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自民党スレ2
798
:
OS5
:2025/09/28(日) 22:28:03
この食事会の意味を前出の須田氏はこう読み解く。
「3位予想の林氏、維新内で吉村グループに押し出されて冷遇されている馬場氏、そして旧派閥は二階俊博元幹事長の政界引退で縮小傾向、自身は落選中という武田氏と、3人はいずれも苦境にある。
そんな3人がポスト石破の新政権で主流派として復権すべく、あれこれ密室で談議している。そう受け止められても仕方ない顔ぶれであり、タイミングということ。実際、それに近い話もあったはずです」
前出の政治部デスクもこう同意する。
「総裁選前のこのタイミングですから。林支持グループ、旧二階派の投票行動、さらにはその後の首班指名で維新が自民の新総裁に票を寄せてくるのかどうか、連立入りをするのかどうか、食事会を口実にポスト石破選びの勝ち組として生き残るための談合が始まったと勘繰られるのは当然でしょう。
ただ、こうした動きは氷山の一角です。自民党内でポスト石破後を見据えた水面下での魑魅魍魎(ちみもうりょう)めいた動きはもっと活発化していると思います」
こうした動きに、前出の鈴木氏がこう苦言を呈する。
「ヨーロッパでは多党化が定着し、議会で単独過半数を取る政党がほとんどない。そのため、選挙の100日くらい前から、多党連立を前提にどの党と組んでどんな政策を実現するのか、徹底的に公開で議論するシステムが整備されています。日本も当分は多党化の時代が続くでしょう。
だったら、自党の政策を明確にする前にやたらと野党との連立を求めてラブコールを送ったり、密室で事前謀議をしていると疑われたりするような行ないは自重すべきです。
首班指名も連立交渉も密室で裏交渉するのでなく、ヨーロッパ諸国のように表舞台で堂々とやってほしい。
こんな旧態依然の政治手法がまかり通るようでは、日本の政治がますます劣化するのではないかと心配しています」
多党化時代を迎えた日本の政治シーンが次のステップへと飛躍するのか、それとも依然くすぶったまま低空飛行を続けることになるのか? 今回の自民総裁選は日本政治の未来を占う試金石になるかもしれない。
写真/共同通信社
799
:
OS5
:2025/09/28(日) 23:16:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c0caa02b490de0d5f754924e1cf490d7848c81f
小泉氏と高市氏が先行し林氏が追う展開も決選投票の公算、「連立」トップは維新…読売調査
9/28(日) 21:46配信
読売新聞オンライン
自由民主党本部
自民党総裁選(10月4日投開票)を巡り、読売新聞社は国会議員の支持動向を調査した。自民支持層を対象とした電話調査から試算した党員・党友票と合わせると、上位2人による決選投票となる公算が大きく、小泉進次郎農相(44)と高市早苗・前経済安全保障相(64)が先行し、林芳正官房長官(64)が追う情勢だ。2割弱の票の行方は不明で、誰が決選投票に勝ち残るかは流動的な面がある。
【ランキング】党首の好感度、一番高いのは誰?
総裁選は、国会議員票295票と同数の党員・党友票の計590票を争う。第1回投票で過半数を得た候補がいなければ決選投票となり、議員票295票に加え、各都道府県で党員・党友票の得票が多い候補に1票ずつ47票が割り振られる。
国会議員の支持動向は28日時点で90%に当たる265人から意向を聞き取るなどして確認した。小泉氏が71人と最多で、林氏が52人、高市氏が38人、小林鷹之・元経済安保相(50)と茂木敏充・前幹事長(69)が各29人となった。「未定」「答えない」が46人、未回答が30人いた。
自民支持層調査は、27〜28日に47都道府県で行い、9195人の回答のうち、自民を支持すると答えた3143人の回答を分析した。どの候補を最も支持するかを尋ねたところ、小泉氏が40%で、高市氏が25%、林氏が16%と続いた。小林氏が5%、茂木氏は4%で、9%は支持候補を明らかにしなかった。このうち党員・党友と答えた519人では、小泉氏41%、高市氏28%、林氏13%、小林氏8%、茂木氏4%だった。
自民支持層の回答を基に党員票を試算すると、小泉氏120票、高市氏75票、林氏48票、小林氏14票、茂木氏11票となった。議員票との合計では、小泉氏191票、高市氏113票、林氏100票、小林氏43票、茂木氏40票だった。得票率は小泉氏で3割にとどまっており、決選投票にもつれ込む可能性が高まっている。
高市氏支持者は国民がトップ
自民党支持層調査で、立憲民主、日本維新の会、国民民主の3党のうち、自民、公明両党の連立政権に加わるならどの政党が最も望ましいかを尋ねたところ、トップは維新の35%で、国民民主は22%、立民は15%だった。総裁選で支持する候補者ごとに見ると、高市早苗氏を選んだ人では国民民主39%が維新28%を上回ったが、その他はいずれも維新が最多で、小泉進次郎氏を挙げた人では維新41%、立民17%、国民民主16%の順だった。
新しい総裁に最も優先して取り組んでほしい政策や課題を8項目から選んでもらうと、「物価高対策」が最多の32%で、「外交や安全保障」16%、「景気や雇用」14%、「社会保障」10%、「自民党改革や政治資金問題への対応」8%などと続いた。
800
:
OS5
:2025/09/28(日) 23:37:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/66eb53b61423946062a531cae700c63100743f60
「自分以外で総理になってほしい人は?」手が止まる4候補 林芳正氏だけは…総裁選討論会
9/28(日) 7:00配信
産経新聞
自民党総裁選のネット討論会で「自分以外に投票するなら」という問いに対し、林芳正官房長官(中央)以外は指を出さなかった=27日午後、東京都世田谷区(相川直輝撮影)
自民党総裁選(10月4日投開票)の5候補が27日夜、東京都内で臨んだ討論会「ひろゆきと語る夜」で自分以外に首相になってほしい候補を挙げるよう求められた際、林芳正官房長官以外の4候補が応じなかった場面があった。高市早苗前経済安全保障担当相は「難しい」と漏らし、小泉進次郎農林水産相も「うーん」と苦笑いを浮かべた。
【写真】世良公則氏のベースに合わせ、ドラムを叩く高市早苗氏
■「目をつむってやりませんか」
討論会を主宰する実業家のひろゆきさんが「最後に一個いいですか。自分以外に、この人が総理大臣になってほしいと思う人を指さしてもらいたい」と突如提案した。
上位2人による決選投票を見据え、連携を模索する意中の候補を明らかにしたと映りかねない行為といえ、小林鷹之元経済安保相も表情を硬くするなど候補の中に微妙な雰囲気が漂う。「目をつむってやりませんか」と助け舟を出したのが林氏だった。
その後、司会者はひろゆきさんに討論会の感想を尋ね始めるなど5候補に対し1分超の考える時間を確保。ひろゆきさんが「どの人が総理大臣に向いていると思いますか。せーの」と促したが、4候補の手は動かないまま。
司会者は「最後にすごい時間がやってきました」と述べ、討論会を締めくくった。
目をつむった林氏が指を向けた先は茂木敏充前幹事長だった。(奥原慎平)
801
:
OS5
:2025/09/28(日) 23:38:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f38157c0306212397e267a304d4a3852b4704e6
自民総裁選動向調査 小泉氏が議員票の3割固める 林氏は前回から上積み公算、情勢流動的
9/27(土) 19:47配信
産経新聞
自民党総裁選 議員票の行方は…
10月4日投開票の自民党総裁選で、産経新聞社は党所属国会議員の動向を探った。小泉進次郎農林水産相(44)が議員票295票のうち約3割を固め、選挙戦を優位に進めている。林芳正官房長官(64)は所属していた旧岸田派を中心に2割弱に達し、さらなる上積みを狙う。一方、約2割の議員の対応が明らかになっておらず、情勢はなお流動的だ。
【ひと目でわかる】候補者5人はバズってる!? ユーチューブ公式チャンネル活用法を徹底比較
高市早苗前経済安全保障担当相(64)を支持するのは旧安倍派や保守系議員が中心で、議員票は1割強にとどまっている。前回総裁選の1回目投票では72票を獲得したが、今回も同程度まで積み上げられるかどうかは微妙な情勢だ。ただ、党員・党友票(295票)は報道各社の調査で上位2人以内に入る勢いで、議員の判断に影響する可能性がある。
小泉氏は、党内唯一の派閥である麻生派や、解散した5つの旧派閥、無派閥問わず幅広い議員の支持を受ける。前回獲得した議員票ではトップの75票を超える勢いだ。
林氏の陣営は旧岸田派が中核を担う。石破茂首相の側近議員らも支援に回っており、行き場を失った「石破票」などを取り込んで、前回の38票を上回る可能性がある。
小林鷹之元経済安保担当相(50)は所属していた旧二階派や地元・千葉県選出の議員らで約1割を固めたが、伸び悩んでいる。旧茂木派議員を中心に支援を受ける茂木敏充前幹事長(69)も1割弱にとどまる。もっとも、1回目の投票ではいずれの候補も過半数には届かず、上位2人による決選投票となる見込みだ。
20、21両日に実施した産経とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で、次の総裁にふさわしい人物を尋ねたところ、「自民支持層」の回答は、小泉氏35・2%▽高市氏22・5%▽林氏18・6%▽茂木氏5・3%▽小林氏4%。ただ、実際の党員の動向とは異なる可能性がある。
802
:
OS5
:2025/09/29(月) 09:04:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2eea5037bf4b400c548e29c4689fc77fb719860
小泉進次郎氏が自民党総裁選の決選投票をにらんで2人の元首相に“特大手形”発行か 岸田文雄氏に副総理兼外相、菅義偉氏には党副総裁へ就任要請の可能性
