したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

自民党スレ2

282OS5:2024/09/17(火) 13:49:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7774d3ee85947effc575b27d28c718e23a9c61d
[深層NEWS]石破氏の推薦人の平将明氏「党員の判断に耳を傾けるべきだ」
9/16(月) 20:24配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 自民党の平将明、牧原秀樹両衆院議員が16日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、自民党総裁選を巡り、読売新聞社が党員・党友と国会議員に実施した調査結果などについて議論した。

【グラフ】一目でわかる…自民党総裁選の情勢

 石破茂・元幹事長の推薦人の平氏は「党の出直しの選挙だ。今まで党員が判断した結果が出たにもかかわらず、国会議員がひっくり返すことが度々行われてきたが、今回ばかりは謙虚に党員の判断に耳を傾けるべきだ」と訴えた。

 上川外相の推薦人の牧原氏は「国会議員もかなりの人がまだ未定だ。まだまだわからない」と語った。

283OS5:2024/09/17(火) 13:51:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a69256c63d287994c49762ca20a3bd2a655b1f0
自民党総裁選・石破氏「最後の挑戦」で地元一丸…選対「派閥の解消が追い風」
9/17(火) 12:00配信


13
コメント13件


読売新聞オンライン
電話で支持を呼びかける支援者(鳥取市戎町で)

 自民党総裁選(27日投開票)の党員・党友の投票に向け、石破茂・元幹事長(67)の地元・鳥取で、熱心な支援活動が続いている。地元が一丸となって、石破氏の「最後の挑戦」を後押しする様子がうかがえる。(山内浩平)

 「ぜひとも『石破茂』と投票はがきに記載して、投函をお願いします」

 16日午前、鳥取市戎町の石破氏の事務所では、後援会女性組織「さつき会」の6人が電話で繰り返し、鳥取県外の党員・党友に投票を呼びかけていた。石破氏が「最後の挑戦」と表明したこともあり、活動はかつてないほど熱を帯びている。

 さつき会の女性は「私たちも最後の挑戦と思って取り組む。絶対に県内初の総裁に押し上げたい」と力を込める。

 事務所では、9日に「電話作戦」がスタートした。毎日午前9時から午後7時半頃まで支援者が交代で受話器を握り、1時間に20軒ほど呼びかける。既に県内の党員を済ませ、県外の党員に範囲を拡大させる。電話作戦は、赤沢亮正衆院議員や舞立昇治参院議員の事務所でも行われており、女性は「地元が一丸となって応援するしかない」と話す。

 今回の総裁選は、党員票が国会議員票と同じ367票として扱われる。全国の得票に応じて、「ドント方式」で比例配分される。過去最多の9人が立候補しており、上位2人による決選投票となる公算が大きい。

ガンバローコールで気勢を上げる市町村議ら(7日、鳥取県倉吉市で)

 読売新聞社が14〜15日に行った党員調査では、党員・党友票で石破氏がトップを走る。国会議員票と合わせた全体でも、高市早苗経済安全保障相(63)と並んで1位となっている。

 県内の党議員も汗をかく。12日の告示を前に7日、倉吉市で市町村議が選挙対策本部を発足させた。発起人代表の上杉栄一・鳥取市議(77)は「派閥の解消が追い風となっている。総裁になる最大のチャンスだ」と強調する。

 8月23日には、県議も選対本部を設置した。全国の地方議会などに直接、足を運び支援を依頼する。福田俊史県議(54)は「どこへ行っても今までで一番反応が良い。全力でやり切る」と意気込む。

284OS5:2024/09/17(火) 20:55:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/e905363074431d72793c755e60cc1336884fed48
上川外相、総裁選中に異例の訪米 23日から、討論会に代役
9/17(火) 18:40配信
時事通信
閣議に臨む上川陽子外相(右)ら=17日、首相官邸

 自民党総裁選に立候補している上川陽子外相は、国連総会に合わせて米ニューヨークで開かれる外相会合に出席するため、23日から訪米する。


 国内にとどまり総裁選に専念するとみられていたが、公務を優先して異例の対応を取る。外務省が17日、発表した。

 総裁選の投開票は27日。上川氏は25日に帰国する予定で、それまで陣営は候補者不在の戦いを強いられる。この間に開かれる党主催の討論会には、推薦人代表の牧原秀樹衆院議員が代理を務めるという。陣営関係者は「本人不在で大丈夫なわけがない」と危機感を示した。

285OS5:2024/09/17(火) 21:38:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/de0bfe6062ab85a98707ae7ef6b8cad5c290a156
総裁選への立候補断念の斎藤氏、小泉氏と会談 支援の意向表明
9/17(火) 20:59配信
毎日新聞
閣議のため首相官邸に入る斎藤健経済産業相=2024年9月10日午前9時55分、平田明浩撮影

 自民党総裁選への立候補を断念した斎藤健経済産業相(65)は17日、東京都内で小泉進次郎元環境相(43)と会談し、総裁選で小泉氏を支持する意向を表明した。斎藤氏を支援してきた古川禎久元法相や木原誠二幹事長代理ら4人の国会議員も小泉氏の支援に回る。


 斎藤氏は、出馬条件となる国会議員20人の推薦人が集まらず、告示前日の11日に撤退を表明していた。斎藤氏は会談後、記者団に「今回の総裁選で最も重要なことは刷新感だ。そのためには若さが必要だ」と語った。斎藤氏は、小泉氏と同じ2009年に衆院に初当選し、現在5期目。当選同期の4人で「四志の会」を作るなど関係が深い。

 党内では斎藤氏について「小泉内閣が発足すれば官房長官に登用されるのでは」との見方も出ている。木原氏は岸田文雄首相の最側近として知られる。【池田直】

286OS5:2024/09/18(水) 07:56:08
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20240918-567-OYT1T50020.html
高市早苗氏の政策パンフレット郵送、岸田首相ら執行部が「毅然とした」追加対応を党選管に要請
2024/09/18 07:20読売新聞

高市早苗氏の政策パンフレット郵送、岸田首相ら執行部が「毅然とした」追加対応を党選管に要請

読売新聞 【読売新聞社】

(読売新聞)

 自民党総裁選(27日投開票)を巡り、高市経済安全保障相が、自民党総裁選挙管理委員会が禁止した政策パンフレットを郵送したことを巡り、自民執行部は17日、口頭注意に加え、新たな対応が必要だとの認識を確認した。

 関係者によると、岸田首相(党総裁)と森山総務会長、渡海政調会長、小渕優子選挙対策委員長が党本部で対応を協議した結果、高市氏に対して「毅然きぜんとした対応が必要だ」との考えで一致し、逢沢一郎・選管委員長に検討を要請した。

 各地の党員がパンフレットを見て、地元の国会議員が高市氏支持だと受け止める事例が相次いでいるといい、ある陣営幹部は「今更パンフレットの効果を打ち消すことはできないが、やった者勝ちで許されていいのか」と不満を漏らした。

 高市氏は総裁選管が郵送禁止を決める前に送付手続きを終えたとしている。

287OS5:2024/09/18(水) 20:40:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4acc5b47e880a2e848402dd23b1fc4a43dbe471
自民総裁選 高市早苗氏の秘書が党執行部批判、政策文書郵送の追加対応巡り「公平性欠く」
9/18(水) 19:51配信

産経新聞
高市早苗氏の国政報告レポート郵送に関して説明する自民党奈良県第2選挙区支部の事務責任者で高市選挙事務所の木下剛志所長=9月18日、奈良市

自民党総裁選に立候補した高市早苗経済安全保障担当相の地元秘書は18日、政策リーフレット郵送に対する追加対応を求めた党執行部を批判した。奈良県庁で記者会見し、「投票行動が変わる。公平性、公正性に欠ける」と強調した。また、総裁選に全く触れていないとする説明文書を公表し、ルールに抵触しないと重ねて主張した。

【写真】高市経済安保相側が送付した「国政報告レポート」

会見した木下剛志秘書(53)によると、郵送したのは全国の支援者ら約30万人。高市氏がリーフレットを書き上げたのは7月末で、出馬できるかどうかも分からない時期だったと説明。「総裁選の投票依頼ではない」と述べた。

高市氏側は、総裁選挙管理委員会が文書郵送の禁止を各議員に通知した9月4日時点で発送を終えていたと説明している。

高市氏周辺は「8月1日までには印刷と封入を依頼した業者に引き渡していた。選管委の通知を受けて業者に確認したら『すでに郵便局に全部渡した』といわれた」と指摘。この問題で高市氏が9月11日に選管委の逢沢一郎委員長から口頭注意を受けたことについては、「法律を作る人たちが遡及を認めるようなことはおかしい」と漏らした。

その後、高市氏が党員・党友票で先行しているとの報道を踏まえ、他陣営は「リーフレットが影響した」などと反発。岸田文雄首相(自民総裁)ら党執行部が17日に対応を協議し、逢沢氏に追加対応を申し入れた。

自民重鎮は追加対応に関して「新たな処分を求めるわけではない。何らかの対応をしている姿を党内に見せなければいけない」と指摘。「高市氏が勝利した場合、(郵送問題を)言われ続けるのは党にとって良くない」とも語った。

288OS5:2024/09/18(水) 21:03:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/775f7f9f3406663bd1eb86f32afe55d98dd6c2d2
【自民党総裁選】焦る小泉陣営「このままではまずい」 1回目投票から議員票固めへシフト
9/18(水) 21:01配信

カナロコ by 神奈川新聞
小泉進次郎氏(資料写真)

 自民党総裁選で有力視されている小泉進次郎元環境相(衆院神奈川11区)が中盤を迎えて伸び悩んでいる。党員・党友を対象にした報道機関の調査で高市早苗経済安全保障相に逆転され3位に転落。小泉氏の陣営は決選投票に進める2位以内に確実に入るため、1回目の投票から国会議員票固めにシフトするなど戦略の見直しを迫られている。

 「このままではまずい。1回目から頼む」。小泉氏陣営の中堅議員は16日、他候補の支持を表明している議員にこう頼み込んだ。

 これまでは、決選投票に残るのは困難と予想される候補の支持を明かしている議員へは「2回目の投票では小泉と書いて」と促してきた。しかし、今週に入ってからは「最初から小泉と書いてほしい」と要請内容を切り替えた。

 投票権を持つ全国の党員・党友への調査結果が同日付の読売新聞に掲載され、トップの石破茂元幹事長に次いで高市氏が2位に食い込み、小泉氏が追い抜かれたことがきっかけとなった。

 今回の総裁選は候補者乱立で議員票が割れ、党員・党友票を多く獲得できた候補が上位に入るとみられる。各陣営は、党員全体の4割を占める業界団体に属する「職域党員」を軸に党員票獲得にしのぎを削る。

 小泉氏は討論会での発言ぶりに不安が指摘されることもあり、陣営は党員らへの「電話作戦」や職域支部を訪れて説明するなど、党員票の上積みに懸命だ。陣営幹部は、党本部が禁止する前に高市氏が自らの政策パンフレットを全国の党員らに郵送したことを問題視し「小泉陣営の議員であっても高市陣営だと勘違いしている党員が多数いる」と批判。「結果として高市氏が党員票を優位に進めている」と焦りをにじませる。

神奈川新聞社

289OS5:2024/09/19(木) 06:48:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/72ce6549e0bae5ebd95276e695c78314538ffebc「河野氏が中途半端に勝つよりは惨敗のほうがマシ」キングメーカー麻生氏の悩みと憂鬱
9/19(木) 6:01配信


14
コメント14件


デイリー新潮
派閥の存在を隠さない戦術
自民党の麻生太郎副総裁

 安倍晋三前首相亡き後、唯一のキングメーカーとして君臨してきた自民党の麻生太郎副総裁にたそがれの時が訪れている。ここ10年以上にわたって担ってきた主流派の座から転落しそうな状況について、来る総裁選で「最悪」とされる状況は免れそうだとされているが、それは決して彼が影響力を保持できることを意味していないようだ。現在、麻生氏が置かれている悩ましい状況をお伝えする。

【写真をみる】あんなにベッタリだったのに…麻生氏を見限った“大物”とは?

 裏金問題を受け、岸田文雄首相(自民党総裁)は派閥の解散を宣言し、他派閥も程度の差こそあれこれに同調したが、麻生派は唯一、派閥を解体することなく存続させた。

「麻生氏が苦労して数を積み上げ、党内第2派閥の座にまで引き上げたとの思い入れが強いせいか、解体を選ばなかったですね。所属する河野太郎デジタル相を基本的には支持すると明言しましたが、世の中で派閥への不信感が募っている中で、派閥の存在を隠さない戦術はマイナスでしかないと見られています」

 と、政治部デスク。

複数の手駒を持っていたはずが
 元々、麻生氏はキングメーカーとして“総裁候補生”を何人も抱えていた。茂木敏充幹事長、上川陽子外相、河野氏といった面々だ。むろんある時期までは岸田首相の続投という可能性もあった。

「本人が余裕だったかはわかりませんが、麻生氏が複数の手駒を持っているとのアピールを早い段階でしていたことは間違いないでしょう。が、いずれの候補も伸びず、岸田氏は出馬断念し、その他の候補も事前予想で上位3位に入ることができない状況です。もっとも、事前の世論調査でいずれの人たちも支持率は低調でした。首相以外の面々も政府与党の要職を占めているのに知名度が著しく低い段階で、手持ちの候補から外すのが適当だったのではとの指摘がありますね」(同)

 結局、麻生氏が推薦候補として選んだのは自派閥の河野氏だった。

「他候補がもっと強ければ悩ましい選択になったかもしれませんが、知名度も支持率も低く、河野氏支持以外の選択肢はなかったのかもしれません」(同)

皮肉なシナリオ
「その河野氏も決選投票に進む可能性は低く、政権に対して影響力を保持したい麻生氏としてはかなり追い込まれた格好です」(同)

 ただ、そういった苦境であっても、「最悪は免れたかもしれない」との指摘があるという。

「現時点で、決選投票は小泉進次郎元環境相、石破茂元幹事長、そして高市早苗経済安保相のうちの2名で争われる可能性が高そうです。麻生氏にとって最悪だと見られるのが、河野氏が決選投票に進出するもののそこで大敗するシナリオです」(同)

 もちろん麻生氏は河野氏に1回目の投票をクリアしてもらいたいと思っているはずだが……。

「その場合たとえ敗色濃厚であっても河野氏支持を継続せざるを得ず、勝ち馬に乗り切れずに非主流派に転落という可能性があります。一方、例えば小泉vs石破という構図はいずれも“菅義偉元首相銘柄”であり、麻生氏は両候補への支持を明確にいていませんが、決選投票での振舞い方を間違えなければ“勝ち馬に乗った形”を整えることも可能になります」(同)

 自派閥の河野氏を表立って支持してはいるものの、河野氏が決選投票に残らない方が自身の延命や自派閥の将来にとってベターかもしれないということになる。河野氏が総裁になればベストだが、その可能性は極めて低いと見られている。中途半端に支持を得るくらいなら負けたほうがマシ。この状況は皮肉でしかないだろう。

デイリー新潮編集部

新潮社

290OS5:2024/09/20(金) 07:19:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/807eb5b71622ef2bb1b70410f753391e7f9ca378
3重鎮、影響力維持へ腐心 派閥解消で「勝ち馬」読めず 自民総裁選
9/20(金) 7:10配信

時事通信
 大混戦の自民党総裁選(27日投開票)で、岸田文雄首相、麻生太郎副総裁、菅義偉前首相が「勝ち馬」探しに腐心している。

 キングメーカーとして新政権で影響力を行使しようとの狙いだが、派閥解消で予測不能な上、配下の議員が指示通りに動くかも見通せない。決選投票が確実視される中、3重鎮らには焦りの色が浮かぶ。

 「菅氏が小泉進次郎元環境相(43)を支援するのだけは分かっているんだが」。18日、関係者にこう漏らした首相は、読み切れない総裁選にいら立ちをにじませた。

 小泉氏に対する菅氏の入れ込みぶりは明らかだ。菅、小泉両氏のお膝元・神奈川の地方議員は12日の告示後、「党員名簿を渡され、架電状況などを菅事務所に毎日報告している」と明かした。

 2021年の前回総裁選で再選を目指していた菅氏は、首相に機先を制され、不出馬に追い込まれた。以前から首相に批判的だった菅氏にとって、「今回はリベンジマッチ」(自民関係者)と見る向きは多い。

 「小泉氏は人気先行だ。国会審議で行き詰まりかねない」。麻生氏は周囲にこう語る。唯一存続を決めた麻生派だが、所属する河野太郎デジタル相(61)以外に上川陽子外相(71)ら複数の陣営に支持が分かれ足並みはそろわない。菅氏に近く小泉陣営の武田良太元総務相らとは地元福岡で対立関係にあるほか、石破茂元幹事長(67)とも依然として溝が横たわっており、「こんな総裁選は経験がない」と周囲に漏らす。

 世論調査で上位の小泉、石破両氏のいずれにも距離を置く麻生氏が視線を注ぐ先は高市早苗経済安全保障担当相(63)だ。党員支持で勢いを得ているとされ、決選投票に向けた議員票の多数派工作も「当然している」と陣営幹部は語る。

 高市氏が送付した政策文書問題で、河野陣営は抗議文を出さない対応を決定したが、閣僚経験者は「麻生氏が決選投票で派として高市氏を支持する布石を打ったのでは」との見方を示す。

 首相も連日、岸田派議員を通じて情勢の把握に努める。事実上の退陣表明後、派閥ベテランに「政治家を辞めるわけじゃない」と語った首相にとって、今回の総裁選は影響力を残せるかどうかの試金石となる。側近の木原誠二幹事長代理らは小泉陣営入りし、気脈を通じる遠藤利明前総務会長は石破氏の後ろ盾となっているが、「1、2番手が見えない」と周囲に戸惑いを示す。

 「最後は方針を示さないといけねえな」。4日、山梨県で開かれた岸田派有志の会合で、首相は参加者らにこう予告したが、同派関係者は「方針通り動くのは十数人いるかどうか」と語った。

291OS5:2024/09/20(金) 08:00:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/f27a7c5041f9d7e9683da3cf5dadd7b38f9ae78d
政策文書送付、泥仕合の様相 高市氏側「他陣営も」主張 自民総裁選
9/19(木) 7:08配信


時事通信
自民党総裁選の演説会に臨む高市早苗経済安全保障担当相=18日午後、大阪市北区

 自民党総裁選で、高市早苗経済安全保障担当相が政策文書を党員らに送付した問題が波紋を広げている。


 他陣営が「禁止されている」と批判し、党執行部は選挙管理委員会に追加対応の検討を要請。高市氏側は「他陣営も送付している」と反論し、泥仕合の様相を呈している。

 「選管に圧力をかけるのは考えられない。自制を求めたい」。高市氏の地元秘書は18日、奈良市で記者会見し、党執行部を強くけん制した。

 選管は「金のかからない総裁選」実現のため、4日付で文書送付の禁止を通知。これに違反したとして、逢沢一郎選管委員長が11日、高市氏に口頭で注意した。しかし、他陣営の議員から「(文書を受け取った)支持者に『あなたは高市氏支持なのか』と聞かれた」などと不満が続出。岸田文雄首相(党総裁)らが17日に協議し、選管に追加対応を促すことを決めた。

 地元秘書は会見で、30万通余りの送付を認め、「(通知時点で)既に発送されていた」と釈明。「文書に総裁選に関する内容はない。投票依頼ではない」と主張した。同時に、他陣営の文書送付を疑わせるSNSの書き込みを示し、自陣営のみの問題ではないと指摘した。

 議員が個別に自身の支援者へ応援候補の文書を郵送することは実際に行われている。ただ、指摘を受けた陣営関係者は「選対としては送っていない」と組織的な動きを否定。党中堅は「全国一斉の高市氏とは違う」と強調した。

 報道各社の党員・党友票の動向調査で高市氏が善戦していることを巡り、党内には文書送付が影響しているとの見方がある。これに対し、高市氏の陣営幹部は「高市つぶし」と反発。総裁選で期待された「党刷新」に水を差す事態に、党ベテランは「党の評判をおとしめるだけだ」と嘆いた。

292OS5:2024/09/20(金) 08:13:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cc5b363c18783bebc16f376f504de25d165641a
「宏池会はオレのもの」岸田首相の思惑 「総裁選を楽しみにしているような印象も」
9/20(金) 6:00配信
デイリー新潮
総裁選を楽しみにしているような
岸田首相

 自民党総裁選が告示され、27日の投開票日まで過去最長の選挙戦を過去最多の立候補者9人で争うことになった。岸田文雄首相の号令で麻生派以外の派閥が解体されて行われる最初の総裁選であることも注目されるが、国会議員の多くが単独行動を取るということはほぼなく、基本的には旧派閥ベースで投票行動をとるようだ。当然、岸田首相の動向も注目されるが、具体的にどういった動きを見せるのか、お伝えする。

【写真】必勝祈願? 8月下旬に地元の夏祭りを訪れた進次郎氏のオフショットと驚きの「極秘データ」を全部公開

「岸田首相は先月14日に不出馬を表明して以降、総裁選を楽しみにしているような印象さえうかがえます。重圧から解放されるという思いもあってでしょうかね。自ら作った派閥解消の流れを受け、過去最多の候補者が論戦を交わす流れについても、嫌な思いはしていないことでしょう。派閥が残っていれば無派閥の小泉進次郎元環境相や二階派所属とはいえ若手の小林鷹之元安保相らは出馬までたどり着けなかった可能性もありますからね」

 と、政治部デスク。

邪魔はしていない
「小泉氏は14日に開かれた党総裁討論会で、初当選以来無派閥の自身が総裁選に出馬できたこと自体、党が変わろうとしている点だということを強調していました。岸田首相としては嬉しい発言だったことでしょう」(同)

 岸田首相が率いてきた岸田派(宏池会)からは林芳正官房長官と上川陽子外相の2人が出馬している。

「派閥が健在ならこういった分裂選挙はあり得ないのでしょうが、解体されているからこそ成立するということなのでしょうね。上川氏は推薦人20人確保のメドがなかなか立たなかったのですが、岸田首相はそれについて邪魔はしていません。逆に助けることもしていませんが(笑)。そもそも推薦人を集めることに窮しているようでは総裁選を勝ち抜くことなどできません。サポートをしなかったのは、“自力で這い上がって来い”という激励の意味合いもあったのかもしれません」(同)

“林氏を支持する”と明言していない
 その一方で、林氏への態度はどういったものなのだろうか。

「岸田首相は“林氏を支持する”と明言していません。林氏は以前から岸田首相の後継として宏池会のトップになるというふうに言われてきましたが、その評価に対して岸田首相は警戒を続けてきたとされています。その後、首相自ら派閥をなくしたわけですが、そうなっても支持する候補を明かしていないのは、林氏への警戒を解いていないということなのかもしれません。“宏池会はオレのものだと言わんばかりだ”などといった捉え方をする永田町の住人もいますね」(同)

 早くから首相候補とされながら、なかなか権力にたどり着けなかっただけに権力への思いがひと一倍強いとの評価もある岸田首相だが……。

「決選投票では自身がリーダーシップを発揮していずれかの候補に票を集めるように仕向けるのかもしれませんが、人数的にも影響力はそれほどでもないでしょうと冷ややかな見方も広がっています」(同)

 キングメーカーへの道も前途多難のようだ。

デイリー新潮編集部

新潮社

293OS5:2024/09/20(金) 17:51:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/71dfbd0f6c5e8e590d3f9d83368e28ccd23bfe50
小泉氏、全特に支援要請 郵政造反の野田氏も同席 自民総裁選
9/20(金) 14:49配信
 自民党総裁選(27日投開票)に立候補している小泉進次郎元環境相は20日、全国郵便局長会(全特)幹部と東京都内で面会し、党員票獲得へ支援を要請した。

 全特は小規模郵便局の局長でつくる任意団体で、自民の有力支持団体。かつては全国特定郵便局長会との名称で、小泉氏の父の純一郎首相(当時)が進めた郵政民営化に反対した経緯がある。

 面会は約15分間行われ、同党の野田聖子元総務相も同席した。野田氏は郵政民営化に反対したことで2005年の衆院選は無所属で出馬し、党本部が送り込んだ「刺客」に勝利した。今回の総裁選では小泉氏の推薦人になった。

294OS5:2024/09/22(日) 22:14:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/440eff96416c7ee55cc5070240e2fd3b604ae150
「脱原発」封印した候補も…自民党総裁選のエネルギー政策、電力需要の増加に備え原発活用で概ね一致
9/22(日) 19:04配信

読売新聞オンライン
自民党総裁選に立候補した9人

 自民党総裁選(27日投開票)で、9人の候補者はエネルギー政策を巡り、原子力発電の活用を推進してきた岸田首相の路線をおおむね引き継ぐ考えを示している。AI(人工知能)やデータセンターの普及による電力需要の増加に備える必要があるためだ。ただ、かつて掲げた「脱原発」を降ろして現実路線に転じた候補者もおり、その姿勢には濃淡もある。

【図解】高市氏・石破氏がトップで並ぶ…自民総裁選の情勢

 「電力が安定的に供給されなきゃ日本はもの作りができない。安全のためにも経済を強くするためにもエネルギーの安全保障は大事だ」。高市経済安全保障相は19日、東京・秋葉原駅前の演説会でこう述べ、安全性の高い次世代革新炉の開発にも意欲を示した。

(写真:読売新聞)

 岸田内閣は2023年2月、東京電力福島第一原発事故後、依存度を低減するとしてきた原発政策を転換。原子力を脱炭素電源として「最大限活用」する方針を閣議決定し、建て替えや運転期間延長も盛り込んだ。

 小林鷹之・前経済安全保障相も今月14日の討論会で「再生可能エネルギーに偏りすぎたエネルギー基本計画を変えるべきだ」と訴えた。林官房長官や上川外相、加藤勝信・元官房長官、茂木幹事長も原発の活用を掲げる。

 一方、前回21年の総裁選で原発に慎重姿勢を見せた河野デジタル相は、電力需要の増加で「前提条件が大きく変わった。現実的な対応を考える必要がある」と脱原発を封印。立候補表明の記者会見で「(次世代エネルギー技術の)核融合、リプレイス(建て替え)も選択肢だ」と述べた。

 小泉進次郎・元環境相も以前は脱原発を主張したが、今月6日の出馬会見で「使える電源はしっかりと使う」と再稼働や新増設を容認。「(原発を)ゼロに近づける努力を最大限にする」としていた石破茂・元幹事長も21日、記者団に「必要な原発の稼働は進めていかねばならない」と述べた。

 産業界からは新総裁に対し、原発再稼働や新増設への期待が高い。経団連の十倉雅和会長は12日の総裁選告示に合わせて発表したコメントで「原子力の最大限活用や革新炉・核融合の研究開発推進などエネルギー政策の展開を進めてほしい」と注文をつけている。

295OS5:2024/09/22(日) 22:15:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/083791dee92712aa0afe4e4d6431b36f8ed5f9eb
首相、異例の退任直前の外遊 クアッド協力枠組み、次期政権に継承
9/22(日) 16:06配信
毎日新聞
「クアッド」の首脳会談に臨む岸田首相(右)ら=2024年9月21日、ロイター

 岸田文雄首相は21日(日本時間22日)、米東部デラウェア州ウィルミントンで開催された日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」の首脳会議で、4カ国の協力を重視する姿勢を改めて鮮明にした。2021年10月の就任後、同盟国・米国に加え、自由や民主主義の価値観を共有する同志国との協力深化を進めた路線を次期政権へ引き継ぐ意図がありそうだ。

 クアッドは首相の外交姿勢を象徴する枠組みだ。21年に首脳級に格上げされたクアッドに出席するのは、23年5月の主要7カ国(G7)首脳会議に合わせて地元広島で開催したのに続き、今回が3回目。台頭する中国を念頭に「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、海洋安全保障やサイバーなど幅広い分野での協力を進めてきた。

 首相は10月1日に退陣する見通しで、退任直前の外国訪問は異例だ。首相は首脳会議の冒頭、「私は日米豪印の取り組みを一貫して重視してきた。今回の会合は、首相として最後となる今回の外国出張において参加するに最もふさわしい会合だ」と強調した。

 クアッドの枠組みで、特に腐心したのがインドとの「つなぎ役」(首相周辺)を担うことだった。インドは、ロシアと友好関係を保つ一方、国際的な影響力を強める中国をけん制したい思惑では日米豪とも一致する。首相はこうしたインドの立場を理解し、23年5月の前回会議と前々回22年5月の東京での会議の共同声明では、ロシアを名指しで非難する文言は盛り込まれなかった。

 第2次安倍政権で4年半以上外相を務めるなど、日本外交を長年担ってきた自負を持つ首相としては、こうした丁寧な調整が必要となるクアッドの枠組みを次の政権にも着実に引き継ぎたい考えだ。また首相はクアッドに合わせて、ウィルミントンにあるバイデン米大統領の私邸でバイデン氏と会談し、これまで築いてきた個人的な信頼関係の深さも印象付けた。

 自民党総裁選(27日投開票)は候補者9人による混戦模様で、1回目の投票では決まらず決選投票になるとみられる。米国出発に先立ち、首相は公邸で記者団の取材に応じ、総裁選で誰を支持するのかを問われ「最後まで各候補者の政策、考え方をじっくりと聞いた上で、自分自身の1票を判断したい」と強調した。自身の外交路線を継承してくれる人物は誰なのかを見極めたい思いをにじませた。【ウィルミントン影山哲也】

296OS5:2024/09/22(日) 22:20:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/c70453b734afd2072ead5bb4b1a8813731f958cf
林芳正官房長官vs上川陽子外相 同派閥から2人出馬…異常事態のウラ側
9/21(土) 6:06配信


デイリー新潮
上川陽子氏

 池田勇人による創設以来、5名もの首相が輩出した旧宏池会。先ごろ看板を下ろしたその名門派閥、旧岸田派から、林芳正官房長官(63)と上川陽子外相(71)の二人が総裁選に出馬する。政界の頂を目指す両者は、日ごろ健康管理にも抜かりがない、はずなのだが……。

