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藤原肇の最新刊発売
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:
岡倉 茂
:2005/11/05(土) 08:14:30
先日 欧州某国暴都市に出張する機会があり、その街の最高級ホテルの特別ラウンジにおいて世界的・伝統的な米国系企業のCEOが主催した20名程度の懇親会に参加する機会がありました(日本人は小生ひとりで、あとは全て欧州企業、団体のトップ、トップに準ずる人間)。CEOは1980年代にこの会社に入り、以来会社の規模を10倍以上に育て上げた、自他共に認める“中興の祖”であります。ワインを飲み、葉巻を吸いながら懇談した後、席を奥まったサロンに移し(良く映画に出てくるような、書斎を模した、クラシカルな部屋)CEOは革張りのソファに身を沈める欧州企業トップ達を前に自分の会社の新製品(サービス)の売り込みを兼ねてパワーポイントによるプレゼンテーションを始めました。現在55歳のCEOは、銀髪の髪を後ろになでつけ、太めのピンストライプの入ったスーツに、赤い ネクタイ。眼光鋭く、横幅のがっしりした体系からは、傲岸不遜とも思えるアングロサクソン・WASPによくある自信と気迫が感じられました。冒頭、訪問先の欧州の言葉ができないことを詫びた後、英語(厳密には米語なのですが)で話す非礼を詫び、しかし“皆さんはいずれも英語を解する知性の持ち主なので安心”などをゲストを持ち上げた後 英(米)語で話し始めたCEOは、一生懸命 具体的な数字を挙げて自社製品の説明をしました。15分ほどして終了した後、今度はこの会社の欧州現地法人の社長と入れ替わり、更に商品(サービス)のPRが続きました。その後質疑応答に入ったところ、欧州某大国を代表する会社の役員が、“世の中、全て数字に置き換えられるわけじゃなく・・・○○や△といった価値感はどう評価しますか?”と質問、また他の中規模企業の社長も、哲学者の言葉を引用しながら質問。米CEOはたじたじの様子で、しきりに汗を拭く始末。ついでに私も現地語と英語で、しっかり彼の眼光鋭い目をひたと見据えつつ、知識集約型社会の到来と個人&組織へのインパクトの評価等に関する質問をしたら、“いい質問、鋭い質問です”といったかと思うと、腕時計を見て時間切れを理由に退出。その後、欧州系企業の役員クラス数人が寄ってきて、握手を求めながら、中にはウィンクをしながら、“彼は、大変重要な、あなたの最後の質問から逃げましたね。”とニコニコ笑う始末。それにしても、米国世界的企業のCEOがこの程度なんだろうか、とえらく落胆しました。英語の発音とか書ける、書けないだけではなく(欧州トップマネージャー達は決して上手では無かったと思うが)内容が決めて、とあらためて思い知らされた次第。そして、なんでもかんでもとにかく数字に置き換えて説明することの空虚さ、軽さ・・・。それにしても、出会い頭に、東洋人の私を見た時の、CEOの顔に一瞬宿った蔑みと、“なぜひとりだけ日本人が?”とでもいいたげな、いぶかしげな表情を、忘れることができません。
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