9/29(月) 7:14配信
NEWSポストセブン
長老たちにも“特大手形”発行か(左から岸田文雄氏、菅義偉氏/時事通信フォト)
小泉進次郎・農相、高市早苗・前経済安保相、林芳正・官房長官、茂木敏充・前幹事長、小林鷹之・元経済安保相の5人が立候補した自民党総裁選では、序盤から小泉氏のリードが伝えられている。物価高対策などの課題が解決できる新しいリーダーとして支持を集めているのであればいいのだが、内実は違う。党内の有力者の意向のままに大臣ポストが配分される、古い自民党長老政治の再生産なのである。小泉選対では菅義偉・元首相が顧問、加藤勝信・財務相が本部長に就任し、60人以上の議員が何かの役職について党員票集めに動いている。そして、入閣を約束する「大臣手形」を切り札に、ライバル陣営切り崩しを進めているという。その内幕を抉る。【全4回の第2回。第1回から読む】
【一覧】副総理は岸田文雄氏、幹事長は高市早苗氏… 早くも出回る「小泉進次郎内閣の顔ぶれ」
決選投票に向けた旧岸田派との"密約"
小泉陣営は決選投票への備えも抜かりはない。
総裁選は1回目の投票で誰も過半数を取れなければ上位2人の決選投票が行なわれる。投票するのは国会議員295人と都道府県連代表(各1票)だ。
小泉氏は出馬演説で「一致団結」を掲げ、他の4人の候補の能力を持ち上げたうえで、「総裁選が終われば、みんなで国民のために、ひたむきに汗をかく」と挙党体制を敷くことを強調した。政治評論家の有馬晴海氏はこう語る。
「いきなり演説で総裁候補全員にポストを与えると公約したわけですから、決選投票になった場合には3位以下の候補からしっかり票をもらおうというしたたかな計算がある」
言ってみれば、決選投票をにらんでライバル候補にまで大臣手形をバラ撒いたのである。
そして小泉氏と高市氏の決選投票になれば、キャスティングボートを握ると見られるのが旧岸田派だ。政治ジャーナリスト・藤本順一氏はその旧岸田派と小泉陣営には決選投票に向けた"密約"があると指摘する。
「林氏という自前の総裁候補を抱える旧岸田派は他の3候補には推薦人を出していないのに、小泉陣営にだけは2人の推薦人を出した。これは『小泉・高市の決選投票になれば林陣営、つまり旧岸田派は丸ごと小泉を推す』という合意があることを示唆している。だから推薦人の2人は林氏を裏切ったというわけではなく、派閥の了解のうえで、いわば合意の"保証人"として進次郎氏の推薦人に加わったと考えたほうがいい」
さらに小泉陣営はその旧岸田派を率いる3長老の一人、岸田前首相に特大の大臣手形を切る人事構想を持っているという。藤本氏がこう続ける。
「小泉内閣が誕生すれば、岸田文雄・前首相を『副総理兼外相』として入閣を求める可能性がある。政治キャリアを考えると小泉氏が総理・総裁になっても政権を安定させるのは容易ではない。
そこで総理経験者の長老である岸田氏に内閣の要、主流派が政権を支える象徴として副総理に入ってもらい、外務大臣を兼務してもらう。岸田さんは退陣後も外交に意欲的で今年4月には石破茂・総理の前捌きとして東南アジアを歴訪し、8月に横浜で開かれたアフリカ開発会議では議長代理を務めた。そうしたことを踏まえての、小泉氏との阿吽の呼吸で副総理兼外相に就任する」
第2次安倍内閣で党内基盤を強化するため首相経験者の麻生氏が副総理兼財務相に起用された。そのやり方を彷彿させる人事構想だ。
3人の長老のもう一人、菅義偉・元首相はもともと小泉氏の後見人的存在であり、今回の総裁選では小泉選対の顧問を務めている。「小泉総裁になれば、菅さんは副総裁に留任して文字通り後見人として強い発言権を持つでしょう」(藤本氏)
(第3回に続く。第1回から読む)
※週刊ポスト2025年10月10日号
803
:
OS5
:2025/09/29(月) 09:09:37
https://www.news-postseven.com/archives/20250929_2067125.html?DETAIL&utm_source=news.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
自民党総裁選を優勢に進める小泉進次郎氏 他陣営を切り崩す「大臣手形」という“切り札”、最重要ターゲットは麻生太郎氏、岸田文雄氏、菅義偉氏の3長老
5人が立候補した自民党総裁選では、序盤から小泉進次郎・農相のリードが伝えられている。物価高対策などの課題が解決できる新しいリーダーとして支持を集めているのであればいいのだが、内実は違う。党内の有力者の意向のままに大臣ポストが配分される、古い自民党長老政治の再生産なのである。何が起きているのか、内幕を抉る。【全4回の第1回】
他陣営を崩す「大臣手形」という“切り札”
小泉進次郎・農相、高市早苗・前経済安保相、林芳正・官房長官、茂木敏充・前幹事長、小林鷹之・元経済安保相の5人の論戦が続くなか、
「1回目の投票で過半数を取り、一気に勝負を決める」
と大号令をかけたのが、優勢と見られている小泉氏の陣営だ。
自民党総裁選は国会議員票(295票)と約92万人の党員・党友票(295票に換算してドント方式で各候補に配分)の合計で決まる。
新聞各紙の世論調査では高市氏の支持が多いが、自民党支持層に限ると逆転し、小泉氏の支持率は2位の高市氏を大きく引き離している。
「党員票は実数で4割取れば過半数に近い配分になる。決選投票に持ち込まずに1回目の投票で勝つには国会議員票を過半数より上積みする必要がある」(小泉陣営の議員)
小泉選対では菅義偉・元首相が顧問、加藤勝信・財務相が本部長に就任し、60人以上の議員が何かの役職について党員票集めやライバル陣営切り崩しを進めている。
効果的なのが入閣を約束する「大臣手形」だ。
ポストの約束は優勢な候補でなければ効果が薄い。小泉氏ならではの“切り札”と言える。
「総裁選の告示前から入閣情報が乱れ飛び、小泉陣営は他候補の陣営の切り崩しに動いていた。派閥全盛期の総裁選と変わらない」(中間派議員)
推薦人の顔触れにそれが現われている。
小泉氏は対立候補の1人、茂木氏が率いた旧茂木派から加藤財務相を推薦人代表の選対本部長に据え、他に3人の旧茂木派議員を推薦人に加えた。
「大臣手形で加藤氏を釣って、茂木陣営を切り崩した」(同前)
その小泉氏が最重要ターゲットにしているのが、麻生太郎氏、岸田文雄氏、菅氏という3人の首相経験者だ。
政治評論家の有馬晴海氏はそこにも大臣手形が切られていると見る。
「進次郎氏は3人の長老に挨拶に行った。それは他の候補も同じだが、総裁になっても長老たちに頼らなければ党運営、政権運営ができないからです。総裁選への協力をお願いするのだから、当然、見返りが必要になる」
たとえば、今回の総裁選に候補を擁立しなかった麻生派約50人の票は総裁選の行方を左右すると見られている。
「麻生派は林陣営を除く4人の候補に推薦人を貸しているが、顔触れを見ると、小泉氏の推薦人になった中西健治、牧島かれん、田中和徳の3人は新入閣、再入閣の待望組。麻生さんは派閥の入閣候補3人を全員小泉陣営に預けたわけで、これは進次郎氏が一番有力だと考えているとのメッセージに見える。勝利すれば小泉内閣でこのなかから大臣が選ばれる可能性が濃厚です」(有馬氏)
(第2回に続く)
※週刊ポスト2025年10月10日号
804
:
OS5
:2025/09/29(月) 16:28:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/e32cd8e3e7ff52d4f8346cb8dbaab360b349f1e6
【解説】総裁選は小泉氏、高市氏、林氏のうち2人の決選投票の見方 林氏“猛追”は安定感と石破首相発言追い風か 小泉陣営は強気の見方
9/29(月) 12:24配信
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン
投開票まであと5日となった自民党の総裁選挙。
今後の総裁選情勢について、国会記者会館から木村祐太記者が中継でお伝えします。
猛追する林氏がトップ争いに食い込む情勢となり、1回目の投票で誰も過半数を取れず、小泉氏、高市氏、林氏の3人のうちの2人の決選投票になるとの見方が飛び交っています。
林氏急伸の理由について周辺は、討論でライバルの能力を称賛したり、英語でスピーチしたりする「安定感」にあると分析し、「石破首相が『自分の政策を引き継ぐ候補が良い』と言ったことも追い風になっている」と話しています。
ただ、世論調査では小泉氏、高市氏に続く3位で、国会議員票と同じウェートを持つ党員票で追い上げを図れるかが焦点です。
投稿要請問題の影響が懸念される小泉氏ですが、29日朝も複数の周辺議員が「本人も謝罪したし影響は少ないだろう」「議員票トップは変わらない」と強気の見方を示しています。
一般の世論と党員票の動向は異なるとの見方もあり、小泉氏が優勢を維持するか注目されます。
高市氏は議員票が3位ですが、周辺は「議員を説得している。1票ずつ積み上げたい」と話す他、「党員票で圧倒し、議員の心理に働きかける」と意気込んでいます。
決選投票が確実視される中、各陣営の決選投票での戦略にも注目が集まりはじめています。
フジテレビ,政治部
805
:
OS5
:2025/09/29(月) 16:30:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe3b790599560272365e70658935dad40700852e
「ステマ問題」が総裁選に与える影響「小泉、林で決選投票になった場合…」ベテラン記者予測
9/29(月) 16:01配信」相関図
小泉陣営の議員事務所が陣営関係者に「ニコニコ動画」に小泉氏への称賛コメントを書くよう要請したとする問題。コメントの中は「ビジネスエセ保守」と、保守色の強い高市早苗・前経済安保担当相に向けたとみられる内容もあった。星氏は「今回の問題、一応候補者同士は冷静にというか平静を見せてますけど。高市さんの陣営からすると『ビジネスエセ保守』とか言われて相当頭にきている人たちがいますよね」と話した。