【写真】「わぁ、こんなにきれいな人がこの世にいるのか!」 世論調査で上位につける石破茂氏は慶大時代、妻・佳子さんにひとめぼれしたという

 ***

 林氏は今月3日、出馬表明の会見で、色紙に墨書した「仁」の一文字を掲げながら決意を語った。

「慈しみ、思いやりという意味だ。国民の皆さんが安心できる、人に優しい政治を行っていきたい」

 お公家集団と言われた宏池会出身ならではの、教養溢れる訴えだが、

「世論調査で林氏の支持率は1%程度。党員票の伸びは見込めず、決選投票に残るのはほぼ不可能」(政治部記者)

異例の事態
 それでも出馬に踏み切った理由がある。

「旧来の自民党の論理では、退陣表明した当の首相の出身派閥からの出馬はご法度のはず。しかし、岸田首相が退陣表明時に“われこそはと思う方は積極的に手を挙げてほしい”と述べ、これを受けて上川氏が動き始めた。黙っていては旧岸田派内の勢力を奪われてしまうと危機感を抱いたのでは」(同)

 こうして2人の候補者が並び立つ異例の事態に。

 もっとも上川氏の側は、20名の推薦人を集めるのに最後まで苦労した。上川陣営で推薦人集めに奔走した松島みどり元法相が言う。

「“女性の政治家が出てくる方がいい。応援するよ”という声は多かったのですが、いざ、推薦人の署名をお願いするとなると本当に難しかった。しかも時間が経過するほどに推薦人を頼める議員の数は減っていくわけですから」

特技はリバウンド
 そこで、頼みとしたのが「女性」だった。

「上川陣営は広く女性議員に声をかけ、麻生派の山東昭子前参院議長の支援のもと今井絵理子参院議員らを取り込み、推薦人には女性議員が並ぶ格好となりました」(先の政治部記者)

 そんな中、密かに注目を集めるのが二人の「健康管理」のあり方だ。

「上川氏は毎朝のラジオ体操を日課とし、スクワットも趣味。100回できるようになったとも過去に報じられています」(同)

 生涯現役を貫いた女優の故・森光子も生前、スクワットを毎日、朝晩計150回行ったとされる。上川氏の健康維持の要諦は「下半身」にあるようだ。

 他方、林氏は出馬会見後に放映されたテレビ番組で〈趣味ダイエット、特技リバウンド〉と自虐的に語るほど体重の増減が激しい。

「林氏は農水相時代に各地の農産物を試食して体重が増加。慌てて炭水化物抜きダイエットを敢行した。一時期は10キロ以上痩せたものの、すぐにリバウンド。あまり体重を気にかけない性質なのか、外相時代、飛行時間が長い時はチャーター機で酒も存分に飲んでいたそう」(自民党関係者)

 健康管理への姿勢が対照的な両者は、全身全霊を傾けた戦いに、いよいよこれから突入する。

 関連記事【滝川クリステル側は「突き放すようなコメント」を… 小泉進次郎氏が総裁選で苦戦する理由 「後見人・菅前首相の健康問題も」】では、進次郎氏が苦戦するとされる意外な理由について詳しく報じている。

「週刊新潮」2024年9月19日号 掲載

新潮社

297OS5:2024/09/22(日) 22:21:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/257f51f01526532b66fdeeeff92abfd95a960375
「岸田外交」集大成の訪米へ バイデン氏とは個別会談 「強固な同盟」を世界に発信
9/20(金) 20:47配信

産経新聞
岸田文雄政権下での主な外交

岸田文雄首相は21〜23日の日程で訪米し、日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」首脳会合や国連総会に出席する。自身の後継を選ぶ自民党総裁選を控え、在任中最後の外遊となる。首相は覇権主義的な動きを強める中国やウクライナ侵略を続けるロシアをにらみ、日米同盟やクアッドなど同志国連携の強化に心血を注いできた。今回の訪米は「岸田外交」の集大成となる。

「これまで取り組んできた外交は世界でも評価が高い」

首相は周辺にそう語り、「岸田外交」の成果に強い自負をにじませる。

その基盤となったのが、バイデン米大統領との間で築いた「かつてないほど強固」と言われる日米関係だ。首相は2022年のロシアによるウクライナ侵略を受けて対露政策を転換し、欧米と歩調を合わせた強力な制裁に踏み切った。このことでバイデン氏は首相への信頼を深め、今年4月には首相を国賓待遇で米国に招いて厚遇。首相も議会演説で米国を鼓舞するなど、強固な同盟を世界に発信した。

首相同様、バイデン氏も退任が決まっている。両首脳は今回、バイデン氏の地元の東部デラウェア州ウィルミントンで個別に会談するが、後継政権への申し送りを含め、これまでの取り組みや成果を確認する場となりそうだ。

首相はインド太平洋地域で「米国頼み」だった安全保障体制を強化するため、米国の同盟国や友好国との重層的なネットワークの構築にも注力してきた。代表的なものがクアッドだ。

今回の首脳会合では中国が海洋進出を進める東・南シナ海の情勢や、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮について意見を交わす。また、違法操業する中国の漁船団の監視に向けた取り組みも発表する見込みだ。

今回の訪米で3年に及んだ岸田外交は幕を下ろす。ただ与党内では、各国首脳に知己の多い首相が、今後も国際舞台で存在感を保ち続けるとの見方が大勢だ。

自民総裁選で有力候補と目される高市早苗経済安全保障担当相や小泉進次郎元環境相、石破茂元幹事長はいずれも外交経験が乏しく、手腕は未知数だ。首相周辺は「誰が首相になっても外交では首相(岸田氏)に頼らざるを得ない」と話す。(永原慎吾)

298OS5:2024/09/23(月) 09:26:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/e85a3dd85a67796d0a3d8aeaeeafb285b909a0f4
小泉氏、議員支持で先行 党員票含め高市・石破氏と「3強」 自民総裁選、決選投票の公算
9/23(月) 7:03配信


時事通信
自民党総裁選の演説会を終えた候補者ら=18日、大阪市北区

 自民党総裁選(27日投開票)を巡り、時事通信は党所属国会議員の終盤の支持動向を調査した。

【主な経歴】小泉 進次郎(こいずみ しんじろう)氏

 小泉進次郎元環境相(43)が50人超で先行。報道各社の世論調査で小泉氏と人気を分け合う高市早苗経済安全保障担当相(63)と石破茂元幹事長(67)はそれぞれ30人前後を固めている。

 9候補の陣営や地方組織の幹部への取材を基に分析した党員・党友票は高市、小泉、石破各氏が優勢。議員票と合わせて「3強」の構図が明確になりつつある。ただ、いずれも過半数には届かず、上位2人の決選投票となる公算が大きい。

 総裁選は議員票368票と、同数の党員・党友票の計736票で争う。調査は22日までに、議員の意向を直接聞き取るなどして実施。約60人が態度を明らかにしておらず、各陣営が働き掛けを強めている。

 小泉氏への支持は無派閥が半数を超え、安倍、二階両派(いずれも解散表明)と岸田派(解散)などの一部も取り込む。ただ、政権運営の手腕を不安視する向きがあり、来年夏に改選を控える参院議員の支持は少数だ。

 小林鷹之前経済安保担当相(49)と林芳正官房長官(63)が40人台で続く。小林氏は安倍、二階両派が6割を占める。林氏は座長を務めていた岸田派をおおむねまとめている。

 茂木敏充幹事長(68)は茂木派(解散表明)を中心に30人強を確保。高市氏は安倍派、石破氏は無派閥がそれぞれ半数を超える。河野太郎デジタル相(61)は30人弱の大半が麻生派。上川陽子外相(71)と加藤勝信元官房長官(68)は引き続き推薦人20人からの上積みが課題だ。

 決選投票は、党員・党友票が各都道府県連1票ずつの47票になるため、368票を維持する議員票の比重が高まる。今後、これを見据えた陣営間の駆け引きが活発化するのは必至。麻生太郎副総裁や菅義偉前首相ら重鎮の動向も焦点となりそうだ。

299OS5:2024/09/23(月) 22:01:00
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_diplomacy_3A3BAAJXYZJ2HKAD3WBCXBRV4Y.html外交が危ない!? 自民総裁選の余波、10月の日程に不確定要素 欠席すれば喜ぶのは中国
2024/09/23 21:38産経新聞

外交が危ない!? 自民総裁選の余波、10月の日程に不確定要素 欠席すれば喜ぶのは中国

自民党本部の上層階に掲げられた総裁選挙の横断幕=2日、東京都千代田区(春名中撮影)

(産経新聞)

自民党総裁選(27日)のあおりで秋の外交日程が不透明になっている。衆院の早期解散論が浮上し、新たな首相が10月上旬の東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の首脳会議を欠席する可能性が出てきたためだ。ただ、新首相が出席を見送れば日本は存在感を示せず、ASEAN諸国への影響力拡大を狙う中国を喜ばせる結果となりかねない。外務省関係者は新首相の判断にやきもきすることになりそうだ。

「出席しないことなんて、あるんですかね…」

9月中旬のある日、外務省幹部は、ASEAN関連首脳会議への新首相の出席を巡り、こうつぶやいた。

今年のASEAN関連首脳会議は10月6〜11日にラオスで開かれる。日ASEAN首脳会議やASEANプラス3(日中韓)首脳会議など、日本が関係する会議は10、11両日に開かれる見通しだ。外務省によると、これらの会議には日本の首相が必ず出席してきた。

だが、今年は雲行きが怪しくなっている。総裁選有力候補の小泉進次郎元環境相が「できるだけ早期に衆院を解散し、国民の信を問う」と明言したこともあり、衆院選が最短で10月15日公示、27日投開票となるとの見方もある。

岸田文雄首相の後継を選出する臨時国会は10月1日に召集される方向だ。27日投開票の場合、解散日として想定されるのは、所信表明演説や衆参両院での代表質問後の9〜11日で、ASEAN関連首脳会議と日程が重なる。衆院解散のタイミング次第ではラオス出張自体を見送るか、一部参加にとどめるか、外交と内政(選挙)をてんびんにかけた政治判断が必要となる。

米国のバイデン大統領は昨年に続き今年もASEAN関連首脳会議への出席を見送る公算が大きいが、昨年、代理で出席したハリス副大統領も米大統領選の候補者となったため出席は困難視されている。そうした中で日本の首相も欠席すれば、李強首相の出席が想定される中国が存在感と影響力を高める可能性がある。

新首相の外交日程を巡り、外務省幹部は初外遊としてのラオス訪問を期待しつつ、「あらゆることを考える」と語る。(原川貴郎)

300OS5:2024/09/23(月) 23:21:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/564bb84888b11a4a34c701ae48eb3b23d8fadd6d
齋藤健氏が出馬断念…“恐怖の舞台裏”を政治ジャーナリストが解説 野田聖子氏の裏切り、長老たちの影響か
9/17(火) 6:51配信

ABEMA TIMES
齋藤健氏、野田聖子氏

 自民党総裁選に出馬の意欲を示していた齋藤健経済産業大臣が、最終的に推薦人が集まらず、告示前日に出馬を断念した。同日には、同じく意欲を見せていた野田聖子元総務大臣も、推薦人20人に届かず断念している。しかし政治ジャーナリストの青山和弘氏は、「齋藤氏は出馬できたはずだ。野田氏が齋藤氏を突然裏切った」と語る。

【映像】野田氏の裏切りに党内から“恨み”(青山氏の証言)

 不思議なことは、告示6日前に起きていた。三原じゅん子参議院議員が「古い政治に決着をつける時が来た。だから私は小泉進次郎」とXで投稿。三原氏は野田氏に心酔していて、2021年の前回総裁選に野田氏が立候補した時も、推薦人として支援し、「私を政治の世界に導いてくださった母」とたたえていた。しかし突然裏切る形で、進次郎氏支援を公言したのだ。

 告示4日前には、ABEMA的ニュースショーに出演した齋藤氏が「(総裁選出馬を)やります」と語っていたが、この当時について青山氏は「齋藤陣営と野田陣営が一本化する動きがあった」と解説する。青山氏によれば告示3日前、双方に近い浜田靖一国対委員長が、一本化を仲介した。推薦人が足りなかった2人は、齋藤氏に一本化することで合意していた。

 その時点では利害が一致していたが、告示2日前にトップ会談を開こうとした時、野田氏は「進次郎氏につく。選対本部長になってくれと言われている」と言いだす。齋藤陣営も、仲介した浜田氏も寝耳に水だったという。なお青山氏の取材では、野田氏は石破氏にも推薦人を貸すことを持ちかけていたことがわかっている。

 では誰が、野田氏を影で動かしたのか。まず考えられるのが、森喜朗元総理が糸を引いた可能性だ。野田氏は出馬をめぐる流れで、森氏と会っていた。森氏は安倍政権を支えた派閥「清和会」のドンで、進次郎氏の父、小泉純一郎元総理も「森派」の一員として総理になった。青山氏は「総裁選での野田氏の身の振り方を話し合ったのは間違いないが、森氏がどこまで進次郎氏支持を促したのかは不明だ」と語る。

 次に考えられるのが、菅義偉前総理の動きだ。菅氏は進次郎氏と同じ神奈川県選出で、菅政権では進次郎氏を環境大臣に起用した。今回も進次郎氏への支持を表明している。野田氏は周辺に「菅氏に全部ブロックされる。自民党には新しい派閥ができつつある」と話していた。なお青山氏によれば、三原氏に声をかけ、野田氏から引き離したのは菅氏だというが、「野田氏の動きにどう関与したのかは確認できていない」そうだ。

 もうひとつの可能性が「勝ち馬に乗った説」だ。総裁選出馬が難しい状況で、打算的に考えたのではないかとの予想だ。野田氏は進次郎氏と頻繁にやりとりしていたが、「進次郎氏は『選対本部長』の就任要請まではしていないと言い張っている」(青山氏)。

 進次郎陣営の重鎮、武田良太元総務大臣は、野田氏について「行動が不可解。齋藤陣営からも石破陣営からも、自分の陣営からも信用を失った」。青山氏は「総裁選は権力への欲望、政治家としての利害、これまでの恩讐が絡む、魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界だ」と語る。

 改めて青山氏は、これら3つの説について「(当てはまるのは)全部かもしれない」と語る。人間関係では齋藤陣営と近く、対等合併すれば政策ものんでもらえるが、「勝たないと意味がない」。森氏と面会した際に、これらの話になったのは間違いないとしつつ、三原氏の方針転換に野田氏が苦言を呈していたことを、菅氏が気にしていた証言もあるという。また、こうした野田氏の動きには「党内ではかなり顰蹙(ひんしゅく)を買っている」と説明した。

 元東京都知事の舛添要一氏は、元自民党参議院議員の立場から「こういうのは日常茶飯事で、この程度のことしかないと(感じる)。9人にばらけているが、3、4人の時はもっと酷い」。また元自民党衆議院議員の宮崎謙介氏は、野田陣営に近い人物から聞いた話として、「進次郎氏から野田氏に、かなり電話がかかってきたという。齋藤陣営と組むと決めたのに、野田氏自身が進次郎氏に持っていかれて、『僕らは捕虜になってしまった』と言っている」と証言した。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

ABEMA TIMES編集部

301OS5:2024/09/24(火) 16:57:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddf3659b18b06b715bed3422e133e77b343a4899
シン・総裁選は「菅vs麻生」 石破・小泉・高市デッドヒートの裏側で…【解説委員室から】
9/24(火) 7:20配信

時事通信
衆院本会議に臨む自民党の麻生太郎副総裁(左)と菅義偉前首相=1月26日、国会内【時事通信社】

 過去最多9人の立候補者が名乗りを上げた異例の自民党総裁選(9月27日投開票)。先行する元幹事長・石破茂、元環境相・小泉進次郎に、経済安全保障担当相・高市早苗が追い上げる展開で、上位2人の決選投票にもつれ込む可能性は高い。論戦力に不安のある小泉がここに来て失速しているとの見方もある。その裏側では前首相・菅義偉と副総裁・麻生太郎のキングメーカー争いに、首相・岸田文雄も参戦する可能性があり、最後まで目が離せない状況だ。(敬称略、時事通信解説委員 村田純一)

【図解】自民党総裁選候補の派閥別に見た推薦人の分布

◆高市浮上の要因

「次の自民党総裁に誰がふさわしいか」―。各社の世論調査によると、石破、小泉、高市が上位3人として定着。外相・上川陽子、デジタル相・河野太郎、前経済安保相・小林鷹之、官房長官・林芳正、元官房長官・加藤勝信、幹事長・茂木敏充の各候補者の支持率は1桁台にとどまり、上位3人とは大きく差が開いたままだ。

 総裁選は当初の世論調査で、「小泉か石破か」「世代交代か経験値か」という2人の争いと見られていた。しかし、ここに来て急上昇しているのは岩盤保守層の支持を受ける高市だ。

 9月12日の総裁選告示後、日本テレビと読売新聞がそれぞれ自民党の党員・党友を対象に行った世論調査の結果は、小泉陣営に衝撃を与えたのではないか。

 ▽日本テレビ=石破25%、高市22%、小泉19%(9月13日)

 ▽読売=石破26%、高市25%、小泉16%(同16日付)

 それまで各メディアの調査で3位だった高市が小泉を逆転し、2位に浮上したのである。小泉の勢いは早くも論戦の過程で失速しつつあるのではないか。そう思わせる調査結果だった。「自民党の党員・党友には高齢・保守的な男性が多い」ことも高市浮上の要因と日テレの動画番組では指摘されていた。

 高市がいわゆる岩盤保守層に一定の人気があるのは間違いない。亡くなった元首相・安倍晋三の後継者と自任して保守的なスタンスを維持し、選択的夫婦別姓制度の導入にも反対姿勢を貫いているからだろう。タカ派的な安保・外交政策を重視する姿勢も共感を持たれているのではないか。

 一方、16日付の朝日、17日付の産経(FNNと合同)両紙の自民支持層を対象にした調査によると、

 ▽朝日=石破32%、小泉24%、高市17%

 ▽産経=小泉29%、石破24%、高市16%

 高市はいずれも3位にとどまっているが、「自民支持層」が調査対象なので、読売などと単純な比較はできない。とはいえ、石破、小泉陣営にとって高市が侮れない存在となっているのは確かだ。

 ただ、高市が総裁選告示前に、政策リーフレットを全国の党員らに郵送したことが、高市人気の要因との指摘もある。党総裁選挙管理委員会は文書郵送の禁止を9月4日付で通知し、「他の陣営は一切出していない」という。高市は「ほとんどは8月中に発送を終えている」として、違反ではないと主張した。だが、他陣営からは「ずるいことはやめるべきだ」「ルールも守れないのか」などと冷ややかな声が出ている。

 小泉が選択的夫婦別姓の導入を容認していることに対しては、特に保守層の反発が強く、ネット上での激しい「小泉バッシング」は自民支持層に影響を与えているようだ。既に総裁選の論戦では、質疑応答での小泉の回答にさまざまな疑問符が付く状況で、小泉への「選挙の顔」としての期待が失望に変われば、さらに高市が伸びる可能性はある。

302OS5:2024/09/24(火) 16:57:52
◆小泉は「菅頼み」?

 総裁選は国会議員票368票に同数の党員・党友票を合わせた計736票で争い、1回目の投票で過半数を得た候補がいなければ上位2人での決選投票となる。2回目の投票では議員票368票に、党員・党友票は各都道府県に1票ずつの47票が割り振られ、議員票の比重が大きい。2回目の投票で3位以下の議員票をどう取り込むかが勝負の行方を左右する。

 368票の議員票のうち、9人の立候補者の推薦人は、「20人×9人」で180人。立候補者9人を加えた189人の国会議員は1回目の投票先が決まっていると言える。事実上、残り179人の国会議員と105万人の党員・党友の争奪戦となるが、候補者乱立により票が分散し、誰も過半数を取れず、決選投票となる公算は大きい。

 自民党の派閥が「一致団結、箱弁当」と呼ばれ、「親分が右を向けば右、左を向けば左」という時代もあった。政治記者は派閥の領袖、幹部の意向を取材すればよかった。今は違う。裏金事件を受け、麻生派を除いて各派閥は解散を表明。実際に政治団体の派閥の解散届を総務相宛てに出したのは森山派と岸田派だけだが、派閥集団的な動きはなお残っており、水面下で決選投票をにらんだ合従連衡が進む可能性がある。

 キーパーソンは前首相・菅義偉と副総裁・麻生太郎の二人。それに退陣する岸田の動きも注目される。誰がキングメーカーとして生き残るか、永田町の生存競争では、小泉の後ろ盾である非主流派・無派閥の菅が無派閥議員を束ね、リードしているとの見方がある。「無派閥の菅が一番、派閥的な動きをしている」(党関係者)と言われるほどだ。

 菅は9月8日、横浜市内で行われた小泉の街頭演説で街宣車の上に現れた。炎天下の中、小泉と一緒に立つ菅は無表情だった。熱中症になるのではないかと心配するほどの暑さの中、マイクを通した菅の声はしっかりしていた。

「何としても今度の総裁選挙、小泉進次郎さんに日本のかじ取りを託したい。そんな思いで皆さんと一緒になって、応援させていただいています」

「私に割り当てられた時間は2分です」と断った短いあいさつの中で、菅は小泉への支持を鮮明に示して街宣車を降りた。

 この場面は、テレビニュースや動画を通じ、小泉のバックにいる菅の存在感を強烈にアピールした。小泉と同じ自民党神奈川県連の一人として、街宣車で地元候補への支持を訴えるのは当然とも言える。だが、菅は表に出ないで、裏に回って小泉を支えるのではないかとささやかれていたので、菅の早々の登場にはいささか驚いた。分かっていることとはいえ、菅の支持表明は党内に波紋を呼び、「小泉政権になったら、菅の傀儡(かいらい)政権だな」(閣僚経験者)と見なされるようになった。

「小泉の能力、経験不足を補うためには、菅に頼るしかないだろう」と永田町や霞が関の関係者が思うのは当然だろう。ただ、小泉がアピールしたかった「刷新感」は雲散霧消し、「政治が変わる」という期待感も薄れた感がある。「誰も小泉が総裁になって政権を担えるとは思っていない。政権運営は菅頼みだろう」(自民関係者)という声が広がったのは事実だ。

「選挙の顔」として、若くて発信力があり、人気の高い小泉に期待する自民党内の声は多い。小泉は有権者の不信を招いた「政治とカネ」をめぐる問題に関し、政策活動費の廃止、旧文通費の見直しを打ち出したが、裏金議員の公認問題では「最終的に新執行部で厳正な判断を下す」と述べるにとどまった。裏金事件の再調査に踏み込む姿勢を示さないのは、どの候補者も一緒だ。今の自民党に再調査まで期待するのは無理な相談である。

 石破は「国民の納得が必要で、納得しないなら党の責任者である総裁が確認しなければならない」などと述べているが、では、総裁が確認して、納得して、国民に説明できるまで党内の再調査を進めるのかどうか。よく分からないが、それは難しいだろう。

 小泉は、できる限り早期の衆院解散を行うと主張する。国会の衆院予算委員会での与野党論戦が行われる前に解散に踏み切りたい考えのようだ。苦手な論戦を回避したいとの思惑が透けて見える。10月解散で投開票日は早ければ10月27日、または11月10日などが取り沙汰されている。石破が予算委での与野党論戦を経てから解散との考えを示していたのは、小泉に比べて論戦に自信があるからで、そこは違いをアピールしたいところなのだ。

303OS5:2024/09/24(火) 16:58:07
 小泉の早期解散表明について、立憲民主党の元首相・野田佳彦は「論戦力に自信がないからだ」と喝破した。立民の代表選(9月23日投開票)で野田は勝利する可能性が高い。自民党総裁選の投開票日前に、野党第一党の党首が決まるのだ。仮に野田の勝利が決まった場合、野田に対抗する自民党総裁として、いや首相として誰がふさわしいか。総裁選の終盤、自民党の党員・党友、国会議員はいや応なく考えさせられる。

 ちなみに、党員・党友の投票用紙は既に郵送され、都内では「9月24日までに投函(投票)してください(26日必着)」と書かれてある。党員投票は、各都道府県連で集計した得票数を党本部で一括集計し、ドント方式で候補者に比例配分される。

◆「菅と岸田」の遺恨

 一方、菅の「岸田嫌い」は有名だ。菅政権時代に菅を総裁再選断念に事実上追い込んだのは岸田だと言える。菅政権を批判して総裁選にいち早く名乗り上げた岸田に対し、菅の恨みは消えていないだろう。菅は、首相になっても岸田派会長としていつまでも派閥を離脱しない岸田を批判。政治資金問題でも責任を取らない岸田を非難し、やがて党内の「岸田降ろし」が広がった経緯がある。

 今度は退陣表明を余儀なくされた岸田が、菅の「復権」を許さず、逆襲する展開があり得る。菅が支える小泉政権の実現阻止に向け、解散した「岸田派」がある程度一致結束して行動するのではないかとみられている。仮に決選投票が「小泉vs石破」なら石破への票が増えることになり、石破陣営の岸田に対する期待は大きい。

 派閥裏金事件を受け、岸田は政治への信頼回復を目指すとして、1月に岸田派(宏池会、46人)の解散を表明。政治団体として宏池会の解散届を総務相宛てに提出したのは9月3日だった。しかし、今でも元派閥のグループとして集まることは多いという。岸田派出身者としては林、上川の二人が総裁選に出馬し、林には15人、上川には5人の同派出身者が推薦人となった。林の出馬は、次の政局をにらみ、グループの結束を維持する目的もあるとみられる。

 永田町では、岸田が元岸田派幹部らを首相公邸の裏門から秘かに入れて協議しているとの情報もある。岸田が退陣後もなお永田町に影響力を持ち続けたいと思うのは、政治家の一つの性(さが)であろう。

◆麻生は「究極の選択」

 自民党の派閥として唯一、解散表明せずに存続する麻生派(54人)の動きも大きな焦点だ。総裁選では同派に所属する河野に推薦人19人を出すだけでなく、岸田派出身の上川にも推薦人9人を提供した。麻生派は総裁選で河野支持を決めているが、他の候補の支援も容認するという対応を取った。二階派出身の小林の推薦人に麻生派から2人が流れたのもそのためだ。麻生派の重鎮・元幹事長の甘利明は小林の後ろ盾のような存在でもある。

 麻生派の決選投票での対応はまだ決まっていない。河野が決選投票に残らなかった場合、麻生が上位2人の誰を支持するか、どの旧派閥・グループと連携するか、さまざまな組み合わせが考えられる。安倍政権を支えた麻生と菅だが、岸田政権下では主流派と非主流派に分かれた。菅と親密な元総務相・武田良太は、地元・福岡の政界で麻生とは「犬猿の仲」。小泉支援の「菅―武田」ラインと手を組むのは難しい相談だろう。一時は「大宏池会」構想を練って連携を探ったこともある麻生と岸田が「反小泉・菅」でまとまるという見方は有力だろう。

 ところが、小泉の対抗馬として石破が決選投票に残った場合、麻生としては実は悩ましいところなのだ。麻生政権末期に石破が「麻生降ろし」に動いた恨みはなお残っているとされる。小泉か石破か、麻生にとっては「究極の選択」となる。もし高市が決選投票に残れば、高市に乗る方が「まだマシ」と考えるかもしれない。いずれにせよ、「国家国民にとって誰が首相にふさわしいかを考える」と麻生氏周辺は語る。

 1回目の投票での党員・党友票の結果が、2回目の議員票を左右するとも言われ、実力者の思惑通りに事が進むとは限らない。

 決選投票になった場合の対応を尋ねられると、麻生は冗談交じりに「海外に逃亡するしかねえな」と漏らしている。

304OS5:2024/09/24(火) 16:58:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d09ebd905a9ffd469e0701938737284759f08e0
「執念としたたかな戦略がある」 退陣・総裁選不出馬の岸田首相が自民党総裁選の裏で「虎視眈々と狙うこと」
9/24(火) 7:02配信



東洋経済オンライン
(写真:Philip Wong/Bloomberg)

 岸田文雄首相(67)の後継者を決める自民党総裁選もいよいよ最終盤となり、各種情勢調査を踏まえて“3強”とされる、高市早苗経済安保相(63)、小泉進次郎元環境相(43)、石破茂元幹事長(67)=届け出順=が、激しいトップ争いを展開している。

 その一方で、水面下では、首相経験者の麻生太郎副総裁(84)、菅義偉前首相(75)と岸田氏による「キングメーカー争い」も激化しており、総裁選の結果次第で、これまでの党内権力構図が大きく変わる可能性も指摘されている。

■総裁選後の"岸田1強”への執念

 その中で、永田町で最も注目されているのは、岸田氏の動きだ。8月14日の唐突にも見えた総裁選不出馬・退陣表明が、過去最多9人による今回総裁選につながったことは間違いないが、「その裏には、総裁選後の“岸田1強”への執念としたたかな戦略が秘められていた」(自民長老)とされるからだ。

 現在の党内権力構図を踏まえれば、岸田氏の「最大の敵」は菅氏だ。ただ、これまで岸田政権の支柱だった麻生氏との相互信頼関係も薄れ、「菅・麻生・岸田の“三角関係”の複雑化」(同)が目立ち始めている。

 特に3強候補については菅氏が小泉氏、麻生氏が高市氏、岸田氏が石破氏にそれぞれ肩入れしているとみられる一方、総裁選後の人事もにらんでそれぞれ他候補にも“保険”でもかけるという、「複雑怪奇な主導権争いを繰り広げているのが特徴」(政治ジャーナリスト)との見方が広がる。

 当然、誰が新首相になるかで3氏の明暗も分かれるが、なお混迷が予想される今後5年前後の政局展開をにらむと、岸田氏にとって、麻生、菅両氏との年齢差が「大きなプラス要因」(政治ジャーナリスト)となることは間違いない。5年後でも72歳の岸田氏に対し、菅氏は80歳、麻生氏は89歳という「引退必至の高齢」(同)となるからだ。

