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自民党スレ2

814OS5:2025/09/30(火) 22:03:26
■新総裁の条件は"野党力"?
今回の総裁選を取材する記者たちの間でしきりに交わされるセリフがある。それは「これまでの総裁選で見たことのない景色が広がっている」というものだ。前出の政治部デスクが言う。

「総裁選取材で自民党の議員らに会うと、やたらと野党の話題が飛び出るんです。総裁選は自民党内の選挙ですから、話題になるのは各派閥の動向と相場は決まっている。ところが、今回は旧派閥の動きそっちのけで、野党の動きばかりが話題になっている。こんなことは初めてです」

こうした総裁選を巡る環境の変化について、前出の鈴木氏が言う。

「直近の2度の国政選挙で自公は過半数割れの大敗を喫し、総裁を選んだ後に控える国会での首班指名で、自公が確実に勝つという保証がなくなってしまった。

首班指名を勝ち取り、その後の国会運営、法案成立を進めるには野党の協力がどうしても必要となる。そのため、総裁選ではどの野党と組むかなど、連立の拡大や組み替えが重要な論戦テーマとして浮上しているというわけです」

前出の自民秘書も続ける。

「今回の新総裁は各派閥から広く支持を集めるだけでなく、野党との太いパイプを持ち、連立を見据えた交渉ができる能力があることが当選の条件です。

野党から総スカンを食らって、不信任案を可決されでもしたら、内閣総辞職か総選挙に追い込まれるリスクもある。いわば、野党と協調できる『野党力』が各候補には問われているんです。だから、これだけ野党の動向や反応が総裁選の話題に上るのでしょう」

実際、各候補も党内の実力者を後回しにしてまでも、まずは野党の有力者と会談してその「野党力」の高さをアピールするシーンが目立つ。

「例えば小泉さん。このところ、野党の政治家とのツーショットが多いんです。

まずは8月21日、日本維新の会代表の吉村洋文大阪府知事と万博会場に現れ、会見で『共に改革の魂を持っている』と互いを持ち上げてみせた。そして9月に入ると、今度は台風15号の被害視察を口実に静岡入りし、現地が地元の国民民主党の榛葉賀津也(しんば・かづや)幹事長とツーショットに収まっています。

9月上旬、小泉不出馬説が政界にまことしやかに流れましたが、精力的に野党リーダーとの会談をこなす小泉さんを見ている記者たちの多くは『小泉さんは必ず出馬する』と聞き流していました」(前出・政治部デスク)

となると、気になるのが連立相手の党名だ。現在、衆院で自公は過半数に13人足りない。その穴を埋める議席数を持っているのは立憲民主党(147)、維新(38)、国民民主(27)の3党になる。

ただ、立憲は野党第1党としてあくまでも政権奪取の旗印を立て続けなくてはならない立場だ。そのため、現状では維新、国民が現実的な連立相手として浮上している。前出の須田氏が説明する。

「永田町では小泉さんが首相になれば、そのときの連立相手は維新、高市さんならば国民民主と予想する向きが多い。小泉さんと維新、高市さんと国民の政策が、それぞれ共通点が多いためです」

ただ、実現性という面からすると、維新の連立入りの可能性が大だという。

「一貫して連立入りを否定する国民民主に対し、維新が徐々に連立へとかじを切っていると見えるフシがあるんです。維新には高校無償化や社会保険料の引き下げで自公と合意し、そのお返しとして25年度本予算に賛成したという実績もある。

公明が15年近くも国交大臣ポストを独占しているように、維新も連立入りすれば規制改革関連の大臣ポストを得て、衰え気味の党勢が盛り返す可能性もある。連立入りは維新にとってもかなり魅力的な話なんです」(前出・政治部デスク)

■"多党化"の世界で密室談議を続ける日本の政治風土

一方で、水面下ではドロドロした既得権益狙いの動きも見られる。その一例が9月9日に開かれたある食事会だ。

「林官房長官と馬場伸幸前維新代表、そして旧二階派の継承者で今は落選中の武田良太元総務相の3人が都内の中華料理店で2時間余りの会食をしたんです。林さんと馬場さんは初対面。武田さんは去年の総選挙で地元の福岡11区に維新が立てた候補に負けました。

つまり、武田さんにとって維新は絶対に許せない敵役なんです。その3人が顔をそろえる。永田町が『総裁選後の首班指名、維新連立入りを見据えた密室での談合か?』とざわついたことは言うまでもありません」

この食事会の意味を前出の須田氏はこう読み解く。

「3位予想の林氏、維新内で吉村グループに押し出されて冷遇されている馬場氏、そして旧派閥は二階俊博元幹事長の政界引退で縮小傾向、自身は落選中という武田氏と、3人はいずれも苦境にある。

そんな3人がポスト石破の新政権で主流派として復権すべく、あれこれ密室で談議している。そう受け止められても仕方ない顔ぶれであり、タイミングということ。実際、それに近い話もあったはずです」


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