番組では、この日発表された読売新聞の調査による「自民党総裁選の情勢」を紹介。小泉氏、高市氏の順で、それを追う林芳正官房長官と状況を伝えると、星氏は「小泉、高市さんで決選投票になった場合はそれで競い合うんですが、仮に小泉、林で決選投票になった場合ですね。高市さんの票がどこに行くのか」と想像。また「どちらかというと小泉さんの方が林さんより保守派なので、従来は高市さんの票は小泉さんに行くんじゃないかと言われいたんだけど、このステマ問題で高市陣営の票がもしかしたら林さんの方に一部流れるんじゃないかと。小泉さん(の陣営)に悪口言われたわけですからね」と苦笑した。
星氏は「この問題は全体にも影響、とりわけ決選投票になった場合に影響してくる可能性が出てきましたね」と話していた。
806
:
OS5
:2025/09/29(月) 20:59:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/e35cf43d6ba7a2489c7312a3d2f7d3fcec293078
連立拡大、臨時国会までの調整焦点 与党に10月中旬召集案 自民総裁候補、維・国へ照準
9/29(月) 19:01配信
12
コメント12件
時事通信
自民党総裁選に出馬した候補者。(写真左から)小林鷹之氏、茂木敏充氏、林芳正氏、高市早苗氏、小泉進次郎氏
政府・与党は新首相の指名選挙を行う臨時国会を10月14日以降に召集する検討に入った。
同4日投開票の自民党総裁選を受けたもので、政権安定へ連立の枠組み拡大を探る時間を確保する。各候補は日本維新の会や国民民主党に照準を合わせるが、政策協議や選挙区調整は難航が必至。召集までに話し合いがどこまで進むかが焦点となる。
自民幹部が29日に明らかにした。30日に立憲民主党と国対委員長会談を行い、日程調整に入る。
首相指名選挙は召集日に実施する想定。直近3回の総裁選では2〜5日後に新首相を選出した。10日後でも異例と言え、早期開会を求める野党が反発する可能性もある。
議員票固めでリードする小泉進次郎農林水産相(44)は、連立協議に一定の時間を要するとの考え。28日のNHK番組で「信頼関係を構築し、その先に出てくるのが連立だ」と語った。小泉氏が勝利すれば、国会開会を10月20日ごろに先延ばしするとの見方もある。
小泉氏を支える菅義偉元首相は24日、維新の遠藤敬国対委員長と国会図書館で会談。菅氏に近い森山裕幹事長も25日に遠藤氏と会談した。物価高対策を議論したとされ、連携の地ならしだったとの観測も出ている。
一方、首相指名選挙までに新たな連立枠組み合意を目指すと明言するのが高市早苗前経済安全保障担当相(64)。選挙区調整は先送りする考えで、NHK番組では「最初の組閣から(野党に)加わってもらう」と踏み込んだ。
立民が主張する「給付付き税額控除」導入に前向きで、他候補が消極的な消費税減税も、食料品の税率引き下げを「排除しない」との立場。国民民主や参政党が検討する「スパイ防止法」整備も公約に盛り込んでいる。
林芳正官房長官(64)は早期に党首会談を開き、連立協議を呼び掛ける方針だ。2025年度補正予算の年内成立を視野に、早期妥結に至らない場合も案件ごとの合意で政権を運営する構えを示す。
茂木敏充前幹事長(69)は岸田政権で国民民主の連立入りを模索した経験も踏まえ、「最低でも(来年1月の)通常国会が始まるまでには進めたい」とする。小林鷹之元経済安保相(50)は「連立はベスト」としながらも、憲法改正や安保など基本政策の一致を重視する考えを示している。
807
:
OS5
:2025/09/29(月) 21:11:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e27a2709f12987b8ca92bfbe2456a4629fc62b8
自民党総裁選で小泉氏、高市氏を猛追 「ピンチヒッター」の林氏に勢い 麻生氏の鶴の一声が焦点か
9/23(火) 19:31配信
691
コメント691件
AERA DIGITAL
自民党総裁選候補の林芳正氏
石破茂首相の後任を決める自民党総裁選には5人が立候補した。メディアの調査などでは、小泉進次郎農水相と高市早苗前経済安保相がトップを競り合っている情勢で、林芳正官房長官、小林鷹之元経済安保相、茂木敏充前幹事長が続くという順だ。小泉氏と高市氏の決選投票になるという見立てが多いなか、ここにきて支持を広げてきているのが、林氏だ。
【写真】まるでキングメーカー3人の”悪だくみ”? 首相経験者3人の意味深な表情の一コマ
* * *
岸田文雄元首相が率いた旧岸田派のナンバー2の座長だった林氏。9人が乱立した昨年9月の総裁選にも立候補し、1回目で65票(議員票38票、党員票27票)を獲得したが、これは高市氏、石破氏、小泉氏に次ぐ4番目の得票だった。
石破政権では官房長官を務めたほか、これまで外相、防衛相、文科相、農水相など、どの候補よりも重要閣僚を歴任している。音楽好きとしても知られ、外相時代にイギリスのG7の夕食会で、即興でピアノを演奏したエピソードは有名だ。昨年の総裁選でも、演説会前に控室で他の候補を前に演奏し、それがSNSにアップされると「いいね」が数多くついていた。
「昨年はとうてい勝ち目はない出馬で、総裁選後の有力なポスト確保が狙いだった。しかし、今回は手ごたえがある」
と、林氏を応援する旧岸田派のA議員は顔をほころばせる。
■林陣営が取り込み狙う「石破票」
このA議員は、総裁選の1回目の投票でトップに立つのは小泉氏だとみている。林氏が決選投票に進むためには議員票、党員票とも昨年から上積みして、高市氏を上回る必要があるとみる。
まず議員票。林氏の陣営が狙っているのは、昨年の総裁選で石破氏がとった「石破票」だ。
昨年の総裁選で石破首相が勝ったのは、旧岸田派の票が決選投票で石破首相に流れたことが大きかったのは知られるところだ。A議員が振り返る。
「決選投票に高市氏が出てくれば、旧岸田派はそうでない候補にと決まっていた。たぶん、旧岸田派やそれに近い議員から、40から50票は石破首相に乗ったと思う。私も石破首相に1票でした」
昨年の決選投票で石破氏が獲得した議員票は189票。「高市氏以外」を求めた議員が多かったとすれば、今回は小泉氏にも多く流れるだろうが、林氏も高市氏よりは一定数取り込めるとみられる。
「小泉氏や高市氏の陣営は『石破おろし』を目論んだ議員がそれなりに支援をしている。うち(林氏)の陣営は『石破おろし』にはほとんど参戦していないことが強み」(A議員)
808
:
OS5
:2025/09/29(月) 21:12:01
■まだ派閥に指令を出していない麻生氏
一方、高市氏は昨年の総裁選では1回目の投票で議員票72票を獲得したが、これは石破首相誕生を阻止しようとする麻生太郎最高顧問が率いる麻生派が高市氏を支援したことが大きかった。だが、石破氏が首相となり、麻生派は非主流派に転落。現在、麻生氏は高市氏支持を明確にしていない。麻生派のB議員が説明する。
「どうすれば主流派に返り咲けるか、総理に影響力を行使できるかが最大のポイントでしょう。昨年は麻生氏から『高市だ』と指令がありました。今年はまだ何もありません。党内唯一の派閥で結束は固いので、親分麻生氏の鶴の一声で、一気に動きます」
また、高市氏の支持の中核である旧安倍派は、裏金問題が影響して、昨年の総裁選後にあった衆院選、参院選で議員を大きく減らしている。これも林氏には有利に働くはずだ。
A議員とB議員が持っていた自民党内の「票読みリスト」では、議員票は小泉氏が約110票を獲得すると予想されているのに対して、高市氏は40〜50票と昨年よりかなり減らす数字になっていた。そして林氏は60〜70票と高市氏を上回る勢いだった。
一方、党員票はどうか。
記者が自民党県連幹部らに取材すると、真っ先に名前が挙がるのは小泉氏だが、次いで出るのは高市氏と並んで林氏だった。
「小泉氏はまだ若すぎる。高市氏は政治手腕より、右寄りのイデオロギーが先行した感があります。野党と連立を組まないといけない難しい政局。林氏の安定感は魅力です」
などと林氏を推す声があった。ただ、一方で、
「林氏は安定しすぎて何もせず、解党的出直しと言っていたのが反故にされそう」
と心配する意見もあった。
かつて自民党宏池会(旧岸田派)の職員だった政治評論家の田村重信氏はこう話す。
「昨年の総裁選で林氏が勝てる見込みは正直、なかった。しかし今回は違います。長く重要閣僚をやり、官房長官で露出回数が増え、ピアノ外交などでそれなりに知名度があがってきた。また、旧岸田派もまだまだ結束力は固い。前回は、高市氏が急上昇して決選投票にまで進出してアッと驚かせた。今回、その可能性があるのは林氏でしょう」
809
:
OS5
:2025/09/29(月) 21:12:15
■小泉首相だと「世代交代が進んでしまう」
林氏が1回目の投票で高市氏を上回り、小泉氏vs.高市氏という決選投票の構図が、小泉氏vs.林氏という展開になるとどうなるか。
「小泉氏の最大の武器は若さと突破力、勢いです。一方、林氏は小泉氏に欠けている経験と安定感が売りです。この2人が決選投票になれば、林氏は石破首相の継承を訴えており『石破票』も期待できる。旧岸田派の援護も盤石です。旧茂木派は小泉氏が首相になると一気に世代交代が進んでしまって茂木氏の出番がなくなるので、林氏のほうが組みやすい。同じ理由でベテラン議員や地方からも、林氏に票が集まる可能性があります」(田村氏)
林氏が外相になったときは、当時の幹事長だった甘利明氏が衆院選の小選挙区で敗れた責任をとって辞任、当時外相だった茂木敏充氏が幹事長に就任したため、後を引き継いだ。官房長官に就任したときも、前任の松野博一氏が裏金問題で更迭されたためだった。2度目の農水相になった際も、西川公也農水相が政治資金疑惑で辞任したのを受けた再登板だった。
何度もピンチヒッターとして登場してきた林氏。誕生日が1月19日なので「永田町の119番」と自ら語っているほど、ピンチに登場する人物だ。
林氏は9月23日の総裁選の共同記者会見でも、
「閣僚経験でも先発より抑えのほうが多かった。誕生日にちなんで119番と言われております。厳しい局面での経験をさせていただいた」
とアピールした。
自民党史上初の「総裁選前倒し」の動きが高まり、自民党が分裂寸前に石破首相が辞任したという危機を経ての総裁選。自公連立政権は衆参とも過半数割れという緊急事態にある。このピンチに舵を取る総裁も、「119番」の林氏になるのだろうか?