 加えて、麻生氏が率いる麻生派は、総裁選で支持候補がバラバラの分裂状態で、菅氏の率いる「菅グループ」内でも足並みの乱れが目立つ。これに対し岸田氏は、自らが率いてきた旧岸田派を「決選投票」で完全にまとめられれば、その後の権力闘争で“1強”になる可能性がある。

 だからこそ、岸田氏は自ら解散した旧岸田派の“実質的領袖”にこだわり、「総裁選後の林氏への代替わりの先送りを画策している」(派幹部)とみられているのだ。

■岸田首相が最後の役員会で語ったこと

 その岸田氏は、総裁選告示に先立ち現陣容での最後となった9月10日の党役員会で、3年間の政権運営について「歴史の分岐点とも言うべき大きな時代背景の中で数々の難局に向き合った3年間だったが、粒々辛苦の努力を重ね、成果を挙げることができた」と回顧し、各役員の協力への謝意を表明。

 これに対し麻生氏は、岸田氏による日韓首脳会談や原子力政策の推進などを取り上げて労をねぎらうとともに、「さまざまな問題を十分に解決できる能力は圧倒的に自民党にあると確信している」と強調した。

 ただ、この岸田、麻生両氏に菅氏を加えた「現・前・元首相」が、大乱戦の総裁選での「勝ち馬」探しに頭を悩ませているのは「党内周知の事実」(自民長老)でもある。

305OS5:2024/09/24(火) 16:59:21
 3氏とも「キングメーカーとして新政権での影響力行使を狙っている」(同)のは間違いないが、「その重要な場となる決選投票で、派閥解消を受けてそれぞれの配下の議員達が、“親分”の指示通りに動くかが見通せないことが3氏の“悩みの種”」(同)とみる向きが多い。

 確かに菅氏は小泉陣営の“最高司令官”として振る舞っており、菅、小泉両氏のお膝元・神奈川の地方議員は「12日の告示後に党員名簿を渡され、(党員・党友に対する)支持要請電話の回数や結果などを、毎日菅事務所に報告している」と首をすくめる。

 そもそも、2021年の前回総裁選で再選を目指していた菅氏は、想定していなかった岸田氏の“奇襲”で、あっという間に「戦う気力をなくした」と言われており、続投断念に追い込まれた。以来、復讐心をたぎらせてきた菅氏にとって、「今回はまさに岸田氏との雌雄を決するリベンジマッチ」(無派閥ベテラン)とみられているのだ。

■麻生氏は急上昇の高市氏が“救いの神”にも

 そうした中、唯一派閥を存続させて総裁選に臨んだ麻生氏は「小泉氏は人気先行だ。(総裁選討論会での発言をみれば)あのままでは国会審議で行き詰まりかねない」と周辺に漏らしているという

 ただ、今回の総裁選で同派所属議員たちは、“同派代表”の河野氏以外に、複数の議員が上川、小林両氏らの陣営にはせ参じており、「完全に分裂状態」(派若手)だ。しかも、麻生氏の“石破嫌い”も続いているため、「麻生氏自身が、総裁選戦略を決めかねている」(同)のが実態とみられている。

 そうした中、小泉、石破両氏と距離を置く麻生氏にとって、「“救いの神”となりつつある」(政治ジャーナリスト)が高市氏だ。総裁選が中盤を迎えた段階での各種情勢調査では「小泉、石破両氏に割って入る勢い」(選挙アナリスト)とされ、「麻生氏も意を強くしている」(側近)といわれる。

 各陣営が反発している高市氏が送付した政策文書問題でも、河野陣営はあえて抗議文を出さなかったため、党内では「麻生氏が決選投票で派として高市氏を支持する布石を打ったのでは」との憶測も広がる。それも踏まえ、麻生派内では「親父(麻生氏)は高市氏が上位2人に入った場合は、決選投票で勝負を懸けるつもりだ」(幹部)との声が出ている。

 これに対し、岸田氏も総裁選告示以来、連日のように旧岸田派議員らとの情勢分析に腐心している。岸田氏にとって、今回の総裁選への対応は「党実力者としての影響力維持・強化への試金石」(側近)となるからだ。

 最側近とされる木原誠二幹事長代理らは小泉陣営入りして注目される。岸田氏周辺は「岸田さんはあえて黙認しているが、本音では『木原君の将来がなくなりかねない』と考えている」(派幹部)と岸田氏の複雑な心境を解説する。

306OS5:2024/09/24(火) 17:04:02
■最後の訪米で存在アピール

 その一方で、ここにきて岸田氏自身は秘書官らに対し「総辞職の直前まで、首相としての職務に万全を期す」と繰り返し、連日の多忙な日程にもかかわらず「体調維持に余念がない」(官邸筋)とされる。その岸田氏が「首相としての最後の晴れ舞台」(同)と位置付けるのが21日から24日までの訪米だ。

 21日午前に裕子夫人を伴って政府専用機で訪米の途についた岸田氏は、まずアメリカのバイデン大統領の地元・デラウェア州での日米首脳会談に続き、日米豪印の4カ国の枠組み(クアッド)によるクアッド首脳会合などに出席。

 続いて現地時間22日昼前にニューヨーク入りし、23日未明に地球規模の課題などを話し合う国連総会での「未来サミット」での演説で、安保理改革への行動を呼びかけるとともに、法の支配に基づく国際秩序の重要性や核兵器廃絶に向けた取り組みの推進を訴え、24日午後帰国する。

 最後の日米首脳会談では、バイデン氏から「最大限の賛辞」を贈られ、岸田氏も「万感胸に迫る表情」(同行筋)だったとされる。「まさに“センチメンタルジャーニー”」(政治ジャーナリスト)とも揶揄された訪米だが、「そもそも、岸田氏自らが決めて実現させた日程で、訪米中は総裁選と並んで報道され、存在感をアピールする目的は達した」(官邸筋)との見方が広がる。

 岸田氏は帰国直後から総裁選対応に集中する構えで、27日の投開票日に向け、側近らと戦略を練ることになる。その総裁選は「ふたを開けるまで誰が勝つか分からないという過去に例のない大混戦」(自民長老)となるのは確実で、だからこそ「勝敗のカギを握る」(同)とされる岸田氏の動向に注目が集まるのだ。

■総裁選後に「黄金期」を迎える? 

 そうした状況を踏まえ、党内からは「今回の総裁選だけでなく、今後数年間の政局と自民内権力闘争に視野を広げると、岸田氏は明らかに菅氏や麻生氏より優位に立っており、総裁選後に“黄金期”を迎えてもおかしくない」(同)と指摘する向きもある。

 確かに、現状を見る限り「今後数年間、総理総裁の座を争うとみられる9人の候補達のほとんどが、岸田氏との関係維持に注力する」(政治ジャーナリスト)との見方が少なくない。

 このため自民党内でも、「総裁選の結果次第では、長期間党内実力者の座を維持してきた麻生、菅両氏や二階俊博元幹事長、森喜朗元首相を押しのけての『岸田1強』時代の幕開けになるのでは」(自民長老)との声も出始めている。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

307OS5:2024/09/24(火) 23:22:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/230780d38ba16dea7e6143832d32904fe27beead
小泉進次郎氏が麻生太郎副総裁と面会 自民党総裁選の支援要請か
9/24(火) 22:00配信

朝日新聞デジタル
記者団の取材に応じる小泉進次郎元環境相=2024年9月12日午前9時25分、東京都千代田区の日枝神社、川辺真改撮影

 自民党総裁選(27日投開票)に立候補している小泉進次郎元環境相(43)=無派閥=が24日、東京都内で麻生太郎副総裁と面会したことが分かった。小泉氏は、上位2人による決選投票に進んだ際の支援を、麻生氏に求めたとみられる。


 面会は小泉氏側からの要請で、約30分行われた。9人が立候補している総裁選は、小泉氏を含めた石破茂元幹事長(67)=無派閥=、高市早苗経済安全保障相(63)=無派閥=の三つどもえの混戦状態で、決選投票にもつれることが確実な情勢だ。麻生氏は裏金事件後も唯一派閥の存続を明言している。麻生派には54人が所属しており、決選投票の勝敗のカギを握る可能性がある。

 小泉陣営の関係者は「あらゆる人に頭を下げて支援をお願いする局面だ」と話しており、小泉氏も決選投票を見据え、支援を求めた模様だ。

朝日新聞社

308OS5:2024/09/24(火) 23:36:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/de67acd05353233bd08fd43cdac137f777106517
小泉進次郎の選対メンバーで「突然抹消された」議員の名前…総裁選の真っただ中に起きた「騒動の舞台裏」
9/21(土) 6:30配信

現代ビジネス
小泉進次郎陣営で起こった珍事
Photo by gettyimages

総裁選真っただ中の小泉進次郎陣営で、とんだ珍事が起こっていた。選挙対策メンバーの中から、突然、ある議員の名前が抹消されたのだ。

長谷川岳・参議院議員。今年3月、飛行機内でCAに対して猛クレームを浴びせたことが問題視された人物……と言えば、ピンとくるだろう。陣営の一人が、「長谷川岳抹消騒動」の舞台裏を明かす。

「彼は進次郎さんの後ろ盾である菅義偉さんと距離が近いため、総裁選立候補会見直前に選対内で『長谷川さんを選対に入れないわけにはいかないだろう』との忖度が働き、業界団体の対応をする『団体班』の班長に就任させたのです。

ところが、選対の組織図が出回ると、党内からも問題視する声が噴出。あまりの反響に驚いた長谷川さん本人が、選対を仕切っている小倉將信さんに頼んで、役職を外してもらったのです」

小泉進次郎内閣の不安要素
結局、団体班の班長は党副幹事長の島尻安伊子議員が就任することになった。進次郎を支援する別の議員はこう嘆息する。

「自ら退いてくれたからよかったものの、長谷川さんは中央省庁や自治体の職員に威圧的な言動をとっていたことも報じられ、国会で謝罪にまで追い込まれた人物。そんな気質の人を登用しようとするなんて、危機意識が低すぎる。総裁選の前からこれでは、先が思いやられます」

小泉事務所に事実関係を問い合わせたが、期日までに回答はなかった。

進次郎支持の議員たちも、ガクッときてしまう珍事であった。

「週刊現代」2024年9月28日号より

【つづきを読む】『この10月「小泉進次郎内閣」が「誕生ほぼ確」に…!その「想定閣僚名簿」を大公開する』

週刊現代(講談社・月曜・金曜発売)

309OS5:2024/09/25(水) 07:55:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/796bd533fbb28e3d3847552529c27c201af57e22
自民総裁選・小泉氏、石破氏、高市氏、3陣営の「票読み」 決選に進むには140万票がボーダーラインか
9/25(水) 7:02配信
AERA dot.
自民総裁選の9人の候補

 9月27日の投開票が迫った自民党の総裁選。9人の候補が乱立するのも史上初だが、岸田文雄首相が裏金事件を機に「派閥解消」を宣言し、少なくとも表向きは「派閥」単位で動かない自民党総裁選も初めてとなる。

【写真】高市氏が全国の党員に送って問題となったリーフレットはこちら

 9人の候補の中で、前回、2021年の総裁選では2位だった河野太郎デジタル相、若手議員の支持を多く受けて最初に出馬表明した小林鷹之前経済安保相、旧茂木派を率いた茂木敏充幹事長らは伸びを欠いている。

 国会議員票と党員・党友票が同じ数の1回目の投票では、党員・党友票を多く獲得できる候補が上位に来るとみられ、小泉進次郎元環境相、石破茂元幹事長、高市早苗経済安保相の3人が有力視される。

 1回目の投票で過半数をとれば勝利となるが、9人が立候補しているので決選投票となるのはほぼ確実とみられる。そして、自民党内では、

「小泉氏、石破氏、高市氏の3人のうち、2人が決選投票に残る」

 との見方が大勢を占めている。

■3パターンに絞られてきた決選の構図

 そうなると決選投票の構図は、

 (1) 小泉氏と石破氏

 (2) 小泉氏と高市氏

 (3) 石破氏と高市氏

 の3パターンが想定される。

 記者が複数の党員に投票動向を聞いたところ、

「小泉氏はまだ早い、衆院の解散総選挙も今年中にはありそうなので人気の高い石破氏」

「政治とカネの問題で地に落ちたので、フレッシュな小泉氏」

「高市氏がいい。しっかり日本を守ってくれそうだ」

 などという声があった。記者が聞いた計16人の党員では、石破氏支持が5人、小泉氏が3人、高市氏が3人で、残りは他の候補に票を投じたという。

 自民党の閣僚経験者は、

「党員票に最も強いのが石破氏。次いで高市氏、小泉氏の順番。これが議員票になると小泉氏がトップで、高市氏と石破氏は横並び」

 と推測するが、最終的な勝者についてはこう言う。

「派閥が解散となって初めての総裁選で、ボスの号令もなかなか届かないようで、わからない」

■「1回目の投票で140票を超えたい」

 そこで各陣営に、1回目の投票の票読みを聞いてみた。1回目の投票は、国会議員票368票、党員・党友票368票の計736票を奪い合うことになる。

 小泉氏陣営のX議員は、こう読む。

「党員票で石破氏と競る展開にと思ったが厳しそうだ。党員票は65票から75票。議員票は60票を超えて70票をうかがう。1回目で140票を超え、トップに立ちたい」

 石破氏陣営のY議員はこう話す。

「うちは党員票でどこまで伸ばせるかが勝負、100票はいけると思う。うまくいけば120票に届くかもしれない。議員票に弱いとされているが、推薦人20人にプラス20票、合計40票はいけるだろう。1回目の目標は150票だ」

 そして、高市氏陣営のZ議員の見立てはこうだ。

「党員票で女性から高評価を頂いているようで、80票はクリアしてそれ以上が期待出来る情勢。議員票で人気がないとのニュースもあるが、石破氏よりも上にいけるはずで、50票を獲得して計140票以上とれれば確実に決選投票に持ち込めるはず」

 各陣営の話を総合すると、1回目の投票で決選投票に残るには140票がボーダーラインとみているようだ。

310OS5:2024/09/25(水) 07:55:37
■決選投票に進めば小泉氏が優勢

 決選投票では、議員票が368票に対して、党員票ではなく各都道府県連が1票ずつの47票となるため、議員票の比重が増す。各都道府県の票は、2人の候補のうち多かったほうが1票を獲得する。

 小泉氏が決選投票に残る(1)と(2)のパターンならば、議員票に強い小泉氏が有利に立つことは明らかだ。

 小泉氏の応援では、菅義偉元首相が演説でマイクを握り、安倍派の萩生田光一前政調会長や旧二階派の武田良太元総務相も支援をしている。そして、総裁選に出馬を模索し推薦人集めに入っていた斎藤健経産相、野田聖子元総務相も小泉氏についた。決選投票になれば、さらに議員票を積み増し、小泉氏優勢は動きそうもない。

 先の閣僚経験者は、こう話す。

「石破氏にもし勝つチャンスがあるとすれば、党員票で小泉氏にダブルスコアの差をつけて『これが民意、世論だ』と訴えることでしょうか。解散総選挙も近く、石破氏に選挙応援で世話になっている議員は多い。最後まで態度を決めかねている議員から支援が得られることで、勝機が見いだせる。高市氏の場合、小林氏陣営の動きでしょう。高市氏が議員票で伸び悩むのは、同じように保守を強調する小林氏が議員票だけ見れば小泉氏に次ぐ2位をうかがう勢いだからです。決選投票で小林氏の議員票を高市氏が上乗せできるかがポイントになる」

 総裁選の序盤はダントツで本命視された小泉氏。しかし、候補の論戦がスタートすると狙い撃ちされ、劣勢に立たされるシーンが増え、各メディアの調査でも支持が急降下していることがわかる。

「石破氏や高市氏と違ってうちの陣営の一番の弱みは、総裁選の経験がないこと。他の候補から論戦を挑まれて渡り合えず、抽象的、曖昧な感じでかわすシーンが何度もあった。そこが引っかかると決選投票に残れないかもしれない」(前出・X議員)

■石破氏と高市氏の決選なら石破氏有利か

 では、石破氏と高市氏が決選投票で争う(3)のパターンだとどうなるか。

 前回の総裁選では小泉氏、河野氏と「小石河連合」を築いて河野氏を支援した石破氏。今回の決選投票で、小泉氏陣営や河野氏陣営が石破氏につけば、断然有利になってくる。

 小泉氏の最大の後ろ盾である菅氏は高市氏との仲がしっくりきていない。一方で菅氏は石破氏とは総裁選前に食事をともにし、一時は菅氏が候補に担ぐ気配を見せるなど関係は良好だ。

「石破氏は推薦人の集まりが悪かった。そこで菅氏に相談しようとしたが、菅氏はすでに小泉氏の支援を決めた後。石破氏は菅氏に近い武田氏らを通じてなんとかしようとしたが、うまくいかなかった。ただ、菅氏と高市氏は距離がある。菅政権で、高市氏は入閣もせず、党三役のポストももらえなかったことをみれば明らかです。石破氏と高市氏で争えば、菅氏がここぞとキングメーカーの力を発揮して『小石河連合』をまとめあげ、1回目は小泉氏や河野氏に投票した議員の大半が石破氏に流れるのではないか。高市氏がその牙城を崩すには、100人を擁した安倍派がまとまってくれるかがカギでしょう」(前出・閣僚経験者)

 高石氏は、総裁選告示直前に全国の約30万人の党員にリーフレットを発送したことで党選管から「注意」を受け、党内で批判的な声が広まっており、それが影響するとの見方もある。

■「総裁選は最後までわからない」

 これまで数々の総裁選を内部から見てきた、自民党元政務調査役で政治評論家の田村重信氏はこう見ている。

「派閥がない総裁選で、これまでより議員は自由に動き、1票を投じることができる。どの議員に聞いても、最大の焦点は選挙に勝てる総裁。そのためには政治とカネの問題を払拭できる人がふさわしいと言っている。そうなるとリーフレット問題を抱え、政治とカネで追及を受ける高市氏は、議員票を入れる際に躊躇する人が出るでしょうから、一歩後退かもしれない。ただ、総裁選の歴史を見れば、思わぬ番狂わせが何度もあった。前回も土壇場で岸田首相が、優勢と思われていた河野氏に勝った。最後までわからない大接戦となるでしょう」

(AERA dot.編集部・今西憲之)

今西憲之

311OS5:2024/09/25(水) 07:57:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc84be6356c506658f0e6c0dd53589fb48ad18c7
「5123」「148」「378」…自民党総裁選で広まる“におわせ”サイン? 決選投票見据え最終盤の争い激化
9/24(火) 21:01配信


カナロコ by 神奈川新聞
自民党本部に掲げられた総裁選の懸垂幕

 9人が出馬し最終盤を迎えた自民党総裁選(27日投開票)でしのぎを削る上位勢に加え、下位の争いも激化している。劣勢が伝えられる陣営からは「大敗すれば冷や飯人事をくらうのは必至」との懸念も漏れる。投票会場でのブロックサインによる“支持におわせ”アピールをもくろむ動きも浮上するなど、優勢か劣勢かの立場にかかわらず全陣営が生き残りに必死の様相だ。


 「5123」に「148」に「378」…。小泉進次郎元環境相(衆院神奈川11区)と石破茂元幹事長、高市早苗経済安全保障相の上位を争うとされる3候補を数字化したものだ。順に「こいずみ」「いしば」「さなえ」と読むとされる。自民関係者によると、この三つの数字が下位陣営の間で急速に広まっているという。

 候補乱立で決選投票が確実視される中で「最後に誰に票を入れるのか」の判断が重要となってくる。決選投票は1回目の投開票直後に行われ、会場で話し合いをしている時間はない。

 そこで浮上したのが会場内でのブロックサインによる意思疎通構想。関係者が思案しているところへ「有力3候補の数字化がサインにはまりそうなのが分かり重宝される」(自民幹部)ことになったようだ。

 サイン構想の浮上は8人もの敗者が出るという今回の総裁選の構図が原因だ。協力をさりげなく“見える化”しておけば人事面などでの優遇や救済があるかもしれない、との皮算用が背景となっている。

 苦戦が伝えられる陣営の幹部は「決選投票に残る人は絞られ『2人』の組み合わせは限られている。事前に投票対象を決めておくこともある」と認めた。その上で「だが下位の陣営ほど投票会場で“におわせ行動”をとって新総裁決定後の人事交渉で起死回生を狙う可能性がある」と指摘。

 過去の党首選ではスーツの上着を脱ぐサインで投票相手を指示するなど、さまざまな試みがあったとされる。「これだけの激戦。自分だって『しない』と言い切る自信はない」と説明した。

 別の陣営の議員は「9人いるうちの半分にも満たない5位以下では政府でも党でもポストは回ってこない」と推測し、「だからこそ負けっぷりも重要になってくる」と話す。「自分の選挙にも影響しかねない。ビリだけは何としても免れたい」と本音を明かした。

 有力候補の陣営は「決選投票ではなく1回目の投票から入れてほしい」と議員票の切り崩しを強化。一方で下位が予測される候補の陣営は「少しでも順位を上げたい」と支持議員の囲い込みに必死だ。劣勢が伝えられる候補を応援する議員は「引き留めと引きはがしの電話とメールが絶えない。消耗でスマホの電源が半日しか持たない」とぼやく。     

神奈川新聞社

312OS5:2024/09/25(水) 08:00:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d6825669b2677e0db1a30733b5e9b49bf9ba5de
「自分より先に首相の座に手をかけることが許せなかった」 進次郎氏と“蜜月関係”だった「政界のプリンス」がコバホークを担ぎ出したワケ
9/20(金) 11:50配信
デイリー新潮
小泉進次郎元環境相

 1週間後に迫った自民党の総裁選挙は乱戦模様。親子2代での首相を目指す小泉進次郎元環境相(43)は“有力候補”と目されるが、その裏で先々に親子3代での首相の座をうかがう人物の動きがひんしゅくを買っている。

【写真をみる】進次郎氏と“蜜月関係”だった「政界のプリンス」って?

10歳以上も年下の進次郎氏に“嫉妬”
 政治部デスクが解説する。

「祖父の赳夫氏、父の康夫氏とも首相経験者の福田達夫元総務会長(57)です。本来は進次郎氏以上の“政界のプリンス”ですが、今回は裏方に甘んじています。自民党派閥の裏金問題の余波で、旧安倍派出身の彼に出場権が回って来なかった」

 達夫氏は、平成27年に党農林部会長に就任した進次郎氏を部会長代理として支え、その2年後には二人で対談本を出すなど蜜月関係にあった。ところが、今回は“コバホーク”の愛称で知られる当選同期の小林鷹之前経済安保相(49)を担ぎ出した。

「達夫氏は進次郎氏の“理解能力の低さ”や“根回し不足”に嫌気が差して距離を置いたとされています。実際はほかにも理由があって、議員としては1期先輩でも、10歳以上も年下の進次郎氏が自分より先に首相の座に手をかけることが許せなかったようです」

「選対は俺が仕切っている」
 その達夫氏は、岸田文雄政権で当選3回ながら党三役の一角である総務会長に抜てきされた。現在は当選4回と着実に地歩を固めているものの、年齢的に焦りを感じているとも。そのせいか、小林選対では裏方に徹し切れているとは言い難い。

 小林選対の関係者が言う。

「今月10日の記者会見で、小林さんは政治改革推進うたって“党近代化実行本部”の新設を公約に盛り込んだ。中身はさておき、ネーミングセンスがあまりに古臭い。しかも聞く人が聞けば、これは福田ブランドだと明らかなんです」

 昭和51年、赳夫氏は首相に就任すると、ロッキード事件によって失った自民党の信頼回復を期した。それが“党の近代化”を掲げた派閥解消など、一連の改革だったのである。

「達夫さんは祖父の衣鉢を継いで、小林さんに“近代化”との旗を振らせた。陣営トップでもないのに“選対は俺が仕切っている”と示したかったのでしょう」

313OS5:2024/09/25(水) 08:00:27
小林氏の陣営に“実害”が
 ため息の後、さらに続けて、

「達夫さんはエリート意識だけでなく、我も人一倍強い。何にでも口を出して仕切りたがり、党近代化実行本部という案はその最たる例です。でも、これなんかかわいいほう。実害が出ている動きもありますからね」

 別の陣営関係者が明かす。

「当初、陣営には小林さんの能力と人柄を慕う中堅や若手が集まった。その後、他陣営からの引き抜きで離脱した人も少なくありませんが、この一因が達夫さんなんです」

 どういうことか――。

「達夫さんは、常に“上から目線”でとにかく偉そう。そんな態度に嫌気が差して、先輩議員や重鎮からの圧力を言い訳として陣営から去る人が相次いでしまった」

 当の達夫氏は、小林政権が実現すれば重要閣僚か党幹部就任の可能性が濃厚だ。

「それを足掛かりに首相・総裁を目指すとも。とはいえ、現状で小林さんが決選投票に残ることはかなり難しい。当の選対幹部が自己顕示に励んでいるんですから……」

 祖父の言葉「政治は最高の道徳」が耳に痛かろう。

「週刊新潮」2024年9月26日号 掲載

新潮社

314OS5:2024/09/25(水) 12:14:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/0dd3e91a7f8837f4225d83f6d675f3af21302a43
岸田首相、退任後の立ち位置は キングメーカー・院政・入閣…戦後の首相の歩みに見る
9/25(水) 10:00配信



中国新聞デジタル
岸田文雄首相

 退任の記者会見で「新たなリーダーを一兵卒として支える」と語った岸田文雄首相。退任後、どんな立ち位置を目指すのか注目される。「キングメーカー」となるか、権力闘争から距離を置くのか。過去には返り咲きを目指したり、得意分野で入閣したりした首相もいた。中国地方を地盤とした戦後の先輩首相7人の歩みを振り返る。

中国地方選出の戦後首相の在任期間

 竹下登氏は、師事した田中角栄氏と同じく、首相退任後にキングメーカーの道をたどった。リクルート事件が引き金で1989年に退陣した当初は「球拾いに徹する」と殊勝だった。しかし有力派閥「経世会」の実質的支配者として宇野宗佑、海部俊樹、宮沢喜一の3内閣誕生に関与する。

 岸信介氏は「60年安保」で世間を揺るがした責任を取る形で辞意を表明した直後、暴漢にナイフで太ももを刺される。それでも自民党右派のボスとして影響力を保つ。

 岸氏の後を受けた池田勇人氏はがんで、64年東京五輪の閉会式翌日に退陣を表明。後継の佐藤栄作氏は7年8カ月の長期政権を築いた後、沖縄返還などが評価され、ノーベル平和賞を受ける。

 「仕事人」として入閣した元首相もいる。宮沢氏は退任の5年後、時の首相、小渕恵三氏に請われ蔵相に就任。昭和の時代に蔵相を務めた首相経験者になぞらえ「平成の高橋是清」と呼ばれた。

 橋本龍太郎氏も、小渕氏から「首相外交最高顧問」を任され、続く森喜朗内閣でも行政改革担当相などを歴任。首相返り咲きを目指したが、2001年の自民党総裁選で小泉純一郎氏に敗れた。

 安倍晋三氏は第1次政権を1年で幕引きし「終わった人」との声もあった。退任から半年後に地球温暖化に関する勉強会を設立し、仲間集めを始め、12年の自民党総裁選を制して復権。史上最長の第2次政権を閉じた後も派閥の力を武器に菅義偉、岸田両氏の政権運営に影響力を及ぼし「安倍院政」と呼ばれた。

中国新聞社

315OS5:2024/09/25(水) 12:15:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/d832d664ece517f25063ca3eb1d48afdfecfee1e
「最有力の首相候補」が"最下位のビリ争い"の大誤算…河野太郎氏が自民党員から見放された決定的理由
9/25(水) 8:17配信

プレジデントオンライン
自民党総裁選立候補者討論会で、パネルを手に発言する河野太郎デジタル相=2024年9月14日、東京都千代田区の日本記者クラブ[代表撮影] - 写真=時事通信フォト

自民党総裁選で河野太郎氏の支持が伸び悩んでいる。ジャーナリストの鮫島浩さんは「『次の首相にふさわしい人』として高い人気を維持してきたが、今回の総裁選では最下位を争うほど低迷している。改革派を自称する河野氏が「派閥」に固執し、世襲政治家の意識を抜け出せなかったことに原因がある」という――。

【画像】SNSで河野氏にブロックされた人たちの投稿

■3年前の総裁選では人気1位だったのに…

 過去最多の9人が出馬した自民党総裁選(9月23日投開票)で、河野太郎デジタル担当相が総裁レースから早々に脱落した。国会議員にも党員党友にもほとんど支持が広がっておらず、最下位を争う想定外の展開だ。

 3年前の総裁選では世論調査で人気1位だった。「改革派」としてならした往年の勢いは見る影もなく、ただ空回りしている。このままでは総裁選で惨敗し、政治生命を絶たれる危機である。

 河野氏が入念な準備を経て総裁選に臨んだのは間違いない。麻生太郎副総裁の支持を取り付け、第二派閥・麻生派の候補として出馬した。最大派閥・安倍派の支持は得られないとみて、裏金議員に「裏金返納」を求めると表明して支持拡大を狙った。

 年末調整を廃止してすべての納税者にマイナンバーカードを使って確定申告してもらう、東大や一橋大を地方に移転する……次々と繰り出す大胆な提案は、世論の猛反発を受けるどころか、ほとんど相手にされていない。勝つ見込みのない河野氏の言葉に誰も耳を傾けていないのだ。

 いったいどこで道を踏み外したのか。河野氏がコケた最大の理由は、世襲政治家特有の既得権意識にあると私はみている。

 以下、詳細に解説していこう。まずは総裁選の最新情勢から始める。

■総裁選は、石破氏、小泉氏、高市氏の争いに

 総裁レースは「本命」の小泉進次郎元環境相、「対抗」の石破茂元幹事長、「大穴」の高市早苗経済安保担当相の3人に絞られた。小泉氏は国会議員票で優位に立つが、党員党友票で伸び悩んでいる。これに対し、石破氏と高市氏は党員党友票で首位を争うが、国会議員に支持が広がっていない。

