズ4号出ました。今回のものは最高、公安ネタなど、ここに集まられる方、必読の本です。
 そう言えば、本日、大阪のジャーナリストの人と会い、公安の恐怖を知りました。
 何と、わずか200部のミニコミでも、潰すと言うのです。
 公安はリストラしていないので職員が余っていて、こんなことが出来るのです。
 ならば、公安を民営してはどうですか、小泉総理(笑)。
 …は冗談としても、おそらく、藤原さん、この本を出したことで、公安に狙われていると思います。
 昨日も、大阪のある地方市議が、無実の罪でガサ入れを受けました。
 松岡さんへの弾圧は、私の予想通り、ほんの序章に過ぎませんでした。
 皆さんも、公安に狙われる可能性があります。
 このサイトも、当然公安の監視下でしょう。
 権力を追求するものは、権力にも増してみをきれいにする、この鉄則を守れないものに、活動する資格はありません。

92ナニワのダルマ:2005/11/11(金) 13:25:43
山根治氏のブログに山根さんのコメントが出ていました。
 http://consul.mz-style.com/item/429

93相良武雄:2005/11/14(月) 13:31:11
とりあえず、重版はでているようです。
出版元の話だと、売れ行きがいいのでがんばってますとのこと。
相変わらず、売れ行きはいいのですが
お得意の手法、所謂 無視 が継続されているようで
雑誌等の書評等での取り扱いは今のところ、見ません

94坂下:2005/11/14(月) 15:40:21
売れているのに無視するという不自然な状況が、かえって更に人々の興味を惹く
のではないでしょうか。

95レフティーモンスター:2005/11/14(月) 19:41:12
2刷いってます。横浜の書店ではいい場所にありますよ。

96永岡浩一:2005/11/14(月) 20:44:38
 面白いことに、「小泉純一郎と日本の病理」、かの2ちゃんねるでは全く話題に上がっていません(笑)。
 もちろん、2ちゃんねるが統一教会の庇護の下にあり、小泉も然りだから、無視して当然でしょう。叩いても宣伝になるのですから。
 しかし、先週、大阪の市民派市議が弾圧を受けました(この件は2ちゃんねるでも騒がれている(笑))。
 藤原さんの本を巡る経過は、日本に言論の自由のないことを立証しているのではないでしょうか?

97サムライ:2005/11/15(火) 04:59:53
ブログ[教育の原点を考える]のサムライです。永岡さんが言及していた『紙の爆弾』12・1月号で、新島学さんの書いていた「“言論の自由”は守れるのか? 鹿砦社代表・松岡利康 第一回公判記録」は、かなり読み応えがありました。その言論の自由と関連して一言述べさせてもらうとすれば、、永岡さんも仰せの通り、『小泉純一郎と日本の病理』を取り上げていない2ちゃんねるは、統一協会の息がかかっているからと当然であると言えます。そうした意味で、掲示板・阿修羅は統一協会や創価学会とは無縁のまともな掲示板と言えるでしょう。フランクリンという人のまともな『小泉純一郎と日本の病理』も投稿してありました。
http://www.asyura2.com/0510/hihyo2/msg/103.html

ところで、別のソースから教えてもらったのですが、副島隆彦氏も『小泉純一郎と日本の病理』についての書評を自身のHP「学門道場」の「今日のぼやき」という日誌に書いていました。
http://www.snsi-j.jp/boyaki/diary.cgi
「706」 会員の坂崎進君からの長文の読書遍歴、自己紹介文を載せるが、それに関連して、藤原肇氏の最近の本について、副島隆彦は、その政治思想への理解の無さを批判します。「ポピュリズム populism (民衆主義)」という重要な政治用語をこんなにいい加減に使うことはもう許しません。副島隆彦 2005.11.9

上記の副島隆彦氏の書評についての感想文は、いずれブログに投稿したいと思います。

それはともかく、私は書評とは書評の対象となる本に目を通した上で行うものとばかり思っていましたが、副島氏の場合はそうした常識を持ち合わせていないようであり、まともに『小泉純一郎と日本の病理』に目を通さずに書評を書いたことが一目瞭然の内容の書評でした。ともあれ、副島氏が『小泉純一郎と日本の病理』に一通りでも目を通していれば、副島隆彦氏の政治分野における学問体系根本的に崩壊させてしまいかねないことが、『小泉純一郎と日本の病理』に明白に書かれているのですが、その下りすら副島氏は読んでいないようです。(副島氏の『小泉純一郎と日本の病理』に関する書評、その他は、いずれブログ[教育の原点を考える]に転載します)

ところで、副島氏は至るところで丸山真男を批判していることは、知っている人は知っていると思いますが、それでも副島氏は何処かに丸山の著した「タコツボ型」と「ササラ型」については誉めていました。しかし、肝心の副島氏自身がタコツボ型の思想の持ち主であることは、副島氏自身の書いた『小泉純一郎と日本の病理』に対する書評を一読すれば、藤原ブッククラスターには一目瞭然であり、これ以上の皮肉はありません(笑)。

なお、副島氏の思想の根本的な欠陥の一つを知りたい読者は、そのあたりをさりげなく書いている以下のページに目を通されるといいでしょう。
http://asyura2.com/0406/idletalk10/msg/733.html
『属国・日本論』(副島隆彦著 五月書房)

掲示板・阿修羅の上記の投稿は、副島氏自身が己れの代表作の一冊であると自慢している『属国・日本論』を、一見高く評価しているようで、実は副島隆彦の学問体系の根本が崩壊しまいかねないこともさりげなく書いているのであり、同じことが『小泉純一郎と日本の病理』にも書いてあるのです。もし副島がその下りを読めば、まともな神経の持ち主であれば、とても書評を書く気すら起きなかったはずです。

それから、副島氏の掲示板に脱藩人をコスモポリタンと同類に考えていると思われる下りもあり、ここからも副島氏がタコツボ型思想の持ち主であることが明白であることは、藤原さんの一連の著作に目を通してきた読者には一目瞭然でしょう。

98一読者:2005/11/15(火) 10:46:09
副島氏の視点からは、藤原氏があまりにキレイ事を言う
理想主義者に見えて腹が立つのでは?
血の視点から、思想の視点を見ると、
血の繋がりを大事にせず
それを突き放して、脱藩と言うのは祖国誹謗中傷に感じ
とても耐えられないのではないかと。
藤原氏の文体は濃縮されているから、万人向けでは無いことは確かだろう
クセがある。受け取る人間が、賛成するなり支持するなり
批判的に取り入れるなり、考える材料にするなり
各個人、個人に問題提起している書き方だから
副島氏もいつもカリカリ怒りまくるのを止めて落ちついて文章を書いてほしい
最近の本はあまりに品を疑われるような罵倒が多すぎる。

99江戸川圭司:2005/11/15(火) 11:32:25
副島氏は『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち 』『ジャパン・ハンドラーズ』
など力作もあるのですが、残念ですね。

100江戸川圭司:2005/11/15(火) 11:55:43
しかし日本でのオルタナティブな選択肢の少なさには、がっかりしてしまいます。
たとえば副島氏にしても代替技術関係者にしても、
船井幸雄氏に接近する道しか残されていないのでしょうか。
アメリカは問題も多いが、その点、層が厚いですね。
リチャード・ガーバーの『バイブレーショナル・メディスン』やケン・ウィルバー
などの試みが評価されるのですから。


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