(AERA編集部・今西憲之)
今西憲之
810
:
OS5
:2025/09/30(火) 21:59:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fde36d14d609f487ba3fd29246d69eb14c7376c
【小泉氏「ステマ問題」】“指示”の牧島氏は「功を焦った」? 高市VS.林の決選投票も 自民党のモラル問われる総裁選
9/28(日) 16:40配信
AERA DIGITAL
窮地の小泉進次郎氏
自民党総裁選(10月4日投開票)の行方は――。小泉進次郎・農林水産相、小林鷹之・元経済安全保障担当相、高市早苗・前経済安全保障担当相、林芳正・官房長官、茂木敏充・前幹事長の5人が立候補しているが、小泉氏と高市氏の一騎打ちとみられていた。だがインターネット上で、小泉氏に好意的なコメントを書き込むよう陣営が依頼したという「ステマ問題」が26日に浮上。混迷の度合いが増してきた。
【写真】小泉陣営の“自滅”で急浮上の可能性?「政界の119番」は、この人
* * *
■デジタルには強いと自負の牧山氏だが…
「総裁選に関わることであり、申し訳なく思う」
小泉氏は26日の閣議後の記者会見でこう謝罪した。小泉陣営で総務・広報班長を務めていた牧島かれん元デジタル相の事務所が、陣営関係者にインターネット上の動画「ニコニコ動画」に小泉氏に好意的なコメントを書き込むよう依頼するメールを送信。コメントの参考例を示し、「あの石破さんを説得できたのスゴい」といった小泉氏称賛について以外にも、「ビジネスエセ保守に負けるな」「やっぱり仲間がいないと政策は進まないよ」と他候補を中傷する文言があったという。右派的な言動が目立ち、酒席嫌いを公言する高市氏を念頭に置いたものとみられる。
「事務所の判断で参考例を送ったが、私自身の確認不足により、一部いきすぎた表現が含まれてしまった」などと釈明し、班長を辞任した牧島氏。神奈川17区選出の衆院議員(5期)でデジタル相などを務めた。牧島氏の選挙区の自民党市議はこう話す。
「私のところには牧島先生の事務所からの指示やメールは一切来ていませんでした。先生はデジタル大臣をやられましたし、デジタルには強いと自負されているんですよ。先生本人もSNSでいろいろ発信されて、私もよく見ているんですが……」
牧島家と小泉家には深いつながりがある。牧島氏の生まれは小泉氏と同じ神奈川県横須賀市。今年2月に死去した父親の牧島功氏は、小泉氏の祖父の純也元防衛長官、父の純一郎元首相の秘書を務めるなど、進次郎氏まで3代にわたって小泉氏を支えてきた。小泉氏の地元である神奈川・横須賀の後援者は解説する。
「小泉家には身内の秘書から議員を出さないという不文律があるんですよ。ところが、牧(島功)さんは純一郎さんに反対されながら横須賀市議になったんです。その後、神奈川県議に立候補し、純一郎さんが支援する県議候補とぶつかった。そのときに小泉家との関係が致命的にダメになりました」
811
:
OS5
:2025/09/30(火) 22:00:19
■地元からも「進次郎首相は、まだ早い」の声
県議会議長まで務めた牧島氏。現在は小泉家と和解しているという。
小泉氏と牧島氏が初めて立候補したのは、同じ2009年の衆院選。小泉氏が当選する一方、牧島氏は落選した。神奈川県内のある市議は言う。
「(小泉)進次郎とかれんちゃんは、自民党の神奈川県連で役員を一緒にやっていた時期があり、それなりに親しい仲。かれんちゃんは腰の低いタイプで、明るい人。それが何でこんなことになったのか不可解です」
前出の後援者はこう語る。
「かれんさんは小泉陣営の広報担当としてアピールしたかったんじゃないかな。岸田内閣でデジタル大臣を務めたあと、行政改革担当相などもしましたが、その後はパッとしない。進次郎総裁になったら、取り立ててもらおうと、功を焦ったんでしょうね」
一方で同じデジタル相経験者で今回は自身は立候補せず、小泉氏支援に回った河野太郎氏は直接、党員に働きかけているという。県内の市議は話す。
「地元の支援者たちに河野さん本人が直接、『小泉進次郎を頼む。投票用紙のハガキの到着締め切りは10月3日。9月30日中に投函してくださいと書いてとあるけど、できれば早めにお願いします』と電話をしています」
問題発覚の26日に「総裁選辞退」という言葉がX(旧ツイッター)のトレンド入りまでした。小泉氏の地元の受け止めはどうなのか。
「地元では、『進次郎首相は、まだ早い』という意見をよく聞きます。私自身もそう思います。出馬会見や討論会を見ていても、下に置いてあるペーパーを見ることが多い。自分の持論というものがないんです。父の純一郎さんには、郵政改革などの持論があった。信念がないまま首相になったら、官僚の操り人形になってしまう」(後援者)
ペーパーについては24日に行われた自民党総裁選の公開討論会で、読み上げていることを聞かれた小泉氏は「何度も推敲を重ねて」などと発言した。これについて25日に放送されたTBS系「ひるおび!」で、毎日新聞の佐藤千矢子論説委員から、(ペーパーを)書いているのは木原誠二元官房副長官だという指摘があった。佐藤氏は「用意されたものに、自分なりにアレンジしているんだということで、紙を見てます、他の人が書いてますと認めた上で、そのまま突っ切るという感じの答えをしてましたね」などと述べた。
■焦点の「石破票」の行方は?
「ステマ問題」発覚前の総裁選の情勢は国民的人気の高い小泉氏と高市氏を、林氏が追う展開だった。時事通信解説委員の山田惠資はこう話す。
「自民党員に総裁選の投票用紙が届いたのは9月24日頃から。最初の3日間で投票する人が50%くらいだろうと言われている。ステマ騒動が載った『週刊文春』が発売されたのは26日で、小泉さんにとっては悪いタイミングでした」
最新情勢についてはこう見ている。
「小泉さんがリードしていましたが、ステマ騒動で党員票も議員票も削られる可能性がある。高市さんが、ひっくり返したかどうかは、これから出てくるマスコミ各社の世論調査や議員の動向を見てみないとわからない。林さんが急浮上する可能性もあります」
今回はフルスペック型で、国会議員の衆参議長を除く295票と、同じ295票が党員・党友票に割り当てられ、計590票を争う。1回目の投票で過半数を得た候補がいない場合、上位2人での決選投票が行われる。候補者が5人出ているため、決選投票になる可能性が高い。
これまでの見立て通りの高市VS.小泉もあれば、高市VS.林、小泉VS.林の決選投票もあり得る状況だ。注目されるのが、「石破票」の行方だ。石破茂首相は昨年の総裁選の1回目の投票で党員108票、議員46票で計154票を獲得した。石破氏は閣僚である小泉氏、林氏を後押しする考えをにじませてきたが、現在は林氏に傾いているという見方もある。
「これから総裁選は後半戦。もう一度、小泉陣営がヘマをすると昨年のように失速することもあり得ます。小泉さんは危機感を持ってやっていけるかどうか。まだまだ予断を許さない状況が続きます」(山田氏)
ステマ問題について自民党に警鐘を鳴らす声もある。高市氏を支持する議員の秘書だった男性は言う。
「モラルが問われています。小泉陣営がこんな問題を起こしても、小泉氏が総裁になるなら、次の国政選挙で自民党はさらに票を減らすでしょう」
(AERA編集部上田耕司)
上田耕司
812
:
OS5
:2025/09/30(火) 22:01:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/db42c3551403c4fbf9013f93454eb2e9bed9f0c6
麻生太郎の不気味な動き、したたかに立ち回る林芳正陣営...。自民党総裁選の隠れたキーマンたちのサバイバル暗躍に注目!
9/28(日) 7:45配信
366
コメント366件
週プレNEWS
自民党総裁選に立候補した5人
9月7日の石破茂首相の辞任表明を受け、ついに動き出した次の総裁=総理選びの戦い! だが、今回の総裁選は永田町を取材する記者からすると「いつもと様子が異なる」という。
参院選の敗北を受け、崖っぷちに立つ自民党の"解党的出直し"の行方は? そして、権力を維持せんとうごめく者たちの思惑とは? ディープに取材した!
* * *
■前回総裁選の失敗を生かして......?
いよいよ、自民党総裁選(9月22日告示、10月4日投開票)がスタートする。石破茂首相の辞意表明を受け、自民の新しいトップ、総裁を決める戦いだ。
選挙は党所属の国会議員と党員・党友が投票する「フルスペック型」となる。
国会議員票(295票)と、同数の党員・党友票の計590票で争われ、1回目の投票で過半数を獲得する候補がいない場合、上位2人による決選投票で当選者を決める。そのときの投票総数は議員票295票、地方票47票(各都道府県1票)の計342票となる。
出馬に名乗りを上げたのは小泉進次郎農林水産相(44歳)、高市早苗元総務相(64歳)、林芳正官房長官(64歳)、茂木敏充前幹事長(69歳)、小林鷹之元経済安全保障担当相(50歳)の計5人。
レースの行方を全国紙政治部デスクがこう占う。
「小泉氏と高市氏がほぼ横並びでトップを競り合っている。それを穴馬的存在の林氏が追う展開。小林、茂木の両候補は上位2位までに残るのはかなり厳しい状況です」
各候補の特色をジャーナリストの須田慎一郎氏に解説してもらった。応援団のメンツを見ると、その候補の立ち位置がよくわかるという。
「小泉さんを推すのは旧岸田派、菅グループなどが中心。党の重鎮、ベテランが多く、経済財政的ポジションは改革重視。規制緩和をして民間投資を引き出し、経済成長しようという新自由主義的傾向が強い。外交的には中国に親和的です。また、国の借金を減らすことに熱心なため、減税には後ろ向き。そのほかにもリベラル的性向もあり、選択的夫婦別姓導入、LGBT支援には割と寛容です。当然、小泉さんもこうした政治家のひとりに分類されます」
それでは初の女性首相の期待がかかる高市氏は?