 上位2人による決選投票に進むのは誰か。決選投票は国会議員票が格段に重みを持ち、小泉氏が勝ち上がれば優勢は揺るがない。しかし、小泉氏が第一回投票で3位に沈む可能性もある。その場合は国会議員に不人気の石破氏と高市氏の激突となり、どちらが勝っても不思議ではない。

 上位3人に続く第二集団は、小林鷹之元経済安保担当相、林芳正官房長官、茂木敏充幹事長、上川陽子外相の4人。小林氏は最大派閥・安倍派の中堅若手を中心に国会議員票では小泉氏に次ぐ2位につけているが、知名度不足は否めず、党員党友票で出遅れている。

 林氏は第四派閥・岸田派、茂木氏は第三派閥・茂木派の支持を中心に国会議員票は堅調だが、党員党友票で苦戦している。いずれも第一集団の3人に遠く及ばず、決選投票への進出は難しそうだ。

■河野氏は最下位を争う「第三集団」に…

 上川氏は推薦人20人の確保に苦しんだが、土壇場で麻生氏に頭を下げ、麻生派から推薦人9人を得て出馬にこぎつけた。「初の女性首相」を売りにしているものの、麻生氏の意向を踏まえて選択的夫婦別姓に賛成は明言できないチグハグぶり。

 討論会では具体性を欠いて準備不足は否めず、失速している。総裁選最中にニューヨークで開催される国連総会へ飛び立って選挙戦を一時離脱し、討論会には代役を立てることに。陣営からは「本人不在では勝負にならない」との恨み節が漏れる始末で、第二集団から脱落しつつある。

 それ以上に低迷して最下位を争う第三集団に属しているのが、河野氏と加藤勝信元官房長官だ。加藤氏は、小泉氏を担ぐ菅義偉前首相に近い。小泉氏が第一回投票で過半数を獲得するのを阻むため、麻生氏が河野氏、上川氏、小林氏らを大量擁立したのに対抗して、菅氏が加藤氏の出馬を容認した経緯がある。加藤氏は「菅氏の別働隊」といえ、最下位は織り込み済みだった。

 けれども河野氏が最下位争いに甘んじるのは想定外の事態だった。本人も想像だにしていなかっただろう。マスコミ各社の党員党友調査では茂木氏や加藤氏と1〜3%の水準で最下位レースを競い、国会議員票も推薦人20人から数人しか上積みできていない。加藤氏は辛うじて上回るだろうが、8位にとどまるのではないか。二度と総裁レースに出馬できないほどの大惨敗である。政治家として完全失脚だ。

 いったい何が起きたのか。

316OS5:2024/09/25(水) 12:15:58
■3年前はダントツ人気の最強候補だった

 3年前の総裁選、河野氏は派閥の親分である麻生氏の反対を振り切り、麻生氏の政敵である菅氏(当時は首相)に担がれて出馬した。当時は世論調査で人気トップだった。菅氏は当時から小泉氏と石破氏も総裁候補カードとして握っていたが、河野氏が最強候補とみて擁立した。

 世論調査で河野氏に続く2〜3位だった小泉氏と石破氏は菅氏に従って河野氏支持に回り「小石河連合」と呼ばれた。麻生氏はこれに対抗して岸田文雄氏を擁立。高市氏を担いだ安倍晋三元首相と決選投票で手を結んで河野氏を倒した経緯がある。菅氏はこの総裁選で麻生氏に敗れ、岸田政権では非主流派に転落した。

 河野氏は党員党友票で首位に立ったが、国会議員票で岸田首相に大きく負け越し高市氏にも抜かれる惨敗だった。独断専行の政治姿勢が敬遠されたうえ、脱原発の持論にも警戒感が広がった。国会議員には極めて不人気であることが可視化されたのである。

 国会議員に支持を広げることが河野氏の大きな課題となった。ところが河野氏はそれどころか、この3年間で国民人気も失ってしまったのだ。

■「ブロック太郎」の負の連鎖

 つまずきのはじまりは、マイナンバーカード問題だろう。担当大臣としてマイナンバーカードの取得を強要する姿勢に国民世論は猛反発した。コロナワクチン接種による健康被害が広がると、ワクチン担当相として旗を振った河野氏への風当たりはさらに強まった。

 SNSで自らの批判するアカウントを次々にブロックし、批判されても開き直る様子は「ブロック太郎」と揶揄され、さらに印象を悪くした。河野氏とともに再生エネルギー普及の旗を振ってきた最側近の秋本真利衆院議員が風力発電事業をめぐる汚職事件で東京地検特捜部に逮捕された事件も、河野氏の人気急落に拍車をかけた。河野氏は世論調査で石破氏や小泉氏に大きく先を越されることになったのである。

 河野氏が総裁選で「これまで私はコロナのワクチンだったり、マイナンバーカードだったり、様々な批判を受けたが、前面に立ってこの改革をやり遂げてきた」と訴える姿は痛々しい。国民人気がなぜ凋落したのか、本人は理解していないのかもしれない。批判に耳を傾けない「ブロック太郎」の振る舞いが負の連鎖を招いている。

 極めつきは自民党の派閥裏金事件後、岸田首相が「派閥解消」を打ち上げた際に派閥存続を宣言した麻生派から離脱せず、残留したことだった。小渕優子選対委員長ら次世代が相次いで派閥離脱を表明するなか、河野氏は麻生派に残留し、「改革派」の印象はすっかり色あせた。

 岸田派、二階派、安倍派、森山派に続いて、当初は存続を宣言していた茂木派も解散に追い込まれ、麻生派は孤立した。その麻生派に踏みとどまり、派閥に担がれて総裁選に出馬したる河野氏は、いつのまにか「派閥政治家」の象徴になっていたのである。

■菅氏に見切られ、麻生氏のもとへ

 菅氏が今回の総裁選で、河野氏擁立を早々に選択肢から外したのは、頼みの国民人気が凋落したことに加え、麻生派に残留したことが決定打だった。菅氏はかつて宏池会(現岸田派)に所属していたが、岸田氏が派閥会長に就任するのを嫌って離脱。無派閥の立場で清和会(現安倍派)の安倍晋三氏を支え、安倍政権で官房長官として君臨し、安倍氏の後継首相となった。

 岸田政権発足後は岸田首相が宏池会会長に留まっていることを激しく批判し、裏金事件後は麻生派だけが存続していることにも強く反発した。総裁選の旗印に「脱派閥」を掲げるつもりなのに、麻生派に残留する河野氏を担ぐわけにはいかない。菅氏は、河野氏は麻生氏との関係を断ち切れないと判断した。河野氏を見切り、小泉氏擁立に突き進んだのだ。

 河野氏はこれを受け、麻生氏と関係修復に動いた。菅氏に突き放された以上、国会議員の不人気な自分が推薦人20人を自力で集めるのは難しく、派閥の親分である麻生氏の力を借りるしかない。だがそれ以上に、河野氏自身にも「麻生派」にこだわる理由があった。実は世襲政治家特有の既得権意識が潜んでいたのだ。

317OS5:2024/09/25(水) 12:16:16
■なぜ「麻生派」にこだわるのか

 麻生派の源流は、河野氏の父・洋平氏が1999年に立ち上げた「大勇会」という十数人の小グループである。洋平氏は宏池会に属し、加藤紘一元幹事長と派閥会長の座を争っていた。洋平氏も加藤氏も宏池会の大御所である宮沢喜一首相のもとで官房長官を務めたライバルだった。

 宮沢氏が宏池会会長を加藤氏に譲ったことに反発し、洋平氏は宏池会を離脱して大勇会を旗揚げした。この時、麻生氏も加藤氏を嫌って洋平氏とともに宏池会を飛び出し、大勇会結成に名を連ねたのである。

 大勇会は総裁選出馬に必要な20人に達しなかった。新聞には「派閥」と表記してもらえず、「河野グループ」と呼ばれた(1996年衆院選で洋平氏の地盤の一部を継承して初当選した河野氏も父が率いる大勇会に加わった)。この弱小グループを洋平氏から受け継ぎ、第二派閥に育て上げたのが麻生氏である。

 麻生氏にとって幸運だったのは、加藤氏が2000年、清和会(現安倍派)の森喜朗政権に反旗を翻して野党提出の内閣不信任案に同調する「加藤の乱」を仕掛けて失敗し、宏池会が分裂・弱体化したことだ。

■父親が立ち上げた「河野グループ」という自負

 森内閣を受け継いだ清和会の小泉純一郎政権下で、麻生氏は政調会長、総務相、外相に次々と抜擢され、同じ清和会の福田康夫政権では幹事長に就任。清和会支配のもとで麻生氏は宏池会の没落を横目にメキメキと実力を蓄え、2008年にはついに首相の座を射止めた。

 2009年の衆院選に惨敗して下野したものの、2012年に自民党が政権復帰した安倍晋三政権では副総理兼財務相として君臨し、最大派閥・清和会に続く第二派閥の地位を確立したのである。

 その後の麻生氏は河野氏が台頭して派閥の世代交代の歯車が回ることを恐れ、河野氏の総裁選出馬に反対してきた。

 一方、河野氏には麻生派の源流は父親が立ち上げた「河野グループ」であるという自負がある。

 私は朝日新聞政治部の駆け出し記者時代、河野洋平外相の番記者として、旗揚げしたばかりの大勇会(河野グループ)を担当した。ハト派として鳴らした洋平氏とタカ派として知られた麻生氏が政治行動をともにすることに当初は違和感を抱いたが、取材しているうちに二人を結びつけているのは「アンチ加藤紘一」の立場であり、自分たちを冷遇した宏池会へのルサンチマンであると理解した。政治家は政治信条よりも好き嫌いで動くことを目の当たりにしたのである。

■政治信条を超える世襲政治家の連帯感

 さらに取材していくうちに、洋平氏と麻生氏の間には、私たち一般庶民には窺い知れない絆があるように感じ始めた。それは世襲政治家、それも煌びやかな政治名門一族が共有する「エスタブリッシュメント志向」というほかない独特の連帯感のようなものだった。

 麻生氏は明治国家の基礎をつくった大久保利通や戦後日本の礎をつくった吉田茂の子孫である。洋平氏も大物政治家・河野一郎元副総理を父に持ち、叔父も参院議長を務めた政治名門一族だ。

 彼らは叩き上げの政治家に対する強い警戒感を隠し持っている。今の政界でいうと、政治家秘書から国会議員の座をつかみ取り、ライバルたちを蹴落として実力者に這い上がった菅氏や二階俊博元幹事長のような豪腕政治家たちだ。麻生氏と安倍氏が心を許し合っていたのも、政治名門一族同士がお互いに抱く安心感を共有していたからだろう。右や左、ハトやタカといった政治信条よりも政治家同士を結びつける強固な連帯感である。

318OS5:2024/09/25(水) 12:16:27
■改革派から守旧派へ瞬く間に転落した

 洋平氏が麻生氏に派閥を引き渡す際、将来は息子(河野太郎氏)に再び派閥を引き戻す裏約束をしたかどうかはわからない。明示的な約束はおそらく交わされていないだろうが、暗黙の合意はあったかもしれない。そこには政治名門一族同士でなければ窺い知れない世界がある。

 麻生氏が河野氏の台頭を警戒しつつも派閥から放り出さず、河野氏も麻生氏を煙たく感じながらも派閥から飛び出さなかった背景には、いずれは麻生派は河野派として継承され、そこに再び麻生氏の息子が加わるという世代を超えた連帯意識が横たわっていたのではないか。

 河野氏が麻生派代表として出馬するに至るまで、麻生氏と河野氏はふたりだけの会食を重ねた。その場では目前に迫る総裁選の情勢分析だけではなく、麻生派をこれからどうしていくのかという、麻生家と河野家の世代を超えた話し合いも行われたに違いない。

 今回の総裁選では、それが河野氏の致命傷となった。裏金事件で派閥解消が大きな流れになっているのに、河野氏は派閥のしがらみから抜け出すことができなかった。その結果、河野氏は改革派から守旧派へ瞬く間に転落した。そして今、総裁レースの最下位を争っている。もやは派閥を継承するどころの騒ぎではない。政治生命を絶たれる危機に陥ったのである。

 河野氏の首相就任は、河野家三代(一郎氏、洋平氏、太郎氏)の悲願である。けれども政治家として恵まれた環境に生まれたことが必ずしも優位に働くとは限らない。政界の奥深い断面である。



----------
鮫島 浩(さめじま・ひろし)
ジャーナリスト
1994年京都大学を卒業し朝日新聞に入社。政治記者として菅直人、竹中平蔵、古賀誠、与謝野馨、町村信孝らを担当。政治部や特別報道部でデスクを歴任。数多くの調査報道を指揮し、福島原発の「手抜き除染」報道で新聞協会賞受賞。2021年5月に49歳で新聞社を退社し、ウェブメディア『SAMEJIMA TIMES』創刊。2022年5月、福島原発事故「吉田調書報道」取り消し事件で巨大新聞社中枢が崩壊する過程を克明に描いた『朝日新聞政治部』(講談社)を上梓。YouTubeで政治解説も配信している。
----------

ジャーナリスト 鮫島 浩

319OS5:2024/09/25(水) 12:30:55
>>316
麻生派に残留したことが決定打だった。菅氏はかつて宏池会(現岸田派)に所属していたが、岸田氏が派閥会長に就任するのを嫌って離脱。 

菅は2009年に宏池会離脱。この頃は谷垣を総裁候補だったので、上記表現には違和感あるな。

320OS5:2024/09/25(水) 21:11:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/75794812ad5f2a0f94a0772073cc1f312b9aca95
【自民党総裁選】小泉氏が麻生氏、世耕氏と面会 議員票獲保へ協力求め 麻生氏は「“太郎2世”とは仲良く」と応じ
9/25(水) 11:50配信


138
コメント138件


カナロコ by 神奈川新聞
記者団の取材に応じる小泉氏=25日、東京都内の選対本部事務所

 自民党総裁選に出馬している小泉進次郎元環境相(衆院神奈川11区)が選挙戦最終盤を迎え、国会議員票の獲得に向けた動きを活発化させている。麻生派会長の麻生太郎副総裁をはじめ有力者と相次いで会談。関係者によると、小泉氏は「力を貸してください」と頭を下げて協力を求めた。

【動画で見る】進次郎氏びっくり 孝太郎氏の投稿「大好きなお父さん」

 同派幹部によると、麻生氏との会談は小泉氏からの打診がきっかけで24日、東京都内の麻生氏個人事務所で30分ほど行われた。麻生氏は「“太郎2世”とは仲良くしてほしい」などと応じたという。麻生氏の議員後継とされる長男・将豊(まさひろ)氏(日本青年会議所直前会頭)を指すともみられる。

 麻生氏は同派所属の河野太郎デジタル相(15区)の支持を明言する一方で「『一致結束(箱)弁当』みたいに縛り上げるつもりはない」とも話し、同派は事実上の自主投票で臨む構えだ。

 小泉氏は同日、派閥裏金事件で党処分を受けて離党したものの参院旧安倍派へ強い影響力を持つ世耕弘成前参院幹事長とも都内で会談。いずれも1回目の投票や議員票の比重が高い上位候補2人による決選投票で協力を求めたとみられる。

 小泉氏は25日、都内の選挙対策本部事務所で記者団に、麻生氏ら有力者と会談したことを認め、「自民党の多様な議員を一つにし、訴えてきた方向性にみんなをまとめ、チームをつくっていかなければならない。一人でも多く直接支援をお願いすることは当然のことだ」と述べた。

 麻生派には54人、参院旧安倍派は約40人が名を連ねる。投開票を27日に控え、各陣営による切り崩しなど駆け引きが活発になっている。

神奈川新聞社

321OS5:2024/09/26(木) 11:22:24
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20240925-567-OYT1T50151.html
大詰め自民総裁選、2強入りへ石破・高市・小泉陣営が議員票争奪…「麻生詣で」や「引きはがし」も
2024/09/25 22:45読売新聞

 自民党総裁選(27日投開票)が最終盤を迎え、三つどもえの争いを続ける石破茂・元幹事長、高市経済安全保障相、小泉進次郎・元環境相の3陣営は、国会議員票の争奪戦を激化させている。各議員への面会や電話での支持依頼だけでなく、一定規模の票を動かせる派閥領袖りょうしゅうらへの働きかけや、他陣営からの「引きはがし」も活発化している。

 高市陣営で選挙対策本部長を務める中曽根弘文・元外相は25日、衆院議員会館の麻生副総裁の事務所を訪ね、約20分にわたって面会した。会談後、周囲には「総裁選の話はしていない」と語ったが、党内では麻生派に高市氏への支援を依頼したとの見方が広がった。

 麻生派は同派所属の河野デジタル相以外にも6陣営に推薦人を出しており、支持が分かれている。各陣営には「決選投票だけでなく、1回目の投票から麻生派の票を回してもらいたい」との思惑がある。

 小泉氏も24日、東京都内で麻生氏と面会したほか、自民を離党した世耕弘成・元経済産業相の事務所も訪れ、連携の可能性を探った。世耕氏は参院旧安倍派に一定の影響力を残しているとされる。

 石破陣営でも「麻生詣で」を求める声が上がり、高市陣営も世耕氏との接近を図っている。

 3陣営が議員票争奪に注力するのは、党員・党友票の投票が26日で締め切られる中、最後の議員票の積み上げが勝負を分けるとみているためだ。3氏のうち上位2氏による決選投票が確実な情勢となり、決選投票に残れない陣営からの支持者の引きはがしも始まっている。

 高市陣営は24日の選対会議で、報道各社の調査で下位に沈んでいる加藤勝信・元官房長官らの陣営から、支援議員の取り込みを目指すことを確認した。交渉担当者にはベテラン議員を充てた。

 小泉氏支持とされる旧二階派の武田良太・元総務相は25日昼、東京都内のホテルの中国料理店に同派若手議員約10人を集め、「1回戦から何とかしよう」と呼びかけた。旧二階派も7陣営に推薦人を出しており、小泉氏以外の陣営に出入りする参加者の一人は「決選投票に残れない候補を支援するぐらいなら、1回目の投票から小泉氏に固まって存在感を示そうということだろう」と受け止めた。

 石破陣営は、個別議員への電話作戦を徹底している。24日の選対会議では、携帯電話に登録している議員への電話かけを徹底することを確認した。石破氏も約100件の携帯番号が載った電話帳を渡され、電話かけを続けている。

 3陣営の動きに対し、他陣営からは「議員票が推薦人20人より少なくなれば格好がつかない」と危惧する声が漏れる一方、「人事での処遇などを約束させ、なるべく高く売ることが重要だ」との声も出ている。

322OS5:2024/09/26(木) 20:58:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a71aaa2c3c9779a48700d326162c0fea74f951c
麻生か菅か、それとも岸田? 自民党総裁選のウラで進む「キングメーカー」争いの意外な“脱落者”の名前
9/26(木) 11:12配信



デイリー新潮
キングメーカー争いも激化

 混戦の自民総裁選の裏で“キングメーカー”争いも激しさを増しているという。「決選投票に誰が残ろうと、最後は派閥の票がモノを言う」と囁かれるなか、隠然たる影響力を示す麻生太郎・副総裁、菅義偉・前首相に対し、ひとりレースから脱落しつつあるのが岸田文雄首相という。その意外な理由とは。

【秘蔵写真】満面の笑顔で愛車「スープラ」を駆る高市早苗氏

 ***

 高市早苗・石破茂・小泉進次郎の“三つ巴”の争いとなっている総裁選は、同時に「派閥が存在感を誇示する場にもなっている」と話すのは、全国紙政治部記者だ。

「確実視される決選投票に向け、誰が勝ち上がろうと総裁の座に就くには、岸田首相が“解消”宣言したはずの『派閥』の力学が勝敗を左右するのは避けられない情勢です。なかでも唯一、派閥維持を決めた麻生氏率いる麻生派の存在感が日増しに大きくなっている。麻生氏は派閥内候補の河野太郎氏が決選投票に進む芽はないと判断し、早くも3人のなかで唯一“乗れる候補”である高市氏支援に大きく舵を切っています。仮に決選投票に高市氏が進めば、麻生派の票は高市氏に入るだけでなく、すでに派内の一部の票を高市氏に振り分け、決選投票へ確実に進めさせる戦略を取っていると囁かれています」

 さらに、決選投票の組み合わせとして現在「最も可能性が高い」といわれる高市vs石破の対決となった際には、安倍派の多くも高市氏支持に回るという。

「第1次安倍政権下での参院選で自民が大敗した際、石破氏が続投を批判して『辞任』を求めた過去から、故・安倍晋三元首相と石破氏は犬猿の仲として知られていました。そんな因縁の相手である石破氏が8月、裏金議員の選挙での公認について問われ、『厳正に判断されるべきだ』と突き放す発言をしたことで、多くの安倍派議員が石破氏への怒りを再燃させている。自民派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件で、検察の最大のターゲットになった安倍派は〈裏金問題の温床〉とも形容され、そんな“脛にキズ持つ”安倍派議員にとって、石破氏の総裁就任は『オレたちが冷や飯を食わされる』ことを意味すると反発を強めています」(同)

「進次郎は幹事長でいい」
 石破氏は茂木敏充・幹事長とも「仲が良くない」とされ、茂木派も石破支持でなく、高市支持に回る公算が高いという。

 一方で、派閥を持たない菅義偉・前総理は水面下で「進次郎支援」に精力的に動いているものの、進次郎氏が「3位に沈む」可能性を伝える報道が増えるにつれ、焦りの色を深めているとされる。

「菅氏周辺は、高市氏と石破氏との決選になれば『(菅氏は)付き合いの長い石破氏の支援に回る』と話しています。実は永田町では9月に入ってから、『石破首相、進次郎幹事長』の布陣を待望する声が少なくありませんでした。勉強・経験不足が露呈し始めた進次郎氏が首相になることを不安視する声は日増しに高まる反面、それでも〈選挙の顔〉として進次郎氏に期待する議員は多い。でも、この布陣なら政権運営も無難にこなせ、かつ選挙の際には進次郎氏を前面に押し出せるといった皮算用が働いているようです」(同)

 麻生と菅の2人に続き、「新キングメーカー」として名乗りを上げる野望を持つとされるのが岸田氏である。しかし総裁選が進むにつれ、その影響力に疑問符がつき始めているという。

323OS5:2024/09/26(木) 20:58:25

岸田派に忍び寄る麻生の影
 自民党関係者がこう話す。

「岸田氏は総裁選の最中、自派閥の議員に対して『誰を支持しろ』と明確な指示は出していないそうだ。実際、岸田派はいま、林芳正・上川陽子の両陣営のほか、最側近の木原誠二・党幹事長代理が小泉陣営に入るなど“3分裂”の状態。麻生派のように“あえて票を散らしている”わけではないようで、各自が自由に動いていると聞く。決選投票に向け、岸田の一声でいきなり派内が“右へならえ”で動くことはないと見る関係者は多く、岸田の統率力に早くも疑問の声が上がっている」

“ハト派”で“リベラル”と称される「宏池会のプリンス」岸田氏は元来、「高市の保守路線に拒絶反応を示していた」(同)とされ、決選投票に高市氏が残っても支持する可能性は低いというのが永田町の定説とか。ところが、

「麻生氏が8月、岸田政権について『政策は間違っておらず、結果を出している』と評価し、『支えてきた甲斐があった』と持ち上げた発言に改めて注目が集まっている。40名を超える議員を擁する岸田派の動向が決選投票のキャスティングボートを握る可能性があることから、麻生氏は岸田派を高市支持へ呼び込んで“勝利の切り札とする考えを持っている”との声が永田町で急速に広まっている。ただし、そうなれば岸田はキングメーカーどころか、使い勝手のいい“お山の大将”になりかねず、党内での存在感を逆に低下させるリスクもある」(同)

 新総裁の誕生は、裏で君臨する「シン・キングメーカー」のお披露目の場ともなるか。

デイリー新潮編集部

新潮社

324OS5:2024/09/26(木) 21:00:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d324d00641080e0da424a372b032a965aa6bb7c
決選投票見据えて相次ぐ「重鎮詣で」 批判の声も 自民総裁選
9/26(木) 19:07配信


毎日新聞
自民党役員会に臨む麻生太郎副総裁=同党本部で2024年9月3日午前9時28分、平田明浩撮影

 自民党総裁選は27日、党本部で国会議員の投票が行われ、党員・党友票と合わせて即日開票される。過去最多の9人が立候補し、上位2人による決選投票となる見通しだ。石破茂元幹事長(67)、高市早苗経済安全保障担当相(63)、小泉進次郎元環境相(43)の有力3候補が接戦を繰り広げており、決選を見据えた議員票の争奪が激しさを増している。

【写真で見る】過去最多9人 立候補者の顔ぶれ

 総裁選で「脱派閥」が争点となる中、最終盤には派閥領袖(りょうしゅう)らに協力を要請する「重鎮詣で」が相次いだ。

 石破氏は26日夕に麻生太郎副総裁の事務所を訪れ、約35分間会談。総裁選での支援を求めたとみられる。

 麻生政権時代に「麻生おろし」に動いた石破氏と麻生氏の溝は今も深いとされ、石破陣営が複数の麻生派議員を通じて会談を要請し、実現した。石破陣営のベテランは「麻生さんが石破氏にも保険をかけたということだろう」と手応えを語った。

 国会議員票と地方票が同数配分される1回目投票と異なり、決選投票では議員票の比率が約9割と重みを増す。党内で唯一派閥の存続を決めた麻生派(54人)の支援を求めて「麻生詣で」が相次ぐのは、各候補がまとまった「派閥票」に期待するためだ。

 麻生氏は24日に小泉氏、25日には高市陣営で選対本部長を務める中曽根弘文元外相と会談し、26日の石破氏を含めて有力3陣営と3日連続で会談を重ねた。

 石破氏は麻生氏との会談に先立ち、二階派(解散表明時38人)の二階俊博元幹事長、小泉氏を支援する菅義偉元首相とも会談。菅氏には、決選投票が石破氏と高市氏の戦いになった場合などを想定し、支援を求めたとみられる。

 一方、小泉氏は26日夜、首相官邸で岸田文雄首相と約20分間会談した。

 多くの候補が「刷新」を掲げながら重鎮らを頼る動きに対し、自民関係者からは「派閥政治への先祖返りだ」との声も上がっている。【野間口陽、川口峻】

325OS5:2024/09/26(木) 21:03:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/de61332d1f4c0c923188d5f8ba224c4d74a50cbb
他陣営からの支持「引き剥がし」警戒 自民総裁選、上位2人の決選投票念頭に仁義なき戦い
9/26(木) 19:50配信
産経新聞
岸田文雄首相の後継を決める自民党総裁選(27日投開票)は過去最多の9氏の参戦に伴い、上位2人による決選投票となる公算が大きい。党員・党友票が26日に締め切られたことを受け、水面下では決選投票権を持つ国会議員の支持を他陣営から引き剝がす動きが活発化している。


「ドジャースの試合で大谷翔平が盗塁する場面を見ていた。国会議員票をとったり、とられたりはどこの陣営でもあるだろう」。高市早苗経済安全保障担当相を支援する自民重鎮は26日、記者団に淡々とこう述べた。

各種世論調査では次期総裁候補のうち、小泉進次郎元環境相や石破茂元幹事長、高市氏に人気が集中しており、他の6氏は手を突っ込まれないか警戒を強めている。

小林鷹之前経済安保担当相の陣営関係者は「議員の引き剝がしに剛腕や長老がうごめいている。総裁選で『党の刷新』と言っているのに、昭和の政界に逆戻りするような動きだ」と皮肉る。

決選投票を意識する小泉氏の選挙事務所には支援議員による「血判状」が掲げられ、陣営関係者は「あれを書いておいて他の陣営には移れないだろう」と強調する。

もっとも、引き剝がされる不安は強者も共有している。

26日の小泉陣営の昼食会に参加した若手議員は、総裁選前日の開催を念頭に、「少しでも接触の機会を増やして『囲い込み』たいのだろう。逆に小泉陣営は若手が多く、引き剝がすために必要な政局は苦手だ」と語った。

一方、党内最大勢力だった旧安倍派の参院議員グループ「清風会」は26日、国会内で意見交換を行った。メンバーの多くは誰を支持するか明らかにしておらず、各陣営の注目を集めている。

出席者によると、一回目は自主投票と決定。決選投票の対応は未定だが、ベテラン議員は「阿吽(あうん)の呼吸はあるのではないか」とつぶやいた。

326OS5:2024/09/26(木) 21:05:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/30bb5ced7f79aedee6d03c8ea7e44df6b3ede573
自民党総裁選27日投開票 「決選投票」を見据え駆け引き、石破茂氏は麻生太郎氏と面会
9/26(木) 19:34配信
産経新聞
自民党の麻生太郎副総裁(春名中撮影)

岸田文雄首相の後継を決める自民党総裁選は27日、投開票され、第28代総裁が選出される。過去最多の9人が立候補した混戦の中で、1回目の投票ではいずれの候補も過半数を獲得できず、上位2人による決選投票となるのは確実な情勢だ。選挙戦最終日の26日、各陣営は議員票積み増しに注力し、決選投票を見据えた駆け引きも加熱した。

【図で解説】自民党総裁選の仕組み 決選投票へ駒を進めるには…

各種世論調査などによると、9人のうち小泉進次郎元環境相(43)、石破茂元幹事長(67)、高市早苗経済安全保障担当相(63)の3人が支持を集めており、このうち2人による決選投票となる公算が大きい。小泉氏が選出されれば史上最年少で、高市氏なら史上初の女性総裁となる。

各候補者は26日、最後の呼びかけに奔走した。石破氏は麻生太郎副総裁、菅義偉前首相、二階俊博元幹事長と相次ぎ面会。石破氏は首相在任時の麻生氏に退陣要求を突き付けて関係が悪化していたが、今回は支援を求めたもようだ。旧派閥の領袖(りょうしゅう)らも決選投票の組み合わせを想定した動きを活発化させ、岸田首相は官邸で党幹部らと相次ぎ面会した。

総裁選は27日午後1時過ぎから議員による投票が行われ、党員票とあわせて投開票される。過半数を得た候補者がいない場合、上位2人による決選投票となる。2位が複数いた場合はくじ引きで1人に絞る。決選投票の前には2人の候補による演説を行う。新総裁は同日夕に記者会見する見通しだ。

新総裁の任期は3年。臨時国会が召集される10月1日の衆参両院本会議で新首相に指名され、新内閣を発足させる。

327OS5:2024/09/26(木) 23:27:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/385a69f027f45a2b77afa8d7d1186ce7c2c9e95f
<独自>自民・麻生副総裁が高市氏支持へ、麻生派議員にも指示 1回目から
9/26(木) 22:44配信

産経新聞
自民党の麻生太郎副総裁(春名中撮影)

自民党の麻生太郎副総裁が、総裁選(27日投開票)で高市早苗経済安全保障担当相を支持する意向を固め、岸田文雄首相(党総裁)らに伝えたことが分かった。26日、複数の党幹部が明らかにした。麻生氏はこれまで麻生派(志公会)の河野太郎デジタル相を支援する考えを示していた。麻生派は河野氏や上川陽子外相らに推薦人を出していたが、麻生氏は1回目の投票から高市氏を支援するよう同派議員に指示を出した。

【画像】企業5921社が選ぶ自民の「次のトップ」

総裁選は高市氏のほか、石破茂元幹事長と小泉進次郎元環境相の3人が激しく競り合う混戦となっている。麻生氏はこのうち、首相在任中に自らに退陣要求を突きつけた石破氏や、関係が良好ではない菅義偉前首相と近い小泉氏支持には難色を示していた。

ただ、党として派閥解消を掲げる中、麻生氏の派閥単位での指示が同派議員に徹底されるかは不透明だ。

328OS5:2024/09/27(金) 00:31:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8038e6af3628d48d1d7ac36478c09b514b323eb
自民党総裁選で林氏支援の松山参院幹事長、決選は石破氏投票 旧岸田派参院にも働きかけ
9/27(金) 0:14配信

産経新聞
自民党の松山政司参院幹事長=党本部(春名中撮影)

自民党の松山政司参院幹事長は26日、総裁選(27日投開票)で支援している林芳正官房長官(63)が決選投票に残らず、石破茂元幹事長(67)が決選投票に臨んだ場合に投票する意向を固めた。所属した旧岸田派参院議員にも足並みをそろえるよう働きかける。関係者が明らかにした。

329OS5:2024/09/27(金) 13:51:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1d6da40d546b0c14cc88919da45ba1afe7b9ffd
自民総裁選 前回令和3年は河野太郎氏有利の下馬評を覆す結果に、高市早苗氏は躍進
9/27(金) 11:33配信

産経新聞
令和3年9月の自民党総裁選に立候補した(左から)河野太郎ワクチン担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行

菅義偉首相(肩書はいずれも当時)の任期満了に伴い、令和3年9月29日に投開票された前回の自民党総裁選は、岸田文雄前政調会長、河野太郎ワクチン担当相、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行の4人が新型コロナウイルス対策や経済対策、安定的なエネルギー供給の在り方、党役員任期の制限など党改革を巡って論戦した。女性候補2人が出馬したのは初めてだった。岸田氏が勝利を収めたが、下馬評で有利とされたのは河野氏だった。

【画像】企業5921社が選ぶ自民の「次のトップ」

■小石河連合の「失速」

令和2年9月の総裁選で勝利した菅氏は当初、再選を目指す考えを明言しており、安倍晋三前首相や二階俊博幹事長らも菅氏の続投を支持した。ただ、新型コロナの感染拡大や繰り返される緊急事態宣言で国民の不満は募り、内閣支持率は低迷する。3年8月22日、菅氏が、お膝元の横浜市長選で全面支援した小此木八郎前国家公安委員長が破れると、衆院選を前に「菅氏では戦えない」との不満が党内で渦巻いた。

菅氏は局面打開として党役員人事の実施も模索したが、側近の小泉進次郎環境相も「2050年カーボンニュートラル」など菅氏が掲げた政策の継続を重視し、水面下で同じ神奈川県連の河野氏への〝バトンタッチ〟を求める。デジタル庁の創設に携帯電話料金の引き下げ、新型コロナワクチンの「1日100万回接種」の達成─。これらの実績を挙げ、目立った失政がなかった菅氏だったが、9月3日、「新型コロナ対策に専任をしたい」と述べ、事実上の退陣を表明した。

河野氏は10日に立候補を正式に表明する。次期首相候補を尋ねる報道各社の世論調査で石破茂元幹事長とトップ争いをしていたが、令和2年の総裁選で惨敗した石破氏は自身が創設した石破派(水月会)に厭戦感が根強く、出馬を断念。小泉氏とともに河野氏支援を決めた。世論の人気が高かった3人は頭文字から「小石河連合」と報じられ、河野氏の党員票優位が予想されていた。菅氏も河野氏を支持した。

これに先立ち、総裁選の告示・投開票日程が決まった8月26日、岸田、高市両氏はそれぞれ出馬会見に臨む。岸田氏は自身が率いる岸田派(宏池会)に加え、河野氏らが唱える急進的な脱炭素政策などに距離を置く麻生派(志公会)の甘利明税調会長や無派閥の梶山弘志経済産業相らが支援を表明した。安倍氏は菅氏が出馬を見送った後は、高市支持を決め、細田派(清和政策研究会)議員らに働きかけていく。

■1回目も1票差で勝ち切る

野田氏は20人の推薦人確保に難航したが、告示直前に渡海紀三朗元文部科学相が最後の1人に手を上げた。

選挙戦で岸田氏はA6判の「岸田ノート」を手に掲げ、「聞く力」をアピール。中国の人権問題に対応する首相補佐官新設も表明した。高市氏は憲法改正や靖国神社参拝、選択的夫婦別姓導入の反対、皇位継承の男系維持など保守色を出し、保守派の受け皿となる。

河野氏は「女系天皇」や「脱原発」など持論の封印を試みたが、党内に警戒感も広がった。選挙戦最終盤に岸田、高市両陣営の幹部は決選投票で河野氏が勝ち上がった場合、両陣営が協力する方針も確認した。

1回目の投票は河野氏が有利とみられていたが、岸田氏が256票─255票と河野氏を「1票」上回った。高市氏も188票と躍進した。河野氏と一騎打ちとなった決選投票で岸田氏は国会議員票(249票)で河野氏(131票)に大差をつけ、都道府県連票も合わせて257票─170票で河野氏を下し、第27代総裁に就任した。(奥原慎平)

330OS5:2024/09/27(金) 13:52:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1d66604a751a0d6d289ac2fd1dcd7f30be81e67
自民新総裁、午後に選出 石破氏22道県、高市氏15府県でトップ
9/27(金) 5:02配信


時事通信
自民党総裁選の党員・党友票の開票作業=27日午前、名古屋市の同党愛知県連

 岸田文雄首相の後継を選ぶ自民党総裁選は27日、党員・党友票の開票作業が各地で行われ、国会議員票の投票が党本部で始まった。

【ひと目でわかる】自民総裁選の仕組み

 議員票も即日開票される。石破茂元幹事長(67)と高市早苗経済安全保障担当相(63)、小泉進次郎元環境相(43)の三つどもえの争いで、1回目の投票では決着がつかず上位2人による決選投票に進むのは確実な情勢。新総裁は午後3時40分ごろに選出される見通しだ。

 小林鷹之前経済安保担当相(49)、林芳正官房長官(63)、上川陽子外相(71)、加藤勝信元官房長官(68)、河野太郎デジタル相(61)、茂木敏充幹事長(68)も出馬し、候補者数は推薦人制度が導入された1972年以降で最多の9人。政治改革や経済政策などを巡り論戦が交わされた。

 1回目は国会議員票と党員票の各368の計736票を争う。決選投票は国会議員票368と、党員票を各都道府県1票ずつに圧縮した計415票で行われ、過半数は208票となる。

 党員票の開票は午前7時から順次開始。午後に党本部で集計し、各候補に比例配分する。関係者によると、総裁選の党員票は、北海道、青森、岩手、秋田、山形、茨城、群馬、山梨、富山、岐阜、滋賀、和歌山、鳥取、島根、徳島、愛媛、高知、佐賀、大分、宮崎、鹿児島、沖縄22道県で石破氏が、宮城、埼玉、千葉、新潟、石川、福井、長野、愛知、三重、京都、大阪、兵庫、奈良、広島、長崎15府県で高市氏が、神奈川県で小泉氏がトップだった。山口県で林氏、岡山県では加藤氏、栃木県では茂木氏が首位だった。

331OS5:2024/09/27(金) 14:15:15
高市181(72+181)
石破154(46+108)
小泉136(75+61)
林_065(38+27)
小林060(41+19)
茂木047(34+13)
上川040(23+17)
河野030(22+08)
加藤022(16+06)

332OS5:2024/09/27(金) 14:42:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/3175cc020b74a67a54a46eaff5ed365d42c8d035
自民総裁選、決選投票は過去に5回 〝逆転劇〟で宰相の座をつかんだ安倍晋三と石橋湛山氏
9/27(金) 14:28配信


産経新聞
平成24年9月に行われた自民党総裁選の決選投票を制し、当選を果たした安倍晋三氏=党本部(矢島康弘撮影)

27日の自民党総裁選は、1回目の投票で9候補の得票がいずれも過半数に達せず、石破茂元幹事長(67)と高市早苗経済安全保障担当相(63)の上位2人による決選投票にもつれ込んだ。決選投票は議員票368票と都道府県連に割り振られた47票の計415票で争われ、議員票と党員・党友票を同数とした第1回投票より議員票の重みが増す。決選投票が行われたのは過去44回行われた総裁選のなかで5回ある。そのうち、2回で1回目投票の1位と2位が決選投票で入れ替わる逆転劇が起きた。憲政史上最長の政権を築いた安倍晋三元首相もその一人だ。

■地方票で圧倒も議員票で巻き返し

野田佳彦氏(現・立憲民主党代表)が率いた民主党政権下の平成24年9月、野党時代の自民総裁選には安倍氏に加え、石破茂氏、町村信孝氏、石原伸晃氏、林芳正氏の5人が立候補した。1回目の投票では党員票で過半数の165票を得た石破氏がトップに立った。

だが、議員票のみで行われた当時の決選投票では、他陣営と連携していた安倍氏が108票を獲得し、「脱派閥」を掲げた石破氏を19票差で下した。決選投票は昭和47年以来40年ぶりで、2位候補の逆転劇は56年ぶりのことだった。

安倍氏は野党総裁として臨んだ同年12月の衆院選で自民を大勝に導いた。また、地方から多くの支持を集めた石破氏は幹事長に起用された。

■「2・3位連合」で石橋政権に

昭和31年12月の総裁選では、石橋湛山、岸信介、石井光次郎の3氏が立候補した。1回目の投票では最大派閥を率いる岸氏が223票を獲得し、首位に立つも過半数には届かなかった。

決選投票で石橋、石井両陣営が「2・3位連合」を組み、岸氏は石橋氏に7票差で逆転負けを喫した。岸氏の孫である安倍氏が逆転劇で再び総裁になったのとは対照的だが、石橋内閣は短命に終わり、翌32年3月の総裁選で岸氏は圧勝、総理・総裁の座をつかみ取った。

■1票差で決選投票に

岸田文雄、河野太郎、高市早苗、野田聖子の4氏が争った令和3年9月の前回総裁選も決選投票が行われた。上位2人は256票の岸田氏と255票の河野氏。両氏の差は1票差だったが、決選投票では岸田氏が257票を獲得し、170票の河野氏を圧倒した。ただ、都道府県連票では河野氏が47票のうち39票を得て、岸田氏に大差をつけた。

昭和47年7月の総裁選は、それぞれ派閥を率いる三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫各氏のいわゆる「三角大福」が、独自の政策を旗印に激しく主導権争いを展開した。政敵である田中、福田両氏が決選投票に進出するが、田中氏が福田氏との差を広げる形で首位を守り、総裁に選出された。福田氏が宰相の座に就くのは4年半後のことだ。

また、岸氏の後継を選ぶ昭和35年7月の総裁選も決選投票が行われた。1回目の投票で1位になった池田勇人氏が決選投票でも石井氏を下し、逆転劇を許さなかった。

333OS5:2024/09/27(金) 14:44:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/d82855a3454e171846f0b1bacf687f3114d8f5cd
岸田首相「党員票が多い候補」支持の意向伝える 麻生氏は「高市氏」
9/27(金) 11:16配信

朝日新聞デジタル
首相官邸に入る岸田文雄首相(中央)=2024年9月27日午前9時57分、岩下毅撮影

 史上最多の9人が立候補した自民党総裁選は、27日午後に東京・永田町の党本部で投開票が行われ、岸田文雄首相の後継となる新総裁が選出される。選挙戦はいずれも無派閥の石破茂元幹事長(67)、小泉進次郎元環境相(43)、高市早苗経済安全保障相(63)の3氏が軸となっており、このうち上位2人による決選投票にもつれ込むことが確実な情勢だ。

■首相「党員票1位の候補へ」と指示

 最終盤まで激しい国会議員票の奪い合いが行われた。岸田文雄首相は27日午前、旧岸田派の議員らに「高市さんでは政策が合わない。党員票が多い候補へ」との意向を伝えたという。党員票で先行するとみられる石破氏を事実上支持したことになる。昨夜には麻生太郎副総裁が麻生派メンバーに「高市氏を支持で」と伝えたという。

334OS5:2024/09/27(金) 14:45:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fa6fb1e19bf910fa74e05def6ed0ae8861a6882
自民党総裁選の1回目の開票結果は高市早苗氏がトップ 2位の石破茂氏を地方票上回る
9/27(金) 14:38配信

日刊スポーツ
【イラスト】自民党総裁選 候補者一覧

 27日に投開票された自民党総裁選の1回目の開票結果は以下の通り。



 【自民党総裁選】

 ■1回目投開票の結果 国会議員票367票、党員票368票=計735票(過半数368票)

 <1>高市早苗経済安全保障担当相(63)議員票72+党員票109=計181票

 <2>石破茂元幹事長(67)46+108=154票

 ※以上が決選投票へ

 ▼小泉進次郎元環境相(43)75+61=136票

 ▼林芳正官房長官(63)38+27=65票

 ▼小林鷹之前経済安保相(49)41+19=60票

 ▼茂木敏充幹事長(68)34+13=47票

 ▼上川陽子外相(71)23+17=40票

 ▼河野太郎デジタル相(61)22+8=30票

 ▼加藤勝信元官房長官(68)16+6=22票

335OS5:2024/09/27(金) 16:05:36
石破 215 189+26
高市 194 173+21



https://news.yahoo.co.jp/articles/35cb53db70e1f5c3dcd1cc371f21704ddcd31f0f
自民党総裁に石破茂氏、5度目の挑戦で首相へ…高市早苗氏との決選投票制す
9/27(金) 15:31配信
 岸田首相の後継を選ぶ自民党総裁選は27日午後、党本部で投開票を行い、石破茂・元幹事長(67)を第28代総裁に選出した。石破氏は第1回投票で2位となり、決選投票では215票を獲得し、194票だった高市早苗経済安全保障相(63)に勝利した。石破氏は10月1日に召集される臨時国会で第102代首相に指名される予定だ。


 総裁任期は2027年9月30日までの3年となる。

(写真:読売新聞)

 総裁選は、立候補に推薦人が必要となった1972年以降、最多の9人が出馬し、国会議員票368票と党員・党友票368票の計736票で争われた。第1回投票では、高市氏が181票を獲得し、石破氏が154票で続いた。小泉進次郎・元環境相(43)は136票、林芳正官房長官(63)は65票、小林鷹之・前経済安保相(49)60票、茂木敏充幹事長(68)47票、上川陽子外相(71)40票、河野太郎デジタル相(61)30票、加藤勝信・元官房長官(68)22票だった。

 いずれも過半数に届かず、高市氏と石破氏による決選投票が行われた。決選投票は、議員票に加え、各都道府県で党員・党友票の得票が多い候補に1票ずつ47票が割り振られた。


https://news.yahoo.co.jp/articles/a3530f64b7ab41eae89b91bb8cd10b8965a7442c
ドンデン返し 石破茂氏が総裁 惨敗必至の議員票が1回目「46」→決選「189」まさか大激増 高市氏を超える衝撃事態
9/27(金) 15:37配信

 自民党総裁選が27日、東京・自民党本部で行われ、石破茂氏が当選した。

 【1回目投票】

1位 高市氏/議員72・党員109=181

 2位 石破氏/議員46・党員108=154

 3位 小泉氏/議員75・党員61=136票

 石破茂氏と高市氏が決選投票に進み、議員票で優位な高市氏が優勢と目されたが…。

 【決選投票】

 1位 石破氏/議員189票、都道府県26=215

 2位 高市氏/議員173、都道府県21=194

 議員票で不利と目されていた石破氏が「46」→「189」と激増。高市氏を上回った。

336OS5:2024/09/27(金) 16:08:02
悪さ加減の選択 wwww

https://news.yahoo.co.jp/articles/ce8979b036338b0800bcf1791ca80e8e0b7a7d56
自民党総裁選、石破茂氏の勝因は「悪さ加減の選択」問われる実行力…組閣の多様性が課題
9/27(金) 15:43配信

読売新聞オンライン
 9月27日投開票の自民党総裁選での石破茂・元幹事長の勝因は、「悪さ加減の選択」(自民党中堅議員)とも言われた選挙戦で、消去法的な支持が積み重なったことだった。

ベテラン不利でも高い人気を維持
自民党総裁選の決選投票を前に、演説する石破茂・元幹事長(27日、党本部で)=川口正峰撮影

 総裁選序盤では、「政治とカネ」の問題で党勢が苦境に立たされる中、次の総選挙の「顔」として「刷新感」のある新総裁を求める声に勢いがあった。その点で、43歳の小泉進次郎・元環境相や、初の女性首相への期待が高まった高市早苗・経済安全保障相に比べ、今回が5度目の総裁選への出馬となったベテランの石破氏には不利な面もあった。

石破氏の支えは、一般の世論調査でも自民党員に対する調査でも、石破氏の「人気」が根強かったことだ。斜に構え、持論を理路整然と静かに語るスタイルは、以前から世論では好意的に受け止められていた。

 自民党の国会議員の間で「刷新感」を強調すればするほど、それに反発するように、「政治とカネの問題から目をそらさせようとしているだけだ」といった反応が自民党の現状に不満を抱く一般党員の間から漏れていたことも、結果として石破氏にまとわりつく「既視感」「飽き」という弱点を減じた。

高市「右寄り過ぎる」、小泉氏「経験不足」
自民党総裁選の決選投票を前に、演説する高市早苗経済安保相(27日、党本部で)=川口正峰撮影

 9人が乱立した選挙の終盤で、石破、高市、小泉の3氏が抜け出したことが明らかになってくると、「刷新感」では有利だったはずの高市、小泉両氏に対してはむしろ、マイナス面が強く意識されるようになった。

 高市氏には、その「保守右派」の政治理念を「右寄り過ぎる」とする受け止め方があった。「首相になっても靖国神社を参拝する」と宣言するなど、高市氏の一連の「右派」色の強い言動に、外交面で悪影響が出かねないとの指摘も相次いだ。岸田文雄政権で改善した日韓関係が損なわれ、日米韓の連携にヒビが入ると、ロシア、中国、北朝鮮の不穏な動きに有効な対処ができなくなるといった見方は、高市氏を熱心に支持する勢力の動きにはブレーキとなった。

 弁舌はさわやかでよどみないパフォーマンスが「武器」だった小泉氏を支持する陣営の戦略は、「刷新感」で総裁選を勝ち、懸念材料の経験不足などが露呈する前に衆院解散総選挙を行い、勢いで自民党政権を維持することだった。しかし、現行の規定となった総裁選史上最長となった15日間の論戦で、政策理解の不十分、政策実現のための戦略の不透明さ、そして経験不足は早々と露見した。

 一貫して無派閥を貫いてきたことをアピールし、党改革への決意を示しながら、「政治とカネ」の震源となった清和政策研究会(旧安倍派)を長く率いた森喜朗・元首相や、菅義偉・元首相を後ろ盾にしたことは、自民党の古い体質が温存されるのではないかといった見方と結びつけて語られるようになった。党員投票がほぼ終わった選挙終盤に、麻生太郎副総裁や二階俊博・元幹事長といった長老はもとより、「政治とカネ」の問題で自民党を離れた世耕弘成・前参院自民党幹事長にも、旧安倍派の参院議員への影響力を当てにして支援を求めて歩く姿が報じられた。これも、小泉氏にとってはマイナスとなった。

 石破氏も選挙最終盤で、15年前の麻生政権で閣僚を務めながら、首相退陣を迫って関係が悪化した麻生氏を訪ね、直接、支持を求めるなど、なり振り構わぬ動きを見せた。それでも、もともと「刷新感」ではなく「安定感」が売りだった分、マイナス作用は小泉氏に比べて小さかった。

政策の難課題、実現できるか
 石破政権の政策課題には、難しいテーマが目立つ。総裁選で唱えた「アジア版NATO(北大西洋条約機構)構想」や「日米地位協定の改定」には、「非現実的だ」(閣僚経験者)といった批判があり、米政府関係者も懸念を隠さない。政党法の制定、選挙制度改革、夫婦別姓の法制化などは、政権としての体力と時間がいる。

 石破氏は首相に選ばれた後、早期に衆院解散総選挙を行う考えを示している。総裁選での主張を実行に移すには、まずは総選挙での「勝利」が前提になる。総裁選での推薦人20人の中に女性議員が一人もいなかった石破氏が、組閣でどれだけ多様性を示すことができるのかもカギになるだろう。9人が乱れ踊るお祭り騒ぎで自民党はメディアジャックには成功したものの、有権者の信頼を回復できたわけではない。道は険しい。(編集委員 伊藤俊行)

337OS5:2024/09/27(金) 16:10:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ae0895f3197317eb0218cf5c13c6936ecfd8055
推薦人4人が公然と裏切り「加藤勝信君16票」に震撼 推薦20人割れ「闇が深い」「4票どこにw」「可哀想」
9/27(金) 14:47配信

デイリースポーツ
 加藤勝信氏

 自民党総裁選が27日午後に東京・自民党本部で行われた。1回目投票では、過半数を獲得した候補が不在となり、高市早苗氏と石破茂氏とが決選投票に進んだ。小泉進次郎氏は敗れた。

【写真】自民党総裁選の投開票に臨む高市早苗氏 目の覚めるようなブルーのジャケット 高級感が漂っている

 1位 高市氏/議員72・党員109=181

 2位 石破氏/議員46・党員108=154

 3位 小泉氏/議員75・党員61=136票

 一方で加藤勝信氏は「議員16・党員6」の結果。立候補時に20人の議員が、推薦人となっていたはずだが、無記名投票であるため、ささやかれていた「推薦人の裏切り」が現実に発生した。

 開票時に「加藤勝信くん 16票」と読み上げられると、加藤氏は視線を落としたまま、ちいさくうなづく仕草をみせた。

 ネットも騒然。「加藤氏、16票…あれれ?」「総裁選の闇深いわ。加藤元官房長官の議員票が16。推薦人20すら割れてるのが怖い」「加藤さん議員票16,推薦人も削られてた」「加藤16票って推薦人の数より少ないの草w」「4票はどこにw」「4人裏切っとるやんw」「16票で推薦人の20以下でなんだかかわいそう」「 4名離脱」「加藤さんの議員票16って推薦人が裏切ったのか!酷いなあ!」「推薦人から造反出たってこと?」と衝撃が走っている。

338OS5:2024/09/27(金) 16:11:37
どー考えても麻生太郎
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8c4d411c276fdc5d153e223e35914a7f055a65e
どこかの集団票か 高市早苗氏の議員票が激増、一気に30票以上を増やし「72」 田崎史郎氏「急に上積み、どっかのまとまった票が」
9/27(金) 14:21配信
 自民党総裁選が27日午後に東京・自民党本部で行われた。

 1回目投票では、過半数を獲得した候補が不在となり、高市早苗氏と石破茂氏とが決選投票に進んだ。小泉進次郎氏は敗れた。

 1位 高市氏/議員72・党員109=181

 2位 石破氏/議員46・党員108=154

 3位 小泉氏/議員75・党員61=136票

 日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」では、政治評論家の田崎史郎氏が高市氏が獲得した議員票「72」に注目。

 「意外だったのは国会議員票で72票もとられている」と語った。当初の見通しでは40票前後と目されていたと指摘し、「急に32票も上積みされているということは、どっかのまとまった票が乗ったんじゃないかなと思います」と分析した。

339OS5:2024/09/27(金) 17:53:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/f92d90f140039ac7e7616a024a6e90e334ff2bcf
麻生太郎氏が敗北→危機説 田崎史郎氏「当然、副総裁やめる」 石破氏に逆転勝ちされ→人事ポスト失う麻生派「果たして維持できるか」
9/27(金) 17:40配信
デイリースポーツ
 麻生太郎氏

 政治評論家の田崎史郎氏が27日、読売テレビの夕方ニュース「かんさい情報ネットten.」に出演。番組では石破茂氏が勝利した、自民党総裁選を特集した。

【写真】「書き順でバレバレw」 投票中のペンの動きがTVに映った麻生太郎氏

 麻生太郎氏が推す高市早苗氏が議員票で圧倒すると目された決選投票では、議員票での不利がささやかれた石破茂氏が1回目投票から143票を上積みする大激増。キングメーカー同士の争いで、麻生氏が敗れたとの見方も指摘されている。

 番組で、麻生太郎氏の今後の求心力を聞かれた田崎氏は「麻生さんは、やっぱりこれ、勝負したわけですよ」と指摘。麻生派に高市氏支持を伝えたと報じられていることを挙げ「しかし、負けたわけですね。当然、副総裁やめるだろうし」との見方を示した。

 「いま残っている派閥としては麻生派だけなんですけど、果たして麻生派が維持できるか、どうかです」と指摘した。

 これまでは「維持できたのは(人事面で)主流派としてポストをたくさん取ったからです」としたうえで「今度、主流派じゃなくなりますから、果たして結束が保てるかということです」と語った。

340OS5:2024/09/27(金) 17:56:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/0478ac21f71346375c8cf53196b51889b6a97411
5人の議員が石破氏、高市氏、どちらも“拒否”総裁選でまさかの白票・無効票5票に担当記者「聞いたことがない。考えられない」
9/27(金) 17:09配信


ABEMA TIMES
総裁選の結果

 自民党の総裁選挙が27日に行われ、石破茂元幹事長が決選投票の末に、第28代の総裁に選出された。1度目の投票では、高市早苗経済安保担当大臣が1位、石破元幹事長が2位で決選投票に進んだが、本来であれば国会議員票が367票、都道府県連票47票の計414票だったところ、国会議員票の有効票は362票。残り5票は「無効票・白票」として、どちらの候補にも票を投じないという事態が起きた。

【映像】“白票”にどよめきが起こる会場

 1度目の投票で、9人の候補に投じられた国会議員の票数は合計で367票。党員票は368票だった。高市氏は72票+109票の181票、石破氏は46票+108票の154票を獲得して決選投票に。ここでは高市氏は議員票で173票と都道府県連票で21票、石破氏は議員票189票と都道府県連票で26票で、石破氏が新総裁に選ばれた。

 1度目の投票から決選投票で、国会議員票が5つ減っていることに、会場に集まった議員からもどよめきが起こることに。つまり5人の議員が、どちらの候補にも票を入れない選択をしたことになる。これには、テレビ朝日・政治部の官邸キャップを務める千々岩森生氏も「聞いたことがない」と指摘。「こんな貴重な1票を、白票にするなんてありえない。お金を払ったって欲しいぐらいの1票をただで白票にするなんて、考えられない」と続けた。また「石破さんも、高市さんもどっちも嫌だというアレルギーがあるとすれば、そうなる」と解説していた。

 総裁選後、逢沢選挙管理委員長は会見に応じ、1度目の投票で議員票が予定されていた368票から1票少なかったことについては、「参議院議員の高橋はるみ先生が、病を得られて、不在者投票で対応できないかという事で努力したが、それがかなわない状況が確認できたので、貴重な1票は残念だが、選挙の公正の観点から」棄権票と判断したと説明した。

 また、2度目の投票で、さらに5票減ったことには、「無効票が出たのは事実。どういう趣旨で候補者名を記載しなかったのかは、今現在、選管でははかりかねるが、事実は事実として受け止めたい。白票もあり、無効票も確認されたということ」と答えていた。
(ABEMA NEWS)

ABEMA TIMES編集部

341OS5:2024/09/27(金) 17:57:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/fadf5a1c3a00a37811efee05d66fdcdb34adc022
林芳正官房長官「ポスト石破」うかがえる4位に滑り込み 「政策通」が浸透
9/27(金) 16:58配信

産経新聞
27日に投開票された自民党総裁選で、林芳正官房長官(63)は、石破茂新総裁(67)ら上位3人の先頭集団に次ぐ4位に滑り込んだ。次期総裁選への挑戦に望みをつないだといえ、投開票後は党本部で記者団に「非常に非力な私を同志が力いっぱい支えてくれた。素晴らしい成績を残していただいた」と語った。


林氏は岸田文雄首相が率いる旧岸田派(宏池会)でナンバー2の座長だった。今回の総裁選では、当初は知名度不足や同派出身議員以外に支持の広がりを欠くことが指摘され、苦戦が予想された。選挙戦の終盤には石川県能登地方で豪雨が発生し、官房長官として災害対応するために選挙活動の中断も余儀なくされた。

ただ、出馬した9候補が参加した討論番組などでは、よどみなく政策を訴える姿が注目を集め、「政策通」という強みが浸透した。党員・党友票でも9候補中4位となり、一定の評価を集めたといえる。(永原慎吾)

342OS5:2024/09/27(金) 18:03:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a092bfd0ef2d7be5ebc14bc2513d0d6e622522c
河野太郎氏、まさかの9候補中8位 自民総裁選終え言葉少な「私の力不足でこのような結果となりました」
9/27(金) 16:46配


スポニチアネックス
河野太郎氏

 第28代自民党総裁を選ぶ総裁選が27日、都内の自民党本部で投開票され、石破茂元幹事長(67)が第28代総裁に選出された。1回目の投票で9候補中8位に終わり、落選した河野太郎デジタル相(61)がSNSで思いを述べた。

【写真あり】石破茂氏 ファーストレディーとなる美人妻・佳子さんとは…慶大同級生で“名プロデューサー”

 過去最多の9人が立候補する大混戦。石破氏、高市早苗経済安保担当相、小泉進次郎元環境相による三つどもえの争いとなり、石破氏と高市氏による決選投票が行われた。決選投票では、石破氏の215票(議員215票、都道府県26票)に対し、高市氏は194票(議員194票、都道府県21票)という僅差。石破氏は「今回が最後」と銘打った総裁選で、初当選を勝ち取った。

 9候補中8位に終わった河野氏。「総裁選挙、私の力不足でこのような結果となりました。ご支援くださった大勢の皆様、誠にありがとうございました」と感謝を伝え、「今後とも、ご指導、ご鞭撻賜りますようよろしくお願い申し上げます」と言葉少なに結んだ。

 この投稿には「応援し続けます」「政策は河野さんのが一番良かったと思います」「悔しかった分、デジタル化推進応援してます」「楽しみにしてましたが、デジタル化の推進はこれからも重積を担っていただきたいなぁ」「これからもデジタルを中心とした重要な閣僚になって、ますます改革を続けてくださいませ」「大丈夫よ、次はありますから。石破さんも何回もチャレンジしているし、応援してます」と、さまざまなコメントが寄せられた。

343OS5:2024/09/27(金) 18:08:35
ポスト石破は高市か林かな?
小泉と小林は「まだ早い」イメージが付いてしまった気がする。
石破が高市をどう処遇するか?