「高市さんを支援するのは旧安倍派所属の議員や当選5回以下の若手が中心。経済財政的には国の赤字を恐れずにまずは政府支出を増やして民間経済を刺激し、成長しようというリフレ派のポジションです。また、外交では中国に警戒的。家族を重視するなど保守性向も強く、夫婦別姓やLGBT支援には反対の議員が多い。高市さんも同様です。
こう見ると、小泉推しのグループと高市推しのグループは同じ自民党議員でも政策的には真逆、水と油の関係にあると言えます。残りの3人で言うと、林さんは小泉さんの立ち位置に近く、茂木さん、小林さんは小泉、高市両氏の中間といったところでしょう」
ただ、総裁選のレースの行方は刻一刻と変化するのが常だという。ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「昨秋の総裁選で石破首相が集めたのは議員46票、党員・党友108票の計154票。この石破票がどこに流れるかで、レース模様は大きく変わる。ただ、派閥が解消され、過去の総裁選のように派閥領袖の号令で票がまとまって動くことは少なく、議員個々人の判断で投票先を決めるケースが増えているため、票読みはかなり難しくなっています。
石破票もその多くは小泉支持に回るとみる向きもありますが、確定的ではない。場合によっては昨年の総裁選で独走予想もあった小泉さんが失速して3位に沈んだように、今回もトップ2のふたりのどちらかが失速し、3位予想の林さんが浮上して決選投票に駒を進めるというシナリオもありえます」
813
:
OS5
:2025/09/30(火) 22:02:48
自民党関係者はこう話す。
「唯一派閥を維持している麻生派の動きからも目が離せません。
前回の総裁選で麻生派は高市さん推しだったが、今回はどうなるか、まだ不透明なままです。前回、麻生派が高市プッシュで動いたのは麻生太郎さんが筋金入りの石破嫌いだったからで、特に高市さんを気に入っていたからではありません。
麻生さんの目標は主流派として党内で影響力を振るうこと。麻生さんと小泉さんの関係は悪くない。もし、小泉当選が濃厚なら、勝ち馬に乗れとばかりに、決選投票で派閥票を乗せてきてもおかしくない。
麻生派は43人の大所帯で、石破票同様にその動き次第で総裁選レースの行方は大きく変わりかねないのです」
総裁選に関しては、その行方以外にも疑問がある。それは、なぜ党員全参加の「フルスペック型」にもかかわらず、12日間の短期決戦になったのかということだ。
自民党国会議員秘書がこう苦笑する。
「それには表の理由と裏の理由があります。表の理由は政治空白をできるだけ短くして、世論の批判を避けたいということ。
総裁選は自民の都合で行なうものですから、だらだらと時間をかけていたら、『自民は物価対策もしないで何を長々と総裁選びしているんだ』と国民に叱られてしまいます」
それでは裏の理由とは?
「小泉さんへの配慮でしょう。前回の総裁選で、小泉さんは候補者討論会のたびに議論に詰まるなど、経験不足を露呈して失速した。選挙期間が短ければ、討論会の回数も減り、その分リスクヘッジできる。
総裁選スケジュールを決めた党の執行部は森山裕幹事長以下、小泉さんを石破路線の継承者と見なしてプッシュしている。短い選挙にして小泉さんがボロを出さないようにしたんだと思います」
814
:
OS5
:2025/09/30(火) 22:03:26
■新総裁の条件は"野党力"?
今回の総裁選を取材する記者たちの間でしきりに交わされるセリフがある。それは「これまでの総裁選で見たことのない景色が広がっている」というものだ。前出の政治部デスクが言う。
「総裁選取材で自民党の議員らに会うと、やたらと野党の話題が飛び出るんです。総裁選は自民党内の選挙ですから、話題になるのは各派閥の動向と相場は決まっている。ところが、今回は旧派閥の動きそっちのけで、野党の動きばかりが話題になっている。こんなことは初めてです」
こうした総裁選を巡る環境の変化について、前出の鈴木氏が言う。
「直近の2度の国政選挙で自公は過半数割れの大敗を喫し、総裁を選んだ後に控える国会での首班指名で、自公が確実に勝つという保証がなくなってしまった。
首班指名を勝ち取り、その後の国会運営、法案成立を進めるには野党の協力がどうしても必要となる。そのため、総裁選ではどの野党と組むかなど、連立の拡大や組み替えが重要な論戦テーマとして浮上しているというわけです」
前出の自民秘書も続ける。
「今回の新総裁は各派閥から広く支持を集めるだけでなく、野党との太いパイプを持ち、連立を見据えた交渉ができる能力があることが当選の条件です。
野党から総スカンを食らって、不信任案を可決されでもしたら、内閣総辞職か総選挙に追い込まれるリスクもある。いわば、野党と協調できる『野党力』が各候補には問われているんです。だから、これだけ野党の動向や反応が総裁選の話題に上るのでしょう」
実際、各候補も党内の実力者を後回しにしてまでも、まずは野党の有力者と会談してその「野党力」の高さをアピールするシーンが目立つ。
「例えば小泉さん。このところ、野党の政治家とのツーショットが多いんです。
まずは8月21日、日本維新の会代表の吉村洋文大阪府知事と万博会場に現れ、会見で『共に改革の魂を持っている』と互いを持ち上げてみせた。そして9月に入ると、今度は台風15号の被害視察を口実に静岡入りし、現地が地元の国民民主党の榛葉賀津也(しんば・かづや)幹事長とツーショットに収まっています。
9月上旬、小泉不出馬説が政界にまことしやかに流れましたが、精力的に野党リーダーとの会談をこなす小泉さんを見ている記者たちの多くは『小泉さんは必ず出馬する』と聞き流していました」(前出・政治部デスク)
となると、気になるのが連立相手の党名だ。現在、衆院で自公は過半数に13人足りない。その穴を埋める議席数を持っているのは立憲民主党(147)、維新(38)、国民民主(27)の3党になる。
ただ、立憲は野党第1党としてあくまでも政権奪取の旗印を立て続けなくてはならない立場だ。そのため、現状では維新、国民が現実的な連立相手として浮上している。前出の須田氏が説明する。
「永田町では小泉さんが首相になれば、そのときの連立相手は維新、高市さんならば国民民主と予想する向きが多い。小泉さんと維新、高市さんと国民の政策が、それぞれ共通点が多いためです」
ただ、実現性という面からすると、維新の連立入りの可能性が大だという。
「一貫して連立入りを否定する国民民主に対し、維新が徐々に連立へとかじを切っていると見えるフシがあるんです。維新には高校無償化や社会保険料の引き下げで自公と合意し、そのお返しとして25年度本予算に賛成したという実績もある。
公明が15年近くも国交大臣ポストを独占しているように、維新も連立入りすれば規制改革関連の大臣ポストを得て、衰え気味の党勢が盛り返す可能性もある。連立入りは維新にとってもかなり魅力的な話なんです」(前出・政治部デスク)
■"多党化"の世界で密室談議を続ける日本の政治風土
一方で、水面下ではドロドロした既得権益狙いの動きも見られる。その一例が9月9日に開かれたある食事会だ。
「林官房長官と馬場伸幸前維新代表、そして旧二階派の継承者で今は落選中の武田良太元総務相の3人が都内の中華料理店で2時間余りの会食をしたんです。林さんと馬場さんは初対面。武田さんは去年の総選挙で地元の福岡11区に維新が立てた候補に負けました。
つまり、武田さんにとって維新は絶対に許せない敵役なんです。その3人が顔をそろえる。永田町が『総裁選後の首班指名、維新連立入りを見据えた密室での談合か?』とざわついたことは言うまでもありません」
この食事会の意味を前出の須田氏はこう読み解く。
「3位予想の林氏、維新内で吉村グループに押し出されて冷遇されている馬場氏、そして旧派閥は二階俊博元幹事長の政界引退で縮小傾向、自身は落選中という武田氏と、3人はいずれも苦境にある。
そんな3人がポスト石破の新政権で主流派として復権すべく、あれこれ密室で談議している。そう受け止められても仕方ない顔ぶれであり、タイミングということ。実際、それに近い話もあったはずです」
815
:
OS5
:2025/09/30(火) 22:03:56
前出の政治部デスクもこう同意する。
「総裁選前のこのタイミングですから。林支持グループ、旧二階派の投票行動、さらにはその後の首班指名で維新が自民の新総裁に票を寄せてくるのかどうか、連立入りをするのかどうか、食事会を口実にポスト石破選びの勝ち組として生き残るための談合が始まったと勘繰られるのは当然でしょう。
ただ、こうした動きは氷山の一角です。自民党内でポスト石破後を見据えた水面下での魑魅魍魎(ちみもうりょう)めいた動きはもっと活発化していると思います」
こうした動きに、前出の鈴木氏がこう苦言を呈する。
「ヨーロッパでは多党化が定着し、議会で単独過半数を取る政党がほとんどない。そのため、選挙の100日くらい前から、多党連立を前提にどの党と組んでどんな政策を実現するのか、徹底的に公開で議論するシステムが整備されています。日本も当分は多党化の時代が続くでしょう。
だったら、自党の政策を明確にする前にやたらと野党との連立を求めてラブコールを送ったり、密室で事前謀議をしていると疑われたりするような行ないは自重すべきです。
首班指名も連立交渉も密室で裏交渉するのでなく、ヨーロッパ諸国のように表舞台で堂々とやってほしい。
こんな旧態依然の政治手法がまかり通るようでは、日本の政治がますます劣化するのではないかと心配しています」
多党化時代を迎えた日本の政治シーンが次のステップへと飛躍するのか、それとも依然くすぶったまま低空飛行を続けることになるのか? 今回の自民総裁選は日本政治の未来を占う試金石になるかもしれない。
写真/共同通信社
816
:
OS5
:2025/09/30(火) 22:50:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/741ab93ea4a85f2e705636508a58f49d677fc4e7
《衝撃スクープ》小泉進次郎の地元・神奈川県で高市派自民党員が離党させられていた「826人が勝手に…」前衆院議員が実名告白
9/30(火) 21:12配信
文春オンライン
ステマメール問題に揺れる小泉陣営 ©︎時事通信社
〈【小泉陣営も事実認める】小泉進次郎陣営が「ニコニコ動画」で“ステマ指示” 「石破さんを説得できたのスゴい」など24のコメント例、高市氏への中傷も…〉 から続く
【画像】「826人が勝手に…」選管から出された選挙人数訂正発表
“ステマメール”問題に揺れる小泉進次郎陣営。そのお膝元の神奈川県の自民党員826人が、勝手に離党させられていたことが「 週刊文春 」の取材でわかった。
9月27日、党本部総裁選挙管理委員会名義で「党員投票選挙人数の訂正について」という発表がなされた。神奈川県の選挙人数が57344人ではなく、58170人だったというもの。理由は「一部党員の継続に関し、齟齬があったため」とされているが、実は党員の意思を確認することなく離党させられていたのだ。
神奈川県連関係者が明かす。
「神奈川9区の支部長を務めていた中山展宏前衆院議員が勧誘した多くの党員に、投票用紙が届いていなかったのです」
大量の高市派党員を“勝手に離党”
一体、何が起きたのか。中山氏に聞いた。
「9月26日、投票用紙が届いていない党員から連絡がありました。驚いて県連に確認すると、私がこの1年の間にお願いして党員になってもらった約1000人のうち826人が、今年6月に勝手に離党させられていたことが発覚したのです」
該当者には9月26日夕方、速達で投票用紙が郵送され、翌日には総裁選管理委員会が選挙人数の訂正を発表した。中山氏が続ける。
「私は昨年の総裁選では高市早苗議員を支持し、離党させられた党員の9割超が高市議員に投票した。今年は小林鷹之議員に入れる党員が多いようです」
つまり、大量の高市派党員が勝手に離党させられていたのだ。では、いったい誰がこのようなことをしたのか――。
配信中の「 週刊文春 電子版 」では、離党指示を出していた人物が何者なのか、大量離党についての神奈川県連の回答、石破茂首相退陣表明10日前に小泉氏が参加していた選対メンバーとの“極秘会食”、高市氏の立会演説会での“鹿蹴りスピーチ”を監修したスピーチライターなどについて報じている。
「週刊文春」編集部/週刊文春
817
:
OS5
:2025/10/01(水) 20:05:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/56b8ee8f8c6626695aa98b910ea768b0d80cc109
首相指名選挙まで異例の1週間超え、連立協議に時間がかかる可能性…召集日決まらず
10/1(水) 10:26配信
読売新聞オンライン
会談に臨む自民党の坂本哲志(左)、立憲民主党の笠浩史両国会対策委員長(30日、国会で)
自民党総裁選を受けた臨時国会は、10月中旬に召集される見通しとなった。新総裁が選出される同4日から首相指名選挙まで1週間以上を空ける異例の日程となる。新総裁が連立の枠組み拡大も含めて野党の出方を見極めなければならないという事情が背景にある。(荒木香苗)
【表】「フルスペック方式」での総裁選の仕組み
「政治空白が続いていることは極めて遺憾だ。来週早々に臨時国会の召集を決定すべきだ」。立憲民主党の笠浩史国会対策委員長は30日、国会内で自民の坂本哲志国対委員長にそう苦言を呈した。
自民党総裁選後に想定される主な政治日程
召集は1週間前に政府が与野党へ伝達するのが通例で、来週の決定であれば召集は10月14日以降にずれこむ。坂本氏は新総裁と対応を協議する考えを強調した。
衆参両院で過半数を確保していた際、自民は新総裁選出から間を置かずに臨時国会に臨んでいた。事前に日程調整し、昨年は選出から4日後、2021年は5日後、20年は2日後にそれぞれ召集された。
しかし、衆参で少数与党となり先行きが見通せない中、今回は事前の日程調整には踏み込んでいない。4日の新総裁選出後、6日にも主要な党役員人事を行った上で、召集日を正式決定する段取りまでしか描いていないのが現状だ。
高市早苗・前経済安全保障相は、首相指名選挙までに連立拡大を目指す考えを示している。新総裁によっては連立の枠組み拡大に向けた協議に時間がかかる可能性があり、自民幹部は「召集までに一定の期間が必要だ」と強調する。
一方で、あまり遅らせられない事情もある。26〜28日にマレーシアで東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議が予定されるなど、新首相の外交デビューが控えているためだ。自民国対幹部は「外交日程前に所信表明演説と代表質問は終わらせる必要がある」との見通しを示している。
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OS5
:2025/10/02(木) 09:04:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/00215992407a17f6d523f61eb93dd1495aa6f8ba
小泉氏に「出馬回避」を依頼した長老と拒否した有力者の名
10/2(木) 6:01配信
「小泉首相」なら史上2番目の若さ
小泉進次郎氏
自民党総裁選は10月4日の投開票に向けて最終盤を迎えている。1回目の投票で5人の候補はいずれも過半数を確保できず決選投票の可能性が高いとされている。権力闘争である以上、表面化していない暗闘があるのは当然だろう。小泉進次郎農水相陣営による「動画配信サイトへの書き込み問題」、いわゆるステマ問題は大きく報じられたが、そうやって顕在化したのは氷山の一角に過ぎない。実際にはここに至るまでに水面下のやり取りやさや当てが頻繁に行われてきたようだ。意外なことに、最有力とされる小泉氏への出馬回避・辞退を要請する動きもあったという。一体誰が、何のために――。
【写真を見る】小泉進次郎氏に「出馬回避」を依頼した「長老」、拒否した「有力者」とは
自民党総裁選には5人が立候補しているが、最年少は小泉氏で44歳。次に若いのは小林鷹之元経済安保相で50歳。
歴史を振り返ると、最年少で首相になったのは初代の伊藤博文で44歳2か月。戦後最年少は2006年に52歳で就任した安倍晋三氏。小泉氏が総裁選に勝利して10月半ばごろに首相に就任すると仮定すればその時点で44歳6か月となり、史上2番目、戦後なら最年少記録を大幅に更新することになる。
出馬回避を持ち掛けた人
「総裁選がスタートする前から小泉氏と高市早苗前経済安保相(64)が2強とされ、そのように推移してきました。総裁選が後半に入って林芳正官房長官の追い上げに注目が集まっていますが、これは小泉氏が総裁に就任することで一気に世代交代が進んでしまうことへの拒否反応が徐々に強まってきて、林氏がその受け皿になっていることの現れでしょう」と、政治部デスク。
林氏は現在64歳で候補者5人の中では茂木敏充氏(69)に次ぐ年齢だ。今回の立候補は2012年、昨年に続き3回目となる。
「これまで以上に今回は期するところがあったのでしょう。総裁選がスタートする前に水面下で小泉氏側に“出馬辞退”を持ち掛けています」(同)
どういうことなのだろうか。
「具体的には、かつて宏池会を率いて林氏の後ろ盾となっている古賀誠元幹事長が林氏の依頼を受け、小泉氏の後見人となっている菅義偉元首相と面会し、“小泉氏の出馬を回避してもらえないか”などといった提案をしたということです」(同)
同じ釜の飯を食った間柄
古賀氏といえば、かつて宮崎県知事だった東国原英夫氏に衆院選への出馬要請を行い、逆に「次の総裁候補にしてくれるなら」という条件を突き付けられ、話題になった人物だ。“運輸族のドン”として未だ国交省や関連業界には隠然とした力を行使している。最近も、長男が経営するコンサル会社が、羽田空港のターミナルビルを運営する日本空港ビルデングの子会社から空港内のマッサージチェア事業をめぐり、数億円単位の利益供与を受けていたことが発覚し、その影響力が永田町雀の口の端に上ったばかりだ。
菅氏はもともと政治の師と仰ぐ梶山静六元官房長官の所属する平成研究会(最終的には茂木派)にいたが、派閥を退会後に宏池会に所属していた時期がある。つまり、古賀氏と菅氏とは同じ釜の飯を食った間柄だった時期があるわけだ。
“あり得ない”
「古賀氏は旧・宏池会の面々への影響力を保持しているとされています。解散したとはいえ、彼らは今回の総裁選でそれなりのまとまりをもって動いている。古賀氏としては、林氏を総裁に就けることで影響力をキープすることができるとの考えがあるのでしょう。一方の林氏としては、小泉氏がトップに立ち、世代交代が進むことへの危機感が強くある。双方にとって最善のシナリオは、小泉氏が出馬回避すること、と思惑が一致しての要請だったと理解されています」(同)
言うまでもなく、これらはいずれも古賀氏、林氏の都合でしかない。また「同じ釜の飯を食った」程度の関係性では無理を言えるはずもない。菅氏の返事は古賀氏にとって色よいものではなかったようだ。
「菅氏は古賀氏の提案を断りました。“あり得ない”と一蹴したと言う人もいるほどです。伝わってくる話の中で、出馬回避のメリットが小泉氏にも菅氏にも見当たりませんからね」(同)
目下、猛追が伝えられているとはいえ、林氏の当選の目は薄いという見方が強い。林氏が今後も総裁候補でいられるかどうかは、「議員票で2位以上」を獲得できるか否かがポイントになるという。むろんそんなことはおそらく国民生活とは関係ない話なのだが―ー。
デイリー新潮編集部
新潮社
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OS5
:2025/10/02(木) 09:05:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/aacdd3d9ea6e6b81dcb30f0a20d08f710585a2b9
決選投票へ多数派工作激化 他陣営切り崩し、重鎮詣で 自民総裁選
10/2(木) 7:03配信
時事通信
自民党総裁選に出馬した候補者。(写真左から)小林鷹之氏、茂木敏充氏、林芳正氏、高市早苗氏、小泉進次郎氏
自民党総裁選は4日投開票に向け、各陣営の駆け引きが活発化してきた。
小泉進次郎農林水産相と高市早苗前経済安全保障担当相、林芳正官房長官のうち2人が決選投票に進むとの見方が多い。3陣営では小林鷹之元経済安保相と茂木敏充前幹事長を含む他陣営への切り崩しや、重鎮詣でといった動きが出ている。
【ひと目でわかる】自民次期総裁にふさわしい人
「ここからは取る、取られるになる。気を引き締めていきましょう」。坂井学防災担当相は1日、国会近くで開かれた小泉陣営の選対会合で、こう呼び掛けた。
3日締め切りの党員・党友票は郵送が中心で、党は1日までの発送を呼び掛けた。今後は国会議員票をどれだけ積み上げられるかが勝負の分かれ目になり得る。
小泉氏の陣営は、議員票で優勢を保つが党員票は高市氏に先行を許していると見ている。陣営幹部は「ぎりぎりまで議員の支持拡大に力を入れる」と強調。ただ、「やらせ」コメント依頼問題で世論の反発を招いており、党内では「小泉氏は失速し、支持が林氏に流れている」(茂木陣営)との見立てが出ている。
これに対し、高市氏は9月30日、小林氏の推薦人に電話し「党員票が伸び悩んでいて、後は議員票しかない」と支援を要請。1日も国会近くの衆院議員宿舎にこもり、他陣営の議員に電話をかけ続けたという。林陣営の関係者は、高市氏周辺から電話で「決選投票ではうちに入れてほしい」と依頼されたと明かした。