決選投票で勝利 石破茂元幹事長(67)46+108=154票
○1回目で首位。リベラルよりな石破の次を狙える 高市早苗経済安全保障担当相(63)議員票72+党員票109=計181票
○「まだ早い」のイメージか ポストポスト石破くらいか? 小泉進次郎元環境相(43)75+61=136票
○政策通のイメージはついた 林芳正官房長官(63)38+27=65票
○「まだ早い」のイメージか 小林鷹之前経済安保相(49)41+19=60票
△加藤が出馬したとはいえ平成研をめとめられていない。  茂木敏充幹事長(68)34+13=47票
△年齢的にも次はないでしょう 上川陽子外相(71)23+17=40票
×大惨敗。悲運の3代目確定か? 河野太郎デジタル相(61)22+8=30票
×勝つつもりなかったとはいえ推薦人も固められなかったのは厳しい 加藤勝信元官房長官(68)16+6=22票

344OS5:2024/09/27(金) 18:09:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a400109f90e21e51ea3505d34f6f940c6286ab3
加藤勝信氏が自民党総裁選で赤っ恥! 議員票「16人」→推薦人4人が裏切り他候補に投票
9/27(金) 16:30配信


日刊ゲンダイDIGITAL
お呼びじゃなかった(C)日刊ゲンダイ

 自民党総裁選が27日午後、党本部で投開票が行われ、1回目の投票で1位が高市早苗経済安全保障担当相(63)、2位が石破茂元幹事長(67)となった。有力視されていた小泉進次郎元環境相(43)は3位となり、高市、石破両氏による決選投票の結果、新総裁は石破氏に決定した。

【写真】石破茂vs高市早苗「最終決戦」の行方…総裁選あす投開票“三つ巴の争い”も進次郎は脱落ムード

 衆院選の「顔」として下馬評が高かった小泉氏が3位に沈んだのも驚きだったが、それ以上に《はずい》(恥ずかしい)、《赤っ恥》などとSNS上で声が上がったのが加藤勝信元官房長官(68)だ。

 過去最多の9人が立候補した総裁選に出馬する際には、20人の推薦人が必要。当然、加藤氏もその条件をクリアしたからこそ名乗りを上げたわけだが、1回目の投票で加藤氏の議員票はナント「16人」。

 つまり、推薦人だったはずの4人が裏切って他の候補に投票したことになるわけで、加藤氏も衝撃だったに違いない。

「加藤の乱」ならぬ「加藤の推薦人の乱」ーー。小泉氏は父の純一郎元首相が「政治の中に友達なんかいるわけないと、うちのおやじが言っていたんですよ」と語っていたというが、その通りだろう。

  ◇  ◇  ◇

 高市、石破両氏の激突となった総裁選。●関連記事【もっと読む】『石破茂vs高市早苗「最終決戦」の行方…総裁選あす投開票“三つ巴の争い”も進次郎は脱落ムード』【さらに読む】『総裁選いよいよ最終盤、蠢くキングメーカーたちの思惑…自民議員は彼らを一掃できるのか?』などを取り上げている。

345OS5:2024/09/27(金) 18:11:02
麻生派どうするんだろ?河野に代替わりするの?
https://news.yahoo.co.jp/articles/97d8b4745dfdc05dbb99998c81c05398d19a8054
自民総裁選で河野太郎氏は30票と「失速」、党員票でも8位 前回は2位で255票
9/27(金) 16:07配信


産経新聞
河野太郎氏=(斉藤佳憲撮影)

27日投開票された自民党総裁選に立候補した河野太郎デジタル相(61)は1回目の投票で9人中8位になり、上位2人で争う決選投票に進めなかった。河野氏を巡っては、前回の令和3年総裁選の前後、次期首相候補を尋ねる報道機関の世論調査で1位になるケースもあったが、党員票だけでも8位となった。

【一覧で見る】自民党総裁選、第1回投票で9候補が獲得した票数

3年の総裁選は河野氏ら4人が立候補し、河野氏は1回目の投票で255票(議員票86、党員票169)を獲得した。2位となって決選投票に進んだが、岸田文雄首相(党総裁)に敗れた。

今回は9人が立候補し、得票数は単純比較できないが、河野氏は30票(議員票22、党員票8)と大きく減らす結果となった。

河野氏は9月3日の記者会見で、世論調査で自身の支持が下がっている要因について、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせるマイナ保険証への一本化推進を挙げて、「『なぜこんなことをしなくてはいけないのか』との声は当然出てくる。承知の上で改革をしなければ国のためにならない」と語っていた。

河野氏は党内で唯一存続している麻生派(志公会)に所属している。

346OS5:2024/09/27(金) 18:13:15


https://news.yahoo.co.jp/articles/06eb2f5ebba0359a1f8d249e222ea6e24d69544e
石破氏陣営は必勝カレーで気勢、涙の村上誠一郎氏「勝つぞー」 党員票1位見通しも報告
9/27(金) 13:17配信


産経新聞
自民党総裁選必勝を期してカレーをパクつく石破茂元幹事長(中央)=27日午前、衆院第2議員会館(奥原慎平撮影)

自民党総裁選に立候補した石破茂元幹事長(67)の陣営は27日午前、投開票を前に国会内で決起集会を行った。石破氏は3年3カ月の民主党政権下の野党時代を振り返り「安倍晋三総裁のもと、幹事長として全力を尽くした。あのときの思いに立ち返りたい。自由闊達な議論ができる自民党、公正公平な自民党、謙虚な自民党(を取り戻す)。国民に正面から向き合い、悲しい人、苦しい人、困った人、どうして分かってくれないのかと思う人たちの思いに応えるため、国難を一致して乗り越えるため、最後まで全力を尽くしたい」と語った。

岸田文雄首相(党総裁)に対しては、「自民党を立て直すために、いろいろな批判にけじめをつけるために大変な決断をした。われわれはその思いに応えていかないといけない」と語った。

あいさつに先立ち、選対本部長を務める岩屋毅元防衛相は、石破氏が党員・党友票で1位になったとの見通しを報告した。

「ガンバローコール」を担当した村上誠一郎元行政改革担当相は「今後の戦いは日本存亡の危機。投票箱の蓋が閉まるまで石破候補のために勝つぞー、勝つぞー、勝つぞー」と涙ながらに絶叫。その後、陣営は一緒にカツカレーを食べ、必勝を期していた。

347OS5:2024/09/27(金) 18:14:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/101b4a96a8f790cffb1d799bb83625e74cbc5d24
総裁選最下位の加藤勝信氏、議員票16票で推薦人数に届かず 5人が引きはがしか
9/27(金) 18:04配信

産経新聞
加藤勝信元官房長官(斉藤佳憲撮影)

27日に投開票された自民党総裁選で、加藤勝信元官房長官(68)は最下位の9位だった。国会議員票は本来、推薦人20人と自身を合わせて21票は獲得できるはずなのに、開票結果は16票。決選投票進出をかけた上位3候補の激しい議員票争奪戦の中、加藤氏の推薦人5人が引きはがされたとみられる。



投票直前の27日昼、党本部での「出陣の会」には推薦人20人がそろい、カツカレーを食べながら勝利を誓い合った。わずか1時間半後、16票という結果が出た。その後の「報告会」には17人が出席し、神妙な顔つきで加藤氏の敗戦の弁を聞いた。投票しなかった議員も出席したことになる。

加藤氏は恨み節は漏らさず、記者団に「皆さんいろんな事情がある中で支えていただいた。本当に感謝の言葉しかない」と語った。

加藤氏は、所属した旧茂木派から茂木敏充幹事長が出馬し、派閥単位の支援は得られず、地元・岡山県選出議員らが中核になった。推薦人集めに苦労し、他派閥の協力を得て告示2日前に出馬表明にこぎつけたため、全員の結束が強固だったとは言い難かった。

演説や討論会では「国民の所得倍増」を繰り返し、経済政策に精通したリーダー像をアピール。しかし「選挙の顔」を選ぶ今回の総裁選において、知名度不足が最大の弱点となった。(田中一世)

348OS5:2024/09/27(金) 18:16:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f35794018336a0c0a85a5d150498a3509525871
「派閥が問題とは思わない」8位に沈んだ河野太郎氏 敗因は派閥との指摘にさばさば反論
9/27(金) 17:47配信

産経新聞
河野太郎デジタル相=27日午後、党本部(関勝行撮影)

27日に投開票された自民党総裁選で8位に終わった河野太郎デジタル担当相(61)は開票後、記者団の取材に応じ、「私の力不足でした」とさばさばした表情で語った。「石破茂新総裁のもと、自民党のみんなでしっかり団結して、日本を前に進めるために頑張っていきたい」とも述べた。

3回目の挑戦となった今回は、所属する麻生派(志公会)に支えられて挑んだ。しかし、同派の議員の支持は他陣営にも分散した。選挙戦ではデジタルセーフティーネットの整備や一国平和主義からの脱却などと訴えたが、議員票も党員票も9候補中、下から2番目と広がりを欠いた。

河野氏は敗因について「終わったばかりなので分析も何も‥」と述べるにとどめた。また、派閥に所属したまま選挙戦に臨んだことに批判もあったことに関しては「派閥が問題だとは思っていない」と重ねて語った。(大島悠亮)

349OS5:2024/09/27(金) 19:23:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3eeaef1cd6bd7b4e0a1d0811ee6f8406b299930
自民新総裁、小林鷹之氏の地元・千葉県連は期待と失望 「国のため、クリーンな政治を」
9/27(金) 19:03配信


1
コメント1件


産経新聞
自民党総裁選の開票後、敗戦の弁を語る小林鷹之前経済安保相=27日午後、党本部(鴨志田拓海撮影)

自民党の新総裁が27日、石破茂氏に決まった。千葉県連内からは石破氏の地方での人気の高さから期待する声が上がった。一方で、党総裁選で高市早苗氏への支持に回ったとされる「岩盤保守票」が党から離れるのではと複雑な思いで受け止める地方議員もいた。総裁選で争った小林鷹之前経済安全保障担当相(衆院千葉2区)は力及ばず、敗れた。県政界の反応を聞いた。

「石破氏の勝利は党員の皆さまのおかげ。新政権では(党派閥のパーティー収入不記載事件の)政治とカネの問題で失った国民の信頼を取り戻し、国のためになるクリーンな政治ができればいい。オール自民党で頑張りたい」

本県で石破氏の推薦人となった門山宏哲法務副大臣(衆院比例南関東)は総裁選を終えた直後、こう語った。門山氏の千葉市内の事務所は支持者から「良かった」「頑張ってね」と電話が鳴りやまなかった。

桜田義孝県連会長(衆院比例南関東)は「新総裁が選任され、一党員としてうれしく思う。9人の候補者が白熱した議論を展開し、多くの国民の皆さまにも党の層の厚さを認識いただけた。一致結束し、政策を実現していけると期待する」とコメントを発表した。

友党の公明党県本部の平木大作代表(参院議員)も「結束して国民のための政治に邁進(まいしん)できると確信する」とお祝いのコメントを寄せた。

一方で、高市氏に党員票を投じた本県の自民地方議員などからは先行きを不安視する意見が聞かれた。

「決選投票の結果には失望した。石破人気は地方の都市部はそれほどではない。野党寄りの政策も多く、岩盤保守層は間違いなく逃げる。次の国政選も党の顔にはなれない」(中堅県議)

「石破氏は政策面などで身内の内閣や党を背後から撃ち、不興を買ってきた。党内結束は容易ではないだろう」(ベテラン秘書)

石破新総裁誕生に野党は気もそぞろだ。総裁選でメディアに出演した際、「新政権はなるべく早期に信を問うのも当然だ」と発言していたためだ。

立憲民主県連は「空白区」だった衆院千葉6区に女性県議を立てる方針を決めるなど、対応を急ぐ。



奥野総一郎県連代表(同千葉9区)は「新総裁には『裏金』の解明や政治改革を進めてほしいが、石破氏は結局、旧派閥単位の支援で当選した。これまでの自民党の姿勢と変えられないのではないか」と突き放した。

共産党県委員会の小倉忠平委員長は「いま問われているのは自民党政治そのものを変えることだ。党の『表紙』だけをかえ、新首相が注目を得ている間に総選挙をやってしまおうという党利党略は許されない」と牽制(けんせい)した。

350OS5:2024/09/27(金) 20:25:13
>>77
「5度目の正直」狙う石破茂氏 人気者に立ちはだかる議員票の壁
>>147
脱「裏金」、踏み込む石破氏 安倍派反発、党内に波紋 自民党総裁選
>>178-181
自民総裁選“小石河連合”競合…小泉進次郎氏も出馬へ 勝敗のカギ握る意外な存在
>>226
立候補断念の野田聖子氏、小泉進次郎氏を支援へ…連携模索した石破茂氏陣営「期待したのがバカだった」
>>250
石破茂氏 推薦人まとめ
>>309-310
自民総裁選・小泉氏、石破氏、高市氏、3陣営の「票読み」 決選に進むには140万票がボーダーラインか



旧石破派
石破茂
赤沢亮正(鳥取) 【推薦人】
平将明 【推薦人】
門山宏哲 【推薦人】
田所嘉徳 【推薦人】
冨樫博之 【推薦人】
八木哲也 【推薦人】
舞立昇治(鳥取) 【推薦人】

途中脱退
山本有二 小泉推薦人
古川禎久 斎藤健→小泉支持
山下貴司 加藤推薦人(岡山)
斎藤健  出馬模索→小泉支持
田村憲久 林支持


△ 岸田派 菅G
× 茂木派 麻生派(河野太郎) 安倍派 野田聖子
? 二階派

351OS5:2024/09/27(金) 20:28:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8f3229228ab81c9790a061eeb93301777481480
自民総裁選 「大きな爪痕」千葉の支援者ら小林鷹之氏たたえる 引きはがしで悔しさも
9/27(金) 20:03配信

産経新聞
総裁選を終え、会場を後にする小林鷹之前経済安保担当相(左)ら=27日、自民党本部(鴨川一也撮影)

自民党の小林鷹之前経済安保相(衆院千葉2区)は、総裁選の初陣を飾れなかった。過去最多の9人が名乗りを上げる混戦で国会議員票も党員票も分散したが、地元は「善戦した」「全国に大きな爪痕を残した」と奮闘をたたえた。

【グラフで見る】自民党総裁選 第1回投票、決選投票それぞれの結果

支持率0・1%からのスタートだった。小林氏は8月19日、9人の中で最も早く出馬を表明した。政策に明るいものの、当選4回で閣僚や党三役など要職経験に乏しく、全国的な知名度不足は否めなかった。それでも「脱派閥選挙を徹底する。旧派閥に対する支援は一切求めない」と改革イメージを印象付けてみせた。

街頭演説では、小林氏の愛称「コバホーク」を連呼する応援歌が流れ、陣営カラーのオレンジののぼりがはためく。旧来型の街頭演説とは異なる刷新感も演出することで、支持率はじわじわとアップした。

ところが、総裁選終盤になると、他の陣営が議員票の上積みを図るため、派閥領袖らに接触する「派閥回帰」の動きが相次ぎ、他陣営から支持先を考え直すよう求める「引きはがし」もうごめいた。

「昔の自民党に戻ろうとする動きがある。そんなの絶対にありえない。自らの意思で投票してもらいたい」。投開票日直前の26日夕、地元・千葉市花見川区内でマイクを握った小林氏はこう牽制したが、投開票当日、小林陣営の議員票は41票で、「コアな支持議員」だけが残った。ピーク時は60票程度の議員票を見込んでおり、一部が引きはがされたようだ。陣営関係者は「結局、他陣営から刈り取られるばかりだった」「議員票はもっと獲得できたのに…。悔しい」との声が漏れた。

とはいえ、小林氏を応援してきた地元は善戦をたたえる。川村博章県議(千葉市花見川区)は「最後までブレなかった。次への芽が残った」と話す。茂呂剛県議(八千代市選挙区)も「残念だが、全国に存在感を示すことができてよかった。残した爪痕は大きい」と語った。

「小林鷹之八千代市後援会」の綱島照雄会長はこう答えた。「千葉2区から全国区への足がかりとなった。上のステージに向けて支えたい」(岡田浩明)

352OS5:2024/09/27(金) 20:28:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/58e5d5e1314ac690c8fba65d87df26b606fa5ed3
小林鷹之氏は議員票41票で次も「挑戦」、河野太郎氏は党員票1桁で8位に沈む…敗北陣営に明暗
9/27(金) 19:55配信

読売新聞オンライン
自民党総裁選を終え、議員らにあいさつする小泉進次郎・元環境相(中央)と小林鷹之・前経済安保相(右)(27日、党本部で)=松本拓也撮影

 自民党総裁選では、「総裁候補」としての基盤を築いた候補がいた一方、存在感の低下を印象づける候補もおり、明暗が分かれた。

【一覧表】投票結果…議員票、党員・党友票

 国会議員票で4位の41票を集めた小林鷹之・前経済安全保障相は27日、結果を受け、「『脱派閥』選挙を掲げ、仲間が立ち上がり共に走ってくれた」と記者団に語った。当選同期の4期生以下を中心に支持を集め、次期総裁選にも「挑戦する」と明言した。豊富な閣僚経験のある林官房長官も、災害対応など危機管理を優先させた姿勢も浸透し、全体4位に食い込んだ。

 一方、茂木幹事長は全体6位だった。茂木派から加藤勝信・元官房長官も出馬し、国会議員票が分散したが「幹事長を退任すればもはや影響力はない」との声も上がった。加藤氏の国会議員票は推薦人の20人を下回る16票にとどまり、森山総務会長が「覚悟を持ち推薦人になり、推薦を確認した党員が投票する」と苦言を呈する場面もあった。

 前回決選投票に進んだ河野デジタル相は全体8位で、期待した党員票は1桁に沈んだ。所属する麻生派の支持を得たことには批判もあり、国会議員票は22票にとどまった。出馬に向けての推薦人集めが難航した上川外相は、国会議員票を積み増せず全体7位だった。

353OS5:2024/09/27(金) 20:31:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/834281ec978981d607b571de07c01f2fa6fd3411
1回目は2位…石破氏逆転劇の裏側 高市氏を“うっちゃり”票はどう動いた?
9/27(金) 18:22配信
FNNプライムオンライン

決選投票の末、自民党の新総裁に石破茂氏が選ばれました。

1回目の投票では2位だった石破氏。
この逆転劇の舞台裏について解説します。

1回目の投票では、国会議員の他に全国の党員・党友による投票も行われました。

各都道府県で得票数1位を獲得した候補者を見てみると、神奈川県では小泉進次郎氏、栃木県では茂木敏充氏と、やはり“地元”というのは強く影響したものとみられますが、党員票としては高市早苗氏と石破氏が他の候補者に大きく差をつけて圧勝となりました。

その結果、1回目の投票では高市氏が議員票72票、党員票109票の合計181票。石破氏が議員票46票、党員票108票の合計154票を獲得しました。

1回目の党員票が109票と大きく伸びた高市氏ですが、各都道府県での得票数を見ると、宮城、埼玉、東京、千葉、愛知、京都、福岡など特に大都市での票を集めました。

一方、前評判が高かった小泉氏については、選挙戦中に報じられた答弁の不安定さや、短い言葉で語る姿勢が裏目に出た形となり、得票数が伸びませんでした。

また、自民党の保守系の支持者にとっては選択的夫婦別姓といった考え方について、反発もあったとみられます。

続いて行われた決選投票は、1回目の投票と比べ石破氏の票数が大きく伸びる結果となりました。

当初は、麻生氏のグループと小林氏の保守系の票、さらに茂木氏の派閥の票が高市氏に乗ると予想されていました。

一方、石破氏には、菅氏、林氏、岸田氏らグループの票が乗るとの予想で、こちらのほうがやや優勢かと思われましたが、今回、中間的な小泉氏を支持した人たちのかなり多くの部分が石破氏に流れたとみられています。

さらに岸田派もほぼ一体となったことに加え、茂木派の中でも参議院を中心に票が流れるなど、地殻変動的に「高市氏では次の総選挙に必ずしも勝てないんじゃないか、石破氏のほうが幅広い支持を得られて国も安定するのではないか」と、土壇場で石破氏のほうが有利になったのではないかとみられています。

1回目と2回目で議員票に大きな違いが出た要因の1つには、リーフレット問題などを巡る高市氏への警戒感があったとみられます。

高市氏の人望と比較した時、石破氏のほうが幅広い支持が得られるのではということで、高市氏への不安感を、石破氏の持つ安心感が勝った結果とみられます。

今後、組閣、党の3役も含めどういうふうに選んでいくのか、石破新総裁の動向に注目が集まります。

354OS5:2024/09/27(金) 20:33:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd9d9cb189b06b5476330488a3b84721564668fd
自民新総裁に石破氏 衆院解散「国会論戦後に判断」 決選投票で高市氏逆転
9/27(金) 15:26配信

時事通信
自民党の新総裁に選出された石破茂元幹事長=27日午後、東京・永田町

 岸田文雄首相の後継を決める自民党総裁選は27日、党本部で投開票され、石破茂元幹事長(67)が決選投票で、第1回投票でトップだった高市早苗経済安全保障担当相(63)を逆転で破り、第28代総裁に選出された。

【主な経歴】石破 茂(いしば しげる)氏

 10月1日召集の臨時国会で第102代首相に指名される見通し。石破氏は記者会見で、衆院解散について「野党と論戦を交わした上で(国民に)判断いただきたい」と語った。

 石破氏は「新政権が発足する。なるべく早く審判を賜らねばならない。適切な時期を判断したい」とも述べた。党役員・閣僚人事に関し「共に戦った方にそれぞれ最もふさわしい役職をお願いするのは当然だ」と述べ、他の候補を要職に起用する意向を示した。

 石破氏の総裁任期は2027年9月までの3年間。石破氏は選出後に両院議員総会であいさつし「国民を信じ、勇気と真心を持って真実を語り、日本国をもう一度、皆が笑顔で暮らせる国にするため全身全霊を尽くす」と表明。派閥裏金事件による深刻な政治不信を踏まえ「一丸」となるよう呼び掛けた。

 総裁選には1972年の推薦人制度導入以降で最多の計9人が立候補。1回目の投票は棄権1人を除く国会議員票367票と党員・党友票368票の計735票で争われ、高市氏が181票で1位、石破氏は154票で2位となった。上位2人による決選投票は党員票を47票に圧縮して計414票で行われ、石破氏が215票を獲得し、194票の高市氏を21票差で破った。

 石破氏は直ちに幹事長などの人事に着手。30日に新たな党執行部の陣容を決定する。臨時国会召集日に首相に指名され、石破内閣を発足させる見通しだ。党内では衆院選の日程について、10月27日や11月10日の投開票が取り沙汰される。

355OS5:2024/09/27(金) 20:34:23
9/2の記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f5125393920d60b3e679b14a1e46ed07c5823f1
岸田首相の “本命候補” は石破茂氏!麻生・菅「2大キングメーカー」の排除を狙う策略とは
9/2(月) 18:47配信
 高市早苗経済安保担当相は、自民党総裁選への出馬会見を9月9日にもおこなうと公表した。すでに総裁選への出馬を明らかにした5人と高市経安相、さらに茂木敏充幹事長の出馬もほぼ確実とされており、過去最多の7人以上の立候補が確実になった情勢だ。

 現在の推薦人制度が導入された1971年以降では、これまで最多だった2008年と2012年の5人を上回る混戦になる。

「今回の総裁選では国会議員票が分裂し、1回目の投票で過半数を超える候補者がおらず、決選投票になる公算が大きい。つまり、1回目の投票で上位2位までに入らなければならず、党員党友票を合わせた地方票がまずカギを握りそうです」(政治部記者)

 地方票としては、石破茂元幹事長と小泉進次郎前環境相が2強とされ、大きく離されて高市早苗経安相が続くと予想されている。コバホークこと小林鷹之議員には旧安倍派の若手中堅議員が結集していることから、議員票はトップになる可能性はあるものの、地方票への広がりはほとんど見られないという。むしろ、高市経安相と岩盤保守層票の食い合いになる懸念さえ囁かれる。

 となると、やはり石破元幹事長と小泉前環境相のどちらかが1位になって決選投票になる可能性が高い。

「決選投票は、逆に、議員票の比重が大きくなります。現在、ある程度、固まって動けるのは、旧岸田派と現存する唯一の派閥である麻生派です。

 ただ麻生派は、もともと結束が緩いですからね。今回も麻生太郎元首相が河野太郎デジタル相を派閥候補とする一方、山東昭子顧問は上川陽子外相の出馬を後押ししました。

 つまり、固まって動けるのは旧岸田派だけです。林芳正官房長官が派閥候補ですが、今回は顔見世の意味合いが強く本命ではありません。

 岸田文雄首相は党内への影響力を残すために、総裁選への不出馬を決断したわけですから、ここは勝ち馬を慎重に選ぶはず。そのためにも、旧岸田派が中心になって推す候補が決選投票を制する展開に持ち込み必要があります」(同前)

 もっとも今回の総裁選では、石破元幹事長を除けば、他はすべて岸田内閣で要職を占めた議員で争う。小泉前環境相すら国対副委員長の任にあるのだ。

 となれば、満場一致で小泉首相でほぼ決まりかと思いきや……

「いやいや、岸田首相の本命候補は石破さんですよ」

 と語るのは、石破元幹事長に近い自民党の中堅議員だ。

「今回、石破さんの選対部長には岩屋毅元防衛相、本部長代理に青木一彦議員がつきました。それぞれ旧麻生派と茂木派を退会していますが、岩屋元防衛相は岸田首相の学生時代からの旧友ですし、青木議員は参議院自民党に絶大な影響力があります。

 さらに、旧安倍派最高顧問だった衛藤征一郎元防衛相も選対に入りました。3人とも閥務が長かった議員で、進次郎さんまで一気に世代交代が進むことに不安も不満もあるベテラン・中堅議員を陣営に引き込むことができるはずです。

 そもそも、進次郎さんは自分が2位だった場合、石破さんと連携する可能性すらありますからね。世間が言うほど、進次郎さんが固いわけじゃないんです。

 そして、石破内閣が誕生すれば、麻生元首相はほぼ手駒を失い、菅元首相の影響力も限定的になります。岸田さんの狙いは、この2人のキングメーカーの排除です。

 麻生さんには散々悩まされてきたし、菅さんは今でも、旧岸田派幹部から見れば、『加藤の乱』で真っ先に裏切った逆臣。岸田首相は、石破内閣を誕生させ、キングメーカーとして隠然たる勢力を持つことを狙っています」

 足の引っ張りあいの挙げ句、総選挙に負ければ野党に落ちるだけなのだが……。

356OS5:2024/09/27(金) 21:00:31
>>343
ポスト石破に岸田文雄っての忘れた

357OS5:2024/09/27(金) 21:05:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ea8aec6e1643cf0e1e78b7f7798587955a92a15
石破新総裁、政策通だが遂行能力は? 官僚らに渦巻く期待と警戒
9/27(金) 20:52配信


毎日新聞
自民党の総裁室の椅子に座る石破茂新総裁=同党本部で2024年9月27日午後6時51分、平田明浩撮影

 防衛相や農相などの閣僚を歴任し、「政策通」とも言われる石破茂氏。政策立案を担う霞が関の官僚たちの間では早くも期待と警戒が渦巻いている。


 「公共インフラの重要性にも精通している。災害対応のほか地方の移動手段の不足にも関心が高い」

 国土交通省の幹部は地方創生担当相などを歴任し、総裁選中に防災省の創設などを訴えた石破氏に期待する。総務省幹部も「地方に交付金を配って終わりではない政策をやるために知恵を借りたい」と前向きだ。