林氏は座長を務めた旧岸田派や参院議員を中心に支持を受け、現時点の議員票は高市氏を上回る。党員票では後れを取っており、閣僚経験者は、態度を明らかにしていない議員の説得に力を入れて「決選投票争いに絡みたい」と語った。2日には国会内で総決起大会を開催する予定で、議員60人以上の参加が目標だ。
派閥領袖(りょうしゅう)へ働き掛ける動きも出てきた。高市氏は9月30日に麻生派(43人)を率いる麻生太郎党最高顧問と国会内で会談。支援を要請したもようだ。1日には旧安倍派の実力者で高市氏を支持する萩生田光一元政調会長も麻生氏と面会した。
高市陣営の動きを受けて、小泉氏も近く麻生氏と会い協力を求める予定だ。麻生派中堅によると、小泉氏は同派の鈴木俊一総務会長を要職に起用すると伝えているという。
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OS5
:2025/10/02(木) 18:45:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7f96684e8b67f75652782e58ab2aa377da608c2
小泉進次郎農相、2日間の「弾丸外遊」…総裁選陣営幹部「外交手腕を示せる外遊はむしろプラスだ」
10/2(木) 17:13配信
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コメント68件
読売新聞オンライン
記者団の取材に応じる小泉農相(2日、マニラで)=樋口貴仁撮影
【マニラ=樋口貴仁】小泉進次郎農相は2日、訪問先のフィリピン・マニラで、東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓3か国による農相会合に出席した。立候補している自民党総裁選が最終盤を迎える中、滞在18時間余りの「弾丸外遊」を決行し、公務優先の姿勢をアピールした。
小泉氏は1日夕に日本を出発し、2日午前の農相会合では、ASEANでの農業食料システム構築に向けた日本の技術協力の継続を訴えた。7か国の農相とそれぞれ個別会談もこなし、日本産ブドウの輸出解禁の協議を提起した。ブルネイなどから和牛輸入への意欲も伝えられたという。
小泉氏は一連の外交日程を終え、記者団に「日本の農林水産物のさらなる輸出拡大の可能性を感じることができた」と胸を張った。総裁選との両立の難しさを問われると、「石破首相から閣僚は公務最優先という指示があった。両立できている」と強調した。
国内では、陣営による応援投稿依頼問題を巡る批判が収まっておらず、「外交手腕を示せる外遊はむしろプラスだ」(陣営幹部)との声もある。小泉氏は現地から強行軍の合間を縫って態度未定の議員に電話し、支援を依頼した。
2日夜に帰国し、各候補が出演するインターネット討論番組に駆けつける。
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OS5
:2025/10/02(木) 22:33:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd6fb721904f1f010ff010a0d9ae509f85774fc7
維新との連立におびえる「衆院全敗」の大阪自民 選挙区調整できるのか
10/2(木) 21:55配信
産経新聞
大阪で開かれた自民党総裁選の演説会で壇上に並ぶ(右から)高市早苗前経済安全保障担当相、茂木敏充前幹事長、小林鷹之元経済安保担当相=2日午後、大阪市北区(川村寧撮影)
4日投開票の自民党総裁選では、衆参両院で与党が過半数割れとなる中、いずれの候補が選ばれても一部野党の協力を得なければ安定した政権運営はできない。連立政権参加の可能性が取り沙汰される日本維新の会の本拠地で、戦々恐々としているのが、自民党大阪府連だ。小選挙区が主戦場の衆院選で近年、苦杯をなめさせられており、仮に連立を組むことになれば候補者調整という難題が出てくる。
自民は令和3年と6年の衆院選で、候補者を擁立した府内15小選挙区で維新に全敗した。自民と維新が競合する小選挙区で「統一候補」を決める場合、現職優先の考え方から自民側が候補者を立てられなくなる可能性がある。
ただ、自民府議だった松井一郎氏が離党し創設した維新を忌み嫌う「維新アレルギー」が自民府連内では根強い。
「自民の候補者を出さないことは絶対あり得ない」。これまで維新と小選挙区で争ってきた自民の元衆院議員は語気を強めて反発。今年7月の参院選で維新の党勢が伸び悩んだことを念頭に「連立したところで、やがて国民民主党や参政党に取って代わられるだけだ」と冷ややかだ。
自民総裁選では、茂木敏充前幹事長が候補者調整についてこれまで、「できるに越したことはないが、必ずしもそれがなければ(連立が)できないことはない」と主張した。大阪の事情よりも連立枠組み拡大を優先させたい思惑が透けるが、現実はそう簡単ではない。
連立政権を組む際は政策合意が必要となる。維新が絶対条件とする「副首都構想」は看板政策の「大阪都構想」が前提となっているが、都構想の是非を問う住民投票は過去2回、否決された。ある自民府連関係者は「3度目の住民投票は無理だろう」と話した。
維新側も慎重で、「連立を組めば維新はなくなる。政策実現のために組む可能性はあるが、ハードルは相当高い」(斎藤アレックス政調会長)との声がある。党内の意見が割れるのは避けられそうになく、連立枠組み拡大の議論は波乱含みだ。
■公明も議席奪還へ「簡単に引き下がれない」
自民党総裁選の行方と政権枠組みを巡っては、自民と連立を組む公明党も日本維新の会の出方を注視する。
公明の元衆院議員は「どこと組むにしても、政策本位。何をやろうとしているのか、政策合意を結べる相手か否かを見極めないといけない」と強調した。
公明にとって大阪は、昭和31年の参院選で支持母体である創価学会の推薦候補が初めて選挙区の議席を得た「原点」といえる場所だ。その大阪では昨年衆院選の4小選挙区で、当時の現職や後継の新人が維新と初めて対決し、全ての議席を奪われた。
仮に候補者調整をする場合も、維新には「『大阪の選挙区を返せ』といわれても返すわけがない」(党幹部)との声がある。公明関係者は原点での議席奪還を期し「簡単に引き下がるわけにはいかない」と語った。(木ノ下めぐみ、清宮真一)
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OS5
:2025/10/03(金) 10:32:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2136b7ed113698d088170b4424845476dc09d95
石破首相が「やけくそ解散」を踏みとどまった原因になった「大物議員の名前」
10/3(金) 6:00配信
デイリー新潮
かなり前向きだった
石破首相
10月15日を軸に臨時国会を召集する案が浮上している。冒頭で石破茂首相の後継を決める首相指名選挙が行われることになりそうだ。ここに石破政権の命運も尽きることになるわけだが、9月7日の退陣表明の直前には「解散に踏み切るのでは」といった観測も出ていた。
【写真を見る】石破首相との関係は? 「大物議員」とは誰か
それで局面が打開できるかは怪しいところで、「いくらなんでもそんなやけくそみたいな解散はしないだろう、と、当時は単なるブラフとの見方が強かったのだが、実はそうでもなかったのだという。退陣表明前に石破氏が検討していたという「衆院解散」プランについてお伝えする。
まずは退陣表明までの流れを振り返っておこう。
石破おろしが強まる中で9月2日に参院選の敗因などの総括がなされ、臨時総裁選の是非を問う手続きが始まった後、官邸にあたかも籠城を決め込むようだった石破氏は解散で一点突破を図るのではないかと報じられていた。
「石破氏が退陣を表明しない場合、総裁選前倒しについて当初から実施が決まる可能性が高いと見られていました。表向きには“前倒しに賛成するか迷っている”と判断を明確にしない議員は多かったのですが」
と、政治部デスク。
ありがたかった公邸訪問
「国会議員の名前を明記することが決まった際、“踏み絵を踏ませるのか”などと批判も上がりましたが、そのうち“賛成しないことの方がリスクだ”との声が上がるようになりました」(同)
この間、石破氏はどのような心境だったのだろうか。
「石破氏はかかってきた取材の電話を受けることも割とあるので記者やジャーナリストの中には折に触れて電話していた者もいると思います。石破氏からは“このまま行けば解散もありうべし”みたいな言葉もあり、そのあたりが各方面に伝えられていたのだと思います。が、選挙の際に立ち上げる対策本部をスタートさせた報道各社はどこもなく、“解散は無理”“どこかで諦めるはずだ”というのが衆目の一致するところだったと思います」(同)
最終的に踏みとどまらせたのは、菅義偉副総裁と小泉進次郎農水相による6日夜の公邸訪問だったとされている。
「菅氏と小泉氏がわざわざ訪ねてきてくれたのはありがたかったと思いますが、両者の“説得”に応じたというのも少し違うのかなぁという印象を持っています」(同)
連立どころか新党結成
どういうことなのか。
「四面楚歌のような状況の中で自分の考えをじっくり聞いてくれる人がなかなか現れず、ようやくやってきたのがこの2人だったのではないかと。石破氏にも側近と言われる人物は数少ないながらもいるわけですが、励ますことはあっても石破氏にとって耳の痛いようなことについて機嫌を損ねることなく丁寧に説明できる人はいなかったのかなと推察されます」(同)
この“説得”を受け入れた石破氏は退陣表明会見で「いろいろな考えがあったことは否定しない」と解散も頭にあったことに言及した。その具体的なプランはどういうものだったのか。
「“国民のための政治”という大義を掲げて総選挙に打って出て、生き残った者と立憲民主の中から極度に左寄りの議員を除いた者たちと連立を超えて新党を結成するという青写真を描いていたと聞きました。石破氏の頭の中では選挙前に自民を割るつもりはなく、方向性がまったく異なっても公認を出して戦い、選挙の結果を踏まえて方針を定める……というプランだったようです」(同)
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OS5
:2025/10/03(金) 10:32:42
野田代表の反応は
「しかし、なりふり構わず解散した場合、自民が割れて、どちらが真正な自民なのかを争う選挙になっていた可能性もあります。菅、小泉両氏はその点を粘り強く指摘したと見られています。そもそも立憲は所属する議員のスタンスの振れ幅がかなり大きく、ここ数年、党勢が伸び悩む要因とされています。石破氏としては国民の審判を受けた“健全な野党勢力”と行動を共にし、政治を前に進めていきたいとの思いがあったということでした」(同)
若手時代から政治改革に心血を注ぎ、そのために自民を離党し、小沢一郎氏率いる新生党に入党した過去もある石破氏らしいプランだったのかもしれないが、「もう一歩」を踏み出すことはできなかった。
「立憲の野田佳彦代表とは自他共に認める気脈を通じる間柄ですから、石破氏から解散プランの示唆くらいは受けていたのではないかと見られています」(同)
確かに参院選惨敗後、維新の現執行部から「大阪副首都構想」実現のためなら政権与党入りした方が良いとの声が聞こえ始めたのを受け、周囲は維新との連立政権協議に注力すべきと進言したが、本人は「“色々、協力してくれている野田さんに申し訳なく、それはできない”と言って、消極的でした」(官邸筋)という。
野田氏に気を遣うと同時に、立憲の一部との新党結成を本気で選択肢の一つと考えていた節があるのだ。ただ、前述の政治部デスク曰く、
「野田氏のリアクションは不明ですが、“ギャンブル”と映ったのかもしれないですね」
かくて驚きの解散プランは幻に終わった。
デイリー新潮編集部
新潮社
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OS5
:2025/10/03(金) 20:57:43
https://www.fnn.jp/articles/-/940708
自民党総裁選・小泉氏トップ・林氏猛追で“カギ”は議員票 決選投票が“小泉氏vs林氏”なら逆転も?あす投開票
フジテレビ
政治部
2025年10月3日 金曜 午後6:20
4日に投開票を迎える第29代自民党総裁を巡る5人の戦い。
3日、10時40分までと会見の終了時間が定められた小泉進次郎農水相(44)。
しかし、その40分を迎えても小泉氏は現れません。
多忙の1日を過ごしたとみられる小泉氏。
気になる総裁選最終盤の情勢は…。
3日午後4時ごろ、官邸で石破首相との面会を終えた小泉農水相。
ここまでの総裁選を振り返り、「さまざまな困難があっても最高のチームに支えていただいて、最終日まで走りきることができました」と語りました。
FNNの最新の取材によると、全国47都道府県の党員票のうち、小泉氏は地元・神奈川県など15の県で優勢。
国会議員票については80人を上回る支持を集め、総合すると、1回目の投票ではトップに立つ見込みです。
そうした情勢もあってか、記者から「来週も閣議後会見でお会いできるか?」という質問があり、小泉氏は「どういうことでしょうか。はい、しっかり公務は最優先で取り組みたいと思っています」と答えました。
同じく、石破内閣の一員である林芳正官房長官(64)。
10月下旬、次の総理総裁が対応することになるアメリカ・トランプ大統領の訪日について問われると、「日本の外交安全保障政策の基軸である日米同盟の重要性は、今後も変わらないと考えております」と述べました。
林氏の情勢は、党員票が地元・山口など4つの県で優勢。
国会議員票は現在、高市氏を上回る約60人の支持を固め、決選投票に進める2位争いを高市氏と展開する見通しです。
3日、陣営の議員は最後のあいさつ回りに力を入れていました。
一方の高市早苗前経済安保相(64)は3日、カメラの前に姿を見せていません。
高市早苗前経済安保相:
未来に向けて感じておられる不安を絶対に希望や夢に変える。今やらなきゃ間に合わない。
高市氏は、党員票では関西圏に加え、東京や千葉など関東圏でも支持を集め、17都道府県で優勢。
一方で、議員票では40人を超える支持となっていて、林氏と2位争いの展開が予想されています。
3日にはインスタグラムで、「どうか最後の最後まで、共に闘い抜きましょう!」とコメントしていました。
3日、陣営の選対会議に姿を見せた小林鷹之元経済安保相(50)。
小林鷹之元経済安保相:
あと1日、投開票の直前まで全力を尽くす。(Q.他の候補との論戦は十分か?)…あともう1回くらいやりたいですね。
FNNの最新の取材では、小林氏は党員票で苦戦。
そして、茂木敏充前幹事長(69)も苦戦の情勢です。
茂木敏充前幹事長:
過去と自然は変えることはできない。しかし、未来と社会は我々の力によって必ず変えることができる。
茂木氏は3日朝、Xを更新し、「今日もお一人おひとりに私の想いを伝え、支持拡大を目指します」とコメントしました。
決選投票にもつれ込む見通しの総裁選。
カギとなるのは議員票です。
FNNの取材では、トップに立つ小泉陣営からも「林さんが伸びてきている。小泉・林で決選投票になったら、林さんが総裁になると思う」と警戒する声が。
議員票を巡っては、態度を明らかにしていない議員が50人ほどいるため、トップを巡る争いは予断を許さない情勢。
次の自民党新総裁は、4日午後に決まります。
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OS5
:2025/10/04(土) 07:34:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/21fcf7d9e0fde9bfda35292a29c714d5572b715e
総裁選きょう投開票、上位争う3陣営の決選にらんだ戦略に注目…旧派閥や「3位以下」取り込み焦点
10/4(土) 6:51配信
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コメント26件
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)
自民党総裁選(4日投開票)は決選投票の公算が大きくなり、上位を争う小泉進次郎農相(44)と高市早苗・前経済安全保障相(64)、林芳正官房長官(64)の3陣営の戦略に注目が集まっている。決選投票は国会議員票の比重が高まるため、派閥・旧派閥への働きかけや決選に残れない可能性が高い陣営の動向が焦点となる。(阿部雄太)
【グラフ】自民党総裁選の候補に関するXの投稿数の推移
「やれることは全てやる思いで走り切った。結果は受け止める」
小泉氏は3日、首相官邸で石破首相に面会後、記者団にこう述べた。議員会館事務所も広く回っており、議員票対策に手を尽くしたとの思いをにじませた。
これに先立ち、小泉氏は衆院議員会館で麻生太郎最高顧問と約30分間面会し、支持を要請した。43人の麻生派を束ねる麻生氏は支持する候補を明言していない。同派の河野太郎・元デジタル相や鈴木法相、浅尾環境相らは小泉氏陣営に加わっているが、派内には麻生氏に従うとする議員も一定数いる。決選では派閥でまとまった行動を望む声もある。
決選投票では、第1回投票で国会議員票と同数の295票ある党員・党友票が47票に減り、国会議員票の動向が勝敗を左右する。
読売新聞社の調査では、議員票は小泉氏が70票超を固め、首位に立つ。小泉氏周辺は「一票でも多く集めるため、麻生氏にも支持を求めるのは当然だ」と語る。麻生氏は、茂木敏充・前幹事長(69)とも気脈を通じている。小泉氏が麻生氏と良好な関係を保っていれば、茂木氏が決選に進めない場合に茂木氏陣営を取り込みやすくなるとの思惑もある。
小泉氏は3日、岸田文雄・前首相と菅副総裁とも面会し、激励を受けた。旧岸田派議員は主に小泉氏と林氏の陣営に入っている。林氏が決選に残れなければ旧岸田派の大半は小泉氏に乗るとの見方があり、小泉氏の陣営幹部は「地滑り的な勝利を目指す」と力を込める。
麻生氏に期待するのは高市氏も同様だ。昨年9月の総裁選で麻生氏の支援を受けた高市氏は9月30日、麻生氏から「最後まで走り切れ」と激励された。
高市氏は、読売新聞社の調査では議員票が40票ほどにとどまる。陣営内には「決選勝負になると厳しい」との危機感が広がる。1回目投票の党員票で圧倒し、議員の投票行動に影響を与える展開に期待をかける。陣営ベテランは「党員の意向を議員がひっくり返せば、党員が離れる」とけん制する。だが、議員も多数の有権者の負託を受けており、他陣営から「乱暴な理屈だ」との反発も招いている。
林氏陣営は議員票の最後の積み上げで2位以内に滑り込みたい考えだ。調査での国会議員票は50票超と高市氏を上回っている。林氏陣営の閣僚経験者は「決選になれば安定感を求める層の受け皿になれる」と意気込む。
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OS5
:2025/10/04(土) 07:38:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a22b95d99c5452f28d03ba879c8a27fd341feb90
決選投票、麻生・岸田氏の意向カギ 3陣営軸に最終攻防 自民総裁選
10/4(土) 4:48配信
時事通信
参院選の自民党候補者の決起集会に出席した同党の岸田文雄前首相(右)と麻生太郎元首相=7月17日、東京都千代田区
4日投開票の自民党総裁選は、有力視される小泉進次郎農林水産相、高市早苗前経済安全保障担当相、林芳正官房長官のうち、上位2人が決選投票に進む見通しだ。
決選投票では国会議員票の重みが増すため、党内に一定の影響力を持つ首相経験者の麻生太郎、岸田文雄両氏の動向がカギを握りそうだ。
小泉氏は3日、旧岸田派(約40人)の会長を務めた岸田氏を議員会館内の事務所に訪ね、約30分間会談した。関係者によると、小泉氏は「旧岸田派の方にも支えられ、ここまでやってきた」と述べ、岸田氏の支持に期待感を示した。岸田氏は「最後まで頑張ってほしい」と応じたという。
この後、小泉氏は党内で唯一存続する麻生派(43人)を率いる麻生氏の事務所を訪問。約30分間滞在し、総裁選への支援を求めた。
高市氏の陣営も、麻生氏と接触を重ねる。高市氏自身が先月30日に会談。陣営内で麻生氏と親しい萩生田光一元政調会長や山口壮元環境相も協力を呼び掛けている。
林氏は、所属していた旧岸田派に照準を絞る。陣営関係者は「同じ派閥だった岸田氏が支援に回ってくれるはずだ」と強調。一方、政治的に距離がある麻生氏とは表立って接触していない。
議員票と党員・党友票が同じ割合の1回目投票とは異なり、決選投票では議員票が9割弱を占める。昨年の総裁選は、1回目投票で首位に立った高市氏を、決選投票で石破茂首相が逆転した。勝因の一つが、旧岸田派のまとまった支援だ。これに対し、麻生氏は「反石破」の立場から高市氏の支持に回った。
総裁選は、最終盤を迎えて議員票の争奪戦が激化。重鎮2人の協力を得られるかは、この行方に大きく影響する。
各候補は3日、それぞれ議員票の上積みに奔走した。小泉氏は議員会館を行脚。高市氏は電話で支援を求めた。林氏は国会内の選対会合で、出席者一人ひとりと握手を交わした。
茂木敏充前幹事長は、良好な関係を保つ麻生氏と会談。決選投票では歩調を合わせることを確認したとみられる。小林鷹之元経済安保相も、同僚議員への働き掛けを続けた。
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