 経済産業省の幹部は、11月に大統領選を控える米国との関係を念頭に「石破氏は防衛や外交に詳しいので同志国との連携をしっかりやってくれると思う」とする。

 石破氏は総裁選で経済・財政政策について、岸田文雄首相の路線を引き続くと同時に、富裕層や収益を上げている企業への課税強化に言及してきた。そして現政権との違いを「(実現の)スピード」と説明するなど政策の執行加速を掲げる。

 ただ近年は閣僚などの要職を外れ、自民党内の基盤が弱い石破氏が主張通りの政策を実現できるかは見通せない。ある経済官庁幹部は「新しい政策を打ち出すには時間がかかるのでは」と距離を置く。財務省幹部も「閣僚から何年も離れており、年内に防衛増税の実施時期を決められるかどうか」と懸念を示す。

 石破氏の総裁選中の主張に警戒を示すのはデジタル庁だ。マイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」推進に伴い、12月に新規発行を廃止予定の現行保険証について「併用も選択肢として当然だ」としており、「首相の意向次第で方針が変わる可能性もある。説明していく」(幹部)と構える。【杉山雄飛、佐久間一輝、古屋敷尚子、藤渕志保、福富智】

358OS5:2024/09/27(金) 21:06:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bda6cd07adf3545a52f76a79bdc3d346db7b7f5
「ジーンときてます」石破総裁誕生で推薦人の橘氏は興奮冷めやらぬ 富山県選出国会議員は誰に国政を託したのか 
9/27(金) 20:46配信
チューリップテレビ
チューリップテレビ

27日の自民党総裁選で、富山県選出の国会議員は誰に投票したのか聞きました。

破氏の推薦人 橘慶一郎議員(衆院富山3区)「まだ冷めやらぬですね、なんでも聞いてください」「ジーンときてます、実は。こんなこともあるんだなと思っちゃいました、人生。人生こうであるべきなのかな。報われるときもある日突然来るんだなと」

【写真を見る】「ジーンときてます」石破総裁誕生で推薦人の橘氏は興奮冷めやらぬ 富山県選出国会議員は誰に国政を託したのか 

衆議院富山3区選出の橘慶一郎議員は石破氏の推薦人に名を連ね1回目、決選投票ともに石破氏に投票しました。

橘慶一郎議員「みんなを守り切るんだと、日本国を守り、国民を守り切るというその意気込みと、今までの経験を生かしながら、かつ党内はこれから一致団結みんなで頑張らなきゃいけないのでいろんな声にも耳傾けていただいて全員野球で望んでいけるように頑張っていただきたいと思っています」

衆議院富山1区選出の田畑裕明議員は1回目は事前の意向のとおり小林氏に投票、決選投票での投票先は明らかにしませんでした。

田畑裕明議員(衆院富山1区)「分断を招くことは避けたいと思いますから(投票先は)言及は避けさせていただきたいと思います」「(石破氏は)国民に信頼される政治を、そしてまたルールを守ることも含めてですね、何度も言及されておりました。政治は信頼があってこそしっかり前進させることができるんだと思います。総裁のそのイズムをしっかりと私も理解をし、そしてまた富山の有権者の皆さんとの対話、富山の皆さんの生活の安心安全、また経済的な成長をしっかり感じていただける、そうしたことに私もしっかり仕事に励んでいきたいと思います」

衆議院富山2区の上田英俊議員は1回目は茂木氏に決選投票では石破氏に投票したということです。

上田英俊議員(衆院富山2区)「石破先生は富山県にもちょくちょく(来て)地方の現場というものを知っておられますし、また富山県内において、今回の投票結果は石破さんがトップだったということも当然判断材料にはさせていただきました。しっかりと地に足をつけてですね、これからの日本のあるべき姿とか地方のあるべき姿とか、政策として訴えて実現していける力のある総裁だと思っていますので、投票いたしましたし、ご期待申し上げたい」

参議院の野上浩太郎議員は投票先について明らかにしませんでした。

また、参議院の堂故茂参議院議員も1回目、決選投票ともに投票先は公表しないとしています。

チューリップテレビ

359OS5:2024/09/27(金) 21:08:03
>旧岸田派や他の派閥からは、支持を大幅に広げ4位に食い込んだ林官房長官を幹事長に起用し、党運営を安定させるべきだとの声も上がっています。
>高市氏の処遇については「アメリカ・韓国・中国との外交を考えた時に、外交に関わるべきではない」として、党の役職や内政関連の閣僚になるとの見方が上がっています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b02b03bacd252efa4ac5df56f9736358559ff249
0石破新総裁“誕生”の舞台裏 最大の功労者は菅前首相と岸田首相
9/27(金) 20:43配信


11
コメント11件


FNNプライムオンライン(フジテレビ系)

FNNプライムオンライン

27日に行われた自民党総裁選について、フジテレビ政治部・瀬島隆太郎記者が国会記者会館から最新情報を中継でお伝えします。

今回の逆転劇の最大の功労者は、決選投票で支持に回った菅前首相と岸田首相だとして、石破新総裁自身を含めた3人の意向が大きく反映された体制になるとの見方が上がっています。

石破新総裁は記者会見で、人事の基本的な考え方として、総裁選を争った他の候補者に最もふさわしい役職をお願いすると話しました。

注目の幹事長ポストについては「選挙に強いことが極めて重要だ」とした上で、衆参の選挙で勝利することが要求されるとの見方を示したほか、「なるべく首相に負担をかけてはならない。泥をかぶるのは幹事長の仕事だ」と述べました。

これを受けて、石破陣営からは「まずは衆院選を勝たなければ意味がない。選挙情勢は厳しい」として、「選挙の顔」になる小泉氏の起用に期待する声が上がっています。

ただ、小泉氏の周辺からは「この政権の幹事長ほど難しい役職はない。経験不足を指摘された小泉氏は今は経験を積むべきで、経産、防衛などの重要閣僚がいい」との声が上がっています。

一方、旧岸田派や他の派閥からは、支持を大幅に広げ4位に食い込んだ林官房長官を幹事長に起用し、党運営を安定させるべきだとの声も上がっています。

これまで麻生氏が務めてきた副総裁については「菅前首相を起用し後ろ盾とするのではないか」との見方がある一方、「岸田首相が直接副総理にスライドするのは考えにくい」との声が上がっています。

決選投票を争った高市氏の処遇については「アメリカ・韓国・中国との外交を考えた時に、外交に関わるべきではない」として、党の役職や内政関連の閣僚になるとの見方が上がっています。

また、内閣の要となる官房長官については石破陣営の中核を担った岩屋選対本部長や盟友関係にあった斎藤経産相などの名前が取り沙汰されています。

ただ、2人とも党内の基盤は弱い上、石破新総裁も党内に確たる後ろ盾がないだけに、周辺からは「新体制を安定させるには絶妙なパズルが必要だ」との指摘も出ています。

つい先ほど党内では、各議員に対し、来週前半までに希望の役職を伝えるよう指示があったということで、これらを踏まえて人事に踏み切るものとみられます。

フジテレビ,政治部

360OS5:2024/09/27(金) 21:08:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2c5b4daab6675418575181c5ebe2e8569907b96
本命視された小泉進次郎氏、党員・党友票「惨敗」…論戦で経験不足の見方拭えず
9/27(金) 20:40配信

読売新聞オンライン
自民党総裁選で敗れ、記者団の質問に答える小泉進次郎・元環境相(27日、党本部で)=松本拓也撮影

 自民党総裁選に初挑戦した小泉進次郎・元環境相は27日の投開票で決選投票に進めず、3位で終わった。党員・党友票が集まらなかったのが敗因で、急進的な改革姿勢などが党員の幅広い支持を得られなかった。

【写真】自民党総裁選で敗れ、記者団の質問に答える小泉進次郎・元環境相

 小泉氏は総裁選終了後、記者団に「政治は結果がすべてだ。敗因があるとしたら、私の中で足りないものがあったと思う」と目を赤くしながら語った。

 1回目の投票で国会議員票は候補者9人中トップの75票を獲得したが、党員・党友票は61票で、石破茂・元幹事長と高市早苗経済安全保障相にそれぞれ50票弱もの差をつけられた。

 都道府県別で見ると、地元の神奈川県のみでしか石破氏を上回れず、高市氏に勝てたのも神奈川のほか、青森、秋田、山形、鹿児島、沖縄の計6県のみだった。小泉氏の陣営幹部は「惨敗だ。ここまで党員票が低迷すれば仕方がない」と語った。

 小泉氏は政治改革や規制改革などを1年以内に実現すると強調し、スピード感を前面に打ち出した。出馬表明直後の東京・銀座での街頭演説には多数の聴衆が集まり、次期衆院選での「選挙の顔」としての期待感もあいまって本命候補に躍り出た。

 しかし、論戦が始まると「労働市場改革の本丸」と位置付けた解雇規制の見直しは「解雇の自由化」とみられ、討論会などで他候補から集中砲火を浴びた。小泉氏は「(解雇の)緩和でも自由化でもない」などと釈明したが、懸念を拭い去れなかった。

 世論の賛否が割れる「選択的夫婦別姓」の法制化方針も党内保守層の反発を招いた。法案を国会提出する場合は採決で党議拘束をかけない方針を示したが、他候補からは疑問の声が出た。

 43歳の若さには「経験不足」との見方がつきまとった。「地元で高齢の党員からは、まだ早いと言われた」。小泉氏を支持した議員はそう振り返る。

 23日に立憲民主党代表に野田佳彦・元首相が選ばれると「野田氏と渡り合えない」(若手議員)との声も出た。最終盤に小泉氏の陣営は、党員票での差を国会議員票で補って挽回しようとしたものの及ばなかった。

361OS5:2024/09/27(金) 21:09:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/58955caa65b9356a57de8c38a1ff14e9336b4063
決選投票で逆転、3回目 石破・高市氏、党員票で競る 自民総裁選
9/27(金) 20:33配信


時事通信
自民党総裁選の決選投票=27日午後、東京・永田町の同党本部

 自民党総裁選は、石破茂元幹事長が三つどもえとなった激戦を決選投票の末に制した。

 1回目の投票で1位だった高市早苗経済安全保障担当相を逆転し、21票差で振り切った。総裁選での逆転劇は3回目。

 過去最多の9人が出馬して議員票(367票、1人棄権)が分散し、1回目投票では党員票(368票)の行方が焦点となった。党員票は全国集計の得票数に応じて各候補に比例配分され、高市氏が首都圏や関西圏で強さを見せ、トップの109票を獲得。石破氏は東北や九州などで支持を広げて108票を得て拮抗(きっこう)した。

 議員票は小泉進次郎元環境相が75票と首位に立ち、高市氏が72票と迫った。石破氏は46票。小泉氏は党員票が61票と、当初期待したほど伸びなかった。全体で3位となり、決選投票に進めなかった。解雇規制見直しを巡る発言などが失速の要因との見方がある。

 一方、決選投票は議員票が全体の約9割を占めて一気に重みを増した。「派閥なき総裁選」と言われたが、一定の議員は「派閥」単位でまとまって行動した可能性がある。

 決選投票に残れなかった7候補に投票した議員は石破氏と高市氏のどちらを選ぶかの決断を迫られた。石破氏は議員票を1回目から143票積み増して189票に。高市氏は101票増やして173票。都道府県連票も石破氏が26で、高市氏の21を上回った。合計は石破氏が215票(得票率52.6%)、高市氏が194票(同47.4%)だった。

 旧岸田派を率いた岸田文雄首相は、所属していた議員に決選投票で石破氏に一本化するよう要請。菅義偉前首相を後ろ盾とする小泉氏の陣営や、旧二階派の一部も石破氏に流れたとみられる。

 麻生派は同派所属の河野太郎デジタル相を含む7陣営に推薦人を出し、所属議員の支持が割れた。決選投票では、同派会長の麻生太郎副総裁が高市氏を支援。旧茂木派はおおむね、衆院議員が高市氏を、参院議員が石破氏を支持したとみられる。

 総裁選で決選投票となったのは今回で6回目。このうち1回目投票の1位と2位が決選投票で入れ替わったのは、1956年(石橋湛山氏が岸信介氏に勝利)、2012年(安倍晋三氏が石破氏に勝利)に続く3例目となった。

 同党によると、高橋はるみ参院議員は病気のため欠席。不在者投票もできず棄権扱いとなった。

362OS5:2024/09/27(金) 21:14:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc9ed62e455003dbece5bdc8e340c77788fa1215
「石破総裁誕生に一役買った」林氏陣営 4位以降の候補者たちは
9/27(金) 21:09配信

毎日新聞
選挙戦を戦った候補者や岸田文雄前総裁(前列左から5人目)と手を取り合う、自民党新総裁に選出された石破茂氏(同6人目)=同党本部で2024年9月27日午後3時39分、平田明浩撮影

 自民党総裁選での得票数は、候補者たちの今後の政治力を占うとされる。石破茂元幹事長(67)、高市早苗経済安全保障担当相(63)、小泉進次郎元環境相(43)の上位3人だけでなく、4〜9位に終わった候補者たちもさまざまな表情で開票結果を受け止めた。

【一覧】石破新総裁の誕生を支えた人たち

 1回目の投票で65票を獲得し、4位だった林芳正官房長官(63)は記者団に「次の活動に生かしていければ」などとそつのないやりとりをしつつ、満足そうな表情を時折見せた。

 林氏は知名度不足という課題を元々抱えていたうえに、石川県能登半島の豪雨災害に現役官房長官として対応するため選挙活動の一時中止も余儀なくされ、陣営は何位で終われるかにやきもきしていた。候補者9人中4位という結果は陣営にとって、次につながる「大健闘」(陣営幹部)だったという。

 更に林氏陣営の中核を担った旧岸田派議員の多くは決選投票で石破氏に投票し、石破総裁誕生に一役買ったと林氏の陣営関係者は誇ってみせた。この陣営関係者は、林氏が旧岸田派ナンバー2の座長だったことを念頭に「(論功行賞として林氏に)それなりの待遇を、とは思っている」とも語った。

 60票を獲得し5位だった小林鷹之前経済安全保障担当相(49)も意気盛んだった。総裁選後、記者団から次期総裁選への対応を問われると「挑戦します。チャレンジャーですから」と即答した。

 他の候補者に先駆けて総裁選への出馬を表明した小林氏の知名度は、総裁選を通じて急上昇。中堅・若手国会議員らからの支持を集め、獲得した国会議員票は林氏を上回る41票。総裁選は今回が初挑戦。年齢的にもまだ若く、「次」に向けての確かな手応えを得たようだ。

 47票で6位だった茂木敏充幹事長(68)は「いろいろ反省する部分はある」と神妙な面持ちで語った。茂木氏は候補者の中で唯一の派閥トップ経験者で、現職の幹事長でもある。特に議員票が34票と伸び悩んだことを重く見ている様子だった。

 告示日前日に9人目の候補者として名乗りを上げた上川陽子外相(71)は40票で7位。次期総裁選について問われると「どのような形で進めていくべきかよく対話をしながら、一つずつ重ねていくことが大事」と述べた。

 河野太郎デジタル相(61)は、決選投票に進んだ2021年の前回総裁選から一転し、30票で8位に沈んだ。麻生派に所属したままだったことが嫌気されたとの見方があるが、河野氏は「派閥が問題だとは思っていない」と記者団に強調。今後の総裁選に向けては「まずは石破総裁のもとで、政策をしっかり進めていけるように頑張っていきたい」と話した。

 告示日には、各候補の出馬に必要な推薦人20人が発表されたが、1回目の議員票の開票結果では加藤勝信元官房長官(68)の議員票が20人を割り込み16票だった。合計得票は22票。加藤氏は「いろんな皆さん、事情がある中で、逆に言えばこうやって支えていただいてきた」と語った。【鈴木悟、野間口陽、加藤明子】

363OS5:2024/09/27(金) 21:18:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/dccb6ea8c764acc74378dc506d95b167b6c1c1e8
自民総裁選、石破茂氏が選出 大逆転勝利は「2つのかたまり」 新内閣の要職に誰が?
9/27(金) 21:03配信
テレビ朝日系(ANN)
自民総裁選、石破茂氏が選出 大逆転勝利は「2つのかたまり」 新内閣の要職に誰が?

 過去最多9人が立候補した自民党総裁選。石破茂氏(67)が新たな総裁に選ばれました。注目の人事について政治部・官邸キャップ千々岩森生記者の解説です。

【画像】政治部・官邸キャップ 注目の人事について解説

■自民党「9人のスター」が誕生?
(Q.今回の総裁選は石破氏が逆転勝利を収めました。しかも、議員票も大きく伸ばし逆転しましたが、何があったのでしょうか?)

 これは2つの「大きなかたまり」が動きました。

 もともと石破氏には46人の議員票がありましたが、ここに今回3位の小泉進次郎氏(43)の陣営が乗りました。

 そしてもう一人のキーパーソンは、岸田文雄氏(67)です。政治的立ち位置は石破氏と近い。さらに立候補していた林芳正氏(63)や上川陽子氏(71)も岸田氏の派閥でしたし、この岸田氏を中心とするグループが乗ったと。つまり「石破・小泉・岸田連合」が決選投票では成立したということになります。

(Q.党役員人事の予想を見ると、幹事長に小泉氏の名前があります)

 可能性が高いわけではないのですが、石破氏が「刷新・改革・新鮮さ」をどう考えるかです。幹事長というのは選挙の顔ですが、小泉氏のような新しい形にしていくか。もしくは小泉陣営に今回入っていた、森山裕氏(79)です。自民党の中で人望もある。経験も豊富です。小泉氏と真逆のタイプですが、このようなタイプも選択肢の一つかと思います。

(Q.副総裁を見てみると、菅義偉氏(75)や岸田氏の名前があります)

 副総裁は本当に党内の「重し」です。これまで石破氏が党内で人気がない、人望が今一歩となっていたなかで、党内に顔が利く菅氏や岸田氏のどちらかを副総裁に据えれば、党も安定感が出るかと思います。

(Q.副総裁は長年、麻生太郎氏(84)が務めていましたが、どうなるでしょうか?)

 今回麻生氏は、直前になって高市氏を支持すると表明し、自民党内はかなりざわつきました。結果的に麻生氏は外れることになると思います。

(Q.閣僚を見ると、官房長官は岩屋毅氏(67)、齋藤健氏(65)です)

 岩屋氏と石破氏は信頼関係が絶大です。今回も最後に石破氏の隣で涙を流していました。

 この岩屋氏と共に小泉陣営にいて、もともと岩屋氏と近かった齋藤氏の名前も挙がってくるかとみています。

(Q.今回、史上最多9人での総裁選となりましたが、共に争った面々はどうなってくるのでしょうか?)

 決選投票を争った高市早苗氏(63)は必ず入ってくると思います。そして、若手のホープとして今回名乗りを上げた小林鷹之氏(49)も十分あり得ると思います。

 もともと近かった改革派の河野太郎氏(61)も考えられます。功労者であり、実力者でもある上川氏と加藤勝信氏(68)も入ってくるかもしれません。

 今回自民党は、ある意味で「9人のスター」が生まれたと考えれば、顔が売れただけではなく実力もあるので、石破氏以外の8人は多くが党幹部か閣僚として登用されると思います。

(Q.本当に自民党が変わったかどうかは、我々も見ていかなくてはいけませんね)

 まさにそうです。改革が必要だからこそ石破氏が当選したわけですし、不可欠な要素です。

(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年9月27日放送)

テレビ朝日

364OS5:2024/09/27(金) 21:19:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/6247da56386eee022f30923446a21c8989a6c230
後藤謙次氏 自民党総裁選、決選投票で石破氏逆転の舞台裏解説 麻生時代は終わった?「事実上…」
9/27(金) 21:05配信
スポニチアネックス
東京・赤坂のTBS社屋

 政治ジャーナリストの後藤謙次氏が27日、BS-TBS「報道1930」(月〜金曜後7・30)に生出演。自民党総裁選の決選投票で石破茂氏の「逆転勝ち」について解説した。

【写真あり】ファーストレディーとなる石破氏の美人妻・佳子さん

 高市早苗経済安全保障担当相(63)、小泉進次郎元環境相(43)による三つどもえの争いとなり、1回目の投票で過半数を獲得した候補はなく、石破氏と高市氏による上位2人の決選投票に。1回目の投票では高市氏181票(議員票72、党員・党友票109)、石破氏154票(議員票46、党員・党友票108)だったが、2回目の投票で石破氏215票(議員票189、地方票26)、高市氏194票(議員票173、地方票21)と、石破氏の逆転勝利となった。

 後藤氏は逆転が起きた理由として「一番大きいと思ったのは岸田さんのところ」と旧岸田派の力が大きかったと指摘。「岸田さんのところは候補者がいなかった。林さん、上川さんに乗せていた票を石破さんのところにそっくり乗せた」と林芳正氏と上川陽子氏の支持票が流れたと分析した。

 「伏線があって、石破さんが24日に岸田さんと電話会談している。2つの質問、それは日米地位協定の改定問題、アジア版NATOについて問いただした。(石破氏は)物事の議論をするのにとっかかかりが必要なんで、今すぐという話じゃないと釈明した上で、岸田政権の政策の継続性というところで約束してるわけです」と政策を継続する約束を取り付けたことがプラスに働いたとみられる。

 また「昨日の夜、麻生さんが岸田総理に電話して、もう一度3頭政治をやろうと。岸田、麻生、茂木という岸田政権を支えた3人をもう一度、次の高市さんのところでやろうと。それに対して岸田さんは拒絶した。その時点で、小泉さんたちのグループ含め、当選できなかった人の大勢が石破さんに流れた。それがこの差で逆転したと思う」とし、「麻生派は一枚岩になりきれなかった。そこの差が出たんだと思います」と指摘した。

 麻生派が支援した高市氏は僅差で敗れ、麻生時代は終わったかという質問に「私は事実上終わったと思いますね」とズバリ。

 「長老グループの退場の総裁選だったと思います。森喜朗さん、二階さん、83歳の麻生さん、そして菅さん。たった一人、60代で残ったのが岸田さん。しかも岸田派は解散しながら形は残っている。という面では、岸田さんに石破さんが大いに頼る部分が多いと思う。発足する人事も岸田さんのアドバイスをかなり受けるんだという形で進んでいくと思います」と見通しを示した。

365OS5:2024/09/27(金) 21:32:58
https://mainichi.jp/articles/20240927/k00/00m/010/326000c?inb=ys
回目投票2位からの逆転劇 石破氏の総裁選勝利を生んだ「秋波」
深掘り
川口峻
竹内望
毎日新聞
2024/9/27 20:03(最終更新 9/27 21:24)

 過去最多の9人が出馬し、異例の混戦となった自民党総裁選が27日投開票され、決選投票の末、石破茂元幹事長(67)=無派閥=が逆転勝利を収めた。決選投票は、高市早苗経済安全保障担当相(63)とわずか21票差だった。何が勝敗を分けたのか。

「誤算」だった1回目投票の結果
 「私もこの仕事を38年やっているが、こんな総裁選は初めて体験した。今までは派閥の合従連衡で総裁が決まることが多かったが、今回はそれがなかった」

 新総裁に選出された後の記者会見で、石破氏はそう振り返った。

 石破陣営にとって、1回目の投票結果は「誤算」だった。陣営は1回目の党員・党友票(地方票)で首位に立ち、総裁となる正統性を示すことで決選投票を優位に進める狙いだった。

 地方票の開票が進んでいた27日昼。石破氏の壮行会で、選対本部長を務める岩屋毅元防衛相は「石破氏がトータルで1位になることは確実だ」と自信を見せていた。

 しかし、ふたを開けると、優勢とみられていた地方票は1票差で高市氏の後じんを拝し、議員票に至っては26票の差をつけられた。

 議員票の比重が大きくなる決選投票で、最大派閥の安倍派(解散を決定)や麻生派の多くの議員から支持を受ける高市氏と戦うことになった石破氏。勝利に…

https://mainichi.jp/articles/20240927/k00/00m/010/333000c
麻生、安倍派は「消極的支持」で広がり欠く 決選投票で破れた高市氏
深掘り
遠藤修平
園部仁史
高橋祐貴
毎日新聞
2024/9/27 20:00(最終更新 9/27 21:06)

 過去最多の9人が出馬し、異例の混戦となった自民党総裁選が27日投開票され、決選投票の末、石破茂元幹事長(67)=無派閥=が逆転勝利を収めた。決選投票は、高市早苗経済安全保障担当相(63)と21票差の激戦。何が勝敗を分けたのか。

決して高くなかった注目度
 「高市早苗くん72票」

 1回目の投票で高市氏の議員票が読み上げられると、投開票会場となった党本部8階ホールに詰めかけた自民議員から「おおーっ!」とどよめきが起きた。報道各社の事前調査での30〜40票を大きく上回る結果だったためだ。

 序盤戦では、高市氏への注目度は決して高くはなかった。出馬表明の時期は9人中7番目。ようやく集まった推薦人20人には政治資金パーティー裏金事件で収支報告書に不記載があった議員が13人に上り、推薦人集めに苦労したことがうかがわれた。

 潮目を変えたのは、予想…


https://mainichi.jp/articles/20240926/k00/00m/010/377000c?inb=ys
小泉氏まさかの失速 「次世代のリーダー候補」決選投票残れず
森口沙織
毎日新聞
2024/9/27 14:10(最終更新 9/27 19:01)
 27日投開票された自民党総裁選で、小泉進次郎元環境相(43)は、党所属の国会議員票368票と党員・党友票(地方票)368票の計736票で争われた1回目の投票で3位に終わり、上位2人による決選投票に進めなかった。「次世代のリーダー候補」の初出馬は大きな注目を集め、議員票は9候補中トップだったものの、想定外だった地方票の伸び悩みが影響し、失速した格好だ。

 「よく分析したい。チームは最高だったので、敗因があるとしたら、私の中で足りないものがあったと思う」。総裁選後、記者団に敗因を問われた小泉氏はこう答えた。

 「大丈夫なのか?」「やばいでしょ」

 選挙戦が終盤にさしかかった9月下旬の3連休、小泉陣営に衝撃が走った。週末に陣営が実施した地方票の動向調査の結果が想定以上に悪かったためで、関係者によると、石破茂元幹事長(67)がトップに立ち、高市早苗経済安全保障担当相(63)、小泉氏の順だった。なかでも関係者を驚かせたのは、小泉氏と2位高市氏との差。決選投票に進めるかどうかを占う大事な数字だが、10ポイントほどの差がついていたという。陣営関係者は「地方票がこんなにも積み上げられていないのは予想外だ」と力なく語った。

 そもそも小泉氏の最大の強みは地方票獲得にも通じる高い知名度と人気だ。小泉氏は9人の候補のなかで最も若く、元首相の純一郎氏を父に持つ。9月6日の出馬記者会見では、「聖域なき規制改革」など改革姿勢を前面に押し出し、早期の衆院解散・総選挙に踏み切る考えを示すなど話題をさらった。街頭演説には5000人を超える聴衆(陣営発表)を集め、その勢いをまざまざと示した。

 選挙期間中、議員からの支持は着実に広がりを見せた。告示日に発表された推薦人には、出馬を断念した野田聖子元総務相が入り、それ以降も、同じく出馬を断念した斎藤健経済産業相や、岸田文雄首相側近の木原誠二幹事長代理らが陣営に加わった。小泉氏周辺は「日々、どんどん増えている」と手応えを語っていた。

 一方で、…

366OS5:2024/09/27(金) 21:33:33
https://mainichi.jp/articles/20240927/k00/00m/010/296000c
「安倍氏の天敵」石破新総裁 自民党内に残る拒否感、どうなる衆院選
深掘り
川口峻
竹内望
毎日新聞
2024/9/27 18:49(最終更新 9/27 20:42)

自民党総裁選は27日、決選投票の結果、石破茂元幹事長(67)が高市早苗経済安全保障担当相(63)を破り、第28代総裁に選出された。

 石破新総裁は10月1日に新首相に指名される見通しで、厳しさを増す安全保障環境や経済対策など、山積する国内外の課題に向き合うことになる。近く実施される可能性がある次期衆院選を見据え、挙党態勢を構築できるかも問われる。

日米地位協定「見直しに着手」
 防衛庁長官や防衛相を歴任するなど安全保障政策に精通しているとされる石破氏。総裁選でもロシアのウクライナ侵攻に触れ、アジア版NATO(北大西洋条約機構)の創設に意欲を示すなど持論を展開した。

 総裁選9候補による17日の那覇市の演説会では、米軍の法的な特権を認めた日米地位協定について「見直しに着手する」と表明。「主権国家としての責任を果たしていかなければいけない」として、沖縄県内の米軍基地を自衛隊との共同管理にすべきだと主張した。

 10日の政策発表記者会見では地位協定改定に関し「検討を始める」としており、より踏み込んだ形だ。運用改善にとどまらない改定は、戦後の歴代政権が手を付けられなかった課題で、石破氏はまずは党内議論を開始させたい考えだ。

金融所得課税、実行なら株価に影響も
 総裁選では、岸田文雄政権が棚上げした金融所得課税の強化が論点として再浮上し、石破氏は…

367OS5:2024/09/27(金) 21:35:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/62419dbd17f24e7bcf31e88a25c34304d47b3e64
麻生派の高市氏支援が逆効果?石破氏“大逆転”で涙の議員も…小泉氏陣営や旧岸田派が石破氏支持に流れたか
9/27(金) 16:03配信
FNNプライムオンライン

自民党総裁選の結果と党内の反応について、最新情報を国会記者会館の瀬島記者がお伝えします。

【画像】激闘の総裁選を終え、小泉進次郎氏の目には光るものが…

一回目の結果が大きく覆る大逆転劇ともいえる展開に、会場内からは大きなどよめきが起こり、涙を流す議員の姿もみられました。

あるベテラン議員は「アメリカ、中国との外交関係を考えても良い結果になった」と話している他、岸田総理周辺は、「ギリギリの戦いだった。皆、衆議院選挙でどちらが勝てるかを考えたのではないか」と話しています。

一方、高市陣営からは「党員票の結果を覆すことになり、ありえない」との声もあがっています。

一回目では、予想より差を付けて高市氏が勝利していたため、一時、高市氏優勢との見方も出ていたため、これを覆す結果に驚きの声も多く上がっています。

逆転の要因については、高市氏を麻生派などが支援したものの、「これが逆効果だったのでは」との見方もあがっていて、決選投票では、3位となった小泉氏陣営や旧岸田派が大きな塊として、石破氏に流れたものとみられます。

石破氏はこの後週末にかけて、人事構想を練る見通しで、ライバル候補を起用するのかなどが焦点となります。

フジテレビ,政治部

368OS5:2024/09/27(金) 21:37:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/37f9554e429c6d42790c96544d8e845e06e249e6
「石破新総裁誕生」の立役者となった”もうひとりのキングメーカー”とは? 決選投票「大逆転」の舞台裏
9/27(金) 20:09配信
集英社オンライン
やはり背後ではドンたちが…

9月27日に行われた自民党総裁選は、1回目の投票で2位に甘んじた石破茂元幹事長が、逆転で当選した。序盤は「進次郎の圧勝まである」といわれ、終盤は「高市が猛追」といわれた今回の総裁だが、最後に笑ったのは石破氏だった。その背後ではやはり“派閥ボス”たちがうごめいていて…

【写真】総裁選「影の勝利者」といわれるのはこの人

逆転を狙った麻生氏の「一手」
結局はキングメーカーの座を争う“派閥ボス”たちの意向がモノを言う総裁選だった。

9月27日に行われた自民総裁選は石破茂元幹事長が当選した。

石破氏は1回目投票で、181票を集めてトップになった高市早苗経済安全保障相に次ぐ2位(154票)に甘んじたものの、決選投票では議員票を143票も積み増して高市氏に逆転勝利、第102代総理大臣に就くことが確定的となった。

この逆転劇をもたらしたのは水面下での派閥ボスらによるめまぐるしい攻防戦があった。まずは唯一、派閥を維持している麻生派の麻生太郎副総裁。

麻生氏の狙いは次期首相を自らの手で誕生させ、総裁選後も自民党内で主流派の地位に留まり、影響力を維持すること。

「ただ、麻生派として推していた河野太郎デジタル相、上川陽子外相ともに支持が増えず、決戦投票に残れない見込みとなった。

一方でキングメーカー争いをする菅義偉元首相は関係のよい石破氏、小泉進一郎元環境相が決選投票に駒を進める可能性が大で、どちらが当選してもいい左うちわ状態。

このままでは手駒切れの麻生氏は非主流派に転落するだけでなく、84歳という年齢を考えれば、政界引退も迫られかねない崖っぷち状態にありました」(全国紙政治部デスク)

そこで打ち出したのが河野、上川支持を見合わせ、1回目の投票から麻生派として決選投票に残りそうな高市氏に票を集めて、チーム菅に対抗するという作戦だった。

「麻生氏が高市支持に回り、茂木派にも同調を呼びかけたという情報が自民党内に飛び交ったのは総裁選2日前の9月25日夜半のこと。

総裁選当日、1回目投票で直前まで議員票は35票ほどと目されていた高市氏が72票も集めて総裁選会場がどよめきましたが、この異様な票の積み増しは麻生派、茂木派、さらには勝ち馬に乗ろうとする約45票の浮動票からの得票があったから。

実際、54人もいる麻生派が推す河野氏の得票は22票にすぎなかった。麻生氏の呼びかけを受け、かなりの麻生グループ票が高市氏へと流れたと考えるべきでしょう」(前同)

ただし、結果は石破陣営の大逆転。当選のあいさつをする石破氏を見つめる麻生氏が苦虫を嚙み潰したような表情だったことは言うまでもない。

高笑いが止まらない岸田派
対照的に会心の表情だったのが、麻生、菅両氏とキングメーカーを争う岸田首相だった。

総裁選前日の26日午後、岸田グループ内にこんな首相の支持が飛び交ったのだ。岸田派国会議員秘書がこう証言する。

「決戦投票で岸田グループとしてどのような投票行動をとるのか、アメリカからの外遊帰国後も音沙汰なしだった岸田首相が突然、だれであろうと1回目投票で1位になった候補に岸田グループとして投票をしようとの呼びかけがあったんです」

この指呼びかけの意味することは「事実上の石破氏への投票指示だった」と指摘するのは前出の政治部デスクだ。

「党員の投票も反映される1回目投票こそ民意であり、それを尊重して決選投票では1位候補に投票することになったというのが、岸田首相周辺の説明でした。

369OS5:2024/09/27(金) 21:37:48
この言い分なら岸田グループが派閥による数字合わせに動いたという批判を浴びずにすむ。

ただ、その時点ではだれもが1回目投票では地方人気の高い石破氏がトップに立つと考えていた。つまり、1位候補に投票せよという呼びかけはイコール”石破に投票せよ”という指示なんです」

その真意を汲んだ岸田グループ議員は、1回目投票で予想を覆して高市氏が1位になるというサプライズにも動じず、石破候補に票を投じたと見られる。

「靖国参拝継続、対中国外交の強硬路線化など、高市さんの政策は自民内でも最右派。

その高市さんが首相では穏健保守層などが離反し、総選挙は戦えないというのが岸田首相の持論。対中関係を重視する公明党も高市政権誕生には消極的だった。

そこに直前の岸田首相の指示で決戦投票では岸田グループは結束して石破支持に回った。それが石破氏の議員票143票積み増しとなって現れ、決戦投票での大逆転につながったというわけです。

これで岸田グループの主流派入りは決まった。石破新政権では岸田派は閣僚ポストや党人事でかなりのポストを得られるのではと期待しています」(前同)

岸田派は高笑いが止まらないのではないか?

進次郎氏は「官房長官」か「幹事長」?
それではもう一人のドン、菅元首相の動きはどうだったのか? 政治ジャーナリストがこう解説する。

「これは既定路線通りです。まずは進次郎氏を全力で推し、決選投票に残れなかった場合は関係の良好な石破推しに切り替えるというのが菅元首相の作戦。実際、決選投票では小泉陣営に投票した75人の国会議員のうち、かなりの部分がそのまま横滑りで石破氏に投票したと見ています」

じつは石破氏は7月1日に二階派の大番頭である武田良太元総務相を交え、菅元首相と都内のホテルで食事をしている。

「その時、総裁選での支援を求める石破氏に対して、菅元首相は『今回は同じ神奈川県選出の進次郎を推す。ただし、それはあくまでも神奈川県連として推すということ』と伝えたと聞いています。

その意味することは個人としては石破支援もありうるということ。石破氏も小泉氏が決戦投票に進めず、神奈川県連で推すという縛りがなくなれば、菅元首相は2回目投票では自分の支援に回ってくれるという手ごたえを感じたはずです」

永田町では菅・小泉陣営が石破当選に貢献したことから、組閣後に小泉氏が官房長官、または党幹事長に就任するのではという観測が早くも浮上するほどだ。

まぎれもなく菅・小泉連合軍は新政権で勝ち組に残ったと言えるだろう。

とはいえ、裏金問題など、自民党への怒りはまだまだ大きい。

党再生に向けて派閥を解消したとアピールしておきながら、実際には決戦投票直前に派閥ボスたちがキングメーカーの座を賭けて水面下で数字合わせに走っていたとわかれば、次の総選挙で自民は有権者にそっぽを向かれ、敗北することになるかもしれない。

次期衆院選は年内、早ければ11月初旬にも行われる見込みだ。

取材・文/集英社オンラインニュース班


集英社オンライン編集部ニュース班

370OS5:2024/09/27(金) 21:41:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/05ade07ba403070ef017fa231d506268fd750553
派閥単位の動き制約、党内基盤弱い2人が決選投票に…石破茂・新総裁「今までと全く異なる」
9/27(金) 21:29配信

読売新聞オンライン
自民党の総裁選を終えて、健闘をたたえ合う石破茂新総裁(右から2人目)と高市早苗経済安保相(同4人目)ら。中央は岸田首相(27日、党本部で)=川口正峰撮影

 27日に投開票された自民党総裁選は、派閥単位の動きが制約され、地方の声が大きく反映される結果となった。「派閥」を支持基盤とする候補は苦戦を強いられる一方、かねてから党内基盤が弱いと指摘され続けてきた石破茂・元幹事長と高市経済安全保障相が決選投票に進み、「脱派閥」も印象付けた。

 「(これまでは)派閥の合従連衡で総裁が決まることが多かった。今回は今までと全く異なる総裁選だった」

 石破氏は党本部で開かれた新総裁選出後の記者会見で、こう強調した。

 党派閥の政治資金規正法違反事件を受け、派閥解消の流れを受けて初となった今回の総裁選では、派閥の締め付けが緩くなり、立候補に推薦人が必要となった1972年以降、過去最多の9人が出馬した。

 候補が乱立し、それぞれに推薦人を出した結果、派閥や旧派閥の支持は分散した。唯一従来の派閥を維持する麻生派でも、麻生副総裁が河野デジタル相の支持を表明する一方、推薦人は7陣営に分かれた。

 旧安倍派も支持はバラバラだった。福田達夫・元総務会長ら中堅・若手が小林鷹之・前経済安保相を支持したが、「裏金議員」の負のイメージが解消されず、表立った支援を敬遠されるケースもあった。

 「股裂き状態だ」(中堅)との悲鳴が上がったのは、総裁派閥だった旧岸田派だ。同派から林官房長官と上川外相が出馬したほか、岸田首相側近の木原誠二幹事長代理らが小泉進次郎・元環境相を支持した。旧茂木派も茂木幹事長と加藤勝信・元官房長官の2人が出馬した。

 派閥単位の支持が割れた結果、1回目の投票で党員票の比重が高まり、党員票を激しく奪い合った石破、高市両氏が決選投票に進み、最後まで競り合った。当初は出馬に必要な20人の推薦人確保も危ぶまれた両氏だけに、党内では「総裁選が様変わりした証しだ」と受け止められている。

 もっとも、最終盤では麻生派や旧岸田派がそれぞれの枠組みで連携する動きを見せた。党内には「権力闘争は党を活性化させる。一定の塊は必要だ」(閣僚経験者)との声も出ている。

371OS5:2024/09/27(金) 21:50:44
https://www.tokyo-np.co.jp/article/356985
「あれで石破さんに決めた議員は多いと思う」 決選投票前、最後の訴えで石破茂氏が語った「お詫び」 自民総裁選
2024年9月27日 20時52分
27日の自民党総裁選の決選投票で、国会議員票の行方の決め手となったのは、石破茂氏と高市早苗氏の「最後の訴え」だった? 
今回の総裁選では、決選投票に残った2人の候補者に5分間ずつのスピーチの時間が設けられた。石破氏の演説には「心を動かされた」(旧岸田派中堅)などと好意的な反応が見られた半面、高市氏は制限時間を超えて話し続けてスタッフに指摘されるなど、ちぐはぐな印象を与えたようだ。(デジタル編集部)
決選投票を前に支持を訴える石破茂氏=9月27日午後、自民党本部で(佐藤哲紀撮影)

石破氏は冒頭、第2次安倍晋三政権など歴代政権に批判的な立場をとることが多かった過去について「多くの足らざるところがあり、多くの方々の気持ちを傷つけた」と述べ、「心からお詫びを申し上げる」と謝罪。その上で、「1人残らず同志が、来たる国政選挙において議席を得ることができるよう、日本国のために全身全霊を尽くしていく」と呼び掛けた。
2人の演説を聞いた麻生派の若手は「最後のスピーチで石破さんに決めた議員は多いと思う。高市さんはもっと準備すべきだった」と話した。

372OS5:2024/09/27(金) 21:50:58
【石破茂氏の演説全文】
衆議院議員の石破茂であります。冒頭、お正月の震災そして先般の豪雨、犠牲になられた方、傷つかれた方、そういう皆様方に心から哀悼の誠を表し、お見舞いを申し上げる次第であります。そして今この瞬間も懸命に職務に当たっておられる多くの皆様方に、心から敬意を表します。
決選投票を前に支持を訴える石破茂氏=9月27日午後、自民党本部で(木戸佑撮影)

この総裁選挙に当たりまして、ここまでこさせていただくことができました。大勢の同志議員の皆様、そして全国の党員党友の皆様そして広く国民の皆様方に、賜りましたご厚情に心から厚く御礼を申し上げます。
この総裁選挙は岸田総理総裁が、この自由民主党に対する多くの不信、そういうものにけじめをつけるために、自ら身を引かれた。ということに大きな要因がございます。
岸田総理総裁が、3年にわたりまして内政そして外交を果たしてこられた大きなご功績に同志の皆様とともに、心から敬意を表します。総理総裁、誠にありがとうございました。
私は至らぬものでありまして、議員生活38年になります。
多くの足らざるところがあり、多くの方々の気持ちを傷つけたり、いろんな嫌な思いをされたりされた方が多かったかと思います。自らの至らぬ点を心からお詫びを申し上げます。とともに、この総裁選挙を通じまして、多くのことを学ばせていただきました。
ともに戦いました多くの候補者の皆様方から、多くの教えをいただきました。政治家としての生きざまも教えていただきました。総裁選が終わりました後は、本当に心を一つにして、日本国のために自由民主党のために、ともに手を携え、全身全霊を尽くしたいと思っております。
立候補への決意を表明しましたときに、私は育ちました地元の神社の前で出馬表明をいたしました。暑い日でした。
もう今から60年も前のことになります。夏休みでした。そこで夏祭りがありました。今ほど豊かではなかったけれど、そこには大勢の人の笑顔がありました。今ほど豊かではなかったかもしれないけれど、大勢の人が幸せそうでした。もう一度そういう日本を取り戻したいと思っています。
お互いが悪口を言い合ったり、足を引っ張ったりするのではなく、ともに助け合い、悲しい思いでいる人、苦しい思いでいる人、そういう人たちを助け合うような、そういう日本にしてまいりたいと思っております。
決選投票を前に支持を訴える高市早苗氏=9月27日午後、自民党本部で(木戸佑撮影)

日本を守りたい。国民を守りたい。地方を守りたい。そしてルールを守る自民党でありたい。そのように思い、訴えてまいりました。
日本を守りたいと思います。この総裁選挙の間も様々なことがございました。今のままでいいと私は全く思っておりません。
安全保障に長く携わってまいりました。国を守ってまいります。そして、国民を守ってまいります。1人1人が幸せを実感できる。安心と安全を実感できる。もう一度1人1人に笑顔が戻ってくる。そういう日本を必ず作ってまいります。
地方を守っていかなければなりません。どんどんと人口が減っていく、そういう地方であってはなりません。地方を取り戻してまいります。
そして、ルールを守る自民党でなければなりません。ルールを守る自由民主党、そして国民を信じる自由民主党でなければなりません。
国民の皆様方は、なお自民党を信じていないかもしれない。しかしながら私は国民を信じて逃げることなく、正面から語る自由民主党を作ってまいります。勇気と真心を持って真実を語る。そういう自由民主党を、私は同志の皆様とともに必ず作り、1人残らず、同志が来る国政選挙において議席を得ることができますように、日本国のために全身全霊を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

373OS5:2024/09/27(金) 21:55:08
https://www.asahi.com/articles/ASS9W3RWSS9WUTFK00BM.html
石破総裁が誕生した逆転劇の要因 「結局、岸田だ」高市陣営は恨み節
有料記事自民

今野忍2024年9月27日 20時31分
 27日に投開票が行われた自民党総裁選は、決選投票の末、石破茂元幹事長(67)=無派閥=が勝利した。勝敗の行方を左右したのは、退任する岸田文雄首相(67)が率いる旧岸田派の支援だった。国民目線の政治の実現に向けて、新首相となる石破氏の手腕が試される。

 自民党本部8階のホール。決選投票の結果が発表されると、新総裁に決まった石破氏は立ち上がり、周囲の議員に頭を下げた。そして、うっすら笑みを浮かべ、右手を高々と上げた。

 初挑戦は2008年。歴代最多の5度目の立候補となった今回の総裁選を、石破氏自身が「最後の戦い」と位置づけた。

 12年の総裁選は、地方票で圧倒的な支持を得ながら決選投票で安倍晋三氏に逆転を許した。議員の仲間を増やすため、15年には自らの派閥を立ち上げた。

 だが「議員同士の会合より読書を優先したい」と群れることを嫌う石破氏の周囲に、なかなか仲間は集まらなかった。

 18年、20年の総裁選に挑んだが、いずれも敗退。責任を取って派閥会長を辞し、仲間は散り散りになった。党内の誰もが「石破は終わった」と感じていた。

374OS5:2024/09/27(金) 22:35:04
衆議院 令和6年9月19日現在
258自由民主党・無所属の会
099立憲民主党・無所属
045日本維新の会・教育無償化を実現する会
032公明党
010日本共産党
007国民民主党・無所属クラブ
004有志の会
003れいわ新選組
007無所属
  額賀福志郎 議長
  海江田万里 副議長
  秋本真利   >>1754汚職事件で起訴
 池田佳隆  >>1452裏金問題で起訴
  塩谷立    >>1659裏金問題で離党勧告
  吉川赳   >>41パパ活で離党  
  吉田豊史  >>145金銭問題で離党勧告


参議院 令和6年9月26日現在
114自由民主党
041立憲民主・社民・無所属
027公明党
021日本維新の会・教育無償化を実現する会
011国民民主党・新緑風会
011日本共産党
005れいわ新選組
002沖縄の風
002NHKから国民を守る党
011各派に属しない議員
  尾辻秀久 議長
  長浜博行 副議長
  大野泰正 自民離党裏金
  世耕弘成 自民離党裏金
  鈴木宗男 維新離党(ロシア訪問)
  寺田静  野党系当選2019秋田
  堂込麻紀子野党系当選2022茨城
  永江孝子 野党系当選2019愛媛
   (嘉田由紀子と碧水会→解消)
  上田清司 国民民主推薦当選2022さいたま
   (24年1月国民民主会派を脱会)
    https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/8276
  神谷宗幣 参政党比例2022
  平山佐知子2016民進党線2017離党  2022非自民非民主系で再選

375OS5:2024/09/27(金) 22:36:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/073621adef1aa40dc2a68f5c0a570da51e1067a0
小泉進次郎氏が総裁選で失速した理由、政策打ち出しの初動ミス挽回できず、地方票に泣く
9/27(金) 21:55配信

産経新聞
自民党総裁選後、報道陣の取材に応じる小泉進次郎元環境相=27日午後、党本部(鴨志田拓海撮影)

「議員票1位、党員票3位、胸を張って堂々と(陣営の選対事務所に)戻ってこられた。皆さんが使ってくれた時間を、何倍にもお返しできるように頑張っていきたい」

小泉進次郎元環境相(43)は27日、自民党総裁選終了後に支援を受けた議員たちを前にこう述べた。

「ポスト岸田」の大本命として国会議員票では首位となる75票を集めたが、党員票で石破茂元幹事長と高市早苗経済安全保障担当相に想定以上の大差をつけられた。

小泉純一郎元首相を父に持ち、巧みな弁舌を併せ持つ小泉氏は当初、抜群の知名度で党員票でも優位に立つとみられていた。

しかし、報道各社の調査によると、他の総裁選候補と臨んだ討論会を重ねるごとに失速の傾向が強まっていった。選挙戦中盤に地方創生などに関する追加公約を発表したが、勢いは取り戻せなかった。

小泉氏を支援した若手議員は解雇規制の見直しなどを念頭に「政策の打ち出し方を誤らなければ勝っていた」と悔やむ。

特に、これまでの家族観を変える選択的夫婦別姓制度の早期導入は、保守層の警戒を招いたとの見方が根強い。

14日に名古屋市で行われた初の合同街頭演説会で夫婦別姓に触れた際も聴衆の反応は鈍かった。総裁選の途中から急遽、「愛国心」に言及し始めたが、後の祭りだった。

島根県連幹部は「党員は一般有権者よりも年齢層が比較的高い。小泉氏の主張が『わがこと』として響かなかったのではないか」と解説する。

史上最年少首相の誕生は党員の厚い壁に阻まれた。小泉氏は記者団に「この糧を次の一つ一つに生かしていきたい」と意気込んだ。(竹之内秀介)

376OS5:2024/09/27(金) 22:37:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/95b37962b9b9c9986a7b67a6e14f23609774c58d
安倍氏国葬から2年 高市早苗氏総裁選善戦も「包囲網」で敗れる、保守層の期待変わらず
9/27(金) 21:52配信
産経新聞
自民党総裁選後、報道陣の取材に応じる高市早苗経済安全保障担当相=27日午後、党本部(鴨志田拓海撮影)

27日に行われた自民党総裁選で、高市早苗経済安全保障担当相(63)が決選投票の末、女性初の首相の座を逃した。選挙管理委員会が文書郵送の禁止を通知して以降に政策リーフレットが全国の党員らに届いたことが他陣営から問題視され、これが尾を引いたとの見方もある。ただ、1回目の投票で最多の181票を獲得したことで、保守層からの期待の大きさを改めて見せつけた形だ。

高市氏は総裁選後、目を赤くしながら党本部で記者団の取材に応じ、「私自身の力不足だ。多くの方に助けていただきながら申し訳ない」と語った。

前回総裁選で支援を受けた安倍晋三元首相の死去に伴い、党内基盤の弱体化が懸念された中、1回目の投票では9候補の中でトップに立った。

しかし、上位2人による決選投票では一転、国会議員票が伸びを欠いた。陣営関係者は、18日に高市氏の地元秘書が記者会見を開き、他陣営にも同様の事案があると持ち出したことも念頭に「『高市包囲網』ができてしまった」と悔やんだ。

もっとも、高市氏の勢いはリーフレット問題が発覚した後も衰えなかったことは事実だ。安倍氏と同様、男系による皇位継承の伝統を守り抜くという意志や、これまでの家族観を変える選択的夫婦別姓制度導入に慎重な姿勢などが党員から高く評価されたとみられる。

「今日で安倍元首相の国葬儀から2年になる。良い報告ができなかったことを申し訳なく思っている。今後の予定については申し上げられる状況にはない」

高市氏は記者団にこう述べるにとどめた。しかし、自民幹部は「高市氏は都市圏などで想定以上に支持を集めた。保守層への影響力は大きく、石破茂新総裁がどう処遇するかが重要になる」と語った。(長橋和之)

377OS5:2024/09/27(金) 22:54:43
https://www.tokyo-np.co.jp/article/356902
「飛ばし記事だ」河野太郎氏が批判 「麻生太郎氏が高市早苗氏支援」一部報道は「選挙妨害」 自民党総裁選
2024年9月27日 13時12分
自民党総裁選の投開票日となった27日午前、候補者の1人である河野太郎デジタル相が記者会見で「こういう報道は選挙妨害でもありますし、政治不信を招く要因だと思います」と語気を強めて批判する場面があった。(デジタル編集部)
自民党総裁選の報道を批判した河野太郎デジタル相(デジタル庁の会見動画のスクリーンショット)

河野氏が言及したのは、所属する自民党麻生派のトップである麻生太郎副総裁が、総裁選で高市早苗経済安全保障担当相を支持する意向を固めたとする産経新聞の報道だ。
産経新聞は26日夜、「<独自>自民・麻生副総裁が高市氏支持へ、麻生派議員にも指示 1回目から」と題して報じた。複数の党幹部に確認した話として、麻生氏が派閥議員に、総裁選の1回目の投票から高市氏を支援するように指示を出したという内容だ。
閣議後の記者会見で報道について問われた河野氏は、「そんなことは全く、私、聞いておりませんし、麻生副総裁は、きょうの私の決起集会にも出席予定と聞いております」と事実関係を否定した。
◆「どれだけ政策を訴えても政局ばかり優先される」
報道機関への苦言は止まらず、「結局、候補者がどれだけ政策を訴えても政局ばかりが優先され、しかも、こういう『飛ばし記事』(事実確認が不十分な記事)があたかも事実であるかのごとく流されるのは、極めて残念」などと1分超にわたって訴えた。
以前は、自民党総裁にふさわしい政治家の世論調査で上位に入ることがあった河野氏だが、今回の総裁選では苦戦を強いられている。
自民党麻生派会長の麻生太郎副総裁

8月26日の立候補表明の記者会見では、河野氏は「かつて世論調査やると、『河野太郎さん第1位』ということもあった」と苦笑いを浮かべつつ、「残念ながら少し数字が悪くなっておりますが、デジタル化を進めていく上であったり、いろんなことが影響しているのかなというふうに思います。世論の支持を得られるように努力をしていきたい」と語っていた。
国民人気に陰りがみられる河野氏が頼ったのは、麻生派の支援だった。河野氏は、同じ神奈川県連所属で「脱派閥」を唱える菅義偉前首相とも近い関係にあるが、今回は菅氏と距離のある麻生氏に頼った形だ。
河野氏は記者会見で、派閥のあり方について「自民党全体として派閥は解散すべきとした方向性は妥当だと考えるか」と問われると、「カネについては、派閥のパーティーはやらないということになり、この問題はなくなってきた。人事についても自民党のガバナンスコードで、派閥による人事はやらないということになっている」と答え、派閥解散に慎重な姿勢を示した。

378OS5:2024/09/27(金) 23:04:42
来年は都議選と参院選が重なる年なのか
ここが石破総理の鬼門かな?
逆に乗り越えられれば黄金の3年間か


2025年7月参院選
2025年7月都議選
2025年10月衆院任期満了

2027年4月統一地方選
2028年7月参院選
2028年末ころ 次の任期満了

379OS5:2024/09/27(金) 23:06:10
総裁の任期満了が27年9月だから黄金の2年間か

2025年7月参院選
2025年7月都議選
2025年10月衆院任期満了

2027年4月統一地方選
2027年9月自民党総裁任期満了
2028年7月参院選
2028年末ころ 次の任期満了

380OS5:2024/09/27(金) 23:29:40
https://www.sankei.com/article/20240927-NRCJKLX5LZPZTILIZ63TNOZ7ZA/
小泉進次郎氏が総裁選で失速した理由、政策打ち出しの初動ミス挽回できず、地方票に泣く
2024/9/27 21:48
「議員票1位、党員票3位、胸を張って堂々と(陣営の選対事務所に)戻ってこられた。皆さんが使ってくれた時間を、何倍にもお返しできるように頑張っていきたい」

小泉進次郎元環境相(43)は27日、自民党総裁選終了後に支援を受けた議員たちを前にこう述べた。

「ポスト岸田」の大本命として国会議員票では首位となる75票を集めたが、党員票で石破茂元幹事長と高市早苗経済安全保障担当相に想定以上の大差をつけられた。

小泉純一郎元首相を父に持ち、巧みな弁舌を併せ持つ小泉氏は当初、抜群の知名度で党員票でも優位に立つとみられていた。


しかし、報道各社の調査によると、他の総裁選候補と臨んだ討論会を重ねるごとに失速の傾向が強まっていった。選挙戦中盤に地方創生などに関する追加公約を発表したが、勢いは取り戻せなかった。

小泉氏を支援した若手議員は解雇規制の見直しなどを念頭に「政策の打ち出し方を誤らなければ勝っていた」と悔やむ。

特に、これまでの家族観を変える選択的夫婦別姓制度の早期導入は、保守層の警戒を招いたとの見方が根強い。

14日に名古屋市で行われた初の合同街頭演説会で夫婦別姓に触れた際も聴衆の反応は鈍かった。総裁選の途中から急遽、「愛国心」に言及し始めたが、後の祭りだった。


島根県連幹部は「党員は一般有権者よりも年齢層が比較的高い。小泉氏の主張が『わがこと』として響かなかったのではないか」と解説する。

史上最年少首相の誕生は党員の厚い壁に阻まれた。小泉氏は記者団に「この糧を次の一つ一つに生かしていきたい」と意気込んだ。(竹之内秀介)

381OS5:2024/09/27(金) 23:30:05
https://www.sankei.com/article/20240927-K5QT3LCLHFI3NFX72PU6V3HZRE/
安倍氏国葬から2年 高市早苗氏総裁選善戦も「包囲網」で敗れる、保守層の期待変わらず
2024/9/27 21:45
27日に行われた自民党総裁選で、高市早苗経済安全保障担当相(63)が決選投票の末、女性初の首相の座を逃した。選挙管理委員会が文書郵送の禁止を通知して以降に政策リーフレットが全国の党員らに届いたことが他陣営から問題視され、これが尾を引いたとの見方もある。ただ、1回目の投票で最多の181票を獲得したことで、保守層からの期待の大きさを改めて見せつけた形だ。

高市氏は総裁選後、目を赤くしながら党本部で記者団の取材に応じ、「私自身の力不足だ。多くの方に助けていただきながら申し訳ない」と語った。

前回総裁選で支援を受けた安倍晋三元首相の死去に伴い、党内基盤の弱体化が懸念された中、1回目の投票では9候補の中でトップに立った。

しかし、上位2人による決選投票では一転、国会議員票が伸びを欠いた。陣営関係者は、18日に高市氏の地元秘書が記者会見を開き、他陣営にも同様の事案があると持ち出したことも念頭に「『高市包囲網』ができてしまった」と悔やんだ。

もっとも、高市氏の勢いはリーフレット問題が発覚した後も衰えなかったことは事実だ。安倍氏と同様、男系による皇位継承の伝統を守り抜くという意志や、これまでの家族観を変える選択的夫婦別姓制度導入に慎重な姿勢などが党員から高く評価されたとみられる。

「今日で安倍元首相の国葬儀から2年になる。良い報告ができなかったことを申し訳なく思っている。今後の予定については申し上げられる状況にはない」

高市氏は記者団にこう述べるにとどめた。しかし、自民幹部は「高市氏は都市圏などで想定以上に支持を集めた。保守層への影響力は大きく、石破茂新総裁がどう処遇するかが重要になる」と語った。(長橋和之)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板